したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第101話☆

1名無しさん@魔法少女:2009/11/24(火) 05:30:44 ID:sxkgTGY6
魔法少女、続いてます。

 ここは、 魔法少女リリカルなのはシリーズ のエロパロスレ避難所の5スレ目です。


『ローカル ルール』
1.リリカルあぷろだ等、他所でのネタを持ち込まないようにしましょう。
2.エロは無くても大丈夫です。
3.特殊な嗜好の作品(18禁を含む)は投稿前に必ず確認又は注意書きをお願いします。
  あと可能な限り、カップリングについても投稿前に注意書きをお願いします。
【補記】
1.また、以下の事柄を含む作品の場合も、注意書きまたは事前の相談をした方が無難です。
  ・オリキャラ
  ・原作の設定の改変
2.以下の事柄を含む作品の場合は、特に注意書きを絶対忘れないようにお願いします。
  ・凌辱あるいは鬱エンド(過去に殺人予告があったそうです)

『マナー』
【書き手】
1.割込み等を予防するためにも投稿前のリロードをオススメします。
  投稿前に注意書きも兼ねて、これから投下する旨を予告すると安全です。
2.スレッドに書き込みを行いながらSSを執筆するのはやめましょう。
  SSはワードやメモ帳などできちんと書きあげてから投下してください。
3.名前欄にタイトルまたはハンドルネームを入れましょう。
4.投下終了時に「続く」「ここまでです」などの一言を入れたり、あとがきを入れるか、
   「1/10」「2/10」……「10/10」といった風に全体の投下レス数がわかるような配慮をお願いします。

【読み手 & 全員】
1.書き手側には創作する自由・書きこむ自由があるのと同様に、
  読み手側には読む自由・読まない自由があります。
  読みたくないと感じた場合は、迷わず「読まない自由」を選ぶ事が出来ます。
  書き手側・読み手側は双方の意思を尊重するよう心がけて下さい。
2.粗暴あるいは慇懃無礼な文体のレス、感情的・挑発的なレスは慎みましょう。
3.カプ・シチュ等の希望を出すのは構いませんが、度をわきまえましょう。
  頻度や書き方によっては「乞食」として嫌われます。
4.書き手が作品投下途中に、読み手が割り込んでコメントする事が多発しています。
  読み手もコメントする前に必ずリロードして確認しましょう。

『注意情報・臨時』(暫定)
 書き込みが反映されないトラブルが発生しています。
 特に、1行目改行、且つ22行以上の長文は、エラー表示無しで異次元に消えることがあるそうです。
 投下時はなるべく1レスごとにリロードし、ちゃんと書き込めているかどうか確認をしましょう。

前スレ
☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説第100話
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12448/1249470848/

309名無しさん@魔法少女:2009/12/18(金) 01:24:10 ID:9XGrwmTY
カリ城ネタでもあったな。あと今確認してきたが、五月の話で、野狗氏のだったが。

310名無しさん@魔法少女:2009/12/18(金) 02:57:41 ID:.fqAaayo
シャッハさんに教育的指導を受けるユーノ君、ヴィヴィオ、セインマダー?
無論エロパロ的意味でな

312名無しさん@魔法少女:2009/12/18(金) 16:02:57 ID:zuGdJnUo
この一連の流れでヤンデレなのはに目覚めそうな勢い
魔法に依存ってのは、いいな

313名無しさん@魔法少女:2009/12/18(金) 16:19:10 ID:cpsrk0qE
魔法中毒ジャンキーなのは、はじまります
司書長の愛によって社会復帰を目指すラブストーリー

314名無しさん@魔法少女:2009/12/18(金) 18:08:07 ID:mVlpB8gw
その役はむしろエロパロ的には、フェイトさんを推す
上にもある病んだなのはがフェイト調教→受け入れるフェイトをみて覚醒、とか最高

315名無しさん@魔法少女:2009/12/18(金) 18:33:57 ID:7chusIaQ
エロパロ的にって
どんなのだ

316名無しさん@魔法少女:2009/12/18(金) 18:34:54 ID:cpsrk0qE
エロパロと書いて百合好きと読みます

317名無しさん@魔法少女:2009/12/18(金) 18:46:54 ID:JQfHweJk
違うな。
エロパロはあらゆる嗜好を受け入れる。

318名無しさん@魔法少女:2009/12/18(金) 18:52:28 ID:cpsrk0qE
(´・ω・`)その心は?と問うてほしかった
まぁ言いたいことは言ってくれてるしいいっちゃいいんだが

319名無しさん@魔法少女:2009/12/18(金) 19:27:29 ID:z1wShV/s
落としてるのに『その心は?』と言われても困る

320名無しさん@魔法少女:2009/12/18(金) 19:32:10 ID:cpsrk0qE
今の今まで解きますを読みますと思っていたでござるの巻
ごめん引っ込むね

321名無しさん@魔法少女:2009/12/18(金) 19:37:26 ID:J5/U2Zl6
魔法依存してて魔法を失った場合、謙虚でありながら自信に満ち溢れていた佇まいが、
おどおどびくびく、人のご機嫌を伺うようになるなのはとか。

322名無しさん@魔法少女:2009/12/18(金) 20:01:20 ID:0gWrxiEk
おどおどびくびくするなのはさんを見て、
プレシア譲りの嗜虐心を開花させるフェイトさんと申すか

323名無しさん@魔法少女:2009/12/18(金) 21:42:55 ID:mSvfobW6
>>322
いや、PT事件から2年くらいしか経ってないから…
虐げられた時のMッ気抜けてないんじゃね?

ということで、別ルート。
オドオド状態のなのはにムラッと来て思わずちょっと嗜虐心を出しちゃったフェイトそん
そこに、仕事やなのはへの責任感・看病その他で身体的にも精神的にも疲労したユーノくんが。
なのはを虐めるフェイトの現場を目撃し、思わずプッツン
→「フェイト…なのはニ ナニ、シテるのかナ?」
→魔界戦記ばりの魔王モードへ突入。
→なのはには、表向き労わりつつも、Sっ気を含む言葉責めでオトす
→フェイトには、後でおしおき(色んな意味で) M気質が抜けずにいるため、あっさり折れる

こんな感じ? ・・・ダメ? やっぱり?

324名無しさん@魔法少女:2009/12/19(土) 01:44:26 ID:J2UuwTHs
寝てるなのはの横でフェイトに挿入したり、看護中にローターのスイッチオンするSなユーノとな

325名無しさん@魔法少女:2009/12/19(土) 01:59:20 ID:.K4PNQA6
それはそれでグッと来るシチュだな

326名無しさん@魔法少女:2009/12/19(土) 10:57:48 ID:CqK7vQn.
製作的な都合だろうけど、六年間部屋の内装が変えられない、という原作なのちゃんもヤンデレ候補

327名無しさん@魔法少女:2009/12/19(土) 13:24:37 ID:KSBpVfTI
フェイトさんはバトルジャンキーでやたら好戦的だがドMというのが良い

328名無しさん@魔法少女:2009/12/19(土) 21:03:31 ID:cBR9wbL.
なのはとユーノが怒鳴りあうシーンも見てみたいな。

もう魔法が使えないかもしれない、という焦燥感から周囲の好意にもイライラするなのは。
ひょんなことから見舞いに来たユーノに対し感情的になってしまう。
ユーノも司書の仕事疲れから受け流すことも出来ずに怒鳴りあってします。
そんな修羅場ルート

329名無しさん@魔法少女:2009/12/19(土) 23:49:55 ID:uprSWqT6
どこかで似たようなのを見たような見なかったような…

330名無しさん@魔法少女:2009/12/20(日) 02:41:08 ID:HAhQMojI
直近の流れを見て師弟としての側面を重視したユーノとなのはさんの話を読みたくなったり

331名無しさん@魔法少女:2009/12/20(日) 06:58:17 ID:xWlQOWfU
あれ、そういうのまとめで読んだ気がする。ユーノが主でなのはが従だけど。ユーノが居ないとなのはの魔法は役立たずっていう設定のやつ
あれも魔法依存っぽいな

332 ◆6BmcNJgox2:2009/12/20(日) 12:09:45 ID:Sd4SyoRw
君にも見える6Bの星 遠く離れて このスレに一人
SS投下に使命をかけて なのはエロ小説スレまで後わずか
下らぬネタを引っさげて 帰ってきたぞ 帰ってきたぞ ◆6BmcNJgox2

・ロストロギアのせいで浦島太郎状態になってしまったなのはが見た絶望の未来
・NTR注意(↑のせいでなのは不在の間に○○が××とくっ付いてたとかそんな意味で
・絶望の余りなのはが壊れる(違う意味で)
・人によってはハッピーエンドともバットエンドとも取れる微妙な結末注意。
・微エロ(直接的行為描写は無いけど淫語は出るから)
・前編「衝撃! 絶望の未来編」と後編「先生またやってしまいました〜編」の二部構成。

333なのはの新しい居場所 1 ◆6BmcNJgox2:2009/12/20(日) 12:10:59 ID:Sd4SyoRw
 今日なのはは久々にユーノとお出かけ。しかしなのはにとってはそれ以上に重要な意味を持つ
特別な日でもあった。

「今日こそは…今日こそはユーノ君に告白して友達からもう一歩先に進むんだから。
百合厨が何と言おうと私は何も知らない知らない!」

 そう、なのははユーノに一世一代の大告白をやらかすつもりであった。その為に一生懸命練習を重ね、
いざ待ち合わせ場所でユーノに会った際にそれを発揮しようとしたのだが…それがまさかあんな事になるなんて…

「ゆ…ユーノ君…?」
「え? 何だい?」

 恥ずかしそうにユーノに訪ねるなのはに対し、ユーノは普通に答える。そしてなのはが恐る恐る口を開こうと
した時だった。突然時空管理局からのコールが鳴ったのである。

『○○地区にてロストロギア暴走事件発生! 緊急出動をお願いいたします!』
「え!? こんな時に!? ユ…ユーノ君…直ぐに戻るからね!」
「気を付けるんだよ。」

 せっかくこれからと言う時なのに何とタイミングの悪い事だろうか。しかし相手がロストロギア暴走事件ならば
仕方が無い。なのははちゃっちゃと事を済ませて直ぐに戻ってユーノに対しての告白をすると決意し飛び立った。

 そのロストロギアは手当たり次第に物を吸収し、封印する機能を持っているらしかった。
そして、とにかく急いで戻ってユーノに告白しようと焦っていた事もあり、なのはが
それに吸い込まれてしまったのである。しかし、なのははそこで終わる様な女では無かった。

「嫌だ! 私は一刻も早くユーノ君の所に戻って告白するんだから! 絶対にぃぃ!」

 なのははロストロギア内部に取り込まれてもなお抵抗した。いやむしろ内側から破壊するつもりだった。
それから数分。なのはの死に物狂いの抵抗の末にそのロストロギアを内側から破壊する事に成功する。
しかし…

334なのはの新しい居場所 2 ◆6BmcNJgox2:2009/12/20(日) 12:11:57 ID:Sd4SyoRw
「やった! やっと出れた! あれ? でも…ここは?」

 ロストロギアを内部から粉砕し生還したなのはだが、そこは先程までとは全然異なる場所にいた。
先程までロストロギアと戦っていた場所は屋外であったはずなのに、突然屋内に場所が変わっている。
単純に移動したと言う事なのだろうが、僅か数分の間にそんな事が可能だろうか?
 そんな時…

「大変だー! 倉庫内に保管されていたロストロギアが粉々になって中から女が出て来たぞー!」
「え!? ええ!?」

 突然何処からともなく管理局の制服を着た見覚えの無い若い男達が数人現れて、
しかもまるでバケモノでも見るかの様な目でデバイスを向けて来たのである。

「お…お前は一体何者だ!?」
「ロストロギアの中から出て来るなんてただ事じゃない! お前は一体何だ!?」
「え? 私は教導隊の高町なのは一等空尉だけど…。」

 とりあえず自分の所属と階級を言うが、男達は首を傾げていた。

「知らん。そんな名前は我々は知らない。とにかくこっちに来てもらうぞ。ロストロギアの中から
出て来るなんて明らかに普通じゃない!」
「え!? 知らない!? どうして!? ええ!?」

 明らかに状況がおかしかった。なのはは一応はエース・オブ・エースと呼ばれ有名なはずである。
しかし、男達は明らかに局員でありながら知らないと言い、まるで怪しい物を見るかの様な目付きで
なのはを連れて行こうとしていたのである。しかし…

「あ! なのはさん! 貴女はなのはさんじゃないの!?」
「リンディさん!」

 そこに現れたのはリンディ=ハラオウン。そして彼女の権限でなのはは解放されるのだが
その後でなのはは衝撃の事実を知らされる事になる。

「あの吸収封印型ロストロギアに吸い込まれて以降てっきり死んだと思っていたのに…
流石はなのはさんね。あの状況から自力で出て来るなんて。でも…。」
「でも…何ですか?」

 確かになのははロストロギアに封印されてもなお、たった数分と掛からずに自力での
脱出に成功した。しかし、その話を聞かされてもリンディの顔は暗く、何かがある様子だった。

335なのはの新しい居場所 3 ◆6BmcNJgox2:2009/12/20(日) 12:13:23 ID:Sd4SyoRw
「なのはさん。落ち着いて聞いて頂戴。貴女にとってロストロギアの中から脱出するまでの時間が
たった数分間の事だったとしても、実はその外では十年数年近い歳月が流れていたのよ。」
「え? 冗談キツイですよリンディさん。幾らなんでも十数年なんて無いですよ。
だってリンディさんは全然お変わり無いじゃありませんか。」

 確かに。リンディはなのはがロストロギアから脱出するまでの数分間の間に
外界では十数年の年月が流れたと言っても、それを言うリンディ自身が全然老けておらず
説得力が無い。しかしリンディの顔は真剣だった。

「残念だけどなのはさん、これは事実よ。例えばウラシマ効果等の様に、状況によって
時間の流れるスピードが変わる事は知られているけど、なのはさんを一度吸収した
ロストロギアもそうだったみたいね。なのはさんがロストロギア内部で脱出しようともがいていた
数分間の間に、こちらでは本当に十数年もの歳月が流れていたの。」
「…………………………。」

 なのはにとって信じ難い事であったが、リンディが嘘を付いているとも思えなかった。
と、そんな時である。突然ドアを開けて誰かが入って来たのである。

「リンディさん、私に会わせたい人がいるとお聞きしましたが…………………。」
「え…………………。」

 ドアを開けて入って来たのは明らかになのはより年上と分かる大人の女性。しかし………

「お母さん! あの時死んだと思っていたのに…生きていたんだね!」
「え? ど…どなたですか…?」

 突然涙を流しながらなのはに抱き付いてきた大人の女性になのはも困惑するが、その女性は言った。

「私だよ! 忘れたの? ヴィヴィオ! ヴィヴィオだよ!」
「え!? ヴィヴィオ!? ええ!?」

 何と言う事だろう。目の前の大人の女性の正体はヴィヴィオだったのである。
確かにそう考えれば、その瞳はヴィヴィオと同じ緑と赤のオッドアイで、ヴィヴィオの面影がある。
だが、さらにその彼女の背後に小さな子供の姿があった。

「ママー、その人は一体誰なのー?」
「この人はママのママだよ。」
「えー? でもママのママならもっとお祖母ちゃんになってないとおかしいよー。その人ママより全然若いじゃない。」

 なのはがロストロギアから脱出するまでの間にすっかり大人になったヴィヴィオの背後に現れた子供に
嫌な予感を感じたなのはは恐る恐る訪ねる事にした。

「あの…その子は…?」
「私の子供だよ。」
「………………………。」

336なのはの新しい居場所 4 ◆6BmcNJgox2:2009/12/20(日) 12:15:00 ID:Sd4SyoRw
 なのはは絶句するしか無かった。ここで初めてリンディの言っている事が事実だと悟った。
そう考えれば先程の局員がなのはの事を知らなかった事も納得が行く。他の者達にとって
なのはは十数年前にロストロギアによって死亡した人間と言う扱いなのであるから。しかし…

「え!? でもリンディさんはどうして老けてないんですか!?」
「なのはさん。世の中には知らない方が幸せな事もあるのよ。」

 リンディはそれ以上答える事は無かった。と言うか、むしろ前より若返って見える気がしない事も無い。


 その後、なのははリンディから一度別れ、外を見て回った。確かに外を見ればリンディの言った通りに
なのはがロストロギアから脱出するまでの数分間の間に外界では十数年の年月が流れた事を実感させる程、
周囲の風景は様変わりしていた。ヴィヴィオがすっかりなのはより年上になり、子供までいた様に
かつては若者だった者が今では中年になっていたり、また新しい若者の姿があったりと、
十数年と言う歳月はそんなに変わらないと思わせてかなりの変化をなのはに見せ付けていた。

「あ! そうだ! ユーノ君! 私はユーノ君に告白しなきゃならなかったの!」

 余りにも衝撃的な状況にすっかり忘れる所だったが、なのはは元々ユーノに友達から一歩先に
進む為に告白をするつもりだった。だからこそ今からでもそれをやるつもりでユーノの所へ向かった。
ユーノならなのはのその言葉を今日になるまで忘れずに待っていてくれる。そう信じて…。

 リンディからユーノは今も無限書庫にいると聞き、なのはは無限書庫に走った。

「ユーノ君!」
「ああ…リンディさんからなのはが当時の状態のままで帰ってきたと連絡は受けていたけどまさか本当だったなんて…。」

 アレから十数年の歳月の流れたユーノはお髭の似合うナイスミドルになっていた。
悪く言えば老けたと言う事だが、逆にそこがなのはにユーノの漢を感じさせ、
立派なお髭と渋さがなのはの性欲を掻き立てていた。しかし……………

「あ…あのね……ユーノ君……あの時の約束…覚えてい…。」
「おーい旦那ー! 弁当持って来たぞー!」

 そこへ突然何食わぬ顔でズカズカと現れたのは赤毛の女性。しかもその赤毛の女性は弁当をユーノに渡していたのである。

337なのはの新しい居場所 5 ◆6BmcNJgox2:2009/12/20(日) 12:16:16 ID:Sd4SyoRw
「毎日済まないねアギト。君だって自分の仕事があるだろうに。」
「何言ってんだよ! あたしは旦那の妻なんだぜ!」
「え!?」

 何と言う事だろう。その赤毛の女性の正体はアギト。確かにその姿はなのはの知るアギトに比べて
背も高くなっており、相変わらず胸が残念な点を除いては大人びた姿となっていたが間違いなくアギト。
しかもそれ以上に衝撃だったのは、なのはがロストロギアから脱出するまでの間にユーノとアギトが
結婚していたと言う事である。

「あ…あの…これ…どういう事なのかな?」
「ああ、僕達は結婚したんだよ。」
「うおぉ! 良く見たらお前死んだと思ってたなのはじゃねーか! どうしたんだよ!」

 なのはにとってロストロギアから脱出するまで数分の出来事であっても、外界では十数年の歳月が流れていた事は
何度も説明した通りだが、これもまさにその時間の流れる速度差が起こしたいたずらであった。
なのはがロストロギアから脱出する為にもがいていた間に何とユーノはアギトと結婚していたのだった。

「どうして! どうしてアギトがユーノ君と結婚してるの!? どうして!?」
「いきなり何を言い出すんだよ。あたしがユーノの旦那と結婚して悪いかよ!」

 元々はなのはがユーノに告白して友達から一歩先に進むはずだったのに、アギトがユーノの嫁になっていた。
これはなのはにとって我慢出来ない事であり、彼女は思わず叫んでいた。

「悪いよ! アギトが旦那と呼んでたのはゼストさんのはずでしょ!?
死んだゼストさんに申し訳無いとは思わないの!?」

 なのはの言う通り、かつてアギトが旦那と呼んでいたのはゼスト。しかし今はユーノを旦那と呼んでいる。
これがどういう事かと言うと…。

「確かにあたしにとって旦那と呼べるのはゼストの旦那ただ一人だけ…。そう考えていた時期があたしにもあったさ。
でもあたしは思ったんだ。もう天国に行っちまったゼストの旦那の事を何時までも想い続けるのは、
それこそゼストの旦那は喜ばねぇ。ゼストの旦那なら新しい恋に生きろと言うはずだ。だから…だから
ユーノにあたしの新しい旦那になってもらったんだ!」
「じゃあシグナムさんは!? シグナムさんのパートナーはやめちゃったの!?」
「やめるわけねーだろ。今でもあたしとシグナムはパートナーだ。でもプライベートにおいては
ユーノの旦那の妻でもあるんだよ。」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

338なのはの新しい居場所 6 ◆6BmcNJgox2:2009/12/20(日) 12:17:35 ID:Sd4SyoRw
 何と言う事だろう。しかし、これも十数年と言う歳月によって変わった物の一つなのかもしれない。
なのはにとってはほんの数分の出来事であるから実感は無いが、他の者達にとっては十数年の時が
経過しているのである。その間に考え方が変わらないと誰が良い切れようか。

「アギト…少し頭冷やそうか…。」
「おっ! 何だ!? やる気かこの野郎! ならあたしはお前を燃やしてやるぞ!」

 次の瞬間、なのははレイジングハートを構えていた。十数年の歳月を経た他の者達と違って
僅か数分間しか変化の無いなのはにとって、アギトがユーノの嫁になる等と割り切れる物では無く、
そのやるせなさと怒りの余りなのははアギトを砲撃しようとしていた。それに対してアギトも
臨戦態勢を取っていたのだが…

「やめるんだ二人とも!」
「ユ…ユーノ君…。」
「旦那…。」

 今にも戦いが始まらんばかりの勢いとなっていたなのはとアギトを止めたのは他でも無いユーノ。
しかし、そのユーノを見つめるなのはの目には涙が浮かんでいた。

「ユーノ君……どうして…どうして…私…ユーノ君の事好きだったのに…。」
「何言ってんだお前! 十年以上もいなくなってたくせに今更帰ってきてそれが通じると思ってるのかよ!」
「アギト! 良いからなのはの説得は僕に任せるんだ。」
「あ…旦那がそう言うんなら…。」

 今にもなのはに噛み付かんばかりの剣幕だったアギトがユーノの一睨みで萎縮した。
そしてユーノはなのはに言う。

「そうか…君は僕の事が好きだったんだね。」
「そうだよ…ユーノ君…だから…。」
「でも僕はなのは…君の好意に応える事は出来ない。何故なら僕は正式にアギトと結婚した身なんだ。
これは今更どうにもならない事なんだ。それは僕だってあの時は君が死んだと思って悲しんださ。
でも…そんな僕をアギトが救ってくれたんだ。だからこれからも僕はアギトの夫として生きていくよ。」
「………………………。」

 なのはは絶句した。ユーノは絶対になのはを裏切ったりしないと考えいただけに…
ユーノの口から直接この様に言われるのはなのはにとって衝撃だった。
しかし、数分しか経過していないなのはと違い、ユーノはなのはのいない十数年と言う時を
過ごして来たのだ。その間にアギトと様々な事があっても不思議では無い。
だが、そこでさらにそれ以上の衝撃がなのはに襲い掛かるのである。

339なのはの新しい居場所 7 ◆6BmcNJgox2:2009/12/20(日) 12:21:07 ID:Sd4SyoRw
「お父ちゃん、お母ちゃん、二人で何してるのー?」
「え?」

 突然駆け寄って来た小さな子供。それは昔のアギトを思わせる悪魔っ子風の格好をした
ユーノに似た小さな幼子であり、これにはなのはも嫌な予感がした。

「あの…こ…この子は…?」
「僕達の子供だよ。」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

 何と言う事だろう。アギトは生身の人間では無くユニゾンデバイスである。では一体何故子供が…

「え!? だってアギトはユニゾンデバイスで…何で子供が出来ちゃうの!?」
「でも出来ちゃったんだから仕方ないだろ。」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

 どう言う原理かは分からないが…とりあえず出来てしまった様である。
しかし、子供が出来たと言う事はユーノとアギトが契ったと言う事を意味し、
アギトがユーノに抱かれ突かれてエロい声上げながら喘ぎよがってる所を想像するだけで
なのはは悔しくなって来た。

「ユ…ユ…ユーノ君とアギトのウンコたれぇぇぇぇぇぇ!! うあぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「なのは!?」

 悔しさの余り、なのはは彼女らしくない罵り言葉を叫び放ちつつ、その場を走り去ってしまった。
その痛々しい姿は流石のアギトも気まずくなり…

「な…何か悪い事しちまったな…。聞く所によるとアイツもロストロギアの被害者なんだろ…?」
「いいさ…。なのはなら僕がいなくても大丈夫。きっと良い相手が見付かるさ。」
「ねーねーあのおねーたんは一体何だったのー?」

 ユーノとアギト、そして二人の子供はただ奇声を上げて走り去るなのはをじっと見つめていた。


 ユーノはアギトと結婚し、なのはの知るユーノとは全く違う物に変わっていた。
それを悟ったなのはが次に向かったのはフェイトの所だった。

「もう良い! ユーノ君なんか要らない! 私はフェイトちゃんと…フェイトちゃんと百合に生きる!
フェイトちゃんなら私を待っててくれる! フェイトちゃん! 今行くからね!」

 フェイトならば絶対に自分を裏切ったりしない。そう希望を持ってなのははフェイトのいる場所へ
向かっていたが…。

「フェイ……………。」

 なのははフェイトを呼ぼうとしたが…そこで止まり、無言のままその場を立ち去っていた。
何故ならば…そこにいたのは一体アンタ誰だよ? って感じの見た事も聞いた事も無い様な男と結婚し、
かつてレオタードまがいの卑猥なバリアジャケットで乳をボインボインバインバイン揺らしながら
卑猥な活躍をしていた彼女が嘘の様にエプロン姿の似合う主婦に大変身を遂げていたフェイトの
姿があったのだから。こんな状況でなのはが訪ねた所で、百合を受けてくれるはずが無い。

 その後、なのはが色んな人々を訪ねて回ったが、どれも結果は同じだった。
確かになのはがロストロギアに吸い込まれたばかりの頃は、誰もがなのはが死んだと思い
枕を涙で濡らした事だろう。しかし、十数年と言う歳月は皆の心を癒し、なのはがいなくても
生きていく事が出来る様に成長させるに十分な年月であり、誰もがなのはがいなくても
自分達の力で立派にそれぞれの幸せを掴んでいた。しかし…そこになのはの居場所は…無い。

340 ◆6BmcNJgox2:2009/12/20(日) 12:22:16 ID:Sd4SyoRw
前編はここまで。あと一時してから後半書きます。

341名無しさん@魔法少女:2009/12/20(日) 12:24:36 ID:BB3ONYF.
>>340
ご飯食べながら投下ないかなーって見に来たら遭遇してラッキーでした。
GJ!
浦島系はきついっすよね…なのはの行く末がどうなるのか、後編に期待します。

342名無しさん@魔法少女:2009/12/20(日) 12:25:30 ID:tUYMeTXw
よりによってアギトとはwwww
いや相変わらず素晴らしい

343名無しさん@魔法少女:2009/12/20(日) 13:22:20 ID:N8XHY316
GJ
ウラシマじゃないけどぬ〜べ〜の枕返しを思い出した

344名無しさん@魔法少女:2009/12/20(日) 13:38:46 ID:amR5EfxU
デバイスと結ww婚wwしやwwがっwwwwwうぇww

345名無しさん@魔法少女:2009/12/20(日) 13:44:11 ID:SaaZh3hg
>アギトがユーノに抱かれ突かれてエロい声上げながら喘ぎよがってる所を想像するだけで

…ウッ!
へ、やってくれるじゃねーか。想像したらやられそうだったぜ。
だが、わからんな。なぜそのシーンを文章にしない!

346名無しさん@魔法少女:2009/12/20(日) 18:01:06 ID:xWlQOWfU
ttp://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1261234554/
なんか来てた

347100スレ807:2009/12/20(日) 23:47:08 ID:73fzuErE
前作の続編?ができましたので投下させていただきます

フェイト×アリサ×クロノです

タイトルは「フェイトのヤミ」です

348フェイトのヤミ 1:2009/12/20(日) 23:49:33 ID:73fzuErE
ふぇいとのやみ

「んん…んっ?…」

鼻腔をくすぐる甘い香りで、アリサは目覚めた。
ここはどこだろうか?…辺りを軽く見渡してみるが、
カーテンが閉めきられ、暗いため、どこなのかわからない。

ともかく、明かりをつけよう、そう思って立ち上がろうとするが。

ギシッ

「え…なんでっ!?なんで私縛られてるの!?なんで私裸なのよ?!」

アリサはベットに縄で縛り付けられ、服を全て剥ぎ取られていた。
その上俗に言うM字開脚の状態で縛り付けられているために、彼女の未成熟な性器が露になっている。
その事を知ったアリサは慌てて手で隠そうとするが、頭の上でしっかりと縛られた両手は、
ギシギシと音を立てるだけであった。

それでも縄を解こうと暴れるアリサに、ふいにに声がかけられる

「おはよう…ありさ」

その声は、親友のはずの少女、フェイトのものであった。

「フェイト!?これはどうなってるのよ!」

と、アリサが問うが、彼女が期待した答えは返ってこない
フェイトは

「えへへ…かわいいよありさ…」

などとわけのわからない事を口走り、こちらに近づいてくるだけであった。

「なんで?どうして?なにいってんのよ…フェイト…
 !!!アンタ!なんて格好してんのよ!」

近づいてくるフェイトの姿を、アリサの眼がとらえる。
姿を現したフェイトは、全裸であった。
にもかかわらず彼女は、恥ずかしそうな顔一つせずその肢体を
堂々とアリサの前にさらけ出している。

「おにいちゃんにおねだりしてよかったな…」

本当に何を言っているのだろうフェイトは、おねだり?なんのことだろうか
フェイトが何事かをつぶやく度に、アリサの混乱はますます深まっていく。
混乱するアリサを尻目に、フェイトはアリサのいるベットのすぐそばまで近づいて来た。

「なに?なに言ってるのよ!?クロノさんは?私はクロノさんに家に招待されて…なんで?ここは?なに…ひぁっ!」

フェイトが突然アリサの股座に顔を突っ込み、そこを舐めあげる。

「ふふ…ありさのここ…すごくきれいだよ…」

349フェイトのヤミ:2009/12/20(日) 23:50:19 ID:73fzuErE
フェイトはアリサの太ももの間に陣取り、膝を開かせる。
さらけ出された性器に口付けながらフェイトが笑みを浮かべる。

「やめ…ふあぁ…やぅ…あっ…あっ…あん…」

フェイトが股の間に陣取り、アリサの性器を弄くりまわす。
それを防ぐ術はアリサにはなく、ただフェイトのされるがままとなっていた。

「くりとりすがぴくんってしてるよ…かわいいなあ…
 おまんこってこんなあじなんだ…おいしいな…」

淫らな言葉を発しながら、フェイトは少しずつ膣に近づいていく

「ふぇいっ…とっ…もっ…ふぁ…やっ…やめっ…」

「うわあ…こんなにちいさいんだ…おまんこって」

「なにいって…フェイトぉ…ふぁああぁああああぁ」

ついにフェイトは膣口に到達し、そこを執拗に刺激する。
同時に、大きく勃起した淫核を激しく擦り上げる。
アリサの膣はその刺激に反応し、蜜をあふれさせる。

「そこだめぇええ…ふああぁあ…ああああ…あんっあっ…ふああああああ!!!!」

膣と淫核への同時の刺激は、アリサにひときわ大きな喘ぎ声を発させた。
その大きな喘ぎに喜びを感じたのか、フェイトは笑みを浮かべながら、
暗闇に向かって言う。

「くろののものがはいるよう…しっかりぬらさなきゃ…いけないもんね」

「わたしは…ありさのおねえちゃんだから…」

「はじめてがいたいだけだったら…ありさがかわいそうだから…」

「ありさと…しまいに…さおしまいになるんだから…」

「うふふ…ありさ…おまんことろとろになってきたよ…」

「ありさ…ありさのおまんこが…いれてほしいっていってるみたいだよ」

フェイトはさらにとわけのわからない台詞を発する。
暗闇に向けて満面の笑みで、何度も何度も発する。
だが、快楽に流され、性器から体液を垂れ流しにしている今のアリサには、その意味などどうでもよかった。
アリサはただ、もっときもちよくなりたいだけ
だから、彼女は言う。

「フェイ…と…もっと…もっとしてぇ…もっときもちよくしてえ!足りないのぉ!」

その言葉を聴いたフェイトは、アリサの頭を優しく撫で
まるで母が子に言い聞かせるような優しい口調で言う

「ありさ…だいじょうぶだよ…おにいちゃんがね…もっと…もっと…もっと…きもちよくしてくれるから…ね?」

そして、暗闇に呼びかける

「くろのっ…ありさが…くろのにしてほしいって!」

そのよびかけに答えるよう、闇が蠢いた

350フェイトのヤミ:2009/12/20(日) 23:51:06 ID:73fzuErE
闇の中からそれは現れた。
黒い髪、自分より少しだけ高い背丈、さらけだされた筋肉、そして…

「あ…あ…クロ…ノ…さん?」

黒光りする頑強で巨大な肉棒が…

「クロノさん…なに…なにするの?」

人間としての生存本能であろうか?
アリサは急激に正気を取り戻そうとしていた。
正気が戻るにつれ、恐怖がこみ上げてくる

「クロノさん…やめて…やめてよぉ!」

アリサの懇願が聴こえてないかのように、
クロノが一歩一歩ベットに近づいてくる。

「いやぁ!やだっ!」

身をよじって拘束から逃れようとするアリサ
だがそれは、縄をギシギシと鳴らすだけの行為であった。
その間にもクロノはさらに距離を縮める。

「こわいこわいこわい!やめてやめてやめて!」

「ありさ…よくみてね…あれがありさのおまんこにはいるんだよ
 せっくす…すっごくきもちいいよ」

ついにクロノがアリサの元にたどり着く。
クロノの肉棒はカウパーでヌラヌラとした光を放っていた。

「いやっ!こんなのいやっ!いやなのっ!」

「ふふ…ありさはえんりょしぃだね」

「そんなんじゃない!そんなんじゃない!」

アリサは半狂乱の状態で暴れまわる、だが拘束は解けない
フェイトは優しげな笑みを浮かべ、変な事を言っている。
クロノはモノをアリサの性器とふれあわせ、愛液を肉棒に塗ったくっている。

「くろの…いっきにおくまでいれてあげよ」

アリサにとって、死刑宣告に近い言葉がフェイトによって発される。
クロノは、その言葉に従うかのように腰を引き…



「そんなわ…ンぎぃいいいぃいいぃいぃいぃいいいいいい!!!!!!!!!」



アリサを一気に貫いた…

「いだぃ…ぬいでぇ…いだぃのぉ…」

アリサは顔を涙と鼻水でぐしゃぐしゃにし、うわごとのように痛いとわめく
彼女の性器は血に染まり、腹に、腿に、クロノに、フェイトに、飛び散る。

「だいじょぶだよ…ありさ…すぐにそれがきもちよくなるから…」

相も変わらずフェイトが世迷言を言う。

「ンぐっ!アがぁああ…いダぃい…あガァああ!!!!」

クロノが腰を動かすたびにぐちゅぐちゅと、肉を引き裂くような音が響く
その動きにあわせて体が揺らされるアリサ、彼女の命はどうなってしまうのか…

「んづっ!あぐっ!んぎぃ!ああがっあっあっんあっ…?」

どうしたことだろう?アリサの悲鳴に甘い響きが混じり始めた。

「んぐっ…んぁ…ふぁあああ…あああああ!!ンきもぢぃっ!なでっ!なんでぇ…ふええあああああああああ!!!」

その響きは拡大し、悲鳴をかきけしていく。
それとあわせるかのように、アリサの性器の湿りが強くなっていく。


「よくいたいのがんばったね…ありさ…これからずっと…きもちいいよ…」

性器の発する水音を聴いて、フェイトがアリサにいとおしげに声をかける。

「ンあぁあああああああアアアアアアァアアアアアアァアアアア!!!!」

いつしかアリサは腰を振り始めていた。
自ら肉棒を擦り上げ、快楽を享受しようとする。



「ンッぎもぢぃッ!!!ぎもちぃぎのおおおおおおおおお!!!!
 んあぁがあああああああ!!!アソゴざげりゅぅううううう!!!
 もっどはげじぐジでぇええええ!おまんごめちゃぐちゃにじてえええ」

狂ったように叫ぶアリサ
その言葉に答えるようにクロノは腰の動きを激しくする

ぐちゅ…ぐちゅ…ぐちゅ…

一際大きな音がたつ

「…くろの…そろそろ…いきそうだよ」

フェイトが義兄の限界を感じ取る。

「あたしもぉ…あぐぅん!ぎもぢっ!イグっ!いぎぞう!!!!!!
 なかにぃ!おまんこにぃ!どぴゅどぴゅじてええええ!!!
 いぐアッ……………………………………」

クロノの肉棒が一際大きく膨らむ。
その後すぐに生命の奔流がアリサの膣に注がれていく。
入りきらなかった精が、ごぷりと音を立てて外にあふれだす。

2人は絶頂に達し、意識を飛ばし、倒れこんだ。

「ありさ…これで…わたしたちはしまいだね…」

意識を失った2人をぎゅっとだきしめ、しあわせそうに…フェイトは呟いた。

351100スレ807:2009/12/20(日) 23:53:17 ID:73fzuErE
作者としてもコレジャナイ感を感じる代物ですが、読んでいただけると嬉しいです。

感想、批評、批判などをいただけると嬉しいです。

352名無しさん@魔法少女:2009/12/21(月) 02:50:26 ID:yXquQHl6
>>351



コレジャナイ感は前回の続きと言いつつ話が繋がってないからじゃね?とか
相手がなのはさんじゃなくて何故いきなりアリサなのかとりあえずお話聞かせて?とか
そういったことを書けばいいのかな

353名無しさん@魔法少女:2009/12/21(月) 07:25:07 ID:QhtGG7B.
>>340
相変わらず酷いww
久しぶりに面白いSS読んだよ。GJ.

354名無しさん@魔法少女:2009/12/21(月) 08:07:06 ID:RQKFf.WQ

アリサ久しぶりだったね

355名無しさん@魔法少女:2009/12/21(月) 12:30:22 ID:AXIC6A2s
>>340
◆6BmcNJgox2さん、GJっス
時間経過ネタもなかなか…
シチュもいい感じです!

んで、>>330でも話上がってるけど。
んじゃ〜、ユーなのEND(師弟とかパートナーとして重視で)はどうだろう?

と考えたんで、>>332の設定をベースに自分が書いてもいいっスかね?
図々しくてすんません…

356名無しさん@魔法少女:2009/12/21(月) 12:51:28 ID:XUhk9C8k
>355
YOU書いちゃいなYO!!
外は雪降ってるが全裸で待ってる。

357 ◆6BmcNJgox2:2009/12/21(月) 17:49:42 ID:l9sEnsAM
>>333-339の続きを書きます。

・ロストロギアのせいで浦島太郎状態になってしまったなのはが見た絶望の未来
・NTR注意(↑のせいでなのは不在の間に○○が××とくっ付いてたとかそんな意味で)
・絶望の余りなのはが壊れる(違う意味で)
・人によってはハッピーエンドともバットエンドとも取れる微妙な結末注意。
・微エロ(直接的行為描写は無いけど淫語は出るから)
・前編「衝撃! 絶望の未来編」と後編「先生またやってしまいました〜編」の二部構成。

では後編「先生またやってしまいました〜編」をやります。

358なのはの新しい居場所 8 ◆6BmcNJgox2:2009/12/21(月) 17:51:23 ID:l9sEnsAM
 ミッドの片隅にある小さな公園。その中のブランコに座り、夕日を浴びながらうな垂れるなのはの姿があった。

「私にとってはほんの数分…。確かにあのロストロギアから脱出するまでの時間は数分しか掛かってないのに…
外に出てみれば十数年も経過してた…。何それ? 私は浦島太郎なの? 皆…皆もすっかり変わってたし…。
十年以上も経ったんだから…仕方ないのかな…。リンディさんはむしろ孫のカレルとリエラの方が
老けて見える位若々しかったけど…あの人は色んな意味で仕方が無いし…。それに何よりも…みんな…もう私が
いなくても大丈夫になってて…。ヴィヴィオですら…私がいなくても…今ではすっかり私より年上になって…
子供もいて…。ユーノ君はアギトと結婚してて…フェイトちゃんも脱百合して人妻で…でも……私はどうすれば良いの…?」

 なのははこれから自分がどうすれば良いのか分からなかった。管理局としてもなのはは既に十数年前に
亡くなった人間と言う扱いになっていたし、かつての知り合い達もそれぞれの幸せを手に入れており、
そこになのはの入り込む隙間は無い。つまり…今のミッドになのはの居場所は無いと言う事である。

「私はこれから…どうすれば良いの…? 何処で…どうやって生きていけば良いの…?」

 なのはは途方に暮れ、夕日を浴びながら目から一筋の涙を落していたのだが…
そこで彼女は今後の運命を大きく変えるとある出会いをする事になる。

「なるほど。風の噂で十数年前に死亡したと思われた高町なのは君が当時のままの姿で戻ってきたと言う話は
聞き及んでいたが、本当だったのだな。」
「え!?」

 突然の謎の声になのはがふり向いた時、そこに彼がいた。なのはの隣のブランコに座るジェイル=スカリエッティ。

「ジェイル=スカリエッティ!」
「久し振りだな。と言っても、君にとっては大した時間では無いのだろうが…。」

 これにはなのはも驚いた。と言うか、ジェイルは軌道拘置所に収監されていたはずである。
なのはがロストロギア脱出の為にもがいていた十数年の間に状況が変わって刑期が短縮されたのだろうか?

「ジェイル貴方がどうしてここにいるの!? 私の記憶が確かなら貴方はそう簡単に釈放されはしないはず!」
「ああ…。それなら簡単。脱獄して来たのだよ。」
「脱獄!?」

 何と言う事だろう。ジェイルは軌道拘置所を脱獄していた。しかもまるでそれが出来て当たり前と
言わんばかりの顔であっさり言ってのけるジェイルになのはも驚きを隠せない。

「私のこの天才的な頭脳を活かせばあんな所を脱獄する等造作も無い。」
「なら…なら何で直ぐに脱獄しなかったの?」

 そう。ジェイルが本当に軌道拘置所を簡単に脱獄出来たと言うのならば、では何故逮捕されて十数年経過した
今更になってそれをやらかすのだろうか? しかし彼はこう答えた。

359なのはの新しい居場所 9 ◆6BmcNJgox2:2009/12/21(月) 17:52:25 ID:l9sEnsAM
「うむ。脱獄は出来ても脱獄後の生活の当て等無かったからな。それにあそこでの暮らしもあれで中々
居心地が良い。そのままあそこでゆっくり余生を過ごすのも悪くは無かったのだがな…。
実はとある非管理世界にいる知り合いから技術協力を頼まれてな、他でも無い知り合いの頼みだからと
意を決して出て来たと言うわけなのだ。」

 ここでジェイルが今になって脱獄した理由が明かされた。しかし、その後で彼はなのはを見つめながら立ち上がった。

「さて、私はそろそろ行くつもりだが…君はどうするかね? 管理局員として私を捕らえるかね?
それも構わんが…多少は抵抗するかもしれんぞ。」

 ジェイルはかつてフェイトを捕らえた事もある赤い光の鎖を展開出来る特殊グローブを手に嵌めて
臨戦態勢を取っていたが、なのはは何もしなかった。

「やめておくよ。私はもう十年以上も昔に管理局員としての登録は抹消されてるみたいだし…。
そもそもミッド自体に居場所が無い。だからさ…私も連れてってよ。」
「何だと!?」

 なのはの爆弾発言にジェイルは驚愕した。確かになのは程の魔導師が付いて行ってくれると言うのならば
これ程心強い事は無いが…………

「ねぇお願いジェイル。私も連れてって。新天地で私の新しい居場所を探したいの。」
「確かに君程の魔導師が付いて来てくれるのは心強いが…。しかし…私にホイホイ付いて行けば
君もお尋ね者になってしまうぞ。半端な覚悟で私に付いて来られても困る。覚悟は出来ているのかね?」

 ジェイルは軌道拘置所を脱獄している故、これから管理局の追手が来るだろう。
そんなジェイルに付いて行けばなのはも犯罪者扱いになってしまう。
しかし、彼女の表情に戸惑いの色は無かった。

「覚悟なら出来てるよ。」
「ほう…ならばどの程度の覚悟なのか具体的に述べてもらおうか?」
「逃避行の最中に性欲を持て余したジェイルに押し倒されてそのまま赤ちゃん産まされる覚悟なら出来てる。」
「な…なんだとぉ!? ちょっと待て! 君は私をその様な男だと思っているのか!?」

 突然変な事を言い出すなのはに驚愕するジェイルだが、その時のなのはの瞳からはハイライトが消えており、
彼女はさらにこう続けた。

360なのはの新しい居場所 10 ◆6BmcNJgox2:2009/12/21(月) 17:55:08 ID:l9sEnsAM
「泣き叫びながら喘ぎよがる私を抱き締め突き上げながら貴方は言うの。『君のせいでナンバーズも
実質壊滅したも同然の状態にされてしまったが、その分を君自身の美しい肢体で産んで返してもらおう。
その君の女の肢体…これからも存分に利用させてもらうぞ。実はこれでも私は前々から君を狙っていたのだよ。
君のその乳房も…腰も…太股も…尻も…皆私の物だ。そしてこれから君が産む我等の子供達を
ニューナンバーズとするのだ。』『無理だよー! 私そんなに沢山産めないよー!』
『無理でもやるんだよ! 良いから黙って産むんだよ!』って感じで私に乱暴を振るいながら無理矢理に子供を
産ませるジェイル…。想像するだけでゾクゾクするね。」
「それは覚悟じゃない! ただの願望だ!」

 ジェイルの声真似とかしたりしながら、自分とジェイルのそんなやり取りを描くなのはの姿は
不気味この上無く、むしろゾクゾクするのはなのはでは無くジェイルの方だった。
しかしそんなジェイルにも構わずなのははさらに続けるのである。

「ウフフフフ…。私がジェイルの赤ちゃんを…しかもジェイルそっくりの憎たらしい顔した赤ちゃん
産んじゃったら皆どう思うかな…。きっと落胆するんだろうな…。想像するだけでゾクゾクするよね。
かつては管理局のエースと呼ばれた私…高町なのはが、皆からのけ者にされた腹いせに
時空犯罪者にして脱獄囚のジェイル=スカリエッティの子供を産む。フフフ…こんなに面白い事は無い。
もうざまぁ見ろって感じだよね!」
「落ち着けなのは君! 君はあまりにも激し過ぎる環境の変化に付いて行く事が出来ずに錯乱し、
冷静な判断が出来なくなっているだけだ! もっと落ち着いて…冷静になるんだ!」

 もはや浦島太郎状態になってしまった現実に耐え切れず逃避し、自分だけの世界に入り込んでいるとしか
思えないなのはを何とか落ち着かせようとするジェイルだが、なのはの瞳からハイライトが戻る事は無かった。

「うるさいうるさい! 幾ら管理局のエース・オブ・エースだなんて持ち上げられてても、私だって女なの!
男の人に中出しされちゃったら子供出来ちゃうんだよ! 例えそれが時空犯罪者相手でも出来ちゃうの!」
「だーかーらー!」
「だからもへったくれも無い! ナンバーズの女の子達のお腹の中に自分のクローンを仕込む度胸は
あるくせに、生身の女の子を抱いて子供を産ませる度胸は無いなんて今更言わせはしないよ!」
「もういい加減にしてくれ! 君はそれで良いのか!? そんな事されて嫌とは思わないのか!?」
「でもジェイルに無理矢理抱かれたんじゃ仕方が無いよね。私…悔しいのにジェイルの突きに感じちゃうの…。
赤ちゃんだって産んでしまうの…。私はこのままジェイルの子供を産む機械にされちゃうの…。
そしてそんな私の姿を見て落胆するフェイトちゃんやユーノ君…想像するだけで恐ろしくてゾクゾクしちゃうの…。」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。」

 恐ろしくてゾクゾクするのはむしろジェイルの方なのは言うまでも無い。確かになのは程の魔導師が
味方に付いてくれるのはジェイルにとってもこれ程頼もしい事は無い。しかし、今のなのはが相手では
確実にジェイルは逆レイプされ、無理矢理に父親にされてしまう事は想像も固く無かった。

361なのはの新しい居場所 11 ◆6BmcNJgox2:2009/12/21(月) 17:57:04 ID:l9sEnsAM
「(確かになのは君が味方に付いてくれるのは頼もしい。追手が来ても色々と守ってくれるだろうしな。
しかしその後どうするか? このままでは確実になのは君は私の子を産んでしまうぞ。そうなると
子育てとか色々大変だぞ…。私を受け入れてくれる知り合いもそこまで面倒見てくれるかどうか…。
それにプレシアに対するアリシアの様に必ずしもなのは君の様に優秀な子が出来るとは限らんし…。)」

 等と、なまじ頭が良い故に色々と考え込んでしまうジェイルであったが、そんな彼の腕をなのはが
強引に引張っていた。

「さあそうと分かれば出発だよ! 私とジェイルの新しい居場所! 新天地へ向けてレッツ&ゴー!」
「やめてくれ! 無理矢理に引かないでくれ! 落ち着いてくれなのは君! 良いのか!?
本当に良いのか!? そんな事をすれば君は本当に人生を棒に振る事になるぞ!」
「人生なら当の昔に棒に振ってるよ! 魔法と出会った時点でね! ユーノ君がアギトなんかと結婚して
子供まで出来ちゃった今、もう操を守るのが馬鹿馬鹿しくなっちゃったよ! ジェイルが何と言おうと
私はジェイルの子を産むよ! そして私を受け入れなかったユーノ君や皆が悔しがり落胆する顔を想像して
ほくそ笑むの! そして皆が泣いて悔しがる様な素晴らしい子供に育てるの!」

 ハイライトの消えた瞳で力一杯に論じるなのはだが、やはりジェイルは困らざるを得ない。
そしてジェイルの腕を引くなのはを逆に引き返しながらジェイルは言い返した。

「ちょっと待て! では何故私なのだ!? 単純に子供が欲しいなら私では無く
他の男でも良いのでは無いか!? そうだ! 君ならば私よりもっと良い相手が
見付かるのでは無いか!?」
「ダメだよ! これはジェイルじゃないと意味が無いの! かつて管理局のエース・オブ・エースと
呼ばれ称えられたこの私が、JS事件の主犯であり、軌道拘置所から脱獄した凶悪犯罪者のジェイルの
子供を産む事に意味があるの! 私が産むのは貴方の子供じゃないとダメなの!
他の何処の馬の骨とも分からない様な男の子供を産んだって意味が無いの!」
「く……狂ってやがる………。」
「そうとも私はもう狂っちゃったの! あのロストロギアに飲み込まれた時点で…
私の人生も何もかもが狂わされちゃったの! だからかつてエース・オブ・エースと
呼ばれた私が時空犯罪者の妻に堕ちてしまった所で今更どうと言う事は無いの!」

362なのはの新しい居場所 12 ◆6BmcNJgox2:2009/12/21(月) 17:59:58 ID:l9sEnsAM
 なのははもう後には退かない。完全にジェイルに付いて行くつもりであった。
これにはジェイルもほとほと困り果てざる得ないが、無理矢理に付いて来るなのはに
迷惑さを感じながらも、かと言って引き離すのはそれはそれで勿体無いと言う矛盾した感情を抱いていた。
やはり良くも悪くもなのはは味方に付ければ頼りになる強力な魔導師なのだから。
問題があるとするならば、自分一人が浦島太郎状態になってしまったと言う状況に耐え切れずに
錯乱し、半ばヤケクソ気味にジェイルの子を産もうとしてる事であろうか。
しかも恐らくは一人で済むはずも無く何人も産むのかもしれない。
クローン体や試験管ベビーの類ならジェイルだってナンバーズを始めとして
世話の一つや二つやった事はあるが、生身の女性がその身で産み落とした生身の赤子を
世話する事は無く、ジェイルとしてはむしろ勘弁してくれと言わんばかりであった。
しかし、それすら今のなのはに届くはずも無い。

「こうなったら仕方が無い…。一緒に逃げてる間になのは君の考えが変わる事を祈る他はあるまい…。」
「さようならユーノ君…さようなら時空管理局…さようならミッドチルダ…。
私は私の新しい居場所を探す為に旅立つよ…。なんて名残惜しい事を言った所で
今更私の事を気にしてくれる人なんていないだろうけど…。じゃあね…。」

 なのははハイライトの消えた瞳で皆に別れを告げ、こうして夕暮れの公園で二人何やら話をしている姿が
目撃された事を最後になのはとジェイルは忽然とミッドから姿を消した。無論時空管理局は
脱獄したジェイルと、そのジェイルと一緒にいた所を目撃されたなのはに関与の可能性を見て
それぞれを捜索するが…一向に見付かる事は無かった。

 それから…行方不明になったと思われていたなのはとジェイルが、何処かの世界の教会で
結婚式を挙げる様を撮影した写真の同封された手紙がユーノやフェイト等の家に送りつけられ、
しかも気まずい表情の新郎ジェイルと、瞳からハイライトの消えた新婦なのはの姿が
またなんともシュールさを醸し出し、アチャーと皆の頭を抱えさせたのは言うまでも無い。

 そしてさらにその翌年、非常に気まずい顔をしたジェイルと寄り添い、ハイライトの消えた瞳ながらも
誇らしい笑顔でジェイルそっくりの赤子を大事そうに抱くなのはの写真の同封された手紙がユーノやフェイトの
家に送り付けられて皆はアチャー! 何時かは絶対やると思ってたんだよな〜ってなったと言う。


 とあるロストロギアによって人生を狂わされた女…高町なのは。
しかしその狂わされた中でもそれはそれで幸せを手に入れたのだから良しとするべきなのか…
はたまた脱獄囚と共に駆け落ちしちゃった事を咎めるべきなのかは…各々の判断に任せるとしよう…。

                     おしまい

363 ◆6BmcNJgox2:2009/12/21(月) 18:02:07 ID:l9sEnsAM
これで終わりです。結局またこういう感じのENDやっちまいましたけど
浦島太郎状態になったせいでかつての知り合いが皆なのはを受け入れてくれなくなったので
こういう方向に行ってしまっても仕方が無い。と言う事でどうか。

364名無しさん@魔法少女:2009/12/21(月) 18:17:05 ID:Qq9BnuPc
スカちゃん頑張れ超頑張れスカちゃんw

365名無しさん@魔法少女:2009/12/21(月) 18:29:11 ID:zbcKh4ww
wikiのリンクが未だに前スレのままな件

366名無しさん@魔法少女:2009/12/21(月) 21:15:03 ID:SPKSQyUc
ジェイルwwwww
ほんとうにこの組み合わせ好きやなあ。アンタ。

367名無しさん@魔法少女:2009/12/22(火) 15:14:13 ID:zppW8NWk
「ユーノくんがキスしてくれたら検索魔法頑張る☆」
「しかたないなぁ」 チュッ

「「「確保ォォ!!」」」

368名無しさん@魔法少女:2009/12/22(火) 17:22:13 ID:6DL0nW3Q
巣に帰れホモ野郎

369名無しさん@魔法少女:2009/12/22(火) 17:32:27 ID:2Mbd8u6U
野良の司書じゃなくてヴィヴィオだろうに

370名無しさん@魔法少女:2009/12/22(火) 21:45:51 ID:O8WnJTSc
ヴィヴィオがユーノきゅんを逆レイプするってのはどうよ

371名無しさん@魔法少女:2009/12/23(水) 07:59:56 ID:r3efYzPo
それは普通すぎて面白くない。

372名無しさん@魔法少女:2009/12/23(水) 11:08:38 ID:32fC2m5c
じゃぁ一捻りして聖王モードでレイプしようとするけどチェーンバインドで捕まって言葉責め&
緊縛プレイだけでイッちゃって変身解除されたところをユーノに逆レイプされちゃうヴィヴィオ。
しかし、そこまでがヴィヴィオの計算のウチだったのだ…的な

373 ◆6BmcNJgox2:2009/12/23(水) 11:25:06 ID:FXgPlWzE
二日しか経過してませんが、また書きます。

・ユノティア
・エロ
・キャラ崩壊上等(しばらく封印状態になってた性的に強いユーノ解禁とか)

374ティアナが飛んだ! 1 ◆6BmcNJgox2:2009/12/23(水) 11:26:26 ID:FXgPlWzE
 ティアナは空を飛べない。それはもはや業界では衆知の事実。
しかし、ティアナ自身にとっては深刻な問題であり、飛べない事こそが
彼女が自分自身を過小評価してしまう大きな要因となっていた。

「やっぱり飛べない……やっぱり私はダメな魔導師なんだー!」
「ティアナまた病気が再発しちゃった…これは私が何とかしないと…。」

 また『凡人と自虐的になっちゃう病』を再発して頭抱えていたティアナを
物陰から心配そうに見つめるは、ティアナに魔法を教える立場にある高町なのは。
しかし、彼女とて神様では無いのだ。そもそも最初から飛行魔法の資質の無い
ティアナに飛行魔法を使える様に出来るわけが無い。

「そうだ。ティアナは空が飛べなくても立派に戦えるんだから
そこを褒め称えて飛べなくても大丈夫って思わせれば良いんだ!」

 あのJS事件の際にティアナが戦闘機人三人抜きをやったのは知られている。
それはティアナが空を飛べなくとも立派に魔導師として通用し得る証拠であり
なのははそこを使って早速ティアナを励ます事にした。

「大丈夫だよティアナ。空が飛べなくても大丈夫。」
「でもやっぱり飛べた方が良いじゃないですか。」
「そんな事は無いよ。例えばマジンガーZはマジンガー軍団と違って空飛べないけど
マジンガー軍団より強いでしょ? つまりティアナは陸戦にこそ映えるタイプなんだよ。」
「でもそのマジンガーZも結局は空飛ぶ機械獣に苦戦して、最初の頃は奇策で何とかしてても
通用しなくなってジェットスクランダーで飛んじゃったじゃないですか。」
「う……………。」

 これは痛い所を付かれた。こうなったら違う例え方をするまで。

「飛べなくても…だ…大丈夫だって…。ゴジラだって飛べないけど、キングギドラとか
空飛ぶ相手にも立派に通用したじゃない。」
「でもゴジラ対ヘドラで飛んだじゃありませんか。」
「う……………。」

 ああ言えばこう言う。今のティアナを励ますのは尋常では無い。もういっそこのまま
頭冷やしてやろうとも思ったが、そう言う力に任せた抑え方はスマートでは無い。
しかし、ここでなのはは良い事を思い付くのである。

「あ! そうだ! ティアナ! 私に良い当てがあるよ!」
「え!? 本当ですか!?」

 一体何を考えたのか分からないが、なのははティアナを連れてある場所へ向かった。

375ティアナが飛んだ! 2 ◆6BmcNJgox2:2009/12/23(水) 11:27:17 ID:FXgPlWzE
「この人ならば今のティアナを何とか出来るはずだよ。」

 なのはがティアナに紹介した人物。それは無限書庫最強の生物ユーノ=スクライア〜〜〜〜〜〜!
その力は一世界の全図書館司書力に匹敵………したら良いな。

「やあ。今日は一体何の用かな?」
「実はユーノ君に協力して欲しい事があって…。」

 ティアナが緊張の面持ちで待つ中、なのはとユーノは何やら話をしていたのだが…

「え!? ええ!? それを僕がやると言うのかい!?」
「お願い! ティアナを助けると思って協力して! ほら、ティアナからも頼みなさい!」
「お願いします! 良く分かりませんけど…とにかく私を助けて下さい!」

 何か大変な事でもあるのか戸惑いの色を見せるユーノに対し、ティアナはなのはに
言われて慌てて頭を下げていた。それにはユーノも一息付いてから事を話し始めた。

「分かった。でも本当に良いのかい? これは一歩間違えれば大惨事になりかねない大変な事なんだよ。」
「はい! 覚悟は出来ています! どんな辛い特訓にも耐える覚悟です!」

 あの無限書庫最強の生物ユーノ=スクライアがここまで真剣な顔になるのは、ティアナが
空を飛べる様にする特訓は相当に過酷な物であると見てティアナも真剣な面持ちになっていた。


 そしてユーノはティアナを別室に案内した。その部屋には窓一つ無く、部屋の真ん中に
一台のベッドが置かれているのみ。

「ここで早速始めるよ。」
「始めるって…こんな狭い所をで何をするんですか?」

 屋外の訓練場では無く、こんな狭い部屋で何をするのだろうとティアナは不安になっていたのだが、
その後でユーノが言った。

「さあここで服を脱いでベッドに寝そべるんだ。」
「え!? ええ!?」

 今凄い事をあっさり言った。服を脱いで裸になりベッドに寝そべろと言うのである。
これにはティアナも思わず顔を赤くしてしまう。

「ふ…服を脱いで…一体何をするって言うんですか!?」
「何って、決まってるじゃない。ティアナはこれからユーノ君に枕営業するの。」
「なのはさん〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」

 今度はなのはがあっさりと凄い事を言った。ティアナにはこれからユーノに枕をやれと言うのである。
これが果たして空を飛ぶ事と何の関係があるのだろうか?

376ティアナが飛んだ! 3 ◆6BmcNJgox2:2009/12/23(水) 11:28:02 ID:FXgPlWzE
「あ…あ…。」
「別に嫌なら良いんだよ。僕は強制はしない。」

 顔を赤くして服を脱ぐ事を躊躇うティアナに対しユーノは優しく接していたが、なのはの態度は正反対だった。

「あ〜あ〜! ティアナったらこんな所で怖気付くなんて、空を飛びたくないんだね?」
「そんな事言われても…私まだ処女で…。」
「それがどうしたと言うの? そんなの遅かれ早かれいずれは失われる物じゃない。
それにこういう仕事だから、時空犯罪者に捕まって時空犯罪者相手にレイプされて
処女奪われちゃう可能性だってあるんだよ。そんな事になる位なら無限書庫司書長の
ユーノ君に捧げちゃった方が格好良いと思うな〜私は。」
「なのは! 彼女に無理言っちゃ悪いよ!」
「う……………。」

 ユーノは無理強いするなのはを叱っていたが、ティアナは悩んでいた。
確かに管理局で働き、かつ執務官方面に進むのだから、時空犯罪者に捕まってしまう事も
恐らくはあるのかもしれない。そうすればレイプは必至であり、時空犯罪者に
処女を捧げてしまい、下手をすれば妊娠さえさせられてしまうと言う大きな心の傷を
負ってしまいかねない。それならば…無限書庫司書長・無限書庫最強の生物の肩書きを持つ
ユーノに処女を捧げた方が、無限書庫司書長・無限書庫最強の生物とSEXした女として伯が付く
とも考えていたが、それでもやっぱり処女を失うのは名残惜しい。しかし…ここである事を思い出していた。
 
 それはティアナが昔見た事のあったとある映画。その映画は魔導師に弟子入りする若者の奮闘を
描いた物なのだが、その若者の師となる魔導師は最初は魔法のまの字もやらず、水汲み等を
初めとした雑用しかさせなかった。しかし、それは全て魔法を覚える為の修行に耐える為の
忍耐力や基礎体力を付ける為の特訓の一環であり、その後の特訓等も一見魔法とは無関係に
見える物が、実は知らず知らずの内に技術を付ける修行だったと言う描写が幾つもあった。

 とするならば、今なのはがティアナにさせようとしている事も、ユーノに抱かれて
枕営業する中で、知らず知らずの内に飛行技術を付けさせる何かがあると見て間違いは無い。
そう考えれば、ティアナの決意は固まった。

「やります! 私にやらせて下さい!」
「え!? 本当にやるのかい!?」

 先程までの恥じらいが嘘の様に自分から服を脱ぎ、ユーノの目の前で下着をも堂々と剥ぎ取り
素っ裸になってのけるティアナにむしろユーノの方が戸惑ってしまうのであったが、
しかし、ティアナの気持ちを汲んでユーノも決意を固めた。

「よし分かった。じゃあとりあえずベッドの上に寝そべってごらん?」
「ハイ…。」

 こうしてなのはの見守る中、ティアナは全裸でベッドに寝そべり、試練が始まる。

377ティアナが飛んだ! 4 ◆6BmcNJgox2:2009/12/23(水) 11:29:08 ID:FXgPlWzE
「それじゃあ行くよ。」
「はい…………ん!」

 ユーノはベッドに寝そべったティアナの乳房に手をかけ、優しく握った。そうするとティアナの乳房の膨らみに
ユーノの指が少しだけ沈み込んだ。そしてその感触によりティアナも思わず声を上げてしまった。
過去に朝起きたらスバルに乳揉みされてました事件等があったが、ユーノに揉まれるのはスバルのそれとは
全然違っていた。

「(あ…あ…これが男の人の手………スバルのとは…全然違う…。)」

 ユーノはティアナの乳房をただ揉むのみならず、前後左右に押しては引き、グルグルと回転させたりもした。
そしてティアナの乳房の肌から伝わるユーノの指は、ティアナに今まで感じた事の無い何かを感じさせていた。

「それじゃあ次は…。」
「あっ!」

 次にユーノが行ったのはティアナの乳房の先端に輝く乳首に吸い付く事だった。
未だ誰にも吸われた事の無い敏感なティアナの乳首に、ユーノの口が吸い付き、その舌で
乳首を嘗め回して行く。これでティアナが感じないはずが無い。

「ああっ! (くっ…くすぐったい…。)あああ!」

 ユーノはティアナの乳房を手で揉みながら、その左右の乳首を交互に吸って行く。
その初めての感覚はティアナの敏感な乳首には一溜まりも無く、部屋の中にはティアナの
喘ぎ声が響き渡り、何度もビクビクと痙攣させてしまう程だった。

「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…。」

 ユーノが一時的に手を止めた時、ティアナの全身の綺麗な柔肌から汗が吹き出て来る程だった。
確かにティアナはなのはから毎日みっちりと訓練を受け、体力に自信はあった。
しかし、この無限書庫最強の生物ユーノ=スクライアの愛撫は、それらが
一切役に立たない程にまで…勝手の違う物だった。

「(こ…これが…これが男の人………女とは全然違う……凄い……凄すぎるよ…。)」

 ティアナの目には涙が浮かんでいた。ユーノはただティアナの乳だけを愛撫したと言うのに
ティアナは未だかつて無かった程にまで興奮していた。しかしこれがもしも、今の様に
ティアナに優しくしてくれるユーノでは無く、凶悪時空犯罪者に捕まって、乱暴を受け、
命の危機を感じながらレイプされると言う状況に陥った場合どうなってしまうのか?
そう考えるだけでティアナは怖くなって来た。

「あの…君……大丈夫かい? 何か青くなってる気がするんだけど…。」

 今のティアナの様子はユーノにも良く分かり、心配になっていたが、次の瞬間だった。
何とティアナが自分からユーノに対して脚を大きくM字に開いていたのである。

378ティアナが飛んだ! 5 ◆6BmcNJgox2:2009/12/23(水) 11:30:34 ID:FXgPlWzE
「ユーノ先生! して下さい! 私…怖いんです! 凶悪時空犯罪者に犯されて
処女奪われるのが…怖いんです! だから…だから…私の処女…ユーノ先生にあげます!
時空犯罪者に犯されるかもしれないって恐れている自分自身を………忘れさせてください!」
「うわお! ティアナったら大胆!」

 自分からユーノに処女を差し出し始めたティアナの姿はなのはですら思わず赤くなってしまう程だった。
しかし、そのティアナの気持ちを悟ったユーノに戸惑いの色は無かった。

「分かった。ならば…君の処女は…僕がいただくよ。」

 意を決したユーノはティアナに対し、自分自信の男根……男性器を露とした。

「キャッ!」

 確かにティアナもその存在を知っていた。まだ幼かった頃に、今は亡き兄と共に風呂に
入った事も度々あり、その兄の股間にぶら下がるソレを見た事も当然あった。
しかし、既に勃起していたユーノの一物は…そんな彼女の想像を絶する程にまで
太く、長く、そして固かった。しかしこれこそが…これこそがこれからティアナの膣口に
潜り込み、処女を奪う一物なのである。

「さあ行くよティアナ。」
「は…ハイ…。」

 時空犯罪者に犯されてしまう位ならユーノに処女捧げた方がマシと考えていたティアナだが、
いざユーノの一物の先端部分が自分自身の処女膣口にキスをする所を目の当たりにした時、
やっぱ時空犯罪者に犯されてた方がマシなんじゃないかとすら考え直し始める程でもあったが、
そうこうしている内にユーノの固い一物はティアナの柔らかい膣口をこじ開けながら潜り込んで行き…

「痛!!」

 ティアナは激痛を感じた。そしてユーノの一物の潜り込んだ膣口から赤い血が流れていく。
そう、ユーノの一物が…ティアナの処女膜を…貫いたのである。
ユーノの巨大な一物がティアナの処女膣にねじれ込まれる様は、破瓜の痛みの他にも
強烈な圧迫感と、全身に電撃が走る様な感覚を彼女に与えていた。

 ティアナの処女はこうしてユーノによって奪われた。しかし、それもまだ序章に過ぎない。
これから本格的にユーノとのSEXが始まるのである。

379ティアナが飛んだ! 6 ◆6BmcNJgox2:2009/12/23(水) 11:31:51 ID:FXgPlWzE
「あっ! くっ! うっ!」

 ユーノの巨大な一物がティアナの膣を何度も突き上げ、ティアナはただただそれに合わせて
腰を突き動かすしか無かった。破瓜の痛みも大分収まって来たが、逆にここまで来てしまうと、
苦しい様で気持ち良く、気持ち良い様で苦しいと言う何とも言えない感覚をティアナは感じていた。

「あっ! あんっ! くぁ!」

 ティアナは全身汗だくになりながらも、必死にユーノの突きに耐え腰を動かしていた。
ティアナは確かになのはに課せられる教導の中でかなりの力を付けて来たはずである。
そしてそれらはティアナに大きな自信を付けさせるに至っていたはずなのだが………
ユーノの愛撫の前には全てが無意味だったとしか思えなくなる程であった。しかし………

「そろそろ痛くなくなっちゃったんじゃないかな? これから本番を始めるよ。」
「え!?」

 笑顔でさらりと凄い事を言うユーノにティアナの目は大きく見開いた。
確かにユーノは今までも充分過ぎる程にまでティアナを激しく突き上げて来たはずだ。
しかし、ユーノはそのさらに上の領域を持っていたと言うのである。流石は無限書庫最強の生物!

「ハッ…………………………!!」

 ユーノのさらに強烈になった突きの前にティアナは喘ぎ声を上げる事すら出来なかった。
先程までのそれでもティアナは既に汗だくになる程疲れ切っていたと言うのに、
さらにそれ以上強くされてしまえば、肺が圧迫され、声を出す事さえままならなかった。

「(息……苦し……ダメ……気をしっかり持たなきゃ……我慢しなきゃ……。)」

 ティアナは問答無用で突き動かされる中で必死にそう考え、耐えた。

 しかし、不思議な事にティアナがユーノの突きを耐えようとすれば耐えようとする程、
ユーノの突きはそれ以上に激しくなって行く様な感覚を感じ、しかもどんどん気持ちよくなっていく。

380ティアナが飛んだ! 7 ◆6BmcNJgox2:2009/12/23(水) 11:34:38 ID:FXgPlWzE
「(だっダメ……快感に負けちゃダメ……負けちゃダメだよ……でも……気持ち良いよぉ………。)」

 ティアナはもうこれ以上は耐えられない。ユーノの突きの前に屈し、どんどん何も考えられなくなる。
その時のティアナの顔はもはや…俗に言う所の『アヘ顔』と呼ばれる物になっていた。
そして、彼女の開かれた口から、この様な言葉が飛び出したのだ。

「とっ……飛んじゃ………飛んじゃ………飛んじゃうぅぅぅぅぅ!!」

 ティアナは快感の余り、意識が飛んでしまいそうな状況にまで追いやられていた。
世の中には苦痛と快感は表裏一体と言う物もいるが、まさにその通り。
ユーノのティアナに対する愛撫から来る凄まじいまでの快感はティアナの身体のみならず
その心さえも追い詰めてしまうレベルに達していた。

「飛んじゃ………飛んじゃぁぁぁぁぁぁ!!」
「よし! 今だ! 飛んで行け!」

                   びゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!

 直後、ユーノはティアナの膣内に射精した。しかもただの射精では無い。
その射精の勢いによって、ティアナは股間から大量の潮を吹きながら
まるでペットボトルロケットの様に発射されたのだ!

 ユーノの下から大きく飛び上がったティアナはそのまま天井を突き破り、何処へと飛び去った。
そしてなのはは天井に開いた穴を見上げていた。

「わー凄い! ティアナが飛んだ!」

 こうして……ティアナは身も心も……飛んだ。

                     おしまい

381 ◆6BmcNJgox2:2009/12/23(水) 11:35:45 ID:FXgPlWzE
ティアナが飛べる様になるとするなら、こんな感じだろうな〜と思って作ったお話。

382名無しさん@魔法少女:2009/12/23(水) 11:36:45 ID:e0.nACiM
ラストwwww

383名無しさん@魔法少女:2009/12/23(水) 11:51:00 ID:cmXddjPE
ああ、こっちの飛ぶかぁ。とか思ったら最後wwwww
いや、素晴らしい

384名無しさん@魔法少女:2009/12/23(水) 14:00:42 ID:P6BPhPZY
まったく貴方はwwwwwwww
っていうか先日のなのスカといい、既に様式美の域に達していると言わざるをえない



……………やっぱ最後吹いたwwwwwww
その発想はなかった。むしろしちゃいけなかった

385名無しさん@魔法少女:2009/12/23(水) 15:05:04 ID:ZcC7Y7RU
空を自由に飛びたいな♪
ハイ、白い粉♪

くらいの格式美
GJでした

386名無しさん@魔法少女:2009/12/23(水) 15:18:11 ID:OjFb4hfw
ラストwwねーよwww

387名無しさん@魔法少女:2009/12/23(水) 17:36:02 ID:TJLoSlf2
初めてEPのSSで笑ったwwww
GJ!!

388名無しさん@魔法少女:2009/12/23(水) 17:49:26 ID:QyQxupLo
笑いすぎて腹痛いwww

389名無しさん@魔法少女:2009/12/23(水) 22:16:07 ID:yPh0.FWM
アインハルト陛下のオナニーを見たい

390名無しさん@魔法少女:2009/12/24(木) 13:11:31 ID:IidLFS4w
カンセル×ヴィータ希望

391名無しさん@魔法少女:2009/12/24(木) 20:37:04 ID:8UknOGLc
・・・港湾特別救助隊のターセル主任の事を言ってるのだろうか?

392名無しさん@魔法少女:2009/12/24(木) 21:11:28 ID:vpk20sMU
>>52
2期ラストとか漫画版でエイミイに散々茶化されてなかったっけ?本人も全く否定してなかったし

393名無しさん@魔法少女:2009/12/24(木) 21:16:21 ID:vpk20sMU
>>392
ごめんなさい。思いっきり誤爆しました。携帯だと一度に全部見れないので、とんでもない所にレス付けました。大変申し訳ございません

394名無しさん@魔法少女:2009/12/24(木) 21:59:38 ID:1yx4WAHU
どんまい!

395ザ・シガー:2009/12/24(木) 23:11:31 ID:oNTzfdZw
メぇぇぇ〜リぃぃぃぃクリっスマぁぁぁースぅ!!

よう! エロパロの良い子エロい子の皆! 元気!?
俺! 俺だよ俺! ザ・シガー!
俺? 俺は超元気! もう死にたいほど元気!


で、エロパロのブラザーにプレゼント投下しにきたよ!
って訳で投下するよ!!


前々から書く書くと言ってたギン姉SS!
全部で三篇の第一回目、一応非エロ!
カプは本編で出番のほとんとないあの人!!

396ギンガの恋路:2009/12/24(木) 23:13:01 ID:oNTzfdZw
ギンガの恋路 (前編)



 さて、それは何年前の事だったか。
 少なくとも当時の彼女は、今の容姿からは想像できないくらいあどけなく、幼い少女だった。


「は、はじめまして。本日付けで入隊する事になりました、ギ、ギンガ・ナカジマ二等陸士です」


 声と共にぺこりと頭を下げ、ギンガはこれから自分の上司となる男に挨拶する。
 その頃の彼女の階級は今の陸曹ではなく二等陸士で、階級だけでなく顔も体もてんで子供だった。
 顔は14歳の少女の、年相応の童顔。
 身体も女性らしい凹凸なんて欠片もない、可愛らしいなだらかなラインを描いている。
 そんな少女に、上司であり先輩でもある男は笑顔で応えた。


「ああ、よろしくなギンガ君。俺はラッド・カルタス陸曹、今日から君の上司だ」


 鋭い眼差しを細め、カルタスは可愛らしい後輩に優しく笑った。
 それが二人の初めての出会い。
 ラッド・カルタスとギンガ・ナカジマの、初対面の思い出だった。





「ふう……」


 夕刻の茜の光が差し込む陸士108部隊のオフィスで、彼女の口から疲労を孕んだ息が漏れた。
 その日のデスクワークを終えた少女はオフィスチェアの上で、うん、と背を伸ばし、身をしならせる。
 背筋を伸ばした事で胸に実った二つの豊かな果実が強調され、その豊満なラインを見せ付けた。
 熟れたボディラインに、ふわりと揺れる蒼の長髪、そして麗しい美貌。
 108部隊に入隊してから3年を経て美しく成熟した、ギンガ・ナカジマという少女である。
 現在部隊が対応している捜査の事件資料を纏め、もはや後は家路に就くだけ。
 デスク上で人工光を放つディスプレイの電源を落とし、ギンガは周囲を見渡した。
 窓から差し込む光は既に陽光から月光に移りつつあり、同僚の姿はほとんど見当たらない。
 もう残っているのは自分だけだろうか。
 そう思った彼女の思慮は、だがすぐに裏切られた。


「あ……カルタスさん」


 名を呟いた先には、男がいた。
 ギンガの腰掛けた位置から数メートル先、他の席から少し距離を置いて鎮座する捜査主任の席に腰掛けた男。
 切れ長の瞳、ややこけた頬、僅かに白髪の混じった黒い髪をオールバックに整えた偉丈夫。
 陸士108部隊捜査主任と二等陸尉の肩書きを持つ男、ラッド・カルタスその人である。
 彼もまたギンガと同じく、捜査に関するデスクワークの残業をしていたのだろう。
 集中した面持ちで机上のディスプレイを見つめ、キーを叩いている。
 が、ギンガの呟きを聞いたのか、彼は視線を上げた。
 捜査官として何度も危地を潜り抜けた、奥に鋭さを内包した切れ長の瞳が少女を捉えた。
 一瞬胸の奥をざわめかせ、ギンガは背筋を伸ばす。
 それは緊張と、そしてそれ以上の甘酸っぱい感情からの反応だった。
 されど少女の胸の内など知らぬ男は、いつもの通りに冷静な言葉を紡ぐ。


「ギンガ、まだいたのか」
 
「あ、え……はい」


 カルタスの言葉に、ギンガはやや口ごもりつつ答える。
 差し込む夕の光の中でカルタスには分からなかったが、少女の顔はほんのりと朱色に上気していた。
 理由は、やはり彼の眼差しだろう。
 静かに、鋭く、人の心の奥底まで見透かしそうな辣腕捜査官の視線。
 何よりギンガにとっては、ことさら特別な視線だった。
 長時間のデスクワークで疲れた目を指でこすりながら、カルタスはオフィスチェアに身を預け、また言葉を連ねた。


「もう帰ると良い。随分遅くなったし、事件資料ももう随分纏まってるだろう?」

「え、ええ。そう、ですね」


 彼の問いに答えつつ、ギンガは手元でもじもじと指を遊ばせる。
 言葉を言い出そうとし、だが言い出せず。

397ギンガの恋路:2009/12/24(木) 23:13:42 ID:oNTzfdZw
 何度か口を意味もなく開き、少女はたどたどしく言の葉を紡いだ。


「あ、あの……良かったら一緒に帰りませんか? その……たまには一緒に夕食でも……」


 夕焼けの茜色に溶けそうなくらい頬を赤くし、告げたのは夕餉への誘いだった。
 込められたのは初々しく、そして甘い感情。
 淡い期待を孕んだ乙女の誘いを、だが男は冷たい響きで返した。


「すまん。悪いが俺はもう少し残って仕事を片付けるよ」


 鋭い容貌に眉尻を下げた苦笑を浮かべ、カルタスが告げたのは穏やかな拒絶。
 その言葉にギンガの表情が曇るが、しかし彼はすぐに視線をディスプレイに戻したので気付く事もない。
 豊かな胸の前で少女が手を固く握り、哀しげな色を瞳に溶かした事をカルタスは知らない。
 知る由もない。
 もはや目の前の画面しか見ぬ彼に、ギンガは何度か声を掛けようと口を開く。


「……」


 しかし、紡ごうとした声は出でる事無く。
 虚しく無音を刻み、乙女は今日もまた自分の想いを胸の内に仕舞いこみ、


「じゃあ……お先に失礼します」


 蚊の鳴くような声でそう告げてオフィスを後にした。
 




 茜色に燃え上がる夕焼けの光が沈み行き、紫色の残滓を残して夜へと移る空の下、ギンガは家路を歩いていた。
 その日の空が美しき情景を描こうと、頬を涼やかな風が撫ぜようと、乙女は物憂げな顔を俯かせている。
 理由はたった一つ。
 先ほどのカルタスとのやり取りである。
 彼女がああしてカルタスを誘ったのは、これが初めてではない。
 今まで何度も彼を誘っては二人の時間を作ろうと摸索してきた。
 結果は芳しくなく、成功した事はあまりない。
 その事を思い返し、少女は力ない溜息を吐いた。


「はぁ……やっぱり今日も駄目だったかぁ……カルタスさんったら、私の気持ちも知らないで……」


 と。
 ギンガは誰にでもなく、独り言を呟く。
 それは彼女が燻らせ続けている恋心のささやかな吐露。
 そう、ギンガ・ナカジマという少女は、ラッド・カルタスという男に恋をしていた。
 自分より一回り年上の、頼れる先輩であり上司でもある男に抱いていた尊敬の念が恋に変わったのは果たしていつ頃なのか。
 ギンガ自身にもそれは分からない。
 敢えて答えるならば、いつの間にか、だろうか。
 気付けば視線は彼を追い、胸の中には彼への想いが満ちていった。
 そして、少女が自分の中に芽生えた、甘く、淡く、切ない気持ちは恋だと気付いたのはつい最近。
 故にギンガはカルタスとの距離を縮めようと、今日のように彼を誘っていた。という按配である。
 しかし前述のように、彼女の誘いが成功した例は少ない。
 ラッド・カルタスという男は基本的に気さくで人当たりの悪い人間ではないが、どこか仕事をプライベートより優先する節がある。
 故に、先ほどのように仕事帰りの食事の誘いを断ることも少なくない。


「今度は休日に買い物でも誘ってみようかな……あ、でもいきなり二人でなんて……」


 顎先に指を当て、ギンガは歩みながら思慮を巡らせた。
 どうしたら彼と一緒の時間を作れるか、どうしたら彼に自分を意識させられるか、どうしたらこの想いを実らせられるか。
 今まで幾千幾万と繰り返してきて、そして今もまた幾千幾万とシミュレートする理想の仮想。
 されど成功した試しのない夢想。
 少し虚しいな、とは思う。
 だが、諦めよう、とは思えない。
 レールウェイの駅が近づき、ギンガは今度の休日にカルタスを誘う誘い文句を思案しながらバッグに手を入れた。
 サイフに入れたIDで駅の改札を通る為だ。

398ギンガの恋路:2009/12/24(木) 23:14:22 ID:oNTzfdZw
 が、しかしそこにはあるべき感触がなく、カバンに突っ込んだ彼女の指は虚しく空を掻いた。


「あ、あれ?」


 疑問符と共に何度もカバンの内を漁るが、目的の物は出てこない。
 カバンだけでなく服のポケットも探したが、結局サイフは見つからなかった。
 果たしてどこで無くしたのだろうか。
 少なくとも朝出勤する時は確かに持っていたし、使いもした。
 ギンガは記憶を遡り、そして思い出す。


「あ、そういえば……机の上に」


 オフィスで自分の机の上に置いたのを。
 
 



「あれ?」


 忘れ物を取りにオフィスに戻ったギンガが発したのは、疑問符の一声だった。
 理由は光。
 既に勤務時間を随分と過ぎた時分、誰もいない筈のオフィスは蛍光灯の白光が満ちていた。
 最後に残っていたのはカルタスだったが、彼が帰る際に消し忘れたのだろうか。
 自分のデスクの上にあったサイフをポケットに仕舞いながら、ギンガはそんな事を思う。
 が、その考えは次の瞬間、ギンガの視界に映ったものに否定された。
 オフィスの一角に鎮座するソファの上に、見覚えのある人間が寝そべっている。
 寝やすいように乱雑に制服のネクタイを緩め、上着をシーツ代わりに身体に掛けた男。
 ラッド・カルタスの姿だった。
 

「カルタスさん……」


 彼の名を呟き、ギンガはそっと近寄る。
 近くで見れば、カルタスは随分と酷い様だった。
 寝不足になる程仕事した為か目元には隈が浮かび、眉間には浅くシワまで刻まれている。
 服もずいぶんとよれよれで、もしかしたらこうやってオフィスで夜を過ごすのも初めてではないのかもしれない。
 彼の立てる寝息は静かだが、しかし深く連なる。
 仮眠のつもりがいつの間にか本気で寝入ったのだろうか、それとも最初からこうして夜を明かすつもりだったのか。
 それは分からないし、分かりようもない。
 ただ分かるのは、彼がこんな風に消耗している様を見て切なくなる自分の気持ちだけ。


「もう……こんな所で寝て、風邪でも引いたらどうするんですか?」


 その場で膝を突いてソファの上で眠る彼の顔を覗き込み、ギンガは問うた。
 もちろん答えを期待しての問いではなく、目の前の彼を見て自然と口から漏れた言葉だ。
 少女は手を伸ばし、眠るカルタスの髪をそっと撫でた。
 オールバックに整えられた髪には幾本か白いものが混じり、自分と出会ってからの月日を感じさせる。
 初めて会った頃は、確か全てが黒く染まっていた。
 いつしか全て白くなってしまうのだろうか、果たしてそれはいつか。
 そして、その時までに自分の想いは伝えられるだろうか。
 まったく無意味な妄想で、だがどうしても考えてしまう。
 彼の髪を無心に撫でながら、ギンガは堪らない切なさを感じた。


「まったく……人の気も知らないで……」


 自分が抱く恋心など知りもせず、仕事に明け暮れて疲れ果てた男へと乙女は呟く。
 そして、いつの間にかギンガは彼へと身を寄せていた。
 まるで寂しがり屋の子犬が主人に甘えるように、寒さの中で温もりを求めるように。
 窮屈そうに制服に包まれた膨らみを彼の胸板に重ね、吐息が掛かるほど顔を近づける。
 静かに脈打つ鼓動が、柔らかな乳肉を通してギンガに伝わり、しかし彼女の中では鼓動は逆に早まっていく。
 肌に伝わる彼の体温が、身体の芯まで響く彼の鼓動が、鼻腔に溶ける彼の匂いが。
 その全てがギンガの心を甘く蕩かせていく。
 もう、彼女はそれ以上自分の心を抑える事が出来なかった。
 カルタスの肩に手をやり、より一層と身を寄せていく。

399ギンガの恋路:2009/12/24(木) 23:14:53 ID:oNTzfdZw
 ゆっくりと、ゆっくりと。
 何度か理性が制動をかけるが、恋慕に脈打つ心がそれを砕き。
 そして、遂に身は重なる。
 

「んぅ……」


 少しかさついた男の唇に、艶やかに潤う乙女の唇が触れた。
 それは少女が初めて味わう口付けという名の愛撫。
 今までキスはおろか男性と付き合う経験もなかったギンガであるが、間近で感じた愛する男の鼓動と熱が普段の清楚さが嘘のように彼女を大胆にさせていた。
 夢や空想でしか交わさなかったファーストキスに、乙女は夢中で溺れた。
 唾液を貪る事も、情熱的に舌を絡ませる事もない、稚拙な愛撫ではある。
 されど、産まれて初めて味わう愛する男との口付けは甘美で、少女の心を甘く潤した。
 重ね、触れ合わせただけのキスは身じろぎする度に唇から淡い快感をもたらし、ギンガをどんどん蕩かせていく。
 最初は戸惑いを感じていた筈の心はいつの間にか、もっともっと、と彼を求めていた。
 求める心に身体は従順に応じ、身を重ねる。
 豊かで柔らかな乳房をより一層押し付け、唇を強く触れ合わせていく。
 抑圧され、秘され続けた感情の発露は容易に納まってはくれず。
 しばしの時、ギンガは我を忘れて、時を忘れて、口付けに没頭した。
 一体どれだけの時間を彼と繋がっていたのだろうか。
 唇を重ね続け、いつしか息苦しさを感じたギンガは、最初にした時と同じようにゆっくりと顔を離した。
 音もなく身を離し、少女は今まで瞑っていた瞳を静かに開く。
 そして、ギンガは見た。


「あッ……え?」


 しっかりと見開かれた、カルタスの切れ長の瞳がこちらを見据えるのを。



続く。

400ザ・シガー:2009/12/24(木) 23:18:29 ID:oNTzfdZw
はい投下終了!!

という訳で次回に続く! ギン姉の恋路や如何に!?
とりあえず年明けまでには全部投下したいね!!


てかもう、最近投下減ってごめんね!
一応書いてるよシコシコ!!
鉄拳最新話は40%、ヴィータメインのヤツは10%ってな具合で、投下できるクオリティと量に達しなくてな!

まあ書く書く詐欺にならないように頑張ります!
ちう訳でブラザー共よいクリスマスを!

メぇぇぇ〜リぃぃぃぃクリっスマぁぁぁースぅ!!

401名無しさん@魔法少女:2009/12/24(木) 23:20:23 ID:.nn774tg
プレゼントって寸止めですかぁー!

402名無しさん@魔法少女:2009/12/24(木) 23:52:23 ID:D/vYQjHc
メリークリスマス!
独り身の聖夜にシガー兄貴のSSを読めてありがたや。
鉄拳続編も期待してるんで、がしがし書いてくれ!

403名無しさん@魔法少女:2009/12/24(木) 23:59:56 ID:77E8dqy.
年内ってあと一週間しかないじゃないですか!

でもGJ!

404Foolish Form ◆UEcU7qAhfM:2009/12/25(金) 00:03:32 ID:zlV808uk
メリークリスマス!!

>ザ・シガー氏
おおぅ、グッジョブ。続きを楽しみにしてますよ。

さて、早速投下したいんですが大丈夫ですかな?

405名無しさん@魔法少女:2009/12/25(金) 00:07:06 ID:1wAGMS8A
おkおk

406ザ・シガー:2009/12/25(金) 00:07:31 ID:awuKqnTU
れっつごー!!!

407Foolish Form ◆UEcU7qAhfM:2009/12/25(金) 00:08:24 ID:zlV808uk
ではでは、行きますよ〜。

・非エロ
・ユーなの短編集シリーズ
・ヴィヴィオ大活躍

408バカップル看病日記 1/15:2009/12/25(金) 00:08:57 ID:zlV808uk
──笑っていてよ、僕だけの天使──

「お疲れ様でしたー」
「はい、お疲れ様」
日も早く落ちるようになった宵の口、なのはは新人達の教導を終えて、家路に着こうとしていた。
ロッカールームでフェイトと会い、世間話なぞをしている間に、それは起きた。
「くしゅっ」
「ん、なのは、風邪でも引いた?」
小さなくしゃみ。
その時は、ただそれだけだったが、これが後に大騒動を起こすことになろうとは、なのはは知る由もなかった。
「ううん、誰かが噂してるだけじゃない?」
「そう、それならいいんだけど」
フェイトの中に妙な違和感が生まれたが、それが何なのかは気付かなかった。
なのははもう一度だけくしゃみをすると、厚手のコートを羽織って管理局を後にした。

「ただいまーっ!」
もう完全に愛の巣と化したアパートに戻ると、ちょうどユーノとヴィヴィオが食事を作っているところだった。
開口一番ユーノに抱きつくと、なのはは暖かなその顔に頬擦りする。
「な、なのは、早く手を洗ってきなよ」
「うん〜、でもあなたの成分を取る方が先なの!」
横でヴィヴィオが鍋を掻き混ぜている。見えぬ聞かぬを決め込んでいるようだった。
なのはは、ユーノから一瞬でも離れたら露と消えてしまいそうな顔を作って、洗面所に向かった。
そういえば、ヴィヴィオは今日で学校がお休み。明日からは冬休みだ。
日本では明後日は旗日だが、ミッドチルダに天皇などいるはずもなく、単なる平日であり、クリスマスもまた然り。
週末はどう過ごそうかな、となのはは心を浮かせながら考えていた。

一方のヴィヴィオは剥き終ったジャガイモの皮ほども興味を示さず、料理の味付けを細かく作業に精を出していた。
というか、どこの誰だって半年以上隣でいちゃいちゃされたら誰だって無感動になる。
万年新婚バカップルは当事者だけなのだ。
手を洗って戻ってきたらしいなのはが、早速ユーノにひっついてキスの嵐を浴びせている。
まんざらでもないユーノを見ているのも、ベタベタしているなのはを見るのも、実は好きなのだけれど、
それを認めるのはなんだか何かに負ける気がした。何に負けるのかは別問題としても、ちょっと悔しい。
何が悔しいのやら、ヴィヴィオにはまだ分からないのだった。
学校の皆でワイワイと騒ぐ、二日後に迫ったクリスマスパーティーが何よりも楽しみだった。
なのは達が持ち込んだ風習が真っ先に根付いた学校は、ザンクトヒルデが最初かもしれない。

***

夜。
なのはがユーノとベッドに入り、しばらく経った頃。
二人は雨あられとキスを繰り返し、ユーノはなのはのシャツに手を掛けていた。
「あっ……あんっ、あなたぁ」
「なのはの恥ずかしいところ、もっと見せて」
「やぁっ、ふぁっ……ふぁ」
ユーノはなのはの肢体に夢中で、その顔がいつもより更に上気していることに気がつかなかった。
乳房を優しく掴み、手のひらで丸く転がしていると、なのははいつになく強い力でユーノを抱きしめてきた。
「ん、なのは、今日は積極的だね?」
「や、いや……」
腕を解くと、ユーノは全身をくまなく愛撫する。
首筋に、頬に、二の腕に、背中に、ヘソに、太ももに、キスの嵐を浴びせていく。
そして、いよいよと唇にキスしようとした時、なのはは妙な顔を作った。




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板