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日本の安全保障・国防

262片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/22(金) 01:29:44
左舷側から衝突と断定 あたごに回避義務か '08/2/22
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200802220077.html


 海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突事故で、第三管区海上保安本部は二十一日、清徳丸があたごの進路を右から左に横切ろうとした際、清徳丸の左舷中央付近にあたごの船首の先端がほぼ直角に衝突したと断定した。海上衝突予防法は、相手の船を右側に見る船が右にかじを切るなどして衝突を避ける義務があると規定しており、あたご側に回避義務があった可能性が高まった。

 また事故当時、あたごの艦橋にいた当直の乗組員十人全員が、衝突直前の十九日午前三時五十分から四時までに交代していたことも判明した。

 三管本部は、見張りが衝突十二分前の三時五十五分に清徳丸の左舷の赤色灯火を確認後、衝突一分前の四時六分に全速後進をかけるまでの間、なぜ自動操舵そうだで直進を続けたのか、乗組員からさらに詳しく事情を聴く。

 三管本部は二十一日、清徳丸の左舷中央付近から、あたごのものとみられる灰色の塗膜片を採取。右舷にはないことや、あたごの船首の傷などと合わせ、あたごが清徳丸の左舷に衝突して操舵室を直撃、乗り上げるように切断したとみている。

 三管本部によると、あたごの夜間当直は二時間か二時間半交代で、午前四時が交代時刻に当たるが、十分前から引き継ぎをして入れ替わるのが通常。事故当日も午前四時までに艦橋の十人全員が交代していたという。

 三管本部は、あたごの速力、位置、進路などを記録した「航法装置記録紙」のデータや、押収した航海日誌の基になるメモなどを分析。見張りやレーダー担当、当直責任者や操船担当の乗組員らの間で衝突前にどのようなやりとり、判断があったかを解明する。

 また、あたごの水上レーダーの記録はなく、清徳丸の船内から回収された衛星利用測位システム(GPS)も海水に漬かったため、データを取り出すのは困難とみられることも判明。今後、清徳丸の僚船からGPSデータの提供を受け、衝突直前の状況を調べる。

 海上自衛隊横須賀基地の岸壁では二十一日午後、陸揚げした清徳丸の船体を海上保安大学校の道本順一みちもと・じゅんいち教授(海事工学)らが鑑定。角材や分度器を使って船首、船尾部分の切断面の長さや角度を測定するなどした。


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