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【ファンキル】SSスレPart3

1ゆるりと管理人:2020/06/02(火) 19:59:19
前スレはこちら
Part1
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/15938/1563639218/
Part2
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/15938/1568155889/

ファンキルの二次創作SSを投稿するスレです。

・18禁の内容はNGです
・原作のキャラクター性を著しく損ねる内容はご遠慮下さい、
また損ねている可能性がある場合は注意書き等でご配慮下さい
・複数レスに跨る場合は投稿者名(いわゆるコテハン)を利用しましょう
・投稿に対する暴言は規制対象になります
・ダモクレスばかり登場させるのは控えましょう

290名無しさん:2020/09/12(土) 11:29:39
今までにない感じで面白かったゾ

291名無しさん:2020/09/12(土) 13:48:27
ガチャする側の話かよw
三好と班長のスマホ同型だったんかとか突っ込みどころがありすぎるがまあ面白かったわ
このカイジは一生地上に上がれないな(確信

292荒ぶる異族:2020/09/12(土) 19:51:07

誕生日に間に合いませんでしたが、マスターがラグナロク(海上)とエッチする純愛SS(R18)を下記URLに投稿しました。

ハーメルンの方で「手縛り目隠しエッチ」とのリクエストを受けて書いたものになります。
興味のある方は読んで頂けると嬉しいです。

イミテイトはよ。

二次小説投稿サイトハーメルン ラグナロクR18 SS
https://syosetu.org/novel/226862/

※もし入れなかったら、ハーメルンにて「荒ぶる異族」で検索をかけて貰うと見つかると思います。

293名無しさん:2020/09/13(日) 12:29:54
負けず嫌いのラグナロクに負け癖ついちゃう…

294リクエストあれば気が向いたら書くかも:2020/09/13(日) 23:18:20
盛り上がっているようで何よりだ(*´ω`*)

295名無しさん:2020/09/14(月) 00:15:27
次は沼パチンコ編のカイジ読みたいです

296名無しさん:2020/09/14(月) 19:47:29
どうファンキルを落とし込むんだw

297名無しさん:2020/09/14(月) 20:57:08
姫喰いパチンコ・ズラ

298荒ぶる異族:2020/09/20(日) 18:16:49

マスターとティルフィング(ブラックキラーズ)が結ばれる純愛SS(R18)を下記URLに投稿しました。

ハーメルンの方でリクエストを受けて書いたものになります。

興味のある方は読んで頂けると嬉しいです。

二次小説投稿サイトハーメルン ティルフィング(ブラックキラーズ)R18 SS
https://syosetu.org/novel/226862/

※もし入れなかったら、ハーメルンにて「荒ぶる異族」で検索をかけて貰うと見つかると思います。

299名無しさん:2020/09/20(日) 21:31:16
カイジVS一条かー
確かに見たいかも

300名無しさん:2020/09/20(日) 21:45:21
一条って誰だよ
カイジのキャラならカイジ買って読め

301名無しさん:2020/09/21(月) 08:11:41
コスト45組も出してほしいな

302名無しさん:2020/09/21(月) 21:47:02
帝愛はファンキルのスポンサーだったのか

303名無しさん:2020/09/22(火) 18:11:29
なんか最近はパロディネタと荒ぶる異族の作品だけでよくねと思ってきた
アロンちゃんは文句しか言われてないし手放しで褒められてるのなんて最近だとパロディネタと荒ぶる異族の人の作品ぐらいだろ管理人もお墨付きのお気に入りみたいだし

304名無しさん:2020/09/22(火) 19:38:43
>>303
ここまでチー牛丸出しのくっさい書き込み初めて見た・・・w

305名無しさん:2020/09/22(火) 19:44:19
妬みがすげえ陰キャみてえwwって意味なら実際そうだろ
そういうお前もチー牛丸出しのくっさい書き込みしてるぞ

306名無しさん:2020/09/22(火) 19:51:09
だけでよくねと思ってきた(キリッ とか言われてもな
君はこの板のなんなんだって感じだな

307名無しさん:2020/09/22(火) 19:57:07
まあケンカすんな
こういう俺はこの掲示板代表だみたいな自己中心やろうは少なからず前からいたんだからほっとけ
人気キャラだけ居れば良いとか人気下位のキャラ
SS出されても反応に困るとか言ってる奴なんてその最たる者なんだから

308<削除>:<削除>
<削除>

309名無しさん:2020/09/23(水) 20:33:30
SS書いてるけどキャラの口調捉えるのむずいね

310名無しさん:2020/09/23(水) 23:29:48
わいは大体なんでも歓迎やで
でもそいつの好きなキャラを他のキャラに無理にヨイショさせるssは正直好きじゃない

311名無しさん:2020/09/24(木) 01:33:37
推しを目立たせたいから気づいたらそうなってしまったってのはあり得そうだけどな

312名無しさん:2020/09/24(木) 04:26:22
匙加減難しいよね
ちょっと聞くけど、そういう意味でなら今まででどの作品がよかったとかある?

313名無しさん:2020/09/24(木) 09:13:41
ナンバーワンはカイジだろうな
面白すぎて続きが読みたくなった

314名無しさん:2020/09/24(木) 09:18:36
悪いとは言わないけど一番面白かったのがパロってのは何とも言えない複雑な心境になるな

315名無しさん:2020/09/24(木) 09:18:46
part3冒頭のヒョウスイのやつ

316名無しさん:2020/09/24(木) 10:02:27
カイジはカイジ知らないやつには面白味がないし、プレイヤー側視点っていうのは着眼点はいいけどファンキルである必要はないのよね
別にスマホゲーの中見がマギレコだろうと、プリコネだろうと、差し替えればいいだけだし

カイジ作品としてはクオリティ高いから面白いけど、ファンキルSSとしては駄作もいいとこだし、一発ネタで十分な作品だね

317名無しさん:2020/09/24(木) 11:20:19
>>312
わいは苦労人レヴァシリーズかな
あのssは全員のキャラの性格がちゃんとしててギャグも面白かったし、誰かを無理にヨイショとかマンセーさせて褒め称えさせることも無かったからね
全員が主役のように感じた

318名無しさん:2020/09/24(木) 11:26:23
そもそも○○スゲー!!なんてあったか?
顕著なのはアロンチャレンジシリーズだったけど
物語の主軸のそのSSのメインキャラクターに焦点が当たるのは当然だと思うが?

319名無しさん:2020/09/24(木) 11:30:31
好みの問題だからあれだが、嘘憑き少女はかなり丁寧だったんじゃないか?
エピローグのムラカシもよかったし

まあ長かったから読む人いなかったかもだけど

320名無しさん:2020/09/24(木) 11:38:56
嘘吐き少女はまとめられてたから読んだやで
よかったわね

321名無しさん:2020/09/24(木) 11:47:59
>>318
ああすまん誤解があるようだな、わいが言ってた好きじゃないssってのは
ファンキルに限らないssのことだよ
そして「今までどんなのが良かったとかある?」と聞かれたから苦労人レヴァシリーズかな?って答えただけだよ

後、物語の主軸のキャラに焦点が当たるのは良いけど、ファンキルに限らず大したことないことで無理に他キャラの性格を歪めて書いてる奴の好きなキャラを褒め称えさせたりするのとかが好きじゃないだけだよ
例を上げるなら、テイルズオブゼスティリアのロゼみたいなのだね
ここにはそんなのないから安心して読めるけどね
どれが面白いかみたな好みの問題はあるけど

322名無しさん:2020/09/24(木) 11:48:39
>>319
そんなんあったんか
ちょっと探して読んでみるよ
教えてくれありがとね

323名無しさん:2020/09/24(木) 11:49:11
>>321
あ、ゼスティリアクロスのロゼは好きだよ

324名無しさん:2020/09/24(木) 12:51:55
みんな同じようなので飽きてたところにまさかのカイジ
久しぶりに読破してしまったなぁ

325名無しさん:2020/09/24(木) 15:07:51
そういや俺が把握し来てれてないだけかもしれないけどファンキルの現代パロのSSって見たことないような気がする

326名無しさん:2020/09/24(木) 15:25:36
ちょっと上にネスちゃんのがあるゾ

327名無しさん:2020/09/24(木) 15:43:35
ああそうだったネスのがあったな

328名無しさん:2020/09/24(木) 19:09:21
ここって性的描写がなかったら暴力描写は大丈夫なんでしたっけ

329名無しさん:2020/09/24(木) 19:32:41
萌えスレの過激な書き込みが消されてないから大丈夫だぞ
オラァ!ネス!オラァッ!

330名無しさん:2020/09/24(木) 19:37:34
ああそうだったネスのがあったな

331名無しさん:2020/09/24(木) 19:38:37
>>328
戦いの中で怪我をするとかならいいかもだけど、DVみたいなものはダメかも
直接的な描写は避けた方がいいかもね

332名無しさん:2020/09/24(木) 19:42:21
戦いの中でイマラされるエルキュール書きたかったけどダメかー

333名無しさん:2020/09/24(木) 19:47:17
現代転移して元の世界とのギャップで苦しみつつ歪んだ愛を育んでいくカリスとマスターのSS書きたかったけどダメそうだな

334荒ぶる異族(黒ティル×マスター SS):2020/09/24(木) 20:05:52

奏官。

自身が内包しているバイブスでキル姫のキラーズを制御する者。

私にとってマスターはそのような認識だ。

別段、何か思うところがある訳でもなかった。

「ティルフィング、少しいい?」

「手短にお願いします」

隊で孤立している私に、マスターはたわいない話を持ち掛ける。

「これは…、必要のある会話でしょうか?」

「ううん。僕が君に話を聞いて欲しいだけ」

「……そうですか」

何度話し掛けてきても相槌を打つだけの私に、彼はイヤな顔を全くしなかった。

私は彼という人間が苦手だ。

人の心にズケズケと土足で入り込んできては、胸の中をかき乱してくる彼のことが。

「あまり…、私に近付かないでください」

「……僕のことは嫌い?」

「そういうことを言っているのではありません。私の背負った業は、いつかアナタの全てを奪い去ります。傷付きたくないのであれば…」

「それでも構わないよ。僕は君の傍に居る」

「……」

即答だった。

何の迷いもない力強い返答。

私には彼という人間が分からない。

「……物好きですね」

私を困惑させる当の本人は、この後も暫く世間話を振ってきた。

結局、長い時間話して分かったことは、彼がお節介で意外と押しが強いことだけだった。

335荒ぶる異族(黒ティル×マスター SS):2020/09/24(木) 20:07:59

比較的平和になった今でも、人々を脅かす異族はこの世界にまだ存在している。

異族の残党を処理するのが、私達の隊の役目だ。

私達の隊は近隣に現れた異族の大群を見つけ出し、戦闘態勢に入った。

先行して異族の群れに突っ込み、剣を踊らせ、肉を裂き、骨を砕いて、次々と血の雨を振らせる。

他の人が見れば無謀にしか見えない突貫を始めてから、半刻もしない内に全ての異族を斬り伏せていた。

「……何か用ですか?」

戦闘が終わった直後に隊の姫達に呼び止められた。

私は彼女達に心配されていたみたいだ。

ーーー心配だからあまり無茶をしないでほしい。

ーーー独りじゃない。私達がついている。

的外れな発言の数々に呆れて溜息が出る。

「私独りで充分です。足を引っ張られても困りますから」

そのたった一言で彼女達はたじろぎ、私と距離を置くようになった。

これでいい。私に仲間は必要ないし、理解してほしいとも思わない。

私を気遣うなんて以ての他だ。

大切なものを奪われる辛さを彼女達は知らない。この先知る必要もない。

これで私に近づく者はいなくなった。

……彼を除いては。

「ティルフィング」

「……何でしょうか?」

「皆と揉めたみたいだね」

「何か問題でも?」

彼が私への非難を口にするかと思ったが、検討外れだった。

「正直に言えば良かったんじゃないかな。皆が怪我をしないように庇いながら闘ってくれたことを」

「……言う必要を感じませんでしたから」

彼が戦況を良く見ていることに少し驚いた。

彼女達にあの数の異族は荷が重いと判断しての行動だった。

それがたとえ、彼女達の反感を買う結果になってしまっても。

「皆とは仲良くできない?」

「私と彼女達が馴れ合えば先程の戦闘のような無茶が出来なくなります。……仲間が傷付けば隊の指揮が下がり、冷静な判断を下せなくなりますから」

自身に並ぶ戦力がいない以上、私にしか隊の皆を守れない。

傷付くのは私一人でいい。

だから私は彼女達の仲間になってはいけない。

「それでも僕は君に傷付いて欲しくない」

やはり彼は苦手だ。

私を前に物怖じしないし、何より私のことを放っておいてくれない。

何度も何度も。何度も何度も。

その声色はいつだって優しくて、気づけば居心地の良さすら感じていた。

「これからはティルって呼んでもいい?」

「…………勝手にしてください」

その後に話したことはもう覚えていない。

いつもの世間話だったように思う。ただ…。

心臓の音がやけに煩かったことが、少しだけ気になった。

336荒ぶる異族(黒ティル×マスター SS):2020/09/24(木) 20:09:57

私が入隊して半年が経った。

再び異族との戦闘を終えた夜、原っぱに座って星を眺めているとマスターに声を掛けられた。

「ティル。隣、いいかな?」

「……アナタは本当に懲りないのですね」

最近は毎日のように声を掛けられ、彼といる時間が出会った頃よりも随分と増えた。

私の日常は、彼と過ごすのが当たり前になりつつある。

彼は私の隣に腰を下ろし、空を見上げた。

「星、綺麗だね。ほら、あの明るい星だったら手を伸ばせば届きそうな気がしない?」

「……届きませんよ?」

冗談を茶化すと、マスターは「そっか」と言って頬を緩ませた。

「……大抵の一等星でも何十…、いえ何百光年もの距離が空いてます。光でさえ何百年もかかる場所に、あの輝きはあるんです」

「それじゃあ、今僕達が目にしているのは何百年も前の光なんだ?」

「そうなりますね」

マスターは目を輝かせながら星に魅入っていた。

「あの星達の中には、いつか流れ星として見れる星があるのかな?」

「一応言っておきますが、流れ星は星が流れている訳ではありませんよ」

「……そうなの?」

取り留めのないことを色々と話した。

生産性や必要性を全く感じさせないただの雑談。

いつの間にか彼との会話に夢中になっている自分がいた。

「流れ星に願い事をすると叶うっていう話は僕も知ってるよ。それがどうしてかは分かってないんだけど…」

「流れ星が見える間は神の耳に願いが届く、と私は聞かされました。あまり好きな説ではありませんが…、……マスター?」

「流れ星だ」

マスターの視線の先で流れ星が瞬いたが、すぐに見えなくなった。

ーーーもし叶うのなら、……。

それは、強欲に相応しいとは思えない、とても細やかな願い。

337荒ぶる異族(黒ティル×マスター SS):2020/09/24(木) 20:10:30

「願い事は叶いましたか?」

「……分からない。叶ってるか確かめないとね」

マスターがこちらに向き直り、彼の視線が真っ直ぐにぶつかった。

「ティル、好きだよ」

「………っ」

今までに見たことのない彼の真剣な眼差しに心臓が早鐘を打っていた。

唐突な告白に身体の奥から熱さが込み上げる。

……本当は彼への恋心なんて、とっくの昔に自覚していた。

ひだまりの様な彼の暖かさに、この半年で私の心はゆっくりと溶かされていたのだ。

気付かないように、意識しないようにしていただけ。

「……私は、強欲の業を抱えています。それでも、ですか?」

「それでも、だよ」

彼のことが苦手だ。

いつだって放っておいてくれないし、私の心をこんなにもかき乱してくる。

「アナタの願い事を、聞いてもいいですか…?」

「ティルと両想いになりたい」

ティルフィングは願い事を叶える魔剣だ。

断る道理なんて何一つ無い。

「……私も、アナタをお慕いしています」

顎を上げて、静かに両目を閉じた。

「ンっ…」

彼に抱き寄せられ、唇が触れ合う。

とても優しくて、暖かな口付け。

「……ぁ」

顔が熱い。心臓が煩い。

「ぁ…、マスター…、んっ!ちゅ…」

続く言葉を唇で遮られた。

唇を擦り付け合い、その柔らかさを堪能して。

どれだけ奪いつくしても満足することができなかったのに、今は彼への好意で胸一杯に満たされている。

「ちゅ、ちぅ…、ちゅ…、…はぁ♡」

「ティルの全部を貰うよ…」

「……はい♡」

原っぱに敷いた彼の上着の上に押し倒され、互いに互いを求めあった。

338荒ぶる異族(黒ティル×マスター SS):2020/09/24(木) 20:11:09

以前案内を出させて頂いた黒ティル×マスターの純愛SSの冒頭部分です。

続きはガッツリ(性的に)R18なので、成人された紳士で興味のある方は下記のURLから覗いてやって下さい。

二次小説投稿サイトハーメルン 黒ティルR18 SS
https://syosetu.org/novel/226862/

※もし入れなかったら、ハーメルンにて「荒ぶる異族」で検索をかけて貰うと見つかると思います。

339荒ぶる異族(黒ティル×マスター SS):2020/09/24(木) 20:12:13

黒ティルは自分がファンキルを始めるキッカケになったキャラで、彼女がガチャ限定キャラだと知らずに期間外にリセマラをしたのはいい思い出です。

意味もなく画面を777回(を10セット以上)タップしていました。

露出が少ないのに色欲全開のカッコカワイイキャラなので、皆さんもホームで愛でて貰えると嬉しいです。

また、下記のURLにて、ファンキルキャラのR18 SSのリクエスト第二弾を受け付けてます。

今まで投稿したキャラも純愛、陵辱問わずで受け付けているので、良ければ覗いてやってください。

※もし入れなかったら、ハーメルンにて「荒ぶる異族」で検索をかけて貰うと見つかると思います。

お目汚し失礼しました。

340荒ぶる異族(黒ティル×マスター SS):2020/09/24(木) 20:20:30
肝心のURLが抜けてました。すみません。

ファンキルSS R18 リクエスト受付 URL
https://syosetu.org/?mode=kappo_view_list&uid=289229

341名無しさん:2020/09/25(金) 11:00:43
黒ティルの白タイツ!!

342名無しさん:2020/09/25(金) 15:01:39
今回も良かったゾ

343荒ぶる異族(黒ティル×マスター SS):2020/09/25(金) 16:59:18
341さん、342さん、ありがとうございます!
感想を頂けてとても嬉しいです!

度々申し訳ありませんが、リクエストの方が先にあげたURLから上手く飛べないみたいです。

下記URLのページ上部にある「作;荒ぶる異族」から「活動報告」のところに入って頂けるとファンキルキャラR18 SSリクエスト受付のページがありますので、興味を持たれた方は覗いてやってください。

二次小説投稿サイトハーメルン ファンキルキャラR18 SS
https://syosetu.org/novel/226862/

344名無しさん:2020/09/26(土) 21:55:30
リルティルが脱ぎたておぱんちゅ自分で広げて見せてる同人誌すこなんだ

345名無しさん:2020/09/26(土) 22:15:22
「」使わない地の分多めのSS書こうと思ってるんだけどそういうのってみんな読んでくれる?
まだ全然書いてないから書き貯めしてから湧く予定だけど

346名無しさん:2020/09/26(土) 22:21:35
読むよ!

347名無しさん:2020/09/26(土) 22:46:00
まだ3レス分しか書いてないから3日くらいまっちくり

348名無しさん:2020/09/26(土) 23:31:25
天上編の設定忘れ過ぎててかけねぇ、天上編周回してくる

349荒ぶる異族:2020/10/03(土) 21:30:47

マスターがロジェと恋人、そして少し特殊な関係になりエッチする純愛SS(R18)を下記URLに投稿しました。

ハーメルンの方で「手縛り目隠しエッチ」とのリクエストを受けて書いたものになります。
興味のある方は読んで頂けると嬉しいです。

二次小説投稿サイトハーメルン ロジェスティラR18 SS
https://syosetu.org/novel/226862/

※もし入れなかったら、ハーメルンにて「荒ぶる異族」で検索をかけて貰うと見つかると思います。

350名無しさん:2020/10/03(土) 22:46:06
リクエストきてたのか

351ロンギヌス「巨乳滅ぶべし」:2020/10/04(日) 08:27:21
ロンギヌス・聖鎖・ガブリエルの朝は早い。

彼女は決まった時間に起き身支度を整えると朝の祈祷を捧げ他の姫と共に修練を行う。

その日もそうなる……はずだった。

・ネタ話なので真面目に読まないようにお願いします。

・キャラ崩壊注意。

・ロンギ好きな人は不愉快に感じるかもしれないので注意。

・ハルモニアってちょっと大きい人が多いよねというネタ。

352ロンギヌス「巨乳滅ぶべし」:2020/10/04(日) 08:28:05
ロンギ「?」(75)

ロンギ(顔を洗うために洗面台の鏡を見たら頭の上に変な数字が浮かんでいる。この数字は何でしょうか?昨日まではこんなもの見えていなかったのに……)(75)

ロンギ「75……?一体何の数字でしょうか?」(75)

ロンギ(……1人で悩んでも仕方ありませんね。他の姫にも聞いてみましょう。この時間ならフォルカスかヴァナルガンドあたりはもう起きているはず)(75)

ロンギ「それにしても75……なにやら不吉な数字な気がしますね。そういった伝承がないか確認しておきましょう」(75)

353ロンギヌス「巨乳滅ぶべし」:2020/10/04(日) 08:28:55
ロンギ(75。何かどこかで聞いたことがあるような……?どこで聞いた?……思い出せない)(75)

エロース「あっ、ロンギヌス!おはようございま〜す!」(94)

ロンギ「エロース……おはようございます」(75)

ロンギ(エロースは94ですか……本当にこの数字は何なんでしょう?)(75)

エロース「?どうしましたか?エロースの顔に何かついてます?」(94)

ロンギ「……つかぬことを聞きますが、エロースは頭の上の数字について何かご存知ですか?」(75)

エロース「頭の上の数字?何の話ですか?」(94)

ロンギ(エロースには見えていない……?もしかしてこの数字は私だけが見えるということ……?)(75)

エロース「あっ、もしかしてエロースをからかっているんですか?」(94)

ロンギ「(……話を合わせておこう)さすがエロースですね。引っ掛かりませんでしたか」(75)

エロース「ロンギヌスがそんな事を言うなんて以外ですけどそんな手には乗りませんよ〜。それより今の引っかけ問題?どんな意味なんですか?エロースにも教えてください」(94)

ロンギ(素直に『変な数字が見えるんですがしりませんか?』と聞いても頭がおかしくなったのかと思われかねない。どうしましょう……)(75)

??「おや、そこにいるのは……」(100)

354ロンギヌス「巨乳滅ぶべし」:2020/10/04(日) 08:29:29
シェキナー「ロンギヌスにエロース?珍しい組み合わせですね」(100)

エロース「おはようございますシェキナー」(94)

ロンギ(シェキナーは100。私とエロースが2桁でシェキナーは3桁…………どうしてでしょうかシェキナーの数字を見たら何故か理由もなくだんだん腹が立ってきました。本当に今日の私はどうしたんでしょう……)(75)

シェキナー「エロース、ロンギヌスは体調でも悪いのですか?なにやら表情が優れないようですが……」(100)

エロース「それが今日のロンギヌス何だか変なんですよ。さっきもエロースに頭の上の数字が何かなんてよく分からない問題だしてきましたし」(94)

シェキナー「頭の上の数字?ロンギヌスそれは何ですか?」(100)

ロンギ「えっとそれはですね…………ん?何だかお酒臭くありませんか?」(75)

エロース「そういえば……言われてみれば確かに臭いますね」(94)

シェキナー「誰ですか?こんな朝からお酒を呑んでいる方は。裁きを与えますよ!」(100)

??「んー別にそんな固いこと言わなくてもいいじゃない」(95)

355ロンギヌス「巨乳滅ぶべし」:2020/10/04(日) 08:30:17
シェキナー「また貴女ですかピサール」(100)

ピサール「おはよー。挨拶したから葡萄酒呑んでいいでしょ?」(95)

シェキナー「どんな理屈ですか!」(100)

ロンギ(ピサールは95……それにしても相変わらずふしだらな格好です。大きいからといって恥ずかしげもなく……大きい?)(75)

エロース「ロンギヌスさっきより顔色悪くなってますよ?やっぱり体調が良くないんですか?それなら休んだ方がいいですよ」(94)

ピサール「もしかして悩みでもあるの?なら葡萄酒飲む?嫌な事すぐに忘れられるかもよ」(95)

シェキナー「体調不良な方にそんなものを飲ませるんじゃありません」(100)

ロンギ(もしかして……!ま、まさかこの数字は……)(75)

ロンギ「体調なら問題ありません、ご心配なく!!あ!そ、そういえば私フォルカスと約束していることあるんでした。という事で失礼しまぁぁぁす!!!」(75)

(94)(100)(95)「「「ロンギヌス、本当に大丈夫??」」」

356ロンギヌス「巨乳滅ぶべし」:2020/10/04(日) 08:30:56
ロンギ(この数字はまさかそういうことなんですか!?い、いや決めつけるのはまだ早い。一番確実に確認できる方法……そうだ!恐怖しかありませんけどヴァナルガンドに合おう!!)(75)

バルムンク「きゃ!」(88)

グラム「大丈夫バルムンク!?誰だ、いきなりぶつかってきたのは!!」(88)

ロンギ「も、申し訳ありません。急いでいたもので」(75)

グラム「ん?ロンギヌスか?あなたがそんなに慌てて走っているなんて珍しいな。ってそんな事よりバルムンク怪我はない?」(88)

バルムンク「そんなに心配しなくて大丈夫よグラム。私も不注意だったわ、ごめんなさい」(88)

ロンギ「い、いえ悪いのは私です。すみません今は急いでいるので、もう行きます。今度なにかちゃんとしたお詫びをしますので!!」(75)

バルムンク「……行っちゃった」(88)

グラム「あそこまで何を急いでいるんだ?」(88)

ロンギ(2人とも88。やはりこの数字は……い、いやまだだ。まだ決めつけるのは早い……そ、そんな事あるはずかない!!)(75)

ロンギ(だいたい仮に私の予想通りだとして何でよりによって私にそれが見えるようになるんですか!!?このハルモニアでどれだけ私やナーゲルリングが肩身の狭い思いをしながら生きてきたと思っているんですか!!神様の性格ネジ曲がりすぎです!フォルカスに焼かれてしまえばいい!!そのあとヴァナルガンドに治癒されて教皇様とフライクーゲルに蜂の巣にされてしまえ!!!)(75)

357ロンギヌス「巨乳滅ぶべし」:2020/10/04(日) 08:31:52
ロンギ「ヴァナルガンド!いますか!!」(75)

フォルカス「ロンギヌスいきなり大きい声を出さないでください、驚きます。それよりヴァナルガンドがどうかしたんで……」(86より大きいとよく言われる)

ロンギ「ってフォルカス何なんですかそれ!!何で一人だけ文章なんですか!!大きいとよく言われるって私に対する嫌味か何かですかーー!!」(75)

ファルカス「は、はいぃ!?いや、本当にどうしたんですか?私が何か気に触るようなことをしましたか?」(86より大きいとよく言われる)

ロンギ「…………すみません。少し気分が優れなくてヴァナルガンドに診てもらもうと思いまして……」(75)

フォルカス「そうですか……ヴァナルガンドなら先ほど教皇様に呼ばれましたよ」(86より大きいとよく言われる)

ロンギ(目当てのヴァナルガンドは見当たらなかったけど、フォルカスの数字、というか文章で分かった。やはりこれは……)(75)

??「ロンギヌス、こちらにいらしたのですね」(92なわけない)

358ロンギヌス「巨乳滅ぶべし」:2020/10/04(日) 08:32:59
フォルカス「教皇様!?何故こちらに?」(86より大きいとよく言われる)

ティファレト「各所でロンギヌスが何やら奇病を患っている疑いがあるとヴァナルガンドから報告されたのです。心配になりましたので来ちゃいました」(92なわけない)

ロンギ「…………」(75)

ファルカス「来ちゃいましたって……病気?ロンギヌスにですか?」(86より大きいとよく言われる)

ティファレト「えぇ。シェキナーやグラムなどが目撃したと聞いています」(92なわけない)

ロンギ(気遣いが心苦しい。恐らくあれであろう数字が見えているだけなのに……)(75)

フォルカス「とにかくロンギヌスが病気の疑いがあるなら教皇様は近くにいるべきではありません。早く自室へお戻りになられてください!」(86より大きいとよく言われる)

ロンギ(というか何故この二人は文章なんですか……特に教皇様の92なわけないって。いや確かにかなり大きいように見えますけども……)(75)

ヴァナルガンド「ロンギヌス、少し体を見せてもらっていいですか?なるべく手早く終わらせます」(110)

ロンギ(……)(75)

359ロンギヌス「巨乳滅ぶべし」:2020/10/04(日) 08:34:00
フォルカス「ですから教皇様に万一の事が起きてはいけないのです。ここにいてはなりません!ロンギヌスの病気が感染症などでしたらどうするおつもりですか!」(86より大きいとよく言われる)

ティファレト「しかしロンギヌスが心配なのです。それ貴女も同じてはありませんか、フォルカス」(92なわけない)

ヴァナルガンド「ロンギヌス?どうかしましたか?」(110)

ロンギ「………………なんなんですか……これは……」(75)

ヴァナルガンド「?」(110)

ロンギ「これは一体何の試練なんですか!?そんなに小さいことがいけないんですか!?この国では慎ましやかな胸は生きる権利などないというつもりですか!!?貧乳はステータスでも個性でも何でもないんですか!!?」(75)

ティファレト「ロンギヌス?」(92なわけない)

フォルカス「貧乳?胸の話ですか?ロンギヌスがそんな品のない話を話題に出すとは……」(86より大きいとよく言われる)

ヴァナルガンド「正直こんなに大きくても邪魔ですよ?色々見にくいところ多いですし」(110)

ロンギ「イヤミか貴様ッッ」(75)

360ロンギヌス「巨乳滅ぶべし」:2020/10/04(日) 08:35:34
ロンギ「どうせ私なんて……私なんてぇぇ!!」(75)

フライクーゲル「ストップ!!ロンギヌス!!それ以上クレイジーなトラブルを起こすならキミでもマイターゲットにするよ!」(91)

ロンギ「フライクーゲル……?ふふ、そうですね。敵はもう一人いましたね」(75)

フライクーゲル「……あー、もしかして私の登場バッドタイミングだった?」(91)

ヴァナルガンド「多分、ものすごくバッドですね……」(110)

フォルカス「仕方ありません、実力行使です。フライクーゲルは教皇様を安全な所に!ヴァナルガンドは援護をお願いします!」(86より大きいとよく言われる)

ティファレト「いえ、フォルカス貴女が下がってください。貴女ではロンギヌスの相手は厳しいです……属性的に」(92なわけない)

(86)(110)(91)「「「え?」」」

361ロンギヌス「巨乳滅ぶべし」:2020/10/04(日) 08:36:42
エンヴィ「……」(75)

フォルカス「いや、あれ誰!?属性も風から氷に変わってますよ!?」(86より大きいとよく言われる)

ヴァナルガンド「ロンギヌス……よね?一応」(110)

フライクーゲル「うぅ、私のメモリーにあるブラックヒストリーがアウェイクしそうになってる……」(91)

エンヴィ「…………パワー……ギブミーモアパワー……」(75)

ティファレト「何だかフライクーゲルみたいなの事を言っていますよ?」(92なわけない)

フライクーゲル「教皇様は私をどんな目でウォッチしてるの」(91)

エンヴィ「悪魔に魂を売ったって構わない……喜んでくれてやります……巨乳どもにこの嫉妬を晴らせるなら!!」(75)

エンヴィ「うおりゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」(75)

362ロンギヌス「巨乳滅ぶべし」:2020/10/04(日) 08:39:49
リサナウト「……とまぁこんな感じで巨乳達への不満を爆発させたロンギヌスがこの後ロストラグナロクを崩壊させる時間軸があるのよ」

ティファレト「…」

マスター「…」

リサナウト「この後の彼女凄いわよ。各国のキル姫を巨乳滅ぶべしのスローガンで集めていくんだから。パラシュやグリモワール、果てはフェイルノートにコマンドキラーズのネスまで仲間にしていって3国統一するまでいくのよ」

ティファレト「…主様よろしいですか?」

マスター「うん、いいよ」

リサナウト「だからこんなことにならないように二人も胸とかそんなものではなく、ちゃんとその娘個人を見てあげ……ってどうしたの?」

ティファレト「天輪よ…罪の裁定を!!」

リサナウト「ちょ、待って!?死ぬ、死んじゃうから!!……ウワァァァァァ!!?」

ティファレト「ふぅ、これで悪は滅びました」

マスター「ロンギヌスがそんな事で怒るなんて考えられないなぁ」

ティファレト「全くです」

リサナウト「いててて、他人の忠告は聞くものよ……ともかくデリケートな問題だからあまり気にするような事にならないように気を付けるように」

363ロンギヌス「巨乳滅ぶべし」:2020/10/04(日) 08:40:52
ロンギ「うちは私以外皆大きいんです……彼女達に悪気がないのは分かっているんですけど一人だけ肩身が狭くて……」

パラシュ「悪気がないならまだいいじゃないか。僕のところは僕や皇帝が気にしてるのを知ってて見せつけたり押し付けたりしてくるんだよ。腹立たしいことにね」

グリモワール「風紀に気を付けろって常に言ってるのに自分は胸丸出しなのよ。なんなのアレ?自慢してるのって思わない?」

ネス「私のところでは抱きついてきたり私の目の前でこれ見よがしに牛乳を飲んで私にも勧めるんです……私が全く成長しないのを知ってて」

4人「「「「…………」」」」

4人「「「「巨乳滅ぶべし!」」」」

おわり

364名無しさん:2020/10/04(日) 08:50:36
グリモワールのバストは非公表
つまりB115を超える可能性もある(暴論)

365名無しさん:2020/10/04(日) 10:48:56
ワロタw
面白かったw

366名無しさん:2020/10/04(日) 19:48:05
92なわけないな

367名無しさん:2020/10/04(日) 23:09:59
面白かった!乙です
個人的にはクーゲルも数字よりでかく見えるな、特に2017海上

368名無しさん:2020/10/05(月) 20:02:44
クーゲルはあれでも大きい方に修正されたあとだぞ

369リクエストあれば気が向いたら書くかも:2020/10/07(水) 22:12:08
読む人が居るなら以前Twitterに書いたの載せるけど… (・ω・)

370名無しさん:2020/10/07(水) 22:51:46
載ったら読むで

371リクエストあれば気が向いたら書くかも:2020/10/07(水) 23:50:12
Twitterに載せた作品の編集版になります
では、どうぞ( ・∀・)つ

372ヘレナとカリスと時々オカン:2020/10/07(水) 23:51:05
ここはディスラプターズが拠点とする隠し部屋。
本来はティルフィングを封印するための空間であった。
しかしながら、彼女の『保護』と、この場を護る結界の便利さもあり、そのまま隠れ家として利用している。

「おはよう、カリス。二人はまだかい?」

「おはよう、ヘレナ!レーヴァはいつもの事だけど、ソロモンが起きて来ないのは珍しいかも。ちょっと二人のこと、起こして来るね!」

カリスは元気よく駆け出して行った。
テーブルにはカリスが作った朝食が並んでいて、良い匂いが空腹に堪える。

「冷めたら悪いからな、くふっ」

ヘレナはスプーンを掴むと、ゆっくりとスープを口に運ぶ。

「うん、おいしいな」

普段からカリスの料理の腕には関心させられるなとヘレナは思う。
この一点においては他のメンバーではどうしようもないので、心底感謝している。
レーヴァテインはやれば出来そうなのだが、如何せん面倒くさがりだ。
ソロモンに至っては生真面目が影響し、計量や調理工程に拘り過ぎて料理が出てくるまでに相当な時間を要するだろう。

「あ、あの……ヘレナ……」

「ん?」

そんなことを考えているとカリスが戻ってきた。
ヘレナは内心でドキッとし、つまみ食いの理由を探しながら振り向く。
が、ヘレナの思考はそこで止まった。

「こんなの拾っちゃったよ……」

カリスの腕には少女が……いや、幼女が抱きかかえられている。
その容姿は見間違える訳もない、良く知る人物。

「レ、レーヴァ?」

「ふわぁ……」

困惑して固まる二人をよそに、小さなレーヴァテインの呑気な欠
伸が響くのだった。

373ヘレナとカリスと時々オカン:2020/10/07(水) 23:51:40
ヘレナとカリスは顔を見合わせる。

「えっと、ヘレナ……レーヴァに変なお薬飲ませた?」

「カリスこそ妙なミラクル起こしたりしてないだろうな?」

二人は同時に首を振る。

「レーヴァを起こしに行ったらこの子が居たんだよ。ムーも見当たらないし」

「ヘレナも無実だぞ。まぁ、なにはともあれ……」

ヘレナはレーヴァに向き直り、確認するように尋ねる。

「あなたはレーヴァで間違いないか?何か覚えてる事があったら話してくれると助かるぞ」

レーヴァは小さい頷いた。
少なくともレーヴァテインである事は間違いないらしい。

「わたし、レーヴァテイン……むにゃ……」

「レーヴァ、何があったの?分かる?」

カリスの問いにレーヴァテインはしばらく考える素振りを見せる。が……。

「……」

「えっと、レーヴァ?」

「ZZZZZ……」

「寝ちゃったぁ!!」

カリスの声にビクッとする幼女レーヴァテイン。

「あ、ごめんね!でもどうしよう。可愛いよ!」

「う〜ん。これは困ったな……。カリス、ちょっと」

ヘレナはカリスに代わりレーヴァテインと向き合う。頭を撫でながらゆっくりと質問を投げた。

「ヘレナ達の事は分かるか?どうしてここに居るのかも、お姉さん達に教えてくれ」

「……わたし、いかなきゃ……」

「何処にだい?」

「……えっと」

「うん」

「……zzzzzzz」

「大事な所で寝ないでくれぇ!」

「どうしよう、ヘレナ!すんごく可愛い!」

「だな……。でもこのままと言う訳にもいかないぞ。ヘレナ達の理性的にもな……。ソロモンを起こしてグラウと一緒に分析してもらおう。何か分かるかもしれない」

と、そこでちょうどソロモンの部屋の方向から物音がした。

「あ、ソロモン!ちょうど良かっ……」

振り向いたカリスの表情が凍る。

「……嘘だろう」

ヘレナも愕然とし、肩を落とす。

「おはよう!すこしねぼうしたわ!」

そこに立っていたのはレーヴァテインと同じく、縮んだ姿のソロモンであった。

374ヘレナとカリスと時々オカン:2020/10/07(水) 23:52:24
ソロモンを前にヘレナとカリスは途方に暮れる。
頼みの綱だったソロモンまで幼児化してしまったのだ。
二人にはもう打つ手がない。
ふと、ソロモンの後ろから影が飛び出した。

「ソロモン!」

現れたのはソロモンのオートアバター、グラウ。
ソロモンの名を呼ぶグラウに二人は安堵する。

「よかった、グラウ!」

「グラウさえ居ればどうにかなるかもしれないぞ。助かった」

と、思った矢先……。

「もう、ソロモン!はよう支度せなぁ、遅刻するで!ハンカチは?ティッシュも持ったか?」

「だいじょうぶよ、グラウ!」

「ほな気いつけてな!先生の言うこと、ちゃんと聞くんやで?」

「ええ!いってきます!」

「いってらっしゃい!」

出口へ向かうソロモン。送り出したのにしっかり着いていくグラウ。

「「ちょっと待ったぁぁ!」」

二人に呼び止められソロモンとグラウは怪訝な顔をする。

「あの、なに?いそいでるんだけど……」

「色々とつっこみたいんだが、まずはグラウについて質問をいいか?」

「それ、グラウだよね?」

「ええ。グラウのオカンモードよ」

二人は頭を抱える。ここに来てまさかの展開に目眩がした。

「ヘレナ、オカンだって」

「ああ。これはどうしたものか……」

「グラウのオカンモードはおせわにとっかしたモードなの。おきがえのサポートやわすれもののチェックもばんぜんよ!おねぼうしちゃったからきりかえたわ」

「ってことは戻せるのか?」

「少しだけ!少しだけグラウとお話しさせてくれるとうれしいな!」

「じかんがないわ。こんどにして」

「ソロモンは出掛けるといい。さっきグラウとはいってらっしゃいを済ませただろ?」

「わたしとグラウはずっといっしょよ」

じゃあ、あのやり取りはなんだったのかと言う疑問は飲み込む。ここでつっこんでも話がこじれるだけだと二人は自分に言い聞かせた。

「じゃあ、そういうことだから」
ソロモンは再び出口へ向かおうとする。その時だった。

「あっ……」

本当に時間が無かったのか、焦って方向転換したソロモンは足を絡ませ盛大に転倒してしまった。

375ヘレナとカリスと時々オカン:2020/10/07(水) 23:53:03
「ああ、大丈夫か、ソロモン!」

転倒したソロモンへ心配そうにグラウが向かう。

「うぅ……だいじょうぶ……」

涙目になりながらも、ソロモンは気丈に振る舞いゆっくりと立ち上がる。

「す、すまない。焦らせる気は無かったんだ……」

ヘレナがソロモンのカバンから散らばった荷物を拾った時だった。

「これは……」

散らばる荷物の中から、偶然花を象ったバッジを見つけたのだ。

「グラウ、これは何だ?」

「幼稚園のバッジやろ?幼稚園ゆうんは幼児の教育機関のことやで」

カリスも急いでレーヴァテインの元へ向かい、それがないかを確認する。

「あ……!」

あった。レーヴァテインの服にも同様のバッジが付けられていたのだ。
レーヴァテインもソロモンも何処かへ行こうとしていた。そこがこの幼稚園であることは明らかである。

「ヘレナ、これって何かの手がかり?」

「ヘレナ達も同行してみよう。二人が幼児化した謎のヒントがあるかもしれないぞ」

「ちょっと待ちい。ソロモンが膝を擦り剥いたんで治療せな。こりゃ遅刻確定やなぁ……」

グラウの言葉を聞いたソロモンの表情が曇っていく。

「ち、ちこく?そ、そんなぁ……うう……わたしがはじめからねぼうしなければ……う……う…うわぁぁぁぁんん!!」

我慢した傷の痛みに加えて、遅刻すると言う事態についにソロモンは泣きだしてしまった。
少なからず自分達も原因の一つであるヘレナとカリスは、なんとか落ち着かせようとする。

「ほ、ほら!カリスならスキルでささっと治療してくれるぞ!何も心配いらない」

「そうだよ!遅刻のことだってカリスちゃんが付いてる!きっとミラクル起こしてみせるよ!」

「ふえぇぇん!」

しかしなおも泣きやむ気配が無い。
子供の世話に不慣れな二人にはどうすることも出来なかった。

「……うるさい」

突然のその声にヘレナとカリスはビクリと肩を震わせた。
振り向くとレーヴァテインが目を覚まし、こちらを睨み付けているのだ。
が、レーヴァテインが泣いているソロモンを見た途端、ただ眠そうだった表情がスッと変わった。

「……おともだちなかせたの、だれ?」

その怒りの矛先は、当然二人に向けられるのであった。

「「へ?」」

レーヴァテインがゆっくりと腕を振ると、今まで何処に収納されていたのか、少し緩めの袖から武器が現れる。
デフォルメされてはいるものの、それは”神器レーヴァテイン”に酷似していた。

「おねえさんたちがいじめたの?」

「わぁ!その武器なに!小さくて可愛いね!」

カリスは無邪気にレーヴァテインに近づく。
カリスがレーヴァテインを抱きしめようとした時だった。

「おともだちいじめたら、だめ……」

「うっ!カリス、離れるんだ!」

「大丈夫だよ!だってこんなに小さ……」

ドゴンッ

ヘレナの制止も虚しく、振り下ろされた剣が容赦なくカリスの脳天に直撃する。
その場に突っ伏したカリスはピクリとも動かなくなった。

「カ、カリス?嘘だろ?」

まがりなりにも各国から警戒される身であるディスラプターズの一人が、幼女の一撃でいとも簡単に沈む。にわかには信じられない光景だ。
レーヴァテインはヘレナに向き直る。

「おねえさんもいじめたの?」

そこに居るのはもはや可愛い幼女では無い。友の為に鬼となった立派なキル姫、レーヴァテインであった。
ヘレナに迫ったレーヴァテインは再び剣を振り上げる。

「え、えっと。お姉さんのせいじゃないぞ?話を聞いてくれるか?」

「もんどうむよう」

「はは……レーヴァは難しい言葉を知ってて偉いな……くふっ」

ヘレナの脳天にも剣が振り下ろされる。
彼女の意識もそこで途絶えた。

376ヘレナとカリスと時々オカン:2020/10/07(水) 23:54:03



上空からひらりと二つの飛翔体が舞い降りる。
展開したムーとグラウがレーヴァテインとソロモンを背に乗せ、拠点へと帰還する。
その日、二人はヘレナとカリスを残して買い出しへと向かっていた。
四人での暮らしに必要な物資である。街への買い出しも一苦労だ。

「はぁ……暑い……」

「ほら、レーヴァ。もう着いたわよ。良い果物がたくさん手に入ったし、カリスにジュースでも作ってもらいましょう」

「賛成……」

荷物を抱えて二人が戻ると、室内がやけに静かだ。
二人は首をかしげ、慎重に奥へ進む。

「あ……もう!」

そこにはテーブルでスヤスヤと寝息を立てるヘレナとカリスが居た。
ソロモンはツカツカと二人に迫って憤慨する。

「こんな所でうたた寝したら風邪をひくわよ!二人とも、起きなさい!」

「いいじゃない。寝かせておけば?」

「レーヴァは甘いわね。やっぱり私が皆の健康をきちんと管理しないと……」

「じゃあ、二人が起きたら起こして」

「って、君まで?」

元々が睡眠大好きレーヴァテインだ。うたた寝の気持ち良さは誰よりも知っている。自分も乗っからない手はない。

「もう!……あれ?なにかしら、これ」

ソロモンが何かに気付き、床からひょいと拾い上げる。

「……何?」

「さぁ?花の形をしているみたいだけど……」

ソロモンが拾い上げた小さなプレート。
五枚の花びらを持つ桃の花に、安全ピンが取り付けられ、中央にはももぐみの文字。
その下にも何かしらの文字が書かれているが、かすれて読み取ることは出来ない。

「二人が起きたら聞いてみましょう」

「そうね……じゃ、あとはよろしく。ふわぁ……」

「あ、レーヴァ!仕方ないわね……。にしても、ヘレナもカリスもよく寝てるわね。何だか子供みたい、ふふ!」

ソロモンが二人の頬をぷにぷにとつつく。

「ん…ぐ……」

「か、可愛い……う…ん……」

この時、まさに二人が幼女レーヴァテインに襲われていたのだが、それが夢なのか、あるいは現実なのか、はたまた何かの幻だったのか……いずれにしてもヘレナとカリスが”悪夢”を見たことに間違いはない。
この後、目を覚ました二人がテーブルの上のバッジを見つけた時の怯え方が、その恐怖を物語っていた。

ヘレナとカリスのちょっぴり不思議な体験の話。



後日……
ヘレナとカリスはこっそりとグラウを呼び出していた。
二人の真剣な空気にグラウも息をのむ……

「用事とは何でしょうか?」

ヘレナとカリスは頷き合い、重い口を開いた。

「……なぁ、グラウ。グラウにオカンモードなんて無いよな…?」

「ごめんね、変な事聞いて。でも、大事な事なの!」

「そのような機能は搭載されていませんが……」

グラウの言葉についハイタッチをする二人。
その表情を見ただけで、二人が心底安堵している事が伺える。

「やはりあれは夢だったんだ!いや、不安だったわけじゃないぞ?くふっ」

「えへへ!そうだよね!うん、良かった!ありがとう、グラウ♪」

上機嫌な二人に、ただ首をかしげるグラウだった。

おわり

377名無しさん:2020/10/08(木) 13:51:38
ロリレヴァうちにもほしい

378リクエストあれば気が向いたら書くかも:2020/10/08(木) 21:10:26
完全にスルーされると思ってたから一件でもリアクションがあって感謝&びっくり((((;゜Д゜))))
こんなゴミみたいな作品なのに反応してくれてありがとうございます

379◯◯ないと出られない部屋 in ゴッド:2020/10/10(土) 21:03:28
『お互いを好きにならないと出られない部屋』

雑賀「楽勝っすね〜。ウチは皇帝のこと割と気に入ってますしチャチャッとクリアっすよ」

フェイルノート「雑賀、紙とペンを持ってきなさい。遺書を書くわ。私とお前はここて死ぬのよ」

雑賀「ウチってそんな嫌われてましたっけ!?」

結果:出られない

380◯◯ないと出られない部屋 in ゴッド:2020/10/10(土) 21:04:03
『昔の事を語り尽くさないと出られない部屋』

ティファレト「……」

フライクーゲル「んー?私と教皇様は付き合いの長さ自体はノットロングだし、トークすることもナッシングなような……」

ティファレト「うぅ、ひっく……」

フライクーゲル「教皇様!?」

ティファレト「す、すみません。いきなり泣いてしまって……大丈夫です。もう、ウェイクアップなんて……ウェイクアップ、なんて……うわあぁぁぁぁ!」

フライクーゲル「ドントクライ、教皇様!ヘルプ!ヘルプアァァスッ!!」

結果:出られない

381◯◯ないと出られない部屋 in ゴッド:2020/10/10(土) 21:04:37
『会話が続かないと出られない部屋』

ボー「あなたは姉様ですか?」

カシウス「あなたと私の円環は繋がっていない」

ボー「ああ……姉様何処にいるのですか?ボーは、ボーは……姉様、姉様ぁぁぁぁ」

カシウス(どうするべきなの?)

結果:出られない

382◯◯ないと出られない部屋 in ゴッド:2020/10/10(土) 21:05:10
『今までの総ポイントを答えないと出られない部屋』

リサナウト「……何ポイントだっけ?」

レーヴァテイン「知るわけないでしょ。自分で付けといて数えてないの?」

リサナウト「か、数えてるに決まってるわよ!ただもう少しレーヴァと一緒にいたいだけなの!感謝することねっ!!」

レーヴァテイン「ムー、紙とペン出して。遺書を書くわ」

ムー「いや、待て待て待て待て!!」

結果:出られない

383◯◯ないと出られない部屋 in ゴッド:2020/10/10(土) 21:05:58
『真っ当に育てないと出られない部屋』

ロリレヴァ「ますまーどこ?うごくのめんどくさい……ここでおねむするzzz」

ラグナロク「何故、私が育てないといけないの……せめて布団で寝て。あと歯磨きをしていないなら寝るのはその後よ」

ロリレヴァ「わかった……はをみがいてねるzzz」

ラグナロク「どうして言いながら寝るの……」

結果:出られる…………かも?

384◯◯ないと出られない部屋 in ゴッド:2020/10/10(土) 21:06:34
『本物を当てないと出られない部屋』

アルマスA「私よ」

アルマスB「私だったのね」

アルマスC「また騙されているみたい」

アルマスD「全く気付かなかったわ」

アルマスE「暇を持て余した」

アルマスF「アルマス達の」

アルマス's「「「「遊び!」」」」

アルマス(本物)「私がたくさんいる……私がたくさんいる……うわぁぁぁ思い出したくないことがぁぁぁ!?」

結果:頑張れば出られる……かな?

385◯◯ないと出られない部屋 in ゴッド:2020/10/10(土) 21:07:59
大量のアルマスが神々の遊びをやる構図がふと思い付いてやったネタ。他は完全に勢い任せです

386名無しさん:2020/10/10(土) 21:39:38
>>382
レヴァに∞ポイントを加算しよう
そしたら∞に何を足しても∞なので解をひとつにできる

387名無しさん:2020/10/12(月) 10:21:31
∞ポイント加算するためにもレヴァはリサにご奉仕しないとね…

388名無しさん:2020/10/15(木) 20:34:21
今後SSスレに画像スレを統合するらしいけど現状を見るともう二次創作そのものが需要無い気がする
SSのまとめも作品はちょこちょこあったはずだけど新作以外は打ち切られたし、残念だね

389名無しさん:2020/10/16(金) 15:13:40
SSはもうほぼまとめきったんとちゃうか


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