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三題話もしくは二題話スレッド

1言理の妖精語りて曰く、:2007/01/17(水) 20:27:12
このスレッドは三題話や二題話をするためのものです。
http://jbbs.livedoor.jp/travel/6744/
上記したアドレスにも同じスレッドがありますが、こちらの場合は、矛盾やゆらぎなどを肯定します。

46言理の妖精語りて曰く、:2007/08/19(日) 14:05:01
アルセス≒アルセス野郎

アルセスと一緒にしちゃだめだよ

47言理の妖精語りて曰く、:2007/08/19(日) 15:27:32
ああ、アルセス野郎=アルセスのような野郎でアルセスの野郎ではない、と

48言理の妖精語りて曰く、:2007/11/21(水) 17:23:13
「前世」「少女」「G」

「聞いて男くん、実は私は前世では邪神ゴキトゥール・ネチュア様に使える暗黒巫女だったの」
「は?」
幼馴染の涼宮春日(仮称)に「話したいことがある」といわれたときに告白を期待しなかったわけでもないが、これは予想GUYだ。
「ごめん、よく聞こえなかったんだ。もう一度言ってくれないか?」
「だから納豆神ネトゥール・ネッ・チャクチュアとGが七日七晩に及ぶ死闘の末、余りに粘り合った為納豆蟲神が生まれ、わたしはそれに仕える神の寄り代なんだって」
ゴキ?ナットゥ?なにを言ってるんだこいつは。一瞬ドッキリを疑ったが、少女の頬は慣れない長口上による酸欠と恍惚により高潮していた。
その表情に見惚れながら俺はこの抱いた素直な感想を声にする。
「そういえばお前納豆好きだったよな」

ごめんまともな文章を書くのは無理。オチをつけるのはもっと無理。

49<<妖精は口を噤んだ>>:<<妖精は口を噤んだ>>
<<妖精は口を噤んだ>>

50<<妖精は口を噤んだ>>:<<妖精は口を噤んだ>>
<<妖精は口を噤んだ>>

51言理の妖精語りて曰く、:2008/02/21(木) 19:36:00
・妖精が口をつぐむことになった理由。
・口をつぐんだ妖精が二匹で何をしているのでしょうか。

52ようじょ 沐浴 致命的失態:2008/02/25(月) 01:31:32
セラティスなんていう無闇に古めかしい名前を親が付けてしまったことは、当人にとっては全く消し去りたい過去と言う他は無い、忌々しい事実ではあるものの、その実少女自身の性質はまさしく名は体を現すとの格言の如く質実共に剛健勇壮な溌剌としたものだ。
喩するならば割れた薪か澄み渡った湖か、とかく率直で生真面目な気性のセラティスは控えめに言っても古代のセラティス神の名を背負うに相応しい少女であると言える。
細くか弱い四肢、されど輝くかのような躍動を感じさせずにはいられない美しい肢体である。これより一層の美と健康を兼ね備えつつ成長していくであろう、美しきその年域こそは幼きの女。
齢を、五つと数える。
天より注ぐは絹糸のごとき幾筋もの光芒、楕円で編まれた天蓋の隙間より美しき肢体が照らされる。
木漏れ日の下に露わになる女の身体は、光の糸だけを纏ったあられもなき姿。未だ曲線も描かぬ柔らかな流れ、朝照りに解かされた白雪の絨毯が途方も無く小さな体躯を覆っているかのような錯誤。
セラティスが宙を掬う。 否、それは水である。流れ落ちる水流の透明感は清涼な大気のようでいて、直下に流れる小川に注ぐ音すらその場の雰囲気と一体となっていた。
調和の聖地。静謐な空間の中、無防備な姿を晒す彼女は、掬い取った水をその身にかける。
繊細に織られた水の布を、丁寧に丹念に柔肌にこすり付けていくさまは優美であった。丁度、大人がその手のひらでかかえられる程度の腰からすべらかな腿、踝に伝い落ちる薄い水の筋。
冷たさの感触が吐息をかき乱すのか、薪のごとき鎖骨の線から生じる、幼い喉下から桃色の唇へ通り過ぎていく、艶のある吐息。

刹那。五体が金剛の如く膨れ上がった。
無論のこと、錯覚である。だがその全身を奔る豪気なる空気、露わとなった無駄なき筋肉を見ればその威容が必ずしも間違ったものではない事が知れる。
女体にして幼きは、しかして脆弱を意味せず。
刮と見開かれた目が気合と共に眼前の小滝を貫く。直後である。
硬質の弾音と共に、滝が断裂する。と、川に落ちていくのはふたつに叩き折られた鋭利な刃。
明確な殺意をいとも容易く回避してのけたセラティスは、前も隠さずに頭上高く、樹上の襲撃者に誰何した。
「問う。 うぬは何ゆえにわしを狙ったか」
細い、あまりに細い声であった。幼子のそれと理解してさえあまりに細い。
高く響くその音は、清澄な周辺の空気に同化して溶け消えないかと案じてしまうほど、透明なものだった。
だが、真上からの声が返る。
「答える義理は無い」
「暗殺者か。せめて名を名乗られよ」
鮮やかな光の乱舞に目を細める、しかしその姿は映らず。と、その姿が飛び跳ねる。
幼女の背後に着地し、果たして刺客はその姿を現した。
「我が名は・・・・・・シェロン。 死神シェロンよ」
「笑止。 死神を名乗るか、童」

53ようじょ 沐浴 致命的失態:2008/02/25(月) 01:31:45
焦茶色の半ズボンから覗く膝小僧に、対峙する女のそれと共通する色を見出せた。黒のサスペンダーの留め金は可愛らしい犬のそれ。
敢えて犬を選ぶは男子の矜持か、はたまた嗜好か。丸眼鏡と坊ちゃん刈りの男、彼の背格好は敵対者たる女のものとさほど変わらぬ。
暗殺者は、ショタであった。
振り向くや否や掌底を繰り出したセラティスは瞠目する。
シェロンは、渾身の一撃をいとも容易くいなすと反撃の一手を打ち出したのである。咄嗟の飛び退きにより回避するも。衝撃は覚めやらぬまま、セラティスは低く構える。
(げに恐るべきは、あの足腰よ)
見やれば、細こい膝小僧の下、鋼のように地に楔を打つ皮の靴。まるで大地そのものを味方に回したかのような重々しい体重移動、そして恐るべき一撃。
紛れも無き達人の業である。セラティスとて母の胎の中から拳を打つ鍛錬を欠かした事はなかったが、しかし相対者の構えの磐石振りには迂闊に手が出せぬ。
だがセラティスは相手に間断を与える心算は無かった。躊躇は即ち死へと繋がる。思考は下策である。己が鍛錬をのみなぞり、迷うことなく拳を振るえば良い。それが幼きものの在り方である。
確信を持って放たれた打撃、反じて交差する衝撃が水飛沫を散らし、静謐を引き裂き激突する。
それは美事な舞踏である。武闘とは交錯する業と体躯を運ぶ技の複合であり、完成されたそれは世にも美しい線を大地に描くのだ。
舞姫もかくやという足捌きにて川の中を駆け巡る男と女、両の戦士は牙を向け合い、延々と踊り続けた。
と、シェロンの足並みが乱れる。それは致命的失態であった。周囲の水気の存在すら忘れ、武の交わりに熱を上げすぎた報いであろう。跳ね上がった水の一筋が少年の白いシャツを濡らし、透かした先の肌が露わになったのである。
好機也。セラティスの獣の本能が告げる。
「キェェェェェ」
裂帛の気合。奇声と共に打ち出される拳は猛然と虚空を撃ち抜き、音すら置き去らんほどの勢いで少年の頬を捉える。
野獣の一撃である。たまらずシェロンがのけぞると、木々を打ち鳴らしはたき壊しながら吹き飛んで行った。
「うつけめが」
吐き捨てる声は、どこか苦い。拳を振るう者の宿命か、打ち倒された相手への哀切がその瞳をふと過ぎったのだ。
しかし勝利の感傷に浸る間もなく、セラティスは自分が沐浴の最中であったことに気がついた。
気がついてしまった。
風邪を引いて寝込んだ。
「うー。ずびずび」

54<<妖精は口を噤んだ>>:<<妖精は口を噤んだ>>
<<妖精は口を噤んだ>>

55言理の妖精語りて曰く、:2008/03/09(日) 08:22:55
>>52-53
これは御題はなんなんだろう。

56妖精エラマン呟き曰く、:2008/03/09(日) 10:59:38
題にあるけど、たぶん自前で用意したんじゃないかな。
何でここに投稿したのかは知らない。

57言理の妖精語りて曰く、:2008/03/10(月) 00:35:08
スマン 肉まん ユウレイマン

58言理の妖精語りて曰く、:2008/04/11(金) 21:01:54
「スマン」
「だから肉まんだって言ったのになんでピザまん買ってくるのよっ!
 このユウレイマンがっ!」
「スマン」

59言理の妖精語りて曰く、:2008/04/17(木) 15:36:46
早駆けの王  草原  風

60私信:2008/04/29(火) 13:53:06
>>59

リハビリ用。

61言理の妖精語りて曰く、:2008/05/30(金) 10:05:15
http://d.hatena.ne.jp/palladion/20080530
でけた。
これは前半分で、後半の構想もあるけど書き上げるかどうかは謎。

62言理の妖精語りて曰く、:2008/05/30(金) 10:08:00
ところでこの場合の「はやい」は「早い」ではなく「速い」だと思うのだがどうか。

63言理の妖精語りて曰く、:2008/05/30(金) 18:16:40
早駆けのほうが語感がいい。
語呂的には同じなんだが、見た目がいい。

速駆けって微妙じゃね?

64言理の妖精語りて曰く、:2008/05/30(金) 22:36:36
速駆けは速度を重視した書き方
早駆けは心情を重視した書き方

駿馬が鼻歌交じりに速駆け
鈍馬の必死な早駆け

俺は馬が好き

65言理の妖精語りて曰く、:2008/05/31(土) 03:42:00
>>63
されには同意せざるを得んね。

>>64
たまにでいいからポニーのことも(ry

66言理の妖精語りて曰く、:2008/07/22(火) 00:20:45
「みこさんとけっこんしたい」「だ、だめですぅ」

67言理の妖精語りて曰く、:2020/11/30(月) 23:44:14
「だ、だめですぅ」
ミコさんは、激しくその身をよじった
「人間ではない私がこんなところにいたら、犯人確定じゃないですか!御狐(みこ)困っちゃう!」

そこには、【けっこんしたい】があった
誰かを殺してきてそこで力尽きたのか、明らかに本人のものではない血に塗れた死体だ
尻尾が出かけたところを誤魔化そうと路地裏に入ったはいいが、そんなものと遭遇してしまった狐娘(男の娘)は、予期せぬ出来事に激しく苦悩するのであった

頑張れ、ミコさん!
妖怪狐の誇りにかけて、そして栄光ある妖怪狐として、全智全能を尽くしてこの窮地を離脱するのだ!
せっかく本名を捨てて東京に出てきたのに、これでは【ダイコン】と蔑まれていた頃と何も変わらないぞ、狐次郎くん!

なお、東京では人妖の協力も密なので、あとたった五分後には都から妖怪トラブル関連の業務を委託されたNPOがやってきて、問題はあっけなく解決してしまうのだが・・・

まあ、今はせいぜい彼に身をよじらせておくことにしよう
せっかく我が東京駅から尾行したり变化して見守ってきた以上、ここで少しはアイツにも努力する姿勢というものを見せて欲しいところだし
なにせ、今回の仕事は彼の母から親戚のよしみで請け負ったものだから、ボーナスも給料もなにも出んからな!
まあ、地元銘菓の菓子折りくらいはもらえるだろうが

頑張れよ狐次郎くん!いや御狐さん!
東京の生活は君が思っている以上に厳しいが、同時に、君が考えもつかないほど助けてくれる妖怪や人もまた多いんだぞ!
ここまで来て女装を貫く信念があるのなら、きっとこれからもやっていけるさ!

68言理の妖精語りて曰く、:2020/12/09(水) 17:28:43
三値論理 三本締め 三色コーデ

69言理の妖精語りて曰く、:2020/12/23(水) 12:23:55
荒廃した野原に、ただ三色スミレの花壇だけが残っていた。

かつて、郊外という単語には希望があった
それは、比較的貧しい庶民でも、広大な土地と豊かな生活を送ることが出来るという保証だったのだ

辺境として位置づけられる田舎の側でも、それは同じこと
都会と田舎をつなぐ高速のルートは、人と豊富な消費力、そして最先端の流行と文明をなにもない退屈な日常にもたらしてくれる
・・・・・・・・そのはずだった

だが、夢は儚くも破れた
郊外にたたずむこの遊園地の廃墟のように、その拡張の途中で割れた卵のように潰れてしまったのだ
あるいはまさに、南海の泡のように

だから、ここはある意味「郊外」のランドマーク(だいひょう)としては、十分にその役割を果たし続けてきたのかもしれない
それもまた、今日までの話ではあるが
権利関係のトラブルから、長い間取り壊し途中のまま停止していたこの廃墟だが、その停滞も、そろそろ終わる

ここは・・・・・・・・放射性廃棄物の処理場になるのだ

それが良い(OK)ことなのか、それとも悪い(NG)ことなのか
その二択に決着がつくことなく、この国にありがちな玉虫色の決着のなか
「仮置き場」(とりあえず)という形で、おそらく最終的な結論が下されたのだ

あえて表記するなら(ONGK)
まるで無意味だ
つまるところ、誰もがこの場所に意味と価値を見いださなかったゆえの、それは最悪の三値論理がもたらした結末だった


風が、葉を打ち合わせる音が聞こえる
建設機械のハンマーが、その槌音を響かせる
どこかで紙袋がころがり、もはやホームレスすら住まなくなった廃墟から抜け出そうと金網に体当たりしているような気がする

ここももう終わりだ

高く響く金属音の三本締めに送られながら、私もここを発つこととしよう
流石にもう、長きに渡った私自身の三値論理にも、父への思いにも、決着をつけなければならないだろうから

最後に、もう一度だけ振り返る

園丁であった父の形見である、この花壇
毎日欠かさず世話をしてきたこれを見るのも、もう今日が最後であろう

写真は、あえて撮らないことにした
大切なものは、もう思い出の中にしか残ってはいないから

それもまた、薄れていくことはわかっている
けれど、思いが薄れた後に、真に無意味となった残骸と電子的な物置(ストレージ)の中で再会したくはないのだ
思いだけが残っているより、それはずっと残酷に思えるから

そうして私は、夕焼けの残光のように薄れゆく思いを抱えながら、その場を去った
崩れ去った夢の名残りからは、三色コーデの可愛らしい娘たちだけが、その旅立ちを見守ってくれていた

彼女たちにもやがて迎えは来る
その旅が良いものであり、新しい場所がより良い地でありますように、と
それだけが、最後に残った心残りだった

70言理の妖精語りて曰く、:2020/12/23(水) 12:24:31
トントロポロロンズ 散歩 エッセンシャル

71言理の妖精語りて曰く、:2020/12/23(水) 12:24:32
トントロポロロンズ 散歩 エッセンシャル


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