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ネタ・雑談スレ その2

1名無し三等陸士@F世界:2007/11/19(月) 19:44:00 ID:jUh8v8N20
マターリ雑談するスレッドです。



ハイテク兵器VS剣と魔法

戦国自衛隊のノリでいて新たなジャンルを開拓すべし
銃を手に、ファンタジー世界で生き残れ!

・sage推奨。
・書きこむ前にリロードを。
・SS作者は投下前と投下後に開始・終了宣言を。
・SS投下中の発言は控えめ。
・支援は15レスに1回くらい。
・嵐は徹底放置だ。反論は許さん!…スレ住人が。
・以上を守らないものは………スルーされます!…スレ住人に。

200長崎県人 ◆MbTKFNutWk:2008/05/19(月) 01:24:26 ID:2MxH4A12O
ルートA


ティルピッツ、現K・ネデリンデンは日本艦隊に接近しつつあった。互いに空母は無い。空母を含む本隊は、日本陣営はギルバート諸島、英陣営はフリーマントルで事の推移を見守っている


最初の接敵は対艦ミサイルの撃ち合い、通称槍合わせから始まった
日本がニュージーランドの為に投入した艦隊は、冬月級エイギス艦六隻に、白根と鞍馬、超甲巡の二隻からなっていた。蘭艦隊随伴艦十二隻が放つ96発の対艦ミサイルと、日本艦隊48発のミサイルが交錯する。戦前に想定された迎撃可能数は、エイギス艦一隻につき29発、日本艦隊は冬月級だけで174発、迎撃効率は60年代の六割から八割に上がったとされ、おおよそ130発のミサイルを阻止できると考えられており、それを見事にやってのけていた(六割でも100を越えるので、当然は当然なのかもしれないが)また、蘭艦隊も 48発程度の対艦ミサイルで自艦に被弾を許す程やわな海軍ではなかった


付近に空母の無い状況で互いに譲れない道が交錯しており、ミサイルで決着が付かないとなれば、海戦は艦砲、或いは雷撃で決着を付けるしか無い・・・当然の帰結だ


そして今世紀になって以来、初めての砲戦がその幕を開けることになるのである

201長崎県人 ◆MbTKFNutWk:2008/05/19(月) 01:26:54 ID:2MxH4A12O
K・ネデリンデンは、15インチという自艦の砲の大きさを十分に生かそうとした。射撃管制装置の精度上昇で、アウトレンジを維持さえ出来るならば、勝利は間違いない。雷撃については、随伴艦艇に二倍の差があるのだ。ATT(対魚雷魚雷)に使える魚雷の本数からして、安心していい事柄だった
『なりは大きく変わり果ててしまったけれども、日本海軍は元々我が海軍の弟子だったのだ。そんな我々に対し、緊急展開軍艦隊は長門級二隻の方で投入しなかった事を、大いに後悔する事だろう』
彼の蘭艦隊司令、カッテンディーケ中将は、闘志を漲らせて言ったという
『敵は随伴艦艇が少ない、最終的にはこちらから雷撃もやらせるつもりで艦を布陣させる』
手は一切抜かない。それが海《ここ》での礼儀だ、とばかりにカッテンディーケは海戦時のポジショニングを決定する。終始アウトレンジに徹するなんて戦術は、ゼーゴイセンの末裔たる彼等にはには出来かねる相談だった
『この海戦により、我が蘭海軍の手並みは伊達でないことを、世界に見せ付けてやるのだ!』




だが一方、対する日本海軍とて、豪艦隊を舐めて居たわけでは無い。彼等は、白根級超甲巡だからこそ出来る決着の為に危険を犯していたのだ

202長崎県人 ◆MbTKFNutWk:2008/05/19(月) 01:29:30 ID:2MxH4A12O
朝から続く海戦は、正午から砲戦へと移行する。しかしそれは、勝利を望むカッテンディーケの思惑から大きく外れた展開を見せるのである
『アウトレンジ、だと!?』
12インチ砲艦である敵艦が、このK・ネデリンデンよりも遠くから射弾を送ってくる事に、彼はわずかに目眩を覚えた
『敵弾増速!おそらく弾種はベースブリード!』
レーダー手からその報告が入って、カッテンディーケは理解した。射程の面での劣位はこうでもするしか手はあるまい、後は手数を送る気なんだな、と。しかし、ベースブリードでは弾体が軽い為、弱威力の弾にしかならないのと(対空砲弾なんてもってのほかだ、余程の至近弾でない限り、エアクラフトであるミサイルよりも硬い機材に損傷を与えられるものか)対艦には致命的な散布界の広域化はどうにもならない。確か、1.5キロ×1.5キロだったか・・・当たるのは日頃行いの悪い奴だけだ
『敵艦、連続射!修正してんのかよ、これ・・・』
必要ないんだろう。いくら弾を送り込めるかが問題で・・・待てよ、射撃間隔はおよそ十秒、おいおい、つまり
『この調子ならば、十分後にこの海域に降り注ぐ砲弾は、千発を越える・・・!』
本気で数を撃てば当たるをするつもりか!?

203長崎県人 ◆MbTKFNutWk:2008/05/19(月) 01:32:11 ID:2MxH4A12O
これはまずい。まさかこの海上で面制圧を行われるとは・・・!距離を詰めてさっさと黙らせねばならん!
『くぅ!』
カッテンディーケはそこで、己の艦が29ノットしか出ない事を思い出した。あちらが5ノットは優速である以上、イニシアチブはあちらが握っている
『相手が長門であったら・・・!』
通常の砲戦で損傷なりでも与えられたかもしれない。確実に火力差で負けるであろうけれども・・・いや、そうか、白根級なら我々が躊躇わず襲ってくると言うのも、考慮の上か!
『随伴艦前へ!魚雷を用いよ!』
この時の白根が行った砲戦距離は四万五千、通常弾頭による砲戦を行うつもりのネデリンデンは、砲戦距離を四万からと考えていたのである。随伴艦艇が持つ魚雷の射程は三万、一万五千もの距離を詰めねばならなかった。単純に近付くにしても14分以上かかる
『間に合わない・・・!』
14分もあれば、1500発の砲弾が降り注ぐ。彼等の望む命中率が0.4%(日本海軍に於ける最低命中率らしい)でも6発命中弾が出る。弾頭威力は下がっていても、その数を食らって無事に砲戦が出来るなんて楽観は、カッテンディーケには出来なかった
『先の命令を撤回する!全艦撤退!シドニーへ後退せよ・・・!』

204長崎県人 ◆MbTKFNutWk:2008/05/19(月) 01:36:02 ID:2MxH4A12O
ニュージーランド・ビーハイブ



『報告!K・ネデリンデン中破!駆逐艦エウ゛ァツェン、撃沈!(流れ弾が命中した)蘭艦隊豪艦隊、共に後退して行きます!我が方の勝利です!』
『終わった、わね・・・』
フルーラは海戦開始の報告を受けて以来、溜まりに溜まった息を吐いた。これ以上をオーストラリアが求めるなら全面衝突になる。それは誰も望んでいない・・・犠牲は大きかった。スクーンズ大将の陣頭指揮の元、豪艦隊と雄々しく戦い、ニュージーランド艦隊は全滅、本人も帰って来なかった
『それでもこれからよ』
財務大臣のコニーが書類を持って来た
『日本政府から、スクーンズ大将への哀惜の念と、海軍再建に対してのプランが送って来たわ、対価は羊毛他の関税率。首根っこ押さえられてるんだから、ネゴシエイト、難しいわよ?』
『それでもやるしかないわ、私達は選択してしまったのだから』



ニュージーランドの10年に及ぶ外交上の苦難が、ここに始まるのである。しかしこの選択のおかげで、ニュージーランドという国は、地図上に燦然と残り続ける事が出来たのであった

205長崎県人 ◆MbTKFNutWk:2008/05/19(月) 01:38:59 ID:2MxH4A12O
ルートB



オーストラリアとニュージーランドの統合は可及的速やかに行われた、新国名はドミニオン。第四位の天使の名前であり、支配、統制の意味がある。聖秩とも言うべきか、アジアに於いて白人による聖なる秩序を打ち立てる国であれ、そういった意思が込められていた
そして元来、大英帝国連邦でドミニオンはカナダ・オーストラリア・ニュージーランドを国際法上で指す。だから旧に復したと言っても間違いではないのかも知れない


ドミニオンの経済は当初から好景気を迎えた、労働力不足の中、白人移民の絶えたこの世界で、四百万のそれが手に入ったのだから。貿易相手も、巨大な市場であるインドやアフリカが存在していたのも大きい。しかし、それがドミニオンの運命を決する事になった
統合から30年後、大英帝国と大日本帝國が融和ムードから和解に至った時、白豪主義によって栄えたドミニオンと南アフリカに、今更黄色人種との融和など出来なかったし、儲けていた分で整えた軍備に対して自信を持ちすぎていた



人類最後の高烈度(この場合は総力戦をさす)戦争といわれる、第三次世界大戦・・・別名、アポカリプスが発生したのは、それが所以である

206長崎県人 ◆MbTKFNutWk:2008/05/19(月) 01:42:03 ID:2MxH4A12O
メルボルン沖・大和


《ベイバイロン、砲撃停止を申請する。メルボルン、いや、オーストラリア東岸にある都市は全て消滅した》
ベイバイロンとコールサインを付けられた大和を指揮するのは、なんと女性将官だった
《ベイバイロン了解》
答えてからくすっと彼女は含み笑いをした。ベイバイロン。私を大淫婦とでもするつもりかしら?確かに七ツの頭を持つ龍を率いているけれども
『各艦に伝達!射撃やめ!』
各艦とは大和級二隻に、V・ムッソリーニ、セント・アンドリュース級二隻、そして伊勢級二隻の七艦からなる。伊勢と日向は現役120年近くだったかしら?頑張ってるわねぇ
『最後の花道になったかしら?』
先の先進国会議で、戦艦の一斉退役が決まっている。それぞれ記念艦として軍役を退くのだ。ようやく彼女達は休める
『長官!ドミニオン総司令部のエアーズロックが陥落したそうです!』
『早かったわね』
戦の申し子、マーズたる戦艦は眠りにつく。願わくば、彼女らに再び目覚めの時が訪れぬよう祈るばかりである


終戦後ドミニオンは解体され、ニュージーランドは独立する。残ったのは、100万に満たぬ人口と、産業開発の未だ進まぬ国土・・・最貧国からの再スタートであった

207長崎県人 ◆MbTKFNutWk:2008/05/19(月) 01:46:53 ID:2MxH4A12O
投下終了



太平洋でもいい国なのに、ニュージーランド影薄いよニュージーランド
オランダも出番ないよオランダも・・・

さて、読んでくださった方は、一体どちらのエンドを迎えられたでしょうか?たかが二択ですからあれですけど

208名無し三等陸士@F世界:2008/05/21(水) 21:22:09 ID:JltfyVSA0
ルートAのニュージーランドは日本の同盟国として第三次世界大戦でまっ先に攻撃されそう。

209名無し三等陸士@F世界:2008/06/21(土) 16:49:01 ID:V05Cumws0
ふと思いついたので。

竜神さまよろしく、開戦ちょっと前の太平洋日本近海にオルファンが浮上しますたとか
考えたんだが……アンチボディを戦力化するとかの以前に津波で日本壊滅だな。

210名無し三等陸士@F世界:2008/07/22(火) 23:33:44 ID:1rKJepak0
いつか投下しようと構想を練ってるんですが
現代の日本でくろべえさん方式をとった場合
海外在住の日本人と移動可能な海外資産って
日本国内の空き地に収まりきらないですよね?

211名無し三等陸士@F世界:2008/07/24(木) 20:19:31 ID:6yf8QpC20
>>210
そもそも、何が海外資産で何が日本資産なのかとか考え始めると、くろべえさん方式
もかなりいい加減(例えば外資と国内資本半々の会社の所有する工場はどっちの資産
なのかとか)なので、適当で良いと思うよ。

212F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

213長崎県人 ◆MbTKFNutWk:2008/08/02(土) 00:14:52 ID:2MxH4A12O
核航空戦があるなら、こんなのは如何だろうと投下

214長崎県人 ◆MbTKFNutWk:2008/08/02(土) 00:16:15 ID:2MxH4A12O
戦後の日本戦艦に対する考察



第二次世界大戦に参加した戦艦大和級、そして紀伊級は、目標速力27ノットとして建造された艦であった。しかし、帝國の転移という非常事態によって、この速力は3ノットの増速という僥倖を得るのである
それこそ、レーウ゛ァテイルの音響調音による最適形状化の恩恵であった。効果は、現代になって実用化した艦船CADが、全く同様の解答を寄越した事からも伺える
さらにレーウ゛ァテイルの恐ろしい所は、CADで出した艦船各部の最適形状を元に、最適な船体形状をもって全てを調律出来る事にある
機関出力を上げたとはいえ、省人化から必要量の減った兵員室を潰しての不沈化(具体的な例として、区画数が長門を越えた、など)予備舵の追加、ツインスケグの追加と、不具合が出て当然の工事を芸術的精度で仕上げ、実用化し、最大速力33ノットを叩き出したのは、彼女達の力が大きい



そうして出現したのが、安定して33ノットを出せる大和級・紀伊級・金剛級の10隻からなる戦艦群+2隻の白根級装甲巡、そして同じく安定して29ノットをたたき出す長門級・伊勢級の4隻の戦艦群



イタリアを除いて、各国がその頭を疑った彼女達の速力は、一体何故確保されたのか

215長崎県人 ◆MbTKFNutWk:2008/08/02(土) 00:19:21 ID:2MxH4A12O
答えは実に健全かつ狂気である。帝國海軍は、核砲弾での戦艦決戦を真面目にやらかすつもりだったのである


その元となったのが、旧式艦を使った核実験で、20キロトンの核(大和の核砲弾がそう)を避けるには、400メートル以上の距離を爆心地から開けることが絶対だという事が解った事だ(史実酒勾が、400メートルで全艦炎上、沈没)
核砲弾の殴り合いをするならば、互いに距離を採る事はお互いの戦力比からして自明の理だった事もあり

(Stアンドリュース級以外の戦艦で、英国はいづれも日本にかなりの劣勢、投射可能な戦力も、フランスより大きい戦力を持つイタリアという存在のために劣勢、これでは近付いて通常砲戦に織り交ぜての核砲戦をやる前に、自軍が撃破される恐れがあった)

だから、着弾までにかかる時間がおおよそ一分と考え、この間に900〜1000メートルの距離を取れる速力を、是非とも必要としたのだ。安定して33ノットを出せれば、1000メートル/分は可能な距離だ。29ノットでも、ぎりぎり900イケる(舵の効き具合で最悪半分の距離でも、即死はまのがれる。それが最低ラインだった)


故に彼女達には、類い稀なる健脚を備えさせられたのである。まこと健全な思考によって

216長崎県人 ◆MbTKFNutWk:2008/08/02(土) 00:24:16 ID:2MxH4A12O
これを知った伊海軍のある将は
『正しいと思うプロセスを経てそれを作っちまったら、どこまでも突っ走るのは、どの日本人も変わらんのだな』
と、宣ったらしい。続けて
『しかしここまで行くと、宇宙人が相手でも日本人は戦艦だけで相手ぶっ潰しそうだな!』
と、楽しそうに笑ったという・・・後に、日本海軍の全面支援をもって作られたアニメの某宇宙戦艦を見て、伊海軍全体で本気か!?本気なのか!?と、同盟見直しを含め、ちょっとしたパニックになったのは、知る人ぞ知る笑い話である
・・・同じく同海軍支援の某おっぱいアニメで、イタリア海軍への志願率がかなり上がったのも、記憶に新しい



・・・日本海軍も大概だが、伊海軍ももう駄目かもしらんね




ともかく、日本海軍は核熱海戦を現実で戦い抜くつもりでいた。その狂気が今の今まで実行されなかった幸運を、我々は神に感謝するべきだろう。そして、そのドクトリンが永遠に立証されないことを祈り、私はここで、この考察の筆を休めたい



世界の平和を願って

217長崎県人 ◆MbTKFNutWk:2008/08/02(土) 00:36:21 ID:2MxH4A12O
投下終了



核砲弾の水中爆発タイプを目論んだら、キロトンがやばくなるんで、空中爆発タイプで考えてみますた
英海軍と想定する決戦海域がインド洋か、ペルー沖の島の少ない海域だから出来るドクトリンでありますけれども



帝國に本気で刃向かうなら、ふるもっこにしてやんよ!(炎的な意味で)

218名無し三等陸士@F世界:2008/08/02(土) 14:31:07 ID:KqIEAtEE0
投下乙!
>>核砲弾での戦艦決戦
狂気の沙汰ってレベルじゃねえぞw 誰だよ、こんなの企画&採用したやつはorz
>>アニメ
日本海軍&伊海軍・・・もう駄目だ、こりゃ⊂⌒~⊃。Д。)⊃

219名無し三等陸士@F世界:2008/08/02(土) 21:06:25 ID:ZAwXMHNI0
>>核砲弾での戦艦決戦
な〜に、ソ連は自国の上空で対空型核ミサイルを爆発させようとしていた
んだからこっちのは方がまだ可愛いってもんス。

>日本海軍も大概だが、伊海軍ももう駄目かもしらんね
もう駄目ぽ

220名無し三等陸士@F世界:2008/09/15(月) 18:11:42 ID:l/fRk0Rw0
そういえば戦闘機に性能って結局は主力機関の出力勝負じゃない。戦前の日本はなんで高出力エンジン主義に、ならなかったのだろうか?

221名無し三等陸士@F世界:2008/09/15(月) 18:48:15 ID:6qWhWqNY0
>>220
戦闘機向け大馬力エンジンを開発するだけの技術力が無かったから、という至極単純な事情があったから

222名無し三等陸士@F世界:2008/09/15(月) 19:01:34 ID:l/fRk0Rw0
>>221

雷電とか結構強力なエンジンもってなかったけ?爆撃機もあったような……

223名無し三等陸士@F世界:2008/09/15(月) 19:26:11 ID:6qWhWqNY0
>>222
雷電に搭載してるのは「火星」という爆撃機用エンジン。
爆撃機用だから馬力もあるがでかくて重い。戦闘機には不向き。
それをわざわざ載せたのも、戦闘機用大馬力エンジンが無かったから仕方なく使ったという苦肉の策。

224名無し三等陸士@F世界:2008/09/15(月) 19:43:27 ID:l/fRk0Rw0
あらら、結構いい戦闘機や戦車を作ってたんだけどな。国力で負けるのは痛いね。

225名無し三等陸士@F世界:2008/09/15(月) 19:49:53 ID:cH73aJgU0
いい戦車って??

チハタン?

226名無し三等陸士@F世界:2008/09/15(月) 19:58:34 ID:/ukUhGkY0
>>いい戦車

またまたご冗談を

227名無し三等陸士@F世界:2008/09/15(月) 20:08:19 ID:6qWhWqNY0
まてまてまて、良い戦闘機はまあ大戦初期の零戦とかあるが、
戦車は無いだろ常識的に考えなくても

228名無し三等陸士@F世界:2008/09/15(月) 20:36:49 ID:u0SIup.A0
チハたんだって登場時はそれ程悪い物では無いのです。
後継の開発が遅れたのが悪いのです。

戦闘機にも程度の差はあっても同じ傾向がorz

229名無し三等陸士@F世界:2008/09/15(月) 21:04:15 ID:9L9Ea86o0
競合の試作戦車「チニ」よりも高価・高性能のいい戦車でした。

230名無し三等陸士@F世界:2008/09/15(月) 22:12:40 ID:pDaFhrWY0
チハタンのカタログスペックは登場時ではかなり優秀、
当時のドイツ戦車なんかカタログスペック上ではまったく歯が立たない。







そう、カタログスペック上では・・・

231名無し三等陸士@F世界:2008/09/16(火) 03:09:13 ID:ctJ3FcR.0
>>230
カタログにほとんどでない「砲(弾)」部分がね……

冶金が弱いから初速もとれないし、浸食も押さえられなくて傷みが早いし、
何よりも装甲にぶつかって割れ砕ける徹甲弾なんて笑うしかない話はちょっと。

海軍にはもっとマシな技術があったけど、「元が戦艦主砲の技術だけに高価で量産に向かない」とか。

232名無し三等陸士@F世界:2008/09/16(火) 09:38:09 ID:ljX0xe6U0
チハって三号戦車よりも古いのな
それを大戦後半まで使い続けたらそりゃあもう

233名無し三等陸士@F世界:2008/09/18(木) 21:34:44 ID:kwP9xk4U0
鉄甲殻付き溜弾だったからね。
よく相手にしていたチャンコロゴロツキには効果抜群の弾種でした。
BTには向きませんでしたが、自動小銃と同じで予算関係でムリポと流れ。
兵員の給与で消えて…。

234名無し三等陸士@F世界:2008/09/23(火) 15:02:31 ID:2Ters8Tg0
>>215
誤:即死はまのがれる→正:即死は免れる

235名無し三等陸士@F世界:2009/02/15(日) 12:25:28 ID:k3cR7agI0
超甲巡ってあんまり話題に上らないけど
実際のとこ役に立ったんだろうか建造してたとして。

個人的には最初から36cm連装三基の小型高速戦艦にした方が使えたんじゃないかと思うんだが

236名無し三等陸士@F世界:2009/02/16(月) 02:59:24 ID:9WkjAW.k0
>>235
それは「ドイッチュランド級」と同じく装甲艦にしろと言うことか?

1.「36cm砲装備で主砲対応防御を施した場合」
巡洋艦以下には勝てるが、当時の仮想敵国のどの戦艦が出てきても負ける。
その上、巡洋艦よりも高額で大型船台を戦艦並みの時間塞ぐことになる。
普通の戦艦よりも安い+こなれた技術なので故障が少ない+予備砲身など利用すれば建造時間短縮出来る。

2.「36cm砲装備で軽装甲(巡洋戦艦、装甲艦)の場合」
巡洋艦と1:1なら勝てるが戦隊単位同士になると負ける可能性が……。もちろん戦艦には勝てない。
海戦が起きれば勝っても負けてもドック入りは確実。沈没の危険も高い。
装甲が巡洋艦並な分小型化できる。
つまり安く、早く、機関出力も控えめにでき、場合によっては大型船台でなくても何とかできることもある。
逆に機関出力を奢って高速の巡洋戦艦にもできる(メリットは薄れるが)。

3.「36cm砲装備で主砲対応防御を施した高速戦艦の場合」
作るだけ無駄。
こんなので金と資材と時間と船台を埋めるくらいなら、もう少し出して40cm砲装備の高速戦艦、
具体的には改長門級戦艦新造した方がずっと良い。


評価に空母護衛用途は考慮していないが、それを含めると同じ資材を使って駆逐戦隊や軽巡作った方が良いのは確定。
ドイツだからポケット戦艦が評価されたのであって、まともに考えるなら日本海軍に居場所はない。
なにせ同様の任務に金剛級を使えるんだから、新造するならもっと汎用性が欲しくなるのが道理。

237名無し三等陸士@F世界:2009/02/16(月) 14:22:35 ID:1iYxEpnk0
40cmなら確か八八艦隊用のが余ってなかったか?

238名無し三等陸士@F世界:2009/02/16(月) 23:18:22 ID:ZAwXMHNI0
余り物を利用するにしても砲身の磨耗などを考えたら複数セット
必要だしそもそも砲弾とか色々な費用が・・・・。

239名無し三等陸士@F世界:2009/02/16(月) 23:23:19 ID:9WkjAW.k0
>>237
戦艦の予備砲身は大抵持ってる。
手持ちの艦数x砲数分を1セット。
ただ、それほど多くない上に予備砲身0ってのは避けたいはずだから後々作る必要がある。

それに加えて排水量がより小さい艦を作るのなら砲身長の問題もある。
同じ口径でも砲身が長くなれば反動もでかくなるので無理が出る。
極端に言えば「三景艦」みたいな物だな。
ぶった切ったり再加工すれば、新造よりはマシ程度の時間がかかることも十分考えられる。

結局の所>>235 の言う「小型高速戦艦」というのは難しい。

さらに言えば同じくらい時間のかかる装甲版は新造になるので設計から製造までは短縮出来ない。
装甲が厚く、デカくなる度に二乗で時間がかかる。

240名無し三等陸士@F世界:2009/02/16(月) 23:31:33 ID:1iYxEpnk0
ID:9WkjAW.k0氏の言う改長門型を砲身流用で安く作れないかと思ったけど、色々問題があるんだな…

241名無し三等陸士@F世界:2009/02/17(火) 00:03:53 ID:wcoRRePU0
扶桑、山城、伊勢、日向の真ん中二つの砲塔をおろして金剛モドキに
さらに下ろした砲塔使って似たようなのを2隻でっち上げる

242名無し三等兵@F世界:2009/02/17(火) 01:31:49 ID:41iW8ZM60
過去にくろべえさんのところで、重巡洋艦代艦を求めて議論したらそんなフネ(14インチ砲の高速戦艦)になったなあ。

重巡洋艦の老朽化

代わりの高性能な重巡洋艦を作ろう

デ・モインみたいなの?排水量は約2万トンだぞ

しかも、重巡洋艦に打ち勝てるかどうかも…。旧式戦艦にも勝てないし。

どうせ大きめのドックを塞ぐのだから、もっと大型化しようよ!

でかすぎても駄目だぞ。重巡洋艦2隻分くらいの3万5千トンくらいで。速力も欲しい

近代型金剛型になる


のんびり建艦ができる、転移後の平時という条件つきだけど。

243名無し三等陸士@F世界:2009/02/17(火) 02:50:31 ID:9WkjAW.k0
>>242
ぶっちゃけちゃうと「威信」とか砲艦外交のための「威圧」を考えなければ
この時代(WW2)日本に新造の大型砲艦は必要ないんだよね。

漸減戦法のために「戦艦以外で戦艦を撃破する」手段を突き詰めたあげくに
「対戦艦のための戦艦」が必要なくなってしまったから。
当時こんな事まじめに考えて実行してたのは日本だけ。 しかも実現してしまったし。

例えば
1) 軽巡1+駆逐艦10程度の「水雷戦隊」一つで夜間統制魚雷戦をした時戦艦一隻撃破できるようになっている。
昼間でも可能だが砲撃精度が上がるので確率が落ちる。

2) 砲撃精度を上げるために観測機を上げる>落とされないように制空権を取る>そのために敵空母の撃沈破が必要だ
>戦力集中のために「航空戦隊」を作る>空母以下の艦船は撃沈破可能>戦艦改装空母が沈められるなら戦艦も?
>航空戦力で戦艦撃破出来ました(1923〜1925実証済み)>空母中心の艦隊作ろう(航空艦隊)>あれ戦艦は?

3)海軍陸上基地配備の「陸上攻撃機」一個航空艦隊で戦艦撃破可能。
相手に空母がいた場合、護衛戦闘機がないと攻撃可能機、命中精度ともに激減する。
逆に制空権をとれていれば戦艦+αが撃沈破できる。

4)伊号潜などの全ての大型潜水艦は米艦隊速度以上の20ノット程度は発揮可能。
水上航行すれば艦隊を先回りして攻撃位置に着けるほどの高速と航続力、
1935年以降は95式酸素魚雷装備で長射程と破壊力を両立させた。
2〜3本で戦艦撃沈破可能。

244長崎県人 ◆MbTKFNutWk:2009/02/17(火) 03:39:14 ID:2MxH4A12O
数のある対米巡への砲的カウンターでそ、超甲巡は。オマハに対する古鷹のポジション。超甲巡は対ブルックリン辺りのかな?
砲門数を減らすと投弾数が命中率に関わるし、弾が大きくなると発射速度もキツイ、元計画の12inぐらいがベストっしょ。ストッピングパワーたる砲威力も重量弾わざわざ開発してたし、射程から見ても近中距離の殴り愛が居場所かな?


で、遠距離砲戦やってる味方の護衛として最大の阻止火力として使ってみた。俺は
言うなれば戦艦としては小さいけど、格下をとことん虐めるサドッ娘のイメージが。しかし最終的にはヤられてしまうんです。色んな意味で。ディスガイアの中ボスさん、シャドウハーツのレニ、ストライクウィッチーズのペリーヌのような風味を楽しむのがこの艦の趣というか


『か、可哀相みたいな目でこっち見んな!』
とか言ってるのを生暖かい目で見るような





俺はこんな時間に何を言ってるんだろう

245名無し三等陸士@F世界:2009/02/18(水) 02:42:31 ID:9WkjAW.k0
結局の所、趣味の問題になってしまうのですが……

砲力を求めるとまともに考える限り大艦巨砲にならざるを得ない。
あるいは搦め手として、何らかの手段(戦略的、政治的、時間的、何でも良い)戦艦を拘束した上で、
「戦艦以外に勝てる限定的大型砲艦」は時として非常に有効ではある。
軍縮条約下の日本なんかはその典型だしね。
冒険小説的ロマンもある。

でも私は魚雷の一発逆転的というか「前提条件を覆す能力」に燃えるのだ。
魚雷は同じ型で有ればどんな船が放っても威力は同じだ。
そして重巡までなら2発当たれば、まず沈む。
例え当時世界最強の大和であっても、左右均等に受けて注排水しても、
(長魚雷に比べて)弱装の航空魚雷で20本受ければ轟沈する。
日本海軍の93式61cm長魚雷なら、片舷に集中すれば遙かに少ない本数で沈むだろう。

そう沈む、「撃破」でなく「撃沈」。
だいたい魚雷の命中率が5%と見積もった時、陽炎型駆逐艦が1隻で
4連装発射管x2で8本、次発装填装置を使えばもう8本。
乱暴に言えばこれ2隻で1.6本当たる、つまりは「重巡までなら2艦で食える」
しかも修理不能の撃沈で。

酷い屁理屈なのは承知だが統制魚雷戦を仕掛ける一個水雷戦隊で戦艦が沈められるのは確か。
判官贔屓と思われるかも知れないが弱小戦力が一芸で戦況をひっくり返すのもロマンだと思いませんか?

246名無し三等陸士@F世界:2009/02/18(水) 14:58:57 ID:tLmVEODM0
>>223
>雷電に搭載してるのは「火星」という爆撃機用エンジン。
>爆撃機用だから馬力もあるがでかくて重い。戦闘機には不向き。
>それをわざわざ載せたのも、戦闘機用大馬力エンジンが無かったから仕方なく使ったという苦肉の策。

想像を絶する亀レスで失礼だけど……実は「火星エンジン」って列国の同級エンジンに比べて、
驚くほどの「軽量エンジン」だったり。フォッケウルフが積んでたBMW801よりも遥かに軽い。
正直な話、「誉なんぞ使わずに素直に火星積んだ重戦闘機作っとけよ!」と言いたい。

何かを評価しようとする時、「全く他では通用しない基準」か「完全によそでの基準」の
どっちかに走ってしまうのが当時の日本の悪癖だったようで。「他の国なら戦闘機用エンジンだ!」
と割り切って火星を使おうという発想が出てこないあたり……。航空機の格闘戦至上主義に始まって
航続力ムチャ追求=搭載量スズメの涙&防御力紙+強度不足なんて方向に走ってばかりいたのでは、
当時の人々は中庸の視点を欠いていたと言わざるを得ない。乱文失礼。

247名無し三等陸士@F世界:2009/02/18(水) 17:32:15 ID:xzzJ6tVs0
>>246
>火星積んだ重戦闘機
それが雷電でしょ?
その火星は不調続きで、とてもそれ一本に絞れるような優秀なエンジンじゃなかったでしょうに
そんなエンジンのために、新型エンジン開発をあきらめるなんて、最初から負けることがわかってない限り、するわけがないでしょ

248名無し三等陸士@F世界:2009/02/18(水) 17:40:03 ID:nzx69UOA0
>最初から負けることがわかってない限り、するわけがないでしょ

負けることを認識してなかった、もしくは認識したくなかったと書くべきだな
彼我の国力差を客観的に見ることが出来る人は、最初から負けることを解ってたよ

249名無し三等陸士@F世界:2009/02/18(水) 17:48:44 ID:xzzJ6tVs0
>>248
ごめん、入れるの忘れてた

「誉を搭載した戦闘機が、敵戦闘機に勝てないことがわかっていない限り」
もしくは、
「誉が失敗することがわかっていない限り」
と読み替えてください

開発をしてる人は、戦争の趨勢がどうだろうと、自分の仕事をするだけでしょ

250名無し三等陸士@F世界:2009/02/18(水) 17:52:13 ID:OMqLICOY0
>>247
つっこみ
 しったか発見 雷電の問題はプロペラシャフトを伸ばした為の振動が問題だったわけであり火星は一式陸攻や九七重爆などに使われてる枯れたエンジンだった。

251名無し三等陸士@F世界:2009/02/18(水) 17:57:15 ID:OMqLICOY0
訂正
WIKI見たら違ってた
減速機構の振動とプロペラの強度不足による振動との共振だったそうな
駆動軸の延長による振動は主要因ではなかったみたい

252名無し三等陸士@F世界:2009/02/18(水) 18:01:03 ID:tLmVEODM0
>>247
いやいや漏れが言ってるのは「雷電=局地用迎撃専用機」という意味ではなく、
「重戦闘機=高速・重武装・大火力のバランスが取れた『制空戦闘機』」という事でつ。
F4Fワイルドキャットに対するF6Fヘルキャットのような、パンチの効いたのを。
イメージとしては、火星エンジンを積み込んだ紫電改か疾風、あるいは陣風ですかね?

雷電が不調(延長軸がマズくて異常振動多発)というのは分かりますが、「火星が不調」
というのには「?」です。あれは確か比較的信用性の高いエンジンだと思っていましたが……。

元になった金星エンジンは、日本製としてはかなり良い出来のエンジンだったそうですし、
陸攻とかに使われた火星で「我慢できないくらいひどい問題が起きた」という話もあまり
聞きませんし。むしろ「それ一本に絞っちゃいけない」というのなら誉エンジンの方が……(w。

それに、別に「他のエンジン作るな!火星だけに汁!」と頭の悪いことは言っていないつもりです。
実際の我が帝國海軍はそれを誉エンジンで「新型には誉を乗せろ!」とやっちまった訳ですけど……。

実際のところ、成功するかどうか保証のない新型エンジン開発にはそれなりの保険が必要では
なかったのかな、とは思います。史実における誉エンジンの問題続出と、誉だけに傾注した結果
新型機開発がグダグダになったという事実は見逃せません。それこそ「誉一本に絞ってしまったが
故の悲劇」ですな。「他にも使えるものはないのかな」という視点が、やっぱり当時の現場では
不足していたんでは……。せっかくそこそこ使える大型エンジン(他国の感覚では軽量小型エンジン)
があったのだから、それを活用する方向はなかったものなのかな、と。乱文失礼。

253名無し三等陸士@F世界:2009/02/18(水) 18:06:02 ID:tLmVEODM0
>>251
>減速機構の振動とプロペラの強度不足による振動との共振だったそうな

しまった、漏れもWikiを確認しとくんだった。不勉強シマソ。
しかしこの板、薀蓄を傾けたら侮れない方が一杯いるなぁ(w。

254名無し三等陸士@F世界:2009/02/18(水) 18:27:03 ID:OMqLICOY0
 しかしWIKI見てると色々勉強になるなぁ零戦の20mm問題でも20mm機銃の問題ではなく翼の強度不足による物だとか
99式1号は初速も遅くて装弾数も少ないのも2号4型だと初速も速くて装弾数もベルト式で増えてるし、MG151/20とスペック的にも変わらんのな
 誉の問題も後期には解消されて安定してるんであれはいきなり使い出すのではなく問題点を洗い出してから大量生産に移ればよかったのかも
 火星もハ214を早期に実用化してればなぁ

255名無し三等陸士@F世界:2009/02/18(水) 21:29:22 ID:xzzJ6tVs0
wikipediaにも書いてありますが、火星2x型は一式陸攻でも振動問題を起こしています。また、水メタ噴射装置の不調による異常燃焼なども度々発生しています。

>史実における誉エンジンの問題続出
これがそもそもの誤解の原因でしょうね。
誉の不具合のほとんどは、末期の工作精度の低下が原因であって、これは他のエンジンにも同様に起こっています。
誉自体に根本的な問題があったわけではなく、むしろ火星などの不具合のノウハウを活かした、優れたエンジンだったというのが最近の定説のようです。

そして結局は日本の工業力の限界に落ち着くわけですね…

256名無し三等陸士@F世界:2009/02/19(木) 18:52:23 ID:wd1.eYdY0
すみません、ちょっと質問です。
よく熟練工不足の話を聞きますが熟練工って徴兵された20代より30から50代のほうが圧倒的に多いですよね?
何故熟練工不足に陥っているのでしょうか?爆撃で工場と運命をともにしたのでしょうか。
戦時中に開発された兵器って一から十まで熟練工が精魂こめて作らなきゃいけない工芸品なら判りますがそれなら設計段階の欠陥といえます。
個人的に性能を発揮できない兵器の呈の良い言い訳に感じています。

257名無し三等陸士@F世界:2009/02/19(木) 19:32:08 ID:7ivys4IM0
>>256
えっと、今の製造現場だと専用の工作機械が色々ありますが、当時だとそこまで機械の種類がなく、
まして日本では旋盤とフライス盤とボール盤とグラインダー、これらが精々です。
(しかも、現在のように数値を入れれば機械の方で動いてくれるなんてありません)
これだけで複雑な部品を作ろうというのですから、熟練工がいないと様々な仕様変更などに対応出来ませんし、
細かな精度を出すなど論外です。

しかも、当時はJIS規格などなく、ボルトやリベットは兵器の種類でコロコロ変わり、
使いまわしなど夢のまた夢です。

なので、熟練工がいなくなると部品の精度が落ちていくわけです。
同じ物でも、開戦当時は精度がバッチリでも、終戦時にもなれば、ガタや油漏れなどで、全くの別物です。

ついでに言うと、当時の製造業では10代半ばで就職するのは当たり前で、そこから始めれば20代30代でも立派な熟練工です。

258名無し三等陸士@F世界:2009/02/19(木) 21:03:55 ID:7ivys4IM0
あ、一文抜けてた…。

平時に徴兵期間を終えても、戦時になれば再徴兵(正確には動員)されます。
なので、30代でも動員されて戦地に送り込まれるのです。

259名無し三等兵@F世界:2009/02/19(木) 22:43:29 ID:jw92IY5k0
平時、日中、大東亜、と3回徴兵(動員)された方もいらっしゃったらしいですね。

>>256
>257さんが書かれた通り、今とは全く環境が違います。
その辺の悲哀は最近の架空戦記でもよく出てきます。

戦後ある程度(1950年代?)まで、「メイド・イン・ジャパン」は『安かろう悪かろう』でしたから。
映画の『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』にもそんな描写がありましたね。

260名無し三等陸士@F世界:2009/02/20(金) 18:27:37 ID:wd1.eYdY0
>>257
回答ありがとうございます。30代までとられていましたか。それじゃ熟練工が足りなくなりますね。
当時産業に従事していた人は百万人単位で兵役免除が行われていたと聞いて熟練工は優先されていたと思っていたのですが勘違いだったみたいです。
・召集延期制度(軍需生産に必要な人が対象)
・臨時召集延期制度(飛燕や疾風のような陸軍の重要な機種の生産にかかわるほぼすべての人が対象)
・特別召集解除制度(在隊中の重要産業従事者を召集解除させる制度)
・入営延期制度(重要軍需産業にかかわる人が対象)
・召集要考慮制度(軍籍者の重要産業従事者召集を免除、約160万人対象とのこと)
上記の制度は結構ざるか運用が甘かったみたいですね。

>>259
バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズ懐かしいです。でも2は未来へ行く話しだったような。

261名無し三等陸士@F世界:2009/02/20(金) 18:35:23 ID:wd1.eYdY0
>>259
思い出しました。バック・トゥ・ザ・フューチャー2は未来に行ってから過去でしたね。

262名無し三等陸士@F世界:2009/02/20(金) 18:51:00 ID:1iYxEpnk0
炭鉱でデロリアンを発掘中に
「やはりな、メイドインジャパンと書いてある。」
「ドク、メイドインジャパンは最高だぜ?」
のやりとりって3冒頭じゃなかった?

263名無し三等陸士@F世界:2009/02/20(金) 19:58:30 ID:7ivys4IM0
>>260
確かに色々制度はあったんですが、無期限延期ではないですし、
丙種合格者(平時は入営免除、当時の風潮では男として恥)まで戦地に送られ、
さらに合格基準そのものが下げられる状態だと適用の幅が狭くなりましたので。
そして、整備関係の軍属として徴用される者もいましたので、額面通りに免除されるのは、
精々中島や三菱といった大手、後は川西や愛知の熟練工でしょうね。
町工場の熟練工なんてとてもとても…。

264名無し三等陸士@F世界:2009/02/20(金) 23:11:11 ID:jvBW9q/o0
結局、製品を作ってる作業員を引き抜いて前線の微調整に使わなきゃいけなかった時点で
工業力の低下は日本の宿命だったって事だな

265名無し三等陸士@F世界:2009/02/21(土) 03:06:53 ID:UccDwooc0
>>257
>ボルトやリベットは兵器の種類でコロコロ変わり

日本全体での標準規格も軍の部品規格もあったはずなのに、
なんでそんな状態になっちゃったの?

266名無し三等陸士@F世界:2009/02/21(土) 04:38:45 ID:P7ZkI.pQ0
日本の加工機械そのものに問題があったのよ

当時の一般的な工場の写真を見ると

モーター ===□==□==□==
          旋盤  旋盤 旋盤

といった感じで、天井に通ったシャフトに複数のベルトがかかり、それぞれのベルトが
旋盤に繋がっている。モーターが高いため、コストと作業効率を稼ぐ策としてね

もっとも、 動く機械の数が頻繁に変わる = 加工に必要なトルクがバラつく ため、
代償として加工精度が悪くなったのよ

267名無し三等兵@F世界:2009/02/21(土) 09:33:40 ID:jw92IY5k0
>>262
そうでした、3でしたね。すいません。

>>265
当時、ネジ1本にまで至る規格ってありましたっけ?
同じ型の兵器同士で部品交換出来なかった(部品が完全に同じではなかった)のだから。

268名無し三等陸士@F世界:2009/02/21(土) 09:58:09 ID:7ivys4IM0
>>265
あくまで、『あった「はず」』ですので。
零戦の「沈頭鋲」なんかがいい例ですね。
あれは、ぶっちゃけ零戦専用のリベットですし。

後は、規格があっても、運用でgdgdになってるというのも…。
例えば、結合用のリベットのサイズが123…とあって、ある機種があると仮定すると、
アメリカならなるだけ同じサイズのリベットを使おうとするんだけど、
日本だと少ない材料で強度を出そうと、その機種限定での最適化を図ろうとして、
ここには1、そこには2で、そしてあそこには3を…なんてやったわけです。
そうなると、現地では1が何本、2が何本足らない…なんてなってgdgdに…。

突き詰めれば、それも資源とかでの国力の差なんですよね…。
資源に余裕があるなら、エンジン換装とかを見越した贅沢な設計も可能ですけど、
零戦なんかは21型が完成型ですから…。
(後の型は、運動性や航続距離を削って速度を上げただけ…それもせいぜい数十㎞/s)

もっとも、そんなに国力に余裕があるのなら、戦争なんてしてないんですけどね。

269名無し三等陸士@F世界:2009/02/21(土) 11:35:04 ID:UccDwooc0
>>266
もう規格がどうこうって問題じゃないね。
町工場ならともかく、大企業は設備投資ケチるなよ。

>>267
日本の工業全体だと日本標準規格、
軍だと陸海軍航空基本部品規格とか陸海軍航空材料規格とかあったみたい。

>>268
日本にとって戦闘機はスポーツカーだったんだね。
しかし、アメリカはより性能の高い大衆車を作ってきたと。

270名無し三等陸士@F世界:2009/02/21(土) 13:32:40 ID:yayO3NIA0
>>269
ケチる以前にモーターも工作機械も舶来品がほとんどだし。金があっても買えないんじゃしょうがないわな。

部品の規格はあっても、規格品だけを作る工場&それを発注のあった全国の工場に送る能力のない国でしたから、下請け工場とかだと結局自分のところの旋盤なりで必要分加工して作って(それもいちいち機械の設定をし直して)たらばらつきも出るわ。

社会資本の差といえばそれまでだが悲しすぎるな。

271名無し三等陸士@F世界:2009/02/21(土) 15:20:24 ID:ZAwXMHNI0
だから戦後の技術系企業は頑張ったんよ。

272F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

273名無し三等陸士@F世界:2009/03/19(木) 16:25:18 ID:tLmVEODM0
雑談というか、独り言の為にあげ。

竜神様の中の人氏は、ご息災であろうか。
更新が途絶えて既に幾月か……。
このままフェードアウト、なんて無いですよね?(懇願

274名無し三等陸士@F世界:2009/03/22(日) 18:52:38 ID:VQul/N2E0
ふっ、野暮な質問をするな。
御息災かどうかなど、考えるまでもない。
あの御方はいつでもここにおられるではないか。皆の心の中にだ!

275名無し三等陸士@F世界:2009/04/14(火) 09:03:35 ID:VL59roao0
もう規制やだ。
本部のSS見て思ったけど、2chって海外鯖だよね?
転移したら使えなくなるはず。
代わりの掲示板はどこになるのかな?

276F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

277名無し三等陸士@F世界:2009/05/02(土) 12:55:12 ID:V9MR87PQ0
手当たり次第に広告が書き込まれて鬱陶しい。
でもここもすっかり寂れちゃったなぁ…。

278F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

279F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

280F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

281F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

282名無し三等陸士@F世界:2010/03/05(金) 19:42:44 ID:6krOFo6s0
クエスト1 ニホンの都市に落ちている魔法用金属ミスリル(アルミ)の採取 1キロにつき50ゴールド
クエスト2 ニホンの都市に落ちている鍛冶用金属スチールの採取 1キロにつき3ゴールド
クエスト3 ニホンの都市を徘徊するモンスターA(ホームレス)の撃退 1人につき10ゴールド
クエスト4 ニホンの都市を警備するモンスターB(警察官)の撃退 1人につき1000ゴールド
クエスト5 ジエイタイの駐屯地に配備される馬車(装甲車)の破壊 1両につき10,000ゴールド

モンスターA(ホームレス)
落とすアイテム
レア度(高): ミスリル(アルミ)/スチール
レア度(低): 丈夫な布(厚手の服など)/丈夫なカミ(ダンボール)/食べ物など
モンスターB(警察官)
落とすアイテム
レア度(高): 鉄馬(バイク)/鉄馬車(パトカー)
レア度(低): ジュー(拳銃)/光る棒(懐中電灯)

283名無し三等陸士@F世界:2010/03/05(金) 19:47:10 ID:6krOFo6s0
F世界の冒険者が召喚されたニホンに潜入するクエスト一覧……てな感じだけど。
ニホンに潜入した冒険者が、空き缶拾いのおっちゃんたちと戦うってのを妄想したかっただけ。

284名無し三等陸士@F世界:2010/08/20(金) 21:44:17 ID:RbDDVhX20
商業の架空戦記作家の名前とか作品出すと、例示としても荒れる元?

285名無し三等陸士@F世界:2010/08/23(月) 12:38:11 ID:bINKcZRA0
>>282
空アルミ缶を回収したほうがはるかにローリスクハイリターンだと気付いてゴミ箱漁るホームレス化するのが落ちですねわかります

286名無し三等陸士@F世界:2010/08/29(日) 02:39:27 ID:qMIakr/20
今はどうだか知らんけど
金属が値上がりしてた時期に工場からの部品盗難やら公園の入り口のポールが盗まれたりしてたじゃない?
そんな感じでゴッソリ持ってけるように頑張るんじゃない?もちろんゴミ箱ごとも持ってくだろうけど

287名無し三等陸士@F世界:2010/08/29(日) 11:49:52 ID:rEAOON2I0
自動車・トラックを狩ると褒賞もの?

288名無し三等陸士@F世界:2010/09/01(水) 11:27:55 ID:tn00TEIQ0
高炉などの鉄の量産技術が確立してないなら、鉄でもそれなりに価値を持つ。
鉄以外の金属でもそれは一緒だろう。ナポレオンの頃なんか、アルミは貴金属扱いだったらしいし。
つまり、金属製品=お宝。
目につく金属製品を片っ端からお持ち帰り?

どうやって、日本に出入りしているのかが謎だが。

289名無し三等陸士@F世界:2010/09/04(土) 20:18:52 ID:lcBHKDgc0
>>288
目につく金属製品を片っ端からお持ち帰り?

去年あたりに流行った、シナ畜、による、室外機や溝蓋の窃盗団を思い出した

290F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

291F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

292F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

293名無し三等陸士@F世界:2011/03/12(土) 23:42:35 ID:7qhXXXjoO
今回の地震で我が家は構築途中でほったらかしてたTCGの山数百枚と読みっぱなしのエロゲデヴノビーの山が崩れただけで済んだよ
整理するのに三時間かかったけどな…

294名無し三等陸士@F世界:2011/03/16(水) 18:34:09 ID:5ok/48GwO
ここ見て

295名無し三等陸士@F世界:2011/03/16(水) 23:16:31 ID:cBhnEhHw0
ドラゴンやワイバーンは機銃弾で爆ぜた肉や骨、切れた神経をどこまで治せるのか?
体内に残った弾の影響とか気になったりするんだ。  話の中で触れる必要は無いとも思ってるけど。

296F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

297F世界逝き:F世界逝き
F世界逝き

298竜神様の中の人 ◆NdgHDvOgik:2011/07/31(日) 07:38:23 ID:imUy0zCM0
萌えスレ 『帝国の竜神様』ネタ

 軍事費削減傾向にある航空機産業の再編問題について
 単体で生き残れそうな所

 三菱・中島・川崎

 他所の会社を食べて拡大するつもり満々な所

 北崎

 他の会社に食われそうな所

 川西・九州・愛知・立川

 外資と手を組む所

 満州

 北崎を大きくするためにはどこかを食ったほうが早いので、水上機関連から川西あたりを買収したい所。
 現在の工場がある立川も買収候補。
 で、そんな動きを他のメーカーが黙って見ているわけも無く、大規模な航空機産業再編へと。
 満州はモスクワ戦に敗退したソ連が技術者を流して裏でソ連向け航空機を作っていたり、当然英米も一枚噛んでとか妄想。

299名無し三等陸士@F世界:2011/08/01(月) 00:31:25 ID:3B5nfGEI0
>>298

ノースロップ経由英国向けの四発哨戒機を開発製造したい北崎(60話)にとって見れば、
大型機および飛行艇開発ノウハウに長けた川西は格好のパートナーといえる

一方、川西は海軍向け四発大攻を開発中だが、自社のみでは製造能力が足りない(閑話16)のに、
軍事予算自体は削減傾向が続いているので、新規に設備投資するのは憚られるという困った状況に陥っている。
もし、北崎が設備投資リスクを代わりに負ってくれるなら非常に有り難いだろう

また、獣長耳族の力とノースロップのノウハウを借りた北崎の大型機生産技術(60話)を知れば、
より大型の機体を製造する川西がそのノウハウを欲するのも当然の流れだろう

…何かすんなり提携とか合併が成立しそうだ


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