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【注意!】小説ネタバレ感想・誤字脱字指摘掲示板 part2

1狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2014/03/13(木) 21:26:55 ID:eiT/cJKc
ネタバレになるご感想や誤字脱字のご指摘などありましたらよろしくお願い致します。
小説を読んでおられない方がうっかり覗いてしまわないように強制sageに設定しています。
前スレッドはこっちです。
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/2409/1154345612/l50

477狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2019/09/11(水) 20:14:32 ID:/PwZLRKw
>>476 くんどらべったらどっぽれ名なしさん。
 おや、独り言の誤字をご指摘下さりどうもありがとうございます。こちらこそ恥ずかしがらせてしまい申し訳ありません。
 でも実はここは「頑張らないぞ!」と書くつもりで嘘です修整しました。今後ともどうかよろしくお願い致します。

478しゅんかち:2019/09/17(火) 19:31:26 ID:g7zbZL3M

初めまして。しゅんかちと申します。
いつも狂気太郎先生の作品で楽しませてもらっています。

私はカイストシリーズが大好きです。
ひとつの意思や生き様を貫き通し、積み重ねることが力になるという世界観が好きで、人外魔境の戦闘シーンがかっこよく、読んでいてわくわくします。

何より、カイストたちがみんな魅力的だと思います。
凄まじい戦闘力を持ちながらも人間らしさを失ってないディンゴもかっこいいし、捻くれ者で思考が読めないフロウも好きですし、職人タイプというかこだわりの強い裏鋭さんにも惹かれます。

しかし、これだけ魅力的なカイストが多い中で、私がいちばん好きなのはスタン・ナバルだったりします。
まだ姿さえも見えていないし、ほとんど情報がないのになぜ惹かれるのだろう、と自分でも不思議に思うのですが、なぜか惹かれてしまいます。得体のしれない不気味な感じがいいのでしょうか。
スタン・ナバルの正体が気になって気になって、夜も8時間くらいしか眠れません。

今後も登場予定という話を聞いたので、彼(?よく考えたら性別も不明ですね)が再登場するまで、がんばって長生きするか転生を成功するかして、首を長くしてずっとお待ちしていますね。

それにしてもスタン・ナバルという名前は、狂気太郎先生の作品で初めて聞いたはずなのに、どこかで聞いた覚えがあるんですよね。
もしかしたら、私は過去に堕滅したカイストなのかもしれません……。

479狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2019/09/17(火) 23:59:30 ID:NUQfbwLA
>>478 しゅんかちさん。
 初められまして。狂気太郎です。私の小説を楽しく読んで下さりどうもありがとうございます。
 カイストのシリーズを気に入って下さりありがとうございます。ライフワークですので死ぬ前にちゃんと完結させておきたいものです。一応最終的な大イベントというのがあるので。途中で死んだら仕方がないのでカイストになって続きを書きます。
 スタン・ナバルは昔『皆殺し探偵社』というのを書いた時に名前を出しましたけれど、何人かの方に試読して頂いただけで、特に公開はしてないんですよねえ。他に名前は出してない筈で……まさか、あの時の試読者の方いえ何でもないです。
 カイストはたまにリフレッシュ休暇として記憶を一時的に封印することがあるので、墜滅なさってるとは限りませんよ。
 ちなみにこの一時休暇を何と呼ぶのかはまだ悩み中だったりします。
 完結まで大変お待たせすることになると思いますので、どうかかなーりの長生きをよろしくお願い致します。

480くんどらべったらどっぽれ名なし:2019/10/30(水) 22:15:22 ID:/H0Esmzk
すみません、細かいところなんですが、『倦怠感』の最初の方、「フリーズをプリーズと間違えた」のではなく、プリーズをフリーズと間違えたのではないでしょうか…?

481狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2019/10/31(木) 20:25:06 ID:l.s3CmBk
>>480 くんどらべったらどっぽれ名なしさん。
 『倦怠感』を読んで下さりありがとうございます。ええっと、確認しましたがこれで合っている筈です。
 確かハロウィンでした。相手の住民は「Freeze!(動くな)」と言って銃を構えたのに、トリックオアトリートに訪れた日本人留学生は「Please」と勘違いして笑みを見せながら近づいていき、射殺された、という話なのです。
 本当に聞き違いだったのかは分かりません。単に日本の感覚で話せば分かると思って近づいたのかも知れません。
 ご指摘ありがとうございました。今日はハロウィンでしたね。

482にょもろ840:2019/11/05(火) 19:48:04 ID:FTcvnb1o
狂気太郎先生、こんにちは。
先日『想師』三部作を読了いたしました。本当に本当に面白く、文字通りの夢中でした。
今は、久しく感じていなかった、小説を読み終わったあとの満足感、充足感を噛み締めているところでございます。

特に『想師Ⅲ』が強烈でした。昨日読み終わったばかりということもありますが……!
カバリストと幻術師に良いように扱われ利用される草薙さんに歯がゆさを感じ、近江氏や幽螺さんとのやり取りに胸を熱くし、百合咲さんの不気味さ、掴みどころのない不穏と不安にゾクゾクしたりと、まるでアトラクションのようなひと時を味わえたと感じております。

この先どうなるんだろう。世界はどうなってしまうんだろう、という思いを抱えて迎えたラストが、これまたあたたかく未来への希望が感じられる幕引きで、私も「夢ではなくてよかった」と涙する草薙さんとどこか似たような気持ちでした。

月並みな表現になってしまうのですが、本当に、本当に面白かったです。
素晴らしい作品を世に出してくださり、ありがとうございます!

しばらくちょっとだけ余韻に浸って、次はとうとうカイストシリーズに飛び込んでみようかなと考えています。わーい。

483狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2019/11/05(火) 23:52:18 ID:IpPN.yfo
>>482 にょもろ840さん。
 こんばんは、『想師』三部作をお読み下さりどうもありがとうございます。1の単行本が出た当時はそこそこ売れ、2は売れずそこで学研さんとのお付き合いも切れ、勝手に書いて寝かせておいた3を合わせて時を置いて電子書籍で復活することになったものです。こうして楽しく読んで頂けて幸いでございます。
 私も誰かに頬をつねって欲しかったいえ何でもないです。
 カイストシリーズは完結まで何年かかるかまだ分かりませんので、長生きしながらどうぞごゆっくりお読み下さいね。
 感想をどうもありがとうございました。今後ともどうかよろしくお願い致します。

484ケケケケチャップ:2019/12/02(月) 01:59:15 ID:h9eER4As

狂気太郎さん、お久しぶりです。
ケケケケチャップです。
いつも楽しく小説を読み返しています。

読み返している中でも特に。
最近流行りの映画「JOKER」で「ニートテロ」を連想しました。
現実世界でも無差別殺人が多発していて。
何度も「ニートテロ」を思い出しは読み返していました。

「無敵の人」と呼ばれる人達が次々に現れ、社会への復讐を成し遂げようとする姿が、ちょうど上映されていた「JOKER」や「ニートテロ」と重なりあいました。

狂気太郎さんは「ニートテロ」のような世界に現実が近づいてしまったことはどう思われますか?
また、解決方法とかを考えることはありますか?

もちろん、小説と現実世界では。
テロ行為の意味合いや無差別殺人の動機が大きく異なっているので、こんなことを聞くのは筋違いだとは思っています。

僕自身は、人が何十人死んでも殺されても。
人々は事件を忘れていき、数ヶ月もすれば風化していく。
一部の「予備軍」が共感してネットで騒いでるだけで。
無差別殺人もテロも全ては無為に終わる。
所詮はその程度の出来事なんだ…と。
そんな虚しさのみを感じています。

485狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2019/12/02(月) 21:54:54 ID:NLeJzo9c
>>484 ケケケケチャップさん。
 いやあ、お久しぶりですね。私の小説を楽しく読み返して下さりどうもありがとうございます。
 さて、まずは『無敵の人』が社会への復讐を成し遂げようとする事件についてですが、私達は今の時代を生きているからそういう事件が気になってしまうのであって、おそらくはこういうのは昔からあったもので、昔は更に復讐どころか深く考えてない短絡的で野蛮な凶悪犯罪が今よりももっともっと多かったのではないかと思うのです。
 まあ社会の落後者を減らす努力をして無敵の人を減らすことで犯罪の減少には繋がるでしょうけれど、やはり元々短絡的で逆恨みしやすく残忍な化け物は一定割合で存在する訳で、彼らから逃れるすべは、かなり運が絡むことでしょう。
 社会の方向としては、おそらくは落後者を減らすことは出来ないどころかどんどん増加していくでしょうから、屋外の監視カメラがどんどん増えていき、監視と管理と締めつけは今後ますます増えていくのだろうなあと思っています。
 取り敢えず、ドライブレコーダーでなくライフレコーダーとして耳に掛けるような常時録画装置の装着が国民に義務づけられるようになり、リアルタイムで国民の行動を政府が監視するようになれば犯罪は減るんじゃないですかね。わっはっはっ。
 残念ながら、私には明るい未来がまるで見えてきません。

486ケケケケチャップ:2019/12/02(月) 22:52:28 ID:OsNacYdc
>>485
ありがとうございます。
本当にお久しぶりです。

確かに、「無敵の人」の犯罪とやらは今さっき始まったことではなく。
昔からあること。
しかも、「無敵の人」が必ず無差別殺人するかと言われれば、必ずしもそうではなく。
「ニートテロ」でいうところの「レポーター」にも加わらない。
もっと巧妙な手口を使っているからバレずにすんでいるようなずる賢い人間はきっといくらでもいますよね。

今自分達が住んでいる社会や世界が悪い方向へと突き進んでいるなか、もはや落伍者を作らないようにしても成果はあげられないので。

「なろう転生」のような世界を脳内で再現出来るタイプのVRシステムを使って、可愛い萌え萌え美少女なヒロインと擬似的な家族が作れるようにするしか無いんじゃないかな、とか考えていました。

まあ、政府はそんな夢のような装置ではなく、
狂気太郎さんが言うような奴隷の監視装置を開発しそうですが。

職業柄、「無敵の人予備軍」への支援を見聞きしていたのですが。
世間一般の大人が、ニートに対して。
「就職」や「資格」「服従」を強要したところで。

ニートが本当に求めているのは。
「自由」「娯楽」や「女(美少女限定)」でしかないのだから。
大きなズレを感じていて、すごく悩んでいました。
「これで支援に繋がると思ってるの?」というように。

なんだか世の中ディストピアまっしぐらですね。

ありがとうございました。
お正月の新作、とても楽しみにしています。
「針一本」こと、裏鋭さんの活躍を密かに楽しみにしています。

487狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2019/12/03(火) 23:47:27 ID:62QjusIc
>>486 ケケケケチャップさん。
 理想の人生にトリップするシステムはこの先普及するかも知れませんね。しかしそれだけやって人生を過ごす人が社会にとって何の意味があるのか、と誰かがふと気づくとあっさり絶滅させられそうです。
 仕事を頑張って、得た報酬でVRにトリップして楽しむようにすれば……ってそれでもニートはわざわざ働きませんよねえ。
 ということは……気持ちいいけどどんどんやる気がなくなって衰弱していくドラッグを配って早死にを狙えばいえ何でもないです。
 正月は……ま、まままままあ、頑張ります。裏鋭さんは残念ながら当分出る予定はないですけれども……。

488ケケケケチャップ:2019/12/04(水) 20:59:31 ID:kmEjhtPg
>>487
ありがとうございます。
とりあえず、僕が無敵の人になってしまったら、ひたすらセーフティネットを活用して。
明晰夢を極めて「夢の中で美少女たちに囲まれてハーレム作ったぜwwww」します。
セーフティネットが無くなったら今度は本格的にトラック転生に切り替えて…アレ?

お正月の掲載、とても楽しみにしています。

489狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2019/12/05(木) 20:53:43 ID:fCqm5zbY
>>488 ケケケケチャップさん。
 トラック転生……そうだっ、公共自殺サービスを転生補助サービスと改名すれば大人気にいえ何でもないです。

490しゅんかち:2019/12/12(木) 09:51:56 ID:rAK5CZuM
こんにちは、狂気太郎先生。
『急所を一突き』で誤字らしきところを見つけたので報告します。

>トマホーク使いは何度か目を瞬かせた。裏鋭のような地味で目立たない、強者の気配を持たぬ男がこんな無礼を発言をしたことに驚いているようだ。

「無礼な発言を」ではないでしょうか?

491狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2019/12/12(木) 22:28:17 ID:BpozlHvg
>>490 しゅんかちさん。
 ご指摘ありがとうございます。バッチリ誤字ですね。何度も読み直してるのに……。
 「無礼な発言を」に訂正致しました。どうもありがとうございました。今後ともどうかよろしくお願い致します。

492:2019/12/28(土) 00:45:43 ID:???
朧幽玄って何か元ネタ的な妖怪とか伝承ってあるんですか

493狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2019/12/28(土) 22:59:08 ID:phe0yqTY
>>492 旧さん。
 いいえ、特にいないとは思いますが、ひょっとすると、覚せい剤中毒者がたまに見るという、視界の隅に何か人影が……でも向き直ってみるといない、という奴かも知れません。
 あ、いえ、私はヤク中じゃないですよ。以前はアル中だったかも知れませんが。

494くんどらべったらどっぽれ名なし:2020/01/01(水) 03:34:09 ID:???
新作『その席 その一言』より

 二体二だった最初の勝負の後、ゴスラムが「次の相手はお前でもいいのか」とアリエに聞いたのだ。

『二対二』の誤字かと思われます。

495しゅんかち:2020/01/01(水) 08:19:09 ID:BDMsF27U
あけましておめでとうございます、狂気太郎先生。
新作を拝読いたしました。取り急ぎ誤字の報告をします。

『混沌へ』で「ガリデュエ」が「ガリデュア」になっている箇所が三つありました。

二の序盤

>ガリデュアは足首までかかるロングシャツを着た老人で、白髪は腰まで伸びているし髭もかなり長くて、首を振るたびに髪と髭がフワフワ揺れる。白い布を巻いて目元を隠し、代わりに布に簡単な目を描いている。

二の後ろあたり

>「この世界群球の深いところ、中央側世界からどの方向にはみ出しても、近くの別の世界に繋がるじゃろう。そう考えるのは妥当じゃ。……じゃが、辺境側世界ならどうじゃろうな」
>ガリデュアの左手人差し指が、球の表面にある世界の一つに触れた。宙に吹き出しで表示されるテラウィムという世界名。

小説全体の最後あたり

>『ゆっくり動く』は、空間座標確保と、触れたものをほんの少しだけ自分と同一化する技術を組み合わせた必殺技だ。いや、別に必ず相手を殺す訳じゃないのだけれど、かっこいいから必殺技でいい。他人に押しつけられた技なんてと最初は反感もあったが、ガリデュアはこっちの好みも読み取った上で提案したのだろう、おいらに合っていると思う。

以上です。
感想は後ほど改めて送りますね。

496狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/01/01(水) 09:02:36 ID:inN8dpRg
>>494 くんどらべったらどっぽれ名なしさん。
 新年明けまして誤字ありがとうございます。じゃなくて早速読んで下さりご指摘ありがとうございます。
 何度も読み直したのになあ……。という訳で修整しました。
 どうもありがとうございました。今年もどうかよろしくお願い致します。

>>495 しゅんかちさん。
 明けましておめでとうございます。新作を早速読んで下さりありがとうございます。
 何故ガリデュアになっているのか……私にも分かりません。かな入力で「あ」と「え」は隣同士でもないのに……。
 修整致しました。誤字ご指摘どうもありがとうございました。今年もどうかよろしくお願い致します。

497くんどらべったらどっぽれ名なし:2020/01/01(水) 14:46:47 ID:???
明けましておめでとうございます。
新作、どちらもたっぷり堪能させて頂きました。

『混沌へ』は、生きていれば必ず一度は抱く「世界の果てはどうなっているのか」という哲学的疑問に挑む、もうワクワクせざるを得ないお話で大変楽しめました。
 恐らく『急所を一突き』と対になっている?ストーリーだと思われるのですが、『秩序』に触れた裏鋭の手が崩れていく描写と、『混沌』にダイブしたグランの肉体が崩れていく描写がどこかシンクロしているのが興味深いですね〜
対局に位置する概念に見えていて、実は秩序と混沌は表裏一体の同じものなのか…とか年明けからぐるぐる考え込んでしまう素敵なお話でした。
『アロロア』は『ずれ』のラストシーンを想起させられてゾワゾワっとしましたが、ここは意図的なものなのか気になるところです。


『その席 その一言』はシュモンとゴスラムの関係性が凄く現実臭くて、何か胸に迫るものがありました。
もう自分の可能性の限界を悟ってしまった先輩と、遥かに若く才能のある後輩。
こういう時は得てして才能のある方が人間的にも出来ていて、劣った方はなおさら惨めに、醜く歪んでしまうんですよね〜……分かるぞシュモン……。
オアシス会や殲滅機関など世界設定もどんどん厚みを帯びてきていて、次のカイスト長編が非常に楽しみです。
ご無理はなさらず頑張ってください(*´∀`*)

498狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/01/01(水) 20:50:03 ID:inN8dpRg
>>497 くんどらべったらどっぽれ名なしさん。
 明けましておめでとうございます。新作を早速読んで堪能して下さりどうもありがとうございます。
 『混沌へ』と『急所を一突き』は色々と対になっておりまして、先に書いたのが『混沌へ』の方だったりします。秩序の中心を調査する文明管理委員会のスタン・ナバルと、混沌の深淵を調査する究極の黒魔術師ザム・ザドルの意図も以下略。
 アロロアとずれの「あろろろろ」は一応関係ない筈です。アロロアの名前は随分前に決まってて、時期的には『ずれ』を書いた時期と近かったりしますけれども。
 『その席 その一言』はシュモンさんのことを分かってしまいましたか……。シュモン自身の心の持ちようが変われば解決することなんですが、そう簡単に心を変えられないからこうなってしまってるんですよねえ。
 取り敢えず今書いているのはカイストとは関係ない長編ですが、それが終わったら以降はもうほぼカイストだけ書くことになりそうです。脳味噌が働いているうちにシリーズをちゃんと完結させたいので……。
 感想をどうもありがとうございました。今年もどうかよろしくお願い致します。

499しゅんかち:2020/01/01(水) 21:33:59 ID:BDMsF27U
『混沌へ』と『その席 その一言』を読了したので、それぞれ感想を残していきます。

『混沌へ』は混沌の描写がおぞましく、ゲームに用意されたマップの外側(作られていない部分)に出るような、禁忌的な雰囲気をわくわくゾクゾクしながら楽しめました。『急所を一突き』で登場したスタン・ナバル&ル・ラークのエピソードと組み合わせると、色んなパーツが揃い始めていて妄想が膨らみますね……。

ガリデュエとザム・ザドルという危険度MAXな化け物コンビに対しても、あくまでマイペースを崩さないグランさんの天然っぽさが印象的です。『百億年戦争』では聖人のイメージが強かったグランさんですが、他のカイストたちと同じく己のこだわりというか、あくまで自分の不死身をひたすら追求しているところでイメージがちょっと変わりましたね。

そして、名前だけはずっと出ていた『究極の黒魔術師』ザム・ザドルさんがついに登場ということで興奮しました。善悪の概念を超越した純粋なマッドサイエンティストというか、すべて「データを収集するため」で片づけてしまいそうな徹底っぷりが素敵なお方です。
ロボットのような無機質的なところを含め、今回のエピソードで大好きになりました。スタン・ナバルと並んでいちばんお気に入りのカイストです。(魔術士が好きなんだな自分……)
不気味な魔術士ふたりの関係性についても気になるところです。

『その席 その一言』は、戦士の想い・情熱・プライドなどがこもったお話でした。ゴスラムとシュモンのそれぞれの末路を辿ると、「そうなるべくしてなった」というか対称的で面白いです。
シュモンは途中でいくらでも軌道修正できるチャンスはあったと思うのですが、簡単に軌道修正できてしまうくらいならそもそもカイストになってないよなぁとも思うので、難しいところですよね……。

『殲滅機関』は想像していた以上におっかない人たちでした。さらっとした登場なのに、全員アクが強くて夢に出てきそうなくらいです……。特に『地獄の召喚師』ゾーンのヘル・ループはぞっとします。
この『殲滅機関』の3人と同時に戦って勝利を収めたフィロスって、なんだかんだ言ってやっぱり強いんだなぁと再確認しましたね。(最近フロウや幼女のせいでちょっとだけ株が落とされていたので)

ゴスラムがディンゴの弟子になるというオチは予想できましたが、そこに行き着くまでの過程が素晴らしかったです。百十二万人の殺し合いを見ることで、いかに自分が狭い世界で生きていたのか思い知らされるゴスラムの心理描写は少年漫画のような熱さを感じました。

以上です。今後も狂気太郎先生のご活躍を応援しております。
くれぐれも体調には気をつけて日々を過ごされてくださいね。

500狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/01/02(木) 18:43:49 ID:RpsK4JH6
>>499 しゅんかちさん。
 新作を早速お読み下さりどうもありがとうございます。
 グランさんはマイペースっぽいですけれど今回は色々と振り回されてるようです。ザム・ザドルを気に入って下さりありがとうございます。彼が何処までも正気というところがタチの悪いところです。
 殲滅機関は自分で書いててもちょっと怖かったです。特にシュモンが亜空間から一歩出た途端にかけられた一言とか。
 フィロスはちょっと丸くなったと思われてそうですね。よーし、もっと殺さないといえ何でもないです。
 感想をどうもありがとうございました。体調は新年から悪いですけれどもそれなりに頑張りますので、今年もどうかよろしくお願い致します。

501くんどらべったらどっぽれ名なし:2020/01/03(金) 06:50:21 ID:???
明けましておめでとうございます!
殲滅機関、いかにもなエリート戦士集団を想像していたら思ったらホラー映画みたいなイロモノ揃いでビビりました。サマルキアズ、ギザ・ミード、ミネアク・ザザロが特に不気味過ぎて好きです。なんとなくベルセルクのゴッドハンドみたいな雰囲気を感じました。
オアシス会の対になる集団ということで凄く納得しております。

久々に狂気太郎さんの作品が読めて楽しかったです。毎年、年越しで一番に楽しみにしています。これからも執筆を応援しています。

502狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/01/03(金) 21:23:19 ID:nRzqOr0k
>>501 くんどらべったらどっぽれ名なしさん。
 明けましておめでとうございます。新作を早速読んで下さりありがとうございます。
 殲滅機関はオアシス会と対照的に異形寄りだったりします。まあオアシス会の方にも化け物はいますけれども。
 ベルセルクはゴッドハンドとの対決は本当に実現するのかいえ何でもないです。やはり生きている間に完結させなければいけませんよね。
 毎年楽しみにして下さりありがとうございます。年々思考力記憶力気力の低下を実感しておりますので毎年の更新が続けられるかは分かりませんが、なんとかやっていきますので今年もどうかよろしくお願い致します。感想をどうもありがとうございました。

503:2020/01/03(金) 21:24:00 ID:zndSfvbY
あけましてご無沙汰しております。新作二つとも読了しました。面白かったです。
『混沌へ』は昔やっていたゲームでマップ外にバグ技でズンズン進んでいた時のワクワク感を思い出しました。カイストはこと世界の歩き方に関しては精通していて、どこかに行く冒険心というより自分の存在に関する探究心が強いイメージだったので、こういったエピソードは非常に新鮮で楽しかったです。あと今までの作品の中で一番サクサク読み進めるような文体で全く疲労感なく読めました。面白かったです。
『その席 その一言』に関してはねじくれてしまう人は長生きしてもねじくれてしまうんだなあとも思う反面、自分がカイストの立場ならシュモンみたいになるかダラダラと転生を繰り返す無道者になるんだろうなとも思いました。少しずれているというかそういう感じの人の方が向いてるんでしょうか。ディンゴはどんどん凄い事になっていきますね。個人的に大好きなキャラなので最終的にもっと凄い事になって欲しいです。フィロスは少しまともになりかけてるんでしょうか、その時は満腹だったんでしょうか。変わらずどんどん爽快に殺していって欲しいです。どちらも大変面白かったです。

504Iris:2020/01/03(金) 23:27:59 ID:ujCa.0zY
明けましておめでとうございます。
久々に来てみたら2つも新作が投稿されていたので早速読んできました。
『混沌へ』では自分の中にあったグランのイメージと結構違うところがあって新鮮でした。
今になって見直してみると、『急所を一突き』の作中でフラグが立ってたんですね。
200億年くらい前の話なのに逸話が残ってるあたりスケールのでかさを感じます。
ガリデュエさんは『敗因』にも出てましたが、今回も色々と活躍?しましたね。
彼の独特のネーミングセンスにも笑わせてもらいました。
これまでガリデュエに関する話になると必ずセットで語られる「白い方」はまだ
あまり出てきていないので、こちらもいつか見てみたいです。
あと直接登場はしませんでしたが、フロウもさらっとやばい事してましたね。
グランみたいに不死身なわけでもないのに(実際少なくともフィロスが17回殺してる)、
混沌の深淵の限りなく近くまで行ってますからね。彼は3回で飽きたという理由で混沌調査を辞退しましたが、
もしかしたら彼の性格上ガリデュエに言わなかっただけで、心のどこかでは未知の混沌に不安や恐れを感じていたのではないかとか妄想してます。

『その席 その一言』は対照的な2人の末路が印象的でした。序盤でシュモンは図星を突かれて最後まで話を聞かずにパテュシュナーニャを殺しましたが、
それは彼の主張を自ら認めているようなものなんですよねえ。事実を突きつけられるのに耐えられなくて、それに目を背けて考えないようにしたい
というのが悪い意味で人間的といえば人間的。それと一般人や格下のカイスト相手には威圧的な態度を取っておきながら、
殲滅機関の面々と相対した際には別人のように弱々しい言動を取るのも悪い意味で(ry
殺した回数より殺された回数の方が圧倒的に多いフロウと不意に遭遇しても
一切戦意喪失しなかったフィロスやそのフィロスと相対しても武器に手を伸ばせたゴスラムと比べるとえらい違いです。
一方ゴスラムは7万歳ほどという若さながら既にシュモンと同じBクラスという才能の塊。しかしその才能に驕る事なく、
研鑽を続けていました。どこかでカイストの世界において天才は大成しないという言葉があったと思いますが、
彼はディンゴと同じく数少ない例外なのでしょうね。あと終盤で112万人が殺し合いをするシーンがありますが、
そこで彼が生き残った強者に対して子供のようにアリエに正体を尋ねるシーンが印象的でした。
自分より遥かに格上の相手に対して恐れだけではなく、興味や好奇心が湧くというのは中々に大物感を感じます。
Bクラスでありながらフィロスにも一定の評価をされてましたしね。
人間的な要素を持つという意味ではあの2人は共通していると思うのですが、
その末路があまりに対照的なのが面白かったです。
あとフィロスとディンゴの関係はもう会話だけ聞くと完全に旧友のそれですね(笑)。
フィロスの方も幼女の件の後だからかいくらかは丸くなったような気がします。
多分以前なら少なくともゴスラムは殺すでしょうし、ワハハハハなんてユーモラスな笑い声は絶対あげないでしょうから。

あと今回公開された両作品ではグランがアリューを検証士か?と疑っていたり、バトルロワイヤルのシーンで
集まった群衆が『「殆ど」が男』という表現で描写されていたりと女性のカイストの存在を示唆するシーン
がありましたが、女性カイストが存在するのであれば彼女らが主役の作品もいつか見てみたいですね。
今までずっとカイストは男しか出てきておらず、読む側としてもカイスト=男という固定観念ができかけているので、
読んでみたさは地味に結構あったりします(笑)。
長くなりましたが今後も狂気太郎先生のご活躍を応援しております。

505狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/01/04(土) 20:05:28 ID:10oOR.BA
>>503 わさん。
 明けましておめでとうございます。新作二つを面白く読んで下さりどうもありがとうございます。
 『混沌へ』はおいらの一人称視点がちょっとどうかなと思っていたのですが、読みやすかったのでしたら何よりです。世界の外の混沌については結局のところは何も分かりそうにないですが、プカプカ浮かんでいるこの世界を大切に使っていきたいものです。
 『その席 その一言』は、フィロスは単にその辺のちっぽけな命よりも強者を重視していて、強者にある程度の敬意を払っているということではないかと思っております。
 一時期、長く生き続けるカイストの精神は常人とは全く違ってしまうのではないかと思っていましたが、所詮元人間なので大した違いはないのだと今は思っています。
 感想をどうもありがとうございました。今後ともどうかよろしくお願い致します。

>>504 Irisさん。
 うわっ長っ。っとっと、明けましておめでとうございます。新作を読んで下さり長文の感想をどうもありがとうございます。
 『混沌へ』は、グランについては『百億年戦争』で神の視点でちょっと出ただけでしたしねえ。でも今回も読者の視点に寄っているせいか(つまり私のせいですが)、ちょっと心理的にふらついてるところがありますね。
 ガリデュエさんはちょっと悪戯好きなようです。ルクナスの登場する場面は……今のところまだ予定がなさそうですが、今ちょっと思いつきました。でもずっと先になりそうです。
 フロウは不安や恐れはなさそうですが、「飽きた」という言い訳にはちょっとだけ強がりもあったかも知れませんね。でもそういうのはガリデュエに読まれてしまう訳ですが。
 『その席 その一言』ですが、ゴスラムは才能という訳ではないんですよね。自分の限界を超えるような修行・戦いをよそ見せずに敢えて続けられる情念と、それを支える強い欲望があるだけです。天才が大成しないのは、初めから強ければ強くなろうなどと全身全霊で望んだりする必要がないからです。天才なのにそれを望めたとすれば、原点となる余程のことがあったのでしょうね。
 フィロスは丸くなったというよりは、ディンゴを好敵手と認めある程度の敬意を払っているため、本人が目の前にいるのにその獲物を横取りする気にはならなかったのだと思いますが、そう考えること自体が丸くなったと言われると……。
 女性のカイストもいますが、強くなろうと望むのは男性の方が多いでしょうから戦士は割合的に少なめです。魔術士にはそれなりにいる筈です。女性で強力なカイストといえば淫虐女王の人とか……ま、ままままあ、いずれ出します。
 なんとか生きているうちに頭の中のものを形にすべく頑張ってみますので、今年もどうかよろしくお願い致します。感想をどうもありがとうございました。

506おにく:2020/01/05(日) 06:18:44 ID:eW4IqXFQ
新作面白すぎて軽く泣きそうでした
アロロアとゴスラムがかわいかったです!今年も執筆頑張って下さい🖋️

507くんどらべったらどっぽれ名なし:2020/01/05(日) 17:29:56 ID:???
その席 その一言:
読み終わって思わず「いいねぇ」と口からポロリ。
何がどういいのかは不明なれど「いい」ようです。

508狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/01/05(日) 18:31:58 ID:6dG3U7tY
>>506 おにくさん。
 泣きそうになるほど面白く読んで下さりどうもありがとうございます。
 グランの一人称視点なのでアロロアについては情報が殆どない状況ですが、と、取り敢えずいずれ登場する予定だったりします。
 ゴスラムのいずれつく二つ名を『赤面』にしようかと思ったりしましたがやめときます。
 感想をどうもありがとうございました。今年もどうかよろしくお願い致します。

>>507 くんどらべったらどっぽれ名なしさん。
 『その席 その一言』を読んでポロリして下さりありがとうございます。
 なんだかよく分からないことって世の中には沢山ありますよね。人生の意味とかいえ何でもないです。
 感想をどうもありがとうございました。今年もどうかよろしくお願い致します。

509けい:2020/01/10(金) 18:01:00 ID:???
狂気さんお久しぶりです、けいです

新作2つ読ませて頂きました。
『その席 その一言』は割と前向きなカイストが多かった中で、やっぱりこういうひねくれるケースもあるよなぁ、という例として新鮮でしたね。
殲滅機関の方々もいかにも恐ろしげで良かったです。
サマルキアズはあの2人を除けばトップクラスの実力の持ち主のようで、活躍が楽しみになりました

『混沌へ』はグランとガリデュエ、ザムザドルのやり取りが面白かったですね。
ごく一般的な感性を持ってるグランから見てカイストの中でも特におかしい2人を相手にするのは大変そうだなと思いました。
最後に授けられた「ゆっくり動く」はアルメイルの路傍石みたいな能力ですかね、本編登場が楽しみです。

最後に、『混沌へ』を読んで百億年戦争の結果について疑問ができたので質問させてもらいます。
フロウがグランを箱詰めにして混沌に放り捨てたとしても、やはり勝者とは認められないのでしょうか?
フロウとグランの対決は2年ぐらいらしいので、混沌から戻ってくる年数を考えるとやっぱり試してはないですよね?

510狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/01/10(金) 21:08:18 ID:Yk8hthLI
>>509 けいさん。
 お久しぶりです明けましておめでとうございました。新作二つを読んで下さりどうもありがとうございます。
 サマルキアズではトップクラスの一人ではありますが三位を取り合う相手は何人もおります。活躍は……ど、どうなんでしょうね。
 さて、百億年戦争でフロウのグラン箱詰め混沌流し問題ですが。……。ううーむ。こ、こんな時は素数を以下略。
 いやはや、思いつきませんでしたが確かにフロウならやりかねませんよね。
 取り敢えずパッと考えた感じでは、まず混沌に消えたグランがちゃんと死んだのかどうか確認出来ず、転生すれば死亡したことが分かりますが、そうでないと永遠に生きている可能性が残り勝負がつかない可能性があること。検証士も混沌の中の出来事を確認出来ませんから、これが最大のネックでしょうか。
 または、世界の境界を破って混沌に出すための手段をフロウ自身が持っていない可能性。ただしこれは四千世界の何処かに世界の外かは分かりませんがなんかヤバげな穴が開いている可能性は充分ありますから、そちらに放り込めば済むという可能性もありそうです。
 取り敢えずはそんな感じですね。やはり『ゆっくり動く』は必要なようですなあ。
 ということで感想をどうもありがとうございました。今年もどうかよろしくお願い致します。

511狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/01/20(月) 19:24:46 ID:1u4vTBxE
以下は正気太郎さんの書き込みになります。

16 :正気野郎 :2020/01/20(月) 19:09:49 ID:???
新しい小説、読ませていただきました。いつもありがとうございます。
ディンゴ団(屋台付き!)全員集合からのバトルロワイアルとフィロス乱入には魂消ました。
グランがガリデュエから授かった技は普通にチート能力のはずだけど、全然そんな感じがしないからスゴイ。
レオバルドー製の服が脱がれるパターンにも慣れてきました。まだ2回目ですが。

512狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/01/20(月) 19:35:20 ID:1u4vTBxE
と、ということで、>>511の正気太郎さんもとい正気野郎さんへのレスになります。
 新作を読んで下さりどうもありがとうございます。
 魂消て下さって私も嬉しいです。その魂は私が頂きいえ何でもないです。
 「ゆっくり動く」についてはチート能力というほどでもないです。結局は使う者の我力によるものですし、本人も結局習得まで時間かかってますし。技の詳細が明らかになるのはは何年後になるか分かりませんが……。
 レオバルドー製の服は無理やり脱がされた場合はどうなるんでしょうね。多分自分の意思で脱がないとまた着衣状態で再生してしまいそうです。
 今は別の長編を書いてますが、その後はカイストを頑張ろうと思いますので、今後ともどうかよろしくお願い致します。感想をどうもありがとうございました。

513karasutengu:2020/02/02(日) 03:47:30 ID:diPM0gkI
(翻訳機に移した内容ですので,ちょっとぎこちなくてもご了承ください。)

毎年1月1日になると狂気太郎さんの文を読みに来ますが、今度は少し遅れて文を読むようになりました。 最近、infoseekの翻訳機がこのサイトの文章をまともに翻訳できないのですが、そのせいでしばらく読まなかったのですが、幸いにも最近良い翻訳機を見つけて新作を見ることができました。 NAVERは日本でも人気があるそうですが、そのおかげか翻訳機性能がかなり良かったです。

毎回狂気太郎さんの文を読むたびに感じるのは、とてもおもしろいが1年に一度ずつ掲載されて残念という気持ちです。 しかし私も文を書いてみたら、狂気太郎さんをすごく尊敬するようになりました。 文を書くことはとても大変なことだが、それを止めないで10年、15年以上こつこつとして来れてるのでです。 私もそんな精神力がほしい。。。 という考えをしています。

それで今回の新作の話ですが、両作品ともとても面白かったです! 今になって気付いたのですが、カイストシリーズはひとつは世界観の説明&ハードの一方だと、もうひとつはこまごましい短編&ソフトのほうですね。

今回の作品の鑑賞ポイントはこうだと思います。

混沌へ

1.いい人だよ... しゃんしゃんした浴衣

2.怖いというよりは意外に苛立たせる人だったザム・ザドル

3.どことなく親切なガリデュエ

4.混沌世界の正体。 アロロアって一体何だろう? 単純な怪生物? 混沌世界のアバター? 私には分からないし、その神秘的な感じが面白かったです。

5.初の女性、カイスト、アリュー・ハラクワ登場!ところでカイストが姿を変えることができるというのは。 もし00さんも女になれるんですか?! それなら...

カイストシリーズは多分30年、40年が過ぎて完結してすべての真実が解けないと思います。

ラ・ルークと文明管理委員会の関係とか、アロロアの正確な正体とか··· 完結まで解けない疑問は多そうだ。 そう思います。 でも、その疑問を抱いて、自分で想像してみるのがとても面白いです。

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その席 その一言

1.アリエはツンデレだったんですか?!

2.サマルータとディンゴ、という組合にハルーランの話も期待したが、少なくて残念でした。 原点をとても面白く読んだので...

3.100万人が委譲されるバトルロイヤル、スケール大きくなりながらもとんでもないゴスラムの魅力のおかげで。 本当に面白いシーンでした! "食肉·食肉"と"食肉"、あるいは骸骨技師のカイストたちが登場するが、探してみましたが見つからなくて少し残念でしたが···。

4.シュモンは善良さや弱さを離れ、共感がたくさんなるキャラクターでした。 人間的には残念だと思います。

5.オアシス会議の規模がとても大きくてちょっと笑わせました。 いざ会長はあまり関心がないのに...

6.ガルーサ・ネットの端末機を操っはカイストらは、スマートフォンを操っているのと同じように感じられて少し不思議でした。 --原点、骸骨の記事ではこのような場面がなかったようだが...。 もしかしてスマートフォンを考えて書かれたシーンですか?

514karasutengu:2020/02/02(日) 03:55:13 ID:diPM0gkI
そして、これは少し無駄な質問です。

1.日本語が母語がないためか、一部のカイストたちのニックネームを理解しにくいんだけど... 英語に翻訳するとこんな感じですか。

八つ裂き王 - Slash King、 King of Massacre

景王 - King of Practice swing (軽蔑の意味で付けられたニックネームだそうですが、どう理解すればいいかよく分かりません。)

裏の目 - The Eye of Back Side

2.、カイスト、シリーズの時間を計算してみると、、一番初めて掲載された目的のない凶器の時間帯にだんだん近づいています。 目的を失った凶器の時間を計算してみると、精力607億年だが、来年はキルマさんが久しぶりに再び登場する予定ですか?

3.強まることには関心がないストたちも多いようだが、もしこのようなカイストたちもありますか? 100億年を超える時間の間、一編の小説を書くカイスト、200億年を超える時間の間、一つの彫刻を整えるカイスト…とか言葉です。

4.、カイストはうそを言わないという法則がありますが、そうなら事実を隠すこともできますか? ご存じかもしれませんが、知識の知識の場合です。

5.、カイスト、シリーズの、結末は考えましたか? 終わりがある世界観なのか、終わりはあるがまだ考えていないのか、それとも終わりがない世界観なのか。 それが少し気になります。

6.最後に、本当に些細な質問です。 私は絵をうまく描けたらよかったのですが、絵はよく描けません。 もしファンアートの代わりに種村有菜についてメールで送ってもいいですか いつかになるかは分からないが(...少なくとも今は他人に見せる恥ずかしい実力です) 後で機会があれば、 一度使って見たいという考えを持っています.

最後に、もう一度今年も良い文を書いてくださってありがとうございます。

Happy New Year!

515karasutengu:2020/02/02(日) 04:00:11 ID:diPM0gkI
>>513 食肉·食肉...翻訳機のエラーです。クムス・マトーとストラスハルドを言いたかったです。

516狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/02/02(日) 21:03:10 ID:C9KXefZ2
>>513-515 karasutenguさんkarasutenguさんkarasutenguさん。
 お久しぶりです。今年も私の小説を読んで下さりどうもありがとうございます。昔のような執筆速度はとても出せませんが、少しずつ書いております。
 取り敢えず『混沌へ』では、ザム・ザドルにイライラするのは視点が『不死者』グラン・ジーだからであり、一般人の視点だったら訳も分からないまま数十万人単位でいきなり拉致され、何の説明もなく巨大ミキサーにかけられ人生を終えるということが普通にあり得る訳です。
 アロロアについてはいずれ登場する予定ですがいつになるやらです。容姿を少しずつ調整していくことは容易ですが、自己像が揺らぐのであまりメチャクチャな変更は普通はしません。性別変更もしない者が多いですが、する者もいます。
 『その席 その一言』では、アリエはツンデレというほどではないと思います。他のディンゴ信者達より一歩退いていますが、それでもやっぱりディンゴが好きなので呆れながらもついてきている感じですかね。一般人ハルーランの人生はあれで完結しているので、別の話に出ることはないと思います。
 携帯情報端末については確かに『骸骨騎士』執筆当時はあまり普及していなかったし意識していなかったような気がします。でもやはり通信機器は必須ですよね。ただし、戦争になると通信妨害もあるし、激しい戦闘では壊れやすいため、結局原始的で頑丈な道具しか持たないカイストも多いです。
 『八つ裂き王』は、そうですねえ、ちゃんとした英訳をまだ考えていないので、後に違うものになるかも知れませんが、Slash Kingで良いかと思います。
 景王……剣神ネスタ・グラウドのことかな。これもその役でまあ悪くはないかと。練習ばかり夢中になって本番をしない人がいれば、やはり馬鹿にされるのではないかと思います。ただし、剣神は練習の合間に本番もやりますけれど。
 『裏の目』は、意味的には直訳ではありませんがBack SideよりHidden Sideになるかも知れません。
 キルマさんは来年の予定はありません。ラストの大きなエピソードには参加に予定です。
 ただ一つの小説・彫刻に何百億年とまではいかないでしょうが、至高の一作を求めて芸術活動に励み続けるカイストはいます。創美士と呼ばれます。本当に満足する作品が出来たら墜滅します。
 カイストは嘘をつきませんが、親しい間で冗談を言うことはありますし、また、事実を「言わない」ことは出来ます。
 シリーズの結末として、一応締めとなる大きなエピソードを予定していますが、詳細は申し上げられません。
 最後の質問については、申し訳ありません、種村有菜についてメールというのは意味が分かりません。
 こんなところです。短編の書き溜めも尽きつつあるので来年新作が掲載出来るかどうかはまだ不明ですが、どうか長い目で見守って下さいね。
 感想をどうもありがとうございました。今後ともどうかよろしくお願い致します。

517狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/02/02(日) 21:08:23 ID:C9KXefZ2
っと、ネスタ・グラスドのところの「その役でまあ悪くはないかと」は「その訳でまあ悪くはないかと」でした。

518くんどらべったらどっぽれ名なし:2020/02/08(土) 18:03:29 ID:???
「その席 その一言」拝読しました。
あっ、ディンゴのお話だ!うれしいな!…………
青春だ!何だか爽やかではないですか?!
骸骨騎士もラストは爽やかでしたが、
ディンゴのキャラだとか、ゴスラムとシュモンの対比が
あるにしても、狂気太郎様作品で青春を感じるとはな!

誤字と思われるもの
シュモンの回想シーン
途端にぎこちなく自信なげとなる。
自信なさげ ではないでしょうか

バトルロワイヤルのシーン
男の体に下から投げつけられた刃を幾つも突き刺さり、
刃が幾つも突き刺さり ではないでしょうか

519狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/02/08(土) 20:27:07 ID:H3mPbwi6
>>518 くんどらべったらどっぽれ名なしさん。
 『その席 その一言』をお読み下さりどうもありがとうございます。青春でしたか。そうかあ……私には青春なかったけどいえ何でもないです取り敢えず爽やかを感じて下さり何よりです。シュモンは消えましたけど。
 さて、誤字の件ですが、「自信なげ」は普通に使われる表現だったりします。……って、今検索してみたら「自信なさげ」は間違いだとか……。まあ、よく使われるようになれば認められるのが日本語ですから、既に間違いという訳ではなくなっていると思いますが。
 「刃を幾つも」の方はバッチリ誤字でございます。修整致しました。
 ということで、感想と誤字ご指摘をどうもありがとうございました。作者に青春はありませんがこれからもそれなりに頑張りますのでよろしくお願い致します。

520ケケケケチャップ:2020/03/12(木) 23:52:58 ID:IPshdXPM
狂気太郎さん。
遅れてしまいすみません。

両方とも素晴らしい小説でした。
「混沌へ」
グランさんが世界の外出の空間にいて漂う時の文面なんて「ずれ」をすぐに連想しました。
不死身の男でさえ意識がめちゃくちゃになるなんて、そこはどんなカオスが広がっているんだろうと。
「アロロア」という謎の存在が今後明かされることかあるのか、とても気になっています。
ザム・ザドルさんが言葉を発するたびに爆笑してしまいました。
新年初笑いです。
本人は大真面目に説明してるだけ…というのがツボにハマりました。

「その席 その一言」
1人のカリスマ的な男がいて。
シュモンさんは彼を貶してしまい、散々な目に合うのだけど。
新米カイスト相手に、
1人の男の偉大さを知らしめるためにみんなで仲良く殺し合い、ぶつかり合い、切磋琢磨していく世界観。
鍛えた技術を駆使して…潰し合うのではなく、リスペクトし合っての闘い。
野蛮なようだけど、何度も転生出来るカイストならではの最高のおもてなし。
圧巻でした。

521狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/03/13(金) 22:24:44 ID:8qJcWkZ6
>>520 ケケケケチャップさん。
 いえいえ私の小説を読んで下さりどうもありがとうございます。
 『混沌へ』の混沌描写はもっと練り込んだ方が良かったかもとも思ったのですが、やはり文字として形になるのも法則によるのだから法則が崩れたら文字にもならないと思い、そして空白が多くて私が楽いえ何でもないです。
 アロロアさんについては後に考えてはいるのですが昔書いたエピソードは大幅書き直し或いはお蔵入りになりそうなので、ちゃんと登場するのがいつになるのかはまだ分かりません。
 ザム・ザドルさんに爆笑して下さりありがとうございます。彼もきっと喜び……も何もしないだろうなあ。
 『その席 その一言』は、やっぱりカイストならではですよねえ。そういうエピソードが書けて嬉しいです。そして偉大なるディンゴは狂信ストーカーのディンゴ団から逃げ回いえ何でもないです。彼らもちゃんと順繰り独り立ちしてくれるものと思います。
 ということで、感想をどうもありがとうございました。今後ともどうかよろしくお願い致します。

522ケケケケチャップ:2020/03/14(土) 00:31:55 ID:OQd92V3M
>>521
ザム・ザドルさんは残念ながら喜ばなさそうですよね。
それにしても、世界の法則がない空間、そこがどんな世界なのか覗いてみたいです。

カイスト同士のぶつかり合い。本当に胸が熱くなりました。
ああやって、師匠や先生のようで。
本当に真正面からぶつかってくれる兄貴って感じなのが、生き生きしてますよね。
「強くなりたい」と目的を持った者に対して、すぐに弟子入りさせる粋なところとか最高です。

こちらこそ、よろしくお願いします。

523狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/03/14(土) 22:12:52 ID:WJzzt6Rk
>>522 ケケケケチャップさん。
 カイストが弟子入りするのはプライド的にどうなのだろうとか、続けさえすれば我流でも目標の高みに到達し得るのに、弟子入りしてしまったらスタイルを良くも悪くも整えられてしまうこととかもありますけれど、師匠を気に入ったのであればそれはそれで良いのだろうと思っています。
 いずれ、ザム・ザドルと並んで弟子の発狂率が高い呪殺神サネロサ一門の話も出す予定です。いやはや、ディンゴ団は無難で良かったです。
 ということでよろしくお願い致します。

524ぱぺ:2020/03/21(土) 01:15:16 ID:j6EJJ4co
ようやく想師IIIを読み終わりました。
幽螺さんの彩香さん狂いには笑わせられました。性別も気になりますし、萌えキャラ?具合に、想師シリーズでは、一番好きな人物になりました。
無明仙さんが救われたり、最後の草薙さんの応援しているには、私まで励まされました。
あ、俺は成し遂げた、のタイポグラフィはうおお......となりました。混沌へ、でも混沌の描写に圧倒されました。(これはタイポグラフィとは違うかもしれませんが)

彩香さんの天使っぷりは、何もかも投げ出して縋り付きたくなります。私も「許します」と言われてみたいです。
狂気太郎さんの作品でも救われなかった人たちが、彼女がいたら救われるのかなとか、想像したりします。例えば、陰を往く人の大舘さんとか......彼の境遇には同情します。陰を往く人シリーズでは、人外の悲哀がテーマの一つだったように思いますが、敵役にも感情移入してしまう私には、つい彩香さんに出張してもらいたくなります。

最後に、想師シリーズを読破することができて良かったです。

525狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/03/21(土) 21:27:22 ID:9whr37fw
>>542 ぱぺさん。
 『想師III』を読了下さりどうもありがとうございます。幽螺さんは私も大好きです。「応援している」は悪人が自分の行為が肯定されていると思い込んで突っ走る心配もあったのですが、それでもやはりこれになりました。
 おっと、あれはタイポグラフィというのですね。フォーマットによる字数×桁数に合わせて配置した覚えがあります。ちなみにもっと字数が少ないためコンパクトに作った版もあったような。
 彩香さんについては、最後の最後でどうしようもない主人公の疑問・不安を一発で解決してみせたことが私には大きいです。私の頬は誰もつねってくれないえ何でもないです。
 『陰を往く人』は、確かにそんなテーマになってますね。私が思い浮かべるのはやはり2の雪原での一騎打ちと短い会話だったりしますが。
 それでは、『想師』シリーズを読破して下さり、感想もどうもありがとうございました。今後ともどうかよろしくお願い致します。

526ぱぺ:2020/03/22(日) 01:34:22 ID:j6EJJ4co
>>525狂気太郎さん。
タイポグラフィの定義は色々あるらしいですが、アルフレッド・ベスターの『虎よ、虎よ!』や夢枕獏の『カエルの死』などがタイポグラフィの有名な小説です。『虎よ、虎よ!』はやる夫スレで読んだきりで、原作小説を読んでいないので、知ったかぶりで恥ずかしいのですが......。

長編小説執筆、大変だとは思いますが、応援しています。

527狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/03/22(日) 20:39:30 ID:Ocu6LLGI
>>526 ぱぺさん。
 おっ、その二例は聞いたことがあります。読んだことは、ないですが……。
 応援ありがとうございます。じわっと地道に頑張っていきます。

528イマ猫:2020/04/27(月) 20:16:53 ID:/Q12DZ8I
今さらですが『混沌へ』と『その席 その一言』読了させていただきました
相変わらず面白い! 
特にザム・ザドルさんが好みです、良いキャラしてますね……暗黒正義の味方
カイストシリーズの最終話も構想があるとのことで、それを読むまでは私も死ねません
死んでもカイストになって読みに帰ってこないと……

529狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/04/28(火) 21:21:37 ID:wsx2GSJQ
>>528 イマ猫さん。
 『混沌へ』と『その席 その一言』を読んで下さりどうもありがとうございます。楽しんで頂けて何よりです。
 残り時間を意識するようになったので、最終シリーズもそろそろ構成を考えておかないとと思ったりしております。その前に書くべきエピソードもありそうなのですけれども。
 私も途中で死んだら創美士になって小説を書き上げるしかなくなりますが、その場合は転生のタイムラグがありますのでどうか長い目でお待ち下さいね。
 感想をどうもありがとうございます。今後ともごゆっくりとよろしくお願い致します。

530くんどらべったらどっぽれ名なし:2020/05/05(火) 07:44:40 ID:BnymBcrI
はじめまして
血の天秤を拝見しました。
主人公の正体ってなんでしょう
もしくは別作品クロスオーバーのよう形ででてきたりしますか

531狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/05/05(火) 20:55:30 ID:cC/sowUo
>>530 くんどらべったらどっぽれ名なしさん。
 いらっしゃいませ。『血の天秤』を読んで下さりどうもありがとうございます。
 主人公の正体ははっきり書いてはいませんが、なんとなーく想像出来る程度に留めておりまして、はっきりさせる予定は特にありません。
 クロスオーバーにも彼は出てきませんね。第四章の登場人物二人は他の作品に出てきますけれども。
 そんな訳でございますが、今後ともどうかよろしくお願い致します。

532くんどらべったらどっぽれ名なし:2020/05/19(火) 01:06:38 ID:???
はじめまして
サイトさんで小説を読んでいたのですが、電子書籍の「美しい人」と「実験地区13」読ませて頂きました
魅力的なキャラクターといくら読んでも飽きないスプラッター感が好きです
「血の天秤」も読んでいる途中ですが、こちらも楽しませて頂いております
執筆大変だと思いますが、体調にお気をつけてお過ごしください

533狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/05/19(火) 21:40:48 ID:7B1QDyT6
>>532 くんどらべったらどっぽれ名なしさん。
 いらっしゃいませ。『美しい人』と『実験地区13』をご購読下さり、更には『血の天秤』までどうもありがとうございます。
 飽きないスプラッター感……ふうむ、ついつい大型ミキサーを出してしまったりもしますが、楽しんで頂けましたら幸いです。
 年を取って体力記憶力集中力判断力全てが衰えているのを自覚しながら少しずつ書き進めております。書きたかったものをきちんと書き終えて満足して死ぬのが目標ですので、どうかあなたも長生きして下さいね。
 感想をどうもありがとうございました。今後ともどうかよろしくお願い致します。

534くんどらべったらどっぽれ名なし:2020/05/22(金) 22:19:54 ID:AZAY8w62
狂気太郎先生こんばんは。

『殺人鬼の宴』
七の八行目>並んで歩いている男の顔「の」は、
八の十三行目>若者がそんな顔をするのは、すれ違う「の」人々の中に、

どちらも「の」が消し忘れ?ではないかと思ったのでご報告です。

書き込むついでに感想を書かせてください。
先日、以前徹夜で夢中になって読んだ後「悲しくなるのでもう読みたくない」と思っていた『モラル』を再読しました。
結果的に、悲しくはなりましたが二度目だと色々な発見があり、読んで良かったです。
天城倫が北沢里美さんの働く花屋で最後の買い物をする場面がとても繊細で美しく、涙が出ました。この場面が一番好きです。

モラルが望む世の中にはならないということはモラル自身が分かっていて、それが明らかになっていくほど虚しく悲しい思いになります。
『青少年倫理道徳復興委員会』のように国が動くレベルだとまた世間の反応も違うのでしょうが、モラルは一人で頑張りすぎてしまいましたね……。
ですがモラルのやり方は極端ですし、憲法第九条には共感できず、この作品は御坂草司さんが最も応援したくなる人物でした。

いつも、どうしたら世の中は変わるんだろうと考えては、変わることはないんだろうなという結論になるのですが、それでも考えてしまいます。
そんなモヤモヤが凝縮された作品なので、やっぱり悲しくなりました。ですが、それ故にとても素晴らしい作品だと思います。
長文失礼致しました。

535狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/05/23(土) 20:51:14 ID:c7zc9Gzs
>>534 くんどらべったらどっぽれ名なしさん。
 こんばんは、『殺人鬼の宴』の誤字ご指摘ありがとうございます。なんとまあ、二十年以上も経ってから誤字が見つかるとは……。修整致しました。
 『モラル』も再読して下さりありがとうございます。モラルは一人でやらねばならず残り時間もなかったため過激な見せしめを使いましたが、それで社会が根本的に良くなる訳ではないんですよね。
 憲法第九条は人間と社会を諦めて、割り切って開き直って面白ければそれでいいという結論になりましたが、圧倒的多数の弱者にとってはやはり迷惑でしかない訳で。
 御坂草司は自分の正義感のためには結果として世界がひっくり返っても構わないというこれもまた極端な思想ではありますけれども、他の二人よりはましなのかも知れません。
 そして凡人である我々は一体どうすべきなのかというと、相変わらずうまい答えは見えないままです。素晴らしい答えを得られたと感じた時にはカルトだったりするので気をつけたいものです。
 モヤモヤしながらも気に入って下さりどうもありがとうございます。感想と誤字ご指摘をどうもありがとうございました。今後ともどうかよろしくお願い致します。

536はへぷー:2020/05/31(日) 22:22:16 ID:rPhXFZJM
狂気太郎先生こんばんは。

『血塗られた老後』八>「母さんには、戦場で、会わなかったのかい」
この台詞の前だけスペースが入っていました。

『ニートテロ』四>なんとなく、居心地悪さを感じ始めたのは、いつからだったのだろう。
居心地の悪さではないかと思ったのですが、調べたところ居心地悪さとも使われているようなので脱字なのか判断できず……念のためご報告しますが、こちらの間違いでしたらすみません。

『遺跡の見える町で』五>カイストは見えない鎧をまとっているというのは割と有名な話で、ある程度レベルになれば刃物も銃弾も通さないということをルシアも知っていた。
ある程度の、ではないかと思ったのですがこちらも意図されたものでしたらすみません。

感想も書かせてくださいませ。

わたしは短編ですと『不安』と『地獄王』がものすごく好きです。
『不安』は、精神が安定しているときに読むと描写の残酷さに耐えられないのですが、気分がどん底まで落ち込んだときに読むと、そうか、大丈夫だ!と励まされるのです。
わたしにとって、どうしようもないときにすがりつくような思いで読む、最後の砦のような特別な作品です。
『地獄王』は、登場する騎士達一人ひとりの背景の濃いこと!しかしそんな騎士達が地獄王との対決で呆気なく散っていく絶望感が堪りません。
「神となったエルレシアがいつまで正気を保っていられたのか、ここに記すことは出来ない。」という最後の一文は何度読んでもぞわっとします。毎回とんでもないものを読んでしまったと後悔しますが、大好きです。

カイストのシリーズはすべて読み終えたのがつい最近でして、まだ読み込みが足りていないのですが、どの作品も素晴らしくて圧倒されております。
作品としては『原点』が大好きで、こちらは何度も再読しております。「ハルーランは生涯独身で通した。」という最後の一文がとても沁みます。
どのカイストも異なる強烈な魅力がありますが、わたしは裏鋭さんの持つこだわりに惹かれました。急所への執着はもちろんとして、一般人と同じように歩き、食事をするところも好きです。
また、カイストに出会ったのをきっかけにカイストを志した方々のほうが割合として多いのではないかと勝手に予想しているのですが、裏鋭さんは一般人が「急所を一突き」にした光景に取り憑かれて……というところも、すごく良いです。
というかこのワンスキルが単純に超かっこよくて、自分がカイストとして戦うならこんな風になりたいと思うのです。

『敗因』はわたしにとってけっこう衝撃で、狂気太郎作品に「萌え」は求めていないのにうっかり萌えてしまったのはこれが三度目でした。
(過去に『殺人鬼探偵』のブラックソードさん(全作品で一番好きなキャラクターです)、神楽鏡影さんに萌えました。というか、萌えってたぶん死語ですね。)
『骸骨騎士』ではただ恐ろしい存在に感じたフィロスですが、その人となりを知っていくたび好感が増していきます。ぶっ飛んだ奴なのにちゃんとしてる、というギャップが好きです。
『遺跡の見える町で』で大変なことになっちゃってる(でもたぶん本人は楽しんでそう?な)ディンゴや『目的のない凶器』でなんだかスランプっぽくなっちゃってる?キルマのその後がものすごく気になりますし、まだ名前だけしか出てきていないカイスト達の登場も大変楽しみです。

うわ長っ。リアルで狂気太郎作品を語りたくても語れる相手が居ないストレスによる乱文だとお許し頂けないでしょうか……。
長文失礼致しました。
また、何度も書き込むとあれなので先に書いてしまいますが、脱字の指摘が誤っていたら申し訳ありません。

537狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/06/01(月) 20:59:27 ID:wnglmGho
>>536 はへぷーさん。
 うわっ、長っ。ということで熱の篭もった書き込みをどうもありがとうございます。
 まずご指摘の点ですが、『血塗られた老後』の空白はミスですね。修整致しました。
 『ニートテロ』のはこのままで大丈夫です。『遺跡の見える町で』の「ある程度レベル」は、あれっと思いました。なんとなく、これが普通に通ると思って書いたような気がするのですが、改めて見るとどうも不自然ですよねえ。ということで「ある程度のレベル」に修整致しました。
 『不安』と『地獄王』を気に入って下さりどうもありがとうございます。『不安』は当時の自信作でしたが、こうして吐き出せた作者自身はなんかスッキリしてしまって割り切ることが出来るようになりました。取り敢えず元気づける(?)ことが出来まして何よりです。
 『地獄王』は何度も書き直して構成に苦労しましたので評価して頂けて嬉しいです。読み返したら地獄王の狂態はもうちょっと長くても良かった気もしますがいやいやいや。
 カイストシリーズも気に入って下さりありがとうございます。『原点』の最後の一文は私も好きです。
 裏鋭さんが普通の人らしく振る舞うのも含めて全ての行為がかっこよく急所を一突きするためのものなんですよね。ワンスキルカイストはかっこいいですが私なら飽きそうで、つい色々と手を出してしまいそうです。そして平凡なカイストに……。
 『敗因』の萌えは……ま、まあ、こういうフィロスは多分これが最後ですので。
 いずれでっかい祭を書く予定で、キルマもそれに再登場する予定です。それまでちゃんと生きて書き続けないと……。
 それでは、誤字のご指摘と感想をどうもありがとうございました。今後ともどうかよろしくお願い致します。

538くんどらべったらどっぽれ名なし:2020/06/05(金) 23:19:32 ID:???
キリキリキリキリ、ガヂャーン。
こんばんは。実験地区13を読みました。
いやはや主人公の久世君が今どき珍しいぐらいのまともな方で、どうなってしまうのかなあと思いましたが最後に役人さんに言い返す姿はちょっとした感慨すら覚えてしまいました。
ああ、こんなに立派になって……。
不生さんはなんでか楡先生みたいな雰囲気を感じたのですが、よくよく考えたら人の心を理解しきった怪物と全くわからない怪物とで真逆ですよねえ。
小説はあそこで完結しても、久世君は生きていくし、ビーベックも実験地区も残り続けるのがどういうべきか、感慨、というべきかまあそんなもんだよねとも思いますし、それでいいのかもしれない、とも思います。
自分でもよくわかりませんが。
覚書によりますと最後に登場する殺人鬼は真鉤さんの予定だったそうですが、こちらに来なくてよかったですよね。
あ、久世君はやっぱりあの後殺人鬼とメカニックの両手に花……にはならないですよね。はい。

さて、世の中嫌なことに溢れかえっていますけども、とりあえず僕も久世君に負けないように頑張る……かどうかはともかくそれなりに生きていこうと思います。
すぐに死んでしまうかもしれませんし、養殖屋に飼われるよりひどい目にあうかもしれませんが。
大変楽しく読めました。ありがとうございました。
キリキリキリキリ、ガヂャーン。

PS.明日のおやつはルマンドにしようと思います。

539狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/06/06(土) 20:14:58 ID:sbJYWIVY
>>538 くんどらべったらどっぽれ名なしさん。
 大丈夫! 政府公認の虐殺祭りだよ!
 という訳で『実験地区13』をご購読下さりどうもありがとうございます。
 主人公は一見普通ですけど、あの出張肉屋を前にした、ブルブル、どうか夢であってくれ、なんとかなってくれ→期待していたのに本当にやりやがったな、この糞野郎が!という自己中心的な心理転換がちょっと異常者っぽくて私は大好きです。
 不生さんは人の心理を仕組みとしては見えていたかも知れませんが、本当の意味では人の心を分かっていなかったのかも知れません。しかしまあ、もう不生さんは完結してしまったので今となってはどうでも良いことなのでしょう。
 真鉤君はこっちに来なくて本当に良かったです。でも女殺人鬼の人はもし続編があったら早速狩りの途中『手違いで』味方を殺しちゃって面倒なことになりそうです。でも首にイードが入ってないのでビーベックへの切り札にも使えそうですね。
 大変楽しく読んで下さってありがとうございます。現実はやはり容赦なく、悲しいことにルマンドも本数が減ってしまい、作中の年になる頃には多分八本くらいになってそうですが、どうか逞しく生き抜いて下さいね。ということで今後ともどうかよろしくお願い致します。

540はへぷー:2020/07/02(木) 00:07:41 ID:w8435lv2
狂気太郎先生こんばんは。
じめじめした嫌な季節になりました。わたしは精神の安定のために日頃ニュースを見ないのですが、コロナが収束する気配がないのでヤバイことになってるんだなとようやくそわそわしてきました。
そんな最近は『倦怠感』がお気に入りで、そうそう、こういうことなんだよなぁ……と頷きながら何度も拝読しております。いえ、通り魔なんてありえないですが、なんだかえらく共感するものがあります。

それから、先生のショートショート集を読むといい感じに眠くなって寝つけるので、定期的に読み返しております。
『破滅の夜』のお気に入りエピソードを絞り込んだので、感想を書かせてください。

第二十七夜 ハイ……まさにこんな感じの思考になるときがあって、生きてることが申し訳なくなります。
第四十四夜 山に登る……妙にリアル。自分もいずれこんな夫婦になってしまいそうで怖いです。
第五十四夜 ジャジャジャーン……何度読んでも笑っちゃいます。笑っていいのか微妙ですが。
第七十二夜 誕生ケーキ……リアルすぎて泣けます。
第九十二夜 赤子……とても好きです。しかしこれ以上の長さになったらと想像すると、読んでるこっちの精神が持ちそうにないですね……。

朝起きて夜寝るだけの毎日ですが、それだけで精一杯です。生きることは疲れますね。でもご飯を美味しく食べられてるので、わたしは幸せな人間なのだと思わなくてはなりません。
先生も食事はしっかり摂ってくださいね。素敵な作品をありがとうございます。長文失礼致しました。

541狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/07/02(木) 21:11:03 ID:0G1Zb3mo
>>540 はへぷーさん。
 こんばんは、私の心もじめじめと暗くいえ何でもないです。
 『倦怠感』を何度もお読み下さりありがとうございます。人間は、ある程度鈍くて楽観的でないと生きていけないと思うのです。
 『破滅の夜』のショートショートも気に入って下さりありがとうございます。
 第二十七夜は、いやあ、今になって読み返すともう少しアップダウンをうまく書きたかったです。
 第七十二夜は大学時代の実話です。生きていると思わぬトラップに嵌まり込むことがあるものですね。
 第九十二夜は自分でも好きですが……いやあ、あの頃は尖ってました。今も相変わらず人命軽視ではありますが、このレベルの話はもう書けそうにないです。
 生きていくことは大変で、私もその日その日をなんとかこなしていますが、ちょっと先のことを考えてももううんざりでうんざりで何もかも捨てて逃げ出したいです。でも確かにご飯は美味しいです。
 私が昔書いた小説を今でも読んで下さり精神の安定に役立てて下さるのは、私にとっても救いになります。今後もご飯を食べながら綱渡りとギャンブルを頑張りますので、今後ともどうかよろしくお願い致します。あなたがこれからも美味しくご飯を食べられることを祈っております。

542くんどらべったらどっぽれ名なし:2020/07/28(火) 20:24:45 ID:???
こんばんは。誤字っぽいものを発見してしまったのでご連絡させていただきます。

影を往く人IVの破綻、朧さんと真鉤くんの会話シーンより。
以下引用。
真鉤はここで初めて朧の悪意を感じた。狭間に囚われたまま表に世界に出られない男の嫉妬。
引用終わり。

「表に世界に」の部分は「表の世界に」ではないでしょうか。

もう一つ、実験地区13(下) 第八章 虐殺祭り 二 より。
左のフォークリストはバックしていく。
狂気太郎. 実験地区13 下 (Kindle の位置No.1952). キリック. Kindle 版.

フォークリフトがフォークリストになってます。
こちらは出版元のキリックさんにもお伝えしようと思ったのですが連絡先がメールアドレスしかなく、ちょっと気後れしてしまったのでこちらに書かせていただきます。
編集さんはこちらもご覧になってるということですし、大丈夫ですよね。
……大丈夫ですよ、ね。

543狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/07/28(火) 22:59:20 ID:ANIrwsPM
>>542 くんどらべったらどっぽれ名なしさん。
 こんばんは、バッチリ誤字を発見して下さりどうもありがとうございます。
 『陰を往く人4』は確かに「表の世界に」ですね。修整致しました。
 『実験地区13』の方も誤字ですが、キリックの編集さんとは暫くやり取りをしていないので今もここを見ておられるかどうかはなんとも……。
 それと、一旦出版されたものは電子書籍であっても後から簡単に修整は出来ないようでして。版が新しくなるとか新たな形式になる際は修整が効くと思いますが……。
 これまで複数の方からご指摘頂いている部分は誤字リストとしてメモしております。反映される機会があればそうしますが……いやはや、申し訳ありません。
 そ、そうだ、きっとフォークリストというのはフォークボールを投げるのに適した強靭な手首のことでいえ何でもないです。
 ということで誤字ご指摘どうもありがとうございました。今後ともどうかよろしくお願い致します。

544こんにゃく仕置絵巻:2020/08/01(土) 21:32:43 ID:.ubAosMs
狂気太郎さんこんばんは。仕置絵巻です(マイクに近づいて低音イケボ)。今日は質問があってここにきました。
 実は、また読みたい小説があるのですがタイトルを忘れてしまい、困っているので今から説明するお話のタイトルを教えて欲しいのです。
 確か、村の一番強い戦士?が、クソ強い敵に対抗するため、何万人分の強い力を手に入れる目的でくっっっっっそ程辛い修行を行うのですが、その修行が辛すぎて修行するように仕向けた村長や村人達に殺意や憎悪を募らせ、修行が終わった後笑顔で迎えた村長達をぶち殺していく内容です。

よろしくお願いします。

545狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/08/01(土) 22:23:51 ID:r53ioyaU
>>544 こんにゃく仕置絵巻さん。
 はい、こんばんは(甲高い声で)。
 その話はええっと……○○の果て……だったような……。
 っと、探したら見つかりました。『絶望の歌』第四十七番の『試練の果て』でした。
 ちなみにこのエピソードはカイストの予定しているエピソードの原型になってたりします。

546こんにゃく仕置絵巻:2020/08/02(日) 09:06:33 ID:lk.jJhQI
おぉなるほど。教えてくれてありがとうございます。もし、私も主人公とおなじ立場だったら、多分村長のことミンチ肉にしたくなると思いますが狂気太郎さんはどうですか?

547こんにゃく仕置絵巻:2020/08/02(日) 09:13:22 ID:lk.jJhQI
後、そのストーリーがまさか先生が長い間書かれているカイストに繋がっているとは思いませんでした。・・・いや言われてみれば似ているようなきも全くしないことはないような

548狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/08/03(月) 20:49:17 ID:pGwvY26I
>>546-547 こんにゃく仕置絵巻さんこんにゃく仕置絵巻さん。
 繫がっているというか似たような心理転換のエピソードがあるというだけなんですけれども。
 やはりそもそもどれだけきついか分からないような試練に志願するべきではありませんよね!

549:2020/08/05(水) 01:39:48 ID:???
ネタバレやんけ!! 『旅人』待ってます!!

550狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/08/05(水) 19:32:44 ID:HA2Jjylo
>>549 旧さん。
 ま、ままままあ、話のオチではありませんので……。
 『旅人』待って下さりありがとうございます。でもやっぱり暫く寝かせているとまだまだ不備がある気がしてくるんですよねえ……。泥沼です。

551くんどらべったらどっぽれ名なし:2020/08/16(日) 15:44:14 ID:l5wb4UIE
狂気太郎様こんにちは! コロナにかかってなどいませんか?
え、ない? じゃあ何にかかってるんですか。

殺戮の地平を拝読いたしました。
二部で、ケンがセネカを撃って逃げ出したシーン
砂漠に座っていたのに、次の一文で孤独に佇むとあり、
座ってるのに佇むとはこれいかに、と思ったのですが、
佇むって言葉、立っていないといけないわけではないのですね。

読み終わって一言でいうと、小人閑居して不善をなす、ですかね。
最初に出て来た色んな有象無象も、ゲヘナ含めネクロティアの一党も、主人公たちでさえ
暇だからロクでもないことをする、という印象を受けました。
セネカの言葉を乱暴に言うと、福本伸行氏の『最強伝説黒沢』内で
「流されろっ……人間、強制されてやっとまともっ……」という台詞に行き当たります。
クリエイティブになれないなら、仕事を与えられて、やっとまともになるのかなあ。
ちなみに、誤字も脱字も見当たりませんでした!

552狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/08/16(日) 21:29:17 ID:s68vb0MY
>>551 くんどらべったらどっぽれ名なしさん。
 アルコール依存症いえ何でもないです。
 『殺戮の地平』をお読み下さりありがとうございます。
 小人閑居して不善をなす、かあ。登場人物達を小人とは言いたくないですが、人の性質というのは様々な制約や忙しさのある環境で生きていくためのバランスに作られているのでしょう。宝くじがいきなり十億円当たってしまったら人生がぶち壊れるのと似たようなものかも知れませんね。
 ということで、私の人生をぶち壊すために十億円、当たってくれてもいいんですよ。
 強制されてやっとまともというのはなかなか凄い表現ですね。ところでクリエイティブというのはリスクを負って開拓に出ていくことだと思うので、こういう人ばかりになってしまったら人類は絶滅しそうな気がしますね。
 感想と、誤字・脱字チェックもどうもありがとうございました。今後ともどうかよろしくお願い致します。
 十億円当たらないかなあ……。

553くんどらべったらどっぽれ名なし:2020/08/29(土) 11:08:07 ID:K8X0Xsqw
こんにちは。
先ごろ「骸骨騎士」を読んでいて気づいたのですが、2章4節の村長の
「戻っておらん。どうせ村を捨てて逃げたんだろう。あの恩知らずめらが」
というセリフですが、最後の「恩知らずめらが」は「恩知らずらめが」の誤りではないでしょうか。
「ら(等)」は「恩知らず」という名詞にしかつかないような気がします。

ところでバトルものの創作をしたり読んだりしているといつも気になったりするのですが、
超人的な戦闘能力を持つ登場人物たちの移動速度が上がっていけば上がっていくほど
もはや技術の影響する余地がなくなってしまい
「最終的には全力で加速して通りすがりに一撃」に攻撃が収斂してしまうのでは…と思ってしまいます。
カイストのみなさんも加速歩行で光速にまで加速できるので…
まぁ加速歩行○大タックルで不意打ちで勝っても真実が傷つくという可能性もありますが…
ゲーム作成でも移動力や行動順に関わるステータスの比重が重くなってしまいがちなあたり
こういった悩みは昔からあるものなのかもしれませんけれど。

これからも小説を楽しみにしています。

554狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/08/29(土) 19:05:49 ID:4P18oH/s
>>553 くんどらべったらどっぽれ名なしさん。
 こんばんは、ご指摘ありがとうございます。確かにあれっ、と思ったのですが、よくよく考えてみると、「○○な奴めらが」とかいう表現もあるので、必ずしも間違っている訳ではないのではないかと思い直しました。
 この「めら」が一体何なのかと言われると私もちょっと困ってしまいますが、取り敢えずは大丈夫かなあ……。
 それから、戦闘のスピード最強の可能性についてですが、カイストの世界ではそんなふうにはなっていないことは申し上げておきます。スピードを重視し過ぎると威力にかけられる我力が薄くなり、物凄く速いけれどダメージは軽いということになってしまいがちです。まあ、我力強化された武器を使ったり、スピードを極めつつ威力も高い攻撃は可能ではありますが、そういうものに何度も殺されつつ成長してきた人達ですので、そう簡単にはいかず、当人達の好みのスタイルに収束していくということで。
 そして、最終手段は相対化現象(強念曲理)です。格が違っていればスピードなんて無意味やったんや!
 てな感じですが、今後ともどうかよろしくお願い致します。

555くんどらべったらどっぽれ名なし:2020/09/08(火) 23:06:00 ID:P7M4CbDg
こんばんは。
殺人鬼探偵IIIが好きで何度も読んでるんですが、誤字っぽいのを発見しちゃいましたのでご報告させていただきます

殺人鬼探偵III 第五章 明快な真実より

二十メートルほどの安全距離は、これから繰り広げられれる闘いに適切であったろうか。

『繰り広げられる』ではないでしょうか。

556狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/09/09(水) 20:18:23 ID:splI/lIw
.>>555 くんどらべったらどっぽれ名なしさん。
 ご指摘ありがとうございます。はい、バッチリの誤字でしたので、修正致しました。
 何度も読み返して下さりどうもありがとうございます。今後ともどうかよろしくお願い致します。

557TOMATO:2020/09/10(木) 11:05:03 ID:???
こんにちは。
読み返していて誤字かもしれない物を見つけましたのでご報告いたします。
殺人鬼探偵のミキサーの第二幕、黒贄さんと大曲さんの会話シーンの「荒唐無稽な訴えを警察が信じたのは、前々から奴の周囲で失踪が相次いでいたらしい。」
相次いでいた「ため」か、「から」を入れた方がいいのかなと、微妙ではありますが念の為。間違っていたらごめんなさい。

558狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/09/10(木) 20:48:46 ID:jO4wJBCU
>>557 TOMATOさん。
 こんばんは、ご指摘ありがとうございます。確かに文法的におかしいですね。
 「ため」と「から」だと大曲さんなら後者を使いそうですが、「かららしい」と「ら」が続くのもあまり良くないかな。……って、「相次いでいたためらしい」とこっちも「た」が続くなあ……。
 ということで「から」にしました。
 どうもありがとうございました。今後ともどうかよろしくお願い致します。

559くんどらべったらどっぽれ名なし:2020/09/28(月) 20:02:54 ID:ftH7mniA
>>40

560くんどらべったらどっぽれ名なし:2020/09/28(月) 20:04:13 ID:???
誤投稿しました
申し訳ありません吊ります

561狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/09/28(月) 20:49:17 ID:vJViNjYE
>>559-560 くんどらべったらどっぽれ名なしさんくんどらべったらどっぽれ名なしさん。
 吊るなんて勿体ない!
 今後とも献血と納税と狂気太郎をよろしくお願い致します。
 そして世界征服達成なさいましたら私にもお裾分け下さい。

562匿名:2020/10/03(土) 21:28:37 ID:qJ4DifrA
狂気太郎先生ッッッやっとこさ先生の小説をオンライン・書籍全て読みましたッッッッッ
初めて先生の小説を知った時と今とで全然印象が違うので余計な感想を言わせてくださいッッッ

当初私は先生の小説を『悪の小説』だと思っていました。
しかし先生が作る悪役(物語のポジションでの悪役)はあまり格好良くは描かれていなかった。
かと言って格好悪いわけでもなく、何と言うか、欲望的ではあるけれど無味無臭な感じがしました。
『悪のカリスマ』だとか『悪の美学』を持ってノリノリで悪行する悪役ではなく、ひたすら虚無的に殺戮するような。
地獄坂明暗が割と狂気太郎小説の悪役のスタンダードタイプで、憲法第九条が例外的だった気がします。

そこで『想師Ⅱ』で彩香さんの「悪いことを本当に楽しめる人なんていない」という言葉が刺さりました。善悪の価値観はキャラクターそれぞれでしたが私はこれが一番好きです。

先生の小説を読んでいる間はとても素敵な時間が過ごせました。これからも読み続けます。
ちなみに関係ない話、『混沌へ』でガリデュエのセリフが公開されましたが漫画になったら語尾に「♡」が付きそうですねッッ刃牙でよくあるッッッ

563狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/10/04(日) 18:28:33 ID:3XoqD/8w
>>562 匿名さん。
 私の小説を全部読んで下さりどうもありがとうございます。ということはあなたの脳内に狂気太郎が完成いえ何でもないです。
 ふうむ、悪役の格好良さ、ですか。地獄坂明暗については実は私はとても格好良いと思っているのですが、それは私の怨念を代弁してくれたというひいき目があるのかも知れません。
 彩香さんの台詞を気に入って下さりありがとうございます。ただ、私としては、人間も色々ですから、邪悪なことを心底楽しめる人がいても全くおかしくはないと思ってるんですけどね。
 お爺さんのハートはちょっと……ですが、と、取り敢えず楽しんで頂けて、何かしらあなたの人生の糧になったのでしたら幸いです。執筆速度は非常に遅いですが、なんとか書き続けていきますので今後ともどうかよろしくお願い致します。

564くんどらべったらどっぽれ名なし:2020/10/21(水) 00:07:27 ID:???
こんばんは。また誤字っぽいものを発見してしまいましたのでご報告いたします。
誤字かどうかちょっと自信ないですけど念のため、ということで。

殺人鬼探偵IV 第六話 とんでもないものを盗んでいきたい症候群 下より

銀光は黒贄の腹と胸を凪いだ。

この場合『薙いだ』の字の方が適切ではないでしょうか。

565狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2020/10/21(水) 20:44:24 ID:ns4kezzs
>>584 くんどらべったらどっぽれ名なしさん。
 またのご指摘ありがとうございます。はい、ばっちり誤字ですね。
 「薙いだ」に修正致しました。うーむ。何年経っても何度読み返しても、誤字は残っているものですねえ……。
 ということでどうもありがとうございました。今後ともどうかよろしくお願い致します。

566くんどらべったらどっぽれ名なし:2021/01/01(金) 00:49:57 ID:SETmTDDc
あけましておめでとうございます!!!
早速読ませていただきました!!!
カイストシリーズが本当に大好きなんですが、いやぁ今年もカイストでしたか、めちゃくちゃ嬉しかったです。
前から名前が出ていたトウクさんの

567くんどらべったらどっぽれ名なし:2021/01/01(金) 00:57:50 ID:SETmTDDc
ああ興奮しすぎて途中送信してしまった…
まぁ、長文になりそうだったんで一旦落ち着きます…

とても面白かったです。えげつない潰し合いでしたねぇ。カイストシリーズ本当に楽しみにしていますので、どうかご自愛ください。では今年もよろしくお願いします。(独り言をチラチラ見に来るだけですが…)

568くんどらべったらどっぽれ名なし:2021/01/01(金) 04:49:21 ID:SETmTDDc
連投すみません。寝る前に気に入ったシーンを読み返していたら、誤字かな?と思う箇所がありました。

トウクがリドックに忠告を受けるシーン、

ただ、不愛想な兄弟子"の"自分を気遣ってくれていることは伝わってきた。

"が"の誤字ではないですか?

無愛想な兄弟子はリドックなので、無愛想な兄弟子の自分を〜 だとリドックの視点なのかな?となってしまうので…

話は変わりますが、最後のシーンも合わせてトウクとリドックの距離感が好きです。

569しゅんかち:2021/01/01(金) 07:25:36 ID:P.UuQTfI
あけましておめでとうございます。
狂気太郎先生。

さっそくお年玉の『重い枷』を拝読いたしました。
『首枷』トウクさんのエピソードですが、読み始めの印象は「痛たたた」という感じでした(笑)
自分と相手が同じ苦痛を味わうというのは『サドマゾ』ディクテールさんと共通していますが、トウクさんの場合は彼の信念が感じられる理由・裏づけがあって良かったなぁと思います。
カイストは自身の歪みを自覚しながらも、それでも己の信念を貫き通して歩み続けている方が多いと思いますが、トウクさんもカイストらしい歪みと信念を持ち合わせていましたね。

『血の幻影師』モースランとの戦いも、力と力のぶつかり合いではないトリッキーな勝負で面白かったです。
戦いが始まる前の「快楽も苦痛も、生も死も、ただ、泡のように浮かんでは消えていく。それだけのことだよ」という台詞が、後々の真相を知った上で読み直すと重いなぁと感じました。
そして、読んでいるうちになぜか『地獄王』を思い出しました。
Aクラスという神の領域に到達したカイストにしかわからない苦悩があるのかもしれませんね……。

今回も素敵な作品をありがとうございました。
まだまだ大変な世の中ではありますが、お身体には気をつけて日々を過ごされてくださいね。

570くんどらべったらどっぽれ名なし:2021/01/01(金) 12:18:54 ID:ke3H.jco
あけましておめでとうございます!
カイストシリーズが大好きなので、新作とても楽しみに読ませていただきました。

トウクさんの真面目さとガリデュエさんの強いのにゆるい雰囲気がなぜか噛み合っているのが微笑ましく思いました。馴れ合わないけど見守ってくれるリドックさんもかっこよかったです。

カイストのイベントというものがあるんですね!ショーをやっているときのモースランさんは楽しそうで、最期が本当につらいです…。早死に説が悲しいですが、幻術士の描写は面白そうと思っていたので、またモースランさんや他の幻術士さんが見られたら嬉しいです。

個人的にフィロスさんが好きなのですが、それこそ依頼を出されていそうだし、さすがに首枷に捕まったら終わりなのでは…と危惧していたら今のところは大丈夫そうだったのでホッとしました。

さっそく他の小説を読み直したくなっていますので、今年も読みに来させていただきます!よろしくお願いします。

571狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2021/01/01(金) 12:38:33 ID:Nz2KgRtI
>>566-568 くんどらべったらどっぽれ名なしさんくんどらべったらどっぽれ名なしさんくんどらべったらどっぽれ名なしさん。
 早速『重い枷』をお読み下さりどうもありがとうございます。楽しんで頂けたのでしたら幸いです。今後もカイストメインでやっていきます。生きている間になんとかメインエピソードは完結させたいものです。
 っと、ご指摘の部分ですが確かに誤字ですね。修整致しました。
 いやはや、たった一万年程度で殺してくれるなんてリドックさんは親切な兄弟子ですね。
 リドックはメインエピソードで鍵となる人物ですが、再登場出来るのは何年後になるやらです。
 感想をどうもありがとうございました。今年もどうかよろしくお願い致します。

>>569 しゅんかちさん。
 あけましておめでとうございます。『重い枷』を早速お読み下さりどうもありがとうございます。
 歪みを自覚せずに進んだら何処かで転ぶので、自覚しつつそれでも敢えて進む者がカイストではないかと思っております。思っただけですけど。
 極端に長く生き続けると精神はどうなっていくのか、想像も出来ないくらい変質するのかと考えた時期もありましたが、結局のところ人の心は何処まで行っても人の心でしかないと思うようにもなりました。
 面白く読んで下さり、感想もどうもありがとうございました。今年もどうかよろしくお願い致します。

>>570 くんどらべったらどっぽれ名なしさん。
 あけましておめでとうございます。新作を楽しく読んで下さりどうもありがとうございます。
 ガリデュエさんは緩いけど恐いお人です。頭をいじくられずに弟子にしてもらえるなんてトウクさんは運の良い人だと思います。いじくられて、ない、よね……?
 モースランは多分もう登場しませんけれど、『夢花火』幻城なんかは登場する予定です。
 フィロスが首枷に捕まったらどうなるのか……いやはや、そう簡単には終わりそうにないですね。彼の殺戮も存在の根幹となる信念ですから。
 新作追加はまた先になりますから、ごゆっくりどうぞ。感想をどうもありがとうございました。今年もどうかよろしくお願い致します。

572:2021/01/02(土) 20:48:21 ID:???
あけましておめでとうございます。ご無沙汰しております。『重い枷』拝読しました。
一人の滅殺士の仕事をじっくり見させていただきました。本当に面白かったです。
カイストといえどあまり理不尽なことをしてるとしっぺ返しが来るんじゃないかなあと思っていましたがこんな形で墜滅させられる事もあるんですね。
無骨で誠実な仕事をするカイストが好きなので個人的にトウクは『針一本』裏鋭と並んで好きなカイストになりました。
今回は滅殺士の仕事と併せて検証士、探知士の仕事も主観で詳細に描写されていたので世界観の掘り下げという視点でも面白かったです。いつかただ生きながらえている無道者の話も読んでみたいですね。
これからも更新を楽しみに待機させていただきます。あけましておめでとうございました。

573狂気太郎 ◆56.MADwAFA:2021/01/02(土) 22:47:44 ID:e20eNglI
>>572 わさん。
 明けましておめでとうございます。『重い枷』をお読み下さりどうもありがとうございます。
 重苦しくねちっこく暗い話な気もしましたけれど、面白く読んで頂けたのでしたら幸いです。
 トウクのような真面目な滅殺士はおそらく少ないのだろうと思います。ただ、文明管理委員会が大規模な形でやろうとしましたけれど。
 裏鋭さんもお好きですか、ありがとうございます。無道者は……文明管理委員会で事務仕事している人達に多そうです。具体的な登場はいつになるやらですが。
 上がらない執筆ペースに焦りながらも書き続けていきますので、今後ともどうかよろしくお願い致します。感想をどうもありがとうございました。

574くんどらべったらどっぽれ名なし:2021/01/03(日) 00:11:18 ID:chr48A8M
あけましておめでとうございます。本年も読みまくります。
「重い枷」とても面白かったです。カイストの生き様の一つだなあ、と。
疑う心の悪循環に陥ってるのも、突き詰めればそうなっちゃうのかなあ、と。
誤字らしきところ
トウクがバハモーラに着いた場面
トウクに対する羨望と恐怖を隠しそうと
隠そうと努力したのでは?

575ケケケケチャップ:2021/01/03(日) 00:18:55 ID:2djGlHgI

狂気太郎さんあけましておめでとうございます。
早速「重い枷」読みました。

カイストは基本ストイックなイメージがあったけど。
トウクさんは群を抜いて生真面目で、暗い印象を受けました。
誰よりも覚悟が決まっているし、執念深い。
それでいて人間の時の心を今でも持ち続けているような不器用さ。
強烈なキャラクターでした。

「剣一振り、山一つ」の言葉が重かったです。
力を手にした者の傲慢さをよく表しているなと。

カイストにとっては殺戮行為も山を消し飛ばすのも「修行」なのだけど。
人間からしてみると「遊び半分」でしかないような、身勝手さを感じたし。

その身勝手さ、共感能力の欠如、異常な精神構造こそが、カイストをより強いカイストたらしめているのかな、と。
疑問を抱いてしまうくらいでした。

「血の幻術師」モースランさんが街の住民を皆殺しにしてまでやりたいことが「自殺」だった、というのも業の深さを感じてしまいました。
自分の存在を誰かに刻み付けてやりたい。
そんな心境が少しだけわかってしまうから。

これほど「厭な物語」を書ける狂気太郎さんは天才だと感じずにはいられませんでした。

576くんどらべったらどっぽれ名なし:2021/01/03(日) 01:17:26 ID:JJveHMQY
狂気さん、あけましておめでとうございます。
狂気さんが上げられる新作が毎年の楽しみなので、今年も読むことができてとても嬉しいです…!

『重い枷』でついに登場したトウクですが、一方的にねじ伏せて墜滅させるのではなく(見た目にはそう見えますが)想像以上にトウク自身に忍耐のいる方法を用いていてビックリするのと同時に、その方法にトウクの信念や矜持がそのまま表れているようでとても好感が持てました。
モースランの最期にはとても切なくなってしまったのですが、最後の一万年後にリドックさんに蹴り殺されるトウクさんには笑ってしまいました。好きです…。

また、それぞれベルデクス・コールとモースランが墜滅する描写が見られたこともとても印象的でした。
何億年も力を積み上げた強者がその末には塵になって消えてしまうのはどこか物悲しくて、うまく言えないのですがすごく好きです。好きなのですが悲しいですね…。でも好き…。

その他にもトウクがガリデュエのお弟子さんということにニッコリしたり、リドック絶対好きだ…となったり、突然のハイエルマイエルの登場にワ!?と驚いたりと読んでいる間中ずっと感情がジェットコースターになっていました。
ハイエルマイエルもとても良いキャラをしていてこれからの活躍が楽しみです…!

今年も良い一年のスタートが切れました。本当にありがとうございます!
狂気さんの一年が良いものとなりますように。


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