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ソウルファッカーズ2のようです
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25年前。
「グオオオオオオ…」
聖母マリアのように胸に両腕をクロスさせた異形が崩れる。
残るは巨大な電子の繭。
「マニトゥ……帰ろう…
アタシ達のいるべき世界へ…」
「そうすれば…
もう、こんなに苦しくないよ……」
銀髪の女が語りかける。
女が振り返る。
「ヒトミちゃんとも……
スプーキーズのみんなとも……
このままずっと一緒にいたかった。」
口ごもる。
「でも駄目なんだよ…
今の人のソウルは、私達には耐えられない……」
https://pbs.twimg.com/media/FUz_rUGaIAAX8RZ.jpg
ネミ;ー;)「今日は、アタシの……
最初の、誕生日かも知れない……
アタシ、忘れないよ……
アンタのこと…」
https://pbs.twimg.com/media/FU0GOoWagAIb0Je.png
「泣くんじゃねーよ!俺達はやる事全部やってきたろ。
最後のシメだ、お前がやりたいと思う事をやりな」
ネミ-ー-)「そうね…起きて、ヒトミちゃん。」
https://pbs.twimg.com/media/FUz_sj-agAYPAHR.jpg
少女が茶髪に戻る。
中から電霊がフワッと華麗に舞う。
繭に抱きつき、消滅していく。
「さよならは言わないぜ。またきっと会えるだろうよ」
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ヒト゚ー゚)ξ「リーダー、調子いいみたいですね。」
く(’ー`)「心配かけたね。すまなかった。
あのレイさんとかいう人の妖しい術も効いたみたいだし、もう大丈夫だよ。ハハ。」
「みんな…お別れなんだね。オレ、スプーキーズ大好きだったのに…」
8(□□)「リーダーよぉ、スプーキーズを終わりにする件だけど…」
「やっぱり、解ッ散?」
(’ー`)「君達がスプーキーズを大事に思ってくれているのは嬉しい。僕も大事だ。
だけど、君達にはスプーキーズを終着点にしてもらいたくはないんだよ。」
「きっとみんな会えるさ。」
8(□□)「その時、この連中がどうなってんのか……楽しみだぜ。」
「…そうだよね。お別れじゃないよね。きっとまたいつか。」
─
ヒト゚ー゚)ξ「…みんな行っちゃったね。
ランチさんはお父さんについていって、記者を目指す。
シックスくんは親御さんと実家に引き上げてお店を開く。
ユーイチくんはリーダーみたいなスーパーハッカーに。ふふっ。
あなたはどうするの?」
「まだ決めちゃいねーよ。あかねモールでの親父の後遺症もなんとかしなきゃだしな。
軽いもんだからすぐ治るとは思うがな。」
ヒト゚ー゚)ξ「私は。父と一緒に、しばらくアメリカに行くつもりなの。
行ってみたいのよ。
ネミッサの生まれた所に…」
「へぇ」
ヒト゚ー゚)ξ「ネミッサが、私から離れる時、こう言ってたの。
『きっとまた会えるよね』……って。」
ヒト゚ー゚)ξ「だから私も、サヨナラは言わなかった。
あなたも、それ持っていくんでしょ?」
「まぁな。大事な戦友達がつまってる」
ヒト゚ー゚)ξ「そうね……全部、私達の中に生きてるもの。これからも、ずっと。
さあ、行こう。ここから歩き出すの。
まだ私達には、進む道があるから…」
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序章 さだめの申し子
https://www.youtube.com/watch?v=D5elIQV56gM
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2022年。
二人の男が街をぶらついている。
(ー□-□)「ここがアマミシティか」
川д川「ああ。一度廃棄されたにしては小奇麗だな。人の気配も沢山ある」
(ー□-□)「まるで世界が5分前に作られたって気分だな。
昔の…アマミ市だったか?それとは全然趣が違う」
ネオンがあちらこちらを照らし、ネットワークが駆け巡る。
眠る事のない街だ。
https://pbs.twimg.com/media/FU0BkcQacAAKsgL.jpg
川д川「さっさと歩け。またトレーラーが動いたら面倒だ」
モサっ毛の男が急かす。
(ー□-□)「あーもうまたビーコン動いたぞ!
呼び出しときやがって、なんで転々と移動してんだよ!」
メガネの男はスマホを見る。
GPSがどんどん動く。
(ー□-□)「しかしよぉ、そのむき出しの剣しまったらどうだ?
通報されたらやべーだろ」
川д川「…問題はない。普通の人間なら痛いコスプレの類だと思うはずだ」
(ー□-□)「なな、ちょっと聞いていい?お前の言う普通の人間ってなんだよ」
川д川「悪魔の存在に気付かないような人間だ…来るぞ」
メガネを外す。
https://pbs.twimg.com/media/FU0Bi8qaAAEbO2n.png
( ゚∀゚)「フッ」
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https://pbs.twimg.com/media/ERMU_FpUUAELl7d.jpg
(д)「グゲゲゲェ」
( ゚∀゚)「妙法村正ァ!」
っ-l--゙
川д川「七星剣」
っ-l--゙
数秒のうちに、幽鬼ガキ数体は斬り刻まれ消し飛んだ。
川д川「結局お前も剣を抜いたじゃないか」
(ー□-□)「あのな、むき身と鞘に納めてるのは違うだろーがッ!
あー、どうせならいい女悪魔出ねーかな。ファックしてー。」
川д川「相変わらず品性を疑うな。親の顔を見てみたい」
(ー□-□)「うっせー!しかし昔のアマミシティは、道路にゃ悪魔は出ないって聞いたんだけどな。
親父の残した仲魔は一体だけだし、マグネタイトもおちおち使ってられねぇ」
(ー□-□)「おっ、コンビニだぁ!剣しまえ剣!飯だ!」
(ー□-□)「幕の内ィ弁当3000円、オニギリ一個800円かぁ…」
川д川「そっちは上級国民用だ。こっち」
袖を引かれる。
(ー□-□)「それでもオニギリ200円じゃねーか!どんだけ物価がたけーんだよ!」
川д川「その剣を売ればいいじゃないか。業物なのだろう?
凪婆の持たせてくれた金も残り少ない。そうそう奢ってはやれないぞ」
鞘を抱きしめる。
(ー□-□)「バッカこれ一本で俺は戦ってんだ!売ったら何もできねー!
…まぁ、親の遺伝か分からんが魔法もどきは使えるけど」
(ー□-□)「かぁー!オニギリとコーラは格別だなぁー!」
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川д川「…高くつくぞ。この貸しは」
二人して駐車場でオニギリを頬張る。
(ー□-□)「そう言うなって。ドカンとデカい稼ぎができたら借りは返してやるよ」
ペットボトルが吹き飛ばされる。
(ー□-□)「なんだァ…てめェ…」
https://pbs.twimg.com/media/FMmNRHpaUAIoLvj.jpg
(■ハ■)「貴様ら、サマナーだな。私と戦え」
川д川「ここでは迷惑がかかる。人目のつかないところで」
(ー□-□)「キョウ」
路地裏。
(;゚∀゚)「グハッ!」
川д川「…」
(■ハ■)「ガキどもが。ショートジャブで沈むとはな」
つつ
(;゚∀゚)「なめ…んな…相手が素手だから手加減してやっただけ…」
( ゚∀゚)「本気でっ、いくぜええええええ!」
っ-l--゙
男が拳を不規則に振る。
(■ハ■)「来い、ベルセルク」
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https://pbs.twimg.com/media/DoJwtmpV4AMslui.jpg
(;゚∀゚)「クソっ!剣が効かねえ!」
っ-l--゙
相手の悪魔に傷一つついていない。
川д川「どうやらあの男の手についているものが武器兼召喚器のようだな。
マハラギオン」
男が炎を投げつける。
悪魔は怯んだ。
( ゚∀゚)「弱点か!チャンス!逃げるは恥だが…」
(■ハ■)「役に立たん」
男に先回りされてみぞおちを殴られる。
(;゚∀゚)「グホッ!」
「マハブフーラ」
凍るような声が響く。
グラサン男の腕が凍り付く。
(■ハ■)「む…?」
「フィネガン様!まだお体が万全ではありません。お逃げください!」
(■ハ■)「分かった。ミラディ」
男は姿を消す。
(;゚∀゚)「待てッ!てめえから喧嘩けしかけといて…」
https://pbs.twimg.com/media/FU0jSg1agAED6Bg.png
「無事か。名前は」
( ゚∀゚)「あ?俺か?俺はマナコ。
遠野眼だッ!」
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おつおつ
三つ同時連載とは頑張るなぁ
きつくなったらどれか一つに絞ってもいいからね
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>>7
ふざけるな…この程度できつくなるなら、今終わらせてやった方が幸せだ!
…というのは冗談で、早速ご愛読とご心配ありがとうございます。
こっちは8月までにサクッと終わらせる予定です。
筆が遅いのと、状態異常疲労のせいでなかなか書けませんが
好きこそものの…というわけで構想とインスピレーションはどんどん湧いてきます。
乙カジャをしてもらえるたびに、モチベも実はわいているのですよ。
ノーノーは本編進むまで一時休止にします。
こんごともよろしく…
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トレーラーの中。
(ー□-□)「…」
(´<_` )「そんなに珍しいか…俺の顔が!」
助けてくれた男が立ち上がる。
マナコも負けずと立ち上がり返す。
(ー□-□)つと(´<_` )
(#)゚∀゚)「ああ、めひゅらしいさ!
珍しいもんは見るのが普通だろ!」
川д川「お前の普通は何なんだ」
(´<_` )「いいか!今度そういう目で見たなら、その目を潰すぞ」
( ゚∀゚)「お前の顔は珍しいんだよ!悪魔とも人間ともつかねえようなツラしやがって!
そして魔法まで平然と使いやがる!ハッキリ言って気色悪い!」
と(´<_` )
強烈なアッパー。
(´<_` )「物理攻撃も苦手じゃないが。ミンチが好きか?誰も食わんだろうがな」
(#゚∀゚)「なろ!」
つと
鼻血を出しながら強烈なタックル。
(´<_` #)「貴様」
(’/ー`)「おっと、ここ曲がるから注意ね」
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