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( ´_ゝ`)/こちら流石探偵事務所\(´<_` )
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( ´_ゝ`)/こちら流石探偵事務所\(´<_` )
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| 流石だよな、俺ら |
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d( ´_ゝ`)人(´<_` )b
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【標準AA環境】
※右のAAのズレない環境が標準です。 | |\|/ | | |
| ∧ ∧ |/⌒ヽ、| ∧_∧ | ∧∧ |
|(,,゚Д゚)||,,゚ Θ゚)|(; ´Д`)|(=゚ω゚)|
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. /_||_| |_||_||三三≡=─
f目テ=、____|三三≡=─
`て((◎)――(◎)三三三≡=─
(´<_`;)「えっ!?」
( ´ー`)「どうした?」
(´<_`;)「……反応が止まりました」
( ´ー`)「ほう? どこだ?」
(´<_` )「三丁目の公園です」
( ´ー`)「……とりあえず向かってくれ」
(´<_` )「はい」
―――。
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【武運の森公園】
、、, , ,
⌒ヽ:;";`;: ヽ
:;";`⌒ヽ:;";`;⌒ヽ
,.;;:。: :く;;::、;....: :)
;';:':、; ⌒ヽ";`;:; ⌒)
,.;;;;:。;:: : : : :ヽ__, --、) /⌒´⌒⌒ヽ⌒⌒ヽ
,.;;;::、;: : : : : : :);;;: : :) ( ⌒),, 〉ゞ:;ヾ ヽ
;;::、;: : : : : : : /⌒ヽ ): :⌒⌒ヽ⌒'":;"; ヽ⌒⌒⌒ヽ⌒/⌒ /⌒⌒'"⌒ヽ⌒) /⌒ヽ (⌒⌒ヽ (⌒
,.;;:。;:: : : : : :ノ: : : : : ヽ,;;::、;: : ),.;;:。;:: : :(,.;;::、;;:): : : (ゞ:;ヾ (;;;;;ヾ ) (,.;;:;:: : } /,.;;: : : ノ (⌒
ノ⌒⌒ヽ (;;::、;: : : : ),.;;:。;: );;::、;: : :( ,.;;:。;:: : :)(;;;;;ヾヾ ( /⌒⌒⌒ヽ(⌒ヽ(,.;;:。;:: : ) (,.;;:。;:: : : ) (,.;;:。;:
ヽノ;;;; ) (;;::、;: : : : :):;";`;:;" -、/⌒ヽ:;";`;:;": : :)( ヽノ;;;; /⌒ヽ、 ):;";`;:;",-'⌒ヽ'⌒ヽ: :'⌒ヽ'⌒ヽ、
ノソゝヾ;;;;⌒ヽ/⌒ヽ: : : :ノ ;;::、;⌒": : : : : : ),.;;:。;:: : : :)(;;;;;ヾ;; ⌒⌒ 〈-'⌒⌒: : : : ⌒ヽ: : :/⌒ヽ
;;(;;)) ヽノ;;;; );;; ) /⌒ヽ;:。;:;";`;:;": : : : ): : ,-ー'⌒ヽ(;;;ヽノ;;;;⌒ゞ:;ヾ⌒ ),.;;:。;:_ノ⌒: : : : :)ノ,.;;:。;:⌒⌒ヽ
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/⌒⌒ヽ、⌒⌒ヽ、⌒ヽ -、⌒ヽ⌒ヽ⌒ヽ⌒): : : : : ) (;;;;;ヾ:;ヾ ⌒⌒ )"'- 、;;;;;;(,,,;;;;; (;;;;,,,,,: : : : : : : : :): : :)
ヽノ;;;ノソゝヾ; )ノソゝヾ) )ゞ:;ヾノ;;;;: : : : : : : : ): :(⌒ ): :>ヽノ;;;; (⌒⌒ ノ "'- 、(⌒⌒;;;)''''''''''''''''''''
ヽゞ:;ヾヾ;;;; );;;;;ヾ ) )ノソゝヾノ;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::( ヽノ;;;; ヽノ;;;; ノ'''- ,,,, "'- 、__:, :, :, :, :, :, :, :, :,
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( ´ー`)「ここか……まさか隠れてるわけでもあるまいが……反応は?」
(´<_` )「まだ公園内にあります」
( ´ー`)r=-「貸してくれ。すまんが後ろの警戒は任せてもいいか?」
(´<_` )「大丈夫です」
(;´ー`)r=- ジリ...
(´<_`;) ジリ...
-
(;´ー`)r=- ジリ...
(´<_`;) ジリ...
-
(;´ー`)r=- ジリ...
(´<_`;) ジリ...
-
(;´ー`)r=- ……
三( ´ー`)r=-バッ
( ´ー`)r=-「……!!」
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r=ラ三三ミk
,彳 ヾヽ
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i{ !.}
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l / .:i:: .::|
i i ..::i:: .::l
{ ゝ .::i::: .:l
ゝ、\!::: ::!
`ヽ--――――――――――――――‐----┘
(;´ー`)r=-「ちっ、やっぱりかよ」
(´<_`;)「ま、待ってください、罠の可能性も……」
(;´ー`)r=-「っ!!」
-=q(´ー`; 三 ;´ー`)r=-
(;´ー`)r=-「……ひとまず大丈夫そうだぞ」
-
(´<_` )「どうします?」
( ´ー`)r=-「……こいつを回収して病院に向かうか」
(´<_` )「わかりまし――ん?」
( ´ー`)r=-「む?」
iv'ヘ
| ;`;|
. . . . . . . | ;'l:| i'`'i 、 、"''''"´ . . . . . . : : . :
. . . . . _,;::!:`l'| ζ\ |;`;| ∥ . . . . . . . . . . .. . . . ,.,:::
._,. :.':"..._|_.;l:| \';、\ :|':i;;| . i'1 ||/> ,, ,.,.;,;::::,:::::;''" ..:.::;':;
_.....:;;:;:;::';::':':'"|_}:;| \';、.\|;';;;| ./〉 |;|_r//:;:':''"゙"゙゙'..:::::.::;::;:::;:::;:;';';:::';'::'''"
` ´ ...:.,.._ |_|`|_r:‐:‐:‐:‐\';、\;| r‐//┐_|:|::::::::;⊥:';'"'''` .;:;'、;':'":'" . .
,.,:'".,:::;:':;'' . |_};|::::::::::: : :: : {二l\;i`!、::://:::::::::::::::::::r| .::| . . . . . : : . :
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、v,..v、 |_}::/ 、';';〉.:/ /{_|┴lニニニニニl.r┴、_|_|_|:彡v、./ /.:: .::./....::/ ,::'.ソ;:::
─'ー;;ミ゙'爻爻ミ;.. |_;l'_;_;_∠;/_/___l_,,:;;}┬┴┬┴┬┴┐::| .:::|彡ミx;: -─: ッ淼w ー ywv、‐ー
゙':;ゞ;爻彡炎炎;ゞ~゛'' ┘⊥ 」_ | |{_|┴┬┴┬┴┬┴┤ .:|彡ミメ゙';ヾ: ;:; ';: ;:; 'ヾ淡炎ミミx:;'
'' ;~ ;^::;”v:";y;''゚ ; ::;y ; ::; : ~゛'''' ┴'::⊥Λ二\.:| .:|ー:| ;~ ;y ::; : ;:; 'ミ゙': ;: ',;:; ;~'',;'':; ;
";: ;: ;: ;: ; ::; : ;:; :; : :: :; : ;:; ;~'',;' ' : ;:; ;~ ; ::; ;~'',;'' ; : ; ::; :;~'',;:; ,”v:": ;:; ';v:'';'' ;~'',;'
: ;:; ;~ ; :; ;~ ',;'' ; : ; :: :; ~'' ,;: ; : ;: ; : ;:; ; ~'',;' ;:; '゚ ":;;;: : ; : ;:
:; . ;: ; ; '', ;' ' .;~' ', ;' '゚ ". . ;; : ; : ; : ;: . ; :; ;~ ; :; ;~ ',
: ; .' : ; . ; . ; ' : ' ;~ ', . . . ' : '', ; ' ' ; '
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m9(´<_`;)「……なんかあっちの方、随分荒れてませんか……? まるで嵐でもあったような……」
( ´ー`)r=-「そう言われると……んっ、まさか!?」
ダッ三(;´ー`)r=-
/⌒''⌒) :,,゜ ' ,,,,,,,
(:::::::::::::::!' (::::::)
ヽ::::::::';''' ''`` 。
τ'::/ .;:
)/
。 ' 、 ;: 。
`'''`~''・ ' `
f''`⌒( ,,,, !:(',,,,、
,!,,,、( /::τ ノ:::::::::::::::::)
:.、 !:::( ノ::`! o (::::::::::::::::::τ
゜ (/ ⌒・ . ・、;::::::::::::;;.;`` ''
,,、.. // ノ' //'''`'`'` ` ..,,.. _,,,.、 ・ ,, ...:・..
π /;::::::::(,.,.(;;;::::( ,,., ・っ ;,;;( ):::::;. c::── '`'''::::::::::;''
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τ !::::::::::::::::::::::::::::)/,,,,, γ :'`'``:!
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(;´ー`)r=-「……こいつは……」
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(´<_`;)「……凄い血痕ですね」
(;´ー`)r=-「通りすがりの誰かが襲われたのか……?」
(´<_`;)「いえ……それなら休憩所のような建物が倒壊したりはしないでしょう。特殊部隊とやらが交戦したのでは……?」
(;´ー`)r=-「っ!! おいおい、マジか……凄まじい仕事の早さだな。
しかし……勝ったのはどっちだ?」
(´<_`;)「わかりませんが……奴が勝ったなら荷物を回収しそうなものですけどね」
(;´ー`)r=-「確かに……するってぇと……」
「失礼、ちょっといいですか?」
(;´ー`)r=-「「っ!?」」(´<_`;)
( ・3・)「筆府警察署の白根英世さんですね? 少々お時間よろしいでしょうか?」
―――。
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f―テ=、 :|三三≡=─
`て((◎)――(◎)-'三三≡=─
(;´_ゝ`)「何だって!? それで?」
lコ"白根警部は自称特課とやらの話を聞いてる。そっちは念のためそのまま病院向かってくれ"
(;´_ゝ`)「わかった……一応だが、お前だけでもすぐ逃げられるようにしとけよ?」
lコ"ああ。兄者達が手を焼いた化け物を瞬殺したかもしれん連中から逃げられるのかは疑問だが"
(;´_ゝ`)「……最悪冨竹の名前出せ。恐らく――」
lコ"あ、やっぱそう思う? たぶん冨竹もその特課とやらだよな……兄者も同意見ならちょっと安心したわ"
(;´_ゝ`)「ああ……そうであれば色々納得いくことも多いからな」
lコ"それじゃ一旦切るぞ"
(;´_ゝ`)「おう、くれぐれも気を着けろよ」
(;´_ゝ`)「……だそうだが?」
(=;´ω`)ノ「しょ、正直キャパオーバーです……わけが……」
(;´_ゝ`)「だよな」
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【筆府市立病院】
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| 筆府市立病院 | / / _ | | ::|
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( ´_ゝ`)ノ「トソン!」
(゚、゚トソン「色々大変だったようですね」
( ´_ゝ`)「ああ……こっちは特に何もないか?」
(゚、゚トソン「電話で話した通りですね。内藤さんは会話にならなかったので摘手さんが気絶させて、
内藤さんのご両親に伝えて救急車で搬送、今は検査中らしいです」
( ´_ゝ`)「なるほど……」
(゚、゚トソン「はあ……しかし、これは記事にできそうもありませんね……」
( ´_ゝ`)「あー……そうだな……」
(゚、゚トソン「悔しいですがこれも経験ということにしておきます」
( ´_ゝ`)「もっと落ち込んでるかと思ってたが」
(゚、゚トソン「これでも落ち込んでいますよ? でもまあ、何というか……どうでもよくなってしまった感じですね」
( ´_ゝ`)「わかる。理解の範疇超えすぎなんだよな……」
(゚、゚トソン「そうですね。……とはいえ何もなしというのも悔しいので、白根警部に紹介して頂けませんか?」
( ´_ゝ`)「おう、転んでも只で起きないその姿勢、良いと思うわ」
(゚、゚トソン「それくらいでなければ記者は務まりませんよ」
( ´_ゝ`)「違いない」
-
( ´_ゝ`)「もう俺来たし、こっちは解散して貰っていいかも」
('A`)「え? でも……」
( ´_ゝ`)「ここにいたってしょうがないでしょ?」
_
( ゚∀゚)「確かにそうですけど……」
(゚、゚トソン「気持ちはわかりますが、付き添いもいますし大丈夫ですよ」
('A`)「確かにこれ以上都村さんに付き合って頂くのも申し訳ないし……」
_
( ゚∀゚)「それはまあ……でもなあ……」
(゚、゚トソン「……二人とも、お酒は飲めますか?」
('A`)「え? 普通に飲めますけど……」
_
( ゚∀゚)「バーの店員っす」
(゚、゚トソン「なるほど。では、バーにでも行きますか?」
_
( ゚∀゚)「「えっ??」」('A`)
(゚、゚トソン「丁度飲みたい気分なので……どうですか?」
_
( ゚∀゚)「あ、いいっすよ」
('A`)「構いませんけど……ええと……なんかすみません」
(゚、゚トソン「むしろヤケ酒に付き合わせるような形なので、申し訳ないのはこちらですが」
( ´_ゝ`)(意外な面倒見の良さを発揮してるな……気に入ったのか?)
-
(゚、゚トソン「では我々はこれで。そちらはどうされるんですか?」
( ´_ゝ`)「あっちが進展あるまで待機」
(゚、゚トソン「ふむ。いらぬ心配とは思いますがお気をつけて」
( ´_ゝ`)ノシ「おう、じゃあまた」
( ´_ゝ`)「伊藤さん、外出たついでに飲み物買ってくるけど何がいい?」
(=´ω`)ノ「あ、ホットレモンか……なければあったかいミルクティでお願いします……」
( ´_ゝ`)「了解」
( ´_ゝ`)(さて……あっちはどうなってるかな?)
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【武運の森公園】
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⌒ヽ:;";`;: ヽ
:;";`⌒ヽ:;";`;⌒ヽ
,.;;:。: :く;;::、;....: :)
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ノ⌒⌒ヽ (;;::、;: : : : ),.;;:。;: );;::、;: : :( ,.;;:。;:: : :)(;;;;;ヾヾ ( /⌒⌒⌒ヽ(⌒ヽ(,.;;:。;:: : ) (,.;;:。;:: : : ) (,.;;:。;:
ヽノ;;;; ) (;;::、;: : : : :):;";`;:;" -、/⌒ヽ:;";`;:;": : :)( ヽノ;;;; /⌒ヽ、 ):;";`;:;",-'⌒ヽ'⌒ヽ: :'⌒ヽ'⌒ヽ、
ノソゝヾ;;;;⌒ヽ/⌒ヽ: : : :ノ ;;::、;⌒": : : : : : ),.;;:。;:: : : :)(;;;;;ヾ;; ⌒⌒ 〈-'⌒⌒: : : : ⌒ヽ: : :/⌒ヽ
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(´<_` )(うーむ……あの場で冨竹の名前出して着いてくべきだったかな? でもなー)
(´<_` )(正直他にカードがない今、先出しはリスキーだよな……)
(´<_` )(やはり待つのが得策か。……ん? ほう、都村さんは若人二人連れて飲み行くのか……)
(´<_` )(そういうタイプには見えなかったから意外だな)
(´<_` )(あんな美人と一緒じゃドクオさん緊張であわあわしてそうだ)
(´<_` )(あ、でもそういえばヌケドの店員でもクール系の美人さん[川 ゚ -゚)]いたな……じゃあ慣れてるかも?)
(´<_` )(ん? 都村さん車どうするんだ? 駅前住みなのかな……)
(´<_` )(……)
(´<_` )(いかん、もっと余計な事考えよう。不安でそわそわしてしまう)
(´<_` )(そういえばミノリちゃん結局来なかったな……来てなかったよな?)
(´<_` )(こんな時間だけど気にしてるだろうから一応Liner送っとくか……)
(´<_` )(……あ、どこまで言うか微妙だな……亡くなってる可能性大だし……)
(´<_` )(冨竹経由で既に聞いてるかもだけど……あれ? じゃあ何で……)
(´<_` )(何であの娘、冨竹を頼らずに俺らに依頼したんだ……?)
-
(´<_` )(冨竹が専門家ならそっちに相談すればいいのに……どういうことだ?)
(´<_` )(あ、いや、……公務員だからか? ただちに動けなかった可能性があるな……)
(´<_` )(で、夕方にミノリちゃんからの情報提供で動く要件を満たしたのでは……?
署長さんの連絡からだといくら何でも動きが早すぎるし、可能性高いぞこれ)
(´<_` )(だからあんなに落ち着いてたのか? 材料が揃ったから。
……そして末路まで予測してたとしたら……うわ怖っわ)
(´<_`;)(仮にも友人と呼んだ人間が殺される想定で落ち着いてるとか……考えたらやば)
(´<_` )(……うん、ありのまま送るか。ショック受けてくれたらこっちとしては逆に安心する)
(´<_` )(あ! そうだ大将にも連絡しないとな。そっちは明日店行こう……)
(´<_` )(……む? あれは……戻ってきたか?)
-
( ´ー`)ノ「おう、戻ったぞ」
(´<_` )「……どんな話でした?」
( ´ー`)「あー、うーん……すまんが話せないことが多いな」
(´<_` )「それは想定してましたが……」
( ´ー`)「ひとまず、『死体を回収した』らしいのは言えるな」
(´<_` )「!! そうですか……一安心と言ったらあれですが」
( ´ー`)「ああ……正直後味悪いな。ぶち殺そうとしてた俺が言うのも何だが」
( ´ー`)「後はそうだな……これは俺の勘だが……仕留めたのは連中じゃない」
(´<_`;)「は……!? そんなことあります?」
( ´ー`)「殺したとか仕留めたとかは一言も言わなかったんだよなぁ……」
(´<_`;)(それは……どう捉えればいいんだ?)
( ´ー`)「で、この事件はこれで幕引きだとよ。色々と不本意だがな……」
(´<_`;)「それは……」
-
( ´ー`)「そっちとしちゃ問題あるめえ。犯人は死んだ、もう内藤とやらに危害が及ぶことはない」
(´<_` )「……本当に?」
( ´ー`)「死体は見たぞ」
(´<_` )「!!」
( ´ー`)「ありゃどう見ても完全に死んでた。いくら化け物でもな」
(´<_` )「……そういうことなら。消化不良ですが……」
(#´ー`)「それは俺も同じだってんだ畜生め!」
(´<_` )「……結局、彼女は何だったんですかね?」
( ´ー`)「……それは言えねえ、すまん」
(´<_` )「……沢近辺梨花なのかは?」
( ´ー`)「沢近辺梨花ではある、ってとこだな。それ以上は言えん」
(´<_` )「なるほど……何となく理解はしました」
-
(´<_` )「……遺族にはどう説明するんですかね」
( ´ー`)「さあな。……話した感触だと、『既に話は着いてる』って感じだったが」
(´<_` )「そんなことあります……?」
( ´ー`)「……全くだ、どうかしてるぜ」
(´<_` )「一連の事件はどう処理されるんです?」
( ´ー`)「どうもこうもない、単なる病死で終わりだ」
(´<_` )「そんなこと本当にあるんですね」
( ´ー`)「稀にはある。こんなオカルトめいたのは経験ないけどな」
(´<_` )「……これからどうします? ご自宅まで送りますか?」
( ´ー`)「あー……正直家帰って寝るって気分じゃねーな……」
(´<_` )「……飲みにでも行きます? 半日分の駐車場代折半してくれれば付き合いますよ」
( ´ー`)「……そんなこと言って酔わせて色々聞き出すつもりじゃないだろうな?」
(´<_` )「俺、そんな飲めませんよ。警部さん酒強そうだし……」
( ´ー`)「……伊藤には悪いが、行くかぁ」
(´<_` )「了解です」
-
【BAR バーボンハウス】
Ⅲ A Ⅱ ∨ 日
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
(´・ω・`) 目 W ][ ∩ Ⅲ
|つ凵⊂| _________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ( )
――⊂ .|――――――
(,___)
━┳━ ━┳━
 ̄ ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ┻  ̄
(´・ω・`)「お、いらっしゃい」
(´<_` )「ども」
( ´ー`)「ほう、外観には面食らったがなかなか渋い店じゃねーか」
(´・ω・`)「おや、それはどうも」
( ´ー`)「……何で外観がどう見ても公衆便所なんだ?」
(´-ω・`)「ここはね、掃き溜めなんですよ。スタッフもお客様もどうしようもない人ばかりです」
( ´ー`)「……はっ、そりゃいい。気に入ったぜ」
(´・ω・`)「どーも。お飲み物どうします?」
( ´ー`)「焼酎は……うむ、知心剣ロックで」
(´<_` )「あ、じゃあ俺もそれ、ソーダ割りでください」
(´・ω・`)「あいよ」
-
_
( ゚∀゚)「あれ? 探偵さん?」
(´<_` )「む、長岡さん? 何故カウンターの中に……?」
_
( ゚∀゚)「バイトなんで」
(´<_` )「そういえばバーで働いてると聞きましたね、この店だったんですか……あ」
(゚、゚トソン「こんばんは。奇遇ですね」
('A`)ノシ「あ、流石さん!」
(´<_` )「あ、ども。……あれ? 三人で飲みに来たのでは……?」
_
( ゚∀゚)「そうなんすよ、聞いてください! 二人とも酷いんすよ!?
俺がうまいツマミを作れるなんて信じられないだなんて言って」
(´・ω・`)「酷いのはお前だバイト。どこの世界にシフトドタキャンした挙句飲みに来る馬鹿がいるんだ」
_
(;゚∀゚)「じ、事情は説明したじゃないっすか。こっちも大変だったんすよ」
(´・ω・`)「お前が連れてきたお二人に免じて許してやる。お二人に感謝し馬車馬のように奉仕しろ」
('A`)「いいから長岡印の自称最強のツマミはよはよ」
(゚、゚トソン「お腹が空きました」
_
(;゚∀゚)「うおおおおおおおおおお!! やあってやるぜ!!」
(´<_` )「おもろ」
( ´ー`)「おい、知り合いか?」
(´<_` )「あ、内藤さんの友人の長岡さんにドクオさん、それから記者の都村さんです」
-
( ´ー`)「おいおい、関係者ほぼ集結かよ……狙ったわけじゃないよな?」
(´<_` )「ええ……図らずも打ち上げの様相を呈してきましたね」
( ´ー`)「伊藤も来られりゃよかったんだけどな……」
(´<_` )「そうですね……」
(´・ω・`)「知心剣ロックとソーダ割りお待ち」
( ´ー`)「おっ、来た来た。乾杯といこうぜ」
(´<_` )「内藤さんも心配ですし、とても祝うような気分にはなりませんけどね……」
( ´ー`)「だからこそ飲みに来たってのに今更何言ってやがる」
(´<_` )「ははっ……違いないですね」
( ´ー`)つ凵「「戦友に」」凵⊂(´<_` )
-
゚・ 。 ・。
。・゚・⌒)
-=≡ _ _ o━ヽニニフ ))
-=≡ ( ゚∀゚)彡。・゚。・⌒)
-=≡ ⊂ o━ヽニニフ ))
-=≡ ( ⌒) チャーハン!チャーハン!
-=≡ c し'
_
( ゚∀゚)「ヘイお待ち! 特製フレンチ風チャーハンだ!」
(゚、゚トソン「ほう……これは……」
(;'A`)「う、うめぇ……!」
_
( ゚∀゚)b「HAHAHA! こいつだけはマスターのお墨付きだぜ!」
(´・ω・`)「ああ。無駄に洗練された無駄のない無駄な鍋振りが生み出す火加減は何故か絶妙」
(゚、゚トソン「ピラフのようでもありチャーハンのようでもある……これはまさに東洋と西洋の融合」
(;'A`)「マジかー……これは文句なくうめぇ。参った、降参だ」
_
( ゚∀゚)b「HAHAHA! いっぱい食ってくれよな!」
( ´ー`)「何かうまそうだな……こっちにも貰えるか?」
(´・ω・`)「あ、はい。おいバイト、こちらのお客様がお前の料理をご所望だ」
_
( ゚∀゚)「おっ、マジすか? 張り切って作っちゃいますよ!」
(´・ω・`)「ああ、ご満足頂けたらお前の今日の糞ムーヴを許してやろう」
_
( ゚∀゚)「俄然気合入るっす! うおおおおおおお!!」
-
(゚、゚トソン「失礼、あなたが白根警部ですね」
( ´ー`)「おう、おたくは?」
lコ⊂(゚、゚トソン「入速新聞社の都村です」
( ´ー`)「ん、こりゃどうも。生憎名刺は持ってねーが……」
(゚、゚トソン「構いませんよ」
( ´ー`)「いやしかしお互い災難だったな」
(゚、゚トソン「全くです。特ダネになると思ったんですが……」
( ´ー`)「流石に新聞じゃやれねーよな」
(゚、゚トソン「週刊誌ならいけるかもしれませんが」
( ´ー`)「いやーそれも厳しいだろ」
(゚、゚トソン「脚色は必要でしょうね」
( ´ー`)「それも一番重要な部分でな」
(゚、゚トソン「……小説でも書きますか」
( ´ー`)「そりゃいい、正直全部フィクションにしちまいたいくらいだ」
(゚、゚トソン「霊能力探偵と元SAT隊員の刑事が協力して悪の秘密結社が繰り出す妖怪と戦う話にしましょう」
( ´ー`)「うわ、何だそれ読みてぇ」
-
( ´_ゝ`)ノシ「おいっす」
(´・ω・`)「お、いらっしゃい」
( ´_ゝ`)「カミカゼ。あと適当に摘まめるもの」
(´・ω・`)「あいよ」
゚・ 。 ・。
。・゚・⌒)
-=≡ _ _ o━ヽニニフ ))
-=≡ ( ゚∀゚)彡。・゚。・⌒)
-=≡ ⊂ o━ヽニニフ ))
-=≡ ( ⌒) チャーハン!チャーハン!
-=≡ c し'
( ´ー`)つ⊂(゚、゚トソン
('A`)ノシ (´<_` )ノシ
( ´_ゝ`)「えっ何これどういう状況?」
(´<_` )「うん、何か店被った。で、バイトドタキャンした長岡さんが料理作ってる」
('A`)「何か都村さんが今回の事件小説化するとか言って刑事さんが面白がってます」
( ´_ゝ`)「何それおもろ」
-
( ´_ゝ`)「かなり酔ってんなトソン」
('A`)「見た目全然わかりませんけどそうなんです?」
( ´_ゝ`)「趣味でWeb小説書いてる話は基本内緒にしてるみたいだし」
('A`)「なるほど。まあ強そうなカクテルをガンガンいってましたし……」
(´<_` )「ドクオさんはあまり飲まれないんですか?」
('A`)「いやー……流石にあんまりそんな気になれなくて」
(´・ω・`)「カミカゼお待ち。こっちはさわらの昆布締めね」
( ´_ゝ`)「おっと、適当に摘まめるものって言ったらすげー良いもん出てきた」
(´・ω・`)「丁度良い具合の締め加減なので今日のうちに出しちゃいたいんですよね」
( ´_ゝ`)「どれどれ……うっま! こりゃ暴力的な旨味だ……カミカゼにも合う。流石だな」
(´・ω・`)「ありがとうございます」
(´<_` )「あ、俺にもください」
(´・ω・`)つ「ふふ、そう言うと思って用意してあります」
(´<_` )「うわ、何か嬉しいな……ありがとうございます」
( ´_ゝ`)「「うんまぁ〜!」」(´<_` )
-
( ´_ゝ`)「じゃあ恋バナでもする?」
('A`)「えっどういう流れですかそれ?」
( ´_ゝ`)「ひょっとしてツンちゃんのこと好きだったりするん??」
(;'A`)「いや無視しないでくださいよ!」
( ´_ゝ`)「……なるほど。三角関係じゃないのか、つまらん」
(;'A`)「えっ何で今ので理解したの? こわっ」
(´<_` )「兄者は人の心にズカズカ土足で上がり込んだ挙句何故か友達になって帰っていく男です」
(;'A`)「えっ何それこわっ」
( ´_ゝ`)「恋人は……うん、いないね」
(#'A`)「な、何か腹立つ! いないけど!」
( ´_ゝ`)「好きな人はいるのかな? ツンちゃんじゃないなら……あの美人の店員さんとか?」
(;'A`)「……いやこの流れで言いませんよ!」
( ´_ゝ`)「……なるほど、当たりか」
(;'A`)「だから何で何も言ってないのに確信してるんですかね!?」
(´<_` )(おっ、ほぐれてきたほぐれてきた。流石人心掌握ニキだな)
-
( ´_ゝ`)「ドクオ君は考えて発言するタイプだから、判断に迷う時は一瞬間が空く。
基本的に正直だから反社で否定しようとしたけど、それだと露骨だなって考えてやめたでしょ?」
(;'A`)「え待って待って、何なのこの人?」
(´<_` )(超絶失礼な言動だが……ドクオさんみたいなタイプなら地雷さえ踏まなきゃ土足で踏み込んだ方がいいわな。
その地雷をしっかり避けてくとこが真似できない神業なんだがね……)
( ´_ゝ`)「それで、どうなん?」
(*'A`)「……好き、ですけど……」
( ´_ゝ`)「勇気が出なくてアプローチできない感じかな?」
(;'A`)「そ、そうです……正直俺こんなだし、どうしたらいいのかもよくわからないし……」
d(゚、゚トソン「失礼。ドクオさんは素敵な男性だと思いますよ」
(;'A`)「えっ!?」
( ´ー`)b「だな。友達想いの良い男だぜ」
_
( ゚∀゚)b「ドクオはマジでいい奴っす! ただ恰好が……あと消極的すぎるかな」
d(´<_` )「もっと自信をもって良いと思いますよ。恰好は……長岡さんに教わっては?」
( ´_ゝ`)b「ドクオ君の恋を応援し隊、結成だな」
d(´・ω・`)「では私から一杯送りましょう。カイピロスカ……カクテル言葉は『明日への期待』」
(;'A`)「えっと……何が何やらですが、ありがとうございます?」
-
( ´_ゝ`)「あの娘どんな娘なん?」
('A`)「砂緒さんですか? そうですね……頭がよくて手も早いので凄く頼りになる人です。
キビキビと仕事をこなしていくのが本当にかっこよくて、それに凄く優しくて、いつも助けて貰ってます。
ちょっとお金に汚いところがあるんですけど、それも障碍者の妹さんを養うためらしくて……。
何かもう、何でこの人ヌケドでバイトなんかしてるんだろうって感じです」
( ´_ゝ`)「なるほど……そりゃ確かに素敵な人だな」
(´<_` )(何かあって高卒でフリーターせざるを得なくなった組か……勿体ない人材だなぁ……)
(*'A`)「そうなんです! だから俺なんかじゃ相応しくないよなーって思っちゃって……」
( ´_ゝ`)「頑張って相応しいと思えるくらいになろう。うん、それがいい」
(´<_` )「やはり長岡さんに色々教わるのが良いと思いますよ」
('A`)「……そうですね。腐ってる暇があったら努力すればいいんですよね……!」
(´<_` )「それが難しいんですけどね……ただ、あなたは一人じゃない」
( ´_ゝ`)「うん、俺たちも応援するし、内藤君やツンちゃんもきっと応援してくれるよ。頑張ってみよ?」
(*'A`)「……はい! うおおおお頑張るぞー!!」
( ´ー`)「おう、頑張れよ若人!」
ψ(゚、゚トソン(ふむ……良いですね。やはり成長する若者も登場させるべきですか)
_
( ゚∀゚)b「HAHAHA! その意気だぜドクオ!」
(´・ω・`)(いやあ、2徹確定しちゃったけどお陰で良いものが見れたなぁ。これだからマスターはやめられん)
-
【ハイツ筆府】
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-
( ´_ゝ`)「あー疲れた。めっちゃ眠いが……寝たら寝過ごしそうだな」
(´<_` )「兄者は寝とけよ。俺は事務所暇な時間にでもソファーで寝るわ」
( ´_ゝ`)「うーん……悪いがそうさせて貰うか。流石に戦闘の余波が……いてて」
(´<_` )「だろうな。しかし直撃貰わなくてよかったな」
( ´_ゝ`)「よかったも何も直撃貰ったら葬式コースだったと思うぞ」
(´<_` )「マジか……」
( ´_ゝ`)「おう。死ぬ気で避けたせいで色んなとこが痛い……」
(´<_` )「銃ありニ対一でそれってことは熊超えか?」
( ´_ゝ`)「どうだろ? 対人抑止用の拳銃だからな……猟銃あれば普通に勝てたかも」
(´<_` )「じゃあ熊並みってとこか……」
( ´_ゝ`)「あの状況ならね。
開けた場所だったら速度差ある上に相手を無力化する魔法的なのもあるっぽいからお祈り一択」
(´<_`;)「うわー……結果的にホテル突入で大正解だったわけか」
( ´_ゝ`)「完全に命拾い。一歩間違ったら死んでた」
(´<_`;)「連続でこんなの……お祓いでも行くか?」
( ´_ゝ`)「相手オカルトだしありかもな……あと切実に猟銃欲しくなってきた……こっちでも登録しとくかね」
(´<_` )「用途バレ即剥奪だからそうそう使えないけどな……生きるか死ぬかの状況ではありかも」
-
( ´_ゝ`)「……おっ、ツンちゃんからLiner来てるじゃん」
(´<_` )「むっ? おっと、気付かなかったな……」
( ´_ゝ`)「……なるほど、内藤君は過労と栄養失調、ね……」
(´<_` )「それは……沢近に吸い取られてたって解釈でいいのか……?」
( ´_ゝ`)「オカルト指向でいくと……なんかサキュバスっぽいな」
(´<_` )「確かに……所謂吸精ってやつか……」
( ´_ゝ`)「でも突入時、二人とも完全着衣だったし、その……入ってる様子もなかったな」
(´<_` )「うーん……オカルトの癖にオカルトの様式美からも外れる、か」
( ´_ゝ`)「そもそもオカルトってそういうもんだと思うがな……創作だからこその様式美」
(´<_` )「違いない。だからこそオカルトなんて無いと思っていたんだが……」
( ´_ゝ`)「もう言えないわ。あるよ、オカルト」
(´<_` )「不本意ながらな……」
( ´_ゝ`)「こうポンポンと遭遇するとは思わなかったな」
(´<_` )「全くだ。高校時代に霊感自慢を論破して遊んでた俺らがまさかな……」
( ´_ゝ`)「いやあれは論破できる時点でただの嘘だから全然別物」
(´<_` )「……まあそうか」
-
( ´_ゝ`)「んじゃ俺は寝るぞ」
(´<_` )「おう、おやすみ」
(´<_` )「……」
(´<_` )「暇してると眠いし、ブログ案件の方でも進めとくか」
―――。
(´<_` )(よし、これでいいだろ……)
(´<_` )「ん? ……あ、ミノリちゃんか。早起きだな……どれ」
-
From: 一条実里
To: 流石探偵事務所
Sub: Re:状況報告
お話はわかりました ちょっとショックです
今日の帰りにお金持ってきますね
-
(´<_` )「……ちょっとショック、ねえ」
(´<_` )(文面がいつもと違うから、精神的ダメージ自体は受けているように見える)
(´<_` )(でもなんか、知ってたような反応だな……富竹から聞いてたのか?)
(´<_` )(そして、金は払うと……俺らのお陰で何かしら助かったと思われる)
(´<_` )(ただそれも"想定通り"って感じがするな……)
(´<_` )(にしちゃ文面から伝わるダメージ感が予想より大きい……)
(´<_` )(敢えて益体もない妄想をするなら……捕獲を想定していた、ということか……?)
(´<_` )(……案外、友達ってとこは本当だったのかもな……)
(´<_` )「……」
(´<_` )(まあ、いいか……妄想しても仕方ない)
(´<_` )(ただ……こうなった以上、次からはもう少し踏み込んだ方がいいかもな……)
(´<_` )(たぶん何かあればまた依頼してくるんだろうし……)
(´<_` )「……」
-
(´<_` )「何かしら対策考えないと身が持たんなあ……」
Case2「やつれた青年の調査」
Day2C「真相は闇夜に溶け」
To be continued...
-
Case2-Tips6 月下
二=*( O><O)*
三≡三=二
≡三二=≡二≡
三≡≡三=二三
≡三二=≡二≡
二=( )
三≡三=二
≡三二=≡二≡
三≡≡三=二三
≡三二=≡二≡
三*( O><O)*「ああもう、しつっこい!!」
-
ミ ミ
*( O><O)*
ヾ / / /
ヾ /( ヽノ
ズザザザザ... ヾ ゙ 'ノ> ヽ
三三三三 レ ヽ \
 ̄
二=( )
三≡三=二
≡三二=≡二≡
三≡≡三=二三
≡三二=≡二≡
*(‘‘)*「……何か用?」
( )「……」
-
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\ ::,. ,. ' ゚ + .
' , , '゙
゙ 、 ,,,,,,_____,,,,... ''"
-
*(‘‘)*「ねえ、黙ってちゃわからないよ? ……実里」
-
_,,, --──- 、
/..::::::::::::::::::::::::::::.... `ヽ
_,,, /..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::... 丶
<´ `Y、_:::::::::/:::::::::::::::::::::iヽ:::::::':、:::::... 、
〉 '''‐〈 ノ、_/:::::::::::/:::::::::::゙、 \::::ヽ:::::. 、
〈 / ̄ノ !::::::::::::|ヽ:::::::::::゙、 ヽ::::゙、::: 、 、
/::;;;;;;;/ /∨ |:::::::::::::| _\::::::ヽ \|:::: !ヽ 、
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,':::::::::;;;;;;;; ̄`''''´;|:::::::|、:::! yr=ミ:、 行ミt゙、/
. l::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!;;;;::| ヾ| :{_ヒri}゙ ヒrリ.》 !
. !:::::::::::::;;;;;;;;;;;;;::::::;r‐゙、;;:゙、 .i  ̄´ , |
. !:::::::::;:::::;;;;|、;;;;;;:::{ ー\:ヽ|"""" ヽ__, /
{::::::::i;:::::::;;l \;;;::`ー-、\| /
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゙、:::{、ヽ:;:::::\_ ,,,,ノニ/、_ 7'''''  ̄ |:::::::i:j
ヽ::゙、\ヽ:;;:::::_}\  ̄j、_ |:::: /゙
/ ´{ \
/ \. ヽ
// ' ヽ i
/ ,′ / _\ i i i
:/yr=ミ:  ̄ ̄i i |
i i: :/}. {_ヒri} /行ミt| i |
| i: :ト!  ̄´ . ヒrリ.》| :i :i |
| i :八 │ i :i: |
| i.: : :丶 ー― /| . :リ 八 |
レヘi : :| '\ イ : / : /∧ |
. /{ |: : | i{/T {.∨ : /:/ V:i│
' 八: :| \ // : /{/ }八|
{ { ヽ|\ 'V⌒´ /:/ ノヽ. \
'. ヽ , -‐/´ ̄ ̄ }
}\} / /
-
ノリ^-^ノリ「……わからないですか? ヘリカルおねえちゃん」
*(‘‘)*「用がないならどいてね?」
ノリ^-^ノリ「私、あなたを尊敬してました」
*(‘‘)*「……邪魔なんだけど」
ノリ^-^ノリ「正しい心さえあれば打ち勝てるんだって、そう思ってたのに」
*(‘‘)*「……ねえ、どいて?」
ノリ^-^ノリ「ねえ、やっぱりこれが運命だっていうんでしょうか?」
*( O><O)*「……どいて」
ノリ^-^ノリ「私は負けたりなんてしません。姉さんとおにいちゃんが信じてくれる限り」
*( O><O)*「どけ」
ノリ^-^ノリ「……ねえ、ヘリカルおねえちゃん……大好き、でしたよ? だからせめて……」
-
/ ´{ \
/ \. ヽ
// '⌒ ヽ i
/ ,′ / _ `ヽi i i
:/ yr=ミ:、 i i |
i i: :/}. {_〇i}゙. !/行ミt| i | 「……せめて、私の手で」
| i: :ト!.  ̄´ . ゙ 〇リ.》| :i :i |
| i :八 {ニニニィ │ i :i: |
| i.: : :丶 ∨ ∨ /| . :リ 八 |
レヘi : :| '\゙こ三/ イ : / : /∧ |
. /{ |: : | i{/T {.∨ : /:/ V:i│
' 八: :| \ // : /{/ }八|
{ { ヽ|\ 'V⌒´ /:/ ノヽ. \
'. ヽ , -‐/´ ̄ ̄ }
}\} / /
-
今回はここまで
-
Case2は次回Day3でおわり
平常通り2/5(土)投下予定
-
乙!
毎回毎回すごい広がり方してくるな
ハイスペックな兄者たまらん
-
乙です!
-
乙
-
やはりミノリちゃんも只者ではなかったか
乙
-
気になるなあ
乙
-
Case2-Tips7 残念だったね
(゚、゚トソン「編集長」
(-@∀@)「ん? 何だい都村くん」
(゚、゚トソン「……駄目でした」
(-@∀@)「ああ、それは……残念だったね」
(゚、゚トソン「編集長、もしかしてあなたは……」
(-@∀@)「うん?」
(゚、゚トソン「……いえ、何でもないです」
(-@∀@)「そうかい? ならいいけど。それより部署のみんなにはちゃんと詫びときなよ?」
(゚、゚トソン「そうですね。後悔はありませんが迷惑をかけたのは事実です」
(-@∀@)「いや後悔はしなくていいけど反省はして。ちゃんと次に活かして」
(゚、゚トソン「ええ、当然です。ひょっとして馬鹿にしていますか?」
(;-@∀@)「してないっての面倒くさい奴だな。いいから行ってこい!」
(゚、゚トソン「そうさせて頂きます」
(-@∀@)(やっぱりなあ……記事にできないことってのはあるもんなのさ)
-
Case2-Tips8 世界の裏側へ
\( ・∀・)/「ようこそ白根さん、世界の裏側へ」
(#´ー`)「あーもうできることなら一切関わりたくなかったよコンチクショウ」
( ・∀・)「全く同意なんだけどね。巻き込もうとも思ってなかったし」
(#´ー`)「その割には嬉しそうじゃねーか……」
( ・∀・)「いやー……これでも結構心細かったもんで。白根さんがいてくれれば百人力だ」
( ´ー`)「……特課とやらに頼るしかないのにろくすっぽ動かないってんじゃそれもそうでしょうね」
( ・∀・)「そうなんだよ。最近そういった案件が激増してて特にヤバい物以外は手が回ってないみたいだ」
(;´ー`)「激増って……マジですか。ちょっとシャレになりませんね」
( ・∀・)「ああ……正直頭抱えててね。ポケットマネーで民間の"そういった組織"に頼ったりもしてる」
(;´ー`)「えっ、そこまでですか……署長の懐が心配になりますが」
(;-∀・)「……たぶん今、署内で一番貧乏だと思うよ」
(;´ー`)「いやパチンコで首が回らない奴らもいるんでそこまでではないと思いますが……」
( ・∀・)「……とにかく、これから頼らせて貰うからよろしく」
( ´ー`)「それはわかりましたが……差し当たって昨日の発砲の報告書どうしましょう?」
( ・∀・)「あっ」
-
Case2-Tips9 おやすみなさい
「はい、沢近です」
「……そうですか、残念です」
「いえ、あのような状態では遅かれ早かれでしょう。お気遣いありがとうございます」
「では、我々は後始末の後、古い協定の通り教授の傘下に」
「……はい、よろしくお願いします。失礼いたします」
「……」
「おやすみなさい、ヘリカル様」
-
Case3とCase4どっちの話を先にやるか迷い中ですん
土曜の投下に導入混ぜるのでその時点でルート確定します
①噂の村上さんがついに登場
②あのクール美人さんが大変なことに
-
チップス多く見れて嬉しい
乙
-
前回のあらすじ
・実際、ほんの百数十年前まではオカルト専門の陰陽寮が公共組織として存在したわけだしな……。
・後はそうだな……これは俺の勘だが……仕留めたのは連中じゃない
・ドクオ君の恋を応援し隊、結成だな
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 流石だよな、俺ら |
\_ _____ __/
V V
d( ´_ゝ`)人(´<_` )b
\ /. \ /
l l l l
//l | | l\\
 ̄  ̄.  ̄  ̄
【標準AA環境】
※右のAAのズレない環境が標準です。 | |\|/ | | |
| ∧ ∧ |/⌒ヽ、| ∧_∧ | ∧∧ |
|(,,゚Д゚)||,,゚ Θ゚)|(; ´Д`)|(=゚ω゚)|
-
Case2-Day3「エピローグ」
| | ̄ ̄ ̄|:l | | ::| ,| |
| ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 流 石 探 偵 事 務 所 | |
l__________________,| |
| |`''-、_ | |
| | 「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| | | | | |
| | | | | |
| | | r‐┐| r‐┐ ,| |
| | | | ||! ! .| |
ノヽ-ヘィiヘl^ヽ-, | | l └‐'゙ l└‐' | |
―――――┐ス ! ! | | | |
| ,レi | | |______,|_____,,| |
| Z | | / ,|_|/
| ヘ |_|/
-
(-<_- )「うー……」
( ´_ゝ`)「おいおい大丈夫か弟者?」
(-<_- )「くっそねみぃ」
( ´_ゝ`)「とりあえずお客さん来るまでは寝とけよ」
(-<_- )「すまんがそうさせて貰う……」
( ´_ゝ`)……
( ´_ゝ`)(さて、昼までは特に予定ないがどうするか)
( ´_ゝ`)(あ、大将とご両親向けのカバーストーリー考えとかなきゃか……どうしよ)
( ´_ゝ`)(……悪い女に騙されて無理矢理危険ドラッグやらされてた、とかが丸いかね)
( ´_ゝ`)(内藤君が何か喋ってたとしても「薬物のせいで記憶が混乱してる」とかで何とかなるだろ)
( ´_ゝ`)(内藤君にはツンちゃんから説明して貰って……ご両親向けには警察組に一芝居打ってもらう必要ありそうだな)
( ´_ゝ`)(よし、とりあえずこの方向で関係者に連絡しとくか)
-
( ´_ゝ`)コ「――って感じでどう?」
"まあ良いんじゃねーか? 内藤の家と病院には後で行っとく"
( ´_ゝ`)コ「頼んます。あ、伊藤さんは大丈夫?」
"未だにかなりだるいってんで一応病院行かせた"
( ´_ゝ`)コ「……一回を中断させてそれとなると、内藤君の耐久力凄まじいな……」
"そう言われりゃ……そうだな。あの感じだと体力ある伊藤でも3日もありゃ干からびそうだぞ"
( ´_ゝ`)コ「ほーん。やはりオカルト、吸い取られてるのは体力とイコールではないってとこか」
"そういうことかもしれんな"
( ´_ゝ`)コ「オカルトなのは認めて大丈夫なんだ?」
"そこはどうやったって隠しようがねーだろ"
( ´_ゝ`)コ「違いない」
"あ、署長。すまん、切るぞ"
( ´_ゝ`)コ「あいあい」
-
( ´_ゝ`)(警察組はこれでよし、ドクオ君達はLinerでいいし、ミノリちゃんは夕方。
あとは大将にアポ取るくらいかな)
( ´_ゝ`)コ「……あ、流石ですけど。どうも大将」
"おっ、連絡くれたってことはもしかして……"
( ´_ゝ`)コ「解決したよん」
"マジか! いやー流石! 結局何だったの?"
( ´_ゝ`)コ「ランチタイム後にでも話しに行くよ」
"わかった、待ってるよ"
( ´_ゝ`)コ「それじゃまた後で」
-
( ´_ゝ`)(……これは完全な好奇心なんだけど、沢近家に電話してみたいな……)
( ´_ゝ`)(いや流石にやめとこ。リスクとリターンが見合わん)
( ´_ゝ`)(結局使用人の反応は「⑧事件に巻き込まれてどうこうなる存在じゃないから」が大きいと思われるし)
( ´_ゝ`)……
( ´_ゝ`)「お茶でも飲も」
jI斗一  ̄ ̄ `
ア゚ ,., `'≪
ア゜ ~"寸 〝〟
,' ,イ ア ヽ
i {{ ゝ ' ノリ _jI斗‐━ァマ
¦ ゞー__ 。o 彡'' f^''"~ j! ',
‘, _,, ...__ ・ ̄ ', { j}
¦ ,ィ ~"''≪ ゛、_rf(  ̄~"''ゝ。'
_У `寸 ァ(
/ '; ,, r‐ ', _,xく
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,,。*''“゚ j´。厂゛>、 うぅ==七"
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〃 . : ' χ イ{ ゛ :. マ
{{ .0o 。 ゜ ζ δ ゚ :. リ
“t。 ゚ c。 λ .。廴 s ;,ィ(、
/∧(h。 ゙^ 〜 ‘’ ,+`,らヘ
た//, う≧=ー-- 一=≦ 八/ム
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Ⅵ///_ゝ、, . イ////Ⅳ
ゞ//////≧ぃzッzzャぉI〔///////
`'≪////_///////////__j彡''’
 ̄ ―--=‐━  ̄
-
( ´_ゝ`)「おい弟者、起きろ」
(´<_- )「む……」
( ´_ゝ`)「そろそろ飲酒運転大丈夫だろうし車取り行ってくるわ」
(´<_` )「うむ……ふあぁ……」
( ´_ゝ`)つ旦「ほいお茶」
旦⊂(´<_` )「助かる」
( ´_ゝ`)「白根さんと大将には連絡しといた。ドクオ君達はLiner見て」
(´<_` )「おけ。いてら」
( ´_ゝ`)「おう、行ってくるわ」
-
. ( ´_ゝ`)
O┬O
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄( .∩.|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
. ι| |j::...
. ∪::::::
―――。
-
( ´_ゝ`)「戻ったぞー」
(´<_` )「おかえり」
( ´_ゝ`)「特に何もなかった?」
(´<_` )「おう」
( ´_ゝ`)「ちょっと早いが飯行くか?」
(´<_` )「そうだな……大将はランチタイム後だっけ?」
( ´_ゝ`)「うん。トンカツって気分じゃないし小池行こうぜ」
(´<_` )「おっ、いいね。ちょっと二日酔い気味だし……」
( ´_ゝ`)「珍しく結構飲んでたからな弟者」
(´<_` )「兄者はあんだけ飲んでよく大丈夫だな……」
( ´_ゝ`)「ペース配分とか慣れてるからな」
(´<_` )「なるほどなー……まあいいや行こうぜ」
-
【中華そば 小池】
. :|:..  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄...:|: ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:|__| |
__小___________.十___________| ̄| |_____
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| ||γ!:',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\____|______
| ||〈大_\_____________________\.!__|___
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| ||「 ̄ ̄.|::::::中::::::||::::::華::::::||::::::そ::::::||::::::ば::::::||:::::小池:::|| ;. |三三三三三
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| ||「 ̄ ̄ ̄ ̄| |「 ̄ ̄ ̄ ̄.[!|「 ̄ ̄ ̄ ̄.!三[:::| # .|三三三三三
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-
( "'Д')「らっしゃーせー!」
( ´_ゝ`)ノ「ちっす」
(´<_` )「ども」
( "'Д')「おっ、あんたらか。いつもので?」
( ´_ゝ`)「うっす」
(´<_` )「あ、今日は卵乗せで」
( "'Д')「あいよ!」
-
( "'Д')「最近またよく来てくれるじゃない」
( ´_ゝ`)「事務所が割と順調なんで」
( "'Д')「そうか、そいつはよかった!」
(´<_` )「事務所は順調でも仕事は順調じゃないけどな」
( ´_ゝ`)「まあね」
( "'Д')「ははは! まあそんなもんだ! 俺だって繁盛すると大変なんだぜ?」
(´<_` )「あー……まあそれもそうですよね」
( "'Д')「嬉しい悲鳴ってやつだろ! な?」
( ´_ゝ`)「はは、おやっさんにそう言われるとそうかもって思う」
(´<_` )「実際破産は遠のいたしなあ」
( "'Д')「良いことじゃねーか! これからも通ってくれよな!」
( ´_ゝ`)「うむ」
(´<_` )「仕事が続く限り通いますよ」
-
( "'Д')つ「お二人さん、チャーシュー大盛とタンメン卵乗せお待ち!」
ζζζ
____
( "'Д')つ\∽∽/
└─┘
( ´_ゝ`) ズー (´<_` ) ズー
(っ. 川 .o (っ川 .o
 ̄ ̄`ー―′ ̄ ̄ ̄ ̄`ー―′ ̄\
( ´_ゝ`)b「「うめぇ……!」」d(´<_` )
-
(´<_` )「ああ……二日酔いに染みる。これよこれ」
( ´_ゝ`)「うむ、飲んだ後や二日酔い時のラーメンは最高だな羨ましい」
(´<_` )「羨ましいって何だよ、そもそも二日酔いなんてならない方がいいだろ」
( ´_ゝ`)「それはまあそうなんだが」
(´<_` )「あー煮卵もうまいけど、野菜たまらん」
( ´_ゝ`)「俺もたまにはタンメン食ってもよかったかな」
(´<_` )「そう言っていつもチャーシュー大盛じゃん兄者」
( ´_ゝ`)「やはり一面のチャーシューの誘惑には勝てん」
(´<_` )「わからんでもないけどな」
( ´_ゝ`)「そういう弟者はちょっと注文が移り気すぎると思うぞ」
(´<_` )「そうか? 普通だろ」
( ´_ゝ`)「別におかしくはないな」
(´<_` )「兄者の毎回同じ注文もそんな感じよ」
( ´_ゝ`)「うむ」
-
【とんかつ 小豚】
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―┘―┘――┘――┘――┘――┘――┘――┘――┘――┘――┘――┘――┘.| !
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |ニニ|二二二二二二|ニ|二二二二二|ニニ| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ |
|////| 人灯人. |ニニ|:_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|:|ニ|_|_|_|_|_|_|_|_|_:|ニニ| | | | |
|////| `´ .|ニニ|:_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|:|ニ|_|_|_|_|_|_|_|_|_:|ニニ| | | | |
 ̄ ̄ |ニニ|:_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|:|ニ|_|_|_|_|_|_|_|_|_:|ニニ| | | | |
____ |ニニ|:_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|:|ニ|_|_|_|_|_|_|_|_|_:|ニニ| | | ├: .|_
||お品書 || |ニニ|:_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|:|ニ|_|_|_|_|_|_|_|_|_:|ニニ| | | |: :|: : :
||:::::::::::::::::::::|| |ニニ|=|====|====|==ニ|====|====|=|ニニ| | | |: :|: : :
||・・・・・・:::::|| |ニニ|:_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|:|ニ|_|_|_|_|_|_|_|_|_:|ニニ| . ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |: :|: : :
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|| .]| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \|二
-
( -@ω@)ノ「やあ、待ってたよ」
( ´_ゝ`)ノ「ちっす」
(´<_` )「こんにちは」
( -@ω@)「それで……結局どういう話だったんだい?」
( ´_ゝ`)「まず、大将は内藤君の大学知ってたっけ?」
( -@ω@)「国際クオリティ大学だろ?」
( ´_ゝ`)「そう、それで内藤君が話してたって女の子いたじゃない?」
( -@ω@)「うん。えっ、まさかあんな人畜無害そうな子が何かしたの?」
( ´_ゝ`)「そのまさか。あの女の子は大学の知り合いだったっぽいんだけど」
(´<_` )「どうもタチの悪い薬物の売人だったようで。
所謂危険ドラッグを売りつけられてたようなんです」
(;-@ω@)「はぁー……人は見かけによらないもんだね。それであんなにやつれて?」
(´<_` )「ええ。最終的に内藤さんは救急車で病院に運ばれましたが、命に別状はないそうです」
(;-@ω@)「えっ!? そうかあ……心配だなあ」
( ´_ゝ`)「まあ暫くすれば元気になると思うよ」
-
(´<_` )「内藤さん回復したらバイト続けて貰うんですか?」
( -@ω@)「うーんどうしようかと思ってるけどね。まあ本人次第かな」
( ´_ゝ`)「ほんとに気に入ってるね」
( -@ω@)「はは、そうだね。自分でも驚いてるよ」
(´<_` )「あ、依頼人にも大将がお金出してくれること話しちゃっていいですよね?」
( -@ω@)「ん? ああ、別にいいよ」
( ´_ゝ`)「彼らならたぶん今日の夕飯でも食べに来ると思うよ」
( -@ω@)「そうかい? あんまり若い子に気を使わせたくないんだけどね」
(´<_` )「あちらも大将が変に気を使わない方が喜ぶと思いますよ」
( ´_ゝ`)「だな」
( -@ω@)「まあそうか、そうだね」
(´<_` )「それじゃあ我々はそろそろ」
( -@ω@)「おっ、そうかい? そうだ、これおみやげに持ってきな」
( ´_ゝ`)「……カツサンド? こんなのやってたっけ?」
( -@ω@)「まかないだよ。よかったら食べて」
( ´_ゝ`)「へーうまそう」
(´<_` )「ありがとうございます。それでは」
-
【流石探偵事務所】
| | ̄ ̄ ̄|:l | | ::| ,| |
| ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 流 石 探 偵 事 務 所 | |
l__________________,| |
| |`''-、_ | |
| | 「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| | | | | |
| | | | | |
| | | r‐┐| r‐┐ ,| |
| | | | ||! ! .| |
ノヽ-ヘィiヘl^ヽ-, | | l └‐'゙ l└‐' | |
―――――┐ス ! ! | | | |
| ,レi | | |______,|_____,,| |
| Z | | / ,|_|/
| ヘ |_|/
-
('A`)「こんにちは」
ξ゚⊿゚)ξ「邪魔するわよ」
_
( ゚∀゚)ノ「ちわっす!」
( ´_ゝ`)「いらっしゃい、お茶淹れるからちょっと待ってて」
(´<_` )「こちらへどうぞ」
_
( ゚∀゚)「ん? どうしたドクオ」
('A`)「……今、昨日のこと思い出してめっちゃ恥ずかしい」
_
( ゚∀゚)「ドクオ君の恋を応援し隊(ボソッ」
(//A//)
ξ゚⊿゚)ξ「いいじゃない、そんなに恥ずかしがらなくたって」
('A`)「うー……そうは言うがなあ……」
ξ゚⊿゚)ξ「まだあの娘のこと引きずってるのかと思ってたから正直安心したわ」
('A`)「……そりゃすまんかったな。まさかそんな心配されてたとは……」
_
( ゚∀゚)「そりゃ心配くらいするぜ」
('A`)「ん……ありがと」
-
ξ゚⊿゚)ξ「私も今回の件と、あんたの話を聞いて覚悟が決まったわ」
('A`)「えっ、それってまさか……」
_
( ゚∀゚)「おおおお? ついにか?」
ξ;゚⊿゚)ξ「えっちょっと待って、あんた達これだけで何の話かわかるの?」
_
( ゚∀゚)9m「「ブーンだろ」」m9('A`)
ξ//⊿//)ξ「ば、バレてたのね……」
_
( ゚∀゚)「「むしろ何故バレてないと思ってたのか……」」('A`)
ξ//⊿//)ξ「えっ私そんなにわかりやすかった?」
_
( ゚∀゚)「「いつ結婚すんだろって思ってた」」('A`)
ξ//⊿//)ξ「け、けけ……そこまではまだ」
_
( ゚∀゚)「「えっプロポーズじゃないのか」」('A`)
ξ//⊿//)ξ「何で息ぴったりなのよあんた達!」
( ´_ゝ`)(おもろ)
( ´_ゝ`)つ旦旦旦「お茶どぞ」
-
(´<_` )「さて……お話としては先ほどLinerで送った通りとなりますが」
ξ゚⊿゚)ξ「結局その糞女は死んだってこと? そんなことって……」
(´<_` )「刑事さんから伺いましたので間違いありません」
('A`)「公園の木が倒れて、ねぇ……」
( ´_ゝ`)「まあ気になるなら実際行ってみるといいよ、武運の森公園」
(´<_` )「倒れた木が休憩所直撃して大破してたからたぶん地方ニュースにもなるかと」
_
( ゚∀゚)「はあー、おっかねえなあ」
( ´_ゝ`)「あれだな、滅多にないそんな現象に見舞われるのは……天罰って感じだな」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
('A`)「……そっちはわかりました。ブーンが使わされた薬っていうのは……」
(´<_` )「どうも新種の薬物のようで詳細は警察で調査するとのことです」
ξ;゚⊿゚)ξ「それってブーン、大丈夫なの……?」
(´<_` )「お医者さんの診断では過労と栄養失調ということだったんでしょう?
すぐに代謝されるタイプの薬物なのだと思います」
( ´_ゝ`)「囮捜査の刑事さんも大丈夫そうだし、たぶん休めば回復するって」
('A`)「……まあ暫く様子見るしかないですね」
-
( ´_ゝ`)「あ、ちなみに内藤君の貞操は無事みたいだから安心してね」
ξ//⊿//)ξ「えっ!?」
( ´_ゝ`)「囮捜査で刑事さん連れ込まれたんだけど、普通に服着てたしすぐには起き上がれないような状態だったからさ。
"そういったこと"はまずなかったと思って良いと思うよ」
('A`)「そうかあ……よかった」
_
( ゚∀゚)「よかったな、ツン!」
ξ//⊿//)ξ「え……う、うん」
(´<_` )「ご説明としては以上でよろしいですかね?」
('A`)「はい、大丈夫です。二人はなんかあるか?」
_
( ゚∀゚)「ない!」
ξ//⊿//)ξ「だ、大丈夫」
(´<_` )「では成功報酬の話になりますが……」
('A`)「はい」
_
( ゚∀゚)「あ、俺らも出すぜ。なあ?」
ξ゚⊿゚)ξ「当然よ。後で振り込むから口座教えなさい」
('A`)「すまん、正直助かる」
-
('A`)「でも、当初の見積もりで大丈夫なんですか? 追加料金とか……」
(´<_` )「大丈夫です。追加分は小豚の大将が出してくださったので」
('A`)「マジですか……今度食べに行かないと」
_
( ゚∀゚)「とんかつだっけ? 何なら今日の夕飯行こうぜ」
ξ゚⊿゚)ξ「ちゃんとお礼言わないといけないわね」
( ´_ゝ`)「いいね、大将も喜ぶと思うよ」
(´<_` )「ではカードお預かりしますね」
―――。
-
('A`)「色々ありがとうございました!」
ξ゚⊿゚)ξ「助かったわ」
_
( ゚∀゚)ノシ「さいなら!」
( ´_ゝ`)「ふう、一段落だな」
(´<_` )「ラスボスが控えてるけどな」
( ´_ゝ`)「成功報酬どうしよっか? 流石に二重取りみたいで気が引けるんだけど」
(´<_` )「……依頼人が納得してればオーケーがうちのスタンスだろそこは」
( ´_ゝ`)「まあそうなんだが……」
(´<_` )「逆に納得いってなさそうなら取り下げる、見極めは任せるぞ」
( ´_ゝ`)「あいあい。……何か腹減ってきたな」
(´<_` )「む……さっきのカツサンドでも頂くか?」
( ´_ゝ`)「そうするか」
-
_________/⌒}__r-、
. ,. -‐ ´ /⌒}__r-、 /,'´,ィ(ソft'/} ‐- 、
. / . /,'´,ィ(ソft'//,'´,ィ(ソfti/,' | ./ア=/ フl
/ /. /,'´,ィ(ソfti//,'´,ィ(ソf/ア=/ フl / ´ / / !
/ / /,'´,ィ(ソfti//,'´,ィ(ソf/ ´ / / .l/ ´,ィソf/ / .|、 ヽ
. / /. /,'´,ィ(ソfti//,'´,ィ(ソf/ ´,ィソf/ / , ', ' {ソfz/ / / ヽ \
/ ./ /,'´,ィ(ソfti//,'´,ィ(ソft, ', ' {ソfz/ / / / ,ィソfz/ / / ', ヽ
, i /,'´,ィ(ソfti/,'´l f' (ソftイ/ / ,ィソfz/ / / / {ソfz/ / / ', i
| { | f' (ソfti/,'´ | |. ftz〃/ / {ソfz/ / / / ,ィソfz/ / / ! |
i l | |. ftz〃 ´ ,..'LL_|ル{ / / ,ィソfz/ / / / {ソfz/ / / } |
', LL_|ル{ { / `^/ / {ソfz/ / {. { .ヾ゙/ / / ,' i
', ', `^ヽ./ {. { .ヾ゙/ / ,'., Y´ ,.ノ / / /
ヽ. ヽ '., Y´ ,.ノ / '.,_{ `i ./ / /
\. \ '.,_{ `i ./ \i/ / /
\ ヽ、 \i/ / /
`ヽ、 ヽ、 ________________.x<´, ''´
`ー―――――――――――――――――‐ ´
-
( ´_ゝ`)「いやうめえな、これまかないかよ」
(´<_` )「カツだけかと思いきやパンも結構いいものだし、ソースの染み具合とかたまらんな」
( ´_ゝ`)「この衣だからこそひたひたのソースが活きるな」
(´<_` )「確かに。カツサンドなのにコロッケパンっぽくもあって楽しい」
( ´_ゝ`)「店でも出せばいいのに」
lコprrrrrr.....
( ´_ゝ`)「ん?」
(´<_` )「あ、村上さんだわ。……はい、こちら流石探偵事務所です」
(´<_` )「……え? あの……それはご依頼でしょうか……?」
(´<_` )「そうですか……検討致しますので場所と日程だけ教えて頂けますか?」
(´<_` )「……はい、承知しました。はい、いえとんでもないです。はい、失礼いたします」
-
( ´_ゝ`)「何だって?」
(´<_` )「何か、友達のホームパーティに参加して欲しいとか……」
( ´_ゝ`)「おん??」
(´<_` )「友達が探偵の仕事に興味あるんだってよ」
( ´_ゝ`)「ほーん」
(´<_` )「行くか?」
( ´_ゝ`)「行ってみてもいいんじゃね? 金持ちの人脈増えそうだし。あ」
(´<_` )「何だ?」
(;´_ゝ`)「……トソンの件すっかり忘れてた」
(´<_` )「おい!?」
(;´_ゝ`)「ちょっと俺から電話するわ。それ交換条件にしよっと……」
(´<_` )「全く……」
-
「こんにちはー!」
( ´_ゝ`)「「!!」」(´<_` )
(´<_` )「こんにちは、ようこそいらっしゃいました」
ノリ^-^ノリ「はい」
( ´_ゝ`)つ旦「はいお茶」
ノリ^-^ノリ「ありがとうございます」
(´<_` )「それではご報告ですが―――」
―――。
-
ノリ^-^ノリ「そうですか……」
( ´_ゝ`)(なんだろこれ……諦念、か?)
(´<_` )「本当に残念です……お悔やみ申し上げます」
ノリ^-^ノリ「……」
( ´_ゝ`)(やっぱりかなり落ち込んでるよな……知ってはいたみたいだけど)
(´<_` )「それで、成功報酬ですが……こんな結果になってしまいましたので、
頂かなくても良いと考えています」
ノリ^-^ノリ「……いえ、いいですよ。おかげで最後に会えましたし……」
(´<_` )「そうですか、最後に……えっ?」
( ´_ゝ`)「えっ?」
ノリ;^-^ノリ「あっ」
(´<_`;)「すみません……それはいつ、どこで……?」
ノリ^-^ノリ「……内緒です」
(;´_ゝ`)「いやあ、それは流石に……」
-
/ ´{ \
/ \. ヽ
// ' ヽ i
/ ,′ / _\ i i i
:/yr=ミ:  ̄ ̄i i |
i i: :/}. {_ヒri} /行ミt| i | 「知りたい、ですか? ……本当に?」
| i: :ト!  ̄´ . ヒrリ.》| :i :i |
| i :八 │ i :i: |
| i.: : :丶 ー― /| . :リ 八 |
レヘi : :| '\ イ : / : /∧ |
. /{ |: : | i{/T {.∨ : /:/ V:i│
' 八: :| \ // : /{/ }八|
{ { ヽ|\ 'V⌒´ /:/ ノヽ. \
'. ヽ , -‐/´ ̄ ̄ }
}\} / /
-
(;´_ゝ`)(……これは試金石だ。肯定するなら本格的に巻き込むという「覚悟」を感じる……)
(´<_`;)「あ、いや、ええと……」
ノリ^-^ノリ「……内緒、です」
(´<_`;)「は、はい……」
(;´_ゝ`)「……」
( ´_ゝ`)「……」
( ´_ゝ`)「君はそれでいいのか?」
ノリ^-^ノリ「えっ?」
( ´_ゝ`)「いいのか、内緒で?」
ノリ^-^ノリ「……」
ノリ^-^ノリ「まだ、大丈夫ですよ。ありがとうございます……ちょっと嬉しいです」
( ´_ゝ`)「……そうか。ならもう何も言わない」
ノリ^-^ノリ「はい」
-
(´<_`;)「ええと……ではお支払いをお願いします」
ノリ^-^ノリ「はい、どうぞ!」
____r──‐- _____ -‐―─――――┐
//壱万円 | , - 、 / |\
〃 | /! f{ j ! .| \
. 〃} 士 ┬ |  ̄ ̄ ̄ ──{/| -‐ .l ー=''’l! ! \
〃(( |ヒ| ノ┐| V| .l l |. . : ヽ
〃。) | i! .! |/: . }、
/_ (十) (⌒ | ! :. ./: . 人ヽ
L二二=─ _ |── ‐- ______ - -‐ ‘ V : . l
三三三二=── 〉=====================二 } ', . |
Ξ三三二=-  ̄// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l| {、_ イ/! |
人ヽ :}:イ |
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( ´_ゝ`)(美少女が徐に大金取り出す絵面はやっぱシュールだな……)
(´<_` )「……はい、確かに領収しました」
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ノリ^-^ノリ「本当にありがとうございました。また何かあったらお願いします」
( ´_ゝ`)「あ、次回からはもうちょっと雑でいいよ。色々言えない事情があることもわかったからさ。
詮索されたくないとこは詮索しないし」
ノリ^-^ノリ「……じゃあそうさせて貰いますね」
(´<_` )「ただ、我々はあくまでもただの探偵なので……警察や身近な人に頼ることも考えてくださいね」
ノリ^-^ノリ「はい! ではまた!」
―――。
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【ハイツ筆府】
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( ´_ゝ`)「……なあ、本当にあれでよかったのかな?」
(´<_` )「余計なお節介焼いてもしょうがないだろ」
( ´_ゝ`)「でもさぁ……何か俺、わかってきちゃったんだよなあ」
(´<_` )「ん?」
( ´_ゝ`)「あの子、人には言えないようなこと抱えて自分にできること頑張ってるだけなんだって」
(´<_` )「……そうか……」
( ´_ゝ`)「流石に等身大の少女とは言えないけどな。……バケモノなんて思ってたのがなんか申し訳なくなった」
(´<_` )「兄者が言うならそうなんだろうな」
( ´_ゝ`)「だから俺さ、暇なときにでもオカルト関係の情報収集でもしてみるわ」
(´<_` )「え?」
( ´_ゝ`)「俺らは専門外だから大したことできんが、その筋の専門家探して紹介できたらお互い助かるかなあって」
(´<_` )「推定専門家なら冨竹がいるだろ」
( ´_ゝ`)「推定公務員じゃん。彼女が必要としてるのは俺らみたいな自由に動ける民間」
(´<_` )「それはそうか……まあ好きにしたらいいんじゃないか?」
( ´_ゝ`)「おう、好きにするわ」
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(´<_` )「……確かに俺もちょっと印象変わったよ」
( ´_ゝ`)「だろ?」
(´<_` )「兄者ほど確信持てないけどな。沢近の死でダメージを受けてることくらいはわかった」
( ´_ゝ`)「うむ」
(´<_` )「だからと言って足突っ込みたくないけどな……」
( ´_ゝ`)「だから専門家に丸投げしようとしてるんじゃん」
(´<_` )「ああ……別にそこは一緒だったのか」
( ´_ゝ`)「うん。……正直足突っ込んでもいいかなとは思ったけどさ」
(´<_` )「やっぱり違った」
( ´_ゝ`)「いや思ったけど、うん。流石にな」
(´<_` )「だよな」
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(´<_` )「ところでホームパーティーってどんな格好で行けばいいんだ?」
( ´_ゝ`)「ん? 話聞く限り別にカジュアルでよさそうな感じだけどな」
(´<_` )「カジュアルねえ……」
( ´_ゝ`)「何なら俺がコーディネートしようか?」
(´<_` )「む? うーん……」
( ´_ゝ`)「え、そこ悩む?」
(´<_` )「いや、うん。頼もうかな」
( ´_ゝ`)「よっしゃ、任せとけ」
(´<_` )「……しかし、まさか場所が孤島とはな」
( ´_ゝ`)「いやー金持ちは違うね」
(´<_` )「いやそこじゃなくて。……俺ら探偵じゃん?」
( ´_ゝ`)「ああ、そっちか」
( ´_ゝ`)「「孤島に探偵って、何か事件でも起こりそうだな」」(´<_` )
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( ´_ゝ`)「たぶんその人はそのシチュエーションも楽しみたいんだろうなー」
(´<_` )「そうかもな。……しかし俺らそういう探偵小説とかはあんまり読んでないからな……」
( ´_ゝ`)「話合わない可能性はあるね。まあ普通に今までの依頼の話すればいいと思うよ」
(´<_` )「ま、そうだな」
( ´_ゝ`)「でもどうする? マジで事件起きちゃったりしたら」
(´<_` )「いやー流石にないだろ。あったらあったで警察呼びゃいいし」
( ´_ゝ`)「お約束の嵐が来るかも」
(´<_` )「……最近の引き運考えるとありえないとは言い切れないのが怖い」
( ´_ゝ`)「だろ? それで更にオカルト絡みだったりしてみろ、俺らが頑張るしかなくなるぞ」
(´<_` )「うわー嫌すぎる」
( ´_ゝ`)「まあ流石にそんなことはないと思うが、装備はある程度持ってこうぜ」
(´<_` )「見たがるだろうしそれはそうだな」
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( ´_ゝ`)b「ま、気楽にいこうぜ」
Case2「やつれた青年の調査」 Complete!
To be continued...
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Case2-Tips10 特課
( ・3・)「――って感じっすね」
( □ー□)「ふむ……成程ね」
( ・L・)「これは教授に文句言わないといけませんね。全然管理できてないじゃないですか」
( □ー□)「それは先生にお願いしておくけど……僕としてはまあ仕方ないのかなと思うよ」
( ・3・)「っていうと?」
( □ー□)「現に僕らだって全然手が回ってないじゃないか」
( ・3・)「あー……まあそうっすね」
( □ー□)「こんなに同時多発的に活発化するなんて想定してやしないよ、どこもね」
( ・L・)「増員は不可能なんでしょうか? 手が回らなかった結果起こる被害を思うと……」
( □ー□)「政治家の先生方が頑張ってくれてはいるけどね。急には難しいんじゃないかな」
( ・3・)「適性だけでも希少っすからね……更に教育に割ける余力がないってのが痛い」
( □ー□)「うん、そういうことだね」
( ・L・)「……我々が少しでも頑張るしかないんですね」
( ・3・)「そういうこったな。はぁ……次の休みはいつになることやら」
( □ー□)「君達には苦労をかけてすまないね……。
これも世の中の平和のため、各種手当はしっかり出して貰うから一緒に頑張ろう」
( ・3・)「「はい、隊長!」」(・L・ )
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Case2-Tips11 面白い探偵
(´Д`)「ニッくん、前に探偵呼びたいって言ってたよね?」
( ゚¥゚)「ん? ああ、言ったけど」
(´Д`)「丁度こないだ探偵に依頼したんだけどさ、いやー面白い人に出会えたよ」
从 ゚∀从「おっ、何だ何だ? 何を依頼したんだ?」
(´Д`)「えっ、そっち? まあいいけど……猫探しだよ猫探し」
(‘_L’)「ああ、あの生意気な糞猫ですか……」
从 ゚∀从「えっ? めっちゃ可愛いじゃんあいつ」
(;´Д`)「結構気難しいからなあ……高ちゃんには何故かデレデレでフィンには凄い塩対応なんだよね」
( `ー´)「まあ確かに高ちゃんは動物に好かれそうだけど……」
从 ゚∀从「フィンは昔から動物に嫌われてるイメージあるな」
(‘_L’)「ほっといてください」
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( ゚¥゚)「んで? 面白い探偵って?」
(´Д`)9m「まず双子」
(‘_L’)「いきなり強烈な属性ですね」
m9(´Д`)「しかも名前が真理男と累次」
从 ゚∀从「えっそれマジ?? 明天道じゃん、流石に嘘だろ?」
(´Д`)9m「うちの秘書と仲良く談笑」
(;`ー´)「えっ、あのお堅い人? うそ、ほんとに??」
m9(´Д`)「それでいて大手が失敗した猫探しを成功させる仕事力」
( ゚¥゚)「おいおい村っち、すげー面白そうじゃん」
m9(´Д`)9m「でしょ??」
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今回はここまで
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