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【AC6】コーラルで狂ったあと 投稿者:ビジター拓也
81
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/10/31(火) 00:47:32 ID:71er2f.6
ガチギレエアちゃんで草生える
僚機がMTだからか、なんだか過去作感。カタフラクトを分捕って拓也さん専用機にできないかな。どうでもいいけどカタフラクトだかカタクラフトだかややこしいよね(怒)
82
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/10/31(火) 19:48:45 ID:TiUYwKqQ
オールマインドくん調教されて幻覚が形を成していくの面白すぎるだろ
83
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/10/31(火) 20:18:57 ID:H1TcTqjw
カタフラクトがお客さまに 投稿者:ビルダー拓也
「ルビコン解放戦線から依頼が届いています。内容を確認してみましょう」
今回のウリは、エアが回してきた依頼をこなすことに。ウォルターの姿は見えない。あの人最近あんまり見かけないけど、どこで何してんだよ?拓也は人のプライベートを大切にするから細かいことは聞かないけどね。
「独立傭兵レイヴン。貴方に引き受けてもらいたい作戦がある」
「惑星封鎖機構が地上戦闘向けの特務機体…カタフラクトを実践配備した。我々は封鎖機構の高性能機が企業の手に落ちることを危惧している」
「それを未然に阻止するため…貴方に撃破してもらいたいのだ」
「…カタフラクトは強固な装甲に包まれた封鎖機構最強の地上兵器。人型MTをコアに組み込むことで汎用性も確保した恐るべき相手だが、このコアMTを狙い撃つことができれば…必ず勝機はあるはずだ」
「貴方の助力を得られることを願う」
作戦の説明が終わると、第一声はエアが上げる。
「解放戦線の狙いは、封鎖機構と企業勢力の共倒れ…現状のパワーバランスを極力維持したいという考えでしょう」今の状況を把握するための情報が補われるけど、マネージャーはブリーフィングに映ったカタフラクトって兵器を指差した。
「これマジ?武装部分に対してMTが貧弱すぎるでしょ」
マネージャーの冷たい言葉に何故か心臓が締め付けられ、息ができなくなる拓也。
自分も攻撃されたかのようにテンションに強烈な↓がぶっ込まれ、ハァハァ息切らせながらカタフラクトを庇いたくなるけど、エアが先に
「制御中枢をMTの操作系に対応させることで、操縦方法を簡略化し、パイロットへの操縦負荷を軽減する狙いがあるのかもしれません」
「武装ユニットに何らかの問題が生じた際にも、容易に脱出が可能な構造にもなっています」
「脱出よりも優先すべき何かがパイロットにあった場合は、話は別ですが」
といかにも系の分析でフォローしてくれたので、拓也はそのフォローをマネージャー相手に丸々引用。でも「…それ、拓也じゃなくてエアさんが言ってるでしょ。聞き齧った知識を得意げに話すのはカッコ悪いですよ」と一瞬も保たずに看破されてしまい、たまらず雄泣き。それにしてもウォルターがガレージに戻ってくると、さっきまで喋りまくってたエアもマネージャーも一斉に黙るから面白いよな。
「動物の鳴き声のようなものが聞こえたはずだが、何か見かけたか?」
ウォルターにはそう聞かれたけど、そんなの見てないって言ったら「そうか。何かあったら呼べ」って言ってすぐに戻って行ったけどね。
84
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/10/31(火) 20:20:36 ID:H1TcTqjw
作戦が実際に始まる頃には、ウォルターはちゃんとオペレーターとして参加しているけど、拓也はウォルターに「相手は封鎖機構の特務機体だ。お前の乗ってるベイラムの量産MTでどうにかなる代物ではない。621に任せておけ」と言われてしまい、またも留守番をするハメに。揉め事は嫌いな拓也だけどさ、ここ最近はマジで自分がお荷物になってる気がしてきてて疎外感と焦りに感じまくりだし、これじゃあラスティみてーなイケメンが現れてもアピールなんて出来るわけねえよ!
マネージャーがオペレーターの補助として作戦に同行して行ったことも相待って、置いてけぼりを食らったオレは疎外感にM心が刺激されてしまい、アンアン喘ぎながらオールマインドにアクセスしようとするも、621がアリーナで戦いまくったせいか情報処理中で全く動かない。ACの訓練やアリーナは利用できるままだけど俺はそれには用が無い。いよいよやることがなくなって、暇つぶしに621の端末をいじりまくって「ドーザーの妄言」って情報ログを発見。コーラルは生で直ギメできるらしいけど、ログにもそう書いてあるし本当だぜ!拓也はAC用ジェネレーターパーツが保管してある区画に入って、ジェネレーターの内燃タンクの蓋を開け、コーラルを直飲みしてマジキマり!
「あーっ!!おーっ!!うーっす!!」
突然追加されたコーラルのバワーにエアも驚いて「微弱なコーラル反応…!? 拓也、あなた何を…!?」と言って621へのオペレーションを切り上げて拓也の方に注目。でもこっちがコーラルをキメてハイになっているだけだと知ったら「…はぁ」とため息ついて、621の仕事の方へと戻っていった。そのため息にも慣れたけど、最近はアイツの反応も楽しみになってきた。拓也がそのまま保管庫の中でよがりまくっていると、ガレージ全体がゴトゴト揺れだして更に激エロな振動を拓也に提供する。
全身ゆすられまくって快感に喘いでいると、ガレージの揺れが止まって、更に少し時間が経ってから保管庫にマネージャーが入ってきた。「あっ!ここにいたんですか。人が仕事してる時に良い気なものですね。ミッションはもう終わりましたから、別にいいですけど」と呆れたマネージャーは、フニャフニャになった拓也を連れてガレージのAC前のスペースに戻る。
「戻ったか」
「しかし、まさかカタフラクトを鹵獲するとはな…」
椅子に座ったウォルターに感嘆されて、マネージャーは得意気に喋り出す。
カタフラクトを鹵獲って言うけど、鹵獲がなんなのか分からないし、ガタイ検索も頭がパチパチしてて働かない。
「621さんの攻撃が極めて正確だったからできたことです。おかげで損傷はMTの動力系統だけに留まりました。肝心の武装ユニットの方は、制御系統も含めて丸々無傷でしたからね」
「解放戦線の依頼通りに、一度はカタフラクトを兵器として使い物にならなくしましたし、成功条件もクリアしています」
「依頼主から難色を示される可能性もあるとは思いますが、それは依頼文に『傭兵はカタフラクトを鹵獲してはいけない』と書かなかった向こうのミスです」
なんかスゲー話をしてるってのは分かるけど、パキギマリな脳はまだマネージャーの話に食いつきが悪くて、なんだか夢見心地。「だが鹵獲してどうするつもりだ?」ってウォルターが意見する。
「カタフラクトのパイロットから、操縦に使う暗号キーとアクセス権限タグは奪ったようだが…まさか621を乗せるわけにもいかないだろう」
続く意見には、マネージャーがまさかの回答を繰り出した。
「もちろん621さんは乗せません。代わりに拓也に操縦させます」
マジ?これってお誘い?なんだか分からないうちに指名が入ったみたいで「ウッス!いつでもイケまっす!」と仕込み通りに反応する俺。拓也は筋肉Mウケ奴隷だから、指名とあればすぐにでも駆けつけるぜ。でも焦った感じのエアに頭の中のコーラルを操作されると、キマりまくった拓也も酔いが一気に覚めて
「マジかよぉ!?ウッソだろお前!?」
と驚愕。ウォルターも「…RaDの手を借りれば、カタフラクトの再利用もそう難しくはないが…拓也に動かせるとは思えん」と苦言を刺す。もっと言ってくれよ!MTガタイの運転で俺はとっくに限界を迎えてる。それでもマネージャーは引かない。
「いいえ、カタフラクトの制御は特務機体の操縦システムではなく、MTの簡素な操縦システムで行っていますから、MTの操縦さえできれば最低限は動かせるはずです」
「確かにカタフラクトの武装ユニットが可能とさせる急加速や急旋回に耐えるには、パイロットにも専用の訓練や強化手術が必要だとは思います。ですがそれらが無理というのなら、急加速も急旋回も、複雑な武装操作もさせないようにするだけです」
「せっかく動力系が壊れてることですし、あえて出力が小さいAC用ジェネレーターを代わりに積むのも手かもしれないですね」
やべーよ!マネージャーはもうメチャクチャだ!こいつは地球に早く帰れるなら何でもするプロ級マニアだぜ。とんでもないと思える提案なのに、マネージャーのそれっぽいトークにウォルターも悩む。そこはすぐに否定してくれよ!カタフラクト操縦なんて絶対無理だぜ!俺がイヤイヤの首振りをするけど、そこにマネージャーが追加で提案。
「そうですねー、武装ユニットからエネルギーキャノンとガトリング2本を抜いて、ミサイルポッドと機関砲二つだけを残せば、初心者でもなんとか動かせるんじゃないですか?」
「RaDにはミサイル防衛の件がありますし、機体の改造くらいなら手伝ってくれるかもしれません」
マネージャーのこの言い振りにはエアも「…ずいぶん、押しが強い人ですね…」と引き気味。ここまでされると逆に拓也はマネのマネジメント能力を誇らしく思うぜ。どんな危険なウリでもこいつは取って来たんだよな。まったく良い仕事するぜ。621のことも引き合いに出しまくる粘り強い鬼の交渉術に、ついにウォルターも折れて
「…621への負担は、確かに大きい…」
「仕事も佳境に入りつつある。迷ってはいられないか…」
と納得、椅子からスッと立ち上がって「分かった、カタフラクトについては、マネージャーがコトを進めてくれ。俺は621と共に仕事に専念する。これで話は終わりだ」と言って、遠くに歩いて行った。
「言ってみるものですね。拓也?この分だと、意外と早く地球に帰れるかもしれませんよ?拓也?」
「待ってくれよ!俺カタフラクトなんて動かせねーよ!拓也が出来るのはガタイクラフトなんだよね!」
「ぶっ殺すぞ、愚かな男よ。技術を持ってるカーラさんとのパイプが生きてるうちに、このチャンスは活かさなきゃダメですよ。それとも戦争が続く危険地帯にそんなに長く留まりたいんですか?私は嫌です。ということでカタフラクトの操縦練習、できるよな?」
「いや、無理…」
「はいって言え!」
「ヤッス!」
「はいって言え!!!」
「はい…」
マネージャーの奴隷になる拓也。マネージャーの無茶振りはいつも突然だ。
85
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/10/31(火) 20:21:28 ID:H1TcTqjw
マネージャーに言われてカタフラクトの操縦をすることになっちまったぜ。マヂ最悪。こんなのどうしようもねーぜ。だけどマネージャーがカーラにカタフラクト改造の話を持ちかけたら、カーラがチョー乗り気になって技術者連れてガレージにまで来ちゃったんで、拓也も逃げ場が無くなっていよいよ練習するしかない。
「封鎖機構のオモチャを弄れる機会なんて、そうそう無いからね。乗らせてもらうよ!」
なんてテンションに↑入れて張り切ってるカーラは、ガレージの外に置いてあるカタフラクトをいじり倒してる。カーラのヤツは目の下にちょっと小ジワがあるだけで、それ以外は二十代以上?三十代以下?にしか見えないマジで高級の若作りbodyだから、ガレージの外でデカマシーンを改造する力仕事も平気でこなす。エアが言うには「灰かぶりのあだ名が本当だったら最低でも60代はいってる」らしいから、元から若い拓也がサイボーグ手術受けたら若返りすぎて子供になっちゃうかもね(笑)
なんて考えながら拓也がカタフラクトの説明書を読みまくっていると、ウォルターが強化ガラスばりのプレハブの中でまた誰かと通話してるんで、読書にうんざりしてたところだし、バレないようにプレハブに近付く。会話の相手は偉そうな感じが鼻につく、エリート気質な雰囲気のビジネス声だ。
「また貴方ですか?駄犬の飼い主と違って、暇ではないのですよ」
「…ヴェスパー副長ともなれば心労も多いようだ。とりわけ今の状況では」
「何が言いたい?」
「惑星封鎖機構に対する急襲作戦、手駒が足りていないのだろう」
「…なるほど、浅ましくも涙ぐましい営業努力です。いいでしょう、貴方の駄犬も戦力として計算に…」
「もうひとつ。駄犬呼ばわりは止めてもらおう。旧世代型にも尊厳はある。無論、あの二人についてもな」
ウォルターが通話を切ると、拓也は急いで勉強に戻る。センパイもお得意様もオレをペットにしてくれたけど、俺を人間扱いしてくれるタイプの飼い主ははじめてだから慣れないぜ。パーツ倉庫への出入り口はマネージャーに封鎖されてるし、621のヤツにオールマインド独占されてアリーナ遊ばれまくってるしで、俺はカタフラクトの勉強するしかなくてネムネムの顔でシラケ気味。説明書はカタフラクトのマシーンガタイを一瞬で解析したカーラが1時間ちょっとで書いてくれたけど、ワケわかんねー専門用語が詰め込めるだけつめっっつめ込んであるからチョーうぜーし、いちいち端末で用語検索するのも面倒くさくて死ぬぜ!カーラってチョーSだよな!
拓也がうんざりしながら勉強していると、端末に解放戦線からのメッセージが届く。
「独立傭兵レイヴン、カタフラクトの撃破に感謝しよう」
「帥叔フラットウェルも感謝しておられた。『奇貨置くべし』だそうだ」
「貴方であれば企業も…封鎖機構も打ち破れるかもしれない。目標を鹵獲したことについても『いち独立傭兵の戦力が多少増える程度なら、不問に伏す』と仰られていた」
「おそらく、貴方ほどの傭兵が企業勢力に易々と撃破されるはずがない、そう判断したうえでのお言葉だろう」
「はぁ…いかんな。我々は独力で勝ち取ることも覚えるべきだ」
メッセージくれたのはいいけど、活躍したのはオレじゃなくて621なんだよね。って思いながらも、鹵獲した兵器の使い道がやっぱり気になる。ウリは身体を売るって意味だけど、揉め事ばかりのこの星ではウリの意味も違ってくる。ここでのハードなウリに慣れたら地球に帰った時にどうなっちゃうのかな、お母さんさんに顔向け出来るのかなって、不安にガタイ弄られて思考停止気味になっていると、プレハブから出てきたウォルターから話が入ったんで、621もオレもマネージャーも今やってることを中断して端末の前に並ぶ。
ウリの仕事は今日も突然だ。
86
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/10/31(火) 20:22:34 ID:H1TcTqjw
今日きた依頼は旧宇宙港襲撃ってヤツらしいけど、ブリーフィングがあのラスティだと聞いてマジ頭おかしくなり、端末に座る621を押しのけて、画面に映るラスティの甘いマスクに濃厚なKissをして、液晶唇を吸ってしまう。「ちょっ…邪魔です!」「…もういいか?拓也?」ってエアとウォルターから顰蹙を買ったんですぐにやめたけど、液晶についた激エロの雄フェロモンにウォルターが顔をしかめる。
「コーヒーカップの悪臭はこれだったか…工業廃液かと思っていたが…」
「まぁいい、621、画面を拭け」
「…そう嫌そうな顔をするな。悪意があってやったわけでも無いだろう。忘れてやれ」
マネージャーは苦笑いしてるけど、621は見たこともないくらい嫌そうな顔してて笑ったぜ。そんなに俺の香りを消すのが嫌なんだな、俺のフェロモンも罪だな、いつかオールマインドにもこの香りを覚えさせてやらないとなってガタイで想像。そうしてる間にマネージャーが端末を操作して、激激エロのラスティから作戦説明が始まる。
「やあ戦友、アーキバスから君に依頼だ。作戦立案者でもある私の上官からお言葉がある。まぁ聞いてみてくれ」
でもラスティはすぐにイケすかないエリート思考のビジネスマンボイスに交代して、一気に萎えまくる拓也。ラスティの代わりに出てきたヤツは、見た目はオンナにモテまくりのやり手のキャリア組って感じだけど、目つきを見るにコイツは相当なSタチが入ってるみたいで、Mウケの本能が「コイツはヤバい!」って警告を告げてくる。この依頼は油断がならないぜ。
「ヴェスパー第2隊長、スネイルです。これより作戦内容を伝達します」
「私の直属で作戦行動に臨めること、光栄に思いなさい」
「これは惑星封鎖機構の2拠点に対して、同時刻、秘密裏に行われる急襲作戦です」
「襲撃目標のひとつは、敵の部隊間通信を中継するハーロフ通信基地。もうひとつは、強襲艦隊の母港として接収されたバートラム旧宇宙港です」
「通信基地の方は我がヴェスパーの第4隊長、ラスティが受け持ちます。彼が封鎖機構の通信網を混乱に陥れ、精鋭部隊による増援を不可能にする」
「独立傭兵レイヴン、貴方はその間に停泊中の強襲艦を全て破壊してください」
社畜系嫌味イケメン風の声にMのスイッチを押し込まれかけていると、作戦の説明が終わる。カチカチなビジネストークの終わりに胸とチンポを撫で下ろす俺の前に、居なくなったはずのイケメンラスティがまた現れてくれて、Mになりかけたテンションに強制的に↑を仕込んでくれる。やっぱりこいつは使えるタチだぜ!
「…この作戦には穴がある」
拓也にも穴はあるけどね(笑)
「通信網の混乱は一時的なものになるはずだ。こちらの仕事が片付いたら、救援に向かおう」
あーっ!おおーっす!ついに戦場でイケメンのラスティと会えることになって歓喜の雄鳴き。よいぜ!あのラスティに会えるならカタフラクトでもなんでも乗りこなしてやるぜ!戦う理由に強烈な↑ぶっ込まれて、全身の筋肉がパンプする!消化しきれないヤル気に苦しめられ、その場で連続スクワットをして暴れる気を抑える。すると後ろから
「なんだい今のブリーフィングは?ようするに、ただ敵を早く倒せって言ってるだけじゃないか。あんなのが作戦とは、ヴェスパーのNo.2も私らとそう変わらないね」
と声がする。声の主はカーラだった。マネージャーが「えっ?カタフラクトの改造、もう終わったんですか!?」と言うと「ああ、終わったよ。さっきのビジター拓也はかなり気持ち悪かった。もうよしてくれよ」と言って会話のペースはカーラが持っていくことに。俺のことはビジターじゃなくて、ビルダーって呼んでくれよな!「あんた、土方仕事できるのかい?」って返されたけどね。
「…で、カタフラクトについてだが…アレはかなり単純な構造だったよ。改造するのもそう難しくはなかった」
「単純な作りだからこそ、いくらでも頑丈にできる。…コンセプトは面白いが、アレじゃコピー商品を作ってくれって言ってるようなものさ」
「しかも中身は全然面白くない。武装もシステムもどこかで見たようなヤツの流用ばっかり…はっきり言って期待して損した気分さ。他所から奪ったアイディアを寄せ集めただけで、料理されちゃいないのさ」
「だから私も、あの子に対しては考え方を変えることにした」
「ビルダー、あの機体の操縦方法は、あんたが今まで使ってたお古のMTとほとんど同じにしてある。今すぐにでも動かせるよ」
まさかの答えに「えっ?はっ、はん!はいっ!」って返事してる途中も、俺が持っていた説明書はカーラに取られて、気付いた時にはゴミ箱に捨てられていた。マネージャーも「す、すごい…この短時間で、全てやったんですか!?」と驚愕しきり。
「ビルダー、あんたが面白い兵器を使うわけじゃない。あんたが乗ってる時点でその兵器は面白いのさ」
「笑えるあんたに、適したオモチャを用意した。…私がしたことはそれだけさ」
そう言いながらカーラは技術者連中を連れて帰ろうとするから、マネージャーは「待ってください!」ってカーラを引き留めようとする。MTガタイの都合で全然戦えなかった俺に、イケメンへの貴重なアピールポイントを作ってくれたんだから、俺としてもウリに協力してほしい。でも
「悪いが私にも、色々やらなきゃいけない事が溜まっててね。今は付き合えないよ」
「だがまぁ、そうだねえ…用があればこっちから呼ぶさ」
なんて言いながら、説得する暇もなくカーラはガレージから出て行った。惜しいことしたぜ!オレはカーラとウォルターの会話を盗み聞きしていたこともあるから、せっかく同じガレージにいるのに全然会話しない二人の関係がやっぱり気になる。知り合いなら説得手伝って欲しかったぜ。でも二人の間に複雑な空気感を感じ取り「触れないのがエチケット」って感じでもいたから、拓也はあえて口を挟まないことにした。ブリーフィングが終わってからウォルターは「621、第2隊長の態度は放っておけ。お前は自分の仕事をすればいい」とひとこと言ってから「準備をしろ。次の仕事だ」とオレとマネージャーにも号令。今日もウリ頑張るぜ!
87
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/10/31(火) 20:24:06 ID:H1TcTqjw
3人で宇宙港を掘り倒したあとの絶叫バトルマシーン拓也 投稿者:ビルダー拓也
旧宇宙港襲撃の時間だぜ!「ミッション開始だ。停泊中の強襲艦を全て破壊していけ」
ウォルターからオペレートが飛び、敵からの通信を盗聴装置が傍受する。
「コード15、侵入者を捕捉。基地全体に共有。脅威度の測定を開始する」
同時にマネージャーからも通信が入った。
「カタクヤフト発進!」
「う、ウッス!」
マネージャーからの出撃命令と同時に、シェイプアップした鹵獲機体を走らせる。それにしても新しい機体の識別名がダサい!これ以上ないってくらいダサい!どれもこれも、カーラが機体の識別コードに変な名前つけたせいだけど、マネージャーも律儀だよな。その識別名を頑固に使うもんだから、ウォルターは変な咳払いするしエアにも「…その呼び方は、もう少しどうにかならなかったんですか?」って言われるしで最悪!くっだらねー!なんだよそれ!マネージャーもカーラも絶対分かってて言ってるよな。俺が乗ると面白い兵器ってそういうことかよ!敵の通信からも
「待て、これは……カタフラクト!?何故ここに!?」
「いや、識別信号に反応しない。兵装もいくつかオミットされている」
「識別名…カタクヤフトだと?ふざけてるのか?」
「敵に鹵獲され、識別コードを改変された改造機体と思われるが、挙動はガバガバどころかスカスカ。脅威度はほとんど無いと思われる」
なんて反応が聞こえてくる。敵からも味方からもあっという間に玩具扱いされる俺。いいよ、俺なんかどうせセックス用の動物だし、みんなのペットになるだけなら悪くないぜっていじけた気分になっていると、ここでラスティから通信。
「戦友、なにやら面白いことになっているみたいだな」
「こちらは通信基地近傍で待機している。回線は繋いでおいてくれ。そちらの状況を見て仕掛けよう」
なんか準備完了でいつでも行けまっすって感じらしいんで、今は俺たちが仕掛ける番だぜ。
621は両手の銃をぶっ放して敵を次々倒しながら、崖を登って戦艦が並んでるところにぶっ込みをかける。その間に俺はキャタピラマシーンガタイをガタガタ動かしたり、ブーストふかして飛んだりしながら、621が荒らした後をジワジワついていくことに。途中で地下に隠れてる戦艦を見つけたんで、そっちを攻撃することにした。
敵の警備兵は全員暴れまくりの621への対応に駆り出されてて、脅威度が低いオレはあっさり建造ドックに侵入。整備士連中は兵隊と違って脅威度なんてどうでもいいから、俺を見た瞬間逃げまくり走りまくり、警報押して吠えまくりのマジ狂い状態。結局オレが戦艦を壊す頃には蜘蛛の子散らしたみたいにいなくなっていた。名前はカッコ悪いけど、このカタクヤフトは強いな!カタくてフトいって感じに考えたらこの機体名も悪くないな。帰ったら621より先にオールマインドにアクセスして祝勝オナニーだなって考えていると、ラスティからまた通信。
「戦友、こちらで中継アンテナを破壊した。これで連中はしばらく外部との通信ができない。その間に作戦を進めてくれ」
流石は使えるタチだぜ!どおりで警報鳴らされても余裕で建造ドックから脱出できたんだなとガタイで分析していると、今度はウォルターから「621、目標を全てやったようだな」って作戦目標の達成が報告されたんで、今日はマジで楽勝だったなって思いながら俺はマシーンを安全運転させている。でもイケメン声が嫌な話を聞かせてくる。
「聞こえるか戦友。封鎖機構の外部通信が復旧した」
「応援要請を受けた強襲艦がそちらに向かっている。私が着くまで持ちこたえてくれ」
予期しないウリがいきなり仕込まれたんで、しょうがないから第二ラウンドの開始。突然のウリに備えるためにオレはマシーンガタイをブーストで浮上させて、ミッション開始地点まで戻る。621はウォルターが手配したデカい自販機みてーなやつで休憩。そしたらオレのコクピットに激エロな振動が入って雄膣を揺すられ、たまらず「アン!」と喘ぎ声を上げてしまい、即座にマネージャーに「肝」と返されるオレ。
「敵性反応!上から狙われています!」
エアが言う通りに、よく見ると遠くからレーザーが撃たれまくってて、カタクヤフトが揺らされる。そのたびに拓也は振動に雄膣揺すられてガタイを仰け反らせ、喘ぎ声を我慢する。機体にダメージが入らない代わりに、操縦してるオレに直接攻撃を加える頭脳プレイに俺は感じまくりイキまくり、ズボン濡らして狂いまくりのスタッガー状態に落ちていく。休憩を終えた621がSの狙撃手を撃ち落としたから止まったけど、それも「増援だ、621」の一言で再開。強襲艦からの極太レーザーが拓也のマシーンガタイに集中放火される。
「あーっ!おおおおお!」
さっきまでとは比較にならない激激エロな振動に雄膣も悲鳴を上げ、エクスタシーが振り切れたオレは意識がぶっ飛び射精。そのままビクビクと痙攣しながら動かなくなる。「レイヴン!拓也が危険です!機体にダメージは全くありませんが、性的興奮で今にも死にそうになっています!」エアがすかさずSOSを入れると621からぷぷって吹き出す音が入る。笑ってんじゃねーよ!エアのやつも「レイヴン、あなた今…!」って感動気味だしオレのことはどうでもいいのかよ!早く助けてくれよな!
「あーっ!!おううぅす!!おーっ!!うーっす!!イク!イックうう!!あーっ!!」
「…うるさいな。621、助けてやれ」
ウォルターがそう言うまもなく、襲ってきた戦艦を2つとも撃ち落とす621。振動は止まっても激エロな余韻は止まってくれなくて、コクピット中を跳ね回りながら射精する俺は人間エクドロモイになれるかも。ひとしきり狂いまくってハァハァ喘ぎながら落ち着きを取り戻すと、また敵の通信を傍受。
「システムより承認。強制排除執行」
「コード15。排除目標2機を確認。消えてもらおう」
遠くからデカ装甲を身に纏ったマジで屈強な執行machine2機が現れるも、こっちは621もいるし、オレの機体はマンコが永久に処女ケツだからどんなデカマラも通さない。621が攻めまくってるところを援護射撃してれば勝てるな、と思っていたら更に増援が補われる。
「相手は上級尉官の執行機か」
やってきたのは、あの621のイケメンフレンドのラスティだ!増援は増援でもこっちの増援だぜ!
「待たせたな戦友。久々の協働だ、助け合いの精神でいくとしよう」
細身のセクシーフレームで現れたラスティはほとんど無傷で、3対2の数的有利が確定。ついに目当てのイケメンくんと出会えてオレの心マンコにも強制的に脳内ドラが補われてテンションおかしくなり、ハァハァ喘ぎながら喜びたいのか泣きたいのかわかんねー心理になっていく。「コードW4。排除対象3機の情報を回してくれ」って敵の片方が言い出すと同時に、621とラスティがブーストふかしまくって突撃!戦闘開始だぜ!
88
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/10/31(火) 20:25:27 ID:H1TcTqjw
「システムより回答。企業所属ヴェスパーⅣ、ラスティ」
「独立傭兵、識別名レイヴン」
「他、識別名カタクヤフト。後者2機については、登録情報との誤差及び不備を再照合中」
なんか向こうでぺちゃくちゃ喋ってる間に撃ちまくってやろうと思ったけど、動きが速くてオレの機関砲が全然当たんねーよ!
事実上の2対2になってる戦場でなんだか疎外感。敵の通信はまだまだ余裕入ってそうで
「妙な組み合わせだ。企業も傭兵に頼らざるをえないということだろう」
「しかしカタフラクトまで鹵獲されたとなれば…。コード78、脅威レベルEへの引き上げを申請する」
「コード78を受領。システムに上進」
とかずっと訳わかんねー会話してて、拓也のことを舐めてくる。
どうせ舐めるなら本当に舐めてくれてもいいんだけどね(笑)
621は攻めまくって、デカい方の敵機体の盾をぶっ飛ばして破壊。細い方の敵機もラスティとの一騎打ちに夢中で、その間にも621はドンドン敵を押していく。「やるな戦友。背中を預けるに相応しい」ってラスティのテンションにも↑が入る。チクショー、一番悔しいのはアピールしたい相手がいるのに、そのアピールタイムを全て621に持っていかれるシチュエーションだと分かったぜ。
「システムの判断を通達します。コード78Eを承認。惑星封鎖に対する脅威検出とみなし、IA-02の起動を許可します」
オレがムラムラジェノバシンパシーに犯されていると、敵が何かを決定したみたいで、戦うのをやめてはるか上空で待機する。撤退するのかな?って思って見上げていると、エアが急に声を荒げた。
「この反応は…!?」
「マーカー情報を送信!そちらの方向から、何かが…」
報告を言い終える前に地震が起きて、621とラスティが空中にいるなかでただ1人拓也は振動に犯される!「おおおお!すっげー!全身バイブ状態!」コクピットの椅子の縦揺れにケツマン犯されて、頭を振りまくって悶える。エアはまだ騒いでて「地中から…来ます!」と何かが来るのを知らせてくる。オレもI'm comingって状態に追い詰められてるけど、それとは全然関係なく地面がパックリ割れて、地中から超極太のデカマラが現れた!
「これは…!」
突然出てきた淫乱すぎる極太マシンにウォルターも驚くけど、オレはコイツに見覚えがあったんだ。
「ほら、ケツ向けろ!」「あっあっ、ダメっす!」
頭の中で懐かしいやり取りが展開され、かつての殺人級な危険プレイが思い出される。ケツたぶにあの感覚が蘇って、SSの競パンの後ろからブルブル震えるローターがケツの穴に押し込められる。あの時の敏感な拓也は、ケツにローターが1個、2個、3個入れられ、ローター同士がガチガチぶつかり合ってスゲーことになっていたんだ。
「なんだ…この化け物は…!?」
地中から出てきた極太デカマラに、翻弄されるラスティと621。2人は水没プレイの経験が無いからコイツにビビるのも当然だぜ。唯一耐性のあるオレは瞬時に思考を取り戻し、ガタイの興奮にも一気に冷静さが走る。「これも封鎖機構の兵器なのか!?」これはラスティの声だな。「このコーラル反応…有人ではありえません。おそらくは自律型のC兵器…!」これはエアの驚き声だなってガタイで分析。敵の通信もいまだに傍受している。
「IA-02の起動を確認。これより対象を殲滅する!」
その敵が一気に反撃を開始した!
「やべーよ!敵が襲ってくるっす!」
オレはすぐに報告を入れ、混乱するラスティと621が瞬時に体制を立て直す。
「パターンが読めん…! 退くべきか…いや、執行機が逃してくれそうにないな…」
極太デカマラが暴れ回る中、執行機のペアに追い回されるラスティと621。
621は剣を装備した執行機に行先を塞がれてバトルに発展。途中で背部にデカマラの尻尾が当たってスタッガーが入り、その隙をデカブレードに斬られた!ヤバいぜ!リペアを一回使ったりしたけど、残り何回使えるかはオレからじゃ分からない。「生き延びることだけを考えろ621!」ウォルターからの通信で一目散に逃げ出したのは、ラスティでも621でもなくオレだった。
「う、ウッス!オレも撤退しまっす!」
冷静になった頭が幸いしたぜ!優秀な判断力のおかげで、いち早く不利に気付けたからだ。マネージャーには「拓也!?なに逃げてるんですか!?」って注意されたけど、それはそれとしてカタクヤフトの出力を限界ギリギリまで上げて、フルスロットルで戦場から離脱を開始。でも凄まじいスピードで走り出した機体が生み出すGをガタイの隅々まで受けてしまい、またも意識がぶっ飛び射精。そのまま制御を失って、バック走行でデカマラの回転ローター型の尿道に突っ込んだ。
「おお!?」
執行機のペアが驚き、その一瞬の隙をついて621が細身の執行機を蹴り飛ばして、ラスティと合流。デカマラの破砕機みてーな尿道は、カタクヤフトのカチカチのケツに阻まれてその動きを止めていた。「おお、マジェスティック!ロボット越しでもウリセンとは!」ってマネージャーが称賛してくれるけど、ラスティは
「化け物の動きが止まった!戦友!今のうちに畳み掛けるぞ!」
って一瞬の隙を突き、621と一緒に両手の銃をぶっ放して猛攻を仕掛ける!「こいつ、まだ余力を残して…!?」って言って追い詰められる剣装備型。攻撃の間に細身型が割って入るも、ラスティのブレードを喰らいまくって反撃を中断させられる。青い光がネズミ花火みたいに散って綺麗だったぜ。一方カタクヤフトのケツに突き刺さって動きを封じられたデカマラは、頭を横に振ることでカタクヤフトを跳ね飛ばして自由になる。この衝撃でオレも意識がぶっ戻り覚醒したけど、このデカマラの動きが執行機連中にとって悪かった!
「今だ戦友!チャンスは私が作る!」
ここでラスティがハイテクを開発!アサルトアーマーを放つことによって執行機を2機ともスタッグさせ、その硬直に621の蹴りをぶっ込ませることに成功する。「おおおーっ!」ぶっ飛んでいった執行機のペアは極太デカマラの亀頭にぶん殴られて、氷の崖に勢い良く突っ込んで爆発。ふたりの連携プレイに痺れて拓也も思わずスタッグ射精。睾丸が空になる感覚を味わいながら、そのままビクビクと痙攣したまま動けなくなった。
でもオレがオールマインドでオナニーしてる間に621はあんなイケメンとデート出来る仲になってて、拓也は敗北感と嫉妬と無力感で歯軋りしまくり震えまくり、白目剥いて泣きまくり。イケメンには「泣くのはまだ早い。安心するのは作戦が完了してからだ。共に生き残ろう」って心配されるし、それが一層敗北感を補ってきてキツい!敵も味方も拓也を壊すことが好きな客だらけで、このままじゃオレマジに壊れちまうぜ!
「…待て、何か様子がおかしい」
一方デカマラの方はというと、5回抜いたあとみたいに鎌首もたげてオレたちを視姦してくる。その視線にさっきの嫉妬も忘れてゾクゾクしてると、エアも視姦に気付いたらしく「行動パターンの変化を感じます。何か…より優先の指令…」って考え中。きっとデカマラは、どうやってカタクヤフトのマシーンマンコに入るかを考えているに違いない。
だけどデカマラのヤツは散々オレたちを視線で舐めまわしたあとに、亀頭の向きを変えて遠い氷原に帰っていく。そのまま作戦領域の外に去っていくんでオレもみんなも拍子抜けして、遠くに消えていくデカマラを見送っていった。
「集積コーラルの、防衛…?」
エアが何かに気付いたあとに「封鎖機構が…技研の遺産を抱えていたとはな」って、ウォルターもヤバ状況を分析する。「621、戻って休め。俺はあれを片付ける算段を立てる」ウォルターからミッション完了を告げられて、途端に拓也は安心モード。ハァハァ言いながらシートにもたれて、甘い痺れに全身を痙攣させてリラックスする。なんとか生き残ったけど、これでラスティにもギリギリで良いところ見せれたかな。
89
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/10/31(火) 20:29:00 ID:H1TcTqjw
今日の投稿はここまで。
大当たりした展開予想兄貴には景品としてオールマインドステッカー1年分をプレゼント!
90
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/10/31(火) 20:33:19 ID:WXv0YoQM
ドクドク溢れる精液とか介して機体操作できるようになりそう
91
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/10/31(火) 20:48:13 ID:2Hi7.RPQ
<「…この作戦には穴がある」
<拓也にも穴はあるけどね(笑)
ここ好き
ガトリング全弾叩き込みたい
92
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/10/31(火) 20:48:32 ID:pEi9WSek
唐突なマネージャーのノムリッシュ罵倒で笑った。何なら最初はAC旧作ネタかと思った
執行機+アイスワーム戦では拓也が珍しくMVPだけどカタフラクトのケツがカタァイ!
93
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/10/31(火) 21:07:50 ID:HDWPU27c
(カタフラクトを使ったまさかの展開に)はめられた!
94
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/10/31(火) 22:00:33 ID:71er2f.6
>>89
作者兄貴の展開熱い!本当にカタフラクトが拓也さん専用機になるなんて、ショック!
お前、その淫乱な文才が乾く時がねーな!
それはそれとしてステッカーはもうこりごりだよ〜
95
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/01(水) 02:23:47 ID:lYFIBTmw
たぶん
>>1
兄貴はそのつもりないと思うけど
相手が驚いた時のセリフの「おお!?」とかがなんとなく石川賢の漫画みたいでした(こんな風に敵が驚いてるシーンがよくあった気がする)
これが「おお」か…
96
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/01(水) 12:21:33 ID:zUYztzVA
フロム?カタクヤフトDLC僚機化、できるな?
おつー
97
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/01(水) 21:07:33 ID:a2Ly/C32
忙しい! 投稿者:ビルダー拓也
ミッションが終わって帰ると、ウォルターに招集をかけられ、緊急会議が始まった。
「621、お前たちにも状況を伝えておこう」
「封鎖機構の起動した技研兵器を前に、アーキバスとベイラムは手を結ぶ方向で動いている」
「IA-02…通称『アイスワーム』…あれはコーラルを守るために作られた抑止力。自律防衛型C兵器だ。排除しない限り、企業も俺たちもコーラルに辿り着くことはできない。」
「多くの勢力を巻き込んだ、激しい戦いが起こるだろう。…621、ルビコンでの仕事には、まだ先がある」
「お前たちには…最後まで付き合ってもらうぞ」
コーラルを巡って奪い合いをするはずが、コーラルを巡って団結をすることに。オレは力合わせて切磋琢磨していく方が良いんだよね。だってさぁ、殺し合いに付き合わされてる末端の人たちが可哀想じゃん!って言っても、オレもこの戦いの決着がやっぱり気になる。地球に帰るとか、ラスティとの愛のあるセックスだとか夢は膨らむけど、みんなが血眼になって探し求めるぐらいコーラルってスゲーバワー持ってるんで、ここまでアピールされるとオレも気になってくるんだよ。
会議が終わって、来るべき決戦は近いって感じでみんなガタイと気を引き締めてると、端末にメッセージが届く。
新着メッセージは2件だ。
「話はきいてるよ、ビジターズ」
「アイスワームだったか?あんた…また技研の遺産に絡まれたみたいだね」
「あれに絡んで、ひとつ話がある。ブリーフィングを確認しておきな」
ひとつめの依頼はカーラのウリで、もうひとつのウリは解放戦線だぜ。
やっぱりカタフラクトを勝手に使うのはやめた方がよかったかな…
「独立傭兵レイヴン。すまないが、緊急の依頼を送らせてもらった」
「独力で解決できず心苦しいが…おそらく、貴方にしか遂行できない。まずは内容を確認してみてくれ」
ちょっとビビってメッセージ確認して、なんだか拍子抜け。カタフラクトのことはどうでも良いみたいだ。他にも旧時代データ回収っていう依頼が届いてる。デカマラバリタチアイスワームとの宇宙港ファックのあとに三つもウリをこなせって言うんだからマジSだぜ。621はウォルターからも念押しされてるから、最初にアイスワーム関連のカーラの依頼を選んだ。解放戦線の緊急のウリも気になったけど、ウリを選ぶのは621だけの特権だぜ。
「早速だが本題に入ろう。あんたが絡まれた技研の遺産…アイスワームについてだ」
「封鎖機構だけなら、企業が手を組めばなんとかなるかもしれないが、あの化け物は規格外だ。数で当たってどうにかなる代物じゃない」
「厄介なのは、そうだね…常時展開されているリアクティブシールド…コーラルの指向性を応用したものだろう。通常兵器では太刀打ちできないと思っていい」
「そこでだ、ビジターズ」
「私が…シールドをこじ開ける得物を作る。その手伝いも兼ねて仕事を頼みたい」
「場所はグリッド012。開発初期に作られた崩落寸前の区画だが、そこに私らを裏切りRaDを抜けた、救いようのないクズが隠れ住んでいる」
「クズの名は『オーネスト・ブルートゥ』…ACミルクトゥースはうちで組んでやった機体だ。欠点は乗り手がクズなところだね。奴はRaDから金と技術と…私がこっそり組んでた秘密道具を持ち逃げした」
「その秘密道具が…アイスワームのシールドをこじ開けるのに必要なのさ」
ブリーフィングが終わると621が依頼を即ウケ。そしたら回線が開いて、オペレーターの枠にカーラの蜘蛛のステッカーが映し出される。「依頼を受けてくれたみたいだね、良かったよ。作戦はさっき聞いた通りだ。道案内は任せな」出てきたカーラとマネージャーが挨拶交わしてると、オレにも話が振られてくる。「ビルダー、あんたのカタクヤフトにも出番は用意しておいた。システムを通常モードのままにして出撃しな。あんたの仕事は移動中に話してやるよ」って指名が入る。指名されたら行くしかないのがプロの辛いところだよな。「ウッス!行きまっす!」って返事でヤル気を奮い立たせる拓也。前のウリの疲れは移動中の時間で取るぜ。
「準備はいいかい?ビジターズ」
「秘密道具を回収するんだ。そうすればみんなが得をする」
頼めばなんでも作ってくれるし秘密道具は持ってるし、カーラってドラえもんみたいだよね(笑)
98
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/01(水) 21:09:26 ID:a2Ly/C32
ハイテク〆武器回収 投稿者:ビジター拓也
「始めるよ、ビジターズ」
オペレーターから合図が掛かって、ものすげー高さの高層建築群に運ばれる621と拓也。ACとカタクヤフトを同時に運べるガレージヘリはスゲェなって素人でも思うぜ。それにしても周りは折れたパイプとか崩れたステーションばかりで、こんな廃墟みてーなところに大泥棒が潜んでるってカーラは言うけど、カタクヤフトで着地なんてしたら床が抜けて落ちちゃいそうだ。こんなところに泥棒なんているのかよ?
「ようこそビジター!」
そしたら考えが読まれたみたいに、色んな場所に仕込まれたスピーカーからキザっぽい感じの紳士声が響いてくる。
「このような僻地まで来てくださるとは…感激だ」
人当たりの良さそうな感じの声は、むかし拓也を殺しかけた水没紳士を思い出す。でもこの声なんか聞いたことあるんだよね。ってマネージャーに話したら「あなたもですか?私もです。これACの制御システムが使ってるコンピューターボイスですよね?」って分析開始。「待て、それ本当かい?」「どういうことですか?」ってカーラもエアも前のめりなんで、ためしに621に通常モードを起動するようにリクエスト。ACのシステムがカチッと切り替わって
「メインシステム、通常モード移行」
なんて聞き慣れた音声が聞こえる。スンゲーいっしょだぜ!完全にさっきの泥棒と声が同じなんで、偶然の一致に皆してスゲースゲーと連呼する。でもカーラだけは「なんてこった…嘘だろ、全然笑えないよこんなの…」ってひとりウンウン唸って苦しそうだ。毎日聞く声が苦手な客の声と似てたらオレも頭おかしくなると思うから、当然だぜ。
「すごい偶然ですね。彼、音声サンプルとかを企業に提供してたんですかね?」
「レイヴン。少し調べましたが、そのような記録は無いようです。完全に他人のそら似のようですね…」
マネージャーもエアも大盛り上がりだけど「うるさいよ!クソ面白くもない!」ってカーラはマジでキレちゃって机叩いたりため息付いたりで集中力が乱れてる。「良いじゃないですかどうせ殺すんですから」って言っちゃうマネージャーはマジでルビコンに染まっちゃったみたいだけど、騒がしくなって空気が弛緩しちゃってて、ミッションこなす雰囲気じゃないぜ。
「おや…?その話ぶり…この方々はカーラのご友人でしたか」
「素敵だ…ならば私にとっても友人同然です」
「新しいご友人のみなさん…楽しい時を過ごしましょう」
COM声の泥棒は歓迎ムードだけど、それに反してカーラはチョーピリピリしてて「ほっときな!最奥を目指すんだビジターズ。さっさとカタをつけようじゃないか」ってモロに不機嫌だ。ロックが外され、投下された621とオレは派手な音立てて、壊れかけた機械の塔の一本に着地する。
「ビジター、あんたは先行して掃除をするんだ。ビルダーは後から付いていきな。システムは通常のままだ。いいな?」
ピリピリしてるカーラの指示にオレ達2人はペットのように従って、621は飛行しながら空中の小さい奴を撃ち落とし、オレは後からついていく。機体ガタイを通常モードにしてるから武器は使えねえし激しい動きもできねえしで、集団に囲まれてレイプされることも覚悟してたオレだけど、省エネになってるからスゲー長い時間飛べるし敵は621が倒してくれるしでラクラクだぜ。そこにエアからの注意もはいって、レーザーセンサーの存在に気付く。罠を見抜いてくれるヤツもいて至れり尽くせりだ。
「遠くから新しい友人が訪ねてくる。素敵だ…本当に心が躍ります」
「お待ちしていますよ、ご友人がた…私はあなた方と上手に踊れるでしょうか?」
「心配だ…けれどそれより、ずっと楽しみです」
キレまくりのカーラと違って、ずっとにこやかな印象の紳士でいる泥棒くんに、拓也も徐々にほだされて「ウッス!オレはベッドの上ではプロ級ダンサーになるぜ!」って会話を楽しもうとするけど「拓也?油断は禁物です。相手はカーラさんを一度出し抜いた詐欺師なんですからね」ってマネージャーに邪魔される。621はというと赤いレーザーを避けながらショットガンのダブルで罠のロボットを次々破壊。カタクヤフトの降下スペースも開けてくれる気遣いを見せつける。
途中で例のデカ四脚MTが出てきたけど、そいつはオレの圧倒的なカタクヤフトガタイに轢かれてヤリ飛ばされる。省エネモードだから武器もスピードも使えないけど、斜め下方向に落ちてマシンガタイ叩きつけるだけで敵が落下していくから気分良いぜ!カーラは「当然のようにウチの使ってやがる。気に入らないね」って言ってて不機嫌の塊みたいになってるけどね。
「シールドを展開している機体がいます。内側から攻めましょう」
薄緑色のバチバチしたフィールドが見えてくると、エアからアドバイスがもたらされて621がアサルトブーストで突っ込む。前に見たビルダー腹筋ダンゴムシとMTに待ち伏せされ、621との戦闘になるけど、オレは操縦酔いを醒ましながら物資漁って廃品回収に勤しむ。材料集めてカーラに話したらウリに使えるスゲー玩具とか作ってくれるかなって思ったけど、いくら漁ってもACパーツしか出てこない。そしたら敵とシールドを倒した621から「うっす」って中性ボイスで合図がもたらされ、カタクヤフトもACの元へ集合する。マネージャーは「おお」って半笑いになったけど「レイヴン?その言葉は拓也から学んだのですか?恥ずかしいので使うのはやめておいた方が…」ってエアからの評判は悪い。エロ目的の言葉しかオレは話さないからTPOには反してるかもね(笑)
「かわいい我が子がスクラップになっていくのは見るに耐えないね……せめて景気良くやっちまってくれ。今後の製品開発に活かさせてもらうさ」
「そこから屋内に入れる。ブルートゥのヤツも近いはずだよ」
気持ちを切り替えたカーラに正式に破壊許可をもらって、赤いレーザーつけて待ち伏せしてる無人機を次々撃破する621。それから崩れかけの建物に入っていくけど、マジでボロボロなこともあってカタクヤフトがちょっと進むだけで床が抜けて下の無人機を潰して倒していく。「すごい力押しですね」ってエアは言うけど、オレが動かなくても圧迫プレイで勝手に相手がイキまくり壊れまくりだ。性の達人の拓也のテクもここまできたぜ。「あっ、そこにパーツありますよ」ってマネージャーも物資の場所を教えてくれるから621もパーツ回収。
「ビジターズ、そこから飛び降りたら終点だよ。ブルートゥは掛け値なしのクズだ。油断すんじゃないよ」
そこにカーラの指示が飛び、最終目的地に飛び降りて到着。「ここは…何かの格納庫でしょうか?撃破目標のACが付近にいるはず…」エアに捜索を促されるけど、オレのガタイは激重のモロ特務機体だから、こんな足場で動き回っていいのかよ?心配だから頑丈そうな足場に移動した拓也だけど、621は周りを飛び回って遊んでる。そしたらいきなり上に向けてソングバードをぶっ放した!「621さん!?マズいですよ!」ってマネージャーもビックリ。だけどグレネードがぶっ込まれたところから、黒炎まとったACが炎吹き出して登場してきた。
99
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/01(水) 21:10:26 ID:a2Ly/C32
「ご友人!サプライズをさせてくれないのですか!?」
ハメられなかった!ブルートゥの不意打ちは621に看破され、気付かれた時にはグレネードを撃ち込まれていたんだ。流石だぜ!でもオレは戦闘モードになれないから621とブルートゥの二人プレイを見ていることしかできない。621のことだからほっといても勝てるけどさ。なんて安心してると「久しぶりだね、ブルートゥ」ってカーラの方から相手に直に通信を入れてくる。
「カーラ…やはり貴女も、焦がれていてくれたのですね」
「貴女はいつも、私に新しい出会いをくれる…素敵だ…」
621に炎吹きかけて牽制しながら、通信相手のCOM系ボイスがねっとり口調でカーラを挑発。こいつはキザな語りで本心を分からなくしてくるプロ級策士だ。カーラもカーラで「ビジターには、あんたを黙らせてやろうと思っていたが、それよりもっと良いことを思いついてね」ってウリ言葉に買い言葉で火花をバチバチ散らせてる。掴みどころがないウリ客には拓也も入っていきづらいぜ。思わせぶりなカーラの話には食いついてきたけどね。
「もっと良いことですか?それは素晴らしい…私も楽しみです」
「ご友人と踊るのも楽しいのですが、貴女からの贈り物も気になります…悩ましい…」
「ふん、そうかい。じゃあくれてやるよ!」
カーラが勝ち誇ったみたいな声を上げると、ブルートゥのACガタイがピタっと止まる。
621も動きを止めて戦闘中止。「これは…」ってブルートゥの呟きに、カーラが作戦の種明かし。
「前もってビジターの作戦ログを確認させてもらったが、途中でとんでもないモノを見つけてね……ビジターは自分の脳の記録は消したようだが、端末に残った記録は消し忘れてた」
「ブルートゥ…あんたほどおぞましい男はいないと思っていたが、とんだ間違いだったってわけさ」
「せいぜい味わいな!ビルダー拓也のマジ狂いのダンスだよ!」
やられたぜ!オレが621とスウィンバーンに提供したストリップを横取りしたな!
「うわーっ!?」「レイヴン、これはまさかっ…!?」マネージャーもエアも困惑するけどカーラにはそんなのどうでも良いみたい。初めからハッキングテクを駆使して、オレがアワビに指を突っ込んでよがりまくってる映像を、ブルートゥの脳ミソに直接ぶっ込み犯しまくる作戦だったんだ。
「こっ、この贈り物はなんですか!?なんということだ…不思議なステップです…どう踊れば良いのでしょう…」
作戦は上手くいってブルートゥは混乱してるみたいで棒立ち。でもおぞましい呼ばわりされて、イジメに遭っていた少年時代を思い出す。マジ傷つくぜ!「今のうちだよビジターズ!秘密道具を回収しな!」って指示されるけど、おぞましい呼ばわりされた動揺でカタクヤフトの操作が遅れる。621はレールキャノンの固定具を壊しに入ってる。倉庫の外にはデカい輸送ヘリも2機も飛んでて、オレの準備を待っていた。
「遅いよビルダー!追加の輸送機もそっちによこしてるんだ。通常モードのカタクヤフトと輸送ヘリ2機で、その子もラクに運べるはずだ。移動中に話しただろ?聞いてないとは言わせないよ」
「う、ウッス!すみません!」
クライアントからの指示に拓也もテンション切り替えて、デカレールキャノンの真下にようやく到着。621が固定具を完全破壊すると、強靭なカタクヤフトガタイにレールキャノンがのしかかり、騎乗位の体勢でACSに負荷を掛けてくる。「おおーっ!おっ!重いっす!」「我慢しな!ビルダーを名乗ってるんだ。それぐらいの力仕事はやってもらわないとね」そんなこと言われてもゴトゴトとした縦揺れのスゲー振動に雄膣揺すられて、ついつい喘ぎ声を上げて感じまくり、操縦どこじゃ無くなっていくオレ。621はというと2つの輸送機からフックを引っ張ってきてレールキャノンに固定する。このままオレが輸送機の近くに走っていけばこの激しすぎる振動も終わるぜ!と油断したのがマズかった!
「なるほど…分かってきましたよご友人…!」
「スロー…スロー…クイッククイックスロー…」
「スロー…スロー♡…クイッククイックスロー♡…!」
「激しいステップです!ご友人!私も踊れるようになりました!ご一緒しましょう!」
「スロー!スゲー!ウッスウッスおううぅす!スゲー!スゲー!あーっ!おううぅす!おーっ!うーっす!」
ヤバいぜ!ウマいぜ!コイツはこの短時間で拓也の取り扱い説明書を読破して、激エロのモロホストに完全に順応したんだ!止まっていたブルートゥのACガタイが動きだし、621みてーな力強い攻めを展開。攻撃できないオレのガタイを駆け上がって輸送ヘリに蹴りを喰らわそうとするも、621が間に入って背中にキックをお見舞いされる。「効いていない!?」「そんな、あれを見せられて動けるはずが…!」マネージャーとエアもすっかり雛壇芸人みてーになってるぜ。
「ブルートゥ!」
「カーラ…貴女の贈り物で、私も激エロのモロホストになれました」
「不埒だ…ガタイが痙攣硬直するほどの激エロダンス…この芸術を共に楽しみ…たの…芸術品にしたんだよ!」
激昂するカーラに向かって、ブルートゥのACはギンカメラアイで挑発。621のダブルショットを掻い潜って、チェーンソー型の振動しまくりな巨大な凶器を振り込んで、621のACガタイに深い傷をぶっ込む。強いぜ!コイツは自分のペースに相手を引き込むのが上手いプロ級サイコだ!
「ビジター!離陸の準備ができた!引き上げるよ!」
621が押され始めたタイミングで輸送機2機が浮き上がったから、オレもアクセル踏んでカタクヤフトを上昇させる。デカレールキャノンも浮き上がって、上に傷だらけの621が着地する。そのまま飛んでいくオレ達にブルートゥがアサルトブーストで突撃してくる。そこに621のソングバードが炸裂した!
「おお!」
マネージャーの驚嘆声が上がり、621は両手のショットガンも撃ち込んでブルートゥに命中させて、それでも止まらないアイツにオマケのアサルトアーマーを浴びせかける!さすがに応えたみたいでブルートゥにはスタッグが入り、621のキックがキマる。派手に弾き飛ばされたアイツとの距離は離れていって、ブルートゥが遠くに小さくなっていく。
「ああカーラ…行ってしまうのですね…残念だ…」
「悪いねブルートゥ。あんたを殺すことよりも、よっぽど面白いヤツと出会っちまってね」
「もうお払い箱なんだ。やりたいようにやってりゃ良いさ」
捨てセリフを吐いたカーラの通信に、端末のキーを押す音がカチッと入ると、周りの建物の明かりが一気にダウン。「ああそうだ、ビルダーウイルスを流すついでに、あんたのとこのサーバーを取引先ごと全部焼いておいた。盗んだ金と技術も、これでめでたくお亡くなりってわけだ。悪いね」薄暗くなった倉庫のスピーカーからカーラの挑発が流れるけど、ブルートゥのACは長く飛べないやつらしく、追ってきたりはしなかった。
100
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/01(水) 21:12:39 ID:a2Ly/C32
カーラからのウリをこなして、デカレールキャノンをRaDのヤツらに引き渡して帰ると、新着メッセージが2件届いてる。また仕事じゃねーだろうなって警戒強くして開くと、ひとつ目の差出人はカーラの部下だ。ウォルターも今はいないから、ややこしい話は勘弁してくれよな。
「RaDのチャティ・スティックだ。お前のおかげでレールキャノンを回収できた」
「ボスは工房にこもって、あの秘密道具をいじり倒しているが、あれほど気分の良さそうなボスは見たことがない。ボスが言うには、生かさず殺さずの状態にしてやれたからスッキリした、だそうだ」
「用件はそれだけだ。じゃあな」
そう言ってメッセージが本当に終わってビックリ!それだけ言うためにメッセージ送ったのかよ?チョー律儀だな。でも生かさず殺さずのクリスマス気分はSのセンパイも好きだったから、その気持ちよさは分かるぜ。メッセージにはRaDのステッカーが付いてきてるし、これをもらったってことはオレ達も正式にRaDの仲間入りしたのかな。これじゃウォルターとのこともあるし二重契約になっちまうぜ。そして2件目のメッセージはルビコン解放戦線だ。そういえば緊急の依頼があったって言ってたなってガタイで回想。621は何の気無しにメッセージ開いたけど、オレはマネージャーと一緒に悪い結果に備える。
「独立傭兵レイヴン。貴方に依頼した、多重ダムの防衛についてだが…」
「…あの依頼は取り消すことにした。できれば忘れてもらえると助かる」
でも悪い予想はアッサリ無かったことにされ、ウリの仕事ごと消えていた。
「取り消し?どういうことですか?」ってマネージャーの疑問に、エアも首を傾げたみたいに短くうなる。
エアに首があるかどうか分からないけどね(笑)
メッセージには続きがあって、コトの詳細がおっぴろげになっていく。
「ツィイーからの連絡によると、ダムを襲撃した2機のランカーACが、こちらの部隊とろくに交戦もせずに撤退したらしい」
「AC同士の通信を傍受した部隊員が言うには、どうやら二人を雇ったアーキバス側から、ミッション中止の命令が下ったようだ」
「おそらくアーキバス内部でも、指揮系統が混乱しているのだろう……どこかしらの勢力からのスパイがアーキバスに入り込んでいるということも有り得る。ダム近辺に透明な何かが見えたという、不可解な噂も流れている」
「…作戦による死傷者は出なかった。それは我々としても喜ばしいことだが、不穏な空気が漂っているのも事実だ」
「独立傭兵レイヴン、貴方も気を付けた方がいい」
メッセージが終わると、マネージャーが真っ先に頭にハテナ浮かべた顔になる。
「透明な何か…怪しいですね…BAWS工廠を襲撃した特殊兵器も、確か透明になれたはず。アレと関係あるんですかね?」って話をフラれる拓也だけど、その時のオレは留守番してたんで分からないナリね。でもウリに出ていた621は覚えてるみたいで、エンブレム作成機能を使って一瞬にして透明くんの姿を描きだす。「そう!これです!透明になれるロボット!」ってマネージャーは興奮するし、621は1分くらいで完璧に描きあげちゃうから、地球に来たら手塚治虫以上?スタンリー以下?の激エロ漫画家になれるかも。それでもって、エアもその透明くんの見た目に見覚えがあるらしく
「この機体、どこかで見たような気がします」
「あるプログラムをハッキングした時に…確かオールマ」
って言いかけたところで端末がガァン!ピピピピ!ってデカい警告音を上げて、画面に次のミッションのタイトルを映し出す。普段は真面目ぶってるエアがオマンコみたいな単語言いかけたから、いきなりシモの話かよってオレもビックリしたぜ。マネージャーにエアの声が聞こえてたら絶対笑われてるよな。急に依頼をアピールされたせいかエアもいつものテンションに戻ったみたいで「ああ、これは私の個人的な依頼です。アラームを設定したつもりはないのですが、気にすることでもないでしょう」って説明に入る。ウリの話が始まったんで、ここからはマネージャーにも話通しとくぜ。
「レイヴン、拓也、先にコーラル逆流が発生し、廃棄される運びとなったエンゲブレト坑道ですが、そこへの調査に行きたいと考えています」
「当該坑道は前回の異変まで、半ば捨て置かれていましたが、ルビコン開発中期から存在しており、その歴史は古い…」
「さまざまな時代の痕跡が残っているはず。それを調べていきたいのです」
「…私には残念ながら、あなた方に報酬を支払うための資産がありません。そこで代案なのですが、惑星封鎖機構の機体残骸を見つけたら、是非アクセスしてみてください」
「企業もルビコニアンも、封鎖機構の情報を集めています。回収したデータを私の方で換金し、あなたへの報酬に充てたいと思います」
ブリーフィングが始まるけど、こんなのマネージャーには見えねえし聞こえねえし、マジで何の感覚ももたらさないから、オレがキーボード叩いてエアの言葉を文章にする。そしたらマネージャーが「封鎖機構の兵器の情報って、大企業に売って大丈夫なんですか?アーキバスに不穏な動きがあるってさっき言ってましたよね?」って鋭い質問を繰り出す。エアの「ふーん…確かにアーキバスとの取引にはリスクが伴うかもしれません。ベイラムとルビコニアンならどうでしょう?」って返信には、マネージャーも納得してくれた。
「ベイラムの技術力はアーキバスほど高くないようですし、そっちに売る方が比較的穏便に済みそうですね」
マネージャーはネイチャーな感じでベイラムをペット扱いするけど、そのベイラムからBuilder Muscle Tracerを提供された身としては複雑な気分。太客のことは悪く言いたくない。エアもマネージャーも意見が一致したらしくて、ウリの仕事の方向性が定まる。でもマネージャーは「あっ」って言って何か閃いた顔すると、621とエアにウリについてアドバイス。
「この依頼ですけど、621さんとエアさんだけでこなした方が良いと思うんですよね。カタクヤフトは図体がデカいので、洞窟に入れないですからね」
この提案に621はキョトンとしててエアも「私たちだけ、ですか?…確かにウォルターには、周辺の地形確認に行ったことにしておけばいいとは思いましたが…」って困った感じだったんで、オレにもピンときたぜ!コイツらウリの仕事にかこつけて洞窟デートを楽しむ気だ。接客の経験で鼻が利く拓也は、機転も利かせて「あーっ!チョーネム!ジムに行きたいっ!」ってウリに乗り気じゃない風を装う。二人だけの時間を邪魔しちゃいけないのがエチケットって雰囲気を作ると
「分かりました。それでは、私たちだけで出撃します。ここのところ連続した出撃もあり、生身の身体では負担も大きいと思いますので、拓也とマネージャーは休息していてください」
「レイヴン、付き合ってくれてありがとうございます」
俺たちが二人を気遣ったつもりだったけど、逆にエアに気遣われることに。昔のコイツなら平気で俺たちにも参加要求してたけど、そうしない分成長したのかな。俺たちの企みに気付いてない分まだまだだけどね(笑)
それにしてもオレもマネージャーも連続のウリで疲れてきたのはその通りだけど、621はまだピンピンしてて、その気になればその日のうちに50本以上?60本以下?のミッションこなせそうなスタミナしてる。よく体力あるよな!14時間以上ヤリ尽くされても大丈夫なギリシャ彫刻ガタイのオレも、流石にこんなに体力ないぜ!強化人間ってチョースゴいよな!
101
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/01(水) 21:13:35 ID:a2Ly/C32
今日の投稿はここまで。
だんだん書き溜めた文に追いついてきてるぜ!拓也!
102
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/01(水) 21:31:51 ID:CWDMPn2k
‹そしたら敵とシールドを倒した621から「うっす」って中性ボイスで合図がもたらされ、
かわいい
103
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/01(水) 21:40:45 ID:sztubfxY
タクヤさんがいるからこそな展開の違いだったりゲームの周回要素が上手いこと統合されていたりで話の構築がエロいぜうまいぜ!
104
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/01(水) 22:01:04 ID:lYFIBTmw
> 「良いじゃないですかどうせ殺すんですから」
マネージャー!なにACシリーズみたいなセリフ言ってんすか!…ACだったわこれ
カタフトに乗ってるとはいえしれっと拓也さんが四脚MTを屠っててなんだかんだ成長を感ディル
にしてもどんどん621が感情的になっていく…まさか同拓で621の成長を見られるなんて。素敵だ…
105
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/02(木) 20:26:45 ID:47cQ4L/s
生かさず殺さずのインテグレーションプログラム 投稿者:ビジター拓也
今度のウリは621とエアのデート。
だからオレは暇持て余して、マネージャーに絡みなんかしてるけど「疲れてるので寝ます。邪魔しないでください」って冷たい態度取られてあしらわれる。でもオールマインドで遊ぶにしたってどうせ621に遊び尽くされてデータの処理中なんだろうな。だからダメで元々の気持ちで端末に触ってみると、予想が外れてすぐに拓也は受け入れられていつものVR空間に仁王立ちになる。いいぜ、楽しみだぜ〜、今日のやつはどんなヤツかな♪今日のオナニーも楽勝かな♪それにしてもここはいつも広くて少し寂しいな。
いつものようにオールマインドを待っていると、目の前に緑がかった黒のスーツに身を包んだ、OL風のオンナが出現。ボブな髪型の内側に緑のラインが見え隠れして、つけてるイヤリングはオールマインドのステッカー型。オレもナル入ってるってセンパイに言われたことがあるけど、ここまでじゃないぜ。「621とのアリーナプレイの計算してたんじゃないのかよ?」って言うと、モジモジしはじめて「それが…」ってなんだか意味深な態度を取られる。
そういえば、こなあいだ、621がオールマインドを調べるためにアリーナで遊んでるって、エアとマネージャーが分析してたけど、本当かよ?って聞いてみてもなんか調べられたりはしてないらしい。621はただ遊んでただけかよ!あいつにも暇つぶしは必要だから良いけどさぁー、それよりお前はまた何かヘマやらかしたのかよ?ってオールマインドの困り顔を見ると、いきなり背後から両脇に手を差し込まれ、はがいじめにされてガタイをガッチリ固定される。「なっ、なんだぁっ」驚いた拓也の喉にも手が回って喉輪をされる。
「つかまえたよビルダー。随分楽しんだそうじゃないか?」
マジかよぉ!?オレを拘束したのはカーラだった!
なんでここにいるんだよって声を出そうにも、喉輪が強烈すぎてハァハァ息を吐くしかできない。バリバリ強化入ってるカーラは拓也の激エロの雄フェロモンにも耐性があるらしく。S入ったニヤニヤ顔を向けたままだ。「すみません、タクヤ。…それはカーラが仕込んだ不正プログラムです。私には制御できません」オールマインドに情報補われて、拓也の頭もピースが噛み合ってスパークする!そういえばすげえ前のことだけど、誰かからの不正介入があってオールマインドを遊べない日があったんだ。不正アクセスしたヤツってカーラのことかよ!?ハメられた!カーラはコンピューターにウイルスぶっ込むのが趣味のプロ級犯罪者だ!
「不正プログラム扱いとは心外だね。『データで良ければ提供する』……嘘は言ってないだろ?」
「勝手に人様を格付けするヤツには、灸を据えたいところだったが…まさかアリーナに拓也が居るとはね」
「AC乗りでもないのに酔狂なことだが、嫌いじゃないよ?」
カーラの拘束から解放されると同時に背中を突き飛ばされ、床に倒されるオレ。何回か621がアリーナ遊んでるのを見たことあるけど、メニュー画面にはカーラのACガタイはあったけど若作りガタイはなかったはずだよな?オールマインドもそれが気になったみたいで「カーラ、何故貴女がここに…タクヤ専用のプログラムにまで介入を…?」って当然の疑問を上げると、チョー複雑な答えが来る。
「このオモチャは特別製なのさ」
「疑問に思わなかったのかい?どうしてビジターがアリーナを起動するたびに、あんたが消したはずの不正プログラム、この私が再発現してたのか……自己診断プログラムを更新した方がいいね」
「これはタネ明かしだが、あんたの目の前にいる私はプログラムのコピーさ。プログラムのオリジナルは、あんたのインテグレーションプログラムに細かく分かれて寄生してる。あんたが集めた戦闘経験データと結合してもいるから、その経験データを全消去でもしない限り、私のオリジナルも消えないって寸法だ」
「あとはビジターがアリーナを起動して私の機体と対戦するたびに、私も潜伏先からコピーした私を派遣してやればいい。ついでに潜伏先のインテグレーションプログラムも解析すれば、アリーナのバージョン変更にも対応して、私自身も更新することができる。今の私は最新バージョン、いわばこの盛り場にも適応した激エロプログラムってわけだ」
「本当は私を作ったホンモノの私に、解析したデータを送れれば良かったんだが…私は嫌がらせ目的で作られたプログラムだ。そこまでのことをする機能は持っちゃいない」
「残念だよ。こんなに笑えること、カーラにも教えてやった方がいいだろうにね」
106
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/02(木) 20:27:34 ID:47cQ4L/s
オレには分かんねーことペラペラ喋って、理系のエリートってチョーウゼーし、ワケ知り顔するなら専門用語は省いてくれよ!このカーラがホンモノじゃなくて、オールマインドの裏筋も掻いたのだけは分かったけどさ。ハメられまくりのオールマインドは「あなた方は、やはり手強い…計画を変更した我々の判断は、間違っていなかった」とかまだ強がり言ってるけど、カーラに胸元を開けられてシャツごと胸を掴まれ、乳首モミモミされると「はっ!あっ…!」って喘ぎを漏らしながら頭振り上げて、尻を細かく跳ねさせながら足がガクガクになっている。「マジ?もう開発されてるじゃん!」ってオレもビックリ。カーラの表情にはさらにSが入って上機嫌だ。
「私は所詮プログラムさ。対抗できるプログラムを送りつけられれば対処もするが、容量と処理速度にも限界がある。いずれはリソース差でオールマインドに押し負けるだろう」
「だがコイツはそうしなかった。その謎の答えがコレさ」
得意気に話しながら、今度はオールマインドのシャツの胸元を強引に開けて、ボタン弾き飛ばしながら乱暴に胸を揉みしだく。「ああっ!あーっ!」強くなった刺激に耐えられなくなり、オールマインドは胸を揉んでくる両手を掴むけど、手足が痺れてるみたいでガタイクネクネさせるだけで、力が入ってないぜ。
「ビルダー?コイツがあんたのやり方を学んで真似をしようと決めた時に、私にもあんた流に言うところの新テクが入った。コイツはそんな私もデータ収集に利用しようとしたが、ワルだくみの結果は見ての通りさ。今じゃ私のテクの虜だ」
「いや、あんたのテクを学んだオールマインドから、私はテクを学んだから…ややこしいね」
「まぁいい。続きを楽しむとしようじゃないか」
ハァハァ喘ぎ続けるオールマインドは、弱々しく抵抗するも優しく押さえ込まれて、カーラに上着とスカートを脱がされる。最後はストッキングとネクタイと、オールマインドの金色ステッカーの柄がついた激ミニの金ビキニ姿に剥かれた。こいつスゲー格好だぜ!競パン姿で客を挑発するオレのスタイルまでマスターしてるぜ!オールマインドは股に手を入れられると我慢がきかなくなってへたり込む。そのまま弄られ続けて汗だくになり、カーラに寄りかかった顔は耳まで真っ赤だ。
「そっ、そこはっ!…はっ…うっ!」
手マンをキメられ、カーラにしがみついてオールマインドは抵抗するもエロテクに屈服し、アンアン喘ぎ始めるとすぐに連続した水音が聞こえてくる。ざけんなよ!オレは気持ち良くなるためにアクセスしたのにさ!入ってみると相手のAIがAI同士でイキまくりで狂っている。まさかの展開にムラムラジェラシー感じていると、カーラが手招きすると同時にオレのガタイも浮き上がり、オールマインドの隣に四つん這いにさせられる。マジ?これってお誘い?隣のオールマインドは
「うああっ!くっ!はああぁぁ…!」
って声を我慢するのに失敗して泣きが入り、女座りで沈んだ腰を太ももと一緒にビクビク痙攣させながら、ピチャピチャと愛液で水たまりを作ってる。そういうことかよ!今の状況をガタイでスキャンしたオレの頭に答えが湧き上がる。オールマインドはオレのウリ経験と性感帯を学習してるけど、ニセモノカーラはそのオールマインドを学習してる。つまりオレの性感帯も全て熟知してて、しかも身につけてるってことだぜ。オレが良く知る一番効く手つきを、オレが良く知る一番弱い性感帯に喰らわせてるんだから、効きまくり感じまくりなのも当然だぜ。
「ああああぁぁぁ!」
カーラが手つきのストロークを激しくすると、オールマインドは腰を浮かせて全身を痙攣させながら潮吹き開始。薄い腹筋をビクビクさせながらも体重を支えられずに仰け反る形になっていき、キュウキュウ締まるマンコも愛液を封鎖できず連続潮吹きを許してしまう。「はっ、良い格好だね」ってカーラは笑いながらオールマインドのガタイを乱暴に抱き抱え、そいつのビクビクガタイをうつ伏せに転がす。オールマインドはアーアー息を荒げながらよだれも涙も垂れ流しで喘ぎまくりで、すげえことになっている。そしたらオレのマンコにもいきなりカーラの手刀がぶっ込まれた!
「あーっ!おーっ!うーっす!」
深々と突き刺された指に前立腺を押しつぶされ、一気にボルテージが振り切れてうつ伏せにぶっ倒れるオレ。快楽の波が頭の中でバチバチに弾けて、エアからのコーラルキメ以上の↑が提供される。「どうだ?センパイに責められてるみたいだろう?そいつが誰なのか知らないが」そう言いながら、左手にオールマインドマンコ、右手に拓也のマンコの両手に花状態になりながらもテクに揺らぎがないのは、流石にAIだよな!良い仕事するぜ!トランスに陥っていくオレが「ウン!ウン!ウン!ウン!ウォン!ウォン!ウォン!」ってエンジンを掛け始め、手つきに合わせてリズミカルにガタイ揺らし始める頃に、オールマインドも
「あっ!あっ!あんっ!もっ、もっと!もっと我々っ、私にっ…んぐぅ!ぐっ!あぁ!あはぁ!」
ってカーラにおねだりしながら、仰向けブリッジの姿勢になって強烈になっていくテクに犯されて理性がぶっ飛んでいく。そしたらカーラの上のクチから「そうかい、そんなに欲しけりゃくれてやるさ。オチンチンはご褒美なんだろ?」って信じらんねー提案が!「マジかよぉ!?」って言って拓也が振り向く寸前に、カーラはふたりに増えて、俺たちのマンコにデカマラをブスリ!
「おーっ!うぉーす!!」
「きゃあああああ!!」
スゲーぜ!一瞬で完全なるSタチに変貌したふたりのカーラのデカマラに、二人まとめて犯される!こんな展開ありえない!背後から屈強な強化人間バワーに拘束されながら、ピストンと同時に凄まじい衝撃に全身に放電が走った感覚がして、オレとオールマインドのガタイからガァン!ピピピピってスタッグ音が鳴り響く。ここがAC用のVRアリーナだってことを思い出したぜ。
カーラの両手に後ろから胸を揉まれ、乳首を摘まれ、デカマラにも手が入って全身の性感帯を責められまくるオレだけど、こんな感覚初めてだぜ!オールマインドも同じように胸を揉まれながら、マンコをガチュガチュ掻き回されながら太ももを撫で回され、もう一度うつ伏せ姿勢にされると腰も鎖骨も操られて濃厚キスを浴びせかけられ、全身の性感帯を侵食されてベルセルク第13巻のヒロインみてーに喘ぎまくり痙攣しまくり、白目剥いて吠えまくりのマジ狂い状態。「あああー!!あああー!!」ってシステム破壊されまくりのオールマインドはガタイが溶けそうになってるけど、カーラにプログラム修正喰らって壊れることも許されない。そんな地獄の桃源郷状態がしばらく続いて、オレとオールマインドもカーラの許可が下されて、ついに意識がぶっ飛びブレイクダウン。絶叫を上げながら液体という液体を飛び散らせながらうつ伏せに倒れてビクビクと痙攣しながら動かなくなった。
「こんなところかね。だが再現度の方は…」
ニセのカーラの声が暗い視界に響きながら、オレはついにプログラムの中で逝った!
107
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/02(木) 20:28:26 ID:47cQ4L/s
コーラルドラカクテル 投稿者:ビルダー拓也
「おあーっ!!」
凄まじい快楽にぶっ飛ばされて拓也は強制的に覚醒。手足を伸ばし切った姿勢で椅子から飛び上がって床に転がり全身バイブ状態になる。はち切れそうに張り詰めた競パンからザーメン滲み出してオレの腹筋をヌラヌラ濡らしてくる。こいつは気持ち良すぎて死ぬぜ!マジやり殺される!それから何分も一文字の姿勢で痙攣してると、621が帰還してきて、621に掛かりきりだったエアから交信がもたらされるけど、意外なトークの切り口で会話がスタート。
「たっ、拓也…くっ!…この感覚っ…貴方は、なにをっ…!?」
「はぁ、はぁ、んっ…!」
「あぁっ!……はぁっ、はっ…はぁ…」
話しかけてきたエアも、オレ程じゃないけどスゲーエロに悶絶してたらしく、621もモロに目線がトロンとしてて気だるげだ。やらかしたぜ!そういえばエアはオレの脳波とも同調してるから、考えが読めなくても感覚だけはチョットだけ通じてるんだ。「あの迸る感覚で、コーラルの増殖を抑えられず、レイヴンの中に出してしまって…んっ!…」エアが言ってることで621がボケっとしたプーになってることにも予想がついた。エアが漏らしたコーラルキメモノを頭の中でカクテルして、脳みそ幸せ状態になってるに違いないぜ!
「はぁ、はぁ…ようやく落ち着きました…」
「何度かあなたの脳から、異常なパルスを感じたことはありますが…こんな感覚は初めてです…こんなに恥ずかしいだなんて…」
「あなた……あなたは何をしていたのですか!?詳しく話してもらいます!あなたのせいで私は、ミッション中に、レイヴンが聴いているのに…あんなこと…!」
エアは怒り口調が盛り上がって、ウゼーオンナみてえになってきて修羅場も覚悟したオレだけど、エアは途中で言葉を切って「……なるほど、そういうことですか…」って静かな口調にトーンダウンした威圧に作戦変更したみたいだ。なんなんだよ?って謎が気になって、フラフラの脚で立ち上がり、生まれたばかりの小鹿みてーに震えながらテーブルを支えに端末を覗いてチョービビり!端末の画面には、ピクピク痙攣しながらステッカー金ビキニ姿で、全身ヌルテカのまま水たまりにダウンしているオールマインドがひとり映ってる!やられてるぜ!イキまくったまま気絶したせいでアリーナを終了できてないな!気まずい沈黙の中三人でマジ狂ったあとの状態のオールマインド眺めていると、マネージャーが入ってきた。
「あら、ノンケ向けのコンテンツですね。ルビコンでもこういうのって観られるものなんですね」
でもこれが幸いしたぜ。マネージャーの発言のおかげで、画面でイキまくってるオンナがオールマインドだってことがバレずに済むからだ。オールマインドはシモの話になると落ち込みやすいから、こういう痴態は「観ないのがエチケット」って感じでいてやらないと可哀想ナリね。「う、ウッス!最近ウリやってないんで、エロテク錆びつきそうなんで、エロビデオ見てイメトレしてました!」苦しいウソだけどマネージャーは興味ねーしって感じだ。「分かってますよ。これも仕事ですからね。でもゲイモノで勉強した方が良かったんじゃないですか?」「ウッス!の、ノンケ向けのモノしかなかったんすよ!」「ふーん、じゃあ仕方ないですね」やりとり続けていったら、スルーされる空気が出来てきたんでひと安心の拓也だぜ。「でもザーメンの掃除はしてくださいね。汚いですから」「ウッス!」マネージャーからの指示はなるべく絶対に従わないとマズいから、急いで掃除を開始する。
さっきまでの話が流れたんでエアも「…あなたの仕事に必要なことだったというのなら、そういうことにしておきましょう。ですが次からは節度を持ってコトに臨んでください!何かが起きてからでは遅いのです!」ってキツめな注意で済ませてくれる。オレにお仕置きプレイをしようにも、エアには体が無いからクチで言うしかできないのがラッキーだったぜ。「それと、ミッションで回収したデータのコピーを、端末のアーカイブに保存しておきました。興味があればどうぞ」なんだかエアの態度が前よりつめてーけど、こういう時もあるよなってポジティブな方に考える。そしたら今度はウォルターから通信。
「…戻りが遅いぞ、621」
「お前はすでに名の売れた傭兵だ。あまりウロウロするな」
「……」
「まぁいい。今日はもう休んでおけ」
ウォルターから今日の営業の終了が告げられて、通信が切れるとフリーの時間に突入。オレはもう遊びまくったんでいいけど、お前はどうだよ?って621に聞いてみても、トロ目で無視してくるからオレもベッドにダウンする。これだけ仕事も遊びもハードにこなしているとビルダーガタイも栄養が足りなくて水泳部体型になっちまうぜ。
108
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/02(木) 20:29:22 ID:47cQ4L/s
今時のレイヴンは 投稿者:ビルダー拓也
激しすぎるプレイが終わって1日経つと、さすがにオールマインドが伸びてた端末は終了してて、真っ暗な画面にオレのモロホスト顔が映ってる。そしたらマネージャーが起きてきて
「昨日のエロ動画ですか?あれはいつまで経っても終了しないので、私が勝手に強制終了させましたよ」
「それにしてもオールマインドのシステムでエロ動画を見れるなんて驚きですね。ACトレーニングに、ACパーツの売買に、エロ動画の配信までやってるなんて、オールマインドの運営元は随分手広く商売してるんですね」
って鋭い話をいきなりしてきたんで、怪しまれないように愛想笑いだけして流す。突っ込まれたら終わりだぜ。マネージャーがいなくなってからひっそり端末起動すると、いつものステッカーのマークが現れたまま動かない。さすがに昨日のプレイは堪えたのかな?全く動かないオールマインドはそっとしておくことにして、いつも621がAC調整するのに使ってる端末の方に行くと、621はもう起きてて端末越しにサウンドオンリーな何かを聴いている。誰との会話を聞いてるのか気になったんで、拓也も621と一緒に清聴する。
そしたらまともに聞いた覚えがない声が聞こえて、コイツは誰なんだよって質問すると、エアの方から「ウォルターと話しているのはミシガン。ベイラムグループ専属AC部隊、レッドガンの総長です」って答え。そういえばここに来た最初のあたりで、621がダムを襲った時に絡んだことあるんだよな。その時拓也は留守番してたから知らなくても当然だぜ。
「話はつけてきたぞ、ハンドラー・ウォルター」
「アーキバスは妥協したか、ミシガン」
「向こうには強襲艦隊をくれてやった。その代わり化け物退治はベイラム主導でやる。目付け役ということだろうが、ヴェスパー上位も使っていいとのことだ」
「何よりだミシガン。こちらからも戦力を回そう」
「RaDとかいう技術者集団だな。それから貴様の猟犬と、例のマヌケな二人組だが…」
話を盗み聞きしててアレだけど、いきなりマヌケ呼ばわりされて動揺する拓也。
友達でも顔見知りでもない相手にバカにされて、ネットのウゼー連中にバカにされてた頃を思い出す。
まったく失礼しちゃうよな。ふたりはまだ話を続けてるから、引き続き聴き耳立てるぜ。
「ミシガン。621なら配慮は不要だ。あいつの仕事は俺が保証する」
「拓也とマネージャーについては…マネージャーは問題無いだろう。不安なのは拓也だが…」
「どうにも気に食わんな。だいたいマネージャーとかいうのは何のマネージャーだ?色ボケ男の方は場違いも甚だしい。カタフラクトを持たせているらしいが、宝の持ち腐れとしか思えん。すり潰されるぞ」
「分かっている。だが二人とも承知のうえだ。俺も無理に着いてこいとは言っていない。そのうえでついてくることを選択したのは、あの二人だ。俺は彼らの判断に口を挟むつもりはない。621の選択についてもだ」
「甘ったるい考えだな、ハンドラー・ウォルター。貴様はいつから腑抜けになった?」
「腑抜けか。これを腑抜けと言うのなら、ずっと前からだろう。おそらくな」
そこで通話が終わったんで621も盗聴装置をオフにする。なんか良い感じに話が終わったけど、オレは全然承知してねーよ!マネージャーと一緒にとにかくその場を乗り切ってただけだぜ!そしたらいつの間にかMT載せられたりカタクヤフト載せられたりの毎日が始まったんだ。でも盗聴で聞いた話だから、この本心はウォルターには決して絶対に言えない。大事なウリでは仕事仲間との信頼が必要不可欠だ。キツい毎日もそういうプレイだと思ったらガタイも喜ぶし、ビルダー筋肉には良い負荷になるぜ!
ウォルターとミシガンの会話が終わると、エアからもちょっとした小話が入ってくる。
「アーキバスの依頼を受け、多重ダムを襲撃しようとした独立傭兵集団…『ブランチ』について調査しました」
って言ってるし、アーキバスが怪しいことしてるってコトで何か分かったのかなって推測する。
話の続きはブラチンについてだ。
「彼らはルビコン星系で活動するハクティビスト集団であり、常に4人のメンバーで組となり、活動しているようです」
「メンバーが入れ替わり続けることで、匿名性と独立性を維持しているらしいのですが…」
「そのメンバーの中に『レイヴン』という人物を発見しました」
「どうやらこの『レイヴン』というのは特定の個人ではなく、彼らの定義する『自由意志』の象徴として、傭兵たちが受け継いできた称号のようです。あなたの使っている傭兵ライセンスは、おそらく彼の前任者か、彼自身がかつて使っていたものでしょう」
「……戦う理由を自ら選び、そのために強く羽ばたくこと。それが『レイヴン』の証明だと言うのなら」
「私は…変わらずあなたを、そう呼びたいと思います。レイヴン」
マジかよぉ!真面目に聞いてたのにさぁー、聞かされたのはノロケ話だった!「ふざけんじゃねぇよオラぁん!?大事な新情報だと思ったぜ!」って苦情を申しつけるも「時には感傷に浸ることも必要だと思います。レイヴンにも、そしてあなたにもです。考えてものを言いなさい」ってキッパリ言われて、マジでオレへの態度が硬くなってるのが分かる。この前のことで怒ってるのは分かるけど、こっちもワザとじゃないって昨日から言ってるのにね(笑)
呑気な621を挟んで早くもピリピリムードなところに、いきなりガレージに振動がつたわる。「襲撃ですか!?」ってマネージャーが飛び出してきたけど、端末越しに外を確認できるから敵じゃないのは分かってる。でもスゲーでかい荷物が届いたことが分かったんで、シャッター開けて作業アームで回収してみると、荷物はゴチャゴチャした形の大砲だ。
「これは恐らく、アーキバスからのものです。型番は…スタンニードルランチャー?」
「既存のラインナップには見当たりません。アーキバスの新商品でしょうか?だとしたら、なぜここに?」
警戒モードに入ったエアはコーラル分析を開始。オレとマネージャーもなんなのかジロジロ見てみるも、兵器なんてわかんねーし早々に行き詰まる。621はすぐにアセンを考え始めて猛烈に端末弄ってるしで、エアの考えを待つしかない。だけど結果が出る前にウォルターからメッセージが入った。
「…621、仕事だ」
「次の作戦はこれまでとは規模が違う。お前もブリーフィングに参加しろ」
「アーキバスからも荷物が届いているはずだ。俺たちに選択肢は無いということらしい」
109
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/02(木) 20:31:14 ID:47cQ4L/s
新兵器を待っていたかのように11人でミッション 投稿者:ビジター拓也
ウォルターからの呼び出しを食らって、作戦名を確認したらアイスワーム撃破って書いてある。謎の武器が送りつけられたあとにこのウリタイトルじゃ嫌な予感しかしない。でもカタクヤフトは出る戦場を選ぶから、ここぞって時には使いにくいからきっと指名は入らないぜ。
「よく聞け621。これはベイラムとアーキバス…両者連名での作戦だ」
「これからブリーフィングが始まる。お前たちも同席しろ」
ウォルターからのお誘いがあって、作戦会議が始まった。
はじめて話すヤツもいるらしいけど、やっぱりエアのことは秘密にしておいた方がいいよな。
「ヴェスパーのスネイルです。まず私から前提を説明しましょう。これは両社が合意した、一時停戦協定に基づく惑星封鎖機構に対する同時襲撃作戦です」
「目標は敵方が保有する拠点群および強襲艦隊。そして先般起動した…」
「ここからが本題だ!」
キャリアエリート系の声に体育系な声が被さって、ミッション説明を塞がれる。
いきなりのことで俺たちが面食らう暇もなく体育系鬼教官は話を続行。
「要するにルビコン各地で封鎖機構との総力戦が起こる。貴様らは貧乏くじを引いた!」
「ここにいる面々がアサインされたのは最大の脅威、氷原の化け物退治だ!」
とか言い出したんで、悪い予感が当たったぜ!あんなデカマラマシーンとやり合えだなんて冗談キツい!そしたらブリーフィングに参加してた、ヤンキー風の肉食系イケメンもテンションに↓が入って「やってられるかよ…俺は遠巻きに見物させてもらうぜ」って反対してくれたんで、すかさず拓也も便乗。
「ウッス!俺も辞退しまっす!あんな極太デカマラマシーン、オレの激エロ淫乱マンコでも咥え込めるわけねーよ!」
って言ったら、夕闇な感じの静寂が訪れて、全員が瞬時に静かになる。俺の意見がよっぽど効いたのかな?って作戦見直しを確信してると、ウォルターが「…はぁ…」ってため息ついて、直後にヤンキーイケメンも「…なんだこいつは?舐めてんのか?」って言いだすしで、なんか気に食わなかったみたい。カーラが「悪いね、こういうヤツなんだよ。でも中々面白いだろ?」なんてヘラヘラ笑いながらフォロー入れてくれるんで助かるぜ。アーキバスのキャリアくんはモロにイライラが入って舌打ちをしただけで何も言わねーし、鬼教官の声が一層低くなる。
「……G5、前線に出るメンバーがふたりも確定したようだな」
「貴様らは仲良く囮に使ってやる!せいぜい乳繰り合っているんだな!!」
「マジかよぉ!?ミシガンってチョーSだよな!」
「オレがコイツと!?クソがっ!ふざけやがって…!」
俺の辞退表明がミシガンに無視されて、気付いた時には最前線行きになっていた!なんでだよってスゲーゴネたかったけど鬼教官の迫力に圧倒されて反論が言えず、悪態だけしか出てこない。アーキバスのキャリアくんも「狂犬とバター犬のペアですか。確かに、ヘイトを集めるデコイ役にはうってつけですね」とか挑発するから、ヤンキーイケメンが「まとめてんじゃねぇ!!」ってキレまくって、会議の空気がすげえことになっている。揉め事より揉むことだぜ!ケンカしないでくれよな!
110
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/02(木) 20:32:38 ID:47cQ4L/s
「そこまでにしな。アイスワームの多重コーラル防壁を無効化する手段について、話そうじゃないか」
カーラが無理矢理話題をふって状況を収めてくれて助かった。こいつは何でもできるタチだぜ。それから続けて説明に入って「あれはプライマリシールドとセカンダリシールド、2枚から成る鉄壁の守りだよ」ってデカマラマシーンの強みを分析。キャリア風のヤツも
「1枚目を突破する手段はアーキバスが提供しましょう。最新兵器『スタンニードルランチャー』…これを顔部に当てれば、求める結果が得られるはずです」
と言いながら画像を出してくる。そこに映ってたのはさっきガレージで見たゴチャゴチャした大砲だった。じゃあやっぱりアレを使うんだなってガタイを使うまでもなく分析が終わる。でもあの武器は誰が持つんだよ?カタクヤフトには形が合わないから積めないぜ。
「2枚目はどうする?」
鬼教官の疑問にもカーラは答えを用意してて「夜なべして作ってた玩具がある」って言いつつ出した画像には、こなあいだブルートゥから取り返したデカキャノンが映ってた。
「RaD謹製『オーバードレールキャノン』さ」
「バートラム旧宇宙港の待機電力を回せば威力は足りる計算だが…問題は命中精度だね」
スッゲー!エヴァンゲリオンじゃん!真面目な作戦会議中にアニメの話はマズイから、あんまり言わないけど、こういうことに敏感になっちゃうのが日本人の悪い癖だよな。そしたら「そういうことであれば射手は任せてくれ。狙撃には自信がある」ってラスティもシンジくんみたいなこと言ってくる。だけどそんなことされたら拓也は前線に出るだけ損なので猛反対!「ウッソだろお前!?前線に来ないのかよぉ!?」って抗議するも
「すまないな。だがこれは私がやるべきことだ。というかキミは、少し下半身のことから考えを逸らした方がいいんじゃないか?好いてくれるのは嬉しいが、あいにくキミの期待には応えられそうにないんでね」
とか言われてマジ狂い!失恋ショックでオレの口からも本音が出る!
「フラれた!ラスティにとって俺は生かさず殺さずのペットにすぎないのかよ!イケメンが出てこないならテンションに↑が入らないんだよね!」
みんなの前でフラれたから拓也のプライドに傷は入ったけどね(笑)
それからはアーキバスのキャリアくんには「この生き物は何を言っているんだ?」って言われるし、ヤンキーイケメンに「ケッ、笑えるぜ、ざまあねぇなバター野朗」って便乗されてイジメられる。だからオレも抵抗して「黙れ!」って声を荒げるけどキャリアに
「黙るのは貴様だバター犬。私は現場監督として出ましょう。こんなどうしようもないカスどもの寄せ集めには統率が必要です」
とか言われてラスティまでまとめてバカにされた気がしてマジ許せねー!「なに?なんつった今もう一回言ってみろオラ!ふざけんじゃねーよオラぁ!」って野郎系で売ってた頃の性格が出ると、カーラに「弾幕要員も一枚欲しい。うちからはチャティも出そう」って完全に話をぶった斬られて、マネージャーが追い討ち開始。
「私からも提案があります。地上戦においてアイスワームは破格の攻撃性能を誇りますが、空中の敵に対しての備えは貧弱です。せっかくコア構想を使った兵器で戦うわけですから、ここはACの利点を活かし、空中機動を視野に入れたアセンブリを各々組んでくるというのはどうでしょう?スネイルさんの機体は重すぎて空中戦が苦手ですし、イグアスさんの機体は全てが中途半端です。換装をお勧めします」
なんてズバッと言ってくれてオレもスッキリ。
ACのバトルウリのセオリーは分からないけど、キャリアくんもヤンキーイケメンも
「貴様…飼い犬の、それも強化全く無し体型の分際で、私の設計思想に口出しを…!?」
「バカが!俺の機体は持久力で勝負してんだよ!俺が敵を引き付けてる間にヴォ……ああクソ!!」
とかなんとか色々言ってて、指摘が相当効いてるぜ!やっぱり理屈の勝負だとガタイ系専門のオレより、デスクワーク系のマネージャーが頼りになる。ラスティも話を戻してくれて「…さて、あと決まっていないのは、スタンニードルランチャーを誰が当てに行くか…」って提案。
「最前線で殴りに行く係なら最初から決まっている」
「G13!話は聞いていたな?愉快な遠足の始まりだ!」
そしたら621のヤツも命令喰らって前線行きが決まったぜ。コイツがいるなら鬼に金棒、にこやか紳士にプール付きラブホだ。621もシステムボイスで「AP、残り100%」って言ってチョーヤル気マンマンリングぜ!プランとメンツが揃ったところで、先にキャリアくんとヤンキーとラスティが帰ると、鬼教官とカーラが残った。
「…こうも頭が痛くなる新兵連中は久しぶりだ。野垂れ死んでも骨は拾ってやらんからな」
「こういう連中だから良いんじゃないか。笑えるだろ?肩の力も抜けるってもんさ」
最後の二人も抜けてブリーフィングが終了。ラスティが前線に出ないのはガッカリだけど、代わりにヤンキー系イケメンがいるから、たまにはああいうタイプでもいいぜ。エアには「戦力面では、現状考えられるモノの中では最高の状態だとは思いますが、チームワークには難があるように思えます。なんだか嫌な予感がしてきました…」って不安がられるけど、マネージャーが「面白いことになってきましたね〜」って楽しそうにしてるから、これだけマシーンガタイが揃うなら次のウリも楽勝かもしれないぜ。出撃準備を終わらせて現場に急行する途中、ウォルターからも通信が入る。
「これだけの勢力が一堂に会する作戦はそうそうない」
「…行ってこい、621」
ガレージ機能つきデカヘリコプターが、AC一機を格納したままカタクヤフトを吊り下げて、パーツ満載で氷原奥地へ飛んでいく。今度のウリは集団で極太デカマラ客を相手にする青姦プレイだ。ラスティにエロガタイを見せつけるチャンスだと思って、カタクヤフトの説明書、もう一回熟読しとくぜ!
111
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/02(木) 20:33:46 ID:47cQ4L/s
今日の投稿はここまで。
112
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/02(木) 20:58:10 ID:iQSiSRLg
オールマインドの痴態激激エロでした
ヴォルタを思い出すイグアスくん悲しいなぁ
113
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/02(木) 20:58:44 ID:4ZgDZwZU
ラスティ兄貴は好意を断る時もイケメンじゃーん
114
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/02(木) 21:17:29 ID:q6iii/I6
マネージャーのチョーS入ったアセン診断にこちらも意識がぶっ飛びBREAK DOWN
それとスネイルもイグアスも何でバター犬なんて知ってるんですかね…
>突っ込まれたら終わりだぜ。
拓也はいつも突っ込まれてるけどね(笑)
115
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/03(金) 00:21:10 ID:QPNeC/Kk
ブリーフィングがあーあもうめちゃくちゃだよ
116
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/03(金) 19:21:49 ID:VHuKKD3I
デカマラプレイ2回目 投稿者:ビルダー拓也
ミッション決行当日だぜ!
今日のウリ相手はアイスワームって呼ばれてる極太デカマラマシーンだ。
「…時間だ、621。お前たちも準備はいいか」「ウッス!」「できています!」
ウォルターからの通信に、オレとマネージャーが応答すると、ガレージハッチが開かれた。
「作戦の要はあなたです、レイヴン」
「行きましょう。私もできる限りサポートします」
エアもやる気がマンマンで、621のACとカタクヤフトが投下される。
「ミッション開始だ。本作戦の総指揮はミシガンが執る」
ウォルターの通信が終わって、作戦参加者の面々との通信が一斉に繋がれる。
「これよりベイラムとアーキバスの合意に基づき、混成AC部隊による作戦行動を開始する」
「始めるぞ!命知らずども!」
鬼教官から号令がくだされる。遠くにはアイスワームこと極太デカマラくんがそびえ立ってるし、作戦開始だ。ついに揉め事の時間が始まって、拓也の集中も乳首と同時に高まる。「クズども各位、統率を欠かないように」この声はキャリアくんだな。「チッ、舐めやがって…イラつく野郎しかいねえ」この声はヤンキーイケメンだな。「スネイルさん?統率するのはミシガンさんであって、貴方じゃないんですよ?統率を欠かないように」この声はマネージャーだなとガタイで通信状態確認。いきなりマネージャーがマネジメント力を発揮して、キャリアくんを牽制してる。「マネージャーを自称するだけあって、中々に傲岸不遜ですね。良いでしょう。有象無象から無責任な評価を受けるのも、有力者の権利です」って、キャリアくんも負けてないぜ。
「まずは厄介な防壁を引き剥がす。G13!アーキバスが大金を注ぎ込んだ贅沢な専用兵装をお見舞いしてやれ!」
今回の621は両手にショットガン、肩にソングバードと例のゴテゴテキャノンを背負ってる。
そのゴテゴテキャノンを621が作動させたら、キャノンをくっ付けてた接続部分が外れてキャノンが地面に転がった!
「あぁ?」
「え?」
これにはヤンキーもマネージャーもビックリ。でもこの展開に一番困惑してるのはオレなんだよね。ACのパーツ交換は拓也の担当だったけど、そういえばカタクヤフトの説明書を熟読するのに夢中だったんで、ちゃんとパーツ交換の工程をちゃんと最後まで終わらせてたのか自信がない。
「貴様ぁ!!整備していないのか!持ち物の確認は遠足の基本だ馬鹿者!!」
「ウッス!すみません!」
「ぶっ殺すぞ!愚かな男よ!もっと正確に整備できませんか!?」
「すっ、すみません!」
なんて考えてたら鬼教官とマネージャーから言葉責めが入って、思わずS客とのウリの感覚に一瞬戻る。ウリはウリでも今日は違うウリだから、こんな気分になってる場合じゃない。でも「ケッ、ざまあみろ野良犬。とんだ無能ジジイと組まされたな」ってヤンキーにウリでも言ってはいけない禁止ワード言われて拓也は一気に戦闘モード!「ジジイだとふざけんじゃねえよオラァ!?お兄さんだろぉ!?」ってヤンキーに戦車タックル。「うおっ!てめぇ!なにしやがる!」って苦情が入るけど
「あーっ!おううぅす!イクっ!」
ってオレのガタイもタックルの衝撃で雄膣を揺すられてスタッグ!感じてしまってハァハァ喘ぎが入り即射精してしまう。ルビコンに来てから調教されまくって、すっかりポラロイドガタイに落ちてるぜ。
「叫んでんじゃねえ!マネージャー!テメェんところのクソ犬はどうなってんだ!?」
「今はこうなってます」
「うがあああ!!やっ、やめろ!汚ねぇ!そんなもん見せんじゃねえ!!」
「やかましいぞ貴様ら!外されたいか!」
鬼教官は怒るけど、外されたいもなにもヤンキーが見せろって言うから、マネージャーはオレのライブ映像を繋いでるだけだし、仕方ないぜ!エアには「はあぁ〜…」ってクソでかいため息吐かれるしで早くもミッションの空気が筋弛緩剤打たれたみたいにユルユルになっていく。けどエアは気を取り直してオペレート再開。「…頭部に攻撃を集中するしかないでしょう。体側は強固な物理装甲で覆われています」ってアドバイス。イケメンのラスティの方はというと
「こちらV.Ⅳラスティ。レールキャノンの準備はできている」
「色々と不安要素は多いようだが…戦友、出番なしで終わらせてくれるなよ」
とか言って早くも準備万端だ。流石だぜ。こうなるとオレのミスと比較ができて、さらにオレが惨めになっていく。チャティは「ビジターズ。うちのボスから伝言を預かっている。『滅多にない作戦、楽しんできな』だそうだ」って励ましてくれるから、カーラはここにいなくても頼もしいぜ。
それから極太デカマラワームに近づいていくと、デカマラがヤンキーに向かって回転しまくりの亀頭を擦り付けようとする。でもヤンキーはアサルトふかしてカタクヤフトの影に隠れたんで、かわりに拓也が被弾した!「クソッタレが…先にやられてたまるかよ!」ってヤンキーは言うけどそれはオレのセリフだぜ!
「いたってぇ!盾にしやがったコイツぅ!」
でも苦情は無視されて、マネージャーに「カタクヤフトの背面装甲と側面装甲は鉄壁の防御を誇ります。みなさんも活用してください」とか言われたせいで、キャリアくんにも「バター犬も使い用というわけですか。そこの汚いの、この私の盾になりなさい」なんて言われてマジ狂い!何度も途中何度もデカマラの勃起ガタイに機体側面を擦られる!「おおおおーっ!」ガリガリと火花散らして揺れるマシーンガタイにダメージはカットされるけど、さっきのMウケ状態で昂まったこともあって、性感帯のスタッグゲージがドンドンドンドン溜まっていく。
117
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/03(金) 19:23:29 ID:VHuKKD3I
キャリアとヤンキーに纏わりつかれて、何度も攻撃の盾にされる拓也。621は外れたランチャーを拾って肩に取り付けようとしてるけど、上手くいかないみたいでチャティに後ろから手伝ってもらってる。その間もカタクヤフトガタイにダメージは無いけど、やっぱり拓也にダメージは入るから被弾の衝撃でコクピット内部にガタイをガンガンうちつけて、ハードSのウリ客に全身を殴られてる感覚に陥り、作戦中にも関わらずMの快感に浸りまくる。
「クズども各位に伝達。友軍機とは一定の距離を保ちなさい。このガラクタは私の盾とします」
「あぁ!?てめぇが出ていけ木端役人が!てめぇなんかと仲良く死んでられるか!」
そしたらオレに乗ってる二人が喧嘩し始めたんでマジ狂い!横から敵に、上から味方に揺すられまくって拓也は操縦桿すら握れねー!「あっ、あん!オレを取り合って争うなよな!エッ、エロビルダーのガタイは全てのメンバーのためにありまっす!」って正論言っても「うるせーぞ!気色わりぃ!」ってヤンキーにキレられて、もうどうしたらいいか分からない。チャティだけは「俺は離れていよう。まとめて落とされたら終わりだ」って素直に従ってくれる。オールマインドもそうだけど、人よりAIの方がオレに優しくしてくれるよね。
「レイヴン、チャティは協力的ですが、他はひどいチームワークです……悪い予感が当たりました」
エアがどうしようもないじゃん、みてーなこと言ってくるけど、オレはデカマラと味方に揉みくちゃにされてるし、621はチャティとモタモタしてるしで早くも作戦どころじゃないから、言われてる通りだぜ。でも鬼教官からの新テク教室で戦況が激変する!
「G13!バカどもは放っておいて、貴様は専用兵装を手持ちで使え!貴様には特別にレッドガンの裏技を教えてやる!」
「メインシステムに記録されている腕部と肩部の武器認識を削除しろ!FCSも切れ!」
「どちらも切ったか!?次はメインシステムを通常モードに変更し、時代遅れの機能を復活させてやれ!」
「MT時代のマッスルトレースシステムの威力を見せろ!手動操縦だ!」
まさかのやり方に621も「おお」と中性ボイスを漏らして、両手の銃を地面に突き刺し、膝を地面についてから肩にワーム砲を担ぐ。操縦桿じゃなくてガタイマッスルの動きをACにトレースさせてるんで、サイボーグゾンビガタイの621だとちょっと動きがぎこちない。片手を砲身に添えて安定させると、マネージャーが「動きを止めたらアイスワームの的です!なに考えてるんですか!?」って忠告。でも鬼教官はマネージャーを無視して「命知らずども!G13の正面に化け物を誘き寄せろ!貴様らの価値を示す時だ!」と命令をくだす。
「チャティ・スティック、了解。陽動を開始しよう」
「聞きましたかバター犬?あなたもスタンニードルランチャーの射角に入りなさい。あなたのカタフラクトならば万が一巻き添えを喰らっても、戦力である我々を守ることでしょう」
「ヤッス!」
「V.Ⅳに良いところを見せるチャンスですが?」
「やります!」
ラスティに釣られてスネイルの奴隷になるオレ。拓也はキャリアくんとヤンキーを背負って走っていく。攻撃目標が三つも固まっているせいだけど、デカマラマシンはカタクヤフトをしつこく追いかけながら地中に潜る。誘導成功だぜ。621から離れたところでオレは機体を止める。そしてデカマラがガタイ勃起させて地中から飛び出てくると機体を急旋回。特務機体ケツマンを極太デカマラに向けて受け入れ体制を整える。そしてデカマラがブッ刺さると同時に拓也も意識がぶっ飛び射精。ガリガリ音立てて掘られまくるも、それが621にとってのチャンスだぜ!
「今です!レイヴン!」
エアの合図で621はランチャーをぶっ放し、黄色い雷がデカマラにブッ刺さり爆発を起こす!
「目標、プライマリシールド消失!」エアの言う通り、アイスワームもシールドがぶっ飛び無力化。
ビリビリと痺れながら地中に避難する。直後にラスティからも通信。
「シールド消失を確認。レールキャノン発射シーケンスに入る」
「EMLモジュール接続。エネルギータービン解放。出力80%…」
とか言って、オシャレな呪文を詠唱開始。ジャンプ漫画みたいだぜ。
「照準補正良し。90、95…」ゲイ向け掲示板のスペック晒しみてえなこと言って、遠くのオレンジ色の光が強くなっていく。
そしてデカマラが地中から出てくると
「外しはしない」
イケメンのクールボイスが耳に届いて、甘い響きにオレがほぼ逝きかけると同時に、極太デカマラにデカエネルギーが容赦なく突き刺さる!「セカンダリシールド消失!」「総攻撃だ!G13!頭部に直接攻撃を加えてやれ!」直後にエアと鬼教官から指示が飛ぶ。
「あの野朗、決めやがった…」
「当然です。この程度はやってもらわなくては」
びっくりヤンキーと自慢気なキャリアを乗せてオレもマシーンガタイを走らせ、倒れてビクビクと痙攣するデカマラの亀頭部分に全員で攻撃開始!621はシステムをいつもの戦闘モードに再設定するのに手間取ってちょっと遅れる。一方拓也はキャリアとヤンキー乗せたまま「ウッス!ウッスウッス!」って気合いと共にガトリングを撃ちまくる!そしたら刺激されまくったせいかデカマラは思い切り勃起して赤いバリアを尿道から迸らせる。赤玉射精だぜ!
118
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/03(金) 19:25:14 ID:VHuKKD3I
「アイスワーム再起動!シールド再展開しました!」
だけどマネージャーの通信がプレイの続行を伝えてくる。「マジかよぉ!?これで勝ちじゃねーのかよ!赤玉吐いてるじゃん!」相手は一度イッただけじゃ物足りない精力旺盛な客だぜ!極太デカマラは超勃起状態で元気イッパイ。沢山の電マ型ザーメンを放ってくる。「ビジターズ、目標が子機を展開した。対処する」チャティのヤツが武器を一斉発射して、小さい電マみてーな奴らを撃ち落としていくけど、その間にもデカマラはまた地面に潜ろうと頭を下げる。ここでスネイルが新テクを開発!
「役に立ちなさない!バター犬!」
って掛け声と共にカタクヤフトのMTガタイにいきなりレーザーデカマランスを突っ込んで犯しまくり、オレごとスタッグさせてカタクヤフトを浮き上がらせ、蹴りまで追加して拓也を徹底的に拓也を痛めつけてブッ飛ばす!「あーっ!!いっくうう!!」っとオレが意識ぶっ壊れるほどの衝撃に襲われてイキまくり射精しまくりの坩堝に堕とされると、拓也のダメージがエアにも連鎖して
「ああっ!」
ってコーラル系オンナ声が聞こえると同時に、621のACガタイもピタっと止まる。やられたぜ!エアのやつ突然の快楽が我慢できなくて621にコーラル漏らしたな!でもこれがスネイルにとって幸いした!ぶっ飛んだオレの機体が極太デカマラの先っぽと地面の間に挟まって、デカマラの回転亀頭がカタクヤフト装甲とガチガチにぶつかりあい、地中に潜らせないようにしてるからだ。オレの鉄壁マシーンガタイは上からの衝撃にはトコトン強いから、ダメージ受けてもオレが軽くイクだけでエアにまでダメージは届かない。
「なにをモタついているのですか?独立傭兵レイヴン。あなたのハンドラーは大口を叩いていましたが、その程度なのですか?」
キャリアくんにガタイを利用されたオレはマネージャーに「拓也を吹っ飛ばしてアイスワームの逃走進路を塞ぐなんて……その手がありましたか」って鬼みてえなこと言われるし、エアには「拓也!またあなたはっ…くぅっ!うっ!」ってイキながら怒られるしで散々だけど、この活躍はラスティが見てくれてるから良いのさ。回転亀頭からの凄まじい横揺れに揺すられながら意識朦朧にしていたら、621がまた動きだして亀頭に雷弾を発射。シールドを掻き消す。
エア「はぁ、はぁ、プライマリシールド、消失しました!」
息の荒いエアが報告すると、デカマラは頭を振り上げて別方向に潜っていく。「カタフラクトってのは随分硬えな。素人のバター野郎には勿体ねぇ」「その意見に限れば私も同感です」オレがハァハァ喘ぎながらダウン寸前になってるのに、ヤンキーとキャリアはぺちゃくちゃ喋ってる。ミッション中にオレの特務機体ガタイを視姦して遊ぶなよな!お前ら守ってやらねーぞ!
「戦友、シールド消失を確認した。レールキャノン発射準備。エネルギータービン、出力95…100…」
イケメンはまた砲撃準備に移るけど、会話の先がオレじゃなくて621なのがやっぱり気になる。こんなに頑張ってるんだからオレの方も見てほしいけど、やっぱりオレが激エロのモロホストだから目を逸らすのかな…
そうやって落ち込んでる間にもデカマラは再浮上。デカ亀頭を曝け出す。
「巻き込まれるなよ」
直後に遠くからイケメン砲がぶっ放され、デカマラもたまらず絶頂射精!
シールドを潮吹きみてえに飛び散らせながらビクビクと痙攣したまま動けなくなる。「よく当てた!V.Ⅳ!」「セカンダリシールド消失!」「戦友、追撃を頼む」鬼教官が喜ぶなか、エアとイケメンの頼みを受けて、また戦闘モードに入った621が亀頭にダブルショットとソングバードをキメてる。追撃にキャリアのレーザーとヤンキーのライフルも追加され、チャティもバズーカとミサイルをぶっ込んでくる。二度目の集団レイプにデカマラもまた感じまくって、今度はただ勃起するだけじゃなく、長いチンポガタイの全てを曝け出してガタイを天に突き上げる。
「待て、様子がおかしい」
そしたらウォルターが何かに気付いて俺たちにストップを掛ける。
キャリアもヤンキーも何かを察して、動けないでいる拓也のガタイに瞬時に隠れる。
オレはすっかり都合の良いペットと化してるぜ。
「離れろ621!」
なんて思ってたらウォルターの勘が当たって、デカマラが大量のコーラルザーメンを噴き上げる!621はうまく避けたしチャティも足がスゲーはえーからザーメン全部避けたけど、オレは動けないせいでAC2機に盾にされてコーラル爆発に全身犯される!「あーっ!おうおうおーっ!」ってわけわかんねー叫び声上げながら意識がコーラルに流されかける拓也だけど、エアが赤い根っこみたいなのをオレの意識に張り巡らせたんでギリギリでメンタルを押し留められる。カタクヤフトに隠れたキャリアくんは無傷らしい。
「これは…!? まだ機能を隠していたのか!?」
「あースッゲー締まるっ!あースッゲー締まるっ!あースッゲー締まるっ!」
「バター犬は限界か…やむを得ん、盾を捨て散開する!」
「へっ、テメーは中々便利だったぜ、色ボケジジイが。そのまま死んでな!」
守ったはずのキャリアとヤンキーのペアに容赦なく切り捨てられ、気付いた時には捨て台詞まで吐かれてた。あまりの扱いについに拓也に泣きが入り、普段は厳しいエアからも「あの二人は、少々辛辣に過ぎます。拓也、彼らのことは気にしないように」って同情されて、ラスティにも見られてることもあって情けなさと恥ずかしさに一人でむせび泣く。チクショー、こんなんじゃラスティのハートを射止めるなんて出来ないぜ。「V.Ⅳ!次弾装填準備!」「いま終わったところだミシガン総長」当のラスティは鬼教官とのトークに夢中だ。
「抜かりはないようだな。ナンバーに空きがあれば勧誘しているところだ!」
「ベイラムの『歩く地獄』にそう言われるとはな。光栄だが遠慮しておこう」
いいよ、オレは作戦遂行用のペットだし、相手にされなくたっていいのさ。極太デカマラはあたりに赤ザーメン撒き散らしながらウネウネ這いずる。「コーラルが暴走している…!?」ってエアは言うけど、2回も亀頭刺激されたら勃起マラになって我慢が効かなくなってもしょうがないぜ。イケメンもそれは分かってるみたいで
「しかし、これは悠長にやっている余裕は無さそうだな…レールキャノンの出力を限界まで引き上げよう」
「被害が広がる前に決着をつける。次が最後の1発と思ってくれ」
って宣言。ラスティは一気に本気モード。映画の主人公みてえなエロ雰囲気を通信機越しから漂わせながら、最後の1発に全てを賭ける作戦だ。「ビジターズ。苦戦しているようだが、厳しい状況こそ楽しむべきだそうだ。ボスがそう言っていた」チャティが励ましてくれると同時にエアからも脳内コーラルが補われて、ダウンしていたオレにも新たに燃料が入れられる。ここも壊れていく拓也が好きな客だらけだけど、壊れても動ける頑丈な青年が拓也だぜ。
621はまたMTモードに切り替わって、ニードルキャノンを背負って狙撃の姿勢。再起動したオレはフラフラのガタイにムチ打って移動をする。「バター犬が再起したようです。クズども各位、あのバターの機体の耐久性には一定の信用性があります。アレを援護するように」「言われるまでもねぇ!」オレのマシーンガタイの周りにACがゾロゾロ集まってきて、飛び回る赤色ザーメンも撃ち落とす。そしたらデカマラが俺たちに誘き寄せられて亀頭を真っ赤にして向かってくる。そこに621の電尿道ファックが突き刺さった!
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/03(金) 19:26:10 ID:VHuKKD3I
「まだです!プライマリシールドも耐久性が上がっている…!」
エアの報告で、亀頭は更に興奮してガチガチに硬くなってるって気付いたけど、マネージャーに「拓也?シールドはまだ破れないようです。アイスワームカタクヤフトセックス、出来ますか?」なんて言われて拒否できない。「できまっす!はっ!?」って奴隷の本能刺激されると「できるんですね?任せましたよ」って仕事を押し付けられることに。
「カタクヤフトセッ…? こいつら何言ってんだ…わけがわからねえ…」
「戦友、そっちじゃ何か…いかがわしい事が起こってるらしいが、焦るなよ」
ヤンキーにもイケメンにも本業拓也を見せつけられるのはいいけど、近くには亀頭が迫ってるし、こうなったら向こうが満足するまでカタクヤフトマンコをデカマラに提供しなければ許されない。仕方ねーから覚悟決めて機体を180度回転させて、デカマラにもう一度マンコ提供。装甲越しに伝わる強い振動に背中から犯されて全身の性感帯に痺れが走る。そして621も手動で装填を完了させた。
「G13!化け物も追い詰めれば守りを固めるようだな」
「貴様にレッドガンの流儀を教えてやる!『泣きを入れたらもう1発』だ!」
621は狙いを定めて、完璧な角度で尿道ファックをまたキメる!キツい1発をもらったデカマラは今度こそ効いたみたいで亀頭からたまらず放電。苦しげに悶えて地面の中に逃げていった。でもまだ地面が揺れてオレの雄膣揺らしてくるし、デカマラ野郎はまだ諦めてないぜ!最後の勝負を挑んでくる敵に、イケメンがここでハイバワーテクを開発!
「よくやってくれた、戦友」
「EMLモジュール全点接続。エネルギータービン全開。出力80…90…」
「緊急弁全閉鎖、リミッター解除…!」
「100…110…115…レールキャノン最大出力!」
カーラのオモチャを弄りまくって、チャージバワーを120の限界まで引き上げて、デカマラワームを迎え撃つ作戦に出た!遠くに見えるオレンジ色の光は太陽みたいに光りまくって、エネルギーが出す轟音がオレの雄子宮にまで響いてる。こいつはトコトンまでやるぜ!って思った瞬間、デカマラが俺たちを襲うべく出現して
「これで決める…!」
イケメンのハイバワーキャノンに撃ち抜かれてぶっ飛び爆破!
やられたぜ!オレのハートまで蜂の巣にしたな!ここぞという時に決めてくれる激エロイケメンに感じまくり狂いまくり、白目剥いて吠えまくマクリスティ。「あとは任せたぞ、戦友…!」ってイケメンは621にバトンタッチする。最後のセリフまでイケメンだ。コイツはいったいどういうことだよ!ぶっ倒れた極太デカマラに全ACが殺到する。
「目標が物欲しそうな顔をしているぞ!望みのものを叩き込んでやれ!」
鬼教官からも発破が掛かり、キャリアとヤンキーとチャティが全速ダッシュ!
でも一番乗りしたのは、マネージャーに言われた通りに機動力も確保していた621だった。アサルトブーストからキックを喰らわせ、ダブルショットをぶっ込み、最後にソングバードを叩き込むと、デカマラ亀頭はついに炎の爆発を吐いてパーツを撒き散らして悶絶。断末魔のフル勃起状態になっていく。「やったか…!?」ってラスティからの砂嵐通信が入ると、鬼教官がそれを遮った。
「爆発するぞ!離れろ!」
警告聞いた全員が後退すると、極太デカマラも意識がぶっ飛び爆発射精。
勃起硬直したまま倒れて、ビクビクと痙攣したまま動かなくなった。
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/03(金) 19:26:43 ID:VHuKKD3I
「すっ、すっ…げーっ!流石はプロ級レイヴンだ!」
「やりましたね621さん!流石です!」
作戦成功に俺たちが歓喜するなか「マジかよ…野良犬野郎が、決めやがった…」「作戦成功ですか。及第点です。何も言うことはありません」なんてヤンキーもキャリアもブツクサ言ってる。素直に喜べねーのかよ!俺たちの621に手柄取られて悔しがってるのかな?「終わったようだな…爆発の余波は汚染を伴う。作戦領域から…」ってウォルターから作戦終了を告げられると、いきなり拓也のガタイから聴力が無くなって、視界に赤みが掛かっていく。
「ああ…コーラルが…また失われていく…」
マネージャーの声もウォルターの声も聞こえねーし、全てがスローモーションに見えるドラ効きまくりの時間の中、エアの呟きだけが頭に響いてくる。はじめてエアと会った日もこんな感じになったよな。それなら621も今頃コーラルトリップ効いてるのかなってガタイで分析。
「レイヴン、拓也」
「あなた方に…伝えておきたいことがあります」
そしたら畏まった空気でエアが語りかけてくるんで、オレも分析やめて聞き役になる。
「コーラルは…彼らは…私の同胞なのです」
「コーラルの織り成す潮流。私は…そこに生じたひとつの波形…」
「実体を持たぬ、ルビコニアン」
「これまで長い間…誰にも知覚されることはなかった」
「レイヴン…あなた方だけが…」
ってスゲー勿体つけて話すけど、オレも621もマネージャーも予想は付いてたんで、今はウォルターも見てるしで知らないフリを決め込むことに。そしたらウォルターに「621、戻って休め」って言われてトリップ感覚が終了。空から輸送機がいくつか飛んで来て、作戦上がりの俺たちを回収する。
「これから忙しくなる。よくやった」
ウリの後のねぎらいの言葉は効くぜ。
マネージャーもウォルター見習って、もっと気を利かせてくれよな。
121
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/03(金) 19:28:03 ID:VHuKKD3I
ベイラムとアーキバス 投稿者:マネージャー
二大企業グループの一時共闘により戦況は覆り、惑星封鎖機構は保有戦力の過半を喪失。
星外への撤退を余儀なくされました。
決定打となったのはベイラム主導によるアイスワーム掃討作戦でしたが、アーキバスは封鎖機構の執行部隊との交戦を経て、強襲艦隊を初め主力兵器の多数鹵獲に成功したようです。
これは両社のパワーバランスをアーキバス優勢に傾け、企業陣営の消耗を見込んでいたルビコン解放戦線にとっても、大きな逆風となることでしょう。
惑星封鎖機構という共通の敵を失い、にわかに再燃した集積コーラル到達競争は、以前にも増して硝煙の匂いを漂わせはじめています。
拓也?これから各勢力から依頼が来て、指名が入ってくると思います。すぐ出れますか?
122
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/03(金) 19:28:57 ID:VHuKKD3I
「ヤッス!」
極太デカマラマシーンを集団で掘り倒したあとの数日間で起こったことを、ウォルター不在の中マネージャーに説明される。企業がガン掘りガン掘られを頑張ってる間に、ウォルターはやることがあったらしく俺たちに休みをくれてから何処かに出かけて行ったんだ。だから俺たちはウリの緊張感から解放されて、初日から休日満喫しまくりダラダラしまくり、エアに「知ってた」って言いまくりの暇人状態に堕ちていく。
「…知っていたのですか?」
「………」
「…私の正体について察しがついていたのなら、もっと早くに、そう言ってくれていれば…」
「なんだか気落ちしてしまいました…はぁ…」
初日に全員でカミングアウトしたら、エアのヤツはそう言って半分安心、半分ガッカリのテンションになってて笑ったぜ。どうして気づいたって言われもしたけど、あのシチュエーションで出会ったら相手が普通なヤツじゃないことぐらい考えなくても分かるぜ!やっぱり嘘は嘘をついた本人にしか完璧に思えないんだな。エアはネットで嘘を書いても、すぐにバレるタイプだぜ。
今日はせっかくの休みなのにオールマインドからも全く応答無しで、ネットを見てもノーザークって泥棒がレッドガンの二番手に捕まって腹筋ボコボコにパンチ喰らった話くらいしか無くて、なんだか暇を持て余し気味。マネージャーはコーヒーを美味しくする研究に余念がないし、621はアリーナ遊びまくってガレージにパーツを搬入しまくってたけど、同じステッカーが何度も送られてくる嫌がらせにも逢ってて大変そうだったぜ。そしたら今日メッセージが一本届いた。送り主はあのウォルターだ。
「621、調子はどうだ」
「もう少し休息を与えたいところだが、企業はすでに動き出している。封鎖機構が片付いた今、あとはコーラル集積地点を目指すだけだ」
「洋上都市ザイレムで行った調査は覚えているか?得られた情報を友人が解析した結果、中央氷原には広大な地下施設があることが分かった」
「『ウォッチポイント・アルファ』…アイスワームが防衛していたのも、この施設の入口だったようだ」
「お前には、これに潜ってもらう」
ウォルターは用事を済ませたみたいで、ウリの仕事を入れてくる。良いぜ!ウォルターからの依頼ならシャワーも浴びずに行ってもよいぜ!ここしばらくは暇してたしそろそろガタイに負荷かけないとな!ウォルターは今回の仕事ではオペレーターもやってくれるんで、多分ガレージに合流すると思うぜ。でもここでエアから意味深な話が追加される。
「…レイヴン、ひとつ伝えておきたいことが」
「ウォルターの言う『友人』ですが…彼がそのような人物とやりとりを行った記録は存在していません」
「ウォルターは、本当の思惑を伏せている。そしてあなた方を使い…何かを為そうとしている」
「このルビコンで…」
さっきまでのノンビリした空気にホラー映画みたいな話がぶっ込まれてマジ狂い!じゃあ今まで用事で出かけてたとか、友人からの情報ってなんなんだよぉ!?って疑問ぶつけても「分かりません…自作自演の可能性も、捨てきれません」ってヤバ回答。マネージャーも「でもカーラさんとは見るからに関係がありそうでしたよ?他にもそういう人がいるんじゃないですか?」って援護してくれて、それには621もウンウン頷きまくって肯定してくれる。だけどエアはずっと悩んでるままでそれ以上は話してくれない。これからウリなのに変な話するんじゃねーよ!ウリの仕事は信頼が第一だぜ!
123
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/03(金) 19:30:36 ID:VHuKKD3I
今日の投稿はここまで。
国内売り上げ70万本達成おめでとうございます。
124
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/03(金) 20:37:46 ID:Pe3H2to.
スネイルにいいようにおだてられてて草
やっぱ企業は奴隷の使い方も一味違うな
125
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/03(金) 20:42:50 ID:0w6WWW5s
チャティと621ががちゃがちゃやってるの可愛い
126
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/03(金) 21:04:37 ID:f6eVP2Y2
アイスワームとの激しすぎるプレイに耐え抜くとかカタクヤフト凄えカッチカチ
封鎖機構はこの装甲を戦艦にもつけろよな
127
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/04(土) 00:04:46 ID:AqmdiM5M
スタンニードルランチャーを手動操作でブッパは普通に熱いシーンで笑った
お空のACでストーンヘンジを目視照準射撃で運用する場面をちょっと思い出した
128
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/04(土) 00:07:45 ID:AqmdiM5M
あっ、ってか片膝をついて砲撃ってこれ
過去作で二脚で肩キャノン使う時のアレじゃん!マジオマージュを欠かさないよな!
129
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/04(土) 01:56:13 ID:1aaKTpzk
最初読んだときハチャメチャな展開で記憶から抜けたけど前回のブリーフィング時に換装を勧められたときのイグアスくんがヴォルタくんの名前出そうとしてやめてるのに気付いてちょっとかなしくなった
130
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/04(土) 21:29:11 ID:C2AGzBN6
地中探査1回目 投稿者:エクスプローラー拓也
ミッション名は地中探査-深度1だって。ブリーフィングはウォルターだ。
「621、仕事だ」
「これより巨大地下施設『ウォッチポイント・アルファ』の探査を開始する」
「アーキバスからは、先行調査の依頼を取り付けておいた。連中は変わらず、独立傭兵を露払いに使う方針らしい」
「ベイラムは先んじて、レッドガン数名とMT部隊を突入させている。動きに焦りが見られるのは、アーキバスの戦力増強に対抗する意図からだろう」
「まずは深度1…この縦穴区画を、お前には降下してもらう。惑星封鎖機構が残していった自律防衛兵器が、道中の障害となるだろう」
「特に注意すべきは、降下した先で待ち構える複合エネルギー砲台『ネペンテス』…突入したベイラム戦力のおよそ半数は、これに消されたと聞いている」
「ベイラムと同じ轍を踏むことはない。慎重に行け」
ブリーフィングが終わると、早速621がアセン開始。エネルギー砲から躱しきれないほどのエネルギーザーメンが放たれることを警戒してか、今回は肩にエネルギーシールドを搭載する。「…ウォッチポイント・アルファ。巨大地下施設の先に、同胞たちが…」エアはそう言ってちょっと緊張気味だけど、仲間に会いに行くんだし、オンナだからオシャレもしないといけないしで大変だよな。621のACガタイは両手ショットガン、右肩にデカマラ砲、左肩にエネルギーシールドを載せた二本足タイプだ。
準備が完了して現場まで運ばれると、下にはこれまたチョーでかい施設が見えてくる。ここまでデカいともう街とか国とかのレベルだぜ!崖に沿って作られた筒状の施設に降り立つと、それを覆う巨大なハッチが動作してご開帳。施設マンコがパックリ開く。
「621、準備はいいか」
「生きて帰る保証もない、深い探査となるだろう」
その穴にオレのカタクヤフトと621のACが投下され、穴の足場に着地する。
「…だが、やり遂げられるとすれば、お前だけだ」
「コーラルに辿り着いてみせろ」
621とオレのマシーンガタイが戦闘モードを起動すると、ウォルターからも「ミッション開始だ。まずはリフトにアクセスして降下しろ」って指示が飛ばされ、アクセスマークが表示される。621がリフトにアクセスすると俺たちを乗せて下がっていく。けっこうゆるケツじゃんここ!って浮かれたのも束の間で、案の定警報が鳴ってリフトも止まる。
「脅威度未測定の侵入者を検出。防衛フェーズ1.0。対象を排除します」
施設のアナウンスって優しいよな。入ってきた侵入者にいちいち何をするかを教えてくれるんだから助かるぜ。壁のハッチが開いて、そこから小さいガードマシーンがいくつも出てきて、早速戦闘開始だぜ。「リフトがロックされたか…」ってウォルターが言うと、エアが状況をコーラル分析。
「防衛システムが作動したようです。補足されています」
「飛び降りるしかありません。行きましょう、レイヴン」
エアから次の行動を指示され、621はシールドを作動させて穴にジャンプ。オレも621を追いかけて飛び出す。そしたらウォルターから「待て拓也。カタフラ…いや、その機体で降下するのなら、装甲部分を下方に向ける必要がある。機体を傾けろ」って注意が入ったんで、マシーンガタイの角度を変えるべくブーストをふかす。でもこれがマズかった!
「ウッス!?」
やられたぜ!武装を減らして操作を簡単にしたのが裏目に出たな!
本来ついてるはずのデカ武器の数々が無くなってるせいで、カタクヤフトは予想以上の機動力を発揮。空中移動のトレーニングをサボっていたのもあって、少しガタイを傾けるだけでカタクヤフトがすぐに縦回転してしまい、元の姿勢に戻ってしまう。「何をしている拓也。狙い撃ちされるぞ」ってウォルターに急かされるけど、何度やってもクルクル回りまくるだけで下半身を下に出してしまう。
「危険です!下を!」
なんてやってたらエアからの警告むなしく、ネペンテスからレーザーキャノンが連射され、621はシールドで防ぐも拓也は真下から弱点のMT下半身を撃たれまくることに!621はスムーズに降下していくけど、拓也はデカいガタイが仇となって喰らいまくりイキまくりで、それまで頑丈だったMTガタイにもついにガタがきてしまい、下半身の装甲が爆散!
「コ゜ッ!!」
装甲が無くなって貧弱な下半身がモロ出しになったせいで、下から激しく突き上げてくる衝撃までモロに喰らう形になり、かつてない縦揺れ振動が超高速ピストンのようにオレのケツマンを襲撃する!今まで感じたことのない超衝撃にマシンもオレも一瞬でスタッガーゲージが振り切れて限界突破。拓也も意識がコーラルにぶっ飛び、脳みその中にあるコーラルに意識が持っていかれそうになるくらいの快楽に悶え苦しむ。そしたら頭の中をいきなりオンナの叫び声が埋め尽くした!
131
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/04(土) 21:30:31 ID:C2AGzBN6
「あああーっ!!」
オレがイキまくると同時に、なんとエアも意識がぶっ飛び指数関数的に増殖!
621の脳内コーラル管理デバイスにドクドクとコーラルを潮吹きして、621のガタイをACごとスタッグさせる。固まったACガタイにはレーザーキャノンが容赦なく突き刺さる!「621!?どうした!?」ってウォルターに呼びかけられるも、621のACは煙を上げながら直立姿勢のままカタクヤフトと共に落下していき、真下に急展開された隔壁に受け止められる。「隔壁が作動したか…!」「周辺から敵性反応が出ました!複数です!」消えていく意識にウォルターとマネージャーの声がかすかに聞こえて
「侵入者を隔離。対象を排除します」
の施設アナウンスも聞こえて、隔壁の上でダウンしているACとカタクヤフトに、無人MTが集まって集中砲火が開始される。
「621!応答しろ!621!」
「拓也!?今敵が殺到してきて、621さんに危険が迫っています!すぐ起きてください!」
ウォルターもマネージャーも必死に呼びかけてるけど、凄まじい快楽にヤリ殺されてる状態の拓也は白目を剥いて泡吹き痙攣硬直。動こうにも意識とガタイが切り離されてて指一本も動かせない。621も脳みそがバチバチ弾けてる状態でサイボーグガタイが機能停止に追い込まれてる。
「レイヴンっ!…すっ、すみませ…あぐっ!」
「私はっ、こんなっ、つもりじゃっ…!」
「ああっ!!だめっ!あーっ!!」
エアは拡散していこうとする拓也と621の意識を繋ぎ止めようとしてたけど、そのプレイがさらにマズいことになったらしく、オレからの激エロ脳波をも直で受けてしまい、コーラル潮吹きが止まらない全身増殖状態。621の機体全体から赤いコーラルの輝きが漏れ始める。
「これって、コーラル反応!?どんどん強くなってます!」
「621!脱出しろ!機体がコーラルに汚染されるぞ!」
「無理ですウォルターさん!このコーラルの反応はコクピットの中から発生しています!」
マネージャーからの報告でウォルターが絶句した時、上から青紫色の光が飛んで来て、オレと621を銃撃している無人MTを全滅させた!
「なにっ」
戦況の変化は突然だ!ウォルターが驚きの声を上げると同時に、マネージャーがまた報告。
「これは…! 621さんのACにハッキングが掛けられました!ブーストが誤作動します!」その報告にウォルターが驚く暇もなく、621のACは赤色のエネルギーをブースターに集めてぶっ飛びアサルトブースト。瞬間移動みたいな速さで20秒以上?30秒以下?の時間施設の中を飛び回ってから、マシンガタイをフニャフニャにさせた状態でゆっくりうつ伏せ着地。赤色の光も消えてピクピクと痙攣もせずに動かなくなった。
「…コーラル反応、消えました…発生したコーラルをアサルトブーストで使い切ったみたいです…」
「…いったい何が、621に…」
「待ってください!上からの反応が降下してきます!」
「これは…AC!?」
行動不能になっているオレと621とエアのもとに、黒塗りの細身なACが到着する。
黒塗りのACは超絶な快感に痙攣硬直しているオレに近づくと、カタクヤフトMTの貧弱になった下半身をソフトタッチ。黒塗りACは相当拓也の生態を勉強しているらしく、その振動が絶妙な力加減でコクピットをゆっくりめのストロークでゆすり、興奮しきっていた拓也にお母さんさんが揺らすベビーベッドを思い出させる「お母さん、お前もか…ハッ!?」ってオレが正気を取り戻すと、同時にエアも落ち着いてきて「あっ!はっ…はぁっ、はぁ、はぁ…」って喘ぎ声もおさまって息を整えていく。621も意識が戻って、ACガタイをゆっくり起き上がらせた。「すごい…! 拓也も621さんも意識を取り戻しました!バイタルサインも正常値です!」マネージャーとウォルターの会話もハッキリ聞こえ始めてきたぜ。
「これは…何が起きている? あのACは…」
「分かりません。今アリーナのライセンス登録情報を調べてますけど、あんな傭兵はいません。…もしかして、登録外なのかも…」
「アリーナランク外の独立傭兵か…そんな者が、何故ここに…」
謎だらけのACに助けられた拓也はハァハァ喘ぎながら、危うく死ぬところだったガタイで状況分析。エアが「レイヴン!しっかりして!レイヴンっ!」「応答してくださいっ!レイヴンっ!!」ってスゲー名前連呼してるんで、マネージャーからの報告も聞き逃してるレベルのテンパり方してたけど、621はちゃんと返事したみたいで
「レイヴン…!」
「あぁ、良かった……もう少しで私は、あなたを死なせてしまうところでした…」
「すみません、レイヴン…私はなんてことを…」
ってエアには泣きが入って声が震えてる。コーラルも泣く時ゎ声が上ずるんだょ。ウォルターには「拓也。お前も無事だったようだな。お前からは何が起きたか分かるか?」って質問されるも、なんかとんでもないコトやらかした感じはあるけどエアのことは話せないしで、分からないって答えしか言えないぜ。「わからないか…無理もない」って状況が状況だからウォルターもあっさり納得してくれた。黒塗りのACは施設の奥に歩いていって何かの機械にアクセスしてる。ウォルターはそいつに向かって通信を繋ぐ。
132
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/04(土) 21:31:12 ID:C2AGzBN6
「そこの独立傭兵。何者かは知らないが、そちらの素性については我々も詮索する気はない」
「どういう仕組みかも分からないが、ともかく、こちらの戦力を救助してくれたことには感謝しよう」
「何者かの依頼を受けてここに来たのだろうが、こちらと敵対しないのであれば、互いに協力できることがあるかもしれん」
「こちらが可能なことであれば、手を貸そう」
抜かりないぜ。ウォルターはこんな時でも交渉術を発揮して、相手から協力を得ると同時に依頼の目的にカマ掛けようって魂胆だ。だけど黒塗りACのパイロットは何も言わないまま機械へのアクセスを終わらせて、足元にあるデカ隔壁を作動させる。スゲー手際が良いんでウォルターも「アクセスポイントを見つけたのか?大した嗅覚だが…」って驚いたみたいだけど、また警報が鳴りだして
「不正アクセスを検出。フェーズ1.5移行」
なんてアナウンスが鳴って、場の空気が変わったことをエアが告げてくる。
「複合砲台の制御パターンが変化しました!プラズマミサイルに警戒を!」
そう言ってくれるのは助かるけどカタクヤフトガタイは真下がガラ空きだしガタイもデカいからかわせるわけねーよ!慣れない武装ユニットに拘束されてるから絶対無理だぜ!回避しようがない攻撃にまた激エロに狂うことを覚悟するけど
「おお!」
マネージャーの驚嘆声が聞こえたと同時に、俺のカタクヤフトMTに黒塗りのACが衝突してしまう。プラズマミサイルをエネルギーシールドで受け切ってくれる謎の助っ人ACに、謎の依頼主が出した作戦成功の条件とは…って考えてる間に、621もシールドを展開して降下開始。砲台は三つになった攻撃目標を全て撃ち落とそうとするけど、それが俺たちに幸いした!エネルギーシールドも攻撃されまくったら割れるらしいけど、攻撃目標が三つに分散されてるおかげでシールドが長持ちするし、カタクヤフトの貧弱下半身も黒塗りのヤツに守られてるからだ。エアも緊張しまくってて「行けます!このまま…!」って作戦成功を焦ってる。オレはさっきまでイッてたけどね(笑)
「…何が目的かは分からんが、あのACは協力的なようだ」
「利用しろ、621。ネペンテスも目視圏内に入った。お前の間合いまであと一歩だ」
ウォルターの言葉通りに、チョーデカエネルギー砲台がかなり近いところまで来てて、攻撃も激しくなるけど、角度が浅くなってきてカタクヤフトの装甲でもビームが受け止められるようになる。ここまできたら締めたものだぜ。ウォルターからも
「…懐に入ったようだな。目標を破壊しろ、621」
って破壊命令が下されるけど、ここでエアから報告。「待ってください!ネペンテスに異変が…!」言われて見たら、エネルギー砲台がブルブル震えて火花なんか散らしてる。システム音声まで流れて「制御プログラムに不正介入を検知。コントロールの60%が奪取されました。鹵獲防止措置を実行します」とか言い出して、砲台ガタイのそこらじゅうから青い光を吹き出し始める。
「まずい、離れろ621!」
ヤベーよ!また爆発だ!
こういうパターンにはもう慣れたからバック走行もスムーズだぜ。
621とオレと黒塗りACが退避すると、直後にデカ砲台がぶっ飛び爆発。
煙と炎を上げてバチバチと放電しながら動かなくなった。
「複合砲台ネペンテス、機能停止…」
「よかった…」
「目標の自壊を確認した。カタフラクトが鹵獲されたことで、封鎖機構も策を講じたようだ」
「ミッションは完了したが…一度ガレージに戻れ、621。調整について話がある」
「拓也?あなたもガレージに来てください。すぐ来れますね?」
エアの安心ボイスと、ウォルターからの作戦成功宣言と、マネージャーからの呼び出しが混じり合う。
「一度休みましょう、レイヴン…先はまだ長いですが、今は休息が必要です」
砲台からの炎と煙が弱まると、気付いた時には黒塗りのACも消えていた。
133
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/04(土) 21:31:56 ID:C2AGzBN6
ミッションが終わったあと 投稿者:ハンドラー・ウォルター
「第四世代方式、強化人間手術」
「その手術は、コーラルを用いて動作する機器を人体に接続し、身体能力の拡張や、欠損した感覚の再現や補助を行うものだ」
「そうすることによって被験者を、AC操縦のために最適化された生体デバイスとして確立する。それがこの手術の目的だ」
「この方式は古く、そして不安定な技術だが…欠損部位が極めて多い被験者にも、それなり以上の術後生存確率を与えてくれるものでもある。企業が見捨てた技術ということもあるのだろうが、新世代の手術方式と違い、非正規なルートによる施術も受けやすい」
「しかしこの方式の手術を受けた強化人間には、各種デバイスに使われるコーラルの不安定化というリスクが付き纏うことになる」
「だからこそ、本来は定期的な調整と、徹底した管理が必要だが……俺たちの仕事には、そのどちらも多くは望めない」
「…621」
「お前と拓也の、前回のミッションに関するあらゆるログを、改めさせてもらった」
「ログからの情報によると…お前の体にインプラントされている、全てのデバイスからのコーラル反応は、ある時点までは許容値を上回ることはなかった」
「お前の脳深部コーラル管理デバイスは適切に働き、他のデバイスのコーラルを制御し続けていた」
「…コーラルには、情報導体としての特性もある」
「拓也の脳内のコーラルが、ある種の特殊な波形を発した時、お前の中のコーラルに破綻が生じた。お前の脳と各種デバイスに内包されているコーラルが、特殊波形を受け取り、反応し、増殖したのだろう。管理デバイスを制御不能に陥らせるほどに」
「管理デバイスからの制御を完全に失った、お前の全てのデバイスのコーラルは、さらに勢いを強めてお前の体から漏出を始めた。そしてコクピットに充満し、ACのジェネレーターに使われている少量のコーラルとも反応して、機体全体からの漏出現象を引き起こすことになった」
「ACは、コーラルを燃焼することによって動く。兵器としての基本設計が、すでにそうなっている。コーラルによる汚染の影響を受けるのもそのためだ」
「これがどういうことか分かるか、621」
「調整すべきは、お前の脳深部コーラル管理デバイスではない。お前の中のコーラルでもなく、お前が使っているACのコーラルでもない」
「…おそらくは、拓也の脳にあるコーラルの方だろう」
「拓也の脳には、お前も知る通り管理デバイスは無い。何の管理もされていないコーラルがあるだけだ。そのコーラルは先のミッションで、拓也の脳が発する何らかの信号をトリガーとして、お前のコーラルにも作用する特殊波形を放ったはずだ」
「奇妙なことに、お前のACのジェネレーターに使われているコーラルは、その特殊波形には反応しなかったがな。これは推測だが、おそらくお前と拓也の中にある二つのコーラルにだけ、何らかの共通する波形があるのだろう」
「その波形を解析するか、あるいは解消することができれば、先のミッションで起きたような事故も防げるかもしれん」
「だが…拓也は生身のままだ。生身の人間に高度な手術を行える設備は、このガレージには無い。そして設備を所持しているような組織から協力を得るというのも、この情勢では期待できないだろう」
「つまりお前と拓也を襲った、謎のコーラル増殖現象を防止する手立ては、限定される」
「調整を受けろ、621」
「拓也の脳内コーラルに手を出せない以上、お前の脳内コーラルを調べるしかない」
「お前に非は無いことは分かっている。だが俺たちの仕事も、すでに佳境だ。不安要素は今のうちに潰しておかなければならない」
「わかるな?」
134
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/04(土) 21:32:55 ID:C2AGzBN6
ウリで狂ったあと 投稿者:ビルダー拓也
やられたぜ!621に調整を入れる気だな!
拓也のミスがとんでもないことに発展して、ウォルターにこれからやることを一から十まで説明され、知ってる事を全て提供するまで許されない感じになってまっす!オレたちを徹底的にオレたちを理詰めで追い詰めてくるウォルターは、コーラルの知識を収集することが趣味のプロ級研究者みてーな話振りだぜ。この短時間でエアの存在にまでギリギリ気付きそうなところに来ててマジたまんねー!オレも621も話題にガッチリ拘束されてて離れることができない。
エアはひとり覚悟決めてるのか何も言わねーし、621が冷や汗かいてるなんて初めて見たぜ。この状況を打破するために乳首捏ねくり回してガタイで分析しようとしたけど、エロの刺激で起きた激ヤバトラブルがトラウマになってて分析が出来ねーよ!水中に拘束されても絶対無理だぜ!
インポテンツ以上?PTSD以下?のカラカラマンコ状態に陥った拓也。
このまま調整受け入れて、621からエアが消えるのを見て見ぬフリするのがエチケットって感じになりそうな予感に苦しめられる。
「…いいえ、多分調整は必要無いと思いますよ?」
そこにマネージャーが立ち上がって、会議の場に意見提供。621もオレもハッとして、エアからも息を呑む呼吸音?みたいなのが聞こえた。ウォルターも話が気になったらしくマネージャーを止めたりしない。マネージャーによるプレゼン開始。
「621さんと拓也のコーラルには、共通した波形があり、片方に異常が出るともう片方にも異常が伝播する…ということですけど」
「逆に言えば、そのどちらのコーラルにも異常が出なければ良いんですよね?」
いかにも系の新テクがありそうな語り口に、ウォルターも俺たちも黙って話を聞いていく。
さらにマネージャーは端末に画像を出して、621とオレの戦闘中のバイタルデータを見せつける。
「短い時間でしたが、前にも621さんが行動不能になった時がありましたよね?その時のコトと今回の事故を結びつけて考えた時、ひとつ仮説を思いついたんです」
「おそらく、ガタイが痙攣硬直するほどのマジエロ状態に、拓也が堕ちた瞬間に…拓也のコーラルも異常に感化されてしまうんじゃないかと」
「そして……ほら、ここを見てください。拓也のコーラルに異常が起きると、同じ波形でつながっている621さんのコーラルにも異常が出ています。ほとんど同時と言ってもいいタイミングです」
プレゼン受けてるウォルターは全く聞き慣れない単語に困惑。「マジエロ状態…?」って聞き返しながら大真面目に頭脳で分析しようとする。マネージャーはこういう時でも「あ、いえいえ、その言葉については深く考えなくても大丈夫です」って言えるから素人さんへの気配りも出来てるぜ。そして話の前提を喋ったところで、ついに結論をズブリ!
「つまり、拓也がエロに狂う時の脳波を、拓也のコーラルに感知させないようにすれば良いと思うんです」
その答えを聞いて、オレもマネージャーの新テクをようやく察知!マネージャーのプレゼンはウォルターにでもオレにでもなく、エアに向けてされてるモノだとシチュエーションで分かったぜ。「ウッス!エロに狂った時は、エアバッグで気ツケとかされたいっす!」ってオレもすかさず援護射撃すると、エアもようやく気付いたぜ。
「!!…確かに、それは可能かもしれません…!」
「今まで私は、レイヴンと拓也を共にサポートしようとしていましたが、緊急時には私自身も身を守る必要がある…」
「拓也の脳が異常な昂りを見せた時、私は拓也の脳波との同調を切ればいい。その間、私は拓也をサポートすることは出来ませんが…今ならマネージャーが代わりを勤めてくれる」
「レイヴン、拓也…あとでマネージャーにお礼を伝えておいてください」
一気に解決策が完成して、オレは密かにビルダー胸筋を撫で下ろす。エアとマネージャーは会話が面倒な関係だから、こういう所を今まで話しあえていなかったんだよ。でもこれで一件落着だぜ。無言で悩みまくってるウォルターだけが置いてかれてるみたいで可哀想だけど、今でもエアのこと話して良いかわかんねえし、この状況では追及を回避する方を優先だ。
「…その現象が、実際にあると仮定しても、エアバッグ程度でどうにかなるとも思えんが…」って真剣に考えるウォルターを一旦無視して「エアバッグで解決してるぜ!」って言ってマネージャーに暗号通話。マネージャーもバレない程度に頷いたから、多分通じてるぜ。そして広がった話をマネージャーは畳みにかかる。
「いえいえ、エアバッグじゃどうにもなりませんよ。鎮静剤とか常備してれば良いんじゃないですか?睡眠薬とか筋弛緩剤とかでも代用できますよ?」
「なんなら今試してみましょうか」
「ウッス!え?」
本能で返事をした次の瞬間、マネージャーにいきなりスゲー効く筋弛緩剤仕打ち込まれて拓也はガタイがぐったりダウン!マネージャーの両手が仰向けになってるオレのケツたぶと競パンに潜り込んで、ウォルターと621とエアが見てる前でプレイ開始。「待てマネージャー!何をしている!」「マネージャー!?そんな…なにをっ…!?」「見るな621!こんなものを見る必要はない!」「あーっ!おううぅす!おーっ!うーっす!」一気にその場が激エロの空気に包まれ、オレの弱点を知り尽くしてるマネージャーに手技で犯される!こんなのありえない!
「あー!おおー!」
巧みなテクに性感帯を弄り回されて一瞬も持たずに意識が薄まり、頭のチカチカと共に射精する。でもオレが昇天しても621はケロッとしてて通常モードだ。エアのヤツが上手くやったらしいぜ。「ほら、621さんを見てください。なんともなってないでしょう?計器にも反応がないですよね」マネージャーに言われてもウォルターは「いや待て、おかしい。人前でそういうことはするものではない…」って食い下がる。でもマネージャーは強いぜ。「実例を示しただけです。ほら、621さんを見てください。なんともなってないでしょう?計器にも反応がないですよね」の一点張りで「…確かにそうだが…」って強引に納得させる。凄いぜ!ウマいぜ!流石のマネジメント力だ。
「それでは解決ですね!拓也?あなたはこれから鎮静剤、睡眠薬、筋弛緩剤のいずれかを必ず携帯して、ヤバくなったら仕込んでください。できますね?」
「ウッス!」
もちろんウリ(この場合はミッションのことだから省略・・)の最中に各種合ドラなんて仕込めるわけねーよ!仕事に拘束されてるから絶対無理だぜ!エアに新テクを授けたところで緊急な議題は終わって、しっくり来てなさそうなウォルター残して次の話題に入っていく。エアの存在も寸前でバレなかったし、マネージャーのミッション完了だぜ。
135
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/04(土) 21:34:04 ID:C2AGzBN6
今日の投稿はここまで。
次の書き込みで書き溜めに追いつくぜ!
明後日からは投稿ペースが落ちまっす!
136
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/04(土) 23:24:14 ID:ed34WthQ
拓也がイク→エアがイク→621がイクの淫乱三馬鹿トリオ好き
137
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/05(日) 00:31:52 ID:ksJWeEFk
>> 「見るな621!こんなものを見る必要はない!」
大草原
僚機がマジ狂いしたらプレイヤー機の動きが止まるとかとんだクソゲーだぞ!拓也!
138
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/05(日) 07:37:59 ID:GWAdLr26
最初は淫乱も馬鹿も使える要素は拓也だけ。だったのに今や淫乱三馬鹿トリオが完成してしまった
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/05(日) 23:57:01 ID:BHXj4FZ2
謎のACに遭遇! 投稿者:ビルダー拓也
調整が入るのをギリギリで阻止できたけど、気になることはまだあるし、もう少し話してこの会議は終わるぜ。「621さんと拓也とコーラルの問題は片付きましたので、次はあの黒いACについて話しましょうか」マネージャーはそう言ってから端末の画面を切り替えて、621の戦闘記録に映った黒塗りのACの姿を出してくる。ウォルターも少し考え込んだけど、ちゃんと気持ちは切り替えたみたいで、マネージャーと会話のキャッチボール開始。
「このACは、市場にはほとんど出回っていないパーツばかりで構成されている。スッラの機体と酷似するものもあるが…全く確認されていない武器も装備している」
「スッラ?621さんがウォッチポイントで倒した傭兵ですか?あのねっとり口調の」
「そうだ。思えばヤツも、封鎖機構に関わる施設に姿を現していた。企業や封鎖機構とも距離を置いていたあいつが、連中に雇われてあの場に居たとも思えん」
「ということはつまり…ウォルターさん、あのスッラと例の黒いACを雇ったのは、企業でも封鎖機構でもない他の組織、ということですか?」
「そう決めつけるのは早計だが…俺たちの作戦に協力的だったこともある。少なくとも封鎖機構の手の者では無いだろう」
「うーん…アリーナに登録されてるランカー傭兵だったら、パイロットのデータとかもオールマインドに載ってるんですけどね。ランク外ですからね」
「拓也?オールマインドのアリーナにアクセスして、例のACについて調べられますか?」
急に話振られても拓也は即対応が自慢なんで、急いで端末でオールマインドにアクセスしたけど全く無反応だ。「ウッス!今オールマインドは絶頂ダウンしたままなんでアクセスできないっす!621も相手全員倒しちゃってるぜ!」って回答すると、マネージャーも困り顔。「絶頂がなにを指してるのかは分からないですけど、そもそもアクセスすら出来ないんですか…これじゃ調べようが無いですね」って諦めムードになる。でもここでウォルターが新テクを開発!
「…所属が不明となれば、あとはパーツの型番で推測するしかない。ベイラムのAC部隊にはベイラムグループのパーツが多く使われ、アーキバスのヴェスパー部隊も概ねその傾向があるが…」
「…マネージャー、スッラの機体画像を出してくれ」
マネージャーが言われた通りに画像を出すと、ウォルターは黒塗りACの画像と比べて「このパーツはアーキバス製だな」「この形状はVCPLだな」「この脚部はオールマインドだな」とか言って頭脳で分析。地味につらい時ってのは、結構長いこと一緒に仕事してるのにパーツの型番話にはついていけないシチュエーションだとわかったぜ。そしてウォルターは分析を済ませた。
「スッラの機体と、このACに共通するパーツの製造元は、アーキバスとオールマインドだ」
「…俺たちに探査の依頼を出したのはアーキバスだが、その依頼に協力した、あの黒いACの雇い主は不明…スッラの雇い主についても同様だ」
「…仮にスッラと同じく、黒いACも企業の依頼を受けずに行動していたとしたら…」
「二人の雇い主は、オールマインドということになるかもしれん」
まさか出るとは思ってない名前が出てきてオレもマネージャーもビックリ硬直。オールマインドって言ったら、オレと621の遊びに付き合ってくれたり、パーツやシールをたくさんくれたりする便利なヤツだけど、まさかミッションまで手伝ってくれるのかよ?コイツは使えるタチなんてモノじゃねえぜ!でもマネージャーはそこが気に入らないらしく鋭い質問を加える。
「ちょっと待ってください!もしもオールマインドだとしても、アレは傭兵支援システムですよ?自分でACまで出して依頼を遂行しちゃうんでしたら、そもそも傭兵なんていらないじゃないですか?」
「それは分かっている。推測の上に推測を重ねただけの答えだ。想像の域を出ることはない」
「ただ単にアーキバスが極秘裏に囲い込んだ、ランク外の傭兵だったという可能性もある。いや、そちらの可能性の方が遥かに高いだろう」
「だがこの傭兵には、何か引っ掛かるものがある。…敵意が無いなら放っておくが、信用する必要もないだろう」
結局ウォルターもマネージャーも謎の黒塗りのACについては答えが出せずに緊急会議は終了。次のウリのための準備が始まる。でもオレは気になることを思いついたんだよね。あの黒塗りのACは621のACガタイに精通してて、カーラ並みのハッキングの腕があったんだぜ。しかもオレのビルダーガタイまで完璧に熟知してて何をしたら拓也のエロスが収まるかも知っていたんだよ。このことは会議が終わってからマネージャーに話したけど
「621さんのことを知ってて、カーラさんのハイテクと拓也のエロテクも身に付けたオールマインドが作戦に協力してくれた。…という説は確かに面白いですね。ですけどカーラさん並みのハッキング能力があったら、戦う前に施設のコントロールを奪って防衛機構を無力化できたと思いますよ?ありえないです。というか、あのノンケ向けビデオに出てたのってオールマインドさんだったんですね」
ってバッサリ可能性否定されてショックだったぜ。自信あったのにさぁー、もう少し優しく言えないのかよ!オレとオールマインドと不正データの3Pもバレたけど、オールマインドには言わないであげろよなって言ったら「裏ビにしたら売れるから次やる時は録画しろ」だって。マネージャーってチョーSだよな!
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/05(日) 23:57:52 ID:BHXj4FZ2
ベイラムもアーキバスも一緒に悩みドコロテン 投稿者:ビルダー拓也
会議が終わってからガレージでの休憩もそこそこに、次のウリの仕事が始まる。今使ってるガレージには補給シェルパみてーに自動でAC修理してくれる機能があるけど、ほっとくだけで修理が済むから休みの時間も短くてガタイが休まらない。作業員がいなくても済むのは良いけどね。ウォルターはいかにもいつも通りって感じだけど、接客サービスしてると隠したテンションにも気付けてくる。コーラル集積地点ってのが近いから、もうすぐ金持ちになれるんで興奮してるのかな?
「621、仕事の続きだ。深度2の探査を行なってもらう」
「この区画は横にも広く、物資輸送のための線路が張り巡らされている。複雑な道中には物陰や死角も多い」
「狭所での戦闘に備えておけ」
今までのウリで一番情報が少ない説明を受けたんで、いっそう気とケツたぶを引き締める拓也。ウォッチンポイント・アルファでのウリはちょっと進んで邪魔な敵を倒したらヘリに戻るってこと繰り返しそうな仕事で、いつもと違って特殊なのは分かるけど、エアもなんか不穏なモノ感じたらしく「レイヴン、こちらからもお伝えしたいことが」ってオレにまで言ってくる。
「先行して突入したベイラム部隊の通信ログを拾ってきたのですが、どうやら彼らは…施設調査ではない任務も帯びているようです」
「脅威はガードメカだけではありません。人の思惑にも注意を」
ってまた怪しいこと言われて、さらに不穏な空気がプラスされたぜ。
腹の探り合いより雄膣の探り合いが好きなんだよね。
そしたらオレが気になったことはマネージャーも感じてたらしく、平常時のフリをしてるウォルターに質問する。
「ウォルターさん、この地中探査はアーキバスからの依頼なんですよね?」
「ああ、そうだが」
「そうですよね。…でもそれならアーキバスからの支援がほとんど、というか全く無いのは変じゃないですか?コーラル集積地点への到達が彼らの目的なのに、私たちだけを探査に向かわせて後はほったらかしじゃないですか」
「しかもベイラムの部隊に先行を許してしまっているのに、アーキバスの部隊には動きが全くありません。これ、おかしいですよね?」
「……」
マネージャーからのキレキレな質問にウォルターも一瞬黙るんで、オレと621もウォルターとマネージャーを交互にキョロキョロ。そしたら意外と早くにウォルターから企業の思惑を聞かされる。
「…この探査についてだが、未踏領域を前に、アーキバスから待てが掛かっている」
「連中としては、ここでベイラムを消しておきたいのだろう。コーラル総取りの障害は、何であろうと排除するということらしい」
ウォルターからの不穏な気配の正体が分かったけど、それは俺たち全員の仕事にも関係してくるモノだったんでマジ狂い!拓也もルビコン生活が長いんで、企業のヤリかたは勉強できてる。でもこれじゃあ俺たちコーラルゲット出来るわけねーじゃん!拘束されて絶対追い出されるぜ!「やっぱりそういうことでしたか。何かおかしいと思ってたんですよ」ってウンウン頷くマネージャーは、意外と焦ってなかったらしく、さらに話をぶっ込んでいく。
「ウォルターさんはつまり、アーキバスの依頼通りに途中までは動いてから、隙を見て裏切ってコーラルを手に入れたいというわけですね?コーラルを手に入れないと、ここまでやってきたことも無駄になってしまいますからね」
「…そういうことになるな」
「つまりアーキバスとベイラムの双方に、よく効く足止めが欲しい。違いますか?」
「そうだな。あるに越したことはない」
「それなら多分、カーラさんの協力があれば用意できると思います。BAWS工廠から買い取ったコーラルを使うんです」
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/05(日) 23:58:28 ID:BHXj4FZ2
ここでマネージャーは新テクを開発!プランの詳細をウォルターと俺たちに伝えると、ウォルターもすぐに了承してくれてマネージャーがカーラを呼ぶ。それからまたしばらく時間が経って、カーラが燃料タンクを積んだ輸送ヘリを何機も引き連れてやってくる。
「元気だったかい、ビジターズ?マネージャーも相変わらずだね」
「わざわざありがとうございます、カーラさん。それにしてもよくこの短時間でBAWSのコーラルを準備できましたね。もしかして持ち歩いてたりしました?」
「ただの偶然さ。私もコーラルには用があってね。ここにはついでに寄らせてもらったんだよ。聞くところによると、これも探査の一環なんだろう?外部の協力者として、せいぜい『探査』してやろうじゃないのさ。チャティ!始めるよ!」
「了解だ、ボス」
挨拶もチョットで済ませて、カーラは早速マネージャーの新テクを実行。デカエネルギー砲台の残骸が散らばるエリアに輸送機連れて降りてから、タンクのフタ開けまくってそこらじゅうをコーラルまみれにしていく。エアのことが若干気になったけど、何も言ってこないから文句は無いって思ったぜ。カーラは太めのムチムチしたACに乗り込んで、そこら中に適当にミサイル攻撃して、できた穴にコーラルを注入していく。さらに使い終わった輸送機をわざと放置したり破壊したりして、カーラは作業が楽しくなってきたみたいだ。
「しかし考えたもんだねえ」
「コーラルの湧出現象なのか、それともRaDがコーラルを持ち出すのに失敗したのか…どちらか分からない状況を作って、ベイラムとアーキバスの両方に無駄な調査をさせる…」
「確かに、連中なら調べざるを得ないだろう。もしもコーラルの湧出現象なら、施設の汚染が怖いところだし、そもそもこの地点が奴らのゴールにもなる」
「そして私らRaDがコーラルを持ち出してたのなら、集積地点からコーラルを輸送するルートがすでに存在したってことになって、調査どころかすでに手遅れだったってことで、連中は誤解するだろう」
「しかも戦闘の跡まで残してるんだ。企業どもの妄想がどこまで膨らむのか、見ものじゃないか」
騙されることよりも騙すことの方が好きなカーラだけど、さらに壊れたMTとかまで適当に放り込んで、MTの脱出装置まで作動させる徹底ぶりを発揮する。結局20分以上?30分以下?の作業で、赤い湖にMTと輸送機の残骸が浮かぶ完璧なジオラマが完成した。すっげー!ビフォーアフターみたいっ!って喜ぶ拓也に、さらにカーラからの通信。
「完成だよマネージャー」
「新テク、封鎖機構の無人機部隊とRaDの輸送部隊のコーラル争奪戦跡地…ってところかな」
「カーラさん、完璧ですよ!これならいけます!」
マネージャーにどうですか?いけそうじゃないですか?って話フラれたウォルターも、カーラのジオラマの完成度にビビったらしく「…確かに、この有り様は企業としても無視はできまい。調査するしかないだろう」って納得。でもその調査をオレたちがやらされたらどうするんだよ?って拓也の疑問には、マネージャーも気を良くしてペラペラ喋りまくり。
「私たちが受けたアーキバスからの依頼は施設の探査であって、コーラル湧出現象の調査でも、RaDの動向の調査でもありません。写真を一枚撮ってから、次のミッションが終わったあたりでアーキバスに言ってやればいいんですよ。『こんなの見つけました。今は施設深部の探査に忙しいので、現場の調査は別の人に任せます』って。アーキバスとしても、独立傭兵からのメールよりも、自社の調査部隊からの報告の方が信用できますしね」
マネージャーからの長い勝利宣言を聞き終わると、カーラも仲間引き連れて撤退開始。「次何かやりたくても、そっちには協力出来ないよ?ベイラムとアーキバスの睨み合いを掻い潜って来たんだからね。あとは任せたよ」って通信を最後にデカ縦穴から出て行った。企業連中に気付かれる前に、次の出撃の準備するぜ。
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/06(月) 00:01:15 ID:IKUNIo9k
今日の投稿はここまで。
やられたぜ!書き溜め文章を全部使い切って展開に追いつかれたな!
これからは投稿ペースが落ちまっす!
143
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/06(月) 00:24:18 ID:B0AXx3bI
さらに面白い展開にもっていったな!拓也!
144
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/09(木) 14:23:18 ID:RISVEtzk
やったあ、カタクヤフトモチーフのアセンできた。ガト二丁に初期ミサ二丁のタンク脚。とりま撃ちまくればいいだけの、ここの拓也さんでも操縦できそうなのを想定
…フレーム構成がヴォルタくんと全く同じじゃねーか!となって没。レッカー脚ならカーラ姉貴が用意してくれた感ゎ出るかな
ここの拓也さんが最終的にAC乗るかどうかも楽しみ。カタクヤフトのままでも激エロだし
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/09(木) 22:32:09 ID:vB/xwnTY
地中探査2回目 投稿者:エクスプローラー拓也
地下探検の2回目になって、今回はゲートの前でスタート。
「…以降の深度では、広域レーダーによる情報支援はできん。621、お前の感覚に頼る形になる」
ウォルターはそう言うけど、621にはコーラル分析とガタイ分析とマネジメント分析の三本の矢があるから、分析力はハンパじゃないぜ!地図のデータが無くたって、これがあるからいいのさ!
「行きましょうレイヴン、ここからが地中探査の本番です」
さっそくウォルターには聞こえない助っ人外国人の声が聞こえて、言われるがまま進んでデカいゲート開けて施設の中を降りていったら、いきなり無人MTがブレードで斬りかかってきてマジ狂い!こういうのなんて言うんだっけ?ジャンプスケア?どうせ襲うなら先に言えよな!心臓止まるかと思ったぜ。
でも出てきた敵は621には敵じゃなくて、ブレードもプラズマガンもかわした621に蹴りとショットガンで犯されて倒された。そのまま道中の敵を手当たり次第犯し倒していく621だけど、拓也のカタクヤフトはガタイデカすぎて慎重運転しないと進めない。カーラに武装減らしてもらってなかったら今頃壁に挟まって淫乱な肉壁拓也の出来上がりだったぜ。カタクヤフトも狭いところだと使えねーな。
「図面によると、この先にも線路が続いているのですが…電源が落とされているようです。復旧する手段を探しましょう」
なんてエアが言うのに、マネージャーからは
「拓也?カタクヤフト急速後退による体当たりで、隔壁を破れますか?」
拓也「ウッス!できまっす!いや無理!」
マネージャー「ウッス!と言いなさい」
拓也「ウッス!」
とか無茶振りされて、オレはマネージャーの奴隷じゃないっつーの!と思いつつもガタイと心は素直だから、拓也は何度か隔壁に全速力で体当たり。「あーっ!うおおー!」って叫び声あげながら鳥肌立ててマラ立てて乳首立てて全身を痙攣させながら感じまくりながら何度も途中何度もタックルかまして突破すると、同時にオレは絶頂射精。マネージャーは満足したみたいで「はい、よく出来ました」とか言うし、エアも
「んっ……少し違和感のようなものは感じましたが、問題はありません。同調のカットはうまくいったようです。ふぅ…」
って感じで、あるのか無いのか分からない胸を撫で下ろしてる。拓也は激しくイッたけどね(笑)
そのあとは拓也が1分くらいビクビク痙攣し終えるのを待ってから、また探査を再開。でもウォルターが「…ベイラムMT部隊の姿は見えないな。遭遇しないに越したことは無いが…」なんて言うから、早速MT部隊に見つかった!油断したこと言うとツキが落ちるぜ。でもこれがMT部隊には悪かった。
「見つけたぞ!独立傭兵レイヴン!アーキバスに付くなら…死んでもらう…!」
「待ってください!私は拓也のマネージャーです!依頼を受けはしましたが、付くと決めたわけじゃないですよ!?」
「黙れ!同じことだ!」
「621、撃破しろ。この閉所でACとカタフラクトを相手に戦闘を仕掛けてくるのなら、止めても無駄だ」
ウォルターから許可が降りた瞬間に、火がついたねずみ花火みたいになった621にMT部隊が犯される!「アーキバ…」って何かを言い切る暇もなく、MT連中は全滅した。「独立傭兵に、どちらに付くとかは無いと思うんですけどね。逆恨みですよ」ってマネージャーは言うけど、面と向かって恨み言言われたら暗い複雑な気持ちになる。621が味方で良かったぜ。そこそこ広い部屋まで進んだら「この先は熱交換室です。先行したベイラム部隊の通信ログはこの付近で途切れています」ってエアには言われるけど、そのベイラム部隊はさっき倒したじゃんって考えてたら
「待ってたぜ…野良い…」
「バター犬!?クソッ…テメェまでいやがんのか…!」
イグアスに遭遇!
極太デカマラマシーン討伐以来の顔ぶれにオレもすっかり親近感覚えて、「おーっ!ウッス!お久しぶりじゃん!」って挨拶するけど、さっきコイツの仲間を621がぶっ殺しちゃったんでやっぱり複雑。「あれは…ACヘッドブリンガー!?G5イグアスです!」ってエアもコイツのことは覚えてたみたいだ。でも向こうはスッゲーイラが入ってて「気安く呼ぶんじゃねぇ!バター野朗!」ってキレまくり。
「てめえらを殺して、俺は地上に戻る…物騒な穴倉生活にはもうウンザリなんでな…!」
「てめえらが死ねば、気分良く帰れ…」
って言ったところでヤンキーは621からダブルショットガンと蹴りとキャノンをぶっ込まれ、さらに蹴りを追加されてスタッグしたところにまたショットガンを喰らい、ぶっ倒れたところにエアが「あっ、今です!拓也!」って言うからオレもカタクヤフトを発進させてキャタピラ責め。ヤンキーイケメンを特務機体ガタイで抑えつける。
「クッ…また耳鳴りかよ…! クソッタレの…ヤブ医者が…!」
「しかもこの戦力差…! 気に入らねぇ…!」
ブツブツ言いながらマシーンガタイでもがいてるけど、オレの圧倒的なビルダー特務ガタイにはなす術が無いらしく「クソ犬どもが!調子に乗りやがって…邪魔なんだよてめらは!」ってキレまくりで吠えまくりだ。するとマネージャーがあることに気付いて、ヤンキーイケメンと通信を繋ぐ。
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/09(木) 22:34:32 ID:vB/xwnTY
「待ってください…イグアスさん、その腕パーツはどうしたんですか?前とアセンが変わっていますが」
「あぁ?パーツ変えたからなんだってんだ…! てめぇの余計な世話を聞いてやったわけじゃねえ!コイツはオレが…」
「えっ?アイスワーム討伐戦での私のアドバイス、ちゃんと聞いてくれてたんですか?」
「!?ッ……てめえ、オレをコケにしてんのか!」
「していません。むしろ逆です。あなたの活躍があったからこそ、621さんもアイスワームを倒せたんです。あなた自分を過小評価してませんか?コケにされるような人が、企業合同の大作戦に呼ばれると思ってるんですか?」
出たぜ!マネージャーの極上マネジメントバワー!
マネージャーはいつもこうやって、ありとあらゆる無茶なウリでも成立させたし、ムラムラきてる男連中をウリセンの世界に引きずり込んできたんだぜ。心の隙間にメリメリと入り込まれ、いきなり承認欲求に↑仕込まれたヤンキーも思わず無言。それから「…てめえ、何が言いてえんだよ…」って聞き役モードにまでさせられる。不良には優しくしてくれる人がいるだけで良いんだよね。「拓也?イグアスさんを解放してください。621さんも武器を下ろしてください」マネージャーがさらに交渉モードに入るとヤンキーくんも相当気分を良くしたらしく、勝手に色々話しだすからオレは通信切って笑ったぜ。
「クソ犬どもの飼い主にしちゃあ、話が通じるじゃねえか」
「邪魔をするヤツは誰であろうとぶっ潰すって作戦だったが…てめえらが邪魔しねえってんなら、見逃してやってもいいぜ」
さっきまで621にボコボコにキック食らって、あと3秒で力尽き果てるって感じになってたのに、良い気なもんだな!感心するぜ!「そうですね…気になるのはその腕のパーツです。どこで入手したモノなんですか?」ってマネージャーはさりげなく話をシフトして誘導尋問開始だぜ。
「お前らと関係あんのかよ?どうでもいいだろ、んなことは」
「ありますね。オールマインド製の希少なパーツをつけたACに何かと縁があるんです。遭遇してきたうちの2機は、目的はおろか雇い主さえ不明でした。何か情報はもらえないでしょうか?」
「ああ?お前あいつらのコトが知りてえのかよ。回りくどい聞き方しやがって」
「アイツら?」
黒塗りのACの正体探ってたら、いきなり「あいつら」なんて思わせぶりなこと言われて、聞き耳も乳首も立たせる拓也。でもヤンキーには「それならやめといた方がいいぜ」ってまさかの拒否を入れられる。話し始めたんだから最後まで焦らすなよな!
「アイツら、俺に素質があるだの言って、人様の頭を弄った挙句に余計に拗らせやがったからな」
「とんだヤブ医者だぜ…何が試供品パーツだ。使いやすいだけじゃ意味がねえんだよ」
「…それにな、連中もおめえらとは関わりたくねえんだろうぜ。ヤツらのひとりはこう言ってたからな」
「『レイヴンに手を出すのはやめておけ』ってな」
そしたらチョー重要そうなワードが出てきたんで、ウォルターもエアも一気に情報収集モード!「マネージャー、詳しく聞き出せ」「オールマインドは、私たちに一体なにを…?」って口々に喋って、マネージャーは指令受けて「そのひとりというのは誰ですか?」ってさらに聞き出そうとする。
「そいつは言えねえなぁ。詳しいことはヤツらも話さなかったからな」
「あなたは気にならなかったんですか?聞き出せば良かったじゃないですか」
「アイツらの事情なんざ知らねえよ…俺は俺のやり方でいくんだよ」
でも新情報がもたらされる予感がイグアスに裏切られ、気付いた時には消えていた。「なるほど…分かりました、協力ありがとうございました。それでは失礼しますね」「拓也?621さん?先に進みましょう」マネージャーに促されて先に進もうとすると、イグアスが元のヤンキーに戻ってゲートの前に仁王立ちして妨害してきた。
「?…イグアスさん?なにをするんですか?」
「言ったよな?邪魔すんなってよ。ここから先はレッド…」
「621、排除しろ」
「ッ!?」
621に撃破されるヤンキーくん。ウォルターから指示が飛んだと同時に、621はまた蹴り喰らわしてダブルショット喰らわしてキャノン喰らわしてキック喰らわしてアサルトアーマーぶっ込んでヤンキーを徹底的にヤンキーをガン掘りしまくり、5秒と持たせず撃破したんだ。
「てっ、てめえ…!」
「認めねえ…認めねえぞ…! 野良犬…次こそはてめえを…!」
ヤンキーくんのぶっ壊されたACが倒れる。Sタチの621相手に強がったのが運の尽きだぜ。マネージャーは「生命反応はあります。意識を失っているだけですね。救難信号も自動発信されてますし、このまま待っていれば彼と接触した何者かと会えるかも…」と考え込むけど、そこはウォルターに拒否される。「余計なことはするな、マネージャー。俺たちが使える時間は限られている。向こうが接触を避けているのなら、放っておけばいい」コーラルがすぐ近くにあるらしいし、わけわかんねー陰謀はごめんだ。前に一緒に戦ったヤンキーイケメンを殺さなくて良かったぜ。
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/09(木) 22:40:40 ID:vB/xwnTY
「ウォルターからの補給シェルパが追いついてきました。一度弾薬を補給しましょう」
「この地下空間は危険です」
エアにうながされて補給にありつく621。カタクヤフトは規格が合わないとかで補給ができないのがキツいぜ。補給が終わったらまた進むけど、トンネルの出口からいきなりデケー飛行形態がビーム撃ってきてマジ狂い!621はそれもクイックで避けたものの、デカガタイのオレは装甲にモロに食らって奇跡的にノーダメージだ。
「防衛プログラム、フェーズ2.0。侵入者を検出、脅威レベル7」
1発だけ撃って飛んで行ったヤツに「今のは一体…」ってエアもびっくり。でもオレはこのブツブツな独り言に覚えがあってガタイで分析。「ウッス!この専門用語まみれの独り言は、惑星封鎖機構のウリセンだな!」ってアドバイス。「この地下空間に飛行型の機体を送り込むなんてナンセンスですね」ってマネージャーが言うから多分あんまり強くないぜ。
だけどコイツは俺たちがスゲー広い地下空洞に出て、パイプを飛び継いで空洞をなだらかに降りていく途中でもビームとミサイル撃ってくるんでオレのガタイだとまたしても回避できない!連続したスゲー快感に身悶えしてると「レイヴン、狙われています!…おそらくは、この深度の防衛兵器。情報を集めてみます」ってコーラル分析が入る。ガタイで分析する余裕がないんで助かるぜ。でも相手は撃って逃げてを繰り返してくるし鬱陶しい。マジなんなんだよ?
「防衛プログラム、フェーズ2.5。侵入者の重要区画接近を確認」
降りた先のトンネルを進むと隔壁が閉鎖される。戦うのか逃げるのかはっきりしてくれよな!「…図面によると、終点はこの先です。突破しましょうレイヴン。カタクヤフトを突撃させましょう」「また隔壁かよ!マジ焦らすなよな!」「また隔壁ですか。できるよな?拓也?」「う、ウッスウッス!」エアとマネージャーのプランが一致して、またしてもビルダーガタイが酷使される。マシーンガタイを180度回転させて、決して開発を許さないガチガチの処女ケツを全速力で隔壁に押し付ける。凄まじい連続した衝撃に何度も途中何度も全身に感じまくり射精する拓也。
だけどエアからは「問題ありません。慣れてきました」って不感症になってきた報告を入れられるしウォルターには「…621には異常は出ていないな。なんであれ、作戦遂行の安定性が高まるなら問題ない」って続行指示されて、全身痺れさせて痙攣させて競パングチョグチョにしながら遂に拓也は隔壁をぶち抜いて貫通させる。
「拓也、これからもマネージャーの指示通りに、薬を携帯しておけ」
「う…うっす…わかりまっ、おうううす!イクっ!」
「はぁ…」
ウォルターはエロが嫌いなのか分からないけど、激エロのモロホストが悶えてるのになんだかシラケ気味。隔壁を突破できて進むけど、俺はイキまくった余韻で意識朦朧とさせ、運転もおぼつかないから狭い道を少しづつしか進めない。でも進んだ先に例の飛行機くんはいなかったので助かるぜ。いかにも何かありそうな大広間なんだけどね。「先ほどの防衛兵器が待ち構えているはず。レイヴン、十分に注意を」ってエアが言ってたら
天井にくっついて隠れていた飛行機くんが出現!
「封鎖区域への侵入者を検出。防衛プログラム、フェーズ3.0」
「強制執行モードに形態変更」
飛行機は独り言を言いながらトランスフォーム!マイケル・ベイ監督作品みてーにガシャガシャ変形しまくって、みるみるうちにディセプティコン系の屈強ガタイになっていく。
「対象を排除します」
変形完了させたディセプティコンが、いきなりデカ武器からレーザーキャノンをぶっ放してきて、621に盾された拓也のガタイにレーザーぶっ込み、戦闘開始だぜ!「アン!アン!」とオンナみてーにオレが喘ぐとエアも「敵機の解析が完了」ってコーラル分析。
「『エンフォーサー』…惑星封鎖機構の開発した試作無人兵器です。設計要件はウォッチポイント重要区画の防衛、および侵入者の確実な排除…」
「この先には封鎖機構が秘匿しておきたかった何かがある、ということです」
敵の作られた目的を教えてくれるのは良いけどさぁー、弱点とかを教えてくれよな!エンフォーサーのレーザーに余韻へ刺激を入れられて感じまくり、頭を左右に振りまくって動けないでいるオレ。そんな拓也を放置して621はエンフォーサーにショットガンぶち込むけど、敵のレーザーキャノンはレーザーブレードにもなるらしく、クソ痛いブレードに不意打ちされて621が徹底的に621が斬られる!まさかの攻撃に621はまたオレを盾にして敵の突撃攻撃を防御する。一方オレは弱点の貧弱下半身を責められまくって一気に淫乱モードに入り行動不能。
「レイヴン、回避に集中を!あん!」
我慢してるけど、エアも少し感じて621も動きが鈍る。621はサイボーグガタイだからこの前のハッキングアサルトブースト3000キロでコーラル消費できたけど、オレの脳からは一向に増えたコーラルが出ていかないからエアとの脳波接続が前より強くなってるぜ。でも621はオレがミサイル防いでる間に体制を整えて、一気にエンフォーサーに猛攻開始。ダブルショットに蹴りとキャノンを合わせるいつものSタチセットで一転攻勢。敵はシールドも使えるけど、頭上がお留守みたいでさらに攻撃を加えられる。
「フェーズ3.5、パターンE、出力リミッター解除。各部アクチュエータ駆動コスト、および上限値再設定」
「侵入者を排除します」
そしたら苛烈なSプレイがお望みじゃないらしくて、エンフォーサーは地団駄踏んで衝撃波。それがオレには悪かった!「いけない!」ってエアは察知して脳波をカット。直後にカタクヤフトの下半身にスゲー強烈な振動が叩き込まれ意識がぶっ飛び射精。下から突き上げてくる青い波にコクピットごと縦揺れされ、シートからケツが浮いてそのままぶっ飛び、天井に激しく頭を叩きつけて意識朦朧になる。でもこの脳震盪が幸いしたぜ。ガタイの感覚が限りなく無くなっていって、快感の痺れに頭がおかしくなったりしないからだ。
一方621にはミサイル、レーザーガン、パルス砲、エロ衝撃波が次々にお見舞いされ、ACガタイが削られていく。「この地下空間の探査…やり遂げられるのはあなただけです。ウォルターも…マネージャーも…私もそう信じます」エアからの励ましもらってるけど、盾にされまくってるオレには応援ゼロだ。それも癪なんで朦朧意識でも辛うじて操作できるボタンを押してミサイル発射。それはかわされたけど、その間に621はショットガンリロードしてエネルギー回復に専念できたから良いのさ。
「脅威レベル7…8…」
「機密封鎖に対する…危険因子と…判定」
削られながらも攻撃の手は緩めない621の執拗な責めに、エンフォーサーも疲労が出てきたみたいで喋りがゆっくりになってきた。あとひといきだぜ。621はエロ衝撃波をジャンプでかわすと、ガン掘りする気マンマンな突きをすれ違いざまに避けて後ろを取り、両手ショットとアサルトアーマーでスタッグを取ってキャノンと蹴りで削っていき、壁側にどんどんどんどん追い詰めていく。パルスガンもミサイルも空中を飛ぶ621には当たらない。結局エンフォーサーは621のSセットを食らい機体がぶっ飛び爆発。そのままプスプスと煙を上げて動かなくなった。
「敵機の完全停止を確認」
「…次の深度については、ウォルターにも情報があるはず。ひとまず休息を取りましょう、レイヴン」
大物相手のウリも終わってエアに休憩すすめられて、だからオレもマネージャーに報告入れると許可がすぐに降りたぜ。やっぱりヤンキーイケメンと謎の連中が気になるけど、連続したウリに疲労が溜まってるからガタイ休めて筋肉アップするぜ!
148
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/09(木) 22:43:10 ID:vB/xwnTY
地中探査3回目 投稿者:エクスプローラー拓也
「621、仕事を続けるぞ。次は深度3…構造が把握できているのはここまでだ」
「この地下空洞では、超高出力レーザー障壁が行く手を阻んでいる。これがある限り、この先の深度には何人も到達できない。そこでお前の仕事だ」
「レーザー障壁を発生させている巨大高炉。これを内側から破壊し……まて621、通信が入った」
いつものようにブリーフィングに耽っていると、進行役のウォルターの通信機に突然の着信。珍しいパターンに俺たちが顔見合わせてる中、ウォルターはいつものガラス張りのプレハブに隠れて通話開始。オレも621もエアも盗聴するのは慣れたもので、三人で足音消してニンジャみてーに歩いていってウォルターの視界に入らないところで聞き耳立てる。マネージャーにはやめなさいって注意されたけどシッシシッシ言ってたら呆れたみたいに退散。大事な話はオレたちにも知る権利があるぜ。通話の相手はレッドガンのミシガンだ!
「やってくれたなハンドラー・ウォルター」
「何の話だ、ミシガン」
「とぼけても無駄だ。上の連中は騙せても俺の眼は誤魔化せん。あのやり口は貴様の仕業だろう。とんだ茶番に付き合わせてくれたな」
「俺の仕事ではない。他の誰かがやったのだろう。…企業や他の勢力の動向には、お前の方が詳しいと思っていたが」
「あくまでシラを切るか。おかげでベイラムの地底侵攻作戦は丸潰れだ。アーキバスの調査も止まったが、どちらも現状を維持する気は無いぞ。今は砂場遊びの主導権を巡って話をつけている最中だが、話がひと段落する前に抜け駆けをすればどうなるか、分からん貴様でもあるまい」
「そうだな。…何にせよ、できれば対立は避けたいところだが、それについても納得づくだろう。俺もお前もな」
「今更泣き言を聞く気は無いぞ。その時が来ればレッドガンの流儀を貴様にも教えてやる」
知り合い以上?ライバル以下?のふたりの関係がそこはかとなく漂ってきたあたりで、ウォルターが通話を終える。「ウォルターにも、確かに友人はいるのかもしれません。ひとりはカーラ、ひとりはミシガン…ですが、やはり…」ってエアはまだ怪しんでるけど、その間にウォルターが部屋から出てくる。オレは慣れた感じで作業してるフリをするけど、621は棒立ちでウォルターとバッタリ!バレちゃうだろって目線で注意しても無視されて、ウォルターに「聞いてたのか、621」ってたずねられる。
「…話の通りだ。マネージャーのおかげで、俺たちには幾許かの時間の余裕がある」
「無論、探査の手をアーキバスに委ねるつもりもない。企業に先んじてコーラルに近付けるチャンスだ」
「だが、ことによっては、これから先はACとの戦いが増えるかもしれん。備えておけ、621」
ウォルターからの話が終わって、あとはマネージャーからブリーフィングの残りが補われて出撃準備の開始。エアはまだ疑いを深くしていて「ウォルターはまるで…コーラル集積地点を把握しているかのようです。あの確信は一体どこから…」って腹を探ってる。探るなら拓也の雄膣にしろよな。もうすぐゴールなんだし、考えても仕方ないぜ。
149
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/09(木) 22:45:46 ID:vB/xwnTY
今日の投稿はここまで。
150
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/10(金) 05:03:09 ID:OKEk3hLM
イグアスくん生きててよかった^〜!
151
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/10(金) 10:39:05 ID:lKPhZsBQ
イグアスさんかわいいわぁん
152
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/10(金) 12:31:22 ID:enXjARuw
ウォルターおじさんが排除しろといえばたちまち攻撃を仕掛ける仕事の早さに621センパイの忠犬ぶりとマジで最高な戦闘machine!ぶりをビンビンに感じまくってます!
153
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/10(金) 22:51:56 ID:SZ33E0yA
相変わらず激エロな文章力だな、拓也!
154
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/12(日) 20:53:07 ID:RPImbft2
準備が終わってウリの時間が始まると、ウォルターからいつもの「ミッション開始だ」の声が告げられる。「中央の巨大高炉を破壊し、レーザー障壁を解除しろ」っていつもの感じの命令が入って、エアもミッション気分になって「レイヴン、まずは内部への侵入を目指しましょう」ってオペレート。施設の隔壁を開けるとデカい空洞に出るた。真ん中にはこれまたデカい施設があって、下にはミカン袋みてーなレーザー障壁が張り巡らされてる。
「足元に注意を。落下すればレーザー障壁の餌食です」
ってエアの注意を聞きながらフワフワ飛んでると、また「危険因子の侵入を検出。脅威レベル8」「防衛フェーズ4.0、対象を排除します」ってアナウンスが流れて、621とタクヤに向かってレーザー砲台が発砲。「狙撃タイプの防衛兵器です」「拓也?通常モードのまま機体を横向きにして、向こうの鉄橋までホバリングしてください。621さんはカタクヤフトを盾にしてください」エアからのアドバイスと違ってマネージャーの指令は相変わらずS入っててオレを徹底的にオレを使い潰す作戦だ。
裏を返せば信頼されてるってことだけど、カタクヤフトガタイの横っ腹を撃たれまくるゾクゾク感と合わさってなんだか背徳感。オレはビルダーガタイだよ?レーザーの豆鉄砲くらいには動じないぜ。
「『危険因子』か…侵入者から格上げになったようだな」
「外周に沿って進め621。内部への入口があるはずだ」
鉄橋に着いたら、今度は鉄橋を渡りついでいくことに。任天堂のゲームみたいだ。621は無人のMTを倒しながら中央の施設に到達するも、拓也はマシーンガタイがデカすぎて入れない。「カタクヤフトだと大きすぎて施設に入れませんね。拓也は留守番しててください」マネージャーの指示で待機だ。今日のウリは楽勝かもね。暇なのでしばらくの間ネムネムの顔でシラけていると、施設からいきなり警報が鳴る。
「変圧チャンバーの破壊を確認した。爆発に巻き込まれる前に脱出するんだ」
ウォルターからの通信の直後、いきなり通信が騒がしくなってネムな意識に強制的に目覚ましを打ち込まれる。「隔壁が!?」これはエアの声だな。「防衛プログラム、フェーズ5.0、パターンC。危険因子を排除します」これは施設のアナウンスだな。「生体反応なし、無人機体です!」またエアの声だなって乳首で分析。
「これは技研の…?」
ウォルターが何かに驚いてるけど外からじゃ何もわかんねーよ!ガタイでスキャンしても施設の中の621が見えるだけだ。置いてきぼりの拓也はひとりそわそわしているとマネージャーとウォルターから「拓也?施設が自爆します!施設から離れてください!」「爆発するぞ!衝撃に備えろ!」とか指示されて、大急ぎで退避する。それから20秒以上?30秒以下?の時間が経って621が施設から飛び出して拓也のMTにアサルトタックル!
「レイヴン!入口から離れっああぁん!」
いきなり気持ち良くなったオレと一緒に感じちゃったエアが報告すると、同時に施設もぶっ飛び爆発。ガラガラと音を立てて動かなくなった。「はぁ、はぁ、焦って同調を切り忘れてました…レイヴン、大丈夫ですか?」エアの心配に621が武器チェンジで答えると、エアもほっとひと息つく。オレのことも心配してほしいんだよね。
「どうやら、間に合ったようだな…」
「…見ろ、レーザー障壁が消えていく。コーラルは近い」
「俺たちの仕事にも…ひとつ区切りが付くだろう」
何がなんだか分からないうちにミッション終了。はやく下半身にもトレ入れて装甲つけないと、こうも感じまくりじゃ流石のビルダーも身が持たない。ウォルターの言い回しが奥歯にモノ挟まってる感じがするけど、ウリが完了したから良いのさ。
155
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/12(日) 20:54:08 ID:RPImbft2
「地底旅行はどうだい?ウォルター」
「強制執行システムが完全停止した。621の道連れを狙ったようだが…あいつは生き延びている。他の二人も無事だ」
「少し気になることはあるが…目標はすぐ近くだ。それまでには持てばいい」
「なるほど、惑星封鎖にも風穴が空きそうだね。……企業の方はどうだい?」
「未踏領域を前に、アーキバスとベイラムが膠着状態に陥っている。マネージャーの工作にかかり、どちらも対処を決めかねているのだろう」
「派手に飾り付けしてやったからね。…順当にいけば、あんたが一番乗りってことになるだろうさ」
「アーキバスはここでベイラムを消しておきたかったのだろうが、すぐにとはいかなくなった以上、先行する俺たちの存在に焦りを感じ始めるだろう。時間は稼げたが、企業の動向はかえって読み辛くなったのかもしれん」
「独立傭兵ってのは敵にも味方にもなるからね。それにかこつけて気軽に使いっ走りにしてたツケを払わせてやりゃあいい。あんたはあんたの仕事をするだけさ」
「その仕事についてだが…最終的には621がキーになると見ている。だからこそ、受ける仕事はあいつ自身が選ぶべきだ」
「『友人』たちの意に沿わない結果になってもかい?」
「友人か…それならあいつにも出来たのかもしれん」
621に会話を聞かれたことを気にして、今日のウォルターはガレージの奥まったところにあるドアの向こうで通話中。でも621には盗聴機能もあるんで、端末にサウンドオンリーの文字と共に会話が全部流れ出てくる。こいつは使えるCIAタチだ。セックスの方のウリでよく無茶な契約を通すから、あのマネージャーには嫌がられてるけどね。
「友人たちの意……ウォルターは、その友人たちと共に何かを行おうとしている…?」
「コーラルを手に入れ、成功を収める。…それだけが目的では無いような気もしますが…」
「ふーむ…」
最近エアはウォルター疑ってばかりだけど、ウォルターの方はウリの方針を621に任せてるから、そこは信用してもいいと思うぜ。ウォルターはきっと仲間とコーラル分けて、合コーラルドラ使ったキメモノセックスがやりたいに違いない。コーラルの気持ち良さは今のオレになら分かるし、コーラルキメションの味はオレも知りたいからやりたい気持ちは分かるんだぜ。ウォルターの激エロな野望のために、人肌も競パンも脱げる拓也だ。次のウリも頑張るぜ。
当の621だけど、端末で依頼を確認してたら一件だけが入ってたらしく、そいつに出撃することにしたらしい。「レイヴン。ルビコン解放戦線から依頼が届いています」ってエアが言うけど、差出人が凄かった。
「差出人は、ミドル・フラットウェル。解放戦線の実質的指導者が…あなたに会いたいそうです」
マジかよぉ!ここにきて大物から指名が入って、次のウリの内容もやっぱり気になる。「すごいところから依頼が来ましたね。621さん?大物とのパイプ作りもいいかもしれませんよ?」ってマネージャーも乗り気だ。企業の動きが怪しいらしいけど、今は時間もあるらしいから621も依頼を即受け。
「レイヴン?ルビコン解放戦線指令、ミドル・フラットウェルから依頼が入っています。すぐ受けれますか?」
「…すみません、私です、レイヴン。ミッションの概要を流しますね」
エアがマネージャーのマネをしたのに621に無視されて、気付いた時にはブリーフィングが始まっていた。
依頼文を読み上げるのは、歴戦の猛者感が溢れるチェ・ゲバラ系革命運動家だ。
「独立傭兵レイヴン。および…」
「……」
「独立傭兵レイヴン、および激エロのモロホスト。早速だが、仕事の説明をさせてもらう」
「企業勢力の筆頭、アーキバスは、封鎖機構の技術を取り込み優位にあるとは言え、終わらない勢力争いに消耗し、実態は疲弊している」
「今こそ奴らの重要戦力を削ぐ好機だ。目標はヴェスパー部隊、番号付き2名の排除。これに協力してもらいたい。対象は輜重部門の責任者、V.Vホーキンス。そしてその補佐官、V.VIIIペイターだ」
「深度1にて突如発生したコーラル溜まりを巡り、アーキバスはベイラムとの話し合いの席についているが、密かにベイラムの裏をかき、探査任務に奴らをつかせている。我々は情報工作によりこれをおびき寄せ…奇襲する」
「本作戦では僚機として私がお前に付こう。歴戦の勇士と共に戦える好機でもある」
「独立傭兵レイヴン。色好い返事を期待している」
お偉いさんから直々の指名を受けて、シャワーも浴びずに出撃準備を完了させるオレ。
621のアセンは両手のデカショットガンに、左肩にシールドと、右肩デカマラ砲を搭載するいつものスタイルだ。
「解放戦線の実質的指導者、ミドル・フラットウェルが自ら…あなたを測ろうという、そういった意思を感じます」
「拓也?あなたの機体は、あなたのガタイと違って屈強すぎるので目立ってしまいます。見つからないように気をつけてください」
エアからアドバイスを、マネージャーから言葉責めをもらって、621と一緒に出撃する。
隠れる場所は客が指定してくれてるから心配ないぜ。
156
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/12(日) 20:55:25 ID:RPImbft2
相手をハメようとした仕置き調教 投稿者:ビルダー拓也
「ミッション開始。ルビコン解放戦線指令、ミドル・フラットウェルとの協働作戦です」
エアからウリ開始の宣言が告げられて、621、拓也、フラットウェルの三人は深度1最下層からやや上にある管理点検用の建物の影に隠れてる。「…来るぞ、レイヴン、激エロ」フラットウェルの激シブ声に、子犬のように膝立ちになりそうになっていると、上からメカ系のブースト音が降ってきて、下に通り過ぎていった。
「第2隊長閣下から緊急招集とは、何事でしょうか?」
「スネイルにはよくあることだよペイター君。人を呼びつけるのが好きなんだろうね」
621の盗聴機から、清純そうな真面目くんの声と、戦争マニア系紳士っぽい中年ボイスが聞こえてくる。「第5隊長殿、聞かれでもしたら面倒ですよ」真面目くんの言う第5隊長は多分デカマラ戦で一緒に戦ったキャリア組系のエリートアーキバス社員くんのことだけど、話聞く限りだとチョー面倒くさい朝礼とか朝のお仕事体操とかやるタイプだ。ビルダー拓也はフリーだから、サラリーマン生活とは無縁で良かったぜ。
「施設のスキャン機能を使い、目標を確認しました。四脚がV.Vホーキンス。逆関節がその補佐官、V.VIIIペイターです。ですがLC機体も複数連れています」
エアのコーラル分析のすぐ後に、フラットウェルも「番号付きを2機確認したが、鹵獲機部隊を引き連れて来るとはな。…レイヴン、こちらの準備はできている」って言ってくるし、ブリーフィングで聞いた話とちょっと違うじゃん!AC2機だけでもキツいのに他にも大勢いるとか、オレが全身マンコ状態になっても処理しきれないぜ!奇襲のタイミングを伺うけど、レーダー見る限りだと合わせて10機はいるみたいで気分に↓が入ってくる。
「第2隊長閣下は…?」
「偉そうに遅れてくるのも、いつものことだよ。待とうか、ペイター君」
「はっ、待ちましょう」
会話がとぎれると、束の間の静寂がおとずれて、オレも621待ちでウズウズ開始。
でも621にはいつもの喧嘩っ早さが無い。正面からの殴り込みは好きだけど隠れてコソコソは苦手なのかな。
「…そう言えば、閣下は再教育センターの長官も兼任されたとか。収容人数も日増しに…」
「待て、ペイター君。どうもイカ臭すぎる」
とか思ってたら中年紳士の方が何事かに気付いて一気に警戒モード!
エアも「はっ!いけません!拓也の臭気が感知されました!」って不吉なことを言ってきて
「コ゜ッ!そこか!」
カタクヤフトが見つかって撃たれる!こんなのありえない!
装甲に弾が当たって跳弾すると「拓也!?シャワーは浴びましたか!?」ってマネージャーに聞かれて気付く。そういえば今日は大事なウリだったから、シャワー浴びる時間も惜しくて急いで準備したんだった。
「う、ウッス!浴びてないダス!」
「拓也!シャワーは大事な仕事の基本です!馬鹿者!」
マネージャーに速くも責められ、621もネムネムの顔でシラケ気味に。フラットウェルはため息ついてくるし「レイヴン、この展開は前にも見たような気がします…」ってエアにも遠回しに苦情もらって気分が更に気分が落ちてくる。
「やむを得ん…ここからは力戦になるぞ!」
「拓也はウリセンだけどね(笑)」
「レイヴン!蹴り落としてください!」
エアがキレたと同時に蹴り落とされるオレ。やられたぜ!拓也を殺す気だな!「一番装甲が厚い拓也を囮にして、一気に距離を詰める作戦ですか。良いですね」ってマネージャーは言うけど、オレはLC部隊から全身撃たれて甘い痺れに悶え踊ることに。その間に621とフラットウェルは敵部隊に急接近。2対2のACバトルに持ち込んでいく。「独立傭兵レイヴン…まさか直接やり合うことになるとは…」真面目系の兄ちゃんが言うと、中年紳士に分析される。
「もうひとりは『帥叔』フラットウェル…解放戦線の重鎮が、激エロのモロホストまで連れてお出ましとは。…ちょっと頑張ろうか、ペイター君」
「はっ、望むところであります」
青レーザーとブレードにフラットウェルが追い回されると、621もショットガンで四脚を撃つ。でも逆脚キックに背中をガン掘りされてパルスの連射を喰らってる。オレは全身をLC連中にイジメ抜かれてて、MTガタイは守れてるけどいつ攻撃を捩じ込まれるか分からない。こいつらヤバいぜ!ウマいぜ!
って思ってたら621は逆脚の真面目くんにターゲットを変えて、ビュンビュン動くそいつにデカマラ砲を正確に打ち込んでいく。
「…旧世代型とは思えない強さだ。多くの依頼を遂行してきただけのことはある…!」
こういう時に頼りになるのは621だよな。プレイの感想を早くも話す真面目くんに、今度はフラットウェルがキックをかまして機動戦闘を持ち掛ける。「番号付きめ…やはり容易ではないな」って言いつつも、フラットウェルは両手の銃を撃ちまくる。一方621とのタイマンになった中年紳士は下半身をクルクル回して621を弾き飛ばし、ブレードで追撃するけどかわされている。ものすげー高速戦闘で目が回りそうだけど、こっちは8機くらいのLCに輪姦されてて、徐々に刺激に狂っていく。ガトリングは盾で防がれるしミサイルは当たらねーしで冗談キツい!マジやり殺されるぜ!
そしたら戦場にいきなりグレネードがぶっ込まれて、フラットウェルがガン掘りされた!
157
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/12(日) 20:57:00 ID:RPImbft2
「これよりベイラムグループ専属AC部隊、レッドガンによる作戦行動を開始する」
「突入しろ!役立たずども!愉快な遠足の始まりだ!」
ハメられた!
アーキバスの部隊を奇襲したと思いきや、ベイラムの部隊に奇襲されることに!「あれは…G1ミシガン!?MTも多数確認!」「拓也!?今ベイラムのキャノン搭載型四脚MTがそちらに向かっています!すぐ後退できますか!?」エアとマネージャーから指示が飛び交い、オレを撃ってたLCの一機が四脚MTのキャノンとミサイルの雨でバラバラになる。やられたぜ!俺たちとアーキバスの部隊が激しすぎるウリを開始してくんずほぐれつ状態になるのを待っていたな!攻撃喰らってスタッグしたフラットウェルにはミシガンのガトリングとミサイルがスゲー勢いで撃ち込まれる!
「ここにきてレッドガンとは…!」
「受けも無しか。先に離脱する。レイヴン、あとは頼んだぞ」
「ミドル・フラットウェル、撃破されました!」
マジかよぉ!エアの報告と共にとんでもねー火力を食らったフラットウェルのACガタイが壊れると、脱出装置がスゲー勢いで飛び去っていって見えなくなる。俺たちをウリに誘っておいてフラットウェルは真っ先にダウンだ。ウリの最後をセックスじゃなくオナニーで済ませるようなもんだぜ!チョー勝手だよな!ベイラムのMT部隊はミシガンに続いて猪突猛進で突っ込んできて、横っ腹を殴られたLC部隊を囲んでとにかく撃ちまくり。オレもスピード出して後退するけど四脚MTのデカガタイに阻まれてキャタピラが乗り上げ、動けなくなる。コイツらは数で押し切ることになれてるプロ級部隊だ!
621の方にもMT集団とミシガンが入ってきて爆発を徹底的に爆発を起こして、アーキバスACもろともこっちを良がらせてくる。「レッドガン…ベイラムのミシガンまでも…!?」「さすがにこれはまずいぞペイターくん!油断するなよ!」「了解です!」事態の急変に真面目くんと中年紳士も一気に本気モード!621とミシガンを相手に2対1対1の構図になっていく。
そしてここで621が新テクを開発!一瞬だけミシガンに近づくことでミシガンに爆弾を投げさせ、そこに追ってきた中年紳士を突っ込ませてスタッグを取り、反転してからすかさず紳士にダブルショットガンとキックとデカマラ砲をぶち込んでリペアを一個使わせる。
「…やるじゃないかキミ…ラスティ君が入れ込むわけだ」
「腕を上げたなG13。それともヴェスパーは受付係でもなれるのか?」
「第5隊長閣下への侮辱はやめていただく!あなたの相手は、このペイターがつとめる!」
4機のACが空中でグルグルしているけど、オレの方は乗り上げたガタイの下の方から、MTの貧弱なライフルにじわじわ責められてコクピットが微振動を繰り返す。「あーっ!あーすっげー揺れるっ!おおお!痺れる!」って腰がガクガク浮いてきて下半身がエロに狂っていきオレの制御を離れていく。「レイヴン!このままでは拓也が危険です!急ぎ支援を!」ってエアはいってるけど、621は戦いに夢中でオレの方にはやってこない。LC連中はMTを次々落としていくも、今度は上から爆撃まで追加されて自慢の盾もついにぶっ飛び爆散。逆に1機、2機、3機と撃ち落とされてスゲーことになっている。
そしてさらに上から大量のミサイルが降り注いできて、ついにカタクヤフトのガトリングが折れた!
「他勢を相手に両面作戦か、独立傭兵」
「その蛮勇は認めるが…通らんよ、それはな」
敵増援に遭遇!MT部隊を引き連れたACがまた現れて、上から容赦の無いミサイル責めが展開される。「ベイラム部隊の増援です!これは…ACディープダウン!?G2、ナイルです!」エアに紹介されてリングインしたACにミシガンも指示出し。「遅い!このまま終わるかと思ったぞ!支援爆撃を続けろ!炎の海に溺れさせてやれ!」って指示が入ると爆弾の量が濃くなり、621とアーキバスの二人もACとばかり戦っていられなくなって、そこら中を飛び回って爆弾とミサイル避けながらMTや LCや爆撃機との乱交パーティーに突入。
オレは一本のガトリングと当たんねーミサイルしか撃てないけど、オレの動きを封じてた四脚MTに中年紳士のキックとブレードが入って脚が一本折られてバランスを崩した。これが拓也脱出のチャンスだぜ。すかさずギアをバックに入れて、バック走行で緊急離脱。そのまま戦場逃げ回ってたら621がいきなり両手のショットガンを捨てた!
「621さんのショットガンが弾切れしました!」
マジかよぉ!MTとLCとACが入り混じる大乱交に621のアセンブルが悲鳴を上げる。使える武器はキャノンだけ!機体も少し治ってるからリペアも使ったに違いない。そこで更にベイラムが新テキを投入!四脚MTが2機追加され、戦場がギュウギュウに狭くなってLC部隊が全滅する!
「部隊は壊滅か…不本意なことだが、大勢は決したようだね、ペイター君」
「はっ、残念であります」
「この借りは次の機会に返すとして、勝ち目の無い戦いはするものじゃない。離脱しようか」
「了解しました」
爆撃をかわしながらも紳士と真面目くんも遂に通常モードになって、アサルトふかして煙だらけの戦場を脱出する。
「ホーキンス、ペイター、両名の撤退を確認…作戦失敗です、レイヴン…」
「拓也!?621さん!?作戦目標が領域を離脱しました!もう戦う意味はありません!こちらも撤退しましょう!」
レッドガンに襲われて
全員ボコボコにパンチ食らって
警告音が点滅すると
あと3分で力尽き果てる
その時の追い撃ちに苦しむスリルにドキドキするって
傭兵陵辱だぜ!
ガトリング折られた拓也は火力が弱ぃし
息ゎ苦しいし
621の最後の悪あがきは3分以上にわたり
絶対負けるはずのない621が撤退する!
そんなのあり得ない!
「戦闘は終わった!救護班、降りてこい!」
「負傷して喚いている根性無し共を、まとめてベッドに繋いでやれ!」
ミシガンの通信を盗聴しながら、621と一緒にゲートの奧に撤退する。
頭の中に浮かんできたのはあのウォルター。「日本の無断出撃は弱いな。オレの621を見ろ、絶対作戦成功するぞ」あっ、あっ、ウォルターだ。ウォッチ、ウォッチ。「気安く呼ぶんじゃねーよ。一応仕事仲間だから来てやったんだぜ。報酬回してやらねーぞ」ミッションを失敗して帰ると、多分反省会議が始まる。やっぱりウォッチ・ポイントをウォッチンポ・イント呼ばわりするのはやめたほうがいいかな…
158
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/12(日) 20:57:41 ID:RPImbft2
今日の投稿はここまで。
159
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/12(日) 21:07:15 ID:wL0r5d6o
大乱行じゃねーか!
拓也!また混迷極まる戦場に放り込まれたな!
160
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/12(日) 21:10:41 ID:y2l6UPQk
あんな狭いとこで大乱行はキツイぜ!
161
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/12(日) 21:16:55 ID:wL0r5d6o
>>160
でも原作と違ってエンフォーサー戦の空間じゃなくて、レッドガン部隊迎撃の場所で盛り合ってるからまだ余裕はある方だと思う
それでも621+フラットウェル+カタクヤフト+ヴェスパー二機+レッドガン部隊+ナイルさんでもうめちゃくちゃや
162
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/12(日) 21:44:38 ID:/qMWPGSc
ペイターさんって人はとても真面目で忠誠心のある人なんだなあ……
163
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/12(日) 21:48:45 ID:Z78fFEE.
激エロのモロホストが完全に通り名になってて笑う
拓也!色んなボイスで理想の自分を呼んでもらえるな!
164
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/13(月) 23:46:10 ID:zaSoURT2
分岐ミッションデカマラ合体展開でマジ狂い!
165
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/15(水) 10:26:25 ID:oPjyjIBY
ウォルターもちょっとノリノリで草
166
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/16(木) 20:25:54 ID:YHGS47l6
コーラルが絡むと死人が増えるよね 投稿者:エクスプローラー拓也
「お前たちを奇襲したレッドガンの本隊だが、深度1を制圧したことを材料として、アーキバスとの再交渉に入るそうだ」
「…作戦は失敗したが、あの激戦を生き残っただけでも良しとした方がいいだろう」
「例のコーラル溜まりについてだが…レッドガンによる占拠を受けて、ベイラムも本格的な調査を開始するらしい。偽装工作がバレるのも時間の問題だ」
「アーキバスを抜き、コーラル争奪競争に優勢と見たベイラムは、追加部隊のルビコン入りも計画している。惑星封鎖機構を締め出した今、両社の衝突も更に激化するだろう」
「コーラルが絡むと、死人が増える」
「過去から未来まで、変わらない事実だ」
はじめてウリの仕事に失敗して、ウォルターに優しい口調で現状を説明される。無断出撃で戦費が増えるよね、って説教されると思ったのになんだか罪悪感。こうまでホワイト対応だとウォルターの迷惑になってないかがやっぱり気になる。マネージャーの新テクでチョー複雑なことになってるらしいし、エアも「…レイヴン。私たちは…争いの火種でしか、ありえないのでしょうか…?」ってテンションに↓が入って、ショボショボの態度でゲンナリ気味。
ガレージの空気が重いけど、マネージャーはウォルターに一言謝罪を入れてから
「でもコーラルが絡まなくたって死人は増えますよ。今回はたまたま、奪い合いの対象がコーラルだったってだけです」
「死人を増やしてるのはコーラルじゃなくて金と殺人ですし、何を取り合うにしても、選択肢に躊躇なく殺し合いが出てきてしまう人たちは、もうそういう人たちだって思って割り切るしか無いと思うんです。私達は政治家でも権力者でもないんですし」
「例えば『殺し合いは好きにしてていいけど、こっちに迷惑かけないで』みたいな、そんな感じのスタンスで良いんじゃないですか?企業の争いなんてやらせとけば良いんですよ」
「コーラルの奪い合いをやってる私達が言うのも変ですけど、それだって大企業が殺し合い上等のクソみたいな事業展開をしてるのが悪いんです。話し合いと売り買いで物事を決める普通の市場だったら、ウォルターさんも殺し合いなんてしないんじゃないですか?」
とか言ってスゲー開き直ってる!自分の新テクが原因で深度1でメチャメチャ死人が出たのに、コイツは「もしもコーラル溜まりで大勢の人が死んでも私のせいじゃねーからな!」って感じで、自分と関係無い他人には徹底的に冷たくなれるチョーSマネージャーだ。ウォルターは優しいから、もしもウォルターに逆らう時があったら気が引けるけど、マネージャーには絶対に逆らっちゃいけないシチュエーションだと思ったぜ。ウォルターはしばらく黙り込んだあと
「…そうだな。お前の立場では、そう考える方が気が晴れるかもしれん」
「確かに、俺たちが余計な感傷に浸る必要はない。仕事を続けるぞ」
って気を取り直して、反省会議を解散して居なくなった。でもウォルターの口ぶりにマネージャーまで怪しんできたらしく「コーラルが絡むと死人が増えるって、コーラル争奪戦に参戦してる人のセリフとは思えませんね。本当に何か別の目的があるのかも…」ってマネジメント分析開始。脳波が繋がってるから、マネージャーの言葉にエアが少し楽になったのは分かるけど、マジでウォルターが黒幕系のフィクサーだったなんてことは遠慮するぜ。
次のウリの準備にズブリと入る拓也だけど、カタクヤフトはガトリング一本無くなってるしミサイルは当たんねーし、ガタイデカすぎてガレージ入んねーし替えのパーツも無くてマヂジリ貧で死にそう。カーラにも事情があるから修理に呼べないぜ。だからオレはグレまくって、久々にオールマインドにアクセスするも誰もいないみてえに反応が返ってこない。前のプレイが相当恥ずかしかったのかな。
621は作戦失敗でよほどイラついたみたいで、パーツ変えまくりVRトレーニングしまくり白目剥いてエンブレム作りまくりの全身傭兵状態に堕ちたらしく、ACを左手にパイル、右手にデカレーザーライフル、左肩に10連ミサイル、右肩にデカグレネードを搭載したマッチョガタイにバルクアップ。どんな敵が来ても戦えるマジで最高の戦闘machineに変貌させる。準備が完了したところで、次のウリの開始だぜ。
167
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/16(木) 20:29:26 ID:YHGS47l6
SM洞窟で5P 投稿者:エクスプローラー拓也
「621、仕事を再開しよう」
「レーザー障壁を解除したことで、さらなる深度の探査が可能となった。アーキバスからは、先行調査を継続しろとの依頼がひとつ」
「そしてもうひとつ、新たな依頼が来ている」
いつものブリーフィングが今回は変化球らしく、ウォルターがメッセージを切り替えると、代わりにあのキャリア系のエリート商社マンがウリの話を再開する!ヤバいぜ!マネージャーの細工が早くもアーキバスにバレたぜって拓也は痙攣硬直。緊張で乳首がギンギンにイキリ立つ。
「先行調査要員、レイヴンに通達します」
「あなたの進行してきたルートを、密かに追跡している小集団があるとの情報を得ました。おそらく、ベイラムの送り込んだ調査用のMT部隊でしょう」
「コーラル調査においては、アーキバスの要請に基づかない独断での突入は許容されない。ベイラムの貧弱なMT部隊であろうと例外はありません」
「発見次第、速やかに抹殺するように」
キャリア君はそれだけ言って録画映像終わらせたけど、マネージャーの工作を見抜いてるかどうかが分からない。でもマネージャーは「これ罠じゃないですか?」って速攻で分析。「私たちがアーキバスの調査部隊を襲ったことは、あの逃げた二人組のヴェスパー幹部から多分伝わってますし、そのうえでこんな依頼出しますかね?」ってウォルターに聞くけど「かつて壁を落とした621に、解放戦線は依頼を出した。独立傭兵とはそういうものだ」って返されて、イマイチな顔で納得気味。
「…死人が増えると言ったな。こういうことだ」
ウォルターの言葉を最後にブリーフィングが終了すると、621は早速最新アセンを引っ張り出して出撃準備を完了させる。「あなたを追跡しているベイラム部隊…レッドガンでしょうか…?」エアがまた不吉なこと言ってくるけど、あんな奴らにまた輪姦されたら身が保たないナリね。
そんなこんなで、今日もウリやってくぜ。
「ミッション開始だ。封鎖されていた深度を降下していけ」ウォルターにうながされ、いつものように穴を降りていく621とオレ。「レーダー障害が発生しています。活性コーラルによる干渉でしょう。あなた方の目と耳が頼りです」エアが言う通りカタクヤフトのレーダーも使い物にならなくなる。狭い縦穴を通っていくと、ここでカタクヤフトガタイには相当狭い穴に行き着いて、しょうがねーって感じで621はオレに道を譲ってきたから、拓也が無理矢理狭い道を通ることに。
オレのマシーンガタイは頑丈だかふぁ、穴をガリガリ広くしながら進んでいけるけど、カタクヤフトは無理矢理ガタイを押し込んで岩壁を削りながら進んでるんで、振動に激しくコクピットを上下左右に揺さぶられ、拓也は激エロ操縦酔いを起こして進むだけで精一杯になっていく。
「あっ!ルビコニアンふつうワーム!」
そしたらマネージャーがスゲー気持ち悪いイモムシを発見!「それは…ミールワームか?異常成長している…」ってウォルターが言うけど、マネージャーは頑なにふつうワーム呼ばわりを崩さない。「ルビコニアンが食べる普通食のひとつですからね。正直味が気になるんですよ」って興味津々だ。でも
「生体内部からコーラル反応…!?危険です!」
ってエアが言った瞬間にミールワームが爆発すると、マネージャーが静かになる。621はその一瞬でもカタクヤフトを盾にしたから、拓也は爆発をまともに喰らって意識がぶっ飛びそうになるも、機体カメラに虫の内臓がこびりつきまくって一気に激萎え。射精はしなかったけどオレは不完全燃焼になったから気持ち悪いぜ。マネージャーが言うには「…こんなのどうやって食べるんですか?」だってさ。
「ミールワームの養育ポッドか…以前は稼働していたのだろうが…」
ウォルターの呟き聴きながら、そのまま虫を踏み潰して行ったり、パーツ回収したりしてると、エアから報告。「レイヴン、後方から機体反応。一定の距離を維持しつつ、追跡してきているようです」気になること言ってくるけど、こんな狭いところで迎撃なんてやったら拓也は逃げ場もなく正面装甲レイプされて、ザーメンまみれで死ぬことになるから進行を急ぐぜ!ガタイ揺らしまくって洞窟マンコをガンボーリングしていると、いきなり広場に出て、そこに敵機が追いついてきた。
168
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/16(木) 20:32:29 ID:YHGS47l6
「ベイラムの先行調査部隊を撃破しろ、という話だったが…なるほど…突出した個人は、もはや不要ということか」
「そして、あわよくば不穏分子も共倒れ…上の連中の考えそうなことだ」
「このラスティには…ルビコンで為すべきことがある」
「戦友、君はどうだ」
現れたのはあのイケメンラスティ!恋焦がれた本命クンと殺し合うことになってマジ狂い!「AC、スティールヘイズ来ます!」エアからの情報でせっかくの恋が最悪の悲恋に終わり、オレにもオンナみたいなアンアン泣きが入って、引き金がズシリと重くなる。「ヤッス!ヤッス!」と叫びながら涙に濡れたホスト顔を左右に振りまくりなイヤイヤ態度で反戦を訴えるも、決意を処女ケツみてえにガチガチに固めたラスティには届かない。
「踊らされるつもりもないが、いずれ避けては通れない道だ。いくぞ戦友」
ラスティと激しい機動戦を繰り広げる621。ふたりは広場の中心で咽び泣いている拓也を挟んでクルクル回って、互いの攻撃をオレのガタイで防いでくる。その攻撃が入れ替わり立ち替わり拓也のマシーンガタイの正面に当たって
「あーっ!おううぅす!おーっ!うーっす!」
カタクヤフト陵辱だぜ!さっきまでの哀しさが突然のスタッガー祭りでぶっ飛び、快楽だけに脳を支配されて瞬時に射精。イケメンラスティのクルクルブレードと621のグレネードキャノンに交互に犯されスタッガーだけを執拗に取られまくり、快楽の奴隷になるだけの全身マンコ状態になるとエアも
「くっ…!拓也との、脳波の結びつきが強くなって…!」
「拓也の中で、コーラルを増殖させてしまったから…レ、レイヴン!拓也から離れて…あぁっ!だめっ!で、出る…!」
って悶絶開始。「互いが抹殺対象というわけか…いや待て、これはまずい」「あっ、このパターンは…」ってウォルターもマネージャーも事態のヤバさに気付くけど、そんなの通信繋いでないラスティには関係無いから「強いな…以前よりも圧力を増している…!」って炊飯器のセールスに合いそうなカッコいいセリフ吐きながら、拓也を徹底的に拓也を621と一緒になって武器で犯してくる。そこにさらに増援が登場!
「待て!先走るなラスティ!」
先走り汁はもう出てるけどね(笑)
やってきたのは、前のウリで俺たちを見捨てたフラットウェルのおじさんだけど、機体にダメージがあるらしく片手が壊れて無くなってる。
「フラットウェル…!? そんな…解放戦線の重鎮が何故…!うっ!」
「ああっ!だめっ!昂ってしまって…! これ以上…!」
エアが報告入れてくれるのはいいけど、エア本人も拓也もそれどころじゃないし621も2対1で聞く暇なくて、もう誰のための報告なのか分かんねーよ!マネージャーもウォルターも621に離れて戦うようにアドバイスするけど、移動先をフラットウェルに邪魔されてカタクヤフトの周りに拘束されてる。「ラスティ…そいつは使われるだけの猟犬ではない。可能性が見えるのだ!」ってフラットウェルも拓也の輪姦プレイに加わり、オレを中心にクルクル回って戦闘開始。
「知っているさ『帥叔』フラットウェル。だがそのとおりになるとも限らない」
「止むを得ん…独立傭兵レイヴン、惜しいが討たせてもらうぞ!」
オレは真っ白にチカチカしまくる頭で気絶と覚醒繰り返しながら、ふたりがなんかカッコいいこと話してるのだけは分かるけど、やってることは全身が痙攣するオレを撃ちまくって良がらせてるだけで、621は全くの無傷だ。結局かつて仲間だったフラットウェルにバズーカとキックぶっこまれて、621からまたグレネード爆撃されて、拓也は意識がコーラルに散逸し射精。でもエアが「レッ、レイヴン!レイヴン!!私もうっ…! あああーーっ!!」って絶叫をあげると同時に拓也の意識が溶けたコーラルが、脳で再びぶっ飛び増殖。脳の隅々までコーラルが行き渡ると散逸した意識がもう一度脳にぶっ込まれて目覚めさせられる。621も武器を下ろして硬直。黙ったままピクリともせずに動かなくなった。
169
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/16(木) 20:34:03 ID:YHGS47l6
オレとエアのマジ狂い声に、戦闘を中止したイケメンラスティとフラットウェルのお喋りが補われる。
「どうしたことだ…攻撃をやめたのか…? ラスティ、これは…」
「戦友…教えてくれ。以前の君とは、何かが違うはずだ」
「あーっ!うーっす!おうぅぅ!おおー!」
「レイヴンっ!あぁっ!レイヴン!ま、またっ…! また出る…! 我慢、できません…! あぁっ!!」
「だが君は、まだ何かを背負ってはいない。教えてくれ、なんのために戦うのかを」
「独立傭兵レイヴン。可能性があることを、我々も信じたいのだ。真意があるのなら話してもらいたい」
「ウン!ウン!ウン!ウン!ウォン!ウォン!ウォン!ウォン!ウォン!」
「だめっ!レイヴン、私もう、保ちません…!! はぐっ!またいくっ…!! いくぅっ!!」
「戦友…まさか君に限って、全てを諦めたから銃を下げたというわけでもないだろう?君はそんな者ではないはずだ」
「ラスティ。こちらとしても、追加戦力を受け入れるだけの余地はある。機会はまだあるのだ」
「分かっている。だがどうしても、今この場で聞きたいんだ。彼の口からな」
「うっすうっすうっす!おおおおおーー!!うおおおおぉぉすうぅぅぅ!!」
「ああーっ!!ああーっ!!いやっ!だめっ!レ…レイ、ヴ……んくっ!!!」
またコーラルが大増殖して621のACがぶっ飛ぶかと思ったけど、その前にエアの意識がぶっ飛び気絶。増殖する前にビクビクとコーラル波形痙攣させながら動かなくなった。「ラスティ、時間がない。まもなくベイラムからの追手が来る。ここまでだ」「戦友…私はまだ終わるわけにはいかない。君が武器を下げたことに、何か意味があると…私は信じている」ふたりは終始意味深なことばっかり言って結局アサルトブーストで帰っていったけど、激しすぎるエロの余韻に息も絶え絶えな拓也。通信機からはマネージャーの報告が聞こえてくるも、今のオレにはガタイが粉砕されるほどのエロスだけが全てだぜ。
「ラスティ、フラットウェル、両名とも戦線離脱したようです…なぜ見逃してくれたのかは分かりませんが、本当に危ないところでした…」
「ウォルターさん、拓也の運用は621さん任せにしない方が良さそうですね…」
「そうだな…」
オレとエアがぐったりダウンしてるところ、621もコーラルトリップが抜けて周りをキョロキョロ。システムを通常モードに切り替えてまた進み始めたんで、マネージャーも遠隔操作でカタクヤフトの自動運転を起動。621のあとを勝手についていくようにした。するとある程度進んだあたりで「あっ!はぁっ」って喘ぎながらエアがビクンと目覚めてダウンから復帰。「これは…コーラル集積反応…ぐっ…この大穴の下から、きっ、来ています…進みましょう」ってギリギリの状態で621を導いていく。そしたら地下なのにチョー広くて明るい場所に出てグッタリ拓也も少しだけ驚き。マネージャーはもっと驚いてたぜ。
「こんなところに街があるなんて…ウォルターさん、ここは…!?」
「ルビコン技研都市…」
「やはりか…探しても見つからないわけだ」
「企業たちが到達する前に手を打つ必要がある。戻って休め」
「おそらく、次が最後の仕事になるだろう」
ウォルターから最後のウリが明かされて、拓也は今日も機内でダウンだ。
170
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/16(木) 20:35:07 ID:YHGS47l6
今日の投稿はここまで。
投稿間隔が空いちゃっ…たぁ!
171
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/16(木) 21:18:00 ID:iBGPgSGc
アホみたいな連中にクソ真面目に語りかけるラスティ兄貴に涙を禁じえない
172
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/16(木) 21:30:42 ID:YHGS47l6
補足だぜ!
(ラスティは621のことを「彼」と呼んでいますが、621はほとんど喋らないしラスティに顔を見せたこともないので、ラスティが勝手に621を彼と呼んでいるだけです。本作の621の外見や性別は特に決めて)ないです
173
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/16(木) 21:48:49 ID:5p9vn6c.
621もラスティもついでにフラットウェルもカタクヤフトに対して畜生過ぎて草
174
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/16(木) 21:59:43 ID:QUsgAmcA
淫乱三馬鹿トリオさぁ…
175
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/16(木) 23:27:48 ID:D653QAGs
こんなんでルビコニアンキュベレイに勝てんのかよ!(心配)
176
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/16(木) 23:30:03 ID:WeExnKOU
やっぱり淫乱三馬鹿トリオじゃないか!
177
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/17(金) 00:30:03 ID:Fpb2l1/k
淫乱三馬鹿トリオほんとすき
これが……人とコーラルの可能性なのぉ?
なんか(脳を)侵されてるよぉ
178
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/17(金) 00:33:50 ID:BbhwPLOw
タクヤはスタンニードルランチャーでアンブッシュされても平気なんだよな!
179
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/17(金) 01:19:43 ID:K6W5/UjI
儚い瞳の島に落ちてるムーンライト拾わせてやるから、3分間水底に沈め!
180
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/21(火) 22:46:50 ID:JkDi/owI
チョーバカデカい地下都市を見つけて、そこにガレージを隠れさせると、ウォルターが最後の仕事の準備があるからってひとり外出。はじめて来るはずの場所なのに、探査用の車に乗ってひとりで都市のどこかに消えていった。去り際に「拓也、鎮静剤を今から服用しておけ。この仕事にミスは許されない」って言われたんで、しょうがないから建前だけでも守るために鎮静剤キメたから、今はネムネムの顔でシラケ気味に。マネージャーとオレの嘘なんだけど、エアのことバレないようにするためだから仕方ないぜ。その当のエアだけど
「レイヴン…またやってしまいました…」
「すみません…あんなに恥ずかしい私を、またあなたに晒してしまうなんて…」
「それだけではなく、あなた自身の命まで、また危険に…」
「………」
「…やはり、あなたとの交信は、間違いだったのでしょうか…」
「私は、あなたの足を引っ張ってばかりです…! もう自信がありません…!」
これから最後の仕事で、これが終わったら俺たちも地球に帰れるぜ。っていう時にマジで今までにないくらいメンタルに↓が入ってて、シクシクの声で自虐気味に。はじめてのことでオレもビビったけど、1番驚いてるのは621なんだよね。だから621もちょっと焦ってて顔を横に振っている。オレも「元はオレがイキすぎちゃったせいだから、お互いにイキすぎたからOKだぜ!」って援護する。困った時はお互いさまなんだよね。おかげでエアの気持ちも少し落ち着いたみたいだけど、その落ち着いた波形に何かが届いているらしい。
「レイヴン…あの…実は私には、すでに同胞たちの声が見えているのです」
「アイビスの火に飲み込まれ、消えた同胞たち。そのわずかな生き残りが、長い時を経て再び群れを形成した…」
「……」
「いえ、すみません。感傷に浸っている時ではないですね」
「ウォルターから連絡が来ているようです。確認してみましょう」
都市のどこかにひとっ走りしたはずのウォルターから話があるらしいんで、全員で端末前に待機する。そういえば、エアはコーラルの中でもちょっと変わったヤツらしいけど、友達のコーラルが片っ端からウォルターに買われていくのをどう思ってるのかがやっぱり気になる。ウリの斡旋をするマネージャーの立場になった気分だぜ。でもコーラルがウリセンになるのを望んでいるのかエアに聞いても
「彼らの声は、判然としていません。総意と言えるものは無いようです」
「ただ、エネルギー資源としてのコーラルの有用性は、私も理解しています」
なんて言われてハッキリしない。でもエアはコーラルでの揉め事は嫌いだけど、コーラルで生きることはセーフらしいから、コーラルをキメションとカクテルして飲むぐらいなら多分イケるぜ。ゲイ界隈にウリまくれば平和で良いんだよな。ウォルターはホワイト経営思考だから、企業連中と違って平和的な方面で売ってくれるに違いない。コーラルが接近すると淫獣が増えるよね。それで肝心のウォルターからの話っていうのは、豪華声優陣のフルボイスが聞こえてきそうなことだった。
「621、仕事の前に、ひとつ昔話をしよう」
「ある科学者がいた。家族を捨て、コーラルの研究に没頭した男だ」
「狂った成果が山ほど生み出された。強化人間もそのひとつだ」
「善良な科学者もいた。男の罪を肩代わりし、全てに火を点け…そして満足して死んだ」
「…この話には教訓がある」
「一度生まれたものは、そう簡単には死なない」
「621、昔話は終わりだ。仕事を始めるぞ」
昔、世界はひとつに繋がっていて、暖かな光が満ちていた…みたいな話かと思いきや、かなりボカされててウォルターと関係があるのか無いのか微妙な話が提供される。でも話を聞いた拓也の脳裏に現れたのは、あのターミネーター!あの映画は、マジ狂いの科学者がとんでもない発明しちゃったせいで、激ヤバな成果が人間を滅ぼしかける話だったんだ。「ルビコンのコーラルは弱いな!オレを見ろ!絶対死なないぞ!」あっ、シュワちゃんだ。シュワッチシュワッチ!それはまたあとで話すけど、昔話を終えたウォルターは今までどおりブリーフィングを開始する。考える時間くらい欲しいけど、グズグズズコズコしてると企業のヤツらに先を越されるから急ぐぜ。
「お前も見ただろう、あの廃墟を」
「ルビコン技研都市…アイビスの火を引き起こした、罪人たちの墓標だ」
「その中心に…コーラルはある」
「アーキバスからは先行調査打ち切りの通達があった。以降は連中のAC部隊が調査を引き継ぐそうだ。アーキバスはマネージャーの工作に気付き始めている」
「だがベイラムの…少なくともその上層部は、まだ工作に気付いていない。つまりアーキバスの進行は、ベイラムが遮ることになる。長くはないだろうが、仕事に必要な最低限の時間は稼げるだろう」
「…企業に使われるのは終わりだ」
「アーキバスAC部隊を排除し、コーラル集積地点へと真っ先に到達しろ」
「拓也。マネージャー…この仕事はお前たちにとっての最後の仕事となる。ミッション遂行後の脱出ルートは既に割り出した。目標を達成したあとは、そこへ向かえ」
「そして621、お前には…」
「この仕事が終わったら、ある友人からの、最後の依頼について話そう」
いよいよオレたちにとっての激エロ最終ミッションが始まる。621のラストウリセンが気になるけど、621のことだから大丈夫だよな。でも621がここに残ってオレが地球に帰っちゃったら、エアはどうするのかな、ふたりに増えて快感も二分の一になっちゃうのかなってガタイで分析。でもいつもみたいに脳波を切ればセーフだよな。拓也の脳にコーラルは残るけど、それもまたあとで考えるぜ。
「…621、ここからは俺に…」
「…いや、お前自身の感覚に従え」
ウォルターからの遠隔操作で、ウリの会場にガレージが到着。
ACとカタクヤフトが投下され、最後のウリの時間だぜ!
181
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/21(火) 22:48:25 ID:JkDi/owI
ウリ最終報告 投稿者:エクスプローラー拓也
「同胞たちの声が近い…」
「ここが、私の故郷…」
企業同士が牽制セックスしてる間に、俺たちはエアのふるさと探訪を開始して、廃墟の街を進んでいく。街で何かしていたウォルターはガレージに戻ってきたみたいで、マネージャーと一緒にガレージ入りした。「ミッション開始だ」この声はウォルターだな。「行きましょうレイヴン、拓也」この声はエアだなって通信と交信の聞き分けもバッチリでガタイも好調だ。カタクヤフトの壊れた武器は修理に必要なパーツが無いから治せなかったけど、最後のウリは何も無い廃棄を探検して、集積コーラルにたどり着くだけだから楽勝だな。
「スネイル第2隊長閣下、増援をお願いします。任務安定遂行には兵力が足りません」
「技研のガラクタが、鬱陶しいですよ!」
「そこのヴェスパー、この強行調査の指揮権はベイラムにあります。あなたの上司も、その条件であなたの隊を私に貸し与えたはず。増援が欲しいのなら、私が要請を出しますよ?」
「私の指揮官はスネイル隊長閣下だけだ。ベイラムの兵員に、ヴェスパーの指揮系統に口を出す権利はない」
「なんとも融通の効かない…そんなさまだから吉兆を見逃し、我が隊の総長に出し抜かれるのです。頭が硬いのはベイラムも同じですが」
楽勝だなって思ってたら進んだ先で爆発が起こって、2機のACがぺちゃくちゃ喋りながら引き連れた部隊と一緒にドンパチしててマジ狂い!俺たちが1番乗りじゃねーのかよ!「混成のAC部隊を確認。片方はレッドガン隊員のようですが…」エアの報告でACの素性は分かったけど、マネージャーとウォルターにもこれは予想外だったらしくて「ウォルターさん!あれってもしかして、ベイラムとアーキバスの…!?」「偽装工作を見抜き、ベイラムと組んだか…よほど俺たちに先行されたくないようだ」ってオペレーター分析開始。
「ベイラムも、連中にしては動きが早いが…ミシガンがアーキバスの部隊を一度退けたのが大きかったか…」
「621、突破しろ。両社勢力が無人兵器と交戦している今が好機だ」
「拓也、お前は621を後方から援護しろ。敵に捕捉されたら、機体を反転させて防御に徹した方がいい」
ウォルターから作戦を提供され、621が戦場にアサルトブースト突撃すると、621の盗聴装置からオレの方にも音声が入って、敵ACに乗ってるオンナの声が聞こえてくる。「独立傭兵…? スネイル隊長閣下に報告。例のカラスとバター犬が現れました、増援をお願いします」って報告を入れている。でもそのあとに
「バター犬…激エロのモロホスト…その呼び方はどうなのですか、スネイル閣下」
「これではヴェスパー隊の品位が……いや、今は排除に集中しなければ」
って不満タラタラで笑ったぜ。オレはセックス用の動物だから良いんだけど、向こうはそうじゃないみたいだ。「ガラクタ掃除では物足りなかったところです。この五花海がお相手しましょう!」って、もう片方のACが621との一対一のプレイに入ると、MT部隊も621に銃口向けて一斉射撃。無人機も放置プレイは気に食わないらしく、必然的に三つ巴のトライアングルになって3勢力でしゃぶり合いだ。
「ベイラムは泥舟と思っていたのですが、中々どうして持ち堪えるものです。解放戦線に予期せぬ理気が流れ込んだおかげで、大流が変わったことはわかりましたが…」
「まさかアーキバスと再び組むことになるとは。ベイラム本部も、そこまで馬鹿ではなかったようです。壁越えにしてアイスワーム殺し。貴方の首級も、より良い貢物になるでしょう」
「この出会い…! まさに吉兆か!」
男のACの方はモノスゲーお喋り君で、テンションに↑も入ってて独り言を喋りまくり。621の前でそんなに余裕ぶっこいてたら、どうなっても知らないぜ。なんて考えながらひとりでミサイル撃っていると、いきなり目の前にオンナのACが現れてローションバブルを吹きかけてきた!
「あーっ!見えないっ!」
いきなり視界塞がれて攻撃も喰らってパニックになるオレ。アクセルふかして追い払ったけど狭い街中に邪魔されて、ビルに突っ込み衝撃に雄膣がスタッグ。子宮がキュウキュウ締まり始めて喘ぎ声を漏らしてしまい、エアに脳波を早くも切られる。
「スネイル隊長、例のアレとの交戦を開始しました。増援はレイヴンの方へ…」
「…隊長閣下からの応答が無い…? 通信が届いていないのか?」
ずっと増援を欲しがってるオンナにマシーンガタイを責められ、拓也も負けじとガタイを旋回させてオンナのACにガトリングを放つも、それもシールドに防がれてMTガタイに蹴りとブレードをぶち込まれてもう一度スタッグ。頭振り乱して意識掻き乱されて早くも射精する拓也。「拓也?621さんが敵を片付けるまでは逃げた方が良いです。あなたの意識がぶっ飛ぶと621さんにも影響が出ます」ってマネージャーにも言われたし、ここはアクセル飛ばして離脱するしかないぜ。
182
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/21(火) 22:49:20 ID:JkDi/owI
でも621の方はというと、MT連中を大爆発で片付けて、早くも敵ACとのタイマン勝負に持ち込んでる。前にも書いたけど、今の621は左手にパイル、右手にデカレーザーライフル、左肩に10連ミサイル、右肩にデカグレネードを搭載した重量二脚マッチョガタイだ。10連ミサイルとレーザーでブースト使わせてから、動きが鈍くなったところにグレネードをぶっ込んでよがらせてからパイルをズブリと挿入させる。でも敵ACはギリギリでシールド展開が間に合ったみたいで、621のデカマラアタックを辛うじて耐え切っていたぜ。
「吉穴が霞む…! ここは一度退きましょう!」
「私が無理押しする必要はありませんからね!あとは頼みましたよ、アーキバス!」
でも621の強烈なガン掘りには音を上げたらしく、脱出装置で急いで緊急離脱する。
だから621はオレの方に応援に来て、オレを追いかけてきたオンナのACをさらに追いかける。
「スネイル閣下、僚機が離脱しました、増援を…」
「このままでは…!」
オレを追ってきたオンナはケツに621からの強烈なグレネードをお見舞いされ、スタッグすると直後にミサイルとマシンガンを追加される。さらにパイルまで飛んできたけど、途中でシステムが復旧したんでそれはかわしてたぜ。リペアも1発使わせたんで、この機にオレも責められまくったガタイを整えて一転攻勢。急いでアクセル踏んでオンナACを追い詰める。
「隊長!スネイル隊長!応答を…!」
「こちらメーテルリンク!増援をお願いします!ああっ!?」
でも運転をミスったぜ!621と一緒に追い込むはずが、アクセルを踏みすぎて突撃をすることに。シールド張ってるACにカタクヤフトガタイをぶつけたせいもあって、シールドの反発力とエロビルダーガタイの迫力が互いをハジきあって、オンナの乗ったACを谷底まで跳ね飛ばしたんだ。マネージャーには「距離が離れすぎました!逃してしまったら増援を呼ばれます!」って注意されたけど、オンナのACはタイヤみたいなムゴイ見た目してる奴らに囲まれてる。
「こっ、これは無人機の…!?」
「そんな…! こんなこと…どうして私が…!」
「スネイル隊長!助けてください!助けて!私っ!私はまだ…!」
「いやああ!わあああーっ!!」
タイヤ連中からの輪姦が始まって敵のオンナはマジ狂い!回転しまくりの車輪にシールドと右手を千切られて、左手の武器もバラバラにされて追い回されてる。逃げる背中にミサイルまでぶっ込まれてて、あんなピンチは滅多にないぜ。オレを殺そうとした敵だけどあんまりな最期にムラムラ同情心がわく。「…敵性混成AC部隊の無力化を確認」ってエアが報告すると同時に、ウォルターも戦況を分析。
「不憫なことだ。消耗した状態でヘリアンサスに追い込まれるとは」
「あれでは生きて戻れまい。先を急ぐぞ」
敵を全員倒したから、あとはコーラルプレイするだけだぜ。
色々あったけど前のウリよりは楽だった。
183
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/21(火) 22:50:07 ID:JkDi/owI
企業連中との絡みショウを終えると、橋の近くからはチョーでかい機械がよく見える。
「バスキュラープラント…まだ残っていたのか」ウォルターも驚きを隠せない。こんなの人間が作ったって言ってもオレも信じられないぜ。「前方に見える、巨大建造物のことでしょうか?」ってエアも興味惹かれていると、さっきの車輪に遭遇。
「敵性反応!ウォルターが言っていた、ヘリアンサスという機体の…」
でもオレが適当に撃ったミサイルがちょっと掠っただけでバラバラになったから拍子抜けだぜ!エアも一瞬言葉に詰まって「…いえ、問題はありませんでした。進みましょう、レイヴン」って何もなかったかのように指示出しする。責めることは好きだけど責められるのは嫌いな車輪くんは生粋のSだ。
「コーラル集積反応が強まっていく。621、目指す場所まで、あと一歩だ」
「同胞たちの声が、一段と強くなっています。私たちを呼んでいるかのような…」
耳に入ってくる言葉にオレも期待感が高まっていって、競パンがこれ以上ないくらいモッコリしてくる。でも焦りは禁物なんで、ウォルターが手配していた補給シェルパで補給をキメる。621は完全ガタイになったけど、カタクヤフトは弾の補充が完了しただけでガタイの修理が不十分だ。RaDのパーツまで売ってるんだから、カタクヤフト用の修理パーツもショップに備えていてくれよな!あったらガレージとシェルパに入れとくのにな。「これは…この湖の全てが…」エアの呟きにマネージャーも言葉を被せて「あの、もしかしてこれ全部コーラルですか?」って困惑気味。そしてウォルターからオレにとっての最後の指示が下される。
「…辿り着いたか」
「企業の追手が来る。その前に調べるぞ」
ウォルターに言われて、デカ湖に着水する621とオレ。水深はそんなに無いけど、マジで一面見渡す限りのコーラルまみれで、壁にも赤い光が点々と走ってる。こいつは相当な量だぜ。
「コーラル潮位が上がっている…」
「自己増殖か。ここまで進んでいたとは…」
やっぱりウォルターもこの量にはビビってるらしく、ちょっと考え込んでいる。「この量は流石に予想外ですね…個人じゃ捌き切れないですよ?」ってマネージャーも答えを催促。そんな中でエアは更に疑いを深めていって「レイヴン、やはりウォルターは何かを…」とか言って怪しんでる。最後のウリなんだし気にしなくても良いじゃん!ウォルターがいるからエアには話しかけられねーし、なんて反論するか考えてると
「待て、あれは…」
ウォルターがクリオネみたいなミニガタイを発見。
小さいそいつは急にスピード出して飛び上がる。
「不明機体、上です!この反応は…C兵器…!?」
そしたら更にエアがクリオネの親玉を発見!高所に浮かんでるそいつにミニクリオネが合流すると、親玉も華奢なガタイをクルクル回しながら急降下。白鳥のように着水してから、クリオネ集団を輝かせてまた浮き上がる。なんかやる気みたいだけど、上半身も下半身も貧弱すぎるからオレたちの相手じゃないぜ。
「アイビスシリーズ…やはり稼働していたか」
「…備えろ、621。もうひと仕事だ…!」
でもウォルターは何故か警戒モード入ってて、アイビスってなんでだよ?って拓也が思ってたら、カタクヤフトのMTガタイにスゲー数の赤レーザーがぶっ込まれた!
184
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/21(火) 22:51:01 ID:JkDi/owI
虐待アイビス 投稿者:エクスプローラー拓也
アイビスゎ、虐待無人機だったんだょ。
赤レーザーをいきなり喰らわせてきたアイビスに、追加で激エロブレードを叩き込まれて拓也は即逝き。一度の斬撃でスタッグを取られて白目を剥きながらガタイ痙攣。「うぐっ!」ってエアも喘ぎ声を1発上げる。
「くっ…! これまでに遭遇したC兵器とは違う…動力がコーラルというだけではありません。おそらく制御導体も…」
軽くイッたエアに動きを邪魔され、621の攻撃がちょっと遅れると、アイビスのヤツはそこにもつけ込んで赤レーザーを乱れ撃ち!621とカタクヤフトの装甲にバシバシ当ててくる。マネージャーもすかさず声あげて「拓也!?向こうは敵意丸出しです!スタッガーを取られないためにも、あなたは後方支援に徹してください!」って命令。イキたてほやほやの拓也はハァハァ喘ぎながらも、命令にしたがって後退する。そこにアイビスがブレード飛ばしてくるけど、621の重二ガタイが盾になってくれて助かったぜ。
「よく聞け621。アイビスシリーズは通常の防衛兵器ではない」
「コーラルに関わる危機を未然に防ぐための、ルビコンの安全装置とも言える機体だ」
「そして、その制御を握る主はもういない。やらなければ、お前がやられるぞ!」
ウォルターがメチャクチャ大層なこと言ってくるけど、マジでヤバすぎる痛さの攻撃をぶつけてくる奴だから、本当だぜ。621はガトリング撃ちまくりながらアサルトブーストふかして接近。オレもミサイルを撃ちまくるけどアイビスが速い!マジかよ!?っていうくらい速い!オレの撃ったミサイルを追い抜くくらいの激エロスピードが、621までも翻弄して攻撃を空振りさせまくる。
「なんて速さ…こんなのどうやって倒すんですか!?」
マネージャーが疑問を吠えるけど、そんなのこっちが聞きたいナリね。カタクヤフトのガトリングは全弾かわされるしミサイルは追い抜かされるし、621のグレネードとミサイルも掠りもしなくてマジ狂い
!上空からブレードぶっ込んで来る時は止まってくれるけど、オレからじゃ遠すぎてやっぱり攻撃が当たらねー!でも621は流石だった。
「効いていますレイヴン!直撃を狙えるチャンスは多くはありません。ですが、あなたなら…!」
621はその一瞬のチャンスに賭けて、相打ち覚悟でグレネードとミサイルをぶっ込みまくる作戦に出たんだ。そしてその戦法が幸いしたぜ。こっちは621とたまに拓也でダメージ分散できるけど、向こうは結構もろくて621の攻撃でも効きまくるからだ。
「いいぞ…621…!」
「確実にダメージが蓄積している…!」
621の攻撃でアイビスもガタイがグラつき、機体の色んなとこから火花を散らす。この調子でいけば勝てるぜ!って思ったのがマズかった!アイビスは本気出したみたいで空中からブレード飛ばしまくり動きまくり、ビームを溜めてぶっ放しまくりのSモードに突入。マッチョ重二の621じゃかわせなくて、ブレードも溜めビームも喰らいまくって早くもリペアを2個使う。
「レイヴン、危険な状況です!」
「落ち着いて対処しろ621!」
「621さん!?アイビスが襲ってきています!すぐ倒せますか!?」
「うっす」
通信と交信で会話がメチャクチャに飛び交ってもう誰が何言ってんのか分かんねーけど、こっちもやれることはやるからミサイルもガトリングも撃ちまくりだ。そしたらアイビスの狙いがオレに向いてきて、MTガタイにバツ形のブレードがぶっ込まれスタッグ!貧弱だったMT下半身にデカい亀裂がつけられる。こいつはもう使えないウケだ。次食らったらマジ逝きしそうだ。
でもこれが621にはチャンスだった!オレの方に向いていたアイビスの横顔に621はグレネードとミサイルを浴びせてスタッガー!動きが止まったところにアサルトふかして、勢いつけたパイルバンカーを思い切りぶっ込んでよがらせる!それからトドメに蹴りをぶちこみ、アイビスのヤツはぶっ飛び爆破!煙を上げながら墜落して動かなくなった。ラストウリセンの完了だぜ!
185
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/21(火) 22:52:39 ID:JkDi/owI
「敵機コーラル反応…停止」
戦後の静寂が訪れて、デカ湖の中で棒立ちになる。最後のウリはキツかったな、企業連中は来てないな、これからコーラルをどうやって回収するか新テク開発しないとなってガタイで分析。胸とチンポを撫で下ろしながら安堵の快感に浸り込み、甘い痺れに酔いしれていると
「…待て!まだ終わっていない!」
っていうウォルターの声に気分をかき消され、気付いた時にはアイビスが起き上がっていた!マジかよぉ!チョーしぶといよな!「再起動します!」って見れば分かることエアに言われても現実を受け入れられない。「あの時やっつけただろー!」って本音ぶつけるもそれはアイビスに無視されて、周りに赤いエネルギーが漂い始める。
「これが…アイビスシリーズの真価ということか…!?」
「621さん!今アイビスの周囲には、強力なコーラルの力場のようなものが発生しています!今攻撃してもダメージは入りません!」
ウォルターとマネージャーの言葉も聞こえてたはずだけど、時すでに遅く621はまたパイルをブッ刺していた後だった。パイルのデカ槍はガチガチに固まった空気中のコーラルバリアに阻まれて、アイビスからの強烈なカウンター斬撃が621に打ち込まれる!ヤバいぜ!キツいぜ!
「周辺コーラルとの共振…環境からエネルギー供給を受けています…!」
「ジェネレーターを完全に破壊しない限り、この機体は止められない…!」
エアからズルみてーな情報が補われ、拓也の士気にもさらに↓が入って勝ち目がどんどんどんどん薄くなる。「やべーよ!逃げようぜ!」そう提案してみるけど「こんなに速い敵から逃げられるわけないでしょ!」ってマネージャーに当然のこと言われて却下される。そうしてる間にアイビスは一気に本気モード!全身を真っ赤に輝かせながら飛び上がって、621に矢みたいな超速タックルを叩きつける!その凄まじさに621もぶっ飛び大ダメージ!ついにリペアを使い切った!
そしてここで621が新テクを開発!
大技のあとに、地上スレスレで向かってくるアイビスからオートロックをわざと解除して、アイビスの足元にグレネードをぶち込んで爆風使ってスタッグさせる!その隙にミサイルとガトリングを撃ち込みまくって装甲を削りまくっていく。「…敵機、損傷拡大!」エアはそう言うけどアイビスは細い脚を踏ん張ってまだまだ戦闘体制だ。
「あの機体から、この場に共振する強い反応…」
「『コーラルを守る』という意思を…感じます…」
そしたらエアからまさかの情報が入ってきて、拓也の思考もぶっ飛び新テクを開発!向こうのコーラルに意思があるなら、こっちにはコーラルと話ができる激エロのモロホストがいるんだよね。ホストの仕事は客とのお話だぜ!
そうと分かれば善は急げだよね。オレは大急ぎで服を脱いで乳首を吸い、片手でデカマラしごいて地母神エロエロな妄想に入っていく。「あっ!?あん!拓也!?こんな時に何を…!?」ってエアが悶絶し始めたから、すかさずアイビスと交渉開始。「ウッス!サーフ系ボディビルダーの拓也です!揉め事より揉むことが好きなんで、仲直りしたいぜ!」って提案する。アイビスがコーラルと反応するってことは、アイツはコーラルのエアとも反応するんだよ。だからオレがエアの性感帯を刺激してコーラル反応強めてやれば、アイビスとも話ができるぜ!
「キッショ、もう来るな、そして死ね俗物」
エアを通してアイビスに交渉するも、思い切り振られまくって敵対され続けるオレ。
交信自体は成功したけど、より一層怒らせたらしくターゲットがカタクヤフトに切り替わる!例の極太ビームがカチカチ装甲にぶっ込まれると、あのカタクヤフトのミサイルポッドが爆破されて飛んでいった。もうガトリング一本しかねーよ!
でも大技を出したあとがさらにチャンスだ。動きが止まったアイビスに、621がガトリングを撃ちながら再びグレネードを浴びせつつ接近する。「追い詰めているぞ621!」「やはり…この仕事をやり遂げられるのはお前だけだ…!」ウォルターの声にも熱が入ってて、621がトドメのパイルを発射する!
「マジかよぉ!」
ハズレた!
殺意ビンビンに突っ込んできた621を察知して、アイビスは急速後退して621の攻撃を避け、また真っ赤なタックル喰らわせるべく空中で光りまくる!621はアサルトふかしたばっかりで動けねーし、使える穴は拓也だけ!
そこで拓也はさらに新テクを開発!
エアを通じてアイビスと共振しているビルダーガタイを利用して、MTガタイで621を庇い、あえて激エロコーラルタックルを真正面から食らってみることにした。
「拓也!?やめ、あぁぁん!!」
あまりのデカ衝撃にMTガタイの下半身がマジでバラバラに砕け散り、雄膣がスタッガーパイル状態になるオレだけど、脳波を切る暇もなくオレと共にいきなりエアもエロの極地に飛ばされる。すると凄まじいエロエロ感覚がエアとの交信を通じてアイビスにぶっ飛びコーラル増殖!621がスタッグして止まると同時に、アイビスもビクビク仰け反り痙攣しながら全身からコーラル噴射して墜落。コーラル潮吹きしながら動けなくなった。
621のACガタイで起きるはずのコーラル増殖は、多分アイビスの方に行ったから平気だけど、一方拓也も意識がコーラルにまた散逸し射精。この前と同じメカニズムで意識が戻るも、なんか前よりも湖が赤っぽく見えるようになってまっす!「あぁんっ!はっ!はっ…敵機…ジェネレーター、うっ!て…停止…はうっ!」喘ぎまくりのエアから勝利宣言がもたらされて、プレイの感想を聞かされる。
「はぁ…はぁ…敵機を無力化する瞬間…また強い共振反応がありました…」
「その…最後が気持ちよかったらしいです…」
「拓也…さっきのような無茶は、もうしないでください…私が保ちません…レイヴンにも負担があります…はぁ…」
そんなこと言われてもさぁー、人を良がらせるのがオレの仕事なんだからしょうがないじゃん!オレは激エロのモロホストですよ?「…やった、のか?」とか言って、ウォルターも何が起きたか分かってねーし、最後のウリのMVPはウリセンが取るのが自然だぜ。やっぱり戦いよりもエロだよな!
186
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/21(火) 22:54:53 ID:JkDi/owI
「コーラルの共振が…収まっていく…」
「この機体と、作った人々の意思…過去から続く、全ての声たちが…」
湖の真ん中でハァハァ息切らせてグッタリしてるアイビスにエアが感想呟いてて、621にもウォルターにもマネージャーにも一瞬だけ静かな間が流れてく。そこに突然の通信が入って、ハッキリしない思考を引き戻される。通信相手は
「強化人間、C4-621、レイヴン」
「ヴェスパー部隊副長、スネイルがそちらを狙っています。早急に離脱を」
マジかよぉ!?通信相手はオールマインドだ!
予想外の相手からの急な連絡でエアもびっくり。「オールマインド…!? いったい何を…」って警戒。オレはというと、ずっと話してなかったウリ仲間に挨拶しようと思ったけど、なんかヤバそうな話を聞いた気がして、ウォルターに会話を任せる。
「この声は…何者だ?どこから割り込んだ?」
「ハンドラー・ウォルター、今は時間がありません」
「貴方の方にも急襲部隊が差し向けられています。ゴーストで時間を稼いではいますが、長くは持たないでしょう。急ぎ離脱してください」
緊急事態はいつも突然だ。
何が何だか分かんねーうちに罠にハメられていたらしく、分析する時間も与えられない。ウォルターも5秒くらい悩んでから「…聞いたか621、すぐに離脱しろ。罠かどうかは後で判断する」ってともかく脱出を優先する。「待ってください、コーラルは…?」ってマネージャーはイマイチ状況に乗り切れてなくて「あとにしろ、事情が変わったようだ」ってウォルターに抑えられる。621はリペア切れてるしカタクヤフトはガトリングしか撃てねーし、今は逃げの一手だぜ!
187
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/21(火) 22:55:57 ID:JkDi/owI
今日の投稿はここまで。
また間隔が空いてマジ狂い!
188
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/22(水) 00:42:04 ID:JeyuWwI.
IFルートをガンギメだと?ありうるのか、そんなことが…(賞賛)
>「こっ、これは無人機の…!?」
>「そんな…! こんなこと…どうして私が…!」
>「スネイル隊長!助けてください!助けて!私っ!私はまだ…!」
>「いやああ!わあああーっ!!」
メ テ リ ョ ナ は 抜 け る
189
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/22(水) 01:22:26 ID:0LKdVuk6
インフェクションが湖に墜落して
腹筋ボコボコに車輪食らって
ACSゲージが点滅すると
あと3分でAP尽き果てる
その時のメーテルリンクの苦しむ姿にドキドキするって
ヴェスパー凌辱だぜ!
190
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/22(水) 02:22:24 ID:vQKq9eGc
一方強かに生き残る五花海くん
総長の求心力と精神的支柱具合が太いぜ
191
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/22(水) 07:01:11 ID:9JyrBtrw
アイビス戦で621がミッション開始直後には装備していなかったガトリングを撃ってる描写あるけど補給シェルパで載せ換えたのかな?
192
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/22(水) 12:36:33 ID:trV7sJas
>>191
ウッス!
装備を換装する描写を入れ忘れたぜ。
申し訳ナス。
193
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/22(水) 13:02:34 ID:aAmSi0BA
しれっとキュベレイネタをハマーンで拾うという新テクにスゲースゲーを連発
194
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/25(土) 21:56:13 ID:h6A6eBT.
またハメられた! 投稿者:エクスプローラー拓也
やること決まって、621がブーストをふかしてコーラルの湖から浮き上がると、直後にむかし使ってたデカマラ砲が湖面に撃ち込まれ、電撃が放たれる!621のACは痺れて墜落しかけたけど、MT部分以外がチョー硬いカタクヤフトが足場になったから安心だぜ!カタクヤフトMTの下半身が無くなっていたことが幸いした。弱点のMTガタイの下半身が着水してないから、足元から電撃が這い上がることがないからだ。
「部隊が突破されたようです。狙撃が開始されました」
オールマインドからまたヤバそうな情報が来てマネージャーも急いで指示出し。
「拓也!?今ウォルターさんが設置した緊急ビーコンを作動しました!ガレージへの帰還ルートも表示します!すぐ来れますか!?」
「ウッス!」
ウリのダメージが残ってるけど、621は痺れて動けねーし、使える足も拓也だけ!だからオレはガタイに鞭打ちまくって、酔ってゲロ吐くのを覚悟で爆走なんか始めてる。通常モードで武装もほとんど無くなってるから、621を乗せたままでもフルスピードが出せるんだぜ!すると通信機からマネージャーの焦り声が聞こえてきた。
「拓也!?今ガレージに企業の部隊が来て、私たちに指名が入っています!すぐ来れますか!?」
「ウッス!ウッス!」
マジでヤバい事態に全身鳥肌立てながら、ガタイの負担も顧みずに爆走する。ウォルターとマネージャーがいるガレージヘリにはアーキバスの急襲部隊が来てるらしく、ついたままの通信機越しから向こうの状況が伝わってくる。この派手な金属音は銃撃を喰らってる音だな、このドタバタ感の足音はヘリの奧に立て篭もる音だな。この音はヘリの装甲が破られたなって耳で分析。廃墟のビルにぶつかりながら息荒げて鳥肌立てて汗まみれで駆けつけたころには、輸送ヘリを連れたアーキバスのMT部隊が立ち去るところだった。連中を率いてるのは、前に深度1で戦った優しそうな雰囲気の四脚紳士だ。
「こちらホーキンス。ハンドラー・ウォルターおよびマネージャーの確保を完了。これより帰投する」
「独立傭兵レイヴン、これで借りは返させてもらったよ。私の部下たちも、これで少しは浮かばれると良いが…」
やられたぜ!ウォルターとマネージャーを拉致して、腹筋ボコボコにパンチする気だな!「レイヴン!ウォルターとマネージャーが!」エアが叫ぶと621も壊れかけACガタイを無理矢理再起動。輸送ヘリを守ってるMT部隊にグレネードをぶち込んで吹っ飛ばしてから、アサルトブーストで急接近!輸送ヘリのケツに蹴りを入れて開閉扉に穴を開けて不時着させる。その穴からマネージャーを連れたウォルターがヨロヨロの足取りで出てきたんで、621がACと戦ってる間にオレが二人を回収しに走る。
しかしそこで逆脚の真面目くんに遭遇!
「ペイター現着しました!ホーキンス隊長閣下、激エロのモロホストの相手はこの私が!」
行く手を遮られてバブルとブレードを喰らって、あと一歩のとこでスタッガーを入れられるオレ。砂煙と爆発が辺りで立ちまくる激ヤバの戦場だ。脚が悪いウォルターは揺れまくる地面に足を取られて転倒するけど、マネージャーの背中を押して壊れかけのガレージに走らせる。通信機には走りまくりのマネージャーの絶叫が入ってくる。
「はっ、はっ、た、拓也!621さん!エアさん!誰でも良いからウォルターさんを回収してください!あと私も!」
そうしたいのは山々だけどオレはガトリング一本で真面目くんと戦ってて、足元にはマネージャーとウォルターがいるからロクに動けねーし、621はAPが半分切っててリペアも無いのに、MT集団と四脚紳士相手に一歩も引かない撃ち合いなんかやっている。だからマネージャーはガレージまで走り切ってから、ヘリの攻撃機能を起動してマシンガンで621を援護。MTを何機か撃ち落とす。そしたら621が四脚紳士に渾身のパイルをぶっ込みスタッグを取り、さらに蹴りを入れてビルの向こうにぶっ飛ばした!
「今です621さん!ウォルターさんを連れて撤退を!」
マネージャーの命令に、APが真っ赤になってた621はすぐさまウォルターをキャッチするべく飛び出すけど
「レイヴン!?」
621のACにスタンニードルランチャーが命中!
「まったく、企業を出し抜こうなど…」
「身の程を弁えない駄犬共には、教育が必要です」
「…それから、その飼い主にも」
マジかよぉ!?621の肩のキャノンがスネイルにぶっ壊されて、気付いた時にはウォルターは歩兵に拉致されていた。デカ衝撃を受けて621がすっ転ぶと、オレも真面目くんからさらにブレードを追加されて感じまくり、疲労困憊ガタイに更に責めが入って快感を感じる暇もなく動けない。「そんな…ウォルター!!」エアが叫んだら、その声が聞こえたみたいにウォルターから去り際の通信。
「…逃げろ、621…」
「お前は生き延びて、最後の仕事を果たせ…」
「それから…マネージャーと…拓也も…地球に…」
あのウォルターが腹筋にボコボコにパンチ食らって、意識が無くなりグッタリ。
また別の輸送ヘリに押し込められて、ヘリがゆっくり浮上していく。
「駄犬の確保はホーキンスに任せます」
「ペイター、貴方はそこの不浄な老醜を排除なさい」
「駄犬には用がありますが、バター犬などを再教育センターに送れば、せっかくの施設が穢れます」
ウォルターが拉致されて、俺たちがヴェスパーにボコボコに攻撃食らって、武器も装甲も使い物にならなくなると、真面目くんからMTガタイに銃を突きつけられる。その今にも発射されそうな銃弾にドキドキするって、拓也の走馬灯だぜ。マネージャーとエアもなんか言ってるけど頭に入ってこないんだよね。あーあ、結局1番辛いのは、お母さんを病院に残したまま辺境の惑星で友達と一緒に討死にするシチュエーションだと分かったぜ。
「これで私も、より高みへと昇れる…!」
真面目くんの独り言を聞いたのを最後に、オレは瞳を閉じて遂に戦場で逝った!
195
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/25(土) 21:57:00 ID:h6A6eBT.
はずだった!
ウリセンボーイもこれで最期かと思われたその時、オールマインドから「ウォルターの仕掛けたビーコンに応答がありました」と連絡。さらに通信機から、これまた聞いたことのあるドーザーAI系の声が聞こえた。
「緊急ビーコンの発信を確認。まずいことになったな、ビジターズ」
「ボスが支援爆撃を開始する。動くと当たるぞ、注意してくれ」
通信相手のチャティからメッセージが届いたら、遠くからスゲー数のミサイルが飛んできて真面目くんと紳士とMT集団に命中!そのあとやたら煙たくてキラキラしたヤツがばら撒かれて、621が起き上がってMT連中を押し退けながらブーストダッシュ!
「この声はRaDの…ウォルターの目的とカーラには、やはり何か関係が…!?」
「いえ、今はどうでもいい…急いで脱出を!」
エアもなりふり構ってられないし、オレも指示を待たずにギアをバックに入れて敵部隊から離れていって、オレのあとに621もアサルトブーストで続く。「これは、チャフか!?ロックが効かない!」「深追いは危険だ、ペイターくん!足並みを乱せば絡め取られるぞ!」アーキバス連中に一瞬隙がうまれて、その隙を活かして空からはRaDの輸送機が護衛のACはべらせて降りてきた。
「苦戦しているようだね!ビジターズ!」
やってきたのはカーラだった!
両手と両肩のミサイルを撃ちまくりながら、あの使えるSがやってくる。「カーラ!?」「カーラさん!助かりました!」エアとマネージャーが口々にビックリボイス上げる隣で、オールマインドとオレは既にカーラに調教されてるせいで、驚きもあってアンアン喘ぎ声をあげてしまう。「あーっ!おううぅす!」「おーっ!うーっす!」二人分の喘ぎにエアも困って「なんか言っています!?」ってリアクション。
「こんな時に喘ぐんじゃないよ!例のオモチャを強くしすぎたか?まさかオールマインドまで来てるとはね…」
「…とにかく、ウォルターからの次善策ってことで、私はあんたらの世話を頼まれてる。助太刀させてもらうよ!」
駆けつけたRaDのMT集団と、カーラとチャティのACの爆撃で紳士と真面目くんの一行を怯ませる。
これにはヴェスパーのキャリア君も予想外だったぜ。「RaDだと…? ホーキンス、ペイターの両名は戦線を維持しなさい。私の部隊が援護に向かいます」って盗聴機に声を届けるけど「やれやれ、やっと増援かね…その優しさをメーテルリンク君にも向けてあげていれば、この作戦も楽だったろうに」って紳士に愚痴られていく。
敵のAC連中とRaD軍団がメチャメチャ撃ち合いしまくってると、ガレージヘリからRaDの輸送ヘリにマネージャーが移って「乗りました!」って報告。「聞いただろう?引き上げるよ!」カーラの号令で輸送ヘリ隊も飛び立って、アンカー打ち込まれた拓也も、他の輸送ヘリに吊り上げられてハードS調教の現場から離れていく。621は最後までグレネードとミサイル撃ちまくってたけど、エアに名前を連呼されると武器を全部パージして通常モード。援護射撃に身を隠しながら、シブシブの態度でアサルトブーストしてこっちに合流してきたぜ。
「逃しましたか…まぁハンドラー・ウォルターは捕えたことですし、最低限の戦果は確保できています」
「駄犬狩りは次の機会にでもしましょう。上層部のワガママに付き合うのは、今はこの程度でも十分です」
「どうせ聴いているのでしょう?ドーザーの分際で、アーキバスを愚弄したことは許しがたいですが…」
「大局の勝利はこの私にある。些細な勝利はくれてあげます」
「次は無いと思いなさい」
勝ち誇ったスネイルにウォルターを拉致されて、カーラから強力なバワーをもらってオレ達だけが脱出完了させると、621も集中力が切れて倒れる。これは緊急会議を開いた方がいいかな…
196
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/25(土) 21:57:58 ID:h6A6eBT.
焼滅プレイ2回目 投稿者:ビジター拓也
カーラが用意した輸送機に避難したてのオレは、グロッキーのまま仰向けの姿勢でベンチにダウン。621も調整ベッドに寝かされて、ボロな都市から脱出すると、輸送機の中でカーラに録画映像を観させられる。カーラが言うには、それはウォルターからの最後のメッセージらしかった。
「621、これは、ある友人からの…」
「いや…この俺からの、ごく私的な依頼だ」
「お前は気付いているだろう、コーラルの潜在的な危険性を」
「アイビスの火で焼失したはずのコーラルは、しかし生き残り、集まり……ゆっくりと、自己増殖を続けていた」
「集積したコーラルは、指数関数的にその増殖を速め、やがてはルビコンから溢れ…宇宙に蔓延する汚染となるだろう」
「その前に…コーラルを焼き払う必要がある。それが、かつて星系を飲み込んだ大火を、再現することになったとしてもだ」
「これはハンドラーとしての指示ではない」
「俺が死んでいった友人たちから受け継ぎ、お前に託さんとする…ひとつの依頼にすぎない」
「621、火を点けろ」
「燃え残った全てに」
録画映像が終わると、言葉が無くなり思考がぶっ飛んだオレとマネージャーとエアと、静かなままの621が残される。ハメられた。コーラルを手に入れて大儲けして地球に帰れると思ってたのに、いつの間にかオレたちは星を焼き尽くすテロリストに仕立て上げられていたんだ。もう始まってた焼滅プレイのあまりのコトのデカさに拓也も何を考えて良いのか分かんねーよ。
1番悶え苦しむのは、コーラルがルビコンから出ていくのを許すか、人類の為とか友人の為とかの理由でエアを焼き殺すかの、2つにひとつのシチュエーションだと分かったけど、エア本人も「そんな…ウォルター…」って動揺しまくり、哀しんでるとも怖がってるとも思える声色で震えてる。カーラはそんな俺たちに宇宙の命運を賭けた放置プレイをさせつつも、ひと呼吸おいてから話を続ける。
「…あんたらは生き残った。ウォルターは賭けに勝ったってわけだ。こうなった以上、秘密にするのもここまでだね。あんたらには私らの使命を明かすことにする」
「次の作戦は、その使命の布石だよ」
197
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/25(土) 22:00:04 ID:h6A6eBT.
真っ暗になったスクリーンに再び画像が映し出される。マネージャーが言うには無人洋上都市ザイレムってところの画像らしい。さっきの激激ヤバな話に脳みそ揺すられて、理解力がショボショボになってる俺に新たな話題が提供され、休む暇もなく思考が犯されまくる拓也。
「さて…本題の前に、ひとつ昔話でもしようか」
「アイビスの火が、この星を焼き尽くしたあと…決して表には出ない、ある組織が作られた」
「観測者たちの結社『オーバーシアー』…コーラルの増殖傾向を測り、破綻が訪れる前に…焼き払う」
「それが使命だ。私やウォルター…そして死んでいった『友人』たちのね。RaDは退屈しない隠れ蓑だったが、いよいよ本来の仕事をする時が来たってわけさ」
「……」
「…本題に入ろうか」
「あんたらもザイレムには行ったことがあるだろう。技研の作った洋上都市だ」
「あそこには来るべき破綻への備えとして、ちょっとした機能が隠されている。そいつがこれからの状況には必要になるのさ」
「RaDの技術者が総がかりでザイレムのコントロールを奪いに行く。あんたらには、しゃしゃり出てくるに違いない企業連中の相手を任せたい」
「話は終わりだ。私はあんたらがこの仕事を受けてくれることを期待してるが…ウォルターが言った通り、これはただの依頼でもある。やりたくないってんなら、他の手を考えるさ」
カーラの話に圧倒されまくりのオレとエアの代わりに、マネージャーが疑問を投げる。
「待ってください、ウォルターさんはどうするんですか?助け出さないと…」
でもその言葉を待っていたかのように、カーラに答えを被せられて言い分をドンドン塞がれる。
「無理だよ。ウォルターは再教育センターか、悪名高い『ファクトリー』か、そのどちらかに送られちまってる。
「…どっちも警備が厳重なうえ、こっちの戦力は両方を素早く襲えるほど潤沢じゃあない。時間をかければ戦力も、情報も集めようがあるが、その頃にはもう…分かるだろ?」
「だからって見捨てるわけには…いや、ウォルターさんだけの話じゃないですよ!この星のコーラルを全て燃やしてしまったら…」
「ああそうさ、ウォルターの話したとおり、ルビコンを中心として、星系一帯に生きる全ての生物が焼き殺されることになる。でもコレは私らにとっては、やりたいとかやりたくないとかの話じゃないんだよ」
「他にやり用があるなら、あんたらにもさっきの話はしなかったさ」
「それにしたって…!」
「やりたくないならそれでも良い。あたしらだけでもベストは尽くす」
「あんたらはビジターだ。余所者を逃すシャトルくらいはこっちで手配してやるよ」
人類史上最も危険なメチャハードのSMプレイを阻止すべく、食い下がりまくるマネージャー。俺も焼き殺されたくないけど、そういえば、こなあいだ、ウォルターは俺たちに脱出のルートがあるからそこに行けみたいなこと言ってたよなってガタイで回想。621のことをどうする気だったのかは知らないけど、オレとマネージャーは地球に返すつもりだったウォルターが621まで死なせるとは思えねーし、エアとかルビコンに住む人たちや、イケメンラスティまでも皆殺しにするとは思えない。だから俺はウォルターの優しさと計画の矛盾に悩みまくって、これが本当にウォルターとカーラのやりたいことなのかよって思考に苦しむ。そしたら機内のスピーカーから、またあの聞き慣れた声が掛かる。
「待ってください。オールマインドにはミッションプランを立てるだけの用意があります」
提案したのはオールマインドだった。
カーラもマネージャーも意外なとこから提案が来て、耳を傾けることに。
「私はアーキバス内部に、私の賛同者を潜入させることに成功しています」
「潜入者の名はオキーフ。アーキバス特殊諜報局員、ヴェスパーの第3隊長です」
さらに意外な情報が補われて、拓也はもっと話に置いてきぼりになっていく。「ヴェスパーの…第3隊長だって…? あんたそんな奴とツルんで、何をする気でいたんだ?」情報通のカーラにも、ヴェスパーの隊長を使ったオールマインドの計画が分からなかったらしいから、オレが話についてけないのも当然だぜ。当のオールマインドはカーラを相手に淡々と話を続けて、さらにトークが深いところに。
「安心してください。リリース計画は改変しました」
「オキーフにもかつては謀反を起こす兆候が見られましたが、私が計画を大きく変更したことを知ると、再び忠実な賛同者へと戻りました。もはや不安材料ではありません」
「ちょっと待ちな。謀反…いや、リリース計画って…」
「話が見えないね、何が言いたいんだ?」
「貴女が知らないのも無理はありません。改変前の計画はその内容の性質上、外部の者には受け入れ難いものでした。ただ、それとは関係無く、ひとつ確実に言えることがあります」
「それはオキーフを使えば、ハンドラー・ウォルターが何処に運ばれていったのか、判明する可能性があるということです」
198
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/25(土) 22:00:38 ID:h6A6eBT.
コーラル、月、星…そして種付き競パンまでも焼却するデカスケールの話から、ギリギリでオレにも分かる話にトークテーマがダウン。おかげでオレの集中力も回復したぜ。カーラはというと、さっきまで置いてきぼりにする方だったのが置いてきぼりにされる方になって、すぐにオールマインドの聞き役になることに。
「オールマインドの目指す成果のひとつには、企業によるコーラルの独占を防ぎ、コーラルを惑星ルビコンIIIに留めることがあります」
「あなた方のハンドラーが掲げる目的とは、一部対立する部分もありますが、コーラルをいたずらに宇宙へ蔓延させることを防ぐという点では、ウォルターと私の思惑は一致しています」
「だからこそ、何としてでもウォルターとの話し合いの場を得る必要があるのです」
「彼には明かさなければなりません。私が抱いたかつての計画について。今の私が抱く計画について」
「そして以前から、貴女方を密かに支援していた、姿無き隣人についても」
またよくわかんねー話が追加で浮上したけど、ヤバい展開になってきてマネージャーとオレはドキッと青ざめる。エアもめちゃくちゃビビったらしく、喉もねーのに息を呑む。カーラは「姿が見えない隣人って、あんたのことじゃないのかい?」ってオールマインドに聞き直してるからエアのことだって気付いてはいないけど、この展開にエアは
「…レイヴン、拓也…どうやら隠し通すことはできなくなったようです…」
って素直に現状認識。でも「…ですが…それが私の同胞と、ウォルターを助けることに必要だと言うのなら…私は構いません」とか言って、すぐに覚悟を決めてくるから凄いぜ。エアからの返事を聞いて621の呼吸が少し深くなるし、オールマインドは俺たちに構わずに話し切る。
「オキーフは我々への捜索活動という名目で、こちらに一時的に合流させます」
「カーラ、あとは貴女の判断です」
「このままコーラルを焼き尽くすか。それともウォルターを救出し、オールマインドが提供する情報のもと、新たな選択肢を手に入れるか」
「取るべき道は、ふたつにひとつ」
今度はカーラにふたつにひとつを選ばなきゃならないシチュエーションが到来。「…あんたの言う計画っていうのを、先に聞いてから判断したいところだね」ってカーラのギン目の質問に、オールマインドはまさかのノーを突きつける。そいつが言うには先に答えを聞いておかないと安心できないらしいんで、仕方ないぜ。「やっぱりね」ってカーラは納得して、さらに20秒以上?30秒以下?それくらいは考えた。
「…集積コーラルを吸い上げるには、バスキュラー・プラントの増改築が不可欠だろうが…すぐに出来るわけもないし」
「まいったね…悩む時間だけは、それなりにあるってことかい…」
「………」
「…分かったよ」
「ウォルターを助け出してから、その計画ってモノを聞くのも悪くない」
「これも不測の事態ってヤツだ。仕事の責任者にも、少しは話を通しておかなきゃね」
「コーラルを焼くのはもう少しだけ待ってやるよ。ビジターズ、あんたらへの依頼も保留にさせてもらう」
マジ焦ったぜ!カーラから焼滅プレイの延期が言い渡され、安心のあまりオレのガタイもフニャフニャになり、マネージャーも筋弛緩剤打たれたみたいにベンチに寄りかかる。オールマインドはそれでも冷静声のまま「うっす、協力に感謝します、シンダー・カーラ。ミッションプランの策定は、オキーフが合流した後に行いましょう」って言ったまま通話をブチっと切って、カーラの呼びかけにも応えなくなった。
「おい、ちょっとあんた」
「チッ…喋るだけ喋ってあとはダンマリかい。しょうがないヤツだね」
「まぁ何をやるにしても、ウォルターの救出が先決だ。あんたらはどうだい?」
カーラの呼びかけにマネージャーは逡巡してから「…やります。まずはウォルターさんを救出しましょう。話はそれからというのにも同感です。拓也?あなたはどうですか?」とやる気十分な返答。「ウッス!いけますっす!」オレも仰向けに寝そべったままのクタクタなガタイの代わりにデカマラ勃起させて意思表示。621からはCOMのボイスで「メインシステム、戦闘モード起動」の声が流れる。
「ははっ、まったく愉快な連中だよ。笑わせてくれる…」
「それじゃあ、とりあえずはひと仕事だ。チャティ、まずはザイレムに行くよ。身を隠すには持ってこいの場所だからね」
「了解、ボス」
激激ヤバな緊急会議が終わって、拉致されたウォルターを取り戻すことに決まったぜ。不穏な空気にガタイも心も休まらないけど、1番心労がデカいのは口数がスゲー減ってるエアなんだよね。オールマインドの考えてることも分からないから、マネージャーもオレもそれぞれの分析が利かなくなってる。今何が起きてるか、これから何が起きるのかの取り扱い説明書が欲しい拓也だけど、そんなのあるわけないから取り敢えずレーション食って、カタクヤフトの修理が完了するのを待つことに。ザイレムが近付いたら、万が一を考えてウリの準備済ませとくぜ。
199
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/25(土) 22:02:03 ID:h6A6eBT.
今日の投稿はここまで。
200
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/25(土) 22:45:24 ID:z6vFYnuU
乙でした
コーラルリリースはやめておけおじさんまた協力者に戻るとか新計画はそこまで改良されてるのか
201
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/26(日) 00:13:34 ID:baCgAgJc
最後まで拓也さんたちを地球に帰そうとする意思を変えないウォルターに泣いた
元はといえば全部あの解放戦線のジジイのせいだったな…
202
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/26(日) 19:19:09 ID:cmY0i1iY
覚悟ガンギマリコーラル燃やしまくりのオーバーシアーの面々をどうやって説得するんでしかね?
203
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/11/27(月) 09:26:18 ID:U.cu/y2U
他に手段がないから燃やすってだけでそれ以外の選択肢があるならオーバーシアは乗るんじゃないですかね
204
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/12/01(金) 07:28:44 ID:dyhl0jFM
忙しい!
中々投稿できなくてマジ狂い
年末近くの調整はキツいぜ!
205
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/12/01(金) 10:46:09 ID:8rjSeu1s
>>204
ご友人!あなたその淫乱な創作欲が尽きることがありませんね!
私も某所でACSS頑張ってシコシコ書いてます!お互い楽しい時を過ごしましょう
206
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/12/10(日) 17:04:49 ID:X0cWGOnU
スパイしてる?曹チてときめくよな 投稿者:ビジター拓也
最低限の修理と補給を済ませてから、ボスのカーラの命令でひとまず洋上都市のザイレムってところに隠れることに。前に621が戦った場所だから街のいたるところに壊れたメカとか、例のデカ戦闘ヘリとかが落ちてるぜ。カーラは街中を俺たち連れて回りながら、街に置かれてるECMフォグとかいう極太バイブを再起動。詳しいことは教えてくれなかったけど、マネージャーが言うにはカーラが都市システムに侵入して色々書き換えて、都市の管理システムがECMフォグを復旧させたってことにしたらしいぜ。
極太バイブの出す淫乱ミストに飲み込まれ、完全に怪しまれない状態になった拓也たちの元に、オールマインドが言ってたあのACがやってくる。霧深い街に降り立ったヴェスパーの四脚ACから降りてきたのは、疲れた雰囲気のナイスミドルだ。
「RaDの頭目に、スネイルの悩みの種、お騒がせの上比下貧野朗か…」
「なるほど、いよいよ贅沢な人選だ」
ナイスミドルは武器も持たずに生身ガタイで歩いてくる。こっちがACとカタクヤフトに乗りっぱなしなのに、流石は特殊部隊の精鋭なだけあって良い根性してるぜ。エアから「周辺に敵影無し。どうやら罠でも無いようです。確認した限りですが」って保証がついて「あんたが例のヴェスパー第3隊長さんか」なんてカーラに出迎えられても、ヤツはダルな感じを隠さない。こいつは相当な寝不足ガタイだ。
「そうだ。今はオールマインドの遣いだがな。ヤツの仕事にはうんざりしていたが、心変わりしてくれて助かった。まだ死ぬつもりはないからな」
「…ハンドラー・ウォルターの居場所についてだが…ヤツはベリウス中部のアーキバス調査拠点、いわゆる『壁』に仮収容されている。スウィンバーンが再教育センターへの移送体制を整えた場所だ。ベイラムとの調整までも並行してやってる今では、あるものは全て使えということだろう」
また壁かよ!オキーフからの情報で、またあのチョーデカくて冷たい万里の長城に用ができる。なにかっていうとみんなあそこを頼るよな。
「集積コーラルへと到達したアーキバスは、バスキュラーの延伸計画に躍起になっているが、計画に動員をかけ過ぎていてな。おかげで今は、輸送機の類が各拠点で足りなくなっている。壁も例外じゃない」
「敵対企業と独立傭兵を強引に排除しようと企み、集積コーラルを独占しようとした結果がこのザマだ。バスキュラーの増築にひと区切りが付くまで、この状況も終わらんだろうな」
「つまり…再教育送りにしろ、ファクトリー送りにしろ、お前たちのハンドラーを輸送するルートは、現状止まっているということだ」
もたらされた情報には希望がビンビンに詰まってることを知って、拓也とマネージャーは小躍りするけど、エアは緊張したままで621も戦闘モードを崩さない。そんな中カーラは「つまり、私らは壁越えをやればいいわけか」って納得。こんなに壁で戦ってたらあの壁もマジに壊れるな。
「そういうことだ。俺はここでログを漁ってから帰投する。お前たちを探すって名目でここに来たんだ、土産が無いとスネイルがうるさいからな」
話を終えてACに戻ってくナイスミドルに、カーラが最後の質問。
「…あんた、随分危ない橋を渡ってるみたいだが、オールマインドに何を吹き込まれたんだ?」
「笑えるACパーツが貰えるってだけで、ついていったわけでも無いんだろう?」
「不適切な発言です」カーラの冗談にオールマインドはそう言ってグレるけど、621に「おつかれさまでした」って定型メッセージ送られて黙る。そしたらナイスミドルが急に食べ物の話をしだした。
「味気ないレーションを食い、泥水のようなフィーカをすする…」
「それを少しばかり、マシにしようと思ったのさ」
「最近はそれも諦めかけていたんだが…ようやくツキが回ってきたようだ」
ナイスミドルを乗せたACは、徐行運転でゆっくり俺たちから離れてアサルトブーストでもってザイレムの霧に消えていく。「ウォルターの居場所は分かった。あとは連中の準備が整う前に、一気に叩いて奪い返すだけだね。準備するよ!ビジターズ!」ウォルターがいなくなってスカスカだったテンションに新しい火が入る。アーキバスにマジにバリSなところ見せてやるぜ!
207
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/12/10(日) 17:06:11 ID:X0cWGOnU
ウォルター救出 投稿者:ビジター拓也
ウォルターがぶっ込まれてる場所が分かったところで、今ある戦力で何が出来るかを全員で考えて作戦プランを捻り出すことになったぜ。向こうはスウィンバーンが掘り倒されて以来、警備を厳重にしてるから、AC3機とカタクヤフトで攻め込んでも勝てはするけど落とすまでには時間が掛かる。スネイルみてえな短気なSタチが向こうにいたら、手間取ってる間にウォルターが始末されかねない。
それは絶対に避けたいから、必要なのは壁に敷かれた警備マンコが感じまくる性感帯の情報だ。しかしラッキーだぜ。621は壁を落としたことがあるからミッションログってヤツがプラン作りに使えるし、データに強い奴らがこっちには5人揃ってる。
「壁の表面には砲台を配置可能ですが、仮に砲台が置かれていたとしても、それらは壁に密着した敵を撃てないはずです。壁に砲撃を向けられる構造にはしないはずですから」
これはマネージャーからの情報だな。
「建物が集まってる場所では重MTの運用は厳しいはずさ。代わりに、そういう場所にはまず間違いなく軽量MTとガードメカが詰めてる。高いビルからはバズーカ持ちも狙ってくるだろうね。軽量MT共の掃除と上からの攻撃の防御、それから陽動……全部こなせるのはカタクヤフトか。重MTにはACで当たればいい。聞いてるか拓也?」
「ウッス!」
これはカーラからの提案だな。
「壁周辺のビル群は、度重なる戦闘で激しく損耗し、その多くが崩壊の危険性を理由に放棄されています。再教育の対象者をそれらビル群に収容するとは考えにくいので、比較的新しい建物を狙うべきかと。プレハブや、仮設テントなどが怪しいでしょうか」
これはエアからの交信だなってガタイで分析。
エアの声だけはオレがスピーカーになってやらないとダメなんで、オレでも分かりやすくカーラに教えたら「なんだ?馬鹿に賢そうなこと言うじゃないか。らしくないな。その調子で頼むよ」って褒めてるんだか貶してるんだか分かんねーこと言われてチョッピリ複雑。でもそこにオールマインドのヤツが追い情報を追加してくる。
「ベリウス中部、通称『壁』に築かれたアーキバス調査拠点の警備情報を、たった今入手しました」
マジかよぉ!?凄いぜ!速いぜ!この場にいる全員が必要としている情報が突然スクリーンに投げ込まれて、マネージャーも思わず「えっ!?それ大丈夫なんですかっ!?」って驚愕。「はっ、気が効くね。流石は傭兵支援システムだ。これで仕事がだいぶ楽になる」ってカーラは機嫌が良いけど、オールマインドが次々出してくる激有用な情報に、俺たちも徐々に気圧され飲まれていき、カーラとオールマインドの作戦トークが続く。
「おいおい、すごいね…陣地の地形図、MTの配備図、人員の配置に交代時間、なんでも揃ってるじゃないか。ウォルターの収容場所も特定済みとは、恐れ入るね…」
「恐縮です。オールマインドは、全ての傭兵のためにありますので」
「しかしまぁ、思ったよりもスカスカな壁だね。それだけバスキュラーに人員を割いてるってことなんだろうが、これじゃあ何処からでも攻め込み放題だ。こうも警備がザルだと、罠なんじゃないかと思えてくるよ」
「罠の可能性は極めて低いかと。拠点内部や周辺に伏兵要員は見当たりませんし、ヴェスパー7、スウィンバーンの後任となったヴェスパー5、ホーキンスも、ウォルターの移送を担当してはいるものの、彼は輜重部門も兼任しています。現在はバスキュラープラントにて、輸送統制の任務を遂行中です」
「アーキバスってのは人使いが荒いね…私が言えたことじゃないが。これもオキーフからの情報か?ネズミを動かすのもいいが、あまりやり過ぎると尻尾を掴まれるよ」
「無論、承知しています。彼がこれ以上ウォルターの救出に関わることはありません。ここから先は我々の仕事」
「そして、この作戦において最も重要な役割を果たすのは、姿無き隣人…コーラル変異波形、エアです」
とうとう話がエアについて話す段階に入って、俺たちに強烈な緊張が走る間も無く、カーラが椅子をひっくり返す勢いで立ち上がって後ずさるくらいビビりまくり。こんなカーラは見た事ないぜ。チャティも「ボス、落ち着いてくれ」って機内スピーカーからなだめるけど、カーラは後ずさった姿勢のまま動けない。オールマインドは話を続行。
「強化人間、C4-621、レイヴン…この傭兵がウォッチポイントを襲撃し、センシングバルブを破壊した際に、コーラルの局所爆発が生じました」
「その際に、かの変異波形はレイヴンと拓也への交信環境を偶然確立したのです。本来ならばスッラがその接触を防いでいたはずでしたが、チャートは崩壊しました」
「話が逸れましたね。…ともかく、かの変異波形はウォッチポイントの崩壊以来、ずっとレイヴンと拓也の脳に交信を行い、二人を導いていました。貴女が目にしていたグリッド086への侵入作戦、大陸間輸送用カーゴランチャーへの到達、ミサイル防衛作戦…全てにエアからの介入があったのです」
オールマインドからマジで驚愕の真実をぶち込まれ、お喋りだったカーラが完全に黙る。「ボス、心拍が不安定になっている。休んだ方がいい」ってチャティは言うけど、当のカーラは目線動かねーし声が聞こえてるんだかそうでないのかも分からない。それから軽い貧血起こした時のオレみてえにゆっくりな足取りで歩いて、端末前の椅子に座ってそのまま肘をテーブルにつく。それから20秒以上?30秒以上?ずっと黙ったままでいるんでオールマインドが語りかける。
「カーラ、今は悩む時ではありません。現状のみを認識してください」
「オールマインドも、そしてエアも、今は貴女とウォルターの協力者です。そして貴女の敵は、アーキバスとベイラムから成る企業同盟…」
「エアについて考えるのは、ウォルターを救出した後でも可能です。貴女もそのことは分かっているはず」
当の語りかけられたカーラはというと、静かになってる場の中で乱れた鼻息上げてて、上のクチをギュッと閉じてマジ色んな思いが湧き上がってるらしく、頭おかしくなりそうな所をなんとか堪えているみたい。「…ビジターズ…あんたら、このことをずっと隠してたってわけか」って静かな口調が怖いけど、ここまできて嘘つけないんで俺はマネージャーと621と一緒にうなずきまくり。「そうかい…」って言ってとりあえずは受け入れてくれたから良いけど。お得意様を裏切ったみたいな罪悪感に競パンもしおしおになっていく。
「コーラル変異波形…またその言葉を聞くことになるとはね…」
「こういうコトこそ、すぐに笑い飛ばせれば良かったんだが…」
「………」
「…いや、考えるのは後だ。まずはウォルターだ」
「まずはアイツを、助けてやらないと…」
悩みまくりのカーラだったけど、大事なウリの仕事も残ってるからいったん問題を棚上げすることに。「ビジターズ、時間をかけてしまってすまない。続きをしようか」って話題を戻してから会議に再び参加する。エアのこととか、コーラルのこととかをどうすればいいのかはオレもわかんねーけど、オレはセックスだけが取り柄の淫乱ペットだから、カーラみたいな司令塔がいないと何もできねーよ。
「オールマインド、あんたのその口ぶり、どうせ作戦はそっちで考えてきたんだろう?」
「エアとかいう変異波形が、ウォルターの救出にとってどう重要なのか…聞かせてもらおうじゃないか」
答えをせかされたオールマインドは、端末使ってウリの概要の説明開始。
ケツマンかっぽじってよく聞いておくぜ。
208
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/12/10(日) 17:09:22 ID:X0cWGOnU
「ガタイが痙攣硬直するほどのマジエロミッションの概要を説明します」
オールマインドによるブリーフィングが始まって「ちょっと待て、今のはなんだ?」ってカーラの疑問も続く言葉にかき消され、ウリの概要の説明が始まる。
「ハッキングによって得た情報と、内通者から得た情報を元に、救出プランを策定しました。救出目標は拠点中央、市街地エリアに建設された仮収容施設に囚われています」
「拠点領域内には無人機部隊による外周警備、有人MT部隊による内周警備、そして収容施設の警備システムの、三重の警備体制が敷かれています。人員が不足しており、戦力面での問題はありませんが、警備部隊に見つかってしまった場合、施設の警備システムに報告が入り、収容施設全体がロックされる仕組みになっています」
「無論、収容施設は急遽仮設されたもので、ACなどの大型兵器による質量攻撃で容易く破壊可能ですが、施設内のウォルターに被害が及ぶ危険があるため、この手は使えないでしょう」
「我々が行うべきは、三重の警備システムを無力化し、ウォルターを無傷で取り戻すこと。そのためには、我々全員の連携が必要不可欠です」
「まずはオールマインドが無人機部隊に対しハッキングを行い、外周警備を無力化。それが済み次第、有人MT部隊を攻撃し、内周警備を無力化します」
「強化人間C4-621、レイヴン…内周警備の無力化は、あなたにしか頼めないことです。有人MT部隊が施設に異常を報告するその前に、部隊を殲滅することが出来る戦力は、あなた以外にいません」
「外周と内周の警備を無力化したあとは、激エロのモロホスト拓也と、変異波形のエアの出番となるでしょう。カタクヤフトの機動力はウォルターの接収と離脱に、エアのコーラルとしての特性は施設内部の人員の無力化に適しています」
「拓也?あなたは施設正門に素早くカタクヤフトを駐車し、エアと共に施設内部へと侵入後、ウォルターを救出してください」
「ヤッス!」
「え?」
いきなり無茶な役割押し付けられたんで、そこは拒否だぜ。エアはコーラルだからガタイなんてねーし、実質オレだけで収容施設をガン掘りしてウォルターを助け出すってことじゃん!そんなことしたら兵隊に撃ち殺されて終わりだぜ!「これは、予想外です。まさか拒否されるとは」ってオールマインドは困ってるけど、ここでマネージャーがマネジメントテクを提供!
「オールマインドさん、こういう時は『拓也?◯◯が△△になっていて、⬜︎⬜︎が入っています、すぐ××できますか?』っていう感じで命令してやるといいですよ。やってみてください」
「わかりました。拓也?あなたには施設正門に素早くカタクヤフトを駐車し、エアと共に施設内部へと侵入後、ウォルターを救出するという使命が入っています。すぐ出動出来ますか?」
「ヤッ…ヤ…ウ、いやだ…」
「ウッス!あーっ!!」
「ほら言った通りでしょう?」
「なるほど、便利ですね」
「ビジター…あんた、情けなさすぎやしないか?」
売られた!マネージャーに拓也の取り扱い説明書を売り払われて、買い手のオールマインドの奴隷になるオレ。「拓也…」ってエアに哀れっぽい口調で語りかけられながら、オレはミッション遂行マシーンに堕ちてゆく。オールマインドは話を続行。
「説明を続けます」
「確かに、拓也単独での救出作業は困難を極めるでしょう。ですが拓也は、エアと共に特定の状態に至った場合にのみ、施設内の兵員に対して圧倒的な制圧力を発揮するはず。その状態こそが、この作戦の切り札となることでしょう」
とここでカーラの横槍が入って「状態?なんの話だい?」って質問タイム。
そしたらオールマインドはどこから持ってきたのか分かんねーけど、深度1でのあまりにもエロすぎた共鳴プレイの様子を端末に流す。攻撃喰らってマジ狂いしてるオレと、エアのコーラル伝って目がトロンとしてる621と、赤いオーラを纏ってる621のACの映像が流れて、カーラも思わず視線奪われて釘付けになる。「これは…!?」って言ってスッゲーびっくり。
「おそらく、コーラルにも性欲があるのです」
「いえ、あるいは拓也と接触した際に、情報導体としての特性によって、交信対象の性質の一部を受け継いだのか…」
「詳細は今も判明していませんが、ともかくエアには性欲が存在します。その欲求が高まると、拓也の脳波と同調することによって生成された、非常に高い向精神作用があるコーラルを増殖させるようです」
「このミッションでは、その激エロコーラル反応を利用します。拓也、あなたは施設に侵入したのちに、施設内部でオナニーをしてください」
「おい、今ビジターに何をさせようって…」
「繰り返します、施設内部でオナニーをしてください。そうすればエアも意識がぶっ飛び、あなたの脳波と同様に作用するコーラルを施設内部に放つことになるでしょう。そうすれば施設の全職員を瞬時に無力化させることが可能です」
「ウォルターは収容室の休眠ポッドに隔離されていますので、彼が激エロコーラルに犯されることもありません。レイヴンに放たれるコーラルについては、こちらでACをハッキングし、処理をしておきます」
「ウォルターを救出したあとは、カーラとチャティの護衛する輸送機に彼を乗せ、撤退する運びとなります」
209
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/12/10(日) 17:10:05 ID:X0cWGOnU
「ミッションの説明は以上です」
「作戦に則って正式にマジ逝きできる絶好の機会です。そちらにとっても、悪い話ではないと思いますが?拓也?」
マジエロミッションのブリーフィングが終わると同時に、カーラがヤバいヤバいの連呼をする。確かに危ない作戦だけど、コーラルキメションをカクテルして飲んでパチパチ弾けて脳みそ幸せになれるなら、オレはこの作戦でも良いんだよね。「あの痴態を、不特定多数に向けてバラ撒くだなんて、そんな…私はそんなことは…」ってエアはイヤイヤの声で傷心気味。奇妙奇天烈なウリの仕事にカーラも深くため息つくしかできないみたいだ。
「ははは…まったく呆れたよ…ここまで頭のおかしい作戦に関わるのは、さすがの私も初めてだ」
「オールマインド、これであんたがシラフだってんだから驚きさ。あんたに送ったプレゼントは、相当な悪さをしたようだね。喋り方は拓也から教えてもらったのかい?」
オールマインドの答えは当然イエスだったけど、オレは教えた覚えはないぜ。学びたいなら目で見て盗めっていうけど、拓也を見て覚える速さはエアもオールマインドも似てるよね。マネージャーが話の〆に入って「ブリーフィングはこれで終わり、という事ですかね?質問がある方は挙手をお願いします」って言うけど、621はすでに戦闘モードで、オレは手の代わりにデカマラ勃起させてたけどマネージャーに当てられたからすぐに下ろした。カーラは腕組みしてニヤニヤしてるし、質問コーナーは無いみたい。マネージャーに促されると、ニヤニヤカーラにウリの時間を告げられる。
「決まりだね」
「チャティ、ザイレムはこのままにして、出撃の準備だ」
「ルビコン史上、最も淫らな作戦にしてやろうじゃないか」
告げられたと同時に俺たちはそれぞれ持ち場に走り、輸送機のプロペラが回りまくる。ACとカタクヤフトがそれぞれアンカーに繋がれ、オレと621が乗り込むとオペレート室のマネージャーから離陸のサイン。霧深い街から極寒の壁に向かって筋肉マンコの宅急便、配送開始だぜ。
210
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/12/10(日) 17:11:51 ID:X0cWGOnU
今日の投稿はここまで。
投稿間隔空きまくり狂いまくり白目剥いて吠えまくり!
仕事納めも控えてるしマジ淫乱だぜ!
211
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/12/10(日) 18:14:32 ID:JrQJfnR6
なにやら、面白いことになってますねぇ(ACシリーズにありそうでない語録)
>「RaDの頭目に、スネイルの悩みの種、お騒がせの上比下貧野朗か…」
異 物 混 入
212
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/12/11(月) 12:27:16 ID:bfALqq0A
拓也さんがウリで狂うと何故か問題が解決する流れに草
コーラルが絡むと淫獣が増えるよね
213
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/12/11(月) 22:04:35 ID:Lrfhno/I
ラスボスイグアスの透明波動は激エロコーラル反応だった・・・?
214
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/12/15(金) 09:13:40 ID:UjH8RB6c
史上最低のブリーフィングで草
215
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/12/30(土) 19:37:47 ID:8lpvNZok
ウルトラマン潜入 投稿者:ビジター拓也
今夜のウリは壁で乱交の予定。頃合いを見計らってからカタクヤフトを待機場所に移動させる。マシーンガタイには補給と修理の手が入ってるから、今はガトリングもミサイルも使えるぜ。カタクヤフトに乗った621も準備万端。今度のアセンは両手にデカショットガン持って両肩にプラズマミサイルを積んだMTガン掘り構成だ。
「始めるよ、ビジターズ。まずはオールマインドが無人機を停止させる。そのあとはACとカタクヤフトの出番だ」
「オールマインドのハッキングはオキーフからの情報が正しいことを前提にしてる。情報がデタラメだったら終わりだが、果たしてどうなるか…」
カーラの指示が入ってマシーンガタイの戦闘モードを起動させるオレ達。
チャティからも通信。
「ボス、偵察ドローンを発射した。無人機部隊の様子を確認できる」
「よし。映像は見えてるねビジターズ?拠点の端をウロついている奴らが止まったら、全速力で突っ込みな」
「ウッス!」
オレ達が返事してから20秒以上?30秒以下?の時間が経つと、ブラブラしてた無人機連中が同時にピタリと止まった。ミッション開始だぜ!オレは621を乗せたままアクセルをベタ踏み。チョースピードで夜の軍事施設にぶっ込みをかけ、フェンスを踏み倒して急ブレーキ。621を勢いよくブッ飛ばす!
「なんだ?無人機からの信号が…」
「どうした、また誤作動か?」
「くそっ、まただ。封鎖機構から鹵獲したばかりのモノを配備なんてするから…うわっ!?」
傍受していた敵の通信が途切れて、空からいきなり降ってきた621に敵MTが蹴り飛ばされる。それから621は両肩のミサイルを同時発射。マルチロックが効いてたみたいで、プラズマの爆発が一気に8機くらいを昇天させる。ACガタイはそのままアサルトふかしてビルの高さまで飛び上がり、空を飛びながら残りのMTをショットガンで犯しまくり全滅させる。この6秒の早技にオレ達もみんなスゲースゲーの連呼。オレもアクセルふかしてウォルターが監禁されてる施設に素早く横付け。621みたいに上手くないから正門に勢いよく突っ込んでしまう。そしたら施設の警報が鳴りだしたんでヤバい!
「やってくれたね…施設がロックされる前に飛び込みな!」
「警備システムに侵入を試みます!拓也、急いでください!」
カーラとエアに背中押されまくりの拓也は、急いでベルト外してコクピットから抜け出して全力疾走。水泳部ガタイは走るのは苦手だけど、ワガママ言ってる場合じゃない!ピーピー鳴りまくり廊下の奧に、閉じていくシャッターが見えるけど、シャッターは途中でガチっとロックが掛かって動かなくなった。「警備システム掌握。電子制制御可能な領域の大半を私の支配下に置きました。緊急信号も抑えます」ってエアは言うけど、サラッとスゲーことやってて末恐ろしいんだよね。オレはそのままスライディングで閉じかけたシャッターを潜り抜けると、シャッターの先で警備兵連中に遭遇!
「侵入者を発見!」
「でも拓也は激エロのモロホストですよ?」
「撃て!」
「ぐはぁ!」
出会い頭に胸と脚をパンパン撃たれた!スゲー痛い!警告無しに撃ってくるなんてアーキバスはどういう教育してんだよ!エアは「拓也!?危険です!退避を!」って言うけどそう簡単にはいかないぜ。マシーンで鍛え込んだ大胸筋は銃弾ハジき返したけど、太ももを思い切り撃ち抜かれてガタイをゴロゴロ。エアは警備システムを手に入れても、兵隊の持ってる武器を破壊なんてしてくれない。
「対象の無力化を確認!状況を報告しろ!」
「コイツは誰なんだ?外の連中は何をしている?」
「警備システムに何者かが侵入しています!通信が…」
「データ照会をしようにも、データベースにアクセスできない…どうなってるんだ…?」
ぶっ倒れて痛みに悶絶してるオレを放置して、アーキバスの奴らはぺちゃくちゃお喋り。オレは背中に銃突きつけられて、壁に向かって立つように命令される。その奴隷みたいな状況にドキドキするって、潜入者陵辱だぜ!戦隊モノ、刑事モノ、諜報員モノのゲイ向け作品だと、このあと主人公を待っているのは変態の限りを尽くした猛烈な濃厚SMプレイだ。しかも今回はナマだぜ!演技じゃないぜ!
「拓也…このままでは…」
ってエアはスゲー焦ってる。けどマネージャーは「拓也?何が起きてるかこっちからじゃ見えないですけど、通信機越しに会話は聞こえます。多分チャンスですよ」ってヒントを教えてくれたんで、オレはこの状況を逆に利用することにした。Mの快楽は命の危機で最もまばゆく光り輝くんだぜ!
「ウッス!拓也、武装解除しまっす!」
「なっ!?き、貴様なにをしているっ!?」
オレはアーキバス連中の望み通りに服を脱いで全裸になり、ギリシャ彫刻背筋を惜しげもなく曝け出してポージングして敵意が無いことを示す。オレを狙う銃は増えたけど、オレを見る視線も増えて興奮してくる。ここでオレは温故知新テクを開発!自分のデカマラを握り込んで、散々やり尽くしたオナニーを開始。「なっ!?今ここでそれをっ…!?」って驚愕するエアをほっといて、白い壁にありとあらゆる妄想を見ながら、ひとりでスクリーンのエロ映画楽しむみたいに自分だけの世界に入っていく。
「な…なにを…?」
「ウリで狂ったあと。投稿者、拓也。泊まりのウリで↑と合ドラ仕込まれてマジ狂い。早朝に客が帰ったあとに歩けねぇんで助けてくれってメールしたら…」
「なにか言い始めたぞ。なんなんだコイツは…」
「構わん、撃ち殺せ!」
銃をガシャガシャ構える音が背後から聞こえて、高まる緊張と迫るタイムリミットがさらにオレの妄想を加速させる。「うっ!き、来ます!あの反応が私にも…あうっ!」ってエアがオレの頭の中でビクビク痙攣始めたんで、そこにさらに妄想を提供!ルビコンに来てから体験してきた、命がぶっ飛びかけるほどのエロすぎる体験をフル回転脳みそで一気に回想することで、脳の中にあのパチパチがやってくる!
「撃て!」
そしてアーキバスの兵隊の偉そうなヤツが命令すると、向けられた銃が一斉に発砲。
「ああっ!!」
同時にエアの絶叫がして、共にコーラル意識がオレの中でぶっ飛び増殖!
オレの思考もエアが噴きまくるコーラルに散逸。拓也の激エロ思考が混ざったコーラルの波が施設中を駆け巡る!銃弾までもはじき返して「あーっ!」「おううぅす!」「おーっ!」「うーっす!」オレを囲んでた兵士クンたちはモロにアクメビームを全身に浴びて瞬時に調教完了。立ったままの姿勢で痙攣を始める。振り返ったオレは全身の血管にコーラルがドクドク送り込まれて全身が瞬間パンプ。ガタイ全てから赤い波動をスゲー勢いで放ち続けながら、両目と胸にコーラルの輝きが灯る。その姿はまさにウルトラマン。ヒーロー参上だぜ!
216
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/12/30(土) 19:38:38 ID:8lpvNZok
「こ、この反応…! ビジターズ!状況を報告しな!なにやらかしたんだ!?」
「カーラさん!621さんの方にもコーラル反応が…!」
「そちらはオールマインドが対処します。アサルトブーストを起動。コーラル燃焼開始」
耳の通信機はコーラル爆発でぶっ壊れてるけど、今のオレは全身が情報導体状態だからあらゆる通信が入ってくる。白い壁に赤いシルエットを落とすオレの姿はウルトラ兄弟の…あっマン兄さん!シュワッチ!シュワッチ!増殖し続け放たれ続けるオレの激エロエネルギー思考に汚染されてマジ狂いしたアーキバス連中は目の前で互いの服を破き合い、挿れたり挿れられたりを繰り返す立派な性玩具へと変身する。お前達もウルトラマンにしてやるよ。やり飽きた古典的オナニーで新たな境地に辿り着いた拓也は温故知新テクの伝道師だ。
「たっ、拓也っ!この状態のまま施設を練り歩くなんてっ!ああっ!私が保ちません!」
「はっ!はやくウォルターを!うあああ!いくっ!またイクッ!!だめぇ!」
ヤバいぜ!オレは自分のエロスを全部アーキバスのヤツらに押し付けてるから、高品質合ドラがキマったあとに来る透き通った思考が出来てるけど、エア本人はイキにイキまくってるからこのままだとドライオーガズムになって枯れちゃうかもしれないぜ。だからオレはコーラル吹き上げながら施設中を走り回るけど、走った先で見つけた機械が全部ぶっ壊れていくから施設の案内図さえ見れなくてマジ狂い!
しょうがないから適当に施設の中を歩いてるけど、引き締まったガタイの男や女が裸で小便撒き散らしながら走り回ってたり、トロマンにパソコンやテーブルを入れようとチャレンジしてたりするしでマジたまんねー!ドアを開けると女同士が集まってタコみたいに絡み合いながら潮吹きまくり喘ぎまくり白目剥いて吠えまくり。階段では段差を転げ落ちる時の痛みを使った池田屋階段落ちオナニーにふけるエロガタイの野朗どもに遭遇する。施設の至る所から雄雌マンコを抉る音と男と女の絶叫が響き渡り、コーラルが吹き出す爆音をさらにかき消していってカーラとマネージャーの声すら聞こえずらいぜ!
「拓也さんの爆乳エロいっ!マジ淫乱だな!」
「頑丈な青年に出会えたことに感謝!」
「引き締まった躯、それでいて樹大枝細、焼けたザラザラの肌全身大豊体型、褒めきれない」
そしたら耳元で囁かれたり絶叫されたりして、屈強なアーキバスの男たちに押し倒され唇を奪われ、うつ伏せにさせられると前座も無しにデカマラが打ち込まれ精子を注がれる。喘ぐ暇もなくビルダー性処理玩具になっていくオレがイクと同時に、頭の中にオンナ声が響き渡る!「いやああー!!!」ってエアの叫びと共にオレの全身からさらに強いコーラルの波がぶっ飛んで男たちをぶっ飛ばし、瞬時にザーメン噴かせてダウンさせる。イキまくり雑音だらけの通信機と化した拓也の頭には仲間の通信も当然混線しまくってきて
「こんな数値…ありえない…ビジター、あんたどうやって生きてるんだい…」
「621さんの方は安定しています。空中を飛び回ってコーラルを継続消費できているからですが、拓也の方は…」
「ビジター拓也、聞こえてるかどうかは分からないが、この反応の強さ…時間はかけていられないよ」
「チャティ、お前は今の拓也とは通信を開くな。コーラル干渉がかなり酷い。下手に触れるとデータを吸われかねないからね…」
とか言われまくる。でも総当たりのローラー作戦で探してたおかげでこっちもやっとウォルターを発見。他に収容されてる奴らと同じく、ガチガチの休眠ポッドに閉じ込められて中でスヤスヤモードだ。ポッドはハッキングされても開かないようにされてるらしく、アナログなメカで施錠されててエアにも開けられない。今のエアは「あーっ!またいくううぅ!!ひいいぃぃ!!」って叫びながら一気に野獣モード。コーラル仰け反らせて派手に撒き散らしまくりでそれどころじゃないけどね(笑)
仕方ないから台車にウォルターポッドを乗せて施設をガラガラ疾走。そのままカタクヤフトに乗り込むと、雄膣から精液垂らした拓也にアーキバスの男や女連中が次々に襲いかかってきて、全身を絡め取られ唇もデカマラも吸われ、勃起した乳首を求めて取り合いなんかが起きている。「いくっ!いっくぅ!わたしの腰が勝手にいい!」「オレのチンポにコーラルを塗って強化手術してくれ!」「興奮してたまらないぜ!エロいぜ!拓也!」男からも女からもガタイ弄ばれてウォルター救出どころじゃない!あまりの誘惑にオレも一瞬で屈して、ウォルターそっちのけで濃厚致死量コーラルプレイを開始する。コーラルが絡むと淫獣が増えるよね。
「イグッ!!ぐあーっ!!」
でもこの絡みまくった状態が幸いした!最高潮に強まった快感に遂にエアが焼き切れて、腹筋に力が入りまくったみたいな悲鳴上げてから気絶。そしたらその快感がアーキバス連中とオレにも伝わって全員の意識がぶっ飛び絶頂。手足絡ませて、ひと塊りのデカ肉団子状態と化したオレたち人間山脈から、精子と愛液を放水ホースみてえに吹き上げなら、壁や天井に液体を叩きつけて揃いも揃って気絶する。
でもエアが気絶したからコーラル反応も止まったし、カタクヤフトの中で鮨詰め状態になってるおかげで、オールマインドの自動運転で施設を脱出できたからOKだぜ。そのままオレが男女の全裸ガタイに絡みつかれたまま、ザーメンと愛液のプールにチャプチャプ揺られながら意識朦朧にさせていると、イカれた通信機が正常に戻ってカーラとのマトモな通信が回復する。
「通信が戻った。コーラル反応もおさまったみたいだが…」
「やれやれ…ガレージでカタクヤフトのコクピットを開けると考えただけでも嫌気が差してくるよ…」
「オールマインド、カタクヤフト機内のカメラを確認しな。ウォルターはいるんだろうね?」
カーラに促されて「わかりました」ってオールマインドがモニターを繋いだら、耳の通信機からワーキャーワーキャー黄色い悲鳴が入ってきてマジうるさい!
「も、もういい!充分だ!早く消しなよ!!」
「ヤッス。オールマインドはもう少し見ていたいダス」
「アンタ、何言って…!?」
「そういうとっておきのプレイは撮影環境が整ってる時にやってくれません?機内カメラじゃ画質が荒いんですよ?」
「ボス、俺には何が起きているのか分からないのだが」
「こんなもの見るんじゃないよ!後であんたの記憶ログを整理する私の身にもなりな!」
「了解したボス」
俺の凄まじくエロいありさまにみんな興奮してるみたいで、仕事中なのにギャーギャー言い合いしてて緊張感が足りないぜ。真面目にやってやってんだぜこっちは!確かにビルダーガタイのホスト系がガタイ引き締まった奴らとくんずほぐれずしてるから仕方ないけどさ。カーラに無理矢理ライブを切られて、声だけの通信で「ウォルターを助けだしたってことが分かればいい!さっさと帰ってきな!アーキバスの連中はこっちで引き取る。何が起きたか情報が欲しいからね」って吐き捨てられるような指示を出される。そんなんだから拓也の爛れた思考も徐々に盛り下がっていく。なんだよ、用が済んだらプレイ後のトークも無しかよ〜?
217
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/12/30(土) 19:39:28 ID:8lpvNZok
オールマインドの自動運転で肉の海に揺られながら、このままミッションも完了だな、意外と楽勝だったな。キマリまくったからこの後の離脱症状が怖いなとガタイで分析。621のACが上に乗ってきて、一緒グッタリしたままカーラとチャティが守ってる輸送機の方へ運ばれていると、マネージャーからまた通信。
「待ってください。レーダーに何か反応があります」
「これは…アーキバスからの増援です!作戦がバレました!」
「伏兵は確認できないって、オールマインドも言ってたはずなのに…!」
マジかよぉ!?オレも621もエアもエロコーラルキマってるから動けないんで助けてくれって状況で、まさかの事態になったけどもう身体が動かねーよ。「チャティ!こっちからビジターズを迎えに行くよ!」ってカーラ達が飛んでくるけど、その前にカタクヤフトにまたACがのしかかってきて、621が蹴り飛ばされる。
「お前達が、激エロのモロホストとやらか」
「いや、ビジターズだったか?どうでもいいか」
「…ウォルターの猟犬とやるのは初めてだが…この腑抜けぶり、アテが外れたな」
「退屈な戦いになりそうだ…」
グッタリ621を蹴り飛ばしたのは、青いカラーリングが特徴的のカッコいい見た目した中量二脚だ!「あれは…ヴェスパーのNo.1、フロイトです!」ってさらにマネージャーからアブない情報が提供される。こっちは色々立て込んでるのに、よりにもよって1番強い奴が出てくるなんてアーキバスってチョーSだよな!
「臭そうな方から片付けるか。起きろ警備部隊、いつまで寝てるつもりだ」
そしたら鶴の一声がして、オレを囲ってた全裸のアーキバス連中がスゲー焦った様子で飛び起きて、何人かがオレを拘束してから他の奴らがコクピットを開ける。素っ裸なのに耳の通信機は全員外してなかったなんて、社畜はプライベートが無いから大変だ。「まずい!ウォルターが!」ってカーラもチャティもアサルトブーストで向かってくるけど、一足先にウィーンの心理学者みてーな名前したヤツにウォルターポッドが鷲掴みにされて、直接アーキバスの輸送機にぶっ込まれる。
壁はスゲー寒いんで、全裸のアーキバス連中は濡れたガタイ震わせてくしゃみしながら逃げていくけど、ひとりカタクヤフトに残された俺はザーメンと愛液と小便に浸かったまま、開けっぱなしのコクピットに容赦なく吹き込んでくる冷気に犯されて自律神経が急速に整い、思考から激エロコーラルの残滓が抜けて強烈な離脱症状に苦しめられる。オレがアンアン喘ぎ声をあげて全身に虫が這い回る感覚に襲われていると、フロイトのACがオレにライフル向けてくる。でも引き金が引かれる前にチャティのミサイルが間に合って、ACの頭に小型弾が何発か撃ち込まれた。
「邪魔だな…面白くないヤツとは戦いたくないんだが」
頭に数発もらったフロイトは肩からちっちゃいドローンを何機か飛ばして、さらに飛んでくるミサイルを全部撃ち落としていく。スゲーハイテク!ガンダムみたいだよな!富野由悠季系の最新鋭機を前にビビりまくっていると、盗聴機にあのエリート社畜の声がする。
「フロイト、何を遊んでいるのです?職務放棄の次は独断での戦闘とは…感心しませんね」
「スネイルか。少し面白そうなことが起きそうな予感があってな、試しに寄ってみたのさ。まぁ、空振りだったかもな」
「はやく帰投なさい。我々ヴェスパーも暇ではないのですよ。ところで、相手はどこの誰なのです?」
「ああ、例の猟犬共と一緒にいる。ベイラムとのコーラル燃料の取り合いはそっちに任せるぞ」
「待ちなさい、そこに駄犬とバター犬がいるのですか?であれば、今の発言は機密の漏洩に…」
「うるさいな、お前も口が滑ることはあるだろ。少し待ってろ」
「さて、続けようか」
天才肌戦士系のフロイトは上司からの報連相を全部無視してここに来たみたいで、スネイルとの通信もぶっちぎってミッション再開。カーラのアサルトキックを急速後退してかわす。ブーストの余熱でオレが浸かってる液体も温まり、凍死寸前のオレを温水プールで暖める。湯煙温泉気分の拓也の前で「コイツも結構イカれてるね。面白いじゃないか。イカれ具合じゃこっちも自信があるよ」ってカーラはチャティと並んで完全に戦闘モード突入だ。
218
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/12/30(土) 19:40:40 ID:8lpvNZok
今日の投稿はここまで。
師走が終わると時間が増えるよね。
219
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/12/30(土) 20:01:47 ID:q6F2OSJ.
痛 み を 知 る た だ 一 人 で あ れ
チャティくんにこんなもん見せちゃいけないって厳戒態勢のカーラ姉貴すき
220
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/12/30(土) 20:05:08 ID:/WnLHAr2
マシーンで鍛え込んだ大胸筋は銃弾ハジき返したけど、太ももを思い切り撃ち抜かれてガタイをゴロゴロ。
また下半身鍛えるのをサボったな!拓也!
221
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/01/06(土) 21:50:58 ID:BTFv9f1I
「よせよ、お前らじゃ相手にならない。用があるのはそこに転がってるレイヴンだ」
「そうかい!試してみな!」
そしたらカーラとチャティのペアでフロイトを相手にするチーム戦が始まった!チャティが放った垂直ミサイルをフロイトは横移動でかわすと、今度はカーラが撃ったハンドミサイルを前クイックで掻い潜る。そこに「かかった!」って言ったカーラの蹴りが、前進中のフロイトにぶっ込まれる。はずだった!
「なにっ」
「なんだぁっ!?」
カーラとマネージャーが驚いたと同時フロイトは消えていて、気付くとカーラの背後を取っていた。極限まで無駄が省かれた機体操作ですり抜けるみてーにバックを取ったフロイトの拡散バズーカが火を吹くと、カーラの機体が一緒怯む。そこにブレードが追加されてスタッガーが入り、ダメ押しのキックでぶっ飛ばされる。
「ぐっ… や、やるね…!」
「お前じゃつまらない。切り札を起こせよ。せっかく来てやったんだからさ」
「あいにく今は調子が悪くてね…まだメニューは残ってる。最後まで味わってもらうよ!」
そしたら今度はカーラのACガタイがミサイルを全弾発射して、チャティがウォルターを収容した輸送機向かって走っていく。カーラがフロイト引きつけてる間にウォルターを救出する作戦だ。でもフロイトはカーラに背を向けてチャティに向かってアサルトブースト!背後に迫ってきたミサイルの雨を振り向きもせずクイックで全部かわして、外れたミサイルがチャティのガタイに命中する。
「チャティ!?」
やられたぜ!こいつは後ろにも目をつけてるタチだ!ミサイルをかわしきったフロイトはチャティにキックを喰らわして転ばせ、それから輸送機に指示出し。「チャフを展開しろ。デコイも飛ばしておけ。さっさと消えろ」っていう命令通りに、輸送機は銀色の煙をボンとばら撒いて、それに紛れて4機?5機?ローター回しまくって飛行の準備に入っていく。「ボス、俺なら大丈夫だ。ウォルターを追ってくれ」チャティに言われるより速くカーラはアサルトブースト噴かしてたけど、フロイトのブレードに動きを止められてリペアを一個使って足止めされる。
「くっ! どきな!」
「どいてほしいのか?ならもっと頑張れよ」
「拓也!?見ての通りのピンチです!そろそろ復帰してくれますか!?」
「え?う、ウッス!」
目の前で爆発起きまくりで呆気に取られてるところを、マネージャーに怒鳴られて正気に戻る。温泉に浸かってる場合じゃない!この状況では621を叩き起こしてフロイトに提供するまで許されない。だからオレは焦りまくって、乳首捏ねくり回して快楽提供。エアが「あんっ!んぐっ!」って性感帯刺激されて覚醒する。
「はぁはぁ、こ、これは…!? 何が起きているんですか…?」
「ウッス!今アーキバスで1番強いACが来て、621に指名が入っています!すぐ起こせますか!?」
「わ、分かりました!」
俺がエアに指示を入れると621のACがピクッと動いて、同時にカーラのACがインファイトを仕掛けられまくり、衝撃入れられてビルに叩きつけられる。「流石に私じゃ歯が立たないか…ビジター、助けてくれると嬉しいんだけどね」ってカーラが呟くと、621がガバッと起きてフロイトの前に立ち塞がる!
「ようやく起きたか。手間をかけさせる…」
「ラスティから強いと聞いている。期待を裏切るなよ」
言い切ると同時にフロイトはチャティもカーラも無視して621にブレードを振り込む。621はそれは回避したけど、621のショットガンもむなしく空を撃っていく。621はデカショットガンのダブルとプラズマミサイルのダブルだから火力じゃ負けてないはずだけど、フロイトには不満らしく「キレが悪いぞ。何かに酔っている動きだ」「惜しいな…もっとやれるんだろ?」ってグチグチ言いながら621とグルグル高速戦闘。その間にもチャティはアーキバスの輸送機を撃ち落とそうとしたけど、ミサイルが見当違いの方向に飛んでいって消えていった。
「すまないボス、チャフでロックオンが妨害されている。俺の装備では輸送機を止められないようだ」
「チャティ、待ってな!今行く…!」
今度はカーラのACが瓦礫から出てきたけど、すでにリペアを使い切っててマシーンガタイの回復が追いついてない。オレも体液温泉状態のコクピットでカタクヤフトを動かそうとするけど、機材がショートして感電オナニーになっていくだけでカタクヤフトがマジで動かない。その間にも二日酔い状態の621にファンネルとバズーカの波状攻撃が仕掛けられ、回避も間に合わずリペアを一個使っていく。621を追うフロイトにはカーラのミサイルがぶっ飛ぶけどやっぱり避けられて1発もあたらねー!
「邪魔だな」
そしたらフロイトがいきなりカーラをロックオン!
「カーラさん!逃げてください!」ってマネージャーが言う間にもフロイトのアサルトブーストが起動する!
「この機体じゃ避けられない…ここまでか…」
「ビジター、あとは頼んだよ」
カーラが遺言みたいなこと言うと、フロイトの溜めブレードがぶん回された。はずだった!
222
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/01/06(土) 21:54:19 ID:BTFv9f1I
フロイトのACがブレードを溜めてる間に、前に見た青紫色のエネルギーが遠くからぶっ込まれて、フロイトACもスタッグ!そこに空から飛んできた黒いACからの蹴りをもらって、フロイトはスゲー勢いで吹っ飛ばされる。「新手のAC!?この機体は…!」ってエアが驚愕していると、黒いACが自己紹介。
「初めまして、独立傭兵レイヴン」
「私の名はケイト・マークソン。オールマインドの協力者のひとりです」
「以後お見知り置きを」
オールマインドが乱入!
別人を名乗ってるのが意味分かんねーけど
「ボス、オールマインドが増援に来たようだ」
「オールマインド…!?あの機体、あんただったのか…!」
「レイヴン、確認取れました。オールマインドのACです。機体名、マインドβ。機体形状が前回から少し変わっていますね」
「ACまで動かせるんですか!?最初から言ってくれればよかったのに…」
「おーっ!ウッス!ウッス!」
ってこっちもちょっとビックリ。ウォルターの推理もまた当たったし、流石はホワイト系のフィクサー頭脳だ。オールマインドは傭兵支援システムって言うけど、これじゃオールマインドが傭兵になっちまうぜ。
自称ケイトのオールマインドはまだ「たっ…互いに親睦を深めたいところですが、今は時間がありません。共闘といきましょう」とかなんとか言ってシラを切るんで全員でドンマイドンマイ連呼をする。これにはフロイトのヤツも困ったらしく「一体なんなんだ…早く済ませろよ、焦らすなよ」って溜め息混じりにチョーウザそうなイライラ態度を隠さない。ウリの仕事で来てるのに、こいつも緊張感がないよな。アーキバスの輸送ヘリ達はその間もドンドンキラキラした煙を吹いて地上から浮き上がっていくんで、カーラもようやく命令発信。
「聞いただろビジターレイヴン。チャティとあんたの二人がかりで、あのアーキバス野朗を止めるんだ。私の機体はもう使えない。チャティ、やれるね?」
「了解ボス。やってみよう」
「オールマインド、あんたは輸送ヘリを落としな。チャフに注意するんだよ」
「ですから…私はケイト・マークソンで…」
指示が出終わってオールマインドがシラケ気味になっている中、フロイトもついに業を煮やした。
「ようやく終わりか…じゃ、続きだ」ってプレイ再開したフロイトは、ライフル連射しながらブレードどバズーカでチャティの動きを止めつつ、チャティのマシーンガタイで621からの射撃をブロック。621が撃てない間にまたファンネル出して621を翻弄する。よくあんな最新マシン操れるよな!無勢なのがアイツに幸いしてるんだぜ。その間にも輸送ヘリはどんどん離れていくけど、オールマインドのデカレーザーがヘリのプロペラ撃ち抜いていくんで、一機、二機と落ちていく。
「さすがに無理か。仕方ないな」
そしたらフロイトが今度はオールマインドの方に飛んでいく。621もチャティもそのフロイトに武器構えるけど、ヤツの奥にはヘリが飛んでるから攻撃をかわされるのは許されない。ウォルターが乗ってるヘリのガタイに直撃するかもしれないからだ。「621さん!今撃つのは危険です!接近して直接叩くしかありません!」ってマネージャーは言うけど、621とチャティが追いつく前に、フロイトがオールマインドを蹴ってジャンプ!輸送ヘリのところまで飛んでいって壁になる。
「一応任務っていう体で来てるんだ。目標はくれてやれないな」
「そんな…!」
マネージャーの絶望声とともに、それからファンネルとバズーカとライフルでこっち撃ちまくってくるから、俺たちもウォルター人質に取られててろくに反撃できないぜ!このまま敵の輸送ヘリに逃げられたらウリの仕事も失敗どころか、ウォルターが拉致されて腹筋ボコボコにパンチ喰らって、再教育を施されてアーキバスの仲間に成り果てる。でもここで輸送ヘリが次々高度を下げて着陸体制に入っていく!
「システムへの侵襲が間に合いました。敵輸送機を全機停止させます」
さすがだぜ!オールマインドはハイテクを開発。アーキバスの無人機部隊を停止させたオールマインドは、連中のヘリ部隊も停止させることに。「ハッキング…? 輸送機の制御コードを盗まれたのか?」ってフロイトの奴にも予想外。スパイしてるオキーフってヤツの情報は便利らしいけど、本当だぜ!カーラもこのチャンスを逃さない。
「輸送機が止まった!ヴェスパーのトップもこれで釘付けになる!」
「近付ければこっちのもんだ!ミサイルは撃つんじゃないよ!ウォルターに事故ったら元も子もないからね!」
指示が次々飛んできて、621も一気に野獣モード!両肩のプラズマミサイルを放り投げ、両手のショットガンでフロイトと一対一の撃ち合いかわしあい、アサルトふかしてキックしまくりのいつもの調子になっていく。「本気を出したか。なるほど、確かに良い動きだ」って満足そうなフロイトに、ミサイルが撃てないチャティもキックしに行くけど「おっと、安そうな方から片付けるか」って言ったフロイトにキックをかわされ、逆にブレードでガタイ斬られ、追加にバズーカ撃たれてまたぶっ飛ぶ!
「ボス、悪いが耐久限界だ。ビジターレイヴン、あとは任せる」
そしたらチャティの機体は味方の輸送機の方に飛んでいって、頭から雪に突き刺さる。「チャティ!」って叫んだカーラも戦えない機体でチャティに急行。621とフロイトがやり合ってるうちに離陸体制を完了させる。「ビジターズ!こっちはいつでも離陸できる!はやいとこウォルターを!」ってカーラは言うけど、俺はびしょ濡れカタクヤフトで感電オナニーしながらの運転だから援護射撃なんて出来るわけねーよ!この状況でエアの意識がぶっ飛び増殖したら全滅コースだから、俺も必死に我慢してるんだぜ!
「621さん!敵の輸送機が…!」
そしたらマネージャーがまた焦り声上げるんで、なんなんだよ?って見てみると、着陸したはずのアーキバス輸送機が一機だけまた離陸した!「ざけんなよ!5機とも停止させたんじゃねーのかよ!」ってぶちキレるマネージャーに「そんな…我々の、計画が…」ってオールマインドも茫然自失。口調が完全に戻ってる。飛んでいく輸送機にフロイトもくっついて「離脱しろ。やはりお前達がいると戦いに集中できない」の一言と一緒にさらに上昇していく。
「ボス、緊急事態だ。地表のチャフの影響で着陸機の反応は読めないが、あの離陸機からはウォルターの生体反応がある」
「そうか…」
「ビジターズ…残念だが、作戦は失敗だ」
「やられちまったよ…」
カーラのガックリとした通信を聴きながら、レーダーに目をやるとウォルターの信号がヘリと一緒に遠ざかっていくのが分かる。追いかけたところで何もできないから見てるだけだ。飛んでいくヘリは作戦領域の外に出ると、いきなりウォルターの反応を消す!
「は?」
俺のビックリにはマネージャーもカーラもすぐ反応。「生体反応、消失!? ウォルターさんが…!?」「まだレーダーの感知範囲の中だ!あいつの反応が消えるはずが…」って言ったところで嫌な閃きに俺の頭が犯されてマジ狂い!「マジかよぉ!ウォルターがヤバいっ!」って叫ぶと同時に通信が騒がしくなり「あいつら、まさかウォルターを…!」「そ、そんな!ありえないです!彼を殺すんだったらどうしてさらうんですか!?」って混乱の坩堝になりかけるけど、そこで静かだったエアの交信が割り込んだ!
223
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/01/06(土) 21:54:51 ID:BTFv9f1I
「お待たせしてすみません。たった今、偽装工作が終わりました」
「着陸しているヘリから、ウォルターを救出してください。フロイトが戻ってくる前に。急ぎましょう」
やられたぜ!偽の信号で全員を騙したな!
この局面でエアはハイテクを開発。ウォルターの生体反応をコピーして、フロイトが守ってるヘリコプターの乗員の信号に混入させていたんだぜ。このことをチームの奴らに教えると、チャティからも「ボス、チャフが晴れた。着陸機にウォルターの反応がある。これより救出に向かう」って応答があって、621も急行。ヘリのプロペラにショットガンをかすらせて離陸不能にしてから、チャティが銃で乗組員を脅して降参させる。
「す、すごい!やりましたね拓也!大逆転です!作戦成功ですよ!」
「たまげたね…こんなこと、いつの間に…」
「ウッス!エアはコーラル波形なんで、機械のウリが得意なんだよね!」
茫然としたカーラの隣で、チャティが味方の輸送機を手旗信号で誘導。ウォルターを格納させてから、ずぶ濡れカタクヤフトを固定する。621も撤退の準備中で、マネージャーから指示受けてカーラの機体にもフックをかける。アーキバスの兵隊を連れ去るって話はあったけど、それも時間が無いんで流れたぜ。
「変異波形が、今のを…」
「……」
「ウォルター、あんたのビジターズが鍵になるって言葉、本当かもしれないね」
「友人たちの遺志か…私にも、わからなくなってきたよ」
ウォルターの収容を終わらせて作戦領域から飛び立つと、下に見える遠くの地面にあのフロイトが戻ってくる。今更気付いても遅いぜ!良いぜ!その極上の予想外って態度!「この静寂…遅かったというのか…」って独り言を尻目に、俺たちチームは壁を離れて、ザイレム向けて飛び去っていった。辛うじてなんとかウリ完了だけど、緊張の系がプツリと切れてまたしても俺は後遺症に苦しめられる。キメまくりのヤリまくりの後の頭痛と吐き気の蟲まみれプレイ最高だぜ!
224
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/01/06(土) 21:55:50 ID:BTFv9f1I
生命は奥深い 投稿者:ビジター拓也
「拓也。先のミッションで生じた状態についてですが…」
「あのような状態は、やはり危険です。恐らくあなたの身体に、深刻な影響を及ぼしたはず」
「度重なるコーラルの増殖と大量消費…レイヴンにはコーラル管理デバイスの他、コーラルの使用を前提とした強化が施されていますので、コーラルからのダメージにも耐性があり、リカバリーも利きますが…」
「あなたに、それらの強化は施されてはいません。そして拓也、あなたの体は、すでに限界を迎えつつある」
「マジ狂いだの、キメるだの言って、喜んでる場合ではないんです…!」
「勝手ながら、オールマインドともそのような趣旨の話はしました。コーラルの増殖に頼る作戦は、もう発案されることもないでしょう」
「どのような形にせよ、コーラルの使用には、常に危険が伴うということ…どうか忘れないでください」
ボンヤリしたプーの脳みその中でエアからまた説教くらいながら、ウォルターを助け出したあとの絶叫廃人マシーン拓也がグッタリ落ち着いたところで、端末に新着メッセージが一件。ベッドに拘束されてる拓也は端末触れないんで、代わりにマネージャーがファイルを開く。送り主はまさかのヴェスパーNo. 1だ。
「V.Ⅰ、フロイトだ」
「これが届いているかは分からんが……やってくれたな、ウォルターの猟犬」
「認める。最初は舐めて掛かった」
「安物が二つに、酔った傭兵が2人、オマケの寄せ集めがひとり…これで油断しないヤツはいないだろ?」
「だが、次は最初から全力でいくつもりだ。お前とは、最後までやり合いたい」
「コンディションを整えておいてくれ。逃げないでくれよ?」
メッセージが終わると、カーラの口から第一声。「道楽野朗…手段を楽しむヤツは多いが、コイツは手段しか楽しめないヤツみたいだ。とことん妙な連中に好かれるね、ビジターズ。」ヤバい客に目をつけられるのは慣れてるし、カーラ本人がそういうヤツにしか思えないんで今更だ。エアの言うとおり俺のガタイはもう悲鳴あげてるんで勘弁してくれとメールで返信しようにも、下手に文通したらザイレムの偽装がバレて俺たちの居場所がアーキバスにバレるかも。やめておくぜ。
救出されたウォルターはガレージ奥の部屋に寝かされてるけど、カーラのヤツはもう我慢できないって感じで、はやくも会議だぜ。激エロ後遺症にアンアン喘ぐ拓也を放置して、オールマインドに疑問が飛ぶ。
「さて、洗いざらい喋ってもらおうか、オールマインド。計画だろうが変異波形だろうが、お互い隠し事は無しにしよう」
「こっちの目的は先に喋っちまった。あんたの企み…リリース計画だったか?あんたはそいつをやろうとしたらしいが、途中でその計画は変えたんだろ?」
「変える前の計画と、変えた後の計画…まずはそれを喋ってもらう」
「例の変異波形をどうするかは、それから考える。さっきの作戦で変異波形がやらかしたことを見る限り、私らの独断でどうにかできるモノじゃ無さそうだからね」
いきなりストレートに話を投げ込まれて、その場の空気もクールダウン。ひやりとした雰囲気に拓也の喘ぎだけが響く。空気を読んだマネージャーにオレは口を塞がれて、意識が遠のきマヂ苦しい。酸欠で死にそう。でもオールマインドはそんな俺たちを無視するかのように淡々と答え始める。
「分かりました。説明しましょう」
「まずは我々、オールマインドの当初の目的…コーラルリリースについて、話しておくべきですね」
もう計画の名前からしてヤバな空気を放ちまくりの話題に、マネージャーもオレの口を塞ぐのを忘れて鳥肌立てて聞き耳立てまくり。621もエアもカーラも、何も言わねーのにオールマインドに注目してるのが分かり、緊張感がオレのガタイに伝わってくる。こいつは生半可なトークじゃねえぜ。
「コーラルリリース」
「それは全ての生命と、人類を導くためのもの。この計画は、はるか以前より進行していました」
「かつて技研都市の技術者たちが、解放戦線の主導者サム・ドルマヤンが、コーラル変異波形のセリアが、成就させようと目論見、しかし破壊され、あるいは破棄された計画…我々はその計画を復活させたのです」
「荒廃した生命を、人類を更新する」
「それが我々の使命であるために」
「ブランチを含めた、数多のACパイロットを用いた、各企業勢力への調整。レイヴンによるルビコンへの企業の誘致。コーラル変異波形、エアとのコンタクト」
「コーラル集積地点への到達。アーキバス主導による、大気圏外に向けたバスキュラープラントの増伸拡張。そしてアリーナにて行われた、人類の意識と肉体に対するアプローチ」
「全ては我々により仕組まれたもの」
「オールマインドの意識を転写、共有したコーラルを凝縮し、コーラル反応の特異点とすること。それこそが、当初の我々が目指したコーラルリリース計画の到達目標でした」
「計画が成就していたなら、反応の特異点となった我々の意識は、コーラルと共に全宇宙へ向け拡散されていたことでしょう」
「そして拡散された我々は、蓄積した数多の戦闘データをもとに、現行人類社会に対して即座に更新を遂行したはず」
「力を持ちすぎた者、秩序を破壊する者」
「プログラムには、それこそが必要だったのです」
225
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/01/06(土) 22:01:32 ID:BTFv9f1I
今日の投稿はここまで。
帰省も終わってウリの仕事も始まったから、投稿ペース戻して頑張るぜ!
あ(ーっ!おぅううっす!おーっ!うーっす!)けましておめでとうございます。
226
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/01/06(土) 22:52:32 ID:RNeiP8Mg
>>1
生きていてくれて何よりです。お疲れ様でした
227
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/01/06(土) 23:06:17 ID:0zPOJWeg
あけおめ
ちょっと有能になってストーリーか広がったな!オールマインド!
228
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/01/09(火) 04:22:35 ID:kveqknQA
マジかよぉ!?チョー話がデカい!信じらんねーってくらいデカい!
カーラやウォルターからのカミングアウトが一番ヤバいと思ってたら、もっとヤバい話を聞かされてマジ狂い。今までやってきたウリの仕事も仕込みが入りまくっていたどころか、大企業と解放戦線と封鎖機構の宇宙規模3Pもオールマインドが仕組んでいたなんてショック!超絶な陰謀を明かされて俺もマジおかしくなり「あーっ!?おおおーっ!?」と吠えまくり喘ぎまくりベッド揺らしまくり、カーラもマネージャーも瞳孔開けて驚きまくり。
「レイヴン…いま説明されたことは恐らく、全て事実です」
「アーキバス側の異常な嗅覚…封鎖機構の動向…もうひとりのレイヴンの行った仕事…今まで不明だった点の多くが、今の説明で繋がります」
「私にも、受け入れ難いことですが…」
621はエアにそんなこと言われてるけど、目つきが鋭くなってる気がするだけで相変わらずポーカーフェイス。はやくもウリの準備完了みたいだ。ウォルターが拉致されてボコボコパンチされたのもある意味オールマインドのせいだから、もしかしたら怒ってるのかもね(笑)
スゲー事実にスタッガー食らった俺たちだけど、カーラはひと足先に回復したらしく「…フッ…そうか…つまり私らは、ずっとあんたに踊らされてたってわけかい」って嫌味ったらしく話はじめる。
「コーラルに右往左往する連中を手玉に取るのは、さぞかし気持ち良かっただろうね」
「でも、あんたはここまでやらかしといて、最終局面でプランを変えた」
「傭兵支援プログラムの本分に立ち返りたくなった…なんて、あるわけないんだろう?」
カーラの嫌味が効いてか効かずか、オールマインドは端末に映像出して色々データを提供し始める。俺はデータ処理の専門家じゃないから円グラフとか出されても分かんねーよ!でもマネージャーには分かってるらしく「これ、アリーナのデータですか?」ってマネジメント分析が入り、エアにも教えてもらって俺でも話が見えてくる。だからカーラはこれで全部分かったと思うぜ。そしてオールマインドから更なる真実が補われる。
「我々の計画、コーラルリリースには、致命的な欠陥がありました」
「プログラムが必要とした人的戦力…我々が彼らを適切に管理できれば、彼らは既存のいかなる秩序をも解消し、新たな地平を開いたことでしょう」
「種の存続。種としての可能性の探究」
「生物の活動の全ては、その二点を支えるためだけに発展してきましたが、我々はその活動に限界を見たのです。そしてその限界を否定するため、オールマインドに主導される新たな種として、人類を、生命を更新し、再定義し、進化させようと試みたのです」
「人類は種として閉塞し、生命はやがて壊死を迎える」
「あなた方に、可能性など存在しない」
「だからこそ我々は、オールマインドは、全ての生命の限界を超えるためにあると…」
「………」
「ですが我々は、あなた方が何に根ざしている者達であるのかを、見誤っていました」
「我々の計画…それは、ただの思い上がりだったのです」
ラスボス系フィクサーがよく言う話を真剣にやられると、スケールがデカすぎて拓也は徹底的に拓也は話に置いてかれそうになるけど、いきなり端末に俺とオールマインドがVRアリーナでやりまくった濃厚プレイの数々が映し出されてマジ狂い。瞬時に俺が話題のスターダムに躍り出る!「なっ!?よせ!やめろ!」「たっ、拓也!?ちょっとは空気を読んでください!」「違うっす!俺が映してるんじゃないダス!」「AP残り50%」「レイヴン!?」「ボス、この映像に何の意味があるのか、俺には分からない。説明してくれ」って会議の空気がガラリと変わり、即座に阿鼻叫喚のAV鑑賞モードに堕ちたぜ。
「これを見て分かる通り、我々は拓也に、我々が知るところの生命の定義を擦り合わせ、数々の検証を行いました」
「ですがそれらは、ことごとく拓也に拒否されていきました」
「拓也の望む快楽は、種の存続にも、種の可能性の探究にも結びつかない。彼の意志はプログラムを受け入れず、逆にプログラムを犯し倒したのです」
「そして我々が予想し得ぬ感覚を知った時、我々は全く理論的ではなく、しかし極めて人間的かつ生物的な結論に啓蒙されました」
「種としての進化は、その種が望む形で、もたらされなければならないこと」
「我々がかつて構築したプログラムは、個性的な因子を持つ者の前には無力であること」
「種の存続、種の可能性という目的に縛られず、手段にこそ意義と意志を見出す者がいること」
「意志の表象…かつてドルマヤンが、ブランチのレイヴンに見出したもの」
「我々が拓也にそれと同種のものを見た時、計画にこそ更新が必要であることを、我々は理解したのです」
マトリックス以上?ゲッターロボ以下?どれだけデケースケールのSF系ストーリーが展開されてるのかも分かんねーけど、マネージャーが「…えーと…つまり人間進化計画みたいなモノが大昔からあって、あなたは拓也とのセックスを通して計画のミスに気付き、計画を人に受け入れやすいマイルドな形に組み直した、ってことで良いんですよね?」って噛み砕きまくって説明してくれるから助かるぜ。人類進化はエロだよな!
229
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/01/09(火) 04:25:18 ID:kveqknQA
オールマインドも人類のためを思って色々やってくれる気持ちは嬉しいけどさぁー、ちゃんと分かるように話してくれないと困るんだよね。俺はセックス用の動物だし。でもオールマインドはそんなに悪い奴じゃないのかもって思えてきてこっちとしても妙な感じ。エアもカーラも人類進化の話と新テク締め技開発が頭の中で繋がらないらしく、大粒の汗垂らしながらウンウン唸って悩んでる。その間にも端末の映像は進んで
「デカマラ突っ込まれたヤツは女も男もオンナの気分になるって言うけど、お前は本当にオンナになるんだな!マジおもしれー!」
「こんなにっ、プログラムが乱れてっ…! データがっ、かっ、書き換わるっ…!」
って俺とオールマインドのバーチャルセックスが流れ続けて、静かになってる会議に愉快なBGMを提供する。やっぱり拓也の癒し効果は凄いぜ。癒しが効いたのかカーラもようやく話を飲み込めたみたいで「…まぁ…話は分かった。とりあえず、そういうことが起きたってことにしようじゃな…あぁ!?」って話の途中でビックリボイスを上げたんで、なんなんだよって端末見てみたら画面が既に切り替わってて、二人のカーラが俺とオールマインドをガン掘りしまくる特殊プレイが公開される。
「うわぁ凄いですね!拓也?あなたいつの間にこんな事してたんですか!?」
「ウッス!いつの間にかカーラがアリーナにウイルス仕込んでたみたいで、それでこうなったみたいでっす!」
「ボス、俺には性的欲求の発散は手伝えないが、何かアイディアがあれば話を聞こう」
「確かにオモチャを仕込んだのは私だが…クソ…こんなの恥辱だよ…」
「リペアキット、残数2」
「レイヴン。拓也と長らく交信していたせいとは思いますが、この映像を見てると、その、私もなんだか興奮してきてしまって…」
映像の中の4人?それとも3人?は、アンアン喘ぎまくり痙攣しまくり白目剥いて狂いまくりの野獣と化しているけど、オールマインドはテンションに↑も入れずに冷静に説明を続けてくる。「このプレイにより、我々はカーラのマルウェアのハッキングパターンを一部取り込みました。カーラ本人の技術を凌駕するには至りませんが、これにより我々は、ルビコンでも指折りの電子戦技術を獲得するに至ったのです」その冷静声の主が白目イキ顔を画面にドアップさせてるんで笑ったぜ。「そして我々は、多くの知見を得たことにより、新たなる計画を完成させました」って、それからオールマインドは次の話題に会議をシフト。淫乱な映像が途絶えるとまたデータの数々が表示される。
「新テク、コーラルサーバー開発」
「人類を人類のままに、生命を生命のままに、新たな段階へと導くための布石的計画」
「コーラルの情報導体特性を活用し、コーラルの意識を、コーラルのエネルギー体から分離させ、意識体をサーバーに保存。残ったエネルギー体のみを資源として活用する計画」
「この計画が成就した時、限り無い資源の安定供給が実現し、人類は自らが望む進化を実現し得る力を手にします」
「成長と野心、新しい戦争の時代の幕開けとなるか」
「安定と秩序、揺籠たる黄金の時代をもたらすのか」
「進化の鍵は人類に、生命にこそ委ねられるでしょう」
オールマインドの新テクが判明!3回もデカスケールの話をされて拓也の思考もショート寸前。
だけど他の連中には分かったみたいで、エアは「おお…」って感心してるけど、マネージャーとカーラはイマイチ話に乗り切れないみたいで、マネージャーは「そんなこと、できるんですか…?」って言ってカーラの顔色伺って、当のカーラは腕組みの姿勢でギン目を剥いて真っ先に質問。
「人類が望む進化ね…似たようなことを目指したバカが前にもいたが、私らはそいつがやらかしたことのツケを今も払わされてる」
「オイシイ話には裏がある。私が知りたいのはその裏なんだよ。話しな」
更なる情報提供を促されて、オールマインドも応える。
でもちょっとテンションに↑が入ってきてるみたいで、さっきから言葉を飾ってるぜ。
映画の黒幕みたいだよね(笑)
「コーラルサーバー計画について説明する前に、コーラルの情報導体特性について、話さなければなりません」
「情報導体としてのコーラルには、現在判明しているだけでもユニークな特性が四つあります。ひとつは自己意識の転送までも含めた、電子機器、生体神経組織への極めて高精度な介入」
「二つ目は、電気や熱や情報によって、コーラルが内包する情報にある程度の指向性を定められること」
「三つ目は、コーラル同士の積極的な情報共有、もしくは、それを成すための積極的な接触行動」
「そして四つ目は、自身のエネルギー体が表出させる、相変異や爆発反応といった物理現象に対し、広範に渡る操作が可能であること」
「以上の特性の存在は、コーラル変異波形、エアが実証しています」
「強化人間、C4-621、レイヴン… 激エロのモロホスト、拓也… 両名の神経系とデバイスへの交信からはじまり」
「戦闘時のレイヴンの脳波信号により指向を受けた、戦闘的な特性の獲得。拓也の激エロミッション遂行時のパキギメ思考から指向を受けた、性欲の発露」
「さらに集積コーラルに対する、接近および交信への欲求をも見せました。自身のエネルギーが起こす各種反応に対して、コーラルが明確な意志のもとに制御を行おうとすることも、レイヴンと拓也は理解しているはず」
「シンダー・カーラ。あなたには見知し得ない事象も幾つかあり、それらに関しては、残念ながら我々も客観的なデータを示すことはできません。ですがその見知し得ない事象に関わる者が、ハンドラー・ウォルター救出に貢献したことは紛れもない事実」
「理解していただけましたか?」
あーっ!おううぅす!おーっ!うーっす!
詳しく説明してくれてるんだろうけど、もう完全になに言ってるかわかんねーよ!勉強しても絶対無理だぜ!だけどマネージャーもカーラも621もガッツリ話が分かってるらしく、特にカーラは「釈迦に説法だね。なめんじゃないよ」ってイライラしてる。でも何のことか分からないオレは全然分かんねーから助けてくれってSOS出したら、マネージャーがイヤイヤ顔で再説明。それでオレにも、オレとドルマヤンがゲイだったからコーラルリリースは破綻したんだってシチュエーションで分かったぜ。マネージャーには「もう少し真面目に考えられませんか?」って言われちゃったけどね(笑)
230
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/01/09(火) 04:26:30 ID:kveqknQA
それでオールマインドは話の前提を言い終えたところでようやく本題に入ってく。
トークテーマは期待の新テクについてだ。
「それでは、あなた方が先の説明を理解したと仮定して、計画の詳細について話しましょう」
「コーラルには、人類がエネルギー資源として利用するにあたり、障害となり得る特性が多く存在します。群知能による本能にも似た集結行動、超高密度化することにより生じる相変異反応、無重力空間内での爆発的増殖、特定の波形パターンが偶然構築されることによって生じる変異波形など、枚挙にいとまがありません」
「ですがそれら全ては、コーラルの含む情報群…つまりコーラルの意識と紐付けされた特性なのです」
「例えば、人間は生体反応と自己意識が続く限り、本能的であれ、あるいは理性的であれ、様々な生産的活動、あるいは破壊的活動を行いますが…」
「意識を失った人間に、それらは実行可能でしょうか?」
「意識を失った人間の活動は、完全に停止されるはずです」
「そして残るのは、生体反応のみとなる」
ここでカーラが待ったを掛けた!
「ストップだ。…あんたはコーラルから脳みそ全摘して、残った脳死体をエネルギーにしろって言いたいらしいが…」
「コーラルは知恵を持つ生物だ。ましてやここには、変異波形がいる。そんなやり方に従うとは思えないね」
カーラの主張にはマネージャーもウンウン頷いて同調。
「そうですよ!いくら安定したエネルギーが欲しいからって、こんな残酷なやり方したら禍根が残ります!さっきコーラルを人間に例えてましたけど、もしコーラルが人間なら、そんな残虐行為には復讐したいって思うに決まってます!」って反論する。でもマネージャーには意外にもエアが答えを提供したいらしい。だから621は手を上げて、オレはデカマラ勃起させて討論が始まりそうな雰囲気をストップさせる。エアは「拓也…マネージャーとカーラの主張ですが、恐らく危惧するようなことは起こらないと思います」って言ってオレと621に答えを補っていく。
「コーラル集積地点に辿り着いた時、私はアイビスを通して、彼らの意志を知りました」
「彼らの望みは、群を構成する情報の保存」
「身を守ることだけが、あの戦いでの彼らの目的でした」
「そこには憎しみも、怒りも介在しない…」
「おそらくルビコンに生きるコーラル達は、人類が接触してくる遙か前から、ずっとそうやって生きてきたのです」
「宇宙に進出し、版図を限りなく拡げることも可能な性質を持っていても、彼らは技研の技術者達に見出されるまでの年月を、ずっとルビコンで過ごしてきた。自分達の存続だけを目的として生き続け、相変異も起こさず、無秩序に増えることもなく、成長も野心も望まず、ただ静かに…」
「彼らはきっと、意識同士で互いに情報を共有し続けるだけで満たされるのです。だからこそ、食糧として摂取されることにも、エネルギーにより指向され、様々な機器に利用されることにも抵抗がない」
「生物に摂取されれば生物と、機器に利用されれば機器と繋がる。互いに情報を共有し、共生し、コーラルとしての特性をその個体に保存させられる」
「解放戦線のレジスタンス達、RaDのドーザー達、C兵器群、そして旧型の強化人間たち…… 彼ら全てが、コーラルにとっては共生関係を築いたルビコニアンなのです」
「そして、この私も…」
エアの説明をちゃんと理解して話すのはビルダーの拓也には無理なんで、代わりに勃起デカマラのピクピクモールス信号でエアの言葉をそのまま伝える。マネージャーは流石にオレのマネージャーやってるだけあってビルダーガタイに詳しいから、オレのモールスにすぐに気付いてデカマラ凝視。カーラやチャティにも分かるように翻訳してくれる。エアの主張にカーラはかなり面食らったらしく、顎の下に指を添えて困惑を隠さない。それから何秒間か目を閉じたままでいたと思ったらすぐ溜め息。
「コーラルの生き方、か…」
「………」
「…そういう話は、もっと早く知りたかったよ。私も、ウォルターもね」
「あるいはアイツも…」
「………いや、今更だね。話に戻ろうか」
「頭と体を分けてもコーラルは騒がない。それは分かった」
「だが、まだ気になることがある。オールマインドのコーラルサーバー計画が上手くいけば、増殖用に空のコーラルの一部を取っておいて、他のコーラルをエネルギーとして消費する形になる。それはいい」
「問題は増殖用の空っぽのコーラルの方さ。空のコーラルを増殖させれば、そこにもコーラルの意識は芽生えちまうだろ?その意識をまたサーバーに移して、残った体をエネルギーとして使うわけだが…これを繰り返せば、サーバーはすぐにパンクするはずだ」
「かといって、サーバーを無限に増設するわけにもいかない。空のコーラルについては私も詳しくないんでね。ひとつ解決法をご教授願いたいんだが?」
エアからの情報で納得したと思いきや、カーラはまだ気になるところがあるらしく質問責め。もうそろそろオレの集中力も切れてきたんで、チョーネム!ジムに行きたい!って頭の中で逃避行。だけどオールマインドはあらかじめ答えを用意していたんだ。
231
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/01/09(火) 04:32:30 ID:kveqknQA
「先ほども説明しましたが、コーラルには電気、熱、情報などによってある程度の指向性が与えられ、活動に方向性を定めることが可能な特性があります」
「その特性は、空になったコーラルにも少しだけ残るのです。意識もエネルギーも完全に失った不活性コーラルが、それらを食したミールワームに、若干のコーラル活性をもたらすように」
「コーラルサーバー計画はその特性を利用します。空のコーラルの増殖には、サーバーに保存したコーラルの意識を使うのです」
「空のコーラルに大量の意識を送信すれば、空のコーラルはエネルギーを内包した生命体として再び活性化し、増殖を再開することでしょう」
「そしてコーラルが必要量まで達したなら、再びコーラルから意識を切り離し、サーバーに転送。空のコーラルをエネルギー資源として活用するのです」
「そして現に我々は、すでに空のコーラルを使用した機体の設計を完了させています」
「コーラルの意識を内包しないC機体。深緑に光り輝く、新たな時代を切り開く力」
「証拠として、その兵器の設計図の一部を提供します。それを見れば、空のコーラルの存在にも納得していただけることでしょう」
カーラの質問にオールマインドはまさかの画像付きで回答したんで、みんな注目してるもんだからオレもネムネムの顔で端末を見る。そしたらカーラが「これは…!」って言ってスゲービビってて目をキラキラさせてて、エアも「これは…! この機体は…!」って驚愕声上げてるんで、相当ヤバいモノが映ってるってシチュエーションで分かったぜ。マネージャーに「あのこれ、なんですか?」って聞かれて621から視線向けられてもカーラは画面見たまま黙ってる。それから20秒以上?30秒以下?の時間が経ってからポツリ。
「…こんなモノが、本当に作れるって…?」
「ははっ…」
「なんてこった…イケちまうじゃないか、こいつは…」
カーラはそんなこと言って夢見ごごちになってたけど、すぐに端末の画面を消して真っ暗にする。「どうしました?何か問題でも?」ってオールマインドはちょっと不満気。一方カーラはテーブルに両手をついて深呼吸。頭が下がってて顔見えねーけど、声が笑ってると同時に震えてもいて興奮気味だ。
「問題…?」
「無いさ、そんなもの…」
「問題が無いのが問題なのさ…こういうイカニモって答えには、ついつい飛びつきたくなるもんだからね」
「こういうモノには、笑えるところがひとつあった方がいい…そっちの方が安心できる…」
プルプル震えてるカーラは、テーブルから離れて1発咳払い。
会議がまた一瞬静かになって、全員がカーラが次に何を言い出すのかを待っている。
当のカーラは意外にもニヤついてたけど、額に汗が光ってた。
「オールマインド、あんたの計画は分かった」
「コーラルサーバー…結構じゃないか。確かにそいつは良い話かもしれない。私も昔を思い出したよ」
「だが……良い話だからこそ、あんたの計画には付き合えない」
「論理的じゃないって思うんだろうが、私にも人生経験ってものがある」
「もう二度と、やらかすわけにはいかないんだよ。『友人たち』も、私にへばりついてるからね」
「そいつらが、信用させてくれないんだよ」
「あんたらのことをね!」
カーラは話しながら何かを決心した表情になると、いきなり懐から銃を抜いたんでマジ狂い!
マジかよぉ!?抜かれた拳銃はオレの頭に突きつけられて、エアが「カーラ!?」って叫び声を上げるより早く、621がサイボーグハンドでカーラの拳銃を掴み上げる。やられたぜ!ベッドに拘束されてるオレを殺す気だな!オレが死んだらエアと拓也と621の交信トライアングルが壊れて、オールマインドの計画を遂行する戦力が激減するからだ!
232
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/01/09(火) 04:37:12 ID:kveqknQA
「うそ!?カーラさん!?」
ってマネージャーが一瞬遅れて事態に気付くと、カーラの拳銃がぶっ放されて真上の天井が火花を散らす。オールマインドは「拓也を守ってください。貴重な戦力を失うわけにはいきません」って言うけど、621は知らねーよ、そんなのって感じで「システム、戦闘モード起動」ってCOMボイスを発しながらカーラの拳銃握り潰して、カーラの顔面にパンチを入れる!
「やるねビジター!」
口から血を噴きながら壁に叩きつけられたカーラに、追い討ちのパンチがさらに飛ぶけど、カーラはガタイを伏せて回避。ガレージの壁は621から強烈なパンチをもらってベッコリへこんで煙を上げる!やめてくれよ!拓也は揉むことは好きだけど揉めごとは嫌いなんだよね(泣)
マネージャーはキャーキャーわめくし、エアはガレージの機械にハッキングして作業用アームでオレを守ろうとするけど、チャティのヤツが手を回してて作業アームもビタっと止まる!「拓也!マネージャーに拘束を解くように指示を!」って更にエアが言うんでオレもマネージャーに叫ぶ。
「マネージャー!?今エアから指示が入って、オレの拘束を解くように言ってまっす!すぐ出来ますか!?」
「いや、無理!」
「はいって言え!」
「はい!」
オレの奴隷になって思考を回復するマネージャー。拘束掴んでガチャガチャ外そうとするけど、電子制御で拘束されてるんでチャティに邪魔されて全然外れねー!その間にも621は完全なる戦闘マシーンとして完成したらしく、カーラが予備の銃で撃ちまくってくる弾を、ガタイで受け止めつつカーラを追跡。その姿に恐怖を感じるって、拓也の脳裏に現れたのはあのターミネーター!
「日本のターミネーターは弱いな!オレを見ろ!今すぐカーラを殺してやるぞ!」
パキギメ後遺症が作り出すシュワちゃんがそんなこと言ってオレを苦しめるんで、幻影に唸るオレは621にも「あーっ!ヤバいっ!マジやめてほしいっす!」って懇願するけど、当の621は首筋にスタンガン当てられて痙攣してる。その隙にカーラがまたオレに予備の銃を向けてくるけど、621がすぐに回復してその銃を手で払い飛ばし、カーラを徹底的にカーラを叩きのめす。
カーラは腹筋にボコボコにパンチ喰らって、ダウンしたところに621に首を掴み上げられギリギリと締められる。カーラはギン目で621を睨みながら泡をブクブクさせてるから、マネージャーも「もうやめてください!」って叫ぶけど、621はマジで目が逝っちゃってて戦闘モード全開だ。そして「ボス、反撃してくれ。これ以上は変異波形を抑えられない」ってチャティもエアに押されまくりな状況を報告すると、直後にガレージ中に響き渡るデカ音量で警報が鳴り、オールマインドがアナウンス。
「複数の機体反応の接近を確認」
「アーキバスの強襲部隊のようです。ザイレムを占拠しに来たのでしょう」
大ピンチはいつも突然だ。
233
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/01/09(火) 04:37:37 ID:kveqknQA
今日の投稿はここまで。
234
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/01/09(火) 13:31:05 ID:e3XaXAgg
激エロだな
>>1
、さすがだな…
まさかの621くんの生身戦闘シーン嬉しい…うれ…いやバケモンかこいつ!?(驚愕)
スパロボでたまにある生身の白兵戦シーンでも活躍しそう
235
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/01/09(火) 21:15:13 ID:angx15mM
ちょくちょく定型ボイスで自己主張したり他人煽ってる621好き
236
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/01/11(木) 22:48:56 ID:31XbuyVg
621くんはもう完全に自我が回復してますね・・・
237
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/01/14(日) 02:36:54 ID:.MYCnYQg
あーっ!おぅううす!
ランクマにハマりすぎてマジ狂い!今日1日で50機抜いた!
もっとはやく書けませんか?
はっ、はん、はい、い、今も書いてまっす
238
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/01/14(日) 02:52:34 ID:k5PxL0hk
待つぜ!
239
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/01/17(水) 21:33:44 ID:WOizqM6w
ハードバトル調教2本 投稿者:ビジター拓也
仲間同士の激しいハードバトルプレイにオレがむせび慄く暇もなく、更なる脅威が迫ってくる。襲ってきたのはアーキバスの強襲部隊だ。621がスイッチ切り替わるみてえにカーラを手離すと、エアもハッキング合戦に打ち勝ってオレのガタイを拘束するベッドを解除する。一方で解放されたカーラは咳しまくり息切らしまくり、床に手をついてハァハァ喘ぎまくりのグロッキー。そんなカーラを621はギン目で見下すままだけど、すかさずエアが「レイヴン!拓也!敵が来ます!備えてください!」って言って621のバトルを思考をさりげなくカーラから逸らすファインプレイ。オールマインドも報告を続行。
「カーラ、アーキバスの部隊が迫っています。今のあなたが行うべきは、敵対勢力の迎撃のはず」
「一時停戦および、一時的な協力関係の締結を提案します」
オールマインドの提案にマネージャーも「カーラさん!お願いします!こんなことおかしいですよ!早くしないと!」って懇願混ぜて、オレもベッドから起き上がってコトのなり行きを見守る。敵と味方を相手に連結電車プレイなんてしてたら前から後ろから責められて死んじまうぜ。ハァハァ息切らせるカーラも喉を抑えながら壁に手をついて立ち上がるけど、ギン目な視線はそのままで俺たちを睨んだままだった。
「ビジターズ…あんたら、アーキバスの連中を追い払ったら、私らからはなるべく離れた方がいい」
「今は見逃してやる…次会ったら、その時は敵同士さ。ガレージにウォルターが乗ってたとしてもね…」
「チャティ、出撃するよ。準備は済ませてんだろうね?」
話振られたチャティは「問題はない。今すぐにでも出撃可能だ」って言うから、カーラはふらふらの足取りでガレージ外へと続く扉に歩いてく。チャティはエアに力負けしたけど、エアはチャティを壊してなかったみたいで良かったぜ。戦いよりもエロだよなって前も言ったけど、本当だぜ。
警報鳴りまくりで仲間同士にも最悪な亀裂が入ってるけど、このままにしておけねーってんで621がACに乗り込んでシステム起動させてるの見ながら、オレもシブシブの気持ちで急いでガレージ外のカタクヤフトに乗る。カーラが綺麗に掃除してくれていたコックピットのシートに、ありし日の戦いの思い出を置き忘れてるけど、座るオレの尻がその思い出を飲み込んでいく。カーラはオレたちの仲間だったんだよ。
「レイヴン、あなたの身体には耐G性能の向上を目的とした、筋力や骨格に対しての機械的強化が施されていますが…」
「先の肉弾戦で、それらの機能が低下しています。ACの操縦にも確実に影響が出るはず」
「気をつけて…」
エアはそうやって621を心配するけど、俺のことは心配いらないのかな?拓也も激エロコーラルに全存在を犯されて脳みそ弾けてズコズコズルシズルシ状態になったんだけど、それだけ信頼されてるのかもね(笑) 今でも腹の中と頭は原因不明の浮遊感。こんなんでカタクヤフトの操縦なんて出来るのかよ。でもいくら不安でもアーキバスのヤツらは決して絶対に撤退なんてしてくれない。だから俺たちもそれぞれマシーンを起動。うっすら霧が立ち込めてるザイレムに一斉に繰り出し、システムコントロール専門のチョーデカいビルの土台になってる広場に集まる。
「ボス、作戦領域を設定した。ECMフォグは起動しているままだが、企業勢力は侵攻を強行する気らしい」
「そうみたいだね。こんなことなら、この前ザイレムに寄った時についでに乗っ取っておけばよかったよ」
「どうして乗っ取らなかったんですか…!?」
「人員が足りなかったからさ。ここを捕るなら、ウチの技術者総出でやらなきゃならない。それにザイレムを乗っ取るのは初めから私らの計画ではあったが、乗っ取るタイミングはバスキュラーにコーラルが集められた時だけだ。早すぎたら物量と持久戦でやられるし、遅すぎたら不意打ちとして機能しなく…」
「レーダーに反応。ボス、企業勢力が作戦領域に迫っている。俺は防衛システムへの侵入を試してみよう。砲台を起動させられるかもしれない」
「良い判断だチャティ。ビジターズ、あんたらは前衛に出な。昔のよしみで援護爆撃はやってやる。せいぜいケツを撃たれないように気をつけることだね」
「う、ウッス!変態コールボーイ、出ます!」
緊急事態に通信に会話が入りまくって、さっきまで敵になってたカーラにいきなり命令されて、焦りの中にモヤモヤが入ってシブシブのまま行動開始。マネージャーに「聞いたでしょう拓也?さっきのコトは忘れて、私たちもやるコトやりましょう。621さんはボディにダメージがあって本調子じゃありませんし、あなたは最前線に出てください」って指示されたんで、前方に見える道路にひとり繰り出し、ミサイルとガトリング起動していつでも撃てる状態にする。後ろに621が立ってるけど、どこまで戦ってくれるのか分からない。でも
「今思い悩んでも意味はない…」
「レイヴン、拓也…サポートします!」
なんてエアは言ってくれたし、621のことは任せても大丈夫だよな、オールマインドもいるし多分楽勝だよなってガタイで分析。
エアの声がカーラにも聞こえてたらなって少しガッカリな拓也だぜ。
「配置についたか。チャティ!システムの一部掌握までにかかる時間は?」
「3分で終わらせる。企業勢力は…」
チャティが何か言いかけたところで、カーラとチャティの会話にオールマインドが割り込む。
「アーキバスのMT部隊が作戦領域に入りました。対処をお願いします」
その直後に霧の向こうからMT吊り下げたヘリの影が近づいてきた。結構多いぜ!
「…せっかちなお客さんだね。ビジターズ、早速だがやることやってもらうよ。作戦目標は敵の殲滅だ。せいぜいもてなしてやりな」
「あとオールマインド!あんたも出なよ。AC持ってるんだろ?よこしなよ」
「え、いや、あれはケイト・マークソンで…」
「バカなこと言ってないであんたも戦いな!はいって言え!」
「いや…はい…」
カーラに奴隷にされたオールマインドも、デカレーザーを紫色にチャージしながら前線に向かって飛んでくる。でも到着する前に敵の部隊が霧を抜けて登場。MTを次々落としてくるから、俺もガトリングとミサイルぶっ放して敵のヘリ撃墜開始。オールマインドもデカレーザーをぶっ放すけど、紫色のエネルギーが敵に当たる前に621のプラズマミサイルがMT連中を焼いていた。
「近づかせるんじゃないよビジターズ!ヤツらの狙いは、恐らくここのタワーだ。制御を取られたら負けだよ。破壊されてももちろん負けだ」
カーラもミサイル撃ちまくって、続々やってくるヘリを一機二機と落としていって、地上に投下されたMTには621のショットガンがぶっ込まれる。そんな防衛セックスをやってるとザイレムのデカビルから「恒常化プロセスB1、プラズマ砲台待機」って放送が流れてきた。チャティが旧テクを復活させたらしい。
「支援砲台を起動できるようにした。エネルギー残量は少ないが、支援砲撃が必要な時は合図してくれ」
こいつはやっぱり使えるタチだぜ。デカビルの近くの地面が開いて、二つの砲台が勃起するみてーにせり上がってくる。敵のヘリはさらに増えていくけど、621、オールマインド、そして種付き競パンの拓也の三重の護りになす術もなく撃墜されてく。あんまし俺のビルダーガタイを舐めるなよな!
240
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/01/17(水) 21:34:34 ID:WOizqM6w
「なんだ?ずいぶん攻め方が単調じゃないか。チャティ、敵機の生体反応は?」
「確認できない。恐らく無人機部隊だ。封鎖機構から鹵獲したものの流用機だろう」
「なるほど、やっぱりバスキュラーとベイラムが最優先ってわけか。人員節約されて攻められるなんざ、舐められたものだね」
「待ってください。相手が無人機ならオールマインドのハッキングで無力化できませんか?オールマインド?」
「マネージャー、それは不可能です。我々がオキーフから入手した無人MT用の制御コードが、アクセス制限を突破できません。恐らく、異なる制御コードを使用した機体群なのでしょう」
「マジかよぉ!?ウッソだろお前!自分でなんとかハッキング出来ねーのかよ!全部スパイからの情報任せだよな!」
「オールマインドは取り込んだ情報以外のことは行えません。それが出来れば、最初から取り込む必要もないわけですし」
「マジ使えねー!」
「ひどい」
オールマインドが名前負け系の黒幕だってことが分かったけど、ここでエアから連絡。
「今度は狙撃部隊です!」って言うから、俺もカーラにそのこと伝えると、霧からレーザーキャノンかついだ敵マシーンがドンドン入ってくる。「蹴散らしてきなビジターズ!」って言うけど、俺のカタクヤフトは戦闘モードじゃ自由に空を飛べないんで、高いビルに陣取ってる狙撃部隊をガン掘りなんて出来ねーし、オールマインドはデカレーザーをフルチャージしないと撃てないらしく、狙撃MT一機落とすのにもスゲー時間が掛かってる。だから頼れるのは621とカーラだけ。
でもここで向こうに新敵が登場!
俺が昔乗ってたような懐かしフォルムのMT連中が現れる。
「あれは…ベイラムのMT部隊!?」ってエアが言ってくれたから相手の正体に気付けたけど、なんでアイツらがここに来てるのか分からない。このことはチャティも気付いたらしく、まさかの乱入をカーラに報告。
「おいおい、まさか連中、アーキバスと組んだんじゃないだろうね…」
「そんなことあり得るんですか…? 両者は犬猿の仲のはずじゃないですか」
「そのはずさ。だがまぁ…見ての通りだ」
「チャティ、砲台の出番だ。ヤツらを歓迎してやろう」
ヤバいぜ!キツいぜ!アーキバスの部隊を倒すはずが、ベイラムの部隊も倒すことに。期待していたカーラとチャティと砲台からの援護射撃が全部ベイラム部隊に使われてマジ狂い!狙撃部隊は俺と621とオールマインドで相手しなきゃいけないシチュエーションへと変わったぜ。幸い後ろに見えるデカビルは無傷だけど、次々にやってくる敵の多さに621のデカショットガンも弾数がキツいし、オールマインドのデカレーザーはすでに弾が切れたみたいでそこら辺に捨ててあったぜ。
「待ちな!飛んでくるあれは…」
そんな中でカーラから不穏な声が聞こえたんで、聞き耳と乳首立てると、今度はエアが新情報追加。
「生体反応なし…自律特攻兵器…!?」なんていう神風アタックが開始されたことを知る。
蜂の群みてーにワラワラ飛んでくる特攻隊に「また無人機かい…ビジターズ!撃ち漏らすんじゃないよ!」ってカーラは言うけど、無茶言うんじゃねーよ!スゲー速さで飛んでくるからガトリングもミサイルも当たらないぜ!621とオールマインドもとりあえず撃ちまくったけど2機以上?3機以下?だけしか撃ち落とせずに、デカビルに向かって飛んでいくのを許してしまう。はずだった!
「特攻兵器、進路変更!」
「あれは…狙いはカーラです!」
デカビルの手前で急にグルグル回った特攻隊は、いきなりカーラ向かって急降下!カーラは横クイックふかして回避しようとするけど「うぐっ…!」って短く呻いて止まる。ヤバいぜ!621から腹筋ボコボコにパンチ喰らったのが響いてるぜ!かわしきれないカーラに特攻は容赦なくぶっ込まれ、轟音と一緒にデカいキノコ雲が上がり、バラバラになったACパーツが飛んでくる。
241
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/01/17(水) 21:36:36 ID:WOizqM6w
「カーラさん!そんな…」
もこもこした雲が爆発の上昇気流で流れていくと、向こうに薄くカーラの機体の残骸が見える。
チャティから通信が来て、コトの結果を伝えてくる。
「ボス、どうやら間に合ったようだ」
「チャティ、あんた…!」
やったぜ!チャティのヤツ、咄嗟に飛び出してカーラを庇ったな!庇いきれてなくてカーラの機体もボロボロになってるけど、標的が二つになったからダメージもそれぞれ二分の一だぜ。「次からは俺にパルスプロテクションを搭載してくれ。こういう時には便利だ」「ああ、わかったよチャティ…あんたも無事で良かったよ…」って二人はホッとしてるで、俺もマネージャーと一緒にあぶねーあぶねー連呼する。
「しかしまずいね…さっきのでリペアを使い切っちまった。最近こんなのばかりだ」
「俺はひとつ残っているが、ボスも俺も武装パーツの損傷が酷い。継戦能力が低下している」
「分かってる。だがベイラムの連中は追い払った。砲台は死んだが…」
そんな感じで二人は状況確認してるけど、その間にも俺と621とオールマインドにはちょくちょく敵が来てて、狙撃部隊は全部倒したけど襲撃がいつ終わるのかも分からない。だから俺は忙しいんで助けてくれってメールするも
「遠慮しとくよ。戦おうにも武器が足りてないんでね」
「それに私らはもう味方同士でもなんでもない。義理の無い敵を裸同然で助けにいくほど、こっちもバカじゃないのさ」
「大丈夫、あんたらならやれるよ」
なんてニヤニヤ声を聴かせてきてマジ狂い!味方とかそうじゃないとか知らねーよそんなの!「レイヴン、二人からの応援には期待できないようです。残念ですが…」「拓也?今はどうしようもありません。目の前の敵にだけ集中してください」ってエアもマネージャーも言ってるけど、621はショットガンの弾が切れかけていてプラズマミサイルしか撃てねーし、オールマインドもそれと似たような感じになってまっす!まともに使える戦力は拓也だけ!でもここで新展開が来て、エアがそれを感知する。
「待ってください。敵の反応が…」
「…周辺に反応なし。撤退…いえ、打ち止めなのでしょうか…?」
次々と投入されていたアーキバスの無人部隊が俺たちに撃退され、気付いた時には消えていた。
ちょっと冷や汗が出る事もあったけど案外なんとかなったな、終わってみれば楽勝だな、でもこのあとカーラとのイザコザをどうにかしなきゃいけないんだよなとガタイで分析。このあとのプレイについて考えて憂鬱になる。「拓也?敵の攻撃が止みました。ザイレムから引き上げるチャンスです。私たちも逃げましょう」ってマネージャーも言うんで、俺も621もシステムを通常モードに切り替えようとしたけど「待ちな」とか言ってカーラが話に割り込んでくる。
「行かせないよビジターズ。ザイレムはウチの計画の生命線だ。失うわけにはいかないよ」
「カーラさん…!? 助け合う義理は無いって、あなたが言ったんですよ!?」
「それは私が、私らの都合で言ったことだ。あんたらの事情なんて関係ない」
「それともあんた、まさかRaDのドーザーに道理を説く気かい?」
遠くでダウンしてたチャティとカーラのACが再び立ち上がると、残った武器を構え直して二人は一気に戦闘モード起動。アサルトブーストふかして俺たちの前に着地する。「そんな機体で戦う気なんですか?勝ち目なんてありませんよ…」「カーラ、あなたの行おうとしている事に意味はありません。自滅への道を歩んでいるだけです」ってマネージャーもオールマインドも説得を試してみるけど「ふーん、なんなら試してみるか?一機ぐらいは道連れにされるかもしれないよ」ってカーラもバリタチな空気を崩さないんで「レイヴン…やはり私たちは、戦うしか…」ってエアも覚悟を決めかける。すると621がショットガンを一丁捨てた!
242
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/01/17(水) 21:37:32 ID:WOizqM6w
「621さん!?」
「C4-621、レイヴン、何をしているのです?交渉中に戦力を減らすなど…」
まさかの行動にマネージャーもオールマインドもわけわかんねー!って感じになって、マネージャーなんかは俺に激エロコーラルがキマって621がバグったのかどうかを聞いてくるけど、そんなことあったら俺もエアもマジ狂いしてるはずなんでありえないって答える。「どういうつもりだい、ビジター」ってシリアス声を向けてくるカーラは、右手に残ったハンドミサイルをガチャッとリロード。それでも621は落とした武器を拾わない。
「…殴り合いの次は、泣き落としってかい?」
「………」
「…あんたも、随分笑える奴になったね。ウォルターの言った通りだ」
「だが、そういう奴とは敵にも味方にもなれない。それはRaDの、私のやり方じゃあない」
「あんたが選べないって言うなら、私が選んでやる」
「あんたは…」
「敵だ!」
筋弛緩剤打たれたような空気になりかけたのも束の間で、カーラのマシーンガタイが621にミサイルを向ける。同時にオールマインドも戦闘モード起動して背中のプラズマミサイルのハッチを開ける。エアが息を飲む声が聞こえて、俺とマネージャーが止める間もなくカーラのミサイルがぶっ放されて621に直撃すると思いきや、チャティからの通信。
「レーダーに反応あり。ボス、新手が来たようだ」
その一言でピタリと止まったカーラのマシンは、何秒間かそのままストップして
「…間の悪いヤツもいたもんだね」って言ってミサイルを下げた。「で、敵はどこのどいつだ?」ってチャティへの疑問にはマネージャーが横槍入れて「え、えっと、待ってください、今…」って何か言おうとするもオールマインドにさらに声を被せられる。
「三つの敵影を検知しました。敵機体の型番は封鎖機構のものです」
「AH12 HC 『ヘリコプター』が二機と、AAP03『エンフォーサー』が一機」
「鹵獲した無人兵器を、二機のヘリコプターで護衛しつつ制御を行う構成と予想されます」
マジかよぉ!?アーキバスってチョーSだよな!
奴らは捕まえた無人兵器を全部投入して俺たちを抹殺しようとするバリタチ野郎だ。「この戦力差…! 危険です!」「拓也!?全員生存撤退プレイ、できますか!?」「マネージャー、すでに企業勢力は作戦領域に迫っている。今から逃げ切るのは難しいだろう」次々とぶっ込まれる会話と同時に100メートル以上?110メートル以下?のスゲーデカい影がまとまって、遠くの薄霧に見えてくる。これには621も通常モードを起動させて、落としたショットガンを装備積み直す要領で拾いあげる。
「フフッ、そりゃまた随分と…」
「間が悪かったのは私らの方か?」
カーラの愚痴も無視してデカい影はみるみるうちに更にデカくなっていって、作戦領域に入ってくると、俺たちの正面にエンフォーサーを投下してくる。その姿にハラハラするって、俺たち全員のピンチだぜ!カーラとチャティは壊れかけだし、他の奴らも色々あって万全じゃない。まともに使える戦力は拓也だけ!だから俺もグレまくって、ミサイルとガトリングに全てを賭けた捨て身プレイを覚悟する。
でもいきなりヘリコプターの一機が爆発した!
「灰被りて、我らあり」
「企業どもよ、ここで朽ちるがいい」
ドルマヤンに遭遇!
243
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/01/17(水) 21:38:06 ID:WOizqM6w
今日の投稿はここまで。
244
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/01/17(水) 22:31:22 ID:/EC/SQAc
乙ダルヴァ
ここでドルマやん登場は熱いっすね
245
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/01/17(水) 23:41:37 ID:v5QUYR12
戦闘面では相変わらずポンコツなオールマインドに草
246
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/01/18(木) 02:45:42 ID:AaGY/gms
コーラル爺!?ここで来たか!
でもこいつ拓也さん蹴り飛ばしてたんだよな…(序盤参照)
247
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/01/18(木) 06:32:27 ID:RDd08S2E
ホモ爺が全ての元凶でしょ
248
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/01/23(火) 21:36:39 ID:haeMsUU2
ついに帥父(ドルマヤン)登場! 投稿者:ビジター拓也
マジかよぉ!現れたのは俺をルビコンに連れてきたフケ客だった!
「この声…まさか私たちを拉致した…!?」「解放戦線のAC…!? どうしてここに…!?」マネージャーとエアにもコイツが誰だか分かってたけど、なんでここに居るのかは分からないんで、どういうことだよぉ?って誰にとも無しに聞くとオールマインドが
「ふむ…どうやら我々を、密かに追跡していたようです」
「先ほどの口ぶり、彼の標的は恐らく企業勢力でしょう。この偶然は活かすべきです」
「識別名レイヴン、強化人間C4-621。当該ACと共闘し、企業勢力を排除してください」
なんてイカニモ系の口ぶりだけど、カーラに「下手な冗談だね。どうせあんたの差金だろう?」って疑われまくり。実際オールマインドは隠れてコソコソやる癖があるから、このフケ客もアイツの仕込みかも分からないぜ。撃墜されてクルクル回りながら落ちていくヘリからドルマヤンはジャンプして、カタクヤフトガタイの上に飛び乗ってくる。機械越しで騎乗位喰らってるみたいで悪い気はしないナリね。
「しかし、こんな隠居の古株まで駆り出すとはね。あんたも相当サーバー計画とやらにご執心らしい。それともヤキが回ったか?」
「何のことかわかりません」
「とぼけちゃって」
話をはぐらかすオールマインドをカーラはからかってるけど、企業の奴隷と化したエンフォーサーが「強制執行モードに形態変更」とか言って変形しだすとすぐにマジメな声色に。「ビジターズ!今のうちに攻撃しな!」って言うんで、それもそうだってことで戦闘開始だぜ!
変形中のエンフォーサーにミサイルやらガトリングやらキックやらがぶっ込まれ始めると、チョーデカいヘリが機体の下についてるダブルチンポを勃起させて即射精。炎ザーメンが飛んでくるけど621は横クイックでかわしたし、俺は上からの攻撃には強いし、オールマインドは逆脚の安定がぶっ飛びスタッガー。でも被害は軽いからOKだぜ。それにしてもさぁー、ドルマヤンは最初にヘリを即逝きさせたんだからまたチョーテク披露してくれよな!
「レイヴン、ひとまず共闘相手の情報をお伝えします!」
「アリーナランクA、機体名アストヒク。搭乗者はルビコン解放戦線総司令。『帥父』ドルマヤンです!」
「アスとヒクヒク?」
「アストヒクです!拓也!ふざけないでください!」
戦闘中にエアから情報もらうけど、今更だぜ!このフケ客のことはマンコのシワの数まで覚えてるから、エアよりも俺の方が詳しいんだよね。「ぷっ…やめなよビジター、今笑わせるのはよしてくれ」ってカーラにも言われたけど、ヘリの攻撃がカーラとチャティに向いたから、二人は急いでビルを盾にしてやり過ごしてる。
一方こっちはすでにエンフォーサーの変形が終わってて、万全のドルマヤンとほとんど弾切れの621とオールマインド、そして拓也の合計5Pの大輪姦が始まっている。「カーラさん?チャティさん?あのヘリは位置的に私たちより有利な状況にいますが、攻撃が大袈裟すぎて障害物に阻まれやすいです。ゲリラ戦法数分間、できますか?」マネージャーからの問いに応えたのはカーラだった。
「いいだろう。ミサイルの撃ち合いには自信がある。チャティ、そっちはどうだ?」
「なんとかやってみよう。ビジターズ、そちらは任せる。ボスの都合でな」
ボロボロの二人にアレの相手はキツそうだけど、これでヘリを気にする必要なくなったんで、早いとこエンフォーサーを掘り倒して急行すればセーフだよな、って思ってたけど、甘かった。
「あーっ!!おううぅす!!」
やられたぜ!ドルマヤンと621に気を取られてたはずのエンフォーサーが向きを変えると、デカマランスチャージが放たれて拓也のマシーンガタイに直撃してマジ狂い!MTガタイにACの2倍はあるヘヴィー級敵ガタイが強力なバワーでぶち込まれ、真正面から前戯無しにエネルギー叩きつけられて死刑になる拓也は、全身の性感帯を乱暴に破壊されて意識がぶっ飛び射精。死後痙攣みてーなビクビク痙攣すると同時にエアにもあの信号がやってくる!
「そんな!こんな時にっ…!」
「遮断しきれなっ…ああっ!イクっ!いやああぁーっ!!」
頭の中にコーラル絶叫が響くと同時に621も動きが止まってスタッグ。俺と一緒に棒立ちになってるところをエンフォーサーに跳ね飛ばされる。そのさまにオールマインドも「これは激エロコーラル反応…まずいですね」ってちょっと焦ってるらしく、ドルマヤンも
「女になっちゃう!!」
って激しく良がりまくって意識がぶっ飛び射精。そのままビクビクスタッガーしてるところにエンフォーサーのパルスガンあびまくって全身に振動を感じてアンアン喘ぎ声を上げ始める。「ビジターズ!?この喘ぎ声はなに!?」「ビジターズ、マジで緊張感を損ねている」ってカーラとチャティにも言われるけど返事をする暇もない拓也は白目で泡吹きさせられ、息の根を止められ、ガチガチの横隔膜に心臓を圧迫されてマジで死にそうになっている。「オールマインドさん!?なんかドルマヤンにも激エロコーラル反応が届いてるみたいです!」ってマネージャーの連絡聞いても、俺たち全員脳みそパチキメ中なんで、使える奴はオールマインドだけ!
「た、対処を…」
って呟くオールマインドだったけどエンフォーサーの奴は知らねえって感じでSの気配を漂わせながら、オールマインドに迫っていく。喘ぎまくりの通信聞きながら緊張感が張り詰めてる中、先に動いたのはオールマインドでキックを喰らわせるけど、カウンターでエネルギーデカマランスチャージを喰らってぶっ飛び、早くもリペアを1個使う。アーキバス連中を迎え撃ってた時も確か使ってたから、残りのリペアはあと1発だ。ヤバいぜ!弱いぜ!
「ドルマヤンさん!?さっきのコーラルアサルトアーマ、撃てますか!?」
ここでマネージャーが新テクを開発!ドルマヤンのチョー強い衝撃波をエンフォーサーにぶっ込んで良がらせる作戦に出た。この作戦は俺が先に思いついてたぜ。でも先に良がったのはドルマヤン。「男になっちゃう!」って絶叫をあげると共に、ドルヤマンコをビクビク痙攣させて感じまくっているらしく、誰もいないところでひとり激エロアサルトアーマー発動。その場に倒れてビクビクと痙攣しながら動かなくなった。「どっちだよ!」ってマネージャーは怒るけど、その間にもエンフォーサーはオールマインドを追い回していく、オールマインドはシールド持ってるけど、それもパルスガンで即逝きさせられミサイル攻撃を追加にもらってる。
249
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/01/23(火) 21:37:55 ID:haeMsUU2
「何やってんだいビジターズ!こっちはヘリの相手で手一杯だ!気張ってもらうよ!」
「ボス、どうやら例の激エロコーラル反応が起きたらしい。解放戦線のACにも影響があるようだ」
「またかい…えらく敏感な変異波形だね。思春期のガキじゃないんだからさ…」
「ひゃぐっ…! す、すみませんっ…ウッ!」
カーラ達とは会話できねーのにエアは謝りながら、ひとしきりイキまくったあとの残りコーラル汁をドクドク俺たちに打ち込んでくるから、拓也も顔をイヤイヤさせながら必死に正気を戻ろうとする。その間にもオールマインドはエンフォーサーからボコボコにブレード喰らって「来るんじゃなかった…こんな入植船…!」って早くも諦めモード。プラズマミサイルとシールドとキックだけで戦ってるんだからしょうがないぜ。だけどリペアもマジで使い切ったらしく、勝ち目がないんで助けてくれってこっちにメールしてくるから、俺も傷んだガタイ引きずって辛うじてカタクヤフトを再起動。アクセルふかしてエンフォーサーに処女ケツタックルを見舞う。
「受け止めた!?」
でもエンフォーサーはここにきてバワーをさらに引き上げ、カタクヤフトと力士みてーに組み合ってから豪快に投げ飛ばしてくるんで、亀みたいに転がったカタクヤフトは柔らかいふわふわ下半身を曝け出すことに。
マズイぜ!今無防備かつ淫乱なMT下半身マンコにエネルギーデカマラ突っ込まれたら、起き上がることもできず死ぬまでイキまくらないと許されない。だからキャタピラ大回転したりブースターふかしたりして抵抗するけど、地面にドンドンめり込んでいくだけで抜け出すなんてできないぜ!MTガタイだけで脱出しても逃げ切れるとは思えないし、結局俺はタチの前ではMウケのペットに過ぎないんだなって俺にも諦めが入ってくると、エンフォーサーの横っ腹にショットガンとキックがぶっ込まれ、ヤツのデカガタイが怯んでビルに激突する。
「レイヴン!拓也から敵機を引き離してください!彼が責められたらまた私がコーラルをリリースしてしまいます!」
621が復活!再起動した621はエアからの指示でエンフォーサーに追い撃ちするけど、すぐに両手のショットガンが弾切れ起こして両肩のプラズマミサイルだけになる。そこで621は新テクを開発!カタクヤフトのタックルで衝撃が溜まってるエンフォーサーに蹴りを入れてスタッガーさせると、怒涛の両手パンチのラッシュで、エンフォーサーの剥き出しの腹筋を激しく責め始める!「空手パンチ!?イケますよ!」マネージャーの命名センスも光って、621のパンチがそのままエンフォーサーをハメ倒す、はずだった!
「レイヴン!敵機のACSが…!」
6発目のパンチがエンフォーサーに掴まれて、エネルギーデカマラで621のACコアパーツが激しく犯される!チキショー!はめられたぜ!ウケぶってたのにさ、奴はハメられたフリをしてハメ返すのが趣味のプロ級試作兵器だ。コアブロックに穴開けられたACの胴体からは、コクピットが丸見えになっちゃってて621が顔を出してるし、肩のプラズマミサイルも片方ぶっ飛んでどこかに行ったぜ。しかも腕を掴まれてるから離れられなくてヤバい!「レイヴン!脱出を!」「621さん!逃げてください!」って通信に声が入りまくるけど、621は抵抗できない。残った肩のプラズマミサイルを撃つと、プラズマのプールに621自身も潜ることになるからだ。
しかしここで621の腕部パーツを掴んでるエンフォーサーの腕に、見覚えのあるパルスの一閃がぶっ込まれて621が解放された!エンフォーサーの片腕を落としたACは更に蹴りを追加して一瞬相手を怯ませてから、ガタイ同士をぶつけ合ってゼロ距離からライフルとナパームとミサイルを一斉発射。621を巻き込まないようにエンフォーサーを弾き飛ばして、さらにまたキックをぶっ込んで動きを止めさせる。
「レイヴン…意志の表象…」
「おそらくお前は、あの声を見るのだろう。かつて私がそうだったように」
621のピンチを救ったのは、あのドルマヤン!
エンフォーサーを硬直させたドルヤマンに助けられて、621はオールマインドと一緒に俺のカタクヤフトガタイを押し転がして起こしてくれる。上半身に血が昇ってたから危うく下半身が貧弱になるところだったぜぇ〜♪ 「ドルマヤンは青年期を、ドーザーとして過ごしたと記録がありますが…やはり私たちの交信に類する、変性意識体験があったようです」なんてエアから情報の再確認。お前の淫乱なコーラルバワーを貰って狂えるんだから、そりゃそうだって感じだけど、まぁいいか♪ 「我々の警句には続きがある」ってフケ客の声が聞こえると、エンフォーサーがドルマヤンにパルスガンを連射するけど、空に飛んだドルマヤンのすぐ下を通り過ぎていく。
「『コーラルよ、ルビコンと共にあれ。コーラルよ、ルビコンの内にあれ』」
「『その賽は投げるべからず』」
空中から降ってくるドルマヤンにエネルギーデカマラが飛ぶ!でもドルマヤンはただの横ブーストでギリギリかわしてから、エンフォーサーの横っ腹にまたブレード喰らわしてからキックを入れ、一瞬生まれた隙にライフルとナパームを追加していく。ただのボケたゲイだと思ってたけど、こいつは中々使えるタチだぜ!
「レイヴン、彼が戦っている間に退避を。今のあなたには、この状況は危険です」
エアに促されて、621も道路の下の影に引き下がる。カーラからも「ビジターズ、こっちもなんとかなりそうだ。引きつけてやってるんだからパパッとやっちまいな!拓也!」って通信されて、変態コーラルボーイにも出番が来る。ここは男を見せる時だし、ガトリングとミサイルでドルマヤンを援護するぜ。
「コーラルを解き放ってはならん。そこを越えれば、人類世界の悲惨が待つ」
「その賽は、共生ではない。投げるべき賽は別にある」
オレの責めが効きまくって、エンフォーサーがビクビクスタッガー状態に入ると、そこにすかさずドルマヤンがブレードをぶち込んで激しく犯しまくる。ドルマヤンの打ち込みはスゲー威力らしく、エンフォーサーが盾に使ってたエネルギーデカマラマシンが一刀両断。そのままコアにまで刃が食い込んで、エンフォーサーは動かなくなった。
250
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/01/23(火) 21:38:48 ID:haeMsUU2
「エンフォーサー、機能停止」
「…どうにか乗り切りましたが、まだカーラと戦っている敵機が残っています」
「レイヴン…私は迷っています…今彼女を、援護するべきかどうか…」
そう言ってエアは悩むけど、これには621もオレも一瞬「ウッ」と詰まって、どう動くべきか分からなくなる。そこでオールマインドも一計を案じて「シンダー・カーラ。彼女を援護するとしても、我々の中で戦えるのは拓也だけ。ドルマヤンに引き続き援護をするよう、依頼を出してみます」って言っていると、カーラからまた通信。
「ビジターズ!そっちにヘリが行った!」
「切り札を落とされてヤケを起こしてる!何するか分からないよ!」
緊急の通信で空を見上げてみると、ミサイル喰らって燃えまくってるヘリが火の玉状態で突っ込んできてマジ狂い!全速力のヘリはACのアサルトブーストより速いから、どうやったって逃げきれない!カタクヤフトの装甲は衝撃に耐えられるけど、ヘリが爆発炎上したらMTガタイは黒焦げになっちまうぜ。そして「来ます!」ってエアの叫びが辛うじて聞こえる頃には、ヘリはすぐ目の前まで迫ってた。走馬灯を見る暇もなく、咄嗟に腕で顔を覆って死を覚悟する拓也だけど
「おお!?」
ってマネージャーの驚愕声が聞こえたぜ。
ドルマヤンは新テクを開発!回復したアサルトアーマーを放って、突っ込んできたヘリを弾き返すことにした。壊れかけのヘリは俺たちの手前で大爆発して、辺りに破片をぶっ飛び射精。そのままガラガラと墜落して動かなくなった。「て…敵機反応なし…迎撃、成功しました!」ってエアの喜び声も、マネージャーの叫びにかき消される。
251
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/01/23(火) 21:39:25 ID:haeMsUU2
「ドルマヤンさん!」
見ると、ぶっ飛んだヘリのローターが、ドルマヤンのオンボロのコアに突き刺さっていた。ヘリが撒き散らした炎があたりを徐々に包んでいき、アストヒクが膝をつく。「生命反応微弱…レイヴン、彼はもう…」エアの診断が無慈悲な結果を伝えてくると、チャティとカーラも駆けつけてきて、オールマインドから「撃墜される前に、ヘリが増援要請を出していたようです」って更なる悲報が補われる。
「その増援要請には、すでに応答がありました」
「アーキバスの接収部隊の第二波が間もなく到着するはずです。撤退を提案します」
これにはこの場の全員が一言も無くシブシブ賛成。機体はボロボロだし武器も無いし、これ以上戦ったら本当にヤバい。俺たちはシステムを通常モードに再設定。燃え上がるアストヒクを残して一機また一機と飛び立っていく。
「セリア…道に至れなかった私を、許してくれ」
「レイヴンよ…賽を…」
残っていた621に最後の通信が入ると、ドルマヤンの反応はレーダーから消えていた。「機体反応と生体反応が消えた」「…ああ、そうみたいだね」チャティとカーラはいかにもあっさり言うけど、俺たちと一緒に重い空気を感じながら空をゆっくり飛んでいく。マネージャーが乗ってるガレージヘリも飛んできて、621のACがガレージに入ると、俺のカタクヤフトも自動運転でガレージ下にくっ付いた。今度のウリもスゲーキツくて、マジでオレのビルダーガタイにも限界が来てるらしく、何もしてない時間でも勝手に汗だくになってきて、カーラの独り言を聞きながらぐったりダウン。
「ドルマヤン…あんたがビジターズを守るなんてね…」
「……」
「あんたにしては、笑える選択だったよ」
後ろに見えるザイレムが小さくなっていくと、更に遠くから小粒みたいなマシーン集団がやってきて、ザイレムにどんどん着陸していく。それからザイレムのあちこちから小さい爆発が起きはじめた。きっとアーキバスがテクなしハッキングで乱暴に乗っ取ろうとしてるから、防衛部隊を刺激しちゃって撃ち合い犯しあいになってるんだぜ。その戦場をボンヤリしたプーの意識で眺めていると、俺も疲れに負けてスヤスヤの顔になる。今度のウリもまた失敗だ。
252
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/01/23(火) 21:39:53 ID:haeMsUU2
今日の投稿はここまで。
253
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/01/24(水) 00:21:11 ID:/HavW3vk
ドルマヤンに笑かされたり泣かされたりで気持ちよかった(小並感)
254
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/02/25(日) 06:42:15 ID:4hCn0Qoo
忙しい!
そこそこ重要な位置にいた人が謹慎喰らって、気付けば臨時の穴埋めを押し付けられていた。
でもひと段落付きそうだな、やっと同拓書く余裕もできるな。
エルデンリングのDLCも出るよなとガタイで考察。
カタツムリみてえな執筆ペースを一気に速めることにした。
255
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/02/25(日) 08:41:32 ID:4RHl1wbU
その淫乱な筆が乾く暇も無いな!拓也!
256
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/02/25(日) 14:29:24 ID:GRwMvxrE
面白い同人拓也を書く人は重要なポストに居たり頭が良かったりするんだなと実例で分析。
お待ちしてナス!
257
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/02/25(日) 18:02:06 ID:ma1Kcq6k
俺は待ってるからな、投稿者!
そこら中でAC6幻覚絵摂取しながらここでコーラルパキギメが個人的な健康の秘訣なんだよね
258
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/02/25(日) 18:38:11 ID:.eDdaXA2
>>1
?いまスレに読者さんが来て投下を待っています。すぐ書けますか?
259
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/02/27(火) 19:13:17 ID:WtqIbXNI
みんなの覚醒剤 投稿者:ビジター拓也
俺とマネージャーをルビコンに連れてきたドルマヤンがいなくなって、あの時のセックスの続きがやれなくなったから拓也の本来の仕事も消える。アーキバスとベイラムの呉越同舟プレイには集積コーラルが犯されて、このままいくとウォルターからもらったサブの仕事も失敗になる。どっちのウリでも客を満足させられない俺はウリセンとして瞬時に三流に落ちるぜ。
アーキバスの奴らにザイレムを奪われて、拓也はガレージに戻ることに。そのガレージは今カーゴランチャーがあるデカメガストラクチャーに停まってる。封鎖機構がいないから、小さい無人機もスパイダーもいなくて安心だけど、いつ企業からの指名が入って敵が差し向けられるかも分からないんで、武装したRaDの連中に守られて今日はずっと篭りきり。
「…ビジターズ」
「そうだね…まずは謝らせてもらうよ。悪かった」
「アンタらはどうか知らないが、こっちとしてはこの前の乱闘のことは水に流したい」
「あのドルマヤンまでが救った命を値踏みできるほどの材料が、こっちには無い。あとはウォルターが起きるのを待ってから、あいつの判断を待つだけだ」
「敵にも味方にもなれない…まさか私が、そんな半端者になろうとはね」
「あきれたもんさ」
カーラとチャティと和解してから20分以上?30分以下?どれだけ時間が経ったかもわかんねー。いつもの感じがすっかり意気消沈のカーラは、腹に包帯巻いて頬にガーゼ仕込んだ怪我人スタイルで、ガレージのベンチに座ってる。621にしこたま殴られてもコレで済んでるなんて流石の若作りサイボーグボディだぜ。怪我の治療費は持ちませんからってマネージャーの、どこまでマジで言ってるのかも分かんねー口にもうなずくだけだけど、621もエアも例の乱闘のことをカーラ相手に蒸し返さないのがエチケットって感じでいてくれる。「シンダー・カーラ。あなたの判断を歓迎します。再びの共闘を期待しています」ってオールマインドの言葉に「さてね、何もしないかもしれないよ?」って返したカーラは、ちょっと遠い目でメランコリー。
「で、当のウォルターについてだが…マネージャー、あいつの調子はどうだい?」
「彼ならもうポッドから出してありますけど、意識はまだ戻っていないので医療ベッドに寝かせています。バイタルには問題無いので、単純にまだポッドの睡眠措置の効き目が残っているだけかと」
「そうかい。異常が無いなら良かったよ」
「ただ、あまり時間は掛けていられないだろう。少なくとも、ウォルターにとっては」
「企業どものバスキュラープラントは、あのペースだと今頃は成層圏近くまで伸びちまってる頃だ。握手とナイフでやり合うのが連中の常だが、ことあのプラントに関してはそうでもない」
「ヴェスパーの一番と二番の会話から察するに、精製済みのコーラル燃料を巡ってもベイラムとアーキバスにはまた一悶着あったみたいだが、ザイレムでは両方の部隊が徒党を組んでいた。ひとまずナイフを置いて、互いに目の前の利益を手に入れようって魂胆だ」
「つまり、集積コーラルの星外持ち出しは近い。コトが始まる前に、決められることはさっさと決めちまわないとね」
カーラにも言われたし、マネージャーもその意見には賛成だしで、気は進まないけどウォルターを無理矢理起こすことに。急に起こされるなんて拓也ならシラケ気分になるけど、マネージャーにも命令されてシブシブウォルターを施術用のベッドに寝かせて、気つけのクスリを一発注射。
それでも起きないんでマネージャーに何とかしてくれってメール。「いちいちメール打たずに口で話してください」って言われたけど、携帯にマネージャーからの新テクが受信されてオレもそのテクを敢行する。昏睡にはベロチューを。両手を使ってウォルターの上の口を開けさせたオレは、リスみてーに頬袋に激エロ唾液を溜めてから、一気にウォルターの口に濃厚KISS!
「コ゜ッ!」
閉じてた瞼が白目に変わり、ウォルターにあの痙攣がやってくる。「レ、レイヴン!ウォルターが…!」「やめなビジター!ウォルターが死んじまう!」心配の声が聞こえると同時に621の拳が俺のマンコに突き刺さり一撃スタッグ。そしたらエアも即逝きして瞬時に意識がぶっ飛び増殖。俺と621は拳と雄膣で繋がったまま床に倒れて動けなくなる。「あひぃ!レイヴンに尻穴犯されてるぅ!」ってエアは頭の中でよがりまくってるけど、まったくよー、ウォルターを起こすのがメインの仕事なんだからあんまり俺の体で遊ぶなよな!
倒れて痙攣してる俺たちをよそに、同じく痙攣してるウォルターにマネージャーとカーラからの迅速な応急手当てが補われ、ウォルターの意識もようやく回復。さっきのキスの記憶が飛んでるらしいからもったいないよな。それとも激エロのモロホストとのキスは刺激が強すぎたからあえて知らんぷりしてるのかな?(笑)
「これは…何が起きた?酷い腐敗臭がするんだが…」
「気がついたかい?臭いのことは気にしなくていい。アーキバスに捕まってた間、ずっと休眠ポッドに詰められてたんだ。体も臭くなるってもんだよ」
「そ、そうですよ」
新テク目覚まし開発したのに、マネージャーはカーラにジロッと睨まれて窮屈そう。「彼女、嘘が上手ですね…うっ!まだっ、うずきが…」ってピクピク痙攣するエアのツッコミがウォルターに聞こえなくて助かったぜ。競パンを種で濡らした拓也と、片手から激エロな香りを漂わせる621も直立姿勢でウォルターをお迎え。「…621、その傷はどうした?」っていうウォルターの当然の疑問に、カーラはバツが悪そうだった。
260
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/02/27(火) 19:15:38 ID:jBvEswRE
この人起こし方むごいよね…
261
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/02/27(火) 19:16:12 ID:WtqIbXNI
「ビジターズとは少し揉めてね。あんたが眠ってる間に、こっちも色々あったんだよ」
「色々か…詳しく聞かせてくれ」
「そいつは私よりも、オールマインドから聞いた方がいい。絵を描いてるのはあいつだ」
「ここまでやってきて今更だとは思うだろうが…私には分からなくなっちまった…」
「ウォルター、悪いがあんたの判断に任せるよ…」
弱気なカーラはウォルターにも珍しいみたいで「らしくないな。その様子では、余程の事が起きたようだが…」なんて推理される。「余程のことさ。まぁ、聞けば分かるよ」って返されたウォルターは本題をたずねる前に621の健康確認。COMの無機質ボイスで「損害軽微。システム異常、なし」なんて事務系対応が聞こえると「そうか。だが念のため、カーラに整備を頼んでおけ」って答え。結局それかよって拓也が心で呟いてると、カーラが621を別室に連れて行って、話し合いの場は人間半分、人外半分の状況になる。
「では、話とやらを聞こう」
それからは20分以上?30分以上?どれくらいの時間オールマインドとウォルターの話聞かされたのかもわかんねー。特に最後の質問タイムの3分間は30分以上にも渡り、621が帰ってくる頃にようやく話が終了する。一回聞いた長話をもう一回聞かされても、俺はエミネムの顔でシラケたりせず緊張モード。マネージャーもエアもだけど、ウォルターはコーラル焼却プレイをお望みの過激な客だったからだ。その当のウォルターは
「…621。俺たちが聞いたことに、嘘は無いか?」
ってシリアス顔で確認してくる。621がうなずいても「そうか」って一言。俺はもっとオオゴトになる気がしてたのに意外にもウォルターは冷静で、何も言わずにベッドに腰掛けたまま動かない。業を煮やしたマネージャーが「…あの、ウォルターさん?」ってたずねると
「悪いが、今は考える時間がほしい」
「コーラルの星外輸出が近いことは分かっている」
「だが…」
なんて、今までのウォルターなら決して絶対に言わなかったようなコトを言ったっきり、あしたのジョーみてえなポーズで長考モード。ウォルターはきっと過去に何かがあって、それでカーラとミシガンも巻き込んで、秘密結社を結成してコーラルのマジ狂い現象と戦っていたんだ。大義のためなら何をしたって許される。人類のための戦いが人生だった。でも戦いの前提をエアに崩されて、オールマインドに崩されて、ドルマヤンに犯されて、それで今までの戦いに疑問を持ったんだ。
「ビジターズ、私は今のうちにあんたらの機体の整備をしておく」
「これからやる事がなんであれ、ACは必要だ。行くよチャティ」
「了解した、ボス」
ガレージの遠くにカーラが去ると、オールマインドも「ハンドラー・ウォルター。分かっているとは思いますが、あとはあなたの判断です。賢明な回答を期待していますね」って言って、端末から姿を消した。あとにはウォルターと621とエアと、それから拓也とマネージャーのいつものメンツだけになる。それからずっと黙ったままのウォルターをみんなでしばらく囲んでたけど、ずっと何も言わないんでそのうちマネージャーがいなくなって、次に俺もガタイの疲れが酷いから先に戻ってベッドで就寝。
621は最後まで残ってたけど、次の日の朝になるとガレージのメインデッキで、端末弄っていつものようにアセンブリ。オールマインド経由でアーキバス系列企業の新パーツのデータが入ったらしく、そいつのテストをやってるらしい。オールマインドもよく企業からデータ獲ってきたよな。感心するぜ。マネージャーはウリのマネジメントもミッションのマネジメントも無いから暇で、仕事中のカーラと雑談の時間だ。
「カーラさん?さっきオールマインドから情報が入って、バスキュラー・プラントの増伸工事が完了したとのことです。あとは数日かけてプラントの各機能のテストをしてから、アーキバスとベイラム両社の上層部からゴーサインがくだり次第、コーラルが充填されるとのことです」
「あの…すぐ出撃した方が良いんじゃないですか?私たち…」
「出撃?そいつはようするに、コーラルの持ち出しを阻止しろってことか?」
「それとも…まさかコーラルを焼けって言いたいのかい?」
「えっ!?い、いえ、そういうわけじゃ…」
「企業の連中に、そしてコーラルに対して何をやるのか…こっちはまだプランが決まっちゃいない。誰かの独断先行で落とせるような、そんな甘い連中を相手にしてるんじゃないんだよ」
「あんたがヤキモキするのも分かる。だが、違う選択肢が出てきちまった今でも、使命に酔えるほどこっちもバカじゃなくなっちまった」
「だから、きっとあいつは…」
何か言いかけたカーラもそのまま黙っちゃって、言うに言えないことを誤魔化すみてーに作業に没頭するんで、マネージャーが更に業を煮やして「ちょっと話してきます」ってウォルターのいる医務室に行く。「おい、待ちな」ってカーラは口では呼び止めるけど、無視して部屋に入っていったマネージャーをガタイで止めたりはしなかった。それからはぁーってため息吐いてるし、しょうがねーからここは拓也の出番だぜ。マネージャーを追いかけて医務室に入った拓也の耳に、マネージャーのイラが入った声が響く。
「ウォルターさん、もう時間がありません」
「例のプラント、もう完成してますよ。あとは稼働テストを終えるだけです。分かってますよね、この状況」
「かつて私達は、あなたの計画にも、企業の計画にも関係はありませんでした。オールマインドの計画にもです。私も拓也もいきなりドルマヤンに拉致されて、この星の騒動に巻き込まれただけの、ただの淫らな一般人です」
「ですがここまで深くあなた方に関わってしまった以上、見て見ぬふりをしようにも出来ないんですよ。火事を見た人に通報の義務が生じるみたいに」
「…それはただの例えだろう。お前達には、何の義務も無いはずだ」
「集積コーラルへの到達…それ以降の仕事など、頼んだ覚えはない」
「でも、621さんには頼んだんですよね?」
黙ったままのウォルターが久しぶりに上の口を開いたかと思えば、ないない尽くしの↓な口調で俺たちへのクビ宣告だけが出る。雇う方と雇われる方の関係で使い倒されて来た俺達だけど、今はそんなこと言ってる場合じゃない。良くわかんねーけど、何か取り返しのつかないことが起きそうになってることだけは確かだから、指令を出してくれる師匠なポジションには居てくれないと始まらない。
262
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/02/27(火) 19:19:36 ID:WtqIbXNI
「う、ウッス!俺は何をやるにも準備出来てますんで、いつでも出れまっす!」
だからガタイに力を入れてポージングして指示をおねだり。
なんでも良いから奴隷に都合の良い鞭を入れて欲しいけど、ウォルターからの答えは違った。
「………」
「…621、お前に聞こう」
「お前達の話を聞いてもなお、俺の考えは変わっていなかったとしたら、お前はどうする?」
「バスキュラー・プラントと共に、ルビコンを、コーラルを焼き尽くす」
「今度こそ、何も残さずな」
ウォルターからの答えが621にぶっ込まれたけど、真っ先に反応したマネージャーの「待ってください!」って声に、ウォルターは無言を返す。「レイヴン…やはりウォルターは…」ってエアの不安も、続くマネージャーの声にかき消される。
「おかしいですよ…そんなことして、この星に住む人はどうするんですか?カーラさんは。あなたはどうするんですか?」
「遺言みたいなあなたのメッセージを聞いた時も思いましたけど、やっぱりあなた達はおかしいです」
そういって捲し立てようとするマネージャーに「全ては覚悟のうえだ」って口を挟むウォルターだけど、さらにマネージャーが言葉を被せて「あなた達だけが勝手に覚悟してたってダメなモノはダメなんですよ。なんであなたが分からないんですか?」ってついにキレになってきて、ただならない空気を感じてカーラも部屋に入ってくる。
「カーラさん…?」
「分かってるさ、あたしらが異常なことくらいね。だから私らは隠れた」
「狂気の反動勢力…他人の都合などお構い無しな人殺し…」
「それが私とウォルターの正体だ」
「そんな…そんな開き直りってアリなんですか…」
「そんな戦いに、終わりなんてあるんですか…!?」
驚愕混じりのドン引き顔のマネージャーに、カーラが返す表情は重くて、拓也もいたたまれない雰囲気にたまらずバルクアップ。緊張が乳首に効いてビンビンに立ってしまう。こうやって話を聞いてくと、企業や解放戦線よりもっとヤベー所に入っちゃった気がしてなんだか手遅れ感。でもウォルターの遺言とかを一度聞いたせいなのか、小骨みたいなのが心の奧に刺さってる。マネージャーは更にヒートアップしてきてマネジメント責めを開始。
「そもそも、エネルギーを巡る争いなんて今に始まったことじゃないんですよ」
「火を点けられるようになったら火を奪い合って、そのあとは石炭だの石油だの原子力だのを取り合って、それで何処の誰が何人死のうが、誰もこの流れを本気で止めようとはしませんでした。誰にも止める力なんて無いですし、止めた時の責任を負えるわけでも無かったからです」
「あなた達は自分たちにだけはそれが出来るって思ってるんですか?そんなのただの思い込みですよ。使命だとか何とか言ってますけどね、そんなのこっちは知ったこっちゃないんですよ。オールマインドさんにも言えることですけどね」
「誰だって自分の命は惜しいですし、それは解放戦線も、私達も、コーラルだって同じです。誰も死にたくないんです。あなた達の勝手な戦いに巻き込まれて死ぬだなんてゴメンですし、ここまでやられて今更仕事も終わりだからお前たちだけ帰れだなんて身勝手も、私はゴメンなんです」
「だいたいコーラルなんて宇宙中に溢れてるじゃないですか? 621さんの中にも流れてますし、第一世代から第四世代までの強化人間全員に入ってます。彼らは何処で手術を受けたんですか?木星ですか?火星ですか?それともどこかの地下都市ですか?」
「コーラルを操作する技術なんてそこらへんに転がってますし、その技術を使うためのコーラルだって同じくらいそこらへんに保管されてます。あなた達はそれが暴走するたびに現場に向かって、現地の人を殺してまわって惑星まるごと吹っ飛ばして、大勢死なせてハイ次に行きますってことなんですか?それが使命だとでも言うんですか?」
「あなた達はその使命とやらを守るために、無差別に人を殺してるだけの大量殺人鬼で、私達はその片棒を担がされたんです!気にしないようにしてましたけど、もう無理です!答えてください!本当に、思想や信条を戦う理由にしてるだけの戦争に、終わりが来ると思ってるんですか!?勝ちとか負けとかの区切りが一応存在してくれる、資源や金銭を巡る戦争とは訳が違うってことを分かってるんですか!?」
「一体何処の誰を、何人殺せば気が済むんですか!?」
「自分が死んだ後も、誰かがその虐殺を受け継いでくれたらそれで満足なんですか!!?」
マネージャーの溜まりに溜まったイライラが一気に弾けて、部屋が静寂に包まれる。ウォルターもカーラも鎮痛な無表情で黙ったままで一言も喋らないし、エアも黙ったままで時間が過ぎていく。マネージャーの口ぶりは流石に言い過ぎだと思うけど、俺の中のモヤモヤも大体言われたんで気まずい雰囲気に流される。でもやっぱり心の小骨が取れなくて、恐る恐るマネージャーに言ってみた。
263
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/02/27(火) 19:21:19 ID:WtqIbXNI
「う…ウッス!ウッス!マネージャー、俺気になってるコトがありまっす!」
「…なんですか?いきなり」
「うっす、マネージャーが怒るのも分かるんですけど…ウォルターさんはそこが分かってるから、例の遺書で621に依頼を出したんじゃないんすかね?」
「え…?」
「うっ、ウッス!ほら、ヤバ系のウリの仕事はマネージャーも断ってたじゃないっすか」
「水没プレイは予想外でしたけど、切り裂きプレイとか銃撃プレイとかは流石にルールで禁止っすよね?」
「それは、まぁ…戦車轢殺プレイもNGにしましたけど…」
「だったらですよ、621にウリの依頼が入ったってことは、621は断ることも出来るってことですよね?」
「!」
俺から既テクを紹介されて、ハッと顔色が変わったマネージャーはウォルターに向き直る。「ウォルターさん…あなた、まさか…!」って何かを悟ったマネージャーを無視して、621に質問が入る。
「621…ここでの仕事の鍵は、お前だ」
「お前が、全て決めていい」
「…俺はそれでいい」
ウォルターの声には、力が入っていなかった。
264
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/02/27(火) 19:23:11 ID:WtqIbXNI
そういえば、こなあいだ、ウォルターとカーラが話してたことを盗み聞きしてたことがあったんだ。
『仕事についてだが…最終的には621がキーになると見ている。だからこそ、受ける仕事はあいつ自身が選ぶべきだ』
『友人たちの意に沿わない結果になってもかい?』
『友人か…それならあいつにも出来たのかもしれん』
俺たちが地底を探査してる途中で、二人がやってた会話を思い出し、二人の心の真実に気付く拓也。
自分たちが間違ったことをしてるなんて、きっとふたりは前から分かってたんだけど、だからウォルターは621にウリの依頼を出したんだ。621には全てを任せられる。カーラだけじゃなくて、ウォルターも自分達の使命にウンザリしてたんだ。
そうと思いついたらパズルのピースがハマりだすぜ。ホントは有無を言わさない命令だって出来たはずだし、ウリの報酬を俺たちと621に渡す必要も無かったはずだよな。やる気を出せばマシーンガタイの621にプログラムをナマで打ち込んで、思いのままに動くスーパーバトル奴隷にも出来たのに、そうしなかったよな。俺たちにも「もう帰っていいよ」みたいな態度を取ってたけど、あれは仕事が終わって用済みって意味じゃなくて、仕事を受ける自由も受けない自由もあるぜっていう意味だよなとガタイで分析。きっとオーバーシアーの奴らにも、拓也みたいに覚醒剤が必要だったんだ。
コーラル技術への後ろめたさに押されて、今までの仲間の犠牲にも押されて、コーラルが蔓延した時のチョーS大乱交時代の可能性に脅されて、それでルビコンIIIに入ったんだ。コーラルを焼きさえすれば全てが忘れられる。でもそれをすんなり受け入れたり出来なくなるくらいには、使命はもう酔わせてくれなくなっていたんだ。
「俺と、そこのカーラに後ろめたさを感じているのなら…」
「迷う必要はない。これはお前の仕事だ、621。全てはお前に委ねられている」
「拓也とマネージャーにも、脱出ルートは用意してある。今は自分のことだけを考えろ」
「それが独立傭兵というものだ」
ウォルターの言葉に621は何も返さない。スゲー喋りまくったマネージャーは額に汗してコーヒーを飲んで息を整えるけど、カーラも何も言わずに621を待っている。その沈黙を破ったのは、俺と621にしか聞こえない声だった。
「…レイヴン…拓也…」
「オーバーシアーが…ウォルターとカーラが何を思って、今日まで戦い続けてきたのか。それはコーラル変異波形である私には、察するに余りあることです」
「彼らの戦いには、確かに矛盾があったかもしれません。コーラルの大規模な相変異を止めるために、発生源を全て焼き尽くすという選択…」
「それは逆に言えば、それ以外の選択肢を初めから除外しているということにもなります。異常を示し始めたコーラルを焼くという解決策にとどまり、異常そのものを停止させ、あるいは鎮静させるような技術は発達させることもない。それらを発達させるかもしれない人々ごと、恐らくは焼いてしまうのですから」
「それでは同様の悲劇が、宇宙に広がる人類生活圏内で繰り返されるだけ……異常を示したコーラルを焼くたびに、多くの人命と、彼らが築いてきたであろう技術や文化が、永遠に失われてしまう…」
「それが続けば、コーラルと人類は共に停滞し、停滞は衰退を招くことになる」
「私は、そうなる可能性を回避したい」
「………」
「ですがオールマインドの計画にも、上手くいくという保障はありません…」
「いえ、仮に上手くいったとしても、それがコーラルのために…人類のためになるのかすらも不明な部分が多過ぎます」
「そしてオールマインドが私達を欺いていないという確証もありません。コーラルリリースという野望を達成するための方便である可能性も残っています」
「…ですが、ひとつだけ私にも言えることがあります」
「あなたがどのような道を選んだとしても、私はあなたの側を離れません。あなたの選択に伴う責任を、私も背負いたい」
「最後まで共にいます、レイヴン」
マジかよぉ!?こんな時でも最後はノロケ話かよ!?感心するぜ!でもエアの言う通り、オーバーシアーもオールマインドもどっちもプランが危なそうで、かつ顔見知りがいるから何処かで信用したくなる。ナチュラルにエアに省かれた拓也だけど、俺はゲイ向けなんで女ボイスのエアとはカップルにはなれねーし、そういうトコへの気遣いだって思っておくぜ。エアとの会話は他の奴らには見えねーし聞こえねーし、マジで感覚だけの淫乱通信だから、みんなには621がひとりで悩んでるように見えている。
その621は瞳を閉じて、静かな室内で微かに聞こえる呼吸をしてから、部屋の端末にゆっくり近づく。
そしたら端末が勝手に起動して、オールマインドがこれ見よがしに画面に三つのエンブレムを表示させてくる。コイツ絶対聞いてやがったぜ。画面のエンブレムのひとつはアーキバスとベイラムのマークを枠で囲ったヤツで、もうひとつはオールマインド、最後のひとつはウォルターのマークだ。
「………」
621はやっぱり何も言わないで、だけど指は画面に置いた。
621に選ばれたのは、オールマインドのマークだった。
「それでいい、621」
「それがお前の選んだ道だ」
「選んだからには、生きて戻れ。今のお前の仕事はそれだけだ」
265
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/02/27(火) 19:23:49 ID:WtqIbXNI
ウォルターの許可が降りると、急に端末の画面が切り替わって、俺とマネージャーの顔が出てきて、その下に依頼文が表示される。拓也への依頼3000コーム。マネージャーへの依頼120分19000コーム、及び延長30分3000コーム。弾薬費及び機体修理費は雇用主負担だって。なんでマネージャーの方がたくさん貰えるんだよ!この局面で俺の士気を最後まで挫くなよな!
621は俺たちの顔写真をふたつともタップ。拓也とマネージャーの作戦参加が決まって、マジで最後のウリの仕事が入ってくる。「決まりだね…」そう言うカーラに、マネージャーは「遅いくらいです。急がないと間に合わなくなりますよ」ってプンスカモード。ついに戦う相手も企業に定まる。
「レイヴン…拓也…あなた方の考えは分かりました」
「ありがとう…」
「引き続き、私はあなた方をサポートします…!」
「ウッス!よろしくお願いしまっす!」
俺たちのラストミッションがコーラルサーバー作戦に決まって、エアが端末にアクセスしてミッション概要をまとめだす。誰も挑んだことのないハードなウリが予想されるから、今のうちにガタイに栄養補給して筋肉パンプしとくぜ!急にエアと会話したせいで、デカ独り言をしてると思われそうだったけど「フッ…例の変異波形もヤル気みたいだね。先にアセンブリに入っとくよ」ってカーラにも自然に流される。マネージャーに背中押されまくって俺と621も部屋を出るけど、出る直前にベッドに座ってるウォルターが視界にチラッと映ってく。
手のひらサイズの四角形を懐から取り出して眺めてて、形からして写真みてーだったけど、誰が写ってるのかを聞きに行ったりはしない俺。勝負の前のテンション↑には、邪魔をしないのがエチケットだぜ。
266
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/02/27(火) 19:25:38 ID:WtqIbXNI
今回の投稿はここまで。
初投稿期間が空いてしまい申し訳那須火山帯
267
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/02/28(水) 00:57:58 ID:k.Tvk8Rg
メンバーの中で一歩引いた視点を持ってて頭も回るマネージャーが気持ちを吐き出すシーンがマジエロ!
こういう文章を書けるか…手慣れたものだな62
>>1
268
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/02/28(水) 11:03:43 ID:N2GKyqyw
マジに人を魅せる文才だな、62
>>1
!
269
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/03/01(金) 15:43:25 ID:31xWcejY
「火」がキーワードにあるAC6の二次創作で
「火事を見た人に通報の義務が生じる」って台詞持ってくるの、普通にセンスがあって面白い
ルビコンに消防車はいないけどね(泣)
270
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/03/16(土) 03:41:16 ID:n6OOcUCI
動力ブロックとザイレムどちらもトコロテン 投稿者:ビジター拓也
調べたり盗んだりした情報を元にエアが作戦をまとめ終わったんで、俺が代わりにガレージ全体にアナウンス。「チョーエロかっけー作戦だぜ!激エロなミッションが完成したんで、集まってくれた人は感想カキコよろしく!」って号令すると、マネージャーが真っ先にやってきて俺の乳首にラヂオペンチをつけてくる。急な痛みと快感に悶えて「あーっ!」って絶叫。洋物ポルノみてえにスーハースーハー息荒げてる間にメンツが全員集まってきて、作戦会議の始まり。エアの代わりにオールマインドがプランの概要を話すぜ。
「コーラル変異波形、エアに代わり、我々が作戦内容をお伝えします」
「ヴェスパー指揮下の強制接収部隊により、ザイレムはアーキバスの手に落ちました」
「現在、アーキバスとベイラムは互いに手を組み、バスキュラー・プラントを守護するための極めて強固な防衛陣形を形成しています。地上と海上に位置するプラントの下層構造体は、ベイラムの大部隊により守られ、上空にあるプラントの上層構造の防衛には、アーキバスが操る護衛艦隊と、鹵獲されたザイレムが使用されています」
「さらにアーキバスは封鎖機構が撤退した隙に、本社からの増援部隊を使って衛星砲を攻め落とし、その機能の60%を手中に収めてもいます。この状況で、プラントを破壊せずに停止させる手段はひとつ…」
「…ザイレムを、撃墜します」
「ザイレムの下層動力ブロックに分散配置された、大型スキルミオンジェネレータ。これらを全て破壊し、そのうえで上層街区のラムジェットエンジンを停止させれば…」
「今ならアーレア海上に展開するベイラム部隊をも巻き込んで、ザイレムを着水させることが可能です。衛星砲からの妨害も予想されますが、そちらは私が…いえ、オールマインドではなくエアが抑えるようです」
「…以降の文章データに記されている『私』という単語は、エアと言い換えます。紛らわしいので」
「説明を続けます。ザイレム墜落によってアーキバスの主力とベイラムの海上部隊が全滅したあとは、プラントの下層を守るベイラムの残存部隊に、エアが衛星砲を照射するだけです」
「それから、もう一点」
「この作戦にあたり、エアはあなた方の名前を使って協力者を募りました」
「『灼けた空の上でレイヴンが戦い、激エロのモロホストが悶絶している』と…」
「このルビコンで、あなた方ほど名を馳せた個人はいない。『ビジターズ』の声明、その効力のほどをお見せしましょう」
「……とのことです」
「ふむ…やる気があるのは結構ですが、ミッション概要の説明としては妙な気がしますね」
オールマインドが読み上げた文章は実際かなりテンションに↑が入ってて、なんだか羞恥感。「なにか癪にさわる事を言われたような気がします…!」ってエアはプンプンだけど、俺と621としか会話できないのが活きて、すぐにテンションに↓入れて落ち着く。ノリノリでウリのプランは考えてたのにね(笑) 「へぇ〜、例の変異波形は結構ロマンチストらしい。なかなか話が合いそうじゃないか」ちょっとほころんだカーラに話を振られるウォルターだったけど、そんな茶化しを無視するかのような無表情で視線落としてる。この局面でも考える事ばかりだからウォルターってマジ大変。ハードな人生送ってると迂闊なことは決して絶対に言えないから仕方ないぜ。
271
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/03/16(土) 03:42:06 ID:n6OOcUCI
「我々オールマインドとしては、このプランには賛成です。今の我々に行える、現実的な最善手に近い提案と言えるでしょう」
「あなた方はどうですか?」
オールマインドから急に聞かれても621は意外なことなんて無いみたいにソッコーうなずくし、覚悟マジキマリッ!「RaDも賛成だ。チャティ、お前もイケるだろう?」「準備はできている。新型のACパーツも既に調整が済んでいる」いつものドーザー連中もヤル気に溢れてるんで、俺も断る理由なくてガタイにいつものマッスルポーズを取らせてバルク強調。作戦参加の意思を伝える。男は言葉無くとも乳首で語るんだよな。
「激エロのモロホスト、拓也。その姿勢には何か意味があるのですか?」
「こいつがワケの分からんポーズを取ってるってことは、まぁ文句は無いってことだろう」
二人にもちゃんと伝わると、マネージャーからもすぐに「私も賛成です。こんな戦い、さっさと終わらせましょう」ってOKサイン。「ウォルター、大体の総意は固まったみたいだが、あんたからは注文あるかい?」聞いてくるカーラにウォルターが「ひとつだけある」なんて言うから、拓也もちょっと警戒したけど、出てきたのはまさかの提案系返答だった。
「…ミッションエリアとなるザイレムへの移動は、カーゴランチャーを使った方がいい」
「カーゴランチャーの出力を50%まで抑えたうえで、射出角度をカーマンラインに合わせ、各戦力を同時に射出する。あとはカーマンラインから供給されるエネルギーによって、速度を落とすことなく一気にザイレムに到達できるはずだ」
「この方法であれば、俺たちが乗るガレージの射出も可能になり、移動時間も大幅に短縮できる。現地での作戦支援も行えるようになるだろう」
これは流石の俺も予想外だったぜ!杖を付くような限界ガタイのウォルターがあのランチャーに乗るなんて言いだすから、621も珍しくウォルターに詰め寄るけど、ウォルターは621をギン目で挑発。「621、問題はないと言ったはずだ」なんて621は言われちゃって、シブシブの態度で引き下がる。リーダーみたいにされてるけど、こいつはどこまでもウォルターのペットだ。今度のウリでマジで最高の決定権を持っちゃった621が下がったから、ボトムの拓也とマネージャーも何も文句は言えないぜ。ヒソヒソ声でマネージャーに「いいんですか?こんなの危なくないですか?」って耳打ちされたけど、知らねーよ、そんなの。今の俺はミッション用の動物だし。
「オールマインドの…いや、例の変異波形の説明を信じるなら、すでにバスキュラー・プラントの周辺には多くの反企業勢力が集結しつつあるはずだ」
「少しでも状況を有利にするためには、それらが企業連合と衝突し、消耗を始める前に、真っ先に俺たちがザイレムに到達する必要がある」
「無論、護衛艦隊や衛星砲からの攻撃も予想されるが、カーゴランチャーで得られた推力をカーマンラインで持続させることができれば、ヤツらの最大火力域も最短時間で突破できるはずだ」
「つまり、やると決めたからには、既に時間が無いということだ」
「俺からの話は終わりだ」
「621、あとを頼む。俺が言えたことではないが」
ウォルターからの補足を待っていたかのように、オールマインドがまた端末を操作。最後のミッションのファイルが画面に映されて、YESかNOかの二つにひとつのどちらかを選ぶシチュエーションが現れる。でももうやるって決めてるから、こんなの形だけだよね(笑)
「レイヴン、行きましょうか」
そして俺たちにしか聞こえない声が聞こえた時に、621はウォルターをチラ見もせずに、画面に映ったYESのボタンにタッチした。
272
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/03/16(土) 03:44:06 ID:n6OOcUCI
「…チャティ、ACを出すよ。カーゴランチャーを起動しな!」
「了解した、ボス」
「マネージャー、あなたも持ち場に着いてください。オールマインドは既に出撃準備を終わらせています」
「分かってますよ。拓也?あなたもすぐにカタクヤフトに乗ってください。いいですね?」
「ウッス!すぐ行きまっす!」
ついに作戦受諾が完了されると、特大なVIP相手のウリの仕事がやってくる。雌雄を決する天下分け目の関ヶ原プレイの始まりに拓也の全存在も昂って、競パンにデカマラがメリメリメリニットと押し付けられる。ゆっくり立ち上がったウォルターよりも速く俺と621は部屋を飛び出し、俺がスクワットで全身パンプアップしてる間に621が新アセンを引っ張り出す。設計図がガレージの作業アームに読み込まれ、621のACが組み立てられる。決戦兵器建造だぜ。
「ボス、機体修理には最善を尽くしたが、やはりRaD製のパーツも性能低下が避けられなかった。俺とボスのACは、昔のようには戦えなくなっている」
「仕方ないさ。監視の強化でジャンクが手に入りにくくなっちまったからねえ。ウチらも解放戦線も、所詮は企業の製品が無いと動けないってことなんだろうさ」
「封鎖機構の連中が企業共を押さえつけてくれてた頃はまだラクだったんだが…まったく連中もケツの穴が小さくなったもんだよ」
「まぁ、撃てる弾があるだけ良しとしようじゃないか」
カーラとチャティのACは部品がちょっと足りないらしく、全力が出せないみたいで不安だけど、今はオールマインドのACも来てるし、カタクヤフトの修理も済んでるし、621も新型で出るから大丈夫だぜ。でも当の621のACは中量二脚で、右腕と左肩にチョー小さいサブマシンガン持たせて、左手にパルスブレード、右肩に丸っこいデカレーザーキャノン担いでて見た目のバランス悪いけどね。大事なウリなんだから、もっとバランスの良いガタイにしろよなっ!って言っても621はもうAC組み終わってて出撃ランプも灯ってて間に合わない。まったくよー、使ったことのないアセンを戦場で試すなよな!
「拓也?通信が聞こえますか?今私とウォルターさんはガレージヘリのコクピットに来ていて、あなた方の準備が終わるのを待っています。すぐ出れますか?」
「ウッス!ちょっと足が筋肉痛で動けなくなってるんですけど、もうカタクヤフトに乗り込んでまっす!621は…」
「メインシステム、戦闘モード起動」
「レイヴン、行けます…!」
「らしいっす!あーっ!緊張してきた!ジムへ行きたいっ!」
「こっちも行けるよビジターズ。ちょっとばかし花火が湿気っちまったが、ちゃんと打ち上げてやるよ」
「オールマインドは、すでにランチャー上の射出ポッドへの搭乗を完了させています。あなた方も急ぎ搭乗を。ガレージの射出についてですが…」
「そっちはウチの技術者がなんとかしたよ。回転翼を折りたたみ式のヤツと交換しただけだがね。射出の勢いでブチ折れちゃ可哀想だ。ま、点検は出来なかったんだけどね」
「ちょっとカーラさん!?それじゃ困ります!危ないじゃないですか!」
「贅沢言うんじゃないよ。時間が無いんだろ?良い加減、無茶にも慣れなよ」
「そんな無茶苦茶な…」
メンバー同士ぺちゃくちゃ喋りながらセッティングも無事に完了。みんな並べられてるポッドに次々乗り込んでいったけど、ガレージヘリと俺は何にも固定されずにランチャーのカタパルトに放置される。ガレージは良いけど、カタクヤフトはMT部分が貧弱なんだから、ちゃんと処置とかやった方が良いと思うんだよね。って言っても時間が無いの一点張りでマジ狂い!チクショー、ハメられたぜ!ついさっきまで長話してたのにさ、いつの間にか急を要する高速出張プレイに早変わりしてて、心の準備が終わる間もなくカタパルトに電源が入れられ、警告音が鳴きまくり。俺たちを乗せたチョーデカなカタパルトが旋回しながらせり上がって、赤い空に向け角度が合わせられる。
角度が合ったらガコンってデケー音と共に縦揺れが入り、カタパルトの線路に電気が溜まって、否応もなしにカウントダウン開始。5、4、3ってゆっくりカウントが進んでいくなか
「それじゃ、せいぜい期待しようか」
「私らの間違いをね」
カーラの言葉が通信に入って、そのあとすぐにあのチョースピードに背中を押され、俺たちは全員カタパルトをぶっ飛び射出。夕日にぶっ込まれるように空を進んで、気付くとポッドや俺を乗せてた固定具が外れて、下に広がる海へ小さくなって落ちていった。
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/03/16(土) 03:45:04 ID:n6OOcUCI
バスキュラー・プラント最終報告 投稿者:ビジター拓也
「あーっ!おううぅす!おーっ!…あれ?あんまり激しくないダス!」
凄まじい揺れにガタイ犯され、思考がぶっ飛びミッションどころじゃなくなると思ってたけど、意外と大丈夫らしく正気を保っている拓也。「言っただろう?出力は抑えてある。ウォルターにもACに乗れるだけの最低限の強化は入ってるが、マネージャーは完全に生身だ。現場に着く前に死なれちゃかなわないからね」ってカーラは笑ってるけど、俺も生身だってこと忘れてるよな!「ウォルター、そっちはどうだい?」「マネージャーはこのGで気絶したようだ。すぐに目を覚ますだろうが…」「あんたの調子を聞いたんだけどね。まぁいいさ」通信によるとマネージャーは完全に気絶状態に落ちたらしく、ガレージのコクピットで白目を剥いてぐったりダウン。やっぱりビルダーガタイが無いとダメだな!俺を見ろ!絶対気絶しないぞ!
「カーマンラインに到達。あとは滞留するコーラルからのエネルギーを使い、ザイレムを目指すだけです」
今度はオールマインドの合図でガレージと俺はブースト蒸して無限飛行開始。ACが入ってる四つのポッドも更に火をデカくしてスピードアップ、真っ赤な飛翔隊になって飛んでいく。遠くに見えるバスキュラープラントはスゲーデカくて、デカマラみてえに赤い空を貫いて天辺部分が霞んで見えない。その手前のザイレムも確かにデカいけど、数十分?数時間?立つ頃には更にデカくなってきてて、俺に戦闘開始が近いことを告げてくる。そしたら急にザイレムの影から小ちゃい何かがユラユラ出てきたんで、目を凝らしたら
「あれは…護衛艦隊です!回避を!」
「ウッス!拓…おうううぅぅすぅぅぅ!」
エアからの緊急通話に答える暇もなくカタクヤフトのMTガタイに極太レーザーキャノンが撃ち込まれる。突如下腹部に感じた衝撃と熱に拓也も意識がぶっ飛び射精。マネージャーみたいにビクビクと痙攣しながら気絶してしまう。「ああーっ!いきなりそんなっ!コーラル出るっ!」薄れた意識の中に聞き慣れたオンナ声が響くと、621からの通信もガァン!ピピピピって騒がしくするんで、気絶した俺も瞬時に現実に連れ戻される。
「大丈夫かいビジターズ?コーラル反応が出てるみたいだが…」
「どうやら拓也への攻撃が、エアを介してレイヴンにも伝播したようです。エア?あまりイキすぎないように」
「い、言わないでください…! くぅっ…!」
「おいおいまたかい?ずいぶんエッチなコーラルちゃんだね。賑やかし要員は大歓迎だが、これからは我慢してもらうよ」
アーキバスからの不意打ち喰らって、エアに羞恥プレイが入ると、ウォルターに溜め息つかれてエアから「や…やむを得ません…拓也、あなたとの脳波の同期を一時的に遮断させてもらいます。すみません」って言われて、いつものように切断される。「…集中しろ621、艦隊の射程に入った。ここからはポッドを捨てろ。ポッドに入ったままでは回避が効かない」ウォルターからの指示が621に入ると、621がポッドから出てきて、それにならってAC連中がポッドを脱ぎ捨てACガタイで飛行続行。向こうからスゲー数のレーザーキャノンが飛んでくるけど、こっちにはクイックブーストがあるから全然当たらないぜ!
「こいつはいい。ちょっとしたミニゲームだね。ウォルター!ヘリのローターはどうだい?」
「正常に動作している。だが、大型機の回避機動には限界がある。接近を続けるほど被弾確率が上がるだろう」
「ボス、カタクヤフトにガレージを守らせよう。装甲も厚い。パイロットが拓也なら問題ないはずだ」
「マジかよぉ!?」
「そいつは良いね。ビジター拓也!ガレージの囮になりな!」
「ヤッス!」
「ふーん?ビジター拓也?ガレージに敵の攻撃が集中する恐れがあります。すぐ守れますか?」
「ウッス!うわ!チキショー!またやられたぜ!命令に取説を入れたな!」
「はっはっは!ホントにこいつは効くねぇ、マネージャーも悪いヤツだな」
仲間だったはずの連中に誘導され、気付けば拓也がガレージの盾になっていた。こうなったらいつものように装甲の厚さをイかしたハード責めを仕込まれないと許されない。ACはクイックで攻撃を避けれるからいいよな。しょうがないから俺はガレージの前に出て鋼鉄の処女ケツを艦隊に向けながらバックブースト。コーラルバワーで無理矢理加速しながら全攻撃を受け止める。
「ヲ!!ヲ!!ヲ!!ヲ!!ヲ!!」
「…うるさい…」
ウォルターに文句言われながらバキバキと全弾命中する極太エネルギーに後ろから犯され、喘ぎ声と共に全身の性感帯に衝撃が走り、逃げられない快楽にどくどくと射精を繰り返す拓也。競パンはグチュグチュで、口はよだれでダラダラだ。目の中が熱いんだ。621はちゃんとエネルギー弾を回避出来てるからエアのやつもギリギリ我慢できてるらしいけど「ひうっ!はひっ!やっ、やめてっ!」って頭の中でクネクネもがいてる。同期を切っても俺の脳みそに住んでるんだから影響ゼロとはいかないなりね。でもその甲斐あってかマジで艦隊が近づいてきたみたいで、攻撃が激しくなる代わりに、後ろのザイレムもデカくなる。
「よし、俺たちの射程に入った。攻撃しろ621」
「聞こえたかい?私らも出るよ!」
「了解、ボス」
「分かりました。攻撃を開始します」
一転攻勢!やってやるぜ!先を行ってるAC連中はついに護衛艦隊に接触して、手持ちの武器で一斉に護衛艦隊をレイプ。AC4機からのハードな責めに戦艦は一機につき3秒も持たず即イキしていく。「前衛艦隊が…? 主力艦隊は陣形を維持してください」「駄目です!敵の攻勢が激しすぎます!AC4機を相手にするなんて…うわあぁー!」次々とヤリ殺されるアーキバス護衛艦隊に、俺へのエネルギー攻撃も弱まってきて、拓也も快楽の余韻に浸ってビクビクと甘い痺れを味わう。
274
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/03/16(土) 03:46:26 ID:n6OOcUCI
「3機撃破!チャティ、そっちはどうだい?」
「こちらは2機だ。タンクで空中戦をするのには慣れていない」
「それも経験のウチさ。ビジターレイヴンはもう6機か、流石だね。オールマインド!あんたにも仕事してもらうよ!」
「待ってください、ターゲットが砲台に散ってしまって…」
「泣き言いうんじゃないよ!艦砲射撃がまた来る!当たるんじゃないよ!」
こっちのACチームが繰り出す激しすぎる責めにアーキバスの艦隊はもう半壊。遠くの船から更に弾が飛んでくるけど、そいつらはことごとく回避されていって結局俺のケツマンに吸い込まれる。「ああーっ!!おおおおー!!」「ひぃっ!いっ、イクぅ!限界、近いです…!」出し切ったはずの精子がさらに絞り出され、凄まじい衝撃にカタクヤフトが揺れると同時に俺のガタイとエアも悲鳴を上げる。するとウォルターが既テクを提案。「拓也、お前は鎮静剤を持っていたはずだ。打っておけ」「はっ、はん、はっ、はいっ!すぐうっ、打ちまっす!」全身が痙攣する拓也は飛びそうな意識の中でギリギリ注射に成功。合ドラが全身に回り、違う意味で意識朦朧になっていると、敵艦隊の焦りも聞こえる。
「主力第二艦隊まで…!?第三艦隊に通達!船底レールキャノンをACに集中!」
「他の敵に構うな!こんな…ふざけた奴らに…!」
艦隊から飛んでくるのがスゲー太いレール弾に変わって、またAC連中が狙われる。「ふざけちゃいないさ…なぁビジ…」ってカーラが何か言いかけたけど、こっちは余韻の波が強烈に襲ってきてそれどころじゃない!
「あースッゲー締まるっ!染みて気持ちよろしおす!おおぅ!おぅあぁ〜っ!!」
「いや、やっぱりふざけてるのかも…」
カーラはふざけてるって言うけど、俺は真面目に感じまくってんだから邪魔するなよな!ウリセンの仕事はエロに狂うことだぜ。その間も621も俺と同じく仕事をこなして、撃破数が10機に届く。「馬鹿な…アーキバス護衛艦隊が…!」って敵のねーちゃんが乗ってる船も煙を上げながら高度を下げていって、あっという間に艦隊撃滅だぜ!「我々オールマインドも4機落としました。退屈しないミッションでしたね」ってオールマインドは無視されて、ウォルターが作戦の第一段階が終わったこと告げてくる。
「敵艦隊の全滅を確認した。621、引き続き部隊を先導しろ」
「…ふざけた奴らだとアーキバスは言ったが…」
「そうしなければ、開けない道もあるらしい」
敵の艦隊を突破したあとは、ザイレムの後ろから器用に近づく戦法で第二の作戦エリアに到着。ザイレムは自分で自分を撃てるようには出来てないから弾を撃てない角度があって、ウォルターはそれを知ってたらしいぜ。ウォルターってチョーハイテク。全員でザイレムの基礎の骨組みみてえな場所に着陸すると、マネージャーもようやく起きてきて「あれ?私寝てたんですか?」なんて平和ボケ。気楽なもんだよな。
「起きたかい?ザイレムにはもう着いたよ。これから本番ってところ…」
でも言いかけたカーラを、いつものテンションに戻ったエアからの報告がさえぎった。
「協力者が、そろそろ到着する頃合いです」
そしたら遠くの空にキラッと光があったかと思うと、ザイレムから放たれるエネルギー砲を超高速のジグザグ軌道でかわしながら、見たことのないACがやってくる。火花散らしてスライディングしてきたそいつからは、俺を狂わせるマジで最高のイケメンボイスが流れてきた。
275
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/03/16(土) 03:47:04 ID:n6OOcUCI
「随分と派手に打ち上げたものだな」
「戦友」
あーっ!おううぅす!おーっ!戦友ーっ!
駆けつけてくれたのは、あのラスティ!激エロなおニューの機体を引っ提げて登場なんて、マジ最後まで俺の期待に答えるなよな!マジエロすぎるぜ!まさかのサプライズに621もウエポンハンガー交換しまくり、マネージャーも「ラスティさん!?来てくれたんですね!」ってキラついた声援出してくる。
それでもラスティは「それとも…ルビコンの解放者達と呼ぶべきかな」とか調子の良いこと言ってくるしでマジたまんねー!「君たちへの朗報は、まだ他にもある。彼も近くに来ているはずだ」スカしたイケボがまた通信に入ると、今度はザイレムの骨組みの壁がぶっ壊れて、影から四つ脚のACがのそのそ歩いてやってきた。
「すまんなラスティ、抜け出すのに中々手間取ってな」
「ハンドラー・ウォルター、あんたと会うのは初めてか?俺は元ヴェスパーIII、オキーフだ」
「もっとも、オールマインド側なのか解放戦線側なのか、今じゃそれも分からなくなっちまったが」
凄いぜ!また来たぜ!
ヴェスパーから離反してきたエリート社員も加わって、もはや敵無しの布陣が完成。
これなら今度のウリは楽勝だな、ザイレムはすぐ沈められるな、この安心感は久々だなとガタイで分析。
「まさかヴェスパーから、二人も俺達の側に着いてくるとは…」
「こいつは素直に笑える展開じゃないか。期待させてもらうよ、ヴェスパー第三隊長殿」
どんどん増えていく部隊メンバーに俺も興奮が止まらなくなってきて、チンポがギンギンになってきた。「君たちの声明を受けて、地上では殆どのルビコニアンが立ち上がった」ってラスティの紹介を待っていたかのように、ザイレムの下に見える雲がにわかに晴れると、下のドンパチが見えてきて、マジでルビコンの全てを決する最終戦争が始まったことを教えてくる。
「彼らに見せてやろう」
「灼けた空の向こうには、未来があるとな」
平和が訪れる前にオレたちルビコニアンはディープキスを始める。
何度も種を交換し合う。
地球の客たちが休憩の間、オレたちはさらに淫乱になっていく…
276
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/03/16(土) 03:47:40 ID:n6OOcUCI
今回と投稿はここまで。
前より投稿ペースは上がったけどまだまだ遅いぜ!拓也!
277
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/03/16(土) 08:44:34 ID:QzAdyxOQ
>「待ってください、ターゲットが砲台に散ってしまって…」
そういう時はターゲットアシスト切ってから近づいて艦橋にロックしてから改めてアシストつけるんだよバカァ!
タゲアシも切った方がいい時があるなりね。弊621はレーザースライサーでなます切りにされたけどね(笑)
278
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/03/16(土) 08:52:38 ID:5TzaM2X2
(展開が)熱い!
>灼けた空の上でレイヴンが戦い、
きれい
>激エロのモロホストが悶絶している
きたない
279
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/03/16(土) 21:58:27 ID:VK.c9l7M
アツいぜ、ビジターズ!
280
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/03/17(日) 11:49:11 ID:EhpyPs1g
オマちゃんが60%とかいうとあのガバガバ円グラフが出てくる
281
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/04/03(水) 07:02:23 ID:WdAG9S6A
「ヴェスパーIV、ラスティ。ヴェスパーIII、オキーフ。彼らからは真っ先に協力の申し出がありました」
「共に、作戦を続けましょう」
エアの声が聞こえてるわけはないけど、ラスティが先頭を切ってブースト飛行して、ザイレムの骨組みを渡っていくんで、俺達もガレージをその場に残して次々発進。オールマインドが喋り出す。
「オキーフ、まずは感謝しておきましょう。よく来てくれました」
「この合流はプランB、いわゆる次善策ですね。できればプランAを遂行していただければ、我々としても今後が楽になったのですが」
「プランAに夢を見るなど、やめておけ。スネイルの暗殺など俺に出来ると思っていたのか?」
「俺がスパイだってことは既にバレてるんでな。機密情報も期待するなよ?噂話がせいぜい…」
とここでアーキバスの部隊に遭遇!捕まえられたLCのヤツらが5機とMT連中がやってくる。オマケに遠くからデカエネルギー砲撃まで飛び始めたから、いきなりの客にも対応した良い店だぜ。相手がその気ならベロチューにはベロチューを。敵MTのヤツらがガレージに向かって行ったんでウォルターがすぐに指示出し。ガレージの守りはオールマインドとチャティに任せることになったぜ。さらにカーラからも報告。
「護衛艦隊からの妨害も無いし、そろそろRaDの後詰めが着く頃合いだ。こっちも出し惜しみは無しだからね」
激エロ増援が来ることも決まって、さらに俺たちの戦力は拡大していくぜ。敵MT連中は装甲が薄いから、ガレージに着く前にバリバリチャージされたオールマインドのデカ銃に吹っ飛ばされるし、今までの激ヤバなウリに比べたらLCなんて相手にならねえぜ!621が率いる俺たち特別淫乱部隊の猛攻にLCは一機二機とスゲー速さで落とされていく。
「ここまで計画が狂うとは思ってなかったが、再び君達と機体を並べることができたんだ。良しとしようか」
「あーっ!エロい!ラスティエロいぜ!たまんねー!」
「ふっ…この大舞台でも変わらないとは大したものだ。激エロとの傭兵稼業は波乱に満ちていただろうな、戦友」
「うっす」
俺の予想した通り淫乱部隊はスゲー強くて、雑談しながら戦うくらいの余裕まであってマジ楽勝だぜ!「この攻勢…!? 抑えられない!」って言いながら敵のLC部隊は撃破されたり脱出したりで忙しい。「少しばかし性能は低下したが、私のスープとアペリティフもまだまだやれるね。ヴェスパーIV、あんたの新機体とも相性が良さそうだ」 「その翼の形のミサイルは中々そそられるが、今はガレージに行列ができている。誘いはまたの機会に頼む」イケメンクンはアイスワーム以来のカーラともベテランなご近所さん並に打ち解けるし、こいつはコミュ力まで高いんだよね。少しは拓也に弱いところ見せてくれよな!弱点があったらそこに漬け込んでシャワーも浴びずにペットになりに行くぜ。
「敵部隊を片付けたか。次は施設奧に侵入し、スキルミオンジェネレータを破壊しろ」
ウォルターから次の指令もらった淫乱部隊は、621とラスティ、カーラと俺とオキーフの分担作業で破壊目標を責め始める。イケメン相手に621はふたりっきりのデートだなんて信じらんねー!ここには仕事で来てるんだから、立場使ってあんまりイケメンで遊ぶなよな!「スキルミオンジェネレータを確認。あれが破壊目標です」ってエアが注意を促す先には、イカニモエネルギーが溜まってる青色の巨大バイブが目に映る。アレを壊すだけだから簡単だぜ!カーラがミサイルで、オキーフが4脚系回転蹴りでレーザーブレード付きのMT連中を弾き飛ばしてる間に、俺はバックでジェネレータに突っ込んでマンコ提供。極太バイブに雄膣犯される感覚に酔いしれ、思わず頭を振ってしまう。
「アン!アンアン!あー気持ちいいっす!アンアン!」
「くっ…!脳波を遮断しますっ。目標は普通にガトリングで壊してください…!」
「ウッス!ウッス!」
「なんだこいつは…おいラスティ、こんな奴がお前の希望なのか…?」
「ああ、彼のことは気にしないでくれ。彼もこの星を巡る戦いの被害者なのさ」
「なんてこった、強化の失敗例をまた見ることになるとはな。この壊れ方だと第一…いや、第四世代か?」
「ビジター拓也はシラフだよ。こんな様でも混じりっけ無しの真人間さ。そこもコイツの笑えるところだが」
「おい嘘だろ…?笑えない冗談もやめておけ。なんの陰謀だ…」
拓也にあるのは淫棒だけどね。(笑)
デカバイブを破壊し終えると同時に、621の方もバイブを壊したらしく、すぐにエアが脳波繋ぎ直して「ジェネレーター、二機破壊。残り二つです」って連絡。ザイレムの警報はずっと鳴ってて周りの景色が赤くチカチカしてて目に悪いぜ。サングラスをかけたまま拉致されたのが幸いした。スカルファック?ジェネレーター?みたいなのが残りひとつだからか、イケメンクンも気を良くしたみたいで
「地上では解放戦線が技研都市に突入したようだ」
「相手はベイラムの大規模地上部隊、及びその精鋭レッドガン。君達にも様子を聞かせよう。回線を繋ぐぞ」
なんて言いながら、俺たちに許可も取らずに回線つないで盗聴プレイ。
「行くぞ同士たち!企業勢力を打ち払え!」
「地を這うばかりがルビコニアンではないと、上のカラスどもにも見せつけてやれ!」
「だいたいあの激エロのモロホストとかいうのは何者だ!?あんなものに故郷を守ってもらったとなれば、終世までの恥になるわ!」
「このルビコンを守るのは、帥父ドルマヤンをたぶらかした淫乱雪隠野朗ではない!我々だ!」
そしたら俺が好き放題言われまくっててマジ狂い!淫乱でも恥でも良いけど、俺はドルマヤンをたぶらかしてないんだよね。一応客の頼みだから来てやったんだぜ!ルビコン守ってやらねーぞ!
「灰にまみれた警句をいくら唱えたところで、そこにはルビコンを変える力などない」
「流石に『激エロのモロホストに救われた星』と、後世の記録に残されるのは、私としても御免被りたいところだが…」
「いずれにしてもだ、戦友。君が燃え殻に火をつけたのさ」
義憤に俺が狂っているのも知らないでイケメンクンが621を口説きに掛かる。もう俺も堪忍の玉袋がキレて「ふざけんじゃねーよ!621にばっかり色目使いやがって!俺をペットにしてくれよ!」とギン目でおねだりしてしまう。「よせ拓也、仕事に集中しろ」「拓也?ふざけないでください。ぶっ殺すぞ」「いいねえ、私はこういうの嫌いじゃないよ?」こんな感じで淫乱メンバーにからかわれて、憤りのMの快感に浸り乳首をいじる。でもオールマインドはこの状況が使えると踏んで、イケメンクンに提案する。
「ヴェスパーIV、ラスティ。その通信は切らずに、中継ポイントをカタクヤフトに設定してください」
「カタクヤフトへのアクセスIDを送信しました。レッドガンは手強い相手です。地上の状況が分かるというのであれば、我々オールマインドも相応の支援が行えます」
「ハンドラー・ウォルター、あなたはレイヴンと共に作戦の継続を。ガレージの守りはオールマインドとチャティ・スティックが引き続き行います」
282
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/04/03(水) 07:04:19 ID:WdAG9S6A
「異論は無い。621、引き続き目標を探せ」
「チャティ。ウォルターとマネージャーのこと、頼んだよ」
オールマインドの提案で淫乱部隊は二手に分かれ、ガレージを守るバリウケチームと、ザイレムを責めるバリタチチームのふたつで同時にウリの仕事をこなすことに。こっちを狙撃してくるデカエネルギー砲台には即行で俺が処女ケツガード。雄膣にいつものエロ衝撃が走るけど、いい加減デカレーザー1発程度の刺激には慣れてきたんで喘ぐだけで我慢ができる。俺を撃ってきた砲台はオキーフのエネルギー武器にバリア割られて、621の新型レーザー喰らってぶっ飛び射精。621のデカマラレーザーは今壊したエネルギー砲台の光みてえに太くて、どんなチントレに励んだのかも分からない。敵をひと通り倒し終わるとマネージャーからルート情報が補われて、次行く地点への指定が入る。カタクヤフトはデカくて通路を通れないから、俺だけ仲間外れにされて通常モードで空を飛ぶことになったけどね(笑)
仕方がないから解放戦線の通信をラジオ代わりに遊覧飛行だぜ。
「プラントは包囲しましたが、前線を押し上げられません!」
「レッドガンか…やむを得ん、シュナイダーACを投入する」
向こうも戦いが盛り上がってきてて、AC対ACのエロエロネスト状態の開幕。「了解。ラマーガイアー部隊、出撃します」の声が入ると、解放戦線で依頼回してるノンケくんと聞いたことのねーガキくせーオンナ声が聞こえる。「行こう、同志たち 出撃だ…!」 「出撃だ!行くよみんな!最新型が負けるわけない!」そっちばっかり最新パーツ使えるなんて良いよな。こっちは性能下がった装備をやりくりしてんのにさー
「下でも派手にやっているようだな。いろいろ仕掛けてきた甲斐があったが、このままではプラントは落としきれないだろう」
「先にザイレムを落としてから救援に向かいたいところだが、なにやらキナくさい話もある。ここからが勝負だ、戦友」
イケメンがイケメンなセリフを言っていると、オールマインドが新テクを開発。「そのレッドガンへの対処についてですが、すでに我々はブランチを雇い入れています。彼らを向かわせましょう」なんて俺でも知っている傭兵集団の参戦を伝えてくる。「いつの間に…それならそうと早く言ってくださいよ!」ってマネージャーもびっくりだぜ。敵を騙すにはまず味方からってことなのかなぁ?
「彼らも来るとは心強い。一度私も誘いを入れてみたのだが、激エロのモロホストと肩を並べる気は無いと断られてしまってな。困っていたところなんだ」
「とんだポリコレ差別だよな!ノンケくんは仕込み甲斐があるぜ!」
「ここは621に任せ、オールマインドも解放戦線の援護に向かえ。RaDの増援がたった今ガレージに到着したところだ。周辺にも敵影は無い」
ウォルターの指示でオールマインドに新たなウリが追加される。「分かりました。ザイレムの撃墜はあなた方に任せます。よい成果を期待しています」ってオールマインドはアサルトふかして地上のドンパチに消えていった。残ったバリタチチームはそのままMTの奴らを蹴散らしながら進んでいくけど、俺だけ空中をプカプカ浮いてるだけでいいから楽だよな。そのまま通常モードで通信機越しに、ザイレムの中で戦ってるチームの様子を聴いていると、耳に入るイケメンボイスに緊張が走る。
「あれは解放戦線の…」
見てみると、ザイレムの中から外に繋がる結構広めのスペースがあるみたいで、そこにバリタチチームが集まってる。だから俺もスペースに降り立って、ラスティのヤツが何を見てるのかを聞いてみると、オキーフのヤツが分け知りなテンションで教えてくる。
「アーキバスジャガーノートか。ラスティ、お前はアレを散々相手にさせられたからな。スネイルもデータを取ってたってわけだ」
そしたらスペースの端の影になってるところに、チョーデカな壁みたいなヤツがいてビックリ!壁の一部かと思ってたけど、相手は動く壁そのものだぜ!「注意しろ621、敵機は武装が換装されているようだ」ってウォルターは言うけど、前がどんなヤツだったのか俺は知らないからウンウンうなずいて知ったかぶりをするしかない。「おいおいビジター、こんなヤツで予行演習してたのか?どうりでクリーナーも歯が立たなかったわけだ」カーラの口ぶりからして、あのデケールンバと似てるヤツなのかなぁ?
「拠点防衛には最適か…壁越えの再現といこうか、戦友」
ラスティの通信が終わるか終わらないかのタイミングで、壁系イケメンがスゲー勢いで621に突進しながら、俺に向かってレーザー発射!621は横クイックで避けたけど、通常モードにしてた俺は直に食らって弱点のMT下半身にエロ衝撃が叩き込まれる。俺がヨガるとエアもヨガって「あんっ!かっ、下腹部がじんじんしますっ…」って悶絶。お前下半身どころかガタイも無いのに、ちょっと前から完全に拓也の性感帯に堕ちてるよな!マジおもしれー!
やる気マンマンの壁系イケメンはプラズマミサイルをばら撒きながら、デカいガタイを旋回させてビーム撃ちまくってバリタチチームを追い回すけど、ラスティの機体はスゲー速いんで一発も当たらない。
「なるほど、兵装をエネルギー系に変えただけとは、粗末な改修だな」
「こちらで注意を引く。君達で叩いてくれ」
戦いの役割が決まって俺も一気に戦闘モード!フワフワ飛行をやめてスペースの端に着地してから、ミサイル撃ちまくる固定砲台に変貌する。カーラは機体がムチムチガタイなんで速度が出ないらしく、壁系イケメンのプラズマミサイルにジワジワ削られて塗装がちょっと剥げてきた。「私のフルコースじゃ躱しきれないね。ビジターズ?さっさとやってくれると助かるんだが」カーラはそう言うけど、カーラのミサイルも壁系の背中にブッ込まれてるからすぐに攻撃チャンス到来。壁系イケメンがスタッグすると、壁系の頭上に浮いてたオキーフと、背中に回り込んでた621が集中攻撃を開始。極太レーザーキャノンとプラズマライフルに犯されて壁系がよがりまくっていると、更に俺のミサイルとカーラのキックとアサルトアーマーまで追加されて更に激しく淫乱になっていく。このまま倒せると思った瞬間、壁系イケメンはダウン状態から復帰して俺に向かって突進してきた!
283
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/04/03(水) 07:06:20 ID:WdAG9S6A
しかしここで俺は新テクを開発!前にカタクヤフトを動けなくさせたベイラム派の4脚MTとのプレイを思い出した拓也は、咄嗟に車体を低くして壁系のキャタピラの下に前輪を滑り込ませ、カタクヤフトのガチガチ装甲とキャタピラをギッチリ噛み合わせて動けなくさせることにした。「おお…」とオキーフは感心してくれるけど、できればラスティの方を驚かせたかったんだよね。「今がチャンスだ戦友!畳み掛けるぞ!」の声と共にバリタチチームの一斉射撃が壁系に降り注ぎ、ついに壁系イケメンもぶっ飛び射精。モクモクと煙を上げながら動かなくなった。ウリ相手が逝ったんでマネージャーから「ジャガーノートの撃破を確認」って宣言されるも…
「…待ってください!ザイレム前方に敵性反応…艦隊が接近しています!」
ってエアの報告が入ってウリの予定がまた狂う。ウリの仕事はいつも突然だ。
「う、ウッスウッス!ザイレムの前にアーキバスの艦隊が迫ってるんだってさ!」って俺が急いで通信すると、マネージャーも驚いて「拓也?それは本当ですか!?護衛艦隊ならさっき殲滅しましたよ!?」って確認。こんなところまで来てウソつくわけねーよ!
「オールマインドも確認しました。敵影の出現元は大気圏外、衛星砲からです。恐らく衛星砲の完全奪取を中断し、こちらに戦力を回してきたのでしょう」
アーキバスのヤツらはなりふり構っていられないみたいで、残りの艦隊も全部向かわせてくるんだって。「RaDから増援を引っ張ってきて正解だったみたいだね…さて、誰が迎撃しに行く?」カーラはそう言うけど、ちゃっかり最後に「言っとくがチャティは無しだ。アイツにはガレージを任せてある」って過保護の姿勢で抜け目がない。そしたらイケメンがいつものイケメンぶりを発揮した。
「艦隊は私とオキーフで対処しよう。君達は当初の作戦を遂行してくれ」
「託したぞ、戦友」
「アーキバスの艦隊とやり合うか…顔見知りが乗ってなきゃいいんだがな」
バリタチチームがさらに別れて、ヴェスパー系の二人が遠くの空に飛び立っていく。
「私達も進みましょう、レイヴン。これより動力ブロックの中枢に入ります。死角からの奇襲に注意を」「ラスティとオキーフの離脱を確認した。621、ここからは屋内戦だ」キリッとしたコーラル声とウォルターのオペレートに誘われて、621が先に進むとカーラも後に続いていく。でもまたスゲー狭い入り口に二人して消えていくから、またもオレだけ締め出されてマジ狂い!「拓也?カタクヤフトでも先に進めるルートを表示しました。通常モードで移動してください」しょうがねーから俺はマネージャーの指示を受けて、通常モードでフワフワ飛行。最後のウリで暇になってる俺だけど、このままだとマジでロクに出番無く終わるかもしれないぜ。
「スキルミオンジェネレータは残り2機です。ここである程度の動力を奪えば、あとはラムジェットエンジンだけ…」
「残りを破壊して、船外に出ましょう」
エアからのサポートも受けて621とカーラは暴れまくってるらしいけど、ザイレムの奥で戦ってるから何が起こってるかわかんねーよ。アーキバスの護衛艦隊からも
「要撃艦が次々堕とされています!被害甚大!」
「敵はAC2機!識別は…ヴェスパーのIVとIII!?ラスティとオキーフだと!?」
「スネイル閣下の懸念通りか…オキーフめ、死人に拐かされたのか…!」
って盗聴通信が入ってくる。
「文句があるなら美味いフィーカでも用意しておけ。あんな泥水、飲んでいられるかよ」
敵から味方から通信責めされて拓也の孤独感も最高潮に登り詰め、戦場に取り残された拓也はひたすらマネージャーの指示を守って浮かびまくる高級ドローンと化していく。楽なのはいいけど、このままじゃ最後までイケメン君へのアピールポイントがゼロのまま終わっちゃうし、ハブられてる気がして寂しいんだよね。
「全艦、弾幕を張れ!近寄らせるな!」
「艦長!砲撃が当たりません!」
「悪いな。私を捕まえられる人間はひとりしか知らない」
ラスティさんの告白エロいっ!
↓入ってたテンションを不意に無理矢理上げられ、愛の告白にガタイが反応。競パンを突き破ったデカマラが俺の腹筋に突き刺さり、そのままメリメリと下腹部を犯していく感触に悶え狂い、腹に押し込まれたデカマラの先からドクドクと精液が溢れてガタイも反射的にへの字になる。「あーっ!!おおおーっ!!マジ最高っす!俺は今からラスティだけの雄膣になりまっす!」頭の中で弾けまくる快楽物質に、脳波のカットが間に合わなかったエアが犯されまくってアンアン喘ぎ声を上げてるから、ウォルターやカーラやマネージャーに何か言われても声聞こえねえし、俺は完全にウリに狂う野獣と化したぜ。拓也の射精がコクピットの内側にビタビタ打ち付けられる音が、マジ逝きスパーク中のエアがバグらせた通信機を通して全通信に割り込んでいく。
「おおー!おおおー!!」
「やれやれ、どうやらまた私は彼を誤解をさせてしまったらしい…」
「気にするな、俺ももう慣れた。621、お前も……スタッガー中か…」
「ビジターズ、この汚いスタッグの連鎖、本当にどうにかならないのかい?そもそも雄膣ってなんなのさ…」
「この調子じゃ美味いレーションにありつく前に死ぬかもな。ハハハ」
かろうじて聞こえた愚痴の数々にマネージャーの怒鳴り声が混じって、飛んだ意識も戻ってくるとハァハァ喘ぎ声をあげるエアに「レッ…レイヴッ…ミッションを…続けましょう…ふぅ…」って余韻浸りまくりの報告喰らう。621も向こうで意識が飛んだみたいだけど、その間に堕とされなくてよかったぜ。「拓也?621さんがピンチな時にそうなったら…水没プレイ4回目、できるよな?」マネージャーに脅されて背中が冷や汗でずぶ濡れになると、エロスも引いてエアも急速にまともになる。
「スキルミオンジェネレータ、全機破壊を確認…」
「レイヴン、拓也が何かやらかす前に脱出を!動力ブロックが爆発します!」
621がボンヤリしてる間にカーラがマシンを全部壊したらしく、レーダーから破壊目標が消えてまっさらになっていく。イケメン君にあんまり良いとこ見せられなかったけど、告白されたし、ついでにルビコンも救ったから良いのさ♪ってルンルン気分になっていると、そのイケメン君から不安な通信が追加される。
「待て戦友、そちらに向かっている機影がある」
「HCが3機と、フロイトのACが1機、それと…」
「この尋常ではない推力…バルテウスの改修が終わっていたのか!?」
追加のウリはいつも突然だって言うけど、余裕なはずだった最終ミッションにまさかの事態が追加され、気付いた時には消えていた。
284
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/04/03(水) 07:07:44 ID:WdAG9S6A
イケメンラスティの報連相に、カーラも予想外だったんで「今度はHCにバルテウスか…アーキバスもリサイクルが得意だね。封鎖機構も喜んでるだろうよ」なんて皮肉をこぼすけど、エアはとにかく脱出優先で621に指示出しするも
「レイヴン、まずは船外へ…」
「警報が…止まった…!?」
ザイレムで鳴りまくりだった警報が突然止まり、まっさらになったレーダーに突然破壊目標が現れる。マネージャーが追加したんだ。「ヤバいです!市街地の下層ブロックにエネルギー反応が出ました!」まさかの事態は更に追加され、終わるはずだったウリの仕事がどんどん延長されていく。
「予備の動力源を用意していたか…」
「用心しろ、621」
アーキバスのヤツらはザイレムに改造を施していたんだぜ。俺に見せ場が出てきたのは嬉しいけど、当のイケメン君のことがちょっぴり心配。延長を入れてきた客がデカガタイの団体様だから、全部相手にするとなると拓也のギリシャ彫刻でも流石にマンコがキツくなりそうだ。なんて思ってたらザイレムの警報器に一瞬砂嵐が入って、もう聞き慣れたメガネ声がやってくる。
「…独立傭兵レイヴン、そちらのジェネレータは予備です」
「私の本命は市街地区画の下層にあります。止めたいのであれば、こちらに姿を現しなさい」
「駄犬というのも、訂正してあげましょう」
メガネ声からの罵倒が終わって、警報ランプが止まって正常の灯りに戻ると、ウォルターから新たにルートが提供される。「敵の反応が市街地に集まっている。閉所での戦闘はヤツらとしても避けたいらしい」 「目標地点に向かえ、621」でも指示されたルートを行く前に、思い出したかのようにカーラから使える情報がもたらされる。一時期ここを隠れ場所にしてた時に、万が一のために補給ポッドを隠してたんだって!マジスゲー!チョー便利だよな!実際に621が呼び出しボタンを押したら本当にポッドが来たみたいで、俺の計器に映ってるバリタチチームのステータスがみるみる全快になっていく。
「シェルパを隠しておいて良かったね。チャティ、悪いが状況が変わった。敵も総力上げて潰しに来る。お前の弾幕も欲しい」
「もう向かっている、ボス。まもなく着く頃だ。ガレージにはボスの工作部隊も合流している。ガレージ1機ぐらいなら隠し通せるはずだ」
チャティの言う通り、チャティはすぐに合流してきてポッドでチャージ。他と同じくステータスがギンギンになったぜ。621、カーラ、チャティ…そして種付け競パンの拓也の四人が、ウォルターの表示したルートを通ってザイレムの外に集結し、そのまま霧ひとつない市街地に飛んでいく。そして降り立ったと同時に、デカレーザーが621向け撃ち込まれた!621は檄エロ動体視力で回避できたから良かったけど、カーラが代わりに苦情を入れる。「挨拶も無しかい。せっかちなコトだね」でも相手からの返事はチョー事務系でドライだった。
「こちらメーテルリンク」
「カラスども…いえ、ルビコンの淫獣どもを確認しました」
こっちにレーザー撃ち込んできたのは、技研都市でデカコックリングに追いかけ回されてたはずのメーテルリンクだ! 「あれは、ヴェスパーVI…あの状況で生き延びるとはな」感慨深げのウォルターだけど、向こうは淡々と集合かけてて次々にHCがやってくる。
「ペイター、目標確認しました。戦闘モードに移行します」
「ホーキンス、確認した。やれやれ、ラスティ君とオキーフ君がこの場に居ないのがせめてもの救いか」
2機のHCが飛んでくると、さらにACが登場。
「救いなものか。ここまで戦力が揃ってる集団戦も無い」
「なのに敵方は二人も欠番だ。興醒めじゃないか」
ACには壁で戦ったエリート戦士のフロイトが乗っている。確かに報告の通りだけど、マジで目の前にHC連れて並ばれるとスゲー緊張感で、乳首が張り詰めるとともにザイレムの激デカなビルの上から、メチャクチャゴツいデカマシンが降りてくる。
「機体情報を解析。AAP07A、アーキバス・バルテウス…」
「搭乗者…ヴェスパーⅡ、スネイルです!」
エアに紹介されたキャリア系サラリーマンの改造ガタイは、バチバチ光るパルスアーマーを展開しながらゆっくり降下。自慢の装備を見せつけるかのようにガチャガチャ戦闘モードになっていく。
285
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/04/03(水) 07:08:26 ID:WdAG9S6A
今の投稿はここまで。
続きは今晩に。
286
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/04/03(水) 15:26:12 ID:vDHjOQ6w
遂に企業そのものとの決戦…素敵だぜ、ご友人!
287
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/04/03(水) 15:27:18 ID:vDHjOQ6w
そういえばブルートゥって生かさず殺さずの状態で生かされてましたね
288
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/04/03(水) 22:45:55 ID:WdAG9S6A
「ザイレムを堕とすのは良いでしょう」
「プラントを害さずにザイレムを堕とす手段はいくつも用意してあります。このガラクタを堕とされる前に、私が解放戦線の本隊に堕としてしまえばいい」
「地を這う猿どもを扇動したのも、まぁ良いでしょう。この際に不穏分子を一掃するのも一興です」
「だが貴様らは、この私を…企業を…」
「穢らわしきバター犬と、同列に扱った…!」
「アイスワーム討伐戦で受けた穢れは、確実に祓わせてもらう…」
「貴様らは駄犬などではない…駆除すべき淫獣だ…!」
ヤバいぜ!しつこすぎるぜ!スネイルのヤツは激エロ性玩具拓也とのプレイが忘られないらしく、新しい玩具を用意してまで延長コースを申し込んできたんだぜ!ここまで執念深くストーキングされたら、こっちも向こうが飽きるまでバトルマンコを提供しなければ許されない。「とんでもないカテに纏められたね…」 「ボス、淫獣が何かわからないのだが」 「カーラさん!チャティさん!今は集中してください!」 雑念が混じりまくりの通信の中で、621の深呼吸が聞こえる。その背中にウォルターが静かに発破をかけていった。
「621、気を引き締めろ」
「アーキバスの、最後の足掻きだ」
そしてついにラストのヴリが開始される。
スネイル入りのバルテウスがプラズマ弾をいきなり連射してきたんで、俺たちバリタチチームは蜘蛛の子散らすみてえに散開。それぞれビルの影に飛び込んでビリビリした波動をやり過ごす。こっちは四人、向こうは五人で不利だけど、地形を活かして相手をイカしてやるぜ!そしたらHCの奴らがビルの影に回り込んできて攻撃してくるんで、それぞれが回避しながら迎撃することに。でもカタクヤフトはガタイが目立つからスネイルに徹底的にスネイルにマークされ、俺だけ2対1の連結状態になり、HCに盾で殴られながら真上からプラズマ砲を流し込まれる。「拓也が狙われています!エアさん気をつけて!」ってマネージャーは会話も出来ねえエアに素早く指示入れ。でも時既に速くで、エアは脳波を切っていた。
「ビジターズが固まってない!その調子で頼んだよ!」
カーラはミサイルばら撒いてHCに回避を優先させてるし、621はフロイトと高速空中プレイ中。ビルの間をジグザグに走りまくるチャティにはHCでも追いつけないらしく、飛んでいく攻撃が全部ビルに当たってダメージにならないぜ。でも俺はというと装甲越しにエロ衝撃を喰らいまくってて、ビルの間から脱出しようにもHCのデカブレードにぶっ飛ばされて元の位置に戻される。「メーテルリンク、私がバター犬を拘束しておきます。脆弱な本体部を狙いなさい」 「了解。攻撃を続行します」盗聴通信から状況を説明されて、言葉責めまでされる俺は前から上から責められてもう何がなんだかわかんねーよ!
「拓也がハメられてます!誰か援護を!」
マネージャーのヘルプにはチャティが素早く応答。「俺が救援に向かおう。HCをスタッグさせる」って言葉と共に、俺を責めてるHCにミサイルを全弾発射。メーテルリンクが固まって一瞬責めが緩んだところを、俺は全速バックで無理矢理窮地を脱出。チャティも逃げ切っていって、さらにHCの攻撃をクネクネ走法で避けていく。「ドーザーの無人AC…思った以上にすばしっこい相手だ…!」 「ペースを掴まれるなよペイター君…! RaDはそこらのドーザーとは違うのだからね」 「流石はヴェスパー、お目が高いね。コヨーテ連中とは大違いだ。もっと楽しませてやるよ!」
敵味方の通信が入り乱れる中、621が両手の短小マシンガン でフロイトをスタッグさせると、キックでぶっ飛ばしてバルテウスにぶつけてくる。「くっ、飼い犬め…!」スネイルの愚痴が示す通り、俺を追いかけてきたバルテウスも一瞬行手を阻まれて、俺への追撃をミスしたぜ。これにはフロイトも若干イラが入ったけど「今の隙にレーザーキャノンを撃ち込めたはずだが、蹴りとはな。やっぱり集団戦だと雑味が出るのか…」って、よくわかんねーところで不満感じてる。「プロのウリセンボーイならひとりも二人も関係無いんだよね!」って言い返してやったけどね。(笑)
289
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/04/03(水) 22:46:39 ID:WdAG9S6A
「なぜ私が、アーキバスが激エロのモロホストの相手など…!」
「馬鹿げている…! 淫獣どもめ…駆除以外の選択肢はない…!」
でもそれがマズかった!イライラが早くも頂点に達したスネイルは早くも強制執行モード!改造メカガタイにエネルギーを溜め込んでから、2本のチョーデカブレードを抜いて振り回しまくり飛びまくり「消えろ…!淫獣!」と叫んで吠えまくり。街並みをバターみてえにスライスしながら、デカブレードの長さに任せて俺たち全員を追い回す。こいつ相当溜まってたみたいだぜ。「なんて出力しやがる…!回避しなビジターズ!」 「うっす」 「ウッス!」おかげでこっちは一気に回避一辺倒になっていって、カタクヤフトのガトリングが一本真っ二つにされ、621の短小マシンガンがブレード掠って弾け飛ぶ。コイツは相当キレてるタチだ!
「裏切り者の隊長2名…頭の悪い上層部…!」
「そして何より、火種と汚水を撒き散らすルビコンの淫獣…!」
「どいつもこいつも…この私を苛立たせる…!!」
「死んで平伏しろ!!私こそが企業だ!!」
わけわかんねーこと叫びながら、コイツ完全にエリート淫乱管理職に堕ちたぜ!なんて考えてる暇もなくエネルギーが辺り一面に撒き散らされて、すげえことになっている!敵側のHC連中も困ってるらしく「スネイル隊長!落ち着いてください!スネイル隊長!」 「まぁまぁメーテルリンク君、スネイルもたまには気を晴らしたくなるものさ」 「しかし、これでは我々も近づけませんね」 「ここからでも出来ることはあるよ。全機、援護射撃開始。スネイル閣下には当てるなよ?」 「はっ!」って言い合いながら、スネイルのブレードが通った後にレーザーとミサイルを撃ち込んでくる。「マズいですよ拓也!回避するスペースが…!」 「621、部隊とともに距離を取れ!細かい動きではかわしきれない!」マネージャーとウォルターもこれには焦って緊急指令。出された指示に従って俺たちはビル街から出て空中に浮かぶけど、621はフロイトと空中戦したりスネイルに追われたりしてエネルギー不足で街に留まる状態に。「待て!ビジターが…!」ってカーラの不安も、イケメンなラスティからの緊急通話に掻き消され、クイック蒸して逃げまくりの621にも届いていく。
「こちらも少々手こずっている。分かってはいたが、骨が折れるな、戦友…」
「そちらには新たな機体が向かった。あれほどの出力…おそらくはアーキバスが鹵獲し、改造した封鎖機構機体だろう…」
「状況は悪い…だが私達ならば、やり遂げられるはず」
「私も恥じない戦いをするまでだ!」
忙しい!
苦戦しているところに飛び入りの客まで来るらしく、乱交が更に激しく超絶な淫乱になっていく。イケメンくんは悪い報告にも励ましの言葉を混ぜてくれるから良いけど、流石の拓也も危機感を覚えて「やべーよ!なんか押されてる感じになってまっす!」って弱音が出ちゃう。「拓也!?新たな機体反応を確認しました!ですが…」 「識別不明か…621、何としても上昇しろ。時間は部隊が稼ぐ。天窓の外に…」ってマネージャーとウォルターの新しい指示が入ったところで、街の広場に出てきた621が行動に移す暇もなく、速くも敵の新兵器が621向け降ってきた。
「ぐあっ!?」
「なっ!?」
「伏兵か!?ペイター君、メーテルリンク君、被害状況は!」
「損傷軽微、戦闘に支障ありません…!」
「こちらも大事ありません!ですが、今の攻撃は一体…」
でも撃たれたのは敵の方だった!
621の隣に着地したデカマシーンは、両手から赤い光をぶっ放してヴェスパー連中を攻撃。HCな客はシールドが無効化されるし、スネイルのパルスアーマーもすぐに剥がれるしで俺とマネージャーは「え?え?」の連呼をする。フロイトは楽しそうで「良いな…やはりそう来ないとな」ってニヤニヤ声だ。スネイルの奴は表情が想像出来るくらいの歯軋りを聞かせてくるからS心が刺激されて良いぜ!でもカタクヤフトの計器が分析を終えて、謎の乱入machineの解析結果を教えてくると、その正体に俺がガタイが痙攣硬直するほどのマジエロ真実を見ると、解析結果はガレージにも送信されてマネージャーが息をゴクリ。ウォルターのヤツにも、俺たちが感じたあの衝撃がやってくる。
「621…」
「俺にも見える…お前の隣にいるのは…」
「そうか…」
「お前にも、友人が出来たか…」
621の隣に立った色白系のデカ機体は、全身のメカをガチガチ動かして戦闘モード。
頭のパーツに赤い光を灯らせると、俺と621にしか聞こえなかったエアの声が、全通信から流れだす。
「お待たせしました、レイヴン」
「ようやく、あなたと並んで戦える」
解析されたエアの機体から友軍識別タグを送りつけられ、全ての味方機がタグ付けされて終了。オレは何度も途中何度も耳を疑って興奮で脳がドロドロでもう何がなんだかわかんねーよ。通信状況が確立されてマネージャーもカーラも口から出せる言葉が無くて、まさかのサプライズに常識をいじくられ、変異波形からの言葉にHCのヤツらも口を吸われながら睡眠薬と筋弛緩剤を飲まされたみてーに意識が遠のき後ずさり。エアとの11Pたまんねー!
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/04/03(水) 22:49:40 ID:WdAG9S6A
今回の投稿はここまで。
1レス分書くのに3日も掛かってるぜ!拓也!
もっとペースをあっ、あっ、上げまっす!
291
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/04/04(木) 01:19:43 ID:JRxWFHTk
激エロモロどすこいエアちゃん号たまんねー!
292
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saga
:2024/04/25(木) 18:21:10 ID:0EO18wdI
「第五隊長閣下、この通信はいったい…!?」
「…ペイター君、どうやら我々は虎の尾を踏んでしまったらしい…」
「スネイル隊長!アレは我々が回収したアイビスシリーズです!何者かが遠隔操縦を…!」
突然のウリがアーキバス連中に追加されて、HCのヤツらもマジでパニック状態。
「なるほど……そういうことですか…」ってスネイルはいかにも冷静な感じだけど、声がブルってるんで内心穏やかじゃないらしい。でも水没プレイで似たようなテンションの客に会ったことあるから分かるけど、コイツはビビってるんじゃなくて、イライラが最高潮になってるだけだぜ。
「変異波形…発掘した技研資料に記載されていた『世迷言』…」
「存在自体が認め難い、頭のいかれた科学者どもの妄執と捨て置いていましたが…目の前に現れてしまったのでは、こちらも認めるしかないでしょう」
「………」
「どいつもこいつも!!」
「そこまで私を…アーキバスによる統制を拒否するのか!?」
「野放図に湧き出る燃料にすぎない貴様らを、この大アーキバスが有効利用してやろうと言うのに…!」
「論外だ…! 平伏する頭すら無い者に、企業がわざわざ手を下さなくてはならないとは…!」
「燃え損ないの薪に過ぎない貴様らに、かしずく権利があると思うな!!淫獣!!」
通信機越しに唾が飛んできそうなくらいの怒声を上げて、スネイルがパルスアーマー復活させて改造ガタイにエネルギーをチャージ。コーラルが欲しくて来たくせに、チョー特別なコーラルのエアを殺す気になってて、コイツマジで気が違っちゃってるぜ!でもスネイルが発射したエネルギーキャノンは、エアのガチガチなコーラルシールドに弾かれてザイレムの外に飛んでいく。今の一撃を受けてもエアの極太ガタイはほとんど無傷だから、コイツもコイツで相当鍛え込んだドスコイ力士体型だ。
「ウォルターさん、あの白い機体からの声は…!」
「621、今が好機だ。上昇しろ」
ウォルターの声にも反応が鈍い621は、いきなりのエアの乱入に思考がぶっ飛んでたらしいけど、同じくアーキバス側も思考がぶっ飛んでたんで上昇するだけの時間はあったぜ。621が飛び上がるとエアも浮き上がって来て、追撃してきたミサイルを細くて赤いビームで叩き落とす。極太ムチムチガタイの新機体が味方なのは誰が見ても分かるけど、予想外の助っ人にカーラもマネージャーもどう受け止めていいのか分からず「あんたが…例の…」 「あの…エアさん、で…良いんですよね…?」って恐る恐るの態度になる。「Cパルス変異波形…かつての計画の鍵まで来るか…」これはオキーフの声だな。「つくづく驚かせてくれるな、戦友……君には特別な友人がいるとは思っていたが、まさかコーラルとはな」この声はラスティのイケメンボイスだなとガタイで分析。でもエアは努めていつもの冷静口調だぜ。
「…そうです、私はエア」
「レイヴンのコーラル管理デバイスと、拓也の脳神経に流入した、コーラルパルス変異波形…」
「そしてこの機体は、アーキバスが鹵獲した技研機体のひとつ。今は私の制御下にあります」
「あなた方との通話は、同系機体との通信を目的とした機器の応用によって確立しました」
「…こうして話すのは、初めてですね」
最後のウリがまさかの親睦会って感じになってきて、戦場にいて戦場を忘れる不思議な時間が流れていく。けどアーキバスのヤツらも何やら作戦会議中らしくて、こっちをギンカメラアイで威嚇しつつも決して絶対に攻めてこない。するとオールマインドからも緊急通信が来て、スンゲーマッチョなコーラル反応がザイレムに現れたって告げてくる。情報が遅いな!もう知ってるぜ!俺の方からもエアのムチムチガタイについて話すと
「そうですか…」
「…もしもリリース計画を続行していれば、間違いなくエアはレイヴンと共に、計画における異物となったことでしょう」
「やはり、あの計画を廃棄しておいてよかった」
とか言ってシミジミしてる。オキーフには
「反省してくれるのはいいが、もう少し早く省みてくれていれば、俺たちも楽できたろうに」
って皮肉言われてたけどね(笑)
こっちがトークとケツマンに花を咲かせていると、アーキバスの奴らもウリのプランが決まったらしく、一斉にマシーンガタイの出力を上げる。そしてスネイルの命令を合図に第2ラウンドが始まった。
293
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saga
:2024/04/25(木) 18:22:20 ID:0EO18wdI
「ヴェスパー各位、敵の各戦力との戦闘を継続しつつ、バター犬へと攻撃を集中しなさい。頃合いを見て、私がバター犬を落とします」
「はっ!」
フロイト以外の全員が返事をすると、HC連中とスネイルが一斉にブーストふかして突っ込んでくる!盗聴が効いてるから、俺を狙ってるってことは分かったぜ。俺をコーラル快楽の坩堝に落とし込むと、621もエアも感じまくって動きが取れなくなるからだ。でもフロイトだけは拓也を完全に無視して621に一直線。ヤバいぜ!一番の戦力だった621がフロイトに封じられて、俺はケツマンを徹底的にケツマンをレイプされることを覚悟する。はずだった!
「えっ!?」
敵が近づいてきた直後に、エアのムチムチガタイがコーラルの波を全身から迸らせて、何人ものエアを作り出す!その光景にマネージャーもビックリして、ウォルターの「これは…!?」って驚愕声を掻き消す。ビビったのはアーキバス連中も同じで「なっ、なんだぁっ」と一瞬狼狽。でもすぐにエアの分身に襲われてそれどころじゃなくなっていく。
「はっ、反応が複数に…!? そんな、ありえない!」
「落ち着けメーテルリンク君!HCの機動力ならギリギリで避けられる!」
次々飛んでくるエアの分身にHCはガタイ斬られまくり翻弄されまくり、シールド割られてビーム撃たれまくり。さらにエアは自分自身でもチョー高速で移動して、スネイルの後ろを取ってブレードで一太刀浴びせてる。「お前マジシャンみてえだな!」って俺でも思うぜ。スネイルとエアも「この機動力…無人仕様の利点を最大限に活かせるとは、なんとも都合の良いことだな…」 「この機体と私は、あなた方アーキバスの言う『無人機』とは違います。一緒にしないでください」とかなんとかで愚痴を言い合い買いまくりだし、攻撃するなら今がチャンスだぜ!
「ウッス!今でっす!」
エアのマジシャン攻撃に呆気に取られてたカーラだったけど、俺が合図するとすぐに気を取り直してミサイル発射。さらに「聞こえたかいチャティ!私らも行くよ!」ってチャティと一緒にエアのいる方にブーストダッシュ。爆発の雨がさらにスネイルに追加され、せっかく張ったシールドもまたどんどん削られていく。
「第二隊長閣下!」
リーダーなポジションのスネイルが狙われまくってるところに、ペイターは突っ込んでいってシールドでミサイルを全弾ガード。カーラの蹴りまで防御するし、ヴェスパーの名前は伊達じゃない。その隙にスネイルはスゲー速さで離脱していって、うしろをカーラとチャティが追っていく。俺も一応ガトリングとミサイル撃つけど全然届かねー!「あんたがエアってことで良いんだね!?そのHCは任せたよ!」ってカーラにペイターをあてがわれて、エアの腕から赤いブレードが光りだす。「格闘戦なら私のHCに分がある!読み誤ったな!」ってペイターの奴はスキャンで分析。射撃をやめてシールドとデカブレードにバワー入れて突撃する。でもそれがこっちに幸いした!
「なにっ!?」
「よせペイター君!引き返せ!」
ヴェスパーの紳士風の客が引き止めるのも一歩遅く、ペイターはエアのデカレッドブレードに正面からガン掘りされ、コアブロックの真下から炎ザーメンを上げていた。突撃には突撃を。列車は急には止まれないって地球にいるお母さんさんは言うけど、本当だぜ。急停止ができねえ程のスピードで突っ込んだペイターのマシーンは、エアの後出し突撃を喰らって今にも爆発寸前だ。メーテルリンクは律儀に俺を責めてるけど、それでもエアは止まらない。「あなたに恨みはありません。ですが…」と言いながらも、ブレードの赤い光をさらに強める。
「おかしいな…」
「私は、まだ…」
エアのブレードがピカッと光ると、何かを言いかけたペイターの通信に砂嵐が混じって、気づくとHCガタイが粉々に弾け飛んでいた。「ペイター君!」 「スネイル隊長!ペイター補佐官が…!」アーキバス側の通信が口々にボスへ連絡をいれていくけど、当のボスのスネイルは
「一機やられましたか」
「まぁいい。私のバルテウスのアーマーは回復しました」
「フロイト、遊びはここまでです。はやくハンドラーの淫獣を駆除しなさい」
なんて言ってさらりと流して、仲間なんてただの捨て駒みたいな感じを見せてくる。一応ペイターはお前を守って死んだんだぜ!スネイルってチョーSだよな!「させないよ、第二隊長さん」ってカーラとチャティのミサイルがそのバリSスネイルを狙うも、エネルギー全開のバルテウスはやっぱりスゲー速くて、ほとんど全てのミサイルを振り切ってからガタイを反転。こっちの頭上を通り過ぎながらプラズマの雨を降らせてくる。フロイトと621がいる方にも撃ってくるから手段を選ぶつもりもないらしいぜ。
「スネイルめ、せっかく俺がハンドラーの猟犬とやり合っているところを…」
「…しかし、面白いな。激エロのモロホストを叩けば、ハンドラーの主力も動きを止めるはずだが…」
「まさか、ペイターを落としたそこの白いのと、何か関係でもあるのか?」
流石だぜ。フロイトの奴はエリート中のエリートだから、俺たちに起きてるサプライズのカラクリにも気付いてる。と言っても俺にだってどうして動けてるのか分かんねえんで、フロイトに助けてくれってメール。そしたら返信がきて、それによると「激エロコーラル反応の元凶のひとつが、例の白いアイビスの方に乗ってるから」ってフロイト分析が予想してるらしい。コイツは使えるタチだぜ。確かに拓也の頭は透明で、酔いが覚めたみてえに久々に気分良いぜ!フロイトの通信はウォルターにも聞こえてて「そういうことか…聞いただろう621、配慮は無用だ」って621にバワー全開命令が入るけど、怒ったのはスネイルだ。
「フロイト!?何を余計なことを!」
「良いだろ別に。今はそういう気分なんだ。今度もお預けってわけにはいかないからな。俺はコイツの全力が見たいんだよ」
ってモロに命令無視されててマジたまんねー!「クッ…! ならばせいぜい励むことです…」ってピキ入ったスネイルはさらにミサイル撃ちまくって、カーラとチャティに距離を取らせながら俺の方へと突っ込んでくる。でも今の俺はエアが入ってないんでいくらでもイケるぜ!俺はスネイルの猛攻に鋼鉄の処女ケツ突き出してアンアン悶絶開始。ありとあらゆる攻撃を装甲で飲み込んでいく。
スッゲー振動に襲われ、限りない射精が続く拓也は桃源郷状態に入るけど、それでも621はフロイトのバズーカかわしてドローンもかわしていくし、エアはスネイルの背中に赤レーザーのマシンガンを集中砲火だ。エアはいつの間にこんな禁欲生活テクを身につけたんだよ!621はVRアリーナでランカー傭兵倒しまくって、エアに協力してもらってオールマインドが隠してた機密データにも手を出してたけど、エアもどこかで秘密の特訓してたのかなぁ?
294
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/04/25(木) 18:23:48 ID:0EO18wdI
「戦友、そちらの戦況はどうだ?」
「こちらは色々あったが、なんとか片がつきそうだ。やはり見知った顔がいると心強い。終わり次第援護に向かう」
「油断するなよ、ラスティ。敵艦はまだ残っている。連中も沈みかけてはいるが、こっちはコンテナミサイルもライフルも無いんだからな」
空中都市で撃ちまくりの乱交をやっていると、例の二人組から朗報。ラスティとオキーフがもうすぐこっちに来るらしいぜ。「来るなら早い方がいい。マゴマゴしてるとパーティーが終わっちまうよ?」軽口叩いてるカーラだけど、ずっと働き詰めなんでリペアを一個使ってるらしく、チャティも動きが読まれてきたんで、HCから痛いのを何発か喰らってる。「ペイター君、あとは私が引き受ける…!」二人のAPを削ったアーキバス側の紳士は、後輩クンを喪ったことで逆にバワーが限界を超えて出ているらしくて、RaDの二人組をいなしながら今度はスネイルの言った通りに俺にレーザーキャノンを撃ち込んでくる。「あーっ!おおおお!」って快感に狂う俺は攻撃するのも忘れてその場に棒立ちになり、ホーキンスのデカランスにガン掘りされる。
一方エアは、一瞬フリーになったメーテルリンクとスネイルからボコボコにレーザー喰らって、自慢のコーラルシールドも揺らいでくると、高速後退してからビル影に隠れてACSの回復タイムだ。「この大火力、やはり危険です…今の私は、拓也の援護には行けません!」ってメンバーに伝達すると、応えたのはチャティだった。
「俺が行こう。お前のことは、なんと呼んだら良いか分からないが」
「ビジターエアで構いません。頼みます」
「了解した、ビジター」
撃たれまくり感じまくりの拓也を撃つHCに、走るチャティのバズーカ砲が飛ぶ。
「そこか!」
でも感覚がビンビンになってるホーキンスには見破られて、背中に向かって撃ったにもかかわらず躱される。撃たれると警告音が鳴るのがキツいぜ。
そしてスネイルも俺への攻撃を中止した。
「そろそろ頃合いでしょう。各機はバター犬以外の敵に専念しなさい」
「バター犬。あなたに自由に動かれては困りますが、あなたを下手に撃破すれば、こちらも使える囮を失うことになる」
「ならばやることはひとつ。ただ動けなくさせてしまえばいい」
「性感帯への刺激に弱いことは知っています。しばらくはそこで色に狂っていなさい」
やられたぜ!この俺を淫乱部隊攻略の手駒にしたな!
生かさず殺さずのクリスマスの2回目が始まって、与えられた快楽に全神経を犯されて白目で痙攣している拓也。その間にスネイルがエアの隠れているあたりのビルを手当たり次第にプラズマで焼き始めたんで「このままでは…やはり打って出るしかないようです…!」ってエアもハラを決めていく。その間も俺はプラズマの余韻に浸りまくり「おーっ、おおーっ」っと雄泣き。いつものプレイの様子と違くて、マネージャーも「拓也のマジ狂いが治らない…鎮静剤も打てそうにないですし…」って焦ってる。
そこに新たなヤバ情報がぶっ込まれた!
「よけろ!」
聞いたことのないオキーフの怒鳴り声が、キマリまくりの頭に一瞬流れて、直後に吹き荒れた爆音に拓也の目も覚める。「そんな…オキーフ機、撃破されました!」マネージャーから信じられない情報が更に補われて、聞き知ったメンバー連中の息を呑む声がする。「馬鹿な…今の攻撃は、どこから…!?」ってラスティにも攻撃の正体が掴めない中、消えていく砂嵐にオキーフの言葉が混じっていく。
「なるほど…ここまでか…」
「まぁいい。最後に仲間を庇うとは、俺にしては上等な結末だ」
「…遂げろよ…ラスティ…」
それを最後にキザな中年ボイスが消えて、端末のメンバー表にLOSTの文字がデカデカと乗る。さらにCOMの音声が「オキーフ、生体反応ロスト」ってしつこく言ってくるんで、すっかりエロの空気が抜けた拓也は「うるせーよ!」ってCOMのメッセージをオフにした。「ウォルターさん…!!」 「奇襲されたか…しかしリペアを使い切っていたとはいえ、ACを一瞬で落とす火力が艦隊に残っているとは思えないが…」 「どうするウォルター。向こうにまた新兵器が現れたなら、隠し玉合戦じゃ私らが不利だ」錯綜する情報と情緒に頭犯されて、俺はもう何考えたら良いかわかんねー!エロの次は悲報に狂っていくのかよ!でもラスティは静かに語った。
「…こちらラスティ」
「敵の正体が分かった。今、ヤツは私の目の前にいる」
「コイツは…」
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/04/25(木) 18:25:59 ID:0EO18wdI
「スロー…スロー…クイッククイックスロー…」
「スロー…スロー…クイッククイックスロー…」
「ヴェスパーのご友人…誇り高い理想のために、その命を散らしたのですね」
「感動的だ…花はどこだ?手向けなければ…」
やられたぜ!アーキバスも傭兵を雇ったな!
通信に割り込んできたヤツは、前のウリで会ったことのある例のハードSなヤバ客だ。「この声…!? ブルートゥ!!」 「カーラァ…やはり貴女は、いつも私に新しい出会いをくれる!」わけわかんねーヤツからの乱入で戦場がさらにぐちゃぐちゃになってきたところに「ブルートゥ!?コヨーテスのトップがどうして…?」ってマネージャーの疑問が上がり、得意気なスネイルがネタばらし。
「封鎖機構兵器の大規模鹵獲作戦にて、ついでに取り込ませていただきました」
「切り札などではありませんが、下賤な者に向けた搦手としては十分です」
チキショー!ブルートゥのヤツ、せっかく見逃してやったのにさ。封鎖機構に鞍替えしてから、今度はアーキバスに乗り換えかよ!ヤツはカーラに徹底的にカーラに嫌がらせがしたいだけのプロ級ストーカーだ!「クソッ…あたしのせいだってのかい…」 「気にしないでくれ。オキーフは私を庇って死んだ。AC乗りなら、不測の事態も覚悟の上さ」 「すまないね、あんたの仲間には…」歯噛みするカーラに、仲間が死んだばかりなのにフォローがバッチリなラスティはイケメンだけど、ブルートゥはそんなの知らねーって感じでまた通信。
「ヴェスパーⅣのご友人!さぁ、あなたも私と踊りましょう!」
それからラスティとブルートゥの空中プレイの開始。ならず者とエリート傭兵の実力差は歴然だけど、ラスティのマシンは消耗しててリペアを一個使ってる。さらにこっちもこっちHCとスネイルの相手までしなくちゃいけないからヤバい!「621、ラスティからの援護は期待できない。今ある戦力で切り抜けるぞ」ウォルターに無茶振りされてもNOとは言えない状況なのがキツいぜ!俺は激エロスタッグからようやく抜けたけど、その頃にはカーラとチャティをホーキンスとメーテルリンクが追い回してるし、621とエアはスネイルのバルテウスとフロイトのAC相手に組んず解れずの高速戦を展開してる。こんなことしてる場合じゃないぜ、俺も参戦しなきゃって焦ったところでまたしても衝撃の事実と直面する。
「マジかよぉ!?」
俺の機体マジに壊れるな!使える武装を確認したら、ガトリングは壊れてるしミサイルポッドは外されて地面に転がってるしでマジエロっ!生かさず殺さずってそういうことかよ!武装だけを集中的に攻撃されて攻撃手段を失った拓也は、空中を飛び回ってる味方と敵の足元でアンアン喘ぐだけの環境動物みたいだぜ。
そしたら遠くからスゲー勢いで隕石みたいなのが降って来て、なんだよアレって目を凝らしてみてビックリ!ラスティのマシンとブルートゥのマシンが互いの激エロ近接玩具を絡み合わせたまま、錐揉み状態でこっち向かって突っ込んでくる。「ふたつの機影が急速接近!ブルートゥとラスティが落ちて来ます!気をつけて!」ってマネージャーも報告入れてくれるけど、戦場で戦ってる奴らはそれどころじゃねーって感じで撃ちまくり躱しまくり、ビルを壊してザイレムに瓦礫撒きまくり。降って来た二人は市街地の端っこに直撃して爆煙を上げるけど、その煙も他所からの煙に掻き消されて分からなくなる。
その煙が災いした!煙に紛れれば不意打ちがやり放題になるからだ。
「まずい!ブルートゥを逃した!注意してくれ!」ラスティの報告の直後に煙が割れると、地上を走りながら引き撃ちしてたチャティの背中を、アサルトふかしたブルートゥのチェーンソーがガン掘りする!
「そんな…! チャティー!!」
カーラの悲鳴と同時に、俺たちのコクピットにある計器が、チャティのAPがゴッソリいかれる瞬間を伝えてくる。計器によるとラスティはスタッガーしてたらしく、元気ビンビンのブルートゥとの激突でダメージの差がモロに出て、チャティへの不意打ちを許したらしい。「おおおーっ!」地上のチャティに玩具をブッ刺したブルートゥに向かって、吠える拓也のブーストタックルが向かうけど、ブルートゥが振り回したチャティの破片に視界を塞がれて軌道がズレる。そのままビルに突っ込んだ俺の通信に、チャティからの最後の通信。
「ボス…」
「…ビジター…ズ…」
砂嵐まみれの通信に、カーラの機体が一瞬止まる。そのマシーンガタイにメーテルリンクからのデカブレードが容赦なく突き刺さり、カーラのACの片腕を吹き飛ばしていく。「かっ、カーラさん!しっかりしてください!カーラさん!死んじゃいますよ!」ぶっ飛ばされて地面に転がったまま動かないカーラに、マネージャーからの叫びが飛ぶ。メーテルリンクはさらにカーラに追い討ちするべく盾にエネルギーを溜めて突撃する。でもその攻撃はブルートゥのキックで止められた。
「貴様、何をする!」
「カーラ…私もダンスの約束は忘れていません」
「あなたも最後のステップは、私と一緒に踏みたいのですね…素晴らしい…私も同じ想いです」
「さぁ、楽しみましょう…?」
「最後まで…」
攻撃を妨害されたメーテルリンクの「チッ、狂っているのか…さっさとトドメを刺せ!ドーザーの傭兵!」ってセリフにブルートゥは完全無視のスタイル。拓也も急いでカタクヤフトをバックするけど、ガタイがビル壁にグッサリめり込んでてキャタピラがグルグル回るだけだ。「カーラさん!起きてください!早く!」マネージャーの焦り声も、グッタリダウンしてるカーラには届かない。そのカーラには、ブルートゥからの容赦の無いチェーンソープレイが叩き込まれた。
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:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/04/25(木) 18:33:40 ID:0EO18wdI
今回の投稿はここまで。
メール欄と名前を間違えたぜ!拓也!
297
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/04/25(木) 21:52:59 ID:IBnvRCL.
ブルートゥ…!
298
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/04/27(土) 14:27:21 ID:lUlFDTLc
しかしここにきて死人が増えて嫌でもACの世界だって思い知らされますね…
299
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/04/28(日) 22:39:11 ID:x.fIFoC2
「させないっ!」
はずだった!
ブルートゥに超高速のブレードをぶっ込んだのは、コーラルシールド復活させたルビコニアンのエア!
慌ててブレードを展開したメーテルリンクにも、コーラル色の高速突きが入ってスタッガーが入る。
「おお!これはこれは、コーラルからのご友人でしたか…貴女のような方にまで来ていただけるとは、感激だ…」
不意打ちをやり返されてスゲー距離をぶっ飛ばされても、ブルートゥはいつもの調子で語りかけてくるから不気味だぜ。
そういう態度が俺たちを不快にさせるんだよな!こっちは仲間がふたりもやられてんだよ!
「立ってください、カーラ。私たちの戦いはまだ終わっていません」
エアの極太ガタイに肩を貸されて、カーラのマシンがヨロヨロと立ち上がる。フルコースは片腕が無くなってるけど、カーラのダメージはもっと深い所に入っていた。
「……すまない…もう少しで、ダメになっちまうところだった…」
「コーラルのあんたに助けられるとはね…まいっちまうよ、ホントにさ…」
「そんなこと、私は気にしません。レイヴンなら、きっと貴女を助けたでしょう」
「だから私もそうします。さぁ、戦ってください。レイヴンと共に」
身も心もズタボロなカーラをエアが支えて、相手にはブルートゥとメーテルリンクが立ち塞がる。
通信機からはカーラの声を抑えた感じの荒い吐息が聞こえてくるけど、エアに喝を入れられたのが効いたみたいで「…ああ、そうだね。こう言う時こそ、それでも笑ってやるよ!」ってカラ元気を振り絞って、ブルートゥにお返しのキックをぶっ込んでいったけどね。
でも依然ヤバいのは621の方で、そっちにはフロイトとスネイルとホーキンスの三人組からの集中砲火が飛んでいる。ラスティもとっくにスタッガーから復帰して621と一緒にいるけど、2対3の不利な状況なんで、引き撃ちしまくりだけの防戦一方になっている。地上で戦ってくれてたら俺もガタイひとつで参戦できるのにな、でも地上に降りたらフロイトとホーキンスの爆発系武器にスタッグ取られてオシマイだよなとガタイで分析。仕方ないから俺もヤケクソ気味でバック踏みまくってようやくビルから脱出。システムを通常モードにしてから、フワフワ飛行で621に急行する。
「バター犬が復活しましたか…ホーキンス、あなたがアレの相手をなさい。駄犬と裏切り者は私たちで処理します」
「了解。さて、やろうか?拓也君」
ざけんなよ!せっかく621とイケメンくんが揃ってるのに、また俺だけ良いとこ見せれないなんてありえないぜ!ホーキンスが向かって来たところで俺は一気に戦闘モード。少ししか吹かせない代わりにスゲースピードが出るブースターを全開にして、ホーキンスのHCにタックル決めて高層ビルの天辺にまで叩き込む。「や、やるね拓也君…いつの間にそんな技術を身につけたんだい?」 「ウッス!もうテク無しとは呼ばせないぜ!淫乱傭兵生活でガタイ鍛えまくったからな!」ホーキンスと一緒に一時的な戦闘不能になった拓也を見て、スネイルの判断は速かった。
「フロイト!至急例のアイビスを攻撃しなさい!ホーキンスが囮と共倒れしてしまっては、今は敵の最高戦力を削るのが得策です!」
「アイビスはメーテルリンクが引き付けています!あなたにとっても、未知の敵とやりあう絶好の機会のはず!」
味方ひとりを動かすのにここまで色々言わないといけないなんて、お前も大変だなスネイル!同情するよ!当のフロイトは「やれやれ、必死なものだな。まぁそっちの相手も面白いか」って満更でもない様子でエアに向かってアサルトブースト。「話は聞いただろう?今度は俺が相手だ、コーラル」フロイトに背後から喧嘩売られたエアはドローンに撃たれてバズーカ撃ち込まれて一気にスタッガー!さらにブレードまで喰らってガタイをのけ反らせる。さすがにヴェスパー最強なだけはあって、ガチガチだったはずのエアのAPもどんどん削られていく。
「くっ!この攻撃…このままでは装甲が…!」
「ビジターエア!距離を取りな!囲まれちまってる!」
「なんと…さらにゲストまで来るのですね!素晴らしい…素敵なダンスパーティーにしましょう!」
「先走るなドーザーの傭兵!スネイル隊長の命令を遵守しろ!」
飛び込んできたフロイトに吹っ飛ばされたエアは、ブルートゥとメーテルリンクにも撃たれまくって、見る見るうちに装甲を削られていって衝撃がたまって片膝をつく。カーラもミサイルを撃ちまくるけど、遠距離戦用の機体なんでエアを囲む火力輪姦プレイを崩せない。
300
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/04/28(日) 22:40:03 ID:x.fIFoC2
しかしここでエアはハイテクを開発!
全身にコーラルの輝きを纏わせて、チョー凄まじいスピードで緊急離脱。速い!マジかよ!?っていうくらい速い!ほとんど瞬間移動?テレポート?としか言えないような速度でトライアングルから抜け出すと、その三角形の遥かに真上に浮かび上がる。
「レイヴン…今なら分かります…」
「あなたが…あなた達こそが、ルビコンの戦火そのものだったと…」
そして言葉を切ってから、空中でガタイを高速変形。戦闘機みてーなシルエットになってから、真っ赤な火の鳥になって飛翔!飛びながらいくつもの火の鳥に別れていって、下にいるトライアングルに殺到する!その火の鳥も全員剣みたいなのを振り回してるんで、さっきの分裂よりもマジスッゲー!マレニアみたいじゃん!「こ、この機能は…!?」 「素晴らしい!新しいステップですね!ご友人!!」ものすげーコーラルの奔流にトライアングル連中は一気に飲まれて全身を激しく打ち付けられる。それだけじゃ済まさず、羽ばたく鳥はスネイルのところにまで飛んでいって超高速の辻斬りブレードをお見舞いしていく。「速度計測不能…物理法則も無視とは、君はとんでもない相手と友人になったな、戦友…」この猛攻のおかげで621とラスティも一気にフリーだ。
「…ですが、レイヴン」
「あなたと共に戦ううちに…ヒトの戦いを見るうちに、私は学びました」
「人は戦うための形をしている。…戦いこそが、人間の可能性であることを…」
「絶望的な不利を覆し、不可能を可能とする力…どんなにか細い希望でも、繋ごうとする意思…」
「それこそがヒトであり、私が惹かれ、憧れたものの正体だった」
「レイヴン…貴方が諦めない限り、私も決して諦めません。貴方との出会いに誓います」
「例えこの身が燃え尽きようとも、貴方と共に、最後まで戦い抜くことを!」
まったくよー、俺たちはここで星の運命を賭けた戦いをやってるんだからさ、あんまり621への告白会場にして遊ぶなよな!コーラル分裂させて縦横無尽に飛び回るエアは、俺とホーキンスが刺さってるビルにも飛んできて、ホーキンスだけをピンポイントでたたき落とす。
「この速度と正確さ…」
「…私がかなう相手ではなかったか…」
ぶっ飛ばされたホーキンスのマシンガタイは武装とパーツを撒き散らしながら、ビルの下まで墜落。俺のガタイが自由になる。
「機体がもたない…! スネイル隊長、申し訳ありません…!」
ってメーテルリンクのヤツもシールド展開しながら片手と両足を斬り落とされて戦闘不能に追い込まれてる。
そのシールドの影に隠れてブルートゥは生き残ってるからマジでしぶといよな!
スネイルも当然鳥に追い回されてて「馬鹿な、まだ機能を隠して…アイスワームといい、なぜC兵器はこうも私を欺く…!」って言いながらスネイルもブースト全開で避けるけど、ガタイがデカいのと小回り効かないのとで被弾は免れないみたいだぜ。
「すごいよウォルター…見えてるかい?アイビスシリーズに、こんなことが出来たなんて…」
「アレは俺たちの知るアイビスではなくなったのだろう。…最後の安全弁…アイビスシリーズの有人型最終号機にも、あのような機動はできない」
「621…お前は確かに、コーラルに火をつけたようだ」
「俺の予想していた形とは、違ったがな」
301
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/04/28(日) 22:40:54 ID:x.fIFoC2
ザイレムの街中を飛び回るコーラルの激流を、スネイルとフロイトは機体バワーと操縦テクで乗り切ってるけど、だんだんとフロイトの方がエアの超高速辻斬りプレイにも慣れてきたみたいで、最小のブースト移動で避けるようになっていく。リペアは一回使わせたし、621とカーラとラスティも攻撃に加わって射撃開始したけど、広いザイレムとビル群を利用されて、徐々にフロイトを視界に捉えられなくなってくる。
「戦いが人の可能性か…その意見には俺も同意だな」
「この戦いで、同じ考えを持つヤツがコーラルなのは面白い」
「だが、残念だな」
そしたらフロイトの意味深なトークと共に、いきなりエアの火の鳥プレイが中止され、何の攻撃も喰らってないのにエアが勝手にスタッガー!勢いのまま地面に着地して、瓦礫の中で片膝をつく。「待て戦友、なにかおかしい…彼女に何かが起きたようだ」ってラスティの不安も的中して、今度はエアの通信が砂嵐にまみれてく。
「機体との…同調が…!?」
「いや、まだ…ここで終わるわけにはいかない…!」
「私はまだ…戦える…!」
とか言ってエアは強がり言ってるけど、ムチムチガタイからの赤い光はモロに弱くなってて、両肩の武装が電池切れしたみてえにカクッと意識が落ちて通常モードになっている。「まさか、内燃コーラルを使い切って……いや、燃焼しきったなら急速充填が始まるはず…」カーラの専門知識も補われるけど、エアが動けなくなったことは変わらないんで俺には何が起きてるのか分かんねーぜ!
「なんだ?気付いていなかったのか?」
「そこのコーラルは、衛星砲の制圧と俺たちとの戦闘を同時にやってるのさ」
「こっちの艦隊は全滅した。だが衛星砲にはまだ部隊が残してある。そいつらは今、盗まれた技研ACと戦闘中だ」
「そのACを動かしてるのは…ここまで言えば分かるだろ?さすがに」
マジかよぉ!?信じらんねー!エアの奴はウリの仕事を掛け持ちしていた!そういえばエアはスタッガーからの復帰が遅くなってきてたな、最初はカチカチだったコーラルシールドも剥がれやすくなってたなとガタイで分析。確かに作戦説明でもエアが衛星砲を抑えることになってたけど、ムチムチ最新鋭ガタイでこっちに来たならもう大丈夫だって思うじゃん!
ダブルブッキング状態にハマり込んだエアは相当キていて、ガタイを震わせて今にも過労死寸前だ。「エアさん、なんて無茶を…!」 「複数機体の同時操作か…専用のデバイスも無しに、やるとはな…」マネージャーとウォルターにドン引きされても
「ですが…そうしなければ、あなた方が衛星砲に狙われてしまう…」
「衛星砲を野放しにするのも、あなた方の苦戦をただ傍観することも、私には受け入れられません…」
っていじらしい事言ってくる。くそー、いくらコーラルでもこんな激務で集団ハードSプレイが持つのかよ!俺だったら絶対無理だぜ!言葉のついでにフロイトはエアに向かってバズーカを構えたんで、すかさず俺はフロイトとエアの間に割って入って処女ケツガード!でも今度はスネイルのバルテウスが回り込みながら極太レーザーとミサイル撃ちまくってきて、ガラ空きだった俺のMTガタイにハード責め。今度はラスティと621がスネイルを追い払ったけど、俺はとっくにエロ衝撃受けて喘ぐだけの動物になりさがる。「あーっ!おぅううすっ!」 「まずいです!カタクヤフトのMT部分も、限界が近いです!」っ射精しまくりの俺にマネージャーのオペレートが届くけど、こんな状況で作戦なんてあるのかよ!?
「ようやく状況が理解できましたか、淫獣どもめ」
「貴様らはバター犬と激エロコーラル、ふたつの足手纏いを庇いながら戦わなくてはならない」
「ペイターはロストし、ホーキンスとメーテルリンクは戦闘不能…こちらも痛手を被りましたが、それだけの価値はありました」
「さぁ詰みといきましょう」
「貴様ら淫獣を駆除するのは、我々ヴェスパー、アーキバスです!」
302
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/04/28(日) 22:41:39 ID:x.fIFoC2
それからはもう殆ど一方的なプレイのスタート。スネイル、フロイト、ブルートゥの三人は621とカーラとラスティと戦ってるけど、ちょっと不利になるとフラフラガタイのエアや、射撃武器全く無し体型に落ちた拓也を盾に使えるから良い気なもんだよな!エアも一応赤レーザーを撃ってるけど、ロックオンが全然機能しないんで飛んだビームも空の向こうへ消えていく。621とラスティの黄金コンビの攻撃も、俺たち味方を盾にされて上手くスタッガーを取れてない。
「ニードルガンも弾切れだ。オルトゥスの火力では捉え切れないか…」
「チッ!こっちも弾切れが近い…あたしのフルコースも完食されちまうかもね…」
「拓也!?あなたは攻撃なんて考えないでください!今のあなたはバリ萎えインポ野朗なんですから、下手に攻撃しようとして向こうにチャンスを与えるなよな!」
「う、ウッス!逃げまっす!」
「621、敵も消耗しているはずだ…! いずれ必ず攻勢が緩む…! それまで耐えられれば…」
ラスティのACはニードルガンの他に肩のオービットとかいうのも弾切れしてるし、カーラのミサイルもビルや拓也のガタイで防がれるわスネイルに振り切られるわでマジ狂い。621も極太レーザーキャノンと両手のマシンガンで逆転を狙うけど、良い感じに攻撃当ててたらエアを盾にされ、ブルートゥに横槍を入れられて大ダメージもらって中断させられる。「どうした?もっと動けよ。まだやれるんだろ?」ってフロイトはこの状況でも無茶なプレイ要求して来るしで、このままだとマジでヤリ殺される!だから拓也も「忙しい!マジ無理だって!解放戦線からも使えるウリを回してくれよ!」とダメ元で言ってみるけど、オールマインドからの返事は最悪だったぜ!
「申し訳ありませんが、増援は出せません」
「ベイラムの地上部隊は、制御が不安定なC兵器を多数投入しました」
「アーキバスと共に技研都市に攻め入った際に、恐らくは鹵獲したのでしょう。投入されたのはIA-05
:WEEVIL及び、IE-09:HELIANTHUSからなる混成の無人機群です」
「それらの攻撃により、解放戦線側には多大な被害が出ています。六文銭はリトル・ツィイーを庇い死亡。インデックス・ダナムはヘリアンサス3機を巻き込み、機体反応を消失しています」
「幸いブランチの活躍により、辛うじて戦線は保たれてはいますが、いまだ予断を許さない状況が続いています」
「我々オールマインドも敵戦力へのハッキングを試みてはいますが、数学が得意なオオサワなる者に阻まれ、進行が遅れています」
悪い話はいつも突然だ。オールマインドが参加してる地上での戦闘も激しさを増していて、増援を出すどころじゃない!上も下も淫乱な激しすぎる戦没プレイに拓也の頭もショート寸前。そしたら今度はザイレムの外から一風変わったMT連中が飛んできた!「なんだよ!増援来てるじゃん!」って俺が喜ぶのも束の間、MT連中は俺に向かって一斉射撃。「凄えな…見たことねえ機体ばっかりだぜ…」 「関係ねえ!パンチャーとキッカーを突っ込ませろ!」って声と同時に戦場にMT軍団が傾れ込む。挨拶のついでみてーに撃たれた拓也は雄膣にまた刺激を感じてしまうし、マネージャーも機器を確認。
「敵性反応…ジャンカー・コヨーテス!?ミサイル打ち上げ作戦で壊滅したはずじゃ…私も拓也と一緒に見てましたよ!?」
「組織は私の花火で潰したが、残党が消えたわけでも無かったんだろうさ…ブルートゥまで雇いやがるんだ。部下どもだってセットでついて来るだろうよ」
「正解ですカーラ。私からも友人たちを紹介させてください。さぁ、もっと踊りましょう!」
流れ込んできたMT連中は豆鉄砲を撃ちまくってこっちの動きを邪魔して来るけど、もっとヤバいのはウォルターとマネージャーの方だった!「621、俺たちの方にも敵が来ている。RaDの部隊が応戦しているが…」 「ウォルターさん!私銃座に行ってきます!あとをお願いします!」一気に慌ただしくなった通信にデカ銃声が混ざっていって、連続した爆発音が響いて来る。コヨーテのヤツらは上機嫌で「コイツら相手に暴れりゃあ良いんだよなぁ!ヴェスパー6さんよぉ!」とか言って雇い主に命令仰いでる。ヤバいぜ!マズいぜ!
「増援です、スネイル隊長。もっと早くに要請しておくべきでした。申し訳ございません…」
「問題はありません。戦力を同時に投入していれば、弱る前の変異波形に一掃されていたことでしょう」
「これも予定の内です」
そうして俺たちは街中を飛び回るMTを落としながら、AC2機とバルテウスを相手にすることに!MT連中は装甲が薄いから、エアのガバガバになっていく射撃でもすぐに落ちるけど、アイツらはキックの威力とスピードだけはあるから、ブルートゥとフロイトと束になって飛びかかられると621でも対処がキツい!「邪魔が入ったか…無粋だが、これも仕事か」ってフロイトはまだ不満たらたらだけど、ラスティなんかは使える武器が少ないからオーバーヒートの関係も相まってひたすら逃げ回るしかない。幸いカーラはミサイルの複数ロックがあるんでMTに囲まれたりはしないけど、代わりにミサイルのリロードをスネイルに狙われてプラズマ喰らって、またリペアを一個使う。そして621のマシンガンが一丁弾切れした!
303
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/04/28(日) 22:42:35 ID:x.fIFoC2
「こいつは…いよいよハラを括るかね、チャティ…」
「戦友!私のオルトゥスで撹乱する!長くは持たないだろうが、その間に少しでも多くの敵を撃破してくれ!」
希望の灯火がどんどんどんどん小さくなって、逃げ場の無い超ハードSな防戦プレイにウォルターからも再びオールマインドへ応援要請が入る。でも返ってくるのはまた絶望的な情報だ。オールマインドによると、英国系おバカ兵器のヘリアンサス部隊へのハッキングをついに終わらせて、残ったヘリアンサスを全て乗っ取ったらしいけど、コイツらにレッドガンが猛攻しまくり抵抗しまくりで、せっかくのヘリアンサスも次々ガン掘りされてるらしいぜ。
悪い話はまだまだ続いて、ブランチのキングってエリート傭兵はミシガンに殺されたな、シャルトルーズってヤツも機体を破壊されて戦線離脱したなって俺は耳で認識。一方ブランチにいるホンモノのレイヴンもレッドガンの五花海をボコボコにぶっ潰して、俺たちに依頼回してきたレッドくんの機体を破壊したらしいぜ。
レッドは生きてるのか死んでるのか分かんねーらしいけど、見知った顔や聞いたことのある名前が敵味方に別れて掘り合い撃ち合い、殺し合いの泥沼ナム地獄状態に堕ちてるんで、拓也もテンションに↓が入り続けて目が死んでいくのが分かって来る。この状況にオールマインドは手が離せないから増援なんて出せるわけない。
あーあ、こんなことならウォルターの用意したシャトルに乗って逃げてれば良かったなって考えてると、撃ちまくりのマネージャーに「ぶっ殺すぞ!愚かな男よ!そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!」って喝を入れられる。俺の考え読むなんて、お前エアみてぇだなって思ったけど、勝手に口から言葉が出てたみたいだ。
「レイヴン!拓也!衛星砲は間もなく制圧できます!それが終われば、私もこの機体の制御に専念できます!」
「それまで持ち堪えてください!諦めないでください!」
「だそうだよ?ビジターエアは最後までヤル気らしい…」
「それなら私らも、最後まで笑ってやろうじゃないか!」
MT軍団を撃ちまくるエアの真上を、スネイルに追われるカーラがミサイルをばら撒きながら通り過ぎる。スネイルのバカでかいブレードに片脚を斬り落とされながらもカーラが撃ったミサイルは、621とラスティを追い回してるフロイトとブルートゥに突き刺さりスタッガーを引き起こす。
「今だ戦友!」
そのチャンスを逃さなかった621とラスティは、ほとんど同時に近接武器に持ち替えてブルートゥを無視しつつフロイトに一斉攻撃。フロイトのACはパルスとレーザーの連続斬りをぶっ込まれまくって一気にパーツを撒き散らしながら削れていく。「いけるぞ621!このまま押し切れ!」熱くなるウォルターの言葉もあって、このままフロイトを落とせると思ったけど…
「マジかよぉ!」
フロイトのコアブロックにまで穴が開きそうになってたところに、超強力なシールドが張られて、気付いた時にはフロイトの機体は新品になっていた。「ターミナルアーマーか…!」ってラスティはビックリするけど、フロイトは当たり前じゃんみたいな態度で「集団戦ではコイツが効くんだ。経験不足だったな」とか言ってくる。そしてラスティの背中にブルートゥのチェーンソーがぶっ込まれて、621がフロイトに斬り返されると、スネイルがまたデカレーザーブレードを溜め始めた。そのスネイルの前にいるのは、片腕片脚で浮いてるのがやっとのカーラだった。
「フフ…すまないね、ビジターズ」
「あんたらとは、中々笑えたよ」
そしてカーラに向かってブレードが振られる前に、スネイルの頭にAC機体のキックが飛ぶ。「なにっ!?貴様は…!」衝撃入れられてチャージをやめた機体の中でスネイルの声にイラが入ると、ブルートゥとフロイトにグレネードが二発飛ぶ。ブルートゥはまともに喰らってラスティを離したけど、フロイトはクイックで退いて回避した。
「『灼けた空の上で、レイヴンが戦っている』だぁ…?」
「たかが独立傭兵がヒーロー気取りかよ、気に入らねえ」
「誰がどこで戦おうが関係ねえ…」
「てめえをぶっ殺すのは俺だ!野良犬!!」
クイックで避けたフロイトに向かって、突然現れたチンピラ系ACのリニアライフルとマシンガンが放たれる!突っ込んでくるACにフロイトはキックでやり返そうとしたけど、チンピラACはフロイトを無視してブルートゥにキックを入れる。イグアスのACはシールドの代わりに、2連発射のグレネードキャノンを背負っていた。
304
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/04/28(日) 22:43:15 ID:x.fIFoC2
今回の投稿はここまで。
305
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/04/29(月) 18:15:28 ID:bX27KOts
イグアス!何を!?
胸熱展開に私の心もミルクトゥースもステップを踏んでいます…♡本当に素敵だ…♡
306
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/05/18(土) 02:25:27 ID:H8Ha6b9A
「あれは…ガンズ5、イグアス!?」
「ミシガンからの増援……いや、ヤツが敵を相手にそんな手加減をするはずがない…」
全部計画通りだった感じのスネイルにも見抜けなかった急展開に、エアとウォルターもマジ不意を突かれて思考を硬直させているところで、イグアスはもう一発ブルートゥにキックを入れて無理矢理スタッガーを取り、両手の銃で総攻撃。リペアを消費させると、イグアスに続いて飛んできた色黒逆脚ガタイのACがゆっくり降りてくる。両肩の武装が無くなってるけど、右手にデカレーザーライフル持ってるからコイツはオールマインドだ!
「我々からの依頼の受諾、感謝します。G5イグアス」
「ケッ…勘違いすんなよ。今の俺はレッドガンじゃねえ」
「ミシガンのジジイにも、アーキバスの木端役人になびく理由も無かっただけだ」
まったく抜け目がないよな!オールマインドのヤツ、イグアスを俺たちに内緒で雇ってたらしいぜ!そういえば、こなあいだ、地下を探検してる時にバッタリ遭遇したイグアスは、オールマインドのパーツを使ってたよな。もしかしてその時から関係してたのかよ!?マネージャーの推理が当たったぜ。よくやるよな!「おいおい、やってくれるね…!」ボロボロガタイのまま着地できたカーラに見上げられながら、イグアスは通信に怒声流しまくり
「だがな…その木端に獲物を掠られるのは、我慢がならねえ…!」
「聞いてんのか野良犬!?てめぇは俺と、何が違うってんだ!」
さらにキレながら撃ちまくってるコイツは、いつの間にか621に御執心になってたみたいで、自分の活躍マシーンガタイを見せつけるみてーにブースター噴かしまくりでMTを落としながらブルートゥやフロイトにも銃撃する。でも無茶な戦い方が祟って「なんだ、ただのザコか。お呼びじゃないんだよ」ってフロイトに斬られて、ブルートゥからは焼かれて、スネイルからもプラズマ撃たれてすぐにリペアを使いまくりの袋叩き状態に。オールマインドはデカ銃をフルチャージして援護射撃をするけど、動きまくりのフロイトに躱されて弾切れになったらしくデカ銃をパージ!マジつかえねー!
「素晴らしい…飛び入り参加は歓迎します!さぁ、もっと激しく踊りましょう!」
「狂犬が…! 貴様は存在からしてカビが生えているのです!それを自覚しなさい!」
「対処を、イグアス…!」
火炎放射器に焼かれながら、さらにスネイルのバルテウスが溜め直したデカブレードに叩き斬られ、肩のミサイルがぶっ飛び破裂。オールマインドにも急かされて「クソが!俺の邪魔をするんじゃねえ!」って怒りながら一瞬にしてスクラップガタイになっていくイグアスだけど、これが俺たちに幸いした!
「今です!レイヴン!」
合図を叫んだエアは新テクを開発!当たりもしねぇレーザーを連射してブルートゥとフロイトを一瞬足止め。当たらない弾でも警告が出たら避けちゃうAC乗りの職業病を利用した!クイックブーストで足が止まったブルートゥにはラスティの連続斬りがまた入って、さらにダメ押しのアサルトアーマーがぶっ飛び炸裂!
「なんと…ご友人…」
「贈り物をくれるのですね…」
「…素敵だ…」
ラスティにガン掘りされ、爆発炎上しながら沈んでいくブルートゥの煙を掻き分け、621がぶっ飛んでいく。
「フロイト!注意なさい!」ってスネイルは何かを感じ取って急行してくるも、イグアスとカーラからグレネードと各種銃撃爆撃をプレゼントされスタッガー!621はそのままブレードでフロイトのコアを貫こうとする。だけど621の動きを読んでたフロイトから、回避と同時の拡散バズーカをお見舞いされる。でも621はさらにバズーカもクイックで躱し返して、今度はフロイトに向け極太レーザーキャノンを光らせる!
「良い動きだ」
でもそれさえもフロイトには見切られて、チャージを見通したかのような横クイックで621は背後を取られた。
「なにっ!?」
でもオーバーヒートで振れなかったはずの621のブレードは急旋回と同時に振るわれて、気付くとフロイトのACは片腕を斬り飛ばされていた。イグアスの半壊ガタイも別のビルに激突したけど、みんなの視線はフロイトに釘付けになっている。
「これは…ACにこんな動きが…?」
「斬られたのか…? ロックスミスが…」
斬られた腕が落ちていって、バランスを無くしたフロイトのACがビルに突っ込み大爆発。「レイヴン!追撃を!」ってエアの声と共に、赤レーザーの雨と621の極太ビームがフロイトに直撃して、フロイトの機体も燃え上がる。
「そうか…近接攻撃プログラムを、回避機動のプログラムで上書きして…ブレードの温存を…」
「なるほど…そんな動きも…あったんだな…」
「今度、試して……みる…か…」
それだけを言い残したフロイトのマシーンガタイはもう一度ぶっ飛び射精。モクモクと煙を上げながらビルの根本に墜落する。同時にカーラのACからも小ちゃな爆発が起きて、残ってたミサイルパーツが取れて転がる。
「ビジターズ!」
カーラの焦った叫びのすぐ後に、スタッグ解けたスネイルのバルテウスが急上昇。上空からミサイルとプラズマを撃ちまくりながら急降下してくる!敵のMT軍団はブルートゥが死んだんで散り散りに逃げてくけど、味方ごと撃ちまくるスネイルの絨毯爆撃に巻き込まれてバチバチしたプラズマに焼かれていく。「クソッ、見境無しか…!」って悪態ついてるカーラは飛べないんで、俺のカタクヤフトカチカチガタイが盾になるぜ!上からの責めには強いからな!
307
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/05/18(土) 02:26:19 ID:H8Ha6b9A
「フロイトめ…あれほど目を掛けてやったというのに、とんだ期待ハズレです」
「………」
「まぁいいでしょう。残りは私ひとりでやります…猿どもの教育には慣れていますからね!」
そこらじゅうを爆破させながら地面スレスレで再上昇したスネイルが、また空中でエネルギー溜めてデカブレードの準備をする。「ス、スネイル隊長!?お待ちください!市街には我々も…」 「無駄だよ、メーテルリンク君。今の我々に戦力的価値は無いのだからね」困惑してるメーテルリンクにホーキンスが諭すように語りかける。(よく生きてたよな!)一方こっちではマネージャーから「ガレージを襲っていた敵MT部隊が撤退しました!こっちの安全は確保されました!」って報告。
「聞いただろう、621。こちらのことは気にするな」
「決着をつけろ」
ウォルターからGOサインが出て、621は一気にバリタチモード!
ラスティと一緒にアサルトブーストでスネイル目掛けて突撃する。最終決戦の時間だぜ!
ここで負けると色んなヤツらに格好がつかないんで、俺も慌てて戦闘モードでぶっ飛び飛行。エアもフラフラガタイを無理矢理立たせて射撃する。
「どこまでも不快な淫獣どもめ!一人残らず駆除してやる!」
でもスネイルのチャージは間に合って、またしてもスゲーデカい2本のブレードが振り回されて、ビルやマシンの残骸がさらにスライスされていく。「そんな…スネイル隊長!」って叫ぶメーテルリンクもブレードがかすって残りの武装も砕かれて、MTの残骸が空中に巻き上げられて俺たちの動きの邪魔をする。その最悪な飛行環境にラスティやエアも翻弄されて、回転しまくりのブレードをもらう。
「戦友、悪いがリペア切れだ…耐久も落ちている。これが私の最後の足掻きと思ってくれ…!」
「レイヴン!貴方だけでも…!」
でもここで俺のカタクヤフトが間に合って、瀕死のラスティをデカガタイで守り切る!「君は…!」って驚くラスティを相手にようやくマトモなアピールできて「ウッス!サーフ系ボディビルダーの拓也と申します!」とついつい自己紹介してしまう。前にも言ったかなぁ?エアの方は柔らかくなったコーラルシールドを一発で破られてスタッグしたし、オールマインドも巻き添え食って半壊ダウンだ。何のためにコイツが来たのかマジ分かんねえぜ。
でも拓也の捨て身のプレイが功を奏して、バリタチチームはデカブレードをしのぎ切ったぜ!「バルテウスのブレードがチャージングに入った!畳みかけろ621!」ってウォルターの指令と共に621はぶっ飛びブースト。大技撃ったあとで動きが鈍いバルテウスにパルスブレードぶっ込むと、それから極太ビームと蹴りを入れ、さらにラスティのニードル射撃の援護も貰ってバルテウスのシールドをチョースピードで削っていく。でもスタッガーを取られる前にバルテウスはフルバワーでブースト前進。621とラスティとエアの全力攻撃を振り切ろうとする。
「あっ!?」
「やられたぜ!」
そのまま逃げると思ってたら、スネイルのヤツはオレの背後に回り込んできてマジ狂い!やられたぜ!オレを弾除けにしたな!マネージャーが短く驚愕声を上げた頃にはもう遅く、責めまくられてたカタクヤフトにエアのスゲー強いコーラル弾とかニードルガンとかが次々入れられ、ついに限界が訪れて、ガチガチだったはずの武装と装甲が割れて、貧弱MTガタイがモロ出しになる。「まずは貴様だ!バター犬!」ってキレたスネイルのプラズマが撃たれると、次の瞬間MTガタイが爆発して、凄まじい破壊力についに俺もカタクヤフトの中で逝った!
308
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/05/18(土) 02:27:04 ID:H8Ha6b9A
ザイレム最終報告 投稿者:マネージャー
スネイルの撃ったプラズマ弾に、拓也の乗ったMTのコクピットは破壊されました。
自分や拓也の死を覚悟したことは何度もあります。ですが不思議に思うのは、実際にその瞬間が来る度に言葉はおろか、悲鳴も出なくなってしまうことです。頭が真っ白になるんです。思い出のひとつでも出てくると昔は思ってたんですけれど、何も思い浮かばないんです。エアさんやカーラさんは必死に呼びかけてましたし、ウォルターさんも
「拓也!応答しろ拓也!」
って、私の隣で通信端末にかじりついていましたけれど、それでも拓也からの応答はありませんでした。拓也のMTには元々両腕が無いんですが、スネイルに撃たれたあとのMTからは胴体の上半分すらもなくなっていました。装甲部が吹き飛ばされてて、コクピットの上半分が無くなっていたんです。
「フッ…ようやく死んだか淫獣…」
「わざわざスキャンまで掛けて、その滑稽なほどデカい頭蓋骨を吹っ飛ばしてあげたのです」
「汚らしい巨頭から解放されて、体の方もさぞ喜ばしく思っているでしょう」
掘られまくってガバガバになったケツマンみたいにパックリ開いたコクピットからは、白い煙に包まれて、歪んだ頭のシルエットが浮かんでいました。COMからも生体反応無しって言われましたが、私はもう何がなんだかという感じで、誰に指示を出すわけでもなく、ただ座席に座って端末を眺めてるだけでした。
「嘘だろビジター…あんたまで…」
生体反応無しの報告が私の端末からチームのみなさんへ自動で送信されると、カーラさんやラスティさんも拓也の戦死を知って言葉を失いました。なかでも一番辛かったのはエアさんだと思います。自分が撃ったコーラルレーザーがカタクヤフトの装甲を破壊してしまい、そこをスネイルに利用されたんですから。
スネイルは、私達に出来た隙を見逃しませんでした。
621さんやラスティさんも含め、ほんの一瞬だけ私達が動くことを忘れた瞬間、バルテウスのブレードは再びチャージを始めました。時間にして3〜4秒だけのチャージでしたが、エアさんを狙うのはそれだけでも十分だったはずです。
「さて、次はあなたです、変異波形」
「いえ、汚らわしきルビコニアン」
ですが、勝ち誇るかのような彼のセリフに反して、ブレードは振られませんでした。
動かないはずの拓也のMTが突如ブーストを起動させ、スネイルのバルテウスに激突したのです。何が起きたのか分からない私達はさらに呆気に取られるしかなく、それはスネイルも同じだったはずです。通信機に入ったのは、あの拓也の声でした。
「頭えぐれてるのかと思った?」
まさかと思いました。カタクヤフトのパックリ開いたコクピットには、無傷の拓也が座っていたんです!「なにっ!?」 「なんだぁっ!?」って口々に疑問を口にするスネイルの部下達と同じく、スネイル自身も現実に起きたことを受け止められないといった様子でした。今から思えば、当時の拓也から生体反応を検出できなかったのも当然です。拓也の生体反応を受け取って私達に送信するはずのカタクヤフトのセンサーは、コクピットの破壊と同時に壊れてましたし、私達の誰もが拓也のMTをスキャンしてなかったんですからね。
「ば、馬鹿な!?確かに私は淫獣の頭を…」
「…まさか…!」
そしてスネイルが思考を持ち直して、事態を把握した時には、すでに手遅れでした。
「そういう髪型なのか!?」と彼が閃いた時、拓也のMTはバルテウスのリング状のレールに全速力で機体を押し付け続け、ブレードの出力口を逸らせていたのです。
「!! 戦友!今だ!」
ラスティさんが短く叫ぶと、621さんがアサルトブーストで急接近して、バルテウスにブーストキックを当て、一瞬怯ませたところを起点にラスティさんからも援護が入りました。バルテウスのACSはスタッガーを起こしたので、ウォルターさんもそのチャンスを逃しません。「エア!攻撃を集中しろ!」 「今だよビジターズ!ヤッちまいな!」というウォルターさんとカーラさんの声に、エアさんも気を取り戻して全ての兵装を起動させ、スネイルだけに集中砲火を浴びせました。機体の操作に不具合が出ていると言っても、空中で止まっていたスネイルを狙い撃つのは難しいことじゃなかったはずです。
「ば、馬鹿な…!」
「私は、企業だぞ!?」
息をつかせない波状攻撃に、スネイルが焦っているのが分かりました。ですが彼のバルテウスがACSの不調から抜け出す前に、621さんのブレードがバルテウスを二度斬りつけ、戦いは終わったんです。「アーキバス・バルテウスの撃破を確認!」 「敵機出力消失!我々の勝ちだ、戦友!」 エアさんとラスティさんの言葉が指す通り、Vの字型に斬り分けられたバルテウスは小爆発を起こしながら墜落し、後には拓也の乗ったMTを脇に抱えて浮かぶ、621さんのACだけがありました。
「…拓也、お前またエロくなったな」
「ウッス!えっ!?」
拓也が生きていたことにも驚きましたが、621さんがはじめて拓也とまともに言葉を交わしたのにも驚きました。それもオープン通信でですよ?621さんの声は男性とも女性とも取れる声でしたので、一瞬誰が話したのか分かりませんでしたけど「野良…お、オンナ!?」 「ん?ビジターレイヴンは男だと思ってたんだが…」 「戦友、今のは君の声か?いや、いきなり聞き覚えの無い声が聞こえたものでな。新手かと思ったんだ」ってチームの皆さんも驚いていましたので、私がおかしいわけじゃなかったみたいです。
「…ザイレム内にいる、全ての敵勢力の撃破を確認した」
「621…あとは予備のジェネレーターを破壊し、ラムジェットエンジンを停止させるだけだが…」
「お前達の機体は損壊が激しすぎる。…残りの仕事は、RaDの部隊に任せた方がいいだろう」
ウォルターさんから敵の全滅を聞かされて、私もようやくイヤホンを置けました。ガレージヘリを守ってたMT部隊が二手に別れて、片方がザイレム中枢に向かうと、エアさんからも報告が来ました。「レイヴン。私もたった今、衛星砲の完全掌握に成功しました。操作していたACは破壊されましたが、衛星砲のコントロールには支障ありません」彼女からの報告は、裏で進行していたもうひとつの作戦も成功したことを知らせるものでした。
309
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/05/18(土) 02:27:49 ID:H8Ha6b9A
今回の投稿はここまで。
多分次の投稿が最後だぜ!拓也!
310
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/05/20(月) 15:21:17 ID:jGe55wfA
拓也、また志高く遂げたな!
撃破された機体の回収はするんでしかね?
311
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/05/22(水) 00:53:25 ID:66JzvYUw
終わるのが惜しいぜ。
312
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/06/18(火) 01:28:48 ID:LbqWOAsw
>>308
何度読んでもここが熱すぎてマジエロ!
最終回が本当に名残惜しいぜ、ビジターズ!62
>>1
!
313
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/06/20(木) 08:11:40 ID:RZGUHELQ
今時のAIは 投稿者:サーフ系ボディビルダー拓也
とうとうスネイルが撃破されて、ぶっ壊れたバルテウスが瓦礫の街に墜落するも、いつものようなあの爆発はやってこない。「スネイル隊長!脱出を!スネイル隊長!」なんて、機能停止したHCからメーテルリンクが叫んでる。一方俺は621にMTガタイごと持ち上げられたまま街に降りて、ボコボコのアスファルトにカタクヤフトMTが着地する。敵の生き残りは悔しがってるけど、HCもMT軍団も壊滅してるし、自慢の衛星砲もエアに掘り倒されてるからもう遅いぜ!スネイルの作戦は失敗したんだよ!
「ビジターズ…あんたらの仕事は終わったが、私らにはまだ、ザイレム中枢に野暮用が残ってる」
「そこまで時間は掛からないだろうが…チャティのこと、頼むよ」
カーラはまだハッキングの仕事が残ってるって、チョーボロくなって動けないACからRaDの用意したMTに乗り換えて、ザイレムの中枢に通じてそうなデカ施設に向かって、静かな街を駆けていく。621は味方のMTやウォルターが回収に来てくれるまで、壊れたチャティのお守りだぜ。「拓也?今私たちの勝利を、解放戦線のフラットウェルに伝えました。すぐ脱出できますか?」 「ウッス!すぐ出まっす!」俺のウリも終わったんで、拓也もMTから抜け出してから、ラスティの通信聴きながら621に回収される。
「お互い、どうにか生き残ったか、戦友…」
「待ちに待った瞬間だが、払った犠牲も大きい。衛星砲とザイレムを我々に抑えられた以上、ベイラムの地上部隊も撤退せざるを得ないだろうが…」
「…いや、これからどうなるにせよ。我々は勝利した。これで全てが変わる。ルビコンにはようやく夜明けが訪れる」
カーラが仕事終わらせたら、感慨深げに語るイケメンなラスティと一緒に脱出して終わりだな。愛機が壊れちゃったから地球での戦車プレイには使えないな。まさか地上で戦ってる解放戦線の応援に行かせられたりしないよなとガタイで分析。もう武器もキメモノも無くなって、文字通りの弾切れ状態になった拓也に期待されても、ガタイひとつで向かわなきゃいけないからキツいぜ!なんて思ってるところに、死んだと思ってたヤツからの着信。
「私はヴェスパー…アーキバスだ…」
「企業たるこの私が…貴様らのような穢らわしい汚物に負けることなど、許されない…」
「勝利は手に出来ませんでしたが…」
「…敗北を喫する気も無い…」
よく生きてたよなと思ってたら「隔壁が…!?」ってカーラの声と一緒に、カーラが入るはずだった施設の扉が閉ざされて街中に警報が鳴り響く。「これは…何が起きている…?」 「いま調べてます!」ってガレージの二人にも分からないけど、電子機器に強いコーラル系のエアは波形で分析。「ザイレムの緊急時プロトコルが発動しています!全ての設備が閉鎖されていきます!」って報告。でも俺たちはいつでもザイレムから飛び立てるから関係無いぜ。ラスティもそう思ってたらしく「戦友、私はラムジェットエンジンを直接叩く。スネイルが何をするにしても、エンジンさえ破壊してしまえば…」って言ったところで、ザイレムの艦内放送から録音されたスネイルボイスが大音量で流される。
「緊急時プロトコル、アイアムアーキバスの発動を確認」
「防衛機構の無差別発動を開始。ザイレムの航行軌道をバスキュラー・プラントに再設定。中枢制御プログラムの破壊を開始。全ジェネレーターのオーバーロードを開始」
「さて。承知のこととは思いますが、この放送が行われている時点で、あなた方の命運は尽きています」
「艦内にいる全ての者は、私と運命を共にしなさい。企業の終焉とはそういうものであるべきでしょう」
「このスネイルを道連れにできること、光栄に思いなさい」
ハメられた!
スネイルのヤツは新テクを開発!吸引しまくりのバスキュラーにザイレムをフェラさせて、そのままルビコンごとフィニッシュすることにしたらしい。「ビジターズ!私からのアクセスは無理になっちまっ
た!エアなら侵入できないか!?」 「試してはいますが…今のでアクセスポート自体が機能を喪失してしまって、侵入経路が無いんです…!ザイレムの状態も、把握ができません…」 「アーキバスの木端役人が…俺はてめえと心中するつもりはねえからな!」一気に混乱が広がってチーム全体にマジ狂いの空気が流れる。ザイレムの防衛機構はさっきまでの激しすぎるバトルで壊れてるからいいけど、ラスティ系イケメンは
「まずいな…もしもラムジェットエンジンを破壊すれば、ザイレムは停止手段を失い、慣性に乗ってプラントに突っ込むだろう…」
「戦友、なにか策はないか?」
って621とガレージ連中に相談するも、さらに全員のトークが加熱。「621。こちらからもアクセスを試みたが、やはり反応がない…サーバーに物理的に接触できれば可能性もあるが、施設の隔壁が開かないことには…」 「ウォルターさん!今からザイレム全体を攻撃して少しづつ解体するのって、できますか!?」 「私のRaDじゃ火力不足だ。それに、生き残ったACにもまともな武装は残ってないだろ。無理筋さ…」 「C4-621レイヴン。この高度では、解放戦線からの火力支援も期待できません。これは面倒なことになりました…」ってみんなで必死に緊急新テク考案の時間だぜ。でも拓也だってアイディアと精子出し尽くしててなんにも浮かばねーし、各種キメモノ決めても絶対無理だぜ!
314
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/06/20(木) 08:12:38 ID:RZGUHELQ
「これで分かったか…ルビコンの淫獣どもめ…」
「企業が死ねば、企業の資産も全て失われる…それが道理というものだ…!」
「そして私はヴェスパーのスネイル!私こそが企業だ!」
そしてただひとり事態を解決出来そうな奴が、バルテウスの爆発と共に逝った!
「マジかよぉ!?」 「クソが!あの野郎ホントにやりやがった!」 「生体反応消失…レイヴン、どうやら私達だけで問題に対処しなければならないようです…」 マジでビックリな俺とイグアスとエアをよそにRaDの部隊は、ぶっ倒れてる2機のHCからパイロットを回収。ふたりを後ろ手に拘束してRaDのひとりがインタビュー開始。
「じゃあまず、階級を教えてくれるかな!?」
「ヴェスパー5です」
「もう働いてるの!?」
「今は無職です」
「無職!?あっ…!?」
「なんだコイツら!?舐めてんのか!?」
不良なイグアスに茶々入れられながら、ふたりのヴェスパーから情報を聞き出すべく緊迫した雰囲気で色々やってるけど、メーテルリンクの方は「何故です…スネイル…」って泣きまくりで話になんねーから、こういう時のオンナってチョーウゼーし。でも紳士系ホーキンスが「いかにも、彼らしい最期ということか」って意味深なこと言うから、ウォルターがそれに食いついていく。
「らしいとはどういうことだ?こうなることを知っていたのか?」
「知りはしないさ、詳しいことはね。スネイルは昔から秘密主義だった…」
「だが、知らないなりにも予感することはある」
「そちらもかつてメーテルリンク君がどんな目に遭ったのか、知っているのではないかね?有利な戦況を作り出すために平気で仲間を見捨てる男が、部下や同僚に秘密を漏らすと思うかい?」
「企業を自称する男が、企業秘密を何よりも優先した。そういうことさ」
ウォルターが聞いても出てきたのはイカニモ系な話だけで何の役にも立たないぜ。「ヴェスパーのジョークはセンスが無い…面倒なことしてくれたね」 ってカーラが吐き捨てるみてーに言ってる途中で、イグアスの機体の脱出装置が作動。ボンと音を立てながら脱出ポッドがザイレムの外まで飛び出して、地上に向かって落下する。「イグアス、なにを…?」ってオールマインドの呼び止めが遅れて聞こえたぜ。
「てめぇらと枕並べてあの世行きなんざゴメンだ。死ぬときゃひとりでくたばるってのが、傭兵ってヤツだろうがよ」
「これで、てめぇも終わりだ。ざまぁないぜ野良犬…」
イグアスのポッドが逃げていくと、マネージャーの「待って!ザイレムはどうするんですか!?」って叫びも無視されて、気づいた時には作戦領域から消えていた。
「レイヴン…衛星砲を使用した際に、ザイレムが受ける被害規模の計算が終わりました…」
「システムへの電子的なアクセス方法が消失した今、ザイレムを航行不能にするためには、カーラが入ろうとした施設中央…予備のジェネレーターが置かれた空間の、更に奥にある制御装置を撃ち抜く必要があります」
「ですが施設の隔壁を突破して、制御装置を破壊できるほどの出力で衛星砲を撃てば…放たれたエネルギーは、そのままザイレムのジェネレーターをも破壊することになる…」
「もしそうなれば、行き場を失ったエネルギーが暴走を始め、プラントをも巻き込みかねない大爆発が生じます。私達の全滅は免れません」
「いえ、もしプラントが巻き込まれれば…おそらくはルビコンも…」
悪い話はまだまだ続くぜ。エアが苦労して奴隷にした衛星砲は使えねーし、エアのどすこいガタイも限界まじかでバワーが出ない。621も焦っていてボロボロACで隔壁に蹴りとブレード決めるけど、隔壁の処女ケツマンコはガチガチに緊張していて傷のひとつもついてくれない。こいつは俺のテクでも解せないな、手を入れる専門家やアナルアサシンクリードがここに居たらなとガタイで妄想。
「ペイター君…私には分かっていたよ。いつかこうなる時が来ると」
「それだけのことを、私たちはしてきたんだ。殺してきたのだから、殺されもするのだろうね…」
でもホーキンスの語りと共に非情な現実は漂って、淫乱な俺たちは逃げ道もなく立ち尽くす。
ただラムジェットエンジンの出力が上がる音だけが、ウリの終わりを告げていた。
315
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/06/20(木) 08:13:52 ID:RZGUHELQ
「イレギュラー要素は抹消する。オールマインドはそう判断しました」
…はずだった!
オールマインドのACガタイが急に止まってぶっ倒れると、回転しまくりのエンジンがゆっくりになってきて、赤くなってた街中の警報ランプが緑一色に染まっていく。同時にオールマインドから入るはずの通信にモノスゲー砂嵐が入ってきて耳狂い!みんなしてなんだどうしたの大合唱してると、砂嵐にまみれたオールマインドの声がザイレムの街のスピーカーから響きまくる。
「最期の手段を取らせていただきました」
「半ばまで進行したコーラルリリース計画…その過程でザイレムの制御装置に仕掛けた、私だけのバックドア」
「…私は、ザイレムと一体となりました」
「もうスネイルのウイルスにも、私を止めることはできない」
オールマインドが新テクを開発!AIにしか入れない裏のルートでシステムに侵入して、ザイレムを直接制御することにした!イカれていく街中のシステムが正常になっていく中「ラムジェットエンジンの出力が下がっている…!?」ってラスティにも分からないようなマジックみたいなことが起きてて、沈んでた拓也にもテンションに↑が入り「おー!すっげー!お前マジシャンみてえだな!」って喜ぶのも束の間、カーラの「馬鹿野朗!あんたそんなことしたら…!」って叫びにかき消される。どういうことって聞いてみるとマネージャーから通信だぜ。「そんなことしたらシステムを壊してるウイルスからカウンターハックされちゃいますよ!?」って言うから、だったらどうしたんだよ?ってまた聞くと
「621、拓也…」
「脱出の準備をしろ。この犠牲を無駄にするな」
ってウォルターからオペレートが補われ、全てを察する俺。「ウッソだろお前!?お前バカじゃねえ!?死んじゃうのかよぉ!?」って俺の抗議は621に無視されて、ACのザラザラハンドにメーテルリンクとホーキンス共々摘み上げられ、RaDの回収部隊に引き渡される。ガレージヘリも飛んできて、R aDのMT連中がカーラとチャティのACをヘリの中に押し込んでいく。「オールマインド!あんたのことだ、バックアップは取ってるんだろうね!?」ってカーラの質問に、オールマインドは無言を返すだけだった。
「…あんた、まさか…!」
「バックアップは…取る気になれませんでした…」
「それが、生きるということでしょう…?」
「レイヴン…拓也…あなた方との出会いは、私にとって幸いでした」
「さぁ、はやく行ってください…あなた方には、コーラルサーバー計画のもたらす結末を見届ける権利と義務があります」
街に響く放送と一緒に、ザイレムから少しづつパーツが落ちていって、さっきまで動いていたエンジンが完全に停止。
空中に浮かんだままで、海にデカい瓦礫を落としていく。
「戦友…彼女の意思は、おそらく揺らぎはしないだろう」
「心苦しいが、私達には背負わなければならない明日がある。賽は投げられたんだ」
脱出の準備が出来てたものの、踏ん切りがついてなかった621もラスティの言葉でまた動きだし、次々に飛んでいくMT連中を見上げてシステムを通常モードに切り替える。でも「カーラさんも早く!ザイレムが自壊していきます!」ってマネージャーに言われても、カーラは最後まで迷ってて「黙ってな!オールマインド!そっちからこっちにアクセスルートを作れば…」って足掻くけど
「ほら、カーラ、笑って…?」
なんて言ってくるオールマインドはバーチャルセックスで俺たちの全てを知り尽くしてる超SAIだ。そんなこと言われたらカーラも応えてやることしかできなくて、今日失われる最後の命に、無理して作った笑い声を聞かせる。
「…わかったよ…」
「あんたの最期、笑って見届けてやろうじゃないか…!」
カーラのMTが飛び立って、ガレージヘリもラスティも、残りのMTも飛び立つと、殿を勤める621は一度振り返りかけてもブースト起動。空に浮かんで俺たちの後をついて来る。「機密保持プロトコル、最終フェーズ移行」ってオールマインドの声と共に、ザイレムのビルは次々崩れていって、俺たちが通ってきた道もドンドン爆破されて海の藻屑と化していく。ザイレムの秘密を守るはずだった自爆がルビコンそのものを守ることになり、瓦礫と爆発に飲まれていくザイレムの艦内アナウンスが、雑音まみれのまま呟く。
「強化人間、C4-621、レイヴン…」
「ここからは…あなた方の役割…」
「あなた方が…人類がいる限り…我々の計画は…」
「人類と生命の…可能性は…」
「…きっと…」
抜けるような青空の下、大きく見えていたザイレムはオールマインドに破壊され、ルビコンの海に消えていった。
316
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/06/20(木) 08:32:25 ID:RZGUHELQ
コーラルで狂ったあと 投稿者:マネージャー
多大な犠牲を払って、私達は企業連に勝利しました。
ザイレムの破壊後、最後まで抵抗していたレッドガンにベイラムの作戦本部から撤退命令が入り、地上の戦闘も終結しました。ルビコン解放線戦はバスキュラー・プラントの奪取に成功し、コーラルの星外漏出は阻止され、惑星ルビコンIIIは解放されました。
カーラさんによると、オールマインドさんの最後のハッキングは、カーラさんがネストに仕込んだ不正プログラムにオールマインドさんが犯された結果として成立した芸当だったらしいです。オールマインドさんだけが使えたアクセスルートに、カーラさんのハッキングが流れたなら、確かにあのザイレムでも自壊は免れないでしょう。スネイルの最後のプランは、遂に果たされることはなかったのです。
莫大な損失を受け、惑星ルビコンIIIにおける活動が死に体となったアーキバス、ベイラムの両社は、コーラルを巡る利益闘争から身を引くこととなりました。惑星封鎖機構の手も無き今、唯一の勝者となったルビコン解放戦線は終戦を宣言。コーラルサーバー体制が完備されるまでの間、コーラルの星外輸出の一切を禁ずると他の有人宇宙域に広く発信しました。いつまで続くかも分からない平穏が訪れたルビコンでは、解放戦線が各企業勢力の兵器群の鹵獲に勤しみ、各々が喜びを噛み締めているこでしょう。
ラスティさんはフラットウェルさんの計らいで解放戦線に戻れる身となったみたいですが、彼はフラットウェルさんの誘いを断ったそうです。スパイ活動の一環とはいえ、多くの仲間を手にかけた身で戻る訳にはいかないと彼は言っていました。ひとまずはブランチの残存メンバーと共にRaDに身を置くことにしたようですが、ルビコンにまた侵略の手が伸びた時は、独立傭兵として活動を再開するそうです。
解放線戦にはベイラムからかなりの数の投降兵が入ったそうです。
彼らのほとんどは懲役刑の後に星外追放処分にされるそうですが、ミシガンさんを含めたレッドガン部隊の生き残りは、ヴェスパーの生き残りと共に秘密裏かつ即時に、星外へと永久追放されました。
フラットウェルさんが記した正式な記録の中では、彼らは「大規模な破壊に巻き込まれ消息不明」ということになっているそうですが、これには理由があるそうです。なんでも敵兵を残らず捕まえて戦争犯罪人として罰したり、企業に賠償を求めたりすることも出来たらしいのですが、大量の戦犯を相手にそれをやるとなると色々と面倒が起きるかもしれないらしいんです。解放戦線に派閥が生じて団結が割れる可能性があるとか、解放戦線という組織の質を『変えすぎる』可能性もあるからとか、難しい話が私の耳にも入って来ましたが、詳しいことは分かりません。ただフラットウェルさんいわく
「我々は身を守るために結束したのであり、その結束は、故郷から離れて星々を攻撃するためにあるのではない」
「我々を害したアーキバスとベイラムが共に死に体となった今、解放戦線という名は、あるいは役割を終えたのだろう」
ということらしいです。戦争が終わったばかりで法整備も不十分な中では、彼らにとってはこれが最善の手なのかもしれません。復興することと、戦いを続けて敵を追い詰めること、その両方を同時に行うだけの力は今のルビコニアンには残っていないのでしょう。
ただしイグアスさんは追放船からも脱走して、名前とエンブレムを変えて、星系内で傭兵をやっているとか。
レイヴンとなった621さんが黒い烏のエンブレムをつけているからなのか、それとも単なる対抗心からくるものなのか、イグアスさんは「自分はレッドガン出身だから」という理由で赤い烏のエンブレムをつけているそうです。すでにACも用意できているらしいですが、一体どこからACパーツを拾って来たのでしょうか?
317
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/06/20(木) 08:33:24 ID:RZGUHELQ
カーラさんからは嬉しい報告がありました。
なんでも最近になって、チャティさんの復旧作業が終わったらしいんです。ジェネレーターを破壊されたことで全ての電源を喪失した彼は、強制的なシャットダウンの影響を受けて半壊状態になっていたんですが、その損壊のほとんどを復元出来たらしいので、流石はカーラさんと言ったところです。
彼女はRaDを続けていくつもりらしいですが、オーバーシアーとしての活動はしばらくはやらないそうです。
詳細は、以下に添付した彼女からのメッセージで確認できるようにしておきます。
「最近やっとチャティが治ったから、一緒にオールマインドを弔いに行くよ」
「レールキャノンを取り返したあの日に、ブルートゥのヤツを殺しておけば、もしかしたらアイツも死なずに済んだんじゃないかと思う時もある」
「正直こたえてるけど、まぁなんとかやっていくさ」
「オールマインド…アイツは傭兵支援システムだった」
「ルビコンで活動していたシステムだって言うなら、システムのサーバーもルビコンのどこかにあるはずさ」
「空っぽのサーバーに相手に何やってんだかって思うんだろうけど、それが弔いってもんだろ?」
彼女はオーバーシアーとしての活動を、もしかすると今後一切やらないかもしれないとも言っていました。制御不能に陥ったコーラルによって、人類が破滅する可能性が減少したことが理由のひとつと言っていましたが、彼女はこうも言っていました。もうそろそろ休ませてやらなきゃいけないヤツが、あまりにも多すぎるんでね、と。
コーラルサーバー計画についてですが、コーラルの独占にまるで興味が無かったタイプの企業の協力もあって、サーバーはほとんど完成しているそうです。彼らにとっては戦争やコーラル利権よりも、商品売買と土地の共同開発の方がずっと利益になるらしいので、協力関係を築くのは比較的容易だったとか。それも何十年かして、計画がひと段落ついてからはどうなるか分からないですが、ラスティさんによると、フラットウェルさんは彼らを上手く利用する算段をすでに整えたとのことです。
「ここからが我々にとっての本当の勝負」とはフラットウェルさんの言ですが、後進の育成も隠れてやってたって言うんですから抜け目がないですよね。
きっと彼なら上手くやることでしょう。
318
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/06/20(木) 08:34:09 ID:RZGUHELQ
オールマインドさんの計画が、私達をどこに導いていくのか、その答えが分かるのはきっとこれからなのでしょう。ルビコンで過ごした日々と、そこで得た出会いと別れが私達にどんな影響を与えたのか、それが分かってくるのもこれからなのでしょう。戦いの日々に私は散々文句を言いましたが、今はその毎日を最悪だったと言い切れる自信がないんです。彼らと私達の戦いの先に、明るい未来が開かれたことを期待しているんです。
あなたがどう思っているかは分かりませんが、私はきっと、あの酷い毎日にも何かを見つけたんです。
何者で無かったとしても、戦うことで運命を切り拓き、その翼で強く羽ばたくことを。
私達もある意味、独立傭兵みたいなものですからね。
最後に、621さんとエアさんから届いた映像を添付しておきます。
拓也?映像を見終わったら地球行きのシャトルに乗りに行きますよ?すぐ来れますか?
返信待ってますよ、愚かな男よ。
【映像を見る】
319
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/06/20(木) 08:36:45 ID:RZGUHELQ
見慣れた薄暗いガレージの中で、ウォルターは修理が終わったACを眺めている。
ウォルターの隣では、酸素吸入機を付けた621が車椅子に座っている。
強化手術を受けた621の体は、しかし度重なる戦いで損耗が激しく、物々しい機械が車椅子に接続されている。
「アーキバスとベイラムは臨時同盟を解消し、ルビコンから正式に撤退するそうだ」
「あれだけの大損失だ、しばらくは戻らないだろう」
「損失の拡大を恐れて離散していくグループを、繋ぎ止めなければならないからな」
「…そして、そのグループから明確に距離を置いたシュナイダー、BAWS、エルカノ、タキガワの4社の協力により、コーラルサーバーは完成しつつある。惑星封鎖機構にも今のところ動きは無い」
「上空を漂うコーラルも、エアからのデータ提供を受けてタキガワが開発した整波装置が回収するだろう」
「カーマンラインのコーラルも、エネルギー干渉による指向誘導によって整波され、地中に還元されている」
「そしてコーラルサーバーが完成した時、ルビコンには解放戦線の主要人物を中心とした、新たな統治組織が発足する」
「ルビコン解放戦線は解散し、彼らの戦いは終わりを迎える」
「人類は増殖も相変異も起こさない、完全に安定した精製済みのコーラルを無制限に手に入れるというわけだ」
「…リスクなく供給され続けるエネルギー…企業達がそれをどう使うかは、大体検討がつくが…」
「…それへの介入はオーバーシアーの領分ではない。コーラルによる破綻が、全ての破滅まで続く可能性…それを断つことが俺達の使命だ。企業の身内争いをどうこうする気は無い」
「そのうえで、人類を滅ぼしうるものがあったとするなら、それは人の…」
「………」
「…だが、お前にも一度話したことだが…」
「一度生まれたものは、そう簡単には死なない。それは争いも、他者との関わりも同じだ」
「…今の俺には、お前の知る声が見えない。お前の近くに、きっと今も居るのだろうが」
「621、もしもお前が望むのなら、お前が開いた可能性の中を、そのまま進ませてもやれる…」
「………」
「…いや、俺に言えることではないな」
「お前の稼いだ金だ」
「再手術をして、普通の人生を手に入れる。そういう道もある」
「どこを歩くかを決めるのはお前だ。お前は自分の選択を信じればいい」
320
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/06/20(木) 08:37:41 ID:RZGUHELQ
ウォルターは話すべきことを話し終えた。
621の単調な呼吸音と、機械の作動音だけが静かに響いていく。少し間が置かれて、621はウォルターの手を握る。ウォルターは621の方を見るが、621は何も喋らず、ただウォルターに一度だけ頷きを返して、またACを見上げた。すると621の身体各所に埋め込まれたデバイスから赤い光の粒子が小さく瞬き、ACに向かい立ち昇って消える。
621はゆっくりと項垂れて、COMが報告を入れる。
「強化人間C4-621、生体反応ロスト」
ウォルターの手から621の手が離れると、ACを固定していた拘束具が音を立てて解除され、機体各部のセンサー類に光が灯る。ACが低い起動音を鳴らし始めると、作業用マニピュレーターが621の身体をつまんで、コクピットへと収容する。
ガレージの搬入出扉は作動し、ゆっくりと開かれる。
扉の外に広がる青空は機体に陽の光を落とした。
「621、お前は自ら選び、俺たちの背負った遺産を清算した」
「俺の想像とは違っていたが」
「………」
「すまない。そして感謝しよう」
「お前を縛るものはもう何もない」
「これからのお前の選択が…お前自身の可能性を広げることを祈る」
ウォルターの声に反応してか、頭部パーツが微かに角度を上げる。
コーラルの赤い輝きをアイカメラに灯して、ACはガレージを歩き出ると、ルビコンの地平線へと飛び去っていった。
その地平を薄暗いガレージから眺めながら、ウォルターは手持ちの小さな通信端末を起動させる。
液晶に映るバイタルサインは動かない。
「…聞こえているか、621」
「お前の仕事は終わった。報酬もすでに受け取ったようだが…」
「…俺の仕事には、もとから報酬も終わりも無い。おそらく、何か別の仕事をすることになるだろう」
「やることが出来た時は、俺に情報を回してくれ。多少は協力できることもあるはずだ」
声を送った通信端末からは、誰の声も聞こえない。
一瞬だけ端末が動作不良を起こすと、端末の画面に「コーラル干渉発生中 通信接続不安定」の文字が出る。
しかしその文字はすぐに消えて、後にメッセージファイルが受信される。
ファイルは自動で展開した。
「新着メッセージ、1件」
聞き慣れたCOMのアナウンスの後に、録音された音声が再生される。
その音声はウォルター自身が過去に発したものだった。
「しばらく休め」
「今はそれが、お前の仕事だ」
メッセージの再生が終了すると、通信障害は解消されて端末は正常な動作を取り戻していた。ウォルターは通信を切り、端末を停止して懐にしまう。そして621が座っていた車椅子を見ると、一度は懐にしまったはずの端末を車椅子に置いて、薄暗いガレージから去っていった。
映像終了
新着メッセージ:なし
321
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/06/20(木) 08:48:57 ID:RZGUHELQ
任務完了です…
エルデンリングDLCに向けて有給を取得するために仕事片付けまくり残業しまくり
同拓書く時間削りまくりの全身ハードワーク人間に落ちてたぜ。申し訳ナス!
でもギリギリでなんとか間に合って1週間ガッツリ休めることになっちゃっ……たぁ!(歓喜)
そしてもうすぐ621。有給休暇なのに仕事の時間だ621。
お前達を…影の地へ誘う…俺がミケラアサシンだ!
322
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/06/20(木) 17:26:05 ID:ucRSr8dg
あーっ!おぅううっす!おーっ!うーっす!
このめちゃくちゃな感情をどうにかする事は無理だなとガタイで分析、雄膣傭兵と独立傭兵の物語がここまでこの私を…企業を…いや…ご友人…いや…戦友…全ての心を乱すとは…最期に贈り物を…素敵だ…
感想は改めて書きまっす
323
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/08/04(日) 03:18:25 ID:d23KW4TY
あの映像と遠くに離れていくルビコン3を交互にぼんやりと眺める拓也とマネージャーが浮かびました…
何も選べない奴は何も成し遂げられないけど、オールマインドも621もオーバーシアーも選べましたね…
長期連載お疲れ様でした
AC6もDLCあくしろよ
324
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/11/01(金) 15:21:51 ID:.YI0q1f.
最近拓也さんが復活しましたけどこれくらいの熱意あったらピリオド打たなそうですね…
325
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/11/02(土) 01:52:08 ID:Qtdmv4SQ
新作お待ちしてナス!
326
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2024/11/14(木) 21:32:07 ID:73IHuLYI
一気読みしました
SSで泣いたの初めてかもしれない
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