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【プレイ日記】勇者「縛りプレイさせられた」【DQ3】

1お久しぶりですと言っておきます:2018/09/03(月) 15:55:27 ID:2Mcj1gYY
ーーアリアハン城、謁見の間

王様「よくぞ来た、勇者オルテガの息子よ!」

いっぴきおおかみ勇者「…どうも」

王様「さて勇者よ、早速だがそなたには魔王を倒す旅に出てもらう…が!」

勇者「…が?」

大臣「今まで数多の勇者が大魔王を倒すために旅をしてきた。成功した者もあれば、道半ばで倒れた者もおる」

勇者「成功した…?成功したなら、もう俺は旅に出る必要が…」

王様「故にじゃ!ただ魔王を倒すだけでは面白くないからのう。そなたには縛りプレイをしてもらうことになったのじゃ!」

勇者「なったのじゃ!と言われてもな…」

大臣「まず、勇者殿に大事なアイテムを渡そう」スッ

たびびとのふくを手にいれた!こんぼうを手にいれた!こんぼうを手にいれた!ひのきのぼうを手にいれた!

勇者「…これが、大事なアイテム?」

王様「さよう。今回の縛りは…『誰かが死んだら装備品を投げ捨てる』じゃ!」クワッ

勇者「………はあ?」

404以下、名無しが深夜にお送りします:2019/10/22(火) 16:54:17 ID:f8G5nW2.
乙!

405ーー夜:2019/10/27(日) 20:01:34 ID:fK2mLZHg
僧侶「良かったですね、外のモンスターと戦ったらてつのよろい持ってましたからね!」

盗賊「盗みじゃなく宝箱からってのと、ぬいぐるみより守備力が低いのが残念な所だがなあ」

戦士「この着ぐるみ、マジですげーんだな!」

勇者「まあ、装備品自体足りなかったからな、なんだって有り難い事には違いねー」

盗賊「さて、と…海賊達も帰ってきてるようだが…」

海賊A「なんだ、お前達は?ああ、お前達か、魔王を倒すために旅をしているってのは」

僧侶「え…僕達そんなに有名だったんですね…」

海賊A「よし、お前達を歓迎しよう。何の用だ?」

盗賊「あー、かくかくしかじかでーー」

海賊B「オーブ?ああ、確かどこかで盗んだやつがあったはずだが、どこにしまったかな…」

勇者「オーブがあるのか!?」

海賊B「ああ、見つけたら持って行っても良いと思うが…まずお頭に話してみてくれ」

戦士「おかしらぁ?」

海賊A「お頭は奥の部屋にいるよ、くれぐれも粗相のないようにな」

僧侶「海賊のお頭さんかあ…怖そうですね、うーん…」

406以下、名無しが深夜にお送りします:2019/10/27(日) 20:15:47 ID:fK2mLZHg
盗賊「よっしゃ、じゃあお頭の所に行くぞ。失礼します…っと、こいつは…」

女性「なんだい、あんたたち、見ない顔だね。あたいになんか用かい?」

戦士「あー?用があるのはお頭にだよ、お頭ってのはどこだ?」

僧侶「ちょ、ちょっと戦士さん…」

女性「あたいがお頭だよ。女がお頭なんておかしいかい?」

勇者「いや、おかしいというか驚いたというか…」

戦士「いやいやおかしいだろ!海賊だろ?女の海賊なんて変だろ!しかもお頭なんてよお!」

盗賊「お前…!ちょっと黙って…」

お頭「あっはっは!ずいぶんはっきり言うじゃないか、でも気に入ったよ!」

僧侶「……え?」

お頭「面白い奴らだよ、魔王を倒そうなんて思ってる奴らは違うねえ。なあ、本気なのかい?魔王を倒そうと旅してるってのは」

勇者「…ああ。必ず倒す」

お頭「手下から聞いたけど、オーブ探してるんだろ?どこかにあるから、見つけたら持って行きな。ルザミ…って知ってるかい?」

僧侶「ルザミ?いえ…」

お頭「ここから南に行って、ちょっと西にある島だよ。あそこを知ってるなんてあたい達くらいのものだろうね。行ってみると良いよ」

407以下、名無しが深夜にお送りします:2019/10/27(日) 20:24:40 ID:fK2mLZHg
戦士「おお!次の行き先まで!すげーなお頭!」

お頭「ふふ、あたいはあんた館が気に入ったからね。そうだ、魔王を倒したらまたここに寄ってみてくれよ」

勇者「ああ、約束する」

僧侶「では失礼します…はあ〜、もうダメかと思いましたよ…」

盗賊「全くだよ。結果オーライとはいえお前…」

戦士「よっしゃ!じゃあオーブ探そうぜ!」

勇者「反省してねーな…まあいいがよ、そのオーブはどこにあるのか…」

僧侶「この屋敷の中には、倉庫のような所はないみたいですよね」

盗賊「じゃあ外に回ってみるか…うーん、それっぽい所はないな。あと怪しい所と言えば…」

戦士「この岩だろ!押してみるぜうおおおお!」グググ…

勇者「…!下に何か…俺も押す、行くぜ、おらあっ…!」

僧侶「よいしょお…!ああ、階段がありますよ!下りてみましょう!」

戦士「宝箱があるぜー!開けてみるぜ、おらっ!」パカッ

勇者「…!こいつは、オーブか!?ついにオーブが…!」

盗賊「赤い宝玉か、見事なもんだな、美しいぜ。しかしこれでやっとひとつ目か、あと5つ、先は長そうだぜ…」

408以下、名無しが深夜にお送りします:2019/10/27(日) 22:12:09 ID:O078NTMg

やっと最初のオーブだ

409ーー81日目、テドン郊外:2019/11/04(月) 20:28:44 ID:JSYZz5h6
勇者「ちっ、昨日も宿に泊まれなかったな…」

僧侶「欲張ってたら朝になっちゃいましたね…」

戦士「魔力足りねーのか?」

僧侶「いえ、僕はマホトラも使えるので、それで何とか…」

盗賊「ベホイミはホイミよりかなり魔力効率が良いらしいからな。で、だ。俺らはルザミっていう次の目的地も出来た。しかしどのくらい距離があるかも分かりゃしない」

勇者「ああ。だからとりあえず夜まではこの辺りで魔物を狩る。きえさりそうも要るしな」

戦士「今日こそ絶対見つけるぜー!」

僧侶「そして夜になったくらいにルザミに向けて出発ですよね?」

勇者「ああ、そのくらい時間を確保しとけば辿り着けないって事もないはずだ。ただ…」

盗賊「今夜も恐らく宿には泊まれないな。もちろん、途中に町でもあれば話は別だが…」

僧侶「お頭の話を聞く限り、周りに何もなさそうですよね…」

戦士「今夜も徹夜かー。飯は魚でも釣るとして、寝れないのがなー」

勇者「船に乗ったら交代で寝れば良いだろ。よし、じゃあ行くぞ。俺たちにもたもたしてる時間はないからな」

盗賊「っし!きえさりそう盗むぜー!」

410ーー夜、海上:2019/11/04(月) 20:39:54 ID:JSYZz5h6
僧侶「結局、きえさりそうは見つかりませんでしたね…あそこの魔物達は魔法を使うのにあまりマホトラが効かないし…」

盗賊「くそっ、ほんとに持ってるのかよあの魔女!?」

勇者「あの人が言ってたから嘘ではないと思うが、確率は相当低いとも言ってたしな…」

戦士「お、見えてきたぜ、海賊の住み処がよお!」

僧侶「ですね。今日の目的地はここではないですが…」

勇者「ここから南に行って少し西、と言ってたが…まず少し西に進んでから南下した方が分かりやすそうだな」

盗賊「どのくらい南か分からないからなあ。まあとりあえず西に少し進んで…ん?あれは…!」

戦士「お?もうルザミってとこが見えたのか?」

盗賊「いや、ほら見てみろよ。あれ、見おぼえのある…」

僧侶「あ、あ、あー!あ、アリアハン大陸じゃないですか!?」

勇者「ああ、いざないの洞窟近くの森だ、あそこは…」

盗賊「で…ほら、あっちにも見えたぜ、島が。どうやらルザミとアリアハンはかなり近くにあるみたいだな」

戦士「お?じゃあルザミ寄った後アリアハンで宿に泊まれるじゃねーか!やったな!」

僧侶「ええ、良かったです。海に出てからはマホトラが効く相手も増えたとはいえ、魔力も不安でしたし…でも、こんな所にある島の人達…どんな人達なんだろう…?」

411以下、名無しが深夜にお送りします:2019/11/05(火) 00:02:15 ID:5.JjJDqM

船上ではあんまり疲れとれなさそうだもんな

412ーー82日目、ルザミ:2019/11/10(日) 20:42:12 ID:xHp1oqhM
僧侶「ここは…この島は…」

勇者「ムオルの村人は自分の村を最果てと呼んでたが、こここそ最果ての島だな…」

盗賊「しかし昔はでかい神殿でもあったのかねえ?この柱とか…お、島の住人だ」

女性「こんにちは旅人さん、ここはルザミ。忘れられた島ですわ。貴方達の前に旅人が来たのはどのくらい前だったかしら…」

戦士「ここがルザミで良いんだな!何もねーな!」

僧侶「戦士さん、島の人の前で…」

女性「良いんですよ。ここには本当に何もない、お店でさえ何も売っていません。でも、だからこそ他所では聞けないような話が聞けるかもしれません」

盗賊「一理あるな、都会じゃ噂話は次の、より新しく刺激的な話にかき消されちまうが、これだけの辺境ならそういうことも無さそうだ」

勇者「情報を集めてみる価値有り、か…いずれにせよ、こんな所まで来たんだ。聞けるだけ話を聞いてみるしかねーよな」

女性「ここは小さな島です。全ての人と話すのもそう時間はかかりませんよ」

僧侶「じゃあさっそく行ってみましょう!」

戦士「よっしゃー!うまいもん探すぜー!」

盗賊「そいつはあまり期待できなさそうだけどな…」

413以下、名無しが深夜にお送りします:2019/11/10(日) 20:55:12 ID:xHp1oqhM
勇者「ーーふう、これで全員の話を聞いたか?」

盗賊「だな。しかし本当に重要な話が聞けたんじゃないか?」

僧侶「ええ、やはり魔王はネクロゴンドの山奥。火山の火口にガイアのつるぎを投げ入れると道は開けると…」

戦士「あの預言者のじーさん、こんな所で俺らを待ってたのかよ!来なかったらどうする気だったんだ!?」

勇者「運命、って奴なんだろ。俺らがこの先ガイアのつるぎを火山の火口に投げ入れる事も、きっとな」

盗賊「で、そのガイアのつるぎをもってるのはサイモンとかいう男だって話も聞けたな。じゃあサイモンって男を探せばやがて魔王にも辿り着けるって訳だ」

僧侶「かなり…かなり魔王に近づいてる気がしますよ!ただサイモンという人がどこにいるかはわかりませんが…」

戦士「最後に話聞いた奴もなんか言ってただろ?南にある北の大陸がなんとかって。さっぱりわかんねーけどな!」

勇者「あれはおそらくへんげのつえを欲しがってた老人の事だ。…いや、何故へんげのつえの老人の事をあの学者らしき男が話した?」

僧侶「何か関係が…あ!もしかしたら、へんげのつえを持っているのはサマンオサの王様という話をあのおじいさんはしてましたよね!なら…」

盗賊「サマンオサにサイモンもいるかもしれない、ってか?流石にそれは話が飛躍し過ぎなきはするが…」

勇者「いずれにせよ、サマンオサもサイモンも手がかりがまだ足りねえ。まだまだ先は長いのかもしれないな。いや、ゴールがおぼろげにでも見えてきたのは前進したと言えるのだろうけどな…」

414ーー夜、アリアハンの宿屋:2019/11/10(日) 21:03:04 ID:xHp1oqhM
戦士「なんだよー、勇者の家に泊まるんじゃねーのかよー?」

僧侶「いきなり押し掛けても迷惑ですよ、しかも四人も。でも勇者さんだけでも実家に戻った方が…」

勇者「………パーティーだからな。別々って訳にもいかないだろ」

盗賊「ふっ、いっぴきおおかみの勇者も成長したよなあ。やっぱりご両親に見せてやりたいよなあ?」

勇者「ヤメロ…」

戦士「成長っていえばレベルも上がっただろ勇者は!」

勇者「ああ、29になった。ベホイミも使えるようになったぜ」

僧侶「これでベホイミ使いが二人。これはもしかしたら…!」

盗賊「3度目の正直で今度こそやまたのおろちを倒せるかもな。どうだ、明日にでも行ってみるか?」

勇者「今度負けたらいよいよ装備してるモノを手放さなきゃならねえ。が、いつまでも逃げてる訳にもいかねーよな…」

戦士「俺ならいつだって行けるぜー!」

盗賊「ああ、そろそろ腹を括るときかもな」

僧侶「ええ、今ならきっと…!今度こそ、ベホイミが二人で使える今度こそ、あのモンスターを…!」

415以下、名無しが深夜にお送りします:2019/11/11(月) 02:16:46 ID:zWOesGsQ
ホイミと薬草だけじゃ回復おっつかんよなぁ
次こそいけるか?

416ーー83日目、アリアハン城謁見の間:2019/11/17(日) 19:33:34 ID:I8Wof59.
王様「ーーうむ、そうか、頑張っておるようじゃな。では、行け!勇者よ!」

勇者「はっ!…ふう、面倒な報告も終わったな」

盗賊「アリアハンに帰ってきてたのに王様に報告がありませんでした、じゃあ流石に不味いだろうからなあ。にしても、俺も僧侶達と一緒に酒場に行きたかったぜ」

勇者「酒飲みに行ったんじゃねーよ、金を預けに行ったんだ…っと」

使者「久しぶりね。面倒な報告ご苦労様」

盗賊「いやいや、おねーさんに会えるのならこっちでも悪くなかったな」

使者「順調、のようね」

勇者「装備が尽きて終わりそうだ…」

使者「あら、それなら良い話があるわ。黄金の国の多頭のドラゴンは、強力な剣を持っているとか。次に貴方達が戦いに行く相手でしょう?」

盗賊「おお、本当ですかい!?こりゃ良いぜ、現状カツカツだからなあ」

勇者「そうだな…情報、感謝する」

使者「良いのよ、そもそもこの情報が無くても戦いに行ったのでしょう?…気を付けるのよ」

勇者「ああ、分かってる」

盗賊「任せて下さいよ!へへっ、勝利の女神からお話も聞けたし、後はあの魔物を倒すだけだな!」

勇者「ああ、決着を付ける、今日な…」

417以下、名無しが深夜にお送りします:2019/11/17(日) 19:39:51 ID:I8Wof59.
僧侶「あ、来ましたよ勇者さん達!」

戦士「おー!遅いじゃねーか!」

勇者「王様へ報告するんだ、手早く簡潔にって訳にもいかねーだろ」

盗賊「それでも手短にやってくれた方だよな。で、金は預けたのか?」

僧侶「ええ、39000ゴールド預けて、合計97000ゴールドになりましたよ!」

戦士「10万までもう少しだぜー!」

盗賊「へえ、良いじゃないか。ま、使い道はないがな…いや、魔王を倒したらパーッとやるか?」

勇者「…ああ、倒したらな」

盗賊「おお!勇者からお許しが出たぜ!じゃあぱぱっと魔王倒しちまうか!」

戦士「おー!ごちそう食べまくるぜー!」

子分?「しゅちにくりんだー!」キャッキャッ

僧侶「…あれ?今見たことあるような女の子がいたような…?」

盗賊「気のせいだろ…多分」

418ーーおろちの洞窟、B2F:2019/11/17(日) 19:50:58 ID:I8Wof59.
僧侶「いよいよ…目の前までやって来ましたね」

勇者「ああ、てめーら準備は良いか?」

戦士「バリバリオッケーだぜー!」ウオー

盗賊レベル29「俺と僧侶はレベルも上がったし、な?」

僧侶レベル17「ザメハを覚えましたよ。今回の戦いには必要無さそうですけど…」

勇者「王様から次のレベルアップまでどの位か聞いてたからな、上げられそうなお前らには上げてもらった。レベル上げの際に受けたダメージも回復したし…」

戦士「大してダメージ受けなかったけどな!」

盗賊「大してダメージ受けなかったって事は、転職した僧侶はともかく俺らはもうここでのレベルアップは厳しくなってきたって事でもあるよな」

勇者「ああ、ここでもたもたしてられねーって事だ」

僧侶「使者さんが言ってたという強力な剣も楽しみですけど、まずは勝たないと…今日こそ、今日こそは…」

盗賊「ああ、ぱぱっとやっちまおうぜ」

勇者「…よし、行くぞ!」

戦士「おおー!かかってこいおろちー!」

ーーやまたのおろちがあらわれた!

419以下、名無しが深夜にお送りします:2019/11/18(月) 20:50:23 ID:uYmxcUi2
久々の使者たそ〜

420以下、名無しが深夜にお送りします:2019/11/22(金) 12:31:16 ID:60LWaAQU
子分ちゃんもね!

421以下、名無しが深夜にお送りします:2019/11/24(日) 20:25:45 ID:tcexFDFs
盗賊「先陣は俺が切るぜ!おらっ!」ピシャア

僧侶「僕は…スクルトから…!」ギュウウン

勇者「初っ端からぶちかますぜ、ライデイン!」ズガーン

やまたのおろちはもえさかるかえんをはいた!やまたのおろちのこうげき!

戦士「くううっ、痛てえー!でも負けねーぞおらあっ!」ザクッ

僧侶「またスクルトを…」ギュウウン

勇者「今度は鞭だっ、おらっ!」ピシャア

やまたのおろちのこうげき!やまたのおろちのこうげき!

盗賊はすばやくみをかわした!

盗賊「へっ、当たるかよそんな攻撃!」

戦士「おおー!みかわしのふく着てるだけあるなー!」

僧侶「さすが盗賊さん!…スクルトはもう良いかな?なら効くか分からないけどーー肌よ、肉よ、鱗よ、全て等しく軟化せよ!ルカニ!」ミュウウン…

勇者「…効いてるぞ!畳み掛けるぞ!」

戦士「うおおー!行くぜー!」

422以下、名無しが深夜にお送りします:2019/11/24(日) 20:32:49 ID:tcexFDFs
やまたのおろちはもえさかるかえんをはいた!やまたのおろちはもえさかるかえんをはいた!

僧侶「くっ…ベホイミ!」パアアア…!

盗賊「おっ、さすがだぜ、ホイミとは違うな!そらあっ!」ピシャア

やまたのおろちはもえさかるかえんをはいた!やまたのおろちのこうげき!

僧侶「くっ…まずい…」ヨロッ

勇者「お前は防御してろ!ベホイミ!」パアアア…!

僧侶「あ、ありがとうございます!」

勇者「今倒れられたら困るんだよ!おらっ!」ピシャア

戦士「行くぜー!」ザクッ

やまたのおろちのこうげき!やまたのおろちのこうげき!

戦士「い、逝くぜー…」フラフラ

僧侶「戦士さん!ベホイミ!」パアアア

盗賊「へっ、敵さんも必死だな!」

勇者「当たり前だろ、俺らと一緒でな…らああっ!」ビシィッ!

423以下、名無しが深夜にお送りします:2019/11/24(日) 20:36:43 ID:tcexFDFs
やまたのおろちのこうげき!やまたのおろちのこうげき!

盗賊はすばやくみをかわした!

盗賊「だからそうそう当たらないってんだ!そらっ!」ピシャア

勇者「くっ、俺はもろに当たっちまったぜ…」

僧侶「大丈夫です!ベホイミ!」パアアア

やまたのおろちのこうげき!やまたのおろちはもえさかるかえんをはいた!

僧侶「あ、まずい…」

勇者「お前は体力ねーんだから無理すんな!ベホイミ!」パアアア…

戦士「しぶてーな!おらおらおらー!」ガガン

盗賊「しゃあっ!」ピシャア

やまたのおろちのこうげき!やまたのおろちのこうげき!

勇者「くっそ…おらあああっ!」ビシィッ!

ーーやまたのおろちをやっつけた!

424以下、名無しが深夜にお送りします:2019/11/25(月) 16:41:56 ID:7QuJxpfc
やったぁぁぁ

425以下、名無しが深夜にお送りします:2019/11/30(土) 23:07:55 ID:rA5zDG16
戦士「よっしゃー!倒したぜー!」

僧侶「3度目の正直ですね。あ、そういえば強力な武器があるって…」キョロキョロ

盗賊「へっへっへっ、探し物はこれか?」チャッ

僧侶「おお!その剣が…!盗賊さん、盗んでたんですね!」

盗賊「ああ、俺の手にかかれば何てこと…」

勇者「おい!やまたのおろちが動き出したぞ!」

僧侶「え、ええっ!?」

戦士「まだやる気なのかー!?」

勇者「いや待て、なんだあいつの後ろにある…旅の扉か?くそっ、逃げる気だ!」

戦士「追いかけるんだろ?行くぜー!」ミュイーン

僧侶「ええ、行きましょう!」ミュイーン

盗賊「おい、もうちょっとこの剣を盗んだ俺を褒め称えろよ!…ちっ、仕方ねえ、行くぜーっ!」ミュイーン

426ーー夜、ジパング:2019/12/01(日) 09:55:48 ID:9KK/FtN6
勇者「ここは…ジパングか!?ジパングのあの屋敷、何故こんな所に…」

近習「ヒミコ様!ヒミコ様がおケガを!ああ、なぜこんな事に…!?」

僧侶「こ、このタイミングでこのケガって…!」

盗賊「ああ。おい、ヒミコさんよ…」

ーーわらわの正体を知っているのはお主らだけじゃ…

戦士「ななななんだぁ!?頭に声がしてきたぞ!????」

勇者「これは…お前が…!」

ーー黙ってさえいれば悪いようにはせぬ。良いな?

僧侶「そんな事…!でも僕らも消耗してるし、ここは…え?勇者さん!?」

勇者「ベホイミ…全員回復したぞ。こいつはここで仕留める。さあ、正体を表せよやまたのおろち!」

盗賊「ああ、今日パパっと倒すって決めたからな!」

戦士「うおおー!今度こそトドメさしてやるぜー!」

ーーホホホ!ならば死ぬがよい!

ーーやまたのおろちがあらわれた!

僧侶「れ、連戦するんですか!?まだ魔力はあるけど、でも…ああもう!いきます!」

427ーー夜、ジパング:2019/12/01(日) 10:05:10 ID:9KK/FtN6
盗賊「先手必勝だ!そらっ!」ピシャア

僧侶「魔力余裕がない訳じゃないけど、あまり長引かせたくない…なら、ルカニから!」ミュイーン

戦士「おっしゃー!これで攻撃がガンガン通るぜー!」ザクッ

勇者「ああ、とっとと攻めてさっさと終わりだ。おらっ!」ビシィッ

やまたのおろちはもえさかるかえんをはいた!やまたのおろちのこうげき!

盗賊はすばやくみをかわした!

盗賊「甘い、甘いね!もうお前の攻撃は見切って…」

やまたのおろちのこうげき!やまたのおろちのこうげき!

盗賊「げふっ!み、見切って…」

僧侶「見切ってないじゃないですか!ベホイミ!」パアアア…

やまたのおろちのこうげき!やまたのおろちはもえさかるかえんをはいた!

勇者「ちっ、死物狂いだな!こっちも一緒だがな!らあっ!」ピシャア

僧侶「スクルト!そしてもう1回スクルト!これでかなり楽になるはず…!」

やまたのおろちのこうげき!やまたのおろちはもえさかるかえんをはいた!

戦士「うおー!あちーあちー!」

428ーー夜、ジパング:2019/12/01(日) 10:09:54 ID:9KK/FtN6
僧侶「せ、戦士さん!ベホイミ!手負いのはずなのに、まだこんな力が…」

盗賊「いや、手負いには違いないはずだ。怯まずに攻め続けるぞ!」

勇者「ああ、僧侶、回復は任せたぞ!戦士、突撃だ!」

戦士「うおおー!やってやるぜー!」ズガン

やまたのおろちはもえさかるかえんをはいた!やまたのおろちはひのいきをはきだした!

僧侶「…!火の威力が弱まってる…!い、いけますよ!」

勇者「ああ、もう一踏ん張りだ、うらあっ!」ピシャア

戦士「行くぜー!くたばれこの野郎ー!」ズガッ

ーーやまたのおろちをやっつけた!

盗賊「うっし!今度こそ倒したぜ!だが…肝心な事を忘れてたな…」

僧侶「ええ…せっかく手に入れた剣、装備し忘れましたね…」

勇者「まあ、倒せたから良いがな…こんなミスはこれっきりにしたい所だぜ…」

429以下、名無しが深夜にお送りします:2019/12/01(日) 11:36:12 ID:mjW03Y8.
草薙の剣や誘惑の剣辺りは
低レベルや縛りプレイみたいな制限に挑戦することで
初めて強さを実感できる部分大きいよな

430以下、名無しが深夜にお送りします:2019/12/02(月) 15:19:18 ID:V3DNJhV6
普通にプレイしてると箪笥ならぬ袋の肥やしになるだけだもんなー

431ーー84日目、ジパング:2019/12/08(日) 19:46:42 ID:ONLB9lTI
僧侶「無事やまたのおろちを倒して、この国も平穏を取り戻すでしょうね。今は大騒ぎですけれども…」

戦士「すげー剣も手に入ったしな!」

勇者「剣もだが、一番はこのオーブだな。6つのうち二つ目のオーブだ」

盗賊「やったな!まさかオーブがあるとは思わなかったが、この国を平和にしたご褒美って所かな」

僧侶「情けは人の為ならず、ですね。それで剣は誰が…」

戦士「俺だー!俺が装備するぞー!」

勇者「そして戦士が使ってたてつのやりは僧侶が持っててくれ。俺が装備しても良いが…」

盗賊「この前全滅した時お前が商人に戻った時用のどうのつるぎ捨てちまったんだよなあ」

僧侶「そ、そういえばそうでしたね。剣は手に入りましたけど、予備の装備品が少ない事態には変わらないですね…」

戦士「で、今日どこ行くんだ?あてはあるのか?」

盗賊「ああ、それだがな。今日は俺に任せてくれ。ちょっと気になる所があってな」

勇者「まあ、他にあてもないしな。しかしいよいよ行く場所が無くなってきた感じだな…」

432ーーエジンベア沖西部:2019/12/08(日) 19:54:20 ID:ONLB9lTI
戦士「おいおい、こんな何もない田舎の城に何の用だ?」

盗賊「この城に用はねえよ、あるのはこの西だ」

僧侶「あの、商人を探していたご老人の…」

盗賊「いや、あそこより更に西…なんだが、おそらく徒歩では行けなくてな。まあ、行ってみようぜ」

勇者「あの草原より西…内陸に何かあるかもしれないって訳か…うお!?」

ーーヘルコンドルがあらわれた!

盗賊「はっ!こんな敵、今更わけないぜ!おらっ!」ビシィ

戦士「うおおー!試し斬りだー!」ズバッ

ーーヘルコンドルたちをやっつけた!

僧侶「そ、その剣凄い切れ味ですね!」

戦士「初めて100ダメージ超えたぜー!」ウオー

勇者「100ダメージ?しかし本当に強力な剣だな、あの強敵を倒した甲斐があったってもんだな」

盗賊「だな。よっし、この勢いでまだ見ぬ地まで一直線だぜ!」

433以下、名無しが深夜にお送りします:2019/12/08(日) 20:00:38 ID:ONLB9lTI
勇者「ったく、夜になるの早すぎだぜ!」

戦士「おーい、川めっちゃ枝分かれしてるけど大丈夫かー?」

盗賊「任せろ!次は…こっちだ!」

僧侶「わあ、どんどん進んでいく…よく間違えないですね、複雑な上に暗いのに」

盗賊「盗賊のカンってヤツよ!このまま進めば…ほら、見えてきたぜ!」

戦士「おー!村だ村だ!」

勇者「無事今日中に着けたな。さて、早速行ってみるか」

ーースーの村

盗賊「ずいぶん小さな村だな。ただ、あのくそ田舎の城と違って宿はあるみたいだな」

僧侶「よ、良かったです、おろち2連戦からほとんど休んでないから、魔力が…」

勇者「よし、今日はもう休んで、村の探索は明日だな。この小さな村でどれだけの情報が手に入るかは少し不安だが…」

434以下、名無しが深夜にお送りします:2019/12/09(月) 18:47:48 ID:ucrocrSc


435ーー85日目、スー:2019/12/15(日) 16:56:55 ID:dizgFWAc
盗賊「さてと。小さな村だけど、結構情報あったんじゃないか?」

勇者「だな。まずかわきのつぼ。東の浅瀬で使えば良いと言ってたが、おそらく一度近くを通ったあの浅瀬だ」

戦士「でも東から来た奴らが持ってっちまったって言ってたぜ!」

僧侶「東、というとおそらくエジンベアですよね。ランシールではきえさりそうを持ってたらエジンベアに行くように言われましたし…」

勇者「話が繋がってきたな。きえさりそうがあればエジンベアの城に入れるはずで、かわきのつぼはおそらくそこで手に入るはずだ」

盗賊「で、浅瀬に行く、と。今までの流れで行くと、そこでオーブかオーブを手に入れる為の何かが手に入るんじゃないか?」

戦士「やまびこのふえの話も聞いたぞ!」

僧侶「やまびこのふえを吹いて山彦が返ってきたらそこにオーブがある、という話でしたよね。すごく便利そうですけど、やまびこのふえがどこにあるかは…」

勇者「となると、俺らが次にやるべきは…きえさりそう探し、だな」

盗賊「ああ、もうこれ以上は先伸ばし出来ないな。でも問題ない、俺がパパっと盗んでやるさ」

戦士「あなほり頼むぞ僧侶!」

盗賊「おい!俺を頼れよ!」

436ーーホビットのほこら:2019/12/15(日) 17:02:58 ID:dizgFWAc
ホビット「お、なになにまた来たのー?きえさりそう見つからないんだー?」

猫「にゃーん?」

戦士「いいえ!久しぶりだぜアネキ!なかなか見つからなくてよー!」

猫「にゃーん?」

盗賊「いいえ。で、きえさりそう探しのついでに寄ったって訳だな。ここに寄れば、ここに入る前と後、両方であなほり出来るからな」

猫「にゃーん?」

勇者「いいえ。まあ、悪あがきレベルだけどな。見つからない事には先に進めないから仕方ねー」

ホビット「そっかー。ま、私も見つかるように祈ってるよ!ガンバ!」

猫「にゃーん?」

僧侶「いいえ。ありがとうございます。今日見つかれば良いんですけど、2日3日は覚悟してます」

戦士「じゃー行ってくるぜアネキ!元気でな!」

ホビット「バイバーイ!頑張ってね!」ノシ

猫「にゃーん…」

437ーーホビットのほこら周辺:2019/12/15(日) 17:10:06 ID:dizgFWAc
盗賊「さーてと、一丁盗みとするか!」

僧侶「ではまず僕はあなほりを…」ザッザッ…

戦士「でもよー、見つかるまでモンスター倒し続けるっつってもよお、疲れたらどうするんだ?」

勇者「まあ、2、3日経てば魔力もなくなるだろうしな。そうなったらノアニールかムオルの近い方に行く事になるが…」

盗賊「どっちが近いだろうな?なんとなくだが、ノアニールの方が近そうではあるけどな」

勇者「まあ、とりあえずノアニールって事にして…」

僧侶「み、皆さーん!見つけましたよ!き、きえさりそう!」

盗賊「へ?マジか!?」

僧侶「は、はい!やっぱりあなほり回数をちょっとだけど増やした甲斐がありましたよ!」

勇者「っし!これで先に進めるぜ!流石だな僧侶!」

戦士「あなほりすげえー!盗みとは違うな!」

僧侶「ありがとうございます!ありがとうございます!」

盗賊「い、いやお前ら盗みだってな…おい、聞いてるか!?盗みだってなあ、盗みだってなあ…」

438以下、名無しが深夜にお送りします:2019/12/15(日) 20:52:41 ID:JCWKaVOA
確かにあなほりの方が多少時間がかかるけど安定だわな
毎回ベギラマ食らうのは清新衛生的にも良くないし

439以下、名無しが深夜にお送りします:2019/12/15(日) 23:39:18 ID:J18UTfNU
また盗賊は盗めなかったのか…
それはそうと、はいって言ってあげてよぉ!

440以下、名無しが深夜にお送りします:2019/12/17(火) 11:49:53 ID:oYcwZIRg
盗みできえさりそうはキツいべ モンスターと戦わにゃならんし
盗賊は実用性のある種盗んでるから、そっちで地味に貢献してる

441ーー86日目、エジンベア城:2019/12/23(月) 14:28:46 ID:dSEpARZs
盗賊「ふっ、やはり見るべき者が見れば分かるんだな、俺の仕事ぶりが…上質を知る人、ってやつか」フフン

勇者「…一応言っとくがな、こいつは最近全然盗んでねーのが問題なんだよ。お前、最後に盗んだのいつだよ?」

盗賊「おいおい、つい先日くさなぎのけん盗んだばっかりだろ!」

戦士「あんなの誰でも見つけられただろ!おろちのしっぽからはみ出てたのお前が真っ先に見つけただけじゃねーか!」

盗賊「その真っ先に見つけるのが偉いんだろ!」

僧侶「くさなぎのけんの前となると…73日目のちからのたねとどくがのこなですね」

勇者「もう半月近く盗んでねーだろ…」

盗賊「あ、あーっと、ところでだな、これからきえさりそう使ってこの城の中に忍び込むんだけどよ」

僧侶「強引に話題を変えましたね…」

盗賊「うるせえ!良いか、きえさりそうは1つしかないんだからな、間違って城から出たりするなよ!またきえさりそう探しに戻るからな!」

勇者「ああ。また僧侶にあなほりしてもらうのも悪いからな」

戦士「大変だったもんな僧侶!」

盗賊「いやいや、次は俺が盗むからな!?」

僧侶「はは…じゃあ行きましょうか。このお城の中にきっとかわきのつぼがあるはず。それがあれば、きっと…」

442以下、名無しが深夜にお送りします:2019/12/23(月) 14:42:34 ID:dSEpARZs
勇者「中に入ってしまえば、追い出されるような事はないみたいだな」

僧侶「そうですね。田舎者呼ばわりが酷いですけど…」

盗賊「なんのために門番はあんなに厳しかったんだろうな?まあ良いか、それより肝心のかわきのつぼだけどよ」

戦士「地下にある床がなんとかかんとかだったな!」

勇者「全然分かってねーじゃねーか…まず
、地下室には3つの岩があって、それを青い床に並べると何かが起こるらしい」

僧侶「その話とかわきのつぼがここにあるという情報、ここで聞いた海に沈んだという浅瀬のほこらの話、スーで馬から聞いたかわきのつぼを使う場所…」

盗賊「更に、場外にいたガキから聞いたさいごのかぎはほこらにあるらしいって話。全てが繋がった感じがするな」

勇者「おそらく、ここの地下にはかわきのつぼがある。そしてかわきのつぼを西の浅瀬で使えば…おそらくさいごのかぎってのが手に入るはずだ」

戦士「おおー!…で、そのカギどこで使うんだ?」

僧侶「僕が昔聞いた話では、さいごのかぎはどんな扉でも開けられるはず。おそらく牢屋の扉も…となれば、かなり使うべき場所はおおそうですけど…」

勇者「とりあえずはランシールだろうな。あそこには入れない神殿があった。そしてきえさりそうがあったらここへ向かうように言われたのもあそこだ」

戦士「おおー!繋がってきたな!」

盗賊「だからさっきそう言ったじゃねえか!ま、それより今の問題はだ。ここの床に岩を並べるってのが一筋縄ではいかなそうって事だよな。ま、俺にかかればちょちょいのちょいだろうけどな!」

僧侶「こういうのは盗賊さんが得意そうですよね。でもここの王様も何代も前から解けてない謎だと言っていたし、簡単に出来るものなのか…少し不安ですよね」

443ーーエジンベア城地下室:2019/12/23(月) 14:54:05 ID:dSEpARZs
盗賊「さーてっと。どんなもんかねえ?」

戦士「おお!?これ押しすぎたら水の中に落としちまうじゃねーか!」

勇者「慎重にやらないといけねーな。さて、まずは左の岩から動かすか?」

商人「えーと、まずはこれをこっちに動かして、更にこっちを…あ、これじゃダメだ!」

盗賊「岩に囲まれちまうな。ふむ…少し考えさせてくれ」

戦士「おいおい、大丈夫なのかあ?」

僧侶「まあ、失敗したらこの部屋に入りなおせば良いらしいですし…でも入りなおすとまた最初から出来るって不思議ですね」

勇者「魔法かなんななんだろ。この城も歴史や伝統だけはあるみたいだしな。その割りには、スーから略奪したかわきのつぼの事もろくに覚えてないようだったが…」

僧侶「歴史が長いから、なんでしょうかね?それとも、そういう略奪を日常茶飯事に…」

盗賊「よし、分かったぞ!まずこれをここまで押して、それから俺らが右にぐるっと周って、右の岩を押して、それから…」

戦士「おお!?どんどん青い床に並んでいくぞ!」

僧侶「この調子なら3つ目も…並べました!」

ゴォン!

勇者「なんだ!?今何かでかい音が…よし、行くぞお前ら!さて、なにが出てくる?素直に壺が出てくるか、それとも…」

444ーーエジンベア城地下室:2019/12/23(月) 15:01:46 ID:dSEpARZs
盗賊「どうやら奥から聞こえてきたな。奥に行ってみよう」

僧侶「奥に…あれ?こんな所に通路ありましたっけ?」

勇者「さっきまではなかったはずだな。その証拠に…」

戦士「ぐああっ、カビくせー!」

僧侶「…確かに、もう長い間使われてなかったんでしょうね」

盗賊「って事はだ、この城の奴らが長年解けなかった謎が解けたって事だ。そして…」

勇者「ここに隠されていたものは…これだな」パカッ

僧侶「これは…壺ですよ!古い、本当に古い壺です!」

戦士「うおおー!すげーな!盗みはてんでダメだけど謎解きはすげーぞ盗賊!」

盗賊「一言余計なんだよ!ったく、ま、これで道が繋がったな。俺らの行くべき道がな」

勇者「ああ、早速西の浅瀬に行こう。そこにおそらくさいごのかぎが、そして更に先へと行けるようになるはずだ」

かわきのつぼをてにいれた!

445以下、名無しが深夜にお送りします:2019/12/23(月) 16:17:15 ID:b0Un9IYo
乙!

446ーー海上:2019/12/30(月) 22:24:20 ID:zieTpQmM
盗賊「ふう、やっと仕事納めたぜ。こんな今年ギリギリまで働かせるなよな」

僧侶「なんの話ですか…それより、夜明けまでにあの浅瀬に着けるでしょうか?」

勇者「厳しいな…もし着けなきゃペナルティになるが…」

僧侶「装備品捨てるようですよね…あの剣が手に入ったとはいえ厳しいですね…」

戦士「んー?でもあれ、あの浅瀬じゃねえか?ほらあそこさー」

盗賊「マジか!?暗くて見えねえが…おお!確かにそうだな!ギリギリ夜明け前に着きそうだぜ!」

僧侶「間に合いましたね!さて、ではここでかわきのつぼを…おお!」ザザザザザ…

勇者「マジか、海の水が壺に吸い込まれて…あれは!?」

戦士「おおおー!海の中からほこらが出てきたぞ!」

盗賊「出てきたんじゃねえよ、水が引いて見えるようになったんだ。いや、見えるだけじゃないな、これは入れるぜ」

僧侶「こ、これがエジンベアで聞いた海に沈んだほこら…!じゃ、じゃあお宝も本当にあったりするんですかね!?」

勇者「落ち着けよ、お宝はあるかもしれねーって話だけだったろ。まあなんにせよ入ってみるしかねーけどな。さて、何が待ってるか…」

447ーー浅瀬のほこら:2019/12/30(月) 22:34:04 ID:zieTpQmM
戦士「おお、中は広いな!」

僧侶「本当に…でも、こんなに広いんだからお宝がザクザクあっても良いのに…」

盗賊「良いのかよ僧侶がそんな煩悩まみれでよ。ま、同感ではあるけどな」

勇者「いや、お宝ならあるみたいだぜ、ほら、部屋の真ん中に…」

戦士「おー!宝箱だな!開けて良いのか?」

盗賊「重要そうだし良いだろ。待ってな…よし、開いたぜ」パカッ

戦士「なんだあ?こんなでかい箱の中に鍵が1つだけかよ!」

僧侶「いや、待ってください。このカギ…まさか伝説のさいごのかぎ!?」

盗賊「さいごのかぎ!?それは俺も聞いたことあるぜ、全ての扉を開けられるっていう全世界の盗賊垂涎の逸品じゃねえか!」

勇者「て事はこれがあればランシールの神殿にも入れるって事か。これでついに…」

戦士「先に進めるじゃねーか!なあおい!」

僧侶「ですね!最近いろいろ手詰まりだった感じがしてましたけど、やっと先が見えてきましたよ…!」

ーーさいごのかぎをてにいれた!

448ーー87日目、ランシール:2019/12/30(月) 22:46:10 ID:zieTpQmM
盗賊「…で、勢いでランシールに来ちまったけど、今日はフリーなんだよな」

勇者「外から見た限り、多分だが神殿の先はダンジョンだろうからな。さて、どこに行くか…やっぱり少し経験値稼ぎしておきたいが…」

戦士「なあ、あのほこらの奥の骨が言ってたネクロゴンドとかいう所には行かねーのか?」

僧侶「いや、だからそこに行くためにオーブを集めてる訳でして…それより行き先ならあのダーマの奥にあった塔はどうですか?たしかガルナの塔とかいう…」

盗賊「あそこにか?今更あそこに行ってもなあ」

勇者「いや、確か2階以上はほとんど行ってなかったよな。良い機会だし行ってみても良いかもな」

盗賊「ああ、確かになあ。でもそれなら他にも塔がなかったか?ほらあのムオルの東にあったやつ」

勇者「あそこも良いかもしれないが、もし僧侶がレベル20まで上がったらそのままダーマに行けるからな、ガルナの方が良いだろ」

盗賊「なるほど、なら今日はガルナに行くかあ」

僧侶「今日はまだ始まったばかりですし、ルーラが使えますからね。じゃあまずはダーマに飛びましょう!」

戦士「久しぶりだなーあそこ。飯が質素でもの足りねーんだよなあ」

盗賊「俺は好きだけどな、転職希望の若いねーちゃん達もいるしな。よっしゃ、じゃあダーマ、そしてガルナへ行くぜ!」

449以下、名無しが深夜にお送りします:2019/12/31(火) 01:00:17 ID:HrMAWpXw
今年も一年お疲れ様

450明けましてー:2020/01/05(日) 20:03:20 ID:gXMXubhs
ーーガルナの塔、2F

盗賊「はあ…こちとらもう仕事始めだよ」

戦士「儚い休みだったな!」

僧侶「ま、まあそれでも結構休め…」

ーースカイドラゴンがあらわれた!ガルーダがあらわれた!まもののむれはいきなりおそいかかってきた!

スカイドラゴンはもえさかるかえんをはいた!ガルーダはベギラマをとなえた!

盗賊「うおおっ!?なんだよおい!」

勇者「ごちゃごちゃ喋ってるから攻撃されるまで気付かなかったんだよ!らあっ!」ピシャッ

戦士「いってーなあ!うおおおっ!」ザシュッ

僧侶「こ、このおっ!」ボコッ

ーーまもののむれをやっつけた!

盗賊「ふう、しかし不意討ちとはな…なかなかのスリルだったぜ」

商人「少し散漫でしたね。気を付けないと…ここのモンスター結構強いですしね…」

451ーー5F:2020/01/05(日) 20:11:25 ID:gXMXubhs
戦士「上ったり下りたり…ここ何階だあ?」

僧侶「確か5階です。たぶん…」

盗賊「しかしここは銀色のヤツがたくさん居るんじゃないか?なかなかの稼ぎポイントだぜ」

勇者「そうだな。だがだからこそどくがのこなの使い方に気を付けないと、すぐに無くなりそうで…出たぞ!」

ーーしびれあげはがあらわれた!メタルスライムがあらわれた!

盗賊「っし、どくがのこなは任せろ!」バサバサ…

しびれあげははこんらんした。しびれあげはのこうげき!メタルスライムをたおした!

戦士「おおっしゃあー!もう一匹倒すぜー!」ギャギン!

勇者「おらあっ!」ピシャッ

ーーまもののむれをやっつけた!

僧侶「やった!2匹倒せましたね!そして…僕のレベルも20になりましたよ!」

盗賊「マジか!ついに20か、これでまた商人だな!」

勇者「覚えた呪文は…バシルーラか、まああれば便利か」

戦士「じゃあダーマに戻るんだな?」

僧侶「ええ!戻って転職しますよ!また商人に…」

452ーーダーマ神殿:2020/01/05(日) 20:18:49 ID:gXMXubhs
商人「…なんだかすごく久しぶりな気がします」

戦士「懐かしい格好だな!」

勇者「防具は変わってねーじゃねーか…武器はてつのやりになったがな」

盗賊「改めて再出発だな。しかしあの塔は実入りが良かったぜ。俺はすばやさのたねと、それからこのてつのつめを盗めたぜ!」ドヤッ

商人「装備品が盗めたのは良かったですね!僕はあなほりでキメラのつばさ、いのちのきのみ、まんげつそう、かしこさのたね、どくがのこなを見つけましたよ!」

戦士「やっぱりあなほりの方がすげー!」

盗賊「そ、装備品は俺だけだろ!」

勇者「まあ実際装備品は助かるからな。そして宝箱からどくがのこなをもうひとつ手に入れたな。アイテムでいえば大豊作だ」

商人「そもそもダンジョンにこもるのが久しぶりですからね」

盗賊「よし、じゃあ夜明け前までこの辺で魔物退治しないか?商人に戻ってすぐだからちょっと戦えばレベルバンバン上がるだろ」

勇者「そうだな。じゃあ行くか。また銀色のヤツでも倒せたらもうけものだからな…」

453以下、名無しが深夜にお送りします:2020/01/05(日) 23:11:06 ID:Z8x.dcDc
あけおめ
なかなか幸先が良さそう

454以下、名無しが深夜にお送りします:2020/01/10(金) 19:16:13 ID:LsD46Btc
乙!

455ー88日目、ランシール:2020/01/12(日) 22:06:57 ID:.YxC.mx2
戦士「またここに戻ってきたな!」

盗賊「さいごのかぎも持ってきたし、いよいよ神殿に入れるんだな」

商人「神殿、どんな所なんでしょうね。あ、さっき外でせいどうのたてを見つけましたよ!」

勇者「やったな。盾は少いからな」

盗賊「俺らが持ってたのはかわのたて1つだけか。もうどこで見つけたか覚えてないな…」

戦士「っしゃー!神殿に行くぜー!たのもー!」

盗賊「道場破りかよ…」

神官「よくぞ来た盗賊よ!お前はたった一人でも戦う勇気があるか?」

商人「ひ、一人!?ここから先は一人なんですか?そんな…」

盗賊「ああ!スリルありそうだしな!」

勇者「…大丈夫なのか?本当に」

盗賊「任せとけって!…何より、最初に偵察するなら盗賊の俺だろ?じゃ、行ってくるぜ」

戦士「頑張れよー!」

456ー地球のへそ、B1F:2020/01/12(日) 22:16:36 ID:.YxC.mx2
盗賊「さーてと、入ってはみたものの、一人で魔物の相手は骨が折れそうだが…おっと」

キラーエイプがあらわれた!ハンターフライがあらわれた!

盗賊「こいつらは…まあいい、そらっ!」ピシャッ

ハンターフライのこうげき!キラーエイプのこうげき!盗賊はすばやくみをかわした!

盗賊「はっ、甘い甘い!おらっ!」ピシャッ

ハンターフライをたおした!ハンターフライをたおした!

キラーエイプのこうげき!

盗賊「ちっ、こいつの攻撃はちょっと痛いな…そらあっ!」ピシャッ

ーーまもののむれをやっつけた!

盗賊「よし!ここのモンスターはそんなに強くないのか?ま、一人で進める程度の強さって事なんだろうが…さて」

ベビーサタンがあらわれた!

盗賊「こいつもたいしたことないな!そらそらあっ!」ピシャシャッ

ベビーサタンたちをやっつけた!

盗賊「よし、この調子でどんどん進むぜ!これなら最後まで行けるんじゃないか?最後がどこなのか知らないけどな」

457ー地球のへそ、B2F:2020/01/12(日) 22:26:54 ID:.YxC.mx2
盗賊「なんだここは!?だだっぴろいな!こりゃあどこに進めば良いか…とりあえず北だな!…っしゃ!階段だぜ!」

ーーB1F

盗賊「行きどまりかよ!次だ次!」

ーーB2F

盗賊「まずは戻って…ここから東だ。こっちは…」

ーーアントベアがあらわれた!ハンターフライがあらわれた!

盗賊「ちっ、アリクイ野郎4匹かよ!おらおらあっ!」ピシャシャッ

アントベアのこうげき!ハンターフライはギラをとなえた!

盗賊「くっ、呪文はキツいぜ!おらっ!」ピシャシャッ

アントベアをたおした!アントベアをたおした!アントベアはにげだした!

盗賊「へっ、レベル低いからなこいつらは!おらっ!」ピシャッ

ーーまもののむれをやっつけた!

盗賊「へへっ、強いな俺は!おっ、更に階段を見つけたぜ、ここはーー」

ーーB1F

盗賊「ってまた行きどまりかよチクショウ!いや宝箱はあるけど、あるけどよお…!」

458以下、名無しが深夜にお送りします:2020/01/12(日) 22:30:44 ID:EhGKhb.o

頑張れ盗賊盗めない盗賊の面目躍如だ

459ー地球のへそ、B3F:2020/01/12(日) 22:37:11 ID:.YxC.mx2
盗賊「へっ、地下2階の北東に見つけた下り階段を下りてみたが、こいつはビンゴのようだな。さてーー」

ーー引き返せ!

盗賊「うおっとお!?なんだ、石像が喋ったのか?びっくりさせやがるぜ!」

ーー引き返せ!引き返せ!引き返した方が良いぞ!引き返せ!

盗賊「うるせーな!戦士並みにうるさいぜ、全く。しかしこれほど引き返せと言ってくるんだ、ものすごいお宝がこの先にはーーねえ!?」

ーーふぉっ、ふぉっ、ふぉっ。お主の勇敢さだけは認めてやろう。だが向こう見ずなだけでは勇気とは言えん。時には人の言葉に耳を傾ける勇気も必要じゃよ。

盗賊「………はっ、御高説ありがたいね!だが俺には分かってるぜ、ここには絶対にお宝があるってな!だが問題は、だ」

ーーマージマタンゴがあらわれた!マッドオックスがあらわれた!

盗賊「問題はこのまま進むべきかどうかだ。やくそうも残り少ないが、お宝もおそらく間近にあるはずだ。進むべきか退くべきか、ここはーー」

460ーランシール:2020/01/19(日) 20:56:29 ID:KeC9z3Bw
神官「よくぞ戻った、盗賊よ!」

戦士「おおー!遅かったな!心配しちまったぞー!」

盗賊「はっ、お前に心配されるほどやわな俺じゃないぜ」

神官「これこれ、仲間内で騒がぬように…お主は勇敢だったか?いや、それは自身が一番分かっているだろう。さあ、行くがよい」

勇者「…で?成果は?」

盗賊「ああ、こうして無事に帰ってきたぜ!」ドヤッ

商人「…えっと、あ、ああー、よ、良かったですね…」

盗賊「そんな微妙なリアクションするなよ!確かに持って帰る物は何も無かったが、偵察は確かにしてきたぜ。で、だ。商人、お前次行ってみろよ」

商人「え!?ぼ、僕ですか!?」

勇者「確かに商人は回復も出来るしアイテム探しも出来る。だが転職直後でまだ本調子とは言えねーだろ」

商人「レベル12ですね…」

盗賊「大丈夫だ、転職後のレベル12は普通のレベル12じゃないだろ?それに敵の強さも控え目だ、行ける行ける!いざとなったら逃げまくればなんとかなるしな!」

戦士「おおー!頑張れ商人ー!」

商人「じゃ、じゃあ行ってきます。本当に大丈夫かなあ…?」

461ーー地球のへそ、B3F:2020/01/19(日) 21:03:57 ID:KeC9z3Bw
商人「…ふう、地下2階の広さには面食らったけど、盗賊さんに教えてもらった通りに進んできたらなんとかここまで来られたぞ。次はこの別れ道を右にーー」

ーーまじょがあらわれた!

商人「ま、ままま魔女!?この人達呪文は効きづらいし、僕のパワーじゃ一撃で倒せないし…仕方ない、それっ!」ザグ

まじょはベギラマをとなえた!まじょはベギラマをとなえた!

商人「わー!?や、やっぱり呪文が強烈だ、でも攻撃するしか…それっ!」ザクッ

まじょはベギラマをとなえた!まじょのこうげき!

商人「べ、ベホイミ…そして攻撃だ!このっ!このっ!このっ!このっ!」ザクザクザクッ

ーーまじょたちをやっつけた!

商人「な、なんとか勝てた…またベホイミ使わなきゃ…ああ、他の人が持ってるやくそうも渡して貰うんだったなあ。回復で魔力が尽きそうだ…」

462以下、名無しが深夜にお送りします:2020/01/19(日) 21:14:32 ID:KeC9z3Bw
ーー引き返せ!引き返した方が良いぞ!引き返せ!

商人「こ、これはプレッシャーだなあ…盗賊さんが辿り着いた所は何も無かったらしいけど、こっちは…あ!」

ーー引き返せ!

商人「た、宝箱があるぞ!開けてみよう…おお!」

なんと ブルーオーブをてにいれた!

商人「やった!皆さんやりましたよ!オーブです!これで4つ目のオーブだ。あと2つかあ、もうすぐだなあ。でも…とりあえず無事に帰らないと。魔力もかなりこころもとないし…」

ーースカイドラゴンがあらわれた!

商人「う、うわあっ!これは強敵だ…ここは慎重に、まずはラリホーで…」

スカイドラゴンをねむらせた!

商人「よし!でも直接攻撃すると起こしちゃうから…霜と雪の主よ、凍えるその手で敵を包め!ヒャダルコ!」ピキーン

スカイドラゴンはめをさました!

商人「わ、気を付けてたのに!でももう少しのはず、とりゃあ!」ガッ

ーースカイドラゴンをやっつけた!

商人「はあ〜…なんとか倒せた…でもかなり魔力を使っちゃったなあ。無事に戻れるだろうか…」

463ーー地球のへそ、B1F:2020/01/19(日) 21:22:37 ID:KeC9z3Bw
商人「な、なんとかここまで辿り着いたけど…もう体力も魔力も…」

ーーアントベアがあらわれた!ハンターフライがあらわれた!

商人「も、もう戦えない、逃げる!」ダカダカダカ…

しかし まわりこまれてしまった!アントベアのこうげき!ハンターフライはギラをとなえた!

商人「に、逃げられない!?盗賊さん、逃げられるのは盗賊さんのレベルだからじゃないか!転職後の僕じゃ逃げられないですよ!でももう一度…!」

ーー商人はにげだした!

商人「な、なんとか逃げ出せた…恨みますよ盗賊さん…」

ーーメタルスライムがあらわれた!ベビーサタンがあらわれた!

商人「あ、あの銀色は…!で、でもあの小悪魔達を相手出来ない、逃げよう!」

ーー商人はにげだした!

商人「よし、ちょっともったいなかったけど仕方ない、さあ出口へ…」

キラーエイプがあらわれた!さまようよろいがあらわれた!

商人「ダメだ、逃げよう!」

ーー商人はにげだした!

商人「も、もう限界だ…でももう少し、あと少しで外に出られるはず、なんとか、なんとか辿り着かないと…」

464以下、名無しが深夜にお送りします:2020/01/20(月) 05:43:57 ID:.6lsFhP2
ひぇースリルまんたんだぁ

465ーーランシール:2020/01/26(日) 19:50:15 ID:yZQ4V53A
盗賊「お、戻ってきたようだぜ」

商人「た、ただいま…なんとか帰りました…」フラフラ…

戦士「うおおー!大丈夫なのか!?頑張ったなー!」

勇者「ボロボロになってまでよくやってくれたぜ。ありがとよ」

盗賊「なんか二人とも俺の時と態度違うんじゃねえか…?」

商人「も、持ってきましたよ…この…ブルーオーブを…」

戦士「おおおー、すげーぜ商人!仕事したぜー!」

勇者「ああ、これで3つ目だな」

商人「え…?ああそっか、僕、いっぱいいっぱいで勘違いしてたけど、まだ3つ目かあ…」

盗賊「いや、これからすぐ4つになるさ。疲れてる所悪いが、テドンに行くぞ」

商人「テドン?なんで…あ!」

勇者「そうだ。確かあそこの牢屋に落書きがあっただろ。死ぬ前にオーブを…ってな。でもあの時は鍵が無かった」

戦士「今度はさいごのかぎがあるから取りに行けるぜー!」

盗賊「っていう話をお前が洞窟に入ってる間にしてたんだよ。じゃあ早速行こうぜ。今から出発すれば今日中に着くはずだ」

商人「はい!またテドン、でもオーブがきっとある!疲れてる場合じゃないぞ…!」

466ーー夜、テドンの村:2020/01/26(日) 19:59:02 ID:yZQ4V53A
盗賊「ふう、相変わらず辛気臭い村だな」

戦士「盗賊にピッタリだな!」

盗賊「バカ言うな、俺は塔が似合うオシャレ盗賊だって何回も言ってるだろ!」

商人「塔ってそんなにオシャレですかね…?」

勇者「バカなこと言ってねーで、ほら、牢屋だぞ。盗賊、牢屋番を引き付けてろよ」

盗賊「おう、そういうのは任せろよ。おい兄さん、ちょっと聞きたいんだが…」

商人「…よし、今のうちですね。すみません…」

囚人「あなた達を待っていました。さあ、このオーブを!」

勇者「待ってた?俺達を?あんたは…」

囚人「ここから遥か南、レイアムランドのほこらの祭壇にオーブを捧げて下さい。貴方達に道が開けるでしょう」

商人「やっぱりオーブはあのほこらの祭壇に捧げるんですね。そうすれば…」

勇者「道が開ける。魔王の喉元もすぐそこだ。待ってろよ…!」

戦士「っしゃー!4つ目のオーブだぜー!」

グリーンオーブをてにいれた!

467以下、名無しが深夜にお送りします:2020/01/29(水) 11:51:37 ID:E.1djJFw
乙!

468ーー89日目、テドン:2020/02/02(日) 20:00:39 ID:d3C85xbI
商人「うーん、相変わらずここの朝は…」

戦士「ぐおお、腹へったぜー…」グウウー…

盗賊「仕方ないだろ、我慢しな。で、今日だが…」

勇者「ああ、今日はムオルの東にあった塔に行ってみようかと思ってな」

戦士「ムオルー?あそこの近くに塔なんてあったかー?」

商人「東の海を越えた先ですよね?確かしばらく前に行きましたよね、魔物が強くてすぐに引き返しましたけど…」

盗賊「だが今なら魔物に対抗できるって訳だ。良いんじゃないか?洞窟ならともかく塔だしな」

戦士「塔好きだな盗賊!あ、バカとなんとかはってやつか?」

盗賊「お前に言われたくはないんだよ!ともかく行ってみようぜ。そういやスーで西にやまびこのふえがどうのこうのって話を聞いた気がするが、もしかしたらその塔にあるんじゃないか?」

商人「ええ、それは僕も気になってました」

勇者「よし、じゃあ行ってみるか。その笛は特に無くても問題なさそうだが、まあただモンスター退治するよりは目的があった方が良いからな」

戦士「っしゃー!レベル上げるぜー!」

469ーーアープの塔、5F:2020/02/02(日) 20:08:18 ID:d3C85xbI
盗賊「…しばらく塔の中を探索したが、どうやらここが頂上のようだな」

戦士「でもよお、それっぽいお宝はねーぞ?」

商人「吹き抜けになってる三階の真ん中にありましたよね。歩いては行けない所に…」

勇者「って事はだ。ここから飛び下りるしか無いんだろうが…」

ーーエリミネーターがあらわれた!ヘルコンドルがあらわれた!

戦士「お、魔物だぜ!でもこいつらなら楽勝だな!マスクのやつなんかさっき逃げてったぜ!」

勇者「だが油断はするなよ!そらあっ!」ピシャッ

商人「僕も…あ、気を付けて!呪文を…!」

ヘルコンドルはバシルーラをとなえた!

盗賊「うお、ちょっ、待っ、うおおぉぉぉ…!」ピューン…

戦士「とーぞくううう!どこ行ったんだー!?」

勇者「くそ、マジかよ…まあもしもの時の合流先は決めてあるが、予定が狂っちまうな…」

470ーー90日目、アリアハン ルイーダの酒場:2020/02/02(日) 20:23:06 ID:d3C85xbI
盗賊「よおっ!遅かったな!」

商人「盗賊さんは早かったですね…」

盗賊「いや、ちょうどここに飛ばされたんだよ。ラッキーだったぜ」

戦士「なーんだ、心配して損したなー!」

勇者「まあ合流出来たら何でも良いけどな。で、今日だが…あのへんげのつえを欲しがってた爺さんちの近くに、旅の扉が3つあるほこらがあっただろ?」

商人「ありましたね、でもあそこは牢屋の鍵が無いと…あっ!そうか!」

盗賊「今なら行けるって訳か。良いね。あそこはずっと気になってたんだ、何せあの爺さん、サマンオサがどうのこうのって言ってただろ?俺達が聞いたことある地名で行ったことがないのはもうサマンオサとネクロゴンドだけだ」

勇者「ああ、そしてサマンオサの王様がへんげのつえを持ってるって話をした爺さんちの近くの旅の扉…これは行ってみる価値があるだろ」

戦士「おおー、なるほどな!」

商人「是非行ってみましょうよ!新しい土地には不安もありますけど、あの塔でくさりがまと、たびびとのふくが2着も手に入りましたから、多少は余裕が出来ましたよ!」

戦士「3つも増えたのはすげーぜ!全部あなほりだったよな!商人すげー!」

盗賊「ま、まあ俺も飛ばされさえしなければな。うん。と、ところでだ、やまびこのふえは無事見つかったのか?」

勇者「ああ。で、一応報告なんだが…やまびこのふえを手に入れる為に4つ並んでる宝箱を全部あける羽目になったんだが、いのちのきのみは捨てたが、金と小さなメダルは持ち物になっちまった。まあ金はほぼ関係ないし、メダルも交換しなければ良いだけなんだが、一応報告しとかねーとな」

商人「宝箱、最後までやまびこのふえが出てこなかったですからね…2階の階段も東西南北全部行く羽目になりましたし、運が無かったです…おかげで上り下りが増えた結果あなほり回数が増えたのもあるのですが…」

471以下、名無しが深夜にお送りします:2020/02/03(月) 00:52:24 ID:5hczTrYU
いいとこなしだな盗賊…

472ーー旅人のほこら:2020/02/09(日) 19:24:15 ID:poJ7k5FI
盗賊「ここだな、旅の扉が3つあるほこらは」

戦士「で、どの旅の扉に入るんだ?」

勇者「前に入って牢屋の扉で進めなかった所だ。右だな」

商人「じゃあ入りましょう。これ苦手なんですよね、酔ってしまうというか…」

盗賊「そうも言ってられないだろ。行くぞ」プワーン…

ーー旅人の教会

戦士「おおー、教会かここは!?鍵を開けるぜー!」ガチャッ

勇者「よし、通れたな…まずは聞き込みと行くか」

神父「旅人か。しかし今はこの地に来るのは勧められないぞ。噂ではサマンオサの王様が人変わりしたらしい」

商人「人変わり…?いや、それより今サマンオサって…!」

神父「サマンオサはこのほこらより西。山沿いをぐるりと西に進まれるがよろしかろう」

盗賊「情報ありがたいね、どうも。さて、行き先が分かったな」

勇者「ああ、やはりここがへんげのつえを持ってるサマンオサ王がいるという場所だったな。しかし人変わりか。一筋縄ではいかないようだな…」

473ーー夜、サマンオサ:2020/02/09(日) 19:32:52 ID:poJ7k5FI
商人「ふう、着きましたね町に。しかしこの周辺の魔物は厄介でしたね」

勇者「魔力を吸いとられるとはな。それにしても夜とはいえこの町…」

戦士「なんだか辛気くせーな!お、でもあそこに人だかりがあるぜ!」

盗賊「バカ、ありゃ葬式だろ!しかし新しい町のお出迎えが葬式とはな。どれどれ…」

大男「うう、お前は良い奴だったのになあ…」グスッ

女性「あんたあ、なんで死んじまったんだい…?」ウウッ…

子供「ねえ、パパはもう帰ってこないの?」

勇者「…いたたまれねえな。だがただの葬式とは雰囲気が…」

男性「王様の悪口を言っただけで死刑だなんてあんまりです!こんなんじゃ商売になりませんよ!」

商人「悪口を言っただけで…!?そんな…」

盗賊「これが王様が人変わりした結果なのか?町の暗い雰囲気もそのせいなのか?いずれにせよ、はい分かりましたとへんげのつえを譲ってくれそうな感じじゃなさそうだな。また面倒事の予感がするぜ…」

474以下、名無しが深夜にお送りします:2020/02/09(日) 21:06:13 ID:z7u5tNBU

俺乗り物酔いするから絶対旅の扉酔うわw

475ーー91日目、サマンオサ城下町:2020/02/16(日) 19:19:52 ID:xTrdjhMo
商人「…あれから色々町の人達に話を聞いてみましたけど、やっぱり王様はおかしいみたいですね」

盗賊「しかも昔は違ったみたいな話のようだな。人変わりってのも嘘じゃないみたいだな」

戦士「王様がおかしいんならよお、俺達でぶっ飛ばせば良いんじゃねーのか?」

勇者「バカ野郎、そんな事したら俺らが牢屋行きになるだろうが!」

商人「いくら悪くても王様は王様ですからね…」

盗賊「ま、城下町での情報収集はあらかた終わったし、接ぎは城に行ってみようぜ」

戦士「お、王様ぶっとばしに行くんだな?」

商人「ブッ飛ばさないですよ!情報収集に行くんです!…でもお城は少し怖い気もしますね…」

勇者「王様の本拠地だからな。しかし避けて通る訳にもいかないからな。へんげのつえの事もあるしな」

商人「そうですよね…」

盗賊「何より王様の本拠地だからこそ行かなきゃ分からない事もあるだろ。さあ、行ってみようぜ、虎穴に入らずんば、ってヤツだ!」

476ーーサマンオサ城地下牢:2020/02/16(日) 19:32:08 ID:xTrdjhMo
看守「さあ、お前らの入る牢屋はここだ!大人しくしてるんだぞ!」ガシャン!

商人「…えっ、ちょっ、いきなり牢屋の中なんですけど!?」

盗賊「いきなりじゃないだろ、勝手口から入って城内をあちこち嗅ぎ回った挙げ句王様の前に行ってみただろ」

戦士「王様、話しかける前に牢屋にぶちこめー!とか言い出したな!やべーだろ!」

勇者「俺らも相当やべーというか軽率だったけどな…」

商人「盗賊さんずかずかと王様に近づいて行くんですもん…」

盗賊「いや、毎日のように人が死刑にされたり牢屋に入れられたりって話だったからな。牢屋にも相当数の人間が居て、そいつらの話を聞くにはこれが一番と思った訳だ」

勇者「まあ、捕まるって事は王様に都合の悪い事をしたからってのもあるだろうからな。話を聞く価値はありそうだが…」

戦士「そこまで考えてたのかスゲーな盗賊!でも牢屋じゃなくていきなり死刑だー!って言われたらどうしたんだ?」

盗賊「そりゃ、お前………」

商人「…まさか、ノープランだったんじゃ…」

盗賊「と、ともかく!俺らはさいごのかぎで脱獄は出来るんだ。さっさとこんなカビ臭い部屋から出て囚人達から話を聞こうぜ!」

勇者「ったく、結果オーライとはいえ…まあ死刑だなんて言われたら戦うだけだったから別に良いけどな…」

477以下、名無しが深夜にお送りします:2020/02/16(日) 19:44:19 ID:xTrdjhMo
盗賊「さて、脱出したが…流石に看守をボコって出るって訳には…」

看守「私は眠っている。だからこれは私の寝言だ」

戦士「うおお!?寝言でけーな!」

勇者「シッ!黙ってろ!」

看守「確かに王様はおかしい。だが我々は王様に逆らえぬ。私はここを動けぬが、どこかに秘密の抜け道があるらしいな」

商人「…ありがとうございます。どうやら牢獄から抜け出す事は出来そうですね」

盗賊「良い情報を聞いたな。やはりここに来た甲斐があったって訳だ!」

勇者「もっと別の方法もあったかもしれないがな。さて、後は囚人から話を…あそこの男の話を聞いてみるか」

男「この町の南にある洞窟には真実を映すと言われる鏡があるらしい」

商人「真実を映す鏡…昔、商売仲間からそんな話を聞いたことがあったような…」

男「その事を町の人に話した途端に俺は牢屋に入れられたのだ!くそっ、どうなっているんだ!?」

戦士「へー、王様はその鏡がキライだったのかー?」

勇者「…!なるほど、真実を映す鏡があると困る、であるならば王様の人変わりは…!」

商人「ああ!本当に王様が入れ替わっているかもしれない、そして鏡によってそれが暴かれてしまうかもしれない!」

盗賊「それを王様が怖れている、か!ありえるな。じゃあ抜け道を見つけたら次は鏡探しだな。やっぱりここに来たのは正解だったようだな!」

478以下、名無しが深夜にお送りします:2020/02/17(月) 15:08:00 ID:5HN27nws
本来ならこれぐらいのドラマはあるってことだよな。

479以下、名無しが深夜にお送りします:2020/02/17(月) 17:15:36 ID:54MPN3fA
478<<

あるかも

480以下、名無しが深夜にお送りします:2020/02/24(月) 16:39:30 ID:ZPJDj8jQ
商人「…とはいえ、抜け道を探すのも骨が折れそうですよね」

戦士「なにぃ、骨を折らなきゃ抜け道見つからねーのか!?」

勇者「そういう話をしてんじゃねーよ!ったく、まあ抜け道とかそういうのは盗賊の仕事だろ」

盗賊「ああ、任せとけよ!まずはこっちに進んで…ほら見ろ、階段だぜ!」

戦士「おおー、流石だぜ盗賊ー!」

商人「では更に進んでみて…だ、誰か居ますよ!?」

勇者「こんな所に誰が…おいおい!」

王様「そこに誰かいるのか?わしはこの国の王じゃ」

商人「これが、いやこの方が王様!?じゃあ…」

王様「何者かがこのわしからへんげのつえを奪いわしに化けよった。くちおしや…」

盗賊「なるほど、人変わりしたっていうのは本当だった訳だ。いや、人そのものが変わっちまったら人変わりとは言わないのか?」

戦士「なあ、こっちが本物なら連れてってあいつは偽者だー!って言えば良いんじゃねーのか?」

商人「それをやると国中が混乱する可能性がありますよね…最悪あちらに着く人までいるかもしれないですし…」

勇者「まずは偽者の正体を暴いて、更に必要ならーー偽者を倒す。まずは鏡だ。さっさと脱出するぞ」

481ーーサマンオサ郊外:2020/02/24(月) 19:23:10 ID:ZPJDj8jQ
https://i.gyazo.com/ba4861d4cd94b82fbe84e20f1de8a2fb.jpg

盗賊「まあ、そうは言ってもまだ洞窟には行けないからな、経験値稼ぎだよな」

商人「やっぱりマホトラを使うモンスターが辛いですね。モンスターなのかヒトなのか分かりませんけど…」

勇者「引き連れてる死体もやっかいだな。タフな上に身を守りやがるから時間がかかっちまう。その割に経験値が少なくてうまみが少ねえ」

戦士「あのばーさんのベギラマ連発も辛いぜー!」

盗賊「そっちは体力の多い戦士より俺の方が辛いな。防御力はあるから物理攻撃は何とかなるんだけどなあ」

商人「…それで、↑のは何ですか…?」

勇者「ああ、アナログ人間が画像の張り方覚えたとかではしゃいでな。ちゃんと出来てるかどうか知らないが」

戦士「うおおー!よくわかんねーけどスゲーな!」

盗賊「まあ、あんまりこういうの張られても興醒めする人もいるかもしれねーからな、たまーにだな。書いてる奴が張り方忘れない程度にな」

商人「そんな訳で、僕も結構レベル上がってきましたよ。上がってきたというか戻ってきたというかですけど」

勇者「俺ももう1つレベル上げてえ所なんだけどな。明日洞窟を探索しながらレベルが上がるのを祈るしかねえかな…」

482ーーサマンオサ郊外:2020/02/24(月) 19:40:22 ID:ZPJDj8jQ
https://i.gyazo.com/ba4861d4cd94b82fbe84e20f1de8a2fb.jpg

盗賊「まあ、そうは言ってもまだ洞窟には行けないからな、経験値稼ぎだよな」

商人「やっぱりマホトラを使うモンスターが辛いですね。モンスターなのかヒトなのか分かりませんけど…」

勇者「引き連れてる死体もやっかいだな。タフな上に身を守りやがるから時間がかかっちまう。その割に経験値が少なくてうまみが少ねえ」

戦士「あのばーさんのベギラマ連発も辛いぜー!」

盗賊「そっちは体力の多い戦士より俺の方が辛いな。防御力はあるから物理攻撃は何とかなるんだけどなあ」

商人「…それで、↑のは何ですか…?」

勇者「ああ、アナログ人間が画像の張り方覚えたとかではしゃいでな。ちゃんと出来てるかどうか知らないが」

戦士「うおおー!よくわかんねーけどスゲーな!」

盗賊「まあ、あんまりこういうの張られても興醒めする人もいるかもしれねーからな、たまーにだな。書いてる奴が張り方忘れない程度にな」

商人「そんな訳で、僕も結構レベル上がってきましたよ。上がってきたというか戻ってきたというかですけど」

勇者「俺ももう1つレベル上げてえ所なんだけどな。明日洞窟を探索しながらレベルが上がるのを祈るしかねえかな…」

483以下、名無しが深夜にお送りします:2020/02/25(火) 01:08:50 ID:bryz5NHk
したらお?
野郎しかいないパーティーなのに可愛いなオイ

484ーーサマンオサ郊外:2020/02/25(火) 10:03:19 ID:xi16lfa.
https://i.gyazo.com/ba4861d4cd94b82fbe84e20f1de8a2fb.jpg

盗賊「まあ、そうは言ってもまだ洞窟には行けないからな、経験値稼ぎだよな」

商人「やっぱりマホトラを使うモンスターが辛いですね。モンスターなのかヒトなのか分かりませんけど…」

勇者「引き連れてる死体もやっかいだな。タフな上に身を守りやがるから時間がかかっちまう。その割に経験値が少なくてうまみが少ねえ」

戦士「あのばーさんのベギラマ連発も辛いぜー!」

盗賊「そっちは体力の多い戦士より俺の方が辛いな。防御力はあるから物理攻撃は何とかなるんだけどなあ」

商人「…それで、↑のは何ですか…?」

勇者「ああ、アナログ人間が画像の張り方覚えたとかではしゃいでな。ちゃんと出来てるかどうか知らないが」

戦士「うおおー!よくわかんねーけどスゲーな!」

盗賊「まあ、あんまりこういうの張られても興醒めする人もいるかもしれねーからな、たまーにだな。書いてる奴が張り方忘れない程度にな」

商人「そんな訳で、僕も結構レベル上がってきましたよ。上がってきたというか戻ってきたというかですけど」

勇者「俺ももう1つレベル上げてえ所なんだけどな。明日洞窟を探索しながらレベルが上がるのを祈るしかねえかな…」

485ーーサマンオサ郊外:2020/02/25(火) 10:04:28 ID:xi16lfa.
https://i.gyazo.com/ba4861d4cd94b82fbe84e20f1de8a2fb.jpg

盗賊「まあ、そうは言ってもまだ洞窟には行けないからな、経験値稼ぎだよな」

商人「やっぱりマホトラを使うモンスターが辛いですね。モンスターなのかヒトなのか分かりませんけど…」

勇者「引き連れてる死体もやっかいだな。タフな上に身を守りやがるから時間がかかっちまう。その割に経験値が少なくてうまみが少ねえ」

戦士「あのばーさんのベギラマ連発も辛いぜー!」

盗賊「そっちは体力の多い戦士より俺の方が辛いな。防御力はあるから物理攻撃は何とかなるんだけどなあ」

商人「…それで、↑のは何ですか…?」

勇者「ああ、アナログ人間が画像の張り方覚えたとかではしゃいでな。ちゃんと出来てるかどうか知らないが」

戦士「うおおー!よくわかんねーけどスゲーな!」

盗賊「まあ、あんまりこういうの張られても興醒めする人もいるかもしれねーからな、たまーにだな。書いてる奴が張り方忘れない程度にな」

商人「そんな訳で、僕も結構レベル上がってきましたよ。上がってきたというか戻ってきたというかですけど」

勇者「俺ももう1つレベル上げてえ所なんだけどな。明日洞窟を探索しながらレベルが上がるのを祈るしかねえかな…」

486以下、名無しが深夜にお送りします:2020/02/25(火) 12:44:40 ID:bryz5NHk
落ち着けww

487ーーホビットのほこら:2020/02/26(水) 10:54:54 ID:xO83r6yc
ホビット「あはは、連打してるー。ごめんね、最近サーバーがどうしたのなんだのでなかなかここに来られなかったんだよねー」

猫「で、書き込むボタンを連打した結果なのですにゃあ…」

旅人女「勇者は名前は、したらば掲示板だし…だとさ。ネーミングセンスとか無いからね」

猫「実はお嬢様の名前もしたら子だったりしたのですにゃ…」

ホビット「キミの名前はあのまんまだけどね!」

旅人女「食べやすそうで良い名前だよねえ?さあ、そろそろ鍋に入りな!」ギュウギュウ

猫「にゃ、鍋に押し付けないで…」ジタバタ

ホビット「待って!毛を毟ってからの方が良いと思うよ!」

猫「助けてくれないのですにゃー!?」オアー…

488以下、名無しが深夜にお送りします:2020/02/27(木) 21:28:54 ID:HuLkp5CE
怒濤の猫で草はえる

489ーー92日目、ラーの洞窟:2020/03/01(日) 19:53:44 ID:.j7CNEqY
盗賊「さあてと、今日はここから真実を映す鏡ってヤツを探さないとな」

商人「こう、入ってみた感じ凄く広そうですよね。それにただならぬ気配が…」ブルッ

勇者「ビビっててもしょうがねえ、行くぞ…おい!出たぞ!」

ーーキラーアーマーがあらわれた!ベホマスライムがあらわれた!

戦士「おお!?あのクラゲみてーなの初めて見るよな?」

商人「そ、それより数が…!3、4、5匹もいますよ!」

勇者「おまけに鎧の方は2体か。やるしかねえ、まずはクラゲからだ!おらあっ!」ピシャシャシャッ

盗賊「いかにも回復しますって感じだもんな。そらそらあっ!」ピシャシャシャッ

戦士「俺は鎧を叩くぜー!」ガギン!

ベホマスライムはベホマをとなえた!キラーアーマーはかいふくした!

商人「やっぱり回復を使いましたね!それえっ!」ガッ

勇者「うおらー!」ピシャシャシャッ

ーーまもののむれをやっつけた!

盗賊「ふう、思ったよりはあっけなかったな。しかしやっぱり生半可なダンジョンではなさそうだぜ」

490ーーラーの洞窟、B2F:2020/03/01(日) 20:03:56 ID:.j7CNEqY
勇者「ちっ、化物どもめ!おらおらっ!」ピシャシャッ

シャドーはヒャダルコをとなえた!

商人「くうっ、呪文が厳しい…!」

戦士「負けねーぞ!おらあっ!」ザクッ

ーーシャドーたちをやっつけた!

盗賊「くそっ、なんだよここは!?今までの魔物と全然違うじゃないか!」

商人「いきなり強くなった感じがしますよね。しかも地上にもいたあの人型モンスターのマホトラで魔力も厳しいですし…」

勇者「長居は出来ねーな。ガンガン進むぞ」

戦士「つーかホントにここ広いな!上の階も広かったけど下もひれー!」

商人「ですね。こんなに広いとどうしても魔物との戦いが増えてきます…」

盗賊「へっ、今までにないスリルだぜ…お?ほら見ろよ、階段だぜ」

戦士「よっしゃ!また下に進めるな!」

勇者「下に進めるのは良いことなのか分からんけどな。まだまだ先が長いって事かもしれねーからな」

盗賊「まあな。しかしこの階は目の毒だよな。宝箱がずらっと並んでてよ」

商人「ですね。開けられない僕達にはあまりにも辛すぎます…」

491ーーラーの洞窟、B4F:2020/03/01(日) 20:14:02 ID:.j7CNEqY
勇者「地下3階に下りてすぐにまた下り階段があったが、地下4階に下りてみても何もなかったな…」

盗賊「また地下3階に上がってみるか。うーん、やっぱりあの小島にある宝箱が怪しいよなあ」

商人「あそこしかないですよね。じゃあまだこの階の東側に行ってみてないですし、進んでみますか?」

戦士「っしゃあ、ぐるっと回って〜…お、また小島が見えるぜー!」

盗賊「もうちょっと北にも行けるな。ぐるっと回って…ちっ、またもと通りかよ!」

勇者「て事は、この階にはあの小島に行く手段はないのかもな。良く見りゃ小島の宝箱の手前には穴が空いてるな…」

盗賊「あの穴から恐らく地下4階に下りる、いや落ちるんだろうな。いや、待てよ。あそこから地下4階に落ちるなら、あそこに行くにはどうすれば良い?」

商人「どうって…ああっ!ここより上の階にも同じような穴がある!?」

戦士「おおー、そこから落ちればあそこの宝箱まで行けるって事か!」

勇者「恐らく、だけどな。しかしまたあの広いフロアを探さなきゃならねえのか、気が遠くなるぜ…」

492ーーラーの洞窟、B2F:2020/03/01(日) 20:25:04 ID:.j7CNEqY
ーーゾンビマスターはマホトラをとなえた!ゾンビマスターはマホトラをとなえた!

商人「ああっ!?僕はもう魔力が空っぽです!」

勇者「一人を狙ってきやがるのか!?俺にはまだ余裕があるが…さっさと倒すに限るな、らあっ!」ピシャシャシャッ

戦士「うおおおー!」ザンッ

ーーゾンビマスターたちをやっつけた!

盗賊「くそっ、こいつら魔力はあるけど呪文を使わねえ俺にはあんまりマホトラかけてこねえときた。頭良いのか?」

商人「今回だけじゃなく、洞窟に入ってからずっとマホトラで狙われてる気がします!ああっ!皆さん、あそこ!」

勇者「なんだ…?あ!あれは…穴だな!?落ちる事が出来そうな大きさの!」

戦士「おお、見つけたぜー!さっそく落ちるぜー!」ピューーン…

盗賊「おいおい待て待て、宝箱は俺が開ける!そりゃあっ!」ピューーン…

商人「もう、そんなに慌てなくても…そりゃああああ………ったあ!」ドサッ

勇者「やれやれ、これで何も無かったら…いや、その心配はないようだな」

盗賊「ああ、あの小島だここは!そしてここには宝箱が…そらっ!」パカッ

ーーなんと ラーの鏡をてにいれた!

商人「やった、鏡ですね!ボロボロですけど何とか手に入りましたね。でも帰り道も長いなあ、油断しないようにしないと…」

493以下、名無しが深夜にお送りします:2020/03/01(日) 21:53:18 ID:Z.kJnfR6

ゾンビマスターだいきらい

494ーー93日目、サマンオサ:2020/03/08(日) 19:36:29 ID:LGIOq.pk
勇者「さて、今日はいよいよこのラーの鏡でニセ者の王様の正体を暴いてやる訳だが…」

戦士「おう、早く行こーぜ!」

盗賊「その前にな、1つ問題があるんだよ。決して小さくないな」

商人「ええ、やまたのおろちのような強大なモンスターが王様の正体だったら…」

勇者「いや、そこじゃない。まあそれも問題ではあるんだが、それ以前だ。まず、また正面から行っても牢屋にぶちこまれるだけだ」

戦士「じゃあどうすんだよ!?」

盗賊「町での聞き込みの結果、王様は夜に一人で寝てるらしい。…まあなんで町の婆さんがそんなこと知ってるのか分からないが、とにかく俺らが突入するのは王様が一人になった夜だ」

商人「警備も薄いでしょうしね」

勇者「で、問題なんだが…夜までどうやって過ごすか、だ。まあ…町と外を往復してちょっとずつ時間が過ぎるのを待つってのが安全ではあるが…」

盗賊「仮にも勇者、勇気ある者一行が取る行動か?ってな」

商人「ああ、なるほど…」

戦士「じゃあ外で普通に魔物退治するのか?俺は構わねーけど、マホトラとベギラマすげーだろこの辺!」

勇者「そうだ、その通りだ…だから、とりあえず北に向かう。同じサマンオサ周辺でも、北の方はマホトラ野郎とベギラマ婆さんに会う確率が低いようだからな」

商人「北は平原でしたし、魔物の数も少なそうですよね。でも…勇者一行らしく振る舞うって大変だなあ」

盗賊「そうだな。ま、その方がスリルがあって良いだろ。よし、さっそく出発しようぜ」

495ーーサマンオサ北部:2020/03/08(日) 19:47:16 ID:LGIOq.pk
商人「予想通り、こっちにベギラマ使いはいませんでしたね」

勇者「マホトラ野郎も1回あっただけだ。被害は最小限で済んだな」

盗賊「カメはうざったかったが、戦士なら一撃だしな」

戦士「このくさなぎのけん、やっぱりすげーぜ!」

勇者「これ以上の武器はなかなか手に入らないだろうな。さて、夕方になったな。そろそろ町に戻るか」

商人「出来れば誰かのレベルを上げたかったですけどね…」

盗賊「戦士か商人が上がると思ったんだけどな。ま、収穫もあったよな」

戦士「あなほりでいのちのきのみを見つけたよな商人!確か昨日の洞窟でもムチを見つけてたよな!」

勇者「とげのむちだな。地下4階で見つけたが、あそこにむちを持ってるような魔物いたか…?」

商人「ちょっと謎ですよね。でもまあ、助かった事には違いないですし…」

盗賊「そうだな!よし、じゃあ戻るぞサマンオサに!」

戦士「そういやまた商人のあなほりだったな!盗賊は最近全然だよな!」

盗賊「うるせえ!せっかくそっちの話題になる前に出発に気持ちを持っていこうとしたのに台無しにするんじゃねえ!」

商人「ま、まあまあ、誰が見つけても一緒ですから…」

勇者「全く、同情されてりゃ世話ねえぜ。これから大一番が待ってるかもしれねえのに、緊張感のない奴等だよな…」フウ…

496ーー夜、サマンオサ城内:2020/03/08(日) 19:55:43 ID:LGIOq.pk
戦士「っしゃー!これから王様の…むぐっ!?」モガモガ…

盗賊「バカ、でかい声出すんじゃねえよ!」ヒソヒソ

商人「ええと、王様の寝室は…確かこっちですよね」

勇者「ああ。最初にこの城に来た日、城の中をあちこち嗅ぎ回ったのが役に立ってるな」

商人「その後捕まりましたけどね…」

盗賊「ま、それも作戦の内だけどな。よし、ここから飛び降りて…」ピューーン…

勇者「ったく、一度高台から飛び降りなきゃ行けないってのがな…」

商人「寝室の入り口は見張りがいましたからね…あ、ここですよ…」

勇者「よし、全員準備は良いな?盗賊、鏡を」

盗賊「任せろ。こいつで王様の顔を映して…なっ!?」

戦士「おいおい、バケモンじゃねーか!」

商人「ちょっ、戦士さん、声…!」

王様「みーたーなー?けけけ、生きては帰さんぞえ!」

勇者「構いやしねえ!どうせ偽物なら戦わなきゃいけねえんだ!やるぞ!」

ーーボストロールがあらわれた!

497以下、名無しが深夜にお送りします:2020/03/08(日) 19:55:57 ID:4J1WOpkE
ボス戦ではくさなぎの剣で守備を固めたりはするんですか?

498以下、名無しが深夜にお送りします:2020/03/09(月) 12:38:17 ID:B3bN7y4.
乙!

499以下、名無しが深夜にお送りします:2020/03/15(日) 19:13:19 ID:1ig6I1XQ
戦士「くさなぎのけんを道具としては使わねー!何故なら装備してる俺が一番攻撃力があるからだぜー!おらー!」ザクッ

盗賊「あと俺の勘違いでなければだが、くさなぎのけんはスクルトじゃなくてルカナンだ。相手の防御を下げる為のモノだな。らあっ!」ピシャアッ

勇者「誰に話しかけてんだよ…商人、スクルトを!」

商人「はい!スクルト!」ギュイイーン

ボストロールのこうげき!ボストロールはルカナンをとなえた!

盗賊「このやろ、頭まで筋肉が詰まってそうなナリして呪文を唱えるのかよ!」

商人「大丈夫です、下げられた守備力は上げなおします!スクルト!」ギュイイーン

戦士「ぶった斬るぜー!おらおらー!」ザンッ

勇者「手が空いてる今のうちに俺も攻撃だ!うらあっ!」ピシャッ

ボストロールのこうげき!ボストロールのこうげき!

商人「くっ、攻撃が激しいです!ベホイミを…」パアア…

戦士「俺はひたすら切り続けるぜー!」ザクザクッ

盗賊「俺も攻撃だけだ!…くそっ、もっと攻撃力がある武器ならなあ…」

500以下、名無しが深夜にお送りします:2020/03/15(日) 19:22:38 ID:1ig6I1XQ
勇者「言っても仕方ねえ!おらあっ!」ピシャッ

ボストロールのこうげき!ボストロールはルカナンをとなえた!

商人「また呪文を…!スクルト!」ギュイイーン

勇者「ちっ、俺も回復に回るようだな、ベホイミ!」パアア…

戦士「うおおー回復回復!負けねーぜー!」グサッ

商人「僕らが全力でサポートします!攻撃を!」

盗賊「力及ばないが全力を尽くすぜ!そらっ!」ピシャッ

ボストロールのこうげき!ボストロールのこうげき!盗賊はすばやくみをかわした!

戦士「おお、流石だな盗賊ー!」

盗賊「そう、俺はこっちで役に立つ!俺が生きてさえいればお前らの危険が減るはずだからな!」

勇者「ああ、そして回復の手間が減る分攻撃に回せる訳だ、そらっ!」ピシャッ

商人「僕も余裕が出来ましたよ、ルカニ!」ギュウウーン

ボストロールにはきかなかった!

商人「ああ、少しでも攻撃が楽になればと思ったのに…!」

501以下、名無しが深夜にお送りします:2020/03/15(日) 19:27:13 ID:1ig6I1XQ
戦士「問題ないぜー!うらあっ!」

ボストロールはルカナンをとなえた!ボストロールのこうげき!戦士はすばやくみをかわした!

盗賊「ははっ、お前俺のお株を奪うんじゃねーよ!」
勇者「っし、いけるぜ!商人、魔力は!?」

商人「そろそろ、残りを気にしなければならなくなってきました…」

勇者「回復は出来る限り俺がやる!お前は守備力をケアしてくれ!」

商人「了解です!スクルト!」ギュイイーン

ボストロールのこうげき!ボストロールはルカナンをとなえた!

盗賊「くっそ、タフだな!そろそろ倒れろよ!おらー!」ピシャッ

ボストロールのこうげき!ボストロールのこうげき!

勇者「ちっ、ベホイミだ!」パアア…

商人「僕も回復に回らないと…ベホイミ!」パアア…

戦士「おおおおお!うらーーっ!」ザンッ

ーーボストロールをやっつけた!

502以下、名無しが深夜にお送りします:2020/03/15(日) 20:55:38 ID:U5/mj46c

勝利!

503以下、名無しが深夜にお送りします:2020/03/16(月) 13:46:55 ID:q/m067JA
痛恨なしとは運がいい。くさなぎの効果はスカラだと勘違いしてました。


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