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暇潰し・ロール練習スレ 其の四
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立てておく
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>>450>>451
はぁ…なるほどね。そういう類の話はよく知らんが
【しかし二人が相反するものであり交わることがないことは明白だった
怒りに顔を歪ませる女性。その憎しみたるや計り知れぬものを感じる】
ならばさっさと済ませよう。事が終われば万事解決だ。アンタに恨みがあるわけではないが…ちょっとおとなしくなってくれよ!
【そう言うや否や男は少女の前に立ち刀を構えた。さらに濃くなった霧を吸い、刀はどんどん肥大し刃が太く大きくなっていく。背丈ほどの長さと大きさに変形した刀で、男は>>451の槍を受け止めようと試みた】
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>>451-452
ふふ、私に罪を被せたいの?
構わないわ、貴女の気持ちがそれで晴れるならね
【わざと、少女は女性を煽っていく。その様子を楽しんでいるかのような声で】
【すると女性は、物騒な槍を持って、串刺しにするほどの勢いで飛びかかってくるが――】
【少女は、ひらりと身を躱し、男がやりを受け止めるのを眺めた】
CPU使用率5%、負荷は少ないわ
【ニヤリと笑い、「貴様の攻撃は当たらん」とばかりに言う少女】
【今現在の少女は「軽く素早い」。重く一撃重視の武器は不利といえるだろう】
さて…その怒りと憎しみを他の人たちに伝えましょうか
多くの人に、貴女の意思を知ってもらう為に…ね
【…不敵に笑う少女。その刹那、少女は唐突に走り出した】
【少女が向かった先にあるのは――人通りの多い、大通り】
【煽り、冷静さを欠けさせ、わざと自分が有利な場所へと導く――それが少女の作戦らしい】
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>>452
【短槍での一撃は男の刀によって阻まれる】
【短槍の柄がめきめきと悲鳴を上げ、尖った先端を擦り付けるように刀へと押し付ける】
貴、様…ァ!! 邪魔をするのか!! 私にあれを殺させないつもりか!!
【男の刀に何度も何度も短槍を突き立てる】
【が、力ではどうにも押しきれない。 女性は鉄槌を叩きつけんとするために肩に載せ――】
>>453
【――少女がこちらを笑いながら、逃げていくのを視認する】
【サッ、と女性の額から血が引く。 次に垂れるのは冷や汗だ】
は……? おい待て…逃げるのか…! 私から逃げるのか!! おい…
【少女がどうやら女性を誘っているということに気づいた時】
ッ! 〜ッッ!! ……ッガァァァァァァアアアア!!!
【女性の理性は切れた。 叫び声を上げた後、女性はまるでカラカラに乾いた老人のような声でブツブツとつぶやく】
……逃げる奴は殺す…邪魔をする奴も殺す…通り過ぎる奴も殺す…怯えるやつも殺す…
【女性は男の脇を通って、少女を追いかけようとする】
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>>453-454
っ………!
【怒りを纏った一撃が刀を通して伝わる。それは常人では繰り出しえぬ一撃で】
【この女性は正気ではない。このまま行かせてしまえば関係の無い人間まで巻き込んでしまうだろう】
くっ…、行かせるか!!
【脇をすり抜けた女性を追いかけるが、追いつけない。女性を霧が追いかけ、立ちふさがるように横一線に並ぶ。すると再び刀へ変形し女性を斬らんと迫った】
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>>454-455
【広く、電力の供給も可能で、何よりギャラリーが存在する】
【少女にとって大通りは、まさに絶妙のフィールドといえる】
【しかし本当に、女性は追いかけてくるのか――】
いえ…来ないはずがないわ
だって彼女は……
【確信に近い言葉を告げるとほぼ同時に、轟いてくる女性の叫び声】
【追いかけてきた、と少女は確信し、あたりの人だかりを掻き分けて】
【車道に出て女性を待つ。無論――通り過ぎる車は、全てハックし止めながら】
さあ来なさい、【無限陽光】
貴女の思想がどれほど愚かで残酷なのか、思い知らせてあげるわ
【車道へ飛び出して腕を組む少女。その姿に人々は驚き戸惑っていた】
【これで準備は終わった――あとは、女性を待つのみ】
【唯一の不安は、「女性があの男にやられてしまわないか」ということだが――】
…もしそうなったら、私が彼女の代わりをしてあげるわ
ここにいる全員を殺すなんて、造作も無いことだもの
【ふふふ、と、不気味な言葉をつぶやき、少女は道路で立ちふさがる】
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>>455>>456
【目の前に迫る刀を、担いでいた鉄槌で叩き落とす】
【生え揃った棘が刀の刃を捉え、重厚な鉄頭がそれを地面へと押し付ける】
「邪魔」をしたな、貴様
【男の刀と鉄槌を地面に残したまま、ぴたりと女性の動きが止まり振り向く】
【その目はおよそ正気と呼べるものは残っておらず、ただただ仄暗い殺意だけが漏れ出してくる】
【女性は槍を二つに増やし、その形を刀と長剣へと変ずる】
殺す
【殺意が、殺意の塊とも呼べるモノが男へと襲いかかる】
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>>456-457
ゾクゾクする目つきをするね、これで話しが通じたら最高だろうけど…無理だろうね
【叩き落とされた刀が霧に戻り空気に溶ける。苦笑いを浮かべると男の目つきが変わった】
事情は知らないが、そっちが殺る気ならこっちだってそのつもりでいくぜ?
手加減無しのやりとりといこうじゃないか
【女性から滲み出る感情。男にとっては好都合だった。霧が黒く、濃く立ち込めて男の両手に収束する】
【現れたのは二本の両刃剣。艶やかな黒色をした剣が、女性の剣と激突した。怒りのままに振るわれる剣を受け流し、女性の胴へと切りつける】
【少女は無事だろうか。そもそも少女とはどんな因縁があるというのか。どちらも能力者であることは確かで、自分は水をさすような真似をしていることは確かだが…】
【男にとって大事なのは自分とその周囲だ。安息の地を奪われては敵わない。それがどんな理由であったとしてもだ】
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/ちょい用事入ってしまった、二人で続けててもらえるだろうか
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>>458
【男の剣を刀で受け止める。 腹で受けた刀は、女性と共に吹き飛び、二つに折れる】
【女性は折れた刀から戦輪を取り出すと、使い物にならなくなったそれを放り捨てる】
【戦輪をくるくると回し、手裏剣のように男に射出する】
【戦輪は風を裂きながら肥大化。 男を真っ二つに切り裂こうと飛翔する】
早く行かないと……アレを殺さないといけない…
だから、頑張ろう……頑張って、障害を壊して、アレを殺そう…
【女性の手元では剣が二つに割れ、一方は弓に、もう一方は矢へと変わる】
【女性が矢をつがえる。 きりきりと引きつけ、男の胸を狙う】
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>>459
/了解した。あまり絡めなかったけど乙
>>460
デカすぎるんだよっ!
【飛んできた戦輪を男が剣でフルスイングする。大きな金属音と共に、戦輪が弾き返された。が】
ぐぁっ……!
【胸を狙った矢は、的を外れて男の右肩を貫いた。乱暴に引き抜くと傷口からは血が流れる】
くっそ…いきなりコレかよ…
【ダラリと垂れ下がった左腕。頑張れば動かすことはできるが、力を込めることはできないだろう】
ならば、これで……!!
【霧が地面にゆっくりと広がり、一面を黒く染めていく】
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>>461
【弾かれた戦輪は大きく軌道を逸れ、近くのコンクリート壁に深々と突き刺さる】
あと少し……あと少し……
【弓を剣へと戻した女性は、さらに手斧を作り出し、スタスタと男に向かって歩いていく】
【周囲に立ち込める霧も、まるで目に入っていないようだ】
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>>462
はぁ、はぁ……
【呼吸する度に生暖かい血が右肩から滴り落ちる。手で押さえるもそれは隙間から溢れ】
【静かに待つ。その時を、その機会を。その間にも霧はさらに濃くなって壁を這うように覆っていく】
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>>463
【女性の足が、男の目の前まで到達する】
これで
【全く戸惑うことなく、女性は手斧を振りかぶり、振り下ろそうとする】
死ね
【黒々とした目が、にぃっ…と細められる】
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>>464
そう簡単に
【男が身を翻すと、さきほどまで男がいた場所から女性に向けて剣が9本射出された】
やられてたまるか…!
【さらに追撃とばかりに、もう一本女性の胸に向けて飛ばす】
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/>>465
【女性が振り下ろした手斧は、一本の刀を叩き落としただけだった】
【8本の刀は女性を標本にするみたいに、四肢や身体を差し貫いていた】
……ご、ぷ……
【血の気の失せた口元から一筋】
【ドス黒く赤い血が流れ、垂れ落ちる】
【その目は何も映してはおらず、何も感じてはいない】
ぐ、うぶ……
【さらに胸へと突き刺さる刀。その勢いに押されて、女性はよたよたと後ろに倒れこむ】
……
【復讐に全てを費やした女性は、何も言わずに、息を引き取った】
【曇天の空にはいつの間にか、雪が降っていた】
【無限陽光(エタニット・サン)】――死亡
/乙。 遅レスすまんかった。 相変わらず書き出しはキャラとか設定が難しいにゃあ
/楽しいロールだった
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【地を流し、倒れ逝く女性。辺りに血がゆっくりと広がっていく】
【呼吸を整えてだいぶ落ち着いてきたところで、辺りが騒がしくなったことに気づく。遠くからサイレンの音が聞こえてきた】
…こことはもうお別れだな。何がしたかったのかはもう分からないが…ゆっくりとおやすみ
【そう言うと男は、ジャケットを女性の亡骸にかけてやりその場を立ち去った。大きくなっていくサイレンの音に背を向けて、疲弊した身体を引きずって】
【黒霧刀】 逃亡
/絡み乙
こちらこそ亀レスだったと思う
上手く乗れていたか不安だったが、ロールが楽しめたなら幸い
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野生の能力者が現れた!
【氷牙生刃】
体の至る所から氷を生やすことができる能力。氷は無尽蔵に出せるが自分の体からのみ。
触れている箇所を冷やし凍らせることも、地面を伝うように氷の刃を出すこともできる。
この能力を持っているだけで冷気に強くなり、凍傷にはならない。
身体能力:軍人
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いいぜ、こいよ
【撃天雷牙・麒麟】
この能力者は「麒麟」という一族に伝わる武器を持っている
それは七支刀という刀身から七本の刃が生えた刀である
この刀はこの能力者の家系の物しか扱えない
刀は常に黒い雷を纏っており、それを自由に扱える
黒い雷を喰らった相手に毒と同等の効果を与える、死に至ることは無いが体力を削られるたね危険だ
またそれを自分に纏えば、秘められた力を開放できるが、徐々に体を蝕まれて行くので長時間の使用はできない
初期装備:七支刀「麒麟」
身体能力はそこそこ高い
-
【べちゃり、と音を立てて女性が倒れる】
【真っ赤な血を浴びて、その青年は頬に付いた血をベロリと舐める】
あらら、もう死んじゃった。 やっぱ女性は脆いネー
【独特の発音をするその青年は、全身から生えた氷をバラバラと体から剥がす】
【と同時に、凍った血液がかさぶたのように剥がれ、地面に撒かれる】
んー……あっけない。 まだまだ殺したりないヨ。 適当にあと2、3人見繕って、早くころさなきゃあ…
【肉を裂いた時の感触を手に感じ、青年はヘラヘラと笑いながら、路地裏を歩き出した】
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>>470
【能力者の街と呼ばれる能力者が大凡半数を占めているような、そんな一つの都市】
【日夜争い事や事件の絶えないその街の片隅の路地裏の入り口】
【ただ一人の人物が壁に背中を預けその惨事を傍観していた】
【日常茶飯事と言ってもいい程見慣れたその光景】
【やがて事が終わったのか一人が立ち上がりこちらとは反対へと歩いて行くのが見える】
【同様に壁から背を離しその男と同じ方向へと】
【足音や気配などで気づくだろう、そして隠す気もさらさら無いのだろう】
【ただ興味本位で尾行しているのかもしれない、何か目的があるのかもしれない】
【その人物の格好は何故か黒いメイド服、そして背中に背負った服とは不似合いな刀剣と思しき包帯に巻かれた何か、そして猫の仮面】
【後ろをつける足音は一定の速度で貴方を見失わないようにしているようだ】
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>>471
【勿論、その気配には青年も気づいていた】
【右に、左に。曲がりくねった道を選んで進んでいたが、ぱたりと足を止めてため息を付いた】
……あのネ。 お前、私に何の用事?
【苛立ったように振り返り、その人がいるであろう物陰に向かって話しかける】
確かに私は変態だけど、ストーキングされて喜ぶ変態じゃないワケ。
お前がいると気が散って上手く獲物に近づけないんだよ。 分かる? これ。
【青年はぐぐ、と拳を握ると、近くの壁に叩きつける】
要するに、邪魔。
【瞬間、壁を伝うように氷の刃が飛び出ていき、>>471のいる辺りでより大きな刃が突出するだろう】
/次かなり遅れるかも
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>>472
【バレないとは思っていない】
【そして隠す気も無い、そんな女性は相変わらず一定のリズムを保ち青年に着いて行く】
【しかしそんな女性の足がふと止まり、そして視線の先の青年はこちらを振り返り話しかけてきている】
【どうやら女性の行動が気に食わなかったのだろうか、苛立ちを感じる】
【女性は仮面を着けたその顔を青年へと向け】
何も...私は意思を持たない。
私の行動は主の意思に従う。
主の意思に従った結果貴方に着いて行った。以上。
【少し高めの澄んだ声は小さいがよく通るだろう】
【起伏の無い、いうなればアンドロイドのように決まった文句を告げているだけのような】
【よく見れば彼女の耳にはイヤホンのような物が嵌っている事から彼女の主の命令をただ単純に遂行しただけなのだろう】
対象に戦闘の兆しあり。
...了解。
これより私の行動は追尾より臨戦態勢に、必要があれば交戦も止むを得ません。以上。
【青年が拳を握ったと同時にその口が開き、再びそう告げる】
【そして次に迫る氷の刃を見れば背中の包帯に巻かれたそれを手に取り再び口を開く】
警告。これより私の行動は迎撃へと移行。
【女性を狙ったその大きな氷の刃が視界の端に映った瞬間その包帯に巻かれた何かを刃へと振り受け止める】
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>>473
【甲高い金属音。 布を巻かれた大きな物は、どうやら彼女の武器のようだ】
【数多くの人間を刺し殺してきた青年の氷刃が容易く受け止められる】
へぇ……? 戦うつもりなのカ? この私と?
【底冷えするような笑みを浮かべ、舌舐めずりをする青年は、正に邪悪を体現しているかのよう】
【壁から拳を離すと、拳から突き出ていたらしい氷刃が引き抜かれる】
いいネ。 遊ぼう。 今日、最後の獲物はお前に決まりダァ…!
クッ、ククク…!
【楽しそうに青年は笑う。 大仰に両手を広げると、その手から手裏剣のような氷が、ひび割れるような音と共に生え揃ってくる】
【その数4枚。 指の間に挟まれたそれが、風を切って女性へ飛ぶ】
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/ごめん...爆睡してた
/また機械があったらお願いします
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/はい。 こちらこそ。
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/規制されてる奴来いよ
【氷竜奏者】
異界より氷竜を召喚し、使役できる能力者
氷竜の加護により氷や水等に強い大勢を持つ
この氷竜は主に対して絶対なる忠誠を誓い、主の命令は絶対である
故に精神操作の類は氷竜に対しては効果がない
また身体を変化させることも可能で、竜そのものや竜人になったりもできる
攻撃方法は竜の時は氷のブレスやそれに羽ばたきを交えた吹雪の発生
竜人では氷の剣や槍、盾を使い騎士のような戦いをする
どちらの形態でも様々な氷系の魔法を使役することもできる
身体能力:竜(竜人)は精鋭とも言える騎士レベル、能力者は身軽
初期装備はなし
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授けておくれ
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>>478
/まだいるか?
【堕ちた勇者】
魔王を討ち世界を救ったとされる英雄が闇に堕ちた者
かつての宿敵であった魔王の魂さえ取り込み、その力を我が物としたことにより勇者の力と魔王の業を併せ持つ
魔王の業とは、無限に溢れる闇の魔力を扱う力と魔界の扉を開き魔界の軍勢や武器を召喚し酷使する力であり
勇者の力とは、幾多もの闇を屠った聖剣を振るう無双の剣術と人外さえ竦み上がる程の身体能力である
闇の魔力によって肉体はいくらダメージを受けても壊れることはないが
かつての自分の様に巨悪さえ恐れない偉大な勇気を持つ者、守るべきもののため戦う者の攻撃により
魂が少しずつ崩壊していき、完全に破壊されたとき体は抜け殻となって倒れる
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誰かいるなら...規制辛い
【撃天雷牙・麒麟】
この能力者は「麒麟」という一族に伝わる武器を持っている
それは七支刀という刀身から七本の刃が生えた刀である
この刀はこの能力者の家系の物しか扱えない
刀は常に黒い雷を纏っており、それを自由に扱える
黒い雷を喰らった相手に毒と同等の効果を与える、死に至ることは無いが体力を削られるたね危険だ
またそれを自分に纏えば、秘められた力を開放できるが、徐々に体を蝕まれて行くので長時間の使用はできない
初期装備:七支刀「麒麟」
身体能力はそこそこ高い
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/昨日できなかったんだ、是非頼む
【氷竜奏者】
異界より氷竜を召喚し、使役できる能力者
氷竜の加護により氷や水等に強い大勢を持つ
この氷竜は主に対して絶対なる忠誠を誓い、主の命令は絶対である
故に精神操作の類は氷竜に対しては効果がない
また身体を変化させることも可能で、竜そのものや竜人になったりもできる
攻撃方法は竜の時は氷のブレスやそれに羽ばたきを交えた吹雪の発生
竜人では氷の剣や槍、盾を使い騎士のような戦いをする
どちらの形態でも様々な氷系の魔法を使役することもできる
身体能力:竜(竜人)は精鋭とも言える騎士レベル、能力者は身軽
初期装備はなし
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/了解。
/先に投下してくれたら嬉しい
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/了解した
【裏路地に佇む騎士のような青年と少女、その後ろには男性】
【そして二人の周囲には幾人かのゴロツキが倒れていた】
ほら、これで終わりだ。さっさとどっか行ったほうがいいぞ?
「ば、化け物…!」
【青年が軽く声をかければ男性はひどく怯えながら逃げ去っていく】
ハァ、人助けなんかするもんじゃねーな…
『でも、悪い気はしない』
うるせぇ…ほら、さっさと行くぞ
『了解』
【青年と少女は軽く言葉を交わして裏路地を歩き出す】
【今日も誰かを助けるために】
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>>483
【街中。駅前広場】
【休日ということもあり人の往来は多い】
【そんな駅前広場を騒然とさせている人だかりがある】
「な、なんだてめぇは...誰の命令だ!」
問いに対する回答ですが、「お教えすることは出来ません」
クライアントの身の保障、守秘義務により騒然判断しました。
異論は受け付けます。
【地面に伏せた背広の老人】
【それをつまらなさそうに見下ろす少女】
【黒いチャイナ服、ニーハイ、銀色の頭髪を後ろで結った髪型】
【その服装とミスマッチした刀剣、布で巻かれているが七本の枝刃を持った七支刀という刀ということは見る人が見れば分かる】
...異論は無いようですね。
ではクライアントの要望通り貴方の抹殺を行います。
せめて苦しまないよう、一撃で仕留めるよう善処致します。
【未だに納得していない老人】
【それを了承と取ったのか背中の七支刀へと手を掛けそのまま一振り】
【血飛沫が舞い老人が倒れた】
...オーダーの完了をお知らせ致します。
これより帰還。...了解。
【そんな会話を何者かと交わし老人だった者に背を向ける少女】
【駅前広場の喧騒は風に乗り貴方の耳にも届くかもしれない】
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>>484
『マスター』
どうした?
『駅前、何かあったようです』
【耳を澄ませば喧騒が聞こえる】
【だがそれはいつもの賑やかなものではなく】
本当みたいだな…行くぞ
『了解』
【二人は駅前広場へと躍り出る】
【そこで目にしたものは血沼に沈む老人と七支刀を持った少女】
これまた…暗殺ってもんを知らない奴が出てきたな…
『どう見ても能力者、本当にありがとうございました』
どこでそんな言葉覚えたんだよ…まあいい、とにかく仕事だな
【青年は少女の前に出ると】
やっぱ即死か…そりゃあんなもんで斬られりゃな…
んでお前がこのじいさんを殺ったってことでいいんだよな?
【気だるそうに老人の生死の確認と少女が犯人か問いかけた】
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>>485
【任務を終えた少女は七支刀を一振り血を払い背中へと戻す】
【特殊なベルトに嵌った七支刀は血を吸って少しばかり生き生きしているようにも見える】
【そんな振り返った少女へと話しかけてくる人影がある】
【足を止め二人を交互に見やる】
問いに対する回答ですが、「はい、私がやりました。」
しかし「クライアントのオーダーなので誰からの依頼ということはお伝え出来ません。」
それ以外の質問を受け付けます。
【ファミレスの店員が客に対応するように丁寧に、しかし機会的にそう返す少女】
【二人からの質問を待っているのだろう】
申し訳ないのですが、「私に関する事はお答え出来ません。しかしボーイフレンドはいません。という情報程度はお答え致します」
【補足するかのようにそう付け足す】
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>>486
完全に機械的な応答だな…まあ慣れてたが
となれば俺はお前を捕まえてしかるべきところへ連れて行かなきゃいけないんだが
まあ、当然の如く抵抗するよな?いやしないわけ無いだろう、しないなら楽で助かるが
もしくは俺が最初のボーイフレンドにでもなってやるか?まあ、しょっぴきはするがな
【再び青年は少女に問いかける】
【というよりむしろ軽く本音が出ている】
【一方、少女の方は】
『こんな感じでいいかな…』
【老人の遺体を氷でできた棺の中に丁寧に埋葬していた】
【ついでに言えばあたりに飛び散っていた血すらも綺麗に無くなっている】
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>>487
【どうやら見逃してくれるわけでは無いらしい】
【しょっぴくというのはつまり警察のように何処かへと連れて行き尋問でもするつもりだろうか】
【青年に連れ添っていた少女が遺体へと何かしているようだが、それを意に介する様子は無い】
問いに対する回答ですが、「クライアントや私に関する情報を漏らすわけにはいかないので当然抵抗します」
また、申し出に対する回答ですが。「私は自由の身ではありません。強奪するくらいの覚悟があるなら交際も可能です」
【表情をピクリとも変えず機会的に答えて行く少女】
【どうやら戦闘は避けられないのだろう】
こちらからの質問です。
「私を見逃していただくことは可能でしょうか?不可能という場合は私は全力で貴方方と戦う事になります。」
【と抑揚も無い声】
【貴方の回答を待っているらしい】
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>>488
さて…そうなれば俺は戦闘する他ないだろうな
一応、警察やらその手の機関に連れて行かないと能力者の犯罪は厄介なんでな
世論やらなんやらで普通の能力者の生活がやばくなる、それは好ましくない
ついでに言えば、自由になりたいという意思があれば…
あれば、その相手から強奪だろうがしてやるさ。警察から出てきたあとくらいは面倒見てやる
あとはお前次第だ、お前が望むんならってだけだ。俺は強要しない
ほら行くぞ、老人の棺はもういいよ
【青年が連れ添う少女に声をかければ少女は前に出る】
【その際に軽く青年の足を踏みつけていったのは嫌がらせか】
『マスターのお人好し加減には呆れます…』
『とりあえず、貴女をしょっぴくという方針なのでご了承を』
【少女は氷でできた長剣と盾を生成して構える】
【青年の方へは氷のナイフを投げ渡し、二人は戦闘態勢を取った】
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>>489
【どうやら戦闘の回避は難しいらしい】
【あまり目立つ行動は避けたいのだが、と思っている少女なのだが老人を殺害した時点でかなり目立っている】
これは私見になりますが。
「警察程度では私を、しいていうなら私達の組織からの圧力により私を解放する事になるでしょう、と事前にお伝えします。」
また、これは警告になりますが。
「私を強奪すれば貴方方は追われる身となるでしょう。また私も裏切り者として追われる身となる事を事前にお伝えします。」
【念のための警告なのだろうか】
【それとも少女なりの親切心、なのだろうか】
【相手がその手に武器を取れば再び背中の七支刀を手に取り片手で構える】
【話しかけて来た少女に目をやり首を傾げる】
かしこまりました。
ではよろしくお願いします。
『麒麟解放...参れ黒雷』
【少女が何事かを呟けば空気を弾く音ともに七支刀へと雷が迸るだろう】
【そしてその色も尋常な色では無い、闇を体現したかのような黒】
【そして迸った雷はそのまま二人へと向けて放たれる】
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>>490
まあそうだろうが、建前ってのがあるだろ?
それに、今更一つや二つ危険を背負ったって気にしやしない
人助けをした分多くの人間から恨まれてるしな
【半ば諦めたように青年は言う】
『マスター、気を抜かずに』
わかってる、相手だって手練だ油断はしな…っぉ!?
【青年は大きく横に飛んで、少女は最低限の移動で雷を避ける】
『だから言いました、油断しないようにと』
はいはい、そうですねっと
【少女は固く剣を握り正面から真っ直ぐに斬り込む】
【青年はそのバックアップとでも言うように後ろへと回り込もうとした】
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>>491
【二人を襲った黒雷は容易く躱された】
【無論それでやられるようでは困る、あれだけ大きな事を言うからにはそれ相応の実力があるのだろう、そしてその通りの実力が分かった】
なるほど、大義名分という事ですね。
恨みでしたら、私も数多くの人間に恨まれていることでしょう。
...今のはジョークです。
【彼女なりの冗談のつもりらしい、察してあげて欲しい】
【冗談を言ったのも束の間、どうやら反撃が来るらしい】
【見た所二人のコンビネーションは中々の物のようだ】
お見事。素晴らしい動きです。
私見になりますが。
「私の攻撃範囲は大凡10メートルになります。勿論前後左右という意味で、迂闊な接近は危険だとお伝えします」
【七支刀を水平に構え少女に向け、そのまま一回転】
【生じる結果は360度に向けての放電】
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>>492
ああ、そうしなきゃ世界なんか回らないからな
ジョークって…そいつは恨む奴がいないからだろ?
【青年は苦笑いすればすぐに真剣な表情になり】
10mかよ…離れろ
『了解、戦闘プランは?』
【青年は再び大きく後方に飛ぶ】
【少女は回避が間に合わず、盾で受け止める形となった】
『けふっ…電気は、嫌いです』
お前は援護しろ、俺が前に出る
『了解、死なないで』
不吉なことを言うな…とはいえ、攻めあぐねるがな…!
【二人は少女の正面で大きく距離を取り】
『氷結よ集いて、我に仇なす敵を撃て…!』
【少女が詠唱すれば氷が雨のように放たれ】
【青年はその氷の後ろを追って接近する】
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>>493
【確かに、恨みの連鎖というのはどんな繋がりよりも強く切れない】
【彼此5年近く様々な人間を葬ってきた、一般人や能力者に関わらずだ】
その意見には全面的に同意します。
【無論、少女を恨む人間などごまんといる】
【だがだからと言って何かあったわけでは無い、その恨む気持ちこそが人を繋ぐのだと】
これは警告になりますが。
「私の扱う雷は特殊な物になります。直撃した場合は気をつけるよう事前にお伝えします。」
そして再びこちらからの質問です。
「まだ見逃すという事はありませんか?...無いと判断します。戦闘を続行します」
【再び質問をする少女だが二人の動きを見ればその気は毛頭に無いらしい】
【ならば、と再び七支刀を構える】
これは私見になりますが。
「氷を扱う能力者、またはそれに準ずる何か。今のところ詳細は不明、迎撃を続けます。」
【見えるのは氷の礫】
【数が多い分厄介な攻撃パターン】
「多数の氷解を確認。迎撃します」
【七支刀を上へと振り上げる、地面から氷解を掬い上げるように黒雷が放たれそれらを防ぐだろう】
【しかし後ろの青年に気づいたのはそれの対処後】
「氷解を迎撃完了。これより対象の...」
【気づいた時青年は間近、瞬間的に思考が途切れありきたりな、直線的な雷撃を放つ】
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>>494
怨み辛みだけで繋がってたって楽しくなんかねぇよ
戦闘狂というなら別だって言っとくがな
【接近する青年の目の前からは黒雷が地面から天へと放たれた】
【だが、自分は狙っていない、これは氷塊への迎撃だ】
【まだ進める。そう考えさらに接近すれば、少女が咄嗟にに雷撃を放ってくる】
う…おおおぉおおぉおぉぉぉぉぉ!!!!!
【それを青年は少女の足元へ文字通り滑り込む】
【そしてそのままナイフの柄を少女の鳩尾へと叩き込もうとする】
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>>495
これは私見ですが。
「恨みというのはどんな繋がりよりも強大、と考えます。親子親友恋人、仕事場の上司部下、先輩後輩。どの関係でも言える事ですがやはり恨みというのは強い。これはあくまで私見です。」
「それ以外の繋がりがあることも勿論知っていますが、私はそれに触れた事がないため意見を述べる事が出来ません」
「もしかするとこうして貴方方と交戦している事も何かの繋がり。なのかもしれません」
【長々と喋りすぎたかもしれない】
【放った雷撃は青年に直撃することなく虚空へと消え去り、そして青年の一撃は確かに少女へと直撃】
...一本取られました
【痛みに顔を歪める事は無い、だが確かにダメージは入ってるらしく一瞬反応が遅れる】
私は私情を出す事は許されません、ですがこれは私見...懇願です。
「私を倒し強奪していただけませんか、貴方方の腕を見込んでの事です。」
そしてこれは警告になりますが。
「私は今から禁術を使います。どうか私を倒してください。」
では...「麒麟を纏います...許可します。」
【直後七支刀に迸っていた黒雷は少女へと伝わって行く】
【そして次の瞬間には青年へと向け上段蹴りを放っているだろう】
【それはプロの格闘家以上の威力を持っているだろう】
-
>>496
そうだな、ある意味これも繋がりだ
だが、絶対に恨み辛みじゃない、それだけは言える
【青年は少女から距離をとり、少女の言葉を聞く】
【それは少女の願い、自身の強奪、自由への意志】
【そしてそれはこちらも死ぬ気でいかなければ死ぬということ】
わかった、確かにその願い聞き届け……っ!?
【途中まで青年が言ったとき、少女は目の前に】
【そして容赦のない蹴りが青年を襲い、吹き飛ばされる】
『マスター!』
っ……げふっ…いい、から…迎撃だ…!
『了解…!』
【吹き飛ばされぐったりとする青年をかばうように少女は間に割り込み】
『覚悟…!』
【少女めがけ袈裟懸けの一撃を放つ】
-
>>497
【青年の言葉は聞こえたか聞こえないのか、蹴り飛ばした瞬間ほんのすこし微笑んだ気がした】
【七支刀だけでは無く少女にまで伝播しそれはまるで少女を蝕むかのように馴染んで行く】
これは謝罪になりますが。
「手加減する事は出来ません。私は手加減するという意思はありません。ということをお伝えします。」
【吹き飛んだ青年へとそう告げるのは少女なりの罪悪感からなのだろうか】
【表情固定されている少女からは何も感じる事は出来ない】
これは独り言になりますが。
「この状態はあまりよくありませんね。」
【独り言もそれぐらいにし改めて二人を見る】
【青年は少しの間は動けないかもしれないだろう、後は少女のほう】
「接近を確認。迎撃に移ります。」
【接近してきた少女の袈裟斬りを七支刀で受け止める】
「膠着状態が続くと予想。打開策のため出力を上昇。」
【少女と対面する形になれば纏う黒雷の出力を上げたのだろう】
【足を使い地面を強く踏みしめ、強引に前に】
【少女の腹部目掛け拳を突き出した】
-
>>498
『謝罪するなら…初めから使わないで』
『やりにくくてしょうがないから』
【七支刀と氷の剣がぶつかり合い甲高い音が鳴り響く】
【初めこそ膠着するかと思われたが】
『くっ…強い…』
【徐々に押し返され、一瞬の隙をつかれてさらなる接近を許し】
『か…はっ…』
【少女も青年同様吹き飛ばされる】
【だが少女は青年と違い、フラフラと立ち上がれば】
『マスター、許可を…』
ああ、やっちまえ…ただ、絶対に…殺すな
『了解…わかってる』
【一瞬街全体に吹雪が舞い一面を白く染める】
【そして吹雪が止んだ時、青年と七支刀を携える少女の間には】
『人間、私も手加減ができるかわからない』
『故に初めに言う、私もお前を止めるためだけに全力を賭す』
『だが、この状態では殺さずにできるかは保障が出来ない』
『以上』
【白銀の体を持つ、一体の竜が悠然と浮遊していた】
-
>>499
【そうは言うが手加減が出来ないのだ】
【またはした事も無いから仕方が分からないとでも言おうか】
これは私見になりますが。
「手加減する事は貴方への侮辱に値する、とそう考えます。」
【全力には全力で応える】
【誰に教えられた訳では無いが、そうすることが良いのだと知らずのうちに思っているらしい】
【決して悪意は無く、機会的に動く少女の微かな人間味とも思えるだろうか】
「対象への直撃を確認。これより追撃を検討。」
「検討中止。一先ず距離を取ります。」
【休む間も無く追撃を、というわけには行かず少女は距離を取る】
【その原因は至極単純。】
【青年と言葉を交わしたかと思った次の瞬間には突発に局地的な吹雪が吹き荒れた】
「迎撃...の必要はなさそうです。それよりも対象の変化を確認。」
【吹雪が止みそこに現れるそれを見れば本の少し驚愕】
【勿論表情は変わっていないが】
これは意見になりますが。
「私も人間という括りには入らない、と思います。しいて言うならば麒麟。勿論黄色の首の長い動物ではありません。」
「これはドラゴンという生物、と推測します。迎撃態勢に移ります」
「了解しました。こちらも全力で生かせていただきます。」
【更に七支刀に纏う黒雷が大きく膨れ上がるのが分かるだろう】
【そして少女の口許に僅かに浮かんだ血痕も】
【それを振り払うかのように黒雷を放つ。それは一筋の線となり槍の様になり貴方へと】
-
>>500
『その事は悪いとは思っていない、謝るのが悪いと言っている』
『謝るという行為が、私は侮辱だと思うから』
【全力には全力を、それ自体には完全に同意できる】
【だが全力を出すということを謝罪という形で伝えられたのは少し悔しかった】
【この竜にしてみればそれだけのことだったのだろう】
『それは失礼なことをしました、それについては謝罪します』
『では麒麟よ、こちらも全力です』
【麒麟の少女の持つ七支刀の黒雷が膨れ上がる】
【それと同時に少女は微かに傷付いていて】
あいつに、あれ以上…雷を使わせるな…
『…?了解、意図は?』
雷が、あいつを蝕んでる…!毒と同じ…かもしれない
『善処する、マスターは?』
特攻だ、カバーは…頼む
『死なないで』
お互いにな
【互いに言葉を交わせばそれぞれの役割を果さんとするす】
【竜は一度だけ大きく羽ばたいて吹雪を起こし視界を遮る】
【そして放たれた黒雷を全身で受ければ】
『っく…あああああぁあぁああぁあぁああ!!!』
【竜の悲痛な悲鳴が上がる】
【そして吹雪の中を青年は少女に向かって駆ける】
-
>>501
再びこれは謝罪になります。
「私の不用意な発言をお許しください。とお伝えします。」
【少女の言動が竜の少女にとってはいけない物だったらしい】
【少しばかり学習したらしい】
これは補足になりますが。
「見た目は人間と大差はありません。寧ろ私が麒麟と呼ばれる所以はこちらの刀にあります。とお伝えします。」
【表情も声色も変化の無い少女】
【そんな彼女も纏う黒雷は衰える事も無く放った部分を補うべく再び充填されている】
これは説明になりますが。
「私の扱う雷は毒と同じ効力を発揮します。命に別条はありませんが。」
そしてこれは私見になりますが。
「それは無論使用者である私も例外ではありません。むしろ使用者である私にはかなりの毒性を持ちます。厄介な能力です。と愚痴をお伝えします。」
【つつっと口許から一筋紅い線】
「対象への直撃を確認。追撃を試みます。...追撃を中止します。」
「対象をロスト。追撃方法を切り替えます。複数の雷撃にて無作為に追撃を行います。」
【七支刀に黒雷が纏われ氷竜がいるであろう位置へと向けて】
【しかしそれを放つ事はなかった】
「新たな対象を補足。攻撃対象を切り替えます。...少々距離が近い模様。」
「刀での迎撃は避け体術による迎撃を試みます。」
【視界の端に映った青年はもうかなりこちらに接近しているらしい】
【機会的にそう呟くと少女も青年へと向かって駆ける】
-
>>502
『けふっ…気にしないでいい、それこそ私情だから』
【黒雷をうけた竜も少女と同じように吐血する】
【それに加えた少女自身からの説明】
やっぱりか…なら、早く終わらせないとな…
【視界に捉えている少女もこっちに向かってきている】
【だが、まともにやって只の人間如きが勝てるわけでもない】
だから、ちょっと卑怯だが文句は言うなよ…!
いけ!俺ごとブレスに巻き込んでやれ!
『了解…!』
【青年が龍へと指示を出す】
【それと同時に少女と青年めがけ氷のブレスが襲う】
【それは徐々に徐々に射程圏のものを凍てつかせていき】
動きさえ止められば…!
【青年も加護を受けているとはいえ徐々に体温が奪われるのを感じる】
【持って数十秒、その間に少女を止められなければ負けだ】
喰らえ!
【青年が繰り出したのは足払い】
【青年は何が何でも傷つけないように止めるつもりだ】
-
>>503
【竜の少女の変化はあるようだが、説明通り命に別条は無い】
【この毒が蝕むのは使用者だけなのだから】
これは補足になりますが。
「貴方方がこの雷を受けても死に至ることはありません。ご安心を、とお伝えします。」
「対象との距離は問題ありません。このまま対象を仕留めます。」
【嫌な予感というのは以外と当たる物である】
【青年へと近づけば氷の竜の少女は主人を巻き込むようにブレスを放ったらしい】
「...身体の凍結、それに依り身体能力の低下を確認。...仕方がありません。最大出力にて更に接近を試みます。」
【と凍てつくブレスにより体の自由が聞きにくい身体能力を能力により更に限界まであげるつもりのようだ】
【体と七支刀を覆う黒雷が更に膨れ上がる、その間大凡20秒】
【当然それは更なる侵食を許し、とうとう吐血】
「過度の負荷を確認。問題ありません。」
「対象の位置をかkっ!?」
【突然動きだそうとした所へ突如放たれた足払い】
【バランスを崩した少女はそのまま地面へと転倒】
【その衝撃により七支刀が手から離れ黒雷が収まるのが分かるだろう】
これは宣言になりますが。
「私の敗北のようです。とお伝えします。」
【とどこからか取り出したのか小さな白旗を振っている】
-
>>504
はぁ…はぁ…全く、手間…かけさせる…
『マスター、大丈夫ですか…?』
ああ、なんとかな…
【ようやく、ようやく戦いに終止符が打たれる】
【思わず膝をつく青年と人の姿になり寄り添う竜の少女】
ほら、手出せ…立ち上がれるか?
【青年は少女へと手を差し出せば】
まずは警察に行って事情説明、それから逃亡か?
【これからの予定と思しきことを軽く微笑んで言う】
【少女がその青年の手を取れば、青年は少女を強奪したことになり】
【いわゆる自由の身になるのだろう】
-
>>505
【どうやら終わったらしい】
【いや正確には始まったのかもしれない】
【こうして少女が敗れ、そしてそのまま強奪され追われる日々が】
【だが不思議と悪い気はしない、寧ろそれを望んだのだから】
これは私見になりますが。
「私の敗北はすぐに伝わる事でしょう。警察に行くのは危険。とお伝えします。」
そしてこれは提案になりますが。
「このまま逃亡する事を提案します。彼らは情報が漏れるのを防ぐため追っ手を送る可能性があります。当然私よりも更に強力な能力者も多数います。とお伝えします。」
さらにそしてこれは確認になります。
「覚悟は出来ていますか?と確認を取ります」
【と立て続けに機械的に喋る少女】
【だがそんな声も青年の行動を見れば止まり】
これは感謝になりますが。
「ありがとうございます。私を強奪していただき。...つまりこれは私と貴方は交際するという結果になるのでしょうか?と確認を取ります」
【だがふと思い出したかのようにそんな事を】
【青年の返事を待つ事は無く手を握り立ち上がる】
【傍に落ちている七支刀を拾い上げ背中へと】
これは自己紹介になりますが。
「私の名前は麒麟と申します。麒麟よお呼びください。よろしくお願いします。共犯者の皆様。...今のはジョークです」
-
>>506
そうか、ならこのまま逃げるか
『了解、追っ手の対処は?』
ま、そんときそんときだな
『まったく…マスターは…』
【様々なことに軽く思考を巡らせていれば少女からの確認が】
【それに対して迷いなく青年は言う】
覚悟できてなければ初めから言わないさ
でも交際か…交際…うん、それでいいんじゃないかな?
『交際…むぅ…私的に認めたくない…』
【立ち上がった少女に微笑む青年とどこかむすっとした竜の少女は】
これから宜しくな、麒麟
『これから宜しくお願いします、麒麟』
【全く同時に少女に宜しくというと笑って】
さあ、共犯者同士旅に出るか!
『その前に体を休めてから…ですよ』
ああ、そうだな…んじゃ、まずは俺の隠れ家に行くか
【青年は少女の手を引いて歩き出す】
【一人の人間と二人の人外、彼らの先には何が待ち受けるのか】
【それはまた、別の物語】
―――【氷竜奏者】 END―――
/遅くまでありがとうございました!とても楽しかったです!
/またいつかよろしくお願いします
-
>>507
【暫く二人の会話を見ている麒麟】
【これが恨み以外の繋がりという物なのだろう】
【そんな事を考えているのだろうか】
これは私見になりますが。
「私も戦闘は得意です。とお伝えします。半端な能力者には負けない程度の自信はあります。と補足します。」
【それにもしもの時は切り札もある】
【あまり使いたくは無いカードだがいざという時には迷いなくそのカードを切る事だろう】
これは宣言になりますが。
「私と貴方は交際しているということになりました。...あと交際とは一体どのような事をすれば良いのか分からないため、ご教授をお願いします。とお伝えします。」
【まぁそれは後回しだろう】
【二人に会釈を返し手を引かれるがまま歩き出す】
【きっとこれから過酷な日々が始まるのだろう】
【ならば立ち向かってみせよう、この自由を、繋がりを守るために】
これは宣言になりますが。
「私は決してこの自由と繋がりを守ります。と誓います。」
【撃天雷牙・麒麟】ー強奪ENDー
/久しぶりのロールだったけど楽しかったよ!
/お疲れ様&ありがとうございます&またよろしく。
-
【獣身嘴喰】
猛禽類の獣の力を持った能力者。
手を鋼鉄のような硬さを持った翼に変えられたり、脚を鋭く力強い大きな爪に変えることができる。
自由に空を駆け、翼で対象を強く打ったり、爪で切り裂いたり握りつぶして攻撃する。
その叫び声は反響によって隠れた相手を探し出したり、隠されたものを探したりすることができる。
部分的に変身することが出来、動物と会話することもできる。
身体能力:身軽
-
/おっすお願いしまーす
【鱗翅擬態】スケイルパウダー
この能力者は、「変装」を得意とする能力者である
その変装技術はまさに神業で、一目見た程度では見破れないほどに精密
主に変装には、義手や義足、または体を覆う特殊スーツなどを用いる
その他マスクやサングラス、そしてウィッグなど、変装するための道具は様々
これらを瞬時に付け外し、相手に化けるのがこの能力者の得意技
変装する為にはまず、相手の姿を観察する必要がある
基本、観察には3レス程度が必要で、一度覚えてしまえば観察の必要はない
(尤も、これは相手が能力者である場合に限り、一般人ならば即記憶が可能)
そうして相手の姿を記憶した後は、時間にして約1秒ほどで変装が可能となる
また相手の服を偽装する場合は、「鱗翅目服」を使う必要がある
この服は蛾や蝶などの鱗粉を模して作られた特殊な布を使用しており
相手の服装、色彩、影を完璧にコピーし、相手の服と「全く同じ」服をつくり上げることができる
…が、これはあくまで相手の服を真似ているだけであり、近づかれてしまうとバレてしまう場合がある
因みに、自分よりも身体が小さい人物には化けることが出来ない
身体能力:未変装時:機敏 変装:鈍感
初期装備:手に収まる程度の拳銃二丁
-
/お、そうだな
【苦しそうな息を吐いて、男が歩く】
【ボロボロの服や顔には血や泥がついていたが、おそらく大学生くらいだろうということが伺える】
……はぁ……! はぁ……! く…ッ!
【時々苦しそうに呻いては、服で包んだ左腕を強く、押さえつける】
【日本人特有の黒い目は、若干、赤みを帯びている】
【彼の歩く後には、鮮やかな赤とオレンジの羽根が点々と落ちている】
-
>>611
【…苦しそうに呼吸を繰り返す、擦り切れた服を纏う男の背後に】
【背が高く華奢な体を持つ、一人の女性が立っていた】
【その女性は何も言わず、ただ男の姿を見つめ続ける】
…見つけた
【すると女性は、街の騒音にかき消されてしまうほどに小さな声で、口角を上げて呟きを残して】
【数秒後、男の後を追うように歩き始めた。わざと男よりも早く、追いつけるような速度で】
【そうして「自然な歩きで一般人」を装った後は、男の元へ「さり気なく」歩み寄ると――】
あの…大丈夫ですか?
【具合が悪そうな男を気遣うように、優しげな声で問いかけた】
-
>>512
【女性の声に、男はびくりと体を跳ねさせる】
……ぐぐ、ぅッ…! 俺に、構う、んじゃない…!
【汗を滝のように流しながら、男は女性から離れようと、早足で歩き出す】
ッ、ぐ、オ…!!
【数mもしないところで、立ち止まる】
【体中の毛が逆立ち、ざわざわと何かが腕を覆い尽くしていく】
【女性からは少し見えにくいだろうが、その両腕には硬く、大きな羽根が生え揃っていた】
……ギャルルル……!
【甲高い、鳥の鳴き声が辺りに響く…】
-
>>513
【…挙動不審、という言葉が脳裏に過る】
【やはりこの男――…女性は何かを確信した様子で、歩き出した男を追い】
顔色が悪いですよ…?
救急車とか、呼びましょうか?
【あくまでも「一般人」を装って、男の顔を覗きこむ】
【滝のように流れる汗、そして轟く鳥の鳴き声…間違いない、この男は――】
能力者…
【…最初からわかっていたのに、白々しく驚いた様子で呟く】
【そして右腕に一丁、拳銃を忍ばせながら――】
【怯えた様子で一歩後退する。距離をとって、こちらが攻撃しやすいように立ち位置を調整しながら】
-
>>514
ギャルルルォォオオオオオ!
【腕に巻かれた服を引きちぎり、男が大きな叫び声を上げる】
【その両腕は大きな赤い翼へと完全に変成し、男の足は4本指の鳥の足へと変わっていく】
【男の意識はほとんど残っていないのか、周囲の匂いや音など、キョロキョロと辺りを見回している】
【そして、女性の存在に気がつくと、羽をはためかせ飛びかかる体勢を取る】
-
>>515
ひ…ば、化物…!
【カタカタと震えて女性はその場で腰を抜かす…尤も、これは全て「演技」だが】
【まるで鳥のように羽を生やす、不気味で雄々しい姿を見据えながら】
【女性は手に潜ませた拳銃の安全装置を外し――】
……ケッ、鳥野郎が
【悪意が滲む笑みで嘲り、翼を狙って拳銃を引く】
【相手が鳥になってしまえば、一般人を偽る必要はない】
【そう思ったのか女性は「本性」を表して、鳥と化した男の姿を睨みつけた】
-
>>516
【女性の拳銃が火を吹き、銃弾を吐き出す】
【男は飛び掛かろうとした姿勢を大きく崩して、両腕を盾に銃弾を防ぐ】
キルル…!!
【敵意をむき出しにして女性を睨みつけ、上空へ飛び上がる】
【ビルの4階程度の高さまで飛び上がると、羽を折りたたむようにして急降下し、
女性へめがけて足の爪で握り潰そうとする】
-
>>517
【女性が放った拳銃は、盾の如き翼で遮られた】
チッ、なら次は――
【それならば、と女性は懐からもう一丁拳銃を取り出す――が】
【女性が拳銃を向けた時には既に男の姿は遥か上空にあり】
【じっと拳銃を突きつけ、狙いをすまして引き金を引こうとするが――】
ぐ…ッ!?
【男の様子が一変、唐突にこちらへ向かって急降下を始めた】
【…男は、女性に逃げる間すら与えず、女性の腕を握り潰す】
……何てな
ケケ、マヌケめ
【そうして女性の腕――いや、「義手」は、女性の体から離れて地面へと落ちる】
【それだけではない。女性の足が、手が、次々と剥がれ落ち――】
【残ったのは「義手」と「義足」を取り払った、背の小さい「少女」だけだった】
-
>>518
【男は少女の義手を足で掴み、数m先で地面に押さえつける】
【男の頭はまるでカラスのような大きな嘴と、赤い毛で覆われており、胴を除いてほぼ完全な鳥へと変化していた】
…………
【義手を硬質な嘴で突き、啄む】
【時折表皮を引き剥がしては飲み込んでいるが、徐々にこれが食べ物ではないことに気付いてくるだろう】
-
>>519
【義手を犠牲にし、自分の腕を守ることが出来た…が】
【これで変装はできなくなった。文字通り、一騎打ちしか術はない】
私の義手は上手いか?鳥人間
【小柄な体に拳銃を構え、義手を啄む男を睨む】
【男と言うよりはすでに「鳥」だが…まだ人間らしき部位はある】
【ならば、その人間らしき部位を狙えば――そう少女は思い立って】
…堕ちな!
【狙うは男の「胴」。素早いながら荒い標準をつけて引き金を引く】
-
>>520
【少女が放った銃弾は、まるでそうなることが定めであったように、男の胴体、
羽の隙間へと突き刺さる】
ギャアァァアァァァッッ!!
【男の喉が絶叫する】
【衝撃と痛みで鳥の意識がパニックになっているのか、地面の上でバタバタと手足を暴れさせている】
【羽根が舞い、銃痕から血が溢れる】
【やがて、男は衰弱し、ただ道路に横たわるだけになった】
【羽や爪は消失し、上半身が裸の男が、細い息をしている】
【こうして、この怪鳥を宿した男は鎮静を得たのだった】
【獣身嘴喰】――続…?
/乙でした。 最後ちょっと荷物が届いて返事遅くなってしまった。 すまぬ
-
>>521
…鳥人間か
【少女は手にした手帳に目を通しながら、倒れた男を眺める】
【すでに翼や爪は失われ、男の姿を取り戻していたが】
【結局、あの能力の詳細はわからずじまいで】
ケケッ、面白い、その能力…徹底的に調べさせてもらうぜ
【男の姿を眺めながら少女がつぶやいたその瞬間――少女の姿が、「男」へと変化した】
【尤も、義手や義足がないからか身体は小さい少女のままだが】
【数時間も経てば、少女は「男」と寸分違わない姿となって街中へ溶けこむことだろう】
【歩くドッペルゲンガーと化した少女。その能力は…完全なる「擬態」】
【鱗翅擬態】―――続く
/おつかれっさまっした!
-
/スレ圧縮しやがって、絶対に許さねえ…
【時速遅眼】
この能力者の両目には時を操る力がある
右目を開けている時は時の進む速度が0.5倍になる
左目を開けている時は時の進む速度が2倍になる
両目を開けている時は時の進む速度は変わらない
この力によって速度が変わっても
自分を除い人間・動物などの動く速度は変わらない
また、片目を瞑っている時は、遠近感が掴みづらい
初期装備:拳銃1丁
身体能力:貧弱
-
だれかー!
【万象天引】
この能力は引力と斥力を扱うことができる
引力は能力者から50m以内の物体であればなんでも引き寄せることができる
斥力は逆に能力者から50m以内の物体であればなんでも遠ざけることができる
各能力は一回使う毎にインターバルを必要とし、一回能力を使うと使った大きさに比例し能力が使えなくなる
身体能力は鍛えた軍人程度
初期装備で小刀を2本装備している
-
>>524
一時くらいからならいけます
-
/じゃあ待機
-
/誰かいるかなー?
-
/おるで
-
/やるか
/何か授与しようか?
-
/倉庫に良さげなのあったからこれで行くで
【論理加速】(ロジック・アクセル)
己の思考を加速する能力者。
能力を使用すると周囲の全てをスローで捉えるようになり、銃弾や斬撃の見切りなどを容易くこなす事が可能。
但し自分の動きが早くなる訳ではない。
一応、身体に付加がかかる為連発は出来ないが、自身の身体を10倍まで加速する事も可能。
身体能力は一般人並み。
初期装備
投げナイフ
-
/了解、ちょっと10分ぐらい離れるから投下してくれれると嬉しい
-
はぁ、はぁ、はぁ―――
【気がつけば、私は一目散に街の大通りを駆けていた】
【逃げているのか、はたまた追いかけているのか…当の本人である自分にも、それはわからない】
【だが私は、走らなければいけない。早く、速く、疾く――!】
あ…れ……?
【…何時間走り回ったのだろうか。ふと周りに目をやると、私は街を横断する川の畔で立ち止まっていた】
【膝は笑い、立つのも一苦労といった疲労度…何故私は、走っている?】
【眼の前に広がるのは、川に架けられた大きな橋。私は休憩も兼ねながら、ゆっくりとした足取りで歩みを進める】
私、なんで―――ッ
【橋の歩道から川を眺める。海を続く大きな河川は、癒されるせせらぎの音を放っていて】
【息を落ち着かせて私は思考を巡らせる。何故私は走っていたのだろうと――】
………失敗、した?
【――刹那、私の脳裏に不吉な言葉が過った。考えたくもない、絶望の四文字】
【失敗した。そうだ、私は失敗したんだ。何に…?わからない、でも私は失敗した。してしまった】
【…唐突に、足場が崩れていくかのような感覚に襲われる。これまでの苦労が、泡と帰したかのような感覚】
【何もわからぬまま私は頭を抱える。壊れたテープレコーダーのように、「失敗した」と呟き続けながら】
-
>>532
【同時刻、同様に一点に足を向ける影が見える】
【携帯を耳に当て何者かと会話を交わしているであろう様子】
なーるほどっ、失敗しちゃったんだ彼女
まぁあたしにはあまり関係ないけどさーそれでどうしろっていうの?
...ちっ、尻拭いはあたしってわけね
あたしの好きなようにやるけどいいわね。
【パタンと携帯を閉じ通話が切れる】
【そして彼女がいるであろうその場所へと再び歩みを進める】
【いた。】
みーつけたっと
こんな所で何をしているの?早速報告を聞かせて頂戴
【黒いスーツ、前のボタンを外し金のネックレスを下げ挙句にはサングラス】
【そんなナリだが女性、もしかすると貴女は知っている顔かもしれない】
【そんな人物はゆっくりと貴女に歩み寄るだろう】
ほーら、報告報告
...もうあらかたの事は知っているからさ...あたしに話なよ
【サングラス越しの瞳は貴女を見据える】
-
>>533
【失敗。それだけなのに、何故こんなに恐れる必要があるのか――】
【決まっている、少女達にとって「失敗」とは――…死を意味するからだ】
【何度も見てきた。「失敗」してしまった者の末路を。だからこそ、私は恐れていた】
逃げ、なくちゃ…
【思わず思考が口に漏れていた。「逃げなくてはいけない」と…生存本能が語りかける】
【ガタガタと体が震え出す。走らなくては…あの人物が、あの女性が来る前に――】
……え?
【――全身の血が、一斉に引いた。後ろからかけられた声に反応し、一秒の間も無く血が凍える】
【冷や汗を垂らし、恐る恐る振り返ってみると――そこに立っていたのは、あの女性】
【逃れられない。そのことは誰よりも、私自身が一番良く知っていたはずなのに】
違う…の…
私じゃ、ない…不確定要素が絡んだだけで、私は失敗なんて…
【それはまるで自分に言い聞かせるような、聞くに耐えぬ言い訳】
【素直に認めれば、少しでも生き残れる可能性があるかもしれないのに】
【何故私は、こんな醜い言い訳を連ねているのだろう…】
【あの女性――【万象天引】の、目の前だというのに】
-
>>534
【何度も見慣れた光景だ】
【任務を失敗した者を問いただすと必ずと言っていい程焦りの色を浮かべる】
【その末路が末路というだけに焦るのも無理は無いのだろうが】
なーにしてるの?
あたしは報告が聞きたいのよ?
【恐らく少女も同じ心境なのだろう】
【報告など既に聞いている、何故報告をさせようとするかはただ見たいだけだ、目の前の少女の顔色がコロコロと変わるのを】
【そして彼女が口を開き発された言葉を聞けば不気味にも微笑を浮かべる女性】
【不確定要素、私では無い、言い訳にしか聞こえないその言葉】
不確定要素?敵対組織の介入でもあったのかしら?
...で?それがどうしたの?私が出したオーダーは完璧に出来たんでしょうね...
【さらに少女に接近、微笑を浮かべたまま】
まぁいいわ
一先ず報告は終わったから...貴女の言い分は分かった
今回の失敗は貴女の責任ということに変わりは無いわ
だから...お仕置きしましょう...ねぇ?
【腰に手を回す、そこにあるのは2本の小刀】
【一本を抜き払い、そのまま少女へと投擲した】
-
>>535
【…殺されるとわかっていて、わざわざ丁重に報告をこなす者はいないだろう】
【尤も、言い訳をした所で、殺されるという運命は避けられないが】
そう、敵勢力が介入してきて…それ、で
【言葉に詰まる。敵勢力が介入し、私の邪魔をしたというのは事実…だが】
【失敗したという事実には変わりない。なぜなら少女は…オーダーをこなせなかったからだ】
【敵の介入が不幸を呼び、見事に任務は失敗…なんて報告をしたら、そこで私の人生は終わりだ】
つ、次はちゃんとやるわ…だ、だから許して…!
敵が居なければ、ちゃんとこなせたのよ!
【震えた声で少女は言い返す。命乞いにも似た懇願の言葉を】
【…女性の微笑みが怖い。何度も見てきたからこそ、私はその怖さを身にしみて知っていた】
【助からない――絶望の言葉が、認めろと言わんばかりに押し寄せて】
い――嫌…、死にたくない…!
【迫るは小刀。女性が持つ二振りの刀の一本――それを見た途端、少女の顔が絶望の一色に染まる】
【逃げなければ。その言葉に対応するように、少女は能力を…思考を、加速させる】
【遅滞する時。全てが遅く見える世界で少女は、投擲された小刀を避け】
【女性との距離を離すかのように、踵を返して走りだした】
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>>536
【例え敵対組織の介入があったとしてオーダーを失敗した事実というのは消せない】
【それ以前にそんなリスクがあったとしてもオーダーをこなせると思い彼女を任命したのだが】
うん、うん
もうそれはいいわよ、貴女ならやってくれると思ってたんだけどな
【微笑を浮かべたまま、そんな事を口走ってみる】
【更に少女の言葉を聞くと一瞬足が止まり何か考えるような素ぶり】
次...ね
そうね、あたし貴女の事は買っているのよ?
貴女は今までずっと完璧にオーダーをこなしていたものね
...そうだ良い事、貴女にチャンスをあげましょう
【避けられた小刀の行方を置いながら、背を向け走り始める少女の背中に語りかける】
【何か面白い遊びを思いついたような、そんな無邪気な表情】
【きっと少女にとってはそんな愉快な物では無いと思うが】
じゃああたしが良いというまで命があったら今回の失敗は水に流してあげるわ
仮にも貴女はあたしの部下ですもの...じゃあ...始めっ
【ゲームの内容を少女に伝えれば即座にゲームを開始する】
【右手を貴女に、正確には貴女の前方付近にある角材】
【するとその角材は女性に引き寄せられるように動きだすだろう】
【そしてそれは中間地点にいる貴女へと向かって飛んでくる形になるだろう】
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>>537
【チャンス――つまり、助かるという可能性】
【少女にとってこれ以上の朗報はない。だが当然…それ相応のリスクもあるのだろう】
【無論…今回のリスクは、「死」。逆に言えば、死にさえしなければ助かる――!】
ほ、本当!?
わかったわ、死ななければいいのね!?それなら楽しょ――う…?
【少女は立ち止まって女性に振り返る。そして感激の表情を浮かべながら】
【これで死なずに済むと…女性の能力を忘れ、一人浮かれて喜んでいた】
【刹那――そんな少女に鉄槌を下すかのように、一本の角材が迫る】
【…次に聞こえてくるのは、ゴキリという骨をおもいっきり叩かれたかのような音】
【迫り来る角材を背中に当てられ、少女は前のめりに仰け反って】
ぐ、あ…
【口から止めどなく溢れる鮮血。そして背中から感じる猛烈な痛み】
【まさか女性は、こんな事を何度も繰り返すつもりなのか――?】
【そう考えれば少女の表情がさらに曇る。そうだ、これが…【万象天引】という、女性なのだ】
は、ぁ…は、ぁ…
生き延び、ないと…死にたく、ない…
【背中に手を当てながら、少女はヨロヨロと起ち上がる。…右手に一本、投げナイフを握りしめながら】
【「生き延びなければ」。そう、今の少女は、生き延びるために戦うつもりだ】
【そうして立ち上がり、なんとか狙いをつけたあとは、力を振り絞ってナイフを女性に向けて投擲する】
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>>538
【無論、終わるその時までに命があれば】
【例え全身の骨が折れ立てるような状態でなくとも、血だるまになったとしても、命があれば助ける】
【だが女性は当然殺すつもりで行くのであろう】
えぇ、あたしは嘘はつかないわ
...ゲームは始まってるのよ、しっかりしなさい
【命を賭けたデスゲーム】
【そう簡単に終わってしまっては困るとばかりに女性は少女へと笑いかける】
【立ち上がった少女はまだいけるのだろう、それどころか反撃の兆しを見せている】
そう...それでこそあたしの部下ね
ふふふ、もっとあたしを楽しませて頂戴
【投擲されたナイフは少し女性の頬を切り裂き赤い線を作る】
【それもお構いなしに今度は左腕を少女へと向け...】
人間って意外と丈夫な物なのよ?
こないだの男は5分持ち堪えたわね...貴女はどれぐらい持ち堪えるのかしら?
【直後歩道のアスファルトに亀裂が入り徐々に捲り上がる】
【そして捲り上がったアスファルトの残骸は少女目掛け弾き飛ばされるだろう】
【だが亀裂からのタイムラグがある、避ける事は容易だろう】
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/ID変わったけど気にしないでくれブラザー
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>>539
【耐えなければ。せめて五体満足で、出来れば怪我一つなく――】
【…それは遠すぎる理想。現実はそううまくは行かないのだろう】
【腕の一本は覚悟しなければ、勝つことすらままならないこのゲーム】
殺される前に、殺す…!
【少女に与えられた行動は一つ。危険を顧みず特攻するという行動】
【そうでもしなければ、彼女に傷をつけることすら難しいからだ】
【…少女は自らを奮い立たせ、ナイフを握り、女性に向けて一直線に駆け出す――!】
アクセル
『加速』
【飛びかかるアスファルトの残骸。だがそれらは、避け切れないほど速くはない】
【ならば着弾するよりも速く、残骸の雨を抜ければいい】
【そして思考を加速させ、少女は「どう走れば効率よく抜けられるか」を導き出すと】
貰った――!
【あとは女性へ向けて素早く駆け、ナイフを突き刺さんとばかりにナイフを振るう】
【…とは言えその動きを読むのは容易い。回避することも、カウンターを返すこともできるだろう】
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>>541
【捲れるアスファルトの音が煩い】
【アスファルトが捲れ砂と石の層が露わになった地面を見つめる】
【今のなど避けられて当然、本の少し時間を稼げれば上等】
【その短時間で出来る事がある、その短時間が重要なのだ】
ふふ、それぐらいの意気じゃないと死ぬわよ?
あたしを殺しても勝ちなんだからね
【恐らくアスファルトも弾丸を抜けた少女がこちらに駆けるのが見える】
【軌道は十分読めるし回避も出来るかもしれないだろう】
【だが女性は動こうとはせず、そして微笑む】
ぐぅっ...意外とナイフって痛いのね...
でも...これでいいのよ...ふふふ
【少女が加速しようとそこから動こうとはせず、当然ナイフが突き刺さるが致命傷は外したらしい】
【赤い雫が地面に垂れ染みになっていくのが分かるだろう】
お見事、と言いたい所だけど
後先考えず突っ走るのは貴女の悪いとこね、今回もそうやって失敗したんでしょう?
【少女と密着するような形になれば右腕を突き出し、そしてその動作が意味する事とはつまり...】
【飛んで行ったはずアスファルトの大きめの塊が不意に動き引き寄せられるように迫っている】
【同時に女性は貴女の腕を掴もうと左手を伸ばしている】
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>>542
【――女性は避けず、ナイフが女性の体に突き刺さる】
【ポタポタと、女性から垂れる赤の雫を見て――少女は疑問を抱いた】
なんで、避けないの…?
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/途中送信しちゃった、スマソ
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>>542
【――女性は避けず、ナイフが女性の体に突き刺さる】
【ポタポタと、女性から垂れる赤の雫を見て――少女は疑問を抱いた】
なんで、避けないの…?
【あの程度の斬撃ならば、容易に躱せた筈…だが女性は避けなかった】
【疑問が膨らみ、徐々にそれは恐怖を孕んだ感情へと移り変わっていく】
【そして女性の言葉を聞けば、この行動が「失敗」だったということに気が付き――】
…まさ、か
【素早くその場を離れ、距離を取ろうと飛び退こうと試みるも…それは女性の手によって阻まれた】
【逃げられない――そして、右腕を突き出す女性】
【冷や汗が頬を伝う。先ほどの角材のように、女性は少女を売りそから襲うつもりなのだろう】
【そうして少女は思考を巡らせる。「何をぶつけるつもりなのか」…と】
【恐怖で震えだす体。そしてようやく、「それ」を察した少女は】
あ…嫌…は、離してっ!!
【女性の拘束から、この場から逃れようと暴れ始める】
【だが…結局その拘束から逃れることは出来ず、少女は目に涙を溜めながら】
【「ごめんなさい」と――今更すぎる、命乞いじみた謝罪を呟いた】
【…目標を見つければ、まずは特攻して動きを止める】
【小柄な矮躯を生かした戦術が…ここまで仇になってしまうとは】
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>>545
【脇腹に突き刺さったナイフは深くは刺さっていない物のかなり出血しているのが分かる】
【地面の血溜まりを視線だけで見つめると少し顔を顰める】
【あまり長く引っ張ると少女よりも先に女性が倒れてしまう危険がある】
...ちっ、後先考えてないのはあたしも一緒ね
【腕を掴んだ少女も自体を察したのだろうか】
【かなり焦っているのか怯えているのか】
【額にほんのり汗が滲む女性はその様子を見つめていた】
【そして少女の口からある言葉が出れば再び口元に笑みを浮かべ...】
貴女ちょっと遅いんじゃないかしら?
...失敗したらまずは言い訳の前にごめんなさい...でしょう?
【不意に掴んだ少女の手を引っ張り横へと放り投げるだろう】
【そして空いた左手をアスファルトの塊へと向ける】
【引っ張られていたアスファルトの塊は急に弾き飛ばされたように何処かへ飛んで行く】
あーあ、これでいいんでしょう
あたしのやり方でやるって言ったし、ちょっとは反省したかしら?
【脇腹の傷口を抑えながら、放り投げた少女へと視線を向ける】
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>>546
【――目を瞑り、アスファルトの痛みを耐えようと力を込める】
【せめてこの一撃で死ねたら、と――儚い望みを託して】
【…そんな時だった。自分の体が唐突に放り投げられ、アスファルトの塊が弾き飛ばされたのは】
……え?
【何が起こったのか。とりあえずわかることは、「生き残った」ということだけで】
【放り投げられた際の衝撃を感じながら、地面に突っ伏しつつ女性に目をやる】
どうし、て…
【これが、女性のやり方。確かに、少女にとっては効果覿面だったようで】
【少女は身を震わせながらも、「ありがとうございます」と頭を下げる】
【すると、フラフラと体を抑えつつ少女は立ち上がり】
…ええ、こんな目に合うのはゴメンだもの
もう二度と、失敗はしないわ
【…いつもの少女の口調で「反省しました」と、遠回しに答えた】
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>>547
【いつもならばそのままアスファルトをぶつけて終了なのだが、今回は少し気が変わったらしい】
【自分の傷の事もあるだろうが、それよりもまだ少女に信頼を置いているのかもしれない】
まぁ今回は貴女だけの責任というには少し違う気がしたのよ
それに貴女にはまだ何処の組織が横槍を入れたのかとか聞いてないわ
ふふふ、反省したのならいいわ
【どうやら少々荒い説教は終わったらしい】
【辺りのアスファルトが完全に使い物にならないのだろうが、それは気にしない】
【傷を抑えながら、立ち上がった少女に背中を向けると携帯を取り出し...】
あたしだけど、あぁきつく説教しといたからいいでしょ?
はぁ?これがあたしのやり方よ、文句は帰って聞くわ
【と短い時間通話すると携帯をしまう】
ほら、帰るわよ
あぁ...本当に次は無いからね
【背中を向けたまま少女にそう告げると女性は歩き始める】
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>>548
【次失敗したら――その日が私の命日になることだろう】
【次からは…いや、これから一生、「失敗」は許されない】
【そう考えると気負いしてしまうが、私はやりきらなければいけない】
次からは、必ず満足のいく報告をするわ
【歩き出す女性に着いて行くように、私もまた歩き出す】
【女性は私の粗相を見逃してくれた。次からは絶対に、オーダーをこなさなくては】
【その為ならばたとえ火の中水の中、どんな苦難でも乗り越えられる…筈】
…ありがとう
【女性に聞こえるかどうか分からぬ声量で呟く。感謝の意が込められた言葉を】
【帰ってからはきっと、詳しい報告やら上からのお叱りやらが待っていて、当分は眠れそうにない…が】
【そんなのはこれからの苦労の足掛けにすぎないのだろう……と、私は夕焼けの空を見つつ思いふける】
【論理加速】―――続く…?
/お疲れ様でしたー!
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>>549
【帰ったらやらなければいけない事がたくさん待っている】
【まずは横槍を入れた組織の洗い出し、一度頼んだオーダーの報告をクライアントにどうやって誤魔化すか】
【仕方ないのだ、それが上司というもの】
あぁ、期待してるわ
これでもあたしは貴女を可愛がってあげてるんだから
【帰ってからの事は帰ってからにしよう】
【というよりもまず脇腹の出血がひどい】
【歩くスピードを早める、早く帰って治療して貰わないといけない】
【今回の件で少女もまた強くなることだろう】
【下手をすれば自分よりも】
【その時自分が説教をされるかもしれない】
...まぁそれは無いか
【先の事は先に考えても仕方が無い】
【女性は脇腹を抑えつつアジトへの帰路を急ぐのだった】
【万象天引】ー続く!ー
/お相手ありがとうー!
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【透過硬換(イメージアップダウン)】
実像と虚像を操る能力
自身が虚像となることで、体が半透明になり全てをすり抜けていくことができる
この状態では電車と正面衝突しても電車の前面をすりぬけて車内に移動することが可能
虚像から実像(通常の姿)にはいつでも戻れ、この時虚像の体内にあった物質は全てどこかへ消えてしまう
つまり他人の体を半透明の腕で貫通させていた場合、実体に戻ると本当に腕が貫通する
一部でも虚像が他人の体内に侵入していれば、実体に戻ることでその空間を削り取るように攻撃できる
ただし、半透明になっていられるのは10秒の間に2秒のみ 10秒内で2秒をどう配分するかは自由
どなたかお願いします
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