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暇潰し:ロール練習スレ vol.3

1名無しの厨二能力者:2012/06/30(土) 18:09:16 ID:Ps4jPZ7A0
↓前スレ継続

713【万象天引】>>707 E:小刀×2:2012/09/17(月) 01:27:18 ID:Icyxm2qg0
【能力者の中心の位置する時計塔】
【この街のシンボルであるこの時計塔の頂上に座る何者か】
【街の様子を見ている風の少女は入院している人が切るような白い服、白い肌を剥き出しにした素足】
【髪も白くどこか雪の精でも思わせるような】
【瞳だけは対照的に黒い、その黒い瞳は街中の喧騒へと向けられ】

貴方は...何処...?

【誰もいないはずの周囲にそう問いかける】
【当然返事は無い】
【それを何度か繰り返した少女はやがて溜息をつき立ち上がる】

...そう...そこにいるのね...
今...行くよ

【そのまま体重を前に】
【結果はそこそこの高さを持つ時計塔からの落下】
【周囲に人は居ない、つまり助けようとする人はおらずそのままでは地面へと直撃しその人生に幕を降ろす事だろう】

【だがもし貴方が通りかかったのならば...或いは】

714【WILD-BAW-4】>>700:2012/09/17(月) 01:38:02 ID:V9ozErLc0
>>712
【続け様に矢を射る事8度、倒れた市民も8人】
【流鏑馬か犬追物か、バイクに乗った通り魔騒ぎを尻目に、男は次の犠牲を求めてアクセルを吹かす】

ちっ……

【速度を上げた途端、視界不良】
【新聞紙か何か飛んで来たかと急ハンドルを切ったが、まだ視界不良】
【速度を落としてよくよく見れば、三枚のお札が眼前に】
【「さんまいのおふだ」のように川でも現れるか】
【何にせよ、騎乗弓兵がスピードを失う訳にはいかない、停止して確認などもっての他】

邪魔!

【後部に積んだ箙から矢を一本抜き取って、よく見もせずにお札を薙ぎ払う】
【全く男は知る由も無いが、破いた順は1、2、3】
【一体全て無効なのか、全て選択なのか、先頭のみ選択なのか】
【そんな事を気にする訳もなく、邪魔っけが消えたと男はまたスピードを上げた】

715【嶺上開花】>>708:2012/09/17(月) 01:40:58 ID:lIeXPK.w0
【――深夜。草木も眠る丑三つ時…とまでは行かないが、この時間に起きているものは少ないだろう】
【聞こえるのは秋の虫の声と、時折通る車の音のみ…活気づいた昼間とは違う雰囲気に満ちたその場所で】
【赤茶色の長い髪を揺らす、制服姿の少女が歩いていた】

【――他者を近づけぬような雰囲気があたりに漂う。万物を寄せ付けぬ、魔物の雰囲気】
【もしこの少女の横を通るものが能力者ならば気がつくだろう…その、異質な雰囲気に】

…………

【華奢な体に白い制服。姿だけ見れば、おとなしめな少女という印象を受けるのだろうが】

【一歩歩くごとに強まる気配、そしてその紅い瞳――それを見ればどんなに鈍感な人間でも直ぐにこう悟る】
【「この人間に近づいてはいけない」と】

……あ
今日はなんだか、強い人の気配が沢山するような…
…うん、今日は楽しめそうかも

【そして一言、町中で立ち止まって静かに振り返れば】
【静かに笑い、街中を蔓延る「能力者」の気配に気がついて】

【「楽しめそうだ」と言い残し、また静寂が包む街の中を、ゆっくりと歩き始めた】

716【精霊剣奴】>>701:2012/09/17(月) 01:48:29 ID:hT5D4TfE0
>>713
……そろそろかえろっかなー…。 ……お?

【ペロキャンを半分ほど舐めた頃、ふと少女が空を見上げると、何か白い点のようなものが見える】
【それは夜の時計塔を背景に、ひどく浮き上がって見えた】

え、やだなー…目の病気? 人の形に見えるんだけど……

【目をこしこしとこすり、少女は汗を垂らして点を見つめる】
【それは徐々にはっきり形を為し、こちらへ向かってくるのがわかる】

……わ、わ、わ! 『流れ遊ぶ風の精霊よ! 来たれ、シルフ!』

【慌てて宙に召喚陣を生成。 風の精霊を召喚する】
【少女よりも一回り小さいその精霊は、眠そうに目を擦ってあくびをする】

シィル!! 人、人が落ちてるから拾って!

【精霊の顔を両手で挟んで空中に向ける。 風の精霊は納得したように手を叩くと、ものすごい速さで飛んでいく】
【間に合ったのならば、白い少女は風の精霊によってその身をゆっくりと地面に降ろされるだろう】

717【万象天引】>>707 E:小刀×2:2012/09/17(月) 01:57:20 ID:Icyxm2qg0
>>716
【吹き荒ぶ風が頬を撫で実際の気温よりも低く感じる】
【目は閉じていて見えない】
【きっと街のネオンが煌いて綺麗なのだろう】
【目を少し開けていればよかったと後悔した】


【地面が近づいてきたのだろうか、落ちて行く速度が酷く遅く感じる】
【きっともう少しで彼処に辿り着くのだと】
【ふと目を開けた少女はその光景に酷く落胆した】

ここは...ヴァルハラ...じゃないのね
折角あの人の元へ逝けるはずだった...のに

【地面へと落ちたのだろう、背中が冷たい】
【周囲を見渡せば精霊のような影に人】
【きっと少女を助けた恩人と呼ぶべきなのだろう】
【しかし少女はゆっくりと起き上がるとその人影を睨みつける】

どうして...どうして邪魔をした...?
貴方は...私をあの人に合わせないつもり...そうに違いない...

【覚束ない足取り】
【黒い瞳は怒気を孕んでおり少女へと突き刺すような視線を向けている】

718【試練の偶像】>>706→【物魂平刀】:2012/09/17(月) 01:59:34 ID:IVSfVQfs0
>>714
【選び取られない偶像は偶像でしかなく、そこに肉も魂も存在し得ない。】

【撿撿故に。それは選び取られた最初の可能性に従い、その可能性を招き寄せた。】


撿撿ふむ、騒がしいな
【爆走する弓兵の遥か前方に現れたのは、日本刀と脇差しを腰にさげた剣士。】

【刀を鞘に封じて構えるその姿は、居合いの前動作であり、しかし、このままでは距離が在りすぎる。】

少しは歩いてはどうかな?
【そんなものは些末な事と言わんばかりに、離れた相手撿撿正確にはバイクへと抜刀。】

無論、自分の足で
【振り抜いた銀色の刃は風を裂き、大きめの真空の刃をひとつ、弓兵へと飛ばす。】

無論、自分の足で
【その真空の刃が命中すれば、バイクは両断されてしまうだろう。】
【そのバイクが特別性でない限りは】
/
【物魂平刀】
剣の道を極め、形なき物すらも切る事ができるようになった者。

斬れるものは様々で、空気を斬れば真空刃。魂を切れば再生の阻害……と言った具合。
何を斬り、どう作用するのかはあなたの発想次第。勿論、空気を斬って発生するのが真空刃でなくてもよい。
上記は技術であり、それなりの長さがあれば木の枝でも人体を両断する程度はできる。
本人は常に自身の状況を正確に把握する能力を持つ。

身体能力は虫の息〜軍人だが、剣術に関しては神域に達している。
【初期装備:日本刀、脇差し】

719【精霊剣奴】>>701:2012/09/17(月) 02:07:55 ID:hT5D4TfE0
>>717
【風をあらん限りに吹かせ、えっちらおっちらと運んできた風の精霊は、少女を地面に降ろすと一息つく】

い、いや…ふつうは助けるって! 何があったかはまだよくわかんないけど、死んじゃうのは駄目だって!

【氷の巨人の手に乗る少女は、ペロキャンを片手にあたふたと身振り手振りで説得する】

話を聞く限り、大切な人に先立たれたっぽいけどさ……死ぬのはもうちょっと先でもいいと思うんだけど!

【慎重に言葉を選ぶ少女。 その隣では風の精霊がくるくると回っている】

720【WILD-BAW-4】>>700:2012/09/17(月) 02:14:54 ID:V9ozErLc0
>>718
【自分の前に立ちはだかり刃を取るとは、生意気な剣士】
【矢の射程に敵うはずないではないか】
【お札を破いた矢を、今度は弦につがえる】

お前はいつまでも摺り足しておれ

【あり得ないタイミングで刃を鞘走らせる男】
【何だビビって気が急いたか、あれでは腕があっても矢は弾けまい】
【そう踏んで弦を引き絞る】
【弓は満月、矢は流星、と行けば良かった】
【如何に優秀な兵士が予想できただろう、バイクのホイールからフォークからエンジンからぶった切られるなど】
【バイクの上半分を腿に挟んだまま、当然吹っ飛ぶフードの兵士】
【転んでもタダでは起きぬ、吹っ飛びながら当てずっぽうで放った矢は風属性、砂埃と突風が、多少目潰しになるだろうか】
【さすがに吹っ飛び方は心得ている、背中から着地して大ダメージではないようだ】
【しかし、両足の脛にはばくりと開いた傷口、バイクもろとも引き裂かれた】
【そして何より、矢を積んだ上半分がさらに遠くへ飛んで行ってしまった】
【侍を狩るより何より、まず上半分を追ってヨタヨタと走り出す】

721【万象天引】>>707 E:小刀×2:2012/09/17(月) 02:18:45 ID:Icyxm2qg0
>>719
【恐らく気が動転しているのだろう】
【貴女の言う事を聞いてはおらず、ただ首を横に振っている】

嘘...嘘だ...
きっと貴女は私が憎い...だからそうしたのね
...貴女も周りの人間と一緒...許さない...ユルサナイ

【黒い瞳からは大粒の涙】
【涙が止まった頃にはきっとその瞳からは色という色が消え失せ...】

【服の裾から滑り落ちてきた小刀】
【二本の小刀を握り貴女へと向けている】

今まで...と一緒
私は...周りの人間を殺した...
だから...貴女も殺す...コロス

【素足の両足がトンっと音を立てれば少女が駆ける】
【速度も並、軌道も真っ直ぐ】
【避けるのなど容易だろう】

【そしてその後どうするかは貴女次第】

722【精霊剣奴】>>701:2012/09/17(月) 02:28:19 ID:hT5D4TfE0
>>721
【白い少女の目から涙が溢れ、思わず口を閉じてしまう】
【くるくると回っていた風の精霊も困ったように少女を見つめる】

ち、違うよ! 私はただ…!

【そして、こちらに向けられる小刀。 錯乱しつつも洗練されたその殺気に、精霊達は素早く反応する】

穏便に……も、いかなそうな感じ……?

【少女を守るように手を翳す氷の巨人と、物理的な硬度を持つほどの風を腕に纏い白い少女の刃を迎え撃つ風の精霊】
【その精霊の反応に、少女は慌ててブレーキをかける】

た、タンマタンマ! シィル、殺さないでよ!?

【自由な風の精霊は、その程度では止まらない。白い少女の技量によっては死ぬことはないだろう】

723【物魂平刀】>>718:2012/09/17(月) 02:36:21 ID:IVSfVQfs0
>>720
撿撿ぬっ?!
【風を纏い飛来する矢は、剣士の頭ひとつ隣を突風と共に駆け抜けて行き撿撿】

【吹き付ける砂埃に振り切った状態の刀を引き戻し、両の腕にて顔を庇う。】

【しかして、手ならば兎も角。両の腕で砂埃を完全に防ぐのは無理があり、細かな砂粒が目に入ってしまった。】

真っ先に目を潰されるか……まだまだ、未熟よな
【そう自嘲して日本刀を無形にて構えると、瞼を閉じたまま、最後に見えた男が吹っ飛んでいった方向へと歩き出す】

……そんなに急いで、どこへ行こうとしていたのか
【その足取りは目が潰されている割りにはしっかりとしており、転けるなどは無さそうではあるが……】
【砂を洗い流すための涙が溢れるが、完全回復にはまだ時間が掛かるだろう】

724【万象天引】>>707 E:小刀×2:2012/09/17(月) 02:37:07 ID:Icyxm2qg0
>>722
【少女が駆ける目の前には先に少女を実質的に助けたと思わしき精霊】
【小刀を握り直し精霊へとその刃を突き立てようと...】

がっ...

【しかし次に宙を舞ったのは風の精霊の一撃を見舞われた少女のほう】
【後ろへと転がり俯せに】
【そのまま逝ってしまったのでは無いかというほど静かだ】

【やがてピクリと体が痙攣し顔を上げそちらへと向ける】
【怒気が増しているのが分かる、そして何かを口走っている様子も】

許さない...ユルサナイ...
吹き飛べばいいんだ...ふふっ...あはははっ!!

【寝転んだ状態のままで左手を貴女へと】
【すると空間が歪んだような錯覚と音】
【少女の近くの鉄骨達が突如何かに弾かれたように貴女に向け飛んで行くだろう】

【まるで磁石のように、少女に反発するように】

725【WILD-BAW-4】>>700:2012/09/17(月) 02:48:11 ID:V9ozErLc0
>>723
【とにかく痛いったらないのである】
【骨も半分切れているのか、体重を支えるのも激痛、走れば痛いなんてもんじゃない】

弓矢に足は関係ない……っ!

【ふっと足から力が抜け、転げた男】
【開き直って這い進む】
【とにもかくにも矢の一本、そこから始まる無限の戦術】
【その、一本が、遠い!】

ゲット!

【やっと届いた一本の矢、その矢羽を引っ張って箙から抜く】
【まだ奴の目には涙がたまるか、その目をめがけて矢をつがえる】
【弓は黒雲、矢は稲光、さしずめ射手は道真か】
【男の目玉を射抜き、その脳へ莫大な電気を流し込もうと雷の矢を放つ】
【しかし彼は知らなかったのだ、その鏃が事故の衝撃で折れ取れている事を】

726【精霊剣奴】>>701:2012/09/17(月) 02:49:21 ID:hT5D4TfE0
>>724
【白い少女を一撃の元に吹き飛ばした風の精霊は、どうだと言わんばかりに胸を張る】
【とりあえず無事を確認し、少女が胸をなでおろした瞬間、妙な空間の歪みを感じた】

! シィル! あぶな…!

【そして、鉄骨が風の精霊の小さな体に突き刺さった。 腹部を強烈に打ち付け、少女の後方へと転がっていく】

シィル!! ……フラウくん、アイスキューブを!

【氷の巨人は少女の命を受けると、空中に普通車ほどの大きさはある氷のキューブを3,4つ作り、壁のようなものを作る】
【少女は巨人の手から降りると、地面に転がっている風の精霊を抱きかかえる】
【衝撃が現界の構成にまで影響を与えているらしく、時折体の一部がぼやけている】

シィル、今還送するね…、おやすみ。

【少女は構成をゆっくりと解し、風の精霊を魔力へと還す】
【背後では、氷の壁に手を添えている氷の巨人がいる】

727【万象天引】>>707 E:小刀×2:2012/09/17(月) 03:00:25 ID:Icyxm2qg0
>>726
【吹き飛んだ鉄骨はさながら矢のように風の精霊へと直撃】
【その光景を視界の端にゆっくりと起き上がる少女】
【心無しかその表情は笑っている】

あはっ...あはははは...
そうだ...みんな吹き飛んだ...吹き飛んだ!
両親もお姉様も...あの人も...みーんな吹き飛んだ...
だから...貴女も吹き飛べばいいの...

【転がった衝撃で手から落ちた小刀を拾い上げ...】
【その時少女の口許の血が滲み、そして零れる】
【何かの代償だと言わんばかりに】

もう永くは無い...もう少しだね

【蚊の鳴くような声で呟いたその言葉は誰に宛てた物なのだろうか】
【貴女のほうを見れば防壁のように聳える氷の壁】

【ゆっくり一歩、また一歩と少女が歩み寄っている】

728【精霊剣奴】>>701:2012/09/17(月) 03:14:40 ID:hT5D4TfE0
>>727
【最後の魔力光が尾を引くように消え、少女は立ち上がる】
【その目には怒り。 体をぶるぶると震わせて、召喚陣を展開する】

『怒り燻る火の精霊よ。 来たれアグニ』

【現れるのは火の精霊。 成人ほどの大きさで、体中が淡く燃えている】

……あったまきた…!!
……泣かす。 シィルにごめんなさいって言わせる為だけに泣かすぅぅぅぅぅ!!
『I…GAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!』

【少女の叫びに呼応するように、火の精霊も叫ぶ。 周囲に熱気が振りまかれ、氷の巨人が少し嫌そうな顔をする】

フラウくん!!

【氷の巨人は腕を大きく振りかぶり】

ぶっこわせぇぇぇッ!!

【氷の壁を殴り砕く。 白い少女の頭上に、大小さまざまな氷の欠片が降り注ぐ】

729【物魂平刀】>>718:2012/09/17(月) 03:19:18 ID:IVSfVQfs0
>>725
『ゲット!』
【男の声が、剣士の鼓膜を震わせる。】

そこか撿撿
【見えぬながらもその音の波から進行方向を男の方へと修正し、無形の構えのまま脚を踏み出そうとして】

【異常に気付く撿撿“自身の状況を常に把握する。”】
【生来より備わった単純な感知能力は自身に迫る驚異を、どの方向から来ているのかをも伝えていた。】

【しかし、把握できるの“自身限定”。つまり、最速把握で攻撃を放った瞬間なため、どうしても反応が一瞬遅れてしまう。】
【そのため、自身からの回避は間に合わない】
【撿撿故に、矢に避けてもらう事にした】

【無形から、僅かに刀を動かして、そこに真空が生まれる。】
【生まれた真空は空白を埋めるため空気を吸い、大気を掻き乱す。】

【その結果。乱れた大気の影響を受けた矢は、方向を僅かに変えて、剣士の右肩を掠める。】

【無論。それでも宿る電気は身体を巡り、大ダメージを与えるが撿撿】

撿撿斬る
【電熱で肩が焼け焦がしながら、一気に踏み出して、刀を振り上げる。】
【振り上げた刃を空を切り、風の刃を縦に飛ばす。】
【しかし、目が見えず。相手の状況はわからない(=正確な場所は不明)が故に、当たる確率は低い】

730【万象天引】>>707 E:小刀×2:2012/09/17(月) 03:28:20 ID:Icyxm2qg0
>>728
【相手の叫びが聞こえる】
【身近な存在を傷つけられたからだろう】
【そしてその感情を具現化したように炎の灯りが見える】

あはっ...怒った?...私が憎い?
その感情を私にぶつければいい...そして貴女が送って...ヴァルハラに

【畏怖などという感情は無い】
【そこにあるのは期待、今の彼女ならばきっと自分を葬ってくれるだろうと】
【そうすればきっと逢えるはずだから、失った全てに】
【愛すべき者達に】

【降り注ぐ氷の壁の破片】
【時に大きな物が少女の頭部にぶつかり、細かい破片が体を穿つ】
【白い服も少しずつ赤みを帯びて行く】
【だが彼女は...笑っている】

それでいい...憎しみで私をいたぶればいい
どうせ私のこの命はじきに消える...だから...もっと...近くに...

【小刀を握った右手を貴女へと向けた】
【そしてまた先の空間が歪む音、そして貴女に掛かるのは引き寄せられるような力】
【形容するならばそれは「引力」】

【しっかりと踏ん張っていれば耐える事も可能だろう】

731【精霊剣奴】>>701:2012/09/17(月) 03:38:25 ID:hT5D4TfE0
>>730
【小刀をまっすぐ構える少女に、理不尽な力で引き寄せられる】
【怒りに茹った頭でもわかる。 このまま引き寄せられれば刺し貫かれる】

……く、ぅ…!

【ずりずりと、引き寄せられる少女の隣を、火の精霊が走る】
【火の精霊はまっすぐに白い少女の元まで行くと、小刀を両手でつかみに掛かる】
【振りほどかなければその熱で、徐々に小刀は溶けて行ってしまうだろう】

……『流れ遊ぶ風の精霊よ、来たれシルフ』!

【残りの魔力を振り絞り、再び風の精霊を呼び出す。 一度姿を解除したおかげか、傷もほとんど回復しているようだ】

【が、風の精霊はどこか様子が違う…】

732【万象天引】>>707 E:小刀×2:2012/09/17(月) 03:48:17 ID:Icyxm2qg0
>>731
【じきに引き寄せられるような力は消え去るだろう】
【それ程の威力は発揮していないようだ】

【迫る炎の精霊】
【狙っているのは少女自身では無く手に持つ小刀か】
【炎の精霊が小刀を掴むと同時に少女は小刀から手を離し後退】

あははは...どうしたの?
今更その精霊を出して...私にトドメでも刺してくれる?

【続いて現れたのは先ほど撃退した風の精霊】
【少し様子が違うのは傷が癒えてないためか】
【だがさほど気にしている様子は無い】
【何でもいい、少女を葬ってくれるのならば】
【また、少女の口許に滲む血】
【先ほどから何かの力を使う度に少女の命を削っているように流れている】

733【精霊剣奴】>>701:2012/09/17(月) 04:06:05 ID:hT5D4TfE0
>>732
【半分溶けかけた小刀を捨て、火の精霊が少女を追おうとしたとき、ぴたとその動きを止める】
【少女はそれに少し疑問を抱きつつ、白い少女を睨み付ける】

……別に、あんたが死のうと生きようと、もうどうだっていいわ。 シィルに謝って!
誠心誠意、ごめんなさいの感情をもっ…て……?

【少女の言葉をさえぎって、前に進み出るのは風の精霊】
【目に涙を浮かべて、白い少女に歩み寄る】

ちょ、ちょっと? シィル、なんで泣いてんの…?

【頭の上にいくつもの?を浮かべた少女をよそに、風の精霊は口を開く】

『……もう、自分を責めなくて、いい』

【風の精霊はポロポロと涙を零す。 まっすぐ白い少女を見つめて】

『……とても、悲しい。 ……あんなに悲しい声を出す貴女。 ……私は、とても悲しい』

【風の精霊は水の精霊に次いで、人の心に敏感な精霊。 白い少女の抱えているものをそれとなく感じ取り、その思いを理解し始めている】
【火の精霊と氷の精霊は、その様子をただ黙って見つめている】

734【万象天引】>>707 E:小刀×2:2012/09/17(月) 04:22:10 ID:Icyxm2qg0
>>733
【小刀など少女に取ってはただのオマケ】
【その力さえあれば小刀など必要の無い物】
【溶け行く小刀を見ず、炎の精霊も見ず、目線はただ風の精霊へと】

どうでもいい...そうだね
私の命なんて...存在なんて...どうでもいい...そうでしょう?
いつでもそう...どうだっていいの...私は早く逝きたいの...ヴァルハラに

【死を急ぐように、少女は言う】
【目の前に近づく風の精霊を見れば期待の眼差しを向け】
【だが...何故目の前の精霊は涙を流す?】
【何故そんな心を見透かしたような瞳で見つめる?】

私のこの力は私の罪...
愛する者を守れる力を持ちながら守れなかった...私の贖い
この力を行使する度に私はあの人達の元へと近づく
貴女達が今此処でトドメを刺さなくてもいずれは逝く...

【風の精霊を見ながら、口許の血を拭い語る】
【己の罪を、能力者から自身の家族を守れなかった事】
【力を持っているにも関わらず、守れなかった事】

【天の摂理をも動かすその力】
【その足枷の名は「万象天引」】

735【精霊剣奴】>>701:2012/09/17(月) 04:38:40 ID:hT5D4TfE0
>>734
シィルが、喋った……

【驚きに目を見開き風の精霊を見つめ、次いで少女は白い少女を静かに見据える】

……よくわからないけど、やっぱりあんたは間違ってるよ。
守れなかったから自分も死ぬ、なんて、償いでも何でもない。 ただ罪悪感から逃げてるだけだ。

【鼻をすする風の精霊を抱きしめ、少女は続ける】

あんたの大切な人は、あんたが死んで嬉しいの?
逆にあんたは、自分の大切な人があんたのために死んだら、嬉しい?
確かに苦しくて苦しくて、辛いと思うけど、本当に愛していたのなら、その人らの気持ちも考えて上げなよ!

【私みたいにね! と、少女は風の精霊を撫で繰り回す】

736【万象天引】>>707 E:小刀×2:2012/09/17(月) 04:49:51 ID:Icyxm2qg0
>>735
【暫くの沈黙】
【貴女の話す事を静かに聞いているのだろう】
【目を伏せ静かに...やがて目を開け】

間違っているのかもしれない...
ただの逃げでも...それでも...

私はあの人達に会いたい...

【瞳から零れた一筋の涙】
【本音を隠し続け漸くあと少しという所だったのだ】
【もう少し経てば少女はきっと愛する者の元へと旅立てた】

それは...分からない
私にはもう大切にする人も...大切にしてくれる人もいない
もう...手遅れ
次に発動するのは最大の出力...そして私の命は尽きる
逃げるのを勧める...きっと耐えれるはずは無いから...

『万象....天引』

【両手を地面に、その罪の名を呟く】
【早くも空間の歪む感覚が分かるだろう】
【発動すれば恐らく辺り一帯はクレーターと化すだろう】
【だがそれほど大きな威力だ、当然発動するまでに時間が掛かるだろう】
【少女は既に吐血、発動すれば...】

【逃げるも止めるも貴女次第】

737【精霊剣奴】>>701:2012/09/17(月) 05:03:22 ID:hT5D4TfE0
>>736
【風の精霊が、悲痛な表情で近付こうとし、それを火の精霊がつまみ上げる。 涙を貯める風の精霊に、顔を横に振って】
【氷の精霊が少女と火の精霊をつかみ、遠くへ投げようとする】

ま、待ちなよ!! 1人で背負って、一人で絶望して…!
そんな、そんなのって!

【少女と風の精霊が暴れるが、氷の精霊は構わず両手を振り切る】
【勢いよく投げ飛ばされた火の精霊が空中で少女を掴み、綺麗に着地する】
【風の精霊は火の精霊から逃げようと風を集めるが、火の精霊が片っ端から炎に食わせていく】

お願いアグニ! 離してよ! こんなのってないよ!! ……シィル!!

【と、その時。 風の精霊が一瞬だけぼやけたかと思うと、幽霊のように火の精霊からすり抜ける】
【風の精霊が宙を駆ける。 白い少女の元へただ一直線に】

【白い少女に飛び込むのが早いか、能力が発動してしまうのが早いか】

738【万象天引】>>707 E:小刀×2:2012/09/17(月) 05:14:25 ID:Icyxm2qg0
>>737
【徐々に体が軋む音がする】
【熱を帯び燃えるように中から外へと、命の奔流が】
【地面に着いた手に吐いた血がこびりつく】
【見えてきた...ヴァルハラへの一本道が】

私はあの瞬間からずっと一人...
だから...逝く時も一人...

【炎の精霊と氷の精霊が風の精霊と少女を遠ざけているのが見える】
【少女の意を汲んだのか、主人の身の安全を優先したのか】
【いずれにせよ、これで一人】

これで...貴方の元へ行ける...

『万象...てん...ッ!?』

【否、発動しようとしたその刹那、飛び込んで来る影が見えた】
【その影...風の精霊は少女へと飛び込みその反動で地面の触れていた手が離れ...】

【地面に数本の亀裂...そしてそこで止まった】

【風の精霊により後ろへと飛ばれた少女】
【意識は微かにあるようだが、中途半端に力を発動した影響だろうか】
【口からは大量の吐血】

739【精霊剣奴】>>701:2012/09/17(月) 05:35:50 ID:hT5D4TfE0
>>738
……とま、った…? シィルは…! 無事、みたいね…

【能力は、発動されなかった。代わりに吐き出されるのは、大量の血】
【風の精霊は、駄々っ子のように白い少女に抱き着いている】

……アグニ、もう危なくないよ。だから…

【火の精霊が少女を離すと、素早く風の精霊と少女に近づく】
【白い少女の気道を確保するように、体の向きを横に変える】

……シィル。

【胴体に手足を巻きつけて、決して離そうとしない風の精霊に、少女は困ったような表情をし、そして決意する】

…………決めた。 私は決めたよ。

【携帯電話を取り出し、コール。 電話先は、能力者専門の救急病院】

……私はいつだって、私の友であり家族である精霊の味方。
だから、シィルがそこまでして助けたいと思ったあんたのことを、助ける。

【耳元でコールの音がなる。 少女の表情はただひたすら真剣で】

……べ、別に、あんたに同情したとかそんな理由じゃないからね。あくまでシィルの為なんだから。
あんたが死にたいって言っても、助ける。1人になりたいって言っても、助ける。
あんたがちゃんと、大事な人の死を受け入れられるその日まで、私たちはあんたの家族になる。 拒否権はなし。
どうしても死にたいなら、またかかっておいでよ。 私たちがあんたの生きる理由になってやる。

740【万象天引】>>707 E:小刀×2:2012/09/17(月) 05:51:32 ID:Icyxm2qg0
>>739
【酷い頭痛、早くなる鼓動に鼻につく血液の臭い】
【自分の吐いた物なのだが、意識がある所を見るとどうやら「また」失敗らしい】
【同じ日に二度も失敗、まるで神がまだ生きろとでも言っているのかと思ってしまうほど...】

また...行けなかった...
貴女はまた...邪魔をした...の?

【ふと肌に触れる感触】
【目だけを動かし見ればそこにはあの風の精霊】
【そういえば最後に見たのはこの風の精霊だったか】
【という事は自分の能力の発動を遮ったのは...】
【少女の言葉を聞き笑う】

随分と勝手な...助けなんて...貴女が初めて
分かった...その精霊に助けられた命...だから
でも...いつかその時が来た時は...邪魔しないで....ね...

【「生きる理由」】
【きっとそれはほんの些末な事なのかもしれない】
【愛情、親愛、他にもたくさんあるだろう】
【きっと今から少女が生きる理由は「友情」だろうか】

【薄れる意識の中、最後に少女は貴女に向け手を差し出し微笑んだ】

【そしてそのまま意識の海へと飲まれた】
【次に起きた時、側にいるであろう人物を想い】

【万象天引】END
/自分はここで締めます〜
/長時間ありがとうございます!
/最後にかっこよく締めちゃってくだしぃ

741【精霊剣奴】>>701:2012/09/17(月) 06:12:19 ID:hT5D4TfE0
>>740
【意識を失った白い少女が担架に乗せられ、車は走り去っていった】
【なお車を追いかけようとする風の精霊をふん捕まえ、半ば強制的に還送】
【どっとあふれ出た疲れを、氷の精霊が労わるように手を伸ばす】

はぁぁ……ようやく終わった……。 ……なんとかなって、よかった……

【ひんやりとするその手の平にぐでーっと寝そべり、白い少女の事を考える】

(その時、か……)

【なんとか説得は成功したものの、やはり、最後に彼女は死を選ぶのだろうか】
【家族になると宣言した以上は、少女は本気で家族として接するつもりだが、彼女はどうか】
【最後の時、アグニやフラウ、シィルはなんというだろうか】

(……やっぱ、その時になんなきゃ、わかんない。 けど)

【フラウの口から、食べかけの飴が出てくる。 どうやら保存してくれていたようで、それを笑いながら受け取る】

(けど、きっと今より良くなってくれたら、嬉しいなあ…)

【それをぺろぺろと舐めながら、ゆっくりと病院へと進んでいった】
【ゆっくりゆっくり、進んでいった】


/こちらこそ長時間ありがとう、久々に完結。
/カッコよく締めるのは苦手だ; だがひたすら楽しかった。 乙!

742【血鮮硝子】:2012/09/18(火) 10:55:45 ID:GaV4.3wo0
作った能力のテスト

【血鮮硝子】or【Broken】
貴方は自身の血液が付着した硝子を自由に操る能力者。

硝子を手で叩き割り、血を付けて破片を弾丸のように放ったり
細かく砕かれた硝子を辺りに散らせ相手の視界を遮るという芸当も難なくこなす

またこの能力の応用として、砕けた硝子を付け合わせ物を生成することも出来る
例えば鋭利な部分を刀身にし、その刀身に柄を付けることでガラスの剣を作り上げたり
二重、三重に硝子の壁を作り上げ、防壁を生み出すことも可能

その他、上記のようにして作り上げた生き物(犬や猫、鳥など)に血をかけることで
硝子に「命」を宿し、使い魔のように使役することが出来る
同時に使役することが出来る使い魔は二匹までで、何らかの事故で壊れてしまった場合は再生不可能
砕けてしまった硝子を操ることは可能だが、また使い魔として使役することはできなくなる

ちなみにこの能力者は、自らの血が付着した硝子で傷つくことはなく
多少手を切ってしまった程度では痛みを感じない

身体能力:高め
初期装備:車のフロントガラスも割ることが出来るハンマー、自分の血が入った小瓶を数個

743【偵観銃狙】:2012/09/18(火) 23:23:49 ID:yiIJa04Y0
【偵観銃狙】
この能力者は単独行動の狙撃手である。
勿論観測手無しで射撃が可能である。
風を読み、コリオリの力も入れて目標までの計算が出来る
欠点は近接戦である。 構えている間は狙うのに集中しているので
近づかれても気づかないかもしれない
狙撃銃とサバイバルナイフを持っているがナイフの腕はそこそこ

744名無しの厨二能力者:2012/09/18(火) 23:25:17 ID:.h0QX.FMO
自分で使ってみるか

【神様式刀】

神を宿すことの出来る刀を持つ能力者。
禊やらなんやらの手順が必要な為、予め何らかの神を降ろしておこう。

宿す神によって様々な恩恵を得ることが可能。
例えばロキを宿せば空でも海でも走れるようになったりするだろうし、邪神の類を落とせば闇の力を得ることが出来るだろう。但し、あまり強すぎる神を降ろそうとすると、拒絶されて天罰を喰らう恐れがある為注意。
また、仮にも神の力な為、強い能力は体に莫大な負荷がかかる事がある。

身体能力は高め。
非戦闘中なら神の入れ替えは可…
…なのだが、きちんとした手順を踏まなければ、割としょっちゅう指導と言う名の天罰が降る。

745【偵観銃狙】>>743 @ビル屋上:2012/09/18(火) 23:31:20 ID:yiIJa04Y0
【とあるビルの屋上にスナイパーライフルを構えた青年がいた】
【市街地だからか、その青年はギリースーツではなく黒のマントを羽織り匍匐姿勢だ】

・・・チッ、こっちはハズレ・・・こっちはどうだ・・・?

【青年がスコープを覗く先に映るはホテルやマンション】

お・・・この部屋は・・・よし、アタリだ・・・!

【カーテンが開きっぱなしのホテルの一室を見つけ青年は息を呑む】
【そして始まったのは・・・女性の着替えだ・・・】

おお〜・・・なかなかいい身体してんな・・・もうちょっとくびれがあると・・・

【この青年・・・能力を使ってまで覗きがしたいのか・・・】
【ちなみに、いま後ろに誰かが寄ってきても青年は絶対に気づかないだろう】

746名無しの厨二能力者:2012/09/18(火) 23:40:07 ID:.h0QX.FMO
>>745
【青年のいるビルの最上階、つまり青年の真下】
【そこに、一人の少年がいた】
【なにやら大仰な祭壇の前で、複雑な意匠が施された一振りの刀を置き、祭壇の上には杖と肉を置き熱心に祈りを捧げている】

来たれませ、元素の神、イツパロトル様…!!

【高らかにそう叫んだ、直後】
【眩い光が走り、刀に吸い込まれるように消える】
【その声と光は、>>745にも感じ取れるだろう】

747名無しの厨二能力者:2012/09/18(火) 23:41:22 ID:C44pL7Bk0
ください
槍使いたいです

748【神様式刀】>>744 @ビル最上階:2012/09/18(火) 23:42:08 ID:.h0QX.FMO
/そして名前を忘れるorz

749名無しの厨二能力者:2012/09/18(火) 23:44:16 ID:7gOmvAWA0
>>747
【光槍双鉤】
この能力者の武器は、一本の大身槍である
この槍穂先はA字型で、刃の部分にはレーザーが走っている
切れないものは無いが、硬いものを切ろうと思えば時間がかかる

穂先は任意で二つに分解、トンファーとして使う事ができる
この場合も腕に沿った棒の部分にレーザーが適用される

はっきり言って強度的には信頼がおけない
パワータイプの一撃を食らえば槍の部分がトンファーに分けられてしまう事も

穂先を分解して柄はどこにいくんだと心配しなくてもいい
何時の間にかなくなっているし何時の間にかくっついている

身体能力はトップ卓球選手
槍の技術は中の上(バランス悪いし)
トンファーの技術は上

750【偵観銃狙】>>743 @ビル最上階:2012/09/18(火) 23:46:21 ID:yiIJa04Y0
>>747
/倉庫から好きなの持ってくるといいさ、誰も文句は言わない
>>746
【女性の着替えも中盤、下着を脱ぎそうというところで突如真下が光った】

うおっまぶしっ!?・・・ってああ!?もう脱ぎ終わってんじゃねーか!
クソ・・・なんだか知らねーが邪魔しやがって・・・野郎ぶっ殺してやる!

【青年は勢いよく立ち上がると最上階へと降りていった】

751【神様式刀】>>746 @ビル最上階:2012/09/18(火) 23:54:08 ID:.h0QX.FMO
>>750
【降りてきたなら、見えるだろう】
【ワンフロアぶち抜きの構造の中にある如何にもな祭壇とその前に立つ──】

フン、定命の者の力ではこの程度か…

【──刀を持ち、超然とした雰囲気を醸し出す、一人の少年が】

752【偵観銃狙】>>743 @ビル最上階:2012/09/19(水) 00:00:17 ID:Vt8sB4Qk0
>>751
【最上階の祭壇の前、人間とは思えない雰囲気の少年がそこにいた】

おいてめえか・・・良くもこっちのショータイムを邪魔しやがったな・・・?

【だが今はそんなことどうでもいいと言わんばかりに青年は少年へと食ってかかる】

とりあえずゴメンなさいはしてもらわねェと気がすまねえ・・・
嫌だっつーんなら力づくで行くぞクソガキ・・・!

【青年はライフルを構え少年へと向けた】

753【神様式刀】>>746 @ビル最上階:2012/09/19(水) 00:05:52 ID:7OMZlSD.O
>>752

ほう…我に挑もうと言うのか、定命の者よ。
【ゆっくりと、少年が振り向く】
【同時、刀に何らかの“力”が集まり始める】

良かろう。汝の愚かしさ、その身に刻んでくれよう…!!
【轟!】
【赤々と燃える、刀】
【それを熱がる様子もなく、青年へと静かに構える】

754【偵観銃狙】>>743 @ビル最上階:2012/09/19(水) 00:12:29 ID:Vt8sB4Qk0
>>753
定命だぁ?知るかよんなこと・・・
というか能力者かよ・・・あ〜やってらんねぇ・・・不幸だ・・・

【目の前にいるのは少年であって少年ではない何かがいることを青年は理解した】
【だが正面からやりあった場合青年に勝ち目は薄いのは目に見えている】

悪いが真正面からなんてやってられるかよ!

【後方へと走りながら牽制に一発少年に向かって発砲】
【ドガン、という大きな音と共に50口径の大型弾が少年へと襲いかかる】

755【神様式刀】>>746 @ビル最上階:2012/09/19(水) 00:26:45 ID:7OMZlSD.O
>>754

ほう、銃弾か。マニとの闘争を思い出す。
【素早く一閃、放たれる炎】
【すかさず二閃、続くは冷気】
【一瞬で熱され、冷やされた銃弾は容易く砕け散る】
【続いて放たれた雷は、磁気を帯びさせ破片をあらぬ方向へと散らす】

逃げるか、だが許しはしない。
【逃げる相手に、悠然と歩いていく元少年】
【だがまぁ走りと歩きだ、必然距離は離れていく】

756【偵観銃狙】>>743 @ビル最上階:2012/09/19(水) 00:33:46 ID:Vt8sB4Qk0
>>755
はぁ・・・!?何だあの能力!今更ながらまずい相手か・・・?

【何か別のものがいるのはわかってもそれが何かはっきりしなければ対処法がない】
【だったらまずは遠距離からの様子見しかない】
【素早くフロアの曲がり角を曲がればそこから2発銃撃、そしてすぐに移動を繰り返す】

でも・・・どうせはじかれるしジリ貧だぞコイツは・・・!

【未知の相手との対戦、心躍るものもあったが反面恐怖も襲い来る】

757名無しの厨二能力者:2012/09/19(水) 00:40:33 ID:iBNQmDbc0
ほうほう・・・

758【神様式刀】>>746 @ビル最上階:2012/09/19(水) 00:44:32 ID:7OMZlSD.O
>>756

どうした、その程度か?
【慣れてきたのか、一閃で三つの力が解き放たれる】

【良く観察すれば、その手の先が、内出血しているのが見えるだろう】
【その目が、真っ赤に充血しているのが見えるだろう】
【かなり身体に無理を強いているようだ】

【それに気付いた様子もなく、元少年は刀を振るう】

汝の愚かな試みの代償を味わうがよい。
【刀から、冷気の線が放たれる】
【それは軸線上の全てを凍てつかせながら、青年が曲がり角を曲がるその場所を狙っており、気付けばかわせるだろう】

759【偵観銃狙】>>743 @ビル最上階:2012/09/19(水) 00:52:57 ID:Vt8sB4Qk0
>>758
チッ・・・やっぱ操られてんのか・・・?

【さっきスコープを覗いた際に少年があちこち傷付いているのがわかった】
【無論、自分の攻撃ではなく過剰な力を制御しきれていないせいだ】

クソッ・・・クソが・・・!
だったら助けるしかねーだろーがクソガキ・・・!

【殺してしまえば問題ないがこの青年は中途半端に優しい性格だった】
【そしてその迷いが反応を遅らせる】

しまっ・・・!

【足元を狙ってきた冷気の線に両足をやられ、両足が凍りつく】
【少年にちょうど左半身を見せる格好のまま青年の動きが止まった】

760【神様式刀】>>746 @ビル最上階:2012/09/19(水) 01:05:05 ID:7OMZlSD.O
>>759

敵に情けをかけるか、愚かなり。
滅びるがいい、定命の者よ。
【言い、放たれるは雷】
【だが──】

──く、限界か。

【僅かに、その身が傾ぐ】
【雷は左上の方に逸れるだろう】
【刀を強く握る、どうやら本体は刀のようだ】
【其処を狙えば──或いは】

761【偵観銃狙】>>743 @ビル最上階:2012/09/19(水) 01:09:49 ID:Vt8sB4Qk0
>>760
(マズったな・・・死ぬな俺・・・)

【だが、相手の少年の体が傾いだ。その隙を逃すはずがない】

(武装の無力化さえすりゃなんとかなるだろ!)

【集中して、少年に当てないように刀へと狙いを定める】

吹き飛べ!

【青年は3発発砲する、それと同時に排莢口がスライドバックして弾切れを知らせた】
【これで外したら、青年に残された道はは死しかない】

762名無しの厨二能力者:2012/09/19(水) 01:16:17 ID:7OMZlSD.O
>>761

【一閃】
【圧倒的な熱量の炎が、鉛を溶かすどころか蒸発させ】
【腕から血が吹き出し】
【二閃】
【放たれた雷が、銃弾を消し炭にして】
【こめかみから血が滲み】
【三閃】
【冷気の線が、銃弾を──捉えなかった】
【刀が、弾かれる】

見事なり、定命の者よ──

【その時、元少年が、深い笑みを浮かべた──気がした】
【少年は、そのまま床に倒れ伏す】
【気絶しているようだ】

763【偵観銃狙】>>743 @ビル最上階:2012/09/19(水) 01:19:49 ID:Vt8sB4Qk0
>>762
や、やった・・・のか・・・?

【青年は安堵のため息をつくと、ストックで氷を砕く】
【両足が自由になったs青年は少年へと目を移すと】

おい・・・生きてるか・・・?

【いつでもナイフは抜けるよう警戒しつつ少年に近づけば頬を軽く叩いてやった】

764【神様式刀】>>746 @ビル最上階:2012/09/19(水) 01:25:23 ID:7OMZlSD.O
>>763

う…ぐ…
【呻きながらも、目を覚ました少年】

あれ、僕は…
【状況を理解出来ていないようだ、立ち上がろうとして全身が痛くてうずくまっている】

765【偵観銃狙】>>743 @ビル最上階:2012/09/19(水) 01:30:18 ID:Vt8sB4Qk0
>>764
お前・・・さっきのこと覚えてないのか・・・?
なんか刀を振り回したんだが・・・っとその前に応急手当か・・・

【サイドバックから包帯や消毒液を取り出し少年の手やこめかみを手当する】

で、あの刀はなんだ・・・?なんでこんなことした・・・?

【とりあえずは青年は少年に刀のことを聞くことにした】

766【神様式刀】>>746 @ビル最上階:2012/09/19(水) 01:33:04 ID:7OMZlSD.O
>>765
刀…そうだイツ様…!
【青年の言葉に、刀の存在を思い出すが】
いた、あいたたた!
【傷が沁みてそれどころではない】

767【偵観銃狙】>>743 @ビル最上階:2012/09/19(水) 01:36:22 ID:Vt8sB4Qk0
>>766
イツ・・・誰だそりゃ・・・っと動くなよ?沁みるのは我慢しろ男だろ

【そして応急処置を一通り終えると】

これで良し・・・と
で、この刀がなんだって?

【青年は自分が弾き飛ばした刀に触れようとする】

768【神様式刀】>>746 @ビル最上階:2012/09/19(水) 01:38:50 ID:7OMZlSD.O
>>767

ええと、その…
…神様…
【流石に痛い子だと自覚はしているようだ】

【刀に触れたのならば、こんな声が聞こえるだろう】

「精神の融合…興味深いが暴走するのでは…」

769【偵観銃狙】>>743 @ビル最上階:2012/09/19(水) 01:41:57 ID:Vt8sB4Qk0
>>768
神様・・・?いや、このご時勢ンな奴いるわk・・・!?

【刀に触れた瞬間誰かの声が直接脳裏に響く】
【このまま触れているとマズイ、そう思った青年は刀から手を離す】

・・・マジ、なんだな・・・?

【再度青年は少年に確認する、答えなどわかりきっているのに】

770【神様式刀】>>746 @ビル最上階:2012/09/19(水) 01:47:01 ID:7OMZlSD.O
>>769
【こくん、と頷く少年】

その刀は、神様を降ろせるの。
ずっと一族に受け継がれていたんだけど、僕は修行が足りなくて、変な風に干渉したみたい。

【言いながら、少年は刀を見る】
【また先程のようになる可能性がある為、触れる事は出来ない】
【どうやら、少年には断片的にではあるが刀の中の神の声が聞こえているようだ】

771名無しの厨二能力者:2012/09/20(木) 22:58:38 ID:kp8K0UK60
もしもしとかで遅れたりするけどそれでもいい人いるかな…?
倉庫にいれたけど試作運転として使わせてもらうぜ!

【黒機死神】
対戦車等に製作された特殊兵器を貴方は所持している。

・兵器1
ビーム発生器を2基に増設した連装刃タイプのビームサイズ。
1枚目の刃で敵の装甲を、2枚目でフレームを両断し確実な撃破を目的とする。
元々対戦車等の為に作られた兵器なので威力は恐ろしく高いが

ビーム発生器は3レスまでしか持続出来ず3レスを超えると錆びた鎌のようになる。
ビーム発生器は、3レスのインターバルで充電が完了しまた使用する事ができる。
このビーム発生器は、勿論ONOFF可能である。

・兵器2
一時的に自分自身の姿を消す事が出来る兵器。
自分の姿が消えるだけなので兵器1等の姿は見えるので注意をして欲しい
これの使用時間は1レスだけである。一度使用したら使えなくなるので其処も注意をして欲しい。

772名無しの厨二能力者:2012/09/20(木) 23:22:46 ID:kp8K0UK60
>>771
/すいません…取り消します…すいません

773【血鮮硝子】>>742:2012/09/21(金) 11:31:24 ID:j8hqZoI20
/テストしそびれてた
/誰かいるかな

774【気炎闘士】:2012/09/21(金) 13:53:00 ID:SuYyITYI0
/のろのろでいいなら……
/まだいるかな?
【気炎闘士】
闘気を使う拳闘士の持っていた能力。
闘気を身体に巡らせる事で身体能力や肉体の強度を上げる事ができる。
また、闘気を凝縮する事で炎に似た現象や爆発を起こしたりする事も可能。ただし、気弾や炎は撃てず、爆発は自身にもダメージが入る。
爆発に関しては自身の強度強化があれば微々たるものとなるだろう。
回復も出来ないではないが、掠り傷を治すのに数時間以上も掛かる上に凄まじく疲労する。

一対一や自身よりも強大な敵と相対した時、破壊力・攻撃速度がニ割弱ほど上昇する。
素の身体能力は格闘家程度
【闘気】【強化】【近接】【炎】

775【血鮮硝子】>>742:2012/09/21(金) 16:29:42 ID:j8hqZoI20
/どうしてこうもタイミングがずれてしまうのか…

776【精霊剣奴】>>701:2012/09/21(金) 23:03:30 ID:1FBx.s4s0
/ドロー! 能力者!

【怠惰の霧】
自分の好きな範囲に、少し濃い霧を放つことができる能力。
この霧を吸った者は気力を徐々に削がれていき、やがて歩くのも億劫になり、動けなくなってしまう。
能力者はこの霧に対し耐性があるが、一般人は数十秒もすればバタバタと倒れてしまう。

初期装備:大鎌
身体能力:能力者

777【怠惰の霧】>>776:2012/09/21(金) 23:04:19 ID:1FBx.s4s0
/糞…

778【騎士徒手】:2012/09/22(土) 00:12:13 ID:M0y9uVaw0
/い、いるかな?


【騎士徒手】
この能力者が手にしたものは、なんであれ「武器」と化す。
簡単に言ってしまえば鉄パイプでも小石でも、能力者が掴めば
鉄パイプは「鈍器」として硬く重くなり、小石なら「投擲武器」として軽く硬くなったり
その形状を生かした、相応の力を持つ「武器」となる。
しかし、武器へ変化させられるのは無機質のみで
人間や動物、植物などは掴んでも武器にはならない。

また、元々武器である銃やナイフ、剣などを掴んだ場合
特に変化は起きず、そのまま武器として使用することが可能。

身体能力はいろんな武器を使いこなせる程度

779名無しの厨二能力者:2012/09/22(土) 00:20:35 ID:kSzWVU5U0
倉庫から借りますの

【仮面騎士】
仮面を持つ騎士。その剣の腕は凄まじいの一言。
能力も無しに真空刃を飛ばし、鉄を切断できる。隙が大きいが、自身の気を練ることにより竜巻を発生させる事も可能。
仮面には周囲の状況を常に正確に伝える能力があり、視界が無くてもあまり関係がない。
また、悪魔のような翼になるマントを持ち、その翼にて飛行が可能。このマントは何故か燃えず、地味に惑星間飛行が可能。
初期装備:仮面、壊れない剣、マント
身体能力:普通〜超一流剣士

780【騎士徒手】>>778:2012/09/22(土) 00:33:35 ID:M0y9uVaw0
心ごと体ごと全部記憶の中の幻
本当の愛情が指先から流れ出した

【ヘッドフォンを付け歌いながら歩く少女】
【音は周囲の漏れていて周囲は嫌な顔をするが気に止めない】

顔上げて微笑めば 笑顔取り戻す魔法になる
こころ Nock Nock Nock 不思議 Trick Trick Trick
生まれ変われる (Wow Wow)
Freely Tomorrow

【所々自作の振り付けをしてさらに周囲から白い目で見られるが】
【完全に自分の世界に入っている少女にとってはどうでもいい】

今日は、なんかいいことあるかもなっと

【ヘッドフォンをつけたまま明るく言えば人ごみに紛れていく】
【とはいえ、歌いながら踊りながら歩いているので少女の周りだけ空間は空くのだが】

781【怠惰の霧】>>776:2012/09/22(土) 00:34:46 ID:V4R6dl320
/ひゃっはー 課題片手にロールだあばば

【薄暗い道 濃密な霧】
【帰宅者も多いであろうこの時間帯、街はひっそりと静まり返っていた】
【道端には虚ろな顔をした老若男女。 思い思いの場所に倒れている】

………34……35…

【倒れている人々は、みな一様に顔を青ざめ、涙を流す者もいる】
【その理由は一つ】

…………

【濃霧の中を一人の男が歩く。 カラカラと重そうな鎌を片手に】
【その姿はどす黒く血に塗れ、目は虚ろな空洞を思わせるほどに濁っている】
【男は道に倒れている女性に近寄ると、大きな鎌を首に這わせ、右足で頭を固定し、引っ張る】

………36…

【女性の首は綺麗に裁断され、切断面から血が溢れる】

782【怠惰の霧】>>776:2012/09/22(土) 01:01:58 ID:V4R6dl320
>>780
【男は周囲の人間を殺しつくすと、より人が多い方へと、歩みを進めていった】
【男と共に、濃密な霧がぞぞ…と引いていく】

>>780の近くには、徐々に霧が満ちていくことだろう】

783【騎士徒手】>>778:2012/09/22(土) 01:08:18 ID:M0y9uVaw0
>>782
・・・?

【しばらく歩みを進めたところで少女は周囲の異変に気づく】
【周囲には霧が立ち込め、人は歩みを止め、地面に伏す者もいた】

霧・・・?あ、大丈夫ですか!

【少女はヘッドフォンを外し近くの男性に声をかける】
【だが帰ってくるのはうめき声だけ】

何があったの・・・?

【答えはなく、ヘッドフォンからはポップな音楽が流れ続けていた】

784【怠惰の霧】>>776:2012/09/22(土) 01:16:04 ID:V4R6dl320
>>783
【少女の背後から、カラカラと何かを引きずる音がする】


【振り返れば、鎌を振り上げ少女に切りかかろうとする男が目に入るだろう】

785【騎士徒手】>>778:2012/09/22(土) 01:20:56 ID:M0y9uVaw0
>>784
え・・・?うわぁ!

【カラカラという音に振り返れば鎌を振り上げたととこが目に映る】
【慌てて前方へ翔ぶが、その鎌は一般人の男性に直撃し鮮血が吹き出す】

ひっ・・・あ、あなた何やってんですか!

【思わず少女はそう叫んでいた】

786【怠惰の霧】>>776:2012/09/22(土) 01:28:39 ID:V4R6dl320
>>785
【少女の問いには答えず、痛みでビクビクと体を震わせる男性を鎌で引き寄せ、首を落として絶命させる】

……40……。 ……チッ…能力者か…

【気怠そうに呟き、男は鎌を肩に担いで少女に向き直る】

何、って……人殺し。 お前は何してんの。

【淡々と口を動かすその男の目は、濁った絵具バケツのように、濁った光を放っている】
【男の口元からは、煙草の煙のように霧が漏れ出している】

787【騎士徒手】>>778:2012/09/22(土) 01:34:01 ID:M0y9uVaw0
>>786
【男の異常さに震えながらも大声を張り上げる】

人殺し・・・って犯罪ですよ!わかってんですか!
能力者だからってやっていいことと・・・

【と、さっきの男の言葉に気がつく】

能力者・・・?私が?

【どうやら少女は自分が能力者であることを理解していないらしい】

788【怠惰の霧】>>776:2012/09/22(土) 01:50:39 ID:V4R6dl320
>>787
あー…悪い……深く考えてなかった………
……お前、自覚ないのか…?

【男の眉間が歪む。この街に住む以上、能力者と自覚していないものが生き残るのは難しい】
【この少女は、能力者としての特性を持ちながら、それに気づくことなく、数年間生きていることになるからだ】

……いや、もういい、面倒くせぇ……死ね。

【考えるのは億劫とばかりに、男は頭をふると、再び鎌を振り降ろす】

789【騎士徒手】>>778:2012/09/22(土) 01:56:22 ID:M0y9uVaw0
>>788
―――っ!?

【振り下ろされた鎌を再び後方へ飛んで回避】
【その間少女は自分のことについて考える】

(た、確かに身体能力は高いなとは思ってたけど・・・能力者なんて・・・)
(て、てから炎とか出せるのかな・・・?)

見ず知らずの人にいきなり死ねと言われて死んでたまるもんですか!
喰らえ!ファイヤー!

【振り返りつつ右手を男に向けて叫ぶが何も起こるはずがない】

790【怠惰の霧】>>776:2012/09/22(土) 02:05:25 ID:V4R6dl320
>>789
【大振りな鎌の攻撃は、身軽な少女にするりと避けられる】
【少女は大きな声で何かを叫ぶが、何も起こらない】

ケッ……今までまともに能力を使ったことねぇ奴が、そんなほいほい使えるようになるかよ。
そんな天才は、一部の一握り位だ……

【地面に刺さった鎌をそのままに、男は少女に歩み寄る】

……才能が開花せずに嬲り殺される能力者……いいな。 そそる。

【そういって、ニヘラと笑うと、男は素早く接近し】
【えぐるように腹に拳を叩きこもうとする】

791【騎士徒手】>>778:2012/09/22(土) 02:12:38 ID:M0y9uVaw0
>>790
えっ・・・なんで何もおこんないの・・・!?

【必死に何かをしようとするが何も起こるはずもなく】

そそるじゃない!あんたなんかに殺され・・・ぐえっ

【鎌を放置してきた男は少女に勝るとも劣らぬ身軽さで】
【男の拳は少女の鳩尾に綺麗に入る】
【少女の体が軽く浮き、そのまま少女は地面に倒れこんだ】

792【怠惰の霧】>>776:2012/09/22(土) 02:19:11 ID:V4R6dl320
>>791
【地面に転がる少女を見て、男は昏い笑顔を浮かべる】

……能力者はホント、いろいろいるんだよ。
火を吐くやつ、新しい生き物に成る奴、銃を乱射するやつ……うどんを作る奴もいたな…

【少女の髪の毛を掴み上げ、あざ笑うように囁く】

……でもって、俺は霧を操る能力者。 気力を削る【怠惰の霧】。
能力者には効きづらいのが欠点なんだが……ゼロ距離で吸わせたらどうなるかな…?

【男が息を吸い、少女の口に唇を押し付けようとする】
【成功したならば、そのまま霧を少女の体の中へ流し込もうとするだろう】

793【騎士徒手】>>778:2012/09/22(土) 02:28:58 ID:M0y9uVaw0
>>792
あぐっ・・・うう・・・

(私の・・・私の力って何・・・?)

【痛みで意識が朦朧とする】
【男が大きく息を吸い込むのが見える】

(気力を削る・・・?だ・・・め・・・させない・・・!)

【少女は弱々しい拳を男の頬へ向かって放つ】
【だが威力はたかが知れたものだ】
【それでも、必死に挑発するかのように少女は男を睨みつける】

794【怠惰の霧】>>776:2012/09/22(土) 02:36:08 ID:V4R6dl320
>>793
【拳が当たり、口が微妙にズレる】
【辺りにまき散らされるのは、煙ではないかというほどの、濃密な霧】
【男と少女を中心に、自分の手の先も見えないほどの霧が広がる】

…あーあ。せっかく面白そうだったのに。 この糞ガキ、がッ!

【男は少女を乱暴につかみ上げると、怒りにまかせて地面に叩きつける】

……萎えた。 もういいや、殺そう…… めんどくせぇ…

【少女が転がったのは奇しくも男の大鎌の目と鼻の先。男は自分で撒いた霧によって視界を塞がれ、
きょろきょろと大鎌を探している】

795【騎士徒手】>>778:2012/09/22(土) 02:45:59 ID:M0y9uVaw0
>>794
げふっ・・・うあ・・・

【なんとか直接霧を吸うことはまぬがれたものの意識が混濁し始める】

(なに・・・これ・・・さっきよりひどい・・・)

【幸いあまりに深い霧のため男は自分を見失っている】
【這って逃げようとした少女の手の先に何か硬いものが触れた】

(これ・・・あの男の鎌・・・!)

【鎌の柄を頼りによろよろと立ち上がり、地面から鎌を引き抜く】
【ガキンッという音と共に鎌は抜け、少女が鎌を構えた瞬間】

(え・・・どうしてわかるの?鎌の使い方が・・・?)

【鎌にひび割れたような赤い線が走り、鎌の扱いを少女は理解した】
【だが、霧で男の居場所がわからず構えたまま立ち尽くした】

796【怠惰の霧】>>776:2012/09/22(土) 02:49:44 ID:V4R6dl320
>>795
あ。そうかそうか、霧を一度けしゃーいい。 深く考えてなかった……な?

【男が霧を消した瞬間、そこには大鎌を構えた少女が立ち尽くしていた】
【鎌の表面には赤く輝く亀裂が走っている】

なんだ、それは……。 自分の能力の特性すら知らない奴が、何故能力を使えている…!?

【男は動揺し、後ずさる】
【霧を撒くことも忘れ、目の前の出来事に驚愕しているようだ】

797【騎士徒手】>>778:2012/09/22(土) 03:03:26 ID:M0y9uVaw0
>>796
理解したんだ・・・自分の能力を・・・
私は掴んだものを武器にする・・・そういう能力者・・・

【一歩一歩男に歩み寄りながら能力について話す】

だから戦う意思がなければ発動しない、わかるわけがない
でも今は違う・・・戦わなきゃいけないから・・・だから使えた

【そして少女は鎌を振りかぶる】

人殺しは捕まえなきゃいけないんだ・・・!
だから・・・だから・・・!

【思い切り鎌を投げた】

798【怠惰の霧】>>776:2012/09/22(土) 03:14:03 ID:V4R6dl320
>>797
ぐっ…!?

【的確に投げられた鎌は男の左腕を掠め、地面に突き刺さる】
【左腕からボタボタと血が流れ、男は舌打ちする】

糞が…! 能力に目覚めたくらいで調子に乗りやがって!

【大きく深呼吸。たったそれだけで男の周囲は霧にまみれ、最初のような濃い霧が少女を包む】

【男の鎌の位置から、地面にポタポタと血の跡が続いている】

799【騎士徒手】>>778:2012/09/22(土) 03:24:06 ID:M0y9uVaw0
>>798
(大丈夫・・・落ち着いて・・・落ち着いて・・・)

【周囲を霧に包まれ視界を奪われるが】
【少女はヘッドフォンをMP3プレーヤーから外すと両手に携える】

(きっと・・・きっと私の能力ならこれも武器になる・・・)

【ヘッドフォンを持ち手とすればコードの部分が武器になる】
【ひび割れた赤い線が走り、ヘッドフォンは『鞭』となり格段に強度が増す】

私はあなたを許さない、絶対に捕まえる!

【霧が立ち込める前に男がいた位置に向かって少女は駆け出し】

当たれぇ!

【思い切りコードを横に薙ぎ払った】

800【怠惰の霧】>>776:2012/09/22(土) 03:28:50 ID:V4R6dl320
>>799
っづぁ…!?

【コードの端、金属部分の端子が男のふくらはぎを打ち据える】

…ッッ! うらぁぁぁぁぁッッ!

【霧の中、不意打ちを狙っていた男は痛みを無視して、少女に殴りかかる】
【攻撃が当たっても当たらなくても、男はバランスを崩し、地面に倒れるだろう】

801【騎士徒手】>>778:2012/09/22(土) 03:37:28 ID:M0y9uVaw0
>>800
【薙ぎ払ったところでは良かったが、引き戻すのが遅れ男の拳を顔で受けることになる】
【だが、男はバランスを崩し地面に倒れ込む】

っぐ・・・何の為に・・・これを武器にしたと、思ってんの!

【その隙を逃さず、少女は素早く男の両手を鞭で絡めとる】

はあ・・・はあ・・・これで、終わりよ・・・
大人しくしなさい・・・!

【あくまで殺さないというのは少女なりの一線なのだろうか】
【そのまま男の反応を伺った】

802【怠惰の霧】>>776:2012/09/22(土) 03:42:14 ID:V4R6dl320
>>801
【倒れこんだ隙に、能力で強化された少女によって素早く腕を封じられ、地面に転がされる】

……カッ…! へ、へへ……クソッタレめ……なかなかやるじゃん糞ガキ……けどな…
能力者、ってのは……意識さえあればなんとかなる場合が多いんだよ……!

【意地悪く男がニヤつき、大きく息を吸い込む音が響く】

803【騎士徒手】>>778:2012/09/22(土) 03:47:29 ID:M0y9uVaw0
>>802
【男が大きく息を吸い込む、また霧を吐かれればどうなるかわかったものではない】

こいつ・・・!させない!

【叫んだ少女は男に向けドロップエルボーを放つ】
【当たっても当たらなくても男の腕の拘束は緩むだろう】

804【怠惰の霧】>>776:2012/09/22(土) 03:55:49 ID:V4R6dl320
>>803
ゲ、フゥッ…!

【打撃によって少しだけ漏れた高濃度の霧が、少女の顔面に吹き付けられる】
【一瞬の隙をついて男は拘束から逃れ、大鎌の元へと辿りつく】

……妬ましい。

【男は鎌を引き抜くと、右腕のみでくるりと構える】

……俺は、お前の才能が妬ましい。 ……よって、俺の経験を以て、お前の未来を絶つ。

【男の口から霧が吐かれる。 しかし、その霧は男の周囲2m程に漂い、まるで雲のような様だ】

……行くぞ。受けられるものなら、受けてみろ…!

【男が少女に向かって走る。 魔性の雲は男の行動の一切を包み隠し、不気味に迫る】

805【騎士徒手】>>778:2012/09/22(土) 04:05:20 ID:M0y9uVaw0
>>804
うわっ・・・!?

【拘束が緩んだ瞬間に男から抜け出され、鎌を持たれてしまう】

妬んだって・・・何をしたって・・・犯罪者にになった奴なんかに負けたくなんてない!

【霧が男を包む、霧に覆われた男の行動は少女からは把握できない】

(当たれば死んじゃうよね・・・でも、負けたくない・・・負けちゃいけない!)
(おおよその居場所さえ分かるのなら・・・!)

でやあああああああ!!!!!

【霧が濃い部分へ懇親のなぎ払い】
【だが、当たるかどうかは完全に運次第だ】
【外せば少女は男のいいようにされるだろう】

806【怠惰の霧】>>776:2012/09/22(土) 04:25:46 ID:V4R6dl320
>>805
【雲の中で鎌を握る男は、雲に開けた穴から少女の様子を見ていた】

(フン…最後まであがくか…! 生意気な……!)

【鞭を振りかぶる少女に合わせて、鎌を振ろうとしたその時、ふと目の前が見えなくなる】

……!?

【動揺した男は狙いがずれ、少女の肩に鎌を突き刺し、そのまま手放す】

な、なんだ!? 何も見えない…! 何をしやがった!

【男の集中が乱れるたびに、雲が剥がれていく】
【そこには、両目をつぶされた、男の姿があった】

が…ッ…目、が痛ぇ…! 目がいてぇよぉぉッ…!!

【じわじわと痛みが体にしみわたり、男は次第に弱り、地面に倒れ伏した】

あが……は、はは……あー、つまんねぇ……つまん、ねぇ……人生、だった……

【耐えかねるほどの痛みを、脳が遮断しようとし、男は意識を失った】


【怠惰の霧】――失明・気絶

/長い間お疲れ様でした。近くに鉄パイプの描写でもしておけばよかったですね。 せっかくのマルチ武器能力なのに…
/非常に楽しかったです。それでは

807【騎士徒手】>>778:2012/09/22(土) 04:45:25 ID:M0y9uVaw0
>>806
っぐ・・・あああああああああああ!!!!!!!!

【少女の左肩に深々と大鎌が突き刺さる】

(だめ・・・だったのかな・・・?)

【朦朧とする意識の中で周囲を見れば目から血を流す男の姿】

(あ・・・勝てた・・・のかな・・・?)

【男が倒れ伏すのと同時に少女もがくりと膝をとつく】

(警察に電話・・・でも、もう体が動かないよ・・・)

【ポケットに手を入れ携帯を取り出そうとするが力が入らない】

(だめ・・・せめて通報・・・)

【最後の力を振り絞り110をコールする】

(うん・・・これで・・・もう大丈夫・・・)
(誰もこの男から・・・殺されない・・・)

【そして少女はゆっくりと目を閉じる。その顔はどこか満足そうだった】


【数分後、警察が到着するもそこにあったのは無残な死体の群れと気絶した男】
【そして硬質化したヘッドフォンを持ったまま肩に大鎌が突き刺さった状態で絶命している少女の姿】
【凄惨な光景には電源を切り忘れた少女のMP3プレーヤーから静かに曲が流れていた】

【騎士徒手】―――DEAD END―――

/お疲れ様でした!マルチ武器だとTUEEEEEしたくなる病が出るので
/自分は初めからヘッドフォン装備のつもりでしたwww
/自分もとても楽しかったです、ありがとうございました!

808名無しの厨二能力者:2012/09/24(月) 16:05:07 ID:fmMdd9pg0
誰書いたらやろーじぇー

【華蟷螂蟲】
花や景色を真似て外敵や獲物の目を欺くために、色彩や形状のみならず
動作や芳香、反射光に至るまで完璧に擬態する服を持つ

それ故に、身体に付着したゴミなどの些細な汚れなども頻繁に掃除しなければならず
常に可憐な花でなければ、「完璧な」擬態は成り立たない。

                 プレデター
だがどんなに可憐でも、その正体は「捕食昆虫」。
一度鎌の封印をとけば、凶暴な本性が露になるだろう
狙った獲物は絶対に逃さない、花の影に隠れた「鎌」が

「美」と「悪」の側面を持ち合わせた能力…
この能力者甘い香りに誘われてやってきた虫は、どの様な者なのか

身体能力:反射神経が高い
初期装備:擬態用の服、鎌2つ(どちらも形状は自由)

809【華蟷螂蟲】>>808:2012/09/24(月) 16:05:41 ID:fmMdd9pg0
/おっと名前つけ忘れ

810【魔帯刀】:2012/09/25(火) 01:40:51 ID:rwfteoD.0
/高火力能力バトルがしたい

【魔帯刀】
魔力の伝導率がとてもよい鋼で作られている刀を扱う魔法剣士。魔法と剣技を駆使して戦う。
扱える魔法は、「闇」、「氷」、「雷」の三種類。 刀に魔力を帯びさせ魔法剣として使うことは勿論、
初級の魔法しか使えないが、魔法単体で放つ事も可能。
魔法使いとしては異色である、「物質に魔力を纏わせる」事に長けており、単体で放つよりも魔法剣にしたほうが威力が出る。

身体能力:ファンタジー世界における剣士
装備:魔帯刀、ショートソード

811【心象結界】:2012/09/25(火) 01:53:16 ID:t9xg5Q.E0
テスト兼ねて

【心象結界】
この能力は、使用者の心象風景でこの世、つまり「現実世界」を塗り潰すことで
辺り一面の景色、風景を作り替えて自らの世界で上書きする事の出来る禁忌の魔術

その心象風景や景色は、能力者自身が歩んできた人生によって風景が左右され
自分で望んで変えれるものではなく、一度決まるとそれに固定されてしまう
勿論性格などでも左右するため、一から作り直すということはほぼ不可能

この結界内では、自身が思うままに事象を起こすことが出来
自らに関することや武器の召喚、相手に干渉することなど思うがまま
しかしそれらは性格などで変化するため、根本は同じでも見た目は大きく異る
例えば「相手に攻撃」というだけでも、ある人は剣を生み出して攻撃するが、また別な人軍勢を呼び出して攻撃するなど

また、この結界は詠唱を綴ることで発動する
その詠唱は短くても長くても、自身が納得できるものであれば構わず
要は「自己暗示」のようなもので、詠唱を終えた後に結界は貼られる

しかしこの結界は、貼ってから3レス程度しか保つことができず
自身が大きな傷を負ってしまったり、精神や思想が大きく揺さぶられてしまうと、強制的に解除されてしまう

身体能力 普段は貧弱、結界発動時は自分の思うままに変更できる

812名無しの厨二能力者:2012/09/25(火) 01:55:43 ID:t3MlauGo0
じゃあこれで〜

【撃天雷牙・麒麟】
この能力者は「麒麟」という一族に伝わる武器を持っている
それは七支刀という刀身から七本の刃が生えた刀である

この刀はこの能力者の家系の物しか扱えない

刀は常に黒い雷を纏っており、それを自由に扱える
黒い雷を喰らった相手に毒と同等の効果を与える、死に至ることは無いが体力を削られるため危険だ

またそれを自分に纏えば、秘められた力を開放できるが、徐々に体を蝕まれて行くので長時間の使用はできない

初期装備:七支刀「麒麟」
身体能力はそこそこ高い




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