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( ^ω^)ブーンがアルファベットを武器に戦うようです
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とりあえずスレ立てです。
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俺も拍手した
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ワアアアアアアアアア
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ブーン、死んでくれるなよ……
そういう終わりは嫌だからな
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ブウウウウウウン!!
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あのブーンが政治をするように…
ウッ
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あ、あ、あ、あ、あ
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しょぼんはやっぱり…
なんかもにょもにょする…
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一括統治から分権するには相当苦労しただろうな
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地方政府が成るということは、地方政府を守る者も必要になるということだ。
昔、アルファベットを握って戦っていた兵が挙って応募することだろう。
武器も必要になるため、かつてアルファベット職人だった者の需要も拡大する。
天下統一後は、治安の維持を目的として各地で警邏隊の大幅な増強が図られた。
かつて軍に属していた者は、既に多くがそちらに流れている。
時間はかかったが、警邏隊から漏れた者も慣れ親しんだ仕事に戻ることができるはずだ。
( ^ω^)「懸案事項だった地域ごとの住民税の税率決定に関しても、いずれは地方政府に引き継ぎますお」
( ^ω^)「その他、各地域に即した制度の制定に役立つようにしたいですお」
( ^ω^)「あとは……」
(;^ω^)「……何だったかお」
広場から笑い声が溢れた。
時折、抜けたところを見せるのがブーンの魅力でもある。
昔からそうだったという。
話すべきことを思い出したブーンがその後も語り続ける。
聞きやすい口調で、聞きやすい言葉で、民に声を向ける。
その声に、民は耳を傾ける。
七年前、かつてヴィップの皇帝だったアラマキは、天下が統一されたあと間もなく亡くなった。
眠るように、しかし、全ての役目を果たし終えたような充実した表情だったという。
アラマキの後を継いで皇帝となったブーンは、人としての性質はアラマキに似ていた。
柔和で、親しみのある人柄。だからこそ、人々も素直に言葉を受け入れるのだ。
嘘がない、偽りがないのが肌で分かるからこそ。
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ショボンは生きていると信じる
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今は>>661の3年前でおk?
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それでこそブーンさんや!
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大事なとこで忘れるなwww
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荒巻皇帝・・・・(´;ω;`)
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(´;ω;`)ウッ…
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( ^ω^)「まだまだ、成すべきことは多いですお。歩みを止めるわけにはいきませんお」
( ^ω^)「自分たちは、これからも国を前進させるべく努力していく所存ですお」
( ^ω^)「それだけは間違いなく、今この場でお約束できますお」
( ^ω^)「――――誰よりも、この国を愛する者として」
冬の寒さを忘れさせてくれるような温風が、身を撫でた。
思わず、鼻腔から取り込んで肺を満たしたくなるような、風が。
( ^ω^)「自分からは、以上ですお」
惜しみない拍手に手を振って応えるブーン。
民からの信頼は、今も絶大。恐らく、今後も変わらないだろう。
ただ――――
( ’ t ’ )(……はっきりとは、分からないけど)
引っかかっていることは、ある。
ブーンの後に登壇したのはロマネスクだった。
今は財政を担当しており、国家運営になくてはならない存在だ。
生真面目で妥協を許さないロマネスクの性格は、財務管理に適当と言えた。
その人事の決断もブーンは早かった。
ヴィップが天下を統一したあと、一年ほどは全ての決定権をブーンが持っていた。
しかし、それから徐々に権利を委譲しはじめたのだ。
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アラマキ皇帝…!
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ううう…
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ふぅ・・・
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え?
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ロマの夢も叶いそうだ
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えっ
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ブーン死ぬのか
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ブーン生きてたかよかった
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嫌なフラグ立てるな
もういいじゃないか・・・ここまで生き残った人くらい幸せになっていいじゃないか
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涙の支援
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( ^ω^)「まだまだ、成すべきことは多いですお。歩みを止めるわけにはいきませんお」
( ^ω^)「自分たちは、これからも国を前進させるべく努力していく所存ですお」
( ^ω^)「それだけは間違いなく、今この場でお約束できますお」
( ^ω^)「――――誰よりも、この国を愛する者として」
冬の寒さを忘れさせてくれるような温風が、身を撫でた。
思わず、鼻腔から取り込んで肺を満たしたくなるような、風が。
( ^ω^)「自分からは、以上ですお」
惜しみない拍手に手を振って応えるブーン。
民からの信頼は、今も絶大。恐らく、今後も変わらないだろう。
ただ――――
( ’ t ’ )(……はっきりとは、分からないけど)
引っかかっていることは、ある。
ブーンの後に登壇したのはロマネスクだった。
今は財政を担当しており、国家運営になくてはならない存在だ。
生真面目で妥協を許さないロマネスクの性格は、財務管理に適当と言えた。
その人事の決断もブーンは早かった。
ヴィップが天下を統一したあと、一年ほどは全ての決定権をブーンが持っていた。
しかし、それから徐々に権利を委譲しはじめたのだ。
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>>894
どこでだwww
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支援!!
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みんなでハッピーエンドじゃ……あれ?
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大事な事なので?w
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あれ
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確かに大事だw
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あ、間違えて同じレスしちゃった……すみません
>>886
おkです
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ハンナバル思い出しちまう流れ
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もうなんて言っていいのかわかんね
もちろん良い意味で
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そら地方分権の先にあるものつったら独立運動しかねえだろ
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なんかレスが被るのはよくあるみたいだけど
誤爆なのか、それとも訂正?
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そうか。なるほど
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全てブーンの判断を仰ぐのでは拙速だ。
そう考えれば、財務や法務などをモララー、ロマネスクといった男たちに任せたことは最善の判断だっただろう。
しかし、ブーンは更に権力の分割を進めようとしている。
( ’ t ’ )(そこが引っかかっているんだけど……)
適材適所という言葉もある。
あらゆる仕事をこなせる男がいつも居るとは限らないのだ。
ある分野に特化させた人材を発掘し、登用したほうが国の発展にも繋がるだろう。
だが、このままではブーンは何の権力も持たなくなってしまう。
それは、過去のヴィップへの回帰だ。
アラマキは権威しかなかった。権力は持っていなかった。
ブーンもそういう存在になろうとしているのか。
そうだという気もする。
違うという気もする。
自分が考えたところで詮無い話だ。
分かっていても考えたくなるのは、かつて国に携わっていた男の性分か。
それとも、ヴィップの民として将来を憂えているのか。
( ’ t ’ )(……自分のことさえ分からないんじゃ、皇帝の考えてることが分かるわけないな)
苦笑して、式典の場から離れた。
街は相変わらず活気に満ちている。
戦が終わって平和になったことは大きいのだろうが、やはり、ヴィップの善政が奏功しているのだと思えた。
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>>910
ハンナバルは天国で喜んでるだろうな
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釣り竿もって世界をぶらぶらしようぜ
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ごめん今北産業
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嫌なフラグや
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>>918
よん
で
こい
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かつてラウンジの将として戦った自分でもそう感じているのだ。
民は尚更だろう。
( ’ t ’ )(もし……ラウンジが、天下を……)
考えようとして、やめた。
どうなっていたかなど、今更考えたところでどうにもならない。
クラウンはもういない。
ショボンも、もういない。
自分もただの流浪人でしかないのだ。
街から離れ、馬に跨る。
風に身を任せて駆けたいような気分だった。
いや、むしろ、風に溶け込んでしまいたかったのか。
ただ、行き先ははっきりしていた。
郊外にある、広大な墓地だ。
( ’ t ’ )(……誰も居ないか?)
馬から降りて、細い野道を歩く。
刈られたばかりなのか、草は一定の長さになっており、道を塞ぐことはない。
ところ狭しと並べられた墓は形が不均一で、豪華なものもあれば、質素なものもある。
造形が凝っていたり、やたら巨大だったりする墓は、かつてオオカミに関わっていた者が多いようだ。
暗愚な王として知られ、不摂生が起因の病で没したフィラッド=ウルフの墓もある。
ただ、本人がオオカミ時代に作らせていた、無駄に絢爛な墓は何度も墓荒らしに遭い、最後には墓ごと盗まれたという。
今は平民と比べても質素な墓に変わったというが、無論、そんなフィラッドの墓参りに訪れたわけではない。
かつてオオカミの将だった男に会いに来たわけでもない。
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>>918
最初から
読んで
こい
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>>920
仕方ない読んでくる
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ショボン死んだか
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どういうことだ
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ついに最終話か。涙出てきた…
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フィラッドメシウマ
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広大な墓地の端にある、真四角で飾り気のない墓。
これが、アルタイムの墓だった。
( ’ t ’ )(お久しぶりです)
花を供えて手を合わせる。
生年が書かれているだけの墓で、名がないため、他の誰かがアルタイムの墓と気付くことはない。
自分が勝手に、この地に建てた墓だからだ。
アルタイムの正式な墓は、かつてラウンジ城と呼ばれていたフラクタル城の近くにある。
わざわざここにも建てたのは、アルタイムが討たれた場所はかつてオオカミ領だった何処かではないか、と思ったからだ。
何故そう思ったのか自分でも分からない。
アルタイムは、あるときを境に突然姿を消しており、そもそも討たれたのかどうかさえ不明だ。
現在、戦史を編纂する作業が歴史家によって進められているが、アルタイムの最後は明確に記述できないという。
病死したのだろうか。
あるいは、戦に嫌気が差し、下野してどこかで長閑に暮らしているのだろうか。
そんな議論もあるようだが、自分には分かる。
アルタイムは、戦いのなかで最後を迎えたのだと。
どこまでも軍人だった。
しかし、武に生きる一面もあった。
自分とは違う。下野は決してありえない。
病没は、可能性としてはあるが、誰にも知られていないとなると謎が残る。
ひっそりと、誰かと戦って、討たれたのだ。
推測だが、確信に近かった。
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初遭遇だ!楽しみに待ってた!
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ショボン……
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ラウンジ城が・・・
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ショボンいないのか……
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アルタイム懐かしい
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しかし平日の昼間から創作板がこんなに賑わうとは
支援支援
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誰と戦ったのかも察しはついている。
ただ、相手は誰でも良かった。
アルタイムが、戦いのなかで果てられたことにだけ、素直に感謝したい。
討たれた場所がオオカミ領だったどこか、というのはただの勘だ。
詳細な場所は自分も全く見当がつかない。
自分が察しているとおりならば、一騎打ちの相手も既にこの世にいないため、永遠に分からないままだろう。
それでも良かった。
そもそも、アルタイムの墓を建てたのも自己満足に近いのだ。
身勝手であることは自覚していたが、自分だけが知る墓がここにあるという事実は、落ち着きを与えてくれた。
( ’ t ’ )(……ラウンジが滅んで、七年が過ぎました)
( ’ t ’ )(早いものですね)
語りかけるも、当然、言葉は返ってこない。
ベルの墓に参るときも、そうだ。勝手に言葉を投げかけている。
しかし、耳に響くのは精々、風声くらいのものだった。
( ’ t ’ )(横暴な支配国ニューソクに対抗する形で建国されたラウンジ……)
( ’ t ’ )(ベル大将が地盤を固め、形を作り、大国となりました)
( ’ t ’ )(……死去してからは、自分と、そしてアルタイム大将で国を発展させていきましたが……)
( ’ t ’ )(いや……お互い、反省ばかりの日々でしたね)
今でも、ラウンジに属していた頃のことを、ありありと思い出せる。
ベルがショボンとの戦いに敗れ、アルタイムが大将となってからは、ずっと二人で戦ってきた。
あらゆる決断を、二人で下してきた。
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筋違いなお礼だけど
アルタイムを出してくれてありがとう
一番好きなキャラだった
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ショボンはある意味救われたのかもな
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今度はフラクタルか
そういえばジョルジュがそのまま天国まで持ってっちゃったな
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しかし、ベルの穴は埋めがたく、領土は漸減する一方。
ジョルジュを打ち破ってギフト城を奪取した戦もあったが、ほとんどは負け戦だった。
特に、病を押して出陣したミルナに完膚なきまでに打ちのめされ、フェイト城を奪われた戦は今でも思い出す度に心がざわめく。
無論、二人だけで戦ったわけではなかった。
ベルから伝えられた知恵と経験は武器となり、その息子ファルロも主戦として活躍してくれた。
諸将の名を挙げれば切りがない。しかし、国の中心は常に自分とアルタイムだった。
苦しいことのほうが多かった。
敗北の悔しさから体調を崩したこともあった。
それでも、今にして思えば、自分の人生で最も満ち足りた日々だった。
葛藤する毎日の中で確かに成長していた。
人として、男として、戦を通じなければ得られないものを得た。
アルファベットを握り締めることで、強くなれたのだ。
( ’ t ’ )(入軍する前の自分なら、こんな風に放浪することもきっとできなかったでしょう)
( ’ t ’ )(国軍のなかで、苦しみながらも戦うことで……成長できたのだと思います)
ベル、ファルロ、そしてアルタイム。
それぞれと生きる日々のなかで、生き抜く力を得ることができた。
感謝してもしきれない。
伝えきる言葉がない。
それでも、伝えようとして何度も墓の前に立っていた。
アルタイムはもしかしたら、呆れているかもしれないな、とは思っていた。
時には優しく見守り、時には厳しく叱咤してくれたアルタイムだった。
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追い付いちゃったよ
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そうかアルタイムはミルナに討たれたが知っているのは
ミルナとヒッキーだけでその二人もすでに死んでいるからな・・・
歴史の闇の一つか アルタイムについては
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>>941
ジョルジュな
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リアルタイム=フェイクファーとか言えるのもこれが最後だ
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アルタイム死んだのか・・・
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941 訂正ミルナ⇒ジョルジュでした
間違えてすまん・・・
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( ’ t ’ )(また来ます)
軽く頭を下げて、爪先の方向を変えた。
穏やかな風が肌を撫で、髪を弄ぶ。
その風を吸い込んで肺を満たすと、自分までもが穏やかな心持ちになれた気がした。
( ’ t ’ )(……ん?)
自分がこの墓場に入ってきたとき、人影は見えなかった。
しかし、いつの間にか誰かが墓の前で手を合わせている。
黒い髪が風に靡いていた。
女性だった。
( ’ t ’ )(……あの墓は、確か……)
瞼が開かれる。
自分のほうへと、女性の視線が向く。
言葉が投げかけられることはない。
頭を下げ、踵を返して出口へと向かっていった。
自分のことを知っていて、頭を下げたのだろうか。
分からない。ただ、誰の墓の前で合掌していたのかは分かる。
あれは確か、オオカミでいずれ国王になるはずだった、ディアッド=ウルフの墓だ。
( ’ t ’ )「…………」
聞いた話によれば、オオカミ滅亡の際、最後まで国を守ろうとして抗ったという。
祖父リアッドに似て英明であり、君主としての資質は充分。
アルファベットの才にも優れていたとのことだ。
彼を討ち取ったのは、現ヴィップ皇帝である、ブーン=トロッソだった。
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ペニサスか
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アルタイムとジョルジュの一騎討ちはヒッキーしか知らないんだっけか
そのヒッキーもいないしな
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なんか涙腺ゆるむ
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鼻水出てきたわ
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ああ、あのメイドか
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( ^ω^)ブーンがアルファベットを武器に強くてニューゲームするそうです を書いてくれ
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( ’ t ’ )(……そうだよな、自分だけじゃないよな)
戦の傷が癒えきっていないのは、自分だけではない。
目に見える形で、あるいは見えない形で、存在しているのだ。
戦いようもない相手と戦っているのだ。
それでも、生きてゆかなければならない。
人生とは、そういうものなのだろう。
遠ざかる彼女の背中に向けて、頭を下げる。
やがて姿が見えなくなってから、自分も墓地の出口へと向かった。
――ギフト城――
戦火に晒され、痛んでいた城壁もようやく補修が終わった。
幾度となくヴィップとラウンジの間で支配権が移り変わり、酷使されてきたが、これからは美しい状態を保てるだろう。
(=“ω“)「フサギコ長官、第三応接室に報告書などを集めてあります」
ミ,,゚Д゚彡「あぁ、分かった」
促されて、城内へと足を踏み入れる。
ギフト城は全土のほぼ中心に位置しており、流通の要となっている城だ。
人の出入りは激しく、誰しもが慌しそうに駆け回っている。
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読み始めた当時は高校生だった。それから大学に行って
就職失敗して無職の今。これでようやくあの世にいける。
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次スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1326689827/
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>>954
ハロワに逝け
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>>954
生きてこそこういう名作に出会えるんじゃないか!
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ミ,,゚Д゚彡「相変わらず賑わってんなぁ」
(=“ω“)「ギフト城の周辺の開発が進んでいます。出店許可を貰いに来る商人が多いのです」
ミ,,゚Д゚彡「流通の中心で、こんだけ人が多けりゃ儲けも期待できるってわけか」
(=“ω“)「はい。ここはピエロ川もトーエー川も近いですし」
ミ,,゚Д゚彡「川の近くが栄えるのは、まぁいつでも一緒だな」
ギフト城で政務を束ねる立場にあるビヨウの案内で、第三応接室へと足を踏み入れた。
かつては軍議室だったため、自分も何度か入ったことのある部屋だ。
中央の円卓には書類が積まれていた。
ミ,,゚Д゚彡「まずこれは……計画書か」
(=“ω“)「はい。ここから北東へ五十里ほどのところに、町を作ろうという計画が上がっています」
ミ,,゚Д゚彡「かなりピエロ川に近いな」
(=“ω“)「ピエロ川で獲れた魚を、新鮮な内に出す店が多く集まる予定です」
ミ,,゚Д゚彡「地盤は大丈夫か?」
(=“ω“)「調査済みです。それに関する報告書はこちらに」
ミ,,゚Д゚彡「ふむ……」
町を新たに作るという動きは全土で広まっている。
候補として上がる地は、主に戦場として使われていたところだ。
今までは軍が圧力を掛けていたため、人が住める状態にはなっていなかった。
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>>954
逝ってらっしゃい^^
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>>954
何アルファベット持つ前に諦めてんだよ
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>>954
全く同じ境遇だ
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なんかイヨウに似てると思ったらビヨウだった
親戚?
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>>955 生きろ馬鹿野郎・・・東日本大震災で生きたくても
生きれなかった人は沢山いるんだ その人達の分で生きて貢献しろ
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ビヨウ・・・
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ミ,,゚Д゚彡「住みたがる民は……まぁ、けっこういるだろうな」
(=“ω“)「はい。元々、嘆願書を受けての計画ですから」
ミ,,゚Д゚彡「開発にかかる時間は、三年か」
(=“ω“)「そうですね、それくらいで町として成り立つと思います」
ミ,,゚Д゚彡「まぁ、一度ヴィップ城に持ち帰る必要があるな。認可は下せると思うが」
(=“ω“)「よろしくお願いします」
ミ,,゚Д゚彡「そのうち地方政府でこういうのも認可できるようになると思うが……」
(=“ω“)「そうすれば町の開発も早く進みますね」
ミ,,゚Д゚彡「ただ、正しい判断を下せる能力を持った人間が、今よりもっと必要になる」
(=“ω“)「はい。登用する側の目も大事ですね」
ミ,,゚Д゚彡「育てるほうの能力も、だな」
(=“ω“)「まだまだ休まるときはありませんね、フサギコ長官」
ミ,,゚Д゚彡「全くだ。ヴィップが天下を統一してからの七年、ずっと全力で環境整備に当たってきたが、さすがに疲れちまった」
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ビヨウ
子供だっけか
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ペニサスか?!
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支援えん
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イヨウの息子とか?
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(=“ω“)「これからは後継者を育てるほうに注力していかなければなりませんね」
ミ,,゚Д゚彡「あぁ。そういった意味じゃ、お前みたいなやつが出てきてくれたのは助かる」
(=“ω“)「いえ、私などは未熟で」
ミ,,゚Д゚彡「いや、さすがにあのイヨウ=クライスラーの息子なだけあるよ、お前は」
特徴的な二本の髭が揺れる。
目は母親に似たようだが、他は父親の特徴を受け継いでいるように思えた。
特に、穏やかな性格と全く釣り合わない巨躯は、まるで父親を見ているようだ。
ミ,,゚Д゚彡「民政に関しちゃ親父さんより上かもな」
(=“ω“)「しかし、父の武勇には遠く及びません」
ミ,,゚Д゚彡「あぁ、確かに親父さんのアルファベットは凄かったよ。ちょっと酒癖悪くて、失敗とかしてたけどな」
(;“ω“)「実はそこが遺伝しているようなのですが……」
ミ,,;゚Д゚彡「おいおい、そうなのかよ。取り返しのつかない失敗は勘弁してくれよ」
(=“ω“)「寝る前に少し飲む程度にしています。仕事には差し支えない範囲で……」
ミ,,゚Д゚彡「酒が強いっつったらフィレンクト少尉だったな、一緒に飲んだことねーけど」
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追いついた支援
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やっぱり息子かあああああああああああ
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戦争終わったんだなーっていう落ち着いた雰囲気だな
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酒癖遺伝
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支援だ
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