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( ^ω^)ブーンがアルファベットを武器に戦うようです
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とりあえずスレ立てです。
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ああ、あのメイドか
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( ^ω^)ブーンがアルファベットを武器に強くてニューゲームするそうです を書いてくれ
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( ’ t ’ )(……そうだよな、自分だけじゃないよな)
戦の傷が癒えきっていないのは、自分だけではない。
目に見える形で、あるいは見えない形で、存在しているのだ。
戦いようもない相手と戦っているのだ。
それでも、生きてゆかなければならない。
人生とは、そういうものなのだろう。
遠ざかる彼女の背中に向けて、頭を下げる。
やがて姿が見えなくなってから、自分も墓地の出口へと向かった。
――ギフト城――
戦火に晒され、痛んでいた城壁もようやく補修が終わった。
幾度となくヴィップとラウンジの間で支配権が移り変わり、酷使されてきたが、これからは美しい状態を保てるだろう。
(=“ω“)「フサギコ長官、第三応接室に報告書などを集めてあります」
ミ,,゚Д゚彡「あぁ、分かった」
促されて、城内へと足を踏み入れる。
ギフト城は全土のほぼ中心に位置しており、流通の要となっている城だ。
人の出入りは激しく、誰しもが慌しそうに駆け回っている。
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読み始めた当時は高校生だった。それから大学に行って
就職失敗して無職の今。これでようやくあの世にいける。
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次スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1326689827/
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>>954
ハロワに逝け
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>>954
生きてこそこういう名作に出会えるんじゃないか!
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ミ,,゚Д゚彡「相変わらず賑わってんなぁ」
(=“ω“)「ギフト城の周辺の開発が進んでいます。出店許可を貰いに来る商人が多いのです」
ミ,,゚Д゚彡「流通の中心で、こんだけ人が多けりゃ儲けも期待できるってわけか」
(=“ω“)「はい。ここはピエロ川もトーエー川も近いですし」
ミ,,゚Д゚彡「川の近くが栄えるのは、まぁいつでも一緒だな」
ギフト城で政務を束ねる立場にあるビヨウの案内で、第三応接室へと足を踏み入れた。
かつては軍議室だったため、自分も何度か入ったことのある部屋だ。
中央の円卓には書類が積まれていた。
ミ,,゚Д゚彡「まずこれは……計画書か」
(=“ω“)「はい。ここから北東へ五十里ほどのところに、町を作ろうという計画が上がっています」
ミ,,゚Д゚彡「かなりピエロ川に近いな」
(=“ω“)「ピエロ川で獲れた魚を、新鮮な内に出す店が多く集まる予定です」
ミ,,゚Д゚彡「地盤は大丈夫か?」
(=“ω“)「調査済みです。それに関する報告書はこちらに」
ミ,,゚Д゚彡「ふむ……」
町を新たに作るという動きは全土で広まっている。
候補として上がる地は、主に戦場として使われていたところだ。
今までは軍が圧力を掛けていたため、人が住める状態にはなっていなかった。
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>>954
逝ってらっしゃい^^
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>>954
何アルファベット持つ前に諦めてんだよ
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>>954
全く同じ境遇だ
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なんかイヨウに似てると思ったらビヨウだった
親戚?
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>>955 生きろ馬鹿野郎・・・東日本大震災で生きたくても
生きれなかった人は沢山いるんだ その人達の分で生きて貢献しろ
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ビヨウ・・・
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ミ,,゚Д゚彡「住みたがる民は……まぁ、けっこういるだろうな」
(=“ω“)「はい。元々、嘆願書を受けての計画ですから」
ミ,,゚Д゚彡「開発にかかる時間は、三年か」
(=“ω“)「そうですね、それくらいで町として成り立つと思います」
ミ,,゚Д゚彡「まぁ、一度ヴィップ城に持ち帰る必要があるな。認可は下せると思うが」
(=“ω“)「よろしくお願いします」
ミ,,゚Д゚彡「そのうち地方政府でこういうのも認可できるようになると思うが……」
(=“ω“)「そうすれば町の開発も早く進みますね」
ミ,,゚Д゚彡「ただ、正しい判断を下せる能力を持った人間が、今よりもっと必要になる」
(=“ω“)「はい。登用する側の目も大事ですね」
ミ,,゚Д゚彡「育てるほうの能力も、だな」
(=“ω“)「まだまだ休まるときはありませんね、フサギコ長官」
ミ,,゚Д゚彡「全くだ。ヴィップが天下を統一してからの七年、ずっと全力で環境整備に当たってきたが、さすがに疲れちまった」
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ビヨウ
子供だっけか
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ペニサスか?!
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支援えん
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イヨウの息子とか?
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(=“ω“)「これからは後継者を育てるほうに注力していかなければなりませんね」
ミ,,゚Д゚彡「あぁ。そういった意味じゃ、お前みたいなやつが出てきてくれたのは助かる」
(=“ω“)「いえ、私などは未熟で」
ミ,,゚Д゚彡「いや、さすがにあのイヨウ=クライスラーの息子なだけあるよ、お前は」
特徴的な二本の髭が揺れる。
目は母親に似たようだが、他は父親の特徴を受け継いでいるように思えた。
特に、穏やかな性格と全く釣り合わない巨躯は、まるで父親を見ているようだ。
ミ,,゚Д゚彡「民政に関しちゃ親父さんより上かもな」
(=“ω“)「しかし、父の武勇には遠く及びません」
ミ,,゚Д゚彡「あぁ、確かに親父さんのアルファベットは凄かったよ。ちょっと酒癖悪くて、失敗とかしてたけどな」
(;“ω“)「実はそこが遺伝しているようなのですが……」
ミ,,;゚Д゚彡「おいおい、そうなのかよ。取り返しのつかない失敗は勘弁してくれよ」
(=“ω“)「寝る前に少し飲む程度にしています。仕事には差し支えない範囲で……」
ミ,,゚Д゚彡「酒が強いっつったらフィレンクト少尉だったな、一緒に飲んだことねーけど」
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追いついた支援
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やっぱり息子かあああああああああああ
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戦争終わったんだなーっていう落ち着いた雰囲気だな
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酒癖遺伝
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支援だ
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あのイヨウの息子が政務官として有能ってのは面白いなw
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フィレンクトと聞くだけで
涙腺が弛む
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(=“ω“)「今、ダカーポ城で息子のリレンクトが働いていますね」
ミ,,゚Д゚彡「本当か!? 初耳だぞ、それ」
(=“ω“)「私も最近まで存じませんでした。最初は小さな役場で働いていて、そこから城に入ったようです」
ミ,,゚Д゚彡「何にせよ面白い報せだ。こりゃブーンに教えてやらねぇと」
(=“ω“)「親友だったそうですね、ブーン皇帝とフィレンクト氏は」
ミ,,゚Д゚彡「あぁ。きっとブーンが大喜びするぞ、この報せは」
フィレンクト=ミッドガルドは、決して武に優れる男ではなかった。
ただ、常に冷静さを失わずに適切な行動が取れたため、知能面での活躍が光る男だったという。
所属する塔が違っていたため、一緒に戦ったことはない。
しかし、あのジョルジュが唯一、ショボンが裏切る前に全ての考えを打ち明けた相手だ。
腕を失って軍を去るところだった、という特殊な事情はあるものの、その知性をジョルジュも評価していたということだろう。
ミ,,゚Д゚彡「フィレンクト少尉のおかげで、今のブーンがある。感謝してもしきれねぇよ」
(=“ω“)「ショボン=ルージアルが裏切った際のことですね」
ミ,,゚Д゚彡「あぁ。あの人が身を挺してブーンを守ってくれたんだ」
(=“ω“)「フィレンクト氏とショボンの一騎打ちも、好戦だったと言われていますね」
ミ,,゚Д゚彡「実際に見た人は少ないんだけどな。ずっと超えられなかったJの壁も、最後の最後で超えたらしいし」
(=“ω“)「アルファベットJでZに立ち向かった、その一騎打ちがあったからこそ、今のヴィップもあるのですね」
ミ,,゚Д゚彡「あぁ、きっとそうだ」
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フィレンクトの息子もかああああああああああああああ
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イヨウもフィレンクトも死んだもんな
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ヴィップ将校たちの
ネーミングセンスェ…
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リレンクトwwwwwwwww
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めっちゃ懐かしい...
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無論、フィレンクトだけではない。
かつて、ブーンがイヨウと共に戦い、敵城を奪った戦もあった。
将校になった直後、イヨウを助けるために奮戦したブーンの戦い様は、武将としての在り方を形成する一部となっただろう。
誰しもが国のために戦った。
ひとつひとつの積み重ねで、今のヴィップという国があるのだ。
(=“ω“)「ブーン皇帝は、主要な城を回っているところですか?」
ミ,,゚Д゚彡「そうだな。今はマドマギ城だろう」
(=“ω“)「フラクタル城に向かう途中で、ギフト城にも寄ってくださると嬉しいのですが」
ミ,,゚Д゚彡「なんか仰ぎたい意思でもあんのか?」
(=“ω“)「いえ、単純にお会いしたいだけです」
ブーンは主にヴィップ城で仕事に忙殺されている。
地方を巡る機会は年に一回あるかないかだ。
皇帝を一目見たい、と思う者は多い。
皇帝になっても、昔と変わらない、親しみやすい人柄だ。
だからこそ民にも役人にも好かれる。
ブーンが皇帝ならば、きっと明るい未来が待っていると、誰もが期待しているのだ。
急速に進む改革が、比較的無理なく受け入れられているのも、ブーンが全て自分の言葉で説明するからだろう。
ブーンの存在は、今も昔も大きい。
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フィレンクトさん…
いやそんな大事な知らせなぜブーンに伝わっていないwww
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アルファは好きなキャラがどんどん死んでいくのが辛かった
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フィレンクト×リレント
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フィレンクト…
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フィレンクトは隻腕のイメージが強いな
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ミ,,゚Д゚彡「まぁ、相変わらず元気にやってくれてるよ、ブーンは」
(=“ω“)「あまりにも多忙すぎるのではと、僭越ながら心配してしまいますが……」
ミ,,゚Д゚彡「ヴィップ城じゃモララーとロマネスクが中心になって頑張ってる。少しでも負担を減らそうとして」
(=“ω“)「私たちも全力で補佐しなければなりませんね」
ミ,,゚Д゚彡「そうだな。まぁ、地方政府ができればちょっとは仕事も軽くなるだろう」
(=“ω“)「しかし、それを成立させるのもまた大変ですね」
ミ,,゚Д゚彡「ヴィップの未来のためだ。俺たちが頑張らねぇと、後の世代はもっと大変なことになっちまう」
(=“ω“)「はい。重々、承知しております」
ミ,,゚Д゚彡「基盤をしっかり固めねぇとな」
軽く笑うと、呼応するようにビヨウも口元を緩めた。
頬の動きに合わせて、二本の髭が上下に揺れる。
ミ,,゚Д゚彡「さ、片付けるぞ」
積み重ねられた書類に手を伸ばす。
ひとつひとつを確かめ、不明瞭な点は全てビヨウに確認しながら進めた。
ミ,,゚Д゚彡「この人口調査報告書、増減の割合が……」
(=“ω“)「北西の森の生態調査は区画分けして……」
その後、全ての書類を確認し終えてから第三応接室を後にする。
ビヨウは多忙な日々を送っているはずだが、疲れを見せずに詳細を説明してくれた。
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>>955
次スレ乙です④
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作者自身が懐かしんでるみたいじゃないか…
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>>986
逆に考えるんだ、死んだからこそずっと好きでいられると
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次スレいきます
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支援
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乙です
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/ ,' 3 |「もうちょっとだけ続くんじゃ」
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乙うめ
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1000ならショボンは生きてる
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>>1000ならショボン復活
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