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( ^ω^)ブーンがアルファベットを武器に戦うようです
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誰と戦ったのかも察しはついている。
ただ、相手は誰でも良かった。
アルタイムが、戦いのなかで果てられたことにだけ、素直に感謝したい。
討たれた場所がオオカミ領だったどこか、というのはただの勘だ。
詳細な場所は自分も全く見当がつかない。
自分が察しているとおりならば、一騎打ちの相手も既にこの世にいないため、永遠に分からないままだろう。
それでも良かった。
そもそも、アルタイムの墓を建てたのも自己満足に近いのだ。
身勝手であることは自覚していたが、自分だけが知る墓がここにあるという事実は、落ち着きを与えてくれた。
( ’ t ’ )(……ラウンジが滅んで、七年が過ぎました)
( ’ t ’ )(早いものですね)
語りかけるも、当然、言葉は返ってこない。
ベルの墓に参るときも、そうだ。勝手に言葉を投げかけている。
しかし、耳に響くのは精々、風声くらいのものだった。
( ’ t ’ )(横暴な支配国ニューソクに対抗する形で建国されたラウンジ……)
( ’ t ’ )(ベル大将が地盤を固め、形を作り、大国となりました)
( ’ t ’ )(……死去してからは、自分と、そしてアルタイム大将で国を発展させていきましたが……)
( ’ t ’ )(いや……お互い、反省ばかりの日々でしたね)
今でも、ラウンジに属していた頃のことを、ありありと思い出せる。
ベルがショボンとの戦いに敗れ、アルタイムが大将となってからは、ずっと二人で戦ってきた。
あらゆる決断を、二人で下してきた。
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