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( ^ω^)ブーンがアルファベットを武器に戦うようです
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とりあえずスレ立てです。
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うひょおwwwwwwwwwwwwww
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ブーン!!
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うおおおおおおおおおおおおおおおお
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ブーン!!!!!!
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やっぱりブーンが勝ったか
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ホッとした
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ショボォォォォォォォォン!!!
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皇帝か
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ぶうううううううん!!!
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ブーン!!
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ブーンか
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>>846
くっそwwww
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うおおおおおおおおおおおおお
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ブーンさん…
立派にならはったな…
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まだだ、まだ俺はショボン生存を諦めない
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ブーン信じてた!!
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ブーン…なんか子供の成長見守ったみたいな感慨が……
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ぶううううううううううううううううううううううん!!!!!!!!!!
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ブーンキター
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花が2つというのはなんだったのだろう
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>>846
やめろwwwww
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ブーンの登場で再び、式典の場は拍手の音に包まれる。
( ^ω^)「本日で、ヴィップ国が天下を得てから七年の時が経ちましたお」
( ^ω^)「その間、皆さんには土地や税などで様々なご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ありませんでしたお」
ブーンが深々と頭を下げる。
誰かから非難の声が飛ぶことはない。
( ^ω^)「でも先般、やっと法の権力に関する制度改革が終わって、司法と立法を行政から切り離すことができましたお」
( ^ω^)「権力分立したことによる弊害を最小限に抑え、今後は国と皆さんの未来を正しく素早く作り上げていきたいですお」
また、広場は拍手喝采となった。
その後も、各地の城を小さな政府として扱い、ヴィップ城を中央政府とする構想などがブーンの口から明かされた。
今はあらゆる判断がヴィップ城にいる政務官に委ねられており、意思決定まで時間がかかることが問題視されていたのだ。
そのため、地方に意思決定権を持たせることで、民の要望にも素早く応えられるよう制度を改革していくという。
ヴィップが天下を統一してからしばらくは、まず領土の整理に忙殺されていた。
ラウンジの土地は広大だったのだ。安定させるだけでも三年はかかっただろうか。
それからブーンはずっと法の権力分立に注力していたようだ。結実した今は晴れやかな気持ちだろう。
真っ先に法の権力について改革するというブーンの選択は、間違っていない、と感じていた。
国家の基本はやはり、法だ。
法が治めなければ、国は成り立たなくなってしまう。
( ^ω^)「地方政府に関しては、それぞれの長を配する予定ですお」
( ^ω^)「基本的には中央政府の政務官。ただ、各地方の事情を知悉している人が望ましいですお」
( ^ω^)「また登用の案内も各地に出しますお。是非、皆さんの力を貸していただきたいですお」
惜しみない拍手が送られる。
こうやって雇用の機会を随所で増やしていることも、ブーンの政治の特徴と言えた。
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やっと追いついた!!五年前からずっとあんたを追いかけてた支援!!
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俺も拍手した
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ワアアアアアアアアア
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ブーン、死んでくれるなよ……
そういう終わりは嫌だからな
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ブウウウウウウン!!
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あのブーンが政治をするように…
ウッ
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あ、あ、あ、あ、あ
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しょぼんはやっぱり…
なんかもにょもにょする…
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一括統治から分権するには相当苦労しただろうな
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地方政府が成るということは、地方政府を守る者も必要になるということだ。
昔、アルファベットを握って戦っていた兵が挙って応募することだろう。
武器も必要になるため、かつてアルファベット職人だった者の需要も拡大する。
天下統一後は、治安の維持を目的として各地で警邏隊の大幅な増強が図られた。
かつて軍に属していた者は、既に多くがそちらに流れている。
時間はかかったが、警邏隊から漏れた者も慣れ親しんだ仕事に戻ることができるはずだ。
( ^ω^)「懸案事項だった地域ごとの住民税の税率決定に関しても、いずれは地方政府に引き継ぎますお」
( ^ω^)「その他、各地域に即した制度の制定に役立つようにしたいですお」
( ^ω^)「あとは……」
(;^ω^)「……何だったかお」
広場から笑い声が溢れた。
時折、抜けたところを見せるのがブーンの魅力でもある。
昔からそうだったという。
話すべきことを思い出したブーンがその後も語り続ける。
聞きやすい口調で、聞きやすい言葉で、民に声を向ける。
その声に、民は耳を傾ける。
七年前、かつてヴィップの皇帝だったアラマキは、天下が統一されたあと間もなく亡くなった。
眠るように、しかし、全ての役目を果たし終えたような充実した表情だったという。
アラマキの後を継いで皇帝となったブーンは、人としての性質はアラマキに似ていた。
柔和で、親しみのある人柄。だからこそ、人々も素直に言葉を受け入れるのだ。
嘘がない、偽りがないのが肌で分かるからこそ。
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ショボンは生きていると信じる
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今は>>661の3年前でおk?
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それでこそブーンさんや!
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大事なとこで忘れるなwww
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荒巻皇帝・・・・(´;ω;`)
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(´;ω;`)ウッ…
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( ^ω^)「まだまだ、成すべきことは多いですお。歩みを止めるわけにはいきませんお」
( ^ω^)「自分たちは、これからも国を前進させるべく努力していく所存ですお」
( ^ω^)「それだけは間違いなく、今この場でお約束できますお」
( ^ω^)「――――誰よりも、この国を愛する者として」
冬の寒さを忘れさせてくれるような温風が、身を撫でた。
思わず、鼻腔から取り込んで肺を満たしたくなるような、風が。
( ^ω^)「自分からは、以上ですお」
惜しみない拍手に手を振って応えるブーン。
民からの信頼は、今も絶大。恐らく、今後も変わらないだろう。
ただ――――
( ’ t ’ )(……はっきりとは、分からないけど)
引っかかっていることは、ある。
ブーンの後に登壇したのはロマネスクだった。
今は財政を担当しており、国家運営になくてはならない存在だ。
生真面目で妥協を許さないロマネスクの性格は、財務管理に適当と言えた。
その人事の決断もブーンは早かった。
ヴィップが天下を統一したあと、一年ほどは全ての決定権をブーンが持っていた。
しかし、それから徐々に権利を委譲しはじめたのだ。
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アラマキ皇帝…!
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ううう…
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ふぅ・・・
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え?
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ロマの夢も叶いそうだ
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えっ
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ブーン死ぬのか
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ブーン生きてたかよかった
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嫌なフラグ立てるな
もういいじゃないか・・・ここまで生き残った人くらい幸せになっていいじゃないか
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涙の支援
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( ^ω^)「まだまだ、成すべきことは多いですお。歩みを止めるわけにはいきませんお」
( ^ω^)「自分たちは、これからも国を前進させるべく努力していく所存ですお」
( ^ω^)「それだけは間違いなく、今この場でお約束できますお」
( ^ω^)「――――誰よりも、この国を愛する者として」
冬の寒さを忘れさせてくれるような温風が、身を撫でた。
思わず、鼻腔から取り込んで肺を満たしたくなるような、風が。
( ^ω^)「自分からは、以上ですお」
惜しみない拍手に手を振って応えるブーン。
民からの信頼は、今も絶大。恐らく、今後も変わらないだろう。
ただ――――
( ’ t ’ )(……はっきりとは、分からないけど)
引っかかっていることは、ある。
ブーンの後に登壇したのはロマネスクだった。
今は財政を担当しており、国家運営になくてはならない存在だ。
生真面目で妥協を許さないロマネスクの性格は、財務管理に適当と言えた。
その人事の決断もブーンは早かった。
ヴィップが天下を統一したあと、一年ほどは全ての決定権をブーンが持っていた。
しかし、それから徐々に権利を委譲しはじめたのだ。
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>>894
どこでだwww
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支援!!
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みんなでハッピーエンドじゃ……あれ?
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大事な事なので?w
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あれ
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確かに大事だw
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あ、間違えて同じレスしちゃった……すみません
>>886
おkです
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ハンナバル思い出しちまう流れ
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もうなんて言っていいのかわかんね
もちろん良い意味で
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そら地方分権の先にあるものつったら独立運動しかねえだろ
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なんかレスが被るのはよくあるみたいだけど
誤爆なのか、それとも訂正?
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そうか。なるほど
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全てブーンの判断を仰ぐのでは拙速だ。
そう考えれば、財務や法務などをモララー、ロマネスクといった男たちに任せたことは最善の判断だっただろう。
しかし、ブーンは更に権力の分割を進めようとしている。
( ’ t ’ )(そこが引っかかっているんだけど……)
適材適所という言葉もある。
あらゆる仕事をこなせる男がいつも居るとは限らないのだ。
ある分野に特化させた人材を発掘し、登用したほうが国の発展にも繋がるだろう。
だが、このままではブーンは何の権力も持たなくなってしまう。
それは、過去のヴィップへの回帰だ。
アラマキは権威しかなかった。権力は持っていなかった。
ブーンもそういう存在になろうとしているのか。
そうだという気もする。
違うという気もする。
自分が考えたところで詮無い話だ。
分かっていても考えたくなるのは、かつて国に携わっていた男の性分か。
それとも、ヴィップの民として将来を憂えているのか。
( ’ t ’ )(……自分のことさえ分からないんじゃ、皇帝の考えてることが分かるわけないな)
苦笑して、式典の場から離れた。
街は相変わらず活気に満ちている。
戦が終わって平和になったことは大きいのだろうが、やはり、ヴィップの善政が奏功しているのだと思えた。
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>>910
ハンナバルは天国で喜んでるだろうな
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釣り竿もって世界をぶらぶらしようぜ
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ごめん今北産業
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嫌なフラグや
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>>918
よん
で
こい
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かつてラウンジの将として戦った自分でもそう感じているのだ。
民は尚更だろう。
( ’ t ’ )(もし……ラウンジが、天下を……)
考えようとして、やめた。
どうなっていたかなど、今更考えたところでどうにもならない。
クラウンはもういない。
ショボンも、もういない。
自分もただの流浪人でしかないのだ。
街から離れ、馬に跨る。
風に身を任せて駆けたいような気分だった。
いや、むしろ、風に溶け込んでしまいたかったのか。
ただ、行き先ははっきりしていた。
郊外にある、広大な墓地だ。
( ’ t ’ )(……誰も居ないか?)
馬から降りて、細い野道を歩く。
刈られたばかりなのか、草は一定の長さになっており、道を塞ぐことはない。
ところ狭しと並べられた墓は形が不均一で、豪華なものもあれば、質素なものもある。
造形が凝っていたり、やたら巨大だったりする墓は、かつてオオカミに関わっていた者が多いようだ。
暗愚な王として知られ、不摂生が起因の病で没したフィラッド=ウルフの墓もある。
ただ、本人がオオカミ時代に作らせていた、無駄に絢爛な墓は何度も墓荒らしに遭い、最後には墓ごと盗まれたという。
今は平民と比べても質素な墓に変わったというが、無論、そんなフィラッドの墓参りに訪れたわけではない。
かつてオオカミの将だった男に会いに来たわけでもない。
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>>918
最初から
読んで
こい
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>>920
仕方ない読んでくる
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ショボン死んだか
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どういうことだ
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ついに最終話か。涙出てきた…
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フィラッドメシウマ
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広大な墓地の端にある、真四角で飾り気のない墓。
これが、アルタイムの墓だった。
( ’ t ’ )(お久しぶりです)
花を供えて手を合わせる。
生年が書かれているだけの墓で、名がないため、他の誰かがアルタイムの墓と気付くことはない。
自分が勝手に、この地に建てた墓だからだ。
アルタイムの正式な墓は、かつてラウンジ城と呼ばれていたフラクタル城の近くにある。
わざわざここにも建てたのは、アルタイムが討たれた場所はかつてオオカミ領だった何処かではないか、と思ったからだ。
何故そう思ったのか自分でも分からない。
アルタイムは、あるときを境に突然姿を消しており、そもそも討たれたのかどうかさえ不明だ。
現在、戦史を編纂する作業が歴史家によって進められているが、アルタイムの最後は明確に記述できないという。
病死したのだろうか。
あるいは、戦に嫌気が差し、下野してどこかで長閑に暮らしているのだろうか。
そんな議論もあるようだが、自分には分かる。
アルタイムは、戦いのなかで最後を迎えたのだと。
どこまでも軍人だった。
しかし、武に生きる一面もあった。
自分とは違う。下野は決してありえない。
病没は、可能性としてはあるが、誰にも知られていないとなると謎が残る。
ひっそりと、誰かと戦って、討たれたのだ。
推測だが、確信に近かった。
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初遭遇だ!楽しみに待ってた!
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ショボン……
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ラウンジ城が・・・
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ショボンいないのか……
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アルタイム懐かしい
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しかし平日の昼間から創作板がこんなに賑わうとは
支援支援
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誰と戦ったのかも察しはついている。
ただ、相手は誰でも良かった。
アルタイムが、戦いのなかで果てられたことにだけ、素直に感謝したい。
討たれた場所がオオカミ領だったどこか、というのはただの勘だ。
詳細な場所は自分も全く見当がつかない。
自分が察しているとおりならば、一騎打ちの相手も既にこの世にいないため、永遠に分からないままだろう。
それでも良かった。
そもそも、アルタイムの墓を建てたのも自己満足に近いのだ。
身勝手であることは自覚していたが、自分だけが知る墓がここにあるという事実は、落ち着きを与えてくれた。
( ’ t ’ )(……ラウンジが滅んで、七年が過ぎました)
( ’ t ’ )(早いものですね)
語りかけるも、当然、言葉は返ってこない。
ベルの墓に参るときも、そうだ。勝手に言葉を投げかけている。
しかし、耳に響くのは精々、風声くらいのものだった。
( ’ t ’ )(横暴な支配国ニューソクに対抗する形で建国されたラウンジ……)
( ’ t ’ )(ベル大将が地盤を固め、形を作り、大国となりました)
( ’ t ’ )(……死去してからは、自分と、そしてアルタイム大将で国を発展させていきましたが……)
( ’ t ’ )(いや……お互い、反省ばかりの日々でしたね)
今でも、ラウンジに属していた頃のことを、ありありと思い出せる。
ベルがショボンとの戦いに敗れ、アルタイムが大将となってからは、ずっと二人で戦ってきた。
あらゆる決断を、二人で下してきた。
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筋違いなお礼だけど
アルタイムを出してくれてありがとう
一番好きなキャラだった
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ショボンはある意味救われたのかもな
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今度はフラクタルか
そういえばジョルジュがそのまま天国まで持ってっちゃったな
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しかし、ベルの穴は埋めがたく、領土は漸減する一方。
ジョルジュを打ち破ってギフト城を奪取した戦もあったが、ほとんどは負け戦だった。
特に、病を押して出陣したミルナに完膚なきまでに打ちのめされ、フェイト城を奪われた戦は今でも思い出す度に心がざわめく。
無論、二人だけで戦ったわけではなかった。
ベルから伝えられた知恵と経験は武器となり、その息子ファルロも主戦として活躍してくれた。
諸将の名を挙げれば切りがない。しかし、国の中心は常に自分とアルタイムだった。
苦しいことのほうが多かった。
敗北の悔しさから体調を崩したこともあった。
それでも、今にして思えば、自分の人生で最も満ち足りた日々だった。
葛藤する毎日の中で確かに成長していた。
人として、男として、戦を通じなければ得られないものを得た。
アルファベットを握り締めることで、強くなれたのだ。
( ’ t ’ )(入軍する前の自分なら、こんな風に放浪することもきっとできなかったでしょう)
( ’ t ’ )(国軍のなかで、苦しみながらも戦うことで……成長できたのだと思います)
ベル、ファルロ、そしてアルタイム。
それぞれと生きる日々のなかで、生き抜く力を得ることができた。
感謝してもしきれない。
伝えきる言葉がない。
それでも、伝えようとして何度も墓の前に立っていた。
アルタイムはもしかしたら、呆れているかもしれないな、とは思っていた。
時には優しく見守り、時には厳しく叱咤してくれたアルタイムだった。
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追い付いちゃったよ
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そうかアルタイムはミルナに討たれたが知っているのは
ミルナとヒッキーだけでその二人もすでに死んでいるからな・・・
歴史の闇の一つか アルタイムについては
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>>941
ジョルジュな
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リアルタイム=フェイクファーとか言えるのもこれが最後だ
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アルタイム死んだのか・・・
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941 訂正ミルナ⇒ジョルジュでした
間違えてすまん・・・
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( ’ t ’ )(また来ます)
軽く頭を下げて、爪先の方向を変えた。
穏やかな風が肌を撫で、髪を弄ぶ。
その風を吸い込んで肺を満たすと、自分までもが穏やかな心持ちになれた気がした。
( ’ t ’ )(……ん?)
自分がこの墓場に入ってきたとき、人影は見えなかった。
しかし、いつの間にか誰かが墓の前で手を合わせている。
黒い髪が風に靡いていた。
女性だった。
( ’ t ’ )(……あの墓は、確か……)
瞼が開かれる。
自分のほうへと、女性の視線が向く。
言葉が投げかけられることはない。
頭を下げ、踵を返して出口へと向かっていった。
自分のことを知っていて、頭を下げたのだろうか。
分からない。ただ、誰の墓の前で合掌していたのかは分かる。
あれは確か、オオカミでいずれ国王になるはずだった、ディアッド=ウルフの墓だ。
( ’ t ’ )「…………」
聞いた話によれば、オオカミ滅亡の際、最後まで国を守ろうとして抗ったという。
祖父リアッドに似て英明であり、君主としての資質は充分。
アルファベットの才にも優れていたとのことだ。
彼を討ち取ったのは、現ヴィップ皇帝である、ブーン=トロッソだった。
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ペニサスか
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アルタイムとジョルジュの一騎討ちはヒッキーしか知らないんだっけか
そのヒッキーもいないしな
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なんか涙腺ゆるむ
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鼻水出てきたわ
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ああ、あのメイドか
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( ^ω^)ブーンがアルファベットを武器に強くてニューゲームするそうです を書いてくれ
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