PYE: How curious; Ramie thinks I’m a gas. And I don’t recall requesting that you monitor this conversation, Idaea.
(PYE:あら、変ね。Ramieは私のことを面白いと思ってるわ。それから、この会話をモニターするように頼んだ覚えはないんだけど、Idaea。)
↓
IDAEA: I don’t see what state of matter you are has to do with this. And I don’t recall supporting the Sun Station’s construction, but here we are.
(IDAEA:君がどんな状態にあるかが、このことに何の関係があるのかわからない。それから、僕は太陽ステーションの建設を支持した覚えはない。でも、僕らはここにいる。)
このIDAEAの台詞に強い違和感。特に「君がどんな状態にあるかが〜」の一文がなぜ出てきたのかわからない。
で、原文を読んだところ、RAMIEの評によるPYEの「I'm a gas」(私は面白い)※辞書によるとgas【ガス】にはスラングで【面白い】という意味があるらしいです
を受けて、君が気体だろうが何だろうが知らないよ、みたいなニュアンスの返しだったのではないかと思い至りました。
そのニュアンスを入れるか取るかしてほしいなあってしたのが翻訳への意見23。
PYE: Hypothesis: Creating a 22-minute-long interval is possible, but we are currently unable to generate the necessary energy.
(PYE:仮説:22分のインターバル作成は可能だけど、今はそれに必要なエネルギーを生成できない。)
↓
RAMIE: The energy is currently unavailable, you say? You’re a gas, Pye!
(RAMIE:エネルギーは今はないんでしょ?ちょっと待ってよ、Pye!)
↓
PYE: My pun was unintended, Ramie, so I believe it’s you who’s aeriform!
(PYE:仮説として言っただけよ、すぐ信じないでよ!)
RAMIE:南部観測所から22分のインターバルの作成が可能か質問が来たわ(※以下略)
(RAMIE: The Southern Observatory is asking if creating a 22 minute interval is possible(※))
に対して「可能だけどできない」のような言い方になってしまったのをツッコまれた感じでしょうか
Pyeは大真面目に答えたのに意図せずおかしな言い回しになっちゃったわけですね(日本語でいうなら「できますん」的な)
言葉としてかかっているのは「creating a 22 minute(22-minute-long) interval is possible」しかないので
ダジャレとしては微妙ですが、一応言葉遊びということで…
『FILIX: Yes, let’s build there! I imagine our young friend Conoy would enjoy that immensely.
He’s always held a great interest in the Eye, especially for a child born so long after the crash.』
(現翻訳:いいわね、そこに作りましょう!Conoyが大喜びするわ。眼にはすごく興味を持っているの、特に墜落した後に生まれた子供たちにね。)
ちょっと細かいというか微妙なところなんですが、楽器職人・Gneissのセリフ
「とにかく、宇宙で音楽を耳にしたら、それは他の旅人の宇宙プログラムの1つだ。」
…がなんとなく違和感があったので、英語原文を確認したら
「Anyway, you hear music in space, that'll be one of the space program's other travelers.」
とあったので、少し入れ替えて「それは宇宙プログラムの他の旅人の一人だ」とかのほうがより原文に近いかな?と思いました
もうすぐDLC公開というタイミングで報告すべきなのかどうか悩みましたが気付いてしまったので投稿します
Come to think of it, Tektite saw something crash outside of the village crater earlier. That's new and different.
「そういえば、Tekiteが村のクレーターの外で何か墜落したのを
見たって。それが最近起きた変わったことだ。」
Oh,hey. How 'bout that.
「やあ。それはどうだ?」
Yeah, they were on firewatch with the old scout launcher and saw smoke, so they went to check it out. “Safety first,” right?
「ああ、古い偵察機ランチャーで火災監視をしたら煙が見えたんだ。それで調べに行った。“安全第一”。そうだろ?」
・ブラックホールの鍛冶場、棚にあるスクロール:
「CLARY:別に不合理な考えってわけじゃないわ。受信機が必ず対応する天体(もしくはその近接周回軌道)に位置していなければならないとしたら」
原文: CLARY: That isn't an unreasonable belief, given the receiver does have to be located on (or in close orbit around) the relevant astral body.
given (that)以降は仮定ではなく事実なので、「受信機は必ず対応する天体(もしくはその近接周回軌道)に位置していなければならないんだから」と訳すべきだと思います。
・船、入口から見て左側の壁:
「不安定だと思われる惑星(今ではほとんどの惑星がそうだが)には細心の注意を払うように」
原文: remember to be extremely cautious of potentially unstable stars (which is most of them, now).
starsなので惑星ではなく恒星です
・重力水晶工房、Riebeckの手記:
「ここから南極までの旅は、えーと… "悲惨な"ものになるだろう。それもこれもすべて、うん、隕石のせいだ。」
原文: The journey here from the south pole has been, um... I'm going to go with "harrowing," because of the, um, all of the meteors.
旅の始点と終点が入れ替わっており、さらに過去の旅のはずが未来のものとして訳されています。
「南極からここまでの旅は、えーと… "悲惨な"ものだった。」が良いと思います。
たぶんI'm going to go with "harrowing"に引っぱられて未来形で訳したのだと思いますが、これはRiebeckが言葉選びに悩んだ末に
"harrowing"という形容詞を使うことに決めた、という内容です。
・Riebeck、「ここで何を?」(2回目)への返答
「というか、唯一の考古学者、かな。今や木の炉辺のことをきちんと理解しているのは私だけだということを思えば。」
原文: Or, um, the archeologist, I guess. Seeing as I'm all Timber Hearth's got right now.
「木の炉辺のことを理解している」のくだりは原文にはありません。木の炉辺に他の考古学者がいないと言っているだけです。
・太陽ステーション、最初の石版
「IDAEA:我々のミッションは、信ぴょう性のない功績が果たして可能なのか判断することだ。」
原文: IDAEA: Our mission is to determine if such an irresponsible feat is even possible.
"such an irresponsible feat"を「信ぴょう性のない功績」と訳すのは変に思えます。
「そのような無責任な行ない」で良いのではないでしょうか。
・Solanum、「量子の月」+「説明」への返答
「あなたは他の惑星で量子のかけらに出くわしたことはある?かけらは現在の量子の月の表面と同じように見える。眼にある間は。」
原文: Have you encountered a quantum shard on another planet? The shards look the same as the Quantum Moon's surface does now, while at the Eye.
「眼にある」のは月であってかけらではないことが不明瞭な訳になっています。
「かけらは現在の、眼にある時の量子の月の表面と同じように見える。」が良いと思います。