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第2回東方最萌トーナメント 16本目

1七色名無し </b><font color=#FF0000>(TOHONptI)</font><b>:2005/02/02(水) 22:10:59 ID:9nOkswq6
◇インフォメーション(ルール詳細、トーナメント表、アップローダ等)
http://f39.aaa.livedoor.jp/~nullpopo/toho2/

◇コード発行所(投票は【コード必須】です。詳しくは>>3をご覧ください)
http://giants.s34.xrea.com/code06/code.cgi

○お絵描き板  http://az.ralt.jp/thbbs2/
○アップローダ http://tohomoe.sakuraweb.com/2nd/upload/upload.html
○お絵描き板  http://th-alt.mine.nu/ (エログロ禁止)
○アップローダ http://www110.sakura.ne.jp/~saimoe/upload/ (年齢制限あり)

基本ルール
・投票受付時間は0:00:00〜23:00:59。
・有効票は>>950まで。それ以降の投票は次スレにて。
・1人1票。2重投票すると、白玉楼階段で浦田行進曲。
・[[コード]]+<<キャラクター名>>の形式で有効票。ただし、1レス内に規定より多い票があると無効に。

・中間票発表、結果速報は禁止。
・○○が劣勢なので…のような票数を題材にした支援、投票は荒れの元なので控えましょう。
・CATVやLAN等IDが重複する可能性がある場合は 同一レス内で 宣言を。
・不意の二重書き込みはなるべく運営スレッドに報告を。

他スレッドへのリンク、追加ルールは>>2

423峰下翔吾(仮) 4/7:2005/02/03(木) 02:27:58 ID:y9adcGog

 詳しいことはわからないが、簡単に診ると、過労のようだった。
 伊達に健康に気遣っていない。多少の心得はある。
 大きい怪我はしていないようなので、安心してあとを永琳様に任せることにする。
 念のために他に侵入者や異常がないか、耳を澄ませてから、推定兎の少女を永遠亭へと運んだ。



 永琳様に推定兎の少女を見せた。
「――――!」
 一瞬、永琳様が驚いたのを私は見逃さなかった。
「……私が診るから、後は任せていいわ」
 そう言って、戸を閉じた。閉じられた。封印だ。
 部屋の中には姫も居たが、姫は別らしい。
 つまり、あの二人と所縁のある人物ということか。
「…………」
 いつまでも閉じられた戸の前に居ても仕様が無いので、散歩の続きにでも向かう。
 記憶を反芻する。長い銀髪、変わった服、変わったカタチの耳。
「――ヘンな耳」
 人のことは言えない。
 妖怪変化してしまえば、元の兎の耳から変わってしまうことは多い。
 永遠亭の兎たちでも、千差万別なのだ。
 というか、そんなことを言いたいわけではないのだが。
「わくわくするというのは」
 人生に張りを与えるという面で、良いことだ。




 翌日、姫が新しい仲間だと紹介した。
「イナバよ」
 姫は兎なら何でもイナバと呼ぶ。
「優曇華院ですわ」
 永琳様、凄いセンスだ。
「……レイ、……鈴仙です」
 つまり、鈴仙・優曇華院・イナバというわけらしい。
「というわけで、うどんげ」
 早速、略した。相変わらずよくわからない。
 永琳様が私を示す。私は一歩前に出た。
 このとき初めて、鈴仙と目を合わせた。
「――――」
 銀髪もそうだけど、紅い眼が、もっと綺麗。吸い込まれそうな眼だ。
「てゐがここのリーダーだから、色々教えてもらいなさい」
「わかりました。師匠」
 ――師匠? 弟子入りしたのか?
 背中を押されるように、鈴仙が私の前に来る。
「えーっと、よろしくお願いします。てゐさん」
 緊張しているようだ。右も左もわからないのだろう。
「てゐでいいわ」
「じゃあ私も鈴仙で」
「わかった」
 さて、楽しいことになってきた。

424峰下翔吾(仮) 5/7:2005/02/03(木) 02:28:09 ID:y9adcGog

 ――数週間後。


「たーすーけーてー」
 間の抜けた声で、畳に仕掛けられた落とし穴に落ちた鈴仙が、助けを求めていた。
 それを聞いた兎たちが、私が仕掛けた罠に嵌った鈴仙を救出する。
 私はこっそりと覗う。ああ、面白い。
 鈴仙は馬鹿だ。頭は悪くないけど、素直すぎる。
「ありがとう」
「てゐは悪戯とか好きだからねー」
 救出が完了し、鈴仙は兎たちに礼を言う。兎たちは慣れたものである。
 最初に引っ掛けたとき、鈴仙は本気で困惑していた。
 二度三度と罠に嵌るうちに慣れてきて、そろそろ耐性もついたのだろう。
 助けを呼ぶ声に緊張感が無くなっていた。
「…………」
 その後の鈴仙は不機嫌になる。
 そりゃそうだろう。訳もわからず、一方的に罠に嵌められているのだから。
 堪忍袋の緒もそろそろ限界だろう。
 なので今回、私はもう一つ、罠を仕掛けた。
「――――なっ!」
 歩き、踏みいれた畳の片側が沈み、反対側が浮かび上がる。
 軸を与え、両端の支えを取り外した、“回転畳”が遠心力で以って鈴仙に襲い掛かった。
 ばんっ、と景気のいい音がして、畳が鈴仙の顔面にぶち当たった。
「あははははは!」
 ここぞとばかりに私は大笑いする。実際に面白いし。
「てゐーーーー!!」
 よし、ぶちきれた。
 その怒声を確認するや否や、まさしく脱兎のごとく、私は逃げ出した。

425峰下翔吾(仮) 6/7:2005/02/03(木) 02:28:41 ID:y9adcGog

 跳ねて、跳んで、竹林に逃げ込む。
 決して撒いてしまわないよう、後ろを確認しながら。
 よしよし。予想通り。
「待てーーーー!」
 ああもう、素直だなぁ。
 待てと言われて待つ奴がどこに居るのだろう。
 しかし、私は竹を蹴ってブレーキをかけた。待ってやることにする。
 そろそろ頃合だ。
「え」
 待てと言われて待ってみて、意表を突かれるのは失礼じゃないのだろうか。
 好機であるので、不意打ちに弾幕を吹っ掛けた。
「わっ!?」
 驚きながらも鈴仙は躱してみせた。やはり動きが良い。
「――知らない? 弾幕ごっこって」
 一応説明しておく。
「……ああ、師匠が言ってたわね。最近流行りの決着手段だって」
「なら話は早いわ」
 弾幕を追加する。あっさりと躱し、鈴仙は不敵に笑って、言った。
「初めてだから、手加減できないよ――!」
 鈴仙の、綺麗な紅い眼が、輝いた。



 ―――なんだ、これ。

 世界が、把握できない。
 ずらされている。

「う――あ――」
 戸惑い、混乱し、そして――可笑しくなった。

 なんてことだ――
 騙されている。

「あはははっ」

 この私が、騙されている!
 右も左もわからないのは、私のほうだ。

「凄い、これが――」

 ――鈴仙の力。

 やっぱり、私の眼に狂いは無かった。
「いや狂わされてるんだけどね」
 ずれて、戻され、またずれる。
 真っ直ぐに飛んでいられない。
 弾丸が迫り、消えたと思えば目の前に現われる。
 凄い――わけが、わからない!
(凄いよ、鈴仙)
 喝采を上げながら、私は、久方ぶりの弾幕ごっこを楽しんだ。





 もちろん結果は私の惨敗だった。
 地面に寝っ転がる私を鈴仙が心配そうに覗き込んできた。
「ごめん」
「……何で謝るの?」
「やりすぎた、かなって」
 ったくもう。
「そんなことないよ。鈴仙はあれこれ気にしすぎ」
「そう?」
「そうよ。だから、しなくてもいい悪戯しなきゃいけなかったじゃない」
「――え?」
 しなくてもいいというのは半分は嘘だ。
 新しい標的で遊びたかったのは本当なのだから。
「あんな悪戯でも、切欠にはなったでしょ。兎たちと仲良くなる、さ」

 鈴仙は永遠亭で浮いていた。
 兎は寡黙で、そのくせ暢気だから、下手に頭が良いと、逆にずれる。
 のんびりとした兎のテンポについていけてなかった。

 ―――私みたいに。

「じゃあ……」
「知り合いになれたでしょ」
 切欠が作れれば、なんでもよかった。
 鈴仙は馬鹿じゃない。
 ただ、戸惑っていただけなんだから。
「……ありがとう」
「どういたしまして」
 一丁あがり。
 馬鹿な鈴仙。貴女は素直すぎる。
 きっと貴女は普通の兎じゃない。あの二人に近いんだ。
 でもあの二人ほどでもない。だからきっと私に近い。



 思えば、初めて会ったときから、私は惹かれていたのかもしれない。




 その後も、私は無意味にしばしば彼女に悪戯を仕掛けた。
 ただ私の楽しみのためだけに。






 根っからの詐欺師というのは便利なのか損なのか。
 素直になれない私。素直すぎる鈴仙。

 でもたまには――素直になってもいいよね。

426峰下翔吾(仮) 7/7:2005/02/03(木) 02:28:56 ID:y9adcGog

「てゐ、大丈夫?」
 いつかの再現のように、鈴仙が私を覗きこんだ。
「…………」
 やられたのか。あちこち服が破けている。
 段々と、目が覚めてきて、眠りに落とされる前の記憶が浮かび上がってきた。そして――

「――――このっ、馬鹿鈴仙!!」
 私は、心の底から怒鳴りつけた。

「何で、よりにもよってあのスペルなの! 月からの援軍なんて、台無しにするつもりなの! 月からの遠隔支援幻術なんて、私はここにいるって、伝えるようなものじゃない!」
 何のために、永琳様は地上の密室を作ったのか。
 何のために、私が必死になったのか。
「鈴仙は、鈴仙は――っ」
 息が切れる。

「――――本当は、月に帰りたいの!?」

 答えなんて聞きたくなかった。
 ただ、抑えられなかった。
 自分でも訳がわからない。
 ああもう、詐欺師失格だ。
 なんだ、この水――

「――よくわからないんだ」
「――――」
 殴ってやろうかと思った。この馬鹿兎。
「最初は月に戻ろうと思ったし、そうするつもりだった。でもなし崩しで地上に隠れることになって。でもそれは私の意思じゃなかったから」
「…………」
 率直な言葉はストレートに私を抉る。
 もういい、聴きたくない。
「――でもそんなことはあんまり関係ない」
 ――――。
「単にほら、てゐがさ、がんばってたから。がんばってたのに、やられて、なんか凄く――――頭にきた」
「――――」
 だから、つい。ごめんね、と鈴仙は困ったように謝った。

「…………」
 そんなこと言われたら、もう何もいえないじゃないか。
 途方に暮れる私を気にしないのか、気づかないのか、鈴仙は薬を取り出した。
 私の治療ということだろう。よく見なくても、傷だらけだ。
 我ながらよくがんばったほうだと思う。
「てゐ、少し起きれる?」
「ん」
 鈴仙に支えられて、身を起こす。
「鈴仙」
 チャンスは今しかないだろう。
「何?」
 私の意図に気づかない、馬鹿な鈴仙は、さらに私の顔を覗き込んだ。
「ありがとう」
「どういたしまして」
 あの時の再現。今度は逆だけど。
 でも、続きがある。
 今なら、素直になってもいいよね。
「――――大好き」




 ――――キス。




 お互い、真っ赤になった。
 鈴仙は大慌てだ。予想もしていなかったに違いない。
 その様子をみて可笑しくなった私は笑う。真っ赤になりながら。
 きっと、きちんと伝わってなかったんだろう。
 詐欺師とは不便なものだ。たまに本当を言っても信じてもらえない。
 もう一度。

「――――愛してるわ、鈴仙」


 Fin.



 ゆっくりと読みたい方は、こちらから。てゐ支援SS。
「永遠亭の詐欺師」
 http://tohomoe.sakuraweb.com/2nd/upload/src/thm1157.txt
「続・永遠亭の詐欺師」
 http://tohomoe.sakuraweb.com/2nd/upload/src/thm1159.txt

427七式:2005/02/03(木) 02:33:23 ID:iIa86pGM
[[TH3-B2BeUZHG-ZZ]]
<<八意永琳>>
真性のの弾幕狂溺者ならばこの人に入れずに誰に入れようぞ。
も一つ言えばやっぱりコントラストは重要ですがな

428名無しさん:2005/02/03(木) 02:33:50 ID:P/Ah6B86
[[TH3-umrAEFRs-ZE]]
<<八意永琳>>に一票♪ERINNNNNNNNNN!!

429名無しさん:2005/02/03(木) 02:34:21 ID:0LvXh11k
[[TH3-74AG9sQY-ZB]]

   _,、_ ∩
 ( ゚∀゚)彡 りんえーりんえー
  ⊂彡    助けてりんえー

<<八意永琳>> 一票

430名無しさん:2005/02/03(木) 02:34:57 ID:AiZUzPyI
[[TH3-1441gyhN-ZA]]
<<八意永琳>>に一票です。

431名無しさん:2005/02/03(木) 02:36:32 ID:yLkqi0ys
[[TH3-xSsXKp.r-ZZ]]
もう少し様子見してようと思ってたけど……
>>420のSS読んで、決めた。
<<てゐ>>一択で。 迷いを消し去る良い作品でした。

432名無しさん:2005/02/03(木) 02:37:13 ID:CWkekWys
[[TH3-cr70Pz5M-ZB]]
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 (略
 ⊂彡


ってことで<<永琳師匠>>支援。

433名無しさん:2005/02/03(木) 02:37:38 ID:06XL9BNA
[[TH3-9WxCcHRg-ZD]]
<<八意永琳>>に一票。

  _, ,_ ∩えーりん!!えーりん!!
( ゚∀゚)彡 
 ⊂彡

434名無しさん:2005/02/03(木) 02:38:09 ID:jTp/nfL.
[[TH3-RZl6VM8W-ZC]]
友の友は友。理由なんてそのくらいでいいんじゃない? <<てゐ>>ちゃんよ。

435名無しさん:2005/02/03(木) 02:38:12 ID:r84STxGY
[[TH3-Wdz0tppp-ZH]]

今も耳の奥でこだまする<<えーりん>>!えーりん!の響き

436名無しさん:2005/02/03(木) 02:40:28 ID:fHyg2AqE
>>234
そんなことやってるとこーりんの二の舞になるから!w

明日雪やんだらストライク買ってくる…

437名無しさん:2005/02/03(木) 02:44:26 ID:.EnQ8jyM
[[TH3-IuvNO96R-ZZ]]

東方でも貴重なおば・・いやお姉様キャラな<<えーりん>>にいっぴょう

アレ?周りに魔法陣がいっぱ・・(天文密葬

438名無しさん:2005/02/03(木) 02:46:06 ID:C0PVEN1I
[[TH3-1mnQny70-ZC]]
<<因幡てゐ>>に一票

腹黒っぽい所が非常にツボ
かと思いきや、SASUKEの里みたいなてゐも(・∀・)イイ!!

439名無しさん:2005/02/03(木) 02:46:50 ID:zrnEh4/6
[[TH3-VJzj9Exm-ZB
   _, ,_ ∩
 ( ゚∀゚)彡 <<えーりん>>!!えーりん!!
  ⊂彡

440名無しさん:2005/02/03(木) 02:47:30 ID:rsAsug7o
[[TH3-mywFL8SV-ZZ]]

どっちに入れるかって?そんなの決まってるじゃないか!
男は黙って<<えーりん>>えーりんだ!

    _, ,_ ∩
  ( ゚∀゚)彡 えーりん!えーりん!
   ⊂彡     たすけてえーりん!

東方CATV。

441439:2005/02/03(木) 02:50:23 ID:zrnEh4/6
[[TH3-VJzj9Exm-ZB]]
>>439はカッコはずれてました、あらためて<<えーりん>>でおながいします。

    _, ,_ ∩
  ( ゚∀゚)彡 えーりん!えーりん!
   ⊂彡     たすけてえーりん!

442名無しさん:2005/02/03(木) 02:53:55 ID:9QH0ltOg
[[TH3-u5WPNVZA-ZF]]
>>426
これは良いですね。
正直てゐといえば腹黒いイメージしかなかったんですが、
てゐを見る目が変わりましたよ。

というわけで<<因幡てゐ>>に一票を。

443名無しさん:2005/02/03(木) 02:54:43 ID:uBNebTEs
[[TH3-5db./S3b-ZG]]

・<<因幡てゐ>>支援SSの如きもの

地上の兎、空への憧憬。
矛盾と皮肉――少なくともそれは悲劇。
地上の兎も、目は赤い。
http://tohomoe.sakuraweb.com/2nd/upload/src/thm1160.txt

祈願!兔対決!!

444名無しさん:2005/02/03(木) 02:55:14 ID:Ae34kPZY
[[TH3-/1cW1XM7-ZA]]
   ,.-.、
   / ./ _,..-、
   i / /,..--,i
  i i /_/∩
  ( ゚∀゚)彡 <<てゐりん>>!!てゐりん!!
   ⊂彡

でもいいじゃない・・・。

445名無しさん:2005/02/03(木) 02:55:51 ID:IutzJqtY
[[TH3-13hParFL-ZB]]
さあ皆さんご一緒に

   _, ,_ ∩
 ( ゚∀゚)彡 <<えーりん>>!!えーりん!!
  ⊂彡

446名無しさん:2005/02/03(木) 02:55:56 ID:ftuUYdm6
[[TH3-yJJEuc8o-ZD]]

 〜 僕は、幼女が大好きだ 〜

    <<てゐ>>

447名無しさん:2005/02/03(木) 02:56:56 ID:Ae34kPZY
ずれた・・・ 
,.-.、
   / ./ _,..-、
   i / /,..--,i
  i i /_/∩
  ( ゚∀゚)彡   てゐりん!!てゐりん!!
   ⊂彡

448名無しさん:2005/02/03(木) 02:57:02 ID:GJyhLX3s
[[TH3-KtMjcILW-ZZ]]
<<因幡てゐ>>
えーりんヤッててるよサイドの影のボスに!!

449名無しさん:2005/02/03(木) 03:00:25 ID:yuf/rLtY
[[TH3-GdcJY3wr-ZI]]
<<因幡てゐ>>
俺はロリでうさ耳が好きでな。
それが俺のジャスティス

450名無しさん:2005/02/03(木) 03:01:14 ID:S9BSjbP2
てゐからのお知らせでございます。

http://tohomoe.sakuraweb.com/2nd/upload/src/thm1164.jpg
賞品は、発送をもってかえさせていただいてるとの事です。

451名無しさん:2005/02/03(木) 03:01:39 ID:LAm4Kz/s
[[TH3-C.hUaLts-ZA]]
カットインの可愛さに感動した<<てゐ>>に1票!
詐欺師という設定も好きです。

支援になっているかどうか微妙な支援
http://tohomoe.sakuraweb.com/2nd/upload/src/thm1162.gif

452名無しさん:2005/02/03(木) 03:02:51 ID:oYfvuH/E
[[TH3-LxRzTtS4-ZF]]

>>284
これいいな。こっちに投票しよう。……<<てゐ>>
もしかして騙されてる、おれ?

453名無しさん:2005/02/03(木) 03:04:31 ID:3m3VdwHo
[[TH3-aA.2xD/I-ZZ]]
もうこの流れ最高だよ
今日はHelp me,ERINNNNNN!!と千年幻想郷をエンドレス再生だぜ!
   _, ,_ ∩
 ( ゚∀゚)彡 <<えーりん>>!!えーりん!!
  ⊂彡

454名無しさん:2005/02/03(木) 03:04:45 ID:MamqPUhw
ぬあぁ・・・コードが取れねぇ

しかし、応援だけなら!!
   _, ,_ ∩
 ( ゚∀゚)彡 えーりん!!えーりん!!
  ⊂彡

忙しくて、全シリーズ+いろいろそろえられてなかったけど、
最萌のためなら! 最近は通販できるので楽だなぁ。

これで、フルのえーりんが聞ける!
   _, ,_ ∩
 ( ゚∀゚)彡 えーりん!!えーりん!!
  ⊂彡

455あの日の約束、帰らぬ約束1:2005/02/03(木) 03:05:26 ID:8xnxSEKY
「なぁ、うどん子ちゃんよー」
「誰がうどん子ちゃんか。何よ」
 魔理沙の声に、鈴仙はため息をつきながら顔を上げる。
「公式資料に、『てゐは健康に気を使っている』って書いてあるんだが、これマジなのか?」
「ええ、本当だけど……どうして?」
「いや、ただ単に気になっただけだぜ」
 実に魔理沙らしい端的な回答。
「それに関しては、本人に聞いたほうが早いでしょ」
 言うなり、鈴仙は頭についた耳をくるくると回転させる。どうやら微弱な音波を発しているらしい。
「……おいうどん子」
「だからうどん子じゃないってば」
「その耳も、前々から私の蒐集魂をくすぐってるんだが」
「もってかないでー」
 ぐいぐいと耳を引っ張る魔砲少女を手で払いながら、鈴仙は耳でてゐを呼びつづける。
「んー……鈴仙さま、呼びました?」
 廊下の角から、噂の地上のウサギ、因幡てゐその人……もといその兎が姿を見せた。
「お、本当に来たぜ」
「あなたたちの声がうるさすぎて、地上電波傍受器が聞こえなかったのよ……」
「つまり、鈴仙の行為は無駄だったのか。この耳は飾りか」
 魔理沙の一言が鈴仙のハートにぐさっと突き刺さる。そのまま、廊下の端のほうでいじいじと地面に『うどんげ』と書き始めた。
「で、何か用なの?そこの黒いの」
「実は、かくかくしかじかだぜ」
 要は、健康に気を遣うっていう、その設定の出所が知りたい、と簡潔に述べた。
「そ、そんなのどうだっていいでしょ」
「そりゃそうだが、な。ただの知的好奇心だぜ」
「ふ、ふん! あんたになんか答えてやんない!」
 そっぽを向くてゐ。
 そんなてゐの脳裏によぎる、あの日の情景。
 忘れようとしても、おそらく忘れられないあの日の。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

東方最萌2 因幡てゐ支援SS
『あの日の約束、帰らぬ約束』

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

456あの日の約束、帰らぬ約束2:2005/02/03(木) 03:05:56 ID:8xnxSEKY
 てゐは永遠亭に来る前、人間に飼われていた。もはや名前も覚えてはいないが、その人間は、すごく優しかったように思う。
「てゐ、おいで」
 笑顔でこちらに手を差し伸べる少年。しかし、てゐは近寄らない。その少年が飼い主であると言うことを知らなかったわけではない。むしろ、
この少年が自分の飼い主であることを、てゐは嬉しくすら思っていた。
「まったく……てゐはいつまでたっても僕に懐いてくれないなぁ」
 少し悲しそうな笑顔。てゐが今、飼い主を思い出すとき、真っ先に出てくるのはこの表情だった。
(ふふ、困ってる困ってる)
 てゐは、そんな飼い主の顔に、内心ほくそえむ。人を困らせて楽しむというてゐの悪癖は、生まれてついたものかどうかは知らないが、
どうやらこの時にはすでに形成されていたようだった。
「てゐー」
 てゐは知っていた。飼い主は、このご機嫌取りにそっぽを向くと困るということを。でも、決して怒らないということを。
「もう……しょうがないなぁ……」
 言って、餌だけ置いて飼い主は帰ってしまおうとする。てゐは慌ててその足元に駆け寄る。
 違うんだよ? 嫌いになったわけじゃないんだよ? そんなことは言わなかったが、その足元へのダッシュで飼い主にはすべて通じていたようだ。
 駆け寄ったてゐを、飼い主はいつもそっと抱き上げた。しかし、そんなに長くは持てない。
「……ごほっ! ごほぉっ!」
 てゐを地面に取り落とし、飼い主は口元を抑えてうずくまる。てゐはそんな飼い主を、じっと見詰めた。
「はぁ……は……げほっ……だ、大丈夫だよ……てゐ」
 苦しそうに咳き込みながら、それでも笑顔でこちらを向く飼い主。今回は……今回は幸いにも、吐血はしていないようだった。
 てゐの視線に、飼い主は苦笑する。そして、その背中をすっすっと優しく撫でた。
(はふ……ぅ……)
 てゐは、気持ちよさに思わず目を細める。てゐは、こんな飼い主との時間が、とても好きだった。

 そんな飼い主が流行り病に冒されていることをてゐが知ったのは、飼われ始めてから二年が経過しようかというときだった。
 きっかけは、もはや覚えていない。ただ、長いこと病魔に蝕まれているという飼い主の体は、てゐにしてみれば巨躯であったが、
他の人間に比べたら、小さいものだった。
 しかし、その事実が分かってからも、てゐは飼い主の誘いは断りつづけたし、飼い主はただ苦笑するばかりだった。
 見た目には、何も変わっていなかった。てゐも、先のような急な咳き込みでもない限り、そのことは忘れるようにしていた。
 笑っている飼い主は、本当に元気そうで。
 そんな飼い主の笑顔が見たくて、そんな飼い主の困り顔が見たくて。
 だから、てゐは繰り返した。
 終わることを知らなかったんじゃなく、終わることを知ろうとしなかった。

457名無しさん:2005/02/03(木) 03:06:16 ID:8Hnr6cYY
[[TH3-yhS9.TOr-ZB]]
天才薬師<<八意永琳>>師匠に一票!
力が輝夜以上にならないように常にセーブしてるとは、なんて姫想いな師匠!
でも弟子のウドンゲには厳しいぜ師匠!
そしてテーマの千年幻想郷にも惚れた!

あと支援を
http://tohomoe.sakuraweb.com/2nd/upload/src/thm1163.jpg

458あの日の約束、帰らぬ約束3:2005/02/03(木) 03:06:19 ID:8xnxSEKY
 それでも、終わりはやってくるものだ。残酷なほど、あっけなく。
 ある日、寝床で血を吐いた飼い主は、そのまま起き上がろうとしなかった。一歩一歩と迫り来る『死』というものを、ただ臥して待っていた。
 枕もとで、顔を覗き込むてゐに、飼い主は笑いかけた。
「てゐ……今まで、ありがとう」
(ちょっと、何よそれ……なんで今までなの?)
 てゐは問う。しかし、通じるはずもない。兎の言葉は、人間にはわからなかった。
「僕は、てゐに何もしてあげられなかったけれど……」
(いっぱい、いっぱいしてもらったよ! 全然、返せないくらい!)
 叫ぶ。心の中で、てゐが叫ぶ。もどかしく、激しく。
「……てゐは、僕のこと、あんまり好きじゃなかったみたいだけど……」
(そんなことない! 勝手に、決め付けないでよ!)
「僕は、てゐと居られて、幸せだったよ。……多分、てゐには『人間を幸せにする力』があるんだろうね」
(私も……私も幸せだった!)
 兎の目から、ぽろぽろと涙がこぼれる。涙腺のない兎が、泣いた。心の中で、号泣した。咆哮した。
 それでも、届かない。
 飼い主には、届かない。
「てゐ……約束、してくれるかな」
 てゐの頭を撫でながら、飼い主は弱々しげに言った。
「生きて、くれ。僕の分まで……ずっと、ずっと長生きしてくれ」
(分かった……分かったから、そんなこと言わないでよ!)
「てゐ……君のこと……好きだったよ」
「……わ、私も、大好きだった……っ!」
 唐突に、部屋に響き渡る声。その声に驚いて、てゐは思わず肩をすくませる。人間の、肩を。
「え……?」
 自分の、肌色の手を眺める。
「……は、はは……」
 てゐは、笑った。飼い主の肩を揺すり、おこそうとする。
「ほら、私……ヒトガタになったんだよ……? ねぇ、起きて、見てよ……ねぇ……」
 帰るはずもない返事を待ちながら、てゐは飼い主を揺すりつづけた。

459名無しさん:2005/02/03(木) 03:08:28 ID:jjiagUVY
[[TH3-p.icoSbK-ZC]]
師弟対決実現に向けて、
<<えーりん>>師匠に一票。

460あの日の約束、帰らぬ約束4+あとがき:2005/02/03(木) 03:09:04 ID:8xnxSEKY
 それから、数日後、少年は焼かれ、灰になった。
 彼が世話をしていた一羽の兎は何時の間にかどこかに消えていたが、少年の家族たちはそれを訝ることもなかった。
 きっと、どこかに逃げたんだろう。そんなことを言っていたのかもしれない。
 そのころ、山中を歩いていたてゐには、そのへんの仔細は知る由もない。
「……たしか、このへんだったはず……」
 飼い主との約束。ずっと、ずっと長生きをする約束。
(蓬莱の……薬)
 少年との、たった一つの約束だけを胸に……てゐは、歩いた。
 手がかりもほとんどない、噂ばかりを頼りに、その『薬』を探していた。

 ……竹やぶの彼方。その奥に、ひとつの建物が見えた。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
 あとがき

 誰ですか、これは(ぇ
 とりあえず、てゐ支援です。こんなんてゐじゃねぇっ!とか、勝手にオリキャラ出すな!
 とか言わないでください。私が一番反省してます_| ̄|○|||

 まぁ、なんでてゐは健康に気を遣うのか、ってところから、妄想暴走大暴投(ナニ
 笑って許してやってください。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

461名無しさん:2005/02/03(木) 03:09:56 ID:tRWEAdk6
[[TH3-RAPbLa0W-ZA]]
自力で出せなくて友達に見せてもらったLW、あのときの衝撃は忘れない!

てゐに一票

462あの日の約束、帰らぬ約束 おまけ:2005/02/03(木) 03:09:59 ID:8xnxSEKY
テキスト版はこちらです
http://tohomoe.sakuraweb.com/2nd/upload/src/thm1165.txt

463名無しさん:2005/02/03(木) 03:14:11 ID:6w91dCIY
[[TH3-XTl4wzwP-ZC]]
   _, ,_ ∩
 ( ゚∀。)彡 <<えーりん>>!!えーりん!!
  ⊂彡

464名無しさん:2005/02/03(木) 03:14:45 ID:OIVqWRSw
[[TH3-WVcm3bMr-ZK]]

初めて会った瞬間に私の心は射抜かれた・・・

<<八意永琳>>に一票を。

465名無しさん:2005/02/03(木) 03:15:48 ID:MamqPUhw
[[TH3-IXdaI8vi-ZZ]]
て、てぬよ・・・他の相手だったらたぶん騙されていた。
だけど、今回は相手が悪い!

   _, ,_ ∩
 ( ゚∀゚)彡 <<えーりん>>!!えーりん!!
  ⊂彡

466名無しさん:2005/02/03(木) 03:16:00 ID:8oLKApWs
[[TH3-vHm/havQ-ZD]]
俺は人気投票でも永琳に入れたほどなのになぜだ!?
支援見てたら<<てゐ>>に騙されてみたいという衝動にかられてしまった(;´Д`)ハァハァ

467名無しさん:2005/02/03(木) 03:17:10 ID:2vrLhqSM
[[TH3-Cu/2/C.m-ZC]]
   _, ,_ ∩
 ( ゚∀゚)彡 えーりん!!えーりん!!
  ⊂彡
つーことで俺は<<えーりん>>でえーりんえーりんします。

東方CATV

468名無しさん:2005/02/03(木) 03:18:57 ID:OZ3MI9N2
[[TH3-sX0L1Z8D-ZK]]
<<八意 美鈴・・・

オット!

<<八意 永琳>>に一票
彼女に優しく診察されたい!
それどころか新薬の実験台になってもかまわない!!

東方CATV

469名無しさん:2005/02/03(木) 03:19:22 ID:OOq1qIKQ
[[TH3-mEDKL0DZ-ZZ]]

<<えーりん>>!!えーーーーーりーーーん!!
あの髪型良いです。 

東方ADSL

470名無しさん:2005/02/03(木) 03:19:29 ID:sx3Cv/d.
[[TH3-bbT9XdYR-ZB]]

   _, ,_ ∩
 ( ゚∀゚)彡 <<えーりん!>>えーりん!
  ⊂彡

東方Yahoo!BB

471451:2005/02/03(木) 03:20:29 ID:LAm4Kz/s
すみません、また忘れてましたorz
東方LANです

472名無しさん:2005/02/03(木) 03:20:37 ID:wx0PUHLc
[[TH3-vn9VGgQh-ZE]]
あのちぐはぐな服を見てから、どうにも囚われっ放しです。
<<八意永琳>> 支援も。
http://tohomoe.sakuraweb.com/2nd/upload/src/thm1167.jpg

473名無しさん:2005/02/03(木) 03:22:42 ID:T8W6vPzM
[[TH3-nau.IgHH-ZF]]

<<えーりん>>のおかげで96点取れました。マジ感謝

474名無しさん:2005/02/03(木) 03:24:40 ID:qBTziT4c
[[TH3-cFNrQQ8b-ZK]]

えーりん!えーりん!
<<永琳>>ししょーに一票るるる〜
http://tohomoe.sakuraweb.com/2nd/upload/src/thm1169.jpg

475名無しさん:2005/02/03(木) 03:24:56 ID:PpG9MWuo
[[TH3-uKUWeOhT-ZZ]]
ラストワードのカットインに惚れたっ!
<<因幡てゐ>>に1票!!

えーりんも頑張れ!
   _, ,_ ∩
 ( ゚∀゚)彡 えーりん!えーりん!
  ⊂彡

東方ADSL

476名無しさん:2005/02/03(木) 03:26:52 ID:9rV/r.AQ
[[TH3-CXtmys/n-ZC]]
此処までネタが膨らむキャラになるとは思わなかった、<<えーりん>>に1票!

477名無しさん:2005/02/03(木) 03:27:06 ID:fHyg2AqE
[[TH3-gLNERmA7-ZZ]]
>>462
良かった。軽く泣いた。えーりんのために東方ストライクまで買う決意をしたが、<<てゐ>>に入れさせてもらう。

478名無しさん:2005/02/03(木) 03:32:43 ID:zFZtDyvE
[[TH3-KGsG9JbX-ZB]]
実は輝夜より強いってあたりが好きでござる。
鈴仙とてゐの良き上司ってかんじ?
そんなこんなで、たすけて<<えーりん>>!!

479名無しさん:2005/02/03(木) 03:32:50 ID:/ANnR0T6
[[TH3-mur5MeVj-ZZ]]
ナースな<<八意 永琳>>に一票!
姫の無念を晴らしてくれ〜〜

480名無しさん:2005/02/03(木) 03:34:35 ID:8wq2JqwM
[[TH3-PUtTBvEU-ZG]]
てゐさん可愛いよ。
詐欺師可愛いよ。
てことで<<因幡てゐ>>に1票です。

http://tohomoe.sakuraweb.com/2nd/upload/src/thm1170.txt

支援SSもじわりと置いておきます。

481名無しさん:2005/02/03(木) 03:35:56 ID:CN2palTw
>>420-426
感動した。素晴らしく熱いSSをありがとう。
自分はきっとネタでしかてゐを支援できないけれど――
頑張ろう、という気になった。よし、頑張ろう。

482名無しさん:2005/02/03(木) 03:35:57 ID:gMMWn6yQ
てゐに泣かされる日が来るなんて…

まずはウゴツールてゐを。
http://tohomoe.sakuraweb.com/2nd/upload/src/thm1172.gif

483名無しさん:2005/02/03(木) 03:37:56 ID:SFEVPMX2
[[TH3-icQ16fuz-ZZ]]
うさみみ!うさみみ!
<<てゐ>>に一票
うさみみ!うさみみ!

てゐ支援絵です
http://tohomoe.sakuraweb.com/2nd/upload/src/thm1171.jpg

484優しい兎の騙し方 1/7:2005/02/03(木) 03:39:58 ID:6zMOJdcc
ほんの少しだけ姿を見せてやる。
あくまでちらりと、全身を露にするような失敗はしない。ここまで何とか着いてきていた人間も見失うまいと必死になっているので、慌ててこちらへ向かって駆け出してきた。
けど、遅い遅い。わたしと人間じゃ身体能力だけ見てもかなりの差がある。何よりここはわたしたちの庭同然。時折音を立てて誘導してやるのを忘れず、わたしはその後数時間ほど人間を連れ回した。
ちらっと様子を伺うと全員ふらふらしており、限界っぽいようなのでそろそろ解放してやることにした。
「で、出られたぞ!」
「やっぱりあれは幸運の白兎だったんだ・・・」
何だかありがたがられてる。といっても珍しいことじゃないんだけど。
ともかく、今日の悪戯も成功。満足したわたしは気分よく永遠亭に戻った。

「おかえりてゐ、どうだった?」
「もちろん、成功。また拝んで帰ってったよ」
「人間って馬鹿よねー、確かにてゐって必ず帰れるように案内はするけど迷い込ませてもいるのに」
「気付くわけないじゃん。人間って馬鹿だから」
本日の英雄譚(?)も好評。仲間たちのリーダーを務めるだけの成果はきっちり挙げて見せている。
それにしても、人間をからかうのは実に楽しい。少しでもわたしの姿が見えているなら妖怪だって気付いてるんだろうに、何故か寸分も疑わずに着いてくる。わたしもここに暮らして長いから、噂は定着してしまってるらしい。曰く、「幸運の兎を見つければ必ず生きて帰れる」だそうな。実際は・・・仲間たちが話してる通り。まあ別に困ることもないからありがたく利用させてもらってるけど。
「みんなー、えーりんが集合だってさ」
「あれ、用事かなあ。お屋敷の掃除はこの前やったのに」
ぶつくさ言いながらも、みんな彼女の言うことには逆らわない。なんせみんなここの居候だから。もちろん、わたしはそんなこと引け目に感じたりしてないけどね。

485優しい兎の騙し方 2/7:2005/02/03(木) 03:40:18 ID:6zMOJdcc
ばたばた、わらわらとみんなが集まり始める。永琳は一足先に来て待っているようだけど・・・隣に見慣れない兎がいる。他の仲間とは明らかに違う、新種の妖怪だろうか?
「はい、全員揃った?うるさいわよ、騒がないの。今日はひとり仲間が増えた報告があって集めたの」
永琳に促されて隣の兎が前に出る。
「この兎は鈴仙。月の兎よ。今日からお前たちの仲間入りが決定したわ」
おー、とちょっと驚いた声があちこちからあがる。多分月の兎ってところに反応したんだろう。わたしも実物を見るのは初めてだった。
「本当の名前は鈴仙らしいけど、姫様の要請もあって私は優曇華院と名付けた。だがしかし姫様ご自身はやっぱりイナバとお呼びになる」
分かりにくいわい。
わたし含め、全員が一様に同じ表情でそう訴える。聞き届けられるはずもないけど。
「まあ好きに呼んでやって。あー、それから面倒はてゐが見るように」
「はーい」
さあ、何事も最初が肝心だ。ひょこっとみんなの中から飛び出す。できるだけ可愛らしく、とことこと歩いていき、月の兎に手を差し出す。
「わたしはてゐ、みんなのリーダーやってるの。よろしくね」
相手の背丈も考えて、ちょうどいい角度で上目遣いになるようにして挨拶する。気さくに話しかけたのもあって安心したのか、ほっとした様子で差し出した手を握り、握手してくれた。
「私は・・・ええっと、鈴仙・・・でもいいんですよね?地上のこと全然分からないけど、よろしくお願いね」
途中でわざわざ永琳のほうを振り返って確認する。構わない、と頷く永琳。だったら最初から別の名前なんかつけなければいいだろと思うんだけど。
「こっちこそ、月の兎に会うのは初めてだから色々教えて欲しいなあ。いいでしょ?」
手を胸の前で組んでおねだりする。少し考えてからいいよ、と微笑む鈴仙の後ろで、永琳が呆れたような顔をしている。どうせわたしが何をするかなんてお見通しなんだろうけど、経験上は余程のことをしない限り邪魔したりはしないはずだった。
「それじゃお屋敷案内するから、その間にお話聞かせてね」
「分かった、それじゃ師匠、行ってきます」
「ええ、しっかり身体で覚えてきなさい」
てゐの性格の悪さを、と声に出さずに付け足したのを唇の動きだけで読み取る。やっぱり分かってても邪魔はしないらしい。流石、付き合い長いだけある。

486優しい兎の騙し方 3/7:2005/02/03(木) 03:40:35 ID:6zMOJdcc
「そういえば、師匠って?」
「あ、私弟子入りしたの。それで師匠って呼ぶようになったんだ」
「ふぅん、大変だね」
適当に相槌を打ちつつ、屋敷の中を案内する・・・と見せかけて罠のほうへ罠のほうへと誘導していく。当然何も知らない鈴仙はそこへ一歩、また一歩と近付いていく。
「ところでてゐは・・・」
今だ!
鈴仙が最高の位置についたのを確認し、相手から見えないように罠に連結する紐を引っ張る。すると、

がーんっ!

「!!?」
タライが落下し、見事鈴仙の頭に直撃した。何て単純なんだろう!
内心大笑いしながら、言い訳するように説明する。
「ごめんね、タライをそこに置いてたの忘れてたの!許して、ね?」
怒るだろうか、困惑するだろうか。反応にわくわくと期待しつつ、鈴仙の顔を覗きこんだ。けど、
「あ、はは・・・そっか、じゃあ仕方ないわね。ちょっと痛かったけど、大丈夫よ」
・・・あれ?
「怒らないの?」
「てゐも忘れてたんでしょ?なら仕方ないじゃない」
少し苦笑しつつ、タライが直撃した頭を撫でる。もしかして本気で言い訳を信じてるんだろうか・・・。だとしたらある意味凄い。まさか月の兎ってみんなこんなのじゃないよね・・・。
「他のところも案内して?早く覚えなきゃ」
「う、うん」
正直こっちが困った。まさかここまで鈍い相手だとは。悪戯は相手がむきになって反応しないと魅力半減なのに。
何とかして面白い反応を引き出さなくては。

487優しい兎の騙し方 4/7:2005/02/03(木) 03:40:53 ID:6zMOJdcc
その後も、
「あひっ!?・・・・・・・・・てゐ〜!この落とし穴は一体何〜?」
「ごめん鈴仙!侵入者用の落とし穴があったの忘れてたの!」
とか、
「ひゃああっ!!す、スカートが捲くれる〜!?」
「鈴仙ごめんね!そこには対スカートの侵入者用にスカートを引っ張る罠が仕掛けてあったの忘れてた!」
だの、
「て、てゐー!このお風呂、み、み、みみ水・・・!はぅう・・・」
「いけない!水張ったばかりでまだ焚いてないのに呼んじゃった!」
その他諸々。わたしも一日でこれほどまでの悪戯を仕掛けたのは人生初だ。だというのに、
「仕方ないなあ・・・てゐって結構おっちょこちょい?」
その程度で済ませる感性のほうが凄いと思うんだけど。
「全然気付かないなんて・・・もっとあからさまじゃないと駄目かしら」
もういい加減遠回しな手段を使うのはやめ。直接的にでも絶対に効果がありそうな方法を考えよう。
仲間たちから回収した情報によると、鈴仙は仲間を置いて月から逃げてきたらしい。となると、そこを上手く使えば・・・。
「よし、やってみよう」
今度こそ鈴仙がわたしに騙されていたことに気付くのは間違いなかった。

少し用事があるから、と鈴仙をまず独りにする。当然残された鈴仙はすることもなくその場でじっとしているしかないわけで。その間に私は屋敷から集めた、できるだけ月の兎の格好に似た服を身にまとい、いつも人間を騙す要領で鈴仙の視界に姿を現した。
「・・・そんな!月の兎?・・・ま、待って!」
すぐさま身を隠し、鈴仙が追ってくるのを待つ。タイミングはしくじらない。やはり後姿だけを捉えられる程度に距離を置き、鈴仙を屋敷中引きずりまわす。
「はぁ・・・はぁ・・・お願い、待って!」
頃合かな。そう思ったわたしは、ばっと鈴仙の前に姿を見せる。
「残念でした!月の兎は鈴仙以外ここにはいないの、騙された〜」
滅多にやらないネタばらし。散々悩まされた挙句、こういうオチとなると百発百中普通の反応はできないものだ。
鈴仙もそれは同じだった。けれど・・・わたしが想像していた反応はどれも外れだった。
さっと表情が強張り、顔が青ざめる。
「・・・そう、だよね・・・あは・・・・・・・・・私以外月から逃げ出した兎がいるはずないよね・・・参ったなあ、私騙されちゃったよ」
視線を逸らし、震える声でそう言う。また仕方ないなあ、と言ってみせるも、明らかに今までのような本音から出た言葉ではなかった。
・・・わたしは、やりすぎてしまったことに気付いた。
「ごめんねてゐ、私・・・屋敷の中歩いて疲れちゃったみたい・・・今日は寝るね・・・」
足元が覚束ない足取りで、鈴仙が自分の部屋へと戻っていく。
後には、後悔に彩られたわたしだけが残された。

488優しい兎の騙し方 5/7:2005/02/03(木) 03:41:12 ID:6zMOJdcc
次の日からも、鈴仙の態度はぎこちないままだった。
別に避けられたりするわけじゃない。でも最初の時のように自然に笑いかけてくれることが一度もなくなってしまった。
永琳は何も言わない。気付いてないわけじゃないだろう。きっと自分で責任を取れってことだ。
わたしだってそのつもりだ。悪戯は好きだけど、騙すのは好きだけれど、それでその相手に嫌われてしまうのは後味が悪すぎる。至急、鈴仙との仲を修復する方法を考えなければならなかった。
丸一日を、思考に費やす。座り込んだままじっと動かないわたしを見て仲間たちが天変地異が起こるだのひそひそ話をしているのが聞こえるが、気にしない。そんなことは些細なことだから。でも後で覚えとけ。
・・・そして、考えはまとまった。時間も手間もかかるけど、やるだけの価値はある。わたしは計画を迷いなく実行に移した。

その日からしばらく、わたしは鈴仙の前に現れないよう気を使った。もっともこっちが鈴仙のことをまるで分からないのも困るので、物陰からこっそりと観察を続ける。
最初の二日くらいは鈴仙もそれほど気にしていないようだったが、三日目には意図的に避けられていることに気付いたらしい。それはそうだろう、わたしは永琳直々に面倒見役に指定されているわけだから。不安になるのも当たり前のことだ。
自分の態度が避けられてる原因だと分かってるんだろう、鈴仙は前にも増してがっくりとした様子だった。計画通りにするなら必要ではあるけど、ちょっと心が痛む。でもそろそろ充分だ。
廊下の角で待ち構えて、偶然を装って鉢合わせる。
「・・・・・・・・・」
「・・・あ!」
そしてすぐ顔を逸らし、走り出す。
「待って、てゐ!」
予想通り、追ってきた。そしてわたしは再度ギリギリ姿を見せつつ誘導する方法で鈴仙を目的の場所へと誘っていく。
「てゐ、てゐ!違う、私怒ってなんかない!だから・・・待って、てゐ!」
屋敷から竹林の中へ。そこは正真正銘、わたしのフィールド。初めて立ち入る鈴仙を幻惑するのは、人間を相手にするのと変わらないことだった。
そろそろだろうか。これだけ近付けば仮にも兎の耳を持つ鈴仙には聞こえるはず。わたしは完全に鈴仙の周囲から気配を消し、目的の場所へ向かった。

489優しい兎の騙し方 6/7:2005/02/03(木) 03:41:32 ID:6zMOJdcc
「てゐ・・・いないの、てゐ?」
どこへ行ってしまったんだろう。さっきまでは姿が見え隠れしていたのに、もうあのワンピースが視界に映ることはない。
「てゐ・・・・・・・・・」
やっぱり嫌われてしまったんだ。ちょっとした悪戯だったのに、私があんな態度取ったから・・・。
月の兎だからと言っても関係なく接してくれるのが嬉しかった。悪戯には困らされたけど、そんな時のてゐのわくわくした笑顔が可愛らしかった。仲良くやっていけると思ったのに、こんな形で台無しにしてしまうなんて!
「・・・・・・・・・」
ふらふらとその場に座り込む。地上で始まるはずだった新しい生活の、あまりにも残念な結末だった。
「やっぱり私・・・駄目だね・・・」
深呼吸して息だけを整えて、立ち上がる。ここにいても仕方ない、ともかく永遠亭に帰るしかなかった。そのつもりだった。
「・・・・・・・・・何の音だろう」
竹林の更に奥、耳を澄ますと声のようなものが聞こえる。幻聴ではない。確かに聞こえてくる。
少しの予感と、大きな確信によって私はそこへ導かれていった。

うさぎ、うさぎ、なにみてはねる
十五夜お月さんみてはねる

竹林を抜けた先は、広い草原になっていた。そして、そこでは永遠亭の兎たちが勝手気ままに踊り、唄い、語らっている。もちろん、その中にはてゐの姿も、
「てゐ!」
やはりここにいた。逃げないで、と思いつつ慌てて駆け寄る。だが、予想とは逆に、てゐは私に向かって手を差し伸べた。そう、最初の挨拶の時みたいに。
「鈴仙も、おいでよ。地上の兎の暮らしを教えてあげる」
そっと、私も手を差し出し・・・躊躇う。
「いいの・・・?私、てゐに・・・」
「待って、謝るのはなし」
先手を取られる。顔を合わせたらそれを言おうとばかり思っていたから困ってしまう。
「謝るんじゃなくて、仲良くするの」
「仲良く?」
「そうだよ、わたしたち、仲良くなれるんじゃない?」
てゐは手を引っ込めない。ただじっと私の反応を待っていた。
おずおずと、手と手を重ねる。ぎゅっと、てゐが握り返してきた。これで2度目の握手。
「てゐ・・・仲良く、してね」
「もちろん。改めて・・・よろしくね、鈴仙」
てゐが私を仲間たちの中へ誘う。他の兎たちも当たり前のように私を歓迎してくれた。
後のことはよく覚えていない。てゐと一緒におおはしゃぎして、食べて、飲んで、唄って。

その晩は、てゐと抱き合って眠った。ふかふかして、とても暖かかったのを、覚えている・・・。

490優しい兎の騙し方 7/7:2005/02/03(木) 03:41:57 ID:6zMOJdcc
計画は大成功だ。わたしの予想は全て当たり、鈴仙はわたしやみんなともぐっと仲良くなった。
また前みたいに屈託ない笑顔も見せてくれるし、わたしも大満足だった。
「てゐ、お風呂だよ」
「あい」
最近はいつもふたりで行動している。もちろん仲間たちとも一緒なんだけど、みんなもわたしと鈴仙をコンビ扱いするようになっていた。
いつか、人間をからかう遊びにも誘ってみようかと思ってる。
「もう体洗った?」
「ん、ばっちり綺麗に」
「それじゃてゐ、かけるよ」

ざばぁっ!

「・・・・・・・・・〜〜〜っ!!?」
寒い寒い寒い冷たいっ!何が起こったかわけが分からなかった。
「ぷっ・・・あ、あはははは!てゐも引っかかった!これは前の仕返しだからね」
大笑いする鈴仙。どうも鈴仙が私に冷水をぶっ掛けたらしい。
あんまりにもあっさりと引っかかってしまったことに呆然とする。そして段々と悔しさが溢れてきた。よりにもよってこのわたしが、騙される側に回るなんて!
覚えててよ、鈴仙・・・。
わたしは、仕返しの仕返しをどんな形で実行するか思考を巡らせた。



End

491名無しさん:2005/02/03(木) 03:42:23 ID:Q8ISpQXY
[[TH3-hpmhIow/-ZZ]]
<<てゐ>>に1票。
カットインに萌えたので
ADSL

492lunarkami:2005/02/03(木) 03:45:50 ID:6zMOJdcc
[[TH3-BDMuc7ep-ZZ]]

毎度懲りずにlunarkamiです。嫌がらせなまでに長文です。短く書けませんorz

今回は<<てゐ>>で。永琳SSではよく出番あるのにごめんなー・・・。
鈴仙の出番多いですが、どうしてもキャラクター同士の絡み重視で書くので・・・ご了承のほどを。

恒例の全文アップ分です。
http://tohomoe.sakuraweb.com/2nd/upload/src/thm1173.txt

支援は続くよどこまでも。

493名無しさん:2005/02/03(木) 03:46:41 ID:LrUB3kVo
[[TH3-jz/xBkol-ZZ]]
<<えーりん>>に一票。
東方で数少ない知的な女性ですな。

494名無しさん:2005/02/03(木) 03:47:42 ID:v7FowSxQ
[[TH3-hBKQhSKe-ZA]]
銀髪とかぶっといみつあみとかナースとか弓とかえーりん×2とかえーりんは凄い萌えるんだが、
>>420を始めいろんな支援SSがとても良かったので今回は<<因幡てゐ>>に一票。
うどんげとてゐのカップリングは自分好みということが解ったよ。

495名無しさん:2005/02/03(木) 03:49:28 ID:sdChvdPw
[[TH3-BrNi92JT-ZZ]]
えーりんを見るとどうも「ジャンボーグ9」を思い出していかん
それは理由じゃないけど <<因幡てゐ>> にえれくしょん

やっぱり因幡!!百発撃っても大・丈・夫!!

496葎花:2005/02/03(木) 03:50:32 ID:TRsOt6.o
[[TH3-t6rvo/jq-ZZ]]
え−りんとてゐ…?
そうだな、<<てゐ>>に一票。

497名無しさん:2005/02/03(木) 03:51:04 ID:GumGT6r6
[[TH3-EKwKEkx6-ZB]]

<<てゐ>>に入れとく。
支援SS、どれも良かったYO!

東方ADSL

498名無しさん:2005/02/03(木) 03:51:38 ID:XyHvI81o
[[TH3-lNVNdVVA-ZZ]]
<<因幡てゐ>>
ほっぺたぷにぷにがいいんだよぅ。

499名無しさん:2005/02/03(木) 03:52:34 ID:iK.xSRJY
[[TH3-QZwzbcS3-ZZ]]

<<八意永琳>>に一票。
天才だったり、力を抑えてたり、何かと設定がツボ。
曲も大好き。

東方CATV

500名無しさん:2005/02/03(木) 03:56:23 ID:RI7mM09E
[[TH3-ZEK9195V-ZZ]]
   _, ,_ ∩
 ( ゚∀゚)彡 <<えーりん!>>えーりん!
  ⊂彡 まけんな!えーりん!!!
東方寮内LAN。

501名無しさん:2005/02/03(木) 03:56:50 ID:5FaCv2cg
[[TH3-2DPt4WuC-ZC]]

         Σ>─目─8→ 
            ‖
            ‖
            ‖ 
    _____ ∧________
  /私の名はマイク。<<えーりん>>、
 | おまえに一票入れてやるから、
 | 早いところこの矢を抜いてくれんか

502名無しさん:2005/02/03(木) 03:57:11 ID:K7HRjwnU
[[TH3-HulAkkeU-ZA]]
<<八意永琳>>
「天呪」ときて「アポロ13」といわれた時は
鳥肌モンでしたよ。
「オモイカネ〜」はいまだに苦手だけど好きなスペル。

503名無しさん:2005/02/03(木) 04:00:19 ID:q7Tjoabw
[[TH3-UqB4ExN3-ZJ]]
<<えーりん>>えーりん

504名無しさん:2005/02/03(木) 04:02:07 ID:I2iLr5sc
[[TH3-oyh8CL06-ZG]]

この試合を待っていた。
もちろん投票するのは<<えーりん>>の方ですよ。
えーりん!えーりん!頑張れえーりん!

505名無しさん:2005/02/03(木) 04:02:11 ID:QHYUD5FA
[[TH3-pkemiZ76-ZZ]]

    ,..:::─:::.、
   ,:'::::::::::-==ヽ
   i/<:L:iλ::i::」
   i::i::|i ' A ` ノ:|∩ <<えーりん>>!!えーりん!!
   .,':::r'ヽ∞イi::彡    たすけてえーりん…
   /:::〈_/,.-⊂ノ〉|
  〈._;;;く,、__,_、〉:|

東方CDTV

506名無しさん:2005/02/03(木) 04:04:24 ID:CN2palTw
アポロ他が難しくててゐのちゃんとした姿が見れない! とお嘆きの貴方。
こちらがラストワード時のてゐのカットインです。
http://tohomoe.sakuraweb.com/2nd/upload/src/thm1174.jpg
自力で見たい人は覗かないように。

萃香で同じようなことやってたからたぶん大丈夫だよな…うん。

507名無しさん:2005/02/03(木) 04:06:57 ID:3K/Tyegk
[[TH3-rYg6ZFWb-ZZ]]
   _,  ∩
 ( ゚∀゚)彡 <<えーりん>>!えーりん!
  ⊂彡

東方FTTH

508名無しさん:2005/02/03(木) 04:07:27 ID:Xc60eQYk
[[TH3-qeDJFYlo-ZZ]]

<<巨乳薬師>>に一票だ(゚∀゚)!!

509名無しさん:2005/02/03(木) 04:08:49 ID:9QH0ltOg
>>426,443,462,480,492 と、立て続けの神SS支援。
しかもシリアスもの。本当に素晴らしい。
読んでない人は今すぐ読むように。

がんばれてゐ!
目指せ下克上!(ぇ

510名無しさん:2005/02/03(木) 04:17:34 ID:wv/o7vmQ
[[TH3-WGPl5CUA-ZZ]]

        ,.-- 、      ,. -- 、
        /    ヽ    /    ヽ,
       ,'  ゝ,__,ノ   /   ,、   .i
      ,'  ./-─- ./  ./ `'ー-'"       てゐになら、騙されてもいい!!
    , '"i  /     i  /ヽ、             いや、むしろ騙されたい!?
   /  `ー'       'ー´  ヽ ×
   ,'  ,   ,ヘ  ,  λ , ,イ  ',  ×   最近不幸な漏れにも幸運を運んできてくれ!
   i ,'   r'-+ーイ  ノ -i- 、i   ゝ
   ) iノレイ ,.-ー- 、イ  ,.- 、iイノイ
  i    i ,,,,        ,, /i i、     てゐ支援のSSが上質なものばかりなのに正直驚いた。
  /  i  λ   r─-、  iノ .i           てゐに対する想いが伝わってくる。
  i  .人  ゝ   !._  ノ ,.イ /〈  
  ) ノヽノ、レ'イ`yー--r ,くリレ'ヽノ メ
  レヽr ´ゝ,.-- 、`ー-ー'y- 、
   /  /  、ノ777777777777t       Pretty Cuteな地上の兎
   i   i  |||          |                       <<因幡 てゐ>>
   ゝr⌒/ . |||  れーせん! .|                                 に一票を!!
    ', ´  .|||           |ヽ
   , '"y- イ||| おれ!おれ!r'^ヽ
   ',/  ./|||          (  i        がんばれ、てゐ。
  /    ll.L____________________」ー'"              目指すは下克上だ!!


"東方CATV"

511名無しさん:2005/02/03(木) 04:18:21 ID:FCAZ0CFU
[[TH3-CWy8q1aE-ZI]]
<<てゐ>>に
ほっぺが可愛い、とかそんな感じ

512名無しさん:2005/02/03(木) 04:23:02 ID:PrdeBrqc
[[TH3-6IvzsNs7-ZZ]]
<<八意永琳>>師匠がんばれ!
輝夜亡き今 永遠亭を引っ張っていけるのはあなただけ!
輝夜生き返ってもあなただけ!

支援もya-go-ko-ro
http://tohomoe.sakuraweb.com/2nd/upload/src/thm1175.jpg

513名無しさん:2005/02/03(木) 04:24:21 ID:ueBpsSJk
[[TH3-gkzXoyUM-ZC]]
   _,  ∩
 ( ゚∀゚)彡 <<えーりん>>!えーりん!
  ⊂彡

ついでに年齢制限あぷろだに大人の支援絵投下しておきました
( ゚∀゚)つ[tha0026.jpg]
永遠亭の大黒柱の永琳は今日も頑張る。凄く頑張る

514sage:2005/02/03(木) 04:25:03 ID:ODRwxMaw
[[TH3-U44O3ISK-ZE]]
   _,  ∩
 ( ゚∀゚)彡 えーりん!<<えーりん>>!
  ⊂彡

515名無しさん:2005/02/03(木) 04:33:31 ID:v/uGT9Ig
[[TH3-BkRGJ6d7-ZA]]
<<因幡 てゐ>> に一票!
>>426をはじめ支援ssが熱い!
皆さんGJです!

516名無しさん:2005/02/03(木) 04:43:02 ID:p0fW16Vs
[[TH3-dGeGtMpD-ZZ]]

    _, ,_ ∩
  ( ゚∀゚)彡 りんえー!りんえー!
   ⊂彡


(゜д゜) ・・・・・・ナンカチガウ


(゜д゜) ・・・・・・


    _, ,_ ∩
  ( ゜д゜)彡 ・・・えーりん
   ⊂彡

    _, ,_ ∩
  ( ゜д゜)彡 えーりん、えーりん
   ⊂彡

    _, ,_ ∩
  ( ゜∀゜)彡 えーりん、えーりん!
   ⊂彡

    _, ,_ ∩
  ( ゚∀゚)彡 えーりん!えーりん!
   ⊂彡

    _, ,_ ∩
  ( ゚∀゚)彡 えーりん!!えーりん!!
   ⊂彡


<<えーりん>>キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

517名無しさん:2005/02/03(木) 04:43:43 ID:pLcVMmdg
[[TH3-WJBJFT2g-ZI]]
   _,  ∩
 ( ゚∀゚)彡 えーりん!<<えーりん>>!
  ⊂彡

強くて優しくて、ちょっぴり狂ってる師匠大好きです。
そして巨乳。

518名無しさん:2005/02/03(木) 04:44:30 ID:jpPAHHI2
[[TH3-VZCfPFq6-ZB]]

あのソングが耳から離れない…

   _,  ∩
 ( ゚∀゚)彡 えーりん!えーりん!たすけて<<えーりん>>!!
  ⊂彡

東方LAN

519名無しさん:2005/02/03(木) 04:52:21 ID:utrZIBGM
[[TH3-kT7xYQ7F-ZC]]

   _,  ∩
 ( ゚∀゚)彡 〜〜ッ!  〜〜ッ!
  ⊂彡


くそ、声が枯れちまった。
喉にいいお薬をPlease me <<えーりん>>!!

520名無しさん:2005/02/03(木) 04:55:12 ID:FGDY3wbI
[[TH3-UFqg3IEs-ZZ]]

    _, ,_ ∩
  ( ゚∀゚)彡 えーりん!えーりん!
   ⊂彡

    _, ,_ ∩
  ( ゚∀゚)彡 えーりん!!えーりん!!
   ⊂彡

  (゚o゚)<<因幡てゐ>>

521名無しさん:2005/02/03(木) 04:57:20 ID:S9BSjbP2
いかん・・・もう眠い・・・
とりあえず今日最後(起きている日カウント)の
てゐいっぱいいっぱい支援絵。

「レイセンとうさうさしたい…そのためなら…こんなことでもっ…!」
http://tohomoe.sakuraweb.com/2nd/upload/src/thm1176.jpg

522521:2005/02/03(木) 04:59:45 ID:S9BSjbP2
>521
主線がつぶれとる・・・
明日塗りなおそう・・・_| ̄|○




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