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【アデン】リネ2世界設定を語るスレ1【エルモア】

311アデンの名無しさん:2004/06/29(火) 19:55 ID:24fZ6s/M
19シーケン(Shikken)Darkelf Male
冷静で一寸の隙もないダークエルフ最強のシリエンナイト.
どんな状況でも冷静で合理的で、時には無慈悲だが一族に対する忠誠心と弱者に対する思いやりだけは確かな人物.
ギランでナイトホーク卿と一緒にグリフォン騎士団の一員として活躍をした,
長老シフィエルの命を受けてスペルハウラー・フリーキオスと一緒に最近発掘された
'カイシャの黙示録'をダークエルフ村まで運ぶ任務を遂行する.
しかしフリーキオスが黙示録の一部分を持って逃走した為、その後を追跡する.

20スクライド(Scryde)Darkelf Male
主君の栄光のためにすべてのものを捧げた冷酷なブレードダンサー.
10年前ダークエルフ長老たちの教條主義に嫌気を感じていた中、霧の山脈で
ケン・ラウヘルに会って彼に魅かれたスクライドは、今ではパベルの領主になった彼に忠誠を誓って騎士になる.
主君の命令に従ってアリアを追跡中、部下たちを皆失いエスエンと二人だけのまま追跡を続ける.
二人は結局アリアを追い着くのにソングゴングハだけ予想する事が出来ない事態に巻き込まれて生き残るために
彼女と協力しなければならないようになるが...

21フリーキオス(Frikios)Darkelf Male
ダークエルフの長老シフィエルに直接魔法を伝授されたスペルハウラー.
長老の苛酷な訓練の影響か常に感情を押えつけたまま生活し鬱積した感情を魔法で解消させるように見える.
本心をわからない無表情な顔の持ち主で実際でも多くの秘密をその中に抱いている人物だ.
シリエンナイト・シーケンと一緒に'カイシャの黙示録'を運ぶ任務を引き受けるようになるが
何か理由があるのか黙示録の一部を奪取した後足跡を消す.

22オフィーリア(Ophylia)Darkelf Female
エルフとダークエルフが分裂される以前の遺跡を尋ねて各地を旅するファントムサマナー.
種族間の反目なんかには気を使わない性格だから他の種族たちともよく打ち解ける方だ.
比較的よく見かける外貌にもかかわらず数えきれないほど多いボーイフレンドたちがいる.
しかし感情を共有する真の友は誰もいない.
プレーンウォーカー・スターリスとは愛憎が行き違うライバル関係.
冗談のように100年前愛した恋人を求めて世の中を迷っていると言うものの,実はその冗談が事実だ.
そして彼女の恋人は...

23シャークドーン(Shakdun)Orc Male
ヘストゥイオーク族出身のエリートデストロイヤー.
ティマックオークたちとの戦争で上部の無理な命令を破って後退を決定、
途中予想する事が出来ない待ち伏せにかかって悽惨な敗北に喫して卑怯者の不名誉を抱いたまま追放される.
君主カカイの命令で自決さえ禁止されたまま自分を殺してくれる相手を求めて大陸を放浪.
辛うじて死ぬ機会をつかんだ時、彼を救ったのはリオナとの戦闘で傭兵隊を導いたジグハルトだった.
彼はオーク族内部に背信者がいたという衝撃的な言葉を伝えるが...

24タジーフ(Tarziph)Dwarf Male
攻城兵器に通じる逆転のウォースミス.
引退後平安な生活をしていたが不治の病気にかかった孫娘を活かす方法を捜すためにまた冒険に出る.
孫娘はドワーフの技術で14年間冷凍保存されている.
黒の鉄敷の依頼でピリエルとコンビを成してクルマ塔の発掘を助けていたが,
原因不明の事故でコアが復活すると、その件から手を引き帰還する.
現在はクルマ塔で見付けた資料を利用した新型ゴーレムの開発研究に取り組んでいる.

25アリア(Aria)Darkelf Female
封印されたダークエルフ族長ミトラエルの恋人だったアビスウォーカー.
霧の山脈のオークたちが急にダークエルフの森で大規模移住を始めた原因が
'シスラシス'という魔物のためという事実を明かしたことも彼女だ.
恋人であって一族の生存と直結された内緒を納めているミトラエルの封印を解くため,
彼女はある黒魔術士の偽りの情報を信じて古代帝国の魔法的遺産を捜し出そうと傲慢の塔に旅に出る.
しかし眠っていたバイウムの封印を解いてしまったまま自分の目的は成すことができない.
命からがら引き上げた彼女は霧の山脈越しのゴヒャングウロに帰ることもできなかったまま
パベルから派遣された追跡隊に追い回される羽目になる.

312アデンの名無しさん:2004/06/29(火) 20:20 ID:io3/Fgxs
6エスエン(Esenn)Darkelf Male
ルウン出身の流れ者ファントムレンジャーでダークエルフよりはオーク友達が多いようだ.
スクライドと討伐隊がアリアを追跡し辿り着いた不慣れなゴダード炭鉱で道案内を任せるために雇った人物.
しかし彼の案内にもかかわらず討伐隊はゴダードの廃鉱でアリアが掘った落とし穴に巻き込まれて全滅してしまう.
生き残った雇い主を導いて黙々と追跡を遂行する.
すると廃鉱の脱出路を捜していた二人の前に足をけがをしたアリアが無防備状態で姿を現わす.
そして...

27エルカーディア(Elcardia)Darkelf Female
シリエンナイトとシリエンエルダーの間で生まれた美しくて才能いる少女、シリエンエルダー.
幼くて親を失ってその後長老シフィエルの世話を受けながら育った.
ダークエルフの歴史上最年少でシリエンエルダーの地位を受けた彼女だがただ一つ、
生まれた時から目が見えなく、人々はそれを惜しむ.
グランドマスターたちの努力にもかかわらず彼女の失明は決して直すことができなかった.
目が見えなくなったデシンイラギは何をするが、彼女は時々遠い過去の傷跡を呼ぶ見たりする.
普段親しく過ごしたスペルハウラー・フリーキオスがある日、
半ば強引に彼女を連れて村を発つことで彼女の冒険が始まる.

28イアナ(Yiana)
情け容赦ない冷酷なタイラント.
フランネルガ一族の将来を嘱望される戦士でオーク一族の伝統武術であるカバットを幼い年から修練した.
シャークドーンと幼い年に婚約をしたが彼が部族を捨てて人間の軍隊に編入すると裏切り者の烙印押されてしまう.
婚約者の名誉,そして自分の体面を守るためにシャークドーンを追い討ちし始める.
自分がシャークドーンに対して感じる感情が憎悪か裏切り感か、
あるいは結ばれることができない愛に対する未練に悩みながら...

313アデンの名無しさん:2004/06/30(水) 01:27 ID:z4DJV/8U
猟師の村でバルタザールを発見したが…鍛冶屋でしかもドワーフだった…_| ̄|○

314アデンの名無しさん:2004/06/30(水) 19:33 ID:zy5lYPfU
戦乱を呼ぶ者等-カーディアズ

オーレンから来たミルロードがマルックソルジャーの刀に胸を突かれて倒れた.
倒した敵には視線を一度も向けず機械的に次の相手を求めた、が、マルックソルジャーの首にきらめく(留め金が掛かると)閃光が走ると、
次瞬間その頭が首で胴体と分離して地の底を踏み鳴らす.
カーディアズは元オーレン警備隊員の死骸をちらっと眺めた.
彼はこの遠征に参加する前に警備隊で服務した時代の戦友たちと‘鉄窓小隊’という傭兵団を組織して大陸を歩き回っていたと言っていた.
しかし今彼の死により鉄窓小隊は全滅した.

“後ろを!”

誰かが叫んだ.
薄気味悪い風が吹いて来て彼女の耳元を撫でた.
カーディアズは身を翻すのと同時に片方の刃で相手の巨大な赤い刃を受けた.
うるさい鉄の音,痺れた感じと一緒に彼女の武器と相手の武器が同時に脂で音を出して上がった.
手首の痛みを無視して彼女は他の手の武器で相手の手首を狙った.
骨と鎧だけで成り立ったマルックバーサーカーの腕が耳に逆らう音を出して胴から分離した.

“業火の主よ...”

彼女が暗誦を始めると目の前の空間に燃えるパアグリオの印が浮び上がった.
暗誦が終わることと同時に彼女はオークの足とは信じられない位の速度でその横の敵に駆け付けた.
残された印から炎が広がって行き、周りの敵に絡まって爆発した.
彼女は爆発でたじろぐ相手を蹴飛ばし倒してからはその上に乗った.
二つの刃で股下やマルックソルジャーの脊髄が砕けた.
獣のように身をはじけさせながら起上がった彼女の後ろを狙った相手は、
黒い獅子団傭兵の一人をたった今惨殺したマルックナイトだった.
彼女の口から自然に魂の泣き叫びと同じ叫びが流れ出た.
しかしアンデッドの顔からは何らの動揺の光も読むことができない.
その瞬間だった.
マルックナイトの鎧と表に突き出た骨に無数に多い小さな傷ができた.
口笛のような鋭く長い音と共にマルックナイトの鎧、そして骨片が粉々に散らばって飛んだ.

“すまなかったな.オークの自尊心に傷をつけるつもりはなかった.”

全身を黒い服装で染めたスペルハウラーが彼女に向けてこっそり目礼をした.
カーティアズが怒った顔で駆けて来るのを見ながらも魔法師は特別に恐れるとか退くことはなかった.
二人は自然となどを突き合わせて周りを警戒する姿になった.

“カバットか?”

ダークエルフ魔法師が抑揚のない声で問う.
異種族の者がオークたちの伝統武術カバットに対して分かっているということに驚きはしたがあまり問い詰めたくはなかった.

“基礎だけ.”

声を出して返事をしながら初めてカーディアズは自分がどの位疲れた状態なのか悟った.
全身が傷だらけだったし鎧は傷のないところがなかった.
魔法師のローブのあちこちにも血で染まってはいるもののそれは自身の血ではないだろう.
魔法師たちが無事だったらまだ希望はあるとカーディアズは自らを奮い起こした.

スペルハウラーの指先が魔法書を手早く捲り止める.
彼の手先がページの一部分をつくと深い血の色のヴァンパイアリッククローが
こちらを向けて窓を投げようとしていたプランドを食うように襲った.
トカゲのように見えるプランドは窓を持ち上げた姿勢そのまま地面に倒れて死んだ.

フリーキオスという名前のこのスペルハウラーは今度の遠征に一人で従軍した、
常に独りだったしオーレンから来た他のダークエルフたちとも滅多に会話しなかった.
しかし彼は有能な隊員だったし他人と一緒に戦うのにも慣れたように見えた.
なによりも彼は生き残った.
彼は戦友だ.

“切りがないな.もっと奥へ行った方がいいぞ,オークのお嬢さん!”

二人の向かって中年のドワーフが一人短い足を忙しく動かして走って来ながら叫んだ.
彼は巨大なケーブビースト二匹に追い回されていて
本人は気を使わないようだったが見守る立場では気遣うしかなかった.
カーディアズと魔法師が様子を伺う、奥に通じる洞窟の狭小な入口を
ドワーフが通り過ぎ、続いてケーブビーストたちがその所を通ろうとする瞬間だった.
タイヤのついた大きな銀色のヤカンみたいなものが早い速度でその間に割り込んだ.
腕のようなヤカンの両側に付いていた斧槌が何回も軌道を描いた、
しばらくすると、入口辺りにはあちこち振り撤かれた化け物たちの押しつぶされた肉片だけが残った.

“残った人々を呼び集めてもっと奥へ行こう!”

ドワーフが示す方を見ると、洞窟の狭苦しい側壁の向こうに巨大な竜の骨が
天井の岩が割れた所から射している光線を反射して薄黄色い光を発していた.

315アデンの名無しさん:2004/06/30(水) 21:28 ID:Y5CgUdaE
戦乱を呼ぶ者等―シーケン
ドワーフの女の死骸はまるで子供の体のように見えて気味が悪かった。
シーケンはわざとそれを見なかったよう無視して辺りに倒れていた他の死骸に近付いた.
しかし彼と同行したホークアイにドワーフはすぐ発見された.
シーケンは自分の前にうつ伏せに倒れている死骸をつま先で覆した.
三十をちょっと過ぎるぐらいのヒューマンの男だった.
左腕にはオーレン警備隊のマークが描かれたスカーフを巻いている.
あちこち負傷を負っているが、彼を死に至らしめたのは胸にささったマルックソルジャーの刀だった.
そのマルックソルジャーも男の仲間に復讐にあったのか頭が無い状態で倒れていた.
カイタスオークたちが好きそうな奇妙な模様の符籍とけんかが所用されるに値する何種類かの道具、
そして判読できない文字が刻まれた正方形の石を遺品で残した.
シーケンは最後に捜し出したポータルストーンを拾って解くに入れた.
是非それを使う事がないように願うが...

彼は戦闘にくたびれた身を壁に寄り掛けて魔法師のことを思った.
黙示録を手に入れる前から,いや,初めてスペルハウラーと会って任務に関して分かるようになった時から
彼らは元老たちの言葉に細心の注意を持たなければならなかった.
元老たちの勧告と言うのはすなわち警告だ.
従わない者に血と死を与えるだろうという脅威だ.
もちろんシーケン自身は主に脅威を受けるよりはする方だったが、さまざまな理由によって
長老シフィエルの意見だけは尊重したかった.
‘決してその本を読んではならぬ.’

彼はいつ誰によって書かれたのかも分からない古くさい書物の端っくれの内容には関心がなかった.
彼は1年弱自分と一緒に旅した魔法師にも関心がなかった.
その時に彼はシフィエルの特別な待遇を受けているというその模範生な魔法師も問題の本に関心がないと断定していた.
間違えなくそう断定していた.....
呪い受けた森に到着する数日前、刃に似ている月を霧が不鮮明に浸食した夜
スペルハウラーはカイシャの黙示録と一緒に影をひそめた...

“石はあったか?”

振り返ると、ドワーフの死骸をすべて調査したのか、ホークアイが何かを手で遊ばせながらこちらに来ていた.
シーケンが先程捜し出したものと同じ四角い模様の石ころだった.
ドワーフの死骸が胸の上で手を組まれた形で横たわっているのを見て彼はちょっと意外だと感じた.

“いつも思うのだが、ドワーフの女の死骸は見るのは胸糞悪い.”

意外な不平にシーケンが何か答えようとした瞬間
急に洞窟内のそう遠くない所で気合いと悲鳴、鉄と鉄がぶつかる音、岩が割れて風の搖れる音が聞こえてき始めた.

“俺達は迷う心配がなくて良いね.”

シーケンを追い抜いてホークアイが先に立ち、洞窟の奥へ颯爽と飛んでいった.
新しい侵入者の登場を気づいた化け物たちが近くの他の洞窟から溢れ出た.

“さっそくか!”

狩人が弓を引くと青い光彩を含んだ矢が走り、前を塞いで立っていた女の額を貫いた.
続け様に次の矢が飛んで首にめりこむ.
女の真っ赤な目が信じられないというように射手を睨んだ.
飛びかかった狩人は彼女を蹴飛ばして倒した.
女の背中のコウモリを似ている羽が力無く地底を叩いた.
巨大な刃物ように見える女の手が自分を踏んでいる敵の足を狙ったが彼はもう三番目の矢を準備していた.
最後の矢を射るとそれでブラッディクイーンの動きは止んだ.
ゴースティンは止まらずにもっと奥へ向かった.

シーケンの背後に巨大な黒色鎧を着たマルックバーサーカーが脅迫的に近付いた.
バーサーカーの巨大な武器が頭の上に振りかぶる形で上がっていた.
シーケンは呆然とバーサーカーの刃を眺めていた.

“遅い...”

頭で考えるより早く彼の腕が反応した。
右の方の腰から左側肩まで,短剣が相手の鎧を突き通して鋭い軌跡を描く.
しかしバーサーカーの名前の通りアンデッドは胸が裂かれることも苦にしなかった.
鈍器でぶん殴られる瞬間シーケンは舌打ちをしながら身を転がした.
彼が立っていた所に小さな窪みができた.
彼は短剣を捨てて代わりに腰に携えていたファントムソードを選んで相手の胸を目標にもう一度勢いよく切った.
初めて巨大な体が力を失って崩れる.
シーケンは雑言を吐き出してゴースティンを追い掛けて走った.

316アデンの名無しさん:2004/07/01(木) 17:13 ID:QZkyaATo
>リネージュ2のバックストーリーと言うのは韓国人の物の考え方がよく分かります。
>何もここまで卑屈にならなくても、と思いますね。
>ギリシャ神話などでは、人間は神々を模して作られたと言うことになっていますが
>リネージュ2のバックストーリーでは、創造の神を妬んだ破壊の神が創造神の作った物を
>模して人間を作ったが全く役に立たないひ弱で愚かな種族になった、とのことです。
>こういうの嫌いじゃ無いですが、もう少し前向きに出来なかったのかと・・・・。

>リネ2の制作陣というのは韓国ではそれなりに恵まれた環境に居る人たちだと思っていたのですが
>違うのかな?。

>オタク文化にも誇りを持ってないみたいだし。
>せめて、韓国のゲームは世界一、と胸を張れるような姿勢を見せて欲しいですね。
>自分でそういえない人たちは、現状を変えることも出来ないと思う。

なんか、この手の皮肉っぽいというか暗めのストーリーって朝鮮の文化なのかな?
ミンジョク系企業のアイデアファクトクトリーだっけ?
あそこの作ったPSのスペクトラルフォースシリーズ(ゲーム性が限りなく0にちかいゲーム)の
世界背景設定も似たような匂いだったけど・・・。

317アデンの名無しさん:2004/07/01(木) 19:31 ID:AdivhoyI
リネ2だけみて韓国のすべてを判断するなよ。あふぉか。

318アデンの名無しさん:2004/07/06(火) 19:35 ID:EkICbSkk
だよな。
キムチや犬鍋、誘拐や強姦や虐殺もあるしな。

ヤクザや街金やラブホテル業界それにパチンコ業界といった
この日本を支える業界もウリハッキョの先輩方がしきってるしな。

最近だとIT業界や映画産業もパチンコマネーで進出してるしな。

319アデンの名無しさん:2004/07/07(水) 00:40 ID:sAaPNOaI
どこの国でもそうだけどな

320アデンの名無しさん:2004/07/07(水) 15:48 ID:UAeSHaxg
http://lineage2.parfe.jp/update/kr_chro2_test_info_7.htm

クロニクル2で追加されるモンスターやNPCだけど、特定のキャラに関連する
敵も増えてるな。

>■クロノスの召喚獣ミュミュ
狩人の村に住む賢者クロノスの部下であるミュミュです。
クロノスが作っている喜びの妙薬に使う材料を得るために
インナドリルに来ましたが、自分が何のために来たのか
忘れてしまったミュミュはクロノスからひどいお仕置きを受けるのが
怖くて帰れないでいます。

 いいのか?
 倒してしまって;´Д`)

321アデンの名無しさん:2004/07/08(木) 07:56 ID:pBCmGMR6
リネ2だけ見て韓国の全てを判断するなよ。あふぉか。
韓国がいかに糞な国かってのはリネ2だけ見てもわかんね〜って事かw

322アデンの名無しさん:2004/07/08(木) 18:38 ID:iSJuWG1s
お前らスレ違い議論がしたいのか、嫌韓叩きがしたいのか、スレを荒らしたいのか
はっきり汁
またーり良スレまで出張ってきて、散々出尽くされた嫌韓論議はもうお腹いっぱいでクマー

323アデンの名無しさん:2004/07/19(月) 23:31 ID:1hMszjjM
誰もいないのか?
おーい、
ぉーぃ、
ォ-ィ.

324アデンの名無しさん:2004/07/20(火) 07:51 ID:FtOPzURw
いるよぅノシ

325アデンの名無しさん:2004/07/20(火) 07:51 ID:FtOPzURw
いるよぅノシ

326アデンの名無しさん:2004/07/20(火) 16:11 ID:vjmRKZ5U
もう引退してるから新しいネタが仕入れられない。
誰かタッチ。

327アデンの名無しさん:2004/07/20(火) 16:50 ID:9.eNPVf.
いるよぅノシ

328アデンの名無しさん:2004/07/20(火) 19:00 ID:OsV6hBL.
戦乱を呼ぶ者たち-カーディアズ2

まるで竜の骨になめした竜の皮を被せた様に、その橋の質感は奇妙だった.
古代生物らしきものの骨がアーチのように周りを覆い被せて遠征隊を歓迎していた.
同じくベールのように垂れ下げた死んだ生物の巨大な赤い羽.
その上には小さな穴から入ってきた日の光がこぼれた.
羽の上で古いほこりが舞い微かな血の色で洞窟を染めた.
そして道を塞ぐように彼らが立っていた.

その生物は全身が熔岩のように赤く無惨で巨大な両腕には地獄で鍛えられたような鋼鉄の篭手をはめていた.
山羊のように見える一番の大きな角の下に万事を無情で見据える小さな目をやっと見付けることができた.

“期待できるな.”
“自分の死がか?”
“あれを見ろ,まるでわれらはもうアンタラスの終始役をすることにくたびれたんだ.
 その豚みたいなトカゲ野郎はこの向こうにいる、言うまでもないか?”

剣闘士はにこりと笑ったように見えてからは盾を橋の下に放り捨てた.
彼はギラン城の村の闘技場のチャンピオンだと言ったが
実はカーディアズはギラン城の村に留まっている間一回も闘技場で彼の姿を見た事がなかった.
しかし生きて帰ることだけできたら彼はまさしくチャンピオンになるだろう.

‘シャークドーンと良いライバルになる.’

持っていたもう一つの剣を左手に構えたゴムトサの姿を見て,
カーディアズは今は行方がわからない従兄弟を思い浮かべた.

“もうすぐだ...”

同じく一番の剣を入ったソードシンガーがつぶやいた.
彼女はエルフらしくないように口調が凄く荒かった.
見かけも先ほどの戦闘で血を被って優雅で可憐な森のニンフにはとても見えなかった.
エルフというよりかえってドレバヌルみたいだと思ったがカーディアズはそんな言葉を口にするつもりはなかった.
オークたちは勇猛さに自尊心をかけて,エルフたちは美しさに自尊心を掛けるということが分かっているからだ.

カーディアズは残っている人々の数をおおよそ推し量ってみた.
ギランを去る時400人を超えた遠征隊の数がドラゴンバレーを通る時半分に減り、今はその半数も残っていなかった.
いくら寝起きで不十分な状態だといってもこの人数で地竜の巣から出た竜に対するということは無謀だろうか...?

“心配はいらんよ.たぶんな...”

グリフォン騎士団のゴドプリ卿は彼女の葛藤を気づいたように肩を叩きながら言った.
ギラン城の村を出る時10人だったグリフォン騎士たちも今は彼と他の三人だけだった.
彼は領主の前で生きて帰って来るつもりはないと誓ったと言う.
死が栄誉なことであるとしたらそれは勝利を熱望して純粋に戦い死んだ戦士たちだけ褒美だろう.
不名誉を脱ぎ去る為にに自ら死を選ぼうとしていた彼女の従兄弟が一族から追放される時,
自決を禁止した炎の君主の真義もその所にあると彼女は思っている.
例の誓いに関する話が事実ならカーディアズはこの騎士を戦友と信じることができそうもなかった.

329アデンの名無しさん:2004/07/20(火) 19:09 ID:OsV6hBL.
・ベオラ「エルフ」(オーク・エルフ戦争時)
神々の時代の後のオーク・エルフ戦争時のエルフの王。
ヒューマンの王に懇願されヒューマンに魔法を教えた。

・ヘストゥイ族の族長「オーク」(オーク・エルフ戦争時)オーバーロード
オーク・エルフ戦争時、エルフ・ヒューマン連合と屈辱的な平和条約
を交わす。戦争時のリーダーと見られる。

・シュナイマン「ヒューマン」(エルモアアデン帝国成立期)メイジ系
エティナ族の族長。オーク・エルフ戦争、エルフ・ヒューマン戦争後
アデン・エルモア地方のヒューマンの王国を統一し、エルモアアデン
帝国を建国。皇帝を称する。エルフ王べオラに会ったヒューマン王の
孫にあたる。大々的な宗教改革を行い、グランカインの代わりにアイ
ンハザードをヒューマンの神とした。シーレンの聖地から現れる魔物
を阻むために十年に渡って結界を作り聖地への入り口を完全に封印した。

330アデンの名無しさん:2004/07/20(火) 19:12 ID:OsV6hBL.
・べレス「ヒューマン」(エルモアアデン帝国中期)メイジ系
黒魔法のべレス。巨人の魔法の研究機関である象牙の塔出身でヒュー
マン誕生以来の最高の天才と呼ばれた。巨人の魔法に心酔し、それを
磨き、ついにはそれらの力のほとんどを持つようになったため、警戒
心を持った帝国と象牙の塔に地下に封じられる。その後封印を解き、
ヘルバウンド島に身を隠す?
この一件で、現在のグルーディオ南部一帯(現在の荒地)が、象牙の
塔メイジの黒魔法の副作用により砂漠となり、数多くの人々が命を落
とすこととなる。帝国はこれをべレスの行いとし、べレスに悪魔の烙
印を押して、人々にそのような意識を植えつけた。

―話せる島のリリスの話より
当時悪魔べレスはこの世を手に入れるため、邪悪な力を使い自分の領
土を広げていたことで、多くの人々が苦しみ、世界は滅亡に向かって
いました。結局象牙の塔のメイジ達はべレスを阻止すべく戦争を行い、
私とテオン(リリスの恋人)はヒューマンの軍隊を手伝いべレスと戦
うことになりました。しかし、象牙の塔のメイジ達が禁じられた魔法
を使いべレスを封印した最後の戦いのとき、私は負傷してしまいまし
た。
べレスはこの時アンデッド軍団を率いていた。

―グルーディン村の警備兵ルイスの話より
荒地のどこかに悪魔べレスが眠っているそうです。グルーディオ南側
が荒野に変わって、昆虫や蜘蛛が強大化してモンスターのようになっ
たのも封印されているべレスがとても強い悪魔の気を吐き出している
からだといいます。アンデット軍団を率いてこの地に永遠の暗闇の帝
国を建てようとした悪魔です。しかし、象牙の塔の賢者とエルヴンメ
イジが力を合わせて彼を地下に封印したそうです。べレスは元々メイ
ジでしたが禁止されている黒魔法を研究しているうちに悪魔になった
と言う人もいるんです。
封印されたのは1000年前

331アデンの名無しさん:2004/07/20(火) 19:14 ID:OsV6hBL.
・ダスパリオン「ヒューマン」(エルモアアデン帝国中期)メイジ系
褐色のエルフ族の王に近づき黒魔法を教える代わりに不老長寿の秘法
の情報を手に入れる。褐色のエルフ族にマーシュエルフを全滅させる
黒魔法を使わせダークエルフ誕生の一端を担った。後に、ダークエル
フの族長ミトラエルを封印させた。

・バイウム「ヒューマン」(エルモアアデン帝国没落期)不明
エルモアアデン帝国の最後の皇帝。強力なカリスマで帝国史上最強の
軍隊を作り、エルモア北部のオーク勢力を現在のオーク王国と呼ばれ
る黒い森に押しやった。また、ペリオス帝国に大々的な攻撃を加え、
グレシア南部一帯を占領した。晩年には征服戦争に興味を失い、永遠
の命を追求し、帝国の国力を総動員して30年にも渡り塔を建設するが
神の怒りを買い塔の天辺に幽閉される。帝国は、この工事により国力
が急速に傾き、バイウムの後継者争いの内戦もあって20年の内に崩壊
することになる。

332アデンの名無しさん:2004/07/20(火) 19:17 ID:OsV6hBL.
・パリス「ヒューマン」(アデン・グレシア王国成立期)ファイター系
グレシア地方べハイムの出身、グレシア王国の王。元傭兵。多くの戦
争に参加し伝説的な名声を手にした後べハイムの軍隊にスカウトされ
べハイムの領土を5倍に広げる。その後クーデターを起こしべハイム
の王座に着く。そしてクェイサーの強力なハイランダーとの激烈な戦
闘の末に彼らを降伏させ、白い鷹騎士団や風の騎士団、そして彼に忠
誠を誓ったハイランダーファイターを指揮し、グレシア全域を縫うよ
うにまばゆい戦果を上げる。ラウルがアデンを統一する頃、ヒュー界
隈を占領しグレシア地方を統一する(グレシア王国成立)。そして
首都をアルペンニノに移し、国家体制を整えた。アデン王国のラウル、
トラビスの死後アマデオが王位に着くとアデンに侵攻するが、アデン
とエルモアが手を組んだ為失敗する。その年、病に倒れこの世を去る。

・ジリオス「ヒューマン」(アデン・グレシア王国成立期)不明
パリスの右腕。パリスの死後クセルスの謀反を後押しし、グレシア王
国の分裂の一端を担った。

・カルネイア「ヒューマン」(アデン・グレシア王国成立期)不明
パリスの死後跡を継ぎ王位に着いた。クセルスに謀反を起こされグレ
シア王国は北グレシアと南グレシアに分かれる。その後、アデン・エ
ルモア・グレシア相互不可侵の平和条約を締結する。

333アデンの名無しさん:2004/07/20(火) 19:19 ID:OsV6hBL.
・クセルス「ヒューマン」(アデン・グレシア王国成立期)不明
パリスの死後、ジリオスの後ろ盾を得て謀反を起こしグレシア王国を
北グレシアと南グレシアに分ける。その後、アデン・エルモア・グレ
シア相互不可侵の平和条約を締結する。

・ラウル「ヒューマン」(アデン・グレシア王国成立期)不明
統一王ラウル。アデン出身、アデン王国の初代王。独特の話術と感化
力を基に、着実に大陸南部を一つにまとめ始めた。まず永遠なる友邦
インナドリルと併合しアデン王国を建てた後、西進してギランとディ
オンを順に手に入れた。その後南国の盟主を自負していたオーレンを
占領し、グルーディオを組み入れアデンを統一した。

・トラビス「ヒューマン」(アデン・グレシア王国成立期)不明
アデン王国の第二代国王。統一王ラウルの死後王位を継ぎ、数回に渡
るエルモア王国の侵攻を防ぐが、熱病にかかり、この世を去った。

334アデンの名無しさん:2004/07/20(火) 19:22 ID:OsV6hBL.
・アマデオ(アマディオ)「ヒューマン」(アデン・グレシア王国成立期)不明
アデン王国の第三代国王。トラビスの死後16才で王位に着く。エルモ
ア王国の大規模な侵攻やグレシア王国の侵攻を防ぎきり、グレシア分
裂後、彼主導の下アデン・エルモア・グレシア相互不可侵の平和条約
を締結する。

・アステア「ヒューマン」(アデン・グレシア王国成立期)不明
エルモア王国の王。グレシア王国のアデン王国侵攻時、父の仇敵であ
るアデン王国と手を組みグレシアを撃退する。グレシア分裂後、アデ
ン・エルモア・グレシア相互不可侵の平和条約を締結する。

・アルウェン「エルフ」female
グランカインからヒューマンの歴史を聞いた一行の中に居たエルフ。

335アデンの名無しさん:2004/07/20(火) 19:27 ID:OsV6hBL.
・カルモン・エストス男爵(混沌の年代記期)
ギラン城の領主。地竜アンタラスに征伐隊を派遣するが、その後行方
不明。

・ルーウィン・ワルドナー男爵(混沌の年代記期)
アデン王国成立以前からグルーディオ領地の支配権を握っていたが、
その地位を追われる。現在行方不明。ワルドナー家出身でアマデオに男爵の爵位を授けられた。

・アシュトン公爵(混沌の年代記期)
ディオンの領主。反乱軍によりその地位を追われ、自分の娘が住むア
デンへ逃げ落ちていった。

・グレイアム卿(混沌の年代記期)
ギラン城城戦に参加した傭兵隊の雇い主の代理人。

336アデンの名無しさん:2004/07/20(火) 19:30 ID:OsV6hBL.
・ベリオン「エルフ」 Male(混沌の年代記期)テンプルナイト
リオナの部下。ギラン攻城戦時、別働隊としてゴーレムを操る
ドワーフを狙うも、シャークドーン、エリカと戦い死亡。

・エリキアー「エルフ」Male(混沌の年代記期)エルダー
ギランの客将。エルフの社会で相当な地位を認められている。

・ルエリン「エルフ」Female(混沌の年代記期)オラクル
エリキアーの部下。

337アデンの名無しさん:2004/07/20(火) 19:34 ID:OsV6hBL.
・警備隊長ギルバード「ヒューマン」Male
話せる島の村の警備隊長。

・警備ジョンストーン「ヒューマン」Male
話せる島の村の警備兵。本当はメイジになりたかったらしい。

・警備兵チペラン「ヒューマン」Male
話せる島の村の警備兵。昔は傭兵をしていたが島の美しさに
魅せられ定住した。

・警備兵アベロス「ヒューマン」Male
話せる島の村の警備兵。大陸を冒険するのを夢見てお金を貯
めている。

・警備兵アーノルド「ヒューマン」Male
話せる島の村の警備兵。

338アデンの名無しさん:2004/07/20(火) 19:36 ID:OsV6hBL.
・ゲートキーパーラプンツェル「ヒューマン」Female
話せる島の村のゲートキーパー。この島出身で象牙の塔から
派遣された。ガーリントを恩師と仰ぐ。象牙の塔のバレーの
弟子。

・ボニー「ヒューマン」Female
話せる島の村の村人。村人の誰かが持っているという美しい
珠が欲しくてしょうがないらしい。

・倉庫番ラント「ドワーフ」Male
話せる島の村の倉庫番。鋼鉄の門ギルド所属。

・倉庫番ウィルフロード「ドワーフ」Male
話せる島の村の倉庫番。鋼鉄の門ギルド所属。

・クリステル「ヒューマン」Female
話せる島の村の村人。布を織って暮らしている未亡人。
商人シルビアのおばさん。

339アデンの名無しさん:2004/07/20(火) 19:39 ID:OsV6hBL.
・ダーリング「ヒューマン」Male
話せる島の村の村人。最近悩みがあるらしい。

・商人レクター「ヒューマン」Male
話せる島の村の商人。元々は商人ではなく皮職人で、
若い頃バン・デイク公爵の下で働いていた。

・鍛冶屋アルトラン「ドワーフ」Male
話せる島の村の鍛冶屋。千年前ヒューマン達のため
にソリダリティソードを造ったドワーフの子孫らし
い。ソリダリティーソードは大昔にヒューマンとエ
ルフの結束を記念として作られた青銅剣。

340アデンの名無しさん:2004/07/20(火) 19:42 ID:OsV6hBL.
・リリス「エルフ」Female スペルシンガー
話せる島に住んでいるエルフ。1000年前恋人のテオン
と共に象牙の塔に協力しべレスと戦った。生き別れた
テオンを現在も待ち続けている。

・案内人キャンスロット「ヒューマン」Male
現在は話せる島の案内人。若い頃はセドリック卿と
共にドラゴンバレーの奥深くまで冒険したとか。

・グランドマスタービッツ「ヒューマン」Male
話せる島の村のファイターギルドのグランドマスター。

・マスターミニア「ヒューマン」Female
話せる島の村のファイターギルドのマスター。珍しい武器を集め
るのが趣味の武器マニア。

341アデンの名無しさん:2004/07/22(木) 20:57 ID:pBTbm2FY
・グランドマスターロイエン「ヒューマン」male
セイドリック卿の甥。セイドリック道場でグランドマス
ターをやっている。伝説のソリダリティソードを探して
いる。

・マスターカリンツ「ヒューマン」male
セイドリック道場のマスター。

・大神官ビオディン「ヒューマン」male
話せる島の村のアインハザード神殿の大神官。
悪夢に悩まされている。

・神官ポスター「ヒューマン」male
話せる島の村のアインハザード神殿の神官。
ハリスの双子の兄。

・マジスターハリス「ヒューマン」male
話せる島の村のアインハザード神殿のマジスター。
ポスターの双子の弟。

・神官ヨハネス「ヒューマン」male
話せる島の村のアインハザード神殿の神官。
バウロの双子の兄。父親は有名はビショップだった。

・マジスターバウロ「ヒューマン」male
話せる島の村のアインハザード神殿のマジスター。
ヨハネスの双子の弟。父親は有名なビショップだった。

342アデンの名無しさん:2004/07/22(木) 21:00 ID:pBTbm2FY
・コリン・ウィンダウッド卿「ヒューマン」Male
アデン王国の貴族。現在は話せる島を領主の代理として
統治しているが、政務にはまるで興味がないらしい。
話せる島各地を歩き回っている。大陸ナイト連合のひとり。

・警備兵ハンクス「ヒューマン」Male
話せる村の島の警備兵。

・警備兵ケオニス「ヒューマン」Male
話せる村の島の警備兵。

・ロッセル「ヒューマン」Male
話せる島の住人。海の神シーレンを信仰し祭儀をしたがっている。

・マテオ「ヒューマン」Male
象牙の塔から話せる島へ派遣された民俗学者。話せ
る島の歴史を研究している。

・メセラ「ヒューマン」Female
話せる島の島民。以前はグルーディオのバーニス村に
住んでいたがグレシアとの戦争でこの島に逃げてきた。
農場を作ることを計画中。

・エドモンド「ヒューマン」Male
話せる島の島民。家畜を放牧して暮らしている。
以前ははグルーディオに住んでいたがグレシア
との戦争で逃げてきた。

・マウリス「エルフ」Male
話せる島で家畜と共に暮らすエルフ。以前はグルーディ
オのワルドナー公爵の湖の近衛隊をだったらしい。エドモン
ドと同業。

・召喚師アルモス「ヒューマン」Maleメイジ系
象牙の塔所属の召喚師。体調を崩し現在は叔母のいる話せる島
で療養している。相棒はパコザキャット。

・ゲートキーパーシフォン「ヒューマン」female
エルフの遺跡の内部へテレポートしてくれるゲートキーパー。

343アデンの名無しさん:2004/07/22(木) 21:01 ID:pBTbm2FY
・グランドマスター・ガーリント「ヒューマン」Maleメイジ系
アインホバント魔法学校のグランドマスター。アインホバントの
弟子の一人。

344アデンの名無しさん:2004/07/22(木) 21:02 ID:pBTbm2FY
・カレル・ヴェスパー卿「ヒューマン♂」ナイト
アデン王国貴族のべスパー家の長男。ウィンダウッド卿に代わってリチュアルソードを管理している。
大陸ナイト連合のひとりで、西方の守護騎士の称号を持つ。

・アロン・スタンフォード卿「ヒューマン♂」ナイト
アデン王国貴族のスタンフォード家の出身。大陸ナイト連合のひとり。
現在故郷に帰省中。

345アデンの名無しさん:2004/07/22(木) 21:05 ID:pBTbm2FY
・バン・ホルター「ヒューマン」
エルモア王国の貴族。

・ルシエン(ルシアン)「ドワーフ」
ドワーフ族の勇士。かつて凶悪なアースワーム「トラスケン」
と戦いドワーフ族を救った。

346アデンの名無しさん:2004/07/23(金) 00:02 ID:JMtqiDDk
戦乱を呼ぶ者等-エピローグ
ホークアイのゴースティンはインナドリル様式の椅子に座ってお茶を飲んで彼の主人が来ることを待っていた。
彼は血で汚れた服を着替えなかった。
許しを得ることができなかったからだ。
‘輝く夜明け’の若い聖職者は無表情を装ったまま門際に立っていた。
ゴースティンはそんな表情に慣れていた。
彼らはビショップの部屋に汚くて粗暴で罪で染まった汚い者が入って来ているというの自体が不満なのだ。

“来た?来たのか!”

門が開かれて彼の主人が入ってきた。
いつ見ても幸せに見える顔に淑やかな身なりを維持している彼は、ギランの司教の中一つで、
予言の証人と呼ばれるフランツ・アベルだった。ゴスティンは彼の機嫌を伺って席で立ち上がった。
フランツは手を軽く上げた。
“そのまま座っているように。”
彼は頭を巡らして門を守っていた若い聖職者を退席させた。
聖職者は不信と嫉妬心を匂わす視線をもう一度ゴースティンに投げてからは部屋を出た。

“そう...お前がここ来ているということは遠征隊が地竜を退けたという話になるね?
 ギランのための幸いな事に違いない...それで...?”

“魔法師は逃しました。”

微笑みを浮かべているフランツの口元がかすかに震えた。
ゴースティンは慌てて言葉を引き継いだ。

“アンタラスと一緒に消えてしまったんです。私が見るにはまるで地竜と対話を試みているようでしだが...”

司教が座っていた椅子の肱掛けがミシミシする音を出しながら壊れた。

“あのダークエルフは?”
“まだ魔法師の行方を追っています.”
“ところでお前はどうしてここへ来ている?”
“あ,それが...仕事の途中経過が知りたかったのではないかと...”
“お前が言ってくれなければ私が分からないと思うか?”

フランツは彼の奴隷に向けて手を伸ばした。
ゴースティンは怖気ついて首をすくめた。フランツの手先が彼の額に触れた......しかし何も起きなかった。

“何、お前を咎めることはないでしょう...しかしお前がすべきことが何かはこれからも忘れないで貰いたい。
 何があってもお前はその本を呪い受けたニンフたちの手で取り戻さなければならないのだ。
 混沌の到来を阻むためにその本は私たちの教壇の元になければならない。分かるか?”

ゴスティンは頷いた。

“分かったら彼の疑心を買う前に帰るように。”

この言葉を終りに席で立ち上がった司教は部屋を出ようとしたが、ふと振り返った。

“どころで,”

ゴースティンは動きを止めて主人を眺めた。

“今度の遠征隊に黒い鎧の騎士たちが混ざっていたという話が聞いたが、彼らに関して分かる所があるか?”
“直接見てはいません...”

ゴスティンは主人の表情を察しながら言葉を引き続いた。

“私たちが遠征隊と合流した時には彼らはいなかったのです。
 地竜の巣を守る化け物たちと争った時、戦死したと聞いたんですが...”
“死ぬ?!”

司教は嘲笑った。

“お前は彼らの死骸でも確認したのか?”

司教は自ら問って自ら返事した.

“それはないでしょう...不死身の騎士たちが戦死するなんて、ナンセンスだ。”

司教はソンサレを一回打ってからはそのまま部屋を出た.
一人で残されたゴースティンはしばらく考え込んだ.
最初にシーケンが初めてフリーキオスを見付けて叫んだ質問に関して報告するためにここに来たという事実がやっと分かった。

‘何,構わないでしょう...’

しばらく後フリーキオスの姿もその所で消えた.



一点の光も存在しない完全な闇の中で魔法師は言った.
“地竜よ,つまらない生物たちに敗れて土中深く逃げた君の姿が大変可憐だね.”
竜は怒っていた.
“光の力はすでにあまりにも強くなった.竜という言葉に彼らはこれから恐怖を感じない.
 お前の兄弟たちは今日君があったことと同じ敗北を喫するようになるでしょう.”
竜は恐れていた.

“地竜よ,私は証明した.これから私の問うに返事しなさい.”
竜は受諾していた.
“(マザーシルレン?)はどこにあるか?”

347アデンの名無しさん:2004/08/01(日) 00:40 ID:mKS5/H5Y
戦乱を呼ぶ者たちの翻訳乙。
「マザーシルレン」は、「マザーシーレン」でいいみたいだね。
韓国本家でシーレンに関して書いてある所を機械翻訳にかけるとシルレンになるし、
竜を産んだのはシーレンだから、マザーって付くのも納得がいく。

ところで、ソースを忘れてて申し訳ないけど、
確かリネ1のケレニスって400年くらい生きてるんだよね。
リネ2には出てこないのかな。

348アデンの名無しさん:2004/08/01(日) 22:07 ID:hpPV5PtI
ケレニスは知らんが、>>311の「スクライド」の項に「ケン・ラウヘル」が登場してる。
魔女がそんなに長生きなら、この「ケン・ラウヘル」と反王は同一人物かもしれんな。
DEとも関わりがあるようだし。

349アデンの名無しさん:2004/08/03(火) 19:35 ID:ap8bHowM
気付いているかも知れないが戦乱を呼ぶものたちの訳、
途中ごっそり抜けてるんだ。
長くて訳せなかった。
誰かタノ

             あと、カドモス国王って誰?

350アデンの名無しさん:2004/08/03(火) 19:57 ID:hVci6iqg
・バランカ(Orc)シャーマン
数年前オーク王国から追放された下級シャーマン。
恥辱から復讐を誓い、下界の悪霊たちと結託し闇の力を手に入れた。
不滅の高原のどこかでオーク王国を滅ぼさせる陰謀を企んでいる。

・マルタンクス(Orc)
数千年前不滅の高原で戦い死んだヘストゥイ族の勇士。
死してもなお魂だけが試練の洞窟に残り、栄光の炎の後裔達を見守っている。

351アデンの名無しさん:2004/08/22(日) 23:47 ID:9NV5eISw
いるよぅノシ

352アデンの名無しさん:2004/08/24(火) 15:50 ID:MkLFM92M
挨拶は元気にageで

353アデンの名無しさん@看板募集中:2004/08/27(金) 15:48 ID:IG0rT/CU
age

354アデンの名無しさん:2004/08/27(金) 17:14 ID:Vj80QT76
>>350
オークのクエストではバランカの伝令やバランカのガードなど、バランカに関わるモンスターが多く出てくる。
ノーブル オークの大きな敵の存在なのだろうな。

ちなみにプレイヤーが使えるオークはノーブル オロカ オークな。
デジャカル オロカ!という挨拶も「オロカ族に栄光あれ!」などという意味だ。

355アデンの名無しさん:2004/08/27(金) 20:46 ID:3T7SOqeY
ノーブルオークは、偉大なる6部族
ヘストゥイ族 アトゥバ族 ネルガ族 ウルトゥ族 ドゥダーマラ族 ガンジ族
と、その名を抹消された裏切りのラグナ族 の計7部族。
オロカ族というノーブルオークは、NPCの会話の中のどこにも存在しない。
プレイヤーのオークは、生まれてすぐ孤児となったため、どこの部族にも属していないノーブルの末裔だろう。
「オロカ」は、「オーク」のオーク語つーのが過去のオーク語研究者たちの見解じゃなかったかな?
俺的には、「オロカ」=「若者」という意味でとらえているけどね。
転職クエなどで、族長や転職NPCがよく使うし。

356アデンの名無しさん:2004/08/27(金) 23:38 ID:Vj80QT76
オーバーロードだかウォークライヤーの転職クエストでオロカ族 という言葉が出たらしいぞ。

357アデンの名無しさん:2004/08/28(土) 09:43 ID:maewOxn.
結局のところどっちなん?

>と、その名を抹消された裏切りのラグナ族 の計7部族。
今はもういないが、過ちによって処刑されたタントス族を含めれば8部族(以上)かな。
開発陣が適当なんで、ノーブルオークという定義自体があやふやだが・・・

358アデンの名無しさん:2004/09/19(日) 11:15 ID:7wRLxPx.
デジャカルオロカ!

359アデンの名無しさん:2004/09/20(月) 19:44 ID:xraF8/pc
・ノーブルオーク
火の神パアグリオは「太古のオーク」を創造した。
太古のオークは赤々と燃える火と熱い溶岩で創られた体を持って
この世の混乱を治めようと現在の試練の洞窟に降り立った。
パアグリオの炎の中で派生した太古のオークは実に強い存在だった。
しかし、その存在を妬ましく思った風と大地と水の神が太古のオークを
殺してしまった。しかし死んでいきながらも
太古のオークは吐き出した最後の息で7大部族の始祖たちを創造した。
これがノーブルオークである。
後、部族は細分化し108の部族が誕生した。
*太古のオークは君主の試練の最後の方にNPCで出て来ます。

ちなみにカカイ様はオロカという言葉を「オロカの若者よ」という風に使ってました。

360アデンの名無しさん:2004/09/26(日) 19:18 ID:vXH8wHkU
なるほど、太古のオークはみんなマルタンクス様みたいな感じだったのか。
今はずいぶん縮んじまったんだな(´・ω・`)

361アデンの名無しさん:2004/09/27(月) 00:14 ID:NbEu8o3U
http://jbbs.livedoor.com/bbs/read.cgi/game/7135/1095918851/

移動汁

362アデンの名無しさん:2004/11/25(木) 18:19 ID:oiYE/RRE
そういや、新鯖のテオン(ウォーロック)と、話せる島のリリスの恋人が同じ名前だな。
テオン絡みの同名ネタで、リリスが絡む話もあるんだろうか。

363アデンの名無しさん:2004/11/27(土) 01:39 ID:r4WLZpRo
リリスの恋人のテオンはテンプルナイト
混沌の年代記のテオンはウォーロックであります。

364アデンの名無しさん:2004/11/27(土) 02:16 ID:r4WLZpRo
セレシン Seresin
冒険者で引退後、聖職者に転身し樞機卿という地位にまで早い立地戦績な人物。
若い日の経験のためかいわゆる'教団において革新的な部類'に入るがそんな理由で教壇の首脳たちとは事毎に衝突するようだ。
予見されていた混沌の時代が種族間の対立と反目から来るはずと見て
五つ種族の和合を駆逐するのに努力しある程度の成果をおさめたが、結局戦乱を阻むことに失敗する。
次の時代を導いて行く善良としてバーツに注目し、またフランツを警戒している。

タールカイ Tarkai
ドゥマーダラ部族の次期祭司候補と同時に百人近い戦争領たちの宝位を受けているウォークライヤー。
花火と火炎に盛られた霊蹟な真実を悟るために不滅の高原で冥想をしていたある日、
巨大な捻蛛形象のドゥマーダラトーテム領がその前に現われて永遠な冬に対する警告をして忽然消えてしまう事件が発生する。
クムイオッウルジも分からないこの不可思議な事件の真実を明かすため、タールカイは六大部族の祭司たちに祝福を要求した後、
ドゥマーダラのトーテム領が催す施工の捻蛛のすに付いて人間の地に旅行を始める.

365アデンの名無しさん:2004/11/27(土) 02:17 ID:r4WLZpRo
カディア khadia
ヘストゥイオーク族の次期族長を嘱望されるオーバーロードでオーク族最初の女君主が誕生する。
ゴッインジに多くの人々が注目している。遂行のために大陸を旅行した中リオナ・ブラックバードと行動を共にし、
ギランで最初のアンタラス遠征隊を指揮した。相当な水準のカバットを使うがその実力を隠すようにしている。
頭脳明晰で人をよく扱う。遠征隊はアンタラスを退けるのに成功したが、その直後彼女は姿を隠した。
シャークドーンといとこの仲。

ロイエン Roien
伝説的なパラディン、セドリック卿の弟で、一時カドモス親衛隊で国王を仕えた騎士だったが
エルモアとの戦争時負傷にあい以後引退して辺境の話せる島で後進養成に力をつくしている。
戦死には強靭な身体よりも真っ直ぐな精神がもっと重要だという教育信條によって、
無謀で血気過ぎる若者達に残酷な体力訓練と厳格な精神修養を教えている。

366アデンの名無しさん:2004/11/27(土) 02:25 ID:r4WLZpRo
年代記
ttp://www.lineage2.jp/event/c2_story.asp

367アデンの名無しさん:2004/11/28(日) 04:26 ID:dhaFR2cE
>>363
それは知ってる。

単にウォーロックのテオンの物語の中で、リリスが絡む(エルフのテオンと同名の人間に
たいし、何らかの感情の交流があったりする)ような物語はあるのだろうか。という話だ。

368アデンの名無しさん:2004/11/28(日) 13:47 ID:1i9EQ18Y
こんなスレ有ったんだ、ゲームしてるよりこっち読んでる方が面白いな・・・
先人に感謝

369アデンの名無しさん:2004/12/11(土) 19:42 ID:.M.pzdmU
ttp://www.lineage2.jp/l2fun/story/ctx4003.aspx
クロニクル2ストーリー。

Episode2アリア更新。

370アデンの名無しさん:2005/01/05(水) 20:08 ID:X5PZSgWI
シーレンの子供たち

次のものは帝国領1731年に象牙塔の史学者マテオが筆を執った"エルモアデンの隠された歴史"で抜純された文である。

“...一番下賤な種族'人間'は親無く荒野に捨てられた子供とも同じだった。
 人間の創造主グランカインは自ら失敗作と認めた種族を保護するのを拒否したし、
 人間たちはそんなグランカインに声を掛ける方法を知らなかった。
 それゆえ自祖神崇拝を中心に独自の宗教を発展させた他の種族たちとは違い人間は固有した信仰を持つことができなかったまま
 多くの宗教家が乱立する混乱を長い間経験した。

 巨人たちの神話体系をそのまま受け入れた人間たちはアインハサードとグランカインを主神で祭り、
 辺方ではシャーマニズム的自然崇拜の形態で事大元素の神々にお供えを捧げた。
 その中には死を管掌する暗黒の女神シーレンを崇拝する者もあった。

 巨人たちの沒落後エルフ、オーク、そして人間は大陸の覇権をおいて果てしない戦争を始めた。
 一日にも数千名が戦場で命を失う今までに無かった大規模の死と破滅を経験した人間たちは死と死後世界に対して囚われ始めた。
 誉れあるように戦死したオークの魂はパアグリオの炎に昇華されるという信頼のように、
 人間にも死後の希望的な約束する神が必要だった。
 自分らの創造を与えたものの失敗作と言いながら背を向けたグランカイン、
 すべての生命の根源だが人間の創造に関与しないアインハザードよりも、
 戦地で一日一日死を対面する人間たちはシーレンに祈りをささげ始めた。

 この時期から自らを'シーレンの子供たち'と称する死の崇拝者たちがその影響力を広げ始めた。
 そして熾烈な種族間戦争が破局に達しその灰燼の中で人間が最後の勝者に上がるようになった時
 シーレンの子供たちはもう人間社会の重要な一部分になっていた...”

371アデンの名無しさん:2005/01/05(水) 20:45 ID:rP7ShrJw
目覚める闇―
アナキムの降臨、そしてシュナイマンの宗教改革

"...大帝国エルモアデンの初代皇帝シュナイマンの即位式の時起きた'奇蹟'は後に彼が宗教改革を断行した訳が
 権力統合という世俗的な目的のためでなく信仰の熱情のためだったと言うのに十分だった。

 その日、3つの羽を持ち聖火の炎に包まれた少女が空から下りた。
 その存在が発する神聖な機運は誰もその神聖さを否定することをできなくした。
 少女の前でシュナイマンがひざまずくと即位式のに参列した一同も皆ひざまずいた。
 流れる水音のように清明な声で自分がアインハザードの獅子<アナキム>と明らかにした少女は
 すべての人間のリーダーシュナイマンに神の祝福を伝えるために地上に下ったと宣言した。
 彼女はシュナイマンとその子孫たちがアインハザードの意を奉ずるおおよそ永遠するように光の祝福が一緒にするであろうと約束した。

 アナキムは平伏しているシュナイマンに近付いて耳に神儀の秘密をささやいて彼の額に口を合わせた。
 それから羽を伸ばしてまた空に飛び去った。

 その奇跡からしばらくしてシュナイマンは帝国の国会でアインハザード信仰を制定しその以外のすべての宗教を異端と宣布した。
 特にアインハザードと対置される存在としてグランカイン、そして生命の破壊者という存在のシーレン、
 この二人の神を崇拝する行為を厳格に禁止した。
 皇帝の命でグランカインが人間の創造を与えとことを言及するすべての文献が燃やされ反論を申し立てる学者は皆火刑にあった。

 シュナイマンの宗教改革は理念的な次元で止まなかった。
 彼は'闇を崇拜する'すべての異分子たちに対して神聖な戦争を宣布した。
 当代の群小宗教集団たちに対する組織的な弾圧は皇室の権力基盤をもっと公告するようにした。
 しかし皇帝の絶対的な力の前に屈服せず最後まで抵抗する勢力があった。
 シーレンの子たちは皇帝の予想よりも数が多く組職をよく取り揃え、なによりも自分らの信仰に対する信念が絶対的だった。

 この脅威に対応するためにシュナイマンはアナキムから伝え受けたアインハザードの力で奇蹟を行って神聖な軍隊を組織する。
 巨大なを甲冑をまとい光の恩寵で武装した鋼鉄の戦士たちは"地上に天降った天使の軍隊"を意味する<ネピルリム>と呼ばれた。

 ネピルリム軍団の圧倒的な威力にシーレンの軍勢は敗北に敗北を繰り返えし
 幾多の信者たちがそのように見送ったシーレンの御許へ帰った。
 勢力基盤を失ったシーレン崇拝者たちはバラバラに散らばって大陸あちこちの地下深い所に隠された神殿に身を隠した。
 最後の残った異分子まで火刑に処したり辺方へ追い出した後
 皇帝とアインハザード教壇の権威に対抗するに値する勢力はすべて排除されたのだった..."

372アデンの名無しさん:2005/01/06(木) 20:55 ID:Y7hpLR9M
戦乱を呼ぶ者たち<ギラン城の攻城戦>

樞機卿セレシンの努力で小さいが信頼の実は美味しく生って行っているようだった。
それはすべての種族が近付く危機を実感したからでもある。
しかしその後大陸全体を搖るがした戦乱の種子は誰も予測するができなかった場所、
国境地帯でもモンスターたちが猛る北凍土でもない、人間の領土に根付いていた。
歴史は厳格にして粘りのある師匠だから我々に繰り返して教える。
大抵人間はあまりにも切実に少ない要するようだ。
それで彼らは少なく見えなければ横にいる誰かをいじめて敵で作るのだ。
ギラン性で開いた変事に関して入った時私の唯一無二した師匠が大きくあざ笑う音が聞こえることだけ同じだった。
人間というの者は元々神々が捨てた残物と排泄物で作られた生物だから汚いしかないと......

エルフのせりふが壮麗なアデン成文をパスする頃アデン王国成立以前からグルーディオ領地の支配権を握っていた、
ワルドナー家のルーウィン・ワルドナー男爵が玉座を追われ、新しい領主がその座に座った。
新しい領主は、身元もわからない冒険者出身の男だった。
多くの領主たちがその事件を伝え聞いてまだ驚くのも前に、
ディオンでもアシュトン公爵が叛乱軍に権力の座を奪われ、自分の娘が住むアデンへ逃げ落ちていった。
アマデオ国王の派遣した援軍はオルマフム傭兵たちの妨害によってディオン領地に到着することもできない状態だった。
攻城のルールは冷酷だった。
あの時までは叛乱軍に過ぎなかったしても正当な認定を受けた瞬間叛乱軍のリーダーはその領地の正当な支配者として生まれかわった。
国王はあくまでもその事実を人間として承認してくれるだけだ。

人々はこの事件たちを町外れで起きた喧嘩騒ぎ位に考え追い出された領主たちの支配力が弱かったからだと信じたがっていた。
しかし今では周知のとおり、その後王国が崩壊するまでの時間はそう長くはなかったのである。
運命の流れはすでに混沌に向かって突き進んでいた。
そして年代記に一線を引く重要な戦いが王国の一番富裕な地で始まったのだった。

ギラン城の攻城戦については、未だに不審な点が多い。
隣の領地であるディオンやグルーディオの領主が突然代わり、危機意識が高まっているにもかかわらず、
なぜギラン城の支配者カルモン・エストス男爵は、兵力の多くを地竜アンタラスの征伐に派遣したのか。
征伐隊の生存者たちはその後どこに行ったのか。
また、当時は一客将に過ぎなかったリオナ・ブラックバードに城を任せたまま、男爵自身はどこにいたのか。

しかし戦場で出会った者たちにとって、そんなことはどうでもよかった。
謀略家たちの支援を受けながら攻城戦へと出陣したエルモア出身の傭兵ジグハルト・アインはもちろん、
男爵の要請によって城の守備の責任を負っていた少女君主リオナにとってもそれは同じだったと信じている。
彼らはまったく同じ「戦乱を呼ぶ者たち」であったからだ。


ハーディンの弟子と同時にダスパリオンの対敵者、ヒンデミット、帝国領1640

373アデンの名無しさん:2005/01/07(金) 21:33 ID:d1Ui1VQY
目覚める闇―7編である中の一番目―啓示の封印

“...皇帝シュナイマンは表面上の脅威が消えたからといって決して警戒を緩めなかった。
 彼の命に従ってネピルリム軍団はしつこく異分子たちの後を追い掛けた。
 彼の執拗な追跡は成果を納め、シーレンの子供たちが秘密裏に立てた地下神殿六ヶ所を捜し出した。

 シュナイマンはこの地下神殿がアインハザードの意志に逆う異分子たちの最後の墓という意味で<カタコム>と呼んだ。
 それぞれ異端のカタコム、烙印のカタコム、異教徒のカタコム、魔道のカタコム、ひょうじょうのカタコム、密計のカタコムと
 名付けられた神殿はシーレンに付く無理の最後の要塞である事に間違いなかった。

 シュナイマンの軍勢はネピルリムを先頭にしてシーレンの神殿を絶えず攻撃した。
 しかし地下に降りた兵士らは毎度敗北を喫して退くしかなかった。
 神殿を守るために溢れ出るおびただしい数のアンデッド、そして天使の軍隊に少しも劣らない<リルリム>があったからだ。

 激しい戦闘の末シュナイマンの軍勢はリルリムの軍勢を退けるのに成功する。
 幾多のネピルリムとリルリム、そして彼らに付いたギガントとリシーの死骸の上で
 シュナイマンはすべての神殿に<啓示の封印>をかけてそれを封印した。

374アデンの名無しさん:2005/01/08(土) 14:36 ID:G1tAzzjM
>>373
C3のセブンサインにはそいううストーリーがあったのか・・・
このスレまじ面白いな。あげ。

375アデンの名無しさん:2005/01/08(土) 14:44 ID:Z.wKTFB2
目覚める闇―7編である中の二番目―宴慾の封印(1)

皇帝になる前のシュナイマンは、ヒューマンによる統一王国を構成するためには信仰の助けが必要だと切実に感じていた。
巨人たちが滅亡したのは神々への信仰を捨てたからで、
他の種族たちがたとえ弱体化し部族単位に別れようとも一つの目的の下にすぐ団結できることは、等しい信仰があるからだと考えた。
しかし巨人族の信仰は人間に十分な満足を与えることができなかった。
これは破壊神グランカインが人間の創造したということと
ヒューマンの大元が他の種族たちを作り終わった後の残りカスというのにその原因があった。

376アデンの名無しさん:2005/01/08(土) 14:45 ID:Z.wKTFB2
人間は自分らが尊い出生であることを証明しなければならない必要があったし、
それのためには神話の再証明と信仰の助けが必須だった。
未熟な者であればあるほど自分を尊く見せれば初めて世の中に顔を上げて生きて行くことができるのだ。
今まではオーク、そしてエルフという共通の敵があったから団結していることができたが、
彼らが消えた今人間たちを一つで団結するためには変わりないイデオロギーが必要だった。

377アデンの名無しさん:2005/01/08(土) 14:45 ID:Z.wKTFB2
そんな最中皇帝シュナイマンを訪れた人物がいた。
彼女は3枚の羽を持って聖火の炎をまとい天空から降臨した。
彼女はアインハザードが一人きりで生んだ彼女の分身で、名をアナキムと言った。
アナキムはシュナイマンにアインハザードの祝福と彼が引き受けなければならない神聖な義務について話した。
それはすなわち、シーレンの復活に関する話だった。
シーレンは神々との戦争で敗れた後、死を作って自らその中へ入って行った。
その時までも神々はシーレンを嘲笑い中傷した。
グランカインは彼女のためにすべての生物に消滅する代わりに死を迎えるようにした。
それが持って来る結果を考えもせずに・・・。

378アデンの名無しさん:2005/01/08(土) 14:46 ID:Z.wKTFB2
死の世界に入って行ったシーレンは、自身がした所業を恥に思いまた嘆いた。
しかし同時にシーレンは何らの過ちもない自分が物質界で追い出され、
また水の神としての権威を奪われなければならないことを不当に思って悔しがった。
なによりも、父であるグランカインが認めない私生児たちを生んで、
その私生児たちが地上を荒らしているということがシーレンを悩ませた。
自分が愛した地上が自分が生んだ子供達によって荒らされることはシーレンの精神を少しずつ蝕み、
彼女を極甚な抑鬱状態に追いこんだ。
これはすなわちシーレンの二重人格を形成するようになる。

379アデンの名無しさん:2005/01/08(土) 14:46 ID:Z.wKTFB2
シーレンは死の神として深淵の中で闇を治めた。
一時は水の神であり流れを管掌する神だった彼女は、公正でまた冷酷に死の世界を治めた。
そしてまた同時にシーレンは地上を破壊する魔物たちの神だった。
彼女は鋭敏でエゴイスティックで、非常に激しかった。
グランカインが持った破壊の権能はシーレンの身体の中で揺れ動き、
それは時々シーレンにすべてのものを破壊しようとする衝動を起こした。
魔物たちが世を破壊することはシーレンが持った怒りと絶望のせいでもあるが、
何よりその大元の種子が破壊の信義のだったせいもあった。

380アデンの名無しさん:2005/01/08(土) 14:47 ID:Z.wKTFB2
そして歳月が流れ、より多く生物たちが死の世界へ帰った。
アインハザードは絶えず生まれる者等を創造したし、
グランカインは自分の破滅の権能の大部分を自分の長女と同時に一番目恋人であるシーレンに与えた。
だから寿命が長い恨者たちは消滅しないで死の世界、シーレンの御許に帰って彼女を崇拝した。

381アデンの名無しさん:2005/01/08(土) 14:48 ID:Z.wKTFB2
死の世界は次第に勢力を増し、魔物の死と魔物による死は皆死の世界でシーレンを刺激した。
以前のシーレンが怒りと絶望によって戦争を起こした神としたら、今のシーレンは破壊と破滅のための神だった。
彼女が亡者たちを導いて物質界に現身すれば、地上のすべてのものを殺して地上自体を死の王国で作るかもしれなかった。
ではなければグランカインから受けた破滅の権能を発揮してすべてのものを破壊するかも知れなかった。

382アデンの名無しさん:2005/01/08(土) 14:49 ID:Z.wKTFB2
シーレンは物質界に上って来る時を虎視眈々と狙っていて、そうするためには死の川を渡らなければならなかった。
そしてこの間まであった戦争だ―――
幾多の巨人たちがグランカインによって殺され、まもなく幾多のエルフが死んで、幾多のオークが死んで、
また幾多のエルフが死んだその時代の死骸たちが死の川を埋めて、シーレンはすなわち復活する時が来ると言う。

383アデンの名無しさん:2005/01/08(土) 14:49 ID:Z.wKTFB2
そしてまたアナキムは戦争で増加したシーレンの追従者たちがシーレンを呼び出すために動いているとシュナイマンに告げた。
シーレンの追従者たちの中にはおそらく巨人時代から伝わり下った神官がおり、
その神官の力でシーレンが召還されているというのだ。
アインハザードの意志はその追従者たちを滅絶させてシーレンを封印し
彼女が永遠に死の世界から上って来ることができないようにすることにあった。

384アデンの名無しさん:2005/01/08(土) 14:50 ID:Z.wKTFB2
シュナイマンは分裂するヒューマンたちを1ケ所に団結するようにするための強大な力が必要だったし、
アインハザードはシーレンの復活を沮止しようとしていた。
またアインハザードはシーレンの権威が自分より大きくなることを恐怖していたし、
ヒューマンは自分らを捨てた創造主グランカインではない他の信仰対象がほしかった。
シュナイマンはその条件で自分の子孫代々に至るアインハザードの祝福と、アインハザードの権の中に対する支配権を要求した。
アナキムはしばらくの間の祈祷後に、自分の血をシュナイマンに捧げた。
そしてシュナイマンは神の兵士、ネピルリムに対する支配権を得た。
その後、アナキムはシュナイマンに口を合わせながら永遠な従属を誓った。
これによってシュナイマンは天上の軍隊を作る力と、その軍隊を支配する力を得た。
そして同時に、人間の神として光の力を布教する権利を得た。

385アデンの名無しさん:2005/01/09(日) 07:08 ID:Mx/LbV3c
7編である中の→7つの封印の
カタコム→カタコンベ
ネピルリム→ネピリム
リムリル→リリム
リシー→リリス

386アデンの名無しさん:2005/01/18(火) 21:01 ID:T0A6MfNw
目覚める闇- 5.7つの封印の三番目―戦乱の封印

“...貪欲の封印によってリリスとシーレンの軍勢が皆封印されたからといってその信徒全てが地下に閉じこめられたのではなかった。
'シーレンの子たち'は相変らず地上に残っていた。
シュナイマンの宗教改革を拒否して巨人時代の宗教を受け継いだ者たち、死の神を崇拝する黒魔術士、
エヴァに背を向けてシーレンを創造主として仕える一部のエルフ族がアインハザード教壇の絶対的な権威に挑戦した。
彼らの中で一部はリリスの啓示を受けたと申し立てたがその真偽は明かされなかった。
ただ彼らが集めた莫大な財宝で推し量れば誰かの助けがあったことだけは間違いないようだ......

387アデンの名無しさん:2005/01/18(火) 21:02 ID:T0A6MfNw
(中略)...皇帝シュナイマンが帝国の膨大な領土を治めることができたのは
彼が巨人たちが残した遺産の中で'城'とそれに付属する構造物を制御する力が秘められた'聖物'の秘密を知ったからだ。
すなわち、彼は聖物との交感を通じて城の力を支配して領地を管理する方法が分かっていたのだ。

388アデンの名無しさん:2005/01/18(火) 21:02 ID:T0A6MfNw
帝国の最高支配者、アインハザードの教皇、そして二つの封印の支配者をもって権威が確固になった時、
皇帝は帝国をより効果的に治めるために聖物を交感の秘密を自分の側近たちに教え、各地域の城を中心にグルーディオ、
ギラン、ディオンなどの領地を確立する新しい行政体制を樹立した。
これによって皇帝の支配力は人里離れた辺方にまで及ぶようになり、以前よりも絶対的な権威を発揮するようになった。

389アデンの名無しさん:2005/01/18(火) 21:03 ID:T0A6MfNw
帝国の改編に必要となる長い歳月の間皇帝が全く歳を取らなかったという記録が残っていて、
これは彼の生命力が封印の力に縛られていたからだから推測されている。
大陸を統治する強大な権力に長い寿命まで受けたシュナイマンはまさに地上の神として君臨する思いを抱いていたのかも知れない。

390アデンの名無しさん:2005/01/18(火) 21:04 ID:T0A6MfNw
皇帝の傲慢さに対する神々の懲罰なのだろうか、
帝国の新しい行政体制が整備されている頃にグレシア大陸で勢力を育てていたシーレンの子たちが
西の大海を渡って帝国領土を侵略して来た。
帝国軍の首長たちは蛮族の戦士とアンデッドで成り立った侵略軍の姿を見て嘲笑った。
長年の攻城戦経験を通じて城を持った者と持つことができなかった者の戦いでは
最初から相手にならないことをあまりにもよく分かっていたからだった。
確実に、シーレンの軍勢は帝国の城を攻略するには力不足であることのように見えた。
しかしたった一日でグルーディオ城が陷落される変事が起きた。
ディオン城も同じくあまりにも容易く敵の手に落ちた。
使臣の追従者たちは不可思議な術を使って聖物を外部から制御して攻城戦を自分らに有利に導いて行っていた。

391アデンの名無しさん:2005/01/18(火) 21:04 ID:T0A6MfNw
帝国軍の首脳部が事態の深刻さを悟った時にはもうギラン城まで奪われた後だった。
皇帝シュナイマンはこの時重大な決断を出した。
彼はすべての領地の城を制御する力を縛ってしまう封印の呪いを掛けた。
その結果自分の城に対する統制権の中で多くの部分をあきらめるしかなかったが同時に敵軍はこれ以上城を制御することができなくなった。
戦略的な優位を占めるようになった帝国軍は組織的な反撃を開始して陷落された城を取り戻して
シーレンの勢力を帝国領土外で追い出すのに成功した。
この時代に立てられた封印は啓示、貧欲に引き継いだ三番目で、大陸のすべての城と領地に対する統制権、
そして攻城戦の規則を制御する力が盛られたことから'戦乱の封印'という名前が付けられた...”


―帝国暦1731、象牙塔の史学者マテオが著した'エルモアデンの隠された歴史'より抜粋

392アデンの名無しさん:2005/01/19(水) 19:21 ID:uFrMsxG6
目覚める闇―シーレンの娘、リリス

"...リリスの素性に対してはあらゆる疑惑が囁かれているが彼女が巨人時代にシーレンを仕えたオラクルだったという説が一番有力だ。
しかしエルモアアデン時代に活動を開始した時彼女の姿が灰色の肌のエルフだったのは多くの記録が証言している。
シュナイマンの時代に彼女はシーレンの子たちに死の神の9番目の娘として崇拝され、
当時シーレン崇拝者たちの宗教的、軍事的支配権を持った核心的人物に描写されている。
カイシャの黙示録ではリリスについて次のように敍述している。

‘...怒れり神々の圧倒的な御力の前に天上の戦地でシーレンの魔物たちは一人二人と倒れけり
   敗北を眼前に据えたシーレンは深淵の底に死の国を建てその所に身を避けり
   この時シーレンは一番寵愛する娘リリスに地上に残って自分が帰って来る日を準備するように命じけり
   シーレンは死の名簿のリリスの名前を消しこれをしてリリスは永遠に死ぬことができない可憐な存在になりけり...’

リリスの指導下にシーレンの子たちは'ネクロポリス'と'カタコンベ'を建立し'リリム'と呼ばれる精鋭軍隊を編成した。
これらは短期間の内にヒューマンの帝国の脅威になるだけの大きな勢力を成すようになった。
シーレン追従者たちと彼らを牽制しようとする帝国の支配圏の間の衝突は除々に頻繁になり結局全面的な戦争につながった。
当時の状況に対して一人のシーレン崇拝者は次のような記録を残している。

‘...私たちを迫害を加える者等に死を与えなさい。
   その命を女神に捧げよう。
  敵軍の血が川と海と空を赤く染める頃、偉大なシーレン様が死の川を渡り地上に降臨なさるでしょう。
   リリムの兄弟と共に勝利を争取しなさい...’
 
'ネクロポリス'はシーレンの子たちに生活基盤と同時に神聖な殿堂、そして軍事要塞でもあった。
当時シーレン崇拝者たちはネクロポリスが現世と死の世界の中間地点の場所であったから
その場所では死んでも死ぬことができないだろう信じた。
彼ら大部分が戦争時にアンデッド化したりリリムに蘇生された点を考えればその信頼は決して間違ってはいなかった。
そして少なくともリリスにはその言葉が当てはまっていた。
シュナイマンが七つの封印の中で一番目を立てる時リリスはアナキムと一緒に
'聖者のネクロポリス'に閉じこめられてしまうようになるからだ。
彼女がまた目を開くようになるのは混沌の時代に地下に隠されたまま忘れたの遺跡が
冒険家たちによって発掘されてからだ......"

―ダークエルフの長老シフィエル著'カイシャの黙示録分析−リリスの章'より抜粋

393アデンの名無しさん:2005/01/19(水) 19:53 ID:uFrMsxG6
385のリシー→リリスは間違い

394アデンの名無しさん:2005/01/20(木) 05:31 ID:gbZXSSKY
--------ぺリオス帝国---------
エルモアアデン帝国の時代今より2000前にグレシア地方にできた帝国。
エルモアアデン帝国とは敵対関係にあり、幾度と無く戦争も起こしている。
ペリオスには巨人が残した優れた遺産が多く残されており高度な技術で繁栄していた。
エルモアアデン帝国崩壊後、グレシア南部を襲った伝染病と北部を襲った冷害が直接の原因となり崩壊する。

395アデンの名無しさん:2005/01/20(木) 05:32 ID:gbZXSSKY
-------エルモア王国---------
アデン大陸の北部エルモア地方を支配する人間の王国。
オーク王国、ドワーフ王国を従属させ、エルモアアデン帝国の皇帝の直系だと主張する。
オーク王国を攻めを不滅の高原へオーク王国を追いやり、
エルモア北部に住んでいたドワーフを騙して、スパイン山脈へと追い出した。
その後大陸の統一を目指して南進し始めたが、大陸南部で最も大きな勢力を形成していたオーレンに、阻まれ失敗する。
また幾度と無く南進するがアデン王国に阻まれ失敗する。
現在はアデン・エルモア・グレシアの相互不可侵条約が締結されている。
現在の王はアステアで王国の北側に異常気象が続いている。

396アデンの名無しさん:2005/01/20(木) 05:33 ID:gbZXSSKY
---------グレシア王国------------
アデンと海を挟んだ西に位置する国。
巨人族の遺跡などが多く残っている地域でパリスによって建国される。
首都はアルペンニノ。アデンへ侵攻するがアマデオがエルモア王国と同盟を結んだ為阻まれる。
パリスの死後クセルスの反乱により北グレシアと南グレシアに分かれている。
現在の王はカルネイア、クセルス(北、南どちらか不明)
アデン・エルモア・グレシア相互不可侵条約を締結している。

397アデンの名無しさん:2005/01/20(木) 05:59 ID:SOnMi07A
--------エルモアアデン帝国---------
現在よりおよそ2000年前ヒューマンのエティナ族の族長シュナイマンによって建国され約1000年間繁栄を誇った。
アデン大陸一帯を領土としグレシア地方とは敵対関係にあり度々戦争を起こした。
この時代にヒューマンの文化は発達し、貴族などの階級制度、魔法の研究、各地の城の建設が行われ、
また現在の君主と領主によるアデンの支配体制などが確立された。
最後の皇帝バイウムの死後に内部分裂を起こし崩壊する。

398アデンの名無しさん:2005/01/22(土) 14:02 ID:CtHTghRM
―マフム族―

◆グレイ クロー クトゥス
オルマフム達の中で「自分たちは戦争の被害者だ」と考えている者たちが作りあげた集団のリーダーです。
自分たちは戦争に使われた道具であり、今この場所に残っていることも自分たちの意志ではないことを主張しており、
自分たちを攻撃しないで放置してほしいと切に願っている非戦闘主義者です。
ただし、自分たちの領域を犯す無法者に対しては容赦なく攻撃を行います。

◆殺戮の君主ガトウ
「殺戮の君主」と呼ばれる獣人傭兵団の隊長です。血の君主ヌルカのライバルとして有名であり、そして仲間でもあります。

◆ラグラマン
以前はヌルカの部下でしたが、戦争の中で忽然と姿を消したようです。
噂によればヌルカと秘密裏に陰謀を企んでいると言われています。

◆赤の旗の隊長シャカ
山賊の巣窟を掌握するためにチャンスを待っているオエル マフム集団の赤い旗の親分です。
利口で豪快ですが、まだ若いため多くの部下たちを集めることができないのが現状のようです。
自分が山賊の巣窟を占領し、マフムの王国を建国すると大口をたたいています。

399アデンの名無しさん:2005/01/22(土) 14:03 ID:CtHTghRM
―リザードマン族―

◆エビルスピリット ビフロン
ランク リザードマンが神のように崇めている精霊です。

◆ランクの族長ラスィコス
グルーディオ南部地方のランク リザードマンの親分です。

◆タサバの族長ヘレナ
嘆きの草原に住んでいるタサバ リザードマンの隊長。
タサバリザードマンは水竜パプリオンに仕えており、水竜からの命令を受けて嘆きの草原に居住し神聖な水の地を守っています。

◆リザードマン リーダー ヘリオン
クルマの塔に巨人の古代兵器が隠されているという話を聞いてクルマ周辺を徘徊する獣人傭兵の隊長です。

◆嵐のウィザード テルク
ギラン南部のデルー リザードマン達を統治している魔法使いです。
人間の魔法使い(ハーディン)に会って自らも強力な魔法使いへと成長しました。
初めは人間を尊重して一緒に暮していましたが、自分達をモンスターとして扱う人間の愚かさに激怒し、
侵入者は誰でも攻撃する邪悪な魔法使いになってしまったようです。

◆レットの族長タルキン
レットリザードマンを導く族長です。

◆シャーマン イシル
リザードマンの中でも尊敬されるシャーマンであり、草原の片隅で隠居していますます。
自分たちの領地が人間によって段々狭くなっていることに対して憤慨していて、
リザードマンを攻撃する人間に対して制裁を加えます。

400アデンの名無しさん:2005/01/22(土) 14:04 ID:CtHTghRM
―オーク族―

◆カトゥ マシナリー リーダー
ラグナ部族が中立地帯を守るために雇ったオーク傭兵。
基本的にラグナ部族の方針は休戦協約規定を破る相手だけを制裁しているようです。
しかしこれらの傭兵は荒々しく、
ラグナ部族の方針を無視し中立地帯の休戦協約を守るようにするためには初めから中立地帯の出入りする者を制裁すればよいと考え、
近付く者を皆攻撃してきます。

◆ヴクの大司祭長ガメッシュ
ブクオークたちを導いている大祭司長。
ブクの族長ドゥリコよりも強い権力を持っていると言われています。

◆ブレカ ウォーロック パストゥ
ブレカオーク族唯一のウォーロックでシルエットとシャドーを召喚獣として操ります。
元々は将来を期待されたブレカオーク族の族長の候補でしたが、陰謀に巻き込まれ同族に追放されてしまいました。
その後ダークエルフの召喚魔法を学ぶようになり、荒地で修行を行い自分の仇を討つ日をうかがっているようです。

◆グランジャー ソウル チェルトゥバ
ティマック オーク達の支配者で、「過去のオークの偉大なる魂」として尊敬された勇猛な隊長です。
誇らしい部下たちが「勇猛と名誉」を捨てて退化していく姿を哀れみ隠居していましたが、心を失った魔物と化してしまいました。

◆タイク オーク捜索隊長
同族を殺して脱走した脱走兵ベクを捜してギランまで来たタイクオーク捜索隊。

◆ケトラー ヴァン リーダー アトゥイ
元々このケトラー オーク族は北エルモア王国に基盤を成す部族です。
エルモアとアデンとの戦争によって監視と防御が疎かになったすきに、
その先鋒隊が南に侵攻して自分たちの勢力を広げる機会を待っているようです。
彼らはその先鋒隊の役目を引き受けています。

401アデンの名無しさん:2005/01/22(土) 14:05 ID:CtHTghRM
リザードマン族に追加

◆シャーマン キング セル
セル部族を支配するシャーマンの王。
危険な召喚術を研究している途中、事故で狂気に取り込まれてしまいました。
今も部下と共に歩き回り、部族の地を越えて来る侵入者を皆殺しにしています。

◆フレイムロード シャダール
シャーマンキング セルの召喚事故の時に召喚された悪魔。
誤った召喚魔法のせいで帰る道が無くなり、冒険者を襲ってソウルエネルギーを集め自らの動く力を得ているようです。

402アデンの名無しさん:2005/01/22(土) 14:06 ID:CtHTghRM
―シレノス族,関連―

◆猛獣王カルタ
シレノス シャーマンを部下として統率している猛獣王です。自らの領域に近づくものを嫌っています。

◆シャクラム
シレノス族の中の一人だったシャクラムは、象牙の塔の魔法使いの実験の犠牲になり、
魔力は強まったものの哀れな姿に変身してしまいました。
しかし象牙の塔の魔法使いは自分たちの実験の弊害を認めなかったため、
シャクラムは自分の慣れ親しんだオーレン北部でなく、山道が険しく人が入って来れない南部の谷間に住むしかありませんでした。
自分の姿を見られることを恐れ、近づくものを攻撃しているようです。

◆コリム
ヘルトル シレノス一族の指導者だったコリムはバイウムの狂信徒でもあります。
彼はバイウムを復活させ力を借り、大陸にいるすべての種族を一掃してシレノス一族が大陸の覇権を掌握しようと主張を行い、
一族から追放されてしまいました。
いまだに自分の考えを捨てることはできず、自分の追従者たちと一緒に傲慢の塔周辺でバイウムを復活させる計画を進行しています。
彼はバイウムを復活させるためにヒューマンとエルフの子供と乙女たちの血を集めているようです。

403アデンの名無しさん:2005/01/22(土) 14:06 ID:CtHTghRM
―クロコダイル族、ワニ族―

◆大地の守護者パナセン
インナドリルの地を先祖の時から守っているワニ族です。
人間がインナドリルを開拓する前からここに住んでいて、他の領地とは違い神聖な力がインナドリルにあると信じています。
最近増加傾向にある大陸の人間を見ながらインナドリルを守らなくてはならないと決心しています。

◆セベク
クロコダイル アイランドを支配しているクロコダイル族の隊長です。
アテカが島に留まることを不満に思っていましたが、パプリオンが恐ろしく何もできずにいるようです。

404アデンの名無しさん:2005/01/22(土) 14:07 ID:CtHTghRM
―ハラト一味―

◆デス ロード ハラト
死を司る君主です。

◆カーノン
ハラトの命令によって傲慢の塔の情報をアデンのあちこちで収集している上級の悪魔です。
しかし彼の忠誠心は疑われているようです。

◆ヴェルファ
カーノンの腹心であり、傲慢の塔を調査するために部下達と行動中のようです。

◆ラーハ
名目上はカーノンの部下ですが、実はハラトが送ったカーノンの監視役です。
カーノンの裏切りの兆しに対して腹を立てています。

◆カルト
カーノンによって不死の身を持つようになった古代エルモアデンの将軍です。

◆バリオン
カルトの命令によってティラックを監視していますが、ラーハによる密命を受けているようです。

◆ティラック
バリオンの部下で、傲慢の塔の調査にきています。

◆レメル
ラーハの魔力によって支配されているマーシュ スタッカート一族の女王です。

405アデンの名無しさん:2005/01/22(土) 14:07 ID:CtHTghRM
―悪魔の島関連―

◆ハトス
ザケンがクルマで獲得した巨人の遺産の力を注いで呼び出した古の巨人です。
悪魔の島の宝物を守るためにザケンが野放しにしているようです。

◆魔女ウィメル
悪魔と契約を結んだ強力な力を持つ邪悪なダークメイジです。
悪魔の島の悪魔クリクブスと何らかの関係があるといわれています。

◆悪魔クリクブス
悪魔の島に古代から住んでいる悪魔です。海賊の侵入により眠りから覚めたようです。

406アデンの名無しさん:2005/01/22(土) 14:08 ID:CtHTghRM
―べレス関連―

◆ベレスの使者メアナ
悪魔の島から来た女性の使者です。
グルーディオを混沌とさせるために様々な方法を模索しています。

◆セザールの召喚獣
昔々、ベレスを阻むために象牙の塔から派遣されたダークウィザードの中に召喚師セザールがいました。
セザールは黒魔法を詠唱しましたが、それに対抗する魔法の反作用で死んでしまいました。
しかし、セザールの召喚獣の魂は消えずに荒地に残った黒魔法と融合して残ってしまいました。
彼はマスターの死を悔しく思い、魔法使いに強い敵意を見せています。

◆ゾンビロード クロール
「悲嘆の廃墟」は、戦争に巻き込まれる前は平和な村でした。
その村を治めていた領主ロード クロールは戦闘で敗れた後に捕虜になり、無惨にも拷問を受けて亡くなりました。
その魂がベレスの部下を通して魂の姿で復活しました。
すでに理性は消え、自らの苦痛を他のすべての生物に与えようと考えています。

◆リタイア スパイダー クレトゥ
ベレスを封印する以前に荒地地域に住んでいたスパイダー。
ベレスの封印後、荒地に染みこんだ魔力によって急成長した蟻たちの勢力に負け、今のこの場所まで後退してきました。
いつかは蟻たちを倒し以前の住処を取り戻すため、勢力を育てているようです。

◆べレスの巫女セピア
ベレスと契約を結んだ者で、荒地の地下に隠されたベレスの遺跡を捜すために派遣されたようです。

◆ジャイアント マルパナック
ベレスの復活に備えた魔法使いが古の巨人の姿を真似た武器の失敗作です。
自分の事を本物の古の巨人だと思っています。

407アデンの名無しさん:2005/01/22(土) 14:09 ID:CtHTghRM
―エヴァ、パプリオン関連―

◆エヴァの守護者ミレーヌ
エヴァが地上で過ごした時代にエヴァの守護役をしていました。
今も行方不明となったエヴァの居所を守るため、無断侵入する侵入者を警戒しています。

◆水中庭園のガーディアン3号機
エヴァの水中庭園を守っているガーディアンです。パプリオンの軍勢や外部からの侵入者を阻んでいます。

◆パプリオンの侍従シカ
水竜パプリオンの一番部下で、パプリオンの手足のような存在です。
パプリオンの代理として世の中を監視しています。

◆ウォーター コウアトル アテカ
シーレンが生んだ魔物の一つで、繁殖をするために世に姿を現わしたようです。
パプリオンの部下でもあり、シーレンと魔物達がまた世の中を支配する日を待ちわびています。

408アデンの名無しさん:2005/01/22(土) 14:09 ID:CtHTghRM
―アンタラス関連―

◆血の司祭ルーデルト
アンタラスの洞窟の奥底にいる巨大な魔物です。
彼は地竜アンタラスの魔力で創造されたモンスターであり、竜の眠りを邪魔する者を始末するのが主な任務となっています。
「血の司祭」という通称は、炎の属性を持つ紅い巨体と血を好むところからつけられているようです。

◆アンタラスの司祭クローエ
アンタラスに仕え身を供にした邪教の巫女です。
黒魔法で自らを魔物に変え、自分の召喚獣と共に洞窟の中に入って来た人々を攻撃します。

409アデンの名無しさん:2005/01/22(土) 14:15 ID:CtHTghRM
―訳あり派―

◆プリンセス モーラン
邪悪な魔法使いビゼイの呪いによって巨大な蛙に成り果てたラウル王の67番目の娘であるプリンセス モーラン。
凶暴なクマに変わってしまったプリンセスの護衛騎士ドゥガンとドゥガンの部下達と共に、邪悪な魔法の力に操られています。

◆マネス リディア
本来は村のシャーマンでした。
エルモア軍が井戸の中に毒を入れた光景を目撃したのに、脅迫によりその事実を村の住民に知らせることができませんでした。
村の住民が次々と死んで行くのを見て自分の過ちの深さから、その後発狂してしまいました。
呪われた井戸の周りに出没し、近づく者たちをすべてエルモア軍人と勘違いして無差別に攻撃しているようです。

◆処刑場の監視者ギロチン
処刑場を守っていた監視者です。呪いを受けてこのようになってしまいました。

◆農民反乱軍隊長の怨霊
数年前のバイロンアシュトンの農民反乱鎭圧の時、処刑された農民反乱軍の指導者の中の一人です。
死んでも死にきれず、バイロンアシュトンに対する憎悪を燃やしています。
死後に悪魔との契約を交わし、黒魔法を操ることができるようになっています。

◆カーズド クララ
自分を本当にきれいだと思いこむようになり、
その「自惚れ」から女神アインハザードの怒りをかってしまいメデューサになってしまった美しい娘です。
婚約者のシューは彼女の事を忘れることができなくて彼女を訪ねるものの、彼女の魔力によって石像にされてしまいました。

◆蒼空のビコン
エルモアデンの有名な魔法使いで、象牙の塔の歴史上一番最年少でマスターになったと言われています。
巨人たちの魔法を研究を自分の物としましたが、黒魔法を学んだ後、周りの魔法使いの嫉妬を買い封印されてしまい、
その際に魔法使いのペットに彼が乗り移ったとされています。

◆亡命希望者レオ
グレシアの貴族であると同時に侵攻軍であるレオは偶然にも古の巨人を配下にすることができました。
彼は古の巨人を利用してアデンを脱出し、敵国であるエルモアに亡命しようとしています。

◆キング タルク
知識を深く追求するためアンタラスを訪ね魔法を学ぼうとしましたが、
アンタラスの怒りに触れオークにされてしまったダークアベンジャー。
口先ではアンタラスを呪っていますが、アンタラスを恐れ、隠遁しています。

◆ラブ リヴァーザー カエール
旅人の生気を吸収し、永遠の命を得ようとしているサキュバスです。
元々は美しい女性でしたが、愛する人を得るために邪悪な魔法使いの助言を聞いてしまい、ライバルを殺してしまったのです。
そのことが公になり愛する人にまでも捨てられ、愛を得ることができませんでした。
その後、魔法使いに会いに行き問い詰めようとしましたが、逆に呪いを受けてサキュバスになってしまいました。
バルトナ家の王子を愛していたためか、今でもグルーディオ城周辺に現われます。

◆エルフ レノア
動物好きなエルフでしたが、戦争の弊害で自然が荒廃し動物たちが死んで行くことを非常に悲しんでいました。
その後彼女は死んでも成仏できず、幽霊になりました。
レノアは大きなイノシシ達の守護を受けていて彼らの領域中に見知らぬ人々が入って来ることを警戒しています。

◆キャット団リーダー
人間のマスターに捨てられた召喚獣が自らが生きるために集結した盗賊団。

◆クレイジー メカニック ゴーレム
マスターの無理な操作で暴走してしまったメカニック ゴーレムです。

◆クロノスの召喚獣ミュミュ
猟師の村に住んでいる賢者クロノスの部下であるミュミュです。
クロノスが調合する「嬉しさの妙薬」の材料を手に入れるためにインナドリルにやっては来ましたが、
自分がどうしてここに来たのか目的を忘れてしまい、お仕置きをされるのが怖くて帰れないでいます。

◆イカルスの実験体1号
ハーディンの私塾でイカルスが弄んだ実験生物です。
脱出後、山を越えてここまで来たようです。

410アデンの名無しさん:2005/01/22(土) 14:16 ID:CtHTghRM
◆ジャイアント タイガー
グランカインがギラン城の南の島にばら撒いたモンスターです。

◆ドラゴン ガイ
グランカインがギラン城の南の島にばら撒いたモンスターです。

◆ウォッチャー
グランカインがギラン城の南の島にばら撒いたモンスターです。

◆ジャイアント キャタピラー
グランカインがギラン城の南の島にばら撒いたモンスターです。

◆アペピ
シーレンが生んだ魔物の一種で、世の中の秩序を壊す存在です。
シーレンに変わって水の神になったエヴァを脅かすためにインナドリルを放浪しています。

◆シーレンの使者カブリオ
シーレンに仕える死神の中の一人です。多くの怨念に溢れた魂を連れ、シーレンの復活を待っています。

◆イクンタイ
邪悪なネクロマンサー達によって作られた闇の生物です。
何か邪悪な陰謀を隠し持っているとききます。

◆キャッツアイ
グルーディオの有名な盗賊キャッツアイ団の親玉です。

◆ソウルレス ワイルド ホッグ
邪悪な勢力によって魂を奪われ、ただ殺戮を繰り返す道具に変わってしまいました。

◆ロアー スカイランサー
「アデンの災い」と呼ばれる人間の狩人に自分の子供を殺されたドレイクです。

◆腐植樹レピロ
胞子の海の毒に汚染された植物で、オルフェンの部下の一員であり、胞子の海に入って来る人間を無差別に攻撃します。

◆フェアリー クイーンの使者ベルン
フェアリー クイーンがヒューマンに派遣した使者。ギランを目標に旅をしているようです。

◆パン ドライド
遥か昔、エルフとダークエルフが対立する以前のエルフの森のガーディアンでした。
しかし対立が始まり中立の立場を貫いた結果、どちらからも歓迎されない存在になってしまいました。
他のパンたちはフェアリーの谷と北のエルモア王国へと移り住みましたが、パン ドライドだけがここに残り、
人間達の侵入を警戒しながらいつかこの地に帰って来る同族たちを待っているようです。

◆ユニコーン パニエル
神々の怒りで古の巨人が滅亡する時、ユニコーンは住む場所を失ってしまいました。
新しい地へ移住するさいにはぐれてしまった仲間達を数百年捜し続けています。

◆フューリアス ティーレス
荒地になる前からその周辺に住んでいたティミ ト ランです。
以前の美しかった自然をこのようにさせてしまった象牙の塔の魔法使いや人間たちを憎悪しているようです。

◆フェアリーの森の守護者ルエル
フェアリーの森の女王ティミニエルの命令に従って森の外郭地帯を守っているエントです。
森の秩序を乱す侵入者は絶対許さないようです。女王の力でフェアリーの森からシルフとユニコーンを召喚します

◆アトライバン
北エルモア王国にあるアルゴスの壁から出てきたモンスター。
元々エルモア王国にあるアルゴスの壁はすべてのフローティング アイが生まれた場所とも言われています。
ここで生まれたフローティング アイは各自の能力によって進化しているようです。
このアトライバンは進化のほぼ最終形態だと言えます。
アトライバンの弟子達と名付けられた者達はアトライバンに近づく為に付きまとっているモンスター達です。

◆マーシュ スタッカート クィーン ゼルナ
湿地にいるすべてのスタッカートたちの支配者である女王ゼルナ。

◆ヘカトン プライム
退化した巨人たちを支配している機械装置で、クルマの塔のコアに似ている人工知能生命体です。
周りに居るすべての退化した巨人を操ります。

◆ロングホーン ゴルコンダ
バイウムの四天王中の一人です。主人が復活する時を待っています。

◆豪炎のシュリエル
傲慢の塔上層部まで突破する悪魔を阻む第1戦線の先鋒長。ケル マフムを導いて悪魔との絶えない戦争をしています。

◆アンヘルの猛虎王
山脈地域に伝わる伝説の巨大なウルフです。
エンジェルの侍従でしたが主人を噛み殺して地上に残ったと言われています。

411アデンの名無しさん:2005/01/22(土) 14:17 ID:CtHTghRM
その他
マジック ゴーレム ゴンヒリム、バンデット リーダー バルダ、ティマック オーク ゴスモグ、
シーフ ケルバール、モンスター シリオン、エンミティ ゴースト ラムダル、永世の救援者マルディル、
ケルブ ガラッシア、ミナス アノール、忘却の鏡、死者エレヴ、ハリツの守護者ガランキ、ゴルゴロス、
最後の下巨人 ユテヌス、盗掘屋キム、ゴースト ナイト カベド、シーレンの司祭 ヒシルローメ、
魔道士 ケニシ、ザケンの航海士ティリオン、水の精霊リアン、グウィンドール、エヴァの精霊ニニエル、
パプリオンの使者ピンゴルピン、パプリオンの手下イスタリ

412アデンの名無しさん:2005/01/22(土) 14:27 ID:CtHTghRM
・ハーディン「種族不明」ネクロマンサー
歴史の裏舞台で暗躍するネクロマンサー。
彼の素性については諸説あり、実は悪魔べレスだとかマーシェエルフの生き残りだとか言われている。
アデン王国が成立したのも彼の功績に寄る所が大きく、最近はアインホバントの名で暗躍している。
現在はイカロスや弟子達と共にハーディンの私塾でネクロマンシーを研究している。

・イカロス「リッチ」
リッチキング イカロス。エルモアアデン帝国時代の13人のリッチの生き残りで強力なネクロマンシーの技術を操る。
以前は現在のハーディンの私塾をアジトに悪事を働いていたらしいが、
彼との試合に負けて以来束縛を受けてハーディンに協力しネクロマンシーを人間に教えている。
もっともネクロマンシーを教えているのは別な思惑があるようだ。

413アデンの名無しさん:2005/01/22(土) 14:45 ID:CtHTghRM
神々の時代終わり:巨人族の滅亡

エルフxオーク戦争(B.C.400年頃〜)
|B.C.400〜600年代 ・ヒューマンの協力によりオークが敗れる(現在より2000年前)
|   *ウィンダウッド卿によると1000年前「紀元前514年」
|B.C.500〜600年代 ・ヒューマンが暴反しエルフが敗れる(現在より2000年前)

エルモアアデン帝国成立(帝国暦元年)
|帝国暦0年〜  ・皇帝シュナイマンによりヒューマンの宗教改革が行われる
|        ・エルモアアデン帝国、グレシア地方に侵攻―ぺリオス帝国成立
|        ・フェアリー族がヒューマンから逃れてフェアリー谷へ移り住む
|帝国暦400〜600年頃・べレスx象牙の塔戦争―べレスが破れ封印される(現在より約1000年前)
|        *グランカインによるとヘルハウンド島(悪魔の島らしい)へ逃れたとされる
|帝国暦400〜600年頃・ダスパリオンが黒魔法を褐色のエルフに伝える(現在より約1000年前)
|帝国暦400〜600年頃・エルフx褐色のエルフ戦争開始(現在より約1000年前)
|帝国暦400〜600年頃・マーシェエルフの呪いによりダークエルフ誕生(現在より約1000年前)
|          *族長ミトラエルがダスパリオンらによって封印される
|帝国暦1000年頃〜 ・皇帝バイウム登場―オーク王国と戦い勝利。ぺリオス帝国と戦い勝利。
|           30年の月日を掛けて傲慢の塔を築く(帝国成立より1000年以上経過)

エルモアアデン帝国崩壊(帝国暦1000〜1100年頃)
|帝国暦1000〜1100年頃・ぺリオス帝国崩壊
|  ・オーク族ノーブルオーク、下級オークに分裂
|帝国暦1000〜1200年・オークxドワーフ戦争―ドワーフがムーランで敗れ、スパイン山脈へ逃れる(現在より約500年前)
|帝国暦1000〜1200年・オーク王国、話せる島に侵攻?(現在より約500年前)

エルモア王国登場(おそらくはエルモアアデン帝国崩壊後に帝国が分裂し残った国と思われる)
|   ・エルモア王国アデン地方に南進―オーレンに阻まれ失敗
|   〜300or400年経過
|   ・オーク王国アデン・エルモアに侵攻―カカイとラウルが対決する。
↓ 
グレシア王国パリスにより建国・アデン王国ラウルにより建国
|  ・ラウル死亡、トラビスがアデン王位を継ぐ
|    ・エルモア王国アデンへ数度侵攻
|  ・トラビス死亡、アマデオがアデン王位を継ぐ
|定刻暦1440年頃  ・エルモア王国パベル領にパベル村建設
|帝国暦1479年頃  ・地竜アンタラスが暴走しギラン南部が焦土と化す(現在より10年前*プレリュード期)
|  ・グルーディオ領地の支配権を握っていた、ワルドナー男爵が失脚
|         ・ディオン領地で農民による反乱が起こり、アシュトン公爵が失脚
|帝国暦1486年頃  ・ギラン領主エストス男爵がアンタラス征伐に向かうが失敗(現在より3年前*プレリュード期)
|帝国暦1486年頃  ・グレシアxアデン戦争―アデン、エルモアが同盟を結ぶ(現在より3年前*プレリュード期)
|  ・オーク・トゥレック族グルーディオ北部に進入しトゥレック王国を宣言
|    ・パリス死亡、カルネイアがグレシア王位を継ぐ

グレシア王国クセルスの反乱により南北に分裂

アデン・エルモア・グレシアによる相互不可侵条約締結
↓ 

混沌の時代の年代記、ヒンデミット著1640,41年
エルモアアデンの隠された歴史、象牙の塔の史学者マテオ著1731年

414アデンの名無しさん:2005/01/22(土) 19:20 ID:FyNOcBSc
乙!

415アデンの名無しさん:2005/01/23(日) 05:19 ID:FD80evAI
・名も無き亡霊[アンデッド]
アシュトン公爵の「魔女狩り」で殺された娘達のアンデッド化した姿。
アシュトン公爵の圧政は有名でこの他にも数々の悪政を布いていた。

・アルラウネ[マンドラゴラ族]
ディオンでは飼いならすことができなかったマンドラゴラの頭に大きな釘を打ち無理やり洗脳していた。
やはり彼女の頭にも釘が刺さっている。
マンドラゴラにも感情があり、
この非人道的な行いを嘆き人々にそれを訴えようとしているようだ。

・預言者スーラ
正しい信仰を求めるあまりアインハザード教団を破門になった神官。
現在は荒地で自分の信仰を説いており「荒野を叫ぶ者」と呼ばれている。
彼女の弟子たちはオル マフムに布教している。

・カタリ
預言者スーラの弟子。
ダークエルフ村近辺でオル マフム達にアインハザードの信仰を布教している。

・カカン
預言者スーラの弟子。
オーク村近辺でオル マフム達にアインハザードの信仰を布教している。

・ニャクリ
預言者スーラの弟子。
ドワーフ村近辺でオル マフム達にアインハザードの信仰を布教している。

・ラムス
預言者スーラの弟子。
話せる島でオル マフム達にアインハザードの信仰を布教している。

・レモニエル
元アインハザード教団の神官。
教団の教理に不満を抱き神官であることをやめた。
その後「奇跡の理解」という本を出版しこれが話題となるが、
教団を批判する内容だったため禁書といての指定を受けてしまうのだった。

・カーディナル セレシン[Human Female]:オーレン
サーバストーリーのセレシン本人。カーディナルは枢機卿の意

416アデンの名無しさん:2005/01/23(日) 05:53 ID:FD80evAI
修正

神々の時代終わり:巨人族の滅亡

エルフxオーク戦争(B.C.400年頃〜)
|B.C.400〜600年代   ・ヒューマンの協力によりオークが敗れる(現在より2000年前)
|              *ウィンダウッド卿によると1000年前「紀元前514年」
|B.C.500〜600年代   ・ヒューマンが暴反しエルフが敗れる(現在より2000年前)

エルモアアデン帝国成立(帝国暦元年)
|帝国暦0年〜      ・皇帝シュナイマンによりヒューマンの宗教改革が行われる
|              ・エルモアアデン帝国、グレシア地方に侵攻―ぺリオス帝国成立
|              ・フェアリー族がヒューマンから逃れてフェアリー谷へ移り住む
|帝国暦400〜600年頃 ・べレスx象牙の塔戦争―べレスが破れ封印される(現在より約1000年前)
|              *グランカインによるとヘルハウンド島(悪魔の島らしい)へ逃れたとされる
|帝国暦400〜600年頃 ・ダスパリオンが黒魔法を褐色のエルフに伝える(現在より約1000年前)
|帝国暦400〜600年頃 ・エルフx褐色のエルフ戦争開始(現在より約1000年前)
|帝国暦400〜600年頃 ・マーシェエルフの呪いによりダークエルフ誕生(現在より約1000年前)
|              *族長ミトラエルがダスパリオンらによって封印される
|帝国暦1000年頃〜  ・皇帝バイウム登場―オーク王国と戦い勝利。ぺリオス帝国と戦い勝利。
|              30年の月日を掛けて傲慢の塔を築く(帝国成立より1000年以上経過)

エルモアアデン帝国崩壊(帝国暦1000〜1100年頃)
|帝国暦1000〜1100年頃・ぺリオス帝国崩壊
|              ・オーク族ノーブルオーク、下級オークに分裂
|帝国暦1000〜1200年 ・オークxドワーフ戦争―ドワーフがムーランで敗れ、スパイン山脈へ逃れる(現在より約500年前)
|帝国暦1000〜1200年 ・オーク王国、話せる島に侵攻?(現在より約500年前)

エルモア王国登場(おそらくはエルモアアデン帝国崩壊後に帝国が分裂し残った国と思われる)
|              ・エルモア王国アデン地方に南進―オーレンに阻まれ失敗
|        〜300or400年経過
|              ・オーク王国アデン・エルモアに侵攻―カカイとラウルが対決する。
↓ 
グレシア王国パリスにより建国・アデン王国ラウルにより建国
|             ・ラウル死亡、トラビスがアデン王位を継ぐ
|             ・エルモア王国アデンへ数度侵攻
|             ・トラビス死亡、アマデオがアデン王位を継ぐ
|定刻暦1440年頃   ・エルモア王国パベル領にパベル村建設
|帝国暦1479年頃   ・地竜アンタラスが暴走しギラン南部が焦土と化す(現在より10年前*プレリュード期)
|             ・グルーディオ領地の支配権を握っていた、ワルドナー男爵が失脚
|             ・ディオン領地で農民による反乱が起こり、アシュトン公爵が失脚
|帝国暦1486年頃   ・ギラン領主エストス男爵がアンタラス征伐に向かうが失敗(現在より3年前*プレリュード期)
|帝国暦1486年頃   ・グレシアxアデン戦争―アデン、エルモアが同盟を結ぶ(現在より3年前*プレリュード期)
|             ・オーク・トゥレック族グルーディオ北部に進入しトゥレック王国を宣言
|             ・パリス死亡、カルネイアがグレシア王位を継ぐ

グレシア王国クセルスの反乱により南北に分裂

アデン・エルモア・グレシアによる相互不可侵条約締結
↓ 

混沌の時代の年代記、ヒンデミット著1640,41年
エルモアアデンの隠された歴史、象牙の塔の史学者マテオ著1731年

417アデンの名無しさん:2005/01/24(月) 22:31 ID:vS2C.7lc
GJ!!

418アデンの名無しさん:2005/01/25(火) 00:55 ID:oseHsap2
修正
・バーツ レムスハト"Bartz Remzheart"[Hum/Male]Paladin
オーレンの地方貴族レムスハト家出身のパラディンで、自らの正義のためには命も捧げることができる熱情を持った青年。
皆が悪意に立ち向かって戦えばもっとよい世の中を作ることができると心より信じており、
幼少期にアインハザード教壇所属の聖堂騎士団に入団するが戦場で上官の退却命令に背いたという理由で破門の危機に会う 。
しかし彼の向こう見ずな姿に注目した樞機卿セレシンは罰を与える代りに護衛任務を彼に命じる。
樞機卿とともに議会召集のために王国巡礼に出るようになったバーツは、
多くの村を訪問しながら教壇の神官たちが皆‘不吉な未来’を予感していることを 知ることになり 、
罰だと思った自分の護衛任務が思ったよりもっと大きい意味を持つという事実を悟るようになる。

・ジグハルト アイン"Sieghardt Ein"[Hum/Male]Dark Avenger
静かにしかし堪えなく復讐心を燃やしているダークアベンジャー。
元々はルウンの貴族出身で生まれつきの能力と品性で若くしてルウン黄金騎士団の団長になったが、
政略の陰謀により騎士団は解体され家族は皆殺しにされてしまう。
部下たちの犠牲で身を守ることができたがその恥ずかしい悪夢は今までも彼に襲いかかる。
以後、傭兵団に加入し自らの生い立ちは隠しているが、騎士団長時代に身につけたリーダーシップは自然に彼を傭兵団大将にした。
ギランで‘影のオリム’という者と会い、遂に自分の復讐を果す力を手に入れるようになるが…。

・カイン"Kain"[Hum/Male]Gladiator
陰謀と計略が止まないエルモアの貴族生活に背を向け、ひたすら剣を修練するために放浪の旅に出たグラディエーター。
幼い時から剣術を学び、自分の腕には自信があったが、
シュトガルトで出くわした見知らぬ剣客に敗れた後‘強さ’に対してもう一度考えるようになる。
自分に敗北を教えてくれた見知らぬ剣客に再会し必ず勝利するという一念で日夜剣術訓練にいそしんでいる。
現在はグラディエーターのクエストの一つ‘大陸制覇’を果たすためにアデン王国を旅行しているところだ。

・リオナ(レオナ) ブラックバード"Lionna(Leona) Blackbard"[Hum/Female]Warlord
運命に導かれて苦しい君主の道を向かって歩いて行く少女ウォーロード。
本来彼女はインナドリルの商人家出身で、幼い時に君主の運命を暗示する夢を見て、
その夢を口にした事でより反逆罪で処罰されることになった。
しかし彼女の運命を感じたインナドリルの領主リオネルハンターは彼女を罷免し自分の養女とする。
その後彼の勧めでゴダードに行った彼女は火竜バラカスの手下に会って竜たちの言い伝えを聞くようになる。
その後彼女は近付く混沌の時代を備えて仲間を集めるための旅行を続けることになる。

・エリカ ケン ウェーバー"Erica ken wever"[Hum/Female]Treasure Hunter
ルウンの小貴族出身としてトレジャーハンターの仕事をする奇妙なお嬢さん。
彼女がこの道を歩くようになったのは親が中央の権力争いに巻き込まれて毒殺され
姉妹が他の貴族の側室に入って行ったのがきっかけだった。
エリカは4年間男装をして裏通りで生活をし、シーフとして活躍。
追跡者を避けて狩人の村を通り国境近くの盗賊団に加担。
ジグハルトの正体を知っているが現在は何も言わず部下として行動を共にしている。

・ゴースティン"Gustin"[Hum/Male]Hawkeye
アデン王国アデン領地狩人の村出身の憂鬱なホークアイ。
5歳のとき、アデン城村の裏通りで飢えて病に倒れ死にかけた彼はフランツに救われ、すべてのものを与えてもらった。
現在彼はフランツの手足になって動く暗殺者だが、生きる目的も、生きることに対する執着もほとんどない。
ただ、フランツの命令に従って動けば自分の魂がこの虚無から救われると信じている。
フランツの命令に従ってテオンとともにフリキオスを追跡するシーケンを見張って一緒に行動する。

419アデンの名無しさん:2005/01/25(火) 00:56 ID:oseHsap2
・ドビアンヌ"Devianne"[Hum/Male]Sorcerer
象牙の塔で正規の教育課程で学んだソーサラー。
すべての事において原理原則にこだわり、合理的に解決することができない事はないと思っているのだが、
極めて常識的なことをできない場合がある。
数年前、ギランで偶然出会った吟遊詩人ルカルと、魔法と哲学に関する論争をするようになったが、
ルカルの鋭い論理と質問に対抗することができず、結局敗れてしまう。
ドビアンヌは自分が象牙の塔で受けた学習の限界を悟り、どんな本にも出ていない‘世間’を学ぶために旅を始める。
しかしまだ、自分の判断と直観よりは本に書かれた知識に頼る習慣を直すことができず、
最近ではクロノスという年寄りに伝え聞いた‘知識の経典’を捜し出すために血眼になっている。

・ヒンデミット"Hindemith"[Hum/Male]Necromancer
ハーディンが私塾を設立する前に育てたネクロマンサー。
師匠が過去に‘アインホバント’という名前で多くの政治的陰謀と関わっていた事実を知るとすぐ、彼に別れを宣言した。
ハーディンは彼に何も話さなかった。
彼はハーディンがどんな目的を持って行動するのか何も確信できないまま彼を阻もうとする。
彼は師匠に勝って彼に認めてもらおうとする。
コアの暴走で危機に瀕したタジーフを助けた縁で二人は友となった。

・テオン"Teon"[Hum/Male] Warlock
異系の悪魔たちと危ない取り引きを繰り返すウォーロック。
昔、南方の海を渡ってきたということ以外にその出身については知られていない。
他の追従を許さない膨大な知識で'早殺しの賢者'という称号を得た彼は
アインハザード神殿のフランツに会って彼の指示どおりシーケンを助けてフリーキオスを追跡する。
フランツが彼の裏面に蟠っている闇を突き通して見たようにテオンテオンもフランツの裏面をぼんやり気づいている。
フランツは彼がカイシャの黙示録を横取りしようと思うはずだと予想しているが、
この疑わしい魔法師にはその以上の目的があるようだ。

・フランツ"Frantz"[Hum/Male]Bishop
ギランのアインハザード神殿に所属しているビショップ。
商人の家に生まれたが、6歳の時に'輝く存在の啓示'を受けて聖職者への道を歩んだ。
驚くべきな信仰心と熱情を認められて若い年にビショップとなり、戦地で倒れた戦士たちを蘇生させる奇蹟を数多く行使した事がある。
現在、殉教・自己犠牲を強要する宗教集団'輝く夜明け'を導いている。
常に善良で慈しみ深いほほ笑みをしている彼の表情の裏には多くの秘密が隠されている、と人々は噂している。

・ルナ"Luna"[Human Female]Prophet
アインハザード教団で教育受けたが教団の緩慢的な態度にがっかりしてプロフィットの道を歩き始めた女性。
彼女に進むべき道を教えたのは'荒野の予言者'スルラだったがスルラの教えの意味と違い、
彼女は光の魔法は悪を滅ぼすために神がお許し給うたことだと信じている。
急進的な態度によって教団を破門された以後ルナは王国を旅して自分の教えを皆に説破し始めた。
教壇の集会禁止令にもかかわらず多くの人々が彼女の説教を聞くために集会場で集まった。
彼女のすぐれた雄弁術と生れついたカリスマにひかれた多くの人々が彼女の信奉している。

・カスティエン"Kastien"[Elf Male]Temple Knight
一族とエヴァを守護する運命に生れついた貴いテンプルナイト。
強靭ながらも柔軟な肉体と精神を持っている。
ちょっと生真面目な性格でドワーフと人間を嫌い、そのため人間を愛するエルフィナを軽蔑する。
一生をエヴァに献身すると誓ったが死んだ友達の妻であるアイリーンに決して受け入れることができない感情を感じる自分を呪って、
危ない任務を続いて受け負う。
最後の任務で彼は世界を蝕む原因を調査するために胞子の海に発った後失踪した。

420アデンの名無しさん:2005/01/25(火) 00:57 ID:oseHsap2
・アイリーン"Airin"[Elf Female]Swordsinger
エヴァと一族のために歌う歌姫だったが戦争で家族を皆失った後、歌を歌うことができなくなったソードシンガー。
数十年の時間が流れると彼女も仲間たちと交わって話して笑うことができるようになったが心の陰は振るい落とすことができなかった。
彼女をもっと苦しめたことはカスティエンと彼女の間に流れる微妙な感情だった。
心を押えつけていた彼女だったがカスティエンの失踪の情報を聞いて彼を求めて胞子の海に去る。

・スターリス"Staris"[Elf Male]Plainswalker
冒険と浪漫を捜して諸所を放浪するプレーンウォーカー。
幼い時から流れる星明かりの魂を生れついたという話を聞くほどに
放浪癖のひどいスターリスは1ケ所に定着して平和な生を楽しむ同族たちとは違い新しい地、
未知の領域を探して出るのが好きなエルフだった。
エルフの森を保護する結界が立てられていた時代にも彼は外世界への往来を許諾受け、
人間世の中で長老アステリオスの目と耳役目を遂行した。
現在も非公式的に長老の代理人である。
最近エルフ一族の4大宝物中の一つなタリンの槍をリザードマンたちに奪取された時略奪者を追い掛け槍の行方を明かしたのも彼だった。

・セリエル"Ceriel"[Elf Female]Silver Ranger
早くから故郷を発ち猟師の村を拠点に活躍していたシルバーレーンジャー。
50年間磨いて来た弓の腕前は大陸でも五つ指中に入り、
狩人組合長ボナドやサジタリウス・ハミルも彼女の前では子供扱いを受ける。
20年前彼らがカデシーの復活を沮止するのに彼女の助けを受けたことは言うまでもない。
シーレンの子たちの後を追った彼女がカデシーの復活を警戒する手紙を二人に送ったことは最近だった。

・フェイシャル"Fehyshar"[Elf Male]Spellsinger
世の中で一番複雑な女関係を持ったスペルシンガー。
運命的な愛を感じたダークエルフの女性のために、幻の宝石を捜して竜の谷に立ち入った彼はそこでブラッディクイーンに出会う。
ブラッディクイーンは、彼に宝石を与える代わりに永遠に自分と一緒にいることを提案するが、
彼女が本気なのが分かるとフェイシャルは怖気ついて宝石も打ち捨てて逃げる。
恋人を失った後、吟遊詩人として各地を流れた彼は、リオナたち一行に出会い彼女に付きまとうようになる。
しかし意外にも彼女たちは君主の資格を試すために、ブラッディクイーンを退治に行く途中だった...

・エルフィナ"Elhwynna"[Elf Female]Elementalsummoner
精霊たちの囁きに常に耳を傾けるエレメンタルサモナー。
約100年前エメラルドの森で当時13歳だったインナドリルの領主セントハンターを助けた縁で、
大人になった彼との愛におぼれるようになる。
その後彼女は100年間眠りにつき目覚めた。
エルフの血が混じったハンターにも100年はとても長い時間だった。
彼女が昔の愛の影を捜して湖の国を訪れた時、彼女を待っていのはセントの孫であるリオネルだった。
大きな悲しみと共に彼女は引き止めるリオネルを振り離して去る。
現在彼女は枯れてゆく世界樹を生かす方法を捜すためにアイリーンと同行して胞子の海に向かっている。

・エリキア"Ellikia"[Elf Male]Elven elder
元々はエルフ森の守護者センチネル達を導く騎士だったが
ある日世界樹の呼び掛けを受けて自分の剣を弟アルベリウスに譲った後、結界士の道を歩き始めたエルダー。
一族と森に対する愛が深いがゆえ、人間とオークたちに対する不信が強く、またダークエルフは徹底的に憎悪する。
世界樹が枯れ始めたことは大きな災いの予兆であると固く信じ、
アインハザード教壇からの伝令の知らせで'光の聖女'伝説に対して執拗に調査中だ。
グルーディオ地方で聖女だと推定される少女が現われたという情報を聞いて
その真義を把握するためにその地へ旅立った...

421アデンの名無しさん:2005/01/25(火) 00:57 ID:oseHsap2
・シーケン グルムドレイク"Shikken Grumdrake"[Darkelf Male]Shillien knight
冷静で一寸の隙もないダークエルフ最強のシリエンナイト。
どんな状況でも冷静で合理的で、時には無慈悲だが一族に対する忠誠心と弱者に対する思いやりだけは確かな人物。
ギランでナイトホーク卿と一緒にグリフォン騎士団の一員として活躍をした。
大長老シフィエルの命を受けてスペルハウラー フリキオスと一緒に最近発掘された
'カイシャの黙示録'をダークエルフ村まで運ぶ任務を遂行する。
しかしフリキオスが黙示録の一部分を持って逃走した為、その後を追跡する。

・スクライド"Scryde"[Darkelf Male]Blade dancer
主君の栄光のためにすべてのものを捧げた冷酷なブレードダンサー。
10年前ダークエルフ長老たちの教條主義に嫌気を感じていた中、
霧の山脈でケン・ラウヘルに会って彼に魅かれたスクライドは、今ではパベルの領主になった彼に忠誠を誓い騎士になる。
主君の命令に従ってアリアを追跡中、部下たちを皆失いエスエンと二人だけのまま追跡を続ける。
二人は結局アリアを追い着くのに成功するが予想する事が出来ない事態に巻き込まれ
生き残るために彼女と協力しなければならないようになるが...

・フリキオス"Frikios"[Darkelf Male]Spell howler
ダークエルフの大長老シフィエルに直接魔法を伝授されたスペルハウラー。
長老の苛酷な訓練の影響か常に感情を押えつけたまま生活し鬱積した感情を魔法で解消させるように見える。
本心をわからない無表情な顔の持ち主で事実多くの秘密をその中に抱いている人物だ。
シリエンナイト シーケンと一緒に'カイシャの黙示録'を運ぶ任務を引き受けるようになるが
何か理由があるのか黙示録の一部を奪取した後足跡を消す。

・オフィーリア"Ophylia"[Darkelf Female]Phantom summoner
エルフとダークエルフが分裂される以前の遺跡を尋ねて各地を旅するファントムサマナー。
種族間の反目なんかには気を使わない性格だから他の種族たちともよく打ち解ける方だ。
比較的よく見かける外貌にもかかわらず数えきれないほど多いボーイフレンドたちがいる。
しかし感情を共有する真の友は誰もいない。
プレーンウォーカー スターリスとは愛憎が行き違うライバル関係。
冗談のように100年前愛した恋人を求めて世の中をさ迷っていると言うものの、実はその冗談が事実だ。
そして彼女の恋人は...

・シャークドーン ヘストゥイ"Shakdun Hestui"[Orc Male]Destroyer
ヘストゥイ族出身のエリートデストロイヤー。
ティマックオークたちとの戦争で上部の無理な命令を破って後退を決定、
途中予想する事が出来ない待ち伏せにかかって悽惨な敗北に喫して卑怯者の不名誉を抱いたまま追放される。
君主カカイの命令で自決さえ禁止されたまま自分を殺してくれる相手を求めて大陸を放浪する。
辛うじて死ぬ機会をつかんだ時、彼を救ったのはリオナとの戦闘で傭兵隊を導いたジグハルトだった。
彼はオーク族内部に背信者がいたという衝撃的な言葉を伝えるが...

・タジーフ"Tarziph"[Dwarf Male]Warsmith
攻城兵器に通じる不屈のウォースミス。
引退後平安な生活をしていたが不治の病気にかかった孫娘を活かす方法を捜すためにまた冒険に出る。
孫娘はドワーフの技術で14年間冷凍保存されている。
黒の鉄敷の依頼でピリエルとコンビを成してクルマ塔の発掘を助けていたが、
原因不明の事故でコアが復活すると、その件から手を引き帰還する。
現在はクルマ塔で見付けた資料を利用した新型ゴーレムの開発研究に取り組んでいる。

・アリア ファーストマター"Aria Firstmatter"[Darkelf Female]Abyss walker
封印されたダークエルフ族長ミトラエルの恋人だったアビスウォーカー。
霧の山脈のオークたちが急にダークエルフの森で大規模移住を始めた原因が
'シスラシス'という魔物のためという事実を明かしたことも彼女だ。
恋人であって一族の生存と直結された秘密を持っているミトラエルの封印を解くため、
彼女はある黒魔術士の偽りの情報を信じて古代帝国の魔法的遺産を捜し出そうと傲慢の塔に旅に出る。
しかし眠っていたバイウムの封印を解いてしまったまま自分の目的は成すことができなかった。
命からがら引き上げた彼女は霧の山脈向こうの故郷に帰ることもできなかったまま
パベルから派遣された追跡隊に追い回される羽目になる。

422アデンの名無しさん:2005/01/25(火) 00:58 ID:oseHsap2
・エスエン"Esenn"[Darkelf Male]Phantom ranger
ルウン出身の流れ者ファントムレンジャーでダークエルフよりはオーク友達が多いようだ。
スクライドと討伐隊がアリアを追跡し辿り着いた不慣れなゴダード炭鉱で道案内を任せるために雇った人物。
しかし彼の案内にもかかわらず討伐隊はゴダードの廃鉱でアリアが掘った落とし穴に巻き込まれて全滅してしまう。
生き残った雇い主を導いて黙々と追跡を遂行する。
すると廃鉱の脱出路を捜していた二人の前に足をけがをしたアリアが無防備状態で姿を現わす。
そして...

・エルカーディア"Elcardia"[Darkelf Female]Shillien elder
シリエンナイトとシリエンエルダーの間で生まれた美しくて才能ある少女で、生まれながらのシリエンエルダー。
幼くして親を失いその後大長老シフィエルの世話を受けながら育った。
ダークエルフの歴史上最年少でシリエンエルダーの地位を受けた彼女だがただ一つ、
生まれた時から目が見えなく、人々はそれを惜しむ。
グランドマスターたちの努力にもかかわらず彼女の失明は決して直すことができなかった。
目が見えないことの代償なのか、彼女は時々遠い過去の出来事を―見たりする。
普段親しく過ごしたスペルハウラー フリキオスがある日、半ば強引に彼女を連れて村を発つことで彼女の冒険が始まる。

・イアナ ネルガ"Yiana Nelga"[Orc Female]Tyrant
情け容赦ない冷酷なタイラント。
ネルガ一族の将来を嘱望される戦士でオーク一族の伝統武術であるカバットを幼い年から修練した。
シャークドーンと幼い年に婚約をしたが彼が部族を捨てて人間の軍隊に編入すると裏切り者の烙印押されてしまう。
婚約者の名誉、そして自分の体面を守るためにシャークドーンを追い討ちし始める。
自分がシャークドーンに対して感じる感情が憎悪か裏切り感か、あるいは結ばれることができない愛に対する未練に悩みながら...

・カーディナル セレシン"Seresin"[Human Female]Unknown
冒険者で引退後、聖職者に転身し枢機卿という地位にまで早い立地戦績な人物。
若い日の経験のためかいわゆる'教団において革新的な部類'に入るがそんな理由で教壇の首脳たちとは事毎に衝突するようだ。
予見されていた混沌の時代が種族間の対立と反目から来るはずと見て
五つ種族の和合を駆逐するのに努力しある程度の成果をおさめたが、結局戦乱を阻むことに失敗する。
次の時代を導いて行く善良としてバーツに注目し、またフランツを警戒している。

・タールカイ ドゥダーマラ"Tarkai Duda-Mara"[Orc Male]Warcryer
ドゥダーマラ部族の次期司祭候補と同時に百人近い戦術家たちの奉戴を受けているウォークライヤー。
花火と火炎に秘められた霊蹟な真実を悟るために不滅の高原で冥想をしていたある日、
巨大な蜘蛛の姿をしたドゥマーダラトーテムがその前に現われて永遠な冬に対する警告をして忽然消えてしまう事件が発生する。
君主カカイも分からないこの不可思議な事件の真実を明かすため、タールカイは六大部族の祭司たちに祝福を要求した後、
ドゥマーダラのトーテムが紡ぎ出す至高の蜘蛛の糸に導かれ人間の地に旅を始める。

・カーディア ヘストゥイ"khadia Hestui"[Orc Female]Overlord
ヘストゥイオーク族の次期族長を嘱望されるオーバーロードでオーク族最初の女君主が誕生することに多くの人々が注目している。
任務遂行のために大陸を旅した途中リオナ・ブラックバードと行動を共にし、ギランで最初のアンタラス遠征隊を指揮した。
相当な水準のカバットを使うがその実力を隠すようにしている。
頭脳明晰で人をよく扱う。遠征隊はアンタラスを退けるのに成功したが、その直後彼女は姿を隠した。
シャークドーンといとこの仲。

・ロイエン セイドリック"Roien Sydric"[Human Male]Paladin
伝説的なパラディン、セドリック卿の弟で、一時カドモス親衛隊で国王を仕えた騎士だったが
エルモアとの戦争時負傷にあい以後引退して辺境の話せる島で後進養成に力をつくしている。
戦死には強靭な身体よりも真っ直ぐな精神がもっと重要だという教育信條によって、
無謀で血気過ぎる若者達に残酷な体力訓練と厳格な精神修養を教えている。

423アデンの名無しさん:2005/01/25(火) 01:40 ID:HYI5AeE6
・ダークエルフ種族
元々ブラウンエルフ族はエルフ族の中の1つの部族でした。
彼らは禁止された黒魔術を学びそれを使用し
すべてのツリーエルフ族を虐殺する凶悪な犯罪を犯した後にダークエルフと呼ばれるようになりました。
ツリーエルフの長老は彼の死の前に彼らに呪いを掛けました。
その結果、彼らは明るい光の下で行動することができなくなったのです。
しかしながら長期の研究の後に魔力を使用することによって、彼らは呪いに打ち勝つことができるようになるでしょう。
それまでの間彼らは地下か森の影で生活するようになります。
他のエルフ族と比べて彼らの寿命はより短いのですが、彼らは高い繁殖力を持っています。

*呪いを掛けたのはTree Elvesの長老とされている。
ちなみにマーシュエルフはMarsh Elves=湿地帯(沼)のエルフ族。

424アデンの名無しさん:2005/01/25(火) 02:15 ID:6LhgwqXs
・外観
全体的に見て、彼らの外観はエルフ族の外観と同様です。
しかし、彼らには夜の暗黒へと徐々に移り変わるように思える非常に暗い皮膚の色しています。
彼らが性に関して他の種族より寛容な態度を持っているので、
ヒューマンの感覚では明白過ぎるように思える衣服を着る傾向があります。

・歴史
ブラウンエルフ族はエルフ族の中でもより高いクラスの種族でした。
しかしながら彼らは結局、黒魔術"禁制の力"に魅せられました。
彼らはヒューマンの密かな計画によって騙され、以前彼らの森林の兄弟であったすべてのツリーエルフ族を虐殺しました。
そして彼らの呪いはブラウンエルフ族ををダークエルフへ変える呪文でした。
その後のダークエルフの歴史はエルフ族との無限の戦争から血塗られます。

425アデンの名無しさん:2005/01/25(火) 20:22:07 ID:xnN6bd/A
・オーク族
オーク種族は彼らが炎の神パアグリオの血を引き継いだと主張しています。
その主張に合致し、炎の種族として彼らには強いエネルギーと情熱的な本質があります。
好戦的な本質のため、彼らの歴史は無限の戦争で満たされます。
エルフ×ヒューマン同盟軍部隊によって破られた後に、彼らは大陸での権威を失墜しました。
労働者階級のオーク部族は原始の状態に後戻りして怪物のようになりました。
しかしながら、高貴なオーク族(ヒューマンより高い知性を持っている)は自身の精神文化を開発し始め、
再び彼らの大陸への影響力を育て始めました。
ほどなく、彼らはエルモア王国の山岳地帯に住むようになります。

・外観
オーク族は人間よりはるかに長身です。
広い肩幅とよく発達した筋肉で、彼らは非常に強力に見えます。
まさしくそれらの不吉な外観だけで、彼らは敵を容易に恐れさせることができます。

・歴史:
オーク種族はアインハザードと炎の神パアグリオの助けによって創造されました。
古代から強力な力を利用してオーク族は戦争に従事しています。
以前にはそれらの最も強力な軍隊を使用することによって、彼らは大陸全土を一度は制覇しました。
しかしながら、エルフ×ヒューマン同盟軍部隊によって破られた後に彼らは大陸の北地域に追放されました。
労働者階級のオークがそれ以後部族を分離したとき、オーク族の影響はさらに弱くなりました。
現在彼らはエルモアのヒューマンによって制御され、不仲な関係を維持しながら陸に住んでいます。

426アデンの名無しさん:2005/01/26(水) 02:36:05 ID:g3PfAw0U
目覚める闇―神の代理者、アナキム

"...天使の本質に対しては解釈がまちまちだ。
 ヒューマンの神官たちは天使を光の神アインハザードの子供と説明する一方マジスターたちは光の上位精霊として分類している。
 カイシャの黙示録で天使の創造過程を言及する次の一文はおそらく上の二つの仮説を一緒にする一番適切な説明になるだろう。

‘...万物の中心に立ったアインハザードが天地に光を発しけり。
  四方に発散された光は自ら意志を得て自らを創造した創造主の姿に似せて肉体を成すようになり、
  これが天使になったのであった。
  彼らの光はあまりにも明るく現世に属することができなかったし
  肉体を持つ存在であったから光の世界に留まることもできなかった。
  行く所を失って迷う彼らをアインハザードは取り入れて自分の手下にし、
  新たに九人の子を創造して天使たちの統率役に立ててり...’

 この句節でリリスの対敵者、アナキムが初めて言及される。

‘...9天使の最後は'アナキム'であり、3つの羽を持った女性の姿をなさっていた。
  アインハザードは末の娘を自分の声、地上の微物たちに自分の意志を伝逹する伝令にしたという。
  アナキムは光の代理人として白金の羽に燃え盛る精霊の火をまとい地上に下って啓示の権能を遣わしけり...

  (中略)...そしてアナキムはシュナイマン皇帝に
  自分の血を分け与えてネピリムを治める力を承諾し彼の額に口付けをして光の権能を言う資格を遣わしけり...’

 アナキムが初代ヒューマン皇帝の前に現身して光の魔法を伝授し
 ネピリム軍隊を創造する秘法を教えたのは宗教的意味での'奇蹟'や同時に一つの歴史的真実でもある。
 確かにアナキムの存在はシュナイマンが自分の手の内に神聖な権威を加えるのに良い口実を提供したし、
 これは彼が手に入れた光の魔力程重要な武器だったことが間違いない。
 しかしアナキムが聖者のネクロポリスにリリスと一緒に封印される時、
 それを自分の使命だからと受け入れただろうか?
 あるいは自分を見捨てられた子と思い救済を懇願しながら泣き叫んではいなかっただろうか、
 また自分を闇の中に閉じこめたシュナイマンに呪いを叫ばなかっただろうか?...”

――ダークエルフ長老シフィエル著‘カイシャの黙示録分析、アインハザードの章’より抜粋

427アデンの名無しさん:2005/01/26(水) 03:16:04 ID:g3PfAw0U
目覚める闇―神の軍勢、リリムとネピリム

"...多くの記録で推し量れば‘リリム’はリリスが巨人時代の生命体変形技術と
  シーレンから派生される闇の魔力を利用して変形させたヒューマンたちだと見当がつく。
  彼らの体質はアンデッドに似ていて死んだ状態ではないが食べ物を食べず息をしないで身が老いることも無く病む事も無い、
  すなわち生きていると見るには困難な被造物だった。
  カイシャの黙示録より抜粋した下の句節は不死身の身を持ったリリムの属性に関して説明している。

'...シーレンに命を捧げた兵士、リリムはその名前が死の名簿で消され死んでも永遠に死ねないのだ。
  リリムが死ぬと死の世界のシーレンの御許へ帰ることはできず、
  現世と死の世界の敷居に立てられたネクロポリスとカタコンベであったので...
  その霊科魂がシーレンの神聖な殿堂に閉じ込められているのだ...’

 当時宗教的信念で殉教を不死する風潮がはびこった点を考慮して見ると
 リリムに転生しようと志願する追従者の数は決して少なくなかったはずだ。
 むしろリリムになろうと命を投げ出す者がとても多くその機会が皆に提供されず、
 戦地で功績を立証した騎士、死と破滅を治める闇の魔力に造詣が深い魔道士、
 そして女神の意志に従って敵に死を与える暗殺者が優先的に選抜されてリリムで新たに生まれる'特権'を得、
 そうではない者たちは‘リシー’と呼ばれる下級種族として作られた。
 リリムはネピリムを先に立たせた帝国の軍隊と対立して戦う軍隊の中心勢力を成し、
 リシーはネクロポリスとカタコンベの警備と管理を担当したようだ。

 リリムがシーレンの権能で作られた戦闘種族だったらネピリムはアインハザードの力に創造された兵士だと言える。
 当時記録された帝国敍事詩に次ような句節がある。

‘...そして皇帝シュナイマンはアインハザードの伝令、
  アナキムに伝授された光の魔法で当代最高の英雄たちに聖潔の祝福を与え天使の軍隊を創造してり。
  白金の鎧をまとい刃の羽をつけた彼らの威容は実に驚異的であった。
  彼らは神の命を執行する検事、神の威厳を証明する聖職者、
  神の力を証明する歴史において付与を受けてアインハザードの威厳を証明してり...’

 ネピリムの創造過程に対する記録を厳密に分析して見ると
 これらをヒューマンの身に実体がない光の精霊を融合させて作り出した魔物として見ることが妥当だろう。
 ネピリムはその役目によって歩兵、騎士、司祭に分類され、これはリリムの三種類の型に相応するようだ。
 また‘ギガント’という下位種族がいてこれらを補佐したという記録が残っている。

‘...ギガントはネピリムになる資格がないか弱い者たち、騎士の身分を持つことができなかった者、負傷者、
  あるいは奴隷たちがアナキムの神聖な恩恵を受けて作られた兵士だ。
  ギガントは異教徒を断罪する神聖な戦争でネピリムを補佐した...’

 ネピリムとギガントはその創造される過程で本来の自我を喪失して殺戮や破壊に対する意志だが残された戦闘人形に違いなかった。
 これらに対するシュナイマンの支配力は絶対的だった。
 君主に無条件従ってためらいなく戦闘に跳びこむ兵士が組み込まれた軍隊...
 これは帝国秩序を維持して反帝国勢力をとり除くのに大変有用な道具だったであろう...”

――ダークエルフ長老シフィエル著‘カイシャの黙示録分析、リリスの章’より抜粋

428アデンの名無しさん:2005/01/28(金) 21:09:45 ID:TnGIKSSQ
修正
混沌の年代記:戦乱を呼ぶ者たち <地竜謁見>

ドラゴンに'個人的'関心というものがあるか?
人々は火竜ヴァラカスを親展したリオナ・ブラックバードや、
水竜パプリオンの対敵者であるリオネル・ハンターの例えば彼らも喜怒哀楽を感じる平凡な被造物に過ぎない言う。
しかし賢明な読者たちはもう分かっているようにドラゴンたちは決してあの二人の人間を大事にするとか憎悪したりはしなかった。
ドラゴンらの思考や感情は神々のそれと同じく私たち五大種族たちが楽々と理解することができるものではない。
逆に、私たちのヒューマンと他の種族たちが竜を恐れながら憎むということは明らかだ。
ギランの災いが目覚めるやいなや――竜が寝る姿を横で見守っていた者がいないからそれさえも予測に過ぎなかったが――
領主会議は減税政策や海運条約、四書編纂などに対して論議する時とは全く異なり征伐団の構成から派遣まで瞬く間に議決してしまった。
重大政策の最終的な決定権を持っていたのは当時ギランの領主だったルーウィン・ワルドナー男爵だったが、
これには領主本人の意志よりも商人連合と地方豪族たちの圧力が大きく作用したようだ。
男爵は城の守備兵力半分にあたる4個小隊120人の兵士をヘストゥイ部族出身のオーク カーディア・ヘストゥイに任せて
ドラゴンバレーへ送った、これは多くの領地で派遣されて来た遠征隊員の中に一番大きい割合を占める数字だった。
生存者たちの証言によれば領地所属ではなく個別的に従軍した人々もいて、遠征隊員の総数は四百人を越したことに推定される。
結果的に、遠征は成功も失敗でもない奇妙な形で終結しまったから、
誰もアンタラスの首級をあげてギラン城に帰って来ることはできなかったがアンタラスがギランの大地を踏む事もなかった。
しかしこの遠征を無益な犠牲だ蔑むことは性急な上に慈悲が欠乏した残忍な仕打ちだと私は思う。
それは故郷の領地同士が急な戦乱の渦に巻き込まれお互いに対立していたが、
従軍した隊員たちが望むことはひたすらにギランの災いを寝かせて平和な日常を取り戻す事だからだ。
極僅か、の人物を除きそうだった。
スペルハウラーのフリキオスは当時に族長ミトラエルを代理してダークエルフたちを導いていた
大長老のシフィエルの命令に従って呪いの森で発掘した'カイシャの黙示録'を持って逃げた。
シーケン グルムドレイクは自分と同族を裏切った者を懲罰して問題の本を回収するために地竜の鼻先まで逃亡者を追跡した。
人間に比べて激しいダークエルフの性格を考慮しても決して健全な精神状態といえない彼の行動背景と、
彼らの運命を――おまけに世の中の運命も――搖るがしたまた他の限り人に就いては年代記の他の場で敍述する機会があるはずだ。

ハーディンの弟子と同時にダスパリオンの対敵者,ヒンデミット,帝国暦1640

429アデンの名無しさん:2005/01/28(金) 21:10:25 ID:TnGIKSSQ
修正
戦乱を呼ぶ者たち――シーケン

すべてのものが気に入らなかった。
疎ましい硫黄においを漂うこの竜の谷も、
いつからか彼の後をついて来ている軽率で出しゃばりのあのホークアイも、
道中ウジャウジャいる化け物と人々の死骸も、俺を裏切りどこかであざ笑っている魔法師も...
その中でも最悪なのはその阿呆なシリエンエルダーの小娘だ!一体なぜ...!

くそ!ダークエルフは頭を横に振った。
本当に最悪なのはこんなことに振り回されている自分自身だ。
遅々として進まない状況で指示に従い呆然と歩みを踏み出している姿だって不格好な上にみっともない。

“気に入らないね。”

ホークアイが軽薄な態度で言った。
彼の声を聞いてからシーケンは自分が今まで息を殺したまま歩いていたことを悟った。
問わなくても相手はべちゃべちゃその理由を言うだろう....
こいつはそんな奴だから。

“その魔法使いのやつ、選びに選んでよりによってこんなところで逃げるだから、見つけたら俺の腕を見せてやろう。”

シーケンの二つの目が揺れる怒りを持ってホークアイを睨む。
かすかに反感を持ってダークエルフの灰色の瞳を見合わせた‘鷹の目’が他の所へ向く。

“分かってるさ。もちろんやつの息の根を止めるのはお前の仕事だ。俺はそんなつもりで...”

“ゴーシュ、君が殺人以外に他の仕事もできるなんて知らなかったよ。”

初めにはひょろ長がったホークアイの顔が軽く歪んだ。

“おい、言葉がすぎるぜ!”

ダークエルフはそっぽを向いてまた谷の奥に向けて歩き始めた。

“俺にもできることがいろいろあるさ。”

“例えば?”

“例えば...”

毒々しい煙に腐った石が自ら重さが負けて崩れる音に二人の足音だけが加わった。
谷は静かで会話はこれ以上続かなかった。
やがて他の音が聞こえ始めた。
その音の主たちが巨大な蛇の体をひいて谷に散らばった砂利を転がして気持ち悪い音を作り出しているのだ。
ホークアイのゴースティンは嬉々として周辺を見回して片手に肩に担いだ鷹の目の伝統を持って言った。

“もうそろそろお出迎えの時間だね。
 お嬢さんたちが来たぜ。”

ゴースティンが言葉を終わる前にシーケンのファントムソードからはもう薄青い精霊の機運が立ち上っていた。

430アデンの名無しさん:2005/01/28(金) 21:11:32 ID:TnGIKSSQ
修正
戦乱を呼ぶ者たち――カーディア

オーレンから来たミルロードがマルックソルジャーの刀に胸を突かれて倒れた。
倒した敵には視線を一度も向けず機械的に次の相手を求めた、が、マルックソルジャーの首にきらめく閃光が走ると、
次瞬間その頭が首で胴体と分離して地の底を踏み鳴らした。
カーディアは元オーレン警備隊員の死骸をちらっと眺めた。
彼はこの遠征に参加する前に警備隊で服務した時代の戦友たちと
‘鉄槍小隊’という傭兵団を組織して大陸を歩き回っていたと言っていた。
しかし今彼の死により鉄槍小隊は全滅した。

“後ろを!”

誰かが叫んだ。
薄気味悪い風が吹いて来て彼女の耳元を撫でた。
カーディアズは身を翻すのと同時に片手の刃で相手の巨大な赤い刃を受けた。
鳴り響く鉄の音、痺れた感じと一緒に彼女の武器と相手の武器が同時に跳ね上がった。
手首の痛みを無視して彼女はもう片方の手の武器で相手の手首を狙った。
骨と鎧だけで成り立ったマルックバーサーカーの腕が耳に逆らう音を出して胴から分離した。

“業火の主よ...”

彼女が暗誦を始めると目の前の空間に燃えるパアグリオの印が浮び上がった。
暗誦が終わるのと同時に彼女はオークの足とは信じられない位の速度でその横の敵に駆け付けた。
残された印から炎が広がって行き、周りにいた数匹の敵に絡まって爆発した。
彼女は爆発でたじろぐ相手を蹴飛ばし倒してからはその上に乗った。
二つの刃を振り下ろしまた一振りするとマルックソルジャーの背骨が砕けた。
獣のように身をはじけさせながら起上がった彼女が次に狙った相手は、
黒い獅子団傭兵の一人をたった今惨殺し後ろ向きになっているマルックナイトだった。
彼女の口から自然に魂の泣き叫びと同じ叫びが流れ出た。
しかしアンデッドの顔からは何らの動揺の光も読むことができない。
その瞬間だった。
マルックナイトの鎧と表に突き出た骨に無数に多い小さな傷ができた。
口笛のような鋭く長い音と共にマルックナイトの鎧、そして骨片が粉々に散らばって飛んだ。

“すまなかった。オークの自尊心に傷をつけるつもりはなかった。”

全身を黒い服装で染めたスペルハウラーが彼女に向けてこっそり目礼をした。
カーディアが怒った顔で駆けて来るのを見ながらも魔法師は特別に恐れるとか退くことはなかった。
二人は自然と背中を突き合わせて周りを警戒する姿になった。

“カバットか?”

ダークエルフ魔法師が抑揚のない声で問う。
異種族の者がオークたちの伝統武術カバットに対して分かっているということに驚きはしたがあまり問い詰めたくはなかった。

“基礎だけ。”

声を出して返事をしながら初めてカーディアは自分がどの位疲れた状態なのか悟った。
全身が傷だらけだったし鎧は傷のないところがなかった。
魔法師のローブのあちこちにも血で染まってはいるもののそれは自身の血ではないだろう。
魔法使いたちが無事だったらまだ希望はあるとカーディアは自らを奮い起こした.。

スペルハウラーの指先が魔法書を手早く捲り止める。
彼の手先がページの一部分をつくと深い血の色の謳歌がこちらを向けて槍を投げようとしていたプランドを食うように襲った。
トカゲのように見えるプランドは槍を持ち上げた姿勢そのまま地面に倒れて死んだ。

フリキオスという名前のこのスペルハウラーは今度の遠征に一人で従軍した、
常に独りだったしオーレンから来た他のダークエルフたちとも滅多に会話しなかった。
しかし彼は有能な隊員だったし他人と一緒に戦うのにも慣れたように見えた。
なによりも彼は生き残った。
彼は戦友だ。

“切りがないな。もっと奥へ行った方がいいぞ、オークのお嬢さん!”

二人の向かって中年のドワーフが一人短い足を忙しく動かして走って来ながら叫んだ。
彼は巨大なケーブビースト二匹に追い回されていて本人は気を使わないようだったが見守る立場では気遣うしかなかった。
カーディアと魔法師がいる場所に通じる洞窟の狭小な入口をドワーフが通り過ぎ、
続いてケーブビーストたちがその所を通ろうとする瞬間だった。
タイヤのついた大きな銀色のヤカンみたいなものが早い速度でその間に割り込んだ。
腕のようなヤカンの両側に付いていた斧槌が何回も軌道を描いた、
しばらくすると、入口辺りにはあちこち振り撤かれた化け物たちの押しつぶされた肉片だけが残った。

“残った人々を呼び集めてもっと奥へ行こう!”

ドワーフが示す方を見ると、洞窟の狭苦しい側壁の向こうに巨大な竜の骨が
天井の岩が割れた所から射している光線を反射して薄黄色い光を発していた。

431アデンの名無しさん:2005/01/28(金) 21:13:12 ID:TnGIKSSQ
修正
戦乱を呼ぶ者たち――シーケン

ドワーフの女の死骸はまるで子供の体のように見えて気味が悪かった。
シーケンはわざとそれを見なかったよう無視して辺りに倒れていた他の死骸に近付いた。
しかし彼と同行したホークアイにドワーフはすぐ発見された。
シーケンは自分の前にうつ伏せに倒れている死骸をつま先で覆した。
三十をちょっと過ぎるぐらいのヒューマンの男だった。
左腕にはオーレン警備隊のマークが描かれたスカーフを巻いている。
あちこち負傷を負っているが、彼を死に至らしめたのは胸にささったマルックソルジャーの刀だった。
そのマルックソルジャーも男の仲間に復讐にあったのか頭が無い状態で倒れていた。
男性のオークたちが好みそうな奇妙な模様の護符と戦いに用いられるだろう何種類かの道具、
そして判読できない文字が刻まれた正方形の石を遺品で残した。
シーケンは最後に捜し出した石を拾って上着の胸幅に入れた。
是非それを使う事がないように願うが...

彼は戦闘にくたびれた身を壁に寄り掛けて魔法師のことを思った。
黙示録を手に入れる前から、いや、初めてスペルハウラーと会い任務に就いた時から
彼らは元老たちの言葉に細心の注意を持たなければならなかった。
元老たちの勧告と言うのはすなわち警告だ。
従わない者に血と死を与えるだろうという脅威だ。
もちろんシーケン自身は主に脅威を受けるよりは与える方だったが、
さまざまな理由によって大長老シフィエルの意見だけは尊重したかった。

‘決してその本を読んではならぬ。’

彼はいつ誰によって書かれたのかも分からない古くさい書物の端っくれの内容には関心がなかった。
彼は一年弱自分と一緒に旅した魔法師にも関心がなかった。
その時に彼はシフィエルの特別な待遇を受けているというその模範生な魔法師も問題の本に関心がないと断定していた。
間違えなくそう断定していた.....
呪い受けた森に到着する数日前、刃に似た月を霧が不鮮明に浸食した夜、スペルハウラーはカイシャの黙示録と一緒に影をひそめた...

“石はあったか?”

振り返ると、ドワーフの死骸をすべて調査したのか、ホークアイが何かを手の上で遊ばせながらこちらに来ていた。
シーケンが先程捜し出したものと同じ四角い模様の石ころだった。
ドワーフの死骸が従順な姿で横たわっているのを見て彼はちょっと意外だと感じた。

“いつも思うのだが、ドワーフの女の死骸は見るのは胸糞悪い。”

意外な不平にシーケンが何か答えようとした瞬間、
急に洞窟内のそう遠くない所で気合いと悲鳴、鉄と鉄がぶつかる音、岩が割れて風の搖れる音が聞こえてき始めた。

“俺達は迷う心配がなくて良いね。”

シーケンを追い抜いてホークアイが先に立ち、洞窟の奥へ颯爽と飛んでいった。
新しい侵入者の登場を気づいた化け物たちが近くの他の洞窟から溢れ出た。

“さっそくか!”

狩人が弓を引くと青い光彩を含んだ矢が走り、前を塞いで立っていた女の額を貫いた。
続け様に次の矢が飛んで首にめりこむ。
女の真っ赤な目が信じられないというように射手を睨んだ。
飛びかかった狩人は彼女を蹴飛ばして倒した。
女の背中のコウモリを似ている羽が力無く地底を叩いた。
巨大な刃物ように見える女の手が自分を踏んでいる敵の足を狙ったが彼はもう三番目の矢を準備していた。
最後の矢を射るとそれでブラッディクイーンの動きは止んだ。
ゴースティンは止まらずにもっと奥へ向かった。

シーケンの背後に巨大な黒色鎧を着たマルックバーサーカーが脅迫的に近付いた。
バーサーカーの巨大な武器が頭の上に振りかぶる形で上がっていた。
シーケンは呆然とバーサーカーの刃を眺めていた。

“遅い...”

頭で考えるより早く彼の腕が反応した。
右の方の腰から左側肩まで、短剣が相手の鎧を突き通して鋭い軌跡を描く。
しかしバーサーカーの名前の通りアンデッドは胸が裂かれることも苦にしなかった。
刃が振り下ろされる瞬間シーケンは舌打ちをしながら身を転がした。
彼が立っていた所に小さな窪みができた。
彼は短剣を捨てて代わりに腰に携えていたファントムソードを選んで相手の胸を目標にもう一度勢いよく切った。
初めて巨大な体が力を失って崩れる。
シーケンは雑言を吐き出してゴースティンを追い掛けて走った。

432アデンの名無しさん:2005/01/28(金) 21:14:06 ID:TnGIKSSQ
修正
戦乱を呼ぶ者たち-カーディア2

まるで竜の骨になめした竜の皮を丸ごと被せた様に、その橋の質感は奇妙だった。
ある古代生物の一部分が侵食された骨がアーチのように橋を覆い被せて遠征隊を歓迎していた。
同じくベールのように垂れ下げた死んだ生物の巨大な赤い羽。
その上には小さな穴から入ってきた日の光が当っていた。
羽の上で古いほこりが舞い降りて微かな血の色で洞窟を染めた。
そして橋を塞ぐように彼らが立っていた。

その生物は全身が熔岩のように赤く無惨で巨大な両腕には地獄で鍛えられたような鋼鉄の篭手をはめていた。
山羊のように見える一番の大きな角の下に万事を冷酷に見据える小さな目をやっと見付けることができた。

“期待できるな。”

“自分の死がか?”

“あれを見ろよ、ちょうど我らはもうアンタラスのお守役をすることにくたびれたところだったよな。
 その豚みたいなトカゲ野郎はこの向こうにいる、言うまでもないか?”

そのグラディエイターはにこりと笑ったように見えてからは盾を橋の下へ投げ捨てた。
彼はギラン城の村の闘技場のチャンピオンだと言ったが
実はカーディアはギラン城の村に留まっている間、一回も闘技場で彼の姿を見た事がなかった。
しかし生きて帰ることだけできたら彼はまさしくチャンピオンになるだろう。

‘シャークドーンと良いライバルになる。’

持っていたもう一つの剣を左手に構えた剣闘士の姿を見て、
カーディアは今は行方がわからない従兄弟を思い浮かべた。

“もうすぐだ...”

同じく制約の剣を持ったソードシンガーがつぶやいた。
彼女はエルフらしくないように口調が凄く荒かった。
見かけも先ほどの戦闘で血を被って優雅で可憐な森のニンフにはとても見えなかった。
エルフというよりかえってドレバヌルみたいだと思ったがカーディアはそんな言葉を口にするつもりはなかった。
オークたちは勇猛さに自尊心をかけて、エルフたちは美しさに自尊心を掛けるということが知っているからだ。

カーディアは残っている人々の数をおおよそ推し量ってみた。
ギランを去る時400人を超えた遠征隊の数がドラゴンバレーを通る時半分に減り、今はその半数も残っていなかった。
いくら寝起きで不十分な状態だといってもこの人数で竜の巣から出た地竜に対するということは無謀だろうか...?

“心配はいらんよ。たぶんな...”

グリフォン騎士団のゴッドフリー卿は彼女の葛藤を気づいたように肩を叩きながら言った。
ギラン城の村を出る時10人だったグリフォン騎士たちも今は彼と他の三人だけだった。
彼は領主の前で生きて帰って来るつもりはないと誓ったと言う。
死が栄誉なことであるとしたらそれは勝利を熱望して純粋に戦い死んだ戦士たちだけの栄誉だろう。
不名誉を脱ぎ去る為にに自ら死を選ぼうとしていた彼女の従兄弟が一族から追放された時、
自決を禁止した炎の君主の真義もその所にあると彼女は思っている。
例の誓いに関する話が事実ならカーディアはこの騎士を戦友と信じることができそうもなかった。

“そう、とにかくあの赤い筋肉の塊どもさえ処理すれば結界の心臓だか膀胱だかに着くのではないか!”

銀の車輪で走るやかんを操るドワーフの職人が全然くたびれない声で言った。

“カリック。”

思いがけない声が介入した。
遠征隊員たちはまるで初めて聞くという表情でその声が聞こえて来た所を眺めた。
マルックバーサーカーの巨大で重い死体の上に座って休んでいたフリキオスはゆっくり指をあげて橋の方を示した。

“カリックです。”

“あいつらの名前か?”

ドワーフは気に入らないという表情で問った。

“魔界の軍団長として各々数百数千の魔軍を導くとても偉大な方々でしょう。”

その言葉を聞いた遠征隊員たちの顔が一斉に歪んだ。

“多分あの二体が全部ではないんです。角を曲がるともっといるでしょう。”

遠征隊員たちの顔はさっきよりもっと歪んだ。
皆が沈黙する時間が経って初めに動き出したのはゴッドフリー卿だった。
しかしカーディアは彼を引き止めた。
それより先立ってキルツという名前のアビスウォーカーが彼女に目配せを送ったからだ。
アビスウォーカーはまるで水中を歩くようにどんな雑音も立てないで動いた。
それだけでなく人々は距離が離れるに従ってアビスウォーカーの身が少しずつ闇の色で染まっていくを確認した。
橋をすべて渡った頃カーディアは彼の姿を見失ってしまった。
彼らは待った。

433アデンの名無しさん:2005/01/28(金) 21:22:47 ID:TnGIKSSQ
“失敗したか...?”

黒い鎧を着た騎士たちが武器を準備して隊列を取り揃え始めた。
ギラン領地を脱する頃連中に合流したその騎士たちはアンタラスを打ち破る大業に意味を一緒にする者たちとだけ自分らを明らかにした。
今残っている黒い騎士たちの人数は二人だった。
初めに合流した人員が15名であったからその被害は一番深刻な部類に入ると見なければならないだろう。
カーディアはその理由が分かっていた。
一人一人が遠征隊員の誰よりもすぐれた技量を持っていたが、彼らはいつも戦闘が一番ひどい所で自らを顧ず戦った。
もし彼らがいなかったら遠征隊はこの橋まで到逹することができなかったはずだ。

“彼らの舞踊はまるで伝説のブラックレギオンのようだな。”

ギラン出身の枢機卿、ドリア師は先行して三人ずつ団結してお互いに背中を突き合わせ、
周りに化け物たちの死骸を城壁のように積んで前進して行く黒い騎士たちの姿を見てからそう言った。
枢機卿も何か気配を感じたのか自分の杖をついて座った席でかろうじて身を起こした。
かつてアデン最初の女性枢機卿としてその高い徳の賞賛を受けた彼女は
もう年を取って衰え同行した若い従者の助けがなければ身動きさえすることができない状態だった。

槍をまっすぐに立てて待機している騎士たちの正面から素早く何かが近付いた。
騎士たちは槍を正面に狙って進み始めた。
騎士たちの間をかきわけて鳥のように飛んで来たその何かは底に落ちて人間の肩幅位になる真っ赤な痕跡を残しながら滑った。
血!再び見るとその跡の終りには偵察に出たアビスウォーカーが帰って来て倒れていた。
マンティコアの皮で作った鎧と一緒にわき腹が割れて滝の水のように血を吹き出していた。
あっという間に彼の周りで小さくて赤い沼ができた。
樞機卿が従者を急き立ててそのそばに慌てて駆けて来た。
キルツという名前で呼ばれていたダークエルフはたった今彼が通り過ぎた所を向けてかろうじて手を伸ばした。

“奴らがとても...沢山いる...その...場所で‘心臓’を...見たんです...竜の頭蓋骨の下を通り...上った...、右側に...”

ダークエルフの手が落ちた。
その手をまるで大事な神さまの贈り物でもなることのように枢機卿が取り上げた。
彼女は最後までも開いていた呪い受けたエルフの二つの目を閉じてやりやや低く祈祷文を詠じた。

“ダークエルフとしてはそんな祈祷はあまり有り難くないでしょう、枢機卿様。
 彼の魂は今頃死の女神の御許へ駆け付けているかも知れないですね。”

狩人の村から来たオルリビーニはわざとつっけんどんな言葉でアビスウォーカーの死骸に惜別を告げた。
若い従者は狩人に怒った顔をしたが矢を背負っている狩人の背中は見られなかった。

カーディアも武器を持って橋に向けた。
彼女は呼吸を整えようとわざとゆっくり走った。
アビスウォーカーを追跡して来た魔物たちが橋の向こうに姿を現わして、戦闘が始まった。
討伐に出てから何回目の戦闘だろう...
それがあまり嬉しくもないように感じられて、他の種族たちに余りにも染まった様だと呟きながらカーディアは苦笑した。
狩人たちの護衛が歌って二刀の者が踊る。
騎士たちの鎧と盾は絶えず自分らの境遇に対して不平を吐露した。
魔界の天武将たちは見るにも巨大で重い身体を兎のように身軽くからかう様にあちらこちらに走り回る。
遠征隊員たちの首になった頭が転がって四方で飛んだ血は元からもやや赤い洞窟中を真っ赤に染める。

カリックたちは無視して結界の心臓を捜して走りなさいと叫ぼうとしてカーディアは酷い違和感を感じて堪えた。

エルフ野郎とグラディエイターが前を争って走って行き他の人々が後に従った。
ダークエルフの遺言どおり橋の向こうにはかなりの家より大きな頭蓋骨が置かれていた。
カーディアは羊のように曲がっていた角の下を通る時ふと後を見回した。
一番後に遅れていたのは気遣っていた足の短いドワーフたちではなかった。
ドワーフたちは短い足をとても忙しく動いて騎士たちすぐ後に従っていた。
もっぱら最後尾を来るのは老いた枢機卿とその随行人だった。

434アデンの名無しさん:2005/01/28(金) 21:31:43 ID:TnGIKSSQ
“急いで!はやく!”

意味ない催促が繰り返される間にいよいよ追跡者が現われた。
両側に刃が付いた巨大な槍を振り回しながら死の騎士たちが早く二人を向けた。

“ばばあ!死にたくなければ走れ!”

渡った橋を戻ったオリビエが叫び声を張り上げた。
彼と他の狩人たちは相次いで矢を放った。
彼らが弓を射る速度がとても早くて弓を一回引く間に矢を二本ずつ飛ばしているのではないか疑ってしまう位だった。
彼らの射撃は正確な上に力強かった。
矢は追跡者たちの鎧をまるで薄い皮のように貫いた。
追跡者たちは執拗に枢機卿と同行者を狙ったがその前にハリネズミになって倒れた。
やっと無事に橋を渡った枢機卿は息が息苦しいように胸を引っつかんでいた。
枢機卿は狩人たちに感謝するというものを言おうと思ったが狩人たちは間を置かず洞窟の奥へ駆けて行った。

“長く堪えることはできない!はやく先に心臓がある所へ!”

高く飛び上がったカリックを巨大な金槌で殴り落としてゴッドフリー卿は叫んだ。
カリックは底を一回り転がったが直ぐに立ち上がって巨大な腕でゴッドフリー卿を殴り飛ばした。
何やら折れる音と一緒にグリフォンの騎士が洞窟の底に倒れ込んだ。
盾を持った彼の左腕の鎧が引き裂かれていた。
腕が折れたように見えた。
倒れた時に止めを差そうとしていたカリックのわき腹を前後と左右で黒い騎士たちの槍が十字に貫いた。
カリックは無惨な咆哮と共にひざまずいた。
もっと多くの戦友たちを失った後に遠征隊は二つの橋を渡った。
橋の向こうに典型的なオークなら歓呼の声をあげるに値する光景が展開されていた―――
限りない数の強大な敵が前を争ってこちらへ渡って来るために喚き立っているのだ。
そして彼らを阻んでオークの楽しさを邪魔しているのは二人のあの黒い騎士たちだった。
カーディアはその騎士たちの靴でも磨いてやって、
オークと敵の間を塞いだ彼らの無礼に対する報償を思案してみたいという気持ちだった。

“来ますよ!”

黒い鎧の中で意外な美声が飛び出した。
騎士は巨大なグレートソードを振り回して近付いた敵を退けながら叫んだ。
もう一人の騎士はハルバードを持ってその横を守った。

“くそ!陣形を組んでやがる。”

闘技場のチャンピオンが腕を捲り上げる振りをして橋に帰ろうと思ったが誰かの叫びが彼を留まらせた。

“結界の心臓だ!”

橋の向こうで魔物たちはまるで赤い波のようにざわめきを繰り返してこちらを睨んでいた。
すぐでも攻撃を再開したいが橋を塞いでいる二人の騎士を警戒しているようだ。
全身に黒い甲冑を纏った二人の騎士が狭い道の上で幾多の敵を向い合っているその姿は古代の壁画のように壮麗だった。
遠征隊員たちがなかなか動くことができないでいると美声の騎士がカーディアに手招きした。
彼女が近付くと騎士は一歩しなやかに近付いて黒い兜のバイザーをこっそり持ち上げた。

435アデンの名無しさん:2005/01/28(金) 21:53:07 ID:TnGIKSSQ
“...!”

“...お分かりになりますか?”

カーディアは混乱しながら首を振った。

“私たちは大丈夫です。”

騎士は手早くバイザーを下げた。

“お早く、敵が来ます!”

その言葉を合図のように赤い波が橋を覆い被せた。
巨大な剣裁きが波を割った。
カーディアは我を忘れている最中に誰かの催促を受けて我に返った。
彼女の指揮下でギランから同行した警備隊員中の一人だった。
やっと彼女は歯を噛み軋ませて素早く大きく後退し叫んだ。

“結界の心臓へ!”

うねる赤い波が今にも二つの黒い姿を飲み下そうとしていたがカーディアはそれを無視した。
他の領地から来た遠征隊の生存者たちも彼女の叫びに従った。
彼らは短い通路に沿って走り垂れ絹のように赤い被膜が周りを覆っている小さな部屋に少ししてから到逹した。
追跡はなかった。
その部屋の真ん中には石で作られた祭壇があり、その上には人の背丈くらいになる奇妙な模様の水晶が浮かんでいて、
その表面でへ血のように赤い光が当っていた。
誰も教えてはくれなかったが皆それが結界の心臓ということが理解ができた。
カーディアは‘心臓’を一回見て通り過ぎた道の方を一回眺めた。
橋がある方を目測してみたが落ち残った二人の黒い騎士と化け物たちがどうなったのか推し量ることができなかった。
ただどんな音も聞こえないという点で二人の騎士の勇戦を見当付けるだけだ。

“治療を...”

警備隊員が包帯を持って心配そうにカーディアの前に現われた。
彼女は周辺を見回したがどう見ても警備隊の生存者は―悲しいがその一人だけのようだった。
名前を問うとリハンだと言う。
地竜の洞窟入口で警備隊員の大半は地底の王を接見する用意ができていなかったと
地竜の監視人たちに追い出されてしまったが、リハンはあの時残った何人か中の一人だった。
一方、ギラン城、そしてドラゴンバレー入口で会ってあいさつを言い交わした‘ブルーシャーク’や‘鋼鉄の薔薇’のような
いくつかの少人数の傭兵隊、‘白銀座’、‘ゾーンカラー’といった騎士団の姿も見えなかった。
オーレンとインナドリルから来た遠征隊も事情は似ていた。
残ったことはおおよそ6〜70人...

“有り難いがそんな必要はなさそうだね。”

カーディアはばっさりと言葉の最後に年を取った枢機卿を示した。
彼女の祈祷で隊員たちは早く体力を回復して行っていた。
折れたゴッドフリー卿の左腕を含めて、切られたり割れてにじられたりした隊員たちの傷もあっという間に癒えて行った。

“猛り狂う心までは注文することができないか...”

オークの胸の中でさえ冷たく凍えて切々たるものなのに他の者たちなどは言うまでもない。
遠征隊員たちは肉体に負ったものよりもっとひどい負傷を精神に負った。
奇跡的な治癒を体験してからも彼らは何か―戦意が高揚するとか―もなかったし誰も結界の心臓へ我先には近寄らなかった。

酷い無力感の霧が室内に漂った。
もしかしたら戦友を無欠に捨てて来たという罪責感が彼にひとかどをしていることも同じだった。
ある人は先に立って遠征隊を橋で去るようにした彼女を疑念に満ちた目つきで眺めるまでした。

“誰か来る。”

436アデンの名無しさん:2005/01/28(金) 23:40:51 ID:TnGIKSSQ
タッタッタッタッ......。
洞窟につながる入口辺りに座りこんで機械人形をきれいに手入れをしていたドワーフがふと伸ばした手をを止めて声を出してつぶやいた。
人々の手が武器を構えた。
彼らは恐ろしさに満ちた視線を取り交わしながら敵を迎える準備をした。
遠征隊の数が減ったとはいっても赤い帳幕で仕切られた小さな部屋を一杯に満たす程にはなっている。

“二人だ。”

二本のエルブンソードを持ったソードシンガーが耳を動しながら入口すぐの壁に駆け付けて張り付いた。
やっと二人が...カーディアはそのように思おうと思った。
オークの果てしない勇気さえ浸食するようだった...

“もしやあの二人なのか?”

誰かの願望が混じった独り言。
その独り言は他の人々の同意を求めて、熱烈な応答を受けた。
皆の顔に笑みが立ち上がり武器を取った彼らの腕がそっと下に落ちた。
その言葉が事実ならいくら良いか...
黒い兜の中を見たカーディアは決してそんなわけがないことを分かっていた。
彼女が否定しようとした瞬間、

“違う。”

エルフが言った。

“プレートアーマーの足音ではないよ。”

足音はますます近くなってたちどころに誰もが、それが二人の出す音なのを聞き分けることができるほどになった。
魔法師たちは本を広げて杖を力をこめて握った。
弓手たちは弓に矢をつがえた。

“くそ、どんなやつでも頭だけでも出してみなさい...”

狩人の村から来た女の弓手がゴムのヤニを噛みながら石弓を入口に向けた。
もう直ぐと思った瞬間足音が止んだ。
荒てる時間はとても短かった。
足音の持ち主が残った距離を一気にジャンプして室内で跳びこんでしまったからだ。
女弓手が引き金を撃ち離す瞬間、また他の狩人のオリビエが彼女の石弓を打ち上げた。
矢は目標を失って洞窟の天井に飛んでめりこんだ。
攻撃を開始しようとしていた残り遠征隊員たちも二歩ほど走ってからぎこちなく歩みを止めた。
現われたのは一人のヒューマンの弓手だった。

“何だ、生き残った人がいたのか?”

誰か安堵の一息を吐き出しながら声を掛けたが弓手は答えなかった。
代わりに彼は目を細くして遠征隊員皆に向けてゆっくり視線を回した。
カーディアもその弓手の姿を一瞥した。
ギラン遠征隊の将として他の遠征隊を訪問する時も、
そして竜の谷と洞窟を通りながら戦う内にも一回も見た事がないことを確信した。
その時弓手の影が飛び出した。

“誰...”

まだ言葉を言い終えるのも前に影は集まっている遠征隊員の真ん中で跳びこんで
瞬きする間に隊員一人の首を堅固にしっかり握りしめていた。
カーディアは影の瞳を見た。
燃える炎のようなオークの怒りがあり氷柱のように冷たくて鋭い怒りもある。
遠征隊員を見据えている弓手と同じく初めて見るダークエルフの戦士だった。
そして彼に捕まっているのは...

“フリキオス!”

ダークエルフの五つ指が二度と広がらないように縮んだ。
魔法師の首で筋肉と骨が軋む音が聞こえ始めた。
常に無表情だった魔法師の顔がまるで他人のように歪んだ。
魔法師を取ったダークエルフの口元が奇妙に拗じれ上がって青白色の歯が現われた。
オークでも幼い子供なら泣いてしまいそうな無惨なほほ笑みだった。
微笑みがたちどころに憎悪に替わり眼光が鋭くなった。
自分の隠した感情を治めようというのか、ダークエルフはとても細く、長い間息を吐き出した。
しかしその努力は数秒も持続することができなかった。
壊れた陶器の破片で岩を引掻くように濁って逆立ったは声が結界の心臓の前に鳴り響いた。

“あの盲目の小娘...エルカーディアはどこだ!”

437アデンの名無しさん:2005/01/31(月) 20:31:22 ID:zHjOodG2
<地竜謁見>戦乱を呼ぶ者たち――シーケン

‘俺は今何か言ったか?’

“フリキオス!”

人の気配を追跡して入って来た部屋の中には考えていたよりも多くの人々がいた。
シーケンは今自分が何と叫んだのか思い出せなかった。
質問を受けた当事者であるスペルハウルラー フリキオスは
息が詰まり首が折れそうな苦痛の中でも抵抗の意志を突き通しているが
シーケンは魔法師の左のまぶたがぶるぶる震えていることを逃さなかった。
フリキオス自分でも分かっていないはずだが、それはそのスペルハウルラーが心的に動搖する時見える反応だった。

‘俺は今何を言った?’

武器を抜いて持ってはいるがアンタラス遠征隊の生存者たちは彼を攻撃する意思は無いように見えた。
彼がオオカミなら彼らは恐れた羊のようだった。
皆同じに精錬された身体にすぐれた装備を取り揃えていたが
彼らには今相手を必ず抹殺しきるという力強い意志が欠如していた。
何が彼らをこのようにさせたのか分からなかったがシーケンは確信した。
ただ不審な視線でフリキオスと自分の顔を交互に観察するだけなやつらを今ならすべて殺すこともできる。

‘ところで俺は今...?’

この状況で彼の唯一の仲間だと言えるホークアイ ゴースティンの腕はやはり相変らず弦の緊張を解かなかったが
その口は馬鹿のように半ばヘラヘラと笑っていた。

“うん、オイ...”

ホークアイは荒てているのが見え見えな視線をシーケンに向けた。

“その質問には私が分からない深い意味が含まれているのか?”

くそ!今何としゃべたことか全然覚えない!

...!

シーケンは目の前に何かを感じ瞬間的に首をすくめた。
四本の指がそれぞれ二個ずつ、彼の両瞳を狙い突き入って来たからだ!
カッカとほてる感じと一緒に左の眼のふちが魔法師の爪にかかって裂けた。
シーケンは魔法師を逃した。
そして血が流れ始めた。

“小さな...目でさえも充分に突く...価値がある、 ...そうだろう?”

魔法師が咳き上げながらいつかシーケン本人が聞かせた言葉を口にした。
言葉が終わることと殆ど同時にフリキオスは底に倒れた。
シーケンは魔法師のローブ裾を引いて彼を倒してからその体の上で無慈悲に足を降り下ろした。
妙に軽快な音と一緒に魔法師は無惨な悲鳴を上げた。

“目を潰すことができなかったら万事を放り出して逃げろという話もしただろ?うん?”

シーケンは剣を選んで魔法師の腹に差しこんだ。
ローブの上で赤い染みが滲んで行った。
その次は肩。
魔法師がまた悲鳴を上げた。
そして刃先をまた胸で...

“...何のつもりだ?”

シーケンはホークアイを睨んだ。
彼の矢が他でない自分の背中を狙っていることを気づいたからだ。

“やめろ、もう死ぬぞ。”

“'ちょっと痛めつける’だけだ。”

“'殺人’は私の専門だ。お前は今そんなことをしている。それもとても生半可にな。”

常に何も心に無かったホークアイの目に生気が帰って来た。
シーケンは相手が本当に自分を撃つかも知れないと思った。
いや、返ってそのようになって欲しいのかも知れない。
ムカムカする狂信徒の集団が付けてくれたあの道案内者はとても危なかった。
もしかしたらこの席でつぶしてしまうのが後に厄介な事を阻むことかも知れない......
瞬間ホークアイの視線がシーケンの背を脱して他の所に向かった。

“...このくらいの足。”

438アデンの名無しさん:2005/02/02(水) 20:24:20 ID:dgdO7faM
―中断―

目覚める闇―9 シーレンの地下神殿、ネクロポリスとカタコンベ


次は黎明の君主ドビアンヌ エトバルが聖者のネクロポリスと密計のカタコンベを掘り出す時に記録した旅行日誌から抜粋された内容だ。

“...ネクロポリスの建築様式はエルモアデン帝国初期に広く広がった古典様式が変化した形に見える。
規格化された規模の通路と通路が不規則につながっている構造から推し量ると、多くの年月をかけて建て増しされたようだ。
構造物や装飾の細部の保存状態はとても良好な方なのは、これがその時代のの呪術師たちが施した保存の呪文のためであると見当がつく。

ネクロポリスがシーレンの追従者たちが宗教的な目的のために立てた建築物にも関わらず
ここにはシーレンを描いた彫像や紋章は捜して見ることができない。
これは宗教的素材に対する直接描写を避けた死者の文化の影響だろう。
代りに神殿の守護兵を描いた石像が多数配置されているのは
これが装飾的な目的よりも上で言及した保存の呪文と関連されて呪術的な用途で用いられたことだからと考えられる。
次の一文は聖者のネクロポリスから発掘した粘土書板の内容の中の一部であるが
当時シーレンの追従者たちにこの建築物がどんな意味を持っていたのか顕著に表している。

‘...ここはシーレンが死の地から生命の川を渡って現世に帰って来る時に臨在する最も神聖な殿堂、
 死者の女王として君臨する不死の宮殿...
 ...光の偽善者たちの迫害を耐え忍びシーレンに付く信者たちよ、
 君がここで異教徒の刃の前に死んでも永遠に死ぬことはないだろう
 シーレンの権能で此処に留まり不死の生を営むことができる...’

シーレン崇拝者たちにネクロポリスは単純な神殿以上の、死の地と生者の地の中間に置かれた聖地と認識されたし、
また自分らが死ねば死後世界に行く代わりにネクロポリスで
シーレンの加護を受けて在世と変わらず生を営むことができると信じたようだ...

(中略)...カタコンべはネクロポリスより時期的に百年ほど遡った原型といえる。
建築様式では大きく差がなく見えるが構造物の摩耗と破損程度が大きく違って見える。
これはカタコンベが立てられる当時シーレン追従者たちが
これ程大きい規模の建築物に保存の呪文を施すことができる呪術的力量を保有することができなかったからのようだ。

皮肉なことにネクロポリスに比べて保存状態が良くなかったカタコンベでより多くの歴史の痕跡を読める。
カタコンベの損傷した構造物に帝国軍とシーレン追従者たちの戦いの跡がそっくりそのまま残っていて、
これは当時戦闘がどれ程激しかったのか見当をつけることができるようにしてくれた。
異教徒の墓という意味で此処をカタコンベと名付けたシュナイマン皇帝は自分が行う血生臭い私戦争の結末を
最初から分かっていたのだろう...”

439アデンの名無しさん:2005/02/02(水) 20:50:33 ID:WWhAQx4w
目覚める闇―10.封印石の破片たち


"...七個の封印を治める力を持ったシュナイマン皇帝は地上の神に違いなかった。
しかし彼は世の中を破滅に向かわせることができる莫大な力が
ただ一人の運命に掛かっているということがどんなに危険か分かっていた。
未来を通して自分の寿命が無限ではないという事実を悟ったからだか、
政権末期に至ってシュナイマンは封印を治める力を子孫に譲る方法を捜し始めた。
その研究が結実を収め皇帝の血を受け継いだ者が封印を支配する能力を受け継ぐようになった。

正しくこれが黎明の君主たちが言う‘帝国血統に厳密に保管された秘密’である。
シュナイマン死後千年近くエルモアデン皇室家門の長子は七封印を支配する能力を生れつき持っていて、
それを活用する秘法に対して徹底的に教育受けた。

しかし皇室血統の遺産はバイウム皇帝の時にその脈が切られるようになる。
もっと大きい力を切望したバイウムは初代皇帝の時にリリムとネピリムの創造に使われた力までも自分の物にしようと思った。
傲慢の塔は大陸あちこちの地下に封印されているリリムとネピリムからその力を吸収するための装置だったのだ。
しかし彼の無謀ながらも壮大な計画は聖者ソリナの介入によって失敗に終わり傲慢の塔が崩れる時に魔力が逆流し
バイウムの血管を焼きながら流れた力は彼が自分に吸収しようと思ったネピリムとリリムの身に込められるようになった。

バイウム皇帝の没落と同時にエルモアデンの直系血統につながった封印を治める力が永遠に消えたようだったが、
混沌の時代に封印の秘密を追った一連の集団によって
その力は消えずネピリムとリリムの身体に‘封印石’の形態で残っているという事実が明かされるようになる。

封印石が多量に集まれば七封印の力を制御する能力を発揮するようになる。
傲慢の塔で発掘された古文書を通じてこの秘密を一番先に明かした者たちはたちまち勢力を形成して
‘黎明の君主たち’と‘夕暮れの革命軍’を結成して各地のネクロポリスとカタコンベに遠征隊を派遣して
お互いに相手より多くの数の封印石を手に入れようとする争奪戦をするようになる。
封印を争取するための二つの決死団の熾烈な競争はこの時から始まったのだ..."


―帝国暦1731、象牙塔の史学者マテオ著‘エルモアデンの隠された歴史’より抜純

440アデンの名無しさん:2005/02/06(日) 20:10:09 ID:zm/Jtoxs
背中後から聞こえて来る低い女の声!
シーケンは反射的に声の主人を狙って剣を振り回した。
しかし武器は相手の武器に当たって跳ね返った。
同時に左側わき腹に強烈な衝撃が訪れた。
鈍器ではなく身体、具体的には蹴りによる打撃だった。
彼は左手一つで地面をつきながら身を翻して衝撃を流した。
相手はこれ以上攻撃して来なかった。
シーケンは初めて自分の未熟者の姿を見られた。
相手は血を流しながら倒れているフリキオスとその間を阻んで立っていた。
鎧を着けたヒューマンの騎士なんかよりずっと堂々な体躯の女オークだった。
刃先が円形の二つの武器を右手に集めて持ち彼女は左手で自分の眼のふちを示しトントンと示した。
フリキオスに付けられた左目の傷おかげで今彼には死角が生じている。
オークはそれを指摘したのだ。
それがなければ動きが鈍感なオークなんかに彼が背後をつかまる事は決してなかったはずだ。

“司祭枢機卿、魔法師を。”

オークが言いつけると年を取ったヒューマンの聖職者が急いで魔法師の状態を見始めた。

“あのスペルハウルラーを連れて行く。”

オークは眉をひそめ考え込んだように視線を下げた。
しばらく後オークは首を左右に振った。

“承諾することはできない。”

シーケンは鼻でせせら笑った。

“君の許諾は必要ない、オークよ。”

“カーディア ヘストゥイ。”

オークは自分の名前を言ってから直ぐに格式を取り揃えて片手を胸に当て腰を厳かに下げた。
この意外な礼儀はどんな脅威よりもシーケンを慌てるようにした。
そしてつながるオークの言葉は焦燥を越して当惑で彼を追い立てた。

“恋人を奪われて悔しい心は理解が出来るが、必ずしも今此処でその仕返しをしなければならないか?”

また口を開くためにシーケンは心の中で二十回程、そのオークを無惨に殺害しなければならなかった。

“その病身みたいな声を摘み片付けるんだ!ふざけるのも大概にしろ!”

“そんな事は出来ない。”

“ヘストゥイの関係する事ではない!”

シーケンはわざわざ炎の種族のリーダー格であるヘストゥイの名前を口にあげた。
いつか若い年齢にも関わらず将来炎の君主の後を引き継ぐ素材と推挙されるオーバーロードがいるという噂を聞いた事がある。
もしオークにも外交感覚というものがあったら彼女は彼が意味することを気づくはずだ。
――これはダークエルフの問題で、オークの関与する事ではない。

“ダークエルフよ...,炎の君主だと言っても他人の恋愛をどうこうお節介をする権利...”

“この間抜け野郎!恋愛問題ではないと言っているのだ!
 もう一回でもその言葉を口に出せば誓ってその口を引き裂く!”

カーディア ヘストゥイは他のオークたちと同じく岩のような顔の上に
しばらく鼻白んだ顔をしてから脹れっ面をしているように答えた。

“それじゃそうだと言っておく。”

シーケンは彼の長い人生の中でも最悪の敗北感と挫折感を味わわなければならなかった。
聖職者に治療を受けていたフリキオスがククク、と奇妙な笑い声を出した時シーケンは目から炎が溢れ出るように怒った。
彼の背中の後でホークアイが先に出なかったら彼はまさしく魔法師に飛びかかって後のことは考えずに、
今度こそその頭を飛ばしてしまったはずだ。

“彼は私たちが何ヶ月も前から追っていた逃亡者です。
 私たちもギラン政府の命令を受けたのです。
 すなわち、奴は領主の、ひいては王室の敵という意味です。
 あなたたちがその者を保護しなければならない理由はないです。”

オークは魔法師を眺めた。

441アデンの名無しさん:2005/02/06(日) 20:24:53 ID:zm/Jtoxs
続いて彼女は結界の心臓の前に集まっているすべての人々に目を通して、この部屋に通じる洞窟の方に視線を投げた。
脅迫的に彼女の胸を狙っているホークアイの弓を見て最後にシーケンと目が合った。
シーケンはその眼光が少し前と全く変わったことを感じた。
判決を下すダークエルフの元老のそれのように彼女の眼光は断固たって一切の反論を受け入れないという意志に満ちていた。

“ポータルストーンは持っているか?”

“何?”

このうつろな反応はシーケンやフリキオスだけではなくこれらを見物した周辺のすべての人々が共通的に取った態度だった。

“何だ?”

“私たちはこの心臓によって地竜に会いに行く。”

彼女はフリキオスの方に一歩退いた。

“もしお前達の問題を解決したいのであれば、一緒に行くか私たちが出るまでここで待つように。”

“話にならない!”

シーケンは思わず叫んだ。

“彼は...”

カーディアはこの話をする瞬間を待っていたというように視線を左右で振ってからは穏やかにほほ笑んだ。

“私たちの戦友だ。”

ふっと取るに足りなく見えるこの宣言は萎びれた羊の群れのようだった遠征隊員たちにまさに劇的な変化を引き起こした。
壁が寄り掛かって座りこんでいた剣士たちがよたよたと立ち上がり武器を誇示した。
弓手たちは矢を準備し魔法師たちは魔法書を素早く捲った。
奥の場所で老けたドワーフが鉄線を引っぱって彼の変な人形に生命の火を吹き入れた。
オーバーロードがどんな呪いを使ったのか分からないが、遠征隊員たちはこれ以上自らを同情する生贄ではなかった。
彼らは群れ成して敵を狩るオオカミであり今その歯はシーケンとゴースティンに向けられていた。

442アデンの名無しさん:2005/02/11(金) 00:17:50 ID:rmJS3ozQ
<地竜謁見>戦乱を呼ぶ者たち――カーディア3


結界の心臓の送ってくれた場所は途方もなく広い空洞が広がっていた。
どこを見ても遥かにそそり立つ壁だけが見えるだけでその他に建造物などを見つけることはできなかった。
壁は上に上がって少しずつ細くなりそのまま天井になっている。
一方の橋に口を開けている巨大な穴がなかったら方向さえ壮語することができなかったはずだ。
その根拠なしに大きな密室内で遠征隊員たちが探すことができるのはお互いだけだったし、
それで彼らは声を低めてひそひそ雑談をした。

“橋を通って来たのか?”

カーディアは横に立っていたダークエルフに聞いた。
しかし彼の目は十余り歩み下った所で象牙塔の魔法師たちと話を交わしているスペルハウラーに釘付けになっていた。
彼女はシーケンという名前のダークエルフがあのスペルハウラーに飛びかかることができないように警戒していた。
相手について理解したかった彼女は今まで幾つかの質問を投げかけたが皆きれいに無視された。
今度はどんな質問をしようか悩んでいる時ダークエルフは首を振った。
視線はどこまでもスペルハウラーに固定させたままで。

“誰だか派手にやらかした後だった。
 言葉その通り化け物たち死骸を踏んで行かなければならなかった。”

“黒い鎧を着た騎士たちもいたか?”

ダークエルフは頭を横に振った。

“橋が切れていた。”

“...!”

“しかし自然と直っていったよ。”

443アデンの名無しさん:2005/02/26(土) 00:44:08 ID:XHvRUKlM
カーディアはギョッと驚いたあげくひょっとすればダークエルフの肩をひっ掴むところだった。

“この洞窟全体がまるで生物の骨と肉...,組職のようだという考えなのか?”

シーケンの言葉が当たっていたら帰る道は心配する必要がない。

“本当に...有り難いね。”

彼女は危機の度に彼女を救ってくれた幸運を信じることができなかった。
黒い騎士たちの勇猛さは遠征隊を危機から一番救ってくれた。
そして遠征隊員たちが皆失意にうな垂れている時現われたのが正しくこのダークエルフだった。
そのおかげでカーディアは遠征隊員たちの胸の中に消え失せていた火をまたくべることができた。
シーケン自分は自らがどんな仕事をしたのか夢にも考え着かないだろう。

“過去エルモアのバラカヤという村を苦しめたダークエルフ海賊に関して聞いた事がある...”

“忘れろ。”

“シーケングルムドレイク...竜と竜が争うようになったな。”

しかも彼は驚くべきことにアンタラスの巣の中にまで付いて来てくれた。
兵力の大半を失った遠征隊においてシーケンともう一人の加勢は本当に有り難い事だった。
この世の中にただ二人で竜の谷を通って地竜の洞窟奥深くに足を踏み入れることができる冒険者が何人いるだろう?
此処の洞窟のあちこちをよく見て来たローグたちはどうしても出口が見つけられないようだと言った。
ただ一つ不審なこと、壁にある巨大な穴はその終りがどこにつながっているのか分かることができなく今調査中だと言う。
力の強い何人が綱を取って穴の前に立っている姿が見えた。
彼らは中に入って行った仲間のためにゆっくり綱を解いていた。
突然綱を取っていた二人が倒れた。
彼らは穴入口まで綱を取ったまま引かれて行き途中洞窟端で綱を逃した。
綱は素早く穴中に勢いよく入って行って消えた。
とても遠く落ちていたからカーディアは何事が起ったのかよく実感が出なかった。
ガン!洞窟全体が大きく鳴った。

“地震...?”

444アデンの名無しさん:2005/02/27(日) 14:00:04 ID:v.X113No
読んでる人いる?
いるなら続ける.....

445アデンの名無しさん:2005/02/27(日) 14:57:49 ID:5p2DrSCA
時々ですが、チェックして読んでますよ。

446アデンの名無しさん:2005/02/27(日) 16:49:31 ID:TKCZOHU6
ありがたく拝読しています。

447アデンの名無しさん:2005/02/27(日) 18:13:35 ID:jlUQ0wyk
よんでますよん

448アデンの名無しさん:2005/02/27(日) 22:55:41 ID:2JRpIufY
楽しみに待ってますよ

449アデンの名無しさん:2005/02/28(月) 10:41:19 ID:bADsNU4M
すごく楽しみにしてるよー

450アデンの名無しさん:2005/02/28(月) 20:04:07 ID:RRwQsQh6
いつも続きがすごい楽しみです!

451アデンの名無しさん:2005/02/28(月) 22:32:42 ID:Ed0LQRQE

さりげなく、このスレが更新されるのが楽しみだったり

452アデンの名無しさん:2005/03/01(火) 19:27:19 ID:55nCSiIk
お願いします!
このままでは続きが気になって寝れませぬ…

453444:2005/03/01(火) 23:51:47 ID:lU.lLzpc
まさか読んでくれてる人がいるとは......
とてもありがたいです!!
まったり行きますので末永く見守ってください。
―――――――――――――――――――――
しばらく静かになり轟音と共にまた地面が搖れ始めた。
頭上でも大きな地鳴りによって石が落ち始めた。
落ちた石は底を殴り地面に土埃を立て始め視野を遮られた。

“中心部では危険だ!端へ!”

隊員たちは盾を持って頭上を阻みながら壁に向かって走った。
地震は何分も続きアンタラスが現れるよりも前に地震のため皆殺しになるってしまうぞと泣き叫ぶ声が聞こえた。
しかし地震はしばらくした後止まり時間が経つと土埃も沈んだ。

“被害状況を...”

カーディアは彼女のそばで落石を避けていた警備隊員に言ってから、相手が自分の言葉を聞いていないことを気づいた。
彼女は何かを予感してゆっくり頭に向けた。
穴が空いていた所、そこには穴がなかった。
その場所には岩壁なかった。
その場所には天井も、底も、本来その場所にあったものは何も見えなかった。
彼女は首を精一杯に上げるまで自分が見ているものが何か分からなかった。
遥か遠く高い所で彼女を見下ろしてカッカと燃える二つの目と、鋭いと言うよりただ大きいだけの歯の間で炎気を吹いている口。
今まで考えていた作戦や戦術はあっという間にすべて飛んでしまう瞬間だった。

“......ああ、パアグリオよ!”

彼女はアンタラスの声を聞いた。
いや、それは声と言うよりはただ意志の表明だった。
アンタラスは自分の寝所につまらない俗物が入って来た事実を知って彼らを皆殺しにしなければと考えていた。
アンタラスの登場でそれは非常に合理的で容易く判断された。
彼は対話を受け入れなかったし、したがって交渉の余地は無かった。
当たり前の事だ。
一方こちらは不合理で、不可能な成果を薦める状況にいた。
アンタラスは前足の片方を持ち上げた。
彼女はアンタラスが何をしようとするのか悟った。
極めて単純な事だった。
アンタラスは全く偉そうに振舞うことも、もったいぶる事もせず手当たり次第に攻撃を開始したのだ。
彼の前足に踏み潰される終わりまでも精神が抜けたまま立っていた隊員三人が巨大な洞窟の底の赤い染み三つに変わってしまった。
虚しいという考えさえできない程に虚しい死だった。

“攻撃!攻撃!”

454アデンの名無しさん:2005/03/02(水) 00:17:32 ID:Cr1cFF2M
グレシアxアデン戦争――
帝国暦1486-87におこったグレシア・アデン両国間の戦争。
グレシア王パリスはその強力な軍隊を率いグルーディオへの海路から
アデン大陸へ上陸すると瞬く間にグルーディン村を占領した。
パリスは一方でオエルマフム族の傭兵隊を雇い北の陸路よりこれを前線に投入し、グルーディオに陣を敷いた。
一方アデン王アマディオは兼ねてからグレシアの侵攻を警戒しグルーディオ城要塞を事前に築いていた。
彼は此処を防衛線とし激しい戦いが行われた。
オエルマフムとその部下のオルマフム部隊は遊撃隊としてその威力を奮い、
ロストン村、バーニス村を廃墟にするなどその戦いは凄惨を極めた。
グルーディオ城での攻防戦はグレシア軍が優勢に進み遂にグレシア軍はこれを落とす。
続いてギランへと攻め入ったパリスだがここで異変が起った。
アデン王国軍の援軍としてエルモアの軍隊がそこへ現れたのだった。
アマディオは以前より敵対していたエルモア王国と同盟を結んだのだった。
事態を重く見たパリスは退却を決定し自国へと引き上げ戦争は終わりを告げた。
この戦争はアデン各地に多くの傷跡を残し現在でもその跡を見ることができる。

455アデンの名無しさん:2005/03/05(土) 05:02:19 ID:Peyt0VTY
翻訳GJ.
いつも楽しみにしてますよ。

456アデンの名無しさん:2005/03/05(土) 20:12:40 ID:ign6JwUI
警備隊員リハンが他ではないカーディアの耳にしきりに叫んだ。
カーディアは彼を押しのけもう一度長く全員攻撃を叫んだ。
弓手たちがアンタラスの目を狙って矢を飛ばし始めた。
魔法師たちは火と冷気と疾風を投げてアンタラスを少しでも傷つけようとした。
眼の淵にいくつかの矢がめりこんだがそれらがアンタラスに塵ほどの打撃でも与えたのかは疑わしかった。
アンタラスは頭を大きく掲げて洞窟中を目通しすると集まっている魔法師たちに向けて移動し始めた。

“騎士団!パランクス!”

グリフォン騎士団の残存兵を中心に残っている騎士たちが魔法師たちを保護するためにアンタラスの前を塞いだ。
彼らは槍をまっすぐに立てて長方形の防御陣を構築した。

“アインハザードとアデンの栄光のために!前進!”

陣は完璧に構築され、騎士たちはヒューマンの勇気を誇示するようにアンタラスに向けて一歩一歩近付いた。
整然と立てられた彼らの槍が斜めに寝かされて竜の巨躯に向けられた。
その姿は50個の針を持った巨大なハリネズミを連想させた。

“あいつら...死ぬな。”

片手で口を覆ったままシーケンが不吉な予言を吐き出した。
カーディアは戦闘の頌歌を吟じ始めた。
その歌には神々の大戦でパアグリオが水の竜パプリオンと戦った様子の内容が盛られていた。
アンタラスの前足が再び抱え上げられた。
騎士たちは竜の腹部を狙っていた。
アンタラスがしばらく動きを止めた時カーディアは一抹の期待を抱いて騎士たちを応援した。

“いっそ飛び掛かって行くか。”

シーケンが独り言をつぶやいた。
アンタラスの片足がパランクスの後列に覆い被さった。
子供が蟻を苛めるようにアンタラスは前足で騎士たちを踏み潰したまましばらく彼らを観察した。
幸いにアンタラスは子供よりずっと慈悲深かった。
彼はあまり間をおかずそのまま前足を下げた。
足の下で赤い血が流れ出た。
アンタラスは残っている騎士たちの方へ頭を巡らしながら口を大きく開けて吠えた。
竜の噴き出す超自然的な恐怖は人の理性を完全に麻痺させる。
既に自分らの勇気を証明した騎士たちさえアンタラスの咆哮を聞いた瞬間一人抜けると次々と隊列を崩し逃げ始めた。
アンタラスは逃げる騎士たちを無視して最初の目的どおり魔法師たちのいる方を向けて歩くことに移った。
彼はもう死んだ騎士たちを完全に無視して踏み付けつつ通り過ぎようと思った。
ゴッドフリー卿はアンタラスの最初の攻撃を避けることができなかった。
彼の下半身は竜に踏まれて都合なしに踏みにじられた。
しかし彼はまだ生きていた。
アンタラスが彼がいる所に足を下ろそうと思った瞬間、彼は自分の槍を真っ直ぐに持ち上げた。
精霊の青い光が彼の槍を包んでいた。
ゴッドフリー卿の生命が切れた瞬間アンタラスは数百年ぶりに初めて苦痛を感じた。
カーディアは他の隊員たちと一緒に地竜の背後を狙って突撃した。
彼らの狙うのは剣が触れることができる高さにある竜の足首だった。
先立って走ったカーディアは視野の端、頭上の高い所で何かが巻き上がるのを見た。

“伏せろ!”

彼女は何かに足を取られて倒れた。
シュィイイイッ!
空気を裂く音と共に長くて巨大な何かが彼らの頭の上を掠って過ぎ去った。
悲鳴と一緒に後に従った戦士の半分ほどが虚空に飛ばされた。
彼らの中で何人かは底に倒れ転び何人かは飛んで壁にぶつかった。

“...尾か?”

カーディアの足首を取って生命を救ったシーケンは地底に横になったままつぶやいた。

“どうも死角はない様だな。”

457アデンの名無しさん:2005/03/05(土) 21:07:15 ID:ign6JwUI
彼は治療を終えてもう小さな傷跡だけ残っている自分の眼の淵を指先で
綺麗に手入れをしてから身を翻して立ち上がった。
地竜の尾が方向を変えてまた飛んで来た。
残った隊員たちが皆底に伏せていたから今度目標になったのはシーケン一人だった。
ダークエルフは伏せる代わりに素早く走り黒い鳥のようにジャンプして尾を飛び越えた。
彼は身を転がしてアンタラスのすぐ下まで近付いた。
尾が地底を殴ると洞窟全体に鳴り響く大きな音と一緒に破片と土埃が舞い上がった。

“酷いな。同じ母神を持った仲なのによ...”

砂埃の中でシリエンナイトが楽しんでいるように笑っていた。

“苦しいだろう!”

彼の剣が頭の上で高く抱え上げられて振り下ろされた。
彼の刀は柄の部分まで地竜の足首の中にめり込んで入って行った。
アンタラスが足を振り回すとシーケンは剣を持ったまま空中に投げ出された。
刃が抜かれて竜の血が吹き出た。
シーケンはこの攻撃でアンタラスの関心を初めて魔法師たちから引き離して置くことに成功した。
アンタラスは巨大な体躯を回して背後に集まっていた戦士たちに向けた。
アンタラスの口から血のように熔岩が流れ出た。
アンタラスは頭を一回突き上げてから炎が渦巻く口を戦士たちの中心に立っていたソードシンガーに向けた。
戦友たちのために戦闘の歌を歌っていたソードシンガーには攻撃を避ける余裕がなかった。
その時闘技場のチャンピオンが地竜の口の下へ跳びこんで彼女を遮って押しのけ出した。
その場所はたちどころに火の海に変わり避けることができなかった人々はチャンピオンと同様に熔岩に埋もれて消えて行った。
フュィイッ!
シーケンがアンタラスに向けて口笛を吹いた。
そこらの雑輩たちを挑発するようなこの行動にカーディアは疑惑が満ちたが驚くべきことにアンタラスは頭をまたシーケンに返した。
もしかしたらはじめからアンタラスは彼を狙ったのかも知れない。
アンタラスがまるで彼をしっかり握りしめようとするように前足を振り回したがダークエルフは身を翻して避けた。
アンタラスは二回攻撃をしたがその度に攻撃は外れた。
最後にアンタラスが前足を振り下ろした時それを避けたシーケンは足指と足指の間に剣を振り下ろした。
もう一度彼はアンタラスの血を流させることに成功した。

“残ったのは後ろ足一つ!”

シーケンは間髪おかずにアンタラスの二つの前肢の間に飛びかかって行った。
彼がアンタラスの腹下をすり抜けて後足に一撃を飛ばそうとしていた瞬間だった。
アンタラスが立ち上がった。

“なんと...!”

山が立ち上がるとしたら光景はこんなだろう!
アンタラスは怒った熊のように後ろ足だけで堪えて立ち上がった。
猟師の村の弓手たちはアンタラスの腹部が現われたその瞬間を逃すまいと雨の降るように矢を飛ばした。
大部分は厚い皮をくぐることができずに遮断され抜け落ちたが何足の矢は竜の鱗と鱗の間、とても細い隙間に深くめりこんだ。
シーケンはボーっと目の前にそそり立っている竜を呆然と見上げていた。

“危険だ!”

458アデンの名無しさん:2005/03/05(土) 23:20:53 ID:ign6JwUI
カーディアはシーケンに向かって叫んだ。
シーケンも危機を感じて走り始めたが闇のニンフの早い足でさえ崩れ落ちる山を避けるには力不足に見えた。
瞬間シーケンの背中の後ろで閃光が走り彼の身体は見えない巨人に蹴飛ばされたように壁まで吹き飛ばされた。
鼓膜が叫びそうな轟音と一緒に地軸を搖るがすような衝撃にカーディアは重心を失って倒れた。
アンタラスの姿を隠した土煙が沈むやいなやカーディアは真っ先にシーケンの姿を捜した。
彼の姿は直ぐに捜すことができた。
ちょうど彼女の傍で背中を撫でながらよろよろと立ち上がったからだ。

“お前は...!”

シーケンはカーディアの方は振り返らず悪態の声を張り上げた。
アンタラスを相手にしてのそれではなかった。
彼の目線の先には案の定スペハウルラーフリキオスが魔法書を広げたまま立っていた。
一方フリキオスは自分が求め出したシリエンナイトを完全に無視していた。
彼が呪文を暗誦して指で地竜の頭を示すと緑光を含んだ風が竜の頭を包んだ。
一人がアンタラスの後足にぶら下がっていた。
それはエルブンソードの柄を口に咥えたエルフの女だった。
彼女は左手を角質の間に入れ摑まって身を支えたままもう片方の手で剣を取った。
膝の内側のか弱い部分に彼女は剣を刺し入れた。
アンタラスが足を振り回すと彼女はかなり遠い距離を飛んで地底に倒れ転び気を失った。
このことが起きている間リアン枢機卿とその随行人は負傷した騎士たちを1ケ所に集めて光の神に祈りを捧げていた。
普段の枢機卿は今でも息が絶え絶えのよう挙動さえ思うとおりにできない年寄りだったが、神に祈りをささげる時だけは例外だった。
祈る時の彼女は光の神殿に立てられた星霜のように大きく堂々と見えた。
祈祷が終わると死骸のように横たわっていた幾多の騎士たちが体力を回復して自力で立ち上がった。
彼女の治癒は死地にいた防御陣の負傷者さえ起こして回復させていた。
アンタラスの起った口に赤い光と共にに岩が現れ丸く団結して早く回転し始めた。
アンタラスは枢機卿と騎士たちの方に頭を回した。
完全に力を取り戻した騎士たちはその場を避けることができたが騎士たちの中には
まだ避ける事ができる位回復することができなかった人々が多かった。
恐怖にあきれた若い騎士に向けて枢機卿はにこりと微笑んだように見えた。

“アインハザードは偉大です。”

リアン枢機卿はアンタラスに向けて後ろ向きになった。
複者が脇を抱えて助けようと思うと枢機卿はどこからそんな力が湧き出ただろうか騎士たちの方へ彼を押し退けた。
彼女はアンタラスの方にむしろ一歩み一歩み近付いた。
アンタラスが赤く盛り上がった岩塊を吐き出した瞬間枢機卿は杖を握った手を力が強く伸ばした。
地竜のドラゴンブレスは騎士たちにまで狂わすことができずに彼女によって遮られた。
騎士たちだけではなく魔法師と、エルフ、ドワーフ、甚だしくはダークエルフたちさえ光の神の名前を叫んで歓呼の声をあげた。
しかしリアン枢機卿はどんな言葉も言うことができなかった。
彼女はアンタラスに杖に向けた姿そのままその場に立っていた。
石になってしまったのだ。
次瞬間アンタラスが前足を振りはなすと枢機卿の姿をした石像はこなごなに散らばった。
カーディアの口から血と殺戮を慫慂する叫びが迸り出た。
地竜の咆哮が巣中にこだました。
今度は誰も逃げなかった。
神と領地、騎士団...各々自分が名誉をかけている対象の名前を叫んで地竜の血を貪った。

“オイ!”

シーケンが自分に駆けて来るのを見たカーディアは彼が何を願うのか気付いた。
彼女は駆けて来たシーケンを受けて力の限り頭上へ投げてやった。
しばらく竜の脇腹にぶら下げられたシーケンは身を振ってその背中で立ち上がった。
アンタラスが続いて身体を振るわせたが彼は斧のように伸び出たアンタラスの鎖骨を伝って
刃の様な鱗が無数に逆立っている首に乗りこんだ。

“...!”

459アデンの名無しさん:2005/03/05(土) 23:21:38 ID:ign6JwUI
竜が再度吠えた。
シーケンは聞いた振りをしながらもしないで何回もアンタラスの首に刀を振り下ろした。
兵士らの叫ぶのとアンタラスの咆哮、地響きが一ヶ所に集まってこの世の中のものとは信じられない音を作り上げていた。
アンタラスはもう一度、燃え盛る岩を吐き出した。
今度は大きい被害を被っていなかった弓手たちが目標だった。
治癒の魔法を持った者等は危険を冒してアンタラスのすぐそばにまで近付いて負傷者たちの面倒を見た。
若い騎士の槍が腹を突き通した瞬間アンタラスが大きく首を奮った。
シーケンは空中に放り出されたが猫のように巧みに身を取り直して地竜の頭の上へ下りた。
シリエンナイトは刀を握り直した。

“楽しかったぞ、兄弟。”

青い光を称えたファントムソードはアンタラスの目と目の間へ突き刺さった。
アンタラスは身を搖るがして二本の足で立ち上がって頓狂な声を上げた。

“避けろ!”

遠征隊員たちはアンタラスの攻撃を気づかって四方へ散らばった。
アンタラスの前足が振り落ちた。
彼はつまらない低俗な生物たちに対する怒りと理解することができないことに対する恐ろしさを感じていた。
その頓狂な声が果てしなく続いた。
彼は身悶えした。
土埃が立ち上った。
今までとは違い今度は土埃がますます濃くなった。
隊員たちは目を覆わなければならなかった。
カーディアは何が起こっているのか分からなかった。
地が震えてアンタラスは泣き叫んだ。

“待て!”

咆哮の中に知っている声が混じった。

“待ちなさい、アンタラス!”

460アデンの名無しさん:2005/03/05(土) 23:22:11 ID:ign6JwUI
何回も聞くことはできなかったが忘れることが無さそうな声だった。

“フリキオス!”

シーケンが叫んだ。
アンタラスが泣き叫ぶのが急に止まった。
フリキオスの声だけがずっと続いた。
それはカーディアが一度も聞いた事がない言語だった。
シーケンが死に物狂いで大声を出した。

“本は!エルカーディアはどこにいる、フリキオス!”

そして急に静かになった。
埃が沈んだ後その場に竜の姿は見えなかった。
洞窟をいっぱい満たしていた巨大な形象が嘘のように消えると遠征隊員たちは少しずつ我に返った。
一番初めに動いたのはドワーフたちだった。
彼は地竜が現われた穴をあっちこっち覗いてから叫んだ。

“金だ!金貨が山のように積もっている...!”

“何だ?”

“本当に?”

遠征隊員たちは猫も杓子もドワーフ周りへ集まって来た。
治癒者たちは生き残った負傷者たちの面倒を見始めた。
シーケンは剣を投げつけて周辺をきょろきょろ見回していた。
既に予想していたがやはりスペルハウルラーフリキオスの姿はどの場所にも見えなかった。
彼は最後の瞬間アンタラスが立っていた場をつま先でガツガツ蹴飛ばして一人きり考え込んでいた。
彼はもし気立て良いドワーフがシャベルを握らせてくれたならすぐでもシャベルで土を掘り出しを始めそうな表情だった。
あのシリエンナイトはどうしてそのように執拗にフリキオスを追っているのだろう...
カーディアはそれを知りたかったが今問っても答を聞くことはできないだろう確信した。
彼女は周りをもう一度見回した。
主人を無くしてしまった竜の巣...
初めて勝利したという実感が少しずつ感じ始めた。

461アデンの名無しさん:2005/03/05(土) 23:24:14 ID:ign6JwUI
<地竜謁見>戦乱を呼ぶ者たち――エピローグ

ホークアイのゴースティンはインドナリル様式の椅子に座ってお茶を飲んで彼の主人が来るのを待っていた。
彼は血で汚れた服を着替えなかった。
許しを得ることができなかったからだ。
‘輝く夜明け’の若い聖職者は無表情を装ったまま部屋の扉際に立っていた。
ゴースティンはそんな表情に慣れていた。
彼らはビショップの部屋に汚くて粗暴で罪で染まった汚い者が入って来ているということ自体が不満なのだ。

“来た?来たのか!”

扉が開かれて彼の主人が入ってきた。
いつ見ても幸せに見える顔に淑やかな身なりを維持している彼は、ギランの司教の中一人で、
予言の証人と呼ばれるフランツ・アベルだった。ゴースティンは彼の機嫌を伺って席を立ち上がった。
フランツは手を軽く上げた。

“そのまま座っているように。”

彼は目線で合図し扉を守っていた若い聖職者を退席させた。
聖職者は不信と嫉妬心を匂わす視線をもう一度ゴースティンに投げてからは部屋を出た。

“そう...お前がここ来ているということは遠征隊が地竜を退けたという話になるな?
 ギランのための幸いな事に違いない...それで...?”

“魔法師は逃しました。”

微笑みを浮かべているフランツの口元がかすかに震えた。
ゴースティンは慌てて言葉を引き継いだ。

“アンタラスと一緒に消えてしまったんです。私が見るにはまるで地竜と対話を試みているようでしだが...”

司教が座っていた椅子の肱掛けがミシミシする音を出しながら壊れた。

“あのダークエルフは?”

“まだ魔法師の行方を追っています。”

“ところでお前はどうしてここへ来ている?”

“あ、それが...仕事の途中経過がお知りになりたかったのではないかと...”

“お前が教えてくれなければ私が分からないとでも思うか?”

462アデンの名無しさん:2005/03/05(土) 23:25:21 ID:ign6JwUI
フランツは彼の奴隷に向けて手を伸ばした。
ゴースティンは怖気付いて首をすくめた。
フランツの手先が彼の額に触れた......しかし何も起きなかった。

“何、お前を咎めることはないでしょう...しかしお前がすべきことが何かはこれからも忘れないで貰いたい。
 何があってもお前はその本を呪い受けたニンフたちの手から取り戻さなければならないのだ。
 混沌の到来を阻むためにその本は私たちの教壇の元になければならない。分かるか?”

ゴースティンは頷いた。

“分かったら彼の疑心を買う前に帰るように。”

この言葉を終りに席を立ち上がった司教は部屋を出ようとしたが、ふと振り返った。

“ところで、”

ゴースティンは動きを止めて主人を眺めた。

“今度の遠征隊に黒い鎧の騎士たちが混ざっていたという話が聞いたが、彼らに関して分かった事があるか?”

“直接見てはいません...”

ゴースティンは主人の表情を察しながら言葉を引き続いた。

“私たちが遠征隊と合流した時には彼らはいなかったのです。
 地竜の巣を守る化け物たちと争った時、戦死したと聞いたんですが...”

“死ぬ?!”

司教は嘲笑った。

“お前は彼らの死骸でも確認したのか?”

司教は自ら問って自ら返事した。

“それはないでしょう...不死身の騎士たちが戦死するなんて、ナンセンスだ。”

463アデンの名無しさん:2005/03/05(土) 23:25:58 ID:ign6JwUI
司教は柏手を一回打ってからはそのまま部屋を出た。
一人で残されたゴースティンはしばらく考え込んだ。
最初にシーケンが初めてフリキオスを見付けて叫んだ質問に関して、任務報告するためにここに来たことでそれがやっと分かった。

‘何、構わねぇさ...’

しばらく後フリキオスの姿もその場所で消えた。



―――― 一点の光も存在しない完全な闇の中で魔法師は言った。

“地竜よ、つまらない生物どもに敗れて土中深く逃げたお前の姿はとても惨めですね。”

竜は怒っていた。

“光の力はすでにあまりにも強くなりました。
 竜という言葉に彼らはこれから恐怖を感じないでしょう。
 お前の兄弟たちは今日お前があったことと同じ敗北を喫するようになるでしょう。”

竜は恐れていた。

“地竜よ、私は証明した。これから私の問いに返答しなさい。”

竜は受諾していた。

“母なるシーレンはどこに居られるのですか?”

464アデンの名無しさん:2005/03/05(土) 23:29:40 ID:ign6JwUI
終わりです。
お疲れ様でした。

465アデンの名無しさん:2005/03/05(土) 23:39:27 ID:ign6JwUI
シーケンのお話。
http://bbs.lineage2.co.kr/list/l2vod/list/view.asp?bbs=l2vod&amp;ls=0&amp;lnp=1&amp;bid=14&amp;sm=0&amp;st=

466アデンの名無しさん:2005/03/05(土) 23:42:19 ID:ign6JwUI
↑ヒューマン=カイン
  DE男=シーケン
  DE女=エルカーディア

467アデンの名無しさん:2005/03/06(日) 04:45:18 ID:T0avTQFE
>>464
お疲れ様です。楽しく読ませて頂きました。
リネ2はバックストーリーや世界観の豊かさも魅力ですね。
翻訳有難う御座いました。

468アデンの名無しさん:2005/03/06(日) 08:14:26 ID:tA4Ja3iE
ドワーフ族Dwarves
ドワーフ族は大地の神マーブル(Mapre)と創造の神アンハザードによって作成されました。
他の種族と比べて身長がより低いです。
しかし、彼らには素晴らしい技能能力とビジネス感覚があります。
熟練した工芸人や職人として、彼らは宝石の兵器製造、構造、彫刻、および製造の領域で貴重な立場を楽しみます。
彼らは、また素晴らしい会計技能を持っていて、大陸中でビジネスと産業に従事しています。
ドワーフ族が大陸の経済を制御していると言うのは、誇張ではないでしょう。

外観:
彼らの身長は非常に小さいです。
男性のドワーフには、丈夫な体格と異常に開発された兵器があります。
女性のドワーフは外観において男性と非常に異なっています。
彼女らの外観はヒューマンの子供のものと同様です。

歴史:
ドワーフ族は大地のマーブル(Mapre)とアインハザードによって作成されました。
巨人の時代が終わった後に、彼らは自分たちが他種族で宿根や闘争に関わって、
彼らの利益だけを求めるのに集中して主体性を持ちませんでした。
その他の種族はこの態度のために彼らを嫌いました。
そして、ドワーフ族はしばしばその他の種族によって迫害されました。
しかしながら、素晴らしい手動の技能と調味されたビジネス感覚のため、
彼らの影響に現在、全大陸の隅々までも達します。

469アデンの名無しさん:2005/03/06(日) 08:14:58 ID:tA4Ja3iE
エルフ族Elves
アインハザード(創造の神)は世界樹の葉へ水の精神を染込ませることによってエルフ種族を創造しました。
エルフ族には素晴らしい知性、美、および非常に長い寿命があります。
彼らはそれらの高いレベルの魔法の力を使用することによって一度は大陸を支配しました。
しかしながら、ヒューマンに裏切られた後に彼らの力は減少しました。
そしてそれより数百年間、彼らはオーレン領域の巨大な森林の中で隔離で生活しています。

しかし、現在彼らは外の世界との自分達の接触を再開しました。
特に多くの若いエルフたちが人間社会を冒険して活動的な人員となりました。
彼らは彼らの女神"エヴァ"を信仰します。
彼らは母なる自然を愛しまた重宝します、また貴族的な美しい外観をしています。
この理由で、それらは偽善行為としてしばしばその他の種族によって非難されます。

外観:
ニンフ(小妖精)はすべての種族の中に最も美しい外観を持っています。
彼らには、ほっそりしている身体、透明な乳白色の皮膚、および上向きに尖った耳をしています。

歴史:
ニンフは以前はいかなる他の種族よりも巧みによく魔術を行うことができました。
巨人の時代の後に、彼らはしばらく大陸を制覇しました。
しかしながら、オーク族との戦争のためと彼らが自分達の同盟国と思っていたヒューマンの裏切りのために、
エルフ族は彼らの力位置から失墜しました。

470アデンの名無しさん:2005/03/06(日) 08:45:22 ID:tA4Ja3iE
ヒューマン族
大陸で最も一般的として見られる種族です。
血縁(家系/世襲)などでヒューマン族をさらに分類することができますが、すべてのヒューマンが一般的な起源を共有します。
大陸における5つの主要な種族の中では、ヒューマン族は最も大きい人口を持っています。
彼らは、しばしば他の種族を混ぜて他種族と結婚します。
彼らの物理的精神的な才能はよくバランスが取れています。
人間は彼らの適応性と学ぶ能力に優れています。
他種族と比較して、ヒューマン族は自分たちの個々の違いを表示します。
彼らは欲張りや、理想主義や、臆病や、敬虔などのさまざまな気質を見せます。
やがて、この種族は大陸への最も大きい影響を保持します。

外観:
ヒューマン族は彼らがアンハザードの生き写しとして彼らが作られたという事実による種族の中で
最も美しい外観を持っていると主張します。
しかし、事実上彼らは種族としての外見は最も平均的です。
彼らが彼らの丈夫である身体や身長はオーク族より低いです。
彼らは容貌をよく明確にしました。
しかし、エルフ族と比較すると彼らの容貌はぎこちなく下品です。
彼らは品物の複雑な操作に良い繊細な指を所有していて、したがって、良い手先の器用さを持っています。
しかし、ドワーフ族と比較して彼らははるかに下手です。

歴史:
ほとんどのヒューマン族がそれを否定しているだろうが、
彼らの種族は他の神の助けで破壊の神グランカインによって作られました。
太初に、ヒューマン族は巨人に役立った奴隷でした。
巨人の失脚の後、エルフ族とオーク族が大陸の制覇のために互いと争っていた間、
ヒューマン族はエルフ族から魔法を学んで、急速に勢力を拡張していました。

結局、以前は最も弱い種族であったヒューマン族は大陸を統治する種族になりました。
そして、エルモア-アデン帝国、ぺリオス王国などの際立った国の設立に従って、
ヒューマン歴史、および文化は時間が経つにつれて熟しました。

471アデンの名無しさん:2005/03/06(日) 08:47:28 ID:tA4Ja3iE
グルーディオ城の村
武器商人シンプロン
一時は名の知れたウォーリア連合所属の傭兵だった。
20年前に魔女クレオがアンデッド軍団を率いてグルーディオ城に攻め込んできたとき、
同僚の傭兵と共に数百匹のスケルトンに立ち向かった。(自称)

リザードマン族
ドラゴンの子孫と言われている。
人語を解しシーレンを信仰する独自の宗教を持つ。

ポイズンスパイダー/トリムデン
馬車よりも巨大で獰猛な毒蜘蛛。
時には通りかかる農夫の馬車などを襲ったり羊や牛などの家畜を襲撃し、酷いときは人にまで襲い掛かる。
グルーディオではかなりの被害が出ている模様で討伐が盛んになってきている。
ドゥダーマラスピリッツが祖。

神官の亡霊(グルーディオ城南部)
グレシアとの戦争で命を失った神官たちがアンデッド化した姿。
大神官ライムンドは彼らを不憫に思い彼らの霊魂を慰めるミサを開いている。

バクベア レイダー(グルーディオ城西部)
巨人族の末裔とされている。
旅の商人たちや行き交う人々を襲っている。

サイレンスホラー(話せる島エルフの遺跡)
1000年前のヒューマン×エルフ戦争時にこの地で死んだエルフの亡霊。

472アデンの名無しさん:2005/03/06(日) 08:52:36 ID:tA4Ja3iE
-------エルモア王国---------
アデン大陸の北部エルモア地方を支配する人間の王国。
オーク王国、ドワーフ王国を従属させ、エルモアアデン帝国の皇帝の直系だと主張する。
オーク王国を攻めを不滅の高原へオーク王国を追いやり、
エルモア北部に住んでいたドワーフを騙して、スパイン山脈へと追い出した。
その後大陸の統一を目指して南進し始めたが、大陸南部で最も大きな勢力を形成していたオーレンに、阻まれ失敗する。
また幾度と無く南進するがアデン王国に阻まれ失敗する。
現在はアデン・エルモア・グレシアの相互不可侵条約が締結されている。
現在の王はアステアで王国の北側に異常気象が続いている。
エルモア領を中心にパベル領、ゴダード領、ルウン領などが存在する。

ハイネス――
ハイネスはインナドリル湾の上に建設された都市で商店と鍛冶場の北西ブロック、ギルドの北東ブロック、
広場や神殿、倉庫のがある中心ブロックなどに水路によってブロックに分かれている。
古くからヒューマンとエルフが共存してきた場所でアインハザードよりもエヴァが崇拝されている。
権力者たちはアインハザードを崇拝し残りの民がエヴァを崇拝している。
住人にはエルフとヒューマンのハーフも多い。
エヴァの水中都市がパプリオンによって破壊された後、富豪のハイネ家などの財によって築かれた都市。
ハイネの都市の名は当時の領主がハイネ家の功に対して都市の名に定めた。

オソロットソード――
インナドリルの領主の象徴。
今から何十年か前水竜パプリオンが突如暴走したとき領主リオネル・ハンターが一人で水竜を鎮めた。
そのことを相当感謝した水の神エヴァは一本のソードをリオネルに与えた。
これがオソロットソードである。
しかしその剣は現在は行方不明になっている。


インナドリル地方――
アインハザードよりもエヴァを信仰している者が多い。エヴァは水の神ではなく湖の神と呼ばれている。
これはこの地の先住民信仰の影響で、インナドリルがアデンに併合されるときに神学者によって先住民たちが信仰していた
湖の女が水の神エヴァだと説いたため。
インナドリルのエルフはED1200頃長老テリースティエンによって導かれた若いエルフたちが
インナドリル湖の畔エメラルドの森に定着したのが始まりだった。
インナドリルの土着民とエルフは水の女神の信仰を共有してきたのでエルフは湖の妖精達と呼ばれ歓迎されていた。
二つの種族は活発に交流を行いお互いに結婚するもの多くインナドリルの住民の中にはエルフの血を継いでいるものも多く、
美貌と長寿を兼ね備えている者も少なくない。ハイネスはアデン一美しい都市と呼ばれているのもここに理由があるかも知れない。
インナドリルの騎士ローランド・ハンターとエルフのアリドネの伝説的な結婚式があった。
それは現在も吟遊詩人たちの歌によって伝えられている。
エルフの言葉でではエヴァはエルヴァス、アインハザードはアンダリエルという。

ハイネ家――
ハイネスで有数の名門で長い間インナドリルの商業を支配してきた。
財産は数億アデナに及ぶといわれている。
現当主はイアソン ハイネ公。
家名がハイネ都市の名となっている名誉な家柄。

クロコダイルアイランド――
以前東方のアベラから流入したクロコダイルが瞬く間に繁殖した島。
クロコダイルは美味とされ皮はレザーなどに利用される。
また見た目はクロコダイルだが2本足で歩き武器も使う種族クロアキンが住んでいる。
(リザードマンの従兄弟ぐらいにあたる種族でクロコダイルを神聖視しているらしい。)

473アデンの名無しさん:2005/03/06(日) 08:58:48 ID:tA4Ja3iE
・ヒューマンのアインハザード信仰(アインハザード教団の神官派による)
光の神であるアインハザードは全ての善なる者の母、正義と正しい者、善なる者の守護者とされ、
ヒューマンを創ったと信仰されている。
魔法の力は全て、自然と光の神であるアインハザードが与えたものであり、
そのため、人間が使っている魔法とは、神と自然からの借り物であって、
決して自分自身の力ではないと考えられている。
光のアインハザードの権能は全てのものを上回る最高神であるとされる。

474アデンの名無しさん:2005/03/06(日) 09:01:25 ID:tA4Ja3iE
・ドワーフの大地の神「マーブル」の信仰
ドワーフ族がよく使う「カルナ マフラ」(Kalna Maphra)という言葉とは大地の神マーブルの聖なる名前らしい。
ドワーフはアインハザードの光の精気にマーブルが大地の機運を吹き込んで創られたといわれ、
宇宙の法則を利用してどんなものでも創造できる力を分け与えたとのこと。
1000万アデナ以上寄付した信者には名工カプニが製作したマーブルの神像がもらえる。
他種族とは違い彼らはそれほど狂信的にマファラを信仰しているとは言えない。

475アデンの名無しさん:2005/03/06(日) 09:05:21 ID:tA4Ja3iE
・ダークエルフのシーレン信仰
生あるものはいつかは死に生を終えシーレンの懐で安息を取るようになっていて、
死というシーレンの安息の中では全てが平等とされている。
母なる神をしてシーレンを信仰しそれゆえ破壊と殺戮の性向を持っている。

476アデンの名無しさん:2005/03/06(日) 09:21:52 ID:tA4Ja3iE
ドラゴンズ
光の竜 アウラキリア―所在不明。シーレンの魔物にあって善なる竜。
闇の竜 ?????―所在不明。アウラキリアと対を成す竜。
水竜 パプリオン―インドナリル湖に巣食う。水を操る竜で神々の戦争の時はパアグリオ神と戦った。
地竜 アンタラス―ドラゴンバレー奥地に生息。大地(土)を操る竜で驚異的な生命力を持つ。
風竜 リンドバイオル―世界を飛び回っている。酸性の息を吐き巨大な竜巻を起こす翼を持つ。
火竜 ヴァラカス―ドラゴンズヒル、火山に生息?凶悪な攻撃力を誇る竜。

477アデンの名無しさん:2005/03/06(日) 09:32:44 ID:tA4Ja3iE
巨人Giants
神々の時代に世界を支配した種族。
素晴らしく発展した魔法科学を持ちその分野は生命創造、魔法生成など多岐に渡った。
彼らは神々の戦争の後次第に傲慢に成って行き挙句の果てにアインハザードによって世界の果てへと追いやられる。
世界に残った巨人たちは惨めに退化、衰退して行き極まれにその姿を確認することができる。
アデンにはクルマの塔や巨人の洞窟が彼らの遺産に当る。
巨人にはHigher GiantsとLower Giantsがいたようだ。

478アデンの名無しさん:2005/03/06(日) 09:35:34 ID:tA4Ja3iE
大地のドラゴン アンタラス[Antarus The Land Dragon]
破壊の神グランカインと暗黒の女神シーレンの間で
生まれた6頭の竜軍団の一匹でその属性は「大地」です。
遠い昔に、シーレンは6頭の竜を生みました。
彼女は他の神との彼女の戦争における最前線に送りました。
シーレンが破れて死者の世界へ退いた後、シーレンの復活の日を待ち、
巨大な野獣アンタラスはギラン領のドラゴンバレーの中深くに巣を造りました。

外観: アンタラスの馬鹿でかい体長は他のすべての邪悪なビースト種族のものを遠く凌ぎます。
それは密に硬い岩の鱗で覆われて、非常に強力な刀さえ竜の体には容易に損害を与えないでしょう。
怪物の目から放たれた眼光で、それを見つめる人々は恐怖で凍りつきます。
アンタラスはすべての冒険家によってぴったりと純粋な恐怖の究極のシンボルと見なされます。

恐れられたアンタラスが目覚めるのに対して防衛するのを心配して待つより
アデン大陸の護国卿はこのほとんど傷つけられないビーストの予期できる災害のために
最も勇敢な市民を急いで募集しています。

479アデンの名無しさん:2005/03/06(日) 09:36:07 ID:tA4Ja3iE
退化した巨人レッサージャイアント[Lesser Giant]

レッサージャイアントは下巨人の壮大な時代から残っている巨人達の最後の子孫です。
この時代の偉大なる巨人たちは神アインハザードの恐ろしい復讐を引き起こした後
もう少しで絶滅させられるところでした。
生存のために彼らの優れた文化を放棄し、幾らかの巨人達は洞窟の奥深くに隠れることができました。
彼らはもう巨人ではありませんでした。
もっともそれは彼らは巨人としての印象的で物理的な姿は留めていますが、
これらレッサージャイアント達は輝かしいプライドと以前の彼らの威厳ある文化を完全に失っているからです。
下巨人時代の巨人のように彼らの身体の一部は科学的な専門的技術によって開発された機械装置から成ります。
しかしながら、何世紀もに渡って晒された非常に厳しい生活水準のため、
それらのいくつかのボディーデバイスが気味の悪く見える部品へ悪化しました。
彼らの文化は彼らの政府中枢の長老による神聖政治です。
彼らはもう遥か遠方の、そして、長い間失なっている過去から引き継がれた
素晴らしく高度な機械的な知識を利用することができません。

480アデンの名無しさん:2005/03/06(日) 09:36:39 ID:tA4Ja3iE
鏡の森のミラー
この奇妙で神秘的な生物は鏡の森の上のアンヘルの滝に存在しています。
外観では、それが巨大なプリズムに似ています。
小さいスピリッツは鏡の中に共存していて、その機能を制御しています。
彼らの文化や目的、彼らが生まれた起源などは一切分かっていません。

481アデンの名無しさん:2005/03/06(日) 09:37:11 ID:tA4Ja3iE
タイクオークリーダー[Taik Orc Supply Leader]
タイクオーク族は低い階級のヒューマンの盗掘者より優れて墓地を盗掘するため、
アデンの王立墓地の中に潜伏しています。
オークリーダーは補給部隊長の特別なタイトルと与えられているようにそのような行為を実行しています。
その結果、多くの小さい志向の若いタイクオーク達がこのわずかな階級職の名誉を得るために
盗掘の風変わりな強迫観念で自分たちを急き立て毎日その命を賭けています。

外観: オーク族のノーブルオーク族と同列の種族にはタイクオーク族がいます。
彼らが携帯するアクセサリーや武器は他のオークたちが携帯するものと同様です。
オーク族はタイクオーク族を裏切り者と呼びます。

文化: タイクオーク族には、一族を拠点とする神権政治の社会があります。
連帯感と統一性は部族のメンバーの中の最も重要な特性です。
また、このどう猛な種族は時間を浪費することや、
成長するために努力することまたは自身の手で何かを作ることより
むしろ他者の生産物をひったくるのを楽しみます。

482アデンの名無しさん:2005/03/06(日) 09:37:43 ID:tA4Ja3iE
ブラッディクイーン[Bloody Queen]
ブラッディクイーンはシーレンと4人の暗黒の王との契約の下、
ドラゴンバレーの番人をするデーモンです。
彼女は過去の死を除去した彼女の追従者や
ドラゴン除去することを試みている者の貧しい魂の生贄を得ることによって
さらに深い闇でドラゴンバレーを満たします。

外観: 暗黒を象徴して彼女の全身は黒で覆われています。
現世に属すとして彼女の邪悪な美を知覚することができません。

文化: ブラッディクイーンはドラゴンバレーのアンデッドのリーダーです。
ドラゴンバレーのすべてのアンデッドは彼女の命令に従って、
彼女のためにその身を惜しみません。
デーモン族の身分ではブラッディクイーンはデスナイト族より高いところにいます。

483アデンの名無しさん:2005/03/06(日) 09:38:14 ID:tA4Ja3iE
オエルマフム[Oel Mahum]
オエルマフムは半分野獣、半分の人のアデンの北地域に生きるライオンヘッド部族です。
すばらしい自尊心をもっている部族で、彼らはその伝統と習慣が非常に重要であると考えます。
彼らは傭兵としてグレシアとの戦争に参加しました。
彼らはケル マフムに伴うすべてのビースト種族のリーダーです。

外観: オエルマフム部族は傭兵ギルドの印象を与えます。
彼らはヒューマンもしくはドワーフ族との貿易を通して
入手した高品質な武器と鎧兜を使用します。

文化: 社会システムは部族中心に成り立っています。
彼らはドワーフとの貿易を通して入手された高品質な武器と防具を使用します。
彼らは上巨人文化を引き継ぎそして、
彼ら自体は青銅器時代のレベルで文明を発展させました。

484アデンの名無しさん:2005/03/06(日) 09:38:46 ID:tA4Ja3iE
デスレイス(デスブレーダー)[Death Wraith]

デスレイスはデスナイトたちのリーダーです。
デスナイトがデーモンの士官であるなら、デスレイスは彼らの将校です。
彼らは古い墓地かダンジョンでしばしば見かけられますが、
彼らがどんな闇の指標に向かって進行しているかを知ることは難しいです。

外観: 彼らは強固な鎧で自分自身を完全に覆い、
彼らの敵を破るために彼ら自身の身長よりはるかに長い魔法の槍「ドレッドベイン」を振るいます。

文化: 彼らは絶対的階級に基づいて行動します。
デスナイトたちは彼らの司令官に絶対に従うでしょう、
そして、彼らは上官から指令を躊躇せずに実行するでしょう。

485アデンの名無しさん:2005/03/06(日) 09:39:20 ID:tA4Ja3iE
サセプタ[Susceptor]
サセプターたちは既に滅亡したことで知られている偉大な下巨人の文化の産物です。
それらはアデン大陸に広く分布しているストーンゴーレム族と性質において異なっています。
サセプターたちは彼らの主が残した所有地の上で
主たちの活動を保持するためにまだ静かに彼らの義務を実行しています。

外観: ストーンゴーレムが彫刻のイメージであるなら、
サセプターは巨石と魔法の力の組み合わせで成り立っています。
それぞれの間接の継ぎ目は不思議なエネルギーによって繋げられていて、
そして、それは彼らがどうやって動くのかを握る鍵です。

文化: 彼らは彼らの主の領域に入ってくる侵略者を、
彼らが造られた時に彼らに与えられた指令によって駆逐します。
彼らには、少しの文化もありません、
彼らには決して終わることのない指令があるだけです.......

486アデンの名無しさん:2005/03/06(日) 09:40:25 ID:tA4Ja3iE
クイーンアント[Queen Ant]

悪魔ベレスを封印するために使用された強力な魔法呪文の副作用によって
巨大化した蟻たちが誕生しました。
この蟻たちは荒地に巨大な洞窟を作って群れを成しながら暮しています。
群れの頂点にはクイーンアントが存在し他の蟻種族と同じような社会を築いています、
彼女はガードアント、ナースアントらによって守られ
グルーディオ西部の巣の奥深くにいます。
彼らは階級、役割によって様々な形態をしていて
巣の奥に行くほど強力かつ階級的に上のものがいるようです。
クイーンアントは他の蟻たちとは異なりかなり巨大な姿をしていて、
また鋼鉄のように硬い皮膚を持ち蟷螂のような鋭い鎌を持っています。
彼女はその生活の大半を蟻社会のメンバーになる幼虫と卵を
保護することに費やします。

487アデンの名無しさん:2005/03/06(日) 09:58:04 ID:tA4Ja3iE
パン族[Pans]
身体一面剛い毛に覆われ頭には山羊の様な角、足も山羊の様な足を持つエレメンタル。
元々フェアリーやユニコーンたちと共にエルフの森に住んでいたが、
度重なる戦争などから逃れるため妖精の谷やエルモアへと移り住んだ。
水や風、大地の属性を持ちその力はエレメンタルの中でも強力だ。
元々のモデル(他のゲーム、小説ではなく)はギリシア神話のパーン神やサテュロス神で、
パーンは家畜や牧人の神、サテュロスは森や野の神だった。

488アデンの名無しさん:2005/03/06(日) 18:33:01 ID:l9/4vb4U
しかしLineageⅠのEpi.3のバランカは見た目オークだよね

489アデンの名無しさん:2005/03/07(月) 05:36:19 ID:hH4DzIOc
tA4Ja3iE氏乙
しかし、どこから持ってきているのですか、この情報?
やっぱり韓国系からなのかなぁ
ちょっとリネファンサイトやってるんですっごいこの手の世界観は興味あったり
FF11が世界観資料集出したけど、リネもだしてくれないかな〜
割とマジで

490アデンの名無しさん:2005/03/08(火) 21:48:29 ID:5UlPLN5k
US公式ですよ。
確かに世界やモンスターの設定を公開して欲しいですね。

491アデンの名無しさん:2005/03/09(水) 04:29:58 ID:qMGL6htU
JP公式から、他国公式にのってるストーリーや設定資料の翻訳公開要望送ってみるかな…。
何通も届けば叶えられると思うから、同士が居たら続投を頼む。

492アデンの名無しさん:2005/03/09(水) 10:40:52 ID:outlaCL6
>>491
実は俺もそう思って既に要望メールを送った一人だ。

493アデンの名無しさん:2005/03/19(土) 19:32:45 ID:acQBaN6I
USでリネ2がサービスしているのを始めて知った……

494アデンの名無しさん:2005/04/09(土) 17:09:45 ID:bYGX.Ad.
>>420辺りのキャラ設定面白いんだが

…バウは?

495アデンの名無しさん:2005/04/10(日) 00:36:11 ID:tpmfu606
http://www.lineage2.jp/l2fun/story/ctx4003.aspx

鯖リストに無いだけで、この公式ストーリーに出てくるマルティエンがバウだったような。
で、アリアの友人のフェイシェルがスカベンジャー。

>>420からの名前って、韓国公式にあるサーバー名の由来だったはずだから、
今後、韓国鯖増えればマルティエン、フェイシェルも鯖名になるよ。

496アデンの名無しさん:2005/04/10(日) 03:23:45 ID:2jyx5U7A
マルティエンってギランにいるのあれエルフだよね・・・

497アデンの名無しさん:2005/04/10(日) 07:18:36 ID:tpmfu606
リネ2世界だと、既に同名キャラがいるから、そうそう珍しいもんじゃない。
例として、話せる島のリリスの恋人のテンプルナイトのテオンと
9鯖の名前になってるウォーロックのテオンと既にかぶってる。

同一種族ならともかく、他種族で名前がかぶってるのはそういうもんだと思う
のがいいんじゃね。
で、この考えでいくと猟師の村のドワーフ以外にも魔法使いのバルタザールがいるっぽい
感じなんだけど……。

498アデンの名無しさん:2005/04/12(火) 20:53:08 ID:l6LkDx7M
● 種族別に呪文の解説があったら見てみたいです。

○ そうですよね、種族ごとにどうやら違う呪文のようですし、ダークエルフの”んなめぇ〜”と聞こえる
呪文には最初動揺してしまいました。
さて・・・まだわれわれには解読できませんが、むりやり英語に直すとこんなスペルで表現できるようです。
ごく一部を掲載します。
・ettorureng lizhaya
・shaphan
・minique
・nokhira
・namen

499アデンの名無しさん:2005/04/23(土) 12:42:43 ID:v4uW8LpY
王の殺害 ―プロローグ

後世の多くの人々はその時代を目覚める闇の時代と呼んだ。
この言葉は正確な表現でもないことのみならず極めて無責任な表現でもある。
闇は自ら目覚めはしなかった。
何者かが闇を起こしその目を開くようにしたのだ。

豊饒の時代を作った種子は戦乱の時代よりもたらされたものでその実が対立と反目を指すことはおかしな事ではない。
黎明の君主たちと夕暮れの革命家たちは陰より出て公式的に信者を求めて勢力を育て始めた。

ふんだんな収獲を結ぶためには農作物を狙う害虫と危なっかしい天気と果てしない争いをしなければならない。
時代の影に目を向けるなら豊饒の時代も聖者の遺物を取り囲んだ暗黒の中の争いは絶えなかった。
その終止符を打ったのはアリア・ポストメイトであり彼女の手を経った遺物は
しばらく後ギラン公と呼ばれたジグハルトに渡った。
彼は城の留守を任せ傲慢の塔に挑戦した。

彼が傭兵大将から城主に昇格をした時も多くの人々はそれに対して過小評価した。
いくらか後彼がギランを去った時、彼は無能な者たちによって
消化させることができない食べ物は吐き出すしかないという評価を受けたりした。

私は彼が傲慢の塔を征服したというよりデスロード・ハラトと手を取り合ってそんなにしたということにもっと注目する。

この時代で一番重要な役目を負った者は一人のダークエルフだったが、
彼らが昔、エルフの敵であるヒューマンと手を取り合って
同族を裏切った者という点を思えばあまり変わった事ではないかも知れない。
フリキオスと呼ばれたその者は傲慢の塔の遠征に合流して古文献を掘り出し解読して
バイウムの血が意味することを知るとジグハルトがバイウムを討つようにした。
遠征が終わった直後、塔から消えた彼が会った者たちは夕暮れの革命家たちだった。
彼は彼らにも同じ情報を伝逹した。

彼の目的に対しては様々な憶測が可能だ。
それに対して確実に言えることは彼が夕暮れの革命家にも黎明の君主たちにも属した者ではなかったということだけだ。

ハーディンの弟子と同時にダスペリオンの対敵者、ヒンデミット―帝国暦1642

500アデンの名無しさん:2005/04/25(月) 19:05:15 ID:TTlWHcrw
王の弑害2
ドラゴンバレー:ジグハルト

私だったらどのように行動しただろうか。

エリカはそのすべての事の始まりとなったその夜道で思った。
彼女はリーダーではなかったし、多くの瞬間その事実に感謝した。

ジグハルトは臆することもためらうこともせず先へと進んだ。
不安の為果てしなく懐疑しながらも彼女は何も問わず彼の後に従った。

月も昇らない暗い夜、追跡を避けて森へ潜って行軍する一団の群れがあった。
一見では平凡な旅人に見られる身なりだったが目が鋭い者なら
彼らのボディーコントロールがよく訓練受けた者のそれということを察することができるはずだ。
彼らは大きめなローブで隠したプレートメールを着ていても殆ど音がしないように、
人の目だけではなく獣の目からも隠れて進んでいた。

エリカは今彼らがどこに向かっているのかを思っていた。
ジグハルトが真夜中に武将を揃えて来いと呼んだ時にもそれを知りたかったが
どうせ返事は帰って来ることはないだろうということを分かり切っているので問わなかった。
そうだと考えもしない場合はなかった。
ジグハルトは直接選んだ小数精鋭部隊とエリカのみを導いて速やかに城を出た。
彼らはギラン城の北に聳えている竜の谷を上がっていた。
夜中にたいまつも無しに山道を歩くのが易しい事ではなかったが、
普通の仕事ではないようだという直感に誰も不平を言わなかった。

501アデンの名無しさん:2005/04/26(火) 19:57:46 ID:r560fp.U
夜の十二時を越してからも二刻と少し程の時間をかけて
いよいよ彼らは周りに巨大な物体が沢山漂っている小さな小屋に到着した。
それらは人気を感じるやいなや空中で身を翻した。
虚空に浮かんだ巨大な一つ目が彼らを迎え同時に目を中心に伸びた鋼鉄も噛み砕くような歯が口を開けた。
プレートグローブと剣がぶつかる鋭い音が静寂を破った。
エリカをはじめとして護衛兵たちはすぐにでも武器を抜く姿勢を取って奇妙な眼光を発する岩の固まりの如き瞳たちと牽制し合った。

ジグハルトは瞳たちに向けて両手を前にして攻撃する意思がないことを明らかにしてゆっくりフードを下げた。
長い黒髪の頭がウエストの辺りへ揺れ落ちた。
瞳たちは除々に扉のように身を避けて退いて道を作った。

ジグハルトが合図すると護衛兵たちは直ぐに小さな防御陣を構築してもとの場所に立った。
彼はエリカだけ連れて目たちが見守る中小屋へと入って行った。

古くさい机の上蝋燭一つだけが唯一の光源だった。
その後に肥大な身をうずくめた人物が座っていた。
全身をローブで覆った上に室内がなにしろ暗くて輪郭をまともに見積ることができなかった。

ジグハルトは軽く顔を下げて挨拶すると自分の家のように椅子を引いて座った。
エリカはすぐ後に立って緊張を緩めていなかった。

/遅かったな。/

"お前達が早く来ただけだよ。"

ジグハルトはのびやかに言った。

502281:2005/05/06(金) 19:16:12 ID:mE9f4lK6
この板も統合になってから早一年になろうとしています。
あまりにもローカル過ぎるこの環境もだんだん慣れてきました。
2年目もよろしくお願いします。
公式BBSでこういう話で盛り上がりたいな〜

503502:2005/05/06(金) 19:22:11 ID:mE9f4lK6
ああ、もうとっくに二年目か、、Orz

てかみんなもネタ提供してくれよぅ

504アデンの名無しさん:2005/05/17(火) 23:55:39 ID:5yboCeeQ
33server カリンテ? klt カインテ、カリンテ
34server サンディ? sdl サンデイ、サンデリ
35server ネルファ nnp
36server アステリオス astnls
37server オルフェン alf 
40server リテラ? ltl リテラ、シテラ、リテバ、シテバ
41server ラクリン lkl ラクリン、ラケリン
42server カカイ kky
43server カドモス kdms

505アデンの名無しさん:2005/05/18(水) 06:06:50 ID:9xvzwl6I
どっちかつーと新板の方に流れうつってるからなぁ
まあ、あっちはあっちで停滞気味だけど(・・;
ここにまだ人がいたのがびっくりだw
とりあえず、C3オメデトウ!

506アデンの名無しさん:2005/05/20(金) 11:48:53 ID:k6aJlVjM
ttp://vod.lineage2.co.kr/lineage2/2005/L2_e3_2005_down.zip

韓国で新しいC3のムービーあがってましたよ。
しかし、このソードシンガーは誰だろう。
今までのCGムービーだと、アリア、リオナ、カイン&シーケンなど公式ストーリーのキャラだと
想像ができたけど、ストーリーに出てくるシンガーだとアイリーンくらいだけど、
人間Fとの関りが分からないし…。

まあ、燃えるムービーだったからいいか。

507アデンの名無しさん:2005/05/20(金) 18:59:34 ID:k6aJlVjM
上のムービーの紹介。韓国公式より。

-――――――――――――

遠くアデン城が見える絶壁の上, ソードシンガーのセリエルが、胸が痛む記憶を思い浮かべている。

過去...
激戦の戦場で, 恋人であり仲間だったパラディン。バーツが悽絶な戦いを繰り広げている。
セリエルは彼を助けに死に物狂いで走るが、彼女が戦地に到着した時にはバーツが敵軍のリーダーに敗れ、命を失った後...
彼女は彼の落とした血盟文章を手に強く握りしめて復讐を胸に刻むが...

現在...
遂に、過去の決意を実行に移すセリエル...!
角笛を吹き鳴らし、呼び出したワイバーンに乗って敵血盟の本拠、アデン城に向かって飛ぶ。
彼女に従う同盟軍がその後に続いていく。

セリエルの奏でる魔法の歌が彼らの士気を強く支える。
ワイバーンの口から炎が飛び、遂にアデン城への総攻撃が始まる...!


-――――――――
 一部意訳です。
 大意はあってると思いますが、どうも公式ストーリーのキャラとは関係ない
ムービー用設定なんですかね。
 公式ストーリーの中のセリエルだと、シルバーレンジャーだし。
 バーツがパラディンというのは同じですけど…。


 後は可能性として、公式ストーリーより後の時代の話で、シルレンからソードシンガーに転職したのかな。
(サブクラスっぽい公式キャラだと、他にはエリキアーがテンプルナイト→エルダーになってる)

 ただ、話せる島のリリスとレイドボスのリリス、ウォーロックのテオンとリリスの恋人のテオン
みたいに同名キャラも珍しくないから、シルレンとシンガーで同名のセリエルというキャラがいる……という
解釈でもよさそうですね。

508アデンの名無しさん:2005/05/21(土) 17:02:37 ID:1MsFtCL6
なるほどあのシンガーはセリエルでしたか
自分の中では数ある名前の中で
ワザワザ同じ名前を出してきているところを見ると
サーバーについているキャラとムービーのキャラは同じだと思ってます。
しかしバーツは死んでしまったのですね。
結局バーツのストーリーは謎のまま完結、、、?
なにやら大きなことをしたようですが、
公開されないところを見ると
作るのメンドクサイから想像してくださいってとこでしょうか。
何にしても翻訳お疲れ様でした。

509アデンの名無しさん:2005/05/25(水) 18:45:58 ID:iJLaTbZg
>>506の奴ってよく見ると過去回想っぽいところの♀エルフは分かりきってるけどアバドンじゃないよね
俺的判断で色んな装備を見て見るとDグレのドワーヴンスケイルメイルが一番それっぽい
胴辺りのデザインがかなり似てるんだよね
けど問題はドワスケがショートパンツなのに対し動画のはスカートになってること(´・ω・`)

510アデンの名無しさん:2005/05/25(水) 23:01:06 ID:pkRAsifk
ネタ捜索中です。下は公式より

深淵の娘、リリス

自らをシーレンの9番目の娘と称する彼女は、
封印された死の女神シーレンを、
黄泉の国から呼び戻そうとしている異教徒たちの聖女である。
千年以上もの間地下のネクロポリスに封印されていた彼女は、
不死の軍勢「リリム」を率いてその深い眠りから目を覚ますことになる。


神の代理人、アナキム

6枚の羽を持ち、聖なる炎に包まれて空から降りてきた少女。
一説では「アインハザードの使者」とも呼ばれている。
その銀色に光り輝く姿はまるで天使のようだ。
千年以上もの間地下のネクロポリスに封印されていた彼女は、
冷酷な光の軍隊「ネフィリム」を率いてその深い眠りから目を覚ますことになる。


ザケン

悪名高い海賊ザケンは巨人たちの伝説の宝物を探す途中で部下に裏切られ、
悪魔の島に閉じこめられた。
彼は巨人の遺産の力を利用して永遠の生命を手に入れて生き延びた。
しかしその代償として生きるために人間の血を飲みつづけなければならない吸血鬼と化してしまった。


バイウム

エルモアデン帝国であった皇帝バイウムは神の力を得るために天上へ続く塔を建て始めた。
神の権威に挑戦しようとする人間の傲慢さに激怒したアインハザードは、
皇帝バイウムに不老不死の呪いをかけて塔の頂きに閉じ込め、
数百年の間自分の帝国が崩壊する様をみせつけた。
その結果バイウムは完全に気がふれ、
現在は化け物ともいえる恐ろしい姿に成り果てた。


アンタラス

すべての魔物達の中で一番恐ろしい存在であるドラゴン、
その中で大地の暴君あるいはギランの災いと呼ばれるアンタラスが深い眠りから目覚めました。
いつアンタラスの襲来をうけてもおかしくないという危機感を抱いたアデン王国では、
アンタラス討伐を計画し、 実力のある冒険者を集め大規模な討伐隊を編成しようとしている。

511アデンの名無しさん:2005/05/28(土) 19:40:13 ID:W4S3iC/k
C2ムービーのシーケンvsカインもC3の話だったりしたし、未来の話かもねぇ。

512アデンの名無しさん:2005/06/10(金) 20:06:04 ID:G.0bdLdY
アダマンタイト―Adamantite
アデンでは一般的に武器を作る時に使われる貴重な鉱物。
アダマンタイト鉱石を加工して金属にしてから武具や防具の材料として使う。
ブロンズやミスリルよりも丈夫で良質なものが出来上がるらしい。
アデンでは採掘することが出来ず、グレシアのカーディフからの輸入に頼っているが
現在はアデングレシア戦争の煽りを受けて禁輸措置が取られているため貴重品となっている。

513アデンの名無しさん:2005/06/11(土) 02:10:38 ID:qDWWciOg
ロタ族―オーク族の一部族
過去ヒューマンとの戦争でギラン北部で皆殺しにされた部族。
部族の崇めるトーテムは「ワイルドホッグ」

514アデンの名無しさん:2005/06/12(日) 12:00:55 ID:sMgvoVLU
カタコム―Catacombs
シーレンが産み落とした者達が建設したとされる地下神殿。
シュナイマンはアインハザードの御心に逆らう異端者たちの墓という意味で“カタコム”と名付けた。
アデン大陸には6箇所のカタコムがあり、魔導、密会、異教徒、洛印、異端者、凶星のカタコムがある。
各名前は宗教的な理由からそれぞれ付けられたと思われる。
後、すべてのカタコムはシュナイマンのアデン王国軍によって制圧されたあと封印の呪術を掛けられた。
これをアナキムが下した啓示によって成し遂げた奇跡という意味で“啓示の封印”と命名した。

ネクロポリス―Necropolis
カタコムでの戦いに敗れたシーレンの追従者たちは
リリスというあらたな指導者の下で6つの地下都市「ネクロポリス」を建設した。
使途、殉教者、参拝者、聖者、巡礼者、烈士、苦行者の6つがこれに当る。
これらの制圧にはアナキム自らがネフィリムを率い戦った。
皇帝シュナイマンは光と闇の軍隊が残らずネクロポリスに篭るとその上から
貪欲の封印を掛けてこれらを閉じ込めた。
これはマモンの商人をの密約が関係していると言われている。

マモンの商人―
ドワーフのギルドの名称。
マモンという存在を崇拝し正座の動きによって財貨と事業の流れを占い、
伝統から逸れる慣習を持っていたためドワーフ社会から破門されたと言われている。

515アデンの名無しさん:2005/06/12(日) 16:38:55 ID:/N9CRS/c
神々の時代終わり:巨人族の滅亡

エルフxオーク戦争(B.C.400年頃〜)
|B.C.400〜600年代   ・ヒューマンの協力によりオークが敗れる(現在より2000年前)
|              *ウィンダウッド卿によると1000年前「紀元前514年」
|B.C.500〜600年代   ・ヒューマンが暴反しエルフが敗れる(現在より2000年前)

エルモアアデン帝国成立(帝国暦元年)
|帝国暦0年〜         ・シュナイマンの皇帝戴冠式に神の使者アナキムが光臨する
|              ・皇帝シュナイマンによりヒューマンの宗教改革が行われ始める              
|帝国暦10年頃〜     ・シーレンの追従者とエルモアデン帝国との宗教戦争開始
|              ・エルモアデン帝国軍がシーレンの追従者達の拠点カタコムを全て制圧
|                 *啓示の封印が掛けられる
|帝国暦100年頃〜      ・エルモアデン帝国軍がシーレンの追従者達の拠点ネクロポリスを全て制圧
|                 *貪欲の封印が掛けられる(リリス、アナキムがネクロポリスへ封印される)
|              ・エルモアアデン帝国、グレシア地方に侵攻―ぺリオス帝国成立
|              ・フェアリー族がヒューマンから逃れてフェアリー谷へ移り住む
|帝国暦400〜600年頃 ・べレスx象牙の塔戦争―べレスが破れ封印される(現在より約1000年前)
|              *グランカインによるとヘルハウンド島(悪魔の島らしい)へ逃れたとされる
|帝国暦400〜600年頃 ・ダスパリオンが黒魔法を褐色のエルフに伝える(現在より約1000年前)
|帝国暦400〜600年頃 ・エルフx褐色のエルフ戦争開始(現在より約1000年前)
|帝国暦400〜600年頃 ・マーシェエルフの呪いによりダークエルフ誕生(現在より約1000年前)
|              *族長ミトラエルがダスパリオンらによって封印される
|帝国暦1000年頃〜  ・皇帝バイウム登場―オーク王国と戦い勝利。ぺリオス帝国と戦い勝利。
|              30年の月日を掛けて傲慢の塔を築く(帝国成立より1000年以上経過)

エルモアアデン帝国崩壊(帝国暦1000〜1100年頃)
|帝国暦1000〜1100年頃・ぺリオス帝国崩壊
|              ・オーク族ノーブルオーク、下級オークに分裂
|帝国暦1000〜1200年 ・オークxドワーフ戦争―ドワーフがムーランで敗れ、スパイン山脈へ逃れる(現在より約500年前)
|帝国暦1000〜1200年 ・オーク王国、話せる島に侵攻?(現在より約500年前)

エルモア王国登場(おそらくはエルモアアデン帝国崩壊後に帝国が分裂し残った国と思われる)
|              ・エルモア王国アデン地方に南進―オーレンに阻まれ失敗
|        〜300or400年経過
|              ・オーク王国アデン・エルモアに侵攻―カカイとラウルが対決する。
↓ 
グレシア王国パリスにより建国・アデン王国ラウルにより建国
|             ・ラウル死亡、トラビスがアデン王位を継ぐ
|             ・エルモア王国アデンへ数度侵攻
|             ・トラビス死亡、アマデオがアデン王位を継ぐ
|帝国暦1440年頃   ・エルモア王国パベル領にパベル村建設
|帝国暦1479年頃   ・地竜アンタラスが暴走しギラン南部が焦土と化す(現在より10年前*プレリュード期)
|             ・グルーディオ領地の支配権を握っていた、ワルドナー男爵が失脚
|             ・ディオン領地で農民による反乱が起こり、アシュトン公爵が失脚
|帝国暦1486年頃   ・ギラン領主エストス男爵がアンタラス征伐に向かうが失敗(現在より3年前*プレリュード期)
|帝国暦1486年頃   ・グレシアxアデン戦争―アデン、エルモアが同盟を結ぶ(現在より3年前*プレリュード期)
|             ・オーク・トゥレック族グルーディオ北部に進入しトゥレック王国を宣言
|             ・パリス死亡、カルネイアがグレシア王位を継ぐ

グレシア王国クセルスの反乱により南北に分裂

アデン・エルモア・グレシアによる相互不可侵条約締結
↓ 
混沌の時代(年代不明)
↓             ・ジグハルト傭兵団によるギラン攻防戦
豊穣の時代(年代不明)
↓             ・バイウムの復活
闇の目覚めの時代(年代不明)
|             ・エルモアデン時代の遺跡「カタコム」と「ネクロポリス」が発掘される


516アデンの名無しさん:2005/06/13(月) 19:53:22 ID:nObWQ.T2
遂に傲慢の塔が征服され, その大理石の底に最後の皇帝の血が流れた。
顧みれば、この事件に掛かわり合った人物は各自の目的のために動いたが、
彼らの行動は脚本に合わせたように一寸の狂いも無くピタリと合い、
絶頂の大詰めを向けて邁進していた。

アリアフォストメイター。
彼女は傲慢の塔を攻略するために必ず必要な鍵 - 聖者の遺物3つを一箇所に集めた。
彼女がダークエルフの長老たちの意に逆ってまでこの無謀な探索を敢行した動機は
どんな政治的目的や歴史に対する使命感とは関係なく、
恋人ミトラエルに対する恋心のためだったと言う。

ジグハルトアイン。
傲慢の塔を征伐してバイウムの流罪地を侵犯した張本人。
彼は最後の皇帝の純血を手に入れた功績を認められて遂に黎明の君主たち首脳部の一員になった。
その結果自分の野望を果たすのに大きな一歩踏み出すが、
同時にシャークドーンヘストゥイという戦友を失うことになる。
これがどんなに大きい損失なのかジグハルト自ら悟るようになることはしばらく後のことだった。
その頃黄金羊傭兵団や征伐隊と同盟関係であったデスロードハラトは彼にとっては道具に過ぎなかったのであろう。

517アデンの名無しさん:2005/06/13(月) 20:04:55 ID:nObWQ.T2
フリーキオス。
たぶん自分の行為が引き起こす波及効果に対して一番よく理解していた人物であるだろう。
この狂気じみた演劇で彼が引き受けた役目は、傲慢の塔で発掘された古代の文献を研究し封印の謎を解く学者役だった。
彼はシーレンの七封印を解こうとすればバイウムの血が必ず必要だとジグハルトに教えると、
直ちに黎明の君主陣営から背を向け夕暮れの革命軍と手を握った。
当代人々に不可思議に映るであろう彼の行動は、
一人の盲目の少女に対する愛着に起因したのはほとんど知られなかったがとても明らかな事実だ。

結局このすべてのものは七封印に帰結される。
だが、千年もの間ベールに包まれた七封印の秘密が、
同じ時代、 同じ王国で、似通った勢力を取り揃えた二つの勢力 - 黎明の君主たちと黄昏の革命軍に
同時に伝達されたということは偶然と見るにはあまりにも無理がある。

陰謀説というのは、すなわち歴史的事件をある一個人や団体の隠密な操作で説明することは
歴史を記述する者が陥りやすい落とし穴の中で一つだ。
しかし7封印を誰かによって操作された陰謀で説明しようとするならば、着目するに値する人物は数多くいる。
輝く夜明けの教主、フランツ。
またはダークエルフマジスター ハネルリン。
或者はレディー クラウディア アテバルトを影の勢力の中心に据えることができるかも知れない。

518アデンの名無しさん:2005/06/13(月) 20:19:59 ID:nObWQ.T2
運命論、すなわち歴史は神々が決めた運命に従うと説明することはやはり史学者が落ちこみやすい誘惑の中で一つだ。
7封印が死の女神シーレンとその力を縛ろうとするアインハザードの、
太古の時代から持続した競合の一部分という事実だけは明らかであり、その誘惑はもっと避けにくくなる。

このとてつもない歴史のアイロニーを神意のあるしつこい悪ふざけと見たら、
果して誰に着目することができるか?
"目覚める闇"の時代が駆って来た混沌を見守りながら楽しんでいた唯一人だけではないか?
お師匠様なら時代の流れを運命の意地悪な気まぐれで規定してしまう知的な懶怠を受け入れなかったはずだ。
しかし年代記の主役たちを絡繰り人形扱うように動く狂気じみた戯曲作家は、
人形の手足に縛られた紐が現われるのを願わないだろう。
筆者が労力して守ろうとする学者としての最後の自尊心の全てもその紐の一部かも知れない...

どこかでグランカインの笑い声が聞こえるようだ...

ハーディンの弟子と同時にダスペリオンの対敵者、ヒンデミット、帝国暦 1642

519アデンの名無しさん:2005/06/13(月) 21:55:00 ID:gnpzH.6A
休憩しつつ、ここの歴史やバックストーリーを読んでいると、目の前を通り過ぎる一団。

モー娘とかエロゲヒロインの名を冠されたドワーフ娘とエルフ女性の集団でした。
…なんかこーさ、違うと思うんだよねぇ。好きなのはわかるんだけどさ。


関係無いレスでゴメン。さて、狩り再開。

520アデンの名無しさん:2005/06/14(火) 10:30:24 ID:qEaEbSXM
和んだ。

521アデンの名無しさん:2005/06/14(火) 20:32:48 ID:mbT/xKMs
魔女クレオ
20年ほど前グルーディオ城の村にアンデッド軍団を率いて攻め寄せた魔女。
当時のグルーディオ守備隊によって退けられた。

トラッカースケルトン
グルーディオ領周辺を彷徨うアンデッド。
アデングレシア戦争時に命を落とした兵士達の亡霊になった姿。

リザードマン族の祭儀
グルーディオ領西部のリザードマン族は夜毎、母なる海に向かって奇怪な祭儀を執り行っている。
アインハザード教団はこれを煉獄で眠りについているシーレンに祈りを奉げていると見て討伐を推奨している。

ウェストランド リザードマン
ウェストランド(現在の荒地)に住まうリザードマン。
この地に卵を埋めようと穴を掘っていたがそれを風の丘のウィンドシルフに
うるさいから瞑想できない、と言われてしまった。

522アデンの名無しさん:2005/06/14(火) 20:57:45 ID:mbT/xKMs
エルヴンナイト/エルフ騎士団
エルフ族が何千年も掛けて発展させてきた剣と弓の技術の中で剣術の道を選んだファイター。
元々は全ての森をエルフの母である世界樹を侵略者から守るために結成された騎士団だが、
現在ではヒューマンの世界でアインハザードとエヴァの志を実践している。
騎士団員はナイトの象徴としてトパーズやエメラルドなどから生成されるエルヴンナイトブローチを身に着ける。

聖化の啓示
アインハザード教団のエルフたちに世界樹が数百年前から下している啓示。
この世の悪を浄化させる存在が現れて、迫害を受ける人々を救うというもの。

アラナ
グルーディオ領で聖化の奇跡を起こすと噂される人物だが、
実際は弟の病気を治す金欲しさに叔父のぺリンの命令で人々を騙しお布施を騙し取っていた。
プレイヤーは彼女を助けるためぺリンを制裁するが、、、

523アデンの名無しさん:2005/06/14(火) 21:07:05 ID:mbT/xKMs
ドワーフ族の格言
「それが何であっても捨てるものは何一つ無い」
「いつどんな時でも真理を追求するべし」
「危険な状況でも同僚を裏切るべからず」

524アデンの名無しさん:2005/06/15(水) 23:05:59 ID:c8BMLycI
ハロード卿―[Human Male] Sir Harold
アデン王国グルーディオの騎士。大陸ナイト連合所属。
グレシアとの戦争時敵将の罠に嵌りグルーディオを裏切りグレシア側についた人物。
彼の裏切りが許せなかったカレルヴェスパー卿とその部下は彼の部隊を追撃し、
その心臓に槍を突き刺し部下共々殺害した。
死んだ後も葬儀は行われずその死体は荒地へ打ち捨てられた。
彼らは今ではアンデッドとなり荒地を流離っている。

525アデンの名無しさん:2005/06/15(水) 23:24:56 ID:GsR92sxY
日本ではこういった世界観が無視されてしまっててホント寂しいですね。
楽しいと思うんだけどなー。
あとUSでは公式BBSにロールプレイという項目があって見てると面白いです。
結構緻密にキャラの人生背景まで練ってあったりしてさすが本場だな〜と思います。
中国公式ではTOPに既に攻略指引の文字があったりしてさすが本場だな〜、、w
あとプレイヤーの顔写真まで載ってて笑えます。
最近リネやってないなー、、、、、、、。

526アデンの名無しさん:2005/06/16(木) 23:39:12 ID:nJBJSNh.
カイシャの黙示録―
古代の宗教的経典で巨人時代に書かれたシーレン神に関する真実が載っている書物。
天使の生成過程から神の軍勢/闇の軍勢の解析など神話時代からエルモアデン時代までの神に関することが言及されている。
ホルニウスの弟子エルダースによって写本が残されシフィエルによって解読されている。
その後原本も発掘されるがフリキオスによって持ち去られる。

ホルニウス―
エルモアデン時代の神史学者。
カイシャの黙示録に関して研究をしていたが、
その行動をアインハザード教団派によって異端とされ処刑されてしまう。

エルダース―
エルモアデン時代の修士、ホルニウスの弟子、エルダースの回顧録の著者。
ホルニウスの死後、宗教裁判に掛けられるがアインハザード神へ帰依する誓約と引き換えに命を拾う。
その後秘密裏にカイシャの黙示録の写本を作り残した。
彼の骨はギランの大聖堂に安置されている。

527アデンの名無しさん:2005/06/17(金) 00:05:04 ID:YDZ.8rCw
千年花―「シンギングフラワー」
黄金の種から育つ伝説の花。
人間の生き血を飲み育つと凶悪な花に育ち、
四大元素の絶対音律を聞かせつつ育てると美しい千年花となる。

528アデンの名無しさん:2005/06/30(木) 21:45:30 ID:rMtaybb.
アンタラスの監視者 ギルモア―
テオドリック、ダスパリオンと多くの部下と共にアンタラスを征伐するためにドラゴンバレーを訪れた。
地竜に勝てないことを悟ると、ギルモアとテオドリックは永遠の命を手に入れアンタラスの監視者になることを望む。
グレーテストウィザード ダスパリオンはアンタラスの膨大な魔力を利用し、
過去ダークエルフ達から教わった不死の秘伝を元に彼らに永遠の命を与えた。
それ以来彼らはドラゴンバレーに留まりドラゴンの心臓の鼓動と息の音を監視している。
上官であるギルモアとテオドリックは意思を持つアンデッドとなったが、
彼らの部下は意思を持たないアンデッドに成り果て、
ケイブサーバントと呼ばれドラゴンバレーを彷徨っている。

529アデンの名無しさん:2005/06/30(木) 21:53:45 ID:rMtaybb.
ケイブサーバント―
ドラゴンバレーのアンデッド。
元々は一千年前ギルモア/テオドリックの部下としてアンタラス征伐隊に参加していた兵士達。
地竜に敗れた後ダスパリオンの魔法によって意志を持たないアンデッドとなった。
ドラゴンバレーを支配するブラッディクイーンの僕として侵入者を殺している。

530アデンの名無しさん:2005/07/02(土) 00:07:17 ID:V46E0ZA2
エルヴン ウェハー
エルフの食物で彼らの長寿の秘密と推測されるもの。

マンドラゴラの実「マンドラゴラ ベリー」
神経痛に良いとされる食物。

深淵の魔精石―
シーレンの追従者たちという組織によって魔物に植えつけられた魔石。
植えつけられた魔物の知能を高め5大種族に対する敵愾心を増加させる効果がある。
また、魔物から魔物への感染力も有り非常に危険な代物。
千里眼のビクトールによると―
魔精石に特定の波長の光を照らした時、屈折現象で発散される光が典型的なルーパス曲線による分布を見せるので、
そのパターンを拡大してアグヌス定数を取り入れ、ベルヌの解釈法によって対象すれば
8番目の図形と9番目の図形の間にシーレンの紋様と同じ模様を探すことが出来る。

531アデンの名無しさん:2005/07/15(金) 00:04:16 ID:FqtSceoQ
ハーメス族70―――アデン北部が拠点
ケトラー族50―――エルモア北部が拠点/アトゥイ
ファーレン族60――アデン東部が拠点
ロバ族**―――――不明
セル族**―――――グルーディオ北西部が拠点/族長セル
カトゥ族**――――不明
ロタ族00―――――絶滅/ワイルドホッグトーテムを崇拝
ヴグ族10―――――ディオン領西部が拠点(スタッカート族と敵対中)/大祭司長ガメッシュ/族長ドゥリコ
ヴァイス族10―――ダークエルフ王国周辺が拠点
タイク族50――――アデン領地が拠点(王立墓地盗掘のためアデンと敵対中)/タイクオーク捜索隊長
カブー族10――――エルフ王国周辺が拠点(エルフ族と敵対中)
 /族長カムート&ムーティカ&ロコ&バトー&ウーフ&クラチャー&チュレル&タヌキア
バラク族10――――エルフの地下要塞が拠点
エンク族20――――フローランが拠点(ディオンと敵対中)/族長ケプラ
レヌント族10―――話せる島が拠点(ヒューマンと敵対中)
ブレカ族30――――ギラン領地が拠点(ギランと敵対中)/族長ボルタル/族長の息子ボルタス&パシカ/パストゥ/蛇のトーテムを崇拝する
トゥムラン族10――ダークエルフ王国周辺が拠点(ダークエルフ族と敵対中)
バトゥール族30――ディオン領が拠点
ブレイ族10――――ダークエルフ王国西部が拠点
タムリン族40―――アデン領が拠点(アデンと敵対中)
ティマック族40――オーレン北部が拠点/族長チェルトバ/軍将オークン/ゴスモグ
タントス族00―――絶滅
バロール族10―――霧の山脈が拠点(ダークエルフ族と敵対中)
トゥレック族20――グルーディオ北西部が拠点[トゥレック王国](グルーディオと敵対中)/族長ブライ
ウツク族10――――スパイン山脈周辺が拠点(ドワーフ族と敵対中)
威厳のヘストゥイ族**――――族長カカイ/グリズリーのトーテムを崇拝
冷酷なアトゥバ族**―――――族長バルキース/上に突き出た牙(そびえ立つ牙)のトーテムを崇拝
後退を知らないネルガ族**――族長タンタス/アックスとアローのトーテムを崇拝
根性のウルトゥ族**―――――族長ハトス/ソードが突き刺さった頭骨のトーテムを崇拝
知略のドゥダーマラ族**―――族長タクナ/ジャイアントスパイダーのトーテムを崇拝
情け容赦ないガンジ族**―――族長チアンタ/二つの円を結ぶ線(フローティングアイ)のトーテムを崇拝
ラグナ族**―――――――――オーク王国と敵対中

532アデンの名無しさん:2005/07/15(金) 00:05:29 ID:FqtSceoQ
*レヌント族長ハラク

533アデンの名無しさん:2005/07/15(金) 01:44:07 ID:c3LRm6Ys
修正
ハーメス族70―――アデン北部が拠点
ケトラー族50―――エルモア北部が拠点/アトゥイ
ファーレン族60――アデン東部が拠点
ウンバール族20――蜘蛛の巣の西にある山の麓が拠点(中立地帯)/族長ウンバール
ロバ族**―――――不明
セル族**―――――グルーディオ北西部が拠点/族長セル
カトゥ族**――――不明
ロタ族00―――――絶滅/ワイルドホッグトーテムを崇拝
ヴグ族10―――――ディオン領西部が拠点(スタッカート族と敵対中)/大祭司長ガメッシュ/族長ドゥリコ
ヴァイス族10―――ダークエルフ王国周辺が拠点
タイク族50――――アデン領地が拠点(王立墓地盗掘のためアデンと敵対中)/軍将カクラン/タイクオーク捜索隊長
カブー族10――――エルフ王国周辺が拠点(エルフ族と敵対中)
               /族長カムート&ムーティカ&ロコ&バトー&ウーフ&クラチャー&チュレル&タヌキア
バラク族10――――エルフの地下要塞が拠点
エンク族20――――フローランが拠点(ディオンと敵対中)/族長ケプラ
レヌント族10―――話せる島が拠点(ヒューマンと敵対中)
ブレカ族30――――ギラン領地が拠点(ギランと敵対中)/族長ボルタル/族長の息子ボルタス&パシカ/パストゥ/軍将ジャカ&ハカ&マルカ/サーペント(蛇)トーテムを崇拝する
トゥムラン族10――ダークエルフ王国周辺が拠点(ダークエルフ族と敵対中)
バトゥール族30――ディオン領が拠点
ブレイ族10――――ダークエルフ王国西部が拠点
タムリン族40―――アデン領が拠点(アデンと敵対中)
ティマック族40――オーレン北部が拠点/族長チェルトバ/軍将オークン/ゴスモグ/突撃隊長カイキ
タントス族00―――絶滅
バロール族10―――霧の山脈が拠点(ダークエルフ族と敵対中)
トゥレック族20――グルーディオ北西部が拠点[トゥレック王国](グルーディオと敵対中)/族長ブライ
ウツク族10――――スパイン山脈周辺が拠点(ドワーフ族と敵対中)
威厳のヘストゥイ族**――――族長カカイ/グリズリーのトーテムを崇拝
冷酷なアトゥバ族**―――――族長バルキース/上に突き出た牙(そびえ立つ牙)のトーテムを崇拝
後退を知らないネルガ族**――族長タンタス/アックスとアローのトーテムを崇拝
根性のウルトゥ族**―――――族長ハトス/ソードが突き刺さった頭骨のトーテムを崇拝
知略のドゥダーマラ族**―――族長タクナ/ジャイアントスパイダーのトーテムを崇拝
情け容赦ないガンジ族**―――族長チアンタ/二つの円を結ぶ線(フローティングアイ)のトーテムを崇拝
ラグナ族**―――――――――オーク王国と敵対中

534アデンの名無しさん:2005/07/15(金) 18:06:35 ID:Qti95JCQ
レヌント忘れた
*族長ハラク

535アデンの名無しさん:2005/07/16(土) 18:22:01 ID:Ft2GLqwQ
毒物
・インピキオの毒袋
 インピキオの首から取った毒袋。
・ウィアード ビーの毒針
 ウィアード ビーから取った毒針。
・アルテメーテル
 グルーディオ地方の特産品で薬用の草です。
・カルトの薬草
  レット リザードマン シャーマンたちが薬剤として使用する草の葉です。
・クロンベの毒袋
 クロンベを倒して得た毒袋です。
・グルーディン パナセン
 グルーディオ地方の特産品で薬用の草です。
・グルーディン ベルモット
 グルーディオ地方の特産品で薬用の葡萄酒です。
・コベンデルの治療薬
 スター コベンデルが作った熱病の薬です。
・トリサリムの毒袋
 トリサリムの死体から取り外した毒袋です。
・バノールの薬草
 解毒剤の材料の一つです。
・ブラッド ビーの毒針
 ブラッド ビーを倒して得た毒針です。
・ベラドンナ
 たったの一滴で牛をも殺すという伝説の猛毒。

536アデンの名無しさん:2005/07/23(土) 21:54:01 ID:Ep1besfk
ttp://www.geocities.co.jp/Playtown-Rook/8236/

537アデンの名無しさん:2005/07/24(日) 01:08:34 ID:9hX2zbqc
また随分レアな趣向のサイトだ。
とても気に入りました。
つい全部読んでしまった^^

隊長クロト―
表向きはオーク王国からドワーフ国へ派遣された視察団の隊長だが、
実際はビトレイヤーたちに神聖なる地(試練の洞窟)を奪われ王国に戻るに戻れなくなったはぐれオーク。
甥にカムル(クロトの姉の長男)がいる。

青二才のカムル―
隊長クロトの姉の息子。
試練の洞窟の祭壇をビトレイヤーたちから取り戻そうとした派兵団に加わるが
兵団はビトレイヤーたちに敗れてしまう。
一人奮戦するカムルだが健闘むなしく敗走し、
洞窟内でイーブルアイロードに敗れ息絶えてしまう。
遺言は「私カムルの肉を食べたイーブルアイ ロード、下痢でもなれ!
           お母さん、ごめんなさい・・・。デジャカル オロカ!」

538アデンの名無しさん:2005/07/24(日) 15:38:27 ID:nA1TEwAY
マーブルの絶対幾何学―
遠い過去、神話時代に大地の神マーブルよって作られ、
大自然を動かす根本的な力、宇宙万物を構成する基本要素に関するすべてのことが盛られた究極の学問。
絶対幾何学を理解した者はこの世の全ての力を手に入れることができると言われている。
ドワーフの先祖達はこの絶対幾何学をマーブルに忠実に習い数学、力学、測量、天文学、航海術と経済学の
学問体系と技術を完成させた。
幾何学から派生した知識と技術を利用して、シュチュッツガルドの空中庭園、ハルナックの大迷路の様な
勇壮な建築が建てられ、物々交換に換わる貨幣経済の概念を開発し、飛行艇や戦闘ゴーレムを開発した。
しかし、巨人族の没落以後、絶対幾何学の学問体系の大部分が消失した。

マーブルのタブレット―
マーブルの絶対幾何学の秘密が込められている書字版機。
巨人戦争の時代アインハザード神が絶対幾何学の力を巨人族が手に入れることを恐れ、
タブレットを12の破片に分離させ世界の所々に撒いた。
ドワーフ族はこれを手に入れることでドワーフ王国の再建、または大陸全体の権勢を得るようになるという。
その世界は全てのことが決められた原理と理知にあって回る世の中で、
まさにドワーフの手で完成させる楽園の姿だという。

巨人文字―
現在では使われることの無い古の巨人族が使っていた文字。
この文字を解読できるのはドワーフの長老達と闇ルートで解読式を手に入れた一部のドワーフのみである。
巨人文明の魔法科学を解明するためにはこの文字の判読が不可欠だ。

539アデンの名無しさん:2005/07/24(日) 23:13:31 ID:uuhSiI5E
カルピコ(OrcMale)―
ダークエルフの聖物を何者かの依頼を受け盗み出した盗賊オーク。
神出鬼没の怪盗。

ラグラマン(OrcMale)―
以前はブラッディアックス隊の一員だったがヌルカの密命を受けアデン王国との戦争中に失踪する。
なぜオーク族でありながらオエルマフム族ヌルカの部下だったかは不明。

540アデンの名無しさん:2005/07/25(月) 22:34:06 ID:igKoO66k
オエルマフム族[Oel Mahum]
アデン北部に生きるオエルマフム族は現在部族内部で勢力争いが盛んになっています。
「血の君主/ブラッディロード」と呼ばれブラッディアックスを率いる獣人傭兵団の隊長「ヌルカ」を始め、
咆哮の君主「カストール」、殺戮の君主「ガトウ」、赤の旗の隊長「シャカ」らによる権力争いです。
彼らはそれぞれ部族を統一し勢力を拡大する野望を抱いているようです。
また彼らマフム族はグレシア王国権力中枢において少なからず力を持っています。
獣人族ながら貴族として政治に関わる者も少なくないようです。

オルマフム族[Ol Mahum]
アデングレシア戦争時にグレシアから海路や西海の大橋を経てやって来たグレシア獣人部隊の部族。
彼らはロード、リーダーといった指導者の下に軍隊を組織的に構築しています。
また独立した遊軍の組織もありブルロデックス軍やレッドアイ軍、キャッツアイなどがそれに当ります。
彼らはオエルマフム族のリーダーたちの管轄下にあり彼らの指示によって行動します。
グルーディオ領においてかなりの勢力を保持しており、
ノースウェストランドのトゥレックオーク族と秘密裏に同盟を結んでいるようです。
オエルマフム族に比べると非力な部族ですが極稀にオエルマフムに迫る強さを持つスーパーオルマフムが誕生するようです。

・支配階級
オルマフムロード
オルマフムリーダー
オルマフムサブリーダー
オルマフムロード「ブラッディアックス」トゥーマック

・士官
オルマフム指揮官
オルマフムジェネラル
オルマフム将校
オルマフムオフィサー

・ブラッディアックス隊
パルチザンリーダー タラキン
パルチザンヒーラー
パルチザンソーサラー

・ブルロデックス隊
ブルロデックス指揮官
ブルロデックスレイダー
ブルロデックススナイパー

・レッドアイ隊
レッドアイサブチーフ トラキア
レッドアイ近衛兵

・前線兵
オルマフムヴァンリーダー
オルマフムヴァングラント
オルマフムヴァンアーチャー

・兵卒
オルマフム軍団兵
オルマフム敗残兵
オルマフムレイダー
オルマフムシューター
オルマフムアーチャー
オルマフムレンジャー
オルマフムスナイパー
オルマフムサプライヤー
オルマフム支援兵
オルマフム偵察兵
オルマフムインスペクター
オルマフム巡察兵
オルマフム警備兵
オルマフムセントリー
オルマフムリクルート
オルマフムルーキー
オルマフム訓練兵

・ゲリラ部隊
キャッツアイ
キャッツアイ バンデット
オルマフムゲリラ

・離脱兵
オルマフム脱走兵
オルマフムビトレイヤー

・その他
オルマフムチャンピオン
オルマフムトランセンド

541アデンの名無しさん:2005/07/25(月) 22:54:06 ID:1Xpt6HZ6
一つに球体だけが存在していた時代(B.C.不明)

|一億年経過

万物の始まり(B.C.不明)
|             ・球体の中で2つの力が形成されアインハザード(白い光)とグランカイン(黒い光)が生まれる
|             ・球体は砕け散り大地や空、水を創った
|             ・球体の精神は砕け散り創生の生物を創った
|                  [巨人族やクルマ族、精霊族(天使を含む)、ビースト族、インセクト族、木や草など]

|             ・アインハザードとグランカインの間に5人の子供が生まれる
|                  [水の神シーレン、火の神パアグリオ、風の神サイハ、大地の神マーブル、末娘エヴァ]
|             ・5人の神とアインハザードによって4つの種族が創造される
|                  [エルフ族、オーク族、ドワーフ族、アルテイア族]
|             ・グランカインによってヒューマン族が創造される

|             ・シーレンがグランカインの子供と身篭り大陸を追放される(ドラゴン族、デーモン族の誕生)

神代戦争勃発(B.C.不明)
|             ・シーレン軍が破れ「死の世界」が創られる(「死」の事象が誕生する/アンデッド族の誕生)

神代戦争終結(B.C.不明)
|             ・エヴァは水の神となる(世界規模の地殻変動が起きる)
|             ・巨人族が神族への叛乱を企てる
|             ・大陸に隕石が落下する(アインハザードが星の槌を使う)
|             ・巨人族が不毛の高台へ移動する

神々の時代終わり(B.C.不明)
|             ・エルフ族が大陸を統治する(B.C.600〜500年頃)
|             ・オーク族の叛乱

エルフ醱オーク戦争(B.C.500年頃〜)
|B.C.500〜400年代   ・ヒューマンの協力によりオークが敗れる(現在より2000年前)
|              *ウィンダウッド卿によると1000年前「紀元前514年」
|B.C.500〜400年代   ・ヒューマンが叛乱を起こす(現在より2000年前)
|              *三ヶ月の戦いの後エルフが地下要塞にて敗れる
|             ・原始的な国家が形成され始める
|             ・エティナ族の国家がアデン大陸を統一する

エルモアアデン帝国成立(帝国暦元年)
|帝国暦0年〜         ・シュナイマンの皇帝戴冠式に神の使者アナキムが光臨する
|              ・皇帝シュナイマンによりヒューマンの宗教改革が行われ始める              
|帝国暦10年頃〜      ・シーレンの追従者とエルモアデン帝国との宗教戦争開始
|              ・エルモアデン帝国軍がシーレンの追従者達の拠点カタコムを全て制圧
|                 *啓示の封印が掛けられる
|帝国暦100年頃〜      ・エルモアデン帝国軍がシーレンの追従者達の拠点ネクロポリスを全て制圧
|                 *貪欲の封印が掛けられる(リリス、アナキムがネクロポリスへ封印される)
|              ・エルモアアデン帝国グレシア地方に侵攻

ぺリオス帝国成立(年代不明)
|              ・フェアリー族がヒューマンから逃れてフェアリー谷へ移り住む
|帝国暦400〜600年頃 ・べレス醱象牙の塔戦争―べレスが破れ封印される(現在より約1000年前)
|              *グランカインによるとヘルハウンド島(悪魔の島らしい)へ逃れたとされる
|帝国暦400〜600年頃 ・ダスパリオンが黒魔法を褐色のエルフに伝える(現在より約1000年前)
|帝国暦400〜600年頃 ・エルフ醱褐色のエルフ戦争開始(現在より約1000年前)
|帝国暦400〜600年頃 ・マーシェエルフの呪いによりダークエルフ誕生(現在より約1000年前)
|              *族長ミトラエルがダスパリオンらによって封印される
|帝国暦900〜1000年頃 ・皇帝バイウム登場―オーク王国と戦い勝利。ぺリオス帝国と戦い勝利。
|              30年の月日を掛けて傲慢の塔を築く(帝国成立より1000年以上経過)


542アデンの名無しさん:2005/07/25(月) 22:54:56 ID:1Xpt6HZ6
エルモアアデン帝国崩壊(帝国暦900〜1000年頃)
|帝国暦900〜1000年頃 ・ぺリオス帝国崩壊
|             ・幾多の国が立ち上がる群雄割拠の時代に入る
|               (エルモア/アデン/オーレン/グルーディオ/インドナリル/ギランなど)
|             ・オーク族が北エルモアを占領する
|帝国暦1000年頃 ・オーク醱ドワーフ戦争―ドワーフがムーランで敗れ、スパイン山脈へ逃れる(現在より約500年前)
|帝国暦1000年頃 ・オーク王国アデン地方へ大侵攻(現在より約500年前)

オーク王国xエルモア王国間戦争(帝国暦1000年頃/現在より約500年前)
|             ・オーク王国が敗れる
|             ・オーク族ノーブルオーク、下級オークに分裂
|             ・エルモア王国アデン地方に南進―オーレン国に阻まれ失敗
|        〜300or400年経過(エルフ醱ダークエルフ戦争停戦)
|             ・オーク族の叛乱(アデン・エルモアに侵攻―のちカカイとラウルが対決する)
↓             ・アデン王国ラウルにより建国(同時期周辺各国を併合する)
アデン醱オーレン戦争(年代不明)
|             ・アデン王国がオーレン国を占領する(同時期グルーディオ国を併合する)

グレシア王国パリスにより成立(年代不明)
|            ・ラウル死亡、トラビスがアデン王位を継ぐ
|             ・エルモア王国アデンへ数度侵攻
|             ・トラビス死亡、アマデオがアデン王位を継ぐ
|帝国暦1440年頃   ・エルモア王国パベル領にパベル村建設
|帝国暦1479年頃   ・地竜アンタラスが暴走しギラン南部が焦土と化す(現在より10年前*プレリュード期)
|             ・グルーディオ領地の支配権を握っていた、ワルドナー男爵が失脚
|             ・ディオン領地で農民による反乱が起こり、アシュトン公爵が失脚
|帝国暦1486年頃    ・エルモア地方でオーク族の大きな叛乱が起きる
|帝国暦1486年頃   ・ギラン領主エストス男爵がアンタラス征伐に向かうが失敗(現在より3年前*プレリュード期)
|帝国暦1486年頃   ・グレシア醱アデン戦争―アデン、エルモアが同盟を結ぶ(現在より3年前*プレリュード期)
|             ・オーク/トゥレック族グルーディオ北部に進入しトゥレック王国を宣言
|             ・パリス死亡、カルネイアがグレシア王位を継ぐ

グレシア王国クセルスの反乱により南北に分裂(年代不明)

アデン・エルモア・グレシアによる相互不可侵条約締結(年代不明)
↓ 
混沌の時代(年代不明)
↓             ・黄金羊傭兵団によるギラン攻防戦
豊穣の時代(年代不明)
↓             ・バイウムの復活
闇の目覚めの時代(年代不明)
|             ・エルモアデン時代の遺跡「カタコム」と「ネクロポリス」が発掘される


543アデンの名無しさん:2005/07/31(日) 00:56:53 ID:4HsEcoZw
Server33-ガーリント"Gallint"[Human Male]Magister
アインホバントの弟子の一人で話せる島の魔法学校のマスター。
鏡の精霊の研究をしている人物。

彼のストーリーは見つかりませんでした。

544アデンの名無しさん:2005/07/31(日) 01:13:02 ID:0NXwjRgk
アインホバントって事は、つまりハーディンの弟子なわけだが、
彼は「師匠の裏の顔」は知らなかったって事になるのかな。

545アデンの名無しさん:2005/07/31(日) 21:09:46 ID:VU4wRskE
"恐らく"知らないでしょうね。
アインハザード教団の大神官である自分の師がお尋ね者のハーディンだと知っていたら
彼のことをお師匠様などとはとても呼べないでしょう。
実はハーディン一派で知らない振りをしてるとかあるかも知れませんが、、、
―妄想ですけど。

546アデンの名無しさん:2005/08/04(木) 15:46:58 ID:.yuJQonU
ミトラエルってアリアの恋人だったのかー
上のほうの設定でも「封印された…」とか、
DE村の長老の話でもそんな風に言われているけど初期神殿に普通に居るよね。

封印されて力の大半を失っているけど会話とかは普通にできるとかそういうの?
でも長老たちにDEたちの統治統括を任せてるってことは、
指導者としての激務に耐えられるほどの力を出せないってことなのか…うーん

547アデンの名無しさん:2005/08/04(木) 19:22:54 ID:FilMtl0k
でしゃばりなようですが説明させていただきます。
ミトラエルは彼の精神を封印された状態です。
ですので今の彼は肉体のみの存在であって人形の様なものらしいです。
肉体の他に唯一彼に残されたものは若いダークエルフ達を導く言葉だけです。
ダスパリオン(ら)に封印されて以来既に400年(1000年?)経っていますが、
その呪いは解けていませんし、解けることも無いのでしょう。
ミトラエル自身のそうですがアリアの人生は悲劇ですね。

548546:2005/08/05(金) 18:50:17 ID:R3kp71j6
>>547
でしゃばりだなんてとんでもない!ありがとうございます。

>その呪いは解けていませんし、解けることも無いのでしょう。

仮に解呪の方法があったとしても、
彼を神輿に担いで実質的に一族の支配を目論む勢力とか居そうだね。
そういう勢力に常に妨害されて、結局ミトラエルの復活はなさそうだなぁ…

549アデンの名無しさん:2005/08/06(土) 18:39:56 ID:JdvQbxFA
最近リネ2のストーリーを調べてまわってるんですが
皆さん一体どこから情報を調達されてるんでしょう?
韓国公式を必死で探したものの、サーバーストーリーがどうしても見つからずorz

550アデンの名無しさん:2005/08/06(土) 18:44:40 ID:JdvQbxFA
っと質問だけだとアレなんで、韓国公式のお知らせにあったのを翻訳しました。


ガルリント(Gallint) サーバー

"すべての紛争の解決策はまさに私たちの中にあります。"
インナドリル領地出身のエルフエルダー。
多くの人々に '賢者ガルリント'だと呼ばれた彼は
幼い頃から持った知識と真実を捜して大陸をさ迷ったアカデミックな男だ。
後日統一王と呼ばれるようになる幼いラウールの師匠になり
以後ラウールの統一戦争で参謀兼外交官として活躍した。
ラウールの死後アステオの勧告で王国の宰相の席に上がったが
異種族である彼を歓迎しない貴族たちによって自ら退いて引退する。
今はまた大陸を流れながら忘れた真実と知識を探求している。

551543:2005/08/07(日) 14:39:41 ID:2vJ/KQFU
>>550さんのが正しいです。
申し訳ない、、、私のはガセネタだ><
しかしNews項目に載ってるとは気付かなかったー
お詫びにネタを探してきます!

ガルリントの活躍した時代ってアデン建国の時代ですよね。
ていうと混沌の時代のちょっと前のお話なのか。
なにやら新機軸のストーリーの匂いがしてきた^^
アインホバントとも関係ありそうだし面白そうかもしれない。

552アデンの名無しさん:2005/08/21(日) 17:11:50 ID:EoAj2cog
Slave Skeleton/Undead Slave[Cave of Trials]
オーク族の高い階級の者を埋葬する墓地として建造された試練の洞窟はドワーフ族の奴隷たちを使って作られた。
洞窟の完成後オークたちの遺骨と共に作業に携わったドワーフ族の奴隷たちは生き埋めにされてしまった。
彼らは死亡した後アンデッドとなって洞窟内をさまよっている。
不滅の高原にある建造物のほとんどは彼ら奴隷のドワーフによって建造されたものです。

553アデンの名無しさん:2005/08/21(日) 20:24:28 ID:Q3lpZKv6
アインホバント魔法学校
話せる島は昔からウィザードたちの修行の場だった。
アインホバント率いる象牙の塔のエリート主義に反発するウィザードたちが、
象牙の塔とは別の独立した魔法教育機関を建てた。
優れた潜在能力を持っていても身分や経済的な問題から夢を諦めざるを得ない若者たちが
この島に集まるようになってからは、自然と魔法使いの卵を養成する機関となった。
象牙の塔の魔法使いたちはこの島の存在を疎ましく思い、
何度も島の魔法使いを抹殺しようとしたが、そのたび不可解な力によって失敗を繰り返してきた。
現在の校長はマジスター ガリンツで、ハーディンの弟子の一人でもある。
彼は才能のある見習いウィザードに目をつけては、後々にハーディンに推薦することも多かった。
四賢者の一人であるセマも、同じように抜擢された。

554アデンの名無しさん:2005/08/21(日) 21:20:29 ID:ZCMdBcLI
ネルファ三姉妹[アラクネ族]
エルフ族と親交の深いアラクネ族の中でも高貴な地位にある姉妹(蜘蛛と水の精霊を掛け合わせて創造された種族)
長女ネルファ、次女ハルネア、三女オルフェン。
ネルファは世界樹と契約を交わしツリーエルフたちを守護する立場にある。
ハルネアはブラウンエルフを守護する立場であり、ダークエルフと呼ばれるようになった現在でもその役目を果たしている。
オルフェンはエルフとヒューマンの戦争後次第に広がる腐海を悲しみヒューマンたちを憎む。
胞子の海にレピロなどの部下を従え近づきヒューマンたちを退けている。

エスタス公爵[Lord Estus]
ギラン国の貴族でユニオンコンティネンタルナイツではある商売っ気が強い人物。
アデン北部との交通要地であると共に重要な商業ルートでもある死の回廊の警備を一手に担当し、
騎士たちを派遣し見張り小屋を管理するようにしている。

水の精ギルドール[Ondine Gildorl]
ウンディーネの上位精霊でインナドリル湿地帯の守護者でもある。
元々シーレンに仕える精霊で水の支配者がエヴァへと変遷した後、
それを受け入れることが出来ず隠遁の道を選んだ。

555アデンの名無しさん:2005/08/22(月) 19:27:43 ID:AkrDGDJg
訂正:年表の「BC.」「AD.」の表記は間違い
   「BC.」→「BE.」「AD.」→「ED.」

556アデンの名無しさん:2005/08/22(月) 23:47:33 ID:iNSqWVok
オーク族推論
北西エルモア、不滅の高原を拠点としオーク王国を構える。
王は炎の君主カカイ(軍主とも呼ばれる)で6つノーブルオーク族を中心として構成される。
各部族の族長/有力者たちの元老会も存在し所謂ローマ式の君主制の政治体系。
また"ノーブル"オーク族であることから王国と言うよりは『公国』と呼ぶべきかも知れない。
ヒューマンたちからすれば"カカイ公爵"といったところか。
(オークは自らノーブルを称することは無い/しかし使役階級のオークは下級オークと呼ぶ)
しかし始祖の代からヘストゥイが元首を務めてきたことから見ると王の呼称が相応しいだろう。
軍事的にもカカイと元老会が実権を掌握している。
軍の構成としては各部族ごとに大軍将が居りその下にサポートの司祭長/軍将、
その下にセンチュリオン、その下にレイダー/デストロイヤー/モンク/タイラント/上、中級シャーマンなどが続く。
(タイラントは最高司祭とされているがここで言う司祭長は一族の中でも有力なオーバーロード/ウォークライヤーのこと)
*また君主に直属の配下プレトリアンがいる
各部族はそれぞれの全ての権勢と栄光の根源とされるトーテムを定めており部族全体でその意を踏襲する。
使役階級の部族を含めると108つまたは数百の部族があると言われている。
国教は"力と炎の寺院"を中心とする"パアグリオ崇拝教団"で父神パアグリオを崇拝する。*パアグリオに"様"を付けて呼ぶことは無い
(伝統武術である『カバット』を伝えているのはこの寺院でありすべてのモンク/タイラントはこの寺院に属する)
教義としては炎の道(力の道)を歩むことを第一義とし種族はそれを遵守する。
炎の道(力の道)とはすべての欲望を捨てひたすら強さのみを追求し究極の強さ(かつての太古のオークの力)と手に入れよという教え。
また炎は強くなろうとする熱い信念、勝利を奪取しようとする火の様な熱望を意味するとされる。
戦いで死んだオークは永遠の炎へ昇華すると考えられ戦いの中で死ぬことは最高の栄誉とされる。
種族特徴としては巨大で頑強な体躯と強靭な精神を併せ持つ。
『強さ』を最高の美徳『恐怖』を最低の恥とされ、王国では上司に対する絶対服従が土台とされ一族への裏切りは万死に値する。
オーク同士の会話ではしばしば独自の言語と思われる言葉が使われる。
オロカは"オーク族/オーク"を指し、ラムは"炎/火"、ドゥカラは"称える/賞賛/崇敬"、チャルは"長(おさ)/王"、
デジャカルは"祝福/加護/栄光"を指す言葉と思われる。(あくまで推測)
オークの歴史は下記年表参照。
"オーク族はヒューマンに戦争で勝ったことが無い"
"オーク衰退の原因はエルモア王国の謀略によるドワーフへの侵略に始まるアデン征服戦争"

へステゥイのトーテム:威厳と知恵を表象する神聖な者。宇宙の神秘を取り扱う最も偉大な者。
ドゥダーマラのトーテム:名前を管理する者。時空のクモの糸を編む者。
異次元に時空の糸を張り巡らしゴーストを捕らえ開放する代価としてその名を教えてもらっている。
(ここで言う異次元とはゲートキーパーたちの魔法で開く次元と同じ次元のこと)

557アデンの名無しさん:2005/08/22(月) 23:49:42 ID:iNSqWVok
・オーク族の歴史
神々の時代(BE.不明)
|              ・アインハザードが体を創りとパアグリオが火の精神を吹き込むことによって太古のオークが創造される
|                  ・太古のオークにより7大部族の祖7人のオークが創造される(太古のオークの体が消滅)
|                  ・巨人族の支配を受け兵士として戦争に従事する

神々の時代終わり(BE.不明)
|[BE.586〜546]       ・大陸を統治するエルフ族に対して叛乱を起こす→戦争へ
|[BE.546〜BE.514]     ・エルフ×オーク戦争
|[BE.514]            ・一時的にエルフ族を淘汰し大陸を支配するがヒューマン族に敗北(不滅の高原へ逃れる)

エルモアアデン帝国成立(AnEra)

|[ED.900〜1000頃]     ・北部エルモアを支配下に置く
|[ED.900〜1000頃]     ・バイウムの征服戦争にて敗北→黒い森へ勢力後退

エルモアアデン帝国崩壊(ED.900〜1000頃)
|[ED.1000頃]          ・エルモア北東部へ侵攻開始
|[ED.1000頃]          ・オーク×ドワーフ戦争にて勝利
|[ED.1000頃]          ・北エルモアを占領
|[ED.1000頃]          ・アデン地方へ大侵攻
|[ED.1000頃]          ・オーク王国×エルモア王国間戦争によりオーク本国が敗北
|[ED.1000頃]          ・アデン侵攻中の使役階級の部族が王国から離反

アデン建国(年代不明)
|[ED.1486頃]          ・エルモア/アデン王国に対し叛乱を起こすが失敗
|[ED.1486]            ・グレシア×アデン戦争にトゥレック族が傭兵として参加
|[ED.148*頃]          ・永遠の冬の到来が予期されオーク族再統一の動きが活発となる
|[ED.148*頃]          ・他種族との交流が活発化


558アデンの名無しさん:2005/08/28(日) 06:42:37 ID:EPklAdtA
キルナ ウルトゥ"Kirna Uruto"[Overlord]Female
勇猛のキルナと呼ばれるウルトゥ族のシャーマンでエルモアデン帝国唯一のオーク軍団将。
数百数千の魔物の前でも恐怖を知らなかった。
1000年も昔べレスがエルモアデン帝国と戦争を起こした時、帝国軍司令官の要請によりオーク族はウルトゥの精鋭部隊を派遣した。
ひ弱なヒューマンの軍勢がモドレウスとべレスの闇黒軍団の前に恐怖に慄いて逃げ出した時、
彼女は大声で勝利の賛歌を雄叫び一人で数百のアンデッドを倒しデスナイト モドレウスの頭を粉々に砕いた。
べレスが敗れ戦乱が過ぎると彼女はヒューマンの地に残り帝国の西方軍隊を率いる軍団長となった。
彼女はその後熱病に倒れヒューマンの地でヒューマンたちと共に埋葬された。
アインハザード神殿の歴史書にはゲハルスとキルナの愛の物語が記録されている。

―キルナとゲハルスの軍隊はべレスの軍隊に勇敢に立ち向かって戦った。
彼らの軍隊は勝ち続けたが、ある日ゲハルスがべレスの悪霊に命を奪われてしまう。
彼の死を耳にしたキルナは悲しみに暮れた。
そして何日か後には堅く口をつぐんだ表情で戦地へ出てべレスの本軍相手に大きな勝利を得た。
しかしその最後の決戦でキルナは大きな負傷を負い、治療のために神殿に移ったがとうとう死んでしまった。
キルナが自ら治療を拒否したとも言われている。
今ではゲハルスの墓の横へ寄り添うように葬られている。

ヘルモット ネルガ"Helmot Nelga"[Destroyer]Male
不屈のヘルモットと呼ばれるネルガ族で最も偉大な戦士。
昔(オーク王国が没落しギランをヒューマンが支配していた頃)、
オーク一族に保護されていたヒューマン族の族長が助けを求めオーク族は軍隊を派遣しアーススネイク族(メドューサ)と戦争を行った。
その軍隊を率いたヘルモットは3日間戦い続けても疲れることを知らない体力と、
敵をすべて倒す迄戦いから後に引かない根性を持っていたので不屈の勇士と呼ばれた。
ヘルモットの軍隊は圧倒的な力でアーススネイクたちを国境外で追いやった。
彼らが二度とオークの領土を狙えないようヘルモットはゴルコンクイーンの息の根を止めようと追い討ちを掛けた。
しかし彼はそこで敵軍の毒矢を受けてしまう。
その後もヘルモットは決して後ろには引かず激痛に堪えついにクイーンを倒すが、
それと同時に毒に犯され死んでしまった。

ブラキ ドゥマーダラ"Buraki Duda-Mara"[Warcryer]Male
知略のブラキと呼ばれるドゥダーマラ族のシャーマン。
500年前のエルモア王国との戦争時、3人のシャーマンを含むたった200人の兵士を率いて3000のエルモア軍隊に挑んだ。
馬蹄の谷の陣地を最後まで明け渡さず100日間持ち応えた。
しかし援軍が到着する日、彼は熱病によって命を落とす。
死ぬ間際に自分が戦場で死ねなかった事実を涙を流して嘆いたという。

トゥナール ヘストゥイ"Tonaar Hestui"[Tyrant]Male
怪力のトナールと呼ばれるヘストゥイ族の司祭。
素手でジャイアント ワイルドホッグ ウィンドスースを倒す程の怪力の所有者だった。
昔今はオーレンと呼ばれる地でオーク族とレットリザードマン族との戦争があった。
トナール率いるヘストゥイの精鋭部隊は圧勝し国境外へトカゲ一族を追い払う。
しかし敗退間際敵シャーマンが召喚した炎のウォームに部隊は苦戦しトナールは一騎打ちの末ウォームを倒すが
その時酷い火傷を負い命を落とした。

559アデンの名無しさん:2005/08/28(日) 14:53:47 ID:knvNAFaI
炎の笏(ほのおのしゃく[こち/こつ])
オーク族の各部族長が持つ支配者の権威を象徴する証。
古代にパアグリオの弟子達が各部族の族長たちに送ったとされている。
微小な魔力が宿る。

マルタンクス ヘストゥイ"Martunks Hestui"[Overlord]
1000年前(エルモアデン帝国中期)にヒューマンとの戦争の折、
不滅の高原での最終決戦で敗れ死んだヘストゥイの族長、オークの君主。

シャーマンの呪術
万物にはゴーストが宿るとされておりシャーマンは彼らを恐怖で支配することによって力を借り呪術を行う。
ゴーストを支配するにはその名前を知り叫ぶことが必要で中位以上のシャーマンたちは99のゴーストの名前を刻む。
オークの呪術体系の中で最高位とされているのが戦いの賛歌(バトルソング)である。
味方を援護する賛歌や敵を蹂躙する呪いはすべてこれに含まれる。
呪文の内容は様々だが一部の魔法には神代戦争時代のパアグリオと水竜パプリオンの戦いを賛美した内容のものも含まれている。

560アデンの名無しさん:2005/08/30(火) 23:47:53 ID:k6JXkYfs
レッサーダークホラー[Lesser Dark Horror]
50年前に長老シフィエルに対し反乱を起こしたダークエルフ族一派の変わり果てた姿。
その反乱者たちは光のエルフ族に皆殺しにあったとされていたが、
真実はシフィエル一派によって呪殺されていたという。

霊魂の井戸
シーレンの神殿の中央にある死の王国へと繋がる場所で死の王国を移す鏡とも言える。
ダークエルフの司祭たちは霊魂の井戸を通じて先祖の霊を呼び出し助言を求めたり、
戦場で死んだ敵軍の将を呼び出して彼らの秘密を探ることもある。
それにはアンデッドの骨などから作るソウルキャッチャーと呼ばれる物が必要である。
霊を呼び出す行為は降神術と呼ばれソウルキャッチャーで捕まえた霊をゾンビの頭などに封印し会話することも出来る。
過去には霊界へ返すことが出来ない危険な存在を呼び出してしまったこともあるらしく危険な術らしい。

クリミス
現在はエルフ村で商人として生活しているエレメンタルサモナー。
過去ダークエルフとの戦争で地下要塞の最終決戦時、
禁じられた呪術を使い血色の帝王キルナークとドレバヌルたちを召喚してしまった。
彼はその悪魔達を制御することが出来ず悪魔達がダークエルフや同族を見境無く殺し始めると
恐ろしくなって逃げ出してしまった。

セドリック卿
アデン統一戦争時、当時アデン王だったラウルの右腕として彼を補佐し戦場で輝かしい手柄を立てたパラディンで
生涯を騎士道精神とアインハザードの志をもって生き王国の若い騎士の手本となった生きた伝説といえる人物。
アデン統一後ラウルが病死すると引退を宣言し話せる島を訪れ若者の指導のため道場を建てた。
現在は病床に伏せっておりアデンで療養中だ。

561アデンの名無しさん:2005/08/30(火) 23:55:01 ID:k6JXkYfs
雰囲気のあるセリフ−エルフ族−
エヴァの微笑が貴方の行く道を照らしてくれますように。
穏やかな水面の平穏が貴方とともにありますように。
光り輝くミスリルの眩しさが森と湖と君の魂に輝くように。
眩しいミスリルの光が森と湖で永遠に輝くことを。。。
星の光の祝福が貴方と共にありますように。
星の光が貴方の行く道を照らしますように。
森の妖精たちの動議が貴方を導きますように。
エヴァのご加護が共にありますように。
エヴァの名に於いておまえに静かな湖の安息を与えましょう。

562アデンの名無しさん:2005/08/31(水) 20:20:03 ID:/ow7SlfI
アインハザード/アンダリエル[エルフ語]/ヤン−ハセダ[ティタン語]
無の球体から現れた白い光が変じて女性の形像をした神で神々の宮殿に住む。
献身、生命、創造、規律、光、厳格、善の女神だが相反して嫉妬と破壊の神としての一面も併せ持つ。
地上に生息するほぼ全ての生物、精霊の母。5大神の母でもある。

グランカイン/ガルミエル[エルフ語]/グラン−カセル[ティタン語]
無の球体から現れた黒い光が変じて男性の形像をした神で神々の宮殿に住む。
闇、破壊、自由、寛大、許容、気まぐれ、悪戯、詐欺、窃盗、悪の男神。
星の槌(終末の槌/絶望の槌)の持ち主、ヒューマンの父で5大神の父、デーモン/ドラゴンの父でもある。

シーレン
アインハザードとグランカインの長女。
水、海、死、恐怖、絶望、狂気、憤怒、暗黒、公正、冷酷、破壊、破滅の女神。
グラインカインの破壊の権能の大部分を受け継いだため驚異的な力を持つに至った。
また2重人格のため全てを慈しむ慈愛の面と全てを破壊する破滅の面を持つ。
デーモン、ドラゴン、エルフ/エル−ダリス[ティタン語]の母。
自ら創り出した死の王国に住む。

パアグリオ
アインハザードとグランカインの長男。
火、力、強さ、破壊の神。全てを飲み込んで黒い灰だけを残す破壊の象徴。
永遠の炎の持ち主。

マーブル/マーファ
アインハザードとグランカインの次女。
豊穣、繁栄、大地の女神で貧困、没落の女神でもある。

サイハ
アインハザードとグランカインの次男。
風の男神。

エヴァ/エルヴァス[エルフ語]
アインハザードとグランカインの末子。
水、詩歌、純潔、湖の女神。
インナドリル湖の水中宮殿に住む。


マーブルの豊かさが貴方と共に在らん事を。

君に暗黒の平穏と深遠の祝福があるように。
貴方に深遠のご加護があるように。
生きとし生ける者を慈しむシーレンの慈悲が貴方とともに在りますように。
シーレンの加護がともにありますように。

パアグリオの加護が共に在らん事を祈ろう。
炎の加護が君に在らん事を祈る。
守護霊の祝福がそなたにあらんことを祈る。
炎があなたを正しい道に導きますように。

アインハザード様のご加護が共に在らん事を。
善良なる者の小さき力が悪を打ち倒せるようアインハザード様に祈りを奉げます。
あなたの前途に常に光が満ち溢れていることをお祈りします。

563アデンの名無しさん:2005/08/31(水) 20:28:21 ID:/ow7SlfI
啓示の封印
シュナイマンが全てのカタコムを封印するために掛けた七封印の第一の封印。
アナキムが下した啓示によって成し遂げた奇跡と言う意味で名付けられた。
またこの封印により儀式に携わった皇帝や神官たちに未来を予見できる力が備わったと言う。
これは封印が作られた時に付与されたアインハザードの力、または封印に縛られたシーレンの力から派生したと言われる。

貪欲の封印
シュナイマンが全てのネクロポリスを封印するために掛けた七封印の第二の封印。
アナキムとリリスを封印したのもこの封印である。
この名の由来は明らかにされていないが皇帝とマモンの商人の間で交わされた密約が関係あるのではないかと思われる。

戦乱の封印
個々に統率されていた城を制御する聖なる力を一つにまとめた封印。
過去ぺリオス帝国にグルーディオからギランまでを占領された時、
各城の権能を取り戻すためにシュナイマンが作り出した封印で七封印の第三の封印。
大陸の全ての城と領地に対する統制権、そして攻城戦のルールを制御する力をもっていることから名付けられた。

564アデンの名無しさん:2005/09/08(木) 00:29:22 ID:xEfOmO/A
デスロード ハラト
暗黒の世界の12人のデスロードの内の一人。
マルックデーモン族を束ねる統率者でその実力はベールに隠されている。
暗黒の大四天王に仕えカーノンやラーハ、ベルセノン、カルシス等の多くの部下を持つ。
黄金羊傭兵団と共に自らの軍隊を率いて傲慢の塔の天使の護衛を突破し
バイウムを討伐することに成功するがその目的を達成したのかは不明のままだ。

565アデンの名無しさん:2005/09/11(日) 00:40:25 ID:bEYSbC6M
ハラトは傲慢の塔崩壊時にその血をバイウムに吸い取られてしまったことから以前の力を失ってしまった。
彼はその血を取り戻す機会を数百年間伺っていたようだ。

566アデンの名無しさん:2005/09/11(日) 01:25:59 ID:SU7EDivk
↑違った

567スレ主:2005/09/13(火) 22:27:56 ID:7t1TnBE6
メモ投稿終わります。
今まで好き勝手に使って申し訳ありませんでした。
まだ手元にはかなりの資料がありますので
もしかしたら公式掲示板や移転先のスレでお目に掛かるかも知れません。
それでは、さようならお元気で。
最後っ屁です。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~Myth/

5687鯖住人:2005/09/19(月) 14:06:26 ID:X.My5FUA
ここの資料は凄いですね。感心してしまいます。

で・・・疑問に思ったことが・・・
エルフ族は元々ブラウンエルフ、マーシュエルフ、ツリーエルフがいますよね。
で、ブラウンエルフが禁断の魔法に手を出して使ったときにマーシュエルフが滅んだとありますが、呪いをかけたのはマーシュエルフ?ツリーエルフ?
公式だとマーシュエルフになっててツリーエルフは出てこないし、こっちだとツリーエルフが滅んで呪いをかけたとかありますが・・・・

混乱してます・・・それとも公式ではツリーエルフが出てこないから・・・元々ブラウンとマーシュの2種類だけなのでしょうか?

569アデンの名無しさん:2005/09/21(水) 06:53:29 ID:4kVJD.yc
そこらへんはっきりしないのですが、

ブラウンエルフ=今のDE
マーシュエルフ=全滅したエルフ族(マーシュエルフゾンビという敵がいるのが証拠)
ツリーエルフ=世界樹と共に生きるエルフ。プレイヤーの使う通常のエルフ種族

という分け方ではないかと。
ブラウンエルフとマーシュエルフは、ゲーム中にしっかり出てるので確実だと思います。
ツリーエルフというのは聞いたことがないですが、ツリーという部分を省略するくらい、
メジャーなエルフ族なのかも。

570アデンの名無しさん:2005/09/21(水) 16:31:28 ID:naD19mDo
あれ。マーシュエルフゾンビって、実は始末されたDEだったとかいう話をどっかで見たような……。

571アデンの名無しさん:2005/09/21(水) 17:05:49 ID:EraKy0dM
>>570
それはダークホラーではなかったでしょうか。
シフィエルに歯向かって皆殺しになったとかなんとか…初期クエであったような気がします。

572アデンの名無しさん:2005/09/21(水) 20:28:52 ID:PPzeVRHg
>>570-571
>>560の一番上だね。
後、エルフの一族として
>>283に話せる島のホワイトエルフの話が載っている。
>>471上のに関連して話せる島のエルフの遺跡にいるサイレンスホラーはエルフの亡霊
という話が出ているが、これは正確にはホワイトエルフの亡霊になるんだろうな。

573アデンの名無しさん:2005/09/22(木) 12:08:58 ID:Xk2xKQAo
ツリーエルフは、精神的な老化に伴いマザーツリーのように自然と一体化したエルフのこと。
ってL1のママがいってた。

5747鯖住人:2005/09/29(木) 15:26:43 ID:ar9fGwq2
皆様つたない疑問にお答えいただいてありがとうございます。
ツリーエルフはマザーツリーと一体化したエルフと言うことは・・・1人だけ?
神聖な存在みたいのかな・・・・
となると、プレイヤーの使っているエルフはマザーツリーの葉から生まれたからツリーエルフの1派という感じになるのですかね・・・

・・・葉から生まれたから・・・クローンエルフ・・・?(マテ

575アデンの名無しさん:2005/09/30(金) 05:03:55 ID:Blua./Bk
アレはたしか、エヴァに作られた最初のエルフの一人だったはず。
長く時を行き過ぎて、精神が磨耗して世界樹と同化したとかなんとか。

となると、
ツリーエルフ⇒エヴァに作られた最も最初のエルフ
エルフ⇒ツリーエルフ達の子孫として現在繁栄しているエルフ

という区別かな。

576アデンの名無しさん:2005/09/30(金) 23:47:20 ID:3MsFjvk2
葉っぱから生まれるエルフはいないんじゃないかな。
あれはエルフ流の"キレイな"表現だと思う。
どの種族も生殖行為で繁殖してるみたいだしね。
ただエルフ族はその永遠とも思える寿命ゆえ、そういったことに無頓着な人が多い
と言うのが定説みたいだよ。(エルフの男性は特に)

577アデンの名無しさん:2005/10/01(土) 03:00:59 ID:4fcTxkkQ
エルフ村住人の一部が、姉や叔父っていう血縁関係示す呼び方してるから、生殖なのかもしれない。

ただ、エルフの夫婦がマザーツリーに子供が欲しいと願を掛けると、新しいエルフが葉から生まれる…
とゆー童話ちっくなことになってるのかもしれんが。

578573:2005/10/04(火) 02:02:03 ID:hXLpKWIQ
たしか普通のエルフは精神が老化すると樹になるけれど、
マザーツリーは残されていくほかのエルフが気がかりであのような形態となっているだけのはず。
で、ダスパリオンに騙されたブラウンウェウフに殺され呪いをかけられたのがマザー以外のツリーエルフたちかと。
だから昔はマザーみたいな樹が他にもいたのかとおもわれます。

579アデンの名無しさん:2005/12/12(月) 03:09:28 ID:BLGTwolw
つか、リネのストーリーってもろ指輪物語のパクリじゃん。
別に語るまでもないな。
録に本も読まないようなこのスレの馬鹿共にも新鮮かも
しれんがww
ま、がんばれw

580アデンの名無しさん:2006/01/07(土) 21:57:54 ID:GewKuNn.
ん?
久しぶりに来たら変なのがいるw
そもそも全てのRPGは指輪物語のパクリみたいなもんですよっと

それにしても公式の月が昇るって続き無いんだろか・・

581アデンの名無しさん:2006/01/14(土) 17:03:53 ID:UOOUNWaw
やっと最終回掲載されたな・・・。
黎明の月もしっかり完結までやってもらいたいもんだ。
ついにバーツの登場エピソードだし。

582アデンの名無しさん:2006/01/30(月) 23:33:30 ID:VQzm946I
すげぇ過疎w
オークの兄弟はいねぇか?
語ろうぜ^^

――USのBrosのオーク語を紹介します。

ドゥカラ ラムチャル(Dekara Lamchar)=称賛する

デジャカル ラム(Dejakar Lamme)=天恵。例えばPaagrioのDejakar Lamme Paagrio=天恵

テジャカル パアグリオ(T[D]ejakar Paagrio)=あなたが誰かに挨拶するとき使用する。

デジャカル オルカ(T[D]ejakar Oruka)=Tejakar Paagrioの代用に思える。

――以下は標準オーク言語

アスダゥタ ヴラシュバラ(Ashdautas Vrasubatlat)=いつかお前を殺すつもりだ(標準のオーク語の挨拶)

ナル マト コルデーシ(Nar Mat Kordh-Ishi)=ベッドでは死なない(これにはいくつかの他の意味がある)

アン ギジャッキシ(Ang Gijak-Ishi[Angijak])=血の中の鋼鉄(大変な褒め言葉)

ルゥ ギジャック(Lul Gijak-Ishi[Lulgijak])=血の中の花(通常エルフに対して使われる)

アンボル マバス ウフト(Ambor mabas lufut)=戦いの後の酒盛り

マバ ナル アルマウク(Mabaj nar armauk)=俺の敵が居ねぇぞ(Orcish悲しみ)

マバ ボト オブ アルマウク(Mabaj bot ob armauk)=俺の敵は世界だ

ミルダウタ ヴラス(Mirdautas vras)=殺しには、持って来いの日だ

ザンブァー(Zanbaur)=エルフみてぇ(侮辱の意)
ナル トース(Nar Thos)=クソ食らえ

――数の数え方

1=アス(ash)
2=シュン(shun)
3=ギャク(Gakh)
4=ヘト(Jhet)
5=ラク(Krak)
6=ジョア(Djor)
7=イェト(Iet)
8=ホク(Hokh)
9=リス(Krith)
10=ズン(Zunn)

583アデンの名無しさん:2006/01/31(火) 00:04:55 ID:tCganqyg
パアグリオ タマ(Paagrio tama)=パアグリオよ?

マトゥナ(Matona)=挑発の意?

マラック(Marakku)=戦闘言語?

トゥバリン(Tobarin)=戦闘言語?

サバラチャ(Savaracha)=戦闘言語?

ウクルマスタ(Ukrumaste)=不明

584582:2006/02/02(木) 00:12:38 ID:jnzDLfUo
デジャカル(Dejakar)とドゥカラ(Dekara)は尊敬度?(神聖度)の違いで使い分けるのかな?
恐らくかなり近しいというか近親的な言葉同士だと思う。
NPCも言っている通り「賞賛」や「尊敬」の意味を持つ言葉かな。
Dekaraの[De]が[ドゥ]になってるのは訳す時のアヤだろう。
トールキンさんの暗黒言語(というのか?)もちょっとだけ調べてみたけど
リネのオーク語とは全然違う。
カカイ様を黒言葉でいうと「Kakai Ghaash Shakh」とか「Paagrio Shakh Kakai」とかなんとか。
ゲーム内でオーク語で会話してみてぇw

585アデンの名無しさん:2006/02/12(日) 20:03:13 ID:xT5NG/wE
C4始まって、亡者の森関連のクエストがハーディンやら絡んできてるな。
ルウンの政治にまで食い込んだストーリーになっているから、一度こなしてみるといいかもしれん。

586アデンの名無しさん:2006/02/18(土) 08:48:42 ID:ICaIWhEM
黎明の月更新したな。
バーツVSシャークドーンのエピソードって、C3のムービーの元ネタだったのか。
あのムービーで、血盟記章投げ捨てていたのがシャークドーンだったとは。

587寝言:2006/02/23(木) 01:25:24 ID:zxoqYVlQ
**デジャカルとドゥカラ**
1.似通った読みの文字は同一と仮定してみる
 デジャカルの「デ-De」とドゥカラの「ドゥ-De」
2.音が似ているのでDejakarとDekaraが近親の言葉と仮定する
3.パーツに分けてみる
 [De+ja+ka+r]
 [De+ka+r+a]
4.[ka+r]はそれ一つで[kar]という言葉と推測できる
5.つまり[Dejakar]は[De-ja-kar]
 [Dekara]は[De-kar-a]という風に分解できる
6.[De]の意味は「命令形or尊敬語に付く言葉」と推測できる(ここでは命令形の可能性が強い)
7.[kar]の意味は「尊敬や崇拝」と推測できる(かなり曖昧)
8.[ja]の意味は「??の最上級?or大きい?or沢山?」
 (これはデジャカル パアグリオ/オロカという言葉から予測されるもの。パアグリオ=神、オロカ=太古のオークと考えればこの予測が成り立つ)
9.[a]の意味は謎。
10.成果物 [De〜]は命令語
        [kar]は動詞で尊敬などを表す
        [ja]は形容詞?で物や数の大きさなどを表す

Dejakar [De-ja-kar]−大きく尊敬せよ
Dekara [De-kar-a]−尊敬せよ

588寝言の続き:2006/02/23(木) 01:49:08 ID:6Mc2W.1.
++[a]の補足++
[kara]という言葉は「Dekara Lamchar kakai」という文でしか使われていない。
似たような文で「Dejakar Lamme」があるが、この文では[kar-a]とはならない。
この理由を考えると、
1.「Dekar-Lamchar」と[r]の語末が続くのを嫌って変化している。
2.「Lamchar」か「kakai」(←可能性としては薄い)に対する例外的又は規則的な変化。
と推測できる。(多分1の方が正解かな)
つまり[a]には特に語義は無いと思われる。

589気になってた言葉:2006/02/24(金) 00:08:33 ID:AJQsU5aI
**マトゥナ?**
1.英語版Lineage2では[Are you Matu?]と表現される
2.「おまえはMatuか?」という意味になる
3.ここで分かることは[Matu-na?]という構成の文ということ
4.[na?]は[Are you〜?]を表すと推定できる
5.[Matu]に関しては色々と推測できる
 [Matu]を使用する前提として以下を示す
 ①ブレイオークの族長が使う言葉
 ②誰かを探している様なニュアンスの言葉
6.推測
 A.「お前は強いか?」という挑発(オークは強さを求めるという理由から。)
 B.「お前はうまいか?」(もし人を食べるとしたら。若しくは冗談吹いて挑発している)
 C.「お前はマトゥか?」(人名。人を探しているが、顔を忘れてしまったので聞いている[下級オークは知能が低いとすると])
 D.「お前は金持ちか?」(基本的に下級オークたちはならず者の集まり)
 E.以下色々。
個人的にはAかDを推したい
7.[〜na?]は「お前は〜か?」という疑問文となる
  [Matu]は形容詞で強さを表す?

590気になってた言葉:2006/02/24(金) 00:26:12 ID:AJQsU5aI
8.再考
 どのオークの部族にも言えることだが彼らは縄張りを主張する。
 ということでブレイの族長である彼はその縄張りを維持しなければならない→
 自分たちの強さを周りにアピールする→威嚇する
 とすると
 「お前は敵か?」「やんのか?」「逆らうのか?」という意味合いにも取れるかも知れない

591アデンの名無しさん:2006/02/26(日) 12:33:27 ID:7TlEcYI2
***デジャカル ラム![Dejakar Lamme!]***
[De-ja-kar]+[Lamme]
1.[Dejakar]は前述の意
2.[Lamme]は「炎」を意味する
 (ここでは[Eternal flame/The everlastiing flame]を意味する)
3.「デジャカル(崇拝しろ)」+「ラム(不滅の炎)」という意味



***ドゥカラ ラムチャル カカイ![Dekara Lamchal Kakai!]***
[De-kar-a]+[Lam-chal]+[Kakai]
1.[Dekara]は前述の意
2.[Kakai]はオークの君主「カカイ」のこと
3.[Lam-chal]は[Lam]([Lamme]の省略された形)と[chal]の組み合わさった語句
4.「ドゥカラ(崇拝しろ)」+「ラムチャル(炎の君主)」+「カカイ(カカイ)」という意味



***〜〜 zu(ズ) ”Tribe name”***
オークの名前を正式名称で呼ぶ時、必ず〜〜 ズ 部族名となる
 exp:タタル・ズ・ヘストゥイ、ガンタキ・ズ・ウルトゥ、カーディア・ズ・ヘストゥイ、シャークドーン・ズ・ヘストゥイ
また、オーク語には代名詞が存在しない(私、あなた、彼、彼女など)
自分、または相手のことを呼ぶときは名前で呼ぶ(物の名前も同様にあれ、それとは言わず名前で呼ぶ)
 *例外として君主のみ自分のことを名前以外で呼ぶことができる



***ターダ[Ta-da]***
擬音を表す言葉
戦闘時に打ち鳴らされる太鼓、または行軍の足音から派生した

592アデンの名無しさん:2006/02/26(日) 12:37:22 ID:7TlEcYI2
Lamechal←×
Lamechar←○

593アデンの名無しさん:2006/02/26(日) 17:22:21 ID:l6yCucx2
一般的には気分の高揚を表す場合に使われる


***カバット[Khavat]***
力と炎の寺院に伝わるオーク族の伝統武術こと


***カバタリ[Khavatari]***
カバット武術の使い手のこと
(本来はカバットの使い手を指すがカバット武術そのものを指して言うこともある)


***ウクルマスタ![Ukru Master!] ***
[Ukru] + [Master](英語版Lineage2の表記)
 [Ukru Master]を使用する前提として以下を示す
 ①ブレイオークの族長が使う言葉
 ②何かを主張する/熱望する様なニュアンスの言葉
 ③「マトゥナ」に関連するか、組み合わせて相乗する意味を持つ言葉
1.[Master]これはオーク語でなく標準語だ:意味は主人、主、長、師など
 (もしこれが標準語と全く意味の違うオーク語だとするとこの推測は全て誤りとなる)
 ここではMaster=Chieftainとする(彼の立場を考えると他の推測は考え難い)
2.[Ukru]おそらく[Master]に掛かる形容詞的な意味合いを持つ語句と思われる
3.[Matuna]と合わせて一番シンプルに考えれば[Ukru]=一番強い、ではないかと考えられる
 つまり:(俺は)[Ukru]=一番強い[Master]=族長だ!ということになる


***パアグリオ タマ![Paagrio Tama!] ***
[Paagrio]+[Tama]
 [Paagrio Tama!] を使用する前提として以下を示す
 ①ブレイオークの族長が使う言葉
 ②何かを主張する/熱望する様なニュアンスの言葉
 ③オーク族が死の間際に使いたくなるような言葉
1.[paagrio]はパアグリオ(ファアグリオ)神のこと。
2.[tama]は前提の条件と1.から推測するとパアグリオ神を褒め称えるか、
 正反対に罵倒する(こちらの可能性は低い)意味と取れる
3.2から[tama]は「偉大だ」などの意味となる

594アデンの名無しさん:2006/02/26(日) 17:24:17 ID:l6yCucx2
 つまり:[Paagrio]=パアグリオは[tama]=偉大なり!となる

***ヘンダイ[Hen-dai]***

595アデンの名無しさん:2006/03/19(日) 12:30:07 ID:m9/PLKdw
あげ

596アデンの名無しさん:2006/03/21(火) 11:08:14 ID:o1PD5HAY
聖者の渓谷にブリリアント○○ってモンスターがいるが、やつらはケルマフムという種族らしい
オルマフム、オエルマフムとはどういう関係なんだろう?

597アデンの名無しさん:2006/03/21(火) 23:55:11 ID:uVL.tJnM
オルマフム、オエルマフム、ケルマフムで全部別の種族だったような。
頭の形の違いで分かれるとか、どこかのNPCかなんかで見た気がする。

オルマフムはケモノの凶暴性を持った野蛮な種族で、オエルマフムは独自の文化と高い知能を持っており、
オルマフムを支配している。

ケルマフムは両者に属さない種族で、高い知能を持ってる……だったような。

598アデンの名無しさん:2006/03/23(木) 00:32:28 ID:ZJ/a84Gs
ケルマフムって轟炎のシュリエルだかガラキエルの取り巻きに居なかったっけ?
なんか特別な種族なんでないの?
マフム・ディヴァインとかカッコええ。
プレイヤーキャラに欲しいわぁ

599アデンの名無しさん:2006/04/11(火) 19:18:06 ID:xtof1gzw
公式のコピペ

● マフム

【種族設定】
このマフム族は、巨人の実験により誕生した半人半獣の種族「ビーストマン」の一種で、ほかにもウェアウルフなどのヒューマノイドも同じビーストマンに属しています。
マフム族は巨人の実験の中期に生まれた一族で、狼が元の「オルマフム」、ライオンは「オエルマフム」、そしてウルフがベースの「ケルマフム」の3種類が存在しています。
彼らは初期タイプのウェアウルフよりも体系化された社会を構成しており、部族単位で生活しています。
ビーストマンはヒューマンほどではなくとも高い知能を持ち、特にマフム族は一時グレシア王国の傭兵となりアデン侵攻の手助けをするなど、ヒューマンとの密接な関係を維持しているようです。


ウルフと狼は違う物らしい・x・;

600アデンの名無しさん:2006/04/24(月) 00:17:00 ID:h3HykVS6
あげ

601アデンの名無しさん:2006/04/27(木) 04:38:00 ID:753rQJJQ
C5でバベル追加。はいいんだが。
巨人の遺産ってことになってるな。
DE村でシーレンの遺跡でそこにはダークエルフが移住してるとか言う、DE板ハイネスのはずだと思ってたんだが。
まぁ何より楽しみにしてたのに対象レベルが50−60でまともに行けるキャラがいないって言うとこかA`

602アデンの名無しさん:2006/04/28(金) 04:31:50 ID:OeH8Mdbs
巨人の遺産を掘り起こして、ダークエルフの信仰にあうように再解釈してるんちゃうかな。

603アデンの名無しさん:2006/05/02(火) 10:00:39 ID:DLj5jdcc
ちなみにバベルじゃなくてパベル。

10年前ダークエルフ長老たちの教條主義に嫌気を感じていた中、
霧の山脈でケン・ラウヘルに会って彼に魅かれたスクライドは、
今ではパベルの領主になった彼に忠誠を誓って騎士になる。

604アデンの名無しさん:2006/05/03(水) 22:44:50 ID:vPc2u/q6
>>599
多分、犬とオオカミで分けてるんだろうけど誤訳なんだと思われ。

605アデンの名無しさん:2006/05/05(金) 11:02:50 ID:sRltCovs
あげ

606アデンの名無しさん:2006/05/05(金) 14:55:56 ID:4a/vze.U
パベルはエルモアにあるってカイリン姉さまが言ってた
ttp://gedevil.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/sourth3/No_0062.jpg

607アデンの名無しさん:2006/05/26(金) 10:06:06 ID:ocrB0L/s
>>603
>霧の山脈でケン・ラウヘルに会って
今更すぎるが、リネ1でも生きているから100歳以上なのかねぇ・・・ケンちゃん

608アデンの名無しさん:2006/06/11(日) 17:30:36 ID:GLb1OO1A
こんなんあった。
http://l2world.info/

あとは、
http://www.linecommu.com/
にNPCの台詞のみ載せてるコミュがあった

609アデンの名無しさん:2006/07/12(水) 03:23:39 ID:IGY8KfWc
もうすぐ新鯖オープンしますけど・・・
「キャスティエン」じゃなくてこちらの方に載っていた「カスティエン」のほうが読みやすくてよかった;;

610アデンの名無しさん:2006/07/31(月) 13:42:25 ID:2sVtHDLY
キャスティエンとかエルフィーナとか妙に伸ばすかと思えば、
エルカーディアをエルカディアに後から変更するみたいな妙な改変してやがるな。

改変なしでいいのになぁ…

611アデンの名無しさん:2006/08/28(月) 00:34:55 ID:muKsgbVc
http://dietnavi.com/?id=1000079

612アデンの名無しさん:2006/09/04(月) 07:03:58 ID:dmeMJ8dY
狼の猟師とウルフハンターって同じクランだよな…?

せっかく微妙につなげて幅広げようとしてるのに、翻訳が毎回微妙に変わるのは何とも頂け無いなぁ…

613アデンの名無しさん:2007/02/14(水) 09:57:01 ID://PT9m7k
age

614アデンの名無しさん:2007/02/22(木) 23:51:54 ID:qSgPux46
やばい、>>180の予想がが当たり過ぎてて怖いんだが。
インタールードの公式ムービー、ヴァラカスがディオン破壊してるぞ。

DE村地方は原始の島の影響で沈みそうだし。


リネ1と2でツナガタ\(^o^)/

615アデンの名無しさん:2007/02/23(金) 06:16:43 ID:Sqf7UMkQ
1・2間のストーリーも忘れられてなかったということかな
ここお気に入りから消さなくて良かったw

616アデンの名無しさん:2007/02/26(月) 20:30:14 ID:mUGTAhlA
新しいスレってどこにあるんでしょうか?(^^;
教えていただきたいです.

617アデンの名無しさん:2007/03/01(木) 00:08:31 ID:rG2oRmiU
>>616
こちらです。

【アデン】LineageWorldを語るスレ リニューアル【エルモア】
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/7135/1095918851/

618アデンの名無しさん:2007/03/04(日) 13:25:34 ID:b4qBP.Ps
あっちはリネ2がメインっぽいのでこちらで少しリネ1の話を・・・
韓国でデスナイト誕生のストーリーを追いかけたイベントがあったそうです
ハーディンや4賢者がオリムを追跡するために作ったとか
龍の血をあびたナイトの成れの果てといった説がありましたが
上記のイベントではケンラウヘルが単身ヴァラカスに挑み
呪いを受けMLCに封印されるという流れでデスナイトが生まれた
ことになっているそうです。なんかストーリーの矛盾が多くなってしまう
内容ですが一応報告ー

619616:2007/03/12(月) 11:44:44 ID:GjgUylKQ
>>617

ありがとうございます(^^
助かりました〜

620カカロット:2007/11/03(土) 04:45:39 ID:ZMGB8qMU
これで稼いでソープ行ってる俺は勝ち組(藁
ttp://jbbs.livedoor.jp/movie/8225/

621アデンの名無しさん:2007/11/21(水) 14:59:03 ID:AiIdqaBE
異次元の神ってなんだああああああああ

622アデンの名無しさん:2009/03/03(火) 10:26:48 ID:vciIqmEM
神は死んだ!
神は人間の創造物であった

623アデンの名無しさん:2009/06/08(月) 09:52:36 ID:Kc4Xhp62
長かったリネージュ2も@4日でサービス終了
そして最後の最後までBOTが氾濫してたなw

624アデンの名無しさん:2009/07/24(金) 10:36:43 ID:y80.KxPg
テスト

625アデンの名無しさん:2010/03/19(金) 22:50:13 ID:p8doMqTk
人生オワタのネット対戦ゲーム

人生オワタ\(^o^)/大乱闘
ttp://clover.45.kg/owata/


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