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TWのシナリオについて考えてみる

153『der Tod』その6@28:2004/03/14(日) 07:28
 それからしばらく無言の時間が過ぎた。
 「そういえば、イスピンの方はどうなんだ?」
 興奮の冷めたマキシミンの質問に、イスピンは少し青ざめて横を向いた。さすがに今の話を
聞いた後では話し辛かった。
 「……ボクは……家族は誰もいないよ。」
 イスピンはどうしても真実が言えなくて嘘をついた。だが、マキシミンの表情は硬いままだった。
 「……俺は真実を話した。なのに、お前は俺に嘘をつくのか?」
 「誤解だよ。ボクは本当に……。」
 嘘がばれないようにとイスピンが必死になってそう言った時だった。マキシミンが手を
上げてその言葉を止めた。
 「そうか……。そこまで言うなら仕方ないな、イスピン。……いや、大公爵シャルロット・
ビエトリス・ド・オルランヌ。」
 「!!」
 イスピンは本名を言われて驚愕の表情を浮かべた。そんなイスピンをマキシミンは冷静に
見つめていた。
 「悪いが調べさせてもらった。結構苦労したけどな。」
 「いつ……解ったの?ボクがシャルロットだって……。」
 青ざめて小さく震えるイスピンを見て、マキシミンは深く溜息をついた。
 「一緒にオルランヌの首都に行った時さ。あの時お前は俺に黙って何かをしていた。そして、
お前の失踪事件に巻き込まれた。それで気付いたんだ、お前がオルランヌ公国の姫だってな。」
 「そう……。そんなに前にバレちゃったんだ。ボクはずっと隠し通したつもりだったのにね。」
 今度はイスピンが深く溜息をつく番だった。
 オルランヌ公国に戻り、反公爵派の陰謀を潰した時にイスピンの名を捨てる事もできた。
しかし、あの陰謀を暴く事件の時、マキシミンの権力に対しての反感の強さを知ったイスピンは
戻る事が躊躇われた。
 「さすがにマキシミンの推理はすごいね。……そういえば、ボクが女性だって指摘したのも
マキシミンだったね。」
 「ああ、その事か。性格は女々しいし、動作が妙に女って感じがしてたし、胸が……。」
 そう言ってマキシミンはイスピンの胸を見た。
 「……一応膨らんでいるからな。」
 「?!」
 イスピンはマキシミンの視線の先が自分の胸にある事に気付くと真っ赤になって両手で
胸を隠した。
 「ど、どこ見てるのよ!……って……。」
 もう一度マキシミンの言葉を反芻したイスピンの表情が怒りに変わった。
 「一応ってどういう事よ!」
 「いや、つい言葉のあやというか、見た目そのままというか……。」
 「こ……この無礼者!」
 激怒したイスピンは立ち上がると、横に立てかけてあった自分の剣を抜いた。それを見た
マキシミンは、さすがに悪戯がすぎた事に気付いた。
 「ま、待て!悪かった。俺が悪かった。このとおり謝る。頼むから剣はしまってくれ。」
 「本当に反省しているの?」
 「ああ。俺が悪かった。」
 不審そうな目で見るイスピンに向かって、マキシミンはベットの上で両手をつくと頭を
深く下げた。

154『der Tod』その7@28:2004/03/14(日) 07:31
 イスピンはそんなマキシミンの素直な態度に少し面食らったような表情を浮かべた。
いつもなら、謝るふりをして皮肉などがもう二、三は続くはずなのに、そう頭を下げて
謝られてしまうとは思ってなかった。
 「……ん?俺が素直に謝るのがおかしいか?」
 イスピンは剣を鞘にしまいあった場所にたてかけながら、あまりにも素直すぎるマキシミンに
疑問を持ちはじめた。
 「……今日のマキシミンは何か変だよ。本当に何かあったんじゃないの?」
 不安げに自分の顔を覗き込むイスピンから視線を外し、マキシミンは窓の外を見つめた。
 「イスピンは……っと、シャルロットは俺のパートナーだった人だからな。」
 「違う!」
 イスピンは悲しげな表情で叫んだ。
 「君の前ではボクはイスピン・シャルルだ。そして、ボクは今でもマキシミンの
パートナーだ。そんな他人行儀な言い方しないで!」
 イスピンは俯くと両手を握りしめた。その閉じた目から涙があふれ、次々に床に落ちていった。
 「ずっとボクは、正体がバレた時を恐れていた。嫌われるんじゃないかって……信頼を
失うんじゃないかって……。でも、ボクはマキシミンはそんな事をしないと期待していた。
信じていた。なのに……現実はこれなの?今になってこんな仕打ちは……酷いよ……。」
 「……ごめん、イスピン。お前がそこまで悩んでたとは思わなかった。もう泣かないでくれ。」
 さすがにこれはマキシミンを激しく後悔させた。今まで正体を知っても黙っていたのは、
聞くのが恐かったのもあるが、事実を認めさせた後に別れがくる事も原因だった。
 「俺だってお前の正体を知った時はショックだった。でも、貴族だからと嫌うよりも、
パートナーとして失いたくなかったのは確かなんだ。……それだけは信じてくれ。」
 「本当……?本当にそう思っていたの?嘘じゃないよね?」
 マキシミンが真剣な表情で頷くと、イスピンにやっと安堵の表情が浮かんだ。そして、
イスピンは慌てて涙を拭くと、これ以上心配させない為に微笑んだ。
 「うん。ありがとう、マキシミン。」
 「礼を言わなきゃいけないのは俺の方だ。報賞金を出したのはイスピンだろ?」
 「それも解っていたんだね。駄目だな、ボクって。」
 そう言うとイスピンは椅子に座って背を丸めた。
 「もちろんボク個人の意思でだけで決まったわけじゃないけどね。ボクを国に帰るまで
守ってくれた事と、オルランヌ公爵家を救ってくれたお礼もあるんだよ。」
 最後の大事件を解決した後、すぐにイスピンは国に帰り父親に自分と家を救ってくれた
マキシミンの事を報告した。そして、マキシミンがギルドなどにしている借金を立て替えるように
嘆願したのだった。
 「ボク達が受けた恩はあのくらいのお金で済むようなものじゃない。だけど、今は混乱を
収拾するのに手一杯で、こんな事しかできないの。」
 「いや、あれで十分だ。おかげで、弟妹に満足な金を送ってやれた。ありがとう、イスピン。」
 感謝をされ、イスピンは大きく目を開けると恥ずかしげに頬を赤くした。
 「や……やだ。何か……照れるよ。」
 イスピンはそう言うと、赤くなった頬を隠すように両手で頬を押さえた。

155『der Tod』その8@28:2004/03/14(日) 07:34
 またしばらく無言の時間が過ぎ去った。
 「そ、そうだ。弟妹さん達と一緒にオルランヌに来ない?」
 イスピンはそう言ってマキシミンの眼鏡の奥にある瞳を覗き込んだ。
 「オルランヌならここよりにいるよりもはるかに楽に暮らせると思う。マキシミンは頭も
いいんだから、また探偵として仕事もやっていけると思うよ。」
 「オルランヌに……か。そうだな、それもよさそうだ。」
 イスピンはその言葉を聞いて、嬉しそうに頷いた。
 「そうだよ。それにマキシミンさえよければ……ボクの補佐として国を支えてほしい。」
 「?!」
 イスピンの言葉に、マキシミンは驚いて顔を見つめた。
 「いつかボクはオルランヌ公国を治めなければいけない。その時に、民を疎かにして自分の
立場だけを保守するような愚かな真似だけはしたくない。だから、マキシミンにそれを
手伝ってほしいんだ。」
 「イスピン……。」
 「ボクは、マキシミンのような辛い思いをする人がいてはいけないと思う。いつも皆が
笑顔でいられる、幸せに暮らせる国がつくりたいんだ。」
 そう言ってイスピンはマキシミンの手を取って握りしめた。その表情は誇り高く、優しく、
そして希望に満ちあふれていた。
 しかし、冷静な表情とは裏腹に、マキシミンの心の中は不安で一杯だった。
 (そう言われても……俺はそれまで生きていられるのか?今でさえ頻繁に具合が
悪くなるというのに……。)
 「駄目なの?権力は嫌いだからそれに関わるのも嫌なの?それとも、シャルロットのボクは
嫌い?」
 何も答えないマキシミンに、イスピンは悲しげな表情で質問をした。
 「いや。イスピンがそう望むなら出来る限り頑張るさ。だけど、俺は怠け者だから
期待しない方がいいぞ。」
 不安を頭の隅に追いやり、マキシミンはできるだけ明るく返事をした。イスピンは
嬉しそうに微笑むとマキシミンの手を両手で包んで持ち上げ、そのまま少し自分の頭を
下げると手を額につけた。
 「ありがとうございます、マキシミン・リフクネ殿。あなたの英知ある決断と大いなる
優しさに、ボクは心から感謝します。」
 そのまま数秒がすぎ、顔をあげたイスピンと意外そうな表情で見ていたマキシミンは、
視線があった途端に吹き出した。
 「ふふふ……。何その変な顔。」
 「アハハ……。お前こそ、いつもと違って威厳あったぞ。」
 二人は、しばらくそのまま相手の顔を見て楽しそうに笑っていた。

156『der Tod』その9@28:2004/03/14(日) 07:37
 「……うぐっ!」
 しかし、笑っていたマキシミンが急に目を見開いて胸を押さた。そして、背中を丸めて肩で
大きく息を数回した。
 「ど、どうしたの?どこか痛いの?」
 慌ててイスピンは椅子から立ち上がると、苦しそうなマキシミンの背中を撫でた。
 「な……何でも……ない。」
 そう言って上体を起こしたマキシミンの口端から血が流れた。マキシミンは慌てて血を
拭うと、血のついた袖を後ろに隠した。しかし、数滴布団の上に落ちてしまい、白い生地に
点々と赤い模様が広がった。
 「血……?そうよ。これ、血じゃない!」
 血の付いたところを見てイスピンが叫んだ。
 「どういう事?マキシミン。君に何がおきてるの?」
 「……何でもない。」
 「これが何でもないって物?お願いだから説明して。お願い、マキシミン!」
 青ざめながらも詰め寄ったイスピンを見て、マキシミンは大きく溜息をついた。
 「実はな……俺の持っていたあの剣、人の生命力を吸い取って強くなる魔剣だったんだよ。」
 「な……何ですって?」
 魔剣と聞いてイスピンはますます青ざめた。魔法王国として名高いオルランヌの中では、
誰もが魔剣は危険な物として認識していた。
 「もっと正確に言えば、正式な所有者なら倒した敵の生命力を所有者が利用できる。だが、
正式じゃない奴が抜けば、倒した奴と抜いた奴の生命力を吸い取って強化される物だったのさ。」
 「あれはマキシミンの物じゃなかったのよね?それじゃ……まさか……。」
 「ああ。最近ずっと目眩だの激痛だのに悩まされていたよ。でも、一時使いすぎただけだから、
そのツケが今頃になってきてるだけだろ。そのうち回復するさ。」
 「それならいいけど、もしも……それが生命力でなくて生命だったらマキシミンは……。」
 生命力なら魔法でも薬ででも回復するが、生命は何をしても回復する事ができない。最悪の
場合を考え、イスピンは泣きそうな表情で俯いた。そんなイスピンを心配させまいと、
マキシミンはおどけた表情で笑った。
 「考えすぎだって。まあ、今の俺が言っても説得力はないだろうけどな。」
 「どうして今までそんな大事な事を黙っていたの?もっと早く言ってくれれば、その手の
専門家にお願いしたのに……。」
 秘密にされていた事が悲しいのか、少し批難するようにイスピンは睨みつけた。
 「仕方ないだろ。俺だって知ったのはつい最近なんだから。」
 「そんな……。」
 愕然として力が抜けたように椅子に座ったイスピンは顔を覆って項垂れた。
 「あの剣を抜くとマキシミンは別人のようだったから、まさかとは思っていたけど……
こんな残酷な事って嘘でしょ……。」
 「もう終わった事を考えるのは止めろ。過去を後悔するくらいなら、これからの事を
考えた方がマシだ。」
 「でも……。」
 まだ割り切れないイスピンの肩をはげますように叩くとマキシミンは微笑んだ。
 「お前はこれから未来を作るんだろ?少しの後悔で立ち止まって後ろばかりを見ていたら、
いつまでも何も変わらない。お前が笑顔でなければ、誰も笑顔になれないんだ。」
 マキシミンの力強い言葉は、イスピンの心に強く響いた。

157『der Tod』その10@28:2004/03/14(日) 07:40
 (……くそっ。痛みが……止まらない。)
 微笑んでいるマキシミンだったが、先程血を吐いてからずっと身体は痛みに悲鳴をあげていた。
動く度に激痛が走り、本当なら喋ることさえ辛くなっていた。だが、イスピンに心配を
かけたくない一心で、マキシミンは演技を続けていた。
 (頼む……。もってくれ。)
 「そうだよね。回復したらマキシミンも手伝ってくれるんだから、これからの事を
考えなきゃ駄目だよね。」
 マキシミンの必死な心が元気そうに見える演技を支えていた。そのおかげで、イスピンは
不安から抜け出せたようだった。
 「ああ、イスピンは希望を持って前を見ていくんだ。そうすれば、皆が後ろを支えてくれる。」
 そう言っている間もどんどん視界がぼやけてきた。マキシミンは布団の中で手を握りしめた。
 (頼む……。後少しなんだ……皆が幸せになるまで……もう少しなんだ。)
 「うん。じゃあ、マキシミンが元気になったら、弟妹さんと一緒に引っ越す新しい家を
探そうよ。ボクが町の空き家の中から候補をあげておくから。」
 「そう……だな……。」
 明るく話すイスピンとは対照的に、マキシミンの顔はどんどんと青ざめていった。
 「……どうしたの?何だか……顔色が悪いみたいだけど。」
 それに気付いたイスピンが顔を覗き込んできた。
 「あ……、いや。そろそろ部屋が陰ってきたからそのせいだろ。」
 「その割には……ちょっと悪すぎるような気が……。」
 「ったく、少しはパートナーを信じろ。少し酒でも飲んで寝れば、明日は元気になるさ。」
 いつも通りを演じたマキシミンは、枕に深く寄りかかった。
 「イスピン。悪いが、そこにある酒を飲ませてくれ。」
 そう言ってマキシミンは棚の上に置いてある酒瓶を指した。
 「もう。お酒は駄目だよ。」
 「少しくらいいいだろ。俺は飲まないと良く寝られないんだよ。」
 イスピンは呆れたように肩をあげると、グラスに注いで持ってきた。
 「はい。今日はこれだけで我慢して。生命力が回復したら、もう少し飲んでいいから。」
 マキシミンは受け取ると、酒を一気に流し込んだ。
 「ん……。やっぱり酒は美味いな。」
 飲み干したグラスをイスピンに手渡すと、マキシミンは大きく息を吐いてそう言った。
 「ありがとう、イスピン。……俺はお前みたいなパートナーに出会えて幸せだったぜ。」
 「な、何言ってるの。そんな最後みたいな言葉……。」
 イスピンはそう言ってマキシミンの手を取った。
 「幸せになれよ、俺の……お姫様……。」
 目を閉じてそう言ったマキシミンの手から力が抜け、イスピンの手から滑り落ちた。
 「や……、やだ。何ふざけているの?」
 イスピンはマキシミンが意地悪をしていると思って身体を揺すった。
 「ね、ねえ。お願いだから、そんな意地悪しないで。お願い、目を開けて、ねえったら!」
 いくら揺すってもマキシミンは反応をしなかった。イスピンの顔色がみるまに
青くなっていった。
 「マキシミン、目を開けて!ボクの事を手伝ってくれるんじゃなかったの?皆で一緒に家を
探すんじゃなかったの?約束したじゃない!元気になるって言ったじゃない!」
 マキシミンを揺らし続けるイスピンの身体は震えが止まらなかった。そして、イスピンが
どんなに呼んでも、どんなに揺すっても、マキシミンの鼓動は止まっていた。
 「嘘……でしょ?嘘よ……ね?嘘……。」
 イスピンは信じられないのか、信じたくないのか、首を振りながらそう呟きつづけた。
 「い……、いやぁぁぁぁぁぁぁぁ…………!!!」
 イスピンの絶望の叫び声が、暗くなりはじめた部屋の中に響いた。

158『der Tod』その11@28:2004/03/14(日) 07:42
 マキシミンが死んでから一週間後、イスピンはマキシミン弟妹の家を訪れた。
 「初めまして。ボクはイスピン・シャルルといいます。」
 「話は兄から聞いてます。兄が大変お世話になったようですね。」
 イスピンを出迎えて対応してくれたのは、長女のグナーデであった。イスピンがボロボロの
隣の部屋の中を見ると、そこにはまだ十代前半と十才前の子供しかいなかった。
 「マキシミンの本心からの希望なのかは解りませんが、皆さんでオルランヌ公国に
引っ越したいと言っていました。もしよければ、ボクがお手伝いします。」
 「ありがとうございます。兄も……お金ができたならこの国を離れたいと言っていましたので
喜んで行きます。」
 「良かった。これでボクはマキシミンに恩返しができます。」
 イスピンが安心したように言うと、グナーデは首を振った。
 「恩返しをしなければいけないのは私達のほうです。最後に私達に送ってくれたお金は、
あなたから戴いた物だと一緒に送られてきた兄の手紙に書いてありました。」
 「そう……ですか。もう自分の命が短い事をマキシミンは知っていたんですね。」
 生命力だと嘘をついて自分を安心させようとしていたマキシミンを思いだし、イスピンの
目に涙があふれた。
 「直接は書いてありませんでしたが、そういうニュアンスの文はありました。それに……。」
 グナーデはそう言って立ち上がると、戸棚の中にしまってあったケースを取り出してきた。
 「イスピン・シャルルという方が訪ねてきたのなら、これを渡して欲しいと書いてありました。」
 受け取ったイスピンは蓋をあけた。そこには暇な時にマキシミンが弾いていた古ぼけた
バイオリンが入っていた。
 「兄は音楽が好きで、一生懸命に貯めたお金でこれを買ったんです。もしよろしければ、
もらって下さい。もらってくだされば、きっと兄も喜ぶでしょう。」
 「…………。」
 イスピンはバイオリンをジッと見つめた。
 心の中にマキシミンと旅をしていた時の事が鮮明に浮かんできた。楽しかった時も、
辛かった時も、マキシミンの弾くバイオリンの音がそばにあった。
 (マキシミン……。)
 イスピンはバイオリンを手に取ると、弓を張って弦の調律をはじめた。隣にいたマキシミンの
弟妹がその音を聞いて、不思議そうに隣の部屋から覗き込んでいた。
 調律が終わるとイスピンは目を閉じた。
 「ボクが大好きだった君に送ります……。グリュック エァインナーン ヴァルツァー。」
 呟くように言うと、イスピンはゆっくりと弓を動かした。力強く、しかし優しい音が部屋の
中に響いた。その音は思い出の中の音と重なって、マキシミンの優しい笑顔を思いださせた。
 イスピンの目から涙があふれ、頬を伝ってマキシミンのバイオリンの上に次々と落ちた。
マキシミンの弟妹達も、互いに肩を寄せ合って泣いていた。
 イスピンの弾くバイオリンの音色は、大切な者を失った悲しみを乗せて空に響いていた。

das Ende

159恒例の後書き@28:2004/03/14(日) 08:05
読んで下さった皆様、ありがとうございます。
そして……
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい!

今までの作品の中で一番苦しんだ割に、
面白くない、感動もしない、心に響かない文章になりますた。
しかも、マキシミンを格好良く書こうとしていたのに、全然格好良くないでつね。
マキシミンと同じで、苦労の割には報われてない気がしまつ。(´・ω・`)
ハッ!マサカ コレガ マケンノ ノロイカ?

一応>>2ネタはこれで終了でつ。
他の人物は、普通にハッピーED迎えてるので、書く気しません。
どこにも出番の無かったルシアンは……。

これで寝ても覚めてもネタを考えている生活から抜けられる……といいなぁ〜。


最後に、ボクの書いた妄想作品を大海原より広い心で読んで下さった皆様。
本当にありがとうございました。

160名無しさん:2004/03/14(日) 08:55
イスピン「ここにあったボクのパン食べたのだれー!?」

ティチ「私じゃないですよぅ」
ボリス「俺も知らんな」
ルシアン「僕も食べてないよー?」
シベリン「オレも心当たりないな」
ナヤ「私じゃない」
ミラ「あたしも食べてないからねー」

イスピン「うぅ…犯人は誰だぁ〜!!」




  `‐、ヽ.ゝ、_    _,,.. ‐'´  //l , ‐'´, ‐'`‐、\        |
  ヽ、.三 ミニ、_ ___ _,. ‐'´//-─=====-、ヾ       /ヽ
        ,.‐'´ `''‐- 、._ヽ   /.i ∠,. -─;==:- 、ゝ‐;----// ヾ.、
       [ |、!  /' ̄r'bゝ}二. {`´ '´__ (_Y_),. |.r-'‐┬‐l l⌒ | }
        ゙l |`} ..:ヽ--゙‐´リ ̄ヽd、 ''''   ̄ ̄  |l   !ニ! !⌒ //

マキシミン「そういう事なら俺に任せてもらおう、この天才探偵にな」
一同「マキシミン!!」

マキシミン
「まずこの場に居たのは8人
イスピンボリスティチエルルシアンシベリンナヤミラマキシミン
これをローマ字表記に直すと
isupinnborisuthichierurusiannsiberinnnayatoreimiramakisiminn
となる
さらにこれを反転させると
nnimisikamimierotayannnirebisnnaisurureihcihtusirobnnipusi
ここで最初の重複したMそれ以降の文字はノイズなので消去するので
nnimisikam
となる。これを反転させ、ローマ字表記すると"マキシミン"の文字が浮かび上がってくる・・・」



      ,.ィ , - 、._     、
.      ,イ/ l/       ̄ ̄`ヽ!__
     ト/ |' {              `ヽ.            ,ヘ
    N│ ヽ. `                 ヽ         /ヽ /  ∨
   N.ヽ.ヽ、            ,        }    l\/  `′
.  ヽヽ.\         ,.ィイハ       |   _|
   ヾニー __ _ -=_彡ソノ u_\ヽ、   |  \   お腹がすいてたんだよ!!
.      ゙̄r=<‐モミ、ニr;==ェ;ュ<_ゞ-=7´ヽ   >
.       l    ̄リーh ` ー‐‐' l‐''´冫)'./ ∠__  
       ゙iー- イ'__ ヽ、..___ノ   トr‐'    /    
       l   `___,.、     u ./│    /_ 
.        ヽ.  }z‐r--|     /  ト,        |  ,、
           >、`ー-- '  ./  / |ヽ     l/ ヽ   ,ヘ
      _,./| ヽ`ー--‐ _´.. ‐''´   ./  \、       \/ ヽ/
-‐ '''"  ̄ /  :|   ,ゝ=<      /    | `'''‐- 、.._
     /   !./l;';';';';';';\    ./    │   _
      _,> '´|l. ミ:ゝ、;';';_/,´\  ./|._ , --、 | i´!⌒!l  r:,=i   
.     |     |:.l. /';';';';';|=  ヽ/:.| .|l⌒l lニ._ | ゙ー=':| |. L._」 ))
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161名無しさん:2004/03/14(日) 10:01
>>160
好きだ

162名無しさん:2004/03/14(日) 12:39
>>74
何か大きな誤解が生まれているのに誰も突っ込んでないΣ(゜□゜;
公式・原作共にボリスが実は女性なんて話はないはずですよ。
ドット絵ボリスがあまりに萌えなためにボリス女性ネタが流行って(?)いるだけと思いまふ(*゚-゚)

163名無しさん:2004/03/14(日) 15:07
>>28
GJ!( つ∀`)b
マキシ好きな漏れとしては最高でした

164名無しさん:2004/03/14(日) 16:19
TWの原作の小説って、日本語版は出てないんですか?
ゲームで実装されている分のストーリーが短いので、話が気になって…(つД`)
原作が読みたくなってしまいました

165名無しさん:2004/03/14(日) 17:21
TWの原作か…。
確かに読みたい気はするが、
自分の好きなキャラの出番少なかったら凹みそうだ。

166名無しさん:2004/03/14(日) 17:25
とりあえず>>2みたいな内容なんだろうか。

167名無しさん:2004/03/14(日) 18:35
原作は『ルンの子供達−ウィンタラー』と言って
ボリスを主人公としたお話。
プロローグもボリスの幼少期かららしいですね


ルシアンジャナカッタノカ_| ̄|○

16870:2004/03/14(日) 19:04
>>28
御疲れ様でした

あとキバヤ・・・マキシミンも(;´Д`)オツカレサマ
MMRモノ大スキだ


てか更新せなヽ(`Д´)ノウヒャアー

169名無しさん:2004/03/14(日) 19:49
>>167
情報ありがとうございます〜
gooで検索したら1件ヒットしましたが、どうも日本語版はない…のかな?
残念(´・ω・`)
英語なら気合入れれば読める可能性はありますが、韓国語となると_| ̄|○

170暇人Lv1:2004/03/14(日) 20:27
うあ、うあ、うあwめっちゃツボなスレが!(マチェ
ボリスとかシベリンとかナヤとかさらにツボりました(そのほかは?
(シベリン本命っす(何)シベ人気増えること願う)

皆様のSS、最高です〜
さらにTWにはまりそうなヨカーン・・・
これからもちょくちょく顔だしきまする。
原作読みてー(´△`;(韓国語ヨメネー

171SS作者様方お疲れさまです:2004/03/14(日) 20:30
( ゚д゚)・・・

( ゚д゚)イイ・・・

( ゚д゚)マタキマス・・・

|д゚)ノシ

17228:2004/03/15(月) 04:44
よ……良かった。
マキシ好きの方からGJと言われたので安心しますた。

しかし、
今頃になって韓国の公式HPを見ておくべきだったと激しく後悔。on_
チャプター2のあらすじまで出てたんでつね…。(´・ω・`)
今度書く時は参考にできるといいなぁ…。

173名無しさん:2004/03/15(月) 09:56
韓鯖の経験を生かして機械翻訳なら出来るんだけど、
そのTWの小説って、ネット上とかにうpされてるの?

174名無しさん:2004/03/15(月) 10:41
原作持ってるよ。知り合いに借りただけだけど。
そういや随分前にかもたれに翻訳して書き込んでくれた神がいたなあ。

175名無しさん:2004/03/15(月) 12:02
>>174
マジか。
輸入とか出来るもんなのか?

176名無しさん:2004/03/15(月) 12:56
ttp://www.tanomi.com/metoo/naiyou.html?kid=40140
いろんな物の商品化を頼み込むサイト
日本語化キボンなら参加してみては?

177名無しさん:2004/03/15(月) 13:17
>>176
お、いいね。
賛同者いるかな?

178164=169:2004/03/15(月) 13:43
>>176
|ω・)賛同表明してきました。
求ム参加者っ><b

179名無しさん:2004/03/15(月) 14:43
>>160
くぉら!28氏の作品に感動している所になんてモンを!





大好きです

180名無しさん:2004/03/15(月) 21:43
漏前ら、なかなか楽しそうなことしてるじゃないですか。
原作本の話題が上がってるようなので、ドゾー

ttp://fairytale.pe.kr/works/works_japan_01.htm

しかし原作本はやっぱり全部読んでみたいねぇ。

181名無しさん:2004/03/16(火) 10:19
>>180
おぉ、ありがとうございます
見てみました。
幼年期ボリス…ますます原作が読みたく…(;ω;)ウッ…

182名無しさん:2004/03/16(火) 16:35
名探偵マキシミン
"使用済み"猫耳事件


冒険者の宿[海の中へ]。少し遅めの起床。
ルシ「ない!ボリスの猫耳がなくなってる!」


動機1 ボリス萌え(参照:マキシ、シベ)
動機2 ボリスの"使用済み"は高値がつく(参照:マキシ、ミラ)
動機3 パートナーのために(参照:ナヤ、ティチ)



マキシミン「マキシミン・リフクネ、探偵さ」
類稀なる推理力と洞察力で数々の難事件を解決してきた名探偵。
今回、猫耳の窃盗について調査する。
しかし、探偵が疑われるという推理モノの王道の展開もあるかもしれない。
ボリス萌え。シベリン程あからさまではないが、イスピンには気付かれている。
多額の借金を抱えている。イスピンには知られている。


イスピン「マキシミンだって結構怪しいんじゃない?」
マキシミンにも動機があることを知っていて、彼の推理に疑いを持つ。
マキシミンに容疑がかかるシーンでの重要人物。


シベリン「ボリスタン萌え〜」
本命。彼が一番怪しい。


ナヤ「………」
多くは語らずに客観的にみている。
シベリンを慕っていて、ボリスを快く思っていない。
このことからシベリンのために彼女が手を汚した、という線も考えられる。


ミラ「海賊だから疑うのか?そういう偏見はやめてくれ」
アクシピターに出航を制限されて多額の金を要求されている。
金に困っていれば、当然のように疑われてしまう。
"海賊だから怪しい"という視線を向けられてイライラしている。

ティチ「あのぉ、ちょっと気になることがあるんですけどぉ」
天然。推理には役に立たないように思われるが、勘が鋭い。
マキシミンでさえ見落としてしまうことに気付くこともある。
パートナーであるミラを助けるために罪を犯した可能性もあるが、
天然過ぎてその思考を読み取ることは出来ない。

ルシ「どういうこと?」
ボリスのために必死に調査を手伝うが、
頭の回転が速いマキシミンの推理についていけず、
余計な行動で場を混乱させてしまう。
猫耳ボリスに対する執着はシベリン、マキシミン並みに大きい。

ボリス「別にどうでもいいんだけど…」
猫耳なんかどうでもいいと思っていて、
真剣な表情の一同を不思議がっている。
自分の"使用済み"猫耳に高値がつくことは知らない。



シチュエーションは考えたけどトリックとか全然思い付かない。
どうしよう?

183名無しさん:2004/03/16(火) 19:35
( ・∀・)つ【リレー小説案】



マキシミン「推理に於いて重要なのは、洞察力もさる事ながら、
"先入観に囚われない"という事もまた然り…」

つまり『ボリスの使用済みネコミミを手に入れることによって得をする』ではなく
『ネコミミを着けていないボリスに意義を見出す』という動機によっても容疑者を括る事ができる
この場合、犯行の動機が一変してしまうため、推理は振り出しに戻ってしまう。
しかし、可能性を捨てきれない以上、推理の幅を広げなくてはいけないのが、探偵稼業の辛いところだ。

マキシミン(しかしなぜだ…ネコミミ無しのボリスに萌えるとでもいうのか…?)

この場合ボリスに要求されるのは"かわいいおにゃのこ"ではなく、
純粋に"美少年"というファクターになるだろう。
この中の女共に、恋愛に興味がありそうなのはいない。
強いて怪しい人物を挙げるとすればシベリンだが、彼が男色家という話も聞かない。
何しろ状況証拠が不十分だ。

マキシミン「とにかく、全員のアリバイを明確にしておきたい
犯行時刻…つまりボリスが就寝し起床するまでの時間、皆は何をやっていた?」

184前置き@28:2004/03/17(水) 00:43
う……。リレー小説始まってまつ……か?
でも、新作できたんで……うpしまつ。
皆、流れぶった切ってすまぬ。(´・ω・`)

では恒例の言葉。
誤字脱字(略)で。

185『die Hoffnung』その1@28:2004/03/17(水) 00:47
 (ボリス、後はよろしく。そして、どうか無事で……。)
 最後の部屋に通じる通路の奥に走り去るボリスの後ろ姿を見つめながら、ナヤトレイは
そう心の中で言った。
 先程から背中に突き刺さる憎悪の視線は、今すぐにでもナヤトレイを引き裂こうという
感じであった。しかし、それが現実にならないのは、ナヤトレイが気を弛めていない
証拠だった。
 (たとえ私の命がここで終わろうとも、私は自分の任務をまっとうできた。だけど、それは
私の力だけじゃなかった……。)
 ナヤトレイはこんな状況だというのに、数カ月前の事を思いだしていた。


 記憶の戻ったシベリンと別れ、一人きりになってしまったナヤトレイは夜のナルビクを
歩いていた。
 しばらく生活できるだけの金は持っているのだが、パートナーを失った今は<シャドウ&
アッシュ>から仕事をもらう事はできない。このままでは、自分の使命を遂行する事も
難しかった。
 (シベリンと一緒に旅をしていた時、審判者を探したのに……このダウザーは何の反応も
示さなかった。)
 懐にしまってあったダウザーと呼ばれるペンダントを取り出すと、ナヤトレイはそれを空に
浮かぶ青と赤の月に翳した。ペンダントは光を反射し、周辺に模様を描いた。
 (審判者を見つけられない私は……守護者失格なのだろうか……。)
 そう思って溜息をついた時だった。ペンダントが急に輝き、ナヤトレイは眩しさに目を閉じた。
 (この輝きは今まで見た事が無い。まさか……神の武具か審判者が近くに?)
 ナヤトレイは目を開けて周囲を見回したが、人は誰もいなかった。そこで、ナヤトレイが
向く方向を変えながらペンダントの光を見ると、その光は方向によって明滅の加減が違った。
 (間違いない。この方向にあるわ。)
 ナヤトレイはペンダントの明滅を見ながら走り出した。
 今まで見つけられもしなかった物を見つけた嬉しさが、ナヤトレイの足の運びを軽やかに
していた。道がなければ壁の上から屋根にのぼり、最短距離を光に導かれるように走った。
 (この辺りだとは思うけど……。)
 道の上に戻ったナヤトレイは、キョロキョロと周囲を見ながら角にさしかかった。
 「!」
 「何っ?!」
 その時、角を曲がってきた人とぶつかりそうになり、避けようとしたナヤトレイはバランスを
崩してよろめいた。
 「危ない!」
 ナヤトレイよりも大柄な人物はそう叫んで、ナヤトレイの腕を掴んでくれた。その為に、
ナヤトレイは転ばずにすんだ。
 「あ……ありがとう。」
 礼を言ったナヤトレイは相手の顔を見て驚いた。それは相手も同じだったらしく、驚いた
表情で固まっていた。
 「あなたは、<アクシピター>のボリス・ジンネマン!」
 「確か<シャドウ&アッシュ>のレイとかいったな。」
 同時に相手の名を言うと二人は離れた。ナヤトレイは腰に下げた短剣の柄に手をかけたので、
ボリスも警戒の為に剣に手をかけた。

186『die Hoffnung』その2@28:2004/03/17(水) 00:49
 緊張の糸が二人の間に張りつめた。
 そしてその糸が切れようとした瞬間、ナヤトレイのペンダントが眩しく輝いて、その光が
ボリスの持っていた剣に向かって伸びた。
 「!」
 ナヤトレイは驚愕の表情でボリスとその剣を見つめた。逆に、ボリスの方は何事なのか
解らずに呆然としていた。
 「それはどこで手に入れた?」
 不意にナヤトレイが質問してきた。
 「何?」
 「その剣をどこで手に入れたの?」
 二度目のナヤトレイの質問に、やっとボリスは意味を理解したようだった。
 「これは俺の祖父が手に入れ、俺の兄さんが愛用していた剣だ。前に見た事はなかったか?」
 (そう言われれば……前に見た時に傍らにあったバスターソード。でも、あの時はダウザーが
反応しなかった。何故……?まさか……。)
 今は激しく反応しているペンダントを見ながら、ナヤトレイは前に会った時の事を
思いだして考えていた。
 「この剣がどうかしたのか?」
 「その剣に特別な力はあるの?そして、名前があるなら教えて。」
 ボリスの質問には答えず逆に質問したナヤトレイを見て、ボリスは何かあると勘付いた。
 「それを聞いてどうする?」
 目の前に黙って差し出されたペンダントを見たボリスは、そこに煌めく不思議な光に目を
奪われた。それは、暖かく優しい陽射しを思わせるように輝いていた。
 「このダウザーが反応する物は、私に危険をもたらす者か、私の運命に関係する物。それを
確かめたいだけ。」
 ナヤトレイは嘘を混ぜたのは、ペンダントが反応する剣の名前を知りたかった為だった。
そうでもしないと、ボリスは何も言わずに去ってしまうような男だった。
 「……この剣は魔剣だ。名前は……<ウィンタラー>。」
 「!!」
 族長の話で何度も聞いた名前と同じなのでナヤトレイは驚いた。
 苗族の間に伝わる伝承の一つは、冬の名の魔剣を持ちて世界を救った英雄の話であった。
 しばらくボリスと魔剣を見つめていたナヤトレイは、ボリスの前で地面に膝をつくと
平伏すように頭を下げた。
 「神の武具を持ち、神に選ばれし審判者。私の名は、ナヤトレイ。私の運命と苗族の
使命により、守護者として私の命を滅びの時まで捧げます。」
 ナヤトレイはボリスに自分の名前を告げた。それは、守護者として真の主を見つけた事を
意味していた。

187『die Hoffnung』その3@28:2004/03/17(水) 00:52
 目の前で頭を下げて名を告げたナヤトレイを見て、ボリスは頭が混乱していた。
 「一体どういう事だ?俺が選ばれた審判者とは?」
 「ウィンタラーは神が作った武具の一つ。そして、それを持って力を振るえるあなたは、
神に選ばれた審判者。」
 顔を上げたナヤトレイの言葉にボリスは驚いた。
 「この呪われた魔剣があの有名な神の武具の一つだと?」
 神の武具とは、意思を持って自らの主を選び、強大な力を振るう物の名称だった。だが、
ボリスはこの魔剣のせいで、色々な厄介事に巻き込まれたりしていた。
 「そう。苗族がどのような部族であるか解るのなら私の言葉が真実。」
 遠い過去に読んだ本に苗族の事が書かれていたが、まだ幼かったボリスには完全に理解することは
できなかった。しかし、苗族の守護者が審判者と呼ぶ者は、神の武具を用いて運命を変える
者だと書かれていた。
 「……駄目だ。俺に近づく者は死を迎える。俺はもう誰もこの魔剣の呪いに捕らえさせたく
ない。」
 ボリスは過去の事を思いだして首を振った。
 死を運ぶ少年と言われて周囲から拒絶された過去が、今でもボリスの胸を捕らえて放さなかった。
 「私は守護者として審判者を守る運命にある。それで死ぬのなら、私の運命がそうだっただけ。」
 それが自分よりも年下の少女の言葉だということは、ボリスにとってとても衝撃的だった。
 (死さえ運命として受け入れているナヤトレイは、やはり苗族の者なんだな。)
 ナヤトレイの銀の髪に紫の瞳は苗族の証であり、その思考もやはり苗族特有の物だった。
ボリスは、自分の運命を素直に受けとめて生きるナヤトレイが羨ましく思えた。
 「立ってくれ、ナヤトレイ。俺が君も含めた運命を左右する審判者なのは解った。だが、
君がそう畏まる事は無い。」
 そう言ってボリスはナヤトレイを立たせようと手を差し出した。しかし、ナヤトレイは
その手を取ろうとはしなかった。
 「では、私を守護者として認めて、同行するのを許してくれる?」
 そのナヤトレイの質問に、ボリスの動きが止まった。
 「君は、シベリンというパートナーがいたのではないのか?」
 その質問にナヤトレイは少しだけ寂しげな表情になると、ボリスから視線を外した。
 「シベリンは……記憶を取り戻して自分の運命に帰った。今でも私の命を助けてくれた
主ではあるけど、私の本当の主は審判者であるあなただから。」
 「そう……か。」
 ボリスも膝を地面につけてしゃがむと、ナヤトレイの手を持って一緒に立ち上がらせた。
 「よろしく、ナヤトレイ。君を呼ぶ時は、シベリンと同じくレイでいいか?」
 認めてくれたのが嬉しいのか、ナヤトレイは笑顔になった。その笑顔を見てボリスは、
自分もできるだけナヤトレイを守ろうと心の中で誓った。
 「シベリンは私をナヤと呼んでいた。レイの方は、私の名前を知らない者がいる時の名前に
なっている。」
 「では、シベリンに倣ってナヤにしよう。さあ、行こうか、ナヤ。」
 ナヤトレイは頷くと、先に歩き出したボリスの後をついていった。

188『die Hoffnung』その4@28:2004/03/17(水) 00:56
 それからナヤトレイはボリスの影であるように行動をした。
 ボリスが<アクシピター>で任務を受けた時は、先回りをして情報を手に入れたり、戦闘中は
直接的、間接的に敵を攻撃したりもした。シベリンの時のように、ボリスの後ろについて
歩く事も多かった。
 しかし、ボリスが一人でいないかぎり、ナヤトレイは絶対に姿を現そうとはしなかった。
 「すまない、ナヤ。本来なら、君も火の近くにいて暖かい思いをしなければ
いけないはずなのに……。」
 ボリスがルシアンとギルドの任務をしていた冷えきった冬の日でも、やはりナヤトレイは
姿を見せようとはしなかった。ボリスはルシアンが寝たのを確認してから、そっとナヤトレイの
いる場所まで行ってそう謝った。
 ナヤトレイはボリス達が野宿している場所から一番近い木の陰に膝を抱えて座っていた。
 「ううん。私は慣れているから平気。」
 そうナヤトレイは言っているが、その身体は寒さに震えて、唇の色は瞳と同じような紫色を
していた。ボリスが手を取ると、それは氷のように冷たく、満足に指さえ動かせそうもない程
固まっていた。
 ナヤトレイはどうしても身軽でいる為に、旅の装備として必要ではあるが持ち運びに困る
毛布など持ち歩くことはできなかった。だから、寒い日でも身体を丸めてジッと耐えるしか
なかった。
 「来い。姿を見せたくないのは解るが、ルシアンが寝ている間なら問題ないだろう?」
 「……うん。」
 ボリスに抱えられるようにして火のそばに座ったナヤトレイの顔色は、時間が経つにつれ
良くなっていった。温かい飲み物や食べ物も、ナヤトレイの体力を回復させるのに役立った。
 「……ナヤ。」
 しばらくしてから、ボリスは右隣に座っているナヤトレイを呼んだ。
 「この魔剣は……本当に神の武具なのか?」
 ナヤトレイは苗族の中の伝承を思いだしながら頷いた。
 「うん。<ウィンタラー>は別名<冬を運ぶもの>と呼ばれ、それと敵対した者に暗く冷たき
死を与えるの。それが、<ウィンタラー>の名前の由来にもなってる。」
 「暗く……冷たい死……か。」
 ボリスは自分のまわりに死が多かった事を思いだして寂しげにそう呟いた。
 「神の武具は意思を持っていて、自ら主を選ぶ。もし、主でない者がその力を振るえば、
力に耐えきれず呪いを受けて滅びるわ。」
 「俺は、大切な人達をたくさん死なせてきた。それは、この魔剣の呪いではないのか?」
 ナヤトレイはボリスの表情をジッと見つめた。その表情は、すべて自分が原因なのだと
いうように見えた。
 「……それは、運命だと言った方がいい?それとも、ボリスが魔剣を制御する力が、まだ
無かったからだと言った方がいい?」
 「…………。」
 「初めてボリスに出会った時、ダウザーは何の反応も示さなかった。それは、剣の力が
封印されていたのもあるけど、ボリスがまだその力を制御できるまで成長していなかったのも
あるわ。成長して神の武具に正式な主として認められたからこそ、ダウザーが反応して私は
審判者であるボリスを見つけられた。」
 ナヤトレイの言葉に、ボリスは深い溜息をついた。力不足だとは前から感じていたが、
それが剣の扱いではなく、力の制御の方だとは思っていなかった。

189『die Hoffnung』その5@28:2004/03/17(水) 00:58
 「……ボリス。その<ウィンタラー>には<冬を運ぶもの>以外にも呼び名があるの。」
 後悔の表情を浮かべるボリスを見ながら、ナヤトレイはそう言葉を続けた。
 「それは?」
 「冬を運ぶ、とは二つの意味が隠されているの。」
 そう言ってナヤトレイは冷えきって澄んだ空を見上げた。星が燦然と煌めく空に、息が白く
広がっていった。
 「冷たく、暗く、絶望に覆われた冬もいつかは去っていく。そして、暖かく、明るく、
希望をもたらす春がくるわ。冬を運ぶ……とは、冷たき冬をもたらすという意味と、冷たき冬を
連れ去るという意味があるの。だから、私達苗族は希望を込めてこう呼んだわ。」
 ナヤトレイはボリスの方に向き直ると、ボリスのブルーグレーの瞳を見つめた。
 「<春を呼ぶもの>って……。」
 「春……。」
 ボリスは幼い時の事を思いだしていた。
 冷たい雪に覆われた白一色の大地が、春になって色とりどりの花で覆われと、兄と一緒に
色々な所に行って遊んでいた。誇りに思っている兄との幸福な思い出が、春の希望をいっそう
強くさせていた。
 「力を制御できるようになったボリスなら、もう誰も呪いを受ける事はないわ。自分の力を
信じなさい。」
 ナヤトレイの優しく力強い言葉が、ボリスの後悔の日々の辛さを慰めてくれた気がした。
 「ありがとう……ナヤトレイ。」
 自分の力不足であった罪が消え去ったわけではないが、ボリスは少しだけ自分を許せる事が
できた。
 「んー……。」
 その時、ボリスの左側で寝ていたルシアンが寝言と共に寝返りをうった。
 それに驚いたナヤトレイは慌てて木の陰に隠れようとしたが、その前にボリスがナヤトレイを
自分の胸に抱き寄せると、マントと毛布をかぶせてナヤトレイを隠した。
 「ん……。ボリス、まだ起きていたの?」
 寝ぼけているのか、焦点の合わない目でボリスを見たルシアンは、そう言って大あくびをした。
 「ああ。火が消えないように番をしていただけだ。起こしてしまったか?」
 ボリスはナヤトレイが動かないように抱きしめる腕に力を入れていた。一方、ナヤトレイもボリスの胸に顔をつけると手を自分を抱きしめるボリスの腕に置き、息を殺してジッと二人のやりとりを聞いていた。
 「ううん、違うよ。ちょっと目が覚めただけだから。」
 まだ眠いのか、ルシアンは半分目を閉じながら答えた。
 「まだ日が昇るまで時間がある。もう少し寝ていた方がいい。」
 「じゃあ、そうさせてもらうね。おやすみ、ボリス。」
 「……もう平気なようだな。大丈夫だったか?ナヤ。」
 ルシアンからすぐに規則的な寝息が聞こえ、ボリスは安心してナヤトレイに声をかけた。
ナヤトレイは毛布の中から顔を出すと、安心したように大きく息を吐いた。
 「……本当に驚いた。起きる気配に気付かなかったなんて……。」
 「そうだな。話に夢中になってしまっていたから……。」
 二人はそう言いながら相手の顔を見た。
 「……!」
 ふとその距離が近いことに二人が気付いた瞬間、まだ相手を抱きしめている事を
意識してしまった二人の顔が同時に赤くなった。慌ててボリスはナヤトレイを抱く腕の力を
弛め、ナヤトレイはボリスの腕の中から抜けると少し離れた場所に座った。
 「す、すまない。咄嗟に隠そうとして抱きしめてしまった。」
 「……ううん。ありがとう、ボリス。じゃあ、私は元の場所に戻る。」
 そう言うとナヤトレイは先程までいた木の裏に走っていった。
 (やはり……少女なのだな。)
 ボリスは手に残った感触を思いだしてそう思った。いくら腕がたつとはいえ、抱きしめた
その身体は小さく華奢だった。そんなナヤトレイの温もりは、暖かな春の陽射しのような
気がした。

190『die Hoffnung』その6@28:2004/03/17(水) 01:03
 二人が再会してから数カ月たったある日、全ての元凶である世界を破壊しようとしている
存在を知った。
 そして今、それを滅ぼす為に二人はその居城の中を駆け抜けていた。
 「ナヤ。大丈夫か?」
 敵の攻撃も激しく、ボリスと違って防具を着けないナヤトレイはかなりのダメージを受けていた。
 「私は大丈夫。それよりも、この先の部屋を抜ければ祭壇の間までもう少しだから気をつけて。」
 襲いかかってきた魔物を一撃で切り伏せながらナヤトレイは答えると、背後に追ってきた
魔物に雷の魔法を打ち込んだ。
 そのまま魔物を片付けながら一気に駆け抜けた二人は次の部屋についた。
 「ここが……大広間……。」
 部屋の中に入った二人は、あまりの大きさに唖然とした。
 その広さは縦が百M、横が三十Mもあり、大広間と呼ぶに相応しかった。黒い大理石で
覆われた部屋の脇には気味の悪い彫像が並び、その奥に続く通路からは邪悪な気が流れていた。
 「この部屋も一気に駆け抜けて、さっさと決着をつけよう。」
 ボリスの言葉に頷いたナヤトレイは、ボリスの後について走り出した。しかし、その表情は
何かを感じっているようだった。
 突然、ナヤトレイは通路に入る直前で立ち止まった。それに気付いたボリスも立ち止まると
振り返った。
 「どうした?」
 「ボリスは先に行って。」
 「何を……?」
 ボリスが訳を尋ねた時だった。広間の脇に置いてあった彫像の陰から、数えきれない程の
魔物が飛び出してきた。ナヤトレイは、ペンダントが警告してくれたので気付いていたのだった。
 「私はここで魔物を食い止める。ボリスは、この先の者をお願い。」
 そう言ったナヤトレイは、ボリスに背中を向けた。
 「駄目だ!ナヤでもこの数を相手にするのは無茶すぎる。」
 そう言ってナヤトレイの腕を掴んだボリスに、ナヤトレイはその手に自分の手を重ねると
優しく微笑んだ。
 「大丈夫。私はボリスの守護者として生きなければならないわ。それに最後の苗族として、
この戦いの最後を見届ける役目もある。だから、心配しないで。」
 ボリスに向き直ったナヤトレイの紫の瞳には絶望ではなく、自分の運命に生きる決意だけが
あった。
 「……解った。早く終わらせて戻ってくる。だから、それまで生きていてくれ。」
 ボリスはナヤトレイを抱きしめてそう言うと、奥にある祭壇の間に向かって走り出した。


 (……私を導いてくれた皆がいた。)
 過去を振り返り終わったナヤトレイは、ゆっくりと魔物の方に向き直った。そして、腰に
下げたポーチから残っていたクナイを取り出して構えると、反対の手には短剣を持った。
 その短剣に、銀の髪と紫の瞳が映った。銀の髪は空に光る星、紫の瞳は二つの月だと族長に
教えられた事があった。
 (私達苗族は、世界に希望をもたらす樹の苗を見つけて育てる一族だった。そして、
ボリスという苗は一人で育つ力を持った。ボリス……、あなたにも春が訪れますように。)
 ナヤトレイは心の中でそう祈ると、クナイを投げ付けた。クナイが刺さった敵が倒れ、
それが合図となって一斉にナヤトレイに襲ってきた。ナヤトレイはもう片方にも短剣を持つと
かまえた。
 「誰もここから先に通さないわ。たとえ、私の命が尽きようとも!!」
 ナヤトレイの言葉は、魔物の怒声にかき消された。
 そして、最後の戦いが始まった。


das Ende

191恒例の後書き@28:2004/03/17(水) 01:26
読んで下さった皆様、ありがとうございます。

今回は、原作がボリス主人公で題名が<ウィンタラー>という事と、
壁紙にしているナヤSSの
「私は守護者としての任務をまっとうするだけ。」の言葉で思いつきますた。

ボリスのウィンタラー以外にも、
ティチエルがお父さんから渡された物や、シベリンの古びたガントレット、
マキシミンが盗んだ剣が神の武具だと予想しているのでつが、
全員出すと何がなんだかになってしまうので、今回はボリスだけでつ。

一応、TW韓国公式HPも見て参考にしますた。
なにげなく設定を見ていると……ナヤの髪と瞳の色は本当に苗族の証だったんでつね。
…マジで知らんかったでつ。on_

かなり公式の設定を参考にしましたが、色々と妄想と嘘入ってますので
原作見て怒らんでください。(´・ω・`)オナガイシマツ。

192名無しさん:2004/03/17(水) 21:05
28様、お疲れ様でした!
ボリスとナヤというあまり思いつかなかった2人のお話で、
最初は少し戸惑いましたが、
無理のない納得のいく展開で、とても楽しく読ませていただきました。
私はナヤにはあまりいい印象を持っていなかったのですが、
28様の小説を読ませていただいて、ナヤのことが少し好きになりました^^

19328:2004/03/18(木) 07:52
>>192さん、ありがとうございます。
自分の作品でナヤトレイを
少しでも好きになってくださったのはとても嬉しいでつ。
2chなどでナヤが叩かれてると
ナヤ萌えの自分としては悲しいので、
それを少しでも払拭できるのなら書いた甲斐がある気がしまつ。



んー…。
何かここまで短期間&連続で作品うpしてると、このスレ私物化してる気が…。
自分でHP作って、そこでやるべきかなぁ…。(´・ω・`)

194名無しさん:2004/03/18(木) 12:56
>>193
28氏の小説は皆の財産なので無問題(`・ω・´)

新スレでも立てますか?
「妄想小説を楽しむスレ」…とか。

195名無しさん:2004/03/18(木) 17:25
正直 タイトルが気取っててムカつく

196194:2004/03/18(木) 18:17
>>195
じゃぁ「TW小説を書いてみるスレ」…とか

197名無しさん:2004/03/18(木) 20:47
>>196
>>28の小説の事だと思われ

19828:2004/03/19(金) 00:23
ふーむ…。今までのタイトルって、
勉強を兼ねて自分が解りやすいようにつけてる物なのでつが、
そんなに気取ってるように見られるんでつかね。

なにせ、『TWSS3・その1』とかだと把握し辛くて、
『幸福・その1』だと直接的かつ
人の考え方の違いでタイトルが合わない可能性が…。
あと、今までと小説と同じ考えでいるので、癖ってのもありまつ。
…自分、タイトル考えるの苦手なんでつよ。(´・ω・`) 何年もタイトルが『○○(仮)』のがあるくらい…。

まあ、手元にあるのが解ればいいのと、
自分の我侭なのは確かなので、次の時は考えまつ。

199名無しさん:2004/03/19(金) 02:13
そろそろ専用スレ立てた方がいいのでは?
今後>>133>>195みたいなのが増える予感

気に食わないなら読むなって言っても無駄だし
(そう言って聞く奴ならそもそもそんなレスしない)
荒廃して書き込み辛い空気になる前に・・・

200名無しさん:2004/03/19(金) 02:21
カップリング系SS用のスレって感じで独立させてはどうでしょう?
(そーいうのを極端に嫌う人種が居るので)
こちらは真面目なシナリオ考察やネタ系、一発物などをどうぞって事で

201名無しさん:2004/03/19(金) 02:32
1はたぶん妄想小説のためにスレを立てた訳じゃないと思うぞ・・・。
シナリオについて、だからな。
っつーかどこからこの流れが始まったんだか。
本スレにこのスレへの誘導が貼られたときの流れは
こういうのではなかったから
読みたくない、キモイと思う人もいるだろうな。

202名無しさん:2004/03/19(金) 02:43
春だけだと思いますがね・・・

20328:2004/03/19(金) 03:48
SSを書いてきた自分の考え…。

確かにスレできた当初は違かった気がするが、
今出ている設定だけだと、半分以上妄想にしかならないんだよ。
これが全チャプターの半分以上出ているか、原作が読めるかしないと、
妄想になってしまうのは仕方ない…と自分は思う。


言い訳になるかもしれないが、
自分は>>2がネタだと解らなかったから、自分にできる方法で三作品はやった。
ただそれがSSという方法だっただけ。
もちろん自分は、カップリングSSを書こうとさえ思ってなかったよ。
全部の作品がそう思って書いたものではないからな。
ただ、読んだ人によってそう取られる可能性のある事を忘れていたのは、
自分の考えの甘さだったかもしれない。

まあ、今は原作を手に入れようとするならできるだろうし、
読もうと思えば苦労はするが読める。
そうなってきた今だからこそ、同人作品としてしかならない自分のSSは、
その存在の仕方を真面目に考えなきゃいけないのかもしれないな。

20428:2004/03/19(金) 04:05
何か中段意味不明な事書いてるな。

「ネタだと解らなかったから、」の後に
「自分はこういう流れじゃないのか?と考えたので」を入れてくれ。

20518:2004/03/19(金) 05:41
久々に覗いてみたら、荒れてるなぁー。
28氏はそのままでいーんじゃないかな?
はっきり言って28氏みたいな人がいないと、
とっくに寂れてるスレだと思う。
>>14以降のメインストリームなんて火を見るより明らかな訳だし。

どーしてもシナリオについて考察したいという人がいるならば
まずその"考察レス"を持ってこないと…ね。


遅れ馳せながら28氏、読ませてもらいました。
相変わらず速筆ですね〜羨ましいです。
ナヤとのお話とか マキシの最期とか
もうニヤけたり涙ぐんだりで大忙しですよ
ナヤカワイイ(*´∀`)


実は俺も後日談書いてたんですが
18禁になったうえに、完成間近で170kbものデータを
保存忘れて終了というアホをやらかしたため、
モチベーションが激しく低下し、モウダメプフォー(´・ω;:..;:: :...

というわけで、これを最後に名無しにもどります。
後は任せました。頑張ってくれろ。 でぁー(´ー`)ノシ

20628:2004/03/19(金) 08:02
おお。お久でつ、18さん。

ひゃ…170kb?!
何で書いていたかは解りませんが、
自分の最高が124kbだから、けっこうなページ数いきそうでつな。
それを保存し忘れって…むっちゃもったいなー。

もし、良かったらちょい前のリレー小説ネタで参加してくだはい。
とても面白そうなんでつが、さすがに自分はその系統のネタが思い付かんでつ。on_

207名無しさん:2004/03/19(金) 13:52
リレーですか…色々考えてみます。
トリックとか苦手ですがね

因みに自分はメモ帳で書いてました。ケツまで書き終わってたら
純正tx約9万字、原稿用紙225枚分
このスレの60レス程消費する予定でした('A`)

別スレが立っちゃったけど…皆移住するんかな?

208名無しさん:2004/03/19(金) 19:25
URLキボンヌ

209名無しさん:2004/03/19(金) 20:05
>>208
板見ればいいのに。

210名無しさん:2004/03/19(金) 22:42
最初は(マキシとシベがボリスに対してヤバイ)シナリオの考察を行うスレだった

21128:2004/03/20(土) 00:38
元18さん。
60レス分でつか…。
約9万文字ってどれくらいの量かなと興味。
……ふむ……うーむ……うわぁ、ほんとにもったいなー。
過去、自分が半年以上かかって書いた量でつよ……。on_



・自分の作品読んで下さった皆様にお知らせ。
別スレたった事だし、自分は次作品から移動しまつ。
本来なら、自分で専用HP作るなり、
知り合いの所を間借するなりすれば問題なかったんでつけど、
たかが一作品書くのに、資料集め+SS書きで丸一日消費。
その間、一日二時間程度しか寝れないので、HP作成なんて無〜理〜ぽ〜…。on_

212名無しさん:2004/03/20(土) 01:00
>>28
そんなに頑張らなくてもいいと思うぞ。うん。

213名無しさん:2004/03/20(土) 02:20
同意
こういうのは思いついた時、気が向いた時に筆を執るというのが
良作を生み出す事に繋がる。
切迫された状況では図らずとも妥協が生まれる。
後で作品に後悔を生まないように、常に心にゆとりを持たせておく事が大事だ。


















と、萬月先生が言っていた。

21428:2004/03/20(土) 02:57
ありがとうございまつ。
世間の温かさが身にしみまつ。

自分は倒れそうな程無理して頑張ってるつもりはないんでつ。
ただ、終わらないと気になるのか目覚めてしまい、
書いていると頭の中では話ができてるのに単語や文章が思い付かず悩む。
結局、寝てる以外の時に延々と考えてしまってる自分が原因でつ…。on_
……駄目ぽ…。(´・ω・`)

21570:2004/03/22(月) 05:09
おや、少しこないうちに2分化されたようですね
すると少し弄らないとなぁ・・・
これから少し忙しくなるので若干遅れるでしょうが

保管庫なんてそんなもんだろとでも思って
生暖かく見守ってくだされ

ノシ

21628:2004/03/22(月) 08:21
すみません、70さん。
お手数おかけしまつ。

217錐柄@http://talesweave.fc2web.com/:2004/03/22(月) 19:15
えーっと、宣伝失敬しまつ。
このスレでも出てた原作の話ですが「たのみこむ」で日本語版頼み込んでるのがありますのでその応援サイトをたてました。
ちなみにたのみこむの方は↓。無料の登録が必要ですがぜひ。
ttp://www.tanomi.com/metoo/naiyou.html?kid=40140

まだたのみこむで無料登録がどうとか、説明がテキトーだったりとかヤッヴァイ感じでつが皆でTW盛り上げてこーみたいな感じで。
http://talesweave.fc2web.com/
スレ違いだったらごめんなさい。乱文失礼しました。

218名無しさん:2004/03/25(木) 22:07
韓国ではチャプター4までシナリオが判明してるようだけど
今後全員が顔をあわせたりとかするのが楽しみ
ちなみに贔屓目なのかもしれないけどシベリンは他キャラとの因縁とか
絡みが多そうでなかなか面白そう。
ナヤはもちろん、イスピンやボリスとも色々ありそうだし面白そうだ。
ネクソンがいつそこまで実装してくれるかが一番の不安(´ρ`)

219名無しさん:2004/03/25(木) 22:10
文章の書き方がおかしかった。
ナヤとはもちろんのこと、イスやボリとの話もシベ編では楽しめそう、と。
上の書き込みだとナヤがイスボリとなんかあるみたいに取れるな、スマソ

220名無しさん:2004/03/28(日) 11:10
おいおい…スレタイを見て本編のストーリーの考察を期待してやってきたのに
なんなんだこの妄想大爆発なスレは?

















どうかワタシも混ぜさせていただけないでしょうか?


アホな事書いた後にこんな事言うのも何だけど、激しく>>199氏に賛同ですよ。
こんなスレタイじゃ>>133>>195のようなのが出るのは仕方がないと思う…
>>201の言うことももっともだと思うし。
本格的に荒れだす前に何か対策とりません?

コノサキ、ナニガアッテモ コノスレダケハ ボクラデ カナラズ マモッテミセヨウジャナイカ

221名無しさん:2004/03/28(日) 11:17
>>220
ストーリーの考察ならこっち。
SSとかならあっち。

|ω・`)まぁ、境界も難しいけどね。。。

22228:2004/03/28(日) 12:05
>>220
つーか、もう分けられてるよ。
SS作る・読むスレできてから投下してる人は誰もいないだろ。


>>220さんにだけ言うわけじゃないが、このスレに来てスレタイと違うという人に一言。

まあ、このスレできた頃から
調子こいて妄想SS作品投下しまくった自分が言える立場じゃないが…。
妄想と言われようと、>>2ネタの考察を解りやすいように書いたってのが最初だった。
ただ、それの出来を褒められて自分は調子にのっただけで。

頼むから、
これ以上終わった過去の話題を穿り返して繰り返さないでほしいんだけどな…。

223220:2004/03/28(日) 13:18
よく確認もしない俺が悪かった _l ̄l○lll ウツダ…
ストーリーの考察、か。せっかくだし今度やってみるかな…

>>28
…いくらなんでも2時間睡眠はオススメできません。
若いうちのツケは年を取ってから回ってくるモノデスヨ。
と、仕事柄お節介になり始めてる自分…シカモ スレ シンコウト ナンノカンケイモナイシ…

224名無しさん:2004/03/29(月) 00:21
チャプター2が来ますな

225名無しさん:2004/03/29(月) 11:12
来ますね

226名無しさん:2004/03/29(月) 20:13
来ましたね

227名無しさん:2004/04/01(木) 15:03
しょーも無い事聞きますが


冬の剣ウィンタラー(ボリスの剣)がありますが
春の剣スプリンガー
夏の剣サマラー
秋の剣オータマーは存在するのですか?

228名無しさん:2004/04/01(木) 15:51
現状では一切不明ですがオータマーバクワライ
マキシが盗んだ剣が思いつくけど、あの剣はウィンタラーに並ぶものなのか苗族の神具にあたるものなのか…
ウィンタラー=苗族神具=マキシの剣? という線も考えてみる。
ちなみにマキシの剣は〝ミストラルブレード〟と仮の呼称が付けられています。

229名無しさん:2004/04/01(木) 21:10
原作じゃシベリンとイスピンがくっつくて聞いたけど本当?

230名無しさん:2004/04/01(木) 21:16
ウィンタラーは今ボリスが保管してんじゃなかったっけ?
誰かに盗られたんだっけか?

231名無しさん:2004/04/01(木) 22:58
>>230
いや、バリバリ使ってるかと・・・・・・。

232名無しさん:2004/04/02(金) 01:32
ウィンタラーは封印がしてあって
普通のバスタードソードとして使ってると
公式のボリスのことに書いてあった気がするが…

233228:2004/04/02(金) 01:43
あー、書き方悪かったかも
苗族の神具とウィンタラーの関係はただの予想
苗族の神具は一つではなくて複数あるかもしれない、という予想に基づいて
マキシの盗んだ剣も加えてみました、ということで。

ウィンタラーはボリスの立ちアニメでこそこそ懐から出してるアレってそうなの?
普通の剣のように封印してあっても使わずに持ち歩いてそうだな。

234名無しさん:2004/04/02(金) 01:54
あれは普通に懐中時計だろ・・・。

235名無しさん:2004/04/02(金) 09:47
なんとなく思いついたので書いてみる。

とある情報だと、シベはイスの兄に似ているということ、
黒衣の剣士がボリスに似ているというからこう考えてみた。
もしかして「イス兄」=「シベ」、「黒衣の剣士」=「ボリ兄」なのでは?
シベの記憶曖昧そうだし、シベのOPみたとき、
イス兄の技(旋風裂斬)使って反撃しようとしてたし
シベもイス兄も魔法使えないっぽいし・・・。
あくまで予想なんだけどね。

ていうか旋風裂斬使えるなら使ってくれシベリン(´;ω;`)

236名無しさん:2004/04/02(金) 13:15
>>235
「黒衣の剣士」=「ボリ兄」

あ り え な い。
性格からして違うだろうな。
今のところ1番可能性があるのはシベOPに出てくる
護衛騎士だろう。なんせ顔がボリとそっくり。

237名無しさん:2004/04/02(金) 14:52
シベもボリも使ってないけど、イス兄の護衛をしていたのがジンネマン家だったんじゃなかった?
それで7年前にイス兄ベルナールとボリ兄イェーフネンが死亡(失踪)したと記憶してる。
ボリも黒衣の剣士について情報集めてるわけだし。

238名無しさん:2004/04/02(金) 15:35
イスピンのストーリーを見てるとイス兄=シベはかなり確率高そう

239名無しさん:2004/04/02(金) 17:32
でもシベのプロローグにでてきた貴族と剣士がイスとボリの兄だとすれば
あそこに出てきたシベリンはイス兄とは別人という事に。
過ぎてしまったイベントとか見返せないのがこのゲームのつらい所だけど
いつのまにかシベの記憶、5年前からないことになってるけど
最初は7年前とか言ってなかったっけ…?
ちょっと捨てキャラつくってプロローグ見直してこよう。

240238:2004/04/02(金) 19:22
シベシナリオ見てきた。
別人みたいですな。早とちりすまそ。

241235:2004/04/02(金) 19:25
シベのOP自体がすでに曖昧な記憶なのではと言ってみる。

認めたくない事実を隠すための記憶を捏造しちゃったとか。
仮にボリ兄が黒衣の剣士だったとして、
信頼していたボリ兄が裏切ったとは思いたくない、だから記憶を改竄する。
OPでボリ兄とシベが戦う場面があるのは「黒衣の剣士」対「イス兄」を
「ボリ兄」対「シベ」にすることで自分を納得させるとか・・・。

・・・意味が分からないですね_| ̄|○<ゴメンナサイ

242名無しさん:2004/04/02(金) 22:06
ネタバレになるけど、シベリンに残っている記憶は少しずつ変わってきているらしい?
というのが後々のchapterのあらすじにあるようだ。
これじゃシベの記憶ってあんまり頼りにならないじゃん?
しっかりしろよシベリン…。

243名無しさん:2004/04/03(土) 13:44
記憶喪失者の回想は鵜呑みにしちゃいかんと。

244名無しさん:2004/04/04(日) 14:06
実際ゲームでシベ死んじゃったりしたらその後どうなるんだろう。
死にそうになった、で止まったりして原作とは別の物語になるのかな。
そうしないとミラとかシベ、チャプター終わるベンヤナヤ等の
キャラ使用者は・・・。
どうなんだろうなぁ。

245名無しさん:2004/04/04(日) 14:21
>>244

>>2の話のことですね。
私は>>2の話は、実際のゲームの話じゃないと思ってます。
>>244さんが仰る通り、自分の使っているキャラがストーリーの途中で死んでしまったりしたら
そんなゲームはつまらないですから。
>>2はオフラインゲームなら有り得た展開かもしれませんが、
MMOである限り有り得ない展開だと私は思ってます。

246名無しさん:2004/04/04(日) 15:22
オフラインですら使い古された死にオチは流石にやらないでほしいね。
ちゃんと生かしたまま終了すると思うよ、死なせたりしたらキャラは使えても
ユーザーから反発出るのは予想出来る。

247名無しさん:2004/04/05(月) 22:42
これ以上盛り上がらないのならば削除依頼出してこようか。

248名無しさん:2004/04/05(月) 23:38
そもそもこんな過疎板で削除依頼とか言ってる247がおかしい

249名無しさん:2004/04/06(火) 11:46
この板で一番レスの多いスレが削除依頼ですかw

250名無しさん:2004/04/07(水) 06:34
レスが多いのはSSのためでシナリオ考察に果たして何レス使われた事か

251名無しさん:2004/04/07(水) 12:34
>>250
別に削除依頼するほどこの板スレが多いわけじゃないですし。
これ以後SSはこのスレに載りませんから、シナリオ考察がしたいのならば
まずあなたが自分の考察を提示してみてはいかがでしょうか。

252名無しさん:2004/04/07(水) 17:28
ってーか考察が再開し始めた?辺りで「削除依頼」とかさぁ。
潰し方汚いよ。
肝心の考察話題はシベの記憶はあてになんねえってところからだな?

253名無しさん:2004/04/07(水) 19:14
週ごとにチャプター追加してくれればな
せめて隔週

254名無しさん:2004/04/07(水) 23:41
それはさすがに無理じゃないか?
今の状態なら、隔月でやってくれればかなり早い方だとおもう

255名無しさん:2004/04/08(木) 02:10
>>251
250は249に対するレスで
別に削除依頼肯定するつもりはまったくないんだが(´・ω・`)そう絡むなよ

256名無しさん:2004/04/10(土) 04:45
とりあず全員のストーリーが知りたい。
OPだけは見れるからいいんだが、メインとセカンド以外はその後までやる時間ない

257名無しさん:2004/04/13(火) 17:13
誰か持ちキャラのメインストーリーの展開をSSにまとめてZipでうpするとか
そういう場所作ってくれないかな。
自分のキャラのはSSとってるんだけど他のキャラのが見たい。

258名無しさん:2004/04/23(金) 19:18
チャプター3来週来るらしいのでとりあえずageてみる

259名無しさん:2004/04/24(土) 09:43
>>257
友達に見せようとして前にそれやったら、ボリスプロローグの分だけで鯖の容量限界超えましたヽ(´ー`)ノ
無料鯖じゃ無理な気がします…

260名無しさん:2004/04/24(土) 23:30
クレジットはやっぱエンディング的なものなのかな
音楽すごい(´∪`)イイ

ところでさ、原作ってボリス主人公なんだよね。
じゃあ>>2のネタ率ってかなり高いんじゃないか?
主人公が途中退場は考えにくいし

261名無しさん:2004/04/25(日) 04:49
>>259
もちろん画像処理により1枚100k以下までサイズ落としたり等の
加工をした上での妄想だけど、それでも枚数多いから手間かかりそうだね。
全員のストーリー見たいけど全員そこまで育てる気力と時間が…。

262名無しさん:2004/04/25(日) 13:16
韓国語のマキシオープニングだったら全部SS撮ってあった…


需要ないね。

263名無しさん:2004/04/25(日) 23:05
つかやっと流れが変わったんだな
正直妄想SSはお腹いっぱい。一人でスレ使ってんじゃねえよと思って放置してたんだが

んで、ネタバレOKなのかね?
そろそろCap3が来るから、やった分だけでも簡単に話しまとめたいんだが

264名無しさん:2004/04/26(月) 12:31
SSとSSがごっちゃになってるぞ

265名無しさん:2004/04/26(月) 17:21
ライトノベル板だと、ネタバレは公式発売日から24時間後と言う事になっている。



まぁチャプ2は開始直後からネタバレだらけだったけどな。

266名無しさん:2004/04/26(月) 23:27
私は聞いて見たいですねー他キャラのお話。

******ここからネタバレ******

とか書いてネタバレ部分が分かるようにすればいいんじゃないですかね?

267名無しさん:2004/04/27(火) 18:51
2ちゃんねる型の掲示板の仕組みからいって、そこ以下を見ないというのは難しいから、
専用ブラウザを使って、「netabare」かなんかをNGワードして、
ネタバレする時は頭にnetabareと書くようにするとかすればいいと思う。

268名無しさん:2004/04/30(金) 15:55
相方のキャラを最初だけやってみたけど
ストーリーがちゃんと交錯してるとこがいいね

チャプター3では全員出場したし、
それぞれ同じシーンを違う立場から見ることになるんだろうなあ

269名無しさん:2004/05/03(月) 08:32
これで翻訳が完璧なら結構いいと思うんだがなぁ…。一人称二人称がばらばらな時点でだめぽ。
てか翻訳スタッフは疑問に思わないんだろうか…?

270にゃ〜:2004/05/05(水) 14:42
・・・黒衣の剣士=ボリスの兄・・・だと思いマスタ・・・

271名無しさん:2004/05/06(木) 12:11

******ここから18禁******

272名無しさん:2004/05/06(木) 13:35
******ここまで18禁******

273名無しさん:2004/05/07(金) 09:51
******ここからボリ子******

274名無しさん:2004/05/08(土) 01:35
******ここまでボリ子******

275名無しさん:2004/05/08(土) 07:31
そこからボリ子ってなんですか(笑)
意味不明でワロタ

276名無しさん:2004/05/08(土) 23:44
同じくワロタ

つまりアレだ、ボリは猫耳つけた時だけ女にな(ry

277名無しさん:2004/05/09(日) 09:01
ラスボスだな

278名無しさん:2004/05/09(日) 13:26
#これじゃだめなのか?

279278:2004/05/09(日) 13:26
吊ってくる(´・ω・)ノシ

280名無しさん:2004/06/04(金) 09:13
|・)コソ・・・
公式HPより

世の中が崩れるような悲しみの中でケレンスは、ある日組織に助けられ記憶を失った一人の若者と出会う。
ケレンスは死んだ息子が生き返ったような錯覚に陥るほど、息子のシベリンに似ているその若者と会って父親として尽くせなかったことを果たそうと思い、その若者を自分のペアとして受け入れる。

もしかしてシベのOPに出てきたシベはケレンスの息子とか?

281名無しさん:2004/06/06(日) 17:31
ベルナール=記憶喪失中シベリン前提?

ありえそうだけど、そうなると
ケレンスが息子と同じ任務中に死んだってのは
どうなるのかな。

282名無しさん:2004/06/07(月) 13:15
チャプター3の夢の中で「自分の攻撃に耐えられるかな」とかいって
シベリンがベルナールと同じ旋風裂斬を使おうとしたのは何だったんだろう。
シベのシナリオは疑問が多くて面白い。

283名無しさん:2004/06/07(月) 18:40
オフィシャルサイトのキャラ設定のページ、読み返したら

>しかし彼の大切な息子のシベリンは、父のケレンスにも言えなかった
>組織の秘密任務の遂行中命を失ってしまう。

とあるので、>>280の予想は十分ありうるな。

284名無しさん:2004/06/08(火) 05:58
chapter3ガレー船護衛の時にシャドー&アッシュ内で「シベリンは彼らと一緒に仕事をした事がある」と記憶復活を懸念されていた。
これが本当ならOPシベ=現在シベだが、シャドー&アッシュにケレンス息子の死が伝わってなかったとしたら、OPシベ=ケレンス息子。
現在シベはケレンス実息子が記憶を失った同一人物という認識をなされている事になるか?

285名無しさん:2004/06/09(水) 10:02
チャプター4がきますぞ

286名無しさん:2004/06/15(火) 17:42
チャプター4がきましたな

28728:2004/06/20(日) 13:11
個人的な事で申し訳ありませんが、少し皆様にお願いがあります。

昔ここのスレに投稿した自分のネタSSの1つの一部が
今朝2ch本スレにコピペされていました。
驚いてその一部を抜き検索した所、
それを原作翻訳として紹介されていたサイトがありました。
一応、自分でも探して訂正するようには連絡しますが、
もしも皆様の行かれるサイトでネタSSではない紹介がされていましたら、
そこの管理人様に教えてあげてください。

よろしくお願いします。

288名無しさん:2004/06/20(日) 23:35
シベ使いに聞いたけど、シベ自身はイスピンの『兄』に感化されているようだな…
元の記憶からなのかただの感化なのかという実際は勿論わからないわけなのだが。

>>28
貴方のファンの方ならSS好きの方ならおそらくSSスレも同時にチェックなさっておられるだろうし
SS好きでSSサイトを探している方もいらっしゃるだろうし、事情に詳しい方は多いと思われますよ。
ネット上では作品の誤認・パクリなども多いです、あまり気を立てすぎないようにリラックスしてガンガッテ下さい。

289名無しさん:2004/07/28(水) 12:08
つーかSSは専用スレ立ててやってくれんか
こっちはマジメにストーリー考察したいのに糞長いのをだらだらと書き込まれたら
萎える。しかも大方妄想だし

290名無しさん:2004/07/28(水) 15:06
SSなんてドコに書いてある
時期遅れにも程があるぞ
いちいち掘り返すな

292名無しさん:2004/07/29(木) 00:10
チャプター5がきますよ

293名無しさん:2004/07/30(金) 00:55
最近スレ見つけて最初から読んだヤシだろ
>>289
SSが書かれてるレスの日付とかちゃんと見た?

294名無しさん:2004/08/09(月) 22:03
チャプ4の大体のストーリーを掴みたいのだけど・・・・・。
チャプ5来たし、いいだろ?

てか盛りage期待age

295名無しさん:2004/08/31(火) 01:26
age

296名無しさん:2004/09/04(土) 20:59
シベリンなんてエロっぺーは一人でハァハァやってろ

297名無しさん:2004/09/12(日) 09:17
>>296
そうカリカリすんなよ、マキシミン。

298名無しさん:2004/10/09(土) 22:23
しれたこと、
ベルナール=シベOP槍戦士

300名無しさん:2004/12/08(水) 16:38
ほぅ

301名無しさん:2005/02/06(日) 07:48:06
今更だが>>65GJ杉

302名無しさん:2005/02/09(水) 01:44:50
じゃあ便乗。
>>65感動しました。

303名無しさん[TRACKBACK]:2005/03/12(土) 11:56:36
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/10009/1078421198/r302

304名無しさん:2005/03/12(土) 19:35:02
テスト

305名無しさん:2005/03/31(木) 22:35:27
チェスト。

306名無しさん:2005/06/20(月) 01:18:48
テスト

307名無しさん:2005/06/20(月) 05:21:43
>>305
YO-YO-

308aa:2005/07/04(月) 15:48:20
aaaaaaaaaaaaaaaaaaa

309名無しさん:2005/07/06(水) 01:31:47
>>260
超遅レスだが一応・・
原作の『ルンの子供達』とMMOの『TalesWeaver』はストーリーが全く違う上に、
MMO上での主人公はボリスからルシアンに変わっている
まあ、死ぬ確率は少なさそうだがな

310名無しさん:2005/07/12(火) 02:07:27
ルンの子供たち読みたい・・・

311名無しさん:2005/07/12(火) 02:11:14
>>309
主人公ルシアンなのか・・?

312名無しさん:2005/07/14(木) 03:43:53
主人公はですあなた

313名無しさん:2005/08/02(火) 00:28:23
ゴールデンレター
このスレを見た人はコピペでもいいので
30分以内に7つのスレへ貼り付けてください。
そうすれば14日後好きな人から告白され、17日後に
あなたに幸せが訪れるでしょう

314名無しさん:2005/08/19(金) 19:16:54
このスレは永遠に不滅だ

315名無しさん:2005/08/19(金) 21:53:59
>>314
意味が重複している


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