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戦場スレpart2

84アカリ&リリー ◆Tg./UqnJ52:2012/08/26(日) 23:11:51 ID:DfkxS8bY
>>79>>81-82
凄まじい速度を以て飛来したA250HEAT−MPはユウセイのゲシュペンストに次々と突き刺さり、
初弾が上半身に着弾して腹から上を吹き飛ばし、第二弾が上半身と下半身を繋ぐ腰部ジョイント部を破砕、
第三弾が残る腰部、左足寄りに着弾して、ボロボロになった両足を残して下半身を破壊した。
リリーの狙いはそれらの砲弾が貫通して、背後に居たシャドウストライカーにもダメージを与えることだったが、
さすがはストライクストームのコピーと言うべきか、その思惑は外れてしまったらしい。

「ストライクストームもどきはどこへ?」
「居ました、右舷、レンジ120。テスラドライブ不調のクーリマン機を狙っています!」

咄嗟にリリーは対空砲で敵の動きを牽制しようとしたが、かの機体はその高い機動力で既にエフゼロに肉薄していた。
これではこちらから手を出せない……となれば、とリリーは頭を切り換えて、

「ガブリエルはもう出てますか?」
「はい、ハヤミ曹長を救急医療班に届けてすぐに、カタパルトデッキから出撃しています」
「わかりました。明智大尉、出てすぐで申し訳ありませんが、クーリマン軍曹の救援に向かってください。
 軍曹の機体は既にストライクストームもどきに食いつかれてしまっています。頼れるのは大尉だけです」

現空域でフリーなのはライトのガブリエルのみだ。
甲斐から手は出せず、他の機体はそれぞれに敵に当たっているとなれば、もはや手段は彼女しか残っていない。


>>81>>83
自分とアイゼルネを一瞬で取り囲んだサーバントの大群にアカリは血の気を失いかけたが、
それを自信満々に一笑に付したレイナの言葉が、一筋の光明をアカリにもたらす。
なんという人だ、この人は。これだけのサーバントに囲まれながら、あんなに自身に満ちあふれている。

「……えーい、なるようになれ、よ!」

顎の部分に手を掛けて、アカリはヘルメットを一気に脱ぎ捨てた。
ヘルメットをかぶるためにまとめていたアカリの髪が、脱げたヘルメットに引っかかってほどけ、ファサリとコクピット内に広がる。

「後に続きます、レイナさん!」

レイナの考えはサーバント包囲網に対する一点突破、後、本体への直接攻撃に移るというもののようだ。
となれば、それまでの自分の仕事は突破するアイゼルネの援護ということになるだろう。
アカリはコンソールを打って散布角を調整した後、背部にマウントされていたスプリットミサイルユニットを射出した。
ユニットはゲシュペンストの背から離れてまもなく、先端から二つに割れて内部のマイクロミサイル群を露出、次々とそれらを射出した。
射出されたマイクロミサイル群は、それぞれ突破するアイゼルネの左右を先行するように調整されている。
これでアイゼルネの左右から接近するサーバント群を迎撃できるだろう。


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