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戦場スレpart2
720
:
◆zv577ZusFQ
:2013/03/28(木) 13:18:16 ID:CLgZrR92
>>714
【「カーマイン、さん……。我々を打ち破った、あなた方と……っぅ……取引、したいという人が、居ます……。
今は、詳しくは話せません、が……『桃饅頭』と、『蛇の牙』……この二つの、キーワードを覚えておいて、ください。
あと、出来ることなら、明日の夜、だけ……バルクレイスの通信機能を、開いておいてください」】
「っ……モモマンジュウ?……蛇の牙?
何のつもりよ。まるで……意味がわからない。…ぁ…っ……!お前は私達をみすみす見逃す上に、塩を贈るって言ってるの?」
リリーの示した謎の単語。これらが何を意味しているのかは今の所全く頭に浮かんで来ない。
先程の不愉快な接触も有り、子供相手に真剣に凄む程にレイナの余裕の無さが顕著となっている。
「それよりもだ……!お前を弄ったのはいったい何処の誰だ!?言え!!答えろ!!」
レイナの激昂した問いかけも虚しく、リリーとの肉を超越した様な互いの繋がりは既に途切れてしまっていた。
恐らくは向こう側が引き起こしたシステムカットが原因だろう。
それに、レイナの方も自身の秘密を幾つかさらけ出してしまった。これ以上悪趣味に繋がり合うのは避けたかったに違いない。
「……リリー・スノウフェイル」
>>711
>>715
カナメからレイナの回収を依頼されたレオンハルトとヒツギの二人は待ち合わせたかの様に二体同時にレイナの元へ駆け付けた。
レイナの眷属二人はそれぞれアイゼルネ・ブルートの両肩を捕縛していたジガン・スクードのハサミを抉じ開け、拘束状態から引きずり出した。
【「・・・泣いてるのか?」】
「いや……見くびってくれるなよ」
流石に感情むき出しに泣きはしなかった。残されたプライドがそれを許さなかった。
平静を装っていつもの様に強気に返す。
【「・・・ありがとう、レイナ」】
「ふむ?……礼はいらないさ。」
そしてアイゼルネはひょいとムラマサに担がれて、ジガン・スクード・アンジェの目前から連れ戻されて行く。
一瞬、二機の救いを受け入る事を拒んだ様に見えたが気のせいでは無かろう。
今のリリーとの間に起きた一連の出来事は彼らには絶対に知って欲しくない。
この醜い本質を知られてしまえば……こういった良好な関係は崩壊してしまうから。
【「・・・レイナを回収した、すぐに帰艦する」】
『ありがとう。それじゃ帰還を待っているわねお二人さん』
カナメはレイナが置き去りにならず、ひとまず安堵。いつも気を抜いてばかりいた気もするが一層、安堵した。
>>719
が、それを邪魔する者がまだ居た。
射撃音が聞こえると同時に担がれていたアイゼルネもぐらりと体勢が崩れる。
【「ヒツギ!」】
「う……あ!?」
必死の思いでアイゼルネを追従するバルクレイスへと託したムラマサ。
だが、無理にアイゼルネを救おうとしたが為にムラマサは体勢を崩した。
【「じゃあな」】
「よせ!もういいから!」
動きを止めたムラマサはその場に取り残されてしまった。このままでは連邦軍の追撃が迫って来てしまう。
レイナは諦めずに呼び掛ける。
>718
(……負けた。……私の部隊が。エンジェルフェザーが……あんな素人に)
中盤からみっともなく失神していたライトも、今先程意識を取り戻した。
だが、余程甲斐の撃沈までの光景がショックだったのだろうか生気は失せ去り、何もしようとしない。ていうか吸血攻撃のエネルギー吸収機能によりあらゆる物を根刮ぎ奪われてしまったため、もはや脱出装置すら作動せずハッチも壊れ開かない。当然コクピットの灯りも点かず、ライトは狭い箱の中に取り残されていた。
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