したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

戦場スレpart2

631レイナ&ライト ◆zv577ZusFQ:2013/03/20(水) 16:31:16 ID:j8atmGe.
>>628>>629>>630
「随分と……好き勝手に触ってくれるじゃないか」

インセイオンの風姫、雷姫への狂気じみた行為をレイナは目撃してしまう。
レイナの右目は感情の高ぶりを現す様にいつもより一層禍々しく光っており、普通では無い事が良く解る。
自分の所有物をあれ程痛め付け、晒し者にし、嘲笑っているあいつが憎い憎い憎い。
憎いが、無策にもあのインセイオンに立ち向かう事はしなかった。代わりに


「……もう戦いが長引くのは不味いか。ここはこの主自ら、あの薄っぺらな天使の首を取って来て皆を鼓舞してやらねば」

ユウセイ、アカリ、ヒツギと三回の勧誘を失敗してしまったレイナはいよいよ自分のカリスマ性を疑い始めた。
交渉が上手く行かないのなら、この戦場に長居は無用。指揮系統を混乱に陥れ、すぐに甲斐を正面突破する事を決める。
それには総大将であるライトをまず叩き、次いでアルプ・トラウムを抑えるジガンスクードを撃退。
ジガンのパイロットの正体は解らないが、ゲームメイクの絶妙さや多方面への援護等、ライト同様に戦術指揮官の才を有するパイロットだと断定した。
アイゼルネ・ブルートはライトの駆るガブリエルを探し出す。
すると、呑気に後方の安全圏で指揮に専念している姿を確認。
護衛は三機も侍らせており、何とも卑怯な奴だとレイナは不満を訴える。

「随分と偉くなったもんだ。あんな頭のおかしいゲスを配置し、自身は高見の見物とはな……明智ライト!」

ライトの本陣を強襲したアイゼルネ・ブルートは、いきなりその手の魔槍の邪悪な一撃で護衛のレリエルを一機両断。
更に他の二機が反応するよりも速く、胸部のハウリング・スマッシャーにて二機をもろともに破壊。
そして、ビシッとすぐ前方にて孤立するガブリエルへとその魔槍を向ける。

この時、既にレイナの目はこの先の危険を訴えていたが、早く仲間達を救おうと焦るレイナは今回はそれを払拭し、ならば一息で勝負を決しようとガブリエルへと突撃した。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板