したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

戦場スレpart2

442ヒツギ ◆zwG.6Bg2jY:2013/01/05(土) 13:07:36 ID:L40nXAHU
>>435>>436
「・・・あけっちなら乗馬くらいできるかもって思ったけど、さすがに無理か」
彼女の本来の所属を考えれば、もしかしたら馬を扱うことができるかもしれないと考えたのだが
当たり前というべきか、彼女も流石に無理だったらしい

>「まぁ、君もパイロットなんだし、この子は賢いからぶっつけでも何とか?」

ヒツギはほんの数秒だけ考えた、そしてその答えはすぐに口から吐き出される

「ありがとう、でも必要ないぜ
 俺たちは急ぐ、そっちも早く避難してくれ」
ここでこうして話している時間、馬を扱った場合のシミュレートから使用しないほうが結果的に早くなりそうだと判断したらしい
もう一度ライトの手を握り、引きながら少年と別れようとしたちょうどその時だった

>>438>>440
一台の車が猛スピードでヒツギとライトの元へ突っ込んでくるではないか。
それに気づいたヒツギは、ライトを後ろに下げて素早く車の間に割り込むように立ち位置を変える
だが、彼の行動はただの杞憂だった。

車は劈くようなブレーキ音を響かせ、路面にタイヤ跡をつけながら彼らの目の前で停止する。
その行動はハンドルを無理やり切ったような仕草は無く、咄嗟というよりは最初からヒツギたちの前で止まろうとしていたような動きだ

>「ハヤセ少尉と明智大尉だな? お前たちをキャリアの所まで送れと言われてきた。早く乗れ」
窓が下がり運転席から女性が顔を覗かせた
車の窓越しにほんの少しだけ見える服装、そして乗り回してきた明らかな高級車の外見から「こちら側」であることが伺える。

>「ち、ちょっと待って下さい。急に現れて何者なのですか貴女は?……確かに軍の関係者には違いないようですが」
ヒツギもライトと同様のことを考えていた、少なくとも彼女は自分たちの顔見知りではない。
だが相手はこちらの情報を知っていた、階級だけではなく先ほど伝達されたキャリアのことまでだ
つまり彼女の元に自分たちと同じ、もしくは近しい発信源から通信が送られてきたことになる

となれば疑いようがない

「自己紹介なら中でもできる、乗ろうあけっち」
後部座席のドアに手をかけて開くと、握っていたライトの手を引き同じように乗車することを推した


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板