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戦場スレpart2

1 ◆NcltM1gQ/Q:2012/07/11(水) 20:01:52 ID:Ue7B6b.Y
ロボットの戦闘シチュや、イベントの際にお使い下さい。

400レミー中尉 ◆E8ckRIIdug:2012/11/10(土) 12:03:12 ID:6Z42JX92
>>398
 そんな二人の前に、
「あちらのお客様からです」
と、山盛りというか“山”のようなチョコパフェが一つずつ届けられた。

 届けたパテシェの指し示す方には、地味なスーツ姿のエレミーラ・タイデグリー中尉がいて、乾杯と言わんばかりにザッハトルテの皿を持ち上げて見せた。

 テーブルの上には空になった大皿が三枚、鎮座していた。
 ワインボトルが何本か転がっているが、グラスも幾つかあるところを見ると誰かと会っていたらしい……

401明智ライト ◆zv577ZusFQ:2012/11/12(月) 18:56:06 ID:qruoyJQM
>>397
【「あー、やっぱ被ったか・・・俺も塩が好きなんだ
「でもあけっちがラーメンとか食べてるイメージが無いな、同じ麺でもどっちかって言うとパスタっぽい」】

「パスタっぽいですか。でもそんな事は無いですよ。職務が忙しいとカップ麺で済ませますし。
……て、何言わせるんですか!?」

わざわざ聞かれてもいないのにあまりよろしく無いと思われる身の上を語ってしまった。

>>399
【「へいお待ちどうさん」】

「はい、ありがとうございます」

手際良くすぐに熱々の塩ラーメンが二人の席に運ばれて来た。
屋台特有のちんけな物だと勝手に予想していたが、それは予想を裏切り食欲をそそる上質な一品であった。

「いただきましょう。いただきます」

きっちりと律儀に手を合わせ、豊穣の神に感謝の祈りをささげる。
そして、割り箸を歪みが生じない様に慎重かつ丁寧に綺麗に分割し、いざ食事の準備は整った。
れんげを使い、まずはその透き通るスープを一口。

「…………コホン。なんと形容すれば良いものか。優しい味がしますね。ほっとする様な」

等とコメントしているが、素直に美味しかった様だ。間違いなく。

402ヒツギ ◆zwG.6Bg2jY:2012/11/13(火) 07:57:37 ID:326iEHrA
(なんかさっきから寒気が・・・)
何かを感じ取ったのか、ラーメンが出てくるのを待っていたヒツギがくるりと後ろを振り向いた。

(・・・気のせいか)
その場にいる人間の量を考えれば、ヒツギが気づくことはまず有り得ないだろう
だがそれでも不審がったのは彼の直感が獣じみているとでも言うべきか、それとも気づかないなんてまだまだ未熟というべきか

>>401
>「パスタっぽいですか。でもそんな事は無いですよ。職務が忙しいとカップ麺で済ませますし。
>……て、何言わせるんですか!?」

「え、カップ麺食べるの!?」
その驚きようはまるで子供におたまじゃくしがカエルになると伝えたかのようだ
失礼な話だがヒツギの中のライトはカップ麺を渡しても「体に悪い」という理由で食べないようなイメージだった。
そしてこのイメージを口にして伝えずとも、先ほどの驚き方を見れば何となく想像がついてしまうのではないだろうか

「なんつーか、多少高くついても冷凍食品とか食べると思ってた
 いや・・・でもカップ麺食べるとか普通に考えれば普通だよな」

カップ麺を食べたことがないアイドルがいるかと問われたとして、その答えがNOであるように
年齢が近しいライトがカップ麺を食べたことがないなんてことはまず有り得ない。
そもそも彼女も軍人だ、当然長期保存が利く食料を一通り食べたことはあって然るべきだった

「ごめん、俺が変なイメージを持ってただけだったみたいだ
 住む場所の高さが一つ違うとか思ってたけど、ホントはずっと身近だったんだな」

さっきから失礼なことばかり言っているからか、なんともバツが悪そうな笑顔を浮かべた

ラーメンが店主に差し出されると、ヒツギは何かに気づいたかのようにバッグをあさり始めた。
取り出したのは青いミニタオル

「一応そのはっぴ借り物だし、下は制服だろうから汚さないようにってな」
気が利く・・・というわけではなく、制服のことに気づかなかった事に対し彼なりにショックを受けた結果だった。
それだったら最初からラーメン屋にくるなよ何てことは気にしてはいけない

>>399
「おーきたきた、いただきまーす」
差し出された割り箸を手に取り、両の手を合わせてから軽く頭を下げる
ライトと比較すればそれこそ性格か育ちの違いがわかると言う仕草。

割り箸を横にしながら裂くと、そのままラーメンに手をつけた
ヒツギが苦手だと言っていたニンニクを大量に使うといった匂いではない。
持ち上げた麺も薄いスープが絡み程よく光を反射している

そしていざその麺を啜ってみると・・・

「うまっ!?なにこれうまっ!!」
麺は彼の想像を軽く凌駕した、その証拠に目を丸くして驚いている。
普段なら食べながら喋るなんてよほどしないだろうが、それを忘れるほどの味だったのだろう

403明智ライト ◆zv577ZusFQ:2012/11/14(水) 07:25:35 ID:Va0SWHEI
>>402
【「え、カップ麺食べるの!?」】

「な。そんな驚きます?タマにですよ!?ほんとに」

どんな温室育ちのお嬢さんだと思われていたのだろうか?
ライトはこれと言って何の不自由も無く育てられて来たが、所詮は小市民の家庭である。
インスタント食品のお世話になる機会もそれなりには有った。
何より、手間要らずで便利である。

【「なんつーか、多少高くついても冷凍食品とか食べると思ってた
 いや・・・でもカップ麺食べるとか普通に考えれば普通だよな」
「ごめん、俺が変なイメージを持ってただけだったみたいだ】
 
「そうでしょう。普通なのですよ。
まさか自分のためだけに一流シェフを独占する様などこかの名門貴族の令嬢じゃあるまいしね」

ライトが頭に思い浮かべたお嬢様の姿はレイナ・カーマインその人だった。確かにレイナの生活レベルは常人とはかけ離れている。カップ麺など食べた事が無いかも知れない。
天敵の姿を思い出した事でライトには煩わしい気分が込み上げて来る。
少々、やけになった様にズズズーと麺を力強くすすっていた。

【「一応そのはっぴ借り物だし、下は制服だろうから汚さないようにってな」】

「あ……こ、これは失敬」

ふと見せるヒツギの紳士な気配りのおかげで、危うく喉を詰まらせるところであった。


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