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戦場スレpart1
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>>806
新たな波乱の前兆のように現れた、真っ白い軍服の少女、明智ライト。
始めは「綺麗な子だな……」などと思っていたアカリだったが、その形の良い唇から矢継ぎ早に紡がれる高圧的な言葉の数々に、
徐々に嫌な予感を感じ始めていた。
欧州支部と言えば、先ほどイサム大将が言葉を濁したあたりに関わっている組織だ。
そこからの指令ともなれば、ライトが告げたそれはただの残党狩りで終わるものではない可能性がある。
そういえば、噂程度ではあるが聞いたことがある。鷹派の多い欧州支部の中で結成された、エリートだけが集められた部隊の話を。
名は確か、「シルヴィエ・クロイツ」だったか。
この見目麗しく言葉のキツい少女がそこの人間であるとすれば、大将に対する高圧的な言葉も頷ける。
このままライトの言うがままに出撃かな……と思い始めていたアカリの予想を裏切ったのは、自分を「半身」と呼ぶレイナの横槍であった。
ライトの言葉を遮り、あっという間に流れの主導権を握ってしまったレイナ。ああ確かに、この人が黙っているわけがなかった。
その横槍で、ライトとレイナの間にちょっとした口論が起き、ヒツギがそれを止めようとしたが……あ、一蹴された。
ただ無駄では無かったようだ。二人の口論は双方が折れる形で終息を見せる。
その後、彼女らは別々に指示を出し始める。ライトは武田艦長へ、レイナはパイロット一同へ。
ひょっとしたらこの二人、歯車がかみ合わないだけで、実は似たもの同士なのかも知れない。
「海戦ですか。大丈夫ですよ、レイナさん。極東仕様のゲシュペンストは水に強いですし、私も水上戦闘の訓練は十分に受けています。
日本海の荒波にもまれたPTパイロットというのがどういうものであるかをお見せできると思いますよ」
極東支部……というよりも日本は、その四方を海に囲まれた場所であり、陸地で戦うことが非常に少ない。
何故ならば、警戒網に引っかかったDC残党などのAMやPTの部隊に対して、大抵が陸地に入り込ませる前に迎撃に向かうからである。
東北方面軍のアカリももちろん、そういった戦場に出たことがあり、過去に何度か、リオン系列で構成された編隊や、
キラーホエール級戦闘潜水艦を母艦とするPT部隊と戦ったことがあった。
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