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戦場スレpart1
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>>254
「やあ、悪魔と契約を結んだ大罪人殿。名前は知ってるわ。…確かヒツギ。こちらの紹介はまだだったわね?」
レイナも彼の挨拶を真似てやあ、と軽いノリで手を振るう。
「……私はレイナ・カーマイン。夜を統べる偉大なる真祖の吸血姫にして、万物の絶対運命を見透す支配眼の宿り主よ。……悪魔のあなたとは同族と言った所かしら?」
どやぁ決まったという感じの達成感溢れた表情で少年に名乗る。
黙っていれば気品溢れる可愛らしい令嬢なのだが、喋り出すと一気に評価を下げる要因となる。
【「元気そうでよかった・・・あの時、俺のことを助けてくれたんだろ」】
【「ありがとう、それとごめん・・・助けようとした俺が助けられてたなんて・・・!」】
「本来ならニンゲンごときを救済する気は無いのだけれど。あなたにはあの憎き低級天使の腕の件で借りを作ってしまったから。貴族は律儀なのよ。ああ……胸の血を止めて抱きかかえてくれた分も追加したら私の方がまだ足りないわね」
そんな真面目に感謝されるのも照れてしまうので、ただ借りを返しただけ。変な詮索はするなとヒツギに返す。
「それより、あなたあの悪魔に乗った後どうなったの?学生の坊や風情が禁忌に触れたなんて赦されるのかしら?……ふふ」
怪我をしたレイナを炎から守る為に後先すら考えず、バルクレイスへと飛び込んだヒツギ・ハヤセ。軍では彼の処遇をどうするかは審議中である
こんな事で彼が重い罰を受けると言うのなら納得が行かない。そうなった場合、レイナも黙っていない。表裏あらゆる手段で恩人のヒツギを助ける算段だ。
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