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デジスコ

1名無しさん:2009/02/08(日) 19:35:54 ID:lFJbjhjg0
デジスコはどちらかというと、レンズ交換の出来ないコンデジで
超望遠効果を狙って野鳥や野生動物撮影するものという感じだった
けど、パナのDMC-G1の様なコントラストAF専用の一眼や明るさが十分
ならば、デジスコのコリメート法でライブビューでコントラストAF
が可能なD90が出て一眼にも応用する余地が出てきました。
それから、ペンタとニコンのAFテレコンで望遠鏡をAF化するという
新たなノウハウもネットで紹介されてます。
カメラ用交換レンズでは不可能な超望遠効果を比較的低コストで
楽しめるデジスコについて情報交換をしましょう。

プロの伊達氏のインプレは色々と参考になります。
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2009/02/02/10111.html

2M-KEY:2009/02/09(月) 00:32:44 ID:dPd4qBDE0
低コストというのも魅力ですが、機材の軽量化も大きいですね。
特にμ4/3との組合わせには期待したいんですが、G1はシャッターラグと
ショックが少し気になりますね。
この辺りがクリアできたら,面白そうだと思います。

3名無しさん:2009/02/09(月) 02:36:29 ID:IixpZYCU0
デジスコが軽量化に寄与するのは4/3クラスまでで、APS-C以上だと軽量化
にはならないだろう。むしろ、カメラ用交換レンズで達成できない長焦点
の魅力だろうね。あるいは、AFテレコンで望遠鏡のAF化が面白いかも。

4名無しさん:2009/02/09(月) 11:18:40 ID:iiclheKw0
コリメート法における合成焦点距離の計算式

望遠鏡の倍率 × レンズの焦点距離(35mm換算ではなく絶対値)

例えば、口径77mm倍率40倍のスポッティングスコープに25mm(標準レンズとして)
のレンズをつけた4/3の場合。

40 × 25 = 1000mm相当、F値=1000÷77=12.9

うーん、最新の1200万画素の4/3だと回折ボケの理論値のF8を超えるし、実測結果
のF11よりも更に暗いから、回折ボケの影響が大きそう。望遠鏡の倍率を30倍位に
して、合成焦点距離750mmでF値9.7の方が実行解像度は高そう。でも、合成焦点距
離750mmでも35mm換算1500mmだから、1500mmのカメラ用交換レンズ(過去に存在し
たものも含め)を使うこと考えれば、十分小型軽量で低コストでしょう。


一方、1/1.7インチのセンサー(高級コンデジに多いサイズ)のコンデジを例に取ると。

40 × 11(35mm換算50mm相当) = 440mm相当(35mm換算2054mm相当)、F値=440÷77=5.7

今度は急にメリット増大。このF値ならば1/1.7インチ1200万画素のセンサーでも
回折ボケの影響は少ない。
2000mm超の超望遠がF5.7の明るさで使えるというのは、特殊な写真撮影用の天体
望遠鏡を転用するのでもない限り、APS-C以上では困難だろう。それと、サイズの
差を考慮すれば中間に多くのレンズが入ることによる解像の悪化を考慮してもメ
リットは大きい。だから、鳥屋さんはデジスコを多用するんだろうけど。

5M-KEY:2009/02/09(月) 18:43:54 ID:zl9Il06Q0
倍率の計算式は上記のいいんでしょうけど、一種のリレー光学系になるので
回折限界の理論値と実際の影響は個別に判断する必要が出てきそうな気がします。
フォーサーズで換算1500mmF9.7ということは、500mmF4.5に×1.5のテレコンを
使ったのとほぼ同じと考えれば、小型化要件は充分に満たしていると思います。
私はE-330にタムの500ミラーを使ったりしますが、×1.4のテレコン併用だと
換算700mmF11となり、ちょっと暗いとシャッタースピードが厳しいです。

ここで、オリのμ4/3機がセンサーシフト式ブレ補正を内蔵して、
カスタムで焦点距離を手入力できれば・・・なんて妄想が広がりますね。

一方、デジカメWatchでは自作マウントアダプターでG1にペンタAUTO110用の
レンズを使うっていう記事がありますが、そっちも面白そう・・・

6名無しさん:2009/02/11(水) 01:26:54 ID:IixpZYCU0
デジスコはコンデジで超望遠撮影がAFのまま出来る手軽さがありますが、
組み合わせるスポッティングスコープはEDガラス仕様が必須です。通常のアク
ロマートタイプだと眼視には良くても、写真を撮ると残存色収差でボケボケに
なります。
コーワ、ニコン、ペンタックスのED仕様が間違いのない選択です。勿論、本来
は天体望遠鏡ですが伊達さんも使っているボーグもEDタイプなら間違いのない
ところです。後は、アメリカのミードの口径125mmのマクストフカセグレン式
の天体望遠鏡に直立プリズムと低倍率の接眼レンズを組み合わせた物もかなり
シャープです。

7M-KEY:2009/02/11(水) 20:47:55 ID:GSEHdBaI0
もともと,デジスコはレンズ交換のできないコンパクト機で超望遠撮影をする為に
望遠鏡の接眼部にコンパクト機をあてがうのをシステマティックにしたような
技法なんですが、やっぱり元の望遠鏡のレンズのクオリティは大事ですね。

8名無しさん:2009/02/15(日) 20:30:15 ID:5hegdgyc0
>>5
> 回折限界の理論値と実際の影響は個別に判断する必要が出てきそうな気がします。

わかって言っているのかもしれませんが、回折の影響の出方の違いに関しては、
自分は結果的に同じ事と認識しています。
望遠鏡などのドーズやレーリーの分解能に関しても、カメラの回折限界F値につ
いても、 どちらも回折によるエアリーディスクの角分解能によるものな訳であ
って、回折ボケというのは角分解能によって決まる。 コリメート法で角分解能
をアップさせられるなら、 大気ゆらぎの影響がない宇宙望遠鏡はみんなデジス
コタイプにならなければおかしいが、実際は補正レンズを組み込んだ反射式望
遠レンズで、撮影方法は直接焦点方式(レデューサやエクステンダーが入ったり
入らなかったりするけど)。

9M-KEY:2009/02/16(月) 00:52:53 ID:ein19heA0
画質を悪化させる原因には回折以外にもファクターはあり、
デジタル一眼レフでも、理論上の回折限界以前にレンズ自体の
解像度やローパスによって画質が悪化するので、回折限界の絞りを
越えても、見かけ上は画質に影響がない場合も考えられます。
複合光学系であるデジスコの場合は光学系の相性も含まれるので
理論上の分解能の手前で解像度が頭打ちしている可能性もあり
その部分も含めてケースバイケースで考えた方がよいでしょう。

コンパクトカメラによるデジスコ撮影の場合、センサーの
画素細分化の為に、画素当たりの分解能の限界が、最終的な
画質の行方のカギを握っているのではないでしょうか?

10綾紫:2009/02/17(火) 05:39:07 ID:7PdQdE.E0
デジスコの変種としてこんなマクロ撮影もありますね。

www.koheisha.jp/microwidelenz/dejiitiautofocus/dejiitiautofocus01.html

12dai:2009/05/08(金) 02:53:01 ID:le7Jkl120
まだ、素人です
偶然、Nikonの少し古いフィールドスコープED2 一式を入手して
超望遠撮影を始めました。
口径60mm 35mm換算 焦点距離 800mm F13相当
キヤノン50Dとの組み合わせです(1280mm)
(重量バランス的には、X2の方が良いです)

ブレとの戦いで、ビデオ雲台、マウントの剛性不足対策(レンズとカメラの固定)で
どうにかマトモナ写真が、撮れる様になって来ました。
でも、解像力が、悪いです。
コンデジに換えて、解像度がアップしそうなら、チャレンジしようと思いますが
たぶん、対物レンズの口径が、制約しているはずです。
NA=0.5/F コリメート法のコンデジのF値は、この式のFにならないような気がします

13ネイチャーカメコ:2009/05/09(土) 20:11:52 ID:WrnBOVBI0
コリメート式の合成焦点距離の計算式はここ↓に説明があるよ。
http://www.h6.dion.ne.jp/~garakuta/colimate/coli2.htm
補足しておくと、望遠鏡の焦点距離/アイピース焦点距離=望遠鏡の倍率
なので、望遠鏡の倍率×カメラのレンズの焦点距離=合成焦点距離。
それで、合成F値=合成焦点距離/望遠鏡の口径となる。
でも、ニコンスポッティングスコープEDIIの60mmだと、一眼レフの撮影
には向いてない。60mmのは一応一眼でもおまけで撮影できますよ的な
機能と割り切った方がいいかも。もう一方のデジスコ用スポッティング
スコープの雄のコーワなどは、1眼レフの撮影用には88mmの方を推奨して
いる。
それと、画素ピッチが4/3の1000万画素機と同等の50Dだと回折ボケの
理論限界がF9で実効上目立ってくるのは、F11を超えたあたりだから、
合成F13じゃ回折ボケによる解像度の悪化もあるだろうね。M-Key氏は
違うと感じているみたいだけど、天体撮影用冷却CCDカメラのFAQには、
合成F値がF32を超える拡大撮影には、画素ピッチの大きい製品を使え
と注意書きがある。粒子のサイズにばらつきがあって回折ボケの影響
が目に付きにくい銀塩に比べ、デジタルでは、画素のサイズが物理的
に均一なので、回折ボケの影響が目に付きやすい。それと、合成焦点
系はコリメートでもリレーレンズでも、F値を大きくしても絞りで
絞っているわけではないので、絞り込むことによる残存収差軽減に
よる解像度アップが全く期待できない。カメラ用のレンズや望遠鏡の
直接焦点での撮影では、たとえ回折ボケの影響が出てきても、絞り込み
による残存収差の軽減による解像度の改善の方が大きければトータルで
はよくなるが、合成焦点はかえって対物レンズの残存収差を接眼レンズ
で拡大してしまっているから、逆に純粋な解像度は更に悪化している。
従って、合成F値が小さくなるコンデジの方が、合成F値を回折限界の範囲
内に収められる場合が多いので、一眼よりも高解像度がえられる可能性が
高い。
この問題があるから、一眼レフでコリーメート式やリレーレンズで撮影する
人はあえて画素数の少ない機種を使う人も多い。例えば、Nikon D2H/Hsとか
CONTAX Nデジタルとか、D3/D700でのAPS-Cクロップとか。
特に天体やってる人は銀塩時代から、今はなきコダックテクニカルパンの
様な極超微粒子フィルムを使った拡大撮影で、回折ボケの壁にブチ当たった
経験者も多いから。

14M-KEY:2009/05/09(土) 22:31:37 ID:wjhU39Z60
理想光学系によるチャート測定なら理論値通りに回折による結像性能の劣化が起きるでしょうが、
実際の光学系では、理論値通りの解像度が出ているモノは少ないし、複合光学系になれば
組み合わせの相性などもあり、被写体の空間周波数の問題、カメラ側もローパスやベイヤーからの
画像生成のロスが出て出力解像度にリアルな解像度は出ていないので、実際には理論値よりも
いくらか絞っても回折の影響で画質が目に見えて劣化するとは感じないと思います。

コンデジの方が一眼よりもセンサーサイズが小さく、同じ像倍率は欲しい場合の合成焦点距離が
短くて済むという部分が好結果につながっていると思います。
これは、テレスコでなくとも35mmフルデジとフォーサーズでの望遠撮影の比較でも感じます。


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