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デジスコ

13ネイチャーカメコ:2009/05/09(土) 20:11:52 ID:WrnBOVBI0
コリメート式の合成焦点距離の計算式はここ↓に説明があるよ。
http://www.h6.dion.ne.jp/~garakuta/colimate/coli2.htm
補足しておくと、望遠鏡の焦点距離/アイピース焦点距離=望遠鏡の倍率
なので、望遠鏡の倍率×カメラのレンズの焦点距離=合成焦点距離。
それで、合成F値=合成焦点距離/望遠鏡の口径となる。
でも、ニコンスポッティングスコープEDIIの60mmだと、一眼レフの撮影
には向いてない。60mmのは一応一眼でもおまけで撮影できますよ的な
機能と割り切った方がいいかも。もう一方のデジスコ用スポッティング
スコープの雄のコーワなどは、1眼レフの撮影用には88mmの方を推奨して
いる。
それと、画素ピッチが4/3の1000万画素機と同等の50Dだと回折ボケの
理論限界がF9で実効上目立ってくるのは、F11を超えたあたりだから、
合成F13じゃ回折ボケによる解像度の悪化もあるだろうね。M-Key氏は
違うと感じているみたいだけど、天体撮影用冷却CCDカメラのFAQには、
合成F値がF32を超える拡大撮影には、画素ピッチの大きい製品を使え
と注意書きがある。粒子のサイズにばらつきがあって回折ボケの影響
が目に付きにくい銀塩に比べ、デジタルでは、画素のサイズが物理的
に均一なので、回折ボケの影響が目に付きやすい。それと、合成焦点
系はコリメートでもリレーレンズでも、F値を大きくしても絞りで
絞っているわけではないので、絞り込むことによる残存収差軽減に
よる解像度アップが全く期待できない。カメラ用のレンズや望遠鏡の
直接焦点での撮影では、たとえ回折ボケの影響が出てきても、絞り込み
による残存収差の軽減による解像度の改善の方が大きければトータルで
はよくなるが、合成焦点はかえって対物レンズの残存収差を接眼レンズ
で拡大してしまっているから、逆に純粋な解像度は更に悪化している。
従って、合成F値が小さくなるコンデジの方が、合成F値を回折限界の範囲
内に収められる場合が多いので、一眼よりも高解像度がえられる可能性が
高い。
この問題があるから、一眼レフでコリーメート式やリレーレンズで撮影する
人はあえて画素数の少ない機種を使う人も多い。例えば、Nikon D2H/Hsとか
CONTAX Nデジタルとか、D3/D700でのAPS-Cクロップとか。
特に天体やってる人は銀塩時代から、今はなきコダックテクニカルパンの
様な極超微粒子フィルムを使った拡大撮影で、回折ボケの壁にブチ当たった
経験者も多いから。


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