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【ミ】『クレアデルネ』
74
:
『常寂の檻』
:2022/12/20(火) 12:24:19
>>70-73
蟹は何匹が死んだ。だが、君達も見てわかる通りに、大河のように車道を
横断していく蟹の群れは、ガードレールの右端の崖じみた場所、木々の葉の影から
無尽蔵に這い登ってきている。そして、左端のガードレールを潜り抜けて下へと
落下するように降りていく。
そのサイクルを繰り返し、まるでウロボロスの輪を彷彿させるように
大河が途切れる事もないし、蟹の総量は一定だ。
今起きた出来事から『耐性』が出来たと考える一同。検証として
まず氷山が四方梯子で端を歩く小さな蟹を潰す。梯子のリーチを活かした攻撃であるからして
君に蟹達が一斉に群がる事もない。
想像通り、異なる種類の蟹達が、その潰れて割れた殻と汁が出た蟹に一斉に群がり食すと
全体の淡い発光が再度生じた。そして、再び梯子の攻撃を小さな蟹へ……。
ガンッ ガギィ……ッ。
……『蟹は死なない』 蟹の殻は今や梯子にはびくともしない。
叩きつけられた衝撃で、一瞬、歩行に淀みが見られたぐらいで。蟹はそれ以外無反応で
横断をそのまま続ける。
烏丸も、新たに10㎝大きい。つまり40㎝の鉄輪(シュリンガラ)だ。
路側帯の線に沿って、その鉄輪は先ほどと同じように軌道上の蟹達を
両断しようと一直線に、走る!
――ギャルギャルギャルッッ゛ッ! ギュィィ―――zノィィイ゛……!
! 蟹は『一刀両断されない』。まるで回転鋸が同等の固い石か何かを
削ろうとした時のような火花が、回転鉄輪と蟹の殻の衝突で起きる。
だが、パワーやスピード。その勢いを一匹の特別地面と接着してる訳でもない蟹が
止められる筈もない。蟹は勢いで軽く斜め横に吹き飛び、他の軌道上の蟹も同様に
多少焦げ目の跡らしいものが殻に付きつつも、ほぼ無傷で横断を継続した。
ディン「……これじゃあ、銃弾も下手に撃てないね」
渋い顔を援護の為に何時でも射撃出来る体勢だった彼は浮かべつつ呟く。
確かに、これだと殲滅の為に蟹を幾ら掃射しても。『耐性』が出来るなら
完全に全て沈黙出来ないのなら、下手な鉄砲、水の泡だ。
>俺の能力の対象として、『車』の『スペアタイヤ』を使わせてくれ
少し引き返し、グリムは枝原に要求する。
運転席を開け、険しい顔つきを維持しつつリーダーの彼は
睨みつけるような目で、数秒君と視線をぶつけてから口を開いた。
枝原「……構わん。だが、一つだけ言っておくぞ。
最初に言った通りだ。
俺は、現時点で誰も信用はしてない。お前や、他の者も同様だが
不審な動きや、敵意あると思える行動があれば……」
――容赦はしない。
底冷えするような声で、そう忠告をしつつ。枝原はスペアタイヤを
君に渡すだろう。尚、そんな会話中でも呑気に枝原の車の助手席の男は
鼾をかいて眠り続けている……。
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