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【ミ】『クレアデルネ』

702『常寂光土の檻』:2025/12/31(水) 13:08:19
>>699-701(大変お待たせいたしました)

 君…『グリム』の抵抗。正確には『グリム・ランタン』の、と言う注釈が付くが。

唯一、自由に選択出来る『灯心』はコートに仕込んでいる。
 コートを広げて、水たまりから守る。普通の水たまりなら、良い方法だ。
だが、君……いや君達が見た死のヴィジョンの際、あの乳液は気体ですら
劇薬に等しい事を認識していただろう。コートで水たまりに直接、灯心が
付いてるだろう体が触れるのを防げても。かなりの短時間で離れられない場合
その魔乳の死の領域に曝され、コートも瞬く間に灯心は破壊され、グリムや他の
二人も連鎖で砕けた灯心と同じ末路になる……。

そう言った未来も、在り得ただろう。まぁ、つまりは。


      ――ギャルルルル゛ル゛ッッ゛

                ――ブライアン・アダムス Summer of '69 fireッッ゛!!

                ドゴォ―――パァアアアアア!!!!!


 グリムの横に……『烏丸』。君は見事に辿り着ける。
無理な事では無い。単純に考えて、どれ程に化け物でもグリム・ランタンは
近距離パワー型で、モメ子自身がそれよりパワーを備えていても抗えば
元々のスピードは人並みに近いであろう存在よりもシュリンガラが遅い筈が無いのだ。

烏丸の手によってグリムの衣服の線から生まれた1,5mの銀輪は地面に火花を
散らせつつグリムが魔乳の場所より約2,3mあるかどうかの付近で拮抗しつつ
留まる事に成功!! 更に、傍を抜けるように雪だるまが通過すると共に
それが瓦礫へと変貌して魔乳が出来上がる元凶たる乳が生えた扉を軽く埋める!


レックレス「――ガフッッ゛」  ガク……ッ゛

  君…『御影』の視界の中で死力を振り絞りレックレスが自身のハクビシンの
二体による黒紫色の噴射液。老化、と言うよりは強制劣化と言う意味合いが似つかわしい
魔乳とは違った意味で強力な液体は見込み通りにガラスに当たり。

 そして、ギターケースと共に中に入っていたモメ子の頭部……元々それは
本体の一部だったのか、又はグリムの相手してるのが分身であり頭部自体が
実際は本体であったのかは不明だ。そして、その真相はガラスがギターケースに
入ると共に、半径1m程の穴が形成されて宇宙の闇の中へと吸い込まれる事で
真実を知る事は永遠に失われたと言う訳だ。

 御影は、かつて奇縁によって乗車した以前の場所で得たサーベルで
テグスを切断するがてら、その横でレックレスが崩れ落ちるのを認識する。

先生! と後方から駆け寄る、枯野と佐保の声を後目にレックレスの具合は『深刻』だ。

君達は『灯心』によって一応は健常に動ける。だが、レックレス達は違う。
あと一回でも魔乳を触れるか深く吸い込めば赤子化に移るか否かの瀬戸際に至っている。
御影が観察する限り、レックレスの顔は既に端正な大人びた顔でなく
君よりも枯野よりも子供染みた顔つきと色を帯びている。
 咳き込んだ息も、彼が愛用するヤニの匂いよりも乳っぽい匂いが感じられる。
ブライアン・アダムスも、全身を疲弊するように震えつつ本体である彼の傍に
戻ってきてるが、もうこれ以上まともに動く事や必殺技は使えない……。

佐保「先生、もう十分だべ! あと、うち等で……」

枯野「先輩も無茶しちゃ駄目だよ……あいつには、直接触れずとも妨害出来る僕が……」

佐保も、衣服より弾けんばかりに乳が肥大化してるようであり。枯野も、元々年少であるが
動きは先ほどよりも鈍くなっている……。


           『あら……?』


怪物(モメ子)は、グリム・ランタンを掴み魔乳の池の傍まで移動して
烏丸のファインプレーにより少し手古摺るように見えない壁向けて押そうと
するような動作をする最中、砕けたガラスの中より自身の分体が消失した
事に気づいたのか、少し動きを止めた……隙が、出来た。


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