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【場】『 大通り ―星見街道― 』 その3

802乙街 澄『プロリフィック』:2025/04/27(日) 01:35:56
>>801

「えへへ……」

アリスにつられたのか、照れ気味な笑いを漏らす。

「……そう……なのですか。
 先ほど仰った、『色々あって』……というのは、そのことだったのですね」

『ドクター・アリス』の立てた指をぼんやりと見つめる。
『スタンド』は『精神の形』……その姿が変わってしまうほどの経験。

「想像も……つきませんね」

このハイテンションな少女には、底知れないものがある──しかし。

「…………ありがとう、ございます」

今度は謝るためではなく、感謝を示すために、頭を下げた。
『励ましてくれている』──というのは、乙街の思い込みかもしれないが。

「でも」

「私は、変わらないと思います。
 成長することはあっても、変わることは……おそらく。
 生まれたときから、この子たちは私の中にいたのでしょう。
 そういう生き方を……してきましたから」

『諦める』ということは、『受け入れる』ということ。
その意味するところが、ポジティブなのかネガティブなのかに関わらず。
ふと横を見ると、『妖精』たちはまだ『代筆』を続けている。

「お聞きしても、よろしいでしょうか」

「アリスさんからは、この子たちは……
 『プロリフィック』は、どういう風に見えますか?」


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