したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

【場】『 大通り ―星見街道― 』 その3

796乙街 澄『プロリフィック』:2025/04/25(金) 21:59:47
>>795

「は……はァ。恐縮です」

『横ピースサイン』には当惑混じりの『会釈』が返ってきた。

「『アリス』さん……と、仰るのですね。その……『そちらの方』もですか?」

立ち上がり、左手で『ドクター・アリス』を指し示す。
先程の手帳は持っていない……かといって、ベンチに置いている訳でもない。
見ると────女の傍の空中に『浮かんでいる』。

「私は……『うさぎ』のように見栄えのする人間では、ありませんが。
 ……乙街 澄(おとまち すむ)と申します。

「そして、こちらは──」

     カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ

筆記するかのように、空中に無数の黒い線が走り……再び『妖精』が現れる。

               カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ

「──『プロリフィック』と、名付けていただきました」

黒一色のそのヴィジョンは、『ドクター・アリス』とはある種正反対だ。
1体は裏から手帳を支え、1体は『羽ペン』で手帳に何かを書きつけている。

「忙しなくペンを動かすのも、お見苦しいかと存じますので……
 ここからは、『代筆』にて失礼いたします」

そう言うと、右手のペンを胸ポケットにしまい込んだ。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板