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【代理スレ】ウイングマン連載中 ドリムノート2冊目

216名無しさん:2010/04/10(土) 21:13:49 ID:fcro3KG2
STAGE5:麗紋VS舞美


レモンの気迫の熱唱を聞いた大崎は特別審査を行う事にした。対戦相手は―― 幼なじみの舞美!
大崎はレモンと舞美、責任者他スタッフを数名連れ、控え室で説明をしていた。

「勝った方はオレがプロデュースする 負けた方は徹底的につぶす 審査基準は『拍手』だ
 ボーズにはハンデをやろう、一人からでも拍手をとったらお前の勝ちだ」

「たった一人でも拍手したらオレの勝ち… いくらハンデでも、甘すぎじゃあ?」
「ボーズ、客はみんな舞美のファンだ 勝算はあるかな?」



―舞美の控え室―
大崎の提案にスタッフは愚痴っていた。
「一体何を考えてんだか、こんな勝手な事やってばかりいるから敵が多いんだ、あの人」
「他の審査員は怒って帰っちゃったし」
「大崎さんなんかに頼まなきゃよかったんだ」
「――でも、あの人の本物を見る目は確かだからな…」
ブツブツ文句を言うスタッフに対し、レモンと競う事になってしまった舞美は内心複雑だった。

。oO(――もしかしたら、レモンくんのデビューをジャマする事になっちゃう…
   わたしが放棄すれば… 放棄なんかしたら、やっぱり大崎さんが黙ってないだろうな
   レモンくんのあのきれいな歌声、他にあんな高い男の人の声は聞いた事ない
   わたしが負ける事だって十分考えられるわ)

その時、レモンが詰め所に入ってきた。
「レモンくん!」
思わず椅子から立ち上がってレモンに見つめる舞美。
。oO(勝つにしろ、負けるにしろ、憎みあう事にでもなったら……)
――――だが、舞美の不安をよそに、レモンは意外にもにっこり微笑み舞美の肩に手を置いた。


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