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【代理スレ】ウイングマン連載中 ドリムノート2冊目

1626/8:2009/12/23(水) 18:44:46 ID:???
そして――――場面は再び日本、とある街中へ戻る。
なぜか、日本… いや、地球全体の時間が巻き戻っていた。
物語の第1話と同じ内容の雑談をする福本と健太の姿がそこにあった。
「ギャハハハ! お前もとうとう女の子に興味を持つ様にになったか
 しっかし、クラスの中で名前も知らない奴がいるってのは異常だぜ
 保健委員だろ、確か小川美紅だ」
「おがわみく…」
「ホレたな」
「ち、ちがうよ!」
「そーだよなー ヒーローには女の子を好きになってるヒマなどないからな」
…もちろん冗談だ。健太の肩をバンバン叩く福本。
福本からも正義の味方のマネをするのは潮時だと言われる。授業が潰れなくなるのは残念だが。
「中学生にもなって、正義の味方なんてやってたら 美紅ちゃんに嫌われちゃうぞ」
    ドキッ
そう言って2人は別れる。

「…そーだよな 将来を厳しく見つめたら、正義の味方なんかになれる訳ないし……
 いや、でも もしかしたらなれるかもしれないし… う――む」
半ば現実を直視しながらも、やはり夢は諦めきれない健太は、ふと、道端の電柱を見上げる。

「な なんだろ、この電柱が妙に気になる…」

しばらくその電柱を眺め、気のせいだと思いつつ再び歩き始める健太。
――その直後、女生徒とすれ違う。
.。oO(あれ…… どっかで… この顔…… 誰かに似てるような… 似てないような…)
その顔は、健太は記憶に無いようだが髪が黒い以外はアオイそっくりだった。
気になる健太はつい女生徒の顔をじーーーっと見てしまい、女生徒に怒られてしまう。
「なんだよ、人の顔をジロジロ見やがって!」
「き きみ 正義の味方に向かって、なんて口のきき方だ!
 それに女の子がそんな言い方しちゃダメだ!」
…ジロジロ見ていた健太の方が悪いのだが、つい反論してしまった。


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