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【妄想】着ぐるみ小説スレ第12章【連載?】

1名無しさん@着ぐるみすと:2020/05/13(水) 13:07:57
【ルール】
■執筆者以外の人はsage進行でお願いします。
■あなたが作ったオリジナルの文章を募集します。
■長い文章は何回かに分けて連載してください。(何話でも可)
■1回の投稿では30行以内で書いてください。
■執筆者は識別の為、名前欄には『必ず』ペンネームとトリップを入れてください。
■1度使ったトリップは変えないでください。
■題材が着ぐるみならどんな内容でもOKです。(アダルト可)
■文章を読んだ人はこのスレに感想を書いてください。(任意)
■関連・過去スレは>>2-10の辺りに記載します。

133週末 ◆zEHLoba/D2:2021/06/13(日) 10:20:02
「う〜〜〜〜ん〜〜〜〜」

彼女はその場で背伸びと屈伸をし、ガチガチになった体をほぐしていく。
そして頭に手をやり、全身タイツのジッパーをうなじあたりまで開けた。
マスクに手をかけ、ゆっくりと顔を出した。

「ぷはっ!ふぅ〜〜〜…涼しい…」

しかしそこに現れた顔は部屋主の彼女ではない、別の女性だった。
昨日寝室に入った彼女はいったいどこに行ってしまったのだろうか?

134週末 ◆zEHLoba/D2:2021/06/13(日) 10:21:28
タイツ姿の女性が部屋内をゆっくり見まわした後、
寝室のクローゼットの前に立ち、扉を開いた。
そこには大きなパンダのぬいぐるみが入っていた。

「パンダ脱がすから出てきてください」

女性がパンダに声をかけると、パンダは頷いて四つん這いで布団の方まで歩き出した。
パンダが布団の上に座ると、
女性はパンダの背中についているマジックテープをバリバリバリ!っと一気に開いた。
そしてパンダを脱がすと、中からまた肌色ののっぺらぼうが出てきた。
しかし普通の全身タイツではなく、手足を折り曲げた達磨女状態のタイツを着ていた。

「はぁ…はぁ…暑い〜…脱ごうと思ったけどテープが固くて中から開かなかったや。
 入るのは簡単なんだけどね、チャック下ろしてもらっていい?」

パンダの中の女性も全身じっとりと汗で濡れていた。
タイツのジッパーを下し、マスクを取ると、汗まみれになった部屋主の彼女が出てきた。

135週末 ◆zEHLoba/D2:2021/06/13(日) 10:22:35
「ふぅ〜涼しい〜・・・あっ下までチャック下ろしてもらっていい?」
「・・・はい♪」

少しの沈黙の後、タイツの女性はニコっと笑って部屋主の彼女のスライダーに手をかけた。
そして何故か再びマスクを被せ、ジッパーを閉じてしまった。

「ちょっとちょっと!なにやって・・・むぐぅ!」
そしてさっきまで自分が付けていた猿轡をタイツの上から噛ませ、
ぎゅっとうなじの部分のベルトを絞った。
部屋主の彼女は折れ曲がった手足で抵抗するが、羽交い絞めにされて何もできない。


「むぐ!むぅ!むぐぅ!」
「昨日は帰りも遅かったのに、私を1回も熊さんから出さずにプレイに移行しちゃいましたよね?」
「むぅ!?」
「それにおもちゃの振動パターン…結構きつかったんですよ?特に最後のが♡」

そう言って女性は達磨女状態の彼女にまたがり、股間のジッパーを開いた。
刺激されていないというのに、彼女の陰部はぬらぬらと汗とは違う何かで湿っていた。

136週末 ◆zEHLoba/D2:2021/06/13(日) 10:23:16
そして女性は彼女に先ほどまで自分が履いていた梁型付きのゴム製下着を履かせ始めた。

「むぅぅ!むぅぅ!むぅ!」
「ほらほら、お尻の力抜いてくださ〜い」
「んっ!んっ!ううぅ!」

にゅる!ズプッ!

「うぅぅぅ!!!!」

彼女の中に二つの梁型が入ってしまった。
女性は下着を丁寧に腰まで引き上げた。

137週末 ◆zEHLoba/D2:2021/06/13(日) 10:24:28
「じゃあ今度はくまさんになりましょうねぇ〜」
「む!?・・・んぐぅ!むぅぅ!!!」

彼女は言葉にならない声で拒絶するが、達磨女タイツを着ているため抵抗できない。
あっという間に彼女はテディベアの中に入れられ、ジッパーを閉められてしまった。

「私の色んな液でべとべとになってますけど我慢してくださいね〜」
「うぅ!むぅぅ!うぅぅ!!!」
「振動パターンはどんなのがいいですか?さっき私がやったのと一緒にします?」
「んぅぅ!!」
「じゃあ鍵つけますよ?これが付けられちゃうと自分で脱げないですからね〜♪
 何時間がいいですか?こっから半日とか♪」
「!・・・いぁ・・・いいぃあ!いあうあぅ!!!」


 楽しんでくださいね♪先輩♡
 
 カチッ!




138名無しさん@着ぐるみすと:2021/06/17(木) 18:51:07
おつ!

139名無しさん@着ぐるみすと:2021/06/22(火) 16:39:18
素晴らしい!

140名無しさん@着ぐるみすと:2021/08/23(月) 00:56:01
まだ待ってる

141名無しさん@着ぐるみすと:2021/09/06(月) 22:27:22
だーれーかー

142名無しさん@着ぐるみすと:2021/11/11(木) 19:06:28
エロ少なめで、こんなストーリーはどうだろう。
特撮プロダクションに、いかにも可憐な美少女(15〜16歳くらい)が「私、怪獣役者になりたいんです」と言ってやって来る話。

この少女、物心つく前からテレビのウルトラシリーズが大好きで、ウルトラシリーズの怪獣になるのが夢だったのだという。
中学までは両親の手前我慢していたのだが、半年前に両親が事故で亡くなり、高校にも行かずに夢をかなえにやって来たのだという。

プロダクション側は当然のように困惑するが、本人はどうしてもあきらめない。
仕方なく(あきらめさせるつもりで)小柄な怪獣のスーツに入ってもらい、演技させてみたら、これがなぜか上手いという設定で。

なお相手役は、スターになりたいのに嫌々怪獣役者をやっている青年(20代前半)。エロはラストで結ばれるシーンだけで。

143名無しさん@着ぐるみすと:2021/11/11(木) 20:49:43
着ぐるみメイドさんとたわむれたい

144名無しさん@着ぐるみすと:2021/12/20(月) 14:34:42
>>142
こういうの好き

146名無しさん@着ぐるみすと:2021/12/27(月) 13:50:17
河童の話とか書いてた方、今はpixivに投稿してるみたいやんね
純愛系から理不尽系まであってめちゃ好み

147名無しさん@着ぐるみすと:2022/01/12(水) 23:33:00
夢見る漢の家ってサイト期待してたけど
割とすぐ更新停止してしまった…
どこかにまだ見ぬ楽園があったりしませんかね

148M.E:2022/02/23(水) 00:40:34
恋した彼の願いと私 第一幕
梅雨明けの晴れた日、私は初めて彼の住まいを訪れました。実家が裕福と聞いてましたが、一人暮らしのその住まいもとても広いものでした。
一年前私から告白してから、あちこちで語り合い、くちずけも交し合いましたが・・室内で二人きりになったことはありませんでした。
「来てくれてありがとう。今日はあること・・僕の秘密を聞いて欲しいんだ。打ち明けるかどうか、とても迷った。ずっと隠し通そうかとも思った。でも秘密のままでは君に済まないし、僕自身が我慢できないんだよ。」
いったいなにを打ち明けるというのでしょう。私は彼のこわばった顔を見つめて不安な気持ちになりました。
彼はPCを操作し、「これを見て。」とつぶやきました。
モニターにあらわれた動画は・・セーラー服の女子高生のようです。でもその顔は・・人間の顔ではなく人形・・マネキン人形のようなもので、半袖から伸びた両腕もあきらかに生身の肌ではなくプラスチックのような質感のものです。
でもその人形は動いていました。やがてセーラー服を胸の上まで手でめくりあげて胴をあらわにしました。その乳房・・ピンクの乳首のついた乳房も腹も肌色の光沢のあるなにかでできていました。
「これはね、マネキン人形のようなゴム製のタイツ・・着ぐるみをつけた女性の動画なんだ。」
そんなもの・・そんな人、そんな着ぐるみなんて・・想像もできませんでした。
「僕はこういったものが好きでたまらないんだ。とても特殊な趣味だけど、今はどんなものでもネットで仲間と知り合うことができる。僕も同じ趣味の集まりに参加でき、楽しむことができている。」
彼はちょっと黙ってから、私の目を見ずに続けました。
「そのほかに体験したいことがあるんだ。以前ミステリ小説を語り合った時、“人でなしの恋”という作品を教えたら、後で読んだといったよね。」
確かにその小説は読みました。すると・・すると・・もしや彼が私に伝えたいのは・・
「君に・・君に人形になってもらいたいんだ・・」

149M.E:2022/02/23(水) 23:58:24
恋した彼の願いと私 第二幕
“人でなしの恋”とは百年近く前に書かれた江戸川乱歩の小説です。
語り手の女性は新婚の夫が夜に母屋を出て庭の土蔵の二階に行くのを知り、一階に潜むと夫の声が聞こえます。・・妻には済まないと思いながら、私はこうして、夜毎にお前の顔を見ないではいられぬのだ・・女性は相手の女を見ようとするのですが土蔵からはいつも夫しか出てきません。土蔵を調べ、大きな美しい女人形を見つけます。夫の恋人はこれだと知った女性はその人形を・・
そんな小説に今ここでふれ、私を人形にしたいと言う彼とは・・
「あの小説の男性が心を奪われたのは本当の人形だよね。僕は実際の女性が姿を変えた人形に心を惹かれてしまったんだよ・・」
「僕は前に一度好きになった女性に同じ告白をしたことがある。その人はサブカル好きを公言してるさばさばした女性だったから、理解してもらえるかと思ったけどダメだった。”犯罪者と紙一重じゃない”と言われてしまった・・」
私はどんな返事をすればいいのでしょう。人形になってなんて・・着ぐるみを着た経験なんてありませんし、お面は・・こどもの時、友達からアニメキャラのお面を被せられて恥ずかしかった記憶だけがあります。
普通の着ぐるみだったらまだしも、あの動画のようなゴム製のタイツとお面なんて・・
「どうだろう・・一度だけでもいいんだ・・僕の願いをかなえてくれるのは無理だろうか・・」
私は一年前、彼に告白した時のことを思い返しました。たとえ断られても、言えずに後悔するより・・と勇気を出したら、彼の返事は彼も私が好きだったというもの・・その時の嬉しさは忘れられません・
彼と気持ちが離れたくない・・私のすべき返事は・・
「わかりました。いいです。私、あなたの頼みを聞きます。人形の着ぐるみを着ます・・」

150名無しさん@着ぐるみすと:2022/02/24(木) 03:32:46
支援!

151M.E:2022/02/25(金) 00:56:34
恋した彼の願いと私 第三幕
私は服をすべて脱ぎ、裸身を彼に晒しました。でもここに来る時想像していた彼と抱き合うためではありませんでした。
彼は私の身体隅々、手足の指から鼻・耳の穴まですべて計測して数値をPCに入力していきました。
やっとその作業が終わると、私は抱かれることもなく服を着て、彼の車で自宅に戻りました。
翌日から私たちがあっても人形の話題には触れないまま、二月が過ぎた夏の終わりに私は再び彼の家を訪れました。
案内された部屋は大きなベッドがあり、壁には床から天井まである鏡がありました。
ベッドに置いてあるのは人のぬけがらのように不気味な光沢の肌色タイツでした。
「これは首から下がすべてひとつづきのボディスーツで、ファスナーはなく背中の首下に少しの切れ目があって、そこから足と胴、腕を入れていくんだけど・・裏地のない一枚のゴムだから滑りが悪く、乱暴に引っ張ると裂けてしまうんだ。だからパウダーかオイルを塗らないと着られない。今日はオイルを使うよ。
私はタイツの胴体をまくるようにして切れ目に左足から入れていきました。両足を合わせるだけでもとても大変で、胴体と両腕を合わせるのは自分一人では無理だったと思います。
彼の手を借りてなんとか隅々までぴったりフィットさせることができると、「着心地はどうかな?」と声をかけられました。
「良くはないです。ぴっちりしてゴムに締め付けられるようだし、暑苦しく感じますね。」
「すまない・・次はこのマスクだよ。スーツとはちょっと材質が違うやや厚手のゴム製で、後ろの切れ目から被り、鼻と耳の穴・唇をはめて固定し切れ目の穴の紐を締めてウイッグを着けて完成だよ。」
私はお面に頭を入れました。耳・鼻・唇の内側にはめこまれる部分がついていて気持ちがわるく、紐が締められると首から上すべてが密着しました。目は外側に作られていますがまつ毛があたってまばたきしずらく感じます。かつらも被せられました。
「鏡で見てみてよ。どう思うかな?」
鏡にむかって立ち、お面の小さな穴から自分の姿を見ました。以前見た動画よりもっとあやしく感じられました。顔を寄せると、緑の瞳にあいた穴の奥に本当の瞳が見え、口を動かすと赤いゴムの唇のあいだから歯が見えました。
「とても綺麗ですけど、自分がこの中に入っていると思うと、やっぱり気持ちが悪いです・・」
「そうか・・じゃ、次はその上に君の服を全部着てみて。」
変な頼みの連続です。私はブラジャーとショーツ、それに他人の家に行く時ぐらいしか着けないパンストをまた着けました。肌色のゴムに覆われた脚に肌色透明ナイロンストッキングを履くなんて・・初めて肌色ストッキングを履いた時の恥ずかしさを思い出しました。
服を全部着て鏡を見ると、綺麗なマネキン人形そのままのようで、不気味さはやわらぎました。
「それじゃあ、これからドライブに行こうよ。」

152M.E:2022/02/26(土) 00:41:58
ドライブ!このままで外出すれば、どんな人に目撃されるかわかりません。それは・・
「恥ずかしい・・いやですよ・・この姿を見られるなんて・・」
「お願いだよ。ほら、このサングラスで眼を隠せば、ちょっとぐらい見られてもわからないよそのリアルなマスクなら。」
そうでしょうか・・また鏡を見ると、ストッキングの両脚はまだしも、両腕もゴムの肌・・そばに寄られたら・・
「ね、いいだろ」押し切られて彼の愛車に乗り込みました。ポルシェ718ボクスターとかいう彼自慢のオープンカーです。夏も冬も屋根を開けてドライブするのです。やはり今日も・・
走り出すと風が当たります。お面を被って風を受けるなんて・・信号待ちでは、顔を伏せてしまいました。
見覚えある場所で止めると「このカフェは以前来たよね。ここに寄ろう。」降りて歩き出してしまうのです。
残っているわけにはいかないいかないのでしかたなく降りましたが、引き留めようと声をかけました。
「店員に見られるの恥ずかしいですよ!」彼は歩きながら「ここは照明も暗いし、隅の席に座れば目立たないよ。」といって店に入ってしまったので、私も入るしかありません。
「なにを頼もう。例の着ぐるみ仲間の集まりで、同じようなマスクを着けての食事を見るとたいていの料理は食べられるみたいだ。ビッグマックなんかを頬張るのは難しいだろうけど。」
「アイスクリームならいいよね。僕もそうしよう。」店員が来ると、そちらに顔を向けられません。
このお面を被ったままでもアイスクリームなら・・いえ、予想以上に食べにくいのです。スプーンで口に入れる時、舌の上まで運ぶのではなく、唇でしゃぶるように食べていたんだと気がつきました。
はめ込まれたゴムの唇では難しいのです。唇からクリームがこぼれてもわからない・・指で触っても指もゴムなのですから・・
「もう戻りましょう、外は暑くて気分が悪くなったりしたら・・それにトイレに行きたくなるかも・・」
「そうか・・でもトイレはね、そのボディスーツを脱がなくても着たままちゃんとできるんだよ。」
そうです・・このタイツはお尻の割れ目から前方にゴムの切れ目があるのです。ということはつまり、できるのはセックス・・性行為も・・
戻って車から降りた時、私は暑苦しさがもう耐えられないような気分になっていました。
「ごめんよ・・早く脱ぎたいよね・・でも・・でも最後にもうひとつだけお願いが・・」
彼の最後の願い・・それはもう聞く前にわかっていました・・
「僕に・・僕に抱かれてくれないだろうか・・その姿のまま・・」

153M.E:2022/02/27(日) 00:33:09
恋した彼の願いと私 第五幕 (前回題を書き忘れました。前回が第四幕でした。本文も九行目にひどい誤植が・・すいません。
私は黙り込んで彼を見つめました。顔面を紅潮させた彼・・それを見ている私の表情を彼はわかりません・・無表情のゴムに覆われているのですから。
「嫌です・・嫌です。それは・・だって・・だって私は・・まだバージンなんです!なのに・・初めての経験がこんな・・こんなものに入れられて・・」
お面の内側に涙が流れ・・というより肌とゴムの境に広がるのを感じました。
「そうなんだ・・それは嫌だよね・・わかったよ。もういい。忘れて。」
彼にうながされ、自分の服を脱いでいきました。それを見ていた彼が突然・・
「ね、キスだけ、くちずけだけはどうかな、マスクを取る前に、お願いだよ!」
もうどうしたらいいのでしょう。でも、この全身に密着したゴムは自分一人で脱ぐのは無理そうで、もしかしたらこのお面だって取れないのかも・・
もう彼が手伝ってくれなければどうすることも・・私はお面を被ったままのキスを承知しました。
私たちはベッドに並んでこしかけました。上半身を脱いだ彼は左手を私に廻し、顔を重ねてきました。目の穴の前に彼の目がせまり、唇がゴムの唇を吸って舌があいだに・・
ゴムの唇のあいだから彼の舌を受け入れていると息苦しくなったので顔を離しました。そこでお面の狭い視野に映った光景は・・股間を露出した彼が右手をそこに当てていたのです!
「いや!」悲鳴をあげて彼を突き飛ばし、ベッドから離れました。
向き直ると、突き飛ばした彼は両膝と両手を床についてうつむいています。そして嗚咽をもらし、涙が床にしたたり落ちています。
「ごめんね・・ごめんね・・」身体を震わせて泣いている彼を見つめていた私は・・突然激情にかられ叫びました!
「いいです!いいです!抱かれます!私、このまま抱かれます!人形に入れられたまま抱かれてもかまいません!」

154M.E:2022/02/27(日) 23:48:22
恋した彼の願いと私 第六幕
服をすべて脱いだ彼が私になにか差し出しました。それはスキン・・コンドームでした。初めて見たそれの封を切ってピンク色透明なゴムを取り出しました。
ベッドに腰かけた彼の前にひざまずいて手と顔を近ずけると、眼の穴から彼の・・彼のものだけが見えました。それに・・スキンを装着していきました。
彼にゴムのスキンをはめている私の両手にもゴムのスキンがはめられているのですが・・
私はベッドの上に足を投げ出してすわりました。その足のあいだに彼がお尻をおろし、私の足の外側に膝を立ててすわりました。
「僕の首の後ろで指を組んでよ。」そう言って彼が私の乳房・・ゴムにつつまれた乳房をつかみました。それからいろいろな愛撫が始まりました。私の体のあちこち・・ゴムの耳やゴムの乳首をしゃぶりました。
だんだん激しくなる愛撫をゴム越しに感じていると彼は右手で私の下半身をさぐりました。
「いいかい・・いいかい、いれるよ・・いれるよ!」彼のものを、私はついに突き立てられました!
彼は激しくうごき、受け入れた私の体も激しくゆさぶられました。
痛みではない、不思議な感覚を感じます。いままでおぼえのないこの感覚は、快感というものなのでしょうか・・
彼は腰を動かしながら、私の顔を・・ゴムのお面をずっと見つめています。私はお面の中でどんな表情をしているのでしょうか。
不思議な感覚はどんどん強くなってゆき、私はお面の口を開いて声をあげてしまいました!
「ああっ!ああああああっ!」

155M.E:2022/02/28(月) 23:18:56
恋した彼の願いと私 第七幕
ひときわ大きく揺さぶられた時、彼は力を絞りつくしたのか、腰の動きをやめました。私の肩から手を離し、私の中から抜け出ました。
彼と離れた私はすこしのあいだ横たわっていました。起き上がると、彼はスキンを外して股間を拭いていました。ティッシュの箱を示されて、私も下半身をぬぐいました。彼の汗でゴムの肌も濡れています。
ベッドに腰かけた私は疲れてしまい、お面に手のひらをあててうつむいていました。そこに彼の声が・・
「ありがとう・・ありがとう・・つらい目にあわせてごめんなさい。もうずいぶん長くその中に入ったままで苦しいよね。もうすぐ出してあげるよ。僕の夢はかなった。もうこんなことはしない。これが最後にするよ‥」
彼の言葉を聞きながら、私は思っていました。・・これが最後のはずがない・・・彼と一緒にいれば、私はまたこの中に入らなければならない・・人形にならなければ、彼は私を抱かない・・いや抱けない・・
私はもう普通の恋人ではなく、人形の恋人・・そうだ、以前なにかで見たラブドール・・セックス人形なんだ・・
私は立ち上がって鏡の前に行き、またお面の眼の穴から自分を見つめました。かつらの髪が乱れ、彼の汗に濡れたゴムの体はまさににラブドール・・あやしく美しいラブドールです。
・・ああ綺麗だわ・・でも内側の私は・・顔には涙と汗でお面が張り付いてる・・身体はぴちぴちのゴムで蒸れて、汗まみれでしょうね・・とても苦しいけれど、この姿が好きになってきたかもしれない・・
・・私はこれから、ここで彼と一緒に暮らしていけるかもしれない・・彼の願い・・私はいつもゴムのラブドールの中に入ったままで彼のそばにいてあげるわ。私は動いてしゃべる生きてるラブドールなのよ・・
・・そしてラブドールのまま彼と抱き合い、ラブドールとして彼と共に暮らすんだわ・・
完結・・?

156名無しさん@着ぐるみすと:2022/02/28(月) 23:58:40
乙…?

157名無しさん@着ぐるみすと:2022/03/06(日) 02:48:09
ウルトラマンショーに参加した女性。
その中で一人の女性が着ぐるみのまま帰って行った。
あの着ぐるみは彼女の自前だとか。
たしかに他のウルトラマンの着ぐるみと違い彼女の体にピッタリフィットしていた。
そしてファスナーの開閉を行う後頭部から腰まであるヒダもしっかりと接着されていた。
会場に来る時もリハーサルも当然着ぐるみのまま。
ダメ元で連絡先の交換を申し出ると快く交換に応じてくれた。
親しくなりデートをすることになったのだが、やはり彼女は着ぐるみのままやってきた。
なぜ、着ぐるみを脱がないのか聞いてみた。
彼女は火傷を負い、人前に顔を晒せないのだとか。
それでもホテルに誘い、初めは強引に脱がそうとしたが、嫌がる彼女をみてそんな自分が嫌になり辞めてしまう。
しかし、今度は彼女が自分から着ぐるみを脱ぎ始める。
どんな女性か期待していたが、中からはリアルドールの着ぐるみが出てくる。
驚いているとリアルドールは静かに昔の話を始める。
その話は何故か自分も知っている話だった。
主人公の少女とその少女が好きだった男の子の話。
2人しか知らない話ばかりを聞いていてだんだんと分かってきたことがある。

彼女は小中学校時代の同級生。
火傷は負っておらず、極度の恥ずかしがり屋であった。
だから、人前に顔を出さないことも納得ができた。
確かに昔から自分の後ろに隠れていることが多かった。
リアルドールの話から彼女も自分を好きでいてくれていたことに気づいた。
連絡先交換の後の電話でも、俺のことをよく知っている感じがしたのは気のせいではなかった。
リアルドールを脱がせると、子どもの時とは比べ物にならないくらいの美人が真っ赤な顔で出てきた。
恥ずかしそうな顔をして。
苦しくなかったか尋ねると、彼女は恥ずかしいよりはと小さな声で答えた。
昔の面影の残る彼女をぎゅっと抱きしめた。

みたいなもの読みたいです。

158名無しさん@着ぐるみすと:2022/03/08(火) 22:11:26
つまんね

159MO:2022/03/10(木) 22:13:44
急に思い立って書きたくなったので妄想小説を初投稿させていただきます
お手柔らかによろしくお願いします(^^;

160MO:2022/03/10(木) 22:14:44
【1/5】美少女マネキンによって自分の居場所を見つけた19歳女性の話

「美麗(みれい)っっっ!」
「そんな見た目で彼氏なんかできるわけないのに、夜遅くまでどこに出かけてたの(怒)」
「ほんと期待こめて美しい名前をつけたのに誰に似たのかしらね」

これは、私の家庭内での日常だ。
可愛いと言われたのは3歳まで、ただし記憶はない。成長につれて顔のパーツのバランス
が崩れて、目は小さく、鼻は低く、あごもない。唯一頭が小さく小顔で華奢でエイリアン体
型というところが救いか?両親はどちらも芸能活動して結ばれたこともあり美男美女。重
要視する価値観は見た目であり、その歯がゆさゆえに私は突き放されて、親の愛情をしっか
ら受けないまま育ってきた。学校生活では「美麗」というハードルが高すぎる名前が故に、
男からはいじられ、女からは仲間外れにされてきた。

私は生きてる価値あるだろうか。
それはまわりの身内や周囲の人が言ってるだけであろう。もっと、多種多様にアイデンティ
ティを出せる広い世界へ。美麗はSNSでライブ配信をやってみた。

視聴者数1、、、2、、、
美麗「みてくれてありがとうございます」
チャット「はぁっ!?なんでその見た目でライブ配信できると思った!?」
美麗「うっっっ(泣)」
そう、私には内にも外にも居場所がない。

161MO:2022/03/10(木) 22:15:26
【2/5】美少女マネキンによって自分の居場所を見つけた19歳女性の話

そんなある日、美麗は少しでも外見を磨くために意を決して、時代の最先端をいく港区の美
容院に初めて行ったときのこと。
「ここが、ハリウッドスターや女優や通う美容院かぁ〜〜〜」
美容院の内装はスタイリッシュな空間でこだわり抜かれたインテリアで囲まれている。
「はぁ〜いい匂い、息をするだけでも幸せ」
そこで運命の出会いを果たす。
美麗の目に飛び込んできたのは、8等身の均等のとれた美少女モデル!?
いやっ、よ〜く近くでみるとマネキンだっ、ウィッグも被せてある。
「かっかっ可愛い」
雷に打たれた衝撃だ。
スタッフ「お客様、可愛いでしょ。こちらは世界的なマネキンデザイナーのマカロン・ビネ
ガー氏が制作した従来とは一線を画すマネキンとなっております。
「通常のマネキンはプラスチックの硬い素材で作られますが、こちらはシリコン素材を用
いり、よりリアルに可愛さを追求したマネキンとなっております」
美麗は何を思ったのか唐突に「これって着れるんですか?」
それを聞いたスタッフはあっけにとられた表情をした。

162MO:2022/03/10(木) 22:16:00
【3/5】美少女マネキンによって自分の居場所を見つけた19歳女性の話

「Oh! ワンダフル!ガール!?」唐突に美容室の店内に声が響いた。
その声は、あの世界的マネキンデザイナーのマカロン・ビネガー氏だ。
ちょうど個展のPRで来日して色々なところに顔を出しまわっていた奇跡的なタイミング
だ。
なにやら美麗を指さして何か通訳に話している。
そして通訳が私に言った。
「マカロン・ビネガー氏があなたにこの美少女マネキンをぜひ着てもらいたいと」
後々に聞いた話、なぜ、私が指名されたかというと、日本人離れした体型、顔のパーツ、頭
の小さなサイズが、美少女マネキンを着るのにベストであったこと。
まさに “シンデレラ” のガラスの靴だ!

私も本能で 着れるか 聞いたぐらいなので、脊髄反射でOKした。
私は更衣室に通された。そこで恥ずかしながら全裸となり、なにやら美少女マネキンを着る
前に体のすべりをよくするためにベビーパウダーを全身にまぶされた。また顔には透明の
液体を塗られた。これは美少女マネキンの顔と連動させる為のノリということらしい。その
工程を経て私はいよいよ美少女マネキンに身を通す。着る入口は股間部分の僅か10cmの切
れ目から。着るのに1時間はかかっただろうか。最後に股間のチャックを締める。もう、そ
こには人間の面影は一切ない。美麗は美少女マネキンに同化したのだ。しかし、通常のマネ
キンと違う部分として、表情が中の人として連動して出るのだ。ピンホールからの視界はや
はり通常からは1/3程度になるが、視界は良好。外からは中の人の瞳は見えない構造とな
っている。白いシリコンの素肌の上から、世界の名だたるブランドの服が着させられる。

163MO:2022/03/10(木) 22:16:28
【4/5】美少女マネキンによって自分の居場所を見つけた19歳女性の話

「Wow!ブラボー!」マカロン・ビネガー氏の声が店内に響き渡る!
実はマカロン・ビネガー氏、大の着ぐるみフェチであったという。それで、自分が作った美
少女マネキンをインテリアとして置いてたのではなく、いつかベストサイズの女性が来る
であろう日の為に置いてたということだ。それが、たまたま今日で奇跡的な出会いの場面と
なった。

美麗自身もこんなに褒められることは人生初めてのことだ。
熱いものがこみ上げるし、股間からも汗に混じった何かの液体も出てきた。

そして、自分の姿を全身でみて見る。興奮して頭が沸騰して、体温は40℃はいっただろう
か。そのまま気を失うほど、可愛くて、美しくて、ハリウッド映画の主演女優に出るような
見た目で、もう言葉にならなかった。そのままうずくまって、両手でシリコン素材の顔を抑
えた。

マカロン・ビネガー氏とハイタッチして、抱き合う。抱き合ったときに、シリコンの擦れる
音でギューッとなった。
そして、マカロン・ビネガー氏から一言
「Give you a present」
そのまま美少女マネキンをプレゼントされた。着ているブランドの服ももらえるとのこと。
なんて日だ。

164MO:2022/03/10(木) 22:16:52
【5/5】美少女マネキンによって自分の居場所を見つけた19歳女性の話

美麗はテンションがあがり、多くのみんなに見てもらいたいと思い、SNSでライブ配信を
あの時以来、久しぶりにはじめる。
視聴者数10、50、100、500、ついに1000超えた!?
チャット①「えっうそ、マジ神」
チャット②「待って、待って、待って、可愛すぎて死ぬ」
これまでの人生、満たされることがなかった承認欲求がドバドバ満たされる。

その後、美麗は両親に非対面で実家を離れることを告げ、
一人暮らしをはじめ、四六時中美少女マネキンに包まれるスーツを過ごす
美女省マネキンを脱がなくても済むように、排泄の小も大もしないように食事はとらず、注
射で栄養を最低限補給。股間の10cmの切れ目も改造を行い、いつの間にかなくなってい
た。なぜ、そこまでするのか、、、

そう、私は自分の居場所(美少女マネキンの中)からこれ以上離れないため。

165名無しさん@着ぐるみすと:2022/03/10(木) 23:53:04


166名無しさん@着ぐるみすと:2022/03/11(金) 00:45:08
初投稿お疲れ様です。
美少女着ぐるみに閉じ込められる描写が良かったです。
次回作も期待しています。

167名無しさん@着ぐるみすと:2022/07/30(土) 22:46:27
投稿お待ちしております

168M.E:2022/08/05(金) 00:01:52
恋した彼の願いと私 第八幕
私は彼を誤解したのでしょうか・・
想像もつかない奇妙な流れで私のバージンが失われたあの日。
バスルームで彼の手を借りラブドールの中から抜け出すことができ、ようやく人間の姿に戻った私は・・
彼に送られ自宅に戻ってからは今日の体験は夢ではなかったのだろうかと考えたりしていました。
すぐ翌日彼に会いましたが昨日のことは全く話題にあがりませんでした。
数日後には彼の家で当たり前のようにくちずけをかわすと自然にベッドに誘われ、そのまま抱き合い再度の体験をしました。
彼は人形しか抱くことができない人なのではと思った私の想像は間違っていました。
それからひと月ほどのあいだ私たちはあの日のことがなかったかのように度々愛し合っていたのですが・・
私の心に不思議な感情が湧き上がってきたのです。
あの時奇怪な状態で抱かれていた最中の感情の昂ぶり・・それが普通に抱き合っていても湧き上がってこないのです。
またあの妖しいゴムのラブドールの中に入れられて抱かれたら今度はどうなるのか・・
とうとう私は、こちらからその話題を口にしてしまいました。
「私、またあのゴムのスーツの中に入って人形に・・ラブドールになってみたいんです・・」

169M.E:2022/08/05(金) 23:49:25
恋した彼の願いと私 第九幕
「本当、本当かい!」彼は歓喜というより悲鳴のような声をあげました。
私は顔を紅潮させていたはずですが、彼は蒼ざめたように見えました。
「君がそう言ってくれたら・・でも無理だ・・とずっと思ってたんだ・・」
ちょっと笑顔になると「でも君はラブドールなんて言葉も言ってくれるんだね」
「僕からはラブドールとは流石に呼びにくいなあ・・じゃあ、ラバードールとならいいかな」
「一週間にまたラバードールになってもらうことにしたいな。その時君としたいことを考えたいんだ。もし君自身に希望があったらいつでも言ってきて」
そして私たちは普通に抱き合ってから別れました。
約束の日の約束の時間・・私はあの人間のぬけがら、妖しいゴムの人形に体を入れていきました。
今回はなるべく私だけでゴムのスーツを全身ぴっちり包んでみようと努力しました。
お面を合わせ終わると彼が首に巻くシルバーのアクセサリーを差し出しました。
「これでマスクとスーツの境が綺麗に見える。それにウイッグも前回のショートボブからロングにしようよ」
装着を終えた私は鏡の前に立ちました。見えたのはもちろん、あまりにも美しく妖しいゴムのラブドールです。
私はゴムの指でゴムの唇を撫で、ゴムの乳房をさすりました。
・・・この中に私が入ってる・そう思うとなんて不思議な気持ちになるんだろう・・・
鏡に見入っていると彼の声がしました。
「それで今日は、これから海に行こうと思うんだ」

170M.E:2022/08/07(日) 00:19:54
恋した彼の願いと私 第十幕
「え!海ですか!」私にさせたいのはなんだろう・・予想もしてみましたが、まさか海とは・・
「君の水着も用意したよ。天気もいいし、楽しめると思う」
「でも、海水浴場じゃあ大勢人がいて・・目立ち過ぎてしまいますよ」
「カメラで撮影をして、なんか聞かれたら映画を製作中、詳細は秘密とか言ってはぐらかすよ。たちの悪いやつにからまれなければ大丈夫」
「君は日焼け止めはいらないし、暑かったら海に入ればいい。毒クラゲにさわっても、全身ゴムで保護されてて安全だよ!」
私たちは水着の上に服を着てボクスターに乗り、海に向かいました。
浜辺に駐車して服を脱ぎ、海水浴客のいる砂浜に歩いて行きました。
私の姿を見た人は当然びっくりしています。どよめきのような声も聞こえてきます。
私はもう羞恥心など忘れたように堂々とゴムの顔を上げゴムの腕を振って歩きました。
彼はカメラを掲げて後についてきます。振り返るととても嬉しそうな表情です。
サンダルを履いたゴムの足を波に浸し、海水を掬ってゴムの肌に振りかけてみました。
ラブドールの中で蒸されている体を肩まで海に浸かって冷やしました。
撮影をしている彼に若い男女二人が近寄って来ました。
「あのー・・これって、何の撮影なんですか・・」

171M.E:2022/08/08(月) 00:37:54
恋した彼の願いと私 第十一幕
「ちょっと今は明かせないんですよね〜」彼が男性に返事をすると、女性のほうが私を指して言いました。
「あのなんだかものすごい着ぐるみ、中に入ってるのは本物の女の人ですよね・・」
私は思い切って二人に近寄り、お面の中からしゃべりかけました。
「何のことですか?着ぐるみ?私って変に見えますか?中の人なんていませんよもちろん!」
二人はまだいろいろ知りたがっていましたがあきらめて離れていきました。
「君も大胆になってきたね・・びっくりだな〜」しばらく撮影を楽しむ彼、私もいろんなポーズをとってゴムの体をくねらせてみました。
車に戻るとタオルでゴムの体を拭き、服を着て海辺を後にしました。
「知り合いがやってるレストランで、午後の中休みの時間に入れてもらえるように頼んであるんだ。そこでゆっくり食事をしよう」
着いてみると、ちいさなお店で「くつろぎ」という看板がかかっていました。
「店名のとおりリラックスできる美味しいお店だよ。マスターは和洋中何でも作ってくれるんだ」
準備中の札が掛かったドアを開けると、「いらっしゃい」と声がして男性女性二人のかたが出迎えてくれました。
「こちらマスターと奥さん。でもね、奥さんは普段ここにはいないんだ。実は売れっ子の漫画家さんなんだよ。出来たら取材させてほしいそうなんだ」

172名無しさん@着ぐるみすと:2022/08/08(月) 19:32:58
支援!

173M.E:2022/08/09(火) 00:27:21
恋した彼の願いと私 第十二幕
奥さんが手を差し出したので握手をすると、「感触は違いますね〜綺麗なゴムの手なんですね」
早速質問攻めにあいそうでしたが・・
「すいません、ちょっと・・トイレを借りたいんです」
ラバードールになったまま小用をすますのは二度目です。戻るとみんなは熱心に話し込んでいます。
「何を作ってもらおうか。マスクを被ったまま美味しく味わえるのは何かな」
「パスタなんかどうです?僕のペペロンチーノはけっこう評判いいんですよ」
私はお面の顔でうなずきました。「大丈夫、食べられると思います」
マスターがみんなにペペロンチーノを作ってくれることになりました。
私は奥さんと話しをしました。聞いてみたら、私の知っている漫画作品の作者さんでした。
「ちょっとスケッチさせてください。でも私の描く似顔絵は似てないって言われて・・リアルなデッサンはあんまり・・セクシー系は苦手なんですけど」
「すごく綺麗なお面ですよね・・ちょっと触ってもいいですか?」
「どうぞ、この通りゴムの唇もかなり自由に動かせるんです。パスタも美味しくいただきますよ」
みんなでパスタを食べました。私もなんとかフォークを口の中に運んで残さずいただきました。
「あんまり冷房が効かないんですよ・・全身ゴムのボディスーツじゃあすごく暑いでしょうね」
「今日はもう3時間以上このラバードールの中に閉じ込められてるんです。でもまだ頑張ります」
マスターが言いました。「こんなにセクシーで綺麗なラバースーツなら君も作ってもらったらどうだい。ダイエットにもなるよ」
「ふーん、旦那が先にイケメンラバードールになったら考えてもいいよん」
漫画の話なども話題にして過ごし、やがてお店を後にしました。
彼の住まいに戻るともう夕方でした。もう一度飲み物と食べ物を軽く取った後彼は・・
「それじゃ、君がそのラバードールになったままでまた抱かせてもらっていいかい・・今度はちょっと違ったやりかたをしてみたいんだ・・」

174M.E:2022/08/10(水) 00:16:57
恋した彼の願いと私 第十三幕
彼はキャスターをロックオフしたベッドを壁の大鏡の前に寄せて固定しました。
私と彼は服を脱ぎ全裸になりました。もちろん私はゴム製の全裸なのですが。
またゴムの指でゴムを彼のものに装着し、一緒にベッドに上がりました。
「鏡にむかって、膝をついて座ってください。僕は背後から、後背位で君を抱きしめるよ」
「そうすると、抱かれている君の姿を僕たち二人が一緒に見て感じることができる。きっと前回より素敵な体験が味わえるはずだ・・」
私は鏡の直前に座りました。お面の眼の穴からは私を封じ込めているゴムのラブドールが見えます。
・・これが今の私・・この身体で彼を受け入れるのね今から・・
背後から彼の手が私のゴムの肌を愛撫し始めました・・彼の視線は鏡の私の姿・・生きているラブドールを見つめています。
やがて彼の腕が背後から私の身体を抱き上げてきました。
そしてついに彼のものが持ち上げられた身体の下から入ってきました!
受け入れた私の身体は激しく揺さぶられました。でも私はお面の中からずっと私のゴムの身体を見つめていました。
そして下半身の奥で感じる感覚とともに、別の不思議な感覚を覚えるのをお面の中で考えていました。
・・やっぱりそうだ・・生身の肌を触れ合って抱き合うより、こうしてゴムに封じ込められラブドールにさせられて抱きしめられるほうがずっと感情が昂ってくる・・
・・もう私はこの禁断の、アブノーマルな行為から離れなれない・・
私の眼は、妖しく揺れる、輝くゴムの肌の美しい身体から一瞬も離れられません。
・・ああなんてセクシーなんだろう・・このセクシーなゴムのラブドールの中に私が入っている・・なんて素敵な体験なんだろう・・

175M.E:2022/08/11(木) 00:32:16
恋した彼の願いと私 第十四幕
やがて脱力した彼は私の身体から抜け出して後ろに下がりました。
私はベッドに掌をついて荒い息をしていました。それでも鏡にまっすぐ顔を向けていました。
お面の中からの視線をラブドールの自分の姿から離すことはできませんでした。
ティッシュボックスを差し出されてやっと気持ちが落ち着きました。
「ありがとう、最高に楽しかったよ。今日はもう、10時間以上ラバードールの中に入ったままだよね。つらいだろう、ごめんね」
「脱がしてあげるよ。さあ、浴室に行こう」
私はゆっくりと彼に向き直りました。
「いいえ、私、まだこのラバースーツを脱ぎたくないんです・・」
「ええっ!それは、いったいどういうことなんだい!」
「このまま、ラブドールの中に入ったままで朝まで眠ってみたいんです・・」
「ゴムにぴっちり閉じ込められて眠ったら、どんな夢を見て、どんな目覚めを迎えるのか体験したいんです・・」
彼は泣いているような表情でちょっとのあいだ黙っていました。
「わかったよ。じゃあ、このベッドで一緒に寝よう、夜明けまで」
「冷房があれば、ラバードールに入ったまま眠っても大丈夫かな。そばに飲み物も用意しておくよ」
「照明は半分つけておいて、隣の僕がラバードールの君の姿を見ながら寝ることができるようにするよ」
「もし苦しくなったら、いそいで僕を起こしてね」
こうして私は、ゴムのラブドールの中に入ったままベッドで一夜を過ごすことにしました。
はたして、このままで眠ることができるのでしょうか。眠りに落ちたら、ちゃんと目覚めることができるのでしょうか。
・・私はラブドールになって眠るの。明日目覚めたら、人間ではなくなっているでしょう・・
・・全身をぴっちり覆うゴムの皮は私の肌に癒着してもう取れないの・・
・・私は一生ゴムのラブドールの中に入ったままで生きていくことになる・・
・・でもいいの。この輝くゴムの肌が私の身体になり、この美しいゴムのお面が私の顔になるんだもの・・
了・・?

176M.E:2022/08/11(木) 23:47:01
拙作「恋した彼の願いと私」を読んでいただけたかたに、あいさつ兼いいわけ兼ざんげを申し上げます。
私は以前にもこちらに投稿していて、過去ログが見つからないのですが第4章ぐらいの時で。
着ぐるみメイドに買い物や犬の散歩をさせる・・という話でした。
けっこう好意的な感想があって気をよくしたものでした。
今年2月23日から28日まで初めて18禁描写もいれた本作を投稿してみたところ、ほとんど反応がなかったので残念でした。
もっとも、掲示板という形式がもうはやらなくなってしまったのでしょうがないですね。
なので第七幕で打ち切るつもりだったのですが・・ある知人に直接宣伝したところ。
本人だけでなく奥さんもあの変態小説をホントかウソか面白かったと・・続編をお願いされたのです。
それで今月なんとか第十四幕までもっていきましたが。
苦しまぎれに知人がモデルの夫妻を登場させてしまったのです。
・・フィクションです、人物・団体は架空のものです・・とかいっても実際の夫妻をよくご存じのかたが読んだら偶然でないのはまるわかりです。
今のうちにあやまっておきます。ごめんなさい。
そして、ついでながらこの作品を書くきっかけになった動画を紹介したいと思います。
Uniform X Restricted EX Dollと検索して最上段に表示される、透明感の顔は人形カラダはリアルな娘、という動画を見てください。
本来は20分の有料動画ですが3分だけ無料で視聴できます。
私はこの映像があまりにも素晴らしく感じてしまい、このような作品を投稿してしまったのです。
それでは失礼いたしますが、やはり感想をよせていただけましたらありがたく存じます。

177名無しさん@着ぐるみすと:2022/08/12(金) 21:15:15
M.E様 お疲れさまです。
拝見させていただきました。
当初は全くフェチ耐性がない彼女が、嫌々ながらも彼の為にと思って
ラバードールを体験をきっかけに、好きになっていく様は良かったです。
実際にもピッチリ感を体験することで、全身タイツやラバーが好きになる女性は
いますので、そことリンクしてみることができました。
彼氏の直球なリアクションと感情はうぶさが表れて良かったと思います。
当時の自分を重ね合わせてみることができました。
描写も実際にマスクやタイツを持っているか、
もしくは知識が深くないと書けないところですので玄人目線からも想像が容易かったです。
もし、今後も投稿して頂けるのでしたら、時代背景(90年代〜20年代)が分かると、
より人物の価値観や環境が想像しやすく、物語に入り込みやすいのかなと思います。
あとはセリフが整い過ぎているのかなと思いますので、
もっと心の底から出てくる言葉で生々しいやりとりが欲しかったりもします。
今後の作品投稿を期待しております!

178M.E:2022/08/13(土) 00:21:38
早々に感想をよせてくださいましたかたに深く感謝申し上げます。
私は小学生のころ女子の水泳帽に興奮した記憶があってずっと「かぶりもん」が大好きなのです。
長じてからはラバーコスチュームの専門店をさがしてあるいたりしました。
しかし、「アズロ」などの専門店は私が見つけたころはもう最盛期の勢いはなく、ほどなく閉店してしいきました。
実際に手に入れたのは飴色透明なマスクとグローブが一揃いくらいだけで、実際の体験はほとんど試せませんでした。
この投稿作の彼氏は私自身を投影していますが、女性から惚れられる・裕福というところはまったく違うのが現実なのです。
いっぽう惚れた女性から「犯罪者と紙一重じゃない」と言われたのは実体験なのであります。
つまり、こんな体験ができたらどんなに嬉しかっただろうという私の夢想をそのまま、ひねりなしに作った話なのです。
下書きなしで文章を考えながらぶっつけ入力し、分載の区切り最後だけ引きを考慮して工夫はしましたが、あまり推敲もせず投稿したので・・
たしかにセリフは紋切り型だったかなと反省するところですね。
そんなわけで、新たな作品を創作となると・・よほど能力を絞り出さないと当分のあいだ無理であります。プロの作家さんは偉いな〜と常々感心しております。
次の投稿は期待なさらずに長い目で・・
ありがとうございました。失礼いたします。

179名無しさん@着ぐるみすと:2022/08/13(土) 23:42:26
好きになった入口はそこからなのですね!
私もかぶりもんが好きで、今では考えられないクオリティーなのに
大仏マスクを購入しただけで武者震いしました。
たしかに男性のリアクションや女性側のセリフだけが、リアルだったので、
もしや実体験?と少し思ったりもしました。
私も何人もの彼女にマスクやタイツをお願いした経験がありますが、
生理的に受け付けない子もいましたし、彼氏の為ならと受け入れて望み通りの役になってくれる
子もいました。現実はなかなか理想通りっていうのは難しいもので、
彼女、妻子に全て求めるのも負担になりますし。
それを作品として昇華して頂くことは欲に素直に向き合い素晴らしいと思います。
私も創作の作り手としての経験がありますので、すぐに新たな作品を作るのは
すごく労力とモチベーションがないとできないのは重々承知です。
無理なさらず、また気が向いたときにでも大丈夫です(^-^)

180M.E:2022/08/14(日) 15:49:22
ー彼氏の為ならと受け入れて望み通りの役になってくれる子もいましたー
なんといううらやましいお話でしょう。どんな役になってもらえたのか、詳細が聞きたくてたまりませんよ。
ー私も創作の作り手としての経験がありますー
体験を小説化してこちらに投稿していただけたら・・と願わずにはいられません。
無理でしょうか。是非ともご検討を切にお願いいたします。
小説化までは贅沢でも、実際の体験だけでも・・お頼み申し上げます。

181名無しさん@着ぐるみすと:2022/08/14(日) 21:36:15
当時の彼女(複数)とのそのような行為の写真と動画は残っていますので、いつでも記憶を呼び起こし直接会っての話することは可能ですが、
そこは禁断の扉で、別れ際にそういった行為のデータは全て削除するように念を強く押されたこともあり、
その事実を文章として外部に出すということは、やはり人として躊躇します。
そういったことがあり、その経験を基に今のフィクションでの創作活動あるのかなと思っています。
掲示板ではあまり投稿はしないですが、界隈の中のどこかに創作活動を投下しています。
すみませんが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

182M.E:2022/08/14(日) 23:06:20
ご事情うけたまわりました。そういったわけであればいたしかたありませんね。
以前はネット空間でのかぶりもん界隈もあちこちさまよっていたもんでしたが、近頃はさがしまわる熱意が失われていたところでした。
初心にかえってほかでも同好の士の創作をのぞいてみます。
もし心境に変化がございましたら、こちらにも投下をよろしくお願いいたします。

183名無しさん@着ぐるみすと:2022/08/16(火) 22:23:51
投稿ありがとうございます
良かった、もう誰もいないのかと思ってました

184名無しさん@着ぐるみすと:2022/09/06(火) 20:39:40
着ぐるみの小説ってこことpixivと道場以外だとどこで読めますか?

185名無しさん@着ぐるみすと:2022/11/06(日) 23:32:35
保守

186名無しさん@着ぐるみすと:2022/12/17(土) 23:49:25
>>176
ここの掲示板も荒らしが出ている時は良かったですが、年々人も減っていき、書いていてもリアクションがなくて、私も昨年9月からはpixivに移動しました。
私も5章から11章までは書いていましたが、最後の方は自分1人だけだったような感じになり寂しかったです。久々に覗いてみたら、私と同じラバーフェチ作品があり読ませて頂きました。また、ちょくちょく覗きに来ようと思いますので新作期待しています。

187名無しさん@着ぐるみすと:2023/01/20(金) 23:48:18
みんなどこに行ってしまったのか…

188名無しさん@着ぐるみすと:2023/01/21(土) 08:05:01
そういうのは着ぐるみ小説投稿BBSの管理人に言えば?
ここの管理人と同じなのかどうかは知らんが
このスレで宣伝して住人を誘導して引き連れて出て行ったんだろ?
分裂したらそりゃここの人の数は減るだろうに
ネタが枯渇したらここで小説を催促って…経緯を考えたらそれもう荒らしだから
今はpixivがあるんだしメッセージでも送ってみたらどうだ?
数年に一度くらいで人が来たら読んでお礼を言う
ここを使うのはその程度でOKだよ

189名無しさん@着ぐるみすと:2023/02/08(水) 10:28:24
今twitterで着ぐるみ小説とかないのかなと思って検索したらこういうの見つけた

したらば掲示板は通信制限かかっててwi-fiからは投稿できないことがあって
それを解消するためにできたのが着ぐるみ小説投稿BBS

調べたけどそういう書き込みを見つけられなかったし
同じしたらばなら基本仕様は変わらないはずだが
ここの管理人がわざわざそういう設定にしてたってことなの?

この板のコスプレスレッドで実名叩きが横行しててワード規制?みたいなのが酷すぎて小説を投稿しても弾かれて
コスプレがある板とはたもとを分けたほうがいいから小説投稿BBSが作られたんだと思ってたんだが

190名無しさん@着ぐるみすと:2023/04/02(日) 16:12:11
管理人が代わったとかで緩くなったらしいけど
一時期は嵐対策と思われる通信制限で書き込めない時があった

191名無しさん@着ぐるみすと:2023/04/03(月) 07:30:18
今もみちゃで暴れてる連中が実名出して誹謗中傷繰り返す→管理人がワード規制→小説が投稿できなくなる

こういう流れだな

192マネキンの中には 前編:2023/04/09(日) 00:23:51
とある衣服店。
閉店の時間を迎え客一人いない店内を薄暗くした照明で照らしている。
レジ横の関係者以外立ち入り禁止と書かれた扉が開き、一人の女性が出てきた。
スラッとした手足に整った体と顔。手入れの行き届いた長い髪が照明に反射する。
モデルと言われても納得できる彼女はここの店長で名前は羽生薫子。

羽生は商品が並んだ陳列された棚の間を歩いていく。
それぞれの棚の端には商品である服やズボン、帽子などの小品を着させたマネキンが置いてある。
その中で頭から足まである全身タイプのマネキンの前に羽生は立ち止った。

男型の球体関節式マネキンで他の男型のマネキンに比べ筋肉質なフォルムである。
手足は太く、胸板も厚い。身長もそれにふさわしいくらい大きい。
他のマネキンとは毛並みが違うせいかある意味この店の看板キャラクターになりつつある。

顔には表情が付いておりアメコミのヒーローのような濃ゆい顔つきである。
見開いた目で白い歯を出して笑っている。

羽生はその見開いた目の奥を覗き込むようにして独り言を話始める。
「ふふっ。お疲れ様。今日もいい笑顔だったわ。」
羽生は手にしていたヘッドセットを耳に装着する。
そしてヘッドセットのスイッチをONにする。

「お疲れ様、美羽。生きてる?」
「-------」
「ああ、よかった。ちゃんと生きてる。お疲れ様。」
「-------」
「ふふっ。もごもご何言ってるか分かんなーい。」
「------!!」
「ああもう、わかってるわよ猿轡噛まされてたら喋れないわよね。」
そう言って羽生はマネキンの唇をなぞる。
「ねぇ出たい?」
「----」
「そうよね〜。一日中マネキンの中に閉じ込められて声も上げれずにずーとここに立たされてるもんねぇ〜。そりゃあ出たいよね。・・・・けどさ、もうちょっと私と付き合ってよ。」
「----!?」
「大丈夫大丈夫。残業代は出すからさ。」
羽生はポケットから小さなリモコンを取り出してマネキンの顔に近づける。
「これな〜んだ?」
「---!?----!!」
「ふふっ。恐らく美羽が考えてるソレだよ。美羽の中に埋めたアレのリモコン。お昼気持ちよかったでしょう?イケメンの男2人の前でイッタ気分はどう?」
「-----!!-----!!」
「そうかそうかそんなに欲しいか。」
「-------!!!」
「うふふ、美羽は嘘が下手だなぁ。嫌がってる声出しても私には分かるのよ?貴方の本心がね。」
羽生はリモコンのスイッチを入れる。
普段は店内に軽やかなBGMをかけているのでお客も気づかないが、閉店して店内BGMがない今目の前のマネキンから微かに機械の作動音が鳴っている。
しかしマネキンは微動だにせず、その屈強な体を見せつけている。
「----!-----♡----!?」
「どう?気持ちいでしょ?ついでにお胸に付けた玩具も動かすね。ポチッとな。」
「----!?-----!?----------!」
「うふふ、逃げようとしてもダメよ。というか逃げれないか。外側からマネキンにピッタリと包まれて動かせても紙一枚分くらいしか動かせれないもんねぇ。ちゃんと感じてね♡」
「------♡!?-----!-----!!」
「はぁぁいいわ!いい!今のあなた最高!!」
羽生はリモコンを投げ捨てるとその場で身に着けていたものを脱ぎ去り、ヘッドセットだけを残し生まれたままの姿になった。
そしてそのまま自分自身に行為を始めた。
ヘッドセットから流れてくる美羽の甘き声をBGMに羽生の行為が熱くなっていく。
「----♡ --------♡」
「んっ・・・・まだ・・・・ぁん、逝かないでよっ・・・・・んn♡・・・・逝くなら・・・・・・うんんっ♡・・・一緒・・にねっ」
そしてお互いにボルテージが上がり絶頂した。
店内に羽生とそしてマネキンから微かに声が鳴り響く。

193マネキンの中には 後編:2023/04/09(日) 00:24:39
羽生はその場で満足したようにへたり込む。
しばらくするとヘッドセットから聞こえる声にハッとする。
「------!------!!------!!」
羽生は慌てたように何かを探し始める。
「ゴメンゴメン。今止めるから待ってて。」
「-----!!----!!----」
「ああもう分かってるって!暗くてどこにリモコン落としたか分かんないだよ!」
「----♡ -----!!♡」
手探りでようやくリモコンを探し当てる。
「あった!!」
急いでリモコンのスイッチを切る。
無事スイッチは切れたがその直前にマネキンは逝った。
「ま、まあ寸止めよりはマシでしょ?」
「------!!」
「う〜、本当にゴメン。」

その後羽生は脱ぎ捨てた衣服を着直しバックヤードから台車を持ってきた。
慣れた手つきでマネキンを台車に積んでバックヤードに運んでいく。

それから30分過ぎたころ。店の裏口か二人の女性が出てきた。
「もう!!今度からは近くにリモコンは置いといてください!!」
「は〜い。次から気を付けま〜す。サーセンシター。」
反省の色が見えない羽生の隣には顔を赤らめた松木美羽がいた。
美羽も手足が細くスタイルもいい。
手足が細いお陰であのマネキンの中に入れるくらいだが、さすがに普通のマネキンだとマネキンの手足が細すぎて入らないので入るように設計した結果あのような筋骨隆々なマネキンが生まれた。
「ねえ、明日も入るでしょ?」
羽生は笑顔で美羽に問いかける。
「ええ〜。あれ結構キツイんですよぉ。一日中姿勢が固定されて凝るし店長はイジメてくるし」
そう言って美羽は大事な所を隠すような仕草をする。
「でも美羽はそれが快感に感じるんでしょ?」
「それは・・・そうですけど・・・・」
美羽の顔がは照りだす。

そして二人の姿は賑やかな街に紛れていった。

194名無しさん@着ぐるみすと:2023/04/09(日) 05:28:03
掲示板で見るのもいいね

195名無しさん@着ぐるみすと:2023/04/09(日) 07:56:00
泣きそう、乙です!

196名無しさん@着ぐるみすと:2023/06/28(水) 21:20:06
供給が足りない…お恵みを…

197雨の日の散歩って気持ちいいよね:2023/07/08(土) 22:32:28
ある雨の日。
時計を見れば深夜の2時を指していた。
私はベッドの上で背伸びをして深呼吸をする。
窓のカーテンを開けて外の様子を伺う。
深夜で雨の日ということで人が出歩いているようには見えなかった。

「お。ちょうどいいくらいに雨脚がいいね。」
私は独り言を口にしクローゼットに向った。
クローゼットを開けるとこの季節には着ないコートなどの衣服が並ぶ中、私は奥の方に隠すように掛けているあるモノを手にする。
それはウルトラの母の着ぐるみ。
それとセットのグローブとブーツ。

先程まで着ていた衣服と下着を脱ぎ去り生まれたころの姿になった私はウルトラの母の背中にあるヒダに指を刺しこむ。
ぺリペリと音を立ててヒダの中のチャックが姿を現した。
そのチャックを下げて爪を立てないように足を通していく。
このウルトラの母の着ぐるみはグローブとブーツとは別に手袋と靴下が一体になった設計をしており、
全身を余すことなく包み込む代物である。
足首より先はわざとサイズが小さくして作ってあるため通すのに苦労する。
ただ伸縮性に優れているので足先まで通し終えるとぴっちりと私の足に張り付いてフィットする。

両脚を通し終えたら股下の所までたくし上げる。
そして引き出しから取り出したローターを敏感な箇所に押し当てる。
流れてくる感覚を我慢して着ぐるみをお腹の下の所まで上げる。
着ぐるみの股下がローターがズレるのを防いでくれて落ちることもない。
ただし常に押し込まれた状態になっているので着ぐるみを脱がない限りローターを取り除けない。

次に腕を通していく。
手首の先は先程説明した通り手袋と一体になっており指の1本1本丁寧にはめていく。
シワは後で伸ばすとしてこれで腕は通し終わった。

私の胸の辺りに垂れているマスクを手に取り顔を沈めていく。
マスクには視界を得るために目元に細いスリットが開いている。
目の位置を合わせたら開いている片手でお尻の位置にあるチャックに手をかける。
少しずつチャックは上がっていき、チャックが通過する箇所が体に張り付くように絞められていく。
チャックが完全に上に上がり切ったらヒダで包むようにしてチャックを隠す。

電源が入っていないとはいえ先程から動くたびに刺激してくるローターのせいで呼吸が荒れている。
呼吸用にマスクには口元にスリットが開いているが、とても細く満足できるほどの空気が吸えない。
だけど窒息するほどのことではなく、それが逆に私に苦痛を与える。

呼吸を整え、グローブとブーツを持って玄関に向かう。
事前に用意していたウエストポーチを装備してブーツを履き始める。
指先が覆われているため紐を編み込む作業に手間取るがなんとかうまくいった。
次にグローブに手を通す。
グローブの手首の辺りにチャックがついておりそれを閉めることで手首から抜けなくなった。
厚手のグローブなので細かい作業は向いていない。

玄関の姿見用の鏡にはどこからどう見てもウルトラの母が立っていた。
だけどその中身は裸で秘部にローターを仕込んで呼吸を荒らしながら感じる痴女が入っている。
ウルトラの母の中は暑く、全身からすでに汗が流れ始めている。

私は傘立てからお気に入りの傘を手に取り、玄関の扉の鍵を開ける。
慎重に頭だけを外に出し様子を伺う。
外は今も雨が降っており、誰かが出歩いているようには見えない。
車道も大きな道から外れた所にある住宅街なので車の通りも全くない。

私は深く深呼吸をする。
「スー・・・ハ〜・・・・・よし。行ってきます。」
一歩前に踏み出し傘をさす。
玄関の鍵を施錠し、鍵をウエストポーチにしまった。
入れ替えるように中から小型のリモコンを出して電源を入れる。
電撃が流れるように快感が押し寄せる。
漏れた声は雨音に消され、この声に気付く者はいないだろう。
息苦しさと押し寄せる快感に頭をぐちゃぐちゃにされながらも思考を巡らす。


きょうはどこまでいこうかな
 
                             おわり

198名無しさん@着ぐるみすと:2023/07/09(日) 20:08:51
乙おつ

200名無しさん@着ぐるみすと:2023/09/09(土) 07:44:24


201名無しさん@着ぐるみすと:2023/09/09(土) 07:47:10
保守
戦隊モノのアレは着ぐるみでいいんだろうか

202名無しさん@着ぐるみすと:2023/09/09(土) 08:16:52
ここに貼ってください

203名無しさん@着ぐるみすと:2023/09/09(土) 12:48:59
主人公たちのスーツ…
スーツかあれ!

204名無しさん@着ぐるみすと:2023/11/09(木) 03:17:52
10章冒頭の夏樹と兄の「ぬいぐるみ」の話の続きはどこかにありますか?

205名無しさん@着ぐるみすと:2023/11/10(金) 22:33:57
>>204
見た事ないなぁ…
あれ良かったから続き読みたいよね

206名無しさん@着ぐるみすと:2023/11/17(金) 08:54:43
そうですよね、続きが読めることを期待しているのですが...
教えていただきありがとうございます。

207名無しさん@着ぐるみすと:2023/11/29(水) 00:10:05
小説の供給が少なくて干からびそうだ

208ぬいぐるみ 姉妹編:2024/01/03(水) 22:40:41
私は仕事を終え家に帰宅した。
「ただいまー」
玄関のドアを開けて自分が帰ってきたことを伝える様に声をだすが家の中は静まり返っている。
私は疲れた体で2階の自分の部屋に入り部屋着に着替える。
そして1階の洗面所で手洗いうがいをしたらもう一つの仕事に取り掛かる。

再び2階に上がり一緒に住んでいる妹の部屋に入る。
妹の部屋は趣味のぬいぐるみ収集で至る所に動物のぬいぐるみが置かれている。
私はその中の壁にもたれ掛かったクマのぬいぐるみに近寄る。

「・・・・フフッただいま。」
私はクマのぬいぐるみの口にキスをするように押し当て、クマのぬいぐるみの口の中にあるチューブを探す。
チューブの先端を見つけたらそのままそのチューブを噛み締める。

ほんの数秒の沈黙の後変化が起こった。
ぬいぐるみから籠った声が上がる。
「ん・・・・んーーー!んんーーーーー!!」
次第にその短い手足を振って抵抗し始める。
ポカポカと柔らかいクッションのような腕が私の体に当たる。
私は噛んでいたチューブを離す。
「ああ・・・かわいい。」
チューブの先端からは何度も空気が出入りする音が部屋に響く。
それと同時にぬいぐるみの体は肩で息をするように上下している。

「どう?空気おいしい?」
私は意地悪そうにぬいぐるみの顔を覗き込む。
「でももうちょっとだけ頑張ってね。」

次に私はピンク色のリモコンを取り出した。
そして【弱】でスイッチを入れる。
するとぬいぐるみの体が少し跳ねる。
「んっ!!・・・・」
私はすかさずぬいぐるみの口を押え
「ダーメ。お人形さんは喋らないんだよ?もし声出したら今晩は解放させないよ?」
ぬいぐるみは小刻みに震えながら何とか耐えようとしている。
「いい子いい子。あと10分耐えれたらイかせてあげるし解放してあげる。きっと中は暑くて汗びっしょりでしょ。」

私にとっては10分はあっと言う間だ。だけど時間の感覚が分からないぬいぐるみからすれば物凄く長く感じるであろう。
時折チューブから「フー・・・フー・・・」と荒い呼吸音が聞こえるが声は必死に殺しているようなので大目に見よう。
ぬいぐるみの下半身は時々腰を振っているのか動いている。
(うふふ、イキたいんだろうけど無駄な足掻きね。存分に味わいなさいイキたいのにイケない感覚を。)


『ピピッピピッピピッ』
あらかじめセットしていた10分のタイマーが鳴る。
ぬいぐるみは小刻みに震えている。
私はぬいぐるみの耳元に近寄入り、
「お疲れ様。約束通りイカせてあげる。声もだしていいわよ。」
私はリモコンの【強】を押す。
するとぬいぐるみの体が跳ね上がり、体がピンと仰け反る。
「んんッ!ムん!?んンーーーーー!!!」
イッたのかぬいぐるみはぐったりと倒れる。
それを私は観察しながら満足していた。

209ぬいぐるみ 姉妹編:2024/01/03(水) 22:41:37
「はぁ〜変態だな、私も桜も。」
私は形状が人形であればイジメることに興奮を覚え、妹の桜は自分を人形のように扱うことに興奮を覚える体であった。
初めは桜が人形のフリをして私が枕を桜の顔に押し付けて呼吸制御プレイをしていたが、
気づけば桜をぬいぐるみの中に閉じ込め拘束し、尚且つ苦しいプレイを強いるようになった。

私はリモコンのスイッチを切り後片付けに入る。
クマのぬいぐるみの背中にはチャックが隠れており降ろしてやる。
すると熱気が開けた隙間からもれる。中がどれだけ暑いかと考え、桜がそれに耐えてる姿を想像すると私のとある箇所が熱く感じる。
私は背中の隙間に腕を突っ込み、桜のわきの下を通って羽交い絞めするようにして掴んだら引っ張りあげる。
ぬいぐるみの背中から出てきたのは桜・・・の姿をした黒い塊。
素肌の上から黒いラバースーツを頭の天辺から足の先まで覆い、両手足は折りたたんだら革製バンドで拘束する。
頭は耳に細かい穴と口のチューブ以外空いておらず、鼻には栓がしているため口からしか空気が吸えず、チューブは細いせいで吸える空気の量は限られる。
口の中にはマウスピースとチューブが連結しおり、マウスピースが舌を押さえつけるので言葉を発することができない。
秘所にはバイブを固定しており、伸縮性のあるラバースーツがバイブを押さえつけて離れることはない。
逆に暴れれば暴れるほどラバースーツがバイブを押して苦しめる。

後頭部にあるチャックを上げると桜の綺麗な髪が姿を現す。
湯気が上がり酸っぱい匂いが広がる。
「・・・・ん・・・・・・」
意識が戻ってきたのか桜が目を覚ます。
「口開けて。全頭マスク取るから。」
「・・・うんん・・・・・」
桜が弱々しく口を開く。
全頭マスクと一体型のマウスピースから透明な糸が引く。
濡れた前髪がぴったりとおでこに張り付いてて美しいと私は感じた。

桜にストロー付きのスポーツドリンクを渡すとあっと言う間に飲み干した。
少し休憩させたら一緒に風呂場に行き、中で汗で張り付いたラバースーツを脱がすのに協力した。

それから30分後。
「今日はコンビニ弁当だけど、桜が好きなオムライス売ってたから買った。」
「わぁ!ありがとう!おねぇちゃん大好きっ!」
家の中では和気あいあいと仲の良い姉妹が幸せの夕食をしていた。

「次はもっとイジメたいな・・・ねぇ桜は次何されたい?」
「う〜ん?おねぇちゃんに任せる。」
「そう。じゃあ楽しみにしてて。」
「うん。」

                                終わり

210ぬいぐるみ 姉妹編:2024/01/03(水) 22:43:28
新年あけましておめでとうございます。
駄文ですが少しでも面白いと言っていただければ光栄です。
それではまたいつか。

211名無しさん@着ぐるみすと:2024/01/03(水) 22:44:29
あけましておめでとうございます!
ありがとうございます!

214ごむらばpixiv ◆dkf/aF6sqI:2024/01/12(金) 22:20:18
マグロ女 【足マグロ編】


【マグロ女】
皆さんはこの言葉を聞いてどんな事を想像しましたか?

【マグロ女】とはエッチのときに、ただ寝ているだけで何もしないことを【マグロ】と言います。
由来は、ベッドの上で寝転んでいるだけの姿が、まるで市場に陳列されている冷凍マグロのようだというところからきているという説が有力なようです。

私が遭遇した【マグロ女】は皆さんの知っているものとは違いました。



とある風俗店へ友人に連れて来られた俺、竹之内 司(たけのうちつかさ)は一番安いコースを探していた。
友人はこの風俗店の常連ですぐにいつもの女の子を選択し個室へと案内されていた。

メニューの下の方にあったのが
【マグロ女】しかもその下にはさらにメニューと料金が記されていた。

  足マグロ(足フェチの方向け)
  手マグロ(手フェチ、指フェチの方向け)
  手マンマグロ(女性器を弄りたい方向け)
  ヤリマグロ(ただただヤリたい方向け)
  解体マグロ(体験してのお楽しみ)

その中で俺は【足マグロ】コースを俺は選択した。
理由は二つ、値段が一番安かったことと足フェチであること。

準備が整ったという事で部屋へ案内されるのだが、女の子を選択させてもらえなかった。
一番安いコースなので、それも仕方なしと割り切って個室へ。

個室に入って一人掛けソファーで女の子を待つ。
一番安いコースなのでブサイクかオバさんが来るのだろうと思っていたが、個室の扉はノックされない。
俺がソファーに座って待っているのは、とんでもないのが来たらすぐに帰ろうと思っていたから。
しかし、5分経っても誰も現れない。
“いったい、どうなっているんだ!”
そう思い、ベッドを見ると膨らみがある。
“え?!もしかしてベッドですでに待機するタイプ?“
そう思いベッドに近づき布団を捲った。
ベッドの上のモノを見て俺は言葉を失う。
「へ、マグロ… ?」

ベッドに横たわっていたのは紛れもなくマグロ。
本物と見間違えるクオリティのマグロから銀色の足が生えていた。
「【足マグロ】ってこれ?」
俺は驚きから固まってしまう。
どう見てもリアルなマグロの着ぐるみを着た女性が着ぐるみから足だけ出してベッドに横たわっているだけだった。

俺が布団を捲っても全く動かない【足マグロ】を注意深く観察する。
この【足マグロ】の着ぐるみにはファスナーなどは全く見当たらない。
そして、単にマグロの着ぐるみから足を出しているだけだと思ったのだが、どうも違う。
マグロの下腹部の尾に近いところから銀色の艶っぽい足が本当に生えているのだ。
というのも足と着ぐるみの境界はなく、突然変異で生まれてきたのではないかと思うほどであった。

その艶っぽい足に触れてみる。
生暖かく人であることは間違いなさそうだ。
触った感じはゴムのような感触だった。
俺が触れても全く動かない【足マグロ】をどう扱えばいいのか困惑してしまう。

215名無しさん@着ぐるみすと:2024/01/16(火) 11:28:19
支援!
これ好き

216名無しさん@着ぐるみすと:2024/01/18(木) 22:04:47
着ぐるみ小説の神のpixivに、似た着ぐるみがあったなあ

217ごむらばpixiv ◆dkf/aF6sqI:2024/01/19(金) 23:50:43
着ぐるみ小説の神って、ももぴさんですか?

218名無しさん@着ぐるみすと:2024/01/20(土) 07:41:30
ラバースーツの方じゃないかな

219名無しさん@着ぐるみすと:2024/01/20(土) 15:21:31
神って言ったらももぴさんでしょ
魚人観察記録の事だと思うよ

220ごむらばpixiv ◆dkf/aF6sqI:2024/01/20(土) 21:48:49
なるほど、魚人観察記録探してみます。
それでは以下、続きです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

取り敢えず、5本指に分かれた足の裏をくすぐってみる。
【足マグロ】はピクっと反応して、俺の手から足を遠ざける。
反応が可愛くマグロの中の人も可愛いのだろうと連想させる。
何度か足の裏をくすぐると、膝を曲げて体を丸めるようなポーズを取ったが、少しすると足を伸ばしてきた。
次はマグロの尾っぽに近い内ももに触れてみる。
ゾクッとしたのか、さっきよりもリアクションが大きい。
そんな内ももを優しく撫でると、ギュッと閉じていた股がゆっくりと開いてくる。
気持ちいいのだろうか。
そんな柔らかい内ももに顔を挟まれてみたいと思ったが、マグロの尾っぽが行手を阻む。

次に俺が思いついたのは“ひざ枕”だった。
横たわる【足マグロ】の体を起こそうとするが、【足マグロ】に腕は生えていない。
なので体を起こすのにも胴体を抱き抱えるようにして起こそうとしたが、またも尾っぽが邪魔をして座らせることはできなかった。

結局、ベッドに横たわるしかできない【足マグロ】。
仕方なく俺は艶っぽい足を撫でながら別の使い方を考える事にした。

冷静になって周りを見るとブーツやハイヒールストッキングなんかも用意されていた。
「なるほどね、これを履かせたりして楽しむのか」
俺は呟くとパンストを手にした。
「パンストはダメだろ!」
思わず呟いたが意外にもパンストの真ん中辺りに切れ込みが入っていて、マグロの尾っぽを通すことができた。
そして、銀色に輝く足にパンストを履かせていき、マグロの尾っぽから少し上までパンストを履かせることができた。

見た目はかなり滑稽だが、パンストを履かせてもなお銀色の光沢感はかなりのものだった。

次に俺が手にしたのはピンヒールのニーハイブーツ。
黒光りするエナメルのニーハイブーツはなかなか街中ではお目に掛かることはない。
そんなブーツを【足マグロ】に履かせていく。
このエナメルのニーハイブーツはこの【足マグロ】の中の人がオーダーしたようにピッタリとしていた。
筒の部分と太ももがピッタリ過ぎるくらいピッタリで履かせるのには、かなり苦労した。
ふくらはぎ辺りの内側にあるファスナーを閉めて黒光りするエナメルブーツを履かせ終えると、【足マグロ】が少し動いた。
その際、エナメルブーツが擦れて『ギチギチ』と音を立てるのが堪らない。
俺は足フェチであり、ブーツフェチ、さらにはエナメルフェチでもある。

女の子の顔が見られないのは残念だが、リアルなマグロの着ぐるみを着た女性の美脚を遠慮なく堪能できることに俺は満足していた。

ブーツ越しに足を触ってみても動かない。
逆にポーズを取るとそのまま動かなくなる、マグロだから。

一通り楽しんだ後、俺はずっとベッドで横たわっている【足マグロ】を立たせてみたくなった。
ベッドの端まで足首を持って引っ張っていく。膝から下がベッドに垂れ下がる形になると、俺は【足マグロ】の背後へと周り彼女を立たせる。

【足マグロ】は立ち上がったがフラフラとしている。
ブーツはピンヒールのうえ、エナメル生地が固く上手く膝が曲がらないのでバランスが取りづらそうだと思っていると二、三歩前に歩いて背後のベッドの端にマグロの体をぶつけて、その場に女の子座りをしてしまった。
【足マグロ】の中の人は焦ったに違いない。
なんとか体を立て直そうと、体を前傾にしてみたが腕がないので変な形の前屈になってしまった。
だが、そこから体勢を立て直して膝立ちして立ち上がろうと試みるが、マグロの頭が滑って床に寝そべる形になってしまった。

それをただただ見ていた俺は言葉を発することなく床で立ち上がろうとする【足マグロ】を眺めながら興奮していた。
これはこれでいい感じかも。
その後も床で立ち上がろうと蠢めく【足マグロ】を見ているうちに時間となってしまった。

そして思った。
次回は【手マグロ】を体験してみようと。

221名無しさん@着ぐるみすと:2024/01/28(日) 23:29:13
イイねいいね

222 ◆zEHLoba/D2:2024/03/23(土) 03:23:22
以前投稿したものを某サイトにのせることにしました。
無断転載ではないので一応ここにお断りを入れときますね。

223名無しさん@着ぐるみすと:2024/05/05(日) 15:34:25



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