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ARS総合....452912807

1フォルスカーター ◆fugkHaZ5pY:2012/04/29(日) 18:48:27
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ARS総合来ました(。・ω・。)

894地球の騎士『天凰輝』誕生-3:2016/02/06(土) 12:31:48
彦馬「さぁさぁ、お前達。殿も光平殿もお疲れだ。騒ぐのはその辺に
 しておきなさい」

彦馬は修練で傷ついた光平や丈瑠を案じて、騒がしくしている
流ノ介達を諌める。だがその時・・・・・・。

カラカラカラカラ

丈瑠「ム!」
彦馬「これは!?」

三途の川から隙間を通って現世に現れるアヤカシに反応する
隙間センサーが鳴り響く。彦馬はアヤカシが何処に現れたのか
調べる。

彦馬「殿、どうやらアヤカシは大江戸市の様です」
刃「なっ!俺の所かよ」
丈瑠「皆、すぐに支度だ!」
優香「でも、丈瑠さん。その身体じゃ・・・・」
丈瑠「アヤカシが出たのであれば、退治する。それが俺の・・・・
 俺達の使命だ!だからこそ、この程度の怪我だろうが出陣する!」

刃やしんせん組が住む大江戸市にアヤカシの反応が出た事を知り、
出陣しようとする丈瑠に対して、優香が心配する。しかしアヤカシとの
戦いが使命である為、出陣しようと支度を始める。

光平「俺も行きます・・・・」
慎哉「光平!お前だって、怪我しているじゃねぇか!」
光平「心配なのは分かる。でも、俺もブレイバーズの一員になったんだ。
 だからこそ、人が悲しむ思いをしないように俺が出るんだ!」

心配する慎哉に光平はブレイバーズの一員になったからこそ、
人々を守る為に戦いに赴こうとしていた。

丈瑠「・・・・分かった。お前も出陣の支度をしろ」
光平「ありがとうございます!」
刃「よ〜し、光平のフォローは・・・・」
ソウジ「俺達に任せてくれ!」

怪我をしている光平のフォローをする為、刃とソウジも赴く。
そして一同は大江戸市へと向かった。

895地球の騎士『天凰輝』誕生-3:2016/02/06(土) 12:32:30
***大江戸市***

イサミ「タァッ!」
ナナシ連中「ナナ〜!」
トシ「おりゃぁ!」
ビービ「ビビ〜!」
ソウシ「くらえ!」
ゴーミン「ゴゴ〜!」

一方、大江戸市ではイサミ、トシ、ソウシ達しんせん組の3人が
大江戸市で暴れるナナシ連中、魔虫兵ビービ、ゴーミンを相手に
戦っていた。

刃「お前らー!」
イサミ「刃さん!それにシンケンジャーの皆さんも」
ソウシ「キョウリュウグリーンのソウジさん、それとシグフェル・・・・
 牧村光平さんですね」
光平「ああ、確か君達はしんせん組のイサミちゃん、トシくん、
 ソウシくんだったね?」
ソウジ「君達も大丈夫かい?」
トシ「ソウシにソウジ・・・・ややこしい」

戦っていたしんせん組の3人の所へ、シンケンジャー、刃、ソウジ
そして光平が合流する。光平は歓迎パーティーでしんせん組の
3人と顔を合わせたばかりだった。そしてしんせん組のソウシと
キョウリュウジャーのソウジは名前が似ている為か、トシはややこしいと
感じる。

流ノ介「しかし、外道衆のナナシ連中だけでなく魔虫兵ビービに
 ザンギャック帝国のゴーミンまで暴れているとは・・・・」
茉子「彼等の狙いは何?」
千明「何でもいいけど、やっちまおうぜ!」
ブラジラ「ようやく現れたな。ブレイバーズの諸君」

ナナシ連中らを相手に戦おうとしていた彼等の前にブラジラが
立っていた。その横手にはキアイドー、そしてブラジラが血祭の
ブレドランを名乗っていた時に従っていたアヤカシ、マダコダマがいた。

光平「キアイドー・・・・・」
キアイドー「ほう、貴様か。俺を楽しませる程強くなったか?」
光平「貴様・・・・!」
丈瑠「待て、光平。貴様達の目的は何だ!」
ブラジラ「知れた事。ワルズ・ギル殿下はそこにいるシグフェルの
 存在にひどくご立腹である。故に、この救星主のブラジラ改め・・・・
 ザンギャックのブラジラが引導を渡してくれる!」
光平「俺を殺す為だけに、街を襲ったのか!許さないぞ!」
ブラジラ「ふん。ブレイバーズの者達共々、くたばるがいい。
 行け、お前達!」
キアイドー「邪魔立てはするなよ」
マダコダマ「やっと出番か。行くぜ!」

ブラジラは光平そしてブレイバーズを始末するべく、キアイドー、
マダコダマそしてナナシ連中や魔虫兵ビービ、ゴーミンに命令を
下し、キアイドー達は襲い掛かる。

丈瑠「いけるか、光平」
光平「勿論です。丈瑠さん」
丈瑠「そうか。ならば行くぞ、お前達!」
シンケンジャー5人「「「「「一筆奏上!」」」」」
源太「一貫献上!」

ガブリボルバー@音声「ガブリンチョ!ザクト〜ル!」

ソウジ「キョウリュウチェンジ!」

ガブリボルバー@音声「ファイア!」

シグフェル「―翔着(シグ・トランス)!!」

それそれシンケンジャー、キョウリュウグリーン、シグフェルに変身し、
刃、しんせん組と共に立ち向かう。

シンケンレッド「シグフェル、ブラジラ達の相手は俺達がする!
 お前はキアイドーと決着を着けろ!」
シグフェル「はい!」

そしてシグフェルは決着をつけるべくキアイドーに向かっていくのであった。

896地球の騎士『天凰輝』誕生-3:2016/02/06(土) 12:33:16
◯志葉丈瑠/シンケンレッド→修練の仕上げとして光平と戦い、その成果を認める。
  街に現れたブラジラ達と戦う為、シンケンレッドに変身する。
◯池波流ノ介/シンケンブルー→光平と丈瑠の戦いを見届けた後、街に
  現れたブラジラ達と戦う為、シンケンブルーに変身する。
◯白石茉子/シンケンピンク→光平と丈瑠の戦いを見届けた後、街に
  現れたブラジラ達と戦う為、シンケンピンクに変身する。
◯谷千明/シンケングリーン→光平と丈瑠の戦いを見届けた後、街に
  現れたブラジラ達と戦う為、シンケングリーンに変身する。
◯花織ことは/シンケンイエロー→光平と丈瑠の戦いを見届けた後、街に
  現れたブラジラ達と戦う為、シンケンイエローに変身する。
◯梅盛源太/シンケンゴールド→光平と丈瑠の戦いを見届けた後、街に
  現れたブラジラ達と戦う為、シンケンゴールドに変身する。
◯日下部彦馬→ブラジラ達が大江戸市に出現した事を報せる。
◯鉄刃→光平と丈瑠の戦いを見届ける。街にブラジラ達が現れた為、
  しんせん組と合流する。
◯峰さやか→刃と共に光と丈瑠の戦いを見届ける。
◯立風館ソウジ/キョウリュウグリーン→光平と丈瑠の戦いを見届ける。街に
  ブラジラ達が現れた為、キョウリュウグリーンに変身する。
◯花丘イサミ→街で暴れるナナシ連中に攻撃する。
◯月形トシ→街で暴れる魔虫兵ビービに攻撃する。
◯雪見ソウシ街で暴れるゴーミンに攻撃する。
●救星主のブラジラ→シグフェルを打倒すべくキアイドー達に攻撃を
  命じる。
●キアイドー→ブラジラ達と共に街に現れ、光平達に襲い掛かる。
●マダコダマ→ブラジラ達と共に街に現れ、光平達に襲いかかる。

◯牧村光平/シグフェル→修練の仕上げとして丈瑠と戦い、技を編み出して
 修練の成果が認められる。街にブラジラ達が現れたのでシグフェルに変身する。
◯朝倉慎哉→牧村光平と志葉丈瑠の戦いを見守る。
◯沢渡優香→牧村光平と志葉丈瑠の戦いを見守る。

【今回の新規登場】
●マダコダマ(天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕)
 山水画ような、閻魔大王のねぶたのような姿を持つアヤカシ。放たれた
 モヂカラや天装術を右肩の岩の穴で吸い込み、それを元に左肩の閻魔
 大王の口から攻撃を吐きだす能力を有する他、空中に水蒸気のレンズを
 作り出す事も出来る。血祭のブレドランの護星界壊滅の野望に加担し、
 この世に侵攻。外道衆に関わらず、骨のシタリに従わず、外道シンケンレッド
 の炎のモヂカラをレンズで増幅させ、護星界への道を開く事に成功した。
 山彦の伝承のルーツとされるアヤカシ。

897地球の騎士『天凰輝』誕生-4:2016/02/06(土) 12:34:15
フレアセイバーを構え、シグフェルはキアイドーに斬りかかり、
激しい剣のせめぎ合いをしていく。

キアイドー「貴様、どうやら体にダメージを負っているようだな。そんな
 状態で、俺に勝てると思っているのか?」
シグフェル「俺は勝つ!勝ってお前から受けた恐怖と敗北を乗り越えて
 みせる!」
キアイドー「ならば、せいぜい俺を楽しませてみせろ!」

先程、丈瑠との戦いで身体にダメージが残っているが、自分に恐怖と
敗北感を植え付けた強敵に勝利すべく、フレアセイバーを振るった。
一方、シンケンジャー達は、ブラジラとマダコダマを相手に戦っていた。

ブラジラ「シンケンジャー・・・・貴様達を相手にするのであれば、この姿で
 相手をするとしよう」
シンケンレッド「行くぞ、ブレドラン!」

ブラジラはカモミラージュの天装術で「血祭のブレドラン」に姿を変える。
血祭のブレドランはシンケンレッドを相手にし、他のメンバーはマダコダマや
ナナシ連中等の相手をする。

ソウシ「“正義の矢”をくらぇぇ!」
マダコダマ「甘い!!」

ソウシはエネルギーを纏わせた矢をマダコダマに向けて放つが、
マダコダマは右肩の岩の穴で吸い込んでしまう。そして吸い込んだ
矢は左肩の閻魔大王の口から放たれて、攻撃にしてしまう。

シンケンブルー「あのアヤカシは、我々のモヂカラやゴセイジャーの
 天装術を吸い込んで、攻撃として吐き出してしまうのだ」
刃「そういう事、早く言ってくれよ!」
シンケンピンク「以前戦った時は、モヂカラと天装術を組み合わせた
 攻撃をぶつけて何とかなったけど・・・・・」
マダコダマ「ゴセイジャーがいない今、貴様らなんぞ敵では無い!」

マダコダマは以前、モヂカラと天装術が合わさった技を吸収しきれず
吹き飛んでしまい、結果として敗北する切欠となったのだが、この場には
ゴセイジャーがいない為、シンケンジャー達はどの様に活路を開くべきか
思案する。

???「“稲妻連動・三段打ち”!」
???「“ガブリボルバー”!」
マダコダマ「ぬぉ!?」

突如、マダコダマに錐状の電撃とビームが命中する。咄嗟の事
だったのでマダコダマは吸い込む事が出来なかった。

キョウリュウゴールド「お待たせしたでござる。ソウジ殿!」
キョウリュウブラック「Sorry、女の子とデートがあったものでね」
キョウリュウグリーン「イアン、空蝉丸来てくれたのか!キング達は?」
キョウリュウゴールド「キング殿達は、後から合流してくるでござる」
キョウリュウブラック「遅れてきた分、キング達が来る前に片付けようぜ!」

マダコダマを攻撃したのは、キョウリュウグリーンの仲間である
キョウリュウゴールドとキョウリュウブラックだった。キョウリュウグリーンが
戦っていると聞き、駆けつけたのであった。

シンケンブルー「他のキョウリュウジャーも来てくれたか。心強い!」
イサミ「でも、攻撃を吸い込んじゃう能力をどうすれば・・・・」
キョウリュウブラック「心配するなよ、お嬢さん。良い考えがあるぜ!」

敵の能力に太刀打ちできるか心配なイサミにキョウリュウブラックは
ある秘策を思いつく。

898地球の騎士『天凰輝』誕生-4:2016/02/06(土) 12:34:50
キアイドー「いいぞ、シグフェル!やはり貴様をあの時仕留めなかった
 のは正解だったなぁ!」

一方、シグフェルとキアイドーの戦いはダメージを負った身体だが、
修練の成果によりキアイドーを凌ぐほどの剣裁きを身に着ける。
シグフェルが自分を上回る強さにまで成長したと理解したキアイドーは
新しい玩具を与えられた子供の様に喜んだ。

シグフェル「(このまま、こっちの体力が尽きる。どうすれば・・・・)」
ゴーミン「ゴゴッ!」
キアイドー「邪魔だ!」ズバッ
ゴーミン「ゴゴ〜!」
シグフェル「―!」

キアイドーに決定打を打てないか思案していたシグフェルだが、
そこへ1体のゴーミンがキアイドーとシグフェルの間に入ってしまい、
キアイドーに邪魔者として斬られてしまう。

シグフェル「仲間なのに斬るなんて・・・・」
キアイドー「仲間?ふん、俺の楽しみを邪魔するのであれば、
 誰だろうと斬る。さぁ、もう一度俺と戦え!」
シグフェル「・・・・・仲間を斬る様な奴に俺は負けない!
 今度こそ、貴様を倒す!はぁぁぁぁ!!」

シグフェルは力を貯め、フレアセイバーの刀身を炎で包むと、
瞬時にキアイドーの間合いに立ち、その動きはまるで舞を
するかの如くキアイドーの体を斬りつけていく。

キアイドー「急に、剣の速さが上がっただと・・・・」
シグフェル「はぁぁぁぁ、<<火焔十字の舞(クロスプロミネンス)>>
 ――チェストォォォッッ!!!!!!!!!」

そしてキアイドーの胸に横へ一閃、さらにフレアセイバーを天高く
上へ突き上げると、そのまま縦に強力な一撃が加わる。キアイドーの
胸には炎で燃える十字が刻まれた。これこそ丈瑠との修練で得た
必殺技『火焔十字の舞(クロスプロミネンス)』だった。

キアイドー「ぐわあああっ!!!」

899地球の騎士『天凰輝』誕生-4:2016/02/06(土) 12:35:26
一方、マダコダマを相手に戦うブレイバーズ。キョウリュウブラックは
皆にある秘策を伝える。

キョウリュウブラック「シンケンジャーのモヂカラとゴセイジャーの
 天装術を組み合わせて倒せたのなら、今度はモヂカラとブレイブの
 力、そして皆の力を合わせればいいってことさ」
キョウリュウゴールド「おお、モヂカラとブレイブさらに皆の力を
 合わせるのでござるか!」
キョウリュウグリーン「まるで、キングが言いそうだね」
キョウリュウブラック「そういえば、そうだな。どうやらキングに
 影響されたらしい。だが、その方がブレイバーズって感じだろ?」
シンケンイエロー「うん。その方がええわ」
刃「やってやろうぜ!」

キョウリュウブラックの秘策を受けて、彼らは動き出す。まずは
キョウリュウゴールドとシンケンピンク、ソウシがマダコダマの
前に立った。

シンケンピンク「私の【天】のモヂカラと」
キョウリュウゴールド「拙者の雷の力」
ソウシ「そこにルミノタイトでエネルギーとなった精神力を加える!」

シンケンピンクから放たれる【天】のモヂカラとキョウリュウゴールドが
発した電気は、ソウシが放ったエネルギーの矢と合わさった事で
強力なエネルギーの塊に変わり、マダコダマの右肩の穴に吸い込まれる。

マダコダマ「ぐぅうう、い、イカン!エネルギーが強すぎて受け止められん!
 ぐわぁぁああ!」

その強すぎるエネルギーを処理できずマダコダマは吹っ飛んでしまう。

キョウリュウブラック「アームドオン、パラサショット!」
トシ「こいつも持っていきやがれ!!」

そこへパラサショットを装備したキョウリュウブラックが
ガブリボルバーと一緒にマダコダマに向けて弾丸を放つ。
更にトシも龍の目を強烈なシュートでぶつけた。

シンケンブルー「我らの出番だ。行くぞ!」

そしてシンケンブルー、シンケングリーン、シンケンイエローが
シンケンマルで斬りつけていく。

キョウリュウグリーン「トリニティストレイザー!」
刃「かみなり斬り!」
イサミ「龍の剣!」
マダコダマ「ぐわぁぁぁぁぁぁ!!」

さらにキョウリュウグリーン、刃、イサミがフェザーエッジ、
魔剣クサナギ、龍の剣でトドメをさされた事でマダコダマは
倒された。

900地球の騎士『天凰輝』誕生-4:2016/02/06(土) 12:36:30
血祭のブレドラン「キアイドーが!?」
シンケンレッド「余所見などするな!」
血祭のブレドラン「ぬうぅ!」

シンケンレッドと戦っていた血祭のブレドランはキアイドーが
シグフェルの新技『火焔十字の舞(クロスプロミネンス』によって
倒れたのに驚愕する。

キアイドー「ぐ、ぐうう・・・・見事だ。今の・・・・・貴様との戦いは、
 赤の海賊との戦いを思い出したぞ」
シグフェル「キアイドー・・・・・」
キアイドー「ふ・・・・ふふふはははは!もっと・・・・戦いたかっ・・・・た」ドサァ

『火焔十字の舞』を受けたキアイドーは最後の言葉を振り絞ると
力尽きて倒れる。今、シグフェルは恐怖と敗北を乗り越えた瞬間だった。

血祭のブレドラン「ええい、キアイドーが倒れるとは!ならば私がこの手で!」
シンケンレッド「させるか!」

キアイドーが倒されるのを見た血祭のブレドランは自分の手で
シグフェルを倒そうと襲い掛かる。しかし、血祭のブレドランを
シンケンレッドが阻んだ。

シンケンレッド「まだ、やれるか?シグフェル」
シグフェル「はい、シンケンレッド!」

シンケンレッドとシグフェルはそれぞれ、シンケンマルと
フレアセイバーを構えるとブレドランの体に炎を纏わせた
刀身で斬りつけていく。そして、ブレドランの前後に
シンケンレッドとシグフェルが向かい合った。

シンケンレッド&シグフェル「「獅凰双炎斬!!」」
血祭のブレドラン「ぐわぁぁぁあ!!」

向かい合った2人の斬撃から、それぞれ炎の獅子と
鳳凰が出現してブレドランに大ダメージを負わせる。

血祭のブレドラン「貴様らぁ〜!こ・・・このまま手ぶらで帰る訳には
 いかん。せめてシンケンレッド・・・・貴様を葬る!」
シンケンレッド「―!」
シンケンゴールド「あぶない、丈ちゃん!ぐわぁ!」
シンケンレッド「源太!!」

大ダメージを受けた血祭のブレドランは、せめてシンケンレッドを
葬ろうと攻撃するが、シンケンゴールドが代わりに攻撃を受けて
倒れてしまう。

血祭のブレドラン「ちぃ、仕留める事が出来なかったか。
 ならば行け!ビービ虫よ!」

シンケンレッドを仕留める事が出来なかった血祭のブレドランは
ビービ虫を用いて、キアイドーを復活させて巨大化させる。
時を同じくして、倒されたマダコダマも【二の目】となり巨大化して
復活する。

901地球の騎士『天凰輝』誕生-4:2016/02/06(土) 12:37:08
***ギガントホース・艦橋司令室***

ワルズ・ギル「ええい、結局あのシグフェルを倒せなかったではないか!」
ダマラス「殿下、落ち着きくだされ。インサーン、スゴーミン達を出撃させよ!」
インサーン「はっ!」

シグフェルとキアイドーの再戦を観ていたワルズ・ギルは作戦の失敗に
地団太を踏む。ダマラスはインサーンにスゴーミンの出撃を命じて、
出撃したスゴーミンはインサーンの開発した巨大化光線により巨大化して
街で暴れるキアイドーやマダコダマのいる所に現れる。またビルの隙間から
三途の川を通って、大ナナシ連中も出現した。なお、そのドサクサに
紛れ、血祭のブレドランは姿を消す。

シンケングリーン「おいおい滅茶苦茶いるじゃねえか!」
キョウリュウゴールド「とにかくプテラゴードン達を呼ぶでござる」
イサミ「あれは!?」

獣電竜を呼び出そうとしたその時。ブレイバーズの旗艦の一つである
地球連邦の戦艦ラー・カイラムが現れ、マジンガーZやν‐ガンダム等
ブレイバーズに所属するスーパーロボット達が出撃する。

ν‐ガンダム@アムロ「補給を終えて日本から出る予定だったが、
 出撃する事になるとは・・・・。だが相手はゴーカイジャーや
 シグフェルを一度は倒した強敵。皆、油断はするなよ!」
マジンガーZ@甲児「了解!マジンガーも久々の出撃なんだ。
 行くぞ、ロケットォォパァァァアンチ!!」

アムロ達ラー・カイラムのクルーは補給を終えた為、日本から
出国する所だったが、巨大化したキアイドー達が暴れていると
情報が入った為、甲児達ブレイバーズのスーパーロボットの
パイロット達と共に出撃したのであった。

キョウリュウジン@キョウリュウレッド「お〜い、イアン達!遅くなっちまった」
キョウリュウジン@キョウリュウブルー「敵は“テキ”パキ倒すよ!」
キョウリュウジン@キョウリュウピンク「行くわよ〜!」

遅れてきたキョウリュウレッド、キョウリュウブルー、
キョウリュウピンクは獣電竜ガブティラ、ステゴッチ、
ドリケラが合体した獣電巨人キョウリュウジンに
乗り込み、他のスーパーロボット達と共に大ナナシ連中や
スゴーミンと戦っていく。

キョウリュウゴールド「こちらもキング殿達に合流するでござる!」

キョウリュウゴールド、キョウリュウグリーン、キョウリュウブラックの
3人はパートナーである獣電竜プテラゴードン、ザクトル、パラサガンを
呼び出し、カミツキ合体によってプテライデンオー・ウェスタンとなり
巨大戦に加勢する。

シンケンレッド「大丈夫か?源太」
シンケンゴールド「・・・うぅ、すまねぇ丈ちゃん。今はこれ以上
 無理みたいだ・・・・」
シンケンレッド「お前のおかげで助かった。今は休め。
 源太の事を頼む」
イサミ「はい」

シンケンゴールドはシンケンレッドを庇って受けたダメージにより
これ以上は戦えなかった。シンケンゴールドをイサミ達に託すと
シンケンジャーは折神を【折神大変化】で巨大化させる。

シンケンレッド「お前も来い!」
シグフェル「え!?」

巨大化した相手にシンケンジャーは一気に侍合体でシンケンオーと
なるが、シンケンレッドによってシグフェルもシンケンオーの中に乗り
込む事になる。その影響なのか、シンケンオーのダイシンケンは
光り輝く。

プテライデンオー・ウェスタン@キョウリュウゴールド「あのアヤカシは我らが!」
キョウリュウゴールド&キョウリュウグリーン&キョウリュウブラック「プテライデンオーウェスタン・
 ブレイブフィニッシュ!!」
マダコダマ「ぐわぁぁぁぁぁ!!」

右腕のパラサビームガンに3体のキョウリュウスピリッツが放たれ、
マダコダマは消滅した。

シグフェル「ここがシンケンオーの中・・・・」
シンケンレッド「シグフェル、俺達に合わせろ!」
シグフェル「は、はい!」
シンケンジャー&シグフェル「「ダイシンケン侍斬り!!」
キアイドー「ぬぉぉぉぉぉお!!」

シンケンオーのコックピットに来たシグフェルは、シンケンオーの
中に入った事により戸惑う中、シンケンジャーがシンケンマルを
降るのと同時に、シグフェルもフレアセイバーを振り下ろす。
そして、キアイドーはその光り輝くダイシンケンによって断末魔を
挙げながら倒されるのであった。

902地球の騎士『天凰輝』誕生-4:2016/02/06(土) 12:37:58
○志葉丈瑠/シンケンレッド→シグフェルと共にキアイドー、血祭のブレドランを撃破。
◯池波流ノ介/シンケンブルー→マダコダマと戦い、撃破する。
◯白石茉子/シンケンピンク→マダコダマと戦い、撃破する。
◯谷千明/シンケングリーン→マダコダマと戦い、撃破する。
◯花織ことは/シンケンイエロー→マダコダマと戦い、撃破する。
◯梅盛源太/シンケンゴールド→シンケンレッドを庇って負傷する。
◯キョウリュウレッド゙→キョウリュウジンに乗って出撃する。
◯イアン・ヨークランド/キョウリュウブラック→キョウリュウゴールドと共に助けに
  駆けつける。巨大戦ではプテライデンオーウェスタンに乗り込む。
◯キョウリュウブルー→キョウリュウジンに乗って出撃する。
◯立風館ソウジ/キョウリュウグリーン→マダコダマと戦い、撃破する。
  巨大戦ではプテライデンオーウェスタンに乗り込む。
◯キョウリュウピンク→キョウリュウジンに乗って出撃する。
◯空蝉丸/キョウリュウゴールド→キョウリュウブラックと共に助けに
 駆け付ける。巨大戦ではプテライデンオーウェスタンに乗り込む。
◯鉄刃→マダコダマと戦い、撃破する。
◯花丘イサミ→マダコダマと戦い、撃破する。
◯月影トシ→マダコダマと戦い、撃破する。
◯雪見ソウシ→マダコダマと戦い、撃破する。
◯アムロ・レイ→ν-ガンダムで出撃する。
◯兜甲児→マジンガーZで出撃する。
●ワルズ・ギル→作戦が失敗したのでスゴーミンを出撃させる。
●ダマラス→作戦が失敗したのでスゴーミンに出撃させる。
●インサーン→出撃させたスゴーミンに巨大化光線を当てる。
●キアイドー→シグフェルの新技「火焔十字の舞」によって撃破される。
  ビービ虫によって巨大化するが、シンケンオーによって倒される。
●救星主のブラジラ→カモミラージュにより「血祭のブレドラン」に変身する。
  倒されたキアイドーをビービ虫を使って巨大化させる。
●マダコダマ→シンケンジャー達によって撃破される。二の目により
  巨大化した後、プテライデンオーウェスタンによって倒される。
 
○牧村光平/天凰輝シグフェル→必殺技「火焔十字の舞(クロスプロミネンス)」を会得し、
 キアイドーを撃破。巨大戦ではシンケンオーに乗り込む。

903地球の騎士『天凰輝』誕生-5:2016/02/06(土) 20:04:13
***秩父山・赤心寺***

強敵キアイドーに見事勝利したシグフェルは、
翌日、玄海老師の許に報告に訪れたが…。

玄海「光平君、見事であった!」
光平「玄海老師、ありがとうございます」
玄海「君に引き合わせたい人物がおる。入られよ!」
光平「……?」

本堂へと入って来た青年は、サングラスを外して
玄海老師に対して一礼して正座する。

衛「玄海老師ですね。お初にお目にかかります」
玄海「地場衛殿じゃな?」
光平「地場衛…? それって確かうさぎちゃんの……」

地場衛――またの名をタキシード仮面。
そしてもう一つの名を、地球の次期女王ネオ・クィーン・セレニティの
王配となるべき人物キング・エンディミオンである。
セーラームーン=月野うさぎと将来を誓い合った恋人である。

衛「光平君、君の戦いぶりは確かにこの目で見届けさせてもらった。
 今日は君に大事な話があって来た」

衛は、光平に「地球の騎士」の称号について話を切り出した。

光平「地球の騎士…?」
衛「厳密に言えば、女王の騎士(Knight of the Queen)だ。
 地球連邦の象徴的存在である歴代国王が代々一人だけ
 選ぶことが許される、言ってみれば懐刀みたいなものかな」
光平「それを俺に!? どうしてですか?
 そんな大事な役割なら水野さんや火野さんが…」
衛「あいにく女王の騎士に任命される資格があるのは、
 地球生まれの男性だけなんだ」
光平「それでしたら俺なんかよりも
 もっと経験豊富で適任の人が…」
衛「いや、君が一番相応しい。うさ子と同世代で歳も近く、
 側にいて信頼して心を開ける人間は、他に君しかいない」
光平「買いかぶり過ぎですよ…」

困ってしまう光平。まだ駆け出しの戦士に過ぎない
自分にはあまりにも荷が重すぎる。

玄海「光平君、せっかくの話、受けてみたらどうじゃ?」
光平「玄海老師まで…」
衛「そう難しく考えなくていいんだ。残念ながら
 俺は事情があってうさ子の近くには当面
 一緒にいてやれない。代わりに君に彼女を
 支えてやってほしい。ここは人助けと思って
 引き受けてはもらえないか?」

光平は少し考え込んでから、静かに口を開いてこう答えた。

光平「少し…考えさせてください」

904地球の騎士『天凰輝』誕生-5:2016/02/06(土) 20:04:47
***PU旗艦 エトワール・ド・ラ・セーヌ***

そして数日後……。
プリンセス・ユニオンの総本山ともいうべき
見目麗しき巨大戦艦 エトワール・ド・ラ・セーヌ内にある大広間において、
ささやかながら「女王の騎士(Knight of the Queen)」の叙任式が執り行われた。

西洋風の甲冑とマントに身を包んだ礼装をした牧村光平が、
ゆっくりと大広間を奥へと進み、上座に立つ次期女王のドレスを来た月野うさぎと
次期王配の礼装をした地場衛の前へと出る。

光平「我は神々と精霊に恩寵を受け、生を賜りし光のしもべ。
 我、剣と共に全てを次期女王陛下に捧げます」

衛「………」
うさぎ「………」

光平が差し出した儀礼剣を受け取るうさぎ。
その剣の腹で、光平の肩を叩き、
かしゃり、かしゃりと2回叩く音がする。
うさぎから剣を返された光平はそれを受け取り、
剣を鋭く3回振り払い、鞘に納める。

光平「我が剣、我が力、我が身体、我が魂からの忠誠は
 全て女王(Queen)のもの。女王(Queen)こそが我が魂の主人にて、
 我が希望の宿り主。その忠義、今ここに我が主と精霊に誓います」
うさぎ「牧村光平、汝を今ここに女王の騎士(Knight of the Queen)に任じます」

こうして叙任式は恙無く終わり、牧村光平は名実ともに
ネオ・クィーン・セレニティに仕える騎士となったのである。

衛「光平君、赤心寺に行ってみるといい。
 玄海老師がお待ちかねだ」
光平「玄海老師が…?」


***秩父山赤心寺***

光平は再び玄海老師に赤心寺へと呼び出された。
いったい何事だろう?と寺を訪れた光平だったが、
法堂へと案内された彼の目の前で、玄海老師は自ら筆を奮い、
一筆を書いて光平に贈る。その場には志波丈瑠も同席していた。

光平「天凰輝(テンオウキ)…?」
玄海「天に輝く鳳凰の騎士という意味じゃ」
丈瑠「まさに今の光平に相応しい言葉だ」

女王の騎士(Knight of the Queen)となった光平に、
玄海老師が祝福の意味を込めて書いたものだ。

玄海「これからは天凰輝シグフェルと名乗るがよい!」
光平「天凰輝…シグフェル!」

今ここに名実ともに地球の平和を守る新たなヒーロー、
地球の騎士、天凰輝シグフェルが誕生した!


***朝倉家・光平の部屋***

朝倉家へ帰って来た光平は、自室で亡き両親の写真を手にとって
静かに決意を語りかける。

光平「父さん…母さん…。元々思い描いていたものとは少し違っちゃったけど、
 これで父さんが志した道に俺もようやく近づけたよ。天国で見ててくれよな…」

905地球の騎士『天凰輝』誕生-5:2016/02/06(土) 20:05:21
***永田町・首相官邸***

土橋「いやあ、めでたいめでたい♪
 光平君の晴れ姿、陽一郎君にも見せてやりたかった!」

光平が女王の騎士(Knight of the Queen)に叙任された事を、
まるで自分の孫の事でもあるかのように喜んでいる土橋竜三。
これによって、これまで光平を一方的に反日危険分子と看做していた
永田町や霞が関の一部上層部も、迂闊に彼に手出しをする事は
出来なくなったのである。

土橋「これでワシも光平君の監視役から晴れてお役御免♪
 もう党の長老たちも彼にちょっかいを出すような心配も
 いらなくなるでしょう」
桃太郎「そうなるといいがな…」
土橋「はい…?」

剣桃太郎は、さっきからずっと執務室の窓から、
何かよからぬ予感しているように、
じっと外の景色を見つめている。

桃太郎「確かに永田町の奥の院も、あの少年に対して下手な干渉は
 控えるようになるだろう。だがそれも表向きの話だ…」
優子「総理は"影"が動くと読まれているのですね?」
土橋「まさか……」

今までは表向きの監視状態に置かれていただけだったが、
その牧村光平が公の地位に関わる称号を得たとなると、
表では動きにくくなった以上、これからは影の部分が
代わって動き出すのは、ある意味必然であると言えた。

桃太郎「………」


***天童菊之丞邸・茶室***

聖天子付き補佐官・天童菊之丞が茶を立てている中、
一人の編笠を被った尼僧が茶室の脇へと控える。諸国探索の任務より戻った
天童の女忍者・千坂朱音である。

朱音「御前、ただ今戻りました」
菊之丞「ご苦労であった。では報告を聞こう」
朱音「大阪エリア指導者・斉武宗玄、並びに仙台エリア首相・稲生紫麿、
 いずれも東京に対して異心を抱いているのは明白にございます。
 特に斉武は京都の仙洞御所に連なる旧華族の何人かとも接触を
 繰り返している形跡がございます」
高坂「もし斉武が、京都におわす治天の君と結びつくようなことがあれば、
 聖天子様にとっても由々しき事態…」

茶室に同席している天童家の用人・高坂正眼は、朱音の報告を聞き憂慮する。
「治天の君」とは日本国の先々帝であり、当代の聖天子から見て高祖父に当たる人物だ。
天子の位を退いてからは京都の仙洞御所に引き籠り、すでに御歳は100歳を軽く超えているといわれる。

菊之丞「北陸の様子はどうであった?」
朱音「金沢エリアには、今のところ目立った動きは見られませぬ」

金沢エリアは、大阪や仙台と同様に、日本が道州エリア制を導入してから、
新潟県、富山県、石川県、福井県の4県を統括する上位行政区分である。
首長が大統領的な権限を握っている大阪エリアや仙台エリアとは異なり、
金沢エリアには「北陸宮」と呼ばれる宮家が御輿として招かれており、
現在も名誉職的な存在の首長として公務に励んでいる。

高坂「本日その方を呼び戻したのは他でもない。
 そなたに渡す物がある」

高坂が朱音に手渡した大判の封筒の中には、
高校の教員免許が一枚入っていた。

朱音「御用人様、これはいったい?」
高坂「与党の老人どもが閣下に泣きついて参ったのよ。
 その方にはこれよりメガロシティにある海防大学付属高校に
 教師として赴任してもらう。手続きもすでに済ませてある」
菊之丞「………」
高坂「仔細については追って沙汰を下す。
 それまで待て」
朱音「ハハッ」

906地球の騎士『天凰輝』誕生-5:2016/02/06(土) 20:05:57
○地場衛→牧村光平を「女王の騎士(Knight of the Queen)」に推挙。
○月野うさぎ→牧村光平を「女王の騎士(Knight of the Queen)」に叙任。
○玄海老師→シグフェルに「天凰輝」の称号を一筆書いて贈る。
○志葉丈瑠→玄海老師が牧村光平に「天凰輝」の称号を一筆書いて贈る場に同席。
○土橋竜三→牧村光平が「女王の騎士(Knight of the Queen)」に叙任された事と
 自分が光平の監視役を事実上解かれた事を喜ぶ。。
○木場優子→これから牧村光平に"影"の手が迫るであろう事を憂慮する。
○剣桃太郎→これから牧村光平に"影"の手が迫るであろう事を憂慮する。
△天童菊之丞→千坂朱音に海防大学付属高校への潜入任務を命じる。

○牧村光平/天凰輝シグフェル→地場衛の推挙によって「女王の騎士(Knight of the Queen)」に任命される。
 さらに玄海老師から一筆を贈られ、以後は変身後のコードネームとして「天凰輝シグフェル」を名乗る。
△千坂朱音→諸国探索の任務から帰還し、東京に戻る。天童菊之丞から教師として海防大学付属高校に
 潜入する任務を新たに命じられる。
△高坂正眼→千坂朱音のために教員免許を用意し、海防大学付属高校に新任教師として
 赴任できるよう手続きを済ませる。

【今回の新規登場】
△高坂正眼(闘争の系統オリジナル)
 天童家の家令(執事長)であり、天童菊之丞に仕える用人。

907天凰輝シグフェル、最初の事件-1:2016/02/06(土) 22:08:03
――夜。

***メガロシティ・テームブロック***

ここはメガロシティの中でも最もファッショナブルな繁華街である。
多くの若者たちが通りを行き交う中、
一人の若い女性が、ショーケースの向こう側と睨めっこしている。

女性「これが今年最先端の水着かぁ…。それにしても高い!
 この値段じゃちょっと考えるわねぇ〜」

お財布の中身と相談した結果、泣く泣く買うのを諦めた女性は、
店から離れて人通りの少ない裏道へと入っていく。

女性「……?」

その時、通りの奥の暗闇から何が赤く光ったような気がした。

女性「変だなあ…。何か光ったような気がしたけど。
 ま、いっか!」

しかし、それは決して気のせいなどではなかったのである!

妖魔獣バランダ「グオオオッッッ…!!!!!」
女性「ええっ!? キャアアッ――!!」


――翌朝。

***メガロシティ住宅街・岡島家***

山本アナウンサー@テレビ「これでテームブロックで起きた女性失踪事件は7件になります。
 事態を重く見た警視庁では、メガロシティ署に特捜本部の設置を決定しました」

雄大「………」

朝食を取りながら、朝のニュースを興味深く見つめている岡島雄大。

雄大の母「雄大、早く行かないとそろそろ学校に遅れるわよ」
雄大「あっ、いけね!」

雄大は慌てて食べかけのトーストを口にしたまま、
カバンを持って玄関から飛び出した。

雄大「行ってきま〜す!」

908天凰輝シグフェル、最初の事件-1:2016/02/06(土) 22:08:52
一方、その頃…。

***日本海溝・ブレイバーベース***

シグフェル「ズバッと参上、ズバット解決――」
グレートサイヤマン「それは怪傑ズバットの決め台詞だ!」
シグフェル「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が――」
グレートサイヤマン「それは仮面ライダーストロンガー!」
シグフェル「月に代わっておしおき――」
グレートサイヤマン「違う違う! それはセーラームーンの名乗り口上だろ!」
シグフェル「す、すみません……」
グレートサイヤマン「さっきから聞いていれば他人のパクリばかり。
 ダメじゃないかシグフェル! もう君も一人前のヒーローなんだ。
 名乗りの際の決めポーズはきちっと決めておいてもらわないと!
 特別に僕が見本を見せてあげよう!

 ――私は正義を愛する者、グレートサイヤマンだ!!!」

シグフェル「………(汗」

シグフェルの目の前で、派手で大胆なポーズを取って見せるグレートサイヤマン。

海野「何やってるんだ? あの二人は…」
小野「何でも決めポーズの練習なんですって…」

呆れて様子を見ている、レッドマフラーの海野隊員と小野隊員。
そこへ佐原千恵が何かを伝えにやって来た。

千恵「光平君、そろそろ学校の時間じゃないの?」
シグフェル「ヤバッ!? 俺、そろそろ学校に行かないと
 遅刻しちゃうんで、この辺で失礼します」
グレートサイヤマン「うむ。この次はとっておきの新ポーズを伝授してあげよう!」
シグフェル「ははは…(汗」

シグフェルの姿のままブレイバーベースから飛び立ったシグフェルは、
学校の近くまで来たところで周囲に誰もいないのを確認して、こっそりと変身を解除。
牧村光平の姿に戻り、校門前で待っていた朝倉慎哉や沢渡優香と合流した。

慎哉「随分と遅かったじゃないか?」
光平「ごめんごめん!」
優香「光平くん、チャックさんと美姫さんから、学校が終わったら
 警察署の方に寄ってほしいって」
光平「チャックさんと美姫さんが…?」


――そして、学校の放課後。
光平たちは言われた通り、帰りにメガロシティ署へと立ち寄った。

***メガロシティ警察署・刑事課***

チャック「よっ、お前ら! わざわざ来てもらってすまなかったな」
光平「どうしたんですか?」
美姫「あなた達も、ここ最近メガロシティ署管内で
 連続して発生している女性失踪事件については知ってるわね?」
優香「ええ…」
慎哉「そりゃ俺たちだってニュースは見てますから。
 それがどうかしたんですか?」
美姫「…あなたたち、何か思い出さない?」
光平「――!!」

美姫の言葉で、光平たちはハッとなる。
かつてメガロシティ近辺では同じような事件が起こった事があった。
その犯人は東条寺理乃。光平に人体実験をしてシグフェルにした張本人と思われる女だ。
理乃は、他にも同様に多数の女性たちを拉致して実験のモルモットとして利用し、
無残にも殺害していた事が判明している。

光平「もしかして東条寺がこの街に戻ってきたんじゃ!?」
チャック「それについては、まだ何とも言えん」
美姫「だけど一応警戒は促しておこうと思ってね」
光平「俺も今夜からパトロールに加わってみます!」
優香「光平くん…」
美姫「光平、今のあなたは一人ではないわ。私たちがついている。
 だから決して一人で先走ったりしてはダメよ」
光平「わかってますよ♪ 心配しないでください」

909天凰輝シグフェル、最初の事件-1:2016/02/06(土) 22:09:27
――再び、夜。

***メガロシティ・テームブロック***

繁華街の中をそれとなく警戒しながら歩く光平。

光平「……(特にどこも異常はないみたいだけどな)」

その光平をこっそりと尾行する人間がいた。
光平たちの後輩である岡島雄大だ。
雄大は光平の日頃の挙動不審から、
「実はシグフェルの正体は光平ではないか?」と
勘づき始めていたのだ。

雄大「やっぱり今日も光平先輩は同じところに出かけてる…。
 そういえば最近マスコミでシグフェルの話題が急に流れなくなったけど、
 ますます怪しい。今日こそシグフェルの正体を暴いてやるぞ!」

気付かれないようにこっそりと光平の後をつける雄大だったが、
同じく付近を巡回中だったチャック・スェーガーに捕まり職務質問を受ける羽目に…。

チャック「コラッ! 小学生がこんな夜遅い時間に
 こんなところで何してる!?」
雄大「失敬なッ! こう見えても僕は立派な高校生ですよ!
 ……ってアレ? もしかしてチャック先生??」
チャック「……??」
雄大「お忘れですか!? サイソニック学園の初等部にいた
 岡島雄大ですよ!」
チャック「ええっ!? お前、まさかあの泣き虫っ子の雄大か!?」

記憶を辿り、ようやく思い出したチャック。
実は雄大はサイソニック学園の卒業生であり、
教師時代のチャックの教え子だったのだ。

雄大「いやあ懐かしいなあ…」
チャック「あのちびっ子雄大がこんなに大きくなってたとはなあ」
雄大「では僕はこの辺で…」
チャック「ちょっと待て! たとえ高校生だとしても
 未成年者には変わりがないぞ! 夜遊びを見過ごすわけにはいかん!
 このまま家に送り届けて親御さんにしっかり叱ってもらうからな!」
雄大「だから夜遊びじゃないんですったら!
 放してくださいよォ〜!!」

雄大はチャックに無理やりパトカーに乗せられ、自宅に強制送還されてしまったのだったww。
その様子をこっそり遠くから見ていた光平、慎哉、優香の三人。

光平「参ったな。まさか雄大まで俺の正体に気づき始めていたなんて…」
慎哉「アイツ妙なところで勘が鋭いからなあ…」
優香「このまま秘密にしているのも、好奇心旺盛な岡島くんには
 かえって危険なんじゃないかしら。いっそのことシグフェルの正体を
 打ち明けて事情をしっかり説明した方がいいのかもしれないわ」
光平「そいつは剣持隊長たちとも相談だな。
 とりあえず明日も続けて周辺をパトロールしてみるよ」

910天凰輝シグフェル、最初の事件-1:2016/02/06(土) 22:10:03
――さらに翌日。

翌朝のことである。学校への登校途中だった光平たち三人は、
通学路で黒髪のロングヘアの若い女性が
数人のチンピラに絡まれている現場に遭遇した。

朱音「いやあ! 何をするの!!」
チンピラA「このアマッ!!」
チンピラB「騒ぐなよ。これから俺たちと楽しい事しようぜ。ヒヒヒヒ…」
朱音「誰か助けてえ!!」

優香「大変ッ!?」
慎哉「すぐに助けなきゃ!!」

光平はチンピラ一人の腕をぐいっと掴む。

チンピラA「痛タッッッッ!!!」
光平「よせよ! その人は嫌がってるじゃないか!」
チンピラB「なんだこのガキッ! すっ込んでろ!!」
チンピラC「やっちまえ!」

逆上したチンピラたちは一斉に光平めがけて襲いかかってくるが、
光平はいとも簡単に余裕で全員を返り討ちにする。

チンピラA「…ち、ちきしょう! 覚えてやがれッ!!」

チンピラたちは皆一目散に逃げ出して行った。
光平たちは倒れていた女性を介抱する。

朱音「………」

光平「しっかりしてください! 大丈夫ですか!」
優香「気を失っているわ」
慎哉「もう学校まですぐそこだ。医務室まで運ぼう!」

気絶しているその女性を学校の医務室まで運ぶ光平たち。
ベットの上で女性はようやく目を覚ました。

朱音「ここは……」
光平「気がつきましたか?」
朱音「あなたたちが助けてくれたのね? どうもありがとう。
 なんとお礼を言ったらいいのか…」
光平「いいですよお礼なんて。困った時はお互い様です。
 気にしないでください」
優香「いったいどうしてあんな目に遭っていたんですか?」
朱音「道を歩いていたら、突然チンピラたちに因縁をつけられて…」
慎哉「ひどい奴等もいたもんだな。まったく…!」
光平「あの連中ももうこれに懲りてちょっかいを出してくる事は
 ないと思いますよ」
朱音「だといいのだけれど…」

その時、学校の始業時間を告げるチャイムが鳴った。

慎哉「まずい!」
優香「早く教室に行かないと!」
朱音「あなたたちここの学校の生徒なんでしょう?
 私の事なら大丈夫だから、早く教室に行きなさい」
光平「すみません。校医の先生に話は通してありますから、
 落ち着くまでゆっくりして行ってください」
朱音「ありがとう」

911天凰輝シグフェル、最初の事件-1:2016/02/06(土) 22:10:40
慌てて教室に滑り込み、遅刻を免れた光平たちだったが、
何やら教室が騒がしい…。

慎哉「どうしたんだいったい?」
男子生徒A「なんだよ朝倉に牧村、知らないのか?
 今日新しい担任の先生が来るんだってさ」
男子生徒B「なんでも凄い美人らしいぜ♪」
光平「ふ〜ん…」

そして暫くして現れたのは、先程のチンピラから助け出した女性が、
教壇に立つ姿だった。驚く光平たち。

光平「ええっ!?」
慎哉「どうなってんだいったい!?」

朱音「本日から産休に入った鈴木先生に代わって、
 このクラスを担任として受け持つ事になりました千坂朱音です。
 担当科目は英語科になります。みなさんよろしくお願いしますね♪」

千坂朱音は、同時に光平と慎哉の所属する男子テニス部の顧問も
担当する事になった。朱音はその美しい容姿もさることながら、
生徒たちにも分け隔てなく親しげに接し、あっという間に
校内ナンバーワンの人気教師となった。

朱音「英語で一番大切なのはメッセージを伝える事です。例えば"猫の手も借りたい"を
 "I want to borrow Cat's hand"と直訳する人がいますけど、これは当然間違い!
 要は"忙しい"という"I'm busy"という意味が伝わっていないといけないわ♪」

生徒たち(特に男子)の中には、いつも明るい授業をしてくれる
彼女に対して親しみも込めて「朱音ちゃん」と呼ぶ者も次第に増えて来た。
当の朱音本人は「せめて授業中は先生と呼ぶように」と注意しつつも、
本音では「朱音ちゃん」と呼ばれる事に満更でもないらしい。

光平たちも、そんな朱音に完全に信頼を寄せるようになるのに
そう時間はかからなかったのである。

慎哉「さすが朱音ちゃんだよな。昔この学校にいた東条寺理乃とはエライ違いだ♪」
優香「東条寺先生なんかと比べたら朱音先生に失礼よ!」
慎哉「そりゃそうだ。あははは!!!」
光平「朱音ちゃんの英語の授業は本当に分かり易くていいよ。
 こんな楽しい授業もあるんだなって初めて知った」

だが、この千坂朱音には、実は光平たちも知らない
裏の顔が隠されていたのである…。

◇    ◇    ◇

その日、学校の授業を全て終えて
自宅のマンションの部屋へと帰宅した千坂朱音。

朱音「……?」

玄関ドアの間に、忍びの合図に用いられる鷹の羽根が挟まっているのを確認した朱音は、
それを抜き取ると部屋の中へと入る。そこでは彼女の上役と思しき
黒サングラスにロングコート姿の男が待っていた。

文蔵「首尾は…?」
朱音「上々です」
文蔵「して、近づいた手口は?」
朱音「街のゴロツキを金で雇い、私を襲わせました」
文蔵「他愛もない手だが、連中にはそれが一番効く…!」
朱音「はい…」

ロングコートの男の名は「世羅 文蔵」という。
天童菊之丞に仕える隠密衆の組頭であり、云わば朱音の本当の上司だ。
朱音が光平たちの通学路途中でチンピラに襲われていたのは、
全ては光平に近づくために仕組んだ芝居だったのだ。

文蔵「それで、その後のブレイバーズの動きは?」
朱音「メガロシティで起こっている連続女性失踪事件の捜査に
 何やら肩入れし始めた様子にございます」
文蔵「よいか朱音、ブレイバーズは言わば休火山。
 世間の連中から"正義の味方"だの"世直し大明神"だのと
 持て囃される奴らが、いつ噴火して日本の国家体制を揺るがすか、
 それは誰にもわからん。特にあの牧村光平という少年は、
 その出自に曰くがある存在。片時たりとも気を許すな」
朱音「必ずやご期待に添うと、天童閣下にお伝えくださいまし」

912天凰輝シグフェル、最初の事件-1:2016/02/06(土) 22:11:17
○山本アナウンサー →メガロシティ署管内で発生している連続女性失踪事件について報道。
○グレートサイヤマン→シグフェルに決め台詞&ポーズの特訓をする。
○海野隊員→シグフェルとグレートサイヤマンの決めポーズの練習を見て呆れる。
○小野隊員→シグフェルとグレートサイヤマンの決めポーズの練習を見て呆れる。
○佐原千恵→グレートサイヤマンと決めポーズの練習中のシグフェルに、そろそろ学校に登校するように促す。
○チャック・スェーガー →メガロシティ署管内で発生している連続女性失踪事件について、牧村光平たちに警戒を促す。
 その後、夜に巡回中に教師時代の教え子だった岡島雄大と再会する。
○桂美姫→メガロシティ署管内で発生している連続女性失踪事件について、牧村光平たちに警戒を促す。
●妖魔獣バランダ→メガロシティのテームブロックで、若い女性を襲っている。

○牧村光平/天凰輝シグフェル→グレートサイヤマンと決め台詞&ポーズの特訓をする。
 その後、夜になってからメガロシティのテームブロック繁華街をパトロールする。
○朝倉慎哉→メガロシティ署管内で発生している連続女性失踪事件について、桂美姫たちから警戒を促される。
○沢渡優香→メガロシティ署管内で発生している連続女性失踪事件について、桂美姫たちから警戒を促される。
○岡島雄大→シグフェルの正体が牧村光平ではないかと怪しみ始める。光平を尾行中、小学生時代の恩師だった
 チャック・スェーガーと偶然再会する。
△千坂朱音→海防大学付属高校2年A組に新任の担任教師として赴任。
△世羅文蔵→千坂朱音から報告を受ける。

【今回の新規登場】
●妖魔獣バランダ(超音戦士ボーグマン)
妖魔の犯罪組織GILの三神官の一人ケルベルス配下の妖魔獣。
外見は巨大なバッファローのような姿で、舌を伸ばして獲物を捕らえる。
人間から生体エネルギーを吸収してマネキンに変えてしまう。

△世羅文蔵(闘争の系統オリジナル)
天童忍軍の組頭で、千坂朱音の直属の上司。

913天凰輝シグフェル、最初の事件-2:2016/02/07(日) 12:46:39
***メガロシティ・テームブロック***

その日の夜も、光平はテームブロックをパトロールしていた。
同じように雄大もしつこく光平を繰り返し尾行する。

雄大「やっぱり今日もここへ来てる!
 今日こそシグフェルの正体を確かめてやる」

しばらく繁華街を見回りながら歩いていた光平だったが、
どこからか謎の声が聞こえた…

???「……(助けて!)」
???「……(誰か助けて!)」

光平「――!!」

光平にはシグフェルとしての超感覚能力で、
普通の人間には聞こえない声や音が聞こえるのだ。

光平「これは…!?」

声のする方向へと導かれるように、
人の少ない裏通りへと入り込んでしまう光平。
やがて長い間使われていないらしい倉庫のような場所へと辿り着いた。
倉庫の中には誰も人はおらず、代わりにマネキンだけが多数並べられている。

マネキンA「………」
マネキンB「………」

光平「人がいるような気配がしたんだけど、誰もいないのかな…?」

マネキンA「……(助けて)」
マネキンB「……(ここから出して)」

なんとマネキンの中から助けを求める声が聞こえる。

光平「まさか!? このマネキンの中から聞こえるのか!」

その時突然、今まで暗かった倉庫内部の照明がパッとついた。

ウォンゴット「見たなッ…!」
ケルベルス「何やら鼠が入り込んだようだな?」

光平「誰だ!?」

光平の前に現れた二人組の怪しい男。一人は頭部の一部が機械化されており、
そしてもう一人は頭にもう一つの小さい顔がある不気味な容姿をしていた。
他にも巨大なバッファローのような装甲に覆われた怪物も脇に控えていた。

光平「これはお前たちの仕業なのか!?」
ケルベルス「いかにもその通り! このバランダに生気を吸い取られた人間は
 こうしてマネキンに変わってしまうのだ」
バランダ「グゥゥゥゥ…!!」

妖魔獣バランダは、人間の生気を吸い尽くすことによって、
やがて手のつけられないほどの怪物へと進化するという。

ウォンゴット「妖魔ブティックへようこそ。
 お前もマネキンに変わるがいい! やれっ妖魔獣よ!」
光平「妖魔!? 今回の事件は東条寺の仕業じゃなかったのか…!」

914天凰輝シグフェル、最初の事件-2:2016/02/07(日) 12:47:33
ウォンゴットとケルベロスに命令された妖魔獣バランダが光平に迫る!
ところがそこへダンボール箱が、バランダの行く手を阻むように
勢いよく投げつけられた。

雄大「光平先輩、逃げてください!!」
光平「雄大!?」

光平が妖魔に襲われようとしている現場を目撃した雄大は、
敵の注意を引こうと片っ端からそこら辺にある荷物を
必死に辺り構わず投げつける。
光平を助けようとして、勇気を振り絞っての行動だった。

ケルベルス「生意気な小僧め。バランダよ、やってしまえ!」
雄大「うわああッ!?」
光平「雄大ッ!?」

勢い勇んで出て来たものの、雄大はあっけなく
妖魔獣の触手のように伸びる舌に絡め取られ捕まってしまう。

雄大「…先輩ッ! 光平先輩ッ!!」
光平「……(どうする! 雄大のいる前じゃ
 シグフェルに変身できない!)」
ウォンゴット「まずはこの小僧からマネキンに変えてくれる」
雄大「助けてええッ!!!」
光平「やめろオオッ!!!」

その時、どこからか手裏剣が飛んできて触手を切り裂き、
雄大は妖魔獣の拘束から解放された。

雄大「うわっ!?」
光平「――今のは!?」

一瞬だけ光平は、手裏剣の飛んできた方向のビル屋上に
女性らしき人影が見えたが、それはまずさておき、
雄大の手を引っ張って必死に逃げる。

光平「雄大ッ、とにかく今は逃げるぞッ! こっちだ!!」
雄大「あ、はいっ…!」

ケルベルス「くくくっ…逃げられると思っているのか?」

懸命に逃げる光平と雄大だったが、
やがてバランダに街区の一角の隅にまで
追い詰められてしまう。

雄大「行き止まり!? そんな…」
光平「くっ…!!」

915天凰輝シグフェル、最初の事件-2:2016/02/07(日) 12:48:10
バランダに追い詰められる光平と雄大。
もはやこれまでかと覚悟したその時、
バトルランチャーの砲弾がバランダに炸裂した。

バランダ「グガァァァァ…!!」

光平「チャックさん!!」
雄大「チャック先生!…いや、ボーグマン!
 来てくれたんですね!?」

光平と雄大の視線の先には、バトルランチャーを構える
ボーグマン=チャック・スェーガーの姿があった。
サイソニック学園の卒業生でもある雄大は、
かつての妖魔王との最終決戦において
チャックたちボーグマンの雄姿を当時間近で見ている。

チャック(ボーグマン)「二人とも怪我はないか!?」

光平「俺たちなら大丈夫です!」
雄大「――アッ!! 光平先輩、危ない!!」
光平「えっ!?」

バランダ「グオオオッッッ…!!!!!」

体勢を立て直したバランダが不意に放った猛火攻撃で、
哀れ光平と雄大は微塵となって消えてしまった?

雄大「うわあああッッ!!」
光平「ぐっ…!! うわあああッッ!!」

チャック(ボーグマン)「――しまった!?
 光平ッ!! 雄大ッ!!」

◇    ◇    ◇

ここは、再び先程の倉庫である。

ウォンゴット「我ら妖魔は地球の覇権争いで
 Gショッカーや妖怪帝国に後れを取ったが、
 これでその差も取り戻せる!」
ケルベルス「地球はいずれ我ら妖魔の物となるのだ。
 フハハハハ…!!!」

目撃者の光平と雄大の口を完全に封じたと思い込んだ
妖魔集団GILの幹部ウォンゴットとケルベルスは
アジトで祝杯をあげる。勝利の美酒に酔いしれる彼らだったが――

???「果たしてそれはどうかな?」

どこからかウォンゴットたちの悪事を咎める声が
エコーのように響いて来た。

ウォンゴット「…だ、誰だ!?」
ケルベルス「何者だ! 姿を見せろ!」

驚くウォンゴットとケルベルス。そして周囲に一瞬広がる紅蓮の炎…。
それこそは、この世の悪を焼き尽くす正義のしるしである!
颯爽とその姿を悪党たちの前に現す地球の騎士、その名は天凰輝シグフェル!

シグフェル「天、悪蔓延ればそれを滅する! 俺はお前たちを地獄の業火で裁く使者!
 天凰輝シグフェルッ!!」

916天凰輝シグフェル、最初の事件-2:2016/02/07(日) 12:48:57
ウォンゴット「………(汗」
ケルベルス「………(汗」

掛け声と共に派手なポーズを自信満々に決めるシグフェル。
ウォンゴットとケルベルスは、見てて唖然としている。

シグフェル「……(決まったぁ! これで悟飯さんにも褒めてもらえるぅ〜!)」

一人で勝手に余韻に浸っているシグフェル。
思わず心の中でガッツポーズをしているww。

ケルベルス「なんだお前は…?」
ウォンゴット「天凰輝シグフェルだと? バカな! シグフェルといえば
 噂に聞く神出鬼没のニューヒーロー。こんなところにいるはずがない!」
ケルベルス「なんだかよく分からんが構わん! バランダよ、
 お前のパワーがどれだけ上がったか試してみるがいい!」

バランダ「グオオオッッッ…!!!!!」

シグフェルVS妖魔獣のバトルが開始された!
口から高熱の炎を吐き出すバランダだったが、
シグフェルはそれを涼しげに振り払う

シグフェル「俺に炎の攻撃は通じやしないぞ!」

ブレス攻撃が通じないと見るや、バランダはその巨体で
シグフェルめがけて突進してくる。

ケルベルス「いいぞバランダ! そのまま押し潰してしまえ!」
シグフェル「そうはさせるか! 一気に決めてやる!
 ――フレアセイバァァーッ!!」

バランダの突進を撥ね退けたシグフェルは、
右手に愛剣フレアセイバーを具現化させ、
示現流必殺の構えを取る!

シグフェル「――はぁぁぁぁ、<<火焔十字の舞(クロスプロミネンス)>>」

バランダの胴体に横へ一閃、さらにフレアセイバーを天高く
上へ突き上げると、そのまま縦に強力な一撃が加わる。
バランダの顔と胸には炎で燃える十字が刻まれた。

シグフェル「チェストォォ――ッッ!!!!!!!!!!」

フレアセイバーの必殺剣による一刀両断が見事に決まり、
バランダは木っ端微塵に撃破された。

ウォンゴット「おのれ、まだ人間の生気が充分ではなかったか!」
ケルベルス「覚えておれシグフェルとやら。この次こそは必ず!」

ウォンゴットとケルベルスは捨て台詞と共に逃げて行き、
マネキンに変えられていた人々も、妖魔獣が倒されたことにより、
みんな無事に元に戻ったのであった。

◇    ◇    ◇

戦いを終えて光平の姿へと戻るシグフェル。
そこでは雄大とチャックが待っていた。

雄大「光平先輩、やっぱり先輩がシグフェルだったんですね!?」

やはり光平がシグフェルだったと知り、一人感激している雄大。
親しい先輩が憧れのヒーローだと分かり、嬉しくて舞い上がっている様子だ。

チャック「とうとうコイツにもバレちまったな」
光平「仕方ないですね…。でも雄大、
 この事は学校の他のみんなには内緒だぞ」
雄大「その点なら安心してください。
 こう見えても僕は口が堅いですから!
 ……ただ、その、先輩」
光平「…どうしたんだよ?」
雄大「大変言いにくいんですけど……何なんですか、
 さっきの決め台詞とダサいポーズは…。正直に言って
 見てたこっちも恥ずかしかったですよ…」
光平「ええっ!? ガ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ン!!
 二週間も寝ないで考えたのにぃっ!!」
チャック「ハハハ…(汗」

雄大の率直な指摘に、思わず凹んでしまう光平。
来週までには今度こそカッコイイ決め台詞と決めポーズを
考えておこうと心に誓う光平であった(笑。

917天凰輝シグフェル、最初の事件-2:2016/02/07(日) 12:49:37
それにしても、あの時手裏剣を投げて
妖魔獣の触手から雄大を救ってくれたあの女の人影は、
いったい誰だったのだろう…。

朱音「お頭…」
文蔵「朱音、お前の使命はブレイバーズを監視する事であって、
 手助けする事ではない。それだけは忘れるな」
朱音「ハハッ!」

◇    ◇    ◇

――そして翌日の朝。

***海防大学付属高校・校門前***

雄大「おっはようございさます!先輩方♪」
光平「お、おう…! おはよう雄大」

いつもの朝の登校風景だが、校門前で光平たちと合流した雄大は、
いつにも増して元気そうである。

慎哉「今日はやけに元気そうじゃないか?」
雄大「ズルいじゃないですか慎哉先輩、それに優香先輩も!
 僕一人だけに光平先輩の事を内緒にしてたなんて!」
優香「あ、そ…そのことね…(汗。
 そういえば岡島くんにもバレちゃったんだっけ…」
光平「コラッ、雄大! 声が大きいってば…!
 他のみんなもいる前だぞ」

慌てて雄大に口止めする光平だったが、
そこへ眼鏡を掛けた一人の青年が歩いて近づいて来た。

悟飯「やあ、光平君!」
光平「あ、悟飯さんじゃないですか!」
優香「光平くん、この方は知り合い?」
光平「ちょうどいい機会だから、みんなにも紹介するよ。
 こちらは海防大学の準教授を務めていらっしゃる孫悟飯さん」
悟飯「君たちが光平君の友達だね。彼から噂には聞いているよ。
 僕は孫悟飯だ、よろしく♪」
慎哉「は、はじめまして」
優香「よろしく」

悟飯と握手を交わす優香たち。

雄大「悟飯さんって中国の方なんですか?」
悟飯「今日から海防大学に赴任する事になってね。
 毎朝パオズ山の自宅から舞空術で通勤しているんだよ」
優香「……(ブクウジュツ…? 何のことかしら?)」
慎哉「……(パオズ山? 聞いたことのない地名だな)」
悟飯「高等部とは隣接しているとはいえ敷地が違うけれども、
 これから何かと君たちとも顔を合わす機会も多いと思うんで、
 こちらこそよろしく」

実はこの孫悟飯こそ、シグフェルに変な決めポーズをいろいろと吹き込んで伝授している
張本人「グレートサイヤマン1号」その人である事など、慎哉たちは知る由もなかったのであった(笑。

918天凰輝シグフェル、最初の事件-2:2016/02/07(日) 12:50:22
○チャック・スェーガー →妖魔獣バランダに襲われていた牧村光平と岡島雄大を助ける。
○孫悟飯→海防大学に準教授として赴任。
●ウォンゴット→人間マネキン化作戦をシグフェルに阻止される。
●ケルベルス→人間マネキン化作戦をシグフェルに阻止される。
●妖魔獣バランダ→人間の生気を吸い取りマネキンに変えていたが、シグフェルに倒される。

○牧村光平/天凰輝シグフェル→妖魔獣バランダを撃破。岡島雄大に正体がバレる。
○沢渡優香→牧村光平に孫悟飯を紹介される。
○朝倉慎哉→牧村光平に孫悟飯を紹介される。
○岡島雄大→シグフェルの正体が牧村光平であると知るが、内緒にすると約束する。光平に孫悟飯を紹介される。
△千坂朱音→妖魔獣バランダに襲われていた岡島雄大を、手裏剣を投げて救う。
△世羅文蔵→千坂朱音に「お前の役目はブレイバーズを監視する事であって、助ける事ではない」と釘をさす。

【今回の新規登場】
●ウォンゴット(超音戦士ボーグマン)
 妖魔の犯罪組織GILの三神官の1人で、妖魔機械を指揮する。頭の一部が機械化されている。
 昔は天才発明家であった。ダストジードを疎ましく思い、響リョウ諸共抹殺すべく
 ギルトライアングルのエネルギーを攻撃に転用する『トライアングルビーム』で攻撃するが、
 難を逃れたジードの剣で逆に返り討ちにされてしまう。

●ケルベルス(超音戦士ボーグマン)
 妖魔の犯罪組織GILの三神官の1人で、妖魔獣を指揮する。頭にもう1つの顏を持つ。
 昔は超一流の科学者であった。メガロシティに最後の妖魔石を設置するために
 自らも妖魔獣人となって出撃するが、スーパーサンダーの突撃を受けて戦死する。

919>>323加筆修正:2016/03/02(水) 15:26:02
○城戸真司、秋山蓮→手塚と霧島に助けられた後、ライダーに変身する。
○手塚海之、霧島美穂→真司と蓮の未来を予知し、霧島と共に真司、蓮を助ける。
○桃井令子→真司と共に行方不明事件を調査。
○木下陰人→真司、蓮がミラーワールドに連れて行かれるのを目撃するものの気絶。
●神崎士郎→真司、蓮にカードデッキを渡す。
●東條悟→真司、蓮がライダーになるのを邪魔しにきたが、逃走する。
●デストワイルダー→タイガに召喚され、ムチを切断する。

【今回の新登場】
○城戸真司=仮面ライダー龍騎(仮面ライダー龍騎)
OREジャーナルの記者見習い。正義感は強いが、単細胞で底無しの
お人好しのため騙されやすい。
「モンスターから人々を守る、ライダー同士の戦いを止める」ことが
ライダーとしての目的。料理が得意で、中でも餃子が得意。

○秋山蓮=仮面ライダーナイト(仮面ライダー龍騎)
「意識不明の恋人小川恵里を目覚めさせるため」に仮面ライダーになった。
短気で喧嘩っ早い部分が目立つが、根は思いやりのある心優しい性格。
しかし目的のために冷徹に振舞うこともある。大金に弱い面を持つ。

○手塚海之=仮面ライダーライア(仮面ライダー龍騎)
「変えられなかった運命を変える為に」仮面ライダー同士の争いを
止めるため奔走する。このことから真司の共感を得ることになる。
的中率ほぼ100%の占い師で、口癖は「俺の占いは当たる」。

○霧島美穂=仮面ライダーファム(仮面ライダー龍騎)
浅倉に姉を殺されており、遺体の冷凍保存にかかる費用を稼ぐべく
結婚詐欺を働いていた。また、姉の殺害事件の裁判で弁護を行なったのが
北岡であったことから北岡を恨んでいる。「浅倉への復讐・姉の蘇生のため」
ライダーバトルに参戦する。真司に好意を抱いている。
なお、「霧島」は結婚詐欺のための偽名。

○桃井令子(仮面ライダー龍騎)
OREジャーナルのジャーナリスト。真司の先輩であり、危険な仕事でも
逃げないジャーナリズムの持ち主。

○木下陰人(焼きたて!!ジャぱん)
「パンタジア」南東京支店店長。実は日本最大のサーカス・木下大サーカスの
御曹司で、それゆえ他人のパンのコピーをすることが得意。さらに分身の術まで
身につけており、何人にも分身し、仕込み・陳列・応対・会計という南東京支店
の全ての業務を1人だけでやってのけていることができる。ただオリジナルのパン
を作ることに関しては全くダメなため、ほとんど注目はされず影が薄い。

●神崎士郎(仮面ライダー龍騎)
清明院大学・江島研究室に所属していた大学院生。旧名は高見士郎(たかみ しろう)。
神崎優衣の兄。アメリカでは死亡したことになっている。人を仮面ライダーに
変身させる技術を開発し、ライダー同士の戦いを仕組んだ張本人。優衣の事となると
見境が無くなる。

●デストワイルダー(仮面ライダー龍騎)
 仮面ライダータイガと契約している二足歩行の白虎型ミラーモンスター。
 刀の様な巨大な爪が武器で、その一撃はダイヤモンドをも斬り裂き、
 100tの物体を持ち上げる程の怪力。ファイナルベント時には敵を決して
 離さず地面を引きずり回す。

920女帝会談-1:2017/07/16(日) 11:48:11
***山梨県富士・青木ヶ原樹海***

青木ヶ原は、山梨県富士河口湖町・鳴沢村にまたがって広がる森で、富士山の北西に位置する。
近くにキャンプ場や公園があり、青木ヶ原を通り抜けられる遊歩道も整備されており、森林浴には最適なところである。
青木ヶ原と湖と富士山からなる景観も美しく、首都圏から容易に行けることもあり、人気の高い観光地でもある。

だが人目の多い遊歩道入り口の駐車場は避け、車で入れる森の奥地ギリギリに乗り入れた数台のライトバンがあった。
その中からそっと降り立ったのは、まるでおとぎ話の妖精のような真っ白なドレスを着た高貴な少女と、
それに付き従う白髭の偉丈夫である。その二人を数名の自衛官が整列し、無言のまま敬礼して出迎える。

聖天子「ご苦労様です」
自衛官「この先は徒歩になります。ご案内いたします」
聖天子「お願いします」
菊之丞「………」

現場の責任者(隊長)らしき自衛官に先導されて、樹海の森へと密かに足を踏み入れていく少女と老人。
この2人こそ、日本の国家元首にして東京エリアの統治者・聖天子と、その補佐官・天童菊之丞である。

聖天子「今でもまだ気乗りしませんか? 菊之丞さん」
菊之丞「私は今でもまだ直接の会談には反対です。剣総理から何を吹き込まれたのかは
 存じませぬが、何もわざわざ聖天子様御自ら向こうに出向かずとも…」
聖天子「これは私の意思で決めたことです。内閣の意向は関係ありません。
 それに菊之丞さん、貴方が奥崎政権時代に進めた"よからぬ企て"についても
 きちっとけじめをつける必要があります。だからこそ私が行かなければ
 ならないのです」
菊之丞「よからぬ企てとは心外な仰せ。それがしが動くのは
 全ては聖室の恒久の繁栄のためにございます」
聖天子「………」

この聖天子や菊之丞に同行している少数の随員の中に、
民警である里見蓮太郎とその相棒(イニシエーター)藍原延珠の姿があった。

延珠「蓮太郎、まだなのかぁ〜?
 もう疲れたのだ〜!」
蓮太郎「我慢しろ。もう少しだ!」

蓮太郎の叱咤に対し、延珠は「足が棒になった!」と
ブーブー言いながら不満そうに顔を膨らませている。
だがそう言う蓮太郎自身も、今回の目的地に赴くのは初めてである。
この先に「異世界」との扉が開かれたゲートがあるというが、
はたしてどのような物なのか。あとどれくらい歩けばそこに辿り着くのか。
実は蓮太郎にも見当はつかなかった。

蓮太郎「………」

なぜ蓮太郎と延珠が聖天子に同行して、今こうして富士の樹海をかき分けて
苦労しながら歩いているかというと、その理由は一週間前まで遡る。

921女帝会談-1:2017/07/16(日) 11:49:02
― 一週間前 ―

***東京都千代田区永田町・首相官邸***

その日、里見蓮太郎は、内閣総理大臣・剣桃太郎に呼び出された。

桃太郎「久しぶりだな。里見蓮太郎。達者にしていたか?」
蓮太郎「ああ、何とかおかげさまでな。アンタも元気そうだな、総理」
桃太郎「例の目黒の秋刀魚の一件以来か」
蓮太郎「そうだったかな…」

首相執務室のデスクに座る桃太郎と、他愛もない挨拶の応酬をする蓮太郎。
内閣総理大臣と言えば政府の代表であり、蓮太郎たち民警にとっては
最大のお得意様である。出かける前にも社長の天童木更から、
「くれぐれも粗相のないように」と耳に胼胝ができるくらい
言い含められてきた蓮太郎だが、普段からぶっきら棒な彼の辞書に
「営業スマイル」という言葉はないようだ。
尤も、桃太郎も蓮太郎のそんな部分を気に入っている節がある。

桃太郎「早速だが仕事の依頼だ。蓮太郎、今のお前のIP序列は
 藍原延珠とのペアで210位だったな?」
蓮太郎「ああ、そうだよ」
桃太郎「ならば機密情報へのアクセス権限で知っているはずだな?
 神聖エルダント帝国の存在を――」
蓮太郎「………」

日本国は現在、「銀座事件」を契機としてその存在が地球側に明らかになった
異世界「特別地域」通称「特地」にある「帝国」と国交を結んでいる。
だが世間に公となっている「特地」の他に、実は日本はもう一つ、
全く別の異世界と交流のチャンネルを秘密裏のうちに築いていた。
それが「神聖エルダント帝国」である。
「特地」絡みで、その未知のフロンティアの権益を狙った中国・ロシアなどの
地球上の近隣諸外国は無論のこと、同じ西側同盟国であるはずのアメリカやEUの
介入まで招いてしまった日本国内は、時空を超えた向こうの特地共々大いに混乱した。
その苦い経験から、当時の日本政府は「神聖エルダント帝国」の存在を
海外には徹底して秘匿することにしたのである。
幸いにして、銀座の街中のど真ん中にゲートが開いた特地と違って、
神聖エルダント帝国と結ばれたゲートがあるのは青木ヶ原樹海の奥地。
情報隠ぺいは比較的容易であった。

桃太郎「近々聖天子様が神聖エルダント帝国の皇帝、
 ペトラルカ・アン・エルダント三世陛下との会見のため
 御自ら向こうの異世界に赴かれる。
 里見蓮太郎、お前には藍原延珠と共に聖天子様の護衛として
 随行してもらう」
蓮太郎「断る」
土橋「おいおい、キミ!」

総理直々の要請をあっさり断る蓮太郎に、
先ほどから桃太郎の側に控えていた首相側近の
内閣安全保障室長・土橋竜三が冷や汗をかきながら諫めに入るが、
桃太郎が「構わない」と手を振って制止する。

蓮太郎「俺たち民警の仕事はガストレア退治が専門だ。
 いつまでもお姫様の御守を押し付けられるのはゴメンだね」
桃太郎「どうしても断るのか?」
蓮太郎「聖居の護衛隊がいるだろう」

聖天子の護衛隊は、蓮太郎の評するところ、
以前は実戦になると対応策すら立てられない無能な甘ちゃん揃いだったが、
前任者の隊長・保脇卓人が失脚して、現在の羽柴隊長になってからは
かなり陣容も改善されてきたと聞く。
今ならわざわざ自分が出向くまでもないはずだ。
蓮太郎はそう考えていた。

922女帝会談-1:2017/07/16(日) 11:50:09
優子「話は最後まで聞きなさい」
蓮太郎「アンタは?」

黒髪ベリーショートの美女が蓮太郎の前に進み出る。
蓮太郎には初めて見る顔だ。

桃太郎「そういえば彼女は初めてだったな。
 せっかくの機会なので引き合わせよう。
 内閣府官邸付医務官の木場優子君だ。主に私の主治医として
 日々のメディカルチェックをお願いしている」
蓮太郎「…主治医? アンタみたいな屈強な男にも
 医者がいるのか?」
桃太郎「フフフッ…政治家たる者、毎日の健康管理も
 大事な務めの一つだ」
優子「これからも貴方とは度々顔を合わせることになると思うわ。
 よろしくね、蓮太郎くん」
蓮太郎「………」

蓮太郎は少し意外そうな顔をする。
そもそも政治的なスケジュールを話し合う場に、
医務官が同席しているというのも変な話だ。
三流週刊誌の記者ならば、もしや「総理の愛人では?」と
下種の勘繰りを入れてくる者もいそうだ。
後で聞いた話では、板垣重政政権の時代から
官邸に出入りしていた女性らしい。
しかしそんな蓮太郎の疑問にも、
桃太郎は適当にはぐらかす。

桃太郎「話を本題に戻そう。聖天子様の護衛とは表向きの話。
 実はある男に会って来て、その人となりを見定めてきて
 もらいたいのだ。お前自身の目でな」
蓮太郎「ある男…?」
桃太郎「その名を、加納慎一という…」


― そして現在 ―

樹海の奥を突き進む聖天子一行。
そしてそれに同行する里見蓮太郎と藍原延珠。

剣桃太郎の話によれば、当時タカ派とよばれていた奥崎・F・真太郎政権は、
「文化侵略」という形で「神聖エルダント帝国」の植民地化を画策していた。
その陰謀を阻止したのが、「加納慎一」という名の青年。
日本とエルダントの両国が共同出資で設立した
「総合エンターテイメント商社アミュテック社」の総支配人として、
今もエルダント側に日本文化を広めるために
現地に留まり活動を続けているという。

なぜその「加納慎一」の人となりを見定める役目で
自分に白羽の矢が立ったのか解せない蓮太郎だったが、
結局、経営不振が続く天童民間警備会社への政府からの補助金をチラつかせられ、
ほとんどゴリ押しに近い形で引き受けることになった蓮太郎だったが…。

蓮太郎「延珠、知ってるとは思うけど、青木ヶ原は自殺の名所だ。
 グズグスしていると、何か化けて出てくるかもなww」
延珠「…お、脅かしっこなしなのだ蓮太郎!」(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

蓮太郎の脳裏には、ある考えが浮かんでいた。
今の総理である剣桃太郎は、結局のところ「神聖エルダント帝国」をどうしたいのだろうか?
以前の奥崎総理と同様に、日本の属国にしてしまおうと企んでいるのか。それとも――?。

菊之丞「着きましたぞ」
聖天子「………」

菊之丞の言葉に、聖天子は息を吞む。
一行の目の前には、異なる時空を結ぶ、
一本の狭い超空間通路が拡がっていた…。

923女帝会談-1:2017/07/16(日) 11:52:34
***首相官邸・首相執務室***

土橋「総理、たった今、聖天子様の訪問団が
 無事に超空間通路を超えてエルダント側に到着したとの
 連絡が入りました」
桃太郎「そうか。ご苦労」

さっきから桃太郎は立ったまま窓から、じっと外の景色の様子を見つめている。

優子「総理はいずれ、神聖エルダント帝国の存在を公表されるおつもりなのでしょう?」
桃太郎「今すぐではないが、いつまでも隠しおおしておけるものでもないからな」

剣桃太郎は、慎重にタイミングを見計らいながら、
神聖エルダント帝国の存在を地球連邦政府に報告する機会を
以前から探っていた。
彼の考えにあるのは、一方の国が利権を搾取する植民地化などではなく、
あくまでも地球と異世界との平和的な共存・共栄に会った。
それについては、すでに「トランプ王国」改め「トランプ共和国」という
異世界の国家との外交で確固とした実績もある。

そのための重要なキーとなる存在が「加納慎一」である。
日本と神聖エルダント帝国両国の未来を託せるに値する男か否か?
東京から容易に離れられない自分に代わって、桃太郎はそれを
見定める役目を里見蓮太郎に託したのだ。

それに桃太郎には今一つ不安なことがあった。
神聖エルダント帝国を日本が侵略しようとの計画――
――その企てが、官邸サイドすら与り知らぬところで
再び動き出しているというのである。

土橋「あの話なら奥崎政権が崩壊した時点で、立ち消えになったはずでは?」
桃太郎「天童菊之丞の中では、まだ終わってはいないらしい…」

自分の支持率向上のために多くの罪なきヒーローたちを
無実の罪に陥れんとした陰謀が発覚し、奥崎・F・真太郎首相は失脚した。
対神聖エルダント帝国文化侵略計画も奥崎政権時に進められていたものであったが、
それを背後から強力に後押ししていたのは、実は宮中であったとの噂が、
今もまことしやかに流れている。

大阪エリアの統治者・斉武宗玄、仙台エリアの首相・稲生紫麿など、
今も東京に君臨する聖天子の威光を脅かす存在は日本国内にも多い。
それらの脅威から敬愛する聖天子を守るために、
彼女を支える補佐官たる天童菊之丞が神聖エルダント帝国を
欲したとしても何ら不思議ではない。

桃太郎「………」

今、内閣総理大臣・剣桃太郎の脳裏には、動乱の気配を感じさせる
一抹の不安が過っていた。

924女帝会談-1:2017/07/16(日) 11:53:42
〇聖天子→皇帝ペトラルカとの会見のため、神聖エルダント帝国へ向かう。
〇里見蓮太郎→聖天子に同行して、神聖エルダント帝国へ向かう。
〇藍原延珠→聖天子に同行して、神聖エルダント帝国へ向かう。
〇剣桃太郎→里見蓮太郎に神聖エルダント帝国行きを依頼する。
〇土橋竜三→剣桃太郎が里見蓮太郎に神聖エルダント帝国行きを依頼した場に同席する。
〇木場優子→剣桃太郎が里見蓮太郎に神聖エルダント帝国行きを依頼した場に同席する。
△天童菊之丞→聖天子に同行して、神聖エルダント帝国へ向かう。

925帝王ネロス誅殺!?超戦士グライアーの秘密-1:2017/07/25(火) 14:12:11
***無幻城・邪神謁見の間***

ネロス帝国の帝王ゴッドネロスは、
グライアーとなった彩堂寺戒を伴って至高邪神に拝謁し、
大ショッカー軍の十二邪将を初めとする多数のGショッカー幹部らが居並ぶ中、
シグフェルの細胞から創り出したこの超怪人の完成を報告した。

ゴッドネロス「全宇宙の支配者であられる至高邪神よ。
 御前に控えまするこの者こそは、
 我らネロス帝国がシグフェルの細胞から生み出したる究極の戦士、
 その名をグライアーと申します」

ゴッドネロスに紹介され、グライアーは恭しく至高邪神のビジョンに向かって臣下の礼を取る。
ネロス帝国が独自にシグフェルを研究して開発した太古のサーベルタイガーの如き怪人の姿に、
謁見の間の左右に控える十二邪将や他の大幹部達からはどよめきが沸き起こった。

グライアー「帝王ネロスより新たな命を授かりしグライアーにございます。
 偉大なる至高邪神様のご尊顔を拝し、恐悦至極に存じ奉ります」

感情の籠もらない冷たく無機質な声で至高邪神に奏上するグライアー。
グライアーには離反を防ぐため薬物投与による強力な洗脳が行われており、
元々の彩堂寺戒の人格はほぼ完全に抹消されてしまっている。
今の彼はただ忠実にGショッカーの命令に従って戦う生きた戦闘兵器なのだ。

大首領の顔「シグフェルの細胞から第二のシグフェルを生み出すとは、
 さすがは旧日本軍の科学者でもあったゴッドネロスよ」
星王の顔「シグフェルにはこれまで、
 幾多の怪人が戦いを挑んでは敢えなく敗れてきたが、
 そのシグフェルの力をこうして我らのものに出来たとなれば、
 もはやブレイバーズとて恐れるに足るまい」
ゴッドネロス「仰せの通りにございます。
 シグフェルの死、そしてブレイバーズの壊滅、
 どちらもこのグライアーの手により間もなくご覧いただける事でありましょう」

ゴッドネロスは指先から一筋のビームを放ち、空間に映像を作り出した。
先のゴーストバンク地下コロッセウムでの戦闘で、
シグフェルと互角以上に渡り合っているグライアーの戦いぶりがそこに映る。

マシーン大元帥「だがゴッドネロスよ。
 この時の戦いでグライアーはシグフェルを見事追い詰めたが、
 あと一歩というところで突然の変調を起こし戦闘不能になったそうではないか」
大教授ビアス「シグフェルには未だ解き明かせていない謎が多い。
 まだ全容の不明な超パワーを怪人に取り込んで実戦で運用するのは、
 予測不能のリスクを伴うのではないか?」
ゴッドネロス「確かにシグフェルの謎、
 未だ全てが解明されたわけではないとは申せ、
 研究・分析は我らの手で着実に進んでおりご懸念には及ばぬ。
 前回の戦闘中にグライアーに起きた不慮の異変についても、
 直ちにメンテナンスが行われ不具合は既に解消されておる」

シグフェルの未知の超パワーを怪人に組み込めばどんな想定外の事態が起こるか分からない…。
これはクールギンもゴッドネロスに度々忠告していた意見だったが、
自らを超一流の科学者と自負するゴッドネロスは、
確かに今後、グライアーにはいくつかのトラブルが起こり得るとしても、
問題発生の度にその原因を調べて解決して行く事は自らの力で可能だという自信を持っていた。
恐れを知らぬゴッドネロスの態度に、表裏六柱の至高邪神も満足げに頷く。

大魔神の顔「良かろう。グライアーが抱える未知の要素については、
 ここは科学者としてのゴッドネロスの腕を信じようではないか」
創世王の顔「そうとなれば躊躇は無用。
 直ちにグライアーを出陣させ、その絶大なる力でシグフェルを葬るべし」
総司令の顔「Gショッカーの他の軍団からも、
 援軍を惜しみなく送ってグライアーに加勢させ、
 大規模なシグフェル抹殺部隊を編成するのだ。
 もしブレイバーズの仲間達がシグフェルの助太刀に来れば、
 それもまとめて道連れにしてしまうがよい」
ゴッドネロス「ありがたき幸せ。
 必ずやシグフェルを初めとするブレイバーズの戦士どもの首を取り、
 御前に据えて見せましょう」
闇の帝王の顔「ただし、獅子身中の虫には気を付けよ」

メガール将軍「………」

ミケーネ闇の帝王がそう言うと、
大幹部らの末席に控えていたドグマのメガール将軍の顔色がさっと変わった。
無論それを見逃し、至高邪神の言葉の意味を掴み損なうようなゴッドネロスではない。

ゴッドネロス「その儀は、お任せを…」

ゴッドネロスは短くそう答えて拝礼し、
グライアーを連れて謁見の間から退出した。

926帝王ネロス誅殺!?超戦士グライアーの秘密-1:2017/07/25(火) 14:16:32
***海防大学付属高校***

光平「(彩堂寺…。今頃どうしているんだろう)」

ゴーストバンクの地下コロッセウムでのシグフェルとグライアーの戦いから三日が過ぎていた。
ネロス帝国に捕らわれ改造人間にされてしまった彩堂寺戒の事が心配な牧村光平だったが、
戒はあれからまだ一度も海防大学付属高校には登校していない。

朱音「エリート選定コースの彩堂寺くん?
 彼なら、病気だそうで連休明けからずっと欠席よ」
光平「そうですか…」

担任の千坂朱音に聞いたところによると、
戒は連休の間に体調を崩してしまい欠席するという連絡が学校に入っているらしい。
具合はかなり悪いそうで、しばらく休む必要があり、
いつ元気になって授業に復帰できるかは分からないとの事であった。

慎哉「病欠か…。どうせネロス帝国の嘘だろうけどな。
 あいつら、彩堂寺を光平とできるだけ接触させないようにしてるんじゃないか?」
光平「いや、俺と戦った時、
 彩堂寺は急に苦しそうにもがき出して倒れてしまったんだ。
 無理な改造手術の影響で、本当に体の調子が悪くなってるのかも知れない」
優香「彩堂寺くん、無事だといいけど…」

放課後、学校の屋上に集まって不安げに話し合う三人。
するとその時、光平が持っていたブレイバーズ専用の通信機が鳴った。

光平「はい、牧村です」

相手と互いの顔を見ながらTV電話が可能なスマートフォン型通信機の通話ボタンを押し、
着信に応答する光平。
通信機のディスプレイに映ったのは人間ではなく、
黒いシェパード犬の姿をした動物型ロボット、
超人機メタルダーの相棒スプリンガーの顔であった。

スプリンガー@通信「よう光平。俺だ。
 まだ学校にいるって時に悪いな」
光平「スプリンガー!
 いや、もう授業は終わったから大丈夫だよ。どうした?」
スプリンガー@通信「至急ブレイバーベースに来てくれないか。
 お前の耳に入れたい情報があるんだ。
 もしかしたら、お前が心配してる彩堂寺戒にも関わってくるかも知れない話だぜ」
光平「何だって…!?
 分かった。すぐ行くよ」

通信を切った光平は置いていたバッグを手に取り、
慎哉と優香をその場に残して急ぎ学校を出たのであった。

927帝王ネロス誅殺!?超戦士グライアーの秘密-1:2017/07/25(火) 14:22:21
***ブレイバーベース***

スプリンガーからの連絡を受け、
光平は学校からブレイバーズの基地であるブレイバーベースへと直行した。
基地内のブリーフィングルームではメタルダーこと剣流星とスプリンガー、
そしてレッドマフラー隊の剣持保隊長が光平を待っていた。

光平「ネロス帝国の内通者?」
剣持「うむ。表の顔は桐原コンツェルン傘下企業の社員で、
 凱聖クールギン配下の忍びである軽闘士・影の一人と名乗る男が、
 ゴッドネロスとクールギンを見限り我々ブレイバーズに味方したいと、
 先程極秘に連絡を寄越してきた」

剣持の話によると、ブレイバーズに接触してきたのはヨロイ軍団の諜報部隊・影の一員で、
桐原コンツェルン傘下企業の埼玉支社に勤めている小幡という男性社員。
これまでゴッドネロスに仕えて忍びとして彼の悪事に貢献してきたが、
改心して組織を抜けたいと考えるようになり、
ゴーストバンクの極秘情報が記録されたディスクを盗んで脱走したので、
急ぎブレイバーズに身柄を保護してほしいという。

剣持「現在、彼は盗んだディスクを持って埼玉県内を逃走中だと言っている。
 裏切り者は容赦なく始末されるのが悪の組織の掟だ。
 一刻も早く保護しなければ彼の命が危うい」
流星「もしその人の話が本当なら、
 これはネロス帝国の内部情報を得られる大きなチャンスだ。
 グライアーに改造されてしまった彩堂寺君についても、
 そのディスクに何か手がかりとなる情報が記されているかも知れない」
スプリンガー「けど、俺達が彩堂寺の事で気を揉んでいるこのタイミングで突然この話だ。
 ちょいと都合が良すぎって気がしなくはないぜ」
光平「俺達を……いや、俺を誘き寄せる罠って可能性がある訳ですね」

ネロス帝国は究極の対シグフェル兵器・グライアーを完成させたばかりである。
光平が同じ学校の生徒である戒の身を案じている心情も見透かした上で、
戒についての情報のリークという餌でシグフェルを釣り、
誘き出してグライアーの力で抹殺、というシナリオが描かれている事はあり得るだろう。

剣持「これは非常に危険な賭けだ。
 もし話が本当ならば大至急その男を保護する責務が我々にはある一方、
 甘い撒き餌に釣られて出て行ったところで、
 あの恐るべきグライアーが手ぐすね引いて待ち構えている事も十分考えられる」
光平「でも、例え罠だったとしても、
 グライアーとはそこでもう一度接触できる…。
 彩堂寺を助け出す好機として、奴らの罠を逆手に取る事もできるんじゃないでしょうか」
流星「光平君…」
光平「その話が本当だろうと嘘だろうと、
 こうしてただ手をこまねいているよりは何か進展があるはずです。
 危険は承知で、俺はその内通者の人を迎えに行ってみようと思います!」

意を決して力強くそう宣言する光平。
剣持は腕組みをしてしばし考え、やがて頷いた。

剣持「虎穴に入らずんば虎子を得ず、か…。
 いいだろう。やってみろ。もし罠だった場合、
 このミッションはそこで直ちに彩堂寺戒救出作戦へと切り替わるわけだな」
光平「ありがとうございます。
 例え罠でも全力で切り抜けて、彩堂寺を助け出してみせます!」

こうして、火中の栗を敢えて拾いに行く決断をした光平。
果たして彼を待ち受けているものは何であろうか…!?

928帝王ネロス誅殺!?超戦士グライアーの秘密-1:2017/07/25(火) 14:27:37
●至高邪神→グライアーの完成に喜び、シグフェル抹殺作戦を指令する。
●ゴッドネロス→完成したグライアーを至高邪神と他のGショッカー幹部らに披露する。
●マシーン大元帥→完成したグライアーをゴッドネロスに披露されて驚く。
●大教授ビアス→完成したグライアーをゴッドネロスに披露されて驚く。
●メガール将軍→完成したグライアーをゴッドネロスに披露されて驚く。
○剣持保→ネロス帝国の内通者と名乗る人物を保護するため牧村光平を向かわせる。
○剣流星→ネロス帝国の内通者と名乗る人物について牧村光平と話し合う。
○スプリンガー→牧村光平をブレイバーベースに呼ぶ。

○牧村光平→ネロス帝国の内通者と名乗る人物を保護しに向かう。
○朝倉慎哉→グライアーとなった彩堂寺戒を心配する。
○沢渡優香→グライアーとなった彩堂寺戒を心配する。
△彩堂寺戒→ゴッドネロスに紹介されGショッカー至高邪神に謁見する。
△千坂朱音→彩堂寺戒の病欠を牧村光平に知らせる。

929帝王ネロス誅殺!?超戦士グライアーの秘密-2:2018/03/25(日) 12:03:04
***埼玉県・川越市***

光平「待ち合わせの場所はここか…」

ネロス帝国の脱走者の小幡と名乗る男と電話で連絡を取り合った光平は、
彼を保護するため、待ち合わせ場所である川越市内の倉庫にやって来た。

光平「戦国大名・北条氏康ゆかりの古戦場跡か…。
 こんな時でなければ、ゆっくり歴史探訪とでも行きたいところだけどな」

この辺りは桶狭間の合戦、厳島の合戦と並んで、
日本三大奇襲戦の一つに数えられている川越城の合戦の主戦場だったと伝わる場所である。
戦国時代、この戦いで北条氏康は関東公方・上杉憲政らの大軍を流言で油断させてから夜襲で不意打ちし、
散々に撃ち破って関東にその名を轟かせたが、
そんな故事で有名な地をわざわざ待ち合わせ場所に指定してきたのは、
これは罠だぞと暗に教えてくれている敵からの粋なメッセージではないかと勘繰りたくなる。

小幡「あなたが…牧村さんですか?」
光平「そうです。あなたが小幡さんですね?」

薄暗い倉庫の中に光平が足を踏み入れると、
黒いアタッシュケースを手に提げた一人の男がそっと物陰から現れた。
追っ手から顔を隠すためか帽子を深く被っていて顔が見えないが、
声色からして数時間前に電話で話した小幡という内通者に間違いなさそうである。

小幡「よく来てくれました。これでもう安心だ」
光平「ご無事で何よりです。
 あなたの身柄は僕らブレイバーズが責任を持って保護します」
小幡「ありがとう。
 ゴーストバンクから持ち出した機密情報のディスクは、
 このケースの中に入っています」
光平「…確認させていただきます」
小幡「ええ、どうぞ」

万が一、中身が爆弾だったりする場合も想定して用心し、
手渡されたアタッシュケースをその場で開いて確かめようとする光平。
だが、開封されたケースの中に入っていたのはディスクでも爆発物でもなく、
妖怪のような不気味な面相をした小さな猿の怪物であった。

オニザル怪人「キキィーッ!!」
光平「…!?」

アタッシュケースから勢いよく飛び出した猿はすぐに大きくなり、
ゴルゴムのオニザル怪人の姿となって光平に襲いかかる。

光平「やっぱり罠だったのか!」
小幡「フフフ…死んでもらうぞ牧村光平!」

小幡も被っていた帽子を脱ぎ捨て、
邪悪な冷笑を浮かべながら光に包まれて青い鮫のような怪人の姿に変貌する。
彼の正体は同じくGショッカーに属するアクアクラスのファンガイア、
シャークファンガイアだったのである。

930帝王ネロス誅殺!?超戦士グライアーの秘密-2:2018/03/25(日) 12:05:42
オニザル怪人「キキィーッ!!」
光平「っ…!」

甲高い奇声を上げながら俊敏な動きで飛びかかって来たオニザル怪人を、
光平は敵の勢いを利用した背負い投げで倉庫の壁に思い切り叩きつけた。
そこへシャークファンガイアが突進を仕掛けるが、
光平は人間離れした後方へのハイジャンプで襲撃を回避し、
倉庫の片隅に高く積み上げられていた大きな木箱の山の上に飛び乗る。

光平「どうせこんな事だろうとは思ってたんだ。
 川越の古戦場で不意打ち作戦って、
 歴史にちなんだ場所選びのセンスはまあまあ悪くなかったと思うぜ」
シャークファンガイア「さすがはシグフェル。
 お褒めの言葉、ネロス帝国の帝王ゴッドネロスもさぞ喜ぶだろうよ」
光平「彩堂寺はどうした?
 せっかくだからこの機会に吐いてもらうぞ!」
シャークファンガイア「生意気な…。やれるものならやってみろ!」

手に装備していたブーメランを光平に向けて投擲するシャークファンガイア。
光平は木箱の山から素早く飛び降りてブーメランをかわし、
そのまま空中で変身の体勢に入った。

光平「翔着(シグ・トランス)!!」

重力に引かれて落下しながら赤い炎に包まれ、天凰輝シグフェルに変身する光平。
紅蓮の鳳凰が焼けつくような熱波を放ちつつ翼を広げてしなやかに着地し、
敢然とファイティングポーズを取って二体のGショッカー怪人に立ち向かう。

オニザル怪人「キェェーッ!」
シャークファンガイア「ほう…それが噂に聞くシグフェルの姿か」
シグフェル「ああ。行くぞ怪人!」


***ネロス帝国・ゴーストバンク***

秘書K「天凰輝シグフェルの誘き出し作戦は、まんまと成功しました」
秘書S「オニザル怪人とシャークファンガイアが、
 ポイント9の倉庫内で現在シグフェルと戦闘中です」
ゴッドネロス「来たかシグフェル…!
 直ちに全軍団員を出撃させ、シグフェルを袋叩きにせよ!」
ドランガー「ははっ! 承知致しました!」
ゴッドネロス「ただし、グライアーとムカデリヤはまだ出陣に及ばず。
 戦機が熟するまで、ゾルベゲール博士と共に今しばらくここに残るがよい」
ムカデリヤ「はっ、心得ました」
ゾルベゲール「帝王の仰せのままに…」
グライアー「………」

ゴッドネロスはグライアーとムカデリヤ、
そしてゾルベゲール博士を除く全てのネロス軍団員に地上への出動を命じた。
本来ならばすぐにでも最強兵器のグライアーをシグフェルと対戦させたいところだが、
前回、予期せぬトラブルが起きて突如グライアーが戦闘不能に陥ってしまった事から、
長時間の戦いはまだコンディション面での不安が大きいとゾルベゲールが進言したため、
まずは他の軍団員達を先に戦わせてシグフェルを消耗させ、
弱らせたところで止めにグライアーを投入するという二段構えの作戦が取られる事になったのである。

ガマドーン「さ〜て、見ていて下さいよ帝王。
 グライアーの出番なんてこれっぽっちもねえまま、
 俺達がシグフェルをギッタギタにやっつけちまいますぜ」
ロビンケン「言葉を慎めガマドーン。
 グライアーは帝王の覚えめでたき新たなる懐刀だぞ」
バルスキー「いや、戦うからにはそれぐらいの意気込みが必要だ。
 総員、死力を尽くしてシグフェルを殲滅するのだ!」

バルスキーらに率いられ、続々とゲートから地上へと出撃してゆくネロス帝国の戦士達。
こうして皆が出払い、ゴーストバンクの玉座の間にはゴッドネロスとグライアー、
そしてゾルベゲール博士とその用心棒のムカデリヤだけが残った。

ゾルベゲール「(ケケケ…上手く行ったわい)」

ゾルベゲールは出撃する軍団員らを見送りながら、
玉座のゴッドネロスには気取られぬよう、
隣に立っているムカデリヤにそっと目配せをした。

931帝王ネロス誅殺!?超戦士グライアーの秘密-2:2018/03/25(日) 12:08:50
***地上・川越市の倉庫内***

オニザル怪人「キキィーッ!」
シグフェル「くっ、ちょこまかと動き回って…!」

猿の怪人らしい身軽な敏捷性を活かして倉庫の中をあちこち素早く跳び回り、
ヒット&アウェイ戦法でシグフェルを翻弄するオニザル怪人。
鳳凰の戦士であるシグフェルもスピードには優れるが、
それでもオニザル怪人のすばしっこさには手を焼いていた。

シグフェル「だったらこれでどうだ?
 フェニックス・トルネード!!」

シグフェルは自分の体を高速回転させ、
周囲の空気を巻き込んで竜巻を生成しオニザル怪人に向けて飛ばした。
かねてから密かに訓練して編み出していた新技で、
以前、GOD悪人軍団のタイガーネロがシグフェルに対して使った、
タイガー竜巻地獄を自分の技に取り入れ応用したものである。

オニザル怪人「キキィーッ!?」
シグフェル「今だ! ヴァジェト・レイ!!」

飛んで来た竜巻に巻き込まれて回転しながら吹き飛び、
倉庫の壁に叩きつけられてよろめくオニザル怪人に、
シグフェルは掌から発射した灼熱の火球をぶつけて止めを刺した。
オニザル怪人は一瞬でその身を焼き滅ぼされ、蒸発して無に還ってゆく。
 
シャークファンガイア「おのれシグフェル、これを喰らえ!」
シグフェル「おっと!」

激昂したシャークファンガイアが投げてきたブーメランの軌道を見切り、
片手で見事キャッチしたシグフェル。
シグフェルが指先でさっと表面を撫でると、
ブーメランは超高温のエネルギーを指から伝導されて燃え上がり、
真っ赤な炎を纏った。

シグフェル「つぁっ!!」
シャークファンガイア「グォォッ!?」

翼で羽ばたいて一気に加速し勢いよく突撃したシグフェルは、
燃えるブーメランでシャークファンガイアの右肩から左腰までを力強く斜めに斬り下げた。
シャークファンガイアの体に深々と赤い炎の裂傷が走り、
振り返って残心の構えを取るシグフェルの背後で、
シャークファンガイアは仰向けに倒れて絶命、大爆発する。

バルスキー「相変わらず見事なものだなシグフェル。
 だが、今の二体の怪人はまだまだ小手調べに過ぎんぞ」
シグフェル「ようやく出たな。ネロスの軍団員!」

火の消えたブーメランを地面に投げ落として一息ついたシグフェルの前にバルスキーが現れた。
彩堂寺戒の救出を目指すシグフェルとしてもゴルゴムやファンガイアの怪人ではなく、
ネロス帝国の軍団員が出て来てくれたのは望むところである。

ウォッガー「シグフェル抹殺作戦を開始する! 者ども出合えぃ!」

続いて現れたヨロイ軍団の雄闘ウォッガーが武器である大型の銛を振るって呼ばわると、
ただならぬ数の敵が四方八方から倉庫内へと一斉に雪崩れ込んで来た。
ゴーストバンクから出撃してきた総勢三十名を超えるネロス帝国の軍団員達が今、
広い倉庫の中央に立つシグフェルをぐるりと取り囲んだのである。

932帝王ネロス誅殺!?超戦士グライアーの秘密-2:2018/03/25(日) 12:13:23
クロスランダー「シグフェル! 
 この俺に大破の屈辱を味わわせてくれた礼、たっぷりとさせてもらうぞ!」
ゴブリット「俺もあの時のリベンジ、楽しみにしてたぜ!」
タグスキー「数々の強敵を倒してきた勇者と名高き天凰輝、
 その首級はこの太刀で頂く!」
ジャムネ「俺様のストレートパンチで今度こそお陀仏だ!」
ブライディ「ガルゥゥゥ! 殺す!」
ダムネン「今日こそ遂にシグフェルの最期。無念ダムネン!」
メガドロン「全機、射撃用意!」
ブルチェック「目標、ロックオン!」

そして、シグフェル包囲の輪に加わっているのはネロス帝国の軍団員ばかりではなかった。
Gショッカーの他の組織の怪人達もゴッドネロスの要請に応じ、
シグフェル殲滅戦に援軍として参陣していたのである。

アブゴメス「アブルルゥゥ〜! 覚悟しろシグフェル!」
カマキリジン「ソドム、アシュラ、イシュタール、
 アスタロテ、ベルゼブブ、サタンの神に貴様の命を捧げてやる!」
アンキロサウルスヤミー「お前の運命もここまでだ!」
カイモズー「死んでもらうぞシグフェル!」
バラミサイラー「ウォォォ…!」
デーボ・ペシャンゴ「ペシャンと逝けぇ〜! ペシャンと!」
ウツボビースト「ギャゥゥ〜ッ!」
ウニノイド「ここがお前の墓場だ。シグフェル!」
サーベライザ「俺様のサーベルの錆となるがいい!」

アブゴメス(ショッカー)
カマキリジン(ネオショッカー)
アンキロサウルスヤミー(ヤミー)
カイモズー(デスダーク)
バラミサイラー(バラノイア)
デーボ・ペシャンゴ(デーボス軍)
ウツボビースト(マドー)
ウニノイド(バイオロン)
サーベライザ(ジャマール)。
大ショッカー軍、大ザンギャック軍、巨獣軍の三軍からそれぞれ加勢に現れた怪人軍団が、
ネロス軍団員らの輪に加わり、唸りを上げてシグフェルに迫る。

シグフェル「くっ…! 超豪華オールスターでお出迎えって訳か!」
ガルドス「フハハハハ! どうだ!
 いかにシグフェルと言えども、
 これほどの大軍が相手ではもはや命運尽き果てたというものだろう」
アブゴメス「諦めて素直に覚悟を決めろ。
 抵抗さえしなければ、俺様の毒針で楽に死なせてやるぞ」
サーベライザ「だが栄光あるブレイバーズの戦士ともなればそうも行くまいな。
 せいぜい無駄な悪あがきをするがいい。
 皆でじわじわと嬲り殺しにしてくれる!」
シグフェル「(グライアーは……彩堂寺はいないのか…?)」

何十体もの敵の大軍団の中にグライアーの姿を探すシグフェルだが、
間違いなく出て来るはずと思われたグライアーはなぜかどこにも見当たらない。
だがいずれにせよ、今の状況はもはやそれどころではないほどの絶体絶命の大ピンチである。

バルスキー「さらばだシグフェル。全軍、総攻撃開始!!」

933帝王ネロス誅殺!?超戦士グライアーの秘密-2:2018/03/25(日) 12:19:09
バルスキーの号令で一斉にシグフェルに襲いかかるGショッカーの大軍団。
だが次の瞬間、まるで衝撃波のような強い一陣の風が吹き、
今にもシグフェルに攻撃を届かせようとしていた先頭集団のジャムネ、ゴチャック、
アブゴメス、カイモズーの四匹が見えない横殴りの打撃を受けてまとめて弾き飛ばされた。

ドランガー「むっ…!?」
ゲルドリング「な、何や今のは!?」

ドランガーやゲルドリングらの指揮官が思わぬ事態に戸惑う中、
どこからか聞こえてくる英語の電子音声…。

――Time Out. Reformation――

シグフェル「あ…あなたは!」
ファイズ「よっ! ちょいと助けに来たぜ」

シグフェルの目の前で超高速移動を止め、
軽く片手を上げて手首をスナップさせる独特の仕草をしながら振り向いたのは、
光平の顔馴染みのクリーニング屋の店員――乾巧が変身した仮面ライダーファイズであった。
展開していた胸部のフルメタルラングを閉じ、
アクセルフォームから通常形態へと戻るファイズ。

アギト「ハァッ!!」
ウニノイド「グォォッ!?」
デデモス「て、てめえはアギト!」

続いて数十メートルの長距離ジャンプで倉庫の外から怪人達の輪の中へと飛び込み、
ストームハルバードでデデモスとウニノイドを薙ぎ払ったのは、
風の力を宿した≪超越精神の青≫――ストームフォームにフォームチェンジした、
津上翔一が変身する仮面ライダーアギトであった。

シグフェル「津上さん……いえ、仮面ライダーアギト!」
アギト「間に合って良かった。
 俺達と一緒に戦おう。シグフェル!」
シグフェル「はいっ!」

爽やかな明るい声でシグフェルにそう言葉をかけながら、
アギトは通常フォームである≪超越肉体の金≫――グランドフォームの姿に変化する。

チューボ「仮面ライダーのアギトとファイズか。
 だがお前達二人が助太刀に来た程度でこの劣勢が覆せるはずもあるまい。
 ただ墓標の数が二つ増えるだけの事だ」
ファイズ「どうかな? シグフェルの仲間は俺達だけじゃないぜ」
アギト「あれを見ろ!」

アギトが右手をかざして外を指し示したその時、
遠くからけたたましいエンジンの爆音が響き、
七台のスーパーバイクが一斉に倉庫内へと乗り込んで来た。
強化改造されたネオサイクロン号を始めとするそれらのマシンから降り立ったのは、
正義のレジェンドとしてその名を轟かせネロス帝国の面々からも畏怖されてきた、
1号からストロンガーまでの栄光の七人ライダーであった!

1号「仮面ライダー1号!」
2号「同じく、2号!」
V3「ゲルドリング!
 仮面ライダーV3の二段キックの味はまだ覚えているか?」
ゲルドリング「何やとぉ!? おんのれ〜V3!」

以前のメタルダー回収作戦の際にゲルドリングと一戦交えているV3が挑発すると、
ゲルドリングはあの時やられた悔しさを思い出して地団太を踏む。

シグフェル「皆さん…来てくれたんですね!」
ライダーマン「レッドマフラー隊の剣持隊長から連絡があったんだ。
 Gショッカーから君の仲間を助け出すためにぜひ協力してほしいとね」
X「敵は随分と派手な顔触れだな。
 ネロス帝国の四軍団がフルメンバーでご登場とは、
 ゴッドネロスもどうやら本気のようだ」
アマゾン「だが、今はシグフェルにも沢山のトモダチがいる事を忘れるな!」
ストロンガー「行くぞGショッカー!
 お前達の野望は必ず俺達が阻止してみせる!」

七人の仮面ライダーが次々とファイティングポーズを取り、
アギト、ファイズ、そしてシグフェルがそれに続く。
悪の大軍団に立ち向かう、十人の気高き勇者がここに颯爽と並び立った。

バルスキー「バカめ! お前達がシグフェルの加勢に来る事など、
 偉大なる帝王ネロスは最初からご承知済みだ。
 そのために他のGショッカー組織にも声をかけ、
 これだけの大兵力を用意したのだからな」
ゲルドリング「ワシらに倒されに雁首揃えて来てくれるとはご苦労なこっちゃ。
 シグフェルと一緒に、仮面ライダーどももまとめてあの世に送ったるでぇ!」
ドランガー「地獄の軍団Gショッカーの恐ろしさ、思い知るがいい。
 者どもかかれ! 総員突撃だ〜!!」
1号「よし、みんな行くぞ!」
2号「おう!」
シグフェル「はいっ!」

かくしてネロス帝国を主力とするGショッカー軍団と、
九人ライダー&シグフェルの一大バトルが始まったのであった!

934帝王ネロス誅殺!?超戦士グライアーの秘密-2:2018/03/25(日) 12:27:38
○仮面ライダー1号→ネロス軍団員とGショッカー怪人の大軍に包囲されたシグフェルを助けに現れる。
○仮面ライダー2号→ネロス軍団員とGショッカー怪人の大軍に包囲されたシグフェルを助けに現れる。
○仮面ライダーV3→ネロス軍団員とGショッカー怪人の大軍に包囲されたシグフェルを助けに現れる。
○ライダーマン→ネロス軍団員とGショッカー怪人の大軍に包囲されたシグフェルを助けに現れる。
○仮面ライダーX→ネロス軍団員とGショッカー怪人の大軍に包囲されたシグフェルを助けに現れる。
○仮面ライダーアマゾン→ネロス軍団員とGショッカー怪人の大軍に包囲されたシグフェルを助けに現れる。
○仮面ライダーストロンガー→ネロス軍団員とGショッカー怪人の大軍に包囲されたシグフェルを助けに現れる。
○仮面ライダーアギト→ネロス軍団員とGショッカー怪人の大軍に包囲されたシグフェルを助けに現れる。
○仮面ライダーファイズ→ネロス軍団員とGショッカー怪人の大軍に包囲されたシグフェルを助けに現れる。
●ゴッドネロス→誘き出されたシグフェルを倒すため全軍団員に出撃を命じる。
●ゾルベゲール博士→全軍団員が出撃する中、グライアーやムカデリヤと共にゴーストバンクに待機。
●ムカデリヤ→全軍団員が出撃する中、グライアーやゾルベゲール博士と共にゴーストバンクに待機。
●シャークファンガイア→ネロス帝国の脱走者を装い、シグフェルを誘き出して戦うが倒される。
●オニザル怪人→シャークファンガイアの罠で誘き出されたシグフェルを襲うが倒される。
●タグスキー→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●チューボ→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●ウォッガー→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●ロビンケン→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●ジャムネ→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●バルスキー→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●ガルドス→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●ゴチャック→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●クロスランダー→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●ゴブリット→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●デデモス→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●ゲルドリング→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●ブライディ→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●ガマドーン→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●ダムネン→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●ドランガー→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●メガドロン→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●ダーバーボ→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●ブルチェック→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●アブゴメス→ネロス帝国の軍団員と共にシグフェルを包囲する。
●カマキリジン→ネロス帝国の軍団員と共にシグフェルを包囲する。
●アンキロサウルスヤミー→ネロス帝国の軍団員と共にシグフェルを包囲する。
●カイモズー→ネロス帝国の軍団員と共にシグフェルを包囲する。
●バラミサイラー→ネロス帝国の軍団員と共にシグフェルを包囲する。
●デーボ・ペシャンゴ→ネロス帝国の軍団員と共にシグフェルを包囲する。
●ウツボビースト→ネロス帝国の軍団員と共にシグフェルを包囲する。
●ウニノイド→ネロス帝国の軍団員と共にシグフェルを包囲する。
●サーベライザ→ネロス帝国の軍団員と共にシグフェルを包囲する。

○牧村光平/天凰輝シグフェル→罠にかかりネロス軍団員とGショッカー怪人軍団に包囲されるが、九人の仮面ライダーに助けられる。
△彩堂寺戒/グライアー→シグフェルを倒すため、ゴッドネロスの出撃命令を玉座の前で待つ。

935帝王ネロス誅殺!?超戦士グライアーの秘密-2:2018/03/25(日) 12:30:37
【今回の新規登場】

●シャークファンガイア(仮面ライダーキバ)
アクアクラスに属するファンガイアで、鮫の能力を持つ怪人。
真名は「灰の彼岸へと至る切手」。
水中戦が得意だが陸上での戦いでもその強さを如何なく発揮し、
両手に装備したブーメランを武器とする。
執念深い性格で、一度狙った獲物はどこまでも逃がさず追い続ける。

●オニザル怪人(仮面ライダーBLACK)
暗黒結社ゴルゴムの改造人間で、猿の能力を持つ怪人。
人間に化けたり体を縮小したりする事ができる。
鋭い爪を武器とし、身軽で俊敏な動きによる奇襲戦法が得意。
長い尻尾が弱点で、これを掴まれると弱体化してしまう。

●アブゴメス(仮面ライダー)
ショッカーの改造人間で、アブの能力を持つ怪人。
口には人間を即死させるほどの猛毒を仕込んだ毒針があり、
両腕には小型ロケット弾を装備している。

●カマキリジン(新・仮面ライダー)
ネオショッカーの改造人間で、カマキリの能力を持つ怪人。
人間減らし計画が難航しているネオショッカー日本支部に海外から援軍として送り込まれた強豪で、
両手の鋭い鎌は大木を真っ二つにするほどの切れ味を誇る。
ベルゼブブやサタンなどの悪魔を神として崇拝しており、
捕らえた人間を生贄に捧げようとする。

●アンキロサウルスヤミー(仮面ライダーOOO)
アンキロサウルスの能力を持った恐竜系成長ヤミー。
真木清人が持っていた水筒の氷にセルメダルを投入した事で出現した。
無数のトゲが生えた硬い皮膚に全身を覆われており、
硬質の球状となった右腕の拳を凄まじい怪力で振り回して攻撃する。
氷に変化させた全身のトゲを散弾のように撃ち出す他、
口から吐く冷気で敵を氷漬けにする事もできる。

●カイモズー(大戦隊ゴーグルファイブ)
暗黒科学帝国デスダークの合成怪獣で、貝の能力を持つ怪人。
アンモナイトを象った杖を武器とし、左手にはロケット弾、
頭頂部には必殺のカイモズー大砲を備えている。

●バラミサイラー(超力戦隊オーレンジャー)
マシン帝国バラノイアのマシン獣で、
皇帝バッカスフンドがドローラ星から呼び寄せた。
右腕に装備したミサイルを武器とし、腹部からは鎖を射出して敵を拘束する。
後に地球のマグマの無限のエネルギーを浴びて超マシン獣として強化再生された。

●デーボ・ペシャンゴ(獣電戦隊キョウリュウジャー)
デーボス軍のデーボモンスターで、
スクラップカー、フォーククロー、ハエ叩きなどを成分とする怪人。
「住処を破壊された人間は哀しむ」というアイガロンの考えから生まれ、
人間の哀しみの感情を集める事を使命としている。
ペシャン光線で発生させた特殊なエネルギーでどんな物でもペシャンコに潰して破壊してしまう。
破壊という任務には忠実だが、それ以外には潰しの利かない破壊職人。

●ウツボビースト(宇宙刑事シャリバン)
宇宙犯罪組織マドーの魔怪獣で、ウツボの能力を持つ怪人。
モトシャリアンに付着した人工受精卵から誕生して成長した。
地を走る火花を放つ杖を武器とし、鋭い爪と牙で敵を切り裂く。

●ウニノイド(機動刑事ジバン)
犯罪組織バイオロンのバイオノイドで、ウニの能力を持つ怪人。
全身に生えたトゲを飛ばして敵を攻撃する他、
手の鋭い爪やニードル状の光線も武器。
田村直人と五十嵐健三博士の命を奪い、
図らずもジバン誕生のきっかけを作る事になった怪人でもある。

●サーベライザ(重甲ビーファイター)
ジャマールの傭兵戦士で、サーベルを武器とする剣の名手。
ジャマールの地球攻撃部隊の先鋒として地球に襲来しビーファイターの初陣の相手となった。
目から破壊光線を発射する。

●雄闘ウォッガー(超人機メタルダー)
ネロス帝国・ヨロイ軍団雄闘。
水中戦が得意で、電撃を放つ大型の銛を武器とする。
残酷な性格で、女奴隷ユリコを騙して自爆作戦を取らせるなど非道な手も厭わない。

936帝王ネロス誅殺!?超戦士グライアーの秘密-2:2018/03/27(火) 00:22:02
>>933差し替え

バルスキーの号令で一斉にシグフェルに襲いかかるGショッカーの大軍団。
だが次の瞬間、まるで衝撃波のような強い一陣の風が吹き、
今にもシグフェルに攻撃を届かせようとしていた先頭集団のジャムネ、ゴチャック、
アブゴメス、カイモズーの四匹が見えない横殴りの打撃を受けてまとめて弾き飛ばされた。

ドランガー「むっ…!?」
ゲルドリング「な、何や今のは!?」

ドランガーやゲルドリングらの指揮官が思わぬ事態に戸惑う中、
どこからか聞こえてくる英語の電子音声…。

――Clock over!!

シグフェル「あ…あなたは…!」
カブト「おばあちゃんは言っていた…。
 俺は世界を照らす太陽。
 Gショッカーが例えどんなに巨大な闇だろうと、
 俺という太陽は全てを明るく輝かせる…!」

クロックアップから通常の時間流へ戻ってシグフェルの目の前に姿を現わし、
片手を上げて指先で空を指し示す独特の仕草をしながら振り返ったのは、
天道総司が変身する仮面ライダーカブトであった。

アギト「ハァッ!!」
ウニノイド「グォォッ!?」
デデモス「て、てめえはアギト!」

続いて数十メートルの長距離ジャンプで倉庫の外から怪人達の輪の中へと飛び込み、
ストームハルバードでデデモスとウニノイドを薙ぎ払ったのは、
風の力を宿した≪超越精神の青≫――ストームフォームにフォームチェンジした、
津上翔一が変身する仮面ライダーアギトであった。

シグフェル「津上さん……いえ、仮面ライダーアギト!」
アギト「間に合って良かった。
 俺達と一緒に戦おう。シグフェル!」
シグフェル「はいっ!」

爽やかな明るい声でシグフェルにそう言葉をかけながら、
アギトは通常フォームである≪超越肉体の金≫――グランドフォームの姿に変化する。

チューボ「仮面ライダーのアギトとカブトか。
 だがお前達二人が助太刀に来た程度でこの劣勢が覆せるはずもあるまい。
 墓標の数が二つ増えるだけの話だ」
カブト「どうかな。シグフェルの仲間は俺達だけじゃないぞ」
アギト「あれを見ろ!」

アギトが右手をかざして外を指し示したその時、
遠くからけたたましいエンジンの爆音が響き、
七台のスーパーバイクが一斉に倉庫内へと乗り込んで来た。
強化改造されたネオサイクロン号を始めとするそれらのマシンから降り立ったのは、
正義のレジェンドとしてその名を轟かせネロス帝国の面々からも恐れられてきた、
1号からストロンガーまでの栄光の七人ライダーであった!

1号「仮面ライダー1号!」
2号「同じく、2号!」
V3「ゲルドリング!
 仮面ライダーV3の二段キックの味はまだ覚えているか?」
ゲルドリング「何やとぉ!? おんのれ〜V3!」

以前のメタルダー回収作戦の際にゲルドリングと一戦交えているV3が挑発すると、
ゲルドリングはあの時やられた悔しさを思い出して地団太を踏む。

シグフェル「皆さん…来てくれたんですね!」
ライダーマン「レッドマフラー隊の剣持隊長から連絡があったんだ。
 Gショッカーから君の仲間を助け出すためにぜひ協力してほしいとね」
X「敵は随分と派手な顔触れだな。
 ネロス帝国の四軍団がフルメンバーでご登場とは、
 ゴッドネロスもどうやら本気のようだ」
アマゾン「だが、今はシグフェルにも沢山のトモダチがいる事を忘れるな!」
ストロンガー「行くぞGショッカー!
 お前達の野望は必ず俺達が阻止してみせる!」

七人の仮面ライダーが次々とファイティングポーズを取り、
アギト、カブト、そしてシグフェルがそれに続く。
悪の大軍団に立ち向かう、十人の気高き勇者がここに颯爽と並び立った。

バルスキー「バカめ! お前達がシグフェルの加勢に来る事など、
 偉大なる帝王ネロスは最初からご承知済みだ。
 そのために他のGショッカー組織にも声をかけ、
 これだけの大兵力を用意したのだからな」
ゲルドリング「ワシらに倒されに雁首揃えて来てくれるとはご苦労なこっちゃ。
 シグフェルと一緒に、仮面ライダーどももまとめてあの世に送ったるでぇ!」
ドランガー「地獄の軍団Gショッカーの恐ろしさ、思い知るがいい。
 者どもかかれ! 総員突撃だ〜!!」
1号「よし、みんな行くぞ!」
2号「おう!」
シグフェル「はいっ!」

かくしてネロス帝国を主力とするGショッカー軍団と、
九人ライダー&シグフェルの一大バトルが始まったのであった!

937帝王ネロス誅殺!?超戦士グライアーの秘密-2:2018/03/27(火) 00:23:29
>>934差し替え

○仮面ライダー1号→ネロス軍団員とGショッカー怪人の大軍に包囲されたシグフェルを助けに現れる。
○仮面ライダー2号→ネロス軍団員とGショッカー怪人の大軍に包囲されたシグフェルを助けに現れる。
○仮面ライダーV3→ネロス軍団員とGショッカー怪人の大軍に包囲されたシグフェルを助けに現れる。
○ライダーマン→ネロス軍団員とGショッカー怪人の大軍に包囲されたシグフェルを助けに現れる。
○仮面ライダーX→ネロス軍団員とGショッカー怪人の大軍に包囲されたシグフェルを助けに現れる。
○仮面ライダーアマゾン→ネロス軍団員とGショッカー怪人の大軍に包囲されたシグフェルを助けに現れる。
○仮面ライダーストロンガー→ネロス軍団員とGショッカー怪人の大軍に包囲されたシグフェルを助けに現れる。
○仮面ライダーアギト→ネロス軍団員とGショッカー怪人の大軍に包囲されたシグフェルを助けに現れる。
○仮面ライダーカブト→ネロス軍団員とGショッカー怪人の大軍に包囲されたシグフェルを助けに現れる。
●ゾルベゲール博士→ネロス帝国の全軍団員が出撃する中、グライアーやムカデリヤと共にゴーストバンクに待機。
●ムカデリヤ→ネロス帝国の全軍団員が出撃する中、グライアーやゾルベゲール博士と共にゴーストバンクに待機。
●シャークファンガイア→ネロス帝国の脱走者を装い、シグフェルを誘き出して戦うが倒される。
●オニザル怪人→シャークファンガイアの罠で誘き出されたシグフェルを襲うが倒される。
●タグスキー→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●チューボ→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●ウォッガー→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●ロビンケン→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●ジャムネ→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●バルスキー→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●ガルドス→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●ゴチャック→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●クロスランダー→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●ゴブリット→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●デデモス→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●ゲルドリング→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●ブライディ→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●ガマドーン→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●ダムネン→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●ドランガー→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●メガドロン→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●ダーバーボ→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●ブルチェック→シグフェルを包囲し、援軍に現れた仮面ライダーごと撃滅するため戦う。
●アブゴメス→ネロス帝国の軍団員と共にシグフェルを包囲する。
●カマキリジン→ネロス帝国の軍団員と共にシグフェルを包囲する。
●アンキロサウルスヤミー→ネロス帝国の軍団員と共にシグフェルを包囲する。
●カイモズー→ネロス帝国の軍団員と共にシグフェルを包囲する。
●バラミサイラー→ネロス帝国の軍団員と共にシグフェルを包囲する。
●デーボ・ペシャンゴ→ネロス帝国の軍団員と共にシグフェルを包囲する。
●ウツボビースト→ネロス帝国の軍団員と共にシグフェルを包囲する。
●ウニノイド→ネロス帝国の軍団員と共にシグフェルを包囲する。
●サーベライザ→ネロス帝国の軍団員と共にシグフェルを包囲する。

○牧村光平/天凰輝シグフェル→罠にかかりネロス軍団員とGショッカー怪人軍団に包囲されるが、九人の仮面ライダーに助けられる。
△彩堂寺戒/グライアー→シグフェルを倒すため、ゴッドネロスの出撃命令を玉座の前で待つ。

938帝王ネロス誅殺!?超戦士グライアーの秘密-3:2018/03/31(土) 00:52:46
***地上・川越市の倉庫内***

シグフェル&九人ライダーとGショッカー軍団の決戦が遂に始まった。
薄暗い倉庫内のあちこちでヒーローと怪人の超パワーが激突し、
エネルギーがスパークして眩しい火花を散らす。

X「ライドルホイップ! Xライダー!!」
タグスキー「我こそは豪将タグスキーなり。いざ勝負だX!」
タグスロン「兄者、加勢つかまつる!」

ベルトから万能武器ライドルを抜き、
切っ先で宙にX字を描いて名乗りを上げたXに対し、
タグスキーとタグスロンはそれぞれ得物の刀と槍を振りかざし、
魂の通じた義兄弟の息の合った連携プレーで左右から攻めかかる。

ジャムネ「行くぞ2号。俺のアッパーカットを受けてみろ!」
2号「くっ、いいパンチしてるな!」

一方、≪力の2号≫の異名で知られる2号は、
ボクサーであるジャムネとノーガードの激しい殴り合いを展開。
そこへカイモズーが大きなアンモナイトの装飾を付けた杖を振るい、
ジャムネの猛攻にやや押され気味となっていた2号を倒そうと襲いかかる。

カイモズー「死ね、ライダー2号!」
ライダーマン「そうはさせん! ロープアーム!!」

2号のピンチを見たライダーマンが、
腕のアタッチメントからロープを射出してカイモズーの杖を絡め取り、
動きを封じて横槍を入れるのを妨害。
その間に2号は反撃に転じ、ジャムネの脇腹にライダーパンチの重い一発を打ち込んだ。

ウツボビースト「ギャゥゥーッ!」

ストロンガーはウツボビーストを相手に一進一退の攻防。
ウツボビーストが振り回していた杖の先端を力強く地面に突き刺すと、
そこから激しい火花が迸って倉庫の床を高速で伝い、
間合いを取って数メートル先まで飛び退いたストロンガー目掛けて勢いよく向かっていく。

ストロンガー「負けるか! エレクトロファイア!!」

だがストロンガーは咄嗟に自分の拳を同じように地面に叩きつけ、
地を走る電撃を手から発射してウツボビーストが放ってきた火花にぶつけた。
電撃と火花が正面衝突して地表に爆発が起こり、
倉庫の床を舗装していたアスファルトがめくれ上がって粉々に飛び散る。

ストロンガー「これを利用すれば…。よし、電ショック!」
ウツボビースト「ギャァァァッー!」

二人の間に濛々と舞って視界を曇らせているアスファルトの粉塵に、
ストロンガーは手から一万ボルトの電気を流し込んだ。
超高圧電流を帯びた粉塵が吹いてきた風に乗ってウツボビーストの全身に降りかかり、
感電したウツボビーストはばたりと倒れて敢えなく爆死したのであった。


***ネロス帝国・ゴーストバンク***

ゴッドネロス「………」

ゴーストバンクの玉座に悠然と座るゴッドネロスは、
指先から発したビームで空間に立体映像を作り出し、
そこに映っている地上での戦いの様子をじっと無言のまま眺め続けていた。
 
ゾルベゲール「仮面ライダーどもがシグフェルの応援に現れるのも、
 帝王のご慧眼の通りでございますな」
ムカデリヤ「Gショッカーの他の組織にも呼びかけて、
 大がかりな怪人軍団を編成した甲斐があったというものです」
ゴッドネロス「激戦でシグフェルや仮面ライダーらが消耗したところへ、
 無敵の力を誇るグライアーが推参して全てを一網打尽に討ち滅ぼす。
 ブレイバーズの戦士どもよ、力の限り戦うがよい。
 死に向かって華々しく舞い踊るのだ」
グライアー「………」

ゴッドネロスの足下には、グライアーが無言のまま片膝を突いた姿勢で傅いている。
洗脳を施された今のグライアーはただ与えられた指令にのみ従う忠実な戦闘マシーンであり、
元々の彩堂寺戒としての思考、感情、人格などは完全に消去されてしまっていた。
氷のように冷たく硬直した表情のまま微動だにせず、
ネロス帝国の生ける決戦兵器と化したグライアーは主君からの命令をただ静かに待ち続ける…。

939帝王ネロス誅殺!?超戦士グライアーの秘密-3:2018/03/31(土) 00:54:50
***地上・川越市の倉庫内***

バルスキー「このバルスキーが相手だ。来いシグフェル!」
シグフェル「(この戦闘ロボット…。
 ちょっとやそっとの強さじゃない…!)」

サーベライザと爆闘士ダムネンを連続キックで蹴散らしたシグフェルに、
戦闘ロボット軍団のリーダーであるバルスキーが勝負を挑んだ。
いずれ劣らぬ精鋭で曲者揃いのロボット戦士らを優れた手腕と高い人望で統率するバルスキーは、
その地位に相応しく非常に高い実力と経験値を持つ一流の猛者である。
これまで多数の強敵を見事に倒してきたシグフェルも、
相手が只者でないのはすぐに見抜いて戦慄を覚えていた。

シグフェル「フレイムアーム!」
バルスキー「メタルダーから学んだ技か。だが甘い!」

得意技である炎のチョップをバルスキーに叩き込もうとするシグフェルだが、
動きを見切ったバルスキーは身を半歩ずらしてそれをかわすと強烈なカウンターパンチを放った。

シグフェル「うわぁっ!」

強い衝撃で数メートル後ろへ弾き飛ばされたシグフェルは、
翼の羽ばたきで前への推力を発生させる事で何とかブレーキをかけ踏みとどまる。

ガマドーン「隙あり! こいつを喰らえシグフェル!」
シグフェル「しまった…!」

再び勢いをつけてバルスキーの前に突っ込もうとしたシグフェルだったが、
そこへガマドーンが横から緑色のスライム状の粘液を投擲。
両足に付着して固まった粘液で地面に貼り付けられ、
その場から一歩も動けなくなったシグフェルに、
今度はザーゲンが疾風の如き速さで襲いかかった。

ザーゲン「覚悟ォッ!」
シグフェル「ぐあっ!」

ザーゲンの右手の鎌がシグフェルの左肩にぐさりと突き刺さる。
シグフェルのボディを覆う硬い装甲を貫いて鎌の先端が深く肩へ喰い込み、
傷口から漏れ出した血がシグフェルの腕を伝って地面へと滴り落ちる。

アマゾン「ケケーッ! 大切断!!」
ザーゲン「グォォッ!?」

アブゴメスと戦っていたアマゾンがシグフェルの危機を見てその場から大ジャンプし、
飛びかかりざまに必殺の手刀を振り下ろして、
鎌の付いたザーゲンの右腕を肘の辺りから叩き斬った。
片腕を失い、切断面から火花を噴きながら後ろへよろめいたザーゲンに、
すかさずV3が回し蹴りを浴びせて吹っ飛ばす。

V3「大丈夫か。しっかりするんだ!」
シグフェル「はい…まだまだこのくらいは…ッ!」

シグフェルの肩に刺さったまま持ち主から切り離されたザーゲンの鎌を抜き、
よろめくシグフェルを支えて助け起こすV3。
戒を助け出すためにも、ここで倒れてしまう訳には絶対に行かない。
指先から発した炎で両足に付着した粘液を焼き払ったシグフェルは闘志を振り絞り、
なおも次々と襲いかかって来る怪人達に必死に反撃してゆく。


***ネロス帝国・ゴーストバンク***

ゴッドネロス「シグフェルが手傷を負ったか」
ムカデリヤ「死神と名を取るザーゲン卿が、
 痛恨の一撃をシグフェルめの肩に叩き込んだようですな」
ゾルベゲール「九人の仮面ライダーどもも苦戦し、
 軒並みエネルギーを消耗しております。
 恐れながら帝王、今こそグライアー出撃の時かと」
ゴッドネロス「うむ…」

地上での戦いも酣。
シグフェルらのダメージが次第に蓄積してきたのを見て取ったゾルベゲール博士は、
ここで最終兵器のグライアーを投入するようゴッドネロスに進言した。

ゴッドネロス「良かろう。
 勝敗を一気に決すべくグライアーを出陣させる。立てグライアー!!」
グライアー「………」

ゴッドネロスが威厳のある声でそう言うと、
彼の足下に控えていたグライアーが無言のまま静かに立ち上がった。

940帝王ネロス誅殺!?超戦士グライアーの秘密-3:2018/03/31(土) 00:57:56
ゴッドネロス「出陣の前に、グライアーの武運を祈願して余から杯を取らせる。
 ひと思いに飲み干した後に力強く杯を打ち砕き、
 戦場へと赴く戦士の心意気を示すがよい」

ゴッドネロスはそう言って杯を取り、用意されていた上等の祝酒を自らそれに注いだ。
これから戦場へと出陣する将が主君から一献の酒を賜り、
それを飲んでから杯を思い切り床に投げつけて粉々に砕き割るという、
古来、武士が好んで行なった決死の覚悟を示すための儀式で、
現代では外宇宙のローエングラム朝銀河帝国軍にもプロージットと呼ばれる同じような風習がある。

ゴッドネロス「さあ飲めグライアー。
 太古の猛獣サーベルタイガーの如く雄々しく戦い、
 汝の宿敵シグフェルを見事討ち取って参れ」
グライアー「………」

両手で恭しく杯を頂き、自分の口へゆっくりと近付けるグライアー。
ここまでは完璧に儀式の仕来たり通りの所作である。
だが次の瞬間、脇に控えてその様子を見守っていたゾルベゲールが顎で小さく合図を送ると、
グライアーは口元に運びかけていた杯を、
まだ一滴も中身を飲まないまま思い切り足元へと投げ捨てた。

ゴッドネロス「ムッ!?」

砕け散った杯の破片が、中に注がれていた上等の酒と共に床へとぶちまけられる。
作法に反する突然の奇行をゴッドネロスが咎める暇さえなく、
グライアーは自分の肩に装備したファングブレイカーの片方を引き抜くと、
その刃を勢いよくゴッドネロスの胸に突き刺した!

ゴッドネロス「グォォッ…! な…何の真似か、グライアー」
グライアー「………」

驚愕の表情を浮かべるゴッドネロスの問いに、グライアーは答えない。
代わりに返事をしたのは、邪悪な笑みを浮かべて立ち上がったゾルベゲールとムカデリヤであった。

ゾルベゲール「ヒッヒッヒ、
 まんまとわしらの罠に嵌まりおったな、ゴッドネロスよ」
ムカデリヤ「ご忠臣の者どもを全て遠ざけ、
 我らだけをこのゴーストバンクに残されたのは何とも迂闊でしたなあ」

かつてテラーマクロ暗殺を企んだ事のあるゾルベゲールとムカデリヤは、
黄泉がえって匿われたネロス帝国でもまた密かに下剋上を狙っていたのである。
かねて抱いていた邪心をとうとう露にした二人は、
心臓を刺されて玉座の上で苦しんでいるゴッドネロスを嘲笑う。

ゴッドネロス「ほう…ではお前達は忠臣ではないと申すか」
ゾルベゲール「知れた事。
 このゴーストバンクに入って今までグライアーの開発に携わってきたのは、
 グライアーを利用してネロス帝国を乗っ取るために他ならん。
 全宇宙をも征服できるほどの巨大なパワーを秘めたグライアー、
 自らの手でわざわざ生み出しておきながら、
 それを他人の野望のためにむざむざ献上するほどわしはお人好しではないわ!」
ゴッドネロス「この不埒者めが…。
 グライアーよ、余に叛いたこの反逆者どもの首を刎ねよ!」
ゾルベゲール「ケッケッケ、無駄じゃ!
 グライアーの脳にはわしの命令にのみ従うよう細工した服従カプセルが埋め込まれておる。
 お主の指図には、この究極の超戦士はピクリとも反応せん!」
ゴッドネロス「おのれゾルベゲール…!
 だが…例え首尾よく今ここで余を討ったとしても、
 我が配下の軍団員らはそちになど臣従するまい」

ゴッドネロスの指摘通り、仮にここでの暗殺には成功しても、
ゴッドネロスに絶対の忠誠を誓うネロス帝国の面々が大人しくゾルベゲールを新たな主君に仰ぐはずもなく、
主君を弑逆した許されざる謀叛人としてすぐに誅殺されてしまうだけなのは目に見えている。
だが、ゾルベゲールにはそんな末路を避けるための策があった。

ゾルベゲール「確かにそれはその通り。
 今ここでお主に死なれてしまってはまだわしらも困るわい。
 帝王ゴッドネロスの尊い玉体は大切な操り人形として、
 これからも最大限に利用させてもらうつもりじゃ」
ゴッドネロス「それは…如何なる意味か」
ゾルベゲール「出撃した他の軍団員が戻って来る前に緊急手術を行なう。
 この日のために密かに作っておいたもう一つの服従カプセルを、
 お主の頭に埋め込んでわしの命令を聞くようにしてやるのじゃ。
 わしの意のままに操られるロボットと化した帝王ネロスの言葉に、
 そうとは知らぬ全ての配下どもがありがたく従って励むようになる。
 そうなればネロス帝国の真の支配者はこのわしという訳じゃ!」
ムカデリヤ「フハハハハ! ネロス万歳!
 我々の傀儡としてこれからも役に立てるのを光栄に思ってもらおうか」

941帝王ネロス誅殺!?超戦士グライアーの秘密-3:2018/03/31(土) 01:00:18
ゴッドネロス「フッ…フフフフフ…」
ムカデリヤ「…?」

だが、ゾルベゲールの野望を明かされたゴッドネロスは玉座の上で不気味に哂っていた。
グライアーが突き立てたファングブレイカーの凶刃を、
ゴッドネロスは胸元に隠し持っていた短刀で間一髪のところで防いでいたのである。

ゾルベゲール「な、何っ…!?」
ゴッドネロス(?)「フフフ…とうとう化けの皮を脱ぎ捨てたかゾルベゲール。
 一科学者として身の程を弁えながら帝王のために励んでおれば栄達もあったであろうものを、
 自ら破滅への道を選ぶとはやはりお前は愚かな奴だ」
ムカデリヤ「そ、その声はもしや…!」

ゴッドネロスの声色が聞き覚えのある別の人物のそれに変わっている事に気付き、
思わぬ事態に血の気が引いて青ざめるゾルベゲールとムカデリヤ。
玉座の上のゴッドネロスが淀んだ黒い光に包まれ、
銀色の鎧を纏った騎士の姿へと変貌してゆく。

ゾルベゲール「お、お前は、クールギン!」
クールギン「この不届き者め!
 帝王はお前達の謀叛を事前に察知され、
 この私に身代わりを命じておられたのだ!」
ムカデリヤ「そ、そ、そんなバカな!」
クールギン「ドグマでも反乱を起こした前科があるお前達を、
 易々と信じて騙されるような帝王だとでも思ったか!」

先程からずっと玉座に座していたのはゴッドネロスではなく、
影武者のクールギンが成りすました偽物だったのである。
底冷えのするような殺気を放ちながら玉座から立ち上がり、
クールギンは腰の鞘からゆっくりと剣を抜く。

ゾルベゲール「お、おのれ…! 
 だが謀叛に勘付いていたところで、
 グライアーの超パワーの前には敵うはずもあるまい。
 戦えグライアー! かくなる上はクールギンを捻り潰し、
 ゴッドネロスも探し出して抹殺しろ!
 こうなったら力ずくでゴーストバンクを制圧するのじゃ!」
グライアー「グォォォッ!!」

脳にセットされた服従カプセルがゾルベゲールの声に反応し、
グライアーが獰猛な唸り声を上げてクールギンに斬りかかる。
だがグライアーのファングブレイカーによる一撃を、
クールギンは鋭い太刀筋で見事に弾き返した。

ゾルベゲール「ぬっ、グライアーの牙剣が防がれるとは…!」
クールギン「甘いわ!
 グライアーに剣の技を指南したのはこの私なのだぞゾルベゲールよ」

素体となった戒の人格は既に完全に失われているものの、
グライアーがファングブレイカーを扱う際の動作は、
戒が長年クールギンから学んで体に刻み込んできた剣術の動きが無意識に発現される仕組みとなっている。
柳生新陰流の剣の道を高いレベルで習得した戒とは言え、
師匠であるクールギンからすれば自分が教えた技を見切って対処するのは訳もない。

グライアー「グォォォォッ!!」
クールギン「くっ…」

ファングブレイカーを防がれたグライアーが咆哮と共にパワーをチャージする。
グライアーの全身から激しいエネルギー波が迸り、
巻き起こった突風が床に散乱していた杯の破片を攫って部屋の片隅まで吹き飛ばした。

クールギン「(負けぬ…負けぬぞ…!)」

野獣のような雄叫びを発しながら戦闘力をぐんぐん高めて行くグライアーに、
相対するクールギンは余裕ありげに構えていると見せながらも内心では圧倒されそうになっていた。
まだ完成したばかりで持てる力をフルに発揮できてはいないにも関わらず、
単純なエネルギーの大きさだけならば、
この恐るべき怪物は既にクールギンさえ凌いでいると見積もってよい。

ゾルベゲール「フハハハハ! いいぞグライアー!
 お前の絶大なパワーでクールギンを粉々に消し飛ばしてしまうのだ!」
グライアー「ハァァァァッ…!」

グライアーはファングブレイカーを肩に差し込んで収納し、
両手を腰元で合わせると青い光球を掌に生成した。
シグフェルのヴァジェト・レイによく似たエネルギー弾を放つ技である。

ゾルベゲール「これがグライアーの力じゃ!
 消えて無くなれクールギン!」
ムカデリヤ「これは凄いぞ…!
 よ〜し撃てっ! 思い切りぶっ放せグライアー!」
クールギン「くっ…、負けてなるか!」

大きく膨張したエネルギー弾の発射体勢に入るグライアー。
クールギンもそれを剣で跳ね返そうと気を集中させて身構える。
そんな緊迫した勝負を、迷彩色で姿を消しながら音もなく室内を飛び回る蜘蛛のような小型メカが、
密かに撮影して別の場所へと中継している事には誰一人気付いてはいなかった…。

小蜘蛛「………」

942帝王ネロス誅殺!?超戦士グライアーの秘密-3:2018/03/31(土) 01:04:52
○仮面ライダー2号→ジャムネやカイモズーと戦う。
○仮面ライダーV3→ザーゲンと戦う。
○ライダーマン→カイモズーと戦う。
○仮面ライダーX→タグスキー&タグスロンと戦う。
○仮面ライダーアマゾン→アブゴメスやザーゲンと戦う。
○仮面ライダーストロンガー→ウツボビーストと戦って倒す。

●ゾルベゲール博士→遂に叛意を露にしグライアーにゴッドネロスを襲わせるが事前に見破られており失敗、逃走する。
●ムカデリヤ→ゾルベゲールによるゴッドネロス暗殺に加担するが事前に見破られており失敗、逃走する。
●クールギン→ゴッドネロスの身代わりとなってゾルベゲール一味による暗殺を防ぎ、グライアーと対峙する。
●バルスキー→シグフェルと戦う。
●ザーゲン→シグフェルと戦い、鎌の一撃を浴びせて負傷させる。
●ガマドーン→シグフェルと戦う。
●ダムネン→シグフェルと戦う。
●タグスキー→仮面ライダーXと戦う。
●タグスロン→仮面ライダーXと戦う。
●ジャムネ→仮面ライダー2号と戦う。
●アブゴメス→仮面ライダーアマゾンと戦う。
●カイモズー→仮面ライダー2号やライダーマンと戦う。
●ウツボビースト→仮面ライダーストロンガーと戦って倒される。
●サーベライザ→シグフェルと戦う。

○牧村光平/天凰輝シグフェル→バルスキーらと戦闘。ザーゲンの鎌で肩に傷を負う。
△彩堂寺戒/グライアー→ゾルベゲールに操られてゴッドネロスを殺そうと襲いかかるが、
                 替え玉となっていたクールギンに防がれ戦闘になる。

943帝王ネロス誅殺!?超戦士グライアーの秘密-4:2018/06/05(火) 15:36:06
>>936--937の差し替えは中止


***地上・川越市の倉庫内***

アマゾン「ケケーッ! 大切断!!」
ゴチャック「ウム、何のッ!」

仮面ライダーアマゾンのヒレによる鋭い手刀を、
ゴチャックは右腕をかざしてガードした。
大切断を受け止めたゴチャックの腕から火花が散るが斬断には至らず、
アマゾンは押し返される。

ゴチャック「そう何度も不覚を取り続ける爆闘士ゴチャックではないぞ!
 喰らえアマゾン。ゴチャックロック!」
アマゾン「ぐぁぁっ…!」

シグフェルとの戦いで二度に渡って無惨に破壊されたゴチャックは、
軍団長バルスキーの計らいでより強度の高い合金でボディを作り直しただけでなく、
厳しい訓練によって防御の技を各段に向上させていたのである。
アマゾンに組み付き、自慢の怪力で締め上げて苦しめるゴチャック。

カイモズー「死ね2号! カイモズー大砲!」
2号「おっと!」

カイモズーが頭部の大砲を仮面ライダー2号に向けて発射するが、
2号は大ジャンプで砲弾をかわし、
狙いを外れた砲弾が地面に炸裂して大爆発が起こる。
空中高く飛び上がった状態の2号に、
すかさず2発目の砲弾を撃ち込むカイモズーだったが…。

2号「トゥッ! ライダーキィーック!!」
カイモズー「ぐわぁぁっ!」

上空でキックの体勢に入った2号は飛んで来た砲弾を力強く蹴り返した。
自分の砲弾を跳ね返されて直撃し、カイモズーは敢えなく爆死する。

ドランガー「喰らえアギト。オールウェポン解放!!」
アギト「うわぁっ!」

一方、≪燃え盛る豪炎の戦士≫――バーニングフォームに変身し、
機甲軍団長ドランガーと一騎打ちを繰り広げていたアギトは、
敵の猛烈な火力による爆撃で倉庫の外まで吹き飛ばされてしまう。

アギト「ハァァッ…!!」
ドランガー「ようやく真価を見せる気になったか、アギトよ」

外に出て太陽の光を一杯に浴びたアギトの装甲がひび割れて剥がれ、
戦闘エネルギーの飛躍的な上昇と共に、
≪光輝への目覚め≫――最強形態のシャイニングフォームへとその姿が変化してゆく…。

944帝王ネロス誅殺!?超戦士グライアーの秘密-4:2018/06/05(火) 15:39:15
***アラビア半島・ネフド砂漠***

乾いた熱風が荒々しく吹き抜ける、中東の荒涼とした砂の大地。
堕神の使徒・ガーミッドとスネイザは風化して崩れかけた岩の上に腰掛けながら、
足元に置いた水晶玉に映し出されたゴーストバンク内部の、
クールギンとグライアーが対峙している場面の緊迫した映像をじっと眺めていた。

ガーミッド「どうも変だな。
 シグフェルの細胞から生まれた≪ザジロード≫の力はこんな程度か?」
スネイザ「確かに妙ね…。
 いくら下界の未発達なバイオテクノロジーの産物とは言え、
 ≪ザジロード≫のパワーが≪光輝への目覚め≫をこんなにも下回っているのは、
 ちょっと納得が行かないわ」

小蜘蛛のカメラアイから送られてくる映像を通してグライアーの力を測りながら、
ガーミッドとスネイザはやや拍子抜けしたように顔を見合わせる。
一体いかなる意味か、二人が≪ザジロード≫と呼んでいる人造シグフェル――グライアーの戦闘力は、
相対するクールギンすら戦慄するほど巨大なものである。
だがガーミッドやスネイザが見立てていたところでは、
シグフェルの兄弟とでも言うべきグライアーはもっと高いエネルギー値を弾き出して当然のはずなのだ。
まだ完成したばかりで力を十分に使いこなせていない可能性を考慮に入れても、
この低調ぶりはおかしい。

ガーミッド「科学者としてのゴッドネロスやゾルベゲールの腕が、
 思ったよりもナマクラだったって事か…? とんだ期待外れだな」
スネイザ「いえ、違うわ。
 ≪ザジロード≫はわざと力を抑えられているのよ。
 恐らく、ゴッドネロスが自分の手でコントロール不能になってしまわないように、
 敢えて百パーセントの状態では稼働できないよう、
 パワーをセーブするリミッターが内蔵されているんだわ」

水晶玉を通してグライアーの体組織を解析していたスネイザが、
グライアーの巨大な力を抑え込むブレーキの役割を果たしている内部プログラムを発見して唸った。
グライアーが本来持っているはずの力を十全に発揮できていないのは不調や欠陥などではなく、
ゴッドネロスによって意図的に施された設計上の措置だったのである。

スネイザ「≪ザジロード≫がその無尽蔵のパワーをフルに解放すれば、
 自分にも手に負えない存在となるであろう事をゴッドネロスも知っていた…。
 それでエネルギー出力を抑える制御棒を組み込んで、
 ブレイバーズへの刺客となれるレベルには十分強いながらも、
 ネロス帝国の総力を挙げても鎮圧できないほどではない程度の強さに敢えて留めたのね。
 さすがは帝王ゴッドネロス、いえ村木國夫…。
 シグフェルの細胞の魅力に惹かれながらも己の帝国と地位の保全も忘れないなんて、
 ただ科学の研究にひたすらのめり込むだけのマッドサイエンティストとは一味違うわ」

「グライアーが万一暴走すれば脅威となる」というクールギンの再三に渡る諫言は、
ゴッドネロスも元より百も承知で対策を講じていたのである。
その気になればグライアーはもっと強大な戦士にもなり得たとは言え、
ゴッドネロスは純粋な強さの限界の追求には溺れず敢えて実用的な範囲にグライアーの戦闘力を抑えた。
そもそも桐原コンツェルンという企業体を用いて社会を裏から支配するネロス帝国にとっては、
その活動を妨害してくる敵を葬るための強い戦力は必要でも、
都市を吹き飛ばしたり地球を死の星に変えたりというような破滅的な超パワーは無用の長物なのだ。

ガーミッド「それこそ余計につまらんな。
 そんなリスクなんか恐れずに全力で暴れ回ってくれた方が、
 こっちとしては面白いってのに」
スネイザ「確かに、ゴッドネロスのこの慎重さは私達としては興醒めだわ。
 どうせなら、もっと後先考えず派手にやってほしかったのにね」

ガーミッドとスネイザはそう言って視線を交わすと、
やがて悪趣味な冷笑を互いに浮かべてどちらからともなく頷き合った。

ガーミッド「奴らにやる気がないようなら、
 いっそ俺達の手でやってみるか?」
スネイザ「フフッ、やり過ぎを控える自制心なんて、
 お祭りを盛り上げるのには邪魔なだけだわ。
 エキサイティングなショーに水を差す余計な回路は、
 悪いけど破壊してしまいましょう」

スネイザが指をパチッと鳴らすと、
水晶玉の中の映像の視点がゆっくりとグライアーに迫り始めた。
戦いを撮影していた小蜘蛛が、高度を下げてグライアーに近付いたのである。

945帝王ネロス誅殺!?超戦士グライアーの秘密-4:2018/06/05(火) 15:42:09
***ネロス帝国・ゴーストバンク***

グライアー「グォォォッ!!」
ゾルベゲール「よし、いいぞグライアー! 
 早くクールギンを粉々に吹き飛ばせ!」
クールギン「…来い!」

ゾルベゲールの命令を受け、チャージしたエネルギー弾をいよいよクールギンに向けて撃とうとするグライアー。
クールギンはそれを剣で弾き返そうと気を極限まで集中させて構える。
だが発射の直前、堕神が送り込んでいた蜘蛛型スパイメカがグライアーの首筋に止まり、
その小さな針でグライアーをチクリと刺したのである。

グライアー「グッ! ガ…アァァ…ッ…!!」
ゾルベゲール「むっ? ど、どうしたのだグライアー!?」

突然、苦しげな呻き声を発してもがきつつ倒れ込むグライアー。
小蜘蛛の針から注入された特殊な毒素はグライアーの血管を通って一瞬で脳と心臓に届き、
脳に埋め込まれていた服従カプセルと、
心臓部にセットされていたエネルギー制御回路を同時に溶かして破壊してしまった。

グライアー「ウゥッ…ギャァァァッ…!!」
ゾルベゲール「おい、一体何事だ!?
 しっかりしろ! しっかりせんかグライアー!!」
ムカデリヤ「そんなバカな! よりによってこの大事な時に!」
クールギン「………」

唯一絶対の頼みの綱であるグライアーが急に変調を起こしたのを見て、
ゾルベゲールとムカデリヤは慌てふためく。
グライアーは彼らの必死の呼びかけにも反応せず、
ただ狂おしい悲鳴を上げて床をのた打ち回るばかりである。

ゾルベゲール「なぜだっ! あり得ん!
 あれほど慎重に繰り返したメディカルチェックは全て完璧だったはずだ!」
クールギン「この大事な場面で想定外のトラブル再発か…。
 不運だったなゾルベゲール。
 かつてのドグマでの謀叛の時よりは工夫を凝らした陰謀だったが、
 どうやら天はお前を見放したようだ」

動揺するゾルベゲールにゆっくりと剣を向けるクールギン。
ゾルベゲールとムカデリヤだけでは、
ネロス軍団員の首席の地位を誇るクールギンを相手に勝ち目がないのは明白である。

ムカデリヤ「おのれ無念!
 もはやこれまでです。ひとまず逃げましょう博士!」
ゾルベゲール「ええい、覚えておれよ!」

こうなってはどうしようもない。
戦闘不能に陥ったグライアーを玉座の間に置き去りにして、
ゾルベゲールとムカデリヤは大慌てで壁際のゲートに逃げ込み地上へと脱出した。
後に残ったのはそれを追いもせず蔑むような冷たい視線で見送ったクールギンと、
床に頭を打ちつけて激しくもがき苦しむグライアーだけである。

クールギン「…そこかッ!」

床を這っていた一匹の小蜘蛛が音もなくそっと飛び立ち、、
飛翔してゲートの方へ向かおうとしたのをクールギンは見逃さなかった。
一刀の下に小蜘蛛を叩き斬ったクールギンは、
真っ二つとなったその死骸――いや、残骸を拾い上げて呟く。

クールギン「小型生体メカだ。一体何者が…」

クールギンの掌の上で小蜘蛛は砂と化して崩れ落ち、
その砂粒すらも空気に溶けるように霧散して跡形もなく消え去ってしまった。
堕神が送り込んだスパイメカは大破と同時に内部に仕組まれていた自壊プログラムを作動させ、
自らを完全消滅させる事でネロス帝国の手に渡って分析されるのを防いだのである。

946帝王ネロス誅殺!?超戦士グライアーの秘密-4:2018/06/05(火) 15:45:32
グライアー「ハァ…ハァ…。
 うっ…こ…ここは…一体…どこなんだ…?」
クールギン「改造前の人格が戻っている…!?」

体内システムの異常による全身の激痛がいくらか収まったのか、
大人しくなったグライアーが突如、彩堂寺戒の声色で言葉を発し始めた事に驚くクールギン。
恐るべきパワーを持つグライアーが万が一にも服従せず敵に回るような惨事を防ぐため、
元々の戒の人格は強烈な洗脳によって全消去したはずであった。
しかし今、小蜘蛛が針で注入した毒の作用でその洗脳も解けてしまったのか、
グライアーは一度は完全に消されたはずの戒としての意識を取り戻そうとしている。

グライアー「何だ…俺のこの姿は…?
 俺は…どうなってしまったんだ…」
クールギン「ううむ、これはいかん…。
 おい戒君、私だ。私の声が分かるかね」
グライアー「その声は…桐原…先生…?」

思いもよらぬ事態に焦りながらも、
クールギンはあくまで平静を装いつつ桐原剛造の声で戒に語りかける。
意識が戻ったばかりで状況が分からず混乱している戒に、
尊敬する桐原先生の言葉として、取り急ぎ何らかの説明をしなければならない。

グライアー「先生…俺は…これは一体…どういう…」
クールギン「落ち着いて私の話を聞いてくれ。いいかね、君は…」
グライアー「グ…グォォォァァァッ!!」

頭の中で素早く言葉を選んで説明を始めようとしたクールギンだったが、
それを遮るようにグライアーが獣のような大きな叫び声を発した。
沈静化しかけていたグライアーのライフエナジーが再び爆発的に増大し、
発生した猛烈なエネルギーの波動に押されてクールギンがよろめきながら後ずさる。

クールギン「くっ…!」

パワーの出力を規定値内に抑え込んでいたリミッターを壊されてしまったグライアーは、
体内で際限なく燃焼するようになったエネルギーが制御不能となり暴走状態に陥ったのである。
恐ろしい唸り声を上げながらどんどん戦闘力を高めていくグライアー。

グライアー「ウォォォーッ!!」
クールギン「ま、待て! やめろ! 彩堂寺君!!」
グライアー「ハァァッ!!」

大きく咆えたグライアーは両手を真上に掲げると、
掌から青色の強力なエネルギー弾を撃ち出し、
ゴーストバンクの天井をぶち抜いて地上まで繋がる巨大な穴を開けた。

グライアー「タァッ!」

天井に空いた大穴から暗い玉座の間に射し込んだ太陽の光に引き寄せられるようにして、
勢いよく地面を蹴ったグライアーは大ジャンプし、
ロケットの如く地上へと飛び出して行ってしまった。

クールギン「…バルスキー、聞こえるか。
 非常事態発生だ。ゾルベゲールの謀叛は防いだがグライアーが暴走した。
 出撃中の全軍団は直ちに作戦を中止してグライアーの捕獲にかかれ」

クールギンは地上でシグフェルらと戦闘中のバルスキーに通信機で連絡した。
だがいかにも気安げな口調で淡々と命令したものの、
果たして暴走中のグライアーを取り押さえる事など可能かどうかはクールギンにも分からない。

クールギン「遂に恐れていた事が…」

何者かの横槍によってタガが外れ、おまけに戒の人格まで回復したグライアーは、
今やネロス帝国にとってコントロール困難な危険分子となってしまった。
クールギンが以前から憂慮していた悪夢が、とうとう現実のものとなったのである。

クールギン「………」

不意に、胸の奥に浮かんだ一つの感情をクールギンは慌てて即座に打ち消した。
自分がほんの一瞬でもこのような気持ちになったのは、
彼にとってはグライアーの強さ以上に恐怖と戦慄を誘うものであり、
冷静沈着なこの男にすら身の震えを禁じ得なかった。
それは今まで彼がただ一度として心の片隅にも抱いた事がなく、
そして決して抱いてはならない、絶対の禁忌と言うべき思いだったからである。

947帝王ネロス誅殺!?超戦士グライアーの秘密-4:2018/06/05(火) 15:49:22
○仮面ライダー2号→カイモズーを倒す。
○仮面ライダーアマゾン→ゴチャックに大切断を防がれ苦戦。
○仮面ライダーアギト→ドランガーに苦戦しシャイニングフォームに変身。
●カイモズー→仮面ライダー2号に倒される。
●ゴチャック→仮面ライダーアマゾンの大切断を防いで反撃に出る。
●ドランガー→仮面ライダーアギトを全身の火器による猛攻で追い詰める。
●クールギン→暴走状態となったグライアーに圧倒され、恐るべき事態の発生に慄く。
●ゾルベゲール→グライアーの突然の変調により反乱失敗。ゴーストバンクの外へと逃走する。
●ムカデリヤ→グライアーの突然の変調により反乱失敗。ゴーストバンクの外へと逃走する。

△グライアー→堕神が送り込んだ小蜘蛛の毒針で服従カプセルとエネルギー制御回路を破壊され暴走する。
●ガーミッド→グライアーの服従カプセルとエネルギー制御回路を小蜘蛛の毒針で破壊する。
●スネイザ→グライアーの服従カプセルとエネルギー制御回路を小蜘蛛の毒針で破壊する。

948帝王ネロス誅殺!?超戦士グライアーの秘密-5:2018/09/02(日) 14:42:14
***川越市・郊外***

仲間の怪人軍団が徐々に倒されて数を減らして行く中、
アンキロサウルスヤミーは持ち前の怪力を振るって暴れ回り、
仮面ライダーファイズを乱暴に殴り倒して痛めつけていた。

ファイズ「つぁっ! オラァッ!」
アンキロサウルスヤミー「ガゥゥ〜ッ! それがどうした!」

ファイズも負けじとケンカ殺法の荒っぽいパンチの連発で反撃するが、
太古の鎧竜のような硬い甲羅に覆われた背中を向けてガードするアンキロサウルスヤミーには、
ファイズの猛攻をもってしても傷一つ付けられない。

アンキロサウルスヤミー「凍れ! 凍てつけぇっ!」
ファイズ「くっ、こうなりゃ…!」

あらゆるものを氷結させる冷気のシャワーを口から吐くアンキロサウルスヤミー。
地面を素早く転がって敵の冷凍ガス攻撃を回避したファイズは、
倒れた体勢のまま腕のファイズショットにミッションメモリーを装填しナックルモードに変形させた。

ファイズ「喰らえ!」Exceed Charge!!

ファイズショットの先端から放たれた赤い円錐状のフォトンブラッドが、
アンキロサウルスヤミー目掛けて矢のように飛んで行く。
アンキロサウルスヤミーは素早く身を捻って後ろへ振り向き、
背中の甲羅でフォトンブラッドを受け止めた。

ファイズ「うおおおッ!!」
アンキロサウルスヤミー「フン、俺の甲羅で防いでやる!」

立ち上がったファイズが助走をつけて猛然とそこへ突っ込み、
敵の背中に突き刺さったフォトンブラッドを押し込むように渾身のパンチを放つ。

ファイズ「オラァッ!!」
アンキロサウルスヤミー「グォァァーッ!!」

ファイズの強力技・グランインパクトは遂にアンキロサウルスヤミーの硬い甲羅に亀裂を走らせ、
甲羅の下の肉体までフォトンブラッドの光を到達させてダメージを与えた。
アンキロサウルスヤミーの背中の傷口からセルメダルが噴水のようにあふれ出し、
深手を負ったアンキロサウルスヤミーは低い呻き声を上げながらよろめく。

アンキロサウルスヤミー「グォォーッ!!
 まだだ…まだ俺は負けんぞ〜っ!」
ファイズ「ちっ、浅かったか」
ストロンガー「何て耐久力だ。
 あの重いパンチを受けてもまだ致命傷に至らないとは」
 
大量のセルメダルを背中の傷口から流出させながらも形状崩壊まではせず、
苦悶の咆哮を上げつつなお戦い続けようとするアンキロサウルスヤミー。
ならば今度はクリムゾンスマッシュをお見舞いしてやろうと、
ファイズはミッションメモリーを右足のホルスターにセットする。
だがその時、突如として地鳴りが起こり、アンキロサウルスヤミーの足元に亀裂が走った。

アンキロサウルスヤミー「ムッ!?」
ファイズ「何だ…!?」
V3「危ない! みんな離れろ!」

V3が叫んだ次の瞬間、大地が一際大きく揺れ、
アンキロサウルスヤミーの足元に走った地面の裂け目から青い光が漏れ出たかと思うと、
超高熱のエネルギー波が凄まじい勢いで地底から噴き出し、
その場に立っていたアンキロサウルスヤミーを呑み込んだのである。

アンキロサウルスヤミー「グワァァ〜ッ!!」

グランインパクトの直撃にも耐えたアンキロサウルスヤミーの体が、
まるで火山の大噴火のような激しいエネルギーの奔流に呑まれて一瞬で焼き尽くされ、
無数のセルメダルに変化する。
そのセルメダルも凄まじい高温の熱波の中で溶かされてたちまち全て蒸発してしまい、
後には直径10メートル以上の深く巨大な穴だけが残った。

1号「これは…」
ゲルドリング「い、一体何が起こったんや!?」
V3「あの頑丈な恐竜ヤミーを跡形もなく焼き尽くすとは、
 何て凄まじい熱波なんだ」
ロビンケン「今のはどう考えても自然現象などではない。
 地下からあれを撃ったのは一体誰だ?」

949帝王ネロス誅殺!?超戦士グライアーの秘密-5:2018/09/02(日) 14:47:37
皆が戦いを忘れたかのように、
突如として地面に開いたその大穴に視線を奪われて呆然と立ち尽くす。
そんな中、ライダーマンが咄嗟に何かを感じて鋭く声を発した。

ライダーマン「気を付けろ!
 穴の底に、巨大なパワーを持った何かがいるぞ!」
タグスロン「なっ…!?」

ライダーマンの声に反応して皆が一斉に身構えたその時、
穴からその“何か”――恐るべきエネルギーの源であるモノが勢いよく飛び出し、
数十メートルの高さまで飛翔してから地上に舞い降りた。
着地の瞬間、それが帯びていた強いエネルギーの波動が地面に炸裂して爆発が起こり、
地表の土やアスファルトが砕け散って煙が濛々と立ち込める。

X「あれは…」
ゲバローズ「ま、まさか…!」
シグフェル「グライアー…」

グライアー「………」

爆煙が徐々に晴れ、その中に立つ青いサーベルタイガーのような怪人の姿が影となって浮かび上がる。
シグフェルはすぐにその正体を悟って無意識の内に名を呟いた。
地下の移動要塞であるゴーストバンクの天井を破壊して地上へと飛び出したグライアーが、
再びシグフェルの前に現われたのだ。

タグスキー「おお、ようやく我らが最強戦士の推参か!」
アグミス「待っていたぞグライアー。
 さあ、お前の力であそこにいるシグフェルを…」
グライアー「………」

アグミスが近付いてグライアーの肩に手をかけようとした次の瞬間、
それまでどこか虚ろだったグライアーの両眼に鋭い殺気が迸った。

ドランガー「危ない、アグミス!」
アグミス「ぬぉっ!?」

軍団長のドランガーが警告の声を届かせる暇さえなかった。
差し伸べられたアグミスの片腕を掴んだグライアーはその手首を握ると、
思い切り引っ張って腕を肩からもぎ取ったのである。

アグミス「ぐぁぁ〜っ!!」
グライアー「ハァッ!」

右腕を根こそぎ引き千切られ、
肩から火花を散らしながらうろたえるアグミスを、
グライアーは強烈な回し蹴りで遥か遠くへ吹っ飛ばす。

ブルチェック「アグミス! しっかりしろ!」
メガドロン「ダメだ。完全に破壊されている…」

蹴り飛ばされ、路上に停まっていた自動車に勢いよく激突したアグミスに、
機甲軍団の仲間達が駆け寄るが、
既にアグミスは大破し、車ごと無惨なスクラップと化してしまっていた。

ジャムネ「おのれ、味方に何ということを!」
ゴチャック「一体どうしたのだ。落ち着けグライアー!」

グライアーが味方であるはずの自分たちを攻撃するという思わぬ事態に、
ネロス軍団員の間に当惑と動揺が走る。

バルスキー「…クールギンか?
 何っ、グライアーが暴走しただと…!?」
2号「おい、あいつ今何て言った?」
1号「暴走…!?」

「暴走」。ゴーストバンクにいるクールギンから通信を受けたバルスキーが、
思わず声に出して反芻したその一言は、
それを聞いた全ての者に衝撃と戦慄を与えた。
シグフェルの細胞から創造された悪の超怪人グライアーは今、
その底知れぬ力を制御できない暴走状態となってこの戦場に姿を現したのである。

950帝王ネロス誅殺!?超戦士グライアーの秘密-5:2018/09/02(日) 14:49:20
シグフェル「彩堂寺! 俺だ。牧村だ! 分かるか!?」
グライアー「牧…村…」

皆が恐慌に打たれたかのように及び腰のまま遠巻きにグライアーを囲む中、
シグフェルは歩み寄ってグライアーに呼びかける。
前回の時とは違い、たどたどしく返事をするグライアーの声は冷たい無機質なものではなく、
彩堂寺戒の人間的な理性や感情が多少なりとも籠もっているように聞こえた。
手応えを感じたシグフェルはグライアーに更に近付こうとした。だが…。

グライアー「ウオオッ!!」
ファイズ「ダメだ! 離れろ!」
シグフェル「うっ…!」

シグフェルが間近まで接近した刹那、
グライアーは凶暴な唸り声を上げて猛虎の如く襲いかかる。
ファイズがすかさず横からファイズフォン・ガンモードのフォンブラスターでビーム弾を連射し、
グライアーの突撃を喰い止めてシグフェルを守った。

アマゾン「シグフェル、あいつが君のトモダチなのは分かるが、
 今は一瞬でも隙を見せては危険だ」
シグフェル「す…すみません!」

グライアーはもはや誰の言葉も聞かない狂気の猛獣と化している。
ネロス帝国による洗脳が解けたのを喜べるかと思ったシグフェルだったが、
事態は好転どころかより恐ろしい状況になっていた。

バルスキー「よいか! グライアーは暴走してコントロール不能の状態にある。
 今のグライアーには敵も味方も恐らくほとんど区別できん。
 総員、直ちにグライアーを取り押さえろ!
 シグフェル抹殺作戦はひとまず後回しだ!」

バルスキーの命令で、ネロス軍団員とGショッカー怪人らが一斉にグライアーに飛びかかる。
暴れるグライアーは両腕を押さえようとしたロビンケンとダムネンを突き飛ばし、
後ろから羽交い絞めにしようとしたゴチャックさえ軽々と背負い投げで地面に叩きつけた。

チューボ「かくなる上は斬るより他にあるまい。
 帝王、至宝のグライアーを傷物にするご無礼、何卒お許し下されい!」
サーベライザ「いかにグライアーと言えども、
 この俺のサーベルの前にはひとたまりもなかろう!」
グライアー「グォォッ!!」

暴魂チューボとサーベライザが刃を振りかざしてグライアーに斬りかかるが、
グライアーは両肩から凶剣ファングブレイカーを抜き、
二刀流の剣捌きで二人をいとも容易く薙ぎ払う。
唸りを上げて駆け出したグライアーはブライディとゲバローズを蹴散らし、
そのまま仮面ライダーストロンガーに体当たりした。

ストロンガー「くっ、電パンチ!」
グライアー「グォァァッ!!」

1万ボルトの電気を帯びた拳でグライアーを殴りつけるストロンガーだが、
グライアーは並の怪人ならば感電死するほどの高圧電流さえ物ともしない。

X「ライドルホイップ!」
ロビンケン「つぁっ!」

Xのライドルとロビンケンのロングナイフが同時にグライアーに向けて突き立てられ、
図らずも正義と悪のコンビネーション攻撃となった。
だが両肩を刺されてもグライアーはビクともせず、
逆に二人をまとめてファングブレイカーで斬り倒してしまう。

951帝王ネロス誅殺!?超戦士グライアーの秘密-5:2018/09/02(日) 14:57:42
アマゾン「スーパー大切断!」
アブゴメス「俺様の毒でぶっ倒れてしまえ!」

アマゾンが切れ味抜群の必殺チョップを浴びせ、
ようやくグライアーの右肩にわずかな裂傷を作るのに成功した。
アブゴメスがそれを見て、すかさず毒針をグライアーの肩の傷にピンポイントで撃ち込む。
人間を即死させるほどの猛毒を傷口に刺されてはさすがにひとたまりもないかと思われたが、
グライアーはわずかに痙攣しふらついただけで倒れない。

ドランガー「何たる生命力だ。
 アブゴメスの毒にさえ耐えてしまうとは」
バルスキー「いや、すぐにダウンせずとも徐々に毒が回って効いてくるはずだ。
 取り囲んでじわじわと追い込むのだ!」

アブゴメスの猛毒さえ弱めの麻酔程度にしかならないというのは驚異的な話だったが、
それでもグライアーの動きを少しずつ鈍らせ、意識を朦朧とさせている効果は見て取れる。
まるで酩酊したかのように足元が覚束なくなり、グライアーは次第によろめき始める。

シグフェル「彩堂寺!」

脱力して片膝を地面に突いたグライアーにシグフェルが駆け寄ろうとするが、
その時、シグフェルとグライアーの間に地下からゲートがせり出して行く手を阻んだ。
ゆっくりとゲートの扉が開き、中からシグフェルもよく覚えのある、
白銀の鎧に身を固めた一人の剣士が現れる。

クールギン「礼を言うぞ、ショッカーの改造人間よ」

悠然と登場したクールギンはアブゴメスの功を称えるように呟くと疾風の如く駆け出し、
毒が回って弱体化したグライアーの首に強烈な当て身を浴びせる。

グライアー「ガァァ…ッ…」
クールギン「全ての作戦を破棄して直ちに撤退せよとの帝王のご命令だ。
 グライアーを搬送して総員ゴーストバンクへ退け」
バルスキー「クールギン…」

気絶して倒れたグライアーを見下ろしつつ、
冷徹な口調で退却を指示するクールギン。

タグスロン「ううむ…。残念だが帝王の仰せとあらばやむを得ん」
サーベライザ「仮面ライダーどもめ。命拾いしたな!」

静かながらも有無を言わせぬ凄みを帯びたその声に異論を唱えることのできる者はなく、
ネロス軍団員らは次々とゲートをくぐり地下へ帰ってゆく。
サーベライザやアブゴメスといった他のGショッカー組織から参戦した怪人も、
主軸のネロス帝国勢が退却となればそれに従わざるを得ず、
口惜しむ素振りを見せつつ渋々引き揚げて行った。

シグフェル「待て! 彩堂寺は返してもらうぞ!」
ドランガー「そうは行くものか。喰らえっ!」

グライアーの身柄を何とか奪還しようとするシグフェルの前にドランガーが立ち塞がり、
全身に装備した大量の銃砲で一斉射撃を放った。

ドランガー「オールウェポン・解放!」
シグフェル「うわぁぁっ!!」

機甲軍団でも随一の火力を誇る軍団長ドランガーが全ての銃火器を乱れ撃ちし、
ミサイルやビームの爆炎が辺り一面を火の海に変える。

1号「…みんな、無事か!?」
2号「ああ、何とかな」
V3「だが、どうやらグライアーには逃げられてしまったようだ」

凄まじい絨毯爆撃が終わって煙が晴れた時、
グライアーの姿はどこにもなく、
退路に使われたゲートも地下へ沈んで姿を消してしまっていた。
またしても戒の救出は果たせず、変身を解除した光平は悔しさに拳で地面の土を叩く。

光平「うっ…!」
翔一「無茶するな。かなりの傷だぞ」

体に走った強い痛みを、歯を喰い縛って耐える光平。
大激闘の中、ザーゲンの鎌で右肩を刺されるなどしてシグフェルも相当の傷を負っていた。
死力を尽くして奮戦したシグフェルだったが戒の救出は今回も果たせず、
結果は残念なものとなってしまった。

茂「気を落とすなよ光平。
 またいつかチャンスは巡って来るさ」
光平「はい…。グライアーは恐ろしい強敵ですけど、
 彩堂寺に元の意識が戻った様子が少しだけ見えたような、
 そんな手応えがあったのは希望が持てました。
 次こそは、必ず…!」

拳を強く握り締めて誓う光平。
その拳に、乾巧が上から手を重ねた。

光平「乾さん…」
巧「頑張れよ。もし力が必要な時はいつでも呼んでくれ」
敬介「君はもう一人じゃない。
 どんな困難があろうと、決して挫けたり諦めたりすることはないんだ。
 俺達が仲間としていつも傍にいる」
光平「はい! 皆さん、ありがとうございます!」

他の仮面ライダー達も一人ずつ順に手を重ね、心も重ねてゆく。
心強い先輩にして仲間である歴代ライダーの励ましを受け、
まだゴールの見えない厳しい戦いに敢然と立ち向かってゆく決意を固める光平であった。

952帝王ネロス誅殺!?超戦士グライアーの秘密-5:2018/09/02(日) 15:02:02
○仮面ライダー1号→突如戦場に乱入してきたグライアーと戦う。
○仮面ライダー2号→突如戦場に乱入してきたグライアーと戦う。
○仮面ライダーV3→突如戦場に乱入してきたグライアーと戦う。
○仮面ライダーX→突如戦場に乱入してきたグライアーと戦う。
○ライダーマン→突如戦場に乱入してきたグライアーと戦う。
○仮面ライダーアマゾン→突如戦場に乱入してきたグライアーと戦う。
○仮面ライダーストロンガー→突如戦場に乱入してきたグライアーと戦う。
〇仮面ライダーファイズ→グランインパクトでアンキロサウルスヤミーに致命傷を与える。
●アンキロサウルスヤミー→グライアーが地下から放ったエネルギー波に焼かれ消滅。
●アブゴメス→毒針でグライアーを弱らせる。
●サーベライザ→突如戦場に乱入してきたグライアーを捕獲するため戦う。
●クールギン→グライアーを当て身で気絶させゴーストバンクに回収する。
●チューボ→突如戦場に乱入してきたグライアーを捕獲するため戦う。
●ロビンケン→突如戦場に乱入してきたグライアーを捕獲するため戦う。
●バルスキー→突如戦場に乱入してきたグライアーを捕獲するため作戦の指揮を執る。
●ドランガー→オールウェポンの一斉射撃でシグフェルらを喰い止め、味方を退却させる。
●アグミス→暴走状態のグライアーに攻撃されて大破する。

○牧村光平/天凰輝シグフェル→彩堂寺戒の救出は果たせず、次なる戦いに闘志を燃やす。
△彩堂寺戒/グライアー→暴走状態となって暴れるがアブゴメスの毒針に刺されて意識を失い、ゴーストバンクへ回収される。

953赤い星の戦い-1(修正版):2018/11/29(木) 20:08:52
***火星・クリュス基地***

火星―かつて赤い戦神の星として知られる太陽系第4惑星は、
テラフォーミングの結果、大気と青い海、そして氷の大地が誕生した。
そして幾多の戦いの地となり、現在は火星自治政府を始め、様々な
国家や勢力が混在している。

火星における地球連邦軍の基地であるクリュス基地では、
火星に存在する勢力の一つ、オルバン派のバーム星人が攻撃を
仕掛けてきた為、戦闘が行われる。

ビューン、ビューン

連邦兵A「うわぁ〜!」
連邦兵B「だ、脱出する!」

クリュス基地に所属する地球連邦兵はジェガンやダガーL等で
戦闘を行っていたが、バームの戦闘ロボによって戦況は苦しかった。

ゼクス「ヒートロッド!」
ノイン「ゼクス、援護します」

基地を守るべく火星に来ていたプリベンターのエージェントである
ゼクス・マーキス、ルクレツィア・ノインが戦闘ロボを次々と破壊していく。

一矢「ファァァァイブシューター!」

ダイモスのパイロットである竜崎一矢も出撃し、装備している
ファイブシューターを投げて、攻撃していく。

フォウ「バームの戦闘ロボだけじゃなく、キャンベルやボアザンの
    マグマ獣や獣士も混じっているようね」
ビルギット「宇宙連合のキャンベルやボアザンも内乱がおきていると
    噂で聞いていたが、そういった勢力と手を組んだという訳か!」

前大戦でティターンズからプリベンターの一員となったフォウ・ムラサメとロンド・ベル
から転属したビルギット・ピリヨはオルバン派のバームと手を結んだキャンベルや
ボアザンを始めとする宇宙連合の兵器をリ・ガズィに乗って応戦する。

エリカ「・・・一矢、気を付けて」

現在、和平派のバーム星人達の指導者であるリオン大元帥の遺児
エリカはクリュス基地の司令室から愛する一矢達の身を案じながら、
戦いを見守っていた。

954赤い星の戦い-1(修正版):2018/11/29(木) 20:13:09
一方、バームの戦艦ガルンロールの艦橋にはオルバン大元帥の
腹心であるゲロイヤーが戦いの光景を見て、一矢のダイモスや
ゼクスの乗るトールギスⅢ達の活躍により、徐々にこちらの旗色が
悪くなっていた。

ゲロイヤー「う〜む、このままではこちらの戦力が・・・(汗」
ダンゲル将軍『おい、せっかく手を貸しに来たのだ!このままではジリ貧だぞ!』
ド・ベルガン『左様。地球攻撃の足掛かりとして、この星は重要な地となる。
        我々としても、この星は制圧すべきなのだ』

オルバン派のバームに手を貸すべく、戦力を引き連れてやってきた
キャンベルのダンゲル将軍とボアザンのド・ベルガンはモニターを
通じて、この戦況のどうすべきかとゲロイヤーに問いかける。

ハザード『お困りの様ですなあ、ゲロイヤー殿』
ゲロイヤー「貴様は確か、ハザードとかいう地球人の裏切り者か!」
ハザード『間もなく、増援が到着します。そうすれば、この戦況も瓦解するでしょう』
ゲロイヤー「おお、それはありがたい(・・・どうも、こ奴は信用出来ないなぁ)」

通信に割り込んできたのは、野心の為に地球を裏切った元火星開発局局長
ハザード・パシャだった。ニタニタした顔をしながら、ゲロイヤーに増援が来る事を
告げる。ゲロイヤーは増援が来る事を喜ぶが、内心はハザードをイマイチ
信用が出来なかった。

フォウ「あれは!?」

そして、ハザードが言う増援―それは、外宇宙の途中でレジェンドラの勇者や
コズモレンジャーJ9達と戦ったゴステロ率いるグラドスのTS(テラーストライカー)
軍団やアストラギウス銀河から傭兵として雇ったAT(アーマード・トルーパー)乗り
が宇宙連合の増援として加わった。

ゴステロ「はははは、ぶっ潰してやるぜ!」
フォウ「くっ、何て機動性なの!」
ビルギット「やられた!基地に戻る...」

ゴステロのダルジャンによる機動性によって、フォウとビルギットが乗る
リ・ガズィが撃墜され、2人はリュクス基地に帰投する。

ゼクス「・・・アストラギウス銀河のATか。厄介だな」
ノイン「ゼクス。私が引き付けますので、あなたはメガキャノンをお願いします」
ゼクス「了解した。頼むぞ、ノイン!」

ノインの乗るトーラスはATを引き付けて、一か所に集めてゼクスの乗る
トールギスⅢのメガキャノンが火を吹いて、撃墜していく。しかし、かなりの
数が投入しているのと、宇宙連合のマグマ獣や獣士、戦闘ロボがまだ
健在しているので、まだ苦戦を強いられている。

ゲロイヤー「よし、このまま基地を制圧するのだ!」

ゲロイヤーの命令で、戦闘ロボ達が基地に迫る。だが、そこに...!

ルリ「グラビティ・ブラスト、発射して下さい」
ハーリー「グラビティ・ブラスト、発射しまーす!」

ドゴーン、ドゴーン

ゲロイヤー「な、何だ!?」

突然、遠方からの強力な重力波が基地に集まっていたバームの戦闘ロボが
破壊される。そして現れたのは、白い戦艦―ナデシコCだった。

一矢「あれは、ナデシコか!」
京四郎@通信『一矢、地球から援軍を呼んだぜ!』
一矢「京四郎、無事だったか!」

夕月京四郎は一矢に通信を送り、援軍としてナデシコCを連れてきた事を
伝える。そして、ナデシコから3機のエステバリス、ゴッドマーズと
コスモクラッシャー、ゴッドシグマ、バルディオス、そして京四郎とナナが乗る
ガルバーFXⅡが出撃する。

ドギューン

ゴステロ「ぐわぁ!!」
エイジ「ここにいたか、ゴステロ!」
ゴステロ「てぇめぇは、エイジ!この星に来やがったか!」

ゴステロの乗るダルジャンを攻撃したのは、エイジのレイズナーだった。
そして、J9の乗るブライガー、JJ9のサスライガー、タクヤ達レジェンドラの
勇者達が現れた。

ブルース「どうやら、かなりお取込み中の様だね」
アイザック「諸君、一矢達に加勢をするぞ!」

敵の増援に対して、一矢達の方にも頼もしき援軍が現れるのであった。

955赤い星の戦い-1(修正版):2018/11/29(木) 20:15:56
○ゼクス・マーキス→トールギスⅢに乗って、リュクス基地を守る。
○ルクレツィア・ノイン→トーラスに乗って、リュクス基地を守る。
○竜崎一矢→ダイモスに乗って、リュクス基地を守る。
○エリカ→リュクス基地の司令室から、一矢の身を案じる。
○夕月京四郎→一矢にナデシコを連れて来た事を通信で伝える。
○フォウ・ムラサメ→リ・ガズィに乗り、リュクス基地を守るが
   ゴステロのダルジャンに撃墜され、基地に戻る。
○ビルギット・ピリヨ→リ・ガズィに乗り、リュクス基地を守るが、
   ゴステロのダルジャンに撃墜され、基地に戻る。
○ホシノ・ルリ→リュクス基地に集まっていた戦闘ロボに
   グラビティ・ブラストを放つ命令を出す。
○マキビ・ハリ→グラビティ・ブラストを放つ。
○アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ→ゴステロの乗るダルジャンを攻撃する。
○ブルース・カール・バーンスタイン→一矢達の増援として現れる。
○アイザック・ゴドノフ→一矢達の増援として現れる。
●ゲロイヤー→ガルンロールの艦橋から指揮を執る。
●ダンゲル将軍→ゲロイヤーに手を貸す。
●ド・ベルガン→ゲロイヤーに手を貸す。
●ハザード・パシャ→ゲロイヤーに増援としてゴステロとAT乗りを送る。
●ゴステロ→ゲロイヤー達の増援として、ダルジャンで出撃。フォウと
     ビルギットを撃墜するが、エイジから攻撃を受ける。

956赤い星の戦い-1(修正版):2018/11/29(木) 20:21:00
>>955修正

○ゼクス・マーキス→トールギスⅢに乗って、クリュス基地を守る。
○ルクレツィア・ノイン→トーラスに乗って、クリュス基地を守る。
○竜崎一矢→ダイモスに乗って、クリュス基地を守る。
○エリカ→リュクス基地の司令室から、一矢の身を案じる。
○夕月京四郎→一矢にナデシコを連れて来た事を通信で伝える。
○フォウ・ムラサメ→リ・ガズィに乗り、クリュス基地を守るが
   ゴステロのダルジャンに撃墜され、基地に戻る。
○ビルギット・ピリヨ→リ・ガズィに乗り、クリュス基地を守るが、
   ゴステロのダルジャンに撃墜され、基地に戻る。
○ホシノ・ルリ→クリュス基地に集まっていた戦闘ロボに
   グラビティ・ブラストを放つ命令を出す。
○マキビ・ハリ→グラビティ・ブラストを放つ。
○アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ→ゴステロの乗るダルジャンを攻撃する。
○ブルース・カール・バーンスタイン→一矢達の増援として現れる。
○アイザック・ゴドノフ→一矢達の増援として現れる。
●ゲロイヤー→ガルンロールの艦橋から指揮を執る。
●ダンゲル将軍→ゲロイヤーに手を貸す。
●ド・ベルガン→ゲロイヤーに手を貸す。
●ハザード・パシャ→ゲロイヤーに増援としてゴステロとAT乗りを送る。
●ゴステロ→ゲロイヤー達の増援として、ダルジャンで出撃。フォウと
     ビルギットを撃墜するが、エイジから攻撃を受ける。

957赤い星の戦い-1(修正版):2018/11/29(木) 20:22:53
>>956修正

○ゼクス・マーキス→トールギスⅢに乗って、クリュス基地を守る。
○ルクレツィア・ノイン→トーラスに乗って、クリュス基地を守る。
○竜崎一矢→ダイモスに乗って、クリュス基地を守る。
○エリカ→クリュス基地の司令室から、一矢の身を案じる。
○夕月京四郎→一矢にナデシコを連れて来た事を通信で伝える。
○フォウ・ムラサメ→リ・ガズィに乗り、クリュス基地を守るが
   ゴステロのダルジャンに撃墜され、基地に戻る。
○ビルギット・ピリヨ→リ・ガズィに乗り、クリュス基地を守るが、
   ゴステロのダルジャンに撃墜され、基地に戻る。
○ホシノ・ルリ→クリュス基地に集まっていた戦闘ロボに
   グラビティ・ブラストを放つ命令を出す。
○マキビ・ハリ→グラビティ・ブラストを放つ。
○アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ→ゴステロの乗るダルジャンを攻撃する。
○ブルース・カール・バーンスタイン→一矢達の増援として現れる。
○アイザック・ゴドノフ→一矢達の増援として現れる。
●ゲロイヤー→ガルンロールの艦橋から指揮を執る。
●ダンゲル将軍→ゲロイヤーに手を貸す。
●ド・ベルガン→ゲロイヤーに手を貸す。
●ハザード・パシャ→ゲロイヤーに増援としてゴステロとAT乗りを送る。
●ゴステロ→ゲロイヤー達の増援として、ダルジャンで出撃。フォウと
     ビルギットを撃墜するが、エイジから攻撃を受ける。

958赤い星の戦い-1(修正版):2018/11/29(木) 20:38:33
【今回の新規登場】
○ゼクス・マーキス/ミリアルド・ピースクラフト(新機動戦記ガンダムW Endless Waltz)
 元OZ特佐で、サンクキングダムの嫡子であり、リリーナの実兄。OZ時代は
 「ライトング・バロン(後にライトニング・カウント)」と呼ばれるエースパイロットだったが、
 革命組織「ホワイトファング」の首領となり、世界に反旗を翻すが、現在はプリベンターの
 一員となる。コードネームは『ウィンド』。OZ-00MS2BトールギスⅢのパイロット。

○ルクレツィア・ノイン(新機動戦記ガンダムW Endless Waltz)
 元OZ特尉。イタリア貴族の血筋で、前髪が特徴の女性士官。ゼクスとは士官学校時代
 からの付き合いで、好意を抱いている。コードネームは「ウォーター」。主にトーラスに乗る。

○竜崎一矢(闘将ダイモス)
 ダイモスのパイロットである空手の達人。ダイモスの開発者である竜崎勇博士の
 息子で、スペースダイモビックで宇宙へダイモライト探索を行っていたが、バーム軍
 侵攻の際に、地球へと戻り、ダイモスに乗って戦う事になる。激しい戦火の中、
 バーム星人のエリカと激しい恋に落ち、様々な困難を乗り越えて彼女と愛を育み、
 平和の為に戦い続けていく。

○エリカ(闘将ダイモス)
 暗殺されたバーム星人の指導者リオン大元帥の遺児で、リヒテル提督の妹。
 戦火の中、記憶喪失となり、一矢に保護された事を切欠に、お互い愛し合う
 ようになる。記憶を取り戻た後はバーム星解放組織の中心として平和活動に
 励むようになる。紆余曲折を経て、一矢と結ばれた。

○フォウ・ムラサメ(機動戦士Ζガンダム)
 「ムラサメニュータイプ研究所」で4番目に作られた強化人間の兵士。
 研究所に入る前に失った過去の記憶を取り戻す為、サイコガンダムに乗って戦う。
 カミーユと惹かれあうが、キリマンジャロで再会した時にカミーユを庇って死亡した。

○ビルギット・ピリヨ(機動戦士ガンダムF91)
 地球連邦軍のモビルスーツパイロット候補生。 クロスボーン・バンガードのフロンティアIV襲撃の際、
 練習艦スペース・アークのレジスタンスに参加し、クロスボーン・バンガードと戦うことになるが、
 バグの猛攻を避けきれず戦死する。皮肉屋な一面がある。

●ゲロイヤー(闘将ダイモス)
 オルバン大元帥の腹心で、秘密警察を率いている。地球とバームの交渉会議に
 参加してリオン大元帥と竜崎勇博士を暗殺した張本人。またリヒテルを
 失脚させて海底城の指揮官となったが、終盤リヒテルに殺害される。

●ダンゲル将軍(超電磁ロボ コンバトラーⅤ)
 キャンベル星の将軍。オレアナの破壊後、兄であるワルキメデスと共に
 女帝ジャネラに従い地球に現れ、キャンベル星の地球侵攻の新たな将軍となる。
 筋肉質の巨体で、左腕はハサミ状の義手となっている武闘派。力押しの戦術を
 得手とするが、戦況が自分に有利な方向へ傾くと、調子に乗り易くなる悪癖がある。

●ド・ベルガン(超電磁マシーン ボルテスⅤ)
 ド・ズールの後任として赴任した皇帝派の将軍。常にマキシンガル合金で
 造られた鎧を着ている。皇帝の密命で、ハイネルの暗殺に失敗し、彼の部下となり
 鎧獣士の開発をして協力するが地底城崩壊時にハイネルを解任して
 戦力を引き上げさせた。ド・ズールの弟らしいが、本編では触れられていない。

959赤い星の戦い-2(修正版):2018/11/29(木) 20:48:40
***クリュス基地・司令室***

エリカ「無事で何よりです。一矢...」

戦闘が終わり、司令室で様子を見ていたエリカは一矢が
無事な事に、安堵する。

北辰「・・・安堵したのであれば、我らと共に来てもらおう」
エリカ「―!」
マルガレーテ「な、何者です。あなた達は!?」

突然、司令室に現れたのは北辰と部下である北辰衆だった。
北辰衆の登場により、司令室にいた人間の間に動揺が走り、
エリカの侍女であるマルガレーテはエリカを守るように前に立ち
北辰達を問い詰める。

フォウ「危ないッ!」
ビルギット「こいつら、どこから入ったんだ!」

司令室に戻ってきたフォウとビルギットはエリカを守る為
携帯している銃を北辰達に向ける。

北辰衆A「ふん!」
北辰衆B「てりゃ!」
フォウ「きゃ!」
ビルギット「うわぁ!」

北辰衆2名が瞬時に、フォウとビルギットの前に現れると体術で2人を
あっという間に無力化する。同じように他の北辰衆達も他の司令室の
人間を襲って無力化した。

北辰「では、改めて我らと共に来てもらおう」
エリカ「・・・分かりました!」
マルガレーテ「おひいさま!」
北辰「・・・素直でよろしい」

エリカはこれ以上の被害を出さない為にも、北辰に従い
エリカ達は北辰に連れてかれるのであった。

******

そして連絡を受けて、一矢達は基地へと戻ったが時は既に遅く
エリカ達は連れ去られた後だった。

一矢「くそぉ、俺がもっと早く戻れば!」
フォウ「私達がついていたのに...」
ビルギット「本当に申し訳ない!」

エリカが連れ去られた事にショックを受ける一矢。フォウやビルギットも
不甲斐無い自分に申し訳なく、謝る。

ルリ「北辰がいたという事は・・・やはり、この火星に『火星の後継者』は
   いるようですね」
アイザック「我々、J9も独自にエリカ代表の行方を探そう」
ブルース「うむ、我々JJ9も同じだ」
一矢「・・・ありがとう。(待っていろ、エリカ。俺がかならず助け出す)」

元々、『火星の後継者』を追って火星へとやって来たルリはその真偽が
本物だという事が分かり、アイザックやブルースはそれぞれ独自に
『火星の後継者』を探す事を決める。一矢もその申し出に喜び、エリカを
助け出す事を強く決意するのであった。

ダイ「・・・僕達はどうしよう?僕らもエリカさんを探すのを手伝った方が
   いいかな?」
ルリ「いえ、ここは私達に任せて下さい。貴方達も宇宙を旅していたので、
   そろそろ家に帰った方がいいでしょう」
キラケン「そういや、地球じゃあ、ブレイバーズに加入した子供達のキャンプが
 あったのう」
雷太「ああ、確か怪獣が出て、何日も閉じ込められたが無事に帰る事が
  出来たんだったなあ」

タクヤ達は自分達も火星に残り、エリカを探すのを手伝うべきか聞くと
ルリから、ここは自分達だけで良いと言う。そして、キラケンと雷太は
地球ではブレイバーズに参加した子供達によるキャンプが行われ、
怪獣が出たが、無事脱出した事を話す。

タクヤ「何ぃ〜、そんな面白イベントが起きていたのか!
   こうしちゃいられねえ。戻るぞ、カズキ、ダイ!」
カズキ「タ、タクヤ!」
ダイ「待ってよ、タクヤ君!」

ブレイバーズの話を聞いて、タクヤはこうしてはいられないと
カズキやダイを引き連れて、アドベンジャーの下へと戻る。
そして残ったメンバーは、連れ去られたエリカやバーム星人に協力
している宇宙連合を探すべく行動を移すのであった。

960赤い星の戦い-2(修正版):2018/11/29(木) 20:50:43
●ゲロイヤー→戦艦から指揮を執っていたが、撤退する。
●ダンゲル将軍→マグマ獣マグナムで出撃するが、ダイモスとの戦闘で撤退。
●ド・ベルガン→スカルークから指揮を執っていたが、撤退する。
○明神タケル→ギシン星の戦力がいない事に疑問を抱く。
○ホシノ・ルリ→ナデシコCから、戦闘を指揮する。
○ダイゴウジ・ガイ→エステバリスで出撃し、戦闘する。
○スバル・リョーコ→エステバリスで出撃し、戦闘する。
○タカスギ・サブロウタ→エステバリスで出撃し、戦闘する。
○壇闘志也→ゴッドシグマで出撃し、マグマ獣ガルムスを倒す。
○吉良謙作→タクヤ達に、ブレイバーズの事を話す。
○マリン・レイガン→バルディオスで出撃し、鎧獣士デスラーを倒す。
○北斗雷太→タクヤ達に、ブレイバーズの事を話す。
●マグマ獣ガルムス→ゴッドシグマに倒される。
●鎧獣士デスラー→バルディオスに倒される。
○アイザック・ゴドノフ→戦闘後、エリカを探す事に協力する。
○ブルース・カール・バーンスタイン→戦闘後、エリカを探す事に協力する。
○原島拓矢→レジェンドラの勇者達に攻撃の指示を出す。戦闘後、地球へと向かう。
○時村和樹→レジェンドラの勇者達に攻撃の指示を出す。戦闘後、地球へと向かう。
○須賀沼大→レジェンドラの勇者達に攻撃の指示を出す。戦闘後、地球へと向かう。
○ドラン=スカイゴルドラン→レジェンドラの勇者達と共に戦艦とスカルークに攻撃する。
○竜崎一矢→ダンゲル将軍のマグナムを倒す。
○エリカ→北辰に連れ去られる。
○マルガレーテ→エリカと共に連れ去られる。
○アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ→ゴステロと戦闘する。
●ゴステロ→エイジと戦闘していたが、ハザードからの通信で撤退する。
●ハザード・パシャ→ゴステロに撤退命令を出す。
○フォウ・ムラサメ→エリカを助けようとするが、北辰衆にやられる。
○ビルギット・ピリヨ→エリカを助けようとするが、北辰衆にやられる。
●北辰→北辰衆を引き連れて司令室を襲い、エリカを連れ去る。

【今回の新規登場】
○マルガレーテ(闘将ダイモス)
 エリカの侍女であるバーム星人の女性。リヒテルとエリカの乳母で
 あり、それぞれ「若」「おひいさま」と呼ぶ。

●マグマ獣ガルムス(超電磁ロボ コンバトラーV)
 ケント星で捕獲した宇宙生物を戦闘用に改造したマグマ獣。(原作は
 どれい獣)目の下に口がある上下反転したような顔が特徴。背中に
 トゲの付いた2つの外装を装備している。これを閉じて球状になって
 突撃する。

●鎧獣士デスラー(超電磁マシーン ボルテスⅤ)
 カブトムシの様な巡航形態から人型の戦闘形態に変身する鎧獣士。

961ユガミ博士 ◆AOwcv36qk.:2019/04/14(日) 14:12:15
***閻魔庁・閻魔大王の執務室***

閻魔大王「鬼太郎達は、向かったか・・・・・」

先程、鬼太郎に悪魔くんの救出と見えない学校に起きた異変の調査を
命じた閻魔大王は執務室にある椅子に腰かける。鬼太郎に命じたが、
今回の敵は閻魔大王の霊力でも正体が掴めないという謎に満ちた敵で、
果たして鬼太郎とその仲間達で対処できるか、後々になって不安を
感じるようになる。

コエンマ「ならば、義父(おやじ)殿。万が一に備えて鬼太郎に増援を
 送るというのはどうだろう。こういった任務ならば、霊界探偵である
 幽助が最適と思うのじゃが?」
閻魔大王「うむ。増援を送るというのは良い考えだ。よし、コエンマは
 浦飯幽助に任務の要請をせよ。わしは尸魂界の死神達に協力を
 要請してくる・・・・・・今回の件には超人警察隊も動いている。彼等にも
 連絡を執り、合流させるとしよう!」

コエンマと話し合い、閻魔大王は鬼太郎達に増援を送る事を決める。
その増援として、閻魔大王とコエンマは霊界探偵の浦飯幽助、尸魂界の
護廷十三隊、超人警察隊に連絡を執りはじめる。

962絆は種族を超えて-5:2019/04/14(日) 14:14:09
>>961タイトルを入れていなかった改めて投稿する。

***閻魔庁・閻魔大王の執務室***

閻魔大王「鬼太郎達は、向かったか・・・・・」

先程、鬼太郎に悪魔くんの救出と見えない学校に起きた異変の調査を
命じた閻魔大王は執務室にある椅子に腰かける。鬼太郎に命じたが、
今回の敵は閻魔大王の霊力でも正体が掴めないという謎に満ちた敵で、
果たして鬼太郎とその仲間達で対処できるか、後々になって不安を
感じるようになる。

コエンマ「ならば、義父(おやじ)殿。万が一に備えて鬼太郎に増援を
 送るというのはどうだろう。こういった任務ならば、霊界探偵である
 幽助が最適と思うのじゃが?」
閻魔大王「うむ。増援を送るというのは良い考えだ。よし、コエンマは
 浦飯幽助に任務の要請をせよ。わしは尸魂界の死神達に協力を
 要請してくる・・・・・・今回の件には超人警察隊も動いている。彼等にも
 連絡を執り、合流させるとしよう!」

コエンマと話し合い、閻魔大王は鬼太郎達に増援を送る事を決める。
その増援として、閻魔大王とコエンマは霊界探偵の浦飯幽助、尸魂界の
護廷十三隊、超人警察隊に連絡を執りはじめる。

963絆は種族を超えて-5:2019/04/14(日) 14:14:54
***現世・六本木***

閻魔大王とコエンマによる話し合いからしばらくして・・・・・。現世にある
六本木では赤いジャケットを着た青年―日本の特務機関『森羅』の
エージェントである有栖零児が腕を組みながら立っていた。

零児「・・・・・超人警察隊から森羅に要請されたという任務。一体どの様な任務なんだ?」
小牟「な〜のじゃ♪な〜のじゃ♪・・・・・おう、零児!待ったぁ〜?」
零児「遅いぞ、小牟!・・・・・今まで何をしていた?」
小牟「いや〜、新作ゲームのレベル上げをしていたら・・・・・ついのぅ」テヘペロッ
零児「はぁ〜・・・・後でお仕置きだ」

零児の所属する『森羅』に、超人警察から合同任務の要請がかかり、
その任務に選ばれた零児は、任務に赴くため待ち合わせをしていた。
零児の所に、狐の耳と尻尾が生えた女性、零児のパートナーである
小牟がやって来る。どうやら、ゲームに夢中になっていて遅刻してきた
らしく、零児はため息をつきながら、後で小牟に「お仕置き」をする事を
決める。

????「おっ?零児と小牟か?」
????「相変わらずの仲みたいっすね」
零児「お前達は・・・・・」
小牟「幽助と一護ではないか?何故、ここにいるのだ」

零児と小牟の前に現れた少年達。霊界探偵の浦飯幽助と死神代行を
している高校生、黒崎一護とその仲間達だった。零児達は以前、任務で
幽助や一護と顔を合わせ、共に戦った事があり、それ以来の仲となっていた。

幽助「俺はコエンマからの指令で、ここに行くように言われたんだ」
一護「俺もルキアから、尸魂界の指令で、ここに向かう様に言われて
 井上やチャドと来て、幽助と会った後、零児さん達を見かけたんです」
小牟「ん?一護達といつも一緒にいるメガネ坊主は、今日は居らんのか?」
井上「石田君は生徒会のお仕事が忙しくって、今日は私達だけなんです」

幽助と一護達は、それぞれ来た理由を話す。小牟は一護の仲間である
滅却師(クインシー)の高校生、石田雨竜がいない事に気付き、理由を
尋ねると、石田は現在、空座(からくら)高校の生徒会長である為、
生徒会の仕事により不在である事を井上織姫が話す。

零児「どうやら、俺達の任務はお前達と同じみたいだな」
ザ・ニンジャ「各々方、御集まりになった様でござるな」
幽助「誰だ?この忍者は」
井上「すごいよ、黒崎君、チャド君!本物の忍者だよ!」
チャド「落ち着け、井上・・・・・」

集まった零児達の前にザ・ニンジャが現れる。本物の忍者である
ザ・ニンジャを見て、井上は興奮気味となり、チャドが落ち着かせる。

ザ・ニンジャ「拙者の名はザ・ニンジャ。超人警察隊の手の者でござる。
 今回の件はこの世の存亡にも関わる事で、あの世でも一大事という
 事で、お主達が集められた。今から任務の内容を説明するでござる」

ザ・ニンジャは零児達に今回の任務である悪魔くんの救出や見えない学校の
異変に関する調査、そして調査に向かった鬼太郎の増援などが説明された。

ルキア「恐怖の将・・・・・その様な輩がいたとは・・・・・」
幽助「とにかく俺達は、調べに行ったその鬼太郎って妖怪を助けに
 向かえば良いって訳なんだな?」
ザ・ニンジャ「その通りでござる」
一護「でも、そこへはどうやって行けばいいんだ?」
零児「行き方については、こちらでツテがある」

ザ・ニンジャの説明を受けて、各々反応し、一護は行く方法を聞くと
零児がツテがあると話す。

ブォォォォ

小牟「おっ!噂をすれば来たようじゃのう」

零児達の居る場所に大型の車両がやって来る。車両が止まると
中からゴーグルを着けた女性が現れた。

裏嶋「ごめんなさい。停まる場所を探していたら遅れてしまったわ」
幽助「誰だよ、この姉ちゃん?」
零児「俺達と同じく『森羅』に所属する裏嶋千鶴装備課課長だ」
裏嶋「『博士』って呼んで。」

現れた車両―『龍亀一號』から現れたのは森羅に所属する科学者、
裏嶋千鶴。零児によって皆に紹介される。

裏嶋「そちらの忍者さんの協力で悪魔くん・・・・・埋もれ木真吾君の
 いる場所へ、この龍亀一號へ転移する事が出来るわ。でも、グズグズ
 していたら、その子がどうなるか分からないから移動するわ。すぐにね」

裏嶋から行く方法について説明されると、一同は龍亀一號に乗り込む。
そして龍亀一號は悪魔くんや鬼太郎が居ると思われる場所に向かって
転移するのであった。

964絆は種族を超えて-5:2019/04/14(日) 14:34:14
◯閻魔大王→鬼太郎に増援を送ろうと尸魂界や超人警察隊に連絡をする。
◯浦飯幽助→コエンマからの指令で、零児や一護と合流し、鬼太郎の増援に向かう。
◯コエンマ→鬼太郎に増援を送ろうと浦飯幽助に指令を送る。
◯有栖零児→鬼太郎の増援に向かう。
◯小牟→鬼太郎の増援に向かう。
◯裏嶋千鶴→零児達を龍亀一號に乗せ、鬼太郎の増援に向かう。
◯黒崎一護→零児や幽助と合流し、鬼太郎の増援に向かう。
◯朽木ルキア→鬼太郎の増援に向かう。
◯井上織姫→鬼太郎の増援に向かう。
◯茶渡泰虎→鬼太郎の増援に向かう。
◯ザ・ニンジャ→零児や幽助、一護らと合流し、鬼太郎の増援に向かう。

【今回の新登場】
◯浦飯幽助(幽☆遊☆白書)
 中学2年の時、霊界の手違いで死亡し、様々な試練を経て生き返らせてもらう
 代わりに霊界探偵となって働くようになった少年。喧嘩好きな不良少年だが、
 根は真っ直ぐで仲間思い。正義感が強いというよりも、自分が気に入るか
 気に入らないかで動くタイプ。ある調査をきっかけに霊光波動拳の後継者となり
 幻海に師事する。実は「魔界三大勢力」の一つである闘神雷禅の子孫で、魔族として
 覚醒してからは妖気も使用できるようになる。中学を卒業した現在は、進学せず
 ラーメン屋台を開店し、裏稼業で人間と妖怪のトラブルを解決する「なんでも屋」をしている。

◯黒崎一護(BLEACH)
 霊感が強くオレンジ髪が特徴の高校生で、虚に襲われ朽木ルキアと出会った事から
 死神代行となり、以後様々な強敵と戦う。藍染惣右介との戦いで死神の力を無くすが、
 XCUTIONとの出会いで、『完現術』を習得し、これを契機に、装いを新たに死神の
 力を取り戻す。斬魄刀は「斬月」滅却師との戦いから10年後、井上織姫と結婚し、
 息子・黒崎一勇を授かる。

◯朽木ルキア(BLEACH)
 護廷十三隊十三番隊副隊長。(『千年血戦篇』の後、十三番隊隊長に就任する)
 一護に死神の力を与えた人物。南流魂街78地区“戌吊”出身で、阿散井恋次とは幼馴染。
 その後、真央霊術院に入学して朽木家に養子に迎えられ、朽木白哉の義妹となる。
 男勝りだが非常に仲間思いな性格をしているが割と短気な所がある。
 男の様な古風な固い言葉遣いで話し、「たわけ!」が口癖。鬼道に秀でており、
 高度技術を使いこなす。『破面篇』終了後の1年17か月の間に副隊長に昇格した。
 美的センスが様々な意味で高く、ヘタウマ系イラストが得意。ウサギグッズを好んでいる。
 斬魄刀は「袖白雪」その後、恋次と結婚し、娘・阿散井苺花を授かる。

◯井上織姫(BLEACH)
 一護のクラスメイトである花を模ったヘアピンが特徴の巨乳美少女。
 一護に思いを寄せている。突飛な言動を繰り出す天然ボケな所があるが
 成績は優秀で、運動神経も良く、空手初段程度の実力を持っている。
 兄からの贈り物で形見でもあるトレードマークの花型ヘアピンから召喚する
 6体の妖精を駆使して、「事象の拒絶」を主軸のシステムとした能力
 「盾瞬六花」を操り、主に防御・回復技をメインとしている。
 滅却師との戦いから十年後、一護と結婚し、息子・黒崎一勇を授かる。

◯茶渡泰虎(BLEACH)
 一護のクラスメイトで中学時代からの親友。あだ名は「チャド」
 メキシコのクォーターであり体格の良い男。身体が非常に頑丈で
 無口だが心優しく、子供や動物に優しい。初めは霊感が全く無かったが
 死神化した一護と接触した事で、徐々に強くなっていき、一護の妹
 黒崎夏梨と守る事を切欠に固有の能力が開花した。右腕に鎧が
 装着され、霊力による打撃を放つ事が出来るようになる。 
 成人後、プロボクサーになる。

◯裏嶋千鶴(プロジェクトクロスゾーン2)
 特務機関『森羅』の装備課課長。倒置法を多用した喋り方が特徴で、
 見た目は20代前半だが、正確な年齢は不明。森羅で使用する武器や
 装備の管理を行っており、その開発やメンテナンスを一手に引き受けている。
 そういった役割の為か、自分の事を「博士」と呼ぶように言い聞かせている。
 キャラバン型局地用特務車両「龍亀一號」のドライバーを務め、自ら現場に
 出向く事もある。マイペースで普段は落ち着いているものの、変わり者で
 時折頑固な態度もとり、周囲を巻き込んでしまう事もある。

965絆は種族を超えて-5(修正版):2019/04/14(日) 14:41:40
>>961-964投稿するシナリオを間違えていたので、再度投稿する。申し訳ない。

***閻魔庁・閻魔大王の執務室***

閻魔大王「鬼太郎達は、向かったか・・・・・」

先程、鬼太郎に悪魔くんの救出と見えない学校に起きた異変の調査を
命じた閻魔大王は執務室にある椅子に腰かける。鬼太郎に命じた
閻魔大王だが、今回の敵は自身の霊力でも正体が掴めないという謎に
満ちた敵であり、鬼太郎達の事は信頼しているが、万が一に備えて
対策を練った方が良いのではないかと閻魔大王は考える。

コエンマ「ならば、義親父(オヤジ)殿。万が一に備えて鬼太郎に増援を
 送るというのはどうだろう。こういった任務ならば、霊界探偵である
 幽助が最適と思うのじゃが?」
閻魔大王「うむ。増援を送るというのは良い考えだ。よし、コエンマは
 浦飯幽助に任務の要請をせよ。わしは尸魂界(ソウル・ソサエティ)の
 死神達に協力を要請してくる・・・・・・今回の件には超人警察隊も
 動いている。彼等にも連絡を執り、合流させるとしよう!」

コエンマと話し合い、閻魔大王は鬼太郎達に増援を送る事を決める。
その増援として、閻魔大王とコエンマは霊界探偵の浦飯幽助、尸魂界の
護廷十三隊、超人警察隊に連絡を執りはじめる。

***現世・六本木***

閻魔大王とコエンマによる話し合いからしばらくして・・・・・。現世にある
六本木では赤いジャケットを着た青年―日本の特務機関『森羅』の
エージェントである有栖零児が腕を組みながら立っていた。

零児「・・・・・超人警察隊から森羅に要請されたという任務。一体どの様な任務なんだ?」
小牟「な〜のじゃ♪な〜のじゃ♪・・・・・おう、零児!待ったぁ〜?」
零児「遅いぞ、小牟!・・・・・今まで何をしていた?」
小牟「いや〜、新作ゲームのレベル上げをしていたら・・・・・ついのぅ」テヘペロッ
零児「はぁ〜・・・・後でお仕置きだ」

零児の所属する『森羅』に、超人警察から合同任務の要請がかかり、
その任務に選ばれた零児は、任務に赴くため待ち合わせをしていた。
零児の所に、狐の耳と尻尾が生えた女性、零児のパートナーである
小牟がやって来る。どうやら、ゲームに夢中になっていて遅刻してきた
らしく、零児はため息をつきながら、後で小牟に「お仕置き」をする事を
決める。

????「おっ?零児と小牟か?」
????「相変わらずの仲みたいっすね」
零児「お前達は・・・・・」
小牟「幽助と一護達ではないか?何故、ここにいるのだ」

966絆は種族を超えて-5(修正版):2019/04/14(日) 14:44:08
零児と小牟の前に現れた少年達は、一度死んで生き返った後、霊界探偵となった
少年、浦飯幽助。オレンジ髪が特徴の死神代行をしている高校生、黒崎一護。
一護の仲間で尸魂界の護廷十三隊に属する死神の女性、朽木ルキア。一護の
クラスメイトである髪の長い美少女、井上織姫と同じくクラスメイトである大柄な青年、
チャドこと茶渡泰虎である。零児達は以前、任務で幽助や一護達と顔を合わせ、
共に事件を解決した事があり、それ以来の付き合いとなっていた。

幽助「俺はコエンマからの指令で、ここに行くように言われたんだ」
一護「俺もルキアから、尸魂界の指令で、ここに向かう様に言われて
 井上やチャドと来て、幽助と会った後、零児さん達を見かけたんです」
小牟「ん?一護達といつも一緒にいるメガネ坊主は、今日は居らんのか?」
井上「石田君は生徒会のお仕事が忙しくって、今日は私達だけなんです」

幽助と一護達は、それぞれ来た理由を話す。小牟は一護の仲間である
滅却師(クインシー)の高校生、石田雨竜がいない事に気付き、理由を
尋ねると、石田は現在、空座(からくら)高校の生徒会長である為、
生徒会の仕事により不在である事を井上織姫が話す。

零児「どうやら、俺達の任務はお前達と同じみたいだな」
ニンジャ「各々方、御集まりになった様でござるな」
幽助「誰だ?この忍者は」
井上「すごいよ、黒崎君、チャド君!本物の忍者だよ!」
チャド「落ち着け、井上・・・・・」

集まった零児達の前に超人警察隊のザ・ニンジャが現れる。井上は
本物の忍者であるザ・ニンジャを見て、興奮気味となり、チャドが
落ち着かせる。

ニンジャ「拙者の名はザ・ニンジャ。超人警察隊の手の者でござる。
 今回の件はこの世の存亡にも関わる事態であり、あの世でも一大事
 という事で、お主達が集められた。今から任務の内容を説明するでござる」

ザ・ニンジャは零児達に今回の任務である悪魔くんの救出や見えない学校の
異変に関する調査、見えない学校を吸収したと思われる“恐怖の将”についてや
自分達が調査に向かった鬼太郎達の増援である事などを説明した。

ルキア「恐怖の将・・・・・その様な輩がいたとは・・・・・」
幽助「とにかく俺達は、調べに行ったその鬼太郎って妖怪を助けに
 向かえば良いって訳なんだな?」
ニンジャ「その通りでござる」
一護「でも、そこへはどうやって行けばいいんだ?」
零児「行き方については、こちらにツテがある」

ザ・ニンジャの説明を受けて、各々反応し、一護は行く方法を聞くと
零児がツテがあると話す。

ブォォォォ

小牟「おっ!噂をすれば来たようじゃのう」

零児達の居る場所に大型の車両がやって来る。車両が止まると
中からゴーグルを着けた女性が現れた。

裏嶋「ごめんなさい。停まる場所を探していたら遅れてしまったわ」
幽助「誰だよ、この姉ちゃん?」
零児「俺達と同じく『森羅』に所属する裏嶋千鶴装備課課長だ」
裏嶋「『博士』って呼んで。」

現れた車両―『龍亀一號』から現れたのは森羅に所属する科学者、
裏嶋千鶴。零児によって皆に紹介される。

裏嶋「そちらの忍者さんの協力で悪魔くん・・・・・埋もれ木真吾君の
 いる場所へ、この龍亀一號へ転移する事が出来るわ。でも、グズグズ
 していたら、その子がどうなるか分からないから移動するわ。すぐにね」

裏嶋から行く方法について説明されると、一同は龍亀一號に乗り込む。
そして龍亀一號は悪魔くんや鬼太郎が居ると思われる場所に向かって
転移するのであった。

***名門(なかど)学園屋上***

ザ・ニンジャや零児達が鬼太郎の増援として後を追っていたその頃。
昼休みとなり、不動明は氷村(ヒムラー)に言われた通り、屋上へと
やって来る。屋上には氷村が待ち構えていた。

明「言われた通り、1人で来たぜ。ヒムラー!!」
氷村「フフフ...待ってたぜ、デビルマン」

不敵な笑みを浮かべる氷村に対して、明は殺気を向ける。

氷村「おいおい、そんなに殺気を向けるなよ...ゼノン様は寛大な
 御心により、これまで貴様がデーモン族を裏切り、人間に味方した
 罪をお許しになって下さるおつもりだ。デビルマン...いや、
 デーモン族の勇者、アモン!デーモン族に帰って来い!!」

967絆は種族を超えて-5(修正版):2019/04/14(日) 14:47:50
氷村は明=デビルマンに、デーモン族に戻ってくるよう魔王ゼノンの
提案を伝える。その際、デビルマンのもう一つの名前を口にした。

明「・・・・・誰が、デーモン族に戻るものか。俺は美樹を守る...
 デーモン族だろうと何だろうとなぁ!!」

氷村から伝えられた内容に対して、明ははっきりと拒絶した。
氷村「・・・・そうかい。ならば仕方あるまい。ここで死んでもらうぜ!
 出て来い、お前達!!」
????「うおおお、待ちかねたぞぉ!」
明「―!」

明の拒絶の言葉を聞き、こうなる事を予想していた氷村は明を
始末する事を決める。そして氷村に呼ばれ、明の前に2体の
怪人が姿を現す。

明「お前達はフェイラス、ダルミ...貴様達も黄泉還っていたのか!」
フェイラス「久しぶりだな、デビルマン」
ダルミ「我らを倒し、宿り木を手にして、デーモン族の尖兵という栄誉を
 得たというのに、愚かな人間に組みするとは、デーモンの恥さらしめがっ!」

現れたのは、かつてデビルマン同様魔王ゼノンによりデーモン族の尖兵に
選ばれ、宿り木となる人間=不動明を巡ってデビルマンに敗北したデーモン族の
フェイラスとダルミだった。彼等もまた氷村同様、黄泉還り現象により再生者となって
復活したのであった。

フェイラス「デビルマンよ。今度は貴様が死ぬ番だ!」
明「冗談じゃねぇ!お前達なんかに負けてたまるかっ!
 ディヴィール!!」

デビルマンを抹殺しようと現れたフェイラスとダルミに対し、明は
その姿を本来の姿であるデビルマンに変身する。

デビルマン「さぁ、かかってきやがれ!」

♢ ♢ ♢ ♢ ♢

美樹「もう、明くんも氷村くんも何処に行ったのかしら?」

一方、屋上でデビルマンとデーモン族の戦いが行われている事など
露知らず、美樹は昼休みになっていなくなってしまった明と氷村を
捜していた。廊下を歩いていると、美樹は大きな鏡の前を通り過ぎる。

美樹「あら?こんな所に鏡なんてあったかしら」

鏡に気が付いた美樹は、鏡の前に立ち、しばらくジッと見つめる。

鏡の中の美樹「・・・・・ニィッ」
美樹「えっ・・・・・・キャアッ!」

しばらく鏡を見つめていると、突然鏡に映った美樹がニンマリと
笑みを浮かべ、何と鏡から手が出て来て美樹の首を掴んだのである。
そして美樹は駒の様にまわり出して、そのまま外へと連れ出されてしまう。

♢ ♢ ♢ ♢ ♢

デビルマン「デビルキィィックゥ!」
フェイラス「ぐわぁ!」
デビルマン「デビルカッタァァ!」
ダルミ「ギャァッ!」

一方屋上での戦いは、フェイラスとダルミがデビルマンに雪辱を
晴らそうと襲い掛かるが、デビルマンの必殺技が繰り出され、
以前と同様、敗北する。

デビルマン「後は貴様だけだ。ヒムラー!」
氷村「・・・・・流石はデビルマン。だが、そいつらは所詮時間稼ぎに過ぎない」
デビルマン「時間稼ぎだとっ?」
???「ぐへへへ。連れて来たぜ...」
氷村「よくやったぞ。ヘンゲ」

デビルマンにフェイラスとダルミが倒されても余裕の表情を見せる氷村。
すると氷村の元に、先程美樹を連れ出した異形の化け物、デーモン族の
中でも変身能力に長けたデーモン族、妖怪ヘンゲだった。

デビルマン「ヘンゲッ!今すぐ美樹を返しやがれぇぇ!!」
氷村「そうはいかん。彼女は大事な人質だからな」
デビルマン「人質だと!」

美樹がヘンゲの手に落ちた事により、怒りの表情を浮かべるデビルマン。
そして氷村の後ろの空間に突如、時空クレバスが開かれる。

氷村「返して欲しければ、追いかけて来い!待っているぞ...ハハハハハッ!」
デビルマン「待てっ!美樹を返せぇぇ!」
ヘンゲ「ふんっ!」
デビルマン「ぐふっ」

時空クレバスの中に入ろうとする氷村から美樹を取り返そうとする
デビルマンだが、ヘンゲは身体を岩に変え、デビルマンにぶつかり
その拍子でデビルマンは倒れてしまう。その隙に氷村とヘンゲは
美樹を連れて時空クレバスの中へと消えた。

デビルマン「や...野郎ッ!待ちやがれぇ!」

起き上がったデビルマンは、氷村達を追おうと背中のデビルウィングを
広げて、時空クレバスの中に入り、そして時空クレバスは消えるのであった。

968絆は種族を超えて-5(修正版):2019/04/14(日) 14:53:02
◯閻魔大王→鬼太郎に増援を送ろうと尸魂界や超人警察隊に連絡をする。
◯浦飯幽助→コエンマからの指令で、零児や一護と合流し、鬼太郎の増援に向かう。
◯コエンマ→鬼太郎に増援を送ろうと浦飯幽助に指令を送る。
◯有栖零児→鬼太郎の増援に向かう。
◯小牟→鬼太郎の増援に向かう。
◯裏嶋千鶴→零児達を龍亀一號に乗せ、鬼太郎の増援に向かう。
◯黒崎一護→零児や幽助と合流し、鬼太郎の増援に向かう。
◯朽木ルキア→鬼太郎の増援に向かう。
◯井上織姫→鬼太郎の増援に向かう。
◯茶渡泰虎→鬼太郎の増援に向かう。
◯ザ・ニンジャ→零児や幽助、一護らと合流し、鬼太郎の増援に向かう。
◯不動明/デビルマン→屋上でデビルマンに変身して戦うが、美樹を連れ去られ、
  時空クレバスに入り、後を追う。
◯牧村美樹→氷村達デーモン族に連れ去られる。
●氷村巌→屋上に来た不動明にフェイラスとダルミを嗾け、牧村美樹を連れ去る。
●フェイラス→デビルマンに倒される。
●ダルミ→デビルマンに倒される。
●ヘンゲ→牧村美樹を連れ去る。

【今回の新登場】
◯浦飯幽助(幽☆遊☆白書)
 中学2年の時、霊界の手違いで死亡し、様々な試練を経て生き返らせてもらう
 代わりに霊界探偵となって働くようになった少年。喧嘩好きな不良少年だが、
 根は真っ直ぐで仲間思い。正義感が強いというよりも、自分が気に入るか
 気に入らないかで動くタイプ。ある調査をきっかけに霊光波動拳の後継者となり
 幻海に師事する。実は「魔界三大勢力」の一つである闘神雷禅の子孫で、魔族として
 覚醒してからは妖気も使用できるようになる。中学を卒業した現在は、進学せず
 ラーメン屋台を開店し、裏稼業で人間と妖怪のトラブルを解決する「なんでも屋」をしている。

◯黒崎一護(BLEACH)
 霊感が強くオレンジ髪が特徴の高校生で、虚に襲われ朽木ルキアと出会った事から
 死神代行となり、以後様々な強敵と戦う。藍染惣右介との戦いで死神の力を無くすが、
 XCUTIONとの出会いで、『完現術』を習得し、これを契機に、装いを新たに死神の
 力を取り戻す。斬魄刀は「斬月」滅却師との戦いから10年後。井上織姫と結婚し、
 息子・一勇を授かる。

◯朽木ルキア(BLEACH)
 護廷十三隊十三番隊副隊長。(『千年血戦篇』の後、十三番隊隊長に就任する)
 一護に死神の力を与えた人物。南流魂街78地区“戌吊”出身で、阿散井恋次とは幼馴染。
 その後、真央霊術院に入学して朽木家に養子に迎えられ、朽木白哉の義妹となる。
 男勝りだが非常に仲間思いな性格をしているが割と短気な所がある。
 男の様な古風な固い言葉遣いで話し、「たわけ!」が口癖。鬼道に秀でており、
 高度技術を使いこなす。『破面編』終了後の1年17か月の間に副隊長に昇格した。
 美的センスが様々な意味で高く、ヘタウマ系イラストが得意。ウサギグッズを好んでいる。
 斬魄刀は「袖白雪」その後、恋次と結婚し、娘・苺花を授かる。

◯井上織姫(BLEACH)
 一護のクラスメイトである花を模ったヘアピンが特徴の巨乳美少女。
 一護に思いを寄せている。突飛な言動を繰り出す天然ボケな所があるが
 成績は優秀で、運動神経も良く、空手初段程度の実力を持っている。
 兄からの贈り物で形見でもあるトレードマークの花型ヘアピンから召喚する
 6体の妖精を駆使して、「事象の拒絶」を主軸のシステムとした能力
 「盾瞬六花」を操り、主に防御・回復技をメインとしている。
 滅却師との戦いから10年後。一護と結婚し、息子・一勇を授かる。
 
◯茶渡泰虎(BLEACH)
 一護のクラスメイトで中学時代からの親友。あだ名は「チャド」
 メキシコのクォーターであり体格の良い男。身体が非常に頑丈で
 無口だが心優しく、子供や動物に優しい。初めは霊感が全く無かったが
 死神化した一護と接触した事で、徐々に強くなっていき、一護の妹
 黒崎夏梨と守る事を切欠に固有の能力が開花した。右腕に鎧が
 装着され、霊力による打撃を放つ事が出来るようになる。 
 成人後、プロボクサーとなる。

◯裏嶋千鶴(プロジェクトクロスゾーン2)
 特務機関『森羅』の装備課課長。倒置法を多用した喋り方が特徴で、
 見た目は20代前半だが、正確な年齢は不明。森羅で使用する武器や
 装備の管理を行っており、その開発やメンテナンスを一手に引き受けている。
 そういった役割の為か、自分の事を「博士」と呼ぶように言い聞かせている。
 キャラバン型局地用特務車両「龍亀一號」のドライバーを務め、自ら現場に
 出向く事もある。マイペースで普段は落ち着いているものの、変わり者で
 時折頑固な態度もとり、周囲を巻き込んでしまう事もある。

969絆は種族を超えて-5(修正版):2019/04/14(日) 14:53:58
●フェイラス(TV版 デビルマン)
 鳥の様な頭部が特徴のデーモン族の1人。魔王ゼノンにデーモン族の
 尖兵に選ばれ、宿り木である不動明を巡ってデビルマンと争うが、
 敗北した。

●ダルミ(TV版 デビルマン)
 醜悪な顔とずんぐりした体型が特徴のデーモン族の1人。魔王ゼノンから
 デーモン族の尖兵に選ばれるが、宿り木である不動明を巡って、デビルマンと
 争い、敗北した。

970絆は種族を超えて-6:2019/04/14(日) 14:57:32
***魔界・某所***

魔界のとある場所。デーモン族の妖獣サイコジェニーによって、操られた
悪魔くんこと埋もれ木真吾少年は、その手足を鎖で繋がれて気を失っていた。

真吾「う...う〜ん」
???「気が付いたかい。“悪魔くん”」
真吾「だ...誰だ!?」

真吾少年が目を覚ますと、目の前には頭部に鳥の翼が生えた
女の怪物、デーモン族の妖獣シレーヌがいた。

シレーヌ「私はデーモン族の妖獣シレーヌ...悪魔くん、貴様には
 その力で我らの救世主となり、この世をデーモン...悪魔が支配する
 世界に変えるのだ!」
真吾「何だとっ!僕は人も悪魔も仲良く手を取り合う世界を目指しているんだ...
人間を支配しようとするお前達なんかに手を貸すもんかっ!!」

シレーヌは真吾少年にデーモン族の救世主になれと迫るが、人と悪魔が
平和に共存する世界を目指す真吾少年にとって、支配を目的としている
シレーヌの言い分は許せる事ではなく、拒絶する。

シレーヌ「フフフ...いつまでそう言っていられるかな?」
????「よくやったぞ!ミレーヌ...」
真吾「こ...このパワーは?!」
シレーヌ「おお...悪魔将軍かっ!」

そこに黒い影―悪魔将軍がシレーヌと悪魔くんの前に現れる。
十二使徒や見えない学校を吸収した事で、悪魔将軍から強大な
エネルギーを発しており、真吾少年は畏怖を感じる。

シレーヌ「計画通り、悪魔くんを連れて来たぞ。この少年ならば、
 統率する“頭脳”として申し分ないだろう...」
悪魔将軍「うむ...見えない学校、十二使徒を取り込み、そして
 悪魔くんを取り込めば、我が力は完全な物となる!」
真吾「―ッ!見えない学校の皆に何をした!!」
悪魔将軍「お前の仲間は私の糧として、吸収させてもらった...。
 貴様も私の一部となり、その力を有効に使わせてもらおう。
 それに...ソロモンの笛もここにあるしな...」
真吾「ソロモンの笛まで―ッ!」

悪魔将軍は真吾少年に見えない学校と十二使徒を取り込んだ事を話し、
手に入れたソロモンの笛も見せる。仲間とソロモンの笛が敵の手に
堕ちた事に真吾少年はショックを受ける。

氷村「ヒムラー、ここに帰還しました。悪魔将軍」
悪魔将軍「ヒムラーか...して、デビルマンは?」
氷村「予想通り、こちらの提案を聞き入れませんでしたよ。牧村美樹が
 こちらの手にある以上、かならず此処にやって来るでしょう」

悪魔将軍達の前に、氷村と気を失っている美樹を担いできたヘンゲが
現れる。氷村は悪魔将軍にデビルマンの事を報告する。

悪魔将軍「フハハハハッ!デーモン族に戻らないのであれば、
 約束通りデビルマンは我が肉体の一部になってもらおう。
 そして世界を悪魔の支配する世に変えるのだ!」

実は悪魔将軍はデーモン族の魔王ゼノンとの間で、もしデビルマンが
デーモン族に戻らないのであれば、その肉体を貰い受けるという
約束を決めていた。

????「悪魔の支配する世か...。その時は我ら妖怪帝国の
 協力があった事を忘れるでないぞ」
悪魔将軍「ムッ―ぬらりひょんか。無論、妖怪帝国の協力には感謝する。
 共にこの世を支配しようぞ!フーハハハハハッ!!」
真吾「...(うぅ・・・僕はどうすれば...)」

さらに、その場に日本妖怪の総大将と呼ばれる妖怪ぬらりひょんが
姿を現す。そして真吾少年はこのまま悪魔将軍に取り込まれてしまうのか!?

971絆は種族を超えて-6:2019/04/14(日) 14:59:22
***魔界・某所近辺***

一方、悪魔将軍達や真吾少年がいる某所の近辺に近づく者がいた。

デミトリ「魔界に妙な気配がすると思えば...ここらでは見かけない
 連中がいる様だな」
モリガン「確か、デーモン族っていうヒマラヤに住む悪魔じゃなかったかしら?
 よく見たら、日本にいる妖怪もいる様ね...そんなに強くなさそうだけど」

近づいてきたのは、魔界の覇権を狙う吸血鬼、デミトリ・マキシモフと
魔界の三大貴族アーンスランド家の当主であるサキュバス、モリガン・アーンスランドだった。
2人は、ある気配を感じ取り、この場に訪れたのであった。

???「ムッ―?お前達も来たのか」
デミトリ「貴様は...」
モリガン「あらぁ?飛影じゃない」

デミトリとモリガンの所に現れたのは、黒い服装をした小柄な少年、
かつて盗賊として幽助と戦い、以後協力者として幽助と共に戦った
(本人は嫌がるかもしれないが)仲間の飛影だった。2人と面識が
ある飛影だが、彼もまた気配を感じて様子を見に来たのである。

デーモン族A「何だ貴様らは?」
低級妖怪A「ここから先は立ち入り禁止だぞ!」

デミトリ達に気が付いたデーモン族や低級妖怪が集まってきて
敵意を向ける。

モリガン「集まって来たけど、どうする?」
デミトリ「私に敵意を向けるか...身の程という物を教えてやるとしよう」
飛影「その意見には、俺も同感だ。こいつら程度では、直に終わると思うがな」
モリガン「...あなた達って本当に声が似ているわね。まっ、退屈しのぎに
 軽く運動するとしましょう♪」

集まって来たデーモン族や低級妖怪はデミトリ、モリガン、飛影は
一斉に襲い掛かるが、元々デミトリ達の方が能力が高いので、
瞬時に反撃をする。

デーモン族A「我らの同胞が一瞬でやられただと・・・・!?」
低級妖怪A「ヒェェェ〜、こいつらレベルが違いすぎる!」
デーモン族B「応援だ!応援を呼べぇ!」

デミトリ達の実力を知り、恐怖したデーモン族と低級妖怪達は
応援を呼び、次々と他のデーモン族や妖怪達が現れる。

飛影「チィッ...次から次へと雑魚共が...」
モリガン「こう同じようなのが相手だと、飽きてくるわね」
????「だったら、俺が相手をしてやる...」

デーモン族や低級妖怪と共に現れたのは、ライオンの頭と腕、
鷲の脚、背中には鳥の翼とサソリの尾と、蛇の部位を持った
キメラの様な異形の怪物が現れる。

パズズ「俺の名はパズズ!デーモン族きっての勇者なり!」
デミトリ「ほう...多少は骨がありそうだな」
飛影「行かせてもらうぞ!」

パズズを名乗るデーモン族に、飛影達が攻撃。だが他のデーモン族や
低級妖怪とは違い、確かに強く攻撃も避けていく。

モリガン「あら、やるじゃない!」
デミトリ「少しは面白くなってきたようだな」

972絆は種族を超えて-6:2019/04/14(日) 15:05:28
デミトリ達がパズズと戦っていると見えない学校の作りだした穴を
通って、鬼太郎達がやって来る。

鬼太郎「...ここが見えない学校が呼んでいる場所なのか?」
猫娘「見て!誰かが戦っているわ」
百目「行ってみるモン!」

デミトリ達が戦っている事に気付いた鬼太郎達は、デミトリ達に近づく。

シーサー「戦っているのは、もしかして西洋妖怪ですか?」
一反「何で西洋妖怪同士が戦っているばってん?」
デミトリ「誰だ!私を西洋妖怪等と呼ぶのは...」

戦っているデミトリ達とデーモン族を見て、シーサーや一反木綿は
西洋妖怪同士が戦っていると勘違いする。西洋妖怪という呼ばれ方が
気に入らなかったデミトリは、鬼太郎達に目を向ける。

目玉おやじ「ややっ!そこの少年は、確か盗賊として指名手配されていた
 という飛影ではないのか?お主も何故ここに?」
飛影「その喋る目玉に...服装...貴様が噂に聞く鬼太郎とかいう
 幽霊族の生き残りか」
モリガン「鬼太郎って、あの有名な坊やね...こんな場所で会うなんて
 奇遇ね」
猫娘「う...何か美人な悪魔がいる(汗」

目玉おやじは飛影に気が付き、同じく飛影も鬼太郎に気が付く。
有名な鬼太郎に出会い、モリガンはマイペースに挨拶するが、
プロポーションが抜群のモリガンに、猫娘は鬼太郎がまたデレデレ
するのではないかと危惧して警戒した。

モリガン「ゆっくりお喋りしたい所だけど、今お取込み中なのよ」
鬼太郎「...確かに。事情は後で聞いた方がよさそうですね。父さん」
目玉おやじ「うむ。まずはこの場を何とかするのが先決じゃ!」
パズズ「...話は済んだか?行くぞぉぉ!!」

まずは事態を解決する為、鬼太郎達も戦う事になる。その間も
デーモン族や妖怪達が続々と現れた。

猫娘「きしゃぁぁぁ!」
一反「締め付けるバイ」
シーサー「そりゃぁ!」
百目「ンーーーポーン!」
幽子「照魔境!」

現れた敵を猫娘やシーサーが引っ掻き、一反木綿は
相手を締め付き、百目は目玉を飛ばして、幽子は照魔境による
反射攻撃をしていく。

鬼太郎「髪の毛ばり!!」
パズズ「ぬ...効かぬわぁ!!」
飛影「てりゃぁぁ!」
デミトリ「デモンクレイドル!!」
パズズ「ぬぅぅ!」
モリガン「シャドウブレイド!」
パズズ「がぁぁぁ!」

猫娘達が現れたデーモン族や妖怪を相手にする中、鬼太郎、
デミトリ、飛影、モリガンは、各々の技を繰り出し、パズズを
追い詰める。そしてパズズは翼をもがれ地に伏せてしまう。

飛影「とどめだ。邪王炎殺煉獄焦!」
デミトリ「カオスフレアァ!」
パズズ「ぐわぁぁぁ!!」

地に伏せたパズズは、飛影の邪王炎殺拳の一つで拳に炎を纏わせ
連続で殴打する「邪王炎殺煉獄焦」と、デミトリの拳から炎を放つ
「カオスフレア」を受け、消滅した。それと同時に猫娘達もデーモン族と
妖怪達を蹴散らし、戦闘が終了する。

973絆は種族を超えて-6:2019/04/14(日) 15:09:22
モリガン「...ふ〜ん。今そんな事になっているんだ」

戦闘が終わり、鬼太郎達は自分達が悪魔くんの救出と
見えない学校に起きた異変を調査しに来た事を話す。

モリガン「退屈していた事だし、面白そうだから私達も付いていくわ♪」
鬼太郎「えっ!?」
デミトリ「私達だと...」
飛影「おい、それは俺も含まれているのか?」
モリガン「もう、別にいいでしょう?最近は死んだ悪魔や妖怪とか
 黄泉還っているし、このままだとライバルが増えちゃうわよ」
デミトリ「ムゥ...」

鬼太郎達の話を聞き、モリガンはデミトリや飛影を巻き込んで
鬼太郎達に協力を申し出る。デミトリや飛影は乗り気ではなかったが、
モリガンが言う様に、黄泉還り現象により死んだ悪魔や妖怪が
復活し、魔界の覇権を狙う者が多く、魔王の座を狙うデミトリに
とっては、あまりよろしくない事だった。

モリガン「じゃ、そういう事で良いわね?これからよろしく鬼太郎ちゃん♪」
猫娘「ニャッ!!」
鬼太郎「ちょ、ちょっと、近いですよ!モリガンさん」
一反「目のやり場に困るバイ」
幽子「は...恥ずかしい(///)」
豆幽霊「ゆ〜こちゃん、はずかしくって顔が赤くなってる〜」
飛影「...大丈夫なのか、この連中は」

モリガンが鬼太郎に抱きついたので、猫娘はビックリし、一反木綿や
幽子は顔が赤くなり、手で顔を隠してしまう。そして鬼太郎達は
先へ進むのであった。

***ゲゲゲの森・妖怪横丁***

砂かけ「夜行さん!鬼太郎達を追いかける為にも、魔界へ行く装置を頼む!」
夜行「う〜む...儂も鬼太郎を追いかけるのに協力したいが、その為の
 部品を今、切らしておってなあ...造ろうにも時間がかかるぞ」
子泣き「それでは、鬼太郎達の元に間に合わぬではないか」

砂かけ達は妖怪横丁一の発明家である妖怪“夜行さん”に鬼太郎達を
追いかける為、魔界へ行く装置を造るように頼んだのだが、どうやら
造るのに必要な部品を今手元にないらしく、どうするか難儀していた。

ブロロォ‐‐‐

ぬりかべ「...車の音?」
夢子「あら?何かが近づいているわ」
子泣き「あれは何じゃ?」

その時、車の音が聞こえ、一同は音の方を見る。そして大きな
車両が横丁に近づいていた。そして車両から数人の人間が
降りてくる。

零児「ゲゲゲの鬼太郎を追って、魔界へ向かったつもりだが...
 ここは何処だ?」
小牟「ムッ!あの看板...もしや鬼太郎が住んでいるという
 ゲゲゲの森の妖怪横丁か?」

降りてきたのは森羅の零児と小牟で、横丁に来た大型車両は
龍亀一號だった。鬼太郎の援軍として、六本木から魔界へ向かった
零児達は、その途中で妖怪横丁に迷い込んでしまったのであった。

砂かけ「お前さん達は何者じゃ?見た所、只の人間では無いようじゃが...」
零児「ここに住む妖怪か?俺達は‐‐‐」

妖怪横丁に現れた零児達を、砂かけ達は不審に思いながら何者か尋ねる。
零児は砂かけ達に、自分達が閻魔大王によって集められた鬼太郎の増援で
ある事を説明する。

砂かけ「...なるほど。閻魔大王様が」
夜行「ちょうどいい。本来なら儂の開発した装置で魔界へ向かう予定じゃったが、
 完成に時間がかかる。済まぬが、砂かけ達を鬼太郎の元へ送ってはくれぬか?」
零児「彼らをか?」

零児達の説明を聞いて、夜行は装置の開発に時間が掛かる為、
砂かけ達を零児達に同行させる事を提案する。

裏嶋「...私は構わないわよ。この龍亀一號は50名の隊員を
 収容できる大型車両だもの。ラックラクにね...妖怪の1人や2人、
 乗せても平気よ」
零児「戦力が増える事に越した事は無い。こちらとしても助かる」
砂かけ「よろしく頼む」

零児達は夜行の提案を受け入れ、龍亀一號に砂かけ達鬼太郎の
仲間を同行させる事に決める。

974絆は種族を超えて-6:2019/04/14(日) 15:11:08
ねずみ男「...おーい、家の修理終わったぞ〜。ったく、俺様が
 何でこんな事を...ん?誰だ、こいつら...ムッヒョォ〜!
 すっごい美人のお姉さま♥♥」
幽助「誰だ?このボロ雑巾みたいな奴、ていうか、クサッ!」

ゲゲゲハウスの修理を終えたねずみ男が、砂かけ達のいる所へ
顔を出すが、裏嶋博士の美貌に目がハートマークになり、
鼻の下を伸ばす。ねずみ男の臭いに思わず幽助は鼻をつまむ。
そしてねずみ男も零児達の説明を聞く。

ねずみ男「なるほど、なるほど。よぉ〜し、このビビビのねずみ男様も
 裏嶋お姉さまの為...もとい、親友である鬼太郎の為に悪魔くんの
 救出に向かうぜ!」
子泣き「別にお前さんの助けは必要としないのじゃがなぁ...」
砂かけ「...まっ、何かの役には立つじゃろう」

下心が見え見えだが、ねずみ男の同行を子泣きや砂かけは
渋々認める。

夢子「あの...」
小牟「ん?お主は一般人か?何故、こんば場所におるんじゃ?」
夢子「天童夢子と言います。鬼太郎さんのお友達です」

夢子は零児達に声を掛け、自分と鬼太郎の関係を話す。

夢子「鬼太郎さん達の事を、よろしくお願いします」
零児「ああ、任せてくれ」

夢子から鬼太郎達の事を託され、零児は砂かけ、子泣き、ぬりかべ、
夜行、そしてねずみ男を引き連れ、魔界へと向かうのであった。

975絆は種族を超えて-6:2019/04/14(日) 15:14:49
◯埋もれ木真吾→デーモン族に捕まり、悪魔将軍に取り込まれようとしている。
◯百目→魔界に来て、デーモン族や妖怪を相手に戦う。
◯幽子→魔界に来て、デーモン族や妖怪を相手に戦う。
◯鬼太郎→魔界に来て、デーモン族や妖怪を相手に戦う。
◯目玉おやじ→鬼太郎達と共に魔界に来る。
◯猫娘→魔界に来て、デーモン族や妖怪を相手に戦う。
◯一反木綿→魔界に来て、デーモン族や妖怪を相手に戦う。
◯シーサー→魔界に来て、デーモン族や妖怪を相手に戦う。
◯砂かけばばあ→零児達に同行して、魔界へ向かう。
◯子泣きじじい→零児達に同行して、魔界へ向かう。
◯ぬりかべ→零児達に同行して、魔界へ向かう。
◯夜行→魔界へ行く装置の開発に時間がかかる為、零児達に
  同行して魔界へ向かう事を提案する。
◯ねずみ男→ゲゲゲハウスの修理を終え、砂かけ達に合流。
   裏嶋の美貌に惚れ、零児達に同行して、魔界へ向かう事を決める。
◯夢子→零児達に鬼太郎達の事を託す。
◯有栖零児→妖怪横丁に迷い込み、砂かけ達の同行を認める。
◯裏嶋千鶴→妖怪横丁に迷い込み、砂かけ達の同行を認める。
●ぬらりひょん→悪魔将軍達のいる場所に現れる。
◯牧村美樹→氷村巌達に連れられ、魔界に来るが気を失っている。
●シレーヌ→埋もれ木真吾にデーモン族の救世主になるよう迫る。
●氷村巌→牧村美樹を連れてくる。
●ヘンゲ→牧村美樹を連れてくる。
●パズズ→デミトリや鬼太郎達と戦うが、敗北して消滅する。
●悪魔将軍→埋もれ木真吾を取り込もうと迫る。
△デミトリ・マキシモフ→気配を感じて悪魔将軍達がいる場所へやって来て戦闘する。
◯モリガン・アーンスランド→気配を感じて悪魔将軍達がいる場所へやって来て
  戦闘する。鬼太郎達に協力を申し出る。
◯飛影→気配を感じて悪魔将軍達がいる場所へやって来て戦闘する。
◯浦飯幽助→ねずみ男の臭いに鼻をつまむ。

【今回の新登場】
△デミトリ・マキシモフ(ヴァンパイアシリーズ)
 魔界の七大貴族に数えられるマキシモフ家の当主にして魔界の
 覇権を狙う吸血鬼。魔王べりオールとの戦いで人間界に追放され、
 トランシルヴァニア山脈奥深くの古城ゼルツェライヒ城で100年間
 傷ついた身体と失われた魔力の回復を行っていた事で、体から
 オーラを発するようになり、苦手としていた太陽光を遮断できるようになった。

◯モリガン・アーンスランド(ヴァンパイアシリーズ)
 魔界の三大貴族アーンスランド家の当主、魔王ベリオール・アーンスランドの
 養女にして次期当主のサキュバス。ベリオールの死後、魔王の座を得るが、
 本人は「魔王」や魔界の事情に興味が無く、継承権をあっさりと放棄し、
 気ままな生活を送っている。退屈が嫌いで快楽主義や刹那主義な傾向がある。

◯飛影(幽☆遊☆白書)
 氷河の国生まれの妖怪。外見は小柄な少年で、雪菜の双子の兄だが、
 本来女しか生まれない氷女から生まれた忌み子だった為、すぐに捨てられた。
 盗賊として闇の三大秘宝・降魔の剣を盗み出し、幽助と戦うが敗北して逮捕。
 釈放後、幽助の協力者となる。後天的に得た「邪眼」の持ち主で、剣術や
 邪王炎殺拳で戦う。

●妖獣シレーヌ(TV版 デビルマン)
 頭に翼が生えた女性のデーモン族。肌は青黒く、デビルマン同様伸縮自在で
 最大30mまで巨大化が出来る。額の触覚で触れる事で相手の思考が読める他、
 身体を無数の蝶に変えて攻撃する事も出来る。通称「マダム・シレーヌ」
 またデビルマン(アモン)とは嘗て恋仲だったらしく、デビルマンを憎んでいる。

●パズズ(サイボーグ009VSデビルマン)
 ライオンの頭と腕、鷲の脚、背中には鳥の翼とサソリの尾と、
 蛇の部位を持ったキメラの様なデーモン族。デビルマン(アモン)とは
 浅からぬ因縁があったらしい。

◯夜行さん(ゲゲゲの鬼太郎)
 鬼太郎の仲間妖怪で、妖怪発明家の異名を持つひとつ目の髭を蓄えた鬼。
 妖怪横丁に研究所を構えていて、首切れ馬と呼ばれる頭部の無い馬に乗る。

976絆は種族を超えて-7:2019/04/14(日) 15:16:32
悪魔将軍「―?何やら、外が騒がしいな」
ぬらりひょん「朱の盆。様子を見て来い!」
朱の盆「は、はい!・・・・うわぁぁぁ!!」

真吾少年に迫っていた悪魔将軍は、外が騒がしい事に気が付き、
ぬらりひょんは朱の盆に様子を探らせに行かせる。命令に従った
朱の盆は様子を見に行くが、大声を上げて戻って来た。

ぬらりひょん「どうしたというのだ、朱の盆!」
???「やはり、お前が絡んでいたのか、ぬらりひょん!」
ぬらりひょん「...その声は鬼太郎か!」

通路から現れたのは、外でパズズを倒した鬼太郎達だった。
宿敵である鬼太郎が現れ、ぬらりひょんは苦虫を潰したような顔をする。

百目「悪魔くん!」
真吾「ひゃ...百目。幽子ちゃん...来てくれたんだね」
百目「勿論だモン!」

悪魔将軍の恐怖に怯んでいた真吾少年だが、百目と幽子が
助けに来てくれた事に安堵する。

目玉おやじ「彼が、悪魔くん...埋もれ木真吾君という少年か!」
鬼太郎「真吾君を返してもらうぞ!」
悪魔将軍「そうはいかん...」
シレーヌ「この少年は、我らデーモン族...悪魔がこの世を支配する為に
 必要な存在なのだ。邪魔立てはさせぬぞ!」
一反「何か、おっかないのがいるバイ...!」ガクガク

真吾少年を返すように鬼太郎が迫るが、悪魔将軍やシレーヌが阻む。
一反木綿は、悪魔将軍達から発する気迫に体を震わせる。

デミトリ「奴はもしや...」
飛影「サタンの化身といわれる悪魔超人のボス...悪魔将軍か。
 ふっ...面白い奴が絡んでいたようだな」
悪魔将軍「魔界の貴族、デミトリ・マキシモフにモリガン・アースランド...
 それに暗黒武術会の優勝チームのメンバーの1人、飛影か。ゲゲゲの
 鬼太郎だけでなく、この様な者達まで来るとは...どの様な意図があって
 ここに来たかは分からないが、貴様達も我が配下となり、共に人間共を
 支配しようではないか!」

悪魔将軍という強敵を前に、強者と戦う事を望む飛影は不敵な
笑みを浮かべる。悪魔将軍は、デミトリ達に配下に加わるよう、
誘いを持ちかける。

飛影「ほう...」
モリガン「あら、私を誘ってくれるなんて嬉しいわ。けど...人間を支配するとか、
 興味ないのよ。私...」
デミトリ「人間がどうなろうと、私には関係の無い事だが、この私を配下に加えるだと...
 私の望みは『支配』だ...私は誰の下にも付かん!」
飛影「同感だ。それよりも、俺は貴様と戦ってみたいと思うのでな」

悪魔将軍に誘われるデミトリ達だが、それぞれ、その誘いを断る。

977絆は種族を超えて-7:2019/04/14(日) 15:17:24
氷村「ムッ...この気配は、ついに来たか!」
デビルマン「美樹ィィィ!!」

ドゴォーン

猫娘「ニャッ!!」
シーサー「今度は何だ!?」

氷村が気配を感じ取ると、けたたましい音と共に建物の壁が
崩れると、美樹を助けに現れたデビルマンが現れる。

氷村「来たな。デビルマン」
デビルマン「氷村ァ!美樹は何処だ!」
氷村「安心しろ。牧村美樹は丁重に扱っているぜ」

美樹を取り返そうと、氷村に敵意をむき出しにしながら、居場所を
聞き出す。氷村は、眠っている美樹をデビルマンに見せた。

デビルマン「美樹...」
悪魔将軍「デーモン族の勇者、デビルマン。その身体...我が肉体の
 一部にしてくれよう!」
デビルマン「...誰だが知らねえが、俺の邪魔をするってんなら、相手に
 なってやるぜ!」
悪魔将軍「刃向うのであれば、この姿で相手をしよう。ムゥン!」

デビルマンも吸収しようと悪魔将軍が立ちはだかるが、デビルマンは
悪魔将軍に敵意を向ける。敵意を向けたデビルマンに対して、エネルギー体の
姿だった悪魔将軍は姿を変え、キン肉マンを苦しめた西洋の騎士の様な甲冑の
姿に変わる。

鬼太郎「あの姿は...!」
目玉おやじ「あれはNYで、正義超人のキン肉マンと戦った時の姿じゃ。
 以前テレビの中継で見た事があるぞ!」

悪魔将軍の姿が変わった事で鬼太郎は驚き、目玉おやじは、テレビの
中継で見た事を思い出す。

デミトリ「面白い。ならば私がねじ伏せてみせよう」
悪魔将軍「無論、貴様達の相手もしてやる。だが今、用があるのは
 デビルマンだ。貴様達は、彼等が相手をしよう。出てくるのだ!お前達」

悪魔将軍がデミトリ達に差し向けたのは、かつてNYでの戦いで、
キン肉マンに差し向けた地下を根城にしている地下超人の軍団だった。

ぬらりひょん「では、我々も...」
シレーヌ「悪魔将軍の邪魔はさせぬぞ!」

ぬらりひょんとシレーヌも、それぞれ配下の妖怪やデーモン族を
呼び出した。

猫娘「まだ、こんなにいたなんて!」
一反「どんだけいるバイ...」
百目「悪魔くんや見えない学校の皆を助けるんだモン!」

まだまだ妖怪やデーモン族がいる事に驚く猫娘達。そしていよいよ、
恐怖の将―悪魔将軍との決戦の火蓋が切って落とされた。
見えない学校の仲間や美樹は救い出されるのか...戦いの行方は如何に!

978絆は種族を超えて-7:2019/04/14(日) 15:19:02
◯鬼太郎→悪魔将軍達と対峙する。
◯目玉おやじ→テレビの中継でキン肉マンと悪魔将軍のNYの戦いの事を思い出す。
◯猫娘→悪魔将軍達と対峙する。
◯一反木綿→悪魔将軍の気迫に体が震えだす。
◯シーサー→悪魔将軍達と対峙する。
●ぬらりひょん→配下の妖怪を呼び寄せる。
●朱の盆→外の様子を見に行かされるが、鬼太郎達が来たので引き返す。
◯埋もれ木真吾→百目達が助けに来たので、安堵する。
◯百目→悪魔将軍達と対峙する。
◯幽子→悪魔将軍達と対峙する。
◯デビルマン→美樹を助けに現れ、悪魔将軍と対峙する。
◯牧村美樹→氷村によって、眠らされている。
●氷村巌→デビルマンに眠っている美樹を見せる。
●妖獣シレーヌ→配下のデーモン族を呼びよせる。
◯モリガン・アーンスランド→悪魔将軍に配下になるよう誘われるが断る。
△デミトリ・マキシモフ→悪魔将軍に配下になるよう誘われるが断る。
◯飛影→悪魔将軍に配下になるよう誘われるが断る。

979絆は種族を超えて-7(修正):2019/04/14(日) 15:22:32
悪魔将軍「―?何やら、外が騒がしいな」
ぬらりひょん「朱の盆。様子を見て来い!」
朱の盆「は、はい!・・・・うわぁぁぁ!!」

真吾少年に迫っていた悪魔将軍は、外が騒がしい事に気が付き、
ぬらりひょんは朱の盆に様子を探らせに行かせる。命令に従った
朱の盆は様子を見に行くが、大声を上げて戻って来た。

ぬらりひょん「どうしたというのだ、朱の盆!」
???「やはり、お前が絡んでいたのか、ぬらりひょん!」
ぬらりひょん「...その声は鬼太郎か!」

通路から現れたのは、外でパズズを倒した鬼太郎達だった。
宿敵である鬼太郎が現れ、ぬらりひょんは苦虫を潰したような顔をする。

百目「悪魔くん!」
真吾「ひゃ...百目。幽子ちゃん...来てくれたんだね」
百目「勿論だモン!」

悪魔将軍の恐怖に怯んでいた真吾少年だが、百目と幽子が
助けに来てくれた事に安堵する。

目玉おやじ「彼が、悪魔くん...埋もれ木真吾君という少年か!」
鬼太郎「真吾君を返してもらうぞ!」
悪魔将軍「そうはいかん...」
シレーヌ「この少年は、我らデーモン族...悪魔がこの世を支配する為に
 必要な存在なのだ。邪魔立てはさせぬぞ!」
一反「何か、おっかないのがいるバイ...!」ガクガク

真吾少年を返すように鬼太郎が迫るが、悪魔将軍やシレーヌが阻む。
一反木綿は、悪魔将軍達から発する気迫に体を震わせる。

デミトリ「奴はもしや...」
飛影「サタンの化身といわれる悪魔超人のボス...悪魔将軍か。
 ふっ...面白い奴が絡んでいたようだな」
悪魔将軍「魔界の貴族、デミトリ・マキシモフにモリガン・アーンスランド...
 それに暗黒武術会の優勝チームのメンバーの1人、飛影か。ゲゲゲの
 鬼太郎だけでなく、この様な者達まで来るとは...どの様な意図があって
 ここに来たかは分からないが、貴様達も我が配下となり、共に人間共を
 支配しようではないか!」

悪魔将軍という強敵を前に、強者と戦う事を望む飛影は不敵な
笑みを浮かべる。悪魔将軍は、デミトリ達に配下に加わるよう、
誘いを持ちかける。

飛影「ほう...」
モリガン「あら、私を誘ってくれるなんて嬉しいわ。けど...人間を支配するとか、
 興味ないのよ。私...」
デミトリ「人間がどうなろうと、私には関係の無い事だが、この私を配下に加えるだと...
 私の望みは『支配』だ...私は誰の下にも付かん!」
飛影「同感だ。それよりも、俺は貴様と戦ってみたいと思うのでな」

悪魔将軍に誘われるデミトリ達だが、それぞれ、その誘いを断る。

980絆は種族を超えて-8:2019/04/14(日) 15:24:42
真吾少年や美樹を助け出すべく、悪魔将軍やぬらりひょん、シレーヌに
立ち向かう、鬼太郎やデビルマン達。その配下の妖怪やデーモン族、
地下超人を相手に奮闘していた。

鬼太郎「今すぐ、真吾君を解放しろ!ぬらりひょん」
ぬらりひょん「この儂が解放すると思うか、鬼太郎!」

鬼太郎は自身の髪の毛針を槍の様に伸ばし、ぬらりひょんも
仕込み刀で応戦していた。

モリガン「あなたが相手をしてくれるのかしら?」
シレーヌ「ほざけッ!」
モリガン「ふふっ、踊りましょう!」

モリガンはシレーヌと対峙。シレーヌは両腕を切り離し、ブーメランの
様にモリガンに向けて飛ばす。それをモリガンは踊る様に回避していく。

百目「悪魔くんを返すだもーん!」
氷村「おっと、させねえぜ!ぐぉぉぉ!!」
幽子「きゃぁー!」
真吾「百目!幽子!」

真吾少年を助けようと百目と幽子が駆け寄るが、その前に氷村が
立ち塞がり、正体である妖獣ヒムラーに変身すると、その鋭い爪で
斬りつけてくる。

飛影「ふんっ!」
ヒムラー「むっ...俺の攻撃を止めるとは、やるなあ!」
飛影「雑魚ばかりで飽きてきた所だ。相手をしてもらうぞ!」
百目「あ、ありがとう何だモン!」
飛影「...離れていろ。邪魔だ」
百目「う...うん(何だろう?僕と同じ様な...そうじゃないような感じがするモン?)」

ヒムラーの攻撃を飛影が止める。助けられた百目は飛影から、
同じ百目族みたいな気配を感じ取るが、飛影が魔界整体師、時雨によって
【邪眼】を身に着けた事を百目は知らない。

悪魔将軍「向こうは盛り上がっているようだな。では、デビルマンよ。
  我々も戦いを始めるとしよう」
デビルマン「だったら、俺から仕掛けさせてもらうぜ!オラァ!」

鬼太郎達が奮闘している一方、悪魔将軍とデビルマンも戦いを開始する。
早速デビルマンが悪魔将軍に殴りかかったが、悪魔将軍はビクともしなかった。

悪魔将軍「バゴア、バゴア!俺は体の硬度を自由自在に変える事が出来る。
 今、自分の体をダイヤモンドに変えたのだ!」
デビルマン「何だとぉ〜!」

悪魔将軍は、その能力で自分の体をダイヤモンドに変える。流石のデビルマンも
ダイヤモンドには歯が立たなかった。

悪魔将軍「それに今の俺はこんな事も出来るのだ!ムン!」
デビルマン「指先から炎だと!」

悪魔将軍は指先から炎を出してデビルマンに攻撃。さらに続けて
強風を起こしたり、雷を出してデビルマンを攻撃した。

真吾「...あれはユルグの炎!それに鳥乙女のピンクハリケーンに
 メフィスト2世の雷!」
百目「12使徒の皆の力が使えるのかモン!?」
悪魔将軍「その通り!俺は身体に取り込んだ者の能力や技を使う事が出来るのだ!」
デビルマン「何だって!」

悪魔将軍が使う技は、仲間である12使徒の技や能力である事に気が付く真吾少年に
悪魔将軍は自身の能力を明かす。

真吾「皆を助けないと...ソロモンの笛なら!」

悪魔将軍が仲間達の能力を使うのを見て、悪魔将軍に吸収された
12使徒達を助けたいと思う真吾少年は、ソロモンの笛の力なら、
解放できるかもしれないと考えるが身動きがとれなかった。
そんな時、何かが近づく音が聞こえる。

981絆は種族を超えて-8:2019/04/14(日) 15:25:39
一同は近づいてくるの物に警戒していると、突如、刀で斬ったかの様に
壁が切断され、大きな音と共に壁が崩れると、大きな車両が出現する。

一護「ここが鬼太郎っていう妖怪がいる場所か?」
ザ・ニンジャ「左様。間違いないでござる」

車両―【龍亀一號】の屋根の上から死神の姿となった一護と
ザ・ニンジャが降りてくる。先程の事は一護が斬魄刀で壁を斬って
壊したのであった。

子泣き「待たせてしまったのう、鬼太郎」
砂かけ「大丈夫か、皆!?」
目玉おやじ「おお、砂かけ達も一緒じゃったか!」
鬼太郎「一体、これは?」
夜行「この人間達に連れてきてもらったんじゃ」

龍亀一號から鬼太郎の仲間である砂かけ達も降りてくる。鬼太郎は
突然の出来事に戸惑うが、夜行は自分達を連れて来た零児達を
引き合わせる。

零児「日本の特務機関【森羅】の有栖零児だ。閻魔大王から埋もれ木真吾少年を
 助けだす為、ゲゲゲの鬼太郎の援軍として派遣されてきた」
小牟「ワシらが来たからには、安心するがよいぞ♪」

零児は鬼太郎に、自分達が閻魔大王の命で来た事を手短に話す。

デミトリ「また貴様達か...」
モリガン「つくづく縁があるようね。私達」
零児「デミトリにモリガン!来ていたのか」
小牟「まぁ、こうなると思っていたがのう...」

過去の事件で零児達と共に解決したデミトリとモリガンだが、
何度も遭遇している事に、デミトリはやや呆れていた。

飛影「浦飯...貴様も来たのか」
幽助「何だよ。飛影も来ていたのかよ!奇遇だな」

そして幽助も飛影と再会する。幽助は気軽に飛影に声を掛けた。

ぬらりひょん「...なるほど。貴様らが【逢魔】の連中と敵対している
 森羅という組織か」
零児「なぜ逢魔を知っている。まさか、この件に逢魔も関わっているのか!」
ぬらりひょん「ふふふ。我ら日本妖怪や西洋妖怪...多くの妖怪や物の怪は、
 ある“御方”の下、妖怪帝国を築いたのだ!逢魔もその一員よ」
小牟「妖怪帝国じゃと!」
ルキア「...そういえば、妖怪帝国なる組織が虚(ホロウ)を取り込んで、
 不穏な動きをしているという噂を魂尸界で耳にした事がある。
 まさか本当だったとは...!」

ぬらりひょんは森羅の敵対組織である逢魔が妖怪帝国の一員である事を
話す。そしてルキアは魂尸界で聞いた妖怪帝国についての噂を思い出した。

零児「これは、詳しく事情を聞く必要があるようだな。裏嶋博士、龍亀一號を
 下げて待機してくれ」
裏嶋「ええ、戦闘は任せるわ。龍亀一號もメンテナンスが必要だし」
ねずみ男「じゃあ、お姉サマはこの僕がお守りします!」
砂かけ「お前さんを置いておけるか!こっちに加勢せい!」
ねずみ男「そんなぁ〜(泣」
夜行「鬼太郎。儂は裏嶋博士と、メンテナンスをしておる。頑張るのじゃぞ!」
鬼太郎「分かった。夜行さん!」

逢魔の事を詳しく聞くため、零児は愛用の拳銃である「金(ゴールド)」を
構える。そして龍亀一號のメンテナンスを行うべく、裏嶋が下がる事になり、
ねずみ男もついて行こうとしたが、砂かけに止められた。そしてメンテナンスには
夜行が手伝う事になる。

悪魔将軍「...話は終わったか?何人掛かってこようが、我が【地獄の断頭台】の
 餌食にしてくれよう」
ザ・ニンジャ「悪魔将軍!...その姿、やはり12使徒と見えない学校を吸収したか」
悪魔将軍「悪魔六騎士の1人、ザ・ニンジャよ。今一度、我が軍門に戻る気になったか?」
ザ・ニンジャ「無論、その様な事は毛頭ないでござる!悪魔将軍...いや、サタンの
 化身よ、悪魔くんの仲間である12使徒達を解放し、今一度地獄へお帰りになって
 もらうでござる!」

一度は悪魔六騎士の1人として、悪魔超人の軍門に降ったザ・ニンジャは、正義超人に
目覚めた者として、悪魔将軍に立ち向かう。

デビルマン「誰だか知らねえが、奴(悪魔将軍)は俺の獲物だ。邪魔をするんじゃねえ!」
零児「奴は?」
鬼太郎「僕らもよく知らないのですが、デビルマンというデーモン族の悪魔ですが、
 どうやら、あそこで捕まっている女性を助けようと戦っているんです」

デビルマンは美樹を助け出す為、現れた零児達に「悪魔将軍を倒す邪魔をするな」と
睨みつける。デビルマンの事を知らない零児は鬼太郎に聞くと、鬼太郎はデビルマンが
人間の女性、牧村美樹を助ける為に戦っている事を話す。

悪魔将軍「今度こそ、話は終わったようだな...では、戦いの続きだ!」

零児達が鬼太郎達に合流し、後半戦が始まるのであった。

982絆は種族を超えて-8:2019/04/14(日) 15:26:31
◯鬼太郎→ぬらりひょんを相手に戦う。
◯砂かけばばあ→鬼太郎達に合流する。
◯子泣きじじい→鬼太郎に合流する。
◯ねずみ男→裏嶋についていこうとするが、砂かけに引き留められる。
◯夜行さん→裏嶋のメンテナンスを手伝うべく、戦いの場から下がる。
●ぬらりひょん→鬼太郎を相手に戦い、零児達に逢魔が妖怪帝国の
   一員になっている事を明かす。
◯モリガン・アーンスランド→シレーヌを相手に戦う。
◯飛影→百目を助け、ヒムラーを相手に戦う。
◯浦飯幽助→鬼太郎達に合流し、飛影と再会する。
◯埋もれ木真吾→悪魔将軍が12使徒の技を使っている事に気が付く。
◯百目→真吾を助けようとするが、ヒムラーの攻撃を受ける。そこを
  飛影に助けられる。
◯幽子→真吾を助けようとするが、ヒムラーの攻撃を受ける。そこを
  飛影に助けられる。
◯デビルマン→悪魔将軍を相手に戦う。
●シレーヌ→モリガンを相手に戦う。
●氷村巌/ヒムラー→元の姿に戻り、百目と幽子を攻撃。飛影を相手に戦う。
●悪魔将軍→吸収した12使徒の技で、デビルマンを攻撃する。
◯ザ・ニンジャ→鬼太郎達に合流する。
◯黒崎一護→斬魄刀で壁を破壊する。
◯朽木ルキア→妖怪帝国の噂を思い出す。
◯有栖零児→鬼太郎達に合流する。
◯小牟→鬼太郎達に合流する。
◯浦嶋千鶴→鬼太郎達に合流し、龍亀一號のメンテナンスをする為、
   夜行と共に戦いの場から下がる。

983絆は種族を超えて-9:2019/04/14(日) 15:27:51
戦闘が再開し、龍亀一號の所へ数体のデーモン族が迫るが、幽助、
一護、ルキア、チャド、井上が龍亀一號の前に立つ。

一護「井上!お前は博士達を守ってくれ」
井上「分かった。黒崎君!」
ヘンゲ「俺の名はヘンゲ。デーモン族の恐ろしさを味わってもらおう!」
ゲルゲ「同じく、ゲルゲ!」
ベトラ「同じく、ベトラ!」
ロクフェル「俺の名はロクフェル!」
幽助「へっ!雑魚が何体こようが蹴散らしてやるぜ」
ヘンゲ「何だとぉ!この人間風情がっ!バォォォン!!」

一護は井上に裏嶋達を守る様、指示を出す。幽助はヘンゲ達デーモン族の
妖獣を相手に挑発し、怒ったヘンゲは自身の姿をマンモスに変え、他の妖獣達と
共に一斉に襲い掛かる。

一護「ハァァ!」ズバァ
チャド「巨人の一撃(エル...ディレクト)!」
ルキア「舞え...【袖白雪】」
幽助「レイガァァン!」
ヘンゲ&ゲルゲ&ベトラ&ロクフェル「「「「ギャァァァァ!!!!」」」」

一斉に襲い掛かったヘンゲ達だったが、一護は【天鎖斬月】で一刀に斬り、
ルキアは自身の斬魄刀である【袖白雪】で凍らせ、チャドは霊子を纏った
パンチ【巨人の一撃】を繰り出し、そして幽助は指先から霊力を撃ちだす
【霊丸】であっという間に葬った。

ヘンゲ「ば...馬鹿な...」
幽助「ケッ!やっぱり雑魚じゃねえか」

デビルマンならいざ知らず、只の人間と思って舐めていたヘンゲ達だったが、
これまで多くの強敵と戦ってきた幽助や一護達にとっては最早、只の雑魚でしか
なく、ヘンゲ達はそのまま息絶える。

シレーヌ「ヘンゲ達が!おのれぇ〜!」
モリガン「あら?まだダンスは終わってないわよ。ソウルフィスト」
シレーヌ「ぐぅぅ!」
モリガン「続けて...バルキリーターン!」
シレーヌ「ぐわぁ!」
モリガン「フィニッシュは...ダークネスイリュージョン!!」
シレーヌ「ぐわぁぁぁぁ!」

ヘンゲ達が一護達に倒された事に動揺するシレーヌだが、モリガンの
ソウルフィスト、バルキリーターン、ダークネスイリュージョンと立て続けに
技のラッシュを喰らい、大ダメージを受けてしまう。

シレーヌ「うぅ...ダメージを受け過ぎたか。仕方が無い、撤退だ」
モリガン「あらあら、もう終わりなのね」

ダメージを受け過ぎたので、撤退する事を決めたシレーヌは、自身の
身体を蝶に変えて、その場から消える。モリガンはバトルが終わった事に
残念そうな事を口にするが、表情とかは、残念とは思ってなさそうだった。

984絆は種族を超えて-9:2019/04/14(日) 15:29:29
ヒムラー「チィ!シレーヌめ...逃げやがったか」
飛影「どこを見ている...貴様の相手は俺だ!」ザシュ
ヒムラー「ぐわぁぁ、俺の腕がぁぁぁ」

飛影と戦っていたヒムラーはシレーヌが撤退した事の隙をつかれ、
その腕を手刀で切り落とされてしまう。

ヒムラー「ぐぅぅぅ、こうなれば仕方が無い。俺も撤退だ!」

ヒムラーは黒煙を周囲にまき散らし、闇にまぎれて撤退をしようとする。

百目「何にも見えないモン!」
ヒムラー「(今の内に...)」
飛影「無駄だ...邪王炎殺剣!」
ヒムラー「何だとォ!ギャァァァ!」

逃げようとしたヒムラーだが、飛影は額の邪眼を開き、その姿を捕え、
自らの妖気と炎を融合させて作りだした剣、【邪王炎殺剣】でヒムラーを
真っ二つに斬り、ヒムラーは消滅する。

百目「...ハッ!悪魔くーん!」
幽子「大丈夫!?悪魔くん」
真吾「...何とか大丈夫だよ。ありがとうございます。ええと...飛影さん」
飛影「フン...偶々だ」

ヒムラーが倒され、黒煙が晴れると百目と幽子は真吾少年の下に駆け寄り、
ついに真吾少年は助け出される。真吾少年は飛影に助けてもらったお礼を
言うが、飛影は素っ気ない返事をした。

ぬらりひょん「むぅ...デーモン族は皆全滅してしまったか!」
鬼太郎「これ以上の戦闘は無意味だ。どうする、ぬらりひょん!」
零児「おとなしく、貴様の知っている情報を吐いてもらうぞ」

一方、鬼太郎達とぬらりひょんの戦いに零児と小牟が加わる。
デーモン族も全滅し、鬼太郎と零児はぬらりひょんに降伏を迫る。

ぬらりひょん「まだ終わらぬわ!朱の盆、貴様も隅っこで縮こまっておらんで
 儂を助けぬか!」
朱の盆「ハ、ハイィィ!うおぉぉぉぉ!」
猫娘「ニャァァァ!」
朱の盆「ぎゃぁぁぁぁ!」

だが戦闘を辞めないぬらりひょんは、隅の方で震えていた朱の盆を
焚き付ける。主であるぬらりひょんの命令で朱の盆は鬼太郎達に
向かって突撃するが、猫娘に顔中をひっかけられ、またぬらりひょんの
元へ戻る。

ぬらりひょん「ええい、ならばコイツらならどうだ!」

朱の盆の不甲斐無さに呆れつつ、ぬらりひょんは鬼太郎達に対し、
更に妖怪達を差し向ける。現れたのは、一つ目をした大勢のマネキン
人形―廃棄されたマネキン人形が妖怪化したマネキン妖怪達が姿を現す。

ねずみ男「どっひゃぁー!いっぱい出たぁ〜!」
目玉おやじ「おそらく、あのマネキン人形たちは付喪神の一種である
 妖怪じゃな!」

大勢のマネキン妖怪が現れ、ねずみ男は驚き、目玉おやじは分析を行う。
そしてマネキン妖怪が一斉に襲い掛かり、鬼太郎達はそれらを相手をする。

マネキン妖怪「ヒッヒッヒ...」
零児「面倒だ。小牟、行くぞ!金(ゴールド)、柊樹(ハリウッド)」
小牟「任せろ、零児!ショックウェーブ!」

襲い掛かってくるマネキン妖怪達に零児と小牟は一掃しようと、
零児はまず愛用の銃である金(ゴールド)と柊樹(ハリウッド)を撃ちこむ。
そして小牟は、ショックウェーブでマネキン妖怪達を封じ込む。

小牟「巫女みこ、ナース、やっぱこっちじゃろう、つやつやたまご肌!
 仙狐攻絞法奥義【狐主封霊】(コスプレ)!今回も取り揃えておるぞ」

封じ込んだマネキン妖怪達を相手に小牟は巫女、ナース、スクール水着、
バスタオル姿、そして最後はウェディングドレスの姿となり、そのまま倒してしまう。
これが小牟の持つ仙狐攻絞法奥義、狐主封霊(コスプレ)である。

子泣き「ほほ〜、中々似あっておるのう!」
砂かけ「これ、鼻の下を伸ばすでない!」
猫娘「(私もコスプレしたら、鬼太郎を振り向かせる事が出来るかしら...)」

小牟の繰り出した技を見て、子泣きじじいや猫娘達は各々、反応する。
そしてマネキン妖怪達は一掃したが、何時の間にかぬらりひょんと朱の盆は
その場からいなくなっていた。

985絆は種族を超えて-9:2019/04/14(日) 15:30:30
◯浦飯幽助→ヘンゲ達デーモン族を倒す。
◯飛影→邪王炎殺剣でヒムラーを倒す。
◯黒崎一護→ヘンゲ達デーモン族を倒す。
◯朽木ルキア→ヘンゲ達デーモン族を倒す。
◯茶渡泰虎→ヘンゲ達デーモン族を倒す。
◯井上織姫→一護から裏嶋達を守る様、指示を受ける。
◯モリガン・アーンスランド→シレーヌとの戦闘で勝利する。
◯埋もれ木真吾→飛影によって助けられる。
◯百目→真吾に駆け寄る。
◯幽子→真吾に駆け寄る。
●マネキン妖怪→鬼太郎達に襲いかかるが倒される。
◯鬼太郎→零児と協力してぬらりひょんを相手に戦う。
◯猫娘→朱の盆の顔を引っ掻く。
●ぬらりひょん→マネキン妖怪を鬼太郎達を相手に繰り出し、撤退する。
●朱の盆→ぬらりひょんの命令で突撃するが、猫娘に顔を引っ掻かれる。
◯有栖零児→マネキン妖怪を倒す。
◯小牟→奥義・狐主封霊でマネキン妖怪を倒す。
●ヘンゲ→一護達に倒される。
●ゲルゲ→一護達に倒される。
●ベトラ→一護達に倒される。
●ロクフェル→一護達に倒される。
●シレーヌ→モリガンとの戦闘でダメージを受け、撤退する。
●ヒムラー→飛影との戦闘で撤退しようとするが倒される。

【今回の新登場】
●妖獣ゲルゲ(TVアニメ版デビルマン)
 竜巻の様に回転しながら、飛行機や新幹線を溶かす事が出来る妖獣。
 その正体はナメクジ妖獣で、塩分が弱点。

●妖獣ベトラ(TVアニメ版デビルマン)
 ムササビの様に飛行する妖獣。特殊な蜘蛛を産みだし、人間の体内に
 侵入させる事で、人間を凶暴化させる事ができる。口から糸を吐き、鋭い
 爪や電気ショックを用いて戦う。

●妖人ロクフェル(TVアニメ版デビルマン)
 デーモン族の刺客で、背の高い大男の姿をしている。怪力と口から炎を吐く事が出来る。
 ゼノンの命令でザンニンの指揮下に入るが、不服に思っている。実はろくろ首の様に首を
 伸ばす事が出来、首の部分にもう一つ顔がある。

●マネキン妖怪(モノクロ実写版 悪魔くん)
 捨てられたマネキン人形が妖怪化。顔が一つ目になっているのが特徴で、
 人間をマネキン人形に変える能力を持つ。

986絆は種族を超えて-10:2019/04/14(日) 15:32:38
鬼太郎や零児達の活躍で、デーモン族とぬらりひょん率いる妖怪達は倒された。
一方、デビルマンは悪魔将軍と熾烈な戦いを続けていた。

デビルマン「はぁ...はぁ...全然ビクともしねえや」
デミトリ「ならば、次は私が奴の相手をしよう。カオスフレアァ!」

悪魔将軍を攻撃するデビルマンだが、次第に息を切らしてしまう。
そこでデミトリが勝負に割って入り、カオスフレアを悪魔将軍に向けて
繰り出す。

悪魔将軍「流石は魔界の大貴族。なかなかの攻撃だ。ふむ...
 痛みを感じないとはいえ、少しダメージを負い過ぎたか。
 ならばそろそろ...」
小牟「ムッ!あれは...!?」
零児「知っているのか、小牟!」
小牟「あれはヨガのポーズ...悪魔将軍はヨガのポーズをする事で
 身体に受けたダメージを回復させる事ができるのじゃ!」

デミトリのカオスフレアを受けた悪魔将軍はヨガのポーズをとる。
悪魔将軍はヨガをポーズをとることで、体に受けたダメージを回復できるのであった。
プロレス好きな小牟は超人プロレスにも精通しており、悪魔将軍に関する知識を
話す。

悪魔将軍「では、こちらの番だ。竜巻大回転!」
デビルマン「うぅ...」
悪魔将軍「続いて、体重移動魔法!」
デミトリ「この様な攻撃で...屈するものか!」

悪魔将軍はサシペレレの竜巻大回転で、竜巻を起こしてデビルマンを
苦しめた後、デミトリに組みつき、象人の体重移動魔法で体重を重くして、
伸し掛かる。

真吾少年「また皆の技を...!」
ザ・ニンジャ「やはり、悪魔将軍を倒すには、取り込まれた十二使徒達を
 解放しなければ...!ソロモンの笛の奪還をするしか手はあるまい!」

ザ・ニンジャは悪魔将軍に取り込まれた十二使徒達を助けだそうと、
ソロモンの笛を取り返す事を決める。ソロモンの笛が置かれている場所には
地下超人達が待ち構えていた。

地下超人A「ここで、手柄を立てれば俺達は悪魔超人軍団の幹部だ!」
地下超人B「ソロモンの笛は渡さんぞ!」
ザ・ニンジャ「拙者に立ち向かってくるか...ならば、かつて悪魔六騎士の
 1人だった拙者の忍術を特と見よッ!」

ザ・ニンジャは、その俊敏さと忍法を繰り出し地下超人達を蹴散らしていく。

真吾「うぅ...いつまでも倒れている訳にはいかない。僕も戦う!」
幽子「悪魔くん...」
百目「その身体で、大丈夫なのかモン?」
井上「だったら、私が回復させてあげる。舜桜、あやめ。双天帰盾・
 『私は拒絶する』」

敵に捕まり弱っていた真吾少年だが、悪魔将軍に取り込まれた仲間を
助け出す為、自分も戦おうと立ち上がる。百目と幽子は心配するが、
見かねた井上が盾瞬六花の能力の一つである回復技【双天帰盾】を使う。
これにより、真吾少年は心身ともに回復した。

真吾「すごい。さっきまで、あんなに体が弱っていたのに、力が漲ってくる」
鬼太郎「よし、僕達もソロモンの笛を取り返すぞ!」

987絆は種族を超えて-10:2019/04/14(日) 15:33:48
回復した真吾少年と共に、鬼太郎達は襲い掛かる地下超人達を
蹴散らしていく。

地下超人「逃がさんぞ!」
ねずみ男「ヒィ〜〜お助け〜!」ブゥ〜〜
地下超人「くさ〜〜〜〜!!」
ねずみ男「あっ!助かった?」

地下超人達に囲まれたねずみ男だったが、その強力な屁をした事で、
臭いを嗅いだ地下超人達はあまりの臭さに気絶した。

真吾「タロット手裏剣!」
地下超人「ぐわぁ!」

真吾少年もタロットカードを手裏剣の様に飛ばし、地下超人を倒していく。

地下超人「貴様ァ!」
百目「あぶない、悪魔くん!」
幽子「照魔境ー!」
地下超人「うぅ...まぶしい!」
ザ・ニンジャ「てりゃぁ」
地下超人「ぐわぁ...」

真吾少年の背後から他の地下超人が襲い掛かって来たが、百目と
幽子が喰い止め、ザ・ニンジャが倒した。

真吾少年「ありがとうございます」
ザ・ニンジャ「いや礼は後でござる。さ、今の内にソロモンの笛を...」

真吾少年はザ・ニンジャにお礼を言おうとするが、今はその時では無い
としてザ・ニンジャは礼を受け取らなかった。そして彼らの奮闘により、
真吾少年はソロモンの笛をついに取り戻す。

悪魔将軍「いかん、ソロモンの笛が!」
デビルマン「おっと...」
デミトリ「貴様の相手は...」
デビルマン&デミトリ「「俺(私)だ!!」」
悪魔将軍「ぬぅぅ...」

真吾少年の手にソロモンの笛が戻った事で動揺する悪魔将軍は
取り返そうとするが、デビルマンとデミトリが阻む。

真吾「...(皆、今助けるよ)」

♯〜♪〜♭〜♯〜

猫娘「綺麗な音色...」
井上「とても優しい感じがする...」

真吾少年は悪魔将軍に取り込まれた十二使徒達に届く様に、
想いを込めてソロモンの笛を吹く。その音色に猫娘や井上など
心が心地よくなっていくのを感じた。

悪魔将軍「うぅ...その演奏をや、やめろ...」
目玉おやじ「おお、悪魔将軍が苦しみ始めたぞ!」
零児「やはり、悪魔将軍にはソロモンの笛は友好か」

悪魔将軍はソロモンの笛の音色を聞いて、苦しみだす。
邪悪なサタンの化身である悪魔将軍には、ソロモンの笛の音色は
酷い騒音を聞いているような感じになるのであった。

988絆は種族を超えて-10:2019/04/14(日) 15:34:54
メフィスト老「うぅ...この音色は?」
メフィスト二世「これは...ソロモンの笛?」
ヨナルデ「悪魔くんじゃ...悪魔くんがわし達の為に吹いておるのであーる」
鳥乙女「悪魔くん...」
象人「悪魔くん...」
家獣「バウー」
赤ピクシー&青ピクシー「「悪魔くん...」」
ユルグ「悪魔くん...」
妖虎「悪魔くん...」
サシペレレ「悪魔くん...」
こうもり猫「悪魔くん...」

そしてソロモンの笛の音色は悪魔将軍に取り込まれたメフィスト老や
メフィスト二世達、十二使徒にしっかりと伝わっていた。そして皆、
掛け替えのない仲間、悪魔くんを思い浮かべる。そして、皆の気持ちが
1つとなり、奇跡が起きる。

悪魔将軍「こ、これは...!」
幽助「おいおい、何か光り出したぞ!」
幽子「この感じ...」
百目「分かるモン!これはメフィスト二世達、皆がやっているんだモン!」
悪魔将軍「ぬぅぅ...や、やめろぉぉぉぉ!」

悪魔将軍の身体が突如として光り出す。幽子と百目は、これは取り込まれた
仲間達が起こしている事に気付く。そして、最大限に光を放つと、悪魔将軍の
中から、メフィスト老、メフィスト二世、ユルグ、妖虎、鳥乙女、こうもり猫、
象人、家獣、サシペレレ、ヨナルデパズトーリ、ピクシーが出現し、真吾少年の
前に降りてくる。

真吾「皆...」
メフィスト二世「サンキューだぜ、悪魔くん」
ヨナルデ「悪魔くんのおかげでわしらは悪魔将軍の呪縛から
 解放されたのであーる」
幽子「本当に...よかった」
百目「皆、無事に戻ってきて嬉しんだモーン!」
メフィスト二世「百目も幽子も、頑張ったな!」

真吾少年や十二使徒は、涙を浮かべながら無事に再会できた事を
喜び合う。

鬼太郎「よかったですね。父さん」
目玉おやじ「うむ。そうじゃのう」
ザ・ニンジャ「そういえば、十二使徒以外にも見えない学校も
 悪魔将軍に取り込まれた筈だが...何処に?」
ヨナルデ「その心配は必要ないのであーる。何故なら、わし達が
 悪魔将軍から脱出した時、見えない学校は、元の結界の場所へ
 転移したのであーる!」

取り込まれた見えない学校の姿が見えない事に疑問を抱いた
ザ・ニンジャに対し、ヨナルデパズトーリは見えない学校が元の場所へ
戻った事を話す。

悪魔将軍「うぅ...」
デビルマン「どうやら、あの連中がいなくなった事で、てめぇは
 ひどく弱くなったみてえだな」
デミトリ「貴様から受けた屈辱、晴らさせてもらうぞ」
零児「地下超人達も全て倒した。後は貴様だけだ」
小牟「これだけの人数じゃ。年貢の納め時じゃぞ」
悪魔将軍「うぅ...俺は恐怖の将、悪魔将軍。悪魔超人の支配者である
 俺が、こんな所で敗れてたまるかぁ!」

弱体化した悪魔将軍にデビルマン達が迫るが、悪魔将軍は負けじと
立ち上がる。

真吾「まだ、立ち上がるのか!?」
悪魔将軍「こうなれば、この場所で貴様達に敗れた妖怪、デーモン族、
 地下超人の怨みをパワーを取り込み、我が力とする!」

周囲の倒された妖怪やデーモン族、地下超人の身体から怨みの籠った
エネルギーが現れ、立ち上がった悪魔将軍の元に集まっていく。
そのパワーを吸収し、悪魔将軍は巨大なエネルギーの姿に変わるのであった。

悪魔将軍「今度こそ、貴様達の命を奪い、その力を我が糧とする!」
真吾「そうは行かない。メフィスト達を取り戻したんだ。もうお前に取り込ませたりしない!」
メフィスト二世「おう。散々俺達の力を使いやがったんだ。その礼を
 たっぷりさせてもらうぜ!」
メフィスト老「うむ。儂も今回の事は腹に据えかねておる。我が魔力を受けてみよ!」
零児「ぬらりひょんには逃げられたが、貴様の知っている事を話してもらうぞ」
幽助「ぶちのめしてやるぜ!」
一護「覚悟しな」
デビルマン「美樹は返してもらうぜ!」
鬼太郎「さぁ、行くぞ!悪魔将軍」

怨みのエネルギーを取り込んだ悪魔将軍を真吾少年達は果たして
倒す事が出来るのか...。

989絆は種族を超えて-10:2019/04/14(日) 15:36:39
◯埋もれ木真吾→ソロモンの笛を取戻し、悪魔将軍から十二使徒達を解放する。
◯百目→メフィスト二世達との再会を喜ぶ。
◯幽子→メフィスト二世達との再会を喜ぶ。
◯メフィスト老→真吾少年によって悪魔将軍から解放される。
◯メフィスト二世→真吾少年によって悪魔将軍から解放される。
◯ユルグ→真吾少年によって悪魔将軍から解放される。
◯妖虎→真吾少年によって悪魔将軍から解放される。
◯ヨナルデパズトーリ→真吾少年によって悪魔将軍から解放される。
◯ピクシー→真吾少年によって悪魔将軍から解放される。
◯象人→真吾少年によって悪魔将軍から解放される。
◯家獣→真吾少年によって悪魔将軍から解放される。
◯サシペレレ→真吾少年によって悪魔将軍から解放される。
◯鳥乙女ナスカ→真吾少年によって悪魔将軍から解放される。
◯こうもり猫→真吾少年によって悪魔将軍から解放される。
◯鬼太郎→ソロモンの笛を取り戻す為、戦う。
◯ねずみ男→襲ってきた地下超人達に屁をくらわす。
◯デビルマン→悪魔将軍と戦う。
◯デミトリ・マキシモフ→悪魔将軍と戦う。
◯小牟→悪魔将軍がヨガのポーズでダメージを回復出来る事を話す。
◯井上織姫→真吾を回復させる。
◯ザ・ニンジャ→ソロモンの笛を取り返す為、地下超人と戦う。
●悪魔将軍→十二使徒が真吾少年によって解放された事で弱体化するが
  妖怪、デーモン族、地下超人の恨みのパワーを吸収してパワーアップする。

990絆は種族を超えて-11:2019/04/14(日) 15:38:50
怨みのエネルギーを吸収し、パワーアップをした悪魔将軍を相手に
真吾少年は復活した十二使徒や鬼太郎、デビルマン達と共に、熾烈な
戦いを繰り広げる。

メフィスト二世「よくも、コケにしやがって!」
メフィスト老「ゆくぞ、せがれよ!」
メフィスト二世「応、親父。魔力・冷凍冬眠!」
メフィスト老「魔力・絶対零度!」

メフィスト親子は、それぞれ「魔力・冷凍冬眠」と「魔力・絶対零度」を使い、
悪魔将軍を凍らせようとする。

悪魔将軍「むぅ...この様な攻撃で怯むものか...!」
ルキア「ならば、私も手を貸そう。次の舞...白漣!」

メフィスト親子の攻撃にビクともしない悪魔将軍に、ルキアは【次の舞 白漣】を使い、
冷気を津波の様に押し寄せ、メフィスト親子の攻撃に加勢する。

妖虎「氷の次は、炎をお見せしよう。行くぞ、ユルグよ」
ユルグ「ああ、妖虎。オーエッサムコー!」

ユルグは呪文を唱え、青白い狐火を作り放つ。そして妖虎は老人の
姿から、虎に姿を変えて体内のアルコールを用いて炎を吐き、ユルグの
狐火と合わさって、特大な火炎攻撃をぶつける。

飛影「炎か...なら、俺の炎を見よ。邪王炎殺黒龍波ッ!」
悪魔将軍「魔界の炎の黒龍か!」

ユルグと妖虎の火炎攻撃に、飛影も自らの最終奥義である邪王炎殺
黒龍波を放ち、魔界の炎の黒龍を召喚して、悪魔将軍にぶつけた。
さすがの悪魔将軍も黒龍には苦戦する。

デビルマン「よくも美樹を、こんな場所に連れてきやがって...」
悪魔将軍「貴様を葬った後、あの女も一緒にあの世へ送ってやるわッ!」
デビルマン「美樹に手を出すんじゃねえ!デビルビィィム!」
幽助「俺も行くぜ。霊ガァァァン!」
チャド「...エル・ディアブロォ!」

牧村美樹はソロモンの笛を取り戻した時に保護され、龍亀一號で
眠っている。そして美樹を危険な目に合せた怒りを悪魔将軍にぶつけようと
強力な熱光線、デビルビームをぶつける。そこに幽助の霊丸、チャドの
エル・ディアブロも合わさり、強力なパワーとなった。

零児「悪魔将軍!ぬらりひょんが言っていた“あの御方”とは誰だ!」
悪魔将軍「フッフッフッ...奴はいずれ動き出す。その時が来れば
 知る事が出来るであろう。だが、その前に俺が貴様達を葬る!」
小牟「ええい、勿体つけおって!」

零児は悪魔将軍と戦いながら、ぬらりひょんが言っていた妖怪帝国を
立ち上げた人物の事を問い質すが、悪魔将軍は答える気は無く、
小牟は苦虫を潰したような顔をする。

モリガン「エネルギーの体っていうと、パイロンを思い出すわね」
デミトリ「何であろうと、勝つのは私だ」
悪魔将軍「我が配下に加わらないのであれば、貴様達も我が肉体の
 一部にしてくれようぞ」
モリガン「あらあら。身体を重ねるのならば、お相手してあげてもいいわよ」
デミトリ「くだらん...さっさと始末をするぞ」

肉体を取り込もうとする悪魔将軍に対し、デミトリとモリガンは分身攻撃や
カオスフレアを繰り出していく。

991絆は種族を超えて-11:2019/04/14(日) 15:40:30
一護「オラァ!」
悪魔将軍「その刀に黒の装束...尸魂界の死神か?その霊力、
 何やら特殊な力を感じる。貴様も我が一部に取り込んでやろう」
一護「てめぇに取り込まれる気は更々ねえぜ!」

悪魔将軍は一護の特殊な霊力を感じ取り、取り込うとするが、
一護は天鎖斬月を振りかざして悪魔将軍を斬りつける。

幽助「アンタ、悪魔の親分なんだってなぁ。倒しがいがあるぜ!」
悪魔将軍「貴様は暗黒武術会で飛影がいたチームのリーダーだったという
 浦飯幽助とかいう人間か。我が力に恐怖せよ!」
幽助「誰が、ビビるかってんだぁ!霊丸を喰らいやがれ!」

先程、デビルマンの攻撃に加わった幽助は単身、悪魔将軍に近づき、
霊丸を構える。

目玉おやじ「鬼太郎。十二使徒や見えない学校がパワーが無くなったとはいえ、
 奴の力は健在じゃ。油断をするでないぞ!」
鬼太郎「はい、父さん!」
悪魔将軍「幽霊族の末裔、ゲゲゲの鬼太郎...聞けば、地獄の力を使う事が
 出来るそうだな。いずれは地獄も制圧してみせるわ!」
鬼太郎「そんな事させるもんか!」
砂かけ「うむ。それに鬼太郎には」
子泣き「ワシ達がついておるぞ!」
シーサー「お前なんか、怖くないぞ!」
悪魔将軍「ふん。一介の妖怪風情が、威勢の良い事を言うわ。
 ならば、貴様達の力を見せてみよ!」
鬼太郎「かかってこい、悪魔将軍!」
一反「鬼太郎、おいどんに乗るばい」

悪魔将軍と対峙した鬼太郎は、一反木綿に乗って空を飛び、
砂かけや子泣き達と共に立ち向かう。

悪魔将軍「悪魔くん...いや、埋もれ木真吾よ。今度こそ、貴様を取り込み、
 我が頭脳としてくれるわ!」
真吾「いや、悪魔将軍。僕は絶対、お前なんかに取り込まれるものか!」
ヨナルデ「鬼太郎くんに多くの仲間の妖怪がいるように、悪魔くんには
 わしら十二使徒がいるのであ〜る」
鳥乙女「さっきまで取り込まれていた私達だけど、今度はそうはいかないわ」
象人「パオー!暴れるゾウ」
家獣「バウー!!」

真吾少年に近づく悪魔将軍に、十二使徒達は真吾少年を守ろうと
立ち塞がる。悪魔将軍に取り込まれた怒りから、真吾少年達は
やる気が溢れていた。

ねずみ男「がんばれー、鬼太郎!」
こうもり猫「ヨイショ!流石は悪魔くん、そのままやっつけるでヤンス!」
猫娘「そんな所にいないで、あんた達も少しは手伝いなさい!」
ねずみ男、こうもり猫「「すいません...(汗」」

戦いを他の人達に任せて、隅に隠れて応援していたねずみ男とこうもり猫だが、
猫娘に叱られて、身を縮こませる。そして悪魔将軍は十二使徒や鬼太郎、
デビルマン達の攻撃を受けて、徐々にダメージを募らせていく。

992絆は種族を超えて-11:2019/04/14(日) 15:41:37
悪魔将軍「うぅ〜...」
鬼太郎「父さん」
目玉おやじ「うむ、皆の攻撃を受けて悪魔将軍の力が弱まっておるのじゃ」
ヨナルデ「今こそ、悪魔将軍...いや、サタンの化身を我ら十二使徒と
 悪魔くんの力で封印する時なのであ〜る」
真吾「分かった!皆、力を貸してくれ」

悪魔将軍が弱まって来た事に、ヨナルデパズトーリは真吾少年に、
悪魔将軍を封印する事を提案する。それを受けた真吾少年は
十二使徒に呼びかけて、真吾少年を中心に六芒星の形になるように、
それぞれ並び立つ。

悪魔将軍「させるかぁっ!」
一護「井上!」
井上「うん!三天結盾、私は拒絶する!」
悪魔将軍「ぐぅ...なんだとっ!」

真吾少年達を邪魔しようと悪魔将軍は巨大な手を伸ばすが、
井上が三天結盾でバリアーを張り、その攻撃を拒絶した。
その間、真吾少年達による魔法陣は完成した。そして真吾少年と
十二使徒達の力が高まり、その精神は一つになっていく。

真吾「...サタンの化身よ。その身を封印する!」

そして魔法陣から発するパワーを受けて、悪魔将軍を構成していた
エネルギーは徐々に散り散りとなっていく。

悪魔将軍「うぅ...お、おのれ〜、例え、この身が滅びようとも...
 俺は諦めんぞ!必ず...復活...して...みせ...」
ザ・ニンジャ「・・・(さらば、かつての主君よ...願わくば、安らかに
 眠って下され)」

悪魔将軍は「必ず、復活する」と最期の言葉を残しながら、真吾少年達に
よって封印され、その場から消えた。ザ・ニンジャは、かつての主君を哀れみ、
安寧を願って、心の中で冥福を祈るのであった。

◯埋もれ木真吾→十二使徒と共に悪魔将軍と戦い、封印する。
◯メフィスト二世→悪魔将軍に、メフィスト老と冷凍攻撃を行う。
◯メフィスト老→悪魔将軍にメフィスト二世と冷凍攻撃を行う。
◯ユルグ→悪魔将軍に、妖虎と火炎攻撃を行う。
◯妖虎→悪魔将軍に、ユルグと火炎攻撃を行う。
◯ヨナルデパズトーリ→真吾少年に悪魔将軍を封印する事を提案する。
◯鳥乙女ナスカ→悪魔将軍に立ち向かう。
◯象人→悪魔将軍に立ち向かう。
◯家獣→悪魔将軍に立ち向かう。
◯こうもり猫→ねずみ男と隅に隠れて応援する。
◯デビルマン→悪魔将軍にデビルビームを放つ。
◯デミトリ・マキシモフ→悪魔将軍に攻撃をする。
◯モリガン・アーンスランド→悪魔将軍異攻撃をする。
◯鬼太郎→悪魔将軍に立ち向かう。
◯砂かけばばあ→悪魔将軍に立ち向かう。
◯子泣きじじい→悪魔将軍に立ち向かう。
◯シーサー→悪魔将軍に立ち向かう。
◯一反木綿→鬼太郎を乗せて空を飛ぶ。
◯猫娘→隅に隠れているねずみ男とこうもり猫を叱る。
◯ねずみ男→こうもり猫と隅に隠れて応援する。
◯浦飯幽助→悪魔将軍に霊丸を放つ。
◯飛影→悪魔将軍に、邪王炎殺黒龍波を放つ。
◯黒崎一護→悪魔将軍に斬月を斬りつける。
◯朽木ルキア→メフィスト親子の冷凍攻撃に加わる。
◯茶渡泰虎→悪魔将軍に、エル・ディアブロを放つ。
◯井上織姫→真吾少年達を三天結盾で守る。
◯有栖零児→悪魔将軍から「ある御方」について問いただそうとする。
◯小牟→悪魔将軍から「ある御方」について問いただそうとする。
◯ザ・ニンジャ→封印された悪魔将軍に対して、心の中で安寧を祈る。
●悪魔将軍→真吾少年達に封印され、消滅する

993絆は種族を超えて-エピローグ:2019/04/14(日) 15:45:54
<<絆は種族を超えて...エピローグ>>

***六本木***

悪魔将軍を封印し、目的を達成した一同。魔界の住人であるデミトリや
モリガン、飛影は、そのまま魔界に残り、十二使徒の数名はファウスト博士や
見えない学校の元へと戻った。

裏嶋「彼女は気を失っているだけで外傷とかは無いわ。もう少ししたら、
 目を覚ます筈よ」
明「そうか、よかった。アンタらには世話になっちまったな」

デビルマンは不動明の姿に戻り、裏嶋から美樹の容態を聞いて、明は
安堵する。そして治療した裏嶋達に礼を述べた。

真吾「よかったですね。ええと...」
明「不動明だ。この姿の時はな...じゃ、美樹も無事みたいだし、
 連れて帰らせてもらうぜ」
零児「待ってくれ。サタンの化身は倒したが、おそらくぬらりひょんと
 デーモン族の繋がりは消えていないと思われる。デーモン族について
 詳しく聞かせてくれないか」

美樹を連れて帰ろうとする明に、零児はデーモン族の情報を聞こうと
引き留める。魔界から六本木まで移動する間、明から自身の事や
デーモン族についてある程度聞かされたが、これからの戦いの為にも
より詳細な情報が必要だった。

明「...俺は別に世界がどうなろうと知ったこっちゃねえ。俺は只、美樹が
 悲しむ姿を見たくないだけだ。今回だって、美樹が攫われたから、美樹を
 取り戻す為、動いただけだからな。デーモン族についてなら、兜甲児や
 ゲッターチームの3人に聞いてみな。アイツラもデーモンと戦った事があるからよ」
零児「...そうか、了解した。無理強いはしない。だが、もしまた何かあれば
 協力してほしい」
明「...あばよ」

美樹を守る事が一番の理由である明は、零児の要請を断り、美樹を
起こさない様に気を遣いながら、静かにデビルマンに変身し、彼女を
連れて飛び去っていた。

小牟「人間の女性を愛して、同族の悪魔を裏切るとか、まるでダンテじゃのう」
零児「...そうだな」
ザ・ニンジャ「...では、拙者も上司への報告の為、これで失礼する」
零児「協力、感謝する」
小牟「わしらにも忍者の知り合いがたくさんいるが、そやつらと会わせて
 みたかったのう」
ザ・ニンジャ「いずれ、拙者以外の正義超人がお主達と共に戦う事になるで
 ござろう。その時は、彼等を頼む。では、御免!」

飛び去っていくデビルマンを見ながら、零児と小牟は仲間の悪魔を裏切り、
人間に味方した悪魔の英雄を父に持つデビルハンター、ダンテを思い出す。
そしてザ・ニンジャも上司であるキン肉アタルに事件の報告をしようと、
その場から去った。

幽助「じゃ、俺達も帰らせてもらうぜ」
一護「また、何かあったらよろしく頼みます」
ルキア「うむ。私も事件の報告をせねば」
井上「ありがとうございました」
チャド「...失礼します」
小牟「帰りは気をつけるのじゃぞ」

明やザ・ニンジャが去ったので、幽助や一護達もそれぞれの場所へ
帰る。

目玉おやじ「それにしても、大変な事態になったものじゃったのう」
ヨナルデ「でも、お互い無事で何よりなのであーる」
ねずみ男「(さっきから気になっていたけど、こいつら声が似ているなあ)」
真吾「助けてくださり、ありがとうございました。鬼太郎さん」
鬼太郎「お礼なんていいって。それに君と十二使徒の絆を見れてよかったよ」
真吾「鬼太郎さんは、人間と妖怪が仲良く暮らせる世の中を目指しているって
 皆から聞きました。僕も人と悪魔が仲良く暮らせる世界を目指しています。
 お互い、頑張りましょう!」

真吾少年は鬼太郎に感謝の言葉を伝える。そしてお互い人間と妖怪や悪魔が
共に暮らせる世界を目指しているので、目指す世界の為、手を握り交わす。

目玉おやじ「世間じゃ、公民権法案という粋な法案が出たが、これで人間も
 他の種族が手を取り合っていけるといいんじゃがのう」
零児「...正直な所、まだまだ手を取り合うには時間がかかるだろう。
 それにぬらりひょんの言っていた妖怪帝国という存在が気になる。
 奴らが、どの様な事を仕掛けてくるか分からないが、その時は君達の
 力を貸してほしい」
真吾「勿論です」
鬼太郎「閻魔大王様は、僕達にこういった事件を調べさせようとしていました。
 此方こそ、是非協力させてください」
零児「...そいつは重畳」

こうして鬼太郎、真吾少年はぬらりひょんの言う、妖怪帝国を調べるべく
森羅に協力するのであった。


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