[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。
ARS総合....452912807
951
:
帝王ネロス誅殺!?超戦士グライアーの秘密-5
:2018/09/02(日) 14:57:42
アマゾン「スーパー大切断!」
アブゴメス「俺様の毒でぶっ倒れてしまえ!」
アマゾンが切れ味抜群の必殺チョップを浴びせ、
ようやくグライアーの右肩にわずかな裂傷を作るのに成功した。
アブゴメスがそれを見て、すかさず毒針をグライアーの肩の傷にピンポイントで撃ち込む。
人間を即死させるほどの猛毒を傷口に刺されてはさすがにひとたまりもないかと思われたが、
グライアーはわずかに痙攣しふらついただけで倒れない。
ドランガー「何たる生命力だ。
アブゴメスの毒にさえ耐えてしまうとは」
バルスキー「いや、すぐにダウンせずとも徐々に毒が回って効いてくるはずだ。
取り囲んでじわじわと追い込むのだ!」
アブゴメスの猛毒さえ弱めの麻酔程度にしかならないというのは驚異的な話だったが、
それでもグライアーの動きを少しずつ鈍らせ、意識を朦朧とさせている効果は見て取れる。
まるで酩酊したかのように足元が覚束なくなり、グライアーは次第によろめき始める。
シグフェル「彩堂寺!」
脱力して片膝を地面に突いたグライアーにシグフェルが駆け寄ろうとするが、
その時、シグフェルとグライアーの間に地下からゲートがせり出して行く手を阻んだ。
ゆっくりとゲートの扉が開き、中からシグフェルもよく覚えのある、
白銀の鎧に身を固めた一人の剣士が現れる。
クールギン「礼を言うぞ、ショッカーの改造人間よ」
悠然と登場したクールギンはアブゴメスの功を称えるように呟くと疾風の如く駆け出し、
毒が回って弱体化したグライアーの首に強烈な当て身を浴びせる。
グライアー「ガァァ…ッ…」
クールギン「全ての作戦を破棄して直ちに撤退せよとの帝王のご命令だ。
グライアーを搬送して総員ゴーストバンクへ退け」
バルスキー「クールギン…」
気絶して倒れたグライアーを見下ろしつつ、
冷徹な口調で退却を指示するクールギン。
タグスロン「ううむ…。残念だが帝王の仰せとあらばやむを得ん」
サーベライザ「仮面ライダーどもめ。命拾いしたな!」
静かながらも有無を言わせぬ凄みを帯びたその声に異論を唱えることのできる者はなく、
ネロス軍団員らは次々とゲートをくぐり地下へ帰ってゆく。
サーベライザやアブゴメスといった他のGショッカー組織から参戦した怪人も、
主軸のネロス帝国勢が退却となればそれに従わざるを得ず、
口惜しむ素振りを見せつつ渋々引き揚げて行った。
シグフェル「待て! 彩堂寺は返してもらうぞ!」
ドランガー「そうは行くものか。喰らえっ!」
グライアーの身柄を何とか奪還しようとするシグフェルの前にドランガーが立ち塞がり、
全身に装備した大量の銃砲で一斉射撃を放った。
ドランガー「オールウェポン・解放!」
シグフェル「うわぁぁっ!!」
機甲軍団でも随一の火力を誇る軍団長ドランガーが全ての銃火器を乱れ撃ちし、
ミサイルやビームの爆炎が辺り一面を火の海に変える。
1号「…みんな、無事か!?」
2号「ああ、何とかな」
V3「だが、どうやらグライアーには逃げられてしまったようだ」
凄まじい絨毯爆撃が終わって煙が晴れた時、
グライアーの姿はどこにもなく、
退路に使われたゲートも地下へ沈んで姿を消してしまっていた。
またしても戒の救出は果たせず、変身を解除した光平は悔しさに拳で地面の土を叩く。
光平「うっ…!」
翔一「無茶するな。かなりの傷だぞ」
体に走った強い痛みを、歯を喰い縛って耐える光平。
大激闘の中、ザーゲンの鎌で右肩を刺されるなどしてシグフェルも相当の傷を負っていた。
死力を尽くして奮戦したシグフェルだったが戒の救出は今回も果たせず、
結果は残念なものとなってしまった。
茂「気を落とすなよ光平。
またいつかチャンスは巡って来るさ」
光平「はい…。グライアーは恐ろしい強敵ですけど、
彩堂寺に元の意識が戻った様子が少しだけ見えたような、
そんな手応えがあったのは希望が持てました。
次こそは、必ず…!」
拳を強く握り締めて誓う光平。
その拳に、乾巧が上から手を重ねた。
光平「乾さん…」
巧「頑張れよ。もし力が必要な時はいつでも呼んでくれ」
敬介「君はもう一人じゃない。
どんな困難があろうと、決して挫けたり諦めたりすることはないんだ。
俺達が仲間としていつも傍にいる」
光平「はい! 皆さん、ありがとうございます!」
他の仮面ライダー達も一人ずつ順に手を重ね、心も重ねてゆく。
心強い先輩にして仲間である歴代ライダーの励ましを受け、
まだゴールの見えない厳しい戦いに敢然と立ち向かってゆく決意を固める光平であった。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板