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テレビ・ラジオの局と番組のスレッド

1ももだぬき:2010/02/09(火) 01:28:17
テレビ・ラジオの局や番組を語るスレッドです。荒らしは厳禁です。

525とはずがたり:2016/11/03(木) 19:19:00
>国民的人気番組「サザエさん」の視聴率は、いまや一桁を記録するまでに(写真はイメージ)
日本会議http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1039194613/591終了やん( ゜д゜)、 Peッ

視聴率1桁でも看板 「サザエさん」はどこへ行く?
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20160816-OYT8T50086.html
アニメ評論家 藤津亮太
2016年08月17日 05時20分

 放送開始から今年で48年目となる長寿番組「サザエさん」。ところが、その人気ぶりに異変が起きている。フジテレビの看板番組として、最盛期には40%近くあった視聴率が、今年5月、7月と2度も1桁台を記録してしまった。「アニメの設定が時代に合わない」などの批判も出ているが、SNSでは番組内容や視聴率の動向も含めて注目度は依然高い。「サザエさん」の今後はどうなるのか、アニメ評論家の藤津亮太さんが分析する。
 2016年7月3日、アニメ『サザエさん』が、関東地区の番組平均世帯視聴率9.9%と2桁割れを記録した。5月22日の7.7%に続いての1桁台だが、5月は裏番組が「笑点 歌丸ラスト大喜利スペシャル」(視聴率27.1%)で、数字が持っていかれるだけの理由があった。ところが7月3日には有力な対抗馬がない。

 この異例の数字に、いよいよ『サザエさん』が視聴者と乖離かいりを始めたのではないかという観測も出始めた。放送開始から半世紀が近づく『サザエさん』はこれからどうなるのか。『サザエさん』とはどんなアニメなのか改めて確認しながら、『サザエさん』の行く先を考えてみたい。

意外と低いアニメ視聴率

 ご存じの通り『サザエさん』は長谷川町子の4コママンガが原作。1950年代から江利チエミ主演の実写映画(全10作)が人気を集め、東京五輪の翌年の65年にはTVドラマも放送。そして、69年からは、現在も続くTVアニメがスタートした。アニメは当初、スラップスティック(ドタバタ喜劇)なテイストだったが、途中から現在のホームドラマの路線に変更になった。第2次石油危機が起きた79年には39.4%という驚異の視聴率をたたきだしているし、2000年代前半にもたびたび20%台をマークしている。

 現在の視聴率は、おおむね10%台前半で推移している。1桁に再び転落した7月の9.9%の翌週10日は11.1%に回復しているが、実は、これはその週のアニメの中では最高視聴率で、その週の視聴率トップ30にはギリギリ入らないぐらいの数字(30位の「ぶらり途中下車の旅」が11.8%)だ。13〜14%をとった週は、アニメ番組で唯一、視聴率トップ30に食い込んでいる。

 誤解をしている人も多いかもしれないが、最近のアニメ視聴率というのは、おしなべて高くない。『サザエさん』に続く人気番組は『クレヨンしんちゃん』。これが8%〜10%。その下に『ONE PIECE』と『ドラえもん』『ちびまる子ちゃん』『名探偵コナン』が6〜10%の間で並んでいる。つまり大半のアニメは視聴率10%未満なのである。全アニメ番組の半分弱を占めるコアなファン向けの深夜アニメになれば、視聴率はさらに低くなる。このように『サザエさん』はほかのアニメと比べても特別な存在といえる。

ビジネススタイルは「シーラカンス」

 『サザエさん』はビジネスの組み立て方も特別だ。TVアニメのビジネスの組み立ては大きく三つに分けられる。

 (1)玩具メーカーなどがスポンサーとなって、カードを含む玩具のプロモーションを目的に制作されるもの。
 (2)関連企業が製作委員会を編成し、最終的にDVD、Blu-rayディスクの販売で費用回収を目指す深夜アニメ型のもの。
 (3)一般企業がスポンサーするもの。企業はその作品をスポンサードすることで、イメージアップをはかったり、親近感を獲得したりする。放送局にとっては、映画制作が大きな収入源となっているケースも。

 現在、アニメの多くは(1)か(2)である。(1)は週末の朝に編成されることが多く、(2)は深夜である。(3)は18時台、19時台に編成されるアニメに多いが、4大ネットワークのキー局で18時〜20時の間に放送されるアニメは現在5本に留まる(フジテレビ:2本、日本テレビ1作、テレビ朝日:2本、TBS:0本)。

526とはずがたり:2016/11/03(木) 19:19:29
 (3)の作品はTV放送だけでなく映画を含めて、その作品の存在感を高めるケースが多い。筆頭は『名探偵コナン』で、映画は今年で既に20作を数え、最新作『純黒の悪夢』は興行収入60億円を超えるヒットとなっている。老舗の『ドラえもん』は今年で既に36作。最新作『新・のび太の日本誕生』は興行収入41億2000万円だ。『クレヨンしんちゃん』は24作品。一時期は興行収入10億円を切るところまで減ったが、ここ数年でV字回復し、最新作『爆睡!ユメミーワールド大突撃』が21億1000万円を売り上げている。

 これらの売り上げの一部は放送局に放送外収入として入ることを考えると、人気シリーズはTVと映画両面で展開することに大きなメリットがあるのだ。『ちびまる子ちゃん』であってもこれまで3本の映画が作られているし、『それいけ!アンパンマン』も28作を数える。テレビ東京の作品でも『ポケットモンスター』などがこうした展開を行っている。

 そのビジネスモデルにはまらないのが『サザエさん』だ。

 もちろんホームドラマをベースにした『サザエさん』では映画にするのは難しいということはあるだろう。だがそのほかのアニメを見渡してみると、玩具展開も、映画展開もなく、ビデオグラムを売るわけでもなく、純粋にTV放送だけで存在している(民放の)アニメは『サザエさん』しかないのである。しかも多くのTV番組が複数社提供になっていく中、1998年まで『サザエさん』は東芝1社提供だったのである。

 フジテレビは開局してしばらくの後、「母と子のフジテレビ」というキャッチフレーズを作った。『サザエさん』の放送開始も同局のそのステーション・イメージの中に位置づけられる。今となっては特別に見える『サザエさん』の放送の枠組みは、実はこの時から大きく変わっていない。それを2000年代まで奇跡的に維持してきたという点で、『サザエさん』はシーラカンスのようなアニメなのだ。

 ちなみに『サザエさん』は制作スタイルも、つい最近まで“シーラカンス”だった。多くのTVアニメは2000年前後に仕上げ(色塗り)、撮影の工程のデジタル化を果たしている。『サザエさん』が制作工程のデジタル化を行ったのは10年以上たった13年のこと。それまでは1960年代までの技術であるハンドトレス(原画の線をセルに手描きで写し取る方法)も使っていたのである。

「ズレ」を抱えながらも愛されてきた理由

 『サザエさん』は内容も“シーラカンス”だという指摘がある。視聴率2桁割れの分析として、作中の生活が現実とズレているという見方があるのだ。

 確かに、このご時世にフネとサザエはともに専業主婦だし、食事をする時は全員でちゃぶ台を囲んでいる。波平とフネが日常的に和服を着ているのも“普通”とは言いがたい。

 ただし、こうしたズレはここ数年顕著になったわけではない。ズレているだけなら、80年代、90年代の家族生活とだってズレていた。むしろ、そういうズレを抱えながらも、どうして『サザエさん』は長らく愛されてきたのか。

 しばしば磯野家(とフグ田家)は、「昔ながらの日本の家族」と紹介されたりするが果たしてそうだろうか。そもそも「長女一家が実家に同居する」という設定は、原作が発表された時期を考えても、決して「平均的な日本の家族」のものではない。

 だが、サザエが嫁ではなく娘であるという、このトリッキーな設定が、作品寿命を大きく延ばしたのは間違いない。

 サザエが娘であることによって、『サザエさん』は、「家制度に抑圧される嫁」という現実の日本の家族がはらんできた問題と無関係な存在になったのだ。波平が体現する家父長制の厳しさはもっぱら、いたずらっ子である長男カツオに向けられている。

 サザエが娘であるため、両親と同居しつつも、サザエとマスオの夫婦はニューファミリー的な色合いを帯びることになった。これが作品の間口を広げ、長期放送によって生じた視聴者との家族観の距離を調整する役割を果たすことになった。かくして磯野家とフグ田家は、伝統的価値観とニューファミリーの巧みな折衷を生きることになった。その結果、『サザエさん』を多くの人が「良き日本の家族」と屈託なく呼べる存在にしたのだ。もちろんその折衷できる範囲にも限界はあるけれど。

団塊の世代が支えた歴史

 こうした『サザエさん』のニューファミリー的側面を支えたのは、間違いなく団塊の世代(1947〜49生まれ)だろう。戦後まもなくして生まれた団塊の世代は、朝日新聞で49年から連載が始まった原作を読み、『サザエさん』が最高視聴率を記録した79年には30〜32歳と、サザエやマスオに感情移入しやすい年齢になっている。

527とはずがたり:2016/11/03(木) 19:20:03
>>525-527
 また、79年にはもう一つの人口ボリュームゾーンである団塊ジュニアも小学校低学年で『サザエさん』を見ていたはずだ。彼らが30歳になった2000年代初頭に視聴率が高かったのは、彼らが子供と一緒に『サザエさん』を見ていたからではないだろうか。そしてその子供たちが『サザエさん』を卒業する年齢になり、同時に団塊の世代が70歳に近づいていくにつれて、視聴率がゆっくりと右肩下がりになってきたように見える。

 90年代まではズレがあっても、800万人以上いた団塊の世代のボリューム感がそれを隠していたのだろう。それがフェイドアウトしていくにつれて、現実社会とのズレが、新たな視聴者をつかむ時に障壁になっている。それが現状だとすると、いろいろなことが説明できるように思う。

どうするフジテレビ 今後の「サザエさん」巡る3択

 では、これから『サザエさん』はどうすればいいか。フジテレビが取るべき道として、考えられる選択肢は以下の通り。

 (1)これまで同様に放送を続ける。
 アニメのキャラクターは、役者本人と強固に結びついた実写以上にデリケートで、キャラクターの構成要素を変えると同一人物に見えなくなってしまう。変に時代に合わせてキャラクター像や設定をリニューアルするより、昔のままでやっています、というほうが人気が出るはず。また、変わらないほうがフジテレビの「看板」としての価値も変わらない。

 (2)放送枠を変更する。
 ともあれ日曜午後6時半枠であれば期待される視聴率も高い。局の「看板」であることを貶おとしめずに、低視聴率のリスクを減らすならば、「年2回のスペシャル番組にする」とか「ワイドショーなどの番組内番組にする」という手も考えられる。

 (3)終了する。
 後番組が『サザエさん』以上に愛され、視聴率をとるかどうかは未知数過ぎる。だが、ちゃんと人気のあるうちに花道を用意するのも、作品を守る道ではある。

 ここにはキャストの高齢化の問題も絡んでくる。『サザエさん』の声優陣はこれまでにもちょくちょく変更されている(現在のマスオは2代目、カツオ、ワカメはそれぞれ3代目)。だが近年、放送開始直後から出演していた波平役の永井一郎、フネ役の麻生美代子が相次いで交代したことで、多くの視聴者に「声が変わった」という印象を強く与えることになった。

 これで放送開始から出演しているのはサザエ役の加藤みどりと、タラオ役の貴家堂子だけになってしまった。主役のサザエを含め、キャストが全員替わっても視聴者はついてきてくれるか。3年後の放送50周年という節目もあることだし、花道を作って終了するというのも選択肢のひとつとしてはありえるだろう。

 シーラカンスが生き延びたのは、深海の環境が長期にわたって変化しなかったからだと考えられている。『サザエさん』というシーラカンスも、奇跡的な環境に守られてここまで生き延びてきたのだ。スペシャルな存在として“保護”するのか、大衆娯楽の常で“新陳代謝”の時が来るのか。そういう観点からも『サザエさん』のこれからに注目だ。
(※文中の視聴率のデータは、いずれも関東地区の番組平均世帯視聴率で、ビデオリサーチ社から掲載許諾を得たもの)

プロフィル
藤津 亮太( ふじつ・りょうた )
アニメ評論家。1968年生まれ。新聞記者、週刊誌編集を経て、2000年よりフリーライターとしてアニメ関係の取材・執筆を始める。著書に『「アニメ評論家」宣言』『チャンネルはいつもアニメ ゼロ年代アニメ時評』。アニメニュースサイト「アニメ!アニメ!」で時評「 四代目アニメの門V 」、配信&メルマガ「 アニメの門チャンネル 」。


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