したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

政治とカネ

2196とはずがたり:2017/07/27(木) 14:11:14
どないなっとんねん(;´Д`)

「今井絵理子」の略奪不倫 妻子ある地方議員と“お泊り”3日間
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170726-00528249-shincho-pol
7/26(水) 17:00配信 デイリー新潮

 昨年の参院選で安倍チルドレンとして当選を果たした、元「SPEED」の今井絵理子・参議院議員(33)。聴覚障害のある息子を育てるシングルマザーでもある彼女が熱愛中の相手は、妻子ある地方議員だった。

 ***

 写真は、7月16日、東京方面へ向かう新幹線の車内で眠りこける今井議員とその相手である。彼女を覆うタオルケットの下に男性の手がもぐりこんでいるが、何が行われているかは定かではない。この前々日には今井議員がセカンドハウスとして使うマンションで、そして前日には大阪府内のホテルで“お泊り”をした姿が確認されている。

 男性の正体について、

「橋本健という、自民党の神戸市議会議員です」

 と明かすのは、今井議員とごく親しい芸能関係者だ。橋本議員には妻と2人の子がおり、妻とは別居状態にあるというが、離婚は成立していない。今井議員とは不倫関係に当たる。

「週刊新潮」の取材に、橋本議員は「恋愛感情もありませんよ」と交際を否定。一方、今井議員は好意を持っていることは認めながらも「男女の関係はありません」と回答。 “お泊り”については「深夜まで一緒に(講演)原稿を書いていたんです」と苦しい言い訳に終始したが……。

 ***

 7月27日発売の「週刊新潮」では、手を握り合う2人、同宿するホテルでの今井議員のパジャマ姿をグラビアにて掲載するとともに、3日間にわたった熱愛の模様を報じる。また、時間差でホテルを出る2人の動画も配信中。

「週刊新潮」2017年8月3日号 掲載

神戸市議
政活費を返還 今井絵理子氏の参院選応援か
https://mainichi.jp/articles/20170727/k00/00e/040/240000c
毎日新聞2017年7月27日 10時40分(最終更新 7月27日 12時07分)

 神戸市議会自民党市議団の橋本健市議(37)が、自民党の今井絵理子参院議員(33)との対談を掲載した市政報告を政務活動費で作成し、今井議員が比例代表で立候補した昨年6月の参院選公示前日に配布していたことが分かった。同市議団は「税金を使って選挙応援をしたと取られかねない」と判断し、26日付で印刷費や郵送代など約30万円を返還する手続きを取った。

 今井議員は人気歌手グループ「SPEED」のメンバーとして活躍し、昨夏の参院選で初当選した。

 市議会事務局などによると、市政報告には、橋本市議と聴覚障害児の母親である今井議員が市手話言語条例などをテーマに対談した内容を掲載。今井議員の経歴として「自民党参院比例区(全国区)支部長」と記載した。2万部作成し、橋本市議の選挙区である中央区などで配布したという。

 同市議会では政活費は会派に支給され、実績に応じて会派が議員に渡す仕組み。規定で政活費を選挙活動に使用することを禁じている。同市議団の安達和彦団長は「内容に問題はないが、配布時期を考慮すると選挙応援と受け取られかねないので、会派として返還することにした」と説明した。【栗田亨】

2197とはずがたり:2017/07/31(月) 09:18:07
去年の6月の記事

2016.06.04
佐川急便、連日夜中2時に大騒音で作業に近隣住民が大激怒!苦情入れても無視される
http://biz-journal.jp/2016/06/post_15355.html
取材・文=編集部

 総務省が行った家計消費状況調査によると、2人以上の世帯のインターネットを利用した月ごとの支出額は2016年2月時点で2万8104円となっており、約4年前の12年3月時の2万4423円から比べても右肩上がりだ。このように、近年のネット通販利用者が増加の一途を辿るのに伴い、運輸会社が扱う荷物の量も増大。そのしわ寄せはドライバーや仕分けスタッフが働く現場に向かっている。

 大手運輸業は、全国各地に物流の起点となる営業所や集配所、サービスセンターを持っているが、深夜に荷物を搬入・搬出するケースも多く、当然ながら人員もこの時間帯に配備される。そして長時間、重い荷物を延々と運ばされるため、就業者には大きな負担となっているようだ。大手運輸会社の深夜勤務経験のある派遣労働者は、次のように打ち明ける。
「12時間ほとんど立ちっぱなしで荷物を仕分け続けなくてはならず、社員のドライバーにも怒鳴られ、本当に辛い仕事。オススメはしない」
「とにかく苛酷。深夜の仕分けはバイト中心だけど、すぐにみんな辞めてしまう。給料も安いし、当然だと思う」
 こうした声からは、一部の運輸会社の末端スタッフが過酷な労働を強いられている実態が伺えるが、さらに迷惑しているのが、それら営業所や集配所、サービスセンターの近隣住民である。

深夜の騒音に近隣住民激怒

 大手運輸会社、佐川急便の深夜稼働について、都内在住の30代男性は語る。
「私の家の近くに佐川急便のサービスセンターがあるのですが、夜中でも作業をしていて非常にうるさいです。時間は日によってまちまちですが、深夜の2時や5時のときもあります。一度うるさくなり始めたら1時間は止まりません。カートをガシャガシャと動かす音や配達の車のドアを何度も開け閉めする音、大声で話すなど、常識では考えられない騒音です。それが一晩に一度ではなく、何度かに分けて行われます。二度ほど静かにしてくれるようお願いしましたが、一向に改善されません。佐川急便はいったいどういうつもりなのでしょうか」
 また、別の30代男性もこう憤慨する。
「仕分けのときにダンボールを投げているのか、建物自体が揺れてビックリします。深夜にそれをやられて飛び起きたこともありました」

 こうした声に対して、佐川急便広報部に、営業所の深夜稼働について近隣住民から苦情が出ている件への見解を求めたところ、以下のような回答が寄せられた。
「こちらについては近隣住民の方々にご迷惑を掛けないよう、注意をしながら業務を行っているとの認識は当事者にあるものの、業務優先の意識が勝り、配慮に欠ける対応がありご迷惑をお掛けし、申し訳ございませんでした。早急に改善を図り、住民の方々への配慮を最優先し、業務を遂行するように対応いたします。ご迷惑をお掛けしております方々にお詫び申し上げます」
 現実問題として、運輸会社としては指定の時間内に客へ荷物を届けなくてはならないことは理解できるものの、近隣住民の安眠を妨害する行為は許されない。
 これは、ネット通販隆盛の大きな弊害が浮き彫りになる問題といえよう。
(取材・文=編集部)

2198とはずがたり:2017/08/07(月) 17:35:55

現職の山梨市長を逮捕へ 職員採用試験で不正か
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20170807-00000011-ann-soci
8/7(月) 10:27配信 テレ朝 news

 山梨市の職員採用試験を巡って嘘の内容の書類を作成したとして、警視庁は7日に現職の山梨市長を逮捕する方針です。

 警視庁は去年9月に行われた山梨市の職員採用試験を巡る過程で、望月清賢市長(70)が特定の男性受験者について嘘の内容の書類を作成するなどした疑いが強まったとして逮捕する方針を固めました。市などによりますと、採用試験は筆記の1次試験の後、2次試験で市長ら幹部による面接などが行われるということです。市長が2次試験に加わる制度は前の市長の時に廃止されましたが、望月市長が就任して復活させたということです。警視庁は望月市長が男性受験者に対して便宜を図ったとみて、詳しく調べる方針です。望月市長を巡っては、6月に元妻の望月治美被告(61)が経営する石材店を巡る架空の投資話で都内の男性らから3億円以上をだまし取った罪で起訴されています。

2199とはずがたり:2017/08/09(水) 15:52:16
茂木敏充経済再生相、週刊新潮の「公選法抵触の可能性」記事にコメント発表 「合法にやっている」
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1708090025.html
13:09産経新聞

 茂木敏充経済再生担当相は9日午前、同日発売の「週刊新潮」で、地元の衆院栃木5区の有権者に「衆議院手帖」やカレンダーを無償配布しており、公職選挙法に抵触する可能性があると報じられたことに関し、記者団に対して「まったく合法にやっている」と述べた。午後には事務所の名前で改めて、違法性を否定するコメントを発表した。コメントは以下の通り(原文ママ)。

    ◇

 本日発売の週刊新潮に「いきなり公職選挙法違反!」とのタイトルで、衆議院手帳やカレンダーを選挙区内に配布しているのは公職選挙法違反ではないかとの記事が掲載されました。

 記事でカレンダーとされているものは、政党支部の活動を紹介する広報ポスターです。カレンダーも印刷されていますが、主として政党支部の活動の写真で紹介しているポスターであり、政党支部の広報物との認識で政党支部関係者らに配布しています。

 また、衆議院手帳は、茂木の名前や写真の入ったものではなく、党員や政党支部関係者らに政党の政治活動用資料として配布しており、記事にあるような不特定多数に配布した事実はありません。

 したがって、いずれも政党支部の政治活動であり、記事が指摘するような公職選挙法上の問題はないと認識しています。

2200とはずがたり:2017/08/10(木) 14:56:58
ガソリン代、3年で1400万円=鈴木五輪相の収支報告
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170809-00000152-jij-pol
8/9(水) 20:39配信 時事通信
 鈴木俊一五輪担当相(衆院岩手2区)が代表を務める資金管理団体「清鈴会」が、2013〜15年の3年間にガソリン代を計1412万円支出したと政治資金収支報告書に記載していたことが9日、分かった。

 鈴木氏の事務所は「7人が政治活動に車を使用した」と説明しているが、高額過ぎるのではないかとの見方も出ている。

 報告書や事務所への取材によると、ガソリン代の支出額は13年が491万円、14年が382万円、15年が539万円だった。15年1月には1回分の支払いが174万円に上るケースもあった。

 同事務所は「岩手県は土地が広く、当時7人が車を1台ずつ使用して各地を回った。1人が1日250〜300キロは走っている」と説明した。

 ガソリン代をめぐっては、民進党の山尾志桜里衆院議員が代表を務める政党支部が12年に429万円を計上したとして問題視され、調査の結果、元秘書が不正に請求していたことが判明した。

2201とはずがたり:2017/08/23(水) 18:10:44

今井絵理子と不倫の市議に浮上、700万円「政務活動費」疑惑
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170822-00529313-shincho-pol
8/22(火) 16:59配信 デイリー新潮

 今井絵理子・参議院議員(33)の略奪不倫が報じられて1カ月。そのお相手である橋本健・神戸市議(37)に、政活費処理にまつわる疑惑が浮上している。

 ***

「彼がかつて得ていた政務活動費に関して、架空発注ではないか、との指摘をする関係者がいて、その話がワッと広がっているのです」

 と言うのは、さる自民党兵庫県連関係者だ。政活費といえば、かつて“号泣議員”野々村竜太郎氏の不正受給や、富山市議14人の辞職で話題になった案件。橋本市議に取り沙汰されるのは「チラシ」をめぐる疑惑である。

 橋本市議は、「ハシケン通信」と題した政策チラシを、2010〜14年度の5年間で計12回発行。うち8回・計56万5000部を「大林印刷」(仮名)という業者に発注し、計720万5330円分の政活費を支払っている。先の関係者が疑問視するのは、その業者の不可解な点である。

「他の議員が発注している業者は、ほとんどがHPがあったり、ネットで調べればすぐに存在がわかるような業者。しかし、大林印刷は、その名でいくら検索しても、所在地も電話番号も見当たらないのです」

 橋本市議が提出した領収書などにあった住所で商業登記簿謄本を取ろうとするも、法人としての実態は見つからず。「大林印刷」近くの複数の印刷業者に尋ねても、一様に「聞いたことがありません」との答えが返ってきた。

 さらに、橋本市議の選挙区である神戸市中央区の他党の市議は、彼が配ってきたとされる計8回のチラシについて、

「チラシを見た記憶がないんです。ライバルの市政報告が配られていれば、すぐに目が行くし、後援者が教えてくれたりする」

 と首を傾げる。これらの疑惑について橋本市議に取材を申し込むと、「『大林印刷』は実際に印刷業を営んでいます。政務活動費の支出にあたっては適正にチェックを受けて執行しています」とメールで述べるのみだった。

 ***

 8月23日発売の「週刊新潮」では、「大林印刷」と橋本市議の関係などを踏まえ、この疑惑について詳しく報じている。

「週刊新潮」2017年8月31日秋風月増大号 掲載

2202とはずがたり:2017/08/23(水) 18:12:49
sageてもた

2203とはずがたり:2017/08/24(木) 19:46:09

鈴木俊一五輪相が架空経費報道に反論 「事実誤認の名誉毀損記事」
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1708240013.html
13:14産経新聞

 鈴木俊一五輪相は24日、自身の事務所を通じて18日発売(9月1日号)の「週刊ポスト」が報じた政治資金に絡む架空の経費計上に対して「事実誤認であり、法令を誤解した記事は真実性はおろか、相当性も欠く名誉毀損(きそん)記事」とするコメントを出した。

 週刊ポストは、鈴木氏の資金管理団体が平成25?27年の政治資金収支報告書に記載したガソリン代や郵便代など総額1658万円に関し、政治資金規正法が提出を義務づける領収書を添付していないとして、架空の経費計上と指摘した。

 鈴木氏側はコメントで、週刊ポストが指摘する支出はいずれも金融機関からの振込や口座引き落としで「支払いを裏付ける振込明細書が存在する」と、架空の経費計上ではないと反論。その上で、振込明細書に支出目的などの記載はなく、政治資金規正法上の「領収書」に当たらないため、岩手県選挙管理委員会の指導を仰いだ上で振込明細書の写しなどを提出したと説明した。

 政治資金規正法は、領収書を入手できない支出について、明細書や支出目的を記載した書面を提出するよう求めている。

2204とはずがたり:2017/08/25(金) 00:48:43
「陰の実力者」元市収入役、退職後も強い影響力
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170824-00050028-yom-soci&pos=4
8/24(木) 10:04配信 読売新聞
「陰の実力者」元市収入役、退職後も強い影響力
(写真:読売新聞)
 山梨県山梨市の職員採用を巡る贈収賄事件で、贈賄容疑で逮捕された同県甲州市立中学校の校長・萩原英男容疑者(57)の共犯として、贈賄容疑で逮捕された元山梨市収入役の滝沢博道容疑者(73)は、35年間勤めた市役所を退職した後も、職員人事などに強い影響力をふるい、地元では「陰の実力者」と呼ばれていた。

 「市の人事の希望は滝沢さんにお願いすれば大丈夫という雰囲気だった」。複数の元市幹部は打ち明ける。

 滝沢容疑者は現役時代、同僚や部下を集めてグループを結成し、会合代を負担したり、子どもの就職祝いを贈ったりした。当時の市職員は「滝沢派とも呼ばれ、市役所の一大勢力だった」と振り返る。2004年に退職した後も現役職員と付き合いを続け、市幹部が市の施策について助言を求めることもあったという。

2205とはずがたり:2017/09/04(月) 20:00:18

橋本元市議 新たな政務活動費疑惑浮上
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170904-00000034-nnn-soci
9/4(月) 14:15配信 日テレNEWS24

(c) Nippon News Network(NNN)
[ 前の映像 | 次の映像 ]
 辞職した兵庫・神戸市の橋本健元市議が別の印刷会社にも虚偽の領収書を発行させ、政務活動費約200万円を受け取っていた疑いが浮上した。

 これは神戸市内の印刷会社が3年前に発行した領収書。名目は「市政報告一式」と記されているが、領収書に該当する橋本元市議の市政報告を印刷したデータは会社内に存在せず、チラシの印刷をしていない疑惑が浮上した。

 印刷会社や関係者の話を総合すると、この印刷会社は橋本元市議の指示でウソの領収書を作成したことを認めており、橋本元市議はこの領収書を使って、政務活動費約194万円を受け取ったとみられている。

 今回の疑惑について橋本元市議は取材に応じていないが、自民党神戸市議団は6日にも内部調査の結果を報告する見通し。

2206とはずがたり:2017/09/07(木) 21:04:52
今井議員と不倫のハシケン、診療報酬も架空請求していた 自民市議のタダ受診も
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170906-00529974-shincho-pol
9/6(水) 17:00配信 デイリー新潮

 橋本健・元神戸市議(37)のチラシ架空発注に続いて、今井絵理子・参議院議員(33)のビール券大量配布疑惑と、問題が次々に明るみに出た“不倫カップル”。今度は橋本氏に、歯科医としての「診療報酬」架空請求疑惑が浮上した。

 ***

 大阪大学歯学部卒の橋本氏は、市議として活動する一方、2012年に自ら院長を務める歯科医院を開業している。その医院で行われていた不正を明かすのは、橋本氏と親しい、さる兵庫県内の歯科医である。

「あいつは自分の医院でも、診療報酬の架空請求をしていましたよ。本人がそう周りに話していましたから」

 橋本氏の手口は、患者の負担額が数百円程度増える「治療」をカルテに書き、それを元に診療報酬を請求するというもの。

「やってもない『治療』ですが、患者さんも数百円増えただけでは気付かないし、ちょっと高いな、と思ってレセプトを見ても、専門的なことが書かれているので水増しがわからないんです」(同)

 まごうかたなき不正だ。その上、橋本氏の友人が来院した際、料金をタダにし、やっていない治療を大幅にカルテに乗せて診療報酬を請求することもあったという。

「友達の中には、神戸市の複数の市議会議員や、自民党関係者も交じっていました。彼らはほとんどハシケンに診察代を“奢って”もらっていましたよ。ある市議は、定期的に歯のクリーニングに行っては、タダでみてもらっていた」(神戸市の自民党関係者)

 橋本氏のチラシ問題を受け、自民党市議団は独自に調査をするとしているが、中心メンバーにはこうしたタダ受診者の議員が。これでは厳しい調査を継続できるか疑問だ。

 その1人にその点をただすと、

「アホなこと言うなよ!」

 と激高……。まともに疑問に答えようとしないところなどは、「お友達」の橋本氏とそっくりなのである。

 ***

 9月7日発売の「週刊新潮」では、橋本氏にあった“国会議員になる可能性”と併せ、本件を追及している。

「週刊新潮」2017年9月14日号 掲載

新潮社

2207とはずがたり:2017/10/30(月) 20:13:32
上尾市長、議長ら逮捕=ごみ処理事業、予定価格漏えい―埼玉県警
時事通信社 2017年10月30日 19時21分 (2017年10月30日 20時06分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20171030/Jiji_20171030X921.html

 埼玉県上尾市長と市議会議長が、市のごみ処理施設に関する事業の予定価格を業者に漏らしたなどとして、県警捜査2課は30日、官製談合防止法違反と公契約関係競売入札妨害の容疑で、上尾市長の島村穣(73)=同市上=と市議会議長の田中守(72)=同市愛宕=、業者側の会社役員山田明(82)=さいたま市浦和区高砂=の各容疑者ら4人を逮捕した。
 田中容疑者については、便宜を図った見返りに現金を受け取ったとするあっせん収賄容疑で、山田容疑者ら業者側2人は、賄賂を送ったとする贈賄容疑でもそれぞれ逮捕した。

2208とはずがたり:2017/11/06(月) 21:56:30
2017/6/30 07:00神戸新聞NEXT
神戸市議、塾・教室賃料に政活費 12万円を返金
https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201706/0010327696.shtml

 神戸市会の白國高太郎(こうたろう)議員(44)=自民党、垂水区選出=が2015年度から16年度にかけて、運営する学習塾や文化教室を「広聴事務所」として申告し、事務所以外の部分の賃料に政務活動費を充てていたことが分かった。白國議員は、会派を通じて15年度の支給額27万円のうち、約12万円を市会事務局に返金した。

 白國議員は同市垂水区内のビルの一部で文化教室や学習塾を営んでおり、議員当選後の15年6月末、教室や塾の同空間に、当時所属していた会派「維新の党・民主党合同議員団」(民進党市議団に改称)の「広聴事務所垂水区支部」を開設した。

 同市会では、事務所賃料の3分の1(上限3万円)が政活費として支給されるルールとなっている。白國議員は文化教室や学習塾のスペースも含めた空間全体の賃料15万円(月額)を申告し、毎月上限の3万円を受け取っていた。

 今年3月、白國議員は市会事務局の指摘を受けて、事務所部分を全体の3分の1程度として賃料を約4万9千円に訂正。この結果、政活費の支給額が月約1万4千円多かった計算になった。白國議員は16年度分も返金する。

 民進党市議団は今年5月、15年度政務活動費収支報告書を修正した。白國議員は「市会事務局と見解の相違があったが、市民に誤解を与えないため家賃を修正し、返金した」と話している。(森本尚樹)

2209とはずがたり:2017/11/07(火) 12:21:27
内藤は怪しいな。

鳩山元首相、石油・ガス会社から顧問料 パラダイス文書
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171106-00000020-asahi-soci
11/6(月) 10:51配信 朝日新聞デジタル

 パラダイス文書からは、元首相や元副大臣を含む国会議員経験者3人の名前がこれまでに見つかった。資産公開で記載されていなかった投資も出てきた。

 旧民主党元参院議員で元総務副大臣の内藤正光氏が議員2期目の2006年、タックスヘイブンのケイマン諸島のファンドに10万ユーロを投資したことを示す書類があった。当時の為替レートで約1500万円。09年の副大臣としての資産公開では、その記載がない。

 内藤氏は取材に、「議員は将来が不安な中、海外の商品がいいと紹介された。タックスヘイブンとは知らなかった。何ら違法なことはしていない」と話した。資産公開については「失念していた」と説明した。

 鳩山由紀夫元首相は政界を引退した翌13年、バミューダに設立され、香港が拠点の石油・ガス会社「ホイフーエナジー」の名誉会長に就任。この人事を掲載した年次報告書などが文書に含まれていた。

 取材に対し、鳩山氏は「会社のトップと数年前に出会い、子どもの結婚式にも呼ばれた。その後、名前だけでも連ねてほしいと言われた。実質は何の意味もない。鳩山の名前で信頼を得たいと思ったのでは」と説明。同社は年次報告書をネットで公開しており、副会長にジョージ・W・ブッシュ元大統領の弟ニール・ブッシュ氏が就いている。

 鳩山氏は同社から顧問料を得ているが、金額は明かさなかった。バミューダとの関わりについては「知らない」と話している。

 文書には旧みんなの党元参院議員の山田太郎氏の名前と住所もある。山田氏は議員になる前にIT企業を経営。この会社は当時、ケイマン諸島の会社を買収したことを開示していた。山田氏は「中国でシステム開発会社を買収したら、たまたまケイマンの会社だった」としている。(北川慧一)

朝日新聞社

2210パリ行最終便:2017/11/18(土) 11:13:29
13 :パリ行最終便 :2017/11/18(土) 10:11:44

>タクシー車内で知人女性にわいせつ行為をした疑惑が「週刊文春」に報じられた立憲民主党の初鹿明博衆院議員(48)が代表を務める3政治団体は、都選管に収支報告書を期限までに提出しなかった。

https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1711170012.html
政治資金報告書 国会議員、不適切な支出も ゆるキャラ製作や自著購入

11月17日 09:19

 東京都選挙管理委員会が公表した政治資金収支報告書では、相変わらず国民から見て疑問を抱かれかねない、国会議員らの不適切な支出や不備が見られた。

 タクシー車内で知人女性にわいせつ行為をした疑惑が「週刊文春」に報じられた立憲民主党の初鹿明博衆院議員(48)が代表を務める3政治団体は、都選管に収支報告書を期限までに提出しなかった。このうち維新の党の政党支部と資金管理団体は、2年連続で未提出となり、政治資金規正法の規定で解散扱いとなった。

 政治資金に詳しい日本大の岩渕美克(よしかづ)教授(政治学)は「政治家の義務を怠っており、国民を愚弄している。出せない理由があったなら大問題だ」と批判。初鹿氏は「国民の皆さまにご心配をおかけし、おわび申し上げる」としている。

 自民党の下村博文元文部科学相(63)が代表の政党支部は、昨年4月に刊行された自著計1900冊(計約287万円)を購入。政治資金パーティーで来場者に配布した。

 岩渕教授は「政治資金で自著を買い、印税を懐に入れている」と指摘する。

 自民党の松本文明内閣府副大臣(68)の政党支部は、国土交通省の補助金交付決定を受けて1年以内のタクシー会社と廃棄物収集運搬会社から計28万円の献金を受け取っていた。政治資金規正法は企業に補助金交付決定から1年間、政党への献金を禁じている。

 松本氏の事務所は「既に返金しており、収支報告書は修正する」とした。

 希望の党の松原仁衆院議員(61)の資金管理団体「東京未来の会」は、政治資金でゆるキャラの着ぐるみを製作し約13万円を支出した。イベント会場などで10回ほど使ったが、頭の部分が大きく車に入らないなどの理由で現在はほとんど活用されていない。

2211パリ行最終便:2017/11/18(土) 17:23:21
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1711180007.html
林文科相に「政治とカネ」疑惑浮上 獣医師連盟からの100万円献金を不記載、加計問題“癒着隠蔽”か

17:05夕刊フジ

 学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画を認可した林芳正文科相に、「政治とカネ」の疑惑が直撃した。林氏の資金管理団体が2013年、日本獣医師会の関係団体から100万円の寄付を受けながら、政治資金収支報告書に記載していなかったのだ。夕刊フジの取材で17日、分かった。当時、林氏は獣医師免許を交付する農水相だった。獣医学部新設に反対する業界団体からの献金不記載は“癒着の隠蔽”とも受け取られかねない。

 政治団体「日本獣医師政治連盟」の政治資金収支報告書によると、13年9月2日、林氏の資金管理団体「林芳正を支える会」に100万円を寄付したと記されている。

 ところが、「林芳正を支える会」の13年分の収支報告書に、同連盟からの100万円寄付の記載はなかった。

 林事務所は16日午後、夕刊フジの取材に書面で回答し、「事務所で確認したところ、記載漏れであることが判明した」と不記載を認めた。そのうえで、「直ちに収支報告書を訂正し、道義的見地から日本獣医師政治連盟へ返金する」としている。

 夕刊フジの「日本獣医師政治連盟との関係が公になることを避けるための不記載か?」との質問には、回答書面で言及していない。

 林氏が献金を受けた13年9月は、安倍晋三政権が「岩盤規制をドリルで破る」として、「国家戦略特区」を立ち上げる3カ月前だ。

 国家戦略特区の導入前から獣医学部の新設に反対してきた日本獣医師政治連盟は13年、林氏だけでなく、菅義偉官房長官や旧民主党の城島光力元財務相ら与野党の政治家に、30万〜200万円を寄付する「政界工作」を展開していた。前年には、希望の党の玉木雄一郎代表にも100万円を寄付している。

 市民団体「政治資金オンブズマン」共同代表の上脇博之・神戸学院大教授は「寄付の方法が口座振込なら記録が残る。現金の受け渡しでも収支の帳尻が合わなくなる。いずれにしても、100万円の記載を忘れることは常識的にあり得ない」と語り、政治資金規正法に抵触する可能性を指摘し、続けた。

 「オモテに出せない特別な事情があったのではないか。単純ミスとはいえない可能性もある。刑事告発するかどうかは、林氏本人の説明を聞いて判断したい」

2212パリ行最終便:2017/11/19(日) 00:16:01
鶴保庸介前沖縄担当大臣に辺野古新基地利権をめぐり重大疑惑!「顧問料」「面会料」の名目で1000万円もの裏金が

リテラ 2017年11月17日 21時22分 (2017年11月18日 23時58分 更新)

http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1510896408/17-21n

2213パリ行最終便:2017/11/19(日) 21:53:35
24 :パリ行最終便 :2017/11/19(日) 19:24:39 https://news.nifty.com/article/domestic/gendai/12136-427514/

鶴保前沖縄北方相 米軍基地工事巡り業者から金銭授受疑惑

2017年11月19日 09時26分 日刊ゲンダイDIGITAL

 鶴保庸介・前沖縄北方担当相(50)に、沖縄の米軍基地建設工事への参入を狙う業者からの金銭授受疑惑が浮上した。

「しんぶん赤旗日曜版」(11月19日号)によると、昨年から今年にかけ、業者は鶴保氏の後援会長に1000万円超の資金を提供したという。

 金銭授受を証言したのは鹿児島県の採石業者A社の代表。紙面には大臣室のイスに座ったA社代表と鶴保氏とのツーショット写真が掲載されている。鶴保氏が沖縄北方相に就任した直後の昨年8月に撮られたものだという。

■無届け政治団体の後援会長が仲介

 記事によれば、A社は出資者のB社とともに鹿児島県の採石場の石を辺野古の米軍基地建設工事などに納入する計画を立てており、その後押しをしてくれる人として、鶴保氏の後援会「関西千年会」の会長を頼った。会長の名刺には鶴保氏の地元の和歌山県内の事務所の住所や電話番号が書かれていた。後援会は政治団体としての届け出はしていないという。

 A社代表は後援会長から「自分が動くには1回10万円」などと報酬を要求され、鶴保氏と面会する際には“面会料”も要求された。そして後援会長は、「先に(金を)渡すと鶴保の機嫌がいいからさ」と言って、現金の入った封筒を持ち、先にひとりで大臣室に入ったという。A社代表らと鶴保氏の面会は少なくとも11回あり、面会料の総額は850万円に上るという。

 昨年7月の参院選の際は、A社代表らは後援会長から鶴保氏の選挙の支援も要請された。鶴保氏の地元に40日間張り付き、一軒家を借り上げ、社員を動員。その費用や社員の給料の他、後援会メンバーの飲食費も負担したという。

 また、A社代表らは鶴保氏と後援会長を飲食でも接待しており、昨年10月に六本木のガールズバーで接待した際は、鶴保氏は大臣在任中だった。大臣規範に抵触する可能性もあるという。

 この記事について鶴保氏の事務所に確認すると、「話が多岐にわたっているので、週末に精査して、来週半ばに見解を出す方針です」とコメントした。

 政治資金に詳しい神戸学院大の上脇博之教授はこう言う。

「記事の内容が事実だとすると、政治団体としての届け出をしていない後援会がお金の出し入れをしているのは問題。政治資金規正法に違反します。後援会のこうした行為に鶴保事務所も関係していれば共謀の疑いもあり、説明責任が求められます。選挙で業者が後援会メンバーや地元有権者の飲食費を負担していれば、公職選挙法の買収にも抵触します」

 鶴保氏はどう説明するのか。

2214パリ行最終便:2017/11/20(月) 21:13:39
28 :パリ行最終便 :2017/11/20(月) 21:11:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171120-00000129-jij-soci

鶴保議員後援会長に多額資金か=業者が証言、選挙応援も―刑事告発を検討
11/20(月) 19:47配信


 沖縄県の米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設工事をめぐり、前沖縄北方担当相で自民党の鶴保庸介参院議員(和歌山県選挙区)に陳情を行った鹿児島県の採石業者が「面会料として議員の後援会長に計850万円を渡した」と周囲に証言していることが20日、関係者への取材で分かった。

 
 関係者によると、業者は鶴保議員が当選した昨年7月の参院選では、動員した同社社員の給与や有権者らとの飲食費など計数百万円を負担したという。

 業者は、こうした選挙費用の負担は公選法違反(買収)の疑いがあり、面会料についても政治資金として適切に処理されていない可能性があるとして、刑事告発することを検討している。

 関係者によると、業者は鶴保議員が沖縄北方担当相に就任する前の昨年5月から同相就任後の今年1月にかけて計7回面会し、辺野古の埋め立て工事に参入できるよう陳情を繰り返した。その際、後援会長から要求を受けて10万〜300万円を面会料として渡したという。

 業者は周囲に対し「面会料の入った封筒を受け取った後援会長は、1人で大臣室に入ることがあった」と話している。

2215パリ行最終便:2017/11/24(金) 17:27:04
自民 神谷昇衆院議員 解散前後に市議に現金配る

11月24日 17時10分
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1510896408/42-44n

2216とはずがたり:2017/11/24(金) 20:01:59
5537 名前:チバQ[] 投稿日:2017/11/24(金) 08:35:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171124-00000001-asahik-soci
自民議員側、14市議へ現金 衆院選前、大阪の選挙区内


11/24(金) 5:30配信
自民党の神谷(かみたに)昇衆院議員(68)=比例近畿ブロック=側が、衆院の解散が決まった直後の9月末ごろ、自らの選挙区内にある大阪府和泉(いずみ)市と岸和田市の市議計14人に、現金計約200万円を配っていたことがわかった。神谷氏は朝日新聞の取材に、趣旨は「政治活動費」で、自民党の市議へ20万円、その他の市議に10万円を渡したと認めた。公職選挙法違反(買収申し込み)の恐れもある。▼27面=議会で手渡し

 ■神谷氏「問題ない」
 神谷氏は10月22日投開票の衆院選で、和泉市と岸和田市を含む大阪18区から立候補。……
アウトでは?

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171124-00000010-asahi-soci
現金封筒「なんやこれ」 自民議員側、議会で堂々手渡し

11/24(金) 8:04配信

「なんやこれ」。衆院の解散総選挙が決まった直後の9月下旬、自民党の神谷(かみたに)昇衆院議員(68)側から地元市議に、現金が配られていた。大阪府和泉市では、市役所4階にある市議会の会派控室が現場に。「選挙前に堂々と議会で現金を配るとは」。ある市議はあきれたように、振り返る。

【写真】衆院選の期間中、有権者を前に演説する神谷昇氏。参加者の動員には地元市議が関わった。この市議にも神谷氏側から現金が渡されたが、後に返したという=10月20日夜、大阪府岸和田市


 神谷氏と秘書が和泉市議会を訪れた時、市議会では会議があり、会派の控室で多くの市議が慌ただしくしていた。そのさなか、神谷氏が控室に突然現れ、立ったまま一人ひとりに、現金入り封筒を短時間で配り、去っていったという。

 複数の市議によると、現金を渡される際、神谷氏や秘書は「(神谷氏が話す)演説会も、各先生方のところで開いて下さい」と話したという。市議11人が手にした封筒には、1万円札の束と、「自民党大阪府第18選挙区支部」の宛名が記された領収書が入っていた。

 「まさか、そんなものを持ってくるとは思わなかったので、なんやこれと」

 市議会の最大会派「明政会」(7人)の自民系市議は、公職選挙法の買収にあたらないかという、当時の不審の念を語る。控室では「『20万円や』『わしは10万円や』と声が上がった」。自民系市議4人には各20万円、他の市議には各10万円が配られていた。

 この市議は「これまで、神谷氏側から寄付を受けたことはない。選挙前に『お願いします』と言われたら、選挙で一生懸命応援してください、と受け止めるしかない」と話した。

 神谷氏や秘書からは「政治団体への寄付なので、受け取っても大丈夫。領収書を書いて下さい」などと説明があったという。しかし、別の市議は「選挙の時は神経質になるはずなのに、みんなの前でわざわざ大丈夫だと説明されると、グレーだと言われているようで、危険だと思った」。

 現金は、自民系市議がいない「五月(さつき)会」(4人)にも渡った。この会派の市議の一人は「応援するわけがないのに、現金を配られても迷惑」「もらう理由がなく、こんな時にもらうとどうなるかわからない」と、口々に当時の戸惑いを語った。和泉市議11人は数日内に現金を返したという。
.
朝日新聞社

2217名無しさん:2017/11/24(金) 20:36:54
http://netgeek.biz/archives/106585

http://netgeek.biz/wp-content/uploads/2017/11/aisakakifu-2-600x422.jpg
http://netgeek.biz/wp-content/uploads/2017/11/aisakakifu-1.jpg

立憲民主党の逢坂誠二議員がしつこく加計学園問題を追及している。その背景にはどうやら獣医師会との癒着が関係しているようだ。
30分も使ったのに収穫がないと文句を言う逢坂議員。

逢坂誠二「今まで30分近くやりましたが何も明らかになってない!私はまだ質問してません!」
自分の理解力不足・質問能力不足を人のせいにする立憲民主党の逢坂誠二。
そもそも結論ありきで聞く耳を全く持たないから野党の質問時間は税金の無駄遣いになるんです。#kokkai pic.twitter.com/S6AlPrwrH9
— DAPPI (@take_off_dress) 2017年11月15日

逢坂誠二「今まで30分近くやりましたけれども、全く明らかにならないじゃないですか!出発点がそもそもおかしい。私はそう思いますよ。まだ質問してません!もう一回聞きます。石破4条件のうちの1番目…」

ここで逢坂議員の収支報告書を見てみよう。なんと2014年12月4日に北海道獣医師政治連盟から10万円の献金を受け取っている。

玉木雄一郎議員と全く同じではないか。金で獣医師会の手先と成り下がり、加計学園の獣医学部新設を執拗に阻止しようとする。一度10万円を受け取っているなら他にも関係があったとみるほうが自然。例えば獣医学部新設を阻止できたら成功報酬として献金が貰えるなど、何らかの金銭的インセンティブの約束があったことは想像するに難くない。
逢坂議員は国会で暴れまくる。

▼話を聞いていなかった逢坂議員。急に痴呆になってしまったようだ。
立憲民主党の逢坂誠二は自分が話をちゃんと聞いてなかったのに逆切れし、もう一回同じ話をさせました。
自分が質問したんだから話をちゃんと聞くべきですし、恫喝して人を委縮されるのは不快でしかない#kokkai pic.twitter.com/aOCUiUNA1P
— DAPPI (@take_off_dress) 2017年11月15日

逢坂誠二「4条件とワーキンググループは並行して進んでいる?だから…4条件に…今最後、なんておっしゃったんですか?」

▼意味不明な屁理屈。
逢坂誠二「異論がないという事は議論してないことも異論がない事の1つです!」
逢坂の難癖が酷い…
野党は異論や批判があることを前提にしか物事を考えられないのでしょうか?#kokkai pic.twitter.com/BzXKF1vN8R
— DAPPI (@take_off_dress) 2017年11月15日

逢坂誠二「異論がないという事は議論してないことも異論がない事の1つです!」

▼何の成果も出せないまま終わってしまった。
s逢坂誠二「今日は何にも答弁出来てない!以上を申し上げて終わります!」

元民進党の山井和則達と嬉しそうに話し満足そうな顔で退出する逢坂
求めている答弁を引き出せなかったら普通は悔しがたり不満そうな顔をするのにニヤニヤする逢坂。
野党は政権批判だけが目的となってる証拠#kokkai pic.twitter.com/WWgXIyZ8Rp
— DAPPI (@take_off_dress) 2017年11月15日

逢坂誠二「今日は何にも答弁出来ないじゃないですか!以上を申し上げて終わります!」

獣医師連盟から献金を受け取っていた時点で追及する資格なし。実際に玉木雄一郎議員は当初「何もやましいことはないですから(笑)」と言って追及を続けていたが、詳しく調べられるうちに弟や父親も絡んでいることが分かり、自分が苦しい立場に追いやられた。

逢坂議員は獣医師会と不適切な関係にあり、金に目がくらんで動いているだけなのではないか?きちんと答えてほしい。少なくとも現時点では誰も信用しないだろう。

【まとめ】
獣医師連盟から金を受け取った5人の政治家。
(1)玉木雄一郎(希望の党)100万円 2012年12月7日
参考:献金を貰う前の玉木雄一郎(2010年)「獣医が不足しています。政府をあげて早急な対応が必要です」
(2)福山哲郎(立憲民主党)100万円 2010年8月31日
参考:【炎上】民進党・福山哲郎も獣医師連盟から100万円の献金を受け取っていた
(3)芝博一(民進党)100万円 2010年8月31日
参考:【炎上】民進党・芝博一も獣医師連盟から100万円の献金
(4)石破茂(自民党)100万円 2012年12月27日
参考:石破茂「石破4条件なんてものはなかった」→証拠が続々と見つかる
(5)逢坂誠二(立憲民主党)10万円 2014年12月4日←NEW!

2218名無しさん:2017/11/24(金) 20:39:25
http://ksl-live.com/blog12179

http://ksl-live.com/wp-content/uploads/2017/11/7fc5411da981f4b23c2175a41938f6b3.jpg

公益財団法人・香川県獣医師会が、玉木雄一郎議員の父親の名前が掲載された役員名簿を、ホームページから消去していることが判明した。

(略)

役員名簿の魚拓
玉木雄一郎議員は、加計学園が新設する獣医学部に反対する「日本獣医師会」から政治献金100万円を受け取っていたが、国会で政府を追及し獣医学部の新設を「白紙に戻しませんか?」などと発言していた。
15日の衆院文部科学委員会で、維新の足立康史議員が紺問題を取り上げ「犯罪者」と批判しことも影響しているのだろうか?

玉木雄一郎議員は、日本獣医師連盟からの献金100万円や、父親が香川県獣医師会の副会長であることなどから、利益誘導ではないかと指摘されていた。
これに対し9月、玉木雄一郎議員は産経新聞の記者に「大ごとになるとは思わなかった」「もうツイッターでは加計はとりあげない」と事実上のギブアップ宣言をしていた。しかし、玉木雄一郎議員は希望の党の代表に就任、これにより加計学園に関する追及を避けて通ることはできず、再び獣医師会との関係性がクローズアップされている。
希望の党共同代表に玉木雄一郎氏「森友・加計問題調査チーム」は玉木氏の獣医師連盟献金問題をどう扱う?

加計問題を追及していた民進党では玉木雄一郎議員のほかに、福山哲郎議員(立憲民主)と芝博一議員(民進党)がそれぞれ100万円、逢坂誠二議員(立憲民主)が10万円の献金を獣医師連盟から受けていたことが判明している。
速報!民進党・芝博一議員も日本獣医師政治連盟から100万円の献金、玉木・福山に続いて3人目

献金自体には違法性はないが、自民党で献金を受けている議員はあえてこの問題には関わらず中立を保っている。しかし、前述の議員らは党を挙げて加計の獣医学部を潰しにかかっており、献金を受けた獣医師連盟の望む利益に合致している。

ここにきて、希望の党代表の玉木雄一郎議員の父親が掲載された、香川県獣医師会の役員名簿が消去されたのは、後ろ暗いことがあったと思われても仕方がない。

2219とはずがたり:2017/11/25(土) 14:39:45
<自民・神谷議員>14年衆院選でも現金 忘年会で10万円
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171125-00000038-mai-soci
11/25(土) 11:50配信 毎日新聞
<自民・神谷議員>14年衆院選でも現金 忘年会で10万円
神谷昇氏=川田雅浩撮影
 自民党の神谷(かみたに)昇衆院議員(68)=比例代表近畿ブロック=が衆院選公示前、立候補した大阪18区の地元市議に現金を配っていた問題で、初当選した前回2014年の衆院選の期間中にも地元の大阪府岸和田市議の忘年会で現金10万円を渡していたことが25日、分かった。神谷氏が代表を務める自民党支部の政治資金収支報告書には、忘年会当日、市議の後援会に10万円を寄付したと記載されていた。

 市議によると、忘年会は後援会の主催で、14年12月6日に同市内で開かれた。会費は1人6000円。神谷氏は妻と共に訪れ、受付に10万円を納めたという。直前の同2日に衆院選が公示され、神谷氏は大阪18区から新人として立候補。同14日の投開票で選挙区では敗れ、比例復活で初当選した。市議は「当時、会費としては多いと思った。今振り返ると、翌年にあった私の市議選の応援の意味もあったのかもしれない」と話した。

 神谷氏が代表を務める「自民党大阪府第18選挙区支部」の収支報告書によると、忘年会当日にこの市議の後援会に10万円を寄付した記載がある。一方、市議の後援会の収支報告書にはこの寄付がいったん記載されたが、今年3月に記載に誤りがあるとして削除された。市議は「誰から受け取ったか記憶がなく、よく分からないので訂正した」と説明した。同支部の収支報告書は訂正されていない。

 神谷氏は24日、先月の衆院選前に岸和田、和泉両市の市議計14人に現金計210万円を配ったことを認めている。過去の選挙についても「法的に何ら問題ないという解釈の中でしてきた」と説明していた。【井川加菜美】

2220とはずがたり:2017/11/28(火) 19:36:41
岸和田市長資金提供 信貴氏から預かった現金「座布団の間に挟んで神谷氏に渡した」と元支持者が証言 「裏金と取ってもらっていい」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171127-00000526-san-soci
11/27(月) 15:20配信 産経新聞

 大阪府岸和田市の信貴(しぎ)芳則市長(56)が平成25年の前回市長選をめぐり、自民党の支援を取り付けるために当時の支持者だった自民関係者に資金を提供していた問題で、信貴氏から現金を預かった党岸和田支部組織部長の日田孝志氏(55)が27日、同市内で会見し、預かった全額を自民党の神谷昇衆院議員(68)=比例近畿=に渡したと証言した。神谷氏はこれまでの産経新聞の取材に、現金のやり取りを全面的に否定している。

 一方、前日投開票の市長選で再選を果たした信貴氏も27日、市役所で会見。日田氏への200万円の提供を認めたが「党の推薦を取り付けるためのお金と認識していた」と政治献金だったとの見解を示し、「忙しくて政治資金収支報告書に記載することを失念していた」と釈明した。そのうえで「昨日当選させていただいたので、2期目も市政運営に邁進したいと思っている」と強調した。

 日田氏によると、25年11月の前回市長選では当初、自民市議だった信貴氏のほか、自民の岸和田支部長も立候補を表明していた。

 日田氏は告示前に、岸和田市などを地盤とする自民党大阪府第18選挙区支部の支部長だった神谷氏と面会する約束を取り付け、信貴氏に「神谷氏に会う。(金を)渡すんやったら渡す」と事前に意向を確認。信貴氏は「お願いします」と現金を託した、としている。

 日田氏は同年10月4日に堺市内の料亭で、同月30日には大阪市内のうなぎ店で神谷氏と面会したと説明。それぞれ封筒に入れた100万円を手渡したと証言した。2回とも一般人を含む3人で会い、日田氏は「その人物が席を外した間に、現金をざぶとんの間に挟んで神谷氏に渡した」と述べた。提供の趣旨については党の推薦と選挙協力の依頼だったとし「裏金と取ってもらっていい」と語った。

 日田氏が1回目の面会をしたとする10月4日以降に当時の岸和田支部長が市長選への不出馬を決め、信貴氏が自民の推薦を受けることが決定している。

 一方の神谷氏は取材に対し、日田氏と面識があることは認めたが、現金授受については「記憶にない」と否定し、政治献金であれば適正に処理していると強調した。

 200万円のやり取りについては、信貴氏、神谷氏いずれの関係団体の収支報告書にも記載がない。

 選挙での票のとりまとめを依頼して金品を渡す行為は公職選挙法が禁じる買収に当たる可能性があるが、3年の公訴時効が成立しているとみられる。一方、政治資金規正法が禁じる収支報告書への不記載、虚偽記載の時効は5年。

 ■神谷氏一問一答 「記憶にない」「青天の霹靂」

 神谷昇衆院議員は22日に産経新聞の取材に応じ、信貴芳則・岸和田市長側からの現金供与について全面的に否定していた。主なやり取りは次の通り。

 --平成25年の岸和田市長選の直前に信貴氏側から現金を受け取ったか

 「記憶にない」

 --現金を渡したと証言している日田孝志氏との関係は

 「4年前の市長選で一緒に行動した。仲良くして一緒に行動して、信貴さんを勝たせた仲間。(今回の指摘は)私にしたら青天の霹靂」

 --日田氏は現金を持って行ったとしている

 「日田氏が勝手に言っていること。信貴さんはそんなこと言っていませんよ」

 --政治献金の記載漏れなどではないのか

 「そんなのだったら、ちゃんと(政治資金収支報告書に)書いている。領収書を出してまずい話ではない」

2221名無しさん:2017/11/30(木) 12:20:10
立憲・吉田氏の政党支部、妻名義ビルに家賃3250万円
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171130-00000042-asahi-pol

11/30(木) 11:39配信
朝日新聞デジタル
立憲・吉田氏の政党支部、妻名義ビルに家賃3250万円
吉田統彦氏が代表の政党支部が入るビル(中央)=名古屋市北区
 立憲民主党の吉田統彦(つねひこ)衆院議員(43)=比例東海=が代表の政党支部「民進党愛知県第1区総支部」が、吉田氏の妻が所有するビル(名古屋市北区)に事務所を置き、家賃として毎月52万5千円を支出していたことが朝日新聞の調べでわかった。事務所を移転した2012年1月以降、16年末までの5年間で、敷金を含めて総額3250万円を支払っていた。

 愛知県選挙管理委員会が公表した政治資金収支報告書から判明した。政党支部の資金が妻側に「還流」した格好だが、吉田氏は取材に対し、事務所を通じて「賃料は相場より低い。他にもよい条件の引き合いもあるなか、政治活動に賛同してもらい、貸してもらった」と説明。「政治資金が資産形成に使われたとの指摘はあたらないと考える」と答えた。

 不動産登記などによると、ビルは5階建ての事務所兼居宅。吉田氏の初当選から2年後の11年11月に妻名義で購入され、3千万円の抵当権がついた。約350メートル離れた民間ビルにあった事務所が移転して入居し、12年1月から家賃の支払いが始まった。抵当権は14年11月に解除されており、銀行への返済が終わったとみられる。

 吉田氏は09年の衆院選で旧民主党から立候補して初当選したが、12年と14年は落選した。今年10月の衆院選では比例復活で2回目の当選を果たした。(保坂知晃、嶋田圭一郎)


■国民が納得できる説明を

 《全国市民オンブズマン連絡会議事務局長の新海聡弁護士の話》 自身の政治活動に必要な事務所なのであれば、なぜ自身の名義で購入しなかったのか。政治資金を妻の借金返済の肩代わりに使ったと疑われかねない。国民が納得できる説明をするべきだ。

朝日新聞社

2222とはずがたり:2017/11/30(木) 23:02:55
立憲・吉田氏の政党支部、妻名義ビルに家賃3250万円
11:39朝日新聞
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASKCY51C2KCYOIPE01K

 立憲民主党の吉田統彦(つねひこ)衆院議員(43)=比例東海=が代表の政党支部「民進党愛知県第1区総支部」が、吉田氏の妻が所有するビル(名古屋市北区)に事務所を置き、家賃として毎月52万5千円を支出していたことが朝日新聞の調べでわかった。事務所を移転した2012年1月以降、16年末までの5年間で、敷金を含めて総額3250万円を支払っていた。

 愛知県選挙管理委員会が公表した政治資金収支報告書から判明した。政党支部の資金が妻側に「還流」した格好だが、吉田氏は取材に対し、事務所を通じて「賃料は相場より低い。他にもよい条件の引き合いもあるなか、政治活動に賛同してもらい、貸してもらった」と説明。「政治資金が資産形成に使われたとの指摘はあたらないと考える」と答えた。

 不動産登記などによると、ビルは5階建ての事務所兼居宅。吉田氏の初当選から2年後の11年11月に妻名義で購入され、3千万円の抵当権がついた。約350メートル離れた民間ビルにあった事務所が移転して入居し、12年1月から家賃の支払いが始まった。抵当権は14年11月に解除されており、銀行への返済が終わったとみられる。

 吉田氏は09年の衆院選で旧民主党から立候補して初当選したが、12年と14年は落選した。今年10月の衆院選では比例復活で2回目の当選を果たした。(保坂知晃、嶋田圭一郎)

■国民が納得できる説明を

 《全国市民オンブズマン連絡会議事務局長の新海聡弁護士の話》 自身の政治活動に必要な事務所なのであれば、なぜ自身の名義で購入しなかったのか。政治資金を妻の借金返済の肩代わりに使ったと疑われかねない。国民が納得できる説明をするべきだ。

2223とはずがたり:2017/11/30(木) 23:03:05
自民収入241億円、4年連続で首位 政治資金収支報告
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASKCT42ZFKCTULFA001.html
21:03朝日新聞

 総務省は30日、2016年の政治資金収支報告書を公表した。自民党本部の収入は約241億円で、前年より6・3%減ったが、4年連続で政党トップ。「自民1強」が続く中、資金力も強さを維持する様子が改めて浮き彫りになった。

 自民党本部の収入が減ったのは、供託金の返還分(約21億円)がなくなったためで、実質的には増収だ。16年は参院選での議席増も追い風となり、政党交付金は過去最高の約174億円。収入全体に占める政党交付金は72・3%と、過去2番目の高い水準だった。

 同党の政治資金団体「国民政治協会」への企業・団体献金は約23億円。経団連は献金を呼びかけており、前年より1・3%増えた。

 自民に続くのが、新聞発行など事業収入が多い共産党の約217億円(前年比9・0%減)、公明党の約138億円(同1・9%増)。民進党は維新の党との合併で政党交付金が伸び、収入は前年比13・4%増の約107億円だった。

2224とはずがたり:2017/12/01(金) 09:09:52
65 パリ行最終便 2017/12/01(金) 09:00:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171201-00000004-mai-soci

<園田博氏>200万円不記載 政治献金、規正法違反疑い
12/1(金) 7:00配信
毎日新聞

 自民党の衆院議員、園田博之元官房副長官(75)=比例九州ブロック=が2013年、兵庫県西宮市のNPO法人「西宮障害者雇用支援センター協会」側から現金200万円を受領しながら、政治資金収支報告書に記載していないことが分かった。協会側が園田氏の個人口座に現金を振り込んだ際、金融機関から受領した振込依頼書を毎日新聞が入手し、関係者への取材と合わせて確認した。政治資金規正法違反(不記載)の疑いがあり、協会側は近く、同法違反容疑などで東京地検特捜部に刑事告発する。

【NPO側が園田氏の個人口座に現金を振り込んだ際、金融機関から受領した振込依頼書】

 ◇障害者支援NPO、告発へ

 協会は西宮市などから公園の清掃・除草業務を年間約3億円(16年度)で請け負い、約70人の障害者や高齢者を現場に派遣している。寺下篤史(あつし)理事長(35)は「障害者に関する施策を推進してほしいと期待して資金提供したが効果がなかった」などと園田氏を批判している。

 毎日新聞が入手した振込依頼書は13年12月13日付の「振込金(兼振込手数料)受取書」の原本。JA兵庫六甲の西宮中央支店(西宮市)が発行し、受取人は「園田博之 ソノダヒロユキ」。りそな銀行衆議院支店の園田氏名義の普通預金口座に200万円を振り込んだことが分かる。

 振り込みの依頼人は協会の男性従業員。依頼書には従業員の名前や住所、電話番号が記されており、従業員は取材に対し、理事長の父で協会の寺下勝広顧問(73)の名前を挙げ「顧問から現金を預かって振り込んだ」と証言した。顧問と理事長も「『寺下』名義だとNPOの存在がばれるので従業員に振り込んでもらった」と語り、実際は協会からの寄付だったことを認めた。

 顧問と理事長によると13年秋ごろ、園田氏の事務所に出入りしていた男性から園田氏を紹介された。寺下理事長は取材に対し「障害者に関する施策が全国的に整備されれば、自分たちの事業も安定すると思い、園田氏に期待した。議員に動いてもらうための政治資金だった」と話した。

 政治資金であれば、同年分の政治資金収支報告書に記載しなければならないが、園田氏の資金管理団体「園田博之後援会」と、当時自らが代表を務めていた「日本維新の会衆議院熊本県第4選挙区支部」の各報告書には記載がない。

 園田氏は取材に対し「病気療養中につき会話が困難なためインタビューを受けられない。ただ、正しい範囲での付き合いであったと思っており、便宜供与などもした覚えはない」とのコメントを出した。

 園田氏は1994年6月〜96年1月、第1次、第2次村山内閣で官房副長官を歴任。自民、さきがけ、旧日本維新の会などを経て、15年に自民に復党。今年10月の衆院選で比例九州ブロックに出馬し、11回目の当選を果たした。【向畑泰司、神保圭作、田中龍士】

 ◇個人口座は異常

 政治資金に詳しい神戸学院大の上脇博之教授(憲法学)の話 寄付を振り込みで受領するなら、通常は政治団体の口座に振り込ませる。個人口座で受領すること自体、異常だ。ヤミ献金だと疑われても仕方がない。園田氏は授受の有無はもちろん、経緯やどんな性格のお金だったのかについて、国民に説明する義務がある。そもそも個人から資金管理団体への寄付であれば上限は年150万円であり、200万円は上限を超えている疑いもある。

2225とはずがたり:2017/12/01(金) 14:21:11

政治資金
趣味まがいの支出、若宮氏以外にも 中国服など
https://mainichi.jp/articles/20171125/k00/00e/040/313000c?inb=ys
毎日新聞2017年11月25日 14時03分(最終更新 11月25日 14時03分)

 シルクの中国服、ベビー用品--。政治資金を巡っては、これまでも政治活動とかけ離れた趣味への支出と疑われかねない使途が指摘されてきた。

 東京都の舛添要一前知事が代表を務める政治団体は昨年、政治資金でシルクの中国服や「クレヨンしんちゃん」の漫画を購入していたことが明らかに。服は「書道の際に着用すると筆がスムーズになる」、漫画は「教育に役立たないか確認するため」と釈明したが、公私混同との指摘はやまず、昨年6月に辞職した。

 小見山幸治元参院議員の資金管理団体は2014年分の収支報告書にフィットネスクラブへの支出75万円を計上。「スポーツ振興に力を入れており、肉体改造を体験して有権者に伝えたかった」としたが、後に報告書を訂正、支出を削除した。

 小渕優子元経済産業相の資金管理団体「未来産業研究会」は2009年分の収支報告書にベビー用品への支出を記載した。小渕氏は国会で「世話になった方のお子さんの出産祝い」と答弁。ほかに交際費として著名デザイナーのブランド品を約68万円で購入していた。(共同)

2226名無しさん:2017/12/05(火) 11:21:20
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20170331/plt1703311130002-n1.htm

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/images/20170331/plt1703311130002-p1.jpg
「森友学園」の取得用地と道路を挟んで隣接する「野田中央公園」(右の赤枠内)=大阪府豊中市
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/images/20170331/plt1703311130002-p4.jpg
野田中央公園をめぐる経緯

 学校法人「森友学園」(大阪市)の国有地取得疑惑とともに、隣接する国有地を大阪府豊中市が取得した件が注目されている。同市は民主党政権時代、公園用地として約14億円の国有地を約2000万円で取得したのだ。ネット上では「疑問・疑惑」と取り沙汰されているが、29日の衆院国土交通委員会で、そのプロセスが明らかになった。この取得劇などをめぐっては、日本維新の会の足立康史議員が国会で、民進党の辻元清美元国交副大臣の名前を出し、民進党が反発・否定する“場外乱闘”も展開された。

 「この辺りは、辻元議員の庭みたいなところ」

 維新の足立氏は29日の衆院国土交通委員会で、こう発言した。辻元氏は大阪府選出だが、約20キロ離れた高槻市や三島郡のある衆院大阪10区が選挙区である。

 ともかく、森友学園の小学校用地に近い、「野田中央公園」の国有地取得は最近、永田町内外の関心事となっている。

 公園用地の広さは9492平方メートルで、森友学園が取得した8870平方メートルより、やや大きい。やはり地下に埋設廃棄物が確認された。不動産鑑定価格は約9億1000万円だが、売却価格は約14億2000万円。ところが、国交省の「住宅市街地総合整備事業補助金」約7億1000万円と、内閣府の「地域活性化・公共投資臨時交付金」約6億9000万円が出たため、豊中市の負担は、たった約2000万円だったのだ。

民進党の蓮舫代表が6日の参院予算委員会で、「(安倍晋三)首相夫妻の知人に不当に安く国有財産が売られたのではないか」と指摘した、森友学園の土地取得代金約1億3000万円の、何と約6分の1といえる。

 この取得時期が、2009年9月の民主党政権誕生と前後したため、ネット上で「疑問・疑惑」が取り沙汰されていたが、前出の委員会で、時系列が判明した。

 自民党の麻生太郎内閣は、08年秋に発生したリーマン・ショックに対応するための緊急経済対策として、前出の補助金と交付金を含む補正予算を編成し、09年5月に成立させた。同年8月の総選挙で民主党が大勝し、9月16日に鳩山由紀夫内閣が発足。辻元氏は国交副大臣(運輸所管)に就任した。補正予算は鳩山内閣に引き継がれ、「野田中央公園」の補助金と交付金は10年の2月と3月、豊中市に交付された。

 つまり、豊中市が土地取得を計画し、「要望書」を提出したのは自民党政権時代だが、取得したのは民主党政権時代なのだ。

 民進党の玉木雄一郎幹事長代理は29日の衆院国交委員会で、同公園の土地取得について、以下のように指摘した。

 「実質的には豊中市の自己負担は2000万円だが、国から支援をもらって14億円の価値のあるものを買った。土地の価値は14億円なのだ」「豊中市の実質負担が2000万円だからといって、価値自体が2000万円になっているわけではない」

 これに対し、維新の足立氏は同委員会で、次のように語った。

 「(野田中央公園の売却価格)14億2000万円は地域の実勢から出てきた価格ではない。これは補助制度が作った人工的な数字だ」「大きな疑惑が持ち上がった」「この辺りは、辻元議員の庭みたいなところ」「野田中央公園こそ、疑惑のど真ん中にある」「森友学園(の問題は)は付随して出てきた」

 森友学園が、国から小学校用地を購入したのは昨年6月である。

 玉木氏と足立氏は26日朝のフジテレビ系「新報道2001」でも、森友学園の籠池(かごいけ)泰典理事長の妻、諄子(じゅんこ)氏のメールに、辻元氏に関する記述があった「辻元問題」をめぐって、バトルを繰り広げている。まさに、「天敵」「因縁の相手」と言えそうだ。

 国交委員会での質疑を受け、夕刊フジでは29日、辻元氏に対し、公園用地への関わりや、足立氏への対応など、4項目の質問状を送った。

 辻元氏は同日、民進党役員室を通じ、「お問い合わせの件については、一切関与しておりません。事実に基づく報道をするよう求めます」との回答を寄せた。

2227とはずがたり:2017/12/05(火) 19:32:59
>>2226
豊中市に14億円引っ張ってきた辻元直系候補を衆院選に立てれば勝てるぞ♪
今から有能なの秘書にでも雇っておけ!

2228とはずがたり:2017/12/21(木) 12:02:34
悪くないってか?出る気かよ。。>市民の皆様に信を問いたい

<岸和田市>信貴市長が辞職願提出 出直し選に出馬へ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171221-00000023-mai-pol
12/21(木) 10:38配信 毎日新聞

 ◇市長選巡る不透明な現金提供問題など受けて

 大阪府岸和田市の信貴(しぎ)芳則市長(56)は21日、市議会議長に辞職願を提出した。市長選を巡る自身の不透明な現金提供問題などを受け、出直し選挙に立候補して民意を問う意向だ。公職選挙法では、議長が市選挙管理委員会に辞職を通知した翌日から50日以内に、市長選が行われる。

 26日の市議会最終日で議会の同意を受け、同日付で辞職する見通し。関係者によると、市選管は来年2月4日投開票を軸に、選挙日程を調整するという。先月26日投開票の前回選から2カ月余りで再選挙が行われる、異例の展開となる。

 信貴市長を巡っては、2013年の前回選で自民党の推薦を得るために党支持者に現金200万円を提供していた問題などが明らかになり、市議会の各会派が不信任決議案の提出を決定。可決される見通しになっていた。

 信貴市長は21日午前、「自らの意思を明らかにし、市民の皆様に信を問いたい」と記者団に述べた。【井川加菜美、山下貴史】

2229とはずがたり:2017/12/24(日) 20:57:47
これどうなったん!?

捜査当局も関心 神谷議員の金銭醜聞は安倍政権崩壊の序曲
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/218388
2017年11月28日

 野党によるモリカケ疑惑の追及攻勢で屋台骨がグラつく安倍政権に、身内の金銭スキャンダルが追い打ちを掛けている。自民党の神谷昇衆院議員(比例近畿ブロック=当選2回)による公職選挙法違反の買収疑惑だ。大阪地検特捜部が関心を示しており、特別国会の閉会後に大きく動く可能性がある。そうなれば、安倍首相も無傷ではいられない。

 買収疑惑の舞台は、神谷氏が地盤とする衆院大阪18区に区割りされる和泉市と岸和田市。

 2014年と先月の衆院選公示前後、神谷氏が複数の和泉市議と岸和田市議に総額210万円の現金をバラまき、選挙応援を依頼した疑いが浮上しているのだ。

 14年は公示後に岸和田市議の忘年会に顔を出し、会費6000円を大きく上回る10万円を納めた。神谷氏が代表を務める政治団体「自民党大阪府第18選挙区支部」の政治資金収支報告書にはこの一件のほか、公示前日に別の岸和田市議の後援会への10万円支出も計上していた。

 前回選挙での現金配布時期は、安倍首相が衆院解散を表明した直後。神谷氏が地元秘書を伴って和泉市議会の会派控室を訪れ、市議11人に現金10万〜20万円入りの封筒を配布。「18選挙区支部」の宛名が記された領収書も入っていたという。岸和田市議3人も秘書から現金入り封筒を渡された。時期は異なるものの、全員返金したという。

 神谷氏は「自民党支部から市議の後援会への寄付という趣旨であり、法的に問題はない」などとノラリクラリかわしているが、一部の議員に対しては自宅を訪ね、対応した妻に改めて現金を手渡したというからあからさまだ。捜査当局も関心を持ち、特別国会閉会後に捜査に着手するとの情報が飛び交っている。

 元特捜検事の郷原信郎弁護士はこう言う。

「ポイントは金銭のやりとりが政治活動への支援なのか、選挙活動への対価なのか、この一点です。現金を渡された市議らが慌てて返金したのは、時期からいって選挙活動への対価と見なされる可能性を危惧したからでしょう。外形的には極めて怪しい」

■またしても二階派所属がスキャンダル

 もっとも、影響は神谷氏ひとりの醜聞にとどまりそうにない。神谷氏は二階幹事長率いる志帥会(二階派)所属。二階派には不倫路チュー騒動を起こした中川郁子前衆院議員と門博文衆院議員、育休ゲス不倫で辞職した宮崎謙介元衆院議員と妻の金子恵美前衆院議員らも籍を置き、スキャンダルメーカーの量産で党内で白眼視されている。

 その一方、二階氏は幹事長として事実上、選挙を仕切り、そこかしこで不協和音を生じさせてきた。先月の衆院選でも候補者擁立をめぐり、岸田政調会長と対立。両派閥が推す候補が公認を求め、二階幹事長が独断で「勝った方が追加公認」と押し切ったことで確執はさらに深まった。

 子飼い議員のスキャンダルには慣れっことはいえ、今回の公選法違反疑惑は悪質性がケタ違い。重しになってきた二階幹事長の権勢に陰りが見えれば、安倍1強の下、押し黙ってきた党内の不満が噴き出すのは必至。安倍政権の内部崩壊への序章が、いよいよ始まった。

2230とはずがたり:2018/03/14(水) 08:26:16
今それどころじゃねえんだよ。
タイミングわりいなあ。もっと早く出せよなあw

福井新大臣 愛人との海外旅行費用を出資金詐欺業者が負担
http://bunshun.jp/articles/-/6466
source : 週刊文春 2018年3月15日号


 色丹島をシャコタン島と読み間違えたり、有馬温泉でのコンパニオンとのハレンチ写真の存在などが報じられた福井照・沖縄・北方担当大臣(64)が、愛人との海外旅行費用を出資金詐欺業者に負担させていたことがわかった。

 週刊文春が入手した旅行費用の請求書によれば、福井氏は2005年のゴールデンウィークに愛人女性と、バンコク、ベトナム、プーケットなどを旅行し、ビジネスクラスの航空券代やホテル代などで約96万円かかった。この旅を手配した旅行業者は次のように証言した。

「まず福井先生は奥様とお嬢さんの3人で台湾と香港に家族旅行に出かけました。香港国際空港で、福井先生は家族と別れます。そこに成田から当時40代の女性がキャセイパシフィック航空で到着し、福井先生と合流したのです。女性は、福井先生の『スタッフ』だそうですが、まあ愛人でしょう。部屋割りをどうするか確認すると、福井先生と女性は同じ部屋でしたから」

 この旅行代金を負担したのが、福井氏の後援会幹事長を名乗るコンサル業者の佐藤氏(仮名)だった。佐藤氏は、福井氏の名前を使って出資を募り、カネを集めたが返済できなくなり、2008年4月、提訴された。2011年3月、大阪地裁は佐藤氏に約810万円の賠償を命じ、判決は確定している。

 福井氏に事実確認を求めると、次のように回答した。

「不徳はすべて私にあります。報道によって一般女性の平和な家庭が壊され、彼女が失意の中に落とされることが心配です。

 また、旅行代金については、旅行に同行した当時の事務所担当者に任せていました。判決文によれば、被害者らが金銭を佐藤(回答ではイニシャル)から取られたのは、旅行より1年後のことなので、この方々のお金ではないようです。また、今日までの政治活動の中で、自ら出資金を募るなどという蛮行は一切行ったことはございません」

 不倫旅行の代金を出資金詐欺業者に負担させていたことを認めた福井新大臣。消費者担当大臣も兼務するだけに、今後、さらなる説明が求められそうだ。3月8日(木)発売の「週刊文春」では、自宅での愛人立てこもり事件や、有馬温泉でのハレンチ写真撮影の経緯など、福井新大臣の人物像について詳報している。

2231名無しさん:2018/03/24(土) 10:01:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180324-00000008-asahi-soci

鳩山元首相、タックスヘイブンの企業から5年で7千万円
3/24(土) 3:01配信

朝日新聞デジタル
 タックスヘイブン(租税回避地)に所在する会社の名誉会長としてパラダイス文書に記載があった鳩山由紀夫元首相が、報酬額を明らかにした。政界を引退した翌2013年の3月の就任から15年1月までほぼ毎月15万香港ドル、それ以降は毎月5万香港ドルを得ているという。5年間で計約520万香港ドル(約7千万円)になる。鳩山事務所が取材に回答した。

 この会社は、登記上の所在地が租税回避地の英領バミューダ諸島で、香港に拠点を置く石油・ガス会社「ホイフーエナジー」。パラダイス文書に含まれていた同社の年次報告書などには鳩山氏の人事が掲載され、ネットでも公開されている。鳩山氏は昨秋の取材に「数年前に会社のトップと出会い、名前だけでも連ねてほしいと言われた」と説明。顧問料を得て税務申告していると答えたが、額は明かしていなかった。

 パラダイス文書はバミューダなどが拠点の法律事務所などから流出した内部文書。南ドイツ新聞と国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が入手し、各国の報道機関が分析・報道してきた。

朝日新聞社

2232とはずがたり:2018/04/03(火) 15:07:46
小林由佳堺市議が辞職
3/30(金) 19:10配信 MBSニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180330-00000065-mbsnewsv-l27
MBSニュース

 政務活動費の不正支出が問題になっていた大阪府堺市の小林由佳市議会議員が30日、辞職願を提出し、受理されました。

 小林由佳市議(40)の辞職願は午後5時ごろ、議長に提出されました。小林市議をめぐっては実態のないチラシの印刷代や配布代を政務活動費に計上していたとして堺市が刑事告訴。去年5月には市議会で辞職勧告決議案が可決されましたが、小林市議は議員を続ける意向を示していました。

 小林市議は辞職理由について、「公金を私的に流用したことは一切ないが、市政にこれ以上の混乱を来すのも本意ではありません」とコメントしています。

MBSニュース

【関連記事】

2233とはずがたり:2018/04/03(火) 21:20:34
昭恵が拘わったコメで作ったおにぎりだったとか。

2018.4.3 12:37
おにぎり配布は公選法違反 安倍晋三首相の衆院選第一声で有権者に 福島市議を事情聴取
https://www.sankei.com/affairs/news/180403/afr1804030010-n1.html

 昨年10月の衆院選公示日に安倍晋三首相(自民党総裁)が福島市で第一声となる演説をした際、集まった有権者におにぎりを配ったとして、福島県警が公選法違反(飲食物の提供)の疑いで宍戸一照福島市議を任意で事情聴取したことが3日、関係者への取材で分かった。

 公選法は「湯茶及びこれに伴い通常用いられる程度の菓子」を除き、陣営などが飲食物を提供することを禁止している。

 宍戸市議は取材に、2月上旬に聴取を受けたことを認め「東京電力福島第1原発事故の風評払拭(ふっしょく)のため、陣営関係者に50〜60個準備した。半分くらい余ったので(周囲に)良かったらもらってくださいと声掛けしただけだ」と話している。

 安倍首相は福島1区から出馬した亀岡偉民衆院議員の応援のため演説をした。亀岡氏は比例復活した。

 演説のインターネット中継を見た佐賀県の男性が昨年10月、佐賀県警に告発し、福島県警に捜査権が移されていた。安倍首相は演説中、福島県産米で作ったおにぎりを試食。宍戸市議は演説終了後に「帰り際におにぎりをいただいていってください」と呼び掛けたといい、ネット動画にも音声が残っていた。

2234とはずがたり:2018/04/05(木) 17:38:39
モリカケを過小評価してる部分は肯定出来ないし,内政・外交全てダメなのは安倍政権の本質だからその部分は擁護するなよなあ。

江田憲司氏が森友問題で大阪地検からの捜査情報のリークを晒して大変な騒ぎに
https://news.yahoo.co.jp/byline/yamamotoichiro/20180405-00083602/
山本一郎 | 個人投資家・作家
4/5(木) 13:31

 元民進党で、現「無所属の会」の衆議院議員・江田憲司氏が、森友問題絡みで騒ぎになっている一連の報道のネタ元についてTwitterで「大阪地検の女性特捜部長のリークがどんどん出てくる」と書いてしまい、大変な騒ぎになりつつあります。

江田憲司(衆議院議員)
@edaoffice
#森友 大阪地検の女性特捜部長のリークがどんどん出てくる。NHK「何千台分のトラックでゴミを撤去したと言ってほしい」と本省理財局の職員が森友学園に要請と。ネタ元はメールらしい。今のところ、特捜部は「やる気」みたいだが、法務省と財務省の関係からすると、どこまで貫けるか!?頑張れ!

19:26 - 2018年4月4日

 当初は江田氏一流の面白ネタかと思っていたら、直接法務省筋は「至急調べたいと思います」、また大阪地検も「リークという認識はない。確認して折り返す」旨の返答であり、現状では江田氏の内容を即否定できる状況になさそうです。

 Twitter上でも有志が問い合わせをかけていたようで、概ね江田氏の「大阪地検部長山本真千子氏によるリーク」という発言は正しいであろうことが証明されてしまいました。

葉月二十八
@haduki28th
大阪地方検察庁、及び、法務省に朝一番で電話で問い合わせました。
詳細は書けませんが「江田さんの情報を伝え否定される事は無かった」とお伝えします。また、この事から私の責任で「山本真千子特捜部長がリーク元である」という旨の江田議員のツイートは事実で間違いなさそうです。 https://twitter.com/haduki28th/status/981564863645298689

9:42 - 2018年4月5日

 この問題については、昨日4月4日、NHKがスクープ報道として”8億円分、およそダンプカー4,000台分の撤去を行ったという口裏合わせを財務省が森友学園に求めた”という内容を報じ、国会での証人喚問で財務省・佐川宣寿氏が行った証言の一部と食い違い、偽証ではないかという指摘が野党側から出ております。

財務省が森友学園側に口裏合わせ求めた疑い 国有地売却問題で(NHKニュース 18/4/4)

 本件のゴミ撤去に関する質問が出た昨年2017年2月17日。衆院予算委員会で民進党議員(当時)の福島伸享氏が、森友学園に譲渡した土地の売買に関連して約8億円の値引きの根拠となったゴミを実際に撤去するとなると「ダンプカー4,000台分」になると理財局長(当時)であった佐川氏に質問していました。その後、2月20日に理財局の職員が森友に電話をし、上記のような口裏合わせを森友学園に求めていたのだとすると、意図はどうであれ財務省としての関与は確かに揺るがないものとなります。

 しかしながら、この話は国会での答弁とは別に大阪地検特捜部が力を入れて捜査している事案ですので、勢い余って世論を喚起するためにリークをかけたのだとすると、せっかくの疑惑追及のネタが大阪地検に「倍返し」になってしまいます。法務省や大阪地検への問い合わせに正面から否定してくることができない理由も、地検特捜部の信頼回復のために取り組んでいる一大捜査がメディアでの不必要なリークによって再び失墜しかねない懸念を抱いているからではないかと考えられます。

森友問題で大阪地検特捜部が「千載一遇のチャンス」と奮い立つ理由(現代ビジネス 伊藤博俊 18/3/22)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54947

2235とはずがたり:2018/04/05(木) 17:39:01
>>2234
 そもそも、メディアなどに対する捜査情報の漏洩については、2009年に旧民主党の参議院議員・松野信夫氏が国会で質問し、当時の麻生太郎政権で以下のような回答を得ています。

第171回国会(常会) 質問主意書

参議院議員松野信夫君提出捜査情報の漏洩に関する質問に対する答弁書

三について

 刑法(明治四十年法律第四十五号)第百三十四条及び国家公務員法第百条第一項の違反の有無は、事案に即して個別具体的に判断すべきものである。

 なお、刑法第百三十四条及び国家公務員法第百条第一項違反の行為は、いずれも、法律に違反する行為であり、許されない行為である。

出典:参議院議員松野信夫君提出捜査情報の漏洩に関する質問に対する答弁書

 つまり、冒頭の江田憲司氏の発言は、まさにこの捜査情報リークを行った大阪地検特捜部部長の山本真千子氏の刑法・国家公務員法に抵触する事実を明らかにしてしまったわけで、世論誘導を目的としたこの手の事件報道で良くあるリークもまた、公文書改竄問題と同じく日本の民主主義を揺るがしかねない問題の一つであると改めて認識するものであります。

 それもこれも、弁護士の郷原信郎さんが指摘するように「国会での証人喚問が政治ショーの一部になってしまい、証言拒否などによって事態の解明が進まない」ことに課題の根幹があります。国民の関心事になった森友問題で、財務省の役人をテレビ放映のなされる国会で吊るし上げれば野党の支持率が上がるだろうという思惑はあるでしょうし、また、そこまで事件化したものであれば同じく捜査資料改竄などで信頼を失った地検特捜部の失地挽回も果たせるということで頑張ってリークをかけて世論を誘導しようとします。一方で、この土地取引に一定の関与があったと目される国土交通省航空局や、日本維新の会といったプレイヤーについては脇に置かれたまま、一連の取引における安倍晋三総理と安倍昭恵首相夫人の関与があったのかにのみ注目が集まってしまっているという懸念もあります。

改ざん問題は刑事免責で喚問せよ(BLOGOS 郷原信郎 18/4/2)

 それもこれも、本来であればたかだか8億円程度に過ぎない土地取引のトラブルを政権に対する疑惑と官僚組織に対する不信で引っ張り、テレビや新聞社を巻き込んだ大規模な政争に仕立て上げていき、膨大な予算のかかる国会で多くの日数と調査予算をかけて消耗するというのは本当に誰のためなのか疑問に思います。その中では、米中の貿易摩擦が激化して日本の中長期の景気低迷も懸念され、北朝鮮問題では危機対応のシナリオについての説明が軽視されており、また、森友問題の陰に隠れる形で生活保護費の支給額減額が進みました。

 政府、各省庁、与党、野党、各メディア、地検特捜部… 各々の立場で、思惑や得失があり、森友学園問題というボード上でゲームをやっている感覚なのかもしれません。ただ、刑法や国家公務員法を犯してまで世論喚起をするためにメディアに捜査情報を流し煽動を行うというのは末期的です。煽られた国民は政権や霞が関に対して怒りを募らせるかもしれませんし、それによってデモを打ったり政権批判を行うのも民主主義ですから大いにやれば良いのですが、国民の利益や国家の向かうべき先の政策議論は疎かにしてほしくないと願うところです。

 問題は問題であるとしっかり認識をしたうえで、冷静な議論を期待せずにはいられません。

山本一郎
個人投資家、作家。1973年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。IT技術関連のコンサルティングや知的財産権管理、コンテンツの企画・制作に携わる一方、高齢社会研究や時事問題の状況調査も。「ネットビジネスの終わり(Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など著書多数。介護を手掛けながら、夫婦で子供三人と猫二匹、金魚二匹を育てる。

2236とはずがたり:2018/04/09(月) 20:15:20

>当時は20億円融資の仲介者として、大臣経験者の子息A氏の名前も取り沙汰された。
誰?

森友事件に新展開 検察の狙いは政界に流れた融資20億円か
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/226809
2018年4月9日

 森友事件に新展開か。大阪地検特捜部は、森友学園が小学校建設のために銀行から受けた融資の一部が政治家に流れているのではないかと判断し、汚職事件として捜査を開始している――。こんなウラ情報が駆け巡り、政界は騒然だ。

「特捜部は、森友学園の小学校建設を巡る土地取得や名義変更、設置認可などの過程で、複数の政治家に賄賂が渡った可能性があるとみているようです。スパコンの助成金詐欺事件やリニア談合と比べると、森友事件の特捜部の捜査は明らかに時間がかかっている。時間が経てば証拠隠滅されかねないのに、財務省関係者は誰ひとり逮捕されていないし、本省にガサも入っていない。それで、特捜部の“本丸”は公文書等毀棄や背任ではなく、『サンズイ(汚職)でバッジを狙っている』と噂されているのです。最近、東京地検から大阪地検特捜部に異動になった検事がいることも、この話の信憑性を高めている。政界ルート解明のため、東西の特捜部が連携する目的とみられています」(在阪メディア記者)

 確かに、森友学園の小学校建設に関しては、不可解なカネの動きがあった。補助金申請のために国に提出した書類によれば、建築費は「21億8000万円」。経営難で借金を抱えていた森友学園が、これだけの大金を自前で用立てることは不可能だ。

 実際、小学校の設置認可について話し合った大阪府の私学審議会の議事録を見ると、出席委員から森友学園に対して「財務的なことが非常に不安」という声が上がっていた。

「建設費を融資したのは、森友学園と以前から取引があった都市銀行だといわれています。ただ、借金だらけで大した資産もない森友にポンと20億円も貸し付けるとは、通常ではなかなか考えられず、この融資でも政治的な力が働いたのではないかという見方もあった。もっとも、20億円の融資の一部は籠池氏に渡らずに消えたという情報もある。その数億円が政界に流れたのでしょうか」(捜査事情通)

当時は20億円融資の仲介者として、大臣経験者の子息A氏の名前も取り沙汰された。かつてその都市銀行に勤務していたA氏が、森友の小学校建設が大きく動いたターニングポイントとなった日に、安倍首相と大阪で会食していたからだ。

 A氏と安倍の会食は2015年9月4日。森友サイドと近畿財務局が地下埋設物の処理内容や費用について協議した日だ。前日に当時の迫田理財局長と官邸で会った安倍はこの日、安保法の審議真っ最中にもかかわらず、テレビ番組の収録のため国会をサボって大阪入り。翌5日には昭恵夫人が小学校の名誉校長に就いた。いわゆる「疑惑の3日間」である。

 A氏は昨年、日刊ゲンダイの取材に対し「安倍首相と会食したのは事実だが、融資の話はまったくなかった。森友学園のことも報道で初めて知った」と答えている。本人も父親も籠池前理事長と面識はないという。融資元とされる都市銀行も「個別の取引内容については有無も含めてお答えできません」(広報担当)とのことだった。

 特捜部が汚職事件での立件を目指しているのなら、捜査に時間がかかっていることも合点がいく。異例の長期勾留が続く籠池前理事長も、情報源にしている可能性がある。

 枕を高くして寝られない政治家は何人もいるはずだ。

2237とはずがたり:2018/04/10(火) 15:29:45
森友学園問題で公明党が沈黙する理由
http://www.johoyatai.com/1055
2017.03.14 Tue

森友学園への国有地売却問題には不可解なことがたくさんあります。その一つが「国会でも大阪府議会でも、小学校の建設予定地がある豊中市の議会でも、公明党の議員がまったく質問しないこと」です。公明党の支持母体である創価学会の会員の中には不満が渦巻いているとのことです。

公明党の議員はなぜ、この問題に触れないのか。その理由を探っていくと、一人の人物に辿り着きます。かつて国土交通相をつとめた冬柴鉄三代議士(故人)の次男、冬柴大(ひろし)氏です。1986年から大和銀行(現りそな銀行)に18年勤め、2004年にソニー生命保険に転職、冬柴元国交相が病没した2011年にソニー生保を退職して「冬柴パートナーズ株式会社」(大阪市)を設立しました。その代表取締役です。経営コンサルタントを業務とし、人脈紹介や助成金の申請援助を得意としている会社です。

官僚側のキーパーソンが財務省の前理財局長、迫田(さこた)英典氏(国税庁長官)とするなら、民間側のキーパーソンは、この冬柴大氏と言っていいでしょう。前回のコラムで、「この問題には疑惑の3日間がある。2015年の9月3日から5日までの3日間だ」との志葉玲(しば・れい)氏の記事を引用し、安倍晋三首相が9月4日、安保法制法案の国会審議のさなかに大阪を訪問していたことを紹介しました。安倍首相はこの日、大阪・東梅田駅前の海鮮料理店「かき鉄」で冬柴大氏と会食しています。店のオーナーは冬柴氏です。牡蠣(かき)料理の店で、父親の名前「鉄三」の一文字を冠したのでしょう。

日刊ゲンダイの電子版(3月8日)は、経営が思わしくない森友学園は小学校の建設資金に窮していたが、ある都市銀行が20億円を超す融資に応じた、と報じました。そして、その融資を仲介したのは「大臣経験者の子息A氏ではないか、という憶測が流れている」と伝えています。日刊ゲンダイの取材に対して、A氏は「その日に安倍首相と会食したのは事実です」と認めたものの、融資の仲介については「まったくありませんでした」と否定しました。この「A氏」が冬柴大氏で、融資に応じたのは彼がかつて勤めていた「りそな銀行」と見られています。

多忙を極める首相が国会審議の合間を縫って大阪を訪れてテレビに出演し、その後、経営コンサルタントと彼の店で会食する。「重要な案件があったから」と見るのが自然です。その前日、安倍首相は財務省の迫田理財局長と会い、翌日(9月5日)には昭恵夫人が森友学園経営の幼稚園で講演し、小学校の名誉校長就任を引き受けています。「疑惑の3日間」と言われる所以です。

キーパーソンが冬柴元国交相の息子では、公明党の議員は国会でも大阪府議会でも質問する気にはなれないでしょう。これで「不可解なこと」の一つへの疑問は氷解します。問題の土地の評価を民間の不動産会社ではなく、国土交通省の出先機関、大阪航空局が行ったことも「冬柴人脈」を考慮に入れれば、納得がいきます。

もう一つの疑問、土地の評価をした国土交通省大阪航空局はなぜ「ゴミの撤去」を理由に8億円も値引きしたのか。大阪航空局の鑑定によれば、縄文時代に相当する深い地層にも「たくさんゴミがあるので、撤去に多額の費用がかかる」ということになります。これに関しては、この土地の元地権者たちが怒って、メディアに発言し始めています。元地権者の1人、乗光恭生さん(元豊中市議)は「災害時の一次避難地としての役割も担う公園を建設するというから、みんなで立ち退いて土地を国に売ったのに、いつの間にか森友学園に売られていた。あそこはもともと田んぼや畑。立ち退き時に家を解体してきれいにしたのでゴミなどない」と語っています。なんということでしょうか。

森友学園の籠池泰典理事長が小学校の設置認可の申請を取り下げ、理事長も退任する意向を表明したことで、関係者はこの問題の「幕引き」を図る構えを見せていますが、冗談ではありません。「公園にする」と称して大勢の住民を立ち退かせて土地を国有化した挙げ句、元地権者たちが「ゴミなどない」と言う土地を8億円も値引きして森友学園に譲り渡し、そのうえ「ゴミの撤去」と「土壌汚染対策」の名目で1億3200万円もの公金を支給していたのです。森友学園が払ったのは、実質わずか200万円。ただ同然です。

国の財産も税金も、自分たちの裁量でどうにでもなる、と考えているのです。こんな人たちにこの国の未来を託せるのか。こんな人たちが責任を問われることもなく、のうのうと生きていていいのか。

2238とはずがたり:2018/04/10(火) 15:30:01
>>2237
≪参考サイト、記事≫
◎森友学園の資金調達問題を報じた記事(日刊ゲンダイの電子版から)
ttps://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/200917

◎冬柴パートナーズ株式会社の公式サイト
ttp://fuyushiba.com/index.html

◎産経ニュース「安倍日誌」2015年9月4日
ttp://www.sankei.com/politics/news/150905/plt1509050012-n1.html

◎東梅田の海鮮料理店「かき鉄」(「食べログ」から)
ttps://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27084357/

2239とはずがたり:2018/05/14(月) 16:55:39

森友学園問題と酷似 「麻生グループ」への土地無償貸与問題
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180513-00000015-pseven-soci
5/13(日) 16:00配信 NEWS ポストセブン

森友学園問題と酷似 「麻生グループ」への土地無償貸与問題
森友問題と瓜二つの疑惑が浮上(時事通信フォト)
 国会が正常化した5月8日の夜、安倍晋三首相がサシで会食した相手は麻生太郎・財務相兼副総理だった。財務省の数々の不祥事が発覚しても、辞任しないと踏みとどまり、政権批判の矢面に立つ姿は「義経を守る弁慶」(自民党ベテラン)にもたとえられる。

「総理にとって、麻生さんを切るという選択肢はない。3選を目指すためには、第2派閥の麻生派の支持が絶対不可欠だから、麻生さんを味方につけておくのは、総理にとっての“生命線”なんだ」(同前)

 もう一つ、麻生氏の強気な言動の裏には「モリもカケもしょせん安倍の問題」という意識が見え隠れする。だが、その麻生氏自身にも“公有地疑惑”が浮上した──。

 かつて「炭鉱の町」として栄えた麻生氏の地元・福岡県飯塚市では、市民の生活に欠かせない病院やスーパー、ガソリンスタンド、保育園から老人福祉施設まで、麻生氏が大株主である「株式会社麻生」を中心とするグループ企業が広く経営し、「麻生王国」とも呼ばれる。

 その「王国」が“もうひとつの森友学園事件”ともいえる市有地の麻生グループへの“タダ貸し”問題で揺れていた。経緯を取材すると、森友学園問題と瓜二つなのだ。

 まずは市議会でのやりとりを聞いていただきたい。飯塚では市議会で「麻生」がらみの問題が正面から議論されることは極めて珍しい。自民党議員が「上のほうは麻生グループなんですよ。だからそこのところまで僕は言いたくないんだけど」と述べるなど、デリケートな話題であることが窺える。議事録から抜粋する。

野党議員:「市有地を株式会社に無償貸与するのは極めて異例。有償貸し付けだとこの土地の賃料はいくらになる計算なのか」
市役所:「計算していません」
野党議員:「この麻生グループのわがままを受け入れる今回の議案を市の側は誰が決断したのか」
市役所:「市長の決定を得たものです」

 問題の土地は、飯塚市の郊外に建つ「こども発達支援センター」の敷地だ。もともとは隣接する旧飯塚市立病院(現・頴田病院)の敷地の一部で、麻生グループが2008年4月に病院の経営を引き継いだ際、市との協定で発達障害児の支援センターを併設(建設)することになった。麻生側は病院と同センターの敷地(市有地)を市から7年間無償で借りて、建物を建てた後、時価で買い取る契約を結んだ。

ちなみに国会で追及されている森友学園は国有地を有料で借りた後、格安で払い下げを受けたことが問題になったが、一方の麻生グループは最初から市有地を無償で借り、その土地に自己資金で建物を建てて、「こども発達支援センター」を運営するNPO法人に月額20万円で貸してきたのである。

 ところが、今年3月に土地の買い取り期限が来ると、麻生側は病院の敷地部分(約1万平方メートル)は約1億3000万円で買い取ったものの、時価約1000万円とされる支援センターの敷地部分(約834平方メートル)については市に無償貸与をさらに5年間延長するように要求した。

「弊社の経営状況は極めて厳しく、赤字での経営を余儀なくされてきたのが現状です。(中略)飯塚市の福祉行政を支えるために、平成30年4月1日からさらに5年間の期間延長をご了承頂けますよう、お願い申し上げます」(市長宛の「貸借延長のお願い」より)

2240とはずがたり:2018/05/14(月) 16:55:59
>>2239-2240
 あの麻生財閥が1000万円程度の金額を払えないというのも奇妙に聞こえるが、議事録はこう続く。

野党議員:「相手は麻生グループの一員ですよ。こういうやり方をやめて、麻生グループとして社会的責任を果たすように求める考えはありませんか」
市役所:「発達障害にかかわる通所施設がこの筑豊からなくなる恐れもあることを鑑みて再度、5年間の無償貸し付けとさせていただいでおります」
野党議員:「そのように麻生グループの会社が言ったんですか?」
市役所:「そういう可能性もあるんじゃないかと推察しているわけでございます」

 市役所側は、「土地をタダで貸さないと、支援センターが追い出されるかもしれない」と麻生側の意向を「推察」して無償貸与契約を延長し、市議会は委員会段階でいったんは契約案を否決したものの、本会議で逆転可決した。

◆妻と長男が取締役

 戦前の「麻生炭鉱」をルーツとする麻生グループは、戦後セメント業に進出し、現在は全国屈指の規模を誇る「飯塚病院」(病床数1048。医師319人、看護師1100人)を中核に、専門学校、介護施設の経営を柱にして総売上高2571億円、連結経常利益約109億円(2017年3月期。大手信用調査機関調べ)に達している。

 麻生氏は政界入りするまで株式会社麻生の社長を務め、現在は経営から退いているものの第3位の大株主だ(現在の社長は甥の巌氏)。妻の千賀子氏と長男・将豊氏は現役の同社取締役である。政治資金の面でも、麻生氏は麻生グループから献金やパーティ券購入など3年間で5096万円(2014〜2016年)の資金提供を受けている。

 副総理の「妻と息子」が役員に名を連ねる会社の「ご意向」を役所が忖度し、その結果、副総理が大株主の会社が公有地の無償貸与延長という実利を得た──という構図だ。飯塚市議会の重鎮である森山元昭・自民党市議はこう語る。

「太郎さんとは20代の頃からの付き合いで、最初の選挙の遊説も一緒に回った。ただ、今回の市有地の無償貸与の延長については黙っているわけにはいかない。議会でも“麻生だから優遇するようなことがあってはおかしい”と言った。土地を借りているのは株式会社麻生の100%子会社。単体では赤字かもしらんが、麻生グループが時価1000万円程度の土地を買い取れないはずがないでしょう」

 麻生事務所にぶつけると、「麻生太郎と麻生グループは別人格であり、見解を申し上げる立場にない」という回答。株式会社麻生も「ノーコメント」(グループ広報担当)だった。

 麻生氏は森友学園の籠池泰典・前理事長の国会証言を「真っ赤なうそ」と言い、財務省による国有地売却の公文書改竄について「どの組織だってあり得る」と嘯いたが、自らの足元で火が付いた公有地問題でも“オレは関係ねぇよ”と開き直るつもりだろうか。

※週刊ポスト2018年5月25日号

2241とはずがたり:2018/06/17(日) 20:01:08
前市長が土地購入主導=自ら値下げ交渉も―伊東市汚職事件・警視庁
https://excite.co.jp/News/society_g/20180617/Jiji_20180617X401.html
時事通信社 2018年6月17日 16時37分



 静岡県伊東市のホテル跡地をめぐる汚職事件で、収賄容疑で逮捕された前市長の佃弘巳容疑者(71)が跡地の購入話を自ら市に持ち込み、値下げ交渉も行うなど土地購入を主導していたことが17日、市関係者への取材で分かった。警視庁も把握しており、同市の佃容疑者宅を家宅捜索するなどして詳しい経緯を調べている。

 佃容疑者は市長だった2015年8?9月、不動産会社「東和開発」が所有していた同市の「伊東マンダリン岡本ホテル」(廃業)の跡地を市が購入した見返りに、同社側から現金約1000万円を受け取ったとして、16日に逮捕された。

 市の元幹部や現幹部によると、15年4月ごろに市長室に呼ばれた元幹部は、佃容疑者から「地権者がホテル跡地を譲ってもいいと言っている。市で購入できるか急いで調査してくれ」と指示された。同容疑者はその際、「2億1000万円で売ってくれるそうだ」と具体的な額に言及していたという。

 同市財政課が調査を実施し、不動産鑑定の評価額と東和開発の希望額がほぼ一致。同年6月議会で2億1000万円の補正予算案が可決された。

 市の現幹部によると、補正予算の可決後、佃容疑者自ら東和開発と値下げ交渉を行い、結果的に予算案より500万円安い、2億500万円で市が購入することになった。佃容疑者は当時、「値下げしてもらった」と話していたという。

 東和開発はホテル跡地の落札、整備などに計1億数千万円ほどの費用を掛けており、市の購入で同社は数千万円の転売益を得た。警視庁などは、佃容疑者が土地購入を主導した見返りに現金を受け取ったとみている。

2242とはずがたり:2018/07/02(月) 13:04:07
まあ色々選挙以外にカネ必要となる可能性のある局面だったのは間違いあるまい。まあこの程度のこと,自民党政権の方がもっと汚い事してるし個人的にはどうでもよくて,寧ろ,この時期にこの話しが漏れてきたのは小池のしょぼい学歴詐称同様,なんかの意図があるのかどうなのかが気になる。
小池と細野が完全に自民に握られたって事なのかも知れない。

細野氏「選挙資金」目的を否定=5000万円借り入れ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018062801011&g=pol

 無所属の細野豪志元環境相は28日、昨年の衆院選期間中に証券会社から5000万円を借り入れていたことについて「そんな大金を選挙で使うのは考えもできない。選挙資金と考えたことは全くなかった」と述べ、法的な問題はないとの見解を示した。自らの進退問題にはならないとの認識も明らかにした。衆院議員会館で記者団の取材に答えた。

細野氏、選挙中に5000万円=証券会社から、報告書訂正-「政治資金で借り入れ」

 細野氏は、借り入れの理由について「当時、私は希望の党を設立し、どう運営していくか考えなければいけない立場だった」と指摘。選挙後の党運営に備えて借りたが、必要がなくなったので返済したと説明した。
 当初、借入金を「なし」としていた資産等報告書を今年4月に訂正したことに関しては、借り入れた期日の誤解に気付いたためだと主張。虚偽報告に罰則がある政治資金収支報告書に記載しなかったのは「政治団体として借りた性質のものではないからだ」と述べた。(2018/06/28-17:50)

細野氏は説明を=与党
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018062700963&g=pol

 自民党の岸田文雄政調会長は27日の記者会見で、細野豪志元環境相が昨年の衆院選期間中に証券会社から5000万円を借り入れ、資産等報告書を訂正していたことに関し、「政治家である以上、政治資金について国民から疑惑を受けているのであれば、しっかりと説明責任を果たすのが大事だ」と強調した。(2018/06/27-17:22)

2243とはずがたり:2018/07/05(木) 19:56:58

細野豪志氏、5000万円“裏金”報道 スポンサーとのタイ旅行も
https://news.goo.ne.jp/article/bunshun/politics/bunshun-8046
07:00文春オンライン

〈細野氏 選挙中に5000万円受領 証券会社から 当初報告せず〉

 朝日新聞が細野豪志元環境相(46・無所属)の“裏金疑惑”を報じたのは、6月27日のこと。記事によると、細野氏は昨年10月の衆院選期間中に、証券会社から5000万円を借り入れたという。この借入金が選挙費用であれば報告義務があるが、「選挙運動費用収支報告書」には未記載。さらに当初、個人資産を公開する「資産報告書」にも記載がなかった。

 細野氏は、「当時、希望の党を設立し、どう運営していくか考える立場だった」ため借り入れたが、結局、必要がなくなり、返済したと釈明している。

「細野氏に資金を提供したのはJC証券なる会社。ここには細野氏に近い元衆院議員の田村謙治氏と和田隆志氏らが役員として名を連ねています」(政界関係者)

 民間調査会社の調べでは、同社の昨年3月の売上高は1000万円で、利益金は3800万円の赤字。にもかかわらず、借用証もなく利子も払われていなかったという。

 同社に電話すると、田村元議員が出て、こう説明した。

「細野議員の言う通り、総選挙のための資金じゃないというのは聞いていましたし、その認識で貸していました。(利子の未払いは)JC証券側の督促忘れです」

 随分と景気のいい話だが、そのカラクリについて前出の関係者が声を潜め語る。

「JC証券に増資という形で資金を回したのは、親会社のJCサービス。これが細野氏に渡った5000万円の原資とされますが、今回の絵を描いたのは政界フィクサーのX氏ではないかと言われています。細野氏は選挙前からX氏に借金を申し入れていた。JCサービスのY社長と細野氏を繋いだのがX氏です」

 細野氏とX氏をめぐってはこんな話もある。

「17年12月には、細野氏をはじめとする複数の国会議員がX氏に連れられてタイのバンコクを訪れています。JCサービスのY社長も一緒で、同社が、タイの企業とバイオマス燃料の発電事業を行っているため、“タイ政府要人への表敬訪問”という名目でしたが、実質的にはアゴアシつきの接待旅行でした」

 X氏との関係やタイ旅行の経費について、細野事務所は「特定の人物との関係について回答は差し控えます。(旅行の経費は)適切に処理しています」と回答した。

(「週刊文春」編集部)

2244とはずがたり:2018/07/13(金) 17:00:12

<熊本>北口和皇前市議が復職 市長、市議長が不快感
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/region/mainichi-20180713k0000e040228000c.html
09:45毎日新聞

 地方自治法の兼業禁止規定に違反したとして熊本市議会が失職決定した前市議の北口和皇(かずこ)氏(60)が12日、熊本県の蒲島郁夫知事の裁決で復職した。北口市議は「市民のため頑張りたい」と代理人を通じてコメント。熊本市議会の朽木信哉議長や大西一史市長はそろって不快感を示した。

 市議会は北口氏が代表を務めていた市漁協の2015年度の事業収入のうち、北口氏が代表だった別団体からの再委託分を含めると市からの委託費が6割超と判断。最高裁判例に従って「兼業に当たる」とした。

 しかし、北口氏の不服申し立てを受けて審査した県の自治紛争処理委員は「再委託は市からの委託に当たらず市からの請負は3割にとどまる」とし、兼業ではないと判断した。

 蒲島知事は「市議会の議決は重い判断だったが処理委員の意見を尊重した」と述べた。朽木市議長は「不本意で遺憾」、大西市長は「過去4回辞職勧告を受けた事実は変わらない。自ら政治家としてけじめをつけるべきだ」とコメントした。【城島勇人】

2245とはずがたり:2018/07/14(土) 18:52:12
非常に悪質やろ( ゜д゜)、 Peッ

おにぎり配布市議を書類送検=安倍首相第一声で80個-福島県警
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018071301050&g=soc

 昨年10月の衆院選公示日に安倍晋三首相が福島市で第一声を上げた際、地元の市議が有権者におにぎりを配布した問題で、福島県警は13日、公職選挙法違反の疑いで、宍戸一照福島市議(67)を書類送検した。少なくとも80個のおにぎりを有権者と陣営関係者に配布した疑いがあるという。
 捜査関係者によると、県警は検察に起訴するかどうか判断を委ねる「相当処分」の意見を付けたとみられる。宍戸氏は県警の事情聴取に対し、「陣営関係者で食べるつもりで用意したが、余ったから配っただけだ」などと説明したという。
 安倍首相は昨年10月10日、自民党候補の応援演説を行った際、県産米のおにぎりを試食。宍戸氏は演説後に「皆さまにおにぎりを準備しときましたから、もらってってください」などと呼び掛けた。
 捜査関係者によると、県警は当日用意されていた米の量などからおにぎりの数を算出。関係者への聴取などから配布に計画性はなく、候補者や県連幹部の関与はなかったと判断した。
 昨年10月に佐賀県の男性が告発。公選法はお茶や菓子などを除き、飲食物の提供を禁じており、県警が捜査を進めていた。(2018/07/13-18:19)

2246とはずがたり:2018/07/17(火) 20:19:42
投資募集会社に金融庁が改善命令 一部資金が細野元環境相に
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/business/kyodo_nor-2018071701001536.html
10:58共同通信

 金融庁が資金を調達する際に投資家に虚偽の説明をしたとして、金融商品取引法に基づき、投資募集会社「maneoマーケット」に業務改善命令を出したことが17日、分かった。責任の所在を明確化することや原因究明を求めたほか、改善計画を8月13日までに提出するよう命じた。

 maneo社は、インターネットを通じて企業の資金を調達する金融サービスの大手。自然エネルギー開発会社から資金募集を依頼された。開発会社が資金を当初と異なる目的で支出していたが、勧誘を継続していた。

 関係者によると、資金のうち5千万円が、昨年の衆院選期間中に細野豪志元環境相に渡ったとみられる。

2247とはずがたり:2018/07/20(金) 23:15:57
<野田氏>「圧力ではない」 秘書が金融庁に説明要求
https://excite.co.jp/News/politics_g/20180719/Mainichi_20180720k0000m010039000c.html
毎日新聞社 2018年7月19日 19時09分

記者団の取材に応じる野田聖子総務相=総務省で2018年7月19日午前10時46分、手塚耕一郎撮影


 野田聖子総務相は19日、自身の秘書が今年1月、金融庁の調査対象になっていた企画会社の関係者を同席させ、同庁の担当者に説明を求めていたと明らかにした。その上で「法制度や規制の仕組みなどの一般的な説明を受けた。行政調査への圧力には当たらない」とした。同日の朝日新聞報道を受け、総務省で記者団に語った。

 関係者によると、金融庁は1月、無登録で仮想通貨交換業を行った資金決済法違反の疑いがあると企画会社へ通告。野田氏の秘書が議員会館事務所で同社関係者とともに同庁から説明を受けた。

 野田氏によると、秘書の知人だった同社関係者から「仮想通貨交換業の制度や規制の詳細を知りたい」と相談されたという。野田氏や秘書は金融庁からの通告を知らなかったと説明した。

 野田氏は「企画会社から献金は受けておらず、私や関係者は出資や投資もしていない」と強調。「今後は慎重な対応を心がけたい」と述べた。【田中裕之】

2248とはずがたり:2018/07/21(土) 20:20:31

古屋圭司議員、パーティー券収入過少申告の疑い
https://asahi.com/articles/ASL7J52VNL7JUTFK006.html?ref=goonews
久木良太、板橋洋佳2018年7月17日05時04分

 自民党の古屋圭司・衆院議院運営委員長(65)の事務所が政治資金パーティー券の販売実態をノートで管理し、政治資金収支報告書に実際の収入の半分程度に過少記載していた疑いのあることが分かった。朝日新聞は2016年7月のパーティーに関するノートのコピーを入手し、複数の事務所関係者から証言を得た。

 政治資金規正法は政治団体に収支報告書の提出を年1回義務づけており、過少記載は同法違反(虚偽記載)にあたる。パーティーを利用した政治資金集めは「法の最大の抜け道」と指摘されてきたが、実態が明らかになるのは異例だ。

 朝日新聞が入手したのは、古屋氏が代表を務める資金管理団体「政圭会」が16年7月25日に都内で開いたパーティー「政経フォーラム」をめぐるノートのコピー。複数の事務所関係者は「パーティー券の販売実態を記した事実上の裏帳簿」と明かした。

 ノートにはパーティー券番号、企業・団体などの名称と担当者、購入を依頼して配った枚数(1枚2万円)を列記。実際に入金があった枚数を「○」で囲み、依頼した枚数と区別して記していたという。

計1188万円、報告書には642万円
 ノートによると、311企業・団体などに計800枚のパーティー券の購入を依頼し、そのうち218企業・団体などから計594枚(1188万円)の入金があったと読み取れる。だが、昨年11月に公開された16年分の収支報告書に記されたこのパーティーの収入は642万円だった。

 政治資金規正法では、パーティーごとの総収入と、20万円を超える購入者の名前や金額の報告を義務づけている。1回の収入が1千万円以上になると「特定パーティー」として収支報告書に購入者の総数の追記が必要なため、事務所関係者は「購入者数が公になると過少申告の発覚につながる恐れがあり、記載額は1千万円未満になるよう調整している」と証言。購入者の大半が公開義務のない20万円以下のため総収入を少なくしやすく、「例えば購入額が20万円でも10万円だけ申告して残りは裏金にする仕組みだ」と解説した。

 こうした手法は常態化しているといい、「過去数年分のノートが事務所に保管されている」とも語った。

 朝日新聞がノートに記された複数の企業にも取材したところ、依頼された枚数と購入枚数は、いずれもノートの数字通りだった。

 収支報告書の虚偽記載の時効は、報告書の提出から5年。時効にかからない13〜16年分の政圭会の報告書には、計22回のパーティーで総額1億2572万円の収入があったと記載されている。虚偽記載が巨額に上る可能性もある。

 古屋氏は衆院岐阜5区選出で当選10回。安倍晋三首相と近く、12年発足の第2次安倍内閣で拉致問題相や国家公安委員長を務めた。(久木良太、板橋洋佳)

経理担当秘書「入金帳簿ではない」
 朝日新聞の取材に対し、古屋氏は「(経理担当の)秘書に任せているので分からない」と答えた。経理担当の秘書は、朝日新聞がコピーを入手したノートを古屋事務所のものと認めたが、「発送リストで入金帳簿ではない」と説明。最初に送ろうと考えた枚数を記載し、その後、実際に発送した枚数を「〇」で囲んで表示したとする。「ノートは今も誰でも見られるところに置いてある。そんなものに安易に入金チェックはしない」とも語った。

 一方、複数の事務所関係者は、丸囲み数字が入金のあった枚数だと証言。この数字に基づいて入金のお礼の電話をし、次回の依頼枚数を決めるという。

 古屋事務所はその後、文書でも「政治資金の事業収入はすべて出納帳や通帳に基づいて報告しており、簿外の収入はない。過少申告といった事実はない」などと回答した。

2249とはずがたり:2018/07/29(日) 21:40:12

政治資金から「利息」 自民・穴見議員のトンデモ“錬金術”
https://nikkan-gendai.com/articles/view/news/233886
2018年7月23日

 受動喫煙対策を巡る国会審議中、参考人として出席した肺がん患者の発言中に暴言ヤジを飛ばした自民党“魔の3回生”穴見陽一衆院議員(48)。日刊ゲンダイは、6月22日発売号で「穴見議員 政治資金“還流”疑惑浮上」と報じた。

 穴見氏が代表の資金管理団体の収支報告書(14〜16年分)を調べたところ、団体が穴見氏から借金し、その返済とは別に「利息」を穴見氏本人に支出したという不可解なカネの動きがあったからだ。穴見事務所は日刊ゲンダイの質問に「法定の記載事項以上の詳細に関しては回答していない」と、ダンマリを決め込んだ。

 そこで日刊ゲンダイは6月末、穴見氏の地元・大分県の選挙管理委員会に対し、資金管理団体と政党支部の収支報告書に添付された領収書コピーの開示を請求。今月17日に開示された領収書コピーを見ると、さらに不可解な事実が浮かび上がった。

 例えば、14年5月9日付の「利息」受領の領収書。宛名に支出者である資金管理団体の名称があり、金額は10万円の記載。受け取り側には「会社名:穴見陽一」と記され、本人の自宅住所が記されている。資金管理団体は14〜16年に各40万〜44万5000円、政党支部は14年に58万円、15年に45万円を「借入利息」などとして穴見氏本人に支出。38枚もの領収書は全て同じ形式で印字されている。

「穴見陽一」という個人名を会社名にして、何十枚も領収書を出して自分の資金管理団体から利益をもらうなんて、どう考えてもおかしい。まるで“錬金術”だ。改めて穴見事務所に問い合わせたが、返答はなかった。

「利息の支払先が会社法人とは思えない穴見氏本人になっているとは、不可解です。そもそも、資金管理団体や政党支部が、借金しなければ資金繰りに困る状態ならば、利息など支払うこと自体がおかしい。原資の一部に税金が含まれる可能性もあるので、法的瑕疵がなくとも控えるべきでしょう。少なくとも、利息を議員本人に支出した理由は説明すべきです」(政治資金に詳しい神戸学院大教授・上脇博之氏)

 さすがは“魔の3回生”である。

2250とはずがたり:2018/08/01(水) 23:27:10

青森:公選法抵触か 県議が夏祭りで子供に現金配る
https://excite.co.jp/News/society_g/20180801/Mainichi_20180802k0000m040041000c.html
毎日新聞社 2018年8月1日 18時31分

 青森県議会の関良議員(60)が、自らが施設長を務める障害者支援施設で開かれた夏祭りで、訪れた子供の一部に現金を渡していたことが分かった。関氏は1日、報道陣の取材に対し「施設長として、祭りを盛り上げてくれたことへの感謝の気持ちで渡した。反省していきたい」などと釈明した。

 関氏によると、先月21日、青森市内の施設で開かれた毎年恒例の夏祭りで、訪れた子供のうち8、9人ほどに1000円札1枚ずつを手渡した。当時は酒を飲んでおり、金銭を手渡したのは今年が初めてだったとしている。

 青森市は関氏の選挙区。公職選挙法は、議員本人が自分の選挙区内で寄付行為を行うことを禁じている。県選挙管理委員会によると、現金を渡した相手が選挙権のない子供でも同法に抵触する可能性がある。

 関氏によると、7月31日に県警から事情を聴かれたといい、「政治家として、今後このようなことがないようにしていきたい」と陳謝した。

 関氏は2002年の青森市議選に当選。09年の青森市長選で落選したが、11年の県議選で当選し、現在2期目。【井川加菜美】

2251とはずがたり:2018/08/01(水) 23:29:22
野田聖子総務相に新疑惑 「デート商法」業者から“脱法献金”
https://excite.co.jp/News/society_g/20180801/Bunshun_8410.html
文春オンライン 2018年8月1日 16時00分

 仮想通貨を巡って金融庁に圧力をかけていたことが報じられた野田聖子総務相(57)。「週刊文春」の取材で、野田氏が「デート商法」を展開するジュエリー業者に、自民党員の党費を負担してもらっていることが分かった。

 問題の業者は、京都市に本社を置く「リブート」(中野猛社長)。同社の「ビジュード」ブランドは、キンキキッズやNMB48をCMに起用し、若者から人気を集めている。

 リブートは旧社名のジェムケリー時代、従業員が親しげな口調で異性の客に近づく「デート商法」などが問題視され、消費者庁から2012年9月、半年間にわたって一部業務の停止命令を受けていた。

「中野社長の指示で、うちの会社は今でも同じような商法を展開し、若者らに高額なジュエリーを販売しています」(リブート関係者)

 一方で、中野氏は野田氏夫妻との親密さを公言。中野氏のSNSには、野田氏や野田氏の夫・文信氏、GACKTとのプライベート写真がたびたび投稿されている。

 リブート社員が明かす。

「今年6月、突然野田さんの事務所から〈自民党党員継続のお願い〉という書面が送られてきたんです。でも、私は自民党員になった覚えはありません」

 実は昨年6月頃、中野氏は党員料(通常1人あたり4000円)を会社が負担する形で、社員らを自民党に入党させていたという。

 政治資金規正法に詳しい上脇博之・神戸学院大学教授が指摘する。

「会社側が社員を勝手に党員にし、その分の党費を自ら支払っていたのが事実なら、会社側の寄付になります。
野田氏側がその実態を知らされていて、かつ収支報告書に記載していなければ、他人名義の寄付の受領、政治資金規正法違反の不記載になるでしょう」
 リブートは「野田氏との関係、弊社の販売手法など全体にわたって誤りがあると見受けられますので、客観的な裏づけをお願いしたく回答します」などと回答。野田氏は「中野氏に関係する方々の入党申込書をいただいたことはございます。『党員料は会社側の負担だった』との事実は存じ上げておりません」などと回答した。


 8月2日(木)発売の「週刊文春」では、野田氏と中野氏の蜜月ぶりや、デート商法の実態、野田氏の夫・文信氏がリブートなどの監査役を務めている事実を詳報している。また、「 週刊文春デジタル 」では、リブートの販売員が野田氏の名前をセールストークに使って顧客を勧誘している音声を同日午前5時より公開する。

(「週刊文春」編集部)

2252とはずがたり:2018/09/28(金) 12:26:33
沖縄県知事選でデマツイート 遠山議員が政治資金で“駅前留学”
https://news.nifty.com/article/domestic/government/12136-095313/
2018年09月28日 09時26分 日刊ゲンダイDIGITAL


沖縄県知事選で、玉城デニー候補の“デマ”をツイートし、大炎上の公明党・遠山清彦衆院議員。なりふり構わぬ選挙活動には眉をひそめるしかないが、政治資金の使い方にも疑問符が付く。

 遠山氏が代表を務める資金管理団体「遠山平和政策研究所」の政治資金収支報告書(2016年分)をチェックすると、2月2日付で、東京・港区の語学学校「㈲アイ・ケー・ブリッジ」に「受講料」として7万8900円を支出。政党支部も15年に計2回、総額16万1168円を同校に支払っている。

 さらに「政策研究所」は16年5月24日、東京・八王子市の「中央大学 最新トレンド講座」に「受講料」を2万5600円支出。7月28日には「一般財団法人 日本相続管理士協会」に「試験・登録料」として2万円支払っている。政治活動のために行う調査研究に関わる「調査研究費」として処理されている。

 過去、地方議員が税金が原資の政務活動費から大学院の学費を支払ったことが「個人の技能取得のためで不適切」と問題視されてきた。遠山氏の支部は収入の3割を税金が原資の政党交付金が占め、「政策研究会」の収入は支部からの寄付が大半だ。税金が元の政治資金で“駅前留学”とはいいご身分ではないか。

 遠山事務所に問い合わせると、「語学学校への支出は、議員本人が日韓議連での活動のため、韓国語の習得が必要だった。中大の講座は、事務所のIT専門スタッフがクラウドファンディングのノウハウを学習する目的で受講。相続管理士については、第一秘書が地元で相続について助言を求められることが多く、資格を取得する必要があった」と返答。政治資金に詳しい神戸学院大教授・上脇博之氏はこう言う。

「議員も秘書も高額の報酬を受けていますから、受講費などを税金が含まれる政治資金で賄う必要があったとは思えません。本来、ポケットマネーで支払うべきもので、政治資金を使うことは不適切でしょう」

 軽率な男だ。

2253とはずがたり:2018/09/30(日) 21:06:49
コスプレカラオケも…林文科相は政治資金で“夜遊び三昧”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/213522
公開日:2017/09/15 06:00

2254とはずがたり:2018/10/15(月) 13:12:52
収益でなかったから記載しなかったとかいうとんでもない釈明したようだが。法律の趣旨を全く理解しておらん

工藤国交政務官、登庁予定キャンセル 政治資金報道受け
https://news.goo.ne.jp/topstories/politics/82/20a96ad8b77d311e59ad320636b9869f.html
(朝日新聞) 10:56

 工藤彰三・国土交通政務官(自民、衆院愛知4区)が代表を務める政治団体が、支援者らから会費を集めて「集会」を開きながら、その収入を政治資金収支報告書に一切記載していなかった問題に絡み、国土交通省大臣官房秘書室は工藤氏が15日に登庁する予定がないと明らかにした。同日午後に省内である鉄道関係者への表彰式に出席する予定だったが、政治資金に関する報道を受けてキャンセルしたという。

2255とはずがたり:2018/10/15(月) 15:23:01

柴山昌彦文科相、小渕優子氏を彷彿させる公選法違反疑惑浮上
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181015-00000005-pseven-soci
10/15(月) 7:00配信 NEWS ポストセブン

「全員野球」とはスター不在のチームの監督がよく使う言葉だが、そう掲げた安倍新内閣の数少ない“看板大臣”に早くもスキャンダルが飛び出した。

 1人目は大臣就任会見で教育勅語について問われ、「道徳などに使うことができる」と護憲派野党や左派メディアを刺激して見せた柴山昌彦・文部科学相だ。

 2004年、安倍首相が幹事長時代に指揮を執った補欠選挙(衆院埼玉8区)で初当選して以来、総裁特別補佐や首相補佐官を歴任した「首相の側近」である柴山氏に、政治資金問題が浮上。

 舞台は柴山氏が首相補佐官だった2年前の2016年11月21日に行なわれた女性後援会「しばざくら会」の懇親バスツアーだ。一行は地元・埼玉から東京へ向かい、永田町の国会議員会館の大会議室で高級料亭の仕出し弁当を食べた後、中央区の浜離宮恩賜庭園の観光などを楽しんだ。

 柴山氏は当時のブログで、〈260名を超える本当に多くのご参加をいただき……〉と写真入りで感謝の言葉を綴っている。

 政治家が後援会の東京観光ツアーを催行するのは珍しくないが、参加費を徴収して政治資金収支報告書に記載するのがルールだ。

 政治団体「しばやま昌彦後援会」の同年の報告書を見ると、しばざくら懇親ツアー分としてバスのチャーター代、弁当代やお茶代、入園料など合計約120万円支出されていた。参加者約260人だから経費は1人5000円近い。

 ところが、報告書にはツアー代の収入が計上されていない。この年、後援会には1965人の後援会員から集めた会費約620万円や寄附などの収入があり、そのカネで懇親会ツアーなどの経費を賄ったことが読み取れる。公益財団法人「政治資金センター」理事の上脇博之・神戸学院大学法学部教授が指摘する。

「現職の国会議員が後援会の催しで酒食を提供すれば公選法違反の饗応・接待にあたる。1000円の弁当を出して900円集めてもアウトになる。柴山氏のケースでは、弁当代、浜離宮庭園の見学のバス代も後援会費とは別に実費を取った上で、正確に報告書に記載していなければ違法です」

 思い起こされるのは、2014年に経産相辞任に追い込まれた小渕優子氏の「観劇会」問題だ。地元後援会の収支報告書では、出席者から集めた会費収入よりも、東京・明治座に支払った観劇代のほうが多く、差額分が有権者への利益供与(公選法違反)ではないかという疑惑が浮上し、辞任へとつながった(※注)。どう違うのか。

【※注/小渕氏が地元の有権者を招待した「観劇会」(東京・日本橋の明治座)で、小渕氏の後援会などの明治座への支出が、報告書上で収入を上回っていた問題。観劇会で赤字が生じたように装うなどし、政治資金収支報告書に虚偽記載や不記載をしたとして、小渕氏の元秘書2人の有罪判決が2015年10月に確定した】

 柴山事務所はまず、ツアー代の収入の記載がないことについて、「行事のたびに参加者から会費を徴収し、まとめて『党費又は会費』の項目に計上。有権者への利益供与には当たらない」と説明する。だが、党費や年会費と行事の参加費をまとめて計上してしまえば、実費を徴収したのかの検証は不可能になる。「翌年の報告書からは事業ごとに収入を記載するほうがよりよいと判断し、記載方法を改めた」とするが、その報告書はまだ公開されていない。

 しかも、本誌が質問した「しばざくら会」の懇親ツアー会費の額については当初答えず、重ねて質問するとようやく「4000円の会費制で実施した」と回答。実費は約5000円かかっているので、やはり利益供与ではないか。さらに問うと、「直前キャンセルが多くあり、予定していた人数なら4000円の実費で賄える計算だった」とした。

 数十人が“ドタキャン”して後援会が損をかぶったという説明に終始するのだった。

※週刊ポスト2018年10月26日号

2256とはずがたり:2018/10/15(月) 22:14:08
ひでえな今回の人事。

宮腰光寛・沖縄北方担当相に疑惑の献金「道義的な点から返金します」
https://dot.asahi.com/wa/2018101500001.html?page=1
今西憲之 田中将介2018.10.15 07:00週刊朝日

 第4次安倍改造内閣で初入閣した宮腰光寛・沖縄北方担当相(衆院・富山2区)は、目立たないながら党内では農政通として知られる。

 本誌は2016年7月8日号で当時、TPP対策委員会の事務総長だった宮腰氏が15年、TPP交渉で渡米する際、日本養鶏協会会長(当時)から現金20万円を受け取っていたことを特報した(その後、返却)。

「同じく20万円を受け取っていた森山裕元農相は週刊朝日の報道後の改造で閣外に去った。宮腰氏は当時から入閣待機組だったが、養鶏マネーで後回しとなり、今回やっと入閣できた」(自民党のベテラン議員)

 今回は身体検査はパスしたのか、と本誌が宮腰大臣の政治資金収支報告書をチェックすると、事件を起こした複数の企業から献金があった。

 例えば、14年9月、富山県警などが、技能実習の資格で日本に滞在しているにもかかわらず、不法就労させたとして、北星ゴム工業(富山県黒部市)の入善工場(同入善町木根)を摘発し、48人は入管に引き渡し、逮捕者が出る事件があった。

 宮腰氏の政治資金収支報告書を調べると事件後の14年12月、15年2月に計66万円の資金提供をその北星ゴムから受けていることがわかる。

 08年4月には富山県滑川市発注の下水道工事で、談合したとして、八倉巻建設の八倉巻仁志専務(当時)らが競売入札妨害容疑で逮捕された。逮捕された八倉巻氏は裁判で談合の中心的存在とされ、執行猶予付きの有罪判決が確定している。宮腰氏は事件後の14年に八倉巻氏から100万円の個人献金を受けていた。

 1997年1〜2月には富山県入善町の排水工事を巡り、富山県警が地元の11の建設業者を逮捕・書類送検。入札価格を事前に漏らしたと富山県幹部まで逮捕されたが、この談合に加わっていた桜井建設から14年に30万円、15年に32万円、共和土木から14年に120万円、15年に約125万円を受け取った。

 宮腰事務所はこれらの献金についてこう回答した。
「法令に従い適切に処理し、その収支を報告しているところです。なお、ご質問の事件があったことは知りませんでした。事実関係を確認した上で道義的な点から返金することといたします」

 疑惑はまだある。16年に富山市議会で発覚し、14人の市議が辞職した政務活動費(1人最大月15万円支給)の不正受給事件でも名前が取り沙汰されていた。

「事件は地元記者が情報公開制度を使って支出伝票のコピーを取得し、市議らの領収書のねつ造と水増しを見破った。15年7月にH市議が開催した市政報告会に宮腰氏ら国会議員が出席したと記されていたが、政務活動費の支出は不適切と指摘され、すでにH市議はお茶代を返還。会場費も返還せよと住民に提訴されている。宮腰大臣にも道義的な責任はあるのではないか?」(赤星ゆかり富山市議)

 宮腰事務所はこう答えた。

「記憶が薄いが、7月28日17時からH市議の報告会には出席したようです。出席者にはその当時の国政全般について報告した模様です。講師料については、受領していません」

(今西憲之 本誌 田中将介)
週刊朝日2018年10月26日号

2257とはずがたり:2018/10/18(木) 14:04:51
片山さつき氏の口利き疑惑報道へ 週刊文春、確定申告巡り
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/238932?rct=n_major
10/17 20:53 更新

 今週発売の週刊文春が、片山さつき地方創生担当相の国税庁に対する口利き疑惑を報じることが17日、分かった。会社経営者から100万円を受け取り、確定申告を巡り口利きをしたとの内容で、片山氏の事務所は取材に「発売前なので答えられない」としている。

 同誌のインターネットサイトなどによると、経営者は税務調査を受けて税制優遇がある「青色申告」が取り消されそうになり、2015年に片山氏の私設秘書をしていた男性に働き掛けを依頼。秘書からは文書で100万円を要求されたため指定口座に振り込み、片山氏が依頼に応じて国税庁関係者に電話をした、としている。

2258とはずがたり:2018/10/18(木) 23:04:34
近々腸炎酷くなって辞めるから身体検査無しで出来るだけ多くの連中に恩売って再登板に備えてるとしか思えんな。

渡辺復興相
代表務める自民支部に間接補助金の企業が寄付
https://mainichi.jp/articles/20181018/k00/00e/040/285000c
毎日新聞2018年10月18日 14時30分(最終更新 10月18日 14時57分)

専門家「法の趣旨からすれば望ましくない」
 渡辺博道復興相が代表を務める自民党千葉県第6選挙区支部が、経済産業省が所管する補助金の交付決定を2015年に受けた企業から14〜16年に計36万円の寄付を受けていた。政治資金規正法は癒着を防ぐため国による補助金の交付決定から1年以内に企業が政党や政治資金団体に寄付することを禁じている。今回の補助金は第三者を通じた「間接補助金」で違法ではないが、専門家は「法の趣旨からすれば望ましくない」と指摘している。

 寄付したのは渡辺氏の地盤の千葉県松戸市にある製粉会社「雪和食品」。補助金は、国の拠出金で全国中小企業団体中央会が設置した基金から支払われる「ものづくり・商業・サービス革新補助金」で、交付決定は中央会が行った。

 同社によると、ムスリム向け食品開発が目的で15年12月ごろに約800万円が交付決定された。支部の14〜16年の政治資金収支報告書によると、同社は支部に毎月1万円を寄付している。渡辺氏の事務所は取材に「間接補助金で法的には問題はない。返還する考えはない」。同社幹部は「会長が個人的に渡辺氏と知人関係にあり寄付していたと思う。補助金を得た見返りではない」と説明した。

 日本大の岩井奉信教授(政治学)は「間接補助金でも国からの補助金である点では変わりなく、実質的には補助金が寄付金となって政党に入ったと捉えられかねない」と指摘する。その上で「企業が寄付してよいかを確認するとともに、政治家側も寄付を受け取った際などに注意を払う必要がある」と話した。

 間接補助金の受給企業による国会議員への寄付を巡っては、林野庁拠出で宮崎県が交付決定した補助金を受けた企業から自民議員が代表を務める同党の同県内の支部が寄付を受けていたことが今年6月に発覚。この議員は「道義的に問題がある」として返金した。【斎藤文太郎】

2259とはずがたり:2018/10/19(金) 22:05:38
稲田朋美氏選挙支部に脱税企業献金
地元福井の建設会社から、返還検討
2018年10月14日 午後5時00分
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/718906
稲田朋美氏 拡大する
稲田朋美氏


 自民党の稲田朋美筆頭副幹事長が代表を務める党福井県第1選挙区支部が、脱税事件で今年3月に有罪判決を受けた福井市の建設会社から、2014〜16年に計46万円の献金を受けていたことが10月13日、同支部の政治資金収支報告書で分かった。

 稲田氏の事務所は取材に事件を知らなかったとし「献金は17年にも受け取っていた。いずれも返還を検討し今後も当面自粛したい」と説明した。

 収支報告書によると、建設会社は14年に22万円、15、16年に各12万円を支部に献金していた。17年分の収支報告書は、まだ公開されておらず同社の献金額は不明。

 同社を巡っては、福井地検が今年1月、13〜15年に約6400万円を脱税していたとして、法人税法違反などの罪で同社を含む法人3社と実質経営者を起訴。福井地裁が3月、同罪などで有罪判決を言い渡した。

 稲田氏事務所は建設会社との関係を「地元の支援企業の一つ。議員本人は会社関係者と面識はないはずだ」と説明。建設会社は献金について「担当者がおらず、対応できない」と話している。

2260名無しさん:2018/10/22(月) 18:49:58
5449 : チバQ 2018/10/21(日) 21:55:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181021-00000504-san-pol
立憲民主・近藤昭一副代表、会費制集会の収支不記載 政治資金規正法違反か
10/21(日) 1:06配信 産経新聞
立憲民主・近藤昭一副代表、会費制集会の収支不記載 政治資金規正法違反か
立憲民主党の近藤昭一氏
 立憲民主党の近藤昭一副代表=衆院愛知3区=が代表の政治団体が、平成26年に開いたパーティー収入を同年分の政治資金収支報告書に記載していないことが20日、分かった。政治資金規正法違反(不記載など)に当たる可能性がある。

 近藤氏が発行している会報によると、近藤氏側は26年6月1、8両日に毎年恒例という「こんちゃん・サマーパーティー」を名古屋市内で開き、計1200人が集まった。26年5月発行の会報ではその日に「こんちゃんのビアパーティー」を大人3700円、小中学生1500円の会費制で開くと告知し、申込先は「近藤事務所」だった。

 しかし、近藤氏の資金管理団体「21世紀の国づくりを考える会」と近藤氏が代表だった政党支部「民主党愛知県第3区総支部」の26年分の収支報告書には記載がなかった。

 27年1月発行の会報は2月22日の「いちご狩り」、27年5月発行の会報は6月7、14両日の「サマーパーティー」の参加者を会費制で募集した。窓口は近藤事務所だったが、資金管理団体と政党支部の27年分収支報告書に記載はなかった。

 政治資金規正法は事業ごとの収支の記載を求めている。近藤氏の事務所は取材に「イベントが実際に行われたか、どこが主催していたか調査中だ。仮に事務的なミスがあった場合は収支報告書を訂正したい」とコメントした。自民党の工藤彰三国土交通政務官=衆院愛知4区=は自らが代表の政治団体が会費制集会の収入を収支報告書に記載せず、報告書を訂正、謝罪した。

2261とはずがたり:2018/10/24(水) 23:40:18
宮腰氏後援会の支出、3千万円分が明細不明
https://this.kiji.is/427780671794185313
2018/10/24 20:4910/24 21:29updated
c一般社団法人共同通信社


 宮腰光寛沖縄北方相を支援する政治団体「宮腰光寛後援会」の2014〜16年の政治資金のうち、使途の明細が分からない支出が約3384万円に上ることが24日、分かった。支出全体の7割超を占めていた。

2262とはずがたり:2018/10/26(金) 21:52:08
片山さつき地方創生相が有権者に「公選法違反」の寄付か 証拠写真を独占入手
16:05AERA dot.
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2018102600031.html

 第4次安倍改造内閣で初入閣した片山さつき地方創生相が、2014年に東京都府中市で開かれた祭りで、物品の寄付をしていた疑惑が持ち上がっている。AERA dot.の取材によると、物品の寄付は祭りの際に市内に掲示された寄付者一覧の看板に掲載されており、写真にも残されていた。片山氏は参院全国比例区の選出だが、政治家が選挙区内の有権者に金銭や物品を寄付することは禁止されていて、公職選挙法に違反する可能性がある。

 同法違反をめぐっては、自民党の松島みどり衆院議員が選挙区内の祭りでうちわを配っていたことが14年10月に発覚し、法相就任からわずか約1カ月半で辞任したことがある。同法は3年で時効となるため今回の件で片山氏が訴追される可能性は低いが、専門家は「寄付が事実であれば、悪質性が高い。片山氏は自ら調査して事実を明らかにすべきだ」と指摘する。

* * *
 公選法に抵触しかねない片山氏の行為を示す一枚の写真をAERA dot.は独自に入手した。その写真は、祭りでよく見かける寄付者の名前一覧が掲示された看板を写したもの。「奉納」「のし」と書かれた用紙に、寄付者の名前と寄付された金額や品物が記されている。

 それらの用紙の一枚に、「一、麦酒一箱也」「片山さつき様」と書かれたものがある(写真参照)。冒頭で述べたように、政治家が選挙区内の有権者に金銭や物品を寄付することは公選法で禁じられている。片山氏は参院比例代表全国区の選出であるため、日本国内の祭りで寄付をしてはならない。

 写真のデータ解析の結果や関係者の証言を総合すると、この紙は14年5月上旬に東京都府中市で掲示されていたことがわかった。府中市では、毎年4月30日から5月6日に「くらやみ祭り」が開催される。問題のビールも、祭りの関係者に寄付されたものだった。府中市に住む男性は言う。

「片山さんは祭りにはよく来ているよ。地元の人が案内をして、市内のいろんな所を回ってあいさつをしてた。『祭りの時だけ来ても票なんか入れねえよ』なんて言う人もいたけどね」

 くらやみ祭りは1900年の歴史を持つ大國魂(おおくにたま)神社の例大祭で、期間中の市内は神輿や大太鼓、山車などが市内を巡る。都の無形民俗文化財にも指定されていて、毎年70万人もの人が来場する盛大な祭りだ。

 片山氏のツイッターでも、くらやみ祭りへの訪問について書かれている。今年5月4日には、祭りに参加して地元の人と一緒に撮影した写真を掲載。自民党の地元議員らと市内を巡った後に、

<無形文化財の歴史伝統と、26万都市が地域挙げてのインボルブメント、私も大太鼓で参加!高野市長、府中のお母様、女性部長さんと全屋台お出迎え!>

 と投稿している。そのほか、ブログでは15年の祭りに参加したことも報告されている。

 14年5月のビールの寄付も、そういった陣中見舞いの過程で寄付された可能性がある。当時、寄付者の看板が掲示された地域で祭りのスタッフをした男性は、こう話す。

「片山さんとは、私も握手をしたことありますよ。(片山氏の名前は)たしかにこちらで書いたもの。誰がビール箱を持ってきたかはわからないけど、寄付者のリストに名前があったから、(寄付者看板用の用紙に)書いたんでしょうね」

2263とはずがたり:2018/10/26(金) 21:52:28
>>2262
 寄付者看板には、地元の人や店などの名前が書かれていることがほとんどだ。念のため、同姓同名の人が地域にいないかをたずねると「この辺りにはいませんね」(前出の男性)とのことだった。

 別のスタッフの男性は、こう話す。

「くらやみ祭りは規模が大きいから、政界関係者もたくさん運営を手伝っている。片山さんが祭りに来て挨拶をして、さらに寄付者看板に名前まで出していたから、彼らは『これはヤバくないか』と話していました」

 府中市の関係者はこう話す。

「この年の10月に、自民党の松島議員が祭りでうちわを配布していたことが問題になって法相を辞任して、府中市でも15年に市議が自治会の子供神輿に現金を寄付していたことが発覚して、その後に失職したことがありました。それが影響したのかはわかりませんが、15年以降は片山さんの名前を寄付者の看板で見かけなくなりました」

 ただ、公職選挙法の時効は3年であるため、この疑惑で片山氏が訴追される可能性は低い。だからといって、何も問題がないというわけではない。神戸学院大学法学部の上脇博之教授は、こう話す。

「寄付が事実であれば明らかな公選法違反。多くの人に目が届く寄付者看板に片山氏の名前が書かれていることから、悪質性が高い。その後、片山氏は16年の参院選で再選されていますので、すでに時効であっても政治的・道義的な責任は避けられません」

 片山氏の事務所に今回の件について質問状を送ったところ、書面で以下のように回答した。

<事務所で寄付したことは確認できず、そのような事実は一切ございません。案内していただいた地元の方にも確認しましたが、そのような事実はないとのことです>

 なお、14年のくらやみ祭りに片山氏が参加していたかについては、片山氏の事務所は「おそらく参加していたと思う」と回答している。前出の上脇教授は言う。

「寄付者看板の写真も残っているのに、片山氏が寄付の事実は一切ないと主張するなら、誰かが寄付を捏造したことになる。疑惑が持ち上がっている以上、自ら積極的に調査して事実を明らかにすべきです」

 10月の内閣改造で唯一の女性閣僚として念願の初入閣を果たした片山氏。安倍晋三首相は起用の理由を「政策通であるだけでなく、フットワークも軽く、超人的なガッツの持ち主」と述べている。片山氏が大臣としていま取り組むべき仕事は、持ち前のガッツで真実を究明することではないか。

(AERA dot.編集部/西岡千史)

2264とはずがたり:2018/10/31(水) 18:11:34
200万円政治献金を不記載 片山さつき大臣に新疑惑
https://news.goo.ne.jp/article/bunshun/politics/bunshun-9505.html
16:00文春オンライン

「国税100万円口利き疑惑」に続き、片山さつき地方創生担当大臣(59)に、政治資金にまつわる新たな疑惑が浮上した。

「週刊文春」の取材によれば、片山氏側に献金された200万円が政治資金収支報告書に記載されておらず、政治資金規正法違反の疑いがあることがわかった。

 政治資金収支報告書によると、片山氏が参院で2度目の当選を果たした2016年、投開票日(7月10日)直前の6月下旬から7月上旬にかけて、8つの業界団体から片山氏が代表をつとめる政党支部、政治団体、片山氏個人に対し、「寄附」、「陣中見舞」などの目的で計200万円が支出されている。だが、受け取った片山氏側の収支報告書には、献金は一切記載されていないのだ。

 たとえば「全国LPガス政治連盟」の収支報告書には、〈陣中見舞 平成28年7月7日 自由民主党東京都参議院比例区第二十五支部 500000〉と記されている。「自由民主党東京都参議院比例区第25支部」(以下、「25支部」)は片山氏が代表を務める政治団体だ。だが「25支部」の収支報告書には入金の記載はない。

 こうした消えた献金は、2016年だけでも計8団体、200万円に及ぶ。

 片山氏に献金したある政治団体の担当者は、「週刊文春」の取材にこう証言する。

「こちらで調べたところ、陣中見舞という形で払っています。『25支部』という政治団体に金を出し、きちんと領収書を頂いております。支払いは振込みではなく、直接(事務所に)持っていったと思います」

「消えた200万円」について、片山事務所に取材を申し込むと、次のような回答があった。

「選挙運動費用収支報告書をご覧ください」


国会でどう説明するのか c文藝春秋
 だが、翌日になって「政党支部の収支報告書に各政治団体からの寄付収入等の記載が漏れていましたので訂正します」と答えるのだった。

「国税への100万円口利き」疑惑について、「週刊文春」への名誉毀損提訴を理由に、説明を避け続ける片山氏。11月1日(木)発売の「週刊文春」では、「100万円」授受を片山氏が知っていたことを示す、片山氏本人の音声データを公開する。また、「消えた献金200万円」や、片山氏が著書約6500冊を政治資金で購入し、“印税キックバック”を受けていた新疑惑などについて、詳報している。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2018年11月8日号)

2265とはずがたり:2018/11/04(日) 18:04:47

吉川農水相にも“口利き疑惑”が浮上 詐欺事件公判で「バッジの方」証言〈週刊朝日〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181104-00000009-sasahi-pol
11/4(日) 17:00配信
AERA dot.

 国会で“国税庁への口利き”疑惑で片山さつき地方担当相が連日、火だるまになる中、吉川貴盛農林水産相にも“口利き”疑惑が浮上した。

 関与が取り沙汰されているのは現在、札幌地裁で審理中の太陽光発電所を巡る詐欺事件だ。事件は今年3月、太陽光発電所設置に絡み、北海道から補助金約5960万円を詐取したとして、山内健嗣被告、鈴木利春被告ら3人が逮捕された。山内被告が北海道洞爺湖町に太陽光発電所を新設する際、約12億円という虚偽の投資額を申請。コンサルタント業の鈴木被告らは、その指南役として、補助金をだまし取ったという容疑だ。公判で「バッジの方が……」と国会議員の関与が指摘されたのは10月。

 検察側は山内被告に対して、証拠として提出された<申請の補助金について、バッジの方等色々、ご報告とご相談をしたところ、すでに助成金5000万円が決定しているとのことです>と記されたメールについて問いただした。

 山内被告の会社は資金力が不安視されていたにもかかわらず、日本政策金融公庫から7億2千万円もの融資を得て、北海道の補助金5960万円も獲得。その交渉をまとめ上げたコンサルの鈴木被告に成功報酬として、数千万円が支払われていた。

 北海道で「バッジの方」捜しが始まり、地元出身の吉川農水相の名前が取り沙汰されるようになった。

 10月16日の吉川農水相の大臣会見ではこんな直球の質問が記者から飛び出した。

「一部の報道で北海道の補助金詐取事件の口利きをした議員が吉川大臣だという声も上がっています」

 すると吉川農水相は「お答えしようがない」と回答を避けた。鈴木被告の北海道の知人はこう語る。

「鈴木被告は拘置所へ接見に来たある知人に『吉川農水相は古くからの知り合いで、秘書とも親しい。パーティー券もよく買った。今回の太陽光発電事業のことも相談した結果、北海道電力と日本政策金融公庫の窓口を紹介してもらった。しかし、謝礼は払っていない』と語っています」

 吉川事務所に取材すると、こう回答があった。

「刑事事件については新聞報道されている以上のことは知りませんし、まして法廷でどのような方がどのような発言をされているのかも知りません。いずれにしましても、『バッジの人』というのが吉川ではないかとのお問い合わせですが、そのような事実はありません」

 その後、鈴木被告の証言を再度、本誌が取材すると、吉川事務所は「担当秘書が不在のため答えられない」と期限までに回答は得られなかった。(今西憲之)

※週刊朝日  2018年11月16日号

2266とはずがたり:2018/11/05(月) 19:48:35

平井卓也内閣府担当相は暴力団系企業から献金 身内企業に政治資金を還流も〈週刊朝日〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181104-00000010-sasahi-pol
11/5(月) 8:00配信

平井卓也内閣府担当相は暴力団系企業から献金 身内企業に政治資金を還流も〈週刊朝日〉

平井卓也・内閣府担当相(c)朝日新聞社

「平井(卓也)さんが大臣になったということは、香川県にとって名誉なこと。だが、それが逆目に出ないか、心配しておった。やはりX会から政治献金があったんだな……」

【画像】片山さつき地方創生担当相も火だるま状態… 疑惑の「ドジョウよりウナギ」カレンダーはこちら

 平井卓也・内閣府担当相(科学技術・IT・クールジャパン担当)と親しい香川県の地方議員がこうため息をつく。

 平井氏が代表を務める「自民党香川県第一選挙区支部」は、指定暴力団組長がかつて代表を務め、今もその親族が跡を継ぐ高松市内の建設会社A社から2014〜16年までに76万円の政治献金を受けていたことが本誌の調べでわかった。

 登記簿によるとA社は1978年に創業。今では香川県などの公共事業にも参入する地元の有力な建設会社とされるが、かつては指定暴力団X会の初代組長が代表取締役に就任。その後、組幹部、組長の親族らが役員を務め、現在は名称変更したが、組長の実子が代表を務めている。

「X会は神戸の山口組と2度、3度、大きな抗争を戦い、それでも軍門に屈することなく、香川県で牙城を守り抜いてきた。X会組長はいわば、四国の伝説の親分の一人に数えられ、地元の香川県の政財界にも顔が利く存在でもありました。平井氏の一族とは古くから深い関係にあった」(捜査関係者)

 平井一族の政界進出は、平井氏の祖父、太郎氏からはじまった。太郎氏は参院議員を4期務め、郵政相や参院副議長を歴任。四国新聞社主、西日本放送などの創業者でも知られる。

 一方で、飲食業も古くから手掛けていた。今から40年ほど前まで、高松市の繁華街にキャバレー「R」という有名な店があった。そこが、平井一族とX会の「接点」の1つだったという。

「キャバレーには、X会組長、同会幹部もよく飲みに来ていた。キャバレーのオーナーだった太郎氏もよく来ており、同席するなど親しくなった。組長は太郎氏を通じ、地元の政財界とのパイプを築いていった。キャバレーなので、当然、さまざまなトラブルもあったが、用心棒役はX会の若い衆が務め、選挙では平井家を応援していた」(前出の捜査関係者)

 その後、X会組長は政財界との太いパイプを利用して、建設業に乗り出した。

「今、A社が香川県などの指名業者として公共事業に参入できているのは、もとX会の組長が実績を築いていたからです。今ではA社はスーパーゼネコンからも天下りを受け入れるほど有力企業にのし上がっている。A社が平井氏に献金すれば、その下請けなども横並びになります。心強い存在だと思います」(前出・地方議員)

 さらに平井氏は1994年から「モトリス」(本社は東京都)という海外アーティストの交流仲介、映画、放送、ステージなど企画制作、音楽著作物の取得、管理、譲渡などを行う会社の社長に就任(その後、退任)。同社の監査役には09年から13年まで大王製紙の前会長で特別背任事件を起こした井川意高氏が就任していた。

 平井氏は自身が代表を務める自民党支部を通じて、「モトリス」に対し、2014〜16年の3年間で計323万7000円の政治資金を支出。

 また、身内企業である西日本放送と四国新聞の関連会社などに対して数年間で6000万円を超す政治資金を支出していたとされる。

 平井事務所に取材を申し込むと以下の回答があった。

「政治資金は法令に従い適正に処理し、その収支を報告しているところです。なお、ご質問の会社の来歴については存じ上げませんが、寄附を頂いている時期についていえば、香川県などの公共工事を受注している会社であることから入札資格に問題がないと判断されているものと思われます。また、暴対条例などで同社が排除されているという情報にも接していません。(平井氏は現在)モトリスの株主ではありません。同社は著作権管理を主とした会社であり、平井の所管業務と関係ありません。井川氏は2009年に監査役に就任しましたが、13年6月に退任しています。同社の事業に問題はなかったと認識しています」

(本誌取材班)

※週刊朝日 オンライン限定記事

2267とはずがたり:2018/11/06(火) 16:01:33
根本厚労相は秘書に"お車手当"、NHK受信料を 組織活動費で計上 山本・国家公安委員長にも加計疑惑
https://dot.asahi.com/wa/2018110500017.html?page=1
2018.11.6 07:00週刊朝日

 衆議院の予算委員会では、“国税庁への口利き”疑惑で片山さつき地方創生相が連日、火だるまに。本誌がスクープした宮腰光寛・沖縄北方担当相の献金疑惑も追及される中、さらに根本匠厚労相、山本順三国家公安委員長の新たな疑惑をつかんだ。

【この人にも疑惑が…】

 安倍晋三首相だけでなく、山本順三・国家公安委員長にも加計疑惑が取り沙汰されている。

 山本議員は愛媛県選出で加計学園の岡山理科大獣医学部が新設された今治はおひざ元だ。

 自民党県議によると、獣医学部新設は加計学園幹部と今治市選出の県議が幼なじみで親しい間柄だったことが出発点だったという。

「この県議と山本さんも非常に親しい。その上、安倍首相と加計孝太郎理事長が親友だったので、山本さんは計画当初から加計学園の誘致を熱心に進めていた。16年夏の参院選で山本さんの選挙事務所に詰めていたところ、加計学園から人が出ていると。このころはすでに獣医学部誘致が動いていた時期で、加計学園の2〜4人が選挙事務所で手伝い、山本氏の演説の動員もやっていたようです」(前出の県議)

 そのかいあってか、参院選で山本氏は野党共闘の候補だった元衆院議員の永江孝子氏を約8400票差で破り、薄氷の勝利を収めた。

 また山本氏の資金管理団体の政治資金収支報告書によると12〜14年の間に、ビール券(1枚で缶2本494円)を約70万円分(本数にして年間900本)購入。また12〜16年でタオルを55万円分購入。さらには13年に真珠2万円を政治活動費で計上していた。

「ビール券とタオルは選挙区外で配ったと言うのでしょうけど、それにしては随分と多いですね。真珠代まで政治活動費で落とすとは……。かなりセコイ」(野党議員)

 山本事務所は本誌の取材に対し、こう回答している。

「(ビール券やタオルは)選挙区外の者へ配布しています。(加計学園が参院選の手伝いをしたか、否かについて)たくさんのボランティアの方にお手伝いいただき支えていただいております。多くの方が事務所に出入りしているので、ご質問の関係者が具体的に出入りしていたか否かについては確認できていません」

2268とはずがたり:2018/11/06(火) 16:01:44
>>2267
 そして根本匠厚生労働相にも複数の疑惑が出てきた。

 自民党福島県第二選挙区支部の収支報告書によると、14年から16年にかけて、秘書3人(公設第一、第二、私設)に対し、毎月5万円で車両を借り上げ、この代金を事務所費として計上していた。いわば「車手当」を公金で秘書に払っているのだ。ほかにも、同報告書によると、13年、直近の選挙で初当選した新野洋・二本松市長個人に対し、200万円を支出、また資金管理団体「匠フォーラム」の報告書によると、13年から16年にかけて、NHK受信料約10万円を組織活動費として計上していた。

 果たして、こうした支出に問題はないのか。政治資金規正法に詳しい、神戸学院大の上脇博之教授の解説。

「秘書3人に本当に車が必要なのか。実態があるものなのか疑わしい部分ではあります。しかも地元の団体で計上している。公設は、ほとんど東京にいる秘書です。どこで車を使い、ガソリン代、駐車場代はどうしているのか、不明な点が多い。一般論として秘書の間だと、裏金が作りやすい。またNHK受信料は事務所費で計上するべきで、組織活動費として計上しているとすれば、一般の家でも、組織活動になってしまう」

 新野市長個人に200万円を寄付していることについてはこう解説する。

「これは違法ではなく、政治資金規正法の抜け穴と言えます」

 根本事務所に質問所を送ったが、期限までに回答はなく、「収支報告書の記載通りで問題ない」と秘書が口頭で答えるのみだった。
また桜田義孝 五輪担当相が代表を務める資金管理団体の収支報告書には2012、14年、あわせて163万円を政見放送テレビ代として支出していると記載があった。

 助成金を選挙活動で使っていることを質問すると、桜田事務所からこう回答があった。

「政党助成金は本来、法律上使途に制限はありませんが、政見放送は候補者届出政党が行う活動であり、選挙制度改革により選挙や政治活動が政党中心に行われるため導入された政党助成金から支出することは、制度の趣旨に照らしても何ら問題ないと考えております」

本誌がスクープした宮腰光寛・沖縄北方担当相が過去に談合事件などを起こした複数企業から政治献金を受けていた問題。宮腰氏は「法令に従い適切に処理し、その収支を報告しているところです。

 なお、(献金企業に)ご質問の事件があったことは知りませんでした。事実関係を確認した上で道義的な点から返金することといたします」とすでに表明している。その後、衆院議員宿舎で「全裸で他人の部屋のインターホンを押した」と週刊文春で報じられたり、共同通信に「14〜16年の政治資金のうち、使途の明細がわからない支出が約3384万円ある」と疑惑を次々と報じられている。

 安倍内閣の閣僚たちの「政治とカネ」疑惑の国会審議の行方が注目される。(本誌取材班)

※週刊朝日 2018年11月16日号より抜粋

2269とはずがたり:2018/11/06(火) 21:34:15
片山氏 新たに120万円未記載
https://news.nifty.com/article/domestic/government/12198-119115/
2018年11月06日 15時22分 TBS

 片山さつき地方創生担当大臣が代表を務める政治団体が、政治資金収支報告書に新たに少なくとも120万円の記載漏れがあり、このうち20万円分を6日までに訂正していたことがわかりました。

 片山大臣が代表を務める政治団体は、2014年に「自民党埼玉県支部連合会」からの10万円、2016年に西川元農林水産大臣が代表を務める政治団体から受け取った10万円を、ぞれぞれの年の政治資金収支報告書に記載しておらず、6日までに訂正したということです。

 「そういったことがこれから起きないようにして参りたい」(片山さつき 地方創生相)

 片山大臣側によりますと、2016年に自民党の二階派から受け取った100万円などについても政治資金収支報告書に記載していなかったということで、6日のうちに訂正するとしています。

 片山大臣の政治団体は、先月31日にも報告書を訂正していました。(06日14:30)

2270とはずがたり:2018/11/06(火) 21:34:50
片山さつき大臣「口利き疑惑」 ウソを暴く音声公開
https://news.nifty.com/article/item/neta/12113-111190/
2018年10月24日 16時00分 文春オンライン

片山さつき大臣「口利き疑惑」 ウソを暴く音声公開
片山さつき地方創生担当大臣 c文藝春秋

「100万円国税口利き疑惑」を報じた「週刊文春」記事を「事実誤認」として、名誉毀損で提訴した片山さつき地方創生担当大臣(59)。100万円を受け取った南村博二氏(62)について、10月22日に東京地裁に提出した訴状の中で、「私設秘書ではない」と主張している。

 社会部記者が解説する。

「片山氏は『100万円を受け取った事実はない』と主張していますが、自身の秘書が受け取っていれば、政治家としてそうした説明は通らない。南村氏は既に100万円の受け取りを認めているため、彼は秘書ではなかったと主張せざるをえないのではないか」

 だが、1週間前の10月15日、片山氏の事務所は、「週刊文春」の取材に対し、次のように回答していたのだ。

〈事務所の認識では、南村税理士は平成27年5月に私設秘書を退職しています〉

「退職」――。つまり、南村氏が私設秘書だったことを、片山事務所が認めているのだ。

 また、南村氏も、「週刊文春」の記者に対し、片山事務所の秘書である旨を何度も繰り返していた。

〈片山事務所の南村です〉(2016年7月15日)

〈(秘書の中で)一番古いけども、2月で一応議員会館に登録している正式秘書は退任しましたけど、選挙中も議員から電話が何度も入ってますしね〉(2016年7月16日)

〈私設秘書は今年の2月25日に退任していますので〉(同前)

 改めて南村氏に確認すると、「片山さつき氏の代理人からの回答が『私設秘書であったことはない』であればそのとおりです」と回答するのだった。

「週刊文春」編集部では、片山氏の説明の矛盾を明らかにするため、南村氏の音声を公開することにした。片山氏は訴訟を理由に、メディアの事実確認を避けているが、公人中の公人である国務大臣として、丁寧な説明が求められることになりそうだ。

 また、10月25日(木)発売の「週刊文春」では、片山氏、南村氏の他のウソや、片山氏と告発者の直接交渉など、一連の口利き疑惑について6ページにわたり詳報している。南村氏の音声《完全版》は「 週刊文春デジタル 」で同日朝5時に公開する。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2018年11月1日号)

2271とはずがたり:2018/11/09(金) 19:51:55

200万円政治献金を不記載 片山さつき大臣に新疑惑
http://bunshun.jp/articles/-/9505
「週刊文春」編集部 2018/10/31
source : 週刊文春 2018年11月8日号

「国税100万円口利き疑惑」に続き、片山さつき地方創生担当大臣(59)に、政治資金にまつわる新たな疑惑が浮上した。

「週刊文春」の取材によれば、片山氏側に献金された200万円が政治資金収支報告書に記載されておらず、政治資金規正法違反の疑いがあることがわかった。

 政治資金収支報告書によると、片山氏が参院で2度目の当選を果たした2016年、投開票日(7月10日)直前の6月下旬から7月上旬にかけて、8つの業界団体から片山氏が代表をつとめる政党支部、政治団体、片山氏個人に対し、「寄附」、「陣中見舞」などの目的で計200万円が支出されている。だが、受け取った片山氏側の収支報告書には、献金は一切記載されていないのだ。

 たとえば「全国LPガス政治連盟」の収支報告書には、〈陣中見舞 平成28年7月7日 自由民主党東京都参議院比例区第二十五支部 500000〉と記されている。「自由民主党東京都参議院比例区第25支部」(以下、「25支部」)は片山氏が代表を務める政治団体だ。だが「25支部」の収支報告書には入金の記載はない。

200万の献金は何に使われたのか
200万の献金は何に使われたのか
この記事の画像(2枚)
 こうした消えた献金は、2016年だけでも計8団体、200万円に及ぶ。

 片山氏に献金したある政治団体の担当者は、「週刊文春」の取材にこう証言する。


「こちらで調べたところ、陣中見舞という形で払っています。『25支部』という政治団体に金を出し、きちんと領収書を頂いております。支払いは振込みではなく、直接(事務所に)持っていったと思います」

「消えた200万円」について、片山事務所に取材を申し込むと、次のような回答があった。

「選挙運動費用収支報告書をご覧ください」

 だが、翌日になって「政党支部の収支報告書に各政治団体からの寄付収入等の記載が漏れていましたので訂正します」と答えるのだった。

「国税への100万円口利き」疑惑について、「週刊文春」への名誉毀損提訴を理由に、説明を避け続ける片山氏。11月1日(木)発売の「週刊文春」では、「100万円」授受を片山氏が知っていたことを示す、片山氏本人の音声データを公開する。また、「消えた献金200万円」や、片山氏が著書約6500冊を政治資金で購入し、“印税キックバック”を受けていた新疑惑などについて、詳報している。

2272とはずがたり:2018/11/15(木) 13:54:15
平井科技相
宛名のない領収書61枚 選挙費の5割
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20181115/k00/00m/040/192000c
会員限定有料記事 毎日新聞2018年11月15日 03時00分(最終更新 11月15日 03時00分)

 平井卓也・科学技術担当相(60)=衆院香川1区=が、昨秋の衆院選に伴う選挙運動費用収支報告書に、宛名のない領収書61枚、計約700万円分を添付していたことが毎日新聞の取材で分かった。うち27枚はただし書きも空欄だった。宛名がない領収書は支出額の5割近くに達し、専門家は「支出主体や使途が分からないものは領収書と言えず、公職選挙法に抵触する」と指摘している。【岩崎邦宏】

 公選法は選挙運動に関する全ての支出について、金額、年月日、目的を記載した領収書など支払いを証明する…

この記事は有料記事です。

残り754文字(全文989文字)

2273とはずがたり:2018/11/16(金) 12:47:16
片山さつき大臣「事務所費」にも疑惑発覚
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181114-00009661-bunshun-pol
11/14(水) 16:00配信 文春オンライン

「週刊文春」の「100万円国税口利き疑惑」報道を皮切りに、「政治とカネ」の疑惑が相次いで指摘されている片山さつき地方創生担当大臣(59)。国会でも連日、カレンダーの無償配布や、顔写真入りの特大看板の設置などが追及され、三度にわたり、政治資金収支報告書の訂正に追い込まれている。

 14日の衆院内閣委員会で「すべてチェックした。これ以上はないと考えている」と答弁した片山氏だが、新たに事務所費に架空計上の疑いがあることが分かった。

 政治資金収支報告書によると、片山氏が代表を務める政治団体「自由民主党東京都参議院比例区第25支部」(以下、25支部)の「主たる事務所の所在地」は、2015年分まで、港区にある南村博二税理士の親族が所有するマンションの一室になっている。だが、電話番号の欄には参議院議員会館の片山事務所の番号が記されている。

 元秘書はこう証言する。

「港区の事務所は南村氏と彼の妻以外、片山氏の関係者は使っていない。事務所としての実態はありません」

 一室の賃料として、片山氏は12年から16年の間、南村氏の関係会社に計150万5千円を支払っているのだ。このうち少なくとも90万円は、政党交付金、つまり税金から支払われていることが確認できた。

 南村氏は「片山氏への国税口利き」を依頼され、100万円を受け取った人物。2012年時点で25支部の登録政治資金監査人であり、2016年までは片山氏のファミリー企業で取締役を務めるなど、片山氏と密接な関係だったことがうかがえる。

 消えた事務所費約150万円について片山事務所に取材を申し込んだところ、片山氏の代理人・弘中惇一郎弁護士から「貴誌への対応は控えさせていただきます」との回答があった。

 政治資金に詳しい神戸学院大学の上脇博之教授が言う。

「事務所としての使用実態がないのであれば、賃料を政党支部で支払う義務がなく、虚偽記載が疑われます」

 11月15日(木)発売の「週刊文春」では、事務所費架空計上問題のほか、片山氏が国会で「自分の声かどうか、ちょっと判断ができない」としてきた音声データの声紋鑑定結果などを報じている。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2018年11月22日号

2274とはずがたり:2018/11/18(日) 18:31:33

片山大臣の看板、市の許可受けず設置 指摘受け真っ白に
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20181118001873.html
2018年11月18日17時27分

 片山さつき地方創生相の書籍を宣伝するためとして、さいたま市内に設置されていた看板が、同市の許可を受けていなかったことがわかった。朝日新聞の問い合わせを受けた市が設置者に連絡したところ、看板の広告を取りやめる意向を示したという。18日時点で、看板は真っ白になっていた。…[続きを読む]

2275とはずがたり:2018/11/18(日) 21:38:09
片山大臣にさらなる疑惑 暴力団との“密接交際者”から事務所無償提供、秘書給与肩代わり
http://news.livedoor.com/article/detail/15594986/
2018年11月14日 17時0分 デイリー新潮

“国税への口利き”疑惑、収支報告書の記載漏れなどが取り沙汰される片山さつき地方創生大臣(59)に、新たな問題が。ヤクザと組み産廃処理場を乗っ取った人物を後援会会長に据え、その会長から事務所の無償提供を受け、秘書給与を肩代わりしてもらう“ヤミ献金”を受けていた疑いがあるのだ。

 ***

 2013年に発足した片山大臣の後援会組織「山桜会(さんおうかい)」の会長は、宮城県で立体駐車場経営を行う企業のオーナーである。こちらの「山桜会」は記載漏れが指摘されている同名の資金管理団体とは別組織で、主に地方の企業経営者が集められ設立された。

 その会長が暴力団と手を組み乗っ取ったのは、仙台市近郊にあった「竹の内産廃」。負債を抱えた建設会社から相談を持ちかけられた会長は、産廃部門を独立させ、自身が紹介した金融業者に所有権を移すよう建設会社に“助言”したという。


臭いものに蓋はできるか!?
「それが騙しの手口で、竹の内産廃は乗っ取られてしまうのです」(関係者)

 98年には、暴力団組長とグルになった会長が経営権を握ることに。以降、この産廃には不法な投棄が相次ぎ、致死量を上回る硫化水素ガスが検出されるなど社会問題化する。産廃の社長と暴力団組長の側近らが廃棄物処理法違反で04年に逮捕されるも、山桜会会長は捜査の手を免れた。

 そんないわくつきの後援会会長から、片山大臣は二つの“恩恵”を受けていた疑惑がある。ひとつは、会長が経営する会社の大阪支店に置かれた、片山大臣の「後援会事務所」をめぐるもの。ここには、3年ほど前に片山事務所に入ったという関西担当の女性秘書が詰めているが、片山大臣のどの収支報告書にも、山桜会会長の会社に対し家賃を支払っている記載がない。

「資金管理団体の事務所として機能し、そのうえで、その収支報告書に家賃が計上されていないのなら政治資金規正法違反です」(神戸学院大の上脇博之教授)

 また16年分の収支報告書を見ても、人件費として計上されている金額と片山事務所に籍を置く私設秘書の人数が一致しない。件の女性秘書の給与は、山桜会会長に肩代わりしてもらっている疑惑があるのだ。

 週刊新潮の直撃取材に当の女性秘書は応じなかったが、その翌朝、大阪支店の郵便受けにあった「片山さつき後援会事務所」のシールが剥がされていた。

 片山大臣は、

「(大阪支店は)郵便物のみ受け取っていただいている単なる連絡先です。関西担当の秘書はボランティアで活動して頂いているため、給与は生じておりません」

 と説明するのだが……。11月15日発売の週刊新潮では、会長の実名を明らかにしたうえで本件を詳しく報じる。

「週刊新潮」2018年11月22日号 掲載

2276とはずがたり:2018/11/22(木) 13:09:58
下村元文科相、霊能力者から献金 東京11区支部
02:30毎日新聞
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20181122k0000m010163000c.html

 衆院議員の下村博文・元文部科学相が代表を務める自民党東京都第11選挙区支部が「霊感商法」を巡る民事訴訟で賠償命令を受けた自称・霊能力者の女性から10万円の献金を受けていたことが明らかになった。政治資金規正法には抵触しないが、専門家は「道義的に問題だ」と指摘する。

 都選管が21日に公開した2017年分の政治資金収支報告書によると、10月17日、熊本県内に本院を置く宗教法人の女性管長から10万円の寄付を受けた。

 法人や管長らは、家庭問題や体調不良に悩んで除霊を受けた女性に「水子の霊がついている」などと言って不安をあおり、「守護霊のパワーアップ」などの名目で多額の金を払わせたとして12年4月、名古屋地裁から約610万円の支払いを命じる判決を受けた。判決は「反社会的で違法な行為」と指摘した。

 管長は自身のホームページで、1998年にテレビ番組「奇跡体験!アンビリバボー」に出演するなどし「霊界についてや、供養の必要性をわかりやすく解説し、霊能力者として高い評価を得ています」と紹介。「最強魔よけ」をうたった黒水晶ブレスレットなどの販売もしている。

 下村氏は12年12月?15年10月に文科相を務め、道徳の教科化などなどを進めた。文科相は宗教法人の認証も所管している。毎日新聞は下村氏の事務所に経緯などの説明を求めたが、期限までに回答がなかった。管長も取材に応じていない。

 政治資金に詳しい上脇博之・神戸学院大教授(憲法学)は「違法ではなくても、反社会的な行為をするような個人や団体から寄付を受けてならない。下村氏は道徳教育の必要性を強調しており、なおさらだ。返還することで最低限の政治的、道義的な責任を果たすべきだ」と指摘している。【竹内良和、森健太郎、市川明代】

2277とはずがたり:2018/12/21(金) 19:48:52
3497 名前:チバQ[] 投稿日:2018/12/19(水) 11:33:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181219-00000007-asahi-soci
自民・谷川議員、衆院選の船代未払い 船会社に20万円
12/19(水) 3:52配信 朝日新聞デジタル
自民・谷川議員、衆院選の船代未払い 船会社に20万円
佐世保―有川(長崎県新上五島町)航路に就航していた「ありかわ2号」=2018年9月12日、長崎県佐世保市新港町
 自民党離島振興特別委員長の谷川弥一衆院議員(長崎3区)が昨年10月の衆院選で、離島航路を運航していた五島産業汽船(長崎県新上五島町)=破産手続き中=から船をチャーターしながら1年以上、代金約20万円を支払っていなかったことがわかった。支払いの契約書は交わしていなかった。朝日新聞の指摘を受けて今月10日、支払った。

 政治資金規正法は、会社などの団体が、政党や政治資金団体以外へ政治活動に関する寄付をすることを禁じている。

 総務省は、今回のケースで代金を支払う約束をしていなかった場合、「会社から候補者への寄付」にあたる可能性もあるとしている。寄付だった場合は公職選挙法上、候補者の選挙運動費用を記した「選挙運動費用収支報告書」に記載する必要がある。

 谷川氏の地元事務所によると、谷川氏は昨年10月13日、離島で遊説するために五島産業汽船を通じて船をチャーター。長崎県佐世保市から小値賀町と新上五島町を回り、夕方に佐世保市に戻った。このチャーターをめぐる記載は、「選挙運動費用収支報告書」になかった。

 朝日新聞の指摘後、事務所は五島産業汽船の破産管財人に、代金を計算して請求するよう依頼。計19万4400円を支払った。「選挙運動費用収支報告書」に「交通費の支出」として追加で記載したという。

 事務所の松岡寿秘書は「ちゃんと支払うつもりだったので、違法な寄付にあたるとは考えていない。選挙中でバタバタして、請求書が来ていないことを確認していなかった」と説明している。

 谷川氏は、離島航路政策に影響力を持つ自民党離島振興特別委員会の委員長。五島産業汽船が運航していた定期航路は当時、すべて谷川氏の選挙区内を通っていた。谷川氏は今年10月の朝日新聞の取材に対し、「(破産申請前の同社社長と)頻繁に会う間柄で、長崎県の補助金についても陳情を受けていた」と話していた。

朝日新聞社

2278名無しさん:2018/12/31(月) 13:37:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181231-00000004-asahi-soci
11政治団体への献金、違法の恐れ 補助金受給企業から
12/31(月) 5:00配信 朝日新聞デジタル
 政治資金規正法が原則制限している補助金受給企業の政治献金(政治団体などへの寄付)について朝日新聞が調べたところ、2017年に11の政治団体が違法の恐れのある献金を受けていた一方で、9割以上は制限の「例外」とされていた。各府省庁の仕分けによるもので、専門家は「法律自体が意味をなしていない」と指摘する。

 政治資金規正法は、特定企業が政治献金を通じて国と関係を強めるのを防ぐため、国から補助金交付決定の通知を受けてから1年以内の献金を原則禁止している。朝日新聞が、17年の政治資金収支報告書で電子データ化できたものについて、18府省庁の補助金リストと照合したところ、補助金交付の決定通知を受けて1年以内の企業や法人からの献金は計約1300件あった。

 このうち、少なくとも13社の26件は違法の恐れがある献金だった。献金を受けていたのは、国会議員ら10人の政治団体と、自民党の政治資金団体「国民政治協会」の計11団体。各企業の献金額は1団体あたり6万〜56万円だった。政治団体側は「補助金を受けた企業とは知らなかった」「返金する」などと答えた。

 一方、補助金が、試験研究・調査▽災害復旧▽性質上利益を伴わない――場合は例外となる。各府省庁は、補助金ごとに「(政治献金すれば)違法となる恐れがある」や「(献金の)制限の対象外」などと仕分けし、企業側に伝えている。

 朝日新聞が調べた計約1300件の献金のうち、1200件超は仕分けにより制限の対象から外れていた。国が企業などに直接交付した補助金(17年度)を取材すると、18府省庁で計1121(一部の省は概数)あり、うち献金が制限される補助金は82だった。

 政治資金に詳しい日大法学部の岩井奉信教授は「大半の補助金は、献金しても『問題なし』となっていて、法律が空文化している」と指摘。「とはいえ補助金をもらった企業すべての献金を禁じてしまうと、ほとんどの企業が献金できなくなる可能性があるため、現実的ではない。厳しくするのではなく、補助金受給企業やそこから献金を受けている政治団体を市民がチェックできる仕組みを作ることが必要だ」と話す。(矢崎慶一、宮野拓也)

朝日新聞社

2279名無しさん:2018/12/31(月) 13:46:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181230-00050101-yom-soci
合格「赤枝前議員が依頼」、本人は関与否定
12/31(月) 9:07配信 読売新聞
 東京医科大(東京)の不正入試問題で、医学部看護学科の一般入試で特定の受験生を合格させるよう前理事長に依頼した国会議員について、同大職員が、同大出身の産婦人科医で自民党前衆院議員の赤枝恒雄氏(74)だと説明していることが大学関係者の話でわかった。第三者委員会(委員長・那須弘平弁護士)も赤枝氏だったと把握しているが、赤枝氏は取材に対し、関与を否定している。

 同大が29日に公表した最終報告書によると、臼井正彦前理事長(77)は2013年の看護学科の一般入試で、特定の受験生の受験番号を当時の看護学科設立準備室の副室長に伝え、合否判定で「どうにかしてもらいたい」と指示。その際、国会議員(当時)から依頼されたと告げたという。

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20181231-00000005-ann-soci
元議員が“合格依頼”認める 東京医科大不正入試
12/31(月) 11:46配信 テレ朝 news

 東京医科大学医学部の不正入試問題で、大学OBの赤枝恒雄元衆議院議員が同窓生の子どもを合格させるよう臼井前理事長に何度も依頼していたと証言しました。

 赤枝恒雄元衆院議員:「(Q.医学科の入試についてはどうですか?)医学部(医学科)の入試については、私は本当に絡んでますよ。絡んでます」
 29日の東京医科大学の調査報告書は、医学部の入試で国会議員を含む政治家から受験生に関する依頼があったと思われるとしていました。赤枝元衆院議員はテレビ朝日の取材に対し、同窓生の子どもを合格させるよう臼井前理事長に依頼していたことを認めました。国会議員としてではなく、大学の同窓会の立場から寄付金を集めるためにやっていたと説明しましたが、大学側にはほぼ聞き入れられなかったとしています。

2280とはずがたり:2018/12/31(月) 14:55:20

片山さつき氏、関東信越国税局に問い合わせ 開示資料で判明
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181230-00000506-san-pol
12/30(日) 8:06配信 産経新聞

 片山さつき地方創生担当相が会社経営者から依頼を受けて国税当局に口利きしたとされる週刊文春の報道をめぐり、片山氏が平成27年9月に関東信越国税局に何らかの問い合わせの電話をかけていたことが、産経新聞の国税庁に対する情報公開請求で分かった。

 国税庁が開示した資料によると、片山氏からの電話に対応したのは関東信越国税局(さいたま市)の総務課長だった。

 片山氏は今月14日の記者会見で、口利き疑惑に関し「国税庁に対して税務行政の執行に関する解釈を聞いたり、税務上の事務処理手続きなどの一般的な問い合わせや意見を述べることは当然ある」と言及した。

 その上で「私の方から当該会社に働きかけをしてくれというのは一切ない」と述べ、口利きを否定していた。

 10月発売の週刊文春は、片山氏側が会社経営者から100万円を受け取ったうえで、同社の確定申告に絡み国税庁関係者に電話をしたとの記事を掲載した。

 片山氏は一連の疑惑を否定。週刊文春の報道で名誉を傷つけられたとして、発行元の文芸春秋に1100万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴している。

2281名無しさん:2019/01/01(火) 12:49:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181231-00000032-jij-soci
同窓生子女の合格依頼=赤枝前衆院議員が証言―東京医大
2018/12/31(月) 17:16配信 時事通信
 東京医科大の不正入試問題をめぐり、同大卒業生の医師で自民党前衆院議員の赤枝恒雄氏(74)が31日、取材に応じ、医学部医学科の入試で、同窓生の子供を合格させるよう同大の臼井正彦前理事長に依頼していたと証言した。

 赤枝氏は国会議員ではなく、同窓会役員の立場で依頼していたとする一方、「頼んだ人は全部落ちた」と話した。

 赤枝氏は「われわれの学校だという意識が強い。子供たちを入れてくれ」という思いだったと説明。約10年前から同窓会で寄付金集めを担当していたため、息子の入学を依頼してきた同窓生に対し、代わりに同大への寄付を求めたこともあったという。

 赤枝氏によると、前理事長に直接会って受験生の氏名が書かれた紙を渡したり、電話やファクスで頼んだりしていた。ただ、関与した受験生は全員が不合格だったとしている。

 同大の第三者委員会の最終報告書では、2013年の看護学科の一般入試で、国会議員の依頼を受けて受験生を補欠合格させていたと指摘。これについて、赤枝氏は「医学部(医学科)しかやっていない」と自身の関与を否定した。

 赤枝氏は1968年に同大を卒業。12年の衆院選に自民党の比例東京ブロックから出馬して初当選し、当選2回。17年の衆院選には立候補しなかった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190101-00000042-spnannex-soci
東京医科大卒・赤枝前衆院議員 OB親族の合格依頼「優先は当然」
1/1(火) 6:00配信 スポニチアネックス
 東京医科大の不正入試問題で、同大卒で自民党前衆院議員の赤枝恒雄氏(74)が、医学部医学科入試で同窓会関係者の親族らを優先して合格させるよう、臼井正彦前理事長(77)=贈賄罪で在宅起訴=に働き掛けていたことが31日、分かった。赤枝氏は議員時代「大学は自分の責任で行け」などと発言。上西小百合前衆院議員(35)が国会を欠席した騒動にも関わっていた。

 赤枝氏は「同窓会で募金を集める責任者を務める中で、各地の卒業生らに頼まれ、10年ほど前から年2、3人の受験生について合格を依頼していた」と説明。ただ、多くが不合格になったとみられるとし「効果はなかった」と強調。謝礼の受け取りは否定した。

 29日に公表された東京医大の第三者委員会の最終報告書は、医学部医学科入試で国会議員を含む複数の政治家や同窓会関係者から、臼井前理事長らに対し、特定の受験生に関する合格依頼があった疑いを指摘。議員名は明らかにしなかった。

 赤枝氏は面接や小論文などの2次試験での優遇が念頭にあったとし「東京医大の遺伝子を残すことを考えなければならない。1次を通過できる学力があるなら、2次では卒業生の親族を優先するのは当然だ」と述べた。

 1968年に東京医大卒業。82年に日本で初めて「水中出産」を成功させた。東京・六本木に診療所を構え、若者の性感染症予防などに尽力。2008年12月に亡くなったタレント飯島愛さん(享年36)の掛かりつけ医で、死去の直前にも診察していた。

 2012〜17年に2期務めた衆院議員(比例東京)時代には、言動が物議をかもすこともあった。16年、子供の貧困に関する超党派の会合で「高校や大学は自分の責任で行くもの」と発言。「仕方なく親に行けと言われて進学しても、女の子はキャバクラに行く」とも話し、野党から批判を受けていた。前衆院議員でタレントの上西が15年、体調不良を理由に本会議を欠席して旅行していた騒動にも関与。上西が欠席する前日、ウイルス性腸炎で「静養を要する」とする診断書を書いたにもかかわらず、一緒に六本木のショーパブなどを訪れていた。

2282名無しさん:2019/01/01(火) 12:50:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181231-00000025-mai-life
赤枝・元衆院議員が東京医科大に合格依頼 「誰も合格せず、謝礼ない」
2018/12/31(月) 19:52配信 毎日新聞

 東京医科大(東京都)の不正入試問題を巡り、同大卒業生で自民党元衆議院議員の赤枝恒雄氏(74)が31日、取材に応じ、卒業生の子供を医学科に合格させるよう臼井正彦前理事長(贈賄罪で在宅起訴)に依頼していたことを明らかにした。赤枝氏は「誰も合格しなかった。謝礼を受け取ったこともない」と述べた。

 29日に公表された同大の第三者委員会の最終調査報告書は、2013年の看護学科の一般入試で、前理事長が当時の国会議員から依頼を受け、担当者に指示して特定の受験生を補欠合格させたと指摘した。文部科学省関係者によると、赤枝氏の可能性が高いが、赤枝氏は「看護学科の入試には興味がない」と関与を否定し、「第三者委や東京地検、文科省から事情も聴かれていない」と強調した。

 赤枝氏によると、約10年前から大学の募金の責任者を務めており、子供が受験を希望する卒業生に寄付を求める代わりに、前理事長に受験生の名前を書いた紙を渡したり、電話やファクスで連絡したりして、年に数人程度を依頼したという。

 赤枝氏は卒業生の子供を優先した理由について「私立大の運営は寄付金で成り立っており、裁量の範囲内だ」と主張し、「1次試験を通る能力があれば、卒業生の子供のほうがいい。寄付金を払えない受験生のために国立大がある」と話した。

 赤枝氏は1968年に同大を卒業。77年、東京都内に産婦人科の診療所を開設した。12年の衆院選で自民党の比例東京ブロックから出馬して初当選。14年に再選したが、17年は立候補しなかった。【水戸健一】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181231-00000026-asahi-soci
赤枝前議員、東京医大に合格「依頼した」10年で20人
2018/12/31(月) 17:22配信 朝日新聞デジタル

 東京医科大の不正入試問題をめぐり、自民党前衆院議員の赤枝恒雄氏(74)が31日、「10年ほど前から、約20人の同窓生の子の合格を臼井正彦前理事長=贈賄罪で在宅起訴=に依頼した」と朝日新聞の取材に答えた。赤枝氏は同大の卒業生で、同窓会の役員も務めており、「合格依頼が許されないとは思っていなかったが、今になってみれば募集要項で公にせず優遇するのはいけないと思う」と語った。

 東京医科大が設けた第三者委員会は29日に公表した最終報告書で、政治家から受験生に関する依頼があった可能性を指摘したが、個人名は挙げなかった。赤枝氏は第三者委から聞き取りをされていないという。

 赤枝氏によると、約10年前に同窓会募金委員長を務めるようになり、地方などを回って同窓生に会うことが増えた。その際、子どもが合格するよう口利きを求められ、臼井前理事長(当時は学長)に依頼するようになったという。赤枝氏が2010年に同大理事に就任、12年に衆院議員に初当選した後も続け、依頼した受験生は約20人に上る。臼井前理事長に電話で依頼した際は「紙に書いて送って」と言われ、受験生の名前や生年月日、親の職業や特徴などをまとめ、ファクスや手紙で伝えたという。

朝日新聞社

2283名無しさん:2019/01/01(火) 12:52:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181231-00000043-kyodonews-soci
赤枝氏が東京医大に合格依頼
2018/12/31(月) 16:39配信 共同通信
 東京医科大の不正入試問題で、同大卒で自民党前衆院議員の赤枝恒雄氏(74)が31日、共同通信の取材に対し、医学部医学科入試で同窓会関係者の親族らを優先して合格させるよう、臼井正彦前理事長(77)=贈賄罪で在宅起訴=に働き掛けていたと証言した。

 赤枝氏は「同窓会で募金を集める責任者を務める中で各地の卒業生らに頼まれ、10年ほど前から年2、3人の受験生について合格を依頼していた」と説明。多くが不合格になったとみられるとし「効果はなかった」と強調した。謝礼の受け取りは否定した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181231-00000039-kyodonews-soci
赤枝前衆院議員が合格依頼
2018/12/31(月) 15:52配信 共同通信
 東京医科大の不正入試問題で、同大卒で自民党前衆院議員の赤枝恒雄氏(74)が、同窓会関係者の親族らを優遇するよう、臼井正彦前理事長(77)に依頼していたことが31日、赤枝氏への取材で分かった。

2284名無しさん:2019/01/15(火) 23:59:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190115-00000091-asahi-pol
片山さつき氏、資産訂正 事務所は「訂正取り消す」意向
1/15(火) 21:46配信 朝日新聞デジタル
 参院事務局は15日、片山さつき地方創生相が、2017年1月に公開された自身の資産等報告書を訂正したと発表した。所有する静岡県函南町の土地の課税標準額を約116万円から約819万円、浜松市西区の建物を約820万円から約610万円、東京都港区の建物を約1595万円から約1464万円に訂正した。ただ、事務所関係者は「事務所内の意思疎通不足による不必要な訂正だった」としており、数値を元に戻す「再訂正」を16日にも出すという。

朝日新聞社

2285名無しさん:2019/01/18(金) 01:47:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190117-00000112-jij-pol
立憲、大幅増の32億円=19年政党交付金
1/17(木) 18:48配信 時事通信
 総務省は17日、2019年分の政党交付金について8党から受給申請があったと発表した。

 交付金総額は317億7300万円(100万円未満切り捨て、以下同)。時事通信の試算によると、昨年入党者が相次いだ立憲民主党が前年比16.9%増の32億3000万円となる見通し。

 配分額は1月1日時点の各党の所属国会議員数に加え、前回衆院選と直近2回の参院選の得票数に応じて決まる。交付金制度に反対している共産党は申請していない。

2286とはずがたり:2019/02/07(木) 20:41:24
片山さつき事務所に新たな疑惑「公設秘書2000万円口利き」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190206-00010651-bunshun-pol
2/6(水) 16:00配信 文春オンライン

 地方創生担当大臣をつとめる片山さつき氏(59)の事務所で新たな口利き疑惑が浮上した。2014年、徳島のイチゴ業者が日本政策金融公庫に2000万円の融資を申し込んだ際、片山事務所に口利きを依頼。業者側は成功報酬として200万円を要求されていた。

 口利きの窓口となったのは、当時、片山氏の公設第2秘書を務めていた磯脇賢二氏。2014年から2015年3月まで公設第2秘書を務め、片山事務所の「金庫番」と呼ばれた人物だ。

 事の発端は2014年1月、徳島県で夏イチゴの栽培事業を行う「K社」が設立されたことだ。K社は日本政策金融公庫の徳島支店に初期費用2000万円の融資を申し込んだが、あえなく却下。途方に暮れるK社側に、磯脇氏と関係の深い人物からある提案が持ち込まれた。

「『(片山氏は)旧大蔵省出身だから、電話1本入れれば融資が決まる』という話でした。その成功報酬は融資額の1割、200万円。K社側は議員会館の片山事務所で磯脇氏と2時間にわたり面会した上で、片山事務所に口利きを依頼しました」(融資に関わった関係者)

 2015年4月、2000万円の融資は実現。だが、最終的に成功報酬が支払われなかったため、2度にわたる訴訟トラブルに発展した。

 磯脇氏は「週刊文春」の取材に対し、次のように説明した。

「政策金融公庫に電話して、徳島の担当者を紹介しただけ。『片山が言っているからやれ』なんて言っていない。ただ政治家秘書としては(報酬を)貰うべきではなかった。貰ってないからいいのかと言われれば、そうではないとは思う。不適切だったのかもしれない」

 日本大学の岩井奉信教授(政治学)はこう指摘する。

「議員事務所による口利きによって現金が発生していれば、道義上、許されることではありません。社会通念上も金額が多い気がしますし、黙認されていれば、事務所の管理責任も問われることになるでしょう」

 片山事務所に取材を申し込んだところ、代理人の弘中惇一郎弁護士からこう回答が届いた。

「磯脇氏によれば、ご質問にある事実は、片山事務所とは全く関係なく、磯脇氏個人の仕事であるとのことでした」

 昨年10月に「週刊文春」は片山事務所の「国税100万円口利き疑惑」を報じた際、片山氏は「指揮命令する立場になかった」と私設秘書・南村博二氏の問題と釈明。今回、新たに公設秘書の「口利き」疑惑が発覚したことで、片山氏の監督責任、複数の秘書が「口利きビジネス」に関与する片山事務所のあり方が問われそうだ。

 2月7日(木)発売の「週刊文春」では、「2000万円口利き」の詳細な経緯や、裁判資料に記された「片山事務所での面会」についてなど、5ページにわたって詳報している。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年2月14日号

2287とはずがたり:2019/02/12(火) 16:24:48
「元秘書が個人でやったこと」片山さつき地方創生相 文春報道で自身の関与否定
毎日新聞2019年2月8日 18時40分(最終更新 2月8日 18時51分)
https://mainichi.jp/articles/20190208/k00/00m/010/207000c

 片山さつき地方創生担当相は8日の記者会見で、元公設秘書が日本政策金融公庫に口利きをして報酬を求めたとの疑惑を報じた7日発売の週刊文春の記事について「元秘書が個人としてやったことで(私は)関わっていない」と述べ、自身や事務所の関与を否定した。

 記事では、徳島県のイチゴ業者が同公庫から2000万円の融資を受けるため、2014年に片山氏の事務所に口利きを依頼。当時の公設秘書らが働きかけたとしている。

 片山氏は16年に退職した元秘書らに事実関係を確認したと説明。「元秘書にお酒を飲ませて誘導尋問するなどジャーナリズムではなく、(インターネット掲示板の)2ちゃんねるだ」と文春側を批判。片山氏への取材手法を含めて刑事告訴も検討する考えを示した。

 これに対し、週刊文春編集部は8日、「秘書の名刺が使われ、議員会館で面談するなど口利きは片山事務所を舞台に行われている。公設秘書は議員の指揮命令下にあり、片山氏に事実確認するのは当然の取材活動だ」などとコメントし、片山氏に説明責任を果たすよう求めた。【野間口陽】

2288とはずがたり:2019/02/19(火) 13:53:33
ここから本文です
立民・福山氏、政治利用NGの団体に49万円支出 政治資金から、過去に不適切と返金事例も
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190219-00010000-kyt-soci
2/19(火) 7:30配信

京都新聞
立民・福山氏、政治利用NGの団体に49万円支出 政治資金から、過去に不適切と返金事例も

福山哲郎氏

 立憲民主党の福山哲郎幹事長(参院京都選挙区)が、政治利用しないことをルールとする「ライオンズクラブ(LC)」などの奉仕団体に、会費として政治資金から3年間で計約49万円支出していたことが18日、政治資金収支報告書から分かった。過去には別の政治家が同様にLCに支出し、不適切との指摘を受けて返金したケースがあり、今回も支出の正当性が問われそうだ。

【写真】国民と立民、さながら「代理戦争」参院選京都
「ポケットマネーですべき」と識者

 福山氏の資金管理団体「フォーラム共生社会21」は2015〜17年に政治活動費の「組織活動費」名目で京都鴨川LC(京都市中京区)に約27万円を、京都めいぷるワイズメンズクラブ(同区)には約22万円をそれぞれ支払った。
 両クラブは会則などで「政治的その他の野心のためにも、会員であることを利用してはならない」「政治活動の場としてはならない」と定める。LCを統括する「LC国際協会」の内部からは「クラブを政治活動の場としているように見え、問題では」との指摘もある。
 同LCは「政治資金から会費が支出されていたとは知らなかった」とした。同ワイズメンズクラブは「個人の資格で加入しており、会費の出どころについて特に意識はしていなかった」としている。
 福山氏の事務所は取材に対して文書で「多様な意見を吸収することを目的として参加しており、会費を支出することは問題がないと考えている」と回答した。
 過去には自民党の石破茂元幹事長の政治団体や甘利明元経済再生相の資金管理団体もLCの会費を支出していたケースがあったが、外部から指摘を受け、いずれも本人が団体に返金している。
 政治資金問題に詳しい日本大の岩井奉信教授(政治学)は「政治と距離を置く場に参加する以上、ポケットマネーで支払うべき。また政治資金は政治活動に対して支出するもので、両クラブへの支出は矛盾が生じる。社会通念に照らして不適切だと言わざるを得ない」と話している。

京都新聞

2289とはずがたり:2019/02/19(火) 22:41:39
立民・西村衆院議員名義の口座から現金38万1千円を横領 元職員を在宅起訴
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190218-00000543-san-l15
2/18(月) 14:22配信 産経新聞

 立憲民主党の西村智奈美衆院議員名義だった民主党新潟県第1区総支部(当時)の口座から政治資金の現金38万1千円を横領したとして、新潟地検は、業務上横領の罪で、同総支部で経理を担当していた元職員の女(68)=さいたま市北区=を在宅起訴した。起訴は8日付。

 起訴状などによると、被告は平成24年5月〜同11月ごろ、同総支部交付金受入口の口座から3回にわたり現金90万円を引き出し、そのうちの38万1千円を自身の名義の口座に移し替え、横領したとしている。

 元職員は、西村氏の後援会など3団体の会計事務を担当。18〜24年ごろにかけ、総支部のほか、西村氏が代表を務める政治資金管理団体と後援会の政治資金約3360万円を抜き取り着服したと西村氏が29年3月の記者会見で指摘していた。

 起訴を受けて西村氏の事務所は18日、コメントを発表し、起訴における被害金額が実際よりも少額になっている点について「弁護士から『時効の点や捜査および裁判における立証の確実さなどから一部のみが起訴されたのではないか』と聞いている」とした上で、「関係者の皆様にご迷惑とご心配をおかけしたことを改めておわびし、再発防止に努める」としている。

2290とはずがたり:2019/02/27(水) 21:34:28
田畑毅衆院議員 辞職願を提出 性的暴行容疑で告訴
https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/politics/nhknews-10011830201_20190227.html
2019/02/27 18:23NHKニュース&スポーツ

女性との問題で、自民党を離党した田畑毅衆議院議員は27日、議員辞職願を提出しました。

衆議院比例代表東海ブロック選出の田畑毅議員は、当時交際していた女性が去年12月に性的暴行を受けたとして、警察に告訴状を提出したことを踏まえ、自民党を離党しましたが、与野党双方からは議員辞職を求める声が出ていました。

こうした中、田畑氏は27日、関係者を通じて、大島衆議院議長あてに議員辞職願を提出しました。

田畑氏の辞職は、近く衆議院本会議で認められる運びです。田畑氏の議員辞職が認められれば、比例代表東海ブロックの自民党の名簿から、吉川赳元衆議院議員が繰り上げ当選する見通しです。

吉川氏は岸田派に所属していて、衆議院静岡5区で、無所属のまま二階派に加わった細野元環境大臣と議席を争ってきました。

田畑氏と同じく、自民党が政権に復帰した7年前の衆議院選挙で初当選した自民党議員の中には女性問題や不適切な言動で離党や議員辞職などに追い込まれるケースが相次いでいます。

2291とはずがたり:2019/02/28(木) 20:45:59

与謝野馨氏、死後に1億3千万円 対応に追われる遺族ら
有料会員限定記事
https://www.asahi.com/articles/ASM283VH2M28UTIL00R.html?iref=pc_rellink
張守男 2019年2月21日12時00分

 政治家が死去した後、政治団体に残された金をどう扱うか――。そんな課題が長年、積み残されている。政治資金規正法が残金処理のルールを定めず、実態もほとんど知られていないためだ。遺族も、どう対応すべきか試行錯誤している。

 2017年5月21日、与謝野馨(かおる)元財務相が肺炎で亡くなった。歌人の与謝野鉄幹・晶子夫妻の孫で、東京を地盤に衆院議員を10期、官房長官も務めた。死去の直前、与謝野氏の政治団体「駿山会(しゅんざんかい)」には約1億3千万円が残っていた。元秘書(70)や政治資金収支報告書などによると、駿山会の主な収入はセミナーの事業費や寄付など。都選挙管理委員会の担当者も「これだけの残金は聞いたことがない」と驚く金額だった。

 総務省によると、政治団体の代…

2292とはずがたり:2019/03/02(土) 20:52:33
加計誘致の今治市が大臣就任祝賀会で地方公務員法違反の疑い
「週刊文春」編集部 2019/02/13
source : 週刊文春 2019年2月21日号
http://bunshun.jp/articles/-/10729
genre : ニュース, 政治

2293とはずがたり:2019/03/06(水) 15:08:02
大阪府議ら関係の政治団体が記載漏れ 政治資金収支報告書訂正へ
https://mainichi.jp/articles/20190306/k00/00m/010/046000c
毎日新聞2019年3月6日 10時36分(最終更新 3月6日 10時57分)

 大阪維新の会の大阪府議や堺市議らが関係する二つの政治団体が、2017年に受けた寄付金計130万円を政治資金収支報告書に記載していないことが分かった。市議らは6日、取材に「ミスだった」と認め、同日中にも収支報告書を訂正する意向を示した。

 記載漏れがあったのは、西林克敏府議(堺市南区選出)が代表を、的場慎一市議(同)が会計責任者を務める「日本維新の会堺市南区支部」と、西田浩延市議(堺市美原区選出)の政治団体「西田ひろのぶ後援会」。維新の「衆議院大阪府第17選挙区支部」が17年8〜9月、南区支部に100万円、後援会に30万円をそれぞれ寄付したが、両団体は記載していなかった。

 的場市議は「領収書や帳簿、通帳の記録はあるが、報告書記入の際に突き合わせておらず、一部の収入や支出の記載が漏れた」と釈明した。

 維新は竹山修身・堺市長の関連団体の政治資金収支報告書に多額の記載漏れがあった問題で厳しく追及していた。【矢追健介】

2294とはずがたり:2019/03/19(火) 12:23:52

富山市議会議長と元市議らを書類送検 政活費詐取の疑い
2019年1月30日13時10分
https://www.asahi.com/articles/ASM1Z428SM1ZPUZB00C.html?ref=tw_asahi

 富山県警は30日、政務活動費をだまし取ったなどとして、富山市議会の現職議長と元市議5人ら計8人を詐欺などの容疑で富山地検に書類送検した。同市議会では政活費不正取得や不適切な使用で、2016〜17年に市議14人が相次いで辞職。そのうち4人について、政治団体などが詐欺などの容疑で刑事告発して県警が捜査し、議長らの容疑も把握したという。

 書類送検されたのは村上和久議長(57)と、政治団体などに刑事告発された中川勇(71)▽谷口寿一(55)▽市田龍一(64)▽浦田邦昭(72)の4元市議のほか、元市議1人を含む3人。

 村上氏は30日午前、記者会見した。村上氏によると、富山市内の印刷会社の領収書を使い、実際には印刷していない市政報告会の広報誌の印刷代として、政活費約70万円をだまし取った疑いがあるとされたという。村上氏は「印刷して現金を支払った」と話し、容疑を否認した。

 一方、中川氏らは白紙の領収書を使って政活費を架空請求していたなどとして16年に市議を辞職。政治団体の告発状によると、中川氏は14年度に152万2378円、谷口氏は同年度に31万1040円、市田氏は13年度に10万4千円、浦田氏は同年度に3万450円をだまし取ったとされている。

2295とはずがたり:2019/03/21(木) 20:53:32
99 名前:チバQ[] 投稿日:2019/03/21(木) 20:49:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190321-00000007-asahi-soci
自民栃木県連で不適切支出 複数幹部が証言、県連は否定
3/21(木) 5:00配信 朝日新聞デジタル
 自民党栃木県支部連合会(会長・茂木敏充経済再生相)の複数の幹部が、県連会計の内部調査で不適切な支出が見つかったとの報告を受けたと、朝日新聞の取材に証言した。調査内容は県連の会議で報告されたが、今年の選挙への影響を懸念して公表しないことになったという。一部の幹部は、不適切支出は2017年までの約2年半で約2千万円との報告を受けたとしている。

 県連は取材に対して事務局長名で「調査を行った事実はない」「法令にもとるような事実は把握していない」としている。

 複数の幹部によると、県連は18年4月以降、会計を統括する事務局長の交代に伴い15〜17年の経理状況について調査。一部の県連役員は18年6月上旬、調査担当の県議から、約2年半で約2千万円の不適切支出があったと報告を受けたという。朝日新聞が入手した調査資料には、領収書がないものや二重払い、私的な支払いなどの記述があった。

 6月中旬の県連の会議で県議らが調査報告を受けたが、「選挙が不利になる」として調査内容を公表しないことになったという。

 政治団体の県連には、公金の政党交付金が毎年、2千万円前後入っている。

 調査対象となった15〜17年の事務局長は、佐藤明男・現衆院議員(自民、比例北関東)が務めていた。取材に、県連は現事務局長名で「会計事務引き継ぎのため従前の会計を確認したことはあるが、法令にもとるような事実は把握していない。調査報告書を作成した事実も無く、政治資金は法令に従って適正に処理し、その収支を報告している」と文書で回答。再取材には「調査を行った事実はなく、その報告を役員に行ったこともない」としている。(編集委員・市田隆、板橋洋佳)

朝日新聞社

2296とはずがたり:2019/03/21(木) 20:53:53
6375 名前:チバQ[] 投稿日:2019/03/19(火) 15:31:52
https://www.asahi.com/articles/ASM36512VM36PPTB008.html
大阪)未記載の収入「ミスだった」維新府議、市議が謝罪
加戸靖史 2019年3月7日03時00分
 大阪維新の会の西林克敏府議(大阪府堺市南区)と西田浩延・堺市議が代表を務める二つの政治団体が、2017年に党から受けた寄付計130万円を政治資金収支報告書に記載していなかった問題で、両団体は6日、訂正を府選挙管理委員会に届け出た。西田氏の後援会では15、17年に党からの別の寄付計20万円の記載も漏れていたという。

 西林、西田両氏は堺市役所で記者会見し、「ご迷惑をかけた」と陳謝した。原因について西林氏は「会計帳簿などと突き合わせたチェックを十分していなかった」。西田氏は「手渡された寄付金を銀行に入れずに保管していた」と釈明した。両氏とも「職をまっとうする」と述べ、辞職や離党は否定した。(加戸靖史)

2297とはずがたり:2019/05/10(金) 16:19:52
立憲・長妻氏「国民運動で企業献金禁止を」
https://www.asahi.com/articles/ASKD27JMBKD2UTFK00F.html
2017年12月3日01時58分


 国会議員の数を減らすのは「身を切る改革だからやるべきだ」という議論もある。ただ、議員が一番嫌がるのは議員定数削減ではない。自信家だから、削減されても自分は(選挙で)受かると思っている。一番嫌がるのは、企業・団体献金をパーティー券も含めて全面禁止することだ。

 日本は公共事業が先進国1位。建設会社はパーティー券も(買って)、献金もいっぱいくれますよ。ところが、子育て予算は最低レベル。子育て中のお母さんが気前良く、100万円のパーティー券を買ってくれるわけがない。資金力や献金力のあるところに予算が手厚くついて保護される。

 国民運動のようなものを起こして、企業・団体献金を禁止することが一番政治家が嫌がる。1円もかからず、予算の配分を適正にする道だ。(2日、東京都中野区の自身の集会で)

2298とはずがたり:2019/05/20(月) 11:28:30
片山さつき地方創生相の口利き疑惑の原点「依頼書」独占入手 8千万円の不明金の税務調査で
https://dot.asahi.com/wa/2018110500100.html?page=1
2018.11.6 08:00週刊朝日

2299とはずがたり:2019/05/20(月) 19:50:00

丸山議員が辞めない理由か…政治資金“不正蓄財”疑惑が浮上
公開日:2019/05/18 06:00 更新日:2019/05/18 06:00
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/254092



 日刊ゲンダイは16日発売号で、丸山氏の「国費2000万円 ちょろまかし疑惑」を報じた。丸山氏は、国会議員に月100万円支給される「文書通信交通滞在費」(文通費)の一部を〈駐車場代・複合機リース費・等〉といった名目で、自身が代表の資金管理団体「穂高会」に繰り入れ。15年10月から17年末まで、毎月74万〜90万円を穂高会に移し、その合計額は2000万円超に上っている。ところが、穂高会の収支報告書には「複合機リース代」などに当たる支出について、一切の記載がない。使途不明状態になっていたのだ。



2300とはずがたり:2019/05/23(木) 13:43:04
日本母親連盟関係者が「ワールドメイトが山本太郎氏に2000万円寄附」とデマ。本当にワールドメイトと懇意な政治家は誰?
2019.05.23
https://hbol.jp/192923
藤倉善郎

2301とはずがたり:2019/05/25(土) 17:50:51
公選法違反容疑で不破・大阪市議を事情聴取 府警
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190517-00000039-mai-soci
5/17(金) 11:53配信

 4月7日投開票の大阪市議選で当選した大阪維新の会の不破忠幸市議(53)=同市中央区=が、車上運動員(女性アナウンス係)を手配してもらう報酬として、選挙コンサルタントの男に現金約80万円を支払った疑いが強まり、大阪府警は17日、不破市議から公職選挙法違反(買収)の疑いで事情聴取を始めた。車上運動員に対し、同法で定められた上限以上の日当が違法に支払われていたとされ、府警は近く不破市議を立件する方針を固めた。

 男は自営業の山田浩史容疑者(58)=同法違反容疑で逮捕=で、選挙に関わる業務を請け負うコンサルタントとして活動していたとみられる。

 捜査関係者によると、不破市議は車上運動員の手配を山田容疑者に依頼し、報酬として約80万円を支払った疑いが持たれている。

 山田容疑者は4月上旬、会社役員の吉川美智子容疑者(64)=同=の口座に現金72万円を振り込み、不破陣営の車上運動員を集めたとして府警に逮捕された。選挙期間中、吉川容疑者を含め、少なくとも計7人が陣営の車上運動員として投票を呼び掛けていたとみられる。

 公選法では、選挙管理委員会に登録した車上運動員は1日当たり、1万5000円を上限に日当を受け取ることができるが、上限を超えると買収行為とみなされる。陣営の車上運動員には上限額を超える日当が支払われたとされ、府警が詳しい経緯を調べている。

 不破市議は近鉄社員などを経て、2015年4月に初当選。維新市議団の総務副会長などを務め、現在は2期目。先月の市議選では維新が告示前を上回る40議席を獲得し、市議会(定数83)の最大会派となっている。【藤河匠、加藤栄、山本康介】

2302とはずがたり:2019/06/18(火) 10:30:12

「当選後、連盟へ3600万円」 参院選自民予定候補、17年に誓約書
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019061890065349.html
2019年6月18日 07時04分

 夏の参院選の比例代表に、自民党公認で政治団体「日本理学療法士連盟」の組織内候補として出馬する田中昌史(まさし)・前連盟会長(53)が二〇一七年十月、当選した場合、議員在任中に連盟に計三千六百万円を支払う誓約書を交わしたことが分かった。公職選挙法は、投票の見返りに寄付などの利益誘導を約束することを禁じており、「公選法に抵触する可能性がある」と指摘する専門家もいる。 (井上靖史、藤川大樹、鷲野史彦)

 田中氏は公益社団法人・日本理学療法士協会理事も務める。本紙が入手した誓約書のコピーには、署名欄に、当時、連盟会長だった田中氏の名前があった。

 誓約書には「議員や候補者は、協会の求める政策課題の解決や組織の発展につながる政治活動を最優先する」と明記。当選後は、参院議員の任期六年のうち、毎年七百二十万円ずつ五年間、計三千六百万円の「財政支援」を行うとし、「公職選挙法、政治資金規正法、政党助成法などの関連法規を踏まえて適正に行う」と記していた。

 さらに「後援会活動の費用の一部(おおむね一千万円)を準備金として自己資金で用意し、準備金の金額を当選後の財政支援金から差し引く」とあった。

 連盟が発行する「連盟ニュース」によると、田中氏は誓約書を交わした当日の一七年十月六日、連盟中央役員会で参院選の組織内候補として承認された。翌年七月、自民党の第一次公認候補になった。

 連盟をめぐっては、今年四月の和歌山市議選で初当選した協会理事経験者が、和歌山県理学療法士連盟の複数の幹部に「当選すれば毎年百万円以上寄付させていただきます」と書いたメールを送ったとして、五月に市議を辞職。県警から同月に公選法違反(利害誘導)容疑で書類送検され、今月六日に在宅起訴された。

 複数の協会関係者によると、今月行われた協会の代議員総会で、この事件を受けて出席者から誓約書について「大丈夫なのか」と質問が出た。協会と連盟双方の会長を務める半田一登氏が「法的な部分を弁護士に相談し、適正に対応している」と回答したという。

◆連盟「立て替え費の返還」

 日本理学療法士連盟は本紙の取材に対し、田中氏への質問も含めてまとめて文書で回答するとし、「誓約書は、田中氏が当選後に行う国政報告会などの議員活動に際し、会場設営や移動など連盟の立て替え費用につき、田中氏が連盟に返還する旨を規定するもので、公職選挙法違反(利害誘導)に該当しない」と説明。「誤解を招くのではないかとの指摘があったので、現在では趣旨をより明確にするため、誓約書を改訂した」としているが、改訂内容は明らかにしていない。

 本紙は田中氏に十六日に直接取材したが、具体的に答えなかった。

◆利益供与の申し込み

<岩井奉信・日本大教授(政治学)の話> 当選後、日本理学療法士連盟に3600万円の財政支援をするということは「投票してくれたら3600万円出します」と言っているようなもので、利益供与の申し込みにあたると思う。連盟は選挙人の集まりであり、公選法に抵触する可能性がある。

<日本理学療法士連盟> けがや病気で障害のある人や要介護の高齢者に、運動療法や物理療法でリハビリテーションを行う理学療法士でつくる日本理学療法士協会の政治団体。協会の会員数は約12万人。連盟は2017年に約1600万円の収入があった。

(東京新聞)

2303とはずがたり:2019/06/18(火) 20:59:45
自民・谷川弥一氏陣営、選挙運動員に現金か 数人認める
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190618-00000075-asahi-soci
6/18(火) 19:58配信 朝日新聞デジタル

 長崎3区選出の自民党・谷川弥一衆院議員(77)の選挙事務所が、2017年10月の衆院選の後、複数の選挙運動員に報酬として現金を渡していたことが、朝日新聞の取材でわかった。公職選挙法は原則、運動員への報酬を禁じている。

 谷川氏はこの衆院選で、新顔3人を破って6選を果たした。これまでに文部科学副大臣などを歴任している。谷川氏の東京事務所は「適正に選挙運動を行っていると認識している。念のため、事実関係を確認しているが、相応の時間を要する」と書面で回答した。

 公選法は、電話や街頭で候補者への支持を有権者に働きかける選挙運動員について、無報酬を原則とする。上限付きで報酬を支払えるのは、選挙カーのアナウンス担当や選挙事務所の事務員などに限られる。運動員に報酬を支払ったり、アナウンス担当らに上限を超えて支払ったりすると公選法違反(日当買収)にあたる可能性がある。

 朝日新聞は、いずれも宛名が「谷川やいち選挙事務所」、ただし書きが「報酬、謝礼として」と記載された延べ22人分の領収証の存在を確認した。このうち日当買収が疑われた13人の領収証の日付は17年12月22〜29日。いずれも受取人欄に手書きの署名と押印がある。領収額は1人につき2220〜24万円で、合計は117万3880円だった。

 別の内部資料には、領収証と同じ13人の名前と金額の記載がある。うち7人には「電話」、4人には「ウグイス嬢」などとそれぞれ選挙中の役割とみられる記述もあった。

 13人のうち「電話」の3人が、支持を訴える電話がけの報酬として、領収証に記載された現金を受け取ったことを認めた。別の「電話」「ウグイス嬢」と事務員の計5人は、領収証の署名が自分の字と認めたが、現金受領は「覚えていない」と答えた。

朝日新聞社

2304とはずがたり:2019/06/19(水) 17:49:22
和田政宗参院議員の「公職選挙法違反疑惑」音声
「週刊文春」編集部 1時間前
source : 週刊文春 2019年6月27日号
https://bunshun.jp/articles/-/12418?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=socialLink
genre : ニュース, 政治, 社会, ライフスタイル

 今夏の参院選に比例区から出馬予定の自民党・和田政宗参院議員(44)に、公職選挙法違反(事前運動)の疑いがあることが、「週刊文春」が入手した音声データで分かった。

2305とはずがたり:2019/06/22(土) 15:17:43

【ノーカット版】和田政宗参院議員の「公職選挙法違反疑惑」音声
「週刊文春」編集部 23時間前
source : 週刊文春 2019年6月27日号
https://bunshun.jp/articles/-/12459?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=socialLink

 6月20日(木)発売の「週刊文春」6月27日号が報じた、自民党・和田政宗参院議員(44)の公職選挙法違反(事前運動)疑惑。今夏の参院選に比例区から出馬予定の和田氏が埼玉県内の会合で、自身の名前を書いて投票を行うよう呼びかけていた問題で、「週刊文春デジタル」が6月20日午前5時より、和田氏の発言の音声データを一部公開していたところ、和田氏は自身のブログで以下のように反論した。

〈週刊文春の、私の発言が「公選法違反『疑惑』」だとする記事。週刊文春デジタルに公開された録音を確認しましたが、切り貼りされたものでした。なお、私の政治活動は、法令を遵守して行っていますし、行っていきます〉(6月20日午前11時29分)

 和田氏は5月20日、さいたま市内で開かれた「埼玉合同安全衛生推進大会」(積水ハウスほか主催)で約1000人の聴衆を前に、以下のような発言をしていた。

「参議院は名簿に順位がついておりません。名前を書いてもらった順に当選をしていきます。ですので、是非、和田政宗、もしくは政宗というふうにお書き頂ければ有難く思います。えー、当選落選ラインが17万票と言われていますので、今必死のお願いを積水ハウス様、積水ハウスの関連企業様に全国回ってお願いをさせて頂いております」

 だが、公職選挙法は、公示前に選挙運動を行うことを禁じている。

 和田氏の反論を受け、「週刊文春」編集部は、「文春オンライン」で、「埼玉合同安全衛生推進大会」での和田氏の選挙に関する発言の音声データのノーカット版を無料公開する。

 和田氏の発言が、公職選挙法の禁じる事前運動にあたる個人の名前を出しての投票依頼なのか、否か。

 和田氏は、公人中の公人である国会議員だけに、有権者にきちんとした説明が求められる。

2306とはずがたり:2019/06/29(土) 20:22:16
<税を追う>自民、辺野古業者から献金 沖縄3議員側、17年衆院選中
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019062590070027.html
2019年6月25日 07時00分


 二〇一七年の衆院選期間中、沖縄県の選挙区から立候補した自民党の三議員の政党支部が、名護市辺野古(へのこ)の米軍新基地建設の関連工事を請け負った業者から、計六十万円の献金を受けていたことが分かった。国と契約を結んでいる業者の国政選挙に関する献金を禁じた公職選挙法(特定寄付の禁止)に抵触する恐れがある。三氏側は一四年の衆院選の公示直前にも別の受注業者から献金を受け、後に返金していた。(中沢誠)

 防衛省は基地建設費用を「三千五百億円以上」とあいまいな説明に終始。埋め立て予定区域で軟弱地盤の存在が明らかになり、工費は大幅に膨らむ見込みだ。工事に投じられた税金の一部が、政治献金として政治家に還流した格好だ。

 献金を受けていたのは国場(こくば)幸之助(比例九州)、宮崎政久(同)、西銘(にしめ)恒三郎(沖縄4区)の三氏の政党支部。三氏の事務所は取材に「受注業者とは知らなかった。誤解を招かぬよう返金した」と答えた。

 一七年の衆院選は十月十日に公示、二十二日に投開票された。沖縄では全四選挙区で、米軍普天間(ふてんま)飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)の辺野古移設に反対する「オール沖縄」勢力と、移設容認の自民候補が対決した。三氏のうち西銘氏は小選挙区で当選し、国場氏は比例代表で復活当選。宮崎氏は昨年、前衆院議員園田博之氏の死去に伴い繰り上げ当選した。

 宮崎氏が代表を務める自民党の支部は公示二日後に二十万円、国場氏や西銘氏がそれぞれ代表を務める自民党の支部は公示三日後に二十万円ずつ献金を受け取っていた。

 献金したのは浦添市の中堅建設会社。衆院選当時、辺野古新基地建設に関わる護岸や仮設道路の工事三件を防衛省沖縄防衛局から受注していた。契約記録によると、請負額は他の業者と共同で受注した護岸工事が九十一億二千万円、単独で受注した二件の仮設道路工事が計十三億円だった。

 一四年の衆院選では、別の受注業者が公示直前や公示日に、三氏を含む県内の選挙区から出馬した六人の議員側に、計九十万円を献金。四年前に報道で発覚すると、三氏側は受け取った計五十万円を返金した。

 今回の受注業者も一四年衆院選の公示前日、三氏の政党支部に各十万円を献金。衆院選中は工事を受注していなかったが、翌月に他の業者と共同で護岸工事を落札したことから、三氏側は報道後に返金した。

 一七年も同様に献金を受け取ったことについて、三氏の事務所は取材に「チェックするだけのマンパワーがない」「担当者が代わり、引き継がれなかった」と答えた。業者側は「ノーコメント」としている。

◆選挙絡みの疑い強い

<岩井奉信・日本大教授(政治学)の話> 公示直後の献金であり、選挙に関する献金の疑いが強い。寄付する側だけでなく、寄付を受ける側も精査しないといけない。二〇一四年の衆院選でも指摘されており、悪質だ。三人の議員は「知らなかった」では済まされない。辺野古移設が争点の選挙だっただけに、献金によって利益誘導を図ろうとした疑念を抱かせる。

(東京新聞)

2307とはずがたり:2019/06/29(土) 20:24:45
自民・谷川氏の選挙関係者が会見 「裏の資金を管理」
有料記事
https://www.asahi.com/articles/ASM6T3CLHM6TTOLB001.html
横山輝 2019年6月25日20時12分

 長崎3区選出の自民党・谷川弥一衆院議員(77)の選挙事務所が2017年10月の衆院選の後、選挙運動員らに報酬として現金を渡していた問題で、報酬を準備したという谷川氏の選挙関係者の男性が25日に長崎県庁で弁護士とともに記者会見し、経緯を説明した。

 男性は1990年代後半に谷川氏が会長を務める建設会社に就職した。子会社の時期を含め約20年、経理を担当していた。

 男性によると、複数の衆院選で「裏の選挙資金」の管理に関わった。17年の衆院選では13人の運動員や事務員に計117万3880円の法定外の「報酬」を支払い、領収証を回収した。

 公職選挙法は原則、運動員への報酬を禁じている。男性の説明では、運動員への報酬の支払いは事務所の慣例で、前任者から引き継いだ。本業の経理の仕事をしながら携わるため、「社員である以上、断れなかった」と話した。

 報酬の支払いを問題視する声が…

残り:213文字/全文:585文字

2308とはずがたり:2019/07/12(金) 20:01:13

埼玉)上尾市、元市長所有地に市費でブロック塀建設
三宅範和 2019年6月21日03時00分
https://www.asahi.com/articles/ASM6N6DRQM6NUTNB014.html

 埼玉県上尾市は20日、元市長の新井弘治氏が自ら負担して建てるべきブロック塀を、元市長と小林守利・市議会議長の求めに応じて、市の全額負担で建設したことを明らかにした。

 この日、市議会本会議の一般質問で、井上茂市議(上尾政策フォーラム)が不適切な工事だと指摘。畠山稔市長が事実関係を認め、陳謝した。

 市側の答弁と、その後市が開いた記者会見などによると、ブロック塀は、元市長が所有するグラウンドと市道の境界にある。延長約85メートルで、1977年ごろの市道拡幅に伴い、市が土留めのための付帯工事で建設した経緯がある。

 昨年9月、元市長と小林議長から「ブロック塀が傾いている。市の施工で直すべきだ」と要求があった。当初、担当の市道路課は「過去に市が施工したものでも、元市長の所有地にある。管理も元市長側に引き継がれており、市は施工できない」と断った。

 しかし、その後も「強い求め」があり、当時の都市整備部長や道路課長が元市長の自宅を訪問し、当初の対応を謝罪のうえで市の施工を受け入れた。

 また、古い塀の撤去と新しい塀の建設、金属製フェンスの設置など本来1件として実施すべき合計請負金額693万円余りの工事を、1件当たり100万円未満の7件の工事に分割。これにより指名競争入札や契約検査課による完了検査が回避され、小林議長の長男経営の建設会社に随意契約で発注したという。7件は2018年度中に発注、完成した。(三宅範和)

2309とはずがたり:2019/08/19(月) 09:47:33


れいわ重度障害議員を「特別扱い」「議員特権」と言ってしまう人たちは何がズレているのか?
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1390309210/820-822
8/11(日) 5:30配信 文春オンライン

 文通費の流用を“自白”している?
 自民党の小野田参院議員も参院の決定に疑念を示した。松井氏は舩後氏と木村氏について「特別扱い」「公的支援優遇」という言葉を使っていたが、小野田氏は「議員特権」という言葉を使っており、いかにもこの2人が「特別扱い」を求めていると印象づけている。

821 名前:チバQ[] 投稿日:2019/08/12(月) 13:37:42
小野田紀美 自民党・参院議員
「国会議員は文通費として歳費とは別に月額100万円が支給されます。みんなこのお金を使って、私設秘書さんとか、事務員さんとか、政策サポートとか、事務所開設の諸経費とか…要は自分が公務を行うサポートを揃えていると思っております」
ツイッター 7月31日

 
 続いて小野田氏は、国会議員には月額100万円の「文通費(文書通信交通滞在費)」が支払われていることを挙げ、文通費を人件費などに使用していることを明かした。舩後氏、木村氏にも文通費を使うよう求めていると考えられる。

 しかし、文通費については「公の書類を発送し及び公の性質を有する通信をなす等のため、文書通信交通滞在費として、月額百万円を受ける」と国会法によって定められている。現状、報告や義務がないため、文通費を流用する議員がいることが問題視されているが、小野田氏は自ら流用を認め、他の議員にも奨励しているのだろうか?

維新の会は小野田議員を追及すべき
 その後、小野田氏は「『〜と思っております』と事実確認をせぬ一部表記により誤解を招きました事お詫びし訂正致します」と謝罪し、「弊事務所の文書通信交通滞在費も法令に従い適切に処理しております」と釈明したが、何について謝っているのかまったくわからないし、「法令に従い適切に処理しております」と言っても文通費を正しい目的で使っている証明にはならない。

 日本維新の会は「領収書のいらない第二の報酬と言われている国会議員一人あたり月額100万円の文書通信交通滞在費の使途を公開する」という公約を掲げているが、それなら真っ先に小野田氏に対して使途の公開を求めるべきだろう。

2310とはずがたり:2019/08/20(火) 14:55:07

参院選着ぐるみ運動員に報酬疑い にしゃんた氏側、書類送検
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190820-00000064-kyodonews-soci
8/20(火) 11:20配信 共同通信

 7月の参院選大阪選挙区に国民民主党から立候補し落選したタレントのにしゃんた氏(50)の選挙応援を巡り、ネコ型の着ぐるみ「にゃん太」を着た運動員に報酬を支払ったなどとして、大阪府警捜査2課は20日、公選法違反(買収など)の疑いで、広告代理店の社員ら計8人を書類送検した。捜査関係者らへの取材で分かった。

 捜査2課によると、書類送検されたのは広告代理店の社員2人、人材派遣会社の代表取締役ら2人、アルバイト4人。

 代理店と派遣会社の計4人の書類送検容疑は、アルバイトが着ぐるみを着て選挙運動をする見返りに報酬を支払うなどした疑い。

2311とはずがたり:2019/08/21(水) 15:36:36
上野宏史厚労政務官の「口利き&金銭要求」音声
「週刊文春」編集部 23時間前
source : 週刊文春 2019年8月29日号
https://bunshun.jp/articles/-/13471?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=socialLink
genre : ニュース, 社会, 政治

2312とはずがたり:2019/09/05(木) 20:28:47
石井議員に利益提供=JPアセット証
2019年09月05日19時48分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019090501210&g=eco&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit

 自民党の石井浩郎参院議員(55)が、金融派生商品(デリバティブ)取引をめぐり、担保として預ける証拠金が不足しているにもかかわらず、JPアセット証券(東京)から取引を継続可能にするなどの利益提供を受けていたことが5日、分かった。証券取引等監視委員会は、特定顧客に対する利益提供は金融商品取引法違反の疑いがあるとして、8月30日付でJPアセットを行政処分するよう金融庁に勧告していた。

2313とはずがたり:2019/09/12(木) 12:41:58

全裸ピンポンダッシュ 宮腰沖北相に“使途不明金3384万円”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/240372
公開日:2018/10/27 06:00

 国会議員が全裸で“ピンポンダッシュ”なんて、前代未聞だ。今週発売の「週刊文春」が、宮腰光寛沖縄北方相の仰天奇行を報じている。それは第1次安倍政権の2007年の出来事。衆議院赤坂議員宿舎で深夜、A元議員の部屋のインターホンが鳴った。妻がのぞき穴から外を見ると、裸の男が立っており、妻の悲鳴を聞いた元議員が駆けつけてドアを開けると、すでに全裸男の姿はなかった。その後、宮腰大臣の娘が菓子折りを持って謝りに来たという。

 この話には前段があり、宮腰大臣は施錠していなかったB元議員の留守中の部屋に上がり込み、着ていた服を脱ぎ捨て勝手に風呂に入った後、部屋を出て、A元議員のインターホンを押したというのだ。だから、裸だった。

 文春の取材に対し、宮腰事務所は事実関係をすべて認め、「宮腰本人は酩酊のため謝罪にお伺いできなかったことから、当日中に、同人の娘がお詫びに伺い、後日、宮腰本人もお詫びにあがりました」と答えている。

 宮腰大臣の酒癖の悪さは有名で、酩酊状態で赤坂宿舎に帰ってくる姿がたびたび目撃されているという。毎日の晩酌は琉球泡盛というから、その縁で沖縄北方担当に起用されたのか。

「就任早々、談合で行政処分を受けた企業から計36万円の献金を受け取っていたことが報じられましたが、さらに3000万円以上の使途不明金まで発覚した。“裸ピンポン”より、こちらの方が大問題です。額が額だけに、宮腰大臣の『政治とカネ』問題が臨時国会で追及されるのは確実です」(自民党関係者)

■違法ではないが脱法的

 宮腰大臣が代表を務める自民党富山県第2選挙区支部など2団体から寄付を受けている政治団体「宮腰光寛後援会」の14〜16年の政治資金のうち、使途の明細が分からない支出が約3384万円もあると、24日に共同通信が報じた。

2314とはずがたり:2019/09/12(木) 18:37:09
前堺市長の自宅など捜索 政治資金規正法違反の疑いで大阪地検
2019/09/12 13:01毎日新聞
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20190912k0000m040106000c.html?from=popin

辞職願が堺市議会で同意され、その後の取材に応じる竹山修身市長(当時)=堺市堺区で2019年4月26日午後3時4分、猪飼健史撮影

(毎日新聞)

 堺市の竹山修身・前市長(69)の政治資金収支報告書に2億3000万円以上の収支が記載されていなかった問題で、大阪地検特捜部は12日、竹山氏の自宅などを政治資金規正法違反の疑いで家宅捜索した。竹山氏はこれまで記載ミスだと繰り返し釈明してきたが、特捜部は強制捜査の必要があると判断した。今後、押収した資料を分析し、多額の政治資金が不明朗に処理された実態解明を目指す。

 堺市内の男性が今年2月、竹山氏の他、後援会などの会計責任者だった妻(66)と、事務担当だった次女(39)の計3人について、同法違反の疑いで特捜部に告発していた。

 一連の問題は同月に発覚。当初は「竹山おさみ連合後援会」への寄付金などの不記載だったが、資金管理団体「21世紀フェニックス都市を創造する会」と選挙時の確認団体でも、不適切な会計処理が見つかった。

 医師らの政治団体から受け取った寄付が記載されていなかったり、政治資金パーティーの収入が4分の1程度しか載っていなかったりした問題が、報道などで次々に発覚。判明した不記載は2012?17年で、支出が1億1300万円、収入が1億2000万円に上った。同法で定められた会計帳簿が備えられていないケースもあった。

 竹山氏は問題発覚後の4月末に辞職。記載漏れは会計上のミスだとして「天地神明に誓って私的流用はない」と述べていた。竹山氏の代理人弁護士によると、3人とも既に特捜部の任意聴取に応じている。いずれも「会計処理はずさんだったが、私的流用はしていない」と話しているという。

 竹山氏は大阪府の政策企画部長などを経て09年の堺市長選に立候補し、橋下徹府知事(当時)の支援を受けて初当選。13、17年の市長選では、いずれも大阪維新の会の候補者を破って当選した。

 市議会は問題に関する調査特別委員会(百条委)を7月に設置し、竹山氏を証人尋問することを決めている。【松本紫帆、山本康介】

2315とはずがたり:2019/09/13(金) 22:39:20
武田国家公安委員長が元暴力団関係者から献金 竹本科学技術担当相が暴力団幹部と撮った記念写真 を入手〈週刊朝日〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190912-00000084-sasahi-pol
9/13(金) 7:30配信

 2010年11月に公表された、武田氏の政治資金管理団体「武田良太政経研究会」の収支報告書によると、09年4月に開かれた政治資金パーティー代として、東京都のA社が50万円を献金している。

 また、11年11月公表の収支報告書では、A社の実質的な代表であるI氏が10年4月の政治資金パーティー代として70万円を支払っている。

 実は、このI氏、警察当局が指定暴力団山口組系の組員ではないかと当局からマークされ、裁判で素性が明かされた人物だった。

「武田先生は、二階派の中でも抜群の人望がある。将来は二階幹事長に代わって、派閥を継承するのではと言われるほどです。武田先生はその政治力もですが、やはりカネ集めの手腕への評価も高い。裏では危ない橋を渡っているのかもしれません」(二階派の議員)

科学技術担当相に起用された衆院当選8回の竹本直一氏(78)。SNSに、18年8月、花火を見物している竹本氏と記念写真に一緒に写っている角刈りの男性の姿がある。指定暴力団山口組系組幹部だったX氏である。

 同年3月に、竹本氏の後援会が開催した新年賀詞交歓会のパーティーで、X氏と岸田氏が親しそうに写真に納まっている写真が、写真週刊誌「フライデー」にも掲載された。

「X氏は長く幹部である組の顧問を最近までやっていたようだ。昔から、資金力豊富だと有名だった。岸田氏や竹本氏との写真は、箔(はく)をつけるために撮ったのでしょうね」(捜査関係者)

2316とはずがたり:2019/09/19(木) 11:12:49

国契約業者が高市総務相に献金
https://this.kiji.is/547034308167304289?c=39550187727945729
前回衆院選中、公選法抵触の恐れ
2019/9/18 22:16 (JST)9/18 22:54 (JST)updated

c一般社団法人共同通信社
高市早苗総務相

 高市早苗総務相が代表を務める自民党奈良県第2選挙区支部が2017年の衆院選期間中、当時警察庁や防衛省と取引のあった奈良市の寝具リース会社から、30万円の献金を受けていたことが18日、分かった。公選法は国会議員に対し、国と契約を結ぶ当事者が国政選挙に関連して献金することを禁じており、同法に抵触する恐れがある。

 高市氏の事務所は共同通信の取材に「企業と国との契約の有無を知りうる方法はないが、指摘の通りなら結果的に公選法に抵触する恐れがある」と回答。事実が確認されれば「直ちに返金して本年度の収支報告書に計上する」とした。

2317とはずがたり:2019/09/19(木) 20:16:07
養育費不払い、賭け麻雀……元近鉄・石井浩郎氏のあきれた議員生活
「週刊文春」編集部2019/09/17
source : 週刊文春 2019年9月19日号
https://bunshun.jp/articles/-/14044
genre : ニュース, 政治

2318とはずがたり:2019/10/07(月) 16:47:25

稲田朋美の対応に疑問の声…元助役企業からの献金なぜ返す?
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191004-00010012-jisin-pol
10/4(金) 20:05配信女性自身

関西電力の役員ら20人に3億2千万円もの金品を渡していたとされる、福井県高浜町の元助役・森山栄治氏。その森山氏の関連会社などから稲田朋美議員(60)が献金を受けていたと10月3日、AERA dot.が報じた。しかし、その後の稲田議員の対応を疑問視する声が上がっている。

記事によると森山氏が筆頭株主とされ取締役を務めていた警備会社「オーイング」と、その関連会社の「アイビックス」から稲田議員は献金を受けていたという。アイビックスは11年と12年にそれぞれ36万円、オーイングも同時期に12万円ずつ献金。さらに「アイビックス」の吉田敏貢会長は稲田氏の後援会長を務めていただけでなく、個人としても11年に50万円を献金していた。

4日、TBS NEWSによると稲田議員は「違法な献金ではなく、森山氏とも面識はなかった」とコメント。しかし「渦中の森山氏が筆頭株主の会社であることに鑑み、返金することも含め検討したい」と述べているという。

献金自体は違法ではない。そのため稲田議員の対応に「なぜ返金するのか?」と不満が広がっている。

《やましいことがなければ返金することはないのでは。何がまずいと思って返金するのか説明をすべきなのでは。この関電問題が無かったらそのまま献金はもらったままだったのでは》
《違法でないのなら「返金」する理由もあまりないのでは。どういう関係があったのか、あるいはなかったのか、それは詳細に説明する義務はあろうけど。「面識なかった」で済む話ではないから、もっと細かく説明しろよ》
《正当に献金として処理されてるものならそう言えばいいのに下手に返金するとか言うからやましい事があるんじゃないかとツッコまれて問題がややこしくなる》

17年3月、稲田議員はかつて森友学園が起こした民事訴訟に原告側代理人弁護士として出廷した記録があると報じられた際に「籠池氏の事件を受任したこともなければ、法律相談を行ったこともありません」「法律相談を受けたこともなければ裁判を行ったこともない」と答弁。しかし後日、「平成16年12月9日、夫の代わりに出廷した」と一転したために当時の民進党・舟山康江議員(53)から「法廷での弁護に記憶がない。それは、依頼人に対してはなはだ失礼だと思います」と切り返されていた。

2319とはずがたり:2019/11/14(木) 14:36:18
桜を見る会夕食会、最低1万円超=立憲「ホテルに確認」
時事通信社2019年11月14日 13:40
https://www.excite.co.jp/news/article/Jiji_20191114X348/

 立憲民主党の安住淳国対委員長は14日昼の野党共同会派会合で、安倍晋三首相の後援会が首相主催「桜を見る会」の夕食会の会費を5000円に設定したとされることに関し、立憲が会場となった東京都内のホテルに確認したところ「だいたい1万5000円から2万円。立食で150人の場合は1万1000円」と回答されたと明らかにした。

 安住氏は「5000円はあり得ない」と語った。首相側が不足分を負担していた場合、公職選挙法に抵触する可能性がある。

2320とはずがたり:2019/12/09(月) 15:55:12
萩生田光一文科相の政治資金規正法違反疑惑 献金業者が決定的証言
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191121-00593650-shincho-pol&p=2
11/21(木) 8:02配信デイリー新潮
「選挙の時は昔から…」

2321とはずがたり:2019/12/28(土) 11:59:07
結局は菅系の粛清としか見えないし,そもそも悪い事したと自覚あって雲隠れしてたとしか思えない河井夫婦であるが,ちゃんと本人迄行かなかったら証拠隠滅の時間的猶予与えてたとしか思えん。なんで今頃なんだ?

河井案氏陣営疑惑を捜査 広島地検着手 参院選の運動員報酬
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191228-00010000-chugoku-soci
12/28(土) 7:00配信中国新聞デジタル

 自民党の河井克行前法相(衆院広島3区)の妻案里氏(参院広島)の陣営が7月の参院選広島選挙区で法定上限を上回る報酬を車上運動員に渡したと報じられた疑惑で、広島地検が捜査に着手したことが27日、関係者への取材で分かった。公選法に違反した疑いもあるとみて、当時の車上運動員らから任意で事情を聴いているもようだ。

 陣営の関係者が地検から任意の事情聴取を受けていると複数の関係者が明らかにした。車上運動員に一斉に聴取が始まったと明かす関係者もいる。疑惑が報じられて以降、地検は、広島県選管にいったん提出された選挙運動費用の収支報告書や領収書、全運動員の名前が分かる一覧など参院選関連の資料一式の提供を受けている。

 案里氏には、初当選した7月の参院選で事務所が車上運動員13人に1人当たりの日当として法定上限(1万5千円)を超す3万円を支払ったとする公選法違反(運動員買収)などの疑惑が浮上している。疑惑が週刊誌で報じられた10月31日に克行氏は法相を辞任。夫妻は「事実関係の把握に努め説明責任を果たしたい」とのコメントを出し、公の場から姿を消している。

 克行氏が、車を運転する秘書に速度違反を指示したとされる疑惑も報じられ、今春の県議選の期間中に案里氏が複数の自民党県議に現金を持参したとの証言も明らかになっている。

 県内の有権者や大学教授たちが相次いで河井夫妻たちに対する告発状を地検に提出している。地検の横井朗次席検事は、告発状を受理したかどうかも含め「ノーコメント」としている。

中国新聞社

2322とはずがたり:2020/01/19(日) 19:14:10
河井案里氏周辺 広く捜索 広島地検、8カ所以上 任意聴取も20人以上に
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200119-00010000-chugoku-soci
1/19(日) 7:00配信中国新聞デジタル
河井案里氏周辺 広く捜索 広島地検、8カ所以上 任意聴取も20人以上に
河井夫妻の自宅マンションの家宅捜索を終え、段ボールで押収物を運び出す捜査員たち(15日午後8時2分、広島市安佐南区)
 自民党の河井克行前法相(衆院広島3区)の妻案里氏(参院広島)の陣営が昨年7月の参院選広島選挙区で、法定上限の2倍の報酬を車上運動員13人に渡したとされる事件で、広島地検が公選法違反(買収)容疑で捜索したのは少なくとも8カ所、任意で聴取した関係者は20人以上に上ることが18日、関係者への取材で分かった。陣営の関係者が多い上、複数の疑惑が持ち上がっており、地検は幅広く証言や資料を集めながら慎重に調べている。

 中国新聞が把握した捜索先は、いずれも広島市内にある案里氏と克行氏の各事務所▽河井夫妻の自宅マンション▽克行氏の実家▽案里氏の公設秘書の男性宅と公設秘書の女性宅▽克行氏の公設秘書の男性宅▽陣営スタッフの自宅―の計8カ所。15、16日に一斉捜索し、パソコンなどの資料を押収した。

 一方、他県の地検の応援も得ながら昨年末ごろから関係者の聴取も始めたとみられ、車上運動員や秘書、事務所のスタッフ、事務所に出入りがあった関係者たちを含めて20人以上から任意で事情を聴いた。関係者によると、スマートフォンやメモなどの任意提出も受けた。数日にわたって聴取したケースもある。

 17日には疑惑への関与が疑われている、案里氏の公設秘書の男性からも任意で事情を聴いた。地検はこれまでに提出を受けた関係者の携帯電話などの解析を進めるとともに、集まった証言などと突き合わせ、違法な報酬が支払われた詳しい経緯を調べるとみられる。

 河井夫妻を巡っては、車上運動員への違法報酬疑惑のほかにも、案里氏が支部長を務める自民党支部が昨年の参院選で企業回りなどの活動に当たっていた複数の陣営関係者に報酬を渡していたことが判明。昨年春の広島県議選の期間中に案里氏たちが金を持参したと、複数の自民党県議が証言した。地検は、幅広く捜査を進めた上で立件の対象を見極める方針とみられる。既に捜査に協力する意思を示している河井夫妻への聴取も視野に入れているもようだ。

中国新聞社

2323とはずがたり:2020/02/06(木) 17:45:31
安倍首相の「桜を見る会」に公選法違反の疑い!後援会幹部850人を招待、 和菓子、タケノコご飯で供応ってあり?
https://www.j-cast.com/tv/2019/11/12372377.html
2019/11/12 11:47

安倍晋三首相が毎年春に芸能人や著名人らを招待して開く「桜を見る会」について、「税金を使っての私物化ではないかと疑惑の目が向けられています」と司会の国山ハセンと若林有子アナウンサーが取り上げた。

首相自身や自民党議員の後援会関係者も多数招いている事実が、公選法や政治資金規正法違反の疑いを指摘されている。

「桜を見る会」は、1952年から各界功労者を広く招待するとして開かれている。2014年は1万3700人を3000万円の予算で招待したが、招待者は毎年増え、今年(2019年)は1万8000人を招いて5500万円かかった。

野党「税金で後援会活動」、自民議員も「気持ちの悪い話」
tv_20191112114439.jpg
今年は安部首相の地元、山口県から安倍後援会幹部ら850人も招待されたとして、野党から「税金で後援会活動」と批判の声が上がった。安倍後援会一行は前日にはホテルニューオータニで前夜祭まで開き、バス17台で会場の新宿御苑まで移動。後援会の会報には「バスの前には無料で持ち帰るお菓子、和菓子、タケノコご飯をもらう行列ができた」と明記されている。これが事実なら、たしかに公選法違反の供応にあたる。

また、桜を見る会の会場では「10メートル歩いたら山口県の人に出会うわねと自民党議員に声をかけられた」(山口県周南市長のSNS)というほど。自民党内で招待者枠が振り当てられていたとの疑惑もあがっており、「今年は枠が増えたので選挙カーのウグイス嬢を呼べた」とブログに書いた自民党議員もいたという。「気持ちの悪い話だ。私も5人の枠をもらったことがある」と語る閣僚経験者もいる。

政治アナリストの伊藤惇夫さんは「本来の趣旨とずれている。後援会の人が安倍首相に協力すれば芸能人と楽しい思い出ができると出かけていたのなら完全に問題だ。850人が本当に地元後援者なら大変なことになる」という。安倍首相は個人情報を理由に招待者名公開を拒否している。

西村博之(2ちゃんねる開設者)「招待者リストは公開するべきです。名前を出せない人を呼ぶのはおかしい」

玉置妙憂(僧侶)「呼ばれる人に平等性がない。江戸川区の人は呼ばないの?」

キャスターの立川志らく「そこです。なんで山口県だけなのか。私は呼ばれても行きません。5000万円もかけるなら被災地に使ったらいいじゃないか」

2324とはずがたり:2020/02/13(木) 23:02:17
これどうなった??w

2011.11.14 07:00  週刊ポスト
自民党が47年間未納の国有地駐車場賃料と延滞金36億円と試算
https://www.news-postseven.com/archives/20111114_70290.html?DETAIL&_gl=1*tmxpha*_ga*eDdpbVdzX3kwdk5CX2pWOG9fa0s0dXl2b1FOT0xyTjFOOWkzUVZNUkdtWWlWV1BqSHRrMEhsMkNZbENOZmVvVQ

自民党が政権の座にあった2年前なら命取りの大スキャンダルになっていたはずである。自民党に国有地の「不法占拠」が発覚した。

国会議事堂から徒歩3分の自民党本部(千代田区永田町1)は国有地(財務省所有)に建てられ、同党は年間約8970万円という格安の賃料を財務省に支払っている。だが、敷地のうち4分の1にあたる衆議院所有の駐車場部分(1320平方メートル)は47年間にわたってまったく賃料を支払っていない事実が発覚した。

この土地は衆議院所管の「行政財産」に分類され、国有財産法で売却や貸与はできないと定められている。それを自民党は党本部の塀の中に囲い込んで私物化しているのだから、まさに不法占拠そのものだ。

本来、借りられるはずのない土地ではあるが、財務省の賃貸契約基準をもとに換算すれば、賃料は年間約3500万円になる。自民党が踏み倒してきた使用料は、47年分でざっと16億円になる計算だ。

さる11月1日、「自民 国有地を無償使用」(読売)など新聞・テレビは一斉にこの事実を報じた。

政治資金オンブズマン共同代表の上脇博之・神戸学院大学法科大学院教授(憲法学)が指摘する。

「国が特定の政党に根拠もなく特権を与えてきたわけで、官僚も知っていながらずっと隠してきた。これはかつての政権党による権力の乱用です。納税者への背信行為だ。自民党は過去にさかのぼって賃料を支払うのが当然です。加えて私は、今後は使い続けることを許すべきではないと考えます」

国有財産を管理する財務省理財局の通達である『不法占拠財産取扱要領』によると、不法占拠者には「国有財産の返還」と「損害金の支払い」を請求し、督促に応じない場合は、「速やかに訴訟に移行すること」とされている。

損害金には占拠期間の賃料相当額だけでなく、年5%の延滞金が加算される。本誌試算では延滞金は47年分で約20億円に上る。賃料を合計して約36億円を自民党は支払わなければならない計算だ。

請求期間は、民法(724条)の規定で「20年間」とされている。しかし道義的に考えれば「時効分は払わない」との主張は許されないだろう。

本誌は今年9月30日号で、自民党の財務資料をもとに、前回総選挙時の借入金100億円を抱えているのに、昨年末の時点で繰越金は7億円しかなく、債務超過状態にあることを報じた。そこに36億円の請求書を突きつけられたら、いよいよ破産である。

※週刊ポスト2011年11月25日号

2325とはずがたり:2020/02/21(金) 22:20:16
https://twitter.com/shirassh/status/1230835747495661569
shira
@shirassh
ここまでのまとめ
・この画像は原本 顧客がもらうのはカーボン複写版
・パノラマホテルズワンは東京のホテルではない
・日付が不明瞭
・ANAのインターコンチはコメントを控えているので裏が取れていない

どーすんの産経クン。
吉田証言どころのレベルじゃないぜ。

ANAホテル領収書 桜夕食会の宛名は「上様」 首相答弁と一致
https://www.sankei.com/politics/news/200221/plt2002210031-n1.html
2020.2.21 17:55政治政策

 「桜を見る会」前日に安倍晋三首相の後援会が主催した夕食会に関し、会場となったANAインターコンチネンタルホテル東京(旧全日空ホテル)が発行したとする領収書を参加者が実際に受け取っていたことが21日、分かった。宛名は「上様」と記され、首相の国会答弁と一致している。

 産経新聞は、参加者が保管していた領収書を確認した。ANAホテルが会場となったのは平成25、26、28年の夕食会。確認したのは26(2014)年の領収書で、桜を見る会前日の「’14・4・11」との日付が記されている。宛名欄には「上様」、金額は「5000円」で、「夕食懇談会として」となっている。

 係名や「通し番号」が書かれ、支払い済みを示す赤色のスタンプも押されている。参加者は取材に「会場で会費を支払い、首相の事務所職員からホテルの領収書として渡された」と話している。

 野党議員は17日の衆院予算委員会で「宛名が空欄のまま発行することはない」などとするホテルの見解を示し、首相の答弁と矛盾すると追及。首相は「宛名は空欄」と説明してきたが、17日は「上様」の可能性に言及した。ホテル側も取材に「上様で発行することはあった」と回答した。

 今回確認した領収書について、ANAホテル広報担当者は「お客さまのプライバシーを尊重し、また日本の法律に従い、守秘義務を順守いたしております。つきましては、ホテルのプライバシーポリシーに準じ、お問い合わせをいただいた内容につきましては一切、情報開示することはできかねます」と回答した。

2326とはずがたり:2020/03/11(水) 20:34:30
河井案里氏を素っ裸に? 広島地検「携帯押収」の一部始終
公開日:2020/03/10 06:00 更新日:2020/03/10 06:00
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/270155

 驚愕する話が永田町で飛び交っている。昨年7月の参院選を巡る公職選挙法違反(運動員買収)容疑で公設秘書ら3人が逮捕された河井案里参院議員が、広島地検の家宅捜索を受けた際、ナント素っ裸にされていたというのである。


 秘書らが逮捕された今月3日の夜、案里氏と夫の克行前法相が滞在していた東京都内のホテルで、同地検が2人の携帯電話を押収したと報じられている。実はそこで一悶着あったらしい。

「広島地検の係官十数人がホテルに押しかけ、チェーンのかかった部屋に蹴破って入室したそうです。検察が令状を見せて2人の携帯電話を押収しようとしたところ、克行議員ともみ合いになった。案里議員も同様に抵抗したため、検察は身体検査令状を示して、案里議員を裸にして調べ、携帯を押収した、という話が政界で流れています」(自民党関係者)

 通常「身体検査令状」は覚醒剤など薬物の捜査で取るもので、「身体検査令状で裸にしてまで携帯を押収するなど聞いたことがない」と捜査関係者がこう続ける。

「通常の捜索令状でも女性係官が服の上から触るなどできる。それを裸にしたのが事実なら、広島地検の執念を感じます。捜査に抵抗する夫妻に対し心理的な効果を狙う意図もあるでしょう。携帯の任意提出に応じない可能性を想定して令状を用意していったと思われます。言い換えれば携帯が決定的な証拠になると考えているのではないか」

■全面戦争の様相

 参院選での案里陣営の実質的な責任者は克行氏だという証言や、それを示唆する運動員間のLINEのやりとりの存在も明らかになっている。手荒いやり方は、検察が克行氏と案里氏も公選法違反の容疑者だとみているからなのか。

「安倍官邸は『官邸の守護神』と呼ばれる東京高検の黒川検事長の定年を延長することで、河井夫妻の捜査を終わらせるよう仕向けてきたと疑われている。克行議員も『官邸もいろいろやってくれているので、いずれ落ち着くと思います』というようなことを周辺に言っていたようだ。ところが、逆効果になっている。検察の現場は官邸の人事介入に怒り、河井夫妻に対して徹底的にやると意思表示したのが今回の携帯押収劇だ」(前出の自民党関係者)

全面戦争の様相になってきた。

2327とはずがたり:2020/04/13(月) 23:39:12

案里氏秘書、起訴内容認める方針
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200413-00000185-kyodonews-soci
4/13(月) 21:56配信共同通信

 河井案里参院議員が初当選した昨年7月の参院選で車上運動員に違法報酬を支払ったとして、公選法違反罪で起訴された案里氏の公設秘書が、20日の初公判で起訴内容を争わない方針であることが13日、関係者への取材で分かった。

2328とはずがたり:2020/04/13(月) 23:39:27
河井克行氏、現金手渡しか 昨夏の参院選、後援会幹部らに
https://this.kiji.is/616041150800823393
2020/3/27 07:29 (JST)3/28 07:23 (JST)updated
c株式会社中国新聞社

 自民党の河井克行前法相(衆院広島3区)の妻案里氏(参院広島)が初当選した昨年7月の参院選を巡り、克行氏が自身の後援会の複数の幹部に現金を直接渡していた疑いがあることが26日、分かった。幹部らは広島地検の任意聴取に受け取りを認め、一部は違法性の認識があったと証言している。公選法は選挙運動を原則無報酬と定めており、地検は同法違反(買収)の可能性があるとみて克行氏の立件も視野に捜査を進めているもようだ。

 案里氏陣営を巡っては、複数の陣営関係者に報酬が払われた疑惑もある。無報酬で選挙を支える立場の後援会に対しても、支援の拡大へ広く現金が渡っていた可能性が出てきた。

 衆院広島3区内にある後援会の幹部男性によると、公示2カ月前の昨年5月の大型連休中、克行氏と自宅近くで一対一で面会。10万円が入った茶封筒を示され「お車代」と説明された。「これはだめ」と突き返したが「変なことにはならないですから」と言われ、これ以上話がもつれるのは面倒だと思って受け取った。

 男性は案里氏の後援会にも属し、参院選の公示前はポスターの張り替えなどを担当。公示後は地元の後援会の電話作戦などを取り仕切った。中国新聞の取材に対し「違法性の認識はあった」と話した。2?3月にあった地検の任意聴取でも同様の説明をしたという。

 一方、広島3区内の別の地域で活動する後援会の幹部男性は、昨年5月中旬に克行氏から「会えないか。渡したいものがある」と連絡が入り、面会時にポスターなどと一緒に現金10万円を手渡された。男性はポスター張りをしたり、運転手のアルバイトをする人材を陣営に紹介したりしたといい、取材に対し「その分の経費と思った。小遣い程度という感覚」と違法性の認識は否定した。地検の任意聴取でも同じように説明したという。

 公選法は選挙運動を原則無報酬と規定。事前に届け出た車上運動員たちに限り上限付きで報酬を認める。現金を受け取った後援会幹部らの活動が選挙運動とみなされれば、公選法違反(買収)に当たる可能性がある。政治資金に詳しい日本大の岩井奉信教授(政治学)は「公選法で無報酬とされる行為は『選挙に関し』と解釈されている。現金の受領が公示前でも、選挙に関わる行為とされれば違法性を問われるケースもある」とみる。

 選挙運動とみなされない場合でも、公選法は選挙の候補者または立候補予定者が選挙区内の人や団体に寄付することを禁じており、現金のやりとりは公選法に抵触する可能性がある。

2329とはずがたり:2020/04/13(月) 23:40:00
当選祝い名目、いぶかる声 河井夫妻、広島県議らに現金持参
https://this.kiji.is/618600512504939617
2020/4/3 09:02 (JST)
c株式会社中国新聞社

 昨年7月の参院選広島選挙区を巡る広島県議と広島市議の証言から、自民党の河井克行前法相(衆院広島3区)と妻の案里氏(参院広島)が公示前に幅広く、地方議員に現金を配って回った実態が浮き彫りになった。持参されたと語った12人の大半は、同4月の県議選と市議選の「当選祝い」の名目だったと振り返る。ただ、夫妻の真意を「参院選での応援を期待した行為だったはず」といぶかる議員は少なくない。

 「『これ、お祝いね』と事務所の机に封筒を置かれた」。ある県議は克行氏が現金を持ってきた昨年4月の様子を思い起こす。数日後に封筒を開けると、中身は現金30万円。「参院選での応援を頼む趣旨だとは思ったが、返すチャンスもなく、そうこうしていると大臣になって会えずじまい。自分の甘さだ」と悔いる。

 別の県議も同じ時期に、事務所を訪れた克行氏から、帰り際に白い封筒を机に置かれたと回顧する。当選を祝う言葉を掛けられた後、無言で「さっと置いて帰った」。滞在時間は10分程度。封筒の中身は50万円だったという。

 これらの証言から、克行氏は一方的に現金を差し出し、受け取りを拒みにくい状況をつくろうとしたとの見方がある。克行氏は案里氏の陣営で「責任者」(陣営スタッフ)の立場。受け取った議員のうち複数が、参院選で案里氏の会合への参加や、支援者カード集めで応援したと明かした。

 広島選挙区は、自民党が21年ぶりに2議席独占を目指し、党現職の溝手顕正氏に加え、党本部が主導して公示4カ月前に案里氏を擁立した経緯がある。「激戦必至」の様相が強まる状況下で現金を配った夫妻の意図を、溝手氏側のベテラン県議は「溝手氏を支援する動きを鈍らせ、あわよくば案里氏を応援してほしい、という狙いがあったのは明らかだ」と見立てる。

 広島地検の捜査は広がりを見せている。中国新聞の取材では、地検の任意聴取を受けたと認めた県議と広島市議は計27人。うち9人と、聴取を受けていないとした3人が夫妻の現金持参を認めた。聴取されたかどうかについて「ノーコメント」との議員も4人いる。

 聴取では、多くの議員が検事から「受け取ったという証拠がある」とただされたと説明する。中には「夫妻と面会した日時まで知られていた」との声も出る。

 議員の間には「克行氏は秘書から『メモ魔』と呼ばれていた。現金の配布リストのような記録が押収されているなら、夫妻は追い詰められている」と見る向きがある。同時に「受け取った側の処分はどうなるのか」(若手県議)と戦々恐々とする声も強まる。

 参院選は県内全域が選挙区で、克行氏が県内の首長に現金を持参した証言が既に出ている。広島県安芸太田町の小坂真治町長は昨年4月下旬、克行氏から現金20万円が入った封筒を受け取ったと証言。大竹市の入山欣郎市長は、克行氏が現金が入ったとみられる封筒を自宅に持って来たため、その場で突き返したと公表している。夫妻が現金を渡した相手は、さらに広がる可能性がある。

2330とはずがたり:2020/04/13(月) 23:40:50
「地検の聴取受けた」35人 河井夫妻疑惑、広島の県市町議
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200410-00010001-chugoku-soci
4/10(金) 8:42配信中国新聞デジタル
河井案里氏の陣営を巡る構図

 自民党の河井克行前法相(衆院広島3区)の妻案里氏(参院広島)が初当選した昨年7月の参院選広島選挙区で、夫妻側が公示前に広島県内の地方議員らに現金を持参していた疑惑に絡み、広島地検の任意聴取を受けた県内の地方議員が少なくとも35人いることが9日、分かった。これまでに県議と広島市議で計27人が判明していたが、新たに県議1人と市議1人、2市2町の議員6人の計8人が認めた。地検は、各地に地盤を持つ地方議員に幅広く事情を聴いているもようだ。

広島地検の任意聴取などの状況

 中国新聞が9日までに、県議会と県内の全23市町議会の議員計549人(元職2人を含む)を取材した。現職は、入院していた福山市議1人を除く全員に確認した。元職は、今月の安芸高田市長選と県議補選安芸高田市選挙区に立つために辞職した元県議1人、元安芸高田市議1人となる。

 聴取を認めた35人の内訳は、県議15人、広島市議14人、廿日市市議3人、安芸高田市議1人、府中町議1人、北広島町議1人。県議と広島市議を対象に聞き取った2日時点では、県議14人、広島市議13人だった。

 夫妻側が公示前に現金を持参したと語ったのは、県議7人、広島市議6人の計13人。2日時点と比べて広島市議が1人増えた。他の22市町では、夫妻側による現金の持参や受け取りを証言した議員はいなかった。

 35人のうち、克行氏の後援会役員だったある議員は、昨年5月下旬に自宅を訪れてきた際の克行氏の様子を主に聞かれたという。「『妻が立候補するのでよろしくお願いします』とあいさつされたが、現金は持って来なかった」とした。自民党の地域支部幹部を務める別の議員は「夫妻から現金をもらっていないかと聞かれたが、もらっていないと答えた」と説明する。

 廿日市市議2人は取材を拒否した。同市議1人と安芸太田町議1人は「ノーコメント」を貫いた。

 地検に呼ばれたのとは別に、電話で事情を聞かれたと答えたケースもあった。夫妻側との現金授受を問われたり、案里氏陣営の運動員の立ち回り先として確認されたりしたという。

 参院選を巡っては、車上運動員に法定額を上回る報酬を払ったとして、地検が夫妻の秘書2人を公選法違反(買収)罪で起訴した。夫妻が参院選で票の取りまとめを頼む趣旨で首長や地方議員に現金を配っていた疑いがあり、地検が捜査を続けている。複数の後援会幹部も夫妻から現金を受け取ったと証言している。

中国新聞社

2331とはずがたり:2020/04/13(月) 23:41:08
安芸太田町の小坂町長辞職 町議会が同意 克行氏から現金受け取りで【動画】
2020/4/10
https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=631662&comment_sub_id=0&category_id=256
小坂町長

 自民党の河井案里氏(参院広島)が初当選した昨年7月の参院選前に夫の克行前法相(衆院広島3区)から現金20万円を受け取っていた広島県安芸太田町の小坂真治町長(71)が9日、辞職した。町議会が臨時会を開き、同日付の辞職に同意した。公選法の規定に基づき、5月27日までに町長選が実施される見通し。町選管が近く日程を決める。

 臨時会で小坂氏は、封筒を受領した当時の状況や、自身の政治団体の政治資金収支報告書に記載する手続きを取った経緯を説明。「返す機会をうかがっていたがかなわなかった。いわれのないお金を不本意ながらも受け取り、1年も処理できなかった責任を痛感している」と述べた。

 また、町民や職員との信頼関係を損ねたと辞職の理由を示した上で「異常な選挙の流れを止められず、巻き込まれたことを深く反省している」とした。小坂氏は広島地検の任意聴取を受けたを明らかにしている。

 町議会本会議の質疑などでは、町議から「行政トップとして辞職は当然」などの意見が出た。採決では、辞職に対する異議は出ず、議長と欠席2人を除く9人全員が同意した。辞職が認められると、小坂氏は議員席に頭を下げた。新町長決定までの職務代理者は小島俊二副町長(63)が務める。

 参院選広島選挙区では、自民党が2議席独占を狙って案里氏を擁立した。安芸太田町は克行氏の地盤の広島3区にある。選挙前に河井夫妻が現金を持参した同県内の首長、地方議員が辞めるのは小坂氏が初めて。次期町長選には現時点で、元衆院議員の新人橋本博明氏(49)が無所属で立候補する意向を示している。(山田太一、山田英和)

2332とはずがたり:2020/04/13(月) 23:41:35
【速報】広島県議会の桧山元議長と渡辺典子県議の事務所を捜索 河井夫妻疑惑【動画】
https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=631771&comment_sub_id=0&category_id=256
2020/4/9

桧山元議長の事務所から荷物を運び出す捜査員(9日午後4時20分、広島市安芸区)

 昨年7月の参院選広島選挙区で初当選した自民党の河井案里氏(参院広島)の陣営を巡る公選法違反(買収)事件に絡み、検察当局が9日、広島県議会の桧山俊宏元議長(自民党議員会、広島市安芸区)の安芸区の事務所を家宅捜索したことが分かった。

 検察当局は同日、渡辺典子県議(自民党広志会・つばさ、安佐北区)の安佐北区の事務所も家宅捜索した。事務所スタッフは「捜索は事実だ。違法な現金は受け取っていない」とした。

2333とはずがたり:2020/04/13(月) 23:41:58
河井参院議員陣営選挙違反事件 複数の県議事務所捜索 広島地検
2020年4月9日 17時54分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200409/k10012377581000.html

自民党の河井案里参議院議員の陣営による選挙違反事件で、広島地方検察庁が公職選挙法違反の疑いで新たに複数の県議会議員の事務所などの捜索に乗り出したことが関係者への取材でわかりました。検察は、陣営の資金の流れについてさらに実態解明を進めるものとみられます。

河井案里議員が初当選した去年7月の参議院選挙をめぐっては、広島地方検察庁が、県議会議員や複数の市議会の議員などから一斉に任意で事情を聴くなどして陣営の資金の流れについて捜査を進めています。

広島地検は9日、陣営の資金が買収に使われた公職選挙法違反の疑いがあるとして、自民党の桧山俊宏県議会議員や渡辺典子県議会議員の広島市内の事務所などを捜索し、強制捜査に乗り出したことが関係者への取材で新たにわかりました。

去年の参議院選挙をめぐっては、検察の調べに対し、複数の県議会議員や市議会議員が夫の河井克行前法務大臣や案里議員から10万円から数十万円の現金を受け取ったと説明していることが明らかになっているほか、河井前大臣から現金20万円を受け取っていた広島県安芸太田町の小坂真治町長が9日付けで辞職しました。

広島地検は、9日の捜索で押収した資料を分析するなどして、陣営の資金の流れについて実態解明を進めるものとみられます。

NHKの取材に対し、桧山県議は、「金銭の授受について、捜査当局との間で認識の食い違いがあり、当局に主張している」と話しています。また、渡辺県議の後援会事務所は、「捜索を受けたことは事実だが、違法な金銭の受け取りは一切ない」とコメントしています。

2334とはずがたり:2020/04/14(火) 23:48:07
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/2019/34/13876/skh44175.html

広島県議選広島市安芸区
定員2 無投票
当 桧山 俊宏 ひやま としひろ 自民 現 74歳 当選:10回
当 西村 克典 にしむら かつのり 無 現 63歳 当選:2回

2335とはずがたり:2020/04/19(日) 14:19:54

河井案里氏から2度「現金入り封筒」 県議証言、受け取らず
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200418-00000552-san-soci
4/18(土) 22:09配信産経新聞

 自民党の河井案里(あんり)参院議員(46)=広島選挙区=の陣営による公選法違反(買収)事件で、案里氏が昨年4〜5月、広島県議の男性に現金が入ったとみられる封筒を2回にわたり手渡そうとしたことが18日、関係者への取材で分かった。県議は受け取りを拒否したという。広島地検は複数の地元議員の関係先を捜索するなどし、夫で前法相の克行衆院議員(57)=自民、広島3区=に加え、案里氏からも現金の手渡しなどがなかったか慎重に捜査している。

 男性県議は産経新聞の取材に対し、昨年4月の県議選に当選した直後に案里氏が選挙事務所を訪れたとした上で、「『当選祝い』と言って机の上に現金が入った封筒を置いていこうとした」と証言。「封筒の厚さから数万円という金額ではなかった」と振り返った。

 また、翌5月の会合直後にも「案里氏が去り際に現金の入った封筒をまんじゅうの紙袋にいれた状態で手渡してきたので突き返した」と説明。その際、案里氏は紙袋から封筒を取り出し、中身が現金であることをほのめかしたという。

 陣営からの資金をめぐっては、克行氏らから陣営内のスタッフに現金が配られた疑いや、地元議員や首長ら「政界ルート」に現金が配られた疑いを地検が捜査。すでに複数の陣営スタッフや議員、首長らが受け取りを認めている。地検は選挙で当選するため、夫妻が現金を配った買収の疑いがあるとみて捜査を進めているもようだ。

 案里氏陣営の公選法違反事件をめぐっては、選挙カーでアナウンスする車上運動員に法定上限を超える違法報酬を支払ったとして、案里氏の公設秘書、立道浩被告(54)と克行氏の政策秘書、高谷真介被告(43)が起訴された。

 立道被告については、迅速に審理を進める「百日裁判」の初公判が20日に開かれる予定。禁錮以上の刑が確定し、広島高検が提起する行政訴訟で立道被告が連座制の適用対象と認定されれば案里氏は失職する。

2336とはずがたり:2020/04/20(月) 16:48:52
>被告側は起訴内容の認否を留保した。

否認すると証人呼んだり時間が掛かるけどコロナで証人呼んだりが難しい今ほんとに否認したらどうなるのかなって感じらしい

河井案里氏秘書、認否を留保 公選法違反罪の初公判、広島地裁
2020/04/20 14:03共同通信
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/nation/kyodo_nor-2020042001001410.html

 自民党の河井案里参院議員が初当選した昨年7月の参院選で車上運動員に違法な報酬を支払ったとして、公選法違反(買収)の罪に問われた案里氏の公設秘書立道浩被告の初公判が20日、広島地裁(冨田敦史裁判長)で開かれ、被告側は起訴内容の認否を留保した。

 被告は選挙中、街頭演説の行程調整や車上運動員の管理などを担当しており、広島地検は連座制の対象となる「組織的選挙運動管理者」に当たるとみて起訴し、迅速に審理する「百日裁判」を申し立てた。

 立道被告の禁錮以上の刑が確定後、広島高検が提起する行政訴訟で連座制の適用対象と認定されれば、案里氏の当選は無効となり失職する。

2337とはずがたり:2020/04/21(火) 02:11:57

生意気そうというかなにか得意げな顔(に見えた)で知事に政治家に男らしくなさいよ!私ならもう辞めてると啖呵切ったくせに失職する迄居坐る心算か?

河井案里氏の秘書が起訴内容の認否留保 公選法違反「百日裁判」始まる 広島地裁
毎日新聞2020年4月20日 21時45分(最終更新 4月20日 23時33分)
https://mainichi.jp/articles/20200420/k00/00m/040/204000c

 自民党の河井案里参院議員(46)=広島選挙区=が初当選した2019年参院選で、車上運動員に違法な報酬を支払ったとして公職選挙法違反(運動員買収)の罪で起訴された案里氏の公設第2秘書、立道(たてみち)浩被告(54)の初公判が20日、広島地裁(冨田敦史裁判長)であった。被告の弁護人は起訴内容の認否を留保し、次回公判以降に明らかにすると述べた。

 検察側は冒頭陳述で、陣営の遊説責任者だった被告はルートなどを企画・立案する立場で、案里氏と夫の克行前法相(57)=自民党・衆院広島3区=に「了解を得ていた」と指摘した。

 地検は被告が連座制の適用対象となる「組織的選挙運動管理者等」に当たるとして、迅速な審理を求める「百日裁判」を申し立てた。地裁は100日以内の判決を目指すことになる。禁錮刑以上(執行猶予を含む)が確定し、広島高検が起こす行政訴訟で勝訴すれば、案里氏の当選は無効となって失職する。

 起訴状などによると、被告は公示前の19年6月、陣営に入った克行氏の政策秘書、高谷真介被告(43)=同法違反罪で起訴=や事務長の男性(71)=処分保留で釈放=らに、選挙カーでアナウンスする車上運動員の報酬について相談。翌7月の投開票日前後に、車上運動員14人に対し、同法が定める日当の上限(1万5000円)を超える報酬計204万円を支払ったとされる。

 今回の選挙違反事件を巡っては、複数の関係者が陣営の実質的な仕切り役は克行氏だったと証言している。公判は6月30日までの期日が予定されており、立道被告が克行氏の関与についてどう証言するかも注目される。

 また、夫妻が複数の広島県議や首長らに現金を渡していた疑惑も浮上。関係者によると、こうした金銭の授受について、広島地検が票の取りまとめを依頼する趣旨だったかどうか捜査を進めている。自民党所属のある県議は「裁判になろうが、河井夫妻は公の場に出てしっかりと説明責任を果たすべきだ」と批判した。【中島昭浩、賀有勇、手呂内朱梨】

2338とはずがたり:2020/04/29(水) 17:40:38
河井前法相が12人、妻が1人に現金持参か
2020/04/29 12:04日テレNEWS24
https://news.goo.ne.jp/article/ntv_news24/nation/ntv_news24-634432.html

去年の参議院選挙における河井案里議員陣営の選挙違反事件で、少なくとも河井克行前法相が12人、妻の案里議員が1人に、現金を持参していたとみられることがわかりました。

NNNは、広島県内の首長、県議、市議、後援会の関係者など160人に対し、去年7月の参院選前に河井克行議員または案里議員から現金の持参があったかどうかを取材しました。その結果、13人が「現金を持ってきた」と回答。このうち、「受け取った」または「受け取ったが後に返金した」と回答したのは、県議4人、市議2人などあわせて10人にのぼりました。

私たちの取材に応じた政治関係者は、事務所に克行議員が30万円を持ってきたと証言しました。

広島の政治関係者「ちょうど河井(克行議員)が来て、私はおらんかったんです。事務員に金を渡して。ポケットにねじ込んで帰ったらしい」

また、ある県議は去年5月、案里議員から「当選祝い」として、議会の応接室で封筒に入った現金を渡されそうになり、その場で断ったと話しました。

現金の持参が案里議員の参院選での当選を目的とした場合には、公職選挙法が禁止する買収にあたるため、広島地検は関係先の家宅捜索を行うなど捜査を続けています。

2339とはずがたり:2020/05/29(金) 09:22:49
自民党金庫番の「もらい湯」(菱山 郁朗)2020年2月
https://www.jnpc.or.jp/journal/interviews/35157

 「一寸先は闇」の永田町に、不思議な癒しの空間がある。凄まじい権力闘争の政治ドラマを演じてきた自民党本部内、階段を二階に上がった右側奥手前の、事務総長室である。部屋の主の名前は元宿 仁(もとじゅく ひとし)74歳で、文字通り党の事務方のトップを担う。政治ドラマの舞台にもなったこの部屋を、癒しの空間にさせているのが、壁に掛かる一幅の大きな油絵である。

「もらい湯」と題したその油絵は、日曜画家である元宿本人が描いたもので、20年近く前に初めて見た時、深い感銘を受けた。雪と月明かりが照らす寒い夜、隣の家でお風呂に入れてもらい、田んぼの畦道を通って帰る幼い4人兄弟の姿を描いている。ふる里の群馬県川場村では、戦後間もない貧しかった当時、薪を節約するために「もらい湯」の風習が残っていた。若くして亡くなった兄を偲んで肖像画を描くつもりが、どうしても上手く描けないためにテーマを変え、何回も重ね描きをしてようやく完成させたものだ。その絵を見た元幹事長の野中広務は、「俺にもこんなことがあった」と目を潤ませていたという。

元宿の知遇を得たのは、1975(昭和50)年の初めで、私が田中角栄総理の番記者として同行取材をしていた時である。彼は経理部の職員として、いつもアタッシュケースを大事そうに持ち歩いていた。その中には田中総裁が遊説に行く先々の、候補者への多額の陣中見舞いと宿泊費や交通費、交際費などの現金が詰め込まれていた。夜の懇親会には彼も顔を出し、飲み会が終わるなり、ササっと支払いを済ませる姿があった。田中総裁はエネルギッシュに全国を飛び回り、柔道で鍛えた頑丈な青年であった彼は、全行程に随行した。

 群馬県立沼田高校を卒業した後、法政大学の夜間部に通いながら、義理の伯父の紹介で自民党本部のアルバイトをしていた。1968(昭和43)年に大学を卒業後、本部事務局に正式採用される。公認会計士を目指していただけに数字には強く、何より「口が堅い」ため、ずっと経理を任されて来た。

 絵を描くことが好きで、中学時代に金賞を取ったこともある彼が、平成に入ってしばらくして油絵を描き始める。父に続いて兄を失い、気落ちしていた彼に妻が勧めたことがきっかけだった。原風景であるふる里の群馬県川場村や上州の山々を題材に、温もりを感じさせる独特の絵を描き続けた。

2340とはずがたり:2020/05/29(金) 09:23:02
>>2339
 2009(平成21)年、民主党に政権を奪われて下野した当時、自民党は苦しい状況にあった。幹事長の大島理森と、党の運営や財政事情について話し合った時彼は、「野党となった以上、今までのようには行きません。事務局員の給料が下がることは、十分覚悟しています。しかし、職員をリストラすることは、何としても勘弁してください!」と深々と頭を下げて訴えた。大島は「分かった」と言って頷いた。

 党員歴50年を越えた彼には、退職に関するルールはなく、これまで幾度となく辞表を提出したが、その都度慰留され続けて来た。総裁、幹事長がそろって反対したためだ。党の政治資金とその流れの裏の裏を知り尽くしているが故に、「余人をもって代えがたい」ということだろう。田中角栄から現職の安倍晋三まで、20人の総裁と37人の幹事長に仕えた。ベテランの仕事師を徹底的に重用するのは、自民党の得意技であり、長期政権の強みあるいは、秘訣の一つだろう。

ロッキード事件やリクルート事件など「政治とカネ」のスキャンダルで、自民党はしばしば糾弾され、逆風に立たされることも多い。2004(平成16)年に発覚した「日歯連迂回献金事件」では、彼の関与が疑われ、検察から何度も事情聴取を受けた。「政治資金を扱う裏方をやる以上は、汚いと言われるかも知れないが、自分のような役回りも必要だ。政治はきれいごとでは動かない。話せないことばかりで、それは墓場まで持って行く」と彼は言う。

「もらい湯」は、みんなで助け合う日本の美風の一つで、「思いやり文化」だ。冷酷非情で権謀術数の限りを尽くす永田町の一角に、その「もらい湯」を描いた絵が存在すること自体が不思議なことで、ほのぼのとした気分になる。今の「安倍一強政治」とは、皮肉な取り合わせと言えるかも知れない。彼が、この絵を20年近く壁に掛けているのは何故か。「自分を奮い立たせるためだ」と本人は言う。「もらい湯」が醸し出す古き良き日本の伝統文化を、党の若手議員や事務局員らに伝承したいという想いもありそうだ。それはそれで大切なことだが、私としては「政権与党の金庫番」の彼だからこそ、特定候補への巨額資金投入問題を含め、不信を招いている「政治とカネ」の暗部について、「墓場まで持って行かずに、国民に説明してほしい」と願う。それをまたしっかり伝えるのは、我々ジャーナリズムの責任である。

(文中敬称略 肩書は当時)
2020年2月記 元日本テレビ政治部長

2341とはずがたり:2020/05/29(金) 09:25:58
>自民党の“金庫番” M事務総長
元宿氏>>2339-2340か?口は硬いそうだから何も喋らないだろうな。。

検察が河井陣営への「安倍マネー1億5千万円」めぐり自民党本部関係者を聴取! 狙いは安倍首相の“自民党金庫番”への指示立証か
2020.05.29 07:00
https://lite-ra.com/2020/05/post-5444.html

 検察の捜査がいよいよ安倍マネーにまで迫ってきたということなのか。河井克行前法相、河井案里参院議員の2019年参院選をめぐる公選法違反(買収)の事件で、検察当局が自民党本部関係者を任意で事情聴取していたことが判明したのだ。

「一報を報じたのは、広島地検に最も食い込み、河井事件報道で抜きまくっている共同通信。今回も明らかに検察のリークを受けての報道で、確度は非常に高い」(司法担当記者)

 検察が自民党本部関係者を聴取したとなれば、ポイントはもちろん、買収の原資となった1億5000万円だ。本サイトでも何度も指摘してきたが、2019年の参院選では、自民党本部から河井夫妻それぞれが代表を務める党支部に合計1億5000万円という異常な金額の選挙資金が振り込まれていた。自民党では候補者に配る選挙資金は1500万円が相場にもかかわらず、河井氏陣営にこの異常な額が振り込まれたのは、もちろん、2019年の参院選に河井案里氏を擁立したのが安倍首相だったからだ。
 当初、広島選挙区からは自民党の重鎮で前職の溝手顕正氏だけが公認として立候補することになっていたが、溝手氏は第一次政権時に安倍首相の責任に言及し、下野時代には「過去の人」と批判したことがあり、安倍首相は横手氏のことを毛嫌いしていた。そこで、“2人区で2人擁立して票を上積みする”という大義名分をたて、溝手氏を蹴落とすための“刺客”として、側近の河井前法相の妻である案里氏を新人として立たせたのだ。

 メディアではやたら、河井前法相が菅義偉官房長官の側近であったことが強調されているが、実は、安倍首相は菅官房長官以上に河井前法相を重用してきた。たとえば、河井氏は法相就任前、総裁外交特別補佐に務めているが、2016年の米大統領選後でトランプが当選すると、安倍首相は就任前に河井氏に渡米して地ならしすることを指示。トランプタワーでの安倍・トランプ初会談にも同行させている。

 問題の選挙の際も安倍首相の力の入れようは尋常ではなかった。自ら案里氏の応援に駆けつけたのはもちろん、自分の地元事務所秘書を広島の案里氏の選対に送り込んでいたのだ。「週刊文春」でも、自民党県議が安倍首相の地元事務所の筆頭秘書をはじめとし少なくとも4人の秘書が広島入りしていたことを証言、「溝手支持で決まっているところにも手を突っ込もうとして動いとった」とも語っている。

 つまり、こうした安倍首相と河井前法相の関係の延長線上に出てきたのが、1億5000万円だったのだ。

 実際、党本部からの1億5000万円の出入金記録をすっぱ抜いたのは「週刊文春」(文藝春秋)だったが、「文春」はその記事で自民党関係者と自民党のベテラン職員のこんな証言を掲載している。

「党の金の差配は幹事長マターですが、河井陣営への1億5千万円にのぼる肩入れは安倍首相の意向があってこそです」
「安倍首相の後ろ盾は絶大で、案里氏は党本部からの『安倍マネー』を存分に使うことができたのです」

 また、広島地検の捜査が本格化した直後、二階俊博幹事長が周辺に“河井の件は官邸の案件で幹事長は関係ない”と漏らしたとの情報もかけめぐった。

2342とはずがたり:2020/05/29(金) 09:26:11
>>2341-2342
検察が聴取したのは自民党の“金庫番” M事務総長周辺か、安倍首相の地元事務所も調査
 そして、今回の自民党本関係者への事情聴取はまさに、検察がこの安倍首相の関与について踏み込もうとしたものではないかといわれているのだ

「というのも、今回、検察は自民党の“金庫番”といわれるM事務総長の周辺を聴取したといわれているからです。M事務総長は20年以上前から自民党の事務方トップを務め、それこそ自民党の裏の金を動かしてきた人物。しかも、第二次安倍政権以降、安倍首相はM氏を重用しており、近年は安倍首相から直接、指示を受けて金を動かすこともしばしばあるといわれていた。つまり、検察は、河井陣営への1億5千万円提供について、直接的に安倍首相がM氏に指示した可能性を調べているのではないか」(前出・司法担当記者)

 ほかにも、広島地検は安倍首相の地元事務所の秘書の関与について調べているとの情報もある。前述したように、安倍首相の地元事務所秘書は河井陣営の選挙運動の指南役をしており、買収についても知っていた可能性があるからだ。

 広島地検が河井夫妻をW逮捕するのは確実といわれているが、この動きを見ていると、もしかしたらその先、安倍首相周辺に捜査の手が伸びる可能性もゼロではない。

「もちろん、官邸もいま、捜査を止めようと必死で圧力をかけていますから、安倍首相まで捜査が及ぶというのはかなりハードルが高い。しかし、いまの検察の空気をみていると、会期末後になる可能性はあっても、河井夫妻をW逮捕するのは確実。もし河井氏が逮捕されれば、安倍首相や地元事務所をめぐる情報がいろいろ出てくるでしょうから、安倍首相が追い込まれるのは必至でしょう」(前出・司法担当記者)

 メディアは捜査の行方を待つだけでなく、いまから、この安倍首相の関与を徹底的に調査しておくべきだろう。

(編集部)

2343とはずがたり:2020/05/31(日) 00:37:29
河井克行氏、100人に2000万円超 検察当局、買収立件へ最終調整
5/23(土) 6:30配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2bd7073b03f697f19b9e5b9b1707641affb3d2b
中国新聞デジタル
広島地検が捜査する河井夫妻の買収疑惑の構図

 昨年7月の参院選広島選挙区で初当選した自民党の河井案里氏(46)=参院広島=と夫の克行前法相(57)=衆院広島3区=が広島県内の地方議員らに現金を配ったとされる買収疑惑で検察当局が、克行氏が100人近くに総額で2千万円を超す現金を配ったとして公選法違反(買収)の疑いで立件する方向で最終調整に入ったことが22日、関係者への取材で分かった。

【動画】案里氏、初当選時に語った決意

 克行氏は参院選を控えた昨年3〜6月ごろに選挙区となる県内各地を巡り、それぞれの地域に支持基盤を持つ自民党の県議や市議、首長らに現金を渡すなどしたという。検察当局は激戦を制するため、票の取りまとめや支援拡大を図る趣旨だったとみている。地元政界を巻き込んだ大規模な選挙違反事件となる様相が濃くなった。

 関係者によると、克行氏は案里氏の立候補が決まった昨年3月以降、県議や市議、首長をはじめ、後援会組織を束ねる幹部ら計数十人にそれぞれ数万〜数十万円を渡した疑いがある。さらに、選挙のために臨時で加わり企業回りなどを担った複数の陣営関係者に対しても、公選法は原則無報酬と定めているのに、選挙活動の対価として数十万円を渡すなどした疑いがあるとして同法違反容疑で立件する方針。被買収者は100人近くに上り、買収額は計2千万円を超える見通しという。

 参院選広島選挙区では、自民党本部が2議席独占を狙い、党県連が推す現職の溝手顕正氏に加え、県議だった案里氏を擁立。無所属現職の森本真治氏を含めた激戦となった。党本部は、溝手氏陣営の10倍に当たる1億5千万円を河井夫妻側に提供するなど全面的に支援。案里氏が初当選し、ベテランの溝手氏が落選した。

 関係者によると、広島地検が今年1月、案里氏陣営が車上運動員14人に法定上限を超える報酬を渡したとされる公選法違反事件で河井夫妻の自宅を家宅捜索した際、現金の配布先とみられる100人以上のリストを押収。検察当局はこのリストなどを基に議員や首長らの聴取を進めてきた。党本部が提供した1億5千万円の一部が、車上運動員への違法報酬の原資になっていたことも判明している。

 検察当局は6月17日に閉会する国会のスケジュールもにらみ、立件時期を検討しているもようだ。

2344とはずがたり:2020/06/02(火) 12:02:00
これ,未だかよ。

克行氏を公選法違反容疑で立件へ 自民1.5億円が買収原資に
公開日:2020/05/13 12:50 更新日:2020/05/13 13:04
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/273095

 法務行政の元トップが刑事責任を問われる事態に発展だ。検察当局が自民党の河井克行前法相を公選法違反(買収)容疑で立件する方針を固めた。妻の案里参院議員が初当選した昨年の参院選を巡り、河井夫妻は広島県の地元議員らに票の取りまとめを依頼する目的で現金を渡した疑いがもたれている。

 公示前に自民党本部は案里氏側に1億5000万円を提供。克行氏が選挙運動を仕切り、広範囲に現金を配った総額は1000万円前後に上る可能性がある。案里氏の同じ容疑での立件も検討する。

 検察当局は東京地検特捜部の検事も投入し、捜査態勢を拡充。地元・広島の県議や市議ら30人以上を任意で事情聴取した。今月上旬には複数回、河井夫妻を任意で聴取。2人とも買収行為を否定している。

 当局は立件の時期について、新型コロナウイルスの緊急事態宣言が出ている状況や国会議員の不逮捕特権が認められている国会開会中であることを踏まえ、在宅起訴の選択も含め、慎重に見極めるもようだ。

河井克行氏、数十人買収疑いで立件へ調整 総額1000万円超 検察当局
https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=643426&comment_sub_id=0&category_id=256
2020/5/16

 昨年7月の参院選広島選挙区で初当選した自民党の河井案里氏(46)=参院広島=と夫の克行前法相(57)=衆院広島3区=の買収疑惑で広島地検などの検察当局が、克行氏が参院選前に広島県内の首長や地方議員、後援会幹部ら数十人に総額で1千万円を超える現金を渡していたとして、公選法違反(買収)の疑いで立件する方向で調整していることが15日、関係者への取材で分かった。案里氏の立件も視野に入れているもようだ。

 関係者によると、各地に支持基盤を持つ議員や首長、後援会組織を束ねる幹部にはそれぞれ数万〜数十万円を渡した疑いが持たれている。いずれも案里氏の立候補が決まった昨年3月以降に克行氏が現金を持参しており、検察当局は票の取りまとめを依頼する趣旨だったと判断したとみられる。

 企業回りなどを担った複数の陣営関係者に対しても、公選法は原則無報酬と定めているのに、克行氏が数十万円を違法に渡すなどした疑いが強まったとして立件する方針。

 現金を渡された総数は数十人に上るとみられ、地元政界を巻き込んだ大規模な選挙違反事件となる様相が強まった。

 県内を選挙区に2議席が改選される参院選広島選挙区では、自民党本部が2議席独占を狙い、党県連が推すベテランの現職の溝手顕正氏に加え、県議だった案里氏を擁立。無所属現職の森本真治氏を含めた激戦となり、溝手氏が落選した。

 党本部は参院選前に1億5千万円を河井夫妻側に提供。溝手氏陣営の10倍の額を投入して後押しした。克行氏は安倍晋三首相に近いとされ、地検は、資金援助を受けた夫妻側が現金を配り、支持拡大を図った可能性があるとみている。

 中国新聞のこれまでの取材では、一連の疑惑で100人以上が地検の聴取を受けている。そのうち県議や広島市議、後援会幹部ら27人が、河井夫妻が現金を持参したなどと証言している。

 関係者によると、河井夫妻は任意聴取に買収行為を否定しているという。国会議員には国会開会中の不逮捕特権があり、現国会は6月17日に会期末を迎える。検察当局は国会への逮捕許諾請求もにらみ、立件の時期を慎重に検討しているとみられる。

 <クリック>河井案里氏の陣営を巡る公選法違反事件 参院選広島選挙区で法定を超える報酬を車上運動員14人に払ったとして、広島地検が3月に案里氏の秘書ら3人を公選法違反(買収)の疑いで逮捕。同月下旬、うち2人を同法違反罪で起訴した。地検は、案里氏の秘書が連座制の対象に当たるとして、迅速に審理する「百日裁判」を広島地裁に申し立てており、禁錮以上の刑が確定すれば、案里氏は失職する可能性がある。地検は起訴後、河井夫妻が地方議員らに幅広く現金を配った疑いがあるとして議員や首長らを一斉に聴取し、捜査を進めている。

2345とはずがたり:2020/06/05(金) 20:36:41
角栄以来か。河井夫妻「立件」なら安倍首相が問われる「交付罪」
国内2020.06.05 2453 by 新恭(あらたきょう)『国家権力&メディア一刀両断』
arata20200604
https://www.mag2.com/p/news/453740

昨年7月に行われた参院選を巡る買収疑惑により、国会閉幕の17日にも「立件」と囁かれる河井前法相夫妻。そもそもその1億5000万円とも言われる「買収資金」は、誰がどのような判断で河井夫妻に送り届けられたのでしょうか。今回のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』では元全国紙社会部記者の新 恭さんが、自民党の資金の全ての動きを知るとされる人物の実名を上げるとともに、検察出身の弁護士が指摘する「党トップが罪に問われる可能性」、すなわち安倍首相に検察の捜査の手が及ぶ可能性についても言及しています。

河井前法相の買収疑惑はいよいよ自民党本部に波及か
いくつかのメディアの報じるところでは、河井克行・前法務大臣夫妻の公選法違反疑惑で、検察当局が自民党本部関係者への事情聴取をはじめたようである。

5月29日、テレ朝ニュースは「自民党本部の関係者」から任意で事情聴取したと伝えた。同じ日、時事ドットコムは「党本部を退職した元幹部職員ら数人」から任意聴取したと。

両方あわせれば、現自民党本部職員からOBにいたるまで、検察が積極的に接触しているものと想像される。いよいよ捜査は“本丸”をうかがい、外堀を埋める段階にさしかかったのだろうか。

いうまでもなく、本丸とは安倍官邸である。昨夏の参議院選を前に、自民党本部から1億5,000万円という大金が、広島県議から鞍替えする新顔の河井案里候補陣営に振り込まれた特別扱いは、河井候補に肩入れしていた官邸の関与抜きには考えられない。



検察当局が事情聴取した自民党本部関係者のなかに、党事務総長、元宿仁氏が入っていないとしたら、ポイントがズレている。党の資金の出し入れは、この人を通さないとできないだろう。

自民党の政治資金を全て知る男。すなわち、政治の裏側を誰よりも見てきたのが元宿氏といえる。なにしろ、2000年以降、ある一時期を除き、自民党本部の事務方トップとして君臨してきたのだ。

幹事長は次々交代するが、汚れ仕事にもかかわる事務方のトップともなると、そうはいかない。まずなにより、口が堅いことが必須条件だ。やすやすと代わりの人材は見つからない。



河井陣営への1億5,000万円提供という異例の取り扱いを、元宿氏がまったく知らないうちに、自民党本部がおこなったとは思えない。

国政選挙にあたり自民党から候補者に配られるのは公認料と選挙資金合わせて1,500万〜2,000万円といわれる。候補者の優劣評価や重視度合いで、いくらか配分額の違いはあっても、10倍もの差は、えこひいきというほかない。

しかるべき筋から話があったがゆえに、元宿氏の指示のもと、破格資金が投入されたのであろう。

河井夫妻に対する広島地検の捜査には東京地検特捜部なども加勢し、いわば検察総がかりで取り組んでいる趣がある。総理補佐官、法務大臣へと、安倍首相が取り立ててきた河井克行氏が、かりに逮捕、起訴されるような事態になれば、安倍首相の政治責任は重大である。

安倍首相は「全て党の執行部に任せている」と国会などで述べ、巨額資金提供への関与を否定している。それなら二階幹事長が、安倍首相と打ち合わせることもなく元宿氏を顎で使えるかというと、大いに疑問だ。自民党にはときたま、首相をしのぐ実力者が幹事長になることが過去にあったが、二階氏はさほどでもない。

4月27日のYahoo!個人に掲載された郷原信郎弁護士の記事によると、河井氏が買収罪なら、その資金の提供者は「交付罪」が成立するという。


河井氏らが、「(案里氏に)当選を得させるために」金銭を提供したことが「選挙人又は選挙運動者」に対する「供与」として買収罪に問われるのであれば、その資金の提供者は、「第一号から第三号までに掲げる行為(当選を得る、得させる目的での金銭等の供与)をさせる目的をもつて選挙運動者に対し金銭若しくは物品の交付」(221条3号)をしたことになり、(少なくとも、「選挙運動者」である克行氏本人に提供された分については)「交付罪」が成立することになる。

資金の提供者とは自民党本部であり、そのトップは安倍晋三総裁にほかならない。当然、「交付罪」の捜査対象になるべきだ。



新恭(あらたきょう)この著者の記事一覧
記者クラブを通した官とメディアの共同体がこの国の情報空間を歪めている。その実態を抉り出し、新聞記事の細部に宿る官製情報のウソを暴くとともに、官とメディアの構造改革を提言したい。記者クラブを通した官とメディアの共同体がこの国の情報空間を歪めている。

2346とはずがたり:2020/06/16(火) 16:06:54

河井案里氏秘書に有罪判決 連座制適用対象の量刑判断
市原研吾
https://www.asahi.com/articles/ASN6J4H50N6DPITB016.html?iref=comtop_8_02
2020年6月16日 13時53分

 昨年7月の参院選で初当選した自民党の河井案里参院議員の陣営が車上運動員に違法な報酬を支払ったとされる事件で、公職選挙法違反(買収)罪に問われた案里氏の公設秘書、立道浩被告(54)に対する判決が16日、広島地裁であり、冨田敦史裁判長は懲役1年6カ月執行猶予5年(求刑懲役1年6カ月)の有罪判決を言い渡した。案里氏の当選を無効とする連座制適用の対象となる量刑判断を示した。

 検察側は被告を「遊説全般の責任者」と位置づけ、連座制の対象となる「組織的選挙運動管理者等」にあたるとし、今回の判決で禁錮刑(執行猶予を含む)以上の有罪判決が確定した後、検察側が提起する行政訴訟で勝訴すれば、案里氏の当選が無効となる。このため今回の訴訟で最大の焦点が量刑だった。

 検察側の冒頭陳述によると、被告は、案里氏の夫で前法相克行氏の元政策秘書高谷真介被告(43)=同罪で公判中=らと共謀。昨年7月、車上運動員計14人に対し、法定上限の2倍となる1日あたり3万円の違法な報酬を支払ったとされる。

 裁判では、弁護側は被告を従属的立場の幇助(ほうじょ)犯にすぎないとして、連座制の対象とはならない罰金刑を求めていた。

 これに対し、検察側は被告がいなければ車上運動員を遊説に従事させて違法な報酬を支払うことは実行されなかったなどとして、重要な役割を主体的に果たしたと指摘していた。(市原研吾)

2347とはずがたり:2020/06/16(火) 16:46:13
河井夫妻が自民党離党へ
昨夏の公選法違反事件で
https://this.kiji.is/645475083334255713?c=113147194022725109
2020/6/16 14:24 (JST)
c一般社団法人共同通信社

河井案里参院議員(右)、河井克行前法相
 自民党の河井案里参院議員と夫の克行前法相は、昨夏の参院選を巡る公選法違反事件に絡み、同党を離党する意向を固めた。議員辞職はしない考えだ。党関係者が16日、明らかにした。検察当局は、17日が会期末の今国会閉会後に公選法違反(買収)容疑で夫妻を立件する方向で詰めの捜査を進めており、党への影響を考慮したもようだ。安倍政権への打撃となるのは必至だ。

 夫妻は案里氏が初当選した昨年7月の参院選で、100人前後に計2千万円を超える現金を渡した可能性があるとされ、検察当局は夫妻や地元議員、陣営関係者らを任意で聴取。夫妻はこれまで買収行為を否定している。

2348とはずがたり:2020/06/16(火) 16:53:51
河井夫妻が自民党離党へ
昨夏の公選法違反事件で
https://this.kiji.is/645475083334255713?c=113147194022725109
2020/6/16 14:24 (JST)
c一般社団法人共同通信社

河井案里参院議員(右)、河井克行前法相
 自民党の河井案里参院議員と夫の克行前法相は、昨夏の参院選を巡る公選法違反事件に絡み、同党を離党する意向を固めた。議員辞職はしない考えだ。党関係者が16日、明らかにした。検察当局は、17日が会期末の今国会閉会後に公選法違反(買収)容疑で夫妻を立件する方向で詰めの捜査を進めており、党への影響を考慮したもようだ。安倍政権への打撃となるのは必至だ。

 夫妻は案里氏が初当選した昨年7月の参院選で、100人前後に計2千万円を超える現金を渡した可能性があるとされ、検察当局は夫妻や地元議員、陣営関係者らを任意で聴取。夫妻はこれまで買収行為を否定している。

2349とはずがたり:2020/06/18(木) 13:52:33

これバレないだけで自民党議員全員やっとんちゃうか。

自民谷川氏陣営が買収疑い
衆院選長崎3区、書類送検へ
https://this.kiji.is/646179223406085217
2020/6/18 11:44 (JST)6/18 11:57 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社

 自民党の谷川弥一衆院議員(78)=長崎3区=が当選した2017年10月の衆院選で運動員に違法な報酬を支払ったとして、長崎県警が公選法違反(買収)の疑いで、陣営関係者を書類送検する方針を固めたことが18日、関係者への取材で分かった。

 関係者によると、選挙事務所の会計担当者らが衆院選終了後、複数の運動員に法定上限を超える日当を支払った疑いが持たれている。

 谷川氏は長崎県議会議長などを経て03年に初当選し、17年に6選を果たした。文部科学副大臣などを歴任した。

 選挙に関わった60代男性が19年7月、同容疑などで、総括主宰者とされる男性2人を県警に告発していた。

2350とはずがたり:2020/06/18(木) 13:54:44

河井夫妻の逮捕状を請求 約2600万円で買収した疑い
会員記事
https://www.asahi.com/articles/ASN6L32QZN6KUTIL062.html?ref=tw_asahi
2020年6月18日 12時10分

 河井案里参院議員(46)=広島選挙区、17日に自民党を離党=が初当選した昨年7月の参院選をめぐり、票の取りまとめを依頼する趣旨で約2600万円の現金を地元議員ら約100人に渡した疑いが強まり、東京地検特捜部が18日、公職選挙法違反(買収)容疑で、夫で衆院議員の克行前法相(57)=広島3区、同=と案里氏の逮捕状を請求した。すでに出頭を要請しており、取り調べて容疑が固まり次第、逮捕する。

 2人はこれまでの任意聴取に買収行為を否定している。買収疑惑の発覚後も自民党議員として活動を続けていたが、16日付で離党届を提出し、国会が閉幕した17日に受理された。

 特捜部の調べによると、克行氏は、案里氏が参院選への立候補を表明した昨年3月から7月までの間、案里氏を当選させるため、計約2400万円の現金を広島県議など地元議員や後援会・陣営関係者95人前後に渡した疑いがある。案里氏も計150万円超の現金を5人前後に渡した疑いが持たれている。

 特捜部は、案里氏の選挙運動を…

この記事は会員記事会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。

残り:510文字/全文:928文字

2351とはずがたり:2020/06/18(木) 13:55:43
独自
検察、100人の聴取を録音・録画 信用性高める狙いか
有料会員記事
https://www.asahi.com/articles/ASN6K7QD4N6KUTIL04H.html?iref=pc_rellink_02
2020年6月18日 5時00分

 昨年7月の参院選をめぐる河井案里参院議員(46)と夫で衆院議員の克行前法相(57)=いずれも自民党を離党=の大規模な買収疑惑の捜査にあたり、検察当局が、夫妻から現金を配られた疑いのある地元議員ら約100人に対する任意の聴取の大半を録音・録画していたことがわかった。公職選挙法違反(買収)の罪が裁判で争われることになれば、迅速な審理が求められるため、信用できる供述であることなどを証明する狙いがあるとみられる。

河井夫妻逮捕へ 2600万円買収容疑、東京地検特捜部
 検察当局はこれまでの捜査で、河井夫妻が広範囲に地元議員らに現金を配ったことを示すリストを入手。3月下旬から、リストに載っている広島県議や広島市議など地元議員らの聴取を重ねてきた。

 これらの聴取では、夫妻との現金授受の場面やそのやり取り、参院選で案里氏を当選させるため票の取りまとめを依頼されたという認識が議員らにあったかどうかなどの説明を受ける際に、録音・録画を実施したという。

 約100人に配られた現金は総額約2600万円にのぼるとされるが、夫妻はこれまでの任意聴取に対し買収行為を否定。検察当局は議員らの供述を重要な証拠と位置づけており、現金を受け取ったとされる議員らの供述の信用性を立証するためにも、録音・録画が不可欠と判断したとみられる。

 取り調べの録音・録画は2009年の裁判員制度の導入に先立ち、東京地検が06年に試行を開始。昨年6月以降は全国の裁判員裁判対象事件や検察の独自捜査事件は原則、逮捕後の取り調べの全過程で実施している。任意の聴取は対象外だが、供述以外の物証が乏しかったり、共犯者がいたりした場合などは、実施するケースが増えている。

録音・録画は聴取の最後、目的は告げられず
 複数の議員によると、録音・録画は広島地検の一室やホテルの客室で行われた。任意聴取の終盤、供述調書を取り終えたころに5〜10分ほど撮影。どんな受け答えにするか検事と打ち合わせた後、カメラが回される。質問は現金授受の場面がメインだった。

 4月に地検で録音・録画つきの…

2352とはずがたり:2020/06/18(木) 15:49:31
どう辻褄合わせをしてくるのかな??

案里氏陣営、党本部からの1億5000万円の使途焦点 選挙費2405万円、残る1億2000万円余不明
2020/6/13 07:52 (JST)
c株式会社中国新聞社
https://this.kiji.is/644311180301485153

案里氏の陣営が作った印刷物
 自民党の河井克行前法相(衆院広島3区)の妻案里氏(参院広島)が初当選した昨年夏の参院選広島選挙区で、河井夫妻側が党本部から提供された1億5千万円を何に使ったかが焦点となっている。案里氏の党支部が選挙運動費用として拠出したとするのは2405万円。提供資金の全額を充てたとしても、残る1億2千万円余りの行方は明かされていない。河井夫妻による詳しい説明がない中、関係者の証言で探った。

 ■選挙運動費用

 2019年7月21日の参院選の投開票後、案里氏側は広島県選管に、参院選の選挙運動費用の収支報告書を提出した。中国新聞は情報公開請求で入手した。


 報告書によると収入額は、案里氏が支部長を務める自民党広島県参院選挙区第七支部が選挙運動の費用として寄付した2405万円。支出額は2688万9896円で、公費で賄われるビラの作成費などを含んでいる。いずれも、県選管が定めた選挙運動費用の上限(4726万9500円)に収まっている。

 関係者によると1億5千万円は19年4月中旬から参院選公示までの間、克行氏が支部長の党県第三選挙区支部と、党県参院選挙区第七支部の口座に、党本部から数回に分けて入金された。仮に今回の寄付額の2405万円の全てを党本部の提供資金で賄ったとしても、1億2千万円余りは残る。

 ■議員たちへの現金配布

 検察当局は、河井夫妻が県内の地方議員や首長、後援会幹部たち100人近くに2千万円以上を配ったとされる疑惑を調べている。今月17日の国会閉会後、河井夫妻を公選法違反(買収)容疑で立件する方向で最終調整している。

 地元の関係者たちの間では、党本部が選挙運動費用の上限をはるかに超える1億5千万円を出したことが、現金配布の一因になったとする声が強い。

 党本部から河井夫妻側への最初の入金は19年4月中旬だった。河井夫妻が地方議員や首長たちの所に現金を持参した時期は、19年4月7日に投開票された統一地方選前半戦の前後だったとの証言が多い。現金持参と党本部の資金提供にどんなつながりがあったのか、全容解明が待たれる。

 ■政治活動

 1億5千万円の使い道として、案里氏の陣営にいた複数の元スタッフが証言するのが、公示前に大量に作った印刷物だ。案里氏と菅義偉官房長官との対談内容などを紹介するチラシや、案里氏の経歴を記したカードなどを作製。チラシを県内各地に送る費用などにも充てられたという。

 元スタッフの一人は「印刷物の関連だけで1億円以上かかっている。党本部からの資金を充てたはずだ」と話す。証言通りなら、党本部が提供した資金の多くは案里氏の選挙運動ではなく、河井夫妻の党支部による政治活動の費用として、地盤固めや支援拡大に投じられたことになる。

 河井夫妻の二つの党支部を含めて、政党支部や政治団体は政治資金規正法に基づき、毎年の政治資金の収支報告書を各選管に提出する義務がある。党本部からの資金提供があった19年分は、今年11月下旬に公開される見通しだ。

 ■党本部の資金

 党本部の資金には、党員たちから集める党費や、税金から支出される政党交付金などがある。今回、河井夫妻側に提供された1億5千万円の多くは、政党交付金が元手だったとされる。

 党本部は今月5日、河井夫妻への資金提供に関する中国新聞の取材に「選挙が近づくと全国の党勢状況等を分析して、その都度、政党活動のための交付金を決定している」と文書で回答した。金額の決定過程や使い道は答えていない。

 党本部が改選数2の広島選挙区で、党公認の現職溝手顕正氏側に出した資金は、選挙対策費と公認料名目で計1500万円だった。河井夫妻側に流したのはその10倍の金額となる。(樋口浩二、河野揚)

 <クリック>選挙運動と政治活動 公選法によると選挙の候補者は、選挙期間中にかかった人件費や印刷物など選挙運動の費用とその原資を投開票日から15日以内に各選管へ報告しなければならない。一方、政治家や候補者が代表を務める資金管理団体、政党などは毎年、総務省や各選管に政治活動の収支を報告する必要がある。献金を受けた額や使い道を記す。選挙が迫った時期の政治活動と選挙運動との線引きはあいまいとされ、専門家には「政治活動と称する実質的な選挙運動が展開されているケースが多い」との批判がある。

2353とはずがたり:2020/06/18(木) 17:45:13

最近の事実は認めてる上に古いものは資料がないとか云ってて証拠隠蔽のおそれあるで。逮捕や,逮捕!

菅原氏「秘書が香典」 公選法抵触認める 離党や議員辞職は否定
6/16(火) 20:58配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/c82bc57ae4f09f95bd43bf1ac7a9a29bc30e29cd
毎日新聞

 自民党の菅原一秀前経済産業相(衆院東京9区)は16日、党本部で記者会見し、「選挙区内の葬儀に際して故人の自宅に枕花を送ったり、秘書が香典を渡したりした」として公職選挙法に抵触した事実を認めた。一方で「原点に戻り一兵卒として精進したい」として、離党や議員辞職は否定した。

 菅原氏によると、公選法に抵触する形で渡した香典や枕花は、最近3年間の年平均で30万円前後あった。海外出張や国会日程が夜まで続くなど本人が不在だった場合に、秘書が代理で香典を渡したという。

 しかし公選法では、政治家本人が通夜などに出席して香典を渡す場合を除き、選挙区内の有権者に金品を提供することは禁じられている。菅原氏は「甘い考えもあった。政治への不信感をこれ以上招かないよう原点に戻って精進をしたい」と謝罪。党のオリンピック・パラリンピック東京大会実施本部の本部長代理を15日付で辞任し、議員歳費3カ月分を東日本大震災義援金に寄付した。

 一方、地元有権者にメロンなどを配ったとされる疑惑については、「13年以上前のことで資料全体が事務所から無くなっている。報道を機に大いに反省した」と述べるにとどめた。菅原氏は昨年9月の内閣改造で経産相として初入閣したが、メロンなどの配布や香典疑惑が報じられたことを受け、10月25日に辞任した。【遠藤修平】

2354とはずがたり:2020/06/19(金) 13:28:07
19.11の記事
慢心しすぎだったな〜。
ただ色々あったけどコロナがなければ今も絶好調だったに違いないと思うと日本人のアホさ加減にはうんざりだねえ

「危ない人事」当初から懸念 首相周辺「まずい状況だ」
有料会員記事
大久保貴裕、安倍龍太郎 河合達郎、今野忍 板橋洋佳
https://www.asahi.com/articles/ASMB053TFMB0UTFK00Z.html
2019年11月1日 7時30分

 先週の菅原一秀経済産業相の辞任に続き、今度は河井克行法相が辞任に追い込まれた。安倍晋三首相や菅義偉官房長官に近い閣僚の問題が相次ぐことに、野党だけでなく、与党内からも批判が噴出。「1強」とも言われた政権の求心力に影を落としている。

ウグイス嬢に過払い「皆やっている」 法定上限に不満も
 31日午前9時過ぎ、報道陣の前に姿を見せた安倍首相は、「河井大臣を法務大臣に任命したのは私だ。責任を痛感している。国民に深く心からおわび申し上げたい」と言って頭を下げた。

 辞任は午前8時過ぎ。午前10時から予定された参院法務委員会の直前の辞任劇は、25日の衆院経済産業委員会直前に辞表を出した菅原氏と同じだ。閣僚として国会に出席して野党の追及を受けることを回避した格好で、内閣支持率への影響を最小限に抑えようという政権の思惑がにじむ。

 ただ、続けざまの閣僚交代には、与党内からも冷ややかな視線が向けられている。

 首相はこの日の朝、公明党の山口那津男代表に電話をかけ、河井氏の辞任を謝罪した。与党関係者によると、首相は29日に山口氏と会談した際に「気を引き締めて真摯(しんし)に取り組んでいく」と伝えたばかりだったため、山口氏は「気を引き締めると言ったばかりじゃないですか」と指摘。首相は返答に苦しんだ様子だったという。

 辞任した河井氏は安倍首相と距…

2355とはずがたり:2020/06/19(金) 13:28:46
これも19年の記事。

なんでこんなのが放置なのか

菅原経産相指示「この人はカニ、この人はイクラね」 立憲が元秘書の音声データ公開
会員限定有料記事 毎日新聞2019年10月18日 00時02分(最終更新 10月23日 10時15分)
https://mainichi.jp/articles/20191018/k00/00m/040/002000c?inb=ys

参院予算委員会で答弁する菅原一秀経済産業相=国会内で2019年10月16日午前8時53分、川田雅浩撮影
 立憲民主党の杉尾秀哉参院議員は17日、菅原一秀経済産業相(衆院東京9区)が地元の有権者にメロンやカニなどを贈った疑惑を巡り、「贈答品リスト」を作成したとする元秘書に聞き取り調査した際の音声データを公表した。元秘書は贈答品の選定や配布先は「全部、菅原氏の指示だった」と証言した。

 音声データは、杉尾氏が10月中旬に元秘…

2356とはずがたり:2020/06/21(日) 10:14:07

谷川議員の事務所関係者 違法報酬で書類送検へ 公選法違反疑い 2017年衆院選
6/18(木) 9:51配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/80e3664321cae47f0e3ab6d8edb90af4ab5e9137
長崎新聞

 自民党の谷川弥一衆院議員(78)=長崎3区=の選挙事務所が、2017年の衆院選後に運動員に違法な報酬を支払ったとして、長崎県警は複数の陣営関係者を公選法違反(買収)容疑で近く書類送検する見込みであることが17日、関係者への取材で分かった。
 複数の関係者によると、摘発されるのは選挙事務所の会計担当者や、車上運動員(うぐいす嬢)など複数の陣営関係者に上るとみられる。送検容疑はいずれも17年10月22日の衆院選投開票後、法定を超える違法な報酬を支払い、または受け取った疑い。県警は公選法違反容疑を軸に捜査を進めており、17日までに捜査をほぼ終結。近く長崎地検へ書類送検する見込みという。
 同議員の選挙事務所の違法報酬疑惑を巡っては昨年7月、選挙運動に携わっていた60代男性が、選挙運動を取りまとめる「総括主宰者」2人が運動員に違法な報酬を支払っていたとして、公選法違反容疑の告発状を県警に提出し、受理されていた。
 告発状などによると、事務所はうぐいす嬢に対し、法律で定められた「1日1万5千円」の上限を超える報酬を支払ったり、電話番などの運動員にも法定以上の金額を支払ったりしたなどとしている。
 当時、同陣営でうぐいす嬢を務めた女性は17日までに長崎新聞社の取材に応じ、違法な報酬を受け取っていたことを認め、「違法だと知らず、渡された分をただもらっただけ」と話している。

2357とはずがたり:2020/06/22(月) 18:29:42

人望無いしバラされちゃうんだよね。。

三反園氏 知事選巡り複数の首長に電話も「集票依頼ではない」
2020/06/21 18:18南日本放送
https://news.goo.ne.jp/article/mbc/politics/mbc-2020062100042807.html

来月投票が行われる鹿児島県知事選挙にからみ、現職の三反園訓さんが県内の複数の首長に集票依頼の電話をしたという一部報道について、三反園さんは21日、報道陣の取材に応じ、「電話はかけたが集票依頼はしていない」と否定しました。

(三反園訓氏)「私の思いを伝えただけで新聞に書いてあるようなことは意図して発言しない」

(記者)「票のとりまとめを依頼されたつもりは?」

(三反園訓氏)「ない。ただ、相手方が誤解してそのように感じ、受け止めたのであれば私としては反省し、本当にお詫び申し上げたい」

この問題は、県内の複数の首長が現職の三反園訓さんからの電話で「地元が県に要望した事業を挙げながら、票のとりまとめなどの選挙協力を依頼された」と報道されたものです。
これについて、三反園さんは21日、複数の首長に電話をかけたことは認めたものの、票のとりまとめの依頼したことや公共事業などをちらつかせて圧力をかけたとする一部報道の内容を否定し、「誤解されたとすればお詫びする」と謝罪しました。

(記者)「票が(この市町村は)少ないと(圧力をかける)ような発言は?」

(三反園訓氏)「具体的なことは覚えていない、詳細には。私自身はこの4年間の強い思いがあるので、そういった思いを伝えただけ。(圧力をかけることを)意図して発言していない」

MBCの取材によりますと、およそ1か月前からこれまでに県内の複数の首長が三反園さんから電話を受けており、ある首長は「『知事選があるので、よろしく』と言われた。知事選への応援依頼とも受け取れた」と話しています。

政治学が専門の鹿児島大学の平井一臣教授は「告示前に電話で投票を依頼することは事前運動にあたり、公選法で禁止されている。告示前の今の時期に誤解を招くような電話はするべきではない」と指摘しています。

2358とはずがたり:2020/06/22(月) 19:24:17
郷原信郎
2日前
郷原総合コンプライアンス法律事務所 代表弁護士
報告オーサー
https://news.yahoo.co.jp/profile/author/goharanobuo/comments/posts/15926006129836.bbea.08080/
従来、買収罪の適用は、選挙運動期間中やその直近に、投票や選挙運動の対価として金銭等を供与する行為に事実上限られ、公示と離れた時期の供与は、「政治資金の寄附の性格があり、投票や選挙運動の対価・報酬の性格が希薄」との理由で、摘発の対象とはして来なかった。しかし、今回、検察が、河井夫妻の公示3か月以上前の現金供与に買収罪を適用した。それは「特定候補を当選させる目的」と「供与」の要件さえ充たせば買収罪が成立するとの解釈を前提とするということであり、そうなると「特定候補を当選させる目的」で「自由に使ってよい」として金銭を渡せば、それだけで買収罪が成立することになる。だとすると自民党本部から、支部の判断で自由に使える金として選挙資金を提供すれば、「選挙人又は選挙運動者への供与の資金」と認識して提供したという、公選法違反の「交付罪」が成立する可能性がある。二階氏の説明は「交付罪の自白」と紙一重と言える。

2359とはずがたり:2020/06/22(月) 19:34:58

陣営の共有フォルダーに現金配布先リストなし 克行容疑者、違法性認識か
2020/06/22 17:44毎日新聞
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20200622k0000m040151000c.html

 参院議員の河井案里容疑者(46)=広島選挙区=が初当選した2019年参院選を巡る選挙違反事件で、夫で前法相の衆院議員、克行容疑者(57)=広島3区=らがパソコンで管理していたとされる現金配布先リストが、陣営スタッフの共有するフォルダー内になかったことが判明した。関係者が明らかにした。地元議員らへの現金提供を陣営スタッフに隠していたとみられ、東京地検特捜部は克行議員らが違法性を認識していたとみている。

 関係者によると、広島市内にある克行議員の事務所に設置されたサーバー(記録媒体)に、陣営スタッフらがアクセスして共有フォルダーを作り情報を管理していた。経理関係書類や後援会名簿、日程表などあらゆる選挙関連書類が電子データで保存されており、誰でも閲覧・編集できるようになっていたが、現金配布先リストはなかった。

 検察当局は20年1月以降、夫妻の事務所などを家宅捜索し、克行議員のパソコンを押収。削除されていたデータを復元したところ、リストが見つかった。リストには、現金を提供した相手や金額などが記されていたという。克行議員らはサーバーにアクセスせずにリストを管理していたとされ、疑惑発覚後に削除したとみられる。

 一方、サーバー内にある電子データについては、陣営から依頼を受けた同市内の業者が19年12月に削除していたことが判明。事務所にあった選挙関連書類もスタッフらがシュレッダーで破棄したといい、いずれも克行議員の指示で証拠を隠そうとしたとみられる。19年10月、車上運動員への違法な報酬を巡る疑惑が週刊誌に報じられていた。

 陣営スタッフが閲覧できる共有フォルダーにリストがなかったことや、証拠隠しとみられる行為が相次いでいることなどから、特捜部は克行議員らが違法性を認識していたとみて実態解明を急いでいる。【山本康介、賀有勇】

特別捜査部
選挙違反
東京地方検察庁
参院選
河井案里

2360とはずがたり:2020/06/24(水) 11:05:01
1億5千万円の使途「党は承知していない」 河井夫妻側への提供金で二階幹事長 従来の説明と食い違い
6/23(火) 20:37配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/63818f877b58eb85abb9fea794ed5a837c3300ac
中国新聞デジタル
党本部で記者会見する二階幹事長(中央)

 自民党の二階俊博幹事長は23日の記者会見で、前法相の河井克行容疑者(広島3区)と妻の案里容疑者(参院広島)が逮捕された公選法違反(買収)事件を巡り、昨年7月の参院選公示前に党本部から夫妻の党支部に提供した1億5千万円の使途を「党は承知していない」と述べ、従来と食い違う説明をした。

 二階氏は、夫妻の関係先が家宅捜索され、関係書類が検察当局に押収される中でどうやって党支部の支出を確認したのかを問われると、「党として支出した先がどうなったか細かく追及しておらず、承知していない」と話した。

 17日の記者会見では、1億5千万円を「党内で定めた支給基準の手続きに従って交付した」とし、党勢拡大のための広報紙を複数回、全県に配布した費用に充てられたと説明。このうち税金などで賄われる政党交付金の部分は「党本部では公認会計士が厳格な基準に照らして各支部の支出をチェックしている」としていた。

 中国新聞の取材で、1億5千万円のうち1億2千万円は政党交付金が原資と判明している。

 安倍晋三首相も18日の記者会見で、二階氏の説明を引用して「党本部で事後的に各支部の支出をチェックしている」と話した。19日には菅義偉官房長官が事件に関する説明は「党として対応する」と自民党に説明責任を委ねる考えを示しており、党の姿勢が問われている。

2361とはずがたり:2020/07/01(水) 17:42:31

安芸太田町と三原市はもおええやろという70オーバーのおじいだったが安芸高田市長は60前と未だ一寸若い様だ。

安芸高田市長が辞職表明 克行容疑者から60万円受け取り
6/30(火) 11:52配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/5be59beee41f9dffd94434b2726c5cc0c6fe493a

中国新聞デジタル
臨時記者会見の冒頭、頭を下げる児玉市長

 昨年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で、逮捕された前法相の河井克行容疑者(57)=衆院広島3区=から現金60万円を受け取った安芸高田市の児玉浩市長(57)が30日、市内で臨時記者会見を開き、辞職すると表明した。

 児玉市長は辞職を決めた理由について「市民の声を聞き、(市長の職を)継続するのは市政運営に支障をきたすと判断した」と説明。出直し市長選への立候補など今後については「後援者と話し合って決めたい」と話した。

 児玉市長は昨年10月末に河井案里容疑者(46)の陣営による公選法違反疑惑が浮上して以降、現金の受け取りを一貫して否定。今年4月の市長選に立候補し、無投票で初当選した。しかし、今月24日に説明を一変。県議選で無投票当選した直後の昨年3月末と5月末の2回にわたり30万円ずつ受け取ったと認め、謝罪した。26日には市長を続投する意向を表明していた。

 今回の参院選での買収疑惑を巡っては、150万円を受け取ったと認めた三原市の天満祥典市長(73)が25日、30日付での辞職を表明。20万円の受け取りを認めた広島県安芸太田町の小坂真治前町長(71)も4月に辞職している。

克行容疑者を「恨んでも恨みきれない」と涙、町会議長が辞職へ…大規模買収事件
6/30(火) 18:15配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/0bac0a9e1ba45e887309bf0235000bde726e3ea0
読売新聞オンライン
 昨年7月の参院選を巡る大規模買収事件で、衆院議員の河井克行・前法相(57)(自民党を離党)から20万円を受け取った広島県北広島町議会の宮本裕之議長(61)は29日、町議会全員協議会で一連の騒動について釈明し、議長職を辞職する意向を表明した。

 宮本議長は、昨年3月下旬に自宅を訪れた克行容疑者から現金を渡され、数か月後に関係者を通じて返却したことを説明したという。

 その後、宮本議長は読売新聞の取材に対し、「私は議員でいるべきでないと考えた一方で、議長として取り組んできたことを見届けずに去るのは無責任だとも思う」と語り、「(克行容疑者を)恨んでも恨みきれない」と涙を見せた。

 また安芸太田町議会でも29日、全員協議会が開かれ、克行容疑者から20万円を受領した疑いが出ている矢立(やたて)孝彦議長(67)に説明を求めた。

 協議会は非公開で行われ、複数の町議によると、矢立議長は「町民に恥じるようなことはしていないが、今の段階では何も話すことができない。(克行容疑者の勾留期限である)7月8日を過ぎてから話したい」と述べたという。

2362とはずがたり:2020/07/13(月) 17:42:56
河井前法相、首相向けに資料作成
案里氏陣営の予算も記す
https://this.kiji.is/653871406022673505
2020/7/9 19:46 (JST)
c一般社団法人共同通信社

 昨年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、前法相の衆院議員河井克行被告(57)が昨年5月、安倍晋三首相との面会資料として、妻の参院議員案里被告(46)の陣営内の予算や、案里議員を支援するために広島入りした首相秘書団の活動を報告する文書を作成していたことが9日、関係者への取材で分かった。

 改選2議席の広島選挙区で、自民党は現職だった溝手顕正・元国家公安委員長に続き、党本部が主導し昨年3月、案里議員を公認。党本部は昨年4〜6月、河井夫妻側に破格の計1億5千万円を入金していた。全面支援を受ける中、首相との情報共有を意識していたとみられる。

2363とはずがたり:2020/07/14(火) 14:50:30

与党政治家の職権はもっと厳しく解釈されなあかんやろ。

IR汚職、白須賀氏に100万円
中国企業が提供、立件見送り
https://this.kiji.is/655600428732761185
2020/7/14 11:47 (JST)7/14 11:57 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社

 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件で、自民党の白須賀貴樹衆院議員(45)=千葉13区=が、贈賄側とされた中国企業「500ドットコム」側から100万円を受け取っていたことが14日、関係者への取材で分かった。白須賀氏は東京地検特捜部の事情聴取に受領を認めたが、収賄罪の成立に必要な職務権限がなく、立件は見送られた。

 特捜部は1〜2月、「500」社側から約760万円相当の賄賂を受け取ったとして、IR担当の内閣府副大臣を務めていた衆院議員秋元司被告(48)を収賄罪で起訴。賄賂には、2017年に「500」社側が負担した中国旅行の費用が含まれる。

2364とはずがたり:2020/07/15(水) 15:41:21
2870 名前:とはずがたり[] 投稿日:2020/07/15(水) 15:39:58
河井前法相夫妻を不起訴 車上運動員に違法報酬疑い 速度違反教唆容疑も
7/11(土) 7:20配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/7234663f54d4d1bb4512ea4247d9510d5cfd3a9b
中国新聞デジタル
河井克行被告(左)と案里被告

 参院議員の河井案里被告(46)が初当選した昨年7月の参院選広島選挙区で車上運動員14人に違法な報酬を払ったとされる公選法違反事件で、広島地検が案里被告と夫の前法相克行被告(57)=衆院広島3区=を不起訴処分にしたことが10日、関係者への取材で分かった。嫌疑不十分とみられる。地検は、違法報酬を受け取った車上運動員の刑事処分をしない方針も固めたもようで、同事件の捜査は終結する見通し。一方で、大規模買収事件については原資などの捜査を継続しているとみられる。

 この事件では、昨年7月19〜23日に車上運動員14人に法定上限の2倍の1日3万円の報酬計204万円を渡したとして、同法違反(買収)の罪で起訴された案里被告の公設第2秘書立道浩被告(54)が広島地裁で懲役1年6月、執行猶予5年の有罪判決を受けて控訴中。克行被告の政策秘書だった高谷真介被告(44)も起訴され、広島地裁で公判が続いている。

 関係者によると、案里被告の陣営は克行被告が仕切っていたとされる。地検は克行、案里両被告が違法報酬の支払いに関わった可能性があるとみて捜査したが、夫妻は関与を否定。地検は立証が困難と判断したとみられる。昨年12月に広島地検に刑事告発した市民グループ「河井疑惑をただす会」のメンバーらに対し、地検は今月8日付で不起訴処分にしたと文書で通知した。

 公選法では買収目的の現金を受け取った側も罪に問われるが、関係者によると地検は車上運動員14人全員の刑事処分を見送る方針を固めた。報酬額などを考慮したとみられる。

 ただす会は、克行被告が昨年10月ごろにジャガイモなどを有権者に配ったとされる公選法違反容疑のほか、同10月に陣営スタッフに対し、広島県内の高速道路で法定速度を60キロ上回る140キロの速度で走行させたとする道交法違反(教唆)容疑でも刑事告発していた。同会によると、地検がいずれの容疑についても8日付で不起訴処分にしたとの通知を受けたという。

2365とはずがたり:2020/07/15(水) 15:41:34
2871 名前:とはずがたり[] 投稿日:2020/07/15(水) 15:41:05
河井議員の事務所閉鎖 事前に「逮捕されたら閉じて」
7/13(月) 11:35配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/84b9182a3a1aa5a3ba15f73f2343b1d84daf3cda
朝日新聞デジタル
今年1月、河井克行議員の事務所から段ボール箱を運び出す捜査関係者。これから半年で事務所は閉鎖された=2020年1月15日午後、広島市安佐南区、松島研人撮影

 昨年7月の参院選をめぐり、票の取りまとめを依頼する趣旨で地元議員らに現金を渡したとして、公職選挙法違反(買収)罪で起訴された前法相で衆院議員の河井克行被告(57)=自民党を離党=の広島市の事務所が閉鎖された。克行議員は逮捕前、周囲に「逮捕されたら事務所を閉じてほしい」と語っていたという。

 事務所は広島市安佐南区のビルにあり、週刊文春(電子版)が疑惑を報じる直前の昨年10月下旬に同区の別の場所から移転。克行議員が代表を務めていた自民党広島県第3選挙区支部の事務所も兼ねていたが、関係者によると、克行議員は移転後、一度もこの事務所を訪れなかったという。

 克行議員の意向を受け、事務所は11日に閉鎖。「テナント募集」の紙が貼られていた。克行議員の秘書は取材に、「紙類はほとんど(検察当局の)捜索で持っていかれていた」と説明。自身も検察当局の聴取を繰り返し受けたといい、「こんなことになってしまい、後援会の皆さんに申し訳ない限り」と語った。

 克行議員は1996年に初当選し、現在7期目。起訴内容は昨年3〜8月、妻で参院議員の案里被告(46)=同罪で起訴=が初当選した参院選で、地元議員ら100人に計約2901万円の現金を渡したというもの。(松島研人)

2366とはずがたり:2020/07/28(火) 16:30:07
東京・千代田区長が議会解散通知
「虚偽証言」告発に反発
https://this.kiji.is/660745459962086497?c=39550187727945729
2020/7/28 16:26 (JST)
c一般社団法人共同通信社

 東京都千代田区の石川雅己区長は28日、家族と購入したマンションの取引を巡り、区議会が地方自治法100条に基づく委員会での虚偽証言などを理由に刑事告発を決めたのは事実上の不信任に当たるとして、議会の解散通知を議長宛てに提出した。

 石川区長は同日午後5時から記者会見。地方自治法は、自治体の長による解散について「議会が不信任の議決をした時」と規定しており、区は今回の通知が有効かどうかを調べている。

 区議会は3月、地方自治法100条に基づく調査を決定。石川区長らの証人尋問などを実施し、虚偽の陳述や証言拒否があったとして刑事告発する議案を今月27日に可決した。

2367とはずがたり:2020/07/28(火) 16:31:09
奈良県 新たに6人感染確認 新型コロナウイルス
2020年7月28日 16時25分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200728/k10012536781000.html
奈良県は県内に住む10代から50代の男女6人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。このうち3人は同じ会社の従業員で、すでに県内で感染が確認されている同僚らとカラオケなどをしていたということです。
これで県内で感染が確認された人は215人となりました。

2368とはずがたり:2020/07/28(火) 16:59:37
小池都知事側近の千代田区長が“特権的マンション購入” 日比谷ミッドタウンめぐる疑惑も
国内 政治 週刊新潮 2020年7月9日号掲載
https://www.dailyshincho.jp/article/2020/07080802/?all=1

 小池百合子都知事の側近として知られる石川雅己・千代田区長(79)が特権的な地位を利用してマンションを購入していた疑惑が発覚。別の再開発問題にも飛び火して、延焼は広がるばかりなのだ。

 ***

 石川区長の公式サイトを覗くと、まず飛び込んでくるのは小池知事とがっちり握手をする写真。

「元都庁職員の石川区長は“都議会のドン”内田茂前都議と親しく、退職後の2001年、千代田区長に初当選しました。しかし、議会運営を巡り、自民党と対立。13年の区長選からは、自民党に候補者を立てられながら、現在5期目に至っています」(都政担当記者)

 3年前の区長選では、内田氏を目の敵にする小池知事が石川区長の支援に回った。頻繁に選挙区へ入り、“知事側近”として知られるようになった。

 ところが、石川区長はいま、区議会でスキャンダルを追及され、針のむしろだ。

 NHKが今年3月、石川区長が一昨年購入したタワマンの一室について事業協力者住戸、つまり地権者が優先的に購入できる部屋にもかかわらず、地権者でない区長が購入していたと報じたのだ。

 そのタワマンは三井不動産レジデンシャルが売り主。価格は約1億2千万円とされ、区長の裁量でマンションの容積率を割り増して建設された。区長という立場を利用して便宜を図ってもらえたのではないかと、区議会で百条委員会が開かれている最中である。

不透明な契約
 さる千代田区議が言う。

「確かに区長は都庁で港湾局長を務めていた当時、1996年の世界都市博準備のため、都市開発の仕事に関与していた。当時から、不動産業者との繋がりがあったのでしょう。不可解なのは、これに限らず、高級マンションの売買を繰り返していることです」

 このタワマンを除き、4件の売買が確認できる。1件を除き区内の高級マンションを買っては転売、利益を得ていたとみられる。

 さらに、区議会で今後、火を噴きそうなのが、東京ミッドタウン日比谷を巡る問題だ。18年に三井不動産が開発したこの複合施設では敷地内に区道が通っており、そこを広場として整備している。土地は今も区の所有だが、維持管理を担う一般社団法人日比谷エリアマネジメントに無償で提供していた。

 別の区議によれば、

「区長は三井不動産とも親しいと言われていますが、この社団法人の代表は三井不動産の執行役員です。その広場は2千平方メートルと広大にもかかわらず、向こう20年もの間、無償で区から貸す契約になっている。保育園や高齢者施設など、公益に資するものならまだしも、営利目的の法人に無償で貸すとは不透明と言わざるを得ない。今後の百条委員会で追及していきます」

 千代田区の担当者は、

「条例に基づいて使用料を減免しています」

 行政を歪めて私益を得た疑惑を指摘されている石川区長に電話すると、

「(小池知事は)選挙の時に支持をいただいただけ。(マンション売買は)何が問題か分かりません」

 小池知事側近の不祥事にアラートは鳴らせなかったようだ。

ワイド特集「お天道様はお見通し」より

シェア

2369とはずがたり:2020/08/18(火) 16:19:52


着ぐるみ運動員に報酬疑い 広告代理店社員ら計8人を書類送検
https://www.sankei.com/affairs/news/190820/afr1908200011-n1.html
2019.8.20 11:52社会事件・疑惑

 7月投開票の参院選大阪選挙区に国民民主党から立候補し、落選したタレントのにしゃんた氏(50)陣営で、ネコ型の着ぐるみ姿で投票を呼びかける見返りに報酬を支払ったなどとして、大阪府警捜査2課は20日、公職選挙法違反(買収約束、事後買収など)の容疑で、広告代理店の男性社員や人材派遣会社の男性役員ら30〜50代の男女4人を書類送検した。今回の参院選で、買収容疑での摘発は初という。

 送検容疑は共謀し公示前の6月26日、大阪府茨木市の20代の女子大学生に対し、ネコ型のマスコット「にゃん太」の着ぐるみ姿で投票を呼びかけることの報酬として1日9千円を渡す約束をしたほか、7月に別の20〜30代の女性アルバイト3人に、報酬として計約11万円をそれぞれの口座に振り込んだとしている。同課は、着ぐるみ姿で投票を呼びかけた4人についても同容疑で書類送検した。

 大阪府選挙管理委員会によると、着ぐるみ姿で選挙運動をすることへの報酬は認められていない。

 同党の府連幹部は取材に「にゃん太は党勢拡大のために使っており、特定候補を応援するためのものではない」としている。

2370とはずがたり:2020/08/20(木) 00:19:43
おいおいw

https://twitter.com/news24ntv/status/1296100108933554176
日テレNEWS / 日本テレビのニュース・速報
@news24ntv
【速報】秋元司議員「証人買収」立件視野に事情聴取へ

衆議院議員の #秋元司 被告が起訴された汚職事件の裁判で証人を買収しようとしたとして男3人が逮捕された事件で、
東京地検特捜部が近く、秋元被告の立件を視野に事情聴取に乗り出すとみられることがわかりました。
午前0:02 ・ 2020年8月20日

2371とはずがたり:2020/09/05(土) 10:20:03

この後更に逮捕。自民候補スカスカで柿沢も無所属選択。

2020.08.18 16:00  週刊ポスト
秋元司氏 カジノ汚職渦中に政治資金パーティで自民復党宣言
https://www.news-postseven.com/archives/20200818_1586851.html?DETAIL

2372名無しさん:2020/09/10(木) 12:34:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/df3cae65b5afef2034aebc5f416907520c8aa2c0
河井前法相事件の金は? 小沢一郎「自民党の正式な経理では出ていないのでは?」〈週刊朝日〉
9/10(木) 8:00配信

 衆院議員の小沢一郎氏(国民民主党)は、次期首相の最有力である菅義偉官房長官、安倍政権の森友・加計問題、桜を見る会など数々の疑惑をどう見るのか。ジャーナリストの田原総一朗氏が聞いた。

*  *  *
田原:自民党総裁選の行方は菅(義偉官房長官)さんでほぼ決まり。菅さんについてはどう思う?

小沢:菅さんは、僕と同期当選の小此木彦三郎さん(元建設相・故人)の秘書だったから、直接の付き合いはありませんでした。個人的にはあまり知らないのです。

田原:彼はいまの自民党では珍しく世襲議員ではない。高校卒業後に秋田から上京して、昼間働いて夜間の大学を出た。秘書や、横浜市議を経て47歳で初当選した。何より安倍さんの信頼が厚く、第2次政権発足以来7年8カ月、ずっと官房長官を務めた。相手としては手ごわい?

小沢:森友・加計問題、桜を見る会などの疑惑について、菅さんは「ご批判は当たらない」と繰り返してきました。公文書の隠蔽(いんぺい)や改ざんの実務的な指揮を執った人物です。それに、彼は大衆にアピールするタイプではないと思うんです。野党がしっかり結束できれば、十分に対抗できます。

田原:安倍さんの任期途中の辞任と新型コロナウイルスの流行を理由に、総裁選で全国一斉の党員投票をやらなかった。そのことに若手議員の不満が募っている。そのしっぺ返しは必ず来ると思う。

小沢:菅さんが出馬表明した時点で、自民党はもう根回しが済んでいます。これまでの数々のスキャンダルを闇に葬り去り、派閥の力学だけで総裁を決めてしまう談合政治のできあがりです。過去6度の国政選挙で自民党は全勝していて、確かに野党には政権の受け皿になれなかった責任があります。でも、それ以上に安倍・菅政権に対する国民の批判や不満のほうがはるかに大きくなっています。

田原:安倍さんが辞任表明したことに対する同情票で、いま自民党の支持率が上がっている。一方、野党合流が遅れている。菅さんは、選挙に勝てる今のうちに解散を打つ可能性がある。総選挙になった場合、小沢さんはどう勝負しようとしているのか。そこを聞きたい。

2373名無しさん:2020/09/10(木) 12:35:14
>>2372

小沢:9月16日の首相指名後、すぐに国会を閉じて25日に再召集、冒頭解散という流れもささやかれています。ですから、僕は一日も早く新党を立ち上げて、党の体制づくりをしなければならないと思っているんです。選挙の候補者選びから候補者調整まで、3日や4日でできる話ではないですから。

田原:総選挙に向けて、自民党の中から消費税を争点にするという話も聞こえてくる。共産党は減税、国民民主党も減税。枝野(幸男・立憲民主党代表)さんも減税に言及した。

小沢:新党では必ず進言します。言わなければ勝てませんし、自民党に先を越されてはなりません。われわれの主張としては、減税に経済条項を導入することです。景気が悪くなったら税率を下げることができ、景気がよくなれば上げてもいいとする柔軟性を持った条項です。自民党も5%にするかは別にして、必ず言ってくるでしょう。

田原:税金と言えば、安倍政権には桜を見る会の疑惑が残っている。安倍首相が後援会関係者をどんどん招待したのは税金の私物化ではないか、と。

小沢:自分の後援会を招待するなんて、総理として非常識。見識がなさすぎます。

田原:疑惑はまだまだある。森友問題では決裁文書を改ざんした。あれは内閣人事局が国家公務員の人事を握ったことによる弊害ではないか。

小沢:人事局そのものが悪いとは思っていません。官僚機構の中から人事が上がってきて、それがおかしい、あるいは政策と反するような人事であれば、人事局で修正すればいい。問題は権限を乱用して、好きな人物ばかりを集めたことです。権力者が恣意(しい)的に使おうとすれば、官僚はその顔色をうかがうようになります。

田原:そして特大のスキャンダルは、前法務大臣の河井克行氏とその妻・案里氏の金のバラマキだ。あんなものは田中角栄以前の話。参議院の広島選挙区は自民党の溝手顕正氏と野党1人で安定していたのに、溝手氏が数年前に安倍首相を「過去の人」と批判したことで、あんなやつは落とそうということになった。そして、河井氏はゴマすりのために案里氏を出した。

2374名無しさん:2020/09/10(木) 12:35:58
>>2373

小沢:僕は2010年に2人区には全部2人出した。2人出すこと自体は悪くないと思います。ただ、今回は総理個人の私怨が理由になっているでしょう。

田原:選挙資金は溝手氏に1500万円で、案里氏には1億5千万円。

小沢:総理の肝いりで、片方にだけ10倍の金を出すというのはありえない。しかも、全額、党の金だと。二階(俊博)幹事長が了承して出したのかはわかりませんが、誰かがサインしなければ金は出せない。

田原:安倍首相や幹部が一番恐れているのはそこ。検察がその気になれば……。

小沢:やれるんでしょう。自民党本部を捜査すればいいんだから。

田原:問題は広島の検察が自民党本部まで行く度胸があるかどうか。

小沢:なんだかんだ言っても自民党は経理はきちんとしているはずです。献金もありますが、メインは政党交付金ですから、それをいい加減にというわけにはいかない。だから自民党の正式な経理では出ていないんじゃないですか? 10倍なんてバカな話はないですから。

>>【後編/小沢一郎「すぐの選挙でも自民党に勝てる」3度目の政権交代に挑む】へ続く

(構成/本誌・秦正理、亀井洋志)

※週刊朝日  2020年9月18日号より抜粋

2375とはずがたり:2020/09/11(金) 00:54:44
【激震 前法相夫妻起訴】受領者不問に疑義の声 「もらい得」検察批判も
2020/7/8
https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=660126&comment_sub_id=0&category_id=256

 広島県政界を揺るがす大規模買収事件は8日、検察当局が前法相の河井克行被告(57)=衆院広島3区=と妻案里被告(46)=参院広島=を公選法違反罪で起訴した。現金を受け取った地方議員ら100人全ての刑事処分を見送る方針を固めており、安堵(あんど)の表情を見せる議員も。一方で、市民からは被買収者の政治家の処分を求める声も上がっており、世論が「検察批判」に傾く可能性もある。

 「起訴すべきものは起訴した」。東京地検特捜部の幹部は8日、両被告の起訴を報道陣に発表する場で被買収者の処分を問われ、こう答えた。同時刻には、合同で捜査してきた広島地検の幹部も報道陣に同じ言葉で「不問」をにおわせた。

 関係者によると、すでに検察庁内では被買収者全員の刑事処分を見送る方針を固めている。両被告から一方的に現金を渡された人が多く、一部は受領後に返した点も考慮したとみられる。

 刑事処分を待たずに辞職した首長は複雑な心境を明かす。「検察から連絡もなく分からない」。克行被告から20万円を受け取った広島県安芸太田町の小坂真治前町長(71)と、計150万円を受領した三原市の天満祥典前市長(73)は言葉少なに語る。計60万円を渡された安芸高田市の児玉浩前市長(57)は「(辞職で)けじめをつけた。司法の判断を待ちたい」と話す。

 ▽処遇に気もむ

 公選法では、買収目的の現金を受け取った側も罪に問われる。罰金刑以上が確定すれば公民権停止となり、首長や議員は失職する。政治生命に直結する問題だけに、現金授受を認めた地方議員の多くは、自身の処遇に気をもんできた。

 「まな板の上のコイ。いつまで生殺しの状態が続くのか」。克行被告から計50万円を受け取った広島市議は検察から処分の連絡がないことに不満を募らせる。克行被告が置いて帰った30万円を参院選前に返却した県議は「(立件見送りは)適正な判断だと思う」と安心した様子をみせた。

 被買収側の不問は、当初から地元議員の間でうわさされていた。計50万円の受領を認めた広島市議は「検事から『夫妻が目的。先生には政治家を続けてもらいたい』と言われた」と説明。別の県議も「検事は『あなたを罪に問いたいわけではない』と話していた。処分はないだろうと思っていた」と打ち明ける。

 100人の被買収者のうち地元政治家は40人を超えるとみられ、200万円をもらっていた県議もいる。案里被告からの現金提供を拒んだという議員は「おとがめなしなら、もらい得じゃないか」と検察の姿勢を疑問視。ある県警幹部も「県警は地方選挙での一般人の数万円の授受でも被買収で刑事罰を取ってきた。納得できない」と語った。

 刑事罰を取りたくないなら、個別に悪質性などを判断し、起訴猶予で不起訴にする方法もある。県議らの相談を受ける弁護士は「検察審査会を警戒しているから、刑事処分をしないのではないか」と推察する。

 審査会では、犯罪の被害者や告発者からの申し立てに基づき、有権者から選ばれた審査員が不起訴処分の妥当性を審査する。「起訴相当」と議決されれば強制的に起訴されるほか、「不起訴不当」でも検察は再捜査で起訴するかの判断を迫られる。一方で、刑事処分が出ていない案件は申し立ての対象にすらならない。

2376とはずがたり:2020/09/11(金) 00:55:14
>>2375-2376
 ▽「罪免れない」

 ただ、東京地裁である両被告の裁判では、被買収者の名前が明らかになる可能性が高い。検察側から法廷での証言を依頼された議員もいる。今後、被買収者を刑事告発する動きが出てくる可能性もある。

 買収疑惑が出た昨秋に両被告を広島地検に告発した広島市の市民団体の山根岩男事務局長(69)は「現金の多い少ないに関係なく、受け取った側も罪を免れない。今後、対応を検討したい」と話している。

 ■起訴権の乱用 元検事で広島地検特別刑事部長などを務めた郷原信郎弁護士の話 

 被買収側を刑事処分しないのは、極めて異例の対応と言わざるを得ない。買収の犯罪が成立するならば、被買収側も起訴されて当然だ。最低でも罰金だろう。公選法違反罪の捜査は司法取引の対象外だが、被買収側と「立件しないから証言してほしい」という事実上の取引があったと疑われかねない。検察側が起訴にも不起訴にもしないのは、不起訴処分にすることで検察審査会へ申し立てられるのを恐れているのではないだろうか。起訴権の乱用だ。

 ■説明責任ある 日本大の岩井奉信教授(政治学)の話 

 検察は数十万円程度の被買収者を立件せず、(前法相の買収という)巨悪を優先しようとの考えかもしれない。だが、100万円を超す現金を受け取った議員もおり、被買収側の全てを起訴しないのは納得できない。同じように現金を受け取った後援会員と違い、政治家には説明責任がある。記者会見をした議員で買収の趣旨を明確に認めた人は少なかった。今後、両被告の裁判で明らかになる証言と食い違う可能性もある。有権者は厳しくチェックしなければならない。

2377とはずがたり:2020/09/11(金) 17:42:28

公認料 離党で返還騒動 県連「党員4年は誓約」 議員「金で活動縛るな」 国民福岡
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/541277/
2019/9/7 6:00
西日本新聞 社会面

 国民民主党福岡県連が、離党届を提出した地方議員2人に対し、4月の統一地方選の公認料などを返還するよう求めている。県連が公認の条件として全候補者に提出を求めた誓約書に基づく対応で、県連側は「党員として4年間邁進(まいしん)するという約束と違う」と正当性を主張。一方、議員側は「政治活動の自由を金で縛るのはおかしい。公認料は法的な返還義務もない」などとして返還には応じない構えで、真っ向から対立している。

 党支持率が低迷している国民県連は、地方の勢力維持のため、統一選での公認料を旧民進党時代の約3倍に増額。県議で約300万円、市議で約100万円を配布したという。県連は公認に当たり、誓約書を作成。「4年間は党員として(中略)党の綱領に基づく政策の実現を目指した政治活動に邁進することを誓う」「誓約事項に反する行為を行った際には受領した公認料をはじめ、党公認候補として支援いただいた資金を全額返金する」などと記しており、2人を含むすべての公認候補が署名した。

 3カ月後の参院選。国民県連は当初は立憲民主党の現職候補に一本化する方針だったが、党本部主導で6月に独自候補の擁立を決めた。すでに立民現職の支援で動いていた国民県議と市議の2人は反発し、県連に離党届を提出した。

 国民県連は2人の離党届を受理せず、公認料などの全額返還を求める書面を8月22日付で送付。白石一裕幹事長は「誓約書は本人の判断で署名してもらった。金だけもらって辞めるのはいかがなものか」と、2人の処分を検討していることを明らかにした。

 書面を受け取った2人は、弁護士を通じ「請求には応じない」と書面で回答。市議は「誓約書が離党防止に使われるとは思っていなかった。金でつなぎ留める手法では地方議員は育たない」と訴え、当面は無所属で活動するという。

 公認料は政党から候補者への寄付に当たる。埼玉大の松本正生教授(政治学)は「高額な公認料を払って離党されては県連も立つ瀬がないだろうが、誓約書に効力があるかどうかは判断し難い。当事者同士で解決するしかない」としている。

2378名無しさん:2020/09/17(木) 20:04:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a07ebadd3268659f46a3c693ec8f767df9a8676
自民・谷川陣営、選挙違反で有罪 運動員に違法報酬、長崎地裁
9/17(木) 12:20配信

 2017年の衆院選で、自民党の谷川弥一衆院議員(79)=長崎3区=の陣営が運動員に違法な報酬を支払ったとされる事件で、公選法違反(買収)の罪に問われた会社員小柳伊佐義被告(45)に長崎地裁(堀田佐紀裁判官)は17日、懲役1年2月、執行猶予5年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。

 小柳被告は初公判で起訴内容を認めていた。

 起訴状などによると、谷川氏の選挙運動に関わっていた小柳被告は無職永田久弥被告(61)=公判中=と共謀し、投開票後の17年12月28日ごろ、長崎県佐世保市内で、車上運動員4人分について、日当の法定上限を超える額の報酬を渡したとしている。

2379とはずがたり:2020/09/19(土) 00:51:15
未途と秋元の選挙区て。。

https://twitter.com/310kakizawa/status/1306839042466541569
柿沢未途(衆議院議員)
@310kakizawa
【ジャパンライフ株式会社(東京、破産手続中)からの過去の政治献金について】
今回新たに強制捜査を受けたジャパンライフ株式会社からは、私がかつて総支部長を務めていた「みんなの党東京都第15総支部」に対し、父の代からのご縁もあって、適正かつ適法に処理された政治献金を頂いておりました。
午後3:14 ・ 2020年9月18日

2380名無しさん:2020/09/28(月) 10:49:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/71d9a24bff3d610a1b9269105d136a8523d6036f
パーティー収入、9億7千万円超 菅内閣閣僚、18年報告分
9/27(日) 21:31配信

 菅義偉首相と閣僚20人が2018年に開いた政治資金パーティーによる収入が合計で9億7千万円超に上ることが27日、分かった。共同通信が同年分の政治資金収支報告書から集計した。開催経費を引いた利益は約7億9千万円で、利益率は約81.5%と高い。「事実上の献金」とも言われるパーティーで多額の政治活動費を集めている様子が浮き彫りになった。

 年間5万円超で収支報告書への記載義務がある通常の献金と異なり、パーティー券の購入者名は1回当たり20万円を超えないと義務がなく、大半は不明だ。閣僚ごとに見ると、武田良太総務相の収入が計1億754万円で最多。

2381名無しさん:2020/10/03(土) 02:15:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/b06923850a6c07163216d0d89ae48b37dc09ab7b
菅内閣12閣僚の行きつけ店に格差…寿司に360万円vs.ファミレス派
10/1(木) 6:35配信

「萩生田光一氏や河野太郎氏が地元の会合で安い店を使うのは、庶民派をアピールしているといえます」

 そう話すのは、政治ジャーナリストの角谷浩一氏だ。

 発足から2週間、本誌が調べたのは菅義偉内閣の主要閣僚の「飲食店レベル」。2018年分の政治資金収支報告書の飲食・会合費支出のうち、複数回の支出や高額支出の内容に表われる各閣僚の特徴を見ると、早くも “閣内不一致” が起きている。

 新型コロナ禍のいま、「寿司に360万円」「高級クラブ通い」よりも、庶民派気取りのほうがマシに見えるのは、気のせいだろうか。以下では、主要閣僚の「行きつけの店」をご紹介する。

●武田良太(52)総務相→しまだ鮨(港区西新橋)/13回で91万5550円
 1500万円以上の飲食支出のうち、360万円以上が寿司店だった武田氏は、さながら菅内閣の “寿司担当大臣”。同店は安倍晋三前首相が、ジャーナリストの田崎史郎氏と来たことも。

●平井卓也(62)デジタル担当相→レストラン アミーゴ(港区赤坂)/6回で22万3780円
 平井氏本人が、グルメ口コミサイトに「アシードはパラグアイのソウルフード!」と書き込むほどハマっている、南米パラグアイ料理店だ。政治資金が日パ友好に役立つといいが……。

●岸信夫(61)防衛相→BLT STEAK ROPPONGI(港区六本木)/1回で16万4042円
 肉好きとして有名な安倍前首相の実弟・岸氏の事務所収支報告書にも、鴨肉料理店や焼き肉店などが並ぶが、1回あたりでもっとも高いのが同店。兄弟で味の好みも一緒。

●茂木敏充(64)外務相→紀の川(港区赤坂)/5回で112万8800円
 政界でも美食家として有名な茂木氏のお気に入りは、赤坂の高級懐石だ。「必ずお酌をしてくれる女性が一人つくし、カラオケもある」(自民党中堅議員)

●麻生太郎(80)副総理兼財務相→オフィス雀部(クラブ ボバリー・港区六本木)/12回で650万8000円
 麻生氏が同店に通う姿を、本誌は2017年に撮っている。麻生氏が、年平均で約700万円前後もの政治資金を支出してきた会員制の高級クラブだが、2019年から休業状態らしい。

●野上浩太郎(53)農水相→グラナータ TBS店(港区赤坂)/1回で11万3130円
 今回が初入閣となった野上氏。収支報告書の飲食代のうち10万円を超えたのは、こちらのイタリアンのみ。同店の客単価は、6000円〜8000円ほどだ。

●加藤勝信(64)内閣官房長官→赤坂 四川飯店(千代田区平河町)/4回で26万8420円
 事務所の飲食代だけで720万円を超える加藤長官がご贔屓にするのは中国料理店。同店は政界関係者の会合がよく開かれる。店選びのセンスも永田町的だ。

●井上信治(50)万博担当相→天空飲茶酒家(中央区銀座)/3回で23万8000円
 開成中・高、東大法卒の井上氏は初入閣。ほかに、銀座の高級ステーキ店でも支出しており、新大臣の “銀座好き” がよくわかる。

●小泉進次郎(39)環境相→燕三条イタリアンBit 銀座店(中央区銀座)/1回で13万円
 政治資金での飲食代支出が、ほとんどない小泉氏。政党支部の収支報告書で唯一あったのは、新潟の食材が楽しめる銀座のイタリアンだ。

●小此木八郎(55)国家公安委員長→牛鍋元祖 太田なわのれん(神奈川県横浜市中区)/4回で22万8430円
 菅首相が、かつて秘書として仕えた小此木彦三郎氏の三男・八郎氏は再入閣。地元・横浜市にある明治元年創業の “元祖牛鍋屋” を、こよなく愛するようだ。

●河野太郎(57)行革担当相→とんかつ新宿さぼてんデリカラスカ平塚店(神奈川県平塚市宝町)/6回で7万6993円
 すっかり国民的な人気を集めている河野氏だが、とんかつ店への支出が多数。ほかには、平塚市内のファミレスでの支出があったが、1万円台が多かった。

●萩生田光一(57)文科相→1)おむすび権米衛(八王子市旭町)/2回で3万5890円

2)サイゼリヤ 京王八王子駅ビル店(八王子市明神町)/1回で1万2407円

3)デニーズ 八王子八日町店(八王子市八日町)/1回で3万2800円

 菅内閣で屈指の庶民派は、萩生田氏だった。政党支部の収支報告書の飲食代支出のほとんどが1万円台で、ファミレスなど地元・八王子市内の飲食店ばかりが並ぶ。

●番外編:菅義偉(71)首相→餃子会館ふく龍(神奈川県横浜市中区)
 収支報告書には記載がないが、菅首相が秘書時代から通う店がある。「いつもねぎソバ(600円)と、レバニラ炒め(500円)を頼まれます」(同店の女将)。

(週刊FLASH 2020年10月13日号)

2382名無しさん:2020/10/03(土) 02:23:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f562fd0f647635c3059d61c1e01a54e8dfb1bd4
「二階幹事長から預かってきた」と案里被告から渡された 広島県議が証言、河井夫妻買収事件公判
10/2(金) 13:23配信

 昨年7月の参院選広島選挙区の大規模買収事件で、公選法違反罪に問われた河井案里被告(47)=参院広島=の第15回公判が2日、東京地裁であった。自民党の岡崎哲夫広島県議(65)=府中市・神石郡=が検察側の証人として出廷し、案里被告から30万円、同罪に問われている案里被告の夫で元法相の克行被告(57)=衆院広島3区=から20万円を受け取ったと証言した。

 岡崎県議によると、昨年3月29日告示の県議選で自身の無投票当選が決まった翌30日に案里被告が府中市内の事務所を訪れ、30万円が入った封筒を「(自民党の)二階幹事長から預かってきた」と渡されたと説明。「発言はブラックジョークで、参院選支援の依頼と当選祝いの意味と思った」と述べた。

 同5月10日にも府中市の料理店前の路上で、案里被告が菓子袋の中から現金が入ったとみられる封筒を差し出してきたが、岡崎県議は参院選支援を求めるための違法な現金と思い、受領を断ったと説明した。

 さらに同6月5日には、事務所に来た克行被告から「大変厳しい選挙」と伝えられた後、20万円が入った封筒を渡されたと証言。「克行被告が事務所から帰るときに返そうと思ったが、返せなかった」と話した。

 案里被告は8月25日の初公判で、30万円を渡したことを認めた上で、「(県議選の)陣中見舞いだった」と主張。買収の目的はなかったと訴えている。

中国新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/37494ecd320ccefe7a927ff4f8901dadeb385125
「二階幹事長から…」河井被告公判 広島県議証言(広島県)
10/2(金) 20:57配信

2日、開かれた参議院議員・河井案里被告の裁判で、広島県議会の岡崎哲夫議員が証人として出廷し、案里被告から現金を受け取ったことを認めたうえで、「二階幹事長から預かっていた」と、笑いながら渡されたと証言した。

東京地裁で開かれた河井案里被告の裁判に出廷した岡崎哲夫県議は、去年3月初め、案里被告から30万円を受け取ったと証言した。岡崎県議はこれまで現金の受け取りは認めるものの詳細の説明は拒んでいた。7月8日時点の岡崎哲夫県議の記者からの質問に対する答えは「検察からやっぱり公判なんかもあるから、手の内みしちゃいけんけえ言うちゃいけんって言われとる」であった。

その「手の内」が法廷で明らかになった。案里被告が現金を渡した際の状況について、証言は次の通りだった。「『二階幹事長から預かっていた』と言って笑いながら渡された。ジョークだと思った。私の県議選の当選祝いと、案里さんの参院選への支援が目的だと思った」

岡崎県議は去年5月にも案里被告から再び、現金を渡されそうになったと明かし、「参院選の支援以外に理由がなく『こんなものいらない』と言って断ると、案里さんは現金を持ち帰った」と証言した。また、2日の裁判では今月16日までに開かれる証人尋問の日程が新たに決まり、県議や広島市議ら4人が証言するという。

最終更新:10/2(金) 20:57
広島テレビ ニュース

2383名無しさん:2020/10/03(土) 02:27:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8e3a9e024eb3fcf5f63bed1869500121a0d0b22
河井案里被告の裁判「二階幹事長から」広島県議が証言 東京地裁
10/2(金) 20:55配信

「二階幹事長から預かって参りました」。去年の参院選をめぐる買収事件の裁判で広島県議が証言しました。

河井案里被告の2日の裁判では、岡崎哲夫県議が証人として出廷。

案里被告から県議選の当選翌日に「当選おめでとうございます。二階幹事長から預かってまいりました」と封筒に入った現金30万円を受け取ったことを証言しました。

被告からはこれまでに当選祝いの現金をもらったことはなく、「二階幹事長から」は「ブラックジョーク」だと感じたとする一方、票の取りまとめなど参院選への支援の意図を感じたということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c9d42a6de80de6621671658a441445564d4618aa
案里被告「二階幹事長から」と現金30万円 県議が証言
10/2(金) 19:28配信

参議院選挙の大規模買収事件をめぐる河井案里被告の裁判で、2日は岡崎哲夫県議が東京地裁に出廷し、去年3月に案里被告から「二階幹事長から預かった」と言われ、現金30万円を受け取ったことを明かしました。

この裁判は去年7月の参院選をめぐる大規模買収事件のうち、河井案里被告が票の取りまとめなどを依頼する目的で、地元議員5人に170万円を渡し、買収した罪に問われているものです。

2日の公判に証人として出廷した岡崎県議は、去年3月の県議選のあと案里被告から当選祝いの言葉と共に「二階幹事長から預かって参りました」と言われ、現金30万円の入った封筒を受け取ったと明かしました。

この発言については、「ジョークと思った」との認識を示したうえで、現金は「自分への当選祝いと参院選への支援依頼の意図を感じた」と証言。その後、克行被告から現金20万円を受け取ったことも認めました。

一方、東京地裁は案里被告の裁判で新たに県議や広島市議ら4人の証人尋問を行うことを決定し、このうち2人については広島地裁と東京地裁を遠隔でつなぐ「ビデオリンク方式」で行うことになりました。

広島ニュースTSS

2384名無しさん:2020/10/03(土) 02:28:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/2da8dcf060c9eb52c6e4da5c15825f9dc2e5903a
広島県議が証言 「案里被告『二階幹事長から…』」 参院選 買収事件の裁判
10/2(金) 19:07配信

 去年の参院選をめぐる河井案里被告の裁判で2日、現金を受け取った県議が「案里被告から現金の入った封筒を渡された際、『二階幹事長からです』と言われた」と証言しました。

 「証人として出廷したのは案里被告、克行被告のそれぞれから現金を受け取ったという広島県議会の岡崎哲夫議員です。岡崎議員は浅はかで軽率な行為だったなどと反省の言葉を述べました。」(大平洋記者)

 2日、出廷した岡崎哲夫県議は、案里被告からの現金30万円について、「『二階幹事長から預かってきました』と、案里被告から現金の入った封筒を渡された」と証言。「ブラックジョークだと思った」としつつ、現金の趣旨については、「案里被告は、わたしが県議選に無投票当選した翌日にアポ無しで会いに来た」「わたしの当選祝いだけでなく、参院選での票の取りまとめや掘り起こしをしてほしいという意図があったと思う」と話しました。

 その後、克行被告からも「いつもお世話になっています。20万円入っているので、使ってください」と封筒を渡されたといい、「断ったが、『いいから、いいから。使ってください』と言われ、むげにお断りすることはできなかった」と証言しました。

 この裁判をめぐっては、克行被告が先月、弁護人全員を解任。2人の裁判が分離されたため、裁判長は「審理計画を練り直す必要がある」としていましたが、2日、新たに4人の証人尋問が決定しました。

 このうち高山博州県議と安井裕典県議については、東京地裁と広島地裁を映像と音声でつなぐビデオリンク方式で実施することになりました。

 検察によりますと、高山県議は、受け取った現金の返還を案里被告から断られました。また、安井県議は、河井夫妻から現金を渡されそうになったものの、拒否して受け取っていません。

RCC BROADCASTING CO.,LTD.

最終更新:10/2(金) 19:46
RCC中国放送

https://news.yahoo.co.jp/articles/8eccb081a53f919b382227ec4aae68744d4b4d9e
案里被告から現金「当選祝いだと思った」 受領県議が証言 東京地裁
10/2(金) 18:51配信

 昨年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、公選法違反の罪に問われた参院議員、河井案里被告(47)の公判が2日、東京地裁(高橋康明裁判長)で開かれた。証人として岡崎哲夫広島県議(65)が出廷。案里被告から現金30万円を受け取ったと認め、検察側の尋問で「参院選の支援依頼も含まれるが、当選祝いだと思った」と証言した。

 地元議員らの尋問で、受領した現金の趣旨について、参院選の支援や票の取りまとめ以外の認識が示されたのは初めて。

 岡崎県議によると、昨年3月29日に県議選が告示され、無投票当選を決めると、翌30日に案里被告が岡崎県議の選挙事務所を来訪。案里被告は「当選おめでとうございます。(自民党の)二階(俊博)幹事長から預かってきた」と言い、現金の入った封筒を机の上に置いたという。二階氏に関する発言は「ジョークだと分かった」とした。

 現金の趣旨については「当選翌日で、これまでの濃厚なかかわり合いからしても当選祝いだと思った」とする一方、「参院選への支援依頼も頭をよぎったと思う」などと説明した。

 昨年6月には夫で元法相の衆院議員、克行被告(57)から現金20万円を受領したことも認め、「参院選への支援の趣旨だと思った」などと述べた。

2385名無しさん:2020/10/03(土) 02:30:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/502e446cf214026b0cdf0f8df2f7bdbb0a11a81a
広島県議「当選祝いと認識」 案里被告からの30万円 弁護側主張に近い証言
10/2(金) 17:19配信

 2019年の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で、公職選挙法違反に問われた元法相の衆院議員、河井克行被告(57)の妻で初当選した案里被告(47)の公判が2日、東京地裁(高橋康明裁判長)で開かれ、証人出廷した岡崎哲夫・広島県議(65)が、案里議員から受け取った現金30万円について「(自身の県議選の)当選祝いだと思った」と証言した。

 案里議員から現金を受け取ったとされる5人のうち、これまで3人が「集票依頼だった」とする検察側の主張に沿った証言をしてきたが、今回は弁護側の主張に近い証言となった。

 岡崎県議によると、県議選で自身の無投票当選が決まった翌日の3月30日、事務所で、案里議員から「おめでとうございます。二階(俊博・自民党)幹事長から預かってきました」と30万円が入った封筒を渡された。

 岡崎県議は「二階幹事長からというのはブラックジョークだと思った」とし、集票依頼かと頭をよぎったが、趣旨は当選祝いと感じたという。ただ、政治資金収支報告書には記載せず、小遣いとして使ったとした。案里議員は5月10日にも自民党支部の会合で封筒を渡そうとしてきたといい、この際は集票依頼と思って受け取らなかったという。

 さらに6月5日には、岡崎県議の後援会事務所で、克行議員から「20万円あるのでお使いください。大変厳しい選挙です」と封筒を渡された。集票依頼で違法と感じたが、参院選で保守分裂になって悪化した党県連との関係を再構築する意図も考えたと主張。政治資金として処理したとした。

 東京地裁はこの日の公判で、地方議員ら4人の尋問を今後実施することを決めた。うち2人は東京、広島の両地裁を映像と音声でつなぐ「ビデオリンク方式」を採用する。検察側は克行議員の証人尋問も検討している。【遠山和宏】

https://news.yahoo.co.jp/articles/f931a442d21783f058d8068f49f8edc0e481dba3
案里被告裁判「二階幹事長から」現金手渡し
10/2(金) 14:07配信

参議院議員・河井案里被告の第15回公判が2日に行われ、証人として出廷した広島県議が、案里被告から現金を受け取ったと認めた上で、「二階幹事長から預かってきました」と、冗談交じりに笑いながら渡されたと証言しました。

2日の河井案里被告の裁判には、岡崎哲夫広島県議が出廷し、去年3月初めに、案里被告から30万円を受け取ったと証言しました。案里被告が現金を渡す際の当時の状況について、「『二階幹事長から預かってきました』と言って笑いながら渡されました。ジョークだと思いました」「私の県議選の当選祝いと、案里さんの参院選への支援が目的だと思いました」と証言しました。

また、去年5月にも案里被告から、再び、現金を渡されそうになったとも証言。「参院選の支援以外に理由がなく『こんなものいらない』と言って断ると、案里さんは現金を持ち帰った」と証言しました。

2386名無しさん:2020/10/03(土) 02:30:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/778afc90b4b45840b72a64920f94f4388a90d5f5
河井案里被告裁判 広島県議「案里被告が『二階幹事長から』と証言」
10/2(金) 12:31配信

 元法務大臣・河井克行被告の妻、参院議員の案里被告の裁判で、現金を受け取った広島県議が「案里被告から現金の入った封筒を渡された際、『二階幹事長からです』と言われた」と証言しました。

 河井案里被告は、去年の参院選をめぐり地元議員らに現金を渡し買収した罪に問われていて、2日の裁判では、案里被告から30万円、克行被告から20万円のあわせて50万円を受け取った岡崎哲夫広島県議が出廷しました。岡崎県議は、案里被告から現金を受け取った際の状況について、「『二階幹事長から預かってきました』と言われ、案里被告から現金の入った封筒を渡された」と証言しました。

 岡崎県議は「ブラックジョークだと思った」としつつ、現金の趣旨については、「案里被告は、私が県議選に無投票当選した翌日にアポなしで会いに来た」「私の当選祝いだけでなく、参院選での票の取りまとめや、掘り起こしをしてほしいという意図があったと思う」と話しました。その後、克行被告からも「いつもお世話になっています。20万円入っているので、使ってください」と封筒を渡されたといい、「断ったが、『いいから、いいから。使ってください』と言われ、むげにお断りすることはできなかった」と証言しました。

 この裁判をめぐっては、克行被告が先月、弁護人全員を解任したことで2人の裁判が分離され、案里被告が直接現金を渡していない人物の証人尋問が続いたことから、裁判長が「審理計画を練り直す必要がある」と、検察側に証人を絞るよう求めていました。

 2日の裁判で裁判長は、検察側から要望があった現金を受け取ったとされる地方議員や、案里被告の元秘書ら4人の証人尋問を行うことを決め、このうち広島県議の2人については、東京地裁と広島地裁を映像と音声でつなぐ「ビデオリンク方式」で実施することになりました。(02日14:10)

最終更新:10/2(金) 19:25
TBS系(JNN)

2387名無しさん:2020/10/13(火) 18:16:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ba39a9aa119b314b385aa15acb0eddb67de5111
河井元法相が「これ総理から」と現金渡す
10/13(火) 10:41配信

 参院選広島選挙区の買収事件で公選法違反罪に問われた河井案里参院議員(47)の公判で、海徳裕志・広島市議(60)が13日、夫の克行元法相(57)に「これ総理から」と言われ、現金を渡されたと証言した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/49bc4582feca63a41778af14875f452671bea647
克行被告が「総理から」と現金 海徳広島市議が証言 河井夫妻事件公判 「以前、どう喝され断れず」
10/13(火) 11:15配信

案里被告号泣「主人の無礼許して」
 昨年7月の参院選広島選挙区の大規模買収事件で、公選法違反罪に問われた河井案里被告(47)=参院広島=の第18回公判が13日、東京地裁であり、自民党の海徳裕志広島市議(60)=安佐南区=が検察側の証人として出廷した。案里被告の夫で元法相の克行被告(57)=衆院広島3区=から計50万円を受け取ったと認め「以前、どう喝されたことがあり、断れなかった」と証言した。

 市議の証言後に案里被告は号泣。法廷が休憩に入り、退廷する際には海徳市議に「主人のご無礼を許して下さい」と声を掛ける一幕もあった。

 海徳市議は証人尋問で、自身の事務所で克行被告から昨年3月下旬に30万円、同6月1日に20万円を渡されたと説明。3月下旬に30万円を渡された際には「これ総理から」と言われたと証言した。

 起訴状によると、案里被告は克行被告と共謀して地方議員5人に計170万円を渡したとされる。海徳市議はこの5人に含まれていないが、検察当局は立証に必要だと主張。東京地裁が証人として採用した。

 午後からは、広島地裁と東京地裁をモニターでつないでやりとりするビデオリンク方式での証人尋問を予定。克行被告から30万円を受け取ったとされる自民党の高山博州広島県議(67)=尾道市=が広島地裁の一室で尋問に臨む。同事件の公判でビデオリンクによる尋問は初めて。

中国新聞社

2388名無しさん:2020/10/15(木) 23:21:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e7b11d20fb9c3ef7cb887da70bf274e65586afc
「公費でホテル」返納のはずが…山本前副防衛相、44万円返金滞る
10/15(木) 19:07配信

 山本朋広衆院議員(比例南関東)が副防衛相だった2017〜19年に公費計約118万円をかけてホテル宿泊を繰り返していた問題で、9月の副大臣退任後に返金が止まり、約44万円が未納になっている。山本氏は3月にいったん全額返納の意向を表明していた。山本氏の事務所は15日の取材に「公職選挙法の規定で特別職(副防衛相)なら返納できるが、退任後は(国会議員として)寄付が禁止されている」と説明。今後閣僚や副大臣に起用されて改めて特別職になるか、落選して寄付が可能になる場合など返納可能な方法を確認中という。

 山本氏は2回にわたり副防衛相に在任した計2年超のうち約1年半の間に、防衛省に近いホテル「グランドヒル市ケ谷」に146回宿泊し、宿泊費117万5430円を防衛省が負担した。緊急時に備え東京都内で待機する目的だったが、通常は自費で議員宿舎を借りるため批判が殺到。山本氏は3月に「支出は適正だった」と主張しつつも、返納する意向を表明した。

 防衛省によると、これまでに返納したのは73万8039円で、9月の退任後は43万7391円分が支払われていない。当選4回の山本氏は菅義偉首相を支える無派閥の若手議員グループ「ガネーシャの会」の中心メンバーの一人。【畠山嵩】

2389名無しさん:2020/10/23(金) 02:33:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/32ffa014c202857f06469306386e8b47f25d0382
拡大の立民、政党交付金38億円 国民は5億円、旧党未交付分案分
10/6(火) 17:12配信

 総務省は6日、新たな立憲民主党に38億9920万円、国民民主党に5億7008万円の政党交付金を交付すると発表した。両党が政党助成法に基づき、解党した旧立民、旧国民両党の2020年の未交付分受け取りを申請したことを受けた措置。

 旧国民議員は所属先が分かれたため、旧国民の未交付分23億2418万円を議員数で案分し、両新党に振り分けた。新立民は、旧立民の未交付分21億4510万円の全額と旧国民からの振り分け分を受領する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1f46b133bb483b76df98194c88ca65b37bf891b6
政党交付金、8党に計79億円 今年3回目、立民・国民は再算定
10/20(火) 17:10配信

 総務省は20日、政党交付金79億4342万円を8党に交付した。年4回のうち今年3回目。立憲民主党、国民民主党分は、9月に解党した旧立民、旧国民両党への交付額を規定により算定し直した。共産党は制度に反対し受け取らない。各党への交付額は次の通り。

 自民党43億1534万円▽立憲民主党19億4960万円▽公明党7億5733万円▽日本維新の会4億6327万円▽国民民主党2億8504万円▽社民党9069万円▽NHKから国民を守る党4187万円▽れいわ新選組4025万円

2390名無しさん:2020/11/13(金) 19:07:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/15b25d49c833df9c7e4e885ba9ded601df0e6a06
現金は“当選祝いや、陣中見舞い”案里被告
11/13(金) 17:25配信

参議院議員の河井案里被告の第25回公判が13日行われ、案里被告は被告人質問で、終始落ち着いた様子で答えました。質問の中で、「票をお金で買うという発想自体がございません」と述べる場面もありました。

公職選挙法違反の罪に問われている河井案里被告の被告人質問が13日から行われ、案里被告は、黒いスーツにマスク姿で出廷。終始落ち着いた様子で、時折笑顔を交え、弁護士の顔をみつめながら質問に答えました。

弁護側から、去年の参院選に立候補したきっかけについて問われると、おととしに自民党の二階幹事長が、「『ぜひやりなさい。まずはのぼりを一本もって街頭にたつことから始めなさい』とおっしゃいました」と話しました。

政治家としての引退を視野に入れていた時期で迷ったものの、「国政に最後の挑戦をしてみるのもいいかもしれないなと思いました」と述べました。

また、夫の河井克行被告からは「あんたは政治の子だから政治を続けなきゃだめだ」と言われたと話しました。

その上で、参院選にどのような見通しをたてていたかと問われると、「10年前の県知事選挙で20万票とったことは一つの実績として、戦いをする上で私の支えになっていました。大幅に戦いやすいと思いました」と答えました。

また、参院選での自身の選挙活動について、1日のスケジュールなどを笑顔を交えながら話す場面もありました。

そして、現金を渡した趣旨について問われると、「当選祝い、または、陣中見舞いとしてお渡ししました。決して、投票のお願いですとか、票の取りまとめの趣旨ではございません」と述べました。中には、直前でキャンセルした会費だと説明することもありました。

案里被告が現金30万円を渡したとされる県議が、「『これ、二階幹事長から』と言われた」と証言したことについては、少し笑いながら、「記憶にはございませんけれども、私なら言いかねないかなと思います」と答え、冗談の範囲内だとしました。

また、「票をお金で買うという発想自体がございません」「投票は尊くて、神聖でめんどくさいもの。直接交わされる一人一人の絆だと思います」と述べる場面もありました。

被告人質問は、来週も行われる予定です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/20a796447a9a8179d53fcea08b90a3d38d196f4a
河井案里被告“票をお金で買う発想ない”
11/13(金) 16:47配信

公職選挙法違反の罪に問われている、参議院議員の河井案里被告の裁判で、被告人質問が行われ、「票をお金で買うという発想自体がございません」と述べる場面もありました。

裁判は13日午後3時に閉廷し、河井案里被告は終始落ち着いた声で、時折笑顔を交えて質問に答えていました。「票をお金で買うという発想自体がございません」と述べる場面もありました。

河井案里被告は、現金を渡した趣旨について問われると、「当選祝い、または、陣中見舞いとしてお渡ししました。決して、投票のお願いですとか、票の取りまとめの趣旨ではございません」と述べました。

河井案里被告が現金30万円を渡したとされる県議が、「『これ、二階幹事長から』と言われた」と証言したことについては、少し笑いながら、「記憶にはございませんけれども、私なら言いかねないかなと思います」と答え、冗談の範囲内だとしました。

また、「票をお金で買うという発想自体がございません」「投票は尊くて、神聖で、めんどくさいもの。直接かわされる一人一人の絆だと思います」と述べる場面もありました。

被告人質問は来週も行われる予定です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/996961583888dfc6d617b576c334fcfccee0cbfe
河井案里被告 地方議員の選挙応援「得票につながらない」
11/13(金) 14:10配信

 去年の参院選で地元議員らに現金を渡し買収した罪に問われている参院議員の河井案里被告の被告人質問が13日、初めて行われ、案里被告は「地元議員に応援してもらっても得票には繋がらない」などと述べました。

 河井案里被告(47)は、夫で元法務大臣の克行被告(57)とともに去年の参院選で地元議員らに現金を渡し買収した罪に問われていて、2人は無罪を主張しています。

 議員バッチをつけて出廷した案里被告は13日、初めての被告人質問で、まず弁護側から参院選に出馬した経緯について問われると、「二階幹事長から出馬を打診され、挑戦しようと思った」と明かしました。そして、地方議員の影響力について問われると「地方議員と参院議員には利害関係はない」とした上で「仮に応援してもらっても、選挙の見栄えをよくすること」「華やかで派手派手しくするが得票には繋がらない」と答え、選挙は「候補者次第」と強調しました。(13日14:14)

最終更新:11/13(金) 16:39
TBS系(JNN)

2391名無しさん:2020/11/13(金) 19:08:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e9be345d5ea48ca94df380c4cbcdaab6a84bf90
案里被告「夫にあんたは政治の子と言われ」
11/13(金) 12:12配信

公職選挙法違反の罪に問われている参議院議員の河井案里被告の裁判で、13日から被告人質問が始まりました。

河井案里被告は黒いスーツにマスク姿で出廷しました。弁護側の質問から始まり、落ち着いた声で時折笑顔を交えて、弁護士の顔をみつめながら答えています。

河井案里被告は去年の参院選に立候補したきっかけについて問われると、2018年に自民党の二階幹事長が、「『ぜひやりなさい。まずは、のぼりを一本もって街頭にたつことから始めなさい』とおっしゃいました」と話しました。

政治家としての引退を視野に入れていた時期で迷ったものの、「国政に最後の挑戦をしてみるのもいいかもしれないなと思いました」と述べました。

また、夫の河井克行被告からは「あんたは政治の子だから政治を続けなきゃだめだ」と言われたと話しました。

その上で、参院選にどのような見通しを立てていたかと問われると、「10年前の県知事選挙で20万票とったことは一つの実績として戦いをする上で私の支えになっていました。大幅に戦いやすいと思いました」と答えました。

また、参院選での自身の選挙活動について、笑顔を交えながら話す場面もありました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/838ee1bca8345a690241bac5d351ef2a38b92bb9
案里被告「票をお金で買う発想ない」 被告人質問始まる
11/13(金) 12:51配信

 昨年7月の参院選広島選挙区の大規模買収事件で、公選法違反罪に問われた河井案里被告(47)=参院広島=の第25回公判が13日、東京地裁であり、被告人質問が始まった。案里被告は参院選前に地元の広島県議ら5人に現金を渡した趣旨について「票をお金で買う発想はない」と述べ、買収の意図をあらためて否定した。

 案里被告は、票の取りまとめを依頼する目的で奥原信也県議(78)ら5人に計170万円を渡したとして起訴されている。法廷で事件について語るのは8月25日の初公判以来で、初日は弁護側が質問した。

 案里被告は奥原氏らとの関係について「(2009年の同県知事選で落選した後、11年の県議選に当選した際に)県議会でつまはじきにされた。その中で私を受け入れてくれたのが奥原県議たちだった」と説明。19年春の県議選の期間中などに提供した現金の趣旨について「お礼とか、今後の県政運営を頑張っていただきたいという当選祝い、陣中見舞い。票をお金で買う発想はない」と買収意図を否定した。

 参院選広島選挙区は、自民党県連が現職の溝手顕正氏(78)を推し、党本部が新人の案里被告を応援する分裂選挙だった。案里被告は「(溝手氏を支援した)県連から突き放された状態で徹底した草の根選挙をした。地方議員に頼っても人の心を動かすことはできない」と強調した。

 参院選に立候補した動機については自民党の二階俊博幹事長から「ぜひやりなさい」と勧められたことなどから決断したと述べた。

 案里被告は初公判で買収の意図を否認し、無罪を主張した。一方、現金を受け取った5人は9〜10月にあった公判に検察側の証人として出廷。「参院選で応援をと言われた」「投票の取りまとめや知人への投票依頼と思った」などと述べ、買収意図のある現金だったと証言した。

 広島選挙区では、溝手氏と案里被告、無所属現職の森本真治氏が激戦を展開。森本氏と案里被告が当選し、溝手氏が落選した。

中国新聞社

2392名無しさん:2020/11/13(金) 19:09:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/19ea90a80f1735f6c5f537ad93d5b86d9a6151f9
案里議員初の被告人質問(1)現金渡した県議らに「感謝しています」 
11/13(金) 14:28配信

 《昨年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、公選法違反の罪に問われた参院議員、河井案里被告(47)の公判が13日、東京地裁(高橋康明裁判長)で開かれ、弁護側による案里被告の被告人質問が行われた。事件について自ら説明するのは、8月25日の初公判以来。案里被告は前回の公判に続いて黒いジャケットの左胸に議員バッジをつけ、ロングスカート姿で証言台に座った》

 弁護人「参院選広島選挙区のことなどについて質問する。広島県政の状況なども。県議会の構成は」

 《弁護人は案里被告が当選した昨年の参院選について、その前提となった広島県内の政治状況から確認していく。案里被告は弁護人の方に顔を向けながら質問を聞き、落ち着いたトーンで説明を始めた》

 案里被告「平成15年に(県議選に)初当選した際、議長選をめぐって自民党が分裂しました。(案里被告が所属していた)自民会から抜けた先生が、民主会派・公明会派と一緒になって知事与党を形成しました」

 弁護人「知事与党とは県議会では会派が分かれた」

 案里被告「知事与党と、それ以外の自民会派、共産会派でした」

 《弁護人は「これから案里さんと呼ばせていただきます」と断り、以降は案里被告に「案里さん」と呼びかけながら質問を進める。案里被告は答えに詰まることなく、自民党県連の分裂状況や、平成21年の県知事選に立候補した経緯について話していった》

 弁護人「(所属していた自民会は)県連でも県議会でも少数派か」

 案里被告「はい」

 弁護人「案里さんが県知事選に立候補したのは、どういったいきさつか」

 案里被告「自民党の分裂が尾を引いており、(候補を)一本化できてませんでした」

 弁護人「県知事選の状況は」

 案里被告「分裂のまま突入しました。本来、自民党を挙げて1人を推すべきところでしたができませんでした」

 《話題は県知事選での敗北から、県議として復帰した際の苦労話へと向かう》

 弁護人「現知事の湯崎(英彦)氏に敗れ、結果をどのように受け止めた」

 案里被告「最終的には敗れましたが、9日の短い期間で20万票をいただいた」

 弁護人「湯崎氏は」

 案里被告「40万票です」

 弁護人「ダブルスコアで大差だと思うが」

 案里被告「一部の自民の先生の応援だけで20万票いただき、自信になりました」

 弁護人「知事選に敗れた後、県議として復帰しているが、浪人期間があった」

 案里被告「2年弱くらいです」

 弁護人「多数派に逆らって県知事選に出て負けた。『何だあいつ』と苦労があったと推察するが」

 案里被告「県議会では厳しい立場になり、議会の発言でも必ずヤジが飛んできました。委員会でも、与党の先生が否定する意見を覆いかぶさるように言われた。県職員からも、『あなたが言ったんじゃ何も通らないですよ』と。つまはじきの状態でした」

 《浪人時代の苦労も感情を高ぶらせることなく淡々と答え、現金を渡した県議らへの感謝の言葉を語り始めた》

2393名無しさん:2020/11/13(金) 19:09:11
>>2392

 弁護人「会派としてはどうした」

 案里被告「復帰するときに知事に反対する旗頭の色がついていた。応援してくれた先生に迷惑をかけたくなかったが、自民会が門戸を開いてくれた」

 弁護人「どんな方?」

 案里被告「このたび私が現金を供与した奥原(信也)先生、岡崎(哲夫)先生、下原(康充)先生、平本(徹)先生です」

 弁護人「どういう思いだった」

 案里被告「反知事の急先鋒(せんぽう)とみられていた私を入れるのは勇気がいること。温かく迎え入れてくれたことに感謝しています」

 《弁護人は参院選への出馬の経緯と、県連と自民党本部の対立について尋ねる》

 弁護人「広島県連と党本部の考え方には隔たりがあった。どのような違いか」

 案里被告「党本部は党勢拡大を第一に考える。議席をより多く取ること。本部から見て、広島は公認候補1人だが得票数が野党の2〜3倍あり、2人立てて2議席取れると判断したのでは。昨年の参院選だけでなく、前回と前々回でも2人立てたいと模索していたということでございます」

 弁護人「県連の考え方は」

 案里被告「県連を構成する県議は民主系と一緒に議会を運営しており、民主や連合と戦いたくない。今までのように、1議席ずつ自民・民主で分け合うことを望んでいたと思っています」

 《案里被告は県議だった平成30年秋、自民党の二階俊博幹事長から参院選の出馬を打診された》

 案里被告「県政が慣れ合いのようになっていると感じ、もうこれは引退しようと思っていました。だいぶ迷ったが、県議時代にやらなくてはならないと思っていたことを実現するために、国政に挑戦してみてもいいかと思いました」

 《出馬の決意の背景には、夫の克行被告(57)の後押しもあった》

 案里被告「主人は私の政治家としての素質が分かる。『あんたは政治の子、政治を続けなきゃだめ。国政のチャンスがあればぜひ出なさい』と言いました」

 《案里被告は党本部の推薦を受けたものの、自民党県連の推薦は受けられなかった。地元の協力を得られず不利な状況ではあったが、本人は悲観的には捉えていなかったようだ》

 案里被告「地方議員は、ハコモノの集会で動員をかけるなど、選挙を派手に見栄えをよくしてくれます。だが得票にはつながらない。(結局は)候補者の考え、人間性次第」

 《案里被告は、参院選に臨むにあたり地元有力者の力を借りず、有権者に直接訴えていく姿勢だったと説明を続ける》

 案里被告「徹底した草の根活動で戦おうと思いました。自民党の重鎮にも『とにかくのぼりを持って、人を増やせばいいんだよ』と言われました」

 「参院選の公示前の1日のスケジュールは、5時に起床して、6時前には家を出て、交通量の多い広島市内で朝の街頭演説をしました。8時ごろまで車から手を振って、事務所に戻ってパンをパクパクと。大きなスピーカーに手持ちのマイクというスタイルで、人通りの多い交差点をつぶしていました。昼ご飯は車の中でおにぎり。19時ごろまで街頭演説をして夜は集会に出て政策を訴え、21時ごろに帰宅しました」

 《案里被告ははっきりとした口調で、弁護人の質問にすらすらと答えていった》

2394名無しさん:2020/11/13(金) 19:09:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f82cd4e709260044bb98ce2d5c864bfd19ec162
【案里議員初の被告人質問】(3)「幹事長から現金…私なら言いかねない」 緊迫した内容も笑い交え
11/13(金) 17:01配信

 《午後1時過ぎに再開された参院議員、河井案里被告(47)の被告人質問。冒頭、弁護人は案里被告に正面の裁判官の方を向いて質問に答えるよう促した。弁護人が現金を広島県議に渡した具体的な状況を聞き始めると、案里被告は午前中とは打って変わり、「えー」「あのー」と、頻繁に間を取るようになる》

 弁護人「午後は公訴事実(起訴内容)について質問していく。それぞれの県議に渡したお金の趣旨は」

 案里被告「私が当選祝いや陣中見舞いをお渡しした4名は特別な方々。県議会に復帰後に、快く迎え入れてくださいました。政治活動を共にして感謝しています。(参院選への立候補で)14年間いた自民会を卒業するとの感慨がございました。『後をお願いします』と当選祝いや陣中見舞いをお渡ししており、決して参院選の票のとりまとめの依頼ではありません」

 弁護人「領収書の交付を求めなかった理由は」

 案里被告「この4名には個人献金としてお出ししています。確定申告などで寄付控除を受けるつもりはありませんでした」

 《弁護人は県議4人に現金を渡した当日の状況について、1人ずつ順番に質問を進めていく》

 弁護人「岡崎哲夫県議との関係は」

 案里被告「親しい間柄で、(私が)当選1回のときから自民会でご一緒し、2期上の先輩としてご指導いただきました。私が県知事選に出たときは手弁当で活動していただき、浪人時代も励ましてもらって何とか元気に過ごせました。県議に復帰後は自民会に招き入れてくださり、ご恩を感じています。活躍をお祈りし、『本当にありがとうございます』という思いで当選祝いを差し上げました」

 《案里被告は、参院選の結果に関わらず県議を卒業するつもりだったとし、区切りとして感謝の気持ちを当選祝いなどで表したかったと述べる》

 弁護人「岡崎さんへの金額を30万円にした理由は」

 案里被告「自分自身が県議に初当選したころ、当選祝いや陣中見舞いで30万円をもらっており、通例として30万円くらいだと思っていました」

 《案里被告は昨年の統一地方選で無投票当選を決めた岡崎県議に対し、告示翌日に選挙事務所で対面し、当選祝いとして無地の封筒に入れた30万円を手渡したと説明した》

 弁護人「封筒に何か書いたり、水引(祝儀袋などにつける飾り)をつけたりしなかったのか」

 案里被告「水引は高いので、もったいないかなと思って使っていません。書くこともしていません」

 弁護人「意地悪な言い方をするが、『お世話になった方にもったいないじゃないだろう』と思うが」

 案里被告「私が頂戴したときもそういう形式で、政治家同士だとシンプルな形式が多いです。岡崎先生とも非常に親しく、くだけた間柄でした」

 《岡崎県議の事務所でコーヒーが出されたことについて、問われてもいないのに「本当はお茶が良かったんですけど」と、吹き出しながら話す案里被告。再びマイペースな一面を見せる》

 《岡崎県議は10月上旬、案里被告の公判に証人として出廷した際、現金を渡した案里被告が「(自民党の)二階(俊博)幹事長から預かった」と言った、と証言していた》

2395名無しさん:2020/11/13(金) 19:10:00
>>2394

 弁護人「二階幹事長から、ということをおっしゃったという話があるが」

 案里被告「記憶にございませんが、私なら言いかねないかなあ」

 《買収事件の核心に迫る内容で法廷の空気はピンとはりつめるが、案里被告は笑いを交えながら答えた》

 案里被告「冗談ばかりいい合っていたので」

 弁護人「冗談ですか」

 案里被告「はい」

 弁護人「岡崎さんに渡したお金には、当選祝い以外の意味はなかったのか」

 案里被告「ありません。でも強いて言うなら、岡崎先生には本当にお世話になって、大好きな先生の一人です。私が言うのは僭越(せんえつ)ですが、優秀な政治家です。先生と一緒に過ごした県議会はまことに楽しかったです、という感謝の気持ちと、これからも頑張ってくださいという気持ちを込めました」

 《案里被告は買収の意図を否定したが、結果的に岡崎県議は参院選で案里被告の支援に回る》

 弁護人「岡崎さんが支援してくれたのは30万円を渡したからではないか」

 案里被告「そういうことじゃないです。先生は、自民党に党籍のある議員なら応援するのは当然だとおっしゃっていた。私じゃなくても、(県連が推薦した)溝手(顕正)先生ともう1人を半々で応援したと思います」

 《夫の克行被告も、岡崎県議に現金を渡した疑いが持たれている》

 案里被告「知りませんでした。逮捕、勾留されたときに初めて知りました」

 《案里被告は、昨年5月にも同県府中市の料理店で岡崎氏に現金が入っていたとみられる封筒を渡そうとしたが、受け取りを断られたとされる》

 弁護人「何か心当たりはあるか」

 案里被告「記憶はまったくないです。その日は食事をするつもりでしたが、選挙が近いので急遽(きゅうきょ)キャンセルしました。お金を渡したとしたら、その会費だと思います」

2396名無しさん:2020/11/13(金) 19:11:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ebe27a1cd3834c161aa77a90a70c8b86ce111f9
検察がやってきて「部屋着をパーッと脱いで全裸に…」河井案里参院議員が逮捕直前に語ったこと
11/13(金) 17:12配信

〈人生は辛いですね。〉

 河井案里参院議員が私のスマホにメッセージを送ってきたのは、今年6月15日午後9時15分。彼女が参院選広島選挙区の公職選挙法違反で逮捕される3日前である。マスコミから「説明責任を果たしていない」と糾弾され続けていた逮捕目前の国会議員は、思いのほか饒舌だった。

〈私たちは、汚いお金で勝ったのではありません。私はそれを主張しなければなりません。〉

〈多くの人が、汚名を着せられているのを、私はそのままにはできません。〉

「決意表明」と思しき文章は、夜中の15分間にいくつも送られてきた。

 あれから5か月後。案里氏の被告人質問が11月13日の午前10時から東京地裁で始まり、一連の裁判はヤマ場を迎えた。8月25日から同日まで25回を数えた公判の中で、案里氏に発言の機会が与えられたのは、裁判長との短いやりとりや不規則発言を除けば、無罪を主張した初公判以来初めてだ。

 案里氏は、逮捕直前の6月5日に私が行った独占インタビューで「私は裁判で勝てます」と自信たっぷりに語った。彼女が3時間にわたって私に話したことは、逮捕当日(6月18日)に発売された「週刊文春」6月25日号に掲載した。

 彼女は10月27日夜に保釈され、132日ぶりにシャバに戻った。だが、開会中の臨時国会に姿を現すことはなく、マスコミの取材にも一切応じていない。自民党離党後も二階派に特別会員として籍を置く関係で、二階俊博幹事長との面会を望んでいるが、それもかなっていないようだ。

 絶体絶命に追い込まれながらも、議員バッジをつけて被告人質問に臨んだ案里氏。胸元をVの字に開け、体の線を見せつけるようにタイトな黒いジャケットを羽織り、静かな法廷内にハイヒールの音を響かせながら被告席に向かった。ズボンではなく、スカートを履いて裁判所に現れたのは、25回行われた公判の中でも初めてだ。

 平成政治史に残る大型買収事件を引き起こした「渦中の女」が御白州で語るタテマエ論の奥に、どんなホンネがあるのか――。

 6月の「週刊文春」に掲載したロングインタビューの全文を、ここに再び公開したい。

◆◆◆

「はぁい、どーもー」

 6月5日、午後0時50分。参院議員会館2階の自らの事務所に、本会議を終えたばかりの河井案里参院議員(46)が、真っ白なジャケットに紺碧のワンピースといういで立ちで現れた。

 会議室に一人で入ってきてマスクを取ると、テレビの映像で見る数カ月前の表情よりも、ほっぺがふっくらして血色も良かった。

「早速回していいですか」

 私がそう言いながら目の前にICレコーダーを置くと、彼女は笑顔で、あっけらかんと“自殺未遂”について語りだした。

「私、3月に自殺を図ったでしょ(3月28日に体調不良で病院に搬送されたと報じられていた)。鬱病があるんで、すごく強い睡眠薬を持っているんです。それを多めに口に含んで。ワインや日本酒……家にあるいろんなお酒で飲んだんです。普段は全然飲めないんですけどね。でも、薬の量が足りなかったみたい。7〜8錠だったから。

 別に、そんなに積極的に死のうとは思わないけど、私のような鬱病の人間は、どちらかというと“死”が近くにあるんですよね。薬が目の前にあったので、もう、意識を失くしてしまいたいって気持ちがあって」

2397名無しさん:2020/11/13(金) 19:12:15
>>2396

「そろそろ会いません?」「いいよ」
 私は昨夏、参院選直後に週刊文春の依頼で、「『代議士の妻』が国会議員になる時」という特集記事のために、案里氏にインタビューした。ポスト安倍の一人、岸田文雄氏の地元・広島での自民分裂選挙で、首相官邸や党本部の異例の梃入れによって勝ち抜いた彼女に興味を覚え、取材を重ねた。

 昨年末、汚職で有罪になっても当選し続ける異色の政治家・中村喜四郎を描いた自著を渡すと、数時間後にスマホに長い感想文を寄越した。広島地検の捜査が進む中、コロナ禍で直接会えない状況でも“リモート”でやりとりを繰り返した。

 いよいよ立件間近、夫婦W逮捕かとも囁かれる中、電話で「そろそろ会いません?」と申し込んだ。すると彼女は「いいよ」と言って即断即決。翌日のお昼の時間帯を指定してきた。

家庭内不和があったので
――夫とは赤坂議員宿舎で、一緒に住んでいるんですよね。薬を飲んだ時は?

「ちょうど、宅配便がピンポンと来た瞬間に気が遠のいていったんですよ。主人は家にいたんですけど、別の部屋でバタンと倒れた音で気が付いたみたい。すぐに救急車を呼んでくれて、目が覚めたら病院でした。十何時間も眠っていて、起きたのが真夜中。主人を見て、私、すごく怒ったんです。救急車を呼ぶとは何事か、って。政治家が家に救急車なんか呼んだら、政治生命にかかわるじゃないの、って。全身に管がいっぱいついていて、あちこち痛いし、頭もぼうっとしてるんだけど、眠れない。それで看護師さんに『すみません。ペンと紙ください』と言って、紙一枚にバーッと書き始めたんです。一つはエッセイみたいな子ども時代の思い出、あとは家族コメディみたいな小説の冒頭をひと息で書いたんです」

――どうしてそんな時にコメディ小説を書こうと?

「私、生きているって証明したいと思ったんです。こんな最悪の状況なのにコメディを書く力がある、生きる力があるんだっていうことを。自殺未遂は一度だけですが、正直、死んでしまいたいと思うことは何度もありましたね。だって分からないから。(自分の選挙事務所で)何が行われたのか。これから検察の取り調べや裁判のなかで何が明らかになって、どう判断されるのか、何も分からない。すごく不安だったんです。

 4月はひと月ほど精神科に入っていました。精神科って初めてだったけど、入院してだいぶ良くなりましたね。世の中と離れるのが鬱病には良いんです。

 うちは昔から両親同士や、姉と親の仲が悪かったり、家庭内不和があったんです。だから小さな頃からいろんなことを考える子でした。私が“和”をつくる役を一人で背負っちゃって。一家団欒というものを知らないんです。で、大学院を出る頃に、鬱病になっちゃった。ずっとカウンセリングを受けて、自分を直視して、だいぶ克服してきたんですけどね」

2398名無しさん:2020/11/13(金) 19:12:34
>>2397

海外ピアニストの音色を聴くことで気持ちを静める
 案里氏は、1973年宮崎県生まれ。父は建築家で飲食業にも進出、愛車のポルシェで娘を学校に送ることもあった。一方の母は元声楽家。その影響で案里氏もクラシック音楽に詳しく、疑惑発覚以降は海外ピアニストの音色を聴くことで気持ちを静めようとしてきた。

 県立宮崎大宮高から慶応大総合政策学部に入学。同大大学院を経て、科学技術振興事業団に入職したが、27歳の時に10歳上の克行氏と結婚し、広島市に転居。仲人は橋本龍太郎元首相。息子の岳氏(現厚労副大臣)は大学時代の友人だった。

 2003年、29歳で広島県議に初当選。県議通算四期、09年には広島県知事選で敗れた経験もある。

 19年7月に参院広島選挙区から自民党公認で出馬し、同党岸田派のベテラン・溝手顕正氏らを破り初当選。二階派に入会した。克行氏との間に子どもはいない。

「さっき言った通り、家庭内不和があったので、子育てをする自信がなかったんですね。あんな苦労はしたくないから将来は子どもはいらない、結婚もしない、と思っていました」

――夫婦仲はどうなんですか?

「政治家の家って、どうしても仕事が中心になってしまうでしょ。結婚してすぐの頃から2人とも政治活動してきたから、普通の夫婦よりも仕事でつながっている部分が多いんですよ。それが、この7カ月間、一緒に家にこもっていたことで夫婦の関係もだいぶ変わりました。子ども時代の問題も、前から話していたつもりだったんだけど、彼のなかにストンと入ってきたのは、ごく最近だと思う」

――夫はスキャンダルが多い。例えば文春が報じた秘書への暴行やパワハラ疑惑。どう見ていました?

「こんなこと書かれてバカね、って。私は『あんたがちゃんとしないからだめじゃない』みたいなことを言って、叱りましたよ」

――女性記者の身体を触るなど、セクハラ疑惑も過去に報道されました。

「あれには怒った。『ちゃんと最後までやらないからこんなことになるのよ。途中でやめちゃダメ』って」

2399名無しさん:2020/11/13(金) 19:12:53
>>2398

部屋着をパーッと脱いで、「ナプキンの中も調べたらいいでしょう」
――自殺未遂の前、検察がホテルに押し掛けてひと悶着あった。案里議員が全裸になったという記事も複数の週刊誌に出ました。

「あの時は、弁護士がニューオータニの部屋を取ってくれて、そこに主人と一緒に泊まっていたんです。3月3日の深夜、11時半ぐらいでした。主人に『そろそろ寝ようか』と言っていたら、ピンポンされて。私、ルームサービスかなんかが来たのかなと思って、『はーい』と言ったんだけど、もう、私の返事が言い終わらないうちに、ドンドンドン、開けろ! って。何を言ってるのか分からなかった。『おらあ! ばかやろう』って怒声が聞こえてきて。主人がドアののぞき穴から見たら、黒い服の男がいっぱいいて、中には坊主頭の人もいた。一瞬ソッチの筋の人か、文春の記者かが来たのかと思ったんです。扉をこじ開けようとするから、主人が押しとどめようとした。そしたら、U字型のドアチェーンを壊して入ってきた。令状を出して、『検察だ!』って言うから、『ちょっとなんですか、あなたたち。こんなやり方はないんじゃないの』って言って、主人も、『ちょっとあんまりだよ』って話になりました。

 15人くらいはいましたね。女性が2名ほど、あとは全員男性です。なんかもうホントに空疎な、権威主義の馬鹿馬鹿しさを感じました。この人たち、刑事ドラマの見過ぎじゃないのって感じ。今風に言うと“イキってる”。『調べさせてもらう』と言うので、『そんなに言うなら全部調べれば』と言って、私は部屋着をパーッと脱いで、生理中だったから、『ナプキンの中も調べたらいいでしょう』って、ポンと投げたんです。皆さん、なんか、見ないようにしていましたよ。だから言ったんです。『膣の穴でも、お尻の穴でも見ればいいじゃない?』って。で、女性の一人が私にストールを羽織らせようとするから『ちょっとやめて、汚れるんで』って言ったりして。あんまり馬鹿馬鹿しいんで、『まあ、皆さん、興奮して暑いでしょうから』って言って、みんなにルームサービスでペットボトルの飲み物を取ってあげたんですよ。私も一本をもらって、持っていた睡眠薬をちょっと多めに飲んで、『じゃあ、後はよろしく。好きにして』って一人で寝室に行って寝たんです。で、起きたら朝。よく眠れたんで、すっきりしました。スマホが持っていかれていましたけどね」

2400名無しさん:2020/11/13(金) 19:13:07
>>2399

合計2000万円を超す現金を配ったとされるリストを押収
 その後、事情聴取は3月に4回。GWにもあり、計6回行われたという。一回当たり6〜7時間。案里氏の担当検事は2人。夫とは常に別々に行われる。場所は、都内のホテルの一室だ。

「事情聴取をしたのは、あの日の(押し入ってきた)15人とは違う検事だったみたい。でも私、わざと聞いたんです、取り調べの前に。『あの夜、オータニに来られた方?』って。

 聞かれるのはいつもウグイスのことでした。いくら私が知らないと言っても、『知らない』ということを証明はできないし。だから不毛な取り調べでした」

 ウグイス嬢の違法買収については、6月16日に第一審の判決が出て、案里氏の公設秘書、立道浩被告が有罪判決を受けた。この捜査の過程で河井夫妻の自宅から、100名以上の県議や首長らに合計2000万円を超す現金を配ったとされるリストが押収され、広島地検はさらに、公職選挙法違反(買収)の疑いで、河井夫妻2人の逮捕を目指してきた。4月には案里氏の地元後見人だった元広島県議会議長、檜山俊宏県議の事務所にも家宅捜索が行われる一方、安芸太田町長が克行氏からの20万円の受領を認めて辞職するなど動揺が続く。

「検察がむりくり、絶対に主人がお金を渡した、と言っているんですよ。例えば檜山先生には、たとえ陣中見舞いでも、何かを差し上げること自体、(目上の人なので)無礼に当たるって感じです。検察は買収と言われている件について、まだ私たちには当ててこないんですよ。今後、身柄を取って本格的に調べるのかもしれませんね。でも、私は、身柄を取られるようなことはまったくしていない」

 一般論として、例えば自民党国会議員の政党支部から同党地方議員の政治団体などへの「寄付」は政治資金規正法上、認められている。河井夫妻が現金を配ったとされる時期が昨春の統一地方選の前後のため、陣中見舞い、当選祝い、という理屈が成立すると見る識者もいる。一方で、金銭授受の時期が案里氏の参院選直前でもあり、しかも直接、現金を配る手法だった今回のような例は、公選法で禁じられた「買収行為」の疑いが濃いとする指摘もある。

2401名無しさん:2020/11/13(金) 19:13:29
>>2400

1億5000万円は「きれいなお金」
「(安芸太田町長の件は)主人がやっていることなので、私自身は知らないんです」

――ただ、案里議員が数名の地方議員に封筒を持っていったとも報じられている。

「私はあの、そういう、説明できないようなことは何もしていませんよ。ただ、(金銭の)やりとりについては先方のこともあるし、私が今ここで言うべきことではないので。それぞれの方の収支報告書にも載るでしょうから(昨年分はこの11月に公開される)」

――選挙資金となった1億5000万円については。

「あれは党からのお金です。党からの振り込みで通帳にも記録が残っている。まったくきれいなお金です。皆さん1億5000万円という数字に恐れをなして、うがった見方をしているようですが、人件費、事務所経費、印刷物、全戸配布のポスティングなどで、使い切りました。全戸配布なんて3回もやりましたから。1億5000万円を原資に(県議らを)買収したなどと言われていますが、一切そんなことはない」

「まあ、もらい事故って感じですよ」
――では、裁判で徹底的に争うのか?

「もう争うのも馬鹿馬鹿しいというか、本当は次の人生を歩んだほうがいいに決まっている。でも、今回これを買収だと私たちが認めてしまったら、日本の選挙のやり方そのものを変えることになるし、公選法の精神をも変えてしまう。ちゃんと争わないと他の人が困るって言われているんですよ。(地方議員への)陣中見舞いや当選祝いを自分が出る選挙の前に持っていけば全部『買収』となる、というのであれば、他のみんなも(選挙違反で)やられてしまう。だから、たとえ私が身柄を取られても、別に私は裁判で勝てますよ。検察もやったらいいと思う。

 まあ、もらい事故って感じですよ。自分は、まったく(違法行為に)手を染めていないので。だから、説明責任を! とマイクを突きつけられても、本当に申し訳ないんですが、説明できることがないんです」

――ただ、克行議員が現金を渡していたことについて、夫婦なら当然、情報共有していると普通は思われます。

「そう疑われても、しょうがないよね。検察もそういうストーリーでやってくるんでしょう。でも、この(法相辞任からの)7カ月、2人で一緒にいても、主人は全然言わないですね。『あなたが知らない方がいいこともある』と言って。弁護団も別々ですし。ウグイスの3万円も、どういう会計処理をしているのかすら、全然知らないんですよ。なんで3万円だったのかも。秘書に任せっきりでしたので」

――案里議員の報道対応も批判されました。疑惑発覚から2カ月半後の1月15日の囲み会見まで、ずっと説明せず雲隠れした。

「私は早く取材対応したかったけど、私の弁護士にも自民党の顧問弁護士にも絶対ダメだと止められました」

――あの時「日本を変えたい(から議員を続ける)」と言ったのはなぜですか?

「あれは記者の方が小動物みたいな純粋な目で“なんで辞めないんですか?”って聞いたんですよ。まだ、私が辞めるような流れじゃなかったから、“え、この人は何を言っちゃってんの?”と思って、ちょっとからかいたくなっちゃった。ちゃめっ気のつもりだったんですけど、みなさん真に受けて、批判されて。でも、実際この仕事をしていたら、みんな“日本を変えたい”と思っているわけですし」

――会見終了後、宿舎に戻る際、笑顔がテレビに映され、これもまた批判された。

「あれは朝日新聞の男の子が追ってきて、“案里さん!”って呼んだんですよ。パッと振りむいて、もう職業柄、条件反射で笑顔が出ちゃうんです。元々広島支局にいた知ってる記者だったし“どうもありがとう”って言ったら、その瞬間が撮られて流された。もうこういう流れになると、しょうがない。何をやっても、すごく悪い感じで報じられるので。私にはどこかで、期待に応えなくちゃっていう気もあって、できるだけ黒い服を着て、悪い感じを演出したりもしています」

2402名無しさん:2020/11/13(金) 19:13:48
>>2401

〈私は今回の事件では、大将です〉
 案里氏と話していると、強がりなのか、以前に聞いた話と食い違う時がある。例えばこの日、「小説を書く時、プロットは作らない」と言った。ところが、会う直前に本会議場で文春に撮られた彼女の写真を見ると、手元のノートに登場人物やプロットが書いてあった。後日改めて聞くと、「新作からは作ることにした」と言う。

 また、朝日新聞の記事を私に郵送してきたこともあった。そこには、ウグイス嬢への「3万円」は違法だが、“全国的な相場”である旨が書かれていた。彼女は電話でも「マスコミが報じている『河井ルール』って、『広島ルール』なの」と説明し、広島選出の大物議員らの例を語った。だが、この日、再度確認すると、そうした話は「私、知らない」と言った。

 芝居がかったセリフも多い。自殺未遂2日前のメールにはこう書いてあった。

〈私は今回の事件では、大将です。家臣が良かれと思って行った戦術でたとえ敗けが込んでも、武将の勝敗として歴史に残ります。それが大将というものです〉

――昨夏の初当選から疑惑発覚までの3カ月間を今振り返ると?

「あの頃はとにかく疲れていました。選挙後も体中が痛いし、もう、目を開けていられないんですよ。5月の連休から2カ月以上、2500カ所で街頭演説をやって眼球が焼けちゃったから。毎日眼科に飛び込んで、麻酔を打ってもらっていたんです。そこまでやって、選挙に通ったのに、こんなことで足をすくわれるんだっていう、悔しい想いがやっぱりある。10月27日の党広島県連のイベントで、今度の文春に何かが出るらしいって聞いた時も、きっと私じゃなくて主人のことだろうと思っていたんで。もう壇上で寝ちゃったくらい、疲労困憊でした」

「セクハラなんて、甘い、甘い」
 その4日後、10月31日に文春が発売されて以降、彼女は大きな渦に飲み込まれた。党内でも四面楚歌を強いられ、男性議員からは露骨に煙たがられたという。

 彼女は以前、自民党の体質を私にこう語っていた。

「セクハラなんて、甘い、甘い。男性議員の本当の恐ろしさとは、気に入らない女性を政治的、社会的に抹殺しようと、束になって潰しにかかってくることです」

 また、黒川弘務・前東京高検検事長が賭けマージャン問題で辞職した直後の5月24日夜、彼女は意味深なメールを送ってきた。

〈検察は今、大変なようですね。黒川さんも私も同じように権力闘争のおもちゃにされてしまって、権力の恐ろしさを痛感します〉

 公設秘書も一審で有罪判決を受け、連座制による彼女の失職も秒読み段階に入った。今後の人生をどう考えているのか――。

 二人きりのやりとりが3時間を回る頃、訊ねた。

2403名無しさん:2020/11/13(金) 19:14:17
>>2402

「ミラノにファッションの勉強に行こうと思っていた」
「ここでひと区切りにして、ドロドロした政界と距離を置きたいなと。ホントは私、(昨年春に)県議を辞めて、ミラノにファッションの勉強に行こうと思っていたんです。でも結局、参院選に出ることになっちゃった。だから、自分がなんとなく、消費されているなという意識があって。岸田(文雄)さんと菅(義偉)さんの覇権争い、岸田派と二階派(案里氏の所属派閥)の争い、検察と官邸の対立……。そういう中で“消費される対象”として擦り減っちゃった。だから、自分を取り戻したいっていう気持ちがある。私、今までは、世の中のためになるかどうかという尺度だけで、自分の仕事も生活も計ってきたんです。でも、これから時間ができたら、小説を書くことに没頭したいと思います」

 私の手元に一編の未発表小説がある。題名は『ことばの部屋』。案里氏が5月中に丸5日をかけて綴った。選挙違反を疑われた女性政治家が事情聴取中に検事をなじり、挑発し、かみ合わない問答を続ける約2万字の「処女作」(案里氏)だ。

 彼女は私に、「これは実話じゃない」と強調したが、描かれた内容は、現実のものになろうとしている。

(初出:「週刊文春」6月25日号)

◆◆◆

 このインタビューを手掛けた私は8月の初公判から約3か月半、週に2〜3度のペースで東京地裁に足を運び続けてきた。案里被告の公判を見るため、傍聴希望者の長い列に並び、抽選で当たった時には必ず被告席に一番近い最前列の傍聴席に座った。

 法廷闘争が始まった当初は緊張した面持ちで、終始うつむき加減で臨んでいた案里氏だったが、夫の河井克行氏との審理が分離された9月頃から一変。時に「ふふふ」と不敵に笑い、時に膝の上でピアノの鍵盤を弾くような仕草も見せた。

 一方で、証人が検察の主張に沿った証言を続けていると後ろに座る3人の弁護人にメモを渡すようになり、法廷で再会した現役女性秘書が案里氏に不利な発言をすると背後からギロッと睨みつける場面もあった。

 私はその目つきを見て、ハッとした。

「これは、滝尾小百合そのものじゃないか」

 滝尾小百合とは、案里氏が未発表小説『ことばの部屋』で描いた「疑惑の政治家」。エリート検事からの追及を高飛車な態度でことごとく跳ね返す妙齢の女だ。

『ことばの部屋』には、滝尾が逮捕された後のストーリーは書かれていないが、私は法廷で時折、無言の挑発を繰り返す案里氏の様子を見ながら、彼女があの続編を自ら演じているようにも思えた。

 第1日目を終えた被告人質問は、11月17日と20日にも予定されている。12月には結審を迎え、年明けには判決が下される。

 現実は小説よりもシビアだ。科される罪の軽重は、案里氏自らが創作することはできない。

常井 健一/週刊文春 2020年6月25日号

2404名無しさん:2020/11/14(土) 10:43:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/d62b39b852a4e5c79240478867cc7342b256a488
案里被告「票買う発想ない」 被告人質問、改めて買収意図否定
11/13(金) 21:50配信

 昨年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、公選法違反の罪に問われた参院議員、河井案里被告(47)の公判が13日、東京地裁(高橋康明裁判長)で開かれ、弁護側が被告人質問を実施した。案里被告は地元議員に渡した現金について「票を金で買うという発想自体がなかった」と述べ、改めて買収の意図を否定した。

 案里被告が事件について自ら説明するのは8月25日の初公判以来。初公判では、地元議員への現金供与を大筋で認めた上で「(広島)県議選の陣中見舞いや当選祝いだった」などと述べ、無罪を主張していた。

 被告人質問で、案里被告は平成21年の県知事選に落選後、県議に復帰した状況を振り返り、「県議会でつまはじきにされた。その中で私を快く迎え入れてくれたのが、今回現金を渡した岡崎哲夫県議らだった」と述べた。現金の趣旨は「感謝の気持ち」としての当選祝いや陣中見舞いで、「決して参院選の票の取りまとめの依頼ではない」と強調。配布時に領収書の発行を求めなかったことについては「個人献金で、寄付の控除を受けるつもりはなかった」と釈明した。

 県議時代の30年秋、自民党の二階俊博幹事長から参院選出馬を打診されたとも言及。先月の公判に証人として出廷した岡崎県議が「案里被告は『(現金を)二階幹事長から預かった』と言った」と証言したことには、「記憶にないが、私なら言いかねないかな」と笑い、冗談だったとした。

 起訴状によると、夫で元法相の衆院議員、克行被告(57)と共謀し、地元議員5人に170万円を供与したとされる。うち4人はこれまでの公判で、現金の趣旨を「参院選の応援依頼だと思った」などと証言。岡崎県議は「当選祝いと思った」とする一方、「(参院選の)支援依頼の趣旨もあったかもしれない」と述べていた。

 克行被告は5人を含む計100人に現金を供与したとして、同罪で公判中。弁護人を一時解任し、9月に案里被告の公判から分離された。

https://news.yahoo.co.jp/articles/db0727e759340d91b96e275251c36edb918de18b
河井案里議員 初の被告人質問 取材記者リポート
11/13(金) 20:52配信

<岡森吉宏記者>
きょうの河井案里被告は笑顔を負見せるなどリラックスした様子で被告人質問に臨んでいる姿が印象的でした。
左襟に議員バッジを付け上下黒色のスーツ姿で法廷に現れた案里被告。
弁護側から岡崎県議に現金を渡すとき「二階幹事長から」といったのを覚えているかと聞かれると「記憶にはございませんが、、私なら言いかねません」と笑いながら話すなど笑顔も交えながら答えていました。
きょうは弁護側からの質問でしたが、来週17日からは検察側の被告人質問が始まります。
案里被告の行為が買収に当たるのか渡した現金の”意味合い”についてさらなる追及が行われるものとみられています。

2405名無しさん:2020/11/20(金) 10:24:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/91c1d464997317ff0a32f24e77a81fd8736953fc
「動画を配れば面白い」法廷でわかった河井克行元法相のトンデモ行為と「妻・案里氏とのすれ違い」
11/20(金) 6:12配信

「裁判長! 答弁を差し控えます!」

 10月22日、被告人の男がこう声を張ると、東京地裁の法廷で失笑が漏れた。声の主は、元法相・河井克行被告(57)。この日は妻、案里被告(47)の公判で証人として出廷した。

 自身も公判中の身であることを理由に証言を拒否する克行被告は、検察側から質問されるたびに「裁判長! 差し控えます!」などと、声を張り上げまともに取り合わなかった。2時間以上にわたり100回を超える証言拒否。その際、「証言」を「答弁」といい間違えたことからも国会議員への未練が感じられた。

 案里被告が初当選した昨年7月の参院選で地元・広島の県議や市議、後援会関係者ら支援者総勢100人に計2900万円余りをばらまいたとして、公職選挙法違反(買収)罪に問われた克行被告。うち、5人の計170万円分を共謀したとされる案里被告とともに、夫妻の公判がそれぞれ連日のように東京地裁で開かれている。

 夫妻の公判では、河井陣営による“トンデモ行為”が次々に明らかにされている。

自民党候補に対する“ネガティブキャンペーン”
 案里被告の10月19日の公判では、陣営の「仕事」を請け負った元秘書であるネット業者の供述調書が法廷内で読まれた。そこで語られたのは、参院選広島選挙区で同じ自民党から立候補し、案里被告と野党候補に負けて落選した溝手顕正氏に対する“ネガティブキャンペーン”だ。

 供述調書によると、ネット業者は克行被告の指示で匿名のブログを開設し、溝手氏を支持する自民党広島県連が案里被告をいじめているという記事を書いた。克行被告は自ら内容を逐一チェックしていたという。

 克行被告自身の選挙である平成29年の衆院選の際にも同様の工作を行った、と明け透けな調書だった。反対に、夫妻の陣営に対するネガテイブな内容の記事などは検索エンジンで表示されにくくするという工作も行ったという。

 さらに「週刊文春」(2019年11月7日号)で案里被告の陣営でウグイス嬢に対する法廷上限を超える違法報酬を支払っていた事件が報じられると、狼狽した様子でネット業者に克行被告が接触してきたという。「流出するとまずい」というデータの削除を依頼されたネット業者の男性は、東京・広島にある克行被告らのパソコン内のデータを削除したと供述している。

2406名無しさん:2020/11/20(金) 10:25:34
>>2405

克行被告が指示した動画撮影「案里に邪険な態度をとるかも」
 10月16日の案里被告の公判では、参院選時に案里被告付きの秘書だった女性元スタッフの証人尋問が行われた。検察側の尋問に元スタッフは「克行被告は溝手陣営からいかに票を取るかと考えていた」と証言した。

 定数2の参院選広島選挙区で、当時現職だった溝手氏と案里被告のダブル当選を目指していたはずの自民党。克行被告は配布した現金の趣旨を「買収ではなく党勢拡大活動」とも主張しているが、同じ自民党の溝手氏陣営の支持層の切り崩しに、最も力を入れていたようだ。

 元スタッフの証言によると、集会などの会合で溝手氏と案里被告が同席している場合に、克行被告が「溝手氏が案里被告に邪険な態度をとるかもしれないから必ず動画を撮るように」と指示してきたことも明らかになっている。克行被告は「動画を配れば面白いことになる」とも話していたという。

調書には「(克行被告に)現金もらった」後援会幹部も
 解任した弁護士らを再び雇い、克行被告の公判も再開している。

 被告人質問で本人が話す機会はまだ先になるが、続々と供述調書などが読まれている。これまで克行被告は突然発言したり、独特のスタイルで証言拒否をしたりしていたが、自身の公判が再開してからはノートにメモをするなど粛々と対応する姿も見せている。

 11月16日の公判では現金をもらった後援会幹部が、克行被告の衆院選でも現金をもらった、などとする調書が法廷内で読まれた。

 一方の案里被告の公判は被告人質問も行われ、大詰めを迎えている。年内には結審し、年明けに判決が言い渡される見込みだ。従来通り「現金配布は買収目的ではなく、お世話になった地元議員への当選祝いや陣中見舞いだった」といった主張を繰り返し、起訴内容を否認している。

 一方で、11月17日に行われた被告人質問で案里被告は、“夫婦のすれ違い”も赤裸々に語った。

案里被告が号泣「間違ったお金じゃないかと思った」
 案里被告は夫妻の逮捕前に現金買収の報道がなされると「克行被告に疑惑を問いただした」と証言。克行被告は「スタッフの給与だ」などと説明したが、「金額が多すぎる」と言い返すと克之被告が「あんたは知らん方が良い」と応じたという。案里被告は「間違ったお金じゃないかと思った」と、法廷で号泣した。

 前述の案里被告付きの秘書だった元スタッフの女性は法廷で「すべての原因は克行被告にある。案里被告は離婚してやり直すべきだ」と言い放つシーンもあった。

 永田町からも「異議あり!」の声が聞こえてくる。検察が4月に配布された金を7月の参院選の買収目的と認定していることについて、河井夫妻を擁護する関係者もいる。

「従来の選挙違反事件で買収と認められたのは選挙期間中が中心で、検察の対応は政治活動と選挙運動の線引きを崩壊させている。夫妻はやりすぎで罪に問われるべきだとは思うが、なんでもかんでも選挙目的と言われたら、通常の寄付行為まで買収になりかねない」

 夫妻の方向性は一致せず、さまざまな思惑も交えながら、元法務大臣の国会議員夫妻による大規模買収事件は佳境を迎える。地裁はどのような判決を下すのだろうか。

西川 義経/Webオリジナル(特集班)

2407名無しさん:2020/11/23(月) 12:17:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/55407eb63c7f50d5db08bfaea02333355bc94614
【独自】安倍前首相の秘書ら、東京地検が任意聴取…「桜を見る会」前夜祭の会費補填巡り
11/23(月) 5:03配信

 安倍晋三前首相(66)側が主催した「桜を見る会」の前夜祭を巡り、安倍氏らに対して政治資金規正法違反容疑などでの告発状が出されていた問題で、東京地検特捜部が安倍氏の公設第1秘書らから任意で事情聴取をしていたことが、関係者の話でわかった。特捜部は、会場のホテル側に支払われた総額が参加者からの会費徴収額を上回り、差額分は安倍氏側が補填(ほてん)していた可能性があるとみており、立件の可否を検討している。

 前夜祭は安倍氏の選挙区の山口県下関市に事務所を置く政治団体「安倍晋三後援会」が主催しており、公設第1秘書は同団体の代表を務めている。

 前夜祭は2013年から19年まで、首相が政財界人や文化人らを招待し、歓談する「桜を見る会」の前日に東京都内のホテルで開かれた。安倍氏の地元・山口県の支援者らが1人5000円の会費で参加し、飲食が提供されるなどした。19年の参加者は700人超。野党側は昨年の臨時国会以降、会費が安すぎ、安倍氏側が差額分を補填していたのではないか、などと指摘していた。

 これに対し、安倍氏は5000円の会費はホテル側が設定したもので、安倍氏の事務所職員が参加者から集めて全額をホテル側に渡したと説明。「後援会としての収入、支出は一切なく、政治資金収支報告書への記載の必要はない」などと反論し、「事務所側が補填したという事実も全くない」と述べていた。

2408とはずがたり:2020/11/23(月) 14:03:33
“安倍前首相側が一部費用負担”示す領収書などホテル側が作成
2020年11月23日 12時34分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201123/k10012726821000.html

「桜を見る会」の前日夜に開催された懇親会について、安倍前総理大臣側が費用の一部を負担していたことを示す領収書や明細書を会場となったホテル側が作成していたことが複数の関係者への取材で新たに分かりました。
懇親会をめぐっては政治資金収支報告書に収支を記載しなかった政治資金規正法違反などの疑いでの告発状が提出されていて、東京地検特捜部は安倍前総理大臣の公設第1秘書らから任意で事情を聴くなどして詳しい経緯の確認を進めているものとみられます。

「桜を見る会」の前日夜に開かれた安倍前総理大臣の後援会主催の懇親会は、7年前の平成25年から去年まで都内のホテルで毎年開かれ、会費5000円で支援者らが参加していましたが、野党側が国会で「安倍事務所が費用を補填(ほてん)していたのではないか」などと追及し、全国の弁護士らからは政治資金規正法違反などの疑いでの告発状が提出されています。

“一部費用負担”を示す領収書などをホテル側が作成
政治資金規正法は、政治団体が会費制の催しを行った場合、その収支を収支報告書に記載することを義務づけていますが、複数の関係者への取材で、安倍前総理大臣側が費用の一部を負担していたことを示す領収書や懇親会の費用の総額などが記された明細書を会場となったホテル側が作成していたことが新たに分かりました。
関係者によりますと、懇親会の費用の総額は参加者から集めた会費を上回り、差額分が補填された可能性があるということです。
東京地検特捜部 安倍前首相の公設第1秘書ら任意で事情を聴く
東京地検特捜部もホテル側が作成した領収書などの存在を把握しているとみられ、後援会の代表を務める安倍前総理大臣の公設第1秘書らから任意で事情を聴くなどして詳しい経緯の確認を進めているものとみられます。
懇親会の費用 事務所や後援会の収支は一切ないと説明
安倍前総理大臣はこれまで国会などで「懇親会のすべての費用は参加者の自己負担で支払われており、事務所や後援会の収支は一切なく政治資金収支報告書に記載する必要はない」と説明し、明細書についても「事務所に確認したがホテル側からの発行はなかった」と説明していました。

2409とはずがたり:2020/11/23(月) 14:03:55
郷原信郎 認証済み
7時間前
郷原総合コンプライアンス法律事務所 代表弁護士
報告
https://news.yahoo.co.jp/profile/author/goharanobuo/comments/posts/16060808112103.4b44.32513/
ニューオータニでの「桜を見る会」前夜祭について、安倍事務所側の飲食代補填の公選法違反(有権者への寄附)か、正規料金との差額のホテルからの寄附の政治資金収支報告書の不記載のいずれかの違法行為の成立が否定できないことは、かねてから指摘してきた。捜査を尽くせば、何らかの違法行為が明らかになる可能性が高い。しかし、同記事のとおり、秘書を任意聴取したことが事実だとしても、検察は、同事件の告発を受理しておらず、菅原一秀衆議院議員の公選法違反事件のように、不起訴方向の証拠を集め、検察独自に立件した上で不起訴処分を行おうとしている可能性もある。果たして、起訴に向けての捜査なのか、不起訴決着を意図しているのか、検察捜査の行方は予断を許さない。

2410名無しさん:2020/11/23(月) 16:08:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/66d6aa6cea8bf6c6ba90d1c74a6051dbed1c1519
埼玉県議会の調査研究費、3割が地元団体の「会費」に
11/23(月) 11:35配信

 埼玉県議会で支出された2019年度の「調査研究費」のうち3割にあたる約580万円が、商店街振興組合やNPO法人など約160団体の「会費」のために支出されていたことが朝日新聞の集計でわかった。公開資料では、会費の支払いにより具体的にどんな調査研究に役立ったのか不透明で、専門家は「調査内容も公開するべきだ」と指摘している。
 19年度の調査研究費は、全会派で計約1759万円の支出があった。このうち、公明党を除く各会派の約50人が地元団体などに「年会費」や「入会金」として計約580万円を出した。

 県議会の運用指針では調査研究費を年会費などに充てられることになっているが、会員としての具体的な活動内容はうかがい知れない。調査研究の報告書を必ず整理・保管することになっているものの、一般に公開されているのは主に領収書だけだからだ。

 会費の支出先として目立つのは、県内各地にある「倫理法人会」。一般社団法人「倫理研究所」(東京都)の法人会員組織で、約580万円の半分を超える計約300万円を占めた。自民、無所属県民会議、民主フォーラムの3会派の少なくとも25人が支払っていた。会費は月1万円で年12万円となる。

 同会は、早朝の経営者セミナー開催や日ごとの「心がけ」をまとめた小冊子の配布をしており、「経営者が自社の繁栄を目指す」ことが目的としている。会費を支出している県議らは「経営者の意見を聞くだけでも役に立つ」「経営状況について生の意見が聞ける」と説明する。

 一方、同会への会費を調査研究費からではなく、自費で支出している県議が複数いる。「経営者との人脈を作れるが、政務活動とは関係ない」「倫理法人会は会社をよくするための会と思っている」というのが理由だ。

 全国市民オンブズマン連絡会議(名古屋市)の新海聡・弁護士は会費全般について「情報収集に役立ち得るものだとは思うが、選挙区内での『顔つなぎ』や通常の交際費と何が違うのか疑義が生じる」と指摘。「ブラックボックスとしないよう、いつ、どんな調査研究をしたのか公開することが大切だ」と話している。

朝日新聞社

2411名無しさん:2020/11/23(月) 16:10:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ed09a7572c77fdd99aba46c71992deeeb8de55d
安倍前首相秘書を聴取 東京地検、任意で 「桜」夕食会、補填疑惑
11/23(月) 10:06配信

 安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」前夜に東京都内のホテルで開催した夕食会に関し、東京地検特捜部が前首相の公設第1秘書らから任意で事情聴取していたことが23日、関係者への取材で分かった。

 夕食会をめぐっては、後援会がホテル側に支払った総額が参加者からの徴収額を上回っていたとして、市民団体などが政治資金規正法違反などの容疑で告発状を地検に提出。特捜部は、後援会の代表である公設第1秘書から事情を聴き、差額を前首相側が補填(ほてん)した可能性があるか調べているもようだ。

 夕食会は、山口県下関市に事務所を置く政治団体「安倍晋三後援会」の主催で2013年から19年まで、桜を見る会の前日に東京都内のホテルで開催された。地元支援者らが1人5000円の会費で参加し、国会で野党は、会費が割安で、前首相側が差額分を補填した疑いがあると追及していた。

 前首相は「5000円の会費はホテルが設定し、自身の事務所はホテルと参加者の契約を仲介しただけだ」と主張。明細書は受け取っておらず、収支は発生していないため政治資金規正法違反には当たらないなどと答弁していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/73d59cd0379a0f289a13f1cca88f1e181b98a368
桜を見る会問題で安倍前首相の秘書ら聴取
11/23(月) 11:01配信

 安倍晋三前首相主催の「桜を見る会」を巡り、前夜の夕食会で飲食代を提供したとして、公選法違反(寄付行為)などの疑いで告発状が出されている問題で、東京地検特捜部が前首相の秘書らを任意で事情聴取したことが23日、関係者への取材で分かった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cb1563778de2e66d27753cf8231b982c12c87aec
安倍前首相秘書を特捜部が聴取 桜を見る会を巡る問題で
11/23(月) 11:20配信

 安倍晋三前首相が主催した「桜を見る会」を巡り、前夜に開かれた夕食会で有権者に飲食代を提供したとして、公選法違反(寄付行為)と政治資金規正法違反の疑いで前首相らに対する告発状が出されている問題で、東京地検特捜部が前首相の秘書らを任意で事情聴取したことが23日、関係者への取材で分かった。特捜部は立件の可否を慎重に検討中。

 夕食会は2018年4月、東京都内で開かれ、約800人が参加、会費は1人5千円。告発状によると、首相と後援会幹部は、1人当たりの飲食代が少なくとも1万1千円はするのに、5千円しか徴収せず、差額の6千円程度を提供した疑いがあるなどとしている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/81429a9e68b2b5c89d4dea1ea3d193605ebd22b4
捜査協力し、真摯に対応と安倍前首相事務所
11/23(月) 15:44配信

 安倍晋三前首相の事務所は23日、桜を見る会を巡り、秘書らが東京地検に任意で事情聴取されたことに関し「刑事告発されたことを受けて説明を求められたので、捜査に協力し、真摯に対応している」とのコメントを発表した。

2412名無しさん:2020/11/24(火) 22:28:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/1cf7df58282d105c8d9939ed842d97a09f4164aa
【独自】安倍氏側、5年間で800万円超補填か…ホテル側が差額受領の領収書作成
11/24(火) 6:45配信

 安倍晋三前首相(66)側が主催した「桜を見る会」の前夜祭を巡り、会場のホテル側に支払われた総額が、昨年までの5年間に計約2300万円に上ったのに対し、参加者からの会費徴収額は計1400万円余りにとどまっていた疑いのあることが関係者の話でわかった。東京地検特捜部は、差額の計800万円超を安倍氏側が補填(ほてん)していた可能性があるとみて、捜査している。

 前夜祭は昨年まで、政治団体「安倍晋三後援会」(山口県下関市)が「桜を見る会」の前日に東京都内のホテルで開催。毎年、安倍氏の地元・山口県の支援者ら数百人が1人5000円の会費で参加し、飲食が提供されるなどした。

 関係者によると、前夜祭の費用は2015年から昨年にかけて、年約300万〜600万円余りかかったものの、参加者から集めた会費は年200万〜300万円台だった。差額は多い年で約250万円に上っていたという。

 ホテル側は、安倍氏側から差額を受領したことを示す領収書を作成し、安倍氏側に渡していたといい、特捜部も領収書の存在を把握。ホテル側や安倍氏側から提出された資料を分析するとともに、安倍氏の公設第1秘書や私設秘書のほか、地元の支援者ら少なくとも20人以上から任意で事情を聞いた。

 前夜祭を巡っては、差額分を安倍氏側が補填していたのではないかと野党が追及。市民団体なども政治資金規正法違反や公職選挙法違反の容疑で特捜部に告発状を提出していた。

 安倍氏はこれまで、「後援会としての収入、支出は一切なく、事務所側が補填したという事実も全くない」と説明。安倍氏の事務所は23日、「告発を受けて説明を求められたので、捜査に協力し、真摯(しんし)に対応している。詳細については、差し控える」とのコメントを出した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7b04f2d79eea94fc2e636fe61a54dc0c047668f6
【若狭勝氏の目】今までの特捜部の政治に忖度するふがいなさを考えると処罰されない可能性が高い…安倍前首相の秘書聴取
11/24(火) 7:00配信

 安倍晋三前首相側が主催した「桜を見る会」の前夜祭で有権者に飲食代を提供したとして、公選法違反(寄付行為)と政治資金規正法違反の疑いで安倍氏らに対する告発状が出された問題で、会場のホテル側が作成した明細書などに、安倍氏側が費用の一部を補填(ほてん)した内容が示されていることが23日、分かった。また、東京地検特捜部が、安倍氏の公設第1秘書らを任意で事情聴取していたことも明らかに。安倍氏はこれまで、明細書の存在や疑惑を否定していた。

 元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士は、安倍氏の秘書らが東京地検に事情聴取されたことについて、「特捜部は、刑事告発され、受理された事件について、起訴にするか不起訴にするかの処分をしないといけない。それに向けて関係者を取り調べて捜査しているのだろう。普通であれば12月末までに処分を決定する可能性が高い」と指摘した。

 安倍氏が首相を辞任していることについては「捜査をやりやすくはなったと思うが、菅さんが継承しており、安倍さんも自民党で相当な力を持っている」と話した。

 今後の見通しは「今までの特捜部の政治に忖度(そんたく)するふがいなさを考えると、処罰されない(不起訴の)可能性が高い」という。不起訴になり、告発人が検察審査会に申し立てた場合、「捜査が尽くされているか」が一つのポイントになるとした。

 一方で「安倍さんないし、安倍さんの秘書を処罰すれば大したもの。政治的に相当な影響を与える。今までの忖度するスタンスを終わらせて元の検察の姿に戻ったということではないか」と考えを述べた。

報知新聞社

2413名無しさん:2020/11/24(火) 22:28:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/43733506fe2197d626634184625d5f7e49a94526
安倍前首相側 800万円以上負担か 「桜を見る会」前夜祭の費用
11/24(火) 0:27配信

フジテレビ系(FNN)

FNNプライムオンライン

「桜を見る会」前夜祭の費用のうち、5年間で、少なくとも800万円以上を安倍前首相側が負担したことを示す領収書があることがわかった。

安倍前首相側主催の「桜を見る会」の前夜祭をめぐっては、前首相側が実費と参加費の差額を負担した公職選挙法違反の疑いなどで、市民団体などが告発している。

東京地検特捜部は、これまでに公設秘書らから任意で事情を聴いているが、関係者によると、会場だったホテル側の領収書には、2019年までの5年間の費用のうち、少なくとも800万円以上を前首相側が負担した内容が記されているという。

前首相の事務所は、「捜査に協力し、真摯(しんし)に対応させていただいている」とコメントしている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/68e94ed88e6d05ab588154943271f5af38743251
安倍前首相側、数百万円負担か 「桜を見る会」夕食会
11/23(月) 22:06配信

 安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」の前日に主催した夕食会をめぐり、安倍氏側が費用の一部として例年、1回あたり100万円以上を負担した疑いがあることが関係者への取材でわかった。「事務所側が補?(ほてん)した事実は全くない」とした安倍氏の国会答弁と矛盾する可能性がある。東京地検特捜部は公設第1秘書らから任意で事情聴取し、政治団体の収支の記載を義務づけた政治資金規正法違反(不記載)に当たらないか慎重に調べている。

 夕食会は、公設第1秘書が代表を務める政治団体「安倍晋三後援会」(山口県下関市)が2013〜19年に都内のホテルで開催。安倍氏の地元支援者らが招かれ、1人5千円の会費制だった。安倍氏は自身の事務所職員が参加者から集金してホテル側に支払ったと説明し、「事務所や後援会の収入、支出は一切ない」として収支報告書への記載は不要だと説明してきた。

 一方、関係者によると、安倍氏側から支払いがあったことを示す領収書をホテル側が作成しており、それらによると、夕食会にかかった総費用は参加者から集めた会費だけでは足りず、差額を安倍氏側が負担した可能性があることが判明。差額は数年間で少なくとも計数百万円だったという。

朝日新聞社

2414名無しさん:2020/11/25(水) 00:33:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/74f41fd7707997d48ba95ef140b6c234bbced6d4
安倍氏の参考人招致要求 立憲幹部 山口公明代表「説明責任ある」
11/24(火) 11:22配信

 立憲民主党の安住淳国対委員長は24日、東京地検特捜部が「桜を見る会」をめぐる問題で、安倍晋三前首相の公設第1秘書らから任意で事情聴取していたことに関し、「本人の口からまず説明してもらわないといけない。あすの予算委員会(集中審議)で早速、参考人で来てもらうことを要求したい」と述べた。

 国会内で記者団の質問に答えた。

 立憲、共産、国民民主、社民の野党4党は24日午後、国会内で国対委員長会談を開催。安倍氏の参考人招致要求について認識を共有する見通し。

 安住氏は「買収にも当たる容疑だ。場合によっては証人喚問もせざるを得ないような状況だ」とも語った。

 公明党の山口那津男代表は記者会見で「(検察の)捜査を見守ることが政治側の基本だ」と強調。ただ「説明責任を尽くす基本的立場は、安倍前首相側にある」とも指摘した。

 加藤勝信官房長官は会見で捜査について「報道をベースにコメントすることは差し控えたい」と述べるにとどめた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2207fe9b2d78b9bea91e59b1e9b88d73d78db4f0
安倍前首相周辺が補?認める 「桜を見る会」前夜祭
11/24(火) 19:26配信

 安倍晋三前首相(66)の後援会が主催した「桜を見る会」の前夜祭を巡り、安倍氏周辺は24日、ホテルに支払った費用総額の一部を同氏側が補?(ほてん)していたことを明らかにした。安倍氏には伝えておらず、今月23日に補?の事実を報告したという。安倍氏は首相在任中に国会などで前夜祭について「安倍晋三後援会の収入、支出は一切ない」などと事実と異なる答弁をしていた。

 周辺によると、安倍氏は前夜祭の問題発覚後の昨年11月か12月ごろ、安倍事務所の秘書に前夜祭の経緯について「会費の(参加者1人当たり)5000円以外を事務所は支出していないか」と電話で確認した。秘書は会費以外の支出はないと回答した。秘書は前夜祭の費用総額は会費だけでは足りず、一部を安倍氏側で補?していた事実を把握していたが、政治資金収支報告書に記載していなかったため、帳尻を合わせるためにそう答えたという。その後、今井尚哉首相秘書官(当時)からも「間違いないか」と確認の電話があったが、秘書は同様の説明をした。補?は第2次安倍政権発足直後の2013年から毎年行われていたという。

 安倍氏は国会で「後援会としての収入、支出は一切なく、政治資金収支報告書への記載の必要はない」「事務所側が補?したという事実もまったくない」などと答弁してきた。秘書からの説明が虚偽だったとしても、誤った答弁を繰り返していたことになる。

 東京地検特捜部が安倍氏の公設第1秘書らから任意で事情聴取しており、安倍氏側が費用を補?した可能性が判明したことを受け、秘書が今月23日に安倍氏に虚偽の説明をしていたことを伝えたという。

 安倍氏は24日、この問題について国会内で記者団に「告発を受けて捜査が行われていると承知している。事務所としては全面的に協力していく。これ以上のことについては、今の段階でお答えすることは控えたい」と語った。

 野党が説明責任を果たしていないと批判していることについては「説明責任を果たしていないということではなく、もう国会で答弁している。今はまだ(捜査の)途中の経過なので、お話をすることは差し控えたい」と述べるにとどめた。【遠藤修平】

2415名無しさん:2020/11/25(水) 00:33:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe77e79e6c95f2f49c3e962ca1dfdf939913de14
安倍氏の地元も「答弁、何だったのか」 「桜を見る会」補?に疑問の声
11/24(火) 21:41配信

 安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」の前夜祭の費用総額の一部を補?(ほてん)していたことを安倍氏周辺が認めたことについて、地元・山口県下関市の関係者からは「信じられない」と驚きが漏れる一方、「補?は一切ないとしていた国会答弁は何だったのか」「安倍氏が知らなかったはずがない」と疑問の声も上がった。

 周辺によると、安倍氏の秘書は前夜祭の費用総額は会費だけでは足りず、一部を安倍氏側で補?していた事実を把握していたが、安倍氏には伝えず、問い合わせに対しても会費以外の支出はないと回答したという。安倍氏は首相在任中に国会などで前夜祭について「安倍晋三後援会の収入、支出は一切ない」などと事実と異なる答弁をしていた。

 こうした説明について、安倍事務所から誘われて前夜祭に参加した元市議は「料理はどこの立食でも出るような内容であり、5000円の会費で妥当と思っていた」としたうえで、「安倍さんはあれだけ国会で否定しているので、『知らなかった』で逃げるしかないでしょう」と話した。また、別の元市議は「秘書がやったといっても、安倍さんの責任は避けられない。『秘書がやった』では国民は信用しない」とした。

 後援会の元関係者の男性も「安倍さんは緻密な人で、秘書から報告を聞いていなかったとは思えない」と語り、前夜祭に参加した男性は「会費が5000円でも高いと思った内容だったが、安倍さんが補?の事実を知らずに国会で答弁していたなんていうことはあり得ないだろう」と話した。

 一方、元後援会幹部の男性は「会費を決めて、それでパーティーの総額をまとめてもらうことは、政治の世界では日常的に行われている。もし費用が増えたならば会費を増やせばよかった。なぜこのような事態になったのか理解できない」と語った。支援者の女性も「パーティーは会費に見合ったものだった。補?は信じられない」と話した。

 「『桜を見る会』問題の真実を求める下関・長門市民の会」の豊嶋耕治共同代表は「国会答弁は何だったのかと怒りがこみ上げてくる。安倍さんが知らなかったことはないと思う。全部事務所がやったというだけでは済まされない」と憤った。安倍氏を支援してきた下関市の自民党員の50代男性は「安倍さん自身は聞いていなかったとしても、本人がきっちりと正確に説明してほしい」と求めた。

 安倍氏と同じ下関市を地盤とし、自民党県連幹事長を務める友田有県議は「報道されているだけで、本当かどうか分からない。コメントできない」とした。【佐藤緑平、部坂有香、平川昌範】

2416名無しさん:2020/11/25(水) 01:07:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/76b571eafa4c5e8ef0e651cd9de152c6116ded0a
河井夫妻、政治資金の収支不記載 1.5億円、解明進まず
11/20(金) 9:56配信

時事通信
 広島県選挙管理委員会は20日、2019年分の政治資金収支報告書を公表した。

 同年の参院選をめぐり公職選挙法違反(買収など)の罪に問われた元法相で衆院議員の河井克行被告、妻で参院議員の案里被告(いずれも自民党離党)がそれぞれ支部長を務めていた同党支部は、二つとも「関係書類が押収されている」として収支の記載がなかった。

 夫妻側には参院選前、党本部から選挙資金計1億5000万円が提供された。野党は「買収の原資になったのではないか」と追及してきたが、資金の流れが解明できない状態が続く。

 収支報告書では克行被告の「自民党広島県第3選挙区支部」、案里被告の「自民党広島県参議院選挙区第7支部」ともに収入と支出を「不明」と記載。「関係書類が返還されたときには報告書を訂正する」とする会計責任者の宣誓書が付けられている。

2417名無しさん:2020/11/25(水) 18:06:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6bdac0a9602c9615bdab60dca6bfd31e375979f
「桜」答弁、菅首相は自身の責任否定 安倍氏招致「国会で判断を」 衆院予算委
11/25(水) 11:24配信

 衆院予算委員会は25日午前、菅義偉首相と関係閣僚が出席して集中審議を行った。

 首相は、安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前夜祭をめぐる問題で、野党が求めている安倍氏の国会招致について「国会で決めることだ」と述べるにとどめた。安倍氏周辺が前夜祭の費用の一部補填(ほてん)を認めていることに関しては、自身の直接的な関与や責任を否定した。立憲民主党の枝野幸男代表への答弁。

 前夜祭をめぐっては、参加者が払った会費と実際の経費の差額を補填し、2015年から昨年までに総額800万円超をホテル側に支払ったことを安倍氏側が認めている。安倍氏は首相当時、契約主体は参加者個人で、安倍事務所は仲介しただけだと国会で説明していた。

 首相は「刑事告発に対応した検察の捜査に安倍事務所として全面的に協力し、その趣旨を(安倍氏が)述べている」と強調。これに対し枝野氏は、首相が官房長官当時、安倍氏の見解に沿った答弁をしていたことを念頭に「知らなかったとの言い訳は通用しない」と責任を追及。首相は「私自身、安倍前首相が国会で答弁された内容について、(安倍氏に)確認し答弁してきた」と反論した。

 新型コロナウイルス感染拡大で事業の一部停止を決めた政府の観光支援事業「Go To トラベル」について、首相は「地域経済を支える中で極めて有力だ。国民の命と暮らしを守る中で大きな成果がある」と述べ、事業の抜本見直しには否定的な見解を示した。

 「Go To イート」を含む一連のキャンペーンについて首相は、「今日の(感染)拡大と直結していない」とも語った。共産党の宮本徹氏への答弁。

 首相は、トラベル事業に関連する陽性者数が延べ4000万人の利用に対して約180人にとどまると強調。「コロナウイルス拡大防止を最優先としながら、経済を回していかなければならない」と持論を展開した。一方で、「もしこうしたことに勝るものがあり、ご提案いただければ受け入れる」と述べ、枝野氏に代替案を示すよう迫った。

2418名無しさん:2020/11/25(水) 19:08:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/b23b2aaceb1484e3a558b2021a67d3a82ae03e7b
「桜を見る会」疑惑で窮地の安倍前首相 友人に語っていた警戒感「ビール一杯でも違反になる」〈dot.〉
11/25(水) 17:20配信

 安倍晋三前首相が窮地に追い込まれている。

 25日、朝日新聞は安倍氏の後援会が「桜を見る会」の前日に主催した夕食会をめぐり、安倍氏側が過去5年間で総額約916万円を負担していた可能性があると報じた。ホテル側が安倍氏の資金管理団体「晋和会」宛てに出した領収書もあったとされ、東京地検特捜部は安倍氏の秘書や関係者を事情聴取して、政治資金規制法違反にあたるか調べを進めているという。また複数のメディアは、安倍氏周辺の関係者の話として、費用の一部を補てんしていたことを認めた上で「(政治資金)収支報告書に記載すべきだったという事実を担当秘書は知っていた」などの証言を紹介している。

「桜を見る会」をめぐっては、安倍氏の地元支援者が多数招待されていたことから、昨年の国会で「税金の私物化」ではと批判を浴びていたが、その前日にホテルで行われた夕食会についても1人5千円の参加費用に対して、高額なのではないかと追及されていた。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこのタイミングで報道が出てきた理由をこう分析する。

「タイミングとしては、学術会議問題やGoToキャンペーンへの批判などで強い批判を浴びている菅義偉首相に対して、早くも安倍前首相の『再登板』待望論などの報道が出始めた頃でした。最初の国会を何とか乗り切りたい、批判の矛先を変えたいという菅官邸の“意思”が働いていたと考えられます。『桜を見る会』の疑惑は、登場人物が安倍氏の1人だけです。『森友・加計問題』などは他の閣僚も巻き込むことになりかねないが、『桜』なら批判の矛先が向くのは安倍氏だけ。菅首相もほとんどノーダーメージで済みます。最初のスクープが読売新聞で、NHKもかなりの情報量を持っていることからも、情報の出どころは官邸に近い筋だろうと推察できます」

 安倍氏は国会で「安倍事務所もまた後援会にも一切、入金、支出はない」「ホテル側が設定した価格であり、価格以上のサービスが提供されたわけでは決してない」「事務所側が補てんしたという事実もない」などと主張し、ホテル側からの明細書も「発行は受けていない」と語っていた。結果として、これらの国会答弁は完全に矛盾することになる。

 24日、安倍氏は「国会での説明と違う」と詰め寄る記者に対して、「私はもう国会で答弁させて頂いている」と反論。約1分だけ立ち止まりこう答えた。

「告発を受けて、事務所として全面的に協力している。まだ途中の経過だから、今の段階ではお話しすることは控えたい」

2419名無しさん:2020/11/25(水) 19:08:51
>>2418

 この疑惑が噴出する4日前の11月19日。安倍氏の姿は東京・赤坂の「明治記念館」にあった。ある女性実業家の出版記念パーティーに昭恵夫人と参加していたという。出席者の1人はその時の様子をこう語る。

「女性実業家は昔から昭恵さんが懇意にしていた方で、晋三さんは急きょ、昭恵さんに呼ばれて出席したようです。昭恵さんはファーストレディーの重圧から解放されたからか、とてもはつらつとして昔に戻っていました。最近では、経営している居酒屋『UZU』にも顔を出し始めたようです。晋三さんも体調はよさそうでスピーチでは『総理大臣の時よりも、暇になりましたので』などと言って笑いを誘っていました。暇だと言いながら食事にも手をつけずに出て行ったので、変わらず忙しくしているようでした。晋三さんはこうした会合にも嫌な顔をせずに出席するように、支援者をとても大切にする人なので、(費用の補てんは)そうした思いが行き過ぎた結果かもしれません」

 朝日新聞などによると、補てんを認めた関係者は、安倍氏が国会で事実と異なる答弁をしていたことに対して「当時、秘書が安倍首相に虚偽の説明をしていた」と話したという。昨年の国会答弁前に安倍氏が秘書に「事務所が(一部を)支出していることはないか」と確認すると、秘書は「払っていない」と虚偽の説明をしたとする。この証言が真実かはわからないが、安倍氏と学生時代の同級生でもある友人の1人はこう語る。

「安倍くんは、新人議員の頃に『選挙区ではビール1杯をごちそうになるだけでも違反になる』と言っていたくらいお金には敏感な政治家でした。友人同士の飲み会でも、お金の貸し借りを作るようなことはしません。そうした意識を持って政治家をやってきた人間なので、自分から(秘書に費用の補てんを)指示することはないと思います」

 だが、はたして秘書の独断で安倍氏が何も知らないということがあり得るのだろうか。前出の角谷氏は疑問を呈する。

「長年、公設第一秘書がやっていたことを、ボスである政治家が何も知らないということは考えられません。ましてや首相であれば、より厳しい監督責任が問われます。もし本当に何も知らなかったら、世間からは間抜けな政治家だという烙印が押されてしまうでしょう。もしこれで秘書だけに責任を負わせることになったら、首相は国会で何を言っても許される、何をやってもいいということになる。中途半端な捜査で終われば、東京地検特捜部への批判も免れないでしょう」

 安倍氏の関与はあったのか、なかったのか。東京地検特捜部の捜査の進展とともに、安倍氏は「正念場」を迎える。(取材・文=AERAdot.編集部・作田裕史)

2420とはずがたり:2020/11/26(木) 21:13:47
「news23」星浩氏、安倍前首相側が「桜を見る会」領収書を廃棄していたことに「捜査当局側は、かなり悪質な証拠隠滅だとにらんでいるようです」
スポーツ報知 / 2020年11月26日 8時38分
https://news.infoseek.co.jp/article/hochi_20201126-OHT1T50073/

 25日放送のTBS系「news23」(月〜木曜・後11時、金曜・後11時半)で、「桜を見る会」の前夜祭で安倍前総理側が費用の一部を補てんしていた問題をめぐり、国会では、野党側が当時官房長官だった菅義偉首相の責任などを追及したことを報じた。

 衆院予算委員会では、立憲民主党の福山哲郎幹事長が「安倍前総理に、このことについて確認いただけませんか。補てんがあったのかどうか、実際にホテルから明細書と領収書が発行されたのかどうか」との質問に菅首相は「捜査機関が活動内容に関わっている事案ですから、それについて私は確認して、この場で申し上げるべきではないと思います」と答弁した。 また、当時、官房長官として安倍前首相と同様の答弁を行った菅首相の責任についても、野党は追及したが「私は安倍前総理が国会で答弁された内容について、確認をしながら答弁をしています。事実が違った場合は、それは当然私にもですね、この責任、答弁をした責任は私がありますから、そこは対応するようになるというふうに思います」と菅首相は述べた。

 今回の問題では、安倍前首相側が前夜祭を開催したホテルニューオータニから受け取った領収書を廃棄していたことも分かった。スタジオでアンカーの星浩氏は今回の問題について今後の展開を「今、言われているのは収支報告書の記載漏れで秘書の罰金刑で終わりという見方」と指摘した。一方で「800万とも900万とも言われるこの補填をどういう風に補填したのか原資を含めて本格捜査が始まるんじゃないかという見方がありまして、とりわけ領収書を廃棄したことは、かなり悪質な証拠隠滅だとにらんでいるようです、捜査当局側は。捜査当局の本気度が問われてくる」と解説していた。

2421名無しさん:2020/11/27(金) 19:59:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7fad076ec7c7be2289504592f8bb0ba499beee2
「安倍氏秘書が参院選公示前に支援者回り」
11/26(木) 11:20配信

 公選法違反罪に問われた元法相の河井克行被告(57)の公設秘書が26日、東京地裁の公判で「妻の案里参院議員陣営に安倍晋三前首相の秘書が応援に入り、参院選公示前から多数の支援者を回っていた」と証言した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fd1ed537625287a86a4529f82518de33cebbc3d0
安倍氏側、13年に記載方法を総務省に照会…「桜」前夜祭の補填巡り
11/26(木) 0:10配信

 安倍晋三前首相(66)側が主催した「桜を見る会」の前夜祭を巡り、安倍氏側が2013年、開催費用について、政治資金収支報告書への記載方法を総務省に問い合わせ、政治団体に支出が生じれば記載する必要があると回答を受けていたことが関係者の話でわかった。実際には補填(ほてん)額は収支報告書に記載されていない。東京地検特捜部は、安倍氏側が政治資金規正法に抵触する可能性を認識していた根拠とみている。

 前夜祭は13年から昨年まで、「桜を見る会」の前日に東京都内のホテルで開催された。政治団体「安倍晋三後援会」(山口県下関市)が主催し、毎年、安倍氏の地元・山口県の支援者ら数百人が1人5000円の会費で参加。飲食が提供されるなどした。

2422名無しさん:2020/11/28(土) 00:46:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/91d75cea56e7b7b4c365b5b5d38d5504f3d6eb25
交付金割合やや上昇 19年の政党収入、依存体質変わらず 政治資金報告
11/27(金) 20:32配信

 2019年の政治資金収支報告書によると、政党本部の収入総額に占める政党交付金の割合は、前年比1.2ポイント増の42.3%だった。

 同交付金を受け取っていない共産党を除くと、前年より2.5ポイント高い58.2%。収入総額が前年より下がったのが要因だが、税金に依存する収入体質は変わっていない。

 年間を通じて政党交付金を受けた6党で比べると、年間収入に占める割合が最も高いのは旧国民民主党で90.5%。日本維新の会が78.1%で続いた。自民党は72.1%で、最小は公明党の23.4%。借入金25億円を収入に組み入れた旧立憲民主党以外はいずれも前年より依存度が上昇した。

 国会の会派に支給される立法事務費を収入として計上している政党も多い。同費を含む税金依存度でも旧国民が98.3%と最大で、次いで維新87.8%、自民83.0%の順だった。

 他の収入項目では、自民は企業献金の窓口となっている「国民政治協会」から23億8000万円の寄付を受け、党費収入も前年より5500万円増加した。旧立憲や旧国民は党費や事業収入など自前の資金の比重が小さい。

 公明、共産両党は、ともに機関紙・誌発行による収入が柱。共産の事業収入は前年比1.9%増の176億5600万円で、減少傾向に歯止めがかかった。

 19年7月に政党になったNHKから国民を守る党、れいわ新選組は、それぞれ借入金5億5500万円、個人からの寄付5億円が収入の大半を占めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d2c01873731a6441e076b291f4bb689017d4aa4a
自民党の収入、244億円で首位 企業献金は微減、政治資金
11/27(金) 17:00配信

 総務省は27日、2019年分の政治資金収支報告書(総務相所管の中央分)を公開した。自民党の政党本部収入は、244億9千万円で7年連続トップ。献金の受け皿となる政治資金団体「国民政治協会」に対する企業・団体献金は18年比で1.6%減の24億2千万円。12年の政権復帰以来初の減少。

 自民党本部の収入のうち72.1%が政党交付金。

 自民に次ぐのは共産党で204億5千万円。公明党128億9千万円、立民70億5千万円、今年9月解党の国民民主党57億4千万円、日本維新の会20億円、社民党8億1千万円、NHKから国民を守る党6億8千万円、れいわ新選組6億円と続いた。

2423名無しさん:2020/11/28(土) 00:54:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d0c630ca1f372b3f08b399b7bd26fb4865344d0
自民党本部から河井夫妻への1・5億円、半分ずつ配分…使途は「不明」
11/27(金) 20:12配信

 27日に公開された自民党本部の政治資金収支報告書で、昨年7月の参院選を巡る大規模買収事件で起訴された衆院議員の河井克行・元法相(57)(自民党を離党、公判中)と妻の案里・参院議員(47)(同)側に提供された計1億5000万円の内訳が明らかになった。党本部から夫妻側にはそれぞれ7500万円ずつが支出されていた。

 報告書によると、党本部は昨年4月15日〜6月10日、3回にわたって案里被告が代表の「自民党広島県参議院選挙区第7支部」に計7500万円を支出した。克行被告が代表の「自民党広島県第3選挙区支部」には6月10日、4500万円を提供。これら計1億2000万円は税金が原資の政党交付金だった。

 党本部は6月27日、同支部に3000万円を支出し、2人に提供された資金は同額となった。

 参院選挙区選の自民党公認候補への支援は大半が1500万円で、案里被告側への支援は突出していた。多額の支援や政党交付金でない3000万円の原資などについて、自民党幹事長室は「支部には党内の基準に従って交付し、適正に処理、報告している」としている。

 両支部の報告書には、関係書類の押収を理由に、収支が「不明」と記載されており、1億5000万円の使途はわかっていない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/01c861de2e5bf1f1998f0db659d766c229b3e5f7
涙ぐんだ10分後に笑い出し……河井案里“法廷の一人芝居”
11/27(金) 6:12配信

「主人と暮らす議員宿舎に秘書から電話がありました。彼女が(取り調べで)長時間拘束されてかわいそうだと思ったので、『悪かったわね、大丈夫?』と聞くと、彼女は『大丈夫、大丈夫。それより担当検事がすごくイケメンなの』と。以来、彼女から連絡はありません。その後、彼女は70回以上調べを受け……検事の手下になりました」

 声の主は、公選法違反(買収)の罪に問われている河井案里参院議員(47)。東京地裁の大法廷で3日に分けて行われた被告人質問の最終日(11月20日)、案里氏はまるで昼ドラの主演女優の如く、2分以上も長いセリフを諳(そら)んじた。

 その中で、右腕だった女性秘書の法廷証言を「彼女は検事と不適切な関係にある」ゆえの「虚偽だ」と主張。一人芝居の間、検事たちは呆気にとられていた。

 6月に逮捕された案里氏は勾留中、手錠と腰縄につながれて出廷していた。就活生が着るような地味なパンツスーツに薄汚れたピンク色のサンダルを履き、被告席では伸び切った髪を重たそうにして背中を丸めていた。

 だが、10月下旬に保釈されると容姿が一変する。ショートに整えた黒髪から耳を出し、目元も念入りにメイク。足元は黒いピンヒールに履き替え、常に背筋を伸ばし、胸を張る。一度として同じ服の組み合わせはない。

「参院選に出なかったら、広島県議を辞めて、ミラノにファッションの勉強に行こうと思っていたの」

 逮捕直前、私のインタビューにこう答えた案里氏は、見せ場である被告人質問の初日、13日は細身のスカートで登場。首から胸元にかけて色白な素肌を見せつける「デコルテ見せ」の状態で濃紺のロングジャケットを羽織り、弁護人を相手に時折笑い声を上げつつ、饒舌に無罪を訴えた。

涙ぐんだ10分後にあっけらかんと笑い出し……
 妖艶な勝負服に裁判担当記者は「普通、被告人は謙虚さを印象付けようと努めるのに」と苦笑する。

 被告人質問2日目は一転、黒いジャケット姿の胸元を白い服で埋めたシックな装い。克行氏から資金提供について、「あんたは知らない方がいい」と言われ、「私の選挙は私に知る義務があるし、責任もある」と言い返した場面に言及した際は、涙に声を詰まらせた。だが、10分後にはあっけらかんと笑い出すなど、法廷を舞台に喜怒哀楽を情感たっぷりに表現する。

 一方で、検察の反対尋問で事実関係を詰められると「記憶にない」を連発し、計7時間のやりとりの中で100回以上も答えを避けた。追い込まれているはずの“主演女優”だが、その眼には勝ち気さが漲っていた。

 一審判決は年明けに下る。

常井 健一/週刊文春 2020年12月3日号

2424名無しさん:2020/11/28(土) 00:54:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/efa29612f007226216473e9281f07263bcc7850a
桜を見る会前夜祭 2019年分も収支報告なし 安倍氏の政治団体
11/27(金) 20:26配信

 安倍晋三前首相(66)の後援会が主催した「桜を見る会」の前夜祭を巡り、27日に公表された安倍氏の関係政治団体の2019年分の収支報告書に、昨年4月にあった前夜祭の収支が書かれていないことが判明した。国会で不記載の問題を追及された後も、本来は記載が必要な収支を報告していない可能性がある。

 政治団体は、会を主催した「安倍晋三後援会」(山口県下関市)と、ホテル側が発行した領収書の宛名とされる安倍氏の資金管理団体「晋和会」(東京都千代田区)。山口県と総務省がそれぞれの報告書を27日に公表した。

 この問題を巡っては弁護士らが政治資金規正法違反(不記載)などに当たるとして告発し、東京地検特捜部が秘書らに任意で事情を聴くなど捜査を進めている。両団体の報告書は野党から国会で不記載の問題を指摘された後の今年5月に県や同省に提出されたが、同様に収支を記載していない15〜18年分の報告書と同じ対応を取った可能性がある。

 前夜祭は13年から東京都内のホテルで開催され、会費は1人当たり5000円だった。関係者によると、安倍氏側は15〜19年の5年間で総額約2300万円をホテル側に支払ったといい、参加者から募った会費は総額で約1400万円にとどまり差額を補?(ほてん)してきたとみられている。

 毎日新聞は前夜祭の収支が記載されていないことや、報告書の修正予定などについて安倍事務所に書面で質問したが、回答は得られていない。安倍氏本人はこれまで捜査中を理由に詳細な説明をしていない。【大場弘行、降旗英峰】

2425名無しさん:2020/11/28(土) 10:52:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/6544e5a9d79cfadbf799471f3fa5da677bad8679
政治資金、透明性は大丈夫?  収支報告書公開
11/28(土) 7:30配信

 総務相が所管する2019年の政治資金収支報告書が27日、公表された。政治資金の透明性確保をめぐる課題を探った。

 ―政治資金とは。

 政党や政治家が政治活動をするためのお金だよ。政治資金パーティーや企業・個人の寄付で集めて、政治家同士の会食などの交際費や選挙運動に使われる。政党には税金を元にした政党交付金も入るよ。

 ―公表する仕組みは。

 政党を含む政治団体は毎年、政治資金規正法に従って、前年の収入と支出の内訳を記載した政治資金収支報告書を総務相や都道府県選挙管理委員会に提出し、公表される。虚偽記載には5年以下の禁錮や100万円以下の罰金が科される可能性があるよ。

 ―透明性は保たれているの。

 収支報告制度の改善を求める声はある。例えば、パーティー券の購入者は1回20万円までなら氏名などを載せなくてよい。これでは、誰からいくらお金をもらっているか分からないよね。

 ―使い道のチェックは。

 国会議員の多くは政党支部や後援会など複数の政治団体を抱えている。お金が団体間を行き来して、流れが見えにくくなる場合もある。

 他にも、自民党は二階俊博幹事長ら党幹部に計十数億円の「政策活動費」を支出している。個人が受け取った場合は収支報告の義務がないので、どう使われたかは分からないよ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/58ade0a669ed2b8ae667b405eeef1b9e571fd5a0
れいわ、約5億円の個人寄付集める N国は借入金多く
11/27(金) 17:48配信

 2019年夏の参院選で議席と2%以上の得票を得て、二つの政治団体が「政党」になった。「れいわ新選組」と「NHKから国民を守る党」。それぞれが独自の手法で、億単位の資金を集めていた。27日に公表された政治資金収支報告書から分析した。

 れいわの特徴は、個人寄付の多さだ。報告書によると、19年4月の政治団体設立から同年末の9カ月間で集めた額は4億9984万円。総収入(6億416万円)の82・7%を占めた。政党別では、共産党の6億4947万円に続く2番目。支部が受け皿となる寄付もある自民党の4億9240万円、旧立憲民主党の3428万円、旧国民民主党の1851万円を上回った。

 朝日新聞の集計では、報告書に記載があった寄付者の数は1万1千人超。そのうち、寄付額1万円以下が約8千人を占めた。山本太郎代表は参院選前、集まった寄付額に応じて、候補者の擁立規模を決めると表明。街頭演説で聴衆に寄付を呼びかけ、ボランティアが会場でカンパを募った。

 山本氏は投開票前夜、東京・新宿での演説会場で、集まった額を「3億9千万円」と明かし、続けた。「外で食べようと思っていたけど我慢した。おかずを1品ずつ減らした。何とか絞り出した1千円。自分のご褒美に何か買おうと思っていた500円。みんながそれぞれ我慢をした」。なけなしのお金が寄せられたとのアピールだった。

 報告書を見ると、個人寄付の覧には150万円の「無職」や100万円の「専業主婦」の記載もあったが、1千円の「派遣社員」や「パート・アルバイト」も数多く並んだ。所属国会議員による一律月7万5千円の寄付(計3億6045万円)が、個人寄付の大半を占めた自民党とは対照的だった。(河合達郎)

■N国は借入金が多数 党首「借金、利息つけて返す」

 NHKから国民を守る党の収入総額は約6億8167万円で、前年の収入約331万円から大きくのばした。収入のほとんどを「借入金」としている。

 報告書によると、収入のうち5億5530万円は、212の個人・法人から借りた借入金として計上していた。この結果、総務省に届け出がある政治団体のなかで、収入が14番目に多い団体となり、れいわ新選組や二階派の政治団体を一気に追い抜いた。

 借入先として、立花孝志党首や立花氏の法人、同党の浜田聡参院議員ら同党関係者のほか、200人以上の個人名が記されていた。こうした個人の借入金は1人あたり100万〜1千万円だった。

 立花氏は昨年11月、ネット動画で、借金を呼びかけたところ221人から4億4600万円分の申し出を受けた、と報告。元金に年間5〜10%の利息をつけて返す、と表明していた。「寄付」は年間5万円を超えると、日付や住所も収支報告書に記載する必要があるが、借入金は不要で、詳細は不明だ。

 支出は計約2億7399万円を計上。うち計約1億3千万円以上を立花氏や立花氏の法人に貸し付けていた。他の収入源としては、個人からの寄付が計約4305万円、政党交付金や返還された供託金計約8183万円があった。(田中恭太)

朝日新聞社

2426名無しさん:2020/11/29(日) 00:32:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/21905fefaa580063049e0b76d47cbbad67e276a4
ひろゆき氏「桜問題」で安倍前首相の領収書〝廃棄〟に疑問「法人だと7年間の保管義務がある」
11/27(金) 22:38配信

 元2ちゃんねる管理人で実業家のひろゆき氏(西村博之氏=44)が27日、ツイッターを更新。「桜を見る会」前夜の夕食会を巡り安倍晋三前首相(66)の後援会が参加者の費用を一部補てんした問題について、自身の見解をつづった。

 ひろゆき氏は、安倍氏側が費用を補てんした時に、ホテル側から受け取った領収書を破棄した疑いがあるとした報道に反応。「安倍晋三前首相の言ってることが真実なら、領収書は真実を証明する証拠になるはずなのに、なんで捨てちゃうんだろう」と指摘。

 続けて「領収書は法人だと7年間の保管義務があるので、領収書を捨てるという判断が出る時点でおかしいと思っちゃうおいらです」と疑問を呈した。

 これにフォロワーからは「捨ててたとしても、ホテル側に何らかの記録があるのでは。でも調べないかな」「わざわざ破棄するって普通に考えればやましいことがあるって言ってるようなものですよね」などとする意見が寄せられていた。

東京スポーツ

2427名無しさん:2020/11/29(日) 00:34:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f9307e15f8e1b870e487493cd8d935ce0619043
政治資金から交通反則金を支出 自民・吉川氏の秘書、訂正へ
11/27(金) 18:46配信

 自民党の吉川有美参院議員が代表を務める党三重県参議院選挙区第一支部が、秘書の交通反則金計3万3千円を政治資金から支出していたことが、27日公開された同支部の2019年分政治資金収支報告書で分かった。吉川氏の事務所は「業務中の駐車違反に対する反則金を誤って計上してしまった」と説明し、収支報告書を近く訂正すると釈明した。

 政治資金に詳しい上脇博之神戸学院大教授(憲法学)は「業務中だからといって駐車違反は秘書個人のミス。政党交付金を受けている政党支部が支出するのは納税者の理解を得られず、道義的に問題だ」と指摘した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bbb2df0b286aed6c70f0abc7e00b990c530a3639
自民・吉川氏が秘書反則金を政治資金で支出
11/27(金) 17:48配信

 自民党の吉川有美参院議員が代表を務める党三重県支部が、秘書の交通反則金計3万3千円を政治資金から支出していたことが、27日公表された2019年分政治資金収支報告書で分かった。吉川氏側は近く報告書を訂正するとした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3bb7b7091dde5189b48c3da78fa708d5b719e0f9
自民・吉川有美参院議員が代表 秘書の交通反則金を政治資金から支出 四日市市内で駐車違反
11/28(土) 12:52配信

 自民党の吉川有美参議院議員が代表を務める党の三重県参議院選挙区第一支部が、秘書の駐車違反の反則金を政治資金から支出していたことが、27日に公表された政治資金収支報告書で分かりました。

 支部の政治資金収支報告書には、経常経費の内訳に放置違反金として2件、あわせて3万3000円の支出が記載されています。

 吉川氏の事務所によりますとこの違反金は去年8月、四日市市内で秘書2人が業務中に摘発された駐車違反に対するもので、「誤って計上してしまった」としています。

 吉川氏側は既に報告書を訂正し、三重県の選挙管理委員会に届け出たということです。

最終更新:11/28(土) 12:52
三重テレビ放送

https://news.yahoo.co.jp/articles/b89ee81941cd365fad66ea720241e486120ce738
吉川参院議員、秘書の交通違反反則金を政治資金から支出
11/28(土) 8:00配信

 自民党の吉川有美参院議員(三重県選出、2期)の政治団体「自民党三重県参議院選挙区第1支部」が、吉川氏の秘書による交通違反の反則金計3万3000円を支出していた。県選挙管理委員会が27日公表した2019年分政治資金収支報告書などで明らかになった。

 吉川氏の事務所は「人為的なミス。誤って計上してしまった」と話しており、27日に県選管へ訂正を届け出た。

 19年8月30日と9月5日に県警へ納付した反則金1万8000円と1万5000円を支部の経費として計上していた。事務所によると、秘書が業務中に駐車違反をしたという。

 総務省は、反則金を政治資金から支出するのは、直ちに政治資金規正法違反にならないとしている。ただ、近畿大の辻陽教授(政治学・地方自治論)は「秘書の反則金を個人や企業の寄付などで成り立っている政治資金から支出することは、道義上許されない」と指摘する。【森田采花】

2428名無しさん:2020/11/29(日) 12:09:53
https://www.asahi.com/articles/ASNCW44MVNCQUTFK015.html
自民の政治資金、パーティー依存鮮明に 議員ランキング
有料会員記事
河合達郎
2020年11月27日 20時18分

 自民党の派閥や国会議員が政治資金パーティーに依存している状況が、2019年の政治資金収支報告書でも改めて浮き彫りになった。どのくらい集め、どう使ったのか。資金集めに「重宝」される背景には何があるのか。

「氷代」「餅代」として所属議員に
 自民党の各派閥の資金集めは政治資金パーティーが中心となっている。

 収支報告書によると、各派閥はそれぞれ1回ずつパーティーを開催。収入をみると、トップは二階派の2億4940万円。麻生派の2億2848万円と岸田派の1億8292万円が続いた。総収入に占めるパーティー収入の割合は、二階派や麻生派で8割を超える。12年までの野党時代には収入は低迷していたが、12年末に政権復帰して以降は、各派とも盛り返している。

 二階派のパーティーは19年5月、ホテルニューオータニ(東京都千代田区)で開催。不動産、建設、海運、警備、美容健康製品、パチンコなど幅広い分野の企業がパーティー券の大口購入者となっている。二階派所属で、カジノを含む統合型リゾート(IR)事業をめぐり起訴された衆院議員、秋元司被告=自民党を離党=の汚職事件に関連して立件された淡路明人被告が代表取締役を務めていた2企業も、計160万円を購入していた。

 業界団体の政治団体も名を連ねた。日本歯科医師連盟が150万円、日本酪農政治連盟など5団体が100万円分を買った。

 二階派関係者によると、パーティー券は1枚2万円。所属議員には当選回数や閣僚経験などに応じて販売枚数の目安が示される。下回ってもペナルティーはないが、上回れば派閥から寄付の形で手元に戻る。二階俊博幹事長や伊吹文明・元衆院議長ら最高幹部は、千枚以上販売するという。

派閥や議員にとってパーティーが大きな収入源に。1億円を超す収入を報告した議員も2人いました。
 各派閥は集めた金をどう使うの…

https://news.yahoo.co.jp/articles/36dbf2864742dbeecfe58c8d05b9f7d11f3dfef2
大臣の政治資金、パーティーに依存強まる 透明性に問題
11/28(土) 5:00配信

 菅政権の現職閣僚と、第2次安倍政権で閣僚を経験した政治家が2019年に得た政治資金パーティー収入と寄付のうち、政治資金規正法に従って名前が公表されていない割合が約68%だったことがわかった。安倍政権が発足した直後の13年は約56%だった。パーティーの割合は約69%で、13年の約58%から11ポイント増加。寄付より資金提供者の匿名性が高いパーティーへの依存が強まっている。

 朝日新聞は、現閣僚と安倍政権で閣僚だった政治家計94人の資金管理団体と政党支部を対象に、支援者からの寄付とパーティーの収入を分析。27日までに全国で入手できた19年の政治資金収支報告書を調べた。政治家本人からの寄付や、資金管理団体と政党支部間の資金移動は除外。パーティーは19年中に収支があったものを分析対象とした。

 その結果、19年分は個人と法人、政治団体から得た寄付計約13億5千万円のうち、約94%は名前が記載されていた。一方、パーティー収入計約30億8千万円のうち名前が記載されていたのは約5%にとどまった。

 13年分の寄付で名前が記載されていた割合は約93%、パーティー券購入者は約8%だった。

 政治資金パーティーは、1回につき20万円を超えるパーティー券の購入者の名前や住所、金額を収支報告書に記載しなければならない。強い職務権限を持つ大臣の政治活動には高い透明性が求められるため、大臣規範では「国民の疑惑を招きかねないような大規模なパーティーの開催は自粛する」と定められている。

朝日新聞社

2429名無しさん:2020/11/29(日) 12:10:58
https://www.asahi.com/articles/ASNCW44XSNCNUTFK01Q.html
資金集め「寄付よりパーティー」なぜ 9割が購入者不明
会員記事
浅沼愛 松山尚幹
2020年11月27日 20時31分

 政治資金パーティーは、政治家らの政治団体が活動資金を集めるために開く。政治資金規正法でも認められている。

 政治団体はパーティー券を個人や企業・団体向けに販売し、1枚につき1万円や2万円などが相場。販売収入から、会場の使用料や提供する食べ物や飲み物の費用といった支出を差し引いた額が政治団体の利益になる仕組みだ。

 パーティーと並ぶ主な収入源である寄付は、年間5万円を超えると、個人や企業・団体の名前や住所、金額などを年1回公開される政治資金収支報告書に記載しなければならない。

 一方、パーティー券の購入で名…

https://www.asahi.com/articles/ASNCW7F96NCVUTIL05F.html
それでもパーティーは開かない 長妻氏と宗清氏の言い分
有料会員記事
御船紗子、酒本友紀子 田中恭太
2020年11月28日 8時00分

 政治家の資金集めの手段として政治資金パーティーがますます存在感を増してきた。パーティー券を購入する側には、「見返り」を期待する外国企業の関係者もいれば、政治家を支えることが社会貢献と考える地元の支援者もいる。

 「ここ数年で、10人ほどの国会議員のパーティー券を計500万円分買った」。カジノを含む統合型リゾート(IR)事業で日本進出をめざしていた外国企業の関係者は証言する。

 政治資金規正法は外国企業の寄付を禁じているが、パーティー券であれば誰でも買える。この点に目を付けた。「多額のパーティー券を何度も買うのと、買わないのとでは業者への政治家の印象に差がつく」

「よい心証の積み重ね」がポイントに
 1回で20万円を超えるパーティー券の購入者は名前が公表されるため、「20万円超」には気を使う。企業として60万円分を購入したい場合、自分と同僚2人で20万円ずつ買うことで名前が表に出ないようにしたこともある。

 匿名にすることは「政治を少し…

2430名無しさん:2020/11/29(日) 12:12:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/54e5f35b47a7467504391df8b8d27b3d28c87a47
田崎史郎氏、安倍前首相の「桜を見る会」疑惑は「国会で答弁されたのは、ご本人ですから、きちんとけじめはつけなきゃいけない」
11/25(水) 13:36配信

 25日放送のTBS系「ひるおび!」(月〜金曜・前10時25分)では、安倍晋三前首相(66)の後援会が主催した「桜を見る会」の前夜祭を巡り、安倍氏周辺がホテルに支払った費用総額の一部を同氏側が補填(ほてん)していたことを明らかにした一件を特集した。

 政治ジャーナリストの田崎史郎氏(70)は今回の件について、「東京地検特捜部のどこかから出たんだろうと思いますけど。一斉に報道がなされましたね」と、まずコメント。

 「安倍前総理が知らなかったとしても、国会に対する責任は問われることになる」とし、安倍氏の首相時代の国会答弁について「これは大きな問題ですよ。もし報道通りであれば、国会で総理が当時言われたことが間違いだったと言うことになるので、何らかの形で安倍総理がきちんと話されて、おわびもしなきゃいけなくなるんじゃないかなと思います」と話した。

 その上で「安倍総理と秘書のやりとりは我々にはまったく分かりませんよね。でも、それを秘書のせいにしてはいけないんだと思います。国会で答弁されたのは安倍総理ご本人ですから。きちんとけじめはつけなきゃいけないと思います」と厳しい表情で続けた。

報知新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/23263bef8ab19147a7f4b29f678cc8a67d5359c1
橋下徹氏、「桜を見る会」の費用補填は「安倍さんが知っていたら刑事上の大問題。知らなくても責任は免れません」
11/25(水) 15:58配信

 25日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月〜金曜・後1時55分)では、安倍晋三前首相(66)の後援会が主催した「桜を見る会」の前夜祭を巡り、安倍氏周辺がホテルに支払った費用総額の一部を同氏側が補填(ほてん)していたことを明らかにした一件を報じた。

 コメンテーターで出演の元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)は「こういうのは昔から政治家は良くあることで小渕優子さんが後援会を歌舞伎に連れていって差額を補填したり…。もちろん、ルール違反でダメとなったけど、ズルズルやってしまった」と、まずコメント。

 その上で「安倍さんは秘書の責任だ、秘書から補填はないと報告を受けていたと言うんだけど、民間企業の時に会社でこういう問題が起きて、部長が『補填なんてしてません』と言っているのを社長が、そのままメディアを通じて言った時、それがウソでしたってなった時に、その会社の責任は問われますよね。そんなの社内の問題で責任回避にはならんやろってなってしまうから」と説明。

 さらに「本当に残念なんですけど、秘書のやった行動はとんでもない行動で、当然、これは安倍さんの政治家、雇い主としての責任は出てきます。安倍さんが知っていたら刑事上の大問題。知らなくても責任は免れませんということです」と話していた。

報知新聞社

2431名無しさん:2020/11/29(日) 12:12:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb5276a91ea0397f109cf8ef1bc8faaf9c492eb8
橋下徹氏、「桜を見る会」の補填疑惑で安倍前首相に「本当に残念なんだけど議員辞職もやむなしだと…」
11/29(日) 10:34配信

 元大阪府知事の橋下徹氏が29日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜・前7時半)に生出演した。

 番組では、安倍晋三前首相(66)の後援会が主催した「桜を見る会」の前夜祭を巡り、安倍氏周辺がホテルに支払った費用総額の一部を同氏側が昨年までの5年間で910万円以上の費用を補填(ほてん)していたことを明らかにした問題を報じた。

 今回の問題に橋下氏は「僕は安倍政権の外交安全保障の功績は非常に大きいと思ってますし、金融緩和も経済的にも100点満点じゃないですけど一定の効果はあったと思います。大阪の大改革も安倍さんの協力を得て本当に大阪の改革は進みました。であるからこそ今回のこと本当に残念です」と指摘した。

 その上で「確かに秘書がやっていることを政治家が全部見切れてるわけじゃないんですが、今回の問題はホテルに確認すればすぐに分かることなんです」とし「国会の答弁の中でホテルは営業秘密だから書類出せないっていうんですが、本人であれば営業秘密の問題ないですから、安倍さん自身がホテルに確認して書類見せてもらえれば分かることで、どうも報道を見る限りではホテルは領収書を出しているっていう話だったじゃないですか」と明かした。

 その上で「このホテルへの確認を国家のリーダーがやらずに、国会答弁で秘書から補填はないと聞いたってだけであの答弁をしていたっていうのは本当に残念です」とし「これ事実だったら本当に残念なんだけど議員辞職もやむなしだと僕は思っています。国のリーダーなんですから、国会の答弁でホテルにひとつ確認すればわかったことなんで、安倍さんにはしっかり説明していただきたいと思いますが本当に残念です」と訴えていた。

報知新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/3cf46da49e1491d61a273238e3bc042fb2715781
橋下氏、安倍氏「議員辞職もやむなし」 桜を見る会「確認すれば分かる」
11/29(日) 9:45配信

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が29日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」に出演し、安倍晋三前首相に「議員辞職もやむなし」と厳しい言葉を投げかけた。

 「桜を見る会」の前夜祭を巡って、主催した安倍前首相側が、2019年までの5年間で910万円以上を補てんしたとされる疑惑。安倍氏の責任の所在について尋ねられた橋下氏は、「安倍政権の外交安全保障の功績は非常に大きいと思ってます。金融緩和という方法を使って、経済的にも100点満点ではないにせよ、一定の効果はあったと思います。大阪の大改革も、安倍さんの協力を得て進みました」と安倍政権のプラス面を羅列した。その上で「本当に残念」と言葉に力を込めた。

 「秘書がやってることを全部、政治家が見きれている訳ではない」と理解を示しつつも「今回の問題は、ホテルに確認すればすぐ分かること」とバッサリ斬った。安倍氏は国会答弁で、ホテル側は「営業秘密に関わる」ために答えることができないとしたが「本人であれば、確認できる。このホテルへの確認を国家のリーダーがやらず、『秘書からは補てんはないと聞いている』っていうだけで国会答弁をしてたっていうのは本当に残念」と悔しそうな表情。さらに「これが事実なら、残念だけど議員辞職もやむなしだと思ってます」と眉間にしわを寄せながら語った。

2432名無しさん:2020/11/29(日) 15:23:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/94d7b9bc3d4f1104f76c3ad4b5fa238c397e38c2
「桜」、安倍氏は説明を 与党幹部
11/29(日) 11:56配信

 自民党の野田聖子幹事長代行は29日のNHK番組で、安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前夜祭をめぐる問題について「前首相が自らの言葉で説明責任を果たしていくべきだ」と述べ、国民への説明の機会を設けるよう安倍氏に求めた。

 公明党の石井啓一幹事長も「疑惑を抱かれた政治家は説明責任を果たすことが大事だ。いずれ適切な時期に説明責任を尽くしてもらいたい」と強調した。

 立憲民主党の福山哲郎幹事長は、安倍氏を参考人として国会に招致し、集中審議を行うよう与党に要求。共産党の小池晃書記局長は「菅義偉首相が(安倍氏の国会招致を)拒み続けるのであれば、安倍問題から菅問題に発展する」と語った。

2433名無しさん:2020/11/29(日) 22:57:26
https://www.asahi.com/articles/ASNCY6QSMNCYUTIL001.html
安倍氏は知ってた? 916万円どこから? 「桜」の謎
有料会員記事 桜を見る会
2020年11月29日 21時41分

 安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」前日に開いた夕食会の費用を、安倍氏側が補?(ほてん)していたことが明らかになった。安倍氏が1年前から「ない」と断言し続けた費用はどこから生まれ、安倍氏はいつどのような事実確認をしていたのか。地元の支援者からも説明を求める声が上がる。

共謀認定は困難
 「政治資金収支報告書に記載するべきだった」。安倍氏の公設第1秘書らは、東京地検特捜部の任意の調べにそう説明し、違法性の認識を認めたとされる。

 2013年から計7回開かれた夕食会のうち、時効にかからない15年以降の5回で安倍氏側が負担したのは計約916万円だったとされる。開催費用総額の約4割を占めるこの金額を、誰がどこから支払っていたのかが捜査の焦点だ。

 夕食会の主催は、公設第1秘書が代表を務める「安倍晋三後援会」だった。一方、計約916万円の支払いを受けたホテル側が発行した領収書の宛名は、後援会とは別の政治団体で安倍氏が代表の「晋和会」だ。検察幹部は「領収書に名前があっても、お金の出どころは違うということもある」と指摘する。特捜部は、どの政治団体の収支報告書に記載するべきだったかの特定を進めている。

 その特定には、計約916万円がどこから捻出されたのかという原資の解明も必要になりそうだ。過去の収支報告書は各年ごとに公表されているが、夕食会にかかわる収支はどこにも記載がない。新たな支出を加えるには、その分の原資が必要になる。実際にあった収入が隠されていたり、別の支出として処理されたりしていれば新たな問題になる可能性もある。

 立件される場合、誰が刑事責任を問われるのか。

 政治資金規正法では、収支報告…

2434とはずがたり:2020/11/30(月) 08:20:54
菅が安倍を切ったと云う言説もあるけどこの件で安倍切ったら菅も切られるのでないのではないか?

夕食会の明細、菅氏も「ホテルから発行なし」桜を見る会
桜を見る会
https://www.asahi.com/articles/ASMDC3TBDMDCUTFK008.html
2019年12月11日 13時22分

 「桜を見る会」前日に安倍晋三首相の後援会が主催した夕食会をめぐり、菅義偉官房長官は11日午前の記者会見で、会場となった東京都内のホテルに改めて明細書の再発行を求める考えはないかと問われ、「ホテル側から発行はなかった」と従来の説明を繰り返した。

 菅氏は会見で「首相がすでに国会で答弁している」としたうえで、首相の事務所がホテル側と相談した結果として「明細書などの発行はなかった」と述べた。ホテル側からは「営業の秘密に関わることから、公開を前提とした資料提供には応じかねる」との説明があったとも話した。

 会費1人5千円で行われた夕食会をめぐっては「会費が安すぎる」などと会計処理に疑問の声があがっている。野党の「桜を見る会」追及本部は11日、今井雅人衆院議員(無所属)らがホテルを訪問し、宴会などの担当者と面会。今井氏はホテル側の発言を紹介する形で「見積書・明細書は7年保存し、主催者から要望があれば再発行にも応じるとのこと」と記者団に説明した。

2435とはずがたり:2020/11/30(月) 22:22:02
維新・森夏枝氏、議員宿舎家賃を資金管理団体から支出 2年で計136万円
毎日新聞2020年11月30日 19時16分(最終更新 11月30日 19時16分)
https://mainichi.jp/articles/20201130/k00/00m/010/271000c

 日本維新の会の森夏枝衆院議員(39)=比例近畿=が東京都内に借りる議員宿舎の家賃を、自身の資金管理団体から2018、19年に計約136万円支出していたことが、政治資金収支報告書で判明した。森氏は毎日新聞の取材に、国会議員に月100万円支給される「文書通信交通滞在費」(文書通信費)を団体に入れた上で支出しているとして「問題ない」と説明。一方、専門家は「そもそも議員歳費から支出すべきだ」と批判する。

 森氏は17年衆院選で京都3区(京都市伏見区など)から維新公認で立候補し、比例復活で初当選した。

 収支報告書によると、資金管理団体「森なつえ後援会」による家賃支出は18年1月分から始まり、18年に約25万円、19年に約111万円が支払われた。団体には森氏自身が18年に16万円、19年に700万円を入れていたが、所属する「日本維新の会国会議員団」からも年200万円が献金されていた。一方、団体から維新府総支部への献金などもあった。

 議員宿舎の家賃は通常、議員歳費から引き落とされる。森氏は「政治資金として計上した方が、透明性を確保できる」などとして、団体から支出していると説明した。

 政治資金に詳しい上脇博之・神戸学院大教授(憲法学)は「文書通信費は議員として公の活動に使われるべきで、政治団体に寄付すること自体が違法だ」と指摘。「本来は歳費から出すべきだ。政治資金と混同するのは公金の私物化だ」と批判した。【小田中大】

2436名無しさん:2020/11/30(月) 22:25:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/03fd258da327421727eb5070540bf994e5901377
安倍氏側、領収書廃棄か 宛名は資金管理団体 「桜」夕食会・東京地検
11/25(水) 20:25配信

 安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」前夜に東京都内のホテルで開催した夕食会の費用の一部を補填(ほてん)していたとされる疑惑で、安倍氏側が、ホテルから受け取った領収書を廃棄していた疑いがあることが25日、関係者への取材で分かった。

 領収書の宛名は安倍氏の資金管理団体「晋和会」だったことも判明。夕食会は2013年から昨年まで毎年開催されていたが、公表されている晋和会の政治資金収支報告書に収支の記載はなく、東京地検特捜部は政治資金規正法違反(不記載)に該当するか慎重に調べている。

 関係者によると、ホテルは費用の総額が記された書面を安倍氏側に提示し、安倍氏側から参加者の会費を受け取ると、不足分を請求。安倍氏側から支払いを受けると、晋和会宛てに領収書を発行していた。しかし、15年以降の領収書については残っておらず、廃棄された疑いがあるという。

 夕食会は山口県下関市に事務所を置く政治団体「安倍晋三後援会」が主催。関係者によると、補填の疑いがあるのは15年から昨年までの分で、安倍氏側は5年間で計800万円超をホテルに支払っていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e434327472208f4fe33fa78eacc96eab48329ebf
河井夫妻の厚遇ぶり明らかに 自民党本部、夫妻だけに1回で計7500万円振り込み 政治資金収支報告書
11/27(金) 17:19配信

 自民党本部が2019年7月の参院選の公示前、元法相の河井克行被告(広島3区)と妻の案里被告(参院広島)=ともに同党を離党=の二つの党選挙区支部に提供した計1億5千万円のうち半分の7500万円が6月10日に振り込まれ、しかも同日の交付金支出先は河井夫妻だけで特別扱いされていたことが27日公開された19年分の政治資金収支報告書(総務相所管の中央分)で分かった。

 党本部が支出計上した支部交付金の一覧によると、都道府県連や党支部への支出日には複数の交付先が記録されたケースがほとんど。党支部への1回当たりの交付額で4千万円以上は克行被告側への6月10日分だけで突出し、参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で公選法違反罪に問われている河井夫妻への厚遇が改めて裏付けられた。

 問題の昨年6月10日は克行被告が支部長の党広島県第三選挙区支部に4500万円、案里被告が支部長の党県参院選挙区第七支部に3千万円が振り込まれた。

中国新聞社

2437名無しさん:2020/12/02(水) 09:51:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ac738e9190c923f668b6aeee6ab520a938d6b01
現金受け取りか…吉川元農水相を特捜部捜査
12/1(火) 23:45配信

吉川貴盛元農水大臣が、鶏卵生産会社の前会長から現金を受け取った疑いがあるとして、東京地検特捜部が捜査を進めているとみられることがわかりました。

関係者によりますと、吉川貴盛元農水大臣が、鶏卵生産会社「アキタフーズ」の前会長から、政治資金収支報告書に記載のない現金を受け取った疑いがあるとして、東京地検特捜部が関係者への事情聴取を行うなどの捜査を進めているとみられることがわかりました。

鶏卵業界の関係者によりますと、前会長は日本養鶏協会の元副会長で、政治家との豊富な人脈を持っていたということです。

検察当局は、今年7月に元法務大臣の河井克行被告と、妻で参議院議員の案里被告が起訴された選挙違反事件の関係先として「アキタフーズ」の家宅捜索を行っていました。

2438名無しさん:2020/12/02(水) 09:54:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f1a154b7c591970ade0d311fb6c230f3c749499
政治資金収入、1位は岸田氏 ポスト菅候補、2位茂木氏
11/30(月) 17:34配信

 自民党の岸田文雄前政調会長や石破茂元幹事長ら「ポスト菅」候補として名前が挙がっている7人の収入を示す2019年分の政治資金収支報告書が30日、公開された。岸田氏が1億8188万円で首位となった。2位は茂木敏充外相の1億4207万円。小泉進次郎環境相が1億3638万円で続いた。

 全体の収入4位は加藤勝信官房長官で、1億1456万円。女性初の首相を目指す野田聖子幹事長代行は1億9万円で5位だった。

 6位は、8311万円の石破氏。18年に比べて3072万円の減額。7位の河野太郎行政改革担当相は7982万円。

 政治資金規正法の「国会議員関係政治団体」を集計した。

2439とはずがたり:2020/12/02(水) 10:32:36

吉川元農水大臣に現金提供か 鶏卵生産大手の前会長
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4140800.html
2日 0時38分
 元農水大臣の吉川貴盛衆院議員が鶏卵の生産販売大手の前会長から現金を受け取っていた疑いがあるとして、東京地検特捜部が関係者を聴取するなど捜査しているとみられることがわかりました。

 関係者によりますと、元農水大臣の吉川貴盛衆院議員(70)に現金を提供した疑いがもたれているのは、広島県福山市の鶏卵生産販売会社「アキタフーズ」の前会長(87)です。

 吉川元農水大臣は、受け取った現金について政治資金収支報告書に記載していない疑いがあり、特捜部は関係者らの聴取を進め、経緯について捜査しているものとみられます。特捜部は広島の地元議員らを買収した罪で起訴された元法務大臣の河井克行被告と妻の案里被告による選挙違反事件の関係先として今年7月、アキタフーズを家宅捜索していました。

2440とはずがたり:2020/12/02(水) 16:59:53

【激震 前法相夫妻起訴】河井克行被告、亀井静香氏秘書に300万円か 大規模買収事件で最高額
2020/7/10
https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=660831&comment_sub_id=0&category_id=256

 河井案里被告(46)が初当選した昨年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で、案里被告の夫の前法相克行被告(57)=衆院広島3区=が、票の取りまとめなどを頼む趣旨で元金融担当相の亀井静香氏の関係者の男性に現金300万円を渡していた疑いがあることが10日、分かった。参院選当時は秘書だったとみられる。検察当局が両被告の起訴事実で被買収者として認定した100人に含まれ、1人当たりの買収額としては最高額とみられる。

 亀井氏は庄原市出身で、かつて広島県北部や東部の衆院広島6区を地盤とし、衆院議員を13期務めた。建設相や国民新党代表なども歴任し、政界引退後も地元に一定の影響力を持つ。

 関係者によると、現金を受け取った疑いのある男性は広島県在住。今年4月に中国新聞記者と名刺交換した際には「亀井静香事務所 秘書」と書かれた名刺を渡していた。10日の中国新聞の取材では、男性は「今は会社員」とした上で、克行被告からの現金授受について「知らない。分からない」と述べた。

 広島選挙区では改選2議席を巡り、自民党新人の案里被告、同党現職の溝手顕正氏、無所属現職の森本真治氏が三つどもえの激戦を展開。案里被告が初当選し、溝手氏が落選した。

 亀井氏は参院選公示前の昨年5月、中国新聞の取材に「とにかく私は野党。森本氏(を応援するの)が当然の話で、河井氏は自民党だろう」と答えた。一方で当時、複数の関係者によると、亀井氏は案里被告を支援するよう指示もしていたという。検察当局は、克行被告が亀井氏の影響力に期待し、男性に現金を渡したとみているもようだ。

 今回の大規模買収事件では、検察当局は6月18日、克行被告が昨年3〜8月に広島県内の地方議員や首長ら94人に投票や票の取りまとめを依頼し、計約2570万円を渡したとして公選法違反容疑で逮捕。その後の捜査で、亀井氏の関係者男性ら6人に約330万円を渡した疑いが判明したため今月8日、100人に計約2901万円を渡したとして公選法違反(買収など)の罪で起訴している。

 関係者によると、約40人は広島県内の県議や市議ら地元政治家。1人当たりの受領額はこれまで元広島県議会議長の200万円が最高額とみられていた。

2441とはずがたり:2020/12/02(水) 17:00:22
河井案里議員にさらなる爆弾スキャンダル! 違法献金疑惑で浮上する2人の大物政治家
12/1(火) 11:35配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/24395a4afff0f85c6a23804da19fcc3da80ebeca
東スポWeb

 昨年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公職選挙法違反(買収、事前運動)の罪に問われ公判中の元自民党で参院議員の河井案里被告(47)に対し、検察の特捜部が新たな疑惑で捜査に乗り出すという情報が永田町で飛び交っている。

 案里氏の公判は年内に結審し、年明けにも判決が言い渡される見通しだが、控訴や上告もできるため、まだ時間がかかる。

 一方で、公選法違反罪に問われた公設秘書、立道浩被告の上告は先月棄却され、検察側は連座制の適用を求める行政訴訟を起こす。

 そのさなかに特捜部が別件で捜査するというのが、広島県に本社を置く企業が、案里氏に「多額の違法献金をした」という疑惑だ。

「元大物政治家Aや元大臣Bらが関与しており、企業側に案里被告に違法献金するよう手配したという疑惑が持たれています」(永田町関係者)

 折しも特捜部は安倍晋三前首相の「桜を見る会」の前夜祭を巡って、安倍事務所が費用の一部を補てんしていた問題で、関係者を任意で聴取するなど、捜査を進めている最中だ。

「AやBはビッグネームでインパクトがある。さらに桜を見る会では安倍前首相周辺に捜査の手が伸びている。もし特捜部が2つの事案で捜査を進め、逮捕者が出るようなら政界にダブルショックとなるでしょうが、このコロナ禍の中でのスキャンダルで、政治不信も極まりそうです」(同関係者)

 果たして、年の瀬の永田町に衝撃が走るのか、それとも肩透かしで終わるのか…。

東京スポーツ

2442名無しさん:2020/12/02(水) 20:47:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d70bf1344b0a960785cdc82ffe39db9dbc1108c
元農水相に現金提供か 福山市「アキタフーズ」を捜査 東京地検特捜部
12/2(水) 11:21配信

福山市にある鶏卵生産大手の「アキタフーズ」グループの元代表が元農林水産大臣で自民党所属の吉川貴盛議員に便宜を図る見返りに現金を提供していた疑いがあり、東京地検特捜部が捜査しています。

福山市の「アキタフーズ」をめぐっては参院選での河井夫妻の大規模買収事件の関係先として特捜部が今年7月、本社などを家宅捜索しました。

関係者によりますと元代表から吉川議員に現金が提供された疑いがあり、特捜部は元代表などの任意聴取を進めています。

また、元代表はこれまでに「日本養鶏協会」の副会長を務めるなどしていて、家畜を自由に飼育する「アニマルウェルフェア」の国際基準が日本の生産者の負担にならないよう政治家に働きかけなどをしていたということです。

広島ニュースTSS

https://news.yahoo.co.jp/articles/6d2a9f891fa4b8056512e34f98fba00a04da1db3
アキタフーズ前会長 元農相に現金提供か?
12/2(水) 11:57配信

吉川貴盛元農水大臣が、鶏卵生産大手の・アキタフーズの前会長から、政治資金収支報告書に記載のない現金を受け取った疑いがあるとして、東京地検特捜部が関係者を事情聴取するなど捜査していることが分かった。鶏卵業界の関係者によると、前会長は業界団体の「日本養鶏協会」の元副会長で、長年にわたり業界のリーダーとして、政治家などと豊富な人脈を築いていたという。特捜部は今年7月に、河井克行・案里被告による選挙違反事件の関係先として東京と福山にあるアキタフーズ両本社を家宅捜索していた。

最終更新:12/2(水) 11:57
広島テレビ ニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/eb63c97b1f4f7f8f0b4384a067b984ba311e0346
鶏卵大手の元代表、吉川元農相に現金数百万円提供か 東京地検捜査
12/2(水) 2:00配信

 大手鶏卵生産会社「アキタフーズ」(広島県福山市)グループの元代表が、元農相の吉川貴盛衆院議員(70)=自民、北海道2区=に現金数百万円を提供したと周囲に説明していることが、関係者への取材で判明した。元代表は東京地検特捜部に対しても事実関係をおおむね認めているといい、特捜部が関係者を事情聴取するなどして経緯や趣旨の解明を進めている模様だ。

 元代表は日本養鶏協会の特別顧問で、鶏卵の取引価格が下落した際に基準価格との差額を補?(ほてん)する「鶏卵生産者経営安定対策事業」や、家畜をストレスのない状態で飼育する「アニマルウェルフェア」の基準について、国や国会議員に陳情を重ねていた。吉川氏にも働き掛けていたとみられ、現金提供には、鶏卵業界に有利な政策を進めてもらう意図があった可能性がある。

 関係者によると、検察当局は7月、2019年の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で公職選挙法違反に問われた元法相で衆院議員の河井克行(57)、妻で参院議員の案里(47)両被告=公判中=の関係先として、同社や経理担当者宅などを家宅捜索。元代表が吉川氏ら複数の国会議員に現金を提供したことを示す資料が見つかったという。

 特捜部が任意で事情を聴いたところ、元代表は複数回にわたって吉川氏に現金数百万円を渡したことを認めたとされる。吉川氏は18年10月〜19年9月に農相を務めており、元代表は在任中にも現金を提供したとの趣旨の説明をしているという。

 吉川氏は衆院議員秘書や北海道議を経て1996年の衆院選で初当選し、6期目。20年9月の自民党総裁選では菅義偉首相陣営の事務局長を務めた。

 アキタフーズは66年設立。広島のほか東京や大阪、愛知などに拠点があり、「きよら」ブランドで知られる。【志村一也、二村祐士朗、国本愛】

2443名無しさん:2020/12/02(水) 20:51:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/db1882ec4c80f63f248299dfab3b687aedb92039
【独自】元代表「本人への献金は違法という認識あった」 元農水相に鶏卵生産大手・元代表が現金提供か 広島
12/2(水) 12:14配信

 元農水大臣の吉川貴盛衆院議員が、広島・福山市にある鶏卵生産販売大手の元代表から現金を受け取っていた疑いがあるとして、東京地検特捜部が関係者を聴取するなど、捜査しているとみられることがわかりました。元代表はJNNの取材に、資金提供したことを認めたうえで、「本人への献金は違法だという認識があった」としています。

 吉川貴盛元農水大臣は、福山市の鶏卵生産販売会社「アキタフーズ」の元代表から現金を受け取った疑いが持たれています。

 関係者によりますと、吉川元農水大臣は、大臣在任中の去年9月までのおよそ1年間に3回に渡ってあわせて現金500万円を受け取った疑いが持たれているということです。

 アキタフーズの元代表は、JNNの取材に応じ、吉川元大臣に資金提供したことを認めました。元代表は、「大臣になる前から本人を応援するつもりで、“タニマチ”の気持ちでポケットマネーを使った。パーティ券の購入やパーティ券以外の個人献金もしたが、総額はよく覚えていない。本人への献金は違法だという認識があったし、間違った行為だった。金を渡した際に具体的な要望をしたことはない。業界のために政治家と接していた。アキタフーズのために献金していたのではなく、アキタフーズへの見返りは何もなかった」としています。

 また、元代表は、「吉川元大臣を河井克行衆院議員に紹介してもらった」としています。

 検察当局は、広島の地元議員らを買収した罪で起訴された元法務大臣の河井克行被告と妻の案里被告による選挙違反事件の関係先として、ことし7月、アキタフーズを家宅捜索していました。

RCC BROADCASTING CO.,LTD.

最終更新:12/2(水) 13:02
RCC中国放送

https://news.yahoo.co.jp/articles/9b0ba120099564c003cd3516b66603b8ca7a5529
吉川元農相、自民党の役職辞任 疑惑受け、二階氏に伝達
12/2(水) 15:56配信

 自民党の吉川貴盛元農相は2日、鶏卵生産大手「アキタフーズ」グループ元代表による自らへの現金提供疑惑を受け、党選対委員長代行など全ての党役職を辞めるとのコメントを発表した。「国会審議と党運営に迷惑を掛けたくない」との理由で、二階俊博幹事長に伝えたという。

 先週、不整脈となり急きょ入院していると説明。「ご心配を掛けていることをおわび申し上げる。当局から説明を求められれば、入院中ではあるが、誠実に対応したい」とした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/be218c7aa7a670f7ff7b8d258dbf9667cf00c6ff
「河井夫妻事件の関係先」から現金の疑い 吉川元農水相を東京地検特捜部が捜査か 地元は「中身わからない」
12/2(水) 17:07配信

自民党道連会長の吉川貴盛元農林水産相が、鶏卵生産会社の前会長から現金を受け取った疑いがあることが分かりました。息子の隆雅道議会議員は「潔白を信じている」と話しています。

(吉川隆雅道議)「道民の皆様、北海道2区の有権者の皆様にも大変ご心配をかけているので遺憾であると感じている。身内としては潔白を信じている」

2日午前、取材に応じた吉川貴盛元農水大臣の長男・隆雅道議。

関係者によりますと、吉川元大臣は鶏卵生産会社「アキタフーズ」の前会長から、政治資金収支報告書に記載のない現金を受け取った疑いがあるとして、東京地検特捜部が捜査を進めているとみられています。

吉川元大臣が会長を務める自民党道連は本人とは、まだ話せていないということです。

(自民党道連 八田盛茂幹事長)「中身が全容が分からない今後、襟を正して我々も行動していく」「Q)吉川元大臣から話は?」「A)きょう現在、全くない」

吉川元大臣の秘書は。

(大倉諭秘書)「地元ではよく分からない。私も長く仕えていますがそういったことはないと思う」

鶏卵業界の関係者によりますと、吉川元大臣に現金を渡した疑いがもたれているアキタフーズの前会長は日本養鶏協会の元副会長で、政治家との豊富な人脈を持っていたということです。

検察当局は7月に、元法務相の河井克行被告と妻の案里被告が起訴された選挙違反事件の関係先として「アキタフーズ」の家宅捜索を行っていました。

最終更新:12/2(水) 17:07
STVニュース北海道

2444名無しさん:2020/12/02(水) 20:53:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ac9654739aa9b2c50996d044d88817d1f66b809
二階派で3人目の逮捕者?吉川元農水相の疑惑のきっかけは河井夫妻事件 〈週刊朝日〉
12/2(水) 18:51配信

自民党の吉川貴盛元農水相(70)=北海道2区=が、養鶏会社「アキタフーズ」(広島県福山市)の元代表から数回にわたって、計500万円を受け取った疑いがあることが、東京地検特捜部の捜査でわかった。

 疑惑が浮上したきっかけは、昨年7月に公職選挙法違反(買収)で逮捕された元法相で衆院議員の河井克行被告と妻で参院議員の河井案里被告の事件。河井夫妻の後援者だったアキタフーズに東京地検特捜部が家宅捜索に入り、押収した資料から端緒を掴んだという。

 元代表は長く日本養鶏協会の役員を務め、業界の“ドン”の一人という。日本養鶏協会の幹部が証言する。

「とりわけ政治家と太いパイプを持ち、業界に強い影響力がある。そのため、元代表の周辺では、常に政治とカネのウワサがあった」

 吉川議員は2018年10月から2019年9月まで農水相を務めた。その間、3回にわたり計5百万円を受け取ったという。アキタフーズの関係者によれば、元代表は河井克行被告の紹介で、吉川氏と知り合ったという。

 近年、家畜を快適な環境下で飼養することにより、そのストレスや疾病を減らす「アニマルウェルフェア」が国際的に打ち出されている。
ニワトリをケージで飼育する日本の方法が、国際的に批判を浴びていた。

 今年3月、農水省は「アニマルウェルフェアに配慮した家畜の飼養管理の基本的な考え方について」を発表。

「アニマルウフェルフェアの内容が、養鶏業界について厳しくならないように、便宜を図ってもらうために吉川元農水相に近づき、見返りに現金を渡したのではないか。また養鶏業界の補助金についても、何らか依頼をしていた形跡もある」(捜査関係者)

 本誌は吉川元農水相の政治とカネの疑惑をこれまで2度、追及している。2016年6月、吉川元農水相はTPPの国際交渉派遣団に参加。その際、日本養鶏協会の会長(当時)から数十万円の現金を受け取っていた。(当時、吉川氏は疑惑を否定)。そして18年11月には、北海道で立件された太陽光発電システムをめぐる詐欺事件の裁判でも関与が取りざたされた。

 今回の容疑は大臣在任中に5百万円ものカネを受け取り、便宜を図ったというもので、あまりに大胆だ。アキタフーズ関係者は本誌の取材にこう話した。

「元代表は政治家との付き合いが仕事みたいな人。東京地検特捜部の調べでも、吉川氏にカネを渡したことは認めているようです。養鶏業界のために働いてほしいという激励で、個別にものを頼むという趣旨ではない。そんなことを言えば、これまでどれだけ多くの政治家にポケットマネーからカネを渡してきたのか、数えきれない」

 アキタフーズは今年7月にも元農水相の西川公也衆院議員や農水省幹部をクルーザーで接待したのではないかと報じられた。

「吉川元農水相もクルーザー接待の場にいたのでないかとみられている。
それもあって、クルーザーがある倉庫も家宅捜索している。国会が12月5日に会期終了となるので、そんなタイミングで動くことになりそうだ」(捜査関係者)

 吉川氏は現在、二階派の事務総長という要職にあったが、疑惑報道後、辞意を示した。二階派は、昨年12月には衆院議員の秋元司被告、そして河井案里被告と相次いで逮捕されている。

「吉川氏は最近、部会を欠席して緊急入院したそうだ。おかしいなと思ったら、こんな疑惑が出てきた。週刊朝日でも以前、養鶏協会との疑惑が報じられて、注意しなければいけないはず。それが現職の大臣の時にカネをもらっていたなんて信じられん。また逮捕なんてことになれば、うちの派閥から3人目だよ、困ったもんだ」(二階派幹部)

(今西憲之)
※週刊朝日オンライン限定記事

2445名無しさん:2020/12/02(水) 21:02:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/43ca19b36bde887471d972d1dcf7f7a638cfbe58
不整脈で入院も「誠実に対応」 不正に現金提供か...吉川元農水相がコメント
12/2(水) 17:31配信

現金供与を受けた疑いで、東京地検が捜査している吉川貴盛元農水相が「説明を求められれば誠実に対応する」とコメントを発表した。

元農水相で、自民党の吉川貴盛衆議院議員は、鶏卵生産大手の「アキタフーズ」グループの元代表から、便宜を図る見返りに、現金の供与を受けた疑いがあり、東京地検特捜部が捜査している。

吉川議員は、疑惑についてコメントしていなかったが、2日、「2年前に心筋梗塞を起こし、大学病院で手術し治療していたところ、先週不整脈となり、急きょ入院したことから対応できませんでした」とするコメントを発表した。

そして、自民党の選挙対策委員長代行などの役職を辞任すると二階幹事長に伝えたことを明らかにし、「当局から説明を求められることがあれば、現在、入院治療中ではありますが、誠実に対応させていただきます」としている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0430ec485447ce67718bc54044de229549dbd7d2
吉川元農水相に鶏卵業者が500万円提供か 大臣在任中
12/2(水) 5:00配信

 鶏卵生産・販売大手「アキタフーズ」(広島県福山市)の前代表(87)が自民党衆院議員の吉川貴盛・元農林水産相(70)=北海道2区=に対し、大臣在任中の2018〜19年に3回にわたって現金計500万円を提供した疑いがあることが、複数のアキタ社関係者らへの取材でわかった。同社をめぐっては検察当局が7月に家宅捜索していた。

 吉川氏関連の政治団体の政治資金収支報告書には、アキタ社や前代表個人から計500万円の寄付は記載されていない。吉川氏は11月、朝日新聞の取材に、前代表と面識があることは認めたが、現金授受は「あるわけない」「何を言われているのかさっぱり分からない」と否定した。

 吉川氏は18年10月〜19年9月、安倍政権で農水相を務めた。関係者によると、アキタ社前代表は18年11月に200万円、19年3月に200万円、同年8月に100万円の計500万円の現金を吉川氏に渡した疑いがある。面会時には「業界のために動いてほしい」などと話したという。

 鶏卵業界をめぐっては近年、家畜のストレスを減らす飼育方法「アニマルウェルフェア(動物福祉)」の観点から日本のケージ飼育に否定的な国際機関への対応のほか、卵の価格が下がった場合に国が補助金を出す事業の充実が課題だった。前代表は業界団体の幹部として、農水分野に影響力を持つ吉川氏ら「農水族」、農水省に要望を繰り返していた。

 吉川氏は北海道議を経て1996年に衆院議員に初当選し、6期目。現在は自民党の選挙対策委員長代行で、二階派の事務総長を務める。

 東京地検特捜部は6月、19年の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で衆院議員・河井克行被告(57)と妻の参院議員・案里被告(47)を逮捕。アキタ社は、克行議員が代表を務めた自民党支部に多額の寄付をしていた関連先として7月に家宅捜索を受けた。

 アキタ社は1927年創業。前代表は66年に代表取締役になり、捜索などを受け今年8月に辞任した。アキタ社は1日、取材に「お話しできない」と答えた。

朝日新聞社

2446名無しさん:2020/12/02(水) 21:03:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8dc02c8384538be378f43eafcd3d3294ff19229
元農水相の役職辞任でパンドラの箱は開くか 取り沙汰される2人の大物議員
12/2(水) 18:26配信

 元農水相の吉川貴盛衆院議員(70)が、養鶏生産大手「アキタフーズ」(広島県福山市)グループ元代表(87)から、便宜を図る見返りとして現金の供与を受けた疑いなどを受けて、自民党の役職を辞任した。

 グループ元代表は、吉川氏に「大臣在任中に現金500万円を渡した」と周囲に話している。

 東京地検特捜部は同社に対し今年7月、河井案里被告(47)、河井克行被告(57)の公職選挙法違反事件で、関係先として捜索していた。

 元代表は、その1か月後に代表を辞任。業界団体の日本養鶏団体の特別団体の顧問を務め、生産者への補助事業や家畜の飼育環境の国際基準の策定などについて農水省や国会議員などに陳情や要請を行なっていた。

「吉川氏が関係する政治団体は、去年、一昨年の政治資金収支報告書に元代表からの寄附を記載していなかったそうです」(永田町関係者)

 入院中の吉川氏は2日、コメントを発表した。2年前に心筋梗塞を起こし、大学病院で手術し、定期的に通院していたところ、先週、不整脈となり、急遽病院に入院したことで、同事案に対するマスコミの問い合わせに「対応できなかった」と説明している。

「吉川氏は農林水産大臣室で元代表から現金授受を受けていたという。完全にアウトです。特捜部に説明を求められたら、対応するそうだが、河井夫婦同様に起訴される前に離党するでしょう」(自民党関係者)

 元代表は吉川氏だけに限らず、複数の農水族議員に現金を渡した疑いが新たに浮上している。

 元農水相で、非常勤の国家公務員の内閣参与として農水政策担当を務める西川公也氏は、同社から豪華クルーザーに乗船し接待を受けていたという。

 当サイトでは一連の疑惑でほかに現職の大物議員2人が特捜部からマークされていると報じた。永田町関係者は「ともに大物議員。1人は大臣経験者で、もう1人も政権の中枢にいる人物だ。特捜部はどこまで踏み込むつもりなのか。自民党議員はみな、戦々恐々としていますよ」と話す。

 政界が騒がしくなってきた。

東京スポーツ

2447とはずがたり:2020/12/03(木) 08:53:39

「桜を見る会」補填疑惑 今井前首相補佐官を直撃「安倍さんも確たる思いで……」
「週刊文春」編集部16時間前
source : 週刊文春 2020年12月10日号
https://bunshun.jp/articles/-/41930

 安倍晋三前首相(66)が主催した「桜を見る会」の前夜祭を巡り、東京地検特捜部が安倍氏の公設秘書らを任意で事情聴取していた問題。安倍氏の最側近だった今井尚哉前首相補佐官(現内閣官房参与=62)が「週刊文春」の取材に対し、「桜を見る会」問題について語った。

「桜を見る会」の前夜祭に関しては、安倍氏側が開催費用の一部をホテル側に補填した疑いが浮上している。東京地検特捜部は2015年から2019年までの5年間で安倍氏側の補填額は計800万円を超えると見ており、公職選挙法違反(買収)や政治資金規正法違反(不記載)などの容疑で立件の可否を検討中だ。

 首相在任中、国会で「後援会としての収入、支出は一切ない」と答弁するなど、費用の補填について明確に否定してきた安倍氏。補填が事実であれば、国会で「虚偽答弁」を繰り返してきたことになる。


 ところが、読売新聞やNHKなどの取材に対し、「安倍氏周辺」が補填の事実を認める一方、秘書が安倍氏に「(事務所から開催費用を)支出はしていない」と虚偽の説明をしていた、と明かしたのだ。

「つまり、安倍氏は補填の事実は『知らなかった』ため、国会での説明も『虚偽答弁』には当たらないという理屈です」(政治部デスク)

 その国会答弁の作成に携わる立場にあったのが、今井氏である。「桜を見る会」問題をどう受け止めているのか。話を聞いた。

――安倍氏は「支出は一切ない」と語っている。国民は「安倍さんは嘘をついていた」と受け止めるのでは。

「事務所から明確に『(ホテル側へ)支出はない』と回答があった。僕の認識では、安倍さんも確たる思いで答弁されていたはず」

 また、「桜を見る会」問題がこのタイミングで再び明るみに出たのには、菅義偉首相と安倍氏の関係悪化が背景にあるのでは、とも取り沙汰されている。

――「桜を見る会」問題がいま再浮上したのは、菅首相と安倍氏の確執が背景にあるのか。

「フフ、それは分からない」

 出身派閥の清和会を中心に安倍氏の復権を期待する声も高まっていただけに、「桜を見る会」を巡る捜査は今後の政局の行方にも大きな影響を与えそうだ。

昭恵夫人や著名人らとのポーズ c共同通信社
昭恵夫人や著名人らとのポーズ c共同通信社
 12月3日(木)発売の「週刊文春」では、今井氏との一問一答のほか、安倍氏の関与を否定した「安倍氏周辺」の正体、安倍事務所とホテル側の“口裏合わせ”の中身、黒川弘務・前東京高検検事長の辞任後に動き出した東京地検特捜部の捜査、安倍氏や麻生太郎副総理が漏らした菅首相への不満などについて詳報している。

2448とはずがたり:2020/12/03(木) 08:55:53
誰??
>「元大物政治家Aや元大臣Bらが関与しており、企業側に案里被告に違法献金するよう手配したという疑惑が持たれています」(永田町関係者)


河井案里議員にさらなる爆弾スキャンダル! 違法献金疑惑で浮上する2人の大物政治家
12/1(火) 11:35配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/24395a4afff0f85c6a23804da19fcc3da80ebeca
東スポWeb

 昨年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公職選挙法違反(買収、事前運動)の罪に問われ公判中の元自民党で参院議員の河井案里被告(47)に対し、検察の特捜部が新たな疑惑で捜査に乗り出すという情報が永田町で飛び交っている。

 案里氏の公判は年内に結審し、年明けにも判決が言い渡される見通しだが、控訴や上告もできるため、まだ時間がかかる。

 一方で、公選法違反罪に問われた公設秘書、立道浩被告の上告は先月棄却され、検察側は連座制の適用を求める行政訴訟を起こす。

 そのさなかに特捜部が別件で捜査するというのが、広島県に本社を置く企業が、案里氏に「多額の違法献金をした」という疑惑だ。

「元大物政治家Aや元大臣Bらが関与しており、企業側に案里被告に違法献金するよう手配したという疑惑が持たれています」(永田町関係者)

 折しも特捜部は安倍晋三前首相の「桜を見る会」の前夜祭を巡って、安倍事務所が費用の一部を補てんしていた問題で、関係者を任意で聴取するなど、捜査を進めている最中だ。

「AやBはビッグネームでインパクトがある。さらに桜を見る会では安倍前首相周辺に捜査の手が伸びている。もし特捜部が2つの事案で捜査を進め、逮捕者が出るようなら政界にダブルショックとなるでしょうが、このコロナ禍の中でのスキャンダルで、政治不信も極まりそうです」(同関係者)

 果たして、年の瀬の永田町に衝撃が走るのか、それとも肩透かしで終わるのか…。

東京スポーツ

2449とはずがたり:2020/12/03(木) 09:15:34

“桜前夜祭”、自民幹部からも安倍前首相に説明求める声
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4139220.htm?1606952389336
30日 16時12分

 「桜を見る会」の前夜祭で安倍前総理の事務所が費用の一部を補填していた問題で、安倍氏自身の説明を求める声は強まっています。

 「捜査中だから、などという答えは言い逃れでしかないことを国民は分かっています」(国民民主党 芳賀道也参院議員)
 「国会のあり方が問われています。党派を超えて、真相解明に力を尽くし、国会の矜持を示そうではありませんか」(共産党 山下芳生参院議員)

 野党側が30日に菅総理に求めたのは、「桜を見る会」の前夜祭をめぐっての安倍前総理の国会招致でした。

 「国会の運営については国会においてお決めいただくことと認識しており、行政府の長としてお答えを差し控えます」(菅首相)

 “国会のことは国会で”と、従来の答弁を繰り返す菅総理。しかし、安倍前総理の説明責任を求める声は自民党執行部からも。

 野田幹事長代行は29日のテレビ番組で、これまで安倍前総理は自民党議員の不祥事に関して、総理・総裁として“それぞれが説明を果たすよう求めてきた”と語り、安倍氏が「自らの言葉で皆さんに説明責任を果たしていくべきものだと思う」と述べました。与党内にも説明を求める声が広がっています。

2450とはずがたり:2020/12/03(木) 09:16:23

この件では読売が独走してるな〜

【独自】「桜」前夜祭巡り安倍前首相の公設秘書を立件へ…東京地検、政治資金規正法違反容疑で
12/3(木) 5:03配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/bcf2f2e6ac87158ce94a0b75bd1f4961981247ea
読売新聞オンライン

 安倍晋三前首相(66)側が主催した「桜を見る会」の前夜祭を巡り、東京地検特捜部は、政治団体「安倍晋三後援会」の代表を務める安倍氏の公設第1秘書を政治資金規正法違反(不記載)容疑で立件する方針を固めた。特捜部は安倍氏側による補填(ほてん)分だけでなく、参加者の会費徴収分も含めた開催費全額を後援会の政治資金収支報告書に記載すべきだとの見方を強めており、収支を合わせた不記載額は4000万円規模に上る可能性がある。

 前夜祭は2013年から昨年まで、後援会が「桜を見る会」の前日に東京都内のホテルで開催。安倍氏の地元支援者らが1人5000円の会費を支払い、飲食が提供されるなどした。公設第1秘書は安倍氏の地元・山口県を中心に活動し、後援会では16年12月までは会計責任者も兼務していた。

 関係者によると、公設第1秘書は代表のみになった後も後援会の会計処理を実質的に担当。前夜祭に関して、開催費用の一部が補填されている事実などを知りながら、収支報告書に計上しなかった疑いが持たれている。公設第1秘書は特捜部の事情聴取に「後援会の収支報告書に記載すべきだった」と供述。「書かないことが慣例となっていた」とも説明したといい、特捜部はさらに聴取を続けるなど詰めの捜査をしている。

 安倍氏側は会費徴収分のほかに、開催費の不足分を補填してホテル側に支払った疑いがあるが、特捜部は、安倍氏側が前夜祭の前にホテル側から開催費の見積書の発行を受けていたことなどから、総額が後援会の収支にあたると判断。少なくとも、昨年までの5年間の会費徴収分計約1400万円については、収支報告書の収入と支出にそれぞれ計上した上で、補填分の計800万円超も支出に計上する必要があったとみているという。特捜部は補填分の原資にも、後援会の収入として記載すべき額があったとみて、解明を進めている。

 補填分の領収書は、ホテル側から安倍氏が代表を務める資金管理団体「晋和会」宛てに発行された。ただ、前夜祭は後援会が主催していた実態から、特捜部は会計処理も後援会が担うべきだと判断したとみられる。

2451とはずがたり:2020/12/03(木) 09:17:15

田崎も冷たいなあ

田崎史郎氏、安倍前首相の「桜を見る会」疑惑は「国会で答弁されたのは、ご本人ですから、きちんとけじめはつけなきゃいけない」
11/25(水) 13:36配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/54e5f35b47a7467504391df8b8d27b3d28c87a47
スポーツ報知

 25日放送のTBS系「ひるおび!」(月〜金曜・前10時25分)では、安倍晋三前首相(66)の後援会が主催した「桜を見る会」の前夜祭を巡り、安倍氏周辺がホテルに支払った費用総額の一部を同氏側が補填(ほてん)していたことを明らかにした一件を特集した。

 政治ジャーナリストの田崎史郎氏(70)は今回の件について、「東京地検特捜部のどこかから出たんだろうと思いますけど。一斉に報道がなされましたね」と、まずコメント。

 「安倍前総理が知らなかったとしても、国会に対する責任は問われることになる」とし、安倍氏の首相時代の国会答弁について「これは大きな問題ですよ。もし報道通りであれば、国会で総理が当時言われたことが間違いだったと言うことになるので、何らかの形で安倍総理がきちんと話されて、おわびもしなきゃいけなくなるんじゃないかなと思います」と話した。

 その上で「安倍総理と秘書のやりとりは我々にはまったく分かりませんよね。でも、それを秘書のせいにしてはいけないんだと思います。国会で答弁されたのは安倍総理ご本人ですから。きちんとけじめはつけなきゃいけないと思います」と厳しい表情で続けた。

報知新聞社

2452とはずがたり:2020/12/03(木) 09:17:46
「桜を見る会」前日懇親会 当初は収支報告書に負担分を記載か
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201126/k10012732841000.html
2020年11月26日 19時48分

「桜を見る会」の前日夜に開催された懇親会をめぐり、会が始まった7年前は、安倍前総理大臣側が、負担した費用を安倍氏が代表を務める資金管理団体の政治資金収支報告書に記載していたとみられることが、関係者への取材で分かりました。当初は収支報告書に記載する必要性を認識していた可能性があり、東京地検特捜部は、記載が行われなくなった詳しい経緯を調べているものとみられます。

「桜を見る会」の前日夜に支援者らが参加して開かれた安倍前総理大臣の後援会主催の懇親会をめぐっては、去年までの5年間にかかった懇親会の費用のうち少なくとも800万円以上を安倍氏側が負担したとみられ、ホテル側が、安倍氏が代表を務める資金管理団体「晋和会」宛てに領収書を発行していたことが明らかになっています。

懇親会は、7年前の平成25年以降、都内のホテルで毎年開催されていましたが、安倍氏側が、最初の年について、負担した費用などを「晋和会」の政治資金収支報告書に支出として記載していたとみられることが、関係者への取材で分かりました。

平成25年分の収支報告書には、82万9000円余りを政治活動費の「会合費」としてホテル側に支払ったことが記されていて、「晋和会」宛ての領収書も添付されていました。

安倍氏側が当初は収支報告書に記載する必要性を認識していた可能性があり、東京地検特捜部は、その後、記載が行われなくなった詳しい経緯を調べているものとみられます。

政治資金収支報告書にホテルの領収書が添付
7年前の平成25年分の「晋和会」の政治資金収支報告書には、「ANAインターコンチネンタルホテル東京」側から安倍前総理大臣側に発行された領収書が添付されていました。

宛名は「晋和会」。

ただし書きは「御利用代として」となっていて、安倍氏側が5月10日に82万9000円余りを支払ったことが記されています。

関係者によりますと、「桜を見る会」の前日夜の4月19日にホテルで開かれた懇親会の費用などとして支払われたものだということです。

2453とはずがたり:2020/12/03(木) 09:18:31
認知歪んでる佐藤章だけど

菅総理と検察が安倍氏に迫る「政界引退」
「安倍前首相秘書ら聴取」の舞台裏と今後の行方を読み解く
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020112700002.html?page=2
佐藤章 ジャーナリスト 元朝日新聞記者 五月書房新社編集委員会委員長

2454とはずがたり:2020/12/03(木) 09:21:07
安倍前首相「桜疑惑」補填費用900万円の謎 原資は機密費か
公開日:2020/11/26 14:30 更新日:2020/11/26 14:30
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281850
日刊ゲンダイ

 安倍前首相の後援会が主催した「桜を見る会」の前夜祭で、費用の不足分を補填していた問題で新たな疑惑が持ち上がった。ホテル側が発行した領収書を安倍側が廃棄していたというのだ。

2455とはずがたり:2020/12/03(木) 09:25:07

【激震 前法相夫妻起訴】河井克行被告、亀井静香氏秘書に300万円か 大規模買収事件で最高額
2020/7/10
https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=660831&comment_sub_id=0&category_id=256

 河井案里被告(46)が初当選した昨年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で、案里被告の夫の前法相克行被告(57)=衆院広島3区=が、票の取りまとめなどを頼む趣旨で元金融担当相の亀井静香氏の関係者の男性に現金300万円を渡していた疑いがあることが10日、分かった。参院選当時は秘書だったとみられる。検察当局が両被告の起訴事実で被買収者として認定した100人に含まれ、1人当たりの買収額としては最高額とみられる。

 亀井氏は庄原市出身で、かつて広島県北部や東部の衆院広島6区を地盤とし、衆院議員を13期務めた。建設相や国民新党代表なども歴任し、政界引退後も地元に一定の影響力を持つ。

 関係者によると、現金を受け取った疑いのある男性は広島県在住。今年4月に中国新聞記者と名刺交換した際には「亀井静香事務所 秘書」と書かれた名刺を渡していた。10日の中国新聞の取材では、男性は「今は会社員」とした上で、克行被告からの現金授受について「知らない。分からない」と述べた。

 広島選挙区では改選2議席を巡り、自民党新人の案里被告、同党現職の溝手顕正氏、無所属現職の森本真治氏が三つどもえの激戦を展開。案里被告が初当選し、溝手氏が落選した。

 亀井氏は参院選公示前の昨年5月、中国新聞の取材に「とにかく私は野党。森本氏(を応援するの)が当然の話で、河井氏は自民党だろう」と答えた。一方で当時、複数の関係者によると、亀井氏は案里被告を支援するよう指示もしていたという。検察当局は、克行被告が亀井氏の影響力に期待し、男性に現金を渡したとみているもようだ。

 今回の大規模買収事件では、検察当局は6月18日、克行被告が昨年3〜8月に広島県内の地方議員や首長ら94人に投票や票の取りまとめを依頼し、計約2570万円を渡したとして公選法違反容疑で逮捕。その後の捜査で、亀井氏の関係者男性ら6人に約330万円を渡した疑いが判明したため今月8日、100人に計約2901万円を渡したとして公選法違反(買収など)の罪で起訴している。

 関係者によると、約40人は広島県内の県議や市議ら地元政治家。1人当たりの受領額はこれまで元広島県議会議長の200万円が最高額とみられていた。

2456とはずがたり:2020/12/03(木) 20:00:00

一体誰に要請したんだ??

聴取要請「聞いてない」 安倍氏
12/3(木) 14:27配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/4bac8523edf71c10d9ef789f5fa89a2904f9953d
時事通信

 安倍晋三前首相は3日、後援会主催の「桜を見る会」前夜祭をめぐる問題で東京地検特捜部が安倍氏本人の任意の事情聴取を要請したことについて、「聞いていない」と述べた。

 衆院議員会館の事務所前で記者団に語った。

2457とはずがたり:2020/12/03(木) 22:12:46
選挙買収「自民党総裁の責任」は追及可能か?
https://news.goo.ne.jp/article/jbpress/politics/jbpress-61005.html?page=6
2020/06/23 07:00JBpress

 資金の流れから重要と思われる一つは、選挙資金1億5000万円がいつどのように確保されていたかにあるでしょう。

 つまり「刺客」は誰でもよかった可能性がある。

 すでに「気配り、目配り」とともに準備されていた資金があり、たまたまそれが、河井夫妻に「つけかえられた」のであれば、河井夫妻はトカゲのしっぽということになり、このケースの本当の構造的原点は別の場所にあることになる。

 3月以降「あのケチな河井克行代議士が気前よく金離れがよい」という現象が発生し、地元では驚きをもって迎えられたと報じられていることも、注意すべき点と思われます。

「週刊文春」は河井案里候補の事務所秘書が、自由民主党総裁の地元個人事務所の筆頭秘書、配川博之氏以下、畑村剛氏、鮎川健司氏、柿本康平氏と4人秘書が、河井案里氏の秘書と2人1組となって、企業や首長を回った」とする、自由民主党広島県議会議員の消息を報じています。

 これが「総理案件」として選挙戦をアピールするものであるなら、すでに團藤基準で考えるなら赤信号ですが、検察の立場からは、より慎重な姿勢が求められるかと思います。

 しかし、「気配り目配り」の延長と、この二人三脚が関連を持つ可能性があるとしたら、厳密な捜査の徹底が求められることになるでしょう。

 すなわち「総理」案件ではなく「自民党総裁案件」として、個人事務所秘書までセコンドについて「気配り目配り」とともに「金配り」をセッティングした「交付罪」を厳密な法の手続きに沿って立証していく必要がある。

 責任の主体は「自由民主党」であり、その責任者になるはずです。

 つまり、「自由民主党総裁」が特定候補の当選を前提に、地元関係者に「供与させる目的を持って」金銭の交付した「交付罪」の刑事責任を問われる。

 広島県連のみならず、東京高検管轄下、自由民主党本部に大規模ながさ入れが入っても全く不思議ではなく、徹底した捜査と事実の解明が必要不可欠になるように思います。

憲政史上、最大の汚点
 実は、法務大臣の職掌、とりわけ冒頭に記した犬養健第2代法務大臣、実質的には法務総裁を経ない初の「法相」による「指揮権発動」で、個別政党の党利党略、汚職隠しに法務大臣の職権が濫用された憲政史上の汚点との関連で、より本質的な「團藤的議論」をアカデミックには考えているのですが、ここでは紙幅が尽きましたので、折を改めたいと思います。

「法務大臣の逮捕」は、ちょっと前例がないように思われましたので、大学の職掌柄、どうしても細かに調べものしてしまい、昭和27年以降、102人に及ぶすべての法務大臣の経歴を確認してみました。

 西郷吉之助、賀屋興宣など、およそ褒められたものではない事績も目にしましたが、勲一等などの褒章を受けた人も多く、少なくとも逮捕されたケースなどは確認できませんでした。

2458名無しさん:2020/12/04(金) 00:20:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddaff02c917f6090741d4f3d077816d927785c1d
吉川氏疑惑、菅政権打撃に与党危機感 野党、「桜」とセットで追及
12/3(木) 7:21配信

 自民党の吉川貴盛元農林水産相(70)=衆院北海道2区=が大手鶏卵生産会社の元幹部から現金を受け取った疑惑が浮上し、与党には菅政権への打撃になりかねないとして危機感が広がった。

 「政治とカネ」の問題は安倍内閣から絶えないことに加え、吉川氏は当選同期の菅義偉首相と近いためだ。野党は捜査の推移を見ながら、安倍晋三前首相の「桜を見る会」疑惑と共に追及する方針だ。

 「事実なら政権に悪いことが続く。気を引き締めていかないといけない」。自民党幹部は2日、カジノを含む統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職事件や、元法相の河井克行被告と妻の案里被告の公職選挙法違反事件などが相次ぐことに懸念を示した。

 吉川氏は9月の総裁選で菅選対の事務局長を務めた。昨年の北海道知事選では党道連会長として、菅首相の意中の候補だった鈴木直道知事の擁立を主導。今回の疑惑が、首相と親しかった河井被告の事件の捜査線上に浮かんだこともあり、党関係者は「政権のイメージは悪化するだろう」と語った。

 自民党からは厳しい見方が出ている。閣僚経験者は「農水相在任中に利害関係者から現金をもらうなんてあってはならない」と指摘。参院幹部は「今後の選挙に影響する。早期の衆院解散は難しくなった」との認識を示した。党関係者は「ほかの農林族議員ももらっているかもしれない」と漏らした。

 一方、野党は勢いづいている。立憲民主党の安住淳国対委員長は記者団に「現職大臣当時に利益誘導があれば大きな問題だ」と指摘。「やることなすこと利権化し不祥事を起こすパターンが続いている」として、追及チーム設置を検討する考えを示した。

 共産党の穀田恵二国対委員長は記者会見で、桜を見る会問題が一連の疑惑の「象徴」だと断じ、「腐敗政治は自民党の私物化政治の極みだから、安倍氏の国会招致は避けて通れない」と強調した。

2459名無しさん:2020/12/04(金) 01:55:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/76d6066fef4b2e9acc58a062edaf41325d5e30b5
安倍氏、閉会後聴取へ調整 収支不記載の認識確認、東京地検
12/3(木) 19:02配信

 安倍晋三前首相側が「桜を見る会」前日に主催した夕食会を巡り、参加費で賄えなかった費用計900万円余りを補填したとされる問題で、東京地検特捜部は臨時国会が5日の会期末で閉会した後、安倍氏本人から事情聴取する方向で調整していることが3日、関係者への取材で分かった。政治資金収支報告書に収支の記載がなく、特捜部は政治資金規正法違反容疑で公設第1秘書を立件する方針を固めている。安倍氏にも不記載への認識を確認する意向で、捜査は大詰めを迎える。

 昨年11月に問題が発覚して以降、安倍氏は国会で「補填はなかった」と重ねて答弁してきた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6eaba43a43900b9b10ecb235f0a6fbc1342858a2
加藤官房長官、安倍前首相の聴取要請は「答えを差し控える」
12/3(木) 22:07配信

 加藤勝信官房長官は3日の記者会見で、安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前夜祭を巡り、東京地検特捜部が安倍氏本人に任意の事情聴取を要請したとの報道について「捜査機関の活動内容に関わる事柄については政府として答えは差し控えている。マスコミの報道そのものについてもコメントする立場にはない」と述べるにとどめた。

 安倍氏の説明責任に関しては「国会でできる限りの説明をされてきており、先日も捜査には全面的に協力していくと述べたと承知している。そうした形で引き続き対応されていくと思う」と語った。【佐藤慶】

https://news.yahoo.co.jp/articles/143ba31c21d9d3f3446227dd1a7baaf3b16d164c
元検事の郷原氏「強制捜査やるしかない」 桜の夕食会で
12/3(木) 19:52配信

 安倍晋三前首相の後援会が開いた「桜を見る会」前日の夕食会の費用を、安倍氏側が一部負担していた問題。3日に国会内で開かれた野党ヒアリングにリモート出席した元検事の郷原信郎弁護士が、強制捜査の必要性に言及した。

 郷原氏は、国会で夕食会の問題が追及されるようになった昨年11月以降提出された政治資金収支報告書に、その年の夕食会の収支が記載されていない点を指摘。「きわめて悪質な違反だ。強制捜査をしておかしくない事件だ」と述べた。

 郷原氏は「安倍前首相の関与を直接裏付ける証拠があるかというと、安倍事務所、後援会の人たちは、仮に何らかの動きがあっても言うわけがない」として、「安倍事務所をめぐるカネの流れや、内部資料をおさえる強制捜査をやるしかない」と訴えた。

 特に郷原氏が注目しているのは、安倍氏が昨年11月15日、首相官邸で20分を超える異例の長さで記者団の取材に応じ、「政治資金規正法上の違反には当たらない」と説明したことだ。郷原氏は「あの時点では安倍前首相自身がいろんなことを知っていた可能性は十分にあると思うし、そのあたりも刑事事件の取り調べの中で明らかにしていくべき事項だろう」と語った。

     ◇

 国会や政党など政治の現場での様子を「政治ひとコマ」としてお届けします。(吉川真布)

朝日新聞社

2460とはずがたり:2020/12/04(金) 11:03:20

略式起訴とは|概要と手続きの流れ・メリットなどを徹底解説
https://keiji-pro.com/columns/51/
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士
監修記事
Lgf01a201311131700
略式起訴(りゃくしききそ)とは、通常の起訴手続きを簡略化した、略式手続きで処分を終わらせ起訴方法で、100万円以下の罰金・科料に相当する事件である場合に利用されます。

通常の起訴では、被疑者が拘束されたまま行なわれますが、略式起訴されると、被疑者の身柄は釈放されます。

安倍氏公設秘書ら略式起訴へ 「桜」3千万円不記載か
https://www.asahi.com/articles/ASND37RD2ND3UTIL04K.html
2020年12月4日 5時00分

 安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」の前日に開いた夕食会の費用を安倍氏側が補?(ほてん)していた問題で、東京地検特捜部は、安倍氏の公設第1秘書で政治団体「安倍晋三後援会」の代表と事務担当者の2人を、政治資金規正法違反(不記載)罪で略式起訴する方向で検討に入った。罰金刑となり正式裁判は開かれない見通しとなった。

 関係者によると、立件対象は2016〜19年の4年分とし、安倍氏側の補?分を含む総費用(支出)と参加者の会費(収入)で計約3千万円の不記載を認定するとみられる。安倍氏の関与については本人の認識を聴いて最終判断する方針で、安倍氏の任意聴取を要請した。

 夕食会は年に1回、都内のホテルに支援者らを招き、1人5千円の会費制で開かれた。直近5年の15〜19年では、計約2300万円の総費用に対し、会費分は計約1400万円で、安倍氏側が計約900万円を補?した。ホテルは、安倍氏が代表の資金管理団体「晋和会」宛てに補?分の領収書を発行していた。

 ホテル側や秘書から事情を聴い…

2461名無しさん:2020/12/04(金) 22:33:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/9302a4add030f0f6ff5634b545297436dd2f53ae
自主返納、約2億円 参院議員歳費
12/3(木) 18:32配信

 参院は3日、改正国会議員歳費法に基づき参院議員が自主的に返納した歳費が、同法施行の昨年8月から今年11月分までの累計で1億9765万9000円になったと発表した。

 同法は、参院定数6増に伴う経費増への批判を和らげるのを狙いに昨年6月に成立。参院事務局は年2回、返納状況を参院議院運営委員会理事会に報告することになっている。ただし、各議員の対応や返納者数などは「自主返納の趣旨を損なう恐れがある」として公表していない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/37c6533b3b55a89cd74ea1f0398982246eb750ac
自民議員の資金、立民の2倍超 平均5659万円
12/4(金) 17:00配信

 国会議員の資金管理団体と政党支部が2019年に集めた政治資金について、議員1人当たりの実収入の平均額を政党別に見ると、自民党が5659万円でトップとなったことが4日、共同通信による政治資金収支報告書の集計で分かった。野党第1党、立憲民主党(2607万円)の約2.2倍で、議員別では上位20人中19人を自民が占めた。収入1位は立民の小沢一郎衆院議員で4億4227万円。うち3億4千万円は貸付金の債権放棄に伴う経理上の処理だった。

 衆参両院議員の収入総額は、18年比14.1%増の297億5千万円。19年7月に参院選があり、各党が集金を強化したとみられる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/408b509c6f03197e35e0aa0ebd810cbb8dd0ccb5
“政治とカネ”政権に痛手 安倍氏に厳しい目線「本人が説明を」
12/4(金) 10:01配信

 安倍晋三前首相側が主催した「桜を見る会」前日の夕食会を巡り、安倍氏本人が東京地検特捜部の事情聴取を受ける事態になれば、政治活動を再開していた安倍氏の政治的影響力がそがれるのは必至だ。自民党内からも「本人が説明責任を果たすしかない」との厳しい目線が向けられている。さらに吉川貴盛元農相への現金提供疑惑が浮上。「政治とカネ」問題は、新型コロナ対策で迷走する菅義偉政権を揺さぶる大きな火種となりそうだ。

 「説明責任があるのは当たり前だ。疑惑や金銭問題は安倍氏も吉川氏も自ら説明する以外に方法はない」。3日、竹下亘元総務会長は報道陣にこう指摘した。岸田文雄前政調会長も記者団に「政治と金の問題は、政治の信頼という点で大変重大で深刻だ」と述べた。

 厳しい指摘が相次ぐ背景には「逃げ続けると政治不信になる。衆院選を控えて自民党にとってマイナスでしかない」(衆院中堅)との危機感があるためだ。

 7年8カ月の長期政権を築いた安倍氏。持病の悪化に伴う退陣表明から約1カ月後の9月、表舞台での活動を再開。出身の細田派への復帰と会長就任を望む声が次第に高まっていた。

 衆院解散を巡っては「私が首相だったら、今の支持率を見ると強い誘惑に駆られる」と発言するなど、菅政権の“キングメーカー”への意欲をのぞかせた。

 だが「桜問題」の再燃により、安倍氏の「再々登板」を望む声は一気にしぼむ。特捜部の公設秘書の聴取に加え、安倍氏が真っ向から否定してきた夕食会費用の補填(ほてん)が次々と判明。「霞が関の総意として、復権を望んでいないということが、はっきりした」。細田派関係者は声を潜めて解説する。安倍氏の「盟友」である麻生太郎副総理兼財務相は周囲に「派閥への復帰は時間がかかるかもしれないな」と漏らす。

 安倍氏を擁護してきた首相にとっても大きな痛手だ。今月4日に予定されている首相の記者会見では、安倍氏の「虚偽答弁」を追認してきた首相の責任が追及されるのは必至だ。「支持率がずるずる落ちていくのは目に見えている」(麻生派関係者)との見方が強まっている。

 さらに、首相に追い打ちを掛けるのが、鶏卵生産大手「アキタフーズ」グループ元代表による吉川元農相への現金提供疑惑だ。吉川氏は首相と初当選同期で、二階俊博幹事長率いる二階派の所属。事件に発展すれば、首相と二階氏へのダメージは避けられない。

 ある若手議員は不安げにつぶやく。「こんな失態、疑惑が続けば政権も一気に下火になり、国民にそっぽを向かれる」

 (郷達也、河合仁志)

2462名無しさん:2020/12/04(金) 23:07:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/cfd7fc97d5ac74d6fe358d604f7c3ec15fe0a228
「私が背中向けた段階で言わないで」安倍前首相、「桜」質問にいら立ち
12/4(金) 18:03配信

 安倍晋三前首相は4日、自身の後援会が主催した「桜を見る会」の前夜祭を巡り、東京地検特捜部が任意での事情聴取を求めたことに関し「私は何も聞いていない」と述べたうえで「真実を解明することが大切だから、誠意を持って対応していく」と捜査に協力する姿勢を示した。国会内で記者団の取材に答えた。

 安倍氏はまた、「捜査の対応が決まった段階においては、お話しできることをお話しさせていただきたい」とも語った。

 野党側が安倍氏の国会招致を求めていることについては「捜査が続いている段階においては申し上げることはない」と応じない姿勢を示した。

 安倍氏が取材に応じた後、その場を離れようと歩き出した際、記者から「お話しされるつもりはないのか」との質問が投げかけられた。記者団の前に戻った安倍氏は「私が背中を向けた段階で、ぜひ言わないでいただきたい」といら立ちをのぞかせる一幕もあった。【遠藤修平】

2463名無しさん:2020/12/06(日) 14:52:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/bacf471f0416d537febdbdc83f5429b2c41d615f
自民派閥の上位独占続く パーティー収入、総額は微減 政治資金
12/5(土) 7:24配信

 2019年の政治資金収支報告書(総務相届け出分)によると、政治資金パーティーの収入額上位は、前年に続き自民党の各派閥が占めた。

 収入総額は前年比0.6%減の88億6600万円だった。

 収入1000万円以上の特定パーティーで比較した。前年2位だった二階派が2億4940万円でトップに浮上。麻生派は首位を明け渡したが、2億2848万円で2位に付けた。3位の岸田派、4位の竹下派はそれぞれ順位を一つ上げ、前年3位の細田派は5位に後退した。

 個人では、19年に国政復帰した日本維新の会の鈴木宗男参院議員の「21世紀政策研究会」が最多。2回の開催で計1億3593万円を集め、全体の6位に入った。

 7位は自民党の岸田文雄前政調会長の「新政治経済研究会」。7回で前年比3813万円増の計1億2529万円を集金した。党総裁選をにらみ、資金集めに注力したことがうかがえる。

 前年17位だった武田良太総務相の「武田良太政経研究会」も、計9019万円で9位に上昇した。

 政治資金パーティーの開催団体数は、前年から21増えて385団体だった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a391a1babcdc073d95d634fb3cc5c67867a1372d
19年会食、麻生氏2099万円 自民7派領袖、平均622万円 政治資金
12/5(土) 7:24配信

 2019年の政治資金収支報告書で自民党7派閥領袖(りょうしゅう)の会食費用を比較したところ、麻生派の麻生太郎副総理兼財務相が2099万円で突出していた。

 岸田派の岸田文雄前政調会長が978万円、石原派の石原伸晃元幹事長が648万円と続いた。7人の平均額は622万円。

 会食費用は、それぞれの「国会議員関係政治団体」の報告書から、「組織活動費」として計上された交際費や会合費、渉外費を集計した。

 麻生氏は152件。最高額は167万円で、19年7月31日にホテルオークラ(東京・虎ノ門)で支出した。ホテルオークラはこれを含め24件計790万円、帝国ホテル(東京・内幸町)は14件計339万円の記載があった。首相在任中に高級ホテル通いを野党に批判されたが、ライフスタイルは変わっていないようだ。

 岸田氏は135件あった一方、10月に石破派会長を退いた石破茂元幹事長は47件で368万円。「ポスト安倍」のライバルだった2人だが、岸田氏の方が活発だったと言えそうだ。5位は細田派の細田博之元幹事長(110万円)、6位は竹下派の竹下亘元総務会長(109万円)。

 最少は二階派の二階俊博幹事長。政財界関係者と連日会食を重ねているが、記載は41万円のみ。政治団体と別に、二階氏個人に党から「政策活動費」として10億700万円が提供されており、こうした資金を会食費用に充てていた可能性がある。

2464名無しさん:2020/12/06(日) 14:53:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/b6ece9f6e55e95cb57609ba64dc7e6f22a0a3a03
橋下徹氏、検察から事情聴取を要請の安倍前首相へ「国会対応について本当に反省しながら、しっかり説明してもらいたい」
12/6(日) 9:14配信

 元大阪府知事の橋下徹氏が6日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜・前7時半)に生出演した。

 番組では、安倍晋三前首相(66)の後援会が主催した「桜を見る会」の前夜祭を巡り、安倍氏周辺がホテルに支払った費用総額の一部を同氏側が昨年までの5年間で910万円以上の費用を補填(ほてん)していた問題で東京地検特捜部が安倍氏本人に任意での事情聴取を要請したことを報じた。

 今回の問題に橋下氏は「残念に思うのは、安倍さんがホテルに確認すれば、この問題すぐ分かったことだし、国会がホテルから明細、領収書の有無を半ば強制的に確認できる仕組みがあれば検察がこういう型で入ってくることはなかったと思います」と指摘した。

 その上で検察が政権に影響を与えることは「違うと思う」と持論を展開しながら「ただ日本の今の国会の自浄能力のなさからすれば、検察が入ってもらうしかない」と述べた。続けて「国民からすれば、ホテルの領収書ぐらい、なんで安倍さんが自分で出せないのか、確認できないのか。それすら国会でできないんだったら検察の力に頼るしかないじゃないかっていうのが国民の多くの声だと思う。本来そうじゃないはずなんです」とし「安倍さんには政策の問題じゃなく国会対応については本当に反省してもらいながら、しっかり説明してもらいたいです」と訴えていた。

報知新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/59264c3c5976700109c024d28d4d9148350623ff
辛坊治郎氏 安倍前首相は「逮捕には絶対ならない」
12/5(土) 14:23配信

 キャスター辛坊治郎氏(64)が、5日放送の読売テレビ「特盛!よしもと 今田・八光のおしゃべりジャングル」(土曜前11・55)に出演し、「桜を見る会」前日に主催した夕食会の費用を安倍晋三前首相側が補てんしたとされる問題について、安倍氏の逮捕は「ない」との見通しを明らかにした。

 辛坊氏は「会場費の負担」という名目では、「公職選挙法上、会場費を事務所を負担するのは合法」と説明し、「会場費を負担するだけなら罪に問えない」と指摘した。一方で、「政治資金規制法上は、収支報告書に記載しなかった。現状、報道されている範囲、完全にアウトです」と断言した。

 それでも、過去の例と照らし合わせると、安倍氏が逮捕、起訴される可能性はゼロに等しいという。「今出てる金額の1ケタ以上、上じゃないと起訴されたケースがない。虚偽記載じゃなくて、記載漏れに関しては、今まで摘発した例がないレベルなんです」。さらに「いつ安倍さんが逮捕されるんだろうと思っている人、多いですよね?検察としては最終的に、安倍さんを逮捕したりはできないと。この金額と状況では」と推測し、「予言しておきます。安倍さん逮捕には絶対ならない」と言い切った。

 辛坊氏は「秘書が略式起訴で罰金刑まであると思いますが、そこが上限ですわ」と予測。さらに、安倍氏が首相在任中、国会答弁で一部費用の負担を否定していたことに言及し、「800万円を事務所が補てんしているのは間違いない。ちゃんと出てきて本人がしゃべらないと、とは思います」と、説明責任が必要との考えを示した。

2465名無しさん:2020/12/06(日) 14:56:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4e7e0d041d0ae579c7c998a6f46c481ba5f174a
「桜を見る会」騒動、「安倍前総理」起訴される可能性を元特捜部が解説
12/6(日) 5:57配信

「桜を見る会」騒動から1年の時を経て、その「前夜」の疑惑が新たな火種となりつつある。東京地検特捜部はすでに安倍晋三前総理の秘書にも事情聴取を敢行。検察の威信をかけた捜査は実を結ぶのか、花と散るのか。

 ***

 果たして、季節外れの桜は再び永田町に舞うのか。

 読売新聞の1面に、〈東京地検 安倍前首相秘書ら聴取〉〈「桜」前夜祭 会費補填巡り〉という文字が躍ったのは11月23日のこと。

 桜を見る会を巡る騒動についてはまだ記憶に新しいところだが、今回取り沙汰されているのは、その“前夜祭”についてだ。

 昨年4月13日に行われた桜を見る会の前日、都内のホテルニューオータニで安倍晋三後援会が主催する前夜祭が開かれた。会場には、安倍前総理の地元・山口県下関市などから後援会関係者ら約800人が集まった。会費は〈お一人様 5千円〉である。

 この前夜祭に“違法行為疑惑”があるとして、今年5月21日、法曹関係者が東京地検に告発状を提出。特捜部はこれを受け、後援会の代表でもある安倍前総理の公設第1秘書や、地元の支援者に任意で事情聴取を行っているという。

 告発の呼びかけ人にも名を連ねる、神戸学院大学法学部教授の上脇博之氏が解説するには、

「ニューオータニのパーティープランは最低価格でも1万1千円とされ、会費の5千円は半額にも満たない。その差額分を後援会が補填したのなら、公職選挙法199条の5第1項に規定される“寄附の禁止”に違反します。また、政治資金規正法は、政治団体が会費制の催しを開いた場合、政治資金収支報告書に収支を記載することを義務づけている。同様の前夜祭は2013年から昨年まで過去7回開かれてきましたが、現在公表されている後援会の収支報告書には一切記載がありません。この2点の疑惑について、2018年分を東京地検に告発したのです」

「桜」問題が連日のように報じられていた昨年11月、安倍前総理は会見で、次のように釈明している。

 前夜祭の会費はあくまでも〈ホテル側が設定した価格〉であり、〈受付で事務所職員が集金し、ホテル名義の領収書を渡した上で、集めた現金をホテル側に支払っている。支出は発生しないので政治資金規正法上の違反には全く当たらない〉。さらに、国会答弁では〈事務所側が補填したという事実は全くない〉とも述べている。

 だが、上脇氏はこう言う。

「政治団体がホテルと招待客の間に介在したのは間違いなく、しかも、事務所が一旦、現金を受け取ったのなら収支報告書に記載がないとおかしい。それがない場合、政治資金規正法の不実記載罪に該当する疑いが濃くなります。仮に、勘違いなど、故意ではなく過失で報告書への記載を怠ったとすれば、不起訴となる可能性もある。しかし、前夜祭は長年にわたって常習的に不記載が続いていたわけですから、さすがに過失の弁明は通用しないでしょう」

 加えて、読売の報道によると、特捜部は安倍前総理側から出納帳を、ホテル側からは明細書の提出を受けているという。

「特捜部が差額の補填に関する客観的な証拠を入手したのなら、秘書らが起訴されて有罪となることも十分考えられます」(同)

 さる司法記者も、「特捜部は安倍前総理や公設第1秘書と共に告発状に名前を記された、後援会の会計責任者の立件を視野に入れているようだ」と明かす。

 当の安倍事務所は11月23日、「刑事告発されたことを受けて説明を求められたので、捜査に協力し、真摯に対応している」とのコメントを発表した。

 では、検察はどこに着地点を見定めているのか。

2466名無しさん:2020/12/06(日) 14:56:49
>>2465

「不起訴」の可能性も
 かつて東京地検特捜部で副部長を務めた、弁護士の若狭勝氏に尋ねると、

「今年5月の告発を受けて捜査を進めてきたのなら、年末までに処分がなされてもおかしくありません。ただ、政治資金規正法の不実記載は第一義的に会計責任者の責任が問われるため、具体的な関与が立証されない限り、そこから先にたどり着くのは難しい。また、政治家の責任を問うのなら公選法違反の方がやりやすいですが、前総理やその秘書を処罰すれば現在の政権にも影響を及ぼしかねません。正直なところ、いまの特捜部がそこまで腹を括れるのか疑問が残ります」

 公選法違反の場合、費用を補填した目的や、誰の意図かを明らかにする必要があるためハードルは高く、徹底した捜査が求められる。

「検察審査会に申し立てをされる恐れもあるので、今後も特捜部は幅広く関係者への聴取を続けるはずです。とはいえ、前総理や秘書は不起訴処分となる可能性が高いのではないか。もし、秘書だけでも在宅起訴して罰金刑にできるなら、政治と距離を置く検察本来の秋霜烈日の姿に戻ったと、むしろ嬉しく思いますけどね」(同)

 他方、国会で“桜”が返り咲くのは疑いようがない。

 政治部記者によれば、

「野党にとっては願ってもないネタですよ。菅政権の発足以来、内閣支持率は50%以上で推移している。学術会議問題も支持率にはほとんど影響していません。もし年明けに衆院の解散があれば、野党は敗色濃厚のまま選挙戦に突入することになる。そのため、野党側はこの機に乗じて“桜問題”を蒸し返し、“反安倍”ムードを再燃させようとするでしょう。もちろん、安倍前総理に国会での説明を求めたところで、安倍政治の継承を掲げる菅総理がおいそれと応じるはずがありません。それでも野党側は“結局、菅政権も隠蔽体質だ!”と騒ぎ立てて支持率ダウンを狙うと思われます」

 だが、昨年のような“バカ騒ぎ”が続くとは考えにくいとの指摘もある。

「安倍さん本人が起訴されるとは思えないし、前総理を追及したところで決め手に欠ける。そもそも、時系列が“逆”なのではないか」

 とは政治部デスクである。

「今回の報道で特捜部がこれまで前夜祭の内偵を続けてきたことがはっきりしました。ただ、安倍さんが総理在任中からその動きを察知していたとすれば……。退陣の直接的な理由は体調問題ですが、それに加えて、検察による捜査の手が周辺に及ぶ前に職を辞したという考え方もできる。奇しくも、告発状が提出された5月21日は、“官邸の守護神”と呼ばれた黒川弘務・元東京高検検事長が、安倍前総理に辞表を出した日でもあります」

 突如として浮上した検察の捜査は大輪の花を咲かせるか。はたまた形だけの徒花に終わるか……。

「週刊新潮」2020年12月3日号 掲載

新潮社

2467名無しさん:2020/12/06(日) 18:16:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2bb2960e8f43f33d3d8915fd5304ff7db575813
菅首相集金力、他党首をリード 自民優位で変わらず 政治資金
12/4(金) 17:18配信

 2019年の政治資金収支報告書を基に与野党党首の収入を比較したところ、菅義偉首相(自民党総裁)が1億1246万円でトップだった。

 自民総裁の首位は6年連続で、野党との資金力の差は首相交代後も変わらなかった。

 首相は19年、東京都内と地元横浜市内で計9回の政治資金パーティーを開催した。6月に開いた「初夏の集い」と合わせ、計8248万円を集金。いずれも収入が1000万円以上の「特定パーティー」に当たらないが、このうち4回はそれぞれ990万円台だった。

 パーティー収入以外では、党から支部への交付金計1370万円、企業からの献金計1291万円の順に多かった。

 2位は国民民主党の玉木雄一郎代表で6619万円。党から、支部に計1500万円の交付、資金管理団体に計1278万円の寄付を受ける一方、パーティーなどの事業収入はなかった。

 3位に入ったれいわ新選組の山本太郎代表は、個人献金の多さが際立ち、3567万円のうち97.6%に当たる3480万円を占めた。

 立憲民主党の枝野幸男代表は4位。自身から支部への資金拠出を前年の計1500万円から計450万円に減らした結果、収入額が3309万円にダウンした。

 5位以下は、社民党の福島瑞穂党首(1224万円)、公明党の山口那津男代表(1115万円)、日本維新の会の松井一郎代表(453万円)の順だった。

 収入は該当団体がない党首を除き、資金管理団体と政党支部の合計を比較。非国会議員の松井、山本両氏については資金管理団体のみを対象とした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a1a2bf0a41fafd2b49e7a8761405267286eaa8f4
集金力、岸田氏がトップ 自民リーダー候補6人を比較 政治資金
12/5(土) 7:24配信

 2019年の政治資金収支報告書で、将来の自民党リーダー候補として名前が挙がる国会議員6人の収入を比較すると、岸田文雄前政調会長が1億7825万円でトップだった。

 2位の茂木敏充外相は1億4207万円、3位の小泉進次郎環境相は1億3638万円だった。

 岸田氏は、東京や地元の広島市に加えて名古屋、静岡、神戸各市で政治資金パーティーを開催し、収入全体の8割に当たる1億4521万円を集めた。党総裁選に向けて活動を強化した様子がうかがえる。一方、個人献金は前年から半減した171万円で、6人で最も少なかった。

 茂木氏は、企業や政治団体からの寄付が6人中最多の4094万円だった。19年に結婚や初入閣で話題を集めた小泉氏は個人寄付が6人で最も多い1941万円。パーティーでも岸田氏に次ぐ8889万円を集めた。

 4位以下は、加藤勝信官房長官が1億1456万円、石破茂元幹事長が8311万円、河野太郎行政改革担当相が7982万円の順。石破氏は前年比27.0%の大幅減で、大規模パーティー開催を減らしたことが響いた。河野氏はパーティー収入が6人で最少の3710万円だった。

 総務相や各県選挙管理委員会に「国会議員関係政治団体」として届け出のある団体を集計した。

2468名無しさん:2020/12/07(月) 20:31:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3433e1d9699866c988209e6fb52a05411c3c46d
《検察側のリベンジ》「桜を見る会・前夜祭」疑惑で安倍前首相まで辿り着けるか?
12/7(月) 6:12配信

「安倍晋三前首相側が主催した『桜を見る会』の前夜祭の会費を安倍氏側が補填していたとされる疑惑を捜査している東京地検特捜部は、臨時国会が会期末の12月5日に予定通り閉会したことから、安倍氏本人から事情聴取したうえで、安倍氏の公設第1秘書を立件する方針です」

 ある司法担当記者はこう語る。この公設秘書が代表を務め、一時会計責任者も兼務していた「安倍晋三後援会」は、2013〜19年に東京都内の2つのホテルで「桜を見る会」の前日に夕食会を開催。19年までの5年間でホテル側への支払総額は約2300万円に上り、参加者1人5000円の会費だけで賄えない分は、安倍氏側が毎年100万円以上、多い年で約250万円を負担していたというのが疑惑の中身だ。

「補填した費用は5年間で900万円に上るとみられています。ホテル側は安倍氏が代表の資金管理団体『晋和会』宛ての領収書を発行していたことが、ホテル側が任意で特捜部に提出した会計書類で確認されています。公設第1秘書はこうした事実関係について、特捜部の任意聴取に認める供述をしています。しかし、後援会や晋和会の政治資金収支報告書には15〜19年の夕食会に関する記載が全くないのです。

 このため、特に後援会の収入と支出の不記載額は総額で4000万円を上回る可能性があるのです。だから特捜部は政治資金規正法違反容疑で公設第1秘書を立件する方針を固めたというわけです。特捜部は公設第1秘書だけでなく、晋和会の会計責任者を務める私設秘書からもすでに事情聴取をしています。この私設秘書は安倍事務所の大物秘書として知られ、毎日新聞政治部記者時代に安倍氏の父・故晋太郎元外相と親交を深めた関係で新聞社退社後、安倍氏の秘書となった人物です。数年前までは政策秘書を務めていました」(同前)

 今年の5月に弁護士らから政治資金規正法違反容疑などでの告発状の提出を受けた特捜部では、安倍氏の首相辞任後、捜査に着手。臨時国会閉会後の立件をにらんで捜査を続けてきたという。

「特捜部は安倍氏側が領収書を廃棄したとみられることから、悪質な証拠隠滅として刑事訴追は免れないと判断したのです。来年1月に始まる通常国会での予算審議に影響を与えないよう、年内に在宅起訴か略式起訴する方針のようです。安倍氏が現職の首相時代の不祥事であり、現在の菅義偉政権は安倍政権を継承していることから、通常は検察内部でも『赤レンガ派』と呼ばれる法務官僚側が政権側に忖度し、特捜部に連なる『現場捜査派』にブレーキをかけるのですが、現状はそうなってはいません。

 やはり安倍・菅ラインで牽引していた安倍政権下で、順風満帆と見られていた検事総長コースから危うく外されかけた林真琴総長が、捜査を容認していることが大きいようです。容認というより後押ししているという説まであるのです。林総長は、賭けマージャン問題で辞職した黒川弘務元東京高検検事長の後任として東京高検検事長に就任した際、検察と政治との距離について記者会見で問われると、『一定の距離を保って職務を遂行すべき』ときっぱりと言い切っています。林総長はその方針を現在も維持しているのです」(同前)

2469名無しさん:2020/12/07(月) 20:31:36
>>2468

 総長を補佐する落合義和次長検事と、堺徹東京高検検事長という「元特捜検事」の検察首脳が特捜部をバックアップしているというのが、現在の法務・検察当局の捜査体制だ。

「7月に東京地検特捜部長に就任した新河隆志氏は大阪地検特捜部の副部長として森友学園の問題に絡む背任や公文書毀棄容疑の捜査を担当し、不発に終わっています。大仰に言えば、安倍首相の“政治権力”の前に一敗地にまみれているわけです。前夜祭はリベンジマッチともいえるのです」(同前)

 公設第1秘書は、公選法違反罪に問われている河井案里参院議員の選挙でも安倍氏の代理として辣腕を振るったとされる安倍事務所の大番頭だ。では、安倍氏自身は今回、立件されるのだろうか。どうやら、それは「ノー」のようだ。

「2019年11月に問題が発覚して以降、安倍氏は国会で『補填はなかった』と重ねて答弁してきましたが、晋和会の会計責任者を務める大物秘書は特捜部に対し、安倍氏に『補填はしていません』と事実と異なる説明をしていたと供述しているそうなのです。安倍氏も事情聴取には『補填は知らなかった』と説明するはずです。こうなると、安倍氏が補填を認識していたと証明することは難しくなります。

 安倍氏についても告発状が出ていますが、安倍氏自身は不起訴となるでしょう。不起訴となっても検察審査会が2度、『起訴相当』と議決すれば、小沢一郎衆院議員のように強制起訴されますが、小沢氏に『虚偽記載を報告し、了承を得た』とする元秘書の供述調書があった小沢氏のケースと安倍氏のケースは全く違うため、強制起訴もできないでしょう」(同前)

 森友学園、加計学園、そして桜を見る会と疑惑が次々と明らかになった安倍政権だったが、安倍氏本人は結局、逃げ切ったということになる。だが、故人を含めて実際には献金していない人の名前を政治資金収支報告書の献金者欄に記載していた「故人献金」や実母からの億単位の寄付があった「お小遣い問題」が発覚し、元秘書2人が立件された鳩山由紀夫首相(当時)の民主党政権時代を「暗黒時代」と揶揄していた安倍氏は、やはり同じ穴のムジナだったことが証明されることになる。

多々木 純一郎/Webオリジナル(特集班)

2470とはずがたり:2020/12/08(火) 00:39:54

元検事の郷原氏「強制捜査やるしかない」 桜の夕食会で
吉川真布
https://www.asahi.com/articles/ASND36G87ND3UTFK008.html?ref=tw_asahi
2020年12月3日 19時52分

2471とはずがたり:2020/12/08(火) 11:12:25
上野通子参院議員、約2年にわたり事務所費不記載 政治資金収支報告書
12/8(火) 5:32配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/732cbe4caf31208ee48a3997509b2bac7ddbf479
毎日新聞

 自民党の上野通子参院議員(栃木県選出、2期)が代表を務める「自民党栃木県参院選挙区第1支部」が、宇都宮市内にある事務所を親族から無償提供されていたのに、2年間にわたり政治資金収支報告書に記載していなかったことが判明した。毎日新聞の取材に上野氏は不記載を認め、近く報告書を訂正するとしている。

 上野氏によると、事務所は同市泉町の4階建てのビルの一室で、2020年8月にこのビルが取り壊されるまで使われていた。登記簿では事務所の土地と建物の大部分を上野氏の母親と子どもが所有しており、4%分だけが上野氏の持ち分となっている。

 16、17年の同報告書では、いずれも12月に事務所賃料として母親に30万円を支出していたが、18、19年の報告書には記載がなく、無償で使用してきたという。

 総務省は無償提供の場合にも報告する必要があるとしており、上野氏は毎日新聞の取材に「実母と実子に家賃を支払えば、親族に政治資金が還流しているなどという者もいるので、家賃は支払わずに使用していた。近隣相場を確認し、適切に修正する予定」と文書で回答した。

 上野氏は栃木県議を経て、10年の参院選で初当選し、文部科学政務官や副文科相などを務めた。母親は文星芸大などを運営する学校法人・宇都宮学園の元理事長。【李舜】

2472とはずがたり:2020/12/08(火) 21:09:11
西川公也元農水大臣が内閣官房参与を辞任
12/8(火) 18:38配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b7f9f055429fd41d36e7a263683e1fa6afd559c
ABEMA TIMES

 西川公也元農林水産大臣が内閣官房参与の職を辞任したことがわかった。

 西川参与は、2017年の衆議院選挙で落選後、安倍政権時に農政全般を担当する内閣官房参与に起用され、菅政権発足後も再任されていた。関係者によると、西川参与は卵の生産・販売大手「アキタフーズ」から、クルーザーによる接待を受けていたということで、今回の辞任との関連を指摘する声が上がっている。

【速報】西川元農林水産大臣が内閣官房参与を辞任

 自民党幹部によると、すでに辞表は受理されていて、西川氏は「政府の役職についていて迷惑をかけているので身を引きたい」と説明しているということだ。

 一方で、「アキタフーズ」と関連する疑惑については否定しているという。
(ANNニュース)

2473名無しさん:2020/12/09(水) 00:34:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ad17a9c57f8baf55224313aaaee24054cc56647
吉川元農水相疑惑 野党ヒアリングで農水省が回答拒否
12/7(月) 20:55配信

 自民党の吉川元農水大臣が鶏卵生産販売会社の元代表から現金を受け取った疑惑をめぐり、野党側がヒアリングを行いましたが、農水省は「捜査中」を理由に回答を拒否しました。

 吉川元大臣をめぐっては、大臣在任中に広島の「アキタフーズ」元代表から500万円を受け取った疑惑が指摘されています。

 7日のヒアリングで野党側はアキタフーズと農水省側の面談記録の提出を求めましたが、農水省は「捜査中」を理由に記録を出さず、「コメントは控える」と繰り返しました。

 また、ニワトリの飼育環境の国際基準案をめぐり、吉川元大臣とアキタフーズ側でやり取りがあったとされますが、これについても農水省は「確認する」「コメントは控える」と連発し、回答を拒否しました。

 野党側は鶏卵価格が下がった場合の補てん制度などについても農水省側からヒアリングを行う方針です。(07日18:46)

最終更新:12/8(火) 1:14
TBS系(JNN)

2474名無しさん:2020/12/09(水) 01:20:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/5356da6d250feb7940e5c1cca27c489bcbbf8d68
【速報】西川公也内閣官房参与 辞任の意向固める、鶏卵業者からの接待疑惑
12/8(火) 19:06配信

 広島県の大手鶏卵業者からの接待疑惑を指摘された元農水大臣の西川公也内閣官房参与が辞任の意向を固めました。

 西川氏をめぐっては、吉川元農水大臣に500万円の現金を渡した疑いのある「アキタフーズ」の元代表からクルーズ船での接待を受けていた疑惑が指摘されていました。

 党幹部の1人は西川氏から7日に連絡があり、「これ以上政府や党に迷惑をかけられない」として、辞任の考えを伝えられたということです。

 加藤官房長官は会見で、西川氏から退任の申し出があったことを認め、現在手続きが進められていることを明らかにしました。(08日18:42)

最終更新:12/8(火) 19:06
TBS系(JNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/42bb31ec7fa4ca9da457f6588f7eaeaca32d7eba
元農相の西川・内閣官房参与が辞任…鶏卵業者との関係取り沙汰
12/8(火) 19:08配信

 政府は8日、元農相の西川公也内閣官房参与が同日付で辞任したと発表した。「一身上の都合」が理由という。西川氏は、自民党の吉川貴盛・元農相に現金を提供したとされる鶏卵業者との関係が取り沙汰されている。

 同党衆院議員だった西川氏は農林族として知られ、2014年9月に第2次安倍改造内閣の農相として初入閣。15年2月に自らが関連する政治団体への献金問題の責任を取り辞任した。17年衆院選で落選後、農業などを担当する内閣官房参与に就き、菅内閣でも引き続き起用されていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7cfeb4e3961be5a1da7188a9ecdd8375d9620776
西川公也元農水大臣が内閣官房参与の職を辞任
12/8(火) 19:11配信

 西川公也元農林水産大臣が内閣官房参与の職を辞任したことが分かりました。

 西川元農林水産大臣は2017年の衆議院選挙で落選後、安倍政権時に農政全般を担当する内閣官房参与に起用され、菅政権発足後も再任されていました。関係者によりますと、西川元農林水産大臣は卵の生産・販売大手「アキタフーズ」からクルーザーによる接待を受けていたということで、今回の辞任との関連を指摘する声が上がっています。自民党幹部によりますと、すでに辞表は受理されていて、西川元農林水産大臣は「政府の役職についていて、迷惑を掛けているので身を引きたい」と説明しているということです。一方で、アキタフーズと関連する疑惑については否定しているということです。

テレビ朝日

https://news.yahoo.co.jp/articles/f9445771f6d854a8230d54d7d26ba9620762d92b
西川公也内閣官房参与が退職
12/8(火) 19:43配信

 内閣官房は8日、西川公也内閣官房参与が同日付で退職したと発表した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b6fca7a8a75743cc75541db643550083e390ae3d
西川官房参与辞任を発表 官房長官「一身上の都合」
12/8(火) 19:51配信

 政府は8日、西川公也内閣官房参与が辞任したと発表した。加藤勝信官房長官は同日の記者会見で、西川氏から参与辞任の申し出があったと明らかにし、理由は「一身上の都合」と説明した。西川氏は、鶏卵生産大手「アキタフーズ」グループ元代表による吉川貴盛元農水相への現金提供疑惑にからみ、関与が取り沙汰されている。

 西川氏が辞任を申し出た時期について加藤氏は「詳細を承知していない」とした。辞任の申し出に菅義偉(すが・よしひで)首相らが慰留したかどうかも明言しなかった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1e24507fc536b208a984e316d293ef2cc736008f
西川公也内閣官房参与 8日付で退職
12/8(火) 20:40配信

菅内閣で内閣官房参与をつとめる西川公也元農林水産大臣が、8日付で退職しました。

吉川元農水大臣が鶏卵生産会社の前会長から現金を受け取った疑惑に関連し、西川氏もこの会社との親密な関係が指摘されていました。

加藤官房長官は会見で、西川氏が「一身上の都合」を理由に自ら退任を申し出たと説明しています。

2475名無しさん:2020/12/09(水) 01:20:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/16b108b28d90a1ba7f43068420b0c36ec6deabcc
西川公也内閣官房参辞任 鶏卵大手との関係取り沙汰
12/8(火) 20:46配信

西川公也内閣官房参与が、参与を辞任した。

西川氏は、東京地検が捜査の対象としている鶏卵生産大手「アキタフーズ」との親密な関係が取り沙汰されていた。

加藤官房長官「西川(公也)氏ご本人から(内閣官房参与)退任の申し出があったと承知している」

農林水産相などを歴任した西川氏は、2017年に安倍内閣で内閣官房参与に起用され、菅内閣でも引き続き参与として農業政策を担当してきた。

政府は、西川氏の退任を正式に発表し、加藤官房長官は、西川氏の退任の理由について、「一身上の都合」としている。

西川氏は、吉川元農水相への金銭授受疑惑で、東京地検特捜部が捜査を進める「アキタフーズ」との親密な関係が取り沙汰されていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ac879dcaa506f6251b288133cffc428effc35288
大手鶏卵業者から接待疑惑 西川公也内閣官房参与が辞任
12/8(火) 21:08配信

 広島県の大手鶏卵業者からの接待疑惑を指摘された元農林水産大臣の西川公也内閣官房参与が辞任しました。

 「西川氏ご本人から退任の申し出があったと承知をしております」(加藤勝信官房長官)

 加藤官房長官によると、西川氏から“一身上の都合”で内閣官房参与の辞任の申し出があり、手続きを進めていたということです。

 西川氏を巡っては、吉川元農水大臣に500万円の現金を渡した疑いのある「アキタフーズ」の元代表からクルーズ船での接待を受けていた疑惑が指摘されていました。

 党幹部の1人は「これ以上、政府や党に迷惑をかけられない」として西川氏から辞任する考えを伝えられていたということです。(08日20:45)

最終更新:12/8(火) 21:08
TBS系(JNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/ab976314781a85983af2213574bf36fcd5001935
西川内閣官房参与が辞任 接待疑惑「一身上の都合」
12/8(火) 21:12配信

 西川公也(こうや)内閣官房参与が8日、辞任した。加藤勝信官房長官は同日の臨時閣議後の会見で、西川氏から辞任の申し出があったことを明らかにし、理由については「一身上の都合により退任されると聞いている」と説明した。

 関係者によると、西川氏は7月、吉川貴盛・元農林水産相に現金500万円を提供した疑惑が取りざたされている鶏卵大手「アキタフーズ」(広島県福山市)前代表(87)からクルーズ船で接待を受けたとされる。こうした問題と辞任との関連性を問われた加藤氏は「あくまで一身上の都合」と述べるにとどめた。

 西川氏は1996年の衆院選で初当選。2009年の衆院選で落選後、12年に国政復帰した。農水相のほか、衆院農林水産委員長、自民党環太平洋経済連携協定(TPP)対策委員長などを歴任し、同党の農水族議員として知られた。14年9月に農水相に就いたが、自らが代表を務める党支部の政治資金問題の責任を取って、15年2月に辞任した。17年の衆院選(栃木2区)で落選して、同年11月から現職。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/a9661360be12ad65d32380627c5901b1083ea71c
西川内閣参与が辞任「アキタフーズ」疑惑は否定
12/8(火) 23:40配信

 内閣官房は、西川公也内閣官房参与が8日付で退職したと発表しました。

 加藤官房長官:「西川氏ご本人から退任の申し出があったと承知しております。一身上の都合により退任されるというふうに聞いております」
 西川氏は2017年の衆議院選挙で落選後、安倍政権で農政全般を担当する内閣官房参与に起用され、菅政権発足後も再任されていました。関係者によりますと、西川氏は卵の生産・販売大手「アキタフーズ」からクルーザーによる接待を受けていたということで、今回の退任との関連を指摘する声が上がっています。自民党幹部によりますと、西川氏は「政府の役職に就いていて、迷惑を掛けているので身を引きたい」と説明しているということです。一方、「アキタフーズ」に関連する疑惑については否定しているということです。

テレビ朝日

2476名無しさん:2020/12/09(水) 01:35:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/144e0c13624bb7ec00aa25748ece2378bdb84661
首相、吉川氏疑惑「差し控える」 河井夫妻資金「適切に交付」 文書で回答
12/8(火) 19:56配信

 菅義偉首相は8日、自民党の吉川貴盛元農相に対する「アキタフーズ」元代表による現金提供疑惑について、「捜査機関の活動内容に関わる事柄のため、答えは差し控える」とした上で、「一般論として申し上げれば、政治家は自らの行動について説明責任を果たしていくことが求められている」と文書で回答した。4日の記者会見で、指名されなかった一部の報道機関が質問書を提出していた。

 吉川氏は首相と1996年衆院選の初当選同期で、今年9月の党総裁選では菅陣営の選対事務局長も務めていた。

 また、昨年夏の参院選で自民党本部から河井克行元法相と妻の案里参院議員側に提供された1億5000万円の資金に関しては「党勢拡大などの活動のために、党内で定めた基準と手続きに沿って適切に交付された」とした。【笈田直樹】

https://news.yahoo.co.jp/articles/322c9794fdff34aa7070d0f3f0cd72e315a8bdf8
河井夫妻への1・5億円支出、菅首相「党本部が適切に交付」
12/8(火) 23:44配信

 菅首相(自民党総裁)は8日、昨年の参院選を巡る大規模買収事件で起訴された衆院議員の河井克行・元法相と妻の案里・参院議員側に自民党本部が計1億5000万円を支出したことについて、適切だったとの考えを示した。

 首相は4日に記者会見を行ったが、時間の制約で応じられなかった質問に書面で答えた。河井夫妻への支出は「支部の党勢拡大などのために、党内で定めた基準と手続きにしたがって、党本部から適切に交付されたもの」とした。

 吉川貴盛・元農相が鶏卵業者から現金提供を受けた疑惑については「一般論として、政治家は自らの行動について説明責任を果たしていくことが求められている」と答えた。

2477とはずがたり:2020/12/09(水) 15:27:44
【独自】現金提供 金庫の自身の金か 吉川元農水相に 西川元農水相にも数百万円
https://www.fnn.jp/articles/-/117254
2020年12月9日 水曜 午後0:06

吉川貴盛元農林水産相(70)が、鶏卵生産大手の元代表から現金を受け取った疑惑をめぐり、元代表は、自分の給与の一部を社内の金庫で保管し、面会の前日などに持ち出していたことが、関係者への取材でわかった。

「アキタフーズ」の元代表は、2018年から2019年まで3回にわたり、吉川元農水相に、大臣室などで500万円を渡した疑いがある。

関係者によると、元代表は自分の給与の一部を社内の金庫で保管していて、社員に指示して、そこから金を持ち出したあと、吉川元農水相などと面会していたという。

東京地検特捜部も金庫の存在を把握し、出金状況や使途などを調べている。

この問題をめぐっては、西川公也元農水相(77)も数百万円を提供されたとみられていて、8日、内閣官房参与を辞任している。

2478名無しさん:2020/12/10(木) 00:23:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/3fbe0686d3d5e179a289d7ddf110ba3721e436fb
上野通子参院議員、事務所費を不記載 政治資金報告書
12/9(水) 10:28配信

 自民党の上野通子参院議員=栃木選挙区=が代表を務める「自民党栃木県参院選挙区第1支部」が、上野氏や親族が所有する宇都宮市内の事務所の賃料について、過去2年分の政治資金収支報告書に記載していなかったことがわかった。2018年から事務所は無償提供されることになったが、政治資金規正法に基づく報告義務があった。

 上野氏の公設秘書によると、事務所は宇都宮市内の4階建てビルの一室に今年8月まであった。同支部は事務所賃料を上野氏の母親に毎年支払い、2017年分の報告書には30万円の支出を記載していた。

 しかし、賃料が発生しなかった18、19年分は報告していなかった。同支部は財産上の利益があったと認め、賃料相場を検討した上で近く報告書を訂正するという。

 事務所は17年まで上野氏と母親が所有し、その後、母親が持ち分を上野氏の実子2人に生前贈与した。公設秘書は「政治資金の親族への還流と受け取られかねないと考え、支部が事務所を無償で借りる形に改めた。報告書に記載しなくてもよいと考えた」と話した。

 県内では、政治家が自らの関連企業から事務所や車を借り、政治資金で賃料を支払うケースもある。政治資金問題に詳しい神戸学院大の上脇博之教授は「上野氏の場合は記載すべき内容が欠けていたという形式的な側面が強い。一方、賃料として身内企業などに政治資金が流れる場合は金額が適切か監視が必要。安くても政治家との癒着が疑われる。政治資金には税金である政党交付金が含まれていることを忘れてはならない」と指摘する。(池田拓哉)

朝日新聞社

2479名無しさん:2020/12/10(木) 00:24:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/71b5b0ca3de452d9b8bf1da02e2fa79cff1cea67
吉川、西川両元農相の国会招致を要求 野党4党 現金授受疑惑
12/9(水) 11:52配信

 立憲民主党など野党4党の国対委員長は9日午前、国会内で会談し、大手鶏卵生産会社「アキタフーズ」(広島県福山市)グループの元代表から現金の提供を受けた疑惑がある吉川貴盛、西川公也両元農相の国会招致を求める方針を決めた。西川氏は8日付で内閣官房参与を退職している。

 会談後、立憲の安住淳国対委員長は記者団に「予算委員会への招致を要求したい。参考人として来てもらい、金銭授受やどういう働きかけをしたのかについて実態を解明したい」と述べた。【宮原健太】

https://news.yahoo.co.jp/articles/133a259a7eea68283d345135bb7bd1bc5714811c
吉川、西川氏の国会招致要求へ 野党
12/9(水) 11:36配信

 立憲民主党など野党4党は9日の国対委員長会談で、鶏卵生産会社「アキタフーズ」をめぐる疑惑に絡み、自民党の吉川貴盛元農林水産相と、元農水相の西川公也前内閣官房参与を、国会に参考人として招致する必要があるとの認識で一致した。

 11日の衆参両院予算委員会の理事懇談会で与党に要求する。

 西川氏は8日に内閣官房参与を辞任したばかり。これに関し、立憲の安住淳国対委員長は記者団に「明らかに養鶏業者との金銭授受を含めた関係の事案だと判断せざるを得ない」と指摘した。

 加藤勝信官房長官は9日の記者会見で「国会の運営なので、国会で決めるものだ」と述べた。

2480名無しさん:2020/12/10(木) 00:37:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/c397e330bf5937ea977c37fbdac21e4ec8af70bf
野党、西川氏も照準 政権へ打撃、与党は懸念
12/9(水) 20:33配信

 大手鶏卵生産会社元幹部による吉川貴盛元農林水産相への金銭授受疑惑が、内閣官房参与を辞任した西川公也元農水相にも波及した。

 立憲民主党など野党4党は9日、吉川氏に加え、西川氏の国会招致を求める方針で一致。一方、与党には、菅政権発足時に参与に任命した菅義偉首相への打撃になりかねないとの懸念が広がった。

 立憲の安住淳国対委員長は西川氏の参与辞任に関し「明らかに養鶏業者との金銭授受を含めた関係の事案(が影響した)と判断せざるを得ない」と記者団に指摘した。政府は辞任の理由を「一身上の都合」と説明しているが、共産の穀田恵二国対委員長は記者会見で「真相究明のため国会招致が必要だ」と強調した。

 野党は、首相が当選同期の西川氏を安倍政権から引き継いで参与に再任したことに着目。西川氏の疑惑追及で政権への打撃を狙う。

 早速、立憲は9日、国会内で内閣府から西川氏の勤務実態や職務権限などを聴取。西川氏が7日に辞任を申し出ていたことや同氏の日当が2万6400円だったことを把握した。

 首相は西川氏と同じく当選同期の吉川氏とも親しかった。自民党内では首相に近い議員を中心に疑惑が広がっていることへの警戒の声が漏れる。幹部は「問題がどんどん出てきてスキャンダルとなると政権にとってかなり痛い」と語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7c3d84747db0bff76c06d057712e7da41d888d70
吉川・西川両氏の参考人招致要求へ 野党4党国対が会談
12/9(水) 13:38配信

 鶏卵生産・販売大手「アキタフーズ」の前代表が吉川貴盛元農林水産相に計500万円を提供した疑いがある問題をめぐり、立憲、共産、国民、社民の野党4党は9日、国対委員長会談を開き、吉川氏と西川公也元内閣官房参与の衆院予算委員会への参考人招致を求める方針を決めた。

 西川氏は8日、「一身上の都合」で内閣官房参与を辞任した。関係者によると、西川氏は7月にアキタフーズからクルーズ船で接待を受けたとされる。

 西川氏について、立憲の安住淳国対委員長は「明らかに養鶏業者との金銭授受を含めた関係がある事案だと判断せざるを得ない」と指摘。「吉川氏と西川氏に参考人として(国会に)来てもらい、当該業者からの金銭の授受や、どういう働きかけをしたのかについて、実態を解明したい」と述べた。11日に開かれる衆院予算委員会の理事懇談会で要求する。

 また、政府が「Go To トラベル」事業に予備費から3千億円を支出する方針について、野党4党は反対で一致。11日の予算委理事懇で問いただす方針を固めた。安住氏は「Go To トラベル」事業の一時停止を求めた上で、「医療崩壊が最も国民の不安をかき立てるものだ。3千億円は医療対策にあてるべきだ」と主張した。(小泉浩樹)

朝日新聞社

2481名無しさん:2020/12/10(木) 18:35:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/8953913d09a053daf61a63f4f46fe15a25fda057
アキタフーズ問題〟で立民ベテラン議員にも献金疑惑 おなじみブーメランで「自滅の刃」
12/9(水) 11:38配信

 西川公也内閣官房参与(77)が8日に突然辞任し、永田町は大騒ぎだ。辞任の理由は、鶏卵生産大手「アキタフーズ(以下アキタ社)」を巡る問題。元農相の吉川貴盛衆院議員(70)と同様に、農相経験者の西川氏にもアキタ社元代表(87)から接待や現金を受けた疑惑が濃厚となったためとみられる。だが、疑惑追及に拍車がかかると思われた立憲民主党の大物議員にも献金を受けていた過去が判明したという。

 西川氏は2017年の衆院選で落選後、安倍政権下で内閣官房参与に就任し、今年9月発足の菅内閣でも再任された。この間、18年1月にアキタ社の顧問に就任。今年7月には、アキタ社が用意した豪華クルーザーに乗船して接待を受けた。

 辞任の理由として「悪いことはしていないが、自民党と政府に迷惑を掛けるので身を引く」などと説明している。

 18年以降、アキタ社側から現金数百万円を受け取ったとみられることも8日に判明。このカネについて、「適正に処理している」と主張していたが、西川氏が支部長を務める政党支部や資金管理団体の政治資金収支報告書に記載はなかった。こうした経緯から「逃げ切れないと判断し、参与を辞任したのでは」(永田町関係者)という。

 この問題は、野党第1党の立民にとって格好の攻撃材料となる。ところが、だ。アキタ社元代表が特別顧問を務めた業界団体「日本養鶏協会」の政治団体「日本養鶏政治連盟」(解散)から、立民のベテラン議員X氏が献金を受けていた疑惑が浮上した。

 こんな状況では、立民として自民党への追及はトーンダウンせざるを得ないだろう。

「X氏は、旧民主党政権下で農林水産大臣でした。ある公益財団法人に載った政治資金収支報告書に、元代表から120万円の献金を受けていたことが記載されていました」(立民議員秘書)

 安倍政権下でも、何度も見られた“ブーメラン”現象。さっそうと刃を振り上げたものの、身内が収支報告書に記載していた表のカネとはいえ、元代表から献金を受けていたとなれば…結局は“自滅の刃”になるというおなじみのパターンか。

東京スポーツ

2482名無しさん:2020/12/10(木) 18:37:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/449faddcedcfd22234d0325122f123ae3749b8a7
西川元農相、吉川元農相らへの資金提供示すアキタフーズ“裏帳簿”“裏手帳”入手
12/9(水) 16:12配信

 大手鶏卵生産会社「アキタフーズ」(広島県福山市)の秋田善祺・前代表(87)が自民党衆院議員の吉川貴盛・元農林水産相(70)に対し、大臣在任中に3回にわたり計500万円を提供した疑いがある問題。金銭授受を示す重要な証拠とされるアキタフーズの内部資料を、「週刊文春」が入手した。
 
 問題の資料とは、アキタフーズのレポート用紙に記された帳簿と、同社の秘書が控え用に記録していた手帳のコピー。いずれも、東京地検特捜部も押収していると見られる内部資料だ。

 例えば、帳簿には、〈H30 3/22 500,000 1,000,000〉〈3/30 1,000,000〉などと、日付と支出したとされる金額が記載されている。

「お金が支出された一両日中に、秋田氏が面会した政治家が現金を受け取ったと見られ、捜査が進められています。秋田氏のスケジュールと照らし合わせ、浮かび上がったのが、元農相の吉川氏でした」(捜査関係者)

 現金授受の可能性が指摘されているのは、2018年11月。鶏卵業界では当時、より良い環境での飼育を目指す「アニマルウェルフェア(動物福祉)」に関する国際機関の基準づくりが進んでいた。秋田氏は同年11月12日、業界団体の幹部として大臣室で吉川氏や、農相経験者の西川公也内閣官房参与(当時)らと面会し、この国際基準の内容に政府として反対するよう求める要望書を提出するなどしている。

 帳簿によれば、〈H30 11/20 2,000,000〉と記されている。一方で、手帳によれば、2018年11月21日に〈18:00 吉川大臣〉と記されているのだ。

「秋田氏は吉川氏と面会した際、『業界のために動いてほしい』と伝えていたそうです。周囲には吉川氏への現金提供を認めており、『違法な金だった。だから2人で居る時に渡した』などと漏らしています」(検察担当記者)

 東京地検特捜部の捜査対象になっているのは、吉川氏だけではない。前述のアニマルウェルフェアを巡る陳情の場に同席していた西川氏についても、帳簿や手帳などから、数百万円の現金を受け取った疑いが浮上した。

 例えば、帳簿によれば、 〈H30 2/14 500,000 西川、野村?(ママ)〉と記されている。一方で、手帳には〈18:00 西川・野村先生 会食(北京)〉と記されているのだ。「野村先生」とは、野村哲郎参院議員、「北京」とは、帝国ホテルの中華レストラン「北京」を指す。

 さらに、帳簿には〈H30 12/18 1,000,000〉という記述がある一方、手帳にも同日に西川氏との面会予定が記されていた。これら以外にも、西川氏の名前はたびたび手帳に登場する。

2483名無しさん:2020/12/10(木) 18:37:56
>>2482

 吉川事務所に12月7日(月)、事実関係の確認を求めたが、期日までに回答はなかった。

 野村事務所に12月8日(火)、事実関係の確認を求めたところ、以下のような回答があった。

「確かにこの日(註・2018年2月14日)にお会いさせて頂いております。西川先生がいらっしゃったと聞いております。野村は平成研究会という派閥に入っております。3月14日に平成研のパーティがありましたが、その時のパーティ券代を頂戴しております。 (金額は50万円も)もらっていません。この前の年に(野村氏は)農林部会長に就任していて、西川先生のほうから『お祝いしよう』と言われ、お会いしたところに(秋田氏が)いらっしゃった。そこで『お祝いしたい』と言われ、『お祝いは結構です。そういうお気持ちでしたら、派閥のパーティのほうに』という話になったようです」

 一方、西川事務所にも12月7日(月)朝8時半、事実関係の確認を求める質問状を送付したが、期日の7日夕方5時までに回答はなく、翌12月8日(火)、内閣官房参与を辞任した。

 アキタフーズ広報部に、帳簿や手帳などについて事実確認を求めたところ、以下のような回答があった。

「本年7月に弊社に対する家宅捜索が行われて以降、弊社は検察当局の捜査に対して全面的に協力しています。現在も検察当局の捜査が続いている状況ですので、弊社として、いずれのご質問に対してもお答えできることはございません。

 なお、秋田善祺氏は、弊社が家宅捜索を受ける事態に至ったことを受けて、既に8月5日付で代表取締役グループ代表を辞任しております。また、既に所有していたアキタフーズ株式を全て売却しております。したがいまして、弊社として秋田善祺氏個人に対するご質問に回答する立場にないことをご了承ください」

 12月10日(木)発売の「週刊文春」では、吉川氏の現金授受疑惑のほか、河井克行・案里夫妻とアキタフーズ捜査の関連性、帳簿やスケジュール帳から浮かび上がる西川氏の現金授受疑惑、菅義偉首相と秋田氏との知られざる関係、さらに、安倍晋三前首相側が2014年から「桜を見る会」前夜祭の会費補填分を政治資金収支報告書に記載していなかった理由、安倍氏の本会議での“虚偽答弁”の回数などについても、5頁にわたって詳報している。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年12月17日号

2484名無しさん:2020/12/10(木) 19:16:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/839e933909c1b9baeaf0152e1ef6a8641cb976b2
出納帳などで面会裏づけ 吉川元農水相 受領疑惑
12/10(木) 12:57配信

吉川貴盛元農林水産相が、鶏卵生産大手の元代表から現金を受け取った疑惑で、2人の面会を裏づけるスケジュール帳などを、東京地検特捜部が入手していることがわかった。

関係者によると「アキタフーズ」の元代表は、2019年3月25日、会社の金庫から200万円を持ち出したことが出納帳に記載されていたという。

また、元代表のスケジュール帳には、翌26日、農水省の大臣室で、吉川元農水相と面会する予定が記されていて、この際、元代表は、吉川元農水相に金庫から持ち出した現金を渡したとみられている。

東京地検特捜部も、これらの出納帳やスケジュール帳を入手し、調べを進めている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2c345d0db08ea629cfc9eba7836a5daea7f20169
鶏卵大手「アキタフーズ」元代表、西川元農相らと会食 政界交渉足がかりか
12/10(木) 5:00配信

 自民党衆院議員の吉川貴盛元農相(70)=北海道2区=に現金を提供したとされる大手鶏卵生産会社「アキタフーズ」(広島県福山市)グループの元代表が、内閣官房参与を辞職した西川公也元農相(77)を交え、吉川氏ら複数の農水族議員と会食していたことが判明した。元代表は西川氏に現金を渡したと周囲に説明しており、農水族の重鎮とされる西川氏を政界交渉の足がかりにしようとした可能性がある。

 関係者によると、業界団体「日本養鶏協会」の特別顧問だった元代表は2018〜19年、農相在任中の吉川氏に現金500万円を渡したと東京地検特捜部に説明しているほか、西川氏や複数の現職の国会議員にも現金を提供したと周囲に話しているという。

 自民党衆院議員だった西川氏は衆院選落選後の17年11月、農林水産業の振興担当の内閣官房参与に起用された。食事会は西川氏が参与在任中に複数回開かれており、吉川氏が参加していた回もあった。場所は料亭や高級レストランだったという。

 食事会が開かれた時期は、鶏卵の取引価格が下落した際に基準価格との差額を補?(ほてん)する「鶏卵生産者経営安定対策事業」の進め方や、家畜をストレスのない状態で飼育する「アニマルウェルフェア(動物福祉)」の基準づくりを巡り、業界が政府に要望を伝えていた。

 元代表は同時期、西川氏を日本養鶏協会の幹部で囲む食事会も開いており、元代表が中心となって、業界を挙げて西川氏を頼っていたとみられる。

 西川氏は「一身上の都合」として8日付で参与を退職した。【志村一也、二村祐士朗、国本愛】

2485名無しさん:2020/12/10(木) 19:17:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/75ee7c972b916977b69a4dcee395bad9614813c6
「二度とやるはずない」「しっかり説明を」 西川氏の金銭受領疑惑に地元・栃木県内は…
12/9(水) 10:16配信

 西川公也(にしかわこうや)元農相が内閣官房参与を辞任した8日、金銭受領の疑惑を巡り栃木県内の支持者からは「そんなばかなことをするはずはない」と擁護の声が上がった。一方、地元有権者からは「政治家として責任ある対応を」と説明責任を求める厳しい声が聞かれた。

 「環太平洋連携協定(TPP)を含め、出番はまだまだあると思っていた。国のため、県のために働ける人材なのに」。小曽戸広(おそどひろし)後援会総連合会長(84)は疑惑の中での辞任を惜しむ。

 昨年10月の台風19号の際、自民党の二階俊博(にかいとしひろ)幹事長が鹿沼市内の思川堤防決壊の現場を視察した事例を挙げ、「西川氏がいるからこそ」と説明。「河川の改良復旧など、農業以外の分野でも本当に地元のために力を尽くしていた」と強調する。政治とカネの問題を巡り、「一度大臣を辞めている。二度とそんなばかなことをやるはずはない」と信頼を口にした。

 自民党県連の木村好文(きむらよしふみ)幹事長は「重責を担う内閣官房参与が本県から出たことは名誉なことだったが、極めて残念だ」と落胆。「農業に携わる人たちから多くの期待があっただけに、言い分はしっかりと説明した方がいい」と話した。

 西川氏の自宅があるさくら市、元公務員男性(67)は「地元に貢献する意欲を持つ人だと思っていたが、もっと慎重に動いてほしかった」と眉をひそめた。

 西川氏がアキタフーズ側からクルーズ接待を受けていたとの報道に「どうなんだろう」といぶかっていたといい、「大臣を経験すると感覚が変わるのか。政治家として行動に責任を持って対応してほしい」と求めた。

2486名無しさん:2020/12/10(木) 19:18:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/83885b379ba51dd2da67b51ed9a1339d52b7c6e4
アキタフーズ元代表氏名記載せず 竹下派、パーティー券30万円分
12/10(木) 16:13配信

 自民党の「平成研究会」(竹下派)が2018年に開催した政治資金パーティーで、鶏卵生産大手「アキタフーズ」グループ元代表(87)が野村哲郎参院議員(鹿児島選挙区)を通じて30万円分のパー券を購入したのに、平成研が政治資金収支報告書に氏名などを記載していなかったことが10日、分かった。9日に訂正した。

 政治資金規正法は20万円を超える支払者の氏名などを報告書に記載するよう義務付けている。

 平成研は「野村氏側から元代表の購入分が20万円を超えているとの報告がなかった。収入総額に変更はない」と説明。野村氏の事務所は「連絡ミスだった」としている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/44f9bf539fd6923e88017779b82e5c7b31ace3b9
田崎史郎氏 元農相2人の疑惑、菅内閣への影響は「逮捕に至れば打撃」
12/10(木) 14:58配信

 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が10日、TBS「ひるおび!」(月〜金曜前10・25)に出演。元農相の西川公也内閣官房参与(77)が辞任したことについて言及した。

 吉川貴盛衆院議員(70)=自民=が農相当時、鶏卵生産大手「アキタフーズ」(広島県福山市)グループの元代表(87)から現金計500万円を受領した疑いがある問題で、西川元農相も2018年以降、現金数百万円を受け取ったとみられることが判明。本人から申し出があり、内閣官房は8日付で西川氏が退職したと発表した。

 田崎氏は、菅内閣への影響について「吉川さんの場合、確かにお金の授受はありましたと。ただそれに伴って何をしたんでしょうかと。鶏卵の国際基準を緩和する話をしたっていうんだけれども、それは500万円の対価として行ったことなんでしょうかと。そこが捜査の詰めの段階なんですよ」と言い、「基準を緩和するってことをやめてくれってことは、別に500万円もらわなくてもやったんじゃないかと。だから500万円もらったからやったという証明が今できるかどうかの境目なんですよ。もし逮捕に至らなければ、そんなに打撃はないし、逮捕に至れば打撃になる」と自身の見解を述べた。

2487名無しさん:2020/12/10(木) 19:19:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e1b6104fb5953241497341b5abaa0060010a138
国場幸之助氏の後援会 寄付620万円を政治資金の報告書に記さず 自民・岸田派から
12/10(木) 7:41配信

 【東京】自民党の国場幸之助衆院議員が代表を務める「コクバ幸之助後援会」の政治資金収支報告書で、2017年分と19年分に合計620万円の寄付の記載漏れがあったことが9日、分かった。国場氏の事務所は「報道機関の指摘を受けて修正した。引き続き適正に処理していく」としている。

 記載漏れは17年分が3件500万円、19年分は2件120万円。いずれも寄付名目として自身が所属する「宏池政策研究会」(自民党岸田派)から受けていた。

 記載漏れの経緯について、国場氏側は「当時の担当者が後援会を辞めていて、経緯は不明だ」としている。

 国場氏側は報道機関の指摘を受け、今月1日と4日に報告書を修正した。国場氏後援会の報告書は、県選挙管理委員会のホームページで確認できる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9f674a5ef0092241f7dc6beda9db1b151455e3d9
国場幸之助氏の後援会が620万円の記載漏れ 政治資金収支報告「会計責任者のミス」
12/10(木) 8:19配信

 【東京】国場幸之助衆院議員(自民)の後援会「コクバ幸之助後援会」(那覇市久米)が、2017年分と19年分の収支報告書で、計620万円分の記載漏れをしていたことが9日、県選挙管理委員会などへの取材で分かった。国場氏の事務所によると、後援会の会計責任者のミスによるものとしている。外部から指摘を受けて今月1日に修正申告をした。

 国場氏は本紙の電話取材に「詳しいことは分からない」と話した。国場氏は菅政権で外務政務官を務めている。
 県選管に提出した後援会の収支報告書などによると、17年分では、同年6月から12月にかけて、国場氏の所属派閥「宏池政策研究会(宏池会)」から受けた3件、計500万円の資金が記載されていなかった。19年分は、同年6月から7月にかけて、同じく宏池会から受けた2件、計120万円の資金の記載がなかった。

 国場氏の事務所によると、本来、後援会の収入とするべき資金を、国場氏が代表を務める自民党沖縄1区支部への入金として処理していた。17年10月には衆院選挙が行われている。記載漏れは、外部からの指摘を受けて発覚した。国場氏側が今月1日に修正したという。

 国場氏の事務所関係者は、記載漏れがあった理由について、「17年分の記載漏れについては、当時の会計責任者が高齢のために辞めており、詳細が分からない。19年分の記載漏れは会計責任者の単純なミスだ」と説明した。

 その上で、「全て派閥からの資金でやましいものではない。指摘を受け修正済みであり、政治資金については引き続き適切に処理していく」とした。
 国場氏は本紙の電話取材に対し、「収支報告書について詳しいことは分からない」と答えた。

琉球新報社

2488名無しさん:2020/12/10(木) 22:45:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/dea8bff030558090688acf706120be8736b924b9
河井夫妻にまたボーナス309万円ずつ 逮捕以降2人に3700万円
12/10(木) 12:26配信

 昨年7月の参院選広島選挙区の大規模買収事件を巡り、公選法違反罪で公判中の元法相の河井克行被告(広島3区)と妻の案里被告(参院広島)に10日、期末手当(ボーナス)309万5895円がそれぞれに支給された。前回の期末手当が6月30日に支払われて以降、2人は国会に出席していない。

 10日は毎月の歳費支給日で、河井夫妻にはそれぞれ103万5200円も支払われた。これとは別に月額100万円の文書通信交通滞在費も支給されている。

 河井夫妻は通常国会閉会翌日の6月18日に逮捕され、東京・小菅の東京拘置所に勾留された。案里被告は10月27日に保釈されたが、先の臨時国会は参院本会議を全て欠席した。夫妻が逮捕以降に受け取った歳費、期末手当、文書通信交通滞在費の合計額は各1849万6805円。2人で計3699万3610円に上る。

中国新聞社

2489名無しさん:2020/12/11(金) 13:36:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9c7249f3e5e25edf1d8c663dca61f5a1c4fc34d
大臣室で現金を 大臣経験者から農水族重鎮へ 「鶏卵会社」捜査はどこまで広がるか
12/11(金) 6:01配信

“違法性のあるカネだと認識していた”
 農水相経験者である吉川貴盛、西川公也の両氏に数百万円単位の現金が流れていたことが降って湧いたように報じられる中、捜査を担う特捜検察は、いったい何を目指しているのか? 

 ***

《吉川さん、やってるみたいですよ》

 そんな話が出回り始めたのは、今から1カ月半ほど前だろうか。

「吉川さんって言っても誰のことかわからない人が多かったんですが、さすがに少し前から報道されるようになって、元農水相だということはみなさん理解できるようになったようですね」

 と、政治部デスク。

 吉川氏に現金500万円を提供したとされるのは、鶏卵生産販売大手「アキタフーズ」の秋田善祺(よしき)前グループ代表(87)。

「秋田さんは“業界の政治部長”のあだ名を持つほどの人物で、地元を地盤としていた亀井さん(静香・元金融担当相)のスポンサーとして知られていました」

 アキタフーズは年商400億円超で、「きよら」などブランド鶏卵で知られる企業だ。

 秋田氏は代表だった2018年11月以降、農水省の大臣室などで、当時農水相だった吉川氏に3回に亘って計500万円を提供したとされる。

 検察担当記者によると、

「捜査を担当する東京地検特捜部からすでに複数回事情を聞かれており、“違法性のあるカネだと認識していた。だから2人きりの時に渡した”旨の供述をしているようです」

 現金授受の話は間違いない。だから、“すわ贈収賄”と思われがちなのだが、必ずしもそうではないようで、

「吉川さんは、“よし、今ここでやってやるよ”と関係各所に電話するタイプじゃないし、そんな力もない。加えて、秋田さんは業界の代弁者的な存在で、私腹をこやすっていうより“業界のためにぜひお願いします”っていう感じなんです」

“政治に籠絡された検察”を払拭したい
 事実、「吉川氏に対するお願い」のタイミングは、鶏卵取引価格が下落する際に補填する経営安定対策事業にかかわることや、家畜のストレスを減らす飼育方法の国際基準に日本政府として反対を表明する時など、個人ではなく“業界代表”の性格が色濃い。

 内閣官房参与を「一身上の都合」で辞任した西川元農水相に関しては、アキタ社のクルーザーで接待されていたことがわかっているが、その時はすでに大臣の座にはなかった。

 もっとも、特捜検察がこの案件を手掛けるのは「彼らにとって都合が良い」と指摘するのは、ある永田町関係者だ。

「“自分の都合の良いように取り計らってもらう”のが贈賄の動機で、収賄側はそのために動くわけですが、アキタ側は個人というより業界だし、吉川さんや西川さんは特に何か便宜を図った様子もない」(先の担当記者)

2490名無しさん:2020/12/11(金) 13:36:25
>>2489

「政界疑獄に限らず、特捜検察の捜査に関しては、検察トップの検事総長以下、検察幹部のゴーサインが出ていなければなりません。現在の林(眞琴)総長は、近年の“官邸による法務検察への人事介入”に不快感を隠さず、“政治に籠絡された検察”のイメージを払拭したいと思っていたから、今回の案件は渡りに船と言えるでしょう」

 菅義偉官房長官(当時)や杉田和博官房副長官ら官邸中枢は、黒川弘務東前京高検検事長の総長就任を望んでいたが、一方で、稲田伸夫前検事総長は林氏に後継を委ねたいと考え、官邸vs検察トップという対立の構図が生まれていた。

 黒川氏の定年延長という“奇策”まで弄して「黒川総長」への道が拓かれたが、賭けマージャン問題で黒川氏が失脚、林氏が総長に就くことになった経緯がある。

“寸止め”捜査に落ち着く
 この永田町関係者が言うように、林氏は官邸による人事介入を当然ながらよしとしていなかったし、黒川氏の一件が世間の耳目を大いに集めた分、検察の不偏不党、正当性を検察トップとして世に訴えたいと思っていても不思議ではない。

「今回の捜査を本気でやれば、政権与党の中枢にいる人物にも切り込むことができるはずなんですが、そこまでは手を出さない。“巨悪を眠らせない”ことこそ特捜検察が旨とする信条ではないかと言われるかもしれませんが、あくまでも社会秩序を保った上でという留保付きのものですから、ある程度のところでストップする“寸止め”捜査に落ち着くことでしょう」

 さらに、

「アキタ側と関係していたのは何も与党議員だけではありません。野党のA、S、Tあたりの名前が差し当たって取り沙汰されており、そのうち報じられる議員もいるかもしれません。検察と言っても官僚機構であって、政府から予算を付けてもらわなければ立ち行かない。その点、捜査対象が与野党にまたがっていた方がバランスも取れているように見えて、政府与党から睨まれにくい。今回の捜査が“検察にとって都合が良い”というのは、こういった点からです」

 今後の捜査について、先の担当記者に聞くと、

「特捜部は吉川さんだけをターゲットにすることを法務省の刑事局に伝えているようです。裏返せば、それ以外の面々はお咎めなしだと。このことは刑事局から法務事務次官を通じて官邸に伝えられています。吉川さんの身柄を取る(=逮捕する)ことを決めたという話は聞こえてきませんが、可能性はないわけではありません」

 むろん、特捜部は安倍晋三前首相が絡む「桜を見る会」の捜査も担っている。

 もはや安倍氏は忖度する対象ではないものの、こちらは秘書らを在宅起訴して罰金刑で終幕と見られている。

週刊新潮WEB取材班

2020年12月11日 掲載

新潮社

2491名無しさん:2020/12/11(金) 13:37:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f79c9652219a4ed29573884f77317297436e57a
橋下徹氏が安倍前首相に〝政界引退〟を勧告!「責任を取ってもらわざるを得ない」
12/10(木) 21:45配信

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)が10日、BSフジ「プライムニュース」に出演し、「桜を見る会」前夜祭を巡り安倍晋三前首相側が参加費を補填していた問題に言及。安倍氏に「議員辞職」と「政界引退」を促した。

 橋下氏は11月29日放送のフジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」で、「確かに秘書のやってることを全部政治家が見切れているわけじゃないんですが」「これ事実だったら、安倍さん本当に残念なんだけど、議員辞職もやむなしだと僕は思ってます」と発言。

 これについて、この日の放送で確認された橋下氏は「国会で野党に追及されたときに『ホテルに確認したらどうですか?』という話をしてるんです。その時に安倍前総理は『ここでの発言を信頼してくれなければ委員会は成り立たない』とホテルに確認しないと言った。ホテルに一本確認すれば、全てが分かったのに、こんな簡単なことをやらずに、国会で事実と違う答弁をやったんだったら。僕は安倍政治賛成ですよ、基本的には。だけど、国会議員としては責任を取ってもらわざるを得ないと思ってます」と、再び安倍氏に〝辞職勧告〟した。

 さらには「こんな問題でズルズルいくのは、安倍さん個人にとってもったいないと思う。『秘書がこんなことやって、俺の確認不足なんだから、政治家終了!』と。それで評論家なり、なんなり…」と指摘。

 反町理キャスターが「永遠に政治家引退しろという意味!?」と仰天し割って入ったが、橋下氏は「不祥事ネタみたいなものは、選挙でみそぎ受けられると思ってないですもん」「その(引退の)方がきれいなんじゃないですか? それをやったら国会へのすごい前例ですよ。事実誤認のような答弁をやったらこれだけのことになるんだよ、という一つのルールじゃないですか。国権の最高機関だったらこれぐらいはやってほしい」と熱弁した。

東京スポーツ

2492名無しさん:2020/12/11(金) 14:12:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/8cd2344f53db34fe4c203dc667eeeb3a91275186
安倍前首相の証人喚問、再度拒否 与党、吉川・西川両氏の招致も
12/11(金) 13:22配信

 与党は11日の衆院予算委員会理事懇談会で、「桜を見る会」に絡む疑惑での安倍晋三前首相の証人喚問を重ねて拒否した。野党は予算委集中審議を開き、鶏卵生産大手「アキタフーズ」による現金提供疑惑で吉川貴盛、西川公也両元農相を招致するよう求めたが、与党はいずれも応じない考えを示した。

 政府は観光支援事業「Go To トラベル」に予備費3119億円を追加支出すると報告。立憲民主党は医療支援に振り向けるべきだと反発した。

2493名無しさん:2020/12/13(日) 14:50:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5ebfc09ff25b3e45bda7ef89d41b49f2b01b06d
案里被告の審理大詰め 15日求刑、23日結審 年明け判決 買収意図で主張対立
12/13(日) 7:32配信

 昨年7月の参院選広島選挙区の大規模買収事件で、公選法違反罪に問われた河井案里被告(47)=参院広島=の審理が東京地裁で大詰めを迎えている。これまでの公判で、現金を受け取ったとされる広島県議ら5人が検察側の証人として出廷し、買収の現金だったと証言。一方、無罪を主張する案里被告は被告人質問で買収の意図はないと訴えた。23日に結審し、年明けに判決が言い渡される見込みだ。

 起訴状によると、案里被告は昨年3〜6月、夫で元法相の克行被告(57)=衆院広島3区=と共謀し、参院選で当選するために県議4人と江田島市議1人にそれぞれ10万〜50万円を渡し、計170万円を提供したとされる。県議選中に渡した現金も含まれ、8月の初公判では「陣中見舞いだった」などと主張した。

 しかし、9、10月の公判で証言に立った5人は買収のための現金と感じたと説明。「もらってはいけないお金だった」などと違法性を認めた。案里被告は領収書を求めておらず、「領収書を出そう」という県議側の申し出を断ったとの証言も。以前に案里被告から陣中見舞いや当選祝いをもらったことはないとの証言も相次いだ。

 ▽「有罪揺るがぬ」

 ある検察幹部は「県議らは現金を受け取った後に、案里被告の選挙活動をしている。票の取りまとめの立証は十分で、有罪は揺るがない」と自信を見せる。

 一方、案里被告は11月の被告人質問で「(参院選に立候補して)14年間務めた県議を卒業するので感謝の気持ちだった。票を金で買う発想はない」と強調。買収の意図を否認した。

 ▽証言の秘書解職

 公設秘書が案里被告の了承を得て10万円を渡したとしている江田島市議への現金提供は「全く知らなかった」と関与を否定し、「法廷での秘書の証言に虚偽があった」と非難。11月下旬にこの秘書を解職した。

 現金を受領した5人が選挙戦で案里被告を応援した点についても、案里被告の弁護人は「県議らは現金を受け取らなくても元々(案里被告を)応援するつもりだったと証言している。参院選と現金授受の時期が離れており、買収の意図で渡したわけではないのは明らかだ」と反論する。

 罰金刑以上が確定すれば案里被告は失職することから、「百日裁判」として迅速な審理を目指してきた。弁護人を解任した影響で審理が大幅に遅れている克行被告と比べてスムーズに進んできたが、7月8日の起訴から既に5カ月が経過している。

 今後は15日の公判で検察側が求刑。23日の最終弁論で弁護側が意見を陳述して公判は結審する見込み。全面対決の構図のまま最終盤に向かう。

中国新聞社

2494名無しさん:2020/12/14(月) 16:50:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1de0c16726648ded9472ac4ab0438eceab4dd76
「桜を見る会」問題で安倍前総理は引退すべきか
12/14(月) 11:31配信

政治とカネをめぐる問題で紛糾した臨時国会は、会期が延長されることなく閉幕した。世論調査では菅政権の支持率が急落したが、野党の支持率は依然低迷している。
国民が今野党に求めるものは。今回の放送では、橋下徹氏と立憲民主党の長妻昭副代表、日本共産党の小池晃書記局長を迎え、徹底議論を行った。

ルールの不備改善も野党の役割
長野美郷キャスター:
安倍前総理の「桜を見る会」をめぐる疑惑について。桜を見る会の前夜の会合で、安倍前総理側がおよそ950万円の会費補填を政治資金として記載していなかった政治資金規正法違反の疑い。さらにこの会費について、安倍前総理が国会で虚偽の答弁をした疑い。橋下徹さんは11月29日の「日曜報道THE PRIME」でこのように発言しています。

橋下徹 元大阪府知事 (VTR):
国家のリーダーがホテルへの確認を行わず、秘書から「補填はない」と聞いただけで国会答弁をしていた。これが事実なら、本当に残念だが安倍さんの議員辞職もやむなしと思います。

長野美郷キャスター:
長妻さん、小池さんはどうご覧になりましたか。

長妻昭 立憲民主党副代表 選挙対策委員長代行:
今のストーリーでは、「自分は秘書に騙されていた」。しかし補填が事実であるなら、それを鵜呑みにして国会で5か月間に渡り30回も嘘の答弁をしていたということは考えられない。罰金だけで済んでしまえばモラルハザードとなり、選挙の公正性も問われる。国会で徹底的に追及する。

小池晃 日本共産党書記局長:
「桜を見る会」は税金を使った公的行事。それと一体の後援会行事を時の総理が利用した倫理的問題。それから政治資金規正法の問題。何よりも重大なのは、1年に渡る国会での嘘がほぼはっきりしてきたこと。国会での議論が国民から信頼されなくなれば政治は成り立たない。真相を明らかにし、議員辞職も含めた処分を。

橋下徹 元大阪府知事:
追及はどんどんやってもらいたいが、必要なルール作りが野党の重要な役割。今回、民間企業であるホテルが領収書も明細も出さなかった。なぜ国会に民間への照会制度がないのか。また、大がかりな国政調査権の発動よりもっと手前で、全議席数の4分の1の要求で照会ができるような機能もあるべき。

2495名無しさん:2020/12/14(月) 16:52:25
>>2494

「安倍さんは政治家を引退したほうがよい」
反町理キャスター:
橋下さんの「事実なら議員辞職もやむなし」は、法的な意味においてか、それとも倫理・政治責任の意味か。

橋下徹 元大阪府知事 :
責任の意味だが、難しい話ではない。安倍前総理は、発言を信頼してくれなければ委員会が成り立たないと言って、電話一本で済むホテルへの確認をしなかった。確認せずに答弁し今回のことになったのは重大すぎる。

反町理キャスター:
安倍前総理は次の総選挙の結果により審判を受けるべきという議論については。

橋下徹 元大阪府知事 :
政策は選挙で判断されるべきだが、不祥事は多数決の話ではない。選挙で禊は済まない。自分の確認不足だったのだから、もう政治家は終了としたらよい。

反町理キャスター:
それは、安倍前総理が政界から引退すべきだという意味?

橋下徹 元大阪府知事 :
そう。安倍さんは外交安全保障や金融緩和で成果を出し、大阪の改革でも力を貸していただき、僕は安倍政治には基本的に賛成。ただ、こんな問題でずるずる行くのは安倍さん個人にとってもったいない。

「安倍辞職せず」の方が野党にとってプラスか
反町理キャスター:
橋下さんと異なり、野党の追及は法的な部分に軸があるように見える。ならば、事実関係の確認だけを行い議員辞職勧告決議案を提出すればいいのでは。答弁拒否もある安倍前総理の証人喚問は必要?

小池晃 日本共産党書記局長:
7年8カ月総理だった人が証人喚問に出て、証言拒否しますか。そういう姿が出ればこれはやっぱり、国民の中で批判も起こる。

長妻昭 立憲民主党副代表 :
今の推移を見ると、断定的には言えないが会計責任者が略式起訴され罰金を受ける。証人喚問がなければそれで終わり。全部終わったあとで安倍前総理が記者会見をして、一方的に色々話すだけ。

反町理キャスター:
真相の解明が目的なのか、与党の支持を削ることが目的なのか。安倍前総理が議員辞職をして問題が収束し、自民党が傷を癒した形で総選挙に臨むのか、来年の総選挙まで攻撃材料になり続けるのか。野党は安倍さんに辞めないでもらったほうがいいのでは? 本音を聞きたい。

長妻昭 立憲民主党副代表 :
私はそういう考え方はしません。

小池晃 日本共産党書記局長:
そのように70年代の政局的な見方で国会を描き報道することはやめた方がいい。国民は政治に対して希望を失いますよ。もちろん、そういうことが全然ないとは言わないが。

反町理キャスター:
ほら、ほら。

小池晃 日本共産党書記局長:
だが今僕らは、チャンスというのではなく、国権の最高機関としての役割を取り戻すという使命感でやっている。

反町理キャスター:
橋下さん、僕のアプローチではやっぱり通用しない?

橋下徹 元大阪府知事 :
テレビカメラがあるのに本音を言うわけないでしょ。

小池晃 日本共産党書記局長:
本音を言ってるんですよ。

2496名無しさん:2020/12/14(月) 17:03:01
>>2495

後期高齢者の医療費負担増は不公平か
反町理キャスター:
与党と政府の間で、後期高齢者の医療費の負担を75歳までは2割、75歳からは1割となっていたところ、75歳以降も2割のままとする合意があった。対象は年収200万円以上。

小池晃 日本共産党書記局長:
75歳を過ぎると疾患がどんどん増え、受診率は桁違いに上がる。そこでさらに負担比率を高めるのは、負担額でいうと公平ではなく不公平になる。若者は受診しても内科ぐらい。

橋下徹 元大阪府知事:
野党に支持が集まらないのはそういうところ。未来を感じない。
年齢関係なく公平に、収入が低い人には負担を軽減、収入がある人は当然負担してもらう。受診回数が多い人だけをちゃんと支援する仕組みを作ればいい。負担が増える可能性があるとしても、公平ならば現役世代は説明に納得する。問題は年齢による不公平。現役世代にとって最も腹が立つこと。

長妻昭 立憲民主党副代表 :
普通の先進国には、この年収以下で負担を増やすと受診抑制が起こり重篤化してかえって高くつくといったデータがある。日本でも厚生労働省がそのデータを出してほしい。また、橋下さんのご指摘は総合合算制度という考え方で実現できる。それを含めて議論が必要。

橋下氏「野党にはポピュリズムが足りない」
長野美郷キャスター:
野党が存在感を示すためには。政権の問題が出れば野党の支持率は若干上がるが自民党との差は大きく、1強多弱の状態が続いています。

橋下徹 元大阪府知事 :
理屈で正論を言っても支持率は取れない。感情が大事。野党にポピュリズムが足りなさすぎる。

長妻昭 立憲民主党副代表:
かつて政権交代を実現した民主党のマニフェストは、ある意味ではポピュリズムだったかも。今の我々は政権を奪取して目指す理想の社会をつくり上げたいと本当に思っており、実現可能性を重視しているから派手さがない。野党の政策は世間も報道もあまり反応しないが、選挙直前になれば平等に報道がある。それに備えて準備している。

橋下徹 元大阪府知事:
野党の役割として、与党に対峙し真逆のベクトルに行くことと、与党の方向性に乗っかり不足部分を推し進めていくことがある。立憲民主党や共産党は与党と違うベクトルにばかり行こうとしているが、国民の意識をマーケティングしているのか。自分たちの意見ばかり言って、国民の意見を感じすくい取る部分が足りない。

小池晃 日本共産党書記局長:
我々は野党にとどまろうと言っているわけでは全くない。国政選挙でも選挙協力をするようになった。今までとはかなり違う道を歩んでおり、乗り越えるべき課題もある。

橋下徹 元大阪府知事 :
でも共産党の「共産」という名前はもうやめた方がいい。それにこだわっている限りは一部の支持者だけでとどまりますよ。

小池晃 日本共産党書記局長:
そんなことはない。しっかりと伝えていく努力を我々はしている。

長妻昭 立憲民主党副代表 :
別に無理に自民党と違うことを打ち出しているのではない。ただ私たちは、格差に無頓着で、多様性を認めず、過度な自己責任論と同調圧力で声を上げられない政治や、新自由主義的な、成長を至上目的とする価値観とは考えが違う。そこをきちっと打ち出して、国民の皆さんに理解いただけるように。

2497名無しさん:2020/12/14(月) 17:03:59
>>2496

野党・ゆ党・与党
反町理キャスター
与党と野党があって、その間に「ゆ党」というものを考えてみる。これは維新のこと。つまり対立型の政治もあり、先ほど橋下さんが言った与党の政策に対してものを言う形の「ゆ党」の政治もある。政権奪取の近道はどちらなのか。

小池晃 日本共産党書記局長:
何のための政権交代か。自民党と変わらないような政権交代は無意味。維新は「ゆ党」ではなく、与党の一員だと思う。一連の政策を変えるために政権交代するのなら、その中間に立つことはあり得ない。

橋下徹 元大阪府知事 :
それでは政権奪取はできない。「変えるため」の政権交代では国民不在。小池さんが変えたいと言っているだけ。だから世論調査を使うなどして、非自民の一本化のための予備選をやればいい。その中で国民が向いている方向を探る。すると互いの主張がミックスされながら収斂してくる。これが最大のマーケティング。

小池晃 日本共産党書記局長:
それは野合。予備選で一本化なんてできるわけがない。維新と我々で政策的に一致しているところなどほとんどないんだから。

橋下徹 元大阪府知事:
国会議員の間で調整することが野合。有権者が決めることは野合ではなく、民主主義。

BSフジLIVE「プライムニュース」12月10日放送

BSフジLIVE プライムニュース

2498とはずがたり:2020/12/15(火) 15:33:56

いくら潔癖な公明でも出馬辞退する程ではない案件か。

公明・斉藤副代表の後援会が寄付金100万円未記載 収支報告書を訂正
会員限定有料記事 毎日新聞2020年12月15日 12時39分(最終更新 12月15日 12時39分)
https://mainichi.jp/articles/20201215/k00/00m/040/090000c

 公明党の斉藤鉄夫副代表が代表を務める資金管理団体「斉藤鉄夫後援会」が、2018年と19年に政治団体から受け取った計100万円の寄付を政治資金収支報告書に記載していなかったことが15日、分かった。

 事務所の担当者は「事務的ミスによる記載漏れだった」と説明。広島県選挙管理委員会に提出済みの報告書を11…

2499とはずがたり:2020/12/15(火) 21:51:21
河井案里被告に懲役1年6月求刑 23日結審、年明け判決 大規模買収事件
12/15(火) 15:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/1de4afd86dd202ee3b361c31633c34da6eb1e562
中国新聞デジタル

 昨年7月の参院選広島選挙区の大規模買収事件で、投票や票の取りまとめを依頼して広島県議ら5人にそれぞれ10万〜50万円の現金を渡したとして公選法違反罪に問われた河井案里被告(47)=参院広島=の論告求刑公判が15日、東京地裁であり、検察側は懲役1年6月を求刑した。

 起訴状によると、案里被告は夫で元法相の克行被告(57)=衆院広島3区=と共謀して昨年3〜6月、参院選に当選するために県議4人と江田島市議1人に計170万円を渡したとされる。現金を受け取った側の5人は9、10月にあった公判に検察側の証人として出廷し、全員が買収のための現金だったと証言している。

 一方、案里被告は11月の被告人質問で「(参院選に立候補して)14年間務めた県議を卒業するので感謝の気持ちだった。票を金で買う発想はない」「県議選の当選祝いだった」などと強調。買収の意図はないとして無罪を主張している。公設秘書だった女性を介して10万円を渡したとされる江田島市議への現金提供については「全く知らない。秘書が虚偽の証言をした」と関与自体を否認している。

 23日の最終弁論で弁護側が意見を陳述して結審し、年明けに判決が言い渡される見通し。罰金刑以上が確定すれば、案里被告は失職する。選挙の効力や政治家の公民権に関わるため、「百日裁判」として迅速な審理が求められているが、7月8日の起訴から既に5カ月が経過している。

 参院選広島選挙区では、改選2議席を巡り、自民党新人の案里被告、同党現職の溝手顕正氏、無所属現職の森本真治氏が激戦を展開。案里被告と森本氏が当選し、溝手氏が落選した。

 案里被告は自民党本部の全面的な支援を受けており、参院選前に党本部が河井夫妻側に計1億5千万円を送金。溝手氏への提供額の10倍に当たり、党内でも批判や疑問の声が出ている。税金で賄われる政党助成金や党費が原資になっていたが、提供の経緯や具体的な使途について党本部からはほとんど説明がない状態が続いている。

2500名無しさん:2020/12/17(木) 02:36:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/518b3c44b6a8f248288f1a1ed404cf2b686cc828
河井克行被告の16日公判中止 弁護団の1人が新型コロナ感染
12/16(水) 9:45配信

 東京地裁は16日、昨年7月の参院選広島選挙区の大規模買収事件で公選法違反罪に問われた元法相の河井克行被告(57)=衆院広島3区=の公判を取り消した。弁護団の1人が新型コロナウイルスに感染していたため。

 16日の公判では、いずれも克行被告から計150万円を受け取ったとされる天満祥典・前三原市長と、30万円を受領したとされる繁政秀子・元広島県府中町議の証人尋問などを予定していた。

 克行被告の公判は、妻の案里被告(47)=参院広島=と同じ法廷で8月25日に始まったが、克行被告は9月15日に弁護人6人全員を解任。案里被告と公判が分離され、1カ月半にわたり公判が中断した。11月4日に再開したが、審理は大幅に遅れている。

 一方、案里被告の公判は先行して進行。15日の公判で検察側が懲役1年6月を求刑した。23日に弁護側が最終弁論をして結審。年明けに判決が言い渡される見通しとなっている。

中国新聞社

2501名無しさん:2020/12/17(木) 13:47:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddfc98bca47f86f5a624942cb427f47777afab29
「桜」夕食会、補填分は現金払い 安倍氏側 監査人へ発覚回避か
12/17(木) 7:08配信

 安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」前夜に主催した夕食会をめぐり、安倍氏側がホテルに支払う費用の不足分を補填(ほてん)し政治資金収支報告書に記載していなかった問題で、安倍氏側が補填分を現金で支払っていたことが16日、関係者への取材で分かった。現金決済は、記録に残る口座振り込みよりも、外部の税理士らが務める監査人が、収支の有無を確認しにくい。

 事務所関係者は「現金での決済は通常の支払いの一環だ」とし、収支報告書への不記載発覚を逃れる意図を否定している。

 東京地検特捜部は年内にも政治資金規正法違反容疑で後援会代表の公設第1秘書を立件する見通しで、近く安倍氏の聴取も検討している。

 夕食会は平成25年以降、支援者数百人を招いて都内の2つの著名ホテルで行われ、会費は1人5千円。昨年までの5年間で毎年100万円以上、総額で800万円超の不足分を安倍氏側が補填し、26年以降、収支報告書に記載していなかった疑いが持たれている。

 関係者によると、参加者の会費は当日中にホテル側に渡し、補填分は後日、集金に訪れたホテル担当者に、議員会館にある事務所の金庫から現金で支払うなどしていたという。

 後援会は25年分の補填についてはホテルの銀行口座に振り込み、安倍氏の資金管理団体「晋和会」の支出として収支報告書に記載していたが、26年以降は現金での支払いが続いていたとみられる。

 各政治団体には銀行口座があるが、収支報告書の提出前に政治資金監査人が口座だけをチェックしても、現金支出による補填分は確認するのは難しい。

 このため、安倍氏側が補填分の記載を回避しようと、26年から現金決済に切り替えたとの指摘も出そうだ。

2502名無しさん:2020/12/18(金) 13:19:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b8329ca8e092e54c2278cbd33f6a78a11f4ec1b
「桜を見る会」前夜祭 安倍氏が国会で経緯説明 自民検討、年内の実施も視野
12/17(木) 23:25配信

 自民党は安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前夜祭の費用の一部を安倍氏側が補?(ほてん)していた問題を受け、東京地検特捜部による捜査が終結するなど進展した場合、安倍氏が国会で一連の経緯について説明する検討に入った。安倍氏の意向も踏まえ、判断する。早ければ年内の実施も視野に入れている。

 複数の党関係者が明らかにした。野党は安倍氏について、衆参の予算委員会への招致を求めており、17日には立憲民主党の安住淳国対委員長が、自民党の森山裕国対委員長に安倍氏の招致を重ねて要求していた。ただ、自民党は安倍氏については衆院議院運営委員会などに出席し、一連の経緯を説明することを想定している。安倍氏が公的な場で直接説明することで、世論の反発や疑惑を払拭(ふっしょく)する狙いがある。

 疑惑を巡っては、安倍氏周辺が11月、秘書が独断で開催費の一部を補?しつつ、安倍氏には「事務所側からの支出はない」と伝えていたことを明らかにしている。安倍氏は首相在任中、野党からの追及に「補?はなかった」との国会答弁を繰り返しており、結果的に虚偽答弁をしていた形になる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/507f4adeea88b483634e9dce2711aa583065aaa2
「桜」疑惑、国会で説明意向 安倍氏 枝野氏「理想は証人喚問」
12/18(金) 10:43配信

 安倍晋三前首相は18日、自身の後援会が主催した「桜を見る会」前夜祭をめぐる疑惑に関し、「捜査の結果が出次第、誠意をもって答えたい。国会にも誠実に対応していきたい」と述べ、国会での説明に応じる考えを示した。

 衆院議員会館で記者団に語った。

 安倍氏の国会での説明は、野党が強く要求していた。与党も応じる方向で調整しており、議院運営委員会で実施したい考え。野党は虚偽の答弁をすれば偽証罪に問われる証人喚問を含め、公開の場への出席を主張している。

 立憲民主党の枝野幸男代表は記者団に「国会でうそをついたのだから、偽証罪に問われる場が理想だ」と強調。同党の安住淳国対委員長は記者団に「国民に見えない形は受け入れられない。偽証罪が問えるような厳しい状況で答弁してしかるべきだ」と述べた。時期については「今年中の実現が当然だ」と語った。

 公明党の石井啓一幹事長は記者会見で「疑惑を持たれた政治家は説明責任を果たすことが重要だ。しっかり説明することを期待する」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8ae6fae629a8cf1665cdca1f60ff712f0ad7e1ba
安倍前総理が東京地検特捜部の事情聴取に応じていた
12/18(金) 12:13配信

 「桜を見る会」の前夜祭を巡る問題で、複数の自民党幹部によりますと、17日までに安倍前総理大臣は東京地検特捜部の事情聴取に応じていたことが分かりました。安倍前総理は18日午前、捜査終結後、国会での招致要請に応じる意向を示していました。

テレビ朝日

2503名無しさん:2020/12/18(金) 19:34:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/e220d73e1160876d619fd12ed6d572f9452a0f1c
8党に交付金79億円 総務省
12/18(金) 15:47配信

 総務省は18日、年4回に分けて交付する政党交付金の2020年第4回分として、8党に計79億4300万円(100万円未満切り捨て)を支給した。

 共産党は受給申請していない。内訳は次の通り。

 自民党43億1500万円▽立憲民主党19億4900万円▽公明党7億5700万円▽日本維新の会4億6300万円▽国民民主党2億8500万円▽社民党9000万円▽NHKから国民を守る党4100万円▽れいわ新選組4000万円。

2504名無しさん:2020/12/18(金) 19:35:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/29fd82dea703e9af22ae9ed8410860feb7d61402
自民・下村氏「安倍氏が説明したい前提で閉会中審査開かれる」
12/18(金) 16:54配信

 自民党の下村博文政調会長は18日、安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」前夜に主催した夕食会の費用補填(ほてん)問題に関し、国会閉会中に国会で安倍氏の説明の場が設けられるとの見通しを示した。「安倍氏がこれまで国会で述べてきたことと違う結果もあるという中で、国民に国会を通じて丁寧に説明したいという安倍氏の意思(がある)前提で、閉会中審査が開かれると聞いている」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/76102d00cd59f27f8be9a04a2fa131210f31a45b
自民・佐藤総務会長 安倍氏国会説明に「国民が納得すれば、それに越したことはない」
12/18(金) 16:32配信

 自民党の佐藤勉総務会長は18日の記者会見で、安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」前夜に主催した夕食会の費用補填(ほてん)問題をめぐり、安倍氏が東京地検特捜部の捜査終結後の国会での説明に前向きな意向を示したことについて「説明責任を果たしたいとの思いが伝わり、国民が納得するとすれば、それに越したことはない」と述べた。

 佐藤氏は「(国会での説明を)どういう形でやるかは伺っていないが、安倍氏が言った通りで、それ以上でもそれ以下でもない」とも語った。安倍氏は18日、記者団に「国会に対しても誠実に対応していきたい」と話していた。

2505名無しさん:2020/12/18(金) 19:36:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/cead0a1083c455fddd83930bada6e4c909db8283
「桜を見る会」捜査の行方は 安倍前総理は不起訴?
12/18(金) 16:31配信

「桜を見る会」の捜査が大詰めを迎えているが、果たして安倍前総理の逮捕はありえるのか。東京地検特捜部は、安倍氏への任意の事情聴取や事務所への家宅捜査も視野に入れているというが――。

 ***

 目下、東京地検特捜部の関心は「桜」と「卵」に注がれている――。

 元農水大臣の立件を視野に入れた「卵」の疑惑を詳述する前に、まずは大詰めを迎えた「桜」の捜査について触れておこう。

 言うまでもなく、疑惑の渦中にあるのは、安倍晋三後援会が主催した「桜を見る会」の前夜祭だ。11月23日に、読売新聞が朝刊1面で〈東京地検 安倍前首相秘書ら聴取〉と報じ、一気に問題が再燃した格好である。取材に当たる社会部記者によれば、

「安倍前総理の地元支援者らを集めた前夜祭は、毎年1人5千円の会費制で行われてきました。直近の5年間における会費の総額は計1400万円にのぼりますが、実際の費用はおよそ2300万円。差額に当たる約900万円を安倍氏側が補填していたとされる。さらに、ホテル側は安倍氏が代表を務める資金管理団体“晋和会”宛に領収書を発行したものの、安倍事務所はそれを廃棄したと説明しているのです」

 特捜部は、前夜祭の会計は後援会の収支報告書に記載すべきだと判断しており、

「後援会の代表である前総理の公設第1秘書と事務担当者を、収支報告書への不記載を理由に政治資金規正法違反の疑いで立件する方針を固めています。現状では、二人とも略式起訴で済まされ、罰金刑が科される公算が大きそうです」(同)

 今回の「桜」捜査に繋がる告発状にも名を連ねた、神戸学院大学法学部教授の上脇博之氏は手厳しい。

「この問題を立件する方向であることは評価しますが、秘書ら二人の罰金刑で終わらせるようなら、特捜部の存在価値はなきに等しいと言わざるを得ません」

 たしかに、これでは大山鳴動して鼠二匹。しゃんしゃん総会ならぬ、「しゃんしゃん捜査」の感は否めない。

「報道によれば、費用の不足分を負担したのは晋和会だった可能性が高い。では、差額を補填するためのお金を晋和会はどうやって用意したのか。それこそ、安倍前総理自身の文書通信交通滞在費や、官房機密費が使われたとも考えられます。これらは本来、公務に使うべきお金なので、政治活動に用いられた時点で法に抵触します。晋和会の代表である安倍氏の責任を問わずに、秘書だけを立件すれば問題の本質的な部分を見失ってしまう。少なくとも、公判が開かれない略式起訴ではなく、公開の刑事裁判で真相を明らかにすべきでしょう。安倍前総理が不起訴になったら、その理由次第で検察審査会への申し立ても有り得ます」(同)

2506名無しさん:2020/12/18(金) 19:37:16
>>2505

菅総理は黙認
 特捜部もこうした反応を予測しているのだろう。

 先の記者が続けるには、

「特捜部は安倍前総理への任意の事情聴取や、事務所への家宅捜索も行う予定で、メディアも臨戦態勢です。そこまでやっておけば、もし“検審”に申し立てられても、特捜は捜査を尽くしたという体面が保てますからね」

 無論、事情聴取や事務所へのガサ入れが現実のものとなれば、安倍前総理が被るダメージも決して小さくあるまい。

 では、官房長官時代に“内閣の大番頭”として安倍一強を支え続けた菅総理は、この捜査を事前に関知していなかったのだろうか。

 官邸関係者が声を潜めて明かす。

「安倍政権下で政治家に絡む捜査案件が浮上した場合、捜査当局は、まず警察キャリア出身の杉田和博官房副長官にお伺いを立てるのが慣例でした。今回の安倍さんの件についても、首相官邸の事務方トップである杉田さんが内々に容認した。もちろん、それは菅総理も捜査を黙認したということ。菅総理が安倍さんを見捨てたとは言わないが、二人の関係にすきま風が吹いているのは間違いありません」

 果たして、二人の関係にどんな変化があったのか。

「菅さんは安倍さんがうっとうしくなり、牽制したかったのでしょうね」

 とは政治部デスクである。

 今年9月に総理を辞任した安倍氏は読売、共同、時事、日経、日刊スポーツ、産経のインタビューに相次いで応じている。そこでは、〈(憲法改正の手続きを定めた)国民投票法改正案を成立させるべきだ。本気でやるべきだ〉〈五輪・パラリンピックはぜひ実現してもらいたい〉と主張。さらに、靖国神社に参拝し、保守層へのアピールにも余念がない。

「体調不安を払拭するように発信を続け、安倍待望論や再々登板説が囁かれ出したのも菅さんにすれば面白くなかった。また、イージス・アショアが頓挫したことで、安倍さんが辞任直前までこだわった“敵基地攻撃能力”の保有についても菅さんは後ろ向き。安倍さんから引き続き検討してほしいと言われていたのに、11月4日の衆院予算委員会では、“閣議決定を得ておらず、後の内閣に効力が及ぶものではない”とまで明言しましたからね」(同)

 これには敵基地攻撃能力保有に反対する公明党への配慮もあったようだが、

「安倍さんは気に入らなかったらしく、さらに踏み込んだ発信をするように。確執の決定打となったのは、それからまもない11日に、安倍さんが衆院初当選同期との会食で“私だったら来年1月に解散する”と発言したことです。総理の専権事項にまで口出しされ、さすがの菅さんも“秘書止まりであれば”と捜査を黙認、つまり事実上、了承したのだと思います」(同)

 こうして「桜」の捜査に落としどころが見えた矢先、特捜が追うもうひとつの捜査案件が浮上した。それが「卵」の疑惑だ。

2507名無しさん:2020/12/18(金) 19:37:39
>>2506

“筋のいい事件”
 検察担当の記者が言う。

「特捜部は現在、吉川貴盛元農水大臣を受託収賄容疑で立件することを目指しています。吉川氏には、広島県に本社を置く鶏卵生産大手“アキタフーズ”の秋田善祺・元代表(87)から、計500万円の現金を受け取った疑いがある。金銭授受の時期は吉川氏が大臣在任中の2018年から19年にかけて。その当時、OIE(国際獣疫事務局)はアニマルウェルフェア(動物福祉)を重視した飼育基準の作成を進めていました。ただ、ケージでの飼育が9割を占める日本では、この基準に従うと莫大な負担増が見込まれた。そこで、元代表が吉川氏に便宜を図ってもらえるよう“請託”した、というわけです」

 結果、農水省の反発もあって、OIEの基準案から止まり木や巣箱の設置についての義務化は見送られた。

「特捜部はアキタの元代表から現金提供について言質を取っている。ただ、金銭の授受は複数回にわたるため、具体的にどのカネが請託と結びついているのか立証が難しい。吉川氏が聴取前に入院して逃げてしまったこともあり、捜査は少々難航しています」(同)

 とはいえ、元東京地検特捜部副部長で弁護士の若狭勝氏に言わせると、

「桜を見る会の疑惑と比べれば、こちらは“筋のいい事件”だと感じます。吉川氏は農水大臣だったので職務権限の有無については問題がなく、現金を贈った側も事実を認めている。特捜部は立件に向け、かなり力を入れて捜査に当たっているはずで、来年の通常国会が始まる1月18日までには強制捜査に踏み切るのではないか。国会が始まると逮捕許諾請求が必要になりますからね。おそらく特捜部は、河井夫妻の事件に絡んだ捜索で、それなりの証拠を掴んでいるのでしょう」

“河井夫妻”とは、公選法違反の罪に問われた元法相の河井克行被告と、妻の案里被告のことだ。

 特捜部は今年7月、この事件の関係先として、広島のアキタフーズ本社を家宅捜索している。

 地元の記者によれば、

「すでに河井夫妻の逮捕後でしたが、アキタの社員からの情報提供を受けてガサ入れが敢行されました。その際に幹部社員が記した裏金に関するメモが見つかり、そこに西川公也元農水相ら複数の農水族議員の名前があったのです」

 その時点で“農水”人脈に絡む捜査を念頭に置いていたものと考えられる。

 地元の政界関係者は、

「アキタが自民党議員とのパイプを作ったのは、第2次安倍政権が発足した12年以降。なかでも、地元選出の克行被告との関係は深く、彼が吉川氏をアキタに紹介したと聞いています」

 実際、克行被告が支部長を務めた「自由民主党広島県第3選挙区支部」の収支報告書(要旨)には“アキタ”の文字が散見される。

 献金の総額は13年から18年までの6年間で、実に1866万円にのぼる。

「アキタへのガサ入れ後には、内閣官房参与を辞任する意向を今月8日に示した西川公也氏や本川一善元農水次官、大野高志元畜産部長らが、同社の所有する高級クルーザーで接待を受けていたことが発覚しました。本川氏は農水省の食肉鶏卵課長だった2000年代前半からアキタと付き合いがあり、業者側に便宜を図ってきたと目されています」(同)

2508名無しさん:2020/12/18(金) 19:38:01
>>2507

「ガサ」を巡る綱引き
 こうした背景まで明らかになれば“毒卵”を食らった吉川元農水相の逮捕は時間の問題のように映る。

「当然ながら、法務検察トップの林眞琴検事総長は立件を急ぎたい構えです。吉川氏は、菅総理の権力基盤と呼べる二階派で事務総長を務め、先の総裁選でも菅選対の事務局長だった人物。それでも、菅総理が特捜部に捜査を進めさせたのは、“桜”の件をしゃんしゃんで済ませる見返りという点に加え、安倍氏への捜査を認めながら、自分の身内について突っぱねては党内からの批判を免れないと考えたからでしょう。一方、安倍政権の“守護神”と呼ばれた黒川弘務東京高検検事長(当時)が賭けマージャン問題で辞職して以降、官邸が検察に対し、あからさまには影響力を行使しづらくなっているのも事実です」(政治部デスク)

 だが、「桜」、「卵」と立て続けに永田町をターゲットにしてきた検察側にも不安材料はある。

 先の検察担当記者によれば、新旧総理と同じく、法務省の“赤レンガ組”と“現場組”の間にもすきま風が吹いているという。

「実は、辻裕教(ひろゆき)事務次官や、伊藤栄二官房長といった法務省の幹部には、吉川氏の事案についてきちんとした情報が上がっていなかった。一連の黒川問題の前には、検察側も法務省サイドと捜査情報を共有していたのですが、このところ、両者の間に深い溝ができてしまっている。とりわけ、林検事総長は辻次官を全く信用していないのです」

 その原因は安倍政権時代に遡る。先代の稲田伸夫検事総長は、林氏を後任と考えていた。しかし、安倍官邸は“守護神”として信頼を寄せる黒川氏が後釜となることを望んだ。

 高検検事長の定年は63歳なので、慣例通り、稲田氏が検事総長を定年の65歳まで2年続けると、誕生日の都合で黒川氏は高検検事長のまま定年退職せざるを得ない。そのため、稲田氏は通常よりも早い段階で退任するよう安倍官邸から迫られたが、本人がそれを拒否して検事総長を続投。

「そこで、官邸の意向を受けた辻次官が、黒川氏の定年延長という奇策に打って出ました。黒川氏と林氏は司法修習同期。黒川氏が検事総長になれば林氏はその座に就くことができなくなる。結果的に、賭けマージャン問題によって黒川氏は自滅し、検事総長となった林氏ですが、官邸と一緒になって自分を外そうとした辻次官を許していません。遺恨は“桜”の捜査にも影を落としています。法務省側は“処分方針も決まっているのだから安倍事務所への捜索は必要ない”という立場。ガサ入れを既定路線とする検察側との綱引きが続いています」(同)

 季節外れの「桜」が狂い咲き、最終局面に差し掛かる一方、「卵」を巡る捜査はまだ始まったばかり。

 官邸と法務省を睨みながら、捲土重来を期する特捜部の暗闘は続く。

「週刊新潮」2020年12月17日号 掲載

新潮社

2509名無しさん:2020/12/18(金) 21:01:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/f80aabfdad7a72e9576d7d01b8db7a0f517cc87e
安倍前首相、年内にも国会で説明か 与党は幕引きを急ぐ
12/18(金) 18:56配信

 安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」の前日に開いた夕食会の費用を安倍氏側が補?(ほてん)していた問題をめぐり、自民党は、安倍氏が国会で説明する場を設ける方向で検討している。安倍氏も東京地検特捜部の捜査が終わった後に応じる意向を示した。ただ、どういう形式で行うかで与野党で意見の開きがあり、攻防も予想される。

 安倍氏は首相時代、国会の質疑で、夕食会の費用の一部を事務所側が負担したことについて「事務所側が補?したという事実は全くない」などと否定する答弁を重ねてきた。野党は先の臨時国会で、「虚偽答弁だ」として安倍氏の国会招致を要求したが、自民党は受け入れなかった。

 しかし、自民党執行部は、世論の批判も背景に、安倍氏自身による説明の場を設けざるを得ないと判断した。自民党の佐藤勉総務会長は18日の記者会見で「安倍氏にしっかりと説明責任を果たしていただくことではないか」と話した。公明党の石井啓一幹事長も会見で「疑惑を持たれた政治家は自ら説明責任を果たしていくことが重要だ」と語った。

 自民執行部は、東京地検特捜部による捜査終結後、早ければ年内にも説明の場をつくりたい考えだ。菅政権は新型コロナへの対応で批判を浴び、内閣支持率も下降している。政権与党は、安倍氏の疑惑について早期の幕引きをはかりたい思惑があるようだ。自民党の閣僚経験者は「年内に全部終わらせたほうがいい。来年は総選挙もあるし、年を越してずるずるいけば、国会で追及されるのは目に見えている」と話す。

朝日新聞社

2510名無しさん:2020/12/20(日) 17:39:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c259878298cd4dacceee2bfbb3a379d29563781
追い詰められた安倍晋三前総理 「ズサンすぎる政治資金」大公開
12/20(日) 10:02配信

「事務所が補?した事実はない」

安倍晋三前首相(66)の主張は虚偽だった。本記事に掲載した、安倍氏が代表を務める政治団体「晋和会」が、’13年5月10日にANAインターコンチネンタルホテル東京に約83万円を支払った領収書。これが「疑惑の核心」である。長年にわたって安倍氏の政治資金を取材するジャーナリスト・三宅勝久氏が言う。

「『桜を見る会』の前夜祭で、安倍事務所は参加者から会費5000円を集め、足りなかった差額分を後日、ホテルに補?しており、この領収書は、その際の支払い分だと東京地検特捜部はみているようです。’14年以降も補?していたと伝えられていますが、収支報告には計上されていません」

また、ホテルニューオータニで前夜祭が開催された’18年、晋和会は同ホテルに計約400万円もの支払いをしている(下写真)。

「金額が異様に大きい。領収書を2枚に分けているのも不自然です。有権者が参加した催しの不足額を補?したのではないかと疑う余地があります」(三宅氏)

昨年までの5年間で、安倍事務所は前夜祭の費用を900万円以上も補?していたとみられる。これは不実記載という政治資金規正法違反。有権者への「寄附」にあたり、公職選挙法違反の疑いもある。

疑惑はこれに限らない。ほかの領収書を参照してほしい。安倍氏の政治団体が公開した政治資金収支報告書を精査すると、自著や萩焼、蒲鉾(かまぼこ)の購入代、コンパニオン料や「新春の集い」に招いたチアリーディングクラブの出演料のほか、高額な会合費も計上されている。

「有権者に本を贈っていたら、公職選挙法が禁止する『寄附』『買収』にあたります。また、会費以上の飲み食いなどの供応をしていたら、これも違法です。安倍事務所はそうしたグレーな支出が多い。日常的に『買収』的なことをして票を稼いできたのではないか」(三宅氏)

「桜を見る会」の問題をめぐって、東京地検特捜部は安倍氏の公設秘書を立件する方針だ。元東京地検検事の落合洋司弁護士はこう指摘する。

「今回の事案は『寄付行為』にあたるというのが実態に即した解釈だと思います。秘書に対しては略式起訴による罰金刑では国民感情と合致しない。検察側が公判請求するのが筋でしょう。安倍前首相も刑事責任は問われなくても、議員辞職に値すると考えておかしくありません」

国民を甘くみたツケを払うときだろう。

『FRIDAY』2020年12月25日号より

FRIDAYデジタル

2511名無しさん:2020/12/20(日) 17:40:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/6868f307a89e8130edbe9e90a92ee53f3a0407e2
安倍前首相の証人喚問に否定的 森山氏、公開は「今後の話」
12/20(日) 15:38配信

 自民党の森山裕国対委員長は20日、「桜を見る会」前夜の夕食会費用補填疑惑を巡る安倍晋三前首相の国会招致に関し、野党側が求める証人喚問に否定的な考えを示した。熊本市で記者団の質問に対し「全くなじまない」と答えた。予算委員会での参考人招致にも難色を示した。

 議院運営委員会の理事会で説明する案については「一つの考え方だ」と語った。公開するかどうかは「今後の話」と述べるにとどめた。

 野党側は「偽証罪に問えるような厳しい状況で答弁してしかるべきだ」(立憲民主党の安住淳国対委員長)と主張し、予算委での証人喚問を要求している。

2512名無しさん:2020/12/21(月) 22:50:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ea3f0d371417f1c88eed0bf8023e11e9db89606
元農水大臣が「船上接待」を受けた疑惑のクルーザーを公開!
12/21(月) 9:02配信

コロナの緊張下で…
盤石と思われていた政権が、こんなに早く窮地に陥るとは誰が予測しただろうか。12月に入ってから、急落した菅内閣の支持率。ただでさえ後手後手に回るコロナ対策に国民があきれていることが原因の一つだが、自民党重鎮議員のスキャンダルが続々と発覚していることも、間違いなく影響しているだろう。

特にいま注目を集めているのが、二人の元農水相が絡んだ「現金授受疑惑」だ。12月2日、元農水相の吉川貴盛・衆議院議員が、鶏卵生産・販売大手「アキタフーズ」(本社・広島県)の元代表から現金500万円を受け取っていた疑惑が報じられた。複数の報道によると、同社は鶏卵価格が下がった際に、生産者の損失補填を求める事業の拡張などを求めており、その「見返り」として現金を渡していたのではないか、と見られている。

疑惑の火は一か所にとどまらず、同じく元農相で内閣官房参与の西川公也・衆議院議員も、18年以降同社から現金数百万円を受け取った疑惑が報じられた。

「吉川氏は疑惑の報道が出たとたんに、党の全役職を辞任すると発表したのち、不静脈で入院。また、西川氏も内閣官房参与を辞任しました。現在にいたるまで、二人は公の場で疑惑について納得のいく説明をしていません。ずるずると引き延ばせば延ばすほど、政権へのダメージは深刻なものとなるでしょう」(全国紙政治部記者)

その西川氏には現金を受け取っていた疑惑だけでなく、アキタフーズが所有するクルーザー船上で今年7月に接待を受けていたことも報じられている。

フライデーデジタルは西川氏が接待を受けた「渦中のクルーザー」を発見。それが、上記に掲載した写真だ。

この船は全長約40メートル、日本最大級の高級クルーザーで、「購入した場合、数十億円はくだらない」(クルーザーに詳しい記者)。報道によると、西川氏は広島県・福山市のマリーナからこの船に乗り、その後、尾道市に向かい高級リゾートホテルに宿泊したという。

緊急事態宣言が明けてひと段落していた時期とはいえ、西川氏が接待を受けていた7月は、まだまだ日本中がコロナ禍の緊張下にあった時期。そんな時期に豪華クルーザーに乗って「接待」を受けていたなら、なんともいい御身分ではないか。

初夏の穏やかな海の上を走る船旅を楽しんだ西川氏。まさかその後「疑惑の荒波」に飲み込まれるとは思っていなかったはず。重鎮連中のこの意識のゆるみが、いまの政権不信につながっていることに気付いていないのだろうか。

FRIDAYデジタル

2513名無しさん:2020/12/21(月) 23:41:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a6933dc0b1160d674f22194e82abd06c1dd112f
「桜を見る会」前夜祭、弁護士が安倍前首相らを再び告発
12/21(月) 17:54配信

 「桜を見る会」の前夜祭をめぐって、安倍前総理側がおととしだけでなく、過去5年分の開催費用を政治資金収支報告書に記載しなかったなどとして、弁護士が安倍氏らに対する告発状を東京地検に再び提出しました。

 「桜を見る会」の前夜祭をめぐっては、全国の弁護士などが今年5月、おととし分の開催費用について安倍前総理側が補てんしていたのに、政治資金収支報告書に記載していなかったなどとして刑事告発していました。

 その後、安倍前総理側が去年までの5年間に参加者の会費を超過した800万円以上を補てんしていた疑いが浮上。弁護士らは21日、この5年間の補てん分について安倍前総理側が収支報告書に記載していなかったとする政治資金規正法違反などの疑いで、安倍氏ら対する告発状を東京地検に提出しました。

 告発人の一人である米倉洋子弁護士は会見で、「安倍前総理は国会であれだけ追及を受けたのに、『秘書に任せていたので知りません』は全く通用しない」と述べました。(21日16:06)

最終更新:12/21(月) 17:54
TBS系(JNN)

2514名無しさん:2020/12/21(月) 23:43:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/28dd8150368269f579d885a2a42a6773d22bfbe4
非公開で行うべき「桜を見る会」安倍氏の喚問
12/21(月) 11:35配信

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(12月21日放送)にジャーナリストの須田慎一郎が出演。「桜を見る会」の前夜祭をめぐる問題における安倍前総理の証人喚問について解説した。

森山国対委員長〜野党が求める安倍氏の喚問に否定的
「桜を見る会」の前日夜の懇親会をめぐる問題で、野党側が安倍前総理に証人喚問などを求めていることについて、自民党の森山国会対策委員長は、「証人喚問はなじまない」と述べた上で、検察の捜査を待って対応を検討する考えを示した。

飯田)説明の場として証人喚問や予算委員会の参考人招致など、いろいろと問いただされています。

野党にとっては「安倍前総理を吊し上げにする」千載一遇のチャンス
須田)結果として、国会での真相究明というのは、ある意味で政治的なセレモニーになって来るのだろうと思います。「何が真実だったのか」を解明することが必要なのですが、今回の件に関して言えば、安倍前総理としては頭を下げざるを得ないわけですから、野党にとっては、「吊し上げ」をする千載一遇のチャンスなわけです。

飯田)そうですね。

問題の本質は何か〜政治資金規正法や公職選挙法における法律の不備ではないか
須田)「それを逃さない」というところでしょうが、そこにこの問題の本質があるのではありません。一体何が問題だったのか……これは私の個人的な考えですけれども、やはり法律の不備というのはあります。政治資金規正法や公職選挙法、その辺りに、「今後こういう問題が起こらないように、どう穴を埋めて改善するのか」というところまで議論が含まれれば、意味があります。これは野党の人たちにも降りかかって来ることなのです。しかし、そこをやろうとしないではないですか。そうすると、これは完全に政治的セレモニーになってしまうのではないでしょうか。とは言っても、安倍前総理、本人の耳に入っていなかったにせよ、国会の場で虚偽の説明をしたことは事実なのだから、それを修正することは必要だと思います。

飯田)それをどこでやるのかということで、原則非公開の議院運営委員会の理事会でやるというアイデアが与党内から出ていますけれども、森山さんもそれは1つの考え方ではあると指摘をしているということです。

関係者の人権を守るためにも非公開でやるべき
須田)説明をするに当たって、安倍さんの秘書や関係者、またはホテル側など、個人名を挙げる場合もあります。そうなったときに、公開で行うことが適切なのかどうか。そう考えると、真相が知りたいのであれば、非公開の場でやって詳らかにすることが重要なのではないかと、それもわからなくもないですね。

飯田)野党としては、テレビの入った生中継の場でやれば、広くいろいろな人に見てもらえる。また支持者にも見てもらえるということもありますからね。

須田)野党の思惑としては、真相究明よりも公開処刑がやりたいのです。しかし、公開の場となった場合、記録にも残りますから、証言の対象となった人たちの人権を相当配慮して行かなければなりません。本当に真相究明したいのであれば、非公開の場……非公開と言ったら非常に消極的に聞こえるのだけれども、そこでやって双方に納得のいくような形を取った方が私はいいのではないかと思います。

飯田)安倍さんご本人も、検察の聴取には応じるということです。まだ聴取していないようですけれども、それが終わらないと国会の方には来ないということですか?

須田)検察は、事実上の捜査終結宣言的なことを、非公式にメディアに対して言うはずですから、そこからではないのかなと思います。

2515名無しさん:2020/12/23(水) 01:09:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb7eaa31816865a8408b92c206c376c9e45a4597
安倍前首相、重い監督責任 特捜部聴取は検審対策の側面も
12/22(火) 16:39配信

 安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」前夜に主催した夕食会の費用補填(ほてん)を政治資金収支報告書に記載しなかった問題で、東京地検特捜部は安倍氏本人の任意聴取に踏み切った。秘書らの供述から、虚偽報告を受けた安倍氏は補填や不記載を知らなかったとみられ、政治資金規正法違反などの罪に問われる可能性は低い。ただ、自身の事務所内での政治資金が適正に処理されず、国会答弁は事実と異なることも分かった。安倍氏の監督責任は重い。

 夕食会は平成25年以降、山口県などの支援者数百人を招き、都内の2つの著名ホテルで行われてきた。会費は1人5千円だったが、ホテル側への支払いは毎年100万円単位で不足し、安倍氏側が補填していた疑いが持たれている。

 関係者によると、政治団体「安倍晋三後援会」代表の公設第1秘書や、資金管理団体「晋和会」の会計責任者の私設秘書らは会費の不足分を補填し、収支報告書にも不記載だったことを安倍氏には報告していなかったという。

 安倍氏が昨年、国会で「後援会の支出や収入はない」と断言していることからも、補填や不記載を把握していなかった可能性は高い。それでも、特捜部は安倍氏本人が告発されていることも踏まえ、任意で事情聴取することにした。

 安倍氏の認識や主張の確認を上申書で済ますという選択肢もあったが、告発側が「十分な捜査が行われていない」と検察審査会に審査を申し立てる場合などに備え、捜査を尽くす意味からも前政権トップの聴取を決断したとみられる。

 夕食会の費用総額の見積書や補填分の領収書は、ホテル側から東京の晋和会宛てに発行されていたという。しかし、主催したのは安倍氏の地元・山口の後援会だったことから、特捜部は後援会の収支報告書に補填分を記載すべきだったと認定する見通しだ。

 後援会は代表が公設第1秘書で、会計責任者や事務担当者は山口県内のスタッフが務めていた。政治資金規正法では違反があった場合、罪に問われるのは代表と会計責任者、それを補佐する事務担当者としている。安倍氏は法的にも罪を問われる立場にあるとはいえず、事情を把握していない限り、刑事責任を問うのは難しい。

 一方、秘書から虚偽報告を受けたのが原因であっても、国会で事実と異なる答弁をしていたとなれば安倍氏に道義上の責任が生じる。国民に対する説明は避けられない状況で、安倍氏も捜査終結後に国会招致に応じる意向を示しているという。

 関係者によると、補填分の支払いは、東京の議員会館にある事務所の金庫から現金で支出されていた。金庫の現金の収支は後日、領収書に従って各団体の収支報告書に反映させていたが、補填分についてはホテル発行の領収書を秘書らの判断で廃棄し、いずれの団体にも収支が記載されていなかったという。領収書の宛先となった晋和会は、安倍氏が代表を務める資金管理団体だ。

 こうした処理がまかり通る事務所の資金管理にも批判が集まることが予想される。安倍氏は今後、再発防止の仕組みを構築することなども求められる。

2516名無しさん:2020/12/23(水) 01:11:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/13b3589d49901f4fca8326c197967534d513581c安倍前首相、東京地検が不起訴へ 任意聴取で関与否定か
12/22(火) 22:38配信

 安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」の前日に開いた夕食会の費用を安倍氏側が補?(ほてん)していたとされる問題で、東京地検特捜部は政治資金規正法違反(不記載)などの容疑で告発された安倍氏を22日までに任意聴取し、具体的な関与はなかったとして不起訴処分とする方針を固めた。公設第1秘書については同法違反の罪で年内に略式起訴する見通しだ。

 夕食会は第1秘書が代表を務める「安倍晋三後援会」(山口県下関市)が主催した。2013〜19年に年に1回、地元支援者らを都内のホテルに招き、1人5千円の会費制で開いた。

 安倍氏は国会などで「ホテル側が設定した額を参加者が払った」などとし、費用負担を否定。「事務所や後援会の収入、支出は一切ない」と述べ、政治資金収支報告書への記載は不要と説明してきた。

 しかし、関係者によると、同罪の時効(5年)にかからない15〜19年の5回の費用総額は計約2300万円だったが、参加者の会費は計約1400万円にとどまり、残る計約900万円は安倍氏側が補?していた。安倍氏周辺は補?が報じられた11月下旬、朝日新聞などの取材に「秘書は収支報告書に記載すべきだと知っていた」と釈明。安倍氏にはこの時に初めて事実を説明したとし、それまでは「秘書が虚偽の説明をしていた」と語った。

 第1秘書らは特捜部の調べにも「自分たちの判断で慣例的に書いてこなかった」と説明し、安倍氏も自らの関与を否定したとみられる。特捜部は会計処理の中心を担った第1秘書を略式起訴する一方、安倍氏を共謀に問うのは困難だと判断した模様だ。

 不記載の対象については、収支報告書の提出を受けた選挙管理委員会での保管期間が切れていない16〜19年の4年分とする方向で検討している。不記載額は計約1100万円の会費の収入と支出を合わせた計2200万円に、補?分の約800万円の支出を加え、合計約3千万円になるとみられる。

 この問題では、選挙区内での寄付を禁じた公職選挙法違反の疑いでも告発が出ている。しかし、参加者らは会費を上回る利益を受けたという認識を否定しており、特捜部は適用は難しいとみている。

 略式起訴されれば一般的に罰金刑となり公開の裁判が開かれないが、裁判所が不相当と判断して正式裁判となる場合もある。安倍氏については不起訴となった場合、告発者が処分を不服として検察審査会に審査を申し立てることができる。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/f3a31a2f01236281f10d06c8f30a692f6c302ec9
安倍氏の立件「困難」 桜「夕食会」で聴取 識者
12/22(火) 13:34配信

 安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」前夜に開催した夕食会をめぐり、東京地検特捜部が安倍氏に任意で事情聴取を行った。

 政治資金規正法違反(不記載)容疑で安倍氏本人が刑事責任を問われる可能性について、識者は「相当難しい」と指摘する。

 元検事の高井康行弁護士は「会計責任者らがうその報告をしたのであれば、安倍氏本人は法的には関係ない」と否定する。

 政治資金に詳しい日本大の岩井奉信教授(政治学)も同様に否定的だ。同法によると、収支報告書への記載義務が生じるのは会計責任者やその補佐で、政治家本人を罪に問うには共犯関係が求められる。「音声テープなど、不記載を指示する証拠がない限り難しい」と指摘する。

 政治団体の代表者は、会計責任者の選任や監督に相当の注意を怠った場合にも刑事責任を問われる。だが、岩井教授によると「実態は努力義務のようなもので、適用は極めて難しい」という。

 検察が本人への聴取に踏み切ったのは「安倍氏は資金管理団体の代表でもある。あくまで十分に捜査したと示すためだろう」と推測した。

 高井弁護士は「捜査のポイントは、補填(ほてん)をすることになった経緯や金の原資など。部下のうその報告を真に受けたとしても、結果として真実と異なる国会答弁をしたことになるから、安倍氏にも政治責任はあるだろう」と話した。

2517名無しさん:2020/12/23(水) 01:18:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/500a049cc6509f895251bb1d77a472d628dbcfc8
独自】「桜」前夜祭、東京地検が安倍前首相を任意聴取…「実態知らなかった」不起訴の公算
12/22(火) 5:03配信

 安倍晋三前首相(66)側が主催した「桜を見る会」の前夜祭を巡り、東京地検特捜部が安倍氏から任意で事情を聞いたことが関係者の話でわかった。特捜部は、安倍氏が前夜祭費用の補填(ほてん)などの実態を知らなかったとの見方を強めており、不起訴とする公算が大きい。一方、政治団体「安倍晋三後援会」の代表を務める安倍氏の公設第1秘書については、週内にも政治資金規正法違反(不記載)で略式起訴する方針。

 前夜祭は2013年から昨年まで、後援会が「桜を見る会」の前日に東京都内のホテルで開催。安倍氏の地元支援者らが1人5000円の会費を支払い、飲食が提供されるなどした。

 関係者によると、公設第1秘書は16年12月まで後援会の会計責任者も兼務し、代表のみになった後も後援会の会計処理を実質的に担当。会費徴収分のほか、開催費の不足分を補填してホテル側に支払ったものの、収支を後援会の政治資金収支報告書に記載しなかった疑いが持たれている。

 安倍氏は首相当時の国会答弁で「後援会としての収入、支出は一切なく、収支報告書への記載は必要ない。補填したという事実は全くない」と述べていた。ただ、安倍氏は後援会の役職には就いておらず、安倍氏周辺によると、不足分を補填していないか安倍氏が確認した際、事務所担当者は「支出していない」と虚偽の説明をしていたという。特捜部は、捜査を尽くすためには安倍氏の認識を問う必要があると判断し、聴取を実施。安倍氏は不記載などへの関与を否定したとみられる。

2518名無しさん:2020/12/23(水) 22:53:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b35a9a7685cf8020d6e1995eb0fc998dbec65fb
安倍氏「桜を見る会」めぐる疑惑〜記者会見で一連の経緯を説明か
12/23(水) 11:35配信

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(12月23日放送)に数量政策学者で内閣官房参与の高橋洋一が出演。「桜を見る会」の懇親会をめぐる問題で、東京地検特捜部が安倍前総理を任意聴取したニュースについて解説した。

「桜を見る会」懇親会、東京地検が安倍前総理を任意聴取
安倍前総理の後援会が「桜を見る会」の前日に開催した懇親会をめぐる問題で、東京地検特捜部が安倍前総理本人から任意で事情聴取をしていたことがわかった。安倍前総理は自らの関与を否定したとみられる。

飯田)12月22日に読売が一面トップでスクープとして書いて、その後、きょう(23日)、各紙が追いかけて記事にしています。懇親会は会費制ではあったのですが、会場費を事務所側が負担していた。それを政治資金収支報告書に書いていなかったということが事実関係ですかね。

高橋)事実関係はそうですね。国会でどうのこうのと言っていますけれど、いま国会はやっていないですよね。通常国会でこれをやるのですかね。検察が動いたら、普通はそのままですよね。

飯田)職員に任せるという感じで。

高橋)それに日本の検察がこのように機能しているのであれば、それを見ているだけです。下手に影響を与えない方がいいと思いますけれど。

国会答弁の前に秘書官に確認したけれど、事実と異なる説明をされた
飯田)検察側は任意聴取をしたけれど、安倍さん本人は後援会の役員でもないし、その一連の意思決定には関わっていないだろうということで、不起訴になるのではないかということです。

高橋)普通は経緯については知らないですよね。いちいち見ていないでしょうし。国会答弁の前に安倍前総理が聞いたけれど、嘘を言われたわけでしょう?

飯田)秘書官に確認はしたけれども、事実と異なる説明をされたということですね。

高橋)複数で確認したと思いますけれどね。

飯田)ああ、なるほど。

高橋)国会答弁をするときに一応確認しますよ。総理に言っても仕方がないから、秘書官のレベルだと、安倍さんの事務所の人に確認するということだと思いますけれどね。

飯田)当事者、この第1秘書に確認を取って。

高橋)確認をしないと、答弁のときに不安ですからね。だから答弁をするときに一応確認する。役所の人がやるのではなく、これは政務秘書官がやるはずです。

飯田)なるほど。

高橋)政治なので政務秘書官が、この後援会に問い合わせをするというのが普通ですけれどね。やらないということは考えられません。あれだけ答弁しているのだから、確認したはずです。

飯田)当時、国会であれだけ質問が出て、それに対して何度も答えるということだから、裏を何度も取ると。

高橋)野党の方は118回と数えたのでしょう。

飯田)そのようですね。

2519名無しさん:2020/12/23(水) 22:53:25
>>2518

事実と異なる答弁ではあったが、「虚偽」ではない
高橋)虚偽という言い方もときどきするのですが。

飯田)虚偽答弁という言い方をしますね。

高橋)虚偽というのは、「嘘であるということを知りながら」という話だから、今回は違うと思います。

飯田)なるほど。事実と異なる答弁であったことは、それはそうなのだろうけれど。

高橋)事実と異なる答弁であることは間違いないのですが、虚偽かどうかと言うと、知っていたか知らなかったか。本当に虚偽であったら、これは不起訴にならないはずです。

飯田)そういうことですよね。もう意思決定に関わるなり、詳細を知っていて……。

高橋)知っていてやったら、それはもう完全な法律違反でしょうね。

飯田)だから各紙の書き方も「政治的責任」であるとか、「道義的責任」であるとしています。

高橋)そういうことです。虚偽というのは「嘘を知りながら」ということだから、それだと検察がいま調べているのと違う内容になってしまいます。

記者会見を開き一連の経緯を説明か
飯田)「道義的責任」や「倫理的責任」をどう取るのだ、という話になると、これは難しいですよね。

高橋)それは難しいですよ。

飯田)司直の方は「不起訴」と、もう判断するということですから。

高橋)道義的責任となると、本人の話になりますよね。「間違いでした」と言うくらいではないですかね。

飯田)与党側は議院運営委員会理事会での説明を想定しているとのことです。マスコミにどうオープンにするかというのはまた別途という形にしていますが。

高橋)普通は記者会見をするのではないですか。

飯田)記者会見をして。

高橋)それで一連の経緯を説明するということになるのではないでしょうか。

2520名無しさん:2020/12/23(水) 22:54:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/579cbe2b49876099e17d1818dcd5a4781a6497ff
何をどう語る?国会招致が焦点に 安倍氏、「桜」の説明責任免れず
12/23(水) 10:51配信

 「桜を見る会」前夜の夕食会費補填(ほてん)問題は、東京地検特捜部が安倍晋三前首相を任意で事情聴取した結果、不起訴処分にする方向となった。だが、会を主催した後援会代表の公設第1秘書が政治資金規正法違反(不記載)罪で立件される見通しであること、安倍氏本人が国権の最高機関で虚偽と受け取られても仕方ない答弁を続けたことへの説明責任は、免除されるわけではない。国会招致の要請に応じる意向を示す安倍氏が、何をどう語るかに焦点は移る。

 昨年の臨時国会で桜を見る会の問題が浮上して以降、首相だった安倍氏は衆参両院本会議と予算委員会で「後援会としての収入、支出は一切ない」「事務所から費用の補填はない」などと答弁してきた。衆院調査局によると、これら事実と異なる疑いのある答弁は少なくとも118回あったとされる。

 今年11月下旬。東京地検特捜部の捜査が本格化している事態が報道で明らかになると、安倍氏は取材に「(捜査の)結果が出次第、誠意を持って答えさせていただきたい」と明言した。事情聴取には、自身の不記載への関与を否定したとされる。安倍氏の説明の舞台として政府、与党は国会招致を容認する構え。刑事事件の手続きが終了すれば、年内にも実現する見通しだ。

   ◇    ◇

 「国民の理解をいただける方向でやるということは、大事なことだ」。菅義偉首相と気脈を通じる自民党の森山裕国対委員長は22日、記者団にこう述べた。安倍氏が話す中身に加え、どのような場面で答弁に立つのかも注視されている。

 立憲民主党は一問一答形式で丁々発止のやりとりとなる予算委員会の開催を、共産党は正当な理由のない証言拒否や虚偽証言は刑事罰の対象となる証人喚問を要求。国民民主党の玉木雄一郎代表も「総理を経験した者が(特捜部の)事情聴取を受けるというのは重大なこと。密室でやるのではなく、与野党で合意形成し、公開の場でやることが必要だ」とくぎを刺す。

 これに対し、自民の当初の想定は、国会運営を所管する議院運営委員会において非公開、かつ議事録も残らない理事会で質疑する、というもの。政府関係者は、そもそも国会招致に関して「(安倍氏も自民も)互いに傷が少なくて済むようなタイミングと場を検討していた」と明かす。

 世論の反発の度合いを見誤り、納得を得られなければ首相自慢の危機管理能力にも傷が付く。「安倍さんが言うように、誠実に対応するしかない」(与党幹部)との声も漏れており、自民はテレビ中継が入る形の質疑などのシナリオに傾きつつある。

 (森井徹)

2521名無しさん:2020/12/23(水) 23:06:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/0acaeb1a32b0019a6c852ae88f66e3c3cbde8f04
「政治とカネ」、政権に危機感 安倍前首相聴取、吉川氏辞職
12/23(水) 7:17配信

 相次ぐ「政治とカネ」の問題が菅政権を揺さぶっている。

 自民党の安倍晋三前首相が「桜を見る会」疑惑で検察の任意聴取を受けたことが22日明らかとなり、現金授受疑惑がもたれている吉川貴盛元農林水産相も衆院議員を辞職した。来年の衆院選を控え与党内には危機感が広がる。

 「全くないとは言わないが、十分心得て今後対応することが大事だ」。自民党の二階俊博幹事長は22日の記者会見で、政権への影響について聞かれ、歯切れが悪かった。世耕弘成参院幹事長も会見で「法律を守って行動するという思いを、党のメンバー全員でかみしめることが重要だ」と語った。

 首相経験者が東京地検特捜部の聴取に応じるのは極めて異例。辞職した吉川氏は菅義偉首相と当選同期で、政権発足後は党選対委員長代行に起用された。新型コロナウイルス対応が迷走し、内閣支持率が急落する中、政府関係者は「踏んだり蹴ったりの状態だ」と愚痴った。

 党内には不穏な物言いをする議員も出てきた。ある中堅は「政権は末期的になりつつある。支持率が30%を割り込むと『首相を代えた方がいい』という声が出てくる」と漏らした。

 ただ、安倍氏聴取と吉川氏辞職がこのタイミングとなったことについて、党幹部は「これで落ち着くだろう」と年内の幕引きに期待する。ある閣僚は吉川氏について「通常国会召集前に辞めてもらって良かった」と明かし、公明党幹部も「年内で区切りが付けばいい」と語った。

 来年の通常国会は冒頭から2020年度第3次補正予算案や21年度予算案の審議が待ち受ける。政治とカネの問題を引きずったままでは、「デジタル庁創設など、首相肝煎りの改革を推進する力がそがれる」(閣僚経験者)からだ。

 一方、野党側は安倍、吉川両氏の国会招致を訴えつつ、首相の責任も追及する方針。立憲民主党の福山哲郎幹事長は記者団に、「桜」疑惑に関し「安倍氏と同様に虚偽答弁を繰り返した首相も国会で説明の義務がある」と指摘。共産党の小池晃書記局長は会見で「吉川氏は首相に極めて近い。真相解明の責任は自民党、首相にある」と断じた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2d8f06e6c1aed02e8cab1bdd2fd4024751ba90d7
二つの「政治とカネ」直撃…政権不信の新たな火種 菅氏“いばらの道”
12/23(水) 9:40配信

 安倍晋三前首相が「桜を見る会」に絡み東京地検特捜部から事情聴取を受けたことが表面化した22日、政界に動揺が走った。この日は、鶏卵生産大手「アキタフーズ」グループ元代表からの現金受領疑惑の渦中にいる自民党の吉川貴盛元農相も議員辞職する事態に。二つの「政治とカネ」問題が、新型コロナウイルス対応を背景にした政権支持率下落にあえぐ菅義偉首相に追い打ちを掛けた。

 「全くないとは申しませんが、十分に心得て対応していくことが大事だ」

 自民党の二階俊博幹事長は午前の記者会見で、安倍、吉川両氏の問題が菅政権に与える影響を問われ、慎重に言葉を選んだ。加藤勝信官房長官も、会見で「捜査機関の活動に関する答えは差し控える」を連発。防御一辺倒の雰囲気を、自民関係者は「何を言っても火種になる。静かに幕を下ろしたいから」と解説した。

 政府、与党は、特捜部の捜査終結後に安倍氏を国会招致することで「桜を見る会」に幕を引く腹づもりだ。「(捜査終結で)一つの答えが出ることは良いこと。やっと片づく」と政府高官は余裕を見せる。

 とはいえ、首相も官房長官時代、虚偽の疑いがある安倍氏の説明をそのまま裏書きする答弁を繰り返してきた。21日のテレビ番組でも「自分の国会答弁は重い責任を持つ」と話しており、年明けの通常国会で野党の集中砲火の的となるのは避けられない。

 一方、体調不良を理由にこの日、議員辞職願を提出し許可された吉川氏は、首相と初当選同期。9月の総裁選でも、菅陣営の選対幹部を務めた親密な間柄だ。立憲民主党は攻めどころとみて吉川氏の証人喚問も要求し、現金受領疑惑の掘り下げに手ぐすね引く。

 「何も良いことがない。コロナ禍に加え、安倍、吉川。まるで三重苦だ」と自民関係者。首相に近い閣僚経験者も「しばらくは、いばらの道」と息を吐いた。

 (一ノ宮史成、前田倫之)

2522名無しさん:2020/12/24(木) 15:45:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/5fbf751cbc66936ec6e7a38a38ede1669880c0ea
安倍前首相を不起訴、特捜部 「桜」公設第1秘書は略式起訴
12/24(木) 9:52配信

 安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」前日に主催した夕食会の費用補填問題で、東京地検特捜部は24日、政治資金規正法違反(不記載)容疑などで告発された安倍氏を嫌疑不十分で不起訴処分とした。一方、政治資金収支報告書に計約3022万円を記載しなかったとして、同法違反罪で後援会代表の配川博之公設第1秘書(61)を略式起訴とし、一連の捜査を終結した。

 特捜部は安倍氏を不起訴とした理由について「収支報告書の作成に関与し、不記載を認識していたという証拠はない」と説明。配川秘書の略式起訴は「犯行態様や不記載の額、過去の事案との比較を総合考慮した」としている。

2523名無しさん:2020/12/24(木) 15:52:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/1652c82c4984335a956049f02e264ac3ddc667aa
「安倍さんから1億きとるで!」裁判長、私は河井夫妻の「汚い金」をこう使いました
12/24(木) 6:12配信
文春オンライン

2524名無しさん:2020/12/24(木) 18:59:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/3afcfd86b2ad550416682392c2469adb03e13c83
安倍前首相 明日13時に国会招致で与野党合意 「桜」経緯説明へ
12/24(木) 15:29配信

 安倍前総理の不起訴を受けて、与野党の国対委員長が24日、断続的に協議をした結果、安倍氏を25日午後1時からの衆議院の議院運営委員会と、それに続いて開かれる参議院の議院運営委員会に招致することで合意しました。

 これまで与党側は「非公開」を主張してきましたが、野党側が求める「公開」の場で行われるということです。

 25日の委員会では、安倍氏は、桜を見る会の前夜祭について「事務所が補てんした事実は全くない」などと国会で事実と異なる答弁をしたことについて訂正した上で、与野党との質疑に臨むことになります。

 「国会での虚偽答弁や安倍前総理や事務所の責任というのは、まだ全く果たされていないので、明日はその第一歩だというふうに思っております」(立憲民主党 安住淳国対委員長)

 「党の運営において、今後、十分配慮をしながら、国民の信頼に応えられるように、しっかり頑張っていかなければいけない」(自民党 二階俊博幹事長)

 一方、自民党の二階幹事長は一連の問題を受け、“自民党として国民の信頼に応えていきたい”としています。(24日15:34)

2525とはずがたり:2020/12/24(木) 23:37:50
腐った読売or腐った特捜部,どっちや。知っていたと証明するのは難しいと判断している,やろ。
>特捜部は、安倍氏が後援会の役職に就いていないことや聴取結果などから、安倍氏は前夜祭費用の補填や収支の実態を知らなかった可能性が高いと判断しているとみられる。

【独自】安倍前首相「不正には関わっていない」…東京地検の任意聴取で説明
12/22(火) 13:33配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa3f69384f0bcc81ef3ec1ac96041a72713bd79e
読売新聞オンライン

 安倍晋三前首相(66)側が主催した「桜を見る会」の前夜祭を巡り、東京地検特捜部が安倍氏から任意で事情を聞き、安倍氏が「不正には関わっていない」などと説明したことが関係者の話でわかった。特捜部は週内にも、政治団体「安倍晋三後援会」の代表を務める安倍氏の公設第1秘書を政治資金規正法違反(不記載)で略式起訴する方針で、安倍氏については不起訴とする見通し。

 前夜祭は2013年から昨年まで、後援会が「桜を見る会」の前日に東京都内のホテルで開催。安倍氏の地元支援者らが1人5000円の会費を支払い、飲食が提供されるなどした。

 関係者によると、公設第1秘書は後援会の会計処理を実質的に担当し、会費徴収分のほか、開催費の不足分を補填(ほてん)してホテル側に支払ったにもかかわらず、収支を後援会の政治資金収支報告書に記載しなかった疑いが持たれている。公設第1秘書は特捜部の聴取に対し、「前夜祭の収入と支出は後援会の収支報告書に記載すべきだった」などと供述しているという。

 安倍氏は首相当時、国会で「後援会としての収入、支出は一切なく、収支報告書への記載は必要ない。補填したという事実は全くない」と答弁していた。ただ、安倍氏周辺によると、安倍氏が事務所の担当者に、差額を補填していないかどうかを確認した際、担当者から「支出していない」と虚偽の説明を受けていたといい、特捜部の事情聴取に対しても、不記載などへの関与を否定したという。

 市民団体などが同法違反容疑などで提出した告発状の対象者には、公設第1秘書のほか、安倍氏らも含まれている。特捜部は、安倍氏が後援会の役職に就いていないことや聴取結果などから、安倍氏は前夜祭費用の補填や収支の実態を知らなかった可能性が高いと判断しているとみられる。

2526とはずがたり:2020/12/25(金) 00:14:32
国民民主党政治資金支出に党内から疑念の声
2020/12/14政治・行政こくみんうさぎ, 伊藤孝恵, 国民民主党, 玉木雄一郎
https://news-hunter.org/?p=4323

今月8日、国民民主党の代表選挙が告示され、玉木雄一郎現代表と参院議員の伊藤孝恵氏が立候補した。新代表は18日に決まる予定だが、透明性を欠く組織の体質は数が減っても変わっておらず、政治資金の使い道に疑問を抱く関係者は少なくない。

■不可解支出に疑問の声
2018年に国民民主党の共同代表に就任した玉木氏は、立憲民主党とは合流せず、16人の国会議員とともに残留する道を選んだ。スンナリ代表留任となりそうなものだが、所属議員の一人は不満をもらす。
「玉木氏が代表になって以降、党勢は低迷するばかり。それは、公表された政治資金収支報告書をみれば、よくわかります。旧民主党が絶頂期の時からため込んだカネを、『なんでそんなものに?』と思うようなことにつぎ込んでいるんです。玉木氏の動画配信もそう。決まった業者が担当しているんですが、不可解です」

たしかに、先月公表された国民民主党の政治資金収支報告書には、奇妙な支出が散見される。

例えば、国民民主党のマスコット「こくみんうさぎ」に関するもの。それへの支出とみられるのが、東京都に本社を置く着ぐるみ製作会社Kに対する3回、約140万円の支払いである。



2019年7月②5日、同じ日に約41万円を2回、合計82万円を《着用ぬいぐるみ製作費》という名目で支払っている。つまり2体購入したということだ。だが前出の国民民主党所属議員は、首をひねる。「こくみんうさぎは、それなりの評判。けど毎日、どこか出るわけじゃないし2体も製作するの必要はない」



次に、京都市に本社がある「AI SOLUTION KYOTO」(以下AI社) という会社には《ソフトェア管理。開発》などの名目で、19年だけで10回、合計で3,000万円を超す金額が支払われていた。(*下は、収支報告書の一部)



国民民主党の政治資金収支報告書をさかのぼると、AI社と同党の付き合い始まったのは、おそらく2018年11月22日。約250万円の支払いが一回目だったとみられる。

法人登記を確認したところ、その後AI社は本社所在地を大阪、さらに東京へと移転。今年9月には社名を「メディアカウンター」に変更し、ジャーナリストなのか政治家なのか分からない上杉隆氏が代表取締役社長に就任していた。



上杉氏の前の代表取締役は、ネット上でユーチューバーや元ナースなどと紹介されている女性のU氏。U氏は「NHKを国民から守る党」(以下、N国)の関係者で、19年11月にはフェイスブックなどに、「N国党公認候補予定者として衆議院選立候補予定です!」などと投稿していた。

一方、上杉氏は19年8月にN国の幹事長に就任。国民民主党のAI社への最後の支払いは同年9月25日で、上杉氏のN国幹事長就任後となっている。

別の国民民主党関係者は、こう話す。
「なぜ、国民民主党とは相容れないN国の幹部が経営している会社にカネを払うのだろうか? そもそも、AI社にはどんなものを開発してもらったのか、誰に聞いてもよくわからない。何をどう管理していたのかさえ知らされていない。おかしな支出だ」

会合費にも不思議な支出がある。同年5月に68,900円が銀座のバーに支払われているのだが、そのバーのホームページによればマジシャンがマジックやトークを披露して楽しませてくれると紹介されている(下の画像は同店のHPより)。マジックに拍手をしながら、何を打ち合わせしていたのだろう?



「まさか、政権交代のマジックがないか相談していた、なんてことはないでしょう。先日公表された政治資金収支報告書は、コロナ禍の前ではあります。しかし、国民が苦境に陥る中、こんな政治資金の使途で大丈夫なのか、とても疑問に思います。玉木氏が代表になって、カネ使いが荒くなったと事務局は言っています。代表戦では、なぜこんなカネの使い方をするのが玉木氏に説明を求めたい。玉木氏が代表のままでは未来はないですね。まさに、お先真っ暗。カネはあっても人気がないのではねぇ……」(国民民主党所属議員)

2527とはずがたり:2020/12/25(金) 09:25:09
安倍昭恵夫人、夫に「事情聴取要請」報道の日でも…夜は京都で“野外パーティ”参戦
社会・政治 投稿日:2020.12.05 13:10FLASH編集部
https://smart-flash.jp/sociopolitics/124113

昭恵夫人から声をかけられていたTOMORO



「昭恵さんは、『こんにちは、安倍です〜、久しぶり!』と、TOMOROさんに声をかけていました。この写真は、そのときに撮ったものです」



 そう話すのは、12月3日に京都市・二条城で開かれた現代アートイベントのレセプションパーティに出席した参加者だ。



【関連記事:安倍昭恵、「私人」に戻って深夜のゴキゲン帰宅撮…公用車がないならハイヤーで!】



 本誌は2020年3月に、ラッパーで実業家のTOMORO(33)が、安倍昭恵夫人(58)から首相官邸でのランチ会に招かれていたことを報じた。



 TOMOROといえば、“お騒がせタレント” 加藤紗里(30)の元カレとして知られ、「令和のバブル男」を自称してSNSで豪遊ぶりを披露し注目された、“いわくつき” の人物だ。



「主催者が友人だからか、昭恵さんは参加者と日本酒で何度も乾杯して、終始ご機嫌な様子でした。野外でのパーティでしたので、ずいぶん冷え込んでいましたけど、最後まで帰ることなく歓談していましたよ」(前出・参加者)



 TOMOROに昭恵夫人との交遊についてコメントを求めると、「昭恵夫人は本当にご立派な、かつ、いいお方です。型にハマりきった今の日本には、絶対に必要な人です」と、すっかり心酔している様子だった。



 しかし、この12月3日とは、夫の安倍晋三前首相(66)が、後援会主催の「桜を見る会」前夜祭をめぐる問題で、東京地検特捜部から任意の事情聴取を要請されたと報じられた日だ。任意とはいえ、首相経験者への事情聴取は憲政史上、数少ない。しかし永田町からは、楽観的なムードがうかがえる。



 「政治資金規正法違反で、公設第一秘書などが略式起訴されるだろうが、本格的な裁判にならない。世間も、すぐに忘れるだろう」(自民党幹部)



 はたして、事態は安倍前首相にとって、そう都合よく進むものだろうか……。



「国会は12月5日に会期末を迎え、安倍氏本人が国会で追及されることはなかった。しかし検察は、河井克行・案里夫妻への捜査で掴んだ “広島ルート” で、安倍氏事務所の問題についても、相当な材料を持っているとされています。“桜前夜祭” 問題が、年内で決着するとは到底思えません」(政治部デスク)



 夫がピンチでも、妻は京都でほろ酔い。アッキーの天真爛漫ぶりは、“ファーストレディ” でなくなっても変わらない――。

2528とはずがたり:2020/12/25(金) 14:45:44
安倍氏、強弁一転「秘書が」 選挙意識し殊勝さ演出も…地に落ちた威信
https://news.yahoo.co.jp/articles/f81816f614d6dcdc503592aef18468e6cb056e25
12/25(金) 10:09配信
西日本新聞

 7年8カ月の史上最長政権を率いた「1強宰相」の威信は地に落ちた。24日、「桜を見る会」に絡み秘書が東京地検特捜部に立件され、自身も記者会見を開き、事実と正反対の国会答弁を繰り返したことを認めた安倍晋三前首相。「国民、全ての国会議員に深く、深くおわび申し上げたい」とこうべを垂れた。在任中、疑惑を否定し続けた強弁とのあまりの落差に、不信の声が広がった。 

 「私の政治責任は極めて重いと自覚している」-。

 午後6時。警護官に囲まれ国会内の記者会見会場に入った安倍氏は、まばゆいフラッシュを浴びながら、硬い表情で手元の書類を読み上げ始めた。「結果として、答弁の中には事実に反するものがあった」。冒頭の7分間、神妙に、釈明とおわびを繰り返した。

 首相退任後の11月初旬、初めて地元・山口入りした際、ライフワークの憲法改正を訴えたような意気盛んさは見えない。言葉を選ぶように、丁寧に低姿勢に質問に応じていく安倍氏。だが…。30分を過ぎたあたりからは、在任時のような能弁ぶりも見せた。

 政治資金収支報告書の不記載への関与や、結果的に立法府で虚偽答弁を行っていたことに質問が及ぶと、「私がいちいち(報告書に)目を通していたということは全くない」「最終的な責任は(政治資金規正法違反罪で略式起訴された)秘書が負っていた」。次第に身ぶり手ぶりが交じるようになり、口調も早口になっていく。

 国会の質疑でも再三、論点となったが、「桜を見る会」前日の夕食会を開いたホテルに対し明細書の発行を求めなかった理由を詰められ、「事務所のスタッフに、明細書を見たという認識がなかった」とかわした。さらに、間髪入れずに追加質問しようとする記者に向かい、安倍氏が「ちょっと答えさせて」と気色ばむ場面もあった。

 議員辞職の問いは、けむに巻くようにいなした。旧知の細田派関係者は、この日の会見の狙いを「国民というより、地元に向けた『おわび』だろ」と踏む。桜を見る会の一連の疑惑が「確信」に悪化してしまったことで、足元では安倍氏離れがじわり進んでいるという。「あの安倍さんでさえ、(次の)選挙が気になりだしたということだ」

 実際、東京地検特捜部の事情聴取を受けた12月21日も、その直前まで安倍氏の姿は山口にあった。会見の途中、地元支持者への思いを尋ねられると「検察の聴取に応じられた方もたくさんいる。大変なご迷惑をお掛けした」と言葉を詰まらせ、「地域の代表として仕事をしていく。責任を果たしていきたい」と続けた。

 64分間に及んだやりとり。司会者には、首相時代に内閣広報官の要職を預けた腹心を立たせ、「できる限り答える」と余裕も見せつつ、「秘書が」「責任者は」のリフレインの印象ばかりを残した。「ありがとうございました」と一礼した安倍氏の足取りは軽かった。 (河合仁志、前田倫之)

2529名無しさん:2020/12/26(土) 00:21:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/d63ac77c7c6e375c3177f7233f27bef1d83f2b79
議員辞職求める国民の声、「承知している」=安倍前首相
12/25(金) 13:34配信

[東京 25日 ロイター] - 安倍晋三前首相は、「桜を見る会」前夜祭を巡る政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部が公設第一秘書・配川博之容疑者を略式起訴した経緯などを説明するため、25日午後に衆参両院の議院運営委員会に出席した。安倍氏自身は不起訴となったものの、捜査によって安倍氏の国会答弁が事実と異なっていたことが判明したことを陳謝した。議員辞職を求める声があるのを知っているかとの辻元清美・立憲民主党副代表の質問に対して「承知している」と述べたが、議員辞職は否定した。

安倍氏は衆院議院運営委員会の冒頭で、「開催費用の一部を支出し、収支報告書に記載しなかった」会計処理が行われたことに「道義的責任を痛感している」と述べた。「事実に反する国会答弁があった」として、「国民の皆様におわび申し上げたい」と語った。

辻元氏は、民間企業の社長であればコンプライアンス失格だとして議員辞職を迫った。安倍氏は「厳しいご指摘を頂いたが、そういった反省の上、信頼回復のため努力を重ねていきたい。私に課せられた責任を果たし、国家・国民の期待に応えるよう、全力を尽くす」と述べた。

<裏帳簿「ない」、利益供与「つゆほども」>

前夜祭会場のホテルの明細に関連し、裏帳簿があるのではと質問した辻元氏に対して安倍氏は「そのようなものはないと認識している」と回答した。

前夜祭参加者に対する1人当たり3000円の補填は利益供与ではないかとの宮本徹委員(共産)の質問に対しては「桜を見る会の当時、すでに首相になっており、利益供与して当選しないといけない立場ではなかった。利益供与で票を集めようとは、つゆほども考えたことない」と反論した。

(竹本能文 編集:山川薫)

2530名無しさん:2020/12/26(土) 00:28:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/bdbfdfff9f4b37b8f814ba2a8d729477ec524366
安倍氏謝罪「答弁、事実反した」 野党「虚偽」と喚問要求、衆参委
12/25(金) 13:11配信

 安倍前首相は25日、「桜を見る会」前日の夕食会の費用補填問題に関する首相在任中の国会答弁について、衆参両院の議院運営委員会で訂正し、謝罪した。「事実に反するものがあった。国会に対する国民の信頼を傷つけた」と述べた。野党は事実上の「虚偽」答弁だったと追及。疑惑がさらに深まったとして証人喚問を求めた。在任中の答弁訂正を求めるのは極めて異例。

 与党は今回の質疑で幕引きを急ぐ。野党は「国会をないがしろにした責任は極めて大きい」(立憲民主党の福山氏)として、安倍氏を擁護してきた菅首相の責任追及と併せ、真相究明を続ける方針。安倍氏は野党からの議員辞職要求を拒否した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4e4aff409245f2bd5945cf197f4ed9ce0a4c40e4
「最も総理にうそをつかれた」立憲・黒岩氏が安倍氏追及
12/25(金) 13:57配信

 安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」の前日に開いた夕食会の費用を安倍氏の私費から補?していた問題で、安倍氏は25日午後、衆院の議院運営委員会に出席し、「私が知らない中とは言え、道義的責任を痛感している。国民、全ての国会議員の皆さんに心からおわびを申し上げたい」と謝罪した。

 安倍氏は首相時代、国会で、「事務所は関与していない」「明細書はない」「差額は補?していない」など、事実と異なる答弁を少なくとも118回繰り返していた。衆院議運委では、夕食会について昨年の野党ヒアリングで「写真で見る限り『久兵衛』のすしが出ており」と発言し、安倍氏から今年2月の国会で「うそをついていることと同じだ」と批判された立憲民主党・黒岩宇洋氏が、質問に立った。

 黒岩氏は安倍氏の夕食会をめぐる一連の答弁について「結果的に事実ではなかった。すべてうそだった」と指摘。「最も総理にうそをつかれた私も含め、国会でうそをついたことを謝罪していただけないか」と迫った。

 安倍氏はまず「久兵衛は、前夜の会合にはおすしを提供していないことを明確にしている」と反論。その上で「結果として事実と違う答弁をしてしまったことについては、国民のみなさまに、黒岩議員を含め与野党すべての国会議員のみなさまに、おわび申し上げたい」と述べ、再び頭を下げた。

朝日新聞社

2531名無しさん:2020/12/26(土) 00:30:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/97c78525f4410ceb190a912703f421fe1b2868cd
安倍氏側近も…「ホテルに確認すれば気づいたはず」疑問
12/25(金) 15:29配信

 「桜を見る会」前日の夕食会の費用補?(ほてん)問題をめぐり、安倍晋三前首相が国会で事実と異なる答弁を繰り返したことについて、萩生田光一文部科学相は25日の閣議後会見で、「自身でホテル側へ調査し確認すれば気づいたんじゃないかと思う」と述べ、安倍氏の当時の対応を疑問視した。萩生田氏は、安倍内閣で官房副長官や文科相を務めた安倍氏の側近。

 萩生田氏は、安倍氏が国会で「事務所側が補?したという事実は全くない」などと答弁してきたことについて、「これだけ国会で問題になったわけで、もう一度確認すれば、負担していた会場費がなぜなくなったのかっていうのは気づいたんじゃないか」と指摘した。

 国会では、自身の後援会関係者の多くも桜を見る会に参加してきたと指摘された。萩生田氏は「私も違和感を全く感じなかったのは色々考えることがある。ともに反省しながら、しっかり結果を出していきたい」と述べた。

 一方で、地方選出の国会議員の事務所の事情にも言及。自身は東京都八王子市が地元で、週に1回は永田町の議員会館にいる秘書と地元事務所の秘書が面会してミーティングを行うとした上で、「地方出身の政治家は、地元事務所と東京事務所が異質のものになりがち」と説明。「(自民党)総裁であった安倍前総理が失敗してしまったことを、全ての党所属の国会議員が重く受け止め、地方と東京との意思疎通ができる仕組みづくりをこの際、党として考えていくべきじゃないか」と話した。(伊藤和行)

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/f4bdbcdbd3180e8b5005a9613e840d08961d1985
加藤官房長官「虚偽答弁の固定した定義は国会の中にない」
12/25(金) 13:26配信

 加藤勝信官房長官は25日の記者会見で、国会答弁における「虚偽」の定義に関し、「何をもって虚偽答弁というかは、必ずしも固定した定義が国会の中であるとは承知していない。使われる文脈によって判断されている」と述べた。加藤氏は例示として広辞苑を引きながら、「『真実でないこと、また真実のように見せかけること、嘘、偽り、空言』といった言葉が並んでいる」と紹介した。

 安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」前夜に主催した夕食会の費用を補填した問題をめぐり、立憲民主党などは安倍氏の過去の国会答弁について「虚偽答弁」などと主張し、政府・与党を追及している。

2532名無しさん:2020/12/26(土) 00:36:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/786d6553b3eda63606b93d461b9f645789b06a29
桜問題で不起訴に 安倍前首相は、なぜ「黒川検事総長」の人事に固執していたのか
12/25(金) 6:12配信

「政治の介入を許した…」安倍・菅政権と検察庁との壮絶な人事抗争で生まれた深い亀裂 から続く

「安倍前首相を不起訴」との速報が12月24日に日本中を駆け巡った。年末にかけて再燃していた「桜を見る会」問題への捜査も大詰めを迎えつつある。検察は安倍氏の公設第一秘書を政治資金規正法違反の罪で略式起訴し、安倍氏本人は不起訴処分とした。

 伝説の検察記者と呼ばれるジャーナリストの村山治氏が上梓した、『 安倍・菅政権vs.検察庁 暗闘のクロニクル 』は発売直後から反響を呼び、瞬く間に3刷が決まった。官邸と検察庁の知られざる暗闘や、黒川元検事総長を巡る騒動の裏側を描いた本書には、一方で「桜を見る会」問題の本質を知る上で重要な新事実がいくつも書かれている。今回はその核心となる部分を一挙掲載する。

「検察独立」の実態とは
 検察は明治以来、政治とカネの不正を摘発する機関として国民の期待を担ってきた。その期待に応えるには、検察が検察権行使や人事で政治から独立していなければならない。

 政権側は、政界事件が起きると、捜査にあれこれ注文をつけたり、首脳の交代期には人事に口を挟もうとしたりしてきた。政治腐敗を許さない世論の意を体した報道機関や野党が、それらの動きを厳しく監視し、政権側が、検察の捜査や、法務・検察首脳の人事に口出しできない雰囲気を作ってきたのが「検察独立」の実態だった。

 繰り返すが、法務省はこうした世論を背景に、法務・検察幹部の人事で波風が立たないよう周到な根回しをしてきた。それもあって、時の政権は概ね、法務・検察の人事や仕事に対する介入については謙抑的な姿勢を貫いてきた。

「これまでは、官邸と法務省が、それぞれ互いの立場や意思を尊重して建設的に十分協議しましょうね、ということでやってきた。ベースにあるのは、政権側が恣意的に検察の人事を壊すのは問題であるのと同様、検察側が恣意的に検察権を行使するときに政権側が人事でもコントロールできないのは困る、ということ。それが、憲法が求める本来の政治と検察のチェック&バランスだった。それは、政治も、法務・検察も理解していたはずだった」

 政治と検察の舞台裏に詳しい法務・検察幹部はこう指摘した。

2533名無しさん:2020/12/26(土) 00:36:19
>>2532

黒川ゆえに起きた介入?
 では、安倍政権は、歴代政権が踏襲してきたスタイルをなぜ変えたのか。

 政官界の事情に通じた法務・検察幹部は言う。

「政権側が検察の人事に口出ししてこなかったのは、検察については、敷居が高くて、検察にどういう人材がいるのか、わからなかったからだ。財務や経産、総務省など一般の行政官については、日常業務を通じて人柄や能力を把握できるので、人事の適否についてその役所と議論をできる。しかし、検察については、法務官僚から説明を聞いてもよくわからない。さらに、人事をいじろうとすると、社会部マスコミが騒いで面倒なことになる。その2点から、触らず放置してきたことが慣例になったにすぎない。今回の問題は、黒川、林の検事総長候補がいずれも、若いころから官邸によく知られ、『わからない』ケースではなかった。それで、口を出しやすかったことがある」

相手に親近感を持たせる特有の才能が……
 確かに、今回の人事騒動は、黒川という稀有な官僚が存在したがゆえに起きた問題といえなくもない。いくら人事権があるといっても、その組織や人を知らないと手は突っ込みにくいものだ。知らなければ、関心ももたない。

 黒川は10年近く政界ロビーイングを担当し官邸有力幹部らと気心が知れる関係になっていた。しかも、相手に親近感を持たせる特有の才能が、話のできる黒川を検察のトップに据えた方が何かとやりやすい、との官邸側の誘惑を招いた側面は否定できない。

 しかし、検察は、政治腐敗を摘発する準司法機関だ。その人事に手を突っ込めば、政権は「自らの腐敗疑惑を潰すために検察人事に介入した」と国民から批判を受け、また、法務・検察側も「政治に忖度して捜査を歪めるのではないか」との不信を招くのは目に見えていた。政権、検察、どちらにとっても、ハッピーではない。それがわからないほど、政権を担う政治家はお人好しではなかろう。

 やはり、安倍一強政権の驕りがあったのではないか。

官邸に「忖度」する空気が蔓延
 2012年暮れに発足した第2次安倍政権は、政治主導を強調し、内閣法制局長官、日銀総裁をはじめ、厚労省や海上保安庁で強引ともいえる人事を次々に行ってきたことは前にも述べた。

 その強引な官僚グリップの結果、官僚の間には官邸に「忖度」する空気が蔓延した。萎縮と保身。官僚に国家・社会に貢献する公僕としての矜持は薄れ、政権に奉仕する下僕になった。

 17年から18年にかけての「モリカケ」(森友・加計学園)問題でこの政治による官僚統制強化の弊害が顕在化した。しかし、政権はそれを反省するどころか、さらに調子に乗り、ついに検事総長人事にまで介入した。

 それを許したのは、野党のふがいなさであり、マスコミの「油断」だった。

 官邸はいったん人事の方針を決めると、当の黒川や辻ら歴代の法務事務次官が「黒川検事総長では、検察現場が納得しない」と諫め、検事総長には林がふさわしい、と繰り返し説得しても決して応じなかった。結局、官邸は、黒川が退場するまで黒川にこだわり続け、憲政史上最長の7年8カ月首相に在任した安倍は、黒川の勤務延長の閣議決定から7カ月後の8月末、辞任表明に追い込まれた。

2534名無しさん:2020/12/26(土) 00:36:43
>>2533

「悪女の深情けで身を滅ぼした旦那みたいに」
 若いころの特捜検事としての黒川をよく知り、黒川を「特捜部長にしたかった」という元検事総長はこう評した。

「向こう(官邸)には向こうの意図があるんだろうけど、(黒川は)悪女の深情けで身を滅ぼした旦那みたいになってしまった」

 官邸は本気で、黒川への論功行賞として検事総長昇格を考えていたのだろうか。法務・検察の大勢が林検事総長を望む中で、黒川を検事総長にごり押しすれば、黒川が検察内外から集中砲火を浴びて傷つくことは百も承知のはずだ。褒美どころではない。黒川自身、「そうなるから、やめてくれ」と懇願していた。

 やはり、安倍政権が、自らにダメージとなる事件、例えば、前法相の河井克行が妻の案里の選挙で地元議員らを買収したとされる事件、あるいは、安倍が「桜を見る会」前夜の夕食会参加者に飲食代を提供したことが公選法違反(寄付行為)などに当たるとして、全国の弁護士や学者ら約660人から告発状を出された事件で、黒川が穏便に済ませてくれることを期待して検事総長に起用しようとしたのではないか。そうであれば、辻褄は合う。

聴取を避けたいという強いモチベーション
 ただ、河井事件については、検事総長である稲田の肝いりで、黒川の勤務延長前の2020年1月の段階で捜査に着手してしまった。官邸が想定していた稲田から黒川への交代は5月中だったとみられ、河井側に流れた1億5000万円の問題を捜査しないのなら、そのころまでには捜査の結論は出てしまっていると見込まれた。実際、検察は1億5000万円問題を不問に付した。

 時期のずれを考えれば、河井事件については、黒川への「期待」の対象にはならないとみられた。実際には、コロナ禍や検察庁法改正審議の影響などもあり、河井の逮捕は6月にずれ込んだが、政権にとっても、その「遅れ」は予想外だったのではないか。

 むしろ、政権が黒川に期待していたとすれば、「桜を見る会」の方だろう。検察が告発を受理して捜査を始めるにしても、黒川の総長就任後と見込まれた。地検が安倍ら被告発者を処分する際に、黒川に穏当な処分を期待していた可能性は十分にあったと思われる。

 菅、杉田と親交のある政治ジャーナリストはこう指摘する。

「安倍は、桜を見る会問題で検察の捜査が始まると、父親の代からの後援者が次々聴取を受け、さらに自分も聴取を受ける恐れがあると考え、そうした事態を避けたいという強いモチベーションを持っていた。その意を受け、あるいは忖度して安倍側近の官邸官僚らが黒川を検事総長に担ごうとしたのではないか。菅、杉田も黒川総長路線で進めていたのは確かだが、菅らにそこまでの動機はなかったと思う。少なくとも杉田は、(勤務延長については)あいつら(法務省側)が苦し紛れにこれしかないというから乗っかっただけ、という受け止めだった」

村山 治

2535名無しさん:2020/12/26(土) 00:44:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/97ee87c938a9f6526a1647fa81827c19081a99f4
安倍前首相、「秘書」「事務所」に責任転嫁 「桜」前夜祭、幕引き不透明
12/25(金) 7:07配信

 安倍晋三前首相は24日の記者会見で、自身の後援会が主催した「桜を見る会」前夜祭の費用補填(ほてん)問題をめぐり、秘書や事務所に責任を転嫁する姿勢に終始した。

 野党は強く反発しており、政府・与党が期待する年内の幕引きにつながるかは不透明だ。

 「国民と国会議員に深く深くおわびする」。安倍氏は午後6時から始まった会見の冒頭、神妙な表情で3度にわたって頭を下げた。

 その一方で、自身の関与は完全否定した。夕食会の運営には「全く関わっていなかった」と強調。疑惑の浮上後に「信頼する責任者に(事実関係を)確認した」とし、「そこで話してもらえればこうした事態にはならなかった」と釈明した。

 「(担当者が政治資金収支報告書に)記載すべきものを記載せず、後任の責任者もそのまま放置した」「東京事務所と地元事務所の連絡、連携が不十分だった」とも語った。

 補填費用の原資も論点となった。安倍氏は、自身の預金から事務所に渡した「手持ち資金」の中から支出されたと説明。「報告もなしに補填に流用されることがあるのか」と問われ、「首相の仕事に専念する中で、ある程度責任者に任せなければ日々回っていかない」と弁明した。

 会見への出席は、報道各社で記者1人ずつ、全体で24人に制限された。安倍氏側は新型コロナウイルス感染拡大を踏まえ、「十分な距離を確保するため」と理由を説明するが、会場となった衆院議員会館の会議室は、最も広いものの約5分の1の約83平方メートル。会見開始から1時間が経過すると、安倍政権で内閣広報官を務めた司会役の長谷川栄一氏が打ち切った。

 与党の関心は、来年の通常国会と衆院選を控え、今年中に区切りを付けられるかどうかだ。自民党の二階俊博幹事長は記者団に「一区切りが付いたと思っている」と強調。公明党の石井啓一幹事長は「深く反省してほしい」としつつも、今後の説明責任については「与党としてどう対応するか真剣に考えたい」と述べるにとどめた。

 これに対し、立憲民主党の福山哲郎幹事長は記者団に「全て『秘書がやった』『私は知らない』の一点張り。疑惑は深まるばかりだ」と非難。共産党の志位和夫委員長は会見で「これだけの問題を『知らなかった』で済ませるわけにはいかない」として議員辞職を要求した。

 安倍氏は25日、国会でも質疑に応じる。野党側は、福山氏や立憲の辻元清美副代表、共産党の田村智子政策委員長ら論客をそろえた。立憲の安住淳国対委員長は24日、記者団に「ここで終わりでは全くない」と述べ、通常国会でも引き続き追及する考えを示した。

2536名無しさん:2020/12/26(土) 00:47:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/00fd840da1c71ad9efbe7dd0668953f2909463fa
速報 吉川元農水相の事務所に家宅捜索
12/25(金) 9:49配信

 25日午前、札幌市北区の吉川貴盛元農水相の地元事務所に東京地検が家宅捜索に入りました。

 吉川元農水相は、去年9月までの大臣在任中、広島県の鶏卵生産会社「アキタフーズ」の元代表から、大臣室などで合わせて現金500万円を違法に受領した疑いが持たれています。吉川元農水相は現在、心臓の疾患で入院中で、手術も受けるとして、22日、衆議院議員を辞職していますが、病院内での東京地検特捜部の任意の聴取に対し、現金の受領を認めたとことが関係者への取材でわかりました。「アキタフーズ」側などに対し、特定の便宜を図ったことについては否定しているものとみられます。一方「アキタフーズ」の元代表は特捜部の任意の聴取に対し「業界のためだった」として、現金提供を認めている模様で、特捜部は収賄にあたる可能性があるとみて経緯などを調べています。
 吉川元農水相は、衆議院議員として当選6回、北海道内選出の国会議員では、菅総理との関係が最も近い1人でした。農水相として、念願の初入閣を果たしたのは、おととしの第4次安倍改造内閣。国会議員の秘書から始まり、1979年、28歳で道議会議員に初当選。道議会では、今も更新されていない最年少での当選でした。道議を3期つとめた後、1996年には総選挙に出馬。北海道2区では落選しましたが、比例代表で復活当選します。座右の銘は「意志あれば道あり」。当時、国政に「デビュー」した自民党の同期には、菅義偉・総理大臣も。「永田町の階段」を駆け上がっていた菅氏は、いわば「兄貴分」です。菅氏が関わったTPPや農協改革などで、吉川氏は忠誠を尽くしました。また、自民党の実力者・二階幹事長に近い議員としても存在感を発揮。全国から、予算や政策に関して要望が次々と寄せられました。さらに、去年の北海道知事選挙では、自民党道連の会長として「異論」を封じる形で、当時の鈴木直道・夕張市長の擁立を主導。官房長官だった菅総理とともに、鈴木知事誕生の「後ろ盾」となっていました。
 北海道内選出議員の中では、群を抜く影響力を誇っていた吉川元農水相を直撃した「政治とカネ」の疑惑。背景にあったとみられるのが、家畜のストレスを減らす目的で国際機関が進めていた「国際飼育基準」の採択です。おととし示された基準案には、産卵用の巣箱や止まり木の設置などが義務付けられていました。この基準案は、ケージを使う場合でもゆとりを持たせる必要があり、日本の業界にとっては厳しい内容でした。吉川氏に「現金を渡した」と証言している「アキタフーズ」の元代表は、業界の有力者でもありました。おととし11月、元代表らは農水相だった吉川氏に「基準案」に反対する旨の要請書を出しました。そうした業界側の動きに呼応するかのように、政府は去年、国際機関側に基準案に反対する意見を提出。その後、国際機関側が発表した案では、巣箱や止まり木の設置義務は見送られました。東京地検特捜部は、こうした動きと吉川氏に渡したとされる多額の現金がどう関わっていたのか、強制捜査で解明するものとみられます。

北海道放送(株)

https://news.yahoo.co.jp/articles/551d8fda2b1d3c8862efc2d11437ba8c021c7758
家宅捜索受け…吉川氏の国会招致を 野党側
12/25(金) 11:40配信

東京地検特捜部が吉川元農林水産大臣の事務所に家宅捜索を行ったことを受け、野党側は改めて吉川氏の国会招致を求めました。

吉川氏は、疑惑について一切説明しないまま体調不良を理由に議員辞職しました。野党側は実態解明のため、国会での説明を求めています。

立憲民主党・安住国対委員長「安倍内閣で農林(水産)大臣時代、何が起きたのか、このことの実態解明をしっかりやっていきたい」

安住国対委員長は、来月召集される通常国会で「予算委員会での証人喚問や参考人招致が不可欠だ」と述べ、吉川氏に国会での説明を求める考えを示しました。

一方、政府与党内には相次ぐ政治とカネの問題に菅政権へのダメージは避けられないとの見方が広がっています。

吉川氏は菅総理と初当選同期で親しく二階幹事長率いる二階派に所属しているだけに、自民党中堅議員は「吉川氏は二階派かつ総裁選で菅陣営の中心だった人だ。なおのこと影響は大きい」と嘆いています。

また、政府関係者は「安倍前総理と吉川氏の件が同時に来たので同じ“カネの問題”としてみられる。政権へのダメージは大きい」と指摘しています。

一方、安倍前総理は25日午後、国会で与野党からの質疑に応じます。

野党側は「疑惑は解明されていない」として、この問題を追及してきた立憲民主党の辻元議員らが質問に立つ予定です。

最終更新:12/25(金) 11:51
日本テレビ系(NNN)

2537名無しさん:2020/12/27(日) 11:09:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a35e0cf0c341b672ebdc85b692fbcc5ed07fde5
安倍さんが〝秘書さん〟のために書いた、わずか16行のメッセージ 「来年?来年の選挙には出馬をしたい」
12/27(日) 7:00配信

菅義偉首相が新型コロナウイルス対策で支持率が急落するなか、今週の国会の主役は安倍晋三前首相でした。「桜を見る会前夜祭」の責任をとるどころか、次期衆院選への立候補表明までした安倍さんが資料の提出に難色を示すわけは――。朝日新聞政治部(前・新聞労連委員長)の南彰記者が金曜日の国会周辺で感じたことをつづります。

「民主主義の窓口」
3年連続で100兆円を超えた新年度予算案が閣議決定された今週。国会は例年であれば、秋の臨時国会と、年明けに予算案などを審議する通常国会の谷間の時期ですが、慌ただしく人が行き交いました。

12月23・24日には、「GoToトラベル」事業を担当する国土交通委員会に、政府の分科会会長の尾身茂さんなどを招き、新型コロナウイルス対策に関する質疑が行われました。

また、12月25日には、自民党二階派の事務総長を務めていた吉川貴盛さんの事務所が置かれていた議員会館に東京地検特捜部が家宅捜索に入りました。吉川さんは、安倍政権で農林水産相を務めた時代に鶏卵業者から500万円を受け取った疑いを持たれており、12月22日に「体調不良」を理由に衆院議員を辞職しました。

そうした師走の国会で話題になっている本があります。

タイトルは『秘書の風景-継往開来-』。

衆院議員を支える秘書さんたちがつくる「衆議院秘書協議会」の発足50周年を記念した本です。衆院議長や各党の代表などが祝辞を寄せています。

秘書の役割を「民主主義の窓口」と表現したのは、立憲民主党代表の枝野幸男さん。議員に代わって最初に有権者の要望などに対応することが多い秘書の苦労をねぎらいながら、「国会や政治の窓口そのもの。日本の民主主義や、国民の皆さんの福祉の向上や国家の平和と発展にも、大いに貢献している」とエールを送りました。

公明党代表の山口那津男さんは、自身が初めて国会議員に当選した30年前と比較しながら、「選挙制度が大きく変わり、情報公開の流れやネット社会の発達によって、議員の秘密を扱う黒子というより、透明でオープンな政治の担い手としての役割がますます求められている」と綴っています。

国会議員の活動を支える公設秘書は1947年、日本国憲法と同時に施行された国会法によって認められました(最初の名称は「事務員」)。創設時の議論をたどると、「国会の尊厳と権威を高める」狙いがあったようです。

その後、1963年に「第2秘書」、1993年に「政策担当秘書」の制度が作られました。現在の公設秘書は国会議員1人あたり3人になります。この本には国会議員の秘書を経験した議員の一覧も載っていますが、衆院で138人、参院で43人の計181人。全国会議員のおよそ4分の1が秘書経験者です。

菅さんや安倍さんも181人の1人です。新型コロナウイルス禍で出版がずれこんだため、安倍さんが自民党を代表し、「内閣総理大臣・自由民主党総裁」の肩書でメッセージを寄せています。

<議員と秘書の関係は、お互いに高め合い、切磋琢磨し、国家国民の為の役割を全うすることです。この50周年の節目にあたり、改めて秘書の役割、責務の重大さについて共に認識することが、肝要です。今後ますます共に研鑽を積み、国政の任にあたることをお誓いし、お祝いの言葉とさせていただきます>

7党の代表のなかで最もあっさりした16行のメッセージでした。

2538名無しさん:2020/12/27(日) 11:10:03
>>2537

「秘書に任せていた」
2004年3月につくられた衆院議員秘書倫理憲章には、最初にこう掲げています。

「われわれは、単に自らを採用する議員の信頼に応えるのみならず、広く主権者たる国民の信頼に値するより高い倫理観と強い義務感を銘記し、勤務の内外を問わず清廉を持して、職務を誠実に遂行するとともに、政治腐敗の根絶と政治倫理の向上に努めなければならない」

そのような秘書会の努力を揺るがす事件が起きました。12月24日、安倍さんの公設第1秘書が政治資金規正法違反の罪で略式起訴され、罰金100万円を命じられたのです。

安倍さんの後援会がホテルで開いた夕食会「桜を見る会前夜祭」について、参加者から会費として集めた収入と、ホテルに支払った支出を、政治資金収支報告書に記載していなかった罪です。東京地検特捜部の調べでは、時効などにかからなかった2016〜19年の4年間だけでも、計3022万円分の収支の記載がなく、会費収入では足りなかった計708万円を安倍さん側が補てんしていたことが明らかになりました。

政治資金規正法で毎年、政治資金の収支を公開するよう義務づけているのは、国民が政治家や政治団体の活動をきちんとチェックできるようにするためのルールです。

ところが、国のトップとして最もルールを守る立場にある安倍さんの政治団体が、2013〜19年にかけて毎年開かれてきた「桜を見る会前夜祭」の収支を記載していないため、昨年11月以降、国会で問題になってきました。

「会場入り口の受付で事務所職員が1人5千円を集金し、集金した現金をその場でホテル側に渡していた」
「後援会としての収入、支出は一切ないので、政治資金収支報告書への記載は必要ない」
「事務所側が補てんをしたという事実は全くない」

安倍さんはこのように国会答弁で主張してきましたが、市民の告発を受けて東京地検特捜部が捜査をした結果、誤りが裏付けられたのです。この問題で安倍政権が行った事実に反する答弁は、衆院調査局の調べでは、少なくとも118回に上ります。

答弁の不自然さを野党議員は国会で指摘してきましたが、安倍さんは「私がここで話しているのがまさに真実です」と強調。「私がウソをついているというのであれば、ウソをついているということを説明するのはそちら側ではないのか」と逆切れまでしていました。

最初の国会答弁から1年以上。秘書の略式起訴を受けて、24日午後6時から記者会見を開いた安倍さんは、「深く、深く反省するとともに、国民の皆様に心からおわび申し上げます」と謝罪。補てんの事実も認め、その原資については、「私的なものに支出するため、事務所に預けていた手持ち資金」と説明しました。

では、なぜ、自分の私費にもかかわらず、補てんに気がつかなかったのでしょうか。

また、なぜ、国会から再三、確認するよう求められていたのに、きちんと事実関係を調べなかったのでしょうか。

安倍さんの説明によると、起訴された「公設第1秘書」のほか、東京事務所の私設秘書と「退職した前任者」の少なくとも3人がかかわっていました。しかし、安倍さんは「責任者に任せていた」と説明し、「事務所に幾度も確認したが、(秘書が)私に真実を述べることができなかったということでありました」と、自分は把握していなかったという認識を繰り返しました。

「事務所に幾度も確認をし、当時の私の知る限りの、認識の限りの御答弁をさせていただいたつもりであります。しかしながら、結果としてこれらの答弁の中には事実に反するものがございました」

国会で積み上がった「虚偽答弁」の原因は秘書――。

そのような構図になり、公設第1秘書と東京の私設秘書は24日付で安倍事務所を退職しました。

2539名無しさん:2020/12/27(日) 11:10:27
>>2538

明細書提出を拒むわけ
安倍さんは翌25日、衆参両院の議院運営委員会で一連の経緯について謝罪をしました。

「政治とカネ」の問題をめぐり、首相経験者が退任後に、国会で説明するのは、日本歯科医師連盟からのヤミ献金問題をめぐる2004年の橋本龍太郎さん以来です。特に今回は、言葉の信頼によって成り立っている国会を壊す「虚偽答弁」も重ねており、野党側が「議員辞職に値する」と訴える重大な問題です。事実に反する答弁が繰り返された予算委員会の部屋で、議長、副議長も立ち会うなかで行われました。

記者会見で「国民から見て一点の曇りもないように、透明性を確保していくために、私自身が責任を持って徹底をしていく」と約束した安倍さんに対して、野党議員は主に三つの対応を求めました。

「明細書の提出」「領収書の提出」「不記載の動機の確認」です。

ところが、安倍さんはこの期に及んで、いろいろな理由をつけて対応しませんでした。

夕食会の費用をどれぐらい安倍さん側が補てんしていたかがわかる「明細書」については、「ホテルは営業上の秘密で出さない立場だ」と拒否しました。

ホテルと契約していた主体がわかる領収書の提出については「検討します」と口にしたものの、「どのような宛先になっているのか」と問われると、「どのような宛先になっているかは承知していない」と言葉を濁しました。

また、「2013年は収支報告書に記載があるが、なぜ14年以降多額の補填を不記載にしたのか」と事前に確認を求められていましたが、安倍さんは担当していた元事務所職員が検察の捜査対象となったことで、「代理人と話をしたが、接触を図るべきではないと考えており、答えられないということだった」と答弁。「話を聞くことができないので、勝手に申し上げることができない」と主張しました。

安倍さんは「検察の判断は変わらないから、隠す必要はない」と言いながら、なぜこうした対応になるのでしょうか。
野党議員の見立てを総合すると次のようになります。

・実際には1人あたり8千円程度(会場費含む)かかっているのに、5千円の会費しか取っていない。しかも、夕食会の参加者は、税金を使った首相主催の「桜を見る会」にも招待されている。安倍さん側の補てんと税金を原資にした「有権者への利益供与」に見える。ホテルの明細書が公開されると、夕食会に関する「利益供与」の有無が明らかになるからではないか

・領収書は、安倍さんが代表を務める資金管理団体「晋和会」宛てになっているとされる。このことが明らかになると、公設第1秘書が代表を務めていた政治団体「安倍晋三後援会」の収支報告の不記載にとどまらず、検察が不起訴にした安倍さん本人の刑事責任の是非が問われてしまうからではないか

・不記載の理由を明らかにしないのは、2014年に小渕優子経済産業相(当時)の後援会などが後援会員らの観劇会費用の一部を負担していた問題が発覚したことを受けて、補てんの事実を隠蔽しようとしていたからではないか

安倍さんは25日の国会で、野党側の指摘に対し、「私は何か利益を供与して選挙で当選しなければならないという立場では全くない。今まで9回選挙を戦ってきたところでございますが、毎回地元の皆さまが大変頑張っていただいた結果で、もう常に圧倒的な勝利を与えていただいているところでございまして、利益を供与して票を集めようということは露ほども考えていない」と反論しました。

しかし、公職選挙法というルールを逸脱した有権者へのサービスが行われていたとすれば、公正な選挙とは言えません。明細書などの証拠が出そろうと、公設第1秘書の刑事責任で決着させた検察の判断を超えて、安倍さんの責任が重く問われる可能性があるのです。

2540名無しさん:2020/12/27(日) 11:10:54
>>2539

森友の成功体験
一連の質疑を見終わって、私が思い浮かべたのは、2018年の森友学園問題をめぐる公文書改ざん事件です。

安倍さんの妻・昭恵さんが名誉校長に就任し、教育勅語を教える小学校を開校しようとした森友学園への国有地払い下げをめぐり、国会で問題になった後、財務省が昭恵さんに関する記述などを交渉記録から削る改ざんをして、安倍政権は1年以上にわたって事実に反する国会答弁を少なくとも139回重ねました。

そして、朝日新聞のスクープで改ざんが発覚した後も、安倍さんや財務相の麻生太郎さんは「(改ざんは)知らなかった」として、「組織を立て直す責任」を理由に職にとどまりました。

そして、安倍政権・菅政権はいまだに真相解明のカギとなる「2014年4月28日」の交渉記録などを開示していません。何より、改ざんで虚偽答弁を重ねている間に衆院選を行い、安倍政権は勝利を収めました。それがいまの自民党の議席です。

安倍さんは12月25日の国会で、野党から「議員辞職」を迫られながらも、「深い反省の上に立った本当の意味で国民から信頼され、議員として国家国民に対してその責任を果たしていくことができるよう全力を尽くしていきたい」と再び責任論をすりかえました。

そして、2時間超の質疑を終えて、国会を後にするとき、記者から「来年の選挙には出馬するのか」と問われると、「来年?来年の選挙には出馬をし、国民の信を問いたいという風に思っています」と次期衆院選への立候補まで表明しました。

朝刊への出稿作業が一段落して、夜の報道番組をチェックしようとテレビをつけたら、延々とクリスマスソングが流れていました。

テレビ朝日の「報道ステーション」も、TBSの「ニュース23」も年内の放送は24日の木曜日で終了。安倍さんのニュースを報じる枠がありません。与党が年末に駆け込みで行った「25日」には、こうした意味もあったのかもしれません。

ウソに振り回されている国会を立て直すには、与野党を超えて議員1人1人が自覚するとともに、議会制民主主義を支える秘書や官僚の自律を担保していくことが必要です。年明けの通常国会に向けて、メディアのあり方も含めて、じっくり考えていきたいと思います。

     ◇

朝日新聞政治部の南彰記者が金曜日の国会周辺で感じたことをつづります。(https://withnews.jp/articles/series/94/1

     ◇

《来週の永田町》
12月28日(月)国の観光支援策「GoToトラベル」が全国一斉に停止
12月30日(水)東京証券取引所で1年間の取引を締めくくる大納会

     ◇

南彰(みなみ・あきら)1979年生まれ。2002年、朝日新聞社に入社。仙台、千葉総局などを経て、08年から東京政治部・大阪社会部で政治取材を担当している。18年9月から20年9月まで全国の新聞・通信社の労働組合でつくる新聞労連に出向し、委員長を務めた。現在、政治部に復帰し、国会担当キャップを務める。著書に『報道事変 なぜこの国では自由に質問できなくなったのか』『政治部不信 権力とメディアの関係を問い直す』(朝日新書)、共著に『安倍政治100のファクトチェック』『ルポ橋下徹』『権力の「背信」「森友・加計学園問題」スクープの現場』など。

2541とはずがたり:2020/12/27(日) 16:29:55
ザル法しか無いのええ加減にせえ。
>茂木敏充外相の資金管理団体から寄付を受ける政治団体「茂木敏充後援会総連合会」で2016〜19年、使途の詳細が分からない支出が全体の約97%、1億2千万円以上になることが27日、政治資金収支報告書で分かった。
>総連合会は政治資金規正法が定める「国会議員関係政治団体」として届け出られていないため支出の公開基準が緩く、金銭の流れが事実上チェックできない状態になっている。識者は「情報公開逃れだ」と指摘している。

茂木外相の政治団体、使途不明の支出が1億2000万円以上 全体の97%占める
2020年12月27日 15時30分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/76952/

 茂木敏充外相の資金管理団体から寄付を受ける政治団体「茂木敏充後援会総連合会」で2016〜19年、使途の詳細が分からない支出が全体の約97%、1億2千万円以上になることが27日、政治資金収支報告書で分かった。
 総連合会は政治資金規正法が定める「国会議員関係政治団体」として届け出られていないため支出の公開基準が緩く、金銭の流れが事実上チェックできない状態になっている。識者は「情報公開逃れだ」と指摘している。
 茂木氏の事務所は共同通信の取材に「総連合会は国会議員関係政治団体ではない。政治資金は法令にのっとり処理、報告している」としたが、使途の詳細などについては回答しなかった。
 総連合会の収支報告書によると、総連合会の会計責任者は資金管理団体の「茂木敏充政策研究会」と同一人物で、所在地や連絡先も同じだった。16〜19年分の収入は計1億3120万円で政策研究会からの寄付が99・9%を占めた。
(共同)

2542とはずがたり:2020/12/27(日) 18:06:45

国民、解党時残高は27億円 2日前に10億円を資金移動
2020.12.25 17:53政治政局
https://www.sankei.com/politics/news/201225/plt2012250041-n1.html

 総務省は25日、合流新党結成で9月に解党した立憲民主、国民民主両党の令和2年分政治資金収支報告書を公開した。国民は解党2日前に10億円を寄付金として党の政治資金団体に移しており、残高は27億円だった。同党代表を務めた玉木雄一郎氏は25日の記者会見で、資金移動について「事務所費などの支払いに充てるため」と説明した。

 収支報告書によると、国民は9月9日、献金の受け皿となる政治資金団体「国民改革協議会」に10億円を寄付。同4日には所属国会議員62人の資金管理団体などに1人当たり1千万円を分配していた。

 玉木氏は解党前、党資産は新立民合流組(40人)と新国民(14人)の議員数をベースに配分するとしていた。金額は来年公表される収支報告書で明らかになる見通し。

 立民の解党時の残高は10億3千万円だった。

2543名無しさん:2020/12/29(火) 21:00:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/4df56ad499865fe3b2921f72c6c3d28e03f5757b
官邸による人事介入……「安倍・菅は検察庁を壊した」村山 治×中島岳志対談
12/28(月) 6:12配信

「桜」問題、元農相の現金授受疑惑の捜査で威信回復に挑む検察。安倍・菅政権はいかに検察に介入し、骨抜きにしてきたのか。『 安倍・菅政権vs.検察庁 暗闘のクロニクル 』(文藝春秋)の著者にして伝説の検察記者と気鋭の政治学者が緊急対談。

◆◆◆

村山 私は生身の権力である検察に関心があり、ウオッチし続けてきました。

 本書は2008年に出した『市場検察』の続編という位置づけです。そこでは90〜00年代に、大蔵省を中心とした護送船団体制が崩壊する中、原田明夫、松尾邦弘、但木敬一という3人の「改革派」の法務・検察官僚が、政官界の事件や司法制度改革にどう取り組んだかを描いています。

 本書の主役である黒川弘務と林真琴(現・検事総長)の同期2人の検事は、原田ら「改革派」の直系と言うべき存在でした。

中島 定年延長や賭け麻雀問題などで、世間的には「黒川は悪い奴」というイメージだと思うんです。ただ私自身は非常に複雑な印象を持っていて、彼は法務官僚として政府と検察のバランスを取るために色々と動いた人でもありますよね。

村山 そうですね。黒川さんは非常に頭がよくて、物事の本質が分かる人です。そこに一種の露悪的なところも加わって「検察は林に任せて、自分は汚れ役で批判されてもいい」という覚悟で、この4、5年の間やってきたと思います。

中島 ただ、その想いが林さんには伝わらず、ボタンの掛け違いで、2人の間には深い溝ができてしまう。男同士というのは難しいですよね(笑)。林さんは、黒川さんの中に渦巻く野心を見たのかもしれませんが。

村山 林さんも頭脳明晰ですが、黒川さんに比べると、遥かにオーソドックスなほうです。私は、彼らが絶対になりたかったのは「検事総長」ではなく、むしろ「法務事務次官」だったと思っています。

菅首相の人事介入テクニック
中島 なるほど。

村山 2人は今の世の中にフィットするように、法務・検察の改革をしなければならない、との強い使命感を持っていました。それができるのは事務次官です。

 一方で検察は「起訴基準」という厳然たる判断基準に照らして捜査をするので、証拠が明白な事件ではトップの意向はあまり関係ない。つまり検事総長は誰がやっても同じとも言えます。

中島 結局、最後は文春の「賭け麻雀」報道もあり、黒川さんは辞任。村山さんはそれを「自爆」と表現されていましたね。

村山 コロナ禍の自粛要請期間中に、自ら地雷原に踏み込むようなものですからね。当時の黒川さんは定年延長騒動の渦中にいて「いつ辞めてもいい」という心境だったと思います。

中島 本書には、16年に法務事務次官を巡って官邸が検察に人事介入をしたことが、その後の対立の発端だった、と書かれています。

 菅さんの最も重要な政治手法は「人事」ですね。民主党政権時代に出した『政治家の覚悟』でも「官僚は『人事』に敏感で、そこから大臣の意思を鋭く察知します」と書いている。そうやって官僚に忖度させるのが、権力のエッセンスであると理解しているのです。

村山 権力者は支配したい相手に「この人、怖いな」と思わせるため、あえて人事の理由を説明しない。今の学術会議問題で6名の学者を任命拒否した理由を、菅さんが「総合的、俯瞰的」として一向に詳細を明かさないのもその手口ですね。

中島 それは政治学の分野では、哲学者のミシェル・フーコーが唱えた「パノプティコン(一望監視)・システム」という理論にあたります。実際に監視していなくても「私は見られている」「あんなことしたから外された」などと疑念を抱かせて従順な主体をつくり上げる、これが近代の権力のメカニズムだと。まさに検察、学者への人事介入でも同じことが行われたわけで、この権力はあっという間に国民にまで及ぶと思います。

 そこで考えなければいけないのは政権・検察・国民の三者のバランスです。今はそのバランスが崩れてきているわけで、村山さんは、その過程についても巨視的な視点で描かれている。

2544名無しさん:2020/12/29(火) 21:01:07
>>2543

村山 10年に、当時の厚労省局長だった村木厚子氏を巡って起きた、大阪地検特捜部による証拠改竄事件。これを機に検察に対する国民の信用は失墜しました。

 世論の後ろ盾をなくした検察は摘発すべき事件に対しても及び腰になり、そこを当時の安倍政権に衝かれた。政権からの独立が慣例とされてきた検察人事への政治介入も、その流れの中で起きたわけです。

中島 私は法律に書かれていない、そういう慣例や良識など、先人が積み重ねてきた膨大な知の蓄積を“暗黙知”と呼んでいますが、これを守ることが官僚の矜持だったわけです。

 安倍政権はそれらを悉く骨抜きにしてきたところに、最大の特徴があります。

村山 それで言うと、官房副長官の杉田和博さんは警察庁出身で暗黙知に最も精通した人なのに、それを否定するような人事を菅さんと共に主導しているとされています。そこが理解に苦しむところです。

中島 そうですね。その菅さんが9月に首相となり、10月以降は「安倍」対「菅」という新旧の権力抗争が表面化してきた。そこに今回の「桜を見る会」問題の捜査が起きたわけですが、どうご覧になっていますか。

村山 検事総長の林さんの立場に立てば、「黒川問題」でダメージを受けた検察を早く立て直さなくてはいけない。まずは原点に立ち返り、目の前の事件を原則通り粛々と捜査・処分して国民の信頼を回復する――という考えだと思います。

なぜ今、吉川疑惑を?
中島 捜査のタイミングについてはどうでしょうか。

村山 現職の総理には、憲法七十五条で定められた「不訴追」の特典があり、検察は現職総理への捜査を手控える傾向があります。鳩山由紀夫氏が現職の総理時代、政治資金規正法違反で告発されましたが、上申書だけで不起訴になっています。今回の捜査は安倍さんが辞めたので、やりやすくなった面はあると思います。

中島 アキタフーズから吉川貴盛元農水相への資金提供疑惑の行方も気になります。以前、私は北海道大学で教えていたのですが、吉川氏は北海道二区の選出で、身近な存在でした。菅氏の側近だった彼に検察が攻め込んだことは興味深いです。

2545名無しさん:2020/12/29(火) 21:01:30
>>2544

村山 検察は、そこはあまり意識していないと思います。ただ、同時に2つの事件の捜査に着手すると、必然的に桜問題についてのマスコミの扱いが小さくなる。検察側にそういう忖度が働いた可能性がある、と指摘する与党関係者もいます。

中島 村山さんは、上川陽子法相と林さんとの間の確執や、林さんが名古屋高検に“追放”されたのも上川さんに原因があったと書かれています。彼女を3度目の法相に起用したあたり、検察をグリップしたいという菅さんの意図を感じますが。

村山 実は今、法務・検察幹部に一番ウケが良い政治家は上川さんなんです。オウムの死刑執行を粛々と認めた点も買われている。菅さんとしては、法務・検察との関係を修復したいという思いもあるのでしょう。

 未確認情報ではありますが、上川さんは前の法相時代に名古屋まで行って、林さんと関係修復をしたという話もあります。

中島 では例えば検察庁法十四条で定められた法相による検察への指揮権発動、つまり捜査に対する政治介入ですね。こういう事態が例えば「桜問題」「アキタの件」で起こることは……。

村山 報道ベースでは今のところ、そういう要素はないですね。でも、事件は生き物。もっと奥の深い話が出てくれば分かりません。

むらやまおさむ/1950年徳島県生まれ。元朝日新聞記者。社会部遊軍として東京佐川急便事件、金丸脱税事件など数々の大型事件を取材。

なかじまたけし/1975年大阪府生まれ。東京工業大学教授。専門は日本政治思想、南アジア地域研究。『中村屋のボース』など著書多数。

村山 治,中島 岳志/週刊文春 2020年12月24日号

2546名無しさん:2020/12/29(火) 21:45:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/51f2c8209b329ce55905abad5a7c8d27a7cf376e
安倍前首相は国会で答弁を「訂正」するはずではなかったのか?
12/28(月) 8:34配信

「政治と報道」をめぐる短期集中連載は全11回をもって終了したのだが、どうしても書いておかなければならないことが出てきた。12月25日の衆参両院の議院運営委員会でおこなわれた安倍晋三前首相による答弁の「訂正」について、だ。

 あの場は安倍氏がみずから求めて開かれた答弁の「訂正」のための場だった。しかし、答弁は適切に「訂正」されなかった。なのに、なぜ報道はそれを看過するのか。あの場の位置づけを軽視することは、「説明責任を果たした」という安倍氏の主張に加勢することになってしまうのに。

何の場だったか、各紙の1面報道は
 安倍氏の国会答弁がおこなわれた翌日の12月26日。各紙は1面で、その様子を伝えた。しかし、それが何のために設けられた場だったのかが説明されず、いきなり答弁の中身に入る形での報じ方だった。それぞれの1面記事の冒頭は、こうだ(それぞれ、東京本社版)。

●読売新聞
“自民党の安倍晋三前首相は25日、衆参両院の議院運営委員会にそれぞれ出席し、安倍氏の後援会が主催した「桜を見る会」前夜祭を巡る過去の答弁について、「事実に反するものがあった」と認め、謝罪した。”

●朝日新聞
“安倍晋三首相の後援会が「桜を見る会」の前日に開いた夕食会の費用を補填していた問題で、安倍氏は25日、衆参両院の議院運営委員会に出席し、首相在任時の国会答弁が事実と異なることを認め、謝罪した。”

●毎日新聞
“自民党の安倍晋三前首相は25日、衆参両院の議院運営委員会に出席し、「桜を見る会」前夜祭の費用補填問題に関する首相在任中の国会答弁について、「結果として、事実に反するものがあった」と誤りを認め、謝罪した。”

●東京新聞
“安倍晋三首相は二十五日、「桜を見る会」前日の夕食会を巡る首相在任中の国会答弁について衆参両院の議院運営委員会で「事実に反するものがあった。国会の信頼を傷つけた」と陳謝し、夕食会参加者の費用を補填していたことを認めた。”

 これらの報じ方では、なぜ安倍氏が議院運営委員会に「出席」したのか、わからない。通常の委員会開催ではないし、参考人招致や証人喚問でもない。安倍氏は、みずから申し出て、発言の機会を求めたのだ。「謝罪したい」と申し出たのか? 違う。「答弁を訂正する発言を行わせていただきたい」と、申し出ていたのだ。

 宮本徹議員がその文書をツイッターで公開している。日付は12月24日。「衆議院議員 安倍晋三」から「衆議院議長 大島理森殿」にあてられており、「答弁訂正に関する発言の申出について」と表題にある。

 本文はこうだ。

“私が、本会議及び委員会において、内閣総理大臣として行った答弁について、事実と異なる部分があることが判明いたしましたので、答弁を訂正する発言を行わせて頂きたいと存じます。お取り計らいのほど、よろしくお願い申し上げます。”

 そう。この場は、安倍氏が「答弁を訂正する発言を行わせて頂きたい」と求めたことに応じて開かれた場だった。なのに、そのことが各紙の1面記事に明記されていない。冒頭部分だけでなく、1面記事の本文全体の中にも見当たらない。これはどうしたことなのか。

2547名無しさん:2020/12/29(火) 21:45:30
>>2546

冒頭発言では答弁がどう「訂正」されたのか
 実際の議院運営委員会も、安倍氏が答弁を訂正する場として設けられていた。衆議院議院運営委員会の委員長の冒頭発言にはこうある。

「昨24日、議員安倍晋三くんから、大島議長宛に、本会議および委員会において内閣総理大臣として行った答弁について、訂正する発言を行わせていただきたい旨の申し出がありました。本件につきましては、理事会における協議に基づき、本委員会で行うこととなりました」

 そのうえで安倍氏が発言するのだが、安倍氏は議院運営委員会に集まった議員に向けた前置きの挨拶もなく、いきなり紙を読み始めた。およそ2分半にわたるその内容を以下に記す。これが「答弁を訂正する発言」と言えるのか、皆さんにご判断いただきたい。なお、この「読み上げ」のあとは、自民党・立憲民主党・公明党・日本共産党・日本維新の会・国民民主党の各議員からの質疑が計1時間続く形となった(その後、後述の通り、同様の形式で参議院議院運営委員会でも実施)。

*** 安倍氏の冒頭発言 ***

 昨日、私の政治団体である安倍晋三後援会の政治資金収支報告書2017年、2018年、2019年の3年分についての修正を行いました。これは今般の桜を見る会の前夜に行われていた夕食会に関する捜査の結果、新たに判明した事実、すなわち、同夕食会の開催費用の一部を後援会として支出していたにもかかわらず、それを記載しなかったとの事実が判明したことから、その修正を行ったものであります。
 こうした会計処理については、私が知らない中で行われていたこととはいえ、道義的責任を痛感しております。深く深く反省いたすとともに、国民の皆様、そして全ての国会議員の皆様に、心からお詫び申し上げたいと思います。

 桜を見る会前夜の夕食会につきましては、令和元年秋の臨時国会、本年の通常国会において幾度も答弁をさせていただきました。その中で、

”安倍晋三後援会は夕食会の主催はしたものの、契約主体はあくまでも個々の参加者であった。後援会としては収入もないし、支出もしていない。したがって、政治資金収支報告書に記載する必要はないと認識していた。夕食会における飲食代、会場費を含め(注)、支払いは個々の参加者からの支払いで完結していた。以上から、政治資金規正法などに触れるようなことはないとの認識である。”

といった趣旨の説明を繰り返しさせていただきました。

 しかしながら、結果として、これらの答弁の中には、事実に反するものがございました。
 昨日、大島衆議院議長、山東参議院議長に対し、先の本会議および委員会において、当時の内閣総理大臣として行った答弁を正すための機会をいただきたいとの申し出を提出させていただきました。本日、国会のご配慮により、このような機会をいただきましたことに心より感謝いたします。

 本日、この議院運営委員会の場におきまして、改めて事実関係を説明し、答弁を正したいと思います。改めて全ての国会議員の皆様に、深く心よりお詫び申し上げます。

(注:衆議院における実際の発言は「飲食代、会費、会場費を含め」であるが、参議院においては「飲食代、会場費を含め」と発言しており、読み上げミスと判断し、そちらに合わせた)

***(冒頭発言終わり)***

2548名無しさん:2020/12/29(火) 21:45:53
>>2547

「訂正」箇所が不明なら、質疑の前提条件が整っていない
 いかがだろう。「これで終わり?」というのが筆者の率直な感想だった。

 「訂正」をおこなうとは、どこがどう間違っていたか、正しくはどうであるかを説明することだ。辞書によれば「訂正」とは、「誤りを正しくなおすこと。ことばや文章の誤りをただし改めること(日本国語大辞典)」「誤りを正しく直すこと。特に言葉や文章・文字の誤りを正しくすること(デジタル大辞泉)」だ。

 しかしこれでは、答弁をどう「訂正」したのか、わからない。「これらの答弁の中には、事実に反するものがございました」と発言するだけでは、これらの答弁の中の、どの部分が事実に反していたのか、そして事実はどうであったのか、わからない。これでは答弁の「訂正」とは言えない。

 例えば発表した論文について疑義が呈され、論文の内容を訂正する場合を想定してみればよい。「論文の中に、誤った記述がありました」と説明するだけで事足りるとは到底、考えられないだろう。1つ1つ、どの記述が誤りであるか、そして、正しくはどうであるか、正誤表を作って説明すべきものだ。論文そのものを撤回するのならともかく、そうでないなら、正誤表は欠かせない。

 なのに安倍氏は、前夜祭に関するすべての答弁を撤回するわけでもなく、「これらの答弁の中には、事実に反するものがございました」と発言するだけで済ませている。答弁をすべて撤回するなら、予算委員会の審議時間を返せ、ということになるだろうし、議員辞職を迫られるだろう。だから「これらの答弁の中には、事実に反するものがございました」という言い方で済まそうとしているのだろうが、これでは到底、「訂正」とは言えない。

 安倍氏の説明の持ち時間が限られていたとは考えにくい。前日に立憲民主党の安住淳国対委員長が語ったところによれば、安倍氏の冒頭発言を除き1時間程度の質疑ということで与野党で合意されていたようであるため、冒頭発言が長引いたとしても、質疑時間が削られることはなかったはずだ。

2549名無しさん:2020/12/29(火) 21:46:34
>>2548

どの答弁がどう訂正されたのか
 安倍氏のこの時の発言をもう一度、確認してみよう。「事実に反するものがあった」と語られるだけでは、正誤表の「誤」の欄だけが記載されるのと同じだ。

 しかも安倍氏は「この4点について」と語っているが、それが何を指すのか、判然としない。安倍氏が読み上げた内容は下記であり、4点ではなく5点であるように見える。このうちどれとどれをまとめて4点とみなしているのかも、わからない。

1.安倍晋三後援会は夕食会の主催はしたものの、契約主体はあくまでも個々の参加者であった。
2.後援会としては収入もないし、支出もしていない。
3.したがって、政治資金収支報告書に記載する必要はないと認識していた。
4.夕食会における飲食代、会場費を含め、支払いは個々の参加者からの支払いで完結していた。
5.以上から、政治資金規正法などに触れるようなことはないとの認識である。

 正誤の問題に戻れば、「同夕食会の開催費用の一部を後援会として支出していた」という「新たに判明した事実」が冒頭発言で語られていたので、上記の「2」については、正しくは支出があった、ということはわかる。

 しかし、例えば「1」の「契約主体はあくまでも個々の参加者であった」という過去の答弁については、事実はどうであったのか。この冒頭発言の中で、安倍氏は何も語っていない。本来であれば、「正しくは、契約主体は〇〇でありました」というところまで語って初めて、答弁の「訂正」となるはずだ。

本来報じられるべきだった、「訂正」なき冒頭発言
 だから、本来はこの議院運営委員会の様子を報じる際には、まず、

●安倍前首相は答弁の訂正を求めて国会に出向いた
●しかし冒頭発言で安倍氏はどの答弁をどう訂正するのか、明言しなかった。答弁の中には事実に反するものがあったとするのみであった。
●後援会による支出の補填があったという、検察の調査によって認められた事実は、「新たに判明した事実」として語られたが、それ以外は、過去の答弁について、具体的な訂正をせずに質疑に臨んだ。

ということが報じられるべきだった。なのに、それが報じられなかった。

 なぜ、あの場で質疑に移行することを止めたのか、吉川沙織議員にも取材して記事にすべきだった。しかし、おこなわれなかった。かろうじて東京新聞が26日「こちら特報部」で下記のように報じたが、「反発」という表現〈参照:連載第8回〉では、問題が伝わらない。

“参院で議員運営委員会が始まったのが午後三時十五分。安倍氏が「結果として(過去の)答弁の中には事実と反するものがあった」と語りだすと、野党議員たちは「具体性に欠ける」と反発して委員長の周りに集まり、一時中断した。”

 安倍氏の冒頭発言では適切に答弁の「訂正」がおこなわれなかったからこそ、そのまま質疑に入ることはできないと、吉川議員が議事進行に異議を唱えたはずなのだ。不当な妨害行為ではなく、正当な介入であったはずだ。なのに、なぜ「反発」なのか。

 「具体性に欠ける」と、という表現も的確ではない。「具体性に欠ける」というのは委員長の言葉だ。吉川議員らは、「具体性に欠ける」と漠然と指摘したのではなく、「これでは訂正とは言えない」と指摘したのだろうと思う。しかし、記者は吉川議員には取材しておらず、吉川議員の行動の意図は明らかにされないままとなっている。

 「反発」という書きぶりの問題点は、「政治と報道」をめぐる短期集中連載の第8回で指摘した通りだ。「反発」という言葉は、理がなく感情的にリアクションを返しているように見える。このときの吉川議員の行動は、「反発」ではなく「抗議」だろう。

2550名無しさん:2020/12/29(火) 21:46:44
>>2549

 この東京新聞「こちら特報部」の「『桜』疑惑 安倍氏国会質疑」という記事(中山岳、榊原崇仁の署名入り)のリード文では、下記の通り、これが「答弁を訂正する」場であったことを正しく伝えていた。

“「桜を見る会」夕食会をめぐる政治資金規正法違反事件で、不起訴となった安倍晋三前首相が二十五日、国会で、「答弁を訂正する」との趣旨で、事件に関する説明を行った。”

 それだけに、この書きぶりは残念だ。

 またこの記事には立憲民主党の辻元清美氏の質疑について、こういう記述もある。

“言葉ばかりの反省に「何をしにここに来られた」「相変わらず変わっていない」といらだちをぶつけた辻元氏。”

 この「いらだちをぶつけた」という表現も、適切ではない。実際の映像を衆議院インターネット審議中継からご確認いただきたい(0:48:04〜)が、辻元氏は感情を抑えて、実に冷静に安倍氏に迫っている。

 冷静に迫っているからこそ、その質疑には凄みがある。なのに、「いらだちをぶつけた」と表現すると、これもまた、理もなくワーワーと騒いで見せているように見えてしまう。

 なお、26日の朝日新聞は、下記の社会面の記事のリード文では、“安倍氏自らが「説明したい」と申し出ての実施だったが、詳細を語る場面はなく、「秘書任せ」「他人任せ」の姿勢に終始した。”と記している。

●核心答えぬ安倍前首相 議運後には「説明責任果たした」(朝日新聞 2020年12月27日)

 自らの申し出による場だったということはこの記述でわかるが、しかし、「説明したい」と申し出たのではない。「答弁を訂正する発言を行わせて頂きたい」と安倍氏は申し出たのだ。

 その違いは看過すべきではない。「答弁を訂正する発言を行わせて頂きたい」を「説明したい」と言い換えることは、国会という場の重みを報道が軽視してしまうことになるからだ。

2551名無しさん:2020/12/29(火) 21:47:14
>>2550

説明責任を果たしたという説明を通してしまう報道のあり方
 議院運営委員会が25日に開かれたのは安倍氏が「答弁を訂正する発言を行わせて頂きたい」と求めたためであったが、安倍氏はどの答弁をどう訂正するのは、明言しなかった。しかし、そういう事情が報じられず、冒頭発言もその後の質疑への答弁も区別することないまま、この日の様子は各紙で報じられた。

 安倍氏はこの国会答弁の後、ただちに記者団の取材に応じ、「説明責任を果たすことができた」と語っている。さらに次期衆院選に「出馬して国民の信を問いたい」とまで語っている。

●核心答えぬ安倍前首相 議運後には「説明責任果たした(朝日新聞 2020年12月27日)

 冒頭発言の様子を見れば、説明責任を果たしていないことは明らかだ。なのに、冒頭発言も質疑への答弁も区別せずに発言内容を報じてしまうと、野党は「疑惑が解明されていない」と主張し、安倍氏は「説明責任を果たすことができた」と主張したという、互いの様子を両論併記するだけに終わってしまう。

 それでは、国会で語ることによって「説明責任を果たした」という体裁を取ろうとした安倍氏の土俵に、報道が乗ってしまうのではないか。あの場がどう設定された場であり、冒頭に安倍氏が何を語ったのかが整理されて報じられていれば、「説明責任を果たした」という主張は通らないことが読者に伝わるのに、それが伝わらない形になってしまっている。筆者はそのことに非常にモヤモヤするのだ。

 同25日には18時から菅義偉首相も記者会見をおこなっている。その中でこの日の安倍氏の国会答弁について、最後の質問で「説明責任を果たされたかどうか、どう感じられるのか」と朝日新聞の星野記者に問われた菅首相は、

「説明責任を果たされたかどうか。今回のことにおいて、安倍前総理は、記者会見をされて、そして国会の求めに応じて、今日、国会で説明をされているというふうに思っています。ですから、そのことにおいて説明はされてきたのではないでしょうか」

と語っている。

「国会の求めに応じて」ではなく、安倍氏がみずから申し出て発言の機会を得ておこなった答弁であるにもかかわらず、このようにその位置づけが都合よく「上書き修正」されてしまう。報道がこの議院運営委員会の位置づけを適切に報じなければ、このような「上書き修正」がおこなわれたということさえ、市民は気づけないのだ。それだけ報道の役割は大きいのだ。

 なお、筆者は25日夕方に朝日新聞の取材を受けた。26日朝刊に、上にも紹介した下記の朝日新聞の社会面の記事で、筆者のコメントが田原総一朗氏のコメントと共に掲載されている。

●秘書任せの安倍前首相 田原氏も「全く緊張感感じず」(朝日新聞 2020年12月26日)

 その中で、筆者のコメントは、こう掲載された。

“自ら答弁を訂正したいと申し出たのに、何を訂正したいのか結局はっきり言わなかった。どこが間違っていたのか、事実はどうなのかを文書で示した上で質問を受けるべきだが、それもせず、問い詰められてようやく認める、消極的な姿勢に終始した。時間も不十分で、説明したという体裁だけ整えようとしたのが明らかだ。(以下、略)”

 しかし、自ら答弁を訂正したいと申し出たのに訂正内容を明言しなかったということは、本来は記事本文で記者がみずから書くべきことだったと思うのだ。

<12/28 14:19追記>

 記事公開後に読者の方より、参議院議院運営委員会で二度、速記が止まった場面での吉川沙織議員(立憲会派筆頭理事)らの音声がTBSの映像から、一部、聞き取れることをご教示いただいた。

●【LIVE】安倍前首相 国会でどう説明?(参院議運委)(2020年12月25日)

 そこで、その内容を書き起こしておきたい。聞き取りにくいので、書き起こしは不完全なものであることはご了承いただきたい。

2552名無しさん:2020/12/29(火) 21:47:24
>>2551

 まず、映像の26:12、安倍前首相が冒頭発言を終えたあとで吉川沙織議員が手を挙げて委員長席に向かい、他の理事たちを集めて協議をおこなった場面だ。

●吉川沙織議員(立憲会派筆頭理事):衆議院と、ほぼ、一言一句、一緒でした。
●長谷川岳議員(自民党・筆頭理事):はい。
●森本真治議員(立憲民主党・理事):どこが事実だと……。
●長谷川議員:はい、わかりました。今から……。
●吉川議員:あの、「わかりました」でなくて……。
●長谷川議員:今から……。
●吉川議員:あれだけ委員長も交えて……(水落敏栄委員長が頷く)
●長谷川議員:わかってます。
●吉川議員:いや、わかってますじゃなくて、何のために、二院制を取っているのか。
●森本議員:ちょっと……。
●吉川議員:ちょっと。はい。
●森本議員:ちょっと、じゃあ、一回、止めて。
(長谷川議員が安倍前首相の答弁席に近づき、文書を示しながら何かを語る。安倍前首相は手に持っていたファイルを開く。その間に、吉川議員が委員長席の周辺で)
●吉川議員:ほぼ、一緒でした。「当時……確認し、当時を確認し、知りうる限りの認識において」が入っただけで、ほぼ(衆議院議院運営委員会での冒頭発言と)一緒でした。……え?……ええ。
●森本議員:……(聞き取れず)説明するっていうことで……。
●吉川議員:お願いしますよ。これ、常会にかかわって、参議院の権威に関わる話なんで。衆議院の審議を踏まえての参議院なんで。……昨日から言ってるんですから。……はい、質疑はもちろん、やります。
●森本議員:もう一回、ちょっと。

 その後、記事にも記したように、安倍前首相から、「ただいま理事の方々からご指摘がございましたが、答弁の中で4点申し上げたところでございますが、この4点についてですね、事実でないものがあったということを、で、ございますが、しかしながら、結果としてですね、事務所が支出を、桜を見る会の前夜の夕食会について、支出をしていなかった、ということも含めて、答弁の中には事実に反するものがございました、ということでございます」という答弁がおこなわれる。そしてその後、再び、吉川議員らが委員長席に集まる。

●吉川議員:あの……(音声が入っていないため、聞き取れず)……
●長谷川議員:ぎりぎり……。
●吉川議員:いや、でも、「申し開きしたい」とおっしゃった安倍前総理の場を設けたのは国会ですよ。
●長谷川議員:わかりました。
●吉川議員:国会、118回、違った答弁をされたんですよ。
●長谷川議員:わかりましたので。私からですね、誠実に。
●吉川議員:誠実に。
●水落委員長:誠実に、言うように、申し上げますから。

 その後、委員長から「安倍前総理の冒頭のご発言につきまして、具体性に欠けるのではないかというご指摘がございました。安倍前総理におかれましては、この後の答弁で、誠実にお答えいただきますようお願いしたいと存じます」と発言があり、質疑の時間に移った。

◆【短期集中連載】政治と報道 緊急番外編

<文/上西充子>

【上西充子】
Twitter ID:@mu0283
うえにしみつこ●法政大学キャリアデザイン学部教授。共著に『大学生のためのアルバイト・就活トラブルQ&A』(旬報社)など。働き方改革関連法案について活発な発言を行い、「国会パブリックビューイング」代表として、国会審議を可視化する活動を行っている。また、『日本を壊した安倍政権』に共著として参加、『緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説 「安倍政権が不信任に足る7つの理由」』の解説、脚注を執筆している(ともに扶桑社)。単著『呪いの言葉の解きかた』(晶文社)、『国会をみよう 国会パブリックビューイングの試み』(集英社クリエイティブ)ともに好評発売中。

ハーバー・ビジネス・オンライン

2553とはずがたり:2020/12/29(火) 22:37:08

トイレに現れ無言でねじ込んで来るとかどんだけ変態やねん。

「トイレに現れ、無言で現金」
河井元法相、受領の元県議証言
https://this.kiji.is/715138616339873792
2020/12/25 18:45 (JST)12/25 19:01 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社

トピック
社会

9年ぶりに死刑執行なし

大雪の恐れ、車立ち往生に再警戒

広島のスーパー、4商品に石綿

このトピックを見る
タグ

社会

 昨年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公選法違反(買収、事前運動)罪に問われた元法相の衆院議員河井克行被告(57)の公判が25日、東京地裁で開かれた。証人として出廷した元広島県議(81)が、選挙戦の演説会場でトイレに入ると、突然現れた元法相から無言で現金入り封筒を渡されたと説明した。

 証言によると、元県議は昨年7月、元法相の妻で参院議員の案里被告(47)=同法違反罪で公判中=の陣営の演説会に出席。トイレで小便器の前に立つと、上着のポケットに突然封筒が入れられ、横に元法相がいた。会話はせず、元法相はすぐトイレを出た。現金は30万円だった。

2554名無しさん:2020/12/31(木) 21:13:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/bedc49bff18352e1840fe1ff61470b1355daa351
「菅政権」を直撃! 2つの「政治とカネ」問題が意味すること、再発防止策とは?
12/31(木) 17:04配信
デイリー新潮

北島純
社会情報大学院大学特任教授専門は情報戦略、腐敗防止。最近の論文に「外国公務員贈賄罪の保護法益に関する考察―グローバルな商取引におけるインテグリティ」(社会情報研究第1巻第1号)「グローバル広報とポリティカル・コンプライアンス」(社会情報研究第2巻第1号)等がある。

週刊新潮WEB取材班編集

2020年12月31日 掲載

新潮社

2555名無しさん:2021/01/01(金) 11:37:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d2dcd5099eb3a88f470aeb6addfc7ddac68365b
吉川元農水相、計1800万円受領か 在任中の前後にも
1/1(金) 5:00配信

 自民党衆院議員だった吉川貴盛・元農林水産相(70)=北海道2区、議員辞職=が大臣在任中、鶏卵生産・販売大手「アキタフーズ」(広島県福山市)の前代表(87)から計500万円を受領した疑いがある事件で、前代表が東京地検特捜部の任意聴取に、大臣在任の前後にも計1300万円を渡したと供述していることがわかった。特捜部は出金記録や前代表のスケジュール帳を照合して授受の日付を特定し、総額は2015〜20年の14回で計1800万円になるとみている模様だ。

 特捜部はこのうち大臣在任中の500万円について、大臣の職務に絡む賄賂の疑いがあるとみて収賄容疑で立件する方向で検討。その他の授受は事件の背景事情として調べている。吉川氏関連の政治団体の政治資金収支報告書(20年分は未公開)には、政治資金規正法が義務づけている収入の記載はいずれもない。

 吉川氏は安倍内閣で18年10月〜19年9月に農水相を務めた。関係者によると、この間に3回で計500万円を前代表から大臣室とホテルで受領したとされる。

 現金授受はさらに15〜18年の大臣就任前に9回計1100万円、19〜20年の退任後にも2回計200万円あった疑いが新たに判明した。いずれも前代表が吉川氏本人に議員会館の事務所などで渡し、領収書は受け取っていないという。吉川氏の事務所から31日夕までに取材への回答はなかった。

朝日新聞社

2556名無しさん:2021/01/01(金) 11:41:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad5766de434ab0a1e50abe7875c4b187e84f7cb6
議員年金の復活検討 自民党 「特権」に世論反発も
2020/12/31(木) 16:32配信

 自民党が2006年に廃止された国会議員互助年金と、11年廃止の地方議員年金の復活に向けた検討に入った。引退後の生活を保障し、なり手不足などを解消するのが狙い。しかし、受給資格を得るまでの期間の短さや、多額の公費負担から「議員特権」と批判されて廃止した経緯があり、世論の反発も予想される。

 二階俊博幹事長が20年9月の菅政権発足直後、党幹部に制度復活の検討を指示。新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、党幹部は「コロナが収束すれば検討を本格的に進めていく」と話す。21年秋までにある衆院選を見据えて、地方議会からの要望が強い地方議員年金を優先させ世論の反応を見極める案も浮上する。

 議員年金は引退後の所得保障を目的とし、国会議員が1958年、地方議員が61年に制度創設。国会議員の場合、保険料は年126万6千円で10年間支払えば、65歳から年412万円が支給され、在職期間が1年増えるごとに年8万2400円増額されるという仕組みだった。しかし、公的年金に比べて受給資格を得る期間が短いことや、7割に上る公費の支出が疑問視され、06年に廃止された。

 地方議員年金も同様の指摘があったほか、市町村合併で保険料を払う議員が減り財政破綻が見込まれたため、11年に廃止した。

 兼職・兼業が禁止される議員は国民年金しか入れない。引退後の生活が安定しないとして各地方議会が議員の厚生年金加入を可能とする法整備を求めている。

2557名無しさん:2021/01/01(金) 15:20:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/69bcd8db237bc8f095d0ba79610a45af0f41bfcc
辛坊治郎氏 安倍氏は「全体像知ってた」「何で大騒ぎされなきゃいけないんだという意識」
2020/12/25(金) 19:30配信

 フリーキャスターの辛坊治郎氏(64)が25日、読売テレビ「かんさい情報ネット ten.」に出演し、安倍晋三前首相が「桜を見る会」〝前夜祭〟費用補填問題を巡り、衆参両院の議院運営委員会で過去の答弁を訂正、謝罪したことについて言及した。

 辛坊氏は「これ本人(安倍氏)が聞くと強く否定するだろうと思いますけど、多分大まかな全体像は知ってたと思いますよ」ときっぱり。「知ってたんだけど、『別にどっかから金もらったわけでもないし、会場費等自腹切って補填して、それがなんでこんな大騒ぎされなきゃいけないんだよ』という意識なんだと思います」と分析した。

 加えて「ただね20年前ならそれが通用したかもしれませんが、今はそれが通用する時代じゃないんだというのは、肝に銘じないと。多分多くの昔ながらの政治家は似たような意識なんだと思う」と述べた。

 今後については「告発した側が検察審査会に申し立てるのは間違いない。その後2回続けて起訴相当ということになると、起訴される可能性はありますけども、ちょっと過去の例でいくとそこまでいく可能性は薄い」と指摘。

 この日、立憲民主党の辻元清美氏は、会場のホテルが発行した明細書の提示を要求。安倍氏は「公表は営業上の秘密」とするホテル側の説明を持ち出し拒否した。

 これに辛坊氏は「ホテルの明細が何で重要かというと、1回あたり大体180万円ぐらい補填してるんですが、全部会場費だった場合、帳簿の見直しだけで済む。だけど180万の内いくらかでも飲食に使われてると、利益供与ということになって、ちょっと様相が変わってくる。だから出したくないというところはあるんだと思います」と解説した。

東京スポーツ

2558名無しさん:2021/01/07(木) 14:13:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/5297cd1bcf98b0a8e6d50ad4b90d2a36eeb9855b
安倍氏の事務所「ホテル発行の明細書と領収書なく、再発行もできない」…桜問題
1/6(水) 19:47配信

 立憲民主、共産、国民民主、社民の野党4党は6日、安倍前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前夜祭を巡り、安倍氏の事務所から「ホテルが発行した明細書と領収書は手元になく、再発行もできない」との回答が文書であったと明らかにした。回答は5日付。立民などが昨年末、明細書などを提示するよう書面で要求していた。

 立民などは6日、安倍氏の事務所に対し、ホテルに明細書と領収書の再発行を依頼するよう再度、書面で求めた。立民の黒岩宇洋衆院議員は記者団に「安倍前首相は1年間、虚偽答弁を続けてきた。説明責任を果たしてほしい」と述べた。

2559名無しさん:2021/01/07(木) 14:27:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/f611d0a185af5b16b9407bcf33d81404a8054873
安倍事務所「領収書は再発行できない」 「桜」回答、野党再質問へ
1/6(水) 19:34配信

 立憲民主党など野党4党の「桜を見る会」追及本部は6日、前夜祭の疑惑を巡り、昨年12月末に安倍晋三前首相に送った質問状に対する回答を5日に受け取ったと明らかにした。前夜祭の会場となったホテルが発行した明細書や領収書の提示を求めていたが、安倍氏側は「(ホテルから)再発行しないと確認している」などと拒否した。野党は回答が不十分として再質問する文書を送付した。

 安倍事務所は回答書の中で、明細書について「以前もホテル側に再発行しないと確認している」と指摘。領収書も「すでに参加者等宛てに領収書が発行され、宛先や金額が異なる領収書は発行できない」と提出を拒否した。訂正した安倍晋三後援会の政治資金収支報告書に前夜祭の費用補?(ほてん)の原資が記載されているか、との質問には「記載すべき内容について弁護士らと協議して所要の修正を行った」とだけ答えた。

 本部事務局長の黒岩宇洋・立憲国対委員長代理は記者団に「参加者に領収書を配ったとしても、(安倍氏側に対する)補?分の領収書は出せるはずだ」と批判。明細書が出せないことについても「(検察捜査が明らかになった)昨年11月以降も再発行をホテルに確認したのか」と疑問を呈し、安倍事務所に同じ趣旨の質問状を再送付した。【宮原健太】

2560名無しさん:2021/01/14(木) 10:50:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/23a1922c3a65554e75846eef7d4dc3a43b694499
克行被告裁判“買収”感じなかった証人も
1/12(火) 18:48配信

元法務大臣の河井克行被告の公判が1月12日に行われ、広島県の宮本新八県議、岡崎哲夫県議と石橋竜史市議が証人として出廷。受け取った現金の趣旨について、参院選の応援依頼だと思ったと証言する証人がいる一方で、自らの選挙の当選祝いだと思ったと述べて、買収の意図を感じなかったとする証人もいました。

12日の裁判では、午前の法廷に宮本新八県議が証人として出廷。宮本県議は、おととし3月と5月の2回にわたり、克行被告からあわせて50万円を受け取ったと証言。

1回目は、おととし3月に後援会事務所で克行被告から、妻の案里被告の参院選について「応援してください」「助けてください」などと言われた後に、机の下で周りから見えないようにして「これ」と白い封筒を渡されたと述べました。

一度は断ったものの、「まあまあ」と手渡されたとし、現金の趣旨については「参院選を手伝ってほしいという意味だと思いました」と話しました。

また、机の下で渡されたことについては、「表に出してはいけないものだということです」「公職選挙法違反だと思いました」とし、封筒の中には現金30万円が入っていたと述べました。

そして、2回目はおととし5月に克行被告から商工会の会議室に呼び出され、「これ、いつものだから」と言われて白い封筒を渡されたと証言。

宮本県議は「今は時期が悪い」と断るも、「まあまあ」と差し出され、交付金にしては封筒が厚く、参院選の応援依頼の趣旨を感じながらも、克行被告との良好な関係を壊したくないという思いから現金20万円を受け取ったと述べました。

午後の法廷には、岡崎哲夫県議が出廷。岡崎県議は、おととし3月に案里被告から現金30万円、6月に克行被告から現金20万円を受け取ったと証言。また5月にも、案里被告から現金を渡されそうになったことがあったと述べました。

おととし3月には、案里被告が事務所を訪れ、「当選おめでとうございます。二階幹事長からお祝いを預かってきました」と言って封筒を差し出し、中には現金30万円が入っていたとし、県議選の当選祝いと参院選の応援依頼の趣旨を感じたと述べました。

そして6月には、克行被告が事務所を訪れ、「いろいろお世話になっております。20万円入っておりますのでお使いください。大変厳しい選挙でございます」と言いながら封筒を机の上に置いたと証言。

岡崎県議は、現金の趣旨について「私の選挙区に対する案里被告の票の掘り起こしであろうと思いました」「選挙依頼という違法性のあるお金だと思いました」としながらも、強く押し返さず、現金20万円を受け取ったと話しました。

現金を受け取ったことについて、「大変浅はかで慎重さに欠けた軽率な行いだと思って反省をしております」と述べました。

その後には、広島市の石橋竜史市議が出廷。石橋市議は、おととし5月に克行被告から事務所に呼ばれ、「石橋さん、このたびは当選おめでとうございます。これを取ってください」と言われ白い封筒を渡されたと証言。「即座にお金かと思いました」と述べ、現金の趣旨について、市議選の当選祝いと、自身を手なずけておこうという目的を感じたと話しました。

検察側から、「参院選の応援依頼だとは思わなかったか」とたびたび問われるも、「一切思いませんでした」と述べ、買収の意図は感じなかったと証言しました。

そして、石橋市議は、当選祝いであっても他人からお金を受け取ることは信条に反するとして、「勘弁してください」と断るも、「私の内ポケットの懐に封筒を入れて『取っておきなさい、2人だけの秘密だからね』と言われました」と述べ、現金30万円を受け取ったと証言しました。

【公判を追う】河井夫妻・選挙違反事件克行被告公判(1月12日)

2561名無しさん:2021/01/17(日) 12:01:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/0165cd2ee331b8289e2a50f335b73707e35c91e2
元農水相側から「資金必要」 河井被告介し、賄賂認定200万円
1/17(日) 7:58配信

 元農林水産相の吉川貴盛被告(70)=収賄罪で在宅起訴=をめぐる汚職事件で、贈賄罪などで在宅起訴された鶏卵生産大手「アキタフーズ」グループ元代表の秋田善祺(よしき)被告(87)が平成31年3月に手渡し賄賂と認定された現金200万円について、吉川被告側が「資金が必要」と催促していたことが16日、関係者への取材で分かった。吉川被告は「預かっただけ」などと現金授受に消極的だった旨の供述をしているが、実態は異なる可能性がある。

 関係者によると、吉川被告側の現金の要望を伝えたのは、元法相で衆院議員、河井克行被告(57)=公選法違反罪で公判中=だったという。吉川被告と克行被告は衆院初当選が平成8年の同期で交流が長く、秋田被告に吉川被告を紹介したのも克行被告だった。

 関係者によると、秋田被告は克行被告から25年に農水副大臣に就任した吉川被告を紹介されて以降、夏は「お中元」、年末には「お歳暮」として現金を提供。3月にも複数回の授受があり、31年も「吉川被告が資金を必要としているらしい」と克行被告から伝えられ、大臣在任中の3月26日に200万円を手渡した。

 秋田被告は東京地検特捜部の調べに「養鶏業界を理解してほしかった。現金は渡していたが、同時に何かを依頼したことはない」などと供述。吉川被告とともに現金の授受自体は認めた上で、趣旨を一部否認している。

 起訴状などによると、吉川被告は農水相だった平成30年10月〜令和元年9月、業界団体が、家畜のストレスを減らす飼育方法「アニマルウェルフェア」(AW)の国際基準案や、日本政策金融公庫の融資に関して便宜を受けたいという趣旨と知りながら、3回にわたり、大臣室などで現金計500万円を受領したとしている。

2562名無しさん:2021/01/19(火) 23:36:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/67f0c8e547b1d491f022837423171957cba57e6c
自民、170億円で9年連続首位 21年の政党交付金試算
1/19(火) 20:34配信

 総務省は19日、2021年分の政党交付金の受け取りを8政党が届け出たと発表した。共同通信が各党への配分を試算した結果、自民党が20年の交付額から2億3900万円減の170億2100万円で、9年連続の首位となった。実際の交付額は、21年中に実施される衆院選の結果を受けて再算定されるため、試算から変動する。

 交付金総額は317億7300万円。自民党の次に多かったのは立憲民主党で68億8900万円。国民民主党は、野党の中で立憲民主党の次に多い24億円だった。

 公明党は30億500万円、日本維新の会は18億1700万円、社民党は3億1200万円だった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/10db78e1fd0f136c79f1d5fa013c4d8e928bd190
立憲68億円、国民24億円 21年政党交付金
1/19(火) 18:44配信

 総務省は19日、2021年分の政党交付金について8党から受給申請があったと発表した。

 交付金総額は317億7300万円(100万円未満切り捨て)。時事通信の試算によると、昨年9月の野党合流で結成した立憲民主党は68億8900万円。合流に加わらなかった議員で結成した国民民主党は24億円だった。

 各党への配分は1月1日時点の所属国会議員数と、前回衆院選と直近2回の参院選の得票数に応じて決定する。交付金制度廃止を掲げる共産党は申請しなかった。

 最多は自民党の170億2100万円。河井克行元法相や吉川貴盛元農林水産相など不祥事による離党や議員辞職が相次ぎ、前年比1.4%の微減だった。この他の政党への配分額見通しと増減は次の通り。

 公明党30億500万円(0.8%減)▽日本維新の会18億1700万円(1.9%減)▽社民党3億1200万円(13.9%減)▽NHKから自国民を守る党1億6600万円(0.5%減)▽れいわ新選組1億6000万円(0.5%減)。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f970110dff86066b5ab23cc4e3fe4576f4d6bf88
政党交付金 自民170億・立憲民主69億
1/19(火) 18:47配信

国から各政党に渡される政党交付金。今年は自民党に170億円、立憲民主党に69億円、交付される見通しです。

政党交付金は国民1人あたり250円、総額で318億円を国政選挙での獲得票数と、国会での議席割合をもとに、各政党に分配するものです。

1月1日時点のデータをもとに試算したところ、自民党には170億円、立憲民主党には69億円、公明党には30億円、国民民主党には24億円、日本維新の会には18億円、社民党には3億円、NHKから自国民を守る党には1億7000万円、れいわ新選組には1億6000万円がそれぞれ交付される予定です。

野党勢力の結集を目指して、去年9月に立ち上がった新しい立憲民主党ですが、政党交付金の試算額でみると、自民党には2.5倍近くの差をつけられています。

今年は秋までに衆議院議員選挙が行われる予定で、その結果により、各政党が受け取る金額は増減します。なお制度に反対する共産党は今年も政党交付金を受ける手続きを行っていません。

※試算額は1000万円の位で四捨五入、NHKから自国民を守る党と、れいわ新選組は100万円の位で四捨五入しました。

2563名無しさん:2021/01/21(木) 16:53:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/b8b255be63232daa48865b4bbfc17055f5139c37
案里被告に有罪、執行猶予判決 確定すれば失職、一部無罪 公選法違反事件
1/21(木) 15:05配信

 2019年7月の参院選広島選挙区の大規模買収事件で、公選法違反罪に問われた河井案里被告(47)=参院広島=の判決公判が21日、東京地裁であり、高橋康明裁判長は江田島市議への現金提供を無罪とした上で、残る広島県議4人への買収罪の成立を認め、懲役1年4月、執行猶予5年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。判決が確定すれば、案里被告は失職する。

 検察側によると、案里被告の陣営を仕切っていた夫で元法相の克行被告(57)=衆院広島3区=が事件を主導。案里被告を当選させる目的で19年3〜8月、地方議員や後援会員ら100人に計2901万円を配ったとされ、案里被告はこのうち奥原信也、岡崎哲夫、下原康充、平本徹の4県議と胡子雅信江田島市議の計5人に対し、同年3〜6月に計170万円を渡したとして起訴されていた。

 公判では、この5人が現金を受け取った場面を具体的に説明し「参院選で応援してほしいのだと思った」「選挙違反の金だ」などと証言。検察側は「自らの被買収罪という犯罪行為を認める証言で、十分に信用できる」と強調した。

 一方、弁護側は胡子市議への現金提供について「案里被告が現金を渡した事実はなく、秘書が渡していたとしても被告自身は知らず、一切関与していなかった」と指摘。4県議への提供分も「被告が県議当時にお世話になった県議らに感謝の気持ちから、(19年春の県議選の)陣中見舞いか当選祝いとして現金を渡した。買収の意図はない」などと反論し、いずれも無罪を主張していた。

 公判は20年8月25日に始まり、29回開かれた。起訴から100日以内に判決を出すよう努める「百日裁判」として審理されたが、実際には同年7月8日の起訴から6カ月を経て判決の言い渡しとなった。

 克行被告の公判は、弁護人解任の影響で中断した上、「被買収者」が100人と多いため、判決言い渡しは春以降にずれ込む公算が大きい。

中国新聞社

2564名無しさん:2021/01/21(木) 17:06:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/caefb372c97f7166477b4a8bccb7a8662667d235
河井案里議員に有罪判決、「私を信じて」の訴え届かず失職は時間の問題
1/21(木) 15:50配信

 2019年7月の参院選広島選挙区を巡る選挙違反事件で、公職選挙法違反(買収、事前運動)の罪に問われた参院議員、河井案里被告(47)の判決公判が21日、東京地裁で開かれ、高橋康明裁判長は懲役1年4カ月、執行猶予5年(求刑1年6カ月)を言い渡した。夫の元法相、克行被告(57)=公判中=と共に、国会議員夫妻がそろって逮捕・起訴されるという憲政史上初の事件。発端となった公設秘書の公判は既に確定し、広島高検が案里被告の当選無効を求める行政訴訟を広島高裁に起こしている。逮捕前から一貫して事実関係を否定し、最終陳述では「私を信じて」と身の潔白を訴えた案里被告だったが、外堀は完全に埋まり、失職は時間の問題だ。(事件ジャーナリスト 戸田一法)

● 夫妻とも買収の趣旨を否定

 起訴状によると、案里被告は克行被告と共謀して19年3〜6月、投票と票の取りまとめを依頼する趣旨で地元議員5人に現金170万円を供与。また、参院選公示前に選挙運動をした(※克行被告の起訴内容は同3〜8月、地元の首長や議員、後援会幹部、選挙運動員ら100人に現金計約2900万円を供与。公示前に事前運動したとされる)。

 案里被告は19年7月、参院選で初当選。克行被告は9月に法相に就任したが、翌10月に案里被告の公設秘書らが運動員に違法な報酬を支払っていた疑惑が浮上したのを受け、辞任していた。

 公設秘書らは公選法違反容疑で逮捕・起訴され、20年6月に広島地裁で執行猶予付き有罪判決を受けた(同11月、最高裁で確定)。一方、河井夫妻は6月、東京地検特捜部に逮捕され、7月に起訴。8月の初公判ではいずれも起訴内容を否認し、無罪を主張していた。

 初公判が開かれたのは8月25日。東京地裁で一番広い104号法廷で開かれた。案里被告は克行被告と共にスーツ姿で、傍聴席などに何度か頭を下げてから被告人席に座った。人定質問で職業を問われた案里被告は「参院議員です」とはっきりした口調で答えた。

 発言を許されると「(支援者の方々らに)大変ご迷惑をおかけし、大きな政治不信を招いたことをおわびします」と謝罪。その上で「夫と共謀した事実はありません」ときっぱり。終始、落ち着いた様子だった。

 公判の最大の争点は「現金の趣旨」だったが、夫妻はいずれも現金供与の事実を認めた上で「(参院選直前の)統一地方選に立候補していた方々への陣中見舞いや当選祝いだった」とし、投票や票の取りまとめの趣旨ではなかったと起訴内容を否認した。

 検察側は冒頭陳述で、克行被告が選挙運動の全体を取り仕切り、連座制の対象となる「総括主宰者」だったと指摘。克行被告は指摘を否定したが、案里被告は「夫が選挙運動を取り仕切っていたのは間違いない」と追認した。

 案里被告の弁護人は、現金を供与された地元議員について「検察官との間で『起訴しない』という約束で供述調書が作成された。任意性は認められない」と批判し、調書の信頼性を否定した。

2565名無しさん:2021/01/21(木) 17:06:44
>>2564

● 不利な証言に「うふふ」

 9月3〜5日には証人尋問で、案里被告の公設第1秘書の女性が出廷。案里被告の選挙運動について「取り仕切っていたのは克行氏。指示はすべて克行氏からだった」と検察側の主張通りに証言した。

 また、公示前に事務所スタッフが県内の有力者に個別に支援を依頼、ポスターを配布していたことを「明らかに集票依頼の意味があった」「心の中で『(事前運動に当たり)違法だ』と思っていた」と述べた。さらに案里被告の事務所を公示前から「選挙事務所と呼んでいた」と明らかにした。

 9日には会計担当者だったスタッフが出廷し「お金に関することは克行氏に決定権があった」「少額でも細かく報告を要求された」と証言。一方「案里氏から報告を求められたことはない」と選挙戦の実態を告白した。

 15日、克行被告は弁護人6人を全員解任。以降、公判は分離されることになった。

 16日からは現金を受け取ったとされる地元議員らの証人尋問が開始。元県議会議長は夫妻から計200万円を受け取ったことを認め「票を集めてほしいという意味だと思った」「領収書を求められなかったため、表に出せない裏金と思った」と証言した。
 17日には別の県議が、案里被告から「当選祝い」と50万円を受け取ったことを明らかにした上で「選挙の応援をしてほしいのだと思った。違法な金と分かっていた」と述べた。この県議は「当選祝いでもらう金ではない」と返そうとすると、案里被告は「では、陣中見舞いということで」「(闘病中の)奥様のお見舞金」と応じず、領収書も受け取らなかったという。

 18日にも案里被告から30万円を受け取ったという別の県議が出廷。「選挙で応援してほしいという趣旨で、危ない金と感じた」と説明。また「疑惑が報じられた後、案里氏から『あれ、なかったことでいいよね』と電話があり、口裏合わせと感じた」と証言した。

 この際、案里被告は「うふふ」と笑い声を上げ、高橋裁判長から注意を受けた弁護人がたしなめる場面もあった。

● 「主人の無礼を許して」と号泣

 10月2日も別の県議が出廷。案里被告が「当選おめでとうございます。二階(俊博)幹事長から預かり物です」と30万円を受け取ったことを認めた。その上で「私の当選祝いと参院選の支援依頼と思った」と証言。幹事長の話は「ジョークと思った」と語った。

 5日は江田島市議が出廷。前述の女性秘書から10万円を受領したとし「参院選に立候補する案里氏を市民に知ってもらうため、地元の行事へ招待したお礼と思った」とする一方、謝礼にしては多額で「投票依頼の趣旨なら違法と感じた」と述べた。

 7日には10万円を渡したとされる女性秘書が出廷。現金入りの封筒を渡した事実を認め「案里氏に事前に報告していた」と証言した。

 13日、克行被告から2回にわたり計50万円を受領したという広島市議が出廷。「以前、克行氏から恫喝(どうかつ)されたことがあり、受領を断れなかった」と話した。検察官はこの市議が録音していたやりとりを再生。克行被告とみられる男性が「応援してください。これ、気持ちですから」と発言していた。

 市議が克行被告に恫喝されたと証言した後、案里被告は「主人のご無礼を許してください」と号泣しながら謝罪した。

 証人尋問では結局、起訴状で現金を渡したとされる5人のうち4人が「票の取りまとめ依頼と思った」、1人が「当選祝いと思った」と述べた。

● 最終陳述で「私を信じて」

 11月13日からは案里被告に対する被告人質問が始まった。案里被告は現金供与について改めて「当選祝いや陣中見舞い」と主張。その上で「票を金で買う発想自体がない」「人間と人間の信頼関係でしか票は入らない」と買収の意図を否定した。

 17日には、克行被告に逮捕前、現金の趣旨について尋ね「あんたは知らない方がいい、と言われた」と説明。その上で間違ったお金ではないか、問題ではないか、と感じて「私の選挙だから知る義務がある」とただしたが、克行被告は「それでも知らない方がいい」と拒否したと述べた。議員らに渡した現金の出所は「自分のたんす預金だった」と説明した。

 12月15日の論告求刑公判で、検察側は「民主主義の根幹を危うくする前代未聞の犯行。選挙の公正さに対する国民の信頼を失墜させた」などとして、懲役1年6カ月を求刑した。案里被告は着席したまま静かに論告に耳を傾けていたが、検察官に「弁解は明らかな虚偽」と指摘されると、不満なのか少し首をかしげるしぐさをしていた。

 23日には最終陳述で「支援者の皆さまを裏切るようなことはしていない。どうか、私を信じていただきたい」と主張。さらに最後に発言を許可され「当選時、正々堂々と戦ったという自信があったが、いま思えば甘かったかも知れない」「私の選挙で多くの現金受け渡しがあった道義的責任は、候補者だった私が背負う覚悟だ」と述べていた。

戸田一法

2566とはずがたり:2021/01/22(金) 10:51:12
今更だけど11月の頃の記事

安倍氏の聴取はある? 首相辞任で風向き変わった「桜を見る会」、今後の捜査は
前田恒彦 | 元特捜部主任検事
2020/11/25(水) 9:06
https://news.yahoo.co.jp/byline/maedatsunehiko/20201125-00209421/

 安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」前日にホテルで開催していた前夜祭をめぐり、東京地検特捜部が秘書らの取調べを進めているという。違法な会計処理が行われたのではないかといった疑惑だ。今後の捜査は――。

何が問題に?
 この前夜祭に要した費用は、参加した選挙区の支援者らから1人5000円ずつ集めた会費の総額よりも大きいと指摘されてきた。ホテルが値引きしたとの話もあったが、実際は後援会が差額分を補てんし、ホテルに支払っていた模様だ。

 その金額は多い年で約250万円、5年間で総額800万円超に上るとみられており、ホテルが作成した明細書や領収証など、これを裏付ける物証も存在するという。

 そうすると、法的には次の2点が問題となる。

(1) 差額の補てん分は選挙区内の有権者に対する寄附にあたると評価できるから、これを禁じている公職選挙法に違反(選挙に関して行われていれば最高刑は禁錮1年、そうでなくても罰金50万円)

(2) 後援会が政治資金収支報告書に前夜祭の会費収入や補てん分を含めたホテルへの支払い分を全く記載していないことから、正確な記載を求めている政治資金規正法に違反(最高刑は禁錮5年)

 ただ、前夜祭と選挙との関連性は薄いうえ、(1)よりも(2)のほうが罪が重いから、特捜部による捜査の重点は(2)に置かれるはずだ。

なぜこのタイミングになった?
 この「桜を見る会」をめぐっては、安倍氏が不当に数多くの支援者らを招待したことで国に損害を与えたとして、1月に憲法学者らが背任罪に問う告発状を提出していた。しかし、地検は代理人による告発を認めないとして受理しなかった。

 その後、5月には、前夜祭に関し、安倍氏や秘書らを先ほど挙げた政治資金規正法違反などに問うべきだとして、弁護士らが告発状を提出した。これも、受理の判断が示されず、捜査に進展がないまま推移した。

 というのも、憲法に「国務大臣は、その在任中、内閣総理大臣の同意がなければ、訴追されない」という規定があり、総理が現職の間は特捜部としても簡単には手出しできないからだ。「国務大臣」には総理も含まれるが、自らの訴追に同意することなど考えられない。

 その意味で、安倍氏が9月に総理を辞任したことで、風向きが大きく変わった。現に特捜部による捜査は10月ころから始まっており、後援会の代表を務める秘書らのほか、すでに20人程度の支援者らの取調べを終えている模様だ。

検察審査会を意識?
 とはいえ、今は特捜部が先ほどの告発を正式に受理すべきか否かについて見極めている段階にある。およそ刑事事件とはいえないような事実に基づく告発を受理するわけにはいかないからだ。

 ただ、物証があり、秘書も取調べに対して後援会による補てんの事実を認めているという。そうすると、起訴・不起訴の結論は別として、少なくとも告発を受理しないわけにはいかないだろう。

 あとは逮捕するか否か、証拠に基づいて起訴するか否か、誰まで刑事責任を問うべきかの判断になる。

 しかも、安倍氏ら関係者のうち誰か1人でも不起訴になれば、間違いなく検察審査会にその当否に関する審査を申し立てられるはずだ。特捜部としても、きちんと必要な捜査を遂げておかなければならない。

前首相の取調べは?
 この点、安倍氏は、総理在任中、国会で「後援会としての収入、支出は一切なく、政治資金収支報告書への記載の必要はない」と答弁していた。後援会の補てんが確かなら、事実に反する答弁だったということになる。

 そうすると、当然ながら特捜部の関心は、先ほどの(1)(2)について安倍氏にも事件当時から認識があり、秘書らと意を通じていたのではないかとか、国会でもあえてウソをついたのではないか、という点になる。

2567とはずがたり:2021/01/22(金) 10:51:33
>>2566
 ここにきてメディアは、次のような報道を行っている。

「安倍氏周辺によると、昨年末、安倍氏が国会答弁に備えるため、秘書に『5000円以外に事務所が支出をしていないか』と尋ねた。秘書は『払っていない』と虚偽の報告をした」

「この秘書は『(補填を)政治資金収支報告書に記載すべきなのにしていない事実を知っていた。(補填はないという)答弁をしてもらう以外ないと勝手に判断した』などと話している」

「この秘書は23日に安倍氏に報告したという」

 要するに「秘書が独断専行した事件であり、秘書は安倍氏をだましていた。安倍氏はごく最近まで何も知らなかったわけだから、国会で意図的にウソの答弁をしたわけではない」というもので、秘書が全責任をかぶるという構図だ。

 秘書らも特捜部の取調べでこのストーリーを死守しようとするはずだし、たとえ安倍氏の取調べを行ったとしても、やはりこの線に沿った供述に終始するだろう。

 それでも、安倍氏の取調べを実施すべきだし、特捜部の現場もタイミングをみながら実施したいという腹づもりではないか。最高検など上層部がストップさせない限り、極秘裏に聴取が行われるだろう。

 というのも、告発されている張本人の弁解を直接聴きもせず、秘書の取調べで出た話を鵜呑みにするだけだと、およそ捜査を尽くしたとはいえず、間違いなく検察審査会から再捜査を求められ、「手抜き捜査」だと批判されるはずだからだ。

 1992年に特捜部が金丸信・自民党副総裁の政治資金規正法違反事件で本人の取調べを行わず、上申書の提出と軽い罰金だけで終わらせた結果、地検の表札に黄色いペンキがかけられた事件を思い起こさせる事態だ。

特捜部の「本気度」は?
 とはいえ、取調べを行うことと起訴することはイコールではない。

 あくまで安倍氏や秘書らが先ほどのような供述を維持し、覆すに足る証拠がない限り、共謀の認定は困難だから、安倍氏の政治責任は別として、刑事事件としては秘書を起訴すべき事案か否かという問題に帰着することとなる。

 ここで気になるのは、「国会の会期中は政局に影響を与えないために政治銘柄の事件は捜査しない」という検察の不文律があるにもかかわらず、特捜部が堂々と関係者の取調べを進めている点だ。

 それだけ特捜部がやる気だとみる向きもあるが、むしろ年内に告発を受理し、そのまま不起訴で終わらせる場合によくあるパターンだ。

 地検、高検、最高検の幹部決裁に要する時間をも考慮すると、今から捜査を積み上げていなければ間に合わなくなるからだ。

 現に検察では、年末である12月と年度末で定期異動前の3月に、中長期の未済となっている事件の一掃を図っており、多くが「嫌疑不十分」や「起訴猶予」といった理由で不起訴となっている。

 特に先ほどの(2)の政治資金規正法違反だと、国会議員絡みのケースの場合、検察では総額で1億円を超えていなければ立件・起訴せず、収支報告書の訂正手続に委ねるといった暗黙のルールまである。

 そこで注目すべきなのは、今後、特捜部が「ガサ入れ」、すなわち令状を得て強制的に安倍陣営の関係先に対する捜索や証拠物の押収まで行うか否かという点だ。

 SNSやメール、手帳やメモ類の記載など、安倍氏や秘書、関係者の間でどのようなやり取りが行われたのか、特に国会答弁前後の状況を解明するためにはその分析が不可欠だ。

 もし秘書だけでも起訴する、罰金をとるといった話になった場合、これだけの事件で特捜部が関係先の捜索すらせずに済ませることなどありえない。起訴後に否認に転じる場合をも想定し、十分な証拠固めを行っていなければならないからだ。

 これから特捜部がこうした動きを見せるか否かが、その「本気度」を測るポイントとなるだろう。(了)

前田恒彦
元特捜部主任検事
1996年の検事任官後、約15年間の現職中、大阪・東京地検特捜部に合計約9年間在籍。ハンナン事件や福島県知事事件、朝鮮総聯ビル詐欺事件、防衛汚職事件、陸山会事件などで主要な被疑者の取調べを担当したほか、西村眞悟弁護士法違反事件、NOVA積立金横領事件、小室哲哉詐欺事件、厚労省虚偽証明書事件などで主任検事を務める。刑事司法に関する解説や主張を独自の視点で発信中。きき酒師、日本酒品質鑑定士でもある。

2568とはずがたり:2021/01/22(金) 11:46:09

有罪判決の案里氏に地元は 自民県議「今日中に辞めて」
1/21(木) 23:22配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb1d31db10f2d60f80368fa772004d3e372e587c
朝日新聞デジタル

 2019年7月の参院選をめぐって地元議員らを買収したとして、東京地裁で21日、公職選挙法違反罪で懲役1年4カ月執行猶予5年の判決を受けた参院議員の河井案里被告(47)=自民党を離党。地元・広島では批判の声が広がった。

 「いけんこと。仕方ない」。案里議員と、夫の衆院議員で元法相の克行被告(57)=同罪で公判中=の地盤である広島市安佐南区に住む自営業男性(40)は、こう語る。19年7月の参院選に立候補したときの案里議員の姿を見て「ハキハキしていて頑張ってくれそう。若い人に国政に出てもらいたい」と思い、一票を投じた。しかしその3カ月後に疑惑が浮上。今回の判決に「政治家だからありうることと思ったけど、やり過ぎたのでは」。

■現金受け取った地元議員、判決に反応様々

 克行議員の起訴内容で現金を渡されたとされる100人のうち、当時現職の首長・地元議員は40人にのぼる。案里議員はうち4人について、克行議員と共謀して買収したと判決で認定された。

 その一人で、克行議員から150万円、案里議員から50万円を受け取ったことを認めた元広島県議会議長の奥原信也県議(78)は、判決後、報道陣の取材に応じた。「反省している。違法と認識しながら金を受け取った」と述べたうえで、進退について「県議として懸命に活動していく。(私の)進退は今後の私自身に対する検察の処分を見てから考えること」と語った。

 案里議員から50万円を受け取った下原康充県議(69)は取材に、「コメントする立場にない」。判決では現金のやり取りが買収と認定されたが、下原県議ら買収された側の地元議員は全員刑事処分を受けていない。「まな板の上のコイだ」とも。

 河井夫妻や、夫妻側から現金を受け取った地元議員らを刑事告発した市民団体「『河井疑惑』をただす会」は21日正午ごろ、広島市中心部の街頭で横断幕を掲げ、夫妻の辞職や地元議員らの立件を訴えた。同会の山根岩男事務局長は「選挙区の市民として、強い怒りとともに恥ずかしい限り。市民も監視の目を向けていく必要がある」。

 案里議員の即辞職を求める声も相次ぐ。自民党の広島県連副会長、中本隆志・県議会議長は「県民、(自民)県連、国民を振り回した。今からでも遅くないので今日中に辞めてほしい」と批判。参院選で案里議員を推薦した公明党県本部の田川寿一代表は「広島の政治不信を広げた責任を取って政治家として即退場すべきだ」と語った。

 湯崎英彦・広島県知事は報道陣に、「政治に対する大きな不信、信用をおとしめる事件だと思う。信頼回復に努めていかなければならない」と述べた。

朝日新聞社

2569名無しさん:2021/01/22(金) 23:16:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a5512ddb2013c9fa7ef0c591e7f60700e47a5bd
政界関係者の受け止め 河井案里被告に有罪判決で
1/21(木) 19:17配信

 河井案里被告の有罪判決を受け、政界関係者などの受け止めです。

 午後3時過ぎ、自民党広島県連副会長でもある県議会の中本隆志議長は、議長室で判決を一報を待ちました。

 「やっと、この日が来たか。(案里被告が)『買収というのは、まったく下品である。わたしを信じてほしい』と言っているが。下品どころか、全くの悪ですよね。もう2度と政治の世界には戻ってきてもらいたくない。即刻、きょう中にでも辞表を出してもらいたい。この河井夫婦がやった前代未聞の過去の例のないことであって、特殊な例だと思っている。県民、また県政界の人間、みんな、迷惑をしている。」(広島県議会 中本隆志議長)

 参院選で、湯崎知事は、案里被告ではなく、当時の現職2人を支援していました。

 「裁判でこういった事実認定がなされて、有権者に対する説明もない状況の中で、社会的非常に大きな影響を与えていることを鑑みると、政治的責任を踏まえ、まさに信頼回復含め、きちんとご判断されるべきではないか。」(広島県 湯崎英彦知事)

 案里被告を参院選で強力に支援した公明党の県組織の幹部は…。

 「広島の政治不信を広げたという責任をとって、政治家としては即、退場すべきだと思います。河井案里被告が買収したという議員と、河井克行被告の被買収側の議員おりますし、これを含めて、1人ひとりが有権者に向かって説明責任を果たすことが一番重要だと思います。」(公明党 広島県本部 田川寿一代表)

 判決で、案里被告の買収相手の1人と認定された県議が、取材に応じました。

 「このことに関してコメントすることは差し控えたいと思います。裁判は続きますから。」

 ― 1審で違法との判決
 「そのことについては、わたし自身、反省しております。」

 ― 河井夫妻について思うことは?
 「別にありません。」(奥原信也県議)

 菅首相は、官房長官だった当時、何度も広島入りし、県民に案里被告への投票を呼びかけていました。

 「行政の長として、個別事件の裁判所の判断ついて、所感を申しあげるべきではない。政治家は1人ひとり、国民の負託を受けて、国民から疑念を持たれないようにえりを正して活動していく。このことが大事。」(菅義偉首相)

 このほか、参院選で複数回、案里被告を応援した自民党・二階幹事長のコメントです。案里被告は、当選後、二階派入りしていました。

 「判決が確定していないなかでのコメントについては差し控えたい。党としては常にえりを正し、引き続き、緊張感を持って国民の信頼回復に努めてまいる所存である。」(自民党 二階俊博幹事長)

 もう1人、この参院選・広島選挙区で、野党系議員として案里被告などと争い、トップ当選を果たした、現在は立憲民主党の森本真治参院議員のコメントです。

 「ここまで政治不信を招き、国会にも出てきていない状況を鑑みると、速やかにけじめをつけるべき。党から出された1億5000万円の件も含め自民党の責任は大きい。現金を受け取った側もきちんと説明を行うべき。」(森本真治参院議員)

RCC BROADCASTING CO.,LTD.

2570名無しさん:2021/01/25(月) 21:41:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/962077341d69d874d7a9f966506c634813085f4a
案里議員、逮捕後の歳費2000万円超 失職・当選無効でも返還請求できず 専門家、法改正訴え
1/25(月) 11:02配信
中国新聞デジタル
保釈後も国会出席せず
 参院選の大規模買収事件で有罪判決を受けた河井案里被告(47)=参院広島=の辞職を求める声が強まっている。検察当局に逮捕されて約7カ月。保釈された後も国会に出席していない一方で、国から歳費などを受け取り続ける。今後、有罪が確定して失職や当選無効になっても、国は歳費などの返還を請求できないという。専門家は「国会議員の特権の一つと言える。しかしそれでは国民の理解は得られない」と指摘。法改正を求めている。

 2019年7月の参院選広島選挙区で初当選した案里被告は毎月、給与に当たる歳費103万5200円と文書通信交通滞在費100万円を受け取り、6月と12月には各約300万円の期末手当(ボーナス)の支給を受けた。いずれも国費でまかなわれ、上限3人の公設秘書の給与も出ている。大規模買収事件で元法相の夫克行被告(57)=衆院広島3区=とともに20年6月に逮捕されて以降の総額は、案里被告の受領分だけで2053万2005円に上る。

 同事件が表面化する発端となった参院選の車上運動員への違法報酬疑惑が浮上したのは19年10月末。案里被告は説明責任を果たさなかった上、逮捕から4カ月後の20年10月に保釈された後も国会に一度も出席していない。

退職日まで受領
 2週間以内に控訴がなく、21日の東京地裁判決が確定すれば、公選法の規定で案里被告の被選挙権が失われ、国会法に基づき、その時点で失職となる。歳費法は、議員が退職日まで歳費を受けられると規定しており、返還する必要はないという。広島県の有権者からは「地元への説明がない上、議員としての活動もせず、歳費をもらい続けたのはおかしい。それまでに受け取った歳費を返すべきだ」との声が上がる。

 案里被告を巡っては、車上運動員への違法報酬事件で有罪が確定した立道浩公設第2秘書(55)が連座制の適用対象に当たるとして、広島高検が当選無効を求める連座訴訟を広島高裁に起こしており、近く審理が始まる見通し。公選法によると、検察側の勝訴判決が確定して当選無効が決まっても、効力が生じるのは判決が確定した時点となるため、国は歳費などの返還を請求できないという。参院事務局によると、公選法が国会議員の寄付行為を禁止しているため、原則として自主返納もできない。

報酬停止条例も
 一方で地方議会では、議員が刑事事件の容疑者として逮捕された場合、議員報酬を停止できる条例を設けた例もある。福岡県久留米市議会では、現職市議の逮捕を受けて14年に独自に条例を改正。逮捕された市議の議員報酬と期末手当を停止できるようにし、無罪が確定した場合は停止分の報酬を支払う規定を設けた。同市議会事務局は「逮捕された状態で報酬を受け取るのは市民の納得が得られないと、議員が判断した」としている。

 広島県の大竹市議会も10年、病気療養の市議が複数出たのを機に、長期欠席をした市議の報酬を減額する条例を制定。逮捕などで身柄を拘束された市議の報酬の支払いを停止する条項も設けた。

 案里被告は東京地裁の有罪判決に対し、控訴を含めた対応を検討中という。起訴内容の一部を無罪とされた検察側も控訴するかどうかを検討している。

 選挙違反による当選無効は、議員の資格を与えた選挙自体の正当性がなくなることを意味するだけに、現在の公選法などの規定を見直すよう求める声は多い。神戸学院大の上脇博之教授(憲法学)は「逮捕され、保釈後も国会に出席せず、案里被告が国会議員として責務を果たしていないのは明らか。今後、同じような事態が起きることも考えられる。有罪が確定した場合、その間に受け取った歳費の返還を求められるよう法改正すべきだ」と求める。

2571名無しさん:2021/01/25(月) 22:08:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/07218ff5dcabd42c8e5c7ee1bbb7203eda74e737
安倍晋三氏の不起訴「看過できない」 桜疑惑、市民団体が検察審査会に申し立て
1/25(月) 17:09配信
週刊金曜日
 筆者も名を連ねている「税金私物化を許さない市民の会」は「桜を見る会」前日の宴席をめぐる安倍晋三前首相の不起訴処分を不服とし、検察審査会に審査を申し立て、1月4日付で受理された。政治資金規正法違反などの罪で告発していた前首相が昨年12月24日、東京地検特捜部に“嫌疑不十分”だとして不問に付された茶番を看過できないからである。

 高級ホテルでの宴席は例年、1人5000円の異様に安い参加費で提供されてきた。差額は安倍氏側が負担していたのだが、一昨年までの4年間で約3000万円とされる収支が、政治資金報告書に記載されていない。にもかかわらず特捜部は、安倍氏本人の逃げ口上を丸呑みし、当時の公設第一秘書を略式起訴に処したのみ。

 秘書氏は東京簡裁に罰金100万円の略式命令も受けたが、即日納付で一件落着、の体裁がつくられた。これを受けた記者会見や衆参両院議院運営委員会でも安倍氏はしどろもどろだったが、そのまま”なかったこと”にされかねない雰囲気が漂っていた――。

 4日、「市民の会」は東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見を行なった。事の重大さに照らして報道量が極端に少なく、申立人の氏名もほぼ伏せられて、得体の知れない団体でもあるかのように扱われたのが不本意なので、一部始終を記録しておきたい。

 会見には4人が臨んだ。共同代表の武内暁氏(自営業)は申し立ての趣旨などを説明したのち、「実質的に政治資金規正法だけでなく、公職選挙法違反でもある。秘書が秘書がで不起訴になった安倍晋三を決して許すわけにはいきません。菅義偉さん(現首相)に対しても同じ思いです。彼らの責任をきちんと追及していきたい」。

 杉山寅次郎氏(編集者)は、2009年の西松建設事件で、同社にパーティー券を買わせた二階俊博経済産業相(当時、現自民党幹事長)側の不起訴処分を「不当」と議決した検察審査会で審査員を務めていた人である。それで特捜部が職責を全うしていたら、今日における二階氏の権勢もなかったのではないか。「(今度こそ)『巨悪を眠らせず、被害者国民とともに泣く検察』を実現してほしい」。

【「怒りで手が震えた」】

 石井碩行氏(農業)は、安倍不起訴の通知に、「怒りで手が震えた」。彼は安倍氏が国会で、“桜”絡みで少なくとも118回の虚偽答弁を重ねていたとする衆議院調査局の発表に触れ、「その間にどれだけの時間があったか。本当に知らなかったのなら、安倍はいくらでも秘書に聞くことができたのに」と怒気を強めた。

 筆者はこう述べた。

「年が明けたからといって、“桜”の問題がこのままになるようなことがあっては、絶対にいけない。社会のため、日本のために、です。安倍政権では統計の偽造や公文書の捏造、審議会の議事録がないのが当たり前になりました。ソ連の末期と同じ。”桜”の答弁は嘘ばかり、他の問題だってまともに答えているとは思えません。この間の国会はすべて無効にしていただきたいぐらいだ。こんなことが罷り通れば、権力者は何をしてもよいが、権力のない者は何をしても許されない社会にされてしまう。今後はコロナで、対中国でもいいが、政府が強権を発動しなければならない場合も出てくるでしょう。だが、嘘だらけの政府に正統性などありません。しっかりケリをつけなければ。菅さんにはせめて、ひとつぐらいは信じられることをやってもらいたい」

 最後の「菅さん」は本来、「特捜部」と言うべきだった。役人は政権の私兵でしかないという、安倍氏以来の絶望に、筆者自身も囚われてしまっているのか。一刻も早く政界から安倍氏を追放し、くだらなすぎる軛から逃れよう。

 なお、「市民の会」のもう一人の共同代表は団体役員の田中正道氏。他に元同志社大学教授の浅野健一氏、講談師の神田香織氏、「むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞」実行委員会共同代表の武野大策氏らがいる。

(斎藤貴男・ジャーナリスト、2021年1月8日号)

2572とはずがたり:2021/01/29(金) 16:37:12

安倍事務所「ホテル明細書ない」 桜夕食会、野党に回答
1/6(水) 16:22配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/3da82933f454eb0e5ff979cdee5b360d1ec87fbd
共同通信

 立憲民主党など野党は6日、「桜を見る会」前日の夕食会費用補填問題を巡り、会場のホテルが発行した明細書や領収書の提示を安倍晋三前首相の事務所に昨年末求めた結果、「事務所にはない」との回答が文書であったと明らかにした。回答は5日付。

 文書には「以前も国会で指摘を受けてホテル側に確認したところ、明細書は公表を予定しておらず、再発行もしないと確認している」との記述もあった。

 野党は、補填問題が浮上した昨年11月以降に再発行をホテルに改めて依頼したかどうかなどについて、今月12日までに回答するよう安倍氏事務所に要請した。

2573とはずがたり:2021/01/29(金) 16:37:37
安倍氏招致「実績のためだけなら不要」国民・玉木氏
2020年12月22日 18時24分
https://www.asahi.com/articles/ASNDQ5WN1NDQUTFK00W.html

安倍晋三前首相の国会の招致については、年内にバタバタとやって、「やった」という実績を残すためだけならば、やめた方がいい。与野党で合意し、公開でやることが必要だ。来年でも構わない。

 大事なことは、密室ではなく、公開の場でやることだ。118回も虚偽の答弁が議事録に残っている。これを放置しておくことは、議会制度そのものに関する信頼性、議会の重みを毀損(きそん)することになる。議事録の修正につながるように、きちんと証言が行われるような形でやるべきだ。(国会内で記者団に)

2574名無しさん:2021/02/02(火) 14:01:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/813ef6145d8080cfd49522427c73cb63f2e06f4b
「鳩山さんも小沢さんも虚偽やんか」政界を震撼させた裏金問題をめぐる“平成の政商”の告白
2/1(月) 17:12配信
文春オンライン

森 功/文春文庫

https://news.yahoo.co.jp/articles/1058a53993db7823011184918ff056ba6c806f6c?page=5
政治とカネをめぐる疑惑…抜群の集金力を誇る小沢一郎が報告を怠った「不可解な資金の流れ」とは
2/1(月) 17:12配信
文春オンライン

森 功/文春文庫

2575名無しさん:2021/02/03(水) 18:41:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e935d6d11d4d5425f4e4e66680b3592a5c8e01e
菅首相の長男 総務省幹部を違法接待【決定的瞬間をスクープ撮】
2/3(水) 16:12配信
文春オンライン
 総務省の幹部らが、同省が許認可にかかわる衛星放送関連会社に勤める菅義偉首相の長男から、国家公務員倫理法に抵触する違法な接待を繰り返し受けていた疑いがあることが「週刊文春」の取材で分かった。

 接待を受けたのは、今夏の総務事務次官就任が確実視されている谷脇康彦総務審議官、吉田眞人総務審議官(国際担当)、衛星放送等の許認可にかかわる情報流通行政局の秋本芳徳局長、その部下で同局官房審議官の湯本博信氏の計4名。昨年の10月から12月にかけてそれぞれが株式会社東北新社の呼びかけに応じ、都内の1人4万円を超す料亭や割烹、寿司屋で接待を受けていた。また、手土産やタクシーチケットを受け取っていた。利害関係者との会食では、割り勘であっても1人当たりの金額が1万円を超える際に義務付けられている役所の倫理監督官への届出も出していなかった。

 4回の接待のすべてに同席していたのは菅首相の長男で、東北新社に勤務する菅正剛氏。「週刊文春」は接待の様子を取材、違法とされる金券授受の瞬間などを撮影している。総務省は接待の事実関係を認め、その違法性について確認作業を始めた。

 菅正剛氏は、菅首相が第1次安倍政権で総務大臣として初入閣(2006年)した際、総務大臣秘書官に抜擢され、翌07年まで約9カ月同職を務めた。08年に東北新社に入社し、現在はメディア事業部の趣味・エンタメコミュニティ統括部長。また東北新社グループの株式会社囲碁将棋チャンネルの取締役も兼務している。

 東北新社は衛星放送チャンネルの『スターチャンネル』や『囲碁・将棋チャンネル』、『ザ・シネマ』などを持ち、それらのチャンネルは、総務省から認定を受けた上で事業運営されている。

 公務員倫理に詳しい国際基督教大学の西尾隆特任教授が解説する。

「公務員が利害関係者と会食し、奢ってもらった場合、国家公務員倫理法に基づく国家公務員倫理規程第3条6が定める禁止行為『供応接待を受けること』にあたり、違法行為に該当します。利害関係者については、同規程第2条で定められており、省庁から許認可を受けている業者であれば、これにあたります」

 タクシーチケットや手土産を受け取った場合、同規程第3条1が定める「利害関係者から金銭、物品又は不動産の贈与を受けること」に該当し、同じく違法行為とみなされる。

2576名無しさん:2021/02/03(水) 18:41:37
>>2575

東北新社、総務省の回答
 東北新社は広報室を通じて書面で回答した。

「(接待については)情報交換を目的として弊社社員が総務省の方と会食することはある。その際には公務員倫理規程に配慮しており、株式会社東北新社は利害関係者に当たらないと認識している」

 総務省の認定を受けているのは東北新社ではなく同グループの子会社だとの趣旨と見られるが、そもそも正剛氏は総務省から認定を受けている株式会社囲碁将棋チャンネルの取締役も兼務しており、また他の接待同席者の中にも認定を受けている東北新社の子会社社長らが含まれている。

 一方、総務省大臣官房秘書課は書面で、「(4人は)先方からの求めに応じてご指摘の会食に至った。飲食代、手土産、タクシーチケットについては費用を負担することとするとともに、届出が必要な者については、本日(2月2日)、届出を行った」と回答し、利害関係者との会食に必要な届出を出させたことを認めた。また、接待の違法性について見解を問うと、「事実関係を確認中のため、お答えは差し控えたい。便宜等は一切行っていない」と答えた。

 過去、総務省では2005年に郵政行政局長が利害関係者であるNTTコミュニケーションズの幹部からタクシーチケットをもらったとして国家公務員倫理法違反で処分されている。

 こうした事例を知りながら、またコロナ禍のさなかに総務省幹部らはなぜ接待に応じたのか。菅首相は、総務大臣を務め、総務省でアメと鞭の人事を行い、人事に強い影響力を持つとされる。また、東北新社の創業者父子は、過去、菅首相に合計500万円の政治献金を行っているが、その影響はなかったのか。東北新社に勤める長男が行った総務官僚への違法接待について、菅政権が今後どのような対応をするのか、注目される。

 2月4日(木)発売の「週刊文春」では、バンド活動をしていた長男がどういった経緯で東北新社に入社したのか、同社における長男の”特命”、菅首相と総務省幹部との関係、そして、接待の様子やタクシーチケット授受の瞬間などを、写真記事3ページを含め、合計9ページにわたって詳報する。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2021年2月11日号

2577名無しさん:2021/02/04(木) 08:52:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/18a0ae96182880d369569a61ba961977d2258a88
総務省幹部4人、首相長男から違法接待か…首相「私自身は全く承知していない」
2/3(水) 21:03配信
読売新聞オンライン
 総務省の谷脇康彦総務審議官ら幹部4人が昨年、衛星放送などを手がける会社勤務の菅首相の長男から、国家公務員倫理法に抵触する可能性のある接待を受けたと週刊文春電子版が3日報じた。首相は同日、首相官邸で記者団に「私自身は全く承知していない。総務省で適切に対応すると思う」と述べた。

 電子版では、谷脇氏らが、長男から高級店での飲食やタクシーチケットなどを提供されたとしている。同法に基づく倫理規程では、利害関係者からの接待や金品の贈与などを禁止しており、同省も4人に対する調査を始めた。

2578名無しさん:2021/02/04(木) 09:25:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea3205175d4527a4cdf5eb77ce60f2b811d7a7c2
河井案里被告に逮捕から辞任まで2000万円“給料”
2/3(水) 20:05配信
日刊スポーツ
2019年参院選広島選挙区をめぐる公職選挙法違反事件で、懲役1年4月(執行猶予5年)の有罪判決を受けた参院議員河井案里被告(47=自民党を離党)が3日、辞職した。

4日の控訴期限直前で、国会での説明は一切しないまま表舞台を去る。昨年6月の逮捕後に受け取った歳費など1300万円あまりの原資は、国民の税金だ。案里議員を参院選で公認した自民党の責任は重い。菅政権にとっても、不祥事の連鎖が止まらない。

   ◇   ◇   ◇

案里議員は3日午後、秘書を通じて山東昭子参院議長に辞職願を提出。夜の本会議で辞職が認められた。

案里議員は辞職前、書面でコメントを発表。公選法違反事件での有罪判決には納得しかねるとしながらも「たとえ1審でも信頼を回復できなかったことについては政治的責任を引き受けるべき」と主張。「これ以上争いを長引かせ混乱を生じせしめることも私の本意ではない」として、控訴しない方針を明かした。支援者らには「失望させてしまったことにお顔向けできない」と記し、謝罪した。

4日が控訴期限だった。検察側も控訴しない方針とみられ、有罪判決が確定する見通しだ。

案里議員は自民党を離党したが、同党の二階俊博幹事長もコメントを発表。「誠に残念。私たちも改めて自らを律し、国民の信頼回復に努める」としたが、国民の不信感拡大は避けられない。案里議員は昨年6月に逮捕されたが、10月の保釈後も国会に登院していない。一方で、給料にあたる歳費とボーナスに当たる期末手当は得ている。

逮捕から辞職した3日までに支払われた歳費と期末手当は計約1353万円。毎月の歳費は103万5200円、昨年6月と12月の期末手当は計約630万円にのぼる。ほかにも月額100万円支給される「文書通信交通滞在費」があり、総額約2053万円が支給された計算だ。案里議員は初当選からほどなく今回の問題が浮上し、逮捕までにも国会をたびたび欠席。職責を果たさないまま去ったといわれても仕方ない。

参院選当時官房長官で、案里議員の応援に入った菅首相にもさらなる打撃だ。新型コロナ対応の遅れが批判される最中に東京・銀座のクラブでの飲食が発覚。虚偽説明した自民党3議員が離党、公明党議員は議員辞職した直後、「政治とカネ」の再燃。緊急事態宣言の延長、与党議員の不祥事で謝罪が続く首相はこの日も「国民の批判が広がっていることは重く受け止める」と、述べた。【大上悟】

2579名無しさん:2021/02/04(木) 19:24:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a35f0a7735ae2771b911af8767ab0ab631ddf15
総務省局長が菅首相長男らとの会食を認める
2/4(木) 15:51配信
共同通信
 総務省の秋本芳徳情報流通行政局長は衆院予算委で、菅首相の長男らと会食した事実を認めた。国家公務員倫理規程が禁じる「利害関係者」からの接待に当たるかどうかは、調査中を理由に答えなかった。会食費は事後に返金したと説明した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7874546803e2fe4017851af065bcbe71a1b65f50
菅首相、長男に調査協力指示 総務省幹部、会費を事後返金 接待問題
2/4(木) 16:11配信
時事通信
 菅義偉首相は4日の衆院予算委員会で、自身の長男が総務省幹部に国家公務員倫理法への抵触が疑われる接待をしたと報じられたことに関し、長男と電話して「調査が入ったら協力するように」と伝えたことを明らかにした。

 その上で、「国民に疑念を抱かせないよう総務省でルールにのっとって対応してほしい」と述べた。

 立憲民主党の黒岩宇洋氏への答弁。長男について「完全に別人格だ。家族がいるしプライバシーもある」とも述べた。

 一方、総務省の秋本芳徳情報流通行政局長は衆院予算委で、首相の長男と会食したことを認め、費用は当初、自己負担していなかったが、事後に返金したと明らかにした。

2580名無しさん:2021/02/05(金) 18:48:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/43f759bb528f7fc56570d44010dc8609b3bd16ef
武田総務相、「深くおわびしたい」 菅首相長男・省幹部接待疑惑
2/5(金) 9:07配信
時事通信
 武田良太総務相は5日の閣議後記者会見で、総務省幹部4人が衛星放送関連会社に勤める菅義偉首相の長男から接待を受け、タクシーチケットなどを受け取ったとの疑惑に関し、「国民の疑念を招く事態に至ったことについては深くおわびしたい」と陳謝した。

 その上で、「速やかに事実関係を確定し、しかるべき対応を行いたい」と述べた。

 週刊文春によると、首相の長男は、衛星放送チャンネルを運営する会社の役員で、放送の許認可権を持つ総務省の利害関係者に当たる可能性がある。利害関係者から会食費を負担してもらったり、金品を受け取ったりすることは国家公務員倫理規程で禁じられており、同省は4人から聞き取りを進め、事実関係の確認を急いでいる。

2581名無しさん:2021/02/08(月) 19:29:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/c141827b1dc5e9dd554562fe562c8667778ffdec
局長、野党反発後に答弁一変 首相長男と「年1回会食」
2/8(月) 17:22配信
朝日新聞デジタル
 総務省幹部4人が菅義偉首相の長男ら衛星放送会社側と無届けで会食した問題をめぐり、8日の衆院予算委員会に政府参考人として出席した総務省の秋本芳徳・情報流通行政局長は「(菅首相の長男と)平均すると1年に1回程度、会食の機会を持たせていただいていた」と答弁した。立憲民主党の山井和則氏への答弁。

 秋元氏は当初、山井氏の質問に対し、「(人事院の)国家公務員倫理審査会、そして総務省内閣官房の懲戒処分担当による調査の対象となっている」などとして答弁を拒否。野党側が反発し、審議が一時中断していた。

 一方で、接待の具体的な内容については「私自身の負担した回数がどれほどあるかは、いま調査を受けている最中なので、先方に確認を要する事項もあり、回答は控えさせていただく」と述べるにとどめた。

朝日新聞社

2582名無しさん:2021/02/09(火) 14:23:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb93f220df4251bb7397efab76120e9c0cb95a9c
「税金アジャース」丸山穂高氏本人に聞く、議員特権で「帝国ホテル122泊」するワケ
2/9(火) 10:57配信
弁護士ドットコムニュース
「帝国ホテルのサービスアパートメントに、国会議員の文通費で長期滞在します」。ツイッターで、そんな投稿をしたのは、丸山穂高衆院議員だ。

丸山議員は、ホテル滞在は「122泊で150万円」と明かしたうえで、「給与とは別に毎月100万円フリーハンドな議員特権『文通費』」で支払うとツイート。「税金アジャースで、老舗ホテルへの応援も出来ちゃいますね」とも投稿した。

丸山議員のツイートに対しては、「面白半分で税金を使うなら止めてください」「常識やモラルから外れてる」といった批判的な声がある一方、「隠す気なしの丸山議員いっそ清々しい」「経済回してますね」など肯定的な意見もあった。

なぜ、「文通費で帝国ホテルに宿泊」などとわざわざ公言したのだろうか。「帝国ホテルに泊まってみたかった。サービス開始日の3月15日から泊まるつもりです」という丸山議員本人に、その真意を聞いた。(編集部・若柳拓志)

●「歳費で泊まっても文通費で泊まっても一緒」

ツイートの文通費とは、「文書通信交通滞在費」のことだ。国会議員は、「公の書類を発送し及び公の性質を有する通信をなす等」のため、月額100万円を受け取っている(国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律9条1項)。

国会議員の給料にあたる歳費とは異なり、文通費は非課税のため(同法9条2項)、100万円そのまま支給される。

丸山議員によれば、文通費は毎月10日に歳費とともに半分の50万円がまず支給され、残りは月末に支給される。さらに、文通費については領収書が不要で、自分から公開しない限り、使途不明のままだという。

丸山議員が以前に所属していた「日本維新の会」は、議員別で文通費の使途をホームページで公開している。所属当時の丸山議員の使途についても、月ごとに公開されている。

「公開されている使途を見てもらえればわかりますが、みんな毎月もらう100万円を使い切れていません。

文通費は使いきれずに余ったとしても返す必要ないのですが、結局、人件費に使ったり、資金管理団体に入れているケースが多いです。

国会議員の資金管理団体では、人件費を除く1件1万円を超える支出について、収支報告書へ記載し、領収書等の写しを提出する必要があります。そこに入れることには、単に懐に入れるよりはお金の動きがオープンになるという意味合いがあります」

とはいえ、文通費については「『第2の財布』として使えてしまう」という。

「同じ口座、同じポケットに入っているので、歳費(第1の財布)との区別は事実上ありません。だから、ホテルの宿泊費用について、『歳費などから自腹で払います』と言っても、『文通費で払います』と言っても、結局は同じ財布からお金が出ることになるわけです。

『宿泊費は歳費から出しました。文通費は適切に使いました』と言っても構わなかったのですが、あえてオープンにする形で文通費で宿泊する旨のツイートをしました」

2583名無しさん:2021/02/09(火) 14:23:16
>>2582

●「文通費で酒飲んでもバレない。それでいいのか?」

投稿の理由について、丸山議員は「国会議員の既得権に対する問題提起」と説明する。

「国会議員はJRの鉄道(新幹線を含む)やバスが無料で使えますし、東京から一定の距離がある選挙区の国会議員については、飛行機も月3〜4往復分くらい無料で乗れます。すでにそういった特権があるにもかかわらず、文通費が別途出ています。

しかも使途不明で構わない。たとえ文通費を使って銀座で飲んでもバレないでしょう。法の趣旨にそぐわない使い方になるでしょうが、適切に使っていると言えば済んでしまいます。

この問題はずっと言われていますが、国会議員の既得権となってしまっているため、一向に動きがありません。維新に所属していたときに法案提出もしましたが、話は進みませんでした」

文通費として支給される年間総額は、衆参両院合わせて「約85億円」(一人あたり年1200万円、2021年2月現在の衆参両院合わせた定員は713人)。すべて税金でまかなわれている。

「『微々たる額』という議員もいます。もちろん国民1人あたり10万円配布となれば、85億円では済まないのはたしかですが、普通に考えたら結構な額。ましてコロナ禍の今、医療費に加えるなど使い道はいくらでもあります。『微々たる額』という感覚は、国民のみなさんの理解を得られないでしょう」

最終的な着地点として、丸山議員は、会社員が会社に経費を請求するのと同じような仕組みを提案する。

「本当に必要なお金なら、みなさんに納得してもらえるはずです。また、議員個人の活動で、外交の秘密に関わるようなこともそうないでしょう。

必要な実費を請求する仕組みにして、誰がどれだけ請求したかを公開する形にすればよいと思います。

仕組みを変えるためには法改正が必要ですが、正直、私一人の力ではいかんともしがたいです。しかし、文通費が社会問題としてクローズアップされるなど大きな流れができれば、変えられるかもしれないと思っています」

●「とにかく文通費の問題を知ってほしい」

文通費で帝国ホテルに宿泊することには、「常識やモラルから外れてる」など一定の批判がある。丸山議員は議員宿舎に居を構えており、あえて都内のホテルに泊まる必要性は決して高くない。しかし、丸山議員はそういった声をむしろ歓迎しているようだ。

「話題のニュースに乗って、少しでも多くの人に文通費のことを知ってもらえるのではないかと思ってツイートしたのですから。むしろお褒めの言葉が届いていることに戸惑っているくらいです。もっと『ヒャッハー』しないダメかも」

今のところ、3月15日のサービス初日から実際に宿泊するつもりでいるという。

「自分が泊まってみたいと思ったこと自体は否定しません(笑)。ホテルの新サービスの予約は4カ月が上限ということのようなので、その4カ月(=122泊)を予約しました」

ただし、ホテル側に迷惑をかけることは断じて避けたいという。

「私への脅迫などがあると警備がつき、ホテルにご迷惑をかけることになるので、宿泊が難しくなるでしょう。営業を妨害したいわけでは決してありません。ただ、今のところ脅迫などはきていませんので、このままなら宿泊できそうです」

(2月9日13時00分編集部追記) 「月2往復分くらい」→「月3〜4往復分」に訂正しました。

弁護士ドットコムニュース編集部

2584名無しさん:2021/02/09(火) 14:34:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/d921b219c3223a91605207f2867ab7b67a7d5eef
国会議員のコロナ特権 歳費2割カットは4月まで、ボーナス全額支給
2/9(火) 7:05配信
NEWSポストセブン
 銀座で深夜まで豪遊するなど、コロナ自粛など関係ないと言わんばかりの国会議員たちの振る舞いが次々と明らかになっている。勘違いの根底には、国会議員だけに認められた数々の「コロナ特権」がある。

 無症状で自宅療養中の感染者の容態が急変し、搬送中に亡くなるといった事例が相次ぐなか、石原伸晃・元幹事長はコロナ陽性が判明すると無症状でもすぐさま大学病院に入院できた。

“もっとPCR検査を増やしてほしい”という国民の要望に対しては体制強化を遅々として進めなかったにもかかわらず、1月末には自民党が感染防止策として全職員にPCR検査を実施している。

 当然、無症状でも重症化リスクのある人は入院できたほうがいいし、必要なだけPCR検査が受けられるのが望ましい。問題は“国民を後回しにして自分たちだけ”と考えているようにしか見えないところにある。

「挙げ句に“自分たちは感染しても安心だ”とばかりに夜の街で飲み歩く。自分たちは何をやっても許されるんだという特権意識があるとしか考えられません」(政治アナリスト・伊藤惇夫氏)

 国会議員の月130万円の歳費は、コロナを受けて昨年4月に2割カットが決まったが、それも形ばかりのものだ。カットになるのは今年4月分までだし、ボーナスは全額支給だから実際の年収は2割も減らない。前出・伊藤氏が続ける。

「中小企業や個人事業主を支援する持続化給付金は課税所得になりますが、国会議員は歳費とボーナス以外に“非課税の収入”があります。毎月100万円の文書通信交通滞在費がそうで、非課税のうえに使途報告の必要もない。

 本来であれば文書を地元に送ったり、地元に帰る際の交通費、滞在費などに使うという趣旨ですが、コロナで選挙区との往復もろくにできないのだから、ただのお小遣いになっている。それとは別に、飛行機や新幹線のフリーパスもある。

 また、民間企業がリストラを迫られているのに、公設秘書3人の給料の約2500万円が税金から支払われる。こうしたカネは、今回の銀座遊びが問題になった自民党の3人の議員が離党した後も払われ続けるカネです。そうした自覚があるとはとても思えない」

 それでいて厳しい処分を下したようなフリをするのである。もはや総選挙で全員クビにするしかないのではないか。

※週刊ポスト2021年2月19日号

2585名無しさん:2021/02/21(日) 09:47:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/d12407facb37d7c780cfab99c02976f7c1786496
自粛期間中にカネ集め 竹本元IT相、西村大臣らは政治家失格か
2/21(日) 7:05配信
NEWSポストセブン
 国民の怒りを恐れる菅義偉・首相は、選挙を衆院議員の任期満了が近い9月まで引き延ばすとみられているが、国民はそれまで待つ必要はない。

「落選運動」なら今すぐ始めることができる。憲法学者の上脇博之・神戸学院大学法学部教授が指摘する。

「落選運動とは、政治家の問題ある言動を取り上げて“こういう人は次の選挙で落選させよう”と国民に伝える表現活動であり、憲法で保障されている言論、表現の自由に含まれる。特定の候補者を当選させる目的で行なわれる選挙運動にはあたらないので、誰でも、いつでも行なうことができます」

 政治を変えるために国民ができる“究極の実力行使”といえる。

 感染拡大で国民に自粛を求めながら、政治資金パーティーを開いた政治家も落選運動の対象になる。

 衆院厚生労働委員長の渡嘉敷奈緒美氏は東京や大阪で飲食店の営業規制が行なわれていた昨年12月にコロナ感染で入院。フェイスブックに〈微熱と軽症の肺炎を起こしかけているとの事ですが、至って元気にしています〉と書き込んでいたが、入院中(12月15日)に都内のホテルで本人欠席のまま政治資金パーティーを開催した。

 竹本直一・元IT担当相も昨年12月18日、地元の大阪市内のホテルで政治資金パーティーを開き、約80人の参加者に酒食を振る舞っていた。菅首相と二階俊博・幹事長がステーキ会食(12月14日)で批判を浴びた直後だ。その後、竹本氏はコロナ感染が判明して入院した。

 国民がコロナで苦しむなか、「カネ集め」優先の発想しかない議員には政治を任せられない。

 そんな政治家のなかに、国民に「3密回避」を説き続ける西村康稔・経済再生相もいた。

 感染第2波で東京都内の入院患者が1000人を超えていた昨年8月と9月、東京都内のホテルで政治資金パーティー「西村やすとし君を囲む会」を開いていたのだ。会費2万円で参加者は約200人だった。ジャーナリスト・角谷浩一氏が語る。

「加藤氏が厚労相としてコロナ対策ができなすぎたから、経済再生相の西村氏がコロナ担当を兼ねることになったが、分科会でのやり取りをしゃべりすぎては官邸や党から怒られていた。分科会、官邸、知事との調整もうまくいかず、政治案件を処理する能力がほぼないことを露呈してしまった」

※週刊ポスト2021年2月26日・3月5日号

2586名無しさん:2021/02/22(月) 05:55:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/15f6a7e883c485273fe69b8236f53869e6ef8964
エルメスや高級和牛に政治活動費 閣僚4人、誰に贈った
2/21(日) 19:00配信
朝日新聞デジタル
 エルメスには「贈答品費」、高級和牛店には「土産代」を支出――。閣僚らの2019年の政治資金収支報告書を調べたところ、こういった名目で様々な贈り物が政治活動費として計上されていた。支出が100万円を超えたのは4人。政治資金規正法では、収支報告書に贈り先などを記載する必要がないため、専門家は「適正な支出かどうかチェックできない」と指摘している。

 同法は、国会議員が関係する政治団体について、1万円を超える支出を収支報告書に記載するよう義務づけている。ただ、購入金額と年月日、購入先を示せばよく、中身を記載する必要はない。朝日新聞は、菅内閣の閣僚が代表の政党支部と資金管理団体について、19年の報告書に「贈答」や「土産」などの名目で計上された支出を集計した。支出先が百貨店や酒店と記載された「品代」も含めた。

 100万円を超えたのは西村康稔経済再生相(約716万円)▽加藤勝信官房長官(約353万円)▽麻生太郎財務相(約233万円)▽武田良太総務相(約149万円)だった。

 支出が最多の西村氏は、自身の選挙区(兵庫9区)にある店での購入が目立った。兵庫県南あわじ市の農業法人から19年7月、約111万3千円分を購入。ブランド牛「淡路ビーフ」の専門店からも計5回、67万円分を購入した。通販サイトには、1キロ1万9440円の「すきやき肉・極上」、1万6200円の「焼肉最上級」などを取りそろえている。西村氏は一度に25万円を購入したケースもあった。百貨店の三越伊勢丹では20件計約375万円を購入していた。

 加藤氏は、都内の百貨店や大型商業施設での購入が目立つほか、高級ブランド・エルメスに贈答品として約3万5千円を支出。加藤氏は18年にも6回、計約20万円をエルメスで使った。麻生氏は、国会に程近い東京・永田町の酒店での購入が多く、武田氏は地元・福岡名産のめんたいこ店を頻繁に利用していた。

 朝日新聞は4氏に購入した商品や個数を尋ねたが、「政治資金規正法が定める記載事項以外の詳細は、法の趣旨に鑑み回答していません」(加藤氏)などの回答だった。贈り先についても尋ねたところ、西村氏と加藤氏の事務所は「選挙区外の方へ」と回答。4氏とも具体的な贈り先は示さず、「法令に則(のっと)り処理し、(収支報告書で)報告しています」などと説明した。

 公職選挙法は、政治家が選挙区内の人に金品を贈ることを禁じている。政治資金に詳しい日本大学の岩井奉信教授は「購入品の中身や贈り先が分からないため、公選法が禁じる寄付かどうか、現行制度ではチェックできない。そもそも、物品を贈ることが政治活動で本当に必要なのかも疑問だ」と指摘する。

朝日新聞社

2587とはずがたり:2021/03/01(月) 20:08:43
まだまだ出てきた…安倍晋三事務所「ヤバい領収書」全公開
3/1(月) 8:02配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/19642a65118c743f3a51926ac29910f1a28cb635
FRIDAY

逃げ切った……そう思っていることだろう。「桜を見る会」前夜祭をめぐる問題で、昨年12月、安倍晋三前首相(66)は不起訴処分となった。だが、安倍前首相の政治資金の使い方は、黒に近いグレーであることを本誌はあらためて主張したい。

以下に並んでいるのは、安倍前首相の政治団体が提出した’19年の政治資金収支報告書に添付された最新の領収書である。これらを情報公開でいち早く入手したジャーナリスト・三宅勝久氏はこう憤(いきどお)る。

「不明瞭な領収書がたくさんありました。たとえば、58万円の旅行費は地元の山口県から『桜を見る会』にスタッフを派遣した経費とみて間違いありません。これは『桜を見る会』の前夜祭に関連する経費として正しく計上される必要があります。そのほかの領収書も、公職選挙法が禁止する支援者への接待や寄附が疑われるものばかりです」

’19年1月30日に「安倍晋三後援会」は、2軒の焼き肉店で計27万2000円の支払いをしている。あまりにも高額だ。また、地元の神社に「会費」をのべ30回以上も支出しているが、どの領収書も用紙や金額の書体がどれもまったく同じだ。

「自前の領収書を用意して、神社に名前だけ記入させる行為を日常的に行っていると思われます。そもそも『会費』とは何なのか? 宗教法人に対する寄附だと疑義を持たれて当然で、適切な政治活動とは思えません」(三宅氏)

李下に冠を正さず。『桜を見る会』も含めて、あらためて説明が必要である。

『FRIDAY』2021年3月5日号より

2588名無しさん:2021/03/03(水) 22:14:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/f3909b69b68742f03cb88d234ee6ccc5a9a4c329
【速報】河井克行被告、8カ月半ぶり保釈 保証金5000万円を即日納付
3/3(水) 21:11配信
中国新聞デジタル
 2019年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で、公選法違反罪に問われている元法相の河井克行被告(57)=衆院広島3区=が3日、東京拘置所(東京都葛飾区)から8カ月半ぶりに保釈された。東京地裁が同日、保釈を認める決定をした。保釈保証金は5千万円で、克行被告側は現金で即日納付。東京地検は決定を不服として抗告したが、東京高裁が棄却した。

 克行被告の弁護人は2月24日に5回目の保釈請求をしていた。克行被告から現金を受け取ったとされる広島県内の政治家や後援会員ら100人の証人尋問や供述調書の朗読が2月19日の公判で終わり、裁判所側は克行被告による証拠隠滅の可能性は低いと判断したとみられる。

 東京地裁は3月23日から最大のヤマ場となる被告人質問を予定している。

 克行被告は妻の案里元参院議員(47)と共に20年6月18日に逮捕され、東京拘置所に勾留されていた。弁護側は同年8月25日の初公判で、100人に提供したとされる2901万円の趣旨について「陣中見舞いや当選祝い、諸活動の手間賃だった」と買収の意図を否定し無罪を主張。一方、100人のうち94人は買収の意図を感じたと認めている。

 案里氏は、被買収者らの証人尋問が終わった後の同年10月27日に保釈された。今年1月21日に東京地裁から懲役1年4月、執行猶予5年の有罪判決を言い渡され、2月3日に議員辞職。同5日に判決が確定した。

中国新聞社

2589とはずがたり:2021/03/03(水) 22:24:26
一人10万円超も NTTが山田前広報官と谷脇総務審議官に高額接待
「週刊文春」編集部1時間前
週刊文春 2021年3月11日号
https://bunshun.jp/articles/-/43785

2590名無しさん:2021/03/04(木) 11:11:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/b19fa6f1d6807726fa09a0500923382eee44301c
退社を申し出た「菅首相」長男、首相のスポンサーだった同族経営が終わった「東北新社」
3/4(木) 6:01配信
デイリー新潮
息子と娘婿
 総務省のキャリア官僚に対する度重なる接待が問題視された「東北新社」は2月26日、二宮清隆社長が辞任し、接待を行っていた菅首相の長男を含む幹部3人の役職を解く処分を行ったことを発表した。長男は退社を申し出ているという。東北新社の創業者は菅首相のスポンサーで、その一族がトップを務めてきたが、それも終わることになる。

「長男接待問題」で「更迭」された総務省幹部

 ***

 後任の社長には中島信也副社長が就任したことが発表された。

 広告代理店の幹部に聞くと、

「中島さんは広告クリエイティブ業界では超がつく有名人です。日清カップヌードルの『hungry?』や小便小僧が印象的なサントリーの『DAKARA』、宮沢りえと本木雅弘のサントリー『伊右衛門』など、誰もが見たことのあるCMシリーズを手がけてきました。実績はもちろん副社長という意味ではいつ社長になってもおかしくはなかったんですが、東北新社はファミリー経営でやってきた会社。今回の問題を受けての異例の登板であることは間違いない」

 中島新社長と霞ヶ関との距離が“それなりにありそうなイメージ”も、出直しを期する会社のトップ就任を後押ししたはずだ。

 この幹部に、「ファミリー経営」にも触れてもらうと、

「一代で東北新社を築きあげた創業者の植村伴次郎さんは秋田出身で、同郷の菅さんを物心両面で長らく支援してきたようです。菅さんの長男を預かる形で入社させたことからも、『植村・菅』の関係の深さを物語っています。伴次郎さんが2010年に社長を退くと、長男の徹さんが後を引継ぎました」

 そして伴次郎氏の体調が悪化するなどした19年の春に、社長は二宮清隆氏にスイッチした。

「二宮さんは伴次郎さんの娘婿に当たる。伴次郎さんはその年の秋に亡くなり、徹さんも昨年春にコロナに感染して死去。58歳の若さでした。そんな二宮さんもおよそ2年で引責辞任(特別顧問に就任)ということで、同族経営は一旦終わった形になりました。徹さんと二宮さんとの間には確執があったとされ、今回の一件の遠因と見る人もいますね」

「申し訳ない」
 その一方で、菅首相の長男は、メディア事業部の趣味・エンタメコミュニティ統括部長の役職を解かれ、人事部付に。兼務していた子会社「囲碁将棋チャンネル」の取締役も辞任した。

 政治部デスクに聞くと、

「本人は、総務省の最高幹部らのキャリアに泥をぬってしまったことに申し訳ないということ、世間を騒がせてしまったことについて反省しているようで、退社を申し出ていると聞いています。菅さんが総務大臣時代の大臣秘書官とはいえ、1年足らずですし、ミュージシャンをやってきた時間の方が長く、クリエイティブ部門で活躍する道もあったと思いますが、菅さんが創業者に“カバンもち”として預けた手前、そっちの方向に進むのも難しかったのかもしれません。その意味で、長男は気の毒だという声も聞こえてきますね」

 首相の子息であり、その首相が影響力を保持する省庁の官僚としては会わない理由はないというのが一般的な対応ではある。

「ただ、長男本人はそれをひけらかして免許の更新に繋げたとか、行政を歪めるようなことがあったとか、そういうこともなく、実際そのような事実はないと社内調査には答えているようです。長男がいてくれるだけで、会社もありがたかったのは事実でしょうから、むげに扱うということはなく、慰留を続けると思われますが……」

デイリー新潮取材班

2021年3月4日 掲載

新潮社

2591とはずがたり:2021/03/05(金) 15:18:39
首相「押収資料が返還されたら監査」案里被告への党資金
https://www.asahi.com/articles/ASP1V3RC1P1VUTFK00N.html?
2021年1月26日 11時36分

 2019年の参院選で公職選挙法違反の罪に問われた参院議員の河井案里被告(自民党を離党)に有罪判決が言い渡されたことをめぐり、菅義偉首相は26日の衆院予算委員会で、自民党本部から河井被告に交付された活動資金1億5千万円について「使途の詳細は検察当局に押収されている関係書類が返還され次第、党の公認会計士が内規に照らし、監査を行い、しっかりチェックをすることになっている」と述べた。

 立憲民主党の本多平直氏への答弁。案里議員は当時の安倍晋三首相や菅官房長官の肝いりで擁立され、自民党本部は同じ広島選挙区で落選した現職の10倍といわれる額の活動資金を交付した。菅首相は「1億5千万円は、党勢拡大のための広報紙を複数回配布した費用に充てられたとの説明があったとの報告を受けている」と語った。

2592名無しさん:2021/03/12(金) 14:19:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2dacd26ffbc57a99aa454d0f519d48196c99377
菅原前経産相「起訴相当」 選挙区で香典、検審が議決 東京地検、再捜査へ
3/12(金) 12:23配信
時事通信
 秘書が選挙区内で香典を配ったなどとして公選法違反容疑で刑事告発され、不起訴(起訴猶予)となった自民党の衆院議員、菅原一秀前経済産業相(59)=東京9区=について、東京第4検察審査会は12日までに、起訴すべきだとする「起訴相当」の議決をした。

 議決は2月24日付。

 東京地検が今後再捜査し、改めて処分を決める。再び不起訴となり、検審が2回目の審査でも起訴相当と議決すれば検察官役の指定弁護士によって強制起訴される。

 東京地検は昨年6月、菅原氏が2017年7月〜19年10月、秘書を通じ選挙区内の延べ27人に対し、親族の死去に伴う枕花や香典名目で計約30万円相当を寄付したと認定。ただ、これ以外の大半のケースでは菅原氏が自ら弔問しており「法を無視する姿勢が顕著とまでは言い難い」などとして起訴猶予とした。

2593名無しさん:2021/03/19(金) 18:46:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e67f8ef7785cada1bf78f526ad74e76963141e7
安倍氏元秘書、不起訴不当 「桜」夕食費で、検察審査会
3/19(金) 13:37配信
共同通信
 安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」前日に主催した夕食会の費用補填問題で、検察審査会が、東京地検特捜部が政治資金規正法違反(不記載)容疑の一部を不起訴とした配川博之元公設第1秘書(61)について「不起訴不当」と議決したことが19日、関係者への取材で分かった。今後、東京地検が再度捜査し、起訴するかどうか判断する。安倍氏に関しても審査が続いている。

 特捜部は昨年12月、2016〜19年分の政治資金収支報告書に収支計約3022万円を記載しなかったとして、政治資金規正法違反罪で後援会代表だった配川氏を略式起訴し、捜査を終結させた。

2594名無しさん:2021/03/23(火) 12:47:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/9788739d1c52b5f0771a1601709d5ff6c32d1f92
河井元法相が買収認める
3/23(火) 10:47配信
共同通信
 2019年の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公選法違反罪に問われた元法相の衆院議員河井克行被告(58)は23日、東京地裁の被告人質問で一転して買収を認めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5a28f49a76a3d492aec5c272d0645a3cabae034d
河井元法相、議員辞職を表明
3/23(火) 11:33配信
共同通信
 元法相の衆院議員河井克行被告(58)が23日、東京地裁の被告人質問で議員辞職すると表明した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cfe4341bcd402d9f2f6f4eaed1c77ef12d65023c
【速報】河井元法相が辞職表明 一転して買収認める「案里の当選を得たい気持ちなかったといえない」
3/23(火) 10:52配信
中国新聞デジタル
 2019年7月の参院選広島選挙区の大規模買収事件で、公選法違反罪に問われた元法相の河井克行被告(58)=衆院広島3区=の第47回公判が23日、東京地裁であり、被告人質問が始まった。克行被告はこれまでの全面的な無罪主張を一転させ、買収の意図を認めた。弁護人から出処進退を問われ、「衆院議員を辞することにした」と辞職する考えも表明した。

 克行被告は、地方議員らに現金を渡した趣旨について「(妻の)案里の当選を得たい気持ちが全くなかったとはいえない。全般的に選挙買収に当たることを争うことはしない」と説明した。

 克行被告は、広島選挙区で妻の案里元参院議員(47)=有罪確定=を当選させるため、地方議員や後援会員ら100人に2901万円を渡したとして起訴された。これまでの公判で、被買収者とされる100人は検察側の証人として証言したり、捜査段階の供述調書が読み上げられたりした。うち94人が克行被告らの買収の意図を認識していたと認め、6人が買収意図を感じなかったなどと説明した。

 被告人質問は8日間を想定。弁護側が23、24、26、29、31日と4月5日、検察側は同6、8日を予定する。

 案里氏は克行被告と共謀したとして同罪に問われ、東京地裁が今年1月21日、広島県議4人に買収目的で計160万円を渡したと認定。懲役1年4月、執行猶予5年、公民権停止5年の判決を言い渡し、有罪が確定している。案里氏は2月3日に議員辞職し、当選無効に伴う参院広島選挙区の再選挙は4月8日に告示、25日に投開票される。

中国新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/d12ea3a5296696872a5255c79a805b75d954d06b
【速報】法廷で議員辞職の意向示す 「買収罪争わない」河井元法相
3/23(火) 11:45配信
TBS系(JNN)
 元法務大臣の河井克行被告(58)の裁判で、23日から被告人質問が始まり、河井被告は「地元議員らへの買収罪の事実は争わない」と無罪主張から一転、起訴内容の大半を認めました。東京地裁前からの報告です。

 議員バッヂを付けて出廷した河井被告は、初公判から一転して買収の罪を認めた一方で、衆院議員を辞することとしたと表明しました。

 河井克行被告はおととしの参院選で、妻の案里元被告(47)を当選させるため地元議員ら100人に現金あわせて2900万円を渡し買収した罪に問われています。

 被告人質問で、弁護側から起訴内容について問われると、河井被告は地元議員への現金提供を認めたうえで、「あからさまに投票依頼はしていないが、妻・案里の当選を得たいという気持ちが全く無かったとは言えない」とし、「買収罪の事実を争うことは致しません」と無罪を主張した初公判から一転、起訴内容の大半を認めました。

 一方、案里元被告と共謀したとされる地元議員への現金提供については、「事実に反するため、無罪を主張します」としました。被告人質問は、来月9日まで予定されています。(23日11:25)

2595名無しさん:2021/03/23(火) 19:18:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/09da7fbb653539ce0fc9bde907e9e14c66903a36
克行議員初の被告人質問(1)「結婚20年」「案里の当選得たい気持ち、なかったとはいえない」
3/23(火) 12:43配信
産経新聞
 《令和元年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、公選法違反の罪に問われた元法相の衆院議員、河井克行被告(58)の公判が23日、東京地裁(高橋康明裁判長)で始まった。この日は被告人質問が行われる。克行被告が事件について説明するのは実質的に昨年8月の初公判以来。初公判では「選挙運動を依頼する目的で(現金を)供与したのではない」と、無罪を主張していた》

 《克行被告は午前9時20分ごろ、弁護人とともに車で地裁に到着した。紺色のスーツに白いYシャツ、水色のネクタイに白いマスク姿で、左胸には議員バッジをつけていた。克行被告はゆっくりとした足取りで、集まった報道陣に軽く会釈をしながら地裁に入っていった》

 《午前10時ごろ、報道陣が入廷。克行被告は、落ち着いた様子で弁護側の席に座っていた。弁護側、検察側双方の証拠請求に対する採否が決まったあと、克行被告は午前10時35分ごろに証言台へ向かった。克行被告は左手にペットボトルを持ち、弁護側へ一礼すると着席し、被告人質問が始まった》

 弁護人「公訴事実について、初公判の認否ではすべて否認、あるいは争うとしていたが、現在は」

 克行被告「はい、裁判長おはようございます。今日から被告人質問が始まるということで、改めて考えを整理してみました。今日の冒頭で私の意見を述べさせていただきたいと思う」

 「まず、妻、河井案里と共謀して選挙買収をしたという点、これはまったく事実と異なりますので、無罪を主張させていただく。2つ目、自民党広島県参議院第7選挙区支部の職員に対する、(いわゆる)陣営関係者に差し上げたお金につきまして、選挙買収に当たらないと考えますので、これも無罪を主張する」

 《克行被告はまず、公選法違反罪で有罪が確定した妻の案里前参院議員(47)との共謀について「事実と異なる」と明確に否定した》

 弁護人「後援会関係者らや、地元議員に対する現金供与も公訴事実に含まれている」

 克行被告「はい、後援会の役員の皆様や地方議会、首長に対してお金を渡しました。一人一人に固有の理由、趣旨、事情がございます。私自身、あからさまに投票依頼を行ったことはない」

 「そのうえで、令和元年の参院選で広島選挙区は大きく、自民党は2議席を獲得するという党の大方針を実現するために、(自民党公認の競合候補だった)溝手顕正氏に加えて新人である妻、河井案里の当選を得たいという気持ちが全くなかったとはいえない、否定することはできないと考えている」

 「一人一人におけるさまざまな事情、理由は各論で詳しく述べるが、すべてが買収目的であったことはございません。全般的に買収罪ということについては、争うことをいたしません」

2596名無しさん:2021/03/23(火) 19:18:50
>>2595

 《克行被告はこれまでの主張を一変させ、地元議員への買収を認めた》

 弁護人「事前買収についても、公訴事実に含まれているが」

 克行被告「今、申し上げたような観点から争うことはしない」

 弁護人「(参院選における)総括主宰者とされていることについては」

 克行被告「活動実態がどうであったか、知りうる限りの事実をご説明させていただきます。一方で、本来ならば県連が果たすべきだった役割、これを補完、代行せざるをえなかったことも事実。総括主宰者にあたるのであれば致し方ない。裁判所におかれましては、適切に判断していただきたい」

 《これまでの全面的な対決姿勢が嘘のように、選挙運動の全体を取り仕切る「総括主宰者」であることもあっさりと認めた克行被告。これまでの公判の中で、現金を受け取ったとされる100人のうち実に94人が買収を認めたことも、影響しているのだろうか》

 弁護人「(公判の)冒頭では否認し、他は争わない。その理由は」

 克行被告「1つには、検察の供述調書を前提とした公訴事実そのものを私がすべて認める、これはとても、あの夏、春から夏にかけて…」

 《ここまでよどみなく話し続けていた克行被告だが、ここで少しの間が空いた》

 克行被告「実際に何が広島県で行われていたのか、その真実と私の真意とはかけ離れている。すべてがお金をささげた行為、選挙買収であったと断じられることについて、政治家として到底受け入れることができなかった」

 「もう1つは、100人といわれるお金を渡した人、金額、場所、狙い、関係性すべてが100通りの事情があります。十把一絡げに一括して、選挙買収であると断ぜられることも納得できなかった」

 「この法廷で、検察の証人尋問、弁護側の反対尋問がたくさんの方に対して行われてきました。この法廷での議論をもとに、何が真実であったか裁判長はじめ、みなさまに知ってもらいたい」

 弁護人「当初、争うことにいたった理由は。案里前議員のことも考えたのか」

 《克行被告は水を口に含み、外していたマスクをつけると、やや間を置いてから、再び口を開いた》

 克行被告「えー、来月で私たち夫婦は、結婚してちょうど20年になる。長年にわたり苦楽を妻とは共にして、参りました」=(2)に続く

2597名無しさん:2021/03/23(火) 19:19:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/9392242ee499f6536b86f041dad17a69407a633f
克行議員初の被告人質問(2)「独房で自問自答」「罪認めることが政治家としての責任」
3/23(火) 13:51配信
産経新聞
 《令和元年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、公職選挙法違反の罪に問われた元法相の衆院議員、河井克行被告(58)の公判が東京地裁で続いている。これまでの主張から一転、大筋で起訴内容を認めた克行被告は、公選法違反罪で有罪が確定した妻の案里前参院議員(47)を「当選させたかった」という思いを持っていたことを明かした》

 《なぜ主張を翻したのか。克行被告は、ゆっくり、はっきりした声で経緯について説明していく》

 克行被告「令和元年の選挙(参院選)で、妻、案里は当選しました。当初から一部にせよ、罪を認めることによって、一緒に頑張ってくれたスタッフや、(広島)県内で自分のことのように応援していただいた後援会や支持者の皆さまに、当選に泥を塗るのではないかと考えました。案里の尊厳や、票を投じた多くの人の尊厳を守るため、私の潔白を主張してきました」

 弁護側「なぜ主張を変えたのか」

 克行被告「私は東京拘置所に259日間収容され、この法廷に、数えると46回出廷して、多くの証人の皆さんの証言をこの法廷で聞きました。後援会の三矢会の皆さんは、家族同然です。平成2年に県議に出るため、政治の世界に入ってから30年間、お支えし続けてくれました。私は世襲でも、官僚出身でもありません。普通の青年でした。そんな私を自分の子や孫、弟のようにお支えし続けてくださったのが後援会の皆さんです。30年経ち、ほとんどが高齢者です」

 「その皆さんが証言されている姿を拝見し、夜、拘置所の独房で自問自答を繰り返しました。本当に、案里を参院選に当選させたいという気持ちがなかったのか。家族同然の後援会の皆さんが証言されている姿を見て、連日深く自省しました」

 「その中で、多くの皆さんにご迷惑をかけ、取り返しのつかない心の傷をつけてしまった。中には心身の不調を訴え、入院加療されている方もいると聞いています。そういう話を聞くうち、自らの内面にまっすぐに向き合い、逃げることなく、認めるべきは認めることが、長年にわたり私を支えていただいた皆さまに対し、政治家としての責任と考えるに至りました」

 弁護側「証人尋問の中で、被告人から『もう後援会の人を呼ぶのをやめて』という話があったが、忍びないと思ったのか」

 克行被告「後援会の関係者は、まったく一般の善良な市民、県民です。裁判所に出廷するだけで心を痛めたかと思います。証人の皆さんの証言を一つ一つ聞きながら、数十年の公私両面の付き合いを思うと、いたたまれない気持ちになりました。これ以上、私の行ったことに巻き込むのはできない、と申し上げました」

 《地元の後援会関係者に対する思いを吐露する克行被告。国政に対する思いも口にする》

 克行被告「後援会のみならず今回、大勢の皆さんが関わりを持ってしまいました。ご迷惑と、言葉に尽くせぬご心痛をお掛けしました。また、結果として、案件が公職選挙法に関わり、代議制民主主義の、日本国の在り方を決める、最も重要な国政選挙に対する信頼を損なうことになり、深く反省し、おわび申し上げます」

 弁護側「案里さんの有罪確定は影響したか」

 克行被告「案里の事件と私の事件は別の物と考えています。冒頭でも言った通り、共謀した事実は天地神明に誓ってありません」

 《話題は、金を渡したとされる支持者らについて、具体的な内容に移る。起訴状には地元首長や議員ら100人の名前が挙がったが、克行被告はおおむね買収したことを認めた》

 克行被告「選挙人買収の目的のみではないが、事実として(買収したことを)認めさせていただきます。ただし、これからいう6人については、買収目的を否定します」

 《克行被告は、自身が単独で現金を渡したとされる議員らのうち、渡辺典子・広島県議ら地元議員や、事務所スタッフの名前を挙げた》=(3)に続く

2598名無しさん:2021/03/23(火) 19:20:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8e1e776aa31cdbdd746935fc6bb17554f59469e
克行議員初の被告人質問(3)「神父様からの電話で決心」「衆議院議員を辞す」
3/23(火) 14:13配信
産経新聞
 《令和元年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、公選法違反の罪に問われた元法相の衆院議員、河井克行被告(58)の公判は被告人質問が続いている》

 《これまでの否認から一転、多くの事実について認めるに至った経緯について改めて問われた克行被告は、しばしの沈黙後、ゆっくりと口を開いた》

 克行被告「3月2日に保釈を許して頂き、それから間もなくして、20年以上親身になって指導頂いている教会の神父さまから激励の電話を頂戴した」

 《克行被告は、神父からの「自分の内面に誠実に向き合ってください」という言葉で、起訴内容の大半を認める決意を固めたと述べた》

 克行被告「後援会や、支えてくださった方々に取り返しのつかないご迷惑をかけてしまった。お金を差し上げたことで公職を辞した方もいる。同じ政治の仕事をしているからよく分かるが、実現したい政策があるのに、志半ばで退場を余儀なくされた。心からおわびを申し上げたい気持ちでいっぱいです」

 「自民党に対しても、ご迷惑をおかけした。私が成長できたのは、ひとえに自民党の支援のおかげ。愛している自民党に対する信頼を傷つけ、申し訳なく思います。国民や広島県民の選挙への信頼を損ない、弁解の余地は全くない」

 《妻の案里前議員について問われると、克行被告は少しの沈黙のあと、言葉に詰まりながら答えた》

 克行被告「保釈後は妻と一緒に生活している。彼女は参議員として国民に尽くすことができると夢と希望に胸を膨らませていた。夫である私の行為によって政治生命を絶ってしまった。深い悔悟を毎日抱いている」

 「今日から被告人質問が始まりました。政治家として説明責任を、この法廷の場で果たしていきたい。妻の当選を得たいという気持ちあったことは否定しない。一方で、全てを選挙買収と断ぜられることは禍根を残す。選挙活動を萎縮させる悪影響があってはいけない。できるだけ正確に、あの春から夏にかけて、どういう現場の状況だったのか理解していただけるように説明していきたい」

 《今後の公判では真摯に対応すると強調する克行被告。続いて、出処進退について問われると、15秒ほど沈黙したのち、口を開いた》

 克行被告「衆議院議員を辞することとします。あまりにも多くの皆さまにご迷惑をお掛けし、中には人生を変えてしまった方もいると聞きました。民主主義の根幹である選挙の信頼を損なう行為をした。私にできることは、衆議院議員の職を辞することです」

 《克行被告は「すべての責任は私にあります」と、繰り返し強調した》=(4)に続く

2599名無しさん:2021/03/23(火) 19:23:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad06139efaa063440d1fe73b0f8998e6569fbd5e
克行議員初の被告人質問(4)「『夫バカ』かもしれないが…」 案里前議員を高く評価
3/23(火) 16:58配信
産経新聞
 《令和元年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、公選法違反の罪に問われた元法相の衆院議員、河井克行被告(58)の公判は、午前中の審理が終了し、休廷。午後1時15分から再開された。入廷した克行被告は、隣の弁護人と談笑するなどリラックスした様子。裁判長や検察に会釈をし、証言台に立った。弁護人は、妻の案里前議員の公認をめぐる関係から質問していく》

 弁護人「被告人は長い間、案里さんと政治家として一緒にいるが、(案里前議員の)政治家としての資質はどう思っているか」

 克行被告「高く評価している。私は30年近く政治家の仕事をしてきたが、案里ならば国政を十分担うことができる人材であり、彼女なら多くの期待に応えられると思った」

 弁護人「どういった点を評価しているか」

 克行被告「あんまり言うと『夫バカ』になるかもしれないが、他の政治家と比較して感じるのは、まず1つは、時代を先取りした問題意識、政策能力が卓越していた。2つめは、妻の性格。多くの方々と良好で円滑な人間関係(を築き)、私はどちらかというと厳しい人間だが、私と違って人を思いやることができる。胆力もある。自分が正しいと信じることを相手が誰でもひるまず、正々堂々と主張する」

 《妻の政治家としての資質を高く評価する克行被告。選挙区の広島で発生した豪雨被害の被災者に対して「共感する力を持っている」とも語った》

 弁護人「支援者と密接に交流することは」

 《弁護人の質問は、案里前議員の地元の支援者との関わり方などに移った》

 克行被告「(広島市)安佐南区では、私より妻の方が人気が高い。(克行被告の後援会の)三矢会の中心は案里だった。案里が人間関係の構築(を担った)」

 《続いて、弁護人は令和元年に案里前議員が参院選へ出馬したことについて質問する》

 弁護人「公認は、どのような意味を持つか」

 克行被告「公認候補として政治家の能力、資質、将来性を政党として保障する意味合いがある。もう一つは党勢拡大。自民党として応援していくと、公にする意味合いもある。党員や協力してくれる団体に対し、『応援してください』と党として要請していく意味合いもある」

 弁護人「(公認には)党として熟慮し、慎重になる?」

 克行被告「自民の公認は政治的に意義が深い。当選するという確信があって決定するものと考えている」

 《弁護人は、案里前議員が支部長を務めた第7支部について質問を重ねていく》

 克行被告「(支部の目的の一つは)党勢拡大。その政党の理念を広め、政策について1人でも多くの国民に指示していただけるよう広めていく。それが党勢拡大と理解している。有権者との関係性が最も重要。政党は政権を獲得するのが目的で、それがないと存在意義がない。1議席でも多く獲得し、1人でも多くの同士を確保すること(が重要)」 

 《続いて話題は、案里前議員の公認決定の時期に移る。自民党は公示3カ月前の平成31年3月に公認を決定。選挙戦を踏まえると、決定時期は遅いといえる》

 弁護人「過去に出馬した選挙で出馬を表明した時期は」

 克行被告「案里の各種選挙への表明は毎回遅い。(初出馬だった平成15年の)県議選は告示3週間前で、(21年の)県知事選では告示9日前。よく立候補したものだなと」

 《苦笑交じりに話す克行被告。一方で、案里前議員をこう評価した》

 克行被告「常識にとらわれないのが河井案里の面白いところ。限られた時間で完全燃焼し、死に物狂いでやって困難を突破してきた」

2600名無しさん:2021/03/23(火) 19:23:42
>>2599

 《21年の知事選では、現在も知事を務める湯崎英彦氏に2倍近くの差をつけられ敗れたものの、約20万票を獲得した》

 弁護人「20万票を獲得したことは驚きか」

 克行被告「客観的に見て、(当時)自民党は下野していた。県の長を選ぶ選挙で(案里前議員は)若すぎると不安感があったと思う。その中であれだけ票をもらったのは大きな自信になったと思う」

 《自民が逆風にある中で20万票獲得したため、参院選でも公認が遅くなっても「厳しいという認識はなかった」という克行被告。また、自民党広島県連が当時現職だった溝手顕正氏を一本化し支援するという状況も、案里前議員に有利に働くという見方も示した》

 克行被告「県連は河井案里を一切支援しないと機関決定していた。公認に至るまでのいきさつなどが報じられるほど河井案里に有利で、遅れがあっても十二分に補えると踏んでいた」

 弁護人「(案里前議員の公認に)県連が消極的、反対する理由は」

 克行被告「長年にわたって、広島の参院選は何もしないで、自民党1議席、野党1議席というぬるま湯につかった選挙。公示日の朝に届け出をした時点で選挙が終わると言われていた。溝手氏や、県連会長を務めていた宮沢洋一氏からすると、河井案里が出馬することで安楽な選挙ができなくなる。それが嫌だと思ったのではないか」

 弁護人「溝手氏の票が奪われるという見方は」

 克行被告「大きく(票が)奪われるなどと予期していない。(ベテランの溝手氏と若手で女性の案里前議員では)顧客層が全然違う。選挙は商品(候補者)とそれを買う(投票する)客(有権者)がいる。公認されることで自民党支持層が溝手氏から河井案里に移ることはあり得ない」

 《広島の選挙戦の在り方について苦言を呈した克行被告は、選挙における持論も展開した》

 弁護人「決まったパイを取り合うことは想定していないか」

 克行被告「パイは限られていない。(参院選広島選挙区は)事実上、無風状態が続いてきた。真面目に地盤培養、党勢拡大をしてきたとはとても思えない。パイは切磋琢磨(せっさたくま)することで広がる」

 《案里前議員という“新しい血”を入れることで、無党派層や若年層への浸透を狙ったと主張する克行被告。弁護人は、選挙活動の仕組みについて質問を続ける》=(5)に続く

2601名無しさん:2021/03/23(火) 19:24:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6caf2f717d04ff3044248b609e1a57fd9cdba4d
克行議員初の被告人質問(5)「街頭演説3000カ所」 妻の努力を強調
3/23(火) 17:25配信
産経新聞
 《令和元年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、公選法違反の罪に問われた元法相の衆院議員、河井克行被告(58)の公判は、弁護側の被告人質問が続いている。克行被告は、妻の案里前議員(47)が当選へ向けて奔走した様子や、選挙活動の仕組みなどについて、依然として雄弁に語り続けている》

 弁護人「参院選広島選挙区に候補者を2人擁立することは、比例区にも影響があるのか」

 克行被告「参院選は地方区と比例区で、1人の有権者が2票持っている。全国比例にも候補者を擁立する。地方区の切磋琢磨(せっさたくま)が活発になることによって、比例区の活動も活発になる」

 弁護人「選挙に向けた準備については」

 克行被告「党勢拡大活動と地盤培養行為を真面目にやっていくことに尽きる。党勢拡大と地盤培養行為は、裏と表の関係だ。政党の公認を得ている場合は、公認を前面に打ち出していく。立候補予定者の政策、理念、人柄を後援会の世話人を通じて広げてもらう。もう1つは知名度を上げていくこと。人は知らない人に一票を入れない」

 《これまでの主張を一変させた午前中の被告人質問では時折、言葉を詰まらせる場面もあった克行被告だが、選挙に関する己の主張を開陳しているせいか、終始よどみなく話を続けていく》

 弁護人「案里前議員が(立候補した後に)重要視していたことはなにか」

 克行被告「とにかく、街頭演説を最重要視していたと私は思う。(案里前議員)本人は後任が決まってから3000カ所に行ったと言っておりましたが、党の幹部、選挙の専門家、先輩議員から異口同音に言われていたのが『とにかく顔を表に出しなさい』ということだった。『自分で走り回って風を起こしなさい』と」

 弁護人「3000カ所回ることは大変だと思うが、案里前議員の様子は」

 克行被告「最後は足の筋肉を痛めて満足に歩けない。案里の場合は、街頭演説だけではない。聴衆がいたら、そこまで走ってそこで握手をする。街頭演説プラス、走りながらやっている。暑い時期ですから、目の角膜がやられて麻酔を打って、死に物狂いでやっていたと聞いていた」

 弁護人「やはり、党勢拡大を意識していたのか」

 克行被告「県連は妻を支援しないと決定していたが、妻は(自民党公認の競合候補だった)溝手顕正氏の名前を先に出して、自民党のために頑張ると、ずっと一貫して訴えてきたと聞いています」

 《克行被告は、妻がいかに選挙に情熱を注ぎ込んでいたかを再三力説する》=(6)に続く

2602名無しさん:2021/03/23(火) 19:25:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/185a16114417fde5ce9db6565c48fcca71bb6fdb
【克行議員初の被告人質問】(6)「是非お聞きしていただきたい」 県連の代わりに党勢拡大と主張
3/23(火) 18:24配信
産経新聞
 《令和元年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、公選法違反の罪に問われた元法相の衆院議員、河井克行被告(58)の公判は被告人質問が続いている》

 《弁護人から選挙に向けた県連の役割について問われると、克行被告は滔々(とうとう)と内容を語った》

 克行被告「公示日前には2連ポスターを作ります。候補予定者と、もう一人を誰にするのか、相手と交渉して写真を収集します。後援会入会申込書を友好団体へ配布をお願いしたり、街頭演説会を開催する際には準備や応援をお願いしたりします。公示日後も、さまざまな最終調整などを行います」

 《弁護人から参院選当時、案里前議員が県連からの支援が一切なかったことが改めて確認された》

 弁護人「なぜ県連は支援しないことになったと思いますか」

 克行被告「大事なところです。是非裁判長にはお聞きしていただきたい」

 《突然、目の前の裁判長らに呼びかけた克行被告は、広島県内の情勢について熱く説明を始めた》

 克行被告「県連は県議が主体の組織であり、彼らの政治的な目標は、一義的には県政であることが1番大きな違いです。県政の延長線上に国政選挙がある。国政では与党と野党で政策を異にしていますが、広島では共に県政を運営してきた。彼らにとっては、これを維持することが最重要の政治課題なのです。過去21年続いていたように、県知事選挙と国政において自民と民主系の議席を仲良く分け合うことが、彼らの政治的目標なのです」

 《思うところがあったのか、克行被告の言葉はいくぶん皮肉っぽく聞こえる》

 克行被告「河井案里は一貫して距離を置いた政治活動をしてきた。よって県連は案里を応援、支援しないのではないかと私は考えている」

 弁護人「応援しない姿勢がはっきり現れた事象は」

 克行被告「あー…。いろいろとありました」

 《克行被告は目線を遠くにやった。思いをめぐらせているようだ》

 克行被告「一昨年は県連大会が無期延期になりました。参院選に向かって党の結束を訴える絶好の機会だったのに、溝手(顕正)先生の隣に河井案里を並べたくないと県連会長が決めたと聞きました。全国で開かれなかったのは広島だけです」

 「他には、県連のホームページに河井案里の情報が一切ありませんでした。溝手先生の公認のみです。それから…」

 《次から次へと県連の「案里外し」エピソードを挙げていく克行被告。「さらに」「それから」「あるいは」と言葉を継ぎつつ4つの例を披露し、言い終わると「今となっては懐かしい」と感傷に浸った。検察官、裁判官は、手元や証言台の方を見ながらひたすら聞いている》

 弁護人「被告人や案里さんが主体となって(本来は)県連がする党勢拡大をしないとならなかったと」

 克行被告「全くその通りです」

 弁護人「県内の案里さんの知名度は」

 克行被告「知事選で立候補したので一定程度の知名度はありましたが、無所属で出馬した。今回は自民党公認の河井案里だから、有権者の頭の中ですぐに結びつかないのではないか。まして比較的若い女性で、野党系と受け止められていたかもしれないと」

 《自民党公認候補としての知名度に不安を持っていたとする克行被告。県連の協力も得られず、自らが選挙活動に力を入れる必要があった、という趣旨のようだ》

 弁護人「自民党の大方針は、広島で2議席」

 克行被告「間違いない。県連のホームページと裏腹に党本部では溝手先生と案里を紹介いただいた。党本部のパンフレットにも2人。(当時の)安倍晋三総裁が広島に来たときも溝手先生と河井案里の2人を応援した。決してどちらか1人ではなかった。選挙後に妻が官邸に行った際、安倍(晋三)総裁は『2議席獲得できなかったのが残念だった』といった」

 弁護人「外部向け(のメッセージ)は」

 克行被告「案里が公認される前から、広島は2人とすべきと訴えていた。2人で競争して切磋琢磨(せっさたくま)しないと、あぐらをかくようなことをしていては、いくら広島で自民の基盤が強固でもいけないと思っていた。別に私は、妻が2人目に公認されたから党勢拡大をしたわけではない」

 《克行被告は、夫としてではなく、あくまで広島3区支部長としての立場を強調する》

 克行被告「私の責任を果たすため、3区の緊急報告会で妻だけでなく溝手先生の2人が公認されたことの意義を、すべての会場で訴えました。河井案里講演会でも支部長として理解してほしいと説明した。企業を回り2人当選しないといけないと訴えました」

 弁護人「案里さんではなく、有望な政治家として公認をしたと」

 克行被告「はい」

=(7)に続く

2603名無しさん:2021/03/23(火) 19:27:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/afac9d7590867281634dba3ed4b4f25f4eebd059
克行議員初の被告人質問(7完)「『厳しい選挙』政治家の常套句」
3/23(火) 19:02配信
産経新聞
 《令和元年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、公選法違反の罪に問われた元法相の衆院議員、河井克行被告(58)の公判は被告人質問が続いている》

 《2議席を有する参院広島選挙区では、自民党は議席独占を目指し、妻の案里前参院議員と、溝手顕正参院議員の2人を公認したが、党内の亀裂は深まっていた。現職の溝手氏に対し、国政初挑戦の案里氏は当選すら難しいとの見方があった》

 弁護人「選挙の情勢をみて、被告人は案里さんに勝算があると考えていたのか」

 克行被告「私は河井案里は当選するだろうと思っていました」

 弁護人「公認が2人いれば、票が割れ、新人にとっては不利という見方ができる。実際、証言からそういう言葉も出てきているが」

 《克行被告は、有権者の心理から、女性候補で新人の案里氏が有利だったとする持論を展開。不利と見るのは「選挙の表面だけを見ている」と指弾した》

 克行被告「こういうことになって申し訳ないですけど、案里の清廉潔白なイメージが(有権者に)評価してもらえると思いました」

 弁護人「証言の中で、被告人がいろんな人に会う際に『厳しい選挙になる』と言っていたようだが」

 克行被告「政治家にとってそれは常套句(じょうとうく)ですね。大丈夫と思っても、大丈夫なんて言ったら油断して内部崩壊します。陣営を引き締めるためです。『克行が投開票日の数日前にすごい形相でやってきて、案里の選挙が厳しいと言った』という三矢会の役員の供述(調書)を読んで、しっかり目的が達成できたと思いました」

 《一方、自民党が4回行った選挙区の情勢を調べる世論調査では、公示前、案里氏は溝手氏と野党候補に続き3位で、当選は難しいことを示していた。克行被告はそれでも勝算があったと反論する》

 克行被告「責任政党の自民党が、当選の可能性のない新人を立てることがあると思いますか。勝算があって、立てたのだと思います」

 「調査結果では3番手だが、2位(の野党候補)の数字と遜色ない」

 《証言台の克行被告の横に弁護人と検察官が立ち、世論調査の資料を確認していく》

 克行被告「裁判長にごらんいただきたい。主要候補のなかで、一貫して上昇しているのは案里だけ」

 《裁判長は、資料を確認しながら、克行被告の説明に耳を傾ける》

 克行被告「実数より、方向性、ベクトルが重要。当たり前だが、公示日1カ月前に最高の支持率があっても仕方がない。期日前(投票)もあるが、一番の盛り上がり、頂(いただき)をもっていくのは投票日。その判断がベクトル」

 《弁護人は、資料から案里前議員、溝手顕正氏、野党候補それぞれの支持率の推移を確認していく》

 克行被告「今日示された数字が、私が案里に勝算があると踏んだ材料の1つ」

 《裁判はここで閉廷。証言台から席に戻った克行被告は真剣な表情で弁護人と話し込み、何度も小さくうなずいていた。次回の被告人質問は24日午前10時から行われる》=完

2604とはずがたり:2021/03/26(金) 15:55:15

野田氏、NTT幹部と会食認める
総務相時「接待でない」
https://this.kiji.is/742570620061204480?c=39546741839462401
2021/3/11 13:23 (JST)
c一般社団法人共同通信社

 自民党の野田聖子幹事長代行は11日、総務相在任中にNTT側の幹部らから接待を受けたとする週刊文春報道に関し、会食した事実を認めた。党本部で記者団の取材に応じ「接待でなく、プライベートの懇談会との認識だった」と語った。2回の会食のうち、支払ってもらった1回については会食費が約2万6千円だったと確認し、全額返金したと明らかにした。

 坂井学官房副長官も総務副大臣だった2018年に篠原弘道NTT会長と会食したとする文春報道を認めた。記者団の取材に「総務省の業務に関する要請や要望は全くなかった」と答えた。

2605名無しさん:2021/03/26(金) 18:47:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/811a6ace4ad120be0a99ceae720bf7e91442b934
維新・森議員を公選法違反容疑で告発 党費肩代わりで
3/23(火) 21:00配信
朝日新聞デジタル
 日本維新の会の森夏枝・衆院議員(比例近畿)が、集めた党員の党費を肩代わりして党本部に払っていたとして、京都市民らでつくる「日本維新の会・森夏枝被害者の会」が23日、森議員らを公職選挙法違反(選挙区内での寄付)などの疑いで京都地検に告発状を提出した。「被害者の会」関係者が取材に明らかにした。

 告発状は、森議員が2018、19年度に党員延べ99人を集めた際に、森氏の事務所の事務局長だった父親が1人年2千円の党費を肩代わりしており、公選法で禁止される選挙区内での寄付行為にあたるとしている。

 森議員は昨年12月の朝日新聞の取材で、18年度に党員を募集した際に「名前だけで構わない」と事務所関係者に指示していたことを認めている。今年1月には、一連の問題を受けて、党本部から3カ月の党員資格停止処分を受けた。(高井里佳子)

朝日新聞社

2606名無しさん:2021/03/27(土) 07:16:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/f90ee5fe12557276b519294d9a7fccf9ce5853d9
使途不明の1.5億円、首相「書類が返還され次第…」 
3/26(金) 14:08配信
朝日新聞デジタル
 菅義偉首相は26日、2019年7月の参院選広島選挙区をめぐり、公職選挙法違反(加重買収など)の罪に問われた元法相の河井克行被告について「法相の経験者についての刑事裁判が行われていることは残念であり、国民の政治不信を招いた批判があることは重く受け止めている」と述べた。

 共産党の山添拓氏の質問に答えた。事件をめぐっては、自民党本部から計1億5千万円が提供されたことが明らかになっているが、使途は不明のままだ。この点について首相は「現在、検察当局に押収されている関係書類が返還され次第、党の公認会計士が内規に照らして監査を行い、しっかりチェックすることになっている」と従来の答弁を繰り返した。

 「なぜ書類は押収されたままなのか」との山添氏の質問に対しては、「裁判中だからと思う」と答弁。菅首相は「いま裁判中であり、私から何か申し上げることは控えるべきだと思う」と述べた。

 参院予算委の締めくくり質疑は終了した。

朝日新聞社

2607とはずがたり:2021/03/29(月) 18:26:50

愛知県知事リコール 運動事務局の支出は約6000万円、高須院長から1200万円借り入れ
https://www.tokyo-np.co.jp/article/94531
2021年3月29日 18時05分

 愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を主導した運動事務局が、一連の活動に計6千万円近くを支出していたことが29日、関係者への取材で分かった。運動事務局は近く、収支を管理する政治団体「100万人リコールの会」の政治資金収支報告書を、愛知県選挙管理委員会に提出する。
 リコール運動を巡っては、運動事務局が名古屋市の広告関連会社に対し、署名偽造のためのアルバイト募集業務を約470万円で発注した疑いが浮上しているが、関係者によると、収支報告書にこうした支出は記載されていない。
 関係者によると、クラウドファンディング(CF)による収入が約3950万円と大部分を占め、寄付も約870万円あった。また収入不足を補うため、政治団体の代表を務めた美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長から1200万円を借り入れていた。(共同)

2608名無しさん:2021/03/31(水) 17:59:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/582c185eab1205c7e8347418e30daf5d631b903a
「桜」新たに安倍前首相ら不起訴 夕食会費問題で東京地検特捜部
3/30(火) 17:24配信
共同通信
 「桜を見る会」前日の夕食会費補填問題で、東京地検特捜部は30日、ホテル側の宴会代金の値引きは寄付に当たるなどとする新たな政治資金規正法違反容疑について、安倍晋三前首相や、安倍氏の後援会代表だった配川博之元公設第1秘書(61)ら4人全員を不起訴処分とした。

 安倍氏が代表の資金管理団体「晋和会」や後援会が夕食会の支出に関し、ホテル側の値引きを寄付として2015〜19年分の政治資金収支報告書に記載せず、17〜19年分の領収書を保存していないなどとして、市民が告発していた。

 特捜部は値引きの証拠はないと判断し、安倍氏について「嫌疑不十分」や「嫌疑なし」とした。

2609とはずがたり:2021/04/04(日) 18:16:31

【独自】熊田裕通衆院議員元スタッフの男を逮捕 愛知、持続化給付金の詐欺容疑
https://www.tokyo-np.co.jp/article/92838
2021年3月21日 15時38分
 新型コロナウイルスで売り上げが減った事業者に国が支給する持続化給付金をだまし取ったなどとして、愛知県警は21日、詐欺の疑いで、自民党衆院議員の熊田裕通総務副大臣(愛知1区選出)の元スタッフ加藤裕容疑者(34)を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。
 本紙の取材では、加藤容疑者は受給資格のない大学生らが参加した説明会で「自民党という立場で抜け道を知っている」「架空の売り上げを作る」などと伝え、不正受給を持ち掛けていた疑いがある。政権与党の名前を使って不正受給を勧誘したという疑惑は刑事事件に発展した。

2610とはずがたり:2021/04/14(水) 12:16:34
自由同和会支部なんてあるのか〜。

自民支部代表が詐欺容疑、和歌山
コロナ持続化給付金で
https://this.kiji.is/752422038667411456
2021/4/7 16:57 (JST)
c一般社団法人共同通信社

 新型コロナウイルス対策の持続化給付金を詐取したとする詐欺容疑や、無登録で貸金業を営んだとする貸金業法違反容疑で和歌山県警が逮捕した和歌山市のリフォーム業北橋雅也容疑者が、県選挙管理委員会に自民党の支部として届けられている政治団体の代表者だったことが7日、県警や党関係者への取材で分かった。

 県警は関係先として和歌山市内の特定抗争指定暴力団山口組系組事務所を家宅捜索。北橋容疑者に手口などを指南していた可能性も視野に捜査している。

 政治団体は自由民主党自由同和会和歌山県支部。関係者によると、北橋容疑者は少なくとも2017、19、20年に同支部の代表者だった。

2611とはずがたり:2021/04/23(金) 22:30:23

独自って事は読売のスクープって事かな?
政権かその周辺からのリーク?菅原切ると得する政権内の人間って誰??菅原は菅系だっけ?

【独自】菅原前経産相、祭りや盆踊りに「祝儀」名目で現金配布か…東京地検特捜部が任意聴取
4/23(金) 5:01配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc391891bbcb2e9f991b5ed1c8702e0f409b2662
読売新聞オンライン

 前経済産業相の菅原一秀衆院議員(59)(自民、東京9区)が選挙区内の行事で、主催者側に「祝儀」などの名目で現金を配った疑いのあることがわかった。過去3年間で計数十万円に上るとみられ、東京地検特捜部が菅原氏から任意で事情を聞いている。菅原氏は、秘書を通じて有権者に香典を渡した公職選挙法違反事件で不起訴(起訴猶予)となったが、検察審査会が「起訴相当」と議決。特捜部は香典事件も含めて、改めて立件の可否を検討する。

【図表】菅原一秀・前経産相の公職選挙法違反事件をめぐる経緯

 主催者らの証言などによると、菅原氏は少なくとも2018年以降、夏祭りや盆踊り、日帰り旅行を主催する選挙区内の町内会や商店会などに、「祝儀」や「会費」として、1回あたり数千円〜1万円程度の提供を繰り返していたという。

 公選法は政治家が選挙区の有権者に寄付することを禁じ、罰則は50万円以下の罰金。罰金以上の刑が確定すれば失職する。

 特捜部は昨年6月、菅原氏が17〜19年、選挙区内の葬儀で、自身が持参しない形での香典や、故人の枕元に飾る枕花として計30万円分を渡したと認定。一方、経産相を辞任したことなどを踏まえ、起訴猶予とした。

 これに対し、東京第4検察審査会は2月24日付の議決で、特捜部の判断を批判。「国会議員はクリーンであってほしいという国民の願いにも配慮すべきだ」と指摘し、起訴相当と議決したため、特捜部が再捜査を始めていた。菅原氏の事務所は取材に対し、「再捜査がされている中なので回答は差し控える」とした上で、「当局から協力を求められれば真摯(しんし)に対応していく」としている。

https://twitter.com/RyuichiYoneyama/status/1385394531378499586
米山 隆一
@RyuichiYoneyama
これ、何が酷いって、氏がこういう事をされているという事はかねてより噂されており、最初の捜査の段階で当然あがっていた情報だろうに、それを無視して「不起訴」とした事だと思います。日本の行政は今、権力者への忖度で本当に歪められていると思います。


自治労とか日教組とか共産にアレルギー小さいっぽいけど

連合推薦は貰わずに自治労とか日教組とか情報,郵政とか個別に仲良くなって支援貰うってのはありでは?

2612とはずがたり:2021/04/28(水) 14:53:14
特捜部が再捜査 菅原一秀元経産相“有権者買収”の証拠文書を公開する
「週刊文春」編集部22時間前
source : 週刊文春 2021年5月6日・13日号
https://bunshun.jp/articles/-/45106?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=socialLink
genre : ニュース, 社会, 政治

1
1
866
30
コピー
 選挙区内での行事で主催者側に「祝儀」などの名目で、現金を配った疑惑が浮上、東京地検特捜部の再捜査を受けている菅原一秀元経産相(59)。今回、現金配布の実態を事務所の元スタッフが証拠文書を示しながら、「週刊文春」に証言した。

2613とはずがたり:2021/04/28(水) 22:02:41
国民 玉木代表 山尾衆院議員のJRパス私的利用おおむね認め謝罪
2021年4月28日 17時19分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210428/k10013002861000.html

国民民主党の山尾志桜里衆議院議員が、議員活動のために支給されるJRのパスを私的に利用していたと報じられたことについて、玉木代表はおおむね事実関係を認め謝罪しました。

国民民主党の山尾議員は28日発売の『週刊文春』で、議員活動のために支給されるJRのパスを、都内でマッサージ店に行ったり、買い物をしたりする際に私的に利用していたと報じられました。

これについて玉木代表は記者会見で「本人から説明を受けたが、不適切な使用があったと言わざるをえない」と述べ、おおむね事実関係を認め、謝罪しました。

そのうえで「山尾議員には、今後はパスを使わないよう伝え 厳重に注意した。党内からも大変、厳しい意見が出ている」と述べ、党としての対応も検討する考えを示しました。

一方、山尾氏はみずからのツイッターに「公私の別を大切にする自分として、その区別があいまいに見える行動はよくないと深く反省しています。都内の移動にパスを利用しないことが、最善の対応と考えています。改めておわびし、仕事を通じた 信頼回復に努めていきます」と投稿しました。
維新 馬場幹事長「見識を疑う」
日本維新の会の馬場幹事長は記者会見で「JRのパスは『議員特権』の1つで、使用する際は自覚をもった使い方が必要だ。山尾氏が私用でパスを使ったのだとすれば見識を疑う」と述べました。
公明 竹内政調会長「襟を正してもらいたい」
公明党の竹内政務調査会長は記者会見で「あってはならないことで、しっかりと襟を正してもらいたい。われわれも、こうしたことが起きないよう、ルールを徹底していきたい」と述べました。

2614とはずがたり:2021/05/02(日) 20:09:43
維新支部500万円不記載、茨城
17〜19年、寄付金など
https://this.kiji.is/761126013628743680?c=39550187727945729
2021/5/1 19:26 (JST)
c一般社団法人共同通信社

 茨城県に拠点を置く日本維新の会2支部が17〜19年、維新本部から受けた党費還元金や寄付金4件約500万円を政治資金収支報告書に記載していなかったことが1日、分かった。不記載は政治資金規正法に抵触する可能性があり、いずれも事務ミスとして報告書を訂正するとしている。

 参院議員の石井章氏が代表の「茨城維新の会」は、党費還元金などとして17年2月に51万3千円、18年2月に80万7千円、19年3月に68万5千円を受け取っていたが記載していなかった。事務所担当者は「記載すべきものだと認識していなかった。あってはならないことで報告書を速やかに訂正したい」と話した。

2615とはずがたり:2021/05/07(金) 08:52:50

検察の腐敗ぶりが目に余るな。なんでカニメロンの段階でお咎め無しなんだよ。

<独自>菅原前経産相立件へ 東京地検特捜部 現金提供悪質と判断
5/7(金) 2:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d7e36785c8526f8f7c46b2326acb1a2217e917c
産経新聞

 前経済産業相の菅原一秀(いっしゅう)衆院議員(59)=自民=が地元・東京9区の有権者に「会費」などの名目で現金を提供していた問題で、東京地検特捜部が公職選挙法違反(寄付行為)罪で菅原氏を立件する方針を固めたことが6日、関係者への取材で分かった。特捜部は近く菅原氏に聴取を要請し、認否などを改めて確認した上で、処分の内容を決定するもようだ。

 公選法は、政治家が自分の選挙区の有権者に寄付することを禁じており、違反すると50万円以下の罰金が科される。罰金以上の刑が確定すれば失職する。

 菅原氏をめぐっては昨年6月、秘書を通じ有権者に香典名目などで計約30万円相当を寄付した公選法違反事件で不起訴(起訴猶予)となったが、東京第4検察審査会が今年2月に「起訴相当」と議決。その後の特捜部の再捜査で、香典とは別の現金提供の疑いが浮上した。

 関係者によると、菅原氏は平成30年以降、地元有権者団体が企画した祭りなどのイベントに、1回数千〜1万円を支払うことを繰り返していた。総額は菅原氏本人や菅原氏名義などで3年間で数十万円に上るとみられる。

 会費が明示されていないイベントで選挙区内の有権者に現金を支払うことは公選法上、有権者への寄付行為に当たるとして禁じられている。関係者によると、菅原氏は会費制ではない祭りなどに現金を提供していたほか、新年会などでは通例の会費よりも増額して支払った疑いがある。

 特捜部は昨年、香典事件について「法を軽視する姿勢が顕著とまでは言い難かった」として立件を見送ったが、現金提供については、広範囲で長期間にわたるため、悪質性があると判断したとみられる。

 国会議員による寄付行為では、平成11年に小野寺五典(いつのり)元防衛相が氏名入りの線香を選挙区で配ったとして書類送検された。小野寺氏は翌年に議員を辞職し、その後、罰金40万円、公民権停止3年の略式命令を受けた。

2616とはずがたり:2021/05/09(日) 16:39:36
河井元法相公判、懲役4年”実刑論告“で「最重要論点スルー」の謎
郷原信郎 | 郷原総合コンプライアンス法律事務所 代表弁護士
https://news.yahoo.co.jp/byline/goharanobuo/20210507-00236682/
5/7(金) 14:23

2617とはずがたり:2021/05/09(日) 17:52:06

2021/3/2 17:46神戸新聞NEXT
「身を切る改革」と議員報酬の寄付装うも受け取っていた 維新、明石市議を除名
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202103/0014119598.shtml

 日本維新の会の兵庫県総支部「兵庫維新の会」は2日、筒泉寿一・明石市議(35)を2月28日付で除名処分にし、議員辞職勧告を行ったと発表した。維新の各議員は「身を切る改革」と称して、議員報酬の一部を被災地などに寄付しているが、筒泉市議は寄付したように装って実際はしていなかったという。

 筒泉市議は取材に「党の考えに付いていけないと離党を考えていたので、除名について言うことはない。辞職勧告については、比例区のように政党名で選ばれたのではなく、自分を選んでもらった結果なので辞めるつもりはない」と述べた。

2618とはずがたり:2021/05/22(土) 23:54:07
2193 名前:チバQ[] 投稿日:2021/05/22(土) 23:15:11
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20210521-567-OYT1T50342.html
【独自】菅原前経産相を略式起訴へ、公選法違反…80万円の違法寄付
2021/05/22 05:00読売新聞

【独自】菅原前経産相を略式起訴へ、公選法違反…80万円の違法寄付

菅原一秀前経産相 【読売新聞社】

(読売新聞)

 選挙区内の行事で主催者側に現金を提供していた疑いが浮上した前経済産業相の菅原一秀衆院議員(59)(自民、東京9区)について、東京地検特捜部は公職選挙法違反(寄付の禁止)で略式起訴する方針を固めた。違法な現金配布は公訴時効にかからない2018年以降で約50万円に上るという。特捜部は一度は不起訴(起訴猶予)とした香典提供分も略式起訴の対象に含め、計80万円前後を違法な寄付と認定する見通しだ。

 公選法は、政治家が選挙区の有権者に寄付することを禁じ、罰則は50万円以下の罰金。罰金以上の刑が確定すれば失職する。菅原氏は特捜部の任意の事情聴取に対し、違法な現金配布を大筋で認めているという。

 関係者によると、菅原氏は夏祭りや盆踊り、日帰り旅行を主催する選挙区内の町内会や商店会などに対し、1回あたり数千円〜1万円程度の提供を繰り返していた疑いがもたれている。

 菅原氏は「祝儀」や「会費」といった名目で現金を渡していたが、特捜部は主催者側の帳簿類を分析するなどした結果、18年以降の計約50万円分には、行事での飲食に伴う実費といった対価性がなく、実態は寄付だと判断したとみられる。

 特捜部は昨年6月、菅原氏が選挙区内の葬儀で自身が持参しない形での香典や、故人の枕元に飾る枕花として計30万円分を渡したと認定。その上で、経産相を辞任したことなどを踏まえて起訴猶予とした。しかし、東京第4検察審査会は2月24日付で起訴相当と議決。特捜部が再捜査していた。

2619とはずがたり:2021/05/24(月) 21:53:49

前は前言翻してもびくともしなかった感じだけど一寸日和った感も出始めて無双状態が続いてた二階も微妙に弱ってきてる?

二階氏、1.5億円支出「責任は総裁と私」 「関係ない」発言一転
https://mainichi.jp/articles/20210524/k00/00m/010/334000c
毎日新聞 2021/5/24 21:02(最終更新 5/24 21:25) 423文字

 自民党の二階俊博幹事長は24日の記者会見で、2019年参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件に関し、党本部から政党支部に支出した1億5000万円について、「党全体のことをやっているのは総裁と幹事長の私だ。組織上の責任は我々にある」と述べ、当時党総裁だった安倍晋三前首相と自身の責任を認めた。17日には「関係していない」と自身の関与を否定したが、軌道修正した形だ。

 1億5000万円は、党本部から河井克行元法相と妻の案里元参院議員が代表を務める政党支部に支出。17日の会見では、林幹雄幹事長代理が「当時の(甘利明)選対委員長が広島を担当しており、細かいことは分からない」と説明していた。しかし、この日の会見で、林氏は「甘利氏(の職務)は党の公認や選挙区調整が主だ。実際に支出には関与していない」と釈明。各種調査を踏まえて組織決定したとし、使途に関しては「買収資金に使われていないことは検察庁から書類が返ってきたら立証できる」と強調した。【野間口陽】

2620とはずがたり:2021/06/10(木) 21:29:03

菅原一秀・前経産相、議員辞職へ 略式起訴の見通し
2021年6月1日 10時20分
https://www.asahi.com/articles/ASP61366DP61UTIL00G.html

 前経済産業相の菅原一秀衆院議員(59)=東京9区=側が地元で香典や現金を渡したとされる問題で、菅原氏が1日にも自民党を離党したうえで議員辞職願を提出する意向を固めたことが、関係者への取材でわかった。香典や現金などについては、東京地検特捜部が近く、公職選挙法違反(選挙区内での寄付)の罪で菅原氏を略式起訴する見通しだ。

「こっそり渡して」 菅原氏、盆踊りなどで秘書に指示か
 同罪の法定刑は50万円以下の罰金。簡裁の略式命令による罰金刑が確定すれば、公選法の規定で衆院議員を失職する。公民権は原則5年間停止され、その間は立候補もできなくなる。

 特捜部は2020年6月、菅原氏が17〜19年に選挙区内で枕花を贈ったり香典を秘書に代理持参させたりしたとして、30万円の違法寄付を認定したうえで、「公選法を軽視する姿勢が顕著とまでは言いがたい」などと説明して不起訴(起訴猶予)とした。

 これに対し、東京第四検察審査会は今年3月、「起訴相当」とする議決を公表し、30万円という特捜部の事実認定は絞り込みすぎだと指摘した。

 関係者によると、議決を受けて再捜査した特捜部は、地元で開かれた祭りの際に主催者の町内会に会費名目で渡すなどした現金数十万円も違法と認定。悪質性が高まったとして略式起訴する方針に転じた。菅原氏は違法性を認めて略式起訴に同意する意向で、処分を受ける前に議員辞職することにしたとみられる。

 菅原氏は03年初当選で当選6回。略式起訴は、書面審理で罰金などを求める簡易的な手続きで、簡裁が「不相当」と判断しない限り公開の正式裁判は開かれない。

2621とはずがたり:2021/06/10(木) 21:29:56
菅原一秀氏、自民離党で調整 新たな現金配布疑い特捜聴取受け
政治
https://mainichi.jp/articles/20210531/k00/00m/010/387000c
速報
毎日新聞 2021/5/31 22:51(最終更新 5/31 22:51) 405文字
菅原一秀・前経済産業相=川田雅浩撮影拡大
菅原一秀・前経済産業相=川田雅浩撮影
 自民党の菅原一秀・前経済産業相(59)が近く、離党する調整を始めた。複数の党関係者が31日、明らかにした。菅原氏が選挙区内の祭りなどで住民らに現金を配った疑いが新たに浮上し、東京地検特捜部から任意で事情聴取されたことを受けた措置とみられる。

 菅原氏を巡っては、特捜部の捜査で2017〜19年、選挙区内の有権者延べ27人の親族の葬儀に、枕花名目で生花18台(計約17万5000円相当)を贈り、秘書らを参列させて自己名義の香典(計12万5000円分)を渡したとされる。特捜部は20年6月、公職選挙法違反容疑で不起訴処分(起訴猶予)としていたが、検察審査会が今年2月に起訴相当と議決。再捜査で新たに選挙区内で現金を配った疑いが浮上していた。

2622とはずがたり:2021/06/15(火) 01:22:30
総務省接待問題、NHK役員とも会食判明 前田会長「適切と確信」
2021年3月2日 20時03分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/89086 総務省の原邦彰官房長は2日の衆院予算委員会で、菅義偉首相の長男正剛(せいごう)氏が勤める放送事業会社「東北新社」による総務省幹部への接待問題に関連して、調査した幹部ら12人のうち1人がNHK役員とも会食していたと認めた。現段階では野党側の要求を踏まえた確認作業のため、武田良太総務相は改めて「調査をさせる」と明言した。日本維新の会の足立康史氏への答弁。
【関連記事】東北新社から接待、違法と認める 総務省が11人処分 首相「長男が関係、国民におわび」
 原氏は、会食していた職員の役職や氏名は伏せた一方、聞き取りに対して「(許認可事業者からの接待などを禁じる)国家公務員倫理規程に抵触する会食はない」と答えたことを明らかにした。他に2人が「記憶の限り、会食はない」、9人が「会食の事実はない」と回答したとも説明した。
 予算委に出席したNHKの前田晃伸会長は「公共放送に携わる者として自覚を持って適切に対応していると確信している」と語った。会長就任後の自身の会食は否定した。(山口哲人)

2623とはずがたり:2021/07/07(水) 11:44:20
>現金数万円以上の授受が裏付けられれば略式起訴されて罰金刑を求められるケースが多く、100万円以上を受け取りながら刑事責任が問われないのは異例だ。

>被買収側は現金を求めておらず、克行元議員が断る相手に無理やり渡したケースが大半だった。数十万円以上をもらった人も、これを原資に別の人への買収行為は行っていなかった。

カネ受け取っても断ってしかもそれを受け取るだけで全く動かなければお咎め無しって事になったんだな。便所でポケットにねじ込まれた議員とかいたしまあそういうのはねえw

とはいえ300万も貰った亀井秘書はそのカネただ保管してたのか?

河井夫妻大規模買収事件 現金受領側の全100人不起訴へ 東京地検
https://mainichi.jp/articles/20210706/k00/00m/040/002000c
毎日新聞 2021/7/6 00:29(最終更新 7/6 03:08) 956文字

 2019年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で、元法相で元衆院議員の河井克行被告(58)=1審で実刑判決、控訴中=と、妻の案里元参院議員(47)=1審で有罪確定=から現金を受け取ったとされる地方議員ら100人について、東京地検特捜部は全員を不起訴処分とする方向で調整を始めた。公職選挙法違反(被買収)容疑で刑事告発されていたが、無理やり現金を渡されるなどしており、刑事責任を問うほど悪質性は高くないと判断した模様だ。上級庁と協議して最終決定する。

 克行元議員の1審判決によると、19年3〜8月、地方議員や首長ら44人、後援会関係者50人、選挙スタッフ6人が案里元議員の票をとりまとめる趣旨で現金を受け取った。最高額は、亀井静香・元金融担当相の元公設秘書の300万円で、次いで元広島県議会議長の奥原信也県議(78)の200万円。1人当たり10万〜20万円が多く、最も少ない人で5万円だった。

 過去の買収事件では、現金数万円以上の授受が裏付けられれば略式起訴されて罰金刑を求められるケースが多く、100万円以上を受け取りながら刑事責任が問われないのは異例だ。

 特捜部は、河井夫妻の捜査に乗り出した20年初め以降、被買収側の100人全員を聴取し、大半が現金の授受を認めたとされる。夫妻は同年7月に起訴されたが、東京地検はこの際に「起訴すべきものはした」と述べ、被買収側については起訴、不起訴の判断を示さない方針をとった。しかし、市民団体が同年9月に刑事告発。東京地裁が今年1月、案里元議員に懲役1年4月、執行猶予5年の有罪判決を言い渡し、6月18日には克行元議員に懲役3年の実刑判決を言い渡したことから、特捜部は被買収側の再聴取を進めた。

 その結果、被買収側は現金を求めておらず、克行元議員が断る相手に無理やり渡したケースが大半だった。数十万円以上をもらった人も、これを原資に別の人への買収行為は行っていなかった。こうした状況を総合考慮し、全員を起訴猶予とする方向で検討している模様だ。

 克行元議員の公判で、弁護側は「現金を受け取った100人が一人も起訴されていない。著しく均衡を欠く」と主張したが、判決は「犯行の性質と内容、規模からすれば不公平だとは到底言えない」との判断を示している。【志村一也、国本愛】

2624とはずがたり:2021/07/14(水) 23:21:18
平井デジタル相が大臣規範違反 IT政務官時代に親密IT企業株を購入
「週刊文春」編集部7時間前
source : 週刊文春 2021年7月22日号
https://bunshun.jp/articles/-/47100?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=socialLink

 自身が保有していたIT企業株を巡り、売却益にかかる所得税を申告していなかったことが明るみに出た平井卓也デジタル相(63)。問題のIT企業株を購入した時期は内閣府政務官を務めており、政務三役在任中の株取引自粛を求める大臣規範に違反していたことが、「週刊文春」の取材でわかった。

 平井氏が保有していたのは、IT企業「豆蔵ホールディングス」(東京都新宿区)の株式。同社の荻原紀男社長(63)と平井氏は20年来の付き合いで、豆蔵ホールディングスは2013年から2017年にかけて毎年60万円、計300万円を平井氏が代表を務める自民党香川県第1選挙区支部に献金してきた。

 一方、豆蔵ホールディングスのグループ会社「ネクストスケープ」(東京都新宿区)は、デジタル庁の関連事業である東京五輪向けアプリを再委託先として6.6億円で受注している。


 平井氏によれば、豆蔵ホールディングス株を購入したのは、2006年6月。当時、平井氏はIT政策担当の内閣府政務官を務めていた。これは、政務三役在任中の株取引自粛を求める大臣規範に違反する。さらに、IT政策担当の内閣府政務官として、未公開の情報も知り得る立場にありながら、IT業界の株式を購入していたことになる。

 折しも、豆蔵ホールディングスは平井氏が株を購入した4カ月後に持ち株会社に移行し、事業を急拡大させていた。

「豆蔵は当時、『内部統制支援システム』と呼ばれる、企業の財務や組織を“見える化”するサービスで利益を上げていた。2007年3月期は連結純利益が1億4000万円、連結売上高が36億円と創業以来の最高額を記録。MBO(経営陣による自社株買い)直前の2020年3月期決算では、売上高288億円にまで成長したのです」(IT業界関係者)

「豆蔵ホールディングス」の荻原社長。平井氏と同じ1958年1月生まれ(豆蔵HPより)
「豆蔵ホールディングス」の荻原社長。平井氏と同じ1958年1月生まれ(豆蔵HPより)
 ところが、平井氏はこの間、全ての国会議員が選挙のたびに提出することが義務付けられている「資産等報告書」に、四国新聞株など他の保有株式は記載しているにもかかわらず、豆蔵ホールディングス株については記載していなかった。

 平井氏は2020年3月、豆蔵ホールディングスが実施したMBOに応じる形で、保有していた8400株を全て売却。売却益は少なくとも1200万円と見られるが、これを「所得等報告書」に記載していなかった。

2625とはずがたり:2021/07/15(木) 17:34:14
都ファに蔓延してたんちゃうか。

https://twitter.com/nitiyoutwitt/status/1415185948963336193
しんぶん赤旗日曜版
@nitiyoutwitt
【スクープ】東京都議選中に無免許運転で事故を起こし都民ファーストの会を除名された #木下ふみこ 都議に新たな重大疑惑。公職選挙法が禁じるネットの有料広告を選挙期間中に出していた疑いが判明。違反の罰則は2年以下の禁錮又は50万円以下の罰金。有罪が確定すれば当選無効に=赤旗日曜版7月18日号

都民ファ都議が選挙中に有料ネット広告
2021/7/14 21:35 (JST)7/14 21:53 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社
https://nordot.app/788021607432749056?c=39550187727945729

 東京都議選で当選した「都民ファーストの会」の伊藤悠都議が選挙期間中、フェイスブックで有料のインターネット広告を出していたことが14日、分かった。公選法に抵触する恐れがあり、伊藤氏は取材に有料で広告を出したことを認めた。

2626とはずがたり:2021/07/19(月) 16:55:53
キャリア官僚の質低下が目を覆わんばかり。。

経産省キャリア官僚2人を再逮捕
2021/7/19 15:12 (JST)7/19 15:30 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社
https://nordot.app/789737037378174976

 国の新型コロナウイルス対策の家賃支援給付金約600万円をだまし取ったとして、警視庁は19日、詐欺容疑で経済産業省キャリア官僚の桜井真被告(28)と、新井雄太郎被告(28)を再逮捕した。

2627とはずがたり:2021/07/22(木) 16:24:11

「自民党員になれば融資」国会議員が出席した会合の一部始終 音声公開
https://mainichi.jp/articles/20210607/k00/00m/040/181000c
毎日新聞 2021/6/8 12:00(最終更新 6/16 18:11) 有料記事 2362文字

 2020年12月10日午後。東京都港区にあるオフィスビルの一室で、経営者ら十数人を集めた「融資説明会」が開かれていた。金融機関の融資についての説明文書とともに、参加者にはなぜか自民党の入党申込書も配布された。司会者に促され、説明会の途中で姿を現したのは現職の自民党国会議員だ。議員が顔を出した理由は何か。毎日新聞はこの説明会の様子を録音した音声データを入手した。取材を進め、明らかになったのは――。(ログインした方は音声データを視聴できます)

 関係者によると、この説明会は千葉県のコンサルタント会社が主催したもので、融資のスキーム(枠組み)を紹介するとの名目で開かれた。

 司会を務めた同社代表は100%政府出資の金融機関の名を挙げ、融資スキームの資料を示しながら説明を始めた。「新型コロナウイルスの影響で返済が滞っている方も借り換えができます」「平均融資額は500万〜4000万円で金利は1%前後です」

 その上で、代表はこう強調した。「(金融機関の)担当者宛てに、弊社にご協力いただいている議員さんの秘書の方からお電話がかかります。この連絡が入って一般枠でなく別枠になります」

 議員秘書の電話で別枠になる――。突然の説明に参加者は疑問に思った。

 代表は配られた自民党の入党申込書にも触れた。「融資希望者や融資希望者を紹介する方には全員に書いていただいている。お金はかからないので気にしないで記入していただければ」「これを書けば、議員さんに強くお願いしやすくなるんです」

 代表に促され、外で待機していた男性が会場に入ってきたのは説明会から約30分が経過した後だった。その男性は…

2628とはずがたり:2021/08/07(土) 00:18:16
まあ噂ではみんな官僚組織の内部に学会員がネットワーク作ってるらしいとは知ってるけど堂々と検察の内部情報が漏れてるとヤバいことが書いてある。
>両事務所の2人の秘書が最近、クビになったので何かあったのかと思っていた矢先でした。

永田町に激震!東京地検特捜部が狙う大物とは?公明党衆院議員事務所に家宅捜索の理由〈dot.〉
8/6(金) 12:10配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/7fc7c87ce37e14d38116ecb3977a00b0ea1d8b36
AERA dot.

  全国の新型コロナウイルスの新規感染者が連日、過去最多を更新する中、東京五輪のメダルラッシュに沸くというチグハグな状態が続くニッポン。その中枢で激震が走る出来事があった。

 東京地検特捜部が密かに8月4日、公明党の吉田宣弘衆院議員、太田昌孝衆院議員の議員会館事務所に家宅捜索に入っていたのだ。

 容疑は両議員の元秘書2人が登録貸金業者となっていないにもかかわらず、政府系金融機関と融資先の仲介業務に関与した貸金業法違反だ。2人の元秘書は仲介業務で多額の報酬を得ていたとされる。

 議員会館事務所には何人もの特捜部の捜査員が出入りし、報道陣が取り囲む中、段ボール箱を持ち込むなどあわただしい様子だった。

「突然のことで本当に驚いた。解散総選挙がいつあるかとソワソワしている時期に特捜部が突然、議員会館にやって来て捜索でしょう。両事務所の2人の秘書が最近、クビになったので何かあったのかと思っていた矢先でした。大きなヤマになるのではないか」

 こう不安そうに話すのは公明党の国会議員だ。

 今回の捜索で注目されるのは、2人の元秘書に仲介を受けた融資先である再生可能エネルギー関連会社、テクノシステム社だ。AERAdot.でも既報(5月21日配信)したように、テクノ社の社長だった生田尚之被告らが東京地検特捜部に詐欺容疑で逮捕、起訴されている。

 テクノ社と関係が深い議員の一人が、公明党の遠山清彦前衆院議員だ。
遠山氏は今年1月、緊急事態宣言下で深夜、クラブで飲食していたことがメディアで報じられ、議員辞職に追い込まれた。

 貸金業法違反の疑いがある2人は、遠山氏が衆院議員時代に秘書を務めていた。遠山氏の議員辞職後、2人は吉田議員、太田議員の秘書になっていた。

 テクノ社は遠山氏の「タニマチ」として知られた会社だった。遠山氏は2017年、自身が代表を務める公明党衆議院比例区九州第2総支部にテクノ社から100万円の政治献金を受領している。生田氏が19年1月に横浜の中華街に高級しゃぶしゃぶ店を開店した際も小泉純一郎元首相、鳩山由紀夫元首相、麻生太郎副総理兼財務相、小池百合子東京都知事らとともに遠山氏が花を贈っていた。

「遠山氏は19年から1年間、財務副大臣だった。その影響力を背景にしたのか、2人の元秘書を通して、テクノ社に政府系金融機関の融資を口利きをした疑いがある。 遠山氏自身も2人の秘書に『政府系金融機関を紹介させた』と認めている。テクノ社以外にも数百の融資をあっせんした疑惑もある」(捜査関係者)

 遠山氏は議員辞職した後に、今年3月に東京都に自身が社長の遠山アソシエイツ・コンサルティング・インタナショナル(以下T社)を設立。東京地検特捜部は今回、T社や福岡市の遠山氏の自宅にも家宅捜索に入っている。遠山氏は5日までに時事通信のインタビューに応じ、財務副大臣在任中の19〜20年、「300社ほどの企業に日本政策金融公庫の窓口を紹介した」と語り、当時の秘書らが公庫担当者を企業などに紹介していたことを認めている。

2629とはずがたり:2021/08/07(土) 00:18:30
>>2628
 特捜部の強制捜査は政治的への影響を考慮し、とりわけ選挙には敏感だ。

「解散総選挙が見えているような時期に、特捜部が独自捜査で議員会館にガサに入ったというのは並大抵のことではない。貸金業法違反という容疑はまさに入口。遠山氏はすでに辞職しているので、狙いはより大物の国会議員ではないか」

 こう解説するのは、元東京地検特捜部の落合洋司弁護士だ。今回のような強制捜査が行われた背景には、7月にあった検察庁の人事異動が関係しているという。東京地検特捜部長だった森本宏氏が津地検検事正から東京地検次席検事に着任したのだ。森本氏は特捜部長時代、日産自動車のカルロスゴーン被告や衆院議員の秋元司被告のIR疑獄事件を手掛けた「切れ者」と知られる。

「森本氏は特捜部長時代、あれだけガンガンと事件をやり実績をあげた。昔、森本氏とは静岡地検で1年間、一緒に仕事をしたが、とにかくイケイケで積極的です。森本氏が次席検事で戻ってきたことも今回の強制捜査に影響していると思う」

 東京地検特捜部の本当の狙いはどこにあるのか?自民党幹部はこうため息交じりに話す。

「東京地検特捜部のガサは、永田町には大きなプレッシャーだよ。支援者から融資の相談があれば、窓口紹介をすることはちょくちょくありますから…。これが入口だとすれば、もっと大物を狙っているのではないか。次にどこにガサに入るのか。戦々恐々だ」
(AERAdot.編集部 今西憲之)

2630とはずがたり:2021/08/25(水) 19:14:32

不倫疑惑追及したら裏金受領をゲロする謎展開。

維新の会「今井豊」副代表に不倫疑惑 記者が質すと「闇献金」を自白 「違法な献金を受け取った」
https://www.dailyshincho.jp/article/2021/08251515/?all=1
週刊新潮 2021年9月2日号掲載

女性事務員との不倫疑惑
 国政政党・日本維新の会および地域政党・大阪維新の会の副代表を務める今井豊・大阪府議(64)。名実ともに維新のナンバー2である彼に女性事務員との不倫疑惑が。本人を直撃すると、なぜか「違法な献金を受けた」と自らの闇献金を自白。「オレ、もう辞めなあかん」と議員辞職の覚悟まで口にしたのだ。

 ***

「最近、今井さんについてはある噂で持ち切りです。事務所の女性と不倫しているという話で……」

 と大阪維新の会の関係者が明かす。仮にその女性を前田さんとしよう。

「前田さんは経理担当で年齢は60代。離婚歴があり、現在は独身。今井さんには妻がいます」(同)

 今年6月、週刊新潮は今井氏が何度も前田さんの自宅マンションを訪れ、毎回数時間を過ごすのを確認した。そこで今井氏の自宅を訪ね、噂の真偽を質した。

――前田さんのマンションに入り浸っている?

「そんなことはない」

――あそこは前田さんのご自宅です。かなりの回数訪れておられますね。

「何回かね。今は在宅勤務の状況やから。資料を受け渡したりしているだけ」

 独り暮らしの女性事務員宅で在宅勤務に励んでいたと釈明するのだ。

「オレ、もう辞めなあかんやん」

 不倫疑惑について否定した今井氏だが、やがて、とんでもないことを口にしだした。

「ほんまはもっと大事なことがある。そのことを言うていいのか。ごっつ大きい話やから。前田に持たせてる金があんねん。闇献金」

――どういう意味ですか。

「貝塚市長が内緒の金、ウチに持ってきたんや。これ、もう、受け取ってるから。要は、闇献金や。トータル100(万円)」

――そのお金はどうしたんですか。

「それは前田に渡してある。(お札には)市長の指紋も付いてると思う。この話したから、オレ、もう辞めなあかんやん。違法な献金、受け取ってたわけやから」

 ならばと前田さんを自宅マンションに訪ねた。

「(男女の仲については)勝手なご想像でしょう。(闇献金については)処理に困って、とりあえず、ここで保管しています」

「お金を渡しています」
 闇献金については認めた前田さん。闇献金の提供者として名指しされた藤原(ふじはら)龍男貝塚市長に話を聞くと、

「確かにこれまで3回、(今井氏に)お金を渡しています。1回目は12年前、私が1期目の市長として当選した選挙の時で30万円」

 と献金を認めると、こう続けた。

「2回目は8年前、2期目の市長選の時で20万円。3回目は今年の春先で50万円。1回目と2回目については、(今井氏が市長選挙の)応援で電話を沢山かけたりしてくれたので、その電話代として渡しました。3回目については、あの人(今井氏)が国政を目指すと言うんで、頑張りいよ、という意味で渡した。(50万円については)来年提出する政治資金収支報告書に支出としてきちんと記帳します。ご指摘ありがとう」

 藤原市長に今井氏から領収書を取ったかどうかを確認すると、「領収書はない」と答えた。政治資金の問題に詳しい上脇博之神戸学院大学教授によると、

「領収書の受け渡しがないならば、両者の政治資金収支報告書や選挙運動費用収支報告書にその収支について記載されていないのは明らか。二人の間で表に出せない闇のお金だという認識があったと考えるのが妥当です」

 8月26日発売の週刊新潮では、不倫疑惑と闇献金の全内幕を詳報する。

2631とはずがたり:2021/08/25(水) 19:47:48
大阪維新の会の副代表 今井豊大阪府議が離党 政治資金などに関する問題を理由に
8/25(水) 17:51配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/7bfd39fc858689f98a0a96f0703cc13a3a11a89c
関西テレビ

大阪維新の会の副代表、今井豊大阪府議が、政治資金などに関する問題を理由に、離党しました。

今井豊府議は、大阪維新の会設立の時からのメンバーで、国政政党、日本維新の会でも副代表を務めています。

今井府議は、一部週刊誌で政治資金と女性問題についての疑惑が報じられ、その後、「迷惑をかけたくない」と大阪維新の会に離党届を提出したということです。

報道された内容の中で、今井府議は地元・貝塚市の藤原龍男市長から「不適切な献金を受け取った」と話していますが、藤原市長は疑惑を否定しました。

【貝塚市 藤原龍男市長】
「私としては手続きをきっちり踏んでいるのに、ヤミ献金と言われることは大変心外」

大阪維新の会は、25日付で離党届を受理した一方、日本維新の会は今後、「他党にはない厳しい処分を行う」としています。

【日本維新の会 松井一郎代表】
「(今井府議から)複数の問題が生じていると聞いているがそれ以上のことは聞いていません」
「法に触れることであれば潔く議員辞職だと思います」

今井府議は取材に対し、「対応は弁護士に一任する」としています。

2632とはずがたり:2021/08/25(水) 22:43:36
保守分裂濃厚だったけど原田は出馬させたらあかんやつやろ。

集めたカネは400億円超…麻生派現役議員に被害者が怒りの告発!
化粧品会社を相手に全国各地で集団訴訟が勃発中 広告塔を務めたのは福岡5区選出の麻生派現役代議士だった
https://friday.kodansha.co.jp/article/199119
2021年08月25日NEW

「私が出資した額は約2000万円です。これだけのお金を入れたのは、現役の国会議員、それも大臣まで務めた人が『この会社は大丈夫です』と話していたからです。結局、お金は返ってこず、いまは息子に生活を助けてもらっています。『代議士先生がなんでこんな詐欺まがいの会社に肩入れをしたのか。私たちを騙(だま)したのか』と直接問い質したい気持ちです」(集団訴訟の原告である60代女性)

’18年に開かれた『ジェイコスメ・ジャパン』のパーティで挨拶する原田議員。隣にいる男性が同社の代表だ
高額配当を謳(うた)って出資者を募(つの)り、カネを集めるだけ集めたあとに霞(かすみ)のように消える……。詐欺まがいの投資話の手口は昔から変わらないが、令和3年が半年以上過ぎた現在も、大規模なトラブルが発生していることが明らかになった。

東京、長野、福岡など全国各地で集団訴訟を提起されているのは、『ジェイコスメ・ジャパン』(東京都中央区)という化粧品会社だ。代表は大手化粧品会社を経て’14年頃に同社を設立した。

『ジェイコスメ』の会員になるためにはまず、同社が販売する1万円程度の化粧品を購入する必要がある。会員になると一口10万円の出資ができるようになり、1年満期で14万ポイントの「返戻金」を受け取れる。元会員が証言する。

「14万ポイントは同社の化粧品と交換するだけでなく、同額の現金に換えることも可能でした。つまり、利率40%という超高配当だったわけです。会員を集めた者には紹介料が支払われる仕組みもあり、一気に会員数は膨(ふく)れ上がりました。ジェイコスメ側から受けた説明によると、会員数は5万人以上、出資金は400億円以上に上るとのことでした。集めた出資金で化粧品事業を世界的に展開し、その儲けを配当に充(あ)てていると」

しかし実態は、出資金をそのまま配当に回すという自転車操業だったようだ。当然、ビジネスは行き詰まった。集団訴訟の原告である40代女性が言う。

「4年ほど前から『ジェイコスメ』に出資しています。最初は順調に『返戻金』が戻ってきたので徐々に出資金を増やし、最終的には2億円出資してしまいました。でも、’19年7月頃からパッタリと配当が止まり、やがて『ジェイコスメ』ともまったく連絡がつかなくなりました。そこから同じような被害者を集め、昨年6月から訴訟を始めました。出資者の多くが60代以上の女性です」

利率40%といういかにも怪しげな投資話になぜ多くの人間が簡単に出資をしてしまったのか。その理由は、ある大物が『ジェイコスメ』の広告塔をしていたからだ。原告の50代男性が語る。

「配当が止まる’19年夏まで、『ジェイコスメ』は毎年3回、1月・6月・10月に出資者を集めた大規模なパーティを都内で開いていました。そこに出席していたのが、原田義昭衆議院議員です。パーティではいつも乾杯の挨拶をし、代表の隣で『私の友人をよろしくお願いします』と話していました。大臣経験もある現役の国会議員が支援しているんだから大丈夫だろうと、信用してしまった人は大勢います」

現在76歳の原田議員は、’90年の初当選以来、当選8回を誇る自民党・麻生派の重鎮。’04年には、「米国ボストンのタフツ大学大学院卒業」という経歴が虚偽であると発覚するスキャンダルもあったが、’18年には第4次安倍改造内閣に環境相として入閣もしている。

2633とはずがたり:2021/08/25(水) 22:43:53
>>2632
「東大法学部卒の原田議員は弁護士資格を持っており、『ジェイコスメ』の顧問弁護士も務めていました。顧問料は月50万円。’17年6月には経済誌で代表と対談もしています。さらに、’17年の衆院選の際には、『ジェイコスメ』から400万円の寄付も受けています」(ジェイコスメの内情に詳しい元会員)

原田議員が支部長を務める自民党福岡県第五選挙区支部の収支報告書(平成29年分)を確認すると、たしかに『ジェイコスメ』から400万円の寄付の記載があった。

『ジェイコスメ』との関係について本誌は原田議員に詳細な質問書を送ったが、期限までに回答はなし。『ジェイコスメ・ジャパン』からも同様に回答はなかった。集団訴訟において同社の代理人を務めていた弁護士にも問い合わせたが、「すでに辞任している」とのことだった。

弁護士法人『天音総合法律事務所』の正木絢生代表弁護士が言う。

「会員になることで『一口10万円の出資が可能で1年満期で14万ポイントの返戻金』が手に入り、かつそのポイントが換金可能ということであれば、出資法1条が禁ずる元本保証となり、出資法違反になります。また、仮に『ジェイコスメ』の実態が詐欺的な自転車操業であれば、その事実を顧客に伝えていれば顧客は取引をしなかったと言えるので、詐欺罪に問われる可能性があります」

原田議員は今秋に予定されている衆院選への出馬を表明している。『ジェイコスメ』の”被害者”は原田議員の地元・福岡にも多数いるが、説明責任すら果たさないつもりなのか。

2634とはずがたり:2021/08/31(火) 18:42:25
自民党・泉田裕彦代議士 女性事務員が “不当解雇” を涙で告発「先生は事務所のお金が消えた責任を私に押し付け…」
8/31(火) 6:03配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/94a281d5d53d8fecba1373d82efb102d00d5e8d8
SmartFLASH
Copyright (C) 2021 Kobunsha Co., Ltd. All Rights Reserved.

「今年3月、泉田先生に突然、『事務所の現在の銀行口座残高と、本来残っているはずの額に誤差がある。なぜですか?』と聞かれました。『わかりません』としか答えられずにいると、次第に『私が横領した』という話になっていきました。でも、本当に身に覚えがなかったんです」

 涙ながらにそう訴えるのは、新潟5区選出の衆議院議員・泉田裕彦氏(58)の地元、長岡事務所に今年6月まで事務員として勤務した主婦のAさん。

 泉田氏は官僚出身で、2004年から3期にわたって新潟県知事を務めた新潟の大物政治家だ。2017年に、国政へ鞍替えし、自民党から出馬した衆院選で初当選を果たした。その泉田氏が代表を務める長岡事務所でAさんは開設当初から働いていた。
 
 Aさんは主婦で、事務経験がなかった。採用時にそのことは伝えており、当初、聞いていた業務内容も「事務所の留守番と電話・来客対応」だった。

「ところが、働き始めると、事務所の会計の記録や管理を一手に引き受けさせられたんです。仕事が難しくて、『経理のわかる人を入れてほしい』と訴えていたのですが、結局、誰も採用せず……。政治資金収支報告書の作成もさせられ、毎月、会計責任者だったBさんに見てもらって、どうにか締めていたようなありさまでした。

 私が自分の判断でお金の出し入れをしたのは細かな事務用品の購入など、少額の決済だけでした。大きな金額のものは、事務所のほかの方に指示や承認を受けて出し入れをしていただけで、私一人で動かすなんてないんです」

 月給は額面で15万円。なんとか業務をこなしてきたなか、Aさんは冒頭でふれた “横領疑惑” を突然突きつけられたというわけだ。

 しかし、このときまでに泉田氏の事務所では秘書やスタッフの退職が相次ぎ、B氏ら一緒に働いていたスタッフもほとんど全員が事務所を退職していたという。泉田氏から「会計はあなたしかわからないでしょ?」と全責任を押しつけられたAさんは、孤立無援だった。

 6月14日、事務所でAさん、泉田氏、2人の公設秘書で最終的な話し合いの場があった。

「泉田先生が『作成中の政治資金収支報告書で不整合を見つけた。過去の収支報告書と事務所の出納帳を突き合わせた結果、400万円が消えている』とあらためて私に言いました。私としては、とにかく『横領なんてしていません』としか言えませんでした」

 Aさんは疑いの目を向けられながらも、出勤を続けた。すると6月16日、事務所には見知らぬ男性がAさんの後任として採用されており、Aさんは公設秘書にメールで『あなたは6月15日付で辞めたことになっている』と告げられたという。

「そこまでされるのであれば……と、横領を認めることはありえなくても仕事を辞めること自体は受け入れるしかないと思いました。ただ、次の職を探すためにと離職票を請求すると、6月26日付で解雇通知書が届きました。そこに『横領されたことは誠に遺憾であり(中略)懲戒解雇致します』と明記されていたんです」

 これがAさんが語る告発までの経緯だ。本誌は当時の事務所関係者への取材を進めた。

 Aさんと一緒に働いていた元会計責任者のB氏は「横領はあってはならないし、なかったと思っています。私の在職中、Aさんは横領を疑われるようなことをしていません」と答え、「これがいまお答えできるすべてです」と言う。

 2019年秋まで事務所の「顧問」を務めたC氏も「無茶苦茶な話だよ」と語気を荒らげた。

「400万円横領だなんてありえない。Aさんは一事務員だよ。関わっていたのも、文房具や飲食物の請求だとか小口の会計ばかりで、家計簿をつけているようなものだったから」

 労働問題に詳しい嶋崎量(しまざき ちから)弁護士はこのように話す。

「懲戒解雇は労働者の言い分を聞いて判断をしなければいけません。雇用主と労働者の言い分が食い違えば、有効か否かに裁判所の判断が必要になります」

 では、雇用主の言い分を聞こう。8月20日、衆議院議員会館にある事務所で、泉田氏本人が取材に応じた。

 Aさんの「懲戒解雇」について尋ねると泉田氏はこう答えた。

「残金の不足が発生しているのは事実です。不足の証拠もあります。そして、口座の通帳もカードもAさん以外に管理していない。その責任としてAさんを懲戒解雇としました。ただ、私たちが『Aさんが400万円を横領した』と断定して懲戒解雇したことはありません」

2635とはずがたり:2021/08/31(火) 18:42:46
>>2634
 つまり、あくまで「職務不履行」による懲戒解雇だというのが、泉田氏の認識だ。では、なぜAさんへの解雇通知書に「横領」と明記されているのだろうか。通知書のコピーを見せると、泉田氏は「なぜだろう」と首をかしげた。泉田氏は秘書にも確認するが、秘書の回答も「打ち合わせミスだと思います」など、要領を得ない。

 泉田氏への取材から数日後、本誌は泉田氏の事務所の関係者・D氏から、事務所の金銭管理の実態を聞かされた。

「泉田先生は基本的に財布を持たないので、会合などの参加費は随行秘書が払います。それで『あとで領収書をもらっておいて』と言われ、領収書をもらい忘れていた事例などがよくありました。

 後日、支出先に領収書の発行をお願いしても『そんな前のものはいまさら発行できない』と断わられることもたびたびあります。これが溜まって、使途不明金があるというのは、起こりうる話です。それをAさんにすべてかぶせているだけでしょう」

 また、D氏は「事務所内では特殊な資金繰りがおこなわれており、支出分を横領することはそもそも不可能」と言う。

「泉田先生は、事務所の会計のやり方を複雑にしています。国会議員には、毎月100万円の『文書通信交通滞在費』が支給されます。泉田先生はそれを自分で受け取り、先生から事務所に貸し付ける形で事務所運営の費用にさせているんです。

 事務所の経費はそれですべて賄わなければならず、資金が不足したら、その都度、先生から追加で貸し付けてもらうことになります。そして、あくまで貸付ですから当然、返済が必要です。事務所はつねに資金不足で、困っている状態なんです」

 なぜこんな複雑な操作をしているのか。政治資金問題に詳しい日本大学大学院講師・岩井奉信氏が指摘する。

「ほとんどの政治家は、文書通信交通滞在費を自分の政治団体に『寄付』する形にして、それで事務所の運営費用を出しています。泉田氏のような『貸付』はきわめて稀で、議員本人が受け取った文書通信交通滞在費をあくまで自分のお金にしておきたいということでしょう。

 ちょっとセコさが見えますね。また、議員本人への返済に政治資金パーティでの収入が充てられているならば、政治資金が議員個人のお金に “化ける” ようなもの。違法ではありませんが、いずれにしてもセコい話です」

 会計処理について、あらためて泉田氏の事務所に尋ねると、以下のような回答だった。

「貸付はあくまで議員本人がおこなったもので、文書通信交通滞在費を貸し付けたという事実はありません。会計事務担当者が領収書を紛失した事例はたびたびあった、と認識していますが、議員本人が領収書をもらうように指示したケースは承知していません」

 取材するほど、事務所内のカネの流れをいちばん把握しているのは泉田氏ではないかという気になる。Aさんが横領をした証拠は結局、ひとつも出てきていない。

(週刊FLASH 2021年9月14日号)

2636とはずがたり:2021/09/04(土) 17:37:27
政策活動費「使いたい放題」現在も 20年前に森喜朗氏へ11億円...不記載告発でも「嫌疑なし」
2021年8月31日 18時19分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/128038

 20年前の2001年、東京地検に1件の告発状が届いた。対象は当時首相を務めていた森喜朗氏(84)。自民党幹事長時代に「組織活動費」名目で受け取った資金が政治資金収支報告書に記載されていないのは、政治資金規正法違反の疑いがあると訴えたのだ。その後、森氏は「嫌疑なし」で不起訴に。使途が明らかでないのに合法とされる政党の組織活動費は、「政策活動費」などの名で現在も続く。告発した阪口徳雄弁護士(78)は「この国の政治は何も変わっていない」と訴える。(木原育子)

2637とはずがたり:2021/09/05(日) 00:43:17
37億円超が自民党本部から二階幹事長へ 「適正に処理」? 使途は公表されず【政治資金の闇①】
https://news.yahoo.co.jp/byline/tateiwayoichiro/20210831-00253894
立岩陽一郎InFact編集長
8/31(火) 6:19

政党交付金という多額の税金が入る各政党本部。そこから有力議員に多額の資金が流れる仕組みがある。特に、自民党本部はその金額が突出しており、公開されている最新の2019年の記録では二階俊博幹事長に10億円超払われている。こうして二階幹事長に流れた資金は、幹事長就任から総額で37億円超にのぼる。ところが、それがどう使われたのか総務省も把握しておらず外部からは確認できない。国税当局も把握していない。闇に消えるのだ。どういうことなのか、その詳細を明かす。

2019年の自民党本部の政治資金収支報告書(以下、収支報告書)。2020年11月に公開された最も新しい記録だ。その1299ページにのぼる文書の431ページに並ぶのは、巨額な資金が二階幹事長に支払われたことを示す記載だ。

多い時で5000万円。少ない時で300万円。その年の7月には1日に5000万円、9日に3500万円、11日に3000万円が振り込まれている。一か月で1億円以上の資金が二階幹事長に流れたということだ。この時期は重要な政治日程と重なる。安倍政権の下、参院選が7月4日に公示され、激しい選挙戦が各地で繰り広げられた。21日に投開票を迎え、自民党は前回より9議席伸ばし57議席を獲得した。広島選挙区で自民党が擁立して当選した河井杏里元議員をめぐる買収事件が明らかになっている。

この年に二階幹事長に支払われた回数は全部で30回。金額は総額で10億3710万円にのぼる。支出先が二階幹事長個人であることは、その支出を受けた者の住所と総務省に提出された領収書からわかる。総務省には二階幹事長本人が受け取ったことを示す領収書のコピーが提出されている。つまり、これは二階幹事長個人が受け取ったということだ。

これはどういう名目の支出なのか?そこには、「政策活動費」と書かれている。政策活動費とは何か?総務省選挙部政治資金課は、「特段の規定は設けられていない。政治団体として支出しているということであれば、収支報告書で記載していただく収支ということで、それをどのような分類するかは各団体の判断」と説明した。つまり自民党本部が「政策活動費」としているものが「政策活動費」という、なんとも意味不明な説明だ。

では、具体的に見よう。二階幹事長に渡ったこの10億3000万円超はどのように使われているのか?

二階幹事長は自民党和歌山県第三選挙区支部の支部長を務めている。また、「新政経研究会」などの政治団体を持っている。しかし、支部の収支報告書にも、「新政治研究会」の収支報告書にも、二階幹事長からの資金の入金は記載されていない。このため、この10億円を超える資金がどう使われたのかを私たちは確認できない。

では選挙に使われたのか?それであれば、選挙運動費用収支報告書に記載する必要があるが、19年には参院選はあったが、衆議院議員である二階幹事長本人の選挙はない。

そもそも、選挙資金の上限は「1950万円+有権者数×15円」として算出される。二階幹事長の地元である和歌山3区の有権者数は約25万人なので、選挙資金の上限は2300万円余だ。どれだけ資金力が有ろうが、億単位の規模の資金を使うことはできない。

二階幹事長へ流れたのは4年間で37億円超
実はこうした支出は2019年だけにとどまらない。二階議員が幹事長に就任したのは2016年8月3日だ。自転車事故で職務を続けられなくなった谷垣禎一前幹事長の後任だった。

総務省には過去3年分の収支報告書しか残されていないが、公益財団法人政治資金センター(以下、政治資金センター)に残るデータで2016年の自民党本部の収支報告書を見ると、幹事長となった直後からの4か月で23回にわたって4億8750万円が支払われている。その年は幹事長就任前も含めて25回で5億1750万円が支払われている。

その後、2017年に13億3290万円が、2018年に8億3270万円が二階幹事長に支払われている。つまり、二階氏が幹事長に就任して以降、2019年末までに総額で37億520万円もの巨額な資金が流れている。そして、どう使われたのかを確認することはできない。

自民党本部の収入の7割は税金 
自民党本部が集めた資金をどう使おうと自民党の勝手ではないか?そう考える人もいるかもしれない。しかし、政治資金はその使途の透明性が求められている。加えて重い事実がある。党本部には私たちの税金が入っている。それが政党交付金だ。

自民党本部の2019年の収入総額は430億円余り。このうち前年からの繰り越し金を差し引いたこの年だけの収入は244億9000万円余だ。実は、このうちの176億円余が政党交付金、つまり税金だ。2019年に得た収入の7割を税金が占めているということだ。

2638とはずがたり:2021/09/07(火) 10:12:32
IR汚職事件 秋元衆議院議員に懲役4年実刑判決 東京地裁
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210907/1000069901.html
09月07日 10時04分

IR・統合型リゾート施設の事業をめぐる汚職事件で収賄と証人買収の罪に問われた秋元司衆議院議員に東京地方裁判所は懲役4年の実刑判決を言い渡しました。

IRを担当する内閣府の副大臣だった衆議院議員の秋元司被告(49)は、中国企業などからあわせておよそ750万円相当の賄賂を受け取ったとして収賄の罪と、贈賄側に裁判でうその証言をするよう依頼し現金を渡そうとしたとして証人買収の罪に問われました。
検察は「担当の副大臣でありながらためらうことなく賄賂の受け取りに積極的に応じたほか、保釈されるとすぐに事件関係者に接触するなど、ほかに類を見ない悪質な犯行だ」として懲役5年を求刑していました。
これに対し秋元議員は「一企業のためだけに行動したことは一度もない」などと述べて、全面的に無罪を主張していました。
判決で東京地方裁判所の丹羽敏彦裁判長は懲役4年、追徴金およそ750万円の実刑を言い渡しました。
贈収賄事件で起訴された国会議員が1審で実刑判決を受けるのは、平成16年の鈴木宗男元北海道開発庁長官以来です。

2639とはずがたり:2021/09/10(金) 21:27:58
なぜ隠す…高市早苗政調会長にパソナとの不透明な金銭関係
公開日:2014/06/03 07:00 更新日:2016/10/17 04:37
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/150662

2640とはずがたり:2021/10/01(金) 15:45:00
岸田新総裁は甘利氏を幹事長に起用…ネットでは「金小僧が幹事長室でカネを渡すのか」と冷めた見方
9/30(木) 14:50配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/afda91b24bb5137fdb2c9cb9ce66cfdc2b7e629e
日刊ゲンダイDIGITAL

<既定路線とはいえ、まさか本当になるとは……>

 ネット上には驚きと呆れの声が相次いでいる。自民党の岸田文雄新総裁(64)が、幹事長に甘利明党税調会長(72)を起用する方針で、最終調整に入ったと報じられているからだ。

どの口が言うのか…自民・甘利税調会長「安倍擁護」の唖然

 甘利氏は今回の総裁選で、いち早く岸田氏の支持を表明。党所属の国会議員らが「勝ち馬探し」に右往左往する中、派閥幹部に岸田氏指示を訴えたとされる。

 まさに「論功行賞人事」そのものだが、それよりも有権者が驚いているのは政権与党の「幹事長」という要石に「疑惑の人物」を選んだことだろう。

 甘利氏の疑惑とは、安倍政権で経済再生担当相だった2016年1月、「都市再生機構(UR)」の土地売却をめぐり、大臣室で、業者からURとの補償交渉についての相談を受けて対応した際、現金を受領していたと報じられた問題だ。

 当初は知らん顔をしていた甘利氏だったが、現金を渡した人物が「週刊文春」で生々しいやり取りを告発。直後に会見を開いた甘利氏は、大臣室での50万円を含む計100万円の現金受領と、秘書が500万円を受領したことを認めた上で大臣を辞任した。

 甘利氏は国会に「睡眠障害で1カ月間の自宅療養が必要」との診断書を提出し、通常国会閉会まで4カ月にわたって欠席するのだが、この「昼間の大臣室で賄賂に近いカネを受け取る」という時代劇さながらのやり取りに対して世論批判が続出。元検事の郷原信郎弁護士は「絵に描いたようなあっせん利得(処罰法違反)」と表現したが、刑事告発を受けた東京地検特捜部は、甘利氏と元秘書2人を不起訴処分(嫌疑不十分)としてしまった。

 そんな人物が、国民の税金が原資である政党交付金も含まれる巨額のカネを操ることになるのだから、有権者が呆れるのも無理はない。ネット上では、甘利氏が故・手塚治虫氏の漫画「どろろ」に出てくる妖怪「金小僧にそっくり」との声も出ているが、まさか幹事長室で「やろうかあ、やろうかあ」とはなるまいな。

2641とはずがたり:2021/10/01(金) 15:45:17

甘利新幹事長、自身の政治とカネ問題は「寝耳に水だった」
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20211001-OYT1T50194/
2021/10/01 15:25

 自民党の甘利明幹事長は1日午後、自身が経済再生相を辞任する原因となった「政治とカネ」の問題について、「私は寝耳に水(だった)。事件がどういうものであったのか、わからないところから始まった」と語った。新たな党四役による共同記者会見で、記者からの質問に答えた。

 甘利氏は、自身の説明責任については「(経済再生相の)辞任会見で質問が出尽くすまで答えた」と強調した。野党が求める甘利氏の国会招致については「国会が決めることだ」と述べるにとどめた。

 甘利氏は安倍内閣時代の2016年1月、「政治とカネ」の問題を巡り、経済再生相を辞任しており、野党は説明責任を果たしていないと追及している。

2642とはずがたり:2021/10/04(月) 18:31:32

これ結構衝撃だったが

1.5億円「菅氏と二階氏が説明を」本部の買収否定、広島重鎮が批判
会員記事自民
https://www.asahi.com/articles/ASP9T7GJKP9TPITB001.html
聞き手・大久保貴裕、東郷隆2021年9月26日 9時32分コメント

 2019年参院選広島選挙区をめぐり、自民党本部は河井克行元法相夫妻側に提供した1億5千万円について「買収資金ではない」などと説明した。これについて自民党広島県連ナンバー2の中本隆志・県議会議長が24日、朝日新聞のインタビューに応じ、「不十分。これで終わりではない」と批判した。巨額の資金提供が「買収のきっかけになったことは否定しきれない」との認識も示した。

参院選の1.5億円「買収資金でない」 幕引き図る自民に批判相次ぐ
 ――党本部の説明をどのように受け止めたか。

 なぜ河井夫妻作成の資料に基づいて説明するのか。会見で「買収資金を出していないとの報告だと受け止める」と言っていたが、受け止めようがない。

 タンス預金が約3千万円あったとしても、別に1億5千万円もあるから、配ろうという気になるのではないか。カネに名前は書いてない。1億5千万円が買収のきっかけをつくったことは否めないので、謝罪すべきだ。

 ――1億5千万円の拠出理由について詳しい説明はなかった。

 (敗れた自民現職の)10倍の額はありえない。むちゃくちゃだ。不公平なルールを改めるべきだ。1人や2人で額を決めるのではなく、党の選挙対策委員会のオープンな協議で配分を決めるのならわかる。

 ――「責任者が説明するべきだ」と繰り返し求めてきたが、会見をしたのは幹事長代理だった。

 菅政権の残りの期間が短くなり「一応やっとけばいい」と考えたのだろうが、そんな簡単な話ではない。幹事長代理が出てきて、何を言おうが心に響かない。ちゃんとした責任者である菅義偉首相、二階俊博幹事長が説明するべきだ。

 4月の参院再選挙、8月の横浜市長選で「説明責任」と「政治とカネ」が大きな敗因となったことへの意識が欠けている証拠でもある。内容も、キャストも最低で、意味のない、やらない方がよい会見だった。不十分であり、これで終わりではない。

 ――一方で、河井夫妻から現…

2643とはずがたり:2021/10/06(水) 12:33:51

参院選の1.5億円「買収資金でない」 幕引き図る自民に批判相次ぐ
https://www.asahi.com/articles/ASP9R7QP9P9RPITB002.html
大久保貴裕、東郷隆2021年9月24日 12時24分

 2019年参院選広島選挙区をめぐり、自民党本部が河井克行元法相夫妻側に提供した1億5千万円。党本部が22日に「買収資金ではない」とする発表を突然行い、地元・広島では波紋が広がった。衆院選前に幕引きを図る狙いとみられるが、説明内容が「生煮え」で、身内からも批判や不満が噴出した。

地元自民議員「衆院選にマイナス」、党員「火に油だ」
 自民党の柴山昌彦幹事長代理は22日、1億5千万円について「(買収などに)使った事実がない」とする記者会見を開いた。約1億2400万円が機関紙の作成などに充てられ、ほかに人件費や事務所費などがあったとする河井夫妻作成の報告資料をそのまま発表。裏付けとなる領収書なども示さなかったが、「私どもとして出来うる最善」と語った。

 「説明が不十分だ。1億5千万円の全貌(ぜんぼう)が明らかになっていない」

 自民党の平口洋衆院議員(広島2区選出)は23日、朝日新聞の取材にこう指摘した。5月、県連会長の岸田文雄元政調会長とともに党本部を訪ね、二階俊博幹事長に説明責任を果たすよう直接要請していた。

 平口氏は、新首相が決まる直前の会見に「新しい政権に疑惑を引き継がないための配慮だろうが、この総括の仕方は衆院選にマイナスだ」と憤った。

 同じく自民党の寺田稔衆院議員(広島5区選出)は「説明に一定の評価はできる」としつつ、落選した自民候補の10倍にあたる額を拠出した理由の説明には首をかしげた。

 党本部は立候補した案里氏について「苦戦が見込まれ、重点的に交付した」などとするが、寺田氏は「後発候補とはいえ、地元では知名度は高かった。なぜ桁違いの額が必要だったか、金を出した党本部にはもっと踏み込んだ説明を行う責任がある」と述べた。

 現場では、怒りやあきらめの声が飛び交っている。

 広島県内のある自民党支部長は、二階氏の部下にあたる「幹事長代理」が会見する様子をニュースでみながら、「馬鹿にしているのか。二階氏が出てこいよ」と声を荒らげた。二階氏はこれまで、責任者は「党総裁および幹事長」と明言していたが、この日の会見に出席することはなかった。

 最近の地元会合などでも「カ…

2644とはずがたり:2021/10/06(水) 12:34:32

NTT社長、平井氏接待認め陳謝
グループ運営の会食施設を閉鎖へ
https://nordot.app/815496290740502528
2021/9/28 17:10 (JST)9/28 17:27 (JST)updated
c 一般社団法人共同通信社

 NTTの澤田純社長は28日の記者会見で、昨年10月と12月に平井卓也デジタル相を自身が接待したことを認めた上で「認識が甘かった。反省している」と陳謝した。会食に使ったNTTグループの飲食施設を閉鎖する意向も明らかにした。

 澤田氏は会食について、平井氏側が「デジタル化などについて意見を聞きたい」とNTT側に持ち掛けて設定されたと説明した。

 会食に利用したのはNTTグループが運営する「クラブノックス麻布」(東京都港区)で、総務省幹部への接待でも舞台となった。澤田氏は「(グループの施設なので)コスト的にはそう高くないという認識だった」と釈明した。

2645とはずがたり:2021/10/08(金) 18:14:43

都市再生機構、甘利氏秘書接待認める
2021/10/5 11:15 (JST)10/5 11:33 (JST)updated
c 一般社団法人共同通信社
https://nordot.app/817943775107923968?c=39550187727945729

 自民党の甘利幹事長の現金授受問題に関する5日の野党合同ヒアリングで、都市再生機構(UR)の担当者は、2015年10月に甘利氏の秘書2人を横浜市の居酒屋で接待したと認めた。

2646とはずがたり:2021/10/08(金) 19:45:20

西銘大臣の支部、ガールズスナックに政活費11万円「感謝の思いで」
岸田政権自民
https://www.asahi.com/articles/ASPB674VLPB6UTIL04J.html
2021年10月6日 21時49分

 復興相兼沖縄北方担当相として初入閣した西銘(にしめ)恒三郎衆院議員(沖縄4区)が代表を務める自民党支部が2018〜19年、東京・新橋の「ガールズスナック」に計11万6400円を政治活動費として支出していたことがわかった。女性による「浴衣イベント」などを開催する店で、西銘氏の事務所は「場所をわきまえるべきだった。支出を削除して訂正する」としている。

 政治資金収支報告書によると、西銘氏が代表を務める自民党沖縄県第4選挙区支部は2年間で計4回、交際費名目でこの店への支出を計上していた。事務所によると、男性秘書が沖縄からの来客に誘われ店を訪れた。事務所は「支援に対する感謝の思いもあり、飲食の支払いを政治資金でまかなった」と説明した。西銘氏は4回とも同席していないという。同支部には2年間で税金が原資の政党交付金計2500万円が交付されている。

 店のホームページには浴衣姿の女性の写真が掲載されているほか、「若くて可愛い女の子ばかりなのでキャバクラにも負けないクオリティーを楽しんで頂けます」などの記載がある。

 政治資金の支出をめぐっては、公明党の元衆院議員がキャバクラやスナック4軒での飲食代計約11万円を、自身が代表を務める資金管理団体から支出していたことが明らかになり、収支報告書を訂正している。この議員は緊急事態宣言下の深夜に東京・銀座のクラブを訪れたことも批判を浴びて、今年2月に議員辞職している。

2647とはずがたり:2021/10/09(土) 11:41:43
現金授受問題さらなる説明不要と甘利事務所
2021/10/6 11:06 (JST)10/6 11:23 (JST)updated
c 一般社団法人共同通信社
https://nordot.app/818303771025047552?c=39550187727945729

 立憲民主党は6日、甘利明自民党幹事長の事務所から現金授受問題に関する回答があったと明らかにした。「数度の記者会見やぶら下がり取材などを含めて、説明してきたところだ」とし、国会出席などさらなる説明は不要との認識を示した。

2648とはずがたり:2021/10/15(金) 09:25:24
Dappiの運営について否定も肯定もせず 東京都内のIT関連企業から回答
2021年10月13日 19時10分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/136596

 野党やマスコミに対する攻撃的な投稿を繰り返してきたTwitterアカウント「Dappi」の発信者とみられる東京都内のIT関連企業が、本紙デジタル編集部からの問い合わせに、メールで回答した。本紙は同社に対し、TwitterアカウントDappiを運営していた事実はあるかどうか、運営していた場合、どのような経緯で、どのような意図で、どこから発注を受けていたのかについて質問したが、同社からは訴訟を理由に具体的な回答はなかった。
 同社のウェブサイトにある問い合わせフォームから質問を送信し、12日夕に回答があった。回答メールには「お問い合わせの件につきましては、国会議員が弊社を提訴したと聞きました。訴状を見ていないのでコメントのしようもなく回答は差し控えさせていただきます」と記載されていた。立憲民主党の小西洋之参院議員が10月6日、Dappiの発信者に対して損害賠償請求訴訟を起こしたとする趣旨のツイートをしており、これに対する言及とみられる。Dappiの運営者であるかどうかについては否定も肯定もせず、明言を避けた。

2649とはずがたり:2021/10/15(金) 09:27:04
【独自】立憲民主・屋良朝博議員に秘書給与の「上納」要求の疑い 事務所や党は言及なし 〈週刊朝日〉
https://news.yahoo.co.jp/articles/cfc9e0ed642ff49c1dd7fbebf37eaf51279313e3?page=1
10/13(水) 18:36配信
AERA dot.

 立憲民主党の屋良朝博衆院議員が、自身の政策秘書に対し、給与の一部を自らの事務所に寄付するよう強要した疑いがあることが、本誌の取材でわかった。政策秘書に給与の寄付を求めることは法律違反だが、屋良氏本人や事務所、党本部も明確な説明はしていない。

 屋良氏は、2019年4月の沖縄3区の衆院補欠選挙で当選した1回生。立憲関係者は言う。

「昨年12月、『屋良氏から事前通告なしで突然解雇された』として、党のハラスメント防止対策委員会に対し、政策秘書を務めていたAさんから通報がありました。そのなかで、屋良氏はAさんに対し、秘書給与から10万円を屋良氏側に寄付するよう求めていたことがわかりました」

 Aさんによると、屋良氏から12月10日に解雇通知を受けた。その際、衆院の議院運営委員会が定めた1カ月前の解雇予告通知のルールを守るよう求めたところ、屋良氏は、1カ月後までの雇用期間の継続を認めた。ところが、Aさんに対し、「明日から来なくていい」「1月は働かないのだから、秘書給与の一部の10万円を(屋良氏側に)戻すように」などと言ったという。

 政策秘書の給与の原資はすべて税金だ。そのため、秘書給与を政治家に「上納」させる行為は、国会議員の秘書の給与等に関する法律(第21条の3)で厳しく禁止されている。

 事実関係について屋良氏側に確認を求めたところ、事務所から文書での回答があった。事務所は、Aさんから党に申し立てがあったことは認め、「円満に解決する観点から、退職届を受理」したとし、「その結果、Aさん(原文では元秘書の実名)は2021年1月の秘書給与も満額支給を受けております」などと回答。一方、屋良氏がAさんに対し、秘書給与の一部を戻すよう求めたかどうかについての回答はなかった。

 本誌は、改めて屋良氏に直接電話で秘書給与の還元要求の有無について尋ねたが、「文書で回答しているとおりです」と答えるのみだった。


 党本部にも事実関係について質問書を送ったところ、「党本部として確知している事実関係」として、昨年12月10日に屋良氏からAさんに対し、「当初合意に基づく、明確な契約終了の確認がなされ」た。これに対し、Aさんが党本部に不服を申し立てたため、「党本部の仲裁により、1カ月前の予告に沿った対応を行うこととなり、当該秘書(Aさん)から退職届けが提出された」。「(Aさんには)1月分までは満額支給されているものと把握している」などと回答があった。

 こちらもAさんの退職をめぐる経緯などの説明はあるものの、屋良氏がAさんに給与の一部を戻すよう要求したかどうかについての言及はなかった。

 神戸学院大学法学部の上脇博之教授は言う。

「国会議員と秘書の関係は、強い主従関係にあります。議員から給与の一部を寄付することを求められた場合、秘書が断ることは事実上不可能です。そのため、同法では寄付を勧誘した時点で、違法行為となるよう定めています」

 Aさんは、「その後、要求はなくなりましたが、要求を撤回したとか、その点についての説明はいまだにありません。しっかりとした説明や、謝罪はしてほしいです」と話す。

 立憲が作成した「ハラスメント防止対策ハンドブック」では、「すべてのハラスメント、暴力の根絶に向けて、毅然(きぜん)とした態度で臨む」と書かれている。枝野代表も演説などで「隠さない、ごまかさない、まっとうな政治を取り戻す」と訴えている。

 まずは、足元で起きている問題について、隠さず、ごまかさないでほしい。

(本誌・西岡千史)

*週刊朝日オンライン限定記事

2650とはずがたり:2021/10/15(金) 22:10:23

旭川市長選、投票管理者が応援演説か 公選法違反容疑で書類送検へ
10/15 16:00
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/600351

 【旭川】9月26日投開票の旭川市長選で、選挙運動が禁じられる投票管理者に市選管から選任されたにもかかわらず、特定候補への投票を呼び掛ける選挙運動をした疑いが強まったとして、道警が公選法違反(選挙事務関係者の選挙運動)の疑いで、旭川市内の男(74)を書類送検する方針を固めたことが15日、捜査関係者への取材で分かった。道警は起訴を求める「厳重処分」の意見を付ける方針。

 捜査関係者によると、男は9月19〜25日の同市長選期間中、公選法で選挙運動が禁止される投票管理者の立場にありながら、自民党など推薦の新人今津寛介氏(44)の支持者らが集まった会合で、同氏への投票を呼び掛ける演説をするなど選挙運動をした疑いが持たれている。会合には今津氏も参加していた。

残り:254文字/全文:581文字

2651とはずがたり:2021/10/16(土) 20:17:50
平井卓也内閣府担当相は暴力団系企業から献金 身内企業に政治資金を還流も
安倍政権
2018/11/05 08:00
https://dot.asahi.com/wa/2018110400010.html?page=1

「平井(卓也)さんが大臣になったということは、香川県にとって名誉なこと。だが、それが逆目に出ないか、心配しておった。やはりX会から政治献金があったんだな……」

 平井卓也・内閣府担当相(科学技術・IT・クールジャパン担当)と親しい香川県の地方議員がこうため息をつく。

 平井氏が代表を務める「自民党香川県第一選挙区支部」は、指定暴力団組長がかつて代表を務め、今もその親族が跡を継ぐ高松市内の建設会社A社から2014〜16年までに76万円の政治献金を受けていたことが本誌の調べでわかった。

 登記簿によるとA社は1978年に創業。今では香川県などの公共事業にも参入する地元の有力な建設会社とされるが、かつては指定暴力団X会の初代組長が代表取締役に就任。その後、組幹部、組長の親族らが役員を務め、現在は名称変更したが、組長の実子が代表を務めている。

「X会は神戸の山口組と2度、3度、大きな抗争を戦い、それでも軍門に屈することなく、香川県で牙城を守り抜いてきた。X会組長はいわば、四国の伝説の親分の一人に数えられ、地元の香川県の政財界にも顔が利く存在でもありました。平井氏の一族とは古くから深い関係にあった」(捜査関係者)

 平井一族の政界進出は、平井氏の祖父、太郎氏からはじまった。太郎氏は参院議員を4期務め、郵政相や参院副議長を歴任。四国新聞社主、西日本放送などの創業者でも知られる。

 一方で、飲食業も古くから手掛けていた。今から40年ほど前まで、高松市の繁華街にキャバレー「R」という有名な店があった。そこが、平井一族とX会の「接点」の1つだったという。

「キャバレーには、X会組長、同会幹部もよく飲みに来ていた。キャバレーのオーナーだった太郎氏もよく来ており、同席するなど親しくなった。組長は太郎氏を通じ、地元の政財界とのパイプを築いていった。キャバレーなので、当然、さまざまなトラブルもあったが、用心棒役はX会の若い衆が務め、選挙では平井家を応援していた」(前出の捜査関係者)

2652とはずがたり:2021/10/18(月) 17:34:34
平井卓也内閣府担当相は暴力団系企業から献金 身内企業に政治資金を還流も
安倍政権
2018/11/05 08:00
https://dot.asahi.com/wa/2018110400010.html?page=1

「平井(卓也)さんが大臣になったということは、香川県にとって名誉なこと。だが、それが逆目に出ないか、心配しておった。やはりX会から政治献金があったんだな……」

 平井卓也・内閣府担当相(科学技術・IT・クールジャパン担当)と親しい香川県の地方議員がこうため息をつく。

 平井氏が代表を務める「自民党香川県第一選挙区支部」は、指定暴力団組長がかつて代表を務め、今もその親族が跡を継ぐ高松市内の建設会社A社から2014〜16年までに76万円の政治献金を受けていたことが本誌の調べでわかった。

 登記簿によるとA社は1978年に創業。今では香川県などの公共事業にも参入する地元の有力な建設会社とされるが、かつては指定暴力団X会の初代組長が代表取締役に就任。その後、組幹部、組長の親族らが役員を務め、現在は名称変更したが、組長の実子が代表を務めている。

「X会は神戸の山口組と2度、3度、大きな抗争を戦い、それでも軍門に屈することなく、香川県で牙城を守り抜いてきた。X会組長はいわば、四国の伝説の親分の一人に数えられ、地元の香川県の政財界にも顔が利く存在でもありました。平井氏の一族とは古くから深い関係にあった」(捜査関係者)

 平井一族の政界進出は、平井氏の祖父、太郎氏からはじまった。太郎氏は参院議員を4期務め、郵政相や参院副議長を歴任。四国新聞社主、西日本放送などの創業者でも知られる。

 一方で、飲食業も古くから手掛けていた。今から40年ほど前まで、高松市の繁華街にキャバレー「R」という有名な店があった。そこが、平井一族とX会の「接点」の1つだったという。

「キャバレーには、X会組長、同会幹部もよく飲みに来ていた。キャバレーのオーナーだった太郎氏もよく来ており、同席するなど親しくなった。組長は太郎氏を通じ、地元の政財界とのパイプを築いていった。キャバレーなので、当然、さまざまなトラブルもあったが、用心棒役はX会の若い衆が務め、選挙では平井家を応援していた」(前出の捜査関係者)

 その後、X会組長は政財界との太いパイプを利用して、建設業に乗り出した。

「今、A社が香川県などの指名業者として公共事業に参入できているのは、もとX会の組長が実績を築いていたからです。今ではA社はスーパーゼネコンからも天下りを受け入れるほど有力企業にのし上がっている。A社が平井氏に献金すれば、その下請けなども横並びになります。心強い存在だと思います」(前出・地方議員)


 さらに平井氏は1994年から「モトリス」(本社は東京都)という海外アーティストの交流仲介、映画、放送、ステージなど企画制作、音楽著作物の取得、管理、譲渡などを行う会社の社長に就任(その後、退任)。同社の監査役には09年から13年まで大王製紙の前会長で特別背任事件を起こした井川意高氏が就任していた。

 平井氏は自身が代表を務める自民党支部を通じて、「モトリス」に対し、2014〜16年の3年間で計323万7000円の政治資金を支出。

 また、身内企業である西日本放送と四国新聞の関連会社などに対して数年間で6000万円を超す政治資金を支出していたとされる。

 平井事務所に取材を申し込むと以下の回答があった。

「政治資金は法令に従い適正に処理し、その収支を報告しているところです。なお、ご質問の会社の来歴については存じ上げませんが、寄附を頂いている時期についていえば、香川県などの公共工事を受注している会社であることから入札資格に問題がないと判断されているものと思われます。また、暴対条例などで同社が排除されているという情報にも接していません。(平井氏は現在)モトリスの株主ではありません。同社は著作権管理を主とした会社であり、平井の所管業務と関係ありません。井川氏は2009年に監査役に就任しましたが、13年6月に退任しています。同社の事業に問題はなかったと認識しています」

(本誌取材班)

※週刊朝日 オンライン限定記事

2653とはずがたり:2021/10/22(金) 14:48:07

2016年01月20日 20時29分 JST
甘利明大臣に「口利きの見返りで1200万円」 週刊文春が報道
https://www.huffingtonpost.jp/2016/01/20/amari-flaud_n_9025830.html

甘利明・TPP担当相と公設秘書が、千葉県内の建設業者から口利きの見返りに現金を受け取りながら、政治資金収支報告書に記載していなかったとの疑惑を、1月21日発売の週刊文春が報じることがわかり、政界に衝撃が走っている。
Huffpost NewsroomThe Huffington Post

2654とはずがたり:2021/10/26(火) 16:33:18
まあ違法でも何でも無いし,寧ろ使い回しは好印象だけどね

セコすぎる…!甘利幹事長に浮上した「祝いの胡蝶蘭」使い回し疑惑
10/21(木) 11:02配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/f03f4eabfafa0b0efa3e215ab430bcf4948a4faa
FRIDAY

衆議院第二議員会館の空き部屋を占領し、胡蝶蘭を置いていた甘利幹事長。床には抜き取った木札が散乱している

あまりにもセコい……。自民党内でいま、甘利明・幹事長(72)に対し呆れた声が広がっている。

「甘利さんはいち早く岸田支持を表明しただけでなく、同じ麻生派の河野太郎議員の批判まで行い、岸田新総裁のもとで念願の幹事長の座につきました。永田町では党内の要職や大臣に就任した議員に対し、祝い花として胡蝶蘭を贈るのがしきたり。10月1日に幹事長に就任した甘利さんには100近い胡蝶蘭が届けられました」(自民党議員秘書)

10月4日には大臣が決まり、6日には副大臣や政務官も決まった。当然、今度は甘利幹事長から各議員に胡蝶蘭を贈った。ところが何と、その胡蝶蘭は自身に届いたものの使い回しだったというのだ。

「甘利さんは事務所がある衆議院第二議員会館5階にあり、すぐ近くの518号室は空き部屋になっている。甘利さんはその部屋に自身に届いた大量の胡蝶蘭を置いていました。そして、秘書に指示をして木札から贈り主の名前を剥がし、上から自分の名前のシールを貼ったようなんです。518号室の机には大量の胡蝶蘭が並び、床には『甘利明』というシールが貼られた木札が大量に転がっていた。さながら、『使い回し胡蝶蘭製造所』という感じでした」(同前)

通常、胡蝶蘭は発注を受けた業者が届けるものだが、甘利幹事長の場合は秘書が届けて回ったという。本誌は「自民党幹事長 甘利明」のシールが貼られた胡蝶蘭を実際に確認したが、サイズが合っていなかったり雑に貼られていたりして、すぐに剥がれてしまった。

「甘利幹事長に届いてから1週間ほど過ぎていたためか、花の先が一部枯れてしまっているものまでありました。胡蝶蘭は5万円程度。大臣や政務官ら60人以上に配るとすれば300万円を超えますから、それがもったいないと思うのはわかる。でも、それなら見栄を張らずに贈らなければいいんです。使い回すなんて聞いたことがありません。こういうセコい幹事長が党の財布を握っていると思うとちょっと不安になりますね」(同前)

本誌が「胡蝶蘭使い回し疑惑」について甘利事務所に質問書を送ったところ、

「大変ありがたいことに多くの方からお花をいただき、感謝しております」と回答があった。

胡蝶蘭の使い回しは、エコに敏感な行いなのか。やっぱりただセコいだけか。

『FRIDAY』2021年11月5日号より

2655とはずがたり:2021/10/27(水) 17:23:49
平井卓也内閣府担当相は暴力団系企業から献金 身内企業に政治資金を還流も
安倍政権
2018/11/05 08:00
https://dot.asahi.com/wa/2018110400010.html?page=1
media logo
「平井(卓也)さんが大臣になったということは、香川県にとって名誉なこと。だが、それが逆目に出ないか、心配しておった。やはりX会から政治献金があったんだな……」

 平井卓也・内閣府担当相(科学技術・IT・クールジャパン担当)と親しい香川県の地方議員がこうため息をつく。

 平井氏が代表を務める「自民党香川県第一選挙区支部」は、指定暴力団組長がかつて代表を務め、今もその親族が跡を継ぐ高松市内の建設会社A社から2014〜16年までに76万円の政治献金を受けていたことが本誌の調べでわかった。

 登記簿によるとA社は1978年に創業。今では香川県などの公共事業にも参入する地元の有力な建設会社とされるが、かつては指定暴力団X会の初代組長が代表取締役に就任。その後、組幹部、組長の親族らが役員を務め、現在は名称変更したが、組長の実子が代表を務めている。

「X会は神戸の山口組と2度、3度、大きな抗争を戦い、それでも軍門に屈することなく、香川県で牙城を守り抜いてきた。X会組長はいわば、四国の伝説の親分の一人に数えられ、地元の香川県の政財界にも顔が利く存在でもありました。平井氏の一族とは古くから深い関係にあった」(捜査関係者)

 平井一族の政界進出は、平井氏の祖父、太郎氏からはじまった。太郎氏は参院議員を4期務め、郵政相や参院副議長を歴任。四国新聞社主、西日本放送などの創業者でも知られる。

 一方で、飲食業も古くから手掛けていた。今から40年ほど前まで、高松市の繁華街にキャバレー「R」という有名な店があった。そこが、平井一族とX会の「接点」の1つだったという。

「キャバレーには、X会組長、同会幹部もよく飲みに来ていた。キャバレーのオーナーだった太郎氏もよく来ており、同席するなど親しくなった。組長は太郎氏を通じ、地元の政財界とのパイプを築いていった。キャバレーなので、当然、さまざまなトラブルもあったが、用心棒役はX会の若い衆が務め、選挙では平井家を応援していた」(前出の捜査関係者)

 その後、X会組長は政財界との太いパイプを利用して、建設業に乗り出した。

「今、A社が香川県などの指名業者として公共事業に参入できているのは、もとX会の組長が実績を築いていたからです。今ではA社はスーパーゼネコンからも天下りを受け入れるほど有力企業にのし上がっている。A社が平井氏に献金すれば、その下請けなども横並びになります。心強い存在だと思います」(前出・地方議員)


 さらに平井氏は1994年から「モトリス」(本社は東京都)という海外アーティストの交流仲介、映画、放送、ステージなど企画制作、音楽著作物の取得、管理、譲渡などを行う会社の社長に就任(その後、退任)。同社の監査役には09年から13年まで大王製紙の前会長で特別背任事件を起こした井川意高氏が就任していた。

 平井氏は自身が代表を務める自民党支部を通じて、「モトリス」に対し、2014〜16年の3年間で計323万7000円の政治資金を支出。

 また、身内企業である西日本放送と四国新聞の関連会社などに対して数年間で6000万円を超す政治資金を支出していたとされる。

 平井事務所に取材を申し込むと以下の回答があった。

「政治資金は法令に従い適正に処理し、その収支を報告しているところです。なお、ご質問の会社の来歴については存じ上げませんが、寄附を頂いている時期についていえば、香川県などの公共工事を受注している会社であることから入札資格に問題がないと判断されているものと思われます。また、暴対条例などで同社が排除されているという情報にも接していません。(平井氏は現在)モトリスの株主ではありません。同社は著作権管理を主とした会社であり、平井の所管業務と関係ありません。井川氏は2009年に監査役に就任しましたが、13年6月に退任しています。同社の事業に問題はなかったと認識しています」

(本誌取材班)

※週刊朝日 オンライン限定記事

2656とはずがたり:2021/11/05(金) 12:56:59

衆院選で当選 維新候補者の運動員 買収の疑いで逮捕
11月05日 06時25分
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20211105/2000053491.html

10月の衆議院選挙で兵庫4区から立候補し、比例代表で当選した日本維新の会の候補者の運動員が知り合いに対しビラ配りの選挙運動の報酬として違法に現金を渡す約束をしたとして公職選挙法違反の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは10月31日に投票が行われた衆議院選挙で、兵庫4区から立候補し、比例代表で当選した日本維新の会の赤木正幸氏の運動員で兵庫県小野市の会社役員、森宏成容疑者(70)です。
警察の調べによりますと公示前の10月初めごろ、知り合いに対し街頭でのビラ配りなどの選挙運動の報酬として1万3000円の日当を渡す約束をしたとして公職選挙法違反の買収の疑いが持たれています。
この知り合いは、依頼を受けて実際に選挙運動を行ったということです。
警察は容疑を認めているかについて明らかにしていません。
警察はすでに関係先を捜索し、約束した報酬が支払われたかなど詳しいいきさつについて調べています。

2657とはずがたり:2021/11/05(金) 23:13:27
山形県議 うその領収書で7年以上 政務活動費不正受給か
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211105/k10013336701000.html
2021年11月5日 22時59分

全国都道府県議会議長会の会長を務めた山形県の県議会議員が、うその領収書を使って政務活動費を不正に受け取った疑いがあることが、NHKの取材で分かりました。

こうした不正は、少なくとも7年以上繰り返されていた疑いがあり、この議員は議会関係者に辞職する意向を示しています。

政務活動費を不正に受け取った疑いがあるのは、山形県議会の野川政文議員です。

NHKが平成27年度から昨年度までの政務活動費の収支報告書を調べたところ、実際は働いていない事務所の女性スタッフに給与を支払ったようにみせかける、うその領収書を使って政務活動費を不正に受け取った疑いがあることが分かりました。

事務所の女性スタッフに対し、毎月8万円の給与を支払ったとする内容の領収書を議会側に提出し政務活動費を受け取っていましたが、この女性は、実際は事務所では働いておらず、毎月1万円しか受け取っていないということです。

女性はNHKの取材に対し、事務所で働いていなかったことを認め「深く考えずに名前を貸すことに応じてしまった」と話しています。

こうした手口での不正は、少なくとも7年以上にわたって長期間、繰り返されていた疑いがあることも分かりました。

野川議員はNHKの取材に対し「ノーコメントだ。弁護士と相談してから回答したい」と話しています。

この問題が明らかになったことを受けて議員は4日「責任を取りたい」などとして、議員を辞職する意向を議会関係者に伝えたということです。

議員は東根市選挙区選出の現在7期目で、自民党山形県連の幹事長や県議会議長を歴任し、平成28年から翌年にかけては、全国都道府県議会議長会の会長も務めています。

県議会議長だった時期にも不正受給の疑い
野川議員は5年前、別の県議会議員による政務活動費の不適切な支出が明らかになった際には、議長として不正のチェックなど再発防止を推し進める立場でしたが、NHKの取材では、議長だったこの時期にも、政務活動費を不正に受け取っていた疑いが出ています。

この時は「政務活動費の問題で、議員が辞職するとは想像していなかった。議員の信頼を失うようなことが出たのは本当に残念で、県民に対しておわび申し上げたい」と述べていました。

その後、当時の野川議長のもと、県議会で政務活動費の個別の領収書をインターネットで公開するか検討が進められましたが、最終的にはネットでの公開対象から外すという結論を出していました。



野川議員は県議会の総務常任委員会に所属していますが、4日に続いて5日も欠席しました。

山形の自民県議、政活費を不正受給の疑い 加藤紘一氏の元秘書
https://www.asahi.com/articles/ASPC52TQXPC4UZHB002.html
鷲田智憲2021年11月5日 8時51分

 山形県議会の自民党会派に所属する野川政文県議(67)=東根市区選出=が事務所の女性スタッフに人件費を支払ったように装い、政務活動費を不正に受給していた疑いがあることが4日、分かった。野川県議は取材に応じておらず、女性は「ノーコメント」としている。

 県議会事務局が公開している政務活動費の収支報告書によると、野川県議は2015年度〜20年度、事務所の人件費として月8万円を支払った領収書を毎月のように提出。この領収書を元に同額を政活費として受け取ったことになる。

 だが、関係者によると、女性は事務所で働いておらず、月1万円を受け取っていただけだという。女性は4日、報道陣の取材に「ノーコメントと言われているので」と話した。

 4日にあった県議会の議会運営委員会で、委員である野川県議は体調不良を理由に欠席。坂本貴美雄議長は報道陣に「事実を調査し、推移を見ながら県議会として対応したい」と話した。また党県連幹事長の森谷仙一郎県議は「同じ党の人間として残念。個人の問題なので議会で判断してもらいたい」と話した。

 野川県議は自民党の元幹事長、故・加藤紘一氏の秘書などを務め、1995年の県議選で初当選し現在7期目。党県連幹事長や全国都道府県議会議長会長などを歴任した。(鷲田智憲)

2658とはずがたり:2021/11/10(水) 15:22:50
遠山元議員、現金受領認める
違法融資仲介への関与否定
https://nordot.app/830371022641889280?c=39550187727945729
2021/11/8 18:22 (JST)11/8 18:35 (JST)updated
c 一般社団法人共同通信社

 日本政策金融公庫の融資を巡る貸金業法違反事件で、公明党の元衆院議員遠山清彦氏(52)=今年2月に辞職=が東京地検特捜部の任意の事情聴取に対し、都内の環境関連会社役員(74)から現金を受領したと供述したことが8日、関係者への取材で分かった。違法融資仲介への関与は否定したもようだ。

 関係者によると、役員は遠山氏側に少なくとも現金数百万円を提供したとされるが、「政治献金として渡しており、融資の協力に対する謝礼ではない」としている。遠山氏も6、7日にあった特捜部の聴取で同様の説明をしたとみられる。

共同通信

2659とはずがたり:2021/11/10(水) 16:07:55
岸田首相、安倍元首相「茨城6区」応援演説に「日当5000円」でサクラ動員…公選法違反の可能性も
社会・政治 投稿日:2021.11.08 06:00FLASH編集部
https://smart-flash.jp/sociopolitics/162944/1


「私は、総裁選で医療難民ゼロの政策を打ち出したが、こういう政策は、国光さんの思いが詰まったものばかりだ!」

 10月26日火曜日、14時。岸田文雄首相(64)がこう叫んだとき、つくば駅前の広場は、最高潮の盛り上がりを見せた。茨城6区から衆院選に立候補し、当選した自民党の国光文乃衆院議員(42)のアピールポイントに、岸田首相が言及したからだ

 この応援演説のおかげもあってか、国光議員は次点に1万2000票差をつける12万5000票あまりを集めて勝利した。取材した政治ジャーナリストの宮崎信行氏が語る。

「茨城6区は、もともと岸田首相が会長を務める宏池会の元共同代表・丹羽雄哉氏の選挙区でした。丹羽氏の公募後継者が国光氏で、聴衆の期待も大きいと感じました」

 岸田首相にとっても、自派閥に属する国光議員にかける期待は大きい。首相の茨城6区入りは、4日も前の10月22日に情報解禁され、国光議員もツイッターなどで大々的に告知をしていた。

 岸田首相の応援演説に集まった聴衆は、自民党関係者が国光議員の事務所に聞いたところによると、約3000人。就任間もない新首相の人気……と思いきや、宮崎氏が目撃した光景は異様なものだった。

「街宣車の近くにいる人は多くがスーツ姿で、手に幟を持っていたのです。多くが『茨城県食と農と水政治連盟(茨城県農政連)』の人たちで、ほかにも『茨城県自動車整備振興会』の方や、行政書士の団体も参加していました」

 ある自民党ベテラン秘書が打ち明ける。

「こうした団体が幟を立てるのは、自分たちはちゃんと “動員” していますよ、とアピールするためなんです」

 選挙の際、政党の街頭演説などに、支援団体が動員をかけることは多い。団体は支部や加盟企業に動員数を割り振り、ノルマを課すこともある。だからか、こんな光景も……。

「国光議員の演説中にも、幟を持った2人の若者が『このあとどこか行こうよ』としゃべったり、経済政策にツッコんだりしていました」(宮崎氏)

 この日、動員された聴衆のなかには、“お金目的” だったと語る人もいた。

「私が演説会場に足を運んだのは、聴衆として話を聞くだけで、5000円の日当が出ると聞いたからです。街頭演説が一時間足らずで終わると、用意されていた領収書に名前と住所を書かされ、現金を渡されました。宛名の欄には何も書かれていませんでした。こんなことでお金をもらっていいのか、不安になりましたね」

 本誌は、茨城県運輸政策研究会が、石岡や土浦など、県内の各支部に送った文書を入手。同研究会の会長は県内の物流会社の経営者で、業界団体である茨城県トラック協会の会長などを兼任している。いずれも自民党の支持団体だ。

)

2660とはずがたり:2021/11/10(水) 16:08:08
>>2659
 先のベテラン秘書は、「支援団体が動員をかけることはあっても、ふつうは日当など支払いません」と言う。

 だが、本誌がある会社経営者から入手した領収書の日付は、岸田首相の応援演説の翌27日で、つくば市ではなく石岡市での「国光あやの衆議院議員街頭演説日当」という名目になっている。これは、安倍晋三元首相が応援演説をおこなった日で、日当の支払いが常態化していることが疑われる。

 有権者への日当の支払いは選挙違反ではないのか、政治資金に詳しい神戸学院大学・上脇博之教授が語る。

「もし、この日当の資金が議員やその政治団体から出ていて、受け取ったのが国光議員の選挙区内の人であれば、公職選挙法違反の『寄付』にあたる可能性があります」

 一方、資金が運輸政策研究会から出ていた場合はどうか。

「支援団体であるこの研究会から資金が出ているなら、違法な『寄付』と認定するのは難しいでしょう。しかし、文書は『関係支部長各位』宛てで、国光候補を『推薦者』と記載しており、研究会ぐるみで国光候補を支援していることがわかります。つまり、研究会が『選挙運動』をしていると解釈できます。

 投票を期待して日当を支払った場合は『投票買収』、街頭演説会を盛り上げるために日当を払って観客を動員し、拍手や声援をおこなわせた場合は『運動買収』となり、いずれも公選法違反の可能性があります」(同前)

 宮崎氏はこう推測する。

「各団体に課せられたノルマを、動員力の低い運輸政策研究会は果たせないと考え、不用意に日当などを記載した文書を拡散してしまったのではないでしょうか」

 この件について、国光事務所に問い合わせたところ、「ご質問の内容については、まったく承知しておりませんので、コメントは差し控えます」と回答があった。一方、県運輸政策研究会は、「コメントは差し控えさせていただきます」との回答だった。

 小選挙区で国光議員に敗れ、比例で復活当選した青山大人議員(42・立憲民主党)に、国光議員の演説の際、聴衆に日当が支払われていたことを知っていたかを問い合わせた。

「私もスタッフも把握しておりませんでした。その話が事実であれば、“選挙の公正” という民主主義の根幹を揺るがすもので、憤りを感じます」

 岸田首相に声援を送っていた聴衆は、日当で雇われたサクラだった。総選挙もハリボテの勝利だと言わざるを得ない。

(週刊FLASH 2021年11月23日号

2661とはずがたり:2021/11/13(土) 17:44:48
衆目の一致する次世代公明党のホープだっただけに転落の衝撃はデカい。

「少なくとも2000万円」遠山元議員に毎年現金提供と会社役員
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4403517.htm?1636790677386
12日 11時33分

 遠山清彦元財務副大臣の元秘書らが違法な融資の仲介に関与したとされる事件をめぐり、仲介に関わった会社役員が遠山氏に対し、「毎年現金を提供し、少なくとも2000万円を渡した」と周囲に話していることがわかりました。

 公明党の衆院議員だった遠山清彦元財務副大臣(52)の元秘書らは、日本政策金融公庫の融資の仲介に不正に関与した疑いが持たれていて、東京地検特捜部は、遠山氏や元秘書らの関係先を家宅捜索しています。

 その後の関係者への取材で、この仲介に関わった会社役員が遠山氏に対し、「毎年、現金数百万円から500万円を手渡していた」「6年間で少なくとも2000万円以上は提供した」と周囲に話していることがわかりました。JNNのこれまでの取材に対し、遠山氏は「法には触れていない」と話しています。

 特捜部は、この会社役員の手帳などを押収していて、現金提供の趣旨についても慎重に調べているとみられます。

2662とはずがたり:2021/11/16(火) 23:22:15
領収証入手 岸田首相の応援演説で 国光文乃議員陣営が有権者「集団買収」
「週刊文春」編集部2時間前
週刊文春 2021年11月18日号
https://bunshun.jp/articles/-/49955?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=socialLink

 10月31日投開票の衆院選で、茨城6区から当選した自民党の国光文乃衆院議員(42)の支援団体が選挙活動で現金を配布するなどして、公職選挙法違反(有権者買収)の疑いが強いことが「週刊文春」の取材でわかった。案内状や領収証を入手し調査したところ、複数の有権者が現金授受を認めた。

 国光氏は元厚労省の医系技官で、保健局医療課課長補佐などを歴任。退官後、2017年の衆院選で初当選を果たした。

「丹羽雄哉元厚生相の地盤を継ぎ、落下傘候補ながら初陣を飾りました。2018年から岸田派に所属しています。医師免許を持ち、地元でワクチン接種を自ら行うなど、“コロナの専門家”をアピールしてきました」(政治部記者)


 ただ、今回の衆院選では、野党が候補者を一本化。保守王国・茨城にあって、激戦区の一つと見られていた。

 そこで、応援演説に現れたのが、岸田文雄首相や安倍晋三元首相だった。

「岸田首相は10月26日、茨城6区に入り、『6区は大激戦区ですが、何としても国光文乃を勝ち抜かせて下さい!』などと訴えていました。安倍氏も翌27日に応援に入った。結果、国光氏が野党候補に約1万2000票差をつけ、2回目の当選を果たしたのです」(同前)

 この岸田首相の応援演説を巡っては、「茨城県運輸政策研究会」が専務理事名で、〈自民党総裁 岸田文雄氏 遊説への参加協力につきまして〉と題した案内状を、運輸政策研究会傘下の石岡、土浦、常総の関係支部長に送付していた。

「茨城県運輸政策研究会は、県内約1600社の運輸事業者が加盟する一般社団法人『茨城県トラック協会』が1998年に設立した団体です。県内に13の支部がある。茨城6区の場合、石岡支部に石岡市と小美玉市、常総支部につくば市とつくばみらい市、土浦支部に土浦市とかすみがうら市が所属しています。茨城県連に献金するなど、自民党の支援団体です」(協会関係者)

 案内状には、岸田氏の応援演説の日時と場所に加え、以下のような文言が綴られていた。

〈首題の件につきまして、推薦者である衆議院議員 国光あやの氏より別添のとおり案内が送付されております。(略)要請人員につきましては、問いませんが最大で5名以内とし、ご協力いただける範囲でご協力をお願い致します〉

 国光氏から送付されたとする〈別添〉の文書には、右肩に小さく〈事務連絡〉の文字。そして〈岸田文雄/自民党総裁 来たる!!〉と大文字で強調され、演説の日時と場所が記されていた。

国光事務所から送られた「来たる!!」文書

「岸田首相の応援演説に行けば、5000円もらえる」
 さらに、案内状の文面はこう続く。

〈参加者に対しまして、日当5,000円/人をお支払いさせていただきますので、別添の名簿にてご報告を頂きたく、よろしくお願い致します〉

 公職選挙法では、選挙運動で金銭を支払うことができるのは、事前に登録したウグイス嬢など例外的な一部の選挙運動員に限ると厳格に定められている。


 総務省選挙課の担当者が補足する。

「逆に言えば、例外的な一部を除き、有権者・運動員ともに原則金銭を配ってはいけない。それが公職選挙法の趣旨です」

 だが、茨城県南部に拠点を置く運送業者の従業員・A氏はこう証言する。

2663とはずがたり:2021/11/16(火) 23:22:30
>>2662
「『こんなファックスが会社に届いたぞ。岸田首相の応援演説に行けば、5000円もらえるんだって』と知人から誘われたんです。遊説に参加してみると、1000人近くの人が集まっていて盛り上がっていた。その日、5000円をもらうことはなかったのですが、演説の数日後、実際に現金書留で5000円が届きました。ただ、私もこの選挙区の有権者です。『本当にお金をもらっていいのか……』と疑問を抱きながらも、受け取ってしまった。領収書にサインを書いて印鑑も押しました」

 さらに、土浦市在住のE社長も以下のように認めた。

「(演説には)俺は一人で行った。(5000円は支払われた?)うん。……日当っていうか、旅費的な。領収書も書いた」

――「よろしく」など、投票呼びかけはあった?

「だいたい、『来てくれ』っていうことは、そういうことを意味してるってのは、誰でも理解できるだろう? でなくたって、協会として与党を応援するのは当然のことでしょうよ」

 日当5000円が支払われていたのは、岸田氏の演説だけではない。安倍氏の演説でも支払われていた。「週刊文春」が入手した〈茨城県運輸政策研究会長殿〉宛の領収証には、〈領収証/金 5,000円也〉〈10月27日 国光あやの衆議院議員街頭演説日当 於:石岡市 国光あやの事務所〉などと記されている。

 領収証を記録として残していた、つくば市で運輸業を営むH氏が言う。

「岸田さんだけでなく、安倍さんの応援演説についても案内があって、5000円の現金を受け取りました。私も選挙区の有権者なので、マズいなとは思っていたのですが……」

 案内文の送り主、茨城県運輸政策研究会の専務理事に話を聞いた。

 国光事務所にも、自身の関与や買収行為に対する見解などを尋ねたが、いずれの質問に対しても、

「全く承知していないので、コメントは差し控えます」

 などと回答したのだった。

 公職選挙法に詳しい神戸学院大学の上脇博之教授が指摘する。

「河井克行・案里夫妻の事件では、厳しい選挙情勢に加えて選挙直前という時期、金銭を渡した規模や範囲などが総合的に勘案されて有罪判決が下りました。今回は、案内状で国光氏を〈推薦者〉と明示した上で〈協力〉を依頼しただけでなく、動員要請自体を『実質的な投票依頼』と受け止めた参加者もいる。しかも、選挙期間の真っ只中に不特定多数に呼び掛け、実際に金銭を支払っているわけですから、有権者買収に当たる疑いが非常に強いと言えます。今回のケースで『私は知りません』という言い分は通用しない。国光氏が『別添の案内』に詳細を記さなくても、協会が動員をかけてくれるという親密な関係性も窺えます。公選法上の直接の買収者は県研究会ですが、今後、捜査が行われれば、国光事務所の関与が明らかになる可能性が高いでしょう」

 公職選挙法が極めて厳格に定められているのは、民主主義の根幹だからだ。今回の衆院選でも、日本維新の会から当選した候補者の運動員が、ビラ配布の報酬として日当1万3000円を渡す約束をしたとして公選法違反の容疑で逮捕されている。

 岸田首相は、河井氏の買収事件について「透明性のある説明」を繰り返し求めてきた。それだけに、自らの応援演説で起きた岸田派議員の「集団買収」について、透明性のある説明が求められる。

 11月10日(水)16時配信の「週刊文春 電子版」および11月11日(木)発売の「週刊文春」では、岸田首相と国光氏の関係、国光氏の経歴や人物像、県運輸政策研究会から自民党への献金、案内状や現金を受け取った複数の有権者の証言、県運輸政策研究会の専務理事との一問一答、国光氏への直撃取材など、「岸田首相 衆院選応援で違法『集団買収』」と題して5ページにわたって詳報している。

2664とはずがたり:2021/11/16(火) 23:23:02

首相の街頭演説、参加の会員に日当5千円 茨城の運送業界団体
有料会員記事2021衆院選
https://www.asahi.com/articles/ASPCJ5QNWPCBUJHB00V.html
佐々木凌2021年11月16日 18時30分コメント

 衆院選で岸田文雄首相が応援に訪れた茨城6区の自民党候補の街頭演説を巡り、一般社団法人「茨城県トラック協会」と住所や役員が同一の任意団体・茨城県運輸政策研究会が、演説を聴きに来た会員に日当として5千円を支払っていたことがわかった。役員の一人は「数時間拘束するので、何も出さないわけにはいかないと思った」と説明している。(佐々木凌)

 日当が支払われたのは衆院選終盤の10月26日に、岸田首相がつくば市内を訪れ、開かれた自民党の国光文乃氏の街頭演説。付近には業界団体ののぼりがはためいた。同市を含む茨城6区では与野党一騎打ちの激戦が繰り広げられていた。

 その4日前の22日付で、県トラック協会が陳情などの政治活動に使う県運輸政策研究会の名前で、選挙区内の石岡、土浦、常総3支部の支部長宛てに文書をファクスで送っていた。「自民党総裁 岸田文雄氏 遊説への参加協力につきまして」との表題で、「参加者に対しまして、日当5000円/人をお支払いさせていただきます」と記されていた。協会には県内の運送業者約1600社が加盟している。

 朝日新聞の取材に、協会と研究会の双方で役員を兼ねる専務理事は、3支部の会員企業の従業員らに演説への参加を呼びかけ、実際に参加した21人に日当5千円を支払ったと認めた。翌27日に安倍晋三元首相が駆けつけた演説会でも参加者3人に、茨城5区の自民党候補の出陣式と演説でも、参加者4人ほどにそれぞれ日当5千円を支払っていたことも明らかにした。原資は県運輸政策研究会の会費収入を充てたという。

「5千円、その場で封筒で」
 専務理事は「会員の社長さんたちを数時間も拘束する以上、何も出さないわけにはいかないと思った」と説明する。参加を呼びかけた理由については「高速道路の値下げなど、与党の先生には要望をすることが多い。お願いごとばかりで、何の協力もしないというのでは、お願いに行きづらくなってしまう」と胸中を明かした。

 衆院茨城6区内のある運送会社社長は、岸田首相の演説に参加し、その場で封筒に入った5千円をもらったという。会社の従業員には声をかけず、1人で出かけた。「交通費としてもらったという認識だった。普段から協会の会議に行く時にもらっていたので受け取った。『投票してくれ』なんて言われていない」と話した。

 国光氏の事務所は「トラック協会に岸田氏が演説をするという案内は送ったが、あくまで一般的な案内であり、動員ではない。日当については把握していないので、コメントは差し控える」、自民党県連は「全く承知しておらず、コメントは差し控える」と説明している。

買収にあたる可能性は?
 総務省選挙課によると、公職…

この記事は有料会員記事です。残り516文字

2665とはずがたり:2021/11/17(水) 20:20:50
安倍元首相の演説でも3人に日当支払い
2021/11/17 10:09 (JST)11/17 11:14 (JST)updated
c 一般社団法人共同通信社
https://nordot.app/833509841232822272?c=39550187727945729

 衆院選で自民党候補者の応援演説動員に日当を支払っていた任意団体「茨城県運輸政策研究会」が、安倍晋三元首相による応援演説の際も参加者3人に5千円を渡していたことが、研究会関係者への取材で分かった。

2666とはずがたり:2021/11/17(水) 20:21:10
現職の米沢市議 衆院選にからみ買収容疑で逮捕
11/17(水) 19:46配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/77e74306d12806835448b35dee881c06cded13a1
YBC山形放送

10月に行われた衆議院議員選挙にからみ、山形県警捜査二課と米沢警察署は、当選した鈴木憲和議員を応援していた現職の米沢市議を17日、買収など公職選挙法違反の疑いで逮捕した。

逮捕されたのは米沢市南原横堀町の米沢市議会議員、遠藤正人容疑者(58)。
警察の調べによると遠藤容疑者は公示前の10月14日ごろ米沢市内で鈴木議員への投票を依頼する選挙運動を行う報酬として運動員に対し、時給1000円を渡す約束をして一緒に、立候補の届け出前に選挙運動を行なった疑い。
さらに、その運動員と共謀して10月21日ごろから30日ごろまでの間、公職選挙法で定められた方法以外で文書を配った疑い。
警察は捜査に支障があるとして遠藤容疑者の認否を明らかにしていない。

2667とはずがたり:2021/11/19(金) 16:11:01
今度は“マルチ商法企業”セミナー 維新3回生・伊東信久議員が議員会館を不適切使用の疑い
11/10(水) 16:12配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd68b555f3b6286328c44abaeea9bacbc8066078
文春オンライン

 10月31日投開票の衆院選で当選した日本維新の会の伊東信久氏(57)が、行政処分を受けた企業に関連した講演を行うなど、議員会館を不適切に使用していた疑いがあることが、「週刊文春」の取材でわかった。

 伊東氏は今回、大阪19区から出馬し、小選挙区での当選を果たした。

「医師でもある伊東氏はもともと、橋下徹元大阪市長と関係の深い故・やしきたかじんの主治医を務めていました。そうした縁もあって、2012年の衆院選で維新から大阪11区で出馬し、初当選。2017年の選挙では落選したものの、2019年6月、維新から除名処分を受けた丸山穂高氏の後任として、大阪19区支部長に就任。今回の衆院選で、3回目の当選を果たしました」(政治部記者)

 その伊東氏との関係が指摘されるのが、今年8月、消費者庁から特定商取引法違反で6カ月間の取引停止を命じられた「ITEC INTERNATIONAL(アイテック)」だ。山口孝榮オーナーら2名も6カ月間の業務停止命令を受けている。

 消費者庁によれば、同社は化粧品などのいわゆる“マルチ商法”を手掛け、大学との架空の共同研究など、虚偽の説明に基づく違法な勧誘活動をしていた。国民生活センターによると、アイテックに関する相談件数は11月8日現在で、617件に及ぶ。

 アイテックの元会員が語る。

「最先端の再生医療技術を使った化粧品で、革新的な若返り効果があると説明されました。今が投資のチャンス、と。最初に1口30万〜50万円の契約をし、契約数を増やすと、海外進出時の利益の分配率や、勧誘時の紹介料も上がると言われたんです。それで、200万円をつぎ込んでしまった。今思えば、私は騙されていました」

 なぜ、アイテックを信用したのか。

伊東氏が開発者や監修者として広告塔に
「開発者が医師免許を持つ政治家で、議員会館でセミナーをやると聞き、安心したんです」(同前)

 その政治家が、伊東氏だった。

「アイテックの目玉化粧品『MATRIX』シリーズの開発者や監修者として、広告などで紹介されていた。大勢の会員を前に何度も講演していました」(同前)

 例えば、落選中だった2019年12月4日、サンドーム福井で行われたアイテックの全国大会。「週刊文春」が入手した音声データによれば、伊東氏は司会者から以下のように紹介されていた。

司会者「『MATRIXエキス』の開発者の一人でもある大阪大学大学院国際医工情報センター招聘教授、伊東信久先生にご講演いただきます」

 さらに、伊東氏の経歴や、京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授と大学時代、先輩・後輩の間柄だったことなどがアナウンスされた。

 そして、伊東氏にマイクが渡ると、まず以下のように語った。

伊東「山中教授、たしかに先輩なんですけども、一つは大学だけじゃなく、大学院でも先輩やったんですね」

 アイテックは京都大学iPS細胞研究所と共同研究をしていると説明してきた。だが、iPS細胞研究所は同社を念頭に、「そのような企業や化粧品の販売活動には一切関与しておりません」などとする注意喚起をホームページに掲載している。

 さらに、山口オーナーとのやり取りを通じ、新製品の開発に携わっていると受け取れる発言もあった。

伊東「山口オーナーとも話をしていますけど、大阪大学の中ですね、研究室をつくって、さらなる新しい製品を開発しようとしています」

 最後に、大勢のアイテック会員たちを前に、国政に戻った際には、法律面でのサポートをすると宣言したのだった。

伊東「またね、国会の場に戻ることがあれば、本当に法律的な面とかでも皆さまをサポートしていければと思っております」

「アイテックの売り文句は『商品発表会を議員会館で開催した。それほど信用がある』。月1回のリーダー会議が会館で開かれることもありました」(別の元会員)

2668とはずがたり:2021/11/19(金) 16:13:25
>>2667
 伊東氏は、議員会館でもアイテックに関連した講演を行うことがあった。2019年9月19日、議員会館で行われたとされるアイテックのリーダー会議。小誌が入手した会員のグループLINEにはこう記されている。

〈全国から約300名近くのリーダーが集結し、伊東先生やAIメディカルの山ノ内代表(註:関連企業の代表)、山口オーナーのこれからのアイテックの戦略について聞いてきました!!〉

 さらに、厳重な〈セキュリティゲート〉を〈オーナーのはからいで、ノーチェックで〉通過したことなども報告されていた。

 果たして、“マルチ商法”の関連イベントを、税金で運営されている議員会館で行うことは適切なのか。

「会議室を借りられるのは、現職議員に限ります」
 衆議院事務局に尋ねたところ、以下のように回答した。

「議員会館の会議室等の使用は会派に直接関係があり、議員が主催する会合及び行事等に限る。許可されていない商行為も禁止です。会議室を借りられるのは、現職議員に限ります」

 アイテックに事実関係の確認を求めたところ、以下のように回答した。

「取材は受け付けておりません」

伊東氏は「僕自体も被害者ですやん」
 一方、伊東氏はどう答えるのか。話を聞いた。



――講演料は受け取った?

「講演料10万円もらっていましたよ。毎回10万円ずつ」

――本も配られていた。

「アイテックが僕の本買うのは自由やから」



 改めて事実関係について質問状を送ったところ、主に以下のように回答した。

「伊東が、アイテックの化粧品製品『MATRIX』の監修者・開発者として活動したことはありません。また、そのような記載を行うことを了承したこともありません。同社ウェブサイト等にそのような記載があったものについては、事実と異なるものであり、既にかなり以前にアイテックに対して削除を依頼し、削除済みです。

 伊東が、2019年9月19日に同所(議員会館)で講演を行ったことはあります。ただし、講演の内容は、再生医療法やNKT細胞に関する一般的なものであり、JMS(アイテックの前身企業)の商品等に関するものではありません。講演後は直ちに退室しています。伊東は、JMSないしアイテックの商品開発に関与しておらず、同社の商品の説明を受けたこともないのであって、本講演に限らず、同社の商品に関する講演を行ったことはありません。また、同日の講演について、伊東が議員会館の手配をしたことはありません。

 伊東が、2020年(註:2019年の誤りか)12月4日にサンドーム福井で(略)講演を行ったことはあります。なお、講演の内容は、再生医療法やNKT細胞に関する一般的なものであり、JMSの商品等に関するものではありません。直ちに退室していることは同様です。

 謝礼については、10万円で間違いありません」

2669とはずがたり:2021/12/26(日) 17:03:56
【速報】古川康議員の選挙運動員2人逮捕
12/26(日) 12:40配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/e721237f6dd27cbf0674341f839c2cd30f5b6fdb
佐賀ニュース サガテレビ
サガテレビ

 10月に行われた衆議院議員選挙にからみ、SNSで候補者への投票を呼び掛ける投稿をしたことなどへの報酬を渡した選挙運動員の女と受け取った男が逮捕された。

 逮捕されたのは、佐賀市嘉瀬町の事務員、小林祐子容疑者63歳と、佐賀市兵庫南の自営業、保利一誠容疑者38歳。2人は佐賀2区に立候補し、九州比例ブロックで当選した古川康議員の選挙運動員。

 小林容疑者は、SNSなどで古川議員への投票を呼び掛ける内容の投稿をするなど選挙運動をしたことに対する報酬として5万6000円、他の数人への報酬の資金として、37万9000円を保利容疑者に渡した疑い。保利容疑者は、今月7日に候補者のPR動画を作るなどの報酬で金を支払う約束をしたとして逮捕されていて、今回は小林容疑者から金を受け取った疑いで再逮捕。

 古川議員は「捜査中なので何も申し上げられません。捜査には協力してまいります」とコメントしている。
 
 警察は2人の認否について「捜査に支障があるため、差し控える」として公表していない。

2670とはずがたり:2022/01/15(土) 19:23:05
維新・前川議員を書類送検 衆院選で公選法違反の疑い
1/14(金) 15:24配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee20a7ef9ff2eee9a346ce584ebe4b01d86abaa6
共同通信

 昨年10月31日投開票の衆院選で公示前に投票を呼び掛ける「選挙はがき」などを選挙区の有権者に郵送したとして、奈良県警は14日、公選法違反(事前運動、法定外文書頒布)の疑いで、奈良1区に日本維新の会から出馬して敗北し比例代表で復活当選した前川清成衆院議員(59)を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。

 前川氏はこれまでの共同通信の取材に「これらは政治活動あるいは準備行為であり、選挙運動ではない」と違法性を否定していた。衆院選の議席増で勢いに乗る維新にとって打撃になりそうだ。

2671とはずがたり:2022/02/14(月) 12:44:08
国家公安委員長、自民京都府連の現金配布を認める 買収の意図は否定
2/10(木) 14:57配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ee6c5f18ba23e478ac0910659a341e9ff44ca6f
毎日新聞

 二之湯智国家公安委員長(参院京都選挙区)は10日の衆院予算委員会で、自民党京都府連が国政選挙前に、候補者から集めた金を地方議員に配ったとする文芸春秋の記事内容を認めた。ただ、党勢拡大のためだとして選挙活動用の資金との指摘は否定した。

 文芸春秋3月号は、府連が国政選挙のたびに、衆院選や参院選の候補者から金を集め、選挙の活動費として府議や市議に1人当たり50万円を配布したと報じた。

 立憲民主党の城井崇氏は「選挙買収になると分かっていて金を配ったと報じられている。これは事実か」とただした。二之湯氏は「府連が国会議員から寄付を受け、府議と市議に再度、政治活動資金として配布しているのは事実だ」と配布は認めたうえで「党勢拡大に使ってくださいという趣旨だ。個々の議員の選挙活動に使ってくださいということではない」と述べ、買収の意図は否定した。

 二之湯氏は立候補した2016年参院選の前に、自身が代表を務める自民党支部から府連に支出した960万円が地元の地方議員に渡っていたことも認めたが、府連から支出の要請があったのか問われると「私個人の判断だ」と述べた。【青木純】

2672とはずがたり:2022/03/22(火) 16:20:15
維新 前川清成衆院議員 公選法違反の罪で在宅起訴 奈良地検
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220322/k10013545331000.html
2022年3月22日 15時40分

日本維新の会の前川清成 衆議院議員が去年の衆議院選挙の公示前に、みずからへの投票を呼びかける趣旨の文書を有権者に送ったとして、奈良地方検察庁は22日、公職選挙法違反の罪で在宅起訴しました。
前川議員は「選挙違反ではないと確信しています。裁判所で正義を訴えます」とコメントしています。

在宅起訴されたのは、日本維新の会の前川清成 衆議院議員(59)です。

起訴状によりますと、前川議員は奈良1区から立候補して、比例代表で復活当選した去年10月の衆議院選挙で、公示前にみずからへの投票を呼びかける趣旨の文書を奈良市内の35か所に郵送したとして、公職選挙法違反の事前運動などの罪に問われています。

郵送したのは封書で、宛先が書かれていない状態の「選挙はがき」が、知り合いの氏名や住所を記入して返信するよう求める依頼文とともに入れられていたということです。

選挙はがきは、選挙期間中は有権者に送ることが認められていますが「選挙区は『前川きよしげ』とお書きください」などと記載されていたことから、警察は事実上、公示前に選挙区の有権者に投票を呼びかけたと判断して、ことし1月に前川議員を書類送検し、奈良地方検察庁が起訴すべきかどうか検討していました。

前川議員は「選挙違反ではないと確信していますが、公判請求に至った以上、裁判所で『正義』を訴えます」とコメントしていて、22日午後5時から会見を開くことにしています。

前川議員は弁護士で、平成16年に当時の民主党から立候補して参議院議員を2期務め、内閣府副大臣などを歴任し、現在は日本維新の会に所属しています。

2673とはずがたり:2022/03/24(木) 17:44:26

自民滋賀の使途不明金4200万円に 管理の元事務局長、私的流用認める
https://news.line.me/detail/oa-kyoto/ckwg6j9cj9r5?mediadetail=1&utm_source=Twitter&utm_medium=share&utm_campaign=none&share_id=hJb48091487670
2022年3月24日 06:00京都新聞

 自民党滋賀県議団の政務活動費を管理する口座や同党県連の会計で不明朗な出入金が繰り返されていた問題で、2015年から昨年までの使途不明金の総額が約4200万円に上ることが、23日までに県連の調査で分かった。元事務局長が私的流用を認めたという。

 県連によると、15年から昨年8月にかけて、県議団の会派口座から小分けにして計約2650万円が引き出されていた。このうち、約2千万円は県連の口座から補填(ほてん)されていた。会派口座は元事務局長が通帳と印鑑を管理していた。

 また、県議団の政活費から支出すべき約550万円分を、県連が肩代わりしていた例も見つかった。

 他にも県連の口座からは、十数回にわたり計約1千万円の不明朗な支出もあった。この口座を管理する事務員は、元事務局長から指示されたと話しているという。

 こうした支出のうち、約650万円は元事務局長の親族が返済したが、その他はまだ返金されていないという。

 元事務局長は昨年8月に強制性交容疑で逮捕・起訴され、現在、同罪で公判中。県連によると、使途不明金問題は、この逮捕をきっかけに浮上した。

2674とはずがたり:2022/04/13(水) 21:12:46
〈違反を認識の内部資料〉国民民主議員にトヨタ系19労組が違法献金の疑い
4/13(水) 16:12配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/2264618ea563d99d992c69fc480dc4a2cf8bea5d
文春オンライン

 トヨタ自動車系労働組合の政治団体「全トヨタ政治に参加する会(全ト参政会)」が、組合員から同意を得ずに徴収した金銭で政治献金を行っている疑いがあることが、「 週刊文春 」の取材でわかった。全ト参政会の内部資料を入手した。政治資金規正法違反(虚偽記載)の疑いがある。

 約35万人の組合員を擁するトヨタ自動車グループの労働組合「全トヨタ労働組合連合会(全ト労連)」。政治的影響力も大きく、これまで組合出身者を組織内議員として送り込んできた。

「現在は国民民主党の浜口誠参院議員と愛知県議5人が組織内議員。旧民主党、国民民主党などで衆院議員を6期務め、昨年秋の衆院選で出馬を見送った古本伸一郎氏(現・愛知県副知事)も全ト労連出身でした」(政治部記者)

 彼らに資金援助するための組織が全ト参政会だ。

「1人あたり毎月60円を徴収し、全トの各労組に設けられた全ト参政会支部の口座に集める。それを年末に全ト参政会本部の口座に集約した上で、議員側へ献金するというスキームです」(組合員)

 全ト参政会の政治資金収支報告書(2020年度)によれば、23万119人から会費名目で2億2713万円を集金。そこから古本氏の関連団体や政党支部に計1億1千万円、浜口氏に計8000万円を寄付していた。

 だが、「週刊文春」が入手した内部資料〈【要対応】適正運営に向けた加入手続きについて〉(昨年5月20日付)には、〈複写厳禁〉の文言が添えられた上で、以下のように記されていた。

〈各支部の適正な運営調査について、事務局補佐を通じヒアリングを実施。結果、各支部の中で「全ト参政会加入申込書による本人意志確認を取っていない支部」や、「申込書の保管期限が定められていない」といった運用不備があることを確認。/上記実態を踏まえ、対象支部に対して適正運用に向けた取り組みを実施して頂く〉

ヒアリングの結果、判明した実態は…
 そして、〈全ト参政会加入は「本人の意志に基づく加入行為によって個人献金をしていること」が必要〉などと記した上で、赤字で〈【現状を放置した場合のリスク】〉として、次のように強調されていた。

〈本人同意が得られていないと判断され、政治資金規正法の「政治資金の授受の規制等」に抵触し、法的処罰を受けてしまう(罰則、当会の解散 等)〉

 同資料によれば、加入申込書で本人意志確認を取っていない支部が19支部あった。

 つまり、全トに所属するトヨタ系企業19社の労働組合では、組合員の同意確認が不十分なまま、政治団体である全ト参政会に加入させ、月60円の会費を徴収し、組織内議員への政治献金に充てていたことになる。

 政治資金規正法に詳しい神戸学院大の上脇博之教授が指摘する。

「収支報告上の会費納入者に、同意のない人が含まれていれば、政治資金規正法第25条(虚偽記入)に抵触し、5年以下の禁錮または100万円以下の罰金の対象になる可能性があります」

 全ト参政会に、違法の疑いがある献金などについて確認を求めたが、個別の疑惑については事実確認に応じず、一括して以下のように回答した。

「全トヨタ政治に参加する会(全ト参政会)は、会員の寄附等を通じて、会員の社会的・経済的地位の向上を図ることを目的とする政治団体であり、各支部においては、会員の意思に基づく加入や寄付が行われているものと認識しております。そして、さらなる法令遵守の推進のため、手続の書面化や書面の保管を重視する方針とし、今後も、各支部とともに運用の改善を進めてまいる所存です」

 古本伸一郎氏、浜口誠氏はともに以下のように回答した。

「寄付は法令に則り頂いたと承知している」

 野党間の選挙協力を巡り、連合の立ち位置が焦点となる中、浮上した国民民主党議員への違法献金の疑い。内部資料からは違反を認識している点も浮き彫りになり、政治的影響力も大きい全ト労連がどのような対応を取るのか、注目される。

 4月13日(水)12時配信の「 週刊文春 電子版 」および4月14日(木)発売の「週刊文春」では、違法の疑いのある献金額の概算や、政治資金規正法で禁じられた迂回献金の疑いなどについても報じている。

2675とはずがたり:2022/04/24(日) 23:23:33

母校の卒業生を自動的に支持者扱いは出来ないし,文例として投票呼びかけるの挙げて投票依頼ではないと誤魔化してるのも一寸悪質で結構厳しいんちゃうか。

母校の卒業生は支持者か否か 維新・前川議員、25日初公判 奈良地裁
https://www.sankei.com/article/20220424-MOT5ZZVM7JLJZLIRJKLZFPUJ4E/
2022/4/24 17:30

昨年10月の衆院選をめぐる公職選挙法違反の罪で在宅起訴された日本維新の会の前川清成(きよしげ)衆院議員(59)=比例近畿=の初公判が25日、奈良地裁で開かれる。罪に問われたのは、母校の卒業生らに、宛名書きの依頼名目で公示前に「選挙はがき」を送った行為。これが不特定多数に対する投票の呼びかけとして事前運動に当たるとされた。対する前川被告は「公選法で認められた選挙の準備行為だ」と無罪を主張、検察側と全面対決の構図となる。

公選法は、事前運動を禁じる一方で、選挙事務所の確保や推薦依頼などに関する内々の交渉、ポスターや立て看板の作製などは「立候補の準備行為」として認めている。後援会など支持者に対して、選挙はがきの宛名書きを依頼することも、準備行為に該当するとされる。

前川被告は公示前の昨年10月14日に、「選挙区は『前川きよしげ』、比例区は『維新』とお書き下さい」などと記載した選挙はがき入りの封書35通を、母校である関西大の卒業生ら有権者に発送したとして在宅起訴された。

宛名書きとメッセージの記入を依頼する文書が同封され、文例として「前川さんへぜひ一票をお願いします」と書かれていた。

検察側は、封書が選挙区内の有権者に郵送されていた点を重視。送付先には支持者以外も含まれるとして、不特定多数の有権者に対する投票の呼びかけに該当すると判断した。

一方、弁護士でもある前川被告は「封書を送ったのは、党派を超えた支援を期待できる人たちだ」と主張。支持者への準備行為の依頼だとして、違法性を全面的に否定。これまでも母校の名簿を使用して政治活動の案内などを送り、受け取りを拒否された場合は削除して管理していたと強調し、「不特定多数ではない」と真っ向から反論している。

前川被告は維新から昨年の衆院選奈良1区に立候補し敗れたが、比例近畿で復活当選した。

裁判で罰金刑以上が確定すれば失職し、原則5年間の公民権停止となる。

2676とはずがたり:2022/05/11(水) 16:13:50
《神奈川・川崎》男性占い師に政務活動費711万円を注ぎ込んだ疑惑の“不思議ちゃん”女性市議を直撃
4/28(木) 5:01配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/265d9fcc44138e9f88cdaeac8abce7d3e323f66d?page=1
この記事についてツイート
この記事についてシェア
週刊女性PRIME
秋田めぐみ市議

「神奈川県川崎市では今、秋田めぐみ市議に対する2つの疑惑が浮上していて問題になっています」

【写真】100円ショップに寄って“帰宅”する秋田めぐみ市議を直撃すると、“不思議ちゃん”行動を連発!

 地方議会関係者は困惑した表情で言い放った。

 秋田めぐみ市議(40)とは何者か。本人のSNSによると、滋賀県出身で、神戸女学院大学を卒業後、みずほ銀行に入社。その後、三井物産グループへと転職したという。その間に結婚して、一男一女をもうけている。

 以降は子育てと仕事を両立しながら地域のボランティア活動などにも参加。地域貢献に目覚めた彼女は、最も長く住んでいて第2の故郷ともいえる川崎市から無所属の市議として立候補を決意。2019年4月の市議選で初当選を果たした。

「19年はちょうど無所属の現職議員が出馬を断念した時だった。そんな中、彼女が無所属で立候補したんですね。秋田さんは目立つ存在ですしね……タイミングが本当に良かったんだと思いますよ」(川崎市の市民)

 とはいえ前述した通り、大企業に勤め、母となり、地域活動に目覚めて、市議へ、と経歴を見る限り何も問題はなさそうだが……。

“怪しい人”に1年半で711万円
「当選して3か月経った7月頃から“怪しい人”に政務活動費が注ぎ込まれるようになったんです」

 そう話すのは、地方紙社会部記者だ。

 政務活動費は年間で約540万円まで使用が認められているものだが、

「“怪しい人”というのは、60歳代の男性占い師・M氏。以前から秋田市議と親交のあった人なのですが、彼が東京の六本木に会社を設立したのは19年9月で、その翌月から秋田市議の政務活動費が振り込まれるように。お金を流すために、会社を作ったかのようなタイミングですよね」(同・記者)

 M氏の会社への振り込みの名目はというと、『台風に関する調査』『コロナウイルスに関する調査』など。本当に調査を依頼していたのか……。たとえ調査していたとしても、市議が政策方針を占い師に頼っているのは問題視される行動ではないだろうか。

 しかも、その金額というと……およそ1年半に渡って20数回振り込まれており、多いときには1回60万円を超え、合計すると、711万円にものぼる。

2677とはずがたり:2022/05/15(日) 20:38:41
自民党・松下新平参院議員 中国人女性「外交秘書」との関係巡り、政治資金規正法違反の疑い
「週刊文春」編集部2021/12/15
source : 週刊文春 2021年12月23日号
https://bunshun.jp/articles/-/50757?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=socialLink

 自民党の松下新平参院議員(55)が、中国系企業の東京支店長を務める中国人女性を「外交顧問兼外交秘書」にし、名刺や議員会館内を自由に往来できる通行証などを与え、パーティ券販売に関与させていることが「週刊文春」の取材でわかった。松下事務所は、女性を「無償のボランティア」と説明しているが、実質的に秘書業務を行っており、秘書給与を中国系企業が肩代わりしている政治資金規正法違反の疑いがある。

2678とはずがたり:2022/06/10(金) 14:41:32

流石に酷い。。

京都市議の森川氏が辞職願、参院広島選挙区から維新公認で立候補へ
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/amp/811187
2022年6月10日 7:00

 京都市議の森川央氏(46)=西京区選出、無所属=が9日、田中明秀議長宛てに辞職願を提出した。夏の参院選広島選挙区(改選数2)に日本維新の会公認で立候補するという。

 森川氏は京都新聞社の取材に対し「議員報酬の削減や市の財政難に市民の関心を高めることができた」と辞職理由を説明した上で、「広島から核兵器廃絶や二重行政解消を訴えたい」と立候補の動機を述べた。10日にも広島県庁で記者会見を開くという。

 森川氏は現在3期目。事務所の照明工事の代金を政務活動費に二重計上した問題を受けて、2020年に維新を離党。市議会で辞職勧告決議が可決された。森川氏は取材に「(辞職は)辞職勧告決議を受けたものでは断じてない」と話した。

2679とはずがたり:2022/09/12(月) 11:32:59

収支報告書に旧統一教会系の寄付 自民調査、細野氏記載なし
2022年9月10日 05時05分 (9月10日 05時06分更新)
https://www.chunichi.co.jp/article/542204

 自民党が八日に公表した世界平和統一家庭連合(旧統一教会)側と党国会議員との接点の調査結果で、氏名が公表された議員に細野豪志衆院議員(静岡5区)は含まれなかった。細野氏が代表を務める政治団体の収支報告書によると、政治団体が、教団と関係が深いとされる「世界日報」の元社長の男性から二〇一三年に三万円の寄付を受けていた。
 自民党の調査では、旧統一教会や関連団体からの寄付を問う項目があった。関連団体の会合への祝電送付など、比較的関係が薄い議員の氏名は公表されなかったが、寄付は氏名公表の対象になっていた。
 細野氏の事務所は本紙の取材に「党本部に聞いてほしい」の一点張り。党本部は「各議員から報告があった個人や企業、団体名を政治資金収支報告書で確認して公表した」としている。
 本紙がこれまでに県内国会議員を対象にアンケートを行った際、細野氏は「関連団体からの献金は受けていない。個人の信仰する宗教は確認していない」と回答していた。
 自民党の今回の調査で、県内関連は、関連団体の会合に出席してあいさつしたなどとして、井林辰憲衆院議員(静岡2区)、深沢陽一衆院議員(静岡4区)、宮沢博行衆院議員(比例東海)、若林洋平参院議員(静岡選挙区)の四人の氏名が公表された。井林氏の事務所は「昨夏ごろに二回、関連団体の会合であいさつした」と説明。後援会関係者の紹介だったという。
◆「十分な調査と言えない」 識者指摘
 今回の自民党の調査について、島薗進東大名誉教授(日本宗教史)は「関係の深さが指摘されながら氏名が公表されていない議員がいる。議員秘書に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係者がいたかも質問項目に入っておらず、十分な調査とは言えない」と指摘する。「これで幕引きとすることは許されず、国会に調査委員会を設けるなどしてさらなる実態解明を進めるべきだ」と訴える。

2680とはずがたり:2022/09/29(木) 15:11:23
維新 参院選で比例候補に現金要求の吉田衆院議員に離党勧告
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220929/k10013841881000.html
2022年9月29日 14時36分

日本維新の会は、党所属の吉田豊史 衆議院議員が、ことし7月の参議院選挙に比例代表で立候補した候補者に対し、支援にあたって1000万円を要求したなどとして、離党勧告の処分にすることを決めました。

日本維新の会によりますと、ことし7月の参議院選挙で党が公認した比例代表の候補者が党所属の吉田豊史衆議院議員から支援にあたって現金を要求され、支払えない場合は公認を辞退するよう求められたなどとして、党に訴えたということです。

これについて日本維新の会は、今月26日に開いた党紀委員会で、吉田氏への聞き取りや、双方の会話を録音したデータの確認などを行った結果、吉田氏が、政治資金収支報告書に記載しない金銭として1000万円を要求したと認定しました。

そのうえで、29日、緊急の常任役員会を開き、金銭は支払われなかったものの不法行為をそそのかす言動は政治倫理上、著しく不適切であり党の名誉を傷つけたとして、離党勧告の処分にすることを決めました。

吉田氏は、衆議院比例代表北陸信越ブロック選出の当選2回で、富山維新の会の代表を務めています。

2681とはずがたり:2022/09/29(木) 15:27:42
上田清司参院議員秘書を書類送検 公示前に投票を呼びかけた疑い
9/26(月) 16:00配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/285100283c5cfb16f461f39aae791fd7ca745637
6
コメント6件


毎日新聞
上田清司氏

 7月に投開票された参院選埼玉選挙区で、当選した無所属の上田清司(きよし)参院議員(74)への投票を呼びかける文書を公示(6月22日)前に配ったとして、埼玉県警は26日、上田氏の公設秘書を務める40代女性を公選法違反(法定外文書頒布、事前運動)容疑でさいたま地検に書類送検した。捜査関係者への取材で判明した。

 書類送検容疑は6月上旬、複数の有権者らの自宅に「ご協力を賜りますよう心から、心からお願い申し上げます」などと記載した選挙運動用文書を郵送するなどして、公示前に事前の選挙運動をしたとしている。

 上田氏は衆院議員を経て、2003年から埼玉県知事を4期16年務めた。19年の参院補選で初当選し、現在、2期目。【平本絢子】

2682とはずがたり:2022/10/12(水) 08:21:07
図々しいけど議員の地位は重いし,自民党が辞めさす圧力も避けたせいもあるしな,,

“パパ活” 報道の吉川議員が「1人会派」届出…実現すれば780万円ゲットで「厚かましい」の声、得られぬ共感
9/29(木) 17:18配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/defb8a37a0bca9f0e3f0ec451b2315b7e37ae29b
SmartFLASH
Copyright(C)2022 Kobunsha Co., Ltd. All Rights Reserved.

 今年6月、未成年女性との “パパ活” 疑惑が『週刊ポスト』に報じられた、吉川赳衆院議員。9月28日には、衆院に「1人会派」結成の届け出を出していたことが『毎日新聞』によって報じられ、波紋が広がっている。

【写真あり】吉川議員「超不道徳」な歩きスマホ姿

 仮に1人会派が結成された場合、会派に対して「立法事務費」が支払われる。月額65万円、年間で780万円が支給され、使途公開の必要はない。報道によれば、28日に衆議院運営委員会で可否が検討されたものの、「継続協議」の扱いになったという。

2683とはずがたり:2022/11/18(金) 20:59:14


自民 長島昭久氏 東京五輪汚職の元理事などから献金65万円
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221118/k10013896031000.html
2022年11月18日 16時17分

自民党の長島昭久衆議院議員が代表を務める政治団体が、東京オリンピック・パラリンピックをめぐる汚職事件で起訴された大会組織委員会の元理事や関連会社から、去年までの5年間に、あわせて65万円の献金を受けていたことがわかりました。長島氏はNHKの取材に対し「国民に不信をもたらしている事件であると考え返金する」としています。

東京都が公表した政治資金収支報告書によりますと、自民党の長島昭久衆議院議員が代表を務める政治団体「長島昭久を育てる会」は、東京オリンピック・パラリンピックをめぐる汚職事件で起訴された大会組織委員会の高橋治之元理事から、去年までの5年間に、あわせて45万円の寄付を受けていました。

また、長島氏が代表を務める「自民党東京都第十八選挙区支部」は、去年、元理事が経営するコンサルタント会社から、あわせて20万円の寄付を受けていました。

これについて長島氏はNHKの取材に対し、「学校の同窓の先輩・後輩の間柄で、後輩への支援ということで寄付を受けたが、国民に不信をもたらしている事件であると考え返金する」として今月中に返金する意向を示しています。

長島氏は比例代表・東京ブロック選出の当選7回で、民主党政権で防衛副大臣などを務め、3年前に自民党に入党しています。

2684とはずがたり:2023/07/04(火) 10:29:22

安芸高田市長に選挙ポスターやビラ費用の支払い命じる 広島地裁
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/313178
2023/5/31
(最終更新: 2023/5/31)

 2020年8月の安芸高田市長選で初当選した石丸伸二市長から請け負った選挙ポスターやビラの制作の報酬が一部しか支払われていないとして、広島市中区の印刷業者が残りの72万9395円を求めた訴訟の判決が広島地裁であり、財賀理行裁判官は石丸市長に対し、請求全額の支払いを命じた。判決は5月30日付。

 石丸市長側は「公費負担となる選挙運動費用の上限を報酬額とする合意があった」と主張し、上限に当たる34万8154円を支払っていた。

 財賀裁判官は判決理由で「営利企業が赤字になることをいとわず業務を請け負う理由は乏しく、合意があったと認めることはできない。業務内容に見合う額を報酬額とするという共通認識を有していたと認めるのが相当だ」と指摘した。

 具体的な報酬額については「製造原価、業務量など固有の事情を基に算出されるべきだ」などとし、業者側が主張した見積額と新聞折込費用の計107万7549円が相当だと結論付けた。

 石丸市長は31日、中国新聞の取材に応じたが、判決の受け止めや今後の対応についてコメントしなかった。

2685とはずがたり:2023/12/05(火) 14:13:21
安倍派、8億円前後収入か 裏金含め、記載は6億円超
2023/12/01
https://nordot.app/1103263192880120513?c=39550187727945729
2023/12/01 19:31 (JST)

清和政策研究会が入るビル=1日午前、東京都千代田区

 自民党派閥の政治団体による政治資金パーティーを巡る問題で、安倍派(清和政策研究会)の政治資金収支報告書に記載されたパーティー収入は、2022年までの5年間で計約6億6千万円だったことが1日、分かった。パーティー券の販売ノルマを超えて所属議員が集めた分について、議員側に還流させるキックバックが続いてきたとされ、その分は裏金になった疑いがある。5年間で1億円以上に上るとみられ、実際のパーティー収入は少なくとも8億円前後に膨らむ可能性がある。

 全てのパーティー収入のうち、相当な割合が裏金になったとみられ、東京地検特捜部は裏金づくりが長年にわたり常態化していたとみて捜査。応援を取るなど捜査態勢を拡充し、政治資金規正法違反(不記載・虚偽記入)の疑いでの立件を視野に、派閥の事務担当者らに対し任意で事情聴取を進めている。

 安倍派の政治資金収支報告書によると、毎年、東京都内のホテルで「清和政策研究会との懇親の集い」と称した政治資金パーティーを開催していた。

2686とはずがたり:2023/12/19(火) 12:22:16
パー券裏金報道から1週間「大野氏、疑惑の説明を」事務所閉鎖状態、支持者困惑 自民関係者から臆測も
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e5e20e661f64308425c46b0fb138703a9cbce66?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20231219&ctg=loc&bt=tw_up
12/19(火) 8:06配信
岐阜新聞Web

スタッフが不在となった大野泰正参院議員の事務所=18日午後3時25分、羽島市竹鼻町丸の内

 自民党安倍派(清和政策研究会)の政治資金パーティーを巡る裏金疑惑は、岐阜県選出の大野泰正参院議員(64)=3期目、岐阜選挙区=が5千万円超のキックバック(還流)を受け取ったとされる報道から1週間が経過した。政治資金規正法違反の疑いで東京地検特捜部の捜査が本格化する中、羽島市にある大野氏の地元事務所は18日からスタッフが出勤せず、日中も不在の状態となっている。支持者からは議員本人による一刻も早い説明を求める声が強まる一方で、自民関係者からは「立件は免れないだろう」などと冷ややかな意見も出始めている。

 地元事務所前は18日朝、特捜部の家宅捜索を警戒し、多くの報道陣が集まっていた。午前9時半ごろ、事務所スタッフが玄関の鍵を開け事務所内へ。報道陣に囲まれると「当面、事務所を閉めることになった。それでも郵便物の確認と(飼っている)猫の世話があるから」と言葉少なに語った。

 支持者の反応はさまざまだ。羽島市の女性経営者は「安倍派のパーティー券は毎年、数枚だけど大野事務所で買っていた。羽島や岐阜の考えを国政で主張してくれる人として応援してきたので心配でならないが、見守るしかない」と気をもむ。西濃圏域の男性はここ数年、十数万円分の安倍派パーティー券を毎年購入していたといい「いまだに議員から説明がないことは残念。県民、国民へ事情を説明するべき」と厳しい視線を向ける。

 祖父は自民党副総裁を務めた大野伴睦氏で、父は元運輸相の明氏、母も元参院議員のつや子氏と、政治家の家系。自民の地方議員は「親の代からのつながりで献金代わりにパー券を大口で買ってくれる人が大野家には“相続”されているのでは」と推察する。

 ただ参院議員になっても羽振りが良くなった印象はなく、使い道には臆測が飛び交う。別の自民の地方議員は「選挙資金が潤沢であれば、あるに越したことはない」と選挙用に準備していた可能性を指摘。大野氏の任期満了は再来年の7月で、選挙まで約1年半。県選出の参院議員は県全域が選挙区となっており、「参院選に初挑戦の時も、再選した前回だって正直、資金は足りないくらいだった」と明かす。今年春には、衆院へのくら替えがうわさされ、複数の自民の地方議員から「衆院へのくら替えの資金ではないか」との推測も出ていた。

 政治資金収支報告書への不記載は法律違反で、罰金刑以上が確定すれば原則5年間、公民権停止となり失職する。ある自民の地方議員は「(裏金の)額が大き過ぎる。(特捜部の追及から)逃げられないだろう。政治の世界は一寸先は闇だ」とため息をつく。失職を見据え、来年4月の参院補選を想定する議員もいる。

 ただ自民関係者の間では「もともと真面目な人間だし、お金にシビア。裏金にまったく手をつけず、ためていただけなら刑事訴追は免れるのではないか」と擁護する声も聞かれた。

岐阜新聞社
記事に関する報告

2687とはずがたり:2023/12/19(火) 22:14:28
本音過ぎるww
>一方、安倍派内では「裏金作りは派閥主導というシナリオにし、最後は亡くなった安倍元首相や細田前議長に責任を押しつけたい」といった声も出ています。

岸田首相“正念場”…対応協議へ 自民党・安倍派、二階派事務所に強制捜査
日本テレビ放送網
2023年12月19日 17:20
https://news.ntv.co.jp/category/politics/565dcd12c4aa4400a86e8b733ef82f76

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、東京地検特捜部は19日、安倍派と二階派の事務所に強制捜査に入りました。特捜部の強制捜査を受け、自民党や政府の対応について自民党本部前から中継です。



強制捜査を受けた安倍派と二階派の事務所は党本部と目と鼻の先にあり、自民党はかつてない緊張感に包まれています。

岸田首相「党としても強い危機感をもって、国民の信頼回復につとめなければならない」

岸田首相は、二階派の閣僚である小泉法相と自見地方創生相について、「引き続き職責を果たしてほしい」と続投させる考えを示しました。

自民党・安倍派 高木事務総長「本当に申し訳ないというふうに思います。これから捜査に誠実に協力をさせていただき、しっかりと対応していきたいというふうに思っております」

また、19日午後には岸田首相、麻生副総裁、茂木幹事長の3人が対応を協議しました。

岸田首相は、再発防止に向け政治資金規正法の改正も含めた検討を進めていて、22日には事実上更迭された安倍派の萩生田政調会長と高木国対委員長の後任人事を行う考えです。

ただ、首相の側近議員も「日々、目先をなんとか乗り切るしかない」と語るなど、政権の求心力は低下していて、一日一日が正念場の厳しい状況が続きます。

一方、安倍派内では「裏金作りは派閥主導というシナリオにし、最後は亡くなった安倍元首相や細田前議長に責任を押しつけたい」といった声も出ています。

2688とはずがたり:2024/01/06(土) 20:12:29

平沢,事情聴取されとる。裏金造ってたかな??

二階元幹事長から任意で事情聴取 政治資金事件 東京地検特捜部
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240106/k10014312001000.html
2024年1月6日 18時48分

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる事件で、東京地検特捜部が二階派の会長を務める二階俊博 元幹事長から任意で事情を聴いたことが関係者への取材で新たにわかりました。二階派では、複数の所属議員側が、販売ノルマを超えて集めた分のパーティー収入を、そもそも派閥側に納入していないケースがあり、二階元幹事長の事務所もパーティー収入の一部を納入していなかったとみられるということで、特捜部は詳しい経緯を確認したものとみられます。

自民党の安倍派「清和政策研究会」や二階派「志帥会」では、所属議員がパーティー券の販売ノルマを超えて集めた分の収入を議員側にキックバックし、その分を派閥の政治資金収支報告書にパーティーの収入として記載していなかった疑いがあり、東京地検特捜部は先月19日、政治資金規正法違反の疑いで安倍派と二階派の事務所を捜索するなど、捜査を進めています。

この問題で特捜部が、二階派の会長を務める二階俊博 元幹事長本人から任意で事情を聴いたことが関係者への取材で新たにわかりました。

安倍派と二階派では、それぞれ、複数の所属議員側が、販売ノルマを超えて集めた分のパーティー収入を、そもそも派閥側に納入していないケースがあることが明らかになっていますが、二階元幹事長の事務所も、おととしまでの5年間にパーティー収入の一部を派閥側に納入していなかったとみられるということです。

また、二階派の事務総長を務めた経験がある平沢勝栄 元復興大臣の事務所もパーティー収入の一部を派閥側に納入していなかったとみられ、特捜部が平沢・元復興大臣から任意で事情を聴いたこともわかりました。

こうしたパーティー収入は、派閥側や議員側の政治資金収支報告書に記載されていない疑いがあり、特捜部は詳しい経緯を確認したものとみられます。

二階元幹事長は派閥の事務所が捜索を受けた先月19日、「多くの関係者にご心配とご迷惑をおかけしていることを心よりおわび申し上げる。捜査当局からの要請には真摯に協力し、事案の解決に向けて努力していく」というコメントを出しています。

2689とはずがたり:2024/01/07(日) 17:31:46

https://twitter.com/tohazugatali1/status/1743786042757656706

https://twitter.com/tohazugatali1/status/1743906811101745229

【速報】池田佳隆衆院議員を自民党から除名 茂木幹事長「大変遺憾」
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/928808?display=1
TBSテレビ
2024年1月7日(日) 13:44

自民党の派閥が政治資金パーティーの収入の一部を裏金化したとされる事件で、東京地検特捜部はきょう、安倍派の池田佳隆衆院議員らを逮捕しました。

政治資金規正法違反の疑いで逮捕されたのは、比例・東海ブロック選出の安倍派の衆院議員、池田佳隆容疑者(57)です。また、特捜部は政策秘書の柿沼和宏容疑者(45)も逮捕しました。

特捜部などによりますと、池田容疑者らはおととしまでの5年間で、安倍派から総額およそ4800万円のキックバックを受け、収支報告書にうその記入をした疑いが持たれています。

特捜部は「具体的な罪証隠滅の恐れが大きいと判断した」としていて、この事件で逮捕者が出たのは初めてです。

一方、自民党はきょう付で池田容疑者を除名処分としていて、安倍派は「多大なご心配とご迷惑をおかけしていることに心よりお詫び申し上げます」とコメントしています。

2690とはずがたり:2024/01/08(月) 17:59:58
立件の目安は不記載「4000万円超」、池田議員の身柄拘束の決め手は「証拠隠滅の恐れ」
2024/01/08 07:30
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240107-OYT1T50137/
裏金疑惑

 自民党安倍派の政治資金パーティーを巡る事件は、東京地検特捜部が7日、派閥から高額のキックバック(還流)を受けていた池田佳隆衆院議員(57)を逮捕し、全容解明へヤマ場を迎えた。政治資金規正法違反容疑による国会議員の身柄拘束は前例が少ないが、特捜部は「証拠隠滅の恐れが高い」と判断した。(社会部 萬屋直、坂本早希)
安倍派パーティー裏金、大野泰正参院議員と谷川弥一衆院議員も立件へ…虚偽記入容疑

立件基準

 特捜部は先月以降、還流分を政治資金収支報告書に記載していない議員側を捜査してきたが、不記載額は数万円から5000万円超まで幅広く、立件対象の「基準」を設定する必要があった。関係者によると、検察内部では「4000万円超」を立件の一つの目安としたとされる。

 安倍派議員で該当するのは、池田容疑者のほか、大野泰正参院議員(64)、谷川弥一衆院議員(82)。ただし、過去の同種事件で議員逮捕に至ったのは虚偽記入額が1億円以上の坂井隆憲・元衆院議員ら少数で、数千万円規模では在宅のまま捜査し、薗浦健太郎・前衆院議員のように略式起訴とすることが多かった。
[PR]

 こうした中で池田容疑者と政策秘書・柿沼和宏容疑者(45)を逮捕した理由について、ある検察幹部は「具体的な証拠隠滅の恐れが認められる」と説明した。

 資金管理団体「池田 黎明 会」は、議員本人への任意の事情聴取が始まる前の先月8日付で収支報告書を訂正した。その際、池田容疑者側は還流分について「党から派閥を経て支払われる政策活動費と認識し、記載していなかった」と釈明。池田容疑者らも任意の捜査段階で同様の説明をしたが、検察内部では「派閥から還流しているのに『党からのカネ』とするのは無理がある」(別の幹部)と疑問視されていた。

 違法性の認識を否定する両容疑者に対し、特捜部は在宅捜査のままでは口裏合わせなど証拠隠滅を図る可能性が高いと判断。今月下旬にも召集される通常国会への影響をにらみ、異例の休日の逮捕に踏み切った。

派閥幹部の関与は

 「高額還流」に加え、捜査で焦点となったのが、安倍派の収支報告書への不記載や虚偽記入に派閥幹部が関与していたかどうかだ。特捜部は歴代事務総長らから任意で事情を聞いており、派閥内での指揮系統について慎重に捜査している。
池田佳隆衆院議員

 同派ではノルマ超過分を議員側に還流する運用が長年続いていたとされるが、2022年4月、会長だった安倍晋三・元首相が廃止方針を示したことが判明。幹部らに方針が伝えられ、同5月のパーティーで還流廃止が決まったとされる。

 ところが一部の議員から還流継続を求める声が上がり、安倍氏が同7月の銃撃事件で亡くなった後に派閥幹部らが対応を協議し、還流を続けることになった。特捜部は還流廃止の方針が撤回されるまでの協議に着目し、派閥幹部らへの聴取では、協議での発言内容などを確認したという。

 関係者によると、派閥幹部は還流分の不記載への関与を否定している。特捜部は派閥の会計責任者を同法違反容疑で立件する方針を固めているが、幹部との「共謀」を示す客観的な証拠があるかどうかが今後のポイントとなる。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板