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北朝鮮

1NAME:2012/04/13(金) 12:57:42
北朝鮮 朝鮮民主主義人民共和国 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%9C%9D%E9%AE%AE

軍事境界線(38度線)を挟み南半部の大韓民国(韓国)の統治区域と対峙している分断国家で、朝鮮戦争において中国軍両軍とアメリカ軍を中心とした国連軍の間で休戦協定が結ばれて以来、南北はあくまでも「休戦」中で、国際法上においてもいまだに戦争状態にある。ただし、朝鮮民主主義人民共和国の憲法上は朝鮮半島全体を領土と規定しており、「現在は北半部を統治している」との立場をとっている。

日本は、建国から現在に至るも朝鮮民主主義人民共和国を国家承認しておらず、国交も無い。

65NAME:2013/11/04(月) 19:37:03
【猪瀬直樹知事会見詳報】
陛下へ手紙手渡し「山本さんは無知だったのでは」 朝鮮学校教科書「敬愛する将軍様」409ページ中353回
2013.11.4 07:00
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131104/lcl13110407000000-n1.htm

調査の結果、朝鮮学校には補助金を交付しないことにしました。当然、来年度予算にも計上しません。今回の調査で、朝鮮学校で使用するすべての教科書や財務関係の書類などの書面調査を行いました。11校あります。休校中の1校を含むすべての学校に行き、授業の様子や施設、財産の使用状況を確認するとともに、朝鮮総連の機関誌などから情報を収集した上でヒアリングを実施した。こうした調査は全国で初めてともいえる詳細なものであります。調査の結果、朝鮮学校は朝鮮総連と密接な関連にあり、教育内容や学校運営について強い影響を受ける状況にあることが分かりました」

 「例えば、朝鮮学校の運営は設置者である学校法人東京朝鮮学園が行うべきものであるという風になっているが、社会の教科書には、朝鮮総連が朝鮮学校を設置、運営している旨が書かれています。教科書の奥付には、編纂者総連中央常任委員会教科書編纂委員会と明記されている。朝鮮総連が編纂した現代朝鮮歴史の教科書には、『敬愛する金日成主席様』『敬愛する金正日将軍様』などの記述が409ページ中353回も出てきます」

 「また、朝鮮学校が朝鮮総連やその関係団体に経済的便宜を図るなど不適正な財産管理を行っていることも分かりました。大田区にある東京朝鮮第6学校や、町田市にある西東京朝鮮第2学校では、学校施設の一部を朝鮮総連支部の事務所として無料で長年使用させています。世田谷区にある学校法人の土地を朝鮮総連関係団体に極めて低廉な賃料で貸しています。小平市にある朝鮮大学校のグラウンドを朝鮮総連関係企業の負債のために担保として提供しています。以上例を挙げました。これらの状況を総合的に勘案して、朝鮮学校に補助金を交付することは都民の理解が得られないと判断しました。調査結果については、報告書を作成しましたのでホームページで公表します」

−−山本太郎参院議員が秋の園遊会で天皇陛下に手紙を手渡しした。どう考えるか

 「あまり意味のないことをおやりになったと思いますね。なぜかというと政治的な権限が皇室にないわけですから、そういうものをお渡ししてもしょうがないですよ。文化的な中心というか、権威ですから。政治的な場面で、もしそういうことを渡すとしたら総理大臣に渡せばいい話であって、天皇陛下にお渡しする必要はまったく。おかしな話で、やはり良いことではありませんね。明治時代に田中正造という人が直訴を渡したということがありますが、それは天皇大権の時代ですから。全然話が違いますよね、たぶん山本太郎さんという人はそういうところ無知だったんじゃないですか」

66NAME:2013/11/08(金) 13:30:02
猪木氏が、北朝鮮と太いパイプを持つワケ アントニオ猪木議員を直撃インタビュー(1)
2013年11月8日 8:00更新
http://money.jp.msn.com/news/toyokeizai-online/%e7%8c%aa%e6%9c%a8%e6%b0%8f%e3%81%8c%e3%80%81%e5%8c%97%e6%9c%9d%e9%ae%ae%e3%81%a8%e5%a4%aa%e3%81%84%e3%83%91%e3%82%a4%e3%83%97%e3%82%92%e6%8c%81%e3%81%a4%e3%83%af%e3%82%b1-%e3%82%a2%e3%83%b3%e3%83%88%e3%83%8b%e3%82%aa%e7%8c%aa%e6%9c%a8%e8%ad%b0%e5%93%a1%e3%82%92%e7%9b%b4%e6%92%83%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc%ef%bc%88%ef%bc%91%ef%bc%89-1?page=0

ムーギー:議員外交ができる議員は本当に日本では見当たらないのですが、その中でなぜ、猪木さんは、中東などの諸外国で中枢の人物とパイプを持つことができたのでしょうか。猪木:これはひとつには、モハメド・アリと試合をしたことが非常に大きなプラスになっています。相手が興味持ってくれなければ、「誰々に会いたい」と言ってもなかなか会えませんが、私の場合、不思議なことにその国の首相や大統領にお会いできるんですね。

ムーギー:1990年の湾岸戦争のときに、猪木さんがサダム・フセインの心を開かせることができたのも、モハメド・アリと戦ったということが効いていると。猪木:そういう要素もあったと思いますね。ムーギー:実際、猪木さんが行くことによって、イラクの首脳部の心が動いたということですか。

猪木:話し合いをしてね。やっぱり「空気」を見極めることが大事でしょう。堅い空気なのか、あるいは疑心暗鬼に相手をうかがっているのか。格闘と同じで、リングに上がったときに、対戦相手の外見だけではなく、気迫や魂まで含めた部分の見極めが重要です。 「闘魂」という字を書きますが、そこをどう感じるかですね。それは相手も同じです。だから嫌なやつだと思えば、相手も嫌なやつだと思うだろうし。

ムーギー:こう言っては語弊があるかもしれないですが、猪木さんはものすごくチャーミングな方で、相手の心をつかむ、信頼関係をつくるのがものすごくうまい方なのかなと。そのあたりが外交でも生かされていますか。猪木:持って生まれたものもあるでしょうし、培ってきたものもあるでしょう。人間は、出たところによって反応が変わってくるじゃないですか。あまりシナリオはつくらないという方針でやっています。

67NAME:2013/11/08(金) 13:31:14
アントニオ猪木が、北朝鮮と太いパイプを持つ経緯

ムーギー:その中で北朝鮮の張成沢(チャン・ソンテク)氏や金永南(キム・ヨンナム)氏は、本当に高官中の高官であるわけですが、この北側との強いパイプというのは、たとえば、モハメド・アリと戦ったことがあるとか、朝鮮半島出身の力道山の弟子であることが影響しているのでしょうか。猪木:そうですね。戦後最大のヒーローだった力道山は私の師匠です。

 話が長くなってしまいますが、師匠(力道山)はそもそも相撲取りになりたくて日本に来たのです。その後、師匠は相撲取りを辞めてプロレスラーとなり、戦後最大のヒーローになったにもかかわらず、やっぱり自分の出自を明かせない。最期は、不慮の事故で亡くなられました。 私は師匠の付き人をやっていましたが、師匠には引退後に参議院議員になるという話がありました。当時、私は、師匠が朝鮮半島出身だとか、そういう話はあまり気にしていませんでした。自分が議員になってみて初めて、師匠と北朝鮮のつながりを意識して、師匠の思いを届けようと考えるようになりました。

ムーギー:では、師匠である力道山さんに対する思いが、本当に北朝鮮外交の原点であると。猪木:そうです。でないと北朝鮮に行かないと思いますし。また縁もなかったでしょう。ムーギー:一説によると猪木さんも朝鮮半島出身なんじゃないかという話も飛びかっていますが。猪木:(笑)私は、日本人です。

猪木氏が、政策が相いれない維新に入ったのはなぜか?ムーギー:今、猪木さんがいらっしゃるポジションに対して、「客寄せパンダだ」とか言いたがる人がいますが、私は、猪木さんが本当にユニークなものすごい付加価値を出している希有な議員さんだと思っています。 今、北朝鮮の要人と信頼関係があってパイプのある人を、日本のみならずアメリカも喉から手がでるほど欲しいわけですよね。そういった中で、猪木さんが入られた日本維新の会は、猪木さんが成し遂げたいこととはどちらかといえば正反対の理念を掲げている面もあり、「なんで猪木さんはこの党に入ったのだろう」と思うところもあります。

ムーギー:猪木さんとしては、「維新の会に入ったのは間違いだった」という感覚はありますか?猪木:いえいえ。間違いではないです。維新という名前のとおり政治の流れを変えよう、新しい風を吹かせよう、と考えたわけです。ただ、選挙では逆風が吹いてしまった。それに対して、いろんな思いはありましたね。ただ、わかりやすく言えば、前回の選挙には華がなかった。政治離れという中で、若い人たちに「もっと政治に参加しよう」「明日の日本は自分たちの手でつかめよ」というメッセージを送る人が誰もいない。

68NAME:2013/12/12(木) 21:05:34
漁船沈没、不明の4人は「北の拉致」 家族が札幌地検に告発
2013.12.12 12:55
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131212/crm13121213000003-n1.htm

昭和42年に北海道雄武町沖で漁船「圭運丸」が沈没し、乗組員4人が行方不明となったのは北朝鮮による拉致の疑いがあるとして、家族が被疑者不詳の国外移送目的略取・誘拐罪で12日、札幌地検に刑事告発した。札幌地検は中身を精査し、受理するかどうか決める。 圭運丸は同年11月、雄武町の港を出た後に沈没し、紙谷慶五郎さん=失踪当時(55)=と息子3人が不明となった。告発状では「被告発人は国内外の協力者と共謀して4人を誘拐し、北朝鮮に移送した」としている。 提出後に札幌市内で記者会見した紙谷さんの三女で告発人の北越優子さん(69)は「海難事故とされているが、工作員の関係者が当時雄武町にいたことなど不審な点が多い。一日も早く決着してほしい」と話した。

69NAME:2013/12/20(金) 00:34:23
拉致問題で動かなかった菅元首相 13歳の人生も守れぬ「憲法」
2013.12.19 10:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131219/kor13121910260000-n1.htm

北朝鮮による韓国・延坪島砲撃から間もない平成22年12月10日、菅直人首相(当時)は拉致被害者家族との懇親会で、朝鮮半島有事への備えをこう語った。 「万一のとき拉致被害者を(北朝鮮から)いかに救出できるか、準備を考えておかなければならない」 さらに菅氏は翌11日には、記者団に「拉致被害者はもちろん、韓国にいる一般邦人を自衛隊機で救出するルールができていない。これから韓国との間で相談を始めたい」と、自衛隊法改正にも踏み込んだ。 ところが菅内閣はその後、この問題で何も具体的に動こうとはしなかった。

 それどころか、拉致被害者「救う会」副会長の島田洋一福井県立大教授は、複数の政府関係者からこんな実態を聞く。米国や韓国との調整も必要となることから、「どう進めましょうか」と指示を求めた事務方に対し、菅氏はこう言い放ったのだという。 「本気で自衛隊を韓国に送るなんてことを、俺が考えるはずないだろう」 単なるリップサービスかでまかせだった、ということになる。国家の最大の使命である国民の生命・財産・自由の保護を軽視し、必要な法整備や取り組みを怠ってきた戦後日本社会のひずみは、拉致被害者やその家族を翻弄してきた。 14年9月の小泉純一郎首相(当時)との初会談で金正日総書記(同)が拉致の事実を認めるまで、拉致問題はないがしろにされがちだった。

北への支援に反対、拉致被害者家族らが自民本部へ…『建造物侵入。追い出せ』

日朝正常化の「障害」

 「たった10人のことで日朝正常化が止まっていいのか。拉致にこだわり、国交正常化がうまくいかないのは国益に反する」 外務省の槙田邦彦香港総領事(同)が11年12月の自民党の部会でこう発言したのは、このころの永田町・霞が関の空気を反映している。実はこの言葉自体、「河野洋平外相が日ごろから話していることを代弁したにすぎなかった」(現在の外務省高官)という。 メディアをみても、朝日新聞は同年8月31日付の社説で「日朝の国交正常化交渉には、日本人拉致疑惑をはじめ、障害がいくつもある」と記し、拉致問題を邪魔もの扱いしている。

70NAME:2013/12/20(金) 00:35:22
 初代内閣安全保障室長の佐々淳行氏は「北朝鮮へのコメ支援に反対する拉致被害者家族らが自民党本部へ行ったら、党幹部が警察署に『建造物侵入だ。追い出してくれ』と要請してきた」と振り返る。 こうした傾向は小泉氏の初訪朝まで続いた。安倍晋三首相はかつて産経新聞のインタビューに、その直前の首相官邸の雰囲気をこう証言している。 「政府の中の何人かの主要な高官が、『大義は日朝国交正常化であり、拉致問題はその障害にしかすぎない』と言っていた」

自衛隊は拉致被害者を「救出」できない

本来、拉致被害者の奪還に全力を注ぐべき政府の認識はこの程度だったのだ。国家主権の侵害であり、重大な人権問題でもある拉致問題を、日本がこれほど軽んじていた事実は重い。 そして現在、あからさまに拉致問題を軽んじるような意見はほとんど見なくなったが、われわれ国民は拉致被害者を取り戻すために何をしてきただろうか。

救出できぬ自衛隊

 「拉致に再び大きな関心を持ち、すべての国民が怒りをぶつけてもらいたい」 古屋圭司拉致問題担当相は14日の政府主催シンポジウムでこうあいさつした。問題解決には、強い世論の後押しが必要だからだ。 また、拉致被害者の有本恵子さんの父で、「家族会」副代表の明弘さんはこう切々と訴えた。 「憲法改正が対北朝鮮外交のスタートになる。そのことを知っていてほしい」 憲法を改正して独立国家として種々の法制を整えることで、拉致問題でも初めて北朝鮮と正面から対決できるというのが有本氏の持論だ。現在の政府見解では「他国の領域内の日本人を武力行使などの手段で保護を図ることは憲法上、許されない」とされており、自衛隊は拉致被害者を「救出」できない。

 会場からも次のような意見が表明されていた。

 「自衛隊には特殊作戦群があり、日夜訓練を重ねていて士気も高い。しかし、残念ながら(被害者救出は)わが国はできない。憲法問題ということもある」(ジャーナリストの恵谷治氏)

日本の戦後体制は13歳の少女の人生を守ることができなかった

「実力、つまり自衛隊による救出準備に官民挙げて取り組むべきだ」(潮匡人・拓大客員教授) 安倍首相は月刊誌「文芸春秋」の今年1月号で、憲法前文について「平和を愛する諸国民が日本人に危害を加えることは最初から想定されていない」と指摘し、横田めぐみさんの拉致事件をこう総括している。 「結局、日本国憲法に象徴される、日本の戦後体制は13歳の少女の人生を守ることができなかった。そして、今もその課題は私たちに残されている」 拉致問題解決のためには、憲法改正も含む法整備など課題を一つ一つ乗り越えていくしかない。

 第10部は、久保田るり子、阿比留瑠比、ソウル・加藤達也、森本昌彦が担当しました。「再び、拉致を追う」は今回で終了しますが、産経新聞はこの問題の解決に向け、今後も真相を追い続けます。

71NAME:2013/12/21(土) 01:04:29
「予告なしで攻撃する」 北、韓国に警告 ソウルのデモで第1書記の写真燃やされ
2013.12.20 11:29 [韓国]
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131220/kor13122011300000-n1.htm

 【ソウル=加藤達也】韓国大統領府(青瓦台)関係者が20日明らかにしたところによると、北朝鮮は19日、板門店の連絡ルートで韓国側に「予告なく韓国を攻撃する」との通知文を送付した。警告の発信元は北朝鮮国防委員会で、あて先は青瓦台の国家安保室。 これに対し韓国側は黄海側に設置された軍当局間の専用回線を通じ、「万が一、(軍事)挑発があれば断固報復する」と応じたとしている。

 北朝鮮側が問題視しているのは韓国の保守団体が金正日(キム・ジョンイル)総書記死去2年を迎えた17日、ソウルで開いた集会。参加者は金総書記や金正恩(ジョンウン)第1書記の写真などに火を放つなどしていた。北朝鮮は「最高尊厳」をおとしめたと非難しているという。

72NAME:2013/12/23(月) 23:01:14
北朝鮮に大量のタラを送った姉弟 金総書記死後の特別配給に使用か 共犯?の兄はいまどこに…
2013.12.23 12:00
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131223/crm13122312000003-n4.htm

輸出入全面禁止、4月に再延長 北への「圧力」、政府の思惑と一致

 北朝鮮との輸出入をめぐっては、北朝鮮が18年10月9日に核実験を行ったのを受け、日本政府が同13日に人道目的以外の輸入を全面的に禁止。同年11月14日にぜいたく品や大量破壊兵器関連物資の輸出を禁止する経済制裁を発動している。 その後もミサイルや核実験などの度に制裁を強化し、21年6月には北朝鮮向けの輸出入を全面禁止。北朝鮮が今年2月に3回目の核実験を強行したのを踏まえ、4月には延長期間を従来の1年から2年に延ばす厳しい姿勢を示した。

 捜査当局がタラの不正輸出を立件した背景には、経済制裁を無視する形で、北朝鮮側と水面下で結びつく民間企業の動きを牽制(けんせい)する狙いがあるとみられる。輸出入が全面禁止された21年6月以降、日本から直接、北朝鮮に物資が送られた事件を立件するのは初めてという。 警視庁公安部が東アジアサービスの家宅捜索に着手したのは、昨年12月に自民党が政権を奪還し、安倍晋三首相が拉致問題の解決に向け、北朝鮮への圧力を強める姿勢を打ち出した時期と重なる。支援ルートを断ち切り、経済的な孤立を深めさせる政府の思惑とも合致する。 公安関係者は「会社の業績を優先していることもあるだろうが、経済制裁の重みを理解していない企業が少なくない。今後も水面下の動きは徹底的に取り締まっていく」としている。

73NAME:2014/01/06(月) 06:12:43
ミャンマー→北 技術流出の恐れ
砲弾技術をミャンマーに渡す 韓国企業、北朝鮮へ流出の恐れも
2014.1.5 20:02 [アジア・オセアニア]
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140105/kor14010520040002-n1.htm

 韓国検察は5日、政府の許可なしにミャンマーへ砲弾製造設備や技術を渡したとして、対外貿易法違反罪などで韓国の貿易会社社長(58)を逮捕、起訴し、同社関係者2人を在宅起訴したと発表した。韓国メディアが伝えた。 検察によると、契約相手のミャンマーの軍関係機関幹部や軍のダミー会社「アジアメタル」には、北朝鮮との取引を理由に米当局が制裁を科している。検察当局者は、渡った技術が北朝鮮に流出する恐れが「常にある」と指摘している。 貿易会社社長らは、2010年から昨年末にかけ、対戦車砲弾など6種類の砲弾の製造設備と材料、設計図などをミャンマー側に渡したとして起訴された。資材は自動車部品などと偽って輸出していた。(共同)

74NAME:2014/01/28(火) 00:47:05
北の幼い子まで処刑…中国も注目
張成沢一族を大量処刑の北朝鮮、「かつての中国のよう」「こんな国と友好なんて恥」―中国版ツイッター
2014年1月27日 14:25 (Record China)
http://topics.jp.msn.com/wadai/recordchina/article.aspx?articleid=3117628

2014年1月27日、北朝鮮で処刑された張成沢(チャン・ソンテク)元国防副委員長の親族が、幼い子どもも含めて大量に処刑されたと伝えられた問題が、中国のネット上でも注目を集めている。  韓国・聯合ニュースによると、昨年12月、張氏の姉とその夫でキューバ大使の全英鎮(チョン・ヨンジン)氏や、張氏のおいでマレーシア大使の張勇哲(チャン・ヨンチョル)氏が北朝鮮に呼び戻され、処刑された。消息筋によると、張氏の亡くなった2人の兄の子やその孫など、直系の親族は全員処刑されたという。 張氏は姉も2人おり、それぞれの子どもたちは結婚して孫もいるため、親族は少なくないとみられている。

このニュースに、中国版ツイッターには多数のコメントが寄せられた。以下はその一部。 「むごい…」 「本当に残忍だ」 「金第1書記を入国禁止に!」 「デマだろう?こんなことが起きるのはおかしい」 「韓国メディアの信じられる情報はわずかしかないからな」 「中国のどこかの時代のようだ」 「中国の6〜70年代を思い出す。北朝鮮を見ることは、我々の歴史の“補習”になる」 「中国は米国に対抗して北朝鮮を支援すべきでなかったのだ。中国が北朝鮮をここまで悪くさせた!」 「このような国とどうして友達になれる?」「こんな国と友好関係にあるなんて、中国人として恥だ」(翻訳・編集/北田)

75NAME:2014/01/28(火) 00:48:25
幼い子供まで…北朝鮮が張氏一族を全員処刑―韓国メディア
配信日時:2014年1月26日 17時6分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=82365

2014年1月26日、韓国・聯合ニュースは、北朝鮮で昨年12月に処刑された張成沢(チャン・ソンテク)元国防副委員長の一族が、幼い子供も含め大量に処刑されたと伝えた。 昨年12月、張氏の姉とその夫でキューバ大使の全英鎮(チョン・ヨンジン)氏や、張氏のおいでマレーシア大使の張勇哲(チャン・ヨンチョル)氏が北朝鮮に呼び戻され、銃殺されたといわれている。消息筋によれば張氏の亡くなった2人の兄の子やその孫など、直系の親族は全員処刑されたという。 張氏には2人の兄と2人の姉がおり、それぞれの子供たちは結婚して孫もいたため、親族は少なくないとみられている。(翻訳・編集/YM)

76NAME:2014/01/28(火) 00:54:43
北朝鮮、三浦雄一郎氏をスキー場に「招待」 五輪南北共同開催に向けて宣伝したい?
2014年1月27日 18:05 (J-CASTニュース)
http://topics.jp.msn.com/wadai/j-cast/article.aspx?articleid=3120226

北朝鮮では2013年末の張成沢(チャン・ソンテク)元国防副委員長の処刑に続いて、一族の処刑も伝えられた。このように国内の締め付けを強める一方、韓国に対しては誹謗(ひぼう)中傷を互いに中止するように求めるなど、急に融和姿勢を鮮明にしている。 この融和路線の舞台になりそうなのが、金正恩第1書記の肝いりでオープンした馬息嶺(マシクリョン)スキー場だ。北朝鮮は馬息嶺スキー場を利用して18年の平昌(ピョンチャン)冬季五輪の共同開催を提案しており、この点についてテレビ番組で言及した、プロスキーヤーで登山家の三浦雄一郎さん(81)に対して北朝鮮側から「ぜひ来てください」と連絡があったというのだ。

■互いに誹謗中傷をやめるように呼びかける

 聯合ニュースは14年1月26日、北朝鮮の消息筋の話として、張氏の一族が大々的に処刑されたことを伝えている。正恩氏の指示で「直系親族は全員処刑された」という。 半面、1月16日には、北朝鮮側は国防委員会の名前で1月30日から互いに誹謗(ひぼう)中傷をやめるように呼びかけてもいる。この呼びかけでは米韓軍事演習の中止を求めていたこともあって、韓国側は1月17日には「これまで誹謗中傷を続けてきたのは北朝鮮」と一度は一蹴した。だが、北朝鮮側が1月24日に発表した公開書簡で、誹謗中傷の中止に加えて南北離散家族の面会を提案すると、韓国側も「歓迎する」と態度を軟化させた。 この融和外交が続くとすれば、その舞台になりそうなのが13年12月にオープンしたばかりの馬息嶺スキー場だ。18年に韓国・平昌(ピョンチャン)で予定されている冬季五輪では、雪不足や地形の問題でスキー場の建設が難航するとの見方も出ており、13年9月には、北朝鮮当局者が共同通信などの日本メディアに対して 「要請があれば、スキー場を五輪会場として提供する用意がある」などと述べている。最高齢でエベレスト登頂を果たした三浦雄一郎さんも、14年1月19日夕方に日本テレビで放送された「真相報道 バンキシャ!」で、スキー場建設は五輪の共催を当て込んでいる可能性を指摘。この発言に、北朝鮮側が敏感に反応した。

■次男「早速『ぜひ来てください』という反応が…」

 この日の番組では、日本維新の会のアントニオ猪木参院議員の現地視察の様子を報じていた。取材VTRが終わると、三浦さんは、「いや〜、行ってみたいですね。スキー場のスケールからしても国際的なスケール」と感嘆した様子で、平昌五輪にも触れて「滑降、スピード系のコースで韓国が困っている。ひょっとしたら、北朝鮮と南北共催。そういった狙いもあるのではないか」と話した。この放送を北朝鮮当局がチェックしていたようだ。次男の三浦豪太さんが1月17日昼にTBSで放送された「ひるおび!」で、「父が、ここ(馬息嶺スキー場)と一緒に韓国とのオリンピックを一緒にしたらどうだという発言をしたところ、早速北朝鮮から反応があり、『ぜひ来てください』という反応が…」と明かしている。 三浦さんに招待状が届いたかまでは明らかではないが、北朝鮮当局が南北共同共催に大いに関心を持っていることは間違いない。

77NAME:2014/02/03(月) 09:21:24
【北朝鮮拉致】
「もう我慢できない」 家族会、首相に直接要請へ
2014.2.2 20:13
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140202/kor14020220150002-n1.htm

北朝鮮による拉致被害者家族会と支援組織「救う会」が2日、東京都港区で会合を開き、「もう我慢できない。今年こそ結果を!」のスローガンで、安倍晋三首相に面会して拉致の年内解決を直接要請するなどの活動方針を決めた。

 具体的な進展がない中、1月に松木薫さん=失踪当時(26)=の母スナヨさんが92歳で死去。帰国の実現していない認定被害者の親は平均年齢86歳と高齢化が進んでいる。家族会代表で田口八重子さん=同(22)=の兄飯塚繁雄さん(75)は「家族の環境も厳しい。一日でも早く解決してほしいという悲痛な思いを方針に盛り込んだ」と語った。会合には9家族13人が参加。増元るみ子さん=同(24)=の弟照明さん(58)は会見で「安倍首相は解決する意思を示したが、国民との約束だと思っていただきたい」と強調した。(共同)

78NAME:2014/02/05(水) 13:28:04
「安倍首相はヒトラー」「第2の大東亜戦争への野心」 北朝鮮通信社
2014.2.5 08:00 [安倍首相]
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140205/plc14020508010005-n1.htm

 北朝鮮の朝鮮中央通信は4日、「アジア版ヒトラーの出現か」と題する論評を配信し、安倍晋三首相を名指しで非難、安倍政権の動きは第2次世界大戦を引き起こしたドイツのヒトラーを連想させると主張した。

 論評は、安倍政権は国家安全保障会議(NSC)創設や新たな防衛計画大綱の策定などで「軍国化と再侵略のための政策的、制度的準備を完結した」と指摘した。 靖国神社参拝で「第2の大東亜戦争」を起こそうとする野心を見せたとも非難し、日本が過去の清算をすることが日朝関係の基本だ、との従来の主張を強調している。(共同)

79NAME:2014/02/06(木) 01:58:14
菅直人 北朝鮮 送金 6250万円
http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/767.html

http://wajuntei.dtiblog.com/blog-entry-1325.html
菅直人首相の資金管理団体「草志会」が、北朝鮮による日本人拉致事件容疑者の親族が所属する政治団体「市民の党」(東京、酒井剛代表)から派生した政治団体に、計6250万円の政治献金をしていたことが1日、わかったという。 この「市民の党」の酒井剛代表は、別名 斉藤まさしとも言い、あの田英夫氏の娘婿にあたるという。

前から気になっていたことは、菅首相になって、すぐ北朝鮮のスパイだったキムヒョンヒを呼んで、ヘリコプターで東京を観光案内したりして、まず北朝鮮や韓国との関係改善に力を入れようとしたことだ。(いつものその場限りのパフォーマンス政治をやったにすぎないのかもしれないが)  また今は菅さんらを傀儡政権として推し進めてきたアメリカ(国際財閥)側がこんどは引き摺り下ろそうとしていることだ。これは何を意味するのだろうか?  原発事故発生直後の菅首相の対応で、アメリカのアドバイスを受け入れようとしないことで、アメリカ側のあきれたような表情の写真がそれを物語っているような気がした。少なくとも、アメリカ側にとっても、当初、予定していたシナリオどおりにいっていないことだけは確かなようだ。

80NAME:2014/02/06(木) 02:07:01
http://wajuntei.dtiblog.com/blog-entry-1325.html

●菅首相側、北の拉致容疑者親族の周辺団体に6250万円献金
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110702/crm11070208000002-n1.htm

菅直人首相の資金管理団体「草志会」が、北朝鮮による日本人拉致事件容疑者の親族が所属する政治団体「市民の党」(東京、酒井剛代表)から派生した政治団体に、計6250万円の政治献金をしていたことが1日、分かった。年間の献金限度額上限の5千万円を支出した年もあり、大口の献金者だったことがうかがえる。政府の拉致問題対策本部長でもある首相側の献金先としては「不適切」との批判を受けかねない。

 菅首相側が献金していたのは、「市民の党」から派生した政治団体「政権交代をめざす市民の会」(神奈川、奈良握(にぎる)代表)。 「めざす会」は市民の党の酒井代表の呼びかけで平成18年に結成され、奈良代表も市民の党出身。めざす会には、市民の党の名を冠する会派に属している複数の地方議員が年間計1千万円近い政治献金をしているほか、事務担当者が同一だった時期もある。

 政治資金収支報告書によると、草志会は19年に5千万円、20年に1千万円、21年に250万円をめざす会に寄付している。19年の5千万円は資金管理団体から政治団体に献金できる上限額。この年は、めざす会の収入の6割近くが草志会の寄付だった。市民の党をめぐっては14年6月、横浜市議2人が市議会本会議で議場内の国旗掲揚に反対し、議長席と事務局長席を占拠して6時間近く議事を妨害した問題が起きている。

 一方、市民の党には日本人拉致事件の容疑者の親族が所属。この親族は、昭和55年に石岡亨さん=拉致当時(22)=と松木薫さん=同(26)=を欧州から北朝鮮に拉致したとして結婚目的誘拐容疑で国際手配されている森順子容疑者(58)と、よど号ハイジャック犯の故田宮高麿元リーダーの長男(28)。長男は北朝鮮で生まれ、平成16年に日本に帰国するまで現地で生活していた。今年4月の東京都三鷹市議選に市民の党から立候補したが、落選している。

 市民の党には、民主党の黒岩宇洋(たかひろ)法務政務官の関係政治団体も21年に計約400万円の政治献金を行っており、自民党の河井克行衆院議員らが今年5月の衆院法務委員会で「(長男は)20歳のときまで北朝鮮にいた。どのような教育を受けたかということは容易に想像がつく。そういう人を公認したのが市民の党だ」などと指摘している。

 市民の党の酒井代表は取材に、「菅首相とは30年ぐらい前からの付き合い。寄付については出している側に聞いてほしい」、めざす会の奈良代表は「首相と会ったこともないし、詳しいことは分からない」と話した。  菅直人事務所は献金について、「当時の党の役職者(代表代行)としての責任において、職務遂行の一環としてのものであり、法に則(のっと)り適正に処理している」とコメントしている。

81NAME:2014/02/06(木) 02:25:18
菅が北のテロ組織に献金!・菅直人がテロ組織「市民の党」の関連団体に6250万円を寄付していた!・20歳まで北朝鮮で教育受けた工作員の森大志を三鷹市議選に擁立した市民の党の酒井剛代表と菅は30年の付き合い
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-4297.html

「異変が起こったのはそのあとです。菅さんが、舞い上がってしまった。私に厳しく言われてカッとなったようで、突然何事かわめきだしたんですよ。ヒステリックというものを通り越して、ちょっと尋常ではない感じでした。」 「日本語でもフランス語でもないような言葉を、早口で延々わめいているんです。ショックでした。日本の総理大臣がこんなことになっているなんて思いもよらなかった」 佐賀大学元学長 上原 春男氏

82NAME:2014/02/06(木) 02:33:45
【朝鮮人強制連行】
http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa835583.html

日本は朝鮮の人を「不足する労働力を補うために、外国の人を強制的に連行して、本国の鉱山や工場で働かせた。
日本で働かされた朝鮮人、中国人などの労働条件は過酷で、賃金は安く、きわめてきびしい生活をしいるものだった」これが朝鮮人強制連行説ですね。

強制連行が無かったというのは下記のようなことですね。
【募集、斡旋】だが現実は「募集」「斡旋」で集められた人達で、人さらいのように集められ、日本に送られてきた人ではなかった。食糧不足で生活苦にあえぐ朝鮮の農家の人が日本に出稼ぎに来たというのが現状である。日本には出稼ぎ移住を受け入れる労働力需要があり、戦時景気の起こった支那事変以降は特にその傾向が強かった。

【動員の三倍】「募集」で内地に渡航した朝鮮人は約十四万七千人だったが、実際は三倍の朝鮮人の人が人たちが自らの意志で日本に渡ってきていた。

【相当高額だった収入】炭坑での坑内作業やダム工事の実態は「強制労働」ではないのか、という疑問はある。しかし確かに労働環境は厳しいものだったが、かなりの高額な収入が保証された。賃金の殆どが朝鮮の親元への送金されたり、貯金にまわされた。賃金も日本人と殆どかわらなかった。

【志願兵】戦時中においても、昭和17年に朝鮮人の志願兵を3000名募ったら、250,000名もの人が殺到したという記録もあります。

【真実】教科書で説明されたようにな日本が不足気味な労働力を補うために、人さらいのように朝鮮人を内地に連れてきたことでは決してないということですね。

「慰安婦」強制連行は誘拐罪  http://maeda-akira.blogspot.jp/2012/07/blog-post_15.html

83NAME:2014/02/06(木) 18:30:08
朝鮮人強制連行
http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa835583.html

ANo.2 Ryu831
まず、「強制連行」がどんなものであったか考える必要があると思います。
大抵想像するのは、畑で働いていたり、家にいた人たちに、日本の軍隊(軍人)がきて、銃剣を向けてトラックに乗せて行った、、そして、日本でさんざんこき使って、、という感じではないでしょうか。

しかし実際には、、1944年には日本に朝鮮人が約66万人いたそうですが、それら全員を日本軍が無理やり連行したと考えるのは不可能です。中には、より裕福な暮らしを求めて日本に移住してきた、つまり自らの意思で来た朝鮮人もたくさんいるんです。

では強制連行と言われているのは何か。これは、日本国民がそうであったように、国家総動員法基づく国民徴用令によって、日本に連れてこられたということだと思います。
もちろん、日本人で無い彼らからしてみれば、全くもっての「強制徴兵」になり、怒る気持ちはよく分かりますが、当時朝鮮は日本であったので、朝鮮人だけを特別扱いする事はできず、日本人と同様に(赤紙であったかどうかは分かりませんが)徴用されました。
それが、彼らが言うところのいわゆる「強制連行」になっていると思われます。

したがって日本側から見れば、日本人と同じ徴用を行ったのだから、これは「強制連行」に当たらない、すなわち強制連行はなかったと言う理屈につながっているのです。
私もまだ勉強中の身ですので、至らぬ回答ですみません。また、強制連行は無かった、と主張するつもりも全く無いです。ただ、>どういう理屈で強制連行が無かったとしているのでしょうか という疑問に、多分こんな理屈だろう、という形で回答しました。

ANo.4 GratefulDead

朝鮮人の動員は時期的に「募集」「斡旋」「徴用」の3段階の方式がとられました。「募集」とは、昭和14年から始められたもので、炭鉱や鉱山などを経営する日本の事業者が、総督府の指定する地域で労務者を募集し、募集に応じた朝鮮人を日本へ集団渡航させるといったものです。「斡旋」とは、事業主による「募集」では動員計画が達成できなかったために、事業者に代わり郡や府などの行政が労務者を募集するといったものです。「徴用」とは、昭和19年に始められたもので、道知事が発行する徴用令書によって指定された職場で働く義務を伴う、いわば徴兵に準ずる動員方式です。 この三つの動員方式のうち「募集」と「斡旋」は本人の自由意志に基づくものである為、強制連行にはなり得ません。 法的強制力をもつのは「徴用」で、この解釈をめぐって見解が割れています。「徴用」を忌避すれば国家総動員法により一年以下の懲役または千円以下の罰金が科せられていたので、強制力を伴う国家による動員であったということが出来ます。

これに対し、この国家総動員法は戦時の日本人にも等しく課せられた義務であり朝鮮人に対しても日本人同様合法的に行われた、したがって強制連行ではなく、また、朝鮮人だけが特別にひどい目に合わされたというわけではないため謝罪の必要など無い、という見解もあります。 ただ、日韓国交正常化交渉の際、韓国側は最初の補償要求に「徴用韓国人に対する未払い給与」と「被徴用者の被害に対する補償」を上げていましたが、交渉の末、結局補償ではなく経済援助に落ち着き「完全かつ最終的に解決され」「いかなる主張もなしえないこととなることが確認された」と合意しているので、少なくとも韓国との間には「徴用」にともなう問題は解決済み、ということが出来ます。

84NAME:2014/02/06(木) 18:34:01
ANo.5 chaff

まず気をつけなければならないのは、当時朝鮮なんて国はなかったということです。現在の大韓民国や朝鮮民主主義人民共和国は当時は「大日本帝国」でした。現在の半島の人は当時は「日本国民」でした。先の対戦中は現在の台湾や朝鮮の人々は、枢軸国側として米英と戦っていたわけですね。(本人の好むと好まないに関わらず)

戦争をしている当事国ですから、不自由な生活は当然です。これは、本土の人も、新しく日本人となった琉球の人も、少し遅れて日本人となった台湾の人も、もう少し遅れて日本人となった朝鮮の人も同じです。食料事情も悪化していたと聞きますし、暮しのクオリティはおそらく確実に悪化していたものと思われます。これも本土も半島も同じです。(半島の人だけはなぜか敗戦直前までは徴兵を免除されていたそうですが)街に男性も少なくなってきますから、本人の意に添わぬ労働も課せられていたことでしょう。

強制連行とは、別に朝鮮人に限ったことではなく日本人にも琉球人にも台湾人にも程度の差こそあれおしなべて行われていたのではないでしょうか?

ANo.6 popesyu

実際には終戦直後には200万人をこえる在日朝鮮人がいたということになりますが、「朝鮮人内地移送計画」による動員数は32万人、そしてその前半は任意による募集で、末期の本人の意思に関わらず無理やりつれてこられたのは1万2千人程度とされています。※但しこの末期の連行にしても日本人と同じ扱いだったということで東京裁判でも罪に問われていません。

で戦後、この32万人は優先的に朝鮮への帰国が許され、日本政府も積極的に送り出しています。残ったのは200万人のうちの60万人ほどです。この60万人が今も日本に残る在日朝鮮人の祖先になります。現在もこの60万という数字は変わりません。毎年大量に帰化されているようですが、2000年現在でも63万人ほどです。

今現在日本に住んでいる在日朝鮮人の方々がもつ、強制連行され、さらに自分たちはその子孫であるという一種の悲劇の主人公のような思い込みは、彼らのアイデンティティの中核というだけでなく、すでに宗教になっていますのでその誤認識を正すことは難しいかと思います。
つまるところ、熱心なユダヤ教徒相手に十戒の事実性について語るようなものですから、不毛なことこの上ありません。彼らにとっては聖書に書かれていることは全て事実(=朝鮮人の証言はすべて事実)、その矛盾をついたり科学的な根拠を求めることはしてはならないことです。 つまり有ったという説は宗教、なかったという説は学説、両者を対比させること自体が無茶ですよ。

85NAME:2014/02/09(日) 13:16:24
脱北者「金正恩は演説下手過ぎ」
「神」から「人」へ墜ちた金正恩第1書記 拉致問題解決へ今年は「希望の年」
2014.2.9 07:00
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140209/crm14020907000003-n1.htm

拉致被害者の支援組織「救う会」が1日、東京都文京区で集会を開いた。テーマは「金正恩(キム・ジョンウン)政権の2年」。韓国にある北朝鮮向け短波放送「自由北朝鮮放送」の金聖●(=王へんに文)(キム・ソンミン)代表が講演し、カリスマ性を失い、後ろ盾も失った金第1書記が政権運営に失敗する可能性があるとして、拉致問題解決へ「今年は希望の年になるのではないか」と指摘した。

犯した2つのミス

 2011年12月に金正日(キム・ジョンイル)総書記が死去し、最高権力者となった金第1書記。これまでの歩みを紹介しながら、金代表は2つのミスがあったと説明した。 一つは、肉声による演説をしたことだという。2012年4月、平壌の金日成広場で行われた慶祝閲兵式(軍事パレード)で、金第1書記は公の場では初めての肉声演説を披露した。父の金総書記の肉声がほとんど伝えられることがなかったのと対照的に、金第1書記はそのとき、約20分にわたって演説を続けた。

「金正恩の演説を聞いた脱北者は異口同音に『こんなに演説が下手なのか』というふうに感じた。それは北朝鮮の人も同じだと思う」。脱北者たちの反応を紹介し、金代表はこう指摘した。「金正日が肉声演説をしなかったのは自分の神秘性を高めるためで、その神秘性を金正恩は墜落させてしまった」

 もう一つのミスは、妻である李雪主(リ・ソルジュ)夫人をさまざまな場に同席させたことだという。遊園地や楽団のコンサートなどで金第1書記に同伴している李夫人の姿が伝えられている。 夫人の同伴は、北朝鮮のトップが若い金第1書記に変わったことで開放的な雰囲気を演出したかのようにも映るが、金代表は「失敗」と断言する。かつて北朝鮮で暮らしていた金代表は1994年に、金第1書記の祖父である金日成(キム・イルソン)主席が死去した際、「天が崩れるのかと思った。金日成は神様だから死なないと思っていた」と振り返る。それだけ、北朝鮮の指導者は神格化された存在だった。 北朝鮮では、首領の母や妻も偉大な人物としてあがめられていたという。そして、「金正日にはたくさんの夫人がいたが、まったく公開されなかった。偉大な人物については公開されない」と金代表は説明する。

その考え方からすると、頻繁に金第1書記に李夫人が同行する姿が伝えられることは、逆効果だった。金代表は「『あいつも普通の人間なんだな』と思わせてしまった」と指摘する。

北で広がる疑念

 「神」から「人」へとイメージが変化したことに加え、相次いだ幹部たちの更迭が今後の金正恩政権崩壊の引き金になるのではないかと金代表はみる。 その極めつけが、昨年12月の張成沢(チャン・ソンテク)前国防副委員長の失脚、処刑だ。「この結果、金正恩にアドバイスできる人間は誰もいなくなった。若い金正恩がすべてを決定する。結果としてよりミスが増えるだろう」と推測する。 自由北朝鮮放送が接触している北朝鮮の幹部たちはこんなことを話しているという。「張成沢はなぜやられるまで攻撃をしなかったのか。先制攻撃をすればよかった」 いつか金第1書記に自分も粛清されるかもしれないという疑念が北朝鮮の幹部たちに広がっていることを紹介し、金代表は「やられる前にやらなければ自分は生き残れないという心理になり得る」と話す。北朝鮮の権力層の中では、金第1書記への忠誠心競争をしながら、心は金第1書記から遠ざかっているという。

86NAME:2014/02/09(日) 13:17:37
張氏の人脈は各層に広がっており、いつ殺されるかも分からないという彼らの不安が広がっているとして、最後に金代表は今後の展望をこう示した。 「私はあまり断定はしないが、来年の正月まで金正恩政権は続いていないかもしれない。あるいは崩壊を避けるために日本に拉致被害者を返す選択をしているかもしれない。そういう意味で2014年は被害者家族にとって希望の年になり得ると思う」

被害者家族は進展訴え

 集会には拉致被害者の家族も出席。金代表の講演後に、一刻も早い拉致問題の解決を訴えた。 田口八重子さん=拉致当時(22)=の兄で家族会代表の飯塚繁雄さん(75)は、問題の進展が見られない状況について、「われわれの気持ちとしては『もう我慢できない』という気持ちです。『あれやりました』『これやりました』という話は今までたくさんあったが、今年こそ結果を出してほしいというのが私を含めた家族の気持ちです」と話した。 被害者家族の高齢化は深刻で、1月11日には松木薫さん=同(26)=の母、スナヨさんが92歳で亡くなった。薫さんの姉の斎藤文代さん(68)は葬儀の席で読み上げた文書を一部読み上げる形で、家族の思いを訴えた。

「北朝鮮が薫の拉致を認めたあの日から、私たちは今も薫の帰国を信じています。ただ一つ悔やまれるのは両親が薫に再会を果たせなかったこと、これに尽きます。これからは遺族一同両親に良い知らせを届けられるよう、力を合わせて歩みを進めていく所存です」 切々と文書を読み上げた斎藤さんは最後に、「これから先も(拉致被害者の)一日でも早い帰国を目指して一生懸命頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします」と呼びかけた。

 ほかの家族からも早期の進展を望む声が上がった。横田めぐみさん=同(13)=の母、早紀江さん(78)は、「(解決までの)時間が長すぎて本当に倒れそうですけれども、2014年は日本にとっても大切な年で、間違いのないよう、だまされないように確実な方法で知恵を持って解決していただいたい」と述べた。増元るみ子さん=同(24)=の弟、照明さん(58)は「今年はもう救出運動の最後の年にしなければならないと思っています。もう2年も3年も待っていられません」と訴えた。 集会翌日の2日に開かれた救う会との合同会議では、早期進展を直接訴えるために、安倍晋三首相との面会を求めることを決めた。動きの見られない状況に、家族たちの焦りは頂点に達しようとしている。

87NAME:2014/03/05(水) 00:20:32
北朝鮮が放射砲7発発射 日本海へ向け、新型も
2014.3.4 19:16 [北朝鮮]
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140304/kor14030417590005-n1.htm

 韓国政府筋は4日、北朝鮮が同日早朝から夕方にかけて新型を含む2種類の放射砲(多連装砲)を計7発、いずれも南東部の元山周辺から北東の日本海へ向けて発射したと明らかにした。4発は射程155キロ程度とみられる新型の300ミリ放射砲「KN09」、残る3発は射程55キロの240ミリ放射砲という。 韓国国防省によると、北朝鮮は2月21日にも日本海に向けKN09を発射。同27日と今月3日にもそれぞれミサイルを発射している。3日に発射した2発は500キロ以上飛び、米韓当局は短距離弾道ミサイル「スカッド」と判断している。 北朝鮮による発射は米韓合同軍事演習に対抗し、韓国に圧力をかける狙いとみられる。韓国政府筋によると、北朝鮮は4日午前6時(日本時間同)ごろに240ミリ放射砲を3発、同午後4時17分から5時7分にかけてKN09を4発、発射した。(共同)

88NAME:2014/03/12(水) 02:03:45
http://blog.livedoor.jp/trikehawks/archives/51009629.html
囚人は耐え難い拷問の苦しみから解放されたいがためだけに、“アメリカのスパイ” であったことを白状(本当であれ嘘であれ、そう言わない限り拷問が続いた)し、ようやく拷問から逃れられたというが、それはそのまま “処刑” を意味したという。。。 校庭はあっという間に遺体でいっぱいになり、1年後には処刑場は別の場所に移された。それがのちに有名な “キリング・フィールド” となる。見学を終えた後は言葉も出ず、一時呆然となってしまうが、目を背けることは許されない歴史の “遺産” だ。

89NAME:2014/03/16(日) 13:26:13
横田さん夫妻、孫と初面会 拉致被害めぐみさんの娘 今月モンゴルで
2014.3.16 11:00
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140316/plc14031609030003-n1.htm

北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさん=失跡当時(13)=の父滋さん(81)、母早紀江さん(78)夫妻は、孫でめぐみさんの娘のキム・ウンギョン(ヘギョン)さん(26)とモンゴル・ウランバートルで10〜14日に初めて面会した。外務省が16日発表した。3人の面会は、日本人拉致問題をめぐる懸案の一つとしてたびたび取り沙汰されてきた。実現したことで、中断状態が続く日朝政府間協議の再開につながる可能性もある。

 早紀江さんは16日、「今お話しすることはできない。静かに体を休ませてほしい」と関係者を通じてコメントした。 面会は、日朝両国が3日の中国・瀋陽での赤十字会談に合わせ開催した非公式協議の際に合意された。めぐみさんの夫でウンギョンさんの父である韓国人拉致被害者の金英男氏も同席したとみられる。面会を通じて、めぐみさんの消息に関し何らかの情報が伝えられた可能性もある。拉致問題の解決に結び付くかは見通せない。

90NAME:2014/03/16(日) 18:22:56
横田さん孫面会 「よかった」とめぐみさんの夫の姉
2014.3.16 13:43
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140316/kor14031613460001-n1.htm

 北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさん=失跡当時(13)=の両親が、めぐみさんの娘のキム・ウンギョン(ヘギョン)さん(26)と面会したことについて、めぐみさんの夫だった韓国人拉致被害者、金英男氏(52)の姉、英子さん(56)は16日、「よかった。めぐみさんのご両親は喜んでおられるでしょう」と話した。

 共同通信の電話取材に答えた。英子さんは取材で初めて面会を知ったといい、「私たちも弟やウンギョンさんの消息を知りたい」と話した。 英子さんと母、崔桂月さんは、めぐみさんと英男氏の結婚の事実が確認された直後の2006年6月、北朝鮮・金剛山での南北離散家族再会事業で英男氏、ウンギョンさんと面会した。 英男氏はその際、崔さんらを平壌に招待すると口にしたが実現していない。英子さんは「06年の再会後、弟の消息はまったく聞けていない。(英男氏が再会の場に現れたのなら)写真や映像を見られるといいのですが」と話した。(共同)

91NAME:2014/03/18(火) 01:06:22
矛盾だらけの“証拠” 「めぐみさんは死亡」との北の筋書き崩壊
2014.3.17 23:06
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140317/crm14031723110015-n1.htm

横田めぐみさん=拉致当時(13)=の娘、キム・ウンギョンさん(26)とめぐみさんの両親との面会で、めぐみさんの安否に関する新たな情報はなかった。それでも、めぐみさんの父、滋さん(81)と母、早紀江さん(78)は17日の会見で生存を信じていると強調した。北朝鮮は「めぐみさん死亡」のストーリーの証拠として、さまざまな物証などを提示しているが矛盾だらけ。筋書きはすでに崩壊している。

 平成14年9月の日朝首脳会談でめぐみさんについて「死亡した」と説明した北朝鮮。その後、日本政府の調査団に対し、証拠の一つとして「患者死亡台帳」という文書を出してきた。 「死亡台帳」の表紙にある「入退院」という文字に線を引き、「死亡」という文字に書き換えられていた。本当に「死亡」を証明するための書類であれば、表題も「死亡」とされるはずで、改(かい)竄(ざん)されたとしか受け取れないものだった。

 ほかの被害者に関する文書もでたらめで、北朝鮮はその後、こう釈明した。「慌てて作ったもので、正確ではなかった」 ウンギョンさんの父でめぐみさんの夫だった金英男氏が14年に横田さん夫妻にあてた手紙にも誤りがあった。《1993(平成5)年突然病気でめぐみを失った》。北朝鮮の主張と同じだった。 14年10月に帰国した拉致被害者は、北朝鮮が「死亡した」とする翌年までめぐみさんを目撃していたことを証言すると、北朝鮮と金氏は「死亡は94年4月」と訂正。夫が妻の死亡日を間違えることがあり得るのか。疑念は膨らんだ。

 最たるものは、16年11月にめぐみさんのものとして北朝鮮が出してきた「遺骨」。日本が実施したDNA型鑑定で、「めぐみさんとは別人2人の骨を混ぜたもの」との結果が出た。 その後の北朝鮮は「拉致問題は解決済み」と主張するだけで、「死亡」の証拠を何も提示できていない。

92NAME:2014/03/21(金) 14:42:25
「安倍氏訪朝」本気で焦る朴政権
「安倍首相の電撃訪朝」を本気で心配する韓国・朴槿恵政権 日朝接近に神経ピリピリ
2014.3.21 07:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140320/kor14032015310001-n1.htm

北朝鮮の金正恩政権による対日接近の本格化に韓国が神経質になっている。北朝鮮の狙いは、孤立してしまった国際評価の転換や人道支援への期待などだが、韓国にとって日朝関係が南北関係より進展すると、統一問題を最優先政策にしている朴槿恵大統領のメンツにかかわる大問題なのだ。2002年の小泉訪朝時がそうだったのだが、北朝鮮は孤立すると対日接近してくる。というわけで、気の早い韓国からは「安倍晋三首相も電撃訪朝?」などと心配する声までささやかれている。(久保田るり子)

金正恩政権、拉致問題はどこまで本気? 

 日朝政府間協議が1年4カ月ぶりに4月にも再開することが決まった。 「対話を求める北朝鮮の態度は予想以上だ」 今月上旬から始まった非公式協議で日本側は手堅い感触を強めている。“本気度”のひとつの根拠になっているのは、北朝鮮側の交渉陣に国家安全保衛部(秘密警察)幹部が出てきたことにある。 北朝鮮に留められている日本人拉致被害者の管理の実態は長い間不明だったが、ここ数年、「拉致被害者は居住地が移され、2008年ごろから国家安全保衛部の管理下にある」との有力情報もあり、首脳部に直結する保衛部が日本人拉致問題を主導していることがはっきりしてきた。拉致が動いた小泉訪朝も、日朝水面下交渉で北朝鮮を代表したのは「ミスターX」と呼ばれた柳(リュ)京(ギョン)・国家安全保衛部副部長だった。

横田めぐみさんの娘、ウンギョンさんと横田滋、早紀江さんの面会についての日朝の事前協議は約2カ月前から行われていた。それに加えて日本人遺骨返還に関する赤十字会談について、北朝鮮側が2月後半に協議の提案を行ってきた。こうした動きで日本側には「北朝鮮は本気で動きだそうとしている」との認識が生まれたという。 局長級で再開する政府間朝協議で日本側は、2008年に合意した再調査に立ち返って被害者の安否情報の確認作業の要求からスタートさせる考えだ。

93NAME:2014/03/21(金) 14:43:02
北朝鮮の狙い、本丸は遺骨ビジネス?

 とはいえ、北朝鮮側の“本気度”については、いまのところ懐疑的な声の方が優勢である。「戦術的な見かけ倒し」というのだ。北朝鮮の狙う“本丸”はあくまで日本人遺骨収集ビジネスで、この事業に日本政府を取り込み、ジャパンマネー獲得をもくろんでいるとの見方だ。 北朝鮮地域には終戦前後に同地域で死亡した日本人の遺骨約2万柱がまだ残っており、所在地もはっきりしていない。遺骨収集は人道問題であるため、日本政府は遺族らの渡航自粛措置を緩め、2012年8月から墓参と遺骨収集が民間レベルで始まった。

北朝鮮はこの「事業」に日本政府の正式参加を要求。今回の協議では日本政府による遺骨収集開始ついて協議が始まっている。 前回の赤十字協議で北朝鮮側は「遺骨の埋葬地の一部が都市開発の対象地域になっている」などと述べた。これは北朝鮮側が日本にインフラ整備などで資金提供を求めていることを示している。 北朝鮮は日朝協議で日本人拉致問題について、「すべて解決済み」との立場を変えて再調査などに誠意を持って答える準備があるのか。専門家の間では「拉致事件は体制の根幹にかかわる問題で、金正恩体制下での政策転換は困難」との見方が支配的で先行きは依然、不透明である。

南北、日朝接近の本当の背景は中朝関係改善?

 「金正恩氏の訪中要請に中国は応じていない。張成沢氏粛清で中国の態度はますます硬化した。最近の南北関係改善や対日接近は、対話路線への転換で孤立を回避し、中朝関係の緊張緩和をはかろうとの局面転換が最大の背景だ」(前出の専門家) 中朝国境情勢に詳しい関係者によると、張成沢処刑以後、中朝関係は急速に悪化し北朝鮮側に打撃を与えている。中国から北朝鮮に入る物資のうち、一部の生活物資や軍の戦略物資が突然、禁輸になるなど、中国は恣意(しい)的に北朝鮮に圧力をかけて中朝関係の窓口だった張氏粛清に対する「懲罰と警告」のシグナルを金正恩氏に送っているという。中国は、核保有する金正恩体制の強権体質に不信感を募らせている。2月下旬には劉振民外務次官が、3月17日からは武大偉朝鮮半島問題特別代表が訪朝して6カ国協議再開を求めた。一方の北朝鮮は、米朝関係が最悪なうえ中朝関係も極度に冷えこんで、これ以上の国際的な孤立への危機感から対話に舵を切ったというワケだ。 日朝の行方を最も注視しているのは韓国の朴槿恵政権だ。日韓のパイプを詰まらせたのは朴槿恵政権だが、24日からの核安全保障サミットでは日米韓首脳会談に応じると姿勢を転じた。いま、朴大統領は日韓連携の重要性を再認識しているのかもしれない。朴大統領が安倍首相に一番聞きたいのは、慰安婦問題より日朝関係の見通しだろう。

94NAME:2014/03/24(月) 21:38:34
めぐみさん「生きていると信じている」横田さん夫妻、ウンギョンさんに伝える 記者会見で明かす
2014.3.24 21:22
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140324/kor14032421230004-n1.htm

拉致被害者、横田めぐみさん=拉致当時(13)=の娘、キム・ウンギョンさん(26)と今月10〜14日に会っためぐみさんの父、滋さん(81)と母、早紀江さん(78)が24日、東京都千代田区の日本外国特派員協会で会見し、面会の様子について話した。早紀江さんはウンギョンさんに対して、めぐみさんについて「生きていると信じていますとはっきり言いました」と伝えたことを明らかにした。 面会で、北朝鮮でのめぐみさんについて、ウンギョンさんから「お母さんは歯が弱くていつも歯医者さんに通っていました」ということや、家庭に猫がいたことを聞いたという。横田さん夫妻とウンギョンさん一家との部屋は階が分かれており、主に話をするのは食事の際だった。

 めぐみさんら拉致被害者の安否に関しては、「生死の問題は非常にこちらも出しにくいし、向こう(ウンギョンさん)もしっかり教えられたように思っていると考えたので、心をかき乱すことになると思い、聞かないでいました」(早紀江さん)と説明。滋さんも「『こういうことを話しては駄目』と(北朝鮮から)いわれていると思った」として、滋さんからは質問しなかったとした。 ウンギョンさん一行について、滋さんは「チャーター機に乗ってきていたので、(北朝鮮の)偉い人も乗ってきていたと思った」と話したが、面会中に北朝鮮幹部との接触は一切なかったという。 今月30、31日には中国・北京で局長級による日朝政府間協議が予定されている。滋さんは北朝鮮が経済制裁により外貨不足に陥っているとした上で、「北朝鮮のほうも変わってきているから、その機会を利用して(拉致問題を)解決してほしい」と訴えた。

95NAME:2014/03/31(月) 22:16:36
河野談話、新事実出れば新たな談話発表も 萩生田氏
2014.3.23 19:35
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140323/stt14032319360001-n1.htm

自民党の萩生田光一総裁特別補佐、民主党の松原仁国対委員長が、日韓、日朝関係について語った。

 −−慰安婦募集の強制性を認めた「河野談話」の検証について。嘘が明らかになれば見直しをせざるを得なくなるのか 萩生田氏「新たな事実が出てくれば新しい談話を発表すればいい。安倍晋三首相は『見直しを考えていない』と言ったが、新しい談話を出すことを否定していない」 松原氏「石原信雄元官房副長官が国会で裏付け調査をしていないと言った。日本の名誉に関わるので事実関係を明らかにしたいという国会の思いがあって当然だ」

 −−慰安婦に関する日韓の局長級協議を4月ごろ始めるという話がある 萩生田氏「韓国側でそういうことを言っているが、われわれは承知していない」

 −−拉致被害者の横田めぐみさんの両親と孫娘がモンゴルで面会した。拉致問題はどうなる 萩生田氏「間違いなく北朝鮮内部で動きが始まったと認識している。北は人権に配慮している国だというパフォーマンスをせざるを得ない状況にある。世界から包囲網を張られるのではないかという危機感をたぶん今の北朝鮮は持っている」松原氏「首相は拉致問題を一番わかっている。拉致は、日本と北朝鮮の二国間で解決しなければいけない問題だ。横田さんご夫妻とめぐみさんの娘が会えたことは大きなターニングポイントになるだろう」

 −−拉致問題解決の突破口は 萩生田氏「日本は毅(き)然(ぜん)とした姿勢を変えないことだ。具体的な解決策が見えた段階で日本なりのカードを順次切っていくことになる」

「挑発」北へ韓国軍300発応射
北朝鮮砲撃 韓国側落下は100発 北朝鮮側には300発応射 「挑発」と国防省
2014.3.31 17:44 [韓国]
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140331/kor14033117480004-n1.htm

 韓国国防省によると、北朝鮮は31日、韓国が黄海上の南北軍事境界線と位置付ける北方限界線(NLL)付近で実施した射撃訓練で、海岸部に配備した火砲や多連装砲など計約500発を発射し、うち約100発がNLLの韓国側海域に落下した。韓国軍はK9自走砲で約300発を応射した。 NLLは朝鮮戦争休戦直後の1953年に国連軍が設定したが、北朝鮮は認めておらず、南北の衝突が度々起きてきた。韓国国防省報道官は「北朝鮮の射撃訓練は計画された挑発だ」と断定、「南北関係の主導権を握り、韓国軍のNLL防衛の意志を試そうとした」と指摘した。(共同)

96NAME:2014/04/11(金) 20:19:05
ウンギョンさん、拉致からの年月聞き驚きか 「36年…」とだけつぶやき
2014.4.10 23:46
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140410/crm14041023460022-n1.htm

昭和52年11月に北朝鮮に連れ去られた拉致被害者、横田めぐみさん=拉致当時(13)=の娘、キム・ウンギョンさん(26)が3月にめぐみさんの両親と面会した際、両親がめぐみさんを36年間待ち続けていることを聞かされ、「36年」とだけつぶやいていたことが10日、分かった。めぐみさんの母、早紀江さん(78)が同日に東京都文京区で開かれた集会で明らかにした。 北朝鮮で教育を受けたウンギョンさんはめぐみさん拉致に関し、北朝鮮側の主張しか知らされていないとみられる。めぐみさんのものとされた偽遺骨に関しても「日本の悪い人たちが勝手に言っている」と話しており、めぐみさんの両親から事実を聞かされて、驚いた可能性が考えられる。 集会には、めぐみさんの父、滋さん(81)も出席。「ウンギョンさんの夫は日本語も英語もできる」と話した。ウンギョンさんの夫は北朝鮮では名門として知られる金日成(キム・イルソン)総合大学で学んでいたことが分かっており、2つの外国語ができることは、夫が高度な教育を受けたエリートであることがうかがえる。

97NAME:2014/04/13(日) 15:18:28
小泉訪朝以来のチャンス到来? ウンギョンさん面会で見えた北のサイン
2014.4.13 07:00
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140411/crm14041120330015-n1.htm

拉致被害者の支援組織「救う会」が10日、東京都文京区の区民センターで集会を開いた。1年4カ月ぶりとなる日朝政府間協議が3月末に行われ、それから1週間もたたないうちに非公式協議が実施されたことについて、救う会の西岡力会長は、平成14年9月の小泉純一郎首相(当時)の訪朝以来となる拉致問題解決につながるチャンスがめぐってくる可能性を指摘した。北朝鮮が日本への接近を急速に進める背景には、一体何があるのか。

「人道的なふり」というレベル超える

 平成24年11月以来となる日朝政府間協議が3月30、31日に開かれ、これに先立つ3月10〜14日には第三国であるモンゴルで、拉致被害者、横田めぐみさん=拉致当時(13)=の娘、キム・ウンギョンさん(26)とめぐみさんの両親との面会を認めた。 10日の集会で西岡会長は、こうした北朝鮮の動向について「人道的なふりをしなければいけないところまできた」との分析を示した。北朝鮮がそこまで追い込まれた背景として、西岡会長は北朝鮮に対する国際社会の圧力が強まっていることを挙げ、国連での動きを紹介した。日本人拉致を含む北朝鮮の人権侵害を調べていた国連調査委員会は2月に報告書を公表し、3月には国連人権理事会が報告書を受けて、北朝鮮の人権侵害を非難する決議を採択した。

国際的に孤立を深める北朝鮮が日本に接近をしてきたという構図が浮かび上がるが、日朝政府間協議から矢継ぎ早に非公式協議が開かれたという最近の動きにについて、西岡会長は「国際的な圧力で人道的なふりをするというレベルを超えている」とし、こう指摘した。 「今の時点でいろいろなことを考えると、2002(平成14)年の小泉訪朝以来、初めて実質的進展の可能性が見えてきた」 平成14年9月17日の小泉訪朝では、北朝鮮が初めて日本人拉致を認め、その後5人の被害者が帰国するのにつながった。最近の北朝鮮の動きは、それ以来の拉致問題解決につながるチャンスとなりうる−。そう考える理由について、西岡会長は分析を続けた。

めぐみさん元夫不在が示す北の姿勢

 今回をチャンスと考える理由の一つとして西岡会長は、横田さん夫妻とウンギョンさんとの面会をめぐり、北朝鮮が「めぐみさん死亡」を既成事実化しようとする動きを見せなかったことを挙げた。 「『めぐみさん死亡』とすることの説得役として一番ふさわしいのは、(めぐみさんの)夫だった金英男(キム・ヨンナム)氏。今回、その人が出てこなかった。出てこないという枠組みを、北朝鮮当局が認めたのだ」 めぐみさんの夫だった金英男氏はこれまで、北朝鮮の主張である「めぐみさん死亡」を既成事実化するための役割を果たしてきた。平成14年の日朝首脳会談後に登場すると、横田さん夫妻に向けて「1993(平成5)年、突然病気でめぐみを失った」という内容の手紙を記した。

その後、帰国した拉致被害者が94年までめぐみさんを目撃していたことを証言すると、あっさり訂正。金英男氏がめぐみさんを土葬したとされる場所から掘り返してきたという遺骨も北朝鮮側から提示されたが、日本側のDNA型鑑定で別人のものと分かった。 そんな金英男氏が横田さん夫妻との面会の場に現れれば、再び「めぐみさん死亡」説を唱えることは明白だった。だが、金英男氏は姿を見せなかった。このことは、北朝鮮があれだけこだわってきた「めぐみさん死亡」という主張を強調しなかった現れだと西岡会長はみる。

98NAME:2014/04/13(日) 15:19:52
日本との窓口は保衛部に?

 今回の北朝鮮の日本接近が拉致問題進展のチャンスであるもうひとつの理由として、西岡会長は今年に入って開かれた日朝の極秘会談に、北朝鮮の国家安全保衛部がかかわっていたことを挙げた。 国家安全保衛部は北朝鮮の秘密警察。平成14年の小泉訪朝をめぐる水面下の交渉で、北朝鮮側の窓口を務めた「ミスターX」と呼ばれた人物について、国家安全保衛部に所属した柳京(リュ・ギョン)副部長ではないかというのが現在の定説という。 「保衛部は工作機関の外にある。拉致をし、その人たちを使っている統一戦線部や連絡部は2002年のときも拉致を認めることに反対した。今、窓口が保衛部に移っているとすると、進展が起こりうる条件が一つ増えたのではないかとも思う」。西岡会長はそう分析する。

北朝鮮が日本へ接近を強め、解決に向けた進展の可能性もある要素も見え始めた。北朝鮮が安否不明の拉致被害者の再調査を確約すれば、日本政府は北朝鮮に対する制裁を一部緩和する方針とみられているが、西岡会長は「(北朝鮮が)死亡したとする人たちも含めて何かが動かない限り、『進展したなんて誰も思わない』と北朝鮮に思わせないといけない」と話し、世論の盛り上がりの必要性を強調した。

被害者家族は「だまされないで」と強硬姿勢求める

 集会に出席した拉致被害者の家族からも、北朝鮮に対しては、強硬な姿勢で臨むべきだという意見が上がった。 田口八重子さん=拉致当時(22)=の兄で家族会代表の飯塚繁雄さん(75)は「日本として安易な判断で制裁を解くことはぜひやめてもらいたい。再調査に応じるだけでは絶対に制裁を解いてはならない」と呼びかけ、増元るみ子さん=拉致当時(24)=の弟、照明さん(58)も「北朝鮮に妥協して失敗した例は過去にたくさんある」とくぎを刺した。 平成14年9月の日朝首脳会談後、北朝鮮は拉致被害者救出運動のシンボルとして横田めぐみさんに関する偽の情報を集中的に出し、「めぐみさん死亡」を既成事実化し、運動の収束を図ろうとした。めぐみさんの母、早紀江さん(78)は「絶対に(北朝鮮に)だまされないようにしてくださいということだけはお願いしたい」と訴えた。 急速に動きが出始めた日朝関係。日本政府は拉致問題解決へと流れを持ってくることができるのか。被害者の家族は進展に期待を抱きつつ、日本政府の対応を注意深く見つめている。

99NAME:2014/04/15(火) 19:42:53
日朝、拉致再調査で合意の見通し
月内にも拉致再調査合意の見通し 日朝課長級が大連で極秘協議  
2014.4.15 14:59
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140415/plc14041514590015-n1.htm

日本と北朝鮮による極秘の課長級協議が12、13の両日、中国の大連で行われたことが分かった。政府関係者が明らかにした。協議では、北朝鮮が日本人拉致事件被害者の安否の再調査を実施する見返りに日本独自の経済制裁の一部を緩和する方向で最終調整が行われたという。北は再調査に前向きで、早ければ月内に日朝局長級協議を開き、再調査の実施で合意する見通しだ。

 日本政府関係者によると、協議には日本側から外務省の小野啓一北東アジア課長が出席。北朝鮮も課長級当局者が参加した。 極秘協議は、5、6両日に中国国内で行われて以来今月2度目。北朝鮮は前回の協議で、日本が独自制裁を緩和すれば拉致事件の再調査に柔軟に対応する考えを伝えていた。 日本側は、前回協議後、安倍晋三首相や外務省幹部が対応を協議。北が再調査に応じた場合、独自制裁のうち「人的往来」と「チャーター航空便の乗り入れ」禁止など一部の制裁を解除する方針を固めた。小野氏は今回の協議でこうした考えを伝えたとみられる。

政府関係者は「再調査は日本側が検証可能なものでなければならない」とも指摘。日朝間では、再調査の手法なども具体的に話し合ったもようだ。 再調査は、先月30、31両日の日朝局長級協議で、外務省の伊原純一アジア大洋州局長が北朝鮮の宋日昊(ソン・イルホ)・朝日国交正常化交渉担当大使に正式に要請していた。政府関係者は「北は日朝間の緊張緩和に前のめりで、再調査の実現に向け最後の段階だ」と指摘した。 再調査は平成20年6月の日朝局長級協議で、北が「拉致問題は解決済み」との態度を改め一度は合意。しかし同年9月に福田康夫首相(当時)が辞任したことなどを理由に、北側が一方的に破棄していた。

100NAME:2014/04/29(火) 19:16:29
「中国を攻めろ」拉致被害者家族
「命賭けて協議を」「早く父に抱かせて」… 国民大集会で被害者家族が訴えた思い
2014.4.29 12:00
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140429/crm14042912000002-n1.htm

北朝鮮による拉致被害者の早期救出を訴える国民大集会が4月27日、東京都千代田区の日比谷公会堂で開かれた。長年進展のない状態が続き、集会では「もう我慢できない! 今年こそ結果を!」というスローガンが掲げられた。全国から集まった被害者家族は拉致問題の全面解決に向けた政府の取り組みを求めた。

「北朝鮮にだまされるな」

 冒頭、田口八重子さん=拉致当時(22)=の兄で家族会代表の飯塚繁雄さん(75)があいさつした。最近の日本と北朝鮮の状況について、飯塚さんは「3月末に局長級協議が開かれ、さらに継続していくという動きになっている」と説明。「今後北朝鮮にだまされないような形で進めていかないといけない」と政府に求めた。 集会では、4月17日に米ニューヨークで開かれた国連安全保障理事会の非公式会合で拉致問題について陳述した増元るみ子さん=拉致当時(24)=の弟、照明さん(58)が安保理の様子を報告。非公式会合では拉致問題を含む北朝鮮の人権侵害について討議が行われ、照明さんは「国連の一員である北朝鮮がこのようなひどい人権侵害をしているのを国連が許してはならないと申し上げた」と話した。

北朝鮮の人権侵害をめぐっては、国連人権理事会が3月に北朝鮮を非難する決議を採択した。家族は今後、人権侵害について安保理で公式協議が行われ、安保理が北朝鮮に対し具体的な行動を取ることを求めている。ただ、安保理の常任理事国で北朝鮮と関係の深い中国は、国際刑事裁判所への付託について反対姿勢を明確にしている。 照明さんは集会で、「日本は中国にお願いするのではなく、攻めていくべきです。圧力がなければ中国も動きません。その声を日本から発するべきです」と呼びかけた。

オバマ氏との面会「良かった」

 続けて、横田めぐみさん=拉致当時(13)=の父、滋さん(81)と母、早紀江さん(78)が、3月に実現しためぐみさんの娘、キム・ウンギョンさん(26)とのモンゴルでの面会、4月に訪日したオバマ米大統領との面会について報告した。 滋さんはオバマ氏との面会で、めぐみさんが拉致されてから長い年月がたっていることを説明。オバマ氏は「私にも女の子が2人いるから、それは非常に人権が侵されているので何とかしないといけない」と答えたという。オバマ氏は面会で拉致問題解決に向けた協力を表明し、滋さんは「お目にかかってよかった」と語った。

101NAME:2014/04/29(火) 19:18:48
早紀江さんはモンゴルでのウンギョンさんとの面会の様子について詳しく報告。面会を希望した理由として、被害者家族の高齢化が進んでいることを挙げ、「一目会ってから。倒れるのはそれからと思っていた」と話した。 モンゴルでは、ウンギョンさん一家との楽しい交流の一方で、北朝鮮側が設置したビデオカメラに向かって日本側の主張を話す場面もあったといい、「何ともいえない緊張があった」と振り返った。

「憲法改正し、モノいえる国に」

 集会では、全国から集まった家族が次々とマイクを握り、拉致問題解決への思いを訴えた。 有本恵子さん=拉致当時(23)=の母、嘉代子さん(88)はこの日、体調を崩して集会を欠席した恵子さんの父、明弘さん(85)の思いを代弁。「主人は憲法を改正してしっかりモノをいえるような国にならないと拉致問題は解決しないといっている。憲法改正にどうぞご協力ください」と呼びかけた。 日本政府の対北朝鮮政策について要望を行ったのは、田口八重子さん=拉致当時(22)=の長男、飯塚耕一郎さん(37)。まず、平成14年の日朝首脳会談で北朝鮮が行った「(拉致被害者)8人は死亡した」という説明を白紙に戻すという前提で交渉することを求め、さらに北朝鮮が被害者の帰国につながる行動をしない限り、日本が制裁解除などの行動をしないよう訴えた。

その上で、「この交渉は核やミサイルの交渉とは違う。われわれの家族の命がかかっているんです。それほどの緊張感と命をかけ、協議に従事してもらいたい」と求めた。

母が見守っている

 年々高齢化が進む被害者家族の現状を切々と訴える姿も見られた。市川修一さん=拉致当時(23)=の兄、健一さん(69)は今年3月で父、平さんが99歳になったことを挙げ、「父の顔を見ると、涙が出て『早く胸に(修一さんを)抱かせてやらないといけない』と胸がつまる」と話し、「被害者全員が祖国の土を踏むまで皆さんの力をお貸しください」と支援を呼びかけた。 今年1月に92歳で亡くなった松木薫さん=拉致当時(26)=の母、スナヨさんを看取った斎藤文代さん(68)はスナヨさんが亡くなる間際の様子を明らかにした。

 「母に最後、『もうお父さんのところにいっていいよ』というと、涙を流して安心したように『あとは頼むね』というような顔をして逝きました」。そう説明した斎藤さんは「母は見守ってくれていると思います」と墓前に薫さんら拉致被害者の帰国を報告できるよう、一日も早い解決を誓った。 集会には約1500人が参加。最後には全員が立ち上がって、被害者の早期帰国を訴えた。

102NAME:2014/05/18(日) 12:12:38
北朝鮮で高層住宅崩壊、死者多数か 
2014.5.18 10:55 [北朝鮮]
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140518/kor14051810550003-n1.htm

 北朝鮮の朝鮮中央通信は18日、平壌の住宅建設現場で13日に「重大な事故が発生し、人命被害が出た」と報じた。韓国の聯合ニュースによると、23階建ての住宅が崩壊し、住民多数が死亡したもよう。 韓国政府関係者によると、北朝鮮では建物の完工前から住民が入居するケースが多い。(共同)

103NAME:2014/05/20(火) 22:43:36
弔意から「無能」「殺人鬼」「魚の餌」…沈没事故で韓国非難強める「北の焦り」
2014.5.20 12:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140520/kor14052012000004-n1.htm

旅客船「セウォル号」沈没をめぐり、北朝鮮が韓国の朴槿恵(パク・クネ)政権への非難をエスカレートさせている。そればかりか、オバマ米大統領に対しては「黒いサル」と罵倒し、米韓世論の激しい反発に遭った。度を超した“口撃”の裏には、対北連携を強める米韓に有効な対抗策がないことから来る焦りが透けてみえる。 「南朝鮮(韓国)に『自由』があるとすれば、セウォル号事故のようにうら若き学生さえ魚の餌になる自由だけだ」。ラヂオプレス(RP)によると、北朝鮮国営、朝鮮中央放送は13日、「重大報道」の中でこう伝えた。韓国国防省報道官が北朝鮮は「早くなくなるべきだ」と発言したことに対抗したものだ。

 セウォル号沈没2日後の4月18日に朝鮮中央通信が事故について初めて報じたが、韓国の報道を引用した間接的非難にとどまっていた。同月23日には、「深い慰めの意を表する」と弔意も表明していた。 だが、事故対応をめぐり、朴政権を追及する世論が韓国で盛り上がりだすと、尻馬に乗るように非難のトーンを上げ始めた。朝鮮労働党機関紙、労働新聞は4月29日、「あらわになった(韓国当局の)無能さは各界の失望と怒りだけを呼び起こした」と論じた。朝鮮中央放送が今月1日に伝えた批判では「若い生徒ら無辜(むこ)の命が奪われても十分な謝罪もない朴槿恵に人民が『殺人鬼』と呪って『下野』を叫ぶのは当然だ」とまで述べた。

口での非難宣伝しか米韓への示威手段がない

その中で「旅客船沈没で阿鼻(あび)叫喚となるのをものともせず、米国という主人を引き入れた」とし、朴大統領を「オバマの女性秘書」とこき下ろしている。4月25日にオバマ氏がソウルを訪れ、核実験など北朝鮮の挑発阻止での連携を確認した米韓首脳会談への牽制(けんせい)が目的なのは確かだろう。 オバマ氏については、朝鮮中央通信が今月2日、「アフリカの原生林に生息するサル顔そのものだ」と人種差別的表現を使って攻撃した。米国務省のハーフ副報道官が「最低だ。常軌を逸している」と不快感をあらわにするなど、米側が激しく反発すると、北朝鮮外務省は「南朝鮮に入り込んでわれわれを中傷したことへの当然の対応だ」と開き直った。

 国民感情を逆なでする一連の非難に、韓国紙、中央日報(電子版)は14日、コラムで「北朝鮮ができることは、犠牲になった高校生を愚弄して政権打倒を扇動することだけか」と疑問を呈し、2人の娘がいるとされる金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が、親としての立場から、非難宣伝に「『動作、やめ』と叫ばなければならない」と強調した。 北朝鮮が4回目の核実験を繰り返し示唆しながら強行しないのは、韓国社会がセウォル号事故に揺れる中、実施に踏み切った場合の国際世論の反発が読み切れないためとの分析もある。正恩政権にとっては、海岸での砲撃訓練などを除き、口での非難宣伝しか米韓への示威手段がないのが実情であると同時に、北朝鮮が狙う世論扇動には逆効果でしかないことも確かなようだ。

104NAME:2014/05/29(木) 21:06:05
安倍首相「全面解決へ向けて第一歩となる」 ぶら下がり会見全文
2014.5.29 18:56
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140529/plc14052918560015-n1.htm

安倍晋三首相は29日、日本と北朝鮮による外務相局長級の政府間協議を受け、北朝鮮が全ての拉致被害者と拉致の可能性が排除できない特定失踪者について、包括的な全面的調査をすると約束したことを明らかにした。首相官邸で記者団に語った内容は次の通り。

 「ストックホルムで行われた日朝協議の結果、北朝鮮側は拉致被害者および拉致の疑いが排除されない行方不明の方々を含め、全ての日本人の包括的全面調査を行うことを日本側に約束をしました。 その約束に従って、特別調査委員会が設置をされ、日本人拉致被害者の調査がスタートすることになります。 安倍政権にとりまして、拉致問題の全面解決、最重要課題の一つであります。 全ての拉致被害者のご家族がご自身の手でお子さんたちを抱きしめる日がやってくるまで、私たちの使命は終わらない。この決意を持って取り組んできたところでありますが、全面解決へ向けて第一歩となることを期待しています。 詳しくはこの後、官房長官からお話をさせていただきます」

105NAME:2014/05/30(金) 04:41:02
何言っても無理…河本準一に批判
「次長課長」の河本準一、批判受けて謝罪繰り返す いまだに消えぬ「ナマポ騒動」の余波
2014年5月28日 17:36 (J-CASTニュース)
http://topics.jp.msn.com/entertainment/tv/article.aspx?articleid=4539014

お笑いコンビ「次長課長」の河本準一さん(39)がツイッターで「事件が起きる前に抑止しろ」などと警察官批判を展開したところ、「あなたに言う資格はない」などとバッシングが殺到した。その後謝罪したが、謝り方がおかしい、などとまた批判が起こり、再度の謝罪に追い込まれた。 河本さんといえば2012年4月に母親が生活保護を受給しているのが発覚し、大バッシングを浴びて一時期仕事から干されていた。そんな河本さんをいまだに許せない人がいるようだ。

■「警察官は起きる前に抑止するのも大事な仕事やろ」

 河本さんは2014年5月27日にツイッターでこうつぶやいた。 「警察官は事件が起きないと動かない?いや、起きる前に抑止するのも大事な仕事やろ。道路の隅に隠れず事故が多い地帯なら見えるところに立っとけや!コソコソ隠れて違反したらひょこっと出てきてからに。知らんがな! お前車持ってないやんけ!どうぞ」 これに対し、「確かに姑息だと思う。が、あなたに言う資格はない。」「スピード違反も生活保護費の不正受給も、やってしまう人間が悪いに決まってるだろw」などのリプライが付いた。 河本さんは批判の多さに驚き、翌28日に、自分が何か違反をしたからこうしたことを書いたのではなく、いろんな人から聞いた話をまとめたものであり、自分も警察官の方には交通違反だけに限らずもう少し抑止を強化してもらいたいと切に願っている、と釈明した。

■「善人ぶった偉そうな謝罪の仕方だ」

 そして、 「誤解を招いた発言でしたので改めて謝ります。申し訳ありませんでした。1日も早く女性が夜に1人で歩いても安全でなおかつストーカー規制法などがもっと女性にとって安全なものになりますように。お願いします! どうぞ」と謝罪した。謝罪文の最後に「どうぞ」をつけるなんてありえないとか、善人ぶった偉そうな謝罪の仕方だ、などと批判が集まることになってしまい、河本さんは何度も謝罪することになってしまった。 こうしたやり取りにネットでは、どうしても2年前の生活保護受給騒動を思い出してしまうようで、「これなら共感してもらえそう、って好感度回復を企んだんだろうけど、河本はもう何を言っても無理だ」
などといった厳しい意見がネットに出ている。

106NAME:2014/05/31(土) 08:48:24
【拉致再調査】韓国、1面トップ報道…主導権が日本にと恐れも、中国は歓迎表明
2014.5.31 00:08
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140531/kor14053100080002-n1.htm

【ソウル=加藤達也、北京=矢板明夫】日本と北朝鮮が拉致問題の再調査開始などで合意したことについて、韓国統一省報道官は30日、「人道的見地から日本の立場を理解する」と述べた。一方で報道官は、北朝鮮の核問題をめぐる日米韓の協調態勢が維持されるべきだと強調。「日朝協議の動向を注視する」とした。

 30日付の韓国各紙は日朝合意を1面などで大きく報道。韓国の外交・安全保障当局の間では、北東アジアにおける対北朝鮮問題の主導権が日本に移るのではないかとの見方も出ている。 また同報道官は、韓国も北朝鮮との間に韓国人拉致被害者問題などを抱えているとし、北朝鮮側に対応を求めた。 韓国の拉致被害者家族らでつくる「拉北者家族会」の崔成龍(チェ・ソンヨン)代表は産経新聞の取材に、「(日朝合意は)日本政府の粘り強い取り組みが奏功した」と歓迎。韓国人拉致問題については「北朝鮮はずっと嘘をつき続け、韓国も強く要求をしてこなかった」と強調した。 一方、中国外務省の秦剛報道官は同日、「日朝が対話を通じて懸案を解決し関係を改善することは、地域の平和と安定につながる」と歓迎の意を示した。

107NAME:2014/06/01(日) 23:10:48
「何が何でもカネを」正恩氏窮乏
(下)極まる窮乏…体面捨てた北
2014.6.1 10:10
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140601/plc14060110100005-n1.htm

日本人拉致被害者らの再調査に合意したことで、北朝鮮は日本独自の対北制裁の解除への突破口を開いた。「拉致問題は解決済み」とし続けた従来の立場を変え、体面を捨てたかのような姿勢からは、制裁緩和を早急に実現し外貨を獲得、経済立て直しと内政の安定を図ろうとする金正恩(キム・ジョンウン)政権の切迫感が見て取れる。

 ■張氏処刑きっかけ

 北朝鮮は今年に入り突然、韓国政府に“対話”を呼びかけた。これを受けて朴槿恵(パク・クネ)・韓国大統領が1月、離散家族の再会実施を北側に提案。約3年ぶりに離散家族再会が実現した。 「金正恩は相当、困っているようだ」。韓国の情報関係者はこう語っていた。昨年12月の張成沢(チャン・ソンテク)氏処刑後、経済的、内政的に金正恩第1書記が「窮地に追い込まれている」という。 離散家族再会は北朝鮮にとり、わずかながらでも外貨を獲得できる手段だ。同時に北朝鮮は、制裁解除を通じ、さらなる外貨流入が期待できる日本にも対話攻勢をかけた。

張氏が処刑された昨年12月ごろ、北朝鮮は日本と水面下で交渉を開始。今年3月には北朝鮮の呼びかけで日朝赤十字会談を行い、日朝局長級協議再開にこぎ着けた。「何が何でも、すぐにでもカネがほしい状況に金正恩は置かれている」と、同関係者はみている。 中国とのパイプ役だった張氏の処刑後、冷え込んだ中朝関係は北朝鮮経済にも打撃を与えた。中国は1〜4月の間、北朝鮮に原油を全く輸出していないとみられる。また、中朝関係消息筋によれば、張氏処刑後、中朝の大規模な貿易事業は中断状態という。

 ■「とりあえず安心」

 張氏の処刑後、“恐怖政治”のイメージは国内に拡散した。 食糧危機が続き、多くの餓死者が出た1990年代後半の“苦難の行軍”の時代には、中国への脱北者が激増。しかし北朝鮮は現在、中朝国境の監視を厳しく強化している。 ソウル在住の脱北者によると、民心の離反は金正日(キム・ジョンイル)時代より金正恩体制下の方が進んでいる。内政安定のためにも、金第1書記は住民らを食べさせていかねばならない。

「制裁の一部解除で北朝鮮が一気に息を吹き返すことはない」(朝鮮日報)との見方がある一方、韓国では「送金と人的往来規制の緩和、船舶入港許可だけでも北朝鮮は安心しているはず。とりあえずは在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)からのカネが確約されたも同然だからだ」(情報当局者)との分析もある。

 ■「父の決定」を否定

 北朝鮮は今回の日朝合意で、「従来の立場はあるが」と断りつつ、「日本人に関する全ての問題を解決する意思」を表明した。従来の立場とは、「拉致問題は解決済み」との金正日体制における立場で、これを遠回しに修正している。 日本との国交樹立の実現は、金第1書記にとり祖父・金日成(キム・イルソン)、父・正日から受け継いだ“遺訓”だ。しかしそのために、金第1書記は、父の決定を否定しなければならないというジレンマを抱えることになる。

北朝鮮側は「特別調査委員会」を設け、調査、確認状況の日本政府への報告を約束した。証拠を偽造した以前のような調査を日本政府は受け入れない。となると、調査過程で金正日時代の説明との矛盾が出てくることは必至。権力内部に動揺が広がる可能性もある。 このもろ刃の剣を金第1書記がどう克服するのか。「韓国を無視した安倍晋三政権の対北接近」と韓国メディアは日朝合意を冷ややかに見ているが、韓国統一省や情報当局者は「金正恩の能力や手腕の判断材料になる」と注視している。(ソウル 名村隆寛)

108NAME:2014/06/07(土) 15:01:35
韓国・北朝鮮“手抜き・ずさん施工”のわけ…崩壊した幹部マンション、塗料で固まった救命いかだ
2014.6.7 12:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140607/kor14060712000001-n1.htm

北朝鮮は5月、平壌の23階建てマンションが崩壊、多数の死傷者が出て担当幹部らの謝罪を公表する異例の対応に出た。韓国でも傾いたビルが崩れ、復元されたソウルの南大門(ナンデムン)が手抜き工事のために再工事が必要だと判明。沈没した旅客船セウォル号でずさんな改修・管理の実態が次々表面化した後だけに批判がわき起こった。「速度」ばかりを優先したことが南北に共通した“手抜き”の背景にあるようだが、原因はそれだけだろうか。

「胸痛め夜明かした」はずが、笑顔でサッカー観戦

 「施工をいいかげんに行い、監督・統制を正しく行わなかった幹部らの無責任な行為で重大な事故が起き、人命被害が出た」 北朝鮮国営の朝鮮中央通信は5月18日、平壌市平川(ピョンチャン)区域のマンションで起きた崩壊事故についてこう報道した。北朝鮮の大規模事故で、ずさん工事を認めたこの種の公表は異例中の異例だ。 事故が起きたのは同月13日夕。韓国メディアの報道も合わせると、現場は平壌駅から徒歩15分という一等地で、完成前だったが、警察に当たる人民保安部など政府機関や朝鮮労働党の中堅幹部ら92世帯が既に入居。事故に巻き込まれ、子供や主婦、施工中の作業員ら400〜500人が死亡したとみられている。

 3万ドル(約300万円)で分譲も行われ、外貨稼ぎに携わる富裕層も入居していたとされる。

 朝鮮中央通信は「事故の責任は党の人民愛の政治をしっかりと擁護できなかった自身にある。この罪は何をもっても補償できず、許されることでもない」と平壌市民に陳謝する崔富日(チェ・ブイル)人民保安部長ら複数の担当幹部らの謝罪の言葉を伝えている。崔氏は金正恩(キム・ジョンウン)第1書記のバスケットボールのコーチも務めたとされる側近だ。

「事故の報告を受け、あまりにも胸を痛めて夜を明かし、党と国家、軍の責任幹部らを、万事を差し置いて現場に出向かせ、被害を一日も早く解消するよう具体的指示を与えた」と金第1書記自身の対応も伝えられた。 金第1書記本人は事故現場には現れず、事故翌日には、笑顔でサッカー試合の観戦に興じる姿が報じられている。

「速度」固執の正恩氏、事故後も早期完工にはっぱ

 北朝鮮が事故と幹部の謝罪という異例の公開に踏み切ったのはなぜか。 グローバルスタンダードを意識し、父までの代の北朝鮮とは違うぞと、金第1書記なりの「公正性や透明性」を示そうとする一種の“正恩スタイル”といえるのではないか。 2012年4月の第1書記就任直後には、事実上の長距離弾道ミサイル発射の失敗を認め、公表した。昨年9月にも、サッカー大会で優勝チームに不正があったとして処分を発表している。 そして、何よりも首都、平壌での高層マンション建設は、金第1書記“肝いり”の事業だったことが大きいだろう。北朝鮮は金日成(イルソン)主席誕生100年の12年4月に合わせ、マンションを次々着工。その後も金第1書記が幹部らの忠誠心を引き留めようと、兵士や学生の労働力や地方を犠牲にし、「速度戦」のかけ声の下、幹部用マンション完工を急がせてきた。

109NAME:2014/06/07(土) 15:03:47
特に昨年、もう一つの肝いり事業の馬息嶺(マシンリョン)スキー場建設を「10年かかる工事を1年でやり遂げた」と宣伝し始めて以降、事業を急ピッチで成し遂げる「馬息嶺速度」というスローガンが用意され、金第1書記がさまざまな建設現場に足を運び、「速度」「速度」とあおっては早期完工を競わせてきた。 マンション崩壊事故では、セメントや鉄筋といった資材不足も指摘されているが、速さへの執着こそが手抜き・ずさん施工につながったことは明らかだ。つまり、崩壊事故の原因をつくった張本人は、金第1書記自身ということになる。 噂の広がりを防ぎきれない平壌中心部での大事故に対して、厳しい姿勢を示さなければ、市民の不満の矛先が金第1書記本人に向きかねなかったわけだ。 それにもかかわらず、金第1書記は事故公表2日後には、別の高層マンション建築現場を視察し、相も変わらず、「馬息嶺速度」をたたえながら、新たなマンション建設の早期完成にはっぱをかけた。「成果は僕のもの。事故は部下のせい」といわんばかりだ。

蹴っても落ちない救命いかだ

 北朝鮮がマンション崩壊を公表した5月18日、韓国中部の忠清南道(チュンチョンナムド)牙山(アサン)市で、建設中の7階建てビルが倒壊した。 ビルは20度以上傾いたため、撤去作業が行われていた。田んぼなどがあった地盤の弱い場所に建てられたもので、地盤沈下が原因とされる。そもそも、基礎工事で打ち込む鉄柱を10本少なくするなど、手抜き工事があったことが警察の調査で判明した。

高校生ら約300人の死者・行方不明者を出した4月のセウォル号沈没に続き、5月初めには、ソウルの地下鉄追突事故があった後だけに、韓国メディアは「あちこちにセウォル号」などと、希薄な安全意識に警鐘を鳴らした。 セウォル号事故では、ノーチェックだった過積載に加え、日本から中古船を購入した後に無理な客室の増築をしてバランスを失わせるなど、まさに、ずさんな改修・管理の“総合デパート”の様相を呈している。 北朝鮮の「速度戦」とはレベルが違うものの、韓国メディアは、事故の背景には「パルリ、パルリ(速く、速く)!」と速さと効率性ばかりを優先してきた社会の問題があると盛んに分析していた。

 それだけだろうか。セウォル号事故で、記者が気になって仕方なかったものがある。本来、高校生らを救っていたはずの救命いかだについてだ。 セウォル号には、海に落とせば、中からいかだが飛び出し、水没しても自動的にいかだが浮き上がるカプセル状の救命いかだが42個設置されていた。しかし、沈没でまともに機能した救命いかだは一つとしてなかった。 救助に駆け付けた海洋警察官がカプセルを足で蹴っている映像が報じられたが、海洋警察官は、器具がさび付き、外せなかったと韓国メディアに証言した。 しかも船体と同じ塗料がべったりと塗りたくられ、のりのように塗装が固まって張り付いていたとの乗客の証言もあった。 整備会社が全く検査していなかったことも明らかになった。船を日本から購入後、船体を塗り直した際にカプセルの可動部分まで、何の考えもなしに同じ塗料を塗り重ね、そもそもセウォル号として航行した直後から救命いかだが役に立たなかった可能性がある。

110NAME:2014/06/07(土) 15:06:23
南大門再生を手がけた「職人」の驚きの技

 このべったり固まった塗料を記者は韓国で度々目にしている。例えば、ソウルの高級住宅地のマンションの一つでは、廊下にあるガスなどの整備用の小窓の取っ手が廊下と同じ色のペンキがべったり塗られ、固まって動かなくなっていた。 室内には豪華な調度品が並び、日本の一般のマンションに比べ、見た目がきらびやかなだけに余計に目についた。 韓国の知人に指摘すると、「日本人は細かいことを気にしすぎだ」と一蹴された。だが、塗料べったりが命に関わっていたなら、話は別だ。

 塗料でいえば、08年に放火で全焼し、昨年、復元されたソウルの南大門(崇礼門)について、韓国の監査院が5月に再工事の必要性を指摘した。 原因は、認められていない化学塗料などを用いた手抜き工事によって塗装に亀裂が生じるなど、次々問題が明らかになったためだ。この問題では文化財庁長官が既に更迭されている。 韓国の国宝第1号に指定されたソウルの“顔”といえる最重要建築物にもかかわらず、伝統的な技法に未熟な「職人」が異なる技法で施工し、煩わしいからと、現在の規格の瓦を使って外観を台無しにしていた。 しかも、この職人は安い資材を使って浮かせた3億ウォン(約3千万円)を着服していたとして、監査院が警察に捜査を要請した。 国宝第1号の復元ともなれば、それこそ職人冥利に尽き、全身全霊を傾けようとするものではないか。これは日本の常識ではあっても、どうやら韓国の“常識”ではないようだ。

「運転技師さま」のプロ意識

 韓国では、最も敬われるのは教授や研究者、一部、政治家や記者といった「文人」たちだ。儒教の伝統からくる。職業の別にかかわらず、「職人」に一定の敬意が払われる日本との最も大きな文化的差異といっていい。 精密機器で世界を席巻するサムスンのように、韓国では、一部の企業エリートたちが高いプロ意識を持って仕事に打ち込んでいるのも事実だ。だが、末端の現場の「職人」たちの扱いは毛ほどに軽く、それに比例して職業意識が希薄な現場担当者が少なくないのが実情だ。 特に韓国経済は大企業に依存し過ぎ、中小企業が育たない構造的問題が以前から指摘され続けてきた。

 町工場のおっちゃんたちが国を支えているという自負を持つこともまれなら、大阪府東大阪市の有志たちのように、自分たちが誇りに思う技術で「人工衛星の一つでも宇宙に打ち上げてやろう」と発奮することも望みにくい。 老舗の料理店が育ちにくいこともよくいわれる。海外まで行って修行する有名料理人は存在する。半面、行列ができる人気料理店でも、稼いだカネで子供を有名大学にやってエリートにしようと考え、子供に跡を継がせることもなく、平気で店をたたんでしまう。 セウォル号事故後には、バスやタクシー運転手の安全意識にも目が向けられるようになった。だが、乗客を見捨てて逃げたセウォル号の船長らに憤ることはあっても、あくまで人ごとで、ソウルの街をびゅんびゅん暴走するバスやタクシーは一向に減りそうにない。

111NAME:2014/06/07(土) 15:07:45
一昔前、運転手に敬意が払われず、賃金などの待遇が改善されないとして、運転手を「運転技師さま」と呼ぼうという動きがあった。呼称が変わっても、乗客の命を預かっているという最低限の安全意識が根付かない限り、本末転倒だと思うが。 日本では、運転手は運転手、医者は医者、大工は大工、ペンキ屋はペンキ屋…と、呼称にかかわらず、心ある現場のプロたちは黙々と、与えられた仕事に最善を尽くすものではないか。

「職人」意識が死を招く社会

 再び戻って北朝鮮。この社会は、プロ意識を維持するには過酷過ぎるようだ。 マンション崩壊事故では、セメントや鉄筋などの資材を抜き取る行為の横行が事故を招いたとも指摘される。ヤミ市場で転売していたとみられる。 北朝鮮では、「苦難の行軍」と呼ばれ、200万人が餓死したともいわれる1990年代の大飢饉(ききん)以降、経済が破綻し、自分の職場の工場などから資材を持ち出し、ヤミ市で売り飛ばすことが蔓延(まんえん)。製造機械や資材が一切合切持ち去られ、がらんどうになった工場の存在も伝えられた。

 逆にヤミ市場の転売に走らず、職業意識を堅持して真面目に職場を守っていた人物が餓死してしまう事態は当たり前といえた。職業意識を持ち続けることが死を招くことになりかねなかった。職業倫理から賄賂を使わない住民が生き続けるのも難しい社会だ。 「職人」に対する扱いの低さは、南北ともに伝統文化からくるものだろうが、北朝鮮では、プロがプロとして誇りを持って生きることが許されない厳しい現実がある。

ひるがえって韓国。記者がソウル出張でよく利用するホテルの客室がある日、きれいに改装されていた。気分をよくしながら、ノートパソコンを開いて仕事を始めようとしたら、あるべきものがない。コンセントの差し込み口が一つもなかったのだ。 フロントに問い合わせると、ものの5分で差し込み口が新設され、その「速度戦」に舌を巻きもしたが。この種のずさん施工は「あちこち」に転がっている。

 セウォル号事故を受け、朴槿恵(パク・クネ)大統領は海洋警察など事故に関係したあらゆる機構の刷新を掲げている。だが、上層部の官僚たちの首をすげ替えても、現場の意識が変わらなければ、何の解決にもならない。 途方もない遠回りに見えても、「“現場”にプロ意識を」と国民一人ひとりに呼びかけ、職業に対する考え方の転換を促していく方向に社会が向かわないものだろうか。 歴史問題をめぐる“文人”くさい「空論」を振りかざすことなく、現場意識の改善について助力を求めるなら、喜んで協力を申し出る日本の「職人」たちは少なくないと思えるのだが。(外信部記者)

112NAME:2014/06/07(土) 16:53:16
拉致問題解決に向け、岸田外相「安倍首相の訪朝も視野」―中国メディア
配信日時:2014年6月3日 21時47分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=89099

2014年6月3日、岸田文雄外相は日本人拉致被害者らの再調査を約束した北朝鮮との政府間合意について、安倍晋三首相の北朝鮮訪問も視野に入れていることを明らかにした。中国新聞社が伝えた。 日本メディアによると、岸田外相は同日午前の参院外交防衛委員会で、民主党の白真勲氏への答弁で表明。「成果を上げるために最も効果的な対応、方法が何であるかを絶えず考えないといけない。訪朝についても考えていく」と語った。

また、岸田外相は北朝鮮が拉致問題再調査に向け設置する予定の特別調査委員会について「実効性のある調査が進むことがまず重要。拉致被害者家族も高齢化が進み、時間が限られている」と述べ、迅速な対応が求められると説明した。安倍首相の訪朝の時期については「現段階では不確定」としている。(翻訳・編集/AA)

113NAME:2014/06/09(月) 00:38:22
中山恭子氏、北の“策略”に警鐘
【北朝鮮拉致】元拉致担当相、中山恭子氏が語った再調査への「懸念」とは 特定失踪者家族は今…
2014.6.8 18:00
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140607/crm14060706110002-n1.htm

日朝両政府が合意した拉致被害者らの再調査に関し、先行きを危ぶむ声が上がっている。茨城県那珂市で6月1日に行われた集会で、元拉致問題担当相の中山恭子参院議員が再調査に潜む危険性を指摘した。被害者家族も不安な気持ちを抱えており、拉致問題進展への期待が高まる中、懸念も強まっている。

「見極めないと、大変なこと起きる」

 平成20年8月、日本と北朝鮮は拉致問題について調べる調査委員会を立ち上げ、迅速な調査を行うことで合意した。だが、当時の福田康夫首相の辞任表明を受け、北朝鮮は同年9月に調査委の立ち上げ延期を通告してきた。 当時、拉致担当相を務めていたのが中山氏だった。中山氏は今回の再調査合意について「安倍首相は父親の秘書をしていた時代から、拉致被害者家族と行動していた。家族の思いも分かっているはずなので、交渉に大いに期待している」としながらも、日本独自の制裁解除のタイミング、調査対象範囲の広さから懸念を示した。 制裁解除について、日本政府は北朝鮮が再調査のために設置する特別調査委員会の立ち上げ時に解除する方針だ。だが、中山氏は「委員会を立ち上げた報告と同時に制裁を解除するという『言葉対行動』という交渉はあまりにバランスがとれていない。委員会の立ち上げについては、しっかり見極めないと大変なことが起きてしまう」と話し、「行動対行動」で北朝鮮に対峙(たいじ)すべきだと訴えた。

さらに中山氏が心配するのが、委員会の調査対象の広さ。日朝両政府の合意文書には、「昭和20年前後に北朝鮮域内で死亡した日本人の遺骨・墓地、残留日本人、日本人配偶者、拉致被害者、行方不明者を含む全ての日本人」と記されている。 中山氏は「全ての日本人というのは範囲が広い。全て一括でできることは理想だが、範囲が広い方が北朝鮮に有利で調査しやすい」と指摘。調査がすべての問題について同時並行的に行うこととされている点についても、「大丈夫なのかと思う」と述べた。

「日本はのんきな国になった」

 集会には、田口八重子さん=拉致当時(22)=の兄で、家族会代表の飯塚繁雄さん(76)や横田めぐみさん=同(13)=の父、滋さん(81)、母、早紀江さん(78)が出席。再調査による拉致被害者の帰国に期待を寄せながらも、不安を口にした。 調査期間について菅義偉官房長官は5月30日の会見で、「1年を超えることはないだろう」と見通しを述べたが、飯塚さんは「だらだらとやっても仕方がない。『これはいつまで』『これはどうなった』と日本政府が細かくチェックを入れていかないといつの間にかほごにされてしまう恐れがある」と訴えた。 飯塚さんは5月21日に弟の進さんを失ったばかり。被害者を待つ家族が近年、相次いで亡くなっており、「国民が政府の尻をたたいてせかす必要がある」と呼びかけた。

早紀江さんは中山氏の講演に触れ、「中山先生の話は真実で、日本は(北朝鮮に)だまされ続けている。だからこそ、何の罪もない日本の青年たちが北朝鮮で暮らしている」と北朝鮮の不誠実さを批判。長い期間拉致問題を解決できない日本という国家に対しても、「日本はのんきな国になってしまった。なぜすぐに国民を取り返せないのか」と話した。

114NAME:2014/06/09(月) 00:38:58
「もう少し頑張って」

 一方、今回の再調査で調査の対象に入った拉致の可能性が排除できない特定失踪者の家族は期待を高め、再調査の行方を見つめている。特定失踪者の安否をめぐっては、これまで個別の被害者に関して北朝鮮に照会されたことはあったが、すべての特定失踪者が対象となるのは初めてだからだ。 今月4日、拉致問題を調べている「特定失踪者問題調査会」が北海道で実施した現地調査には失踪者の家族も参加し、行方不明になった当時の状況などを調べた。 昭和42年に北海道雄武(おうむ)町沖から3人の息子とともに出漁し行方不明になった紙谷(かみや)慶五郎さん=失踪当時(55)=の三女、北越優子さん(69)は4日に同町で開かれた集会で、再調査について「ニュースを聞いたときに、うれしくてテレビの前で声をあげて泣いた」と明かした。

43年に稚内市の自宅を出て行方不明になった斉藤裕さん=失踪当時(18)=の義姉、孝子さん(73)も「政治的な動きがなければ、個人の力では動かない。具体的な結果がほしい」と期待を込めた。 再調査の対象に含まれたことで、特定失踪者に対する国民の関心も高まっている。調査会の荒木和博代表は「拉致の全体像を国民に知らせ、理解が深まれば調査を良い方向に持っていく力になる。何人かを帰せば(拉致問題は)終わりだと北朝鮮に思わせないためにも、国民の理解が欠かせない」と話す。 現地調査で、調査会が運営する北朝鮮向け短波放送の収録を行った斉藤さんの姉、由美子さん(77)は斉藤さんに向け、こう呼びかけた。「もう少し、頑張ってください。みんな待っていますから」

115NAME:2014/06/10(火) 21:05:48
(8)朝鮮人は徴用工の給料まで奪っていった
2014.5.25 12:05
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140525/art14052512050002-n1.htm

今週の『アキとカズ』前半は終戦直後の「北朝鮮」が舞台です。後にアキとカズに塗炭の苦しみを味わわせる2人の独裁者、スターリンと金日成。「抗日戦の英雄」というウソのストーリーを“合作”し、北朝鮮というソ連のかいらい国家を作り上げます。 北朝鮮の地域は石炭、鉄鉱石などの資源に恵まれた土地で、日本時代には野口遵(したがう)の日本窒素や三井、三菱資本などがこぞって参入、鉱工業が盛んでした。日本が築いた資産は現在の価値で9兆円とも言われています。

 終戦後、ソ連と朝鮮人の共産主義者は、その資産をそっくり「居抜き」で奪い去ります。日本窒素の興南工場では朝鮮人徴用工のために会社が用意した給料、帰郷用の旅費まで別の朝鮮人が持ち逃げしました。 「徴用」と言えば、いまだに「強制連行され、タコ部屋で半殺しの目にあった」などという大ウソが喧伝(けんでん)されています。 だが、戦争に負けた混乱の最中に、きっちりと徴用工に対してカネを用意し、帰郷する旅費まで渡そうとした日本人の律義な態度をみれば、大ウソなのは自明です。同胞のカネを奪った朝鮮人のそれとでは、比べるまでもありません。

ソ連兵に連れ去られそうになった若奥さんと少女の身代わりになった遊郭の女のエピソードも、興南工場近くの松ヶ枝町遊郭で実際にあった話です。 日本人らしい「おとこ気」を感じます。トラックで連れて行かれる遊郭の女の立派な態度を見て、町の人たちは涙が止まりませんでした。遊郭の女に感謝の念がわき起こり、エピソードはたちまち町中に広まりました。ソ連兵に狙われたのは日本人「女性」だけではありません。記録によれば、大柄な女将校に、無理やり相手をさせられた日本人男性もいたそうです。

 いずれにせよ、戦後しばらくは、北朝鮮が韓国よりも経済的に優位に立てたのも、日本から強奪した豊富な資産のおかげでした。ところが、メンテナンスもロクにできないので、せっかくの素晴らしい設備は次第にダメになり、鉱山の採掘権なども支援の代わりにと、中国に次々と渡してしまうのです。(「アキとカズ」作者、喜多由浩)

116NAME:2014/06/14(土) 21:15:49
脱北者にも〝新世代〟の感…アラレちゃん似20歳、あっけらかんと語る「北朝鮮社会」と「脱出物語」
2014.6.14 12:00
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140615/waf14061507000001-n1.htm

安倍晋三首相(59)が5月29日、日本と北朝鮮による外務省局長級の政府間協議を受け、北朝鮮が全ての「拉致被害者」と拉致の可能性が排除できない「特定失踪者」について、全面的に調査すると約束したことを明らかにしました。 当時の小泉純一郎首相(72)が訪朝し、5人の拉致被害者の方々が帰国したのが12年前。その後、日朝間で再調査の約束がなされたのが6年前でしたが、北朝鮮側が約束を一方的に破り、全く進展していなかった拉致問題がようやく再び動き出しました。 これまでの日朝交渉では、個別の特定失踪者については取り上げていましたが、全体が対象となるのは初めてのことです。そのため、特定失踪者の家族らは6月7日、東京・新宿で署名活動を実施し、特定失踪者を含むすべての被害者救出を訴えました。 そんな中、欧米ではいま、1人の脱北者の若い女性に注目が集まっています。本来、エンターテインメントではないお話なので、本コラムで取り上げるべきではないのですが、この女性の活動手法や発言の数々が非常に“エンタメ”的であるうえ、いまどきの若者風の興味深い視点も盛り込まれているため、あえて本コラムでご紹介することにしました。

「和式だった北のトイレで恥…ウォシュレット快感。夢は」

 6月5日付米経済系ニュースサイト、ビジネスインサイダーが伝えていますが、2010年に北朝鮮からの脱出に成功し、現在、家族とともに韓国に住む20歳のジュ・ヤンさんです。彼女は6月4日、米出版大手のコンデナストが運営する人気のソーシャルニュースサイト「Reddit(レディット)」に、自身の過去や脱北に至る経緯を紹介するとともに、多くのユーザーからの質問に屈託(くったく)なく答えているのです。

 それによると、彼女は北朝鮮で15歳まで暮らし、倉庫で働く人々に手袋や靴下やタバコを売る仕事をしていましたが、北朝鮮の人々を支援する国際的なNGO(非営利組織)「北朝鮮に自由を」の尽力を得て、10年、先に脱北して韓国で暮らす両親を追って脱北に成功。翌11年、韓国で家族と無事再開を果たしました。韓国では脱北者の女性が出演し、過去を語る人気トーク番組「Now on my way to meet you(いま、あなたに会いに行く途中です)」にも出演したそうです。 ちなみに、この番組のことを3月に報じた英スカイニュース(電子版)によると、全脱北者の7割は女性で、女性の方が長旅となる脱北に成功する機会が多く、彼女たちは中国や東南アジアを経て、最終的に韓国にたどり着くといいます。

「父は溺死…妄想」「気づかぬフリ、密告」「指導者と韓国ホームレス、同じ…」

117NAME:2014/06/14(土) 21:24:20
さて、そんな女性脱北者のひとりであるヤンさんですが、ビジネスインサイダーの原稿が紹介している彼女の写真をみると、あの「Dr.スランプ」のアラレちゃんのような眼鏡をかけ、辛い過去を背負っているような印象はありません。むしろ、その明るさと屈託のなさからはアイドル的な要素すら感じられます。 さらに、その彼女がラディットで明かした質問の答えの数々がいかにもいまどきの若い女の子的な暗さゼロのけっこう面白い受け答えなのです。

電気なし当然…北朝鮮人を悩ませる「トイレの使い方」

 まず彼女は、両親が先に脱北した件について「北朝鮮ではマトモに電力が供給されていないので、(テレビなどで)天気予報を知ることが非常に難しいんです。そこで私たち家族は『父が(天候の急変によって)海で溺死したので、母と他の家族が父の遺体を探すため家を出た』という物語をつくったんです」と告白。 そして「私はひとり、家に残っていたのですが、家にやってきた秘密警察には、物語の筋書き通り『(これこれこういうわけで)家族と別れた(留守番)状態なんです』と答え、質問をはぐらかしました。私は近所の住民も秘密警察に利用されていることは知っていましたが、気づかないフリをして生活してきたんです」と、あけすけに説明します。

 また「今日的なテクノロジーがほとんど存在しない北朝鮮から、世界中の人々や情報とアクセスできるネット技術が普及した世界に居を移したことについてどう思うか」と問われ、こう答えました。 「まず最初に、タイムマシンに乗って(過去から)現代に到着したような気分になったわ。知らないことがたくさんあったけど、ひとつずつ勉強して覚えて…。ホントに楽しかった。最初はパソコンのキーを叩くことも新鮮で楽しかった。家族と暮らすようになって3年たつけど、まだ知らないことがあるわ」

「チマチョゴリ嫌い…理想は、白い結婚ドレス」「夢は、白い飯」

さらに「韓国に到着したとき、そこで暮らす大勢の人々の生活水準などについてどう思い、その(急激な)変化にどのようにして慣れようとしましたか」という問いには、驚きを交えこう明かしました。 「韓国に到着したとき、この国に住む人々は、北朝鮮では特別な日しか食べられない(高級な)食事を毎日食べていたわ」と明かし「北朝鮮ではまずいトウモロコシが主食で、(かつての最高指導者)金日成の誕生日といった特別な日には米のご飯が食べられるんだけど、そんな特別な日でも白い米のご飯が食べられない人がいたの。なのに韓国ではホームレスでも白い米のご飯を食べてるのよ!」。 そして「韓国の食べ物は凄くおいしいから、すぐに慣れたわよ」とも。

 一方「北朝鮮の結婚式って、どんなのですか?」との問いにはこう答えています。 「北朝鮮の女の子たちはホントにロマンスを楽しみたいと思っているの。北朝鮮では(結婚式では)伝統的な朝鮮スタイルの衣装を着るんだけど、最近は海外メディア(が流す情報)の影響で、(欧米のような)真っ白なウエディングドレスで結婚式に臨みたいと思ってる女の子も幾人かはいるわ。でもそれは無理なので、伝統的な衣装でより美しく見せるよう努力しているわ。あと、北朝鮮の結婚式は本来、新郎と新婦の家でそれぞれ1回ずつ計2回も行うんだけど、食べ物を買うためお金がたくさんかかる場合は、どちらかの家で1回だけ行うわ」

 北朝鮮の人々も海外メディアからの情報を知る機会があるようです…。 そして、ここからがユニークなのですが「韓国での生活で慣れるまでに最も苦労したことは何ですか。そして北朝鮮で言われてきたことが完全な嘘っぱちのプロパガンダだと知って、どれほどショックを受けましたか」との問いには「慣れて理解せねばならない多くの新たなカルチャー・ショックを経験したわ。エスカレーター、エレベーター、トイレ、(銀行などの)ATM、地下鉄に乗るためのカード型乗車券…。そして韓国では「コングリッシュ」(日本で言うところの和製英語のようなもの)が多用されているので、それに慣れねばならなかったわね」

「中国で洋式トイレ見て衝撃、ウォシュレットが顔に…。子供は金王朝を崇拝…」

118NAME:2014/06/14(土) 21:26:39
「トイレですか? 驚きました。北朝鮮のほとんどの地域には上下水道が通っていると思っていたので。(それとも)そうしたトイレは(首都)平壌にしかないんですか?」 「北朝鮮では、座って用を足す洋式トイレは見たことなかったわ。私はいつもしゃがんで用を足す和式トイレを使ってた。だから中国で初めて洋式トイレを見た時、どうしていいか分からず、便座の上にまたがって、しゃがんでしちゃったわよ。韓国に亡命するすべての脱北者が立ち寄らねばならない大韓民国国家情報院の聞き取り調査所では、脱北者に対し、洋式トイレの便座にはよじのぼってしゃがまないようにと指導するんだけど、多くの脱北者は結局、他のトイレを見たことがないから、またがっちゃうのよね。ハハハ。ウォシュレットを初めて使った脱北者は、みんな悲惨なことになったわよ。でもそのウォシュレットが今では私の家にもあるんだけど」

 さらに「北朝鮮の人々は、現在の最高指導者、金正恩や彼の父、祖父が実際、超人的なパワーも有していると信じていますか?」と問われ、こう言い放ちます。 「(北朝鮮で)聖書を信じているような少数派ならそう信じてると思うけど、そうしたことを信じているのはむしろ子供たちね。大人になったらそうした言い伝えが馬鹿げてるってことが分かるけど、子供の頃は、良い成績で卒業するためには、そうした言い伝えを暗記してテストで好成績を収めねばならないから。北朝鮮の人々は、金一族が(国内で徹底して)行ってきた思想教育が何の役にも立たないと不満を漏らしてるし、私もそう感じてる」と強く非難しました。

日本の「拉致被害者」や「特定失踪者」の方々が今後、帰国を果たし、ヤンさんのように北朝鮮での暮らしぶりをメディアで非難する日が来ることを日本国民は切に願っています。

119NAME:2014/06/16(月) 22:22:11
北朝鮮、核兵器8発保有か スウェーデンの研究所 
2014.6.16 19:49 [北朝鮮]
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140616/erp14061619490002-n1.htm

 【ロンドン=内藤泰朗】スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が16日に発表した世界の核軍備に関する最新報告書によると、北朝鮮は2014年1月現在で推定6〜8発の核兵器を保有している。

 ただ、弾道ミサイルに搭載可能な核弾頭の小型化などの関連技術を開発したとする証拠は得られていないとして、実戦配備はしていないと分析している。 一方、世界の核保有総数(14年1月現在)は、米英仏中露5カ国が計1万6075発。ほかにインド、パキスタン、イスラエルがそれぞれ80−120発保有していると見積もっている。

120NAME:2014/06/21(土) 22:23:46
「大うそ“地上の楽園”移住も北の拉致」「平和ぼけでは解決できない」…救う会広島会長が訴える「戦後・日本」の問題
2014.6.21 18:00 (1/6ページ)
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140621/waf14062118000002-n1.htm

日本人拉致被害者らの再調査をめぐる日朝両政府の合意では、北朝鮮がすべての日本人拉致被害者と「特定失踪者」などについて包括的に再調査すると約束した。拉致問題は実際に動くのか、国民の関心は期待感とともににわかに高まっている。「北朝鮮に拉致された日本人を救う会広島」の会長として長年、活動を継続してきた安藤宗光さん(59)に、これまでの活動を通して見えてきたことや、北朝鮮をめぐるさまざまな問題について聞いた。

 《インタビューは広島市内の産経新聞広島総局で行った。普段着姿の安藤さんはリラックスした様子で応じ、質問にも率直に答えてくれた》 −−安倍晋三首相が5月29日、北朝鮮が拉致被害者らに関して全面的調査をすると発表した。これについて思うことは

 驚いた。家族会の人たちの心情を思うと、今回の日朝合意に期待感を寄せるのはよく分かる。なにはともあれ、家族を帰してほしいという気持ちは当然だ。 だが、北朝鮮が誠実に約束を履行してくるかというと、やはり疑問がある。これまで、にべもなく約束をひっくり返してきた相手だから。1年で解決できればそれに越したことはないが、はっきりしないことがこれからいくつも出てくるだろう。両国の知恵比べになる。北朝鮮は特別調査委員会を設けて再調査するというが、日本は盲点を突かれないように気をつけなければいけない。

 −−交渉に当たって日本はどのような気構えが必要か

 拉致は国家犯罪でひどい人権侵害だ。犯罪を追及するのだから、日本は強気でいかなければ。

121NAME:2014/06/29(日) 13:33:18
「地上の楽園」の日本人妻たちは
日本人妻ら「地上の楽園」で監視下に 政治犯収容所送りも
2014.6.29 11:10
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140629/kor14062911100004-n1.htm

「『地上の楽園』との宣伝にだまされて行った彼女たちも被害者といえる」。北朝鮮に渡った在日朝鮮人や日本人妻の人権問題に取り組む団体の代表を務める山田文明・大阪経済大准教授はこう指摘する。 「北の港に着く前に、船からボロをまとった人たちを見た瞬間、来たのは間違いだったと後悔した」と振り返るのは、その後、脱北し、日本に帰国した70代の日本人妻だ。

 日本人妻らは、監視態勢下に置かれ、脱北者らによると、「資本主義思想を流布した」と言い掛かりを付けられ、政治犯収容所に送られた人も少なくなかった。 「日本に帰りたい」と漏らしただけで収容されたケースもあったという。

 平成9〜12年に3回、里帰り事業が実施され、計43人が一時帰国したが、体制に忠誠を誓う人だけが選ばれた。実施半年前から平壌に集められて徹底教育され、北朝鮮に戻った後も日本での行動を審査された。 家族の反対を押し切って北朝鮮に渡り、日本の親族と絶縁している日本人妻も多い。一方、脱北し、日本で暮らす人も数人いる。ただ、生活保護を除き、受け入れ態勢と呼べるものはない。帰国したものの、再び北に戻る人さえ現れた。 北朝鮮の民族登録では、日本国籍保持者は一般に「日本」に区分けされるが、子供をはじめ朝鮮籍扱いになるケースもかなりあると想定される。北朝鮮が今回どこまで調査範囲とするかも不透明だ。

山田氏は「日本側には現状のデータがなく、この人を帰せとは言えない」と北朝鮮の主導で進む調査を危ぶむ。 「都合のいい調査結果を開示し、見返りを求めてくるだろうが、横田めぐみさんら拉致被害者全員の帰国なしには譲歩すべきではない」と訴えている。(桜井紀雄)

122NAME:2014/06/30(月) 00:42:32
「全員取り戻す以外に解決はない」 古屋担当相、日朝協議控え決意
2014.6.29 21:53
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140629/kor14062921530009-n1.htm

北朝鮮による拉致被害者の早期奪還を目指す「北朝鮮人権侵害問題啓発集会」が29日、福岡市の市役所講堂で開かれ、拉致被害者家族や支援者、市民ら約500人が参加した。出席した古屋圭司拉致問題担当相は、被害者の安否再調査に関する日朝外務省局長級協議を7月1日に控え、「被害者全員を取り戻す以外に解決はない」と決意を語った。 九州の救う会でつくる「北朝鮮に拉致された日本人を救出する九州連絡協議会」が主催した。

幕引き許さぬ

 古屋氏は「胸突き八丁の大変な交渉となる。北朝鮮が適当なところで幕引きを図ろうとしても絶対に許さない。北朝鮮にとっても拉致問題解決が国際社会での尊厳につながる」と力説した。 また、29日早朝に北朝鮮が日本海に向けて複数の弾道ミサイルを発射した問題について、「協議前の節目での挑発行為は想定済みだ。日朝協議で厳しく抗議する」と述べた。 家族会の飯塚繁雄代表は「私たちは『結果が欲しいんだ』といつも言ってきたが、やっとここまで動いた。安倍政権なら解決してくれると信じている」と期待を示した。増元照明事務局長は「日朝交渉は今回が最後になるかもしれない。北朝鮮が中途半端な幕引きを図るなら、即、全面制裁を」と求めた。

古屋氏や家族ら参加者たちは集会後、福岡・天神の繁華街を1時間にわたりデモ行進した。「北朝鮮に経済制裁を」などと書いたのぼりやプラカードを手に、「拉致された日本人を奪還しよう」とシュプレヒコールを上げた。

3人は九州で拉致

 朝鮮半島に近く海岸線が複雑な九州・山口は、数多くの拉致事件の舞台となった。政府が認定した被害者17人のうち3人は九州で拉致され、拉致の可能性が排除できない特定失踪者も40人以上にのぼる。被害者の家族は高齢化が進んでおり、1日も早い帰国を待ち望んでいる。 「姉には人生の最後を日本で送ってもらいたいし、母にも会ってもらわないと困る。再調査を機に、北朝鮮が姉に危害を加える懸念も抱いているが、何とか奪還してほしい…」 鹿児島で拉致された増元るみ子さん=拉致当時(24)=の弟、増元照明さん(58)は29日の福岡市での支援集会で、思いを切々と訴えた。 るみ子さんは、交際していた市川修一さん=拉致当時(23)=とともに昭和53年8月、鹿児島県日置市の吹上浜で姿を消した。事件から36年が経ち、母親は80代後半になった。再会を果たす日まで残された時間は決して長いとはいえない。

市川修一さんの母のトミさんは平成20年11月に亡くなり、父の平さんも99歳になった。兄、健一さん(69)は「修一は家族と引き裂かれ、人生をめちゃくちゃに壊された。年内には何とか救出してほしい。小出しで帰国させられると他の家族は非常に辛いので、全員を救出してもらいたい」と語る。 昭和55年、スペイン留学中に拉致された熊本市出身の松木薫さん=拉致当時(26)=の姉で、熊本県菊陽町在住の斉藤文代さん(68)も29日の支援集会に参加し、「これ以上つらい思いをするのは耐えられない。1月に亡くなった母に、今年こそ良い報告をしたい」と涙を浮かべた。

 特定失踪者問題調査会が「北朝鮮に拉致された可能性がある」としている特定失踪者も、九州・山口には大勢いる。今回の再調査は、特定失踪者も対象に盛り込んだことで、家族の期待が高まっている。 昭和46年12月、鹿児島県大崎町の自宅から宮崎空港に車で向かう道中に失踪した園田一さん=失踪当時(53)=とトシ子さん=失踪当時(42)=夫妻も特定失踪者だ。現在96歳と84歳になるが、長女の前山利恵子さん(66)は「生きていると信じているが、今回の機会を逃したらもう2度と会えないと思う。『全面解決する』という安倍首相の言葉を信じ、祈るような気持ちで毎日を過ごしています」と語った。(田中一世、奥原慎平)

123NAME:2014/06/30(月) 20:07:23
「日本製品が来る」北の皮算用 日朝合意で利権獲得に動く秘密警察 中国製は下落?
2014.6.30 15:30 (1/3ページ)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140630/kor14063015300010-n1.htm

拉致被害者の再調査を決めた日朝合意を受け、北朝鮮国内で制裁解除を見越した動きが顕在化し始めた。「日本製品が来る」との噂が広がり、ヤミ市場にも影響が出だしたという。再調査を主導するとされる秘密警察、国家安全保衛部が新たな“対日利権”獲得に向けた動きを活発化させているとも指摘される。

 「朝日合意があったので元山(ウォンサン)に日本製品が再び入ってくるようになる」。中朝関係者らによると、貿易業者の間で最近、こんな情報が飛び交っているという。 日本海に面した港湾都市、元山は貨客船「万景峰(マンギョンボン)92」の母港で、日本から中古自動車や家電製品が大量輸入されていた際には活況を呈した。だが、北朝鮮船舶の入港や輸入を禁じた平成18年の日本の独自制裁によって大打撃を被った。

 日朝合意で日本側は万景峰92を除く、人道目的での船舶の入港禁止解除しか示していないが、北朝鮮側はさらなる制裁解除を見越して期待を先走らせているようだ。新義州(シニジュ)や会寧(フェリョン)、茂山(ムサン)といった中朝国境都市の密輸業者の間でも、日本製品の流入に備えて在庫を減らそうと、中国製品の価格を下げる動きがあるとも伝えられる。

124NAME:2014/07/04(金) 03:34:05
首相、対北経済制裁の一部解除へ
安倍首相、対北制裁の一部解除へ 「北にも進展への態勢できた」
2014.7.3 11:02
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140703/plc14070311020012-n1.htm

政府は3日午前、首相官邸で北朝鮮による日本人拉致問題に関する関係閣僚会議と国家安全保障会議(NSC)を開き、北朝鮮への独自制裁の一部を解除する方針を決めた。北朝鮮が拉致被害者らの安否を再調査するために設置する「特別調査委員会」が、党や軍など全機関を調査できる権限を持ち、実効性が認められると判断した。政府は4日、北朝鮮側からの再調査開始の通知を受けた上で閣議で正式決定する。 安倍晋三首相は3日午前、関係閣僚会議とNSC後、官邸で記者団に、調査委について「国家的な決断、意思決定ができるかつてない態勢ができたと判断した。行動対行動の原則に従い、日本が取ってきた一部の措置を解除したい」と表明。菅(すが)義(よし)偉(ひで)官房長官は記者会見で、調査委の最初の報告時期について「(北朝鮮が)今年の夏の終わりから秋の初めに行うのが望ましい」と述べた。 調査委は、金正恩(キムジョンウン)第1書記をトップとする国防委員会から北朝鮮の全機関を調査できる権限を付与される。拉致被害者の管理に関わる国家安全保衛部のほか、人民保安部、人民武力部、地方の人民委員会の関係者ら30人程度で構成され、地方にも支部を置く。

特別調査委の委員長は、ソ・テハ国防委安全担当参事兼国家安全保衛部副部長、副委員長にキム・ミョンチョル国家安全保衛部参事とパク・ヨンシク人民保安部局長が内定。「拉致被害者」「行方不明者」「日本人遺骨問題」「残留日本人・日本人配偶者」の4つの分科会が設置され、分科会の責任者が副委員長に再調査の結果を報告する。 日本側にも必要に応じて協力を求める。各分科会の進(しん)捗(ちょく)状況は随時、日本側に通報するとともに、再調査の透明性を確保するため、適切なタイミングで日本側の関係者を受け入れる用意もあるという。

 ただ、調査委には現在、横田めぐみさんら「死亡8人」とされた拉致被害者らを管理しているとされる労働党中枢機関の党組織指導部や、工作機関の統一戦線部は入っておらず、再調査の実効性が担保されるか疑わしい面もある。 一方、調査委の設置を受け、日本側が行う制裁解除の対象となるのは、人的往来の規制▽北朝鮮居住者らへの送金、現金持ち出しに関する届け出の規制▽人道目的の北朝鮮船籍船舶の入港禁止−の3項目。特に人的往来に関しては、北朝鮮籍者の入国禁止▽北朝鮮船籍船舶の乗組員らの上陸禁止▽日本国民の北朝鮮への渡航自粛−などの規制を解除する。

日朝両政府は今年3月、公式協議を約1年4カ月ぶりに再開。5月26日から28日にスウェーデン・ストックホルムで外務省局長級協議を開き、拉致問題を協議することを確認した。 これを受け、日本政府は5月29日に官邸で首相らをメンバーとする関係閣僚会議を開催。日本人拉致被害者の再調査実施と、それに伴う独自制裁の一部解除を決め、合意内容を発表した。 合意文書には、北朝鮮が日本人の遺骨・墓地、残留日本人、日本人配偶者、拉致被害者、特定失踪者ら全ての日本人に関する再調査を行うため、北朝鮮が特別調査委員会を設置することが盛り込まれた。これに対し、日本は3つの独自制裁を解除することを文書に明記した。

125NAME:2014/07/04(金) 20:39:39
首相「もう北には騙されないよ」
「全員帰国」首相の賭け 「だまされぬ」自信示す
2014.7.4 07:55
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140704/plc14070407550006-n1.htm

「これはスタートでしかない」。安倍晋三首相は3日、北朝鮮に対する制裁の一部解除を決めた関係閣僚会議後、厳しい表情で語った。拉致問題をめぐる日朝交渉は「再開と決裂」の繰り返しだった。拉致問題解決に意欲的な安倍政権に対し、北朝鮮は金正恩第1書記体制に完全に移行した。首相周辺は「今が拉致問題解決の最後のチャンス」とにらむ。それだけに、賭けに出た首相は外務省をはじめ政府関係者に入念な極秘協議を命じていた。

 ◆重ねた極秘協議

 4月12日、愛知県の中部国際空港。外務省の小野啓一・北東アジア課長は、通訳の部下1人を連れ、中国・大連行きの飛行機に乗り込んだ。大連行きの直行便は成田空港からも出ているが、マスコミの目を避けるために出発地を変えた。 拉致被害者の再調査をめぐり、小野氏は昨年末からベトナム・ハノイや中国・上海などで北朝鮮と極秘に協議を重ねていた。3月末に日朝局長級協議が1年4カ月ぶりに再開してからはほぼ毎週末、接触した。いずれも空港に張り込む報道陣をかいくぐってのことだった。極秘協議には金指導部に直結する国家安全保衛部の幹部とみられる人物が参加。「名乗らないが、保衛部の副部長クラスが出てきた」(外務省幹部)ことも、日本が真剣に交渉を続ける裏付けになった。

 ◆北が具体的要望

 複数の日本政府関係者によると、4月以降は、日本が独自に実施している経済制裁が主な議題になった。北朝鮮側は「包括的かつ全面的」な再調査を約束し、その見返りとして「これを解除してほしい」と具体的に要望してくるようになった。 小野氏が帰国するたび、斎木昭隆外務事務次官らが官邸に報告。首相が自ら北朝鮮の要望の可否を判断していった。この経緯を知る外務省幹部は「再調査実施は年明けの早い段階から既定路線となっていた。極秘協議は北朝鮮側との条件闘争だった」と振り返る。 北朝鮮は対中関係が悪化。「原油などの貿易量が激変」(政府筋)し、厳しい経済状況に置かれている。このため、日本側には新潟と北朝鮮・元山を結ぶ貨客船「万景峰92」の入港禁止の解除も強く求めてきた。北朝鮮側は万景峰92の入港再開も確実と踏み、5月初めには係留先の元山港から東北部の羅津港のドックに移された。

126NAME:2014/07/04(金) 20:41:39
ただ首相は今回、万景峰92の入港禁止の継続を命じた。「北朝鮮は金や物資を運ぶ万景峰にこだわるはずだ。被害者の帰還を図るカードとして、今は手放すわけにはいかない」。決して譲らなかったという。 首相は制裁の一部解除の決断について国内世論だけでなく、国際情勢もにらみながらタイミングを計ってきた。

 ◆制裁づくり指揮

 「日朝が動くのは7月に入ってからだ」。首相は集団的自衛権の行使容認をめぐる与党協議が佳境に入った先月中旬、政府関係者にそう語った。この関係者はとっさに3日からの中国の習近平国家主席の韓国公式訪問に、制裁解除の発表を「ぶつける気か」と受けとめたという。 中韓両国は、歴史認識問題などで足並みをそろえて日本を批判する姿勢を取っている。日朝交渉を前進させることで、両国の関係強化を牽制(けんせい)する意味もあるとみられている。 一方で、北朝鮮は過去に不誠実な対応を繰り返した“前科”がある。平成14年には横田めぐみさんら8人について「死亡」などと通告し、ずさんな死亡確認書を提出。16年にめぐみさんのものとして提出した「遺骨」も偽物だった。そんな北朝鮮への独自の制裁づくりを指揮したのはほかならぬ首相自身だった。

今も「拉致被害者の全員帰国」を掲げる首相。超党派の国会議員でつくる「拉致議連」の平沼赳夫会長は3日の記者会見で「政府がやっていることを応援したいが北朝鮮には随分だまされてきた」と懸念を示した。 そうした声に対し首相は周辺に自信を示した。「大丈夫。安倍政権が北朝鮮にだまされることはないよ」

127NAME:2014/07/08(火) 23:35:59
全拉致リスト、既に正恩氏の手に 東京基督教大学教授・西岡力
2014.7.8 03:07
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140708/kor14070803070001-n1.htm

日朝協議で、北朝鮮側は拉致問題などを調査する特別調査委員会の権限、構成、人事、活動について説明し、それを受けて日本政府は北朝鮮に科す制裁の一部を解除した。だが、北の説明を分析すると、そのような委員会では拉致問題の十分な調査は不可能だと言わざるを得ない。この点、マスコミの多くは日朝協議を進めたいと考える勢力に誤導されている。

 ≪調査委員会は欠陥だらけだ≫ 委員会の欠陥を指摘する。第1に権限である。「朝鮮の最高指導機関である国防委員会から、北朝鮮の全ての機関を調査することができ、必要に応じ参加関係機関及びその他の関係者をいつでも調査に動員することのできる特別な権限が付与される」とされている。しかし、国防委員会は国家機関であり、国家の上にある朝鮮労働党を指導する権限を持たない。国防委員会から付与された権限では、党中央委員会に所属する工作機関を調査に動員できないのだ。

 第2の問題。「委員会には国家安全保衛部、人民保安部、人民武力部、人民政権機関、その他の機関や関係者を含める」とされ、拉致を実行し、そこに被害者を管理している党の工作機関の名前がない。北朝鮮の党、政府、軍など全機関を検閲する権限を持つ党組織指導部も明示されていない。 第3に、「拉致被害者分科会」に保健省が入ったことは、新たに死亡診断書や病院カルテを偽造する布石になるかもしれない。

第4に「日本側からの資料等も参照しつつ、人民保安部の住民登録台帳の精査を含め、北朝鮮への入境の如何(いかん)、行方不明者の現状等について状況を確認する」とされた特定失踪者についてだ。党の工作機関が管理する大多数の拉致被害者は住民登録台帳に登録されていない。この調査だと、大半の特定失踪者は北朝鮮に存在しないとの回答が出て、事実上の特定失踪者切り捨てになりかねない。 もっとも、委員会の実態の議論はあまり意味がない。拉致被害者の調査はすでに終わっており、全被害者のリストは金正恩第1書記の手元にある。問題は金正恩氏が全被害者を返す決断を下しているかどうかだ。局長級の協議の結果を、安倍晋三首相自らが記者発表したのは、一つには金正恩氏に決断を迫るメッセージだった。

 ≪焦点は全被害者返す決断に≫ 北朝鮮は今回、「日本政府が認定している拉致被害者について改めて調査し、それぞれの被害者について入境からの経緯を調査し、確認する」と約束した。認定被害者は現在17人、うち5人は帰国したから残る被害者は12人だ。北朝鮮は横田めぐみさんら8人を「死亡」、曽我ミヨシさんら4人を「未入境」としているが、客観的根拠は何一つ示せていない。 認定被害者以外にも拉致被害者は必ず存在する。安倍政権が「認定の有無にかかわらず全ての被害者の安全確保及び即時帰国」を目標とするのはそのためだ。だが、現段階で金政権が全被害者の帰還を決断した証拠は全くない。

128NAME:2014/07/08(火) 23:36:50
彼らが2004年に「白紙に戻して再調査をした」として日本に伝えてきたのは、偽遺骨など、でたらめな内容だった。同年12月、政府も約50項目の疑問点・問題点を指摘して、「全く受け入れられない」と断じている(「北朝鮮から提示された情報・物証の精査結果」=平成16年12月24日)。 北朝鮮がそれらの疑問、問題にどう答えるのかが、今回の調査の核心だ。新たに「死亡」証拠を偽造して出してくる危険性も十分にある。安倍首相自身、幹事長代理だった04年12月、横田めぐみさんのものとされた遺骨から別人のDNAが検出されたとき、「これからは証拠を出せというと危険だ。生存者を返せというべきだ。彼らは生きている人の腕を折って、本物の遺骨を作ることすらやりかねない」と警告を発していた。

 ≪日本の確認能力甘くみるな≫ 日本の技術で遺骨を鑑定すれば死亡時期も特定できる。北朝鮮が1994年に死亡した被害者のものだとして、遺骨を返してきたとしよう。日本側の鑑定結果で死亡時期が2002年以降と判明すれば、北朝鮮がウソをついていることが明白となる。北朝鮮もそれを承知しており、高温で焼けば死亡時期は識別不能になるのではないかなどと、日本の技術に関する調査を数年前から行ってきた。

私は日本の専門機関関係者にわが国のDNA鑑定技術水準に関して尋ねたことがあり、日本警察が現在持っている技術は世界最高水準であることを知っている。 日本には被害者の生存を確認できる多くの情報もある。古屋圭司拉致問題担当相も5月22日の「第2回日朝首脳会談10周年談話」で「我が国は、安否不明の拉致被害者についての情報収集活動を一貫して強化してきました。…拉致被害者の存在を隠蔽(いんぺい)することで拉致問題の終息を図っても、日朝関係を取り返しのつかない状況に追い込むだけです」としている。 金政権には、日本のDNA鑑定能力と情報収集能力を甘く見たら取り返しのつかないことになると繰り返し警告しておきたい。(にしおか つとむ)

129NAME:2014/07/11(金) 19:34:04
条件は「めぐみさんとの面談」とし安易な安倍訪朝は避けよ
2014.7.11 16:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140711/kor14071116000005-n1.htm

日朝間で対話が再開し、小泉純一郎元首相に続いて安倍晋三首相の北朝鮮訪問が取り沙汰されている。 私には、日本政府が政治的にとても性急に動いているようにみえる。対北制裁の一部解除は北朝鮮側の対応のスピードをみて段階的に行うこともできたのに、人的・物的交流の基本的解除で譲歩したようだ。しかし日本がこれから“真実の刃”を握って対話を進めれば、情勢を主導できる。

 まず、安倍首相の訪朝を絶対に簡単には実現させないことだ。なぜなら北朝鮮は首領独裁なので、指導者個人の決心と行動を絶対視する習慣がある。恐らく北朝鮮は、日朝対話の究極の目標を安倍首相の訪朝に置いている。安倍首相は、横田めぐみさんとの面談、そして拉致被害者全員の送還を条件に訪朝する意思を明示すべきだ。そうすれば日本は会談の心理的な主導権を握ることができる。

 現在、平壌が活用できるカードは極めて限定的なものだ。 小泉純一郎元首相の訪朝のとき、金正日(キム・ジョンイル)総書記は日本の国交正常化資金100億ドルを当て込んで拉致事件を公式謝罪したが、すでにこのカードはなくなった。平壌は、小泉訪朝で「拉致解決カード」を使ってしまったのだ。衝撃的な解決法が残っているとすれば、日本の悲願である横田めぐみさんと他の生存者たちの送還だが、北朝鮮は“死亡”をすでに何度も明言している。 小泉訪朝のときと唯一異なるのは、今回は拉致再調査にとどまらず、遺骨収集・送還問題に調査を転換することができるという点だ。北朝鮮はこの政治的継続と余韻を狙い、国防委員会の特権による全国再調査という大々的な規模と“誠意”を演出しているのだ。

 韓国には「カラの荷車の方が音が大きい」ということわざがある。北朝鮮は全国に特別調査委員会の支部を設置するなどと騒いでいるが、日本側は、短剣のように小さくても鋭利なファクト(事実)を中心に対話を模索していくべきである。 首領の神格化や歴史歪曲(わいきょく)の虚偽宣伝を一貫して行ってきた北朝鮮は、客観的なファクトに体質的に弱い。小さな解決なしに大きな解決もないという原則の手順を守れば、北朝鮮は慌てるに違いない。 原則の手順とは、拉致問題を解決してこそ遺骨送還の主題へ移れるというような段階の設定を明確に規定することだ。 すなわち「前の丘を越えてこそ次の山も越えることができる」という認識を北朝鮮の政権に分からせなければならない。

そうしてこそ、遺骨を探そうと全国を徘徊(はいかい)する北朝鮮交渉チームの心理を初めから対話のテーブルに固定することが可能になり、(拉致を実行した)対南工作部署に交渉全体の責任を押し付けることもできる。 日本外務省の自画自賛は禁物だ。自らの成果を広報するため結果でなく過程を強調すると、後日、対話が失敗したとき、安倍政権に責任を押し付ける際の物証に使われてしまうだろう。

 心理戦の勝者こそ、対話の勝者である。北朝鮮は在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)と結託して、調査委の活動を誇大に喧伝(けんでん)し交渉を背後から圧迫しようとするのは明らかだ。 その対日心理戦を遮断する方法は、対話の成果だけでなく、難航している状況も日本国民にそっくりそのまま知らせることだ。 そうすれば北朝鮮は、自分たちの嘘がバレることを恐れ慎重になるだろう。そして、日本人特有の粘り強く緻密なペースに巻き込まれていくに違いない。

【プロフィル】張真晟(チャン・ジンソン) 北朝鮮・金日成総合大学卒。元朝鮮労働党統一戦線部(対南工作部門)幹部で2004年に脱北。北朝鮮の権力実態に詳しいウオッチャーとして注目されている。日本人拉致問題にも関心を寄せ、「救う会」のセミナーに参加し被害者家族との交流もある。 張氏が運営する北朝鮮情報サイト「NEW FOCUS」のコンテンツを精選して邦訳したメールマガジン「張真晟の北朝鮮コンフィデンシャル New Focus」(毎週金曜日)が発刊中です。発行は産経デジタル。詳しくはwww.mag2.com/m/0001619334.htmlへ。

130NAME:2014/07/12(土) 06:40:31
幹部が自転車出勤、北の深刻事情
政権幹部も徒歩出勤、北の原油不足深刻 限定解除、資金流れず
2014.7.11 09:16
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140711/kor14071109160001-n1.htm

拉致被害者らを調べる北朝鮮の特別調査委員会設置を受け、日本政府が対北制裁の一部を解除してから11日で1週間。北朝鮮の対日接近の背景には、国内の逼迫(ひっぱく)した経済事情があるとみられる。最近、日朝間を往来した関係者によると、現在、平壌では政権幹部や軍幹部までガソリン不足から車が使えなくなり、「徒歩や自転車で移動している」(日朝関係者)という。

 北朝鮮はこれまで原油を中国に依存してきた。中国の大慶油田に通じるパイプラインは1979年から稼働、年間30万〜50万トンが北朝鮮に送られてきた。中国の“禁輸措置”は年初からで、発端は親中派だった張成沢(チャン・ソンテク)氏が昨年末に粛清された事件とみられている。 もともと金正恩(キム・ジョンウン)第1書記を信用していなかったとされる中国の習近平体制は、原油輸出でもすべて現金払いにしたという。 中国はこれまでにも核実験強行などへの不快感表明と政治的圧力の意味から、パイプラインを短期間閉めて原油を止めたケースはあるが、原油の禁輸措置が半年も続くのは異例だ。

こうした中、朝鮮労働党機関紙の労働新聞は6日、貨客船「万景峰(マンギョンボン)」号に対して金日成(イルソン)主席の関心が高かった点を指摘し、「在日同胞らへの熱い愛と恩情は今日も変わることなく続いている」と在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)への配慮を強調する記事を掲げた。 日朝関係者は「朝鮮総連に忠誠資金の提供を促すメッセージだ」とみるが、許宗萬(ホ・ジョンマン)議長ら執行部は即座の訪朝を見送っており、まとまった資金の獲得には至っていないようだ。

 北朝鮮は韓国への対話攻勢も同時に進めている。7日には、関係改善を呼びかける政府声明を出し、9月の仁川(インチョン)アジア大会に応援団を派遣すると表明。10日にも実務協議を15日ごろに開くことを提案した。韓国側は応援団を受け入れる意向は示したものの、米韓演習の中止も求める声明内容には難色を示している。 北朝鮮は一方で、4日に対南侵攻を想定した軍事訓練を実施。9日には再び短距離弾道ミサイルを日本海に発射した。ともに金第1書記が指揮したとされ、強硬姿勢も崩していない。 金正恩政権にとって経済改善につながる“突破口”は目下、対日交渉だけで、日本人に関する調査結果を盾に、さらなる制裁緩和など要求の水準を上げてくる可能性が高い。

131NAME:2014/07/13(日) 18:24:00
中国に裏切られた北…本格対立へ
「中国に裏切られた」北朝鮮 本格対立の様相
2014.7.13 12:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140713/chn14071312000001-n1.htm

中国の習近平国家主席(61)は7月初め、約300人の中国の政財界要人を連れてソウルを訪れ、中韓の蜜月ぶりを演出した。 韓国側との会談では北朝鮮の核放棄で連携を強化することを決定。長年の盟友である中国に裏切られる形となった北朝鮮は、日本海に向けてミサイル発射実験を行い、官製メディアで中国を暗に批判する記事を掲載するなど猛反発した。中国の朝鮮半島専門家は「中朝関係の修復はもはや難しい。これからは本格対立が始まるかもしれない」と話している。

「切り捨てるぞ」と警告

 習主席は平壌よりもソウルを先に訪れた初の中国最高指導者となった。中国外務省関係者によると、中国政府は今回の習主席訪韓を、最高レベルの外交行事と位置づけた。中国が韓国との関係を重視する背景には、米国が主導する中国包囲網の重要な一角である韓国を引き寄せたい思惑が指摘される。同時に、中国から支援を受けながらも最近、中国の意向を無視した行動をとり続ける北朝鮮に対し「切り捨てるぞ」と警告する意味もあるとみられる。 中国は胡錦濤政権まで、北朝鮮との関係を重要視する政策をとり続けた。北朝鮮が核実験をしても、ミサイルを発射しても、中国は口頭で抗議するだけで、援助をやめなかった。戦略的に北朝鮮を中国側に引き寄せる必要があったことが原因と指摘された。

しかし、習近平政権が発足した直後の2013年2月、習主席に近いとされる共産党幹部育成機関の新聞「学習時報」の副編集長が英紙、フィナンシャル・タイムズで「核問題で中国の脅威にもなる北朝鮮を切り捨てるべきだ」という内容の論文を発表し、大きな話題を呼んだ。共産党関係者によれば、論文は習主席の周辺の意向を反映しており、中国はその頃から対北政策の見直し作業を進め始めたという。

「兵糧攻め」も逆効果に

 習指導部が対北政策を見直すのは、尖閣諸島(沖縄県石垣市)の問題で対立する日本を意識してのことだと指摘される。北朝鮮の核開発を放置すれば、将来的に日本も核兵器保有に向けて動き出す懸念は党内で強いという。 また、5月に上海で開かれた「アジア信頼醸成措置会議」(CICA)で習主席が「アジアの安全はアジアで解決できる」として「アジアの新安全保障観」を提唱したように、習政権はアジア太平洋地域から米国を排除し、中国を中心として軍事同盟を築きたい思惑がある。しかし、中国の盟友でありながら、協力的でない態度をとり続ける北朝鮮はいまや中国のこの構想にとってマイナスの存在になったという。

132NAME:2014/07/13(日) 18:25:10
特に、昨年12月に北朝鮮が親中派とされる張成沢(チャン・ソンテク)一派を粛清したあと、中朝間のパイプ役がなくなり、頻繁に行われていた要人往来も実質的に止まった。中国の北朝鮮に対する影響力はますます低下した。中国の政府関係者によると、中国は今年2月から北朝鮮に提供する石油の量を大幅に減らし、“兵糧攻め”の手段に出たが、北朝鮮側の態度をますます硬化させ、期待されていた効果がなかったという。 今回、習主席が国内外に見せた韓国重視の姿勢は、北朝鮮を孤立させる作戦の一環ともいわれる。しかし、北朝鮮は日本と接近するなど、中国に対抗しており、うまく行ったとはいえない。

正男氏担ぐシナリオも

 習主席が訪韓する前に、北朝鮮は日本海に向けたミサイル発射実験を行ったほか、労働新聞で「核開発の放棄は永遠に実現することのない荒唐無稽な犬の夢」との内容の記事を掲載した。習政権の政権スローガンは「中国の夢(の実現)」であるため、「犬の夢」とは、習政権への皮肉とも受け止められる。また、同じ労働新聞には「大国主義者たちの圧力もわれわれ人民を屈服させられない」との表現もあり、「中国」を「大国主義者」と暗に批判したものと指摘される。 中国政府は金正日(キム・ジョンイル)時代から、金正日氏の長男の正男(ジョンナム)氏(43)を保護下に置いている。北朝鮮が中国の言うことを聞かないなら、正男氏を担いで北朝鮮のトップにすげ替えるシナリオがあると言われている。 朝鮮半島問題専門家は、「打つ手がなくなれば、中国は北朝鮮の内政に本格介入することも考えられる。今それは、北朝鮮が最も警戒していることだ」と話している。(中国総局 やいた・あきお)

133NAME:2014/07/22(火) 21:19:13
北朝鮮成立の裏に潜む、大日本帝国の策略と満州ユダヤ国家建設計画とは?
「ムー」編集長・三上丈晴の【ムー的書籍探訪】 第10回.
http://tocana.jp/2014/05/post_4038_entry.html

人工衛星から撮影した夜のアジアにおいて、日本は、ひときわ輝いて見える。全国の都市部の明かりが、列島の輪郭をくっきりと浮かびあがらせている。対照的なのは朝鮮半島北部、すなわち北朝鮮である。国土のほとんどが闇に包まれており、周辺の中国や韓国に比べても、その差は歴然としている。 しかし、見方を変えるならば、北朝鮮には、それだけ人工的な建物が少ない。手つかずの自然が多く残っていることを意味する。歴史的、かつ考古学的な視点からいえば、いまだに多くの遺跡が調査されずにある。もっといえば、そこには歴史的な謎を解き明かす鍵ともいうべき遺物が存在し、ずっと封印されたままになっているのだ。

 皮肉にも、結果として北朝鮮という国家は、隠された秘宝の門番を担っている。事実上の一党独裁が扉の前に立ちふさがり、中に入ろうとする者を退けているのである。 では、いったい北朝鮮の大地には何が隠されているのか。おそらく戦前の日本は、その一端を知っていたに違いない。知っていたからこそ、旧日本軍は封印した。言葉を換えるならば、そもそも北朝鮮という国家を成立せしめたのは、大日本帝国だったのではないだろうか。

■金日成一族が踏襲した日本の習慣

 北朝鮮を建国したのは金日成である。彼は抗日パルチザンの英雄だ。旧日本軍の支配下にあった朝鮮半島を共産主義の名のもとに独立させるために戦った。いうなれば、大日本帝国は北朝鮮にとって宿敵であるのだが、ここに不可解な謎がひとつある。 瀬戸際外交を繰り返し、世界から孤立しているように見える北朝鮮だが、その状況を見るにつけ、年配の方は、かつての日本とそっくりだという。戦前の日本は天皇を頂点にして、大政翼賛会という挙国一致内閣だった。今日の北朝鮮は事実上、金日成一族が支配する一党独裁体制であり、構造的に大日本帝国と非常に似ている。

 単に似ているだけではない。金日成一族に関する限り、朝鮮民族の習慣から逸脱していることがある。名前だ。北朝鮮の元首である書記長は「金日成」、「金正日」、「金正恩」と続いてきた。ご覧になってわかるように、名前には「日」と「正」が代々、重複していることがわかる。親の名前から一字採っているのだ。日本では、ごくごく当たり前の習慣のひとつだが、長らく儒教文化にひたっていた朝鮮にあっては、絶対にありえないことなのだ。目上の人や親の名前にある字は絶対に使わない約束になっている。 宗教はアヘンだとまでいう共産主義国家ゆえ、儒教もまた重視すべきものではないというならわかるが、だからといって、宿敵である日本の習慣と同じことを国家元首たる金日成一族が踏襲しているというのは、非常に不可解である。

しかも、だ。重複している字は「日」と「正」である。まるで日本を正当化しているかのごとき暗号にも見える。考えてみれば、金正日は日本料理が好きで、日本人の料理人を呼び、かつ日本映画をよく見ていたともいう。 どうも日本人は戦後の日本を念頭に見てしまうため、北朝鮮を異質だと思ってしまいがちだが、戦前の大日本帝国を考えれば、むしろ共通点が少なくない。偶然だろうか。政治は大きな将棋のようなものである。ひょっとしたら、北朝鮮の成立の裏には大日本帝国の策略があったのではないだろうか。

 謎と解く鍵となるのは「満州」である。今はなき満州こそ、東北アジアにおける大日本帝国の生命線だった。今日の北朝鮮もまた、満州と隣接し、一部領土は重なっている。戦前の日本はこの満州に、なんとユダヤ人の国家を作ろうとしていた。オペレーションのコードネームは「フグ計画」という。 なぜ日本はフグ計画を立てたのか。その秘密は封印されている北朝鮮の遺跡にある。そこには日本とユダヤをつなぐ「秘宝」が眠っているのかもしれない。「ムー」5月号の総力特集「日本のメシア出現と満州ユダヤ国家建設計画」は、その謎に迫っている。ご興味のある方は、ぜひ手にとってみていただきたい。

134NAME:2014/11/05(水) 23:11:20
これが北朝鮮の「盗聴」実態 金丸氏「漏れちゃう」直後にノック、安倍氏「帰りましょう」に金正日氏は拉致を謝罪した
2014.11.5 11:00更新
http://www.sankei.com/premium/news/141105/prm1411050002-n1.html

少し古い例になりますが、平成2年9月に自民党の金丸信元副総理、社会党の田辺誠副委員長らの「金丸訪朝団」が北朝鮮を訪問し、今の金正恩第1書記の祖父、金日成国家主席と会談しました。その金丸氏が帰国後、地元の親しい知人たちに打ち明けた話です。 「ずっと見張っているんだろう?」 金丸氏が空港からぴったり寄り添う“案内人”の北朝鮮担当者をからかうと、担当者は「友人の皆さんにそんなことはしない」と否定したそうです。

 しかし、宿舎に到着すると、金丸氏だけ特別待遇とばかり、他の訪朝団メンバーとはどんどん離れされていき、複数の部屋がつながったVIPルームに案内されました。 高級な家具や豪華な調度品で飾られた部屋は素晴らしく豪華な絨毯が敷き詰められ、一歩足を進めると「くるぶしまで沈み込むほど」だったといいます。

 案内人もひとまず部屋から出ていき、1人取り残された金丸氏。 ややあって、最高級絨毯をもじもじ踏みしめ、小さな声でこうつぶやいたそうです。 「漏れちゃうなあ。(お手洗いは)どこかわかんないし、ふかふかの絨毯のすみで、やっちゃおうかな…」 もちろん部屋の中は金丸氏1人。日本からの随行者も秘書もいません。 しばらくうろうろし続けた金丸氏がいよいよ部屋の片隅まで進んだ、その時…。 「コン、コン」 ノックとともにくだんの案内人が「先生、なにかご用はございますか」と訪ねてきたそうです。

さっそく「お手洗い」に案内してもらった金丸氏の顔に浮かんだのは、安堵(あんど)の表情ではなかったはずです。 金丸氏は後日、満足そうに、知人にこう話したそうです。 「ね。どんな小声で話してもわかるくらい、しっかり盗聴してたんだよ」 金丸氏は「タイムリミット」を「タイムメリット」と言い間違えるなどカタカナ語には弱く、最盛期はとぼけたというより、ボケた風を装って発言し、政局を操作するのを得意としたことで知られていました。 おそらく、世慣れない老人を装って盗聴の有無を確認すると同時に、監視しないと言い切った案内人をからかったのだと思われます。

 盗聴を前提として、わざと先方に聞かせ、交渉を有利に運んだとされるのが、平成14年に、当時の安倍晋三官房副長官が、小泉純一郎首相とともに電撃訪朝した「小泉訪朝」です。 会談で拉致問題を認め、謝罪しようとしない北朝鮮側に対し、安倍氏は宿舎で「謝罪がないなら、平壌宣言への調印は止めて帰りましょう」と大声をあげ、その直後の協議で、金正日総書記が謝罪しています。

安倍氏ら日本側が“期待”した通り、ウオッチャーから日本側の反応が即座に上げられたのでしょう。 北朝鮮ではありませんが、私も何年か前、ある国で不思議な現象に出くわしたことがあります。

 報道各社による同行記者団としてチェックインした高級ホテルでは全員が階もウイングもバラバラな部屋に通されたのはおくとしても、ホテルの有線電話で訪問国のトップや要人の名前を口に出すたびに、ブツブツという雑音が発生。「盗聴されているんですかね…」とジョークを言うと、その直後になぜか通話が切れたことも。携帯電話もトップの名前を口走ったとたんに相手の声が遠くなったこともありました。 また、別の国のホテルでは、カバンのなかのファイルが“外出”し、翌日フロントに声かけてから外出すると、机の上に置いてあるという怪現象も。時差ボケによる錯覚とは思えないのですが…。(政治部次長 佐々木美恵)

135NAME:2014/12/06(土) 14:34:47
アングル:ソニー攻撃疑われる北朝鮮、サイバー部隊は「精鋭集団」
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e3%82%a2%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%83%ab%e3%82%bd%e3%83%8b%e3%83%bc%e6%94%bb%e6%92%83%e7%96%91%e3%82%8f%e3%82%8c%e3%82%8b%e5%8c%97%e6%9c%9d%e9%ae%ae%e3%80%81%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%90%e3%83%bc%e9%83%a8%e9%9a%8a%e3%81%af%e3%80%8c%e7%b2%be%e9%8b%ad%e9%9b%86%e5%9b%a3%e3%80%8d/ar-BBgn9Ts

[ソウル 5日 ロイター] - ソニーの映画子会社を狙ったサイバー攻撃で、一部で関与が疑われる北朝鮮。脱北者らによると、国内の貧困と国際社会からの孤立にもかかわらず、北朝鮮政府は「121局」と呼ばれる精鋭サイバー攻撃部隊にリソースを投入している。 先月にソニー・ピクチャーズに対して行われたサイバー攻撃について、ニューヨークに駐在する北朝鮮の外交官は自国の関与を否定。ただ、米国土安全保障当局筋は、北朝鮮の関与が疑われるとの見解を示している。

脱北者らの話によると、北朝鮮国内で最も才能にあふれたコンピューターの専門家で構成される「121局」は、軍の諜報機関である偵察総局の一部。北朝鮮政府による対外スパイ活動の一環として、国家的サイバー攻撃に関与しているという。 軍関係者やコンピューターセキュリティーの専門家は、北朝鮮が活動的なサイバー攻撃力を有していると指摘。攻撃の多くは依然として交戦状態にある韓国が対象だが、北朝鮮は朝鮮戦争で韓国側についた米国に対する敵意も隠そうとしていない。

2008年に韓国に脱北した元兵士のJang Se-yul氏によると、軍のハッカーたちは才能にあふれ、報酬面でも恵まれた立場にいる。Jang氏も学んだ自動化大学にはハッカー養成の特別な授業があり、早ければ17歳の時から特別に選ばれて訓練を受けるという。 ソウルでロイターの取材に応じたJang氏は、「121局」には約1800人が所属し、軍のエリートと考えられていると明かした。

同氏の知人の1人は「121局」のメンバーとして海外に滞在し、表向きは貿易会社の従業員として働いているという。またその知人と家族には、国から平壌市内に大きな住宅が与えられているのだという。 「誰も知らないことだが、彼の会社は普通に事業を行っている。だからこそ、彼がやっていることは恐ろしい。家族全員を地方から平壌に呼び寄せることができたように、サイバー専門家に対する報奨は非常に大きい。彼らは平壌では裕福だ」とJang氏は語った。

「121局」に所属するハッカーは、自動化大学で5年の教育を終えた卒業生の中から選ばれている 。 「彼らは厳選されたエリートだ」と語るのは、2004年に韓国に脱北したKim Heung-kwang氏。北朝鮮でコンピューターサイエンスの教授だった同氏は「(彼らにとっては)大変な名誉だ。北朝鮮ではホワイトカラーの仕事であり、人々は憧れを持っている」と話した。

<似たような手口>

136NAME:2014/12/06(土) 14:36:58
IT系ニュースサイト「Re/code」は3日、ソニー・ピクチャーズへの攻撃に北朝鮮が関与していた可能性があることをソニーが表明する見通しと報じた。ただ、ソニーの広報担当者は同サイトの情報について、何ら発表は行わないとしている。同社は4日、この件に関するコメントを差し控えた。 ソニー(6758.T)傘下のソニー・ピクチャーズは、北朝鮮の金正恩第1書記の暗殺を題材にしたコメディー作品 「ザ・インタビュー」を製作し、今月から公開する予定。これに対し北朝鮮は強く反発している。

韓国では昨年、銀行や放送局のパソコン3万台以上が今回と同様のサイバー攻撃を受けたが、専門家の間では北朝鮮が仕掛けたものとの見方が大勢だ。 その数カ月後には、韓国大統領府(青瓦台)のコンピューターもハッキングされ、青瓦台のホームページには「統一大統領、金正恩将軍様万歳」という文字が躍った。どちらのサイバー攻撃も特別に高度な手口ではないが、韓国当局は北朝鮮政府の関与を非難した。

こうしたサイバー攻撃には、コンピューターセキュリティーの専門家が後に「DarkSeoul(ダークソウル)」と名付けたマルウエア(悪意あるソフト)が使われていた。ウイルス対策ソフトなどで知られるインターネットセキュリティー大手の米シマンテックが昨年発表した報告書によると、「ダークソウル」という名で知られるハッカー集団が、過去5年間に韓国を標的にしてきた複数の大規模な攻撃に関与しているという。 一部の専門家は、ソニーに対する攻撃で北朝鮮の関与には懐疑的な見方を示している。ただ、攻撃の手口は過去の「ダークソウル」によるものと似ている。 「ダークソウル」が北朝鮮の代わりに動く外部のハッカー集団なのか、北朝鮮軍内部のサイバー部隊なのかは分かっていない。 (原文:Ju-min Park and James Pearson、翻訳:宮井伸明、編集:伊藤典子)

137NAME:2015/02/13(金) 00:30:53
【宮嶋茂樹の直球&曲球】
「イスラム国」だけでない、「朝鮮半島」を忘れるな…「非道、卑劣な国家」に立ち向かってゆくときだ
2015.2.12 14:00更新
http://www.sankei.com/column/news/150212/clm1502120010-n1.html

なぜ、もっと怒らんのや日本人は。いつまでテロリストを野放しにしておくんや。後藤健二さんらが「殺害」されたらそれで終わりか? 「人間じゃない」…という言葉で思考停止したらアカン。「常に弱者の立場で、戦争でいつも犠牲になる女性、子供たちの視点で取材していた正義のジャーナリストの遺志を引き継いでいこう」。こんな美辞麗句で多くの若者も思考停止してしもうとるやないか。 テレビも全チャンネル、報道番組からワイドショーまで、後藤氏の業績を絶賛。氏の映像なんか、それこそ壊れたビデオデッキみたいに繰り返し、放送されとったが、絶賛する前に、その「功罪」もちゃんと検証したんか?

 朝鮮半島では、もっと多くの無辜(むこ)の同じ日本人が拉致され、今も過酷な環境下で殺されるかもしれん恐怖の毎日を送っているのも忘れたらアカン。自分の意思でイスラム国支配地域入りしたお方とは違い、無理やり袋かぶせられ、どつかれ、工作船で北朝鮮へ連れてこられたんやで。息子を「殺された」母として、(拉致されたままの)横田めぐみさんのご両親の苦しみはひとごとではないはずや。

連帯して、めぐみさん、そして、不当な出国禁止措置が続く加藤達也前産経新聞ソウル支局長のため、非道、卑劣な国家に立ち向かってゆくときやないか。世界中で「アイ・アム・ケンジ」プラカードを掲げる運動を推進しとった方々、次は「アイ・アム・メグミ」「アイ・アム・タツヤ」のプラカード掲げる運動を世界に広める番や。 やっぱりできんて? 反動右翼のレッテル貼った産経新聞記者と一緒にするなてか? 日本政府はたとえ、考え方の違うジャーナリストでも、全力を挙げてその救出にあたり、「殺害」されたと分かった翌朝には首相官邸に半旗の日の丸まで掲げて弔意を示したというのにな…。

 軍隊で平和は得られないやて? 平和的、非暴力の解決手段があるハズやて? そこまでいうんやったら、あのヨルダン人パイロットの遺族に憲法9条の精神とやらをぜひ説いてくれ。遺族が聞く耳持ってくれるんやったらな。

138NAME:2015/03/16(月) 03:27:21
「北朝鮮が拉致調査終了」 韓国紙、信ぴょう性不明
2015.3.15 22:38更新
http://www.sankei.com/world/news/150315/wor1503150044-n1.html

韓国紙、ソウル新聞は16日付早版で、北朝鮮が行ってきた日本人拉致被害者や日本人遺骨などに関する調査を事実上終え、日本政府との合意なしで一方的に「結果」を発表する可能性があると伝えた。信ぴょう性は不明。 同紙は東京発で、北朝鮮事情に詳しい消息筋の話として報じた。同紙によると、この消息筋は北朝鮮当局と類似の主張をしている。調査結果の内容や公表時期に関する日朝交渉が本格化するのを前に、北朝鮮に有利な環境をつくる意図で話した可能性がある。 消息筋は、調査結果に日本が納得しない場合は北朝鮮が単独で公表することもあり得るとの見通しを述べたという。(共同)

139NAME:2015/04/27(月) 15:22:42
拉致被害者家族らが大集会、救出訴え…首相出席
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e6%8b%89%e8%87%b4%e8%a2%ab%e5%ae%b3%e8%80%85%e5%ae%b6%e6%97%8f%e3%82%89%e3%81%8c%e5%a4%a7%e9%9b%86%e4%bc%9a%e3%80%81%e6%95%91%e5%87%ba%e8%a8%b4%e3%81%88%e2%80%a6%e9%a6%96%e7%9b%b8%e5%87%ba%e5%b8%ad/ar-BBiH4pr#page=2

北朝鮮による拉致被害者の救出を訴える「国民大集会」が26日、東京都内で開かれた。 冒頭、あいさつに立った安倍首相は「拉致問題を解決しなければ未来を描けないということを、北朝鮮に理解させていくことが大切。被害者の帰国なくして、拉致問題の解決はない」と決意を述べた。

約1800人(主催者発表)が集まり、被害者家族らが、昨年7月の北朝鮮による被害者らの再調査開始後も事態に変化が見られないことへの怒りを語った。横田めぐみさん(拉致当時13歳)の母、早紀江さん(79)は「(中学生のめぐみさんの)写真を見て、どんな50歳になったのかなと思いながら暮らしている。問題が解決され、日本全国の大きな喜びに変換させてほしい」と訴えた。

松本京子さん(同29歳)の兄、孟さん(68)は「妹を帰せと、当たり前のことを言っているだけ。連れ去られた家族の苦しみを一日でも早く癒やしたい、たったそれだけのことなのに、どうしてできないのか」と話し、世論の後押しを求めた。

140NAME:2015/05/29(金) 02:59:35
「なぜ進展しないのか」=拉致家族ら、不安と怒り―日朝合意発表1年
時事通信 5月28日(木)14時47分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150528-00000084-jij-soci

 北朝鮮が日本人拉致被害者らの再調査を行うと約束した「ストックホルム合意」の発表から29日で1年。再調査に関し具体的な動きが見られない中、拉致被害者や特定失踪者の家族は28日、「なぜ進展しないのか」「何年もこういうことの繰り返しだ」と口々に不安や怒りを訴えた。

 再調査を「千載一遇のチャンス」と歓迎していた拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表(76)は「あれから1年もたつが、具体的な解決の兆しが全く見えないことに怒りを感じる」と憤る。「われわれが求めているのは調査結果の報告書ではなく、被害者の奪還だ。一刻も早く具体的な解決策を示し、被害者を返せと言いたい」と強調した。

 横田めぐみさん=失踪当時(13)=の母早紀江さん(79)は「あの国はもう何年もこういうことの繰り返し。去年も半分は期待したけれど、もう半分は『そう簡単にいくのかな』と思っていた」とため息。「自分の子どもと再会できず亡くなるほどむごいことはない。政府には、被害者が今も助けを待っていることを忘れないで交渉に当たってほしい」と求めた。

141NAME:2015/06/09(火) 22:32:58
【安倍政権考】
芥川龍之介「藪の中」を彷彿させる日朝交渉 「包括的調査」という曖昧合意で迷走は始まった…
2015.6.9 11:00更新
http://www.sankei.com/premium/news/150609/prm1506090002-n1.html

ある男の刺殺体をめぐり、盗人の多襄丸(たじょうまる)、男の妻、そして巫女(みこ)の口を借りて語る男の霊の3つの証言が完全に食い違う-。芥川龍之介の小説「藪の中」は複数の異なった視点から同一事象を描く。実は安倍晋三政権の最大の課題、拉致問題をめぐる日朝交渉の実態をほうふつさせる。

ボタンの掛け違いでスタート

 昨年5月、スウェーデンのストックホルムで開かれた日朝外務省局長級協議。その際、合意した文書には拉致問題について「再調査する」との明確な文言はなかった。 代わりにあったのが「全ての日本人に関する調査を包括的かつ全面的に実施する」。日本側はこれを「再調査」と受け止めた。一方で、北朝鮮は日本政府認定の未帰国拉致被害者12人について、かつての金正日総書記による「8人死亡・4人未入国」の判断を尊重したまま、日本人配偶者・遺骨問題の調査にすり替えることが可能となった。合意文書にはこのような曖昧な表現があるため、政府内では当初から再調査の実効性に疑問符を付ける高官もいたが、外務省が押し切った。 杞憂(きゆう)で終わらなかった。「夏の終わりから秋の初め」とされていた初回の再調査報告はほごにされた。日朝交渉筋は「合意文書のボタンの掛け違いが、結果的に交渉を長期戦へと誘った」と振り返る。

ただ、政府には合意が「藪の中」ぐらい曖昧なものでも、応じなければならない理由があった。 「交渉窓口をこじ開けるのにどれだけ苦労したことか。これがダメになったら何年もかかる。そこが生命線だ」 政府高官が昨年10月上旬、日本政府担当者の平壌派遣を決断した理由を苦渋の表情を浮かべ周辺に漏らした。北朝鮮の宋日昊(ソン・イルホ)朝日国交正常化交渉担当大使が昨年9月、特別調査委員会の初回報告を先送りした揚げ句、日本政府担当者の平壌派遣を突如、政府に打診。安倍晋三首相は成果が見込めない派遣の是非について決断を迫られ、結局、誘いに応じたのだった。

山谷担当相と官僚がバトル

 平壌派遣をめぐっては、拉致被害者家族会と山谷えり子拉致問題担当相が成果が得られないとして反対姿勢だったのに対し、官邸と外務省が前向きのまま膠着(こうちゃく)状態が続き、政府内で容認派と慎重派の軋轢(あつれき)を危惧する声が出た。 10月下旬の派遣までに菅義偉官房長官、山谷氏、岸田文雄外相、党幹部らがひざを交えて激論を繰り広げた。ある政府施設で行われた会合では、家族会の意向を踏まえた山谷氏が平壌派遣に改めて難色を示すと、外務官僚の1人が「山谷大臣が決めることではない!」と語気を強める緊迫した場面もあった。拉致問題の担当閣僚に猛然と反論する官僚の姿に参加者らは思わず目を丸くしたほどだ。結局、平壌派遣は外務省の強力な後押しで実現することになった。安倍首相も拉致問題を政権の「最重要課題」と位置付けている手前、無碍に断るわけにもいかなかった。日本政府は交渉継続という「成果」を得たが、北朝鮮のペースに飲み込まれることも余儀なくされた。

「あらゆる手段を尽くす」

 小説では刺殺した容疑者が誰なのか最後まで明らかにされない。読者は想像を膨らませるしかなく、もやもやした気分に支配される。同じように日朝交渉に期待していた拉致被害者家族の心も晴れない。 安倍首相は4月3日、家族会メンバーと官邸で面会し、自らも鼓舞するかのように「全ての拉致被害者が日本の地を踏むことができる結果を出すために、あらゆる手段を尽くす」と決意表明した。 今回の交渉が、日朝双方の視点で成り立った曖昧な合意でスタートしたものであっても、首相は「藪の中」から拉致被害者を救出する策を見つける努力を続けるしかない。(政治部 比護義則)

142NAME:2015/07/12(日) 02:32:56
中朝関係最悪 北朝鮮外相が北京4日滞在も中国側と接触なし
2015.07.11 07:00
http://www.news-postseven.com/archives/20150711_333861.html

李洙ヨン(リ・スヨン)北朝鮮外相が6月中旬、北京に4日間も滞在していたにもかかわらず、北京の北朝鮮大使館に閉じこもったままで、中国政府関係者と接触しなかったことが分かった。  北朝鮮では現在、「100年に1度の干ばつ」が続いており、中国外務省は「支援の用意がある」と発言。このため、李氏の北京入りは中国政府高官との会見のためとの見方もあったが、結局、両者の接触がなかったことで、「中朝関係が冷え込んでいる」ことを証明した形となった。

 中国メディアによると、李氏は18日に平壌を出て北京に到着。その後、市内中心部の北朝鮮大使館に滞在し、21日に北京国際空港からアフリカに向けて飛び立った。  李氏のアフリカ諸国歴訪は発表されており、北京が経由地であることは分かっていたものの、北京に4日間も滞在することから、その間、中国高官と会談するのではないかとの観測が流れていた。

 この間、韓国メディアの北京駐在記者が北朝鮮大使館前で張り込みをしていたものの、李氏は大使館から一歩も出なかったという。  米政府系報道機関「ボイス・オブ・アメリカ」によると、李氏は赤道ギニアなどを訪れ、北朝鮮が赤道ギニアから30億ドル規模の情報通信事業を受注したという。北朝鮮は、昨年も赤道ギニア・モンゴモ市のセキュリティシステム構築プロジェクトを請け負っている。両国は1969年に国交を樹立している。

 今回の外相の訪問目的が分かったことで、対中関係は冷え込んだままであることが浮き彫りにされた。  ところで、今年3月に平壌に赴任した中国の李進軍駐北朝鮮大使もいまだに金正恩第1書記と面会できていないが、前任の劉洪才大使は2010年3月初めに赴任したあと、1か月もたたないうちに当時の金正日(キム・ジョンイル)総書記と面会し晩餐をともにしていたことから、「中朝両国の対立は深刻で、関係は最悪」(北京の外交筋)との見方が広まっている。

143NAME:2015/07/26(日) 07:54:10
「韓国のビラきっかけに全面戦争も」 北朝鮮サイトが警告記事
2015.7.23 19:12更新
http://www.sankei.com/world/news/150723/wor1507230034-n1.html

北朝鮮の韓国向け宣伝ウェブサイト「わが民族同士」は23日、韓国の保守団体が南北軍事境界線付近で北朝鮮を非難するビラの散布を計画しているとして「ビラのせいで銃弾が飛び、全面戦争の大惨禍が起こりかねない」と警告する記事を掲載した。

 記事は朝鮮人民軍の前線部隊が、北朝鮮の体制を非難するビラの散布に対し既に無差別攻撃を警告していると指摘。「ビラを積んだ風船を飛ばす瞬間、全てが焦土化するだろう」と強調した。 聯合ニュースによると、韓国の保守団体は21日、南北軍事境界線に近い臨津閣から27日にビラ3万枚を北朝鮮側に飛ばす計画を明らかにした。(共同)

144NAME:2015/08/03(月) 23:24:49
【直球&曲球】
安保法制論議、拉致被害者救出には一言もない 葛城奈海
2015.6.25 11:00更新
http://www.sankei.com/column/news/150625/clm1506250007-n1.html

「少なくとも数人は帰ってくるのでは」と、日本中の期待を集めた日朝のストックホルム合意から丸1年がたった。結論は周知の通り、政府認定の拉致被害者、特定失踪者の誰ひとりとして帰国は実現していない。再調査のための特別調査委員会を設置したことを評価して、日本は制裁の一部を解除したが、またしても北朝鮮に弄された感は否めない。「最後のチャンス」と、すがるような思いで推移を注視していたご家族の落胆はいかばかりであろう。

 ここへきて、そのご家族の傷に塩をすり込むように思えてならないのが、安保法制論議だ。「切れ目のない法整備」を謳(うた)い、11もの法案を並べながら、拉致被害者救出に関しては与党も野党も一言もない。在外邦人の保護については当該国の同意が前提となっているが、北朝鮮が自衛隊による拉致被害者救出に同意するわけもない。

かつて安倍晋三首相は、「いざとなったら米国に頼むしかない」と語ったが、筆者が予備役ブルーリボンの会で活動を共にしている自衛隊の特殊部隊OBは、「対米協力と同じくらいの熱意を持って、自衛隊による拉致被害者救出を可能とする法的根拠を示せば、自衛隊はその準備に鋭意取り組むだろう」という。にもかかわらず自国民を守ることをいつまでも米国頼みにしていては、独立した国家として情けないではないか。現行法で自衛隊を使えないというなら、今こそ法整備の好機であろう。議員のブルーリボンバッジは、まやかしか。

 当会では北朝鮮工作員侵入・拉致シミュレーションを実施したことがあり、筆者はその被害者役を務めた。言葉巧みに注意を逸(そ)らされた隙に引き倒され、手足を縛られ、猿轡(さるぐつわ)をはめられ、麻袋をかぶせられた。全身砂だらけになり口の中には血の味がした。何の罪もない国民がある日突然このようにして連れ去られ、以後何十年も意に反した人生を異国で送っているという事実には、どう向き合うのか。 これからの危機に備えることはもちろん大事だが、既に現存する安全保障問題をこそ、まずは直視してもらいたいものである。

【プロフィル】葛城奈海 かつらぎ・なみ やおよろずの森代表、キャスター、俳優。昭和45年東京都出身。東京大農学部卒。TVドラマなどに出演。自然環境問題・安全保障問題に取り組む。予備役ブルーリボンの会広報部会長、林政審議会委員。近著(共著)に『国防女子が行く』(ビジネス社)。

145NAME:2015/08/22(土) 13:11:56
【北朝鮮砲撃】
朴大統領「断固として対応せよ」 北朝鮮の砲撃は2回、48時間内に施設撤去なければ「軍事行動」
2015.8.20 20:54更新
http://www.sankei.com/world/news/150820/wor1508200047-n1.html

【ソウル=藤本欣也】韓国軍は20日、北朝鮮軍がソウル北方約60キロの京畿道(キョンギド)漣川(ヨンチョン)付近に向けて、2回にわたり砲撃を加えたと発表した。韓国軍は、砲弾の発射地点とみられる北朝鮮領に向け155ミリ砲弾を約20発応射した。これに対する北朝鮮軍の攻撃はないが、韓国軍は最高レベルの警戒態勢を発令。軍事境界線をはさんで南北の軍事的緊張が高まっている。 1回目の砲撃は午後3時53分(日本時間同)で高射砲1発が発射された。2回目は同4時12分に76・2ミリの直射砲が数発発射された。砲弾は人家のない山中や、非武装地帯(DMZ)の韓国側に落ち、人的被害は出ていないという。北朝鮮の砲撃は、2010年11月の延坪島(ヨンピョンド)砲撃以来。

 韓国軍は午後5時4分、軍事境界線の北側約500メートルの地点に向けて応射。政府は同6時、国家安全保障会議(NSC)を招集し、朴槿恵(パク・クネ)大統領が「北朝鮮の挑発には断固として対応せよ」と指示した。 一方、北朝鮮は午後5時前、対韓国政策を担う金養建(キム・ヤンゴン)・朝鮮労働党書記名義で板門店を通じ韓国大統領府に書簡を送付。韓国が今月再開した政治宣伝放送の中止を要求しながらも、「現在の事態を収拾し関係改善の出口を開くため努力する意思がある」と表明した。 北朝鮮は午後5時ごろにも、軍総参謀部名義で韓国国防省に通知文を送付した。政治宣伝放送の全設備を、20日午後5時から48時間以内に撤去しなければ「軍事的行動を開始する」と警告した。韓国側は「放送を続ける」としている。

非武装地帯(DMZ)の韓国側では今月4日、北朝鮮が埋設したとされる地雷が爆発し韓国軍の2人が負傷。韓国側は報復として拡声器を使った政治宣伝放送を11年ぶりに再開した。これに対し、北朝鮮側が拡声器を狙った射撃を行うと威嚇(いかく)していた。 政治宣伝放送とは、北朝鮮指導部の実態や失政、人権弾圧などを明らかにし、韓国の優越性を強調する内容を大音量で流して北朝鮮将兵や住民らの動揺を狙う心理戦の一環。北朝鮮側が強く反発している。

146NAME:2015/08/29(土) 16:51:58
【拉致再調査】「拉致被害者は生きている。北が真実隠蔽」元CIAマイケル・リー氏「崩壊見据え行動のとき」
2015年8月29日 15時34分
産経新聞
http://news.livedoor.com/article/detail/10526797/

 米中央情報局(CIA)で長く北朝鮮の情報分析に携わり、亡命した多数の北朝鮮元幹部らへの尋問を担当してきたマイケル・リー氏(81)がこのほど産経新聞の取材に応じ、拉致被害者は「生きている」との認識を示した上で、北朝鮮は「犯罪を隠蔽(いんぺい)するため、真実を語らない」と指摘した。 リー氏は、拉致問題解決のためにも日米韓が強い同盟関係を築き、南北統一に向け具体的行動を起こす必要性を強調した。(桜井紀雄)

 --日本人拉致被害者の存在を知ったのは

 「(1987年の)大韓航空機爆破の実行犯、金賢姫(キム・ヒョンヒ)元工作員を尋問する中で、日本語を教えた女性(田口八重子さん)について聞いた。最近も賢姫氏自身から『田口さんは生きている』と聞かされた。私も(拉致被害者は)生きていると信じている」

■日本つなぎ留めに巧妙な時間稼ぎ

 --北朝鮮は拉致再調査の結果を示していない 「北朝鮮がやっているのは、日本をつなぎ留めるための巧妙な時間稼ぎだ。拉致問題を解決するには、自分たちの犯罪行為と秘密を暴露しなければならない」

 --2002年には、5人の被害者を帰国させた 「帰国して話しても自分たちに被害が及ばない人は帰した。対南工作に利用した人々は隠すしかなく『死亡した』と主張している。時間をかけて協議しても、体制が崩壊するまで真実を語ることはないだろう」

 --解決のためには 「00年以降、北朝鮮国内で1300人が公開処刑されたといわれ、亡命した元高官の証言でも内部は非常に不安定だ。(日米韓は)現体制の崩壊と南北統一を見据える必要がある。今がチャンスだ」

 --オバマ米政権は対北政策に積極的でない 「米国を動かしているのは大統領だけでなく、多くの戦略家がいる。最近、米の対北戦略が変わった。高官が『北の崩壊』を口にし、南北統一されれば、核問題も自然に解決するとみるようになってきた」

 --韓国内で統一を支持する世論が高まらない 「韓国では、親北左派勢力がはびこり、統一に対する政府の意志も弱い。韓国のこれまでの対北政策は、完全に失敗だ」

■サムライの最高の境地とは…

 --朴槿恵(パク・クネ)大統領は、統一に積極的なようだが 「『統一に協力する北朝鮮幹部は全員罪を問わない』といった幹部の動揺を誘い、北の住民が希望を持つメッセージを発信すべきだ。日本のサムライは刀を抜かずに相手を制することが最高の境地とされたそうだが、先制攻撃ではなく『先制宣言』が必要だ」

 --日本の役割は 「日本は集団的自衛権をめぐる法整備を進めているが、世界史的にみて非常によいこと。日米韓の三角同盟こそが大事。日本が強力になれば、韓国は米国に加え、強い友人がもう一人増えることになるはずだ」 「歴史問題など、互いに排他的感情を抱いていてはダメ。相互依存する時代へ転換しなければ。対北問題は、安倍晋三首相、朴大統領時代に解決してほしい」

【プロフィル】マイケル・リー氏 韓国忠清南道出身。1958年から在韓米軍で、脱北した元幹部・工作員の尋問を担当。74年、米国に移住し、76〜2000年に米中央情報局(CIA)で対北情報分析に当たる。米国籍で、アラスカ州在住。著書に『CIA要員 マイケル・リー』(韓国語)など。

147NAME:2015/09/06(日) 04:03:41
曽我ひとみさん「だまされ続けた北での24年」 支えだった時計手に母奪還訴え さいたまで拉致救出集会
2015.9.5 19:26更新
http://www.sankei.com/affairs/news/150905/afr1509050026-n1.html

北朝鮮による拉致被害者の早期救出を訴える集会が5日、さいたま市浦和区で開かれた。集会には昭和53年に北朝鮮に連れ去られ、平成14年に帰国した曽我ひとみさん(56)が出席し、一緒に拉致され、今も帰国を果たせていない母、ミヨシさん(83)=拉致当時(46)=ら被害者の帰国実現を訴えた。 「拉致されてから私は北朝鮮という国にだまされ続けてきた。日本という国は私一人など助けてはくれないだろうという失望の中で24年間生きてきた」

 集会で、曽我さんはそう北朝鮮での苦境を明かした。北朝鮮当局者から日本に帰す条件として、「朝鮮語が上手になったら」「結婚して家庭を持てば」「子供が生まれたら」と言われたが、約束がかなえられることはなかった。何人もの日本の政治家が北朝鮮に渡りながら、平成14年の日朝首脳会談まで、曽我さんら被害者の帰国を実現した政治家は誰もいなかった。

 北朝鮮で家庭を持って日々の生活に追われ、曽我さんはいつしか、帰国への思いが薄らいでいたという。そんな曽我さんを励まし続けたのはミヨシさんから贈られた腕時計だった。

北朝鮮でも肌身離さず大切にし、「この時計は母であり、私が何かくじけそうになると、しかったり励ましたりしてくれる宝物」と話す時計。曽我さんはその時計を手にし、「母にもう一度会いたいという願望があったからこそ帰国できたと思う」と話した。

 ミヨシさんについて、北朝鮮は「未入国」と説明し、今も帰国はかなっていない。「家族みんなと笑い声の絶えない楽しい生活を存分に味わってもらいたい」と曽我さんはミヨシさんが帰国した後の夢を語るが、「母の年齢を考えるとそんなに長くは待てない」と早期の帰国実現への協力を呼びかけた。

 集会では、北朝鮮で一時期ともに生活した横田めぐみさん(50)=同(13)=以外の日本人拉致被害者に関し、曽我さんは「日本人の男性がいるという話は聞いたことがあるが、詳しいことは聞いたことはない」と話した。

148NAME:2015/09/27(日) 15:01:08
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E6%8B%89%E8%87%B4%E5%95%8F%E9%A1%8C
一方、1988年8月、ヨーロッパにおいて北朝鮮工作員・よど号ハイジャック事件犯人関係者に拉致された石岡亨(北海道札幌市出身)と松木薫(熊本県熊本市出身)それに有本恵子(兵庫県神戸市長田区出身)の消息を伝える石岡本人の手紙がポーランド経由で石岡の家族の元に届く。 この手紙によって行方が分からなくなっていた3名が北朝鮮にいることが判明した。しかし、松木については、その手紙に正確に住所が記されていなかったため、家族には時間が経ってから知らされた。石岡・有本家は日頃から北朝鮮とパイプがあることをアピールしていた日本社会党系の政治家に助けを求めることにした。石岡の家族は札幌市の日本社会党北海道連合にも相談したが、「本部に連絡をする。国交がない国なので口外しないように」と言われた。「国交がないから」という言葉は、それ以降も外務省や様々なところで言い訳に使われることとなる。

「社会民主党 (日本 1996-)#北朝鮮による日本人拉致事件への姿勢」も参照

一方、有本の両親は上京して自由民主党の政治家に助けを求めることを決め、1988年9月、東京都千代田区永田町の衆議院議員会館に自由民主党幹事長の安倍晋太郎を訪ねる。安倍は夫妻の訴えを聞き届け、当時秘書だった次男の安倍晋三に夫妻を外務省と警察庁に案内するよう命じ、夫妻はここに至って事の次第を外務省・警察庁に伝えることができた。以後有本夫妻は安倍父子に連絡するようになり、安倍父子はこの問題に取り組むことになるが、1989年6月、晋太郎は癌を発症し入院。幹事長も退任した。以後入退院を繰り返したが、1991年5月、晋太郎は他界した。後継者となった晋三は亡父の地盤を引き継ぎ、1993年、第40回衆議院議員総選挙に立候補し当選。以後国会議員としてこの問題に取り組むことになった。

149NAME:2015/09/28(月) 22:41:46
【月刊正論】
横田めぐみさんらは生きている! 救出に向け朝鮮総連解散新法を 西岡力(東京基督教大教授)(1/22ページ)
2015.9.27 07:00更新
http://www.sankei.com/politics/news/150921/plt1509210012-n1.html

※この記事は月刊正論10月号から転載しました。ご購入はこちらから。

 〈息をのむような激しい戦いが日朝間で今展開されている。多くの国民からすると、昨年10月、日本代表が平壌を訪問した後、膠着状態が続いているように見えるが、その実態はかなり違う。北朝鮮は今年7月はじめに、拉致を含む特別調査委員会の全ての調査結果を出すことを決めたという情報がある。 しかし、残念ながら今準備されているその内容は、日本が目指す全員一括帰国ではなく、2002年の8人死亡通告の焼き直しになる可能性が高いという。いまこそ、すべての力を結集して、全被害者を一括帰国させよ、それなしには金正恩政権の未来をなくすぞ、というオールジャパンの力を結集した毅然たる交渉が求められている〉 5月1日発売の本誌6月号で私は拉致問題の現状についてこう書いた。 本稿ではその後の展開を報告するとともに、救う会が独自に入手した昨年からの金正恩政権の内部の動きと拉致被害者の最新情報を、差し障りのない範囲でお知らせする。

150NAME:2015/10/03(土) 23:22:56
山谷拉致担当相「執念で結果出す」
15:32時事通信
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-151003X268.html

 山谷えり子拉致問題担当相は3日、川崎市内で開かれた拉致被害者家族を支援する集会であいさつし、被害者らの再調査を約束した北朝鮮の対応を「1年以上たってもいまだに誠実な報告がないのは誠に遺憾だ」と批判、「執念を持って結果を出していく」と述べ、進展に決意を示した。

151NAME:2016/01/07(木) 02:03:08
【北朝鮮核実験】
中国メディアが日本の核武装を牽制 「日本に絶好のチャンスを与える」「足りなかったのは口実だけ」
2016.1.6 19:08更新
http://www.sankei.com/world/news/160106/wor1601060099-n1.html

【北京=川越一】北朝鮮が水爆実験の実施を発表したことに乗じ、日本の軍国主義回帰の可能性を吹聴する一部中国メディアが6日、日本の核武装化を牽制(けんせい)した。 中国の大手ニュースサイト「新浪網」は同日、北朝鮮の水爆実験がもたらしかねないさまざまな影響について考察。その中で、「日本は早くから核兵器を発展させる野心と実力を有している。足りなかったのはその口実だけだった。北朝鮮の核実験実施は間違いなく、日本に絶好のチャンスを与える」と主張した。

 中国の傅聡軍縮大使は昨年10月、国連総会第1委員会(軍縮)で行った演説で、日本が保有する核物質が核弾頭千発以上に相当すると指摘。「日本の一部政治勢力は、国際政治で影響力を持ちたいなら核兵器を持つべきだと主張し、核開発を絶えず求めてきた」と述べ、日本国内の核武装論を批判した。 傅氏は「平和利用」を主張する日本側の反論に対しても、「政策決定があれば日本はごく短期間で核武装可能だ」と述べるなど、9月に集団的自衛権の限定的な行使容認を含む安全保障関連法を成立させた日本の“脅威”を、国際社会に印象づけようと画策した。

「韓国の状況も同様だ」と韓国の核武装化にも身構える同サイトは、「国際社会について言えば、北朝鮮の挙動はきっと、核兵器を発展させたいと思う国家に“モデル”としての効果を与える。彼らを刺激して北朝鮮と歩みを共にさせる」なとど、国際的な影響の波及にも言及。 その上で、「これは間違いなく、核不拡散条約を1枚の空文にさせ、全世界は再び黒い雲に覆われるだろう」と“予言”し、隣国がそろって核保有国となった場合、中国の戦略的安全環境が破壊されるとの懸念を示した。

152NAME:2016/01/07(木) 16:18:33
共産・志位委員長「中国、北朝鮮にリアルな危険ない」
2015.11.7 13:30更新
http://www.sankei.com/politics/news/151107/plt1511070011-n1.html

共産党の志位和夫委員長は7日のテレビ東京番組で、核・ミサイル開発を進める北朝鮮と南シナ海で軍事的挑発を続ける中国について「北朝鮮、中国にリアルの危険があるのではなく、実際の危険は中東・アフリカにまで自衛隊が出て行き一緒に戦争をやることだ」と述べた。

 志位氏は、共産党が「戦争法」と呼ぶ安全保障関連法について「一番具体的な危険はIS(イスラム国)に対し米軍が軍事的行動をエスカレートさせ、日本が兵站で支援し、実体上は戦争に協力していくことだ」と強調。アフガニスタンに展開する米軍の治安部隊についても「実際は戦争だ」と指摘した。

 その上で、「実際の危険はアフガニスタンであり、ISであり、(自衛隊による)南スーダンのPKO(国連平和維持活動)の任務の拡大だ」と語り、中国や北朝鮮の軍事的脅威に言及することはなかった。

153NAME:2016/01/07(木) 16:20:14
【北朝鮮核実験】公明党の山口代表が共産党糾弾 「『北朝鮮は脅威ではない』との認識、妥当か問い返す」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e3%80%90%e5%8c%97%e6%9c%9d%e9%ae%ae%e6%a0%b8%e5%ae%9f%e9%a8%93%e3%80%91%e5%85%ac%e6%98%8e%e5%85%9a%e3%81%ae%e5%b1%b1%e5%8f%a3%e4%bb%a3%e8%a1%a8%e3%81%8c%e5%85%b1%e7%94%a3%e5%85%9a%e7%b3%be%e5%bc%be-%e3%80%8c%e3%80%8e%e5%8c%97%e6%9c%9d%e9%ae%ae%e3%81%af%e8%84%85%e5%a8%81%e3%81%a7%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%84%e3%80%8f%e3%81%a8%e3%81%ae%e8%aa%8d%e8%ad%98%e3%80%81%e5%a6%a5%e5%bd%93%e3%81%8b%e5%95%8f%e3%81%84%e8%bf%94%e3%81%99%e3%80%8d/ar-AAgrY1s

公明党の山口那津男代表は7日午前の党会合で、北朝鮮を改めて非難する一方、共産党にも批判の矛先を向けた。「共産党は、かねて『北朝鮮は脅威ではない』と吹聴していたが、今の現実から見て妥当な認識なのか。改めて問い返さなければならない」と糾弾し、所属議員に「われわれは毅然(きぜん)たる対応を図っていこう」と呼びかけた。 共産党の志位和夫委員長は昨年11月7日のテレビ東京番組で、当時から核・ミサイル開発を進めていた北朝鮮について「リアルな危険があるのではない」と発言していた。

154NAME:2016/01/12(火) 22:22:13
【衆院予算委員会】
安倍首相マジ切れ! 民主議員「拉致を政治利用したのか」との質問に「私が言っていることが真実だとバッジをかけて言う」とも
2016.1.12 13:08更新
http://www.sankei.com/politics/news/160112/plt1601120061-n1.html

安倍晋三首相は12日午前の衆院予算委員会で、北朝鮮による日本人拉致問題をめぐり、民主党の緒方林太郎氏から「拉致を使ってのし上がったのか」と問われ、「議論する気すら起きない。そういう質問をすること自体、この問題を政治利用している」と切り捨てた。また、この問題を巡る自身の発言について「真実だ。バッジをかける。言っていることが違っていたら、国会議員を辞める」と覚悟を示した。

 首相は冒頭、北朝鮮の核実験が拉致問題に与える影響について「厳しい圧力をかけながら、対話の窓口を閉ざすことなく解決に向けて全力を尽くす」と述べた。 すると緒方氏は、拉致被害者の蓮池薫さんの兄、蓮池透さんによる著書『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』(講談社)に「拉致問題はこれでもかというほど政治利用されてきた。その典型例は安倍首相だ」などとする一説があるとして、首相に認識を尋ねた。

首相は「いちいちコメントするつもりはない。家族会にもその本に強い批判がある。大切なことは北朝鮮に対して一致結束し、すべての被害者を奪還するために全力を尽くすことだ」と述べた。 緒方氏が「首相は拉致を使ってのしあがったのか」と重ねて質問すると、首相は「議論する気すら起きない。その質問をすること自体がこの問題を政治利用しているとしか思えない」と真っ向から否定した。 また、緒方氏は、本の中に、平成14年に拉致被害者5人が日本に帰国した際、官房副長官だった首相が5人の北朝鮮帰国を止めようとせず、5人が日本に残る意思が覆らないため結果的に日本に残るため尽力したとする趣旨の記述があることを紹介し、真偽をただした。

首相は「当時は5人の被害者を北朝鮮に戻すという流れだったが、私は断固として反対した。これをどう覆すか大変だった。他の拉致被害者本人に聞いてもらえればわかる」と否定した。 緒方氏が「蓮池氏がウソをついているのか」と続けると、首相は「誰かを落とすことは言いたくない。私が言っていることが真実だとバッジをかけて言う。違っていたら私は国会議員を辞める」と断言した。 さらに緒方氏は、一昨年の衆院選の新潟2区で、拉致被害者の親族が活動していたとして「政治利用ではないか」と迫った。 すると首相は「本の引用だけで独自の取材を全くせず、私の名誉を傷つけようとしている。極めて不愉快だ。何の意味があるのか。20年前、私たちが一生懸命拉致問題をやっていたときにあなたは何をしていたのか」と色をなした。

その上で「あなたが批判することが北朝鮮の思うつぼだ。そういう工作が今までもあったというのは事実だ。常にマスコミを2分し、国論を二分し、この問題で戦う力を落とそうとしてきたのが今までの歴史だ。大切なことは、すべての拉致被害者奪還のために、一致協力して全力を尽すことだ」と緒方氏を批判した。 最後に首相は「政治利用」との指摘に対し、「こんな質問で、大切な時間を使って答えるのは本当に残念だ。1人の方の本だけで誹謗中傷をするのは、少し無責任ではないか」と述べ、怒りがさめやらぬ様子だった。

155NAME:2016/01/12(火) 22:24:59
☆☆☆蓮池透氏「私は嘘は書いていません」 産経ニュースの記事にツイート
2016.1.12 17:25更新
http://www.sankei.com/politics/news/160112/plt1601120070-n1.html

拉致被害者の蓮池薫さんの兄、蓮池透氏は12日、産経ニュースの「【衆院予算委詳報】安倍首相『違ったら国会議員をやめます』『国論を二分しようとの策謀に引っかかってはだめ』 拉致問題をめぐり熱弁」の記事に対して、自身のツイッターで「私は決して嘘は書いていません」とコメントした。

【衆院予算委詳報】
安倍首相「違ったら国会議員をやめます」「国論を二分しようとの策謀に引っかかってはだめ」 拉致問題をめぐり熱弁
2016.1.12 13:55更新 (1/12ページ)
http://www.sankei.com/politics/news/160112/plt1601120064-n1.html

安倍晋三首相は12日の衆院予算委で、北朝鮮による拉致問題に関する民主党の緒方林太郎氏の批判に対し、「真実と違っていたら国会議員を辞める」などと強い口調で反論した。質疑の主なやり取りは以下の通り。

 【核実験】

 緒方林太郎氏「北朝鮮の核実験は言語道断。恐らく対応次第で拉致問題への影響も出てくる。いち早い、すべての被害者の帰国のために、日本の対応や独自制裁などについては、どうお考えか」 首相「北朝鮮による核実験は、わが国の安全に対する重大な脅威であり、これだけの挑発行為を行ったからには今まで通りとは決していかないことを北朝鮮に対して明確に示していくことが必要であります。新たな安保理決議に実効的な措置を盛り込むこと。そして、わが国独自の厳しい措置についても毅然かつ断固たる対応を行っていくこと。これが北朝鮮による核実験への、行動対行動の原則の下でのわが国の答えであります」

156NAME:2016/01/12(火) 22:30:25
「制裁に効果あるのか」 拉致問題で蓮池透さん
2015.8.6 20:43更新
http://www.sankei.com/affairs/news/150806/afr1508060033-n1.html

北朝鮮による拉致被害者、蓮池薫さんの兄、透さん(60)=東京都=と、北朝鮮報道を続けるアジアプレス大阪事務所の石丸次郎代表が6日、東京都内で対談し、蓮池さんは「経済制裁に効果があるなら被害者が帰ってきているはず。制裁して懲らしめたいなら被害者を救出してからだ」と、制裁強化に反対した。

 また、被害者全員の一括帰国を求めている日本政府の交渉方針について、「安倍晋三首相は、拉致問題がこうなれば解決だと定義してから北朝鮮と交渉すべきだ」と注文した。 蓮池さんは拉致被害者家族会の事務局長を務めたが、現在は制裁強化を訴える同会を退会している。 アジアプレスが主催した拉致問題セミナーの中で対談した。

157NAME:2016/01/13(水) 00:07:17
【北朝鮮拉致】
「横田めぐみさんは君が代を歌っていた」 金賢姫元工作員が明かした衝撃の新事実 母・早紀江さんの眼に涙があふれ…
2015.12.5 16:02更新
http://www.sankei.com/premium/news/151205/prm1512050029-n1.html

北朝鮮による拉致被害者の早期救出を訴える集会が11月28日、水戸市で開かれた。昭和52年11月に新潟市から北朝鮮工作員によって北朝鮮に連れ去られた横田めぐみさん(51)=拉致当時(13)=の両親らが参加。北朝鮮で祖国を思い、日本の国歌である「君が代」を歌っためぐみさんの様子が明かされた。拉致被害者らの再調査が始まってすでに1年が経過したが、被害者の帰国はいまだ実現せず、家族は「ふるさと」を熱唱し、一日も早い被害者の奪還を誓った。

「日本人なんだと自分に言い聞かせるように」

 めぐみさんの北朝鮮での生活の一端を明らかにしたのは、めぐみさんの母、早紀江さん(79)。平成22年に来日した大韓航空機爆破事件の実行犯、金賢姫(キムヒョンヒ)元北朝鮮工作員から聞いた話として紹介した。 「軽井沢で金賢姫さんにお目にかかっていろいろお話を聞かせていただきました。招待所というところにめぐみはおかれていたのですが、そこに金賢姫さんがスクヒさんというめぐみが日本語を教えていた人と訪ねていったことがあるそうです」 スクヒというのは、めぐみさんが日本語や日本の生活習慣について教えていた金淑姫(キムスッキ)という女性工作員。金賢姫元工作員の同僚の女性だった。金賢姫元工作員の証言によれば、2人がめぐみさんに会いにいったのは1984(昭和59)年とされている。

「久しぶりに会うものですから、気まずくてみんなが黙りこくっているもので、『何か歌を歌いましょう』ということになって、『めぐみちゃんが歌を歌ってくれました』ということでした。その歌は何だったと思いますか?」。会場に早紀江さんは問いかけるように話し、「めぐみは一生懸命に君が代を歌ったと聞きました。『私は日本人なんだ』。それを自分に言い聞かせるために君が代を一生懸命高い声で歌ったのだと思います」と続けた。

こっそりと日本の歌を口に

 歌はめぐみさんと切り離せない存在として知られている。小学校6年のとき、卒業式の謝恩会でシューマンの合唱曲「流浪の民」を学年全員が歌った際には、歌が上手だっためぐみさんが担任のすすめでソプラノを独唱。その歌声はテープに収められ、家族が大切に持っている。 北朝鮮に拉致されてからも、歌はめぐみさんの心を慰めていた。拉致された翌年の1978(昭和53)年から一時期、一緒の招待所で暮らした曽我ひとみさん(56)は2人で外に出かけた際、日本の歌をこっそりと歌っていたことを明らかにしている。日本語を話したり、日本の歌を歌ったりしているのが北朝鮮当局に見つかれば、怒られることは分かっていた。それでも2人は故郷を思いながら、日本の歌を歌っていたのだ。

母の決意「必ず助けなければ」

 11月28日の集会の最後には、早紀江さんとめぐみさんの父、滋さん(83)、田口八重子さん(60)の兄で家族会代表の飯塚繁雄さん(77)が聴衆とともに、唱歌「ふるさと」を歌った。今も北朝鮮でとらわれの身となっている拉致被害者の境遇に心を寄せ、奪還を誓う聴衆たち。拉致から38年が過ぎてもいまだ帰国を果たせないめぐみさんを想像し、涙が出たのだろう。早紀江さんは歌いながら、時折、目をぬぐっていた。

 日本人なんだと自分に言い聞かせるようにめぐみさんが君が代を歌っていたことを紹介した後、早紀江さんはこう訴えた。「(拉致被害者)みんな、そのような思いで向こうで待っていると思っているのです。必ず助けなければなりません」。めぐみさんやほかの被害者奪還に込めた母の強い決意を聞き、会場には、いまだに被害者を返そうとしない北朝鮮に対する怒りが広がった。

158NAME:2016/04/10(日) 16:27:28
朝鮮大学校、在校生が激減…最盛期の4割に 総連陰り就職厳しく 北の兵器開発は学校ぐるみで支援
2016.4.10 11:30更新
http://www.sankei.com/politics/news/160410/plt1604100008-n1.html

在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の影響下にある朝鮮大学校(東京都小平市)在校生が最盛期の4割にあたる約600人に激減したことが9日、分かった。朝鮮総連関係者が明らかにした。核開発を主導した金正日総書記、金正恩第1書記父子を絶対視した偏向教育への反発が進む一方、卒業生や教授の一部は北朝鮮の兵器開発を後押しする朝鮮総連傘下の在日本朝鮮人科学技術協会(科協)に所属していることも判明。10日に入学式とともに、創立60周年の節目を迎える同大は組織強化を図る構えで、政府が動向監視を強めている。

 関係者によると、昭和31年に開校した朝鮮大学校は民族教育の最高学府と位置づけられ、朝鮮総連幹部職員や朝鮮学校教員を養成。当初、60人余りでスタートした在校生は平成に入ると1500人台まで増えた。

 ところが、核・ミサイルによる軍事的挑発を繰り返す北朝鮮への盲従を強いたり、総連の弱体化で傘下組織への就職が困難になったりしたことから受験生が激減。平成27年度の定員は1220人だったが、実際は約600人しか集まらなかった。教職員数も減少の一途をたどり、財政難が影響して平均月給は約10万円にまで減っている。

一方、科協の現・元幹部の多くは同大理工学部出身者で占められ、一部の現職教授も所属するなど大学ぐるみで支援。加えて、同大は在校生に対し、金一族への忠誠を誓う団体「在日本朝鮮青年同盟」への加入を義務づけて思想も厳しくチェックしている。16日に金日成主席の誕生日祝賀行事を行うほか、国際シンポジウムなど60周年記念行事を相次ぎ開催する予定で、思想教育を通じた締め付けを強化している。

 これに対し政府は2月、核実験と弾道ミサイル発射を強行した北朝鮮への制裁として、科協に在籍歴のある元同大男性教員の訪朝後の再入国を原則禁止にして警戒を強化している。さらに警視庁公安部は同月、経営学部の元副学部長を詐欺容疑で逮捕。同副学部長は、北朝鮮の指示で韓国での工作を主導した疑いがあり、同大のスパイ活動の拠点化が懸念されている。東京地検は起訴猶予とした。 同大と朝鮮総連は産経新聞の取材に対し「内部事情は話せない」などとしている。

 朝鮮大学校 昭和31年に創設され、34年に現在の東京都小平市に移転。政治経済、文学歴史、理工など8学部や研究所を備える。文部科学省所管の大学ではなく東京都が認可する各種学校。張炳泰(チャン・ビョンテ)学長は、北朝鮮の国会議員にあたる最高人民会議代議員も兼ねる。

159NAME:2016/05/07(土) 19:37:57
【北朝鮮党大会】
金正恩氏「帝国主義の攻勢に、党と人民は単独で闘った」 制裁参加の中国を暗に非難、際立つ孤立
2016.5.7 18:52更新
http://www.sankei.com/world/news/160507/wor1605070053-n1.html

【ソウル=名村隆寛】平壌で開催中の朝鮮労働党大会には、北朝鮮と伝統的な友好関係にあった中国など主要国の代表団の参加は確認されていない。国際的孤立が深まるなか、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は6日の開会の演説で「単独で闘った」と述べ、対北制裁に加わった中国を暗に批判した。 「世界の社会主義体制が崩壊し、帝国主義連合勢力の攻勢がわが共和国に集中した前代未聞の試練の時期、わが党と人民は単独で立ち向かい、闘わざるを得なかった」。金第1書記は開会の辞でこう強調した。 「帝国主義者らは数十年にわたり、あらゆる封鎖と圧力、制裁により経済発展と生存の道すら全て阻んだ」とも指摘した。国連安全保障理事会の決議に従い、「帝国主義者」とする米国などと歩調を合わせ、対北制裁に踏み切った中国に苦言を呈した形だ。

1980年の前回党大会で、北朝鮮は中国共産党の李先念副主席(当時)ら118カ国の代表を招待した。今回の党大会には、中国共産党をはじめ、キューバやベトナム、ラオス、シリアなどの党や元首から祝電が寄せられ、金第1書記は国名を省きつつ、祝電に謝意を示した。ただ、「祝意」のみの大会が示す国際的な孤立感は否めない。 中国共産党は祝電で「中朝親善は両国の貴重な財産だ」と伝えたが、中国の制裁措置が北朝鮮経済を圧迫しているのが現実だ。開会の辞では、名指しはしなくとも、現状への不満が込められているようだ。

160NAME:2016/06/09(木) 16:44:20
【北朝鮮拉致】
横田めぐみさん両親の孫、ひ孫の写真が明らかに 2年前のモンゴルで面会時 有田芳生参院議員が公開
http://www.sankei.com/affairs/news/160609/afr1606090015-n1.html

有田芳生参院議員は9日、北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさん(51)=拉致当時(13)=の父、滋さん(83)と母、早紀江さん(80)が2014年3月にめぐみさんの娘、キム・ウンギョンさん(28)らとモンゴルで面会した際の写真を公開した。

 写真はモンゴル迎賓館で撮影。めぐみさんの孫で、横田夫妻のひ孫に当たるウンギョンさんの娘=当時10カ月=も写っている。 一方、横田夫妻は有田氏から写真を見せられ、一部の週刊誌に掲載する写真だと説明されたと指摘。「孫との対面時、孫から写真を外に出さないでほしいと(要望され)約束していた」ため、どこにも提供していないとしている。

161NAME:2016/07/01(金) 23:27:13
イ・ヒョンソ : 北朝鮮からの脱出
TED 2015年8月4日(火)13時52分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/ted?a=20150804-00001694-ted

翻訳 まだ小さかったとき 自分の国は地球上で最高だと信じていました 「われらに羨むものなど何もない」 という歌を歌って育ちました とても誇らしい気分でした 学校では多くの時間を割いて 金日成の功績を学習しましたが 国外について学ぶ機会は殆どなく 単に 米国 韓国 日本は我々の 敵だと教えられました しばしば外の世界を想像しましたが この国に一生住むと思っていました しかし ある日を境に全てが変わりました

7歳のとき初めて公開処刑を目撃しました それでも私の生活は普通だと思っていました 当時 私の家族は貧しくなく 私自身は飢餓を経験していません

1995年のある日 母が手紙を持ち帰りました 同僚の妹からの手紙でした 書いてあったのは― “この手紙が届くころ我々家族5人は この世には いないことでしょう 最後に食べたのは2週間前でした 今は皆 床でただじっと横になり 衰弱しきって死を待つだけです”

本当にショックでした 初めて知ったのです 飢餓に苦しむ人が私の国にいるなんて その後すぐ ある駅を通りました 痛ましい姿を見ました 今でも記憶から拭い去れません それは息絶えた一人の女性でした 痩せ細った子供がその腕に抱かれたまま なす術もなく母親の顔を 覗きこんでいました 誰も助けようとはしませんでした 自分と家族を守るのに精一杯なのです

90年代半ば深刻な飢饉が北朝鮮を襲いました 最終的には百万人以上が死亡し 生き残った人の多くは飢えをしのぐため 草や 虫 木の皮を口にしました 停電も頻繁に起きるようになり 夜は真っ暗闇に包まれました 中国側の煌々とした灯りが見えました 私の家の川向こうは中国でした なぜ向こう側は明るいのに こちら側は暗いのか常に不思議でした これは 夜の北朝鮮をとらえた衛星写真です 隣国と比較して見ることができます

この川は鴨緑江(アムノッカン)です 北朝鮮と中国の 国境線になっています ご覧の通り川幅が狭い地点が数か所あり 北朝鮮の人々が密かに越境しようとします しかし多くは命を落とします 死体が流れていくのを何度か見ました 私が北朝鮮を脱出した経過を 詳しくは話せません とにかく何年も飢饉が続いた時期に 私は中国に住む遠戚の元に送られたのです 家族と離れて暮らすのは ほんの短い間だけだと思っていました まさか家族と再会するのに 14年も要するとは想像しませんでした

162NAME:2016/07/01(金) 23:27:46
家族から離れた子供が中国で 暮らすのは過酷なことでした どんな生活が脱北者を待ち受けているか 全く見当がつきませんでした しかし すぐ気づきました 生活は極めて過酷で なおかつ非常に危険なものでした なぜならば中国では脱北者は 不法移民として扱われるからです 常に恐怖と隣り合わせの生活でした 自分の身元が明らかになると 北朝鮮に送還されて恐ろしい運命が 待っているのでした

そんなある日 最も恐れていたことが 起こりました 私は中国の警察に捕えられ 尋問のため警察署に連行されたのです 私が北朝鮮人だと通報を受けた警察は 私の中国語能力をテストしました 膨大な質問を浴びせられ あまりの恐怖に 心臓が破裂しそうでした もし少しでも疑いがあれば拘束され 強制送還されたことでしょう もう おしまいだと思いました それでも全ての感情を何とか押さえて 質問に回答しました そして全ての質問が終了すると 係官の一人が言ったのです “この通報は誤りだ 彼女は北朝鮮人ではない” その結果 私は解放されました 奇跡でした

中国内の脱北者が亡命を求めて 外国の大使館に駆け込もうとします 多くは中国警察に拘束され 強制送還されます この写真の少女達は大変幸運でした 一旦 拘束されたものの 最終的には解放されました 国際社会の圧力が効いたのです この人々は運がありませんでした 毎年 中国では無数の北朝鮮人が拘束され 強制送還されています 送還後には拷問 投獄 さらには 公開処刑もありえます

出国できた私は本当に幸運でしたが 運に恵まれない人々も大勢います 悲しいことに北朝鮮人の身元をひた隠しながら 生き延びるだけで精一杯なのです 新しい言葉を覚え 仕事を得たとしても 一瞬にして全てが暗転しかねない人生です そこで身元を隠す生活を10年続けた果てに リスクを冒して韓国へ行く決心をしました またしても新しい生活を始めました

韓国の生活に慣れることは想像以上に 困難でした 韓国では英語が大変重要なので 3つ目の言語を学ぶことになりました 同時に大きなギャップの 存在にも気づきました 北と南のギャップです 同じ朝鮮民族なのに内面は 全く変わってしまいました 67年に及ぶ分断のせいです 私自身のアイデンティティに悩みました 韓国の人間なのか? 北朝鮮の人間なのか? どこの出身なのか? 自分は一体誰なのか? 突如として私には 誇るべき母国が消えてしまったのです

韓国での生活に 順応するのは大変でしたが 計画を立てました 大学受験のため勉強を始めたのです

新生活に慣れ始めたのも つかの間 衝撃的な電話がありました 北朝鮮当局が 私が家族宛にした送金を 突き止めたのです 私の家族は戒めに 自宅から人里離れた場所へ 連行されそうになりました もはや脱走しかありません 私は脱出プランを練り始めました

163NAME:2016/07/01(金) 23:28:23
北朝鮮の人々が 自由に辿り着くには 果てしなく長い旅を しなければなりません 韓国との国境を超えるのは 殆ど不可能です そこで皮肉にも私は中国へ戻り そこから北朝鮮との 国境へ向かいました 私の家族は中国語を話せないので 私の助けが必要でした 中国では3千キロ以上の距離を移動し やがて東南アジアに入りました バスの移動は1週間かかり 途中 何度も拘束されかけました 一度バスが止められて 中国の警察官が乗車してきました 全員の身分証明書を取り上げて 尋問を始めました 私の家族は中国語が話せないので 逮捕されてしまう と思いました 私の家族の番になったとき 私は咄嗟に立ち上がって言いました “この人たちは耳が不自由です 自分は付き添い人です” 警察官は疑わしげに私を見ましたが 幸運にも私の話を信じてくれました

やっとラオス国境まで 辿りついたのですが ラオスの国境警備兵に賄賂として 所持金のほぼ全てを払いました それなのに国境を通過したら 私の家族は逮捕され拘留されました 違法に国境を越えた というのです 罰金とさらに賄賂を払って 1ヶ月後にようやく解放されました ところが すぐに再拘留されました ラオスの首都でのことです

私の人生で最悪の瞬間でした 私は家族の自由のために あらゆることをしたのに あとほんの 少しというところで 拘留されてしまったのです 韓国大使館までは目と鼻の先でした 私は移民局と警察署の間を 何度も往復して 家族を釈放するために懸命でした しかし罰金や賄賂を払うための お金は底をついていました 全ての望みが絶たれました

そのとき男性が声を掛けてきました “どうかしましたか?”

とにかく驚きました 見ず知らずの人が わざわざ声を かけてくれたのです 私が たどたどしい英語と辞書を片手に 状況を説明すると男性はすかさず ATMに行って 私の家族と他に2人の北朝鮮人分の 保釈金を全て払ってくれたのです

私は心の底からお礼しながら尋ねました “どうして私を助けてくれるのですか?” 男性は答えました “あなたを助けるわけじゃない 北朝鮮の人々を助けているのです”

私の人生で象徴的な瞬間でした この見知らぬ親切な男性は 新たな希望の象徴です それこそ私たち北朝鮮人が 今最も欲していることです この男性が示した 差し伸べられる思いやり そして国際社会の支援 これらこそ 北朝鮮の人々が必要とする 希望の光なのです

長い道のりを経て私たち家族は 韓国で再び集うことが叶いました 自由を得ても私達の戦いは続きます 北朝鮮では多くの家族が離れ離れになり たとえ新たな国にたどり着いても 生活を始めるお金は殆ど あるいは全くありません 国際社会からの支援はとても有益で 教育や英語の習得 職業訓練などに役立ちます 私たちは北朝鮮内の人々と 外の世界を結ぶ 橋渡し役を担えます 私たちは北朝鮮にいる 家族と連絡を取り続けており 情報や資金を提供して 北朝鮮が内側から変革する 活動をしています

私は本当に幸運でした たくさんの支援と 励ましを頂きました 今度は私自身が北朝鮮の同胞を 国際社会の支援を受けながら 励まし続けたいと思います さらに多くの北朝鮮の人々が 世界中で活躍することを 私は確信しています きっとこのTEDの舞台でも

御清聴ありがとうございました (拍手)

164NAME:2016/07/01(金) 23:29:09
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。 ( translated by Ayako Oka , reviewed by Akira Kan ) 動画撮影日:2013年2月28日(木)


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