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北朝鮮

109NAME:2014/06/07(土) 15:03:47
特に昨年、もう一つの肝いり事業の馬息嶺(マシンリョン)スキー場建設を「10年かかる工事を1年でやり遂げた」と宣伝し始めて以降、事業を急ピッチで成し遂げる「馬息嶺速度」というスローガンが用意され、金第1書記がさまざまな建設現場に足を運び、「速度」「速度」とあおっては早期完工を競わせてきた。 マンション崩壊事故では、セメントや鉄筋といった資材不足も指摘されているが、速さへの執着こそが手抜き・ずさん施工につながったことは明らかだ。つまり、崩壊事故の原因をつくった張本人は、金第1書記自身ということになる。 噂の広がりを防ぎきれない平壌中心部での大事故に対して、厳しい姿勢を示さなければ、市民の不満の矛先が金第1書記本人に向きかねなかったわけだ。 それにもかかわらず、金第1書記は事故公表2日後には、別の高層マンション建築現場を視察し、相も変わらず、「馬息嶺速度」をたたえながら、新たなマンション建設の早期完成にはっぱをかけた。「成果は僕のもの。事故は部下のせい」といわんばかりだ。

蹴っても落ちない救命いかだ

 北朝鮮がマンション崩壊を公表した5月18日、韓国中部の忠清南道(チュンチョンナムド)牙山(アサン)市で、建設中の7階建てビルが倒壊した。 ビルは20度以上傾いたため、撤去作業が行われていた。田んぼなどがあった地盤の弱い場所に建てられたもので、地盤沈下が原因とされる。そもそも、基礎工事で打ち込む鉄柱を10本少なくするなど、手抜き工事があったことが警察の調査で判明した。

高校生ら約300人の死者・行方不明者を出した4月のセウォル号沈没に続き、5月初めには、ソウルの地下鉄追突事故があった後だけに、韓国メディアは「あちこちにセウォル号」などと、希薄な安全意識に警鐘を鳴らした。 セウォル号事故では、ノーチェックだった過積載に加え、日本から中古船を購入した後に無理な客室の増築をしてバランスを失わせるなど、まさに、ずさんな改修・管理の“総合デパート”の様相を呈している。 北朝鮮の「速度戦」とはレベルが違うものの、韓国メディアは、事故の背景には「パルリ、パルリ(速く、速く)!」と速さと効率性ばかりを優先してきた社会の問題があると盛んに分析していた。

 それだけだろうか。セウォル号事故で、記者が気になって仕方なかったものがある。本来、高校生らを救っていたはずの救命いかだについてだ。 セウォル号には、海に落とせば、中からいかだが飛び出し、水没しても自動的にいかだが浮き上がるカプセル状の救命いかだが42個設置されていた。しかし、沈没でまともに機能した救命いかだは一つとしてなかった。 救助に駆け付けた海洋警察官がカプセルを足で蹴っている映像が報じられたが、海洋警察官は、器具がさび付き、外せなかったと韓国メディアに証言した。 しかも船体と同じ塗料がべったりと塗りたくられ、のりのように塗装が固まって張り付いていたとの乗客の証言もあった。 整備会社が全く検査していなかったことも明らかになった。船を日本から購入後、船体を塗り直した際にカプセルの可動部分まで、何の考えもなしに同じ塗料を塗り重ね、そもそもセウォル号として航行した直後から救命いかだが役に立たなかった可能性がある。


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