- 1 :名無しさん :2018/08/22(水) 10:21:06 ID:IgHbpu7U0
- 女子高生コンクリート詰め殺人事件(じょしこうせいコンクリートづめさつじんじけん)は
、1988年(昭和63年)11月から1989年(昭和64年)1月の間に発生した猥褻略取誘拐・監禁・ 強姦・暴行・殺人・死体遺棄事件の通称である。
1988年11月25日夕方に埼玉県三郷市内の路上で被害者女子高生(事件当時17歳)が不良少年 グループに拉致され、約40日間にわたってグループのたまり場だった東京都足立区綾瀬の加 害者宅に監禁されて暴行・強姦を受け続け、1989年(昭和64年)1月4日に加害者グループか ら集団リンチを受けて死亡、遺体をコンクリート詰めにされて東京都江東区内の東京湾埋立 地に遺棄された[判決 1]。1989年(平成元年)3月以降、別の強姦事件で逮捕された加害者少 年らが事件を自供したためにその全容が判明した[新聞 1][新聞 2]。
刑事裁判における事件番号は第一審・東京地方裁判所では平成1年(合わ)第72号[判決 1]、控 訴審・東京高等裁判所では平成2年(う)第1058号である[判決 2]。
この事件は、加害者が全て少年(未成年者)であったこと、犯罪内容が重大・悪質であった こと、犯行期間も長期におよび、少女が監禁されていることに気づいていた周囲の人間も被 害者を救わなかったことなどから、社会に大きな衝撃を与えた。
- 2 :名無しさん :2018/08/22(水) 10:23:03 ID:IgHbpu7U0
- 綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人事件(ウィキペディア概要)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B3%E5%AD%90%E9%AB%98%E7%94%9F%E3%82%B 3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E8%A9%B0%E3%82%81%E6%AE%BA% E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6
- 3 :名無しさん :2018/08/22(水) 10:26:04 ID:IgHbpu7U0
- 綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人事件(ウィキペディア内容)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B3%E5%AD%90%E9%AB%98%E7%94%9F%E3%82%B 3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E8%A9%B0%E3%82%81%E6%AE%BA% E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6
加害者 本事件の刑事裁判で犯行への関与が認定され有罪判決を受けたのは以下、いずれ も犯行当時少年の4名である。この4人は足立区内の同じ中学校出身の先輩・後輩 関係で、
被告人・少年A(犯行当時18歳)[判決 2] 足立区在住の無職[新聞 3] 第一審・東京地裁(1990年7月19日判決)にて懲役17年(求刑・無期懲役)[判決
1]、控訴審・東京高裁(1991年7月12日判決)にて懲役20年の判決を受け確定した [判決 2]。 被告人・少年B(犯行当時17歳)[判決 2] 足立区在住の無職[新聞 3]。 第一審・東京地裁と控訴審・東京高裁にてそれぞれ「懲役5年以上10年以下の不定 期刑」(求刑・懲役13年)の判決を受け確定した[判決 1][判決 2]。出所後の200 4年に三郷市逮捕監禁致傷事件を起こして逮捕・起訴され、懲役4年の実刑判決が 確定した。 被告人・少年C(犯行当時15歳 - 16歳)[判決 2] 第一審・東京地裁で「懲役4年以上6年以下の不定期刑」(求刑・懲役5年以上10年 以下の不定期刑)[判決 1]、控訴審・東京高裁で「懲役5年以上9年以下の不定期 刑」の判決を受け確定した[判決 2]。 被告人・少年D(犯行当時16歳 - 17歳)[判決 2] 第一審・東京地裁で「懲役3年以上4年以下の不定期刑」(求刑・懲役5年以上10年 以下の不定期刑)[判決 1]、控訴審・東京高裁で「懲役5年以上7年以下の不定期 刑」の判決を受け確定した[判決 2]。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 4 :名無しさん :2018/08/22(水) 10:33:26 ID:IgHbpu7U0
- 綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人事件(ウィキペディア 事件の経緯-1)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B3%E5%AD%90%E9%AB%98%E7%94%9F%E3%82%B 3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E8%A9%B0%E3%82%81%E6%AE%BA% E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6
事件の経緯-1
以下、基本的に判決が認定してきた事実に基づき記載する(出典元の判例につい ては#判決文参照)。
拉致・監禁と強姦・暴行 1988年11月25日夕方[判決 3]、AはCとともに通行人からひったくりをするか、若 い女性を狙って強姦しようとして、それぞれ原付バイクに乗って埼玉県三郷市内 を徘徊していた[判決 4]。その中で自転車でアルバイト先から帰宅途中の女子高 生(当時17歳、埼玉県立八潮南高等学校3年生)を見つけ[新聞 5]、CはAから「あ の女を蹴飛ばしてこい」と指示を受けたため、女子高生もろとも自転車を蹴倒し て側溝に転倒させた[判決 4]。Cがその場を離れた後、Aは何食わぬ顔で少女に近 づいて言葉巧みに「今、蹴飛ばしたの(C)は気違いだ。俺もさっきナイフで脅か された。危ないから送ってやる」などと申し向けて少女を信用させて近くの倉庫 内へ連れ込み、一転して「自分はさっきのやつの仲間で、お前を狙っているヤク ザだ。俺は幹部だから俺の言うことを聞けば命だけは助けてやる。セックスをさ せろ」「声を上げたら殺すぞ」などと少女を脅迫して関係を迫り、同日午後9時 50分ころ、タクシーで少女をホテルへ連れ込み強姦した[判決 4]。
Aは同日午後11時頃、ホテルからかねて自分たちのたまり場になっていたCの家へ 電話し、Bに「狙っていた女を捕まえてセックスした」などと話したが、BがAに 対し「女を帰さないでください」などと言ったことからBと待ち合わせることと した[判決 4]。AはB・Aとはぐれて帰宅していたC・BのところにいたDの3人が、連 れ立って約束の待合わせ場所へ赴き、少女を連れたA・B両名と合流した[判決 4]。 AはBらに対し「(少女を)ヤクザの話で脅かしているから、話を合わせろ」など (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 5 :名無しさん :2018/08/22(水) 10:34:52 ID:IgHbpu7U0
- 綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人事件(ウィキペディア 事件の経緯-2)
事件の経緯-2
少女をCの自室に連れ込んだ後、4人は少女を交替で監視することとしたが、同月 28日頃の深夜、4人に加えて不良仲間の2人の少年(E・F)がCの居室にたむろして いた[判決 4]。その際、Aは仲間たちに少女を輪姦させようと企て、Bら3人や、E ・Fらと共に代わる代わる覚醒剤を飲んで半狂乱になったように装って少女に襲い かかり、必死に抵抗する少女の口や手足を押さえ付けて馬乗りになるなどの暴行 を加え、少女の着衣をはぎ取り、AがBら3人やE・Fにも裸になれと命じ、これを受 けてA・B両名以外の4人は着衣を脱ぎ捨て、E・F・Dの順に少女を強姦した[判決 4]。その際、Aは剃刀を持ち出して少女の陰毛を剃り、更にその陰部にマッチの軸 木を挿入して火をつけるなどの凌辱に及び、少女が熱がるのを見て仲間らで面白が るなどした[判決 4]。
少女は当初、逃げ出そうとしたり、隙を見て自宅に電話しようとしたが、激しい 暴行に加え、少年らがヤクザ言葉を使っているのに怯えて抵抗を諦めた[新聞 6]。 また、最初に監禁された際にはAが仲間たちの前で「しばらくしたら帰してやる」 と話していたため、その言葉を信じた可能性もある[新聞 6]。
同年12月上旬頃、少女が逃走しようとした上に警察への通報を図ったことに腹を 立て、A・B・Cの3人が少女の顔面を拳で多数回にわたって殴り、Aが少女の足首に ライターの火を押し付けて火傷を負わせるなどした[判決 4]。Aらはその後も、時 に別の不良仲間を加えるなどして、少女を全裸にしてディスコの曲に合わせて裸 踊りさせたり、自慰行為を強要したり、少女の顔にマジックペンで髭を描いて興 じたり、少女の陰部に鉄筋を挿入して何回も出し入れしたり、肛門にガラス瓶を 挿入するなどの異物挿入をしたり、少女にシンナーを吸引させてウイスキー、焼 酎などの酒を一気飲みするよう強要し、寒気の厳しい夜中、少女を半裸でベラン ダに出して牛乳や水などを多量に飲ませ、たばこを2本一度にくわえさせて吸わせ るなど度重なる暴行、凌辱を繰り返した[判決 4]。同月中旬から下旬頃、Aは少女 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 6 :名無しさん :2018/08/22(水) 10:46:22 ID:IgHbpu7U0
- 殺害・死体遺棄-1
1989年(昭和64年)1月4日、Aは前日夜から早朝にかけて行った賭け麻 雀に大敗した後、Dの家に赴いたところ、B・C両名らがDと共に居合わ せていた[判決 4]。。4人はそこでファミコンなどで遊んだが、麻雀に 負けた鬱憤を少女へのいじめによって晴らそうと考えたAは「久し振り に、少女をいじめに行くか」などと言い出し、まずCとDを先にC宅へ行 かせ、若干遅れてBと共に自らもC宅へ赴いた[判決 4]。このように4人 は相前後して監禁場所のC宅に集まったが、少女はAらの暴行などによ り、前述のように顔が変形するほどに腫れ上がり、手足などの一部は 焼け爛れて化膿し、栄養失調に陥り、極度の衰弱状態で横たわってい た[判決 4]。
A・B・Cの3人は午前8時頃からCの部屋において、少女にBのようかんを 与えて「これは何だ」と問い、少女が「Bようかん」と答えると「なん でBを呼び捨てにするんだ」などと因縁をつけて再び同様の質問をし、 「Bようかんさん」と答えると「なんでようかんにさんをつけるんだ」 などと詰め寄って少女へのリンチを開始した[判決 4]。3人で少女の顔 などを多数回拳で殴り、背を足で蹴るなどの暴行を加え、AとBが蝋燭 (Aがいじめの小道具に買い求めていた)に点火して少女の顔面に溶け た蝋を垂らして顔一面を蝋で覆い尽くし、両瞼に火のついたままの短 くなった蝋燭を立てるなどして面白がったが、これに対して少女はほ とんど反応を示さず、されるがままになっていた[判決 4]。その暴行 が始まった直後、DはGと共に隣室にいたが、この頃Aの指示を受けたC に呼ばれて、部屋へ入りAら3人と合流した[判決 4]。Aは、衰弱して自 力で階下のトイレへ行くこともできない少女が飲料パックに排泄した 尿についてわざと「やばいよ、そんなものを飲んじゃあ」などと言い 、BやCらに対し、暗に少女にその尿を飲ませるよう示唆した[判決 4]。 これを受けてBやCらは、少女に「(尿を)飲め」と強く言い、パック 内の尿をストローで飲ませた[判決 4]。次いでBとCが少女の顔面を回 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 7 :名無しさん :2018/08/22(水) 10:47:45 ID:IgHbpu7U0
- 殺害・死体遺棄-2
Dは、素手では血で手が汚れると考え、ビニール袋で拳を覆い、ガムテ ープでこれを留めた上、拳で少女の腹部や肩などを力任せに数十回殴 りつけ、Aらもこれに倣って拳をビニール袋で包み、次々に少女の顔、 腹部、太ももなどを拳で殴りつけて足蹴りするなどし、更に、Aが鉄 球を含む総重量約1.74kgのキックボクシング練習器の鉄製脚部を持ち 出し、その鉄球部分でゴルフスイングの要領で少女の太もも等を力任 せに多数回にわたり殴りつけ、Bらもこれに倣って代わる代わる少女の 太ももなどをその鉄球で数十回殴打し、Dは肩の高さから鉄球を少女の 腹部めがけて2、3回落下させた[判決 4]。Aは繰り返し揮発性油を少女 の太ももなどに注ぎ、ライターで火を点けるなどしたが、少女は最初 は手で火を消そうとする仕草をしたものの、やがてほとんど反応を示 すこともなくなり、ぐったりとして横たわったままになった[判決 4]。
これらの一連の暴行を当日の午前8時頃から10時頃まで、約2時間にわ たって休みなく続けた結果、少女は重篤な傷害により、同日午後10時 ころまでの間に死亡した[判決 4]。
A・B・Cは翌5日、自分たちが出入りしていた暴力団関係者の経営する 花屋にいた際、Gから「少女の様子がおかしい」と電話で連絡を受けて Cの居室へ赴き、少女が死亡したことを知ったが、犯行の発覚を恐れて 同日午後6時頃、Gと共謀して、少女の遺体を遺棄しようと企てた[判決 4]。遺体を毛布で包み、大型の旅行かばんに入れてガムテープを巻き つけ、Aがかつての仕事先からトラックを借り出したり、セメントを貰 い受けて近くの建材店から砂やブロックを盗み出し、トラックで遺体 と、付近で取ってきたごみ入れ用のドラム缶をC宅前に運び、そこでコ ンクリートを練り上げて遺体の入ったかばんをドラム缶に入れ、コン クリートをドラム缶に流し込み、更にブロックや煉瓦を入れて固定し、 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 8 :名無しさん :2018/08/22(水) 10:50:46 ID:IgHbpu7U0
- 捜査
同年(平成元年)3月29日、被害者の遺体が発見されたことから[判決 5]、事件が 発覚した。警視庁綾瀬警察署と同庁少年二課は、前年12月に発生した別の婦女暴 行事件及び、さらに別の婦女暴行1件・ひったくり20件の容疑で逮捕されていたA ・B両名を少年鑑別所で余罪について取り調べたところ、供述通り江東区若洲の埋 め立て地で発見したドラム缶の中から遺体を発見したため、翌30日に2人を殺人・ 死体遺棄容疑で逮捕した[新聞 3]。遺体の衣服は少年らが監禁中に与えたものら しく、失踪当時に着ていたものとは違った上[新聞 9]、腐敗が進んでおり、少女 の家族も身元を確認できなかったため、遺体の指紋を少女の所持品の指紋と照合 するなどして身元確認を進め[新聞 3]、少女と断定した[新聞 9]。少年二課と綾 瀬署は同日、犯行現場となった足立区綾瀬のC宅を現場検証し、この家に住む兄弟 ら少年3人(C・D・G)らが殺害に関与し、他2人の少年らが監禁・連れ去りに関与 しているとみて、この5人を取り調べる方針を決めた[新聞 9]。遺体が入ったコン クリート詰めのドラム缶は重さ計305kgあり、2, 3人で持ち運べる重さではなかっ たため、綾瀬署は多人数でワゴン車やトラックなどの車を用いて遺棄したとみて 捜査した[新聞 9]。近隣住民によれば、前年末頃まで夜中にバイクの音がしたり 、現場宅の2階で騒ぐ声が聞こえたりした[新聞 9]。玄関脇の電柱をよじ登って2 階の部屋に出入りする少年の姿や、ベランダに脚立が置いてあるのが目撃されて おり、近所の主婦は「玄関を通らずに出入りしていて、両親も気づかなかったの ではないか」と話していたため[新聞 9]、少年二課は少年らが、Cの家族の留守中 を狙って出入りしたり、電柱を伝って部屋を出入りすることで、Cの家族と顔を合 わせないようにしていたとみている[新聞 8]。
警視庁少年二課・綾瀬署は4月1日付で、A・B両名を東京地方検察庁に送検し、盗 みなどの容疑で少年院に収容されていた当時17歳の無職少年ら3人も犯行に加わっ ていたとみて、3人の逮捕状を請求して取り調べ、うち1人を逮捕した[新聞 8]。
40日間も被害者を監禁した理由について、取り調べの中で少年らは「警察に捕ま (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 9 :名無しさん :2018/08/22(水) 10:53:42 ID:IgHbpu7U0
- 刑事裁判
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B3%E5%AD%90%E9%AB%98%E7%94%9F%E3%82% B3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E8%A9%B0%E3%82%81%E6%AE%B A%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6
東京地方検察庁は最初に逮捕されたAら3人を、4月20日付で「刑事処分相当」の意 見書付きで、殺人、わいせつ目的誘拐・略取、逮捕・監禁・強姦、死体遺棄の各 罪で東京家庭裁判所に送致した[新聞 4]。
警視庁少年二課・綾瀬署は4月24日、監禁現場となった家の長男であるCの兄G(当 時17歳、都立高校3年生)を殺人、死体遺棄容疑で、同家に出入りして被害者に乱 暴を働いたとして足立区内の当時16歳有職少年2人を婦女暴行容疑で、それぞれ東 京地検に書類送検した[新聞 11]。3人は、先に逮捕されたAら4人に比べて犯行へ の関与が軽く、在宅のまま任意で取り調べられていた[新聞 11]。同26日付で東京 地検は、足立区内の当時17歳少年を殺人、わいせつ目的誘拐など5つの罪で身柄を 東京家裁に送致し、Gも殺人、死体遺棄容疑で東京家裁に書類送致した[新聞 12]。
その後、東京家裁は5月18日までに、送致されていたA・B・C・Dの4名を、少年審 判の結果「刑事処分が相当」として東京地検に逆送致した[新聞 13]。
5月25日、東京地検はAら4人の少年を殺人、わいせつ目的略取・誘拐、逮捕・監禁 、強姦などの罪で東京地方裁判所に起訴した[新聞 14]。
- 10 :名無しさん :2018/08/22(水) 11:06:23 ID:IgHbpu7U0
- 第一審・東京地裁-1
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B3%E5%AD%90%E9%AB%98%E7%94%9F%E3%82% B3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E8%A9%B0%E3%82%81%E6%AE%B A%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6
1989年7月31日、東京地方裁判所刑事第4部(松本光雄裁判長)にて初公判が開かれ た[新聞 15]。罪状認否で加害少年らの認否を代弁した弁護人らは、Aが未必の故意 による殺人を認め、他の3人は殺意を否認し、傷害致死に留まると主張した[新聞 1 5]。検察側は冒頭陳述で、加害少年らは監禁から約1か月後の12月下旬頃から、少 女の扱いに困り「コンクリート詰めにして海に捨てよう」などと話し合っていたと 指摘した[新聞 15]。うち1人は「ドラム缶の中に、少女の好きなビデオや花束ぐら い入れてやるか」と提案したのに対して、別の2人は「そんなことをしたら、ドラ ム缶が見つかった際に誰かを決める手掛かりになる」と反論したと主張した[新聞 15]。殺害に至るリンチの動機について「Aが1月3日深夜から4日朝までにJR綾瀬駅 付近の麻雀屋で、賭け麻雀で10万円くらい負け、その鬱憤晴らしとして、少女に八 つ当たりしようと言い出したのをきっかけに行われたものだった」などと述べた[ 新聞 15]。4人は、本事件以外にも別の女性2人への婦女暴行、後輩へのリンチ、被 害総額約220万円に上る店舗荒らし・ひったくりなどでも起訴されていた[新聞 15] 。閉廷と同時に、被告人のうち1人が気を失って倒れた[新聞 15]。
第2回公判は9月4日に開かれ、加害少年らが非行に走った背景として、弁護側は「 複雑な家庭環境や学校でのいじめ・体罰などがあった」と指摘した上で「被告人ら は、集団的なヒステリー状態とでもいうべき異常な心理状態の中で犯行をエスカレ ートさせた」と主張し、うち年少の2人については保護処分や家庭裁判所への送致 を求めた[新聞 16]。
1990年(平成2年)4月23日に第23回公判が開かれ、被告人4人に対する証拠調べが 終わった[新聞 17]。この日は「被告人らが逮捕された当時、『自分が犯人に何を するかわからない』『この手で殺してやりたい』といった心境だったが、それは (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 11 :名無しさん :2018/08/22(水) 11:08:50 ID:IgHbpu7U0
- 第一審・東京地裁-2
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B3%E5%AD%90%E9%AB%98%E7%94%9F%E3%82% B3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E8%A9%B0%E3%82%81%E6%AE%B A%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6
第一審・東京地裁-2
Aに対しては「一連の犯行の首謀者」として無期懲役を求刑した[新聞 18]。 Aは福島章(上智大学教授)による精神鑑定の結果「軽微な脳障害」が指摘された が、この点について検察側は「素行不良化の位置遠因にすぎず、本件犯行との直 接の因果関係は認められない」とした[新聞 18]。 Bに対しては「Aの片腕的存在」として懲役13年を求刑した[新聞 18]。 C・D両名に対しては「被害者に対する加害行為には積極的だったが、CはA・Bの指 揮下にあり、DもAらに追従していた」として、それぞれ懲役5年以上10年以下の不 定期刑を求刑した[新聞 18]。 この後、6月25日・翌26日の2日間に弁護側の最終弁論が行われ、第一審は結審した [新聞 17][新聞 18]。
1990年7月20日に東京地裁刑事第4部(松本光雄裁判長)で判決公判が開かれ、東京 地裁は「被害者をなぶり殺しにした非人道的な犯行で刑事責任は重いが、少年によ る集団犯罪の特殊性などを考慮すると、精神的に未熟な少年らが事態を打開できな いまま、不幸な結末に陥った側面もある。拘置中、被告人らはそれぞれ人間性に目 覚めた成長が著しいなどの情状も考慮すべきである」として、以下のように判決を 言い渡した[新聞 19]。情状としては、Aの両親が被害者遺族に慰謝料5000万円を支 払ったこと、B・C・Dの3人は恵まれない家庭環境にあり、学校でいじめにあったこ となどを考慮し、「家裁や少年鑑別所・弁護人・両親や鑑定人の接触によって人間 性に目覚め、罪の重大性を認識し、その責任の自覚を深めている」ことなどから、 検察側の求刑に対しいずれも酌量減軽をした[新聞 19]。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 12 :名無しさん :2018/08/22(水) 11:14:05 ID:IgHbpu7U0
- 控訴審・東京高裁
https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%A5%B3%E5%AD%90%E9%AB%98%E7 %94%9F%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E8%A9%B0%E3% 82%81%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6&action=edit§ion=9
1991年(平成3年)3月12日、東京高等裁判所で控訴審初公判が開かれ、同日は検 察側・弁護側の双方が控訴趣意書を陳述した[新聞 20]。検察側は「犯行の悪質さ とAらの非行性の根深さを考えると。第一審判決は寛大に過ぎる」と指摘し、検察 庁・裁判所に判決を批判する投書・電話が多数寄せられたことなどを引きながら 、「犯した罪の責任に応じ、社会一般の感情を納得させる量刑が求められる」と した[新聞 20]。一方で弁護側は[新聞 20]、B・C両名について「少年法の理念を 踏まえて、少年の社会復帰を手助けするという観点から処分を考えるべきだ」な どと述べた[新聞 20][新聞 21]。
同年7月12日に判決公判が開かれ、東京高裁(柳瀬隆次裁判長)は、少年A・C・D の3名に関して、検察側の「被告人らの反省や、その後の人間的成長などの情状を 酌んでも、原判決の量刑は軽すぎる」とする主張を認めて、第一審判決を「著し く軽すぎて不当」と破棄、それぞれ以下の判決を言い渡した。
主犯格の少年Aに対しては「主犯格で罪責は極めて重大」として懲役20年の判決を 言い渡した[新聞 21]。 少年Cに対しては「被害者を自宅に監禁し、手加減なく強度の暴行を加えた」とし て懲役5年以上9年以下の不定期刑の判決を言い渡した[新聞 21]。 少年Dに対しては「終始犯行に加わり、すさまじい暴行に及んだ」として懲役5年 以上7年以下の不定期刑の判決を言い渡した[新聞 21]。 一方で少年Bに関しては懲役5年以上10年以下の不定期刑とした第一審判決を支持 、双方の控訴を棄却した[新聞 21]。 東京高裁は、少年に対する刑事処罰の在り方について「少年法が少年の健全な育 成を図ることを目的とし、種々の配慮をしていることなどを慎重に考慮しなけれ (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 13 :名無しさん :2018/08/22(水) 11:16:17 ID:IgHbpu7U0
- 上告審・最高裁第三小法廷
1992年(平成4年)7月18日までに、最高裁判所第三小法廷(可部恒雄裁判長)はD の上告を棄却する決定をした。
- 14 :名無しさん :2018/08/22(水) 11:20:16 ID:IgHbpu7U0
- 少年たちのその後
https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%A5%B3%E5%AD%90%E9%AB%98%E7 %94%9F%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E8%A9%B0%E3% 82%81%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6&action=edit§ion=10
少年Dは少年院を退院後、自宅に引きこもるようになった。[要出典]
少年Bは1999年に仮出所後、保護観察関係者の女性と養子縁組を結び姓を変えてい たが、2004年(平成16年)5月19日に再び同じ足立区や三郷市で男性に言いがかり をつけ監禁し負傷させた事件(三郷市逮捕監禁致傷事件)を起こし、しかも当事 件を脅し文句に使うなど更生した様子を見せず、6月4日に逮捕され、懲役4年が確 定した。当時服役中だった少年Aは模範囚だったことから仮釈放の予定だったが、 この事件の影響で取消になった。主犯格少年A以外の少年たちは、出所あるいは退 院後、それぞれマスコミのインタビューを受けている。
2013年(平成25年)1月に、元少年Aが振り込め詐欺で逮捕された。Aは池袋の銀行 で金をおろす「受け子(出し子)」をしていたが、完全黙秘を貫いたため、詐欺 グループの解明が出来ないまま1月31日に不起訴処分となり釈放された。その後の Aの足取りは不明である。
2018年8月19日、犯行グループのメンバーだった男が殺人未遂容疑で緊急逮捕され たことが報じられた。埼玉県川口市の路上で、32歳の男性の肩を警棒で殴った上、 首をナイフで刺した疑いが持たれている。逮捕された男は、両親が共産党員であ り、19年前の事件の監禁場所として自宅を提供した人物とされる。
- 15 :名無しさん :2018/08/22(水) 11:32:54 ID:IgHbpu7U0
- 綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人の“元少年”が、今度は殺人未遂で逮捕されていた!-1
https://www.dailyshincho.jp/article/2018/08211145/?all=1
社会2018年8月21日掲載
40日間に亘り監禁した上、なぶり殺し、遺体をドラム缶に入れてコンクリートで固 め、埋め立て地に遺棄――鬼畜としか思えぬ犯行だった(※画像はイメージ)(他 の写真を見る) 8月19日、埼玉県川口市の路上で、32歳の男性の肩を警棒で殴った上、首をナイ フで刺したとして45歳の男が殺人未遂の疑いで緊急逮捕された。逮捕された男は 川口市の無職、湊伸治――。
「18時5分に被害者の男性から『警棒で殴られ、刃物で首を切りつけられた』との 110番通報があり臨場しました。男性は首の後ろから流血がありましたが、幸いな ことに命に別状はありませんでした。湊はその場におりませんでしたが、駐車ト ラブルの原因となった車輌は残っていた。ナンバーから自宅を割り出し自宅に行 くと、犯行を認めたため、19時50分に緊急逮捕しました。湊は『刺したことは間 違いないが、殺すつもりはなかった』と言っています」(捜査関係者)
警棒は3段の伸縮式で全長41センチ。実際に警察が使用しているものとは少し異 なり、いわゆる護身用として販売されているものだという。刃物のほうは折りた たみ式で、刃渡りは8センチ、広げたときの全長は19センチになるという。
殺人未遂罪の法定刑は、死刑または無期懲役、もしくは5年以上の懲役である。 しかし、死刑や無期懲役になることはめったになく、多くは懲役3年前後からおよ そ7年程度とされる。
ちなみに正当な理由なく、刃渡り6センチを超える刃物を携帯すれば、銃刀法違 反で2年以下の懲役、または30万円以下の罰金となる。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 16 :名無しさん :2018/08/22(水) 11:39:57 ID:IgHbpu7U0
- 綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人の“元少年”が、今度は殺人未遂で逮捕されていた!-2
https://www.dailyshincho.jp/article/2018/08211145/?all=1
駐車トラブルじゃない その言葉が実現してしまったということか――。では、現在の湊はどんな男に なっていたのか。自宅周辺の住民からの評判はすこぶる悪い。
「あのアパートに越してきたのは2カ月ほど前ですよ。少し前に大家が変わって ね、以前は6万5千円くらいの家賃で半分くらいしか入居していなかったんだけど 、家賃を3万9千円なんかにしたものだから変な連中が入るようになったんだ。あ の人は、最初はテキ屋かと思ったけどね。屋台に被せる“たこ焼き”とか“大判 焼き”みたいな幕があるでしょ。あれが3~4枚ほど干されたりしていたからね。 だけど、働かずに家にこもりっきり。たまに出てくると、大声上げて階段を降り てきたりしてた。周囲を警戒しているようにも見えたね。いつか何か起こすんじ ゃないかと思っていたけど……また帰ってくるのかねえ」(近隣住民)
「身長は160センチちょっとかな。小柄だけどガッシリしてる。坊主頭で、いつ も短パンにダブダブでボーダーのTシャツだったね。突然話しかけてくることが あるんだけど、なぜかトランプ政権の話だったり、やけに社会派なことを言いた がるんだよ。だけど、働きもせずに何をやっているか分からないような奴に、そ んな話を振られてもね……相手にしないようにしていた。だって、人が車の外か らドアを半開きにして中のものを探しているときに、いきなりドアをバーンと閉 めようとするんだ。ドアに挟まっちゃうじゃない。そんなところも見たしね。そ うそう、それが下の階に住んでいる人で、事件のあった朝、ちょっと揉めていた みたいだよ」(別の近隣住民)
実際、階下の住民に聞いてみると、
「ああ、そうなんですよ。夜中の3時でもお構いなく、2階の床をドンドンドンド ン踏み鳴らしたり、大声上げたりするんで、うるさくてしょうがない。天井に付 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
全部読む
最新50
1-100
メール受信
掲示板トップ
リロード
|