今月21日、科学メディア「Live Science」が伝えたところによると、ラムセス3世のミイラを最新鋭のCT装置にかけたのは、エジプト考古学者のザヒ・ハワス氏とカイロ大学の放射線医師サハル・サリーム氏だ。彼らは、今回の調査結果を書籍『Scanning the Pharaohs: CT Imaging of the New Kingdom Royal Mummies(ファラオをスキャニングする:エジプト新王国のミイラのCTイメージング)』としてまとめているが、なんとラムセス3世は、これまで判明していた喉元以外にも、足の親指を切り落とされていたのだという。
英国の考古学者、ニコラス・リーブス(Nicholas Reeves)氏の仮説によると、ツタンカーメン王の墓は実際にはネフェルティテイ王妃の墓で、ツタンカーメン王が若くして突然死したため、エジプト南部ルクソール(Luxor)近郊の「王家の谷(Valley of the Kings)」にあったネフェルティティの墓の隣室に急いで埋葬したのだという。
FREE ENTRY INTO EGYPTIAN MUSEUMS FOR INTERNATIONAL MUSEUM DAY
17/05/2016 18:25
May 18th is International Museum Day, and once again Egypt has decided to graciously grant free entry to all visitors to celebrate the occasion.
Whether you know it or not, May 18th marks International Museum Day, and to celebrate Egypt will be granting free entry for all locals and visitors.
According to a statement made by head of the Antiquities Ministry's museums sector, Elham Salah, museums across om el donia will be opening their doors and offering free entry to all visitors. Giving a free pass to museums is not new, as Egypt traditionally offers free entry on internationally recognised cultural and heritage days.
The hope is that offering free entry will encourage more Egyptians to take the time to appreciate their impressive and historic culture.
【AFP=時事】エジプトのギザの大ピラミッド(Great Pyramid of Giza)」に、これまで知られていなかった2つの「空洞」が存在する可能性があることが、ラジオグラフィ(X線撮影)を用いたスキャン調査で判明した。ピラミッドの謎解明を目指すプロジェクト「スキャンピラミッド(Scan Pyramids)」の科学者らが15日、明らかにした。
Ministry of Antiquities(エジプト考古省) Facebookより
「そのオシリスの墓に寄り添うように建つのがエジプトで最も美しい古代建築のひとつ、セティ1世の葬祭殿。今回の“古代都市”遺構は、そこからわずか400メートルしか離れておらず、アビドスがなぜ古代の聖地となったかを、解き明かす鍵になるかもしれないと注目を集めているのです」(同)
文明博物館開館
カイロに文明博物館が開館しました!!!
正式名称は、National Museum of Egyptian Civilization (NMEC)といいます。場所は、オールドカイロと言われる地区にあり、エジプト人の建築家による、大変印象的な建物に先史時代のものから、古代エジプト、そしてイスラム時代にいたるまでのものが展示されています。全館オープン時には、5万点のものが展示されるとか。2月末までは入場無料なので、もしお時間がある方は今がチャンス。3月からは入場料はLE60です。