【3月16日 AFP】これまでギリシャ系白人と考えられてきた古代エジプトの女王クレオパトラ(Cleopatra)はアフリカ系の混血だった可能性が高いことを、英国放送協会(BBC)で23日に放映予定のドキュメンタリー番組「Cleopatra: Portrait of a Killer(クレオパトラ:殺人者の肖像)」の制作に関わった考古学者が15日、明らかにした。
【6月2日 AFP】エジプトの研究者らは、ツタンカーメン(Tutankhamun)の父親が誰なのかという長年の謎を、DNA鑑定により解き明かすことになった。エジプト考古最高評議会(Egyptian Supreme Council of Antiquities、SCA)のザヒ・ハワス(Zahi Hawass)事務局長が1日明らかにした。
http://www.afpbb.com/article/politics/2608841/4229930
中東歴訪中のバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領はエジプトでイスラム世界に向けて演説した4日、世界的な観光名所であるギザ(Giza)を訪れ、エジプト考古最高評議会(Egyptian Supreme Council of Antiquities、SCA)のザヒ・ハワス(Zahi Hawass)事務局長の案内でピラミッドを見学した。写真はスフィンクス(Sphinx)の前を歩くオバマ大統領(2009年6月4日撮影)。(c)AFP/MANDEL NGAN
米人気歌手、故マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)さんに似ているとされる、米シカゴ(Chicago)のフィールド博物館(Field Museum)に展示されている3000年前の古代エジプト人の胸像(撮影日不明)。(c)AFP/The Field Museum
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【11月11日 AFP】エジプト考古最高評議会(Egyptian Supreme Council of Antiquities、SCA)は10日、同国南部ルクソール(Luxor)の「王家の谷(Valley of the Kings)」にあるツタンカーメン(Tutankhamen)王墓の修復作業を開始すると発表した。
研究を行ったのは仏ルーブル美術館(Louvre)とフランス国立科学研究センター(National Centre for Scientific Research、CNRS)の合同研究チーム。チームを率いるフィリップ・ウォルター(Philippe Walter%%)氏によると、古代エジプト人は鉛や鉛塩を調合したものをアイシャドーとして用いていた。調合に1か月かかる場合もあったという。
エジプト考古最高評議会(Egyptian Supreme Council of Antiquities)が公開したギザ(Giza)のピラミッド付近で発見された労働者の墓(撮影日不明、2010年1月10日公開)。(c)AFP/SUPREME COUNCIL OF ANTIQUITIES
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【1月20日 AFP】エジプト考古最高評議会(Egyptian Supreme Council of Antiquities)は19日、地中海沿岸都市アレクサンドリア(Alexandria)で、プトレマイオス3世(King Ptolemy III、在位紀元前246〜同222年)の妻ベレニケ2世(Queen Berenike)の神殿の一部を発掘し、古代エジプトの猫の女神バステト(Bastet)の像が多数出土したと発表した。
英ロンドンで開かれたエジプト展「Tutankhamun and the Golden Age of the Pharoahs(ツタンカーメンとファラオの黄金時代)」に出展されたツタンカーメン王の棺(ひつぎ、2007年11月13日撮影)(c)AFP/CARL DE SOUZA
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エジプト考古最高評議会(Egyptian Supreme Council of Antiquities)のザヒ・ハワス(Zahi Hawass)事務局長は31日、ツタンカーメン王のミイラから採取したDNAの鑑定結果を、17日にカイロ(Cairo)のエジプト考古学博物館(Egyptian Museum)で発表することを明らかにした。
ツタンカーメン王は紀元前14世紀、9歳の若さで古代エジプト第18王朝のファラオの座に就いたが19歳で死去した。死因はわかっていない。ミイラは1922年に王家の谷(Valley of the Kings)を発掘していた英国の考古学者らによって発見され、世紀の大発見として話題となった。(c)AFP/Mohamed Dahir
エジプトに返還された、エジプト第21王朝時代(紀元前1081〜931年)のひつぎ(2010年3月11日提供)。(c)AFP/EGYPTIAN ANTIQUITIES DEPARTMENT
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【3月17日 AFP】1884年にエジプトから密輸出されたエジプト第21王朝時代(紀元前1081〜931年)のひつぎが13日、
125年ぶりに帰還した。エジプト考古最高評議会(Egyptian Supreme Council of Antiquities)によると、装飾的な図柄が描かれた木製のひつぎは、スペインの業者が販売目的で米国に運び込もうとしたところ、所有者を示す書類がなかったことから押収された。ひつぎには「Emus」という男性の遺体が入っているという。エジプト考古学博物館(Egyptian Museum)で4月7日から一般公開される。(c)AFP
エジプト考古最高評議会(Egyptian Supreme Council of Antiquities)が公開した、同国ルクソール(Luxor)のカルナック神殿(Karnak Temple)近くで発掘された石扉(2010年3月29日撮影)。(c)AFP/SUPREME COUNCIL OF ANTIQUITIES
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エジプト考古最高評議会(Egyptian Supreme Council of Antiquities)のザヒ・ハワス(Zahi Hawass)事務局長によると、この石扉は高さ1.75メートル、厚さ50センチで、宗教的な文言のほか、市長や主席大臣、君主などウセルが使っていたさまざまな肩書きが彫り込まれているという。古代エジプト人は、石扉を死後の世界の入口だと信じていた。
エジプト考古最高評議会(Egyptian Supreme Council of Antiquities)が公開した、エジプト・カイロ(Cairo)の南西約300キロにあるバハレイヤオアシス(Bahariya Oasis)で発掘されたローマ時代のミイラが入ったサルコファガス(石棺、2010年4月12日提供)。(c)AFP/SUPREME COUNCIL OF ANTIQUITIES
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【4月13日 AFP】エジプト考古最高評議会(Egyptian Supreme Council of Antiquities)は12日、カイロ(Cairo)の南西約300キロにあるバハレイヤオアシス(Bahariya Oasis)の古代の墓地跡で、凝った装飾の施された石こうのサルコファガス(石棺)に入れられた、約2300年前のローマ時代のミイラを発掘したと発表した。
エジプト・カイロ(Cairo)で、国外に持ち出された文化財の返還に合意したスイスとの調印式典に出席するエジプト考古最高評議会(Egyptian Supreme Council of Antiquities)のザヒ・ハワス(Zahi Hawass)事務局長(左から2人目、2010年4月14日撮影)。(c)AFP/SCA
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【4月15日 AFP】100年以上前に盗まれた古代エジプトのアクエンアテン(Akhenaton)王の足指が14日、エジプトに返還された。エジプト考古最高評議会(Egyptian Supreme Council of Antiquities)が明らかにした。
アクエンアテン王は、ツタンカーメン(Tutankhamun)王の父にあたる。足指はルクソール(Luxor)の王家の谷(Valley of the Kings)で発見されたミイラの一部で、1907年に骨の調査中に盗まれ、行方が分からなくなっていた。
外交筋によると、足指はチューリヒ大学(University of Zurich)の科学者でミイラ研究の専門家フランク・リューリ(Frank Ruehli)氏が、「欧州のある国」と「個人的に接触」して入手した。この件にスイス政府は関与していないという。
古代エジプト、ヒクソス王朝(紀元前1870〜1569年)の王と王女の名が刻まれた、同時代のものとみられる高さ70センチ幅60センチの彫刻(2005年7月27日提供、資料写真)。(c)AFP/SPREME COUNCIL OF ANTIQUITIES
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【6月21日 AFP】エジプトの首都カイロ(Cairo)北東部のナイル川下流域の町テルエルダバア(Tal al-Dabaa)付近で、オーストリアの考古学チームが3600年前の古代エジプト・ヒクソス王朝の首都アバリス(Avaris)とみられる地下都市を確認した。エジプト考古最高評議会(Egypt's Supreme Council of Antiquities)のザヒ・ハワス(Zahi Hawass)事務局長が20日発表した。
ニューヨーク(New York)のディスカバリー・タイムズスクエア・エクスポジション・センター(Discovery Times Square Exposition Center)での「ツタンカーメンとファラオたちの黄金時代展」に展示される、ツタンカーメン王のミイラのレプリカ(2010年4月21日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Jemal Countess
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【6月24日 AFP】古代エジプト王朝のツタンカーメン(Tutankhamun)王は、マラリアではなく、遺伝性の血液疾患「鎌状赤血球症(SCD)」で死亡した可能性があるとの研究が23日、米医学誌「米国医師会雑誌(Journal of the American Medical Association、JAMA)」オンライン版に発表された。