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▲▲▲エジプト ギザ ピラミッド関連情報スレ▲▲▲

758在カイロ スルタンホテル 塾長まる。:2015/10/20(火) 19:50:15 ID:x4jH0XQ.
エジプト遺産「次世代へ」 意気込む新博物館 - SankeiBiz(サンケイビズ) ht
tp://www.sankeibiz.jp/express/news/151020/exh1510200730003-n1.htm @SankeiBiz_jpさんから

 「古代文明をありのまま保存し、次世代に伝えるのが私たちの役目だ」。エジプトの首都、カイロ近郊のギザにある大エジプト博物館保存修復センターで、専門家はこう強調した。中東を代表する拠点施設で働く人々は、各地で遺跡破壊を繰り返す過激派組織「イスラム国」を非難し、文化遺産の保存に強い決意を示した。

 1ミリ以下の細工も修復

 「まずは、注意深く素材を観察するんだ。実証実験を繰り返し、適切な保存法を選ぶ。ファラオ(王)のつえには1ミリ以下の細工もある。これに傷をつけずに修復する。骨の折れる作業だよ」

 三大ピラミッドのすぐそばにある保存修復センターの木材研究室で室長を務めるメドハト・アブドラさん(44)は、古代エジプト第18王朝の「黄金のマスク」で有名なツタンカーメン王の副葬品を扱う。つえ、装飾品が入っていた箱、ベッドなど木製出土品の修復が担当だ。

 エジプトの古代遺跡は世界的な観光資源だが、大量の出土品の保存・修復は長年の課題となっている。1922年に発見されたツタンカーメン王のきらびやかな大小約5000点の副葬品でさえ、一般公開されているのは約1500点にとどまる。

 修復作業中の縦180センチ、横80センチの黄金のベッドも、長年収蔵庫に眠っていた。アブドラさんらは、発見当時は修復に適切とされた「ろう」を丁寧にはがし、別の保護材に塗り替えている。

 遺跡破壊は神に反する

 エジプト政府は手狭になった現在のカイロ中心部のエジプト考古学博物館に代わる施設として、日本の支援を受けて大エジプト博物館を建設中だ。博物館本体に先立って開設された保存修復センターは、新博物館に展示するため、考古学博物館の収蔵品の修復を急ぐ。

 大エジプト博物館のタレク・タウフィーク館長(保存修復センター長兼務)は「センターを中東、地中海地域を代表する専門知識の集積地にしたい。新博物館は人類の遺産を守るための建物になるはずだ」と意気込む。

 一方、イラクやシリアでは「イスラム国」の遺跡破壊が止まらない。イスラム国は、古代の神々や王の像などは、イスラム教が禁じる偶像崇拝や多神教につながると主張し、破壊を正当化するが、アブドラさんはイスラム国こそ、神の言葉に反すると語気を強めた。

「昔の人々がどのように生き、死んだか、過去の文明を学ぶことは、私たちに恩恵をもたらすはずだ」。そして、神の言葉が伝えられる聖典コーランの一節を紹介してくれた。「地上を旅して観察せよ。彼(神)がいかに、最初の創造をなされたかを」(共同/SANKEI EXPRESS)

 ■大エジプト博物館 カイロ近郊、ギザの三大ピラミッド近くに建設中の博物館。2012年に着工した。当初想定の総工費は約630億円で、このうち、日本が円借款で約348億円を供与。完成時期は15年夏とされたが、政変や技術的な問題から工期が遅れ、現在は18年5月の部分開館を目指している。隣接する「保存修復センター」は、博物館の建設に先立って10年に完成した。国際協力機構(JICA)がセンターへの技術支援を続けている。(共同/SANKEI EXPRESS)


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