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▲▲▲エジプト ギザ ピラミッド関連情報スレ▲▲▲

572在カイロ スルタンホテル 塾長まる。:2014/06/02(月) 17:52:57 ID:8rNKJibc
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ttp://news.ameba.jp/20140602-389/

エジプト先王朝時代の墓地を発掘

2014年06月02日 16時52分

エジプトの重要な集住地で先ごろ発見された1基の墓から、一帯の墓では最多となる貴重な遺物が出土した。焼かれ、ばらばらにされた若い男性の骨もその一つだ。この墓はファラオたちの祖先について、新たな示唆を与えてくれる。

 複合墓地の一部は古代エジプト国家の形成よりも古く、今回の発見は考古学者らがこれまでに見てきた「先王朝時代の」埋葬の中でも最もぜいたくなものの一つだ。

 ヒエラコンポリスの名で知られる場所にある墓からは、櫛、槍の穂先、矢尻、そしてカバの歯でできた小立像など54点の副葬品が出土した。墓の周囲にはさらに数十の墓穴が配置され、殉死と思われる人骨と珍しい動物が葬られていた。

 ヒエラコンポリスはカイロの南約500キロのところにあるナイル川沿いの地で、先王朝時代のエジプトでは最も重要な集住地だった。紀元前3500年ごろから5世紀にわたり、古代エジプト国家の形成に先んじて栄えていた。

 ヒエラコンポリスの富裕層は、精巧な木造建造物を墓の上に建てた。その一部が、乾燥した気候のおかげで6000年以上も保存されている。彼らの墓は使用人、野生動物、そのほか死後の旅に必要な装身具に囲まれ、後に続く力強い文明の兆しを見せていた。

◆殉死と死後の冒涜

 ヒエラコンポリスでは72号墓として知られる場所に埋葬されていたのは、死亡時17〜20歳の男性だった。生前の身分の高さは、その死後に多くの犠牲を伴って行われたに違いない葬儀に表れている。この墓には、少なくとも20人が一緒に葬られていたのだ。

 墓の主は骨をばらばらにされ、墓の木の柱は火災による損傷の跡があった。調査団を指揮する大英博物館の考古学者レネー・フリードマン(Renee Friedman)氏は、この墓は被葬者の死後間もなく侵入され、亡骸と墓を覆う木の建造物が故意に放火されたと考えている。

 多くの副葬品が墓の内部に残っていることから、墓荒らしの目的は盗掘ではなく、死者に対する何らかの復讐行為だったと推測される。フリードマン氏は、「墓の主が引きずり出されている一方、他の品々は手つかずで残っている」と指摘する。

 墓が壊されたのは、72号墓の男性が亡くなって間もなくエジプト世界を揺るがせた政治的・社会的変動と関連があるかもしれないというのがフリードマン氏の見方だ。「これ以降、富裕層の埋葬はなくなり、中流階級が豊かになったようだ。それまでの状態が大きく変わる、ある種の革命があったに違いない」。


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