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▲▲▲エジプト ギザ ピラミッド関連情報スレ▲▲▲

467日本潜入中 塾長まる。:2013/10/29(火) 06:08:40 ID:NK0dxv7k
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20131028001

古代エジプトのエリート医師の墓を発見

カイロの南27キロにあるアブシールの遺跡で、チェコの考古学チームが石灰岩でできた大きな墓を発見した。墓の主は、紀元前2400年ごろに王家の筆頭侍医を務めていた人物だ。


 医師の名前は、シェプスセスカフ・アンク(Shepseskaf-Ankh)という。“シェプスセスカフは生きている”という意味で、エジプト古王国時代に属するエジプト第4王朝最後のファラオにちなんだ名前だ。

“上下エジプトの医師長”だったシェプスセスカフ・アンクは、第5王朝の王家に仕えた。この医師と特に関連が深いのは、在位10年以上に及んだファラオ、二ウセルラーだ。

 チェコ・エジプト学研究所の考古学チームを率いるミロスラフ・バルタ(Miroslav Barta)氏は、墓という建造物が保存されていたことだけでなく、墓に残る歴史的資料の発見をとりわけ喜んでいる。「この小宇宙から、当時の社会の一般的傾向が見て取れる」とバルタ氏は述べる。

 ネウセルラーは、「自分の娘を高官たちと結婚させ、彼らの野心を抑える政策をとった」とバルタ氏は述べる。「まさにそこから王朝の崩壊が始まった。権力をもつ一族たちの出費が増大し、それぞれの独立性が高まったことが原因だ」。

 またそのころ、第4王朝が大ピラミッドを築いたギーザ台地の王家の埋葬地がいっぱいになったため、ギーザの南に、第4王朝のものより小さく、造りの粗いピラミッドが建造されるようになっていた。

 その区域で医師の墓が見つかるのは、今回のシェプスセスカフ・アンクで3つ目だ。そこでは他の役人や高僧たちも、彼らが生前仕えた王のそばに葬られている。

 シェプスセスカフ・アンクは、エジプトの上流階級の出身だった。墓の一角、偽扉と呼ばれる意匠の周りには、“太陽神殿のラーの神官”、“クヌム神の神官”、“魔法の神官”など、この人物が高位であることを示す称号が記されている。

 また、墓の区画が縦横およそ14×21メートル、高さ4メートルと大きいことも、この人物の重要性を示している。この墓所には中庭と8つの埋葬室があり、シェプスセスカフ・アンクとその親族を埋葬できるようになっている。王家の医師だけに、この世のみならず死後の世界でも一族の繁栄を確保できたようだ。

 アブシールは、ナイル川の西の砂漠地帯に、ギーザからサッカラまで広がる王家の大埋葬地の一部だ。2011年の革命によって略奪が増えているが、今回の発見は、近年の動乱の影響を受けない場所がまだ残っていることを示している。チェコのチームは今後、この墓の下にある構造を発掘し、さらなる秘密を解き明かす計画だ。

Photograph by Martin Frouz, Archive of the Czech Institute of Egyptology


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