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▲▲▲エジプト ギザ ピラミッド関連情報スレ▲▲▲

403在カイロ スルタンホテル 塾長まる。:2013/05/17(金) 10:08:43 ID:3mybW2ZM
http://www.yomiuri.co.jp/otona/trip/earth/20130510-OYT8T00996.htm?cx_text=07&from=yoltop

再生信仰が廃れ 忘れられた「神」

セティ1世の神殿内にある壁画。トビの姿の女神イシスが、夫オシリスの復活・再生に臨んでいる
 彼女の信仰の中核にあったのが、「再生」「来世」といった概念だ。セティ神殿にまつられた7神のうち主神にあたる古代エジプトの神オシリスは、弟に殺害され、切り刻まれた体はエジプト中にばらまかれる。嘆き悲しんだ妹にして妻の女神イシスは、魔法で遺体を接合し、天空の神となるホルスをはらむ。エジプトでは中王国時代(紀元前2000年前後)以降、王だけでなく庶民も死後は神となって復活すると信じる「宗教の民主化」が広がり、多くの人々が聖地アビドスを巡礼に訪れた。

 だが、再生信仰は紀元後になって廃れる。在エジプトの考古学者、矢羽多万奈美さんは「キリスト教の一派コプト教がエジプトに入ってきてオシリス信仰者が減り、アビドス巡礼も途絶えた」と言う。イスラム化された今日のエジプトでは、学校でアビドスについて教えることすらなくなった。

 エジプトは今、2年前の民主化政変後の混乱にあえぎ、国家再生の道筋を描けずにいる。「再生の神」を忘れたアビドスの現状は、エジプトの苦難を象徴するかに見えた。(文と写真 貞広貴志)

オンム・セティ
 本名ドロシー・イーディー。ロンドン郊外にいた3歳の時、階段から落ちて以降、自分を古代エジプトの巫女の生まれ変わりと信じるようになる。夢枕に王セティ1世が立ち、様々な会話も交わした、という。33年、エジプトに渡りカイロ近郊で生活、エジプト考古学省初の女性職員となった。52年、アビドスに移り、死去まで30年間近くを信仰と研究に充てた。(「転生者オンム・セティと古代エジプトの謎」=学習研究社刊より)
(2013年5月17日 読売新聞)


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