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▲▲▲エジプト ギザ ピラミッド関連情報スレ▲▲▲

294在カイロ スルタンホテル 塾長まる。:2012/06/07(木) 07:21:52 ID:nFAH8ZmU
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20120605/1041345/?ST=life&P=2

ブーム再燃!? 「ツタンカーメン展」が大阪でブレイク中
2012年06月07日
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47年ぶりの来日、高度経済成長世代の郷愁も?

 ツタンカーメン王の黄金のマスクが来日したのは1965年。日本は高度経済成長期まっただ中で、3000年以上の時を越えて輝き続ける秘宝は日本中を席巻した。そして、当時現役で働いていた世代は高齢者に、子供だった世代は40代以上の中高年となっている。

「47年前にツタンカーメンを観た人たちが当時の興奮を覚えていて、再び訪れている。郷愁に駆られて来る人も多い。『ツタンカーメン』という名前自体に集客力があるが、それ以上にかつて観たことのある世代の熱情と、まだ観たことのない世代の旺盛な好奇心が再びブームを巻き起こしているのでは」。

 こう語るのは同展の学術監修者でエジプト学を研究する廣田吉三郎氏。当時10歳だった廣田氏も白黒テレビで観た黄金のマスクの記憶が鮮明に残っているという。

 今回の展覧会の実現にはエジプトの国内事情も深く絡む。

 ツタンカーメンの副葬品は3000年以上も経過しており、巡回展で移動する途中に損傷するリスクはきわめて高い。また国宝級の財宝をまとめて持ち出すとなると、万全のセキュリティ体制が求められる。今回もエジプト政府からの査察官による厳重なセキュリティ管理が行われているという。それだけにリスキーな国外での巡回展覧会には慎重で、80年代から20数年間、持ち出し禁止措置がとられていたのだ。

 それが解禁されたのが2002年。エジプトと良好な関係にあるスイス・バーゼルの古代美術博物館からの提案をエジプト考古最高会議が許可して実現した。2004年のスイスを皮切りに、ドイツ・ボン、ロサンゼルス、フロリダ、シカゴ、フィラデルフィア、ロンドン、ダラス、サンフランシスコ、ニューヨーク、オーストラリア・メルボルンの11カ所を巡回。総計1000万人以上という驚異的な動員数を記録した。

 「国情が不安定なこともあり、これだけの規模と内容の展覧会を今後開催できるかどうか。“今回がラストチャンス”という宣伝文句は、決して集客狙いで誇張しているわけではない」と廣田氏は言う。

 というのも、巡回中の2011年1月、チュニジアで起きた民主化運動「ジャスミン革命」がエジプトにも波及。若年世代を中心に大規模な反政府デモが行われ、それに便乗した盗賊が博物館の所蔵品54点を略奪する事件まで起きた。民主化運動の結果、長期政権を握ってきたムバーラク大統領が辞任。同展の総合監修であり、エジプト考古学の権威、ザヒ・ハワス博士もエジプト考古大臣の職に一度復帰したものの辞任した。6月16、17日には大統領選の決選投票が行われるなど、不安定な情勢は依然続いている。

 ただ、エジプト革命を発端にエジプト国内では外国人観光客が激減。とりわけ日本からのエジプト渡航は大幅に減少した。エジプト政府は海外からの観光客の呼び戻しと観光産業の建て直しに懸命で、同展も考古庁の観光ツーリズムキャンペーンの一環として開催にこぎつけたという。

 多くの謎を残し、世界中の考古学ファンを魅了してきたツタンカーメンと豪華絢爛の副葬品の数々、そして、観光立国エジプトが抱える国内事情、40数年ぶりの巡回展覧会の開催……。こうした諸々の要因が絡み合い、ツタンカーメンブームに拍車をかけている。


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